取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/fantom-xa_j2v.pdffantom-xa_j.book3ページ2005年1月18日...

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このたびは、ローランド Fantom-Xa をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 985 ※ 本書では、ディスプレイを使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など) と本文中のディスプレイ上の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。 202 © 2004 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 201a この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)と「使用上の ご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくた めにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができ るよう、手元に置いてください。 デモ・ソングを聴いてみよう fig.Cover.j 1. [SHIFT]を押しながら[MENU]を押します。 2. [CURSOR]で聴きたい曲を選びます。 3. [ENTER] を押すと、デモ曲が再生されます。 再生を途中で止めるときは[EXIT]を押します。 2. 選曲 3. 再生 停止 1 取扱説明書

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Page 1: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ビデオ関連商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランド・ビデオキャンバス・ホットライン

修理に関するお問い合わせは・・・

お問い合わせの窓口

商品をお求めの販売店か「サービスの窓口」に記載の営業所、またはサービス ステーションまでご相談ください。「サービスの窓口」は保証書に同封、もし くは封筒の裏面に記載されています。

'04. 10. 12 現在 ※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。

■ 東京 TEL (03) 3251-3429 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9789 ■ 松本 TEL (0263) 40-2280

その他の商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドお客様相談センター

■ 東京 TEL (03) 3251-6150 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9500 ■ 浜松 TEL (053) 414-7120

DTM商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドDTMホットライン

■ 東京 TEL (03) 3251-5791 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9785 ■ 浜松 TEL (053) 414-7005

<住所> 〒390-1242 長野県松本市大字和田4010-5 ローランド イーディー株式会社

<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター

<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター

電話受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)

このたびは、ローランドFantom-Xa をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

985※ 本書では、ディスプレイを使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)

と本文中のディスプレイ上の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。

202 © 2004 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

201aこの機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくた

めにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

デモ・ソングを聴いてみようfig.Cover.j

1. [SHIFT]を押しながら[MENU]を押します。

2. [CURSOR]で聴きたい曲を選びます。

3. [ENTER]を押すと、デモ曲が再生されます。再生を途中で止めるときは[EXIT]を押します。

2. 選曲

3. 再生 停止

1

背の厚さに合わせて、表1全体とセンター・トンボを左右へ移動

取扱説明書

03675367 ’05-2-2N

取扱説明書

987取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.

Page 2: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

背の厚さに合わせて、表1全体とセンター・トンボを左右へ移動

2

安全上のご注意

001● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説明書を

よく読んでください。

..............................................................................................................002d● この機器およびAC アダプターを分解したり(取扱説

明書に記載されている指示(P.214、P.216)を除く)、改造したりしないでください。

..............................................................................................................003● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていな

いことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................004● 次のような場所での使用や保存はしないでください。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所

..............................................................................................................005● この機器の設置には、ローランドが推奨するスタンド

KS-12 を使用してください。

..............................................................................................................006● この機器の設置にスタンド(KS-12)を使用する場合、

ぐらつくような所や傾いた所にスタンドを設置しないでください。安定した水平な所に設置してください。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平な所に設置してください。

..............................................................................................................

008c● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電

源で使用してください。

..............................................................................................................008e● 電源コードは、必ず付属のものを使用してください。

また、付属の電源コードを他の製品に使用しないでください。

..............................................................................................................009● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重い

ものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。

..............................................................................................................010● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、ス

ピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。

..............................................................................................................011● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)

や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。

..............................................................................................................

安全上のご注意

火災・感電・傷害を防止するには

以下の指示を必ず守ってください

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。

警告

注意

注意の意味について 警告と 図記号の例

● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。

警告 警告

Page 3: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

3

012b● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC アダプ

ターをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービスに修理を依頼してください。

○ AC アダプター本体、電源コード、またはプラグが破損したとき

○ 煙が出たり、異臭がしたとき○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたと

き○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき

..............................................................................................................013● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱

いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。

..............................................................................................................014● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えな

いでください。

..............................................................................................................015● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでくだ

さい。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。

..............................................................................................................016● 外国で使用する場合は、お買い上げ店またはローラン

ド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................022b● 基板(SRX シリーズ、DIMM)を取り付ける前に、機

器本体の電源を切ってAC アダプターをコンセントから外してください(P.214、P.216)。

..............................................................................................................023● CD-ROM を、一般のオーディオ CDプレーヤーで再生

しないで下さい。大音量によって耳を痛めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。

..............................................................................................................

101b● この機器とAC アダプターは、風通しのよい、正常な

通気が保たれている場所に設置して、使用してください。

..............................................................................................................101c● 本製品は当社製のスタンド KS-12 とのみ、組み合わ

せて使用できるよう設計されています。他のスタンドやカートと組み合わせて使うと、不安定な状態となって落下や転倒を引き起こし、けがをするおそれがあります。

..............................................................................................................102c● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き差しす

るときは、必ずプラグを持ってください。

..............................................................................................................103b● 定期的にAC アダプターを抜き、乾いた布でプラグ部

分のゴミやほこりを拭き取ってください。また、長時間使用しないときは、AC アダプターをコンセントから外してください。AC アダプターとコンセントの間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因になります。

..............................................................................................................104● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないよう

に配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。

..............................................................................................................106● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置か

ないでください。

..............................................................................................................107c● 濡れた手でAC アダプターのプラグを持って、機器本

体やコンセントに抜き差ししないでください。

..............................................................................................................108b● この機器を移動するときは、AC アダプターをコンセ

ントから外し、外部機器との接続を外してください。

..............................................................................................................109b● お手入れをするときには、電源を切ってACアダプター

をコンセントから外してください(P.16)。

..............................................................................................................110b● 落雷の恐れがあるときは、早めに ACアダプターをコ

ンセントから外してください。

..............................................................................................................115a● 指定の基板(SRXシリーズ、DIMM)だけを取り付け、

指定されたネジだけを外してください(P.214、P.216)。

..............................................................................................................118a● 機能接地端子/底面のカバー/ PCカード・プロテク

ターのネジを取り外した場合は、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届かないところへ保管してください。

..............................................................................................................

警告 注意

Fantom-Xa_j.book 3ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

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4

Fantom-Xa_j.book 4ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

使用上のご注意

291a2~ 3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。

電源について301● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバー

ター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。

302● AC アダプターを長時間使用するとACアダプター本体が多少発

熱しますが、故障ではありません。307● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、

必ずすべての機器の電源を切ってください。

設置について351● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機

器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。

352a● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面

に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。

352b● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や

発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。

354a● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車

内などに放置しないでください。変形、変色することがあります。

355b● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結

露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。

358● 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音しなくな

るなどの故障の原因になります。

お手入れについて401a● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布

で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。

402● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール

類は、使用しないでください。

修理について451d● お客様がこの機器やAC アダプターを分解(取扱説明書に記載

されている指示(P.214、P.216)を除く)、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。

452● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。

大切な記憶内容は、メモリー・カードに保存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。

453a● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持する

ために必要な部品)を、製造打切後 6年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。

その他の注意について551● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われ

ることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップとしてメモリー・カードに保存しておいてください。

552● 本体メモリーおよびメモリー・カードなどの失われた記憶内容

の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。553● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子など

に過度の力を加えないでください。554● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。556● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを

持ってください。558a● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、

特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。

559a● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボー

ル箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。559c● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各市町

村のゴミの分別基準に従って行ってください。561● エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:EV-

5)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

562● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用くださ

い。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次の点にご注意ください。○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との

接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場合があります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。

566a● Dビーム・コントローラーの有効範囲は、強い直射日光の下で

は極端に小さくなってしまいます。屋外でDビーム・コントローラーを使用するときはご注意ください。

566b● Dビーム・コントローラーは周辺の明るさによって感度が変化

します。期待どおりの動作をしないときは感度を調節しなおしてください。

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使用上のご注意

Fantom-Xa_j.book 5ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

カードをお使いになる前に

メモリー・カードの取り扱い704● メモリー・カードは、確実に奥まで差し込んでください。705● メモリー・カードの端子の部分に触れたり、汚したりしないで

ください。707● 本機のPC カード・スロットはコンパクトフラッシュ、スマー

トメディア(3.3V 対応品)に対応しています。マイクロドライブには対応していません。

708● コンパクトフラッシュ、スマートメディア(3.3V 対応品)は精

密な電子部品で作られていますので、取り扱いについては次の点に注意してください。○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に帯電し

ている静電気を放電しておく。○ 端子部に手や金属で触れない。○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中などに放

置しない。(保存温度:-25 度~ 85 度)○ 水に濡らさない。○ 分解や改造をしない。

CD-ROM の取り扱い801● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりしないで

ください。データの読み出しがうまくいかないことがあります。ディスクの汚れは、市販のCD 専用クリーナーでクリーニングしてください。

著作権について851● 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、公演、その他)

の一部または全部を、権利者に無断で録音し、配布、販売、貸与、公演、放送などを行うことは法律で禁じられています。

853● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用しな

いでください。あなたが本機を用いて他者の著作権を侵害しても、弊社は一切責任を負いません。

215a

※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。215b

※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電子事

業協会(AMEI)の登録商標です。220

※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

230

※ スマートメディアは(株)東芝の商標です。234

※ CompactFlash(コンパクトフラッシュ)および は米国

SanDisk 社の商標であり、CFA(CompactFlash Association)にライセンスされています。

235

※ ローランド株式会社は、CompactFlash ™ およびCF ロゴ

( )のライセンシーとして認定されています。237

5

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6

Fantom-Xa_j.book 6ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

目次

安全上のご注意.........................................................................................2

使用上のご注意.........................................................................................4

主な特長..................................................................................................11

各部の名称と働き ...................................................................................12フロント・パネル .........................................................................................................................................12リア・パネル..................................................................................................................................................14

演奏前の準備 ..........................................................................................15接続..................................................................................................................................................................15電源を入れる/切る.....................................................................................................................................16ディスプレイ表示の濃さを調節する(LCDコントラスト)...............................................................16

デモ・ソングを聴く................................................................................17

さまざまな演奏機能................................................................................18

Fantom-Xa の概要..................................................................................19Fantom-Xaの構成........................................................................................................................................19メモリーについて .........................................................................................................................................21内蔵エフェクトについて.............................................................................................................................22シーケンサーについて.................................................................................................................................23サンプラー部について.................................................................................................................................25

Fantom-Xa の基本操作...........................................................................26音源のモードを切り替える.........................................................................................................................26ファンクション・ボタンの働き ................................................................................................................26カーソルを移動する.....................................................................................................................................27値を変更する..................................................................................................................................................27名前を付ける..................................................................................................................................................28

パッチ・モードで演奏する.....................................................................29PATCH PLAY 画面について .....................................................................................................................29パッチを選ぶ..................................................................................................................................................30リストからパッチを選ぶ.............................................................................................................................30お気に入りのパッチ/リズム・セットを選ぶ(フェイバリット・パッチ)....................................31カテゴリー別にパッチを選ぶ.....................................................................................................................32鍵域をオクターブ単位で移動する(オクターブ・シフト).................................................................33鍵域を半音単位で移動する(トランスポーズ).....................................................................................33鳴らすトーンを選ぶ(トーンのオン/オフ)..........................................................................................33単音で演奏する(モノフォニック)..........................................................................................................34音程をなめらかに変化させる(ポルタメント).....................................................................................34打楽器の演奏をする.....................................................................................................................................34リアルタイム・コントローラーやDビームでコントロールするパラメーターを選ぶ(Control Setting).........................................................................................................................................34

パッチを作る ..........................................................................................35パッチ・エディットの操作.........................................................................................................................35作ったパッチの保存(Write).....................................................................................................................37パッチ・パラメーターの働き.....................................................................................................................38

Page 7: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

目次

Fantom-Xa_j.book 7ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズム・セットを作る............................................................................55リズム・セット・エディットの操作........................................................................................................55作ったリズム・セットの保存(Write)....................................................................................................57リズム・セット・パラメーターの働き....................................................................................................58

パフォーマンス・モードで演奏する ......................................................66PERFORM LAYER画面を表示させる ....................................................................................................66PERFORM MIXER画面を表示させる.....................................................................................................66PERFORMANCE LAYER/MIXER 画面各部の働き..............................................................................66パフォーマンスを選ぶ.................................................................................................................................67LAYER画面の使いかた...............................................................................................................................68音色を重ねて演奏する(レイヤー)..........................................................................................................69鍵域を分割して異なる音色を弾き分ける(スプリット).....................................................................69MIXER画面の使いかた ...............................................................................................................................70特定のパートの演奏を消す(ミュート)..................................................................................................71

パフォーマンスを作る............................................................................72各パートの設定をする.................................................................................................................................72パートに割り当てているパッチの設定の変更........................................................................................72作ったパフォーマンスの保存(Write)....................................................................................................72各パートのパラメータ-(パフォーマンス・パラメータ-)の働き..............................................73リアルタイム・コントローラーやDビームに関する設定..................................................................78MIDIに関する設定........................................................................................................................................79

リアルタイムに音色を変化させる..........................................................80Dビーム・コントローラー.........................................................................................................................80リアルタイム・コントローラー ................................................................................................................83コントロール・ペダル.................................................................................................................................85

アルペジオ演奏をする............................................................................86アルペジオ機能について.............................................................................................................................86アルペジオ機能を使って演奏する ............................................................................................................86アルペジオの設定 .........................................................................................................................................87アルペジオ・スタイルを作る(Arpeggio Style Edit).........................................................................90作ったアルペジオ・スタイルの保存(Write)........................................................................................91

コード・メモリー機能を使う .................................................................92コード・メモリー機能について ................................................................................................................92コード・メモリー機能を使って演奏する................................................................................................92オリジナルのコード・フォームを作る....................................................................................................93作ったコード・フォームの保存(Write)................................................................................................93

リズムを演奏する ...................................................................................94リズム・パターンについて.........................................................................................................................94リズム・グループについて.........................................................................................................................94リズム演奏をする .........................................................................................................................................94リズム・パターンの設定.............................................................................................................................96リズム・パターンを作る(Rhythm Pattern Edit)...............................................................................97作ったリズム・パターンの保存(Write)................................................................................................98リズム・グループを作る(Rhythm Group Edit).................................................................................99作ったリズム・グループの保存(Write)................................................................................................99

7

Page 8: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

目次

Fantom-Xa_j.book 8ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプリング ........................................................................................100サンプリングの手順.................................................................................................................................. 100外部入力の設定 .......................................................................................................................................... 101スキップ・バック・サンプリング(SKIP BACK)............................................................................ 103

サンプルを加工する..............................................................................104サンプル・リスト ......................................................................................................................................104サンプル・エディット.............................................................................................................................. 106パッドにサンプルを割り当てる(アサイン・トゥ・パッド)..........................................................112サンプルをパッチとしてパートに割り当てる(アサイン・トゥ・キーボード)........................113リズム・セットの作成(クリエイト・リズム).................................................................................. 114マルチサンプルをつくる(クリエイト・マルチサンプル).............................................................. 114サンプルを保存する(Write)..................................................................................................................116

パッドを使う ........................................................................................117ホールド機能を使って音を鳴らし続ける............................................................................................. 117パッドの設定(Pad Setting)................................................................................................................. 117パターンをパッドに割り当てて演奏する(RPS機能)..................................................................... 118パッドでリズム演奏をする...................................................................................................................... 118

ソングを再生する .................................................................................119ソングをすぐに再生する(クイック・プレイ).................................................................................. 119ソングを連続再生する(チェーン・プレイ)....................................................................................... 119色々な再生のしかた.................................................................................................................................. 120

ソングを録音する .................................................................................122新しくソングを録音する前に..................................................................................................................122演奏をそのまま録音する(リアルタイム・レコーディング)..........................................................124データを打ち込む(ステップ・レコーディング)..............................................................................128

ソングを編集する .................................................................................131編集するソングを読み込む...................................................................................................................... 131指定した範囲の演奏データを編集する(トラック・エディット)................................................. 133演奏データを1つずつ編集する(マイクロ・エディット).............................................................144ソングに名前を付ける(ソング・ネーム)........................................................................................... 149

ソングの保存/読み込み(Save/Load)...............................................150ソングの保存(Save)...............................................................................................................................150SMFファイルとして保存する(Save as SMF)............................................................................... 152ソングの読み込み(Load)...................................................................................................................... 153

指 1本でフレーズを鳴らす(RPS)......................................................154RPS機能を使う前に.................................................................................................................................154RPS機能を使って演奏する .................................................................................................................... 156

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目次

Fantom-Xa_j.book 9ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

エフェクトをかける..............................................................................157エフェクトのオン/オフ..........................................................................................................................157エフェクトの設定のしかた...................................................................................................................... 157パッチ・モードでエフェクトをかける.................................................................................................158パフォーマンス・モードでエフェクトをかける ................................................................................160マルチエフェクトの設定(MFX1 ~3)...............................................................................................162マルチエフェクト・コントロールの設定(MFX Control).............................................................. 162マルチエフェクトの組み合わせの設定(MFX Structure).............................................................. 163マルチエフェクト・パラメーター .........................................................................................................164コーラスの設定(Chorus)...................................................................................................................... 189リバーブの設定(Reverb)...................................................................................................................... 190マスタリング・エフェクト(Mastering Effect)............................................................................... 191

各モードに共通の設定(システム機能)...............................................192システム機能の設定方法..........................................................................................................................192システム設定の保存(System Write).................................................................................................. 192システム情報の表示.................................................................................................................................. 192システム・パラメーターの働き ............................................................................................................. 193

各種データに関する機能/工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット).........................203

ユーザー・データの保存(ユーザー・バックアップ)......................................................................203バックアップしたデータの復元(ユーザー・リストア)..................................................................203工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)......................................................................203メモリー・カードの初期化(カード・フォーマット)......................................................................203

ファイルに関する機能(File Utility)....................................................204基本操作.......................................................................................................................................................204ファイルをコピーする(Copy)............................................................................................................. 205ファイルを削除する(Delete)................................................................................................................205ファイルを移動する(Move)................................................................................................................. 205メモリー・カードを初期化する(Card Format)............................................................................... 205

USB を使ってコンピューターと接続する............................................206USB 機能について..................................................................................................................................... 206ストレージ・モードとMIDI モードを切り替える..............................................................................206コンピューターとファイルのやりとりをする(ストレージ・モード).........................................207コンピューターとMIDI 情報のやりとりをする(MIDIモード).....................................................209

Fantom-X エディターを使う................................................................210Fantom-X エディターをコンピューターにインストールする ........................................................210接続のしかた............................................................................................................................................... 210Fantom-X ライブラリアンを使う.......................................................................................................... 210Fantom-X エディター動作条件 ..............................................................................................................211

V-LINK について...................................................................................212V-LINK とは?............................................................................................................................................ 212接続例........................................................................................................................................................... 212V-LINK をオン/オフする .......................................................................................................................212V-LINK の設定............................................................................................................................................ 212

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Page 10: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

目次

Fantom-Xa_j.book 10ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける ...........................214ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときの注意 ...................................................214ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けかた....................................................................214取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードを確認する ....................................................... 215

メモリーを増設する..............................................................................216メモリーを増設するときの注意 ............................................................................................................. 216メモリーの増設のしかた..........................................................................................................................216メモリーが正しく認識されるか確認する............................................................................................. 217

メモリー・カードの使いかた ...............................................................218メモリー・カードの取り扱いかた .........................................................................................................218カードにデータを書き込む...................................................................................................................... 218PCカード・プロテクターの使いかた .................................................................................................. 218

故障かな?と思ったら..........................................................................219

エラー・メッセージ一覧 ......................................................................225

パフォーマンス一覧..............................................................................226

パッチ一覧............................................................................................227

リズム・セット一覧..............................................................................232

ウェーブフォーム一覧..........................................................................241

アルペジオ・スタイル/コード・フォーム一覧 ..................................244アルペジオ・スタイル一覧...................................................................................................................... 244コード・フォーム一覧.............................................................................................................................. 244

リズム・グループ一覧..........................................................................245

リズム・パターン一覧..........................................................................246

MIDI について.......................................................................................248

MIDI インプリメンテーション・チャート............................................249

主な仕様................................................................................................251

索引.......................................................................................................253

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Fantom-Xa_j.book 11ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

主な特長

Fantom-Xa は、プロ・クオリティのサウンド、演奏性、作曲環境を、すべてのかたにお使いいただける高品位ワークステーション・シンセサイザーです。最新音源、多彩なエフェクト、高機能シーケンサー、肉声やオーディオ・フレーズも録音・加工・再生できるサンプラー部などがわかりやすく統合されています。以下のさまざまな特長により、ステージでの演奏から作・編曲まで、ジャンルを問わず幅広くご活用いただけます。

最大同時発音数128 ボイスの最新サウンド・エンジン最大同時発音数は、新時代の標準である 128ボイスを実現。シーケンサーを使った多重レコーディングや複雑な音色の重ね合わせにも余裕で対応します。また音源部は最新のシンセサイザーにサンプラーを統合。サンプリングした波形や、パソコンなど外部から取り込んだ波形も、内蔵波形と同様にシンセサイズできます。

拡張性に富んだ波形メモリー厳選された高品位内蔵ウェーブによって作られた、数々の Fantom-Xa 新規パッチに加え、ウェーブ・エクスパンション・ボードも 1基搭載可能。プロの定番であるローランドSRX シリーズの豊富なライブラリーの中から、用途や音楽ジャンルに最も合う 1枚を選ぶことができます。

サンプラー部には 4MB=約 47秒(モノ時)の基本メモリを搭載し、オプション不要ですぐにサンプリングが可能。さらにDIMM(最大 512MB)の増設により、最高1時間半以上(モノ時)のサンプリングが可能になります。

スキップ・バック・サンプリングもできる本格サンプラー・セクション本格的なサンプラー機能により、専用機に匹敵するサンプリング、リサンプリング、グラフィック・ディスプレイによる波形エディットなどが可能です。

ローランド独自のスキップ・バック・サンプリング機能を使えば、「今のフレーズ良かった」という一瞬をボタン一つで「過去に遡って」録音。気に入ったプレイを逃すことはありません。

さらに、フレーズ・サンプルを現在のテンポに合わせた小節の長さに揃えるオート・シンク機能、内蔵シーケンサーでバッキングを鳴らしながら外部ヴォーカルやギターのみをサンプリングするソロ・サンプリング機能も備えています。外部ウェーブ・フォーマットはWAV/AIFF の両方に対応、PCやMacとの波形データの受け渡しも簡単です。

充実の外部インターフェース群リアパネルのUSB端子は、ファイル転送とUSB-MIDI の両方に対応、目的に応じて切り替えられます。さらにPC カード・スロットを装備し、市販のアダプタを介しSmartMedia や CompactFlash が使用可能。最大 1GB(CompactFlash 使用時)の大容量データをカードに保存できます。

高分解能 16トラック・シーケンサーを内蔵内蔵 16トラック・シーケンサーは、難しいシーケンサー・モードに入らなくても、思いついたらすぐレコーディング可能。各パートをノンストップで録音できるループ・レコーディングや、各パートをスピーディに選択/オン・オフできるパート・トラック・ボタンも装備。曲づくりのイマジネーションを途切れさせない工夫を満載しました。さらにPC カードやUSBを介して、パソコンのシーケンサーで作成したソング(SMF 形式)の取り込みもでき、ライブ・ステージでのバック・トラック再生などにも幅広く使えます。

トリガー/カテゴリー・パッドを装備テン・キー・パッドとしても使える、便利なトリガー/カテゴリー・パッドを装備。ステージでヒットやパーカッション・サウンドをタイミングよく叩き出したり、リアルタイム・フレーズ・シーケンス(RPS)の呼び出し、スキップ・バック・サンプリングしたオーディオ・フレーズを割り付けてのプレイなど、さまざまな用途に使えます。

マスタリング機能を含む強力なエフェクト3 系統(78種類)のマルチエフェクトと、コーラス、リバーブを独立して搭載。さらに音楽制作の最終段階に欠かせないマスタリング・エフェクトも装備し、CD マスター・クラスの音圧とサウンド・クオリティを実現できます。

多様なサウンド・コントロール機能D ビーム・コントローラーをはじめ、自由な機能設定ができるリアルタイム・コントローラーつまみやアサイナブル・スイッチ、ハーフ・ダンパー操作を検出できるホールド・ペダル・ジャックなど、様々なコントローラーを搭載。ライブ・ステージで、サウンドを縦横無尽に操れます。

Fantom-X エディター/ライブラリアンが付属付属の専用エディター、ライブラリアン・ソフトウェアを使えば、Fantom-Xa の音色のエディットや管理を、パソコンの大画面から行うこともできます。

V-LINK 機能を搭載音楽と映像を同期させた、まったく新しい演奏表現を可能にするV-LINKを搭載しています。

V-LINK 対応の映像機器(Edirol DV-7PR や PR-50、V-4 など)と組み合わせると、Fantom-Xa 側のリアルタイム・コントローラーやパッドなどを使い、音楽を演奏するそのままの操作で映像をコントロールすることができます。

GM/GM2 に対応Fantom-Xa は、GM/GM2 に対応しています。GM/GM2 に準拠したミュージックデータ(GM スコア)を、Fantom-Xaで再生できます。

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Page 12: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 12ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

各部の名称と働き

fig.Front

D BEAMD ビームをオン/オフします。手をかざすことで、音にいろいろな効果をかけることができます(P.80)。

[PAD TRIGGER]D ビーム・コントローラーでパッドの発音をコントロールすることができます(P.82)。

[SOLO SYNTH]モノフォニック・シンセサイザーとして機能します(P.81)。

[ASSIGNABLE]さまざまなパラメーターや機能を割り当てて、音色をリアルタイムに変化させます(P.82)。

※[SHIFT]を押しながら各ボタンを押すと、設定画面が表示されます。

VOLUME つまみリア・パネルのOUTPUT A(MIX)ジャックとPHONES ジャックから出力される全体の音量を調節します(P.16)。

[V-LINK]V-LINK のオン/オフを切り替えます(P.212)。このボタンを押すと、V-LINK の設定画面になります。

ARP/RHY

BEAT(ビート・インジケーター)テンポと拍子に合わせて点滅します。

[ARPEGGIO]アルペジオをオン/オフします(P.86)。

[HOLD]アルペジオをホールド(持続)します(P.87)。

[RHYTHM]リズムをオン/オフします(P.94)。

※[SHIFT]を押しながら[ARPEGGIO]、[RHYTHM]を押すと、設定画面が表示されます。

REALTIME CONTROL

REALTIME CONTROL つまみ( )割り当てられたパラメーターや機能に応じて、音色をリアルタイムに変化させます(P.83)。

ASSIGNABLE SW([ ]、[ ])割り当てられたパラメーターや機能のオン/オフをリアルタイムに切り替えて、音色を変化させます(P.84)。

※[SHIFT]を押しながら上記のボタン(つまみ)を押す(回す)と、それぞれの設定画面になります。

[OCTAVE](+/-)鍵域をオクターブ単位で上げ下げします(P.33)。

※[SHIFT]を押しながら[OCTAVE]を押すと、鍵域が半音単位で上下します。

SEQUENCERシーケンサーの再生や録音に関する操作を行います。

[TEMPO]テンポの設定をします(P.120、P.123)。

[PATTERN]パターンの録音や編集をします(P.123、P.124、P.128)。

[LOOP PLAY]ループ再生をオン/オフします(P.121)。

[ERASE/UNDO]直前のソング・エディットや録音操作を取り消します。

[ ]ソング・ポジションを先頭へ移動します。再生中に押すと曲の先頭に戻って停止します(P.120)。

[ ][ ]ソング・ポジションを 1小節前/後の小節の 1拍目に移動します(P.120)。

[ ]演奏をストップします。

[ ]演奏をスタートします。

※ 再生停止中に[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと、MIDIアップデートを行います(P.120)。

[ ]レコーディング・スタンバイ画面になります(P.124、P.128)。録音中に押すと、リハーサル機能になります(P.127)。

フロント・パネル

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各部の名称と働き

Fantom-Xa_j.book 13ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[CHORD MEMORY]コード・メモリーをオン/オフします(P.92)。

[RPS]RPS をオン/オフします(P.154)。

※[SHIFT]を押しながら各ボタンを押すと、設定画面が表示されます。

ディスプレイ操作に応じていろいろな情報を表示します。

[MENU]MENU(メニュー)を開きます。現在のモードに応じてメニューの内容が変わります。

ファンクション・ボタン([F1]~[F6])エディット時には、さまざまな機能を実行するボタンとなり、画面によってその働きが異なります。

[PAGE]点灯時に押すと、画面が切り替わります。

※[SHIFT]を押しながら[PAGE]を押すと、LCD Contrast(ディスプレイ表示の濃さ)の設定画面になります(P.16)。

PART/TRACK

[SELECT]パフォーマンス・モードで押すと、ボタン[1]~[8]がパート選択ボタンになります(P.68、P.70)。

[MUTE]パフォーマンス・モードで押すと、ボタン[1]~[8]がミュート・ボタンになります(P.71、P.120)。

[1]~[4](TONE SW[1]~[4])パフォーマンス・モードではパート 1~ 4(9~ 12)に対応、パッチ・モードでは、トーン/ウェーブフォームをオン/オフします(P.33)。

[5]~[8](TONE SELECT[1]~[4])パフォーマンス・モードではパート 5~ 8(13~ 16)に対応、パッチ・モードでは、エディットするトーン/ウェーブフォームを選びます(P.35、P.55)。

[9-16]パフォーマンス・モードで押して点灯させると、ボタン[1]~[8]がパート 9~ 16に対応します。

[WRITE]変更した内容を本体メモリーまたはメモリー・カードに保存します(P.37、P.57、P.72、P.116、P.150)。

[PATCHSELECT]PATCH SELECT画面を表示させます(P.31)。

[PATCHEDIT]パッチのエディットをします(P.35)。

[SONG]ソングに関する設定とソングのエディットをします(P.119)。

[EFFECTS]エフェクトに関する設定をします(P.157)。

[SHIFT](JUMP)他のボタンと組み合わせて、いろいろな機能を実行します。

[MIXER]パフォーマンス・モードのミキサー画面を表示します(P.66)。

[LAYER/SPLIT]パフォーマンス・モードのレイヤー/スプリット画面を表示します(P.66)。

[PATCH/RHYTHM]パッチ/リズム・モードにします(P.29)。

VALUEダイヤル値を変更します。[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回すと、値が大きく変わります(P.27)。

[DEC]、[INC]値を変更します。片方のボタンを押しながら、もう一方のボタンを押すと値が速く変わります。また、[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、値の変化が大きくなります(P.27)。

[CURSOR]( 、 、 、 )カーソル位置を上下左右に移動します(P.27)。

[EXIT]元の画面に戻ったり、開いているウィンドウを閉じます。画面によっては、実行中の機能を中断します。

[ENTER]値の確定や操作の実行に使います。

TRIGGER/CATEGORY

PAD[0]~[9]トーンやサンプルを鳴らしたり、パターンを再生させたりします。

[HOLD](PAD[0])ホールド(パッドを離しても音を鳴らし続ける)をオン/オフします(P.117)。

[TRIGGER]押して点灯させると、パッド[1]~[9]でトーンやサンプルを鳴らせます。

[CATEGORY]押して点灯させると、パッド[0]~[9]でパッチのカテゴリーを選べます(P.32)。

※[TRIGGER]と[CATEGORY]を同時に押して両方点灯させると、パッド[0]~[9]で数字を入力できます(P.27)。

SAMPLING

[MIX IN]外部入力のオン/オフを切り替えます(P.101)。

※[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、外部入力の設定画面になります。

[SAMPLE]サンプル編集やサンプル・リストを表示します(P.104、P.106)。

[SAMPLING]サンプリング・メニュー画面を表示します(P.100)。

[SKIP BACK SAMPLING]押された時点から一定時間過去の演奏をサンプリングします(P.103)。

ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバーピッチ(音の高さ)を変化させたり、ビブラートをかけたりします(P.18)。

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Page 14: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各部の名称と働き

Fantom-Xa_j.book 14ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

fig.Rear

機能接地端子927設置条件によっては本体や接続されたマイク、ギターなどの金属部に触れると、違和感を覚えたりざらつくような感じになるときがあります。これは人体に全く害のない極微量の帯電によるものですが、気になる方は、必要に応じ、接地端子(図参照)を使って外部のアースか大地に接地してご使用ください。接地した場合、設置条件によってはわずかにハム(うなり)が混じる場合があります。なお接続方法がわからないときはローランド・サービスにご相談ください。

接続してはいけないところ • 水道管(感電の原因になります) • ガス管(爆発や引火の原因になります) • 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)

POWER ONスイッチ電源をオン/オフするときに押します(P.16)。

DC INジャックAC アダプターを接続します(P.15)。必ず付属のAC アダプターを接続してください。

コード・フックAC アダプターのコードを固定します(P.15)。

PC CARD スロットメモリー・カードを差し込むスロットです(P.218)。930

※ 本体の電源を入れたまま、メモリー・カードの抜き差しをしないでください。本体やメモリー・カード内のデータが失われる可能性があります。

931

※ メモリー・カードは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また無理な挿入はしないでください。

USB コネクターFantom-Xa とコンピューターをUSBケーブルで接続する端子です(P.206、P.210)。

CONTROL PEDAL ジャックエクスプレッション・ペダル(別売:EV-5)を接続するジャックです。特定の機能を割り当てることで音色を切り替えたり、音色を変化させるなどのさまざまなコントロールができます。また、ペダル・スイッチ(別売:DP シリーズなど)を接続して、音をホールドさせることもできます(P.18)。925

※ エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:EV-5)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

HOLD PEDALジャックペダル・スイッチ(別売:DP シリーズなど)を接続して、ホールド・ペダルとして使います(P.18)。また、ハーフ・ペダル対応に設定することもできますので、エクスプレッション・ペダル(別売:DP-8など)を接続すれば、ピアノ音色を使った演奏での微妙なペダル・ワークによるコントロールができます。

MIDI コネクター(IN、OUT、THRU)他のMIDI 機器とMIDI メッセージの送受信をするときに接続する端子です。

LEVEL つまみ外部入力の音量を調整します。

AUDIO INPUTジャック(L (MONO)/MIC、R)外部からの音声信号をステレオ(L/R)で入力します。モノで使用するときやマイクを接続する時は、L側に接続してください。926a

※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、AUDIO INPUT ジャックに接続した機器の音量が小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCSシリーズなど)をご使用ください。

OUTPUT A (MIX) ジャック(L (MONO)、R)アンプやミキサーに音声信号をステレオで出力します。モノで出力するときには L側に接続してください(P.15)。

OUTPUT B ジャック(L、R)アンプやミキサーに音声信号をステレオで出力します。

INDIVIDUAL 1~ 4 ジャックアンプやミキサーに音声信号をモノで出力します。OUTPUTジャックとしてステレオで使うか、INDIVIDUAL ジャックとしてモノで使うかは、Output Assign の設定で決まります(P.158、P.160)。

PHONES ジャックヘッドホン(別売)を接続するジャックです(P.15)。

リア・パネル

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Fantom-Xa_j.book 15ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

演奏前の準備

Fantom-Xa は、アンプやスピーカーを内蔵していません。音を出すにはキーボード・アンプやモニター・スピーカー、ステレオ・セットなどのオーディオ機器、またはヘッドホンをご用意ください。

Fantom-Xa の性能を最大限に活かすため、ステレオでの使用をおすすめします。モノで使用されるときは、OUTPUT A(MIX)ジャックの L(MONO)に接続してください。

※ オーディオ・ケーブルは付属していません。別途ご用意ください。

921

他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

fig.Connect.j

924

※ AC アダプターのコードは図のようにコード・フックに固定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、AC アダプター・ジャックに無理な力が加わることを防ぐことができます。

接続

ステレオ・ヘッドホン

モニター・スピーカー (アンプ内蔵)

パワー・アンプ

ミキサーなど

ACアダプター

ACコンセントへ

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演奏前の準備

Fantom-Xa_j.book 16ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

941

※ 正しく接続したら(P.15)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。

1. 電源を入れる前に、以下を確認します。

• 正しく接続されていますか?

• Fantom-Xa および接続している機器の音量は最小になっていま

すか?

2. Fantom-Xa のリア・パネルにあるPOWER ON スイッチをオン

にします。fig.PowerOn

942

※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。

※ ピッチ・ベンド・レバー操作時の誤動作を防ぐため、電源投入時にはピッチ・ベンド・レバーに触れないようにしてください。

fig.Bender2.j

3. 接続している機器の電源をオンにします。

4. 鍵盤を弾いて音を聴きながら、Fantom-Xa と接続している機器

の音量を少しずつ上げて適当な音量にします。fig.Volume

1. 電源を切る前に、以下を確認します。

• Fantom-Xa および接続している機器の音量は最小になっていま

すか?

• 作った音色データなどは保存しましたか?

2. 接続している機器の電源をオフにします。

3. Fantom-Xa の POWER ON スイッチをオフにします。

電源を入れた直後や長時間使用した後、または設置条件などによって、ディスプレイの文字が見づらくなることがあります。このようなときは、以下の手順で表示の濃さを調節してください。

1. [SHIFT]を押しながら[PAGE]を押して、LCD Contrastウィンドウを表示させます。

2. VALUE ダイヤルを回して、表示の濃さを調節します。

※ LCD コントラストの設定を保存したい場合は、本体のシステム・メモリーに保存します(P.192)。

電源を入れる/切る

電源を切るときは

ディスプレイ表示の濃さを調節する(LCDコントラスト)

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Fantom-Xa_j.book 17ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

デモ・ソングを聴く

まずは内蔵のデモ・ソングで、Fantom-Xa の優れた音色やエフェクトをお楽しみください。

1. [MENU]を押して TopMenu ウィンドウを開きます。fig.TopMenu_70

2. を押して「6. Demo Play」を選びます。fig.DemoPlay_70

3. [ENTER]を押します。

DEMO MENU画面が表示されます。fig.DemoMenu_70

[SHIFT]を押しながら[MENU]を押して、DEMO MENU 画面を表示させることもできます。

4. VALUE ダイヤルを回すか[CURSOR]を押して、曲を選びま

す。

5. [ENTER]か[ ]を押してデモ・プレイを始めます。

デモ・ソングが最後まで再生されると自動的に止まります。

[F6(PLAY ALL)]を押すと、1曲目から順に再生されます。

※[EXIT]か[ ]を押すと、再生が止まります。

6. [EXIT]を押して、元の画面に戻します。

デモ曲の曲名と著作権については、Fantom-Xa のディスプレイをご確認ください。

981a

※ これらのデモ・ソングやそのフレーズの一部または全部を個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。

982

※ デモ・ソングの演奏データはMIDI OUTコネクターからは出力されません。

デモ・プレイを行うと、エディット中のパッチやパフォーマンスは失われます。

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Fantom-Xa_j.book 18ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

さまざまな演奏機能

ベロシティー鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)によって、音量や音の鳴りかたが変化します。

ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー鍵盤を弾きながらレバーを左に倒すとピッチが下がり、右に倒すとピッチが上がります(ピッチ・ベンド)。レバーを向こう側に倒すとビブラートがかかります(モジュレーション)。

レバーを左または右に倒しながら向こう側に倒すと、両方の効果が同時に得られます。fig.Bender.j

オクターブ・シフト鍵盤の音域を 1オクターブ単位で移動できます(最大± 3オクターブ)。

例えば、ベースなどの低い音を右手で演奏するときは、これで鍵域を 1または 2オクターブ下げておくと弾きやすくなります。

• ディスプレイ左側の[OCTAVE](+/-)を押して設定します。

• 両方のボタンを同時に押すと、元に戻ります。

トランスポーズ鍵盤の音域を半音単位で移動できます。

トランペットやクラリネットなどの移調楽器を楽譜に表記されている音の高さで演奏するときなどに設定します。

• [SHIFT]を押しながら[OCTAVE](+/-)を押して設定しま

す(G~ F#、-5~ +6半音)。

• [SHIFT]を押しながら両方のボタンを同時に押すと、元に戻

ります。

※ オクターブ・シフトとトランスポーズは、キーボード・パートのみに有効です。また、パッチやパフォーマンスを切り替えても記憶しています。

ホールド・ペダルペダル・スイッチ(別売:DPシリーズ)をリア・パネルのPEDALHOLD ジャックに接続します。

ペダルを踏んでいる間、鍵盤から手を離しても音が持続します(ホールド)。fig.HoldPdl

コントロール・ペダルエクスプレッション・ペダルやペダル・スイッチ(別売:EV-5、DP-2)をリア・パネルのPEDAL CONTROL ジャックに接続します。

ペダルで音量/音色の変化、さまざまな機能のコントロールができます。fig.CtrlPdl

ペダルの設定についてはコントロール・ペダルの設定(P.85)をご覧ください。

925

エクスプレッション・ペダルやペダル・スイッチは、必ず指定のもの(別売:EV-5、DP-2)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

モジュレーション効果 ピッチ・ベンド効果

Roland

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Fantom-Xa_j.book 19ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xaの概要

Fantom-Xa は大きく分けて、コントローラー部、音源部、シーケンサー部、サンプラー部で構成されています。fig.BasicStruct.j

コントローラー部鍵盤、パッド、ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー、パネル上のつまみやボタン、Dビーム・コントローラー、およびリア・パネルに接続したペダルなどが含まれます。キーやパッドを押す/離す、ホールド・ペダルを踏むなどの演奏情報をMIDI メッセージに変換して、音源部やシーケンサー部、または外部MIDI 機器に送信します。

音源部音を発生させる部分です。コントローラー部やシーケンサー部、または外部MIDI 機器からのMIDI メッセージを受信し、受信したMIDI メッセージを楽音信号に変換して、アウトプット・ジャックやヘッドホン・ジャックから出力します。

シーケンサー部鍵盤コントローラー部の操作をMIDI メッセージとして記録したり、記録したMIDI メッセージを音源部に送信したりする部分です。また、シーケンサーに記録したMIDI メッセージをMIDI OUT端子から送信することで、外部MIDI 機器のコントロールもできます。

サンプラー部サンプラーは、オーディオ・インプットやデジタル・インプットに接続したCD プレーヤーやマイクからの音、ウェーブ・ファイルをサンプルとして取り込む装置です。

サンプリングしたサンプルは音源部の波形(ウェーブフォーム)と同様に扱うことができます。また、内部音源の音をサンプリングすることもできます(P.100)。

Fantom-Xa では、USB通信で、WAV/AIFF 形式のウェーブ・ファイルをサンプルとして取り込むことができます。取り込んだサンプルはパッチやリズム・セットで使うことができます。

Fantom-Xa を使う場合、いくつかの音の単位があります。ここでは、それぞれの音の単位について簡単に説明します。

トーントーンは音の最小単位です。ただし、トーンのみで演奏することはできません。演奏できる音の単位はパッチですが、トーンはそのパッチを形成する音の素材といえるものです。fig.Tone.j

トーンは以下の 5つの要素で構成されています。

WG(ウェーブ・ジェネレーター)

音の元になるPCM 波形(ウェーブ)を選び、音の高さ(ピッチ)の変化を設定します。

Fantom-Xa には、1228種類の波形が内蔵されています。Fantom-Xa に内蔵されているすべてのパッチは、これらの波形を元にトーンを作り、それらを組み合わせることでできています。

※ リズム・トーン(打楽器音)にはウェーブ・ジェネレーターが4つあります。

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

音の周波数成分の変化を設定します。

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

音量の変化とパンを設定します。

Envelope(エンベロープ)

エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。Pitch(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに専用のエンベロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を変えたいときは、TVA Envelopeで音量変化を設定します。

LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター)

LFO は周期的な変化(ゆらぎ)を設定します。LFO は 2つあり、WG(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のうち一つにそれぞれに効果が付けられます。WGのピッチに LFO の変化を加え

Fantom-Xa の構成

基本構成

コントローラー部 (鍵盤やパッド、ピッチ・ベンド・レバーなどのコントローラー)

音源部

録音

再生 シーケンサー部

演奏

サンプラー部

サンプリング

リサンプリング

AUDIO INPUT

いろいろな音の単位

WG

PitchEnvelope

TVF

TVF Envelope

TVA Envelope

TVA

LFO 1 LFO 2

コントロール信号

トーン

音の信号

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Fantom-Xaの概要

Fantom-Xa_j.book 20ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

るとビブラートの効果、TVFのカットオフ周波数だとワウ効果、TVAの音量だとトレモロの効果が付けられます。

※ リズム・トーン(打楽器音)には LFO はありません。

パッチパッチは、演奏時に扱う音の単位です。1つのパッチは 4つまでのトーンを組み合わせて音作りができます。4つのトーンをどのように組み合わせるかは、Structure 1&2, 3&4 パラメーターで設定します(P.38)。fig.Patch.j

リズム・セットリズム・セットは、複数の打楽器音を集めたグループのことです。打楽器音の場合、一般にメロディーを演奏することはないので、鍵盤を使って音階が演奏できなくてもかまいません。また、できるだけ多くの打楽器音を一度に使えることが大切です。これらのことから、リズム・セットでは押さえる鍵盤(ノート・ナンバー)によって異なった打楽器音が鳴るようになっています。fig.RhythmSet.j

打楽器音は以下の 4つの要素で構成されています。(解説は「トーン」の項目をお読みください。)

WG(ウェーブ・ジェネレーター):1~ 4

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

Envelope(エンベロープ)

パフォーマンスパフォーマンスは 16のパートにパッチやリズム・セットのいずれかを割り当てたもので、16個の音色を同時に扱えます。

Fantom-Xa では、レイヤー画面とミキサー画面の 2つの画面があります(P.68、P.70)。

レイヤー画面は、複数のパッチを重ねて鳴らしたり(レイヤー)、鍵域を分割して別々のパッチで鳴らす(スプリット)場合に適した画面です。

ミキサー画面は、16個のパートのレベルやパンの設定などのミキシング作業をする場合に適した画面です。

このように、1台で複数の音色を別々にコントロールできる音源のことをマルチティンバー音源といいます。fig.Performance.j

パートパートとは、Fantom-Xa を使うときの、パッチやリズム・セットを割り当てるところです。パッチ・モードではパッド・パートとキーボード・パートの 2つのパートがあり、それぞれにパッチやリズム・セットを割り当てられます。パフォーマンス・モードでは、1つのパフォーマンスは 16個のパートを持っており、それぞれにパッチやリズム・セットを割り当てられます。

パッチ

トーン 4トーン 3トーン 2トーン 1

WG

PitchEnvelope

TVF

TVF Envelope

TVA Envelope

TVA

LFO 1 LFO 2

ノート・ナンバー 98 (D7)

ノート・ナンバー 97 (C#7)

ノート・ナンバー 36 (C2)

ノート・ナンバー 35 (B1)

リズム・トーン(打楽器音)

リズム・セット

WG (1-4)

PitchEnvelope

TVF

TVF Envelope

TVA Envelope

TVA

パフォーマンス

パート16

パート1

パッチ/ リズム・セット

・レイヤー/スプリット ・ミキサー

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Fantom-Xaの概要

Fantom-Xa_j.book 21ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa の最大同時発音数は 128音です。ここでは、発音数の数えかたと、128音を越えたときの動作や設定について説明します。

発音数の数えかたFantom-Xa は、最大で 128音まで同時に発音できます。発音できる音数は実際に鳴らしている音数だけでなく、パッチに使われているトーンの数と、トーンに使われているウェーブの数によって変わります。1つのパッチを鳴らしているときの音数は以下のように数えます。

(鳴っているパッチの数)×(音が鳴っているパッチに使われているトーン数)×(トーンに使われているウェーブの数)

例えば、それぞれ 2つのウェーブを使っている 4つのトーンを組み合わせたパッチでは、合計 8音が一度に使われている計算になります。また、パフォーマンス・モードで演奏するときは、パートごとに音数を数え、各パートの音数を合計します。

リアルタイム・タイムストレッチを使用した場合は、倍の発音数を使用します。

パッチの発音Fantom-Xa で 128音以上の音を鳴らそうとした場合、現在鳴っている音の中で優先度の低い音から順に消していきます。この優先のしかたはパッチ・プライオリティーで設定します(P.40)。

パッチ・プライオリティーでは、「LAST」または「LOUDEST」の選択ができます。「LAST」を選んでいるときに 128音を越えた場合、現在鳴っている音の中で先に鳴らした音から順に消していきます。「LOUDEST」では、現在鳴っている音の中で音量が小さい音から順に消していきます。通常は「LAST」を選びます。

パフォーマンス・モードでの発音パフォーマンス・モードでは複数のパッチを使ってアンサンブル演奏をすることが多いので、どのパートの音を優先させるかが重要になります。優先のしかたは、ボイス・リザーブで決まります(P.75)。なお、パッチの音が消えるときはパッチ・プライオリティーの設定(P.40)にしたがいます。

ボイス・リザーブFantom-Xa には、パートごとに最低限必要な音数を確保できるようにボイス・リザーブの設定があります。例えば、パート 16のボイス・リザーブを「10」に設定した場合、128音を越えたときでもパート 16の音数は 10音まで確保されます。このように、実際に鳴らしたい音数と使用するパッチのトーン数を考慮の上、各パートのボイス・リザーブを設定してください(P.75)。

ボイス・リザーブは、各パートの設定値の合計が 64音になるまで設定できます。

パッチやパフォーマンスなどの設定を記憶する場所をメモリーと呼びます。メモリーを機能別に整理すると、「一時的なメモリー」、「書き替えができるメモリー」、「書き替えができないメモリー」の 3つに分けられます。fig.Memory.j

発音数について メモリーについて

テンポラリー・エリア

リズム・セット 32

パッチ 256

選択

Fantom-Xa

GM (GM2)

※1 選択したパッチ/リズム・セットは変更できない

パフォーマンス 64

ユーザ- (USER)

システム

保存 選択

選択 保存

ウェーブ・ エクスパンション・ボード メモリー・カード

パッチ 256

リズム・セット 32

パフォーマンス 64

リズム・セット

パッチ

EXPスロット

選択 選択 ※1

パッチ 256

リズム・セット 9

パフォーマンス 64

リズム・セット 36

パッチ 128

プリセットB (PR-B)

プリセットA (PR-A)

プリセットC (PR-C)

プリセットD (PR-D)

プリセットF (PR-F)

プリセットE (PR-E)

プリセット (PRST)

CARDスロット

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Fantom-Xaの概要

Fantom-Xa_j.book 22ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

テンポラリー・エリアここには、パネル上のボタンなどで選んだパッチまたはパフォーマンスのデータが記憶されます。

鍵盤やパッドで演奏したり、シーケンサーで演奏データを再生したりするときは、テンポラリー・エリアの設定にしたがって音が鳴ります。また、パッチまたはパフォーマンスを変更するときも、そのメモリーのデータを直接変更することはなく、いったんテンポラリー・エリアに呼び出してから変更することになります。

テンポラリー・エリアの設定は一時的なもので、電源を切ったり、他の設定を呼び出したりすると失われます。テンポラリー・エリアの設定を残しておきたいときは、設定の書き替えができるメモリーに保存します。

システム・メモリーシステム・メモリーには、Fantom-Xa の動作環境を決めるシステム・パラメーターの設定を記憶しています。

ユーザー・メモリーユーザー・メモリーは本体内部に、パッチ、パフォーマンス、サンプル、演奏データ等のデータを記憶させるメモリーです。

メモリー・カードメモリー・カードにもユーザー・メモリーと同様にパッチ、パフォーマンス、サンプル、演奏データ等を記憶することができます。

プリセット・メモリープリセット・メモリーのデータは書き替えができません。ただし、テンポラリー・エリアに呼び出した設定は変更できますので(GM2のデータを除く)、書き替えができるメモリーにその設定を記憶しておくことができます。

ウェーブ・エクスパンション・ボード(別売:SRX シリーズ)Fantom-Xa にはウェーブ・エクスパンション・ボード(別売:SRXシリーズ)が 1枚取り付けられます。ウェーブ・エクスパンション・ボードにはウェーブ・データが記憶されています。また、ウェーブ・エクスパンション・ボードのウェーブ・データを使ったパッチとリズム・セットも記憶されており、直接テンポラリー・エリアに呼び出して使うことができます。

Fantom-Xa には以下のエフェクトが内蔵されており、それぞれ独立した設定ができます。

マルチエフェクト音そのものを変化させて、全く違う種類の音に変える汎用マルチエフェクトです。78種類のタイプを持ち、その中から目的に合ったものを選んで使います。ディストーション、フランジャーなどの単一のエフェクトで構成されたもの以外に、さまざまなタイプが用意されています。また、マルチエフェクトのタイプの中にもコーラス、リバーブがありますが、以下のコーラスやリバーブとは別系統で扱います。マルチエフェクトは、パフォーマンス・モードでは、同時に 3種類使うことができ、それぞれMFX1、MFX2、MFX3と呼びます。パッチ・モードでは、キーボード・パートでMFX1、パッド・パートでMFX2 を使うことができます。

コーラスコーラスは音に厚みや広がりを与えるエフェクトです。コーラスとして使うか、ディレイとして使うかを選べます。

リバーブリバーブはホールで音を鳴らしているような響きを与えるエフェクトです。5種類のタイプを持ち、その中から目的のものを選んで使います。

マスタリング・エフェクトFantom-Xa の最終出力にかけるステレオ・コンプレッサー(リミッター)です。高域/中域/低域ごとに独立して、指定した音量レベルよりも大きな音を圧縮し、音量のばらつきを抑えます。

一時的なメモリー

書き替えができるメモリー

書き替えができないメモリー

内蔵エフェクトについて

エフェクトの種類

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Fantom-Xaの概要

Fantom-Xa_j.book 23ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッチ・モードの場合マルチエフェクトはパッチ/リズム・セットごとに、コーラス、リバーブはパッチ/リズム・セット共通で 1台使用でき、各トーンに同じ効果がかけられます。それぞれのエフェクトに送る信号のレベルを変えることで、トーンごとのエフェクトのかかり具合を変えることができます。fig.FXinPatch.j

※ 2つのパートとも、パッチ、リズム・セットのいずれかを割り当てられます。

パフォーマンス・モードの場合パフォーマンスごとにマルチエフェクト、コーラス、リバーブを設定することができます。また各パートのエフェクトのかかり具合を変えることができます。

パフォーマンス・モードでエフェクトをかける場合、パートに割り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定は無効になり、パフォーマンスのエフェクト設定が有効になります。そのため、同じパッチ/リズム・セットでも、パッチ・モードで演奏するときとパフォーマンス・モードで演奏するときでは効果が変わります。ただし、設定によっては、あるパートに割り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定をパフォーマンス全体で使うことができます。fig.FXinPfm.j

シーケンサーは、鍵盤での演奏や各種コントローラーの操作をMIDIメッセージとして記録するものです。また、シーケンサーを再生するということは、記録されているMIDI メッセージを音源に送って音を鳴らすということです。つまり、演奏者に代わってシーケンサーが楽器を演奏してくれるというわけです。

演奏を記録するという意味ではテープ・レコーダーと同じです。しかし、テープ・レコーダーのように音そのものを記録しないので、「音質の劣化がない」、「テンポを変えても音の高さ(ピッチ)が変わらない」、「細かな修正が自由にできる」といった特長を持っています。

1曲分の演奏データをソングと呼びます。フレーズ・トラック 1 ~16、テンポ・トラック、ビート・トラック、パターンに記録された演奏データをひとまとめにしたものです。fig.Song.j

演奏データを記録する部分をトラックといいます。

フレーズ・トラック 1~16フレーズ・トラックは演奏を記録するトラックで、16個あります。各フレーズ・トラックには 16のMIDIチャンネルの演奏データが記録できます。つまり、最大で 16トラック× 16MIDI チャンネルの演奏データを記録することができます。あらかじめ、フレーズ・トラック 1にメロディー、フレーズ・トラック 2にベース、フレーズ・トラック 10にドラム、残りのフレーズ・トラックには伴奏などを記録するように決めておくと便利です。

各モードでのエフェクトの扱い

トーン

パッチ

キーボード・パート

マルチエフェクト

リズム・ トーン

リズム・セット

パッド・パート

コーラス

リバーブ

マルチエフェクト

A0

C8

+

+

コーラス

リバーブ

マルチエフェクト

パフォーマンス/マルチティンバー

パート16

トーン

パッチ

パート1

シーケンサーについて

ソングとは

トラックとは

フレーズ・トラック 16

フレーズ・トラック 2

フレーズ・トラック 1

テンポ・トラック

ビート・トラック

パターン 1

パターン100

ソング

パターン

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Fantom-Xaの概要

Fantom-Xa_j.book 24ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

テンポ・トラックテンポ・トラックには、ソングのテンポの時間的な変化を記録します。ソングの途中でテンポを変化させたいときに使います。ソングの最初から最後まで一定のテンポの場合、テンポ・トラックの存在を特に気にする必要はありません。

Fantom-Xa でソングを録音する場合、録音時に設定したテンポがそのままテンポ・トラックの先頭に記録されます。したがって、ソングを再生するときは常に録音時のテンポで再生できます。

このように、ソングはテンポ・トラックの設定にしたがって再生されますが、再生時にテンポを変えたときは、その割合に応じてソング全体のテンポが変わります。

ビート・トラックビート・トラックにはソングの各小節の拍子が記録されます。新しくソングを録音するときや、ソングの途中で拍子を変えるときに設定します。

パターンパターンは、フレーズ・トラックとは別に演奏が記録できるところです。100個までのパターンを作ることができ、それぞれのパターンはフレーズ・トラックと同様に 16個のMIDI チャンネルの演奏を記録できます。

パターンはフレーズ・トラックに割り当てることができるので、ドラムやベースのように同じようなフレーズが繰り返される場合は、フレーズごとに演奏をパターンに録音し、後からSTEP REC (PTN)画面でパターンを割り当てていくと便利です(P.130)。この場合、フレーズ・トラックにはどのパターンを再生させるかを指示するためのパターン・コール・ナンバーが記録されるだけなので、メモリーの節約にもなります。

また、パターンは鍵盤を押すだけですぐに再生できるRPS 機能(P.154)に対応していますので、ライブで活用したいときは、あらかじめパターンに必要な演奏データを記録しておきます。

その他、思いついたフレーズをメモ代わりに記録しておくのもよいでしょう。

Fantom-Xa のシーケンサーは、音源部のモード(パッチ/パフォーマンス)に関係なく、いつでも使うことができます。

パフォーマンス・モードでは、16個までの音色を使ってパートごとに別々の演奏ができます。したがって、ドラムやベース、ピアノなど複数の楽器を使ったアンサンブル演奏のソングを録音したり再生したりするのに適しています。

パッチ・モードでは、キーボード・パートとパッド・パートに割り当てた音色を使って演奏ができます。

テンポラリー・エリアシーケンサーには、一時的にソングを記録しておくためのテンポラリー・エリアと呼ばれる場所があります。ここには 1曲分のソングが記録できます。これをテンポラリー・ソングと呼びます。

テンポラリー・エリアに記録されているソング(テンポラリー・ソング)は、電源を切ると失われます。テンポラリー・ソングを残しておきたいときは、Fantom-Xa のユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保存します。

メモリー・カード/ユーザー・メモリーテンポラリー・エリアに記録されている録音や編集したソングを残しておきたいときは、ソング・ファイルとしてメモリー・カードまたはユーザー・メモリーに保存します。どちらにも、最大で 256 個までのソングを保存することができます。

また、メモリー・カード、ユーザー・メモリーには以下のような 2種類のファイルを保存することができます。( )内に書かれている記号はファイルの種類を区別するためのもので拡張子と呼びます。

ソング・ファイル(.SVQ)

Fantom-Xa で作ったソングのファイルで、MRC Pro ソングと呼びます。

スタンダード MIDI ファイル(.MID)

スタンダードMIDI ファイルは、いろいろな音楽アプリケーションの間で演奏データのやり取りができるように考えられた標準のファイル形式のことです。Fantom-Xa で作ったソングはスタンダードMIDI ファイルとして保存することもできます。また、市販されているGM/GM2 システムに対応したミュージックデータ(GMスコア)も再生できます。fig.SongFile.j

ソングと音源の状態

ソングを記録する場所

テンポラリー・エリア

ソング・ファイル

スタンダードMIDIファイル

メモリー・カード

ユーザー・メモリー 一時的なメモリー

ソング・ファイル

スタンダードMIDIファイル

Fantom-Xa

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Fantom-Xaの概要

Fantom-Xa_j.book 25ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプラー部では、オーディオ機器やマイクなど、外部からの入力音をデジタル信号としてサンプリング(レコーディング)します。サンプリングした音はパッチやリズム・セットとして鳴らすことができます。また、WAV/AIFF 形式のファイルも、インポートして同じように扱うことができます。

サンプルサンプルとは、Fantom-Xa でサンプリングして得られる波形(ウェーブ)を指します。サンプルは実際の波形データとスタート・ポイント、ループ・スタート、ループ・エンドなどのパラメーターで構成されています。Fantom-Xa では、最大 9000個(ユーザー:2000個、カード:7000個)のサンプルを持つことができます。fig.Sample.j

マルチサンプル複数のサンプルを鍵盤で発音させるように割り振ったものをマルチサンプルと呼びます。マルチサンプルは最大 128にスプリット(分割)されています。1つのスプリットにはサンプルそのものがあるわけではなく、サンプル・リストにあるサンプルのナンバーが記されています。fig.MultiSample1.j

サンプリングしたサンプルやインポートしたサンプルは、本体のサンプル・メモリーに記録されます。このサンプル・メモリーは一時的なもので電源を切るとデータが失われてしまいます。サンプルを残しておきたい時は、ユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保存しておきます。

※ プリセット・メモリーへ保存することはできません。fig.SampleMemory.j

サンプラー部について

サンプル

サンプリング ドラム音

サンプル・リスト

00010002

2000

User Sample

ウェーブ (サンプル)

自動追加

No.001マルチサンプル

サンプル No.001

No.128マルチサンプル

サンプル No.002

サンプル No.003

サンプル No.127

サンプル No.128

マルチサンプル

* マルチサンプルは最大 128に分割されている

サンプル・リストのナンバー

サンプルを記憶する場所

サンプラー部

ユーザー・バンク

プリセット・バンク

カード・バンク

メモリー・カード

プリセット・メモリー

ユーザー・メモリー

サンプル・メモリー

Fantom-Xa

ロード

ロード ライト

ロード/ライト

ライト

ライト

ライト

ライト

サンプリング

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Fantom-Xa_j.book 26ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xaの基本操作

Fantom-Xa にはパッチ・モード、パフォーマンス・モードの 2つの音源モードがあり、演奏のしかたに応じて音源のモード(状態)を切り替えます。

鍵盤やパッドでそれぞれ単一の音色(パッチ/リズム・セット)を使って演奏するためのモードです。

鍵盤とパッドは、それぞれ音源、パートが用意されていて、単一のMIDI チャンネルで接続されています。

<パッチ・モードの選び方>

1. [PATCH/RHYTHM]を押します。fig.PatchPlay_70

複数の音色(パッチ/リズム・セット)を使って演奏や録音するためのモードです。

LAYER/SPLIT 画面複数の音色(パッチ/リズム・セット)を組み合わせて演奏するのに適した画面です。パッチを重ねて鳴らしたり(レイヤー)、鍵盤を 2つの音域に分けて別々のパッチを鳴らす(スプリット)といった演奏ができます。

MIXER画面16のパートのレベルやパンなどミキシングの作業をする場合に適した画面です。

LAYER/SPLIT 画面とMIXER 画面は、同じパフォーマンスを別の見方で使えるよう備えられています。例えば、スプリットの設定をするには LAYER/SPLIT 画面が便利で、各パートのパッチの音量バランスやエフェクトを設定するには、MIXER画面が便利です。

< LAYER/SPLIT 画面の選び方>

1. [LAYER/SPLIT]を押します。fig.PfmLayer_70

< MIXER画面の選び方>

1. [MIXER]を押します。fig.PfmMixer_70

ディスプレイの下に並んだ[F1]~[F6]の 6つのボタン(ファンクション・ボタン)は、さまざまな機能を実行するためのボタンとなり、画面によってその働きが異なります。画面の下部には機能が表示されます。fig.FButtons

音源のモードを切り替える

パッチ・モード

パフォーマンス・モード

ファンクション・ボタンの働き

ウィンドウ

通常の画面の上に一時的に表示される、やや小さな画面をウィンドウと呼びます。ウィンドウには、一覧を表示するもの、いろいろな設定をするもの、操作の確認をするものなどがあり、場面に応じてさまざまなウィンドウが表示されます。fig.Tempo_70

ウィンドウを閉じるには[EXIT]を押します。また、操作を行うと自動的に閉じるものもあります。

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Fantom-Xaの基本操作

Fantom-Xa_j.book 27ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1 つの画面やウィンドウには複数の設定項目(パラメーター)や選択項目が表示されています。パラメーターの設定を変更する場合は、その対象となるパラメーターの値にカーソルを移動します。項目を選択する場合は、その対象となる項目にカーソルを移動します。カーソルで選択されたパラメーターの値や選択項目は反転表示します。fig.CursorScreen.j_70

カーソルを移動するには 、 、 、 (カーソル・ボタン)を押します。fig.CURSOR

: カーソルを上に移動します。

: カーソルを下に移動します。

: カーソルを左に移動します。

: カーソルを右に移動します。

• あるカーソル・ボタンを押しながら反対方向のカーソル・ボタ

ンを押すと、先に押したカーソル・ボタンの向きのカーソル移動が速くなります。

• カーソル表示されているとき[ENTER]を押すと、選べるパ

ラメーターがリストで表示されるところがあります。設定値を一覧するのに便利です。

値を変更するには、VALUEダイヤル、[INC]、[DEC]のいずれかを使います。fig.VALUE

Fantom-Xa の各画面では、反転表示されている部分をCURSOR ボタンで移動させて、設定値を変更することができます。

VALUEダイヤルを右に回すと値が大きくなり、左に回すと小さくなります。

• [SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回すと値が大きく変

化します。

値を大きくするときは[INC]を押し、小さくするときは[DEC]を押します。

• 連続して大きく(または小さく)するときはボタンを押し続け

ます。

• 値を速く大きくしたいときは、[INC]を押しながら[DEC]を

押します。逆に、[DEC]を押しながら[INC]を押すと値が速く小さくなります。

• [SHIFT]を押しながら[INC]または[DEC]を押すと、値の

変化が大きくなります。

カーソルが入力位置にあるとき、[ENTER]を押すとパラメーター値をリスト表示できるところがあります。このリスト表示の中で、ディスプレイに以下のようなアイコンが表示されているときは、パッドで入力/指定できます。

1. [TRIGGER]と[CATEGORY]を同時に押して、両方のボタンを点灯させます。

パッドで値を入力できるようになります。

数字を入力するところPAD[0]~[9]: 数字の 1~ 9を入力します。

[SHIFT]: 入力した数字を取り消します。fig.PadNumber_70

直接入力するところパッドを押すことで、直接入力できます。リストの上から順に、パッドの[0]~[9]が対応します。

fig.PadDirect_70

カーソルを移動する

値を変更する

カーソル

VALUEダイヤル

[INC][DEC]

パッドによる入力

パラメーターの値にカーソルがあるときに[ENTER]を押すと、値を設定するウィンドウが表示されます。 を押して値を選び、[ENTER]を押して確定します。

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Page 28: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xaの基本操作

Fantom-Xa_j.book 28ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa では、パッチ、リズム・セット、パフォーマンス、ソング、パターン、サンプルなどに名前を付けることができます。どの名前を付けるときも操作は同じです。fig.PatchName_70

1. を押して、文字を入力したい位置にカーソルを移動しま

す。

2. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して入

力する文字を指定します。

• [F2(TYPE)]: 文字の種類を選びます。押すたびに大文字

(A)、小文字(a)、数字/記号(0)の先頭文字が選ばれます。

• [F3(DELETE)]:カーソル位置の文字を削除します。

• [F4(INSERT)]:カーソル位置にスペース(空白)を挿入し

ます。

• : カーソルを移動します。

• : アルファベットの大文字、小文字を切り替

えます。

※ 入力を途中で止めたい場合は[F5(CANCEL)]を押します。

使用できる文字/記号

空白、A~ Z、a~ z、0~ 9、 ! " # $ % & ’ ( ) * + , - . / : ; < = >

? @ [ \ ] ^ _ ` { | }

名前を付ける画面で[MENU]を押して「1. Undo」を選ぶと、変更した名前を元に戻すことができます。 を押すか、

[MENU]から「2. To Upper」を選ぶと、カーソル位置の文字が大文字になります。 を押すか、[MENU]から「3. ToLower」を選ぶと、カーソル位置の文字が小文字になります。[MENU]から「4. Delete All」を選ぶと、入力中の文字がすべてクリアされます。

ソング・ファイルの名前には、空白、小文字、および一部の記号( " * + , . / : ; < = > ? [ \ ] |)は使えません。

各パッドに書かれているアルファベットと数字と記号は、パッドを押すごとに順番に切り替わります。例えば、パッド 1を押したときは、1→ A → B → C → 1→ A...と切り替わります。

• [F1(CAPS LOCK)]を押すたびに、入力されるアルファベッ

トの大文字/小文字が切り替わります。

• パッド[0](SPACE)を押すと、カーソル位置の文字が空白

に置き換わります。fig.PAD

名前を付ける パッドで文字を指定する

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Fantom-Xa_j.book 29ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッチ・モードで演奏する

パッチ・モードは、鍵盤、パッドのそれぞれで単一の音色(パッチ/リズム・セット)を演奏するためのモードです。

鍵盤とパッドには、それぞれ単一のMIDI チャンネルで接続された専用の音源パートが用意されています。したがって、鍵盤とパッドとで異なった音色を演奏することができます。

[PATCH/RHYTHM]を押すとパッチ・モードになり、PATCHPLAY 画面が表示されます。fig.PatchPlay

Fantom-Xa には、キーボード・パートとパッド・パートの 2つのパートがあります。

• [F1(KBD)]を押すと、キーボード・パートが選ばれます。fig.KbdPart.j

• [F2(PAD)]を押すと、パッド・パートが選ばれます。fig.PadPart

• [PAGE]を押すと、PATCH PLAY 画面が切り替わります。

この画面は、キーボード・パートとパッド・パートの両方を同時に表示する画面です。

fig.DualPart

fig.DualPart2

1. PATCH PLAY 画面で[F4(LEVEL)]を押します。PART LEVEL ウィンドウが開きます。

fig.PartLevel

2. [F4(KBD)]または[F5(PAD)]を押してパートを選びます。

3. VALUE ダイヤル、または[INC][DEC]で音量を調節します。

4. [F6(CLOSE)]を押してウィンドウを閉じます。

PATCH PLAY画面各部の働きfig.PatchFunc.j

PATCH PLAY画面について

キーボード・パートとパッド・パート

パッチ・グループパッチ・ナンバー

パッチ・カテゴリー

パッチ・ネーム

キーボード・パートとパッド・パートの音量を調節する

14

14

6

6

Control Setting画面を表示します。

キーボード・パートとパッド・パートの音量を設定します。

1

8

2

3

4

12

6

5

13

7

11

10

3

3

キーボード・パートとパッド・パートを切り替えます。9

2

2

5

8

11 12 13109

11 12 13109

5

7

現在の音源モードを表示します。

キーボード・パートとパッド・パートの音量を表示します。

マルチエフェクト(MFX1、2)、コーラス(CHO)、リバーブ(REV)、マスタリング(MASTER)のオン/オフを表示します/

現在選ばれているソングの名前、小節位置を表示します。

ソングの拍子、テンポを表示します。

パッチを選ぶかリズム・セットを選ぶかを切り替えます。

パッチ・カテゴリーを表示/選択します。

カテゴリーをロックする/しないを切り替えます。

パッチ/リズム・セットのグループ、ナンバー、名前を表示/選択します。

Dビーム・コントローラーに割り当てられている機能とDビーム・コントローラーの反応状態を表示します。

8

29

Page 30: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチ・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 30ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa のパッチ/リズム・セットには、ユーザ-とプリセット、GM(GM2)のグループがあります。またウェーブ・エクスパンション・ボード(SRX シリーズ:別売)を 1枚取り付けることができるので、膨大な数のパッチ/リズム・セットの中から選ぶことができます。

USER(ユーザ-)

Fantom-Xa 本体内の書き替え可能なグループです。自分で作ったパッチは、このグループに保存します。あらかじめ 256個のパッチと 32個のリズム・セットが記憶されています。

PR-A ~F(プリセット A~F)、PRST(プリセット)

Fantom-Xa 本体内の書き替えできないグループです。ただし、現在選んでいるパッチ/リズム・セットの設定を変更してユーザ-に記憶することができます。

GM(GM2)

MIDI 機能の仕様をメーカーや機種を越えて標準化することを目的とした、GM2に対応したパッチ/リズム・セットのグループです。書き替えはできません。また、現在選んでいるパッチ/リズム・セットの設定を変更することもできません。あらかじめ 256個のパッチと 9個のリズム・セットが記憶されています。

CARD(メモリー・カード)

本体リア・パネルのカード・スロットに装着したメモリー・カードに入っているパッチ/リズム・セットを使うときのグループです。書き替え可能なため、自分で作ったパッチ/リズム・セットを保存できます。

EXP(EXPスロットに装着したウェーブ・エクスパンション・ボード)

本体底面の EXP スロットに装着したウェーブ・エクスパンション・ボードに入っているパッチ/リズム・セットを使うときのグループで、書き替えできません。ただし、現在選んでいるパッチ/リズム・セットの設定を変更してユーザ-に記憶することができます。内蔵パッチ/リズム・セットの数は。ウェーブ・エクスパンション・ボードによって異なります。

※ EXP のパッチは、ウェーブ・エクスパンション・ボードSRXシリーズ(別売)がスロットに装着されていないと選べません。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY画面にします。

2. [F1(KBD)]または[F2(PAD)]を押して、キーボード・パートまたはパッド・パートを選びます。

※ リズム・セットを選ぶ場合は、[F5(RHYTHM)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

3. パッチ(リズム・セット)・グループを選ぶときは、 を押し

てから VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で選びます。fig.PatchGroup_70

4. を押して、カーソルをパッチ・ナンバーに移動させま

す。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパッチ(リズム・セット)を選びます。

キーボード・パートにパッチ(リズム・セット)を選んだ場合は鍵盤を弾いて、パッド・パートに選んだ場合はパッドを叩いて音を鳴らしてみましょう。

パッチの一覧を表示させて、その中からパッチを選ぶことができます。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY画面にします。

2. [ENTER]を押します。

PATCH LIST 画面が表示されます。fig.PatchList

3. パッチを選ぶ場合は[F3(PATCH)]を押します。リズム・セットを選ぶ場合は[F4(RHYTHM)]を押します。

[F4(RHYTHM)]を押すとRHYTHM LIST 画面が表示されます。

4. を押してグループを選びます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 でパッチ/リズム・

セットを選びます。

6. [ENTER]を押して確定します。

パッチ/リズム・セット・グループ パッチを選ぶ

リストからパッチを選ぶ

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パッチ・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 31ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. [PATCH SELECT]を押します。PATCH SELECT画面が表示されます。

fig.PatchSelect

3. リズム・セットを選ぶ場合は、[F5(RHYTHM)]を押して

チェック・マーク( ✔)を付けます。

マークを付けると、RHYTHM SELECT 画面が表示されます。

4. [F1]、[F2]を押してグループを選びます。

5. [F3]、[F4]、PART/TRACK[1]~[8]、[INC]、[DEC]、、または VALUE ダイヤルでパッチ/リズム・セット

を選びます。

6. [ENTER]を押して PATCH PLAY画面にします。

パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意された最適なフレーズで、パッチの音を確認することができます。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. [ENTER]を押して PATCH LIST画面にします。

3. [F5(PREVIEW)]を押し続けます。

PATCH LIST 内で選ばれているパッチが鳴ります。

4. [F5(PREVIEW)]から指を離すと、鳴り止みます。

※ フレーズ・プレビューでの音の鳴りかたを変えたい場合は、Preview Modeパラメーターで設定します(P.194)。

パッチ・モードで、よく使用するパッチ(またはリズム・セット)をフェイバリット・パッチとして登録しておくことができます。この機能を使うと、本体やウェーブ・エクスパンション・ボードに記憶されているお気に入りのパッチをすばやく選ぶことができます。8音色× 8バンクの合計 64個まで登録できます。

1. PATCH PLAY 画面で、登録したいパッチ(またはリズム・セット)を選びます。

2. [ENTER]を押して、PATCH LIST画面にします。

3. [F1(FAVORIT)]を押します。

FAVORITE PATCH 画面が表示されます。fig.Favorite

4. VALUE ダイヤルか で、登録するバンクを選びます。

5. PART/TRACK[1]~[8]か[INC][DEC]、 でナン

バーを選びます。

6. [F3(REGIST)]を押すと登録されます。

7. [F1(LIST)]を押して、PATCH LIST 画面に戻ります。

パッチ登録の取り消し

FAVORITE PATCH 画面で、登録を取り消したいパッチ(またはリズム・セット)を選び[F2(REMOVE)]を押します。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY画面にします。

2. [ENTER]を押して PATCH LIST画面にします。

3. [F1(FAVORIT)]を押します。

FAVORITE PATCH 画面が表示されます。

4. バンクを切り替える場合は、VALUE ダイヤルか で切り替

えます。

5. PART/TRACK[1]~[8]か[INC][DEC]、 でパッ

チを選びます。

6. [F6(SELECT)]または[ENTER]を押して確定します。

PATCH SELECT画面で選ぶ

パッチ/リズム・セットを試聴する(フレーズ・プレビュー)

お気に入りのパッチ/リズム・セットを選ぶ(フェイバリット・パッチ)

お気に入りのパッチ/リズム・セットを登録する

お気に入りのパッチ/リズム・セットを選ぶ

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パッチ・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 32ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッチの種類(カテゴリー)を指定することで、目的のパッチをすばやく選ぶことができます。カテゴリーは全部で 38種類あります。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. [F1(KBD)]または[F2(PAD)]を押して、キーボード・パートかパッド・パートを選びます。

※[F5(RHYTHM)]の上にチェック・マーク( ✔)が付いてい

る場合、[F5(RHYTHM)]を押してマークを消します。

3. を押してカーソルを「パッチ・カテゴリー」に移動して、

VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でカテゴリーを選びます。

4. [F6(CATEG LOCK)]を押して、チェック・マーク( ✔)を

付けます。fig.PatchCategory

5. [CURSOR]でカーソルをパッチ・グループ/ナンバーに移動して、VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパッチを選びます。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. [ENTER]を押します。PATCH LIST 画面が表示されます。

3. [F2(CATEG)]を押します。

CATEGORY画面が表示されます。fig.CategoryList

4. PAD[0]~[9]でカテゴリー・グループを選びます。

5. を押してカテゴリーを選びます。

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 でパッチを選びま

す。

7. [F6(SELECT)]または[ENTER]を押して確定します。

PATCH PLAY 画面で[CATEGORY]を押すと、CATEGORY画面が表示されます。

カテゴリーは以下のものが選べます。カテゴリー別にパッチを選ぶ

リストから選ぶ

カテゴリー 内容 グループ[PAD]

- - - No Assign カテゴリーに分類されていないもの

PNO AC.Piano アコースティック・ピアノ PIANO[0]EP EL.Piano エレクトリック・ピアノ

KEY Keyboards その他のキーボード(クラビ、ハープシコードなど)

ORG/KBD[1]BEL Bell ベル、ベル・パッド

MLT Mallet マレットORG Organ エレクトリック・オルガン、

チャーチ・オルガンACD Accordion アコーディオンHRM Harmonica ハーモニカ、ブルース・

ハープAGT AC.Guitar アコースティック・ギター GUITAR

[2]EGT EL.Guitar エレクトリック・ギターDGT DIST.Guitar ディストーション・ギターBS Bass アコースティック・ベース、

エレクトリック・ベースBASS[3]

SBS Synth Bass シンセ・ベースSTR Strings ストリングス STR/

ORCH[4]

ORC Orchestra オーケストラ・アンサンブル

HIT Hit&Stab オーケストラ・ヒット、ヒット

WND Wind 木管楽器(オーボエ、クラリネットなど)

WIND/BRASS[5]FLT Flute フルート、ピッコロ

BRS AC.Brass アコースティック・ブラスSBR Synth Brass シンセ・ブラスSAX Sax サックスHLD Hard Lead シンセ・リード(ハードな

もの)SYNTH[8]

SLD Soft Lead シンセ・リード(ソフトなもの)

TEK Techno Synth テクノ・シンセPLS Pulsating 鼓動音FX Synth FX シンセ FX(ノイズなど)SYN Other Synth ポリ・シンセBPD Bright Pad パッド・シンセ(明るいも

の)PAD/VOX[7]SPD Soft Pad パッド・シンセ(ソフトな

もの)VOX Vox ボックス、クワイアPLK Plucked 撥弦楽器(ハープ、民族楽

器など)WORLD[6]

ETH Ethnic その他の民族楽器FRT Fretted フレットのある撥弦楽器

(マンドリンなど)PRC Percussion パーカッション類 DRUM

[9]SFX Sound FX サウンド・エフェクトBTS Beat&Groove ビート、グルーブDRM Drums ドラム・セットCMB Combination スプリットやレイヤーを

使ったその他のパッチ

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パッチ・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 33ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

オクターブ・シフトは、鍵盤の音域を 1オクターブ単位(最大± 3オクターブ)で移動する機能です。

ベース・パートなどの低い音を右手で演奏するときは、鍵域を 1または 2オクターブ下げておくと弾きやすくなります。

※ オクターブ・シフトはキーボード・パートのみに有効です。

1. PATCH PLAY 画面で、OCTAVE[-]または[+]を押して移動

量(-3 ~ +3)を設定します。

設定すると、ボタンが点灯します。

• OCTAVE[+]を押すたびに +1、+2、+3、OCTAVE[-]を押

すごとに -1、-2、-3 と移動量が変化します。

• 両方のボタンを同時に押すと、元に戻ります。fig.OctaveShift

オクターブ・シフトは Fantom-Xa 全体に共通の設定(セットアップ・パラメーター)で、パッチやパフォーマンスを切り替えても記憶しています。

トランスポーズは、鍵盤の音域を半音単位で移動する機能です。

トランペットやクラリネットなどの移調楽器を、楽譜に表記されている音の高さで演奏するときなどに設定します。

※ トランスポーズはキーボード・パートのみに有効です。

1. PATCH PLAY 画面で、[SHIFT]を押しながらOCTAVE[-]または[+]を押して、移動量(G~ F#:-5 ~ +6半音)を設定します。

• [SHIFT]を押しながら両方のボタンを同時に押すと、元に戻

ります。fig.Transpose

トランスポーズは Fantom-Xa 全体に共通の設定(セットアップ・パラメーター)で、パッチやパフォーマンスを切り替えても記憶しています。

パッチは 4つまでのトーンを組み合わせて作られています。特定のトーンの音を確認したいときや、トーンを使わないときはそのトーンをオフにします。

• PATCH PLAY 画面で TONE SW[1]~[4](PART/TRACK

[1]~[4])を押して、各トーンのオン/オフを切り替えます。

※ 不要なトーンがあるときは、そのトーンをオフにしてパッチを保存すると、余分な発音数を使われることがなくなります。

鍵域をオクターブ単位で移動する(オクターブ・シフト)

鍵域を半音単位で移動する(トランスポーズ)

鳴らすトーンを選ぶ(トーンのオン/オフ)

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パッチ・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 34ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サックスやフルートなどの単音楽器のパッチを演奏するときは、モノで演奏すると効果的です。

1. PATCH PLAY 画面で[PATCH EDIT]を押します。

2. [F1(COMMON)]を押してから[F4(CTRL)]を押します。

3. を押してカーソルを「Mono/Poly」に移動します。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で「MONO」に設定します。

モノで演奏できる状態になります。

アサイナブル・スイッチ([ ]/[ ])に「Mono/Poly」を割り当てると、ボタン操作で簡単にモノ/ポリを切り替えられます(P.84)。

ポルタメントとは、はじめに弾いたキーと次に弾いたキーとの間の音程をなめらかに変化させる機能です。また、モノに設定(前項参照)しているときにポルタメントをかけると、バイオリンのスライド奏法のような効果が得られます。

1. PATCH PLAY 画面で[PATCH EDIT]を押します。

2. [F1(COMMON)]を押してから[F3(PORTMNT)]を押します。

3. を押してカーソルを「Portamento Switch」に移動し

ます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で「ON」に設定します。

ポルタメントができる状態になります。

アサイナブル・スイッチ([ ]/[ ])に「Portamento Switch」を割り当てると、ボタン操作で簡単にポルタメントをオン/オフできます(P.84)。

パッチ・モードでは、リズム・セットを選ぶことによって鍵盤やパッドで打楽器の演奏ができます。鍵盤やパッドに割り当てられている打楽器はリズム・セットごとに異なるので、さまざまな打楽器の演奏ができます。

Fantom-Xa は、リアルタイム・コントロールつまみやアサイナブル・スイッチ、Dビーム、ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバーにパラメーターを割り当てて、音にいろいろな変化を付けることができます。

コントローラーを操作したときに、キーボード・パート、パッド・パートのどちらに効果を付けるかを設定します。

1. PATCH PLAY 画面で[F3(CONTROL)]を押してから[F3(PART)]を押します。

CONTROL SETTING画面が表示されます。fig.ControlPart

2. を押してパラメーターを選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパートを選びます。

4. 設定を保存しておきたい場合は、[F6(WRITE)]を押します。

※ パッチ・モードを選んでいる場合、コントローラーの設定をパッチごとに保存することはできません。システムの設定として保存されます。

5. [EXIT]を押して PATCH PLAY画面に戻します。

コントローラーへのパラメーターの割り当てかたについては、リアルタイムに音色を変化させる(P.80)をご覧ください。

単音で演奏する(モノフォニック)

音程をなめらかに変化させる(ポルタメント)

打楽器の演奏をする

リアルタイム・コントローラーやDビームでコントロールするパラメーターを選ぶ(Control Setting)

コントローラーを効かせるパートを設定する

パラメーター 設定値 説明

Bender andModulation PartSelect

KBD、PAD

ピッチ・ベンド・メッセージまたはモジュレーション・メッセージで変化させるパート

D Beam Part Select D ビームで変化させるパートKnob Part Select リアルタイム・コントロールつ

まみで変化させるパート

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Fantom-Xa_j.book 35ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッチを作る

Fantom-Xa の各設定項目(パラメーター)の値を変更する操作をエディットといいます。ここでは、パッチ・エディットの操作とパッチ・パラメーターの働きを説明します。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. 設定を変えたいパート(キーボード、またはパッド)とパッチ

を選びます(P.30)。

※ GM2グループのパッチはエディットできません。

3. [PATCH EDIT]を押して PATCH EDIT 画面にします。fig.PatchEdit_70

※ Structure Type(P.38)と Booster Gain(P.39)はこの画面で設定します。

4. [F1(COMMON)]~[F6(LFO&OUT)]を押して、パラメーター・グループを選びます。

5. [F1]~[F6]と でパラメーターを選びます。

トーンごとに独立して設定できるパラメーターもあります。エディットするトーンを選ぶには、TONE SELECT[1]~[4]

(PART/TRACK[5]~[8])か を押します。fig.WavePitch_70

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を変更します。

7. 手順 4 ~ 6を繰り返し、各パラメーターを設定します。

8. 変更した設定を保存するには[WRITE]を押します(P.37)。保存しない場合は[EXIT]を押して PATCH PLAY画面に戻します。

変更を保存せずにPATCH PLAY 画面に戻すと、パッチ・グループの左横に「*」が表示されます。

「*」が表示された状態で電源を切ったり他の音色を選んだりすると、設定変更は無効になります。

音作りによく使われる重要なパラメーター(下記)を、グラフィカルに表示させてエディットすることができます。

1. 上記パラメーターのエディット画面で[F6(ZOOM)]を押します。

Zoom Edit 画面が表示されます。fig.ZoomEdit_70

2. [F1]~[F5]を押してパラメーター・グループを選びます。

3. [CURSOR]でパラメーターを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を変更します。REALTIME CONTROL つまみで設定することもできます。

5. 設定が終わったら[F6(EXIT)]を押します。

パッチ・エディットの操作

パッチを作るときの4つのポイント

●イメージに近いパッチを選ぶ(P.30)

自分がイメージする音に近いパッチを選んでエディットすると、より簡単にパッチを作ることができます。

●どのトーンを鳴らすかを決める(P.33)

1つのパッチは 4つまでのトーンを組み合わせて音が作られています。トーンを 1つずつ聴いて、各トーンの役割を確かめてから、どのトーンを使う(鳴らす)かを決めます。無駄なトーンはオフにして、発音数をむやみに増やさないことも大切です。

●ストラクチャーの設定を確認する(P.38)

Structパラメーターは、4つのトーンの組み合わせを決める重要なパラメーターです。実際にトーンを変更する前に、各トーンの関係を理解しておいてください。

●エフェクトをオフにする(P.157)

エフェクトをオフにするとパッチ本来の音が見えてくるので、設定を変更したときの音色変化を確認しやすくなります。また、エフェクトの設定を変えるだけでイメージする音が作れる場合もあります。

グラフィカルに表示してエディットする(Zoom Edit)

パラメーター ページ パラメーター ページ

Pitch Envelope P.44 TVA Envelope P.48TVF P.45 LFO 1/2 P.52TVF Envelope P.46 Step LFO P.54

35

Page 36: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 36ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パラメーター名に番号( 、 、 、 )が表示されている場合、REALTIME CONTROL つまみ(C1~ C4)で値を設定できます。

REALTIME CONTROLつまみ右側のボタンを押して、3つのインジケーターのいずれかを点灯させると、つまみを本来の用途に使えます。fig.KnobValue

Zoom Edit 画面(P.35)でも、REALTIME CONTROL つまみを使って値を設定できます。

現在選んでいるパッチの設定を標準値に戻します(イニシャライズ)。

※ イニシャライズでは現在選んでいる音色のみを初期化します。すべての設定を工場出荷時の値に戻したいときはファクトリー・リセットを実行します(P.203)。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. 初期化するパート(キーボード、またはパッド)とパッチを選

びます(P.30)。

3. [PATCH EDIT]を押して PATCH EDIT 画面にします。

4. [SHIFT]を押しながら[F5(INIT)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押して初期化します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

任意のパッチのトーンの設定を、現在選んでいるパッチにコピーします。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY画面にします。

2. パート(キーボード、またはパッド)とコピー先のパッチを選びます(P.30)。

3. [PATCH EDIT]を押して PATCH EDIT 画面にします。

4. [SHIFT]を押しながら[F6(TONE CPY)]を押します。Patch Tone Copy ウィンドウが開きます。

fig.ToneCopy_70

5. [CURSOR]でカーソルを動かして、VALUEダイヤルか[INC][DEC]で「Source(コピー元)」のグループとナンバー、トーンを選びます。

※[F4(COMPR)]を押してチェック・マーク( ✔)を付ける

と、コピー元のパッチを鳴らせます(コンペア機能)。

6. [CURSOR]でカーソルを動かして「Destination(コピー先)」のトーンを選びます。

7. [F6(EXEC)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

8. [F6(EXEC)]を押してコピーします。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

REALTIME CONTROLつまみによる値の変更

パッチの設定の初期化

1 2 3 4

1 2 3 4

パッチ(トーン)の設定のコピー

コンペア機能

パッチ・トーン・コピー時と保存操作時にはコンペア機能が使えます。

コピー元(または書き込み先)のパッチを鳴らしたい場合、[F4(COMPR)]を押してチェック・マーク( ✔)を付ける

と、鍵盤やパッドでコピー元(または書き込み先)のパッチを鳴らせます。

※ コンペア機能によるパッチの発音は、通常の演奏時の鳴りかたと多少異なることがあります。

36

Page 37: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 37ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

設定の変更は一時的なもので、電源を切ったり他の音色を選んだりすると消えてしまいます。設定変更した音色を残したい場合、本体のUSERグループ(ユーザ-・メモリー)かCARDグループ(メモリー・カード)に保存します。

パッチの設定を変更すると、PATCH PLAY 画面に「*」が表示されます。

保存操作をすると、保存先にあったデータは上書きされます。

1. 保存したいパッチが選ばれていることを確認します。

2. [WRITE]を押します。

WRITE MENU画面が表示されます。fig.PatchWrite_70

3. [F2(PAT/RHY)]を押します。

※ で「Patch/Rhythm」を選び、[ENTER]を押しても同じです。

PATCH NAME 画面が表示されます。fig.PatchName_70

4. パッチに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

5. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。書き込み先のパッチを選ぶ画面が表示されます。

6. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、 、または[F1

(USER)][F2(CARD)]で書き込み先のパッチ・ナンバーを選びます。

※[F4(COMPR)]を押してチェック・マーク( ✔)を付ける

と、書き込み先のパッチを鳴らせます(コンペア機能)。

7. [F6(WRITE)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

8. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

ワン・ショット波形とループ波形Fantom-Xa の内蔵波形は、次の 2つに分けることができます。

ワン・ショット:

減衰時間の短い音。音の立ち上がりから最後までをそのままの形で記憶しています。

ピアノのハンマー音やギターのフレット・ノイズといった、楽器のアタック部の構成音なども多数含まれています。

※ ワン・ショット波形をエンベロープで変化させて元波形よりも長い減衰にしたり、持続音にしたりすることはできません。

ループ:

減衰時間の長いものや持続音など。音色変化の落ち着いた段階で波形の一部分を何度も繰り返し再生(ループ)します。

ピアノの弦の響きや管楽器の胴鳴りなども多数含まれています。

次の図はワン・ショットとループを組み合わせた音作りの例(エレクトリック・オルガン)です。fig.Waveform1.j

アコースティック楽器の波形を使うときのポイントピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち上がり部分での急激な音色変化がそれぞれの楽器らしさを形成しています。これらの波形を使うには、立ち上がり部分の複雑な音色変化はそのまま使い、減衰部分のみをエンベロープで補うとよいでしょう。fig.Waveform2.j

作ったパッチの保存(Write)

オルガンのループ波形の TVAエンベロープ

鍵を離す 時間

レベル

TVAエンベロープの変化結果 キー・クリックのワン・ショット 波形のTVAエンベロープ

鍵を離す

+ =

ウェーブに 記憶された 音色変化

TVFフィルターの エンベロープ

音色変化の 結果

ループ部分

時間

レベル

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Page 38: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 38ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

※ TYPE 2~ 10を選び、ペアとなるトーンの片方をオフにすると、もう一方のトーンは表示に関係なく TYPE 1で発音されます。

※ 各トーンに発音域を設定したり(TMT KEY RANGE、P.42)、キーを押す強さによってトーンの鳴る範囲を設定したりして(TMT VELORANGE、P.42)、発音されない音域を作った場合、その音域はトーンをオフにしたのと同じになります。よって、TYPE 2~ 10を選んで、ペアとなるトーンの片方が発音されない音域を設定すると、その音域ではもう一方のトーンは表示に関係なく TYPE 1で発音されま

パッチ・パラメーターの働き

トーンの鳴らしかたを変える(Structure)

パラメーター 設定値 説明Struct 1 & 2, 3 & 4(ストラクチャ-・タイプ)

TYPE 01~ TYPE 10 トーン 1と 2、またはトーン 3と 4の組み合わせかた以下の 10種類があります。

トーン 1と 2(3と 4)が独立しています。PCM の音色を生かしたい場合や、トーンごとに音色を作って重ねたい場合に使います。

2つのフィルターを重ねて特性を強化しています。トーン 1(3)のTVAで 2つのトーンの音量バランスをとります。

トーン 1(3)とトーン 2(4)をミックスした音にフィルターをかけ、ブースターで波形を歪ませます。

ブースターで波形を歪ませ、重ねた 2つのフィルターをかけます。トーン 1(3)の TVAで 2つのトーンの音量バランスをとってブースターの効きを調節します。

リング・モジュレーターで倍音を増やし、重ねた 2つのフィルターをかけます。トーン 1(3)の TVAで 2つのトーンの音量バランスをとってリング・モジュレーターの効きを調節します。

リング・モジュレーターで倍音を増やし、トーン 2(4)の音をミックスして、重ねた 2つのフィルターをかけます。トーン 1(3)のTVAでリング音の量を調節できます。

トーン 1(3)にフィルターをかけた音とトーン 2(4)をミックスし、リング・モジュレーターで倍音を増やします。

This type sends the filtered トーン 1(3)にフィルターをかけた音とトーン 2(4)をミックスしてリング・モジュレーターを通し、さらにトーン 2(4)をミックスしてフィルターをかけます。

各トーンにフィルターをかけた音をミックスし、リング・モジュレーターで倍音を増やします。トーン 1(3)の TVAで 2つのトーンの音量バランスをとり、リング・モジュレーターの効きを調節します。

各トーンにフィルターをかけた音をミックスし、リング・モジュレーターで倍音を増やし、さらにトーン 2(4)をミックスします。トーン 1(3)の TVAでリング音の量を調節できます。

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

TYPE 1

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

TYPE 2

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

B

TYPE 3

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

B

TYPE 4

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 5

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 6

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 7

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 8

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 9

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 10

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Page 39: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 39ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

す。

パラメーター 設定値 説明Booster 1&2, 3&4(ブースター・ゲイン)

0、+6、+12、+18 ブースターの効き具合(ストラクチャ-・タイプがTYPE 3か TYPE 4のとき)ブースターは入力信号を大きくして音を歪ませ、ギターのエフェクトで多用されるディストーション効果を付けます。値を大きくするほど歪みが大きくなります。

ブースターfig.Boost1.j

ブースターは、入力された音を歪ませます。

fig.Boost2.j

ディストーションとして使用するほか、片方のトーンの波形(WG1)をLFOとしてもう片方の波形(WG2)を上下にシフトさせることで、PWM(パルス・ウィズ・モジュレーション)のような変調もできます。WaveGainパラメーター(P.43)と組み合わせるとより効果的です。

ブースター・レベル

TVAWG1

WG2

WG1と加算

WG1による波形のシフト

波形の歪む 箇所が変わる

WG2

WG1をLFOとして使う WG1の出力を調節

Booster

リング・モジュレーターfig.RingMod

リング・モジュレーターは、2つの波形を掛け合わせることで、どちらの波形にも含まれない多くの倍音(非整数倍音)を作ります(片方の波形を正弦波にしない限り、等間隔の周波数成分はほぼ発生しません)。

各波形のピッチの差で倍音構成が変化するため、音程感のない金属的な響きになります。鐘の音など、金属的な音色を作るのに適しています。

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Page 40: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 40ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(GENERAL)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

ストレッチ・チューニングfig.Stretch.j

[F2(MODIFY)]ここでの値を各トーンのパラメーターに加えて、音色を補正します。

パラメーター・グループ[F1(COMMON)]パッチ全体に共通の設定

パラメーター 設定値 説明Patch Category P.32 参照 パッチの種類(カテゴリー)Patch Level 0 ~ 127 パッチの音量Patch Pan L64 ~ 0~ 63R パッチの定位(左右の位置)Patch Priority LAST、

LOUDEST最大同時発音数(128音)を超えたときの発音のしかたLAST:後着優先(先に鳴った音から順に消音)LOUDEST:大音量優先(音量の小さい音から順に消音)

Octave Shift -3 ~ +3 パッチの音の高さ(オクターブ単位)Patch Coarse Tune ★ -48 ~ +48 パッチの音の高さ(半音単位、± 4オクターブ)Patch Fine Tune -50 ~ +50 パッチの音の高さ(1セント= 1/100半音単位)Stretch Tune Depth OFF、1~ 3 ストレッチ・チューニング(高音域はより高く、低音域はより低くというピアノ独特の調

律方法)OFF:平均律1 ~ 3:ストレッチ・チューニングの強さ(下図参照)

Analog Feel 0 ~ 127 1/f ゆらぎ(小川のせせらぎやそよ風など、人間に心地よさを与えるゆらぎ)の深さ※ アナログ・シンセサイザーのような不安定さを付加できます。

パラメーター 設定値 説明

Cutoff Offset -63 ~ +63 Cutoff Frequency(P.45)Resonance Offset -63 ~ +63 Resonance(P.45)Attack Time Offset -63 ~ +63 F-Env Time 1、A-Env Time 1(P.46、P.48)Release Time Offset -63 ~ +63 F-Env Time 4、A-Env Time 4(P.46、P.48)Velocity Sens Offset -63 ~ +63 Cutoff V-Sens、Level V-Sens(P.46、P.47)

1

2

3

OFF

2

1

OFF

3

高音部

平均律とのピッチ差 設定値

低音部

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Page 41: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 41ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F3(PORTMNT)]はじめに弾いたキーと次に弾いたキーとの間の音程をなめらかに変化させます(ポルタメント)。

fig.PortaStart.j

[F4(CTRL)]

パラメーター 設定値 説明Portamento Switch OFF、ON ポルタメントのオン/オフPortamento Mode NORMAL、

LEGATONORMAL:常にポルタメントがかかります。LEGATO:レガート奏法時のみポルタメントがかかります。

Portamento Type RATE、TIME RATE:ピッチ変化の速度が一定(ピッチ変化の時間が音程に比例)TIME:ピッチ変化にかかる時間が一定(音程に無関係)

Portamento Start PITCH、NOTE

PITCH:ピッチ変化中に他のキーを押すと、押された時点のピッチから新たなポルタメントが開始NOTE:ピッチ変化の終了する音程から新たなポルタメントが開始

Portamento Time 0 ~ 127 ピッチ変化にかかる時間

パラメーター 設定値 説明Mono/Poly MONO、

POLYMONO:単音しか鳴りません。単音楽器(サックスやフルートなど)のパッチに使うと効果的です。POLY:和音を鳴らせます。

Legato Switch OFF、ON

ON:あるキーを押している状態で他のキーを押すと、音の鳴りかたはそのままで、後から押したキーのピッチに変わります。ギターのハンマリング・オンやプリング・オフのような効果が得られます。※ Mono/Poly が「MONO」のときのみ有効

Legato Retrigger OFF、ON

OFF:1 つのキーを押している間に別のキーを押すとピッチだけが変化し、後で弾いたキーのアタックは鳴りません。管楽器や弦楽器のフレーズを演奏するときや、モノ・シンセ・キーボードをシミュレートするときは「OFF」にするとよいでしょう。ON:通常は「ON」にしておきます。"※ Mono/Poly が「MONO」、Legato Switchが「ON」のときのみ有効

Pitch Bend Range Up 0 ~ +48 ピッチ・ベンド・レバーを最も右に傾けたときのピッチ変化量(半音単位)Pitch Bend Range Down -48 ~ 0 ピッチ・ベンド・レバーを最も左に傾けたときのピッチ変化量(半音単位)

C5

D4C4

D4キーを押す

ピッチ

Portamento Start:NOTEPortamento Start:PITCH

時間

C4キーを押す

C5キーを押す

C5

D4 C4

D4キーを押す

ピッチ

時間

C4キーを押す

C5キーを押す

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Page 42: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 42ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F5(KEY RNG)](TMT KEY RANGE)音域(ノート・ナンバー)でトーンを鳴らし分けます。fig.TMT-K.j

[F6(VEL RNG)](TMT VELO RANGE)鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)でトーンを鳴らし分けます。fig.TMT-V.j

マトリックス・コントロールでトーンを鳴らし分けるときは、使用するMIDI メッセージの上限(Upper)と下限(Lower)を設定します。

鍵盤を弾く強さとマトリックス・コントロールとで同時にトーンを鳴らし分けることはできません。マトリックス・コントロールでトーンを鳴らし分けるときは、Tone Mix Velo Control を「OFF」にしてください。

パラメーター 設定値 説明

Key Fade Lower 0 ~ 127 Key Range Lower より低い音を鳴らす度合い鳴らさない場合は「0」にします。

Key Range Lower C - ~(Upper) トーンの発音域の下限Key Range Upper (Lower)~ G9 トーンの発音域の上限Key Fade Upper 0 ~ 127 Key Range Upper より高い音を鳴らす度合い

鳴らさない場合は「0」にします。

パラメーター 設定値 説明

Tone Mix Velo Control OFF、ON、RANDOM、CYCLE

鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)によるトーンの鳴らし分けのオン/オフRANDOM:ベロシティーに関係なく、パッチを構成するトーンがランダムに発音CYCLE:パッチを構成するトーンが順番に発音

Control Switch OFF、ON マトリックス・コントロール(P.49)によるトーンの鳴らし分けのオン/オフVelo Fade Lower 0 ~ 127 Velo Range Lower より弱く弾かれた音を鳴らす度合い

鳴らさない場合は「0」にします。Velo Range Lower 1 ~(Upper) トーンが発音するベロシティーの下限Velo Range Upper (Lower)~ 127 トーンが発音するベロシティーの上限Velo Fade Upper 0 ~ 127 Velo Range Upper より強く弾かれた音を鳴らす度合い

鳴らさない場合は「0」にします。

Key Range Lower Key Range UpperKey Fade Lower Key Fade Upper

レベル 低音域で鳴らすトーン 高音域で鳴らすトーン

ピッチ

Velo Range Lower Velo Range UpperVelo Fade Lower Velo Fade Upper

レベル 弱く弾いたときに鳴らすトーン 強く弾いたときに鳴らすトーン

ベロシティー

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Page 43: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 43ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(WG PRM)]

「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。(マトリックス・コントロール、P.49)

パラメーター・グループ[F2(WG)]波形や音の高さを変化させる

パラメーター 設定値 説明Wave Group INT、EXP、

SAMP、MSAM

トーンの基本となる波形のグループINT:本体に記憶されている波形EXP:EXP スロットに装着されているウェーブ・エクスパンション・ボード(SRX シリーズ)の波形SAMP:サンプルMSAM:マルチサンプル

Wave Bank PRST、USER、CARD

Wave Groupが SAMPのとき:PRST、USER、CARDWave GroupがMSAMのとき:USER、CARD

Wave No. L (Mono)Wave No. R

----、1~ 1228

トーンの基本となる波形(上限はWave Group によって異なります。)モノで使用する場合、左(L)だけを指定します。ステレオの場合は右(R)も指定します。左右ペアの波形を選ぶときは、左(L)のWave No. を選択した後、[SHIFT]を押しながら[F4(STEREO)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、右(R)のWaveが呼び出されます。

※ マルチサンプルをステレオで使用する場合、L/Rに同じ番号を指定してください。Wave Gain -6、0、+6、

+12波形のゲイン(振幅)

6dB(デシベル)上がるとゲインは 2倍になります。※ ブースターで音を歪ませるときは、最大にしておくと効果があります(P.39)。

Wave Tempo Sync OFF、ON フレーズ・ループをクロック(テンポ)に合わせるとき「ON」にします。※ トーンにテンポ(BPM)が表示されている波形(別売のウェーブ・エクスパンション・ボード

などに内蔵)やサンプルを選んだときのみ有効です。

トーンにウェーブ・エクスパンション・ボードの波形を選んでいる状態でこのパラメーターを「ON」にすると、ピッチに関する設定(P.44)、および FXMに関する設定(P.43)は無効になります。 • トーンにサンプルを選んでいる場合、サンプルのBPM(テンポ)をあらかじめ設定しておく必

要があります。

• トーンにサンプルを選んでいる場合、Wave Tempo Syncは通常の 2倍の発音数が必要です。

• このパラメーターを「ON」にしたときはTone Delay Time(P.51)を「0」にしてください。

パラメーター 設定値 説明FXM Switch OFF、ON FXM のオン/オフFXM Color 1 ~ 4 FXM による周波数変調のしかた

値を大きくするほどざらつきのある音に、小さくするほど金属的な音になります。FXM Depth ★ 0~ 16 FXM による周波数変調の深さ

フレーズ・ループ

サンプラーなどにより曲の一部のフレーズを切り出して繰り返し再生することをフレーズ・ループといいます。フレーズ・ループの使用例として、ダンス・ミュージックなどで従来の楽曲などからフレーズを切り出し、それをもとに新たな楽曲を作成する手法があります。ブレーク・ビーツともいいます。

リアルタイム・タイム・ストレッチ

Wave Group が「SAMP」か「MSAM」のとき、WaveTempo Syncを「ON」にすると、ピッチを変えることなく、波形再生速度を変化させることができます。

FXM

FXM(Frequency Cross Modulation)は特定の波形によって、現在選んでいる波形を周波数変調し、複雑な倍音を作り出します。激しい音や効果音を作るのに適しています。

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パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 44ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F2(PITCH)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

fig.P-KF.j

[F3(PCH ENV)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

fig.P-Env.j

パラメーター 設定値 説明Tone Coarse Tune ★ -48~ +48 トーンの音の高さ(半音単位、± 4オクターブ)Tone Fine Tune ★ -50~ +50 トーンの音の高さ(1セント= 1/100半音単位)Rand Pitch Depth 0 ~ 1200 キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅(1セント単位)

ピッチを不規則に変化させたくない場合は「0」にします。Pitch Keyfollow -200 ~ +200 1オクターブ上のキーを弾いたときのピッチ変化量

通常のキーボードのようにピッチを 1 オクターブ上げたいときは「+100」にします。2オクターブ上げたいときは「+200」にします(下図参照)。

P-Env V-Sens -63~ +63 キーを押す強さによるピッチ・エンベロープの効き具合の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。

P-Env T1 V-Sens -63~ +63 キーを押す強さによるピッチ・エンベロープのT1 の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどT1 が速く(短く)なります。

P-Env T4 V-Sens -63~ +63 キーを離す速さによるピッチ・エンベロープのT4 の変化量「+」の値にすると、キーを速く離すほどT4 が速く(短く)なります。

P-Env Time KF(Time Keyfollow)

-100 ~ +100 押さえる鍵盤の位置によるピッチ・エンベロープの時間(T2 ~ T4)の変化量「+」の値にすると、C4 キー(中央のド)より高いキーを押すほどエンベロープの時間が短くなります(下図参照)。

パラメーター 設定値 説明P-Env Depth -12~ +12 ピッチ・エンベロープの効き具合

値を大きくするほどピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値にするとエンベロープの形が反転します。

P-Env Time 1 ~ 4 ★ 0~ 127 ピッチ・エンベロープの時間(T1 ~ T4)値を大きくするほど、次のピッチに達するまでの時間が長くなります。

P-Env Level 0 ~ 4 -63~ +63 ピッチ・エンベロープのレベル(L0 ~ L4)各ポイントでのピッチを、Coarse Tune/Fine Tune で設定したピッチからどれだけ変化させるかを設定します。

C4C3C2C1 C5 C6 C7

0

+50

+100+200

-50

-100-200鍵盤

ピッチ Pitch Keyfollow

C4C3C2C1 C5 C6 C7

0

+50

+100

-50

-100

鍵盤

時間 Time Keyfollow

T1 T2 T3 T4

L3

L4L2

L1

L0

キーを離す

ピッチ

ピッチ・エンベロープ

時間

キーを押す

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パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 45ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

フィルターは、特定の周波数帯域をカットして音の明るさや太さなどを変化させます。

[F1(TVF PRM)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

fig.Resonance.j

パラメーター・グループ[F3(TVF)]フィルターで音の明るさを変える(TVF/TVF Envelope)

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF、LPF、

BPF、HPF、PKG、LPF2、LPF3

フィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF:ロー・パス・フィルター。Cutoff Frequencyより上の周波数をカットして音を丸くします。BPF:バンド・パス・フィルター。Cutoff Frequency付近だけを残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。HPF:ハイ・パス・フィルター。Cutoff Frequencyより下の周波数をカットします。高域に特長のある打楽器系の音などを作るのに適しています。PKG:ピーキング・フィルター。Cutoff Frequency付近を強調します。LFO で CutoffFrequency を周期的に変えるとワウ効果を得られます。LPF2:ロー・パス・フィルター 2。Cutoff Frequency より上の周波数をカットしますが、フィルターの感度が LPFの半分になっています。アコースティック・ピアノなどの楽器音のシミュレーションに適しています。LPF3:ロー・パス・フィルター 3。Cutoff Frequency より上の周波数をカットしますが、フィルターの感度がカットオフ周波数により変化します。アコースティック楽器のシミュレーションに適していますが、TVF Envelope の設定が同じでも LPF2とは異なったニュアンスになります。

※「LPF2」、「LPF3」を選んだ場合、Resonance の設定は無効になります。Cutoff Frequency ★ 0~ 127 フィルターの効き始める周波数Resonance ★ 0~ 127 カットオフ周波数付近の音を強調して、音色にクセを付ける度合い

※ 上げ過ぎると発振して音が歪むことがあります。Cutoff Keyfollow -200 ~ +200 押さえる鍵盤の位置によるカットオフ周波数の変化量

「+」の値にすると、C4 キー(中央のド)より高いキーを押すほどカットオフ周波数が高くなります(下図参照)。

LPF BPF

レゾナンス

HPF PKG

設 定 値

レベル

カットオフ周波数

周波数

C4C3C2C1 C5 C6 C7

0

+50

+100+200

-50

-100-200

o

-1

-2

+1

+2

カットオフ周波数 (オクターブ)

Cutoff Keyfollow

鍵盤

45

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パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 46ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F2(TVF ENV)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

fig.F-Env.j

パラメーター 設定値 説明Cutoff V-Curve FIX、1~ 7 キーを押す強さでカットオフ周波数を変化させるときの変化カーブ

変化させないときは「FIX」にします。

Cutoff V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるカットオフ周波数の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどカットオフ周波数が高くなります。

Resonance V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるレゾナンスの変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどレゾナンスが大きくなります。

F-Env V-Curve FIX、1~ 7 キーを押す強さでTVFエンベロープの効き具合を変化させるときの変化カーブ変化させないときは「FIX」にします。

F-Env V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるTVFエンベロープの効き具合の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどTVF エンベロープによる変化が大きくなります。

F-Env T1 V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるTVFエンベロープのT1 の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどT1 が速く(短く)なります。

F-Env T4 V-Sens -63 ~ +63 キーを離す速さによるTVFエンベロープのT4 の変化量「+」の値にすると、キーを速く離すほどT4 が速く(短く)なります。

パラメーター 設定値 説明F-Env Depth -63 ~ +63 TVFエンベロープの効き具合

値を大きくするほど TVFエンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値にするとエンベロープの形が反転します。

F-Env Time KF(Time Keyfollow)

-100 ~ +100 押さえる鍵盤の位置によるTVFエンベロープの時間(T2~ T4)の変化量「+」の値にすると、C4 キー(中央のド)より高いキーを押すほどエンベロープの時間が短くなります(下図参照)。

F-Env Time 1 ~ 4 ★ 0~ 127 TVFエンベロープの時間(T1 ~ T4)値を大きくするほど、次のカットオフ周波数に達するまでの時間が長くなります。

F-Env Level 0 ~ 4 0~ 127 TVFエンベロープのレベル(L0 ~ L4)各ポイントでのカットオフ周波数を、Cutoff Frequencyからどれだけ変化させるかを設定します。

1 2 3 4 5 6 7

1 2 3 4 5 6 7

T1 T2 T3 T4

L3L1L0

L2 L4キーを離す

カットオフ 周波数

TVFエンベロープ

時間

キーを押す

C4C3C2C1 C5 C6 C7

0

+50

+100

-50

-100

鍵盤

時間 Time Keyfollow

46

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パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 47ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(TVA PRM)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

fig.Bias.j

fig.Pan-KF.j

パラメーター・グループ[F4(TVA)]音量を設定する(TVA/TVA Envelope)

パラメーター 設定値 説明Tone Level ★ 0~ 127 トーンの音量

主に各トーンの音量バランスをとるときに使います。Level V-Curve FIX、1~ 7 キーを押す強さでトーンの音量を変化させるときの変化カーブ

変化させないときは「FIX」にします。

Level V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるトーンの音量の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほど音量が大きくなります。

Bias(バイアス) バイアスは、アコースティック楽器などで、押さえる鍵盤の位置(音の高さ)によって音量を変化させるときに使います。

Bias Level -100 ~ +100 音量変化の角度値を大きくするほど変化が大きくなります。「-」の値にすると変化が逆になります。

Bias Position C - ~ G9 音量を変化させる基準のキーBias Direction LWR、UPR、L&U、

ALLBias Positionに対して変化を与える方向LWR:Bias Pointより低音域の音量を変えます。UPR:Bias Pointより高音域の音量を変えます。L&U:Bias Pointより左右対称に音量を変えます。ALL:Bias Pointを中心にして直線的に音量を変えます。

パラメーター 設定値 説明Tone Pan ★ L64 ~ 0~ -63R トーンの定位(左右の位置)Pan Keyfollow -100 ~ +100 押さえる鍵盤の位置による定位の変化量

「+」の値にすると、C4 キー(中央のド)より高いキーを押すほど定位が右に寄ります(下図参照)。

1 2 3 4 5 6 7

C-1 G9

+

0

C-1 G9

+

0

C-1 G9

+

0

C-1 G9

+

0

+

0

– +

0

–LWR L&UUPR ALL

Bias Position

音量 音量 音量 音量

鍵盤 鍵盤 鍵盤 鍵盤 Bias PositionBias Position Bias Position

C4C3C2C1 C5 C6 C7

0

+50

+100

-50

-100

o

L

R

パン(定位) Pan Keyfollow

鍵盤

47

Page 48: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 48ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F2(TVA ENV)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

fig.A-Env.j

パラメーター 設定値 説明Random Pan Depth 0 ~ 63 キーを押すたびに定位を不規則に変化させる変化幅

値を大きくするほど変化幅が広くなります。Alter Pan Depth L63 ~ 0~ 63R キーを押すたびに定位を左右交互に変化させる変化幅

値を大きくするほど変化幅が広くなります。「L」と「R」では、左右に定位する順番が逆になります。例えば、2つのトーンをそれぞれ「L」と「R」に設定すると、2つのトーンの定位が交互に入れ替わります。

※ Structure(P.38)に TYPE2~ 10のいずれかを選んでいると、トーン 1(3)の PanKF、Random Pan Depth、Alter Pan Depth の設定は、トーン 2(4)の設定に従います(トーン 1と 2の出力はトーン 2に、トーン 3 と 4の出力はトーン 4にまとめらているため)。

パラメーター 設定値 説明

A-Env T1 V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるTVAエンベロープのT1 の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどT1 が速く(短く)なります。

A-Env T4 V-Sens -63 ~ +63 キーを離す速さによるTVAエンベロープのT4 の変化量「+」の値にすると、キーを速く離すほどT4 が速く(短く)なります。

A-Env Time KF(Time Keyfollow)

-100 ~ +100 押さえる鍵盤の位置によるTVAエンベロープの時間(T2 ~ T4)の変化量「+」の値にすると、C4 キー(中央のド)より高いキーを押すほどエンベロープの時間が短くなります(下図参照)。

A-Env Time 1 ~ 4★ 0~ 127 TVAエンベロープの時間(T1~ T4)値を大きくするほど、次の音量に達するまでの時間が長くなります。

A-Env Level 1 ~ 3 0~ 127 TVAエンベロープのレベル(L1 ~ L3)各ポイントでの音量を、Tone Levelからどれだけ変化させるかを設定します。

T1 T2 T3 T4

L3L1 L2

キーを離す

音量

TVAエンベロープ

時間

キーを押す

C4C3C2C1 C5 C6 C7

0

+50

+100

-50

-100

鍵盤

時間 Time Keyfollow

48

Page 49: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 49ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(CTRL1)]~[F4(CTRL4)]MIDI メッセージを使ってトーンのパラメーターをリアルタイムに変化させる機能をマトリックス・コントロールと呼びます。1 つのパッチで 4つまでのマトリックス・コントロールが使えます。

マトリックス・コントロールを使うときは、どのMIDI メッセージ(CTRL Source)で、どのパラメーター(CTRL Destination)を、どれくらいコントロールして(CTRL Sens)、どのトーンに効果をかけるのか(CTRL Switch)を設定します。

VELOCITYと KEY FOLLOWは、ノート・メッセージに対応します。

LFO 1~ TVA エンベロープはMIDI メッセージではありませんが、マトリックス・コントロールとして使うことができます。この場合、パッチを鳴らしてトーンの設定をリアルタイムに変化させることができます。

• Fantom-Xa 全体で共通のコントローラーを使いたいときは「SYS CTRL1」~「SYS CTRL4」を選びます。SYS CTRL 1~ 4として使われ

るMIDI メッセージは、Sys Ctrl 1 ~ 4 Source パラメーター(P.196)で設定します。

Rx Bender、Rx Expression、Rx Hold-1(P.51)が「ON」になっていると、それらのMIDI メッセージを受信したときに、目的のパラメーター(CTRL Destination)と同時にピッチ・ベンド/エクスプレッション/ホールド 1の設定も変化してしまいます。目的のパラメーターだけを変化させたいときは「OFF」にします。

• パフォーマンスでは、特定のMIDI メッセージの受信をオン/オフするパラメーターが、MIDI チャンネルごとにあります(P.79)。マトリッ

クス・コントロールを使うパッチをパートに割り当てたときは、マトリックス・コントロールに使う MIDIメッセージの受信がオンになっていることを確認してください。MIDI メッセージの受信がオフになっていると、マトリックス・コントロールは動作しません。

パラメーター・グループ[F5(CTRL)]マトリックス・コントロール/その他の設定

パラメーター 設定値 説明CTRL 1~ 4 Source OFF、

CC01 ~ 31、33~ 95、PITCH BEND、AFTERTOUCH、SYS CTRL1 ~ 4、VELOCITY、KEY FOLLOW、TEMPO、LFO1、LFO2、PITCH ENV、TVF ENV、TVA ENV

マトリックス・コントロールでパラメーターを変化させるのに使う MIDI メッセージOFF:マトリックス・コントロールを使いません。CC01~ 31、33~ 95:コントローラー・ナンバー 1~ 31、33~ 95PITCH BEND:ピッチ・ベンド AFTERTOUCH:アフタータッチSYSCTRL1 ~ 4:Fantom-Xa全体で共通のコントローラー(下記ヒント参照)VELOCITY:ベロシティー(鍵盤を弾く強さ)KEY FOLLOW:キーフォロー(鍵盤の位置、C4が 0)TEMPO:シーケンサーのテンポ、または外部MIDI シーケンサーのテンポLFO1:LFO 1 LFO2:LFO 2 PITCH ENV:ピッチ・エンベロープTVF ENV:TVFエンベロープ TVA ENV:TVAエンベロープ

パラメーター 設定値 説明

CTRL 1~ 4Destination 1 ~ 4

OFF、PITCH、CUTOFF、RESONANCE、LEVEL、PAN、OUTPUT LEVEL、CHORUSSEND、REVERB SEND、LFO1/2 PITCH DEPTH、LFO1/2 TVF DEPTH、LFO1/2 TVA DEPTH、LFO1/2 PAN DEPTH、LFO1/2 RATE、PCH ENV A-TIME、PCH ENV D-TIME、PCH ENV R-TIME、TVF ENV A-TIME、TVF ENV D-TIME、TVF ENV R-TIME、TVA ENV A-TIME、TVA ENV D-TIME、TVA ENV R-TIME、TMT、FXM DEPTH、MFX CTRL1 ~ 4、TIME

マトリックス・コントロールを使ってコントロールするパラメーター1 つのマトリックス・コントロールで、4つまでのパラメーターを同時にコントロールできます。

※ この取扱説明書では、マトリックス・コントロールで値を変化させられるパラメーターに「★」マークを付けています。

49

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パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 50ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

CTRL 1~ 4Sens 1 ~ 4

-63 ~ +63 マトリックス・コントロールの効果のかかり具合

• 選んだパラメーターを、現在の設定からプラス方向(大きい値、右方向、速くなど)に変化させるときは「+」の値にします。

• マイナス方向(小さい値、左方向、遅くなど)に変化させるときは「-」の値にします。

• 「+」、「-」ともに数値が大きいほど変化が大きくなります。効果をかけないときは「0」にします。

CTRL 1~ 4Switch 1 ~ 4

OFF、ON、REVS マトリックス・コントロールで効果をかけるトーンOFF:効果をかけません。ON:効果をかけます。REVS:効果を逆にかけます。

パラメーター 設定値 説明

50

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パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 51ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F5(MISC)]

Tone Delay(トーン・ディレイ)

トーン・ディレイはキーを押してから(または離してから)トーンが鳴り始めるまでの時間を遅らせるものです。トーンごとに発音タイミングをずらすこともできます。遅れて発音するトーンの音質を変えたり、トーンごとにピッチを変えれば 1 つのキーを押すだけでアルペジオのような演奏もできます。

また、トーン・ディレイの時間をシーケンサーのテンポに同期させることもできます。

※ トーン・ディレイを使わないときは、Tone Delay Modeを「NORM」、Tone Delay Timeを「0」にします。

• Structure(P.38)に TYPE2 ~ 10のいずれかを選んでいると、トーン 1(3)のトーン・ディレイの設定は、トーン 2(4)の設定に従いま

す(トーン 1と 2の出力はトーン 2に、トーン 3と 4の出力はトーン 4にまとめらているため)。

fig.ToneDly1.j

パラメーター 設定値 説明Tone Delay Mode NORM、HOLD、

OFFN、OFFDトーン・ディレイの種類NORM:キーを押してから、Tone Delay Time経過後にトーンが鳴り始めます。HOLD:キーを押してから、Tone Delay Time 経過後にトーンが鳴り始めますが、ToneDelay Time より短い時間内にキーを離したときは、トーンが鳴りません。OFFN:キーを離してから、Tone Delay Time 経過後にトーンが鳴り始めます。ギターなどのノイズ音をシミュレートするときなどに効果的です。OFFD:キーを離してから、Tone Delay Time 経過後にトーンが鳴り始めますが、キーを押した時点からTVAエンベロープは始まるため、多くの場合は減衰部分の音だけが鳴ります。

※ 減衰系(キーを離さなくても自然に音が消えていく)波形を選んでいるときに「OFFN」か「OFFD」にすると、音が鳴らないことがあります。

Tone Delay Time 0 ~ 127、音符 キーを押してから(Tone Delay Modeが「OFFN」「OFFD」のときはキーを離してから)トーンが発音するまでの時間

シーケンサーのテンポに同期させるときは、音符で指定します。

パラメーター 設定値 説明Tone Env Mode NSUS、SUST ループ波形(P.37)を選んだ状態で、キーを押していても自然に音を減衰させたい場合は

「NSUS」にします。※ ワン・ショット波形(P.37)を選んだ状態で「SUST」にしても音は持続しません。

Rx Bender OFF、ON トーンごとのピッチ・ベンド・メッセージの受信オン/オフRx Expression OFF、ON トーンごとのエクスプレッション・メッセージの受信オン/オフRx Hold-1 OFF、ON トーンごとのホールド 1・メッセージの受信オン/オフ

※ Tone EnvMode が「NSUS」のときは無効です。Rx Pan Mode CONT、K-ON トーンごとのパン・メッセージの受信のしかた

CONT:パン・メッセージを受信するごとに定位を変えます。K-ON:音を鳴らしたときに定位を変えます。発音中にパン・メッセージを受信しても、次にキーを押すまで定位は変わりません。

※ パン・メッセージの受信はオフにできません。Redamper Sw OFF、ON キーを離した後にホールド 1・メッセージを受信したときの、音の持続のさせかた

「ON」にすると、キーを離してから音が消えるまでの間にホールド 1・メッセージを受信した場合、鳴っている音を持続させます。ピアノの音色で「ON」にすると効果的です。

※ この機能を使うときは、Rx Hold-1 も「ON」にしてください。

キーを離す

Delay Time

キーを押す

Tone Delay Mode: NORM

トーン・ディレイを かけない場合

キーを離す

Delay Time

キーを押す

Tone Delay Mode: HOLD

発音しません

キーを離す

Delay Time

キーを押す

Tone Delay Mode: OFFN

キーを離す

Delay Time

キーを押す

Tone Delay Mode: OFFD

51

Page 52: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 52ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

LFO(Low Frequency Oscillator)は音に周期的な変化を与えるものです。LFO は各トーンに 2つあり(LFO1/LFO2)、ピッチやカットオフ周波数、音量を周期的に変化させ、ビブラートやワウ、トレモロなどのモジュレーション効果を与えます。どちらの LFOも同じパラメーターを持っています。

[F1(LFO 1)]、[F2(LFO 2)]「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。

(マトリックス・コントロール、P.49)

fig.T-KF.j

パラメーター・グループ[F6(LFO&OUT)]音にゆらぎを付ける/出力に関する設定

パラメーター 設定値 説明Wave Form SIN、TRI、

SAWU、SAWD、SQR、RND、BD-U、BD-D、TRP、S&H、CHS、VSIN、STEP

LFO の波形SIN:正弦波TRI:三角波SAWU:のこぎり波SAWD:のこぎり波(負極性)SQR:矩形波RND:ランダム波BD-U:立ち上がりが基準に達するとそのまま持続する波形BD-D:立ち下がりが基準に達するとそのまま持続する波形TRP:台形波S&H:サンプル&ホールド波(1周期に 1回、LFO 値を変換)CHS:カオス波VSIN:変形した正弦波。正弦波の振幅を 1周期に 1回ランダムに変化させます。STEP:LFO Step 1 ~ 16の設定で生成される波形。一定パターンのステップ変化です。

※「BD-U」か「BD-D」にするときはKey Trigger を「ON」にしてください。「OFF」にすると効果がかかりません。

Rate ★ 0~ 127、音符 LFO の周期の速さLFOの周期をテンポに同期させるときは、音符で指定します。

※ Waveformに「CHAOS」を選ぶと、この設定は無効になります。Rate Detune 0 ~ 127 キーを押すたびに、LFO の周期の速さを微妙に変えます。

値を大きくするほど、変化幅が広くなります。※ Rateが音符のときは無効です。

Offset -100 ~ +100 LFO の波形を、中心となる値(ピッチやカットオフ周波数)から上下にずらす量「+」の値にすると中心より上、「-」にすると中心より下で揺れるように波形が移動します。

Delay Time 0 ~ 127 キーを押した(離した)後、LFO の効果がかかるまでの(効果が持続する)時間バイオリンや管楽器などの音を使って演奏する場合、音を出した直後ではなく、音の伸びきったところでビブラートをかけると効果的です。

Delay Time KF(Time Keyfollow)

-100 ~ +100 押さえる鍵盤の位置によるDelay Timeの変化量「+」の値にすると、C4キー(中央のド)より高いキーを押すほど Delay Timeが短くなります(下図参照)。

C4C3C2C1 C5 C6 C7

0

+50

+100

-50

-100

鍵盤

時間 Time Keyfollow

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Page 53: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 53ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

「★」マークの付いたパラメーターは、特定のMIDI メッセージで値を変化させられます。(マトリックス・コントロール、P.49)

LFOのかけかた

パラメーター 設定値 説明Fade Mode ON <、ON >、

OFF <、OFF >LFO のかかりかた

Fade Time 0 ~ 127 LFO の振幅が最大(最小)になるまでの時間Key Trigger OFF、ON キーを弾いたタイミングと LFO の周期が始まるタイミングの同期オン/オフPitch Depth ★ -63~ +63 LFO がピッチ(音の高さ)にかかる深さTVF Depth ★ -63~ +63 LFO がカットオフ周波数にかかる深さTVA Depth ★ -63~ +63 LFO が音量にかかる深さPan Depth ★ -63~ +63 LFO がパン(定位)にかかる深さ

各Depthが「+」と「-」とでは、ピッチや音量の変化のしかたが逆になります。例えば、1つのトーンで Depthを「+」に設定し、もう1 つのトーンで「-」の同じ値に設定すると、うねりかたが逆になります。これにより、異なるトーンを入れ替わりで鳴らしたり、パンと組み合わせて周期的に音像を動かしたりできます。※ Structure(P.38)に TYPE2 ~ 10のいずれかを選んでいると、トーン 1(3)の設定は、トーン 2(4)の設定に

従います(トーン 1と 2の出力はトーン 2に、トーン 3と 4の出力はトーン 4 にまとめらているため)。

●キーを押した後、徐々に LFOをかける

Fade Mode:ON <Delay Time:キーを押してから LFO がかかり始めるまでの時間Fade Time:Delay Time後、LFO の振幅が最大になるまでの時間

●キーを押してすぐに LFOをかけ、徐々にその効果を弱める

Fade Mode:ON >Delay Time:キーを押してから LFO の効果が持続する時間Fade Time:Delay Time後、LFO の振幅が最小になるまでの時間

●キーを離した後、徐々に LFOをかける

Fade Mode:OFF <Delay Time:キーを離してから LFO がかかり始めるまでの時間Fade Time:Delay Time後、LFO の振幅が最大になるまでの時間

●キーを押してから離すまで LFOをかけ、キーを離した後、徐々にその効果を弱める

Fade Mode:OFF >Delay Time:キーを離してから LFO の効果が持続する時間Fade Time:Delay Time後、LFO の振幅が最小になるまでの時間

キーを押す

高(大)

低(小)

ピッチ カットオフ周波数

音量 パン

ディレイ・ タイム

フェード・ タイム

デプス

キーを  押す

高(大)

低(小)

ディレイ・タイム フェード・タイム

デプス ピッチ

カットオフ周波数 音量 パン

高(大)

低(小)

ディレイ・ タイム

フェード・ タイム

デプス

キーを  離す

キーを  押す

ピッチ カットオフ周波数

音量 パン

キーを  押す

高(大)

低(小)

ディレイ・ タイム

フェード・ タイム

デプス

キーを  離す

ピッチ カットオフ周波数

音量 定位

53

Page 54: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチを作る

Fantom-Xa_j.book 54ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F3(STEP)]

[F4(OUTPUT)]

エフェクトに関する設定については、以下のページをご覧ください。

• エフェクトの設定のしかた(P.157) • マルチエフェクトの設定(MFX1 ~ 3)(P.162) • コーラスの設定(Chorus)(P.189)

• リバーブの設定(Reverb)(P.190)

パラメーター 設定値 説明Step Type TYP1、

TYP2LFO Step 1 ~ 16の設定から波形を生成するときの、各ステップ間の変化のしかたTYP1:階段状にするTYP2:直線で結ぶ

Step 1 ~ 16 -36 ~ +36 Step LFO のデータLFO Pitch Depth が +63の場合、ここでの +1 がピッチの +50 セントに相当します。

パラメーター 設定値 説明

Patch Out Assign MFX、A、B、1~ 4、TONE

パッチごとの原音の出力のしかたMFX:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオでOUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT Bジャックに出力1~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力TONE:トーンごとの設定にしたがって出力

※ INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2に振り分けて出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2ジャックにプラグがささっていないと INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2の音がミックスされてINDIVIDUAL 1ジャックから出力されます。

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

Tone Out Assign MFX、A、B、1~ 4

トーンごとの原音の出力のしかたMFX:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオでOUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT Bジャックに出力1~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力

※ Patch Out Assign が「TONE」以外のとき、ここでの設定は無効です。※ Structure(P.38)に TYPE2 ~ 10のいずれかを選んでいると、トーン 1(3)の設定は、トー

ン 2(4)の設定に従います(トーン 1と 2の出力はトーン 2に、トーン 3と 4の出力はトーン 4にまとめられているため)。

※ INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2に振り分けて出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2ジャックにプラグがささっていないと INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2の音がミックスされてINDIVIDUAL 1ジャックから出力されます。

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

※ Tone Out Assign を「MFX」にした場合、MFX Output Assign(P.159)で、マルチエフェクト通過後の出力先を設定します。

※ コーラスとリバーブへは常にモノで送られます。※ コーラス通過後の出力先は、Chorus Output Select と Chorus Output Assign で設定します(P.159)。

※ リバーブ通過後の出力先は、Reverb Output Assign で設定します(P.159)。Tone Out Level 0 ~ 127 Tone Output Assign で設定した出力先へ送る信号レベルSend Level(Output= MFX)Tone Chorus Send 0 ~ 127 トーンがMFX を通る場合の、トーンごとのコーラスへ送る信号レベルTone Reverb Send 0 ~ 127 トーンがMFX を通る場合の、トーンごとのリバーブへ送る信号レベルSend Level(Output= non MFX)

Tone Chorus Send 0 ~ 127 トーンがMFX を通らない場合の、トーンごとのコーラスへ送る信号レベルTone Reverb Send 0 ~ 127 トーンがMFX を通らない場合の、トーンごとのリバーブへ送る信号レベル

パッチにかけるエフェクトの設定(Effects/MFX/MFX Control/Chorus/Reverb)

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Fantom-Xa_j.book 55ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズム・セットを作る

Fantom-Xa の各設定項目(パラメーター)の値を変更する操作をエディットといいます。ここでは、リズム・セット・エディットの操作とリズム・セット・パラメーターの働きを説明します。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. 設定を変えたいパート(キーボード、またはパッド)とリズ

ム・セットを選びます(P.30)。

※ GM2グループのリズム・セットはエディットできません。

3. [PATCH EDIT]を押してRHYTHM EDIT画面にします。fig.RhythmEdit_70

4. [F1(COMMON)]~[F6(OUTPUT)]を押して、パラメーター・グループを選びます。

5. [F1]~[F6]と でパラメーターを選びます。

ウェーブごとに独立して設定できるパラメーターもあります。エディットするウェーブを選ぶには、TONE SELECT[1]~

[4](PART/TRACK[5]~[8])か を押します。fig.RhythmTVA_70

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を変更します。

7. 手順 4 ~ 6を繰り返し、各パラメーターを設定します。

8. 変更した設定を保存するには[WRITE]を押します(P.57)。

保存しない場合は[EXIT]を押して PATCH PLAY画面に戻します。

変更を保存せずにPATCH PLAY 画面に戻すと、リズム・セット・グループの左横に「*」が表示されます。

「*」が表示された状態で電源を切ったり他の音色を選んだりすると、設定変更は無効になります。

音作りによく使われる重要なパラメーター(下記)を、グラフィカルに表示させてエディットすることができます。

1. 上記パラメーターのエディット画面で[F6(ZOOM)]を押します。

Zoom Edit 画面が表示されます。fig.ZoomEdit2_70

2. [F1]~[F4]を押してパラメーター・グループを選びます。

3. [CURSOR]でパラメーターを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を変更します。

REALTIME CONTROL つまみで設定することもできます。

5. 設定が終わったら、[F6(EXIT)]を押します。

パラメーター名に番号( 、 、 、 )が表示されている

場合、REALTIME CONTROL つまみ(C1 ~ C4)で値を設定できます。

REALTIME CONTROL つまみ右側のボタンを押して、3つのインジケーターのいずれかを点灯させると、つまみを本来の用途に使えます。fig.KnobValue

Zoom Edit 画面でも、REALTIME CONTROL つまみを使って値を設定できます。

リズム・セット・エディットの操作

グラフィカルに表示してエディットする(Zoom Edit)

パラメーター ページ パラメーター ページPitch Envelope P.60 TVF Envelope P.63TVF P.62 TVA Envelope P.64

REALTIME CONTROLつまみによる値の変更

1 2 3 4

1 2 3 4

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 56ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

現在選んでいるリズム・セットの設定を標準値に戻します(イニシャライズ)。

※ イニシャライズでは現在選んでいる音色のみを初期化します。すべての設定を工場出荷時の値に戻したいときはファクトリー・リセットを実行します(P.203)。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY 画面にします。

2. 初期化するパート(キーボード、またはパッド)とリズム・

セットを選びます(P.30)。

3. [PATCH EDIT]を押してRHYTHM EDIT画面にします。

一つのキーのみ初期化する場合は、その鍵盤を押します。

4. [SHIFT]を押しながら[F5(INIT)]を押します。Rhythm Initializeウィンドウが開きます。

fig.RhythmInit_70

5. を押して、初期化の方法を選びます。

All: リズム・セットのすべてのキーを初期化

Key: 一つのキーのみ初期化

6. [F6(SELECT)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して初期化します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

任意のリズム・トーンの設定を、現在選んでいるリズム・セットにコピーします。

1. [PATCH/RHYTHM]を押して PATCH PLAY画面にします。

2. パート(キーボード、またはパッド)とコピー先のリズム・セットを選びます(P.30)。

3. [PATCH EDIT]を押してRHYTHM EDIT 画面にします。

4. [SHIFT]を押しながら[F6(TONE CPY)]を押します。Rhythm Tone Copy ウィンドウが開きます。

fig.RhyToneCopy_70

5. [CURSOR]でカーソルを動かして、VALUEダイヤルか[INC][DEC]で「Source(コピー元)」のグループとナンバー、リズム・トーン・ナンバーを選びます。

※[F4(COMPR)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると

コピー元のリズム・セットを鳴らせます(コンペア機能)。

6. [CURSOR]で動かして「Destination(コピー先)」のリズム・トーン・ナンバーを選びます。

7. [F6(EXEC)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

8. [F6(EXEC)]を押してコピーします。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

リズム・セットの設定の初期化 リズム・トーンの設定のコピー

コンペア機能

リズム・トーン・コピー時にはコンペア機能が使えます。

コピー元のリズム・セットを鳴らしたい場合、[F4(COMPR)]を押してチェック・マーク( ✔)を付ける

と、鍵盤やパッドでコピー元のリズム・セットを鳴らせます。

※ コンペア機能によるリズム・セットの発音は、通常の演奏時の鳴りかたと多少異なることがあります。

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 57ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

設定の変更は一時的なもので、電源を切ったり他の音色を選んだりすると消えてしまいます。設定変更した音色を残したい場合、本体のUSERグループ(ユーザ-・メモリー)かCARDグループ(メモリー・カード)に保存します。

リズム・セットの設定を変更すると、PATCH PLAY 画面に「*」が表示されます。

保存操作をすると、保存先にあったデータは上書きされます。

1. 保存したいリズム・セットが選ばれていることを確認します。

2. [WRITE]を押します。

WRITE MENU画面が表示されます。fig.PatchWrite_70

3. [F2(PAT/RHY)]を押します。

※ で「Patch/Rhythm」を選び、[ENTER]を押しても同じです。

RHYTHM SET NAME 画面が表示されます。fig.RhySetName_70

4. リズム・セットに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

5. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。書き込み先のリズム・セットを選ぶ画面が表示されます。

6. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、 、または[F1

(USER)][F2(CARD)]で書き込み先のリズム・セット・ナンバーを選びます。

7. [F6(WRITE)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

8. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

ワン・ショット波形とループ波形Fantom-Xa の内蔵波形は、次の 2つに分けることができます。

ワン・ショット:

減衰時間の短い音。音の立ち上がりから最後までをそのままの形で記憶しています。

ピアノのハンマー音やギターのフレット・ノイズといった、楽器のアタック部の構成音なども多数含まれています。

※ ワン・ショット波形をエンベロープで変化させて元波形よりも長い減衰にしたり、持続音にしたりすることはできません。

ループ:

減衰時間の長いものや持続音など。音色変化の落ち着いた段階で波形の一部分を何度も繰り返し再生(ループ)します。

ピアノの弦の響きや管楽器の胴鳴りなども多数含まれています。

次の図はワン・ショットとループを組み合わせた音作りの例(エレクトリック・オルガン)です。fig.Waveform1.j

アコースティック楽器の波形を使うときのポイントピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち上がり部分での急激な音色変化がそれぞれの楽器らしさを形成しています。これらの波形を使うには、立ち上がり部分の複雑な音色変化はそのまま使い、減衰部分のみをエンベロープで補うとよいでしょう。fig.Waveform2.j

作ったリズム・セットの保存(Write)

オルガンのループ波形の TVAエンベロープ

鍵を離す 時間

レベル

TVAエンベロープの変化結果 キー・クリックのワン・ショット 波形のTVAエンベロープ

鍵を離す

+ =

ウェーブに 記憶された 音色変化

TVFフィルターの エンベロープ

音色変化の 結果

ループ部分

時間

レベル

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 58ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(GENERAL)]

[F2(CTRL)]

[F3(RX)]

リズム・セット・パラメーターの働き

パラメーター・グループ[F1(COMMON)]リズム・セット全体に共通の設定

パラメーター 設定値 説明Rhythm Level 0 ~ 127 リズム・セットの音量Rhythm ToneName

リズム・トーンに名前を付けます(12文字以内)。

でカーソルを動かし、VALUEダイヤルか[INC][DEC]で文字を選びます。

パラメーター 設定値 説明Assign Type MULTI、SINGLE 同じキーを複数回押したときの発音のしかた

MULTI:同じキーの音を重ねてならします。長い持続音を続けて鳴らしたときでも、前の音を消さずに重ねて鳴らします。SINGLE:同じキーの音は 1 音ずつしか鳴りません。長い持続音を続けて鳴らしたとき、前の音を消して次の音を鳴らします。

Mute Group OFF、1~ 31 同じ設定値のリズム・トーンを同時に鳴らせないようにします。アコースティックのドラム・セットでは、オープン・ハイハットとクローズド・ハイハットは同時には鳴らせません。このような状況を再現するために設定します。31種類のグループを設定できます。「OFF」にすると、どのグループにも属しません。

Tone Env Mode NO-SUS、SUSTAIN

ループ波形(P.57)を選んだ状態で、キーを押していても自然に音を減衰させたい場合は「NO-SUS」にします。※ ワン・ショット波形(P.57)を選んだ状態で「SUSTAIN」にしても音は持続しません。

Tone Pitch BendRange

0 ~ 48 ピッチ・ベンド・レバーを最も傾けたときのピッチ変化量(半音単位、最大 4 オクターブ)左右とも同じ変化量になります。

One Shot Mode OFF、ON ON:キーを押し続けなくても、波形またはエンベロープの終わり(どちらか早いほう)まで音が鳴ります。

Wave Group(P.59)に「SAMP」を選んでいるときは、強制的に「ON」になります。Aftertouch TimeCtrl Sens

-63 ~ +63 Wave Groupが「SAMP」でWave Tempo Syncが「ON」のとき、Time Stretch で伸縮する時間をアフタータッチでコントロールします。

Time Stretchがかかっていない場合は何も起きません。「+」の値に設定すると伸縮時間が短く、「-」の値にすると長くなります。

パラメーター 設定値 説明

Tone ReceiveExpression

OFF、ON リズム・トーンごとのエクスプレッション・メッセージの受信オン/オフ

Tone ReceiveHold-1

OFF、ON リズム・トーンごとのホールド 1メッセージの受信オン/オフ※ Tone Env Modeが「NO-SUS」のときは無効です。

Tone Receive PanMode

CONTINUOUS、KEY-ON

リズム・トーンごとのパン・メッセージの受信オン/オフCONTINUOUS:パン・メッセージを受信するごとに定位を変えます。KEY-ON:音を鳴らしたときに定位を変えます。発音中にパン・メッセージを受信しても、次にキーを押すまで定位は変わりません。

※ パン・メッセージの受信はオフにできません。

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 59ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(WG PRM)]

パラメーター・グループ[F2(WG)]波形や音の高さを変化させる

パラメーター 設定値 説明Wave Group INT、EXP、

SAMP、MSAMリズム・トーンを構成する波形のグループINT:本体に記憶されている波形EXP:EXP スロットに装着されているウェーブ・エクスパンション・ボード(SRX シリーズ)SAMP:サンプルMSAM:マルチサンプル

Wave Bank PRST、USER、CARD

Wave Groupが SAMPのとき:PRST、USER、CARDWave GroupがMSAM のとき:USER、CARD

Wave No. L (Mono)Wave No. R

----、1~ 1228 リズム・トーンを構成する波形(上限はWave Groupによって異なります。)モノで使用する場合、左(L)だけを指定します。ステレオの場合は右(R)も指定します。左右ペアの波形を選ぶときは、左(L)のWave No. を選択した後、[SHIFT]を押しながら[F4(STEREO)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、右(R)のWave が呼び出されます。

※ マルチサンプルをステレオで使用する場合、L/R に同じ番号を指定してください。Wave Gain -6、0、+6、

+12波形のゲイン(振幅)

6dB(デシベル)上がるとゲインは 2倍になります。Wave Tempo Sync OFF、ON フレーズ・ループをクロック(テンポ)に合わせるとき「ON」にします。

※ リズム・トーンにテンポ(BPM)が表示されている波形(別売のウェーブ・エクスパンション・ボードなどに内蔵)やサンプルを選んだときのみ有効です。

リズム・トーンにウェーブ・エクスパンション・ボードの波形を選んでいる状態でこのパラメーターを「ON」にすると、ピッチに関する設定(P.60)、および FXM に関する設定(P.59)は無効になります。

• リズム・トーンにサンプルを選んでいる場合、サンプルのBPM(テンポ)をあらかじめ設定しておく必要があります。

• リズム・トーンにサンプルを選んでいる場合、Wave Tempo Sync は通常の 2倍の発音数が必要です。

パラメーター 設定値 説明FXM Switch OFF、ON FXMのオン/オフFXM Color 1 ~ 4 FXMによる周波数変調のしかた

値を大きくするほどざらつきのある音に、小さくするほど金属的な音になります。FXM Depth 0 ~ 16 FXMによる周波数変調の深さ

フレーズ・ループ

サンプラーなどにより曲の一部のフレーズを切り出して繰り返し再生することをフレーズ・ループといいます。フレーズ・ループの使用例として、ダンス・ミュージックなどで従来の楽曲などからフレーズを切り出し、それをもとに新たな楽曲を作成する手法があります。ブレーク・ビーツともいいます。

リアルタイム・タイム・ストレッチ

Wave Group が「SAMP」か「MSAM」のとき、WaveTempo Syncを「ON」にすると、ピッチを変えることなく、波形再生速度を変化させることができます。

FXM

FXM(Frequency Cross Modulation)は特定の波形によって、現在選んでいる波形を周波数変調し、複雑な倍音を作り出します。激しい音や効果音を作るのに適しています。

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Fantom-Xa_j.book 60ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F2(PITCH)]

[F3(PCH ENV)]

fig.P-Env.j

パラメーター 設定値 説明Tone Coarse Tune 0(C -)~

127(G9)リズム・トーンを鳴らす音の高さ

リズム・トーンを構成する波形のコース・チューンはWave Coarse Tune(P.61)で設定します。

Tone Fine Tune -50 ~ +50 リズム・トーンの音の高さ(1セント= 1/100半音単位)リズム・トーンを構成する波形のファイン・チューンはWave Fine Tune(P.61)で設定します。

Tone RandomPitch Depth

0 ~ 1200 キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅(1セント単位)ピッチを不規則に変化させたくない場合は「0」にします。

パラメーター 設定値 説明P-Env Depth -12 ~ +12 ピッチ・エンベロープの効き具合

値を大きくするほどピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値にするとエンベロープの形が反転します。

P-Env V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるピッチ・エンベロープの効き具合の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。

P-Env T1 V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるピッチ・エンベロープのT1 の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどT1 が速く(短く)なります。

P-Env T4 V-Sens -63 ~ +63 キーを離す速さによるピッチ・エンベロープのT4 の変化量「+」の値にすると、キーを速く離すほどT4 が速く(短く)なります。

P-Env Time 1 ~ 4 0~ 127 ピッチ・エンベロープの時間(T1~ T4)値を大きくするほど、次のピッチに達するまでの時間が長くなります。

P-Env Level 0 ~ 4 -63 ~ +63 ピッチ・エンベロープのレベル(L0 ~ L4)各ポイントでのピッチを、Coarse Tune/Fine Tune で設定したピッチからどれだけ変化させるかを設定します。

T1 T2 T3 T4

L3

L4L2

L1

L0

キーを離す

ピッチ

ピッチ・エンベロープ

時間

キーを押す

60

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 61ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(LV/PAN)]

[F2(TUNE)]

[F3(VEL RNG)]鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)でウェーブフォームを鳴らし分けます。fig.TMT-V2.j

パラメーター・グループ[F3(WAVE MIX)]

パラメーター 設定値 説明Wave Level 0 ~ 127 波形の音量Wave Pan L64 ~ 0~ 63R 波形の定位(左右の位置)Wave Rnd Pan Sw OFF、ON キーを押すたびに波形の定位を不規則に変化させる機能のオン/オフ

移動する範囲は Random Pan Depth(P.64)で設定します。Wave Alter Pan Sw OFF、ON、REVS キーを押すたびに定位を左右交互に変化させる機能のオン/オフ

Alternate Pan Depth(P.64)の設定にしたがって定位させるときは「ON」、反転させて定位させるときは「REVS」にします。

パラメーター 設定値 説明

Wave Coarse Tune -48 ~ +48 波形の音の高さ(半音単位、± 4オクターブ)Wave Fine Tune -50 ~ +50 波形の音の高さ(1セント= 1/100半音単位)

パラメーター 設定値 説明

Velocity Control OFF、ON、RAN 鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)によるウェーブフォームの鳴らし分けのオン/オフRAN:ベロシティーに関係なく、リズム・トーンを構成するウェーブフォームがランダムに発音

Velo Fade Lower 0 ~ 127 Velo Range Lower より弱く弾かれた音を鳴らす度合い鳴らさない場合は「0」にします。

Velo Range Lower 1 ~(Upper) ウェーブフォームが発音するベロシティーの下限Velo Range Upper (Lower)~ 127 ウェーブフォームが発音するベロシティーの上限Velo Fade Upper 0 ~ 127 Velo Range Upperより強く弾かれた音を鳴らす度合い

鳴らさない場合は「0」にします。

Velo Range Lower Velo Range UpperVelo Fade Lower Velo Fade Upper

レベル 弱く弾いたときに鳴らす ウェーブフォーム

強く弾いたときに鳴らす ウェーブフォーム

ベロシティー

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 62ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

フィルターは、特定の周波数帯域をカットして音の明るさや太さなどを変化させます。

[F1(TVF PRM)]

fig.Resonance.j

パラメーター・グループ[F4(TVF)]フィルターで音の明るさを変える(TVF/TVF Envelope)

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF、LPF、BPF、

HPF、PKG、LPF2、LPF3

フィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF:ロー・パス・フィルター。Cutoff Frequencyより上の周波数をカットして音を丸くします。BPF:バンド・パス・フィルター。Cutoff Frequency付近だけを残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。HPF:ハイ・パス・フィルター。Cutoff Frequencyより下の周波数をカットします。高域に特長のある打楽器系の音などを作るのに適しています。PKG:ピーキング・フィルター。Cutoff Frequency付近を強調します。LFO で CutoffFrequency を周期的に変えるとワウ効果を得られます。LPF2:ロー・パス・フィルター 2。Cutoff Frequency より上の周波数をカットしますが、フィルターの感度が LPFの半分になっています。アコースティック・ピアノなどの楽器音のシミュレーションに適しています。LPF3:ロー・パス・フィルター 3。Cutoff Frequency より上の周波数をカットしますが、フィルターの感度がカットオフ周波数により変化します。アコースティック楽器のシミュレーションに適していますが、TVF Envelope の設定が同じでも LPF2とは異なったニュアンスになります。

※「LPF2」、「LPF3」を選んだ場合、Resonance の設定は無効になります。Cutoff Frequency 0 ~ 127 フィルターの効き始める周波数Resonance 0 ~ 127 カットオフ周波数付近の音を強調して、音色にクセを付ける度合い

※ 上げ過ぎると発振して音が歪むことがあります。

パラメーター 設定値 説明

Cutoff V-Curve FIX、1~ 7 キーを押す強さでカットオフ周波数を変化させるときの変化カーブ変化させないときは「FIX」にします。

Cutoff V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるカットオフ周波数の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどカットオフ周波数が高くなります。

Resonance V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるレゾナンスの変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどレゾナンスが大きくなります。

LPF BPF

レゾナンス

HPF PKG

設 定 値

レベル

カットオフ周波数

周波数

1 2 3 4 5 6 7

62

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 63ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F2(TVF ENV)]

fig.F-Env.j

パラメーター 設定値 説明F-Env Depth -63 ~ +63 TVFエンベロープの効き具合

値を大きくするほど TVFエンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値にするとエンベロープの形が反転します。

F-Env V-Curve FIX、1~ 7 キーを押す強さでTVFエンベロープの効き具合を変化させるときの変化カーブ変化させないときは「FIX」にします。

F-Env V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるTVFエンベロープの効き具合の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどTVF エンベロープによる変化が大きくなります。

F-Env T1 V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるTVFエンベロープのT1 の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほどT1 が速く(短く)なります。

F-Env T4 V-Sens -63 ~ +63 キーを離す速さによるTVFエンベロープのT4 の変化量「+」の値にすると、キーを速く離すほどT4 が速く(短く)なります。

F-Env Time 1 ~ 4 0~ 127 TVFエンベロープの時間(T1 ~ T4)値を大きくするほど、次のカットオフ周波数に達するまでの時間が長くなります。

F-Env Level 0 ~ 4 0~ 127 TVFエンベロープのレベル(L0 ~ L4)各ポイントでのカットオフ周波数を、Cutoff Frequency からどれだけ変化させるかを設定します。

1 2 3 4 5 6 7

T1 T2 T3 T4

L3L1L0

L2 L4キーを離す

カットオフ 周波数

TVFエンベロープ

時間

キーを押す

63

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Fantom-Xa_j.book 64ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(TVA PRM)]

[F2(TVA ENV)]

fig.A-Env.j

パラメーター・グループ[F5(TVA)]音量を設定する(TVA/TVA Envelope)

パラメーター 設定値 説明Tone Level 0 ~ 127 リズム・トーンの音量

主に各リズム・トーンの音量バランスをとるときに使います。Level V-Curve FIX、1~ 7 キーを押す強さでリズム・トーンの音量を変化させるときの変化カーブ

変化させないときは「FIX」にします。

Level V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるリズム・トーンの音量の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほど音量が大きくなります。

Tone Pan L64 ~ 0~ 63R リズム・トーンの定位(左右の位置)Random Pan Depth 0 ~ 63 キーを押すたびに定位を不規則に変化させる変化幅

値を大きくするほど変化幅が広くなります。Alternate Pan Depth L63 ~ 0~ 63R キーを押すたびに定位を左右交互に変化させる変化幅

値を大きくするほど変化幅が広くなります。「L」と「R」では、左右に定位する順番が逆になります。例えば、2つのリズム・トーンをそれぞれ「L」と「R」に設定すると、2つのリズム・トーンの定位が交互に入れ替わります。

パラメーター 設定値 説明A-Env T1 V-Sens -63 ~ +63 キーを押す強さによるTVAエンベロープのT1 の変化量

「+」の値にすると、キーを強く押すほどT1 が速く(短く)なります。A-Env T4 V-Sens -63 ~ +63 キーを離す速さによるTVAエンベロープのT4 の変化量

「+」の値にすると、キーを速く離すほどT4 が速く(短く)なります。A-Env Time 1 ~ 4 0~ 127 TVAエンベロープの時間(T1 ~ T4)

値を大きくするほど、次の音量に達するまでの時間が長くなります。A-Env Level 1 ~ 3 0~ 127 TVAエンベロープのレベル(L1 ~ L3)

各ポイントでの音量を、Tone Level からどれだけ変化させるかを設定します。

1 2 3 4 5 6 7

T1 T2 T3 T4

L3L1 L2

キーを離す

音量

TVAエンベロープ

時間

キーを押す

64

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リズム・セットを作る

Fantom-Xa_j.book 65ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

エフェクトに関する設定については、以下のページをご覧ください。

• エフェクトの設定のしかた(P.157)

• マルチエフェクトの設定(MFX1 ~ 3)(P.162)

• コーラスの設定(Chorus)(P.189)

• リバーブの設定(Reverb)(P.190)

パラメーター・グループ[F6(OUTPUT)]出力に関する設定

パラメーター 設定値 説明Rhythm OutAssign

MFX、A、B、1~ 4、TONE

リズム・セットごとの原音の出力のしかたMFX:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオで OUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT B ジャックに出力1 ~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力TONE:リズム・トーンごとの設定にしたがって出力

※ INDIVIDUAL 1 と INDIVIDUAL 2に振り分けて出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL2 ジャックにプラグがささっていないと INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2の音がミックスされて INDIVIDUAL 1ジャックから出力されます。

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

Tone Out Assign MFX、A、B、1~ 4

リズム・トーンごとの原音の出力のしかたMFX:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオで OUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT B ジャックに出力1 ~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力

※ Rhythm Out Assign が「TONE」以外のとき、ここでの設定は無効です。※ INDIVIDUAL 1 と INDIVIDUAL 2に振り分けて出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL

2 ジャックにプラグがささっていないと INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2の音がミックスされて INDIVIDUAL 1ジャックから出力されます。

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

※ Tone Out Assign を「MFX」にした場合、MFX Output Assign(P.159)で、マルチエフェクト通過後の出力先を設定します。

※ コーラスとリバーブへは常にモノで送られます。※ コーラス通過後の出力先は、Chorus Output Select と Chorus Output Assign で設定します(P.159)。

※ リバーブ通過後の出力先は、Reverb Output Assign で設定します(P.159)。Tone Out Level 0 ~ 127 Tone Output Assign で設定した出力先へ送る信号レベルSend Level(Output= MFX)Tone Chorus Send 0 ~ 127 リズム・トーンがMFX を通る場合の、リズム・トーンごとのコーラスへ送る信号レベルTone Reverb Send 0 ~ 127 リズム・トーンがMFX を通る場合の、リズム.トーンごとのリバーブへ送る信号レベルSend Level(Output= non MFX)Tone Chorus Send 0 ~ 127 リズム・トーンがMFX を通らない場合の、リズム・トーンごとのコーラスへ送る信号レベルTone Reverb Send 0 ~ 127 リズム・トーンがMFX を通らない場合の、リズム・トーンごとのリバーブへ送る信号レベル

リズム・セットにかけるエフェクトの設定(Effects/MFX/MFX Control/Chorus/Reverb)

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Fantom-Xa_j.book 66ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パフォーマンス・モードで演奏する

パフォーマンスは、各パートのパッチ(リズム・セット)の割り当てや、音量、パンなどの設定をまとめたものです。パフォーマンス・モードには、大きく分けて LAYER 画面とMIXER画面の 2つがあります。

LAYER 画面では、パッチを重ねて鳴らしたり(レイヤー)、鍵盤を2つの音域に分けて別々のパッチを鳴らしたり(スプリット)できます。

MIXER画面は、シーケンサーと組み合わせて曲作りをしたり、16のパートのミキシング作業をするのに適しています。

鍵盤を弾くと、キーボード・スイッチがONのパートとカレント・パートが鳴ります。

各パートの設定以外に以下の設定もパフォーマンスごとに記憶できます。

• D ビーム、リアルタイム・コントロールつまみ、アサイナブ

ル・スイッチ、パッドなどのコントローラーの設定

• アルペジオやコード・メモリーの設定

• リズム・グループの番号

1. PERFORMANCE[LAYER/SPLIT]を押します。

パフォーマンス・モードになり、PERFORM LAYER 画面が表示されます。

fig.PfmLayer_70

1. PERFORMANCE[MIXER]を押します。

パフォーマンス・モードになり、PERFORM MIXER画面が表示されます。

fig.PfmMixer_70

fig.PfmFunc.j

PERFORM LAYER画面を表示させる

PERFORM MIXER画面を表示させる

PERFORMANCE LAYER/MIXER 画面各部の働き

14

7

1

54

6

6

1

8

2

3

4

6

5

7

3

3

2

2

5

8

現在の音源モード

表示されているパラメータ-の設定画面にジャンプします。

マルチエフェクト(MFX1、2、3)、コーラス(CHO)、 リバーブ(REV)、マスタリング(MASTER)のオン/オフ

現在選ばれているソングの名前と小節位置

ソングの拍子とテンポ

1

2

3

4

現在の音源モード

マルチエフェクト(MFX1、2、3)、コーラス(CHO)、 リバーブ(REV)、マスタリング(MASTER)のオン/オフ

現在選ばれているソングの名前と小節位置

ソングの拍子とテンポ

鍵盤演奏ができる鍵域、またはリズム・セットを演奏 できる鍵域を表示します。

選んでいるパフォーマンスのグループ、ナンバー、 ネームを表示/選択します。

カレント・パート

8

6

5

7

表示されているパラメータ-の設定画面にジャンプします。

カレント・パートに割り当てられている パッチを表示/選択します。

カレント・パートを表示/選択します。

各パートの音量(LEVEL)、定位(PAN)、 コーラス(CHORUS)、 リバーブ(REVERB)、 Part Course Tune(KEY SFT)、Keyboard Sw(KBD)、 パッド・パート(PAD)、アルペジオ・パート(ARP)、 出力先(OUT)を設定します。

7

LAYER画面

MIXER画面

8

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パフォーマンス・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 67ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa のパフォーマンスには、ユーザ-、プリセット、カードの 3つのグループがあります。

USER(ユーザ-)

Fantom-Xa 本体内の書き替え可能なグループです。自分で作ったパフォーマンスは、このグループに保存します。あらかじめ 64個のパフォーマンスが記憶されています。

PRST(プリセット)

Fantom-Xa 本体内の書き替えできないグループです。ただし、現在選んでいるパフォーマンスの設定を変更してユーザ-に記憶することができます。64個のパフォーマンスが記憶されています。

CARD(メモリー・カード)

本体リア・パネルのカード・スロットに装着したメモリー・カードに入っているパフォーマンスを使うときのグループです。書き替え可能なため、自分で作ったパフォーマンスを保存できます。

1. [LAYER/SPLIT]を押します。

2. [CURSOR]を押して、カーソルをパフォーマンス・グループに合わせます。

fig.PfmSelect.j

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパフォーマンス・グルー

プを選びます。

4. [CURSOR]を押して、カーソルをパフォーマンス・ナンバーに合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパフォーマンス・ナンバーを選びます。

パフォーマンスの一覧を表示させて、その中からパフォーマンスを選ぶことができます。

1. [LAYER/SPLIT]を押して PERFORM LAYER画面にします。

2. [ENTER]を押します。PERFORMANCE LIST 画面が表示されます。

fig.PfmList_70

3. を押してグループを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 でパフォーマンス

を選びます。

5. [ENTER]を押して確定します。

よく使用するパフォーマンスをフェイバリット・パフォーマンスとして登録しておくことができます。

1. [LAYER/SPLIT]を押して PERFORM LAYER 画面にします。

2. [ENTER]を押してから[F1(FAVORIT)]を押します。

FAVORITE PERFORMANCE 画面が表示されます。fig.FavoritePfm_70

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 でナンバーを選び

ます。

バンクを切り替えるには を押します。

4. [ENTER]を押して確定します。

お気に入りのパフォーマンスを登録する8 パフォーマンス× 8バンクの合計 64 個まで登録できます。

1. 登録したいパフォーマンスを選びます。

2. [ENTER]を押してから[F1(FAVORIT)]を押します。

FAVORITE PERFORMANCE 画面が表示されます。

3. を押して、登録するバンクを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 でナンバーを選び

ます。

5. [F3(REGIST)]を押すと登録されます。

※ 中止するときは[EXIT]を押します。

FAVORITE PERFORM 画面で、登録を取り消したいパフォーマンスを選び[F2(REMOVE)]を押すと、登録が取り消されます。

パフォーマンスを選ぶ

リストからパフォーマンスを選ぶ

パフォーマンス・ナンバー

パフォーマンス・グループ

お気に入りのパフォーマンスを選ぶ(フェイバリット・パフォーマンス)

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パフォーマンス・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 68ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

現在選んでいるパートをカレント・パートといいます。

1. PERFORM LAYER 画面で を押してパートを選びます。fig.PartSelect

[SELECT]を押して点灯させてから、PART/TRACK[1]~[8]を押してパートを選ぶこともできます。

※ パート 9~ 16を選ぶには、[9-16]を押して点灯させた状態でPART/TRACK[1]~[8]を押します。

パッチやリズム・セットを鳴らしたいパートを選びます。

1. PERFORM LAYER 画面で[F1(KBD SW)]を押します。

Keyboard Switchウィンドウが開きます。fig.KbdSw_70

2. を押して鳴らしたいパートを選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 で「ON」「OFF」

を切り替えます。

鍵盤を弾くと、キーボード・スイッチを「ON」にしたパートとカレント・パートの音が鳴ります。

4. [F6(CLOSE)]を押して元の画面に戻します。

パートに割り当てられているパッチを切り替えます。

1. 音色を選びたいパートを選びます。

2. [F5(PAT LIST)]を押します。PATCH LIST 画面が表示されます。

fig.PatchListPfm_70

• [F1(FAVORIT)]を押すと FAVORITE PATCH 画面(P.31)

になります。

• [F2(CATEG)]を押すと、カテゴリー別にパッチを選べます

(P.32)。

3. を押してパフォーマンス・グループを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 でパッチを選びま

す。

5. [ENTER]を押して確定します。

PATCH SELECT画面で選ぶ

1. 音色を選びたいパートを選びます。

2. [PATCH SELECT]を押します。

PATCH SELECT 画面が表示されます。fig.PatchSelectPfm_70

3. リズム・セットを選ぶには、[F5(RHYTHM)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークを付けるとRHYTHM SELECT画面になります。

4. [F1]か[F2]を押してグループを選びます。

5. [F3]、[F4]、PART/TRACK[1]~[8]、[INC][DEC]、、VALUEダイヤルのいずれかでパッチ/リズム・

セットを選びます。

6. [ENTER]を押して確定し、PERFORMLAYER 画面に戻ります。

LAYER画面の使いかた

パートを選ぶ

音を鳴らすパートを選ぶ(キーボード・スイッチ)

キーボード・スイッチについて

複数の音色を重ねて鳴らしたいとき(レイヤー)や鍵域を分割して複数の音色を演奏する(スプリット)ときに、キーボード・スイッチを使います。データを作成するときなどは、キーボード・スイッチをすべてオフにしておくとよいでしょう。

パートの音色を選ぶ

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パフォーマンス・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 69ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パフォーマンス・モードでは、キーボード・スイッチをONにしたパートをすべて同時に鳴らすことができます。各パートを組み合わせることで、厚みのある音色での演奏ができます。fig.Layer.j

1. [LAYER/SPLIT]を押して PERFORM LAYER画面にします。

2. [F1(KBD SW)]を押します。Keyboard Switchウィンドウが開きます。

fig.KbdSw_70

3. を押して、鳴らしたいパートを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]、 で「ON」にしま

す。

鍵盤を弾くと、キーボード・スイッチを「ON」にしたパートとカレント・パートの音が鳴ります。

5. 手順3~ 4を繰り返し、鳴らしたい全パートのKeyboard Switchを「ON」にします。

6. [F6(CLOSE)]を押して、PERFORM LAYER 画面に戻します。

パフォーマンス・モードでは、鍵盤を最大 16分割して異なる音色で弾くことができます(スプリット)。

例えば、低音域でストリングス、高音域でピアノ、中音域では両方の音を鳴らすことができます(下図参照)。fig.Split.j

スプリットは、複数のパートを重ねて鳴らすレイヤー応用です。各パートを鳴らす音域を変えることでスプリットになります。

1. [LAYER/SPLIT]を押して PERFORM LAYER 画面にします。

2. [F4(KEYRANG)]を押します。Key Range ウィンドウが開きます。

fig.KeyRange_70

3. を押して鳴らしたいパートを選びます。

4. [F3(KBDSW)]~[F5(UPPER)]か を押してパラ

メーターを選びます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

鍵盤の絵の上のバーは、各パートの発音域を表しています。

6. 設定が終わったら、[F6(CLOSE)]を押して PERFORMLAYER 画面に戻し、演奏します。

各パートの発音域を重ねると、特定の鍵域のみ複数のパートを重ねて鳴らせます。

音色を重ねて演奏する(レイヤー)

パート1 (Rx ch.1)

パート2 (Rx ch.2)

パート16 (Rx ch.16)

パート15 (Rx ch.15)

Rx ch.:受信チャンネル Tx ch.:送信チャンネル

キーボード・ スイッチ:オン

1(Tx ch.1)

2(Tx ch.2)

15(Tx ch.15)

16(Tx ch.16)

鍵域を分割して異なる音色を弾き分ける(スプリット)

パラメータ- 設定値 説明KbdSW OFF、ON パートの発音のオン/オフLower C - ~(Upper) 発音域の下限Upper (Lower)~ G9 発音域の上限

パート 1: ストリングス パート 1 + パート 2: (ストリングス + ピアノ)

パート 2: ピアノ

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Page 70: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パフォーマンス・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 70ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

現在選んでいるパートをカレント・パートといいます。

1. PERFORM MIXER画面で[CURSOR]を押して、カーソルを

パート番号に合わせます。fig.PartSelect2

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパートを選びます。

[SELECT]を押して点灯させてから、PART/TRACK[1]~[8]を押してパートを選ぶこともできます。

※ パート 9~ 16を選ぶには、[9-16]を押して点灯させた状態でPART/TRACK[1]~[8]を押します。

パートに割り当てられているパッチを切り替えます。

1. 音色を選びたいパートを選びます。

2. [CURSOR]を押して、カーソルをパッチ・ナンバーかパッチ・グループに合わせます。

fig.PatchNumSelect

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパッチを選びます。

リズム・セットを選びます。

1. パートを選びます。

2. [CURSOR]を押して、カーソルを下図の位置に合わせます。fig.PatchType

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で「RHY」を選びます。

リズム・セットが選ばれます。fig.PatchType2_70

PATCH SELECT画面で選ぶ

1. 音色を選びたいパートを選びます。

2. [PATCH SELECT]を押します。PATCH SELECT 画面が表示されます。

fig.PatchSelectPfm_70

3. リズム・セットを選ぶには、[F5(RHYTHM)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークを付けるとRHYTHM SELECT画面になります。

4. [F1]か[F2]を押してグループを選びます。

5. [F3]、[F4]、PART/TRACK[1]~[8]、[INC][DEC]、、VALUEダイヤルのいずれかでパッチ/リズム・

セットを選びます。

6. [ENTER]を押して確定し、PERFORMLAYER 画面に戻ります。

PERFORM MIXER画面では、各パートの以下のパラメーターを設定できます。

1. [MIXER]を押して、PERFORM MIXER 画面にします。

2. [F1(LEVEL)]~[F6(PART-OUT)]を押してパラメーターを選びます。

3. [CURSOR]を押してパートを選びます。fig.PartEdit_70

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

MIXER画面の使いかた

パートを選ぶ

パートの音色を選ぶ パートの設定をする

パラメータ-(ファンクション・ボタン)

説明

[F1(LEVEL)] パートの音量(Level、P.73)[F2(PAN)] パートの定位(左右の位置)

(Pan、P.73)[F3(CHORUS)] パートごとのコーラスへ送る

信号レベル(Chorus、P.74)[F4(REVERB)] パートごとのリバーブへ送る

信号レベル(Reverb、P.74)[F5(KEY SFT)] パートの音の高さ

(半音単位、± 4オクターブ)(Coarse、P.74)

[F6(PART-OUT)] KBD キーボード・スイッチ(P.68)PAD パッド・パート(P.117)ARP アルペジオ・パート(P.88)OUT アウトプット・アサイン

(Asgn、P.74)

70

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パフォーマンス・モードで演奏する

Fantom-Xa_j.book 71ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングに合わせて演奏するときなど、特定のパートの演奏を消音(ミュート)することができます。例えば、メロディーを消してカラオケにしたり、練習に使ったりできます。

1. パフォーマンス・モードで[MUTE]を押します。

[MUTE]が点灯します。

2. ミュートしたいパートに対応した PART/TRACK[1]~[8]

を押して、ボタンを点灯させます。パート 9 ~ 16 をミュートしたいときは、[9-16]を押して点灯させてから PART/TRACK[1]~[8]を押します。

3. ミュートしたパートを鳴らすには、手順 2 で押した PART/

TRACK[1]~[8]をもう一度押して、ボタンを消灯させます。

ここでの設定はPART VIEW 画面のMuteパラメータ-と連動しています。ミュートの状態はパフォーマンスの設定として保存できます。

※ パートのミュートは、パートのMIDI 受信スイッチをオフにするのではなく、音量を最小にして消音しています。したがって、MIDI メッセージは受信しています。

特定のパートの演奏を消す(ミュート)

71

Page 72: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 72ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パフォーマンスを作る

Fantom-Xa の各設定項目(パラメーター)の値を変更する操作をエディットといいます。ここでは、パフォーマンス・エディットの操作とパフォーマンス・パラメーターの働きを説明します。

パフォーマンス・モードでは、パートの設定を一覧表示することができます(PART VIEW 画面)。PART VIEW 画面では、パートに割り当てたパッチや、ボリューム/パンなどの設定を同時に 5パート分確認でき、設定を変更することもできます。PERFORM LAYER画面や PERFORMMIXER 画面ではできない詳細な設定ができます。

1. PERFORM LAYER 画面にします。

2. [F2(PARTVIEW)]を押します。PART VIEW 画面が表示されます。

fig.PartView_70

3. を押してパートを選びます。

4. [PAGE]、[F1]~[F6]、 でパラメータ-を選びます。

カーソル位置のパラメータ-名がPART VIEW 画面の最上段に表示されます。

fig.PartView2_70

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を変更します。

6. 設定が終わったら、[EXIT]を押してPERFORM LAYER 画面に

戻します。

変更を保存せずにPERFORM LAYER 画面に戻すと、パフォーマンス・グループの左横に「*」が表示されます。

「*」が表示された状態で電源を切ったり他の音色を選んだりすると、設定変更は無効になります。

現在選んでいるパフォーマンスの設定を標準値に戻します(イニシャライズ)。

※ イニシャライズでは現在選んでいる音色のみを初期化します。すべての設定を工場出荷時の値に戻したいときはファクトリー・リセットを実行します(P.203)。

1. [LAYER/SPLIT]を押して PERFORM LAYER画面にします。

2. 初期化するパフォーマンスを選びます(P.67)。

3. [SHIFT]を押しながら[F6(INIT)]を押します。Performance Initialize ウィンドウが開きます。

4. を押して初期化の方法を選びます。

Default: 現在選んでいるパフォーマンスの設定を標準的な値にします。

Sound Control:以下のパート・パラメータ-を初期化します。Cutoff Offset、Resonance Offset、Attack Time Offset、Release Time Offset、Decay Time Offset、Vibrato Rate、Vibrato Depth、Vibrato Delay

5. [F6(SELECT)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(EXEC)]を押して初期化します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

パフォーマンス・モードでパッチ(またはリズム・セット)を使う場合、エフェクトなどの一部の設定はパフォーマンスの設定に影響されます。その影響を考えてパッチ(リズム・セット)を作りたいときは、以下の操作でエディットします。

1. パフォーマンス・モードが選ばれていることを確認します。

2. [PATCH EDIT]を押します。パートに割り当てられているパッチ(リズム・セット)のPATCH EDIT 画面が表示されます。

3. 以降の操作は、パッチ・モードで変更するときと同じです(P.35、P.55)。

設定の変更は一時的なもので、電源を切ったり他の音色を選んだりすると消えてしまいます。設定変更した音色を残したい場合、本体のUSERグループ(ユーザ-・メモリー)かCARDグループ(メモリー・カード)に保存します。

パフォーマンスの設定を変更すると、PERFORM LAYER 画面に「*」が表示されます。

保存操作をすると、保存先にあったデータは上書きされます。

1. 保存したいパフォーマンスが選ばれていることを確認します。

2. [WRITE]を押します。WRITE MENU画面が表示されます。

fig.PfmWrite_70

各パートの設定をする

パフォーマンスの設定の初期化

パートに割り当てているパッチの設定の変更

作ったパフォーマンスの保存(Write)

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パフォーマンスを作る

Fantom-Xa_j.book 73ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

3. [F1(PERF)]を押します。

※ で「Performance」を選び、[ENTER]を押しても同じです。

PERFORMANCE NAME 画面が表示されます。fig.PfmName_70

4. パフォーマンスに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

5. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。書き込み先のパフォーマンスを選ぶ画面が表示されます。

6. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、 、または

[F1(USER)][F2(CARD)]で書き込み先のパフォーマンス・ナンバーを選びます。

7. [F6(WRITE)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

8. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

パフォーマンスのパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を変更している場合パフォーマンスのパートに割り当てられているパッチ/リズム・セットの設定を変更し、それらを保存していない状態でパフォーマンスを保存しようとすると、次のようなメッセージが表示されます。fig.PfmWrite2_70

このような場合は、まずパッチやリズム・セットを保存してから、あらためてパフォーマンスを保存してください。

[F1(PATCH)]

※ カーソルがType、Group、Numberの所にあるときに[ENTER]を押すと、PATCH LIST 画面でパッチを選ぶことができます(P.30)。

[F2(LVL PAN)]

各パートのパラメータ-(パフォーマンス・パラメータ-)の働き

パラメータ- 設定値 説明Type Patch、

Rhythmパートにパッチ/リズム・セットのどちらを割り当てるかの設定

Group USER、PR-A ~ F、GM、CARD、EXP

各パートに割り当てるパッチ/リズム・セットのグループUSER:ユーザ-PR-A ~ F:プリセットA~ FGM:GM(GM2)CARD:カードEXP:ウェーブ・エクスパンション・ボード

Number 001~****

各パートに割り当てるパッチ/リズム・セットのナンバー

パラメータ- 設定値 説明Level 0 ~ 127 各パートの音量

主にパート間の音量バランスを取るのに使います。

Pan L64 ~ 0~ 63R

各パートの定位(左右の位置)

Kbd OFF、ON( ✔)

コントローラー部と内部音源の各パートとの接続オン/オフ

Solo OFF、ON( ✔)

ソロ(パートを単独で鳴らす)のオン/オフ

Mute OFF、ON( ✔)

パートのミュート(一時的な消音)のオン/オフ

メロディー・パートを消してカラオケにしたり、別の音源で鳴らしたいパートがあるときなどに設定します。

※ Muteはパートをオフにするのではなく、音量を最小にして消音しているので、MIDI メッセージの受信はしています。

73

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パフォーマンスを作る

Fantom-Xa_j.book 74ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F3(PITCH)]

[F4(OUTPUT)]

[F5(FX SRC)]

[F6(OFFSET)]ここでの値を各パートのパッチ/リズム・セットのパラメーターに加えて、音色を補正します。

パラメータ- 設定値 説明Octave -3 ~ +3 各パートの音の高さ(オクターブ単位)

※ リズム・セットを割り当てているパートでは設定できません。Coarse -48 ~ +48 各パートの音の高さ(半音単位、± 4オクターブ)Fine -50 ~ +50 各パートの音の高さ(1セント= 1/100半音単位)Bend 0 ~ 24、PAT ピッチ・ベンド・レバーを動かしたときのピッチ変化量(半音単位、最大 2オクターブ)

変化量は左右で同じになります。PAT:パートに割り当てているパッチのPitch Bend Range(P.41)の設定にしたがいます。

パラメータ- 設定値 説明Asgn MFX 1~ 3、

A、B、1~ 4、PAT 1~ 3

各パートの原音の出力のしかたMFX 1 ~ 3:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。どのマルチエフェクト(1~ 3)を使うかも指定します。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオでOUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT Bジャックに出力1~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力PAT 1 ~ 3:各パートに割り当てられたパッチ/リズム・セットの設定にしたがって出力。どのマルチエフェクト(1~ 3)を使うかも指定します。

※ INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2に振り分けて出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2ジャックにプラグがささっていないと INDIVIDUAL 1と INDIVIDUAL 2の音がミックスされてINDIVIDUAL 1ジャックから出力されます。

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

※ Tone Out Assign を「MFX」にした場合、MFX Output Assign(P.161)で、マルチエフェクト通過後の出力先を設定します。

• コーラスとリバーブへは常にモノで送られます。

• コーラス通過後の出力先はChorus Output Select と Chorus Output Assign で設定します(P.161)。

• リバーブ通過後の出力先はReverb Output Assign で設定します(P.161)。

Output 0 ~ 127 Part Output Assign で設定した出力先へ送る信号レベルChorus 0 ~ 127 パートごとのコーラスへ送る信号レベルReverb 0 ~ 127 パートごとのリバーブへ送る信号レベル

パラメータ- 設定値 説明

MFX1 ~ 3 OFF、ON( ✔) MFX1 ~MFX3、コーラス、リバーブの設定として、どのパートに割り当てられているパッチの設定を使うかを選びます。

どのパートも選ばれていないときは、パフォーマンスの設定が使われます。ChorusReverb

パラメータ- 設定値 説明

Cutoff -64 ~ +63 カットオフ周波数Reso -64 ~ +63 レゾナンス

コース・チューンとオクターブ・シフト

Coarse Tune、Fine Tune、Octave Shift パラメータ-は、音の高さを変えるという働きは同じです。例えば、Coarse Tuneを「+12」にして C4(中央のド)を弾くと、C5(C4 の 1オクターブ上)が鳴ります。Octave Shift を「+1」にしてC4 を弾いても同じです。

しかし、内部の動作は大きく異なります。Coarse Tune を「+12」にすると、ピッチ自体が 1オクターブ上がります。一方、Octave Shift を「+1」にすると、1オクターブ上の鍵盤を押さえているのと同じになります。つまり、Coarse Tune はピッチそのものを変えるときに使い、Octave Shift は、鍵盤の数が足りなくなって鍵域をずらすような場合に使います。

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パフォーマンスを作る

Fantom-Xa_j.book 75ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[PAGE]-[F1(VIBRATO)]

[PAGE]-[F2(KEYBORD)]

Attack -64 ~ +63 TVA/TVFエンベロープのアタック・タイムReleas -64 ~ +63 TVA/TVFエンベロープのリリース・タイムDecay -64 ~ +63 TVA/TVFエンベロープのディケイ・タイム

パラメータ- 設定値 説明Vib Rate -64 ~ +63 パートごとのビブラートの周期Depth -64 ~ +63 パートごとのビブラートの深さDelay -64 ~ +63 パートごとの、ビブラートがかかるまでの時間Phase OFF、ON 同じMIDI チャンネルで鳴らすパートの発音タイミングのばらつきを抑えたいときは「ON」にします。

※「ON」にすると、同じMIDI チャンネルのパートが揃って発音できるようになってから同時に発音します。よって、ノート・メッセージを受信してから発音するまでに時間がかかることがあります。必要に応じて「ON」にしてください。

パラメータ- 設定値 説明

Kbd OFF、ON( ✔) コントローラー部と内部音源の各パートとの接続オン/オフK.L C - ~(Upper) 各パートの発音域の下限のキーK.U (Lower)~ G9 各パートの発音域の上限のキー

パッチの各トーンの発音域(Key Range、P.42)が設定されている場合、パッチの各トーンとパートの発音域の重なっている範囲で発音します。

Velo -63 ~ +63 キーを押す強さによる音量/カットオフ周波数の変化量「+」の値にすると、キーを強く押すほど音量が大きく、カットオフ周波数が高くなります。

Curve OFF、1~ 4 MIDI チャンネルごとのベロシティー・カーブMIDI キーボードの鍵盤タッチに最適なカーブを 4種類の中から選びます。MIDI キーボード自体のベロシティー・カーブで発音するときは「OFF」にします。

Voice 0 ~ 63、FUL 128音を超える発音数で演奏された場合に、各パートが確保するボイス数※ 各パートの設定値の合計が 64を超える設定はできません。(rest=)には設定できる残りのボイス

数が表示されています。表示を確認しながら設定してください。

パラメータ- 設定値 説明

パフォーマンスで設定したキー・レンジ

パッチで設定したキー・レンジ 発音する音域

21 3 4

発音数の数えかた

Fantom-Xaは最大 128音まで同時に発音できます。発音できる音数は実際に鳴らしている音数だけでなく、パッチに使われているトーンの数と、トーンに使われているウェーブの数によって変わります。1つのパッチを鳴らしているときの発音数は、以下のように数えます。

(鳴っている音数)×(音が鳴っているパッチに使われているトーンの数)×(トーンに使われているウェーブの数)

また、リアルタイム・タイムストレッチは通常の 2倍の発音数を必要とします。

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パフォーマンスを作る

Fantom-Xa_j.book 76ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[PAGE]-[F3(KEY MOD)]

[PAGE]-[F4(S.TUNE1)][F5(S.TUNE2)]

パラメータ- 設定値 説明Mono/Poly MONO、POLY、PAT MONO:パートに割り当てているパッチが単音でしか鳴らせなくなります。

POLY:パートに割り当てているパッチで和音を鳴らせます。PAT:パートに割り当てているパッチのMono/Poly(P.41)の設定にしたがいます。※ パッチを割り当てているパートでのみ有効

Legato OFF、ON、PAT レガートとは、音と音の間に切れ目を感じさせず、滑らかに演奏する方法です。ギターのハンマリング・オンやプリング・オフのような効果が得られます。OFF:パートにレガートをかけません。ON:単音演奏時、パートにレガートをかけます。PAT:パートに割り当てているパッチのLegato Switch(P.41)の設定にしたがいます。

※ パッチを割り当てているパートでのみ有効Portament OFF、ON、PAT OFF:ポルタメントをかけません。

ON:ポルタメントをかけます。PAT:パートに割り当てているパッチのPortamento Switch(P.41)の設定にしたがいます。

Time 0 ~ 127、PAT ポルタメント演奏時、ピッチ変化にかかる時間PAT:パートに割り当てているパッチのPortamento Time(P.41)の設定にしたがいます。

パラメータ- 設定値 説明

Part Scale Tunefor C ~ B

-64 ~ +63 パートごとのスケール・チューンの設定スケール・チューンのオン/オフはScale Tune Switch(P.194)で設定します。

平均律

1 オクターブを 12等分した音律で、西洋音楽を中心に最も広く使われています。Fantom-Xaでは Scale Tune Switchを「OFF」にすると平均律になります。

純正律(主音C)

平均律と比べて、主要三和音がとても美しく響きます。しかし、1つの調でしかその効果が得られず、転調すると和音が濁ります。

アラビア風音階

平均律と比べて、E、Bは 1/2 半音低く、C#、F#、G# は 1/2半音高い音階です。G~ B、C~ E、F ~ G#、Bb~ C#、Eb~ F#の音程に中立三度(長三度と短三度の間の音程)を持っています。Fantom-Xa では、G、C、Fの 3つの調でアラビア風音階を楽しめます。

<例>

音名 平均律 純正律(主音C) アラビア風音階

C 0 0 -6C# 0 -8 +45D 0 +4 -2Eb 0 +16 -12E 0 -14 -51F 0 -2 -8F# 0 -10 +43G 0 +2 -4G# 0 +14 +47A 0 -16 0Bb 0 +14 -10B 0 -12 -49

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Page 77: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パフォーマンスを作る

Fantom-Xa_j.book 77ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[PAGE]-[F6(EXT)]

パラメータ- 設定値 説明Bank Sel(MSB) 0~ 127、OFF パフォーマンス切り替え時、各パートごとに送信するバンク・セレクト・ナンバーのMSB

(コントローラー・ナンバー 0)送信しないときは「OFF」にします。

※ Keyboard Switchがオフになっているパートでは送信されません。Bank Sel(LSB) 0~ 127 パフォーマンス切り替え時、各パートごとに送信するバンク・セレクト・ナンバーの LSB

(コントローラー・ナンバー 32)※ Keyboard Switchがオフになっているパートでは送信されません。

Prog 1 ~ 128、OFF パフォーマンス切り替え時、各パートごとに送信するプログラム・チェンジ・ナンバー送信しないときは「OFF」にします。

※ Keyboard Switchがオフになっているパートでは送信されません。Level 0 ~ 127、OFF パフォーマンス切り替え時、各パートごとに送信するボリューム・メッセージの値

送信しないときは「OFF」にします。※ Keyboard Switchがオフになっているパートでは送信されません。

Pan L64 ~ 0~ 63R、OFF パフォーマンス切り替え時、各パートごとに送信するパン・メッセージの値送信しないときは「OFF」にします。

※ Keyboard Switchがオフになっているパートでは送信されません。

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パフォーマンスを作る

Fantom-Xa_j.book 78ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa は、リアルタイム・コントロールつまみやアサイナブル・スイッチ、Dビーム、ピッチ・ベンド、モジュレーション・レバーにパラメータ-を割り当てて、音に色々な変化を付けることができます。

1. PERFORM LAYER 画面で、設定を変更するパフォーマンスを

選びます(P.67)。

2. [F3(CONTROL)]を押します。CTRL SETTING画面が表示されます。

fig.CtrlSettingPfm_70

3. [F1]~[F5]と でパラメータ-を選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定を変更します。

5. 手順 3 ~ 5を繰り返して設定します。

6. [WRITE]を押して変更した設定を保存します。保存しない場合は[EXIT]を押して PERFORM LAYER 画面に戻ります。

※ ソロ・シンセの設定はシステムの設定として保存されます。保存するには[F6(WRITE)]を押します。

変更を保存せずにPERFORM LAYER 画面に戻すと、パフォーマンス・グループの左側に「*」が表示されます。

「*」が表示された状態で電源を切ったり他の音色を選んだりすると、設定変更は無効になります。

[F1(KNOB)]REALTIME CONTROL つまみの設定(P.83)をご覧ください。

[F2(SWITCH)]ASSIGNABLEスイッチの設定(P.84)をご覧ください。

[F3(TEMPO)]

Recommended Tempo

Tempo Override(P.200)を「ON」にすると、パフォーマンスを切り替えたときに、シーケンサーのテンポがここでの設定値になります。

VALUE:20~ 250

※ この設定値は各パフォーマンスごとに設定されます。よって、パフォーマンスを切り替えると Fantom-Xa のテンポ値が変わります。

※ シーケンサーのテンポは、パフォーマンス切り替えで変更されたテンポで上書きされます。

[F4(DBEAM)]PAD TRIGGER(パッド・トリガー)(P.82)と ASSIGNABLE(アサイナブル)(P.82)をご覧ください。

[F5(DB SYN)]SOLO SYNTH(ソロ・シンセ)(P.81)をご覧ください。

パフォーマンスのパッチごとに、コントローラーのスイッチのオン/オフを切り替えられます。

1. CONTROL SETTING 画面で[F6(CTRL SW)]を押します。CONTROL SWITCH画面が表示されます。

fig.CtrlSwPfm_70

2. [CURSOR]でパラメータ-を選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定を変更します。

4. 手順 2 ~ 3を繰り返して設定します。

5. [F6(EXIT)]を押して元の画面に戻ります。

リアルタイム・コントローラーやDビームに関する設定

コントロール・スイッチの設定[F6(CTRL SW)]

パラメータ- 設定値 説明

PB OFF、ON( ✔)

パートごとの、MIDI ピッチ・ベンド・メッセージの送信オン/オフ

Mod パートごとの、MIDI モジュレーション・メッセージの送信オン/オフ

Hold パートごとの、HOLD PEDALジャックに接続したペダルによるコントロール・メッセージの送信オン/オフ

Ctrl パートごとの、CONTROLPEDAL ジャックに接続したペダルによるコントロール・メッセージの送信オン/オフ

D Beam D ビームによるコントロールの、パートごとのオン/オフ

Knob 1~ 4 REALTIME CONTROL つまみ 1~ 4によるコントロールの、パートごとのオン/オフ

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パフォーマンスを作る

Fantom-Xa_j.book 79ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. PERFORM LAYER 画面で、設定を変更するパフォーマンスを選びます(P.67)

2. [F6(MIDI)]を押します。MIDI FILTER画面が表示されます。

fig.MidiFilter_70

MIDI に関する設定

パラメータ- 設定値 説明

Rx OFF、ON( ✔) パートごとのMIDI メッセージ受信オン/オフOFF にすると、そのパートは鳴らすことができません。通常はONにしておきますが、ソングの再生などで特定のパートを鳴らしたくないときはOFF にします。

Ch 1~ 16 パートごとのMIDI 受信チャンネルPC(プログラム・チェンジ) OFF、ON( ✔) MIDI チャンネルごとの、特定のMIDI メッセージの受信オン/オフBS(バンク・セレクト)PB(ピッチ・ベンド)PA(ポリフォニック・キー・プレッシャー)CA(チャンネル・プレッシャー)Md(モジュレーション)Vo(ボリューム)Pn(パン)Ex(エクスプレッション)Hd(ホールド 1)

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Fantom-Xa_j.book 80ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リアルタイムに音色を変化させる

D ビーム・コントローラーやリアルタイム・コントロールつまみ、アサイナブル・スイッチ、またはペダルを使って、演奏中にリアルタイムに音色を変化させることができます。

ここでは、これらの機能をパッチ・モードで使う場合の操作と設定を説明します。パフォーマンス・モードで使う場合も操作は同じです。

D ビーム・コントローラーは、手をかざすだけで使えるコントローラーです。割り当てる機能を変えて、音に色々な効果をかけることができます。Dビームでピッチをコントロールして演奏するモノフォニック・シンセサイザーとしても使えます。

1. PATCH PLAY 画面にします(P.29)。

画面の以下の部分が、Dビーム・コントローラーの表示部分です。

fig.DBeamArea

2. D BEAM[PAD TRIGGER]、[SOLO SYNTH]、

[ASSIGNABLE]のいずれかを押して、Dビーム・コントローラーをオンにします。

[PAD TRIGGER]:D ビーム・コントローラーでパッドの音を鳴らします。

[SOLO SYNTH]:モノフォニック・シンセサイザーとして使います。

[ASSIGNABLE]:D ビーム・コントローラーに割り当てた機能を使います。

3. 鍵盤を弾いたりパッドを押して音を出しながら、Dビーム・コ

ントローラーに手をかざし、ゆっくりと上下させます。

D ビーム・コントローラーに割り当てられている機能にしたがって、音に効果がかかります。

4. D ビーム・コントローラーをオフにするときは、手順 2 で押した

ボタンをもう一度押して、ボタンを消灯させます。

パフォーマンス・モードを選んでいる場合、Dビーム・コントローラーのオン/オフは、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保存されます。

Dビーム・コントローラーは周辺の明るさによって感度が変化します。期待どおりの動作をしないときは感度を調節しなおしてください(D Beam Sens(P.201))。

Dビーム・コントローラー

Dビーム・コントローラーの有効範囲

Dビーム・コントローラーの有効範囲は次の図のようになっています。有効範囲から外れた所に手をかざしても効果は得られません。fig.DBeamRange

Dビーム・コントローラーの反応状態は、画面で確認できます。手を近付けるほどバーが長くなり、遠ざけるほど短くなります。fig.DBeamSens

Dビーム・コントローラーの有効範囲は、強い直射日光の下では極端に小さくなってしまいます。屋外でDビーム・コントローラーを使用するときはご注意ください。

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リアルタイムに音色を変化させる

Fantom-Xa_j.book 81ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

D ビーム・コントローラーでピッチをコントロールして演奏するモノフォニック・シンセサイザーとして使います。

1. [SHIFT]を押しながらD BEAM[SOLO SYNTH]を押します。以下のような画面が表示されます。

fig.DBeamSyn_70

2. を押してパラメータ-を選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. 設定を保存しておきたい場合は[F6(WRITE)]を押します。

5. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

ソロ・シンセの設定はシステムの設定として保存されます。

SOLO SYNTH(ソロ・シンセ)

パラメータ- 設定値 説明Level & Range

Level 0 ~ 127 ソロ・シンセの音量Chorus Send Level 0 ~ 127 コーラスへ送る信号レベルReverb Send Level 0 ~ 127 リバーブへ送る信号レベルRange 2OCT、

4OCT、8OCT

ピッチの変化範囲

Osc1Osc 1 Waveform SAW、SQR ソロ・シンセの波形

SAW:のこぎり波SQR:矩形波

Osc 1 Pulse Width 0 ~ 127 波形のパルス幅周期的に変えることで微妙な音色変化を作り出せます。

※ Waveformが「SQR」のときのみ有効Osc 1 Coarse Tune -48 ~ +48 音の高さ(半音単位、± 4オクターブ)Osc 1 Fine Tune -50 ~ +50 音の高さ(1セント単位)Osc2 & Sync

Osc 2 Waveform (Osc 1 と同様)Osc 2 Pulse WidthOsc 2 Coarse TuneOsc 2 Fine TuneOsc 2 Level 0 ~ 127 Osc 2 の音量Osc Sync Switch OFF、ON 「ON」にすると、倍音を多く含んだ複雑な音色になります。

OSC1のピッチがOSC2 のピッチよりも高いときに効果的です。FilterFilter Type OFF、LPF、

BPF、HPF、PKG

フィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF:ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数(Cutoff)より上の周波数をカットして音を丸くします。BPF:バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数付近だけを残して他をカットします。HPF:ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数より下の周波数をカットします。PKG:ピーキング・フィルター。カットオフ周波数付近を強調します。

Cutoff 0 ~ 127 フィルターの効き始める周波数Resonance 0 ~ 127 カットオフ周波数付近の音を強調して、音色にクセを付ける度合い

※ 上げ過ぎると発振して音が歪むことがあります。LFOLFO Rate 0 ~ 127 LFO の周期の速さLFO Osc 1 Pitch Depth -63 ~ +63 LFO で Osc 1 のピッチを変調する深さLFO Osc 2 Pitch Depth -63 ~ +63 LFO で Osc 2 のピッチを変調する深さLFO Osc 1 Pulse WidthDepth

-63 ~ +63 LFO で Osc 1 の波形のパルス幅を変調する深さ※ Osc 1 Waveform が「SQR」のときのみ有効

LFO Osc 2 Pulse WidthDepth

-63 ~ +63 LFO で Osc 2 の波形のパルス幅を変調する深さ※ Osc 2 Waveform が「SQR」のときのみ有効

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Page 82: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リアルタイムに音色を変化させる

Fantom-Xa_j.book 82ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッドを叩く代わりに、Dビーム・コントローラーでパッドの音を鳴らすことができます。

1. [SHIFT]を押しながらD BEAM[PAD TRIGGER]を押します。

以下のような画面が表示されます。fig.DBeamTrig_70

2. を押してパラメータ-を選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

パフォーマンス・モードを選んでいる場合、パッド・トリガーの設定は、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保存されます。

パッチ・モードを選んでいる場合、システムの設定として保存されます。設定を保存しておきたい場合は[F6(WRITE)]を押します。

Dビーム・コントローラーにさまざまな機能を割り当てて、音に色々な効果をリアルタイムでかけられます。

1. [SHIFT]を押しながらD BEAM[ASSIGNABLE]を押します。

以下のような画面が表示されます。fig.DBeamAsgn_70

2. を押してパラメータ-を選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

パフォーマンス・モードを選んでいる場合、アサイナブルの設定は、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保存されます。

パッチ・モードを選んでいる場合、システムの設定として保存されます。設定を保存しておきたい場合は[F6(WRITE)]を押します。

PAD TRIGGER(パッド・トリガー)

パラメータ- 設定値 説明

Pad Number 1 ~ 9 D ビームで鳴らすパッド・ナンバーPad Velocity 1 ~ 127 D ビームで鳴らすパッドの音の強さPad Control Mode MOMENTARY、

LATCHD ビームをさえぎったときの動作のしかたMOMENTARY:D ビームに手をかざしている間だけオンになり、手をかざすのをやめるとオフになります。LATCH:D ビームに手をかざすごとにオン/オフが切り替わります。

ASSIGNABLE(アサイナブル)

パラメータ- 設定値 説明Type CC01 ~ 31、

33 ~ 95、BEND UP、BEND DOWN、START/STOP、TAP TEMPO、ARP GRID、ARP DURATION、ARP MOTIF、ARP OCTAVE UP、ARP OCTAVE DOWN

D ビームでコントロールする機能CC01 ~ 31、33~ 95:コントローラー・ナンバー1 ~ 31、33~ 95BEND UP:Pitch Bend Range Up(P.41)の設定と同様のピッチ変化のコントロールBEND DOWN:Pitch Bend Range Down(P.41)の設定と同様のピッチ変化のコントロールSTART/STOP:シーケンサーのスタート/ストップTAP TEMPO:Dビームに手をかざす間隔でテンポを設定します(タップ・テンポ)。ARP GRID:アルペジオの拍子と跳ねかたARP DURATION:アルペジオの各ノートの鳴る長さARP MOTIF:アルペジオの上昇/下降バリエーションARP OCTAVE UP:アルペジオのオクターブ・アップ(最大 3オクターブ)ARP OCTAVE DOWN:アルペジオのオクターブ・ダウン(最大 3オクターブ)

Range Min 0 ~ 127 D ビーム・コントローラーの可変範囲の下限Range Max 0 ~ 127 D ビーム・コントローラーの可変範囲の上限

Range Max を Range Min より小さくすると、可変範囲の上下が反転します。

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リアルタイムに音色を変化させる

Fantom-Xa_j.book 83ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

REALTIME CONTROLの各つまみや ASSIGNABLE SWのボタンを操作して音色をリアルタイムに変化させることができます。

1. PATCH PLAY 画面にします(P.29)。

2. REALTIME CONTROL つまみの右側にあるボタンを押して、つ

まみの機能を選びます。

• FILTER/ENVインジケーター点灯時

つまみを回すと、Cutoff、Resonance、Attack、Releaseをコントロールできます。

• ARP/RHYインジケーター点灯時

つまみを回すと、アルペジオのRange と Accent、リズムのAccent と Tempo をコントロールできます。

• ASSIGNABLE インジケーター点灯時

つまみに割り当てたパラメータ-をコントロールします。パラメータ-は自由に設定することができます、

※ インジケーター消灯時は、つまみを回してもパラメータ-をコントロールすることはできません。

3. 鍵盤を弾いたりパッドを押して音を出しながら、REALTIMECONTROL の各つまみや ASSIGNABLE SWのボタンを操作します。

つまみやボタンに割り当てられている機能にしたがって、音色が変化します。

1. [SHIFT]を押しながらREALTIME CONTROL つまみのいずれかを回します。

以下のような画面が表示されます。fig.RealtimeKnob_70

2. を押してパラメータ-を選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. 設定を保存しておきたい場合は[F6(WRITE)]を押します。

5. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

リアルタイム・コントローラーの設定は、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保存されます。

リアルタイム・コントローラー

REALTIME CONTROLつまみの設定

パラメータ- 設定値 説明

Knob C1 ~ 4 Assign CC01~ 31、33~ 95、PITCH BEND、AFTERTOUCH、ARP STYLE、ARP GRID、ARP DURATION、ARP MOTIF、CHORD FORM、MASTER LEVEL

REALTIME CONTROL つまみでコントロールする機能CC01 ~ 31、33 ~ 95:コントローラー・ナンバー 1~ 31、33~ 95PITCH BEND:ピッチ・ベンドAFTERTOUCH:アフタータッチARP STYLE:アルペジオのスタイルARP GRID:アルペジオの拍と跳ねかたARP DURATION:アルペジオの各ノートの鳴る長さARP MOTIF:アルペジオの上昇/下降のバリエーションCHORD FORM:コード・メモリー機能のコード・フォームMASTER LEVEL:Fantom-Xa 全体の音量

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Page 84: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リアルタイムに音色を変化させる

Fantom-Xa_j.book 84ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. [SHIFT]を押しながら ASSIGNABLE SW のどちらかのボタンを押します。

以下のような画面が表示されます。fig.RealtimeSw_70

2. を押してパラメータ-を選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. 設定を保存しておきたい場合は[F6(WRITE)]を押します。

5. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

リアルタイム・コントローラーの設定は、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保存されます。

パッチ・モードでは、キーボード・パートが選ばれているときのみ、アサイナブル・スイッチが有効です。

ASSIGNABLEスイッチの設定

パラメータ- 設定値 説明Switch 1/2 Assign TRANSPOSE DOWN、

TRANSPOSE UP、TAP TEMPO、MONO/POLY、PORTAMENTO、HOLD、MFX1 ~ 3、CHORUS SW、REVERB SW、MASTERING SW、LOOP、RHY START/STOP

[ ]/[ ]の各ボタンでコントロールする機能TRANSPOSE DOWN:鍵域が半音単位で下がります(最大 5半音)。TRANSPOSE UP:鍵域が半音単位で上がります(最大 6半音)。TAP TEMPO:ボタンを押す間隔でテンポを設定します(タップ・テンポ)。MONO/POLY:パッチの鳴らしかたのポリフォニック(POLY)/モノフォニック(MONO)の切り替えPORTAMENTO:ポルタメントのオン/オフHOLD:ホールドのオン/オフMFX1~ 3 SW:マルチエフェクト 1~ 3のスイッチCHORUS SW:コーラス・スイッチREVERB SW:リバーブ・スイッチMASTERING SW:マスタリング・スイッチLOOP:ループ再生のオン/オフRHY START/STOP:リズム・パターンのスタート/ストップ

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リアルタイムに音色を変化させる

Fantom-Xa_j.book 85ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リア・パネルのHOLD PEDAL ジャックとCONTROL PEDALジャックに接続したペダルを踏んで、音色を変化させることができます。

Fantom-Xa にはエクスプレッション・ペダル(別売:EV-5)、ペダル・スイッチ(別売:DPシリーズ)、フット・スイッチ(別売:BOSS FS-5U)などが接続できます。

1. PATCH PLAY 画面にします(P.29)。

2. 鍵盤を弾いて音を出しながらペダルを操作します。コントロール・ペダルに割り当てられている機能にしたがって、音に効果がかかります。

1. [MENU]を押します。

2. を押して「1. System」を選び、[ENTER]を押しま

す。

System Menu ウィンドウが開きます。fig.SystemMenu_70

3. [F2(KBD/CTRL)]を押してから[F2(PDL BND)]を押します。

以下のような画面が表示されます。fig.SystemPedal_70

4. を押してパラメータ-を選びます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

6. 設定を保存しておきたい場合は[F6(WRITE)]を押します。

7. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

コントロール・ペダル

コントロール・ペダルの設定

パラメータ- 設定値 説明

Control PedalAssign

CC01 ~ 31、33~ 95、BEND UP、BEND DOWN、AFTERTOUCH、OCT UP、OCT DOWN、START/STOP、PUNCH IN/OUT、TAP TEMPO、PROG UP、PROG DOWN、FAVORITE UP、FAVORITE DOWN、ARP SW、RHY START/STOP、CHORD SW、LOOP

CONTROL PEDAL ジャックに接続したペダルでコントロールする機能CC01 ~ 31、33 ~ 95:コントローラー・ナンバー 1~ 31、33~ 95BEND UP:Pitch Bend Range Up(P.41)の設定と同様のピッチ変化のコントロールBEND DOWN:Pitch Bend Range Down(P.41)の設定と同様のピッチ変化のコントロールAFTERTOUCH:アフタータッチOCT UP:ペダルを踏むたびに鍵域がオクターブ単位で上がります(最大 3オクターブ)。OCT DOWN:ペダルを踏むたびに鍵域がオクターブ単位で下がります(最大 3オクターブ)。START/STOP:シーケンサーのスタート/ストップPUNCH IN/OUT:マニュアル・パンチ・イン・レコーディングのスタート/ストップTAP TEMPO:ペダルを踏む間隔でテンポを設定します(タップ・テンポ)。PROG UP:次の音色ナンバーに切り替えます。PROG DOWN:直前の音色ナンバーに切り替えます。FAVORITE UP:次のナンバーまたはバンクのフェイバリット・パッチ(パフォーマンス)に切り替えます。FAVORITE DOWN:直前のナンバーまたはバンクのフェイバリット・パッチ(パフォーマンス)に切り替えます。ARP SW:アルペジオ/リズム機能のオン/オフRHY START/STOP:リズム・パターンのスタート/ストップCHORD SW:コード・メモリー機能のオン/オフLOOP:ループ再生のオン/オフ

Control PedalPolarity

STANDARD、REVERSE

ペダルの極性ペダルによっては、ペダルを踏んだときと離しているときの動作が逆になるものがあります。動作が逆になるペダルを使うときは「REVERSE」にします。ローランドのペダル(ポラリティー・スイッチが付いていないもの)を使うときは「STANDARD」にします。

Hold PedalPolarityContinuousHold Pedal

OFF、ON 「ON」にすると、HOLD PEDAL ジャックがハーフ・ペダル対応になります。ハーフ・ペダル対応にすると、ダンパー・ペダル(別売:DP-8など)を接続して、ピアノ音色を使った演奏での微妙なペダル・ワークによるコントロールができます。

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Page 86: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 86ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

アルペジオ演奏をする

Fantom-Xa は、自動的にアルペジオを演奏できる「アルペジオ機能」を搭載しています。この機能を使うと、押さえたキーにしたがい自動的にアルペジオ演奏をします。

アルペジオの鳴らしかたを決めるアルペジオ・スタイルは、工場出荷時に用意されているものを使うだけではなく、自由に書き替えることもできるため、オリジナルのアルペジオ演奏が楽しめます。

アルペジオ・スタイルは、パッチやパフォーマンスの一部ではなく、独自のデータとして 128個保存されています。そのため、1つのアルペジオ・スタイルを異なるパッチやパフォーマンスで共用することができます。アルペジオの設定は、パフォーマンスごとに保存することができます。パッチには保存することはできません。

アルペジオとリズム・パターン(P.94)によるアンサンブル演奏もお楽しみいただけます。

※ アルペジオをパッドで演奏することはできません。

1. [ARPEGGIO]を押して点灯させます。アルペジオ機能がオンになります。

2. 鍵盤で和音を弾きます。

押さえた和音の構成音にしたがって、アルペジオ演奏が始まります。

3. オフにするときは、もう一度[ARPEGGIO]を押して消灯させ

ます。

アルペジオ演奏では、アルペジオ・スタイル(Arpeggio Style)(P.87)の設定が特に重要になります。アルペジオの演奏パターンはこの設定でほぼ決まるからです。

アルペジオ機能のテンポを設定します。

1. [TEMPO]を押します。画面に現在のテンポが表示されます。

fig.Tempo_70

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でテンポ値(5 ~ 300)を設定するか、[F4(TAP)]を押す間隔でテンポ値を設定します(タップ・テンポ)。

※[F5(CLICK)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

クリックが鳴ります。

3. 設定が終わったら[F6(CLOSE)]を押します。

アルペジオ機能について

アルペジオ機能を使って演奏する

アルペジオ機能のオン/オフ

コード・メモリー機能と組み合わせる

コード・メモリー機能(P.92)を組み合わせて使うことができます。あらかじめ複雑なコード・フォーム(コードの構成音)を記憶させておき、アルペジオがオンのときにそれを呼び出せば、1つのキーを押すだけで、複雑なアルペジオを簡単に鳴らせます。

アルペジオのテンポを決める

コントローラーを使って演奏テンポを変える

Fantom-Xaの REALTIME CONTROL つまみにはテンポ・コントロールが割り当てられているため、アルペジオ演奏のテンポを簡単に変えることができます。fig.ArpKnob1

1. REALTIME CONTROLのボタンを押して、ARP/RHY イン

ジケーターを点灯させます。

2. アルペジオを演奏させて、REALTIME CONTROLつまみを

回します。

Tempo

Page 87: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

アルペジオ演奏をする

Fantom-Xa_j.book 87ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

次のように操作すると、鍵盤を押し続けなくてもアルペジオ演奏を持続することができます。

1. [ARPEGGIO]を押してアルペジオ機能をオンにします。

2. [HOLD]を押して点灯させます。

3. 鍵盤で和音を弾きます。

4. ホールド中に別のコードやキーを弾き直すと、それに応じてア

ルペジオも変わります。

5. もう一度[HOLD]を押すと、ホールドが解除されます。

ホールド・ペダルを使う場合ホールド・ペダル(P.18)を踏みながら和音を弾くと、鍵盤を押し続けなくてもアルペジオ演奏が持続できます。

1. ペダル・スイッチ(別売:DPシリーズなど)をHOLD PEDAL

ジャックに接続します。

2. [ARPEGGIO]を押してアルペジオ機能をオンにします。

3. ホールド・ペダルを踏みながら和音を弾きます。

4. ホールド中に別のコードやキーを弾き直すと、それに応じてア

ルペジオも変わります。

シーケンサーでの演奏中にアルペジオを使うとき、またはアルペジオをシーケンサーにリアルタイム・レコーディングするときに、シーケンサーのスタート/ストップとアルペジオを同期させることができます。

詳しくは、Arp/Rhythm Sync Switch(P.200)をご覧ください。

1. [SHIFT]を押しながら[ARPEGGIO]を押します。ARPEGGIO画面が表示されます。

fig.Arpeggio_70

2. を押してパラメータ-を選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. 設定が終わったら[EXIT]を押します。

アルペジオを持続(ホールド)する

アルペジオをシーケンサーと合わせて演奏する

アルペジオの設定

アルペジオ・スタイルについて

アルペジオ・スタイルは、アルペジオの基本的な鳴らしかたや和音のスタイルを、最大 32ステップ× 16音階のグリッド(Grid:格子)型に並んだデータで記憶したものです。fig.ArpStyle

各グリッド上には、次のいずれかのデータが入っています。

• ON: ノート・オン(ベロシティー付き)

• TIE: タイ(前の音を保持する)

• REST: 休符(音を鳴らさない)

「入力時の最低ピッチのキー」を基点として、相対的な押鍵位置と押鍵順が記憶されます。

アルペジオ・スタイルは、パッチやパフォーマンスの一部ではなく、独自のデータとして保存されています。そのため、1つのアルペジオ・スタイルを異なるパッチやパフォーマンスで共用することができます。

STEP

HIGH

1 2 3 4 5 .... 326 7 8

Note 01

Note 03Note 02

Note 04

Note 16

9 10 11

Note 05Note 06

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Page 88: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

アルペジオ演奏をする

Fantom-Xa_j.book 88ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パラメータ- 設定値 説明(Arpeggio Style) U001 ~ 128

(ユーザ-)、P001 ~ 128(プリセット)

アルペジオの基本的な演奏スタイルアルペジオ・スタイルは、プリセット・メモリーとユーザ-・メモリーに保存されています。

Grid 1/4、1/8、1/8L、1/8H、1/12、1/16、1/16L、1/16H、1/24

アルペジオ・スタイルの拍子と跳ねかた「1グリッド」を何分音符とみなすか、およびシャッフル加減(無/弱/強)を設定します。1/4:4 分音符(グリッド 1個= 1拍)1/8:8 分音符(グリッド 2個= 1拍)1/8L:弱いシャッフルの 8分音符(グリッド 2個= 1拍、弱く跳ねさせる)1/8H:強いシャッフルの 8分音符(グリッド 2個= 1拍、強く跳ねさせる)1/12:8分 3連符(グリッド 3 個= 1拍)1/16:16分音符(グリッド 4 個= 1拍)1/16L:弱いシャッフルの 16分音符(グリッド 4個= 1拍、弱く跳ねさせる)1/16H:強いシャッフルの 16分音符(グリッド 4個= 1拍、強く跳ねさせる)1/24:16分 3連符(グリッド 6個= 1拍)

※ Gridの設定はリズム・パターンでの設定と共通です。Duration 30 ~ 120%、Full アルペジオの各ノートの鳴る長さ

音を短く切ってスタッカート気味に鳴らすか、十分に伸ばしてテヌート気味に鳴らすかを設定します。30 ~ 120:例えば「30」に設定すると、グリッド(タイでつながれたグリッド列の場合は、最後のグリッド)の音の長さが、Grid で設定された音符の長さの 30%になります。Full:連続したグリッドがタイでつなげられていなくても、同じノートで次の発音指示があるまで発音します。

※ Duration の設定はリズム・パターンでの設定と共通です。Motif (P.89 参照) アルペジオ・スタイルに設定されているノートの数よりも多く押鍵されたときの発音のしかた

上昇/下降のバリエーションを選ぶ(Motif)(P.89)をご覧ください。Velocity REAL、1~ 127 アルペジオの発音の強さ

REAL:キーを押す強さに応じてベロシティーが変化します。1 ~ 127:キーを押す強さに関わらず、ここで設定したベロシティーで鳴ります。

OctRange -3 ~ +3 アルペジオのシフト幅1周ごとにオクターブ単位でシフトします。上昇方向、下降方向それぞれに設定できます(最大± 3オクターブ)。

※ REALTIME CONTROL つまみでもコントロールできます(P.89)。Accent 0 ~ 100 アルペジオのアクセントの強さ

「100」にすると、アルペジオ・スタイルに設定されたノートのベロシティーに沿って音に強弱が付きます。「0」にすると、すべての音が一定の強さで鳴ります。

※ REALTIME CONTROL つまみでもコントロールできます(P.89)。Part(パフォーマンス・モードのみ)

Part1 ~ 16 パフォーマンス・モードで、アルペジオを使って演奏するパート(1パートのみ)リズム・セットが割り当てられているパートでは、リズム・セットでアルペジオが使えます。

※ ここで選んだパートはアルペジオとコード・メモリーの両方に共通です。

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Page 89: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

アルペジオ演奏をする

Fantom-Xa_j.book 89ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

アルペジオ・スタイルに設定されているノート数よりも多く押鍵されたときの発音のしかたを選びます(モチーフ)。

※ スタイルのノート数より少なく押鍵されたときは、押したキーの最高音で発音されます。

設定値:

Up (L): 最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら、押したキーの低い方から順番に鳴ります。

Up (L&H): 最低・最高の両方の押鍵の音は毎回鳴らしながら、押したキーの低い方から順番に鳴ります。

Up (_): 押したキーの低い方から順番に鳴ります。毎回鳴らされる音はありません。

Down (L): 最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら、押したキーの高い方から順番に鳴ります。

Down (L&H): 最低・最高の両方の押鍵の音は毎回鳴らしながら、押したキーの高い方から順番に鳴ります。

Down (_): 押したキーの高い方から順番に鳴ります。毎回鳴らされる音はありません。

U/D (L): 最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら押したキーの低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順番に鳴ります。

U/D (L&H): 最低・最高の両方の押鍵の音は毎回鳴らしながら、押したキーの低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順番に鳴ります。

U/D (_): 押したキーの低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順番に鳴ります。毎回鳴らされる音はありません。

Rand (L): 最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら押したキーの音がランダムに鳴ります。

Rand (_): 押したキーの音がランダムに鳴ります。毎回鳴らされる音はありません。

Phrase: 1 つのキーを押すだけで、そのキーのピッチを基準にフレーズが鳴ります。複数のキーを押した場合は、一番最後に押されたキーが有効になります。

<例>

低音側から「1・2・3・2」となっているスタイルで「ド・レ・ミ・ファ・ソ」と押鍵した場合

• 「UP (L)」に設定:

ド・レ・ミ・レ →ド・ミ・ファ・ミ→ ド・ファ・ソ・ファ(→ 繰り返し)

• 「UP (_)」に設定:

ド・レ・ミ・レ →レ・ミ・ファ・ミ→ ミ・ファ・ソ・ファ(→ 繰り返し)

• 「U/D (L&H)」に設定:

ド・レ・ソ・レ →ド・ミ・ソ・ミ→ ド・ファ・ソ・ファ →ド・ミ・ソ・ミ(→ 繰り返し)

リアルタイム・コントロールつまみを使って、リアルタイムにパラメーターを変化させながらアルペジオを演奏することができます。

1. アルペジオ演奏をします。

2. REALTIME CONTROL のボタンを押して、ARP/RHY インジケーターを点灯させます。

fig.ArpKnob2

3. REALTIME CONTROL つまみを回します。アルペジオ演奏時には、以下のパラメーターをつまみでコントロールできます。

• OctRange(P.88)

• Accent(P.88)

• Tempo(P.86)

上昇/下降のバリエーションを選ぶ(Motif)

REALTIME CONTROLつまみでアルペジオの設定を変える

TempoOctave RangeAccent Rate

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Page 90: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

アルペジオ演奏をする

Fantom-Xa_j.book 90ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

アルペジオ・スタイルは、あらかじめ用意されているものを使うだけではなく、自由に作ることができます。

アルペジオ・スタイルの作りかたは、大きく分けて 2つあります。

鍵盤やパッドを使ってステップ・レコーディングをする方法です。1音入力するたびに次のステップに進みます。何もデータが無いスタイルを使って、いちから入力するのに便利です。

データが何も無い状態から作成したいときは、スタイルを初期化してください。ARPEGGIO STYLE EDIT 画面で[SHIFT]を押しながら[F4(INIT)]を押すと、確認のメッセージが表示されるので、[F6(EXEC)]を押して初期化します。

1. [SHIFT]を押しながら[ARPEGGIO]を押します。

2. [F5(EDIT)]を押します。

ARPEGGIO STYLE EDIT 画面が表示されます。fig.ArpStyleEdit_70

3. [F1(SETUP)]を押します。

Arpeggio Setupウィンドウが開きます。fig.ArpSetup_70

4. を押してカーソルを「End Step」に合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でステップ数を設定します。

6. を押してカーソルを「Input Velocity」に合わせます。

7. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で、入力するときのベロシ

ティーを設定します。

8. [F6(CLOSE)]を押して Arpeggio Setup ウィンドウを閉じます。

9. [F6(STP REC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けま

す。

ステップ・レコーディングができる状態になります。

• [CURSOR]を押して、入力したい位置に移動します。

• 鍵盤やパッドでノートを入力します。

• タイを入力するには[F2(TIE)]を押します。

• 休符を入力するには[F3(REST)]を押します。

• ノートを消去するときは、[SHIFT]を押しながら[F6(CLR

NOTE)]を押します。

• 現在のステップのすべてのノートを消去するときは、[SHIFT]

を押しながら[F5(CLR STEP)]を押します。

• [F4(PREVU)]を押すと、入力中のスタイルを聴くことがで

きます。

1つのスタイルの中で使えるノート・ナンバー(音の高さ)は、最大 16種類です。

10.入力が終わったら[F5(EXIT)]を押します。

アルペジオ・スタイルを作る(Arpeggio Style Edit)

ステップ・レコーディングによる入力

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アルペジオ演奏をする

Fantom-Xa_j.book 91ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

カーソルで入力するステップと音高を決め、VALUEダイヤルや[INC][DEC]で値を入力していく方法です。

すでに入力されているスタイルの修正や変更に便利です。

1. [SHIFT]を押しながら[ARPEGGIO]を押します。

2. [F5(EDIT)]を押します。ARPEGGIO STYLE EDIT 画面が表示されます。

fig.ArpStyleEdit_70

3. [F1(SETUP)]を押します。

Arpeggio Setupウィンドウが開きます。fig.ArpSetup_70

4. を押してカーソルを「End Step」に合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でステップ数を設定します。

6. [F6(CLOSE)]を押して Arpeggio Setup ウィンドウを閉じます。

7. [CURSOR]を押して、入力するステップと音高を決めます。

※ この方法で入力するとき、鍵盤は音高の指定に使えます。(ステップ・レコーディングのように、ノートが入力されることはありません。)

8. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でベロシティーの値を入力

します。VALUE ダイヤルを右に回しきると(または[INC]で値を上げきると)タイを入力できます。

• [F2(TIE)]を押してもタイを入力できます。

• 休符を入力するには[F3(REST)]を押します。

• [F4(PREVU)]を押すと、入力中のスタイルを聴くことがで

きます。

※ この方法で入力するとき、パッドはベロシティー指定と入力確定に使えます。入力するステップと音高が決まったら、パッドを叩いて入力します。(例えばパッド 1を叩くとベロシティー値は 15、パッド 9を叩くとベロシティー値は 127 と、パッド番号が大きいほどベロシティー値は大きくなります。)

1つのスタイルの中で使えるノート・ナンバー(音の高さ)は、最大 16種類です。

9. 入力が終わったら[F5(EXIT)]を押します。

作成したアルペジオ・スタイルは一時的なもので、電源を切ったり他のスタイルを選んだりすると消えてしまいます。作成したスタイルを残したい場合、本体のユーザ-・メモリーに保存します。

1. ARPEGGIO 画面で、保存したいアルペジオ・スタイルが選ばれていることを確認します。

2. [F6(WRITE)]を押します。ARPEGGIO STYLE NAME 画面が表示されます。

fig.ArpStyleName_70

3. アルペジオ・スタイルに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

4. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。

書き込み先のスタイルを選ぶ画面が表示されます。fig.ArpWrite_70

5. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または で書き込み

先を選びます。

6. [F6(WRITE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

VALUEダイヤルや[INC][DEC]による入力

作ったアルペジオ・スタイルの保存(Write)

アルペジオ・スタイルの設定は、パッチごとのデータとしてで

はなく、独自のデータとして保存されます。パッチ・モードでは、パッチ・パラメーターとしてアルペジオのパラメーター(Arpeggio Style、Grid、Motif、Duration など)を保存することはできません。

パフォーマンス・モードでは、パフォーマンスごとにこれらの

設定を保存することができます。保存したい場合は[WRITE]を押して、パフォーマンスの保存操作をします。

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Page 92: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 92ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

コード・メモリー機能を使う

コード・メモリーは、鍵盤のキーを 1つ弾くだけで、あらかじめ登録されているコード・フォームにしたがって和音を鳴らせる機能です。Fantom-Xa では、プリセットで 64個、ユーザーで 64個のコード・フォームを記憶できます。また、工場出荷時に用意されている 64個のユーザーのコード・フォームは、自由に書き替えることができます。

コード・メモリー機能は、パフォーマンス・モードでアルペジオのパートに対して動作します。そのパートにリズム・セットを選ぶと、リズム演奏に使うこともできます。

※ コード・メモリー機能をパッドで使うことはできません。

Mono/Poly(P.41)が「Mono」になっている音色でコード・メモリー機能を使うと、和音の中の 1つの音しか発音されません。コード・メモリー機能を使うときはMono/Poly を「Poly」にしてください。

1. [CHORD MEMORY]を押して点灯させます。コード・メモリー機能がオンになります。

2. 鍵盤を弾きます。

そのとき選ばれているコード・フォームにしたがって和音が鳴ります。

C4 キー(中央のド)を押したときに、コード・フォームに記憶されている和音構成で鳴ります。このC4 キーを基準にして、他のキーではその並行和音が鳴ります。

3. オフにするときは、もう一度[CHORD MEMORY]を押して

消灯させます。

コード・フォームを変えると、コードの構成音が変わります。

1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。CHORD MEMORY 画面が表示されます。

fig.ChordMemory_70

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でコード・フォームを選びます。

U01 ~ 64:ユーザ-

P01~ 64:プリセット

コードの構成音が表示されます。

3. コード・フォームを選び終わったら[EXIT]を押します。

コードの構成音を同時に鳴らさずに、順番に聞こえるように演奏することができます。鍵盤を押す強さによって演奏の速さが変わるため、鍵盤を押すだけでギターを弾いているようなリアルな演奏を行うことができます。

1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。CHORD MEMORY 画面が表示されます。

2. [F1(ROLL)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

この状態で鍵盤を押さえると、コードの構成音が順番に鳴ります。

音を鳴らす順番を変えるコードの構成音が鳴る順番を変えることができます。

1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。

CHORD MEMORY 画面が表示されます。

2. を押して、カーソルを「Rolled Chord Type」に合わせま

す。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定を変更します。

UP: 低音から高音へと順番に鳴らします。

DOWN: 高音から低音へと順番に鳴らします。

ALTERNATE: 鍵盤を押さえるたびに、構成音を鳴らす順番の向きが変わります。

コード・メモリー機能について

コード・メモリー機能を使って演奏する

コード・メモリー機能のオン/オフ

アルペジオ機能と組み合わせる

アルペジオ機能(P.86)を組み合わせて使うことができます。あらかじめ複雑なコード・フォーム(コードの構成音)を記憶させておき、アルペジオがオンのときにそれを呼び出せば、1つのキーを押すだけで、複雑なアルペジオを簡単に鳴らせます。

コード・フォームを選ぶ

コードの構成音を順番に鳴らす(ロールド・コード機能)

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コード・メモリー機能を使う

Fantom-Xa_j.book 93ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

コード・フォームは、あらかじめ用意されているものを使うだけではなく、オリジナルのコード・フォームを自由に作ることができます。

1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。CHORD MEMORY 画面が表示されます。

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でコード・フォームを選び

ます。

3. [F5(EDIT)]を押します。

以下のような画面が表示されます。fig.ChordEdit_70

4. 鍵盤を使って、鳴らしたい和音を入力します。

鍵盤を押すと、画面に音名が追加されていきます。

• 間違えて入力したときは[F3(DELETE)]を押します。

入力したノートと同じキーを押しても消すことができます。

• すべてのノートを消すときは[F2(ALL DEL)]を押します。

• [F4(PREVIEW)]を押すと、入力中の和音を聴くことができ

ます。

5. 入力が終わったら[F5(EXIT)]を押します。

作成したコード・フォームは一時的なもので、電源を切ったり他のコード・フォームを選んだりすると消えてしまいます。作成したコード・フォームを残したい場合、本体のユーザ-・メモリーに保存します。

1. CHORD MEMORY 画面で、保存したいコード・フォームが選ばれていることを確認します。

2. [F6(WRITE)]を押します。CHORD NAME 画面が表示されます。

fig.ChordName_70

3. コード・フォームに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

4. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。書き込み先のコード・フォームを選ぶ画面が表示されます。

fig.ChordWrite_70

5. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または で書き込み

先を選びます。

6. [F6(WRITE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

オリジナルのコード・フォームを作る

作ったコード・フォームの保存(Write)

コード・フォームは、パッチやパフォーマンスの一部ではな

く、独自のデータとして保存されています。そのため、1つのコード・フォームを異なるパッチやパフォーマンスで共用することができます。

パフォーマンス・モードでは、パフォーマンスごとにこれらの

設定を保存することができます。保存したい場合は[WRITE]を押して、パフォーマンスの保存操作をします。パッチには保存することはできません。

93

Page 94: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 94ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズムを演奏する

Fantom-Xa にはプリセットで 256種類のリズム・パターンが内蔵されています。パッドを押すだけで、さまざまなリズム・パターンを鳴らすことができます。リズム・パターンは、内蔵されているものを使うだけでなく、自由に作ることもできます。

リズム・パターンは、パフォーマンスの一部ではなく、独自のデータとして 256個保存されています。そのため、1つのリズム・パターンを異なるリズム・セットやパフォーマンスで共用することができます。パフォーマンス・モードでは、リズム・パターンを呼び出すためのナンバーを保存することができます。パッチ・モードではナンバーを保存することはできません。

どのパッドでどのパターンやリズム・トーンを鳴らすかを設定し、9個のパッドの設定をまとめたものがリズム・グループです。そのグループで使用するリズム・セットもあわせて記憶しています。

※ リズム・パターン・ナンバーやリズム・トーンの割り振りかたは、自由に変更することができます。

1. [RHYTHM]を押して点灯させます。リズム機能がオンになります。

2. パッド(1 ~ 9)を押します。押したパッドにしたがって、割り当てられているリズム・パターン演奏が始まります。

• 消灯しているパッド(1~ 9)を押すとパッドが点滅し、パター

ン演奏が始まります。

• 点灯しているパッドを押すとリズム・トーンが鳴ります。

どのパッドでどのパターンやリズム・トーンを鳴らすかは、Rhythm Group Edit(P.99)で行います。

※ 点滅しているパッドを押すと、パターン演奏が止まります。

3. リズム機能をオフにするときは、もう一度[RHYTHM]を押して消灯させます。

リズム・パターンについて

リズム・グループについて

リズム・グループは、リズム・セットやパフォーマンスの一部ではなく、独自のデータとして 32個保存されています。そのため、1つのリズム・グループを異なるリズム・セットやパフォーマンスで共用することができます。リズム・グループは、内蔵されているものを使うだけでなく、自由に作ることもできます。

リズム・グループの設定は、パフォーマンスごとに保存することができます。パッチには保存できません。

リズム演奏をする

リズム機能のオン/オフ

Page 95: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リズムを演奏する

Fantom-Xa_j.book 95ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズム・パターンのテンポを設定します。

1. [TEMPO]を押します。画面に現在のテンポが表示されます。

fig.Tempo_70

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でテンポ値(5~ 300)を設

定するか、[F4(TAP)]を押す間隔でテンポ値を設定します(タップ・テンポ)。

※[F5(CLICK)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

クリックが鳴ります。

3. 設定が終わったら[F6(CLOSE)]を押します。

1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。

2. [F1(RHY GRP)]を押します。RHYTHM GROUP 画面が表示されます。

fig.RhyGrp_70

※ リズム・グループを選ぶと、最適なリズム・セットがパッド・パートに設定されます。(画面内の「RECOMMENDED RHY」に表示されます。)

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でリズム・グループ・ナンバーを選びます。

リズム・グループの基本的な演奏スタイルを選びます。

U01 ~ 32:ユーザ-

P01~ 32:プリセット

4. 選び終わったら[EXIT]を押します。

リズム・パターン演奏のテンポを決める

コントローラーを使って演奏テンポを変える

Fantom-Xaの REALTIME CONTROL つまみにはテンポ・コントロールが割り当てられているため、リズム・パターンの再生テンポを簡単に変えることができます。fig.ArpKnob1

1. REALTIME CONTROLのボタンを押して、ARP/RHY イン

ジケーターを点灯させます。

2. リズム・パターンを演奏させて、REALTIME CONTROLつ

まみを回します。

Tempo

リズム・グループを選ぶ

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Page 96: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リズムを演奏する

Fantom-Xa_j.book 96ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。

2. [F2(RHYTHM)]を押します。RHYTHM PATTERN 画面が表示されます。

fig.RhyPtn_70

3. を押してパラメーターを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

※[F4(PREVU)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、リズム・パターンを聴くことができます。

5. 設定が終わったら[EXIT]を押します。

リズム・パターンの設定

パラメータ- 設定値 説明(Rhythm Pattern) U001 ~ 256(ユーザー)、

P001 ~ 256(プリセット)リズムの基本的な演奏スタイル

Grid 1/4、1/8、1/8L、1/8H、1/12、1/16、1/16L、1/16H、1/24

リズム・パターンの拍子と跳ねかた「1グリッド」を何分音符とみなすか、およびシャッフル加減(無/弱/強)を設定します。1/4:4 分音符(グリッド 1個= 1拍)1/8:8 分音符(グリッド 2個= 1拍)1/8L:弱いシャッフルの8分音符(グリッド 2個= 1拍、弱く跳ねさせる)1/8H:強いシャッフルの 8分音符(グリッド 2個= 1拍、強く跳ねさせる)1/12:8分 3連符(グリッド 3個= 1拍)1/16:16分音符(グリッド 4個= 1拍)1/16L:弱いシャッフルの 16分音符(グリッド 4個= 1拍、弱く跳ねさせる)1/16H:強いシャッフルの 16分音符(グリッド 4個= 1拍、強く跳ねさせる)1/24:16分 3連符(グリッド 6個= 1拍)

※ Gridの設定はアルペジオでの設定と共通です。Duration 30~ 120%、Full リズム・パターンの各ノートの鳴る長さ

音を短く切ってスタッカート気味に鳴らすか、十分に伸ばしてテヌート気味に鳴らすかを設定します。30 ~ 120:例えば「30」に設定すると、グリッド(タイでつながれたグリッド列の場合は、最後のグリッド)の音の長さが、Gridで設定された音符の長さの 30%になります。Full:連続したグリッドがタイでつなげられていなくても、同じノートで次の発音指示があるまで発音します。

※ Duration の設定はアルペジオでの設定と共通です。※ Tone Env Mode(P.58)を「NO-SUS」にしていると効果はありません。

Velocity REAL、1~ 127 リズム・パターンの発音の強さREAL:キーを押す強さに応じてベロシティーが変化します。1~ 127:キーを押す強さに関わらず、ここで設定したベロシティーで鳴ります。

Accent 0 ~ 100 リズム・パターンのアクセントの強さ「100」にすると、リズム・パターンに設定されたノートのベロシティーに沿って音に強弱が付きます。「0」にすると、すべての音が一定の強さで鳴ります。

※ REALTIME CONTROL つまみでもコントロールできます(P.97)。

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Page 97: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リズムを演奏する

Fantom-Xa_j.book 97ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リアルタイム・コントロールつまみを使って、リアルタイムにパラメーターを変化させながらリズム・パターンを演奏することができます。

1. パッドを押してリズム・パターンを演奏させます。

2. REALTIME CONTROL のボタンを押して、ARP/RHY インジ

ケーターを点灯させます。fig.RhyKnob

3. REALTIME CONTROL つまみを回します。

リズム・パターン演奏時には、以下のパラメーターをつまみでコントロールできます。

• Accent(P.96)

• Tempo(P.95)

リズム・パターンは、あらかじめ用意されているものを使うだけではなく、自由に作ることができます。

リズム・パターンの作りかたは、大きく分けて 2つあります。

鍵盤やパッドを使ってステップ・レコーディングをする方法です。1音入力するたびに次のステップに進みます。何もデータが無いパターンを使って、いちから入力するのに便利です。

データが何も無い状態から作成したいときは、パターンを初期化してください。RHYTHM PATTERN EDIT 画面で[SHIFT]を押しながら[F4(INIT)]を押すと、確認のメッセージが表示されるので、[F6(EXEC)]を押して初期化します。

1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。

2. [F2(RHYTHM)]を押します。

3. [F5(EDIT)]を押します。RHYTHM PATTERN EDIT 画面が表示されます。

fig.RhyPtnEdit_70

4. [F1(SETUP)]を押します。Rhythm Setupウィンドウが開きます。

fig.RhySetup_70

5. を押してカーソルを「End Step」に合わせます。

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でステップ数を設定します。

7. を押してカーソルを「Input Velocity」に合わせます。

8. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で、入力するときのベロシティーを設定します。

9. [F6(CLOSE)]を押してRhythm Setup ウィンドウを閉じます。

10.[F6(STP REC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けま

す。

ステップ・レコーディングができる状態になります。

• [CURSOR]を押して、入力したい位置に移動します。

• 鍵盤やパッドでノートを入力します。

• タイを入力するには[F2(TIE)]を押します。

• 休符を入力するには[F3(REST)]を押します。

• ノートを消去するときは、[SHIFT]を押しながら[F6(CLR

NOTE)]を押します。

• 現在のステップのすべてのノートを消去するときは、[SHIFT]

を押しながら[F5(CLR STEP)]を押します。

• [F4(PREVU)]を押すと、入力中のパターンを聴くことがで

きます。

1つのパターンの中で使えるノート・ナンバー(リズム・トーンの数)は、最大 16個です。

11.入力が終わったら[F5(EXIT)]を押します。

REALTIME CONTROLつまみでリズム・パターンの設定を変える

リズム・パターンを作る(Rhythm Pattern Edit)

ステップ・レコーディング

TempoRhythm Accent

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Page 98: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リズムを演奏する

Fantom-Xa_j.book 98ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

カーソルで入力するステップとリズム・トーンを決め、VALUEダイヤルや[INC][DEC]で値を入力していく方法です。

すでに入力されているパターンの修正や変更に便利です。

1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。

2. [F2(RHYTHM)]を押します。

3. [F5(EDIT)]を押します。

RHYTHM PATTERN EDIT 画面が表示されます。fig.RhyPtnEdit_70

4. [F1(SETUP)]を押します。Rhythm Setupウィンドウが開きます。

fig.RhySetup_70

5. を押してカーソルを「End Step」に合わせます。

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でステップ数を設定します。

7. [F6(CLOSE)]を押してRhythm Setup ウィンドウを閉じます。

8. [CURSOR]を押して、入力するステップとリズム・トーンを決めます。

※ この方法で入力するとき、鍵盤はリズム・トーンの指定に使えます。(ステップ・レコーディングのように、ノートが入力されることはありません。)

9. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でベロシティーの値を入力

します。VALUE ダイヤルを右に回しきると(または[INC]で値を上げきると)タイを入力できます。

• [F2(TIE)]を押してもタイを入力できます。

• 休符を入力するには[F3(REST)]を押します。

• [F4(PREVU)]を押すと、入力中のパターンを聴くことがで

きます。

※ この方法で入力するとき、パッドはベロシティー指定と入力確定に使えます。入力するステップとリズム・トーンが決まったら、パッドを叩いて入力します。(例えばパッド 1を叩くとベロシティー値は 15、パッド 9を叩くとベロシティー値は 127と、パッド番号が大きいほどベロシティー値は大きくなります。)

1つのパターンの中で使えるノート・ナンバー(リズム・トーンの数)は、最大 16個です。

10.入力が終わったら[F5(EXIT)]を押します。

作成したリズム・パターンは一時的なもので、電源を切ったり他のパターンを選んだりすると消えてしまいます。作成したパターンを残したい場合、本体のユーザ-・メモリーに保存します。

1. RHYTHM PATTERN画面で、保存したいリズム・パターンが選ばれていることを確認します。

2. [F6(WRITE)]を押します。RHYTHM PATTERN NAME画面が表示されます。

fig.RhyPtnName_70

3. リズム・パターンに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

4. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。書き込み先のパターンを選ぶ画面が表示されます。

fig.RhyPtnWrite_70

5. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または で書き込み

先を選びます。

6. [F6(WRITE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

VALUEダイヤルや[INC][DEC]による入力

作ったリズム・パターンの保存(Write)

リズム・パターンの設定は、パッチごとのデータとしてではな

く、独自のデータとして保存されます。パッチ・モードでは、パッチ・パラメーターとしてリズム・パターンのパラメーター(Rhythm Pattern、Grid、Durationなど)を保存することはできません。

パフォーマンス・モードでは、パフォーマンスごとにこれらの

設定を保存することができます。保存したい場合は[WRITE]を押して、パフォーマンスの保存操作をします。

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Page 99: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リズムを演奏する

Fantom-Xa_j.book 99ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズム・グループは、あらかじめ用意されているものを使うだけではなく、自由に作ることができます。

1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。

2. [F1(RHY GRP)]を押します。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でエディットするリズム・

グループを選びます。

4. [F5(EDIT)]を押します。RHY GRP EDIT 画面が表示されます。

fig.RhyGrpEdit_70

5. を押してパラメーターを選びます。

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

7. 設定が終わったら[F5(EXIT)]を押します。

作成したリズム・グループは一時的なもので、電源を切ったり他のグループを選んだりすると消えてしまいます。作成したリズム・グループを残したい場合、本体のユーザ-・メモリーに保存します。

1. RHYTHM GROUP 画面で、保存したいリズム・グループが選ばれていることを確認します。

2. [F6(WRITE)]を押します。RHYTHM GROUP NAME 画面が表示されます。

fig.RhyGrpName_70

3. リズム・グループに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

4. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。fig.RhyGrpWrite_70

5. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または で書き込み

先を選びます。

6. [F6(WRITE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

リズム・グループを作る(Rhythm Group Edit)

パラメーター 設定値 説明(PAD) 1~ 9 設定するパッド

パッドを押して選ぶこともできます。

Mode Off、Note、Pattern

パッドに割り当てる機能Off:何も割り当てません。Note:リズム・トーンを割り当てます。Pattern:リズム・パターンを割り当てます。

Modeが「Note」のとき

Note C - ~ G9 パッドを押した際に鳴らすリズム・トーンのノート・ナンバー

Velocity FIX(127)、1~ 127

パッドを押した際に鳴らすリズム・トーンのベロシティー(音の強さ)

Modeが「Pattern」のときPtn U001~256,

P001 ~ 256パッドを押した際に鳴らすリズム・パターンのナンバー

Velocity FIX(127)、1~ 127

パッドを押した際に鳴らすリズム・パターンのベロシティー(音の強さ)

Rhy USER:001 ~ 032、PRST:001 ~ 036、GM:001 ~ 009、CARD:001 ~ 032、EXP:001~

使用するリズム・セット

作ったリズム・グループの保存(Write)

リズム・グループの設定は、パッチごとのデータとしてではな

く、独自のデータとして保存されます。パッチ・モードでは、パッチ・パラメーターとしてリズム・グループの設定を保存することはできません。

パフォーマンス・モードでは、パフォーマンスごとにリズム・

グループ・ナンバーを保存することができます。保存したい場合は[WRITE]を押して、パフォーマンスの保存操作をします。

99

Page 100: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 100 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプリング

Fantom-Xa では、オーディオ機器やマイク、CD など、外部からの入力音をサンプリングすることができます。

ここでは、サンプリングするときの操作やパラメーターの働きを説明します。

1. [SAMPLING]を押して、SAMPLINGMENU 画面を表示させます。

fig.SmplMenu_70

画面上部にメモリーの空き容量が表示されます。空き容量が 0%になると、それ以上サンプリングはできません。

2. [F1(SAMPLING)]~[F5(SOLO)]を押してサンプリング・モードを選び、SAMPLING STANDBY 画面にします。

[EXIT]を押すと、前の画面に戻ります。

3. サンプリングする音の入力元やトリガーについての設定などを

行います。fig.SmplStandby_70 4. AUDIO INPUTから入力する場合、リア・パネルの LEVELつま

みを回して、外部からの入力レベルを調節します。

※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、接続した機器の音量が小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。

サンプリングの手順

サンプリング・モード 説明

[F1(SAMPLING)]サンプリング

外部入力からの音をサンプリングします。※ 鍵盤、パッドやDビーム、シー

ケンサーなどを操作しても、内部音源は発音しません。

[F2(RE-SAMPL)]リサンプリング

内部音源の音をサンプリングします。外部入力の音は発音しません。

[F3(MIX)]ミックス・サンプリング

内部音源と外部入力からの音をミックスしてサンプリングします。

[F4(AUTO DIVIDE)]オート・ディバイド・サンプリング

長時間のソースを、無音部分で複数のサンプルに自動分割してサンプリングします。

無音部分を境目としてサンプルを分割し、それ以降を次のサンプル・ナンバーに割り当てます。

※ 鍵盤、パッドやDビーム、シーケンサーなどを操作しても、内部音源は発音しません。

[F5(SOLO)]ソロ・サンプリング

内部音源を通常どおり鳴らしながら、外部入力からの音のみをサンプリングします。※ 外部入力の音にエフェクトをか

けることはできません。

パラメーター 説明および設定値Input Select サンプリングする音の入力元

LINE IN L/R:L/R(ステレオ)LINE IN L:L(モノ)MICROPHONE:L(モノ、マイク・レベル)

※ リサンプリング時は設定できません。StereoSwitch

MONO:1 つの波形としてサンプリングします。ステレオの音は左右がミックスされます。STEREO:L と R の 2つの波形としてサンプリングします。※ モノ・サンプリングでは、メモリーの消費量

を半分に抑えることができます。Pre SampleTime

サンプリング開始操作や音の入力タイミングより、さかのぼってサンプリングを開始する時間

サンプル音の立ち上がり部分が欠落するのを防ぐことができます。0 ~ 1000 ms

Stop Trigger サンプリングの終了方法MANUAL:[STOP]を押すまでサンプリングします。BEAT:現在のテンポ(BPM)で指定した拍数でサンプリングを停止します。TIME:指定した時間でサンプリングを停止します。

SamplingLength

Stop Trigger が BEATのときサンプリングを続ける拍数1 ~ 20000

Stop Trigger が TIMEのときサンプリングを続ける時間00'00"010 ~ 50'00"000

Auto TriggerLevel

[F2(AUTO TRIG)]を押してオート・トリガーをONにしたとき、サンプリングを開始する音量(0で最小)0 ~ 7

Gap Time サンプリング・モードがオート・ディバイドのとき、サンプルが分割される対象となる無音部分の長さ500、1000、1500、2000ms

[F1(INPUT)]

外部入力に関する設定をします(P.101)。

[F2(AUTOTRIG)]

チェック・マーク( ✔)を付けると、音の入力を検知して自動的にサンプリングを開始します。

[F3(TRIMSW)]

チェック・マーク( ✔)を付けると、サンプリングした音の先頭や末尾に無音部分があった場合、サンプルのスタート/エンド・ポイント(P.106)が、信号のある区間に自動設定されます。

0

Page 101: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプリング

Fantom-Xa_j.book 101 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

5. [F6(START)]を押してサンプリングを開始します。オート・トリガーをオンにしているときは、音が入力されると同時にサンプリングを開始します。

6. サンプリングを停止します。(Stop Trigger が MANUAL のとき

は、[F5(STOP)]を押します。)

SAMPLE EDIT 画面になります。fig.SmplEdit1_70

サンプルをエディットしたい場合→P.106

サンプリングが終わると、サンプルとして自動的にサンプル・リストに追加されます。[SAMPLE](EDIT <-> LIST)を押すとサンプル・リストが表示されます。

fig.SmplList1_70

サンプリングしたサンプルは電源を切ると消えてしまいます。

サンプルを残したい場合は[WRITE]を押して保存します(P.116〕。まだ保存されていないサンプルは、サンプル・リストで「N」と表示されます。

7. [EXIT]を押して元の画面に戻します。

1. サンプリング中に[F6(DIVIDE)]を押します。

押した時点でサンプルが分割され、それ以降は次の番号のサンプルとしてサンプリングされます。

※ モノ・サンプリング時は 256サンプルまで、ステレオ・サンプリング時は 128サンプル(L/R 合計 256サンプル)まで分割することができます。

Fantom-Xa は 4MBのメモリーを内蔵していますので、モノで約47秒、ステレオで約 23.5 秒サンプリングすることができます。それ以上の時間サンプリングしたい場合は、市販のメモリー(DIMM)を増設してください(P.216)。

[MIX IN]を押してボタンを点灯させると、オンになります。

1. CD プレーヤーやマイクなどを、Fantom-Xa のリア・パネルにある AUDIO INPUT ジャックに接続します。

2. [SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押します。INPUT SETTING画面が表示されます。

fig.InSetting_70

3. を押してパラメーターを選びます。

4. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]で設定を変更します。

5. 外部入力を再生し、LEVELつまみで入力レベルを調節します。

6. [EXIT]を押して元の画面に戻します。

サンプリング中にサンプルを分割する

サンプリング時間について

外部入力の設定

外部入力のオン/オフ

入力ソースの設定

パラメーター 説明および設定値

Input Select 入力ソースLINE IN L/R:L/R(ステレオ)LINE IN L:L(モノ)MICROPHONE:L(モノ、マイク・レベル)

In Fx Type 外部入力音に対するエフェクトの種類(P.102)EQ、ENHANCER、COMPRESSOR、LIMITER、NOISE SUP、C CANCELER

Mix InOutput Asgn

ミックス・インされた外部入力音の出力先DRY:エフェクトを通さずにOUTPUT(A)ジャックに出力MFX:マルチエフェクトを通して出力

※ MFX を選んだときは、マルチエフェクト1 ~ 3のどれを使うかも設定します。

Mix InOutput Level

外部入力音の音量0 ~ 127

Mix In ChoSend Level

外部入力音に対するコーラスのかかり具合0 ~ 127

Mix In RevSend Level

外部入力音に対するリバーブのかかり具合0 ~ 127

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Page 102: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプリング

Fantom-Xa_j.book 102 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. [SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押します。INPUT SETTING画面が表示されます。

2. 外部入力音を入力専用エフェクトに通すときは、[F5(In FX

SW)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

3. [F6(In FX SETUP)]を押します。INPUT FX SETUP画面が表示されます。

fig.InFxSetup_70

4. を押してパラメーターを選びます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を設定します。

6. [EXIT]を押して元の画面に戻します。

インプット・エフェクト・パラメーター

※ In FX SETUP画面では、REALTIME CONTROL つまみ(C1 ~ C4)で値を設定できます。

インプット・エフェクトの設定

マイクロホンを使用する場合のご注意

マイクロホンとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。

1. マイクロホンの向きを変える

2. マイクロホンをスピーカーから遠ざける

3. 音量を下げる983

パラメーター 設定値 説明(タイプ) 1~ 6 インプット・エフェクトの

種類1:Equalizer(イコライザー)低域、高域の音質を調節します。Low Freq 200、400 Hz 低域の基準周波数Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Freq 2000、4000、

8000 Hz高域の基準周波数

High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量2:Enhancer(エンハンサー)高域の倍音成分をコントロールし、音にメリハリをつけます。Sens 0 ~ 127 エンハンサーのかかり具合Mix 0 ~ 127 生成された倍音の音量3:Compressor(コンプレッサー)大きなレベルの音を抑え、小さなレベルの音を持ち上げて、全体の音量のバラツキを抑えます。Attack 0 ~ 127 入力が Threshold を超えた

とき、音量の圧縮を始めるまでの時間

Threshold 0 ~ 127 圧縮を始める音量レベルPost Gain 0 ~ +18 dB 出力レベル4:Limiter(リミッター)指定の音量より大きな音を圧縮し、音の歪みを抑えます。Release 0 ~ 127 圧縮がかかっている状態か

ら、入力がThreshold 以下になったとき、圧縮をやめるまでの時間

Threshold 0 ~ 127 圧縮を始める音量レベルPost Gain 0 ~ +18 dB 出力レベル5:Noise Suppressor(ノイズ・サプレッサー)無音時のノイズを抑えます。Threshold 0 ~ 127 ノイズを抑え始める音量Release 0 ~ 127 ノイズを抑え始めてから、

音量が 0になるまでの時間6:Center Canceler(センター・キャンセラー)ステレオ入力の中央に定位している音を消します。ボーカル音を消すのに有効です。Ch Balance -50 ~ +50 音を消すための左右の音量

バランスRange Low 16~ 15000 Hz 音を消す帯域の下限周波数Range High 16~ 15000 Hz 音を消す帯域の上限周波数

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サンプリング

Fantom-Xa_j.book 103 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

例えば、少し前に弾いたフレーズが気に入ったので残しておきたい、と思ったときなどにスキップ・バック・サンプリング機能を使うと、過去にさかのぼってサンプリングすることができます。

スキップ・バック・サンプリングを実行すると、過去にさかのぼってフレーズをサンプルとして切り出します。切り出したサンプルをパッドに貼り付けるとパッドで演奏することができます。

• [SKIP BACK]が点灯

スキップ・バック・サンプリング可能な状態

• [SKIP BACK]が消灯

スキップ・バック・サンプリング不可能な状態(空きメモリーが不足)

• [SKIP BACK]が点滅

スキップ・バック・サンプリング実行中

1. Fantom-Xa の鍵盤/パッドで演奏するか、AUDIO IN ジャック

に楽器などを接続して、音やフレーズを入力します。

2. [SKIP BACK]を押します。

以下の画面が表示されます。fig.SkipBack_70

スキップ・バック・サンプリングが終了すると、ASSIGN TOPAD画面が表示されます。

fig.AsgnToPad1_70

3. サンプリングした音を鳴らすパッドを、叩いて選びます。

※ テンポに合わせてタイム・ストレッチをしたい場合、[F1(SYNC)]を押してチェック・マーク( ✔)を表示させます。

Wave Tempo Sync パラメーター(P.43、P.59)が ONになります。

4. [F6(EXEC)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するには[F5(CANCEL)]を押します。

サンプルが(リズム・トーンとして)パッドに割り当てられた後、SAMPLE EDIT 画面が表示されます。

• サンプルをエディットするには[F3(MODIFY)]を押します。

(P.106 ~)

• 鍵盤やパッドで鳴らすには、[F4(ASSIGN)]を押します。

(P.112、P.113)

• サンプルを試聴するには[F6(PREVIEW)]を押し続けます。

スキップ・バック・サンプリングの際に、どのくらいさかのぼってサンプリングするかの設定をすることができます(5秒~ 40秒)。工場出荷時は 5秒に設定されています。

スキップ・バック・サンプリングしたサンプルは、電源を切ると消えてしまいます。残しておきたいときは[WRITE]を押して保存します(P.116)。

スキップ・バック・サンプリング(SKIP BACK)

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Page 104: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 104 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプルを加工する

サンプリング/インポートしたサンプルを加工(エディット)します。

エディットは、サンプル・メモリーと呼ばれるサンプル専用のメモリーで行なわれます(P.25)。

サンプルを一覧表示させます。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して SAMPLE LIST画面にします。

fig.SampleList_70

2. を押して、サンプルの入っているグループを選びます。

PRST:プリセット・サンプル

USER:ユーザー・メモリーのサンプル

CARD:メモリー・カードのサンプル

※ プリセット・サンプルはエディットできません。

3. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または でサンプル

を選びます。

※[F6(PREVIEW)]を押すとサンプルを試聴できます。

4. [ENTER]か[SAMPLE EDIT <-> LIST]を押します。SAMPLE EDIT 画面が表示されます。

ユーザー・メモリー、メモリー・カード、プリセットにあるサンプルをサンプル・メモリーに読み込みます。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して SAMPLE LIST画面にします。

2. を押して、サンプルの入っているグループを選びます。

3. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または でサンプル

を選びます。

複数のサンプルを選びたいときは、[F2(MARK)]を押して、選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているサンプルを選んで[F2(MARK)]を押すと、マークが外れます。

[SHIFT]を押しながら[F4(SET ALL)]を押すと、選んでいるグループのサンプルすべてにチェック・マークが付きます。

[SHIFT]を押しながら[F3(CLR ALL)]を押すと、選んでいるサンプルすべてのチェック・マークが外れます。

4. [F5(UTILITY)]を押してから[F5(LOAD)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押してロードします。

中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

※ SAMPLE LIST画面またはSAMPLE EDIT 画面で[MENU]を押して、「Load Sample」を選んでも実行できます。

ユーザー・メモリーとメモリー・カードにある、すべてのサンプルをロードします。

この操作を実行すると、保存していないすべてのサンプルは消

去されます。

※ ユーザー・メモリーとメモリー・カードのデータの合計サイズがサンプル・メモリーよりも大きかった場合、ユーザー・メモリーのサンプルを優先的にロードします。このとき、メモリー・カードのサンプルは、番号の若いほうから可能な限りロードされます。

1. SAMPLE LIST 画面で[F5(UTILITY)]を押します。

2. [F2(LOAD ALL)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

3. [F6(EXEC)]を押してロードします。中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

※ SAMPLE LIST画面で[MENU]を押して「3. Load AllSamples」を選んでも実行できます。

サンプル・リスト

サンプルを選ぶ

サンプル・リストには、現在のサンプルの状態が表示されていますfig.SampleState_70

N(New): サンプリングされたサンプル。保存されていないので、電源を切ると失われます。WAV/AIFFインポートされたサンプルも同様です。

U(Unload): 保存されているサンプルですが、サンプル・メモリーに読み込まれていません。

E(Edit): ロードまたはサンプリングしたサンプルをエディットしています。エディットした内容は電源を切ると失われます。必要に応じて保存してください。

Load User Samples at Startup(P.193)の設定を「OFF」に設定していると、電源を投入してもサンプルがメモリーに読み込まれません。この場合、サンプルをメモリーに読み込む(ロードする)操作が必要です。サンプル・メモリーからUnLoadしたサンプルを選びなおすときもロードの操作が必要です。

サンプルを読み込む(ロード)

すべてのサンプルを読み込む

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Page 105: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 105 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプル・メモリー上にあるサンプルを消去(アンロード)します。保存してあるサンプル・ファイル自体は削除されません。

1. SAMPLE LIST 画面で を押して、消去したいサンプルの

入っているグループを選びます。

2. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または でサンプル

を選びます。

複数のサンプルを選びたいときは、[F2(MARK)]を押して、選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているサンプルを選んで[F2(MARK)]を押すと、マークが外れます。

[SHIFT]を押しながら[F4(SET ALL)]を押すと、選んでいるグループのサンプルすべてにチェック・マークが付きます。

[SHIFT]を押しながら[F3(CLR ALL)]を押すと、選んでいるサンプルすべてのチェック・マークが外れます。

3. [F5(UTILITY)]を押してから[F4(UNLOAD)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

4. [F6(EXEC)]を押して消去します。中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

※ SAMPLE LIST画面またはSAMPLE EDIT 画面で[MENU]を押して、「Unload Sample」を選んでも実行できます。

サンプルをファイルごと完全に削除します。

※ プリセットのサンプルを削除することはできません。

1. SAMPLE LIST 画面で を押して、削除したいサンプルの

入っているグループを選びます。

2. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または でサンプル

を選びます。

複数のサンプルを選びたいときは、[F2(MARK)]を押して、選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているサンプルを選んで[F2(MARK)]を押すと、マークが外れます。

[SHIFT]を押しながら[F4(SET ALL)]を押すと、選んでいるグループのサンプルすべてにチェック・マークが付きます。

[SHIFT]を押しながら[F3(CLR ALL)]を押すと、選んでいるサンプルすべてのチェック・マークが外れます。

3. [F5(UTILITY)]を押してから[F3(DELETE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

4. [F6(EXEC)]を押して削除します。中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

※ SAMPLE LIST画面またはSAMPLE EDIT 画面で[MENU]を押して、「Delete Sample File」を選んでも実行できます。

オーディオ・ファイル(WAV/AIFF)をサンプルとしてメモリーに読み込みます。

※ オーディオ・ファイルは、ユーザー・メモリーまたはメモリー・カードの下の「TMP/AUDIO_IMPORT」フォルダに置いてください。コンピューターを使ってユーザー・メモリーやメモリー・カードへファイルをコピーする方法については、P.206 をご覧ください。

1. SAMPLE LIST 画面で[F5(UTILITY)]を押してから[F1(IMPORT AUDIO)]を押します。

IMPORT AUDIO画面が表示されます。

※[MENU]を押して、「5. Import Audio」を選んでも実行できます。

2. [F1(USER)]か[F2(CARD)]を押してインポート元を選びます。

[F1(USER)]:ユーザー・メモリーのファイル

[F2(CARD)]:メモリー・カードのファイル

3. を押して、インポートするファイルを選びます。

複数のファイルを選びたいときは、[F3(MARK)]を押して、選びたいファイルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているファイルを選んで[F3(MARK)]を押すと、マークが外れます。

[F5(SET ALL)]を押すと、選んでいるフォルダのファイルすべてにチェック・マークが付きます。

[F4(CLR ALL)]を押すと、選んでいるファイルすべてのチェック・マークが外れます。

4. [F6(IMPORT)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押します。

ファイルがインポートされ、SAMPLE LIST 画面になります。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

インポートされたファイルはサンプルとしてサンプル・リストに追加されます。このサンプルは一時的なもので、電源を切ると消えてしまいます。残したい場合は[WRITE]を押して保存します。

サンプルを消去する(アンロード)

サンプルを削除する(デリート)

WAV/AIFFファイルをインポートする

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Page 106: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 106 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. SAMPLE LIST 画面で[SAMPLE EDIT <-> LIST]を押します。

SAMPLE EDIT 画面が表示されます。fig.SampleEdit_70

エディットしたサンプルの設定は、電源を切ると消えてしまいます。残したい場合は保存します(P.116)。

SAMPLE EDIT 画面でのサンプルの表示倍率を変更します。

• 横軸(波形の時間軸方向):1/1 ~ 1/16384

を押すと、拡大表示されます。

を押すと、縮小表示されます。

• 縦軸(波形の振幅方向):x1 ~ x128

[SHIFT]を押しながら を押すと、拡大表示されます。

[SHIFT]を押しながら を押すと、縮小表示されます。

サンプルのどこからどこまでの区間を鳴らすかを設定します。また、ループ(繰り返し)再生の範囲指定も可能です。

1. SAMPLE LIST 画面でエディットするサンプルを選びます

(P.104)。

2. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して、SAMPLE EDIT画面にします。

3. を押して設定するポイントを選びます。

※[F6(PREVIEW)]を押すと、Startから End の範囲を試聴できます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でポイントを動かします。

[F1( )][F2( )]を押すと、拍単位で動かすことができます。

[F6(PREVIEW)]を押したまま、Start/Loop Start/End の各ポイントを動かすと、そのポイント前後をループ再生します。設定位置の確認に便利です。(画面の拡大、縮小でループする範囲が変わります。)

Start と Endを設定した後で、トランケート(P.108)を実行すると、サンプル前後の不要な部分を削除できます。

※ サンプル・モディファイ(チョップ、ノーマライズなど)は、サンプル全体に効果がかかり、Start や Endを指定していても無視されます。Start ~ End間のみに効果をかけたい場合は、トランケートでサンプルの不要部分を削除してから、サンプル・モディファイを行ってください。

つまみでポイントを移動する各ポイントの設定にREALTIME CONTROL つまみを使えます。ポイントを大きく動かすときに便利です。

つまみは左から順に以下のポイントを設定できます。fig.KnobValue

:Start :Loop Start

:End :水平方向の表示拡大/縮小

サンプルの各種設定を行います。

1. SAMPLE LIST 画面でエディットするサンプルを選びます。

2. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して、SAMPLE EDIT画面にします。

3. を押してパラメーターを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

5. 設定が終わったら[EXIT]を押します。

サンプル・エディット

波形の拡大/縮小表示(Zoom In/Out)

サンプルの開始/終了ポイントの設定

ポイント 説明

Start 再生開始位置サンプルの先頭の不要な波形を飛ばしてタイミング良く鳴らすために設定します。

Loop Start 繰り返し音(2 回目以降)の再生開始位置Startと異なる位置からループさせるときに設定します。

End 再生終了位置サンプルの末尾に入ってしまった不要な波形を鳴らさないために設定します。

サンプルの各種設定(Sample Parameter)

パラメーター 説明および設定値

Start サンプルの開始/終了ポイントの設定(P.106)参照Loop Start

End

1 2 3 4

1 2

3 4

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Page 107: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 107 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプルのテンポがわからないとき(サンプルのテンポの自動計算)サンプルの長さ(小節数)と拍子から、サンプルのテンポを計算することができます。

1. カーソルを「Tempo」に合わせ、[F1(CALC)]を押します。Tempo Calculatorウィンドウが開きます。

2. [CURSOR]を押してカーソルを動かし、VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でサンプルの小節数と拍子を設定します。

3. [F3(EXEC)]を押します。

サンプルのテンポが自動的に計算されます。

※ 中止するときは[F2(CLOSE)]を押します。

拍情報を付けなおしたいとき(リセット・グリッド機能)指定したStart ポイントとテンポ(BPM)に沿って、サンプルのグリッドを付けなおすことができます。

1. SAMPLE EDIT 画面で Start と Tempoを設定しておきます。

2. [F5(UTILITY)]を押してから[F1(RESET GRID)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

3. [F6(EXEC)]を押して実行します。

中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

Loop Mode サンプルの鳴りかたFWD:Start から Endまで再生した後、LoopStart から Endまでを順方向にくり返し再生します。

ONE-SHOT:Start から Endまで 1回だけ再生します。

REV:End から Startまで再生した後、LoopStart から Startまでを通常と逆方向にくり返し再生します。

REV-ONE:End から Startまで通常と逆方向に 1回だけ再生します。

Tempo サンプルのオリジナル・テンポ小数点以下の値を設定するときは、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤル、[INC][DEC]を操作します。5.00 ~ 300.00

※ テンポ同期させるには、Wave Tempo Sync(P.43、P.59)を ON に設定しておきます。

Org Key サンプルを、サンプリングされたときのピッチで鳴らすノート・ナンバー0(C-1)~ 127(G9)

Time Stretch テンポ同期のしかた値を小さくするほど速いフレーズに、大きくするほどゆったりしたフレーズに適したサウンドになります。TYPE01 ~ TYPE10

Start Fine Startポイントを微調整します。0 ~ 255

Loop StartFine

Loop Start ポイントを微調整します。0 ~ 255

Loop EndFine

End ポイントを微調整します。0 ~ 255

パラメーター 説明および設定値

Start P.LoopStart P. End P.

Start P.LoopStart P. End P.

Start P.LoopStart P. End P.

Start P.LoopStart P. End P.

Loop Tune ループ区間のピッチを 1セント(1/100半音)単位で微調整します。-50 ~ +50

Zoom Horz 横軸(波形の時間軸方向)の表示倍率1/1 ~ 1/16384

Zoom Vert 縦軸(波形の振幅方向)の表示倍率x1 ~ x128

パラメーター 説明および設定値

拍(グリッド)について

サンプルは拍情報を持っています。拍情報は、1つのサンプルに最大 100ケ所設定されます。100拍を超えるサンプルの場合、サンプルの先頭および終端からそれぞれ 50ケ所設定されます。

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Page 108: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 108 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプルの、スタート・ポイントよりも前の部分と、エンド・ポイントよりも後ろの部分をカットします。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

2. Start/End ポイントを設定します(P.106)。

3. [F3(MODIFY)]を押します。

Sample Modify Menu ウィンドウが開きます。

4. [F1(TRUNC&EMPHS)]を押してから[F1(TRUNC)]を押します。

fig.TRUNCATE_70

5. 現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換えたい場合は、[F4(OVER WRITE)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

6. [F6(EXEC)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

インポートしたサンプルの高域を強調すると、より音質がよくなる場合があります。また、他社のサンプラーで使用するときに、サンプルの高域が強調されることがあります。この場合、高域を抑制することで、音質変化を最小限にとどめることができます。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

2. [F3(MODIFY)]を押します。Sample Modify Menu ウィンドウが開きます。

3. [F1(TRUNC&EMPHS)]を押してから[F2(EMPHS)]を押します。

fig.EMPHASIS_70

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でエンファシス・タイプを選びます。

PreEmphasis(プリエンファシス):高域を強調

DeEmphasis(ディエンファシス):低域を強調

5. 現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換えたい場合は、[F4(OVER WRITE)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

6. [F6(EXEC)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

サンプルの不要な部分をカットする(TRUNCATE)

サンプルの高域を強調/抑制する(EMPHASIS)

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Page 109: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 109 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

最大レベルを超えない範囲でサンプル全体のレベルを引き上げます。例えば、リサンプリング(P.100)したフレーズの音量は、元のフレーズの音量よりも小さくなることがあります。この場合、ノーマライズを行って音量を上げるとよいでしょう。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

2. [F3(MODIFY)]を押します。Sample Modify Menu ウィンドウが開きます。

3. [F2(NORM & AMP)]を押してから[F1(NORM)]を押します。

fig.NORMALIZE_70

4. 現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換

えたい場合は、[F4(OVER WRITE)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

5. [F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

サンプル全体の音量を調節します。また、サンプルの音量にエンベロープ(時間経過にともなう変化)を付けることもできます。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

2. [F3(MODIFY)]を押します。Sample Modify Menu ウィンドウが開きます。

3. [F2(NORM & AMP)]を押してから[F2(AMP)]を押します。

fig.AMP_70

4. サンプル全体の音量を調節する場合は、VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で増幅率を設定します。

5. エンベロープをつける場合は、ポイントを設定します。[F3(POINT)]を押してチェック・マーク( ✔)を表示させて

から、 を押してパラメーターを選び、VALUEダイヤル

か[INC][DEC]で設定します。

6. 現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換えたい場合は、[F4(OVER WRITE)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

7. [F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

8. [F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

サンプルの音量を最大化する(NORMALIZE)

サンプル全体の音量を調節する/サンプルにエンベロープを付ける(AMP)

パラメーター 説明および設定値

Rate 増幅率サンプル全体の音量を、現在の音量に対してどれだけ増幅するかを設定します。0 ~ 400%

パラメーター 説明および設定値CurrentPoint

現在選んでいるポイントスタート・ポイントに近い順に 1、2、3、4となります。

Point 1 ~ 4 カレント・ポイントの位置Rate 1 ~ 4 カレント・ポイントの増幅率

各ポイントでの音量を、現在の音量に対してどれだけ増幅するかを設定します。0 ~ 400%

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サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 110 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプルを伸縮させて、長さやテンポを変更します。元の長さの 1/2倍から 2倍まで伸縮できます。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

2. [F3(MODIFY)]を押します。Sample Modify Menu ウィンドウが開きます。

3. [F3(TIME STRETCH)]を押します。fig.TIMESTRETCH_70

4. を押してパラメーターを選びます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でテンポ/長さを設定します。

BPM(テンポ)の小数点以下の値を設定するときは、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルや[INC][DEC]を操作します。

6. [F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。設定にしたがって、サンプルの長さが変更されます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

サンプル波形を分割する機能をチョップと呼びます。

※ クリエイト・リズム(P.114)を実行すると、チョップしたサンプルでリズム・セットを簡単に作ることができます。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

2. [F3(MODIFY)]を押します。Sample Modify Menu ウィンドウが開きます。

3. [F4(CHOP)]を押します。fig.CHOP_70

4. 分割ポイントを設定します。手動設定と自動設定の 2つの方法があります(下記参照)。

5. 分割ポイントごとのサンプルを試聴します。分割ポイントを設定しなおしたい場合は、ポイントを移動/消去します(次ページ参照)。

6. [F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。分割されたサンプルがサンプル・リストに追加されます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

チョップを実行すると、クリエイト・リズムを実行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

• 実行するときは[F6(EXEC)]を押します。

その後の操作については、リズム・セットの作成 (クリエイト・リズム)(P.114)をご覧ください。

• 実行しないときは[F5(CANCEL)]を押します。

分割ポイントの手動設定サンプルを分割するポイントを自由に設定できます。

1. を押してカーソルを「Current Address」に合わせま

す。

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でポイントを動かします。

3. 分割したい位置で[F2(ADD)]を押します。

現在の位置が分割ポイントになります。

4. 手順 2、 3を繰り返し、分割ポイントを設定していきます。最大 15箇所まで設定できます(16分割)。

サンプルを伸縮させる(TIME STRETCH)

パラメーター 説明および設定値

BPM サンプルのBPM を、指定したBPMにします。Time サンプルの長さを時間で指定します。Rate サンプルの現在の長さに対する比で指定します。

50.0 ~ 200.0 %Type 値を小さくするほど速いフレーズに、大きくす

るほどゆったりしたフレーズに適したサウンドになります。TYPE01 ~ TYPE10

QualityAdjust

タイム・ストレッチの音質を微調整します。1 ~ 10

サンプルを楽音ごとに分割する(CHOP)

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サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 111 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

分割ポイントの自動設定(Auto Chop)サンプルを分割するポイントを自動で設定して分割します。

1. P.110 の手順 3で[F4(AUTO)]を押します。Auto Chop ウィンドウが開きます。

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で分割方法を選びます。

3. を押してから、VALUEダイヤルか[INC][DEC]で設定

します。

4. [F6(EXEC)]を押します。設定にしたがって、自動的に分割ポイントが設定されます。最大で 15箇所の分割ポイントが設定されます(16分割)。

※ 自動設定を中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

分割ポイントの移動・消去

1. を押してカーソルを「Point No.」に合わせます。

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で移動/消去したいポイン

トを選びます。

ポイントは、スタート・ポイント側から順に 1、2、...、15となっています。

3. ポイントを移動する場合は、 を押してから VALUEダイヤル

を回して動かします。

4. ポイントを削除する場合は、[F3(CLEAR)]を押します。

分割ポイントごとのサンプルの試聴サンプルに分割ポイントを設定した後でパッドを押すと、分割されたサンプルを聴くことができます。

スタート・ポイント側から順に[1]、[2]、...、[9]となっています。

※ 10番目以降のサンプルを試聴したい場合は、「Point No.」でポイントを選び、[F1(PREVIEW)]を押します。

複数のサンプルをつなげて 1つのサンプルにします。最大 16 個のサンプルをつなげることができます。サンプル間に無音部分を挟むこともできます。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

2. [F3(MODIFY)]を押します。Sample Modify Menu ウィンドウが開きます。

3. [F5(COMBINE)]を押します。fig.COMBINE_70

4. を押してパラメーターを選びます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

※[F4(PREVIEW)]を押すと、選んだサンプルを試聴できます。

6. [F6(EXEC)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

パラメーター 説明および設定値Chop Type サンプルの分割方法

Level:音量を基準に分割Beat:サンプルのBPM(Tempo、P.107)を基準にした拍単位で分割Divide x:指定した数に等間隔で分割

Chop Type が LevelのときLevel サンプルを分割するレベル

値を小さくするほど、細かく分割されます。1~ 10

Chop Type が Beat のときBeat サンプルを分割する拍数

1/32、1/16T、1/16、1/8T、1/8、1/4T、1/4、1/2、1/1、2/1

Chop Type が Divide xのときTimes サンプルを分割する個数

2~ 16

2つのサンプルをつなげる(COMBINE)

パラメーター 説明および設定値TYPE つなぐサンプル、または無音部分

None:(無し)Sample:サンプルTime:無音部分(時間指定)Beat:無音部分(音符指定)

BANK サンプルの含まれるグループU:ユーザーC:カード

※ TYPEに「Sample」を選んだときのみ表示されます。

PRM サンプル・ナンバー、または無音部分の時間/音符

音符は、無音部分の前のサンプルのBPMを基準にした値です。

※ 無音部分の前にサンプルが無い場合、現在のBPMを基準にします。

TYPEが「Sample」のとき1~ 2000

TYPEが「Time」のとき1-10000 ms

TYPEが「Beat」のとき1/32、1/16T、1/16、1/8T、1/8、1/4T、1/4、1/2、1/1、2/1

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サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 112 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプルをリズム・セットのリズム・トーンとしてパッドに割り当てます。例えば、プリセット・リズム・セットのあるトーンを差し替えて、オリジナルのリズム・セットを作ることができます。

※ SAMPLE LIST画面で[F4(ASSIGN)]→[F5(To PAD)]と押しても実行できます。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. SAMPLE LIST 画面でサンプルを選びます。

2. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

3. [F4(ASSIGN)]を押します。

Assign to Kbd/Pad ウィンドウが開きます。fig.AsgnToKbdPad_70

4. [F5(To PAD)]を押します。ASSIGN TO PAD 画面が表示されます。

パッドにリズム・セットが割り当てられていない場合、「Change into Rhythm and Initialize?」と表示され、初期化されたリズム・セットを割り当ててもよいか確認してきます。[F6(EXEC)]を押して割り当てます。

fig.AsgnToPad_70

5. サンプルを割り当てるパッドを押します。

※[F1(SYNC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

割り当てられるリズム・トーンのWave Tempo Sync(P.59)が「ON」になります。

6. [F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。選んだパッドにサンプルがリズム・トーンとして割り当てられます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

8. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

他のリズム・セットを選ぶと、サンプルを割り当てたリズム・セットは消えてしまいます。残したい場合は[WRITE]を押して保存します(P.57)。

パフォーマンス・モードのときは、下記の操作の前にサンプルを割り当てたいリズム・セットをパートに選んでおきます。

1. SAMPLE LIST 画面でサンプルを選びます。

2. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

3. [F4(ASSIGN)]を押します。

Assign to Kbd/Pad ウィンドウが開きます。fig.AsgnToKbdPad_70

4. [F5(To PAD)]を押します。ASSIGN TO PAD画面が表示されます。

パッド(パート 10)にリズム・セットが割り当てられていない場合、「Change into Rhythm and Initialize?」と表示され、初期化されたリズム・セットを割り当ててもよいか確認してきます。[F6(EXEC)]を押して割り当てます。

fig.AsgnToPadPfm_70

5. サンプルを割り当てるパッドを押します。

※[F1(SYNC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

割り当てられるリズム・トーンのWave Tempo Sync(P.59)が「ON」になります。

6. [F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。選んだパッドにサンプルがリズム・トーンとして割り当てられます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

8. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

他のリズム・セットを選ぶと、サンプルを割り当てたリズム・セットは消えてしまいます。残したい場合は[WRITE]を押して保存します(P.57)。

パッドにサンプルを割り当てる(アサイン・トゥ・パッド)

パッチ・モードからの操作

パフォーマンス・モードからの操作

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サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 113 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

現在選んでいるサンプルを使ってパッチを作成し、キーボード・パートに割り当てます。

※ SAMPLE LIST画面で[F4(ASSIGN)]→[F4(To KBD)]と押しても実行できます。

※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。

1. SAMPLE LIST 画面でサンプルを選びます。

2. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

3. [F4(ASSIGN)]を押します。

Assign to Kbd/Pad ウィンドウが開きます。fig.AsgnToKbdPad_70

4. [F4(To KBD)]を押します。Assign to Keyboardウィンドウが開きます。

fig.AsgnToKbd_70

※[F1(SYNC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

割り当てられるパッチのWave Tempo Sync(P.43)が「ON」になります。

5. [F6(EXEC)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(EXEC)]を押して実行します。

キーボードにサンプルがパッチとして割り当てられます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

7. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

他のパッチを選ぶと、サンプルを割り当てたパッチは消えてしまいます。残したい場合は[WRITE]を押して保存します(P.37)。

1. SAMPLE LIST 画面でサンプルを選びます。

2. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

3. [F4(ASSIGN)]を押します。

Assign to Kbd/Pad ウィンドウが開きます。fig.AsgnToKbdPad_70

4. [F4(To KBD)]を押します。Assign to Keyboardウィンドウが開き、パートの割り当て状態を確認できます。

fig.AsgnToKbdPfm_70

5. を押して、サンプルを割り当てるパートを選び、[F6

(SELECT)]を押します。

※[F1(SYNC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

割り当てられるパッチのWave Tempo Sync(P.43)が「ON」になります。

6. [F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して実行します。選んだパートにサンプルがパッチとして割り当てられます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

8. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

他のパッチを選ぶと、サンプルを割り当てたパッチは消えてしまいます。残したい場合は[WRITE]を押して保存します(P.37)。

サンプルをパッチとしてパートに割り当てる(アサイン・トゥ・キーボード)

パッチ・モードからの操作

パフォーマンス・モードからの操作

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Page 114: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 114 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプルを使ってリズム・セットを作成し、パートに割り当てることができます。

例えば、サンプルをチョップ機能で分割し、それらをリズム・セットとしてパートに割り当てて使用できます。また、サンプル・リストで複数のサンプルを選んでクリエイト・リズムを実行すると、それらをリズム・セットとしてパートに割り当てられます。

サンプルはC2キーから順に割り当てられます。

1. SAMPLE LIST 画面でサンプルを選びます。

複数のサンプルを選びたいときは、[F2(MARK)]を押して、選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているサンプルを選んで[F2(MARK)]を押すと、マークが外れます。

※[F6(PREVIEW)]を押すとサンプルを試聴できます。

2. [F4(ASSIGN)]を押してから[F3(RHYTHM)]を押します。Create Rhythm ウィンドウが開きます。

パッチ・モードの場合fig.CreateRhythm_70

パフォーマンス・モードの場合fig.CreateRhyPfm_70

3. を押して、リズム・セットを割り当てるパートを選び

[F6(SELECT)]を押します。

Create Rhythm ウィンドウが開きます。fig.CreateRhythm2_70

※[F1(SYNC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

割り当てられるリズム・トーンのWave Tempo Sync(P.59)が「ON」になります。

4. [F6(EXEC)]を押します。

選んだパートにサンプルがリズム・セットとして割り当てられます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

5. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

他のリズム・セットを選ぶと、サンプルを割り当てたリズム・セットは消えてしまいます。残したい場合は[WRITE]を押して保存します(P.57)。

鍵盤ごとに異なるサンプルを割り当てたものを、マルチサンプルと呼びます。1つのマルチサンプルで、最大 128 のサンプルを、鍵盤ごとにスプリット(分割)して割り当てることができます。また、メモリー・カードには、128個のマルチサンプルを保存することができます。

fig.04-012.j

リズム・セットの作成(クリエイト・リズム)

マルチサンプルをつくる(クリエイト・マルチサンプル)

マルチサンプルはパートにパッチとして割り当てなければ聴くことができません。マルチサンプルを使う場合、複数のサンプルを選んでマルチサンプルを作成してから、パッチとしてキーボード・パートに割り当てて使います。

No.001マルチサンプル

サンプル No.001

No.128マルチサンプル

サンプル No.002

サンプル No.003

サンプル No.127

サンプル No.128

マルチサンプル

* マルチサンプルは最大 128に分割されている

サンプル・リストのナンバー

ピアノなど音域の広い音を、例えば 1つの音程だけをサンプリングしたサンプルを全部の音域に割り当てると、再生した時に不自然な音ができてしまいます。例えば、C4(ド)の音をサンプリングして全音域に割り振った時、下の方の鍵域や上の方の鍵域に割り振ったところを発音させると、不自然な音になってしまいます。そこで、いくつかの音程をサンプリングして各音域に割り振ると、この不自然さは解消されます。fig.15-015.j

マルチサンプルを作るときは、サンプルのそれぞれのオリジナル・キーに応じて自動的にスプリット・ポイントを決定しマルチサンプルが作成されます。あらかじめ、マルチサンプルを構成するサンプルのオリジナル・キーを、割り当てたい鍵域に設定しておく必要があります(マルチサンプルを任意の鍵盤に割り当てる(P.115))。

サンプルは、オリジナル・キーの 1オクターブ以上、上では、鳴りません。

(128鍵) 128個

マルチサンプル

サンプルNo.001 オリジナル・キー

C3

サンプル No.002

オリジナル・ キー: C4

サンプルNo.003 オリジナル・キー

C5

:オリジナル・キー スプリット・ポイント

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Page 115: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 115 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して SAMPLE LIST画面にし、マルチサンプルを構成するサンプルを選びます。

複数のサンプルを選びたいときは、[F2(MARK)]を押して、選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているサンプルを選んで[F2(MARK)]を押すと、マークが外れます。

マークの総数が 128個を超えると、サンプル番号の小さいものから順に 128個のサンプルでマルチサンプルを作ります。

複数のグループにまたがったサンプルのマルチサンプルを作ることはできません。

※[F6(PREVIEW)]を押すとサンプルを試聴できます。

2. [F4(ASSIGN)]を押してから[F2(MLT SMP)]を押します。

CREATE MULTISAMPLE画面が表示されます。fig.CreateMltSmp_70

3. 名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

4. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。

書き込み先を選ぶ画面が表示されます。fig.MltSmpWrite_70

5. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、または で書き込み

先を選びます。

ユーザー・サンプルで構成したマルチサンプルはユーザー(User)に、カードのサンプルで構成したマルチサンプルはカード(Card)に書き込まれます。

6. [F6(WRITE)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

7. [F6(EXEC)]を押して書き込みます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

8. 書き込みが終了すると、Assign to Keyboard ウィンドウが開き

ます。fig.AsgnToKbd1_70

※[F1(SYNC)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

割り当てられるパッチのWave Tempo Sync(P.43)が「ON」になります。

9. マルチサンプルをパッチとして使う場合は[F6(EXEC)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

10.[F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

※ マルチサンプルは、パートにパッチとして割り当てなければ聴くことができません。ここで[F5(CANCEL)]を押すと、マルチサンプルの保存は行われますが、実際に演奏をするには別途、保存したサンプルをキーボードに割り当てる必要があります(P.113)。

マルチサンプルを任意の鍵盤に割り当てるマルチサンプルを任意の鍵盤に割り当てるためには、各サンプルのオリジナル・キーを、割り当てるキーに設定する必要があります。その後でクリエイト・マルチサンプルを行うと、Fantom-Xa は、サンプルを鍵盤に割り当て、スプリット・ポイントを自動で設定します。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して SAMPLE LIST画面にし、マルチサンプルに含めるサンプルを 1 つ選びます。

2. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE EDIT 画面にします。

3. を押してカーソルを「OrgKey」に合わせます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でOrg Key を、サンプルを割り当てる鍵盤のノート・ナンバーに設定します。

5. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して SAMPLE LIST 画面に戻り、他のサンプルについても同様にOrg Key を設定していきます。

マルチサンプルを作る場合、複数のサンプルのOrg Keyを変更する必要があります。1つ目のサンプルの設定が終わった後、[SAMPLE EDIT <-> LIST]を押してSAMPLE LIST 画面を表示させ、他のサンプルを選んで[ENTER]を押すと、Sample Param画面を直接表示させることができ便利です。

※ ここで設定したオリジナル・キーは、サンプルごとに保存してください。

6. すべてのサンプルのOrg Key の設定が終了したら、クリエイト・マルチサンプルを実行します。

115

Page 116: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

サンプルを加工する

Fantom-Xa_j.book 116 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプリングしたサンプルは一時的なもので、電源を切ると消えてしまいます。サンプルを残したい場合は保存します。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して SAMPLE LIST画面にします。

保存されていないサンプルには、「N」や「E」が表示されています(P.104)。

2. 保存するサンプルを選びます。

複数のサンプルを選びたいときは、[F2(MARK)]を押して、選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているサンプルを選んで[F2(MARK)]を押すと、マークが外れます。

[SHIFT]を押しながら[F4(SET ALL)]を押すと、選んでいるグループのサンプルすべてにチェック・マークが付きます。

[SHIFT]を押しながら[F3(CLR ALL)]を押すと、選んでいるサンプルすべてのチェック・マークが外れます。

3. [WRITE]を押します。

WRITE MENU画面が表示されます。「Sample」が反転表示されていることを確認します。

fig.SampleWrite_70

4. [F3(SAMPLE)]か[ENTER]を押します。fig.SampleName_70

5. サンプルに名前を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

6. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。書き込み先のサンプルを選ぶ画面が表示されます。

fig.SampleWrite2_70

7. VALUE ダイヤル、[INC][DEC]、 、または

[F1(USER)][F2(CARD)]で書き込み先のサンプル番号を選びます。

8. [F6(WRITE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

9. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。

• 他のサンプルに上書き保存することはできません。

• ステレオ・サンプルを保存するには、2つ連続した空のサンプ

ル番号が必要です。

サンプルを保存する(Write)

複数のサンプルを選んでいる場合は、書き込み確認のメッセージが表示されます。サンプルは、サンプル・リストの各グループに対応した、同番号に書き込まれます。サンプルの名前は自動的に付けられます。書き込んでよければ[F6(EXEC)]を押します。中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。fig.SampleConfirm_70

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Page 117: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 117 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッドを使う

Fantom-Xa のパッドは鍵盤と同じような働きをします。さらに、RPS やリズム・パターンの演奏などにも使えます。

ホールド機能を使うと、パッドから指を離しても音を鳴らし続けることができます。ループ(繰り返し)・フレーズを鳴らし続けたいときなどに便利です。

1. パッド([1]~[9])を押しながら[HOLD](パッド[0])

を押します。

[HOLD]とパッドが点滅します。

ホールド状態になり、パッドから指を離しても音は鳴り続けます。この状態で他のパッドを押すと、押さえている間だけそのパッドの音が鳴ります。

2. 点滅しているパッドか[HOLD]をもう一度押すと、鳴り続け

ていた音が止まります。

1. [HOLD]を押して点灯させます。

2. パッドを押します。

パッドが点滅して音が鳴り続けます。この状態で他のパッドを押すと、同じように音が鳴り続けます。

3. 点滅しているパッドを押すと、そのパッドの音が止まります。

[HOLD]を押すと、すべてのパッドの音が止まります。

以下の場合にはホールド機能ははたらきません。

• RPS(P.154)がオンのとき

• Tone Env Mode(P.58)が「NO-SUS」のとき

• One Shot Mode(P.58)がオンのとき

パッドでどのノート・ナンバーを音源部に送信するかなどを設定します。

1. [SHIFT]を押しながらパッド([1]~[9])を押します。PAD SETTING画面が表示されます。

fig.PadSetting_70

2. 設定するパッドを押します。

3. [CURSOR]でパラメーターを選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

※ パッド・パートにリズム・セットを使う場合は、[F4(RHYTHM)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。

ホールド機能を使って音を鳴らし続ける

1つの音を鳴らしながら他の音を鳴らす

複数の音を鳴らし続ける

パッドの設定(Pad Setting)

パラメーター 設定値 説明

Pad Part(パフォーマンス・モードのみ)

1~ 16 パッドで鳴らすパートパフォーマンス・モードでのみ設定できます。

(Patch/RhythmSet Group)

USER、PR-A ~ F(PRST)、GM、CARD、EXP

パッチ/リズム・セットのグループ

(Patch/RhythmSet Number)

- パッチ/リズム・セット

Pad Number PAD 1~PAD 9

設定するパッド

Note C - ~ G9 パッドの送信するノート・ナンバー

Velocity COMMON、1~ 127

パッドを叩いたときの音の強さCOMMON:PadCommon Velo(パッド全体のベロシティー設定)に従います。1-127:ここで設定したベロシティー値で発音します。

Pad CommonVelo

1 ~ 127 9つのパッド全体に共通の、パッドを叩いたときの音の強さ

パッドごとのVelocityが「COMMON」以外のときは、そのベロシティー値で鳴ります。

117

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パッドを使う

Fantom-Xa_j.book 118 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

クイック・セットアップパッドの基本的な設定を行います。クイック・セットアップで使用目的に最も近いものを選びます。そこから各パッドの詳細な設定をしていくとよいでしょう。

1. PAD SETTING 画面で[F2(QUICK SETUP)]を押します。

Quick Setup ウィンドウが開きます。fig.QuickSetup_70

※ リズム・パターン機能がオンになっていると、この操作はできません。設定を行うときは、[RHYTHM]を押してリズム・パターン機能をオフにしてください。

2. を押してパラメーターを選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

2 つのパッドを選んで、鳴る音を入れ替えることができます。

※ パッドが送信するノート・ナンバーが入れ替わります。

1. PAD SETTING 画面で[F5(EXCHG)]を押します。

PAD EXCHANGE画面が表示されます。fig.PadExchg_70

2. を押してカーソルを移動させ、入れ替える 2つのパッド

を選びます。

VALUEダイヤルか[INC][DEC]、またはパッドを押して選びます。

3. [F6(EXEC)]を押して入れ替えます。

4. [F5(EXIT)]を押して元の画面に戻ります。

パッチ・モード用にはシステム設定として 1つ保存することができます。[F6(WRITE)]を押すと保存されます。

また、パフォーマンス・モードで設定したときは、パフォーマンスを保存するときにパッド・セッティングも保存されます。よって、パフォーマンス・モードではパフォーマンスごとにパッド・セッティングを持っておくことができます。

パフォーマンスの保存の仕方は、作ったパフォーマンスの保存(Write)(P.72)をご覧ください。

Fantom-Xa では、あらかじめ録音したフレーズをパターンとしてパッドに割り当てて演奏することができます。詳しくは、指 1 本でフレーズを鳴らす(RPS)(P.154)をご覧ください。

Fantom-Xa では、パッドにリズム・パターンやリズム・トーンを割り当てて演奏することができます。詳しくは、リズムを演奏する(P.94)をご覧ください。

パラメーター 説明Template Set Note:ベース・ノートで設定したノート・ナ

ンバーから順に 9 ノートが、パッドに自動的に割り振られます。Rhythm:ノート・ナンバーが、リズム・セットを演奏するのに最適な並びになります。Multi Velo:9つのパッドに、ベロシティーのみが異なる同一のノート・ナンバーを割り当てます。

ベロシティーを細かくコントロールして演奏する用途に向いています。

Base Note Template Set が「Note」のときC - ~ G9:最低音のノート・ナンバー

Template Set が「Rhythm」のとき無視されます。

Template Set が「Multi Velo」のときC - ~ G9:全パッドで鳴らすノート・ナンバー

パッドで鳴る音を入れ替える(パッド・エクスチェンジ)

パッド・セッティングの保存

モード パラメーター 保存操作パフォーマンス・モード

Pad CommonVelo

[F6(WRITE)]を押す※ システム・パラメー

ターとして保存上記以外のパッド・セッティング

[WRITE]を押す※ パフォーマンス・パラ

メーターとして保存パッチ・モード すべてのパッ

ド・セッティング

[F6(WRITE)]を押す※ システム・パラメー

ターとして保存

パターンをパッドに割り当てて演奏する(RPS 機能)

パッドでリズム演奏をする

118

Page 119: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 119 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングを再生する

ここでは、Fantom-Xa のシーケンサーを使ってソングを再生するときの操作を説明します。

ソングを再生するときは、音源をパフォーマンス・モードにすることをおすすめします。パフォーマンス・モードでは、16個までの音色を使ってパートごとに別々の演奏ができるので、ドラムやベース、ピアノなどの複数の楽器を使ったアンサンブル演奏のソングを再生するのに適しています。

Fantom-Xa では、ユーザー・メモリーやメモリー・カードに記録されているソングをテンポラリー・エリアに読み込まずに、すぐに再生することができます(クイック・プレイ)。

MRC Proソング(拡張子:.SVQ)とスタンダードMIDI ファイル(拡張子:.MID)がクイック・プレイできます。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を 2 回押します。SONG LIST 画面が表示されます。

fig.SongList_70

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で再生するソングを選びま

す。

• [F1(USER)]:ユーザー・メモリーのソング

• [F2(CARD)]:メモリー・カードのソング

※ 上の画面で を押すと、どのタイプのソングを表示させるか設定できます。特定のソング・タイプだけを表示させることができるので、いくつかのソング・タイプが混在しているときに、ファイルを見つけやすくなります。

ALL:すべてのソングを表示

SVQ:SVQ ファイルのみ表示

SMF:スタンダードMIDI ファイルのみ表示

MRC:MRCファイルのみ表示

3. [ ]を押して再生を始めます。

ソングの再生が終わると自動的に停止します。途中で止めたいときは[ ]を押してください。

ソングの再生を中断した場合、小節番号の右側に「+」が表示されることがあります。これは、ソングが小節の途中で止まっていることを表します。

ソングに使われているパッチに、ロードされていないサンプルがあると音が鳴りません。必要なサンプルはあらかじめロードしておく必要があります(P.153)。

ユーザー・メモリーあるいはメモリー・カードに記録されているソングを、順番に再生(クイック・プレイ)する機能をチェーン・プレイと呼びます。

1. PATCH PLAY 画面、PERFORM LAYER 画面、またはPERFORM MIXER画面で[MENU]を押します。

2. を押して「5.Chain Play」を選び、[ENTER]を押し

ます。

CHAIN PLAY 画面が表示されます。fig.ChainPlay_70

3. ユーザー・メモリーから選ぶときは[F1(USER)]を、メモリー・カードから選ぶときは[F2(CARD)]を押します。

※ USER と CARDのソングを混在させることはできません。

チェーン・プレイを繰り返して行うときは、[F5(REPEAT)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けます。[F4(AT

STEP)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、1曲再

生が終わるたびに次の曲の再生が自動的に始まります。

4. [ ]を押してチェーン・プレイを始めます。

再生が始まります。途中で止めるときは[ ]を押します。

※ チェーンの途中から再生を始めたいときは、 を押してステップを移動してから[ ]を押してください。

5. チェーン・プレイを終わるときは[ ]を押します。

6. [F6(EXIT)]を押して元の画面に戻ります。

チェーン・プレイの開始や停止を外部MIDI 機器からのスタート・メッセージやストップ・メッセージで行うことはできません。また、チェーン・プレイ中、コンティニュー・メッセージ、ソング・ポジション・ポインター・メッセージ、ソング・セレクト・メッセージ、MIDI クロックも受信しません。

ソングをすぐに再生する(クイック・プレイ)

ソングを連続再生する(チェーン・プレイ)

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Page 120: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを再生する

Fantom-Xa_j.book 120 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングの早送り、巻戻し、ジャンプは、ソングの停止時だけでなく再生中も行うことができます。それぞれ以下の操作を行います。

早送り: [ ]を押す

連続早送り: [ ]を押し続ける

高速早送り: [ ]を押しながら[ ]を押す

巻き戻し: [ ]を押す

連続巻き戻し:[ ]を押し続ける

高速巻き戻し:[ ]を押しながら[ ]を押す

1 つ前のロケート・ポジションにジャンプ:

[SHIFT]を押しながら[ ]を押す。

1 つ後のロケート・ポジションにジャンプ:

[SHIFT]を押しながら[ ]を押す。

ソングの先頭にジャンプ:

[ ]を押す

• クイック・プレイ中の早送り、巻き戻し、ジャンプには多少時

間がかかることがあります。

• ソングの再生中にソングの先頭や最後にジャンプすると、ソン

グの再生は中断します。

早送りや巻戻しなどをしてソングの途中から再生した場合、正しいパッチが選ばれなかったり、ピッチがずれたりすることがあります。これは、移動した間のMIDI メッセージが音源に伝わっていないからです。このような場合はMIDI アップデートを行います。MIDI アップデートを行うと、ソングの先頭から移動した位置までのMIDI メッセージ(ノート・メッセージを除く)が音源に送られ、正しく再生できるようになります。

1. ソングの再生が停止していることを確認します。

※ ソング再生中にMIDI アップデートを行うことはできません。

2. [SHIFT]を押しながら[ ]を押します。

「MIDI Update...」と表示され、完了すると「MIDI UpdateCompleted!」と表示されます。

特定の楽器の演奏を消してソングを再生したいときは、その演奏データが記録されているパートをミュートします。

1. [MUTE]を押して点灯させます。

2. ミュートさせたいパートに対応した PART/TRACK[1]~[8]を押して点灯させます。パート 9 ~ 16 をミュートするときは、[9-16]を押して点灯させてから PART/TRACK[1]~[8]を押します。

3. 手順 2で押したPART/TRACK[1]~[8]をもう一度押して消灯させると、ミュートが解除されます。

ソングを再生するときのテンポはテンポ・トラックの記録にしたがいますが、ソング再生時にソング全体のテンポを変えることができます。このような実際にソングを再生させるテンポを演奏テンポと呼びます。

※ 演奏テンポは一時的な値です。別のソングに切り替えたり、電源を切ったりすると、その設定は失われます。常にこの演奏テンポで再生したいときは、ソングを保存し直してください(P.150)。

1. [TEMPO]を押します。Tempo ウィンドウが開きます。

fig.Tempo_70

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で演奏テンポを設定します。

• [F5(CLICK)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、

設定したテンポでクリックが鳴ります。

• [F4(TAP)]を押すタイミングでテンポを設定することがで

きます(タップ・テンポ)。再生したいテンポの 4分音符のタイミングで 3回以上押してください。

3. 設定が終わったら[F6(CLOSE)]を押します。

色々な再生のしかた

再生中に早送り、巻き戻しをする

ソングの途中から正しく再生する(MIDIアップデート)

特定の楽器の音を消して再生する(パート・ミュート)

テンポを変えてソングを再生する

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Page 121: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを再生する

Fantom-Xa_j.book 121 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

再生中にテンポが変化するソングは、そのテンポ変化がテンポ・トラックに記録されています。テンポ変化を無効にして一定のテンポで再生したいときはテンポ・トラックをミュートします。

操作のしかたについては、トラックの演奏を消す(トラック・ミュート)(P.132)をご覧ください。

Fantom-Xa では、MC-50 などで作ったS-MRCフォーマットのソングもMRC ProソングやスタンダードMIDI ファイルと同様に再生できます。ただし、S-MRCフォーマットのソングのクイック・プレイはできません。いったんテンポラリー・エリアに読み込んで、MRC Proソング形式に変換してから再生します。

操作のしかたについては、ソングを読み込む(Load Song)(P.153)をご覧ください。

ソング全体や、指定した区間を繰り返して再生したいときは、ループ機能を使います。

1. PATCH PLAY 画面、PERFORM LAYER 画面、またはPERFORM MIXER画面で[LOOP PLAY]を押して点灯させます。

Loop Play ウィンドウで設定した繰り返し区間や回数にしたがって、ループ・プレイができる状態になります。

2. もう一度[LOOP PLAY]を押すと、ループ機能がオフになります。

Loop Play ウィンドウでの設定のしかたについては、ソングの繰り返し区間(ループ・ポイント)を設定する(P.133)をご覧ください。

Dビーム・コントローラーに手をかざして、ソングの再生をスタート/ストップさせることができます。

1. 再生するソングを選びます。

2. [SHIFT]を押しながらD BEAM[ASSIGNABLE]を押します。以下のような画面が表示されます。

fig.DBeamAsgn_70

3. [CURSOR]を押してカーソルを「Type」に合わせます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で「START/STOP」を選びます。

5. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

6. D BEAM[ASSIGNABLE]を押して点灯させ、Dビーム・コントローラーをオンにします。

7. D ビーム・コントローラーに手をかざすと、ソングの再生が始まります。もう一度手をかざすと停止します。

※ ソング再生のスタート/ストップは、CONTROL PEDALジャックに接続したペダルを使っても行えます(P.85)。

一定のテンポでソングを再生する(テンポ・トラックのミュート)

S-MRCフォーマットのソングの再生

コントローラーを使って演奏テンポを変える

Fantom-Xaの REALTIME CONTROL つまみにはテンポ・コントロールが割り当てられているため、ソングの演奏テンポを簡単に変えることができます。fig.ArpKnob1

1. REALTIME CONTROLのボタンを押して、ARP/RHY イン

ジケーターを点灯させます。

2. ソングを再生して、REALTIME CONTROLつまみを回しま

す。

Tempo

ソングを繰り返し再生する(ループ・プレイ)

Dビーム・コントローラーでソング再生をスタート/ストップする

121

Page 122: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 122 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングを録音する

ここでは、Fantom-Xa のシーケンサーを使ってソングを録音するときの操作について説明します。

ソングを録音するときは、音源をあらかじめパフォーマンス・モードにしておきます。パフォーマンス・モードでは、Fantom-Xa の鍵盤やパッドを使って録音をするときは、指定したMIDI チャンネルの音色だけが鳴り、録音したソングを再生するときは 16個までの音色を使ってパートごとに別々の演奏ができるからです。したがって、ドラムやベース、ピアノなど複数の楽器を使ったアンサンブル演奏のソングを録音したり再生したりするのに適しています。

パフォーマンスでは、キーボード・スイッチ(P.68)をオフにしておくことをお勧めします。オンになっていると、カレント・パート以外のパートが鳴ってしまうので、ソング作りには適していません。

録音方法には、リアルタイム・レコーディングとステップ・レコーディングの 2つがあります。それぞれ場面に合った方法を選びます。

リアルタイム・レコーディング(P.124)リアルタイム・レコーディングは、鍵盤やパッドでの演奏やコントローラーの操作をそのまま録音する方法です。

ステップ・レコーディング(P.128)ステップ・レコーディングは、音符や休符を 1つずつ順番に打ち込んでいく録音方法です。ドラムやベースのように正確なタイミングで入力したいときなどに利用します。また、音符の他にパターンを組み合わせてソングを作ることもできます。

録音操作の流れ

新たにソングを録音する際の流れは、以下のようになります。

1. 録音に使う音色を選ぶ

2. テンポラリー・エリアにあるソングを消す

3. ソングの拍子を設定する(P.123)

4. テンポを設定する(P.123)

5. リアルタイム・レコーディング(P.124)、またはステップ・レコーディング(P.128)で録音する

6. トラック・エディット(P.133)またはマイクロ・エディット

(P.144)でソングを編集する

7. ソングをユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保存す

る(P.150)

ソングを録音する前に、録音で使う音色を選んでおきます。以下のように、録音の目的に合わせて選んでください。

パフォーマンス

複数の楽器を使ったアンサンブル演奏を録音するときに選びます。通常、ソングの録音を行うときは、パフォーマンスを選ぶことをおすすめします。

パッチ/リズム・セット

1 つのパッチやリズム・セットを使った演奏を録音するときに選びます。

ソングを録音するときは、いったんテンポラリー・エリアに演奏データを記録します。新たにソングを録音するときは、テンポラリー・エリアに記録されている演奏データをすべて消してから行います。

テンポラリー・エリアに大切なソングが記録されているときは、あらかじめユーザー・メモリーまたはメモリー・カードににそのソングを保存しておいてください(P.150)。

1. SONG LIST画面で消したい曲を選びます(P.119)。

2. [SONG EDIT <-> LIST]を押してSNG EDIT(TRK)画面にします。

3. [F3(UTILITY)]を押してから[F2(SONG CLEAR)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

4. [F6(EXEC)]を押して実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

消去が完了すると「Completed!」と一瞬表示されます。

2つの録音方法

新しくソングを録音する前に

録音に使う音色を選ぶ

テンポラリー・エリアにあるソングを消す(ソング・クリア)

工場出荷時の設定では、Fantom-Xa を起動するとテンポラリー・エリアにデモソングがロードされます。これをロードしない(ソングがブランクの状態になる)ようにすることもできます。

1. [MENU]を押します。

2. を押して「1. System」を選び、[ENTER]を押

します。

3. [F1(GENERAL)]を押してから[F2(AUTO LD)]を押して「Startup」を選びます。

4. を押して「Load Demo Song at Startup」を選び

ます。

5. VALUEダイヤルか[INC][DEC]で「OFF」にします。

2

Page 123: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 123 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

新たにソングを録音するときは、はじめに拍子を設定します。ただし、ソング・クリア後や電源投入時は常に 4分の 4拍子に設定されますので、これ以外の拍子でソングを新たに録音するときのみ設定を行います。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を押して SNG EDIT(TRK)画面にします。

2. [F4(MICRO)]を押します。MICROSCOPE 画面が表示されます。

3. [F5(TRK/CH)]を押します。

Track/Ch Select ウィンドウが表示されます。

4. を押してカーソルを「Track」に合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で「BEAT」(ビート・トラック)を選びます。

6. [F6(CLOSE)]を押します。ビート・トラックのMICROSCOPE 画面が表示されます。

fig.TimeSign1_70

7. を押してカーソルを「Beat Change Numerator」または

「Beat Change Denominator」に合わせます。fig.TimeSign2_70

8. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で拍子を設定します。

ソングの途中で拍子を変える場合は、ソングの途中で拍子を変える(P.149)をご覧ください。

9. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

フレーズ・トラックに録音する場合は、演奏をそのまま録音する(リアルタイム・レコーディング)(P.124)に進んでください。

パターンの拍子を設定する(パターン・ビート)パターンには、各パターンの拍子を管理するパターン・ビートがあります。パターン・ビートはパターンの再生/録音時のガイドとなるもので、ソングの拍子(ビート・トラックに記録された拍子)とは別に扱います。

パターン・ビートは通常 4分の 4拍子に設定されていますので、ソングの拍子が 4分の 4拍子以外に設定されているときや、パターンをソングとは異なった拍子で録音したいときなどに設定します。

パターン・ビートは、各パターンごとに 1つだけ設定することができます。パターンの途中で拍子を変えることはできません。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を押してSNG EDIT(TRK)画面にします。

2. SEQUENCER[PATTERN]を押して点灯させます。SNG EDIT(PTN)画面が表示されます。

fig.SongEditPtn_70

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でパターンを選びます。

4. [F6(PTN BEAT)]を押します。Pattern Beatウィンドウが開きます。

fig.PtnBeat_70

5. を押してカーソルを動かします。

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で拍子を設定します。

7. [F6(CLOSE)]を押して元の画面に戻ります。

ソングを録音するときのテンポを設定します。

1. [TEMPO]を押します。

Tempo ウィンドウが開きます。fig.SongTempo_70

2. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で演奏テンポを設定します。

• [F5(CLICK)]を押してチェック・マーク(4)を付けると、

設定したテンポでクリックが鳴ります。

• [F4(TAP)]を押すタイミングでテンポを設定することがで

きます(タップ・テンポ)。再生したいテンポの 4分音符のタイミングで 3回以上押してください。

3. 設定が終わったら[F6(CLOSE)]を押します。

拍子を設定する

テンポを設定する

123

Page 124: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 124 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リアルタイム・レコーディングは、鍵盤での演奏やコントローラーの操作をそのまま録音する方法です。自分の演奏したニュアンスを残したいときはこの方法で録音します。

1. 新しくソングを録音する前に(P.122)を参照して、録音する

前の準備が行われていることを確認します。

すでにあるソングに録音するときは、そのソングをテンポラリー・エリアに読み込みます(P.131)。このとき[ ]

または[ ]を押して、録音を開始する小節を指定することができます。録音開始小節は各PLAY 画面上部の「M=」の所で確認できます。

2. [ ]を押します。

[ ]のインジケーターが点滅し、Realtime Rec Standby

ウィンドウが開きます。fig.RealRecStdby_70

パターンを録音する場合は、[PATTERN]を押して点灯させます。

3. 基本的な設定として、以下の 3 つのパラメーターがあります。

[CURSOR]を押してパラメーターを選び、VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

Realtime Rec Standby ウィンドウでは以下の操作が行えます。

• パンチ・イン/アウトのポイント指定(P.125)

• ループ・ポイントの設定(P.125)

• クォンタイズ(P.126)

• 録音する演奏データの選択(P.127)

これらの操作については、各参照ページをご覧ください。

4. Realtime Rec Standbyウィンドウでの設定が終わったら、[ ]か[F6(START)]を押します。

Realtime Rec Standby ウィンドウが閉じ、[ ]のインジケーターが点滅から点灯に変わって録音が始まります。

録音が始まると、Realtime Rec Control ウィンドウが開きます。

fig.RealRecCtrl_70

5. 録音が終わったら[ ]を押します。

[ ]のインジケーターが消灯します。

直前の録音が気に入らなかった場合、[ERASE/UNDO]を押して録音前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

演奏をそのまま録音する(リアルタイム・レコーディング)

リアルタイム・レコーディングの基本操作

パラメーター 設定値 説明Rec Track TRK 1~ TRK 16、

PTN001 ~ PTN100(※ パターン録音時)

録音先のフレーズ・トラックまたはパターン

Rec Mode MIX、REPLACE 録音のしかたMIX:

通常はこの方法で録音します。録音先のトラックに演奏が録音されているとき、その演奏を消さずに重ねて録音します。また、ループ・レコーディングと組み合わせると、すでに録音されている演奏を消さずに特定の区間を何度も繰り返して録音できます。例えば、ドラムの演奏をバス・ドラム→スネア・ドラム→ハイハットのように順番に重ねていくことができます。

REPLACE:録音先のトラックに演奏が録音されているとき、その演奏を消しながら録音します。録音し直すときなどに使います。

Count In OFF、1 MEAS、2MEAS、WAIT NOTE

録音の開始方法

OFF:[ ]を押すと同時に録音が始まります。1MEAS:[ ]を押すと、1小節のカウント後に録音が始まります。

2MEAS:[ ]を押すと、2小節のカウント後に録音が始まります。

WAIT NOTE:[ ]を押すほか、鍵盤やパッドを押すか、ペダルを踏むと録音が始まります。

パラメーター 設定値 説明

124

Page 125: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 125 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングの途中でテンポを変化させたいときは、そのテンポ変化をテンポ・トラックに記録します。すでにテンポ変化が記録されていた場合は、新しく書き替えます。

リアルタイム・レコーディングの基本操作(P.124)の手順 3での

基本的な設定に加え、以下のパラメーターを設定して録音します。

REALTIME CONTROL つまみでテンポをコントロールすることもできます(P.121)。

あらかじめ指定した区間を繰り返し録音(ループ・レコーディング)したり、その区間だけを録音(パンチ・イン・レコーディング)することができます。

リアルタイム・レコーディングの基本操作(P.124)の手順 3での

基本的な設定に加え、以下のパラメーターを設定して録音します。

※ ループ・レコーディング後は、録音した区間が自動的にループ・ポイント(P.133)になります。

オート・パンチ・インで録音するあらかじめ指定した区間(パンチ・ポイント)を録音していきます。間違えた部分を録音し直すときに便利です。録音を始めるとソングが再生されます。パンチ・ポイントになると録音状態になります。

1. Realtime Rec Standbyウィンドウで、Loop/Punchを「AUTOPUNCH」にします。

2. Start Point/End Point でパンチ・ポイントを設定します。

3. Start Point で指定した小節より前の小節に移動し、[ ]か

[F6(START)]を押します。

ソングの再生が始まります。Start Point で指定した位置で録音状態になり、End Point で指定した位置で再生状態に戻ります。

4. [ ]を押して再生を停止します。

マニュアル・パンチ・インで録音するペダルまたはボタン操作で指定した区間の演奏だけを消しながら録音していきます。複数の間違えた部分を録音し直すときに便利です。録音を始めるとソングが再生されます。ペダルを踏むかボタンを押すと録音状態になり、もう一度ペダルを踏むかボタンを押すと再生状態に戻ります。ペダルを踏むかボタンを押すごとに録音、再生を繰り返すことができます。

CONTROL PEDAL ジャックに接続したペダルを使って録音区間を指定するときは、あらかじめControl Pedal Assign(P.85)を「PUNCH IN/OUT」に設定しておきます。

1. Realtime Rec Standbyウィンドウで、Loop/Punchを「MANUAL PUNCH」にします。

2. [ ]か[F6(START)]を押します。

ソングの再生が始まり、Realtime Rec Control ウィンドウが開きます。

fig.PunchIn1_70

3. 録音を始めたい箇所で、[F3(PUNCH IN)]を押すかペダルを踏みます。

録音状態になります。fig.PunchIn2_70

4. 録音を終わりたい箇所で、[F3(PUNCHOUT)]を押すかペダルを踏みます。

再生状態に戻ります。

5. [ ]を押して再生を停止します。

ソングのテンポ変化を録音する(テンポ・レコーディング)

パラメーター 設定値 説明

Tempo Rec Sw OFF、ON テンポ変化の記録のオン/オフ

ループ・レコーディングとパンチ・イン・レコーディング

パラメーター 説明Loop/Punch ループ・レコーディング/パンチ・イン・レ

コーディングのしかたOFF:

ループ・レコーディング/パンチ・イン・レコーディングをしません。

LOOP(POINT):Start Point、End Point の設定にしたがって、繰り返し録音します。

LOOP(1 ~ 16 MEAS):録音開始小節から 1~ 16小節間を繰り返し録音します。

LOOP SONG ALL:ソングの先頭から最後までを繰り返し録音します。

AUTO PUNCH:オート・パンチ・インで録音します。

MANUAL PUNCH:マニュアル・パンチ・インで録音します。

Start Point ループ・レコーディング/パンチ・イン・レコーディングの録音開始小節と拍※ ティックの指定はできません。

End Point ループ・レコーディング/パンチ・イン・レコーディングの録音終了小節と拍※ ティックの指定はできません。※ ループの最短の長さは 4分音符 4つ分です。

125

Page 126: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 126 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

鍵盤やパッドでの演奏のタイミングのズレを、自動的に正確なタイミングに修正する機能がクォンタイズです。リアルタイム・レコーディング時にクォンタイズしながら録音することができます。

リアルタイム・レコーディングの基本操作(P.124)の手順 3での

基本的な設定に加え、以下のパラメーターを設定して録音します。

Quantize Typeが「GRID」のときfig.Qtz1.j

Quantize Typeが「SHUFFLE」のときfig.Qtz2.j

Shuffle Quantize Rate:fig.ShuffleRate.j

音のタイミングを補正しながら録音する(レコーディング・クォンタイズ)

パラメーター 設定値 説明

InputQuantize

OFF、GRID、SHUFFLE

OFF:クォンタイズをしません。GRID:指定した音符のタイミングに揃えます。ドラムやベースのように正確なタイミングにしたいときに使います。SHUFFLE:シャッフルやスイングのようなノリのあるリズムに変えたいときに使います。

Input Quantize が「GRID」のときGridResolution

、 、、 、、 、

クォンタイズのタイミングクォンタイズ範囲の音符の中で最も短い音符を選びます。

GridQuantizeStrength

0 ~ 100% Grid Resolution で指定した音符に対する補正の度合い「100%」にすると、GridResolution のタイミングにきっちり補正されます。値を下げるほど補正される度合いが下がり、「0%」にすると全く補正されません。

Input Quantize が「SHUFFLE」のとき

ShuffleResolution

、 クォンタイズのタイミング

ShuffleQuantizeRate

0 ~ 100% Shuffle Resolution で設定した表拍の音符に対して、裏拍を離す割合「50%」で裏拍のタイミングが、隣り合う表拍と表拍のちょうど真ん中になります。「0%」で裏拍のタイミングが前の表拍と同じタイミングになります。「100%」で裏拍のタイミングが後ろの表拍と同じタイミングになります。

�でグリッド・クォンタイズ

Rate = 75%でシャッフル・クォンタイズ

元の演奏データ

Rate= 25%

Rate= 50%

Rate= 75%

Rate=100%

裏拍 裏拍 裏拍 裏拍

126

Page 127: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 127 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リアルタイム・レコーディングを行うとき、通常はすべての演奏データを録音します。特定の演奏データを録音しないときは、そのレコーディング・セレクトの設定を「OFF」にします。

1. [ ]を押します。

2. [F5(REC SELECT)]を押します。

Recording Select ウィンドウが開きます。fig.RecSelect_70

3. [CURSOR]を押して、録音する演奏データ(MIDI メッセージ)を選びます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でチェック・マーク( ✔)

を付けます。

マークを付けると録音され、マークを外すと録音されません。

• [F4(ALL ON)]:すべての演奏データが録音されます。

• [F5(ALL OFF)]:演奏データは録音されません。

5. [F6(CLOSE)]を押してRecording Select ウィンドウを閉じます。

リアルタイム・イレースは、リアルタイム・レコーディング中に不要なデータを消す機能です。特にループ・レコーディングでは、録音を停止させることなくデータを消去でき便利です。

※ リアルタイム・イレースは、Rec Modeが「MIX」に設定されているときのみ実行できます。

1. リアルタイム・レコーディングを開始します(P.124)。Realtime Rec Control ウィンドウが開きます。

2. [ERASE/UNDO]を押します。Realtime Erase ウィンドウが開きます。

fig.RealErase_70

3. 不要なデータを消します。

•[F4(KBD ALL)]:押している間、キーボード・パートのすべ

てのデータが消去されます。

•[F5(PAD ALL)]:押している間、パッド・パートのすべての

データが消去されます。

• 特定のキー(パッド)の音を消すときは、そのキー(パッド)

を押します。キー(パッド)を押している間、データが消去されます。

• 特定の鍵域の音を消すときは、その鍵域の上限と下限のキーを

押します。キーを押している間、データが消去されます。

4. [F6(CLOSE)]を押してRealtime Eraseウィンドウを閉じます。通常の録音状態に戻ります。

アルペジオをリアルタイム・レコーディングするときに、シーケンサーのスタート/ストップとアルペジオを同期させることができます。

詳しくは Arp/Rhythm Sync Switch(P.200)をご覧ください。

リハーサル機能は、リアルタイム・レコーディング中に一時的に録音できない状態にする機能です。ループ・レコーディング中などに次に演奏する音色を確認したり、次に録音するフレーズの練習をするのに便利です。

1. リアルタイム・レコーディングを開始します(P.124)。

Realtime Rec Control ウィンドウが開きます。

2. [F6(REHEARSAL)]または[ ]を押します。

[ ]のインジケーターが点滅します。この状態で鍵盤を弾

いても録音されません。fig.Rehearsal_70

3. 録音状態に戻すには[F6(REHEARSAL)]か[ ]を押し

ます。

録音する演奏データを選ぶ(レコーディング・セレクト)

MIDIメッセージ 説明Note ノート・メッセージ。

音符を表します。Control Change コントロール・チェンジ・メッセージ。

モジュレーションやエクスプレッションなど、さまざまな効果をかけます。

ProgramChange

プログラム・チェンジ・メッセージ。音色を切り替えます。

System Ex システム・エクスクルーシブ・メッセージ。音色や音質など、Fantom-Xa 独自の設定をします。

Channel After チャンネル・アフタータッチ・メッセージ。MIDI チャンネルごとにアフタータッチをかけます。

Poly After ポリフォニック・アフタータッチ。キーごとにアフタータッチをかけます。

Pitch Bend ピッチ・ベンド・メッセージ。ピッチを変えます。

不要なデータを録音中に消す(リアルタイム・イレース)

シーケンサーの小節頭に合わせてアルペジオを録音する

録音中に音色やフレーズを確認する(リハーサル)

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ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 128 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ステップ・レコーディングは、五線譜に楽譜を書き込むように音符や休符を 1つずつ記録していきます。また、音符の他にパターンを組み合わせてソングを作ることもできます。

1. 新しくソングを録音する前に(P.122)を参照して、録音する

前の準備が行われていることを確認します。

すでにあるソングに録音するときは、そのソングをテンポラリー・エリアに読み込みます(P.131)。このとき[ ]

または[ ]を押して、録音を開始する小節を指定することができます。録音開始小節は各PLAY 画面上部の「M=」の所で確認できます。

2. [ ]を 2 回押すか、[SHIFT]を押しながら[ ]を押しま

す。

[ ]のインジケーターが点滅し、Step Rec Standbyウィン

ドウが開きます。fig.StepRecStdby_70

パターンを録音する場合は、[PATTERN]を押して点灯させます。

3. ステップ・レコーディングに関する設定をします。[CURSOR]

でパラメーターを選び、VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. [ ]か[F6(NOTE)]を押します。

[ ]のインジケーターが点灯し、STEP REC画面が表示さ

れます。fig.StepRec1_70

5. 入力する音符を設定します。 を押してパラメーターを選

びます。

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

7. [F5][F6]を押して入力位置を移動し、鍵盤またはパッドを押します。

キーまたはパッドを押すと、Note Typeの設定だけ入力位置が進みます。また、ベロシティーがバーの長さで表示されます。

fig.StepRec2_70

ファンクション・ボタン([F1]~[F5])で次の操作ができます。

[F1(BAK DEL)]:直前に入力した音符を取り消します。

[F2(TIE)]: タイを入力します。直前に入力した音符の長さを現在の設定だけ伸ばします。

[F3(UNTIE)]: 直前に入力したタイを取り消します。

[F4(REST)]: 休符を入力します。Note Typeを入力したい休符の長さに設定してから[F4(REST)]を押します。

8. 上記の手順を繰り返して入力していきます。

データを打ち込む(ステップ・レコーディング)

音符や休符を入力する

パラメーター 設定値 説明Rec Track TRK 1~ TRK 16、

PTN001 ~ PTN100(※ パターン録音時)

録音先のフレーズ・トラックまたはパターン

Rec Mode MIX、REPLACE 録音のしかたMIX:

通常はこの方法で録音します。録音先のトラックに演奏が録音されているとき、その演奏を消さずに重ねて録音します。

REPLACE:録音先のトラックに演奏が録音されているとき、その演奏を消しながら録音します。録音し直すときなどに使います。

Start Point - 録音開始位置(小節-拍-ティック)

パラメーター 設定値 説明

Note Type 音符 入力する音符の長さ音符は、ノート・オンから次のノート・オンまでの長さを表します。

Gate Time 1 ~ 100% ノート・オンからノート・オフまでの長さ

音符に対する割合で指定します。スタッカート気味にするときは値を小さく、テヌートやスラー気味にするときは大きくします。通常は「80%」位にします。

Input Velo REAL、1~ 127

入力する音符の強さ鍵盤やパッドを押す強さを反映させたいときは「REAL」にします。その他は、p(ピアノ)= 60、mf(メゾフォルテ)= 90、f(フォルテ)= 120を目安に設定します。

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ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 129 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

各パラメーター値は直前に入力した設定を保持するため、次に入力する音符も同じ設定でよければ変える必要はありません。Gate Timeや Input Velo はいったん設定したら、最後まで変える必要はほとんどないので、Note Typeと音の高さ(鍵盤、パッド)を指定するだけになります。

鍵盤を押さえている間に音符のパラメーター(Note Type、Gate Time、Input Velo)を変更することができます。鍵盤を離すと入力が確定します。

9. 録音が終わったら[ ]を押します。

[ ]のインジケーターが消灯します。

直前の録音が気に入らなかった場合、[ERASE/UNDO]を押して録音前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

和音の入力和音を押さえます。すべてのキー/パッドを離すと入力位置が次のステップに進みます。

入力位置の移動[F6]を押すと現在のNote Typeの設定だけ入力位置が進みます。

[F5]を押すと現在のNote Typeの設定だけ入力位置が戻ります。

表示領域の移動を押すと、表示される領域が上下に移動します。

音符の長さとゲート・タイムの関係

音符の長さとゲート・タイムの関係は以下のとおりです。Fantom-Xaのシーケンサーは、TPQN(分解能)が480 なので、4分音符のゲート・タイムは 480ティックとなります。

ステップ・レコーディングで記録されるゲート・タイムは、本来のゲート・タイムの値にGate Time パラメーターの値を掛けたものです。例えば、Gate Time パラメーターを「80%」にしたとき、4分音符を入力するとゲート・タイムは 480× 0.8 = 384となります。

音符 ゲート・タイム304045

608090

12016018024032036048064072096019203840

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ソングを録音する

Fantom-Xa_j.book 130 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

あらかじめ録音しておいたパターンを組み合わせてソングを作るときは、ステップ・レコーディングでパターンをフレーズ・トラックに割り当てます。ただし、フレーズ・トラックにはパターンそのものが記録されるのではなく、どのパターンを再生させるかを指示するパターン・コール・メッセージが記録されます。したがって、後からパターンの内容を変えるとソングも変わります。

フレーズ・トラックにパターンを割り当てるとパターン・ビートは無効になり、ビート・トラックの拍子にしたがいます。パターン・ビートとビート・トラックの設定が異なっていると、小節の長さが合わなくなり演奏がずれてしまうことがあります。このようなときは、ビート・トラックの拍子を設定し直してください(P.123)。

1. 新しくソングを録音する前に(P.122)を参照して、録音する

前の準備が行われていることを確認します。

2. [ ]を 2 回押すか、[SHIFT]を押しながら[ ]を押しま

す。

[ ]のインジケーターが点滅し、Step Rec Standbyウィンドウが開きます。

fig.StepRecStdby_70

[PATTERN]が点灯している場合、押して消灯させます。

3. ステップ・レコーディングに関する設定をします。[CURSOR]

でパラメーターを選び、VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. [F5(PTNCALL)]を押します。STEP REC(PTN)画面が表示されます。

fig.StepRecPtn_70

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で、フレーズ・トラックに割り当てるパターン・ナンバー(1 ~ 100)を選びます。

「Pattern」には選んだパターンの名前が、「Length」にはパターンの小節数が表示されます。

6. [F6(PUT PTN)]を押します。

Pattern パラメーターで選んだパターンのパターン・コール・メッセージが記録されます。そのパターンの長さ(小節数)だけ入力位置が進み、次のパターンが入力できるようになります。

※ 間違えて入力したときは[ ]か[F1(STEP BK)]を押すと、直前に入力したパターン・コール・メッセージを削除できます。

7. 上記の手順を繰り返してパターンを割り当てていきます。

8. 終了したら[ ]か[EXIT]を押します。

[ ]のインジケーターが消灯します。

直前の録音が気に入らなかった場合、[ERASE/UNDO]を押して録音前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

パターンをフレーズ・トラックに割り当てる

パラメーター 設定値 説明Rec Track TRK 1~ TRK 16 録音先のフレーズ・ト

ラックRec Mode MIX、REPLACE 録音のしかた

MIX:通常はこの方法で録音します。録音先のトラックに演奏が録音されているとき、その演奏を消さずに重ねて録音します。

REPLACE:録音先のトラックに演奏が録音されているとき、その演奏を消しながら録音します。録音し直すときなどに使います。

Start Point - 録音開始位置(小節-拍-ティック)

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Page 131: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 131 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングを編集する

ここでは、ソングを編集するときの操作について説明します。

ソングを編集するときは、テンポラリー・エリアに記録されているソングが対象となります。ユーザー・メモリーやメモリー・カードに保存されているソングは、テンポラリー・エリアに読み込んでから編集します。

電源を切ったり、別のソングをテンポラリー・エリアに読み込むと、テンポラリー・ソングは失われてしまいます。テンポラリー・エリアに大切なソングが記録されているときは、あらかじめユーザー・メモリーまたはメモリー・カードににそのソングを保存しておいてください(P.150)。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を 2 回押して SONG LIST 画面にします。

fig.SongList_70

※ 上の画面で を押すと、どのタイプのソングを表示させる

か設定できます。特定のソング・タイプだけを表示させることができるので、いくつかのソング・タイプが混在しているときに、ファイルを見つけやすくなります。

ALL:すべてのソングを表示

SVQ:SVQ ファイルのみ表示

SMF:スタンダードMIDI ファイルのみ表示

MRC:MRCファイルのみ表示

2. [F1(USER)]または[F2(CARD)]を押して読み込み先を選びます。

3. を押して編集するソングを選びます。

4. [F6(LOAD)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押します。ソングの読み込みが完了すると、読み込んだソングの演奏データがSNG EDIT(TRK)画面に表示されます。

※[SHIFT]を押しながら[WRITE]を押しても、ソングを読み込めます(P.153)。

fig.SongEditTrk.j

SNG EDIT(TRK)画面を表示しているときにソングを再生させると、再生位置にしたがって画面がスクロールします。

Fantom-Xa では、1トラックの中に複数のMIDI チャンネルのデータを記録することができます。SNG EDIT(TRK)画面で[PAGE]を押すと、トラック内にどのチャンネルのデータがあるのか確認することができます(TRACK VIEW 画面)。

この画面では、各チャンネルのノート情報をグラフィカルに表示しています。バーの高さが音の高さを、バーの長さが音の長さを表しています。

元の画面に戻るには、もう一度[PAGE]を押します。fig.TrackView.j

トラックごとに出力先を設定することにより、色々な音源を使い分けてソングを再生することができます。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を押してSNG EDIT(TRK)画面にします。

2. [CURSOR]を押して、出力先を設定するトラックにカーソルを合わせます。

fig.TrackOutput

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。OFF: トラックを鳴らしません。

INT: Fantom-Xa の内部音源を鳴らします。

MIDI: MIDI OUTに接続した外部音源を鳴らします。

BOTH:内部音源と外部音源を鳴らします。

編集するソングを読み込む

各トラックの出力先

各トラックの状態

演奏データが 無い小節

小節ナンバー

トラック・ナンバー

演奏データが ある小節

現在選ばれているソングの名前

ソングの 演奏テンポ

トラック内のデータを表示する

トラックごとに鳴らす音源を使い分ける

各パートのデータが表示されます。

どのトラックの中身 を表示しているかを 示します。

各パートに割り当て られているパッチが 表示されます。

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ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 132 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソング・ファイル(拡張子「.SVQ」)およびスタンダード MIDIファイル(拡張子「.MID」)を選んだ場合は、フレーズ・トラックまたはパターン単位で読み込むことができます。

1. 「編集するソングを読み込む」の手順 3 の後、[F5(LD TRK)]を押します。

Load Track ウィンドウが開きます。fig.LoadTrack_70

2. カーソルを左側の「Source」(読み込み元)に合わせ、読み込

むトラック(TRK 1 ~ 16)またはパターン(PTN001~ 100)を選びます。

※ スタンダードMIDI ファイルから読み込む場合は、パターン(PTN001 ~ 100)は選べません。また、フォーマット 0のスタンダードMIDI ファイルから読み込む場合は、「TRK ALL」に固定されているためトラック単位では選べません。

3. カーソルを右側の「Destination」(読み込み先)に合わせ、読

み込み先のトラック(TRK 1 ~ 16)またはパターン(PTN001~ 100)を選びます。

4. [F6(EXEC)]を押して読み込みます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ソングを再生するときに特定のトラックの演奏を消したいときは、その演奏データが記録されているフレーズ・トラックをミュートします。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を押して SNG EDIT(TRK)画面にします。

2. [CURSOR]を押して、演奏を消したいトラックにカーソルを合わせます。

fig.TrackMute

※ 演奏データが記録されていないトラックは、「- - - -」と表示されます。

3. VALUE ダイヤルか[DEC]で「MUTE」にします。

※ SNG EDIT(TRK)画面で[MUTE]を押して点滅させ、PART/TRACK[1]~[8]および[9-16]を押して、ミュートすることもできます。

フレーズ・トラックをミュートした状態で、ソングをスタンダードMIDI ファイル形式で保存すると、そのフレーズ・ト

ラックの情報は記録されません。また、MRC Proソング形式で保存すると、ミュートした状態がそのまま記録されます。

テンポ・トラック(Tempo)を「MUTE」に設定すると、テンポ・トラックがミュートされます。テンポ変化が記録されているソングを一定のテンポで再生したいときなどにミュートします。

ソングの任意の位置に印を付けることができます。これをロケート・ポジションと呼びます。通常、ソングの位置は「小節-拍-ティック」で表しますが、ロケート・ポジションはその位置に対応した絶対時間「時:分:秒:フレーム」も表示されます。

※ パターンにロケート・ポジションを設定することはできません。

ロケート・ポジションを設定するロケート・ポジションは、1つのソングに 4個まで設定することができます。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を押してSONG EDIT画面にします。

2. [F2(LOCATE)]を押します。

Locate 画面が表示されます。fig.Locate_70

3. [F5(SET)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けてから、

[F1(SET1)]~[F4(SET4)]を押すと、ソングの現在位置がロケート・ポジションとして設定されます。

ソングの再生中に、演奏を聴きながら同じ操作をしても設定することができます。

※ 設定したいロケート・ナンバーの「小節」または「拍」の値にカーソルを合わせ、VALUEダイヤルか[INC][DEC]でそれぞれの値を設定することもできます。

ロケート・ポジションに移動するソングの位置をロケート・ポジションに移動するときは、以下の操作を行います。

1. SONG EDIT画面で[F2(LOCATE)]を押して Locate画面にします。

2. [F5(SET)]にチェック・マーク( ✔)が付いている場合は、

押してマークを外します。

3. [F1(JUMP1)]~[F4(JUMP4)]を押します。指定したロケート・ポジションに移動します。

• [SHIFT]を押しながら[ ]または[ ]を押すと、

1つ前または後のロケート・ポジションにジャンプします。

ソング・データをトラック/パターン単位で読み込む

トラックの演奏を消す(トラック・ミュート)

ソングに印(ロケート・ポジション)を付ける

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Page 133: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 133 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ループ・プレイやループ・レコーディングを行うとき、指定した小節数を繰り返す以外に、ここで設定したループ・ポイントにしたがって繰り返すこともできます。

※ パターンにループ・ポイントを設定することはできません。

1. [SONG EDIT <-> LIST]を押して SONG EDIT画面にします。

2. [F1(LOOP)]を押します。Loop Play ウィンドウが開きます。

fig.LoopPlay_70

3. [CURSOR]でパラメーターを選び、VALUEダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. [LOOP PLAY]を押して点灯させるか、[F5(LOOP)]を押してチェック・マーク( ✔)を付けると、ループがオンになりま

す。

トラック・エディットでは、ソングの指定した範囲の演奏データを編集します。

1. SONG LIST画面で、編集するソングを読み込みます(P.131)。

2. [SONG EDIT <-> LIST]を押してSNG EDIT(TRK)画面にします。

3. [F5(EDIT)]を押します。

Track Edit ウィンドウが開きます。fig.TrackEdit_70

4. [F3( )][F4( )]か を押して目的の機能を選

び、[F6(SELECT)]を押します。

トラック・エディット各機能の設定ウィンドウについては、各機能説明の項で説明しています。

5. 各機能のパラメーターを設定します。[CURSOR]を押してパラメーターを選び、VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。まずは編集対象となる範囲を確認し、変更する場合は修正します。

6. [F6(EXEC)]を押して実行します。動作が完了すると「Completed!」と一瞬表示されます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

実行結果が気に入らなかった場合、[ERASE/UNDO]を押して実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

ソングの繰り返し区間(ループ・ポイント)を設定する

パラメーター 説明Repeat Times 繰り返す回数

設定値:INF、1~ 99[ ]を押すまで繰り返したいときは「INF」にします。

Start Point(S) 繰り返しの開始位置[F3(START)]を押すと、ソングの現在位置が開始位置として設定されます。

End Point(E) 繰り返しの終了位置[F4(END)]を押すと、ソングの現在位置が終了位置として設定されます。

※ ここで指定した位置は、繰り返し区間には含まれません。

指定した範囲の演奏データを編集する(トラック・エディット)

トラック・エディットの基本操作

Quantize(P.134) Erase(P.136) Delete(P.136)Copy(P.137) Insert(P.138) Transpose

(P.138)Change Velocity(P.139)

Change Channel(P.139)

Change Duration(P.140)

Merge(P.140) Extract(P.141) Shift Clock(P.142)

Data Thin(P.143)

Exchange(P.143)

Time Fit(P.143)

Truncate(P.144)

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ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 134 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングを録音する(P.122)の章では、リアルタイム・レコーディングをしながらクォンタイズするレコーディング・クォンタイズの説明をしましたが、すでに録音されたソングをクォンタイズすることもできます。

また、クォンタイズではパラメーターの設定中であっても、クォンタイズ実行後の結果を確認できるプレビュー機能があります。これにより、最適なクォンタイズを行うことができます。

クォンタイズは、鍵盤を押したタイミング(ノート・オン)と離したタイミング(ノート・オフ)だけを補正し、その他の演奏データは補正しません。そのため、ベンド・レンジやモジュレーションなどの演奏データとノートがずれてしまって、思うような演奏にならないことがあります。鍵盤以外の演奏データについては、ミックス・レコーディングなどで後から重ねて録音するようにしてください。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Quantize_70

ソングのタイミングを揃える(Quantize)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

クォンタイズするフレーズ・トラックまたはパターンTRK ALL:すべてのフレーズ・トラックTRK 1-16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

プレビュー機能

クォンタイズのパラメーター設定中に、クォンタイズ実行後の演奏状態を確認することができます(プレビュー)。プレビュー中にパラメーターを変化させると、その値に応じて演奏状態も変わります。パラメーターをいろいろ変えて最適な設定を見つけてください。

※ フレーズ・トラックに割り当てられているパターン・コール・メッセージとミュートされているフレーズ・トラックの演奏は確認できません。

Quantize ウィンドウが開いているときに[ ]を押すとプレビュー状態になります。ソングの現在位置から 2小節間が繰り返し再生されます。プレビュー開始位置は[ ]または

[ ]を押して指定することもできます。プレビューを終

えるときは[ ]を押します。

Ch/Part ALL、Ch 1 ~ 16

クォンタイズするノートのMIDI チャンネルALL:すべてのノートをクォンタイズCh 1 ~ 16:指定したMIDI チャンネルのノートのみクォンタイズ

Measure 0001~ クォンタイズする小節の範囲「For」を「ALL」に設定すると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

QuantizeType

GRID、SHUFFLE、TEMPLATE

(下記参照)

Quantize Typeが「GRID」のとき指定した音符のタイミングに揃えます。ドラムやベースのように正確なタイミングにしたいときに使います。

Resolution 、 、 、、 、 、

クォンタイズのタイミングクォンタイズ範囲の音符の中で最も短い音符を選びます。

Strength 0 ~ 100% Resolution で指定した音符に対する補正の度合い

「100%」にすると、Resolution のタイミングにきっちり補正されます。値を下げるほど補正される度合いが下がり、「0%」にすると全く補正されません。

Quantize Typeが「SHUFFLE」のときシャッフルやスイングのようなノリのあるリズムに変えたいときに使います。

Resolution 、 クォンタイズのタイミングRate 0 ~ 100% Resolution で設定した表拍

の音符に対して、裏拍を離す割合

「50%」で裏拍のタイミングが、隣り合う表拍と表拍のちょうど真ん中になります。「0%」で裏拍のタイミングが前の表拍と同じタイミングになります。「100%」で裏拍のタイミングが後ろの表拍と同じタイミングになります。

Quantize Typeが「TEMPLATE」のときFantom-Xaには 71種類のクォンタイズ用テンプレートがあります。これらはさまざまな音楽ジャンルのリズムで使用できます。この中から好みのテンプレートを選んで、クォンタイズします。

※ タイミングにばらつきのある演奏データにテンプレート・クォンタイズをかけても思ったとおりの効果が得られないことがあります。その場合は、あらかじめグリッド・クォンタイズで元の演奏データのタイミングを楽譜どおりに揃えておくとよいでしょう。

Template 001~ 071 使用するテンプレートTiming 0 ~ 100% テンプレートのタイミングに

ノートを近付ける度合い「100%」でテンプレートのタイミングにきっちりと合います。値を下げるほど近付ける度合いが下がり、「0%」にするとノートは移動しません。

Range Min 0(C -)~127(G9)

クォンタイズする音域鍵盤のキーを押して指定することもできます。

Range Max

パラメーター 設定値 説明

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Page 135: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 135 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Quantize Typeが「GRID」のときfig.Qtz1.j

Quantize Typeが「SHUFFLE」のときfig.Qtz2.j

Rate:fig.ShuffleRate.j

Quantize Typeが「TEMPLATE」のとき

以下はテンプレートの一覧です。

※ テンプレートは 4/ 4拍子に対応しています。異なった拍子の演奏には効果が得られないことがあります。

※ ジャンル名はあくまでも目安であり、必ずしもそのジャンルでしか使用できないものではありません。いろいろとお試しください。

No. 説明001 ダイナミクスの小さいダンス002 ダイナミクスの大きいダンス003 軽くスイングしたダンス004 強くスイングしたダンス005 後ノリでダイナミクスの小さいダンス006 後ノリでダイナミクスの大きいダンス007 後ノリで軽くスイングしたダンス008 後ノリで強くスイングしたダンス009 前ノリでダイナミクスの小さいダンス010 前ノリでダイナミクスの大きいダンス011 前ノリで軽くスイングしたダンス012 前ノリで強くスイングしたダンス013 ダイナミクスの小さいフュージョン014 ダイナミクスの大きいフュージョン015 軽くスイングしたフュージョン016 強くスイングしたフュージョン017 後ノリでダイナミクスの小さいフュージョン018 後ノリでダイナミクスの大きいフュージョン

�でグリッド・クォンタイズ

Rate = 75%でシャッフル・クォンタイズ

元の演奏データ

Rate= 25%

Rate= 50%

Rate= 75%

Rate=100%

裏拍 裏拍 裏拍 裏拍

019 後ノリで軽くスイングしたフュージョン020 後ノリで強くスイングしたフュージョン021 前ノリでダイナミクスの小さいフュージョン022 前ノリでダイナミクスの大きいフュージョン023 前ノリで軽くスイングしたフュージョン024 前ノリで強くスイングしたフュージョン025 ダイナミクスの小さいレゲエ026 ダイナミクスの大きいレゲエ027 軽くスイングしたレゲエ028 強くスイングしたレゲエ029 後ノリでダイナミクスの小さいレゲエ030 後ノリでダイナミクスの大きいレゲエ031 後ノリで軽くスイングしたレゲエ032 後ノリで強くスイングしたレゲエ033 前ノリでダイナミクスの小さいレゲエ034 前ノリでダイナミクスの大きいレゲエ035 前ノリで軽くスイングしたレゲエ036 前ノリで強くスイングしたレゲエ037 ダイナミクスの小さいポップス038 ダイナミクスの大きいポップス039 軽くスイングしたポップス040 強くスイングしたポップス041 後ノリでダイナミクスの小さいポップス042 後ノリでダイナミクスの大きいポップス043 後ノリで軽くスイングしたポップス044 後ノリで強くスイングしたポップス045 前ノリでダイナミクスの小さいポップス046 前ノリでダイナミクスの大きいポップス047 前ノリで軽くスイングしたポップス048 前ノリで強くスイングしたポップス049 ダイナミクスの小さいルンバ050 ダイナミクスの大きいルンバ051 軽くスイングしたルンバ052 強くスイングしたルンバ053 後ノリでダイナミクスの小さいルンバ054 後ノリでダイナミクスの大きいルンバ055 後ノリで軽くスイングしたルンバ056 後ノリで強くスイングしたルンバ057 前ノリでダイナミクスの小さいルンバ058 前ノリでダイナミクスの大きいルンバ059 前ノリで軽くスイングしたルンバ060 前ノリで強くスイングしたルンバ061 サンバ(パンデイロなど用)062 サンバ(スルド、ティンバル用)063 アシェ(カイシャ用)064 アシェ(スルド用)065 サルサ(カスカラ用)066 サルサ(コンガ用)067 3連符068 5連符069 6連符070 2拍 7連符071 もたりのある 3連符

No. 説明

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ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 136 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指定した範囲の演奏データを消去します。消去したデータは休符に置き換えられ、小節はそのまま残ります。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Erase_70

指定した範囲の演奏データを削除し、以降の小節を前に詰めます。小節の長さが削除した分短くなります。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Delete_70

不要な演奏データを消去する(Erase)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、TEMPO、PTN001 ~ 100

消去するトラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16、ビート・トラック、テンポ・トラックTRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックTEMPO:テンポ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 消去する演奏データのMIDI チャンネル

ALL:すべてのMIDIチャンネルの演奏データを消去Ch 1~ 16:指定したMIDI チャンネルの演奏データのみを消去※ Track/Pattern に「TEMPO」を選んでいる

とき、Status に「System Exclusive」、「Tune Request」、「Pattern Call」のいずれかを選んでいるときは設定できません。

Measure 0001~ 消去する小節の範囲For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Status ALL、Note、Poly Aftertouch、Control Change、Program Change、Channel Aftertouch、Pitch Bend、System Exclusive、Tune Request、Pattern Call

消去する演奏データ※ Track/Pattern

に「TEMPO」を選んでいるときは設定できません。

Status が「Note」か「Poly Aftertouch」のとき

Range Min 0(C -)~ 127(G9) 消去する音域(ノート・ナンバーの下限/上限)

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

Status が「Control Change」のとき

Range Min 0 ~ 127 消去するコントローラー・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

Status が「Program Change」のとき

Range Min 1 ~ 128 消去するプログラム・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

不要な小節を削除する(Delete)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、TEMPO、PTN001 ~ 100

削除するトラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16、ビート・トラック、テンポ・トラックTRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックTEMPO:テンポ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Measure 0001~ 削除する小節の範囲For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

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Page 137: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 137 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指定した範囲の演奏データをコピーします。同じフレーズを何度も繰り返して使うときに便利です。パターンとフレーズ・トラック間でのコピーもできます。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Copy_70

フレーズをコピーする(Copy)

パラメーター 設定値 説明Src Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、TEMPO、PTN001 ~ 100

コピー元のトラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16、ビート・トラック、テンポ・トラックTRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックTEMPO:テンポ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 コピーする演奏データのMIDI チャンネル

ALL:すべてのMIDIチャンネルの演奏データをコピーCh 1~ 16:指定したMIDI チャンネルの演奏データのみをコピー※ Src Track/Patternに「TEMPO」を選んで

いるとき、Status に「System Exclusive」、「Tune Request」、「Pattern Call」のいずれかを選んでいるときは設定できません。

Src Measure 0001~ コピー元の小節の範囲

For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Dst Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、TEMPO、PTN001 ~ 100

コピー先のフレーズ・トラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16、ビート・トラック、テンポ・トラックTRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックTEMPO:テンポ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン※ Src Track/Patternに「ALL」を選んでいる

場合は、「ALL」か「PTN001 ~ PTN100」から選びます。このとき「PTN001 ~PTN100」を選ぶと、16個のフレーズ・トラックのデータがまとまってコピーされます。

※ Src Track/Patternに「TEMPO」を選んでいる場合は、Dst Track/Patternには「TEMPO」のみ選べます。

Dst Measure 0001~ END コピー先の小節コピー先をソングの最終小節にしたいときは「END」にします。

Copy Mode MIX、REPLACE コピー先の演奏データを残すかどうかの設定

MIX:コピー先にある演奏データに重ねてコピーします。REPLACE:コピー先にある演奏データを消してコピーします。ただし、Ch/Part で指定したMIDI チャンネル以外の演奏データはそのまま残ります。

Copy Times 1 ~ 999 コピー回数コピー先に複数回続けてコピーする場合、回数を指定します。

Status ALL、Note、Poly Aftertouch、Control Change、Program Change、Channel Aftertouch、Pitch Bend、System Exclusive、Tune Request、Pattern Call

コピーする演奏データ※ Src Track/

Pattern に「TEMPO」を選んでいるときは設定できません。

Status が「Note」か「Poly Aftertouch」のときRange Min 0(C -)~127(G9) コピーする音域

(ノート・ナンバーの下限/上限)

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

Status が「Control Change」のときRange Min 0 ~ 127 コピーするコント

ローラー・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

Status が「Program Change」のとき

Range Min 1 ~ 128 コピーするプログラム・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

パラメーター 設定値 説明

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Page 138: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 138 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指定した位置に空白小節を挿入します。挿入する空白小節は拍子を設定できるので、ソングの途中に変拍子のフレーズを入れるときに使うと便利です。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Insert_70

指定した範囲のノートを移調します。ソングが途中で転調するときや、ソング全体を移調するときに使います。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Transpose2_70

空白小節を挿入する(Insert)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、TEMPO、PTN001 ~ 100

小節を挿入するトラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16、ビート・トラック、テンポ・トラックTRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックTEMPO:テンポ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Measure 0001~ END 小節を挿入する位置For 1 ~ 挿入する小節数Beat 分子:1~ 32

分母:2、4、8、16通常、挿入する空白小節の拍子は直前の小節の拍子になります。挿入する小節の拍子を変えたいときは設定します。※ Track/Pattern

が「TRK ALL」のときのみ設定できます。

移調する(Transpose)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

移調するフレーズ・トラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 移調するノートのMIDIチャンネル

ALL:すべてのMIDI チャンネルのノートを移調Ch 1~ 16:指定したMIDI チャンネルのノートのみを移調

Measure 0001~ 移調する小節の範囲For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Range Min 0(C -)~127(G9)

移調する音域(ノート・ナンバーの下限/上限)

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

Bias -127 ~ +127 移調する量(半音単位)

ベース音を1オクターブ下げたいときは ...

ベースの演奏が楽譜に記載されている音より 1オクターブ高くなってしまった場合は、トランスポーズで 1オクターブ下げます。

ベースの音を 1オクターブ下げるには、Range Min をベース・パートの最低音、Range Max を最高音、Biasを「-12」にします。

打楽器音を変えるには ...

ドラム/パーカッション演奏の中で打楽器音を変えたいときに、トランスポーズを利用できます。

例えばコンガの音をタムの音に変えるとします。コンガはD4キー、タムはC3 キーに割り当てられていた場合、Range Minと Range Max を「D4」、Bias を「-14」にします。

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Page 139: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 139 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指定した範囲の鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)を変更します。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.ChangeVelo_70

指定した範囲の演奏データのMIDI チャンネルを別のMIDI チャンネルに変えます。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.ChangeCh_70

ベロシティー(音量)を変える(Change Velocity)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

ベロシティーを変更するフレーズ・トラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 ベロシティーを変更するノートのMIDIチャンネル

ALL:すべてのMIDIチャンネルのノートのベロシティーを変更Ch 1~ 16:指定したMIDI チャンネルのノートのベロシティーのみを変更

Measure 0001~ ベロシティーを変更する小節の範囲

Forを「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Bias -99 ~ +99 全体的なベロシティーの変更量

Magnify 0 ~ 200% ベロシティーのばらつきを変更する度合い

ソングの抑揚を抑えたいときは「99%」以下に、抑揚を大きく付けたいときは「101%」以上にします。「100%」にすると変化しません。

Range Min 0(C -)~127(G9)

ベロシティーを変更する音域(ノート・ナンバーの下限/上限)

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

MIDI チャンネルを変える(Change Channel)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

MIDI チャンネルを変更するフレーズ・トラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Measure 0001~ MIDI チャンネルを変更する小節の範囲

For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Status ALL、Note、Poly Aftertouch、Control Change、Program Change、Channel Aftertouch、Pitch Bend

MIDI チャンネルを変更する演奏データ

Status が「Note」か「Poly Aftertouch」のとき

Range Min 0(C -)~127(G9)

コピーする音域(ノート・ナンバーの下限/上限)

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

Status が「Control Change」のとき

Range Min 0 ~ 127 コピーするコントローラー・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

Status が「Program Change」のとき

Range Min 1 ~ 128 コピーするプログラム・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

Src Channel ALL、Ch 1~ 16 変更元のMIDI チャンネル

Dst Channel Ch 1 ~ 16 変更先のMIDI チャンネル

Src Channelを「ALL」にすると、すべてのMIDI チャンネルの演奏データがDst Channelにまとまります。

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Page 140: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 140 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指定した範囲のノートのデュレーション(ノート・オンからノート・オフまでの時間)を変更します。変更のしかたによって、スタッカートやテヌート気味に演奏するようにできます。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.ChangeDur_70

2 つのフレーズ・トラックまたはパターンの演奏データを片方にまとめます。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Merge_70

音符の長さを変える(Change Duration)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

デュレーションを変更するフレーズ・トラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 デュレーションを変更するノートのMIDIチャンネル

ALL:すべてのMIDIチャンネルのノートのデュレーションを変更Ch 1~ 16:指定したMIDI チャンネルのノートのデュレーションのみを変更

Measure 0001~ デュレーションを変更する小節の範囲

Forを「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Bias -4800 ~ 4800 全体のデュレーションを一定時間長くしたり短くしたりする量

Magnify 0 ~ 200% デュレーションの変化を大きくしたり小さくしたりする度合い「100%」で変化なし、「101%」以上で変化が大きくなり、「99%」以下で変化が小さくなります。デュレーションを半分にしたいときは「50%」、2倍にしたいときは「200%」にします。

Range Min 0(C -)~127(G9)

デュレーションを変更する音域(ノート・ナンバーの下限/上限)

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

2つのフレーズ・トラックやパターンを1つにまとめる(Merge)

パラメーター 設定値 説明Src Track/Pattern

TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

マージするフレーズ・トラックまたはパターン

TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン※ マージ実行後、こちらのトラック/パターン

には演奏データが残りません。Dst Track/Pattern

TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

マージ先のフレーズ・トラックまたはパターン

TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン※ マージ実行後、こちらのトラック/パターン

に演奏データがまとまります。

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Page 141: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 141 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指定した範囲の演奏データを抜き出し、他のフレーズ・トラックやパターンの同じ位置に移動します。また、スタンダードMIDI ファイルのフォーマット 0のように、1つのフレーズ・トラックに複数のMIDI チャンネルの演奏データが記録されている場合、1つのフレーズ・トラックに 1つのMIDI チャンネルを振り分けることもできます。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Extract_70

特定の演奏データを抜き出して移動する(Extract)

パラメーター 設定値 説明Src Track/Pattern

TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

演奏データを抜き出すフレーズ・トラックまたはパターン

TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン※ エクストラクト実行後、抜き出した演奏デー

タはこちらには残りません。Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 エクストラクトする演

奏データのMIDI チャンネル

ALL:すべてのMIDIチャンネルの演奏データをエクストラクトCh 1~ 16:指定したMIDI チャンネルの演奏データのみをエクストラクト※ Status に「System Exclusive」、「Tune

Request」、「Pattern Call」のいずれかを選んでいるときは設定できません。

Measure 0001~ 演奏データを抜き出す小節の範囲

For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Dst Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

移動先のフレーズ・トラックまたはパターン

TRK ALL:MIDI チャンネルごとに演奏データをフレーズ・トラック 1~ 16に振り分けます。TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

ExtractMode

MIX、REPLACE 移動先の演奏データを残すかどうかの設定

MIX:移動先にある演奏データと、抜き出した演奏データをまとめます。REPLACE:移動先にある演奏データを消して、抜き出した演奏データに置き換えます。ただし、Ch/Part で指定したMIDI チャンネル以外の演奏データはそのまま残ります。

Status ALL、Note、Poly Aftertouch、Control Change、Program Change、Channel Aftertouch、Pitch Bend、System Exclusive、Tune Request、Pattern Call

エクストラクトする演奏データ

Status が「Note」か「Poly Aftertouch」のときRange Min 0(C -)~

127(G9)エクストラクトする音域(ノート・ナンバーの下限/上限)

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

Status が「Control Change」のときRange Min 0 ~ 127 エクストラクトするコ

ントローラー・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

Status が「Program Change」のときRange Min 1 ~ 128 エクストラクトするプ

ログラム・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

パラメーター 設定値 説明

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Page 142: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 142 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指定した範囲の演奏データのタイミングをティック単位で前後に移動します。演奏データを少し移動することで、つっこんだ感じやもたった感じの演奏にすることができます。

※ シフト・クロックの結果、ソングの先頭よりも前になるデータがある場合はソングの先頭に動かされます。ソングの終わりよりも後ろになるデータがある場合は、必要な分だけ小節が追加されます。追加された小節の拍子は、直前の小節と同じになります。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.ShiftClock_70

演奏データを前後に移動する(Shift Clock)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、TEMPO、PTN001 ~ 100

演奏データを移動するトラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16、ビート・トラック、テンポ・トラックTRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックTEMPO:テンポ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 演奏データを移動するノートのMIDI チャンネル

ALL:すべてのMIDIチャンネルの演奏データを移動Ch 1~ 16:指定したMIDI チャンネルの演奏データのみを移動※ Track/Pattern に「TEMPO」を選んでいる

とき、Status に「System Exclusive」、「Tune Request」、「Pattern Call」のいずれかを選んでいるときは設定できません。

Measure 0001~ 演奏データを移動する小節の範囲

For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Bias -4800 ~ 4800 演奏データの移動量(ティック数)

Status ALL、Note、Poly Aftertouch、Control Change、Program Change、Channel Aftertouch、Pitch Bend、System Exclusive、Tune Request、Pattern Call

移動する演奏データ※ Track/Patternに「TEMPO」を選んでいるときは設定できません。

Status が「Note」か「Poly Aftertouch」のとき

Range Min 0(C -)~127(G9)

移動する音域(ノート・ナンバーの下限/上限)鍵盤で指定することもできます。

Range Max

Status が「Control Change」のとき

Range Min 0 ~ 127 移動するコントローラー・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

Status が「Program Change」のとき

Range Min 1 ~ 128 移動するプログラム・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

パラメーター 設定値 説明

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Page 143: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 143 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ピッチ・ベンドやエクスプレッションなどの連続的に値を変化させるデータを、聴感上では気にならない程度に間引いてデータ量を減らし、シーケンサーで扱えるメモリー量を増やします。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.DataThin_70

フレーズ・トラックまたはパターンをまるごと入れ替えます。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Exchange_70

TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラック

PTN001~ 100:指定したパターン

ソングの再生時間を計測したり、指定した時間でソングを再生できるようにテンポ・トラックのデータを変更したりします。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.TimeFit_70

※ Time Original:現時点での再生時間

演奏データの間引きをする(Data Thin)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK ALL、TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

演奏データを間引くフレーズ・トラックまたはパターン

TRK ALL:フレーズ・トラック 1~ 16TRK 1 ~ 16:指定したフレーズ・トラックPTN001~ 100:指定したパターン

Ch/Part ALL、Ch 1~ 16 演奏データを間引くMIDI チャンネル

ALL:すべてのMIDIチャンネルの演奏データを間引くCh 1~ 16:指定したMIDI チャンネルの演奏データのみを間引く

Measure 0001~ 演奏データを間引く小節の範囲

For を「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Data ThinValue

0 ~ 99 変化の激しい演奏データを間引きたいときは大きな値にします。

Data ThinTime

1 ~ 999 ゆっくり変化する演奏データを間引きたいときは大きな値にします。

Status ALL、Poly Aftertouch、Control Change、Channel Aftertouch、Pitch Bend

間引きする演奏データ

Status が「Poly Aftertouch」のとき

Range Min 0(C -)~ 127(G9)

間引きするノート・ナンバーの下限/上限

鍵盤で指定することもできます。

Range Max

Status が「Control Change」のとき

Range Min 0 ~ 127 間引きするコントローラー・ナンバーの最小値/最大値

Range Max

2つのフレーズ・トラックやパターンを入れ替える(Exchange)

ソングの再生時間を調節する(Time Fit)

パラメーター 設定値 説明Measure 0001~ 再生時間を計測/調節する小節

の範囲Forを「ALL」にすると、すべての小節が指定されます。

For 1 ~ ALL

Time H/M/S - 再生時間左から順に「時:分:秒」となります。

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Page 144: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 144 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

コピーやマージなどを行っているうちに、フレーズ・トラックやパターンの先頭に不要な空白小節ができることがあります。トランケートでは、指定したフレーズ・トラックまたはパターンの先頭から最初のノート・オンまでの無音部分を削除します。

※ 他の演奏データ(プログラム・チェンジやコントロール・チェンジなど)が、指定したフレーズ・トラックまたはパターンの先頭から最初のノート・オンまでの間に記録されている場合は、種類ごとに最後のデータだけがノート・オンの前に置かれます。

設定のしかたについては、トラック・エディットの基本操作(P.133)をご覧ください。

fig.Truncate2_70

Track/Patternの下には、指定したトラック/パターンの先頭位置と最初のノート・オンの位置が表示されます。

マイクロ・エディットでは、ソングに記録されているMIDI メッセージやテンポ情報などの演奏データを 1つずつ編集します。

※ ソングを編集するときは、そのソングをテンポラリー・エリアに読み込んでから編集します(P.131)。

ソングに記録されている演奏データを確認するにはMICROSCOPE画面にします。1行ごとに、演奏データが記録されている位置(小節-拍-ティック)と、その位置に記録されている演奏データが表示されます。

1. 演奏データを確認/編集したいソングを読み込みます(P.131)。

2. [F4(MICRO)]を押します。MICROSCOPE 画面が表示されます。

を押すと演奏データが確認できます。fig.Microscope.j

※[PAGE]を押すと、画面を切り替えることができます。fig.Microscope2_70

3. [F5(TRK/CH)]を押します。Track/Ch Select ウィンドウが開きます。

fig.TrackSelect_70

パターンを編集する場合は、[PATTERN]を押して点灯させます。

4. を押してカーソルを「Track」に合わせ、演奏データを確

認/編集したいトラックまたはパターンを選びます。

TRACK 1 ~ TRACK16: 指定したフレーズ・トラック

TEMPO: テンポ・トラック

BEAT: ビート・トラック

PTN001~ PTN100: 指定したパターン(パターン・モードのとき)

空白小節を削除する(Truncate)

パラメーター 設定値 説明Track/Pattern

TRK 1~ 16、PTN001 ~ 100

空白小節を削除するフレーズ・トラックまたはパターン

TRK 1-16:指定したフレーズ・トラックPTN001 ~ 100:指定したパターン

演奏データを1つずつ編集する(マイクロ・エディット)

演奏データを変更する(MICROSCOPEの基本操作)

演奏データの位置(小節-拍-ティック)

MIDIチャンネル カーソル位置のパラメーター情報を表示します

トラックまたはパターンを選びます

演奏データ

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ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 145 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

各演奏データについての説明は、次の「フレーズ・トラック/パターンで扱う演奏データ」をご覧ください。

5. を押してカーソルを「Ch/Part」に合わせ、表示する演奏

データのMIDIチャンネルを選びます。

6. [F6(CLOSE)]を押して Track/Ch Select ウィンドウを閉じます。

7. か VALUE ダイヤルで、変更する演奏データを選びま

す。

8. を押して、変更するパラメーターを選びます。

9. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を変更します。

ノートまたはポリフォニック・アフタータッチの音名(NoteNumber)、およびノートのオン・ベロシティー/オフ・ベロシティーを変更するときは、鍵盤で指定することもできます。

• [ENTER]を押すと、現在「 」が表示されている演奏デー

タをMIDI OUTコネクターから送信します。ノート・メッセージの場合は、[ENTER]を押すと音が鳴ります。

システム・エクスクルーシブ・メッセージを変更するときは、次の「システム・エクスクルーシブ・メッセージの変更」をご覧ください。

10.MICROSCOPE画面を閉じるには[EXIT]を押します。

システム・エクスクルーシブ・メッセージの変更

1. か VALUE ダイヤルで、変更するシステム・エクスク

ルーシブ・メッセージを選びます。

2. を押します。

System Exclusive Edit 画面が表示されます。fig.SysExEdit_70

3. [CURSOR]を押して、変更するデータにカーソルを合わせます。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で値を変更します。

• 「F0」から「F7」の間にデータを追加するときは、追加する位

置にカーソルを移動してから[F3(INS)]を押します。「00」が入力されるので、入力したい値に変更します。

• データを削除するときは、削除するデータにカーソルを合わせ

て[F2(DEL)]を押します。

5. 変更が終わったら[F6(EXEC)]を押して、システム・エクスクルーシブ・メッセージの値を確定します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

システム・エクスクルーシブ・メッセージの変更を中止して、MICROSCOPE 画面に戻したいときは[EXIT]を押します。

• ローランドのタイプ IV のシステム・エクスクルーシブ・メッ

セージであれば、値を確定するときに自動的にチェックサムを計算することができます。自動計算させたくない場合は[F1(AT SUM)]を押してチェック・マーク( ✔)を外します。

• [F4(TEST)]を押すと、変更中のシステム・エクスクルーシ

ブ・メッセージをMIDI OUTコネクターから送信します。

フレーズ・トラックまたはパターンには、以下の 9種類の演奏データが記録されます。各演奏データの一番左には演奏データが記録されている位置(小節-拍-ティック)が表示され、その隣にはMIDIチャンネル・ナンバーが表示されます。

Note(ノート、 �)音符を表します。パラメーターは左から順に、音名を表すノート・ナンバー(Note Number)、鍵盤を押したときの強さを決めるオン・ベロシティー(On Velocity)、音符の長さを決めるデュレーション(Duration)、鍵盤を離したときの速さを決めるオフ・ベロシティー(Off Velocity)です。

Program Change(プログラム・チェンジ)

音色を切り替えます。プログラム・ナンバー(PC#)で音色を選びます。

Control Change(コントロール・チェンジ)

モジュレーションやエクスプレッションなど、さまざまな効果をかけます。コントローラー・ナンバー(CC#)で機能を選び、バリュー(Value)でかかり具合を決めます。

Pitch Bend(ピッチ・ベンド)

ピッチを変えます。バリュー(Value)でピッチの変化幅を決めます。

Poly Aftertouch(ポリフォニック・アフタータッチ)

キーごとにアフタータッチをかけます。パラメーターは左から順に、キーを指定するノート・ナンバー(Note Number)、かけ具合を決めるバリュー(Value)です。

Channel Aftertouch(チャンネル・アフタータッチ)

MIDI チャンネルごとにアフタータッチをかけます。パラメーターは、バリュー(Value)でかけ具合を決めます。

Tune Request(チューン・リクエスト)

アナログ・シンセサイザーをチューニングするMIDI メッセージです。

フレーズ・トラック/パターンで扱う演奏データ

145

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ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 146 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

System Exclusive(システム・エクスクルーシブ・メッセージ)

音色や音質など、Fantom-Xa 独自の設定をします。「F0」と「F7」の間にデータを入力します。

Pattern Call(パターン・コール・メッセージ)

パターンを再生させます。ナンバー(Number)でパターン・ナンバーを選びます。( )にはパターン・ネームが表示されます。

• パターン・コール・メッセージで呼び出したパターンがソング

の最終小節を超える場合、パターンの再生は途中で中断されます。

• 1 つのフレーズ・トラックからパターン・コール・メッセージ

によって同時に再生できるパターンは 1つです。したがって、パターンの最後まで再生される前に次のパターン・コール・メッセージが記録されていた場合、それまで再生されていたパターンは中断され、次のパターンが再生されます。また、同じ位置に複数のパターン・コール・メッセージが記録されているときは、MICROSCOPE 画面で最後に表示されているものが再生されます。

• パターンにパターン・コール・メッセージを記録することはで

きますが、再生されません。パターンに別のパターンのデータを記録したいときは、トラック・エディットでコピーを行ってください(P.137)。

テンポ・トラックにはソングのテンポ情報が記録されています。

Tempo Change(テンポ・チェンジ)

テンポを決めます。ソングはこのテンポ・チェンジのバリュー(Value)にしたがって再生されます。

「 �= **」に表示されている値は、実際にソングを再生するテンポ

(演奏テンポ)で、各モードのPLAY 画面でのみ変更することができます。

※ テンポ・チェンジの値と演奏テンポが異なるときは、一時的に演奏テンポが変えられたことを表します。つまり、テンポ・チェンジの値は書き替えられていないので、別のソングに切り替えたり電源を切ったりすると、この設定は失われてしまいます。次回もこのテンポで再生したい場合は、ソングを保存し直します。テンポ・チェンジの値が演奏テンポと等しくなるように書き替えられます。

ビート・トラックには拍子が記録されています。

Beat Change(ビート・チェンジ)

拍子(Beat)を決めます。

フレーズ・トラックやパターンには多くの演奏データが記録されているので、ディスプレイが見づらくなります。そこで、指定した演奏データだけを画面に表示することができます。特定の演奏データだけを確認したり、変更したりするときにこの機能を使うと便利です。

1. MICROSCOPE画面を表示させます。

2. [F6(VIEW SEL)]を押します。View Select ウィンドウが開きます。

fig.ViewSelect_70

3. [CURSOR]を押して、表示させる演奏データを選びます。

4. [INC][DEC]を押して切り替えます。チェック・マーク( ✔)を付けると表示され、マークを外すと

表示されません。

• [F4(ALL ON)]:すべての演奏データを表示

• [F5(ALL OFF)]:すべての演奏データを非表示

5. [F6(CLOSE)]を押して View Select ウィンドウを閉じます。

テンポ・トラックで扱うデータ

ビート・トラックで扱うデータ

演奏データを整理して表示する(View Select)

Note System Exclusive Poly AftertouchProgram Change Pitch Bend Channel AftertouchControl Change Pattern Call Tune RequestCC Select

表示させるコントローラー・ナンバーを指定します。

146

Page 147: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 147 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

フレーズ・トラック/パターンの任意の位置に、新しく演奏データを挿入します。

挿入する演奏データについて詳しくは、フレーズ・トラック/パターンで扱う演奏データ(P.145)をご覧ください。

1. 演奏データを挿入したいトラックまたはパターンの

MICROSCOPE画面を表示させます(P.144)。

2. [F1(CREATE)]を押します。

Create Event ウィンドウが開きます。fig.CreateEvent_70

3. を押して挿入するデータを選びます。

4. [F6(EXEC)]を押して演奏データを挿入します。挿入されたデータのパラメーターには初期値が設定されているので、必要に応じて変更します。

実行後の結果が気に入らない場合、[EXIT]を押してMICROSCOPE 画面を閉じてから[ERASE/UNDO]を押すと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

演奏データが存在している位置から、その演奏データだけを消去します。テンポ・トラックやビート・トラックに記録されているデータも同様に消去できます。

※ テンポ・トラックの先頭にあるテンポ・チェンジ、ビート・トラックの先頭にあるビート・チェンジとパターン・ビートは消去できません。

1. 演奏データを消去したいトラックまたはパターンの

MICROSCOPE画面を表示させます(P.144)。

2. を押して、消去したいデータにカーソルを合わせま

す。

3. [SHIFT]を押しながら[F6(ERASE)]を押して消去します。

※ MICROSCOPE 画面で[ERASE/UNDO]を押して演奏データを消去することもできます。

実行後の結果が気に入らない場合、[EXIT]を押してMICROSCOPE 画面を閉じてから[ERASE/UNDO]を押すと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

演奏データが存在している位置から、その演奏データだけを移動させます。テンポ・トラックやビート・トラックに記録されているデータも同様に移動できます。

※ テンポ・トラックの先頭にあるテンポ・チェンジ、ビート・トラックの先頭にあるビート・チェンジとキー・シグネイチャー、パターン・ビートは移動できません。

1. 演奏データを移動したいトラックまたはパターンのMICROSCOPE画面を表示させます(P.144)。

2. を押して、移動したいデータにカーソルを合わせま

す。

3. [F2(MOVE)]を押します。

Move Eventウィンドウが開きます。fig.MoveEvent_70

4. を押して、カーソルを「Meas(小節)」、「Bt(拍)」、

「Tick(ティック)」のそれぞれに合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で移動先の位置を指定します。

6. [F6(EXEC)]を押して移動させます。

実行後の結果が気に入らない場合、[EXIT]を押してMICROSCOPE 画面を閉じてから[ERASE/UNDO]を押すと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

演奏データを挿入する(Create)

演奏データを消去する(Erase)

演奏データを移動する(Move)

147

Page 148: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 148 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

演奏データを指定した位置にコピーします。同じ演奏データを何度も使用するときに便利です。テンポ・トラックやビート・トラックに記録されているデータも同様にコピーできます。

1. 演奏データをコピーしたいトラックまたはパターンの

MICROSCOPE画面を表示させます(P.144)。

2. を押して、コピーしたいデータにカーソルを合わせま

す。

3. [F3(COPY)]を押します。

4. [F4(PLACE)]を押します。Place Event ウィンドウが開きます。

fig.PlaceEvent_70

5. を押して、カーソルを「Meas(小節)」、「Bt(拍)」、

「Tick(ティック)」のそれぞれに合わせます。

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]でコピー先の位置を指定し

ます。

7. [F6(EXEC)]を押してコピーします。

実行後の結果が気に入らない場合、[EXIT]を押してMICROSCOPE 画面を閉じてから[ERASE/UNDO]を押すと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

ソングの途中でテンポを変えるときは、テンポ・トラックに新たにテンポ・チェンジを挿入します。テンポ・チェンジを挿入した位置以降は、そのテンポでソングが再生されます。

※ ただし、リタルダンドやアッチェレランドのようにテンポを少しずつ変えたいときは、テンポ・レコーディングを行うと便利です(P.125)。

※ ソング全体を速くしたり、遅くしたいときは、各PLAY画面で演奏テンポを変更します。

1. MICROSCOPE画面で[F5(TRK/CH)]を押します。

2. を押してカーソルを「Track」に合わせます。

3. 「Track」に「TEMPO」を選び、[F6(CLOSE)]を押します。

4. [F1(CREATE)]を押します。Create Eventウィンドウが開きます。

fig.TempoChange_70

5. [F6(EXEC)]を押します。Create Positionウィンドウが開きます。

fig.CreatePosi_70

6. を押して、カーソルを「Meas(小節)」、「Bt(拍)」、

「Tick(ティック)」のそれぞれに合わせます。

7. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で挿入先の位置を指定します。

8. [F6(EXEC)]を押してテンポ・チェンジを挿入します。

9. 挿入されたテンポ・チェンジには初期値が設定されているので、値を変更します。

実行後の結果が気に入らない場合、[EXIT]を押してMICROSCOPE 画面を閉じてから[ERASE/UNDO]を押すと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

演奏データをコピーする(Copy) ソングの途中でテンポを変える

148

Page 149: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングを編集する

Fantom-Xa_j.book 149 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングの途中で拍子を変えるときは、ビート・トラックに新たにビート・チェンジを挿入します。ビート・チェンジを挿入した小節以降は、その拍子でソングが再生されます。

1. MICROSCOPE画面で[F5(TRK/CH)]を押します。

2. を押してカーソルを「Track」に合わせます。

3. 「Track」に「BEAT」を選び、[F6(CLOSE)]を押します。

4. [F1(CREATE)]を押します。Create Event ウィンドウが開きます。

fig.BeatChange_70

5. [F6(EXEC)]を押します。Create Position ウィンドウが開きます。

fig.CreatePosi_70

6. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で挿入先の小節を指定しま

す。

7. [F6(EXEC)]を押してビート・チェンジを挿入します。

8. 挿入されたビート・チェンジには初期値が設定されているの

で、値を変更します。

実行後の結果が気に入らない場合、[EXIT]を押してMICROSCOPE 画面を閉じてから[ERASE/UNDO]を押すと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。アンドゥ実行後にもう一度[ERASE/UNDO]を押すとリドゥ(アンドゥ実行前の状態に戻す)が実行されます。

小節の途中で拍子を変えることはできません。必ず小節の先頭で拍子を変えるようにしてください。

• ビート・トラックの拍子とパターン・ビート(P.123)の設定

が異なるときは、ビート・トラックの設定にしたがいます。例えば、4分の 4拍子のソングの途中に 4分の 3拍子のパターンが割り当てられた場合、パターンは他のフレーズ・トラックとずれてしまいます。正しく再生するには、ビート・トラックに4分の 3拍子のビート・チェンジを挿入します。拍子を 4分の4拍子に戻すときは、パターンの最終小節の次の小節に 4分の4拍子のビート・チェンジを挿入します。

ソングの最終小節の後で拍子を変えたいときや、ソングの長さを変えてもよいときは、トラック・エディットのインサート機能を使うと便利です(P.138)。

ソングに名前を付けます。このソング・ネームは、ソングをユーザー・メモリーやメモリー・カードに保存するときに付けるファイル・ネームとは別のものです。必ずしも付ける必要はありませんが、ソング・ネームは 15文字まで設定できるので、タイトルや覚え書きなどを記録しておくとソングを整理するときに便利です。

※ 市販のスタンダードMIDI ファイルの中にはコピーライト(著作権)が記録されているものがあります。このようなソングにソング・ネームを付けたり、変更したりすることはできません。

1. SONG EDIT画面にして、ソング・ネームを付けたいソングを読み込みます(P.131)。

2. [F3(UTILITY)]を押します。Song Utility Menuウィンドウが開きます。

3. [F1(SONG NAME)]を押します。

SONG NAME 画面が表示されます。fig.SongName_70

4. ソングに名前を付けます(15 文字以内)。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

5. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ソングの途中で拍子を変える ソングに名前を付ける(ソング・ネーム)

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Page 150: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

15

Fantom-Xa_j.book 150 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ソングの保存/読み込み(Save/Load)

録音したソングはいったんテンポラリー・エリアに記録されます。テンポラリー・エリアにあるソングは電源を切ったり、別のソングを読み込んだりすると消えてしまいます。このソングを残しておくためには、ユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保存する必要があります。

また逆に、ソングを編集(P.131)する時は、ソングをテンポラリー・エリアに読み込んでから編集します。

1. [SHIFT]を押しながら[WRITE]を押します。SAVE/LOAD MENU 画面が表示されます。

fig.SaveLoadMenu_70

2. [F1]~[F3]を押して、ソングの保存形式を選びます。

• Save Song+Smpls:

テンポラリー・ソングをMRC Proソング形式で保存します。ソングには拡張子「.SVQ」が自動的に付きます。また、ソングにはテンポラリー・エリアのデータが含まれています。サンプル・メモリーにあるすべてのサンプルも保存します。

• Save Song:

テンポラリー・ソングをMRC Proソング形式で保存します。ソングには拡張子「.SVQ」が自動的に付きます。また、ソングにはテンポラリー・エリアのデータが含まれています。

• Save all Samples:

サンプル・メモリーにあるすべてのサンプルを保存します。

シーケンサーのデータと一緒に、その時使用しているパフォーマンス/パッチ/システム・セットアップの内容も保存します。

ソングと一緒に保存されるパフォーマンス/パッチはソングを再現するための専用データで、ユーザー・パフォーマンスやユーザー・パッチとは別のものです。

※ もし、ほかのソングで使ったり、ソングとは関係なく単独で使用したいときは、いったんユーザー・エリアに保存してください。

※ マスタリング・エフェクトの設定は、ソングの保存内容に含まれません。ソング保存時の演奏を完全に再現するには、マスタリングの設定を別途確認してください。

システム・セットアップに含まれるパラメーター

• 音源のモード(パッチ/パフォーマンス)とパッチ/パフォー

マンス番号

• MFX1 ~ 3、コーラス、リバーブのオン/オフ

• パッチ・モードのコーラス/リバーブが、鍵盤/パッドのどち

らの音色設定を使うかの選択

• トランスポーズとオクターブ・シフト値

• D ビームでコントロールする機能の選択

• ARPEGGIO画面の全設定とアルペジオのオン/オフ

• RHYTHM GROUP 画面の全設定とリズム・パターン機能のオ

ン/オフ

• CHORD MEMORY 画面の全設定とコード・メモリー機能のオ

ン/オフ

• ベンダー、モジュレーション、Dビーム、つまみを鍵盤/パッ

ドのどちらで使うかの選択

テンポラリー・ソング、サンプル・メモリーにあるすべてのサンプル、現在の音源の設定を保存します。

1. SAVE/LOAD MENU 画面で[F1]を押します。

SONG FILE NAME画面が表示されます。fig.SongFileName_70

2. ソングにファイル名を付けます(8 文字以内)。ソングには拡張子「.SVQ」が自動的に付きます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

ソング・ファイル名には、小文字と一部の記号(空白、" * + , ./ : ; < = > ? [ ¥ ] ¦)は使えません。

3. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。

SAVE SONG画面が表示されます。fig.SaveSong_70

4. [F1(USER)](ユーザー・メモリー)か[F2(CARD)](メモリー・カード)を押して保存先を選びます。

5. [F6(SAVE)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ソングの保存(Save)

基本操作

保存形式 ボタン ソング 全サンプル

Save Song+Smpls [F1] ○ ○Save Song [F2] ○ -Save all Samples [F3] - ○

ソングと一緒に保存される内容

ソングとサンプルを保存する(Save Song+Smpls)

0

Page 151: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングの保存/読み込み(Save/Load)

Fantom-Xa_j.book 151 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

サンプルは、サンプル・リスト内の同バンクの同番号に自動的に上書き保存されます。また、ユーザー・メモリーやメモリー・カードの各「ROLAND/SMPL」フォルダに「smpl****.wav (aif)」というファイル名で保存されます。ファイル名の番号は、サンプル・リストの番号に対応しています。

テンポラリー・ソングと現在の音源の設定を保存します。

1. SAVE/LOAD MENU 画面で[F2]を押します。

SONG FILE NAME 画面が表示されます。fig.SongFileName_70

2. ソングにファイル名を付けます(8 文字以内)。ソングには拡張

子「.SVQ」が自動的に付きます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

ソング・ファイル名には、小文字と一部の記号(空白、" * + , ./ : ; < = > ? [ ¥ ] ¦)は使えません。

3. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。SAVE SONG画面が表示されます。

fig.SaveSong_70

4. [F1(USER)](ユーザー・メモリー)か[F2(CARD)](メモリー・カード)を押して保存先を選びます。

5. [F6(SAVE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

サンプル・メモリー上のすべてのサンプルをユーザー・メモリーやメモリー・カードに保存します。

1. SAVE/LOAD MENU 画面で[F3]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

2. [F6(EXEC)]を押して保存します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

サンプルは、サンプル・リスト内の同バンクの同番号に自動的に上書き保存されます。

ソングを保存する(Save Song)

ファイル・ネームとソング・ネーム

MRC ProソングまたはスタンダードMIDI ファイルには、ファイル・ネームの他にソング・ネームがあります。ファイル・ネームはファイルを認識するための名前で、保存するときに必ず付けなければなりません。ファイル・ネームでソングの種類を分類するような名前を付け、ソング・ネームでタイトルを付ける、というように使い分けると、ソングを整理するときに便利です。

ソング・ネームはSONG NAME画面(P.149)で付けます。

ユーザー・エリアやメモリー・カードにすでにあるファイル・ネームと同じファイル・ネームを付けて保存しようとすると、「File "****" Already Exists! Overwrite Sure?」(ファイル「****」はすでに存在しています。上書きしてもよいですか?)と確認を求めるメッセージが表示されます。上書き保存してもよいときは[F6(EXEC)]を押します。中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

Fantom-Xaでフォーマットしていないメモリー・カードにデータを保存しようとすると、「Unformatted!」(フォーマットされていないメモリー・カードです)というメッセージが表示されます。Fantom-Xaでフォーマットしてください(P.203)。

サンプルを保存する(Save all Samples)

「Save」で保存しても、Fantom-Xa以外のシーケンサーでは再生できません。

Fantom-Xa以外のシーケンサーで再生させるには、ソングをSMFファイルとして保存してください。その場合、正しい音色で再生させるには、対応したバンク・セレクトとプログラム・ナンバーを記録してください。

パフォーマンスの設定はセーブ実行時の状態で保存されます。したがってソングの途中でパフォーマンスを切り替えた場合、録音を終えた状態でそのまま保存すると録音開始時の状態が記録されません。つまり、ソングを最初から再生してもセーブ実行時パフォーマンスの音色で始まります。ソングの途中でパフォーマンスを切り替えたときは、曲の先頭に録音開始時のパフォーマンスに対応したバンク・セレクトとプログラム・ナンバーを記録してください(P.144)。

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ソングの保存/読み込み(Save/Load)

Fantom-Xa_j.book 152 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

テンポラリー・ソングをSMF ファイルに変換して保存します。

1. SONG EDIT 画面で[F3(UTILITY)]を押します。

2. [F5(SAVE AS SMF)]を押します。SAVE AS SMF画面が表示されます。

fig.SaveAsSMF_70

3. ソングにファイル名を付けます。

名前の付けかたについてはP.28 をご覧ください。

ソング・ファイル名には、小文字と一部の記号(空白、" * + , ./ : ; < = > ? [ ¥ ] ¦)は使えません。

4. 名前を付け終えたら[F6(WRITE)]を押します。fig.SaveAsSMF2_70

5. [F1(USER)](ユーザー・メモリー)か[F2(CARD)](メモリー・カード)を押して保存先を選びます。

6. [F3(FMT 0)]か[F4(FMT 1)]を押して保存形式を選びます。

• FMT 0(Format 0):

フォーマット 0のスタンダードMIDI ファイル(1つのフレーズ・トラックにすべての演奏データを保存する)に変換してディスクに保存します。拡張子「.MID」が自動的に付きます。

• FMT 1(Format 1):

フォーマット 1のスタンダードMIDI ファイル(複数のフレーズ・トラックに演奏データを保存する)に変換してディスクに保存します。拡張子「.MID」が自動的に付きます。

7. [F6(SAVE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

8. [F6(EXEC)]を押して保存します。フォーマット 0とフォーマット 1のどちらで保存しても拡張子は「.MID」になります。2つを区別することはできません。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

SMFファイルとして保存する(Save as SMF)

SMF形式で保存するときは、音色のセットアップ情報は保存されません。正しい音色で再生させるためには、対応したバンク・セレクトとプログラム・ナンバーを記録してください(P.144)。

ユーザー・エリアやメモリー・カードにすでにあるファイル・ネームと同じファイル・ネームを付けて保存しようとすると、「File "****" Already Exists! Overwrite Sure?」(ファイル「****」はすでに存在しています。上書きしてもよいですか?)と確認を求めるメッセージが表示されます。上書き保存してもよいときは[F6(EXEC)]を押します。中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

Fantom-Xaでフォーマットしていないメモリー・カードにデータを保存しようとすると、「Unformatted!」(フォーマットされていないメモリー・カードです)というメッセージが表示されます。Fantom-Xa でフォーマットしてください(P.203)。

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Page 153: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ソングの保存/読み込み(Save/Load)

Fantom-Xa_j.book 153 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. [SHIFT]を押しながら[WRITE]を押します。SAVE/LOAD MENU 画面が表示されます。

fig.SaveLoadMenu_70

2. [F4]~[F6]を押して読み込み形式を選びます。

• Load Song+Smpls:

ソングをテンポラリー・エリアに、すべてのサンプルをサンプル・メモリーに読み込みます。

• Load Song:

ソングをテンポラリー・エリアに読み込みます。

• Load all Samples:

すべてのサンプルをサンプル・メモリーに読み込みます。

※ Fantom-Xa で保存したソング(.SVQ)には、音源のテンポラリー・エリアの情報も含まれています。

ソングをテンポラリー・エリアに、すべてのサンプルをサンプル・メモリーに読み込みます。

1. SAVE/LOAD MENU 画面で[F4]を押します。

SONG LIST 画面が表示されます。fig.SongList2_70

※ 上の画面で を押すと、どのタイプのソングを表示させるか設定できます。特定のソング・タイプだけを表示させることができるので、いくつかのソング・タイプが混在しているときに、ファイルを見つけやすくなります。

ALL:すべてのソングを表示

SVQ:SVQ ファイルのみ表示

SMF:スタンダードMIDI ファイルのみ表示

MRC:MRCファイルのみ表示

2. [F1(USER)]か[F2(CARD)]を押して読み込み先を選び、を押してソングを選びます。

3. [F6(LOAD)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

4. [F6(EXEC)]を押して読み込みます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ソングをテンポラリー・エリアに読み込みます。

1. SAVE/LOAD MENU 画面で[F5]を押します。

SONG LIST 画面が表示されます。fig.SongList_70

※ 上の画面で を押すと、どのタイプのソングを表示させるか設定できます。特定のソング・タイプだけを表示させることができるので、いくつかのソング・タイプが混在しているときに、ファイルを見つけやすくなります。

ALL:すべてのソングを表示

SVQ:SVQ ファイルのみ表示

SMF:スタンダードMIDI ファイルのみ表示

MRC:MRC ファイルのみ表示

2. [F1(USER)]か[F2(CARD)]を押して読み込み先を選び、を押してソングを選びます。

3. [F6(LOAD)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

4. [F6(EXEC)]を押して読み込みます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ユーザー・メモリーやメモリー・カードに保存しているすべてのサンプルをサンプル・メモリーに読み込みます。

1. SAVE/LOAD MENU 画面で[F6]を押します。確認のメッセージが表示されます。

2. [F6(EXEC)]を押して読み込みます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ソングの読み込み(Load)

基本操作

読み込み形式 ボタン ソング 全サンプル

Load Song+Smpls [F4] ○ ○Load Song [F5] ○ -Load all Samples [F6] - ○

ソングとサンプルを読み込み(Load Song+Smpls)

ソングを読み込む(Load Song)

サンプルを読み込む(Load all Samples)

153

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15

Fantom-Xa_j.book 154 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

指1本でフレーズを鳴らす(RPS)

パターンを鍵盤やパッドに割り当て、指 1本でそのパターンを呼び出すという機能を RPS(リアルタイム・フレーズ・シーケンス)と呼びます。

例えば、ライブで手弾きできないような複雑なフレーズをあらかじめ鍵盤に割り当てておき、タイミングに合わせて指一本で鳴らすことができます。

また、一度に 8つまでのパターンを再生させることができるので、ドラム、ベース、キーボードなど楽器ごとにパターンを作り、それらを組み合わせて新たなソングを作ることができます。さらに、この演奏を録音することもできるので、フレーズ・サンプリング的な使いかたもできます。fig.RPS.j

RPS 機能を使う前に、まず必要なフレーズをパターンに録音しておきます。録音のしかたについては、演奏をそのまま録音する(リアルタイム・レコーディング)(P.124)またはデータを打ち込む(ステップ・レコーディング)(P.128)をご覧ください。

RPS で再生させるパターンには、ノート・メッセージだけを録音するようにしてください。パターンに大量のMIDI メッセージが記録されていると発音が遅れることがあります。ノート・メッセージ以外のMIDI メッセージは、フレーズ・トラックに記録してください。

鍵盤の各キーにパターンを割り当てたり、パターンの再生のしかたなどを設定します。これらはソングごとに設定でき、MRC Proソング形式で保存すると同時に記録されます。

RPS 機能の設定をするためには、あらかじめソングをテンポラリー・エリアに読み込んでおく必要があります。

1. [SHIFT]を押しながら[RPS]を押します。RPS Setup画面が表示されます。

fig.RPSCommon_70

2. [F1(COMMON)]~[F3(PAD)]と を押してパラ

メーターを選びます。

3. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

4. 設定が終わったら[EXIT]を押して元の画面に戻ります。

フレーズ・トラック2フレーズ・トラック1

フレーズ・トラック15フレーズ・トラック16

パターン・トラック

パターン 1

パターン 2

パターン 99

パターン 100

Song

RPS機能を使う前に

パターンを録音する

RPS機能の設定

4

Page 155: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

指1本でフレーズを鳴らす(RPS)

Fantom-Xa_j.book 155 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

※ Pattern、Playback Mode、Mute Group は各キーごとの設定です。Fantom-Xa は 61鍵ですが、E0 からG9のキーに設定することができます。また、Trigger Quantize、Velocity Sens はソングごとの設定です。

パラメーター 設定値 説明[F1(COMMON)]

Trigger Quantize REAL、BEAT、MEASURE

ソングの再生/録音中にキーが押されたときのパターン再生の始まりかたREAL:キーを押すと同時にパターンが再生されます。BEAT:拍の途中でキーを押すと次の拍からパターンが再生されます。MEASURE:小節の途中でキーを押すと次の小節の先頭からパターンが再生されます。

Velocity Sens OFF、LOW、MID、HIGH

パターンに記録された音量のままで再生するときは「OFF」にします。キーを押した強さによってパターンを再生させる音量を変化させるときは、「LOW」(小)、「MID」(中)、「HIGH」(大)のいずれかに設定します。

[F2(KEY)][F3(PAD)]KBD Note 16(E0)~127(G9) パターンを割り当てるノート

鍵盤を押して指定することもできます。PAD Number PAD 1~ PAD 9 パターンを割り当てるパッド・ナンバー

パッドを押して指定することもできます。Pattern STOP、OFF、

PTN001 ~ PTN100STOP:パターンを止めるためのキー/パッド(ストップ・トリガー)になります。OFF:パターンを割り当てません。PTN001~ PTN100:パターンがキー/パッドに割り当てられます。

パターン・ナンバーの右側に、選んだパターンの名前が表示されます。Playback Mode LOOP1、LOOP2、

ONCEパターンの再生のしかたLOOP1:キーを押している間、パターンを繰り返し再生します。LOOP2:キーを押すとパターンを繰り返し再生します。停止させるときはもう一度同じキーを押すか、ストップ・トリガーのキーを押します。ONCE:キーを押すとパターンを一度だけ再生します。

Mute Group OFF、1~ 31 同じグループのパターンを同時に鳴らさないようにします。例えば、実際の演奏でフィル・インとブリッジが同時に演奏されることはありません。このような状況を再現するために、フィル・インとブリッジは同じミュート・グループのナンバーに設定します。ミュート・グループは 31個まで設定できます。設定しないときは「OFF」にします。

155

Page 156: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

指1本でフレーズを鳴らす(RPS)

Fantom-Xa_j.book 156 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

通常、パターンを単独で再生させるときは、パターンが記録されているソングをテンポラリー・エリアに読み込む必要があります。しかし、RPS 機能を使ってパターンを再生するときはクイック・プレイができます。

1. RPS機能の準備が正しく行われていることを確認します。

2. 演奏したいモードの PLAY 画面にします。

3. [RPS]を押して点灯させます。

RPS を使った演奏ができるようになります。

RPS オンの状態でソングをMRC Pro ソング形式で保存すると、この状態も記憶されます。したがって、このソングを選ぶと常にRPS を使った演奏ができます。

4. SEQUENCER[ ]を押してソングを再生します。

5. パターンを割り当てたキーまたはパッドを押して、パターンを再生します。

パターンの再生を途中で止めたいときは、ストップ・トリガーのキーを押します。また、Playback Modeを「LOOP2」に設定してある場合は、同じキーを押して止めることもできます。

※ 同時に 8つまでのパターンを再生できます。

ソングに合わせてパターンを再生するときや、複数のパターンを同期して再生するときは、必ずソングを再生してください。

• ソングを再生していない状態では、Trigger Quantize の設定に

関わらず、キーを押すと同時にパターンが再生されます。

• パターンはソングの拍子(ビート・トラック)に合わせて再生

されます。しかし、フレーズ・トラックに演奏データが何も記録されていないとソングが再生されないので、パターンを同期して再生させることができません。このようなときはフレーズ・トラックに空白の小節を何小節か挿入し、それをループ・プレイさせます。

RPS 機能を使った演奏も、通常の演奏のようにリアルタイム・レコーディングできます。これにより、手軽にパターンをリミックスしてソングを作ることができます。

RPS 機能を使ってリアルタイム・レコーディングした場合、パターンの演奏はそのまま録音されます。

1. RPS機能の準備が正しく行われていることを確認します。

2. 演奏したいモードの PLAY 画面にします。

3. [RPS]を押して点灯させます。

4. SEQUENCER[ ]を押します。

[ ]のインジケーターが点滅し、Realtime Rec Standbyウィンドウが開きます。このウィンドウでは、リアルタイム・レコーディングに関する色々な設定ができます。

fig.RealRec_70

5. 録音のしかたを設定します。

設定方法について詳しくは、演奏をそのまま録音する(リアルタイム・レコーディング)(P.124)をご覧ください。

6. SEQUENCER[ ]を押します。

Realtime Rec Standby ウィンドウが閉じ、[ ]のインジ

ケーターが点滅から点灯に変わって録音が始まります。

7. パターンを割り当てたキーまたはパッドを押して、パターンを再生します。

パターンの演奏が録音されます。

※ Realtime Rec Standby ウィンドウで、Count In が「WAITNOTE」に設定されていると、パターンを割り当てたキーやストップ・トリガーのキーを押しても録音は始まりません。

8. 録音が終わったら SEQUENCER[ ]を押します。

[ ]のインジケーターが消灯します。

RPS機能を使って演奏する RPS機能を使った演奏を録音する

156

Page 157: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 157 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

エフェクトをかける

各モードでエフェクトをかける場合の操作と設定について説明します。

Fantom-Xa の内蔵エフェクトについて詳しくは、内蔵エフェクトについて(P.22)をご覧ください。

Fantom-Xa の内蔵エフェクトは、全体でオン/オフが切り替えられます。原音を聴きながら音作りをするときや、内蔵エフェクトを使わずに外部エフェクトを使うときは、ここでオフにするとよいでしょう。

※ エフェクト・オン/オフは、Fantom-Xa 全体の設定です。パッチやパフォーマンスごとの設定ではありません。

1. [EFFECTS]を押してROUTING 画面にします。fig.Routing*_70

2. [F6(SWITCH)]を押します。

EFFECT SWITCHウィンドウが開きます。fig.FxSw_70

3. [F1(MFX1)]~[F6(MASTER)]を押して、各エフェクトをオン/オフします。

ボタンを押すたびにオン/オフが切り替わります。

4. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。PLAY 画面に戻ると、以下の部分にオン/オフが表示されています。

fig.FxSw2

1. 各モードで、エフェクトをかける音色を選びます。

2. [EFFECTS]を押して ROUTING画面にします。

3. [F1(ROUTING)]~[F5(MASTER)]を押して、設定するエフェクトを選びます。

fig.FxSetting_70

4. [CURSOR]を押して、変更したいパラメーターにカーソルを合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。

6. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

※ GM グループのパッチのエフェクト設定は変更できません。

エフェクトのオン/オフ

エフェクトの設定のしかた

157

Page 158: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 158 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッチ・モードでは、2つのマルチエフェクト(MFX1、MFX2)と、それぞれ 1つのコーラス、リバーブを使えます。マルチエフェクト 1(MFX1)は、キーボード・パートに割り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定にしたがいます。マルチエフェクト 2(MFX2)はパッド・パートに割り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定にしたがいます。コーラスとリバーブは、それぞれキーボード・パートまたはパッド・パートのいずれか一方に割り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定にしたがいます。

各信号の出力先やレベル、エフェクトに関する全体的な設定を行います。fig.Routing

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

パッチ・モードでエフェクトをかける

出力のしかたの設定(Routing)

パラメーター 設定値 説明Part Select KBD、PAD 設定するパートTone Select(Rhythm Key Select)

1~ 4(A0 ~ C8)

設定するトーン(リズム・トーン)リズム・セットを選んでいるときはRhythm Key Select になります。

Tone Output Level 0 ~ 127 トーンごとの、Output Assign で指定した出力先へ送る信号レベル

Tone Chorus SendLevel

0 ~ 127 トーンごとのコーラスへ送る信号レベル

Tone Reverb SendLevel

0 ~ 127 トーンごとのリバーブへ送る信号レベル

MFX Type 0 ~ 78 使用するマルチエフェクトの種類(78 種類の中から選択)各マルチエフェクトについて詳しくは、マルチエフェクト・パラメーター(P.164)をご覧ください。

Patch Output Assign(Rhythm OutputAssign)

MFX、A、B、1~ 4、TONE

パッチ(リズム・セット)ごとの原音の出力のしかたリズム・セットを選んでいるときはRhythm Output Assign になります。MFX:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオでOUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT B ジャックに出力1~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力TONE:トーンごとの設定にしたがって出力

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

Tone Output Assign MFX、A、B、1~ 4

トーンごとの原音の出力のしかたMFX:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオでOUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT B ジャックに出力1~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力

※ Patch Output Assign が「TONE」以外のとき、ここでの設定は無効です。 • Structure(P.38)に TYPE2 ~ 10のいずれかを選んでいると、トーン 1(3)の設定は、

トーン 2(4)の設定に従います(トーン 1と 2の出力はトーン 2に、トーン 3と 4の出力はトーン 4にまとめられているため)。

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

MFX Output Level 0 ~ 127 マルチエフェクトを通した音の音量

MFX Chorus SendLevel

0 ~ 127 マルチエフェクトを通した音に対するコーラスのかかり具合

MFX Reverb SendLevel

0 ~ 127 マルチエフェクトを通した音に対するリバーブのかかり具合

2

3

4

1 5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

1

2

3

4

5

6

7

8

9

158

Page 159: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 159 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Chorus Source KBD、PAD コーラス・パラメーターの設定KBD:キーボード・パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使用PAD:パッド・パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使用

Chorus Type 0 ~ 3 コーラスの種類0(OFF):コーラス/ディレイ未使用1(CHORUS):コーラス2(DELAY):ディレイ3(GM2 CHO):GM2コーラス

Reverb Source KBD、PAD リバーブ・パラメーターの設定KBD:キーボード・パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使用PAD:パッド・パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使用

Reverb Type 0 ~ 5 リバーブの種類0(OFF):リバーブ未使用1(REVERB):基本的なリバーブ2(SRV ROOM):ROOMの残響をより細かくシミュレートしたリバーブ3(SRV HALL):HALL の残響をより細かくシミュレートしたリバーブ4(SRV PLATE):プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)のシミュレーション5(GM2 REV):GM2リバーブ

MFX Output Assign A、B マルチエフェクトを通した音の出力先A:ステレオでOUTPUT A(MIX)ジャックに出力B:ステレオでOUTPUT B ジャックに出力

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

Chorus OutputSelect

MAIN、REV、M+R

コーラスを通した音の出力先MAIN:ステレオでOUTPUTジャックに出力REV:モノでリバーブに出力M+R:ステレオでOUTPUTジャックに、モノでリバーブに出力

Chorus Level 0 ~ 127 コーラスを通した音の音量Chorus OutputAssign

A、B Chorus Output Select が「MAIN」または「M+R」のときにコーラス音を出力するOUTPUTジャックA:ステレオでOUTPUT A(MIX)ジャックに出力B:ステレオでOUTPUT B ジャックに出力

※ Chorus Output Select が「REV」のときは無効です。※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャック

からステレオで出力されます。Reverb Level 0 ~ 127 リバーブを通した音の音量Reverb OutputAssign

A、B リバーブを通した音の出力先A:ステレオでOUTPUT A(MIX)ジャックに出力B:ステレオでOUTPUT B ジャックに出力

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

Mastering EffectType

0 ~ 5 マスタリング・エフェクト・セッティング(P.191)

パラメーター 設定値 説明

10

11

12

13

14

15

159

Page 160: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 160 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パフォーマンス・モードでは、3つのマルチエフェクト(MFX1、MFX2、MFX3)と、それぞれ1 つのコーラス、リバーブを使えます。3つのマルチエフェクト、コーラス、リバーブは、それぞれパフォーマンスのエフェクト設定か、指定されたパートに割り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定にしたがいます。

3つのマルチエフェクトは、それぞれ独立して使うだけでなく、2つあるいは 3 つを直列に接続して使うこともできます。

各信号の出力先やレベル、エフェクトに関する全体的な設定を行います。fig.RoutingPfm

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

※ 以下の 、 ~ 、 のパラメーターについては、3系統のマルチエフェクト(MFX1 ~MFX3)ごとに設定することができます。

パフォーマンス・モードでエフェクトをかける

出力のしかたの設定(Routing)

パラメーター 設定値 説明

Part Select 1 ~ 16 設定するパート

Part OutputAssign

MFX、A、B、1~ 4、PAT

パートごとの原音の出力のしかたMFX:マルチエフェクトを通してステレオで出力。マルチエフェクトの後で、コーラスやリバーブもかけられます。A、B:マルチエフェクトを通さずにステレオでOUTPUT A(MIX)ジャック、またはOUTPUT B ジャックに出力1 ~ 4:マルチエフェクトを通さずにモノで INDIVIDUAL 1~ 4ジャックに出力PAT:パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定にしたがって出力

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

Part OutputMFX Select

1 ~ 3 パートで使用するマルチエフェクト(MFX1 ~ 3の中から選択)

Part OutputLevel

0 ~ 127 Part Output Assign で指定した出力先へ送る信号レベル

Part ChorusSend Level

0 ~ 127 パートごとのコーラスへ送る信号レベル

Part ReverbSend Level

0 ~ 127 パートごとのリバーブへ送る信号レベル

MFX Source PRF、P1 ~ P16 パフォーマンスで使われるマルチエフェクト・パラメーターの設定PRF:パフォーマンスの設定を使用P1 ~ P16:指定したパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使用

MFX Type 0 ~ 78 使用するマルチエフェクトの種類(78種類の中から選択)各マルチエフェクトについて詳しくは、マルチエフェクト・パラメーター(P.164)をご覧ください。

MFX Structure 1 ~ 16 MFX1~ 3 の組み合わせかた(P.163)

MFX OutputLevel

0 ~ 127 マルチエフェクトを通した音の音量

MFX ChorusSend Level

0 ~ 127 マルチエフェクトを通した音に対するコーラスのかかり具合

MFX ReverbSend Level

0 ~ 127 マルチエフェクトを通した音に対するリバーブのかかり具合

4

5

6

1

2

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

3

7 9 11 14

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

160

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エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 161 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Chorus Source PRF、P1 ~ P16 パフォーマンスで使われるコーラス・パラメーターの設定PRF:パフォーマンスの設定を使用P1 ~ P16:指定したパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使用

Chorus Type 0 ~ 3 コーラスの種類0(OFF):コーラス/ディレイ未使用1(CHORUS):コーラス2(DELAY):ディレイ3(GM2CHO):GM2 コーラス

Reverb Source PRF、P1 ~ P16 パフォーマンスで使われるリバーブ・パラメーターの設定PRF:パフォーマンスの設定を使用P1 ~ P16:指定したパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使用

Reverb Type 0 ~ 5 リバーブの種類0(OFF):リバーブ未使用1(REVERB):基本的なリバーブ2(SRV ROOM):ROOM の残響をより細かくシミュレートしたリバーブ3(SRV HALL):HALLの残響をより細かくシミュレートしたリバーブ4(SRV PLATE):プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)のシミュレーション5(GM2REV):GM2リバーブ

MFX OutputAssign

A、B マルチエフェクトを通した音の出力先A:ステレオで OUTPUT A(MIX)ジャックに出力B:ステレオでOUTPUT Bジャックに出力

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

※ MFX Structure の設定によっては、マルチエフェクトを通した音の出力先が別系統のマルチエフェクトとなり、MFX Output Assign の設定は無効になります。

ChorusOutputSelect

MAIN、REV、M+R

コーラスを通した音の出力先MAIN:ステレオでOUTPUTジャックに出力REV:モノでリバーブに出力M+R:ステレオでOUTPUTジャックに、モノでリバーブに出力

Chorus Level 0 ~ 127 コーラスを通した音の音量ChorusOutputAssign

A、B Chorus Output Select が「MAIN」または「M+R」のときにコーラス音を出力するOUTPUTジャックA:ステレオで OUTPUT A(MIX)ジャックに出力B:ステレオでOUTPUT Bジャックに出力

※ Chorus Output Select が「REV」のときは無効です。※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャック

からステレオで出力されます。Reverb Level 0 ~ 127 リバーブを通した音の音量Reverb OutputAssign

A、B リバーブを通した音の出力先A:ステレオで OUTPUT A(MIX)ジャックに出力B:ステレオでOUTPUT Bジャックに出力

※ Mix/Parallel(P.194)を「MIX」にすると、すべての音がOUTPUT A(MIX)ジャックからステレオで出力されます。

MasteringEffect Type

0 ~ 5 マスタリング・エフェクト・セッティング(P.191)

パラメーター 設定値 説明

12

13

14

15

16

17

パッチ/リズム・セットの設定を選んだ場合

パッチ/リズム・セットのエフェクト・パラメーターの設定を選んだ場合、その設定がパフォーマンスのエフェクト設定画面に表示され、設定も変更できるようになります。変更したパッチ/リズム・セットのエフェクト・パラメーターの設定は、他のパッチ/リズム・セットを選ぶと失われてしまいます。変更した設定を残しておきたいときは、パッチ/リズム・セットの設定を保存してください(P.37、P.57)。

161

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エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 162 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

fig.MFXSetting_70

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

※ この設定画面では、Multi-Effects Type で選んだ各マルチエフェクトに対応するパラメーターの設定を変更します。設定できるパラメーターについて詳しくは、マルチエフェクト・パラメーター(P.164)をご覧ください。

が付いているパラメーターは、マルチエフェクト・コントロールのDestinationとして選べます(下記参照)。

パッチ・モードでは、キーボード・パートでMFX1、パッド・パートでMFX2 を使うことができます。

fig.MFXCtrl_70

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

※[F5(CTRL)]を押すたびに、設定するマルチエフェクト(MFX1、MFX2、MFX3)が切り替わります。

※ パッチ/リズム・セットでは、トーン/リズム・トーンごとにピッチ・ベンド、コントローラー・ナンバー 11(エクスプレッション)、コントローラー・ナンバー 64(ホールド 1)を受信するかどうかを決めるパラメーターがあります(P.51)。これらの設定が「ON」になっていると、そのMIDI メッセージを受信したときに、目的のパラメーターの設定を変えると同時にピッチ・ベンド/エクスプレッション/ホールド 1の効果もかかってしまいます。マルチエフェクトのパラメーターの設定だけを変えたいときは「OFF」に設定してください。

• パフォーマンスでは、MIDI チャンネルごとに特定のMIDI メッセージを受信するかどうかを決めるパラメーターがあります(P.79)。マルチ

エフェクト・コントロールを使うときは、使用するMIDI メッセージが受信できる状態であることを確認してください。MIDI メッセージが

マルチエフェクトの設定(MFX1 ~3)

パラメーター 設定値 説明(Multi-Effects Type) 00~ 78 使用するマルチエフェクト(78種類の中から選択)

マルチエフェクト・コントロールの設定(MFX Control)

パラメーター 設定値 説明Source 1 ~ 4 OFF、

CC01 ~ 31、33~ 95、PITCH BEND、AFTERTOUCH、SYS CTRL1 ~ 4

マルチエフェクト・コントロールに使うMIDI メッセージOFF:マルチエフェクト・コントロール未使用CC01 ~ 31、33 ~ 95:コントローラー・ナンバー 1~ 31、33~ 95PITCH BEND:ピッチ・ベンドAFTERTOUCH:アフタータッチSYS CTRL1~ 4:Fantom-Xa 全体で共通のコントローラー

※ SYS CTRL1 ~ 4に使われる MIDIメッセージは、Sys Ctrl 1 ~ 4 Source(P.196)で設定します。

Destination 1 ~ 4 P.164 参照 マルチエフェクト・コントロールを使ってコントロールするマルチエフェクトのパラメーターコントロールできるパラメーターは、マルチエフェクト・タイプによって異なります。詳しくは、マルチエフェクト・パラメーター(P.164)をご覧ください。

Sens 1 ~ 4 -63 ~ +63 マルチエフェクト・コントロールの効果のかかり具合現在の値からプラス方向(大きい値、右方向、速くなど)に変化させるときは「+」の値に、マイナス方向(小さい値、左方向、遅くなど)に変化させるときは「-」の値に設定します。「+」、「-」ともに数値が大きいほど変化が大きくなります。効果をかけないときは「0」にします。

162

Page 163: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 163 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

受信できない状態のときは、マルチエフェクト・コントロールは動作しません。

MFX1 ~ 3をどのように組み合わせるかを設定します。

※ このパラメーターはパッチ・モードにはありません。fig.MFXStruct_70

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

マルチエフェクトの組み合わせの設定(MFX Structure)

パラメーター 設定値 説明Struct TYPE01 ~ TYPE16 MFX1~ 3 の組み合わせかた(MFX1 ~ 3 Type) 00(THRU)~ 78 MFX1~ 3 それぞれのマルチエフェクト・タイプ

マルチエフェクト・コントロール

外部MIDI機器からマルチエフェクトの音量やディレイ・タイムなどを変えたい場合、通常はシステム・エクスクルーシブ・メッセージと呼ばれる Fantom-Xa特有のMIDI メッセージを送信します。しかし、システム・エクスクルーシブ・メッセージは設定が煩雑で、転送するデータ量も多くなってしまいます。

そこで、Fantom-Xaではマルチエフェクトのパラメーターのうち、代表的なものをコントロール・チェンジ・メッセージなどのMIDIメッセージで変更できるようになっています。例えば、ピッチ・ベンド・レバーを使ってディストーションの歪み具合をかえたり、鍵盤タッチによってディレイ・タイムを変えたりすることもできます。変更できるパラメーターは、マルチエフェクトのタイプごとにあらかじめ決まっており、マルチエフェクト・パラメーター(P.164)で説明しているパラメーターのうち「#」マークが付いている項目です。マルチエフェ

クトの設定画面では、パラメーターの左側に「 」マークが付いています。

このように、MIDI メッセージを使ってマルチエフェクトのパラメーターをリアルタイムに変化させる機能をマルチエフェクト・コントロールと呼びます。マルチエフェクト・コントロールは、1つのパッチ/リズム・セット/パフォーマンスで 4つまで使うことができます。

マルチエフェクト・コントロールを使うときは、どのMIDIメッセージ(Source)で、どのパラメーター(Destination)を、どれくらいコントロール(Sens)するのかを設定します。

マルチエフェクト・コントロールの代わりにマトリックス・コントロールを使って、代表的なマルチエフェクトのパラメーターをリアルタイムに変えることもできます(P.49)。

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エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 164 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

マルチエフェクトには 78種類のエフェクト・タイプがあります。エフェクト・タイプの中には 2種類以上のエフェクトを直列に接続したものもあります。

「#」記号の付いているパラメーターは、特定のコントローラーを使って値を変化させることができます(#1、#2は 2つの設定項目が同時に変化します)。

音符について

エフェクトのパラメーターの中には、音符が設定できるものがあります(Rate や Delay Timeといったパラメーターが該当します)。

このようなパラメーターには、値を音符で設定するか、あるいは数値で設定するかを切り替える num/note スイッチがついています。

Rate(Delay Time)を数値で設定するときには、num/note スイッチを“Hz”(“msec”)にします。また、音符で設定するときには、num/note スイッチを“NOTE”にします。fig.NumNoteSw

num/note スイッチが“NOTE”になっているパラメーターを、マルチエフェクト・コントロールのデスティネーションとして設定した場合、マルチエフェクト・コントロールを使ってそのパラメーターを変化させることはできません。

マルチエフェクト・パラメーター

フィルター系(10種類)01 EQUALIZER P.16502 SPECTRUM P.16503 ISOLATOR P.16504 LOW BOOST P.16505 SUPER FILTER P.16606 STEP FILTER P.16607 ENHANCER P.16608 AUTO WAH P.16709 HUMANIZER P.16710 SPEAKER SIMULATOR P.167

モジュレーション系(12種類)11 PHASER P.16812 STEP PHASER P.16813 MULTI STAGE PHASER P.16814 INFINITE PHASER P.16815 RING MODULATOR P.16916 STEP RING MODULATOR P.16917 TREMOLO P.16918 AUTO PAN P.16919 STEP PAN P.17020 SLICER P.17021 ROTARY P.17022 VK ROTARY P.171

コーラス系(12種類)23 CHORUS P.17124 FLANGER P.17125 STEP FLANGER P.17226 HEXA-CHORUS P.17227 TREMOLO CHORUS P.17228 SPACE-D P.17229 3D CHORUS P.17330 3D FLANGER P.17331 3D STEP FLANGER P.17332 2BAND CHORUS P.17433 2BAND FLANGER P.17434 2BAND STEP FLANGER P.175

ダイナミクス系(8種類)35 OVERDRIVE P.17536 DISTORTION P.17537 VS OVERDRIVE P.17538 VS DISTORTION P.17539 GUITAR AMP SIMULATOR P.17640 COMPRESSOR P.17641 LIMITER P.17642 GATE P.176

ディレイ系(13種類)43 DELAY P.17744 LONG DELAY P.17745 SERIAL DELAY P.17746 MODULATION DELAY P.17847 3TAP PAN DELAY P.17848 4TAP PAN DELAY P.17849 MULTI TAP DELAY P.17950 REVERSE DELAY P.17951 SHUFFLE DELAY P.18052 3D DELAY P.18053 TIME CTRL DELAY P.18054 LONG TIME CTRL DELAY P.18155 TAPE ECHO P.181

ローファイ系(5種類)56 LOFI NOISE P.18257 LOFI COMPRESS P.18258 LOFI RADIO P.18259 TELEPHONE P.18360 PHONOGRAPH P.183

ピッチ系(3種類)61 PITCH SHIFTER P.18362 2VOICE PITCH SHIFTER P.18363 STEP PITCH SHIFTER P.183

リバーブ系(2種類)64 REVERB P.18465 GATED REVERB P.184

コンビネーション系(12種類)66 OVERDRIVE→ CHORUS P.18467 OVERDRIVE→ FLANGER P.18568 OVERDRIVE→ DELAY P.18569 DISTORTION→ CHORUS P.18570 DISTORTION→ FLANGER P.18571 DISTORTION→ DELAY P.18572 ENHANCER→ CHORUS P.18673 ENHANCER→ FLANGER P.18674 ENHANCER→ DELAY P.18675 CHORUS→ DELAY P.18676 FLANGER→ DELAY P.18777 CHORUS→ FLANGER P.187

ピアノ系(1種類)78 SYMPATHETIC RESONANCE P.187

num/noteスイッチ

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エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 165 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

01:EQUALIZER(イコライザー)低域、中域× 2、高域の音質を調節します。fig.MFX-01

02:SPECTRUM(スペクトラム)ステレオ仕様のスペクトラムです。特定の周波数のレベルを増減させて音色を変えます。fig.MFX-02

03:ISOLATOR(アイソレーター)音量をカットする度合いが非常に大きなイコライザーで、各音域の音量をカットすることにより特殊な効果が得られます。fig.MFX-03

04:LOWBOOST(ロー・ブースト)低域の音量を増幅させ、重低音を作り出します。fig.MFX-04

パラメーター 設定値 説明Low Freq 200, 400 Hz 低域の基準周波数Low Gain # -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量Mid1 Freq 200 ~ 8000 Hz 中域1 の基準周波数Mid1 Gain -15 ~ +15 dB 中域1 の増幅/減衰量Mid1 Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0 中域1 の幅

値を大きくするほど幅が狭くなります。

Mid2 Freq 200 ~ 8000 Hz 中域2 の基準周波数Mid2 Gain -15 ~ +15 dB 中域2 の増幅/減衰量Mid2 Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0 中域2 の幅

値を大きくするほど幅が狭くなります。

High Freq 2000, 4000, 8000 Hz 高域の基準周波数High Gain # -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level # 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Band1 (250Hz) -15 ~ +15 dB 各周波数帯の増幅/減衰量Band2 (500Hz)Band3 (1000Hz)Band4 (1250Hz)Band5 (2000Hz)Band6 (3150Hz)Band7 (4000Hz)Band8 (8000Hz)Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0,

8.0周波数帯の幅(各バンド共通)

Level # 0~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

4-Band EQ

4-Band EQ

L in

R in

L out

R out

Spectrum

Spectrum

パラメーター 設定値 説明Boost/Cut Low # -60 ~ +4 dB 低域/中域/高域の増幅/減衰量

-60dB にすると、その帯域は聴こえなくなります。0dB で入力音と同じレベルです。

Boost/Cut Mid #Boost/Cut High #

Anti Phase LowSw

OFF, ON 低域(Low)の帯域別アンチ・フェイズ機能のオン/オフオンにすると、ステレオの反対チャンネルの音が位相反転されて加えられます。

Anti Phase LowLevel

0 ~ 127 低域(Low)の帯域別アンチ・フェイズ機能のレベルレベルの設定によって、特定のパートだけを抽出するような効果が得られます。(ステレオ入力のみ有効)

Anti Phase Mid Sw OFF, ON 中域(Middle)の帯域別アンチ・フェイズ機能の設定設定項目は低域(Low)と同じです。

Anti Phase MidLevel

0 ~ 127

Low Boost Sw OFF, ON ロー・ブースターのオン/オフ低域を増強して重低音を作り出します。

Low Boost Level 0 ~ 127 ブースト量※アイソレーターやフィルターの設定によっては、効果がわかりにくい場合があります。

Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明BoostFrequency #

50 ~ 125 Hz 増幅する低域の基準周波数

Boost Gain # 0~ +12 dB 増幅する低域の増幅量Boost Width WIDE, MID,

NARROW増幅する低域の幅

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Isolator

Low Boost

Low Boost

Isolator

L in

R in

L out

R out

Low Boost

2-Band EQ

2-Band EQ

Low Boost

165

Page 166: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 166 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

05:SUPER FILTER(スーパー・フィルター)非常に急峻な傾き(減衰特性)を持つフィルターです。カットオフ周波数を周期的に変化させることもできます。fig.MFX-05

06:STEP FILTER(ステップ・フィルター)カットオフ周波数を段階的に変化させるフィルターです。変化のパターンを任意に設定することができます。fig.MFX-06

07:ENHANCER(エンハンサー)高域の倍音成分をコントロールすることで、音にメリハリをつけ、音ヌケをよくします。fig.MFX-07

パラメーター 設定値 説明Filter Type LPF, BPF,

HPF,NOTCH

フィルターの種類各フィルターを通過する周波数LPF:Cutoff以下の周波数BPF:Cutoff付近の周波数HPF:Cutoff以上の周波数NOTCH:Cutoff付近以外の周波数

Filter Slope -12, -24,-36 dB

フィルターの傾き(減衰特性、1オクターブあたりの減衰量)-36dB:非常に急峻-24dB:急峻-12dB:緩やか

Filter Cutoff#

0~ 127 フィルターのカットオフ周波数値を大きくするほど高い周波数になります。

FilterResonance#

0~ 127 フィルターの共振レベル値を大きくするほどカットオフ周波数付近が強調されます。

Filter Gain 0~ +12dB

フィルター出力の増幅量

ModulationSw

OFF,ON 周期的な変化のオン/オフ

ModulationWave

TRI, SQR,SIN,SAW1,SAW2

カットオフ周波数の変化のしかたTRI:三角波SQR:矩形波SIN:正弦波SAW1:のこぎり波(上昇)SAW2:のこぎり波(下降)

Rate # 0.05 ~10.00 Hz,音符

揺れの周期

Depth 0~ 127 揺れの深さAttack # 0~ 127 カットオフ周波数の変化の速さ

Modulation Waveが SQR、SAW1、SAW2の場合に効果があります。

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Super Filter

Super Filter

SAW1 SAW2

パラメーター 設定値 説明Step 01 ~ 16 0~ 127 各ステップにおけるカットオフ周波数Rate # 0.05 ~

10.00 Hz,音符

揺れの周期

Attack # 0~ 127 カットオフ周波数がステップ間で変化する速さ

Filter Type LPF, BPF,HPF,NOTCH

フィルターの種類各フィルターを通過する周波数LPF:Cutoff 以下の周波数BPF:Cutoff 付近の周波数HPF:Cutoff 以上の周波数NOTCH:Cutoff 付近以外の周波数

Filter Slope -12, -24,-36 dB

フィルターの傾き(減衰特性、1オクターブあたりの減衰量)-12dB:緩やか-24dB:急峻-36dB:非常に急峻

FilterResonance #

0~ 127 フィルターの共振レベル値を大きくするほどカットオフ周波数付近が強調されます。

Filter Gain 0~ +12dB

フィルター出力の増幅量

Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Sens # 0~ 127 エンハンサーのかかり具合Mix # 0~ 127 生成された倍音の音量Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Step Filter

Step Filter

L in

R in

L out

R outMix

MixEnhancer

Enhancer2-Band

EQ

2-BandEQ

166

Page 167: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 167 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

08:AUTO WAH(オート・ワウ)フィルターを周期的に動かすことで、ワウ効果(音色が周期的に変化する効果)を得るエフェクターです。fig.MFX-08

09:HUMANIZER(ヒューマナイザー)人間の声のように、音に母音をつけることができます。fig.MFX-09

10:SPEAKER SIMULATOR(スピーカー・シミュレーター)スピーカーのタイプとスピーカーの音を録るマイクのセッティングをシミュレートします。fig.MFX-10

スピーカー各タイプの仕様

Speaker Typeはスピーカーの径(インチ)と個数を示しています。

パラメーター 設定値 説明Filter Type LPF, BPF フィルターの種類

LPF:広い周波数範囲でワウ効果が得られます。BPF:狭い周波数範囲でワウ効果が得られます。

Manual # 0~ 127 ワウ効果を与える基準周波数Peak 0~ 127 ワウ効果のかかる周波数帯の幅

値を大きくするほど周波数帯の幅が狭くなります。

Sens # 0~ 127 フィルターを変化させる感度Polarity UP, DOWN フィルターの動く方向

UP:高い周波数方向DOWN:低い周波数方向

Rate # 0.05 ~10.00 Hz,音符

ワウ効果の揺れの周期

Depth # 0~ 127 ワウ効果の揺れの深さPhase # 0~ 180 deg 左右の音でワウ効果の揺れをず

らすときの割合Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Drive Sw OFF, ON オーバードライブのオン/オフDrive # 0~ 127 歪み具合

音量も変化します。Vowel1 a, e, i, o, u 母音 1Vowel2 a, e, i, o, u 母音 2Rate # 0.05 ~10.00

Hz,音符

母音 1/2の切り替え周期

Depth # 0~ 127 効果の深さInput Sync Sw OFF, ON LFO リセットのオン/オフ

ONにすると、母音を切り替えるためのLFO が入力音によってリセットされます。

Input SyncThreshold

0~ 127 リセットをかける音量レベル

Manual # 0~ 100 母音 1/2の切り替えポイント~49:Vowel 1の時間が長くなります。50:Vowel 1 と2 が同じ時間で切り替わります。51~:Vowel 2の時間が長くなります。

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Pan # L64 ~ 63R 出力音の定位Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Auto Wah

2-Band EQ

2-Band EQ

Auto Wah

Formant 2-BandEQ

L in

R in

Overdrive

L out

R outPan R

Pan L

パラメーター 設定値 説明Speaker Type (下表タイプ参照) スピーカーのタイプMic Setting 1, 2, 3 スピーカーの音を収録するマイ

クの位置1/2/3 の順でマイクの位置が遠ざかります。

Mic Level # 0~127 マイクの音量Direct Level # 0~127 ダイレクト音の音量Level # 0~127 出力音量

タイプ キャビネット スピーカー マイクSMALL 1 小型後面開放型 10 ダイナミックSMALL 2 小型後面開放型 10 ダイナミックMIDDLE 後面開放型 12 x 1 ダイナミックJC-120 後面開放型 12 x 2 ダイナミックBUILT-IN 1 後面開放型 12 x 2 ダイナミックBUILT-IN 2 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBUILT-IN 3 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBUILT-IN 4 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBUILT-IN 5 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBG STACK 1 密閉型 12 x 2 コンデンサーBG STACK 2 大型密閉型 12 x 2 コンデンサーMS STACK 1 大型密閉型 12 x 4 コンデンサーMS STACK 2 大型密閉型 12 x 4 コンデンサーMETAL STACK 大型2段重ね 12 x 4 コンデンサー2-STACK 大型2段重ね 12 x 4 コンデンサー3-STACK 大型3段重ね 12 x 4 コンデンサー

L in

R in

L out

R out

Speaker

Speaker

167

Page 168: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 168 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

11:PHASER(フェイザー)ステレオ仕様のフェイザーです。原音に位相をずらした音を加えてうねらせます。fig.MFX-11

12:STEP PHASER(ステップ・フェイザー)ステレオ仕様のフェイザーです。フェイザー効果が段階的に変化します。fig.MFX-12

13:MULTI STAGE PHASER(マルチ・ステージ・フェイザー)位相のずれを非常に大きくすることにより、深いフェイザー効果が得られます。fig.MFX-13

14:INFINITE PHASER(インフィニット・フェイザー)音がうねる周波数を上昇/下降させ続けることのできるフェイザーです。fig.MFX-14

パラメーター 設定値 説明Mode 4-STAGE, 8-STAGE,

12-STAGEフェイザーの段数

Manual # 0 ~127 音をうねらせる基準周波数Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,

音符うねりの周期

Depth 0 ~127 うねりの深さPolarity INVERSE, SYNCHRO モジュレーションの左右の位相

INVERSE:左右逆相モノ・ソースを使用したときに音の広がりがでます。SYNCHRO:左右同相ステレオ・ソースを使用するときに選びます。

Resonance#

0 ~127 フィードバック量

CrossFeedback

-98 ~+98 % フェイザー音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Mix # 0 ~127 位相をずらした音の音量Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Mode 4-STAGE, 8-

STAGE, 12-STAGEフェイザーの段数

Manual # 0 ~127 音をうねらせる基準周波数Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,

音符うねりの周期

Depth 0 ~127 うねりの深さPolarity INVERSE,

SYNCHROモジュレーションの左右の位相INVERSE:左右逆相モノ・ソースを使用したときに音の広がりがでます。SYNCHRO:左右同相ステレオ・ソースを使用するときに選びます。

Resonance#

0 ~127 フィードバック量

CrossFeedback

-98 ~+98 % フェイザー音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Step Rate # 0.10 - 20.00 Hz,音符

フェイザー効果の段階的変化の周期

Mix # 0 ~127 位相をずらした音の音量

R in R out

L in L outPhaserMix

2-BandEQ

Phaser 2-BandEQ

Mix

R in R out

L in L outStep PhaserMix

2-BandEQ

Step Phaser 2-BandEQ

Mix

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Mode 4-STAGE, 8-STAGE,

12-STAGE, 16-STAGE,20-STAGE, 24-STAGE

フェイザーの段数

Manual # 0~ 127 音をうねらせる基準周波数Rate # 0.05 ~10.00 Hz, 音符 うねりの周期Depth 0~ 127 うねりの深さResonance # 0~ 127 フィードバック量Mix # 0~ 127 位相をずらした音の音量Pan # L64 ~ 63R 出力音の定位Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Mode 1, 2, 3, 4 値が大きいほどフェーザーの

効果が深くなります。Speed # -100~ +100 音がうねる周波数が上昇/下

降する速度(+:上昇/-:下降)

Resonance # 0~ 127 フィードバック量Mix # 0~ 127 位相をずらした音の音量Pan # L64 ~ 63R 出力音の定位Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明

Resonance

Mix

L in

R in

L out

R outPan R

Pan L2-BandEQ

Multi StagePhaser

Infinite Phaser 2-Band EQ

L in

R in

L out

R outPan R

Pan L

168

Page 169: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 169 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

15:RING MODULATOR(リング・モジュレーター)入力信号に振幅変調(AM変調)をかけることによりベルのような音を出すことができます。入力音の音量により、変調周波数を変化させることもできます。fig.MFX-15

16:STEP RING MODULATOR(ステップ・リング・モジュレーター)変調をかける周波数を 16 ステップのシーケンスに従って変化させるリング・モジュレーターです。fig.MFX-16

17:TREMOLO(トレモロ)音量を周期的に動かします。fig.MFX-17a

18:AUTO PAN(オート・パン)音の定位を周期的に変化させます。fig.MFX-18a

パラメーター 設定値 説明Frequency # 0~ 127 変調をかける周波数Sens # 0~ 127 周波数の変調のかかり具合Polarity UP, DOWN 周波数の変調を動かす方向

UP:高い周波数方向DOWN:低い周波数方向

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Step01 ~ 16

0~ 127 各ステップにおけるリング変調の周波数

Rate # 0.05 ~10.00 Hz,音符

16 ステップのシーケンスを繰り返す周期

Attack # 0~ 127 変調の周波数がステップ間で変化する速さ

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音 (D) とエフェクト音 (W) との音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Ring Mod

2-Band EQ

2-Band EQ

Ring Mod

L in

R in

L out

R out

Step Ring Mod

2-Band EQ

2-Band EQ

Step Ring Mod

パラメーター 設定値 説明Mod Wave TRI, SQR, SIN,

SAW1, SAW2音量の揺れかたTRI:三角波SQR:矩形波SIN:正弦波SAW1/2:のこぎり波

Rate # 0.05 ~10.00 Hz,音符

エフェクトのかかる周期

Depth # 0~ 127 エフェクトのかかる深さLow Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Mod Wave TRI, SQR, SIN,

SAW1, SAW2定位の変化のしかたTRI:三角波SQR:矩形波SIN:正弦波SAW1/2:のこぎり波

Rate # 0.05 ~10.00 Hz,音符

エフェクトのかかる周期

Depth # 0~ 127 エフェクトのかかる深さLow Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Tremolo

2-Band EQ

2-Band EQ

Tremolo

SAW1 SAW2

L in

R in

L out

R out

Auto Pan

2-Band EQ

2-Band EQ

Auto Pan

SAW1 SAW2

L

R

L

R

169

Page 170: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 170 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

19:STEP PAN(ステップ・パン)音の定位を 16 ステップのシーケンスに従って変化させます。fig.MFX-19

20:SLICER(スライサー)音を連続的にカットすることで、普通に音を鳴らしているだけで、バッキング・フレーズを刻んでいるような効果を作り出します。特に持続音にかけると効果的です。fig.MFX-20

21:ROTARY(ロータリー)往年の回転スピーカー・サウンドをシミュレートします。

高域と低域のローターの動作をそれぞれ独立して設定できるので、独特のうねり感をリアルに再現できます。オルガンのパッチに最も効果的です。fig.MFX-21

パラメーター 設定値 説明Step01 ~ 16

L64 ~ 63R 各ステップにおける音の定位

Rate # 0.05 ~10.00 Hz,音符

16 ステップのシーケンスを繰り返す周期

Attack # 0~ 127 音の定位がステップ間で変化する速さ

Input SyncSw

OFF, ON 入力音の発生に応じてステップのシーケンスを先頭から再開する(ON)かしないか(OFF)を選択

Input SyncThreshold

0~ 127 入力音の発生を検出する音量

Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Step 01 ~ 16 L64 ~ 63R 各ステップにおける音のレベルRate # 0.05 ~

10.00 Hz,音符

16 ステップのシーケンスを繰り返す周期

Attack # 0~ 127 音のレベルがステップ間で変化する速さ

Input Sync Sw OFF, ON 入力音の発生に応じてステップのシーケンスを先頭から再開する(ON)かしないか(OFF)を選択

Input SyncThreshold

0~ 127 入力音の発生を検出する音量

Mode LEGATO,SLASH

次のStep に移行するときの音量変化のしかたLEGATO:ある Stepのレベルから次の Stepのレベルへ、音量がそのまま変化します。次の Stepのレベルが前の Stepのレベルと同じである場合は、音量変化は起きません。SLASH:次の Stepのレベルへ移行する前に、一旦レベルが 0になります。次の Stepのレベルが前のStepのレベルと同じである場合であっても、この変化は起きます。

Shuffle # 0~ 127 偶数番目のStep(Step 2, Step 4,Step 6 ...)のレベルへの音量変化のタイミング値が大きいほど移行のタイミングが遅くなります。

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Step Pan

Step Pan

L in

R in

L out

R out

Slicer

Slicer

パラメーター 設定値 説明Speed # SLOW, FAST 低域と高域のローターの回転速

度(周期)SLOW:低速(Slow Rate)FAST:高速(Fast Rate)

Woofer SlowSpeed

0.05~ 10.00 Hz, 低域ローターの低速回転時(SLOW)の周期

Woofer FastSpeed

0.05~ 10.00 Hz, 低域ローターの高速回転時(FAST)の周期

WooferAcceleration

0 ~15 回転速度の切替時、低域ローターの回転周期が変化する速度

Woofer Level 0 ~127 低域ローターの音量Tweeter SlowSpeed

0.05~ 10.00 Hz, 高域ローターの設定設定項目は低域ローターと同じです。Tweeter Fast

Speed0.05~ 10.00 Hz,

TweeterAcceleration

0 ~15

Tweeter Level 0 ~127Separation 0 ~127 音の広がり具合Level # 0 ~127 出力音量

Rotary

L out

R out

L in

R in

170

Page 171: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 171 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

22:VK ROTARY(VK ロータリー)ロータリーのスピーカー特性を変えたタイプで、低域がより強調されています。

VK-7に搭載されているロータリーと同じ仕様のエフェクトです。fig.MFX-22

23:CHORUS(コーラス)ステレオ仕様のコーラスです。フィルターを使ってコーラス音の音質を調節できます。fig.MFX-23

24:FLANGER(フランジャー)ステレオ仕様のフランジャーです(LFO は左右同相)。

ジェット機の上昇音/下降音のような金属的な響きが得られます。フィルターを使ってフランジャー音の音質を調節できます。fig.MFX-24

パラメーター 設定値 説明Speed # SLOW, FAST スピーカーの回転速度(周

期)SLOW:低速FAST:高速

Brake # OFF, ON スピーカーの回転のオン/オフ

オンにするとスピーカーの回転は徐々に止まり、オフにすると回転を始めます。

Woofer SlowSpeed

0.05~ 10.00 Hz, ウーファーの低速回転時の回転速度

Woofer FastSpeed

0.05~ 10.00 Hz, ウーファーの高速回転時の回転速度

Woofer Trans Up 0~ 127 Speed を SLOWから FASTに切り替えたときに、ウーファーの回転速度が変化する速さ

Woofer TransDown

0~ 127 Speed を FAST からSLOWに切り替えたときに、ウーファーの回転速度が変化する速さ

Woofer Level 0 ~ 127 ウーファーの音量Tweeter SlowSpeed

0.05~ 10.00 Hz, ツイーターの設定設定項目はウーファーと同じです。Tweeter Fast

Speed0.05~ 10.00 Hz,

Tweeter Trans Up 0~ 127Tweeter TransDown

0~ 127

Tweeter Level 0 ~ 127Spread 0~ 10 回転スピーカーの音の広がりLow Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level # 0~ 127 出力音量

L out

R out

L in

R in

Rotary

2-Band EQ

2-Band EQ

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF, LPF, HPF フィルターの種類

OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Cutoff Freq 200 ~8000 Hz フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数

Pre Delay 0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間

Rate # 0.05~ 10.00 Hz, 音符 揺れの周期Depth 0~ 127 揺れの深さPhase 0~ 180 deg コーラス音の広がり具合Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W~ D0:100W 原音(D)とコーラス音(W)

の音量バランスLevel 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF, LPF, HPF フィルターの種類

OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Cutoff Freq 200 ~8000 Hz フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数

Pre Delay 0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

Rate # 0.05~ 10.00 Hz,音符

揺れの周期

Depth 0~ 127 揺れの深さPhase 0~ 180 deg フランジャー音の広がり具合Feedback # -98 ~+98 % フランジャー音を入力に戻す割

合(マイナス:逆相)Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W~

D0:100W原音(D)とフランジャー音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

Chorus

Chorus

L out

R out

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

R in R out

L in L out

Flanger

FeedbackFeedback

Flanger

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

171

Page 172: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 172 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

25:STEP FLANGER(ステップ・フランジャー)フランジャー音のピッチが段階的に変化します。ピッチ変化の周期は、特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。fig.MFX-25

26:HEXA-CHORUS(ヘキサ・コーラス)音に厚みと広がりを与える 6相コーラス(ディレイ・タイムの異なる 6つのコーラス音が重なる)です。fig.MFX-26

27:TREMOLO CHORUS(トレモロ・コーラス)トレモロ効果(音量を周期的に揺らす)のかかったコーラスです。fig.MFX-27

28:SPACE-D(スペースD)2 相のモジュレーションをステレオでかける多重コーラスです。変調感はありませんが、透明感のあるコーラス効果が得られます。fig.MFX-28

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF, LPF, HPF フィルターの種類

OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Cutoff Freq 200 ~ 8000 Hz フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数

Pre Delay 0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

揺れの周期

Depth 0 ~127 揺れの深さPhase 0 ~180 deg フランジャー音の広がり具合Feedback # -98 ~+98 % フランジャー音を入力に戻す割

合(マイナス:逆相)Step Rate # 0.10 ~ 20.00 Hz,

音符ピッチ変化の周期

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とフランジャー音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Pre Delay 0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音

が鳴るまでの遅延時間Rate # 0.05 ~10.00 Hz, 音符 揺れの周期Depth 0~ 127 揺れの深さPre DelayDeviation

0~ 20 各コーラス音の発音のずれ

DepthDeviation

-20 ~ +20 各コーラス音の揺れの深さの偏差

PanDeviation

0~ 20 各コーラス音の定位の偏差0:すべて中央に定位20:中央を基準に各コーラス音が 60 度間隔で定位

Balance # D100:0W ~ D0:100W 原音(D)とコーラス音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Step Flanger

Step Flanger

Balance W

Balance W

L in

R in

L out

R out

Hexa Chorus

Balance D

Balance D

パラメーター 設定値 説明Pre Delay 0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音

が鳴るまでの遅延時間ChorusRate #

0.05 ~ 10.00 Hz, 音符 コーラス音の揺れの周期

ChorusDepth

0 ~127 コーラス音の揺れの深さ

TremoloRate #

0.05 ~ 10.00 Hz, 音符 トレモロ効果の揺れの周期

TremoloSeparation

0 ~127 トレモロ効果の広がり具合

TremoloPhase

0 ~180 deg トレモロ効果の広がり具合

Balance # D100:0W ~ D0:100W 原音(D)とトレモロ・コーラス音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Pre Delay 0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音

が鳴るまでの遅延時間Rate # 0.05 ~10.00 Hz, 音符 揺れの周期Depth 0~ 127 揺れの深さPhase 0~ 180 deg コーラス音の広がり具合Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~ D0:100W 原音(D)とコーラス音(W)

の音量バランスLevel 0 ~ 127 出力音量

Tremolo Chorus

L in

R in

L out

R outBalance D

Balance D

Balance W

Balance W

L in

R in

Space D

Space D

L out

R out

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

172

Page 173: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 173 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

29:3D CHORUS(3D コーラス)コーラス音に 3D 効果(立体感)がかかります。コーラス音が 90度左と 90度右に定位します。fig.MFX-29

30:3D FLANGER(3Dフランジャー)フランジャー音に 3D 効果(立体感)がかかります。フランジャー音が 90度左と 90度右に定位します。fig.MFX-30

31:3D STEP FLANGER(3D ステップ・フランジャー)ステップ・フランジャー音に 3D 効果(立体感)がかかります。フランジャー音が 90度左と 90度右に定位します。fig.MFX-31

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF, LPF, HPF フィルターの種類

OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Cutoff Freq 200 ~8000 Hz フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数

Pre Delay 0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間

Rate # 0.05~ 10.00 Hz, 音符 コーラス音の揺れの周期Depth 0~ 127 コーラス音の揺れの深さPhase 0~ 180 deg コーラス音の広がり具合Output Mode SPEAKER, PHONES OUTPUT ジャックから出力

させる音を再生する方法SPEAKER:スピーカーPHONES:ヘッドホンそれぞれに最適な 3D効果が得られます。

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~D0:100W 原音(D)とコーラス音(W)

の音量バランスLevel 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF, LPF, HPF フィルターの種類

OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Cutoff Freq 200 ~ 8000 Hz フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数

Pre Delay 0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

フランジャー音の揺れの周期

Depth 0~ 127 フランジャー音の揺れの深さPhase 0~ 180 deg フランジャー音の広がり具合Feedback # -98 ~ +98 % フランジャー音を入力に戻す割

合(マイナス:逆相)Output Mode SPEAKER, PHONES OUTPUTジャックから出力さ

せる音を再生する方法SPEAKER:スピーカーPHONES:ヘッドホンそれぞれに最適な 3D効果が得られます。

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とフランジャー音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L

R

3D Chorus

2-BandEQ

2-BandEQ

R out

L out

L

R

3D Flanger

2-BandEQ

2-BandEQ

R out

L out

パラメーター 設定値 説明Filter Type OFF, LPF, HPF フィルターの種類

OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Cutoff Freq 200 ~ 8000 Hz フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数

Pre Delay 0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

フランジャー音の揺れの周期

Depth 0 ~127 フランジャー音の揺れの深さPhase 0 ~180 deg フランジャー音の広がり具合Feedback # -98 ~ +98 % フランジャー音を入力に戻す割

合(マイナス:逆相)Step Rate # 0.10 ~ 20.00 Hz,

音符ピッチ変化の周期

Output Mode SPEAKER, PHONES OUTPUTジャックから出力させる音を再生する方法SPEAKER:スピーカーPHONES:ヘッドホンそれぞれに最適な 3D効果が得られます。

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とフランジャー音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

L

R

3D Step Flanger

2-BandEQ

2-BandEQ

R out

L out

173

Page 174: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 174 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

32:2 BAND CHORUS(2 バンド・コーラス)低音域と高音域のそれぞれに独立して効果をかけることができるコーラスです。fig.MFX-32

33:2 BAND FLANGER(2 バンド・フランジャー)低音域と高音域のそれぞれに独立して効果をかけることができるフランジャーです。fig.MFX-33

パラメーター 設定値 説明Split Freq 200 ~ 8000 Hz 低域と高域とを分ける周波数Low PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってから低域のコーラス音が鳴るまでの遅延時間

Low Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

低域のコーラス音の揺れの周期

Low Depth 0~ 127 低域のコーラス音の揺れの深さLow Phase 0~ 180 deg 低域のコーラス音の広がり具合High PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってから高域のコーラス音が鳴るまでの遅延時間

High Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

高域のコーラス音の揺れの周期

High Depth 0~ 127 高域のコーラス音の揺れの深さHigh Phase 0~ 180 deg 高域のコーラス音の広がり具合Balance # D100:0W ~

D0:100W原音 (D) とコーラス音 (W)との音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

R in R out

L in L out

SplitHigh Band Chorus

Low Band Chorus

High Band Chorus

Low Band ChorusSplit

パラメーター 設定値 説明Split Freq 200 ~ 8000 Hz 低域と高域とを分ける周波数Low PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってから低域のフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

Low Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

低域のフランジャー音の揺れの周期

Low Depth 0 ~127 低域のフランジャー音の揺れの深さ

Low Phase 0 ~180 deg 低域のフランジャー音の広がり具合

LowFeedback #

-98 ~ +98 % 低域のフランジャー音を入力に戻す割合 (マイナス:逆相 )

High PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってから高域のフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

High Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

高域のフランジャー音の揺れの周期

High Depth 0 ~127 高域のフランジャー音の揺れの深さ

High Phase 0 ~180 deg 高域のフランジャー音の広がり具合

HighFeedback #

-98 ~ +98 % 高域のフランジャー音を入力に戻す割合 (マイナス:逆相 )

Balance # D100:0W ~D0:100W

原音 (D) とフランジャー音(W)との音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

R in R out

L in L out

Split

High Band Flanger

Low Band Flanger

High Band Flanger

Low Band Flanger

Split

Low Band Feedback

High Band Feedback

High Band Feedback

Low Band Feedback

174

Page 175: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 175 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

34:2 BAND STEP FLANGER(2 バンド・ステップ・フランジャー)低音域と高音域のそれぞれに独立して効果をかけることができるステップ・フランジャーです。fig.MFX-34

35:OVERDRIVE(オーバードライブ)真空管アンプで歪ませたような、自然な歪みが得られます。fig.MFX-35

36:DISTORTION(ディストーション)ディストーションはオーバードライブよりも激しい歪みが得られます。設定項目は「35:OVERDRIVE」と同じです。fig.MFX-36

37:VS OVERDRIVE(VS オーバードライブ)強い歪みが得られるオーバードライブです。fig.MFX-37

38:VS DISTORTION(VSディストーション)強い歪みが得られるディストーションです。設定項目は「37:VS

OVERDRIVE」と同じです。fig.MFX-38

パラメーター 設定値 説明Split Freq 200 ~ 8000 Hz 低域と高域とを分ける周波数Low PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってから低域のフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

Low Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

低域のフランジャー音の揺れの周期

Low Depth 0~ 127 低域のフランジャー音の揺れの深さ

Low Phase 0~ 180 deg 低域のフランジャー音の広がり具合

LowFeedback #

-98 ~ +98 % 低域のフランジャー音を入力に戻す割合 (マイナス:逆相 )

Low StepRate #

0.10 ~ 20.00 Hz,音符

低域のフランジャー音のステップ変化の周期

High PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってから高域のフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

High Rate # 0.05 ~ 10.00 Hz,音符

高域のフランジャー音の揺れの周期

High Depth 0~ 127 高域のフランジャー音の揺れの深さ

High Phase 0~ 180 deg 高域のフランジャー音の広がり具合

HighFeedback #

-98 ~ +98 % 高域のフランジャー音を入力に戻す割合 (マイナス:逆相 )

High StepRate #

0.10 ~ 20.00 Hz,音符

高域のフランジャー音のステップ変化の周期

Balance # D100:0W ~D0:100W

原音 (D) とフランジャー音(W)との音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

R in R out

L in L out

Split

High Band Step Flanger

Split

Low Band Feedback

High Band Feedback

High Band Feedback

Low Band Feedback

Low Band Step Flanger

High Band Step Flanger

Low Band Step Flanger

パラメーター 設定値 説明Drive # 0~ 127 歪み具合

音量も変化します。Amp Type SMALL,

BUILT-IN,2-STACK,3-STACK

ギター・アンプの種類SMALL:小型アンプBUILT-IN:ビルト・イン・タイプ2-STACK:大型2段積みアンプ3-STACK:大型3段積みアンプ

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Pan # L64 ~63R 出力音の定位Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Drive # 0~ 127 歪み具合

音量も変化します。Tone # 0~ 127 音質Amp Sw OFF, ON アンプ・シミュレーターのオン /

オフAmp Type SMALL,

BUILT-IN,2-STACK,3-STACK

ギター・アンプの種類SMALL:小型アンプBUILT-IN:ビルト・イン・タイプ2-STACK:大型2段積みアンプ3-STACK:大型3段積みアンプ

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Pan # L64 ~63R 出力音の定位Level 0 ~ 127 出力音量

AmpSimulator

2-BandEQ

L in

R in

Overdrive

L out

R outPan R

Pan L

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LAmpSimulator

2-BandEQ

Distortion

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LAmpSimulator

2-BandEQ

Overdrive

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LAmpSimulator

2-BandEQ

Distortion

175

Page 176: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 176 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

39:GUITAR AMP SIMULATOR(ギター・アンプ・シミュレーター)ギター・アンプをシミュレートします。fig.MFX-39

スピーカー各タイプの仕様

スピーカーの項は、スピーカーの径(インチ)と個数を示しています。

40:COMPRESSOR(コンプレッサー)大きなレベルの音を抑え、小さなレベルの音を持ち上げることで、全体の音量のバラツキを抑えます。fig.MFX-40

41:LIMITER(リミッター)指定の音量より大きな音を圧縮し、音の歪みを抑えます。fig.MFX-41

42:GATE(ゲート)エフェクターへの入力音の音量によって、残響音の余韻をカットします。音の余韻を強制的に短くするときなどに使います。fig.MFX-42

パラメーター 設定値 説明Pre AmpSw OFF, ON アンプのスイッチPre AmpType JC-120,

CLEAN TWIN,MATCH DRIVE,BG LEAD, MS1959I,MS1959II,MS1959I+II,SLDN LEAD,METAL5150,METAL LEAD,OD-1, OD-2 TURBO,D ISTORTION, FUZZ

ギター・アンプの種類

Pre AmpVolume#

0 ~127 アンプの音量と歪み具合

Pre Amp Master # 0 ~127 プリ・アンプ全体の音量Pre AmpGain LOW, MIDDLE, HIGH プリ・アンプの歪み具合Pre AmpBass 0 ~127 低域/中域/高域の音質

※Pre Amp Typeが「Match Drive」のとき、Middle は無効です。

Pre AmpMiddlePre AmpTreble

Pre AmpPresence

0 ~127(MATCH DRIVE:-127 ~ 0)

超高域の音質

Pre AmpBright OFF, ON 「ON」にすると、歯切れの良い明るい音になります。※プリ・アンプ・タイプが「JC-120」「CleanTwin」「BG Lead」のときのみ有効です。

Speaker Sw OFF, ON スピーカーを通すか(オン)/通さないか(オフ)を選択

Speaker Type (別表タイプ参照) スピーカーのタイプMic Setting 1, 2, 3 スピーカーの音を収録する

マイクの位置1/2/3 の順でマイクの位置が遠ざかります。

Mic Level 0 ~127 マイクの音量Direct Level 0 ~127 ダイレクト音の音量Pan # L64 ~ 63R 出力音の定位Level # 0 ~127 出力音量

タイプ キャビネット スピーカー マイクSMALL 1 小型後面開放型 10 ダイナミックSMALL 2 小型後面開放型 10 ダイナミックMIDDLE 後面開放型 12 x 1 ダイナミックJC-120 後面開放型 12 x 2 ダイナミックBUILT-IN 1 後面開放型 12 x 2 ダイナミックBUILT-IN 2 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBUILT-IN 3 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBUILT-IN 4 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBUILT-IN 5 後面開放型 12 x 2 コンデンサーBG STACK 1 密閉型 12 x 2 コンデンサーBG STACK 2 大型密閉型 12 x 2 コンデンサーMS STACK 1 大型密閉型 12 x 4 コンデンサーMS STACK 2 大型密閉型 12 x 4 コンデンサーMETAL STACK 大型 2段重ね 12 x 4 コンデンサー2-STACK 大型 2段重ね 12 x 4 コンデンサー3-STACK 大型 3段重ね 12 x 4 コンデンサー

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LPre Amp Speaker

パラメーター 設定値 説明Attack # 0~ 127 Threshold を超える入力があった

時に、音量を圧縮するまでの時間Threshold # 0~ 127 圧縮を始める音量レベルPost Gain 0~ +18 dB 出力する音のレベルLow Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level # 0~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Release # 0~ 127 圧縮がかかっている状態か

ら、入力が Thresholdより小さくなった時に、圧縮をやめるまでの時間

Threshold # 0~ 127 圧縮を始める音量レベルRatio 1.5:1, 2:1, 4:1, 100:1 圧縮比Post Gain 0~ +18 dB 出力する音のレベルLow Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level # 0~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Threshold # 0~ 127 ゲートを閉じ始める音量レベルMode GATE, DUCK ゲートの種類

GATE(ゲート):原音の音量が小さくなるとゲートが閉じ、原音がカットされます。DUCK(ダッキング):原音の音量が大きくなるとゲートが閉じ、原音がカットされます。

Attack 0~ 127 ゲートが開き始めてから、開ききるまでの所要時間

Hold 0~ 127 原音がスレッショルド・レベルを下回った瞬間から、ゲートが閉じ始めるまでの時間

Release 0~ 127 ホールド・タイム経過後、ゲートが閉じ始めてから閉じ終わるまでの所要時間

Balance # D100:0W ~D0:100W

原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Compressor

2-Band EQ

2-Band EQ

Compressor

L in

R in

L out

R out

Limiter

2-Band EQ

2-Band EQ

Limiter

L in

R in

L out

R out

Gate

Gate

176

Page 177: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 177 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

43:DELAY(ディレイ)ステレオ仕様のディレイです。

Feedback Modeが NORMAL のときfig.MFX-43a

Feedback Modeが CROSS のときfig.MFX-43b

44:LONG DELAY(ロング・ディレイ)長いディレイ・タイムが得られるディレイです。fig.MFX-44

45:SERIAL DELAY(シリアル・ディレイ)2 つのディレイ・ユニットを直列に接続したディレイです。各々のディレイ・ユニットには独立してフィードバックをかけることができるので、複雑なディレイ音を得ることができます。fig.MFX-45

パラメーター 設定値 説明Delay Left 0 ~1300 ms,

音符原音が鳴ってから左右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間Delay Right

Phase Left NORMAL,INVERSE

左右のディレイ音の位相NORMAL:非反転INVERT:反転

Phase Right

FeedbackMode

NORMAL,CROSS

ディレイ音を戻す入力先(アルゴリズム図参照)

Feedback # -98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とディレイ音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

パラメーター 設定値 説明Delay Time 0~2600 ms,

音符原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Phase NORMAL,INVERSE

ディレイ音の位相(NORMAL:非反転 INVERT:反転)

Feedback # -98 ~+98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~8000 Hz,BYPASS

ディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Pan # L64~ 63R ディレイ音の定位Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W~

D0:100W原音 (D) とディレイ音 (W) との音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Delay1 Time 0 ~1300 ms, 音符 ディレイ1に音が入力

されてからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Delay1 Feedback # -98 ~ +98 % ディレイ音をディレイ1の入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Delay1 HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

ディレイ1のディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Delay2 Time 0 ~1300 ms, 音符 ディレイ2に音が入力されてからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Delay2 Feedback # -98 ~ +98 % ディレイ音をディレイ2の入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Delay2 HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

ディレイ2のディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Pan # L64 ~ 63R ディレイ音の定位Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音 (D)とディレイ音(W) との音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

L in

R in

L out

R out2-BandEQ

Pan R

Pan L

2-BandEQ

Feedback

Long Delay

R in R out

L in L out

Feedback 1

Pan L

Pan R

Delay 1

Feedback 2

Delay 2

177

Page 178: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 178 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

46:MODULATION DELAY(モジュレーション・ディレイ)ディレイ音に揺れが加えられます。

Feedback Modeが NORMAL のときfig.MFX-46a

Feedback Modeが CROSS のときfig.MFX-46b

47:3TAP PAN DELAY(3 タップ・パン・ディレイ)中央、左、右の 3方向にディレイ音が鳴らせます。fig.MFX-47

48:4TAP PAN DELAY(4 タップ・パン・ディレイ)4 つのディレイ音を鳴らせます。fig.MFX-48a

fig.MFX-48b

各ディレイ音の定位

パラメーター 設定値 説明Delay Left 0 ~1300 ms,

音符原音が鳴ってから左右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間Delay Right

FeedbackMode

NORMAL,CROSS

ディレイ音を戻す入力先(アルゴリズム図参照)

Feedback # -98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Rate # 0.05 ~ 10.00Hz, 音符

モジュレーションの周期

Depth 0 ~127 モジュレーションの深さPhase 0 ~180 deg モジュレーションの広がりLow Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とディレイ音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

Modulation

Modulation

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

Modulation

Modulation

パラメーター 設定値 説明Delay Left/Right/Center

0~2600 ms, 音符 原音が鳴ってから左/右/中央のディレイ音が鳴るまでの遅延時間

CenterFeedback #

-98 ~+98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Left/Right/Center Level

0 ~127 左/右/中央のディレイ音の音量

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W~

D0:100W原音(D)とディレイ音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Delay 1~4Time

0~2600 ms, 音符 原音が鳴ってから、ディレイ1~ 4の音が鳴るまでの遅延時間

Delay 1Feedback #

-98 ~+98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Delay 1~4Level

0 ~127 ディレイ 1~ 4の音量

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W~

D0:100W原音(D)とディレイ音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Left Tap

Right Tap

Triple Tap Delay

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Feedback

Center Tap

L in

R in

L out

R out

Quadruple Tap Delay

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Delay 1

Delay 2

Delay 3

Delay 4

Feedback

1

2 3

4

L R

178

Page 179: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 179 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

49:MULTI TAP DELAY(マルチ・タップ・ディレイ)4 つのディレイ音を鳴らせます。ディレイ・タイムは指定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。また、各ディレイ音の定位やレベルを設定することができます。fig.MFX-49

50:REVERSE DELAY(リバース・ディレイ)入力された音のリバース音をディレイ音として付加するリバース・ディレイです。リバース・ディレイの直後にはタップ・ディレイが接続されています。fig.MFX-50

パラメーター 設定値 説明Delay 1 ~4Time

0 ~2600 ms,音符

原音が鳴ってからディレイ 1~4の音が鳴るまでの遅延時間

Delay 1Feedback #

-98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Delay 1 ~4Pan

L64 ~ 63R ディレイ 1~ 4の定位

Delay 1 ~4Level

0 ~127 ディレイ 1~ 4の音量

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Multi Tap Delay

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Delay 1

Delay 3

Delay 4

Delay 2

Feedback

2-BandEQ

2-BandEQ パラメーター 設定値 説明

Threshold 0~127 リバース・ディレイがかかり始める音量

Rev Delay Time 0~1300 ms,音符

リバース・ディレイに音が入力されてからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Rev DelayFeedback #

-98 ~+98 % ディレイ音をリバース・ディレイの入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Rev Delay HFDamp

200 ~8000 Hz,BYPASS

リバース・ディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Rev Delay Pan L64~ 63R リバース・ディレイ音の定位Rev Delay Level 0 ~127 リバース・ディレイ音の音量Delay 1~ 3Time

0~1300 ms,音符

タップ・ディレイに音が入力されてからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Delay 3Feedback #

-98 ~+98 % ディレイ音をタップ・ディレイの入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Delay HF Damp 200 ~8000 Hz,BYPASS

タップ・ディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Delay 1 Pan,Delay 2 Pan

L64~ 63R タップ・ディレイ音の定位

Delay 1 Level,Delay 2 Level

0 ~127 タップ・ディレイ音の音量

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W~

D0:100W原音 (D) とディレイ音 (W)との音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

FeedbackL in

R in

Rev. Delay

L out

R out2-BandEQ

2-BandEQ

Rev

DelayD2

D1

D3

179

Page 180: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 180 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

51:SHUFFLE DELAY(シャッフル・ディレイ)ディレイ音をシャッフルさせる事ができ、スイング感のある弾むようなディレイ効果が得られます。fig.MFX-51

52:3D DELAY(3Dディレイ)ディレイ音に 3D 効果(立体感)がかかります。ディレイ音が 90度左と 90 度右に定位します。fig.MFX-52

53:TIME CONTROL DELAY(タイム・コントロール・ディレイ)ディレイ・タイムを滑らかに変化させることができるディレイです。fig.MFX-53

パラメーター 設定値 説明Delay Time # 0~ 2600 ms,

音符原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Shuffle Rate # 0~ 100 % ディレイ Aの遅延時間に対するディレイ Bの遅延時間の割合100 で同じ長さです。

Acceleration 0~ 15 ディレイ・タイムを変化させた場合、現在のディレイ・タイムから指定のディレイ・タイムに達するまでの時間

Feedback # -98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Pan A/B L64 ~ 63R ディレイ A/Bの定位Level A/B 0~ 127 ディレイ A/Bの音量Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

FeedbackL in

R in

Delay

L out

R out2-BandEQ

2-BandEQ

A

B

Delay A

Delay B

パラメーター 設定値 説明Delay Left 0 ~2600 ms,

音符原音が鳴ってから中央/左/右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Delay RightDelay CenterCenterFeedback #

-98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の、高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Left Level 0 ~127 中央/左/右のディレイ音の音量Right Level

Center LevelOutput Mode SPEAKER, PHONES OUTPUT ジャックから出力さ

せる音を再生する方法SPEAKER:スピーカーPHONES:ヘッドホンそれぞれに最適な3D 効果が得られます。

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Delay Time # 0~ 1300 ms,

音符原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Acceleration 0~ 15 ディレイ・タイムを変化させた場合、現在のディレイ・タイムから指定のディレイ・タイムに達するまでの時間。ディレイ・タイムと同時にピッチ変化の速さも変わります。

Feedback # -98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とディレイ音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L

R

3D Delay L

3D Delay R

3D Delay C

Level

Feedback

2-BandEQ

2-BandEQ

L out

R out

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Pan L

Pan R

Time Ctrl Delay

Time Ctrl Delay

2-Band EQ

2-Band EQ

180

Page 181: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 181 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

54:LONG TIME CTRL DELAY(ロング・タイム・コントロール・ディレイ)ディレイ・タイムを滑らかに変化させることができるディレイで、長いディレイ・タイムが得られます。fig.MFX-54

55:TAPE ECHO(テープ・エコー)リアルなテープ・ディレイ・サウンドが得られる、バーチャル・テープ・エコーです。ローランドRE-201 スペース・エコーの、テープ・エコー部のシミュレートです。fig.MFX-55

パラメーター 設定値 説明Delay Time # 0~ 2600 ms,

音符原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

Acceleration 0~ 15 ディレイ・タイムを変化させた場合、現在のディレイ・タイムから指定のディレイ・タイムに達するまでの時間ディレイ・タイムと同時にピッチ変化の速さも変わります。

Feedback # -98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

HF Damp 200~ 8000Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Pan # L64 ~ 63R ディレイ音の定位Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とディレイ音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

Feedback

Time Control Delay

パラメーター 設定値 説明Mode S, M, L, S+M,

S+L, M+L,S+M+L

使用する再生ヘッドの組み合わせ遅れ時間の異なる 3 個のヘッドの中から選びます。S:ショートM:ミドルL:ロング

Repeat Rate # 0~ 127 テープ・スピード値を大きくすると、ディレイ音の間隔が短くなります。

Intensity # 0~ 127 ディレイ音の繰り返し量Bass -15 ~ +15 dB エコー音の低域の増幅/減衰量Treble -15 ~ +15 dB エコー音の高域の増幅/減衰量Head S Pan L64 ~ 63R ショート/ミドル/ロングの再生

ヘッドごとの定位Head M PanHead L PanTapeDistortion

0~ 5 テープ独特の歪みを付加する量測定器で測るとわかるような微妙な音色変化を再現します。値を大きくすると、歪みが深くなります。

Wow/FlutterRate

0~ 127 ワウ・フラッター(テープの劣化や回転ムラによる、複雑なピッチの揺れ)の速さ

Wow/FlutterDepth

0~ 127 ワウ・フラッターの深さ

Echo Level # 0~ 127 エコー音の音量Direct Level # 0~ 127 原音の音量Level 0 ~ 127 出力音量

Echo Level

Echo Level

L in

R in

L out

R out

Tape Echo

Direct Level

Direct Level

181

Page 182: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 182 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

56:LOFI NOISE(ローファイ・ノイズ)ローファイ効果に加えて、ホワイト・ノイズ、ディスク・ノイズなどのノイズを発生させます。fig.MFX-56

57:LOFI COMPRESS(ローファイ・コンプレス)音質を荒くします。fig.MFX-57

58:LOFI RADIO(ローファイ・ラジオ)ローファイ効果に加えて、ラジオ・ノイズを発生させます。fig.MFX-58

パラメーター 設定値 説明LoFi Type 1~ 9 音質を粗くします。値が大き

いほど音質が粗くなります。Post FilterType

OFF, LPF, HPF LoFi を通った後のフィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Post FilterCutoff

200 ~ 8000 Hz フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数

W/P NoiseType

WHITE, PINK ホワイト・ノイズとピンク・ノイズの切り替え

W/P NoiseLPF

200 ~ 8000 Hz,BYPASS

ホワイト/ピンク・ノイズにかけるロー・パス・フィルターの基準周波数(BYPASS:カットしない)

W/P NoiseLevel #

0~ 127 ホワイト/ピンク・ノイズの音量

Disc NoiseType

LP, EP, SP, RND レコード・ノイズの種類タイプによってノイズの出る頻度が変わります。

Disc NoiseLPF

200 ~ 8000 Hz,BYPASS

レコード・ノイズにかけるロー・パス・フィルターの基準周波数(BYPASS:カットしない)

Disc NoiseLevel #

0~ 127 レコード・ノイズの音量

Hum NoiseType

50Hz, 60Hz ハム・ノイズの周波数

Hum NoiseLPF

200 ~ 8000 Hz,BYPASS

ハム・ノイズにかけるロー・パス・フィルターの基準周波数(BYPASS:カットしない)

Hum NoiseLevel #

0~ 127 ハム・ノイズの音量

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

R in R out

L in L out

Lo-Fi

Lo-Fi

Noise Gen.

2-BandEQ

2-BandEQ

パラメーター 設定値 説明Pre Filter Type 1~ 6 LoFi を通る前のフィルターの種

類LoFi Type 1~ 9 音質を粗くします。値が大きいほ

ど音質が粗くなります。Post FilterType

OFF, LPF, HPF LoFi を通った後のフィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Post FilterCutoff

200 ~ 8000 Hz Post Filterの基準周波数

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level # 0~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明LoFi Type 1~ 9 音質を粗くします。値が大きいほ

ど音質が粗くなります。Post FilterType

OFF, LPF, HPF LoFi を通った後のフィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Post FilterCutoff

200 ~ 8000 Hz Post Filterの基準周波数

RadioDetune #

0~ 127 ラジオのチューニングのノイズをシミュレートします。値が大きくなるほどチューニングがずれます。

Radio NoiseLevel #

0~ 127 ラジオ・ノイズの音量

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Compressor

Lo-Fi

Lo-Fi

Compressor

2-BandEQ

2-BandEQ

R in R out

L in L out

Lo-Fi

Lo-Fi

Radio

2-BandEQ

2-BandEQ

182

Page 183: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 183 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

59:TELEPHONE(テレフォン)電話機を通じて聴こえるような、こもった音が得られます。fig.MFX-59

60:PHONOGRAPH(フォノグラフ)レコード・プレーヤーでアナログ・レコード盤を鳴らしているような音を再現します。レコード独特の様々な雑音や、古いターンテーブルの回転ムラまで表現できます。fig.MFX-60

61:PITCH SHIFTER(ピッチ・シフター)ステレオ仕様のピッチ・シフターです。fig.MFX-61

62:2VOICE PITCH SHIFTER(2 ボイス・ピッチ・シフター)原音のピッチをずらします。ピッチをずらした 2つの音を原音に重ねて鳴らすことができます。fig.MFX-62

パラメーター 設定値 説明Voice Quality # 0~ 15 通話音の音質Treble -15 ~ +15 dB 通話音の高域Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Signal Distortion 0 ~127 歪み具合FrequencyRange

0 ~127 再生システムの周波数特性値を小さくすると、周波数特性の悪い、古いシステムの雰囲気になります。

Disc Type LP, EP, SP ターンテーブルの回転速度Scratch Noise の周期に影響します。

Scratch NoiseLevel

0 ~127 レコード盤の傷による雑音の音量

Dust Noise Level 0 ~127 レコード盤の埃による雑音の音量Hiss Noise Level 0 ~127 「サーッ」という連続した雑音の音

量Total NoiseLevel #

0 ~127 全体の雑音量

Wow 0 ~127 長い周期の回転ムラの度合いFlutter 0 ~127 短い周期の回転ムラの度合いRandom 0 ~127 周期の定まらない回転ムラの度合

いTotal Wow/Flutter #

0 ~127 全体の回転ムラの量

Balance # D100:0W ~D0:100W

原音(D)とエフェクト音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Telephone

Telephone

L in

R in

Phonograph

Phonograph

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

パラメーター 設定値 説明Coarse #1 -24 ~ +12 semi ピッチ・シフト量(半音単位)Fine #1 -100~ +100 cent ピッチ・シフト量(2セント単

位)Delay Time 0~ 1300 ms,

音符原音が鳴ってからピッチ・シフト音が鳴るまでの遅延時間

Feedback # -98 ~ +98 % ピッチ・シフト音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とピッチ・シフト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Pitch1:Coarse #1 -24 ~ +12 semi ピッチ・シフト 1のピッチ・

シフト量(半音単位)Pitch1:Fine #1 -100 ~+100 cent ピッチ・シフト 1のピッチ・

シフト量(2セント単位)Pitch1:Delay 0~ 1300 ms,

音符原音が鳴ってからピッチ・シフト 1の音が鳴るまでの遅延時間

Pitch1:Feedback#

-98 ~ +98 % ピッチ・シフト音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Pitch1:Pan # L64 ~ 63R ピッチ・シフト 1の音の定位Pitch1:Level 0 ~ 127 ピッチ・シフト 1の音量Pitch2:Coarse #2 -24 ~ +12 semi ピッチ・シフト 2の設定

設定項目はピッチ・シフト 1と同じです。

Pitch2:Fine #2 -100 ~+100 centPitch2:Delay 0~ 1300 ms,

音符Pitch2:Feedback#

-98 ~ +98 %

Pitch2:Pan # L64 ~ 63RPitch2:Level 0 ~ 127Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とピッチ・シフト音(W)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

Pitch Shifter

Pitch Shifter

L out

R out

2-Band EQ

2-Band EQ

L in

R in

L out

R out

2Voice Pitch Shifter

Level 1Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Level 1Pan 2 R

Pan 1 L

Pan 1 R

Pan 2 L

183

Page 184: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 184 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

63:STEP PITCH SHIFTER(ステップ・ピッチ・シフター)ピッチ・シフト音のシフト量を 16 ステップのシーケンスに従って変化させるピッチ・シフターです。fig.MFX-63

64:REVERB(リバーブ)原音に残響を加え、空間の広さなどをシミュレートします。fig.MFX-64

65:GATED REVERB(ゲート・リバーブ)リバーブ音を途中でカットするリバーブです。fig.MFX-65

66:OVERDRIVE→ CHORUS(オーバードライブ→コーラス)fig.MFX-66

パラメーター 設定値 説明Step 01 ~ 16 -24 ~ +12 semi 各ステップにおけるピッチ・シ

フト量(半音単位)Rate # 0.05 ~ 10.0 Hz,

音符16 ステップのシーケンスを繰り返す周期

Attack # 0 ~127 ピッチ・シフト量がステップ間で変化する速さ

Gate Time # 0 ~127 各ステップでのピッチ・シフト音の発音時間

Fine -100 ~ +100 cent 各ステップで共通のピッチ・シフト量(2 セント単位)

Delay Time 0 ~1300 ms,音符

原音が鳴ってからピッチ・シフト音が鳴るまでの遅延時間

Feedback # -98 ~ +98 % ピッチ・シフト音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音 (D) とピッチ・シフト音(W) との音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Type ROOM1, ROOM2,

STAGE1, STAGE2,HALL1, HALL2

リバーブの種類ROOM1:余韻が短く高密度ROOM2:余韻が短く低密度STAGE1:後部残響音多めSTAGE2:初期反射強めHALL1:澄んだ響きHALL2:豊かな響き

Pre Delay 0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間

Time # 0 ~127 リバーブ音の余韻の長さHF Damp 200 ~ 8000 Hz,

BYPASSリバーブ音の高域成分をカットする周波数

周波数を低くするほどやわらかなリバーブ音になります。(BYPASS:カットしない)

Low Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W ~

D0:100W原音(D)とリバーブ音(W)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

L in

R in

Step Pitch Shifter

Step Pitch Shifter

L out

R out

2-BandEQ

2-BandEQ

L in

R in

L out

R out

Reverb

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

パラメーター 設定値 説明Type NORMAL, REVERSE,

SWEEP1, SWEEP2リバーブの種類NORMAL:通常のゲート・リバーブREVERSE:音量が次第に増大するリバーブSWEEP1:リバーブ音が右から左へ移動SWEEP2:リバーブ音が左から右へ移動

Pre Delay 0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間

Gate Time 5~500 ms リバーブ音の余韻の長さLow Gain -15 ~+15 dB 低域の増幅/減衰量High Gain -15 ~+15 dB 高域の増幅/減衰量Balance # D100:0W~ D0:100W 原音(D)とリバーブ音

(W)の音量バランスLevel # 0~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明OverdriveDrive #

0~ 127 歪み具合音量も変化します。

OverdrivePan #

L64 ~ 63R 歪ませた音の定位

Chorus PreDelay

0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間

ChorusRate #

0.05 ~10.00 Hz,音符

揺れの周期

ChorusDepth

0~ 127 揺れの深さ

ChorusBalance #

D100:0W ~D0:100W

コーラスを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Gated Reverb

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

L in

R in

ChorusOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

184

Page 185: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 185 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

67:OVERDRIVE→ FLANGER(オーバードライブ→フランジャー)fig.MFX-67

68:OVERDRIVE→ DELAY(オーバードライブ→ディレイ)fig.MFX-68

69:DISTORTION→ CHORUS(ディストーション→コーラス)設定項目は「66:OVERDRIVE → CHORUS」とほぼ同じで、以下の 2カ所だけ異なります。

Overdrive Drive → Distortion Drive、Overdrive Pan → Distortion Panfig.MFX-69

70:DISTORTION→ FLANGER(ディストーション→フランジャー)設定項目は「67:OVERDRIVE → FLANGER」とほぼ同じで、以下の 2カ所だけ異なります。

Overdrive Drive → Distortion Drive、Overdrive Pan → Distortion Panfig.MFX-70

71:DISTORTION→ DELAY(ディストーション→ディレイ)設定項目は「68:OVERDRIVE → DELAY」とほぼ同じで、以下の2カ所だけ異なります。

Overdrive Drive → Distortion Drive、Overdrive Pan → Distortion Panfig.MFX-71

パラメーター 設定値 説明OverdriveDrive #

0 ~127 歪み具合音量も変化します。

OverdrivePan #

L64 ~ 63R 歪ませた音の定位

Flanger PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

FlangerRate #

0.05 ~ 10.00 Hz,音符

揺れの周期

FlangerDepth

0 ~127 揺れの深さ

FlangerFeedback #

-98 ~+98 % フランジャー音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

FlangerBalance #

D100:0W ~D0:100W

フランジャーを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明OverdriveDrive #

0 ~127 歪み具合音量も変化します。

OverdrivePan #

L64 ~ 63R 歪ませた音の定位

Delay Time 0 ~2600 ms, 音符 原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

DelayFeedback #

-98 ~+98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Delay HFDamp

200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の、高域成分をカットする周波数(BYPASS:カットしない)

DelayBalance #

D100:0W ~D0:100W

ディレイを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

L in

R in

FlangerOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

L in

R in

DelayOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

L in

R in

ChorusDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

L in

R in

FlangerDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

L in

R in

DelayDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

185

Page 186: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 186 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

72:ENHANCER → CHORUS(エンハンサー→コーラス)fig.MFX-72

73:ENHANCER → FLANGER(エンハンサー→フランジャー)fig.MFX-73

74:ENHANCER→ DELAY(エンハンサー→ディレイ)fig.MFX-74

75:CHORUS→ DELAY(コーラス→ディレイ)fig.MFX-75

パラメーター 設定値 説明EnhancerSens #

0 ~127 エンハンサーのかかり具合

EnhancerMix #

0 ~127 生成された倍音の音量

Chorus PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間

ChorusRate #

0.05 ~ 10.00 Hz,音符

揺れの周期

ChorusDepth

0 ~127 揺れの深さ

ChorusBalance #

D100:0W ~D0:100W

コーラスを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明EnhancerSens #

0 ~127 エンハンサーのかかり具合

EnhancerMix #

0 ~127 生成された倍音の音量

Flanger PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

FlangerRate #

0.05 ~ 10.00 Hz, 音符 揺れの周期

FlangerDepth

0 ~127 揺れの深さ

FlangerFeedback #

-98 ~+98 % フランジャー音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

FlangerBalance #

D100:0W ~ D0:100W フランジャーを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

Chorus

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Flanger

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

パラメーター 設定値 説明EnhancerSens #

0~ 127 エンハンサーのかかり具合

EnhancerMix #

0~ 127 生成された倍音の音量

Delay Time 0~ 2600ms, 音符 原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

DelayFeedback #

-98 ~+98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Delay HFDamp

200 ~8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の、高域成分をカットする周波数(BYPASS:カットしない)

DelayBalance #

D100:0W~ D0:100W ディレイを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Chorus PreDelay

0.0~ 100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間

ChorusRate #

0.05~ 10.00 Hz, 音符 揺れの周期

ChorusDepth

0~ 127 揺れの深さ

ChorusBalance #

D100:0W~ D0:100W 原音(D)とコーラス音(W)の音量バランス

Delay Time 0~ 2600ms, 音符 原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

DelayFeedback #

-98 ~+98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Delay HFDamp

200 ~8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の、高域成分をカットする周波数(BYPASS:カットしない)

DelayBalance #

D100:0W~ D0:100W ディレイを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~ 127 出力音量

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

ChorusBalance W

Balance W

Balance D

Balance D

186

Page 187: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 187 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

76:FLANGER→ DELAY(フランジャー→ディレイ)fig.MFX-76

77:CHORUS → FLANGER(コーラス→フランジャー)fig.MFX-77

78:SYMPATHETIC RESONANCE(シンパセティック・レゾナンス)アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して、豊かな響きと広がりが加わります。この共鳴音(シンパセティック・レゾナンス)をシミュレートしています。fig.MFX-78

パラメーター 設定値 説明Flanger PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

FlangerRate #

0.05 ~ 10.00 Hz, 音符 揺れの周期

FlangerDepth

0 ~127 揺れの深さ

FlangerFeedback #

-98 ~+98 % フランジャー音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

FlangerBalance #

D100:0W ~ D0:100W 原音(D)とフランジャー音(W)の音量バランス

Delay Time 0 ~2600 ms, 音符 原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間

DelayFeedback #

-98 ~+98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

Delay HFDamp

200 ~ 8000 Hz,BYPASS

入力に戻すディレイ音の、高域成分をカットする周波数(BYPASS:カットしない)

DelayBalance #

D100:0W ~ D0:100W ディレイを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

パラメーター 設定値 説明Chorus PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間

ChorusRate #

0.05 ~ 10.00 Hz, 音符 コーラス音の揺れの周期

ChorusDepth

0 ~127 コーラス音の揺れの深さ

ChorusBalance #

D100:0W ~ D0:100W 原音(D)とコーラス音(W)の音量バランス

Flanger PreDelay

0.0 ~100.0 ms 原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間

FlangerRate #

0.05 ~ 10.00 Hz, 音符 フランジャー音の揺れの周期

FlangerDepth

0 ~127 フランジャー音の揺れの深さ

FlangerFeedback #

-98 ~+98 % フランジャー音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)

FlangerBalance #

D100:0W ~ D0:100W フランジャーを通した音(W)と通さない音(D)の音量バランス

Level 0 ~127 出力音量

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Flanger

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Feedback

Flanger

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

ChorusBalance W

Balance W

Balance D

Balance D

パラメーター 設定値 説明Depth # 0~ 127 効果の深さDamper # 0~ 127 ダンパーペダルの踏み込み量

(レゾナンス音を制御します)Pre LPF 16 ~15000 Hz,

BYPASS入力音の高域成分をカットするフィルターの基準周波数(BYPASS:カットしない)

Pre HPF BYPASS,16 ~15000 Hz

入力音の低域成分をカットするフィルターの基準周波数(BYPASS:カットしない)

Peaking Freq 200 ~ 8000 Hz 入力音の特定の周波数帯を増減するフィルターの基準周波数

Peaking Gain -15 ~ +15 dB 入力音の特定の周波数帯を増減するフィルターの増幅/減衰量

Peaking Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0 Peaking Gain で増幅/減衰する周波数帯の幅(値が大きいほど幅は狭くなります)

HF Damp 16 ~15000 Hz,BYPASS

レゾナンス音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

LF Damp BYPASS,16 ~15000 Hz

レゾナンス音の低域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)

Lid 1~ 6 グランド・ピアノの大屋根の開き具合による音の変化を再現

EQ Low Freq 200, 400 Hz 低域の基準周波数EQ Low Gain -15 ~ +15 dB 低域の増幅/減衰量EQ Mid Freq 200 ~ 8000 Hz 中域の基準周波数EQ Mid Gain -15 ~ +15 dB 中域の増幅/減衰量EQ Mid Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0 中域の幅(値が大きいほど幅

は狭くなります)EQ High Freq 2000, 4000, 8000 Hz 高域の基準周波数EQ High Gain -15 ~ +15 dB 高域の増幅/減衰量Level 0 ~ 127 出力音量

L in

R in

L out

R out

Syn. Resonance

3-BandEQ

3-BandEQ

187

Page 188: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 188 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

音符:fig.MFX_note2.j

3Dエフェクトを使うとき

次の 4つの 3Dエフェクトでは、RSS(ローランド・サウンド・スペース)で培われたノウハウを生かし、通常のディレイ、リバーブやコーラスなどでは表現できない広がりを出しています。

29:3D CHORUS(3D コーラス)

30:3D FLANGER(3D フランジャー)

31:3D STEP FLANGER(3D ステップ・フランジャー)

52:3D DELAY(3D ディレイ)

これらのエフェクトを使うときは、スピーカーを以下のように設置されることをおすすめします。また、スピーカーは、側面の壁から十分離してください。fig.32-002

左右のスピーカーの距離が離れすぎている場合や、残響が多すぎる部屋では、3Dの効果が十分現れないことがあります。

また、これらのエフェクトには「Output Mode」というパラメーターがあります。OUTPUTジャックから出力される音をスピーカーで鳴らすときは「SPEAKER」に、ヘッドホンで鳴らすときは「PHONES」に設定すると、最適な 3D 効果が得られます。このパラメーターが正しく設定されていないと、3Dの効果が十分現れないことがあります。

30˚ 30˚

Step Reset 機能について

06:STEP FILTER

16:STEP RING MODULATOR

19:STEP PAN

20:SLICER

63;STEP PITCH SHIFTER

上記 5タイプは、16ステップのシーケンスを持っています。

これらのタイプでは、マルチエフェクト・コントロールを使って、ステップのシーケンスを先頭から再開させる (リセットする ) ことができます。

この場合、マルチエフェクト・コントロールの Destination を「Step Reset」に設定してください。

例えば、モジュレーション・レバーでコントロールする場合には、以下のように設定します。

Source: CC01:MODULATION

Destination:Step Reset

Sens: +63

この設定で、モジュレーション・レバーを操作するたびに、ステップのシーケンスは先頭から再開されるようになります。

(倍全音符) (付点全音符)、

(付点2分音符)、

(付点32分音符)、

(全音符)、 (3連倍全音符)、

(3連16分音符)、

(32分音符)、 (3連64分音符)、 (64分音符)、 (3連32分音符)、

(付点8分音符)、 (3連4分音符)、 (8分音符)、

(3連2分音符)、 (4分音符)、 (付点4分音符)、

(3連全音符)、

(2分音符)、

(16分音符)、 (3連8分音符)、

(付点16分音符)、

188

Page 189: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 189 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa ではコーラスをディレイとして使うこともできます。fig.Chorus_70

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

音符:fig.MFX-note2.j

コーラスの設定(Chorus)

パラメーター 設定値 説明(Chorus Type) 00(OFF)~03 コーラスの種類Chorus Level 0 ~ 127 コーラスを通した音の音量Type 01:Chorus

Filter Type OFF、LPF、HPF フィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF:高域をカットHPF:低域をカット

Cutoff Freq 200 ~ 8000 Hz フィルターの基準周波数Pre Delay 0.0 ~ 100.0 ms 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間Rate 0.05 ~ 10.00 Hz、音符 揺れの周期Depth 0 ~ 127 揺れの深さPhase 0 ~ 180° コーラス音の広がり具合Feedback 0 ~ 127 コーラスを通した音を入力に戻す量Type 02:Delay

Dly Left 0 ~ 1000 ms、音符 原音が鳴ってから左/右/中央のディレイ音が鳴るまでの遅延時間Dly RightDly CenterCenter Feedback -98 ~ +98 % ディレイ音を入力に戻す割合(マイナス:逆相)HF Damp 200 ~ 8000 Hz、BYPASS 入力に戻すディレイ音の高域成分をカットする周波数(BYPASS:カットしない)Left Level 0 ~ 127 左/右/中央のディレイ音の音量Right LevelCenter LevelType 03:GM2ChorusPre-LPF 0 ~ 7 コーラスに入力する音の高域成分の減衰量Level 0 ~ 127 コーラス音の音量Feedback 0 ~ 127 コーラス音を入力に戻す量Delay 0 ~ 127 原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間Rate 0 ~ 127 揺れの周期Depth 0 ~ 127 揺れの深さSend Level To Reverb 0 ~ 127 コーラス音をリバーブへ送る量

(倍全音符) (付点全音符)、

(付点2分音符)、

(付点32分音符)、

(全音符)、 (3連倍全音符)、

(3連16分音符)、

(32分音符)、 (3連64分音符)、 (64分音符)、 (3連32分音符)、

(付点8分音符)、 (3連4分音符)、 (8分音符)、

(3連2分音符)、 (4分音符)、 (付点4分音符)、

(3連全音符)、

(2分音符)、

(16分音符)、 (3連8分音符)、

(付点16分音符)、

189

Page 190: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 190 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

fig.Reverb_70

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

リバーブの設定(Reverb)

パラメーター 設定値 説明(Reverb Type) 00 (OFF)-05 リバーブの種類Reverb Level 0 ~ 127 リバーブを通した音の音量Type 01:Reverb(Normal Reverb)

Type ROOM1、ROOM2、STAGE1、STAGE2、HALL1、HALL2、DELAY、PAN-DELAY

リバーブ/ディレイの種類ROOM1:余韻が短く高密度ROOM2:余韻が短く低密度STAGE1:後部残響音多めSTAGE2:初期反射強めHALL1:澄んだ響きHALL2:豊かな響きDELAY:一般的なディレイPAN-DELAY:反射音が左右に移動するディレイ

Time 0 ~ 127 リバーブ音の余韻の長さ(Type:ROOM1~ HALL2)遅延時間(Type:DELAY、PAN-DELAY)

HF Damp 200~ 8000 Hz、BYPASS リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)Type 02:SRVRoom(ROOM の残響をより細かくシミュレートしたリバーブType 03:SRVHall(HALL の残響をより細かくシミュレートしたリバーブType 04:SRVPlate(プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)のシミュレーション)Pre Delay 0.0 ~ 100.0 ms 原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間Time 0 ~ 127 リバーブ音の余韻の長さSize 1 ~ 8 部屋/ホールの大きさHigh Cut 160 Hz ~ 12.5 kHz、BYPASS 最終出力音の高域成分をカットする基準周波数(BYPASS:カットしない)Density 0 ~ 127 リバーブ音の密度Diffusion 0 ~ 127 リバーブ音の密度の時間変化

値が大きいほど、時間が経つにしたがって濃密な音になります。(Timeを長くすると効果がよく現われます。)

LF Damp 50~ 4000 Hz リバーブ音の低域成分をカットする基準周波数LF Damp Gain -36 ~ 0 dB LFダンプの減衰量(0:効果なし)HF Damp 4000 Hz ~ 12.5 kHz リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数HF Damp Gain -36 ~ 0 dB HFダンプの減衰量(0:効果なし)Type 05:GM2ReverbCharacter 0 ~ 7 リバーブの種類

0~ 5:リバーブ系6、7:ディレイ系

Pre-LPF 0 ~ 7 リバーブに入力する音の、高域成分の減衰量Level 0 ~ 127 リバーブ音の音量Time 0 ~ 127 リバーブ音の余韻の長さDelay Feedback 0 ~ 127 ディレイ音を入力に戻す量(Character が 6、7の場合のみ設定可)

190

Page 191: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

エフェクトをかける

Fantom-Xa_j.book 191 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa の最終出力にかけるステレオ・コンプレッサー(リミッター)です。高域/中域/低域ごとに独立して、指定した音量レベルよりも大きな音を圧縮し、音量のばらつきを抑えます。MDや DATへミックス・ダウンしたり、オーディオCDを制作するときなどに、最適化されたレベルでマスタリングができます。

※ マスタリング・エフェクトの設定は、Fantom-Xa 全体の設定です。パッチやパフォーマンスごとの設定ではありません。

※ マスタリング・エフェクトはOUTPUT A(MIX)ジャックに出力される音に対して効果がかかります。OUTPUT B ジャックに出力される音には効果がかかりません。

fig.Mastering_70

設定のしかたについてはエフェクトの設定のしかた(P.157)をご覧ください。

マスタリング・エフェクト(Mastering Effect)

パラメーター 設定値 説明(Type) 00:Hard Comp、

01:Soft Comp、02:Low Boost、03:Mid Boost、04:Hi Boost、05:User

呼び出すマスタリング・エフェクトの設定00 ~ 04:プリセット・セッティング05:ユーザー・セッティング[F6(SYSTEMWRITE)]を押すと、現在の設定をユーザー・セッティングとして保存します。

※ ユーザー・セッティングは 1種類のみ保存可能です。Split Lo 200~ 800 Hz 低域(Lo)と中域(Mid)の帯域分割周波数Split Hi 2000 ~ 8000 Hz 高域(Hi)と中域(Mid)の帯域分割周波数Lo/Mid/Hi Level 0 ~ 24 dB 出力音量Low/Mid/Hi Attack 0 ~ 100 ms Thresh を超える入力があったときに、音量を圧縮するまでの時間Low/Mid/Hi Release 50~ 5000 ms 圧縮がかかっている状態から、入力がThresh より小さくなったときに、圧縮をやめるまでの

時間Low/Mid/Hi Thresh -36 ~ 0 dB 圧縮を始める音量レベルLow/Mid/Hi Ratio 1.00:1 ~ INF:1 圧縮比(INF:無限大)

THRESHOLD(Thresh)とRATIO について

下図のように、音量の圧縮のしかたを設定します。fig.MasterComp.j

1:1

2:1

4:1

INF:1

THRESHOLD

入力音量

出力音量

RATIO

191

Page 192: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

19

Fantom-Xa_j.book 192 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

各モードに共通の設定(システム機能)

チューニングやMIDI メッセージの受信のしかたなど、Fantom-Xa全体の動作環境に関する機能をシステム機能といいます。

1. PATCH PLAY 画面、PERFORM LAYER画面、または

PERFORM MIXER画面で[MENU]を押します。

2. を押して「1. System」を選び、[ENTER]を押しま

す。

System Menu ウィンドウが表示されます。fig.SystemMenu_70

3. [F1]~[F5]を押してパラメーター・グループを選びます。

SYSTEM SETUP画面が表示されます。fig.SystemSetup_70

4. [F1]~[F4]または でパラメーターを選びます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定を変更します。

6. 手順 3 ~ 5を繰り返し、システム機能を設定します。

7. 設定を保存するときは[F6(WRITE)]を押します。

8. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

システム設定の変更は一時的なもので、電源を切ると失われます。システム設定の変更を残したいときは、本体のシステム・メモリーに保存します。

保存操作を行うと、それまでのシステム設定は上書きされて失われます。ただし、工場出荷時の設定はファクトリー・リセットを実行して復活させることができます。

1. システム設定変更後に、[F6(WRITE)]を押します。fig.SystemWrite_70

「System Write Completed!」と表示されて設定が保存され、SYSTEM SETUP画面に戻ります。

1. [MENU]を押します。

2. を押して「1.System」を選び、[ENTER]を押しま

す。

System Menuウィンドウが表示されます。

3. [F6(INFORMATION)]を押します。

SYSTEM INFO 画面が表示されます。

4. [F1]~[F3]を押して、見たい情報を表示させます。[F1(MEMORY)]:実装しているメモリーの容量

[F2(SRX)]: 装着しているウェーブ.エクスパンション・ボードの名前

[F3(VERSION)]:Fantom-Xa のシステム・プログラムのバージョン

5. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

システム機能の設定方法

システム設定の保存(System Write)

システム情報の表示

2

Page 193: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 193 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ここでは、システム・パラメーターの働きを、パラメーターの構成に合わせて説明しています。

[F1(COMMON)]

[F2(AUTO LD)]

システム・パラメーターの働き

System Menu[F1(GENERAL)]

パラメーター 設定値 説明System Common

LCD Contrast 1 ~ 20 ディスプレイのコントラスト(表示の濃さ)Power Up Mode PATCH、

PERFORMANCE電源投入時に立ち上がるモードPATCH:パッチ・モードPERFORMANCE:パフォーマンス・モード

Patch Remain OFF、ON ONにすると、他のパッチやリズム・セットを選んだときに、現在発音中の音を残せます。また、ONのときはMIDI で受信したVolumeや Panなどの情報(CC 5、7、10、65、68、71~ 74、RPN 0、1、2、MONO ON、POLY ON)、および各コントローラーによる音質や音量の変化を引き継ぎます。

※ エフェクト設定は、ここでの設定に関わらず、パッチやリズム・セットの切り替えと同時に切り替わります。したがって、Patch Remain を ON にしていても、エフェクトの設定によっては発音中の音が残らない場合があります。

Sampling

Default File Type WAV、AIFF サンプルを保存するときのファイル形式Pre Sample Time 0 ~ 1000 ms サンプリング操作や音の入力タイミングよりさかのぼってサンプリングを開始する時間

サンプル音の立ち上がり部分の欠落を防ぎます。Trigger Level 0 ~ 7 Auto Trigが ON のとき、サンプリングを開始する音量

「0」で最小となります。Gap Time 500~ 2000 ms サンプルが分割対象となる無音部分の長さ

設定時間以上の無音部分があると、その部分を境目としてサンプルを分割し、それ以降を次のサンプル・ナンバーに割り当てます。

※ オート・ディバイド・サンプリング時のみ有効なパラメーターです。Input Select LINE IN L/R、

LINE IN L、MICROPHONE

外部入力音のソースLINE IN L/R:L/R(ステレオ)LINE IN L:L(モノ)MICROPHONE:L(モノ、マイク・レベル)

Trimming Switch OFF、ON ONにすると、サンプリングした音の先頭や末尾に無音部分があった場合、サンプリング後にStartポイントと End ポイントが信号のある区間に自動設定されます。

Skip Back Time OFF、5~ 40 sec スキップ・バック・サンプリングの際に、さかのぼってサンプリングする時間OFF にするとスキップ・バック・サンプリングを行いません。

パラメーター 設定値 説明Load PresetSamples at Startup

OFF、ON ONにすると、電源投入時にプリセット・サンプルをメモリー上に読み込みます。

Load UserSamplesat Startup

OFF、ON ONにすると、電源投入時にユーザ-・エリアとメモリー・カードのサンプルをメモリー上に読み込みます。

Load Demo Songat Startup

OFF、ON ONにすると、電源投入時にデモ・ソングをテンポラリー・エリア上に読み込みます。

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Page 194: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 194 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F3(SOUND)]

[F4(USB)]

USBモードは、Fantom-Xa とコンピューターをUSBケーブルで接続する前に切り替えてください。接続したまま切り替えた場合、コンピューター側で正しく認識されないことがあります。

各USBモードでのコンピューターとの接続方法については、接続のしかた(P.207)をご覧ください。

パラメーター 設定値 説明Sound Generator

Master Tune 415.3 ~ 466.2 Hz Fantom-Xa 全体のチューニング(A4 キーの周波数)Master Key Shift -24 ~ +24 Fantom-Xa 全体の音域を半音単位で移動Master Level 0 ~ 127 Fantom-Xa 全体の音量Output Gain -12 ~ 12 dB Fantom-Xa の出力ゲイン

発音ボイス数が少ない場合などにブーストすると、外部機器への録音時などに最適な出力レベルを得られます。

Mix/Parallel MIX、PARALLEL Fantom-Xa 全体の音の出力のしかたMIX:すべての音をOUTPUT A(MIX)ジャックから出力PARALLEL:各Output Assign の設定に従って出力

※ 各Output Assignが INDIVIDUAL 3ジャックに設定されている音はOUTPUT A(MIX)ジャックの L側から、INDIVIDUAL 4 ジャックに設定されている音はOUTPUT A(MIX)ジャックの R側から出力されます。

※ PHONES ジャックから出力される音はOUTPUT A(MIX)ジャックから出力される音と同じになります。そのため、Output Assign が OUTPUT B ジャックに設定されている音はPHONESジャックから出力されません。ヘッドホンで音を聴くときは「MIX」にするとよいでしょう。

Preview

Preview Mode SINGLE、CHORD、PHRASE

SINGLE:Preview 1 ~ 4 Note Number で設定した音が順番に鳴ります。CHORD:Preview 1 ~ 4 Note Number で設定した音が同時に鳴ります。PHRASE:パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意されたフレーズが鳴ります。

Preview 1 ~ 4Note Number

C -~ G9 Preview Mode が「SINGLE」「CHORD」のときに鳴る 4つの音のピッチ※ Preview Mode が「PHRASE」のときは無効です。

Preview 1 ~ 4Velocity

OFF、1~ 127 Preview Mode が「SINGLE」「CHORD」のときに鳴る 4つの音のベロシティー※ Preview Mode が「PHRASE」のときは無効です。

Scale Tune for PatchModeFantom-Xa では、平均律以外のさまざまな音律で鍵盤を演奏することができます。平均律に対してどのくらいピッチをずらすかを 1セント(半音の 1/100)単位で設定します。

パッチ・モードでは、すべてのパッチに共通で 1つです。パフォーマンス・モードでは、各パフォーマンスのパートごとに設定できます(P.76)。

※ パッチ・モードではキーボード・パートにのみ有効です。 • 設定した音律は、外部MIDI 機器から受信したMIDI メッセージについても有効です。

Scale Tune Switch OFF、ON 平均律以外の音律で演奏するとき、ONにします。Patch Scale Tunefor C ~ B

-64 ~ +63 パッチ・モードでのスケール・チューンを設定します。

パラメーター 設定値 説明USB Mode STORAGE、MIDI USBコネクターの使用モード

STORAGE:ストレージ・モード。ファイルを転送するときに選びます。MIDI:MIDI モード。シーケンサーなどとMIDI 通信するときに選びます。

※ USB モードの切り替えについては、ストレージ・モードとMIDIモードを切り替える(P.206)をご覧ください。

USB-MIDI Thru OFF、ON USB Modeが「MIDI」のときに「ON」にすると、受信したMIDI 信号をそのままMIDI OUTコネクターから送信します。

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Page 195: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 195 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(KBD)]

[F2(PDL BND)]

System Menu[F2(KBD/CTRL)]

パラメーター 設定値 説明Keyboard Velocity REAL、1~ 127 鍵盤を弾いたときに送信されるベロシティー

REAL:キーを押さえる強さに応じたベロシティーを送信1 ~ 127:キーを押さえる強さに関係なく、常に一定のベロシティーを送信

Touch Sens LIGHT、MEDIUM、HEAVY

鍵盤タッチLIGHT:軽めのシンセサイザーMEDIUM:標準HEAVY:アコースティック・ピアノ

パラメーター 設定値 説明

PedalControlPedal Assign

CC01 ~ 31、33~ 95、BEND UP、BEND DOWN、AFTERTOUCH、OCT UP、OCT DOWN、START/STOP、PUNCH IN/OUT、TAP TEMPO、PROG UP、PROG DOWN、FAVORITE UP、FAVORITE DOWN、ARP SW、RHY START/STOP、CHORD SW、LOOP

CONTROL PEDALジャックに接続したペダルでコントロールする機能CC01 ~ 31、33 ~ 95:コントローラー・ナンバー 1~ 31、33~ 95BEND UP:ペダルを踏むたびにピッチが半音単位で上がります(最大 4オクターブ)。BEND DOWN:ペダルを踏むたびにピッチが半音単位で下がります(最大 4オクターブ)。AFTERTOUCH:アフタータッチOCT UP:ペダルを踏むたびに鍵域がオクターブ単位で上がります(最大 3オクターブ)。OCT DOWN:ペダルを踏むたびに鍵域がオクターブ単位で下がります(最大 3オクターブ)。START/STOP:シーケンサーのスタート/ストップPUNCH IN/OUT:マニュアル・パンチ・イン・レコーディングのスタート/ストップTAP TEMPO:ペダルを踏む間隔でテンポを設定します(タップ・テンポ)。PROG UP:次の音色ナンバーに切り替えます。PROG DOWN:直前の音色ナンバーに切り替えます。FAVORITE UP:次のナンバーまたはバンクのフェイバリット・パッチ(パフォーマンス)に切り替えます。FAVORITE DOWN:直前のナンバーまたはバンクのフェイバリット・パッチ(パフォーマンス)に切り替えます。ARP SW:アルペジオ/リズム機能のオン/オフRHY START/STOP:リズム・パターンのスタート/ストップCHORD SW:コード・メモリー機能のオン/オフLOOP:ループ再生のオン/オフ

ControlPedalPolarity

STANDARD、REVERSE

ペダルの極性ペダルによっては、ペダルを踏んだときと離しているときの動作が逆になるものがあります。動作が逆になるペダルを使うときは「REVERSE」にします。ローランドのペダル(ポラリティー・スイッチが付いていないもの)を使うときは「STANDARD」にします。Hold Pedal

PolarityContinuousHold Pedal

OFF、ON ON にすると、HOLD PEDAL ジャックがハーフ・ペダル対応になります。ハーフ・ペダル対応にすると、ダンパー・ペダル(別売:DP-8など)を接続して、ピアノ音色を使った演奏での微妙なペダル・ワークによるコントロールができます。

Pitch BendBender andModulationPart Select

KBD、PAD ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバーでコントロールするパート

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Page 196: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 196 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F3(KNOB SW)]

[F4(CTRL)]

パラメーター 設定値 説明Realtime CTRL Knob

Knob Part Select KBD、PAD REALTIME CONTROL つまみでコントロールするパートKnob C1 Assign CC01 ~ 31、

33 ~ 95、PITCH BEND、AFTERTOUCH、ARP STYLE、ARP GRID、ARP DURATION、ARP MOTIF、CHORD FORM、MASTER LEVEL

REALTIME CONTROL つまみでコントロールする機能CC01 ~ 31、33~ 95:コントローラー・ナンバー1 ~ 31、33~ 95PITCH BEND:ピッチ・ベンドAFTERTOUCH:アフタータッチARP STYLE:アルペジオのスタイルARP GRID:アルペジオの拍と跳ねかたARP DURATION:アルペジオの各ノートの鳴る長さARP MOTIF:アルペジオの上昇/下降のバリエーションCHORD FORM:コード・メモリー機能のコード・フォームMASTER LEVEL:Fantom-Xa全体の音量

Knob C2 AssignKnob C3 AssignKnob C4 Assign

Realtime CTRL Assign SWSwitch 1 Assign TRANSPOSE DOWN、

TRANSPOSE UP、TAP TEMPO、MONO/POLY、PORTAMENTO、HOLD、MFX1 ~ 3、CHORUS SW、REVERB SW、MASTERING SW、LOOP、RHY START/STOP

[ ]、[ ]の各ボタンでコントロールする機能TRANSPOSE DOWN:鍵域が半音単位で下がります(最大 5半音)。TRANSPOSE UP:鍵域が半音単位で上がります(最大 6半音)。TAP TEMPO:ボタンを押す間隔でテンポを設定します(タップ・テンポ)。MONO/POLY:パッチの鳴らしかたのポリフォニック(POLY)/モノフォニック(MONO)の切り替えPORTAMENTO:ポルタメントのオン/オフHOLD:ホールドのオン/オフMFX1 ~ 3SW:マルチエフェクト 1~ 3のスイッチCHORUS SW:コーラス・スイッチREVERB SW:リバーブ・スイッチMASTERING SW:マスタリング・スイッチLOOP:ループ再生のオン/オフRHY START/STOP:リズム・パターンのスタート/ストップ

Switch 2 Assign

パラメーター 設定値 説明

Sys Ctrl 1 ~ 4Source

OFF、CC01 ~ 95、PITCH BEND、AFTERTOUCH

システム・コントロールとして使うMIDI メッセージOFF:システム・コントロールを使いません。CC01 ~ 95:コントローラー 1~ 95PITCH BEND:ピッチ・ベンドAFTERTOUCH:アフタータッチ

システム・コントロール

MIDIメッセージなどに本来とは異なる働きをさせて、トーンの設定をリアルタイムに変化させる機能をマトリックス・コントロールと呼びます(P.49)。同様に、MIDI メッセージでマルチエフェクトの設定をリアルタイムに変化させる機能をマルチエフェクト・コントロールと呼びます(P.162)。

通常、マトリックス・コントロールはパッチごと、マルチエフェクト・コントロールはパッチ/リズム・セット/パフォーマンスごとに設定します。

対してシステム・コントロールは、Fantom-Xa全体で共通して使えるコントローラーです。

例えば、異なるパッチであってもマトリックス・コントロールには常に同じMIDI メッセージを使いたいときなど、そのMIDIメッセージをSys Ctrl 1 Source に選び、各パッチのCTRLSource には「SYS CTRL 1」を選んでおきます。このように設定すると、マトリックス・コントロールに使用するMIDIメッセージを変更する必要が生じた場合、Sys Ctrl 1 SourceのMIDI メッセージを選びなおすだけで設定変更が完了するので便利です。

システム・コントロールは 4つまで設定することができます。

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Page 197: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 197 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(GENERL)]

System Menu[F3(MIDI)]

パラメーター 設定値 説明Local Switch OFF、ON コントローラー部(鍵盤、パッド、ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー、パネル上の

つまみやボタン、Dビーム・コントローラー、ペダルなど)と内部音源の接続オン/オフ通常は「ON」にしておきます。Fantom-Xa の操作で外部音源だけをコントロールしたいときは「OFF」にします。

Device ID 17 ~ 32 システム・エクスクルーシブ・メッセージを送受信する場合に、相互の機器のデバイス ID ナンバーを合わせます。

Remote Keyboard Switch OFF、ON 外部MIDI キーボードを Fantom-Xaの鍵盤の代用として使う場合に「ON」にします。この場合、外部MIDI キーボードのMIDI 送信チャンネルは何チャンネルでもかまいません。通常は「OFF」にしておきます。

※ アルペジオやRPS 機能を使った演奏を、外部MIDI 機器からコントロールする場合は「ON」にします。

Performance ControlChannel

1 ~ 16、OFF

外部MIDI 機器からMIDIメッセージ(プログラム・チェンジ/バンク・セレクト)を送信してパフォーマンスを切り替えるときのMIDI 受信チャンネル

外部MIDI 機器からパフォーマンスの切り替えを行わない場合は「OFF」にします。※ ここでの設定がパートのMIDI 受信チャンネルと重なった状態で、プログラム・チェンジの

みを受信すると、パフォーマンスの切り替えが優先されます。Kbd Patch Rx/Tx Channel 1 ~ 16 パッチ・モードでのキーボード・パートのMIDI メッセージの送受信チャンネルPad Patch Rx/Tx Channel 1 ~ 16 パッチ・モードでのパッド・パートのMIDI メッセージの送受信チャンネル

Local Switch(ローカル・スイッチ)の使いかた外部のシーケンス・ソフトと、Fantom-Xaの鍵盤やコントローラーと音源部を合わせて使う場合、Local Switchを OFFにします。その方法について説明します。

Fantom-Xaと外部シーケンサーの接続fig.LocalSw.j

「Fantom-Xaの鍵盤→外部シーケンス・ソフト→ Fantom-Xaの音源部」の順に接続することを考えます。Fantom-Xa の鍵盤部と音源部は内部で接続されているため、通常はこのような接続は不可能です。しかし、Local Switchを OFF にすると、Fantom-Xaの鍵盤部と音源部は独立して扱うことができるので、上の図のような接続で外部シーケンス・ソフトと合わせて使うことができます。

鍵盤

シーケンサー

音源

切断 (ローカル・オフ)

(外部)

Fantom-Xa Fantom-Xa

197

Page 198: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 198 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F2(TX)]

[F3(RX)]

[F4(MMC MTC)]

パラメーター 設定値 説明Transmit Program Change OFF、ON プログラム・チェンジ・メッセージの送信オン/オフTransmit Bank Select OFF、ON バンク・セレクト・メッセージの送信オン/オフTransmit Active Sensing OFF、ON アクティブ・センシング・メッセージの送信オン/オフTransmit Edit Data OFF、ON パッチ、パフォーマンスの設定変更を、システム・エクスクルーシブ・メッセージとして

送信する/しないの切り替えSoft Through OFF、ON ON にすると、MIDI IN コネクターから入力されたMIDI メッセージをMIDI OUT コネク

ターへそのまま出力します。

パラメーター 設定値 説明Receive Program Change OFF、ON プログラム・チェンジ・メッセージの受信オン/オフReceive Bank Select OFF、ON バンク・セレクト・メッセージの受信オン/オフReceive Exclusive OFF、ON システム・エクスクルーシブ・メッセージの受信オン/オフReceive GM System On OFF、ON GM システム・オン・メッセージの受信オン/オフReceive GM2 System On OFF、ON GM2 システム・オン・メッセージの受信オン/オフReceive GS Reset OFF、ON GS リセット・メッセージの受信オン/オフ

パラメーター 設定値 説明

MMCMMC(MIDI マシーン・コントロール)は、MIDI メッセージを使ってテープ・レコーダーや VTR、デジタル・レコーディング・システムなどの機器をコントロールするための規格です。ストップ、プレイなどのコマンドが 37 種類用意されています。MMC Mode MASTER、

SLAVEローランド VSシリーズなどのハード・ディスク・レコーダーと同期させる場合、Fantom-Xa のシーケンサーがどの同期信号にしたがって動作するかを設定します。MASTER:Fantom-Xa の動作に他の機器を同期させます。SLAVE:外部機器のMMC(MIDI マシーン・コントロール)を受信して、Fantom-Xaが動作します。

MMC Output OFF、ON ローランド VSシリーズなどのハード・ディスク・レコーダーと同期させるときに「ON」にします。「ON」のときはMMC(MIDI マシーン・コントロール)に関するコマンド(プレイ、ストップ、ロケート)が送信されます。

MTC

MTC Sync Output OFF、ON ON にすると、MTC(MIDI タイム・コード)を外部MIDI 機器に送信します。MTC Frame Rate 24、25、29N、

29D、30MTC のフレーム・レイト

マスターとスレーブとで同じ値にします。24:毎秒 24フレーム25:毎秒 25フレーム29N:毎秒 29フレーム、ノン・ドロップ・フォーマット29D:毎秒 29フレーム、ドロップ・フォーマット30:毎秒 30フレーム、ノン・ドロップ・フォーマット

※ ローランドVSシリーズなどのハード・ディスク・レコーダーと同期する場合は、Fantom-Xa とフレーム・レイトを一致させていれば、特にどの値を設定してもかまいません。ただし、ビデオ・デッキなどの映像機器と同期する場合は、映像機器側でフレーム・レイトが固定されていますので、Fantom-Xa 側での設定を変更します。

MTC Offset Time Hour 0 ~ 23(時) Fantom-Xa での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整を時単位で行います。MTC Offset Time Minute 0 ~ 59(分) Fantom-Xa での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整を分単位で行います。MTC Offset Time Second 0 ~ 59(秒) Fantom-Xa での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整を秒単位で行います。MTC Offset Time Frame 0 ~ 29

(フレーム)Fantom-Xa での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整をフレーム単位で行います。

198

Page 199: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 199 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

MTC Error Level 0 ~ 10 外部機器からの MTCを受信する際、その受信状態をチェックする間隔を設定します。そのチェックで問題が発生すると同期を停止します。

値が大きいほどチェックする間隔が長くなります。※ 厳密には数値が小さいほど正確なチェックが行えます。しかし、あまり厳しいチェッ

クだと再生が頻繁に停止して不便な場合があります。エラー・レベルの間隔を長くすることで、MTCの受信に多少問題があっても実用上問題のないレベルであれば、同期を続けることができます。

パラメーター 設定値 説明

MIDI クロックとMTC

MIDIクロックも MTC(MIDIタイム・コード)も、同期タイミングをとるのに使用できる信号です。目的に合わせてどちらかを使います。

MIDIクロックはシーケンサーの演奏テンポを伝えて同期することができ、MTCは機器間の動作を絶対時間で同期できます。ローランドVSシリーズはハード・ディスク・レコーダーなので、MIDIクロックを送信しません。したがって、ハード・ディスク・レコーダーと Fantom-Xaの同期は、通常 MTCを使います。しかし、VSシリーズにはMIDI クロックを録音するための専用トラックがありますから、ここに Fantom-Xa のMIDIクロックを録音することで、あたかもVSシリーズがMIDIクロックを送信しているようにして(実際はMIDI クロックを録音したトラックを再生している)、Fantom-Xa と同期する方法もあります。ただし、あらかじめVSシリーズのシンク・トラックにデータを録音しておく必要があるため、大量のテンポ・データを持つソングでない限りは、MTCでの同期が便利です。

MTCの種類

Fantom-Xaで選択できるMTC の種類は以下のとおりです。外部機器と同じフレーム・レイトを選択します。ビデオ機器を使わない場合、同期する機器間で同じフレーム・レイトを選べば、どのフレーム・レイトでも構いません。

30: 毎秒 30フレームのノン・ドロップ・フォーマット。アナログ・テープ・レコーダーなどのオーディオ機器、NTSC 方式の白黒ビデオ(日本やアメリカで採用)に使われています。

29N:毎秒29.97 フレームのノン・ドロップ・フォーマット。NTSC 方式のカラー・ビデオ(日本やアメリカで採用)に使われています。

29D:毎秒29.97 フレームのドロップ・フォーマット。NTSC方式のカラー・ビデオ(日本やアメリカで採用)に使われています。

25: 毎秒 25フレームのフレーム・レイト。SECAM/PAL 方式のビデオ(ヨーロッパなどで採用)、オーディオ機器、映画で使われています。

24: 毎秒 24フレームのフレーム・レイト。アメリカの映画で使われています。

ノン・ドロップ・フォーマットとドロップ・フォーマット

NTSC方式のVCR には、ノン・ドロップとドロップの 2種類のフォーマットがあります。ノン・ドロップ・フォーマットはフレームが連続しています。一方、ドロップ・フォーマットはNTSC方式のカラー・ビデオに対応するために、各分の最初でフレームを 2つずつとばしています(10分単位の分を除く)。一般のビデオ制作や音楽制作では、フレームが連続している方が扱いやすいので、ノン・ドロップ・フォーマットが多用されます。しかし、タイム・コードを実際の時間と一致させなければならない放送局などでは、ドロップ・フォーマットが多用されています。

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Page 200: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 200 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(METRO)]

[F2(REC TRK)]

[F3(SYNC)]

System Menu[F4(SEQ/TEMPO)]

パラメーター 設定値 説明Metronome Mode OFF、

PLAY-ONLY、REC-ONLY、PLAY&REC、ALWAYS

メトロノームの鳴りかたOFF:鳴りません。PLAY-ONLY:再生時のみ鳴ります。REC-ONLY:録音時のみ鳴ります。PLAY&REC:再生/録音時に鳴ります。ALWAYS:常に鳴ります。

※[TEMPO]を押してTempo ウィンドウを表示させ、[F5(CLICK)]を押してチェック・マーク( ✔)を表示させると、常にメトロノームが鳴ります。

Metronome Level 0 ~ 10 メトロノームの音量Metronome Sound TYPE1 ~ TYPE4 メトロノームの音色

TYPE 1:通常のメトロノーム音(1拍目はベル音)TYPE 2:クリック音TYPE 3:ビープ音TYPE 4:カウベル音

Beat IndicatorMode

REC&PLAY、ALWAYS

パネル上のビート・インジケーターの表示のしかたALWAYS:常に点滅REC&PLAY:再生/録音時のみ点滅

パラメーター 設定値 説明

Rec Track Select MANUAL、AUTO シーケンサーへのレコーディング時のトラック選択方法MANUAL:トラック番号を手動で選択します。1トラック内に複数チャンネルの演奏をレコーディングするのに便利です。AUTO:カレント・パートと同じ番号のフレーズ・トラックが自動的に選ばれます。1トラックに 1チャンネル分だけレコーディングするときに便利です。

パラメーター 設定値 説明

Sync Mode MASTER、SLAVE-MIDI、SLAVE-MTC、REMOTE

Fantom-Xa の内蔵シーケンサーの同期のしかたMASTER:Fantom-Xa 単体使用時や、Fantom-Xa に他のMIDI 機器を同期させる場合に選びます。SLAVE-MIDI:外部機器のMIDI クロックを受信して動作します。SLAVE-MTC:外部機器のMTC(MIDI タイム・コード)を受信して動作します。REMOTE:外部機器からの再生開始、中断、停止のMIDI メッセージには従いますが、テンポはFantom-Xa のテンポ設定で動作します。

Sync Output OFF、ON ON にすると、同期に関するMIDI メッセージ(MIDI クロック、スタート、コンティニュー、ストップ、ソング・ポジション・ポインター、ソング・セレクト)を外部MIDI 機器に送信します。

Arp/RhythmSync Switch

OFF、ON ON にすると、アルペジオ/リズム・パターンのスタート/ストップがシーケンサーと同期します。OFF:スタート/ストップはシーケンサーと同期しません。ON:シーケンサー動作中、次の小節の頭のタイミングでアルペジオ/リズム・パターンがスタートします。シーケンサーを停止させると、アルペジオ/リズム・パターンも停止します。

Tempo Override OFF、ON ON にすると、パフォーマンスを切り替えたときに、シーケンサーのテンポがパフォーマンスでの設定値になります。

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Page 201: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 201 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F1(GENERL)]

[F2(TRIGGER)]

[F3(ASSIGN)]

System Menu[F5(D BEAM)]

パラメーター 設定値 説明SENSIBILITY

D Beam Sens 0 ~ 127 D ビーム・コントローラーの感度値を大きくするほどDビーム・コントローラーが効きやすくなります。

PART

D Beam Part Select KBD、PAD D ビームでコントロールするパート

パラメーター 設定値 説明

Pad Number 1 ~ 9 D ビームで発音させるパッド・ナンバーPad Velocity 1 ~ 127 D ビームで発音させるパッドの音の強さPad Control Mode MOMENTARY、

LATCHD ビームをさえぎったときの動作のしかたMOMENTARY:D ビームに手をかざしている間だけオンLATCH:D ビームに手をかざすたびにオン/オフ切り替え

パラメーター 設定値 説明

Type CC01 ~ 31、33~ 95、BEND UP、BEND DOWN、START/STOP、TAP TEMPO、ARP GRID、ARP DURATION、ARP MOTIF、ARP OCTAVE UP、ARP OCTAVE DOWN

D ビームでコントロールする機能CC01 ~ 31、33 ~ 95:コントローラー・ナンバー 1~ 31、33~ 95BEND UP:Pitch Bend Range Up(P.41)の設定と同様のピッチ変化のコントロールBEND DOWN:Pitch Bend Range Down(P.41)の設定と同様のピッチ変化のコントロールSTART/STOP:シーケンサーのスタート/ストップTAP TEMPO:タップ・テンポ(Dビームに手をかざす間隔でテンポを設定します。)ARP GRID:アルペジオの拍子と跳ねかたARP DURATION:アルペジオの各ノートの鳴る長さARP MOTIF:アルペジオの上昇/下降バリエーションARP OCTAVE UP:アルペジオのオクターブ・アップ(最大 3オクターブ)ARP OCTAVE DOWN:アルペジオのオクターブ・ダウン(最大 3オクターブ)

Range Min 0 ~ 127 D ビーム・コントローラーの可変範囲の下限Range Max 0 ~ 127 D ビーム・コントローラーの可変範囲の上限

Range Max を Range Min より小さくすると、可変範囲の上下が反転します。

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Page 202: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

各モードに共通の設定(システム機能)

Fantom-Xa_j.book 202 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

[F4(DB SYN)]

パラメーター 設定値 説明Level & Range

Level 0 ~ 127 ソロ・シンセの音量Chorus Send Level 0 ~ 127 コーラスへ送る信号レベルReverb Send Level 0 ~ 127 リバーブへ送る信号レベルRange 2OCT、4OCT、

8OCTソロ・シンセのピッチの変化範囲

Osc1Osc 1 Waveform SAW、SQR 波形

SAW:のこぎり波SQR:矩形波

Osc 1 Pulse Width 0 ~ 127 波形のパルス幅パルス幅を周期的に変化させることで微妙な音色変化が生じます。

Osc 1 Coarse Tune -48 ~ +48 音の高さ(半音単位、± 4オクターブ)Osc 1 Fine Tune -50 ~ +50 音の高さ(1セント単位)Osc2 & Sync

Osc 2 Waveform (Osc 1 と同様)Osc 2 Pulse WidthOsc 2 Coarse TuneOsc 2 Fine TuneOsc 2 Level 0 ~ 127 OSC2の音量Osc Sync Switch OFF、ON ON にすると倍音を多く含んだ複雑な音色になります。

OSC2 のピッチよりOSC1のピッチが高いときに効果的です。FilterFilter Type OFF、LPF、BPF、

HPF、PKGフィルターの種類OFF:フィルター未使用LPF(ロー・パス・フィルター):Cutoff より上の周波数をカットBPF(バンド・パス・フィルター):Cutoff 付近の周波数成分だけ残して他をカットHPF(ハイ・パス・フィルター):Cutoff より下の周波数成分をカットPKG(ピーキング・フィルター):Cutoff 付近の周波数成分を強調

Cutoff 0 ~ 127 フィルターが効き始める周波数Resonance 0 ~ 127 Cutoff 付近の音を強調し、音にクセを付けます。LFOLFO Rate 0 ~ 127 LFO の周期の速さLFO Osc 1 Pitch Depth -63 ~ +63 LFO で OSC1のピッチを変調する深さLFO Osc 2 Pitch Depth -63 ~ +63 LFO で OSC2のピッチを変調する深さLFO Osc 1 Pulse WidthDepth

-63 ~ +63 LFO で OSC1の波形のパルス幅を変調する深さ※ Waveformに「SQR」が選ばれているときに有効

LFO Osc 2 Pulse WidthDepth

-63 ~ +63 LFO で OSC2の波形のパルス幅を変調する深さ※ Waveformに「SQR」が選ばれているときに有効

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Page 203: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 203 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

各種データに関する機能/工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)

UTILITY MENU画面fig.UtilityMenu_70

ユーザー・エリアにあるすべてのユーザー・データを、メモリー・カードに保存します。

保存されるユーザー・データは以下のとおりです。

※ ユーザー・バックアップを実行するには、メモリー・カードに約 16MBの空き容量が必要です。

1. メモリー・カードをスロットに差し込みます。

2. [MENU]を押して TopMenu ウィンドウを開きます。

3. を押して「2. Utility」を選び、[ENTER]を押します。

UTILITY MENU画面が表示されます。

4. [F1(BACKUP)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押して、バックアップを実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

Fantom-Xa のバックアップ・データを、Fantom-Xシリーズの他機種にリストアしないでください。

ユーザー・バックアップでメモリー・カードに保存したユーザー・データを、Fantom-Xa 本体のユーザー・エリアに復元します。

※ ユーザー・リストアを実行すると、現在のユーザー・エリアの内容はすべて消去されます。

※ Fantom-Xシリーズの他機種のバックアップ・データをFantom-Xa にリストアしないでください。

1. ユーザー・データが保存されているメモリー・カードをスロッ

トに差し込みます。

2. [MENU]を押して TopMenu ウィンドウを開きます。

3. を押して「2. Utility」を選び、[ENTER]を押します。

UTILITY MENU画面が表示されます。

4. [F2(RESTORE)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押して、リストアを実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

6. 「Completed. Turn the Power off and on again.」と表示されたら、Fantom-Xa の電源を入れ直してください。

ユーザー・バックアップ実行後に、Fantom-Xa の内部メモリー(TMPフォルダなど)にファイルを追加すると、ユーザー・リストア時に「User Area Full!」というメッセージが表示され、正しくリストアできなくなる場合があります。このような場合は、バックアップ後に追加したファイルを削除(P.205)してから、再度リストアを実行してください。

Fantom-Xa に記録されているすべてのデータを工場出荷時の設定に戻します。

すでに作った大切なデータが Fantom-Xa 本体内に保存されている場合、ファクトリー・リセットの操作を行うと、それらのデータがすべて失われてしまいます(本体のユーザー・メモリーのデータも失われます)。データを残しておきたいときは、メモリー・カードに保存するか(ユーザ-・バックアップ)、USB経由でコンピューターにデータを保存(Fantom-X ライブラリアンを使う(P.210))してください。

1. [MENU]を押して Top Menuウィンドウを開きます。

2. を押して「2.Utility」を選び、[ENTER]を押します。

UTILITY MENU 画面が表示されます。

3. [F3(FACTORY)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

4. [F6(EXEC)]を押して、ファクトリー・リセットを実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

5. 「Completed. Turn the Power off and on again.」と表示されたら、Fantom-Xa の電源を入れ直してください。

ファクトリー・リセット実行中は、Fantom-Xa の電源を切らないでください。

※ 初期化を実行するとメモリー・カードの内容はすべて消去されます。

1. メモリー・カードをスロットに差し込みます。

2. [MENU]を押して Top Menuウィンドウを開きます。

3. を押して「2.Utility」を選び、[ENTER]を押します。

UTILITY MENU 画面が表示されます。

4. [F4(FORMAT)]を押します。確認のメッセージが表示されます。

5. [F6(EXEC)]を押して、フォーマットを実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ユーザー・データの保存(ユーザー・バックアップ)

• パフォーマンス • パッチ • リズム・セット

• リズム・パターン • リズム・グループ • マルチサンプル

• ソング • サンプル • アルペジオ・スタイル

• コード・フォーム • システム設定

バックアップしたデータの復元(ユーザー・リストア)

工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)

メモリー・カードの初期化(カード・フォーマット)

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Page 204: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 204 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ファイルに関する機能(File Utility)

本体のユーザー・メモリーとメモリー・カードに保存されているファイルに関する操作を行います。ファイルのコピーや削除、移動などの操作や、メモリー・カードのフォーマットができます。

ユーザー・エリア(User)とメモリー・カード(Card)のフォルダ構成は、以下のようになっています。fig.Folders.j

Fantom-Xa とコンピューターをUSB接続してファイルを操作する場合、以下の点にご注意ください。

• コンピューターから、Fantom-Xa 内のフォルダの移動や削除は

行わないでください。

• コンピューターから、Fantom-Xa のユーザー・メモリーやメモ

リー・カードのフォーマットや最適化、スキャンディスクなどを行わないでください。

• Fantom-Xa で扱うことのできるファイル名は半角英数字のみで

す。

• ROLAND/SNDフォルダに置いてあるファイルを、コンピュー

ターから削除したり書き換えたりしなでください。

コンピューターから Fantom-Xa のユーザー・エリアまたはメモリー・カードにファイルを置く場合は、以下の各フォルダに置いてください。

• ROLAND/SMPLフォルダにファイルを置かないでください。

• 他の形式のファイルをユーザー・メモリーやメモリー・カード

に置かないでください。

1. [MENU]を押します。

2. を押して「3.File Utility」を選び、[ENTER]を押しま

す。

FILE UTILITY 画面が表示されます。fig.FileUtility_70

3. ファンクション・ボタンを押して、実行する操作を選びます。

[F1(USER)]: ユーザ-・メモリーのファイルを選びます。

[F2(CARD)]: メモリー・カードのファイルを選びます。

[F3(MARK)]: 複数のファイルを選びたいときに押して、選びたいファイルにチェック・マーク( ✔)

を付けます。マークが付いているサンプルを選んで押すと、マークが外れます。

[F4(DELETE)]:現在選んでいるファイル、またはマークの付いたファイルを削除します。

[F5(MOVE)]: 現在選んでいるファイル、またはマークの付いたファイルを別のフォルダに移動します。

[F6(COPY)]: 現在選んでいるファイル、またはマークの付いたファイルを別のフォルダにコピーします。

、 : フォルダやファイルを選びます。

、 : フォルダ間の階層を移動します。

[SHIFT]を押しながら[F5(SET ALL)]を押すと、すべてのファイルにチェック・マークが付きます。[SHIFT]を押しながら[F4(CLR ALL)]を押すと、すべてのチェック・マークが外れます。

※ FILE UTILITY 画面で[MENU]を押して、「1. Mark SetALL」、「2. Mark Clear ALL」を選んで実行することもできます。

コンピューター Fantom-Xa

ソング・ファイル(.SVQ)(MRC PROソング)

ROLAND/SEQ/SNG

スタンダードMIDI ファイル(SMF フォーマット 0、1)

ROLAND/SEQ/SNG

オーディオ・ファイル(WAV/AIFF)

TMP/AUDIO_IMPORT

ROLAND(User, Card)

TMP

PNLSEQ

SMPLSND

SNG

:Fantom-Xaでは使用しません。

BMPTEXT

AUDIO_IMPORT

基本操作

4

Page 205: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ファイルに関する機能(File Utility)

Fantom-Xa_j.book 205 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ファイルを別のフォルダにコピーします。

1. 基本操作に沿って、コピーするファイルを選びます。

[F1(USER)][F2(CARD)]:メモリーの選択

、 : フォルダ、ファイルの選択

、 : フォルダ間の階層の移動

2. [F6(COPY)]を押します。コピー先のフォルダを選択する画面が表示されます。

3. コピー先のフォルダの内容を表示させます。

[F1(USER)][F2(CARD)]:メモリーの選択

、 : フォルダの選択

、 : フォルダ間の階層の移動

4. [F6(EXEC)]を押して、コピーを実行します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

不要なファイルをフォルダから削除します。

1. 基本操作に沿って、削除するファイルを選びます。

[F1(USER)][F2(CARD)]:メモリーの選択

、 : フォルダ、ファイルの選択

、 : フォルダ間の階層の移動

2. [F4(DELETE)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

3. [F6(EXEC)]を押して削除します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ファイルを別のフォルダに移動させます。

1. 基本操作に沿って、移動させるファイルを選びます。[F1(USER)][F2(CARD)]:メモリーの選択

、 : フォルダ、ファイルの選択

、 : フォルダ間の階層の移動

2. [F5(MOVE)]を押します。移動先のフォルダを選択する画面が表示されます。

3. 移動先のフォルダの内容を表示させます。

[F1(USER)][F2(CARD)]:メモリーの選択

、 : フォルダの選択

、 : フォルダ間の階層の移動

4. [F6(EXEC)]を押して移動させます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

初期化すると、メモリー・カードの内容はすべて消去されます。

1. FILE UTILITY 画面で[MENU]を押します。

2. を押して「3.Card Format」を選び、[ENTER]を押

します。

確認のメッセージが表示されます。

3. [F6(EXEC)]を押して初期化します。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

ファイルをコピーする(Copy)

ファイルを削除する(Delete)

ファイルを移動する(Move)

メモリー・カードを初期化する(Card Format)

205

Page 206: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 206 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

USBを使ってコンピューターと接続する

Fantom-Xa で使えるUSBの機能には、ファイル転送するときのストレージ・モードと、MIDI 通信するときのMIDI モードの 2種類があります。これらのモードを使う場合は Fantom-Xa で設定を切り替える必要があり、同時に使用することはできません。

USBモード(ストレージ・モード/MIDI モード)の切り替えは、Fantom-Xa とコンピューターを接続する前に行う必要があります。

各モードでの対応OS は以下のとおりです。

※ コンピューターの機種によっては、正しく動作しないことがあります。

USBモード(ストレージ・モード/MIDI モード)の切り替えは、Fantom-Xa とコンピューターを接続する前に行う必要があります。

1. [MENU]を押して TopMenu ウィンドウを開きます。

2. で「1. System」を選び、[ENTER]を押します。

System Menu ウィンドウが表示されます。

3. [F1(GENERAL)]を押してから[F4(USB)]を押します。

SYSTEM SETUP USB画面が表示されます。

4. を押して、カーソルを「USB Mode」に合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で「STORAGE」を選びます。

確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(OK)]を押して切り替えます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

USBストレージ・モードになります。fig.SYSTEM-USB_70

7. 次回Fantom-Xa 起動時もUSBストレージ・モードで起動したい場合は、[F6(WRITE)]を押してシステム設定に保存します。

8. [EXIT]を押して元の画面に戻ります。

USBストレージ・モードでの操作方法についてはコンピューターとファイルのやりとりをする(ストレージ・モード)

(P.207)をご覧ください。

USBモード(ストレージ・モード/MIDI モード)の切り替えは、Fantom-Xa とコンピューターを接続する前に行う必要があります。

※ USB MIDI モードに設定すると、MIDI IN コネクターからの受信はできません。

1. [MENU]を押して Top Menuウィンドウを開きます。

2. で「1.System」を選び、[ENTER]を押します。

System Menuウィンドウが表示されます。

3. [F1(GENERAL)]を押してから[F4(USB)]を押します。SYSTEM SETUP USB画面が表示されます。

4. を押して、カーソルを「USB Mode」に合わせます。

5. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]を押して「MIDI」を選びます。

確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(OK)]を押して切り替えます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

MIDI モードになります。fig.SYSTEM-USB-MIDI_70

7. を押してカーソルを「USB-MIDI Thru」に合わせます。

8. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]を押してUSB-MIDI スルーの設定をします。

USBコネクター/MIDI IN コネクターから入ってきたMIDI 信号を、そのままMIDI OUTコネクター/USBコネクターから送信するか(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。

9. 次回 Fantom-Xa 起動時もMIDI モードで起動したい場合は、[F6(WRITE)]を押してシステム設定に保存します。

10.[EXIT]を押して元の画面に戻ります。

MIDI モードでの操作方法についてはコンピューターとMIDI 情報のやりとりをする(MIDI モード)(P.209)をご覧ください。

USB機能について

対応OS ストレージ・モード MIDIモードWindows XP/2000/Me以降

○ ○

Windows 98/98SE × ○Mac OS 9(9.04 以降) ○ ○Mac OS X ○ ○

ストレージ・モードとMIDIモードを切り替える

USBストレージ・モードにする

MIDI モードにする

6

Page 207: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

USBを使ってコンピューターと接続する

Fantom-Xa_j.book 207 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xa と、お持ちのコンピューターをUSBケーブルで接続すると、本体のユーザー・メモリーまたはメモリー・カードにあるファイルを、コンピューターのハード・ディスクや各種メディアに保存(バックアップ)することができます。

また、Fantom-Xa で作成したWAV/AIFF ファイルをコンピューター上のソフトで使用したり、逆にコンピューターのソフトで作成したWAV/AIFF ファイルをFantom-Xa で使用することもできます。

このようにUSBストレージ・モードでは、Fantom-Xa をコンピューターと接続して、パッチやウェーブなどのファイルのやりとりをします。

USBケーブルの抜き差しは、Fantom-Xa 本体の電源を切った状態で行ってください。また、USBモードに入っているときやデータの通信中は、絶対にUSBケーブルの抜き差しをしたり、電源を切ったりしないでください。

1. Fantom-Xa を接続していない状態で、コンピューターを起動し

ます。

2. Fantom-Xa とコンピューターをUSB ケーブルで接続します。

3. Fantom-Xa の電源(POWER スイッチ)をオンにします。

Fantom-Xa とコンピューターを接続した時に、Fantom-Xa 側の接続先を、本体のユーザー・メモリーにするのか、メモリー・カードにするのかを選択します。

1. [MENU]を押して TopMenu ウィンドウを開きます。

2. で「4. USB Storage」を選び、[ENTER]を押します。

USB STORAGE画面が表示されます。fig.USB-STORAGE_70

※ USB設定でストレージ・モードに設定されていないとき、手順 2で[ENTER]を押すと「The USB is in MIDI Mode!!」と警告が表示されます。USBストレージモードに切り替えたいときは[F6(EXEC)]を押します(SYSTEM SETUP USB画面が開きます)。キャンセルするときは[F5(CANCEL)]を押します。

3. [F2(INTERNAL)]か[F5(PC CARD)]を押して接続します。[F2(INTERNAL)]:ユーザ-・メモリーを接続します。

[F5(PC CARD)]:メモリー・カードを接続します。

※ 接続を中止するときは[F6(EXIT)]を押します。

4. お使いのコンピューターによって、以下のように表示されます。

• Windows Me/2000でお使いの場合

マイコンピュータの中に「リムーバブルディスク」というドライブが表示されます。

そのドライブの下に「ROLAND」と「TMP」フォルダがあります。

• Macintosh, Windows XPでお使いの場合

デスクトップに「FANX USER」というドライブアイコンが表示されます。メモリー・カードに接続したときは、メモリー・カードのボリューム名が表示されます。

その下に「ROLAND」と「TMP」フォルダがあります。

Fantom-Xa とコンピューターをUSB接続した場合、以下の点にご注意ください。

• コンピューター側から、Fantom-Xa のフォルダの移動や削除は

行わないでください。

• コンピューター側から、Fantom-Xa のユーザー・メモリーやメ

モリー・カードのフォーマットや最適化、スキャンディスクなどを行わないでください。

• Fantom-Xa で扱うことのできるファイル名は半角英数字のみで

す。

• Fantom-Xa とコンピューター間で扱えるファイルは、以下の

ファイルのみです。

ソング・ファイル(.SVQ)(MRC PROソング)

スタンダードMIDI ファイル(.MID)

オーディオ・ファイル(.WAV/AIFF)

• ファイルを扱うときは、以下の方法で行ってください。

• ROLAND/SNDフォルダに置いてあるファイルはUSB接続した

コンピューター側で削除したり書き換えたりしなでください。

• ROLAND/SMPLフォルダにファイルを置かないでください。

コンピューターとファイルのやりとりをする(ストレージ・モード)

接続のしかた

接続先を決める

フォルダおよびファイルについての注意点

ソング・ファイル、スタンダードMIDIファイル

以下のフォルダにファイルを置いてください。ROLAND/SEQ/SNGフォルダ

オーディオ・ファイル コンピューターから Fantom-Xa の以下のフォルダにファイルを置いてください。TMP/AUDIO_IMPORTフォルダ

その後、オーディオ・ファイルをインポートしてください。Fantom-Xaでライトしたサンプルをコンピューターに読み出す場合は、ROLAND/SMPLフォルダのファイルを、コンピューターで読み込んでください。

207

Page 208: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

USBを使ってコンピューターと接続する

Fantom-Xa_j.book 208 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Windows Me/2000/XP でお使いの場合

1. マイコンピュータの「リムーバブルディスク」のアイコンを右

クリックして、「取り外し」を実行します。

Macintosh でお使いの場合

1. Fantom-Xa のドライブアイコンをゴミ箱に捨てます。

Fantom-Xa とコンピューターをストレージ・モードで接続した状態で Fantom-Xの電源を切る場合、先にコンピューターを操作してUSB接続を解除する必要があります。

Windows Me/2000/XP でお使いの場合

1. コンピューターの画面右下のタスクバーに表示されているデバ

イスの取り外しで、Fantom-Xa との接続を解除します。

Macintosh でお使いの場合

1. デスクトップ上に、Fantom-Xa のドライブアイコンが無いこと

を確認します。

WAV/AIFF 形式のオーディオ・ファイルを Fantom-Xa にインポートします。

1. [SAMPLE EDIT <-> LIST]を押して SAMPLE LIST画面にします。

2. [F5(UTILITY)]を押してから、[F1(IMPORT AUDIO)]を押します。

IMPORT AUDIO画面が表示されます。

※ 手順 2のかわりに[MENU]を押して「5. Import Audio」を選んでも実行することができます。

3. [F1(USER)]か[F2(CARD)]を押してインポート先のエリアを選びます。

[F1(USER)]:ユーザ-・メモリー

[F2(CARD)]:メモリー・カード

4. でインポートするファイルを選びます。

複数のファイルを選びたいときは、[F3(MARK)]を押して選びたいファイルにチェック・マーク( ✔)を付けます。

マークが付いているファイルを選んで[F3(MARK)]を押すと、マークが外れます。

[F5(SET ALL)]を押すと、選んでいるフォルダのすべてのファイルにチェック・マークが付きます。[F4(CLR ALL)]を押すと、すべてのチェック・マークが外れます。

5. [F6(IMPORT)]を押します。

確認のメッセージが表示されます。

6. [F6(EXEC)]を押します。ファイルがインポートされ、SAMPLE LIST 画面が表示されます。

※ 中止するときは[F5(CANCEL)]を押します。

インポートされたファイルはサンプルとしてサンプル・リストに追加されます。このサンプルは一時的なもので、電源を切ると失われてしまいます。保存しておきたい時は、[WRITE]を押して保存操作をしておきましょう。

ストレージ・モードを終了する

USB通信の解除

オーディオ・ファイルをインポートする(Import Audio)

インポートするには、オーディオ・ファイルが、コンピューター上で見えるフォルダの以下の場所にあることが必要です。

• Windows Me/2000でお使いの場合

リムーバブルディスク /TMP/AUDIO_IMPORTフォルダ

• Macintosh, Windows XP でお使いの場合

FANX USER/TMP/AUDIO_IMPORT フォルダ

※「/」はディレクトリであることを表しています。

208

Page 209: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

USBを使ってコンピューターと接続する

Fantom-Xa_j.book 209 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ドライバのインストールと設定Fantom-Xa をコンピューターからUSB MIDI 機器として使用するためには、まず最初にUSB MIDI ドライバをインストールする必要があります。USB MIDI ドライバは付属の「Fantom-X Editor CD-ROM」に入っています。

USBをMIDI モードで使用するときは、付属のCD-ROM に収録されているドライバを、コンピューターにインストールする必要があります。

ドライバは、ご使用の環境によってインストールするプログラム、手順が異なりますので、CD-ROM に収録されている以下のReadmeをよく読んだ上でお使いください。

Windows XP/2000 をお使いの場合

¥Win2kXP¥Readme_j.htm

Windows Me/98/98SE をお使いの場合

¥Win98Me¥Readme_j.htm

Mac OS 9(9.04 以降)をお使いの場合

¥Fantom-X Driver OS9 (J)¥Readme_J.htm

Mac OS Xをお使いの場合

¥Fantom-X Driver OSX¥Readme_J.htm

コンピューターとMIDI 情報のやりとりをする(MIDI モード)

USB ケーブルを抜くときのご注意必ず、コンピューターを終了してからUSBケーブルを抜いてください。電源を入れた状態でケーブルを抜くと、コンピューターが不安定になることがあります。

USBMIDI ドライバとは?

コンピューターと Fantom-Xa が USBケーブルで接続されているとき、コンピューター上のアプリケーション(シーケンス・ソフトウェア等)と Fantom-Xa との間でデータの仲介役をするソフトウェアです。

USBMIDI ドライバは、アプリケーションからのデータをFantom-Xaに送ったり、逆に Fantom-Xaからの情報をアプリケーションに渡したりします。fig.Driver.j

アプリケーション

USB ドライバ

コンピューター

USBコネクター

USBケーブル

USBコネクター

Fantom-Xa

209

Page 210: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 210 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Fantom-Xエディターを使う

Fantom-Xa をさらにご活用いただくために、Fantom-Xエディターが付属されています。Fantom-Xエディターはパラメーターをコンピュータの画面上のスライダーやつまみに割り当てることで、グラフィカルに確認しながら効率的にエディットすることができます。

Fantom-Xa に同梱の「Fantom-X Editor」CD-ROMに収録されているオンライン・マニュアルに、詳しい説明が記載されています。

• Windowsをお使いの場合

「Fantom-X Editor」CD-ROMの「Readme_J.txt」をご覧ください。

• Macintosh をお使いの場合

「Fantom-X Editor」CD-ROMの「Readme(Japanese)」をご覧ください。

1. SYSTEM の USBMode が、「MIDI」になっているか確認します。

MIDIモードにする(P.206)をご覧ください。

※「STORAGE」になっていると、USB接続でエディターを使用できません。

2. USB ケーブル(別売)を使って、Fantom-Xa とコンピューター

を接続します。fig.USBconnect

Fantom-Xライブラリアンは Fantom-Xaの各パラメーターの設定をパソコン上でライブラリーとして管理するためのソフトウェアで、パッチ、リズム・セット、パフォーマンスなどを効率良く管理することができます。

「Fantom-X Editor」CD-ROMに同梱のライブラリアンを使用する時には、Fantom-Xa をライブラリアン・モードにする必要があります。

※ 別売のライブラリアンを使用するときも同様です。

1. [MENU]を押して Top Menuウィンドウを開きます。

2. を押して「2.Utility」を選び、[ENTER]を押します。

UTILITY MENU 画面が表示されます。

3. [F5(LIBRARIAN)]を押します。fig.LIBRARIAN_70

ライブラリアン・モードになります。ライブラリアン・モードでは、外部MIDI 機器から送信されるシステム・エクスクルーシブ・メッセージでユーザー・メモリーの設定を書き替えることができます。パネル上で操作することはできなくなります。

4. [EXIT]か[F6(EXIT)]を押すと、ライブラリアン・モードから抜けて通常の状態に戻ります。

Fantom-X エディターをコンピューターにインストールする

接続のしかた

Fantom-Xa

USB

USB

Windows Macintosh

Fantom-X ライブラリアンを使う

0

Page 211: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xエディターを使う

Fantom-Xa_j.book 211 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

• 対応OS

Microsoft ® Windows ® XP 日本語版/英語版

Microsoft ® Windows ® Me 日本語版/英語版

Microsoft ® Windows ® 2000 Professional 日本語版/英語版

Microsoft ® Windows ® 98 日本語版/英語版

• CPU

Pentium ®/Celeron ™ または互換プロセッサ 400MHz以上

Pentium ® III 500MHz以上を推奨

※ 互換プロセッサそのものの互換性に関しては保証いたしかねます。

• RAM

128Mバイト以上

256Mバイト以上を推奨

• 必要なハードディスク空き容量

120MB以上

• 画面解像度/色数

800× 600ドット 65,536 色(High Color 16 ビット)以上

1024× 768ドット以上を推奨

204

※ Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です。

206j

※ Windows ® の正式名称は、Microsoft ® Windows ® operatingsystem です。

213

※ Pentiumは、米国 Intel Corporation の登録商標です。

• 対応 OS

Mac OS (Classic) 8.6 以上日本語版/英語版

Mac OS (X) 10.2 以上

• CPU

PowerPC G3 233MHz以上(Classic 版)

PowerPC G3 500MHz以上(Mac OS X版)

• RAM

128M バイト以上

256M バイト以上を推奨

• 必要なハードディスク空き容量

120MB以上

• 画面解像度/色数

800× 600ドット以上 32,000色以上

1024× 768 ドット以上を推奨

• その他

OMS 2.0 以上(Classic 版)

207

※ Apple、Macintoshは、米国Apple Computer, Inc. の米国及びその他の国における登録商標です。

209

※ Mac OS は、米国Apple Computer, Inc. の登録商標です。231

※ OMS は、米国Opcode Systems, Inc. の登録商標です。

986

本製品は上記条件を満たす標準的なコンピューターで動作を確認しておりますが、この条件下での動作すべてを保証するものではありません。同一条件下でもコンピューター固有の設計仕様や使用環境の違いにより処理能力が異なることをご了承願います。

563 • この商品を権利者の許諾なく賃貸等に使用することを禁じま

す。また、無断複製することは法律で禁じられています。564

• 同梱のCD-ROM を開封する前に、必ず「使用許諾契約書」をお

読みください。CD-ROM を開封した時点で、使用許諾契約書に記載された事項をご承諾いただいたことになります。

Fantom-X エディター動作条件

動作条件(Windows)

動作条件(Mac OS)

211

Page 212: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 212 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

V-LINKについて

V-LINK( )は、音楽と映像を同時に演奏するための機能です。V-LINK に対応した機器同士をMIDI で接続することにより、演奏表現に連動したさまざまな映像効果を簡単に楽しむことができます。

(例)

Fantom-Xa と Edirol DV-7PR との組み合わせでは、

• Fantom-Xa から、Edirol DV-7PR の演奏に必要な情報を遠隔設

定できます。

• Fantom-Xa のシーケンサーで、音楽と映像の同期演奏が楽しめ

ます。

• Fantom-Xa のパッドで、Edirol DV-7PR の映像(クリップ/パ

レット)の切り替えができます。

• Fantom-Xa の各つまみで、映像の明るさや色合いをコントロー

ルできます。

※ Fantom-Xa と Edirol DV-7PR で V-LINKを楽しむには、接続に Edirol UM-1X/UM-1SX(別売)が必要です。

Fantom-Xa のMIDI OUT コネクターとV-LINk対応機器を EdirolUM-1X/UM-1SXで接続します。

※ 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、電源を切った状態で行ってください。

fig.V-LINKconnect.j

1. パネル左側の[V-LINK]を押して点灯させます。V-LINK 画面が表示され、V-LINK がオンになります。

fig.V-LINK_70

Fantom-Xa のパッドを操作すると、Fantom-Xa の演奏に合わせて映像をコントロールすることができます。

V-LINK をオンにしていても、各モードは通常と同じように動きます。

2. V-LINK画面が表示されている状態で、もう一度[V-LINK]を押します。

[V-LINK]が消灯し、V-LINK がオフになります。

1. [V-LINK]を押して V-LINK画面を表示させます。

2. [F5(SETUP)]を押します。V-LINK SETUP画面が表示されます。

fig.V-LINK-SETUP_70

3. を押して、各パラメーターのところにカーソルを移動

します。

4. VALUE ダイヤルか[INC][DEC]で設定します。各パラメーターについては、V-LINKパラメーターの働き(P.213)をご覧ください。

5. 設定を保存しておきたいときは、[F6(WRITE)]を押します。

6. [F5(EXIT)]か[EXIT]を押して元の画面に戻ります。

パッド・モードパッドでクリップ/パレットのどちらを切り替えるかを選びます。

1. V-LINK画面で[F1(CLIP)]か[F2(PALETT)]を押します。[F1(CLIP)]: クリップの切り替え[F2(PALETT)]: パレットの切り替え

ローカル・スイッチパッドを押したときに、カレント・パートの音が鳴るか鳴らないかを設定します。

1. [F6(LOCAL)]を押します。チェック・マーク( ✔)を[F6(LOCAL)]の上に表示させると、カレント・パートの音が鳴ります。チェック・マークが消えているときは、パッドを押してもカレント・パートの音は鳴りません。

V-LINKとは?

接続例

Edirol DV-7PR、PR-50、V-4など

ディスプレイ プロジェクター

Fantom-Xa

MIDI OUT

Edirol UM-1X

V-LINKをオン/オフする

V-LINKの設定

2

Page 213: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

V-LINKについて

Fantom-Xa_j.book 213 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

1. V-LINK画面で[F3(CLIP)]か[F4(ALL)]を押します。

※ クリップ/パレットやディゾルブ・タイム、色差信号(Cb/Cr)などについては、Edirol DV-7PRの取扱説明書をご覧ください。

※ Fantom-Xa は、Edirol DV-7PR のデュアル・ストリーム・モードには対応していません。

V-LINK パラメーターの働き

パラメーター 設定値 説明Note Tx Ch 1~ 16 Edirol DV-7PRのクリップ/パレットの切り替えと、ディゾルブ・タイムをコント

ロールするMIDI チャンネルClip 1 Note No. 0(C -)~127(G9) パッド 1~ 9が、Edirol DV-7PR のクリップ(またはパレット)に対応します。

クイック・セットアップ(P.118)で「Template Set」を「Note」に設定し、Clip1 Note No. を「Pad Base Note」と同じ値に設定することをおすすめします。

Dissolve Time OFF、CC01、CC05、CC07、CC10、CC11、CC71 ~ 74、CC91~ 93、AFTERTOUCH(チャンネル・アフタータッチ)

ディゾルブ・タイム(映像の切替時間)をコントロールするコントロール・チェンジ・ナンバー

Ctrl Tx Ch 1~ 16 Edirol DV-7PRのカラー Cb/Cr、明るさ、ビデオ・エフェクト切り替えをコントロールするMIDI チャンネル

Play Speed Ctrl 0.0-1.0-2.0、0.5-1.0-2.0、0.0-1.0-4.0、0.5-1.0-4.0、0.0-1.0-8.0、0.5-1.0-8.0、0.0-1.0-16.0、0.5-1.0-16.0、0.0-1.0-32.0、0.5-1.0-32.0、0.0-2.0-4.0、0.0-4.0-8.0、0.0-8.0-16.0、0.0-16.0-32.0、-2.0-1.0-4.0、-6.0-1.0-8.0

映像の再生速度の範囲3つの数値は、それぞれピッチ・ベンダーの左側-中央-右側での再生速度(標準速に対する倍率)です。

Color Cb Ctrl OFF、CC01、CC05、CC07、CC10、CC11、CC71 ~ 74、CC91~ 93、AFTERTOUCH(チャンネル・アフタータッチ)

映像のカラー Cbをコントロールするコントロール・チェンジ・ナンバーColor Cr Ctrl 映像のカラー Crをコントロールするコントロール・チェンジ・ナンバーBrightness Ctrl 映像の明るさをコントロールするコントロール・チェンジ・ナンバーVFX1~ 4 Ctrl ビデオ・エフェクトをコントロールするコントロール・チェンジ・ナンバー

※ VFX2~ 4は Edirol DV-7PRでは対応していません。Fade Ctrl アウトプット・フェードをコントロールするコントロール・チェンジ・ナンバーClip Filter OFF、ON( ✔) 各クリップの切り替えオン/オフ・スイッチ

チェックされているクリップは切り替え可能です。

映像のリセット

[F3(CLIP)](クリップ・リセット)

映像をオフ(真っ黒な状態)にします。

[F4(ALL)](オール・リセット)

映像にかけた効果がリセットされ、明るさや色差などがすべて初期値に戻ります。

クリップ・フィルターの使いかた

例えば、V-LINK用のパート(Note Tx Ch と同じ番号のパート)に入力したリズム・セットのうち、キックとスネアでのみクリップを切り替えるとします。この場合、キックとスネアのノート・ナンバーに対応するクリップのみに「4」を表示させます。キックとスネアが鳴るのに合わせてクリップが切り替わります。

1. V-LINK SETUP画面で[F1(FILTER)]を押します。

Clip Filter ウィンドウが表示されます。fig.V-LINK-CF_70

2. [CURSOR]でクリップを選びます。

3. VALUEダイヤルか[INC][DEC]でチェック・マーク

( ✔)を付けます(または消します)。

チェックされているクリップが切り替わります。

213

Page 214: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 214 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける

Fantom-Xa は、別売のウェーブ・エクスパンション・ボード(SRXシリーズ:別売)を 1枚取り付けることができます。

ウェーブ・エクスパンション・ボードには、ウェーブ(波形)データ、パッチ、リズム・セットが記録されており、Fantom-Xa に取り付けることによって音色を増やすことができます。

901● この基板は、静電気により部品が破壊される恐れがあります。

基板を取り扱うときは、次の点に注意してください。1

○ 基板を持つときは、あらかじめ何らかの金属に触れて、体や衣類にたまっている静電気を放電してください。

2○ 基板を持つときは、基板の縁を持ち、部品やコネクターの

部分に直接手を触れないでください。5

○ 基板を保管するとき、または輸送するときなどは、購入時に基板が入っていた袋(導電袋)に入れてください。

● 使用するプラス・ドライバーは、ネジの頭に合ったものを使ってください(No.2 のドライバー)。ネジの頭に合っていないと、ネジの頭をつぶしてしまうことがあります。

● ネジを外すときは、反時計方向にドライバーを回してください。ネジを締めるときは、時計方向にドライバーを回してください。

fig.Screw.j

● ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときは、指定されたネジだけを外してください。

● 外したネジは、Fantom-Xa 内部に落とさないように注意してください。

● 外した本体裏のカバーをそのまま放置しておくことはおやめください。ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けが終わったら、必ず元通りに取り付けてください。

● 取り付け開口部で手を切らないように注意してください。911● 回路部やコネクター部には手を触れないでください。912● 基板を無理に押し込まないでください。装着しにくい場合、

いったん基板を外してやり直してください。913● 取り付けを終えたら、正しく取り付けられていることを再度確

認してください。

ウェーブ・エクスパンション・ボードは底面のカバーを外して取り付けます。

1. ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける前に、Fantom-Xa と接続機器の電源を切り、ACアダプターおよび接続しているケーブルをすべて外します。

2. Fantom-Xa の、次の図で指定されたネジだけを外して、カバーを取り外します。

fig.Exp1.j

928

※ 本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両端に敷いてください。また、その際、ボタン、つまみなどが破損しないような位置に配置してください。

929

※ 本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いにご注意ください。

fig.Exp2

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときの注意

締まる ゆるむ

ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けかた

取り外すネジ Fantom-Xa:底面

4

Page 215: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける

Fantom-Xa_j.book 215 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

3. 次の図のように、スロットのコネクターにウェーブ・エクスパ

ンション・ボードのコネクターを差し込み、同時に基板ホルダーをウェーブ・エクスパンション・ボードの穴にはめ込みます。

fig.Exp3.j

4. ウェーブ・エクスパンション・ボードに付属の固定用具で基板

ホルダーを LOCK 方向に回し、ウェーブ・エクスパンション・ボードを固定します。

fig.Exp4.j

5. 手順 2で外したネジで、カバーを元通りに取り付けます。

ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けが終わったら、次に、取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードが正しく認識されるかを確認しましょう。

1. P.16 にしたがって電源を入れます。

2. [MENU]を押して、Top Menuウィンドウを開きます。

3. を押して「1.System」を選び、[ENTER]を押しま

す。

4. [F6(INFORMATION)]を押します。SYSTEM INFO 画面が表示されます。

5. [F2(SRX)]を押します。

取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードの型番が表示されていることを確認してください。

fig.SRXInfo_70

※ 型番が表示されない場合、ウェーブ・エクスパンション・ボードが正しく認識されていない可能性があります。電源を切るときは(P.16)にしたがって電源を切り、ウェーブ・エクスパンション・ボードを正しく取り付け直してください。

6. [EXIT]を押して、SYSTEM INFO 画面から抜けます。

基板ホルダー

コネクター 取り付ける前に 図のような向きに 合わせます

LOCK固定用具

取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードを確認する

215

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Fantom-Xa_j.book 216 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

メモリーを増設する

Fantom-Xa は、音の素材(オーディオ・サンプル)を本体に読み込むために、4MBのメモリーを内蔵しています。しかし、大きなデータを読み込むときなど、4MBのメモリーではメモリーが不足することがあります。このようなときは、別売のメモリー(DIMM)を増設してください。64/128/256/512MB のメモリーを増設することができます。

メモリー(DIMM)の増設に関しては、Fantom-Xa をお買い上げの販売店、またはお近くのローランド・サービスまでご相談ください。

901● この基板は、静電気により部品が破壊される恐れがあります。

基板を取り扱うときは、次の点に注意してください。1

○ 基板を持つときは、あらかじめ何らかの金属に触れて、体や衣類にたまっている静電気を放電してください。

2○ 基板を持つときは、基板の縁を持ち、部品やコネクターの

部分に直接手を触れないでください。5

○ 基板を保管するとき、または輸送するときなどは、購入時に基板が入っていた袋(導電袋)に入れてください。

● 使用するプラス・ドライバーは、ネジの頭に合ったものを使ってください(No.2 のドライバー)。ネジの頭に合っていないと、ネジの頭をつぶしてしまうことがあります。

● ネジを外すときは、反時計方向にドライバーを回してください。ネジを締めるときは、時計方向にドライバーを回してください。

fig.Screw.j

● 指定のメモリー(DIMM)だけを取り付け、指定されたネジだけを外してください。

● 外したネジは、Fantom-Xa 内部に落とさないように注意してください。

● 外した本体裏のカバーをそのまま放置しておくことはおやめください。ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けが終わったら、必ず元通りに取り付けてください。

● 取り付け開口部で手を切らないように注意してください。911● 回路部やコネクター部には手を触れないでください。912● 基板を無理に押し込まないでください。装着しにくい場合、

いったん基板を外してやり直してください。913● 取り付けを終えたら、正しく取り付けられていることを再度確

認してください。

メモリーは、底面のカバーを外して取り付けます。

1. メモリーを増設する前に、Fantom-Xa と接続機器の電源を切り、ACアダプターおよび接続しているケーブルをすべて外します。

2. Fantom-Xa の、次の図で指定されたネジだけを外して、カバーを取り外します。

fig.Exp1.j

928

※ 本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両端に敷いてください。また、その際、ボタン、つまみなどが破損しないような位置に配置してください。

929

※ 本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いにご注意ください。

fig.Exp2

3. ソケットの両端に付いている白い固定用クリップを押して、外側に広げます。

fig.DIMM1

メモリーを増設するときの注意

締まる ゆるむ

メモリーの増設のしかた

取り外すネジ Fantom-Xa:底面

6

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メモリーを増設する

Fantom-Xa_j.book 217 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

4. メモリーの切り欠きの位置や向きを確認し、ソケットの両端の

ガイドに沿って、垂直に差し込みます。fig.DIMM2

※ 差しづらいときは、少し斜めにして片方ずつ差し込むようにすると、差しやすくなります。

5. 白い固定用クリップが起き上がり、メモリーがロックされるまで押し込みます。

fig.DIMM3

6. 手順 2で外したネジで、カバーを元通りに取り付けます。

増設時とは逆の順にメモリーを取り外します。

1. ソケットの両端に付いている白い固定用クリップを、同時に外

側に押します。fig.DIMM4

2. メモリーをソケットから抜き取ります。

1. P.16 にしたがって電源を入れます。

2. [MENU]を押して、Top Menuウィンドウを開きます。

3. を押して「1.System」を選び、[ENTER]を押しま

す。

4. [F6(INFORMATION)]を押します。SYSTEM INFO 画面が表示されます。

5. [F1(MEMORY)]を押します。

取り付けたメモリーの容量が表示されることを確認します。fig.MemoryInfo_70

※ メモリーの容量が表示されない場合、メモリーが正しく認識されていない可能性があります。電源を切るときは(P.16)にしたがって電源を切り、メモリーを正しく取り付け直してください。

6. [EXIT]を押して、SYSTEM INFO 画面から抜けます。

使用できる増設メモリー(DIMM)の仕様について

ピン数: 168ピン

周波数: 100MHz(PC100 CL=2)

133MHz(PC133 CL=3)

電圧: 3.3V

容量: 64/128/256/512MB

基板高さ: 38mm以下

本機は上記仕様を満たす標準的なメモリーで動作を確認しておりますが、この仕様のメモリーすべてでの動作を保証するものではありません。同一仕様でもメモリー固有の設計仕様や使用環境の違いにより使用できないことがあることをご了承願います。

メモリーを取り外す

メモリーが正しく認識されるか確認する

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Page 218: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 218 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

メモリー・カードの使いかた

Fantom-Xa は PCカード・スロットを装備しています。PC カード・アダプタを介して、コンパクトフラッシュ、スマートメディアなどの記憶メディアが使用できます。

カードの上下を確認して、Fantom-Xa の PC カード・スロットに挿入します。取り出す時には、カード横のボタンを押します。fig.MemCard1.j_55

パッチ、リズム・セット、パフォーマンス、サンプル、ソング・データをカードに書き込むことができます。詳しい書き込み手順については、各パラメーターの説明をご覧ください。

Fantom-Xa にはメモリー・カードの盗難防止用に、PCカード・プロテクターが付属しています。PC カード・プロテクターは次のようにして装着します。

1. PCカード・スロットの下側にあるネジを、2 本ともドライバーで外します。

2. PCカード・スロットにメモリー・カードを差し込みます。

3. 下の図のように PCカード・プロテクターをネジで固定します。fig.MemCard2.j

メモリー・カードの取り扱いかた

カードにデータを書き込む

memorycard

イジェクト・ ボタン

PCカード・プロテクターの使いかた

PCカード・プロテクター

メモリー・カード

Fantom-Xaリア・パネル

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Page 219: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 219 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

故障かな?と思ったら

思ったように動作しないときは、まず以下の点をチェックしてください。チェックしても原因がわからないときは、お買い上げ店または最寄りのローランド・サービス・ステーションにお問い合わせください。

※ 操作中、何らかのメッセージが画面に表示されたときは、エラー・メッセージ一覧(P.225)をご覧ください。

電源が入らないのですが ...

Fantom-Xa の ACアダプターがコンセントや本体に正しく接続

されていることを確認してください(P.15)。

音が鳴らないのですが ...

次の点を確認してください。

• 接続しているアンプやスピーカーの電源が入っていますか?音

量が下がっていませんか?

• VOLUME つまみで音量レベルを絞っていませんか?

• 正しく接続されていますか?

• ヘッドホンを接続して音が聞こえますか?

ヘッドホンから音が出るようであれば、接続しているケーブルが断線していたり、アンプやミキサーが故障している場合が考えられます。もう一度、接続ケーブルや機器を確認してください。

• 鍵盤を押さえて音が鳴らない場合、ローカル・スイッチがオフ

に設定されていませんか?

Local Switchパラメーターでローカル・スイッチをオンに設定してください(P.197)。

• パッチのトーンがオフに設定されてませんか?

「Tone Switch」をオンにしてください。

• パートのレベルの設定が小さくなっていませんか?

パートのレベルをそれぞれ確認してください (P.73)。

• エフェクトの設定は正しいですか?

エフェクトのオン/オフ、エフェクト・バランスやレベルなどの設定を確認してください(P.157)。

• 出力先の設定は正しいですか?

各アウトプット・アサインの設定を確認してください(P.54、P.65、P.74、P.158、P.160)。

• ウェーブ・エクスパンション・ボードが正しく取り付けられて

いますか?

EXP のウェーブ、パッチまたはリズム・セットを使用した設定を選んでいるとき、スロットに指定のウェーブ・エクスパンション・ボードが正しく取り付けられていることを確認してください(P.214)。

• ペダルの操作や外部MIDI機器から受信したMIDIメッセージ(ボ

リューム・メッセージとエクスプレッション・メッセージ)によって、音量が下がっていませんか?

• サンプルが正しくロードされていますか?(P.153)

特定のパートの音が鳴らないのですが ...

次の点を確認してください。

• パートの音量レベルが下がっていませんか?

音が出ないパートの Level パラメーターを設定して音量を上げてください(P.73)。

• パートをミュートしていませんか?

Mute パラメーターを「OFF」に設定してください(P.73)。

特定の音域の音が出ないのですが ...

発音域が設定されていませんか?

特定の鍵域の音が鳴らないときは、パッチのトーンとパフォーマンスのパートのキー・レンジの設定を確認してください。

• トーンのキー・レンジ

Key Range Lower/Upper パラメーター(P.42)

• パートのキー・レンジ

K.L/K.U パラメーター(P.75)

音が歪むのですが ...

次の点を確認してください。

• 音が歪むようなエフェクトをかけていませんか?

特定のパッチやパートの音が歪むときは、そのパッチやパートの音量レベルを下げてください。

• 全体の音が歪むときは、VOLUME つまみで音量レベルを下げ

てください。

• Output Gain を上げすぎていませんか?

System の Sound パラメーターを確認してください。

ピッチがずれているのですが ...

次の点を確認してください。

• Fantom-Xa のチューニングがずれていませんか?

Master Tune の設定を確認してください(P.194)。

• ペダルの操作や外部MIDI 機器から受信したピッチ・ベンド・

メッセージによって、ピッチがずれていませんか?

• 特定のパートにコース・チューンやファイン・チューンを設定

していませんか?

Coarse パラメーターや Fine パラメーターの設定を確認してください(P.74)。

音が途切れるのですが ...

同時に使用しているボイスの数が、128を越えると音が途切れ

ます。

• 使用しているトーンの数を減らしてください。

• 音抜けさせたくないパートのボイス・リザーブを多めに設定し

てください(P.75)。

鍵盤を押さえると音が鳴りっぱなしになるのですが ...

ホールド・ペダルの極性(ペダル・ポラリティー)が逆になっ

ていませんか?

Hold Pedal Polarity パラメーターの設定を確認してください(P.195)。

全体に共通の内容

音に関する内容

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Page 220: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

故障かな?と思ったら

Fantom-Xa_j.book 220 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッドを押さえると音が鳴りっぱなしになるのですが ...

パッド[0](HOLD)が点灯していませんか?

もう一度パッド[0](HOLD)を押して、パッドを消灯させてください。

パッチ・モードでパッチを切り替えると音が消えてしまうので

すが ...

Fantom-Xa は、マルチエフェクトによってさまざまなエフェ

クトをかけることができますが、パッチを切り替えると、パッチに設定されているマルチエフェクトのタイプも切り替わります。

このときに発音している音とマルチエフェクトのタイプの食い違いが起こり、意図しない音が出るため、工場出荷時の設定では、パッチ切り替えのときに発音している音を消す設定になっています。音に大きな影響を与えるマルチエフェクトを使っていない場合など、お客さまが意図してお使いになられる場合は、Patch Remain パラメーター(P.193)を「ON」にすると、音を消さずにパッチを切り替えることができます。

パッチ・モードでパッチを切り替えると、コントロール・チェ

ンジで設定したボリューム等がリセットされてしまうのですが...

Patch Remain パラメーター(P.193)を「ON」に設定してく

ださい。受信したコントロール・チェンジ情報はパッチを切り替えても引き継がれ、コントロール・チェンジのボリューム情報でレベルを絞ったままパッチを切り替えても、レベルは変化しません。

トーン・ディレイのタイム値を音符に設定した場合、テンポを

遅くするとディレイ・タイムが一定の長さ以上変わらなくなりますが ...

Tone Delay Timeパラメーター(P.51)には上限値があり、タ

イム値を音符に設定してテンポを遅くすると、この上限を越えてしまい、それ以上の値にはなりません。それぞれの上限の時間は、音符以外の数値で設定できる最大値です。

パッチのパンを片チャンネルいっぱいに振っても、反対側の

チャンネルからも音が出ているのですが ...

Fantom-Xa の内蔵エフェクトはステレオ仕様のため、内蔵エ

フェクトをかけた場合は、エフェクト成分がパンを片チャンネルいっぱいに振っても、反対側のチャンネルから音が聞こえます。

レガート演奏中にピッチが上がらないことがあるのですが ...

Legato Switchパラメーター(P.41)「ON」、Legato

Retriggerパラメーター(P.41)「OFF」で、低い鍵を押さえたまま、高い鍵を押さえてレガート発音させるとき、ウェーブのピッチの上限を越えていると意図したピッチまで上がりきらず、ピッチの上昇が一定のピッチで止まる場合があります。また、複数のトーンを使っているパッチで、使用しているウェーブのピッチの上限がそれぞれ異なる場合は、モノに聞こえなくなることがあります。大きくピッチ変化をさせたい場合は、Legato Retrigger パラメーターを「ON」にしてください。

高い鍵域を演奏すると鳴りかたがおかしくなるのですが ...

Fantom-Xa で高い方の鍵域を演奏すると、鳴らなくなったり、

ピッチが上がらなくなったり、弾く鍵によって聞こえかたの変わるノイズ(ポヨンポヨン、ピュルピュル、シュルシュル、キュルキュル、ボー、ポー、ピー、ビャー、ザーなど)が聞こえることがあります。これは主に、Fantom-Xa の発音できる音高の限界を越えたことによるもので、通常は使うことのない鍵域で発生しますが、故障ではありません。

同じパッチなのにパフォーマンスで聴くと音が違って聞こえる

のですが ...

パフォーマンス・モードでは、パッチで設定した音に対してさ

らにパフォーマンスの各パートのパラメーターで、パンやオクターブの設定、フィルターのカットオフなどで音色のモディファイができます。そのため、パッチ・モードで聴いたときと違う場合があります。これらの設定を初期状態にするには、ファクトリー・リセット(P.203)を行った状態で、目的のパッチを選んでみてください。

また、パッチではマルチエフェクトを使用して音作りをした音色がありますが、パフォーマンスで使用するマルチエフェクトとパッチで設定したマルチエフェクトの設定が異なる場合があります。パフォーマンスのマルチエフェクトの設定を確認してください。コーラスやリバーブの設定に関しても同様です。

926b

Fantom-Xa に接続した機器の音量が小さいのですが ...

抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?

抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。

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Page 221: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

故障かな?と思ったら

Fantom-Xa_j.book 221 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

エフェクトがかからないのですが ...

次の点を確認してください。

• PLAY 画面上部にある、「MFX」「CHO」「REV」「MASTER」

の各エフェクトの設定がオフになっていませんか?

[EFFECTS]/[F6(SWITCH)]を押してエフェクト画面を表示しONに設定してください。

• エフェクトの各設定は正しいですか?(P.157)

• 各エフェクトへのセンド・レベルが 0になっているとエフェク

トはかかりません。各設定を確認してください。

• 各エフェクトへのセンド・レベルが 0以外に設定されていても、

マルチエフェクト・アウトプット・レベル、コーラス・レベル、リバーブ・レベルが 0になっているとエフェクトはかかりません。各設定を確認してください。

• アウトプット・アサインが「MFX」以外に設定されているとき

は、マルチエフェクトの音は出力されません。

• パフォーマンスの各パートのアウトプット・アサインを

「PATCH」に設定すると、そのパートに割り当てられているパッチ(トーンごと)のアウトプット・アサインの設定にしたがって出力されます。したがって、パッチ(トーンごと)のアウトプット・アサインが「MFX」以外に設定されていると、マルチエフェクトの音は出力されません。

モジュレーション等のコントローラーがかかりっぱなしになる

のですが ...

マトリックス・コントロールの設定を確認してください

(P.49)。

Fantom-Xa には、マトリックス・コントロールを利用してパッチをリアルタイムにコントロールする機能があります。マトリックス・コントロールは、受信したMIDI のコントロール・チェンジ等のMIDI 情報をコントロールのソースとし、これによりパッチの各パラメーターを変化させます。

この設定によって、外部MIDI 機器から送られたMIDI 情報でFantom-Xa が反応し、パッチがお客さまの意図しない状態となっている場合があります。

パフォーマンスの各パートのコーラスやリバーブのセンド・レ

ベルを上げても効果がかかりにくいのですが ...

パフォーマンスでは、各パートごとにコーラスやリバーブへのセンド・レベルを設定できますが、この値は使用しているパッチのコーラス、リバーブのセンド・レベルを上限として、どのくらいに設定するかといったものです。したがって、この値を最大値の 127にしても、使用しているパッチでセンド・レベルが下がっている場合は効果があまりありません。効果を深くかけたい場合は、パッチの設定を変更してください。また、パッチのコーラスやリバーブへのセンド・レベルを、マルチエフェクトを使う場合と使わない場合とで別々に設定できます。

マトリックス・コントロールなどで、LFO をコントロール・

ソースにし、パンを急激に変化させるとノイズが出るのですが...

変化のスピード(LFO のレイト)を落としてください。

パンは特殊な処理により、左右のそれぞれの音のレベルを変化させています。急激にパンを動かすと、これらのレベルを急速に変化させるため音量の変化が大きくなり、結果としてノイズとして聞こえてしまいます。

マルチエフェクトの 43: DELAY などのディレイ・タイムの値

を音符に設定した場合、テンポを遅くするとディレイ・タイムが一定の長さ以上変わらなくなりますが ...

ディレイ・タイムなどには上限値があり、タイム値を音符に設

定してテンポを遅くすると、この上限を越えてしまい、それ以上の値にはなりません。それぞれの上限の時間は、音符以外の数値で設定できる最大値です。

パフォーマンスの音が保存(ライト)したときと違うのですが

...

次の点を確認してください。

• パフォーマンスで使用しているパッチの設定を変更したとき

や、外部MIDI 機器からパフォーマンスのテンポラリー・パッチが書き替えられた場合は、これらのパッチも保存する必要があります。Fantom-Xa では、パフォーマンスのライト操作時にパフォーマンスで使われているパッチがエディットされている場合は、これらのパッチを捨ててもよいかどうかの確認メッセージが表示されます。このような場合は、一旦パッチやリズム・セットを保存してから(P.37、P.57)改めてパフォーマンスを保存してください(P.72)。

• マスタリング・エフェクトの設定が変わっている可能性があり

ます。(この設定はパフォーマンスには保存されません。)

パッチの音が保存(ライト)したときと違うのですが ...

次の点を確認してください。

• パッチ・モードで、外部MIDI 機器からコントロール・チェンジ

を使って音色を変えた場合は、ライト操作ではその状態を保存することはできません。

• マスタリング・エフェクトの設定が変わっている可能性があり

ます。(この設定はパッチには保存されません。)

パフォーマンス・モードでアルペジオやDビーム・コントロー

ラーの設定がパフォーマンスで異なるのですが ...

パフォーマンスでは、アルペジオやDビーム・コントローラー

の設定をパフォーマンスごとに記憶できますので、それぞれに設定されたアルペジオやDビーム・コントローラーの設定で動作します。

エフェクトに関する内容

データの保存に関する内容

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Page 222: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

故障かな?と思ったら

Fantom-Xa_j.book 222 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

曲データが正しく再生できないのですが ...

次の点を確認してください。

• レシーブGM/GM2 システム・オン・スイッチはオンになって

いますか?

Receive GM System On/Receive GM2 System ON パラメーターを「ON」に設定してください(P.198)。

• 曲の途中から再生していませんか?

GMスコアの曲の頭には、GM/GM2 システム・オン・メッセージが書き込まれています。このメッセージを受信しないと、GMスコアが正しく再生できない場合があります。

• GS フォーマットの曲データを再生していませんか?

Fantom-Xa は GSリセット・メッセージを受信すると、GSフォーマットに対応できるようになります。これにより、GSマークが付いたミュージックデータ(GS ミュージックデータ)を再生することができますが、当社のサウンド・キャンバス・シリーズ専用に作成されたミュージックデータは、正しく再生できないことがあります。

レコーディング後、ソングを再生しても鳴らないのですが ...

トラックをミュートしていませんか?

ミュートを解除してください(P.132)。

前回ソングを再生したときと、テンポが違うのですが ...

Fantom-Xa は、テンポを変更して再生したあと、ユーザー・

メモリーまたはメモリー・カードに保存しないと、そのテンポが保存されません。逆に、ソングを保存すると前回のテンポは消去されます。ソングを保存するときは、現在のテンポをよく確認してください。

ソングにつけたロケート・ポジションが消えてしまったのです

が ...

次の点を確認してください。

• MRC-Pro 形式以外の形式(SMF0 または 1)でディスクに保存

していませんか?ロケート・ポジションはMRC-Pro 形式で保存したときのみ一緒に保存されます。

• クイック・プレイ中ではありませんか?ロケート・ポジション

を使用するには、Fantom-Xa にソングを読み込む必要があります。

勝手に音色が切り替わるのですが ...

マイクロスコープ(P.144)で次の点を確認してください。

• 不要なプログラム・チェンジが入力されていませんか?また

は、プログラム・チェンジが重複していませんか?

• プログラム・チェンジを入力したときにデータのMIDI チャンネ

ルを間違えていませんか?

あるはずのデータがマイクロスコープに表示されないのですが

...

次の点を確認してください。

• トラックの選択を間違えていませんか?

• ビュー・セレクト(P.146)で特定のデータを表示しない設定

にしていませんか?

シーケンサーで曲を鳴らした後、音が鳴らなくなった、またプ

ログラム・チェンジを送っても音が鳴らないのですが ...

曲データの中に、Fantom-Xa で規定されていないバンク・セ

レクトが含まれていたと考えられます。Fantom-Xa ではバンク・セレクトMSB/LSB で指定された音色のグループがない場合は音は鳴りません。また、バンク・セレクトを送らずにプログラム・チェンジだけを送った場合は、現在選ばれているグループ内のプログラム・チェンジで指定された番号の音色になります。パネルからの操作で音色を選び直してください。また、外部MIDI 機器から音色選択を行う場合は、正確な再現性のため、バンク・セレクトMSB および LSBとプログラム・チェンジを必ず 1つのセットとして送信してください。送信の順番は、バンク・セレクトMSB/LSB を送り(MSB/LSB の順はどちらでもよい)、次にプログラム・チェンジを送ります。

最後にフェード・アウトする曲を鳴らした後に音が鳴らなくなることがあります。この場合は、ボリューム・メッセージあるいはエクスプレッション・メッセージによって音量が下がっていると考えられます。それぞれの値を確認し、適当な値に設定してください。

演奏がもたる、途切れることがあるのですが ...

演奏がもたったり、とぎれたりする現象は、シーケンサーや音

源に大きな負荷がかかっている状況で起こりやすくなります。

主な原因とその回避策としては、以下のものが考えられます。

• 同時発音数が 128を越えていませんか?

発音数を減らしてみてください。パッチの構成によっては 8個のウェーブを使ったものもあります。このようなパッチを使った場合は、1音発音させても実際には同時に 8音を重ねて鳴らしていることになります。また、リリースの長い持続音などは実際に耳で聞こえなくなったときでも発音のための処理が行われていることがあり、この場合にも演奏データと実際に発音している発音数は異なることがあります。

• LFO を多用したパッチを使っていませんか?

使用しているパッチを他のパッチに変更してみてください。LFO の処理はどうしても負荷がかかるため、多用するとFantom-Xa 全体の処理が重くなり、発音自体にも影響が出ることがあります。

• シーケンス・データの拍の頭のタイミングにデータが集中して

いませんか?

データが同じタイミングに重ならないように、1~ 2ティックずらしてみてください。ステップ・レコーディングで曲データを入力した場合や、キーボードからリアルタイム入力を行った後にクォンタイズをかけた場合などは、曲データの拍の頭にデータが集中しやすくなります。そのため、一度に多くのデータが Fantom-Xa に送られ、発音処理が遅れることもあります。

シーケンサーに関する内容

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Page 223: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

故障かな?と思ったら

Fantom-Xa_j.book 223 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

• プログラム・チェンジが曲の演奏のもたる箇所にありません

か?

プログラム・チェンジのデータ位置を変更してみてください。プログラム・チェンジを曲中に入れた場合、パッチの切り替えに処理時間がかかり、演奏がもたることがあります。

• システム・エクスクルーシブが演奏のもたる箇所にありません

か?

システム・エクスクルーシブのデータ位置を変更してみてください。システム・エクスクルーシブはデータ量が多いので、シーケンサーや音源モジュールに大きな負荷がかかります。データの位置を変更するか、コントロール・チェンジで代用できるものはコントロール・チェンジに変更してください。

• 大量のアフタータッチ等のコントロール・チェンジが演奏のも

たる箇所にありませんか?

データの位置を変更してみてください。不要なデータの場合は、そのデータを消去してください。アフタータッチ付きの鍵盤を利用してデータ入力を行った場合、気付かないうちに大量のアフタータッチ・データが入っている場合があります。このような大量のデータは、シーケンサーや音源モジュールに余分な負荷を与える原因となります。

Track Edit の Data Thin(P.143)で不要なメッセージを間引くことができます。

接続しているMIDI 機器の音が鳴らないのですが ...

次の点を確認してください。

• MIDI メッセージが送受信できる状態になっていますか?

• パッチ・モード

Kbd Patch Rx/Tx Channel パラメーター(キーボード・パート)(P.197)

Pad Patch Rx/Tx Channel パラメーター(パッド・パート)(P.197)

• パフォーマンス・モード

KBD スイッチ(P.68)

エクスクルーシブ・メッセージを受信しないのですが ...

次の点を確認してください。

• エクスクルーシブ・メッセージが受信できる状態になっていま

すか?

Receive Exclusive パラメーター(P.198)を「ON」に設定してください。

• 送信側のデバイスIDナンバーと、Fantom-Xaのデバイス IDナン

バーが合っていますか?

Device ID パラメーター(P.197)を確認してください。

• ユーザー・エリアに書き込もうとしていませんか?

ユーザー・エリアへの書き込みはライブラリアン・モードでのみ可能です。

外部シーケンサーやMIDI キーボードをMIDI IN コネクターに

接続して、Fantom-Xa のリズム・セットを鳴らそうとしたのですが、まったく鳴らないのはなぜですか?

外部MIDI 機器のMIDI 送信チャンネルと Fantom-Xa のMIDI

受信チャンネルが一致しているかを確認してください。Fantom-Xa のパッチ・モードでのMIDI メッセージの受信チャンネルは、Kbd Patch Rx/Tx Channel パラメーター(キーボード・パート)、Pad Patch Rx/Tx Channel パラメーター(パッド・パート)で設定します。リズム・セットの演奏情報はMIDI チャンネル 10で送受信されることが一般的です。

MIDI INからのメッセージを受信していません。

MIDI INコネクターを使用するときは、USBモード(P.194)

がMIDI になっていると使用できません。USBモードをStorage にして使用してください。

シーケンス・ソフトウェア使用時につまみなどを操作しても音

に反映されないのですが ...

シーケンス・ソフトウェアによっては、システム・エクスク

ルーシブ・メッセージをソフト・スルーしていないものがあります。このようなシーケンス・ソフトウェアを使って、システム・エクスクルーシブ・メッセージを録音する場合は、以下のパラメーターをオンに設定してください。

• パッチ・モードのとき

Local Switchパラメーター(P.197)

• パフォーマンス・モードのとき

KBDスイッチ(P.68)

パッチのベンド・レンジを大きくする(48)とMIDIからピッ

チ・ベンド・メッセージを受けてもピッチが上がりきらないのですが ...

パッチのベンド・レンジは 0~ 48まで設定することができま

すが、使用するウェーブによってはピッチが上がりきらず、ピッチの上昇が一定のピッチで止まる場合があります。ピッチを上げる上限は 12までは保証しておりますが、それ以上のベンド・レンジを設定される場合はご注意ください。

MIDI や外部機器に関する内容

223

Page 224: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

故障かな?と思ったら

Fantom-Xa_j.book 224 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

外部入力の音が出ない/小さいのですが ...

次の点を確認してください。

• [MIX IN]が消灯していませんか?

[MIX IN]を押して点灯させてください。

• 外部入力のレベルが下がって設定されていませんか?

サンプリング時に、LEVELつまみを操作して適正なレベルに調整してください。

[SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押して表示される InputSetting 画面で、Level の値を確認してください。

• AUDIO INPUT に接続された機器のボリュームが下がっていま

せんか?

適正なレベルに調節してください。

• オーディオ・ケーブルは正しく接続されていますか?

接続を確認してください。

• オーディオ・ケーブルは断線していませんか?

• 抵抗入りのオーディオ・ケーブルを使用していませんか?

抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。

外部入力の音がステレオ(モノラル)にならないのですが ...

次の点を確認してください。

• Stereo Switchパラメーター(P.100)がMONO(STEREO)

になっていませんか?

• [SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押して表示される Input

Setting 画面で、Input Select が「LINE IN L」か「MICROPHONE」になっていませんか?

「LINE IN L/R」にしてください。

マイクの音が出ない/小さいのですが ...

次の点を確認してください。

• マイクのケーブルが正しく接続されていますか?

接続を確認してください。

• マイクのケーブルが断線していませんか?

• 入力ソースがマイク以外になっていませんか?

[SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押して表示される InputSetting 画面の Input Select を「MICROPHONE」に設定してください。

• マイク・レベルが下がっていませんか?

サンプリングの際に LEVELつまみを操作して適正なレベルに調節してください。

サンプリングできないのですが ...

次の点を確認してください。

• メモリーの容量は不足していませんか?

サンプル・メモリーが不足している場合、サンプリングしようとすると「Sample Memory Full!」と表示されます。不要なサンプルを消去して、空き容量を増やしてください(P.105)。

それでも不足している場合は、メモリー(DIMM)を増設してください(P.216)。

サンプリングした音に雑音や歪みが多いのですが ...

次の点を確認してください。

• 入力レベルは適切ですか?

入力レベルが高すぎるとサンプリングした音が歪み、逆にレベルが低すぎると雑音が目立つようになります。サンプリングの際にサンプリング・スタンバイ画面(P.100)で、LEVELつまみを回してディスプレイ上部に表示されるレベル・メーターを見ながらレベルを調整してください。

• エフェクトの設定は適切ですか?

エフェクトの種類によっては、元のサンプルよりもレベルを大きくしたり、音そのものを歪ませる効果を持つものがあります。また、ノイズを強調する効果を持つものもあります。

一度エフェクトをオフにし、元のサンプル自体には雑音や歪みがないことを確認してからエフェクトの設定を適切なものに変更してください。

• 同時に複数のサンプルを鳴らしていませんか?

1つ 1つのサンプルのレベルが適切であっても、同時に複数のサンプルを鳴らした場合には全体のレベルが上がりすぎて歪むことがあります。それぞれのサンプルのレベルを下げて、歪まないようにしてください。

メモリー・カードのデータが選べないのですが ...

次の点を確認してください。

• メモリー・カードは正しく差し込まれていますか?

電源を切り、一度メモリー・カードを抜いて再度メモリー・カードを確実に差し込んでください。

• メモリー・カードの種類は合っていますか?

メモリー・カードには、PC カード型メモリー・カード、またはPCカード・アダプタを介したメモリー・カードをご使用ください。

メモリー・カードが使えないのですが ...

次の点を確認してください。

• メモリー・カードはフォーマットされていますか?

フォーマットされていないメモリー・カードは使えません。フォーマットの操作を行ってください(P.203)。

サンプリングに関する内容

メモリーカードに関する内容

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Page 225: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 225 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

エラー・メッセージ一覧

操作に誤りがあったり、操作どおりに正しく処理できなかったときは、エラー・メッセージが表示されます。

表示されたエラー・メッセージの指示に従って対応してください。

メッセージ 意味 対応Cannot Edit Preset Sample! プリセット・サンプルのため、エディットできません。 -Card Not Ready! メモリー・カードがスロットに挿入されていません。 スロットにメモリー・カードを挿入してください。Data not found プレースするデータが指定されていません。 -Empty Pattern パターンが空なので、パターン・コール・メッセージ

をステップ・レコーディングできません。-

Empty Sample! サンプルにデータが入っていません。 データの入っているサンプルを選んでください。Empty Song! ソングが録音されていないため再生できません。 データの入っているソングを選んでください。File Name Duplicate 同じ名前のファイルがすでにあります。 ディスク上の同じ名前のファイルを消して、上書き保存する場合

はそのまま実行してください。ディスク上の同じ名前のファイルを消したくない場合は、別のファイル名で保存してください。

Illegal File! Fantom-Xaでは扱えないファイルです。 -Memory Damaged! メモリーの内容が壊れている可能性があります。 ファクトリー・リセットを行ってください。

それでもなおらないときは、お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスにお問い合わせください。

Memory Full! ユーザー・エリアあるいはメモリー・カードの容量が不足しているため、保存できません。

不要なデータを削除してください。

MIDI Offline! MIDIケーブルの接続に問題があります。 MIDIケーブルの抜けや断線がないことを確認してください。Movable onto Bar Line Only ビート・チェンジ・イベントは小節線上にしか置けま

せん。ー

No More Note Numbers! アルペジオ/リズム機能の1 つのスタイルの中で使えるノート・ナンバーは、最大16 種類です。

不要なノートを消してください。

No More Sample Numbers! これ以上サンプルを分割できません。 不要なサンプルを消去して、256 以上の連続したサンプル・ナンバーを確保してください。連続して空いているサンプル・ナンバーが256 未満の

ため、これ以上サンプリングできません。No More Song Numbers! これ以上ソングを保存することができません。同時に

扱えるソング数は、ユーザー・バンク、カード・バンク共に最大256 曲までです。

不要なソングを消去してください。

Now Playing! 演奏中のため、その操作は実行できません。 演奏を停止してから操作を行ってください。Permission Denied! ファイル/フォルダにプロテクトがかかっています。 -Playback Tempo Range Over テンポ値の限界を越えたため、実行可能な範囲で指定

の時間に最も近いデータを作成しました。-

Recording Parameter Error ループ区間よりあとでレコーディングを開始しようとしています。

ループ区間内、あるいはループ区間より前でレコーディングを開始してください。

Rec Over Flow 一度にたくさんの録音データが入力されたので、正しく処理できませんでした。

録音データを少なくしてください。

Rhythm Note Range Over! アサイン・トゥ・パッドで選んたパッドが、リズム・セットの範囲外です。

リズム・セットの範囲内のパッドを選んでください。

Sample Length Too Short! サンプルが短過ぎて、正しく編集できません。 極端に短いサンプルは、思いどおりの編集効果が得られないことがあります。

Sample Memory Full! サンプル・メモリーの容量が不足しているため、これ以上サンプリングあるいはサンプル・エディットすることができません。

不要なサンプルを消去してください。

Song Format Error このソングは壊れています。 このソングは使用できません。Song Full ソングあるいはパターンに記憶できる最大音数をこえ

たため、これ以上、録音/編集することができません。録音/編集中のソング/パターンの不要なデータを、トラック・エディットのデリート、イレースなどで消去してください。

Song Not Found 実行対象のソングが見つかりません。 -TooMany Sample Selected! 複数のサンプルにマークがついているので実行できま

せん。マークをクリアするか、1つだけマークを付けてください。

Unformatted! メモリー・カードが未対応のフォーマットです。 メモリー・カードをフォーマットしてください。You Cannot Assign サンプルをパッドにアサインすることができません。 アサイン・トゥ・パッドは、すべてのパッドがリズム・セットを

鳴らす状態にある必要があります。パッド・パートにリズム・セットを割り当ててください。RPS機能をオフにしてください。リズム・スイッチをオフにしてください。ARPEGGIO/RHYTHM機能をオフにしてください。

You Cannot Copy This Message コピーできないメッセージです。 -You Cannot Erase This Message 消去できないメッセージです。 -You Cannot Move This Message 移動できないメッセージです。 -You Cannot Quick Play S-MRCSong

Super-MRCのソングなので、クイック・プレイはできません。

MRC Proソング形式で保存し直してください。

225

Page 226: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

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Fantom-Xa_j.book 226 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パフォーマンス一覧

USER(ユーザ-・グループ) PRST(プリセット・グループ)CC#0 =85、CC#32 = 0 CC#0= 85、CC#32= 64

No. Name

001 Bump It Up!002 Save Some003 Auto Slicer004 High-Nrg005 2-byte006 *Graceful007 Merry Festa008 AutoNoiseOSC009 Rocker Set010 Sound Alarm011 Grand Orch012 Ac.Gtr w/ARP013 Bend’nMod Me014 Mini Growl015 Oh So Smooth016 Blue Ocean017 Groovin’Beat018 Reflector019 Seaside020 SuperStepLFO021 Neo City022 Inorganic023 Phase D024 Air Pocket025 Dawn Humming026 Fat “Waves”027 Shuffle-Pop028 Vine029 Pull Back030 R&B EP Phr031 PopBrass&Bs032 Groove Note

No. Name

033 R&B Spirit034 MidnihgtRace035 Krafty036 Denki Samba037 High-Speed038 Light Step039 Nice“Slicer”040 AutoSequence041 TranceReady?042 Noon Gig043 OctEG w/Back044 Curious Beat045 Rnd Rhythm046 South Wind047 Ritmo Basico048 Phase EP049 Rotary Multi050 Burning Lead051 Dist Gt Mult052 Delay Santur053 Str Stack FS054 Brass Sec FS055 EpicTrncySyn056 Highland057 Neutron058 Marshland059 AerialGarden060 FreeFall Pad061 MultiDly Syn062 Slice Rv Hit063 Robot Bass064 Gated Drum

No. Name

001 Seq:Template002 Oh So Smooth003 Phase EP004 Rotary Multi005 Ac.Gtr w/ARP006 Burning Lead007 Dist Gt Mult008 Delay Santur009 Str Stack FS010 Brass Sec FS011 Grand Orch012 EpicTrncySyn013 Highland014 Neutron015 Marshland016 SuperStepLFO017 AerialGarden018 FreeFall Pad019 MultiDly Syn020 Slice Rv Hit021 AutoNoiseOSC022 Robot Bass023 Gated Drum024 Bump It Up!025 Save Some026 Neo City027 Inorganic028 Phase D029 Air Pocket030 Dawn Humming031 Blue Ocean032 Merry Festa

No. Name

033 Fat “Waves”034 Shuffle-Pop035 Pull Back036 R&B EP Phr037 PopBrass&Bs038 Groove Note039 R&B Spirit040 Reflector041 Sound Alarm042 MidnihgtRace043 Bend’nMod Me044 Krafty045 Denki Samba046 High-Speed047 Light Step048 Nice“Slicer”049 Auto Slicer050 AutoSequence051 TranceReady?052 Noon Gig053 OctEG w/Back054 Rocker Set055 High-Nrg056 2-byte057 Curious Beat058 Groovin’Beat059 Mini Growl060 Rnd Rhythm061 Seaside062 South Wind063 Ritmo Basico064 GM2 Template

CARD(カード・グループ)CC#0 =85、CC#32 = 32

※ 名称の先頭に *が付いているパフォーマンスはプリセット・サンプルを使用しています。よって、このパフォーマンスを発音させるためにはプリセット・サンプルが本体にロードされている必要があります。

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Page 227: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 227 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

パッチ一覧

USER(ユーザ-・グループ)No. 001~ 128:CC#0= 87、CC#32= 0、PC =1 ~ 128 No. 129~ 256:CC#0= 87、CC#32= 1、PC= 1 ~128

No. Name Voices Category

001 A’live Piano 2 AC.PIANO

002 Bend’nMod Me 5 TECHNO SYNTH

003 Magestic Str 8 STRINGS

004 Nu Bace 2 SYNTH BASS

005 Killerbeez 3 TECHNO SYNTH

006 TrnsSweepPad 6 SOFT PAD

007 Strobot 2 PULSATING

008 Curly Wurly 2 EL.PIANO

009 Rockin’ Dly 3 DIST.GUITAR

010 InfinitePhsr 6 BRIGHT PAD

011 MagmaBubble 4 BEAT&GROOVE

012 LostParadise 5 OTHER SYNTH

013 Angelique 4 VOX

014 Comp Stl Gtr 2 AC.GUITAR

015 FS Perc Org 4 ORGAN

016 Comp’d JBass 2 BASS

017 Hot Coffee 2 HARD LEAD

018 Space Ocean 4 PULSATING

019 Krafty 3 BEAT&GROOVE

020 Imagination 4 AC.PIANO

021 Stage EP 5 EL.PIANO

022 Vibrations 2 MALLET

023 CoupleHarpsi 7 KEYBOARDS

024 Mystic Gtr 2 EL.GUITAR

025 Beambreaker 2 SYNTH BASS

026 DramaSect/sw 4 STRINGS

027 HimalayaPipe 4 FLUTE

028 Theramax 1 SOFT LEAD

029 MODified Ld 2 HARD LEAD

030 In Canada 3 HARD LEAD

031 Newcomers 4 PULSATING

032 Myxlptylk 2 TECHNO SYNTH

033 Atmospherics 2 SOFT PAD

034 Day After... 3 SOFT PAD

035 Firefly 2 SYNTH FX

036 Monsoon 4 PLUCKED

037 xcultural 3 ETHNIC

038 Dusty Sndtrk 4 COMBINATION

039 Naughty Bits 4 BEAT&GROOVE

040 So true... 2 AC.PIANO

041 Warm Pad Pno 4 AC.PIANO

042 SoundCheck 2 AC.PIANO

043 Tine EP 1 EL.PIANO

044 LEO EP 4 EL.PIANO

045 LonesomeRoad 2 EL.PIANO

046 Mk2 Stg phsr 3 EL.PIANO

047 FS Wurly 2 EL.PIANO

048 AMP EP 5 EL.PIANO

049 EP Belle 3 EL.PIANO

050 FM EPad 3 EL.PIANO

051 Remember 2 EL.PIANO

052 Pulse Clavi 2 KEYBOARDS

053 Phase Clavi 2 KEYBOARDS

054 Over-D6 3 KEYBOARDS

055 FS Harpsi 4 KEYBOARDS

056 Amadeus 8 KEYBOARDS

057 Tubular Bell 1 BELL

058 HimalayaThaw 4 BELL

059 Synergy MLT 2 MALLET

060 AirPluck 4 MALLET

061 X Perc Organ 3 ORGAN

062 Peep Durple 5 ORGAN

063 FS Dist Bee 1 ORGAN

064 Chapel Organ 2 ORGAN

065 Grand Pipe 3 ORGAN

066 Harmonderca 2 HARMONICA

067 Stl Gtr Duo 2 AC.GUITAR

068 Latin Gtr 1 AC.GUITAR

069 FS 12str Gtr 3 AC.GUITAR

070 Wet TC 1 EL.GUITAR

No. Name Voices Category

071 FS Funk Gtr 2 EL.GUITAR

072 FleXa Guitar 4 EL.GUITAR

073 Hurting Gtr 3 DIST.GUITAR

074 Searing COSM 2 DIST.GUITAR

075 Downright Bs 3 BASS

076 Return2Base! 1 BASS

077 RichFretless 2 BASS

078 NewAge Frtls 3 BASS

079 Basement 1 BASS

080 Da Chronic 2 SYNTH BASS

081 Mini Like! 2 SYNTH BASS

082 Nu RnB Bass 2 SYNTH BASS

083 Nu Saw Bass 3 SYNTH BASS

084 Glitch Bass 4 SYNTH BASS

085 SuBASSembly 3 SYNTH BASS

086 Vintage Sub 3 SYNTH BASS

087 SH-101 Bs 1 2 SYNTH BASS

088 FS Rubber Bs 3 SYNTH BASS

089 Kickin’ Bass 2 SYNTH BASS

090 OilDrum Bass 3 SYNTH BASS

091 FS Jungle Bs 2 SYNTH BASS

092 Unplug it! 1 SYNTH BASS

093 Saturator 2 SYNTH BASS

094 FS Strings 8 STRINGS

095 Crossed Bows 5 STRINGS

096 DelicatePizz 4 STRINGS

097 Mellow Tron 3 STRINGS

098 Farewell 6 ORCHESTRA

099 Soft Orch 1 4 ORCHESTRA

100 Wind & Str 2 5 ORCHESTRA

101 Sub Hit 3 HIT&STAB

102 Mojo Man 2 HIT&STAB

103 Orange Skin 4 HIT&STAB

104 Disto Stab ! 5 HIT&STAB

105 Cheezy Movie 4 HIT&STAB

106 Mod Chord 2 HIT&STAB

107 2ble Action 2 HIT&STAB

108 C. McFizzy 4 WIND

109 Angel Pipes 2 FLUTE

110 Andes Mood 1 FLUTE

111 StackTp Sect 4 AC.BRASS

112 Tpts & Tmbs 2 AC.BRASS

113 Brass Fall / 2 AC.BRASS

114 VangJarris 1 SYNTH BRASS

115 X-Saw Brass1 2 SYNTH BRASS

116 PolyFlagship 2 SYNTH BRASS

117 Bend SynBrs 4 SYNTH BRASS

118 Wide SynBrss 2 SYNTH BRASS

119 Neo SuperBrs 4 SYNTH BRASS

120 SoftSynBrass 2 SYNTH BRASS

121 Sax Sect. 2 4 SAX

122 Bon Voyage 3 HARD LEAD

123 Digital Edge 2 HARD LEAD

124 Classic Lead 4 HARD LEAD

125 Square Times 4 HARD LEAD

126 Squarely 2 HARD LEAD

127 Unleaded 3 HARD LEAD

128 Rezo Sync 3 HARD LEAD

No. Name Voices Category

129 Epic Lead 2 HARD LEAD

130 Crumble Syn 2 HARD LEAD

131 DirtyVoltage 2 HARD LEAD

132 Squareheads 2 HARD LEAD

133 Clean? 2 HARD LEAD

134 Mini Growl 2 SOFT LEAD

135 Sqr Diamond 2 SOFT LEAD

136 Clone Zone 2 SOFT LEAD

137 Eye see DC 2 SOFT LEAD

138 Legato Tkno 1 SOFT LEAD

139 Morpher 8 TECHNO SYNTH

140 Raven Chord 4 TECHNO SYNTH

141 Alpha Hoover 1 TECHNO SYNTH

142 No Left Turn 5 TECHNO SYNTH

143 DelyResoSaws 2 TECHNO SYNTH

144 R-Trance 7 TECHNO SYNTH

145 Alpha Retro 3 TECHNO SYNTH

146 Nu Hoover 4 TECHNO SYNTH

147 Alien Bubble 1 TECHNO SYNTH

148 Electrostars 4 TECHNO SYNTH

149 Techno Snips 2 TECHNO SYNTH

150 Going Mad! 4 TECHNO SYNTH

151 Tranceformer 1 TECHNO SYNTH

152 Trancepire 1 TECHNO SYNTH

153 Final Run 6 TECHNO SYNTH

154 Projector 1 TECHNO SYNTH

155 Shroomy 3 TECHNO SYNTH

156 Mad Dentist 2 TECHNO SYNTH

157 Autolicker 3 TECHNO SYNTH

158 In-dee-yah 3 TECHNO SYNTH

159 Xadecimal 4 PULSATING

160 Regenerator 2 PULSATING

161 Mr. 4ier 3 PULSATING

162 Elliptical 3 PULSATING

163 Are U ready? 4 PULSATING

164 ARP x Race 1 PULSATING

165 Up For Air 1 PULSATING

166 InverseSquar 4 PULSATING

167 Tumblerz 2 PULSATING

168 FX World 2 PULSATING

169 Strobe X 5 PULSATING

170 Denial River 6 PULSATING

171 ThujonGroove 2 PULSATING

172 SpacePulse 4 PULSATING

173 FS Strobe 4 PULSATING

174 Auto Trance 2 PULSATING

175 Dancefloor 4 PULSATING

176 H-Pathetique 1 PULSATING

177 Vocastic 8 PULSATING

178 Auto Mouths 3 PULSATING

179 Synth Force 4 PULSATING

180 PanningFrmnt 2 PULSATING

181 Saw Dogs 1 PULSATING

182 Hellrazor 3 PULSATING

183 FS Lonizer 4 PULSATING

184 VirtualHuman 4 PULSATING

185 Ourobotos 2 PULSATING

186 Shangri-La 5 SYNTH FX

187 SolarPleXus 2 SYNTH FX

188 Neverville 6 SYNTH FX

189 CerealKiller 1 SYNTH FX

190 FaceOfMars 3 SYNTH FX

191 Heatstroke 2 SYNTH FX

192 Oblivion 3 SYNTH FX

193 Bending Logo 8 SYNTH FX

194 ResoSweep Up 1 SYNTH FX

195 SoundOnSound 1 SYNTH FX

196 Control Room 4 SYNTH FX

197 Scatter 7 SYNTH FX

198 WaitnOutside 2 SYNTH FX

No. Name Voices Category

199 SoundStrange 3 SYNTH FX

200 South Pole 2 SYNTH FX

201 New Planetz 4 SYNTH FX

202 S&H Voc 2 SYNTH FX

203 FS Crystal 2 SYNTH FX

204 Fantom Noise 4 SYNTH FX

205 Potted Pixie 1 OTHER SYNTH

206 DigimaX 2 OTHER SYNTH

207 Trancy X 4 OTHER SYNTH

208 Squeeze Toyz 1 OTHER SYNTH

209 Atmorave 4 OTHER SYNTH

210 Digitaless 2 OTHER SYNTH

211 Houze Clavi 2 OTHER SYNTH

212 Bustranza 2 OTHER SYNTH

213 X-Racer 2 OTHER SYNTH

214 TB Booster 2 OTHER SYNTH

215 Voyager 4 BRIGHT PAD

216 Polar Morn 4 BRIGHT PAD

217 Liquid Air 4 BRIGHT PAD

218 Strangers 4 BRIGHT PAD

219 XA:YTEM 4 BRIGHT PAD

220 Angel Breath 4 BRIGHT PAD

221 Life-on 4 BRIGHT PAD

222 Magic Wave 2 BRIGHT PAD

223 OB Rezo Pad 3 BRIGHT PAD

224 MistOver5ths 4 BRIGHT PAD

225 Distant Sun 4 BRIGHT PAD

226 ReverseSweep 2 BRIGHT PAD

227 HugeSoundMod 4 BRIGHT PAD

228 Nu Epic Pad 2 SOFT PAD

229 Flange Dream 4 SOFT PAD

230 Analog Times 4 SOFT PAD

231 Chariots 4 SOFT PAD

232 As It Is 5 SOFT PAD

233 FS Hollow 4 SOFT PAD

234 Silk Pad 3 SOFT PAD

235 Syn Strings 2 SOFT PAD

236 Strings Pad 2 SOFT PAD

237 FS PhaserPad 2 SOFT PAD

238 Organic Pad 3 SOFT PAD

239 FreezinNight 5 SOFT PAD

240 Angels Choir 4 VOX

241 Jazz Doos 4 VOX

242 Gospel Oohs 2 VOX

243 Aerial Choir 4 VOX

244 Sad ceremony 8 VOX

245 Aerial Harp 2 PLUCKED

246 Sitar on C 6 PLUCKED

247 SaraswatiRvr 3 PLUCKED

248 Pat is away 5 PLUCKED

249 Quiet River 4 PLUCKED

250 AndreaIsBack 4 PLUCKED

251 Santur Stack 4 PLUCKED

252 Ambi Shaku 3 ETHNIC

253 Timpani+Low 4 PERCUSSION

254 Bass Drum 4 PERCUSSION

255 Beat (C4) 4 BEAT&GROOVE

256 StepLFO Ens 4 BEAT&GROOVE

CARD(カード・グループ)No. 001 ~128:CC#0 = 87、CC#32= 32、PC = 1~ 128

No. 129 ~256:CC#0 = 87、CC#32= 33、PC = 1~ 128

227

Page 228: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチ一覧

Fantom-Xa_j.book 228 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

PR-A(プリセット Aグループ) PR-B(プリセットB グループ)CC#0 =87、CC#32 = 64 CC#0= 87、CC#32= 65

No. Name Voices Category

001 So true... 2 AC.PIANO

002 ConcertPiano 3 AC.PIANO

003 Warm Piano 2 AC.PIANO

004 Warm Pad Pno 4 AC.PIANO

005 Warm Str Pno 6 AC.PIANO

006 BealeSt Walk 4 AC.PIANO

007 Rapsody 7 AC.PIANO

008 JD-800 Piano 1 AC.PIANO

009 SA Dance Pno 2 AC.PIANO

010 FS E-Grand 4 AC.PIANO

011 FS Blend Pno 5 AC.PIANO

012 LA Piano 3 AC.PIANO

013 FS 70’EP 5 EL.PIANO

014 StageEP Trem 2 EL.PIANO

015 Back2the60s 2 EL.PIANO

016 Tine EP 1 EL.PIANO

017 LEO EP 4 EL.PIANO

018 LonesomeRoad 2 EL.PIANO

019 Age’n’Tines 2 EL.PIANO

020 Brill TremEP 2 EL.PIANO

021 Crystal EP 2 EL.PIANO

022 Celestial EP 4 EL.PIANO

023 Spirit Tines 3 EL.PIANO

024 Psycho EP 4 EL.PIANO

025 Mk2 Stg phsr 3 EL.PIANO

026 SA Stacks 5 EL.PIANO

027 Backing PhEP 2 EL.PIANO

028 Balladeer 3 EL.PIANO

029 Remember 2 EL.PIANO

030 FS Wurly 2 EL.PIANO

031 Wurly Trem 3 EL.PIANO

032 Super Wurly 3 EL.PIANO

033 Pulse EPno 3 EL.PIANO

034 Fonky Fonky 2 EL.PIANO

035 FM EP 5 EL.PIANO

036 FM-777 5 EL.PIANO

037 FM EPad 3 EL.PIANO

038 D6 Clavi 3 KEYBOARDS

039 Cutter Clavi 2 KEYBOARDS

040 FS Clavi 2 KEYBOARDS

041 Funky D 2 KEYBOARDS

042 Phase Clavi 2 KEYBOARDS

043 BPF Clavi Ph 2 KEYBOARDS

044 Pulse Clavi 2 KEYBOARDS

045 Analog Clavi 1 KEYBOARDS

046 Reso Clavi 2 KEYBOARDS

047 Harpsy Clavi 2 KEYBOARDS

048 FS Harpsi 4 KEYBOARDS

049 Amadeus 8 KEYBOARDS

050 FS Celesta 1 KEYBOARDS

051 FS Glocken 1 BELL

052 Music Bells 2 BELL

053 FS Musicbox 1 BELL

054 MuBox Pad 4 BELL

055 Kalimbells 2 BELL

056 Himalaya Ice 2 BELL

057 Dreaming Box 4 BELL

058 Step Ice 4 BELL

059 FS Bell 1 4 BELL

060 FS Bell 2 2 BELL

061 Candy Bell 2 BELL

062 FS Chime 1 BELL

063 Bell Ring 4 BELL

064 Tubular Bell 1 BELL

065 5th Key 2 BELL

066 Vibrations 2 MALLET

067 FS Vibe 1 MALLET

068 FS Marimba 1 MALLET

069 FS Xylo 1 MALLET

070 Ethno Keys 2 MALLET

No. Name Voices Category

071 Synergy MLT 2 MALLET

072 Steel Drums 2 MALLET

073 Xylosizer 2 MALLET

074 Toy Box 3 MALLET

075 FullDraw Org 3 ORGAN

076 StakDraw Org 4 ORGAN

077 FullStop Org 3 ORGAN

078 FS Perc Org 4 ORGAN

079 Euro Organ 2 ORGAN

080 Perky Organ 1 ORGAN

081 LoFi PercOrg 1 ORGAN

082 Rochno Org 4 ORGAN

083 R&B Organ 1 2 ORGAN

084 R&B Organ 2 4 ORGAN

085 Zepix Organ 4 ORGAN

086 Peep Durple 5 ORGAN

087 FS Dist Bee 1 ORGAN

088 60’s Org 1 2 ORGAN

089 60’s Org 2 2 ORGAN

090 FS SoapOpera 1 ORGAN

091 Chapel Organ 2 ORGAN

092 Grand Pipe 3 ORGAN

093 Masked Opera 6 ORGAN

094 Pipe Org/Mod 6 ORGAN

095 Vodkakordion 3 ACCORDION

096 Squeeze Me! 2 ACCORDION

097 Guinguette 3 ACCORDION

098 Harmonderca 2 HARMONICA

099 BluesHrp V/S 1 HARMONICA

100 Green Bullet 2 HARMONICA

101 SoftNyln Gtr 2 AC.GUITAR

102 FS Nylon Gt 2 AC.GUITAR

103 Wet Nyln Gtr 3 AC.GUITAR

104 Pre Mass Hum 4 AC.GUITAR

105 Thick Steel 2 AC.GUITAR

106 Uncle Martin 2 AC.GUITAR

107 Wide Ac Gtr 4 AC.GUITAR

108 Comp Stl Gtr 2 AC.GUITAR

109 Stl Gtr Duo 2 AC.GUITAR

110 FS 12str Gtr 3 AC.GUITAR

111 So good ! 2 AC.GUITAR

112 Muted Gtr Pk 2 EL.GUITAR

113 StratSeq’nce 3 EL.GUITAR

114 Fixx it 1 EL.GUITAR

115 Jazz Guitar 1 EL.GUITAR

116 DynoJazz Gtr 1 EL.GUITAR

117 Wet TC 1 EL.GUITAR

118 Clean Gtr 1 EL.GUITAR

119 Crimson Gtr 2 EL.GUITAR

120 Touchee Funk 2 EL.GUITAR

121 Plug n’ Gig 1 EL.GUITAR

122 Kinda Kurt 2 EL.GUITAR

123 Nice Oct Gtr 2 EL.GUITAR

124 Strat Gtr 1 EL.GUITAR

125 JC Strat Bdy 2 EL.GUITAR

126 Twin StratsB 2 EL.GUITAR

127 BluNoteStrat 1 EL.GUITAR

128 FS Funk Gtr 2 EL.GUITAR

No. Name Voices Category

001 GK Dubguitar 4 EL.GUITAR

002 & Scratchee 4 EL.GUITAR

003 Touch Drive 1 DIST.GUITAR

004 FS Chunk 4 DIST.GUITAR

005 Trem-o-Vibe 2 DIST.GUITAR

006 Nice Dist Gt 1 DIST.GUITAR

007 LP Dist 2 DIST.GUITAR

008 Hurting Gtr 3 DIST.GUITAR

009 Searing COSM 2 DIST.GUITAR

010 FS Loud Gtr 3 DIST.GUITAR

011 FS Plugged!! 1 DIST.GUITAR

012 Punker 1 2 DIST.GUITAR

013 FS PowerChd 2 DIST.GUITAR

014 Punker 2 2 DIST.GUITAR

015 Ulti Ac Bass 2 BASS

016 Downright Bs 3 BASS

017 Ultimo Bass 3 BASS

018 Roomy Bass 2 BASS

019 Comp’d JBass 2 BASS

020 FingerMaster 2 BASS

021 CompressBass 2 BASS

022 All Round Bs 2 BASS

023 R&B Bs/Slide 2 BASS

024 Thumb Up! 1 BASS

025 Tubby Mute 2 BASS

026 Chicken Bass 3 BASS

027 Snug Bass 2 BASS

028 Return2Base! 1 BASS

029 A Big Pick 3 BASS

030 Basement 1 BASS

031 FS Fretnot 1 2 BASS

032 FS Fretnot 2 3 BASS

033 RichFretless 2 BASS

034 Got Pop? 1 BASS

035 JBass v/Thmb 2 BASS

036 FS Slap Bass 2 BASS

037 LEO Bass 1 BASS

038 Smooth Bass 2 SYNTH BASS

039 MC-404 Bass 2 SYNTH BASS

040 SH-101 Bs 1 2 SYNTH BASS

041 FS Syn Bass1 3 SYNTH BASS

042 Electro Rubb 2 SYNTH BASS

043 R&B Bass 1 2 SYNTH BASS

044 Enorjizor 2 SYNTH BASS

045 LowFat Bass 3 SYNTH BASS

046 Doze Bass 1 SYNTH BASS

047 FS Flat Bs 3 SYNTH BASS

048 Saw&MG Bass 4 SYNTH BASS

049 R&B Bass 2 1 SYNTH BASS

050 Foundation 2 SYNTH BASS

051 R&B Bass 3 2 SYNTH BASS

052 HipHop Bs 1 2 SYNTH BASS

053 HipHop Bs 2 3 SYNTH BASS

054 Solid Goa 1 SYNTH BASS

055 ResoSyn Bs 1 2 SYNTH BASS

056 SH-1 Bass 2 SYNTH BASS

057 SH-101 Bs 2 2 SYNTH BASS

058 FS Syn Bass2 2 SYNTH BASS

059 Poly Bass 1 SYNTH BASS

060 Punch MG 1 2 SYNTH BASS

061 Gashed Bass 2 SYNTH BASS

062 Q Bass 3 SYNTH BASS

063 FS Rubber Bs 3 SYNTH BASS

064 ResoSyn Bs 2 2 SYNTH BASS

065 Super-G DX 3 SYNTH BASS

066 Punch MG 2 2 SYNTH BASS

067 Kickin’ Bass 2 SYNTH BASS

068 OilDrum Bass 3 SYNTH BASS

069 Glide-iator 2 SYNTH BASS

070 MG+SubOsc Bs 2 SYNTH BASS

No. Name Voices Category

071 FS Unison Bs 2 SYNTH BASS

072 TexturedBusy 3 SYNTH BASS

073 Detune Bass 2 SYNTH BASS

074 Lo Bass 3 SYNTH BASS

075 SQ Pan 2 SYNTH BASS

076 FS GarageBs1 3 SYNTH BASS

077 FS GarageBs2 2 SYNTH BASS

078 Sub Sonic 4 SYNTH BASS

079 FS Jungle Bs 2 SYNTH BASS

080 R&B Bass 4 1 SYNTH BASS

081 Beepin Bass 2 SYNTH BASS

082 MC-TB Bass 2 SYNTH BASS

083 Acdg Bass 2 SYNTH BASS

084 Loco Voco 2 SYNTH BASS

085 TBasic 1 SYNTH BASS

086 Unplug it! 1 SYNTH BASS

087 V.Form Bass 1 SYNTH BASS

088 S&H Bass 3 SYNTH BASS

089 Destroyed Bs 2 SYNTH BASS

090 FS Acid Bs 2 SYNTH BASS

091 Lo-Fi TB 1 SYNTH BASS

092 Violin 1 STRINGS

093 Viola 3 STRINGS

094 Cello 1 STRINGS

095 Contrabass 4 STRINGS

096 Dolce Qrt 2 STRINGS

097 Chamber Str 3 STRINGS

098 Small Str 7 STRINGS

099 Studio Sect. 4 STRINGS

100 Stringz 101 2 STRINGS

101 Crossed Bows 5 STRINGS

102 FS Strings 8 STRINGS

103 2-way Sect. 2 STRINGS

104 Warm Strings 5 STRINGS

105 Stacc mp Str 4 STRINGS

106 Magnolia Str 3 STRINGS

107 Movie Scene 4 STRINGS

108 Gang Strangs 6 STRINGS

109 Clustered!?! 8 STRINGS

110 DramaSect/sw 4 STRINGS

111 DelicatePizz 4 STRINGS

112 Vls PizzHall 4 STRINGS

113 Orch Pizz 4 STRINGS

114 Wind & Str 1 7 ORCHESTRA

115 Wind & Str 2 5 ORCHESTRA

116 Farewell 6 ORCHESTRA

117 Orch & Horns 5 ORCHESTRA

118 Soft Orch 1 4 ORCHESTRA

119 Soft Orch 2 7 ORCHESTRA

120 Henry IX 4 ORCHESTRA

121 Ending Scene 4 ORCHESTRA

122 Good Old Day 3 WIND

123 FS WindWood 3 WIND

124 Clarence.net 2 WIND

125 FS Oboe 1 WIND

126 Hall Oboe 1 WIND

127 English Horn 1 WIND

128 Bassoon 1 WIND

228

Page 229: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチ一覧

Fantom-Xa_j.book 229 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

PR-C(プリセット Cグループ) PR-D(プリセット Dグループ)CC#0 =87、CC#32 = 66 CC#0= 87、CC#32= 67

No. Name Voices Category

001 FS Flute 2 FLUTE

002 Atk Flute 2 FLUTE

003 Piccolo 2 FLUTE

004 Andes Mood 1 FLUTE

005 Pan Pipes 2 FLUTE

006 Solo Tp 2 AC.BRASS

007 Horn Chops 2 AC.BRASS

008 Flugel Horn 1 AC.BRASS

009 Spit Flugel 3 AC.BRASS

010 Mute Tp /Mod 3 AC.BRASS

011 Harmon Mute 1 AC.BRASS

012 Soft Tb 2 AC.BRASS

013 Solo Tb 1 AC.BRASS

014 Solo Bone 2 AC.BRASS

015 Grande Tuba 2 AC.BRASS

016 FS Tuba 1 AC.BRASS

017 StackTp Sect 4 AC.BRASS

018 Tb Section 5 AC.BRASS

019 TpTb Sect. 2 AC.BRASS

020 FS Brass 7 AC.BRASS

021 DynamicBrass 8 AC.BRASS

022 Tpts & Tmbs 2 AC.BRASS

023 Brass & Sax 5 AC.BRASS

024 BrassPartOut 6 AC.BRASS

025 Simple Tutti 2 AC.BRASS

026 Full sForza 4 AC.BRASS

027 F.Horns Sect 3 AC.BRASS

028 Stereo Brass 4 AC.BRASS

029 Brass Fall 2 AC.BRASS

030 FS Saw Brass 4 SYNTH BRASS

031 Wide SynBrss 2 SYNTH BRASS

032 DetuneSawBrs 2 SYNTH BRASS

033 J-Pop Brass 6 SYNTH BRASS

034 Brash! 4 SYNTH BRASS

035 Jump For KY 3 SYNTH BRASS

036 Neo SuperBrs 4 SYNTH BRASS

037 SoftSynBrass 2 SYNTH BRASS

038 Silky JP 2 SYNTH BRASS

039 Silk Brs Pad 1 SYNTH BRASS

040 FatSynBrass 4 SYNTH BRASS

041 Soprano Sax 1 SAX

042 Solo Sop Sax 1 SAX

043 Alto mp 1 SAX

044 Alto Sax 1 SAX

045 Solo AltoSax 1 SAX

046 AltoLead Sax 1 SAX

047 Tenor Sax 2 SAX

048 Fat TenorSax 3 SAX

049 Baritone Sax 1 SAX

050 Sax Sect. 1 3 SAX

051 Sax Sect. 2 4 SAX

052 Horny Sax 2 SAX

053 R&B TriLead 1 SOFT LEAD

054 PeakArpSine 1 SOFT LEAD

055 Theramax 1 SOFT LEAD

056 FS Sqr Lead 2 SOFT LEAD

057 Dawn Of Pan 4 SOFT LEAD

058 Sqr Diamond 2 SOFT LEAD

059 FS SoftLead 2 SOFT LEAD

060 Mid Saw Ld 4 SOFT LEAD

061 FS ResoLead 3 SOFT LEAD

062 Dig-n-Duke 2 SOFT LEAD

063 Modulated Ld 1 SOFT LEAD

064 Waspy Lead 1 SOFT LEAD

065 Mew Lead 1 SOFT LEAD

066 Violin Lead 2 SOFT LEAD

067 Oscillo Lead 2 SOFT LEAD

068 JP Saw Lead 2 SOFT LEAD

069 MG Sqr Lead 2 SOFT LEAD

070 Tristar 2 SOFT LEAD

No. Name Voices Category

071 Mod Lead 4 SOFT LEAD

072 Digital Ld 1 3 SOFT LEAD

073 Chubby Lead 2 SOFT LEAD

074 Sneaky Leady 2 SOFT LEAD

075 SoloNzPeaker 1 SOFT LEAD

076 Clone Zone 2 SOFT LEAD

077 Legato Tkno 1 SOFT LEAD

078 DC Triangle 2 HARD LEAD

079 Sqr-Seqence 1 HARD LEAD

080 Griggley 2 HARD LEAD

081 Pure Square 2 HARD LEAD

082 Legato Saw 2 HARD LEAD

083 Lone Prophat 1 HARD LEAD

084 Porta SoloLd 2 HARD LEAD

085 FS Saw Ld 1 2 HARD LEAD

086 FS Saw Ld 2 2 HARD LEAD

087 Wind Syn Ld 2 HARD LEAD

088 Dual Profs 2 HARD LEAD

089 Gwyo Press 2 HARD LEAD

090 Q DualSaws 2 HARD LEAD

091 Mogulator Ld 2 HARD LEAD

092 DirtyVoltage 2 HARD LEAD

093 Clean? 2 HARD LEAD

094 Distortion 4 HARD LEAD

095 FS Syn Ld 2 HARD LEAD

096 SynLead 0322 2 HARD LEAD

097 Digital Ld 2 3 HARD LEAD

098 X-Sink Delay 3 HARD LEAD

099 Noized Lead 3 HARD LEAD

100 Space Lead 3 HARD LEAD

101 Destroyed Ld 2 HARD LEAD

102 SyncModulate 3 HARD LEAD

103 Sync Tank 2 HARD LEAD

104 Squareheads 2 HARD LEAD

105 Distorted MG 1 HARD LEAD

106 SonicVampire 2 HARD LEAD

107 Blue Meanie 2 HARD LEAD

108 Defcon 2 HARD LEAD

109 Stimulation 4 HARD LEAD

110 Sub Hit 3 HIT&STAB

111 Blue Ice 2 HIT&STAB

112 .16 Orch 2 HIT&STAB

113 In da Cave 2 HIT&STAB

114 BlastfrmPast 2 HIT&STAB

115 Smear Hit 1 2 HIT&STAB

116 Smear Hit 2 2 HIT&STAB

117 Good Old Hit 4 HIT&STAB

118 Mix Hit 1 4 HIT&STAB

119 Philly Hit 1 HIT&STAB

120 Mojo Man 2 HIT&STAB

121 Cheezy Movie 4 HIT&STAB

122 Mix Hit 2 4 HIT&STAB

123 Lo-Fi Hit 4 HIT&STAB

124 2ble Action 2 HIT&STAB

125 Funk Chank 2 HIT&STAB

126 Venus 2 HIT&STAB

127 AluminmWires 3 TECHNO SYNTH

128 Raven Chord 4 TECHNO SYNTH

No. Name Voices Category

001 HPF Sweep 2 TECHNO SYNTH

002 Moon Synth 2 TECHNO SYNTH

003 DelyResoSaws 2 TECHNO SYNTH

004 R-Trance 7 TECHNO SYNTH

005 Alfa Retro 3 TECHNO SYNTH

006 Nu Hoover 4 TECHNO SYNTH

007 Hoovercraft 4 TECHNO SYNTH

008 Braatz... 6 TECHNO SYNTH

009 AllinOneRiff 7 TECHNO SYNTH

010 YZ Again 7 TECHNO SYNTH

011 Flazzy Lead 8 TECHNO SYNTH

012 Coffee Bee 2 TECHNO SYNTH

013 Sweet House 4 TECHNO SYNTH

014 Alien Bubble 1 TECHNO SYNTH

015 LowFreqHit 3 TECHNO SYNTH

016 Loonacy 6 TECHNO SYNTH

017 Periscope 4 TECHNO SYNTH

018 Electrostars 4 TECHNO SYNTH

019 Going Mad! 4 TECHNO SYNTH

020 LoFiSequence 2 TECHNO SYNTH

021 DreamInColor 3 TECHNO SYNTH

022 MelodicDrums 2 TECHNO SYNTH

023 Techno Snips 2 TECHNO SYNTH

024 TB Wah 1 TECHNO SYNTH

025 Waving TB303 3 TECHNO SYNTH

026 Digi Seq 3 TECHNO SYNTH

027 Seq Saw 1 TECHNO SYNTH

028 Reso Seq Saw 1 TECHNO SYNTH

029 DetuneSeqSaw 2 TECHNO SYNTH

030 Technotribe 2 TECHNO SYNTH

031 MetalVoxBox 4 TECHNO SYNTH

032 Teethy Grit 3 TECHNO SYNTH

033 Repertition 4 TECHNO SYNTH

034 Jucy Saw 3 OTHER SYNTH

035 Cue Tip 1 OTHER SYNTH

036 TB-Sequence 1 OTHER SYNTH

037 Europe Xpres 2 OTHER SYNTH

038 Squeepy 1 OTHER SYNTH

039 Atmorave 4 OTHER SYNTH

040 DOC Stack 2 OTHER SYNTH

041 Sweep Lead 2 OTHER SYNTH

042 Digitaless 2 OTHER SYNTH

043 Flip Pad 3 OTHER SYNTH

044 Short Detune 2 OTHER SYNTH

045 forSequence 2 OTHER SYNTH

046 Memory Pluck 2 OTHER SYNTH

047 Metalic Bass 2 OTHER SYNTH

048 Aqua 2 OTHER SYNTH

049 Big Planet 2 OTHER SYNTH

050 Wet Atax 2 OTHER SYNTH

051 Houze Clavi 2 OTHER SYNTH

052 SuperSawSlow 2 OTHER SYNTH

053 TranceSaws 4 OTHER SYNTH

054 Trancy Synth 2 OTHER SYNTH

055 Saw Stack 2 OTHER SYNTH

056 Frgile Saws 2 OTHER SYNTH

057 Steamed Sawz 2 OTHER SYNTH

058 RAVtune 2 OTHER SYNTH

059 Bustranza 2 OTHER SYNTH

060 AftTch Ji-n 2 OTHER SYNTH

061 JP OctAttack 2 OTHER SYNTH

062 Oct Unison 6 OTHER SYNTH

063 Xtatic 4 OTHER SYNTH

064 Dirty Combo 2 OTHER SYNTH

065 FM’s Attack 3 OTHER SYNTH

066 Impression 4 OTHER SYNTH

067 Digi-vox Syn 1 OTHER SYNTH

068 Fairy Factor 6 OTHER SYNTH

069 Tempest 2 OTHER SYNTH

070 X-Racer 2 OTHER SYNTH

No. Name Voices Category

071 TB Booster 2 OTHER SYNTH

072 Syn-Orch/Mod 6 OTHER SYNTH

073 Pressyn 2 OTHER SYNTH

074 High Five 2 OTHER SYNTH

075 4DaCommonMan 4 OTHER SYNTH

076 Orgaenia 5 OTHER SYNTH

077 Sleeper 4 OTHER SYNTH

078 Sugar Synth 5 OTHER SYNTH

079 Ice Palace 4 OTHER SYNTH

080 Story Harp 7 OTHER SYNTH

081 LostParadise 5 OTHER SYNTH

082 Magnetic 5th 2 OTHER SYNTH

083 Jazz Doos 4 VOX

084 Beat Vox 1 VOX

085 Scat Beats 1 VOX

086 Choir Aahs 1 4 VOX

087 Choir Aahs 2 4 VOX

088 ChoirOoh/Aft 4 VOX

089 Angels Choir 4 VOX

090 Angelique 4 VOX

091 Gospel Oohs 2 VOX

092 Uhmmm 8 VOX

093 Aah Vox 2 VOX

094 Morning Star 3 VOX

095 Syn Opera 4 VOX

096 BeautifulOne 4 VOX

097 Ooze 2 VOX

098 Aerial Choir 4 VOX

099 3D Vox 3 VOX

100 FS Sqr Pad 4 SOFT PAD

101 FS Hollow 4 SOFT PAD

102 Silk Pad 3 SOFT PAD

103 WarmReso Pad 2 SOFT PAD

104 FS Soft Pad 3 SOFT PAD

105 Soft Breeze 2 SOFT PAD

106 JP Strings 1 3 SOFT PAD

107 JP Strings 2 5 SOFT PAD

108 FS Syn Str 5 SOFT PAD

109 Syn Strings 2 SOFT PAD

110 OB Slow Str 2 SOFT PAD

111 Super SynStr 2 SOFT PAD

112 Strings Pad 2 SOFT PAD

113 R&B SoftPad 2 SOFT PAD

114 Reso Pad 3 SOFT PAD

115 Phat Pad 2 SOFT PAD

116 FS PhaserPad 2 SOFT PAD

117 Mystic Str 5 SOFT PAD

118 Glass Organ 3 SOFT PAD

119 Wind Pad 4 SOFT PAD

120 Combination 4 SOFT PAD

121 HumanKindnes 4 SOFT PAD

122 Atmospherics 2 SOFT PAD

123 Terra Nostra 8 SOFT PAD

124 OB Aaahs 4 SOFT PAD

125 Vulcano Pad 8 SOFT PAD

126 Cloud #9 3 SOFT PAD

127 Lostscapes 2 SOFT PAD

128 Organic Pad 3 SOFT PAD

229

Page 230: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

パッチ一覧

Fantom-Xa_j.book 230 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

PR-E(プリセット Eグループ) PR-F(プリセット Fグループ)CC#0 =87、CC#32 = 68 CC#0= 87、CC#32= 69

No. Name Voices Category

001 Digital Aahs 3 SOFT PAD

002 FreezinNight 5 SOFT PAD

003 FS MovinPad 8 SOFT PAD

004 Seq-Pad 1 8 SOFT PAD

005 Digi-Swell 3 BRIGHT PAD

006 Stringship 4 BRIGHT PAD

007 SaturnHolida 2 BRIGHT PAD

008 India Garden 6 BRIGHT PAD

009 OB Rezo Pad 3 BRIGHT PAD

010 Sonic Surfer 2 BRIGHT PAD

011 2 Point 2 7 BRIGHT PAD

012 2.2 Pad 7 BRIGHT PAD

013 New Year Day 4 BRIGHT PAD

014 Mod Dare 4 BRIGHT PAD

015 Neuro-Drone 7 BRIGHT PAD

016 In The Pass 3 BRIGHT PAD

017 Polar Night 4 BRIGHT PAD

018 Electric Pad 3 BRIGHT PAD

019 MistOver5ths 4 BRIGHT PAD

020 Voyager 4 BRIGHT PAD

021 Cosmic Rays 4 BRIGHT PAD

022 Gritty Pad 1 BRIGHT PAD

023 Distant Sun 4 BRIGHT PAD

024 Filmscape 5 BRIGHT PAD

025 BillionStars 4 BRIGHT PAD

026 Sand Pad 2 BRIGHT PAD

027 Fat Stacks 4 BRIGHT PAD

028 ReverseSweep 2 BRIGHT PAD

029 HugeSoundMod 4 BRIGHT PAD

030 Metal Swell 5 BRIGHT PAD

031 ShapeURMusic 5 PULSATING

032 Synth Force 4 PULSATING

033 Trance Split 2 PULSATING

034 Step Trance 1 PULSATING

035 Chop Synth 2 PULSATING

036 Euro Teuro 6 PULSATING

037 Auto Trance 2 PULSATING

038 Eureggae 1 PULSATING

039 Sorry4theDLY 1 PULSATING

040 Beat Pad 3 PULSATING

041 FS ResoStep 5 PULSATING

042 TMT Seq Pad 4 PULSATING

043 ZipDoggyDoDa 7 PULSATING

044 ForYourBreak 4 PULSATING

045 HPF Slicer 3 PULSATING

046 DarknessSide 6 PULSATING

047 Sliced Choir 6 PULSATING

048 Digi-Doo 2 PULSATING

049 PanningFrmnt 2 PULSATING

050 Dirty Beat 7 PULSATING

051 Hellrazor 3 PULSATING

052 Electrons 1 PULSATING

053 Protons 2 PULSATING

054 FS Alfa Rave 5 PULSATING

055 Brisk Vortex 3 PULSATING

056 FS Throbulax 2 PULSATING

057 FS Lonizer 4 PULSATING

058 FS Strobe 4 PULSATING

059 VirtualHuman 4 PULSATING

060 FS Line 1 PULSATING

061 StepPitShift 2 PULSATING

062 Sever 7 PULSATING

063 Pad Pulses 3 PULSATING

064 Dub Tales 2 PULSATING

065 Seq-Pad 2 8 PULSATING

066 Nice Kalimba 1 PLUCKED

067 Quiet River 4 PLUCKED

068 Teky Drop 4 PLUCKED

069 Pat is away 5 PLUCKED

070 FS Sitar 1 4 PLUCKED

No. Name Voices Category

071 FS Sitar 2 5 PLUCKED

072 Sitar on C 6 PLUCKED

073 Sitar Baby 1 PLUCKED

074 EasternDlite 2 PLUCKED

075 Elec Sitar 3 PLUCKED

076 Neo Sitar 2 PLUCKED

077 Bosporus 3 PLUCKED

078 Santur Stack 4 PLUCKED

079 Aerial Harp 2 PLUCKED

080 Harpiness 2 PLUCKED

081 TroubadorEns 4 PLUCKED

082 Jamisen 2 PLUCKED

083 Koto 8 PLUCKED

084 Monsoon 4 PLUCKED

085 Bend Koto 2 PLUCKED

086 LongDistance 1 ETHNIC

087 Ambi Shaku 3 ETHNIC

088 FS PipeDream 4 ETHNIC

089 FS Lochscape 2 ETHNIC

090 FS Far East 4 ETHNIC

091 Banjo 2 FRETTED

092 Breath Slice 5 SYNTH FX

093 Lazer Points 2 SYNTH FX

094 Chaos 2003 4 SYNTH FX

095 SoundOnSound 1 SYNTH FX

096 Low Beat-S 5 SYNTH FX

097 Control Room 4 SYNTH FX

098 FS Try This! 3 SYNTH FX

099 OutOf sortz 5 SYNTH FX

100 Seq 4 SYNTH FX

101 Scatter 7 SYNTH FX

102 WaitnOutside 2 SYNTH FX

103 Ambience 3 SYNTH FX

104 Fantom Noise 4 SYNTH FX

105 Breath Echo 1 SYNTH FX

106 SoundStrange 3 SYNTH FX

107 Cosmic Pulse 5 SYNTH FX

108 Faked Piano 4 SYNTH FX

109 Tubulence 3 SYNTH FX

110 South Pole 2 SYNTH FX

111 FS Crystal 2 SYNTH FX

112 ResoSweep Dn 1 SYNTH FX

113 Zap B3 & C4 1 SYNTH FX

114 PolySweep Nz 4 SYNTH FX

115 New Planetz 4 SYNTH FX

116 Strange Land 6 SYNTH FX

117 Trancer 4 SYNTH FX

118 S&H Voc 2 SYNTH FX

119 12th Planet 2 SYNTH FX

120 Ambidextrous 2 SOUND FX

121 En-co-re 4 SOUND FX

122 Mobile Phone 1 SOUND FX

123 Beat (C4) 4 BEAT&GROOVE

124 StepLFO Ens 4 BEAT&GROOVE

125 Timpani+Low 4 PERCUSSION

126 Timpani Roll 2 PERCUSSION

127 Bass Drum 4 PERCUSSION

128 Techno Craft 3 COMBINATION

No. Name Voices Category

001 A’live Piano 2 AC.PIANO

002 SoundCheck 2 AC.PIANO

003 Imagination 4 AC.PIANO

004 Stage EP 5 EL.PIANO

005 Curly Wurly 2 EL.PIANO

006 EP Belle 3 EL.PIANO

007 AMP EP 5 EL.PIANO

008 Over-D6 3 KEYBOARDS

009 CoupleHarpsi 7 KEYBOARDS

010 HimalayaThaw 4 BELL

011 AirPluck 4 MALLET

012 X Perc Organ 3 ORGAN

013 Latin Gtr 1 AC.GUITAR

014 Mystic Gtr 2 EL.GUITAR

015 FleXa Guitar 4 EL.GUITAR

016 Rockin’ Dly 3 DIST.GUITAR

017 NewAge Frtls 3 BASS

018 Nu Bace 2 SYNTH BASS

019 Da Chronic 2 SYNTH BASS

020 Mini Like! 2 SYNTH BASS

021 Nu RnB Bass 2 SYNTH BASS

022 Nu Saw Bass 3 SYNTH BASS

023 Beambreaker 2 SYNTH BASS

024 Glitch Bass 4 SYNTH BASS

025 Saturator 2 SYNTH BASS

026 SuBASSembly 3 SYNTH BASS

027 Vintage Sub 3 SYNTH BASS

028 Magestic Str 8 STRINGS

029 Mellow Tron 3 STRINGS

030 Orange Skin 4 HIT&STAB

031 Disto Stab ! 5 HIT&STAB

032 Mod Chord 2 HIT&STAB

033 C. McFizzy 4 WIND

034 Angel Pipes 2 FLUTE

035 HimalayaPipe 4 FLUTE

036 Brass Fall / 2 AC.BRASS

037 VangJarris 1 SYNTH BRASS

038 X-Saw Brass1 2 SYNTH BRASS

039 Bend SynBrs 4 SYNTH BRASS

040 PolyFlagship 2 SYNTH BRASS

041 In Canada 3 HARD LEAD

042 Digital Edge 2 HARD LEAD

043 Classic Lead 4 HARD LEAD

044 MODified Ld 2 HARD LEAD

045 Square Times 4 HARD LEAD

046 Squarely 2 HARD LEAD

047 Unleaded 3 HARD LEAD

048 Hot Coffee 2 HARD LEAD

049 Rezo Sync 3 HARD LEAD

050 Bon Voyage 3 HARD LEAD

051 Epic Lead 2 HARD LEAD

052 Crumble Syn 2 HARD LEAD

053 Mini Growl 2 SOFT LEAD

054 Eye see DC 2 SOFT LEAD

055 Myxlptylk 2 TECHNO SYNTH

056 Killerbeez 3 TECHNO SYNTH

057 Alpha Hoover 1 TECHNO SYNTH

058 No Left Turn 5 TECHNO SYNTH

059 Bend’nMod Me 5 TECHNO SYNTH

060 Final Run 6 TECHNO SYNTH

061 Morpher 8 TECHNO SYNTH

062 Trancepire 1 TECHNO SYNTH

063 Tranceformer 1 TECHNO SYNTH

064 Projector 1 TECHNO SYNTH

065 Shroomy 3 TECHNO SYNTH

066 Mad Dentist 2 TECHNO SYNTH

067 In-dee-yah 3 TECHNO SYNTH

068 Autolicker 3 TECHNO SYNTH

069 Xadecimal 4 PULSATING

070 Regenerator 2 PULSATING

No. Name Voices Category

071 Are U ready? 4 PULSATING

072 Mr. 4ier 3 PULSATING

073 InverseSquar 4 PULSATING

074 ARP x Race 1 PULSATING

075 Tumblerz 2 PULSATING

076 FX World 2 PULSATING

077 Space Ocean 4 PULSATING

078 Strobe X 5 PULSATING

079 ThujonGroove 2 PULSATING

080 Denial River 6 PULSATING

081 Newcomers 4 PULSATING

082 Ourobotos 2 PULSATING

083 Saw Dogs 1 PULSATING

084 SpacePulse 4 PULSATING

085 Dancefloor 4 PULSATING

086 Up For Air 1 PULSATING

087 Elliptical 3 PULSATING

088 H-Pathetique 1 PULSATING

089 Vocastic 8 PULSATING

090 Auto Mouths 3 PULSATING

091 Strobot 2 PULSATING

092 Shangri-La 5 SYNTH FX

093 SolarPleXus 2 SYNTH FX

094 Firefly 2 SYNTH FX

095 Neverville 6 SYNTH FX

096 CerealKiller 1 SYNTH FX

097 FaceOfMars 3 SYNTH FX

098 Heatstroke 2 SYNTH FX

099 Oblivion 3 SYNTH FX

100 Bending Logo 8 SYNTH FX

101 ResoSweep Up 1 SYNTH FX

102 Potted Pixie 1 OTHER SYNTH

103 DigimaX 2 OTHER SYNTH

104 Trancy X 4 OTHER SYNTH

105 Squeeze Toyz 1 OTHER SYNTH

106 Polar Morn 4 BRIGHT PAD

107 Liquid Air 4 BRIGHT PAD

108 Strangers 4 BRIGHT PAD

109 XA:YTEM 4 BRIGHT PAD

110 Angel Breath 4 BRIGHT PAD

111 Magic Wave 2 BRIGHT PAD

112 Life-on 4 BRIGHT PAD

113 InfinitePhsr 6 BRIGHT PAD

114 TrnsSweepPad 6 SOFT PAD

115 Flange Dream 4 SOFT PAD

116 Analog Times 4 SOFT PAD

117 Day After... 3 SOFT PAD

118 Chariots 4 SOFT PAD

119 Nu Epic Pad 2 SOFT PAD

120 As It Is 5 SOFT PAD

121 Sad ceremony 8 VOX

122 xcultural 3 ETHNIC

123 SaraswatiRvr 3 PLUCKED

124 AndreaIsBack 4 PLUCKED

125 Naughty Bits 4 BEAT&GROOVE

126 MagmaBubble 4 BEAT&GROOVE

127 Krafty 3 BEAT&GROOVE

128 Dusty Sndtrk 4 COMBINATION

230

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パッチ一覧

Fantom-Xa_j.book 231 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

GM(GM2グループ)Voices:使用ボイス数 LSB:バンク・セレクト(CC#32)、MSB(CC#0)はすべて 121 PC:プログラム・チェンジ・ナンバー

No. Name Voices LSB PC

001 Piano 1 4 0 1

002 Piano 1w 4 1 1

003 European Pf 4 2 1

004 Piano 2 4 0 2

005 Piano 2w 4 1 2

006 Piano 3 2 0 3

007 Piano 3w 2 1 3

008 Honky-tonk 2 0 4

009 Honky-tonk 2 2 1 4

010 E.Piano 1 3 0 5

011 St.Soft EP 3 1 5

012 FM+SA EP 2 2 5

013 60’s EP 2 3 5

014 E.Piano 2 2 0 6

015 Detuned EP 2 2 1 6

016 St.FM EP 3 2 6

017 EP Legend 2 3 6

018 EP Phase 2 4 6

019 Harpsichord 1 0 7

020 Coupled Hps. 2 1 7

021 Harpsi.w 1 2 7

022 Harpsi.o 2 3 7

023 Clav. 1 0 8

024 Pulse Clav 1 1 8

025 Celesta 1 0 9

026 Glockenspiel 1 0 10

027 Music Box 1 0 11

028 Vibraphone 2 0 12

029 Vibraphone w 2 1 12

030 Marimba 1 0 13

031 Marimba w 1 1 13

032 Xylophone 1 0 14

033 Tubular-bell 1 0 15

034 Church Bell 1 1 15

035 Carillon 1 2 15

036 Santur 1 0 16

037 Organ 1 2 0 17

038 Trem. Organ 2 1 17

039 60’s Organ 1 1 2 17

040 70’s E.Organ 2 3 17

041 Organ 2 2 0 18

042 Chorus Or.2 2 1 18

043 Perc. Organ 2 2 18

044 Organ 3 3 0 19

045 Church Org.1 1 0 20

046 Church Org.2 2 1 20

047 Church Org.3 2 2 20

048 Reed Organ 2 0 21

049 Puff Organ 1 1 21

050 Accordion Fr 1 0 22

051 Accordion It 2 1 22

052 Harmonica 1 0 23

053 Bandoneon 2 0 24

054 Nylon-str.Gt 1 0 25

055 Ukulele 2 1 25

056 Nylon Gt.o 2 2 25

057 Nylon Gt.2 2 3 25

058 Steel-str.Gt 1 0 26

059 12-str.Gt 2 1 26

060 Mandolin 2 2 26

061 Steel + Body 2 3 26

062 Jazz Gt. 1 0 27

063 Pedal Steel 1 1 27

064 Clean Gt. 1 0 28

No. Name Voices LSB PC

065 Chorus Gt. 2 1 28

066 Mid Tone GTR 1 2 28

067 Muted Gt. 1 0 29

068 Funk Pop 1 1 29

069 Funk Gt.2 2 2 29

070 Jazz Man 1 3 29

071 Overdrive Gt 2 0 30

072 Guitar Pinch 2 1 30

073 DistortionGt 2 0 31

074 Feedback Gt. 2 1 31

075 Dist Rtm GTR 2 2 31

076 Gt.Harmonics 1 0 32

077 Gt. Feedback 1 1 32

078 Acoustic Bs. 2 0 33

079 Fingered Bs. 1 0 34

080 Finger Slap 2 1 34

081 Picked Bass 2 0 35

082 Fretless Bs. 2 0 36

083 Slap Bass 1 2 0 37

084 Slap Bass 2 3 0 38

085 Synth Bass 1 2 0 39

086 SynthBass101 1 1 39

087 Acid Bass 1 2 39

088 Clavi Bass 2 3 39

089 Hammer 2 4 39

090 Synth Bass 2 3 0 40

091 Beef FM Bass 2 1 40

092 RubberBass 2 2 2 40

093 Attack Pulse 1 3 40

094 Violin 1 0 41

095 Slow Violin 1 1 41

096 Viola 1 0 42

097 Cello 1 0 43

098 Contrabass 1 0 44

099 Tremolo Str 3 0 45

100 PizzicatoStr 2 0 46

101 Harp 1 0 47

102 Yang Qin 2 1 47

103 Timpani 3 0 48

104 Orche str 2 0 49

105 Orchestra 4 1 49

106 60s Strings 4 2 49

107 Slow Strings 2 0 50

108 Syn.Strings1 3 0 51

109 Syn.Strings3 3 1 51

110 Syn.Strings2 3 0 52

111 Choir Aahs 2 0 53

112 Chorus Aahs 2 1 53

113 Voice Oohs 3 0 54

114 Humming 2 1 54

115 SynVox 3 0 55

116 Analog Voice 1 1 55

117 OrchestraHit 2 0 56

118 Bass Hit 2 1 56

119 6th Hit 2 2 56

120 Euro Hit 2 3 56

121 Trumpet 1 0 57

122 Dark Trumpet 1 1 57

123 Trombone 1 0 58

124 Trombone 2 1 1 58

125 Bright Tb 1 2 58

126 Tuba 1 0 59

127 MutedTrumpet 1 0 60

128 MuteTrumpet2 1 1 60

No. Name Voices LSB PC

129 French Horns 2 0 61

130 Fr.Horn 2 1 1 61

131 Brass 1 4 0 62

132 Brass 2 4 1 62

133 Synth Brass1 3 0 63

134 Pro Brass 3 1 63

135 Oct SynBrass 3 2 63

136 Jump Brass 3 3 63

137 Synth Brass2 3 0 64

138 SynBrass sfz 2 1 64

139 Velo Brass 1 2 2 64

140 Soprano Sax 1 0 65

141 Alto Sax 1 0 66

142 Tenor Sax 2 0 67

143 Baritone Sax 2 0 68

144 Oboe 2 0 69

145 English Horn 1 0 70

146 Bassoon 1 0 71

147 Clarinet 1 0 72

148 Piccolo 1 0 73

149 Flute 1 0 74

150 Recorder 1 0 75

151 Pan Flute 1 0 76

152 Bottle Blow 2 0 77

153 Shakuhachi 2 0 78

154 Whistle 1 0 79

155 Ocarina 2 0 80

156 Square Wave 2 0 81

157 MG Square 1 1 81

158 2600 Sine 1 2 81

159 Saw Wave 2 0 82

160 OB2 Saw 1 1 82

161 Doctor Solo 2 2 82

162 Natural Lead 2 3 82

163 SequencedSaw 2 4 82

164 Syn.Calliope 2 0 83

165 Chiffer Lead 2 0 84

166 Charang 2 0 85

167 Wire Lead 2 1 85

168 Solo Vox 2 0 86

169 5th Saw Wave 2 0 87

170 Bass & Lead 2 0 88

171 Delayed Lead 2 1 88

172 Fantasia 2 0 89

173 Warm Pad 1 0 90

174 Sine Pad 2 1 90

175 Polysynth 2 0 91

176 Space Voice 4 0 92

177 Itopia 3 1 92

178 Bowed Glass 3 0 93

179 Metal Pad 3 0 94

180 Halo Pad 3 0 95

181 Sweep Pad 2 0 96

182 Ice Rain 2 0 97

183 Soundtrack 2 0 98

184 Crystal 2 0 99

185 Syn Mallet 1 1 99

186 Atmosphere 2 0 100

187 Brightness 3 0 101

188 Goblin 2 0 102

189 Echo Drops 2 0 103

190 Echo Bell 3 1 103

191 Echo Pan 2 2 103

192 Star Theme 2 0 104

No. Name Voices LSB PC

193 Sitar 1 0 105

194 Sitar 2 2 1 105

195 Banjo 1 0 106

196 Shamisen 2 0 107

197 Koto 2 0 108

198 Taisho Koto 2 1 108

199 Kalimba 1 0 109

200 Bagpipe 3 0 110

201 Fiddle 2 0 111

202 Shanai 1 0 112

203 Tinkle Bell 3 0 113

204 Agogo 1 0 114

205 Steel Drums 1 0 115

206 Woodblock 1 0 116

207 Castanets 1 1 116

208 Taiko 3 0 117

209 Concert BD 4 1 117

210 Melo. Tom 1 1 0 118

211 Melo. Tom 2 1 1 118

212 Synth Drum 2 0 119

213 808 Tom 2 1 119

214 Elec Perc 1 1 119

215 Reverse Cym. 1 0 120

216 Gt.FretNoise 1 0 121

217 Gt.Cut Noise 1 1 121

218 String Slap 1 2 121

219 Breath Noise 1 0 122

220 Fl.Key Click 1 1 122

221 Seashore 2 0 123

222 Rain 2 1 123

223 Thunder 1 2 123

224 Wind 2 3 123

225 Stream 2 4 123

226 Bubble 2 5 123

227 Bird 2 0 124

228 Dog 1 1 124

229 Horse-Gallop 1 2 124

230 Bird 2 1 3 124

231 Telephone 1 1 0 125

232 Telephone 2 1 1 125

233 DoorCreaking 1 2 125

234 Door 1 3 125

235 Scratch 2 4 125

236 Wind Chimes 2 5 125

237 Helicopter 2 0 126

238 Car-Engine 1 1 126

239 Car-Stop 1 2 126

240 Car-Pass 1 3 126

241 Car-Crash 2 4 126

242 Siren 1 5 126

243 Train 1 6 126

244 Jetplane 2 7 126

245 Starship 2 8 126

246 Burst Noise 2 9 126

247 Applause 2 0 127

248 Laughing 1 1 127

249 Screaming 1 2 127

250 Punch 1 3 127

251 Heart Beat 1 4 127

252 Footsteps 1 5 127

253 Gun Shot 1 0 128

254 Machine Gun 1 1 128

255 Lasergun 1 2 128

256 Explosion 2 3 128

231

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23

Fantom-Xa_j.book 232 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズム・セット一覧

USER(ユーザ-・グループ)CC#0 =86、CC#32 = 0

PRST(プリセット・グループ)CC#0 = 86、CC#32= 64

GM2(GM2グループ)CC#0 =120、CC#32= 0

CARD(カード・グループ)CC#0 =86、CC#32 =32

※ 名称の先頭に *が付いているリズム・セットはプリセット・サンプルを使用しています。よって、このリズム・セットを発音させるためにはプリセット・サンプルが本体にロードされている必要があります。

No. Name

001 StandardKit3002 Xantom Kit003 PassionDrums004 Arpeggiate!?005 De Facto Kit006 StandardKit1007 Rock Kit 1008 Rock Kit 2009 Brush Jz Kit010 Orch Kit011 909 808 Kit012 Limiter Kit013 HipHop Kit 1014 HipHop Kit 2015 HipHop&Latin016 Machine&Hip017 R&B Kit018 HiFi R&B Kit019 Machine Kit1020 Kit-Euro:POP021 House Kit022 Nu Technica023 Machine Kit2024 ArtificalKit025 Noise Kit026 Kick Menu027 Snare Menu 1028 Snare Menu 2029 HiHat Menu030 FX/SFX Menu031 Percussion032 *PrstSmplKit

No. Name

001 StandardKit1002 StandardKit2003 StandardKit3004 Rock Kit 1005 Rock Kit 2006 Brush Jz Kit007 Orch Kit008 909 808 Kit009 Limiter Kit010 HipHop Kit 1011 HipHop Kit 2012 HipHop&Latin013 Machine&Hip014 R&B Kit015 HiFi R&B Kit016 Machine Kit1017 4 Kit MIX018 Kit-Euro:POP019 House Kit020 Nu Technica021 Machine Kit2022 ArtificalKit023 Noise Kit024 Kick Menu025 Snare Menu 1026 Snare Menu 2027 HiHat Menu028 Rim&Tom Menu029 Clp&Cym&Hit030 FX/SFX Menu031 Percussion032 Scrh&Voi&Wld033 Xantom Kit034 PassionDrums035 Arpeggiate!?036 De Facto Kit

No. Name

001 GM2 STANDARD002 GM2 ROOM003 GM2 POWER004 GM2 ELECTRIC005 GM2 ANALOG006 GM2 JAZZ007 GM2 BRUSH008 GM2 ORCHESTRA009 GM2 SFX

2

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リズム・セット一覧

100

101

103

102

28

29

31

33

35

30

32

34

3940

41

43

45

47

42

44

46

36

3837

8788

84

8685

5152

53

55

57

59

54

56

58

48

5049

6364

65

67

69

71

66

68

70

60

6261

7576

77

79

81

83

78

80

82

72

7473

C2

C3

C4

C5

C6

96

89

91

93

95

90

92

94

C7

9897

Note No.

99

Fantom-Xa_j.book 233 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

PRST(プリセット・グループ) 001

StandardKit1

MaxLow Kick3Rk CmpKickGospel ClapBoys KickSnr RollHipHop Kick2Reg.PHH mfReg.KickReg.KickReg.StickReg.Snr 2Reg.SnrGstReg.Snr 1Reg.F.TomReg.CHH 1Reg.L.TomReg.CHH 2Reg.M.TomReg.OHHReg.M.TomReg.H.TomCrash Cym 1Reg.H.TomRock RideChina CymbalRide EdgeTamborineCrash CymCowbell LowCrash Cym 2Cowbell HiRide BellConga Hi MtConga Lo MtConga LoConga Hi OpConga Lo OpTimbale HiTimbale LowAgogo Bell HAgogo Bell LCabasa UpMaracasWhistle ShrtWhistle LongGuiro ShortGuiro LongClavesWood Block HWood Block LCuica MuteCuica OpenTriangle MtTriangle OpCabasa CutCastanetBongo Hi MtBongo Hi SlpBongo Lo SlpBongo Hi OpBongo Lo OpCajon 1Cajon 2Cajon 3UdoUdu Pot HiUdu Pot SlpTablaBayam 1TablaBayam 2TablaBayam 3TablaBayam 4TablaBayam 5TablaBayam 6Wind ChimeTibet CymbalSlight Bell

002

StandardKit2

Dance KickDry Kick 1Snr RollPower KickAmb.Snr 2Power KickReg.PHHReg.KickReg.KickWild StickAmb.Snr 1Reg.SnrGstAmb.Snr 2Reg.F.TomReg.CHH 1Reg.L.TomReg.CHH 2Reg.M.TomReg.OHHReg.M.TomFlmReg.H.TomCrash Cym 1Reg.H.TomFlmRock RideChina CymbalSplash CymTamborineRock Crash 1Cowbell HiCrash Cym 1Cowbell LowRock RideConga Hi MtConga Lo MtConga Hi SlpConga Hi OpConga Lo OpTimbale HiTimbale LowMild Agogo HMild Agogo LCabasa UpMaracasWhistle ShrtWhistle LongGuiro ShortGuiro LongClavesWood Block HWood Block LCuica MuteCuica OpenTriangle MtTriangle OpCabasa CutDigiSpectrumWind ChimeWood BlockCajon 2ConcertBDR&B KickDry Kick 2Old KickJazz DoosAgogo NoiseRock OHHJD AnklungsRock OHHUdoCajon 1Udu Pot HiGospel ClapBright ClapRock Rd CupCowbellCrash Cym 2

003

StandardKit3

HipHop Kick2Frenzy KickLow Down SnrTR707 KickFrenzy Snr 1TR606DstKickReg.PHHLow Kick 1Old KickLo-Bit Stk 4Reg.Snr 1Amb ClapMed SnareJazz Lo TomReg.CHH 1Jazz Lo TomReg.CHH 2Jazz Mid TomReg.OHHJazz Mid TomJazz Hi TomCrash Cym1Jazz Hi TomRock Rd EdgeChina CymbalRock Rd CupTamborineSplash CymCowbellRock Crash 2CR78 GuiroJazz RideBongo HiBongo LoConga Hi MtConga HiConga LoTimbale HiTimbale LowCowbell HiCowbell LowCabasaShakerUrban CHHScratch 5Syn Low Atk2MG Zap 3Syn Swt Atk1Syn Swt Atk4Bongo Hi SlpVox Hihat 2Vox Hihat 3Triangle 1Triangle 2CajonCajon 3Wind ChimeSprgDrm HitCrotaleR8 ClickMetro BellDR202 BeepReverse CymXylo Seq.Vinyl NoiseMobile PhoneGroup SnapLaserSirenAnalogKick 3TR909 Kick 1Reg.KickTR909 Snr 4TR808 Snr 2Artful SnrCross Snr

004

Rock Kit 1

R&B KickRk CmpKickSnr RollBright KickSnr Roll LpSH32 KickReg.PHHReg.KickReg.KickReg.StickReg.Snr 2Reg.SnrGstReg.Snr 1Reg.F.TomReg.CHH 1Reg.L.TomReg.CHH 2Reg.M.TomReg.OHHReg.M.TomFlmReg.H.TomCrash Cym 1Reg.H.TomFlmRock RideChina CymbalSplash CymTamborineRock Crash 1Cowbell HiCrash Cym 1Cowbell LowRock RideConga Hi MtConga Lo MtConga Hi SlpConga Hi OpConga Lo OpTimbale HiTimbale LowAgogo Bell HAgogo Bell LCabasa UpMaracasWhistle ShrtWhistle LongGuiro ShortGuiro LongClavesWood Block HWood Block LCuica MuteCuica OpenTriangle MtTriangle OpCabasa CutDigiSpectrumWind ChimeGtr Cut 1Gtr Cut 2Gtr Cut 3Gtr Cut 4Rock PHHRock CHH 2TablaBayam 1Rock CHH 1TablaBayam 2Rock OHHTablaBayam 5Cajon 3Cajon 2Cajon 1Gospel ClapRock Crash 2Rock Rd CupClub FinSnapTR909 Snr 6

005

Rock Kit 2

MaxLow Kick2MaxLow Kick1Pop Snr RimPower KickMed SnareBright KickRock CHH 2Rock KickRk CmpKickRock StickMaple SnrSft Snr GstRock SnrSharp L.Tom6Rock CHH 1Sharp L.Tom5Rock PHHSharp L.Tom4Rock OHHSharp H.Tom3Sharp H.Tom2Crash Cym 1Sharp H.Tom1Ride CymbalChina CymbalRide BellTamborine 3Rock Crash 2Cowbell MuteSplash CymCowbellRock Rd CupConga Hi MtConga Lo MtConga Slp OpConga Hi OpConga Lo OpTimbale HiTimbale LowAgogo Bell HAgogo Bell LCabasa UpMaracasWhistle ShrtWhistle LongGuiro ShortGuiro LongClavesWood Block HWood Block LCuica MuteCuica OpenTriangle MtTriangle OpCabasa CutWind ChimeDst Gtr RiffGtr TrillGtr Cut 1Gtr Cut 2Gtr Cut 3Gtr Cut 4Dist MuteDist ChordDistGtr Nz 1DistGtr Nz 2DistGtr Nz 3JD SwitchCajon 3Cajon 2Cajon 1Real ClapGospel ClapTibet CymbalTamborine 1Tamborine 2

006

Brush Jz Kit

TR909 Kick 1TR909 KickJz Brsh SlapOld KickSoft Jz RollR&B KickReg.PHHJazz KickJazz KickReg.StickJazz RimJz Brsh SwshJazz SnrReg.F.TomReg.CHH 1Reg.L.TomReg.CHH 2Reg.M.TomReg.OHHReg.M.TomReg.H.TomJazz CrashReg.H.TomJazz RideChina CymbalRide EdgeTamborineCrash CymCowbell LowCrash CymCowbell HiRide BellConga Hi MtConga Lo MtConga Lo SlpConga Hi OpConga Lo OpTimbale HiTimbale LowAgogo Bell HAgogo Bell LCabasa UpMaracasJazz KickJazz KickReg.StickJazz RimSft Snr GstJazz SnrReg.F.TomReg.CHH 1Reg.L.TomReg.CHH 2Reg.M.TomReg.OHHReg.M.TomFlmReg.H.Tom pJazz CymbalReg.H.TomFlmJazz RideChina CymbalCajon 1Cajon 2Cajon 3UdoUdu Pot HiUdu Pot SlpTablaBayam 1TablaBayam 2TablaBayam 3TablaBayam 4TablaBayam 5TablaBayam 6Wind ChimeTibet CymbalSlight Bell

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PRST(プリセット・グループ) 007

Orch Kit

Timpani RollConcertBDShaker 2Jngl pkt SnrReverse CymSnr Roll LpJazz RideTimpani RollConcertBDHard StickAmb.Snr 2Gospel ClapSnr RollTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTamborine 3Concert CymCowbell MuteCrash Cym 1Ride CymbalCrash Cym 1Bongo Hi OpBongo Lo OpConga Hi MtConga Hi OpConga Lo OpTimbale HiTimbale LowAgogo Bell HAgogo Bell LCabasa UpMaracasWhistle ShrtWhistle LongGuiro ShortGuiro LongClavesWood Block HWood Block LCuica MuteCuica OpenTriangle MtTriangle OpCabasa CutFinger SnapWind ChimeSlight BellVibraslapCrotaleApplauseTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellTubular BellChurch BellChurch Bell

008

909 808 Kit

TR909 Kick 2TR909 Kick 4Urbn Sn RollTR909 Kick 5TR909 Snr 3TR909 Kick 3TR909 PHH 2TR909 Kick 6TR909 Kick 1TR909 RimTR909 Snr 1TR909 Clap 1TR909 Snr 2TR909 Tom LTR909 CHH 1TR909 Tom LTR909 PHH 1TR909 Tom MTR909 OHH 2TR909 Tom MTR909 Tom HTR909 CrashTR909 Tom HTR909 RideTR909 CrashTR909 RideCR78 TambTR909 CrashJD Sm MetalTR909 RideSyn Swt Atk3TR808 KickTR808 KickTR808 RimTR808 Snr 2TR808 Clap 2TR808 Snr 4TR808 Tom LTR808 CHH 1TR808 Tom LTR808 CHH 2TR808 Tom MTR808 OHH 1TR808 Tom MTR808 Tom HTR606 CymTR808 Tom HTR606 CymTR606 OHHTR606 OHHCR78 TambCR78 OHHCowbell MuteCR78 OHHSyn Swt Atk5TR808 OHH 2808 MaracasTR808 ClavesTriangle MtTriangle OpNarrow Hit 2Easy GtrMG ZapScratch 1MG Zap 1TR606 Snr 2Synth SawDigi BreathPolishing NzTablaBayam 7TablaBayam 6Cajon 1Filtered HitDoor CreakVint.PhoneAnalogKick

009

Limiter Kit

Skool KickHipHop Kick1Dry Stick 1Low Kick 3Dry Stick 4Boys KickSwallow PHHRough Kick 3R&B KickLo-Bit Stk 4Grit Snr 2Dist ClapLo-Bit Snr 3Reg.F.TomLo-Bit CHH 2Reg.F.TomLo-Bit CHH 4Reg.L.TomLo-Bit OHH 2Reg.L.TomFlmReg.H.TomCrash Cym 1Reg.H.TomFlmLo-Bit OHH 1TR606 CymJazz RideTamborine 1TR606 OHHVibraslapNeck KickHip PHHTR808 KickNeck KickNeck RimNeck SnrR8 ClapBoys Snr 1TR808 TomShaky CHHTR808 TomShaky CHHTR606 Tom LLo-Bit OHH 2TR606 Tom LTR606 Tom HCrash Cym 2TR606 Tom HJazz RideSplash CymRock Rd EdgeTamborine 3Guiro LongGospel ClapTibet CymbalWind ChimeVoxKickSweepVox Kick 2Vox Kick 1Vox Snare 1Pa!Vox Snare 2Chiki!Vox Hihat 2Vox Hihat 1Vox Hihat 2Vox CymbalVox Hihat 3HeartbeatScratch 2Scratch 5Scratch 1Scratch 4Scratch 6Mobile PhoneWah Gtr RiffWah Gtr Riff

010

HipHop Kit 1

PlasticKick2Low Kick 2Snr Roll LpAnalogKick 3GoodOld Snr5Dist KickBang CHHTR707 KickSkool KickLo-Bit Stk 4Ballad SnrOld ClapLo-Bit Snr 2TR909 Tom LUrban CHHDeep Tom LSwallow PHHTR909 Tom MLo-Bit OHH 2Deep Tom MTR909 Tom HCrash Cym 1Deep Tom HRock Crash 1Rock Rd EdgeChina CymbalSnapUdoOp PandeiroMt PandeiroGuiro LongGuiro Short2Guiro Short1Shaker 2Shaker 1Bone ShakeVibraslapVox Kick 1Vox Snare 1VoxKickSweepVox Snare 2Vox Hihat 2Vox Hihat 3Vox Hihat 1Vox CymbalSlight BellTibet CymbalWind ChimeScratch 2Scratch 1Scratch 10Scratch 9OrangeHit 2LoFi Min HitThin BeefDist HitNarrow Hit 2MG AttackMG Zap 9Pa!R8 Shaker 1Cabasa DownCabasa CutMaxLow Kick1MaxLow Kick2Lo-Bit Snr 1LowDwn CHHWild StickMC500 Beep 1MC500 Beep 2Gospel ClapTR606 CymChina CymbalRock Crash 2CR78 OHHConcert Cym

011

HipHop Kit 2

HipHop Kick1HipHop Kick2Grit Snr 4FB KickBoys Snr 2Low Kick 2Lo-Bit PHHSkool KickLow Kick 1Swag RimBack SnrPlanet ClapR&B Snare 1TR808 Tom LBang CHHTR808 Tom LTR808 CHH 1TR808 Tom MReg.OHH ffTR808 Tom MTR808 Tom HTR909 CrashTR808 Tom HJazz RideCrash Cym 1Ride CymbalLo-Bit SnrLo-Bit PHHHipHop OHHTR808 PHHEuro HitLow Kick 3HipHop Kick1R&B Rim 2Jngl pkt SnrClaptailDirty Snr 6Scratch 1HipHop CHH 1Scratch 1Urban CHHScratch 4Neck OHHScratch 5Syn Mtl Atk1Crash Cym 1Syn Mtl Atk2TR909 RideDistGtr Nz 1Rough Kick 3Reg.Snr1Funk ClapReal ClapHappy ClapGospel ClapSBF Hrd Ld 1MG Zap 4Scratch 9CrotaleHipHop OHHOrangeHit 3DistGtr Nz 3Drive HitJD ScrapeGutOffice PhoneBird SongPolishing NzDentist NzVinyl NoiseLo-Bit CHH 2Dirty Snr 7Lo-Bit CHH 2Dirty Snr 9Lo-Bit Snr 1Neck OHHLo-Bit Snr 2

012

HipHop&Latin

Syn Low Atk1Rk CmpKickGrit Snr 1HipHop Kick2Jz Brsh SwshPin KickLo-Bit CHH 1Back KickBack KickR&B Rim 4Pocket SnrOld ClapGrit Snr 1CR78 GuiroLowDwn CHH7th HitSwallow PHHDistGtr Nz 1Reg.OHHPick KickSkool KickRegular RimKeen Snr 2Hip ClapBoys Snr 1Funk ClapBang CHHReal ClapStreet PHHGospel ClapBang OHHBoys KickLow Kick 1Lo-Bit Stk 1GoodOld Snr1LoBit SnrFlmDirty Snr 6Grit Snr 2Lo-Bit CHH 1Dirty Snr 8Lo-Bit CHH 1Dirty Snr 2Lo-Bit OHH 3Lo-Bit Snr 2Cajon 3TablaBayam 6Cajon 1Shaker 2Cajon 2Timbale HiConga Lo MtTimbale HiConga Lo OpTimbale LowConga Slp OpTimbale LowCowbell LowTriangle MtCowbell HiTriangle OpClavesCastanetClub ClapGuiro 2Cabasa DownCrash Cym 1TR707 RideTR606 CymCR78 OHHAgogo Bell HAgogo Bell LWood Block HWood Block LTamborine 2WhistleConga Thumb

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PRST(プリセット・グループ) 013

Machine&Hip

TR909 Kick 2TR909 Kick 4Chemical SnrAnalogKick 6TR808 Snr 170’s KickTR808 PHHSH32 KickLow Kick 2TR808 RimLite SnareShort ClapCR78 SnareCR78 TambLite CHHCR78 TambLite OHHCR78 BeatLite OHHCR78 BeatCR78 GuiroTR606 CymCR78 GuiroLo-Bit OHH 1TR606 CymLo-Bit OHH 1CR78 TambTR606 CymJD Sm MetalLo-Bit OHH 1Syn Swt Atk3Low Kick 3Low Kick 2R&B Rim 2Keen Snr 2TR808 Clap 2Back SnrTR606 Tom LHipHop CHH 2TR606 Tom LTR808 PHHTR606 Tom MTR808 OHH 2TR606 Tom MTR606 Tom HLo-Bit OHH 3TR606 Tom HLo-Bit OHH 1TR909 CrashLite OHHCR78 TambTR909 CrashJD Sm MetalLite OHHSyn Swt Atk1TR808 OHH 2808 MaracasTR808 ClavesTriangle MtTriangle OpOrangeHit 1PunchMG Zap 1Scratch 1MG Zap 1TR606 Snr 2Synth SawDigi BreathPolishing NzVibraslapDoor CreakFiltered HitTR909 RideEP ReleaseSyn Low Atk1AnalogKick 6

014

R&B Kit

70’s KickSkool KickUrbn Sn RollHipHop Kick2Slap Snr 2Old KickHipHop CHH 2Filtered HitVinyl KickDry Stick 4Dirty Snr 3Frenzy Snr 1Boys Snr 2VoxKickSwepLClub CHH 1Reg.F.TomNeck CHHVoxKickSwepMLo-Bit OHH 2Reg.M.TomVoxKickSwepHRock Crash 1Reg.H.TomSplash CymRock Rd EdgeConcert CymCheap ClapSnapLow Down SnrWood BlockShaku NoiseSyn Hrd Atk1Digi Loop 2MaracasCabasa UpCabasa DownCabasa CutTamborine 1Tamborine 2Tamborine 1Triangle MtTriangle OpXylo Seq.7th HitMild HitVinyl NoiseCajon 1Cajon 2Cajon 3Conga Hi MtConga Lo MtConga Hi SlpConga Lo SlpConga Hi OpConga Lo OpConga Slp OpConga EfxConga ThumbVox CymbalChiki!CastanetCR78 BeatCR78 OHHCR78 CHHLite OHHCR78 TambJD Vox NoiseCR78 GuiroMetro ClickMetro BellWind ChimeSlight BellCrash Cym 1TR909 CrashCR78 OHHLite OHH

015

HiFi R&B Kit

MaxLow Kick2FB KickRough Kick1MaxLow Kick1Rough Kick3Rk CmpKickSwallow KickLow Kick 1Boys KickHard StickGoodOld Snr3GoodOld Snr4GoodOld Snr2Lo-Bit Snr 1Shaky CHHSlap Snr 3Club CHH 2Keen Snr 1Reg.OHHKeen Snr 1BmbCmp SnrTR606 CymGoodOld Snr6TR606 CymWhite NoiseSBF Cym LpCR78 TambSBF Bell LpJD Sm MetalTR606 CymSyn Swt Atk3TR909 Kick 4TR909 Kick 4TR808 RimTR808 Snr 2TR808 Clap 2TR808 Snr 4TR808 Tom 4TR808 CHH 1TR808 Tom 3TR808 CHH 2TR808 Tom 2TR808 OHH 1TR808 Tom 1Scratch 3Scratch 4Scratch 5Scratch 6Short ClapHand ClapR8 ClapCabasa CutR8 Shaker 2Tamborine 2Shaker 1Bone ShakeTibet CymbalCrotaleSlight BellWind ChimeTriangle 1Mild CanWaveJDStrikePoleJD PlunkSyn Swt Atk2GtrStroke NzRiverBubbleTrain PassDentist NzOrg LeakageAgogo NoiseSBF Vox LpSynVox NoiseR8 ClickSyn Swt Atk1

016

Machine Kit1

TR909 Kick 2TR909 Kick 4Light SnrBack KickDR660 SnrPick KickTR808 PHHAnalogKick 6Pick KickTR808 RimJngl pkt SnrFunk ClapJngl pkt SnrMG AttackTR808 CHH 1MG AttackTR808 PHHMG BlipTR808 OHH 1MG BlipBeam HiQTR606 CymBeam HiQLo-Bit OHH 1TR606 CymLo-Bit OHH 1CR78 TambTR606 CymJD Sm MetalLo-Bit OHH 1Syn Swt Atk3AnalogKick 6Back KickR8 Comp RimPocket SnrTR909 Clap 2Boys Snr 3TR606 Tom LNeck CHHTR606 TomLo-Bit CHH 1TR606 Tom LReg.OHHTR606 Tom MTR606 Tom HTR909 CrashTR606 Tom HLite OHHTR909 CrashLite OHHCR78 TambTR909 CrashJD Sm MetalLite OHHSyn Swt Atk1TR808 OHH 2808 MaracasTR808 ClavesTriangle MtTriangle OpNarrow Hit 2OrangeHit 1MG Zap 4Scratch 1MG Zap 1TR606 Snr 2Synth SawDigi BreathPolishing NzTablaBayam 7TablaBayam 6Cajon 1Filtered HitDoor CreakVint.PhoneAnalogKick 6

017

4 Kit MIX

FB KickPick KickTiny SnareTR606DstKickTR808 Snr 7Hippie KickTR606 PHH 2SH32 KickTR707 KickR&B Rim 4Dirty Snr 6TR808 Clap 2Keen Snr 1TablaBayam 7Lo-Bit CHH 3TablaBayam 7TR606 PHH 1TR909 DstTomTR606 OHHSkool KickLow Kick 1R&B Rim 4TR909 Snr 3R8 ClapBoys Snr 1Bongo Hi MtReg.OHHBongo Hi MtTR606 PHH 1Bongo Lo OpReg.OHH ffTR909 Kick 3Click KickSwag RimCross SnrSnapR&B Snare 1Vox Snare 1Reg.CHH 2Vox Snare 2Hip PHHTriangle 1Reg.OHHAnalogKick 5TR808 KickScratch 5Grit Snr 3Happy ClapGrit Snr 3SnapCR78 CHHSnapCR78 OHHTablaBayam 3CR78 OHHTablaBayam 3Udu Pot HiTR606 CymUdu Pot HiLo-Bit OHH 1Crash Cym 1TR707 RideMaracasTR707 RideScratch 6TR606 CymSBF Nz LpSBF Cym LpAgogo NoiseTablaBayam 7TablaBayam 6Cajon 1Filtered HitLaughJD TriangleAnalogKick 6

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Kit-Euro:POP

TR707 KickAnalogKick 1Dirty Snr 6FB KickArtful SnrPlasticKick2Shaky CHHSwallow KickTR909 Kick 6R&B Rim 4TR909 Snr 3TR909 Clap 1TR909 Snr 4Sharp L.Tom2TR909 CHH 1Sharp L.Tom1Urban CHHSharp M.TomTR909 OHH 2Sharp M.TomSharp H.TomTR909 CrashSharp H.TomTR909 RideChina CymbalTR707 RideTamborine 3Crash Cym 1CowbellRock Crash 2VibraslapTR606 CymBongo LoBongo HiConga Hi MtConga HiConga LoConga EfxVox Hihat 2Vox Hihat 3CR78 BeatCabasa CutShaker 1Street PHHScratch 7Syn Low Atk2MG Zap 7Syn Swt Atk1Syn Swt Atk4Conga ThumbTriangle 1Triangle 2Drive HitTao HitFiltered HitEuro HitWind ChimeTimpani RollCrotaleR8 ClickMetro BellMC500 Beep 1MC500 Beep 2AtmospherePolishing NzCar SlipGroup SnapLaserConcertBD LpAnalogKick 3Old KickReg.KickTR909 Snr 4TR808 Snr 2Artful SnrCross Snr

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PRST(プリセット・グループ) 019

House Kit

TR909 Kick 3SH32 KickUrbn Sn RollTR909 Kick 2TR909 Snr 6TR909 Kick 5TR909 PHH 2TR909 Kick 4TR909 Kick 4TR909 RimTR909 Snr 4TR909 Clap 2TR909 Snr 5TR909 Tom LTR909 CHH 2TR909 Tom LTR909 PHH 2TR909 Tom MTR909 OHH 2TR909 Tom MTR909 Tom HTR909 CrashTR909 Tom HTR909 RideTR909 CrashTR909 RideCR78 TambMG Zap 4JD Sm MetalMG Zap 5Syn Swt Atk3AnalogKick 2TR909 Kick 2TR909 RimTR909 Snr 1TR909 Clap 1TR909 Snr 2TR909 D.TomLTR909 CHH 1TR909 D.TomLTR808 CHH 2TR909 D.TomMTR909 OHH 1TR909 D.TomMTR909 D.TomHTR909 CrashTR909 D.TomHTR909 RideTR909 CrashTR909 RideTamborine 2MG Zap 2Cowbell LowMG Zap 6Cowbell HiMG Zap 7Conga Hi MtConga Lo MtConga Lo SlpConga Hi OpConga Lo OpTimbale HiTimbale LowAgogo Bell HAgogo Bell LCabasa DownMaracasGuiro ShortGuiro LongClavesWood Block LWood Block HTriangle MtTriangle OpCastanetWhistle

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Nu Technica

SH32 KickJD EML 5thAnalogKick 6Low Kick 2PlasticKick3Low Kick 1TR707 KickPlasticKick3SH32 KickTR909 Snr 5TR909 Snr 2Flange SnrDisc ClapDance CHHTR606 DstCHHTR909 PHH 2TR606 PHH 2TR909 OHH 1Lite OHHRock Rd CupSyn Hrd Atk4MG Zap 7MG Zap 9MG Zap 8MG Zap 10HipHop CHH 2Syn Swt Atk3Street PHHSyn Swt Atk6HipHop OHHTR909 OHH 2TR909 R.CrshTR909 CrashRock Crash 1MG Zap 2MG Zap 9Smear Hit 2Low SquareJD Wood CrakPiano Atk NzJD Wood CrakDR202 BeepJD Wood CrakSaw Sync BDR202 BeepOrangeHit 1E.Gtr HarmFiltered HitEuro HitJazz Tom LTR909 D.TomLJazz Tom MTR909 D.TomMJazz Tom HTR909 D.TomHAnalogKick 3AnalogKick 5Happy ClapTR808 Snr 7TR808 Snr 3TR909 Snr 6TR909 CHH 2TR606 DstCHHDance CHHTR606 PHH 2TR909 OHH 2TR606 OHHCR78 OHH106SubOsc HDTR909 Snr 6MG BlipJD EML 5thTR707 ClapDist ClapMG Zap 5MG Zap 7

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Machine Kit2

AnalogKick 5AnalogKick 6Analog Snr 1AnalogKick 1TR808 Snr 4FB KickTR808 PHHAnalogKick 6AnalogKick 6Swag RimTR909 Snr 1TR707 ClapFrenzy Snr 1Deep Tom LTR606 CHH 1Deep Tom LTR606 PHH 1Deep Tom MTR909 OHH 2Deep Tom MDeep Tom HLite OHHDeep Tom HTR808 OHH 1TR606 CymTR909 RideCR78 TambTR606 CymJD Sm MetalTR909 RideSyn Swt Atk3AnalogKick 1AnalogKick 4Urbn Sn RollAnalog Snr 2Dist ClapAnalog Snr 3R8 Shaker 1TR909 CHH 2R8 Shaker 1TR909 PHH 2SBF Bell Lp1TR909 OHH 2SBF Bell Lp2SBF Bell Lp3TR909 CrashSBF Bell Lp4TR909 RideTR909 CrashTR909 RideCR78 TambMG Zap 2JD Sm MetalMG Zap 6Syn Swt Atk1MG Zap 7808 MaracasTR808 ClavesTriangle MtTriangle OpEuro HitScratch 4Easy GtrCrotaleMG Zap 4Urbn Sn RollCalc.SawWhite NoisePolishing NzTablaBayam 7TablaBayam 6Cajon 1Filtered HitLaughOffice PhoneAnalogKick 6

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ArtificalKit

TR909 Kick 2AnalogKick 2TR808 Snr 5TR909 Kick 3Boys Snr 3FB KickTR606 CymAnalogKick 3TVF TriggerTR909 RimTR909 Snr 1ClaptailTR909 Snr 3TR909 Tom L2TR909 CHH 1TR909 Tom L1TR909 PHH 1TR909 Tom M2TR909 OHH 2TR909 Tom M1TR909 Tom H2TR909 CrashTR909 Tom H1TR909 RideWhite NoiseCR78 BeatTamborine 3AtmosphereCowbell MuteDigi Loop 2CowbellReverse CymAnalogKick 5Metal Vox W1Metal Vox W2Metal Vox W3White Noise1White Noise2TR606 CymMG BlipMG Blip Rev.Polishing NzIce CrashMetal Vox L2Thin Beef7th HitAlpha RaveDistTB SqrFinger SnapConga Slp OpConga Lo OpConga Hi OpTriangle MtTriangle OpCabasa CutR8 Shaker 1AnalogKick 1PlasticKick2PlasticKick3TR909 Kick 1AnalogKick 4AnalogKick 6TR909 Snr 2TR909 Snr 4TR909 Snr 5TR909 Snr 6TR808 Snr 1TR808 Snr 2TR808 CHH 1TR808 OHH 1TR909 CHH 2TR909 OHH 2Lite CHHLite OHHTR606 CymChina Cymbal

023

Noise Kit

TR909 Kick 2TR909 Kick 4Urbn Sn RollTR909 Kick 5SBF Nz LpTR909 Kick 1Syn Swt Atk7SBF Vox KickSBF Vox KickLaserSBF Nz LpTrain PassSBF Nz LpSyn Swt AtkLSyn Swt Atk7Syn Swt AtkLSyn Mtl Atk2Syn Swt AtkMSBF Nz LpSyn Swt AtkMSyn Swt AtkHDigi Loop 1Syn Swt AtkHCalc.SawCrotaleLaserMG Zap 11LaserMG Zap 4Digi Loop 1MG Zap 6Syn Low AtkLSyn Low AtkHMG AttackSyn Hrd Atk4Train PassSyn Mtl Atk1Syn Swt AtkLSyn Swt Atk7Syn Swt AtkLSyn Mtl Atk2Syn Swt AtkMSBF Nz LpSyn Swt AtkMSyn Swt AtkHDigi Loop 1Syn Swt AtkHCalc.SawCrotaleLaserMG Zap 11LaserMG Zap 4CrotaleMG Zap 6Syn Low Atk2808 MaracasTR808 ClavesTriangle MtTriangle OpUdoConga ThumbEasy Gtr ADigi Loop 1MG Zap 4Urbn Sn RollCalc.SawWhite NoisePolishing NzTablaBayam 7ScreamCajon 1Filtered HitLaughConcertBD LpTimpani Lp

024

Kick Menu

-----------------------------------Reg.Kick pReg.Kick fReg.Kick ffReg.KickRock Kick pRock Kick mfRock KickJazz Kick pJazz Kick mfJazz Kick fJazz KickDry Kick 1Tight Kick 1Tight Kick 2Old KickJz Dry KickBright KickDry Kick 2Dry Kick 3Power KickR&B KickRk CmpKickMaxLow Kick1MaxLow Kick2MaxLow Kick3Dist KickFB KickRough Kick1Rough Kick2Rough Kick3Click KickPick KickBack KickVinyl KickLow Kick 1Boys KickHippie KickFrenzy KickPlasticKick1Swallow KickNeck Kick70’s KickSkool KickDance KickHipHop Kick1HipHop Kick2Pin KickLow Kick 2Low Kick 3AnalogKick 1PlasticKick2PlasticKick3TR909 Kick 1TR909 Kick 2AnalogKick 2TR909 Kick 3AnalogKick 3AnalogKick 4AnalogKick 5AnalogKick 6TR606DstKickTR808 KickTR909 Kick 4TR909 Kick 5SH32 KickTR707 KickTR909 Kick 6Roll Kick-----

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Fantom-Xa_j.book 237 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

PRST(プリセット・グループ) 025

Snare Menu 1

Reg.Snr1 pReg.Snr1 mfReg.Snr1 fReg.Snr1 ffReg.Snr1Reg.Snr2 pReg.Snr2 fReg.Snr2 ffReg.Snr2Reg.Snr FlmAmb.Snr1 pAmb.Snr1 fAmb.Snr1Amb.Snr2 pAmb.Snr2 fPiccolo SnrMaple SnrNatural Snr1Natural Snr2Dry Snr pDry Snr fBallad SnrLight Snr pLight Snr fLight Snr ffLight SnrRimRock Snr pRock Snr mfRock Snr fRock SnrRock Rim pRock Rim mfRock Rim fRock RimReg.SnrGstRock Snr GstSft Snr GstJazz Snr pJazz Snr mfJazz Snr fJazz Snr ffJazz SnrJazz Rim pJazz Rim mfJazz Rim fJazz Rim ffJazz RimJz Brsh SlapJz Brsh SwshSwish&Turn pSwish&Turn fSwish&TurnSnr RollSnr Roll LpSoft Jz RollBrushRoll LpGoodOld Snr1GoodOld Snr2GoodOld Snr3GoodOld Snr4GoodOld Snr5GoodOld Snr6Dirty Snr 1Dirty Snr 2Dirty Snr 3Dirty Snr 4Dirty Snr 5Dirty Snr 6Dirty Snr 7Dirty Snr 8Dirty Snr 9Dirty Snr 10--------------------

026

Snare Menu 2

-----------------------------------Grit Snr 1Grit Snr 2Grit Snr 3Grit Snr 4LoBit SnrFlmLo-Bit Snr 1Lo-Bit Snr 2Lo-Bit Snr 3BmbCmp SnrMrchCmp SnrFrenzy Snr 1Frenzy Snr 2Slap Snr 1Keen Snr 1Reggae SnrDR660 SnrPop Snr pPop Snr fPop Snr RimPop SnrMed SnareJngl pkt SnrPocket SnrFlange SnrSlap Snr 2Analog Snr 1Analog Snr 2Analog Snr 3Jam SnrBack SnrKeen Snr 2Boys Snr 1Slap Snr 3Neck SnrArtful SnrPin SnrChemical SnrSizzle SnrTiny SnareR&B Snare 1R&B Snare 2Cross SnrGrave SnrBoys Snr 2Boys Snr 3Low Down SnrTR909 Snr 1TR909 Snr 2TR909 Snr 3TR909 Snr 4TR909 Snr 5TR909 Snr 6TR808 Snr 1TR808 Snr 2TR808 Snr 3TR808 Snr 4Lite SnareTR808 Snr 5TR808 Snr 6TR808 Snr 7TR606 Snr 1TR606 Snr 2CR78 SnareUrbn Sn RollJngl SnrRoll--------------------

027

HiHat Menu

---------------Reg.CHH 1 pReg.CHH 1 mfReg.CHH 1 fReg.CHH 1 ffReg.CHH 1Reg.CHH 2 mfReg.CHH 2 fReg.CHH 2 ffReg.CHH 2Rock CHH1 mfRock CHH1 fRock CHH1Rock CHH2 mfRock CHH2 fRock CHH2Rock PHHLo-Bit CHH 1Lo-Bit CHH 2Lo-Bit CHH 3Lo-Bit CHH 4Lo-Bit CHH 5Modern CHHHipHop CHH 1Urban CHHBang CHHLowDwn CHHDisc CHHClub CHH 1HipHop CHH 2TR909 CHH 1TR909 CHH 2Shaky CHHClub CHH 2TR808 CHH 1TR808 CHH 2TR606 CHH 1TR606 CHH 2TR606 DstCHHLite CHHCR78 CHHDR55 CHHNeck CHHDance CHHReg.PHH mfReg.PHH fReg.PHHStreet PHHSwallow PHHHip PHHTR909 PHH 1TR909 PHH 2TR808 PHHTR606 PHH 1TR606 PHH 2Lo-Bit PHHLo-Bit OHH 1Rock OHHReg.OHH mfReg.OHH fReg.OHH ffReg.OHHLo-Bit OHH 2Lo-Bit OHH 3Neck OHHBang OHHHipHop OHHTR909 OHH 1TR909 OHH 2TR808 OHH 1TR808 OHH 2TR606 OHHLite OHHCR78 OHH

028

Rim&Tom Menu

-----------------------------------Reg.StickSoft StickHard StickWild StickRock StickLo-Bit Stk 1Lo-Bit Stk 2Lo-Bit Stk 3Lo-Bit Stk 4Dry Stick 1Dry Stick 2Dry Stick 3Click Snr pClick Snr fClick Snr ffDry Stick 4Dry Stick 5R8 Comp RimR&B Rim 1R&B Rim 2R&B Rim 3Neck RimSwag RimStep RimR&B Rim 4Street RimRegular RimTR909 RimTR808 RimReg.F.Tom pReg.F.Tom fReg.F.TomReg.L.Tom pReg.L.Tom fReg.L.TomReg.M.Tom pReg.M.Tom fReg.M.TomReg.H.Tom pReg.H.Tom fReg.H.TomReg.L.TomFlmReg.M.TomFlmReg.H.TomFlmJazz Lo TomJazz Mid TomJazz Hi TomJazz Lo FlmJazz Mid FlmJazz Hi FlmSharp Lo TomSharp Hi TomDry Lo TomDry Hi TomTR909 TomTR909 DstTomTR808 TomTR606 TomDeep Tom--------------------------------------------------

029

Clp&Cym&Hit

-----------------------------------Hand ClapClub ClapShort ClapReal ClapBright ClapR8 ClapGospel ClapAmb ClapHip ClapFunk ClapGroup ClapClaptailPlanet ClapRoyal ClapHappy ClapTR808 Clap 1Disc ClapDist ClapOld ClapTR909 Clap 1TR909 Clap 2TR808 Clap 2TR707 ClapCheap ClapCrash Cym1 pCrash Cym1 fCrash Cym 1Crash Cym 2Rock Crash 1Rock Crash 2Splash CymJazz CrashTR909 CrashTR606 CymRide CymbalRide BellRock Rd CupRock Rd EdgeJazz Ride pJazz Ride mfTR909 RideTR707 RideChina CymbalConcert CymClassicHseHtOrangeHit 1OrangeHit 2OrangeHit 37th HitBrassy HitDrive HitFiltered HitMild HitNarrow Hit 1Narrow Hit 2Euro HitDist HitThin BeefTao HitSmear Hit 1Philly HitSmear Hit 2LoFi Min HitOrch. HitPunch HitO’Skool Hit---------------

030

FX/SFX Menu

-----------------------------------MG Zap 1MG Zap 2MG Zap 3MG Zap 4MG Zap 5MG Zap 6MG Zap 7MG Zap 8MG Zap 9MG Zap 10MG Zap 11MG BlipBeam HiQMG AttackSyn Low Atk1Syn Low Atk2Syn Hrd Atk1Syn Hrd Atk2Syn Hrd Atk3Syn Hrd Atk4Syn Mtl Atk1Syn Mtl Atk2Syn Swt Atk1Syn Swt Atk2Syn Swt Atk3Syn Swt Atk4Syn Swt Atk5Syn Swt Atk6Syn Swt Atk7R8 ClickMC500 Beep 1MC500 Beep 2DR202 BeepJD SwitchCutting NzVinyl NoiseApplauseRiverThunderMonsoonStreamBubbleBird SongDog BarkGallopVint.PhoneOffice PhoneMobile PhoneDoor CreakDoor SlamCar EngineCar SlipCar PassCrash Seq.Gun ShotSirenTrain PassAirplaneLaughScreamPunchHeartbeatFootstepsMachine GunLaserThunder LpMetro BellMetro Click-----

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リズム・セット一覧

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Note No.

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Fantom-Xa_j.book 238 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

PRST(プリセット・グループ) 031

Percussion

-----------------------------------Finger SnapClub FinSnapSingle SnapSnapGroup SnapCowbellCowbell MuteWood BlockClavesTR808 ClavesCR78 BeatCastanetWhistleBongo Hi MtBongo Hi SlpBongo Lo SlpBongo Hi OpBongo Lo OpConga Hi MtConga Lo MtConga Hi SlpConga Lo SlpConga Hi OpConga Lo OpConga Slp OpConga EfxConga ThumbTimbale 1Timbale 2Cabasa UpCabasa DownCabasa CutMaracas808 MaracasR8 Shaker 1R8 Shaker 2Shaker 1Shaker 2Bone ShakeCR78 GuiroGuiro 1Guiro 2Guiro LongTR727QuijadaVibraslapTamborine 1Tamborine 2Tamborine 3CR78 TambTimpani pTimpani fTimpani RollTimpani LpConcertBD pConcertBD fConcertBD ffConcertBD LpConcertBDTriangle1 MtTriangle1 OpTriangle2 MtTriangle2 OpTibet CymbalSlight BellWind ChimeCrotaleAgogo Bell HAgogo Bell L-----

032

Scrh&Voi&Wld

-----------------------------------Scratch 1Scratch 2Scratch 3Scratch 4Scratch 5Scratch 6Scratch 7Scratch 8Scratch 9Scratch 10Vox Kick 1Vox Kick 2VoxKickSweepVox Snare 1Vox Snare 2Vox Hihat 1Vox Hihat 2Vox Hihat 3Vox CymbalPa!Chiki!Aah FormantEeh FormantIih FormantOoh FormantUuh FormantMetal Vox W1Metal Vox W2Metal Vox W3JD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanJD GamelanTablaBayam 1TablaBayam 2TablaBayam 3TablaBayam 4TablaBayam 5TablaBayam 6TablaBayam 7Cajon 1Cajon 2Cajon 3UdoUdu Pot HiUdu Pot SlpSprgDrm HitOp PandeiroMt PandeiroCuicaJD Anklungs--------------------------------------------------

033

Xantom Kit

Xantom AKickXantom BKickXantom CKickXantom DKickXantom EKickXantom FKickXantom GKickXantom HKickXantom IKickXantom BClapXantom ASnarXantom RStckXantom BSnarXantom DTomLXantom RCHHXantom DTomLXantom RCHHXantom DTomMXantom RCHHXantom DTomMXantom DTomHXantom RCrshXantom DTomHXantom CRideXantom JCrshXantom CCrshXantom NoiseXantom RCupXantom LScraXantom CCrshXantom LScraXantom JKickXantom KKickXantom RClapXantom CSnarXantom RStckXantom DSnarXantom STomHXantom SCHHXantom STomHXantom SPHHXantom STomHXantom SOHHXantom STomHXantom STomHXantom RevONXantom STomHXantom RevOFXantom ATablXantom BTablXantom CTablXantom DTablXantom SDrumXantom AUduXantom AUduXantom AUduXantom ACongXantom ACongXantom ACongXantom ACongXantom ACongXantom AHitLXantom AHitLXantom BHitLXantom BHitLXantom CHitLXantom CHitUXantom DHitXantom ESnarXantom FSnarXantom GSnarXantom ISnarXantom ISnarXantom JSnarXantom KSnarXantom HSnar

034

PassionDrums

SH32 KickJD EML 5thAnalogKick 6Low Kick 2Low Kick 3Back KickCar PassPlasticKick3TR909 Kick 4R&B Rim 2TR909 Snr 5Back SnrBoys Snr 2Reg.L.TomTR606 CHH 2Reg.M.TomLo-Bit PHHReg.F.TomLite OHHReg.M.TomConcertBDCrash Cym 2Reg.H.TomJazz RideTR909 Kick 3Disc CHHCR78 TambBang CHHConcertBD LpTR909 OHH 2CowbellTR606 CymTR909 CrashJazz RideFiltered HitP5 Sqr HDCustm Sqr HDTR808 Snr 3Alpha RaveJazz CrashFunk ClapTR909 CHH 2TR909 OHH 2Mute TpRide CymbalMrchCmp SnrPick KickLo-Bit Stk 1TR909 Snr 3ClaptailSirenTR808 OHH 1Rk CmpKickTR606 CHH 2Syn Low Atk1Low White NzMG Zap 9Happy ClapTR808 Snr 7TR808 Snr 3TR808 Snr 2Club CHH 2CR78 OHHLowDwn CHHLo-Bit OHH 1TR909 OHH 2TR606 OHHCR78 OHH106SubOsc HDTR909 Snr 6AnalogKick 3MG Bass 2TR808 Clap 1Dist ClapSuper SawMG Zap 7

035

Arpeggiate!?

MaxLow Kick3Rk CmpKickGospel ClapBoys KickSnr RollHipHop Kick2Reg.PHHReg.KickFrenzy KickVinyl KickBoys KickReg.KickReg.KickLow Kick 2TR909 Kick 3Conga Hi MtJz Slap BassGtr Cut 3Scratch 1Scratch 7Syn Swt Atk1TablaBayam 1UdoVoxKickSweepVox Hihat 1CowbellBongo Hi MtClassicHseHtReg.CHH 1Org Click 1Digi BreathSynVox NoiseJP8 Pls 3 HDMetal Vox W1HarmonicaShamisenFluteDyno Rhd mpSlwPick70sCln Gtr CutHard ClavTVF TriggerApplauseEuro HitMG Zap 1Syn Swt Atk2Syn Hrd Atk2GtrStroke NzJDStrikePoleVint.PhoneDistGtr Nz 1Reg.M.TomJazz Lo TomReg.L.TomFlmTR909 Clap 2Vox Snare 1Cabasa DownSprgDrm HitDigital VoxJD NastyVib WaveKalimbaJD TablaJD Log DrumBell OrganGtr Cut 1Eeh FormantXylo Seq.Gun ShotTablaBayam 3TablaBayam 4TablaBayam 5TablaBayam 6Wind ChimeTibet CymbalSlight Bell

036

De Facto Kit

SBF Nz LpMetal Vox L2Org LeakageGallopOrg Click 1ThunderRiverMG Noise FxHeartbeatCar SlipCrash Seq.Car PassGun ShotTrain PassAirplaneLaughScreamCar EngineDoor SlamFootstepsMachine GunLaserDistGtr Nz 2Ac.Bass Nz 2PunchDistGtr Nz 1DistGtr Nz 3GtrStroke NzE.Bass Nz 2ClassicHseHt7th HitOrangeHit 3OrangeHit 1Brassy HitFiltered HitMild HitNarrow Hit 1Euro HitDist HitThin BeefTao HitSmear Hit 1Smear Hit 2LoFi Min HitOrch. HitPunch HitO’Skool HitPhilly HitScratch 2Scratch 3Scratch 4Scratch 5Scratch 8Scratch 9Scratch 10MG Zap 1MG Zap 10MG Zap 2Syn Low Atk1Syn Hrd Atk2Syn Hrd Atk3Syn Hrd Atk4Syn Mtl Atk1Syn Mtl Atk2Syn Swt Atk1Syn Swt Atk2Syn Swt Atk4Syn Swt Atk5Vox Kick 2VoxKickSweepVox Snare 2Vox CymbalPa!Chiki!MC500 Beep 2MC500 Beep 1

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リズム・セット一覧

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Fantom-Xa_j.book 239 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

GM(GM2グループ) 001 (PC: 1)

GM2 STANDARD

High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellMix KickStandard KK1Side StickStandard SN1909 HandClapElec Snare 3Real Tom 6Close HiHat2Real Tom 6Pedal HiHat2Real Tom 4Open HiHat2Real Tom 4Real Tom 1Crash Cym.1Real Tom 1Ride CymbalChinaCymbalRide BellTambourineSplash Cym.CowbellCrash Cym.2VibraslapRide CymbalBongo HighBongo LoMute H.CongaConga Hi OpnConga Lo OpnHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasaMaracasShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong GuiroClavesWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen Surdo-----

002 (PC: 9)

GM2 ROOM

High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellMix KickStandard KK1Side StickStandard SN1909 HandClapElec Snare 3Room Tom 5Close HiHat2Room Tom 5Pedal HiHat2Room Tom 2Open HiHat2Room Tom 2Room Tom 2Crash Cym.1Room Tom 2Ride CymbalChinaCymbalRide BellTambourineSplash Cym.CowbellCrash Cym.2VibraslapRide CymbalBongo HighBongo LoMute H.CongaConga Hi OpnConga Lo OpnHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasaMaracasShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong GuiroClavesWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen Surdo-----

003 (PC: 17)

GM2 POWER

High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellMix KickPower Kick1Side StickDance Snare1909 HandClapElec Snare 3Rock Tom 4Close HiHat2Rock Tom 4Pedal HiHat2Rock Tom 4Open HiHat2Rock Tom 4Rock Tom 1Crash Cym.1Rock Tom 1Ride CymbalChinaCymbalRide BellTambourineSplash Cym.CowbellCrash Cym.2VibraslapRide CymbalBongo HighBongo LoMute H.CongaConga Hi OpnConga Lo OpnHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasaMaracasShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong GuiroClavesWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen Surdo-----

004 (PC: 25)

GM2 ELECTRIC

High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellMix KickElec Kick 1Side StickElec. Snare909 HandClapElec Snare 2Synth Drum 2Close HiHat2Synth Drum 2Pedal HiHat2Synth Drum 2Open HiHat2Synth Drum 2Synth Drum 2Crash Cym.1Synth Drum 2Ride CymbalReverseCymblRide BellTambourineSplash Cym.CowbellCrash Cym.2VibraslapRide CymbalBongo HighBongo LoMute H.CongaConga Hi OpnConga Lo OpnHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasaMaracasShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong GuiroClavesWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen Surdo-----

005 (PC: 26)

GM2 ANALOG

High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellMix KickTR-808 Kick808 Rimshot808 Snare 1909 HandClapElec Snare 3808 Tom 2TR-808 CHH808 Tom 2808__chh808 Tom 2TR-808 OHH808 Tom 2808 Tom 2808 Crash808 Tom 2Ride CymbalChinaCymbalRide BellTambourineSplash Cym.808cowbeCrash Cym.2VibraslapRide CymbalBongo HighBongo Lo808 Conga808 Conga808 CongaHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasa808maracShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong Guiro808claveWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen Surdo-----

006 (PC: 33)

GM2 JAZZ

High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellJazz Kick 2Jazz Kick 1Side StickStandard SN1909 HandClapElec Snare 3Real Tom 6Close HiHat2Real Tom 6Pedal HiHat2Real Tom 4Open HiHat2Real Tom 4Real Tom 1Crash Cym.1Real Tom 1Ride CymbalChinaCymbalRide BellTambourineSplash Cym.CowbellCrash Cym.2VibraslapRide CymbalBongo HighBongo LoMute H.CongaConga Hi OpnConga Lo OpnHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasaMaracasShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong GuiroClavesWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen Surdo-----

PC:プログラム・チェンジ・ナンバー バンク・セレクトMSB はすべて 120、LSB はすべて0

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リズム・セット一覧

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Note No.27

Fantom-Xa_j.book 240 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

GM(GM2グループ) 007 (PC: 41)

GM2 BRUSH

High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellJazz Kick 2Jazz Kick 1Side StickBrush SwirlBrush Slap1Brush SwirlReal Tom 6Close HiHat2Real Tom 6Pedal HiHat2Real Tom 4Open HiHat2Real Tom 4Real Tom 1Crash Cym.1Real Tom 1Ride CymbalChinaCymbalRide BellTambourineSplash Cym.CowbellCrash Cym.2VibraslapRide CymbalBongo HighBongo LoMute H.CongaConga Hi OpnConga Lo OpnHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasaMaracasShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong GuiroClavesWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen Surdo-----

008 (PC: 49)

GM2 ORCHSTRA

Close HiHat2Pedal HiHat2Open HiHat2Ride CymbalSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellConcert BDConcertBD MtSide StickConcert SnrCastanetsConcert SnrTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTimpaniTambourineSplash Cym.CowbellCon.Cymbal2VibraslapConcert Cym.Bongo HighBongo LoMute H.CongaConga Hi OpnConga Lo OpnHigh TimbaleLow TimbaleAgogoAgogoCabasaMaracasShrtWhistleLongWhistleShort GuiroLong GuiroClavesWoodblockWoodblockMute CuicaOpen CuicaMuteTrianglOpenTrianglShakerJingle BellBell TreeCastanetsMute SurdoOpen SurdoApplause

009 (PC: 57)

GM2 SFX

------------------------------------------------------------High-QSlapScratchPushScratchPullSticksSquareClickMtrnm.ClickMtrnm. BellGt.FretNoizGt.CutNoiseGt.CutNoiseString SlapFl.KeyClickLaughingScreamingPunchHeart BeatFootstepsFootstepsApplauseCreakingDoorScratchWind ChimesCar-EngineCar-StopCar-PassCar-CrashSirenTrainJetplaneHelicopterStarshipGun ShotMachine GunLasergunExplosionDogHorseGallopBirdRainThunderWindSeashoreStreamBubble--------------------

PC:プログラム・チェンジ・ナンバー バンク・セレクトMSB はすべて 120、LSB はすべて0

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Fantom-Xa_j.book 241 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ウェーブフォーム一覧

No. Wave Name0001 Ac.Pno p A L0002 Ac.Pno p A R0003 Ac.Pno p B L0004 Ac.Pno p B R0005 Ac.Pno p C L0006 Ac.Pno p C R0007 Ac.Pno f A L0008 Ac.Pno f A R0009 Ac.Pno f B L0010 Ac.Pno f B R

0011 Ac.Pno f C L0012 Ac.Pno f C R0013 JD Piano A0014 JD Piano B0015 JD Piano C0016 Piano Atk Nz0017 MKS Piano A0018 MKS Piano B0019 MKS Piano C0020 Stage EP p A

0021 Stage EP p B0022 Stage EP p C0023 Stage EP f A0024 Stage EP f B0025 Stage EP f C0026 Tine EP p A0027 Tine EP p B0028 Tine EP p C0029 Tine EP mf A0030 Tine EP mf B

0031 Tine EP mf C0032 Tine EP ff A0033 Tine EP ff B0034 Tine EP ff C0035 Dyno EP mp A0036 Dyno EP mp B0037 Dyno EP mp C0038 Dyno EP mf A0039 Dyno EP mf B0040 Dyno EP mf C

0041 Dyno EP ff A0042 Dyno EP ff B0043 Dyno EP ff C0044 Wurly mp A0045 Wurly mp B0046 Wurly mp C0047 Wurly mf A0048 Wurly mf B0049 Wurly mf C0050 Wurly ff A

0051 Wurly ff B0052 Wurly ff C0053 Lo-Fi Wurly0054 Soft SA EP A0055 Soft SA EP B0056 Soft SA EP C0057 Hard SA EP A0058 Hard SA EP B0059 Hard SA EP C0060 SA EP Ens A

0061 SA EP Ens B0062 SA EP Ens C0063 SA E.Piano A0064 SA E.Piano B0065 SA E.Piano C0066 80’s E.Pno 10067 80’s E.Pno 20068 Hard E.Pno0069 Celesta0070 Music Box

0071 Reg.Clav A0072 Reg.Clav B0073 Reg.Clav C0074 Retro Clav A0075 Retro Clav B0076 Retro Clav C0077 Tight Clav A0078 Tight Clav B0079 Tight Clav C0080 Hard Clav A

0081 Hard Clav B0082 Hard Clav C0083 JD Clav0084 Harpsi A0085 Harpsi B0086 Harpsi C0087 JD Full Draw0088 Org Basic 10089 Org Basic 20090 Ballad Org

No. Wave Name0091 3rd Perc Org0092 Lo-Fi Organ0093 Perc Organ 10094 Perc Organ 20095 Rock Organ A0096 Rock Organ B0097 Rock Organ C0098 RtryOrg1 A L0099 RtryOrg1 A R0100 RtryOrg1 B L

0101 RtryOrg1 B R0102 RtryOrg1 C L0103 RtryOrg1 C R0104 RtryOrg2 A L0105 RtryOrg2 A R0106 RtryOrg2 B L0107 RtryOrg2 B R0108 RtryOrg2 C L0109 RtryOrg2 C R0110 LoFi RtryOrg

0111 Vint.Org 10112 Vint.Org 20113 Vint.Org 30114 Vint.Org 40115 Lite Dst Org0116 Positive '80117 Pipe Organ0118 Cathedrl Org0119 Nylon Gtr1 A0120 Nylon Gtr1 B

0121 Nylon Gtr1 C0122 Nylon Gtr2 A0123 Nylon Gtr2 B0124 Nylon Gtr2 C0125 Bright Gtr A0126 Bright Gtr B0127 Bright Gtr C0128 Ac.Gtr mp A0129 Ac.Gtr mp B0130 Ac.Gtr mp C

0131 Ac.Gtr mf A0132 Ac.Gtr mf B0133 Ac.Gtr mf C0134 Ac.Gtr ff A0135 Ac.Gtr ff B0136 Ac.Gtr ff C0137 Ac.Gtr Sld A0138 Ac.Gtr Sld B0139 Ac.Gtr Sld C0140 Ac.Gtr Hrm A

0141 Ac.Gtr Hrm B0142 Ac.Gtr Hrm C0143 Jazz Gtr A0144 Jazz Gtr B0145 Jazz Gtr C0146 Clean Gtr A0147 Clean Gtr B0148 Clean Gtr C0149 Clr Mt Gtr A0150 Clr Mt Gtr B

0151 Clr Mt Gtr C0152 E.Gtr Ld 10153 E.Gtr Ld 20154 Brt Strat A0155 Brt Strat B0156 Brt Strat C0157 SlwPick70s A0158 SlwPick70s B0159 SlwPick70s C0160 FstPick70s A

0161 FstPick70s B0162 FstPick70s C0163 Plk Strat A0164 Plk Strat B0165 Plk Strat C0166 Strat Mute A0167 Strat Mute B0168 Strat Mute C0169 Funk Gtr A0170 Funk Gtr B

0171 Funk Gtr C0172 Funk MtGtr A0173 Funk MtGtr B0174 Funk MtGtr C0175 Easy Gtr A0176 Easy Gtr B0177 Easy Gtr C0178 Nasty Gtr0179 Clean TC A0180 Clean TC B

No. Wave Name0181 Clean TC C0182 Overdrive A0183 Overdrive C0184 Distortion A0185 Distortion B0186 Distortion C0187 Dist Mute A0188 Dist Mute B0189 Dist Mute C0190 Dist Chord A

0191 Dist Chord B0192 Dist Chord C0193 Dst Gtr Riff0194 Gtr Trill0195 Cln Gtr Cut0196 Gtr Cut 10197 Gtr Cut 20198 Gtr Cut 30199 Gtr Cut 40200 Wah Gtr Riff

0201 E.Gtr Harm0202 JD ScrapeGut0203 Harp A0204 Harp B0205 Harp C0206 Banjo A0207 Banjo B0208 Banjo C0209 Sitar A0210 Sitar B

0211 Sitar C0212 Sitar Drn A0213 Sitar Drn B0214 Sitar Drn C0215 E.Sitar A0216 E.Sitar B0217 E.Sitar C0218 Santur A0219 Santur B0220 Santur C

0221 Dulcimer A0222 Dulcimer B0223 Dulcimer C0224 Shamisen A0225 Shamisen B0226 Shamisen C0227 Koto A0228 Koto B0229 Koto C0230 Ac.Bass A

0231 Ac.Bass B0232 Ac.Bass C0233 FngrCmp Bs A0234 FngrCmp Bs B0235 FngrCmp Bs C0236 Finger Bs A0237 Finger Bs B0238 Finger Bs C0239 Precision Bs0240 Jz Bs Soft A

0241 Jz Bs Soft B0242 Jz Bs Soft C0243 6-FngBsSft A0244 6-FngBsSft B0245 6-FngBsSft C0246 ThumbMtBs pA0247 ThumbMtBs pB0248 ThumbMtBs pC0249 ThumbMtBs fA0250 ThumbMtBs fB

0251 ThumbMtBs fC0252 Fretlss Bs A0253 Fretlss Bs B0254 Fretlss Bs C0255 Fretlss SftA0256 Fretlss SftB0257 Fretlss SftC0258 Pick Bass 1A0259 Pick Bass 1B0260 Pick Bass 1C

0261 Pick Bass 20262 Slap Bass0263 Slap +Pull 10264 Slap +Pull 20265 Slap +Pull 30266 Jz Slap Bass0267 Jz Slp+Pull10268 Jz Slp+Pull20269 Jz Slp+Pull30270 MG Bass 1 A

No. Wave Name0271 MG Bass 1 B0272 MG Bass 1 C0273 DistTB Sqr0274 DistTBSqr Lp0275 Solid Bass0276 MG Big Bass0277 Jungle Bass0278 Garage Bass0279 SH-101 Bs A0280 SH-101 Bs B

0281 SH-101 Bs C0282 TB Natural0283 Poly Bass0284 Organ Bass0285 Voco Bass0286 MG Bass 2 A0287 MG Bass 2 B0288 MG Bass 2 C0289 MG Bass 30290 MG Bass 4

0291 MC Bass A0292 MC Bass B0293 MC Bass C0294 Atk Syn Bass0295 Atk Flute A0296 Atk Flute B0297 Atk Flute C0298 Flute A0299 Flute B0300 Flute C

0301 Piccolo A0302 Piccolo B0303 Piccolo C0304 Pan Flute0305 JD Rad Hose0306 Shakuhachi0307 JD Fl Push0308 Clarinet A0309 Clarinet B0310 Clarinet C

0311 Oboe Mezzo A0312 Oboe Mezzo B0313 Oboe Mezzo C0314 Oboe Forte A0315 Oboe Forte B0316 Oboe Forte C0317 E.Horn A0318 E.Horn B0319 E.Horn C0320 Bassoon A

0321 Bassoon B0322 Bassoon C0323 Recorder A0324 Recorder B0325 Recorder C0326 SopranoSax A0327 SopranoSax B0328 SopranoSax C0329 Alto Sax Vib0330 Soft Alto A

0331 Soft Alto B0332 Soft Alto C0333 Wide Sax A0334 Wide Sax B0335 Wide Sax C0336 BreathySax A0337 BreathySax B0338 BreathySax C0339 Tenor Sax A0340 Tenor Sax B

0341 Tenor Sax C0342 Bari.Sax 1 A0343 Bari.Sax 1 B0344 Bari.Sax 1 C0345 Bari.Sax 2 A0346 Bari.Sax 2 B0347 Bari.Sax 2 C0348 Musette0349 Harmonica A0350 Harmonica B

0351 Harmonica C0352 Blues G-harp0353 Flugel A0354 Flugel B0355 Flugel C0356 Trumpet A0357 Trumpet B0358 Trumpet C0359 Wide Tp A0360 Wide Tp B

No. Wave Name0361 Wide Tp C0362 Mute Tp A0363 Mute Tp B0364 Mute Tp C0365 Trombone A0366 Trombone B0367 Trombone C0368 Tbn mf A0369 Tbn mf B0370 Tbn mf C

0371 Tuba A0372 Tuba B0373 Tuba C0374 Sft F.Horn A0375 Sft F.Horn B0376 Sft F.Horn C0377 French Hrn A0378 French Hrn C0379 F.HornSect A0380 F.HornSect B

0381 F.HornSect C0382 Tp Section A0383 Tp Section B0384 Tp Section C0385 OctBrs p A L0386 OctBrs p A R0387 OctBrs p B L0388 OctBrs p B R0389 OctBrs p C L0390 OctBrs p C R

0391 OctBrs f A L0392 OctBrs f A R0393 OctBrs f B L0394 OctBrs f B R0395 OctBrs f C L0396 OctBrs f C R0397 Brs Fall 1 L0398 Brs Fall 1 R0399 Brs Fall 2 L0400 Brs Fall 2 R

0401 OrchUnis A L0402 OrchUnis A R0403 OrchUnis B L0404 OrchUnis B R0405 OrchUnis C L0406 OrchUnis C R0407 Violin Vib A0408 Violin Vib B0409 Violin Vib C0410 Violin A

0411 Violin B0412 Violin C0413 Cello Vib A0414 Cello Vib B0415 Cello Vib C0416 Cello A0417 Cello B0418 Cello C0419 Vl Sect. A L0420 Vl Sect. A R

0421 Vl Sect. B L0422 Vl Sect. B R0423 Vl Sect. C L0424 Vl Sect. C R0425 Vc Sect. A L0426 Vc Sect. A R0427 Vc Sect. B L0428 Vc Sect. B R0429 Vc Sect. C L0430 Vc Sect. C R

0431 Full Str A L0432 Full Str A R0433 Full Str B L0434 Full Str B R0435 Full Str C L0436 Full Str C R0437 ChmbrStrAtkA0438 ChmbrStrAtkB0439 ChmbrStrAtkC0440 ChmbrStrRevA

0441 ChmbrStrRevB0442 ChmbrStrRevC0443 Vls Pizz A0444 Vls Pizz B0445 Vls Pizz C0446 VlsPizzRev A0447 VlsPizzRev B0448 VlsPizzRev C0449 Vcs Pizz A0450 Vcs Pizz B

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ウェーブフォーム一覧

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No. Wave Name0451 Vcs Pizz C0452 VcsPizzRev A0453 VcsPizzRev B0454 VcsPizzRev C0455 Unison Saw A0456 Unison Saw B0457 Unison Saw C0458 Super Saw A0459 Super Saw B0460 Super Saw C

0461 Trance Saw A0462 Trance Saw B0463 Trance Saw C0464 Alpha Rave0465 Saw Sync A0466 Saw Sync B0467 Saw Sync C0468 Warm Pad A0469 Warm Pad B0470 Warm Pad C

0471 OB2 Pad 1 A0472 OB2 Pad 1 B0473 OB2 Pad 1 C0474 OB2 Pad 2 A0475 OB2 Pad 2 B0476 OB2 Pad 2 C0477 SBF Vox A0478 SBF Vox B0479 SBF Vox C0480 Female Ahs A

0481 Female Ahs B0482 Female Ahs C0483 Female Oos A0484 Female Oos B0485 Female Oos C0486 Male Aahs A0487 Male Aahs B0488 Male Aahs C0489 Jazz Doos A0490 Jazz Doos B

0491 Jazz Doos C0492 Jz Doos Lp A0493 Jz Doos Lp B0494 Jz Doos Lp C0495 Gospel Hum A0496 Gospel Hum B0497 Gospel Hum C0498 Soprano Vox0499 Kalimba0500 JD Klmba Atk

0501 JD Wood Crak0502 JD Gamelan 10503 JD Gamelan 20504 JD Gamelan 30505 JD Log Drum0506 JD Hooky0507 JD Tabla0508 JD Xylo0509 Marimba0510 Vibraphone

0511 Glocken0512 Steel Drums0513 JD Pole Lp0514 JD BottleHit0515 D-50 Bell A0516 D-50 Bell B0517 D-50 Bell C0518 D-50 Bell Lp0519 Agogo Bell0520 Finger Bell

0521 JD Cowbell0522 Tubular Bell0523 Church Bell0524 Mild CanWave0525 JD Crystal0526 Bell Organ0527 Old DigiBell0528 JD Bell Wave0529 TinyBellWave0530 Vib Wave

0531 JD Brt Digi0532 Med Digi0533 Bagpipe0534 Digital Vox0535 JD WallyWave0536 JD Brusky Lp0537 Bright Form0538 Mild Form0539 JD Nasty0540 Fat SparkVox

No. Wave Name0541 JD Spark Vox0542 JD Cutters0543 SBF Hrd Ld 10544 SBF Hrd Ld 20545 JD EML 5th0546 TB303 Saw HD0547 Custm Saw HD0548 MG Saw HD0549 OB2 Saw HD0550 DigitalSawHD

0551 Calc.Saw0552 Calc.Saw inv0553 Synth Saw0554 JD Syn Saw0555 JD Fat Saw0556 JP-8 Saw0557 P5 Saw HD0558 D-50 Saw0559 Air Wave0560 MG Sqr HD

0561 P5 Sqr HD0562 OB2 Sqr HD0563 Custm Sqr HD0564 106SubOsc HD0565 TB303 Sqr HD0566 Fat Square0567 JP-8 Square0568 JP8 Pls 1 HD0569 JP8 Pls 2 HD0570 JP8 Pls 3 HD

0571 JP8 Pls 4 HD0572 Syn Pulse 10573 Syn Pulse 20574 MG Tri HD0575 700 Triangle0576 Syn Triangle0577 JD Triangle0578 ARP Sine HD0579 Sine0580 Digi Attack

0581 JD Fine Wine0582 Digi Loop 10583 Digi Loop 20584 JD MetalWind0585 Atmosphere0586 DigiSpectrum0587 JD Vox Noise0588 SynVox Noise0589 Shaku Noise0590 Digi Breath

0591 Agogo Noise0592 Polishing Nz0593 Dentist Nz0594 Vinyl Noise0595 White Noise0596 Pink Noise0597 SBF Cym Lp0598 SBF Bell Lp0599 SBF Nz Lp0600 SBF Vox Lp

0601 Aah Formant0602 Eeh Formant0603 Iih Formant0604 Ooh Formant0605 Uuh Formant0606 Metal Vox W10607 Metal Vox L10608 Metal Vox W20609 Metal Vox L20610 Metal Vox W3

0611 Metal Vox L30612 JD Rattles0613 Xylo Seq.0614 JD Tin Wave0615 JD Anklungs0616 JD Shami0617 SynBassClick0618 JD EP Atk0619 EP Release0620 Org Click 1

0621 Org Click 20622 Org Click 30623 Org Click 40624 Org Click 50625 Org Leakage0626 MG Noise Fx0627 JD Sm Metal0628 JDStrikePole0629 Ice Crash0630 JD Switch

No. Wave Name0631 JD Tuba Slap0632 JD Plink0633 JD Plunk0634 TVF Trigger0635 Cutting Nz0636 Ac.Bass Body0637 Flute Pad Nz0638 Applause0639 River0640 Thunder

0641 Monsoon0642 Stream0643 Bubble0644 Bird Song0645 Dog Bark0646 Gallop0647 Vint.Phone0648 Office Phone0649 Mobile Phone0650 Door Creak

0651 Door Slam0652 Car Engine0653 Car Slip0654 Car Pass0655 Crash Seq.0656 Gun Shot0657 Siren0658 Train Pass0659 Airplane0660 Space Voyage

0661 Blow Loop0662 Laugh0663 Scream0664 Punch0665 Heartbeat0666 Footsteps0667 Machine Gun0668 Laser0669 Thunder Lp0670 Ac.Bass Nz 1

0671 Ac.Bass Nz 20672 E.Bass Nz 10673 E.Bass Nz 20674 E.Bass Slide0675 DistGtr Nz 10676 DistGtr Nz 20677 DistGtr Nz 30678 GtrStroke Nz0679 Gtr Fret Nz10680 Gtr Fret Nz2

0681 Gtr Fret Nz30682 ClassicHseHt0683 OrangeHit 10684 OrangeHit 20685 OrangeHit 30686 7th Hit0687 Brassy Hit0688 Drive Hit0689 Filtered Hit0690 Mild Hit

0691 Narrow Hit 10692 Narrow Hit 20693 Euro Hit0694 Dist Hit0695 Thin Beef0696 Tao Hit0697 Smear Hit 10698 Smear Hit 20699 LoFi Min Hit0700 Orch. Hit

0701 Punch Hit0702 O’Skool Hit0703 Philly Hit0704 Scratch 10705 Scratch 20706 Scratch 30707 Scratch 40708 Scratch 50709 Scratch 60710 Scratch 7

0711 Scratch 80712 Scratch 90713 Scratch 100714 MG Zap 10715 MG Zap 20716 MG Zap 30717 MG Zap 40718 MG Zap 50719 MG Zap 60720 MG Zap 7

No. Wave Name0721 MG Zap 80722 MG Zap 90723 MG Zap 100724 MG Zap 110725 MG Blip0726 Beam HiQ0727 MG Attack0728 Syn Low Atk10729 Syn Low Atk20730 Syn Hrd Atk1

0731 Syn Hrd Atk20732 Syn Hrd Atk30733 Syn Hrd Atk40734 Syn Mtl Atk10735 Syn Mtl Atk20736 Syn Swt Atk10737 Syn Swt Atk20738 Syn Swt Atk30739 Syn Swt Atk40740 Syn Swt Atk5

0741 Syn Swt Atk60742 Syn Swt Atk70743 Reg.Kick p L0744 Reg.Kick p R0745 Reg.Kick f L0746 Reg.Kick f R0747 Reg.Kick ffL0748 Reg.Kick ffR0749 Rock Kick p0750 Rock Kick f

0751 Jazz Kick p0752 Jazz Kick mf0753 Jazz Kick f0754 Dry Kick 10755 Tight Kick 10756 Tight Kick 20757 Old Kick0758 Jz Dry Kick0759 Bright Kick0760 Dry Kick 2

0761 Dry Kick 30762 Power Kick0763 R&B Kick L0764 R&B Kick R0765 Rk CmpKick L0766 Rk CmpKick R0767 MaxLow Kick10768 MaxLow Kick20769 MaxLow Kick30770 Dist Kick

0771 FB Kick0772 Rough Kick10773 Rough Kick20774 Rough Kick30775 Click Kick0776 Pick Kick0777 Back Kick0778 Vinyl Kick0779 Low Kick 10780 Boys Kick

0781 Hippie Kick0782 Frenzy Kick0783 PlasticKick10784 Swallow Kick0785 Neck Kick0786 70’s Kick0787 Skool Kick0788 Dance Kick0789 HipHop Kick10790 HipHop Kick2

0791 Pin Kick0792 Low Kick 20793 Low Kick 30794 AnalogKick 10795 PlasticKick20796 PlasticKick30797 TR909 Kick 10798 TR909 Kick 20799 AnalogKick 20800 TR909 Kick 3

0801 AnalogKick 30802 AnalogKick 40803 AnalogKick 50804 AnalogKick 60805 TR606DstKick0806 TR808 Kick0807 TR909 Kick 40808 TR909 Kick 50809 SH32 Kick0810 TR707 Kick

No. Wave Name0811 TR909 Kick 60812 Roll Kick0813 Reg.Snr1 p L0814 Reg.Snr1 p R0815 Reg.Snr1mf L0816 Reg.Snr1mf R0817 Reg.Snr1 f L0818 Reg.Snr1 f R0819 Reg.Snr1ff L0820 Reg.Snr1ff R

0821 Reg.Snr2 p L0822 Reg.Snr2 p R0823 Reg.Snr2 f L0824 Reg.Snr2 f R0825 Reg.Snr2ff L0826 Reg.Snr2ff R0827 Reg.SnrFlm L0828 Reg.SnrFlm R0829 Amb.Snr1 p L0830 Amb.Snr1 p R

0831 Amb.Snr1 f L0832 Amb.Snr1 f R0833 Amb.Snr2 p L0834 Amb.Snr2 p R0835 Amb.Snr2 f L0836 Amb.Snr2 f R0837 Piccolo Snr0838 Maple Snr0839 Natural Snr10840 Natural Snr2

0841 Dry Snr p0842 Dry Snr f0843 Ballad Snr0844 Light Snr p0845 Light Snr f0846 Light Snr ff0847 Light SnrRim0848 Click Snr p0849 Click Snr f0850 Click Snr ff

0851 Rock Snr p0852 Rock Snr mf0853 Rock Snr f0854 Rock Rim p0855 Rock Rim mf0856 Rock Rim f0857 Reg.SnrGst L0858 Reg.SnrGst R0859 Rock Snr Gst0860 Sft Snr Gst

0861 Jazz Snr p0862 Jazz Snr mf0863 Jazz Snr f0864 Jazz Snr ff0865 Jazz Rim p0866 Jazz Rim mf0867 Jazz Rim f0868 Jazz Rim ff0869 Jz Brsh Slap0870 Jz Brsh Swsh

0871 Swish&Turn p0872 Swish&Turn f0873 Snr Roll0874 Snr Roll Lp0875 Soft Jz Roll0876 BrushRoll Lp0877 GoodOld Snr10878 GoodOld Snr20879 GoodOld Snr30880 GoodOld Snr4

0881 GoodOld Snr50882 GoodOld Snr60883 Dirty Snr 10884 Dirty Snr 20885 Dirty Snr 30886 Dirty Snr 40887 Dirty Snr 50888 Dirty Snr 60889 Dirty Snr 70890 Dirty Snr 8

0891 Dirty Snr 90892 Dirty Snr 100893 Grit Snr 10894 Grit Snr 20895 Grit Snr 30896 Grit Snr 40897 LoBit SnrFlm0898 Lo-Bit Snr 10899 Lo-Bit Snr 20900 Lo-Bit Snr 3

242

Page 243: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ウェーブフォーム一覧

Fantom-Xa_j.book 243 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

No. Wave Name0901 BmbCmp Snr0902 MrchCmp Snr0903 Frenzy Snr 10904 Frenzy Snr 20905 Slap Snr 10906 Keen Snr 10907 Reggae Snr0908 DR660 Snr0909 Pop Snr p0910 Pop Snr f

0911 Pop Snr Rim0912 Med Snare0913 Jngl pkt Snr0914 Pocket Snr0915 Flange Snr0916 Slap Snr 20917 Analog Snr 10918 Analog Snr 20919 Analog Snr 30920 Jam Snr

0921 Back Snr0922 Keen Snr 20923 Boys Snr 10924 Slap Snr 30925 Neck Snr0926 Artful Snr0927 Pin Snr0928 Chemical Snr0929 Sizzle Snr0930 Tiny Snare

0931 R&B Snare 10932 R&B Snare 20933 Cross Snr0934 Grave Snr0935 Boys Snr 20936 Boys Snr 30937 Low Down Snr0938 TR909 Snr 10939 TR909 Snr 20940 TR909 Snr 3

0941 TR909 Snr 40942 TR909 Snr 50943 TR909 Snr 60944 TR808 Snr 10945 TR808 Snr 20946 TR808 Snr 30947 TR808 Snr 40948 Lite Snare0949 TR808 Snr 50950 TR808 Snr 6

0951 TR808 Snr 70952 TR606 Snr 10953 TR606 Snr 20954 CR78 Snare0955 Urbn Sn Roll0956 Jngl SnrRoll0957 Reg.Stick L0958 Reg.Stick R0959 Soft Stick0960 Hard Stick

0961 Wild Stick0962 Rock Stick0963 Lo-Bit Stk 10964 Lo-Bit Stk 20965 Lo-Bit Stk 30966 Lo-Bit Stk 40967 Dry Stick 10968 Dry Stick 20969 Dry Stick 30970 Dry Stick 4

0971 Dry Stick 50972 R8 Comp Rim0973 R&B Rim 10974 R&B Rim 20975 R&B Rim 30976 Neck Rim0977 Swag Rim0978 Step Rim0979 R&B Rim 40980 Street Rim

0981 Regular Rim0982 TR909 Rim0983 TR808 Rim0984 Reg.F.Tom p0985 Reg.F.Tom f0986 Reg.L.Tom p0987 Reg.L.Tom f0988 Reg.M.Tom p0989 Reg.M.Tom f0990 Reg.H.Tom p

No. Wave Name0991 Reg.H.Tom f0992 Reg.L.TomFlm0993 Reg.M.TomFlm0994 Reg.H.TomFlm0995 Jazz Lo Tom0996 Jazz Mid Tom0997 Jazz Hi Tom0998 Jazz Lo Flm0999 Jazz Mid Flm1000 Jazz Hi Flm

1001 Sharp Lo Tom1002 Sharp Hi Tom1003 Dry Lo Tom1004 Dry Hi Tom1005 TR909 Tom1006 TR909 DstTom1007 TR808 Tom1008 TR606 Tom1009 Deep Tom1010 Reg.CHH 1 p

1011 Reg.CHH 1 mf1012 Reg.CHH 1 f1013 Reg.CHH 1 ff1014 Reg.CHH 2 mf1015 Reg.CHH 2 f1016 Reg.CHH 2 ff1017 Reg.PHH mf1018 Reg.PHH f1019 Reg.OHH mf1020 Reg.OHH f

1021 Reg.OHH ff1022 Rock CHH1 mf1023 Rock CHH1 f1024 Rock CHH2 mf1025 Rock CHH2 f1026 Rock PHH1027 Rock OHH1028 Lo-Bit CHH 11029 Lo-Bit CHH 21030 Lo-Bit CHH 3

1031 Lo-Bit CHH 41032 Lo-Bit CHH 51033 Modern CHH1034 HipHop CHH 11035 Urban CHH1036 Bang CHH1037 LowDwn CHH1038 Disc CHH1039 Club CHH 11040 HipHop CHH 2

1041 TR909 CHH 11042 TR909 CHH 21043 Shaky CHH1044 Club CHH 21045 TR808 CHH 11046 TR808 CHH 21047 TR606 CHH 11048 TR606 CHH 21049 TR606 DstCHH1050 Lite CHH

1051 CR78 CHH1052 DR55 CHH1053 Neck CHH1054 Dance CHH1055 Street PHH1056 Swallow PHH1057 Hip PHH1058 TR909 PHH 11059 TR909 PHH 21060 TR808 PHH

1061 TR606 PHH 11062 TR606 PHH 21063 Lo-Bit PHH1064 Lo-Bit OHH 11065 Lo-Bit OHH 21066 Lo-Bit OHH 31067 Neck OHH1068 Bang OHH1069 HipHop OHH1070 TR909 OHH 1

1071 TR909 OHH 21072 TR808 OHH 11073 TR808 OHH 21074 TR606 OHH1075 Lite OHH1076 CR78 OHH1077 Crash Cym1 p1078 Crash Cym1 f1079 Crash Cym 21080 Rock Crash 1

No. Wave Name1081 Rock Crash 21082 Splash Cym1083 Jazz Crash1084 TR909 Crash1085 TR606 Cym1086 Ride Cymbal1087 Ride Bell1088 Rock Rd Cup1089 Rock Rd Edge1090 Jazz Ride p

1091 Jazz Ride mf1092 TR909 Ride1093 TR707 Ride1094 China Cymbal1095 Concert Cym1096 Hand Clap1097 Club Clap1098 Short Clap1099 Real Clap1100 Bright Clap

1101 R8 Clap1102 Gospel Clap1103 Amb Clap1104 Hip Clap1105 Funk Clap1106 Group Clap1107 Claptail1108 Planet Clap1109 Royal Clap1110 Happy Clap

1111 TR808 Clap 11112 Disc Clap1113 Dist Clap1114 Old Clap1115 TR909 Clap 11116 TR909 Clap 21117 TR808 Clap 21118 TR707 Clap1119 Cheap Clap1120 Finger Snap

1121 Club FinSnap1122 Single Snap1123 Snap1124 Group Snap1125 Vox Kick 11126 Vox Kick 21127 VoxKickSweep1128 Vox Snare 11129 Vox Snare 21130 Vox Hihat 1

1131 Vox Hihat 21132 Vox Hihat 31133 Vox Cymbal1134 Pa!1135 Chiki!1136 Cowbell1137 Cowbell Mute1138 Wood Block1139 Claves1140 TR808 Claves

1141 CR78 Beat1142 Castanet1143 Whistle1144 Bongo Hi Mt1145 Bongo Hi Slp1146 Bongo Lo Slp1147 Bongo Hi Op1148 Bongo Lo Op1149 Conga Hi Mt1150 Conga Lo Mt

1151 Conga Hi Slp1152 Conga Lo Slp1153 Conga Hi Op1154 Conga Lo Op1155 Conga Slp Op1156 Conga Efx1157 Conga Thumb1158 Timbale 11159 Timbale 21160 Cabasa Up

1161 Cabasa Down1162 Cabasa Cut1163 Maracas1164 808 Maracas1165 R8 Shaker 11166 R8 Shaker 21167 Shaker 11168 Shaker 21169 Bone Shake1170 CR78 Guiro

No. Wave Name1171 Guiro 11172 Guiro 21173 Guiro Long1174 TR727Quijada1175 Vibraslap1176 Tamborine 11177 Tamborine 21178 Tamborine 31179 CR78 Tamb1180 TablaBayam 1

1181 TablaBayam 21182 TablaBayam 31183 TablaBayam 41184 TablaBayam 51185 TablaBayam 61186 TablaBayam 71187 Cajon 11188 Cajon 21189 Cajon 31190 Udo

1191 Udu Pot Hi1192 Udu Pot Slp1193 SprgDrm Hit1194 Op Pandeiro1195 Mt Pandeiro1196 Cuica1197 Timpani p1198 Timpani f1199 Timpani Roll1200 Timpani Lp

1201 ConcertBD p1202 ConcertBD f1203 ConcertBD ff1204 ConcertBD Lp1205 Triangle 11206 Triangle 21207 Tibet Cymbal1208 Slight Bell1209 Wind Chime1210 Crotale

1211 R8 Click1212 Metro Bell1213 Metro Click1214 MC500 Beep 11215 MC500 Beep 21216 DR202 Beep1217 Low Saw11218 Low Saw1 inv1219 Low Saw21220 Low Pulse 1

1221 Low Pulse 21222 Low Square1223 Low Sine1224 Low Triangle1225 Low White Nz1226 Low Pink Nz1227 DC1228 Reverse Cym

243

Page 244: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

24

Fantom-Xa_j.book 244 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

アルペジオ・スタイル/コード・フォーム一覧

USER(ユーザ-・グループ)PRST(プリセット・グループ)

No. Arpeggio Name

001 Basic 1002 Basic 2003 Basic 3004 Basic 4005 2 Tone Up006 3 Tone Up007 4 Tone Up008 2 Tone Down009 3 Tone Down010 4 Tone Down011 4 Tone Up&Down012 Seq Pattern 1013 Seq Pattern 2014 Seq Pattern 3015 Seq Pattern 4016 Seq Pattern 5017 Seq Pattern 6018 Seq Pattern 7019 Seq Pattern 8020 Seq Pattern 9021 Seq Pattern 10022 Seq Pattern 11023 Seq Pattern 12024 Seq Pattern 13025 Seq Pattern 14026 Seq Pattern 15027 Seq Pattern 16028 Seq Pattern 17029 Seq Pattern 18030 Seq Pattern 19031 Seq Pattern 20032 Seq Pattern 21033 Seq Pattern 22034 Seq Pattern 23035 Seq Pattern 24036 Seq Pattern 25037 Seq Pattern 26038 Seq Pattern 27039 Seq Pattern 28040 Seq Pattern 29041 Seq Pattern 30042 Seq Pattern 31043 Seq Pattern 32044 Seq Pattern 33045 Seq Pattern 34046 Seq Pattern 35047 Seq Pattern 36048 Seq Pattern 37049 Seq Pattern 38050 Seq Pattern 39051 Seq Pattern 40052 Seq Pattern 41053 Seq Pattern 42054 Seq Pattern 43055 Seq Pattern 44056 Seq Pattern 45057 Seq Pattern 46058 Seq Pattern 47059 Seq Pattern 48060 Seq Pattern 49061 Seq Pattern 50062 Bassline 1063 Bassline 2064 Bassline 3

No. Arpeggio Name

065 Bassline 4066 Bassline 5067 Bassline 6068 Bassline 7069 Bassline 8070 Bassline 9071 Bassline 10072 Bassline 11073 Bassline 12074 Bassline 13075 Bassline 14076 Bassline 15077 Bassline 16078 Bassline 17079 Bassline 18080 Bassline 19081 Bassline 20082 Bassline 21083 Bassline 22084 Bassline 23085 Bassline 24086 Guitar Arp 1087 Guitar Arp 2088 Guitar Arp 3089 Gtr Backing 1090 Gtr Backing 2091 Gtr Backing 3092 Gtr Backing 4093 Gtr Backing 5094 Key Backing 1095 Key Backing 2096 Key Backing 3097 Key Backing 4098 Key Backing 5099 Key Backing 6100 Key Backing 7101 Key Backing 8102 Key Backing 9103 Key Backing 10104 Key Backing 11105 Key Backing 12106 Key Backing 13107 Key Backing 14108 Key Backing 15109 Key Backing 16110 Phrase Backing 1111 Phrase Backing 2112 Phrase Backing 3113 Phrase Backing 4114 Phrase Backing 5115 Phrase Backing 6116 Phrase Backing 7117 Phrase Backing 8118 Phrase Backing 9119 Phrase Backing10120 Phrase Backing11121 Phrase Backing12122 Phrase Backing13123 Phrase Backing14124 Whole Note Trig125 Half Note Trig126 Graphic Pattern1127 Graphic Pattern2128 Graphic Pattern3

※ アルペジオ・スタイルはプリセット、ユーザ-・グループで共通です。

アルペジオ・スタイル一覧

4

USER(ユーザ-・グループ)PRST(プリセット・グループ)No. ChordName コードフォーム構成音(C4押鍵時)

001 C C4, E4, G4002 C 6 C4, E4, G4, A4003 C Maj 7 C4, E4, G4, B4004 C Maj 9 C4, E4, G4, B4, D5005 C 6/9 C4, E4, G4, A4, D5006 C aug C4, E4, G#4007 C -5 C4, E4, F#4008 C 7 C4, E4, G4, A#4009 C 7+5 C4, E4, G#4, A#4010 C 7-5 C4, E4, F#4, A#4011 C 7-9 C4, E4, G4, A#4, C#5012 C 9 C4, E4, G4, A#4, D5013 C 7+9 C4, E4, G4, A#4, D#5014 C 9+5 C4, E4, G#4, A#4, D5015 C 9-5 C4, E4, F#4, A#4, D5016 C 11 C4, E4, G4, A#4, D5, F5017 C +11 C4, E4, G4, A#4, D5, F#5018 C 13 C4, E4, G4, A#4, D5, F5, A5019 C 13+11 C4, E4, G4, A#4, D5, F#5, A5020 C m C4, D#4, G4021 C m6 C4, D#4, G4, A4022 C m Maj7 C4, D#4, G4, B4023 C m Maj9 C4, D#4, G4, B4, D5024 C m 6/9 C4, D#4, G4, A4, D5025 C m7 C4, D#4, G4, A#4026 C m7-5 C4, D#4, F#4, A#4027 C m9 C4, D#4, G4, A#4, D5028 C m9-5 C4, D#4, F#4, A#4, D5029 C dim7 C4, D#4, F#4, A4030 C dim9 C4, D#4, F#4, A4, D5031 C sus4 C4, F4, G4032 C 7sus4 C4, F4, G4, A#4033 General 1 C3, G3, C4, E4034 General 2 C3, G3, C4, D#4035 General 3 C3, F3, A#4, D4036 General 4 C3, G3, A#4, C4, D#4037 General 5 C3, G3, A#4, D4, F4038 General 6 C3, G#3, C4, D#4, G4039 General 7 C3, B3, D4, E4, G4040 General 8 C3, A#3, D4, E4, A4041 General 9 C3, A#3, D4, F4, A4042 General 10 C3, A#3, E4, A4, C5043 General 11 C3, A#3, D4, D#4, G4044 General 12 C3, A3, D4, D#4, G4045 General 13 C3, A3, D4, G4046 General 14 C2, G3, D#4, A#4, D5, F5047 Cluster A#2, F3, G3, C4048 For Arpeggio 1 C2, E2, G2, C3, E3, G3, C4, E4, G4049 For Arpeggio 2 C2, D#2, G2, C3, D#3, G3, C4, D#4, G4050 For Arpeggio 3 C2, G2, C3, G3, C4, G4, C5, G5, C6051 For Arpeggio 4 C2, G#2, C3, G#3, C4, G#4, C5, G#5, C6052 Oct Stack 1 C4, C5053 Oct Stack 2 C3, C4054 5th Stack 1 C4, G4055 5th Stack 2 G3, C4056 4th Stack 1 C4, F4057 4th Stack 2 F3, C4058 Blue note Scale C4, D#4, F4, F#4, G4, A#4059 Bali Scale C4, C#4, D#4, G4, G#4060 Chinese Scale C4, D4, E4, G4, A4061 Japanese Scale C4, C#4, F4, G4, A#4062 Ryukyu Scale C4, E4, F4, G4, B4063 Gypsy Scale C4, C#4, E4, F4, G4, G#4, B4064 Spanish Scale C4, C#4, E4, F4, G4, G#4, A#4

※ コード・フォームはプリセット、ユーザ-・グループで共通です。

※ 1 ~ 32は基本コード

※ 33 ~64 はアルペジオ・スタイルに効果的なコード

コード・フォーム一覧

Page 245: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 245 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズム・グループ一覧

USER(ユーザ-・グループ) PRST(プリセット・グループ)

※ 名称の先頭に *が付いている音色データ(リズム・グループ、リズム・セット)はプリセット・サンプルを使用しています。よって、これらの音色データを発音させるためにはプリセット・サンプルが本体にロードされている必要があります。

No. Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

01 Pop 1 USER:001 StandardKit3 BPM112

02 Pop 2 PRST:001 StandardKit1 BPM120

03 Pop 3 PRST:002 StandardKit2 BPM121

04 Pop 4 PRST:020 Nu Technica BPM098

05 Pop 5 PRST:004 Rock Kit 1 BPM080

06 Pop 6 PRST:001 StandardKit1 BPM118

07 Pop 7 PRST:001 StandardKit1 BPM096

08 Rock 1 PRST:004 Rock Kit 1 BPM120

09 Rock 2 PRST:004 Rock Kit 1 BPM100

10 Fusion PRST:001 StandardKit1 BPM112

11 Funk PRST:001 StandardKit1 BPM103

12 Jazz PRST:006 Brash Jz Kit BPM224

13 HipHop 1 PRST:010 HipHop Kit 1 BPM090

14 HipHop 2 PRST:009 Limiter Kit BPM090

15 R&B 1 PRST:014 R&B Kit BPM120

16 R&B 2 PRST:012 HipHop&Latin BPM090

17 Break Beats PRST:011 Hip Hop Kit2 BPM155

18 Big Beat PRST:005 Rock Kit 2 BPM115

19 Drum’n’Bass PRST:018 Kit-Euro:Pop BPM160

20 2 Step PRST:018 Kit-Euro:Pop BPM132

21 Trance PRST:021 Machine Kit2 BPM136

22 Techno PRST:022 ArtificalKit BPM135

23 Electro PRST:008 909 808 Kit BPM120

24 Hardcore PRST:022 ArtificalKit BPM200

25 House PRST:019 House Kit BPM125

26 Disco PRST:003 StandardKit3 BPM120

27 Reggae PRST:001 StandardKit1 BPM078

28 Bossa PRST:001 StandardKit1 BPM120

29 Latin PRST:001 StandardKit1 BPM090

30 EL Samba PRST:020 Nu Technica BPM120

31 Tabla Phrases PRST:032 Scrh&Voi&Wld BPM120

32 *Graceful USER:032 *PrstSmplKit BPM140

No. Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

01 Pop 1 PRST:002 StandardKit2 BPM112

02 Pop 2 PRST:001 StandardKit1 BPM120

03 Pop 3 PRST:002 StandardKit2 BPM121

04 Pop 4 PRST:020 Nu Technica BPM098

05 Pop 5 PRST:004 Rock Kit 1 BPM080

06 Pop 6 PRST:001 StandardKit1 BPM118

07 Pop 7 PRST:001 StandardKit1 BPM096

08 Rock 1 PRST:004 Rock Kit 1 BPM120

09 Rock 2 PRST:004 Rock Kit 1 BPM100

10 Fusion PRST:001 StandardKit1 BPM112

11 Funk PRST:001 StandardKit1 BPM103

12 Jazz PRST:006 Brash Jz Kit BPM224

13 HipHop 1 PRST:010 HipHop Kit 1 BPM090

14 HipHop 2 PRST:009 Limiter Kit BPM090

15 R&B 1 PRST:014 R&B Kit BPM120

16 R&B 2 PRST:012 HipHop&Latin BPM090

17 Break Beats PRST:011 Hip Hop Kit2 BPM155

18 Big Beat PRST:005 Rock Kit 2 BPM115

19 Drum’n’Bass PRST:018 Kit-Euro:Pop BPM160

20 2 Step PRST:018 Kit-Euro:Pop BPM132

21 Trance PRST:021 Machine Kit2 BPM136

22 Techno PRST:022 ArtificalKit BPM135

23 Electro PRST:008 909 808 Kit BPM120

24 Hardcore PRST:022 ArtificalKit BPM200

25 House PRST:019 House Kit BPM125

26 Disco PRST:003 StandardKit3 BPM120

27 Reggae PRST:001 StandardKit1 BPM078

28 Bossa PRST:001 StandardKit1 BPM120

29 Latin PRST:001 StandardKit1 BPM090

30 EL Samba PRST:020 Nu Technica BPM120

31 Tabla Phrases PRST:032 Scrh&Voi&Wld BPM120

32 Perc Phrases PRST:031 Percussion BPM120

245

Page 246: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

24

Fantom-Xa_j.book 246 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

リズム・パターン一覧

No. Pattern Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

001 Pop 1-1

002 Pop 1-2

003 Pop 1-3

004 Pop 1-4 PRST:002 StandardKit2 BPM112

005 Pop 1-5 (USER:001 StandardKit3)

006 Pop 1-6

007 Pop 1-7

008 Pop 1-8

009 Pop 2-1

010 Pop 2-2

011 Pop 2-3

012 Pop 2-4 PRST:001 StandardKit1 BPM120

013 Pop 2-5

014 Pop 2-6

015 Pop 2-7

016 Pop 2-8

017 Pop 3-1

018 Pop 3-2

019 Pop 3-3

020 Pop 3-4 PRST:002 StandardKit2 BPM121

021 Pop 3-5

022 Pop 3-6

023 Pop 3-7

024 Pop 3-8

025 Pop 4-1

026 Pop 4-2

027 Pop 4-3

028 Pop 4-4 PRST:020 Nu Technica BPM098

029 Pop 4-5

030 Pop 4-6

031 Pop 4-7

032 Pop 4-8

033 Pop 5-1

034 Pop 5-2

035 Pop 5-3

036 Pop 5-4 PRST:004 Rock Kit 1 BPM080

037 Pop 5-5

038 Pop 5-6

039 Pop 5-7

040 Pop 5-8

041 Pop 6-1

042 Pop 6-2

043 Pop 6-3

044 Pop 6-4 PRST:001 StandardKit1 BPM118

045 Pop 6-5

046 Pop 6-6

047 Pop 6-7

048 Pop 6-8

049 Pop 7-1

050 Pop 7-2

051 Pop 7-3

052 Pop 7-4 PRST:001 StandardKit1 BPM096

053 Pop 7-5

054 Pop 7-6

055 Pop 7-7

056 Pop 7-8

057 Rock 1-1

058 Rock 1-2

059 Rock 1-3

060 Rock 1-4 PRST:004 Rock Kit 1 BPM120

061 Rock 1-5

062 Rock 1-6

063 Rock 1-7

064 Rock 1-8

065 Rock 2-1

066 Rock 2-2

067 Rock 2-3

068 Rock 2-4 PRST:004 Rock Kit 1 BPM100

069 Rock 2-5

070 Rock 2-6

071 Rock 2-7

072 Rock 2-8

073 Fusion 1

074 Fusion 2

075 Fusion 3

076 Fusion 4 PRST:001 StandardKit1 BPM112

077 Fusion 5

078 Fusion 6

079 Fusion 7

080 Fusion 8

081 Funk 1

082 Funk 2

083 Funk 3

084 Funk 4 PRST:001 StandardKit1 BPM103

085 Funk 5

086 Funk 6

087 Funk 7

088 Funk 8

089 Jazz 1

090 Jazz 2

091 Jazz 3

092 Jazz 4 PRST:006 Brash Jz Kit BPM224

093 Jazz 5

094 Jazz 6

095 Jazz 7

096 Jazz 8

097 Hip Hop 1-1

098 Hip Hop 1-2

099 Hip Hop 1-3

100 Hip Hop 1-4 PRST:010 HipHop Kit 1 BPM090

101 Hip Hop 1-5

102 Hip Hop 1-6

103 Hip Hop 1-7

104 Hip Hop 1-8

105 Hip Hop 2-1

106 Hip Hop 2-2

107 Hip Hop 2-3

108 Hip Hop 2-4 PRST:009 Limiter Kit BPM090

109 Hip Hop 2-5

110 Hip Hop 2-6

111 Hip Hop 2-7

112 Hip Hop 2-8

113 R&B 1-1

114 R&B 1-2

115 R&B 1-3

116 R&B 1-4 PRST:014 R&B Kit BPM120

117 R&B 1-5

118 R&B 1-6

119 R&B 1-7

120 R&B 1-8

121 R&B 2-1

122 R&B 2-2

123 R&B 2-3

124 R&B 2-4 PRST:012 HipHop&Latin BPM090

125 R&B 2-5

126 R&B 2-6

127 R&B 2-7

128 R&B 2-8

129 Break Beats 1

130 Break Beats 2

131 Break Beats 3

132 Break Beats 4 PRST:011 Hip Hop Kit2 BPM155

133 Break Beats 5

134 Break Beats 6

135 Break Beats 7

136 Break Beats 8

137 Big Beat 1

138 Big Beat 2

139 Big Beat 3

140 Big Beat 4 PRST:005 Rock Kit 2 BPM115

141 Big Beat 5

142 Big Beat 6

143 Big Beat 7

144 Big Beat 8

No. Pattern Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

6

Page 247: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

リズム・パターン一覧

Fantom-Xa_j.book 247 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

USER(ユーザ-・グループ)

※ 名称の先頭に *が付いている音色データ(リズム・パターン、リズム・セット)はプリセット・サンプルを使用しています。よって、これらの音色データを発音させるためにはプリセット・サンプルが本体にロードされている必要があります。

PRST(プリセット・グループ)

145 Drum’n’Bass 1

146 Drum’n’Bass 2

147 Drum’n’Bass 3

148 Drum’n’Bass 4 PRST:018 Kit-Euro:Pop BPM160

149 Drum’n’Bass 5

150 Drum’n’Bass 6

151 Drum’n’Bass 7

152 Drum’n’Bass 8

153 2 Step 1

154 2 Step 2

155 2 Step 3

156 2 Step 4 PRST:018 Kit-Euro:Pop BPM132

157 2 Step 5

158 2 Step 6

159 2 Step 7

160 2 Step 8

161 Trance 1

162 Trance 2

163 Trance 3

164 Trance 4 PRST:021 Machine Kit2 BPM136

165 Trance 5

166 Trance 6

167 Trance 7

168 Trance 8

169 Techno 1

170 Techno 2

171 Techno 3

172 Techno 4 PRST:022 ArtificalKit BPM135

173 Techno 5

174 Techno 6

175 Techno 7

176 Techno 8

177 Electro 1

178 Electro 2

179 Electro 3

180 Electro 4 PRST:008 909 808 Kit BPM120

181 Electro 5

182 Electro 6

183 Electro 7

184 Electro 8

185 Hardcore 1

186 Hardcore 2

187 Hardcore 3

188 Hardcore 4 PRST:022 ArtificalKit BPM200

189 Hardcore 5

190 Hardcore 6

191 Hardcore 7

192 Hardcore 8

193 House 1

194 House 2

195 House 3

196 House 4 PRST:019 House Kit BPM125

197 House 5

198 House 6

199 House 7

200 House 8

201 Disco 1

202 Disco 2

203 Disco 3

204 Disco 4 PRST:003 StandardKit3 BPM120

205 Disco 5

206 Disco 6

207 Disco 7

208 Disco 8

209 Reggae 1

210 Reggae 2

211 Reggae 3

212 Reggae 4 PRST:001 StandardKit1 BPM078

213 Reggae 5

214 Reggae 6

215 Reggae 7

216 Reggae 8

No. Pattern Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

217 Bossa 1

218 Bossa 2

219 Bossa 3

220 Bossa 4 PRST:001 StandardKit1 BPM120

221 Bossa 5

222 Bossa 6

223 Bossa 7

224 Bossa 8

225 Latin 1

226 Latin 2

227 Latin 3

228 Latin 4 PRST:001 StandardKit1 BPM090

229 Latin 5

230 Latin 6

231 Latin 7

232 Latin 8

233 El Samba 1

234 El Samba 2

235 El Samba 3

236 El Samba 4 PRST:020 Nu Technica BPM120

237 El Samba 5

238 El Samba 6

239 El Samba 7

240 El Samba 8

241 Tabla Phrase 1

242 Tabla Phrase 2

243 Tabla Phrase 3

244 Tabla Phrase 4 PRST:032 Scrh&Voi&Wld BPM120

245 Tabla Phrase 5

246 Tabla Phrase 6

247 Tabla Phrase 7

248 Tabla Phrase 8

No. Pattern Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

249 *Graceful 1

250 *Graceful 2

251 *Graceful 3

252 *Graceful 4 USER:032 *PrstSmpl Kit BPM140

253 *Graceful 5

254 *Graceful 6

255 *Graceful 7

256 *Graceful 8

No. Pattern Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

249 Perc Phrase 1

250 Perc Phrase 2

251 Perc Phrase 3

252 Perc Phrase 4 PRST:031 Percussion BPM120

253 Perc Phrase 5

254 Perc Phrase 6

255 Perc Phrase 7

256 Perc Phrase 8

No. Pattern Name 推奨リズム・セット 推奨テンポ(BPM)

247

Page 248: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

24

Fantom-Xa_j.book 248 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

MIDI について

MIDI(ミディ:Musical Instruments Digital Interface)とは、電子楽器やコンピューターの間で演奏などの情報をやりとりできる統一規格です。MIDI コネクターを持つ機器同士をMIDI ケーブルで接続すると、1台のMIDI キーボードで複数の楽器を鳴らす、複数のMIDI 楽器をアンサンブルで演奏する、曲の演奏の進行に合わせて自動的に設定を変える、などができるようになります。

Fantom-Xa を鍵盤での演奏だけで使う場合、MIDI について詳しい知識がなくても簡単に使えるようになっていますが、外部MIDI 機器を使って Fantom-Xa を鳴らすなど、より使いこなしていきたい方のために、以下にMIDI に関する説明をします。

Fantom-Xa のMIDI コネクターには次の 3種類があり、それぞれ働きが異なります。fig.MidiCon

MIDI INコネクター外部のMIDI 機器から送られてくるMIDI 情報を受信します。MIDI情報を受信した Fantom-Xa は、音を出す、音色を切り替えるなどの動作をします。

MIDI OUTコネクター外部のMIDI 機器に対してMIDI 情報を送信します。Fantom-Xa は、MIDI OUTから鍵盤コントローラー部の演奏情報を送信する、いろいろな設定の内容を保存するための情報を送信するときなどに使います。

MIDI THRU コネクターMIDI INで受信したメッセージを、そのまま外部 MIDI機器へ送信します。複数のMIDI 機器を同時に使用するときなどに使います。

MIDI では、多くの演奏情報を 1本のMIDI ケーブルでやりとりできます。これを可能にしているのがMIDI チャンネルです。MIDI チャンネルを使うことで、多くの情報の中から必要とする情報を選ぶことができます。MIDI チャンネルはテレビのチャンネルと似ています。テレビでチャンネルを変えると、いろいろな放送局の番組を見ることができます。これは、送られてきたいくつかの放送局の情報をテレビで選んでいるためです。MIDI でも同様に、送られてきた情報の中からその機種に必要な情報を選んで使います。

fig.MidiCh1.j

MIDI チャンネルには 1から 16までのチャンネルがあります。通常は、送信側のMIDI チャンネルの中で必要なチャンネルだけを使うように受信側で設定しておきます。

例:

送信側は 1チャンネルと 2チャンネルを送信し、音源Aは 1チャンネルだけを、音源Bは 2チャンネルだけを受信するように設定しておきます。こうすることにより、音源Aはギター、音源Bはベースといったアンサンブル演奏ができるようになります。fig.MidiCh2.j

Fantom-Xa を音源モジュールとして使うとき、最大 16チャンネル分使えます。Fantom-Xa のように 1台で複数のチャンネルを受信し、それぞれ演奏できる音源モジュールのことをマルチティンバー音源といいます。

MIDI コネクターについて

MIDI チャンネルとマルチティンバー音源について

アンテナからのケーブルには、いろいろな 放送局のテレビ情報が通っています。

見たい放送局のチャンネルに合わせます。

放送局 B

放送局 A

放送局 C

MIDI OUT MIDI IN MIDI THRU

MIDI IN

受信チャンネル:1

受信チャンネル:2

音源A

音源B

送信チャンネル:1、2

MIDIキーボード

GM

GM(General MIDI)とは、音源のMIDI 機能の仕様を、メーカーを越えて標準化することを目的とした推奨規定です。GMに合致した音源やミュージックデータにはGMマーク

( )が付いており、GM マークの付いたミュージック

データは、GMマーク付きの音源であればどれでもほぼ同じ演奏表現ができます。

GM2

GM2( )は、より高度な演奏表現と互換性を実現させ

るために決められた、GMの上位互換の推奨規定です。従来のGMで規定されていなかった音色のエディットやエフェクトなどの動作仕様が細かく規定され、音色も拡張されています。GM2に対応する音源は、GM、GM2のどちらのマークの付いたミュージックデータも、正しく再生できます。

なお、GM2の追加規定を含まない従来のGM を「GM1」と呼んで、両者を区別することがあります。

8

Page 249: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

MIDI インプリメンテーション・チャートファンクション... 送   信 受   信 備   考

(音源セクション) Model Fantom-Xa

Date : Aug. 1, 2004Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート

Fantom-Xa_j.book 249 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

MIDI インプリメンテーション・チャート ベーシック チャンネル

モード

ノート ナンバー

ベロシティ

アフター タッチ

ピッチ・ベンド

コントロール チェンジ

プログラム チェンジ

エクスクルーシブ

コモン

リアル タイム

その他

備考

電源ON時 設定可能

電源ON時 メッセージ 代用

:音域

ノート・オン ノート・オフ

キー別 チャンネル別

0, 32 1 2 4 5

6, 38 7 8 10 11 16 17 18 19 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 80 81 82 83 84 91 92 93 94 95

1~31, 64~95 98, 99

100, 101

:設定可能範囲

:ソング・ポジション :ソング・セレクト :チューン

:クロック :コマンド

:オール・サウンド・オフ :リセット・オール・コントローラー :ローカルON/OFF :オール・ノート・オフ :アクティブ・センシング :システム・リセット

1~16 1~16

モード3 モノ、ポリ

○ ○

0~127

× ○

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×

*1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ × × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (Tone 1 Level) ○ (Tone 2 Level) ○ (Tone 3 Level) ○ (Tone 4 Level) ○ ○ (Reverb) × ○ (Chorus) × × ○ × ○

*1 *1 *1 *1 *1 *1

○        *1  **************

× × ×

× ×

× ○        *3 × ○        *3 ○        *1 ×

1~16 1~16

モード3 モード3, 4(M=1)

○ ○

0~127 0~127

○        *1 ○        *1

○        *1

○        *1  0~127

○        *1

× × ×

× ×

○ ○ × ○(123~127) ○ ×

バンク・セレクト モジュレーション ブレス・タイプ フット・タイプ ポルタメント・タイム データ・エントリー ボリューム バランス パンポット エクスプレッション 汎用操作子1 汎用操作子2 汎用操作子3 汎用操作子4 ホールド1 ポルタメント ソステヌート ソフト レガート・フットスイッチ ホールド2 サウンド・バリエーション レゾナンス リリース・タイム アタック・タイム カットオフ ディケイ・タイム ビブラート・レイト ビブラート・デプス ビブラート・ディレイ 汎用操作子5 汎用操作子6 汎用操作子7 汎用操作子8 ポルタメント・コントロール 汎用エフェクト1 トレモロ 汎用エフェクト3 セレステ フェーザー Pedal, Knob, D Beam NRPN LSB, MSB RPN LSB, MSB

*1 ○×切り換え可能 *2 M≠1の場合もM=1として扱う

*3 V-LINKオン時のみ送信可能

**************

**************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ モード 3 : オムニ・オフ、ポリ

O : あり X : なし

モード 2 : オムニ・オン、モノ モード 4 : オムニ・オフ、モノ

プログラム・ナンバー1~128

*2

記憶可能

249

Page 250: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

MIDI インプリメンテーション・チャート

(シーケンサー・セクション) Date : Aug. 1, 2004

Fantom-Xa_j.book 250 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

ファンクション...

ベーシック チャンネル

モード

ノート ナンバー

ベロシティ

アフター タッチ

ピッチ・ベンド

コントロール チェンジ

プログラム チェンジ

エクスクルーシブ

コモン

リアル タイム

その他

備考

送   信 受   信 備   考

電源ON時 設定可能

電源ON時 メッセージ 代用

:音域

ノート・オン ノート・オフ

キー別 チャンネル別

0~119

:設定可能範囲

:クォーター・フレーム :ソング・ポジション :ソング・セレクト :チューン

:クロック :コマンド

:オール・サウンド・オフ :リセット・オール・コントローラー :ローカルON/OFF :オール・ノート・オフ :アクティブ・センシング :システム・リセット

全チャンネル ×

× ×

○ ○

0~127

○ ○

○ ○ *1

○ **************

○        *1 ○        *1 × ○

○        *1 ○        *1

○ ○ ×        *2 ○        *3 ○ ×

全チャンネル 1~16

× ×

○ ○

0~127 0~127

○        *1 ○        *1

○        *1

○        *1  0~127

○        *1

○        *2 ○        *1 × ○

○        *1 ○        *1

○ ○ × ○ (123~127)  *3 ○ ×

*1 ○×切り換え可能。 *2 受信しても記憶/送信はしないが、マイクロスコープで作成して送信することは可能。 *3 モード・メッセージ(123~127)は、オール・ノート・オフの処理をしたうえで、記憶/送信する。 オール・ノート・オフ自体は記憶/送信しないが、マイクロスコープで作成して送信することは可能。

Model Fantom-Xa Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート

**************

**************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ モード 3 : オムニ・オフ、ポリ

O : あり X : なし

モード 2 : オムニ・オン、モノ モード 4 : オムニ・オフ、モノ

ベーシック・チャンネル を持たない

250

Page 251: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 251 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

主な仕様

Fantom-Xa:シンセサイザー・キーボード(GM2システム対応)

●鍵盤

61鍵(ベロシティー対応)

■音源部

●最大同時発音数

128音(サンプリング部と共通)

●パート数

16パート

●波形メモリー

64Mバイト(16 ビット・リニア換算時)

●ウエーブフォーム

1,228種類

●プリセット・メモリー

パッチ:768+ 256(GM2)

リズム・セット:36+ 9(GM2)

パフォーマンス:64

●ユーザー・メモリー

パッチ:256

リズム・セット:32

パフォーマンス:64

●カード・メモリー(PCカード)

パッチ:256

リズム・セット:32

パフォーマンス:64

●エフェクト

マルチエフェクト:3系統 78種類

コーラス:3種類

リバーブ:5種類

インプット・エフェクト:6種類

マスタリング・エフェクト:3バンド・コンプレッサー

■サンプリング部

●サンプリング方式

16ビット・リニア(ファイル形式:.WAV/.AIFF)

●サンプリング周波数

44.1kHz固定

●最大サンプリング時間

• DIMM拡張していないとき(4Mバイト)

モノ:約 47秒(ステレオ:約 23.5 秒)

• DIMM最大拡張時(516M バイト)

モノ:約 102分、ステレオ約 51 分

●サンプル数

ユーザー・メモリー:2,000(合計約 16M バイトまで)

カード・メモリー:7,000(PC カード使用時)

■シーケンサー部

●トラック数

フレーズ・トラック(16MIDI チャンネル/トラック):16

テンポ・トラック:1

ビート・トラック:1

パターン:100

●分解能

480ティック/ 4分音符

●テンポ

5 ~ 300

●最大記憶音数

約 400,000音

●ソング長

9,998小節

●レコーディング方式

リアルタイム・レコーディング、ステップ・レコーディング

251

Page 252: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

主な仕様

Fantom-Xa_j.book 252 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

■その他

●アルペジオ

プリセット:128

ユーザー:128

●リズム・パターン

プリセット:256(32グループ)

ユーザー:256(32グループ)

●コード・メモリー

プリセット:64

ユーザー:64

●ディスプレイ

240× 64ドット(バックライト付グラフィック LCD)

●パッド・ボタン

10個(トリガー機能/カテゴリー選択/テン・キー)

●コントローラー

ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー

コントロールつまみ× 4

アサイナブル・スイッチ× 2

D BEAMコントローラー

●接続端子

ヘッドホン・ジャック

A(MIX)アウトプット・ジャック(L/MONO、R):標準タイプ

Bアウトプット・ジャック(L、R):標準タイプ

インプット・ジャック(L/MONO/MIC、R):標準タイプ

ホールド・ペダル・ジャック(ハーフ・ペダル対応)

コントロール・ペダル・ジャック(アサイナブル)

MIDI コネクター(IN、OUT、THRU)

USBコネクター(ファイル転送及びMIDI に対応)

AC アダプター・ジャック

●拡張スロット

• 内蔵音源波形拡張/パッチ拡張

SRX エクスパンション・ボード:1スロット

• サンプリング・メモリー拡張

DIMM:1スロット(128M バイト、256Mバイト、512M バイト(3.3V)に対応)

●外部メモリー

PCカード:1 スロット

(スマートメディア、コンパクトフラッシュ等のPC カード・アダプターに対応)

●電源

DC9V(ACアダプター)

●消費電流

1,200mA

●外形寸法

1065(幅)×358(奥行)× 114(高さ)mm

●質量

10.9kg(ACアダプターを除く)

●付属品

取扱説明書

CD-ROM(専用エディター/ライブラリアン、USB-MIDI ドライバー)

PCカード・プロテクター

AC アダプター(PSB-1U)

保証書

ローランド ユーザー登録カード

●別売品

ウエーブ・エクスパンション・ボード:SRX シリーズ

キーボード・スタンド:KS-12

ペダル・スイッチ:DP-2、DP-8

フット・スイッチ:BOSS FS-5U

エクスプレッション・ペダル:EV-5

962a

※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

984

※ この機器のMIDI 動作仕様をくわしく説明した「MIDI インプリメンテーション」(別売)があります。プログラミング等で必要なかたは、販売店に注文してください。

252

Page 253: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

Fantom-Xa_j.book 253 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

索引

記号.SVQ ............................................................................... 204.WAV .................................................................... 105, 204

数字2 BAND CHORUS ..................................................... 1742 BAND FLANGER .................................................... 1742 BAND STEP FLANGER ....................................... 1752VOICE PITCH SHIFTER ........................................ 1833D CHORUS ................................................................ 1733D DELAY .................................................................... 1803D FLANGER .............................................................. 1733D STEP FLANGER ................................................. 1733Dエフェクト ............................................................. 1883TAP PAN DELAY .................................................... 1784TAP PAN DELAY .................................................... 178

AAccent ...................................................................... 88, 96A-Env Level 1 ~3 ............................................... 48, 64A-Env T1 V-Sens ................................................. 48, 64A-Env T4 V-Sens ................................................. 48, 64A-Env Time 1 ~4 ................................................. 48, 64A-Env Time KF .............................................................. 48Aftertouch Time Ctrl Sens ........................................ 58AIFF ...................................................................... 105, 204Alter Pan Depth ........................................................... 48Alternate Pan Depth ................................................... 64AMP ............................................................................... 109Analog Feel .................................................................... 40Arp/Rhythm Sync Switch ....................................... 200Asgn ................................................................................ 74Assign Type .................................................................. 58ASSIGNABLE

D ビーム .................................................................... 82ASSIGNABLEスイッチ

設定 ............................................................................ 84Attack ............................................................................ 191Attack Time Offset ...................................................... 40Auto Chop ................................................................... 111AUTO PAN .................................................................. 169Auto Trigger Level .................................................... 100AUTO WAH ................................................................. 167

BBase Note .................................................................... 118Beat

Auto Chop ............................................................. 111Beat Indicator Mode ................................................. 200Bend ................................................................................ 74Bender and Modulation Part Select .................... 195

Bias .................................................................................. 47Bias Direction ................................................................ 47Bias Level ....................................................................... 47Bias Position ................................................................. 47Booster 1&2, 3&4 ...................................................... 39Brightness Ctrl ........................................................... 213

CCard Format ................................................................. 205Center Feedback ....................................................... 189Center Level ................................................................ 189Change Channel ........................................................ 139Change Duration ........................................................ 140Change Velocity ......................................................... 139Character ...................................................................... 190CHOP ............................................................................. 110Chop Type ................................................................... 111CHORUS ...................... 171 ~174, 184~ 187, 189Chorus ............................................................................ 74Chorus Level .......................................... 159, 161, 189Chorus Output Assign ................................. 159, 161Chorus Output Select ................................... 159, 161Chorus Send Level ........................................... 81, 202Chorus Source ................................................ 159, 161Chorus Type .......................................... 159, 161, 189Clip 1 Note No. ........................................................... 213Clip Filter ....................................................................... 213Coarse ............................................................................. 74Color Cb Ctrl ............................................................... 213Color Cr Ctrl ................................................................. 213COMBINE ..................................................................... 111COMPRESSOR ........................................................... 176Continuous Hold Pedal .................................... 85, 195CONTROL PEDAL ....................................................... 85Control Pedal Assign ....................................... 85, 195Control Pedal Polarity ...................................... 85, 195Control Switch .............................................................. 42Copy ......................................................... 137, 148, 205Count In ........................................................................ 124Create ............................................................................ 147CTRL 1 ~4 Destination 1 ~4 .............................. 49CTRL 1 ~4 Sens 1 ~ 4 .......................................... 50CTRL 1 ~4 Source ................................................... 49CTRL 1 ~4 Switch 1~ 4 ....................................... 50Ctrl Tx Ch ..................................................................... 213Curve ............................................................................... 75Cutoff .................................................................... 81, 202Cutoff Freq .................................................................. 189Cutoff Frequency ................................................. 45, 62Cutoff Keyfollow .......................................................... 45Cutoff Offset ................................................................. 40Cutoff V-Curve ...................................................... 46, 62Cutoff V-Sens ....................................................... 46, 62

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索引

Fantom-Xa_j.book 254 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

DD Beam Part Select ................................................... 201D Beam Sens .............................................................. 201Data Thin ...................................................................... 143Default File Type ........................................................ 193DELAY .......................... 177~ 181, 185~187, 189Delay ...................................................................... 75, 189Delay Feedback ......................................................... 190Delay Time ...................................................................... 52Delay Time KF ............................................................... 52Delete ................................................................... 136, 205Density .......................................................................... 190Depth ..................................................................... 75, 189Destination ................................................................... 162Device ID ...................................................................... 197Diffusion ....................................................................... 190Dissolve Time .............................................................. 213DISTORTION ..................................................... 175, 185Dly Center .................................................................... 189Dly Left ......................................................................... 189Dly Right ....................................................................... 189Duration ................................................................... 88, 96D ビーム・コントローラー ............................... 80, 121

EEMPHASIS ................................................................... 108End

サンプリング .......................................................... 106End Point ............................................................ 125, 133ENHANCER ........................................................ 166, 186Envelope ......................................................................... 19EQUALIZER ................................................................. 165Erase .................................................................... 136, 147Exchange ...................................................................... 143Extract ........................................................................... 141

FFade Ctrl ....................................................................... 213Fade Mode .................................................................... 53Fade Time ....................................................................... 53Fantom-X エディター ................................................ 210Fantom-X ライブラリアン ........................................ 210Feedback ...................................................................... 189F-Env Depth ........................................................... 46, 63F-Env Level 0 ~4 ................................................ 46, 63F-Env T1 V-Sens .................................................. 46, 63F-Env T4 V-Sens .................................................. 46, 63F-Env Time 1 ~4 ................................................. 46, 63F-Env Time KF .............................................................. 46F-Env V-Curve ....................................................... 46, 63F-Env V-Sens ........................................................ 46, 63File Utility ...................................................................... 204FILTER .......................................................................... 166

Filter Type ................................... 45, 62, 81, 189, 202Fine ................................................................................... 74FLANGER .............................. 171~ 175, 185 ~187FXM ........................................................................... 43, 59FXM Color ............................................................... 43, 59FXM Depth ............................................................. 43, 59FXM Switch ............................................................ 43, 59

GGap Time ........................................................... 100, 193GATE ............................................................................. 176Gate Time ..................................................................... 128GATED REVERB ........................................................ 184GM .................................................................................. 248GM2 ............................................................................... 248Grid ............................................................................ 88, 96Grid Quantize Strength ............................................ 126Grid Resolution ........................................................... 126GUITAR AMP SIMULATOR ................................... 176

HHEXA-CHORUS .......................................................... 172HF Damp ......................................................... 189 ~190HF Damp Gain ............................................................. 190High Cut ........................................................................ 190HOLD PEDAL ................................................................ 85Hold Pedal Polarity ............................................ 85, 195HUMANIZER ................................................................ 167

IImport Audio ................................................................ 208INFINITE PHASER ..................................................... 168Input Quantize ............................................................ 126Input Select ...................................................... 100, 193Input Velo ..................................................................... 128Insert .............................................................................. 138ISOLATOR ................................................................... 165

KK.L .................................................................................... 75K.U .................................................................................... 75Kbd ............................................................................ 73, 75KBD Note ..................................................................... 155Kbd Patch Rx/Tx Channel ..................................... 197Key Fade Lower ........................................................... 42Key Fade Upper ........................................................... 42Key Range Lower ........................................................ 42Key Range Upper ........................................................ 42Key Trigger .................................................................... 53

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索引

Fantom-Xa_j.book 255 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Keyboard Velocity ..................................................... 195Knob C1 Assign ........................................................ 196Knob C1 ~4 Assign .................................................. 83Knob C2 Assign ........................................................ 196Knob C3 Assign ........................................................ 196Knob C4 Assign ........................................................ 196Knob Part Select ....................................................... 196

LLCD Contrast .............................................................. 193LCDコントラスト ........................................................ 16Left Level ..................................................................... 189Legato ............................................................................. 76Legato Retrigger .......................................................... 41Legato Switch ............................................................... 41Level ...................................... 73, 81, 189~191, 202

Auto Chop ............................................................. 111Level V-Curve ........................................................ 47, 64Level V-Sens .......................................................... 47, 64LF Damp ....................................................................... 190LF Damp Gain ............................................................. 190LFO .................................................................................. 19LFO Osc 1 Pitch Depth ................................... 81, 202LFO Osc 1 Pulse Width Depth ..................... 81, 202LFO Osc 2 Pitch Depth ................................... 81, 202LFO Osc 2 Pulse Width Depth ..................... 81, 202LFO Rate .............................................................. 81, 202LIMITER ........................................................................ 176Load ............................................................................... 153Load Demo Song at Startup ................................. 193Load Preset Samples at Startup .......................... 193Load User Samples at Startup .............................. 193Local Switch ................................................................ 197LOFI COMPRESS ...................................................... 182LOFI NOISE .................................................................. 182LOFI RADIO ................................................................. 182LONG DELAY .............................................................. 177LONG TIME CTRL DELAY ..................................... 181Loop End Fine ............................................................ 107Loop Mode .................................................................. 107Loop Start .................................................................... 106Loop Start Fine .......................................................... 107Loop Tune ................................................................... 107Loop/Punch ................................................................ 125LOW BOOST ............................................................... 165

MMaster Key Shift ........................................................ 194Master Level ............................................................... 194Master Tune ............................................................... 194Mastering Effect ........................................................ 191Mastering Effect Type ................................... 159, 161Merge ............................................................................ 140

Metronome Level ....................................................... 200Metronome Mode ...................................................... 200Metronome Sound .................................................... 200MFX ................................................................................ 162

2 BAND CHORUS ................................................ 1742 BAND FLANGER .............................................. 1742 BAND STEP FLANGER ................................. 1752VOICE PITCH SHIFTER .................................. 1833D CHORUS .......................................................... 1733D DELAY .............................................................. 1803D FLANGER ........................................................ 1733D STEP FLANGER ............................................ 1733TAP PAN DELAY .............................................. 1784TAP PAN DELAY .............................................. 178AUTO PAN ............................................................. 169AUTO WAH ........................................................... 167CHORUS ........................................ 171, 184 ~187CHORUS → DELAY ............................................. 186CHORUS → FLANGER ....................................... 187COMPRESSOR ..................................................... 176DELAY ............................................ 177, 185 ~187DISTORTION .............................................. 175, 185DISTORTION → CHORUS ................................. 185DISTORTION → DELAY ..................................... 185DISTORTION → FLANGER ............................... 185ENHANCER ................................................. 166, 186ENHANCER→ CHORUS .................................... 186ENHANCER→ DELAY ........................................ 186ENHANCER→ FLANGER .................................. 186EQUALIZER ........................................................... 165FLANGER ...................................... 171, 185 ~187FLANGER→ DELAY ........................................... 187GATE ....................................................................... 176GATED REVERB .................................................. 184GUITAR AMP SIMULATOR ............................. 176HEXA-CHORUS .................................................... 172HUMANIZER .......................................................... 167INFINITE PHASER ............................................... 168ISOLATOR ............................................................. 165LIMITER .................................................................. 176LOFI COMPRESS ................................................ 182LOFI NOISE ............................................................ 182LOFI RADIO ........................................................... 182LONG DELAY ........................................................ 177LONG TIME CTRL DELAY ............................... 181LOW BOOST ......................................................... 165MODULATION DELAY ....................................... 178MULTI STAGE PHASER ................................... 168MULTI TAP DELAY ............................................ 179OVERDRIVE .................................. 175, 184 ~185OVERDRIVE → CHORUS .................................. 184OVERDRIVE → DELAY ....................................... 185OVERDRIVE → FLANGER ................................. 185PHASER .................................................................. 168PHONOGRAPH ..................................................... 183PITCH SHIFTER ................................................... 183REVERB .................................................................. 184REVERSE DELAY ................................................ 179

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索引

Fantom-Xa_j.book 256 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

RING MODULATOR ............................................ 169ROTARY ................................................................. 170SERIAL DELAY ..................................................... 177SHUFFLE DELAY ................................................. 180SLICER .................................................................... 170SPACE-D ................................................................ 172SPEAKER SIMULATOR ..................................... 167SPECTRUM ........................................................... 165STEP FILTER ........................................................ 166STEP FLANGER ................................................... 172STEP PAN ............................................................. 170STEP PHASER ..................................................... 168STEP PITCH SHIFTER ....................................... 184STEP RING MODULATOR ............................... 169SUPER FILTER ..................................................... 166SYMPATHETIC RESONANCE ......................... 187TAPE ECHO .......................................................... 181TELEPHONE .......................................................... 183TIME CONTROL DELAY ................................... 180TREMOLO .............................................................. 169TREMOLO CHORUS .......................................... 172VK ROTARY .......................................................... 171VS DISTORTION .................................................. 175VS OVERDRIVE ................................................... 175音符 .......................................................................... 188

MFX Chorus Send Level ............................... 158, 160MFX Control ................................................................ 162MFX Output Assign ........................................ 159, 161MFX Output Level ........................................... 158, 160MFX Reverb Send Level ............................... 158, 160MFX Source ................................................................ 160MFX Structure .................................................. 160, 163MFX Type .......................................................... 158, 160MIDI IN ........................................................................... 248MIDI OUT ...................................................................... 248MIDI THRU ................................................................... 248MIDI アップデート ...................................................... 120MIDI クロック .............................................................. 199MIDI コネクター .......................................................... 248MIDI チャンネル ................................................ 139, 248MIDI モード ........................................................ 206, 209Mix/Parallel .................................................................. 194MMC Mode .................................................................. 198MMC Output ............................................................... 198Mode ................................................................................ 99MODULATION DELAY ............................................. 178Mono/Poly .............................................................. 41, 76Motif ................................................................................. 89Move .................................................................... 147, 205MTC ............................................................................... 199MTC Error Level ......................................................... 199MTC Frame Rate ....................................................... 198MTC Offset Time Frame .......................................... 198MTC Offset Time Hour ............................................ 198MTC Offset Time Minute ........................................ 198MTC Offset Time Second ....................................... 198MTC Sync Output ..................................................... 198MULTI STAGE PHASER ......................................... 168

MULTI TAP DELAY .................................................. 179Mute ................................................................................. 73Mute Group ......................................................... 58, 155

NNORMALIZE ................................................................ 109Note ....................................................................... 99, 117Note Tx Ch .................................................................. 213Note Type .................................................................... 128

OOctave ............................................................................. 74Octave Shift .................................................................. 40OctRange ....................................................................... 88Offset ............................................................................... 52One Shot Mode ........................................................... 58Org Key ......................................................................... 107Osc 1 Coarse Tune .......................................... 81, 202Osc 1 Fine Tune ................................................ 81, 202Osc 1 Pulse Width ............................................ 81, 202Osc 1 Waveform ................................................ 81, 202Osc 2 Coarse Tune .......................................... 81, 202Osc 2 Fine Tune ................................................ 81, 202Osc 2 Level ......................................................... 81, 202Osc 2 Pulse Width ............................................ 81, 202Osc 2 Waveform ................................................ 81, 202Osc Sync Switch ............................................... 81, 202Output ............................................................................. 74Output Gain ................................................................. 194OVERDRIVE ........................................ 175, 184 ~185

PPad ................................................................................. 117

サンプル .................................................................. 112Pad Common Velo ..................................................... 117Pad Control Mode ............................................. 82, 201PAD EXCHANGE ....................................................... 118PAD Number ................................................................ 155Pad Number ............................................... 82, 117, 201Pad Part ........................................................................ 117Pad Patch Rx/Tx Channel ..................................... 197Pad Setting .................................................................. 117PAD TRIGGER .............................................................. 82Pad Velocity ........................................................ 82, 201Pan ................................................................................... 73Pan Depth ...................................................................... 53Pan Keyfollow ............................................................... 47Part ................................................................................... 88Part Chorus Send Level .......................................... 160Part Output Assign ................................................... 160Part Output Level ...................................................... 160

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索引

Fantom-Xa_j.book 257 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

Part Output MFX Select .......................................... 160Part Reverb Send Level .......................................... 160Part Scale Tune for C ~B ....................................... 76Part Select ......................................................... 158, 160Patch Category ............................................................ 40Patch Coarse Tune .................................................... 40Patch Fine Tune .......................................................... 40Patch Level .................................................................... 40Patch Out Assign ........................................................ 54Patch Output Assign ............................................... 158Patch Pan ...................................................................... 40Patch Priority ................................................................ 40Patch Remain .............................................................. 193Patch Scale Tune for C ~B ................................. 194Pattern .......................................................................... 155PCH ENV ........................................................................ 44PC カード・スロット ................................................. 218PC カード・プロテクター ........................................ 218P-Env Depth ........................................................... 44, 60P-Env Level 0 ~ 4 ................................................ 44, 60P-Env T1 V-Sens ................................................. 44, 60P-Env T4 V-Sens ................................................. 44, 60P-Env Time 1~ 4 ................................................. 44, 60P-Env Time KF .............................................................. 44P-Env V-Sens ........................................................ 44, 60Performance Control Channel ............................... 197Phase .................................................................... 75, 189PHASER ....................................................................... 168PHONOGRAPH ........................................................... 183Pitch Bend Range Down .......................................... 41Pitch Bend Range Up ................................................ 41Pitch Depth .................................................................... 53Pitch Keyfollow ............................................................. 44PITCH SHIFTER ........................................... 183 ~184Play Speed Ctrl .......................................................... 213Playback Mode .......................................................... 155Portament ....................................................................... 76Portamento Mode ........................................................ 41Portamento Start ......................................................... 41Portamento Switch ...................................................... 41Portamento Time .......................................................... 41Portamento Type ......................................................... 41Power Up Mode ......................................................... 193Pre Delay ........................................................ 189 ~190Pre Sample Time .............................................. 100, 193Pre-LPF ........................................................... 189 ~190Preview 1 ~4 Note Number .................................. 194Preview 1 ~4 Velocity ............................................ 194Preview Mode ............................................................. 194Ptn .................................................................................... 99

QQuantize .............................................................. 126, 134

RRand Pitch Depth ........................................................ 44Random Pan Depth ............................................. 48, 64Range .................................................................... 81, 202Range Max ........................................................... 82, 201Range Min ............................................................ 82, 201Rate ........................................................................ 52, 189Rate Detune .................................................................. 52Ratio ............................................................................... 191REALTIME CONTROLつまみ

アルペジオ ................................................................ 89サンプリング .......................................................... 106設定 ............................................................................. 83テンポ ...................................................... 86, 95, 121パッチ・エディット ............................................... 36リズム・セット・エディット ............................... 55リズム・パターン .................................................... 97

Rec Mode ................................................ 124, 128, 130Rec Track ................................................ 124, 128, 130Rec Track Select ....................................................... 200Receive Bank Select ................................................. 198Receive Exclusive ...................................................... 198Receive GM System On .......................................... 198Receive GM2 System On ........................................ 198Receive GS Reset ..................................................... 198Receive Program Change ....................................... 198Redamper Sw ................................................................ 51Release ......................................................................... 191Release Time Offset ................................................... 40Remote Keyboard Switch ....................................... 197Repeat Times .............................................................. 133Resonance ............................................ 45, 62, 81, 202Resonance Offset ....................................................... 40Resonance V-Sens .............................................. 46, 62REVERB ............................................................. 184, 190Reverb ............................................................................. 74Reverb Level .......................................... 159, 161, 190Reverb Output Assign .................................. 159, 161Reverb Send Level ............................................ 81, 202Reverb Source ................................................ 159, 161Reverb Type .......................................... 159, 161, 190REVERSE DELAY ...................................................... 179Rhy ................................................................................... 99Rhythm Key Select .................................................... 158Rhythm Level ................................................................ 58Rhythm Out Assign .................................................... 65Rhythm Output Assign ............................................ 158Rhythm Tone Name .................................................... 58Right Level ................................................................... 189RING MODULATOR .................................................. 169ROTARY ......................................................... 170 ~171Routing .............................................................. 158, 160RPS ................................................................................ 154Rx Bender ...................................................................... 51Rx Expression ............................................................... 51Rx Hold-1 ....................................................................... 51Rx Pan Mode ................................................................ 51

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索引

Fantom-Xa_j.book 258 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

SSample List .................................................................. 104Sample Parameter ...................................................... 106Sampling

加工 .......................................................................... 104Sampling Length ........................................................ 100Save ............................................................................... 150Scale Tune ..................................................................... 76Scale Tune Switch .................................................... 194Send Level To Reverb ............................................. 189Sens ............................................................................... 162SERIAL DELAY .......................................................... 177Shift Clock ................................................................... 142SHUFFLE DELAY ...................................................... 180Shuffle Quantize Rate .............................................. 126Shuffle Resolution ..................................................... 126Size ................................................................................. 190Skip Back Time .......................................................... 193SLICER .......................................................................... 170S-MRCフォーマット ................................................. 121Soft Through .............................................................. 198Solo .................................................................................. 73SOLO SYNTH ............................................................... 81Source ........................................................................... 162SPACE-D ...................................................................... 172SPEAKER SIMULATOR ........................................... 167SPECTRUM ................................................................. 165Split Hi ........................................................................... 191Split Lo .......................................................................... 191Start

サンプリング .......................................................... 106Start Fine ...................................................................... 107Start Point ..................................... 125, 128, 130, 133Step 1 ~ 16 .................................................................. 54STEP FILTER .............................................................. 166STEP FLANGER ............................... 172~173, 175STEP PAN ................................................................... 170STEP PHASER ........................................................... 168STEP PITCH SHIFTER ............................................ 184Step Reset ................................................................... 188STEP RING MODULATOR ..................................... 169Step Type ...................................................................... 54Stereo Switch ............................................................. 100Stop Trigger ................................................................ 100Stretch Tune Depth ................................................... 40Struct ............................................................................. 163Struct 1 & 2, 3 & 4 .................................................... 38Structure ........................................................................ 38SUPER FILTER ........................................................... 166SVQ ................................................................................ 204Switch 1 Assign ......................................................... 196Switch 1/2 Assign ...................................................... 84Switch 2 Assign ......................................................... 196SYMPATHETIC RESONANCE ............................... 187Sync Mode .................................................................. 200Sync Output ................................................................ 200Sys Ctrl 1 ~4 Source ............................................. 196

TTAPE ECHO ................................................................ 181TELEPHONE ................................................................ 183Template Set ............................................................... 118Tempo

サンプル .................................................................. 107Tempo Override .......................................................... 200Tempo Rec Sw ........................................................... 125Thresh ........................................................................... 191Time ........................................................................ 76, 190TIME CONTROL DELAY ......................................... 180TIME CTRL DELAY ................................................... 181Time Fit .......................................................................... 143TIME STRETCH ......................................................... 110Time Stretch ................................................................ 107Times ............................................................................. 111Tone Chorus Send .............................................. 54, 65Tone Chorus Send Level ........................................ 158Tone Coarse Tune ............................................... 44, 60Tone Delay .................................................................... 51Tone Delay Mode ........................................................ 51Tone Delay Time .......................................................... 51Tone Env Mode .................................................... 51, 58Tone Fine Tune .................................................... 44, 60Tone Level .............................................................. 47, 64Tone Mix Velo Control ............................................... 42Tone Out Assign .................................................. 54, 65Tone Out Level ..................................................... 54, 65Tone Output Assign ................................................. 158Tone Output Level .................................................... 158Tone Pan ................................................................ 47, 64Tone Pitch Bend Range ........................................... 58Tone Random Pitch Depth ....................................... 60Tone Receive Expression ......................................... 58Tone Receive Hold-1 .................................................. 58Tone Receive Pan Mode .......................................... 58Tone Reverb Send ............................................... 54, 65Tone Reverb Send Level ........................................ 158Tone Select ................................................................. 158Touch Sens ................................................................. 195Transmit Active Sensing ......................................... 198Transmit Bank Select ............................................... 198Transmit Edit Data ..................................................... 198Transmit Program Change ...................................... 198Transpose .................................................................... 138TREMOLO .................................................................... 169TREMOLO CHORUS ................................................ 172Trigger Level ............................................................... 193Trigger Quantize ........................................................ 155Trimming Switch ......................................................... 193TRUNCATE .................................................................. 108Truncate ....................................................................... 144TVA .................................................................................. 19TVA Depth ..................................................................... 53TVF .................................................................................. 19TVF Depth ..................................................................... 53Type ............................................................. 82, 190, 201

258

Page 259: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

索引

Fantom-Xa_j.book 259 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

UUSB ................................................................................ 206

Fantom-X エディター .......................................... 210USB MIDIドライバ .................................................... 209USB Mode ................................................................... 194USB-MIDI Thru ........................................................... 194USB ストレージ・モード ......................................... 206

VVelo .................................................................................. 75Velo Fade Lower ................................................... 42, 61Velo Fade Upper ................................................... 42, 61Velo Range Lower ................................................ 42, 61Velo Range Upper ................................................ 42, 61Velocity .................................................. 88, 96, 99, 117Velocity Control ............................................................ 61Velocity Sens .............................................................. 155Velocity Sens Offset .................................................. 40VFX1 ~ 4 Ctrl ............................................................. 213Vib Rate .......................................................................... 75View Select .................................................................. 146VK ROTARY ................................................................ 171V-LINK ........................................................................... 212Voice ................................................................................ 75VS DISTORTION ........................................................ 175VS OVERDRIVE ......................................................... 175

WWAV ..................................................................... 105, 204Wave Alter Pan Sw ..................................................... 61Wave Bank ............................................................. 43, 59Wave Coarse Tune ..................................................... 61Wave Fine Tune ........................................................... 61Wave Form ..................................................................... 52Wave Gain ...................................................................... 59Wave Group ........................................................... 43, 59Wave Level .................................................................... 61Wave No. ................................................................. 43, 59Wave Pan ....................................................................... 61Wave Rnd Pan Sw ...................................................... 61Wave Tempo Sync ............................................... 43, 59WG .................................................................................... 19Write ........................................................ 37, 57, 72, 116

ZZoom Edit ................................................................ 35, 55Zoom Horz ................................................................... 107Zoom In/Out ............................................................... 106Zoom Vert .................................................................... 107

あアイソレーター ............................................................ 165アサイン・トゥ・キーボード ................................... 113アサイン・トゥ・パッド ........................................... 112アラビア風音階 .............................................................. 76アルペジオ ...................................................................... 86アルペジオ・スタイル .......................................... 87, 90アンプ ............................................................................ 109アンロード

サンプル .................................................................. 105

いイコライザー ................................................................ 165移調 ................................................................................ 138移動

ファイル .................................................................. 205分割ポイント .......................................................... 111

インフィニット・フェイザー ................................... 168インポート

オーディオ・ファイル ......................................... 105

うウェーブ・エクスパンション・ボード .................. 214ウェーブ・ジェネレーター ......................................... 19

えエディター .................................................................... 210エフェクト ............................................................ 22, 157

オン/オフ .............................................................. 157選ぶ

サンプル .................................................................. 104エンハンサー ..................................................... 166, 186エンファシス ................................................................ 108エンベロープ .................................................................. 19

おオート・チョップ ........................................................ 111オート・パン ................................................................ 169オート・ワウ ................................................................ 167オーバードライブ ............................... 175, 184 ~185オクターブ・シフト .............................................. 18, 74音源 .................................................................................. 19音符 ....................................................... 164, 188 ~189音量 ................................................................................ 139オン/オフ

V-LINK ..................................................................... 212エフェクト .............................................................. 157

259

Page 260: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

索引

Fantom-Xa_j.book 260 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

かカード・フォーマット ............................................... 203加工

サンプル .................................................................. 104

きキーボード・スイッチ ................................................. 68ギター・アンプ・シミュレーター .......................... 176

くクイック・プレイ ....................................................... 119クォンタイズ ...................................................... 126, 134クリエイト・マルチサンプル ................................... 114クリエイト・リズム ................................................... 114クリップ・フィルター ............................................... 213

けゲート ............................................................................ 176ゲート・リバーブ ....................................................... 184

こコース・チューン ......................................................... 74コード・フォーム .............................................. 92 ~93コード・メモリー ......................................................... 92コーラス ................ 22, 171~ 174, 184~187, 189コピー .................................................................... 36, 137

ファイル .................................................................. 205コントローラー .............................................................. 19コントロール・ペダル

設定 ............................................................................ 85コンバイン .................................................................... 111コンプレッサー ............................................................ 176コンペア機能 ........................................................... 36, 56

さ削除

サンプル .................................................................. 105小節 .......................................................................... 136ファイル .................................................................. 205

サンプラー ............................................................... 19, 25サンプリング

加工 .......................................................................... 104サンプル .......................................................................... 25

音量を最大化 .......................................................... 109開始/終了ポイント ............................................. 106高域を強調/抑制 .................................................. 108

削除 ........................................................................... 105消去 ........................................................................... 105伸縮 ........................................................................... 110全体の音量を調節 .................................................. 109分割 ........................................................................... 110エンベロープ .......................................................... 109つなぐ ...................................................................... 111不要な部分をカット ............................................. 108

サンプル・エディット画面 ....................................... 106サンプル・リスト ........................................................ 104

しシーケンサー ........................................................... 19, 23システム・コントロール ........................................... 196シャッフル・ディレイ ............................................... 180純正律 .............................................................................. 76消去

演奏データ .............................................................. 136サンプル .................................................................. 105ソング ...................................................................... 122分割ポイント .......................................................... 111

初期化パッチ ........................................................................ 36パフォーマンス ........................................................ 72メモリー・カード ....................................... 203, 205リズム・セット ........................................................ 56

シリアル・ディレイ ................................................... 177シンパセティック・レゾナンス ............................... 187

すスーパー・フィルター ............................................... 166スケール・チューン ........................................... 76, 194ステップ・パン ............................................................ 170ステップ・ピッチ・シフター ................................... 184ステップ・フィルター ............................................... 166ステップ・フェイザー ............................................... 168ステップ・フランジャー .................. 172~ 173, 175ステップ・リング・モジュレーター ...................... 169ステップ・レコーディング ....................................... 128ストレージ・モード ................................................... 207スピーカー・シミュレーター ................................... 167スプリット ...................................................................... 69スペース D .................................................................... 172スペクトラム ................................................................ 165スライサー .................................................................... 170

せ接続 .................................................................................. 15

V-LINK ..................................................................... 212コンピューター ........................................... 207, 210

260

Page 261: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

索引

Fantom-Xa_j.book 261 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

そ増設

メモリー .................................................................. 216挿入

小節 .......................................................................... 138ソロ・シンセ .................................................................. 81ソング .............................................................................. 23

再生 .......................................................................... 119早送り ...................................................................... 120拍子 ................................................................ 123, 149編集 .......................................................................... 131巻き戻し .................................................................. 120連続再生 .................................................................. 119録音 .......................................................................... 122テンポ ......................... 120 ~121, 123, 125, 148

ソング・クリア ............................................................ 122ソング・ネーム .................................................. 149, 151

たタイム・コントロール・ディレイ ............ 180 ~181タイム・ストレッチ ................................................... 110タップ・テンポ .................................................. 120, 123

ちチェーン・プレイ ....................................................... 119チョップ ........................................................................ 110

つつまみ

サンプリング .......................................................... 106

てディストーション ............................................. 175, 185ディスプレイ .................................................................. 16ディレイ ................................. 177~ 181, 185 ~187テープ・エコー ............................................................ 181デリート

サンプル .................................................................. 105テレフォン .................................................................... 183テンポ ............................................................................ 120

アルペジオ ................................................................ 86ソング ................................... 120~ 121, 125, 148リズム・パターン .................................................... 95

テンポ・トラック ....................................................... 121テンポ・レコーディング ........................................... 125

とトーン .............................................................................. 19トラック .......................................................................... 23トラック・エディット ............................................... 133トラック・ミュート ................................................... 132トランケート ................................................................ 108トランスポーズ .................................................... 18, 138トレモロ ........................................................................ 169トレモロ・コーラス ................................................... 172ドロップ・フォーマット ........................................... 199

のノーマライズ ................................................................ 109ノン・ドロップ・フォーマット ............................... 199

はパート .............................................................................. 20パート・ミュート ........................................................ 120バイアス .......................................................................... 47パターン

拍子 ........................................................................... 123パターン・ビート ........................................................ 123発音数 ....................................................................... 21, 75パッチ .............................................................................. 20パッド ............................................................................ 117

サンプル .................................................................. 112パッド・エクスチェンジ ........................................... 118パッド・トリガー .......................................................... 82パフォーマンス .............................................................. 20早送り ............................................................................ 120パンチ・イン・レコーディング ............................... 125

ひピッチ・シフター .......................................... 183 ~184ピッチ・ベンド .............................................................. 18ヒューマナイザー ........................................................ 167拍子 ................................................................................ 123表示の濃さ ...................................................................... 16

ふファイル ........................................................................ 204ファイル・ネーム ........................................................ 151ファクトリー・リセット ........................................... 203フィルター .................................................................... 166ブースター ...................................................................... 39フェイザー .................................................................... 168フォノグラフ ................................................................ 183フランジャー ......................... 171~ 175, 185 ~187フレーズ・ループ ................................................... 43, 59プレビュー .................................................................... 134

261

Page 262: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

索引

Fantom-Xa_j.book 262 ページ 2005年1月18日 火曜日 午後2時20分

へ平均律 .............................................................................. 76ヘキサ・コーラス ....................................................... 172ベロシティー ........................................................ 18, 139編集

サンプル .................................................................. 104ソング ...................................................................... 131

ほホールド ........................................................................ 117

アルペジオ ................................................................ 87保存

アルペジオ・スタイル ........................................... 91コード・フォーム .................................................... 93サンプル .................................................................. 116ソング ...................................................................... 150パッチ ........................................................................ 37パッド・セッティング ......................................... 118パフォーマンス ........................................................ 72リズム・グループ .................................................... 99リズム・セット ........................................................ 57リズム・パターン .................................................... 98

ポルタメント ........................................................... 41, 76

まマイクロ・エディット ............................................... 144巻き戻し ........................................................................ 120マスタリング・エフェクト ............................... 22, 191マトリックス・コントロール ..................................... 49マルチエフェクト ................................. 22, 162 ~164マルチエフェクト・コントロール ............ 162 ~163マルチサンプル .................................................... 25, 114マルチティンバー音源 ............................................... 248マルチ・ステージ・フェイザー ............................... 168マルチ・タップ・ディレイ ....................................... 179

みミュート ...................................................... 71, 120, 132

めメモリー ..................................................... 21 ~ 22, 216メモリー・カード ....................................................... 218

もモジュレーション ......................................................... 18モジュレーション・ディレイ ................................... 178

ゆユーザー・バックアップ ........................................... 203ユーザー・リストア ................................................... 203

よ読み込み

サンプル .................................................................. 104ソング ........................................................... 131, 153

りリアルタイム・イレース ........................................... 127リアルタイム・コントローラー ................................. 83リアルタイム・コントロールつまみ

サンプリング .......................................................... 106リアルタイム・タイム・ストレッチ ................. 43, 59リアルタイム・レコーディング ............................... 124リスト

サンプル .................................................................. 104リズム・グループ ............................................... 94 ~ 95リズム・セット .............................................................. 20リズム・パターン .......................................................... 94リセット・グリッド機能 ........................................... 107リハーサル .................................................................... 127リバース・ディレイ ................................................... 179リバーブ ...................................................... 22, 184, 190リミッター .................................................................... 176リング・モジュレーター ................................... 39, 169

るループ・プレイ ............................................................ 121ループ・ポイント ........................................................ 133ループ・レコーディング ........................................... 125

れレイヤー .......................................................................... 69レコーディング・クォンタイズ ............................... 126レコーディング・セレクト ....................................... 127

ろロータリー ...................................................... 170 ~171ロード

サンプル .................................................................. 104ローファイ・コンプレス ........................................... 182ローファイ・ノイズ ................................................... 182ローファイ・ラジオ ................................................... 182ロールド・コード .......................................................... 92ロー・ブースト ............................................................ 165ロケート・ポジション ............................................... 132ロング・タイム・コントロール・ディレイ .......... 181ロング・ディレイ ........................................................ 177

262

Page 263: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

背の厚さに合わせて、表1全体とセンター・トンボを左右へ移動

2

安全上のご注意

001● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説明書を

よく読んでください。

..............................................................................................................002d● この機器およびAC アダプターを分解したり(取扱説

明書に記載されている指示(P.214、P.216)を除く)、改造したりしないでください。

..............................................................................................................003● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていな

いことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................004● 次のような場所での使用や保存はしないでください。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所

..............................................................................................................005● この機器の設置には、ローランドが推奨するスタンド

KS-12 を使用してください。

..............................................................................................................006● この機器の設置にスタンド(KS-12)を使用する場合、

ぐらつくような所や傾いた所にスタンドを設置しないでください。安定した水平な所に設置してください。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平な所に設置してください。

..............................................................................................................

008c● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電

源で使用してください。

..............................................................................................................008e● 電源コードは、必ず付属のものを使用してください。

また、付属の電源コードを他の製品に使用しないでください。

..............................................................................................................009● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重い

ものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。

..............................................................................................................010● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、ス

ピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。

..............................................................................................................011● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)

や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。

..............................................................................................................

安全上のご注意

火災・感電・傷害を防止するには

以下の指示を必ず守ってください

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。

警告

注意

注意の意味について 警告と 図記号の例

● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。

警告 警告

Page 264: 取扱説明書lib.roland.co.jp/.../manuals/res/1810363/Fantom-Xa_j2V.pdfFantom-Xa_j.book3ページ2005年1月18日 火曜日 午後2時20分 4 使用上のご注意 291a 2~3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。電源について

ビデオ関連商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランド・ビデオキャンバス・ホットライン

修理に関するお問い合わせは・・・

お問い合わせの窓口

商品をお求めの販売店か「サービスの窓口」に記載の営業所、またはサービス ステーションまでご相談ください。「サービスの窓口」は保証書に同封、もし くは封筒の裏面に記載されています。

'04. 10. 12 現在 ※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。

■ 東京 TEL (03) 3251-3429 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9789 ■ 松本 TEL (0263) 40-2280

その他の商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドお客様相談センター

■ 東京 TEL (03) 3251-6150 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9500 ■ 浜松 TEL (053) 414-7120

DTM商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドDTMホットライン

■ 東京 TEL (03) 3251-5791 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9785 ■ 浜松 TEL (053) 414-7005

<住所> 〒390-1242 長野県松本市大字和田4010-5 ローランド イーディー株式会社

<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター

<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター

電話受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)

このたびは、ローランドFantom-Xa をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

985※ 本書では、ディスプレイを使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)

と本文中のディスプレイ上の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。

202 © 2004 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

201aこの機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくた

めにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

デモ・ソングを聴いてみようfig.Cover.j

1. [SHIFT]を押しながら[MENU]を押します。

2. [CURSOR]で聴きたい曲を選びます。

3. [ENTER]を押すと、デモ曲が再生されます。再生を途中で止めるときは[EXIT]を押します。

2. 選曲

3. 再生 停止

1

背の厚さに合わせて、表1全体とセンター・トンボを左右へ移動

取扱説明書

03675367 ’05-2-2N-V

取扱説明書

987取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.