【evar7】web担当者forum事例_part3
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えVTRANSCRIPT
UX4KPIMEDIX.INC
Shinichiro Oho
1
1
株式会社メディックス事業推進部 ソリューショングループ Mgr
soh329@ Twitter於保 真一朗 (おほ・しんいちろう)
2011/8/30
eVar7
Part3
Web担当者 Forum事
例
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2
Part1 UX4KPIとは?
Part2 Web担当者 Forum事例 1.コンセプトダイアグラム 2. KPIを決める 3. Scrap & Build
Part3 Web担当者 Forum事例 1.分析要件を決める 2.指標化する 3.分析対象を決める 4.実装方法について 5.レポーティング方法 6.追加の KPI案
Part4 まとめ
UX4KPI
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どのように計測し運用するか?How?
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カスタマイズ設計の話題が盛り上がった
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Part3 Web担当者 Forum事例 1.分析要件を決める 2.指標化する 3.分析対象を決める 4.実装方法について 5.レポーティング方法 6.追加の KPI案
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成功要因について指標化する
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要因を突き止める 質問を作る=分析要件
7
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
成功要因はさかのぼって分析する
再来訪された?
訪問されている?
認知されてる?検索表示されてる?記事紹介?
探しやすい?読まれてる?
他の記事読まれてる?
知ってもらえた?
共有された?
登録された?
定着化された?
書き込みされた?
参加した?
探す訪問する
動機
読む 満足する
知りたい学びたい調べたい
良い記事ないかな
もっと読みたい
もっと知りたい
共有したい
知らせてほしい
Web担に行ってみよう
読んでみよう
きっかけ
再訪問する
定着化する
書き込みたい
参加したい
コミットするまた来る
共感した後で読む
共感された?
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要因を突き止める
8
探す訪問する
動機
読む 満足する
行動
知りたい学びたい調べたい
良い記事ないかな
もっと読みたい
もっと知りたい
共感したあとで読む
また読みたい
Web担に行ってみよう
読んでみよう
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成功要因はさかのぼって分析する
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Part3 Web担当者 Forum事例 1.分析要件を決める 2.指標化する 3.分析対象を決める 4.実装方法について 5.レポーティング方法 6.追加の KPI案
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(数字はダミー)
各種 KPI設定した項目を、カスタムイベント( s.event)で取得するレポートイメージ:日別
各種 KPIを SiteCatalystで計測する
指標毎のトレンド分析をする
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裏付けロジックを立てるため分析する
イベントアトリビューションで計測する
Cookieで取得していく
どのような順番で、カウントされるパターンが多いか判断する。
スコアリングの裏付けデータにする
実際のユーザーの動きがみえてくる
(数字はダミー)
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裏付けロジックを立てるため分析する
イベントアトリビューションで計測する
Cookieで取得していく
どのような順番で、カウントされるパターンが多いか判断する。
スコアリングの裏付けデータにする
実際のユーザーの動きがみえてくる
(数字はダミー)
RSS → メルマ
ガ の順番。
個人情報を入れるのは
メルマガなので、後か
もしれない。
Facebookは、最近慣れているの
で、割と早目かもしれ
ない。など。
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Part3 Web担当者 Forum事例 1.分析要件を決める 2.指標化する 3.分析対象を決める 4.実装方法について 5.レポーティング方法 6.追加の KPI案
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KPIの準備は整った。
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分析対象は?
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集客チャネル
集客チャネル項目を整理
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記事発見方法
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記事
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どんな記事なの?カテゴリ・マーケティング
投稿者・編集部・ユーザー寄稿・広告
・連載・単発
・マンガ・調査データ・イベント/セミナー
記事にはいろんな種類がある
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記事を種類分けするための情報
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検索方法 カテゴリ 記事
記事・カテゴリ項目を整理
どのコンテンツ(商品)が定着に貢
献?
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「定着化」に響いたものを知りたい
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良いものはさらに伸ばす良くない施策は改善を
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どんな順番で読まれているのが効果的?
BA C
FG
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みえてきたら、ストーリー設計をしたい
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Part3 Web担当者 Forum事例 1.分析要件を決める 2.指標化する 3.分析対象を決める 4.実装方法について 5.レポーティング方法 6.追加の KPI案
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記事を商品とみなす
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s.productsのメリット
「メルマガ」の特
徴を把握する | 売れる
ネットショッ
プの法則 68
外注の仕事の品質を
高めるための
チェック手法(
第 6回)
モバイルユー
ザー傾向 DATABOX( 2011 年 7月)
スマートフォン ECパッ
ケージ選び
5つのポイン
ト
リピーターの心理を
把握する | 売れる
ネットショッ
プの法則 83
・カテゴリ・クロス販売(同時に読了した記事。親和性)
・初回購入までの日数 (同一カテゴリ7回読了までの日数)
28
Purcheseで取得した値
メディア型やリード型でも使える!
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記事毎のセクションがわけづらい
もともと、サイトセクションを取得してなかった
理由は、2つや3つに分かれる場合もあるため。
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タグ付けする
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(有識者に相談すれば)
驚きのアイデアも
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コンセプトや分析要件は考えられましたが、実装面は、弊社エンジニアと清水さんのアイデア満載です。革新的と思います。
サイト上に書かれているカテゴリ情報を見て取得する。
SiteCatalystならカスタマイズして取得ができる!
×
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記事読了時にカテゴリ履歴を取得
同一カテゴリ 7回以上ならイベント発生させる
記事読了を判別
ページタグではなくて、 s_code.js上で行えるので便利
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Uid は使えるので、ぜひ実装をおすすめします。ちなみに、今回 GAの uid 利用してます。
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計測のロジック
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A.達成時点 - 達成した時点のものを評価する
B.さかのぼる - 達成した時点からさかのぼって評価す
る (達成した成功要因を評価する)
同じようで全然異なる訪問を超えて長期的に考えていくのが B
分析方法について
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ページ貢献率は非常に便利なレポート
ですが、
通常だと、訪問内でしか評価ができません。
1 1 1 1 1 CV
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各種 KPIを SiteCatalystで計測する
通常の貢献率で分析した場合 ( Participation)
デメリット:1つの訪問内でしか評価できない
666
b
F
777
a
X回目訪問初回訪問 2回目訪問 3回目訪問
単純に訪問内でメルマガ登録までのページを評価をしてしまうたまたまかも。手前の因果関係も考慮したい…
Cカテゴリ
s.even
t
種別
記事
1
メルマガ登録 CV
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666
b
F
777
a
C
1
39
各種 KPIを SiteCatalystで計測する
コンテンツアトリビューションで計測するメリット: 訪問を超えて貢献数を評価することができる計測方法: Cookieで取得していく
444 555
a a
X回目訪問初回訪問 2回目訪問 3回目訪問
C A
カテゴリ
種別
記事
メルマガ登録貢献
1 1 1 1 1
111 222 333
e e a
L L A
メルマガ登録 CVに貢献したものをさかのぼって評価する
指標
ここだけではない
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1.達成した時点のものを評価する
(訪問内) 3回訪問時点に計測される eventでは、特に記事に紐付くことはない。
X回目訪問初回訪問 2回目訪問 3回目訪問
カテゴリ
s.even
t
種別
記事
1 1
通常の貢献率で分析した場合 ( Participation)
デメリット:1つの訪問内でしか評価できない
3回訪問時点
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各種 KPIを SiteCatalystで計測する
コンテンツアトリビューションで計測する
メリット: 訪問を超えて貢献数を評価することができる計測方法: Cookieで取得していく
444 555
a a
X回目訪問初回訪問 2回目訪問 3回目訪問
C A
カテゴリ
種別
記事
3回目訪問貢献
1 1 1 1 1
111 222 333
e e a
L L A
3回目訪問 CVに貢献したものをさかのぼって評価する
指標
ここにではない
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1.達成した時点のものを評価する
同一カテゴリ7回閲覧時点
X回目訪問初回訪問 2回目訪問 3回目訪問
L L A C A
カテゴリ
s.even
t
種別
記事
F C C A
1 1
同一カテゴリ7回閲覧
通常の貢献率で分析した場合 ( Participation)
デメリット:1つの訪問内でしか評価できない
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2.さかのぼる
『同一カテゴリ7回目閲覧 CV 』に貢献したものをさかのぼって評価する
006
b
F
007
a
X回目訪問初回訪問 2回目訪問 3回目訪問
C
カテゴリ
種別
記事 008 009
a a
C C
1 1 1 1 1 1 1
004 005
d a
C A
001 002 003
e e a
L L A
指標
ここだけではない
コンテンツアトリビューションで計測するメリット: 訪問を超えて貢献数を評価することができる計測方法: Cookieで取得していく
同一カテゴリ7回閲覧
貢献
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要するに訪問を超えた評価指標が必要ということ
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Part3 Web担当者 Forum事例 1.分析要件を決める 2.指標化する 3.分析対象を決める 4.実装方法について 5.レポーティング方法 6.追加の KPI案
Copyright 2011 Shinichiro.Oho / soh329@twitter 46
1.達成した時点のものを評価する
この例だと、 Cが最も効果が高い結果となる
(数値はダミー)
レポートイメージ
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2. さかのぼって評価する
この例だと、 Lが最も高い貢献となる。(訪問回数で率を算出するとなおよい)
(数値はダミー)
レポートイメージ
Gapがある
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2. さかのぼって評価する
訪問回数で割って貢献率を算出
(数値はダミー)
レポートイメージ
7
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具体的な分析方法として
どんなカテゴリ・記事が効果的か?
A.訪問が多いB.定着させやすい
それぞれ特長をつかんで最適な施策を検討する
これもGapがあることを知るためによく使うマトリクスレポート
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レポートイメージマトリクスで評価する
訪問回数
高低
定着度スコア
多
少
定着度が高く訪問回数も多い優秀な領域
定着度が高いが訪問回数は少ない惜しい領域
訪問回数は多いが、定着度は高くない惜しい領域
定着度が低く訪問回数も低い悩ましい領域
50
◎
○
△
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当然、評価高いのは、連載系が多いかもしれない。その他の”埋もれた記事“を引き上げることを検討。このレポート自体を連載とスポットでみるのも手。
訪問回数
高低
定着度スコア
多
少
改善施策案導線の改善をする
※現在、「アクセスランキング」で 導線できているが、更なる施策を検討
※アクセスランキングには入らない 別施策で導線強化を図りたい。 シナリオ分析による最適化施策を検討
課題:定着度向上施策:良い記事誘導(同カテ・定着度高め)
課題:更なる活用施策:導線強化 追加執筆依頼 (投稿者)格上げ
課題:訪問&定着度施策:記事内容改善
狙い:訪問回数向上施策:導線強化
※SEO対策としてページ更新数が多いと 評価されやすい。ロングテールで 集客が稼げるかも。(入口数評価を行う) 初回接触記事かどうかも評価ポイント。
※「アクセスランキング」で掲載あり。 定着をさせるためには、施策が必要。 シナリオ分析による最適化施策を検討。
51
◎
○
△
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各種 KPIを SiteCatalystで取得する
コンテンツアトリビューションで計測する
Cookieで取得していく
A → B → C
F → A → B
G → F → A
どんな順番で? 親和性?
・初回閲覧される記事は「 Dropboxの使い方」だった。・そのあと何に続いていくか?
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・流入チャネル別
記事カテゴリ別
コンテンツ種別
(特定カテゴリ内の )
記事別
それぞれの粒度で分析する
初回接触時など・ Twitterから直接記事に来たものと・トップページから新着を探してきたのでは、 ユーザーの気持ちが異なるはず。
どの粒度で分析するか ・大枠で全体像を把握しておいて ・砕いた部分を評価していく
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有効な KPIは重み付けをするのもよい
分析方法
A.単純数値B.重み付け加算
スコアリングで評価する
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KPIがたくさんある場合は、スコアリングで評価をするのもあり。
初回訪問 … +1点2回目訪問 … +2点3回目訪問 … +5点記事閲覧 … +1点記事読了 … +3点同一カテゴリ7回閲覧 … +5点RSS登録ページ到達 … +5点メルマガ登録完了 … +5点
3回訪問+
同一カテゴリ7回ならさらに高くなる
スコアが高い・カテゴリ・記事・検索方法・集客チャネル
スコアが高いものを評価する
複数の要因をスコアリングで評価する
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Copyright 2011 Shinichiro.Oho / soh329@twitter
56
・まずは、ロジックを組み立てる
・レポートをつくって分析して
みる
・必要に応じて微修正する
・定型化したモニタリングレポートを用意する
・使いながら、味付けしたり、無駄を減らしたりする
。
分析フローをシンプルにす
る
Copyright 2011 Shinichiro.Oho / soh329@twitter
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・ KPI設定 ユーザー視点でコンセプトダイアグラムで描くと 新たな KPIが浮かぶ。役割が分かり、意味がある。
・スコアリング たくさんある KPIも重み付けをすると ひとつのレポートで評価しやすくなる。
・イベントアトリビューション 訪問を超えた CVの順番を知るために有効。
・コンテンツアトリビューション 訪問を超えた貢献率を分析する。 1訪問内ではみえてこない効果が見えてくる。
Copyright 2011 Shinichiro.Oho / soh329@twitter
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SiteCatalystはカスタマイズができるのが最大の特長!
工夫すれば取得できる!どんな計測がしたいかが重要だ。
そうすると UX4KPIで導きだせるものは、非常に有益となるはずである。
たとえ、「こんな
のどうやって
とろうか?」
というのも考えて
いけば取る手段は出てく
る。
そもそも、意味ある
指標のはずだから
価値はある。
Copyright 2011 Shinichiro.Oho / soh329@twitter 5959
株式会社メディックス oho@medix-inc.co.jp事業推進部 ソリューショングループ
ご清聴ありがとうございました。宜しければ、ご意見をお待ちしております。
soh329@ Twitter於保 真一朗 (おほ・しんいちろう)