fashion charity project(fcp)

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2014.7.1 FCP記者発表会 プレゼンテーション資料

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2014.7.1 FCP記者発表会 プレゼンテーション資料

ソーシャルビジネス

これは株式会社wajaが行う営利目的の事業。 でもチャリティ。

社会性を持つ事業=ソーシャルビジネス。

チャリティの新しいカタチ

この事業は、日本にチャリティの新しいカタチを提供する。

サステナビリティ&スケール

事業の目的は、チャリティにサステナビリティとスケールをもたらすこと。 日本のチャリティの多くは寄付型で、寄附は善意を前提とする。

善意のある人にしか刺さらず、身を削れる人しか行動に移せない→小規模。 さらにイベントドリブンな要素が大きい→一時的。

これを変えたい。

善意

その善意を否定するところから始める。善意に頼らないという意味。 だからこの事業では、チャリティだが、善意を前提にはしない。

ニーズ

前提とするのは、善意ではなくニーズ。得をしたい、メリットを得たいというニーズ。 そのニーズが、多くの人にとって身近で、かつ継続して存在するものであれば、

サステナブルかつスケーラブルになるはず。

皆がメリットを得ながら チャリティに参加する

この事業のコンセプトは、皆がニーズを満たすことでメリットを得ながら、 チャリティに参加するというもの。

FCPと、呼んでください。

寄付金控除

NPO

ドナー

サポーター

¥

寄付金証明

¥ ①NPO選択 ・物品寄付

商品提供者

③利用料

全ての取引を代行

=販売額

購入者

②売買・換金

ドナーは自ら選んだNPOに物品寄付を行い、対価として寄付金控除を受ける。

ドナー

サポーター

不要品を 処分して

対価を得たい

いい物を 安く買いたい

ドナーの「不要品を処分して対価を得たい」、サポーターの「良い物を安く買いたい」 というニーズを満たす。これらは広く多くの人が持っている身近なニーズ。

手間がかかる

オークション/フリマ

安すぎる

買取業者(質屋)

FCP/委託販売

かんたん

儲かる

不要品を処分で対価を得たい場合、現状はこの2つの選択肢しかない。 しかしそれぞれ大きなデメリット(手間、安い)があり、それを解決するのがFCPと委託販売。

買取価格 20%

粗利

寄付金控除 最大50%

買取 FCP

寄付

対価 UP

売値

¥10,000

¥2,000 ¥5,000

¥10,000

買取業者の買取価格よりもFCPでの寄付金控除の方が大きな対価を得られる。 ただ、即金と節税という対価の性質に違いはあり、この選択肢を広く問うて行きたい。

ドナー

サポーター

不要品を 処分して

対価を得たい

いい物を 安く買いたい

社会に貢献できる!

商品ページで寄付先NPOを紹介し、サポーターも寄付協力を実感できる。 ニーズを満たしつつ社会貢献に繋げることは、ドナー・サポーター双方の喜びになるはず。

NPO

法人ドナー

寄付金証明

節税

活動報告

CSR

ドナーは法人も受け付ける。節税だけではなく、CSRにも活用できる。 余剰在庫は破棄するよりも寄附することで、新たなブランドのアピールが可能。

ファッション ブランド

ファッション 他カテゴリ 商品

サービス

プラットフォーム

長期構想としては、プラットフォーム化したい。 他カテゴリの商品だけでなく、例えば飛行機の空席が出た時、広告に空き枠が出た時など、 それらを寄附する。あらゆる無駄や“もったいない”が社会貢献に繋がる世界を作りたい。

“もったいない”の有効活用は日本的なチャリティの姿。

不要品の再利用によるエコサイクル

負担なく気軽にできる社会貢献

かつ、金銭的メリットも大きい

新しいライフスタイルの提案

FCPがやろうとしているのは、新しいライフスタイルの提案でもある。

2つの大きな課題

1.認知 不要品を利用しての社会貢献はこれまでにない概念であり、

寄付金控除自体が知られていない制度。 何もない所に新しいものを浸透させるのは難しい。 是非多くの人に認知拡大の協力をして欲しい。

2.レピュテーションリスク 認知を得たら必ず叩かれるのは覚悟している。

「チャリティで儲けるな」と。 その考え方が根強く残っているのが、日本のチャリティが遅れている原因でもある。

運営者が収益を上げなければ継続はない。 「慈善=非営利」という考え方を変えたい。

賛否両論あると思われるが、議論を起こすことから始めたい。