山口情報芸術センター[ ycam 2019 年度事業 ·...

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1/6 アートと社会を結ぶメディアの実験場、 YCAM 16 年目がスタート! この機会に、取材や記事掲載にご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 お問い合わせ 山口情報芸術センター[YCAMTEL 083-901-2222 FAX 083-901-2216 メールアドレス:[email protected] 753-0075 山口県山口市中園町 7-7 http://www.ycam.jp 取材に関するお問い合わせ、プレス用写真等ご入用の方は上記までご連絡ください。 山口情報芸術センター[YCAM]では、 2003 年の 開館以来、メディアテクノロジーを軸とした新しい 表現の探求を目指し、展覧会や公演、ワークショッ プや映画上映など、幅広いアプローチで山口から世 界に向けて発信してまいりました。 開館から 16 年を迎える 2019 年 度 も、こ れ ま で 培ってきた知見を活かしつつ、「R&D(研究開発: Research & Development)プロジェクト」と呼ば れる手法をベースに事業を展開。とりわけ近年世 界的な盛り上がりをみせる、「バイオテクノロジー」 の分野に注目し、展覧会などのイベントを開催して いきます。 秋にはアーティスト集団 contact Gonzo (コンタクト・ ゴンゾ) を迎え、 YCAM のバイオテクノロジーに関す る研究開発プロジェクト「YCAM バイオ・リサー チ」とともに展覧会を開催するほか、これまでの研 究開発を紹介するイベント、バイオテクノロジーに 取り組む世界各地の文化機関の関係者を招聘して のトークイベントなども開催します。 これらのイベントを通じて、「ともにつくり、とも に学ぶ」という活動理念の実現を目指すとともに、 次世代を担う人材の育成を進めていきます。この 機会にぜひご参加ください。 2019 4 月~ 2020 3 月  山口情報芸術センター[YCAM山口情報芸術センター[YCAM 2019 年度事業 2019 2 14 日プレスリリース 山並みの屋根が特徴的なYCAM の外観(撮影:勝村祐紀) 本プレスリリースに記載されていないその他のライ ンナップについては、決定次第順次 YCAM ウェブサ イトで発表していきます。 URL www.ycam.jp

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Page 1: 山口情報芸術センター[ YCAM 2019 年度事業 · これらのイベントを通じて、「ともにつくり、とも に学ぶ」という活動理念の実現を目指すとともに、

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アートと社会を結ぶメディアの実験場、YCAMの16年目がスタート!

この機会に、取材や記事掲載にご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

お問い合わせ 山口情報芸術センター[YCAM]TEL:083-901-2222 FAX:083-901-2216 メールアドレス:[email protected]〒753-0075 山口県山口市中園町7-7 http://www.ycam.jp取材に関するお問い合わせ、プレス用写真等ご入用の方は上記までご連絡ください。

山口情報芸術センター[YCAM]では、2003年の開館以来、メディアテクノロジーを軸とした新しい表現の探求を目指し、展覧会や公演、ワークショップや映画上映など、幅広いアプローチで山口から世界に向けて発信してまいりました。開館から16年を迎える2019年度も、これまで培ってきた知見を活かしつつ、「R&D(研究開発:Research & Development)プロジェクト」と呼ばれる手法をベースに事業を展開。とりわけ近年世界的な盛り上がりをみせる、「バイオテクノロジー」の分野に注目し、展覧会などのイベントを開催していきます。秋にはアーティスト集団contact Gonzo(コンタクト・ゴンゾ)を迎え、YCAMのバイオテクノロジーに関する研究開発プロジェクト「YCAMバイオ・リサーチ」とともに展覧会を開催するほか、これまでの研究開発を紹介するイベント、バイオテクノロジーに取り組む世界各地の文化機関の関係者を招聘してのトークイベントなども開催します。これらのイベントを通じて、「ともにつくり、ともに学ぶ」という活動理念の実現を目指すとともに、次世代を担う人材の育成を進めていきます。この機会にぜひご参加ください。

2019年4月~2020年3月 山口情報芸術センター[YCAM]

山口情報芸術センター[YCAM]2019年度事業

2019年2月14日プレスリリース

山並みの屋根が特徴的なYCAMの外観(撮影:勝村祐紀)

本プレスリリースに記載されていないその他のラインナップについては、決定次第順次YCAMウェブサイトで発表していきます。URL:

www.ycam.jp

Page 2: 山口情報芸術センター[ YCAM 2019 年度事業 · これらのイベントを通じて、「ともにつくり、とも に学ぶ」という活動理念の実現を目指すとともに、

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身体はどこから来て、どこへ行くのか

アーティスト集団contact GonzoとYCAMバイオ・リサーチによる新作インスタレーションを、普段は劇場空間として使用されるスタジオAで発表する展覧会です。肉体を即興的に激しくぶつけ合うパフォーマンスを中心に身体表現を追求してきたcontact Gonzo。本展では「身体はどこから来て、どこへ行くのか」という問いを出発点に、DNAなどによる遺伝的継承と、物語や伝承などによる文化的継承といったアプローチから実験、フィールドワーク、文献調査をおこない、新作を制作。YCAMが近年取り組んできたバイオテクノロジーの知見を生かし、生命の定義が書き換えられつつある現代の身体像を捉え直します。会期中には、ライブ・パフォーマンスやワークショップ、ギャラリーツアーなども開催します。

contact GonzoとYCAMバイオ・リサーチのメンバー撮影:伊藤隆之

10月12日(土)~2020年1月19日(日)

2019年2月プレスリリース

展覧会

バイオテクノロジーを体感しよう!

バイオテクノロジーの応用に関するYCAMの研究開発プロジェクト「YCAMバイオ・リサーチ」の取り組みを紹介するイベントです。

2017年以来の開催となる今回は、同時期に開催するcontact GonzoとYCAMによる新作インスタレーション展の制作過程で用いたバイオテクノロジーなどを紹介するとともに、バイオラボの基本的な機材を紹介するバイオラボツアーや、バイオテクノロジーに気軽に触れることのできるミニワークショップなどを設けます。子どもから大人までどなたでも参加ができます。

※詳細な開催日程はウェブサイトやフライヤーをご確認ください

YCAMバイオ・リサーチ・オープンデイの様子(2016年/撮影:大林直行[101 DESIGN])

YCAMバイオ・リサーチ・オープンデイ 10月~2020年1月

イベント

contact Gonzo+YCAMバイオ・リサーチ展(仮)

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2019年2月プレスリリース

世界の文化機関と考える「ラボの現在と可能性」

コンピューターを用いた創作のための学校が

日本に上陸!

トークイベントを軸に、展示やライブコンサート、ワークショップなどを通じて、YCAMの研究開発活動を体験できる複合型のイベントです。

3回目の開催となる今回は、同時期に開催するcontact GonzoとYCAMバイオ・リサーチによる新作インスタレーション展に合わせて「バイオテクノロジー」にフォーカスを当てます。「バイオテクノロジー」に取り組む文化機関からゲストを招聘し、ディスカッションを通して「これからのラボ」の姿を描き出します。

計算と電子工学を用いた表現や創作を学ぶための集中ワークショップです。

School for Poetic Computation[SFPC]は、アーティスト/リサーチャー/ハッカーのザッカリー・リーバーマンらが2014年にニューヨークに設立した「詩的なコンピューターの使い方」を学ぶための学校で、今回がアジア初上陸となります。コンピューターを用いた表現を考える上で基本的要素となる計算の概念と電子工学について、その倫理や歴史、文化背景を独自のカリキュラムを通じて学び、実際に手を動かしながら、参加者一人一人にとっての「創造とコンピューターとの関係性」の可能性について議論していきます。

「YCAMオープンラボ2018」トークセッションの様子(撮影:田邊アツシ)

過去の集中ワークショップの様子(2017年/撮影:萱野孝幸)

YCAMオープンラボ2019

SFPC Summer 2019 in Yamaguchi

11月16日(土)~17日(日)

9月

イベント

※詳細な開催日程はウェブサイトやフライヤーをご確認ください

ワークショップ

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「デベロップレイ」で運動会をハックせよ

全種目が世界初実施の超・最先端の運動会!

メディア・テクノロジーを駆使して新しいスポーツのアイデアを実現する、3日間のスポーツクリエーション合宿です。このイベントでは、開発(デベロップ)と実践(プレイ)を繰り返す「デベロップレイ」と呼ばれる制作手法を中心に、運動会競技を開発します。 競技の開発に使用するツールは運動会でおなじみのもののほかに、YCAMが開発したハイテクなツールも登場。まだ見ぬ運動会競技を生み出し、最終日には開発した競技を楽しむ運動会「未来の山口の運動会」を開催します。

「YCAMスポーツハッカソン2019」で生み出されたスポーツを体験する運動会形式のイベントです。

4回目の開催となる今回も、さまざまなメディア・テクノロジーやアイデアが詰め込まれた「未来の運動会」の種目が多数登場。参加者はチームに分かれ、勝敗を競っていきます。優勝チームには賞品もあるかも?大人も子どもも、お年寄りも、学校や地域でおこなわれる運動会とは一味違う未来の運動会で一緒に気持ちの良い汗をかきましょう。

「YCAMスポーツハッカソン2018」にてディベロップレイをおこなう参加者たち(2018年/撮影:塩見浩介)

「第3回 未来の山口の運動会」の様子(2018年/撮影:塩見浩介)

YCAMスポーツハッカソン2019

第4回未来の山口の運動会

5月3日(金)~5日(日)

5月5日(日)

イベント

イベント

2019年2月プレスリリース

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メディア・テクノロジーの特性を体感的に学ぶ

極上の音響環境で堪能するライブコンサート

YCAMがこれまでに開発した教育プログラムに触れるイベントシリーズです。

YCAMの教育プログラムはいずれも「社会」「身体」「メディア・テクノロジー」との関わり方をテーマに、単なるメディア・リテラシーの向上や知識の強化だけではなく、新しい価値観を通して物事を捉える「想像力/創造力」の向上にもつながるよう設計されています。今年度は、その中から「パスタ建築」「walking around surround」「森のDNA図鑑」「Jack In」の4種類のワークショップを2ヶ月ごとに実施します。

国内外のアーティストによる最先端の音響表現を紹介するライブコンサートシリーズです。国内でも屈指の音響環境を持つホールとして知られるスタジオAを拠点に、電子音楽からヒップホップまでジャンルを問わず幅広いラインナップでお届けします

「パスタ建築」を体験する参加者(2012年/撮影:丸尾隆一[YCAM])

sound tectonics #21(2018年/撮影:谷康弘)

未来の山口の授業 at YCAM

sound tectonicsシリーズ

6月~2020年1月

随時

ワークショップ

イベント

2019年2月プレスリリース

※詳細な開催日程はウェブサイトやフライヤーをご確認ください

※詳細な開催日程はウェブサイトやフライヤーをご確認ください

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日本最強の爆音映画祭、今年も出現!

YCAM夏の風物詩、今年も開催!

古典から最新作まで幅広く上映

繊細な大音響で映画を体感することで、これまでにない映画体験を創造する「爆音映画祭」が、今年もYCAMにやってきます。YCAMが誇る充実の音響環境を十全に用い、今回も往年の名作から話題の新作まで、幅広いラインナップを爆音でお届けします。

隣接する中央公園で開催する毎年恒例の野外上映イベントです。涼しい夜空の下で、お友だちやご家族と映画をお楽しみいただけます。今年も幅広いみなさまに楽しんでいただける作品の上映をおこなうほか、YCAMで生まれた映画の上映も予定しています。

国内外の優れた映画作品を紹介する上映会を週末を中心に開催しています。映画をきっかけにメディア・テクノロジーを用いた表現のエッセンスの一端に触れられるよう、今年も古典から最新作まで幅広い時代の、さまざまなジャンルの映画の上映をおこないます。

2016年に開催した「YCAM爆音映画祭2016」でのライブパフォーマンスの様子

ゲストを招いてのトークイベントの様子(2017年/撮影:谷 康弘)

YCAM爆音映画祭2019

真夏の夜の星空上映会

YCAMシネマ

8月29日(木)~9月1日(日)

8月9日(金)~11日(日・祝)

週末を中心に開催

映画

映画

映画

2019年2月プレスリリース