人・農地プラン(案)につい て - city.saitama.jp · 蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮...

73
議題1 人・農地プラン(案)につい1 人・農地プラン(案)について(諮問) …………… 1頁 2 人・農地プラン(案) ………………………………… 2頁 3 人・農地プラン(案)比較表 ………………………… 19頁 4 人・農地プラン審議会用基礎データ ………………… 21頁 5 地域の話合い 議事録 ………………………………… 22頁 6 地域の話合い当日配布資料 …………………………… 52頁 (一部省略)

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Page 1: 人・農地プラン(案)につい て - city.saitama.jp · 蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮 後谷 323 〇 黒田 和明 111 田 西区昭和 1,050 〇 見川 義雄 81 畑

議題1

人・農地プラン(案)について

1 人・農地プラン(案)について(諮問) …………… 1頁

2 人・農地プラン(案) ………………………………… 2頁

3 人・農地プラン(案)比較表 ………………………… 19頁

4 人・農地プラン審議会用基礎データ ………………… 21頁

5 地域の話合い 議事録 ………………………………… 22頁

6 地域の話合い当日配布資料 …………………………… 52頁 (一部省略)

Page 2: 人・農地プラン(案)につい て - city.saitama.jp · 蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮 後谷 323 〇 黒田 和明 111 田 西区昭和 1,050 〇 見川 義雄 81 畑

1

Page 3: 人・農地プラン(案)につい て - city.saitama.jp · 蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮 後谷 323 〇 黒田 和明 111 田 西区昭和 1,050 〇 見川 義雄 81 畑

人・農地プラン

(案)

2

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(参考様式第1号)

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha0.339

0.299

0.183 有

有 0.139

1.324

水稲露地野菜

0.1830.214

水稲露地野菜

0.0190.195

0.183

1.324

0.221 0.221

加藤 達明 77 水稲 0.828 水稲 0.529 0.299

0.032

0.105

0.126

井原 通安 84 水稲 0.221 無 0

0.228 水稲 0.089 0.139

河野 光俊 56 水稲 1.342 水稲 0.017

栗原 正樹 44 水稲

70 露地野菜 0.126 無 0 有

新井 良夫 63

貸付時期

貸付け等を希望する農地面積

0.105

農地中間管理機構への貸付希望の有無

見川 義雄

現状〔平成30年度〕

0.0800.038

0.105

経営規模の合計(ha、頭数等)

計画〔平成35年度〕

経営規模の合計(ha、頭数等)

0.0800.006

経営内容(作目)

水稲

水稲露地野菜

露地野菜

0

0.040

水稲露地野菜

0.032有

水稲露地野菜

0.3390.040

経営内容(作目)

0.339

集落・地域の耕地面積

949ha

更新年月(3回目)

平成31年2月(予定)

0.126

・西部地域の農地面積は949ha <農地台帳>、総農家数は845(販売農家数は454、自給的農家数391)<2015年農林業センサス>。・荒川流域の水田地帯が県内有数の早場米地帯となっている一方、大宮台地西部では、梨、ぶどう等の果樹や野菜が作付されている。・「耕作していない農地がある」方の割合は38.8%、「耕作していない農地になりそうな農地がある」方の割合は10.7%。原因の上位3つは「耕作する人がいない」が38.6%、「土地の条件が悪い」が18.6%、「その他」が13.4%。・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後にはどのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を選択した方が79.4%。・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつもりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が54.2%、「農地の出し手となる」を選択した方が17.4%、「農地の受け手となり規模を拡大していく」を選択した方が2.1%  <平成24年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

1.地域の人と農地の現状

年齢

農地中間管理機構からの借入希望の有無

担い手への農地集積・集約化や後継者確保が十分行われており、「近い将来農地の出し手となる者と農地」はない

農地面積

○4

ha

水稲果樹

水稲露地野菜

0.70.5認農

経営規模(ha、頭数等)

経営体(氏名)

0.50.5

69

人 ・ 農 地 プ ラ ン

2.今後の地域の中心となる経営体(中心経営体)

水稲露地野菜施設野菜

構成員(従業員)

低コスト化

6次産業化 低コスト化

18~28~

ha

属性

認農

経営者・代表者の年齢

石川 一次 80

2

経営内容(作目)

27~

1.30.40.2

ha

ha

水稲果樹

0.50.5

永村 芳夫

後継者の有無

活用が見込まれる施策

経営内容(作目)

取組年度

経営体育成支援事業

低コスト化・法人化等の取組

経営規模(ha、頭数等)

現状〔平成30年度〕

計画〔平成35年度〕

新規就農・6次産業化・高付加価値化・複合化・ 備考農業次世

代人材投資事業(開始型)

スーパーL資金の金利負担軽減措置

その他(  )

市町村名 集落/地域名 当初作成年月 更新年月(1回目) 更新年月(2回目)

平成29年9月平成29年3月西部地域さいたま市 平成27年12月

(近い将来農地の出し手となる者と農地)

近い将来農地の出し手となる者と農地

(氏名)

蓜島 和男

黒田 和明

榎本 良夫 86

59

65

※ 具体的な農地の貸付け等の計画がある場合は、「別紙:近い将来農地の出し手となる者の農地」に記載します。

〔国、都道府県に報告する場合は、農業者名を記載しますが、集落・地域で使用する場合は匿名とすることができます。〕

3

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水稲露地野菜果樹

3.50.20.6

ha

○ 低コスト化 継続 ○ ○

認農 森 康彦 52

1

5.80.20.1

ha

低コスト化 継続無認農 浪江 勝次 47

2

ha

6次産業化高付加価値化法人化多角化

29~29~29~29~

無水稲

露地野菜施設野菜

0.80.90.2

ha

水稲露地野菜施設野菜

0.81.50.2

認農 榎本 健司 40

2(4)

4

ha

○ 低コスト化 27~

無 水稲 1.6

ha

水稲

4.280.300.08

ha

低コスト化複合化法人化

継続継続34

4

水稲露地野菜果樹

無水稲

露地野菜果樹

1.20.10.3

※ 「今後の地域の中心となる経営体」には、集落・地域において営農活動を行う認定農業者、認定新規就農者、法人化や農地利用集積を行う意欲のある集落営農、市町村の基本構想に示す目標  とする所得水準を達成している経営体などの農業者がいれば、当該農業者の意向を確認した上で位置付けます。※ 「属性」には、認定農業者は「認農」、法人は「法」、集落営農は「集」、認定新規就農者は「認就」と記載します。※ 「経営体(氏名)」には、法人経営、集落営農など組織経営体の場合は、その組織経営体の名称を記載し、下段括弧書きで組織経営体の代表者名を記載します。  集落営農の構成員である認定農業者については、その全ての認定農業者の「認農:氏名」を記載します。※ 計画欄については、現状から概ね5年程度を記載する。(以下の計画欄についても同じ。)※ 「新規就農・6次産業化・・・・等の取組」には、経営発展のために今後取り組もうとする内容に合致する取組を選択し記載します。※ 「その他」には、6次産業化支援事業、強い農業づくり交付金(経営資源有効活用対策事業)、耕作放棄地再生利用緊急対策交付金など、活用が見込まれる関連施策がある場合に記載します。※ 「備考」には、活用する県単独事業などの施策の内容、経営発展に向けて取り組む内容で特筆すべき事項等があれば記載します。

水稲露地野菜

有認農島﨑 清一島﨑 栄光

7848

1.22

ha

3.70.3

ha

水稲露地野菜施設野菜

ha

2.840.200.05

ha

水稲露地野菜果樹

1.2

ha

 【 記載上の注意 】

金子 達弥 55

武笠 智和 低コスト化 継続水稲

○ 6次産業化 低コスト化

31 継続

水稲

2

53

認農 遠藤 一彦 52

5

酪農その他

60頭10.7

ha

酪農その他

80頭12.1

ha

○ ○

認農 髙﨑 定一 68

2 水稲 3.6

ha

水稲 7

ha

高付加価値化低コスト化

継続継続

4

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中心経営体は十分確保されている / 中心経営体はいるが十分ではない / 中心経営体がいない

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める・直売所での農産物の販売に加え、新たな販路拡大を目指す・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

5.4についての農地中間管理機構の活用方針取組事項

4.将来の農地利用の在り方

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとする人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

その他[右欄に自由に記載]

3.2から見た中心経営体の確保状況

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する 〇

担い手の分散錯圃を解消する

対応

耕作放棄地を解消する 〇

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける 〇

その他[右欄に自由に記載]

取組事項 対応

担い手に集積・集約化する

6.今後の地域農業の在り方

5

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別紙:近い将来農地の出し手となる者の農地

貸付 作業委託 売渡

蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮 後谷 323 〇

黒田 和明 111 田 西区昭和 1,050 〇

見川 義雄 81 畑 西区塚本町1丁目 1,260 〇

井原 通安 39-1 田 西区中野林 山本 2,207 〇

1299 田 西区宝来 八反田 998 〇

1300 田 西区宝来 八反田 998 〇

1301 田 西区宝来 八反田 998 〇

303 畑 西区飯田 久保田 191 〇

464 田 西区中野林 中郷 726 〇

465-1 田 西区中野林 中郷 912 〇

1653 田 桜区栄和 堤外平谷下 595 〇

1669 田 桜区栄和 堤外平谷下 267 〇

1670 田 桜区栄和 堤外平谷下 601 〇

1671 田 桜区栄和 堤外平谷下 588 〇

1699-1 田 桜区栄和 堤外平谷下 60 〇

1700-1 田 桜区栄和 堤外平谷下 157 〇

1739 田 桜区栄和 堤外平谷下 829 〇

1740 田 桜区栄和 堤外平谷上 604 〇

1741 田 桜区栄和 堤外平谷上 753 〇

1742 田 桜区栄和 堤外平谷上 783 〇

1746 田 桜区栄和 堤外平谷上 720 〇

1747 田 桜区栄和 堤外平谷上 638 〇

1749 田 桜区栄和 堤外平谷上 409 〇

近い将来農地の出し手となる者(氏名)

耕地地番 地目

加藤 達明

新井 良夫

河野 光俊

地名、地番、大字、字、集落番号

貸付け等の区分(㎡) 貸付け等の予定年度

農地中間管理機構への貸付けを予定

6

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1750 田 桜区栄和 堤外平谷上 793 〇

1751 田 桜区栄和 堤外平谷上 528 〇

1752 田 桜区栄和 堤外平谷上 1,080 〇

1753 田 桜区栄和 堤外平谷上 555 〇

1754 田 桜区栄和 堤外平谷上 244 〇

1757 田 桜区栄和 堤外平谷上 585 〇

1802 田 桜区栄和 堤外平谷上 59 〇

1807-1 田 桜区栄和 堤外平谷上 531 〇

542 田 桜区道場4丁目 1,510 〇

2099 田 桜区栄和 堤外砂原上 360 〇

540 田 西区三条町 押付田 698 〇

541 田 西区三条町 押付田 696 〇

246-3 畑 桜区塚本 西耕地 178 〇

246-4 畑 桜区塚本 西耕地 1,248 〇

247-1 畑 桜区塚本 西耕地 397 〇

250 畑 桜区塚本 西耕地 754 〇

239-1 畑 桜区塚本 西耕地 819 〇

※ 国、都道府県に報告する場合は、農業者名を記載しますが、集落・地域で使用する場合は匿名とすることができます。

【 記載上の注意 】※ 1の「近い将来農地の出し手となる者」ごとに記載します。

河野 光俊

栗原 正樹

榎本 良夫

7

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(参考様式第1号)

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

6次産業化低コスト化

継続継続

水稲露地野菜施設野菜果樹養鶏

1.402.330.050.10280羽 ha

水稲露地野菜施設野菜果樹養鶏

2.002.500.050.30300羽 ha

認農 浅子 幹夫 62

4

(近い将来農地の出し手となる者と農地)

近い将来農地の出し手となる者と農地

(氏名)

鈴木 通庸

城處 照子

小美野 俊幸 63

76

73

※ 具体的な農地の貸付け等の計画がある場合は、「別紙:近い将来農地の出し手となる者の農地」に記載します。

市町村名 集落/地域名 当初作成年月 更新年月(1回目) 更新年月(2回目)

平成29年9月平成29年3月中部地域さいたま市 平成27年12月

経営規模(ha、頭数等)

現状〔平成30年度〕

計画〔平成35年度〕

新規就農・6次産業化・高付加価値化・複合化・ 備考農業次世

代人材投資事業(開始型)

スーパーL資金の金利負担軽減措置

その他(  )

活用が見込まれる施策

経営内容(作目)

取組年度

経営体育成支援事業

低コスト化・法人化等の取組

○○

経営内容(作目)

後継者の有無

継続継続

ha

露地野菜施設野菜くわい

低コスト化法人化

属性

認農法

経営者・代表者の年齢

人 ・ 農 地 プ ラ ン

2.今後の地域の中心となる経営体(中心経営体)

経営規模(ha、頭数等)

経営体(氏名)

0.40.5

4(25)

構成員(従業員)

有限会社若谷農園(若谷 茂夫)

2.00.80.5

67

才 ha

施設野菜くわい

農地中間管理機構からの借入希望の有無

集落・地域の耕地面積

1,764ha

更新年月(3回目)

平成31年2月(予定)

担い手への農地集積・集約化や後継者確保が十分行われており、「近い将来農地の出し手となる者と農地」はない

農地面積

・中部地域の農地面積は1,764ha <農地台帳>、総農家数は1,750(販売農家数は886、自給的農家数864)<2015年農林業センサス>。・見沼田圃地域では植木、苗木、野菜等を中心に作付けされ、ブルーベリー、梨、ぶどう等の観光農園が点在している。大宮台地中心部から安行台地にかけては野菜、花き、植木を中心に作付けされ、チコリーや紅赤いものブランド化も進められている。・「耕作していない農地がある」方の割合は30.9%、「耕作していない農地になりそうな農地がある」方の割合は14.9%。原因の上位3つは「耕作する人がいない」が35.6%、「土地の条件が悪い」が19.6%、「他人に土地を貸すのは不安である」が13.7%。・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後にはどのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を選択した方が79.4%。・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつもりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が54.2%、「農地の出し手となる」を選択した方が17.4%、「農地の受け手となり規模を拡大していく」を選択した方が2.1%  <平成24年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

1.地域の人と農地の現状

年齢貸付け等を希望する農地面積

0.031

経営内容(作目)

農地中間管理機構への貸付希望の有無

有露地野菜

水稲露地野菜

0.0800.107

経営内容(作目)

0.090有

水稲露地野菜

0

0.0800.017

水稲 0.109有

貸付時期

現状〔平成30年度〕

0.109

0.116

経営規模の合計(ha、頭数等)

計画〔平成35年度〕

経営規模の合計(ha、頭数等)

0 0.109

0 有

榎本 譲治 64水稲露地野菜

0.3490.328

露地野菜 0.328

有 0.034

有 0.349

石川 美枝子 69 水稲 0.174 無 0.174

大畑 好弘 57 露地野菜 0.034 無 0 0.034

川島 広一 66 無 0.384 無 0 0.384 有 0.384

清水 肇 64水稲露地野菜

0.1890.117

露地野菜 0.106 0.189 有 0.189

長谷川 哲也 53 露地野菜 0.155 無 0 0.155 有 0.155

駒田 清 78 露地野菜 0.336 露地野菜 0.202 0.133 有 0.133

0.090

0.031

0.349

0.174

〔国、都道府県に報告する場合は、農業者名を記載しますが、集落・地域で使用する場合は匿名とすることができます。〕

8

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ha

植木・苗木 3.0

ha

低コスト化 継続認農 萩原 久男 67

4(1)

有 植木・苗木 3.0

低コスト化 22~0.20.1

ha

露地野菜植木・苗木

0.40.5

ha

認農 関口 正夫 63

2

無露地野菜植木・苗木

○低コスト化高付加価値化

3132

水稲露地野菜

0.40.4

ha

水稲露地野菜

0.40.4

ha

認農 小山 吉男 66

3

○高付加価値化低コスト化法人化

25~25~33

水稲露地野菜露地花卉施設花卉

0.20.11.10.2 ha

水稲露地野菜露地花卉施設花卉

0.20.30.90.4 ha

認農 大塚 勇 53

3(3)

ha

○ 新規就農低コスト化

29~29~

有 露地野菜施設野菜

0.3300.005

ha

露地野菜施設野菜果樹

0.330.050.15

認農 山口 毅 55

2

継続継続30

ha

水稲露地野菜植木・苗木果樹その他

0.20.20.81.40.2 ha

6次産業化高付加価値化法人化

認農 守屋 一隆 47

4(5)

水稲露地野菜植木・苗木果樹その他

0.20.50.80.50.8

低コスト化法人化

27~33

○ ○1.10.7

ha

水稲露地野菜植木・苗木

1.12.00.6

ha

○認農 守富 弘彰 48

3(1)

無水稲

植木・苗木

低コスト化法人化

継続32

1.20.2

ha

露地花卉施設花卉

1.20.2

ha

認農 武笠 勉 65

2(3)

無露地花卉施設花卉

6次産業化高付加価値化複合化多角化

25~25~継続10~

露地野菜植木・苗木果樹

(観光農園)

0.20.53.1

ha

露地野菜植木・苗木果樹

(観光農園)

0.20.54.5

ha

認農 備藤 行裕 46

4(12)

23~ ○

ha

露地野菜果樹

しいたけ

1.830.600.07

ha

低コスト化認農 鈴木 伝一 50

3

無露地野菜果樹

しいたけ

2.190.300.01

新規就農6次産業化法人化

28~3029~

○ ○0.9

ha

露地野菜 9.0

ha

○認農法

株式会社こばやし農園

(小林 弘治)52

1(2)

無 露地野菜

高付加価値化複合化

低コスト化

継続継続28~

○ ○

0.50.40.10.5 ha

水稲露地野菜施設野菜くわい

0.40.60.30.6 ha

○認農 若谷 真人 45

3(7)

水稲露地野菜施設野菜くわい

6次産業化複合化低コスト化法人化多角化

20~16~16~29~25~

○露地野菜施設野菜植木・苗木

0.30.60.5

ha

露地野菜施設野菜植木・苗木

0.51.00.4

ha

認農 岡田 徹 37

4(11)

継続

ha

露地野菜植木・苗木軟化野菜

0.70.40.4

ha

○ 低コスト化認農 榎本 昇 65

3(1)

無露地野菜植木・苗木軟化野菜

0.40.20.2

低コスト化 21~ ○ ○3.50.1

ha

露地野菜施設野菜

6.00.2

ha

○認農 磯部 大輔 41

5(4)

無露地野菜施設野菜

認農 奥田 充宏 55

5

○露地野菜植木・苗木

0.81.1

ha

露地野菜植木・苗木

1.01.4

ha

高付加価値化 継続

ha

継続認農 清水 日出男 66

4

低コスト化 ○植木・苗木 0.9

ha

植木・苗木 1.6

認農 守谷 一男 71

3

有露地野菜植木・苗木果樹

0.80.80.1

ha

露地野菜植木・苗木果樹

0.80.80.1

ha

低コスト化複合化

継続継続

9

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新規就農 30 ○0.300.07

ha

露地野菜くわい

0.500.07

ha

認就 中野 裕貴 24

1

無露地野菜くわい

高付加価値化 継続0.800.010.01

ha

施設野菜露地野菜露地花卉

0.830.010.01

ha

細沼 和明 68

3

有施設野菜露地野菜露地花卉

低コスト化 継続 ○露地花卉施設花卉

2.20.2

ha

露地花卉施設花卉

2.20.2

ha

星野 昌章 60

3

6.0 ○

ha

新規就農低コスト化複合化法人化

30353535

ha

2

0.1 露地野菜64認就

0.2

ha

露地野菜

竹内 英樹 露地野菜

原田 実記輔 50 露地野菜

2

1

ha

○無 新規就農 28~

細沼 武彦 73

3

有水稲

露地野菜施設野菜

0.500.510.02

ha

水稲露地野菜施設野菜

0.500.510.02

ha

○ 低コスト化 継続

細沼 洋 53

2(13)

無露地野菜施設野菜

0.60.2

ha

露地野菜施設野菜

0.60.2

ha

○ 低コスト化 継続 ○

渡部 浩至 47

1(1)

施設野菜 0.1

ha

施設野菜 0.2

ha

○ 低コスト化 24~

認就 村上 輝久 44

2

露地野菜 0.2

ha

露地野菜 0.6

ha

○ 新規就農 27~ ○

認就 藤野 泰一 46

3

無 露地野菜 0.6

ha

露地野菜 1.2

ha

○ 新規就農 28~ ○

認就 守屋 喜広 28

3(1)

無水稲

施設花卉0.60.1

ha

水稲施設花卉

0.60.3

ha

新規就農 28~ ○

認就 千葉 隆哉 38

1

無 露地野菜 0.07

ha

露地野菜 0.3

ha

○ 新規就農 29~ ○

認就法

株式会社E&GREEN(白子 文章)

40

1(1)

無28~28~

○ ○施設野菜 0.02

ha

施設野菜 0.02

ha

有水稲

露地野菜0.80.4

椎貝 利夫 63

1新規就農法人化

29~31

ha

水稲露地野菜

0.80.4

ha

新規就農法人化

10

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※ 「今後の地域の中心となる経営体」には、集落・地域において営農活動を行う認定農業者、認定新規就農者、法人化や農地利用集積を行う意欲のある集落営農、市町村の基本構想に示す目標  とする所得水準を達成している経営体などの農業者がいれば、当該農業者の意向を確認した上で位置付けます。※ 「属性」には、認定農業者は「認農」、法人は「法」、集落営農は「集」、認定新規就農者は「認就」と記載します。※ 「経営体(氏名)」には、法人経営、集落営農など組織経営体の場合は、その組織経営体の名称を記載し、下段括弧書きで組織経営体の代表者名を記載します。  集落営農の構成員である認定農業者については、その全ての認定農業者の「認農:氏名」を記載します。※ 計画欄については、現状から概ね5年程度を記載する。(以下の計画欄についても同じ。)※ 「新規就農・6次産業化・・・・等の取組」には、経営発展のために今後取り組もうとする内容に合致する取組を選択し記載します。※ 「その他」には、6次産業化支援事業、強い農業づくり交付金(経営資源有効活用対策事業)、耕作放棄地再生利用緊急対策交付金など、活用が見込まれる関連施策がある場合に記載します。※ 「備考」には、活用する県単独事業などの施策の内容、経営発展に向けて取り組む内容で特筆すべき事項等があれば記載します。

 【 記載上の注意 】

11

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中心経営体は十分確保されている / 中心経営体はいるが十分ではない / 中心経営体がいない

6.今後の地域農業の在り方

対応

担い手に集積・集約化する 〇

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとする人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する 〇

担い手の分散錯圃を解消する 〇

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける 〇

その他[右欄に自由に記載]

その他[右欄に自由に記載] 〇

3.2から見た中心経営体の確保状況

耕作放棄地を解消する 〇

対応

取組事項

継続的に、農地中間管理事業の活用について、地域で話合いを実施していく

5.4についての農地中間管理機構の活用方針取組事項

4.将来の農地利用の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める・新規就農の方が就農しやすいように関係機関や地域農業者など地域全体で支援する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

12

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別紙:近い将来農地の出し手となる者の農地

貸付 作業委託 売渡

鈴木 通庸 132 田 見沼区上山口新田 屋敷 1,091 〇

1012-1 田 浦和区大原4丁目 558 〇

1012-2 田 浦和区大原4丁目 1,256 〇

1013-1 田 浦和区大原4丁目 1,170 〇

1013-2 田 浦和区大原4丁目 855 〇

1966 田 見沼区膝子 新田 895 〇

1967 田 見沼区膝子 新田 998 〇

長谷川 哲也 393 畑 緑区見沼 1,550 〇

駒田 清 518 畑 見沼区片柳1丁目 1,333 〇

1846 畑 緑区大崎 間ノ谷 168 〇

1847-1 畑 緑区大崎 間ノ谷 148 〇

1929 田 見沼区膝子 新田 499 〇

1930 田 見沼区膝子 新田 499 〇

1931 田 見沼区膝子 新田 697 〇

1932 田 見沼区膝子 新田 300 〇

1934 田 見沼区膝子 新田 499 〇

1953 田 見沼区膝子 新田 998 〇

石川 美枝子 190 田 見沼区宮ヶ谷塔4丁目 1,742 〇

大畑 好弘 23 畑 浦和区三崎 344 〇

小美野 俊幸 256 畑 緑区見沼 900 〇

地目

榎本 譲治

地名、地番、大字、字、集落番号

貸付け等の区分(㎡) 貸付け等の予定年度

川島 広一

清水 肇

城處 照子

※ 国、都道府県に報告する場合は、農業者名を記載しますが、集落・地域で使用する場合は匿名とすることができます。

農地中間管理機構への貸付けを予定

【 記載上の注意 】※ 1の「近い将来農地の出し手となる者」ごとに記載します。

近い将来農地の出し手となる者(氏名)

耕地地番

13

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(参考様式第1号)

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

才 ha ha ha ha

26~27~

ha

水稲露地野菜施設野菜その他

3.30.30.50 ha

○複合化

低コスト化認農 清水 実 54

5(8)

有水稲

施設野菜その他

2.30.50.2

28~28~

○ ○

ha

水稲施設野菜くわい

10.00.10.4

ha

○6次産業化低コスト化

認農 小林 勝一 60

4(7)

有水稲

施設野菜くわい

3.80.10.4

0.478

関根 毅 50 無 0.181 無 0 有 0.181

無 0

関根 鈴江 83 無 0.478 無 0 有

堀江 秀雄 71 無 0.302 無 0

貸付時期

現状〔平成30年度〕

1.3430.7870.2930.186

経営規模の合計(ha、頭数等)

計画〔平成35年度〕

経営規模の合計(ha、頭数等)

1.2520.438

水稲露地野菜水稲露地野菜

露地野菜

0.1680.186

0.041

水稲露地野菜

0.440有

水稲露地野菜

露地野菜 0.149

経営内容(作目)

0.108

貸付け等を希望する農地面積

0.125

経営内容(作目)

農地中間管理機構への貸付希望の有無

1,849ha

更新年月(3回目)

平成31年2月(予定)

担い手への農地集積・集約化や後継者確保が十分行われており、「近い将来農地の出し手となる者と農地」はない

農地面積

・東部地域の農地面積は1,849ha <農地台帳>、・総農家数は1,133(販売農家数は764、自給的農家数369)<2015年農林業センサス>。・元荒川と綾瀬川流域では水稲や転作作物で特産品のくわい、岩槻台地では、小松菜、山東菜などの施設栽培が活発に行われ、JAを中心とした共販による市場出荷が行われているととともに、若手農業者によるヨーロッパ野菜の生産・普及活動が行われている。・「耕作していない農地がある」方の割合は48.8%、「耕作していない農地になりそうな農地がある」方の割合は9.7%。原因の上位3つは「耕作する人がいない」が33.5%、「土地の条件が悪い」が24.6%、「他人に土地を貸すのは不安である」が11.7%。・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後にはどのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を選択した方が79.4%。・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつもりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が54.2%、「農地の出し手となる」を選択した方が17.4%、「農地の受け手となり規模を拡大していく」を選択した方が2.1%  <平成24年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

1.地域の人と農地の現状

年齢

市町村名

農地中間管理機構からの借入希望の有無

ha

露地野菜 3.0

人 ・ 農 地 プ ラ ン

2.今後の地域の中心となる経営体(中心経営体)

経営規模(ha、頭数等)

経営体(氏名)

2.7

集落・地域の耕地面積

属性

認農法

経営者・代表者の年齢

構成員(従業員)

低コスト化法人化

経営内容(作目)

継続継続

ha

露地野菜有限会社若谷農園(若谷 茂夫)

67

4(25)

後継者の有無

活用が見込まれる施策

経営内容(作目)

取組年度

経営体育成支援事業

低コスト化・法人化等の取組

経営規模(ha、頭数等)

現状〔平成30年度〕

計画〔平成35年度〕

新規就農・6次産業化・高付加価値化・複合化・ 備考農業次世

代人材投資事業(開始型)

スーパーL資金の金利負担軽減措置

その他(  )

集落/地域名 当初作成年月 更新年月(1回目) 更新年月(2回目)

平成29年9月平成29年3月東部地域さいたま市 平成27年12月

(近い将来農地の出し手となる者と農地)

近い将来農地の出し手となる者と農地

(氏名)

吉田 和子

染谷 重子

小澤 一子 70

70

76

※ 具体的な農地の貸付け等の計画がある場合は、「別紙:近い将来農地の出し手となる者の農地」に記載します。

0.440

0.125

0.302

0.478

0.181

0.108

〔国、都道府県に報告する場合は、農業者名を記載しますが、集落・地域で使用する場合は匿名とすることができます。〕

14

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○複合化

低コスト化6次産業化

27~継続30

○ ○

水稲露地野菜露地野菜(市民農園)施設野菜(観光農園)

0.150.200.050.35 ha

水稲露地野菜露地野菜(市民農園)施設野菜(観光農園)

0.150.200.200.35 ha

認農 深井 博 58

2(1)

ha

○6次産業化低コスト化法人化

継続継続継続

無水稲

露地野菜施設野菜

1.01.11.9

ha

水稲露地野菜施設野菜

1.25.02.0

認農 濱野 恒 46

5(32)

高付加価値化低コスト化

29~29~

○ ○7.30.8

ha

水稲露地野菜

10.00.2

ha

○認農小島 信昭小島 好子小島 征子

525276

4

無水稲

露地野菜

低コスト化 多角化

継続19~

水稲施設野菜(観光農園)くわい

1.10.10.2

ha

水稲施設野菜(観光農園)くわい

1.50.10.4

ha

認農 金子 賢一 69

3(8)

ha

○高付加価値化低コスト化

3333

無 施設野菜 0.3

ha

水稲施設野菜

5.00.3

認農 飯山 正樹 54

2(7)

ha

○高付加価値化低コスト化

29~28~

無 水稲 3.3

ha

水稲 10認農 赤沼 實 61

2

ha

高付加価値化低コスト化

29~継続

無水稲

施設花卉その他

0.40.20.2

ha

水稲施設花卉その他

0.40.20.2

認農 濱野 力 43

4(5)

0.80.40.3

ha

高付加価値化 30

有水稲

露地野菜施設野菜

0.80.40.3

ha

水稲露地野菜施設野菜

2(1)

認農中村 誠中村 優太

5629

3

ha

○ 低コスト化  26~

高付加価値化 継続

有水稲くわい

16.10.2

ha

水稲くわい

17.00.2

4

2.5

ha

植木・苗木植木・苗木有認農 小島 克之 49

認農 西川 清 60

認農 三城 貴広 47

水稲露地野菜施設野菜

0.6

ha

0.90.60.1

0.91.5

ha

水稲植木・苗木

水稲露地野菜施設野菜

認農 6229~29~

有高付加価値化低コスト化

4

ha

○ ○0.90.60.1

ha

ha

鈴木 一全

才 名

認農 有山 茂寿 47

3

無水稲

植木・苗木0.92.8

ha

○ 低コスト化 継続 ○ ○

認農 池田 陽一 49

3(12)

有水稲

施設野菜0.71.2

ha

水稲施設野菜

0.71.5

ha

高付加価値化低コスト化法人化

継続継続継続

水稲露地野菜施設花卉

木村 彰宏 38

4(4)

無0.52.00.4

ha

水稲露地野菜施設花卉

0.55.00.6

ha

○高付加価値化 低コスト化法人化

17~17~32

○ ○

認農 濱野 一利 41

5(14)

無水稲

露地野菜施設野菜

1.10.10.9

ha

水稲露地野菜施設野菜

1.10.11.1

ha

低コスト化法人化

継続継続

3

無水稲

露地野菜2.30.2

ha

水稲露地野菜

3.00.2

ha

○ 低コスト化  30

認農 千場 治 61

3(11)

有水稲

露地野菜施設野菜

1.70.60.5

ha

水稲露地野菜施設野菜

1.71.00.7

ha

高付加価値化低コスト化

継続継続

認農 小泉 孝行 67

2(3)

無水稲露地野菜くわい

2.100.080.13

ha

水稲露地野菜(市民農園)

3.00.1

高付加価値化 24~ ○

15

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※ 「今後の地域の中心となる経営体」には、集落・地域において営農活動を行う認定農業者、認定新規就農者、法人化や農地利用集積を行う意欲のある集落営農、市町村の基本構想に示す目標  とする所得水準を達成している経営体などの農業者がいれば、当該農業者の意向を確認した上で位置付けます。※ 「属性」には、認定農業者は「認農」、法人は「法」、集落営農は「集」、認定新規就農者は「認就」と記載します。※ 「経営体(氏名)」には、法人経営、集落営農など組織経営体の場合は、その組織経営体の名称を記載し、下段括弧書きで組織経営体の代表者名を記載します。  集落営農の構成員である認定農業者については、その全ての認定農業者の「認農:氏名」を記載します。※ 計画欄については、現状から概ね5年程度を記載する。(以下の計画欄についても同じ。)※ 「新規就農・6次産業化・・・・等の取組」には、経営発展のために今後取り組もうとする内容に合致する取組を選択し記載します。※ 「その他」には、6次産業化支援事業、強い農業づくり交付金(経営資源有効活用対策事業)、耕作放棄地再生利用緊急対策交付金など、活用が見込まれる関連施策がある場合に記載します。※ 「備考」には、活用する県単独事業などの施策の内容、経営発展に向けて取り組む内容で特筆すべき事項等があれば記載します。

 【 記載上の注意 】

16

Page 18: 人・農地プラン(案)につい て - city.saitama.jp · 蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮 後谷 323 〇 黒田 和明 111 田 西区昭和 1,050 〇 見川 義雄 81 畑

中心経営体は十分確保されている / 中心経営体はいるが十分ではない / 中心経営体がいない

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める・減農薬など、環境保全型農業への取り組みを進める・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

5.4についての農地中間管理機構の活用方針取組事項

4.将来の農地利用の在り方

対応

その他[右欄に自由に記載]

3.2から見た中心経営体の確保状況

耕作放棄地を解消する 〇

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとする人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する 〇

担い手の分散錯圃を解消する 〇

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける 〇

その他[右欄に自由に記載]

取組事項 対応

担い手に集積・集約化する 〇

6.今後の地域農業の在り方

17

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別紙:近い将来農地の出し手となる者の農地

貸付 作業委託 売渡

523 田 岩槻区横根 上組 545 〇

537 田 岩槻区横根 上組 370 〇

532 畑 岩槻区横根 上組 412 〇

539-2 畑 岩槻区横根 上組 915 〇

539-3 畑 岩槻区横根 上組 220 〇

541 畑 岩槻区横根 上組 902 〇

1427 畑 岩槻区浮谷 捻橋 786 〇

1387 畑 岩槻区浮谷 捻橋 254 〇

837-1 田 岩槻区横根 上平沼 1,226 〇

837-2 田 岩槻区横根 上平沼 29 〇

547-1 畑 岩槻区長宮 前田 1,586

552 畑 岩槻区長宮 前田 406

554-1 畑 岩槻区長宮 前田 240

575-1 畑 岩槻区長宮 前田 400

578 畑 岩槻区長宮 前田 383

172 畑 岩槻区箕輪 東 3,623 〇

179 畑 岩槻区箕輪 東 1,160 〇

関根 毅 170-1 畑 岩槻区箕輪 東 1,818 〇

178 畑 岩槻区大森 宅地 188 〇

179 畑 岩槻区大森 宅地 512 〇

180-1 畑 岩槻区大森 宅地 284 〇

180-2 畑 岩槻区大森 宅地 95 〇

耕地地番 地目

吉田 和子

染谷 重子

堀江 秀雄

地名、地番、大字、字、集落番号

貸付け等の区分(㎡) 貸付け等の予定年度

※ 国、都道府県に報告する場合は、農業者名を記載しますが、集落・地域で使用する場合は匿名とすることができます。

農地中間管理機構への貸付けを予定

【 記載上の注意 】※ 1の「近い将来農地の出し手となる者」ごとに記載します。

関根 鈴江

小澤 一子

近い将来農地の出し手となる者(氏名)

18

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人・農地プラン(案)比較表 参考資料 1西部地域 中部地域 東部地域 変更点

9名 10名 6名西部 4名増(5名増1名減)中部 6名増(7名増1名減)東部 2名増(3名増1名減)

貸付け等を希望する農地面積(ha)合計2.768 1.648 1.634

西部 1.886ha増中部 0.766ha増東部 0.111ha減

10名 34名 21名西部 2名増中部 9名増東部 2名増

担い手はいるが十分ではない 担い手はいるが十分ではない 担い手はいるが十分ではない

項目追加【補足】平成24年度さいたま市農家意向・意識アンケートの※印以下の項目は地域別の集計ではないため3地域とも同じ回答

1.地域の人と農地の現状

(近い将来農地の出し手となる者と農地)

項目

3.2から見た中心経営体の確保状況

2.今後の地域の中心となる経営体(担い手)

・農地面積 949ha<農地台帳>・総農家数 845(販売農家数 454、自給的農家数391)<2015年農林業センサス>

・荒川流域の水田地帯が県内有数の早場米地帯となっている一方、大宮台地西部では、梨、ぶどう等の果樹や野菜が作付されている。

・「耕作していない農地がある」方の割合は38.8%・「耕作していない農地になりそうな農地がある」方の割合は10.7%・原因の上位3つは「耕作する人がいない」が38.6%、「土地の条件が悪い」が18.6%、「その他」が13.4%

※・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後にはどのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を選択した方が79.4%・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつもりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が54.2%、「農地の出し手となる」を選択した方が17.4%、「農地の受け手となり規模を拡大していく」を選択した方が2.1%<平成24年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

・農地面積 1,764ha<農地台帳>・総農家数 1,750(販売農家数 886、自給的農家数864)<2015年農林業センサス>

・見沼田圃地域では植木、苗木、野菜等を中心に作付けされ、ブルーベリー、梨、ぶどう等の観光農園が点在している。大宮台地中心部から安行台地にかけては野菜、花き、植木を中心に作付けされ、チコリーや紅赤いものブランド化も進められている。

・「耕作していない農地がある」方の割合は30.9%・「耕作していない農地になりそうな農地がある」方の割合は14.9%・原因の上位3つは「耕作する人がいない」が35.6%、「土地の条件が悪い」が19.6%、「他人に土地を貸すのは不安である」が13.7%※・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後にはどのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を選択した方が79.4%・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつもりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が54.2%、「農地の出し手となる」を選択した方が17.4%、「農地の受け手となり規模を拡大していく」を選択した方が2.1%<平成24年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

・農地面積 1,849ha<農地台帳>・総農家数 1,133(販売農家数 764、自給的農家数369)<2015年農林業センサス>

・元荒川と綾瀬川流域では水稲や転作作物で特産品のくわい、岩槻台地では、小松菜、山東菜などの施設栽培が活発に行われ、JAを中心とした共販による市場出荷が行われているととともに、若手農業者によるヨーロッパ野菜の生産・普及活動が行われている。

・「耕作していない農地がある」方の割合は48.8%・「耕作していない農地になりそうな農地がある」方の割合は9.7%・原因の上位3つは「耕作する人がいない」が33.5%、「土地の条件が悪い」が24.6%、「他人に土地を貸すのは不安である」が11.7%※・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後にはどのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を選択した方が79.4%・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつもりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が54.2%、「農地の出し手となる」を選択した方が17.4%、「農地の受け手となり規模を拡大していく」を選択した方が2.1%<平成24年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

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人・農地プラン(案)比較表 参考資料 1

西部地域 中部地域 東部地域 変更点項目4.将来の農地利用の在り方

担い手に集積・集約化する 〇 〇 〇

担い手の分散錯圃を解消する 〇 〇 〇

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する〇 〇 〇

耕作放棄地を解消する 〇 〇 〇

その他[自由に記載] - - - 文章の削除

5.4についての農地中間管理機構の活用方針

地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

〇 〇 〇 西部 〇記入

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

〇 〇 〇 西部 〇記入

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとする人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

〇 〇 〇 西部 〇記入

その他[自由に記載]

-

継続的に、農地中間管理事業の活用について、地域で話合いを実施していく

-西部 文章削除中部 文章記入

6.今後の地域農業の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める・直売所での農産物の販売に加え、新たな販路拡大を目指す・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める・新規就農の方が就農しやすいように関係機関や地域農業者など地域全体で支援する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める・減農薬など、環境保全型農業への取り組みを進める・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

新様式(選択式から記述式へ)上4つは全地域共通項目として記入。残りの項目は昨年度の内容等を踏まえ記入。

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人・農地プラン審議会用基礎データ

西部地域

【西区、桜区】

中部地域 【北区、大宮、見沼、中央、浦和、南、緑区】

東部地域

【岩槻区】 市全体

担い手

状況

(※1)

認定農業者

28名

23経営体 (西 区 21/18)

(桜 区 7/5 )

認定新規就農者

0名

認定農業者

106名

93経営体 (見沼区 53/41)

(緑 区 43/42)

(北 区 5/5 )

(南 区 4/4 )

(中央区 1/1 )

認定新規就農者

9名(うち、見込み2

名)

認定農業者

91名

75経営体

認定新規就農者

2名

認定農業者

225名

191経営体

認定新規就農者

11名 (うち、見込み2名)

主な作

付品目

水稲(早場米)

果樹(なし、ぶど

う)

野菜

植木・苗木

花き、野菜

果樹(ブルーベリ

ー、なし、ぶどう)

チコリー、紅赤いも

水稲

くわい

葉物(こまつな、

山東な等)

経営耕

地面積

(※2)

528ha (西 404 桜 124 )

860ha (見沼395 緑 359)

(北 37 南 30)

(大宮 14 中央 18)

(浦和 7)

971ha 2,358ha

総農家数

(※2)

845戸

(西 602 桜 243 )

1,750戸 (見沼 689 緑 658)

(北 139 南 112 )

(大宮 58 中央 53)

(浦和 41)

1,133戸 3,728戸

地域の

特徴

・水稲がメイン

・農家レストラン、

観光農園がある

・直売がメイン

・観光農園、市民

農園が多い

・見沼田圃は、景

観面でも保全が求

められている

・葉物野菜の産地

・市場出荷が多い

※1 平成30年度地域の話合い案内通知発送時点(平成30年6月中旬)

認定農業者、認定新規就農者は認定が見込まれる者も含む

※2 さいたま市の農業(P.9)より抜粋

(資料:2015年農林業センサス統計報告書・埼玉県の農林業の概況)

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地域の話合い

議事録

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人・農地プランの見直しに向けた地域の話合い

議事録(西部地域)

1.日時

平成30年7月30日(金)14:00~16:30

2.場所

西区役所 大会議室

3.出席者

区分 人数

農業者(農業委員、農地利用最適化推進員、

認定農業者、認定新規就農者等) 19名

農地の出し手等 1名

さいたま農業協同組合 2名

農地中間管理機構(埼玉県農林公社) 1名

さいたま農林振興センター 2名

さいたま市農業委員会事務局 1名

さいたま市農業環境整備課 2名

さいたま市農業政策課 6名

合計 34名

4.制度説明

農地中間管理事業及びさいたま市農地流動化支援事業費協力金について資

料に沿って説明を行った。

(1)農地中間管理事業について(資料1) (説明 農地中間管理機構)

【質疑応答】

特になし

(2)さいたま市農地流動化支援事業費協力金について(資料2)

(説明 農業政策課)

【質疑応答】

23

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特になし

5.地域の話合い(資料3・資料4・資料5)

(1)地域の人と農地の現状(資料3(1枚目))

今年度から新しくできた項目であり、国が実施している農林業センサス

の数字やさいたま市が平成24年度に実施した「農家意向・意識アンケー

ト」の結果を記入している。

(2)近い将来農地の出し手となる者と農地(資料3(1枚目)・資料4)

農地の借り手を探している方の農地の一覧となる。また、この農地につ

いて、詳細な内容が「別紙」に掲載されている。また、地図に示したもの

が資料4になる。大きな地図は会場内に掲示している。今年度、西部地域

は9名の方に同意がとれたので掲載している。

これらの農地について興味がある方は、農業政策課に別途御連絡いただき

たい。また、今後知り合い等、西部地域で農地を探している方がいた場合、

積極的に御紹介いただきたい。

(3)今後の地域の中心となる経営体 (資料3(1枚目))

今回、今後の地域の中心となる経営体への位置づけ希望者を調査した結

果、認定農業者等より10名(前年度比2名増)の方が手を挙げた。この

10名については、人・農地プランの今後の地域の中心となる経営体とし

て位置づけることについて、地域の合意を得られた。

(4)担い手の確保状況 (資料3(3枚目))

地域の担い手の確保状況については、10名の位置づけ希望者がいたも

のの、西部地域全体でみると、担い手はいるが十分ではないが適当とする

ことに対し、出席者からの反対意見はなかった。

(5)将来の農地利用の在り方

【取組事項】

担い手に集積・集約化する

担い手の分散錯圃を解消する

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する

耕作放棄地を解消する

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将来の農地利用の在り方について、昨年度と同じ全ての取組事項に〇を

つけることに対し、出席者からの反対意見はなかった。

(6)農地中間管理機構の活用方針

【取組事項】

農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管理機構に

貸し付ける

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとする人は、原

則として農地中間管理機構に貸し付ける

農地中間管理機構の活用方針については、馬宮地域において、具体的な

話が進んでいることを踏まえ、全ての取組事項に〇をつけることで出席者

からの反対意見はなかった。

【質疑意見等】

①馬宮地域は稲作が主体の地域である。10年、20年後くらいまでは担

い手はいると思うが、その先がどうなるかわからない。昨年から馬宮土

地改良区を母体として農地中間管理機構を使うことを考えている。堤外

になるが、農地中間管理機構を使って、圃場整備を行って、大きな圃場

にしていきたいと考えている。土地改良区の理事や総代に参加いただい

て前向きに進めようとしている段階。皆さんと協力しながらやっていき

たい。農地の状況として、私たちの地域は、遊休農地は少ない。自分で

やったり、担い手に貸して作ってもらったりしている。馬宮の方針とし

ては、現状自分で耕している人は農地中間管理機構に貸してもらって、

また農地中間管理機構から自分が借り受けて使う、将来自分が出来なく

なったら、農地中間管理機構に預けて、担い手に預けるやり方がよいと

考えている。

②担い手といっても一馬力でやっている。地元から法人化ができればよい

が、難しい。その辺をどうやってクリアするのか行政の問題。あとは、

農地中間管理事業では、担い手が見つからないと農地が返されてしまう

ことが問題だと思う。返された時には農家をやっていないだろう。その

辺のお金のかかるところを行政でなんとかならないか。あとは農協でお

願いしたい。

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今までの実績では、農地を返さずに済んでいる。単なる利用権設定だと、

担い手の方がやらなくなると、農地が即帰ってくる。それが農地中間管理

事業を利用すれば2年間の猶予が出来る。選ぶ人がやりやすい所を選択す

る形になるので、今後農地中間管理機構に預けられる農地が面積的に広が

っていく中で、担ってくれる人がどうなるか、不透明な部分はある。

農林公社も新規就農者を育成している。地域に入ってくれる人を余力の

あるうちに地域で育てていかないといけない。実際、他市では、地域の大

きな農家が新規就農者の面倒を見ており、機械を買う時の保証人になった

という地域もある。このようなことを地域でやっていけたらいいかと思

う。

先ほど話にあったが、馬宮の堤外だけをやるのは大変だと思う。堤内と

堤外を両方やるなど考えないといけない。法人化も視野に入れていただけ

るとありがたい。

若い人だけでなくリタイアした方も農業を行えるので、そういう方を取

り込んでいければ、一つの法人が続けていくことができる。一人が病気に

なっても、他の人が対応できるような在り方を目指して頂きたい。(農林

公社)

堤内の水田は堤外に比べてリスクが大きい。畑作も難しい。県内では事

例がないが、農家負担無しで圃場整備が出来る制度があるので活用してい

きたい。

法人化という話がでたが、10haとかでは設備投資は合わないと思う。

今、持っている機械や乾燥機がいずれ更新の時期が来るが、それまでに圃

場整備をして、法人化して、機械を1か所でまとめることができれば良い

と思う。堤外の土地も併せてやっていかないと経営的には難しいと思う。

今日やって明日には出来るという特効薬はないが、とりあえず農地中間管

理機構に貸して頂いて、一旦皆さんにお返しするので、それをやりながら

圃場整備をやってその先には法人化という形も是非御検討頂きたい。(さ

いたま農林振興センター)

③植水、馬宮はかなり広く作っているが、指扇地区はそんなにたくさん作

っている場所ではない。今農家が困っているのは後継者がいないという

こと、自分の持っている畑をどうしようかということ。大きなところを

集約すれば話は早いが、集約化してまとめることができない土地につい

てはどういう方向がいいのかお聞きしたい。

畑でもある程度まとまっていないと、他から来てまでは入ってもらえな

いと思う。地域として農地中間管理事業に乗ってもらうことができれば可

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能性はゼロではない。また、畑で何反かしかないところも可能性はゼロで

はない。現場を見ないとわからないところもあるので、是非現場を見せて

いただきたい。(農林公社)

認定新規就農者に貸すという手もある。新規就農者の方は農地を持って

いないので、どこでも借りたいが、借りやすい農地はあまり条件が良くな

い。今までみなさんが耕作されていた畑は条件がいい畑で、条件のいい畑

は、どこの誰か分からない人に貸したくないという気持ちがあると思う。

農地中間管理機構を通じて貸し付けると、相対ではないので、農地中間管

理機構がきちんと整理して返すので、そういう貸し方もある。

ただ、有機農業をやりたい方が入ると周りの畑に迷惑を掛けたりもする

事例が多いが、相手の条件を皆さんに聞いていただいて、いいのであれば、

農地中間管理機構を通して貸して頂くということも可能性としてはある

と思う。(さいたま農林振興センター)

④私の地域は先代の方々の農地を守ろうということで何とか精一杯やって

いる。農林公社と相談を5回行っていたが、国土交通省荒川上流工事事

務所から、調節地の計画が急遽予算が取れたということで、来年4月ま

で国交省からストップがかかっている状態である。新規就農者、認定就

農者等はやれる方は担い手としてやってくれると思うが、農業委員会等

の話でも、新規就農者で田んぼをやりたいという人がここ4、5年誰1

人いない。農林公社はどういう指導をしているのか聞きたい。

基本的には本人が何をやりたいかを尊重している。確かに水稲を希望す

る人がかなり少ないが、ゼロではない。有機栽培に夢を持っている方が多

く、実際にやることになって、農地を荒らしてしまう。エリア分けをして、

農薬を使う所と使わない所と分けないとトラブルになるということを

我々も勉強させてもらった。水稲もやりたい人がいないことはないが、初

期投資が大きすぎてみんな挫折していく。これからの在り方として、最初

は農家の方に借りる等の順番を踏んでいけばいいのではないかと思って

いる。機械が借りられる所でないと、残念ながら新規就農者は入ってこな

い。やりたくても全部揃えるのはつらい、という話で止まってしまうとい

うのが実情である。(農林公社)

⑤2点ほどお聞きしたい。本日認定農業者や担い手の方は馬宮の方ばかりで

他の地区の方はみえていない。出し手となる農地は桜区方面の方が多く、

馬宮地区の方はまだ出て来ていない。近い将来、我々も段々出し手側にな

ると思うので、こういうことを進めていくのはいいと思う。他の地区の進

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み具合はどうなっているかと、農家で相続すると、納税猶予をかける方が

多いと思うが、納税猶予がかかった土地を農地中間管理機構に預けても問

題ないか。

今回は人・農地プラン西部地域ということで、西区と桜区で一つの地区

としてまとめさせていただいている。全ての認定農業者の方に人・農地プ

ランの担い手への位置づけについて御案内はしている。御本人の希望があ

って初めて位置づけさせていただくものなので、今のところは西部地域に

ついては資料に記載されている方から手が上がってきて位置づけしてい

るという状況である。

農地中管理事業の実績は、平成29年度に農地中間管理機構を通して転

貸した方は北区で2名となっている。農地中間管理事業という手法を使っ

て貸し借りをしている方はさいたま市ではまだそれほど多くはない状況

である。

納税猶予に関しては、現在納税猶予を受けている方でも、特定貸付けに

該当する貸付けであれば引き続き納税猶予は受けられるはずであり、特定

貸付けの中に農地中間管理事業による貸付け、農業経営基盤強化促進法に

よる利用権設定が入っているので、これらの手法による貸し借りであれ

ば、貸付けをしても納税猶予は受けられる。ただし農業政策課にて公告を

受けた旨の証明を、手続きの上、取得頂いて、税務署で貸付けをしました

ということで手続きをすることになる。(農業政策課)

⑥自分の状況としても将来的には自分が出来なくなった時は堤外の土地だ

けでも皆さんにやって頂くしかないと思っているので、農地中間管理機

構の事業に参加する意向は持っている。ただ、馬宮の他の農家の方々の

意見を聞きながら進めていきたい。

質問だが、農地を集約化して大きな圃場整備をするというのは、何反ぐら

いの大きさがスタンダードになるか。また、水が来ないと何時間も待った

り、水入れを諦めたり、1日おきにしか用水路に水が来ないとか、そうい

う中を駆けずり回っている状況だが、圃場整備をされると何か便利になる

のか。他にモデル地域があれば教えてほしい。また、集約化されて大きな

田んぼになってくるとどのような機械を使うのがスタンダードになって

くるのかお聞きしたい。

国も3反区画の整備を進めてきた。田植え機も3反区画に合わせてメー

カーは田植え機を開発してきた。3反であれば田植え機で苗箱を詰め替え

ないで田植えが出来る。現在、田植え以外に例えば乾田直播というやり方

がある。要するに乾いている田んぼに麦の種まきのように植えるやり方が

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ある。時速7キロくらいでトラクターが走る。そうなると、一町歩ぐらい

の田んぼでもすぐに出来る。去年千葉に見に行ったが、700反位の田ん

ぼでも半日くらいでやってしまう。大きくなれば大きくなるほど色々な省

力化の技術がある。それから無人のトラクター、無人の田植え機も普及し

てきている。もし色々な技術を見て見たいという事であれば、管内では鴻

巣でかなり大きな水田に乾田直播とか、無人とかのデモンストレーション

もやっている。また来年そのようなデモンストレーションをやるのでお声

がけしたい。(さいたま農林振興センター)

⑦相続で田圃を引き継いだが、手続きなどで2年間管理ができなかった。

管理が大変なので、農地中間管理機構に預けると、草刈りなどの管理を

やってもらえるのか伺いたい。

埼玉県の場合は、基本的に現在使われている農地が対象となる。資料1、

2番目にある「機構で借り受ける農地」というのは本来的には農振農用地

であれば借りられるが、農地としての利用が著しく困難でないことという

ことで、現在使われていない農地は残念ながら受け付けていない。出来れ

ば今回1作でも取っていただけば、次は借りることが可能。そうすればそ

の後2年間は借り手がいなくても、農地中間管理機構で草刈りの対応がで

きる。(農林公社)

⑧作付けの意味は物を作ってないとだめなのか。例えば、うなってあって、

次に誰かが借りられる状態であればいいという認識でよいか。

実際借りている人がいるかまたは自分でやっているかが問題。農地中

間管理機構が初めから担い手を探すわけではない。(農林公社)

本人が作っていないのであればそこでちゃんとお米を作ってくれる人

がいないと農地中間管理機構を利用できない。(さいたま農林振興センタ

ー)

⑨この話し合いは、ほとんど農地中間管理事業の話になっている。営農を

現在していない人は来てもあまり意味はないと初めから言ってもらえれ

ば来なかった。私のような立場では全く意味がない。

⑩人・農地プランと農地中間管理機構の関係性が分からない。そこがもう

少しクリアにならないと、今回みたいな方が増えていくし、私たちもこ

れでは出来ないのではないかと思ってしまう。将来的なことを考えれば、

農地中間管理機構をきちんと利用していかないと農地がダメになるとい

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うことを理解しているから集まっているが、何とかならないか。

人・農地プランと農地中間管理事業の関係性の整理の部分だが、人・

農地プランは各市町村でつくるものとされているこの様式自体を人・農

地プランと言っており、5年後10年後の地域の農業の在り方をまとめ

ていくものである。この中で、今後も頑張っていかれる方を担い手とい

う呼び方で明確化し、農地を出していく方も明確化することで、担い手

の方たちに優先的に農地集積をすることを目指している。また、様式の

中で、「活用が見込まれる施策」という項目があり、国庫補助事業を使う

際に人・農地プランに載っていることが条件になっている補助金がある。

農地集積を進める手段の一つとして農地中間管理機構を使うという活

用方針の項目がある。必ずしも農地中間管理機構を使わなくてはならな

いということではない。

さいたま市では3つの人・農地プランに分けているが、地域の話し合

いを開くにも、色々手順を踏む関係で、1年に1回しか開催できていな

いのが現状である。具体的な農地集積の話は小さい単位でないと進めら

れないかと思うので、推進委員や農業委員が開いている小さな単位の地

域の話し合いや、明確な話し合いでないにしろ、地域の方同士で話が進

んだものを、将来的には、落とし込んでいくような形にしていきたい。

具体的に農地中間管理機構の活用について地域で話し合っていただいて

いる内容を今回、人・農地プランの中の農地中間管理機構活用方針の部

分で話していただいた。たくさん御意見が出たので、その比重が大きく

なったが、今後の地域農業の在り方が最終的にはメインとなってくる所

である。(農業政策課)

⑪人・農地プランに名前を載せることによって借り手が見つかると思って

話合いにきていたのではないか。ここに掲載する前にもう少し説明しな

いといけないのではないか。

⑫農協が把握しているのではないか。何も知らない人がこんなに真剣にな

るわけがない。

農地中間管理事業の説明は本店の営農経済課が担当している。借り手

がいないと農地中間管理事業には出せないという説明をした上で、人・

農地プランに掲載していると思う。戻って確認する。先ほど、農地の出

し手の方は機械等がないということだったが、さいたま農協では、西部

の荒川流域の水田地帯の農地の保全について、トラクターの導入を進め

ており、先ほどのような話は解決していけると思う。植水の管内で担当

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部署を設けており、機械が十分ではないが、お手伝いさせて頂くので、

御利用いただければと思う。(さいたま農業協同組合)

(7)今後の地域農業の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める

・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る

・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る

・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める

・直売所での農産物の販売に加え、新たな販路拡大を目指す

・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

今年度から様式が変更された項目である。上4つに関しては全市共通

の形で書かせて頂いている。残り2つが西部地域の内容で、昨年の人・

農地プランの記載内容及び国庫補助事業の話を踏まえた記述にさせて頂

いた。内容について出席者からの反対意見はなかった。

6.その他(資料6、資料7)

(1)貸付意向申出農地一覧について(資料6)

農地の出し手の方から農地を貸したいという意向があったものについて、

申出書を書いて頂き、情報として集めたものである。同じ資料については、

さいたま市ホームページでも掲載している。もし、希望の農地等があれば、

農業政策課まで御連絡いただきたい。

【質疑意見等】

①荒川河川の堤防工事について、分かる範囲で教えて欲しい。買い上げには

なるのか。

堤外農地を調整池の機能を持たせる。ゴルフ場の辺りに堤防を2重に作

る。図面も非常に簡単なもので、どこを掘削するかは書いていない。買い

上げにはならないと思う。ただ、掘削する所に関しては買い上げになるか

もしれない。もう少し待てば河川側の計画が明らかになると聞いているの

で、待っている状況である。(さいたま農林振興センター)

(2)農業交流施設について(資料7)

31

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農産物直売所等を中心として、都市住民の方に農業を体験して頂けるよ

う、農業研修施設や農産物加工体験施設を備えた施設になる予定である。

農業交流施設の整備の場所は、クリーンセンター大崎エリアの敷地の一部

となっている。整備の内容は、本館の中に直売所、農産物加工体験施設、

農業研修施設、レストラン、地域の観光農園、市民農園等の情報を発信す

るインフォメーションを備える予定になっている。農業者トレーニングセ

ンターの温室や花き集荷施設は引き続き農業交流施設の付属施設として活

用していく。今年度、クリーンセンター大崎の第一工場の解体工事が始ま

っている。解体工事が終わった後に敷地の整理をするので施設の工事の着

工は34年度頃になり、施設が稼働するのが35年度ということになって

いる。直売所が出来た後の運営方法等については、これから検討を進めて

いくことになる。皆様から御意見を頂いて整備を進めていきたいと考えて

いるので、よろしくお願いしたい。

【質疑意見等】

①来年も開催するのか。今回、馬宮地区の担い手を連れてきたつもりだが、

このような内容では来年来てとは言えない。私も農地中間管理機構と人・農

地プランが全く分かっていない。難しくて理解出来ない。また、もう少し桜

区、西区の植水地区、指扇の方にも出席してもらわないと話合いにならない

と考える。

人・農地プランについては、毎年度更新しないといけないので、毎年度

皆さんに呼びかけて開催させて頂いている。実のある話が少ないという意

見は前から頂いており、来年度の開催に向けて貴重な意見として検討させ

て頂く。(農業政策課)

32

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人・農地プランの見直しに向けた地域の話合い

議事録(中部地域)

1.日時

平成30年7月23日(月)14:00~16:30

2.場所

見沼グリーンセンター 大会議室

3.出席者

区分 人数

農業者(農業委員、農地利用最適化推進員、

認定農業者、認定新規就農者等) 22名

農地の出し手等 3名

さいたま農業協同組合 4名

農地中間管理機構(埼玉県農林公社) 1名

さいたま農林振興センター 2名

さいたま市農業委員会事務局 1名

さいたま市農業環境整備課 2名

さいたま市農業政策課 6名

合計 41名

4.制度説明

農地中間管理事業及びさいたま市農地流動化支援事業費協力金について資

料に沿って説明を行った。

(1)農地中間管理事業について(資料1) (説明 農地中間管理機構)

【質疑応答】

①農地中間管理事業で非農家は農地を借りられるか。

資料1の3「機構が農地を貸し付ける相手の要件等」に記載がある。

公募に応募していただくことと、「全農地を効率的に利用すること」と

ある。広い面積でなくても、1反でも「全農地を効率的に利用すること」

ができる能力があるかを判断させていただいている。また、機械をどれ

だけもっているかも確認させていただく。全く農家をやったことのない

33

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方が農業用機械を持っていた場合どうするのかについては、個別に検討

したい。(農林公社)

②県が実施している見沼田んぼ公有地貸出制度に応募した際に、農家でない

ので資格がないという回答だった。新規就農の研修も受けていたのだが、

出来るかどうかはどうやって判断するのか。また、県が行っている公有地

貸出制度と農地中間管理事業とは関係があるか。

県が行っている公有地貸出制度と農地中間管理事業とは別の事業で

あり、公有地貸出制度の確認は県が行っている。農地中間管理事業では、

応募する時に、耕作機械や従事年数を書く欄がある。農地を遊ばせない

できちんと使って頂けるかを確認している。農林公社のホームページに

ものっているのでぜひ応募してほしい。(農林公社)

③「1農地中間管理事業のしくみ」の中に「貸し付けるまでの間、農地の管

理」とあり、土地を提供した場合、農林公社に農地の管理をしてもらえる

と読める。しかし、実際お願いしたところ借り手を自分で探すように言わ

れた。自分で探せといわれても何の手立てもない。書いてあることと実際

の内容が違うのではないか。

実際には、担い手が見つかっている農地又は自分で耕作している人の

農地を中間管理している。(農林公社)

(2)さいたま市農地流動化支援事業費協力金について(資料2)

(説明 農業政策課)

【質疑応答】

特になし

5.地域の話合い(資料3・資料4・資料5)

(1)地域の人と農地の現状(資料3(1枚目))

今年度から新しくできた項目であり、国が実施している農林業センサス

の数字やさいたま市が平成24年度に実施した「農家意向・意識アンケー

ト」の結果を記入している。

(2)近い将来農地の出し手となる者と農地(資料3(1枚目)・資料4)

農地の借り手を探している方の農地の一覧となる。また、この農地につ

いて、詳細な内容が「別紙」に掲載されている。また、地図に示したもの

が資料4になる。大きな地図は会場内に掲示している。今年度、中部地域

34

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は10名の方に同意がとれたので掲載している。

これらの農地について興味がある方は、農業政策課に別途御連絡いただき

たい。また、今後知り合い等、中部地域で農地を探している方がいた場合、

積極的に御紹介いただきたい。

(3)今後の地域の中心となる経営体 (資料3(1枚目))

今回、今後の地域の中心となる経営体への位置づけ希望者を調査した結

果、認定農業者等より35名(前年度比10名増)の方が手を挙げた。な

お、この中の1名は、現在条件に合う農地を探しており、まだ就農には至

っていない状況だが、新規就農者を支援する補助事業(農業次世代人材投

資事業)の関係で、今回条件付きで位置づけを希望している。この方につ

いては、人・農地プランの検討会までに農地を借りることができない場合

は、今年度の「中心経営体」への位置づけは見送る。

この35名については、人・農地プランの今後の地域の中心となる経営体

として位置づけることについて、地域の合意を得られた。

(4)担い手の確保状況 (資料3(3枚目))

地域の担い手の確保状況については、35名の位置づけ希望者がいたも

のの、中部地域全体でみると、担い手はいるが十分ではないが適当とする

ことに対し、出席者からの反対意見はなかった。

(5)将来の農地利用の在り方

【取組事項】

担い手に集積・集約化する

担い手の分散錯圃を解消する

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する

耕作放棄地を解消する

将来の農地利用の在り方について、昨年度と同じ全ての取組事項に〇を

つけることに対し、出席者からの反対意見はなかった。

【質疑意見等】

①「新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する」とあるが、新規

参入とはどういうことを意味するか。また、新規就農する方の窓口はどち

らか。

35

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ここで書いてある「新規参入」とは、家が農家で親御さんが農業をされ

ていて息子さんがサラリーマン等で働いていて、家に入るパターン、普通

の後継ですね、それ以外にもサラリーマンの方が辞めて農業に参入してく

ることも想定している。新規就農窓口については、さいたま市農業政策課

でも受けますし、県の農林振興センターの方でも受けられる。農業政策課

と農林振興センターの間で情報共有もしている。(農業政策課)

(6)農地中間管理機構の活用方針

【取組事項】

農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管理機構に

貸し付ける

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとする人は、原

則として農地中間管理機構に貸し付ける

農地中間管理機構の活用方針については、色々 な意見が出た。全ての取

組事項に〇をつけることで出席者からの反対意見はなかった。また、その

他として農地中間管理事業を広めるための取組を付け加えることとなっ

た。

【質疑意見等】

①「地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける」と

あるが現状では、農地中間管理機構を通さない形での貸付けが中心とな

っている。農地中間管理機構は借り手がいるところしか借りないので、

出し手の方は出したいけど借りる人がいない、借り手の方はこういう所

が借りたいが希望するような農地がないということで困っている。農地

中間管理機構で貸し付ける事すらできていないのが現状。

②農地台帳調査の書類に昨年は貸付け意向調査欄があったが、今年はなく

なっていたのはなぜか。

農業委員会事務局として、毎年でなくともという判断があり、各農家

にお配りするにあたって、7月の地区協議会で説明させていただいたと

思う。事務局として提案させて頂いたのだが、説明が足りなかったとい

う点については、申し訳ございません。(農業委員会事務局)

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③推進委員としては、貸したい農地の情報がなかなか把握できていない面が

ある。資料6貸付意向申出農地一覧はどうやって把握しているか。

農地を相続した方等から、誰か借りる人がいないかという相談があっ

た時に、貸付意向申出書というものを書いていただいており、その情報

を集めて、一覧にし、ホームページ等で情報提供させていただいている。

また、人・農地プランの農地の出し手として掲載してもいいという同意

をいただいた方のみ、人・農地プランに掲載させていただいている。(農

業政策課)

④農地中間管理機構を通さない形態がほとんど。使い勝手が悪いというか、

農林公社に何度も相談したが、うまくマッチングができない。理想はいい

が、なかなか進んでいかない。先ほど県の公有地化事業とは制度が別だと

いう説明があったが、借りている土地の間に県の公有地化事業の土地が入

っていて、そこを貸してもらえないためなかなか集積、集約ができていな

い。そういうところでも農地中間管理事業を利用できるような制度にして

いかなければならないと思う。

⑤資料6貸付意向申出農地一覧について、農地の状態を確認しているか。

また、耕作できない農地は農地中間管理事業が実施できないので、一覧

に載せても意味がないのではないか。良い土地だけなら、この場ででも

マッチングできると思う。

さいたま農業協同組合に協力いただき、現地確認を行っている。現地を

撮影した写真は農業政策課で資料として持っているので、個別に相談して

いただければどういう状態か御案内できる形になっている。農業政策課と

しては、頂いた情報についてはすべて提供させていただくということで農

地の情報を書いていただいているので、今の段階では耕作が難しい農地も

一覧に含めた形で皆さんに示している。色々な状態の農地が含まれている

と分かりにくいという御指摘についてはおっしゃるとおりだが、借りたい

という御希望があれば、農業政策課にて農地の状態について御案内させて

いただきたい。(農業政策課)

⑥去年作ったプランからどの位進捗しているのか。また、この案を達成す

るために具体的にどのようにすべきか、ということが全くないので、こ

ういったプランを作っただけで、進捗するのか疑問がある。この場は、

プランを作成するだけで良いのか、あるいはこれを達成するためにより

具体的な話し合いをするのか確認したい。

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御指摘の通り、作るだけではなく、実際に作成したプランをどのよう

に実現していくかを具体的に話し合うための場だと考えている。そのた

めには、どのくらい集積率が増えているのかなどの情報を提供させて頂

く必要はあると思う。具体的にどのようにしていくかということを案に

したものについては現在特に作っていない。それについては、地域の話

し合いということなので、ここで色々な意見を出していただいて、参考

とさせて頂きたいと思っている。(農業政策課)

⑦面積が狭い農地があるが、なぜか。

貸付意向申出農地一覧ついては、筆ごとの面積のため、中には非常に

少ない面積のものもある状況である。(農業政策課)

⑧資料2参考資料の新規集積農地面積について、昨年の実績および今後の

計画でどのくらい見込んでいるか。また、さいたま市農地流動化支援事

業費協力金を設けたが、実態は短期では 1 年、普通3年、5年が多いの

で、3年ぐらいからできないか。

新規集積農地面積について、今年度については12月31日までの貸

付けの実績に応じて決まるため、まだ今年度の予算の配分枠は決まって

いない。平成29年度については、農地中間管理事業の実績が2人だけ

が対象だったということもあり、残念ながら配分はなかった。農地流動

化支援事業協力金制度の条件が6年以上貸し付けた貸し手の方に対して

の協力金となっていることについては、なるべく長い期間借してもらい

たいということで設定させていただいている。御意見として頂戴させて

いただく。(農業政策課)

⑨実績がないということは農地中間管理事業を利用できないということだ

と思う。私達に出来ることはやっていきたいので、農地中間管理事業を

やっていくためにはどうしたらよいか、アドバイスをしていただきたい。

これからの時代、どんどん機械化され、機械的にお金はかかるかもし

れないが、面積をやることによってそこがプラスになっていく状況に変

わっていける状況が将来ある。1人だけで頑張ろうというのではなくて、

周りの人達皆でお手伝いしつつやっていかないといけないと思ってい

る。そのために、農地中管理事業はあると思うので是非頑張っていただ

きたいし、お手伝いしたいと思う。今までは相対でやっていて何か問題

があるとお互いに話をせざるを得なかったものが、農地中間管理事業は

間に農地中間管理機構が入ってくるので、相談していただければ、言い

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にくいことも言ってもらえるし、そういう意味で潤滑油になっていきた

いと思っている。色々言葉は足りないが、よろしくお願いしたい。(農林

公社)

人・農地プランは、地域の今後をどうしていくかという設計図を人・

農地プランとして作る。農地中間管理事業は未来の設計図を作るための

一つの手段である。先ほど、農地中間管理事業は作ってくれる人が見つ

からないと借りてくれない、という問題点の話があったが、本当は地域

で取り組んでもらいたい。人・農地プランと考え方は同じである。例え

ば私が自作しているとする。今は元気で機械も揃っているからできるが、

5年後は分からない。病気や、機械が壊れてこれは潮時だと思うかもし

れない。そうなる前に農地中間管理機構に預けておく。そうやって地域

全部の農地が農地中間管理機構に預かって、ということになれば将来に

わたって集積、集約が出来る。違う人に貸していた場合も、今の時点で

農地中間管理機構に貸す。農地中間管理機構は私が貸している人に対し

て転貸する。そうしておけば、私が駄目になった場合も、担い手が病気

になって駄目になった場合も、農地中間管理機構が地域の違う人に貸す

とか、地域にいなければ他の地域から担い手を連れて来る等する。地域

全体で取り組んでもらえれば農地中間管理事業の良さが上手く発揮出

来、協力金の話もでる。大きな視点で地域ぐるみで農地中間管理事業に

取り組んでもらいたい。事業の趣旨がうまくいかせるような仕組みで地

域の人たちが動いて頂かないと、なかなか事業の良さは発揮できない。

地域で話し合いをして農地中間管理事業の推進をしていただきたい。実

際にそういう事があった場合には、声をかけていただければ農地中間管

理機構なりさいたま農林振興センターも、地域にお邪魔して話をしたい

と思う。是非よろしくお願いしたい。(さいたま農林振興センター)

⑩この会議は余っている土地を借りたい人に渡すという会議だとずっと思

っていた。そうではなかった。私の住んでいる地域の農地を代々やってい

る農家の人、相続したけど使い切らない人、そういう人たちがみんなで集

まって出し合って、その土地をまた私が借りてもいいし、私が隣のAさん

の農地を借りて、私の土地をAさんが借りて、そういうのも含めてやろう

という話ということか。ただこれをやるにはさいたま市中部全体では大き

すぎて話がまとまらない。やるならもう少し狭い範囲で、一農協単位、一

集落単位など。そこで話さなければ、どこの誰か分からない人と話しても

進まないと思う。

確かに中部地域は特に大きくて範囲が広いので、この席で全てをまと

39

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めることはなかなか難しい部分があると思う。細かい集落単位での話し

が必要だということについては、地域でそういった機会が何らかの形で、

持てればよいと思うし、それを何らかの形でまとめるという仕組みがあ

ればいいかと思う。問題があるということは認識している。ただ、今の

段階では市内を3地域に分けてやらせて頂いているのが現状であり、御

理解いただきたい。(農業政策課)

(7)今後の地域農業の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める

・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る

・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る

・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める

・新規就農の方が就農しやすいように関係機関や地域農業者など

地域全体で支援する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

今年度から様式が変更された項目である。上4つに関しては全市共通

の形で書かせて頂いている。5番目が、昨年の人・農地プランの記載内

容を踏まえて中部地域の記述にさせて頂いた。内容について出席者から

色々な意見が出たが、修正しないこととなった。

【質疑意見等】

①現状、アルバイトを募集しても農家に来る人がいない。そうすると大きく

やっても農業は成り立たない。新規就農者に期待しても最初から広い面積を

やる人はいない。ではどうしたらいいのかというと、今農作物で何がとれる

かとか、今市民は何を欲しがっているのか等の情報が先である。本当は何を

作ったらよいか、どういうものを作ればどれだけ儲かるかというような、研

究者や指導者が必要である。今までは市場に出して、どうぞ買ってください

というような農業をやってきたが、今後は自分で単価を付けられるような農

業をしていかないと農業は確立していかない。大きくやれば儲かるとか、土

地を集約すれば成功する等と言っても現状は出来ない。道路がないような半

端な土地は誰も借りていない。いい所は自分達で確保している。今は、気象

条件も経済も全部変わって非常に難しい時代になっている。それに立ち向か

う農業というのは地域で何人もいない。親達の姿をみて子供たちは親の職業

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が出来ない、後継ぎが出来ない。希望ある農業者はここで何軒もいない。親

としてはどうしても農業をやりなさいとは言えない。私達の年代が頑張って

後は縮めるしかない。将来的には海外から中国から来る農業者に支配される

のではないかと私は心配している。それよりも農業はこの地域は何を作れば

いいか、みんなで一つのものを作るのではではなく、分散してつくって市場

へ売るとか、インターネットで売るとか、こういう方法がありますよとか、

そういう指導者が欲しい。新規就農者に関しては特にそういうことが必要で

はないか。

②都市農業を維持していくには税金の問題を考えなければならない。相続等

で宅地並みの税金がかかってくる。そういう所をクリアしていかないと都市

農業は守れないと思う。そこもしっかりと考えていただきたい。

③5点目について、見沼田んぼの中にある農林公社の施設等に新規就農者のた

めの農器具等の倉庫や保冷庫など、色々な設備を充実させて支援していくと

いうことを要望しているが、そこを強く打ち出してもらいたい。また、新規

就農者は有機農業の思考の方が多く、農業委員会として、モデル事業を作っ

ていくという方針を出しているので、有機農業のモデル事業を一つ入れてい

ただきたい。農業委員会と農業政策課でもう少し摺り合わせをしたものをこ

こにいれて欲しい。

④有機農業について、近隣の農業者と草等について問題が起きている。先ほど

の意見は、地域を区割りして有機農業者専用の地域を集積する、単に有機農

業を推奨するという訳ではない、という点が抜けていたと思うので、補足さ

せていただく。

⑤有機農業をやりたいという新規就農の方がおり、非常に意欲的な方だった

ので、農業委員会で認めた。ところが、近隣の人が、近隣に迷惑をかけない

ように、用水も排水も管理するために除草剤をかけたところ、有機農業をや

っているのだから、そのすぐ隣で除草剤をかけるなと叱られたとのこと。貸

した地主が今度その方に言ったら、その方が反発したとのこと。最終的には、

返す時には綺麗に耕運して返すという条件で貸し付けていたのに、草だらけ

で返されて、その後2年ほど頼んでもそのままだった。そういうことがあっ

た。なので、近隣の方にきちんと気を使えるような有機農業者の意識も非常

に必要な部分がある。そのため、有機農業をやるには、その方達がまとまる

ような地域を作っていかなければならない。ただ、有機農業をやる地域だと

41

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断定された場合、そこには地主が必ずいるので、その人たちの保証をしなが

らやっていかなければなかなか現実は難しいと思う。農業委員会としても、

この地域はリタイアする人達が非常に多くてそういう方向に向けてもいい

というところを、農地利用最適化推進委員の人達や農業委員を含め色々と模

索していく中で地域指定をしていけばいいのではないかということである。

要は農業委員会と農業政策課と進めていかないと、なかなかここですぐ載せ

て土台にのるものではない。ここに載せない方がいいのではないか。

6.その他(資料6、資料7)

(1)貸付意向申出農地一覧について(資料6)

農地の出し手の方から農地を貸したいという意向があったものについて、

情報として集めたものである。同じ資料については、さいたま市ホームペー

ジでも掲載している。もし、希望の農地等があれば、農業政策課まで御連絡

いただきたい。

(2)農業交流施設について(資料7)

農産物直売所等を中心として、都市住民の方に農業を体験して頂けるよ

う、農業研修施設や農産物加工体験施設を備えた施設になる予定である。

農業交流施設の整備の場所は、クリーンセンター大崎エリアの敷地の一部

となっている。整備の内容は、本館の中に直売所、農産物加工体験施設、

農業研修施設、レストラン、地域の観光農園、市民農園等の情報を発信す

るインフォメーションを備える予定になっている。農業者トレーニングセ

ンターの温室や花き集荷施設は引き続き農業交流施設の付属施設として活

用していく。今年度、クリーンセンター大崎の第一工場の解体工事が始ま

っている。解体工事が終わった後に敷地の整理をするので施設の工事の着

工は34年度頃になり、施設が稼働するのが35年度ということになって

いる。直売所が出来た後の運営方法等については、これから検討を進めて

いくことになる。皆様から御意見を頂いて整備を進めていきたいと考えて

いるので、よろしくお願いしたい。

42

Page 44: 人・農地プラン(案)につい て - city.saitama.jp · 蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮 後谷 323 〇 黒田 和明 111 田 西区昭和 1,050 〇 見川 義雄 81 畑

人・農地プランの見直しに向けた地域の話合い

議事録(東部地域)

1.日時

平成30年7月24日(火)14:00~16:00

2.場所

南彩農業協同組合 岩槻城南支店 大会議室

3.出席者

区分 人数

農業者(農業委員、農地利用最適化推進員、

認定農業者、農協理事等) 15名

農地の出し手等 2名

南彩農業協同組合 2名

農地中間管理機構(埼玉県農林公社) 1名

さいたま農林振興センター 2名

さいたま市農業委員会事務局 1名

さいたま市農業環境整備課 2名

さいたま市農業政策課 6名

合計 31名

4.制度説明

農地中間管理事業及びさいたま市農地流動化支援事業費協力金について資

料に沿って説明を行った。

(1)農地中間管理事業について(資料1) (説明 農地中間管理機構)

【質疑応答】

特になし

(2)さいたま市農地流動化支援事業費協力金について(資料2)

(説明 農業政策課)

【質疑応答】

43

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特になし

5.地域の話合い(資料3・資料4・資料5)

(1)地域の人と農地の現状(資料3(1枚目))

今年度から新しくできた項目であり、国が実施している農林業センサス

の数字やさいたま市が平成24年度に実施した「農家意向・意識アンケー

ト」の結果を記入している。

(2)近い将来農地の出し手となる者と農地(資料3(1枚目)・資料4)

農地の借り手を探している方の農地の一覧となる。また、この農地につ

いて、詳細な内容が「別紙」に掲載されている。また、地図に示したもの

が資料4になる。大きな地図は会場内に掲示している。今年度、東部地域

は6名の方に同意がとれたので掲載している。

これらの農地について興味がある方は、農業政策課に別途御連絡いただき

たい。また、今後知り合い等、東部地域で農地を探している方がいた場合、

積極的に御紹介いただきたい。

(3)今後の地域の中心となる経営体 (資料3(1枚目))

今回、今後の地域の中心となる経営体への位置づけ希望者を調査した結

果、認定農業者等より21名(前年度比2名増)の方が手を挙げた。この

21名については、人・農地プランの今後の地域の中心となる経営体とし

て位置づけることについて、地域の合意を得られた。

(4)担い手の確保状況 (資料3(3枚目))

地域の担い手の確保状況については、21名の位置づけ希望者がいたも

のの、東部地域全体でみると、担い手はいるが十分ではないが適当とする

ことに対し、出席者からの反対意見はなかった。

(5)将来の農地利用の在り方

【取組事項】

担い手に集積・集約化する

担い手の分散錯圃を解消する

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する

耕作放棄地を解消する

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将来の農地利用の在り方について、昨年度と同じ全ての取組事項に〇を

つけることに対し、出席者からの反対意見はなかった。

(6)農地中間管理機構の活用方針

【取組事項】

農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管理機構に

貸し付ける

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとする人は、原

則として農地中間管理機構に貸し付ける

農地中間管理機構の活用方針については、昨年度と同じ全ての取組事項

に〇をつけることに対し、出席者からの反対意見はなかった。

【質疑意見等】

①私は障害者団体なのだが、県の事業で採択された際に、農地を探すことに困

った。市に問い合わせたが、農地の一覧はあるがそれ以上はないとのことだ

った。結局、地域の農業委員さんに個別に声をかけていただいて探していた

だいた。プランには、原則農地中間管理機構に貸し付けるとなっているが、

地域の方は農地中間管理機構をどの程度知っているか。また、どれくらいの

人が農地中間管理機構に原則に従って貸し付けているか、そうではない人が

どれくらいいるか。

原則と書いてあるが、実際の農地の貸付け方法は、農地中間管理事業だけ

でなく、利用権設定等色々な方法がある。現状では、第三者を通さない利用

権設定が一番多く、農地中間管理事業はさいたま市では年間に数件程度であ

る。原則として、とはあくまで目標、将来こういう方向を目指しましょうと

いうことで書かせていただいている。(農業政策課)

農地を借りたいという要望があれば、是非公募の手続きをしてもらえれば

と思う。(さいたま農林振興センター)

農地法第3条による農地の貸借の方法しかなかった時代は、農地を一度貸

すと合意解約しないと戻らないということが現実にあった。農業経営基盤強

化促進法により利用権設定という方法で農地の貸借ができるようになった。

利用権を設定するにあたり貸借の期間を設定する。農業委員会でよく案件で

上がってくるのは3年から5年の案件が多い状況。例えばAさんの土地をB

さんが借りたいので利用権設定する。期間3年間で農業委員会に申し出、審

45

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議会を通して、農業政策課が公告して、効力が発生する。メリットは貸借期

間が満了すると必ず農地が戻ってくるので、農地を安心して貸せる。利用権

が耕作者に設定されるが、登記簿謄本に掲載されるのでなく農業委員会が所

持している農地台帳に掲載される。農業委員会で利用権を設定された土地に

ついてはその期間の効力の発生を確保しているという制度となる。農業委員

会としては農業者の高齢化、後継者不足、相続の問題等農地が守られなくな

っていくのではないかという懸念の中、担い手や新規に農業に参入する方に

ぜひ農地を貸していただいて、農地の利用を最適化させていく方法を進めて

いる。農地の貸借については利用権設定をしていただくことを色々なところ

で周知している。

農業法人だけでなく、一般法人の方も、利用権設定で農地を借りることが

出来る。農地を利用して農作業を行いたいと考えている一般法人の方がいた

ら、市や農業委員会に紹介していただきたい。(農業委員会事務局)

②GAP、あるいは種子法のからみもあって、自分たちがどこまで農業に真剣

に取り組んでいけるか、生産者側の思いと行政の考えているものとはかなり

かけ離れている。

③「経営規模を広げる努力をしているか」とのことだが、人・農地プランに掲

載されている内容はさいたま市内の農地だけなので、市外の農地でもっと作

っている方が他にも大勢いると思う。また、こちらの努力というより、毎年

色々なところから作ってくれないかとお話を頂いており、全部はお受けでき

ないので、条件を聞いたりして、お借りしたりお断りしているのが現状であ

る。

④地域でまとめて貸したいと考えているが、地域の中で農地法違反をしている

農地を持っている方がいると貸せないか。

違反が分かった場合は、基本的には是正するよう話をするが、実際手続き

では、借りる側の農地を調べており、貸し出す側、もしくは農地法で言う転

用で売る側の方の違反については、対象の土地以外は調べていないのが現状

である。ただ、悪質な違反があれば、是正指導を行う。(農業委員会事務局)

⑤農地中間管理機構に貸している人が、農地の売買等で返してくれと言う場合

はどうするのか。

返してくれと言われたら合意解約をしなければいけないが、普通は一度貸

した方が返してくれということはあまりない。また、一般的には今、農地と

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して売買で動くのは本当に少ない。もちろん売買したいという話があればお

返しする。(さいたま農林振興センター)

⑥農地中間管理事業では、集約した後、でこぼこの田圃をならしてくれるのか。

農地中間管理機構が行う畦畔を取り除く事業がある。(さいたま農林振興

センター)

⑦レーザーレベラーをかけるようなこともしてくれるのか。

市町村に入ってもらう必要があるが、地権者の方の費用負担がかからずに

やれる土地改良がある。(さいたま農林振興センター)

⑧農地中間管理機構は、簡単に結べると言うが、実際に農地中間管理事業を

利用して契約を結ぼうとしたが、制約が色々あり、取り組もうとしてもなか

なか前に進まなかったのが実情だと聞いている。簡単にできると言うが、実

際にできているところはあるのか。できたとしても、規模拡大に伴い我々 農

業者は投資が大きくなるのでたいしたメリットがないように思う。これがひ

とつの問題点で、この話を突き詰めていってもあまり有効な意見は出てこな

いかなと思う。

簡単に、というのは畦畔を取り除く話のことである。農地中間管理機構は

借り手がいないと借りてくれない等という話はよく聞く。その通りである。

こちらとしては、地域の皆さんで考えていただいて、地域で面的に広がりを

もって農地中間管理機構を活用していただきたい。地域で取り組めば出来な

いことも出来るようになる。(さいたま農林振興センター)

⑨地域で取り組むといっても、こちらの地域性をいうと、都市近郊なので、も

しかしたら新たな事業がくるのではないかという期待が皆さんある。その

地域において集約化しようと言っても話が進まない。でも田舎で、おそら

く向こう何年も開発がないところであれば、お荷物だから農地中間管理機

構に預けてしまえとなる。貸し手側は機構が預かってくれたのだから何も

しなくてもいいやと手放しになってしまっているというのが現状のようだ

と聞いている。その辺の意識が違う。たとえ農地であっても、貸し手側は

いつか何かに役に立つのではないかという気持ちもある。

農地中間管理機構に預けてしまえば終わりだというのは、全く違う。地域

の農業は、やはり地域で守る。人・農地プランは「未来の設計図」と市の方

が説明されたが、東部地域の農業を守っていきましょうという未来の設計図

である。農地中間管理事業はその未来の設計図を進めるための一つの手段に

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すぎない。農地中間管理機構に貸せば、すべてやってくれるというイメージ

を持つのは間違い。守っていくのは、担い手の方。(さいたま農林振興センタ

ー)

⑩モデルとして農地中間管理機構でやるから協力してもらえるか。

さいたま農林振興センターとしては、地域として取り組んでもらいたい。

人・農地プランとして取り組んでもらいたい。そうでないとなかなか理想の

考えている形にはならない。ただ県北の地域などでは土地改良をして、中間

管理事業で集約できている。岩槻の方だけでなく、特に県南では転用とか何

か新しいものが来るのではないかと進まないのも事実である。(さいたま農林

振興センター)

⑪地域性は埼玉県でも北の方と南の方と地域で大部違うが、地域でハードルが

変わらないのか。地域でハードルが変わらないのはおかしいと思う。個人

で拡大しようとしても、「地域で」とハードルを下げてくれないと何にも進

まない。これだけの人数でこれだけの時間をかけて話しても一切ハードル

をさげてもらえない、何もしてくれないで、希望者がいても進まない。地

域でやってくださいよ、ばかりでは意味がないと思う。

埼玉県は埼玉県農林公社でやっているので、一律で同じとなる。個人だけ

だと、広がりがないのが厳しい。地域でやれば自分でやりたい方は自分でや

るし、やってほしい方はやってもらえる。借りる側は手続きが農地中間管理

機構と1対1だけですむので、ずっと楽になると思う。(農林公社)

⑫積極的になれない一番の問題は、用排水の整備が非常に遅れていることであ

る。新和地区は番水制度があり、その日を逃すと、水が田んぼに引けない。

事業を進めるにあたって、まず常時、番水でなく水が来てくれる用水路を

一本通してほしい。行政が土地改良区に対して番水制度はやめなさいと指

導してほしい。また、末田落しという排水が素掘りのままになっている。

素掘りのまま開発したところで排水が全然役にたたない。この二つが解消

されれば、二つ返事で自分たちはそれに邁進する。これを解消しないで、

唯々良いことだからといわれてもできない。土地改良区がきちんとしてい

ないのは自分たちの責任なのだが、いくら言っても対応してもらえない。

我々としては、常に水がきちんと来てなおかつ排水がきちんとできるので

あれば整備する意味はあるが、水もこない、排水も整備されていないのに

4反5反の区画にしても意味がない。

農地中間管理事業を進めたうえで、基盤整備を行うことも可能であり、ゆ

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くゆくは基盤整備までして、用排水路の整備がされていかないと、農地の利

用は難しいかと思う。そこまで行きたいと思っているが、一方でそこまで行

くには時間がかかる。用水路の整備など、地元から要望をいただいて、我々

がやれることはやっていきたいと思っている。地元の声として、御協力いた

だきたいと思っているので、よろしくお願いしたい。(農業環境整備課)

⑬農地中間管理事業では、借りる側も6年以上の契約をしないといけないか。

そうである。ただ、合意解約ができる。(さいたま農林振興センター)

⑭基盤整備をするにあたり、対象最小面積はどのくらいか。

農地中間管理機構に全部預けていただければ、10ha 以上でできる。全部

預けていただければ、国62.5%、県27.5%、さいたま市10%、農

家負担は0で行える。(さいたま農林振興センター)

(7)今後の地域農業の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める

・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る

・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る

・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める

・減農薬など、環境保全型農業への取り組みを進める

・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

今年度から様式が変更された項目である。上4つに関しては全市共通

の形で書かせて頂いている。残り2つが東部地域の内容で、昨年の人・

農地プランの記載内容及び国庫補助事業の話を踏まえた記述にさせて頂

いた。内容について出席者からの反対意見はなかった。

【質疑意見等】

①6の今後の地域の農業の在り方について。今、農業従事者、担い手が高齢化

している。私としては後継者を育てることを考えていかなければいけない

と考えている。行政はそういうことについてどのように考えているか。ま

た、儲かる農業にしていかなければならない。ブランド化、6次産業化、

観光農園とか載っているが、そういうのに当てはまらない農村地帯がある。

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儲かる農業、収益が向上できる農業にするには何をしたらいいか聞きたい。

もう少し真剣に取り組んでいかないと日本の農業は衰退の一途をたどると

思う。

高齢化・担い手不足というのは、さいたま市でも共通の課題であると認識

しており、一つずつ進めていくしかないと考えている。農地を守るためには、

担い手を育てて、経営としてまず成り立つものを作っていかなければいけな

い。担い手に関しては、年によってばらつきがあるが、毎年10人程度新規

で就農している実態がある。そういう方々に対して、市も県も就農に対して

の研修等の取り組みを行っている。収益性をあげる部分に関しては、ヨーロ

ッパ野菜等の取り組みがあるので、そういったところを進めていくのも一つ

であるし、観光農業を進めていくのも一つだと思う。この後話をするが、大

崎地区に農業交流施設の計画もあるので、そういったところを利用していた

だきたい。一つ一つ一緒に取り組んでいけたらと思っているので、よろしく

お願いしたい。(農業政策課)

6.その他(資料6、資料7)

(1)貸付意向申出農地一覧について(資料6)

農地の出し手の方から農地を貸したいという意向があったものについて、

申出書を書いて頂き、情報として集めたものである。同じ資料については、

さいたま市ホームページでも掲載している。もし、希望の農地等があれば、

農業政策課まで御連絡いただきたい。

(2)農業交流施設について(資料7)

農産物直売所等を中心として、都市住民の方に農業を体験して頂けるよ

う、農業研修施設や農産物加工体験施設を備えた施設になる予定である。

農業交流施設の整備の場所は、クリーンセンター大崎エリアの敷地の一部

となっている。整備の内容は、本館の中に直売所、農産物加工体験施設、

農業研修施設、レストラン、地域の観光農園、市民農園等の情報を発信す

るインフォメーションを備える予定になっている。農業者トレーニングセ

ンターの温室や花き集荷施設は引き続き農業交流施設の付属施設として活

用していく。今年度、クリーンセンター大崎の第一工場の解体工事が始ま

っている。解体工事が終わった後に敷地の整理をするので施設の工事の着

工は34年度頃になり、施設が稼働するのが35年度ということになって

いる。直売所が出来た後の運営方法等については、これから検討を進めて

いくことになる。皆様から御意見を頂いて整備を進めていきたいと考えて

いるので、よろしくお願いしたい。

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【質疑意見等】

①道の駅ではないのか。

道の駅ではない。道の駅となると、24時間トイレが使えないといけない

等色々な要件があるため、道の駅という形ではなくて、あくまでも農業交流

施設ということで整備する予定である。(農業政策課)

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地域の話合い

当日配布資料

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出し手

・規模縮小・経営転換・農地相続

・規模拡大・新規参入

1 農地中間管理事業のしくみ

農地中間管理機構(埼玉県農林公社)

●農地の借り受け●受け手がまとまりのある形で農地を利用できるよう貸し付け●貸し付けるまでの間、農地の管理●必要に応じ、簡易な条件整備

受け手

借受 貸付

2 機構で借り受ける農地

●農業振興地域内にある農地等であること●農地としての利用が著しく困難でないこと●当該農地の存する地域に十分な借受希望者が見込まれること

●その他、農用地の利用の効率化及び高度化に資すると見込まれるものであること※機構の借受期間は、原則として6年以上としています。

※機構が借り受けて、2年を経過しても借受希望者が見つからない場合は、所有者(出し手)にお戻しします。

公的な機関だから安心です。

3 機構が農地を貸し付ける相手の要件等

●機構の借受希望者の公募に応募した者であること●全農地を効率的に利用すること(原則として必要な農作業に常時従事すること)●農業用機械などの資本装備が適当な水準であること など

●借入地の交換、集落営農に利用させる場合や隣接地などを優先します。●同じ農地に借受希望者が2人以上いる場合は、「人・農地プラン」上の位置づけなどを総合的に勘案して決定します。

受け手の要件

受け手選定の考え方

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資料1

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機構貸付後

近い将来

現 在

現在の耕作者に再度貸し付ける

担い手A

担い手B 担い手C

担い手D

担い手A

担い手B 担い手C

将来

4 機構から借りるとどういうメリットがあるの?

●機構に貸付希望農地が出てきた際に、既に機構から借りている農地の隣接農地の耕作者に優先的に貸し付けます。※団地化された広い農地を耕作したいと考えている方は、自分が今耕作している農地を前もって機構に預けておくことが重要なポイントです。

●機構を通して借りた場合、賃料の支払いや農地の利用契約の更

新は機構が行いますので、この部分の事務が軽減されます。

団地化された農地で耕作できます。

担い手の1人が耕

作できなくなった

54

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55

資料2

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<参考>

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人・農地プラン(案)概要(西部地域)

1.地域の人と農地の現状

・西部地域の農地面積は 949ha <農地台帳>

・総農家数は 845(販売農家数は 454、自給的農家数 391)

<2015 年農林業センサス>。

・荒川流域の水田地帯が県内有数の早場米地帯となっている一方、大宮台地

西部では、梨、ぶどう等の果樹や野菜が作付されている。

・「耕作していない農地がある」方の割合は 38.8%、「耕作していない農地

になりそうな農地がある」方の割合は 10.7%。原因の上位3つは「耕作す

る人がいない」が 38.6%、「土地の条件が悪い」が 18.6%、「その他」が

13.4%。

・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後には

どのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を

選択した方が 79.4%。

・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつ

もりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が 54.2%、「農

地の出し手となる」を選択した方が 17.4%、「農地の受け手となり規模を

拡大していく」を選択した方が 2.1%

<平成 24 年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

(近い将来農地の出し手となる者と農地)

9名 2.768ha

2.今後の地域の中心となる経営体(中心経営体)

○ 経営体数

個人 10経営体

3.中心経営体の確保状況

中心経営体はいるが、十分ではない。

61

資料5

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4.将来の農地利用の在り方

取組事項 対応

担い手に集積・集約化する 〇

担い手の分散錯圃を解消する 〇

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する 〇

耕作放棄地を解消する 〇

その他[右欄に自由に記載]

5.農地中間管理機構の活用方針

取組事項 対応

地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付

ける

今後、地域の話合

いを進め、農地中

間管理機構を積

極的に活用する

意向が強まった

ら、上記事項に〇

をつけていく。

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管

理機構に貸し付ける

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとす

る人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

その他[右欄に自由に記載] 〇

6.今後の地域農業の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める

・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る

・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る

・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める

・直売所での農産物の販売に加え、新たな販路拡大を目指す

・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

62

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人・農地プラン(案)概要(中部地域)

1.地域の人と農地の現状

・中部地域の農地面積は 1,764ha <農地台帳>

・総農家数は 1,750(販売農家数は 886、自給的農家数 864)

<2015 年農林業センサス>。

・見沼田圃地域では植木、苗木、野菜等を中心に作付けされ、ブルーベリー、

梨、ぶどう等の観光農園が点在している。大宮台地中心部から安行台地に

かけては野菜、花き、植木を中心に作付けされ、チコリーや紅赤いものブ

ランド化も進められている。

・「耕作していない農地がある」方の割合は 38.8%、「耕作していない農地

になりそうな農地がある」方の割合は 10.7%。原因の上位3つは「耕作す

る人がいない」が 38.6%、「土地の条件が悪い」が 18.6%、「その他」が

13.4%。

・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後には

どのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を

選択した方が 79.4%。

・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつ

もりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が 54.2%、「農

地の出し手となる」を選択した方が 17.4%、「農地の受け手となり規模を

拡大していく」を選択した方が 2.1%

<平成 24 年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

(近い将来農地の出し手となる者と農地)

10名 1.648ha

2.今後の地域の中心となる経営体(中心経営体)

○ 経営体数

法人 2経営体

個人 33経営体

3.中心経営体の確保状況

中心経営体はいるが、十分ではない。

63

資料5

Page 62: 人・農地プラン(案)につい て - city.saitama.jp · 蓜島 和男 694 畑 西区二ツ宮 後谷 323 〇 黒田 和明 111 田 西区昭和 1,050 〇 見川 義雄 81 畑

4.将来の農地利用の在り方

取組事項 対応

担い手に集積・集約化する 〇

担い手の分散錯圃を解消する 〇

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する 〇

耕作放棄地を解消する 〇

その他[右欄に自由に記載]

5.農地中間管理機構の活用方針

取組事項 対応

地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付

ける

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管

理機構に貸し付ける

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとす

る人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

その他[右欄に自由に記載]

6.今後の地域農業の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める

・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る

・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る

・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める

・新規就農の方が就農しやすいように関係機関や地域農業者など地域全体で

支援する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

64

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人・農地プラン(案)概要(東部地域)

1.地域の人と農地の現状

・東部地域の農地面積は 1,849ha <農地台帳>

・総農家数は 1,133(販売農家数は 764、自給的農家数 369)

<2015 年農林業センサス>。

・元荒川と綾瀬川流域では水稲や転作作物で特産品のくわい、岩槻台地では、

小松菜、山東菜などの施設栽培が活発に行われ、JA を中心とした共販によ

る市場出荷が行われているととともに、若手農業者によるヨーロッパ野菜

の生産・普及活動が行われている。

・「耕作していない農地がある」方の割合は 38.8%、「耕作していない農地

になりそうな農地がある」方の割合は 10.7%。原因の上位3つは「耕作す

る人がいない」が 38.6%、「土地の条件が悪い」が 18.6%、「その他」が

13.4%。

・「あなたの集落・地域の農業(人と農地)は、放っておくと10年後には

どのようになっていると思いますか」に対して、「問題が生じている」を

選択した方が 79.4%。

・「あなた自身の経営(個人・法人・集落営農)を、今後どうしていくおつ

もりですか。」に対して、「現状維持とする」を選択した方が 54.2%、「農

地の出し手となる」を選択した方が 17.4%、「農地の受け手となり規模を

拡大していく」を選択した方が 2.1%

<平成 24 年度さいたま市農家意向・意識アンケート>

(近い将来農地の出し手となる者と農地)

6名 1.634ha

2.今後の地域の中心となる経営体(中心経営体)

○ 経営体数

法人 1経営体

個人 20経営体

3.中心経営体の確保状況

中心経営体はいるが、十分ではない。

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資料5

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4.将来の農地利用の在り方

取組事項 対応

担い手に集積・集約化する 〇

担い手の分散錯圃を解消する 〇

新規参入を促進して、新規参入者に集積・集約化する 〇

耕作放棄地を解消する 〇

その他[右欄に自由に記載]

5.農地中間管理機構の活用方針

取組事項 対応

地域の農地所有者は、原則として農地中間管理機構に貸し付

ける

農業をリタイア・経営転換する人は、原則として農地中間管

理機構に貸し付ける

担い手の分散錯圃を解消するため利用権を交換しようとす

る人は、原則として農地中間管理機構に貸し付ける

その他[右欄に自由に記載]

6.今後の地域農業の在り方

・地域の中心となる経営体などへの農地集積・集約化を進める

・農家の後継者や新規参入などによる地域農業の担い手の育成を図る

・ブランド化や6次産業化などによる、収益性の向上を図る

・体験農園や観光農園など参加型の農業経営を進める

・減農薬など、環境保全型農業への取り組みを進める。

・国庫補助事業等を活用し、生産力を強化する

上記の取組などを実施し、地域農業を維持・発展させていく

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資料6

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http://www.city.saitama.jp/005/002/002/p054558.html

トップページ>事業者向けの情報>環境・産業・企業立地>             農業>貸付意向のある農地の情報について

<掲載ページのアドレス>

<市ホームページトップページからの探し方>

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(1)目的・基本コンセプト

【背景】

都市化の進展や社会・経済情勢の変化に伴い、農業従事者の高齢化、農業後継者不足などが進んで

います。一方で、農業・農地が持つ多様性は、市の貴重な財産であるとともに、市民の豊かな暮らしに

直接関わっています。グリーン・ツーリズムとしての田舎暮らし体験は、近年、都市住民にとってニー

ズが高まっていて、農業とふれあう交流の場の創出が求められています。農と都市が支え合って実現す

る都市農業の振興の必要性が高まるなか、農業交流施設整備事業は、「さいたま市総合振興計画後期基

本計画実施計画」や「しあわせ倍増プラン2013」などの市の上位計画に位置づけられ、平成27年 3

月には、農業交流施設整備基本構想を策定しました。

【目的】

農業交流施設整備事業は、「さいたま市農業振興ビジョン(平成 26年 3 月改定)」に位置づけられ

た事業であり、農業交流施設は、農の持つ伝統的な文化や豊かな自然を都市住民に伝え、農のある暮

らしの豊かさを都市住民と共有できるよう、農の魅力を発信することを目的としています。

【基本コンセプト】

農業交流施設は、基本コンセプトとして、「農・見沼の魅力発信」、「地域のグリーン・ツーリズムの

拠点」、「花・植木に親しめる場」を掲げています。

(2)求められる機能

※レストラン機能については、周辺施設で既にレストラン機能があるため、調整を必要とします。

基本コンセプト求められる機能

ハード機能 ソフト機能

農・見沼の魅力の発信農産物直売所、農業研修施設農産物加工体験施設※レストラン ソフト事業の実施

(各種講座、農作業体験教室、

花・植木即売会、収穫祭など)

地域のグリーン・ツーリズムの拠点

インフォメーショントイレ、駐車場

花・植木に親しめる場温室、緑の広場花き集荷施設

【目的】 農の魅力を発信し、農の価値と魅力を都市住民と共有します。さらに都市農業の振興へとつなげます。

【基本コンセプト】 地域の特色を活かし、見沼を中心に、都市住民と農との交流を推進します。本市農産物の販路を拡大し、農家所得の向上を図ります。◎農・見沼の魅力の発信◎地域のグリーン・ツーリズムの拠点◎花・植木に親しめる場

さいたま市農業交流施設整備基本計画 【概要版】

農業交流施設整備の目的と基本コンセプト1

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資料7

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(1)大崎公園周辺地域の現況

基本構想において農業交流施設の適地として絞り込んだ大崎公園周辺地域には、農業者トレーニングンセ

ンター、大崎公園、見沼ヘルシーランドや浦和くらしの博物館民家園などの公共施設があるほか、その周辺

を観光農園・市民農園などが取りまいています。

(2)農業者トレーニングセンター施設の活用について

農業者トレーニングセンター本館を廃止、その併設施設を取り込み、農業交流施設として再編します。

(3)既存施設の活用及び周辺施設

との連携について

本計画では、大崎公園周辺地域から、園芸植物園エリア(案1)、農業者トレーニングセンターエリア

(案2)、クリーンセンター大崎エリア(案3)の3つの敷地に絞り込み、整備候補地を検討しました。

施設名称 方 針

農業者トレーニ

ングセンター本館

老朽化により農業交流施設本館の整備完了時期を目途として廃止、農業者トレーニングセンター本館の機能は農業交流施設で引継ぎます。

園芸植物園・温室農業交流施設の併設施設として、各種ソフト事業の展開場所といった用途などで、花植木を中心とした地域農業の特色を活かしながら、各既存施設を最大限に活用します。

花き集荷施設

緑の広場

案2

案1 園芸植物園エリア

案2 農業者トレーニングセンターエリア

案3 クリーンセンター大崎エリア

大崎公園周辺地域の状況について2

農業交流施設の整備候補地3

農業交流施設は、新しく整備す

る本館、園芸植物園・温室、花き

集荷施設、緑の広場で構成します。

また、農業交流施設が地域にお

ける拠点的施設となり、周辺の地

域資源とも積極的に連携します。

○案3を選定

国道 463 号線に面しており、利用者に

とって視認性・アクセス性において最もメ

リットが大きく、駐車場の確保の点におい

て問題がないため。

案3

案1

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(1)農業交流施設の整備内容

(2)敷地利用計画

(3)利用者推計

国土交通省で実施する道路交通センサス等のデータを用いて、利用者数を検討すると以下のとおりです。

1日あたり利用者数 稼働日数 年間利用者数 575人 347日(※1) 20 万人

※1 年末年始の他、月1回の休館日を設定した場合の稼働日数(平成26年度)

さらに、ソフト事業参加者数による目標値を合算した場合の目標利用者数は以下のとおりです。

道路交通センサスによる利用者数の推計値

ソフト事業参加者数に よる目標値

目標利用者数

20万人 9万人 29万人

(4)農業交流施設の整備等費用

農業交流施設の整備費用を下記のとおり想定します。

項目 費用(千円) 備考

農業交流施設(本館)基本設計費用

農業交流施設(本館)実施設計費用

農業交流施設(本館)建築・外構工事費用

周辺施設整備費用

その他費用

18,500

42,300

470,000

554,400

29,500

温室改修費用

ボーリング調査、測量費用

合計 1,114,700

農業交流施設において、農の魅力をさらに発信するために、直売施設で商品を提供するだけでは

なく、「知る」、「体験する」ことにより農に親しんでもらうソフト事業を実施することで、より農

の持つ価値と魅力を深く都市住民と共有することができます。

新しく整備を必要とする

ものは、直売所、農業研修施

設及び農産物加工体験施設

で構成される農業交流施設

本館となります。既存施設は

「グリーンゾーン」、「フラワ

ーゾーン」、「プレイゾーン」

として、それぞれ活用しま

す。

農業交流施設の整備内容4

現行クリーンセンター大

崎のごみ処理施設(第一工

場)東側エリア(約8,500

㎡)を想定します。

農業交流施設で展開するソフト事業5

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(1) 事業手法の検討

さいたま市PFI 等活用方針を踏まえると、本事業は、同種施設にPFI 等の活用実績があり、スケジュ

ール上の支障もないため、PFI 等の事業手法も含めて整備手法を調査検討します。

(2) 農業交流施設の整備スケジュール

H28 H29 H30 H31

クリーンセンター大崎

第一工場解体

新収集棟移設旧収集棟解体

交流施設整備関係

PFI

等によ

従来手

法によ

農業者トレーニングセ

ンター施設整備

運営関係

H32 H33 H34 H35

クリーンセンター大崎

第一工場解体

新収集棟移設 旧収集棟解体

交流施設整備関係

PFI

等に

よる

稼働 オープン

従来

手法

によ

農業者トレーニングセ

ンター施設整備

運営関係

農に対する都市住民のニーズ

◎安心安全な地元の農産物を購入したい

◎季節の花を見たい・買いたい

◎農作業体験をしたい

◎農家レストランを利用したい

◎果物などの収穫体験をしたい

◎地元の農産物を使った料理を学びたい

◎農産物の加工体験をしてみたい

農業交流ソフト事業の提供◇朝市・週末マルシェなど農産物直売イベント

◇花・植木即売会 ◇収穫祭など大規模イベント ◇各種体験教室 ◇花・植木農作業体験 など

農業交流施設の利用 ◇直売所 ◇農産物加工体験施設 ◇農業研修施設

解体設計・土壌調査 解体工事 解体工事・整地

新収集棟移設工事 旧収集棟解体工事

展示温室等活用検討 農トレ温室改修

実施方針策定・公表 特定事業選定・公表

農トレ温室改修(※PFI等の手法で本館整備に含める可能性もある)

農業交流ソフト事業の展開 周辺農家とのネットワーク構築

農業交流ソフト事業の展開 周辺農家とのネットワーク構築

基本設計

事業者選定・公表 契約

基本設計、実施設計、施工

実施設計 施工

指定管理者選定施設運営計画検討

導入可能性調査 整備手法決定

農業交流施設整備の事業化計画6

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