センター倫理政経　完成シリーズ第11講　サブノート

１　心理学（ 第９講p.162）

（１）フロイト

・［1      ］ 発⾒、⼈格 三層構造 提唱�

  ・［2                 �  ］�

    ・倫理的規制⼒、「［3      ］」�

      部分＝⾃我 統制、監督 �

    ・両親 ［4            ］ 形成�

     →形成 不⼗分 、過剰 形成 、性格 影響 出 �

  ・⾃我（ ） 欲望 社会環境 間 調整 部分�

  ・［5           ］� ・無意識 部分 動物的本能 部分�

                 � ・暴⼒的 衝動＝［6        ］ 源�

（２）ユング

・個⼈的無意識 対 、独特 無意識論 提唱�

・⼈類共通 ［7        ］無意識�

  ＝背景 ⼈類共通 枠（［8                  ］） 想定�

※ … 精神分析学 ⽴場 思想 ⽂学 研究、構造主義 影響 与 �

２　人間のパーソナリティと欲求（ 第９講p.170）

（１）パーソナリティ

・性格（後天的）、気質（先天的）、能⼒�

（２）欲求の分類

・⼀次的欲求＝⽣理的欲求 ⾷欲 、⽣物的 欲求�

・⼆次的欲求＝社会的欲求 社会⽣活 営 上 必要 欲求�

（３）欲求階層説

・［9        ］ 考 �

・低次 欲求 満 → 上 階層 欲求 ⽣ �

・成⻑欲求 ［10         ］ 欲求 最⾼次 欲求 、低次 �

  欲求（ ［11      ］欲求 ） 満 ⽣ �

1

意識

無意識超自我

自我

エス（イド）

p.163(4)参照

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（４）葛藤（コンフリクト）  ・接近−接近型 「〜 」欲求 ２ １ 選 �

 ・回避−回避型 「〜 」欲求 １ 避  �

 ・接近−回避型 「〜 」「〜 」欲求 併存 例）好物 ⾷ 太 �

 ・  親密 ⼈間関係 築 、傷 葛藤�

（５）防衛機制（ 第９講p.171(41)）

・欲求不満（ ） ［12        ］ 働 解消 �

  、［13       ］ 提唱�

・防衛機制 例�

 ①抑圧   不快 記憶 抑 、［14       ］�

 ②合理化  失敗 ［15              ］ �

       例）「試験 点 取 問題 」�

 ③投射   欲求不満 原因 他者 転嫁 �

 ④反動形成 欲求 正反対 ⾏動 �

 ⑤代償   （ａ）劣等感 他 補 （ 提唱）�

        例）勉強 打 込 �

       （ｂ）他 ⽅法 欲求不満 �

        例）腕 怪我 野球 打 込 �

 ⑥昇華   欲求不満 ［16                 ］活動 �

       例）失恋 絵画制作 紛 �

 ⑦退⾏   ⼦供 態度 、「⾚ 返 」�

３　人間性の特質（ 第９講p.171）

（１）人間性の特質…人間の定義（ 第９講p.171(37)）�

・      ・ （［17      ］⼈）�

・    ・ （［18      ］⼈、道具 使 ⽣ 物）�

・    ・ （［19      ］⼈、遊 ⽂化 創造）�

・  ［20             ］ 操 動物�

・ 他     ・ （宗教⼈）、中間⼈（［21         ］�

         考 ）、 ・ （経済⼈、 ・ 考 ）�

2

例）Ａ 嫌 →Ａ 嫌

※ 哲学…基礎編第11講p.6参照

（２）人間の尊厳とは

・   収容所 体験 『［22        ］』 著 �

       運命 対 積極的 態度 希望 限界的 状況 ⽣ 出 尊厳 重視�

・神⾕美恵⼦  病患者 交流 『⽣ 』 著 �

       ⾃分 ⽣ 必要 確信 充実感、「⽣ 」 必要性�

（３）人間のパーソナリティ分類（ 第９講p.171(38)）

・   ⼈ 価値 追求 性格 分類�

         ＝理論型・経済型・審美型・宗教型・権⼒型・社会型�

・   体型 気質 相関性 研究�

 ・細⻑型＝分裂気質（⾮社交的 真⾯⽬・ 静 ）�

 ・肥満型＝循環気質（社交的 現実的・友好的）�

  闘⼠型＝粘着気質（⼏帳⾯ 好 ・義理堅 ）�

・  性格 ［23              ］ 分類�

３　青年期の特徴と心理（ p.172）

（１）青年期の特徴

・  「［24           ］」 時期�

・  「［25            ］」 時期�

・  「［26                             ］」�

       ⻘年�

※ …徒党時代、児童期（学童期） 特徴、「 」時期 �

（２）青年期の歴史と現代�

・⻘年期 始  近代 ［27          ］後 確⽴ �

         社会 ⾼度化・多様化 ⻘年期 期間 必要 �

3

通過儀礼

青年期大人への準備期間

※ …親 離「脱衛星化」 �⻘年期 指摘

※ 理論 性格特性論 発展

→神経症傾向、外向性、開放性、調和性、誠実性 組 合

性格把握

（ p.166）

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・ 、 諸島 若者 ⻘年期 ［28       ］ 発⾒�

 ＝⼦ ［29                       ］ 経 ⼤⼈ �

          ⽇本＝ 宮参 、七五三、成⼈式、還暦、初七⽇、四⼗九⽇ �

・現代 ⻘年期…［30        ］ 傾向�

 例）４年制⼤学進学率 1955年7.9％→1990年24.6％→2013年49.9％�

 ⻘年期 留 ［31             ］ 増加�

  cf.� 「 ・ 」（永遠 少年少⼥ ⼼理状態）�

   � 「 ・ 」（⽣活 親 依存 独⾝成年）�

（３）青年期の課題

①   発達課題 ⻘年期 発達課題 説 �

�・⻘年期 発達課題＝［32                    ］ 確⽴�

 ・［32                    ］ �

    ・⾃⼰ 独⾃性（他⼈ 違 ）�

    ・時間的［33              ］（「 ⾃分 」）�

    ・［34      ］ 承認 役割 持 �

     （［34      ］ 認 「⾃分 」）�

 ・確⽴ ［35             ］ 与 �

  ＝⼤⼈ 役割・責任 ［36      ］ 期間�

 ・確⽴ ＝⾃⼰ ［37      ］（危機）�

         混乱状態、不安 空虚感 �

②  ⻘年期 発達課題 �

4

※ 論

発達段階 発達課題 危機

①乳児期 信頼 不信

②幼児前期 ⾃律性 恥・疑惑

③幼児後期 ⾃発性 罪悪感

④学童期 勤勉性 劣等感⑤⻘年期 拡散

⑥成⼈前期 親密 孤⽴

⑦成⼈後期 世代性 停滞性

⑧⽼年期 統合性 絶望

①同世代 同性・異性 有⼈洗練 ⼈間関係②社会的役割 理解③両親・⼤⼈情緒的⾃⽴④経済的⾃⽴ 準備⑤社会的責任 ⾏動⑥価値倫理 学習、適切 科学的世界像 形成

③  成熟 ⼈格 意識 �

（４）若者文化

・社会 主流 ⽂化 対 （下位⽂化）�

・既存⽂化 対 （対抗⽂化）�

  ・主流⽂化 対 「異議申⽴ 」 意味合 強 �

  ・ 早 普及 多 、 若者⽂化 �

   商業化 側⾯ 多 �

（５）子どもについての考え（ 第９講p.173(42)）�

・  「⼦ ⼩ 」発達段階 応 教育 必要性 説 �

・  ⼦ 観 歴史的変遷 注⽬ 中世：⼦ ＝「⼩ 」�

       「⼦ 期」 考 中世末期 概念 �

・  ・乳幼児期 中⼼性…他者 ⾃分 同じで 思 込 �

      ・児童期 脱中⼼化…⾃分以外 視点 物事 �

      ・⻘年期 ⾃分 判断 思考過程 意識 がで 、他者 思考過程 �

           推測で → 「⾃意識過剰」 陥 ⾯�

４　現代社会の特質（ 第９講p.174）

（１）大衆社会の成立と特徴

・成⽴ 背景 ・⼤量⽣産、⼤量消費社会�

       ・ ＝ 発達�

       ・普通選挙制度、⼤衆⺠主主義 確⽴�

・特徴 ・社会 個⼈ ［38                      ］ 進展�

    ・政治的無関⼼ ⾼ 


◎「ゆたかな社会」としての現代社会

→大衆社会（人々の画一性・受動性が強まる）、管理社会（人々の自律性が弱まる）

5

【成熟 ⼈格 】社会的領域 ⾃⼰意識 拡⼤・他者 暖 ⼈間関係・情緒的安定 ⾃⼰受容・現実世界 接触 知覚 技能・⾃⼰ 客観視（⾃⼰洞察） ・⼈⽣ 統⼀ ⼈⽣哲学

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（２）大衆社会の社会的性格

・ （『孤独 群衆』）�

 「［39           ］⼈間」＝他者 ⾏動 ⾃⼰ ⾏動 決定�

  → ＝ 発達 傾向 助⻑�

・ （『⾃由 逃⾛』）�

  研究→隷属化・画⼀化 逃避 現代⼈ 傾向（権威主義的性格） �

 指摘（基礎編 第12講p.6 参照）�

（３）管理社会と官僚制（ 第９講p.175(53)）

・管理社会 �

 組織 巨⼤化 進 、⼈間 ⾃律性・主体性 失 �

 科学技術 ⼀体化 進展�

・官僚制 ⼤規模組織 合理的 運営 �

・［40       ］⼤規模組織 成⽴ （⾏政 、企業 学校、�

 NGO ）�

・合理的 運営 特徴 、弊害 転化 �

 （例）規則 基 命令 原則→規則万能主義�

    ⽂書 指⽰ 原則（⽂書主義）→煩雑 事務（「繁⽂縟礼」）�

    明確 役割分担 原則→縄張 主義・事 主義�

・［41        ］ 考察 「隷属 容器」「鉄 檻」 官僚制�

6

官僚制 構造�・ 型 指揮命令系統�・組織 規則 役割 遵守�  期待 �・組織 効率的 運営 重視 ⼀⽅、� 組織内 ⼈格的 部分 軽視

※ 社会的性格類型 ①近代以前…伝統指向型②近代＝内部指向型、③現代＝他⼈指向型

（４）フェミニズム（女性解放運動）とジェンダー

・ ＝⽣物学的 、［42               ］ 性差�

・ （20世紀 ⼥性思想家、 ）�

 『［43          ］』 著 、男性中⼼社会 批判�

 「⼈ ⼥ ⽣ 、［44         ］ 」�

・ ＝ （ ）…⼥性 持 、性 ⽣殖 関 ⾃⼰決定権�

 国際⼈⼝開発会議（1994年） 提唱�

５　家族・地域社会の変容（ 第９講p.174）

（１）社会集団の類型

　　・［45     ］的社会集団� …⾃然発⽣ 集団�

    家族・村落・近隣集団  近代以前 社会 中⼼的社会集団�

  ・［46     ］的社会集団� …特定 ⽬的 ⼈為的 形成�

    企業・都市・学校・国家  現代社会 中⼼的社会集団�

（２）家族の変容�

・核家族化 進⾏�

 世帯平均⼈員 減少（世帯総数 横 傾向）�

・晩婚化 ⾮婚化 傾向 拡⼤、離婚率 増加、婚姻外出⽣率 上昇�

・［47               ］（再婚家族・継家族）の増加�

・家族機能 縮⼩ ［48           ］化�

 家族機能 ［46      ］的社会集団（企業・学校 ） 果 �

  例） →家族 保育所・幼稚園・ 移⾏�

    ⾷事→家族 ・ ・ 移⾏�

・家族的 結合 衰退、⽼⼈介護、育児 孤独 問題 発⽣�

 →介護保険制度 創設、 ・ ・ （仕事 ⽣活 調和） 推進�

・性別役割分業 ⾒直 →育児・介護休業法 制定�

・選択的夫婦別姓制度 是⾮ 議論�

・家族内暴⼒ 増加、深刻化…ＤＶ防⽌法、児童虐待防⽌法、⾼齢者虐待防⽌法 制定


7

※「夫婦 世帯」「夫婦 （未婚 ）⼦ 成 世帯」「男親 （未婚）⼦ 成 世帯」「⼥親 ⼦供 成 世帯」 核家族 分類

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６　科学についての思想（ 第９講p.166）

（１）ポパー

・科学理論 持 ［49            ］ 重要性 説 �

・理性的 相互理論批判 問題解決（批判的合理主義） 、 社会 �

  改良（漸進的社会⼯学） 提唱�

（２）クーン

・⼤ 考 ⽅・枠組 ［50          ］ 呼 、 ⼤ 転換 �

 科学史 起 指摘�

 （例）⽬的論的世界観 機械論的世界観 転換（「科学⾰命」）�

（３）クワイン�

・ 分析哲学 、 科学思想 影響�

・ （全体論） 提唱… 全体 検証 難 、 誤 �

 最⼩限 範囲 改訂 �

７　情報社会に関する思想（ 第９講p.166）

（１）マクルーハン（ 第９講�p.166）

・ 「電⼦ 」普及 、近代 「活字社会」 「新 �

  無⽂字社会」 変化 �

・ （地球村） 出現→世界的対話 出現 可能性 �

  、個⼈主義 失 、全体主義 ⽀配 ⼈類 再部族化 進⾏ �

（２）リップマン（ p.181(84)参照）�

 ・ 作 「疑似環境」→⾮合理的世論 形成 危険性�

  ・疑似環境 真 環境（情報） 加⼯  記事、 �

  ・世論 疑似環境 ⽣ ⾮合理的 �

（３）ブーアスティン（ p.181(84)参照）�

 ・ 作 出 「擬似 」 指摘 例）芸能⼈ 結婚、

8

復習 ？  ！�□学習整理（p.182〜187）�□ 試験過去問（p.188問２〜189問３）

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