リスク情報を活用した廃止措置および サイト修復へ...
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リスク情報を活用した廃止措置および
サイト修復への取り組み
福島第一廃炉国際フォーラム
2016年4月10~11日
正式版
仮訳
英国における民生用原子力レガシー 正式版
正式版
セラフィールド
マグノックス発電炉
ドゥーンレイ
研究炉
優先順位付けと価値の枠組み
• 廃止措置、サイト修復プロジェクトの優先順位は、対処するリスク、もたらされる価値に左右される
• 「バリュー・フレームワーク」により、さまざまなオプションの価値を比較できる
www.gov.uk/government/publications/nda-value-framework-how-we-make-decisions
正式版
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健康と安全 廃止措置実施中の人体の健康に対するリスク
リスク/危険性低減 廃止措置完了後の人体の健康に対するリスク
セキュリティ 核物質やその関連記録のセキュリティへの影響
環境 排出や放射能による環境への影響
水やエネルギー等、原料物質の利用
社会経済的影響 コミュニティの雇用、インフラ、福祉に対する影響
財務 ライフサイクル費用(資本費用、保守費用)、費用対効果
ミッションの実現 より広範なミッション達成への影響、例;前例を作る、能力育成、試験技術
人体や環境へのリスク
• 優先順位付けは、人体や環境に対するリスクレベルに大きく左右される:
– 「許容し得ないリスクの場合、そのようなリスクを低減するため、緊急措置を講じる」
– 「長期的に正味リスクレベルが上がらないようにするため、リスク対して比例的に措置を講じる」
– 「リスクがさほど重大でない場合、優先順位付けでは、バリュー・フレームワーク内の他の因子を重視する」
正式版
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安全と環境に関する損害指標
• 安全と環境に関する損害(SED)指標を策定し、NDA(英国原子力廃止措置機関)サイト全体の施設に伴うハザードの比較が可能となった。
• NDAは、福島第一に合わせてSED指標の修正を行うに当たり、NDF
(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)および東電に喜んで協力する。
正式版
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リスク特性とリスク特性を活用した優先順位付け
• 優先順位付けは、以下の情報に基づく:
– ある時点でのリスクレベル
– リスク特性 vs. 時間
正式版
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Intolerable
Tolerable
Broadly acceptable
Leve
l of
risk
Time
Priority 2?
Priority 1?
行動「価値」の実証
• さまざまな行動の「価値」を理解することで、意思決定を行うための情報を提供する
正式版
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Intolerable
Tolerable
Broadly acceptable
Leve
l of
risk
Time
‘Value’ of Action 1
‘Value’ of Action 2
Action 1
Action 2
中間的解決策の「価値」の実証
• リスク自体がさほど低減されなくても、リスクにさらされる期間が減るという理由であるプロジェクトの実施を選択する場合もある
– 「許容し得ないリスクの場合、そのようなリスクを低減するため、緊急措置を講じる」
正式版
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Intolerable
Tolerable
Broadly acceptable
Leve
l of
risk
Time
Reducing time at risk
Action 1 Action 2
コストパフォーマンスの実証
• 行動「価値」は、バリュー・フレームワークの他の要素への影響を正当化できるものか(環境、財務等への影響)?
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Intolerable
Tolerable
Broadly acceptable
Leve
l of
risk
Time
‘Value’ of Action
Action
廃止措置のペース
実施計画に関して制約となるものは、下記に関係している可能性がある。
• 経営資源
• ロジスティクス
• 技術
• 政策・戦略・法令
• ステークホルダーの信頼度
OFFICIAL
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制約条件
バリュー・フレームワーク
ペース 優先順位
実施計画
価値の形態は多様である
• リスクを許容できる、または概ね容認できる場合は、
その他の理由で廃止措置を推進する。
正式版
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詳細は以下を参照
NDAウェブサイト: www.gov.uk/nda
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