ユーザガイドと仕様 ni usb-9213ユーザガイドと仕様 ni usb-9213 16...

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ユーザガイドと仕様 NI USB-9213 16 チャンネル熱電対入力モジュール このユーザガイドでは、NI USB-9213 の使用方法およびデバイスの仕様に ついて説明します。 概要 1 のように、NI USB-9213 NI 9213 モジュールと NI USB-9162 キャ リアの 2 つのコンポーネントから構成されています。 1 NI USB-9213 のコンポーネント NI 9213 NI USB-9162 NI USB-9213 Hi-SPeed USB Carrier NI USB-9162 Hi-Speed USB Carrier NI USB-9162

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ユーザガイドと仕様

NI USB-921316 チャンネル熱電対入力モジュール

このユーザガイドでは、NI USB-9213 の使用方法およびデバイスの仕様に

ついて説明します。

概要

図 1 のように、NI USB-9213 は NI 9213 モジュールと NI USB-9162 キャ

リアの 2 つのコンポーネントから構成されています。

図 1 NI USB-9213 のコンポーネント

NI 9213

NI USB-9162

NI USB-9213

Hi-SPeed USB Carrier

NI USB-9162

Hi-Speed USB Carrier

NI USB-9162

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 2 ni.com/jp

外形寸法

図 2 は、NI USB-9213 デバイスの外形寸法を示しています。

図 2 NI USB-9213 デバイスのミリメートルでの外形寸法(括弧内はインチ単位)

安全ガイドライン

NI USB-9213 は、必ずこのユーザガイドに従って操作してください。

熱面 このアイコンは、コンポーネントが熱を帯びる可能性があることを示します。

このコンポーネントに触れると、負傷する可能性があります。

危険電圧に関する安全ガイドラインモジュールに危険電圧を印加する場合は、次の安全措置を講じてくださ

い。危険電圧とは、アースに対して 42.4 Vpk または 60 VDC 以上の電圧

を指します。

注意 危険電圧の配線は、地域の電気法規に従って有資格者のみが行うことができます。

注意 危険電圧回路と人体が触れる可能性がある回路を、同じモジュール上で組み合

わせないでください。

注意 デバイスとモジュールに接続されている回路は、人体に触れることがないよう

に必ず適切に被覆してください。

Hi-Speed USB Carrier NI USB-9162

120.68 mm(4.751 in.)

118.26 mm(4.656 in.)

88.12 mm(3.469 in.)

25.34 mm(0.998 in.)

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© National Instruments Corporation 3 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

注意 モジュール端子が危険電圧で活電状態(>42.4 Vpk/60 VDC)の場合は、デバイ

スとモジュールに接続されている回路が人体に触れないよう必ず適切に被覆し

てください。図 3 に示すように、端子に触れることがないように、必ず

NI 9940 コネクタバックシェルキットを使用してください。

図 3 NI 9940 コネクタバックシェル

関連ドキュメント

各アプリケーションソフトウェアとドライバには、計測および測定デバイ

ス制御用のアプリケーション作成に関する情報が含まれています。最新

ハードウェアのドキュメントと仕様については、ni.com/manualsを参照

してください。また、ドライバおよびアプリケーションソフトウェアのド

キュメントの場所は、表 1 を参照してください。以下に挙げたドキュメン

トの場所は、NI-DAQmx 9.0 以降、および該当する場合は NI アプリケー

ションソフトウェアのバージョン 8.2.1 以降の搭載を前提としています。

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 4 ni.com/jp

表 1 関連ドキュメント

ソフトウェア ドキュメント / 説明 場所 / トピック

Windows 用 NI-DAQmx 『DAQ スタートアップガイド』—Windows 用NI-DAQmx ソフトウェアおよび NI-DAQmx でサポートされる DAQ デバイスの取り付け方法と動作確認方法が記載されています。

スタート→すべてのプログラム→ National Instruments →NI-DAQ

『NI-DAQ Readme』— このバージョンの NI-DAQmx でサポートされているデバイスのリストがあります。

スタート→すべてのプログラム→ National Instruments →

NI-DAQ → NI-DAQ Readme

『NI-DAQmx ヘルプ』— 計測の概念や、NI-DAQmx の主要概念、およびすべてのプログラミング環境に適用される共通アプリケーションについての一般情報が記載されています。

スタート→すべてのプログラム→ National Instruments →

NI-DAQ → NI-DAQmx ヘルプ

LabVIEW 『LabVIEW スタートアップガイド』—LabVIEW のグラフィカルなプログラミング環境とデータ集録および計測器制御アプリケーションの作成に使用する LabVIEW の基本機能について記載されています。

スタート→すべてのプログラム→ National Instruments →

LabVIEW → LabVIEW マニュアルを選択するか、labview¥manualsディレクトリでLV_Getting_Started.pdf

を開く

『LabVIEW ヘルプ』—LabVIEW プログラミングの概念、LabVIEW の使用手順、および LabVIEW の VI、関数、パレット、メニュー、ツールに関するリファレンス情報が含まれます。

ヘルプ→ LabVIEW ヘルプを検索

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© National Instruments Corporation 5 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

NI-DAQmx 特有の『LabVIEW ヘルプ』のトピック

場所 説明

目次タブで、LabVIEW スタートアップガイド→ DAQ 入門を開きます。

DAQ アシスタントを使用して LabVIEW で NI-DAQmx を測定する方法を学習できるチュートリアルと概要があります。

目次タブで、VI と関数のリファレンス→計測 I/O VI および関数→ DAQmx - データ集録 VI および関数を開きます。

LabVIEW NI-DAQmx VI とプロパティが説明されています。

目次タブで、計測を実行するを開きます。

一般的な計測や、計測の基本、NI-DAQmx の主要概念、デバイスの注意事項など、LabVIEW で計測データを集録および解析するのに必要な概念や操作手順についての情報が提供されています。

LabWindows™/CVI™ 『LabWindows/CVI Help』の Data Acquisition ブック —NI-DAQmx の計測の概念および DAQ アシスタントを使用した測定タスク作成方法の段階的な説明が記載されています。

ヘルプ→目次を開き、Using LabWindows/CVI → Data Acquisition → Taking an NI-DAQmx Measurement in LabWindows/CVI を選択します。

『LabWindows/CVI Help』の NI-DAQmx Library ブック —NI-DAQmx API の概要および関数リファレンスが含まれています。

Library Reference →NI-DAQmx Library

Measurement Studio/Microsoft Visual Studio .NET

『Microsoft Visual Studio .NET Help/NI Measurement Studio Help』—NI-DAQmxメソッドおよびプロパティが含まれています。

Measurement Studio →NI Measurement Studio Help

ANSI C—NI アプリケーションソフトウェア不使用

『NI-DAQmx ヘルプ』—API の概要と計測の概念についての一般情報が含まれています。

スタート→すべてのプログラム→ National Instruments →

NI-DAQ → NI-DAQmx ヘルプ

『NI-DAQmx C Reference Help』—NI-DAQmx ライブラリ関数が説明されています。

スタート→すべてのプログラム→ National Instruments →

NI-DAQ → NI-DAQmx C Reference Help

表 1 関連ドキュメント (続き)

ソフトウェア ドキュメント / 説明 場所 / トピック

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 6 ni.com/jp

.NET 言語 —NI アプリケーションソフトウェア不使用 *

『NI-DAQmx .NET Help』—NI-DAQmx を

Visual C# および Visual Basic .NET と使用する概念が記載されています。

NI-DAQmx .NET のドキュメントを参照するには、スタート→すべてのプログラム→

National Instruments →

NI-DAQ → Text-Based Code Support → NI-DAQmx .NET Help にアクセスしてください。

関数リファレンスについては、以下のトピックを参照してください。「NationalInstruments.DAQmx Namespace」および「NationalInstruments.DAQmx.ComponentModel Namespace」

概念については、以下のセクションを参照してください。「Using the Measurement Studio NI-DAQmx .NET Library」および

「Developing with Measurement Studio NI-DAQmx」

Visual Studio から同じヘルプトピックにアクセスするには、ヘルプ→目次を選択し、フィルタ条件ドロップダウンリストから Measurement Studioを選択してください。

『Visual Studio .NET Help』—NI-DAQmx を

Visual C# および Visual Basic .NET と使用する概念が記載されています。

ヘルプ→目次。フィルタ条件ドロップダウンリストから

Measurement Studio を選択して、『NI-DAQmx .NET Help』の場所の表示に従ってください。

*Microsoft .NET Framework バージョン 1.1 以降では、Measurement Studio なしで Visual C# および Visual Basic .NET を使用して、NI-DAQmx でアプリケーションを作成できます。API 関連のドキュメントをインストールするには、Microsoft Visual Studio .NET 2003 または Microsoft Visual Studio 2005 のどちらかが必要です。

表 1 関連ドキュメント (続き)

ソフトウェア ドキュメント / 説明 場所 / トピック

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© National Instruments Corporation 7 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

トレーニングコースNI では、NI 製品を使用してアプリケーション開発を手がけるお客様をお

手伝いするトレーニングコースを提供しています。コースへのお申し込み

方法や、コースの詳細については、ni.com/jp/trainingを参照してく

ださい。

技術サポートのウェブサイトその他のサポートについては、ni.com/jp/supportまたは ni.com/zone

を参照してください。

ソフトウェアをインストールする

Windows Vista/XP 用 NI USB-9213 のソフトウェアサポートは、

NI-DAQmx で提供されます。ni.com/manualsからダウンロードできる

『DAQ スタートアップガイド』では、ソフトウェアとハードウェアのイ

ンストール、チャンネルとタスクの構成、およびアプリケーション開発を

開始する方法が NI-DAQmx ユーザ用に段階的に説明されています。

その他のソフトウェアをインストールするその他のソフトウェアを使用する場合は、ソフトウェアに付属のインス

トール手順を参照してください。

サンプルプログラムNI-DAQmx メディアにはサンプルプログラムが含まれており、

NI USB-9213 でプログラミングを手がける際に役立ちます。詳細について

は、デバイスに添付され、スタート→すべてのプログラム→ National Instruments → NI-DAQ と選択することでも利用可能な『USB デバイス

用 NI-DAQmx スタートアップガイド』を参照してください。

NI USB-9213 デバイスを取り付ける

デバイスを取り付ける前に、そのデバイスで使用する予定のソフトウェア

をインストールする必要があります。詳細については、このユーザガイド

の「ソフトウェアをインストールする」のセクションおよびソフトウェア

に付属のドキュメントを参照してください。

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 8 ni.com/jp

NI USB-9213 をパネルに取り付ける

NI USB-9162 にはパネルに取り付けるためのねじ込み口があります。

NI 9213 を差し込む前に NI USB-9162 をマウントします。取り付けの寸法

については、図 4 を参照してください。

図 4 モジュールのミリメートルでのマウント寸法(括弧内はインチ単位)

NI 9213 デバイスを NI USB-9162 キャリアに取り付けるNI 9213 モジュールと NI USB-9162 キャリアは別々に梱包されています。

図 5 を参照しながら、以下の組み立て手順に従ってください。

1. NI 9213 モジュールに接続されている信号がないこと、および USBケーブルが NI USB-9162 に接続されていないことを必ず確認します。

2. 15 ピン D-SUB コネクタから保護カバーを取り外します。

3. 図 5 のように、I/O モジュールをキャリアに合わせます。

図 5 モジュールの取り付け

72.2 mm(2.84 in.)

85.7 mm(3.37 in.)

76.1 mm(3.00 in.)

M3 x 0.58.5 mm (0.34 in.)

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© National Instruments Corporation 9 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

4. ラッチを押しながら NI 9213 モジュールを NI USB-9162 キャリアに差

し込みます。

5. 図 6 のように、モジュールがスロットにラッチで固定されるまで

NI 9213 モジュールのコネクタ側部をしっかりと押します。

図 6 モジュールをスロットに固定する

NI USB-9213 をコンピュータに接続するUSB ケーブルの一端を NI USB-9213 に、もう片端をコンピュータ上の利

用可能な USB ポートに差し込みます。詳細については、デバイスに添付

され、スタート→すべてのプログラム→ National Instruments →

NI-DAQ と選択することでも利用可能な『USB デバイス用 NI-DAQmx ス

タートアップガイド』を参照してください。

LED 表示器NI USB-9213 デバイスには、USB コネクタの隣に緑色の LED があります。

表 2 に記載されているように、LED 表示器はデバイスの状態を示します。

デバイスが USB ポートに接続されている場合、LED が絶えず点滅してデ

バイスが初期化され接続から電源が投入されていることを示します。

LED が点滅していない場合は、デバイスが初期化されていないか、コン

ピュータがスタンバイモードである可能性があります。デバイスが認識さ

れるためには、NI-DAQmx をインストール済みのコンピュータにデバイ

スを接続する必要があります。デバイスが点滅していない場合は、コン

ピュータに NI-DAQmx の最新バージョンがインストール済みであり、コ

ンピュータがスタンバイモードになっていないことを確認します。

表 2 LED の状態 / デバイスの状態

LED の状態 デバイスの状態

点灯していない デバイスが未接続または一時停止中。

オン、点滅していない

デバイスは接続されているが、モジュールが取り付けられていない。

1 回点滅 正常に動作中。

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 10 ni.com/jp

NI USB-9213 デバイスを配線する

NI USB-9213 には、16 の熱電対チャンネルへの接続を提供する、36 端子

の取り外し可能バネ端子コネクタがあります。

注意 危険電圧(>42.4 Vpk、60 VDC)を使用する場合は、図 3 で示された、NI 9940高電圧ネジ留め式端子バックシェルを取り付ける必要があります。

図 7 NI USB-9213 端子の割り当て

熱電対入力信号を NI USB-9213 に接続します。熱電対の正極リードは

TC+ 端子に、負極リードは TC– 端子に接続します。熱電対のリード線の

正極 / 負極を区別できない場合は、熱電対に付属するドキュメントまたは

ワイヤカバーを確認してください。NI USB-9213 には、モジュールの絶縁

接地基準に内部接続された 2 つの共通端子である COM もあります。

EMC 準拠指定された EMC 環境で適切なパフォーマンスを確保するには、すべての

接続ケーブルがシールドを備えている必要があります。また、シールドは

可能な限り短い接地線により接地されている必要があります。シールド部

分を超えるケーブルのワイヤをできるだけ短くして、シールドがケーブル

2 回点滅 正常に動作中。

4 回点滅 デバイスエラー。ni.com/jp/supportを参照してください。

表 2 LED の状態 / デバイスの状態 (続き)

LED の状態 デバイスの状態

NC

TC0+

TC1+

TC2+

TC3+

TC4+

TC5+

TC6+

TC7+

TC8+

TC9+

TC10+

TC11+

TC12+

TC13+

TC14+

TC15+

COM

NC

TC0–

TC1–

TC2–

TC3–

TC4–

TC5–

TC6–

TC7–

TC8–

TC9–

TC10–

TC11–

TC12–

TC13–

TC14–

TC15–

COM

123456789

101112131415161718

192021222324252627282930313233343536

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© National Instruments Corporation 11 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

をできるだけ覆うようにします。接地線には、AWG 16 以上で最長

1.5 m(5 ft)の固体または標準の銅線を使用してください。接地線の一

端は全体のケーブルシールドにはんだごてする必要があります。接地線の

もう一端は、以下の 1 つに接続されている必要があります。

• デバイスが使用される施設のグランド電極システム。施設のアース接

続に関する詳細は、ni.com/jp/infoで jp9i25と入力して表示さ

れる、技術サポートデータベースのドキュメント「Earth Grounding for Test and Measurement Devices」(英語)を参照

してください。

• USB ホストのシャーシ。USB ホストに安全な接地線が装備され、ホ

ストの伝導金属ハウジングに接続可能な場合。

注意 通常、地域の電気法規で、施設のグランド電極システムに装置を接続する要件

が指定されています。該当するすべての安全規格に準拠して取り付けているこ

とを確認してください。確信が持てない場合は、資格のある電気技師に依頼し

て取り付けを行ってください。

熱電対ワイヤシールドを COM 端子に接続する必要がないアプリケー

ションでは、シールドされたツイストペア熱電対ケーブルを使用する必要

があります。シールドされたツイストペア熱電対ケーブル全体のシールド

を、できるだけ短い長さでアースに接続する必要があります。

熱電対ワイヤシールドを COM 端子に接続する必要があるアプリケー

ションでは、外部編組(外側シールド)付きのシールドされたツイストペ

ア熱電対ケーブルを使用する必要があります。内部シールドは COM 端

子に接続する必要があります。外側の外部編組シールドは、できるだけ短

い長さでアースに接続する必要があります。図 8 は、COM に接続した

内部シールドおよびアースに接続した外部シールドの標準の配線構成を示

しています。

メモ 内部シールドは EMC に準拠する必要がありません。

図 8 NI USB-9213 に被覆熱電対入力信号を接続する

TC–

COM

TC+

NI 9213

USB-9162

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 12 ni.com/jp

NI USB-9213 コネクタにワイヤを配線する2.3 × 1.0 mm(0.09 × 0.04 in.)より小さい刃を持つマイナスドライバー

を使って、取り外し可能なバネ端子コネクタにワイヤを配線してくださ

い。バネ式クランプアクティベーションスロットにドライバーを差し込ん

で、ワイヤを対応するコネクタ端子に押し込んだら、ドライバーを取り出

してワイヤを端子に固定します。バネ端子配線の詳細については、「仕様」

のセクションを参照してください。NI USB-9213 にワイヤを配線する図

は、図 9 を参照してください。

図 9 NI USB-9213 端子にワイヤを配線する

高振動アプリケーションでの配線アプリケーションが高振動の影響を受けやすい場合、NI 9940 バックシェ

ルキットを使用して接続を保護することを、ナショナルインスツルメンツ

は推奨します。NI 9940 コネクタバックシェルについては、図 3 を参照し

てください。

NI USB-9213 の回路

NI USB-9213 の各チャンネルは差動フィルタを通過した後にマルチプレク

スされ、24 ビット A/D 変換器(ADC)でサンプリングされます。各

チャンネルには、TC+ と TC– 端子間の電流ソースで構成された熱電対断

線検出(OTD)回路もあります。断線している熱電対がチャンネルに接

続されている場合は、電流ソースは端子間にフルスケール電圧をかけま

す。NI USB-9213 の 1 チャンネルの入力回路図は、図 10 を参照してくだ

さい。

NI USB-9213 は、16 の熱電対入力チャンネル、1 つの冷接点補償(CJC)

チャンネル、および 1 つのオートゼロチャンネルを 1 つの ADC にマル

チプレクスします。各チャンネルには、TC+ と COM 端子間および TC–と COM 端子間に入力インピーダンスを生成する抵抗があります。接続

された熱電対のソースインピーダンスから生じたゲインおよびオフセット

誤差は、ほとんどのアプリケーションで無視できる程度のものです。リー

ド抵抗の高い熱電対では大きな誤差が発生することがあります。ソースイ

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© National Instruments Corporation 13 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

ンピーダンスから生じる誤差についての詳細は、「仕様」のセクションを

参照してください。

図 10 NI USB-9213 の 1 つのチャンネル上の入力回路

チャンネルは、システム上の他のモジュールと絶縁されたコモングランド

である COM を共有します。NI USB-9213 のコモンモード範囲は、任意の

チャンネルと COM 間の最大電圧です。COM が接続されていない場合、

コモンモード電圧範囲は 2 つのチャンネル間の最大電圧です。NI USB-9213は各チャンネルのコモンモード電圧レベルを測定し、信号がコモンモード

電圧範囲外にある場合はソフトウェアで警告を返します。コモンモード電

圧範囲に関する情報は、「仕様」のセクションを参照してください。

NI USB-9213 は、高分解能および高速タイミングモードをサポートしてい

ます。高分解能タイミングモードは確度とノイズを最適化し、電源ライン

周波数を除去します。高速タイミングモードはサンプルレートと信号帯域

幅を最適化します。高速および高分解能タイミングモードについての詳細

は、「仕様」のセクションを参照してください。ソフトウェアでタイミン

グモードまたは変換時間を設定する情報については、ソフトウェアのヘル

プを参照してください。C シリーズのドキュメントに関する情報は、

ni.com/jp/infoで jpe7gvと入力して参照してください。

温度測定の確度に関する注意事項

温度測定誤差は、熱電対タイプや、熱電対の確度、測定する温度、および

冷接点の温度にある程度依存します。NI USB-9213 に接続した際の各熱電

対タイプの誤差については、「仕様」の「温度測定の確度に関する注意事

項」セクションを参照してください。この誤差は熱電対そのものの確度に

ついては考慮していません。

最良の確度を実現するには、NI USB-9213 端子の温度勾配を最小に保ち、

オートゼロチャンネルを有効にします。詳細については、「温度勾配を最

小化する」と「オートゼロチャンネルを使用する」のセクションを参照し

てください。

TC+

TC–

COM

USB-9213

ADC

39 MΩ

39 MΩ

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 14 ni.com/jp

冷接点温度測定の確度隣接するモジュール(またはその他の熱源)によって放散される熱は、

NI USB-9213 の端子を冷接点補償センサと異なる温度に熱し、熱電対測定

に誤差が生じる原因となります。端子間の熱勾配によってさまざまなチャ

ンネルの温度が異なることがあり、その場合、測定結果は絶対確度のみな

らずチャンネル間の相対確度でも誤差が生じます。冷接点補償確度の仕様

については、「仕様」のセクションを参照してください。NI USB-9213 モ

ジュールが横向きまたは上向きになっている場合は、熱電対の確度仕様に

モジュールの端子間の温度勾配で生じた誤差が含まれます。熱電対確度の

仕様については、「仕様」の「温度測定の確度」セクションを参照してく

ださい。

温度勾配を最小化する熱勾配は、フロントコネクタ付近の周囲空気温度の変化、または端子接点

に直接熱や冷気を伝える熱電対導線によって生じる可能性があります。最

高の確度を得るには、以下のガイドラインに従って熱勾配を最小化してく

ださい。

• 図 3 に示されているように、NI 9940 コネクタバックシェルを使用し

ます。

• 小ゲージ熱電対導線を使用します。導線が小さいほど端子接点への熱

または端子接点からの熱をより少なく伝導します。

• 導線を同じ温度に保つために、バネ端子コネクタの近くで熱電対の導

線を合わせて配線します。

• 熱い / 冷たい物体の近くで熱電対の導線を配線することを避けます。

• 熱電対の導線に延長導線を接続する場合は、熱電対導線と同じ伝導体

で作られた導線を使用します。

• 端子間に隣接する熱源と通気を最小限に抑えます。

• 周囲温度をできるだけ一定に保ちます。

• モジュールが横向きまたは上向きになっていることを確認します。モ

ジュールを安定した一定の位置に保ちます。

• システム電源または周囲温度に変化が生じた後は、熱勾配が整定する

まで待機します。システム電源の変化は、システムの電源投入時、ス

リープモード解除時、またはモジュールの挿入 / 取り外し時に生じる

場合があります。ウォームアップ時間の詳細については、「仕様」の

セクションを参照してください。

オートゼロチャンネルを使用するNI USB-9213 には、オフセット誤差を補正する内部オートゼロチャンネル

があります。NI USB-9213 の仕様ではすべてのサンプルでオートゼロチャ

ンネルがオンになっていることが前提とされていますが、ソフトウェアで

オートゼロを使用しないことを選択できます。オートゼロチャンネルがオ

ンの場合、NI USB-9213 はオートゼロチャンネルを測定し、その測定値を

各熱電対チャンネルの測定値から差し引きます。オートゼロチャンネルの

Page 15: ユーザガイドと仕様 NI USB-9213ユーザガイドと仕様 NI USB-9213 16 チャンネル熱電対入力モジュール このユーザガイドでは、NI USB-9213 の使用方法およびデバイスの仕様に

© National Instruments Corporation 15 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

使用については、ソフトウェアのヘルプを参照してください。C シリー

ズのドキュメントに関する情報は、ni.com/jp/infoで jpe7gvと入力

して参照してください。

仕様

以下の仕様は、特に記載がない限り 0 ~ 60 の環境下

におけるものです。

ウォームアップ時間1 .................................... 15 分

入力特性チャンネルの数 ............................................... 熱電対チャンネル ×16、

内部オートゼロチャンネル ×1、内部冷接点補正チャンネル ×1

ADC 分解能 ..................................................... 24 ビット

ADC タイプ ..................................................... デルタシグマ

サンプルモード ............................................... スキャン

電圧測定レンジ ............................................... ±78.125 mV

温度測定範囲.................................................... NIST に定義された温度範囲で動作します(J、K、T、E、N、B、R、S 熱電対タイプ)

タイミングモード

コモンモード電圧範囲

チャンネル /COM 間........................... ±1.2 V(最小)

COM/ アース間..................................... ±250 V

1 ウォームアップ時間は、モジュールが横向きまたは上向きで一定の周囲温度の環境にあることを前提としています。ナショナルインスツルメンツは、ウォームアップ時間を完全に取ることを推奨しています。

タイミングモード

変換時間

(チャンネルあたり)

サンプルレート *

(すべてのチャンネル †)

高分解能 55 ms 1 S/s

高速 740 μs 75 S/s

* 全チャンネルより少ない数のチャンネルを使用している場合、サンプルレートが速くなることがあります。最大サンプルレート = 1/(変換時間 x チャンネル数)、または 100 S/sのいずれか小さい方が選択されます。最大サンプルレートより速くサンプリングを行うと、確度が低下する場合があります。

† オートゼロおよび冷接点チャンネルが含まれます。

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 16 ni.com/jp

アース基準のコモンモード除去比

高分解能モード(DC および 50 ~ 60 Hz 時)

チャンネル /COM 間 .................. 100 dBCOM/ アース間 ............................ >170 dB

高速モード(0 ~ 60 Hz)チャンネル /COM 間 .................. 70 dBCOM/ アース間 ............................ >150 dB

入力帯域幅

高分解能モード....................................... 14.4 Hz高速モード................................................ 78 Hz

高分解能ノイズ除去(50 および 60 Hz 時).................................... 60 dB

過電圧保護 ........................................................ ±30 V(あらゆる 2 つの入力間)

差動入力インピーダンス .............................. 78 MΩ

入力電流............................................................. 50 nA

入力ノイズ

高分解能モード....................................... 200 nVrms

高速モード................................................ 7 μVrms

ゲイン誤差

高分解能モード....................................... 25 時 0.03%(標準)、

0 ~ 60 時 0.07%(標準)、

0 ~ 60 時 0.15%(最大)

高速モード................................................ 25 時 0.04%(標準)、

0 ~ 60 時 0.08%(標準)、

0 ~ 60 時 0.16%(最大)

オフセット誤差

高分解能モード....................................... 4 μV(標準)、6 μV(最大)

高分解能モード....................................... 14 μV(標準)、17 μV(最大)

オフセット誤差ソースインピーダンスから ......................... ソースインピーダンスが >50 W

の場合、Ωにつき 0.05 μV を追加

冷接点補償確度

0 ~ 60 .................................................. 0.8 (標準)、1.7 (最大)

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© National Instruments Corporation 17 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

温度測定の確度測定感度1

高分解能モード

タイプ J、K、T、E、N................ 0.02 より小さい

タイプ B、R、S ............................. 0.15 より小さい

高速モード

タイプ J、K、T、E ....................... 0.25 より小さい

タイプ N........................................... 0.35 より小さい

タイプ B ........................................... 1.2 より小さい

タイプ R、S .................................... 2.8 より小さい

図 11、12、13、14、および 15 は、オートゼロチャンネルがオンの

NI USB-9213 に接続された場合の各熱電対タイプの誤差を示しています。

この図は、全温度範囲での最大誤差と室温での標準誤差を表しています。

ゲイン誤差、オフセット誤差、微分・積分非線形、量子化誤差、ノイズ誤

差、50 Ωリード線抵抗、および冷接点補償誤差を表しています。しかし、

熱電対そのものの確度についてはこの図で説明されていません。

図 11 熱電対タイプ J および N の誤差

1 測定感度は、センサで検出可能な最小の温度変化を表します。これはノイズの働きによるものです。この値は、ASTM E230-87で定義された標準の熱電対センサの測定全範囲を想定しています。

(°C)

(° C

)

0 60 °C

0 60 °C

0

1

3

4

5

2

–200 50 300 550 800 1050 1300

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 18 ni.com/jp

図 12 熱電対タイプ K の誤差

図 13 熱電対タイプ T および E の誤差

0 60 °C

0 60 °C

(°C)

(° C

)0

1

4

5

3

2

–200 0 200 400 600 800 1000 1200 1400

0 60 °C

0 60 °C

(°C)

(° C

)

0

1

3

4

2

–200 0 200 400 600 800 1000

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© National Instruments Corporation 19 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

図 14 熱電対タイプ B の誤差

図 15 熱電対タイプ R およびタイプ S の誤差

(°C)

(° C

)0 60 °C

0 60 °C

0

2

6

4

200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800

(°C)

(° C

)

0 60 °C

0 60 °C

0

2

6

4

–200 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 20 ni.com/jp

所要電力USB からの消費電力 ...................................... 370 mW(最大)

一時停止モード....................................... 2.5 mA(最大)

バスインタフェースUSB 仕様 ............................................................USB 2.0 Hi-Speed

物理特性

メモ C シリーズモジュールおよびコネクタの 2 次元図と 3 次元モデルを参照するには、

ni.com/dimensions(英語)でモジュール番号を使用して検索してください。

バネ端子配線 .................................................... 端から 7 mm(0.28 in.)絶縁被覆を取り除いた 18 ~ 28 AWG銅導線

重量...................................................................... 約 260 g(9.2 oz)

安全規格この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の規格

および安全性の必要条件を満たします。

• IEC 61010-1、EN 61010-1

• UL 61010-1、CSA 61010-1

メモ UL およびその他の安全保証については、製品ラベルまたは「オンライン製品認

証」セクションを参照してください。

危険箇所での設置このデバイスの危険な設置箇所での使用は承認されていません。

環境ナショナルインスツルメンツ C シリーズのモジュールは屋内での使用を

意図して設計されていますが、適切な筐体内に取り付けることで屋外での

使用が可能になる場合もあります。

動作温度(IEC 60068-2-1、IEC 60068-2-2)............ –0 ~ 60

保管温度(IEC 60068-2-1、IEC 60068-2-2)............ –40 ~ 85

保護構造............................................................. IP 40

動作時の相対湿度(IEC 60068-2-56)..... 10 ~ 90% RH(結露なきこと)

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© National Instruments Corporation 21 NI USB-9213 ユーザガイドと仕様

保管時の相対湿度(IEC 60068-2-56)..... 5 ~ 95% RH(結露なきこと)

最大使用高度.................................................... 2,000 m

汚染度(IEC 60664)..................................... 2

電磁両立性この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の

EMC 規格の必要条件を満たします。

• EN 61326 (IEC 61326): Class A エミッション、基本イミュニティ

• EN 55011 (CISPR 11): Group 1、Class A エミッション

• AS/NZS CISPR 11: Group 1、Class A エミッション

• FCC 47 CFR Part 15B: Class A エミッション

• ICES-001: Class A エミッション

メモ 製品の EMC 決定に適用する基準に関しては、「オンライン製品認証」セクショ

ンを参照してください。

メモ EMC に適合させるには、このデバイスをダブルシールドケーブルと併用してく

ださい。

CE マーク準拠この製品は、該当する EC 理事会指令による基本的要件に適合していま

す。

• 2006/95/EC、低電圧指令(安全性)

• 2004/108/EC、電磁両立性指令(EMC)

オンライン製品認証この製品のその他の適合規格については、この製品の適合宣言(DoC)

をご覧ください。この製品の製品認証および適合宣言を入手するには、

ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ライン

で検索し、保証の欄の該当するリンクをクリックしてください。

環境管理ナショナルインスツルメンツは、環境に優しい製品の設計および製造に努

めています。NI は、製品から特定の有害物質を除外することが、環境お

よび NI のお客様にとって有益であると考えています。

環境の詳細な情報については、ni.com/environment(英語)の NI and the Environment を参照してください。このページには、ナショナルイ

ンスツルメンツが準拠する環境規制および指令、およびこのドキュメント

に含まれていないその他の環境に関する情報が記載されています。

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NI USB-9213 ユーザガイドと仕様 22 ni.com/jp

廃電気電子機器(WEEE)欧州のお客様へ 製品寿命を過ぎたすべての製品は、必ず WEEE リサイクルセンターへ送付してください。WEEE リサイクルセンターおよびナショナルインスツルメンツの

WEEE への対応に関する詳細は、ni.com/environment/weee(英語)を参照してください。

キャリブレーションNI USB-9213 の Calibration Certificate(英語)ときゃリブレーション

手順は、ni.com/calibrationで取得できます。

キャリブレーション頻度 .............................. 1 年

サポート情報

技術サポートリソースの一覧は、ナショナルインスツルメンツのウェブサ

イトでご覧いただけます。ni.com/jp/supportでは、トラブルシュー

ティングやアプリケーション開発のセルフヘルプリソースから、ナショナ

ルインスツルメンツのアプリケーションエンジニアの E メール / 電話の連

絡先まで、あらゆるリソースを参照することができます。

ナショナルインスツルメンツでは、米国本社(11500 North Mopac Expressway, Austin, Texas, 78759-3504)および各国の現地オフィスに

てお客様にサポート対応しています。日本国内での電話サポートについて

は、サービスリクエストを ni.com/jp/supportで作成するか、

0120-527196(フリーダイヤル)または 03-5472-2970(大代表)にお電

話ください。日本国外での電話サポートについては、各国の営業所にご連

絡ください。

イスラエル 972 3 6393737, イタリア 39 02 41309277, インド 91 80 41190000, 英国 44 (0) 1635 523545, オーストラリア 1800 300 800, オーストリア 43 662 457990-0, オランダ 31 (0) 348 433 466, カナダ 800 433 3488, 韓国 82 02 3451 3400, シンガポール 1800 226 5886, スイス 41 56 2005151, スウェーデン 46 (0) 8 587 895 00, スペイン 34 91 640 0085, スロベニア 386 3 425 42 00, タイ 662 278 6777, 台湾 886 02 2377 2222, チェコ 420 224 235 774, 中国 86 21 5050 9800, デンマーク 45 45 76 26 00, ドイツ 49 89 7413130, トルコ 90 212 279 3031, ニュージーランド 0800 553 322, ノルウェー 47 (0) 66 90 76 60, フィンランド 358 (0) 9 725 72511, フランス 01 57 66 24 24,

RoHSNational Instruments (RoHS)

National Instruments RoHS ni.com/environment/rohs_china(For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.)

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CVI, LabVIEW、National Instruments、NI、ni.com、National Instruments のコーポレートロゴ及びイーグルロゴは、National Instruments Corporation の商標です。 その他の National Instruments の商標については、ni.com/trademarksに掲載されている「Trademark Information」 をご覧下さい。The mark LabWindows is used under a license from Microsoft Corporation. Windows is a registered trademark of Microsoft Corporation in the United States and other countries. 本文書中に記載されたその他の 製品名および企業名は、それぞれの企業の商標または商号です。 National Instruments の製品 /技術を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 ( ヘルプ→特許情報 )、メディアに含まれている patents.txtファイル、または「National Instruments Patent Notice」(ni.com/patents)のうち、該当するリソースから参照してください。

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