ニュース no. 25 2016 年 4 月号 (発行 5 月21 日)ニュースno. 25 2016 年 4 月号...
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ニュース No. 25 2016年 4月号 (発行 5月 21日)
◎2016 年 4 月 16 日(土)午前 11 時~午後 4 時 つどい場開室2周年記念のカフェ
つどい場開室 2 周年記念にあたる 4 月のカフェは、昨年のご出演から熱いアンコールが寄せられた室内
楽団「よるがたクインテット」を迎えて、みんなで 2 周年を祝いました。ご出演は、ヴァイオリン:中森崇
人さん、大下瑳耶さん、ヴィオラ:前川和響さん、チェロ:中田幸枝さん、クラリネット:堀智史さんです。
つどい場カフェの世話人・増尾さんがご紹介下さったリーダーの中森氏は西宮市都市局すまいづくり推進
課勤務のアマチュア・ヴァイオリニストです。趣味の域を超えた腕前を持ち、音楽好き仲間と演奏を楽しま
れる素敵な若者です。今回は、クラシック5曲を演奏して下さいました。エルガー「愛の挨拶」、モーツア
ルト「ディベルトメント K.136 第 1 楽章」「クラリネット五重奏曲 K.581 第 1 楽章」、ドヴォルザーク
「弦楽四重奏曲第 12 番(アメリカ)第 1 楽章」、ボロディン「弦楽四重奏曲第 2 番 第 1 楽章」でした。
小さな民家がどこか異国のコンサートホールになったような 30 分間でした。みんなのアンコールに応えて
葉加瀬太郎「情熱大陸」も演奏、耳へのごちそうに大満足、お天気にも恵まれた素晴らしい記念日でした。
当日は、音楽好きな人びとや楽器のレッスンに励む子ども達も参加、庭先まで流れるクラシック音楽は近
隣にも穏やかな風を届けたような感じがしました。参加者は 27 名、ボランティアを含めて 34 名の満員状
態。ランチは手作りのスープカレーとワンタンチーズ包揚、サラダ等でした。ケーキはめずらしいサツマイ
モタルト、舌もごちそうに満足。また、ちょうどスウェーデンから来日していたアンベッケンご夫妻もカフ
に参加され、ともにランチ、サロンコンサート、フィーカ(スウェーデン語でコー
ヒータイム)を楽しみました。近隣から、ちょっと遠くから、海外から、そして子ど
もから高齢者まで、みんなで過ごした「つどい場カフェ」でし
た。新年度も心新たに、ほっとできるつどい場づくりを目指し
ていきますので、これからもご参加、ご協力・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
◎ご報告(HP でもご覧下さい)
昨年 8 月末に大阪ガスグループ福祉財団「高齢者福祉助成」に『コミュニティ
カフェ充実と継続のための備品購入』に申請していたところ、3 月末に採択の回答
をいただき、早速、エアコンと冷蔵庫(写真右)が備え付けられました。感謝です。
☎ 0798-49-1346
HP: http://2bancho.net
世話人代表:増尾・峯本
発行:甲子園のつどい場 いちご畑
住所:〒663-8172 西宮市甲子園二番町 6-27
≪二番町ハウス≫
5月から、甲子園のつどい場は、「いちご畑」
と名称変更することになりました。この場所が
≪二番町ハウス≫であることに変わりはない
のですが、住所名によって参加者の範囲が限
定されないよう、また、昔、この界隈が鳴尾いちごの名産地で
あったことなどが改称理由です。甘く懐かしい気持ちになる方
も知らなかった方も、つどい場「いちご畑」でお会いましょう!
、でみんなで
ニュース No. 26 2016年 5月号
◎2016 年 5 月 21 日(土)午前 11 時~午後 4 時 つどい場カフェ
五月晴れの第3土曜日、いつものカフェがありました。ミニコンサートの時間に参加者が揃ったところで、ま
ず、≪二番町ハウス≫責任者・峯本から皆さまに 2 周年を迎えたお礼と 5 月からつどい場の名称変更について説
明ご挨拶をしてプログラムが始まりました。この日は、鳴尾吹奏楽団でお仲間だった森田真紀さんのご紹介で素
敵な楽器と出合うことができました。見市慶子さんによるクロマチックハーモニカの演奏です。あまり耳慣れな
い楽器ですが、クロマチックとは半音階も出せるハーモニカで、これ一つで4オクターブの音域が出るそうです。
アコースティック伴奏にハーモニカが持つ物悲しい音色が響き、その選曲とともに会場が静まり、一同はそれぞ
れ思い出に浸るように聴き入りました。名映画「鉄道員」「ひまわり」のテーマ曲、続いて「アメージンググレ
イス」「テネシーワルツ」「遠くで汽笛を聞きながら」「リベルタンゴ」、曲の合間にちょこっと解説を入れて演奏
して下さいました。その語りの中に音楽、楽器演奏に対する彼女の思いや情熱が伝わってきて感動が広がりまし
た。アンコールは、みんなを元気づける「栄光への架け橋」、約 30 分間、肺活量限界まで吹ききって下さり感謝
です。演奏後はめずらしいハーモニカを触ったり、吹いてみたくなったり・・・ハーモニカファンができました。
当日の聴衆はボランティアを含め 20 人でしたが、午後は用事があってコンサートには参加できないけれどラ
ンチを楽しみに来られるようになったご近所の男性もいらっしゃいます。ランチは季節のえんどう豆ご飯、鮭の
マリネ、ヒジキの煮物、卵とじ汁でした。プログラム以外につどい場の別の魅力も加わってきたようです。コン
サート後のコーヒータイムは、シンプルなケーキにアイスクリームとダークチェリーを添えた、これもまた季節
を感じるスイーツ、これらがこの日のつどい場カフェのメニューでした。
◎ つどい場 いちご畑 のコンセプトは、「つどう」「つながる」「ささえあう」
地域に根ざした活動を広げていけたらと、ボランティアも新たに加わって検討しています。
2 年間、手探りで始めたつどい場は、これからも皆さまのお声を聞きながら、よりホッとでき
る場づくりをしていきたいと思います。楽しい「つどい」を通して、お知恵やお力をお貸し下さい。毎月のつど
い場ミニコンサートと夏休みに企画している多世代交流で素晴らしいパフォーマンスができる方のご紹介、さら
に、サロン講座としてご趣味、特技、秘伝の技、元職業としての専門知識・教養などのご指導もご協力下さいま
せんか。いろんな「つながり」から「ささえあう」輪が広がっていくことは素敵です。❤
☎&FAX 0798-49-1346
HP: http://2bancho.net
世話人代表:増尾・峯本
発行:甲子園のつどい場 いちご畑
住所:〒663-8172 西宮市甲子園二番町 6-27
≪二番町ハウス≫
つどい場活動のリニューアルに際して、名称を
いちご畑 にしたのは、昔この辺りが鳴尾いちご
の名産地であったことに加えて、つどい場での「一
期(いちご)一会」の大切さも込めたからです。1960 年頃「ライ
麦畑でつかまえて」というアメリカ文学が若者に読まれましたが、
「いちご畑でつかまえて」という松田聖子の歌があると知って
びっくり。世代によって苺の思い出はいろいろあるでしょう。
ニュース No. 27 2016年 6月号
◎2016 年 6 月 18 日(土)午前 11 時~午後 4 時 つどい場カフェ
つどい場カフェの日は、梅雨の晴れ間となりラッキーでしたが、急な気温上昇にエアコンにスイッチを入れる
ことに。助成金で整備された家電がさっそく役立ちます。ボランティア一同の懸命努力が助成に繋がっています。
この日のカフェ・プログラムは、音楽好きな植村拓人さん、植村理有人さん兄弟のギター、パーカッション伴
奏によるヴォーカルでした。ライブコンサートさながらの器材が運ばれ、つどい場の8畳ステージは所狭しでし
た。ゴンチチの「放課後の音楽室」「見知らぬ人」のギター・デュオで始まり、その後、四季の歌を次々と歌っ
て下さいました。「春一番」「春よ来い」「桜」「夏の日の 1993」「少年時代」「夏の終わり」「秋桜」「風立ちぬ」
「三日月」など、春だけでも 8 曲、夏は 3~4曲、秋の数曲、若者世代にもすでに懐かしいという井上陽水、サ
ザンオールスターズ、松任谷由美、それに予定外の楽曲を加えて夢中で歌い続ける内に1時間が経っていました。
出演者も参加者も一息つくために、コーヒータイム。
サービス精神いっぱいの彼らは、コーヒータイム後も、み
んなで歌える曲を演奏、参加者も休憩後に元気を取り戻し
て楽しく歌いました。「上を向いて歩こう」「川の流れのよ
うに」、そして、昭和懐メロの定番「青い山脈」を声を張
り上げて合唱しました。声を出すということは心身にとっていいようです。はじめて参加された方もコーヒータ
イムを挟んで一緒に歌う頃には、もうお馴染みさんの雰囲気になっていました。日頃は高齢者施設で介護の仕事
をしている植村拓人さんは、職場でも高齢者と音楽をとおして楽しいイベントをしているそうです。若者からエ
ネルギーをもらったような気持ちでカフェを終えました。暑かったとはいえ、一日お天気に恵まれました。
* 本日のカフェのランチは、夏野菜カレー、酢の物、季節のサラダ、梅シロップ煮でした。コーヒータイムの
スイーツはふっくら焼きあがったシフォンケーキとアイスクリーム、ブルーベリーソース添え。おいしく味わい
ました。お菓子づくりが得意なご近所さんがあらたに協力して
下さいました。少しずつ「つながり」が広がっています。
6 月の花、紫とピンクのアジサイはうっとうしい梅雨時の部屋
の彩りです。梅雨明けまでもうしばらく・・、来月はもう夏 ☀
☎&FAX 0798-49-1346
HP: http://2bancho.net
世話人代表:増尾・峯本
発行:甲子園のつどい場 いちご畑
住所:〒663-8172 西宮市甲子園二番町 6-27
≪二番町ハウス≫
年中お店で見られるようになった苺、栽培技術が進
むと昔のように季節感がなくなった野菜、果物が増え
ました。でも、おしゃれなレストランや和食店に行く
と、必ず季節を感じる食材メニューがあって、なんだかホッとしま
す。6 月、青梅、ラッキョウ、紫蘇が店頭に並ぶと 1 年の時の移り
行きを感じます、もう今年も半年過ぎたなぁ~と。ランチでは、去
年、庭で収穫した梅のシロップ煮が食卓に登場、元気が出ました。
*3 月に、3.11 の 5 年を覚えて被災地・福島県の高齢者の手芸品
バザーを行い、ご協力いただいた売上 2 万円を「社会福祉法人・
光美会」に支援金として送付。領収書とお礼状が届きました。
*8 月は子ども達と一緒の多世代交流を計画しています。老若男
女が「つどい」「つながる」機会となります。ご期待下さい!