モバイルecm、ecmクラウド、 scmの最新動向と方向性 ·...

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２０１２年２月２４日

（社）日本画像情報マネジメント協会ＥＣＭ委員会

モバイルＥＣＭ、ＥＣＭクラウド、ＳＣＭの最新動向と方向性

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http://www.jiima.or.jp文書情報管理士認定団体

http://www.jiima.or.jpECM Summit 2012

In Winter


Agenda

２つの背景ＩＴ全体のトレンドとＥＣＭの歩み

ＡＩＩＭによる市場調査のまとめ

ＥＣＭ

ソーシャルビジネス

結果としてのワークスタイル変革


自己紹介

石井昭紀

株式会社イージフ副社長

オープンソースECMベンダAlfrescoの

パートナーとしてローカライズ等を担当

石井昭紀

株式会社イージフ副社長

オープンソースECMベンダAlfrescoの

パートナーとしてローカライズ等を担当

Alfresco Software社John Newton氏

はAIIMのボードメンバーやCMIS規格

策定のテクニカルコミッティーを兼務し

eドキュメントJAPAN2011（昨年10月）

でもテーマセミナーを担当

Alfresco Software社John Newton氏

はAIIMのボードメンバーやCMIS規格

策定のテクニカルコミッティーを兼務し

eドキュメントJAPAN2011（昨年10月）

でもテーマセミナーを担当


２つの背景ＩＴ全体のトレンドとＥＣＭの歩み


２つの背景


２つの背景ＩＴ全体のトレンド

ConsumerizationConsumerization

Tech-PopulismTech-Populism

社内に

Facebook?

急速な

タブレット

端末の普及

コスト、

スケール、

BCP


2010年～2000年～1990年～1980年～

•EDM黎明期

•1982年、EDMパッケージと

して最初の成功事例であるFileNet社が創業

•主な関心事は紙文書の「管理」の電子化であり、イメージング技術との併用がほぼ前提となっていた

•ワークフロー機能の統合やCOLDなどもこの時期にすで

にスタートしている

•EDM普及期

•1990年、Documentum社創業。現在の大手ECM製品

の初期製品が出揃う

•C/Sアーキテクチャ

•電子文書の管理が主な関心事となる

•全文検索機能の統合が一般化

•Webコンテンツが各ベンダ

により意識され始める

•EDMからECMへ

•2005年、Alfresco Software社創業

•大手ECM製品のJavaプラ

ットフォームへの移行が進む

•ECMベンダによる周辺領

域（コラボレーションやレコード管理など）ソフトウェアの買収が相次ぐ

•次いでそれらECMベンダ自

体も買収される

•SCMコンセプトの台頭？

•ECMベンダが共同して作

成した製品横断のリポジトリアクセスインターフェースの規格CMISがOASISの標準

規格として承認

•OpenSocial規格のバージョン1.0がリリース

•facebookへのアクセス数がGoogleを超える

管理の電子化電子文書の統一管理非定型データすべての

共通管理基盤

コンテンツそのものが

「会話」に

Content is the ConversationContent is the Conversation

コントロール、コンプライアンス、期限管理共有、コラボレーション

２つの背景 ECMの歩み


•メタデータ管理

•バージョン管理

•排他制御（チェックアウト／チェックイン）

•全文検索

•ワークフロー

•セキュリティ

•メタデータ管理

•バージョン管理

•排他制御（チェックアウト／チェックイン）

•全文検索

•ワークフロー

•セキュリティ

EDMEDM

（EDMの各機能に加えて）

−各種ツールとの連携−

•Webコンテンツ管理

•レコード管理

•ILMツール連携

•コラボレーション連携

•Webサービス連携

（EDMの各機能に加えて）

−各種ツールとの連携−

•Webコンテンツ管理

•レコード管理

•ILMツール連携

•コラボレーション連携


ECMECM

（ECMの各機能に加えて）

−ソーシャル関連機能−

•フォークソノミー

•フィード

•レーティング

•ライキング（いいね！）

•ソーシャルサイト連携

（ECMの各機能に加えて）

−ソーシャル関連機能−

•フォークソノミー

•フィード

•レーティング

•ライキング（いいね！）

•ソーシャルサイト連携

SCMSCM

•既存の紙文書管理のプロセスの電子化

•初期は専用クライアント、後期はWebアプリの独自

インターフェースを利用

•既存の紙文書管理のプロセスの電子化

•初期は専用クライアント、後期はWebアプリの独自

インターフェースを利用

•完全電子化前提での社内コンテンツの最適化

•人だけでなくシステムへのコンテンツ提供が増加


•完全電子化前提での社内コンテンツの最適化

•人だけでなくシステムへのコンテンツ提供が増加


機能

機能

利用方法

利用方法

•（社外）ソーシャル基盤からのアクセス

•コンテンツに対する操作そのものをソーシャルイベントに

•（社外）ソーシャル基盤からのアクセス

•コンテンツに対する操作そのものをソーシャルイベントに

エンタープライズからソーシャルへ

部門／プロセス横断

中央集権の実現

部門／プロセス横断

中央集権の実現

社内から社外へ

階層構造からグラフ構造へ

社内から社外へ

階層構造からグラフ構造へ


「ソーシャル」を特徴づけるもの

FacebookやTwitterなどのインフラ化した社外ネットワークの活用

だけではなく、

マイクロブログに代表されるリアルタイムでハイボリュームな情報流

タイムライン表示によるカジュアルな集約画面

人対人のグラフ構造によるアクセス制御（「友人の友人まで」）

組織構造

アクセス制御

フォロー関係

関心事


ＡＩＩＭによる市場調査のまとめ


昨年の２つの調査

Social Business Systems

Success factors for Enterprise 2.0 applications

ソーシャルビジネスシステム

エンタープライズ２．０アプリケーションの成功要因

State of the ECM Industry 2011

How well is it meeting business needs?

２０１１年版ＥＣＭ業界の現在

どこまでビジネスニーズに応えられているのか?


Targets

N=588 non-trade, 10+ emps

組織規模

地域

Total respondents: 588

Excluding organizations with

<10 employees

and ECM/ERM suppliers

※調査対象情報は“State of the ECM Industry 2011”についてのみ記載

調査対象組織

ほとんどが北米の組織

ほとんどが北米の組織



業界

Total respondents: 588


<10 employees


Demographics

人口統計

業界に偏りなく調査

業界に偏りなく調査


Demographics


部門職域Total respondents: 588


<10 employees


コンプライアンス部門 29%

情報システム部門 25%

現業部門 22%

コンサルタント 19%

人口統計

IT部門以外も

回答

IT部門以外も

回答


８７％

日米格差？

ＥＣＭをすでに導入済みと回答した組織


見果てぬ夢？

５５％２９％

１６％＞＞

全社導入を検討中

全社規模で運用中全社導入を

断念


General Trends in ECM

87%の企業が導入済、その多くが３つ以上のＥＣＭを持つ

– 大規模組織であれば72%29%が全社利用を指向し、実際に16%が運用中

– 50%が専門家を活用

– 55%が全社利用を断念。48%が全社ポータル、 7%が統合検索環境を検討

依然としてコンプライアンスとコストの観点が牽引

– 42%が電子データ全般の正確性・信頼性・アクセシビリティを不安視

– 56%が電子メールの記録管理の課題を認識

コラボレーションが新たな動機として急成長

ＥＣＭの全体的な傾向


Industry-specific ECM Requirements

60%以上が長期保存の物理的記録を保持

40%が記録と有効期限管理の標準ルールを持つ

40%が高速スキャナなどのデータ捕捉技術を採用

38%がケースマネジメントを採用

30%が特別な「機能」を要求

図面, ファシリティ, Webポータル, パートナー, 印刷,ERP, DRM, 高度なセキュリティ

多くの業界が同じ要件を持つ（業界横断的な要件）

政府, 金融, 保険, 教育, ヘルスケア, 製造業, 石油ガス, サービス業, 公共サービス

57%が個別のカスタマイズを必要としているs

業界に特化したＥＣＭの要件


業界固有のカスタマイズがＥＣＭの展開に制約となっているか

全社的なＥＣＭ展開への制約に ⇒ 58%

ＳａａＳまたはクラウドへの移行の制約に ⇒ 60%

クラウドＥＣＭを今後利用する予定があるか

■利用中 ■18ヶ月以内に予定 ■可能性がある ■予定はない

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

・非パブリッククラウド利用中は6%。一方、パブリッククラウド利用中は3%以下で今後も抵抗が高い。

・コーポレートクラウド（社内)の利用は2倍、コーポレートクラウド(委託)は3倍になる見込み。

利用しているＥＣＭはモバイルアクセス可能か

ローカルクラウド

政府機関によるクラウド

コーポレートクラウド（社内IT部門）

コーポレートクラウド（委託）

パブリッククラウド(国内)

パブリッククラウド(国内外問わず)

要約モバイル・クラウドとＥＣＭ

６８％


ソーシャルビジネスに求める効果

ソーシャルビジネス導入を妨げる障害

ソーシャルビジネスの利用状況

専門知識の共有

部門や地理的障壁の解決

効率の改善

顧客需要への応答

イノベーションの向上

出張費・通信費の削減

その他

ソーシャルビジネス導入後の問題

企業文化

理解の欠如

リーダーシップ

セキュリティリスク

収益性(ROI)がない

インフラが標準化されていない

スタッフが消極的

コントロール不在

コスト

法的リスク

スタッフが消極的

シニアスタッフが関与しない

ソーシャル過多が業務を阻害

主にIT部門のみが利用

ECM/RM外でコンテンツ作成

閉鎖的な部署の存在

一部の人による私物化

ローカルな”ソーシャル”の発生

派閥的なアクティビティ

一方向的(上司からスタッフへ)

匿名の投稿によるいざこざ

悪用・誹謗中傷

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50%

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45%

要約ソーシャルビジネスシステムの動向

21％


経済的収益が必須

ビジネス上の何らかの利益が必要

インフラ投資の一部

SharePointの一部として自動的に

ソーシャルビジネスに投資する条件

■2011

■2010

ＥＣＭ導入によるコンテンツ管理の向上

電子情報の正確性・信頼性・アクセシビリティ

の問題が約3倍改善したとの回答

発見された課題

Before After

62% - - - > 20%

コスト

コンプライアンス

カスタマサービス

コラボレーション

60%

50%

40%

30%

20%

10%2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

・コンプライアンスは2007年をピークに減少傾向。近年はコラボレーションが増加。

・大企業になるほど、コンプライアンスの割合が高くコストの割合が低い傾向。

ＥＣＭ導入の目的

要約今後の展望


結果としてのワークスタイル変革


Mobile

Snack on

Info

Laptop

Cook and Prepare

the documents

Tablet

Dine or Consume

Content

Cook, Dine, Snack

Cook!

Dine!

Snack !


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