セッション5 iotとemc - it-book.co.jp · title...

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開催日時/201810 25 日㈭ 9:30 16:00 セッション 5 □講演概要□ 開催地:サンシャインシティ文化会館 7階 IoTとEMC [チェアパーソン]東京都市大学 徳田 正満 名誉教授 本セッションでは昨年まで、電気学会の「スマートグリッドと EMC 調査専門委員会」の活動をベースとして 6 年間継続し、大きな成果をあげてきた。今年度からは、スマートグリッドよりも広い概念である IoT を検討対象 とした「IoT と EMC 調査専門委員会」が電気学会に設立されたため、その活動を支援することを目的として、 「IoT と EMC」というセッションタイトルで以下の講演を企画した。IoT に関連する仕事に従事する技術者にと って、有益な機会になることを確信する。 第24回 第1講演 電気学会のIoTとEMC調査専門委員会の設立と今後の展開 来る IoT 時代では EMC 技術を取り巻く状況も大きく変わると考えられる。想定を超える多数の無線 IoT 機器が、 スマートグリッドに見られる多様な電力機器と隣接するようになれば、電磁環境の保全はこれまでにも増して重要 かつ困難な課題となる。社会の安全・安心を維持し続けるためには、EMC 技術の発展も欠かせない。旧委員会の成 果の一つである「Smart EMC」の概要を織り交ぜながら、今年度発足した新委員会の活動予定について講演する。 愛媛大学 都築 伸二 准教授 【講演目次】 1. 各国のIoT推進体制や政策に関する最新動向 ①米国(IIC)、②欧州(ドイツIndustry4.0他)、 ③国内(Industry4.1J,Society5.0) 2.IoTシステムの構成要素とEMC問題 ①センサー/アクチュエータ装置、②通信装置(Wi-SUN・ LPWA等の無線、PLC)、③電源/給電装置(ワイヤレス給電、 環境発電を含む)、④ネットワーク、⑤セキュリティ 3.IoTの導入事例とEMC問題 ①工場、②産業用機械・ロボット、③運輸(鉄道・自動車・ 船舶・航空機など)、④スマートホーム、⑤ヘルスケア・ 医療機器、⑥エネルギー(スマートグリッドを含む)、⑦交 通(道路、鉄道)システム、⑧メータリング・モニタリング (電気、ガス、水道、環境など)、⑨防災・減災、⑩イン フラ維持管理(道路、トンネル、橋梁など)、⑪その他 4.IoT利活用による各種システムのEMC技術の動向 ①高性能EMC対策部品、②高機能EMC対策技術、③ビッグ データ分析、④人工知能(AI)、⑤その他 9:30~10:50 Solution Forum 2018 Solution Forum 2018 Solution Forum 2018 受講者の方へ 電気・通信工学の基礎知識のある方 第2講演 東京電力のIoTに関する取り組み インターネット社会における東京電力グループの業務革新に向けた IoT に関する取り組み状況を紹介する。 また、現場におけるIoT活用事例からその要件となる無線デバイスの利用状況を紹介し、将来の方向性と課題を述べる。 具体例としては、無線環境を活用したモニタリング業務への適用例を取り上げ、今後の IoT 活用の方向性について 展望する。 東京電力ホールディングス 石毛 浩和 【講演目次】 1.東京電力のIoT活用事例 (1)火力発電事業における取り組み (2)送配電事業における取り組み (3)電力小売り事業における取り組み (4)福島廃炉事業における取り組み 2.東京電力における無線通信環境の利用について (1)業務用の無線環境 (2)O&Mに関わる無線環境利用 (3)スマートメーターの利用状況 3.現場における無線環境の利用状況 (1)無線環境を利用した情報収集 (2)無線環境を利用した操作制御 (3)モニタリング業務への無線装置の利用 (4)モニタリングと位置情報 4.今後のIoT活用の方向性 (1)無線技術の適用とセキュリティ問題 (2)無線環境におけるEMCについて (3)今後の見通し 10:50~12:15 受講者の方へ 東京電力の電気事業以外の取り組みについてご興味のある方

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Page 1: セッション5 IoTとEMC - it-book.co.jp · Title 『IoTとEMC対策-ロボット・AI(人工知能)・電力-』セミナー Author: G4-5 Subject: ロボット、センサ、エネルギー様々な分野で促進されるIoTに対して、どのようなEMC対策を実践すべきかを解説するセミナー。

開催日時/2018年10月25日㈭ 9:30~16:00セッション5

□ 講 演 概 要 □

開催地:サンシャインシティ文化会館 7階

IoTとEMC[チェアパーソン]東京都市大学 徳田 正満 名誉教授

セッション

本セッションでは昨年まで、電気学会の「スマートグリッドと EMC 調査専門委員会」の活動をベースとして 6年間継続し、大きな成果をあげてきた。今年度からは、スマートグリッドよりも広い概念である IoT を検討対象とした「IoT と EMC 調査専門委員会」が電気学会に設立されたため、その活動を支援することを目的として、「IoT と EMC」というセッションタイトルで以下の講演を企画した。IoT に関連する仕事に従事する技術者にとって、有益な機会になることを確信する。

第24回

第1講演 電気学会のIoTとEMC調査専門委員会の設立と今後の展開

来る IoT 時代では EMC 技術を取り巻く状況も大きく変わると考えられる。想定を超える多数の無線 IoT 機器が、スマートグリッドに見られる多様な電力機器と隣接するようになれば、電磁環境の保全はこれまでにも増して重要かつ困難な課題となる。社会の安全・安心を維持し続けるためには、EMC 技術の発展も欠かせない。旧委員会の成果の一つである「Smart EMC」の概要を織り交ぜながら、今年度発足した新委員会の活動予定について講演する。

愛媛大学 都築 伸二 准教授

【講演目次】1. 各国のIoT推進体制や政策に関する最新動向①米国(IIC)、②欧州(ドイツIndustry4.0他)、③国内(Industry4.1J,Society5.0)2.IoTシステムの構成要素とEMC問題①センサー/アクチュエータ装置、②通信装置(Wi-SUN・LPWA等の無線、PLC)、③電源/給電装置(ワイヤレス給電、環境発電を含む)、④ネットワーク、⑤セキュリティ3.IoTの導入事例とEMC問題①工場、②産業用機械・ロボット、③運輸(鉄道・自動車・

船舶・航空機など)、④スマートホーム、⑤ヘルスケア・医療機器、⑥エネルギー(スマートグリッドを含む)、⑦交通(道路、鉄道)システム、⑧メータリング・モニタリング(電気、ガス、水道、環境など)、⑨防災・減災、⑩インフラ維持管理(道路、トンネル、橋梁など)、⑪その他4.IoT利活用による各種システムのEMC技術の動向①高性能EMC対策部品、②高機能EMC対策技術、③ビッグデータ分析、④人工知能(AI)、⑤その他

9:30~10:50

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受講者の方へ 電気・通信工学の基礎知識のある方

第2講演 東京電力のIoTに関する取り組み

インターネット社会における東京電力グループの業務革新に向けた IoTに関する取り組み状況を紹介する。また、現場における IoT活用事例からその要件となる無線デバイスの利用状況を紹介し、将来の方向性と課題を述べる。具体例としては、無線環境を活用したモニタリング業務への適用例を取り上げ、今後の IoT 活用の方向性について展望する。

東京電力ホールディングス 石毛 浩和 氏

【講演目次】1.東京電力のIoT活用事例(1)火力発電事業における取り組み(2)送配電事業における取り組み(3)電力小売り事業における取り組み(4)福島廃炉事業における取り組み2.東京電力における無線通信環境の利用について(1)業務用の無線環境(2)O&Mに関わる無線環境利用(3)スマートメーターの利用状況

3.現場における無線環境の利用状況(1)無線環境を利用した情報収集(2)無線環境を利用した操作制御(3)モニタリング業務への無線装置の利用(4)モニタリングと位置情報4.今後のIoT活用の方向性(1)無線技術の適用とセキュリティ問題(2)無線環境におけるEMCについて(3)今後の見通し

10:50~12:15

受講者の方へ 東京電力の電気事業以外の取り組みについてご興味のある方

Page 2: セッション5 IoTとEMC - it-book.co.jp · Title 『IoTとEMC対策-ロボット・AI(人工知能)・電力-』セミナー Author: G4-5 Subject: ロボット、センサ、エネルギー様々な分野で促進されるIoTに対して、どのようなEMC対策を実践すべきかを解説するセミナー。

受講料     円

合計    円

技術交流会 円*特別受講料の方は必ずご記入下さい

ご住所

お申込みセッション

お申込者(フリガナ) 勤務先 ご所属

◉総合セッションを

お申込日:2018年    月    日

TEL(     )ー(     )ー(     ) E-mail

□月刊EMC読者No(          ) □講演者紹介(ご講演者氏名         様)

FAX申込書

※注意 技術セッションはサンシャイン文化会館7F、総合セッションと技術交流会は5Fにて10月25日(木)のみの開催となります。お申込み要領

テキスト販売/各セッション10,000円(税込)

FAX申込書送付先 029-877-1030 または http//www.it-book.co.jp/EMC/forum/index.html

[029-877-1030]

※本フォーラムにて使用されましたテキストを技術セッションごとに1冊単位で販売いたします。10,000円(税別)/冊(送料を含む)

技術セッション/受講料(テキスト代、昼食代を含みます) ■各技術セッション定員50名(総合セッションへ無料で参加)■各技術セッション定員50名(総合セッションへ無料で参加)

技術セッション受講者は無料にて総合セッションを受講することができますので申込書の□に¸をご記入下さい。

きりとり線

特別受講料 40,000円/1日間  75,000円/2日間   97,000円/3日間  総合セッション/3,000円(受講者は無料です)一般受講料 54,000円/1日間  98,000円/2日間  145,000円/3日間  技術交流会/5,000円(定員100名様)

※新しい人脈を築く技術交流会は定員100名様となりますので、申込順とさせていただきます。

特 典

5IoTとEMC

■お問い合わせ〒300-2622 茨城県つくば市要443-14 ソリューションフォーラム事務局 TEL.029-877-0022 E-mail:[email protected]

□早期申込み □前回受講者 

*特別優待受講料の方は、①月刊EMCの読者、②早期申込みの方(2018年9月11日まで)、③講師からのご紹介者、④前回フォーラムを受講された方となります。

□受講する□受講しない

□ 講 演 概 要 □第3講演 IoTに必須の環境型発電

2011 年から環境磁界発電の概念を世界に先駆けて提唱してきた。磁界警報器や環境発電用エネルギー貯蔵・非接触給電システム等の環境磁界発電素子による「ゼロパワーセンサ」を提案し、国内外で高い評価を得てきた。近年では、日本が提唱する Society5.0 用の IoT 端末の電源だけでなく、物理量計測に使用できる「発電するセンサ」へ応用できると期待している。本講演では平成28年度AEM学会著作賞を受賞した『環境磁界発電原理と設計法』をテキストとし、日本発の新たな技術創出の契機を提供することを目的とします。

信州大学 田代 晋久 准教授

【講演目次】1.環境磁界発電とは2.環境磁界の模擬3.環境磁界の回収4.環境磁界の変換5.環境磁界の利用

13:15~14:35

第4講演 狭帯域電力線通信のIoT活用に向けた取組

狭帯域電力線通信(NB-PLC(Narrow Band Power Line Communication))は、スマートメータへの適用に代表されるように全世界でスマートグリッドやIoTへの応用が進んでいる。本講演では、NB-PLCの通信技術としての優位性、国際的な利用を図るための国際規格化の現状と EMC に対する対応、スマートグリッドや IoT に向けた国内外での適用例などを報告する。

㈱住友電気工業 下口 剛史 氏

【講演目次】1.電力線通信技術について2.狭帯域電力線通信技術の詳細について3.国際規格化の状況4.EMCに対する規制について5.スマートグリッドやIoTへの応用例について6.まとめ

14:40~16:00

受講者の方へ 発電するセンサ、磁気応用技術、環境発電、に興味がある方

受講者の方へ 通信技術や電気・電子工学の基礎知識のある方

当講演受講者には、「環境磁界発電 原理と設計法」(科学情報出版㈱:定価4,400円)

を定価の70%にて頒布させていただきます。