カメラセンサー設定アプリ... カメラセンサー設定アプリ...
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カメラセンサー設定アプリ
PCを起動し、以下のフォルダにある
『GolfBallTracker』を起動してください。
C:\Bravogolf3\game\
図の枠で囲ってあるのが、設定に使用するボタン等になります。ひとつ
ひとつ実際の使い方は、追って説明します。
まずは、『OPEN CAM』ボタン→『PREVIEW START』ボタンの順番にク
リックして、映像を出してみてください。
カメラセンサー調整ボルト
カメラセンサーの方向調整は、右図にあるボルトで行います。
【図1】のボルトを緩めると、上下に大きく調整できます。固定するとき
は、ボルトを締めてください。
微調整は【図2】のふたつのボルトを使います。まわすことで、上下と
左右、カメラの方向を微調整できます。
センサーセッティングマニュアル簡易版(ver.AD16.9.6) 1/7
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カメラ方向調整
◆左カメラ角度をおおまかに調整
ティー位置に球置いてください。台冶具を使い、ティーの高さを45mmに合わせてその上に球
を置きます。その球が、【右図】のように左画面の白い四角の中心にくるよう合わせます。
これで左カメラの位置調整は完了です。
◆右カメラの左右を合わせる
画面の『DRAW CENTER』をクリックし、センターライ
ンを表示します。
①『長治具』を横にし、端と300mm地点に球を置きます。
長治具ごと位置を動かして『左側の球』が『左画面の中
央の枠』にくるように置き、スクリーンに対して水平に
なるように位置を確認・調整してください。
②次に右カメラのつまみをまわし、『右画面の中央の
枠』に、『右の球』がくるよう、調整します。上下方向
はおおまかでよいので、左右方向をしっかり合わせてく
ださい。
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ティー位置
左画面 右画面
ティー位置
長冶具を横置きにし、ボールを2個設置
スクリーンと水平になるよう置く。
300mm
① 長冶具の左の球を
左画面のセンターに合わせ スクリーンと水平になる ように冶具を置く
② 右の台冶具に置いた球が 右画面のセンターに合うよう
右カメラの左右向きをを調整 この工程では、上下方向は おおまかで大丈夫です
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カメラセンサー角度最終調整
ドライバーティー位置からスクリーン側に600mmの位置をメジャーではか
り、そこに台冶具をおき、球を設置します。【右上図】※図には書かれていませんが、『長治具』は置いたままでも大丈夫です。
※ここからの操作は後の工程でも行うので、覚えてください。
※ここまでの操作を《★情報取得操作》と呼ぶことにします。後の工程でも
出くるので、覚えておいてください。
【右下図】⑦『CALC DIST』ボタンをクリックし右下の項目⑧に情報が出
たことを確認してください。
このとき、【右上図】の①に表示される『Difference Y Pixel』が0であ
れば、以下の調整は不要です。次のページに進んでください。
0でない場合、【右上図】の②『View Hor Match』にチェックをいれてく
ださい。リアルタイムで左右のズレを検出する機能が起動します。【右上
図】の③『Hor Diff』に表示されている値が0になるよう、センサーの『右
側のカメラ』のつまみをまわし、上下方向を微調整してください。
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【右下図】②上『PREVIEW START』ボタン→同②下『PREVIEW END』ボ
タンを順番にクリックしてください。画面に静止映像が表示されます。
③『SET TEE ROI』をチェック→④左画面の手前位置の球のまわりをド
ラッグして赤い四角で囲ってください。(少し広めに囲うのがコツです。
また必ず左上から右下にドラッグして囲ってください)
⑤『SET HOR ROI』をチェック→⑥同じく奥位置の球まわりをドラッグし
て青い四角で囲ってください。(TEEと同様に、必ず左上から右下にド
ラッグして囲ってください)
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照度の調整と情報の保存
前ページの状態でボールを置いたまま、再度《★情報取得操作》を行ってください。『CALC DIST』ボタンを押し、データウィ
ンドウ表示されているデータから『LIGHT』の値を確認してください。
黒い行(奇数行)のLight値が『120±10』であれば問題はありません。範囲
外の場合、以下の操作で照度の微調整を行います。
※上記はTYPE-3(BV21)センサーの場合です、それ以外のセンサーでは以下の範囲にしてください。
TYPE-1(BV10)の場合…Lightの範囲は値は4つとも 90~120です。
TYPE-2(BV20)の場合…Light値は奇数行 110~130 、偶数行が 90~100です。
画面内の『PARAM』ボタンをクリックして『パラメータウィンドウ』
を開き、『CAM_GAIN』の項目を入力します。
ふたつ数字が並んでいるので、調整するカメラの方をクリック(左カ
メラがCam0、右カメラがCam1)→値を入力(画面が暗い場合は増やし、
逆に明るすぎる場合は下げます)→『ENTER』キー →『APPLY』ボタン
をクリックして保存します。
再び《★情報取得操作》で値を確認し、適切な範囲になるまで、値の
調整を繰り返します。
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情報保存
冶具をスクリーン方向に垂直に向け、ティー位置と、620mmの位置に台冶具を置き、球を設置し
てください。
前ページの工程が完了したら、『Save To Tee』ボタンを押してください。ティーアップ時のボールの情報が
保存されます。
次に『長治具』から『台冶具』をはずし、ティーの横に移動します(100mm左を目安にしてくだ
さい)。長治具がスクリーンに対して垂直になるよう注意してください。手前端と600mm地点に球
を置きます。(画面上の球の位置が枠からはずれますが、気にしなくても大丈夫です)
また前述の《★情報取得操作》をして、最後に『SAVE TO ION(アイアン)』(SAVE TO TEEではないので注意)を
クリックして、アイアン用球情報を保存します。
この工程では照度の確認はしなくても大丈夫です。
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620mm
台冶具使用
手前の球をティーの位置に合わせます
スクリーン方向
台冶具なし
ティー位置から ずらして置きます
スクリーン方向
600mm
tee
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試し打ち
①『OPEN CAM』ボタン→②『PROCESS START』ボタン の順番に
クリックすると、試打モードになります。
画面上でティー周辺の枠線の範囲(③)に球を置くと、左上
の赤い四角(④)が、緑に変わります(READY状態)。 何度も球
の位置をかえて、きちんと反応するか確認してください。
キーボードの『2』を押すと、球の軌道を見るモードになり
ます。何度か試打してみて、表示が不自然で無いか確認してく
ださい。
また、試打モードで球を打つと、、データウィンドウ(⑤)
に取得パラメータ(右下表)が流れてきます。
以下のクラブで球を打ち、表示されるPITCHの値が正常か確
認してください。(打ち方によって変わるのでおおまかな
チェックでかまいません)
パッティング(パター): 0~ 5
7番アイアン: 17~22
SW(サンドウェッジ):35以上
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取得パラメータ種類
-VELOCITY=速度 -YAW=球の左右角度
-PITCH =弾道(上下角度) -SIDESPIN=球のスピン
-BACKSPIN=バックスピン -CLIBVELOCITY=ヘッドスピード
-CLUBYAW=球の起動左右角度-CLUBHEADYAW=ヘッド左右角度
※CLIBVELOCITYは 3.6で割ると、単位m/sの速度と同等になります
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注意事項
本マニュアルに書かれている以外の、システムの直接の操作はご遠慮ください。
その場合の動作不良・故障は、当社ではいっさい責任は負いません。
当社でのメンテナンスを受けられなくなりますのでご注意ください。
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