新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 重点事業化 … › scpf › projects ›...

3
対象区域 のビジョン 新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 人口減少、少子高齢化が進む中、効率的な政策の立案、実施にあっては、ICTの活用に よる利便性の向上や効率化が重要であり、民間企業や市民とともに議論し、関係者がともに 取り組み、ICTを活用することにより得られたデータに基づく複合的な施策を展開していく。 モデル事業の 取組み内容 ・新潟市では、合併各地域の拠点間 が連携した「田園に包まれた多核連携 型都市」を構築し、賑わいのある持続 可能な都市を目指している。 スマートシティの基盤をつくる 「プラットフォームプロジェクト」 連携、回遊性が向上する目的地を 創出 「都心の魅力創出プロジェクト」 ③目的地まで最適な移動手段を提供 「モビリティプロジェクト」 対象区域 の課題 ・田園地帯が多く都市が広域的に 分散しており、拠点間の連携が非常に 難しく、都心部と各拠点の連携や拠点 間の連携、賑わいのある都市づくりが 課題となっている。 新潟県 モビリティプロジェクト ・きめ細かな移動ニーズに対応可能 な新たな交通サービスを導入し、既存 の公共交通と連動した統合型の交通 サービスを提供 ③目的地への最適な移動手段提供 都心部 魅力創出 プロジェクト ・ICTを活用した魅力創出の施策 や情報提供により、エリア内に潜 在する魅力を繋ぎ、全体を最適化 ②移動の目的地を創出 プラットフォーム 実装プロジェクト ・都市の基礎データや人の行動に係るデータを分 野横断的に収集し、蓄積する。 ・収集したデータを分析し、各種施策をマネジメント する仕組みを構築する。 ①スマートシティを推進するための基盤づくり 魅力創出と移 動手段が一体 となったサー ビス提供 分析データ 分析データ 取得データ 取得データ 賑わいのある持続可能な都市へ ▼新潟都心の都市デザイン 拠点間連携 グループA グループB グループC グループD 新潟市 スライド P3-2より 国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト

Upload: others

Post on 05-Jul-2020

8 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 重点事業化 … › scpf › projects › docs...新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 3 本提案の特徴

対象区域のビジョン

新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 1○ 人口減少、少子高齢化が進む中、効率的な政策の立案、実施にあっては、ICTの活用に

よる利便性の向上や効率化が重要であり、民間企業や市民とともに議論し、関係者がともに取り組み、ICTを活用することにより得られたデータに基づく複合的な施策を展開していく。

モデル事業の取組み内容

・新潟市では、合併各地域の拠点間が連携した「田園に包まれた多核連携型都市」を構築し、賑わいのある持続可能な都市を目指している。

① スマートシティの基盤をつくる「プラットフォームプロジェクト」

② 連携、回遊性が向上する目的地を創出「都心の魅力創出プロジェクト」

③目的地まで最適な移動手段を提供「モビリティプロジェクト」

対象区域の課題・田園地帯が多く都市が広域的に分散しており、拠点間の連携が非常に難しく、都心部と各拠点の連携や拠点間の連携、賑わいのある都市づくりが課題となっている。

新潟県

モビリティプロジェクト・きめ細かな移動ニーズに対応可能な新たな交通サービスを導入し、既存の公共交通と連動した統合型の交通サービスを提供

③目的地への最適な移動手段提供

都心部の魅力創出プロジェクト

・ICTを活用した魅力創出の施策や情報提供により、エリア内に潜在する魅力を繋ぎ、全体を最適化

②移動の目的地を創出

プラットフォーム実装プロジェクト・都市の基礎データや人の行動に係るデータを分野横断的に収集し、蓄積する。・収集したデータを分析し、各種施策をマネジメントする仕組みを構築する。

①スマートシティを推進するための基盤づくり

魅力創出と移

動手段が一体

となったサー

ビス提供

分析データ 分析データ取得データ 取得データ

賑わいのある持続可能な都市へ

▼新潟都心の都市デザイン

拠点間連携

グループA グループB グループC グループD新潟市

スライドP3-2より

国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト

Page 2: 新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 重点事業化 … › scpf › projects › docs...新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 3 本提案の特徴

新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 2運営体制データ利活用方針

スケジュール

※取得データ各種統計データ、来街者の位置情報、公共交通利用者数など

•分野横断的なプラットフォームの構築により、各主体と市民等をつなぐデータの流れを構築。

•蓄積データは分析により、施策の検証や評価に活用。

•産官学や市民の代表からなる新潟市スマートシティ協議会を設置し、公共私の協力関係を構築。

•各施策のPDCAにより全体のマネジメントを推進。

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度以降

体制・環境整備データ準備

データを活用した事業マネジメント(PDCAサイクル)

実行計画策定

各種取組みを実施予定検証、改善を行いながら

実装化に向けて継続的に実施

蓄積されたデータや各種取組みの実績を基に、更なる施策の拡充や新たな施策に発展

データ連携による継続的・発展的なマネジメント

・・・

新潟市スマートシティ協議会(データプラットフォーム)

個別施策【交通WG】

個別施策【都心賑わいWG】

個別施策【〇〇WG】

外部保有データ

個別事業者・企業等

市民・来街者等

ダッシュボード

アプリ

取得データ 蓄積データ

取得データ 施策等

便益・サービス個人データ等情報・サービス

都市情報個人

データ

※分析データ都心部における歩行者流動、バス等の利用者需要など

国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト

Page 3: 新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 重点事業化 … › scpf › projects › docs...新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 3 本提案の特徴

新潟市スマートシティ協議会(新潟市) 3本提案の特徴

1 共通の課題を持つ多くの都市に展開できる仕組み

2 全市的かつ分野横断的なビジョンを見据えた先進的な取り組み

3 様々な主体をつなぐ流れをつくり、継続的に運用可能な取り組み

•新潟市では「新潟市ICT活用戦略(2019.1.21)」を基に既に分野毎のICT施策に取り組んでおり、分野横断的なICT施策が展開しやすい環境である。

•都心部の魅力創出と、移動手段の提供は他の多くの都市においても共通の課題である。

•本事業で取組むプラットフォームの仕組みは、ほぼそのまま他都市にも展開可能である。

①スマートシティの推進基盤

②移動の目的の創出 ③目的地までの移動手段

都心部の活性化

データ データ

新潟市をモデルとした仕組み 他都市への展開

都心部の活性化

仕組みをほぼそのまま展開

都市の特性や課題による微調整

データプラットフォーム

•本事業で目指す分野横断を見据えたプラットフォームの構築と、データを活用したマネジメントの仕組みにより、様々な主体が連携した取組みを継続的に実施することができます。

Plan(計画)・詳細な取組み内容の検討

Do(実施)・取組みの実施

Check(評価)・実施した取組みの評価

Action(改善)・実施した取組みの改善・別の取組みへの展開

蓄積データ 実績データ 評価のためのデータ

交通 自然 エネルギー安全安心

資源環境

健康 農業

グループD

グループAグループB

グループC

国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト