オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの実施状況に …...オープンデータ官...

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オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの実施状況について 平成30年11⽉13⽇ 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室 資料1

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Page 1: オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの実施状況に …...オープンデータ官 ラウンドテーブルの実施状況について 平成30年11 13 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室

オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの実施状況について

平成30年11⽉13⽇内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室

資料1

Page 2: オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの実施状況に …...オープンデータ官 ラウンドテーブルの実施状況について 平成30年11 13 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室

⽬ 次

1.第3回の結果概要

2.これまでの結果の整理

3.今後の予定

【参考】相談窓⼝の設置状況

【参考】データカタログサイトのデータセット登録数の推移

1

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2

① ⼟地関連データ対象データ(公開・変更要望)

関係府省庁(※1)

要望企業 想定利⽤シーン

府省庁の⾒解

各⾃治体が管理する住所表記⼀覧情報

総務省 株式会社LIFULL

住所情報がひとつのコードでやりとりできる住所マスタを作成し、⼀元化した住所に取引履歴を紐づけ、不動産価格/賃料INDEXとして活⽤。

【総務省】・地⽅公共団体ごとに保有しており、総務省としては保有していないため、データを公開することができない。・住居表⽰のルールは、総務省が定めているが、これに基づき各地⽅公共団体が決定。公表の必要性については各地⽅公共団体において判断されるべきものであり、総務省として⼀括して公表すべきだという⽴場にない。

【IT総合戦略室】・官⺠データ活⽤推進の観点から、町字情報のオープンデータ化を進めており、2018年度中にデータを収集・公開の仕組みを整理する予定。各地⽅公共団体がこれに基づき、オープンデータ化する取組を⽀援していきたい。

レインズ 国⼟交通省 ・レインズが保有する成約情報等については、個別の不動産取引が特定できないよう配慮した上でRMI(Reins Market Information)において広く消費者に提供(本年9⽉現在、直近1年分の全国11万件超の成約実績が検索可能)。・RMIについては、これまでも、予算措置を講じながら情報提供の充実化に努めてきたところであるが、引き続き個別の取引が特定できない範囲で、利活⽤促進に努めていく。

不動産登記データおよび付帯データ

法務省 ・現状は、⼿数料を⽀払うことで、不動産登記情報を取得することができるが、オープンデータ化の検討をするに当たり、⼿数料負担をどうするかが課題である。・地番や建物の名称などは、他の情報と組み合わせることにより、個⼈が特定される可能性があるため、公開については、個⼈情報の取扱いの枠組みでの整理が必要である。

※1:関係する制度を所管する府省庁等を含む。

1.第3回の結果概要

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3

② 農業関連データ1対象データ(公開・変更要望)

関係府省庁(※1)

要望企業 想定利⽤シーン 府省庁の⾒解

地理院地図 国⼟交通省 ⼗勝農業協同組合連合会

圃場におけるトラクター⾃動操舵の精度向上のために地図(位置情報)や電⼦基準点等(リアルタイム位置補正情報)を活⽤。

・測位結果から地殻変動の影響を取り除く必要性は認識。その⽅向で検討。・具体的には、社会への影響やコストの観点から、測位結果(計測時点)を基準⽇に揃える⽅法を検討しており、地殻変動によるズレを補正するシステムを開発する予定(平成31年度概算要求)。・本システムの開発により、システム利⽤者(事業者)は地殻変動の影響を意識することなく測位結果を活⽤できる環境を整備。

電⼦基準点、位置補正情報

国⼟交通省 ・電⼦基準点リアルタイムデータについては、国⼟地理院が無償で、配信機関が事業者に有償での提供となっている。・現状においては、国⼟地理院が無償で配信機関(現在は⽇本測量協会)にデータを提供し、配信機関が事業者に有償(実費相当)で提供する流れで、事業者は得られたデータを元に位置補正情報を作成し、配信サービスとして利⽤者に提供する。・事業者のサービス提供に国⼟地理院は関与しておらず、国⼟地理院がデータを提供する場合には現状の配信機関や事業者の役割を担う必要があるため、現状では電⼦基準点リアルタイムデータの無償提供は困難。まず、クラウド等の利便性の⾼い安価なシステムを⽤いたデータ公開の試⾏実施について検討。・また、利⽤料⾦をより安価にするため、⺠間事業者の参⼊やサービスの利⽤促進のための⽅策を検討。

※1:関係する制度を所管する府省庁等を含む。

1.第3回の結果概要

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③ 農業関連データ2対象データ(公開・変更要望)

関係府省庁(※1)

要望企業 想定利⽤シーン 府省庁の⾒解

⽶の産地銘柄毎の在庫・販売・価格情報、⻘果物卸売市場調査等

農林⽔産省 オーチャードアンドテクノロジー株式会社

各種データを営農⽀援システムに取り込み、精緻かつ多⾓的な営農分析を可能とする。⾃治体・農業団体等の戦略的地域営農計画策定、⽣産者による経営判断に活⽤。

・農業分野では気象データ、栽培データ等の有益なデータが有償⼜は無償で提供されている。しかしながらデータの所在が散在し、形式もばらばらであることから、官⺠を挙げてデータの連携・共有・提供機能を持つ農業データ連携基盤の構築を進めている。・農林⽔産省では農地の区画情報(筆ポリゴン)、⽤排⽔の整備状況等(ほ区ポリゴン)を既に農業データ連携基盤を通じて公開している。・今後は農業データ連携基盤を通じて、農林⽔産省が保有し、HPなどで公開しているデータについて、企業のニーズを踏まえ順次提供に取り組む予定。・来年4⽉の本格稼働に向け、農業データ連携基盤の全国説明会を展開しており、県に対しても農業データ連携基盤を通じたデータ提供を働きかけていく。

農業に関する統計調査(経営、就業構造、⽣産、流通・消費等)

農林⽔産省

⼟壌成分量、⼟壌成分情報(全窒素、全炭素)

農林⽔産省

各都道府県における農業経営基盤強化基本⽅針における効率的かつ安定的な農業経営の基本的指標

農林⽔産省 農業ICTベンダー等が経営管理システム等の開発、⾼度化に活⽤。

・各都道府県における農業経営基盤強化基本⽅針における効率的かつ安定的な農業経営の基本的指標については、全47都道府県において既に公開済みであるものの、PDFや通知等での公表となっている。収集やデータの整理等に⼀定の期間を要するが、より活⽤しやすい形でのデータ提供の検討を働きかけていく。・なお、経営指標の積算にかかる基礎データについては、都道府県にて収集・積算するものであって国は把握しておらず、個⼈情報など公表を前提とせず取得したものも含まれると聞いているが、いずれにしても都道府県が適否を判断すべきもの。

※1:関係する制度を所管する府省庁等を含む。

1.第3回の結果概要

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④ 農業関連データ3 ※1:関係する制度を所管する府省庁等を含む。対象データ(公開・変更要望)

関係府省庁(※1)

要望企業 想定利⽤シーン 府省庁の⾒解

農薬データベース

農林⽔産省 富⼠通株式会社

農薬の適正使⽤チェックの⾃動化による、⽣産者の安全・安⼼の徹底と⾷品問題のリスク軽減。

・本年6⽉に農薬取締法が改正されたことを受け、農薬の登録の在り⽅及びデータ構造を⾒直しの上、農薬登録システムの再構築を⾏う予定。・要望事項にある作物のコード化、使⽤回数・希釈倍率・使⽤時期などの数値化も対応し、マシンリーダブルな構造としていく。・適⽤場所・適⽤⼟壌などのコード化の課題について検討。・農薬の対象作物や使⽤⽅法における但し書きについては、安全上の理由から記載は必要だが、データとしての提供の際には、可能なものはコード化などを検討。

病害⾍データベース

農林⽔産省 画像データを⽤いた病害⾍の同定及び対処⽅法の検索システム提供や、発⽣予測等への活⽤。

・平成29年度より、5年間の「AIを活⽤した病害⾍早期診断技術の開発」プロジェクトを実施しており、病害⾍の写真データを集積している。・対象作物それぞれについて、参画している県での主要な病害⾍を10種類程度選定。植物の部位別に、病状・害⾍本体・⾷害痕の画像に加え、健全な作物の画像等を収集している。・収集した画像データについては、農研機構のWebページにて、順次オープンデータとして公開する予定。

病害⾍の発⽣データ

農林⽔産省 ・病害⾍発⽣データは、都道府県の病害⾍防除所が病害⾍の発⽣予察を⾏うために収集する情報の⼀つ。病害⾍防除所は、⽣産者にとって有⽤な情報を加⼯して同所のWebページにPDF形式で公開。・病害⾍発⽣データの公開の範囲や形式、内容を今後どのようにしていくかについては、⾵評被害などの⽣産現場から出ている懸念に留意しつつ、⺠間事業者の具体的な使⽤⽬的や必要な情報の種類を聴取した上で、都道府県との調整を進めていく。

1.第3回の結果概要

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開催回 テーマ 開催⽇ 要望元数 データ公開要望数第1回 観光・移動 2018年1⽉25⽇ 4 7第2回 インフラ、防災・減災、安⼼・安全 2018年3⽉27⽇ 5 13第3回 ⼟地・農業 2018年9⽉14⽇ 4 12

開催実績

ラウンドテーブル開催時の各府省庁の回答の整理

①国

2

5

4

7

9

4

1

0 2 4 6 8 10

データ毎の各府省庁の回答分類①ODとして公開中

②公開に向け対応

③要望通りは困難だが⼀部対応に向けて検討

④データ保有元へ働きかけをする⽅向で対応

⑤公開の在り⽅・⽅法を検討

⑥既存のスキームで対応

⑦公開困難

オープンデータ公開を阻む主要な要因

外部団体を通じて実費負担で提供中

個⼈情報を含むデータ

国が保有していない地⽅公共団体の⾃治事務

これらのデータには、主に以下のような要因が存在

2.これまでの結果の整理

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7

要因 データ 回答分類 今後の進め⽅(対応⽅針等)(※1)

外部団体を通じて実費負担で提供中

ゲリラ豪⾬予測(Xバンドマルチパラメータレーダ)※国⼟交通省担当分

⑥既存スキームで対応

<河川情報センターでの提供>今後さらなる利⽤者の増加につながるようPRに努める。<気象業務⽀援センターでの提供>今後も引き続き同様に情報提供を⾏っていく。

⾬量情報及び⽔位情報

⑥既存スキームで対応

<河川情報センターでの提供>今後さらなる利⽤者の増加につながるようPRに努める。

電⼦基準点、位置補正情報

⑥既存スキームで対応

【ラウンドテーブル開催時の府省庁の⾒解】国⼟地理院がデータを提供する場合には現状の配信機関や事業者の役割を担う必要が

あるため、現状では電⼦基準点リアルタイムデータの無償提供は困難。【ラウンドテーブルでの議論を踏まえた今後の進め⽅(対応⽅針)】 クラウド等の利便性の⾼い安価なシステムを⽤いたデータ公開の試⾏実施について検討す

る。利⽤料⾦をより安価にするため、⺠間事業者の参⼊やサービスの利⽤促進のための⽅策

を検討する。

個⼈情報を

含むデ

レインズ ⑥既存スキームで対応

RMI(Reins Market Information)については、引き続き個別の取引が特定できない範囲でその利活⽤促進に努めていく。

不動産登記データおよび付帯データ

⑤公開の在り⽅・⽅法を検討

不動産登記に係るデータの公開については、費⽤負担に関する課題や、個⼈情報保護に関する具体的な議論を踏まえて、今後検討を進める。

(参考)⑤公開の在り⽅・⽅法を検討・⑥既存スキームで対応・⑦公開困難 となっているデータ

※1:オープンデータ官⺠ラウンドテーブルフォローアップ表の「今後の進め⽅(対応⽅針等)」を基に記載(⼀部、「府省庁の⾒解」より引⽤)

2.これまでの結果の整理

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要因 データ 回答分類 今後の進め⽅(対応⽅針等)(※1)

国が保有していない・

地⽅公共団体の⾃治事務

通学路情報⑤公開の在り⽅・⽅法を検討

通学路情報の公開には情報の保有者である各地域の教育委員会、学校、保護者等、関係者の理解を得ることが必要であり、事業者の⽅で公開実績を積み重ね成果を⽰すことで、各⾃治体が公開しやすい環境を作ることが必要。国としてはまずは、そうした公開・活⽤事例を収集し、その効果や課題を踏まえ、条件付き公開を含めた公開・活⽤の在り⽅について検討。

避難所情報 ⑦公開困難

【ラウンドテーブル開催時の府省庁の⾒解】開設されていない避難所に⼈が押し掛けるなど、公開することで混乱が⽣じる恐れがあり、

オープンデータとして事前に公開を⾏うことに反対の市町村も⼀定数あるため、対応は困難である。

【ラウンドテーブルでの議論を踏まえた今後の進め⽅(対応⽅針)】 ラウンドテーブルにおける議論の内容も踏まえ、現在公⽰されている指定避難所の情報に

ついて、⼆次利⽤可能なオープンデータの形での公開が進むよう、平成30年度中に各⾃治体に働きかけを⾏う。

各⾃治体が管理する住所表記⼀覧情報

⑦公開困難

【ラウンドテーブル開催時の府省庁の⾒解】地⽅公共団体ごとに保有しており、総務省としては保有していないため、データを公開する

ことができない。公表の必要性については各地⽅公共団体において判断されるべきものであり、総務省として⼀括して公表すべきだという⽴場にない。

【ラウンドテーブルでの議論を踏まえた、IT総合戦略室としての対応⽅針】官⺠データ活⽤推進の観点から、町字情報のオープンデータ化を進めており、2018年度

中にデータを収集・公開の仕組みを整理する予定。各地⽅公共団体がこれに基づき、オープンデータ化する取組を⽀援していきたい。

(参考)⑤公開の在り⽅・⽅法を検討・⑥既存スキームで対応・⑦公開困難 となっているデータ

※1:オープンデータ官⺠ラウンドテーブルフォローアップ表の「今後の進め⽅(対応⽅針等)」を基に記載(⼀部、「府省庁の⾒解」より引⽤)

2.これまでの結果の整理

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要因 データ 回答分類 今後の進め⽅(対応⽅針等)(※1)

その他

免税品購⼊データ

⑤公開の在り⽅・⽅法を検討

販売データを提供する場合には、特定の個⼈や事業者が識別できないよう配慮する必要があるとともに、税務⾏政以外の⽬的で活⽤することについて、納税者等の理解を得るためにも法令等による制度的な⼿当て等を⾏うことが必要。

今後、法令の⼿当て等を含め、関係省庁と検討。

⾃動⾞の急ブレーキ情報

⑤公開の在り⽅・⽅法を検討

専⽤⾞載器の販売時に説明しているデータの取扱⽅針に照らし、データの公開⽅法について検討を⾏う。

ゲリラ豪⾬予測(Xバンドマルチパラメータレーダ)※⽂部科学省担当分

⑥既存スキームで対応

<防災科研の観測データ>データ容量が膨⼤であること、利⽤⽬的が研究⽬的に限られる等、事前にデータの利⽤

条件等について理解を頂く必要があることから、これまでどおりデータの利⽤を希望する者に対して、個別に協議・協定を結ぶ等により対応。

ゲリラ豪⾬予測(マルチパラメーター・フェイズドアレイ)

⑥既存スキームで対応

<マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダの観測データ>内閣府のSIPにおいて研究開発を実施中。<フェーズドアレイ気象レーダの観測データ>データ容量が膨⼤であること、利⽤⽬的が研究⽬的に限られる等、事前にデータの利⽤

条件等について理解を頂く必要があることから、これまでどおりデータの利⽤を希望する者に対して、個別に協議・協定を結ぶ等により対応。

(参考)⑤公開の在り⽅・⽅法を検討・⑥既存スキームで対応・⑦公開困難 となっているデータ

※1:オープンデータ官⺠ラウンドテーブルフォローアップ表の「今後の進め⽅(対応⽅針等)」を基に記載(⼀部、「府省庁の⾒解」より引⽤)

2.これまでの結果の整理

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今後のオープンデータ官⺠ラウンドテーブルにおいては、これらのオープンデータ公開を阻む主要な要因に対し、以下の通り、「取組を進める上での⽅策」の観点で、より深い議論を進めていく。

オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの進め⽅イメージ

プレゼン内容・回答内容をもとに、質疑応答。また、データ公開可否・条件等について議論。③質疑応答・ 意⾒交換

データの公開要望について、想定する活⽤のユースケース(⺠間データとの組み合わせを含む)をもとにプレゼン。

①データの公開・活⽤を希望する者からのプレゼン

公開要望に対して、データを保有する府省庁等より回答。②データ保有府省庁等からの回答

【議論の内容】オープンデータとして公開可能な場合

→データの粒度・更新頻度・形式・具体的データ項⽬等について議論

オープンデータとしての公開が困難な場合→困難な要因、条件付きの公開⽅法、

今後の検討の⽅向性等について議論※要因に応じ、右記の観点でも議論

公開ができない場合→公開できない要因について議論

※要因に応じ、右記の観点でも議論

要因 取組を進める上での⽅策

外部団体を通じて実費負担で提供中

これまでのスキームの継続が社会的経済的に適当かどうかの再検討利⽤者を増加させる取組により、個社の負担額

を低減

個⼈情報を含むデータ 公開できる範囲・⽅法等の公開の在り⽅の検討統計データや⾮識別加⼯情報として提供

国が保有していない地⽅公共団体の⾃治事務

推奨データセット等の国としての指針の策定通知⽂書や、地⽅の官⺠データ活⽤推進計画

策定に向けた⽀援等で働きかけ

2.これまでの結果の整理

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今年度は引き続き、第4回(12⽉以降)「電⼦⾏政」分野(統計等データの活⽤)、第5回(2⽉以降)「ITS・⾃動運転」分野、としてラウンドテーブルを開催予定。

また、「世界最先端デジタル国家創造宣⾔・官⺠データ活⽤推進基本計画」(平成30年6⽉15⽇閣議決定)、及び「未来投資戦略2018」(平成30年6⽉15⽇閣議決定)において、平成30年度からは、IT総合戦略室の協⼒を得て、各府省庁が主体的にラウンドテーブルの開催を進めていくことが盛り込まれ、今後は各府省庁においてもラウンドテーブルの開催を推進。

(参考1)世界最先端デジタル国家創造宣⾔・官⺠データ活⽤推進基本計画(抄)○[No.2-2] オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの開催と、⺠間ニーズに即したオープンデータ化の推進• 平成29年度に実施した「観光・移動」・「インフラ、防災・減災、安全・安⼼」分野でのオープンデータ官⺠ラウンドテーブルの結果

を踏まえ、引き続きニーズに即したオープンデータ化の推進が必要。• 平成30年度以降は、IT総合戦略室の協⼒を得て、関係府省庁が主体的に、「⼟地・農業」、「電⼦⾏政(統計等デー

タ)」、「ITS」、「教育」、「法⼈情報」、その他の重点分野を中⼼として、オープンデータ官⺠ラウンドテーブルを開催し、ニーズに即したオープンデータ化を推進。またIT総合戦略室は、これまで開催したものも含め、その後の検討状況のフォローアップを実施。

• これにより、オープンデータを活⽤した新たなサービス創出や諸課題を解決。

分野横断

[3]「⾏政」「インフラ」が変わる1.デジタル・ガバメントの実現(⾏政からの⽣産性⾰命)(3)新たに講ずべき具体的施策 ⅲ)官データのオープン化• 各府省庁は、保有データの棚卸結果の更新・公表、オープンデータ官⺠ラウンドテーブルの開催、データ公開要望への積極的対

応など、⾼い⺠間ニーズのあるデータ公開に継続的かつ主体的に取り組む。

(参考2)未来投資戦略2018(抄)

3.今後の予定

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【参考資料】

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【参考】相談窓⼝の設置状況(平成30年10⽉16⽇時点)

13

各府省庁において、官⺠データ相談窓⼝を設置済み。 ⾏政保有データ棚卸リストについては、各府省庁において、今年度末までに更新予定。

※ ◎:統計関連及び⾏政⼿続等関連の府省庁個別データの掲載あり、○:統計関連のみ府省庁個別データの掲載あり、△:IT室公開URLへのリンク掲載

メール

(注意) _atmark_ は@に置き換え。(迷惑メール防止対策)

内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 03-6205-4197 it-sodan_atmark_cas.go.jp https://cio.go.jp/it-sodan △

内閣法制局 長官総務室総務課 03-3581-7271 (代表) 内線:2176 jouhou_atmark_clb.go.jphttps://www.clb.go.jp/info/other/kanmindata-

soudan.html◎

人事院 事務総局総務課 03-3581-2772 chouseihan_atmark_jinji.go.jphttp://www.jinji.go.jp/kouritu/kanmindata/soudan.h

tm◎

内閣府 サイバーセキュリティ・情報化推進室 03-5253-2111 (代表) -http://www.cao.go.jp/others/kichou/ebpm/ebpm.htm

l◎

宮内庁長官官房秘書課調査企画室情報係

03-3213-1111 (代表) 内線:3231 -http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/madoguchi/kan

min.html◎

公正取引委員会 官房総務課 03-3581-5471 (代表) 内線:2339 it-sodan_atmark_jftc.go.jphttp://www.jftc.go.jp/soudan/madoguchi/kanminda

ta.html△

警察庁 長官官房総務課 03-3581-0141 (代表) - https://www.npa.go.jp/news/other/kannminn.html △

個人情報保護委員会 事務局総務課 03-6457-9680 - https://www.ppc.go.jp/application/kanminsoudan/ ◎

金融庁総合政策局秘書課情報化統括室

03-3506-6000 (代表) 内線:3485 -http://www.fsa.go.jp/common/about

/gj-suisin/20180119.html◎

消費者庁 消費者政策課 03-3507-9186 g.kanmin-data_atmark_caa.go.jp http://www.caa.go.jp/info/inquiry.html △

復興庁 総括班 情報システム担当 03-6328-1111 -https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-

cat10/sub-cat10-3/20180601171521.html△

総務省 大臣官房企画課 03-5253-5158 kanmindata_atmark_ml.soumu.go.jphttp://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/gyoumukanri_

sonota/kanmin_data/index.html△

法務省 大臣官房秘書課 03-3580-4111 (代表) 内線:2064 -http://www.moj.go.jp/hisho/jouhoukanri/hisho09_0

0065.html◎

外務省大臣官房情報通信課

03-5501-8194kanmin-data-

soudan_atmark_mofa.go.jphttps://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/i_c/page25_00111

0.html△

財務省大臣官房文書課業務企画室

03-3581-4111 (代表) 内線:2816 -https://www.mof.go.jp/about_mof/other/e-

j/tetsuduki_tanaoroshi.html○

文部科学省・大臣官房政策課情報システム企画室(統計等については下記)・大臣官房政策課政策推進室

03-5253-4111 (代表)

内線:2247(統計等につい

ては下記)内線:3037

-http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/140957

1.htm◎

厚生労働省

・政策統括官付情報化担当参事官室(下記以外)・政策統括官付政策立案支援室(行政保有データのうち統計関連データについて)

03-5253-1111 (代表) -http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/h

okabunya/jyouhouseisaku/kanmin_data.html◎

農林水産省 広報評価課情報管理室 03-3502-5632 -http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/kanmindata/in

dex.html◎

経済産業省商務情報政策局 総務課情報プロジェクト室

03-3501-3091 e-gov_atmark_meti.go.jphttp://www.meti.go.jp/intro/consult/kd_madoguchi.ht

ml◎

国土交通省 総合政策局 情報政策課 03-5253-8111 (代表)内線:28122内線:28123

-http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jo

uhouka_fr1_000019.html△

環境省大臣官房総務課環境情報室

03-6457-9505 -http://www.env.go.jp/kanbo/koho/opendata.html

https://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/jyoho-tuusin/

防衛省整備計画局情報通信課情報化推進室

03-3268-3111 (代表) 内線:22007 -http://www.mod.go.jp/j/approach/others/

service/contact/index.html△

府省庁名 担当課室名

各府省庁相談窓口 各府省庁相談窓口URLでの行政保有データ棚卸リストの案内状況(※)

電話 URL (掲載等)

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【参考】データカタログサイトのデータセット登録数の推移

※ 機械判読性の⾼いデータセット率及びPDF率は各府省がデータカタログサイトに登録しているそれぞれの形式のファイル数を各府省の総登録ファイル数で割って算出。(1つのデータセットを複数のファイル形式で登録している事例が多数ある。総データセット数22,441に対し、総ファイル数は28,765。)