グリーンロジスティクス管理士...

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グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 公益社団法人 主 催 環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成 グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 第8期 本講座の特色 2012年9月6日 (木) 2013年3月21日 (木) 「講義 」→「ケーススタディ」→「レポート作 成 」の3つのステップを通し、 “主体的に考え、行動できる”人材を育成します。 自社の物流担当役員へ提出することを前提とした「環境負荷低減計画」が 成果物として完成します。 環境問題概論から環境関連法規、さらには輸配送、梱包・包装、リバース ロジスティクス、物流施設の各分野で取り組むべきポイント等について、 わかりやすく解説します。

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Page 1: グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 公益社団法人 主 催 環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

グリーンロジスティクス管理士資格認定講座

公益社団法人

主 催

環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

グリーンロジスティクス管理士資格認定講座

第8期

本講座の特色

2012年9月6日(木) ▼ 2013年3月21日(木)

● 「講義」→「ケーススタディ」→「レポート作成」の3つのステップを通し、 “主体的に考え、行動できる”人材を育成します。

● 自社の物流担当役員へ提出することを前提とした「環境負荷低減計画」が 成果物として完成します。

● 環境問題概論から環境関連法規、さらには輸配送、梱包・包装、リバース ロジスティクス、物流施設の各分野で取り組むべきポイント等について、 わかりやすく解説します。

Page 2: グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 公益社団法人 主 催 環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

第8期グリーンロジスティクス管理士資格認定講座受講のおすすめ いまや「環境問題への対応」を抜きに企業経営を語ることはできません。いずれの企業におきましても、二酸化炭素排出量削減、廃棄物削減などの環境負荷低減策の実施によるグリーンロジスティクスの実現が最重要課題となっております。あわせて、顧客の要求に対応した供給活動を企業間の枠を越え、全体最適化へと進展させていく必要があります。 このような状況に対応できるサプライチェーンの構築が望まれていますが、その基幹部分を構成するのはロジスティクスです。ロジスティクスは、荷主企業、物流企業など関連する企業間の連携が不可欠な活動であることから、環境負荷低減活動も一企業で完結するものではなく、パートナーシップの構築により、対応していく必要があると考えます。 そのためには、環境マインドを有し、環境負荷低減活動に向けて強力なリーダーシップを取ることができる人材の育成が急務であります。

 具体的には、下記のような人材の育成が必要です。1 �ロジスティクス領域における環境問題を全過程について正しく認識している2 �その上で問題を定量的に把握し、環境負荷低減のための循環型システムを計画立案、推進、評価ができる3 �輸配送における二酸化炭素排出量削減、および梱包・包装資材の削減のための施策立案とその定量的評価ができる4 �環境問題の政策・法律や他企業の動向に注意を払い、行動できる5 �社内外の関係者と協力して環境負荷低減活動とコスト削減活動を推進し、サプライチェーンの全体最適化を促進できる

 このため、本講座では、環境問題全般や環境関連法制度などの知識を習得するための「講義」に加え、実務に即した課題に対して受講者自らが課題整理、施策立案、効果の定量的評価などを行う「ケーススタディ」や「レポート作成」をカリキュラム内に豊富に取り入れております。特に、「自社の取り組みに関する計画立案レポート」の作成を重視し、それぞれの受講者に対して、経験豊富な指導委員が、様々な視点から指導・アドバイスを行う「レポート指導」を設けているのが特徴です。これによって、作成した環境負荷低減計画をより実践的なものにブラッシュアップするとともに、ディスカッション等を通して、環境問題に関する課題認識からデータ収集・分析・対策提案能力を養成し、さらにコミュニケーション能力も養います。 また、認定された「グリーンロジスティクス管理士」資格については、定期的に更新する制度を設けており、この際に、最新の動向や法律などに関する知識を再取得することによって、持続的、効果的な環境負荷低減活動能力を維持することを可能としています。 さらに、これらの機会を通して形成される環境問題解決のリーダーの方々との人的ネットワークは、受講後も貴重な財産となり、サプライチェーン全体を通しての最適化および環境負荷低減に貢献できるものと確信しております。 関係各位の積極的なご参加をおすすめ申しあげます。

増井 忠幸東京都市大学 環境情報学部 教授

グリーンロジスティクス管理士専門委員会 委員長

ねらい自社等の物流・ロジスティクス領域における環境負荷低減に関わる課題を把握、整理し、それに基づき環境負荷を低減するための計画立案、活動推進、定量的評価ができる人材を育成します。

受講対象製造業、流通業、物流業のロジスティクス・物流・環境部門のリーダー層を対象とします。

受講条件グリーンロジスティクスチェックリスト※を事前に記入し、事務局へ提出していただきます。※�お申し込みいただいた後、事務局よりメールでご案内いたします。

資格認定「グリーンロジスティクス管理士」の資格認定は、以下の基準によって行います。1出席日数 全講義日数11日間のうち、7日以上出席すること。2試験 ・客観試験※(20点満点)を受験し、その得点が12点以上であること。 ・総合試験※(30点満点)を受験し、その得点が18点以上であること。 ・�第4単元のグループ討議①、②(各15点満点)の合計得点が18点以上であること。

 ・�「自社の取り組みに関する計画立案レポート」(20点満点)を提出し、その得点が12点以上であること。

 �※�客観試験、総合試験ともに、テキスト等の紙媒体の資料の持ち込み可

*�資格認定規程の詳細は、講座開講時に事務局よりご説明いたします。*「グリーンロジスティクス管理士」資格では、5年ごとに更新する制度を設けております。

本講座の概要

第8期 グリーンロジスティクス管理士資格認定講座02

Page 3: グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 公益社団法人 主 催 環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

本講座の特長

本講座の全体の流れ

「グリーンロジスティクス管理士」に期待される到達レベル

グループ討議1 輸配送<過去のケーススタディの出題内容例>テーマ:�食品メーカーA社役員に対する、環境にやさしい物流体制構築

に向けた計画を立案する。内 容:�1 �財務状況や現状の物流体制に対する問題・課題を整理する。

2 �各グループで輸送機関のダイヤや運賃などの必要なデータ等を調べ、実現可能な計画をまとめる。

3 �複数案の提示、リスクへの対応策など、役員へ提案する際に求められる事項を網羅する。

<出題内容>テーマ:�自社の物流担当役員に提出することを前提として、今後3年間において、自社(自業務)で取り組むべき環境負荷低減計画を立案する。内 容:�1 �自社(自業務)オリジナルの計画をまとめる。

2 Step�1、2で習得した事項を踏まえ、役員の理解・納得を得るために必要な事項を網羅する。3 �指導委員と面接形式での指導(受講者1人あたり約30分)を通じて、内容のブラッシュアップを図る。

主な内容

▼ �環境問題概論

▼ �環境部門の果たすべき役割

▼ �環境コストマネジメント

▼ �環境に関わる認証制度

グループ討議2 梱包・包装資材<過去のケーススタディの出題内容例>テーマ:�電機メーカーB社工場長に対する、調達部品の通い箱化

に向けた計画を立案する。内 容:�1 �通い箱化を進めるうえで考慮すべき事項を整理する。

2 �輸送、廃棄、現場の作業効率等の幅広い視点から、環境にやさしくコスト削減にもつながる方策を検討する。

3 �各グループでコスト算出のために必要なデータ等を調べ、計画に反映させる。

S t ep 1 講義を通じた専門知識、技術の習得

3つのステップを通し“主体的に考え、行動できる”人材を育成しますグローバル化の進展、労働力人口の減少等、企業の経営環境をめぐる変化が激しい中、各企業においては、“主体的に考え、行動できる”人材が求められております。物流や環境に関わる部門の実務リーダーにおいても同様ではないでしょうか。そこで、本講座では、これらの人材の育成を目指し、講義、ケーススタディ、レポート作成の3つのステップを通し、受講者自らが主体的に考え、行動するプログラムを豊富に取り入れております。

▼ �環境関連法規とその遵守のポイント

▼ �行政施策動向

▼ �経営指標の基礎知識▼ �PDCAマネジメントサイクル

▼ �環境パフォーマンス算定

▼ �各分野での取り組みに関わる基本知識  ・輸配送 ・梱包・包装  ・リバースロジスティクス ・物流施設

S t ep 2 ケーススタディに基づく施策案作成演習

S t ep 3 自社の取り組みに関する計画立案レポート作成

1.�ロジスティクス領域での環境負荷低減の専門知識を有し、最新動向を把握している。

2 .�現状とあるべき姿の間にあるギャップを把握するとともに、課題整理、解決の優先順位をつけることができる。

3 .課題解決のための方策を立案することができる。4 .�課題解決案を社内外の関係者に説明し、理解を得られることができる。

5 .課題解決案を実践し、評価することができる。

第1単元 第2単元 第3単元 第4単元

第4単元 第5単元

第4単元

1単元 2単元 2単元 3単元 4単元 4単元 4単元 4単元 4単元 5単元 5単元 認定証授与式

講義日程 9/6 9/7 9/25 9/26 10/4 10/23 10/24 11/7 11/15 1/22 1/23 3/21

客観試験 試験

総合試験 試験

課題レポート① 出題 発表

課題レポート② 出題 コメント返却

自社の取り組みに関する計画立案レポート

出題 指導

グループ討議① 発表

グループ討議② 発表

(作成期間:約10日間)

(作成期間:約1カ月間)

(予習)(各グループ検討)

(予習) (各グループ検討)

(作成期間:約1カ月間) (修正期間:約2週間)

反映

第8期 グリーンロジスティクス管理士資格認定講座 03

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日 時 講義テーマ 講 師

2012年9月6日(木)

9:30~10:20 開講式・オリエンテーション

10:30~12:001) 地球環境問題とグリーンロジスティクス

▼地球環境問題概説  ▼ロジスティクスと環境問題

▼環境調和型ロジスティクス 等

増井 忠幸氏東京都市大学 環境情報学部 教授

13:00~16:202) 循環型社会ロジスティクスのあり方

▼循環型社会システムのあり方  ▼ロジスティクス・グランドデザイン

▼活動領域及び改善取組紹介  ▼環境部門の果たすべき役割 等

菅田 勝氏㈱ロジスティクス革新パートナーズ 代表取締役

16:30~18:003) 環境コストマネジメント

▼環境に関わる認証制度  ▼排出量取引制度とカーボンオフセット

▼環境負荷の見える化の動向(スコープ3) 等

山本 明弘氏㈱日通総合研究所 物流技術環境部長

日 時 講義テーマ 講 師

9月7日(金)

9:30~12:20 1) 経営指標に関する基本知識

▼財務諸表の見方  ▼ロジスティクス改善と経営指標 等樋口 恵一氏川崎陸送㈱ 代表取締役社長

13:20~16:10 2) PDCAマネジメントの回し方

▼ PDCAマネジメントサイクルとは?  ▼効果が上がるサイクルの回し方 等眞鍋 大輔氏マナMSサービス 代表

16:20~17:30 3) 物流業における環境経営と環境部門の果たすべき役割【事例紹介】 上田 詔俊氏鴻池運輸㈱ 環境部 課長

17:30~17:50課題レポート①、②の出題課題①:自社業務に関連する環境関連法令の整理課題②:環境負荷低減活動を推進する上での問題、課題の整理

事務局

日 時 講義テーマ 講 師

9月25日(火)

9:30~ 9:55 1) グリーンロジスティクスチェックリスト講評 事務局

10:00~12:00 2) 課題レポート①の発表 眞鍋 大輔氏マナMSサービス 代表

13:00~16:30 3) 環境関連法制度の概要とその遵守に向けた取り組み

▼環境関連法制度の体系  ▼廃棄物処理法  ▼法遵守に向けたポイント 等麦田 耕治氏㈱日通総合研究所 物流技術環境部 調査役

16:40~17:10 4) 省エネルギー法(荷主に係る措置)について

▼措置の概要  ▼特定荷主の現状 等経済産業省 資源エネルギー庁省エネルギー対策課

17:20~17:50 5) 省エネルギー法(輸送事業者に係る措置)について

▼措置の概要  ▼特定輸送事業者の現状 等国土交通省 総合政策局環境政策課 地球環境政策室

日 時 講義テーマ 講 師

9月26日(水)

9:30~10:00 客観試験(第1、2単元の内容より出題)

10:10~16:30

1) 二酸化炭素排出量算定の意義と考え方2) 算定の演習と課題

▼環境パフォーマンスの種類、算定の必要性

▼省エネルギー法で求められる算定方法とその演習 等

北條 英日本ロジスティクスシステム協会 ロジスティクス環境推進センター 副センター長

16:40~18:00 3) 荷主における環境負荷の算定、削減に向けた取り組み【事例紹介】  ~輸配送、物流施設の取り組み~

山田 英夫氏国分㈱ 経営企画部 環境担当参事(第1期グリーンロジスティクス管理士)

第8期グリーンロジスティクス管理士資格認定講座 カリキュラム

現在直面している地球環境問題についての理解を深めるとともに、それらを解決し、持続可能な社会の実現に向けてロジスティクスのあるべき姿や活動領域について体系的に学ぶ。さらに、環境負荷の見える化や経済的手法を用いた環境対策である排出量取引制度やカーボンオフセットの動向についても理解を深める。

第1単元 ロジスティクス環境計画と推進

廃棄物処理法、省エネルギー法を中心とした物流に関わる環境関連法制度を学ぶとともに、それらの法律を社内で遵守するためのポイント等を知る。さらに、環境経営を推進するうえで不可欠なPDCAマネジメントサイクルについても理解を深める。

第2単元 環境関連法制度・環境経営マネジメント

環境負荷低減活動や省エネルギー活動を進めるうえで、取り組み度合いを客観的に把握するための指標や標準的な算定方法についての体系的な理解が不可欠である。本単元では、講義と演習を交えて、これらを習得するとともに、企業の算定に関わる取り組みについて学ぶ。

第3単元 環境負荷の算定方法

タイム24ビル会場

タイム24ビル会場

日本ロジスティクスシステム協会会場

日本ロジスティクスシステム協会会場

第8期 グリーンロジスティクス管理士資格認定講座04

Page 5: グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 公益社団法人 主 催 環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

輸配送日 時 講義テーマ 講 師

10月4日(木)

9:30~12:001) 輸配送に関わる二酸化炭素削減方策 基本知識

▼各輸送モードの特徴  ▼輸配送における環境負荷低減策の概要▼輸配送改善の着眼点 等

坂 直登氏坂技術士事務所 代表

13:00~18:002) グループ討議①※輸配送に関わる二酸化炭素削減施策案 作成演習

▼事例課題紹介  ▼課題整理、施策案検討

樋口 恵一氏川崎陸送㈱ 代表取締役社長

眞鍋 大輔氏マナMSサービス 代表10月23日(火) 9:30~18:00 ▼アウトプット(提案内容)の取りまとめ  ▼発表・講評

梱包・包装日 時 講義テーマ 講 師

10月24日(水)

9:30~12:30 1) 梱包・包装資材に関わる環境負荷低減方策 基本知識

▼包装の定義と役割  ▼包装に関わる法規  ▼包装改善の進め方とその着眼点 等武田 正臣氏三菱電機㈱ ロジスティクス部 技術グループ 専任

13:30~18:002) グループ討議②※梱包・包装資材に関わる環境負荷低減施策案 作成演習

▼事例課題紹介  ▼課題整理、施策案検討

眞鍋 大輔氏マナMSサービス 代表

菅田  勝氏㈱ロジスティクス革新パートナーズ 代表取締役

11月7日(水)9:30~18:00 ▼アウトプット(提案内容)の取りまとめ  ▼発表・講評

18:00~18:10 「自社の取り組みに関する計画立案レポート」の出題 事務局

リバースロジスティクス、物流施設日 時 講義テーマ 講 師

11月15日(木)

9:30~12:301) リバースロジスティクスに関わる環境負荷低減の基本知識

▼資源循環の必要性  ▼リバースロジスティクス構築の進め方

▼廃棄物の削減・分別再資源化の進め方 等

菅田  勝氏㈱ロジスティクス革新パートナーズ 代表取締役

13:30~14:40 2) リバースロジスティクス【事例紹介】 講師選定中

14:50~16:20 3) 物流センターにおける省エネ・環境取り組みについて【事例紹介】~標準物流クレートとシステム設備の工夫~

西村 武英氏㈱マミーマート 物流部 物流企画担当シニアマネジャー

16:30~17:40 4) 物流センターにおける省エネ・環境取り組みについて【事例紹介】

小林 一之氏三菱食品㈱ ロジスティクス本部 資産管理部環境管理チーム チームリーダー(第1期グリーンロジスティクス管理士)

日 時 講義テーマ 講 師

2013年1月22日(火)

10:30~11:30 総合試験(第1~第4単元の内容より出題)

13:30~15:00現地見学*リサイクル施設の見学を予定しております。参加は任意です。

1月23日(水) 10:00~17:00レポート指導(1人30分程度)*作成したレポートに対して、総合的な視点から指導を行います。

グリーンロジスティクス管理士専門委員会 委員

認定証授与式日 時

3月21日(木) 15:00~17:30 認定証授与式/懇親会

※カリキュラムは、講師の都合等により、内容・日時等を変更する場合がございますので、ご了承ください。※グループ討議①、②については、上記講義日時以外に自主的なグループワークを数回行う場合がございますので、あらかじめご承知おきください。

輸配送、梱包・包装、リバースロジスティクス、物流施設における環境負荷低減活動や省エネルギー活動を推進するためのポイントを習得する。さらに、輸配送、梱包・包装については、ケーススタディに基づく環境負荷低減施策案作成演習にグループで取り組む。

第4単元 環境負荷低減施策案 作成実践演習

これまでに学んだ知識や技法の習熟度の確認と、「自社の取り組みに関する計画立案レポート」のブラッシュアップを図る。施策実施による環境面での効果、投資対効果などの経済性、組織体制、スケジュール、リスクや代替案など、社内外の関係者の理解を得るために必要となる事項を習得する。

第5単元 総合試験・現地見学・レポート指導

タイム24ビル会場

日本ロジスティクスシステム協会会場

日本ロジスティクスシステム協会会場

日本ロジスティクスシステム協会会場

日本ロジスティクスシステム協会会場

第8期 グリーンロジスティクス管理士資格認定講座 0 5

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「グリーンロジスティクス管理士」資格取得者の活躍状況

ここでは、「第2期グリーンロジスティクス管理士」(2006年度資格取得)の方々が、資格取得後の5年ほどの間に取り組み、成果を上げられた例をご紹介いたします。

各種表彰受賞

▼ �グリーン物流パートナーシップ会議において経済産業大臣表彰(共同配送)、商務流通審議官表彰(大型CNG車導入及び共同ラウンド運行)を受賞�� 製造業

▼ �エコドライブコンテストで7年連続入賞(継続中)�� 物流子会社

▼ �エコシップ・モーダルシフト優良事業者表彰受賞�� 物流子会社

▼ �グリーン物流パートナーシップ推進事業の認定(計4件)�� 物流業

▼ �エコレールマーク、エコシップマークの認定�� 製造業、物流業

環境負荷低減施策の実施

▼ �本講座で作成した「レポート」を基に、ストレッチフィルムからエコバンドへの変更による廃棄物削減�� 物流業

▼ �ステータス情報の随時提供及び到着日の明確化による海上輸送の拡大��物流子会社

▼ �出荷調整及び専用架台利用による鉄道輸送の拡大�� 物流子会社

▼ �輸入部材の荷姿改善による積載数の約30%向上及び海上コンテナ本数削減の実現�� 物流子会社

▼ �段積み不可品について、カーゴデッキの活用による積載率向上物流子会社

▼ �トレーラー化の推進によるCO2削減�� 物流子会社

▼ �他社の定時定期ルートを活用した共同輸送の実施�� 製造業

▼ �バイオディーゼルの利用による年間20トンのCO2削減�� 物流子会社

▼ �社内でグリーン物流分科会を立ち上げ、親会社とともに輸送改善の検討を進め、毎年5件程度の改善取組を実施�� 物流子会社

▼�(物流に限定することなく)「環境」と名前のついた社内プロジェクトへの参画�� 製造業

エネルギー使用量やCO2排出量の算定

▼ �親会社へのエネルギー使用量等のデータ提供に際して、燃費法への段階的切り替えの実施�� 物流子会社

▼ �改良トンキロ法を組み込んだ配車システムの構築・活用による利用運送部門のCO2排出量把握�� 物流業

▼ �自社グループ企業のエネルギー使用量算定システムの構築�� 情報システム▼ �協力輸送会社の走行距離等のデータ収集とデータベース化の実現 ��

製造業

社内等での教育の推進

▼ �グループ会社に対してグリーン経営認証の必要性に関する説明会を実施。さらに認証取得をサポートするASPサービスの構築やアドバイジングを実施�� 情報システム

▼ �約80社の協力輸送会社に対し、省エネルギー法の説明会を実施。その際に講師を担当�� 物流子会社

▼ �JILS主催「グリーン物流基礎コース」の講師を担当�製造業、物流業、物流子会社

「グリーンロジスティクス管理士」資格取得者の声

犬山 昌克一宮運輸㈱ 営業本部 副部長

 グローバルな環境意識の高まりの中で、地球温暖化や天然資

源の枯渇、廃棄物処理などの諸問題に対し、物流分野においても

環境負荷低減に積極的に取り組んで行くことが求められています。

 また企業としては環境対応経営を最重要課題の一つと捉え、そ

のためのマネジメントを確立し、環境負荷の低減に継続的に取り

組んでいくことが必須となるでしょう。

 本講座では、ビジネスの現場で活躍されている経験豊富な講

師陣により、最新のグリーンロジスティクスを総合的に学ぶこと

ができます。実際に受講して環境に関する基礎知識、法律や環境

経営、物流効率化を含めた環境マネジメントの手法、グループ討

議や課題施策立案など、実務レベルで活用できるスキルを習得す

ることができました。今後は営業という立場から、説得力のある

環境負荷低減施策や物流合理化提案を行えるよう、日々研鑽して

いきたく思います。

 また資格取得までに苦労を共にした受講者との人的交流は、講

座修了後もビジネスの現場で大いに役立つことと確信しております。

サスティナビリティという観点からもメールによる情報の配信や

フォローが充実しているのが特徴ですので、是非受講されること

をおすすめいたします。

第8期 グリーンロジスティクス管理士資格認定講座06

Page 7: グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 公益社団法人 主 催 環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

過去5年間の「グリーンロジスティクス管理士」 資格取得者 所属企業一覧アサヒロジ㈱味の素物流㈱東海運㈱ADEKA物流㈱一宮運輸㈱宇部興産㈱エーザイ物流㈱㈱エコロジバンスFFGSビジネスサポート㈱大塚倉庫㈱㈱オカムラ物流岡本物流㈱㈱OKIプロサーブ

花王㈱花王ロジスティクス㈱加藤産業㈱キリン物流㈱㈱合通国分㈱小林製薬物流㈱サカタウエアハウス㈱三愛ロジスティクス㈱㈱サンリツ㈱資生堂㈱ジップ㈱シャロンテック

ジュピターショップチャンネル㈱鈴与㈱鈴与自動車運送㈱セントラルジャパンロジスティックス㈱ソフトバンク・フレームワークス㈱㈱ソルベックス大和物流㈱DICロジテック㈱DHLサプライチェーン㈱東芝ロジスティクス㈱東洋埠頭㈱東レ㈱豊田スチールセンター㈱

日東電工㈱日東ロジコム㈱日本通運㈱日本コカ・コーラ㈱日本トランスシティ㈱ネットワーク・アライアンス㈱パナソニック㈱㈱バンテックゼットロジ㈱日立物流日野自動車㈱フェデラル�エクスプレス㈱プラウド㈱プロロジス

㈱ホンダロジスティクス増田運輸㈱三井物産㈱三井物産ロジスティクスマネジメント㈱㈱ミツハシ三菱食品㈱三菱電機㈱名鉄運輸㈱吉川運輸㈱リコーロジスティクス㈱両備ホールディングス㈱㈱ロジスティクス・プランナー

*社名50音順。原則として、資格取得時点の社名で記載しております。

グリーンロジスティクス管理士専門委員会 委員一覧

本講座は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が主催し、第一線の学識経験者、実務家等で構成される「グリーンロジスティクス管理士専門委員会」によって、企画・運営されています。� (2012年6月現在:順不同・敬称略)

委�員�長� 増井 忠幸� 東京都市大学�環境情報学部�教授

副委員長� 平野由美子� 日本通運㈱�コンプライアンス部長�兼� � 個人情報管理部長�兼�環境・社会貢献部長

 ��〃  � 菅田  勝� ㈱ロジスティクス革新パートナーズ�代表取締役

委  員� 北谷 孝和� 経済産業省�商務流通グループ�物流企画室長

 ��〃  � 佐藤 久泰� 国土交通省�総合政策局�物流政策課�� � 物流環境政策室長

 ��〃  � 小林 一之� 三菱食品㈱�ロジスティクス本部�資産管理部� � 環境管理チーム�チームリーダー 

 ��〃  � 高松 孝行� トヨタ自動車㈱�物流管理部� � プロフェッショナルパートナー

 ��〃  � 武田 正臣� 三菱電機㈱�ロジスティクス部�技術グループ�専任

委  員� 田中 雅文� 東芝ロジスティクス㈱�物流改革推進部� � 品質・環境担当�専門課長

� 〃  � 坂  直登� 坂技術士事務所�代表

� 〃  � 樋口 恵一� 川崎陸送㈱�代表取締役社長

� 〃  � 二村真理子� 東京女子大学�現代教養学部�国際社会学科 �� � 経済学専攻�准教授

� 〃  � 眞鍋 大輔� マナMSサービス�代表

� 〃  � 森川  健� ㈱野村総合研究所�公共経営コンサルティング部� � 上級コンサルタント

� 〃  � 山本 明弘� ㈱日通総合研究所�物流技術環境部長

受講者所属部門の例

本講座は、個々の施策を具体的に取り組む「物流・ロジスティクス関連部門」、全社的な環境目標設定、各拠点からの各種データの取りまとめ、行政への報告書類等を作成する「環境関連部門」、さらには「営業関連部門」の方など、幅広い部門の方にご活用いただいております。

物流、ロジスティクス関連部門 環境関連部門 営業関連部門

荷主企業(製造業、流通業)

・物流部 ・物流企画部 ・購買物流部・ロジスティクス部・ロジスティクス・オペレーション部

・環境安全推進部 ・経営企画部・業務部

物流企業(物流子会社、物流事業者)

・物流企画部 ・物流技術部・ロジスティクスサービス部 ・輸送改革推進部・物流センター

・環境部 ・環境・社会貢献部・品質・安全・環境部・人事総務部 ・経営管理部

・物流営業部 ・営業企画部・3PL推進部 ・エコビジネス部

その他の業種 ・情報システム部 ・建設部 ・コンサルティング部

過去5年間の受講者分布役員 3%

その他 12%部長 19%

製造業 16%流通業 9%

物流事業者 29%課長 28%主任・係長 20%

一般社員 30%

物流子会社 34%

役職分布役員 3%

その他 12%部長 19%

製造業 16%流通業 9%

物流事業者 29%課長 28%主任・係長 20%

一般社員 30%

物流子会社 34%

業種分布

第8期 グリーンロジスティクス管理士資格認定講座 07

Page 8: グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座グリーンロジスティクス管理士 資格認定講座 公益社団法人 主 催 環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

第8期グリーンロジスティクス管理士資格認定講座 開催期間:2012年9月6日~ 2013年3月21日 BA1214

(フリガナ) □ 会 員

□ 会員外

支払予定日(開催後になる場合はご記入をお願いいたします)

月    日 支払予定

(フリガナ) 所属・役職名

勤務先住所 〒    —    TEL:      —      —FAX:      —      —

(フリガナ) 生年月日(西暦)  年   月   日

所属・役職名 受付 NO

勤務先住所 〒    —       TEL:      —      —FAX:      —      —E-mail:

有資格 : □ 物流技術管理士  □ 国際物流管理士  □ 物流現場改善士  □ グリーン物流基礎コース修了

(フリガナ) 生年月日(西暦)  年   月   日

所属・役職名 受付 NO

勤務先住所 〒    —       TEL:      —      —FAX:      —      —E-mail:

有資格 : □ 物流技術管理士  □ 国際物流管理士  □ 物流現場改善士  □ グリーン物流基礎コース修了

名  円

会社・事業所名

派遣責任者

受講者1

受講者2

(請求書は原則として、合計金額を派遣責任者の方にお送りいたします。 その他、請求先のご希望は「協会への連絡事項」へご記入ください。)

協会への連絡事項 受付日 請求日 請求番号

受講申込書 申込FAX (03)5484-4031受講料(1名様あたりの金額:消費税込)

▼ �当協会会員� …………………………………………………………… 247,800円

▼ �上記会員外�� …………………………………………………………… 294,000円

有資格者優待(1名様あたりの金額:消費税込)当協会の認定する下記資格を持つ方は優待料金にてご受講いただけます。(対象:「物流技術管理士」「国際物流管理士」「物流現場改善士」「グリーン物流基礎コース修了」)

▼ �当協会会員� …………………………………………………………… 211,050円

▼ �上記会員外�� …………………………………………………………… 257,250円

受講料に含まれるもの ①テキスト、資料代 ②審査料

定 員 30名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

申込方法  ▼ �下記の申込用紙に必要事項を明記のうえ、FAXにて事務局までお申し込みください。

  ▼ �派遣責任者の方へ「参加証」と「請求書」を開講日の約1週間前までにお送りいたします。お手元に届かない場合には、ご連絡をお願いいたします。

【開講日直前のお申し込みについて】

  ▼ �定員に満たない場合は直前での受付も行いますので、事前に事務局へご確認ください。

受講料支払い方法

  ▼ �請求書が届き次第、指定の銀行口座にお振込みください。�

  ▼ �お支払いは原則として開催前日までにお願いいたします(開催後になる場合は、支払予定日を申込書の支払予定日欄に明記してください)。

  ▼ �振込手数料は、お客様にてご負担願います。

【お願い】

  ▼ �受講予定の方のご都合がつかない場合は、全単元を代理の方が受講してください。なお、代理の方のご受講も不可能な場合は、下記の規定によりキャンセル料を申し受けますので、あらかじめご了承ください。

 ���(注)キャンセルはファックスでのご連絡のみ申し受けます。【キャンセル規定】

  ▼ �開催7日前~前々日(開催初日を含まず起算)�………(消費税を除く)受講料の30%

  ▼開催前日および当日�……………………(原則として消費税を除く)受講料の全額

ご注意

  ▼ �テキストは会場でお渡しいたします。(テキストのみの販売等は一切行っておりません)

  ▼ 録音機、カメラ等の持込はご遠慮ください。

  ▼ �キャリア形成促進助成金・訓練給付金の申請にあたりまして、訓練の期間は第8期の場合、「2012年9月6日より2013年1月23日まで」となります。(認定証授与式は訓練の期間に含まれません)

申込先/プログラム内容のお問い合わせ先

 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会�人材教育部 〒105 -0014 東京都港区芝2-28 -8�芝2丁目ビル3階 TEL:(03)5484 -4021 FAX:(03)5484 -4031

会場案内

  ▼ �タイム24ビル ���〒135 -8073��東京都江東区青海2-4 -32��TEL:(03)5531-0024

  ▼公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 ���〒105 -0014 東京都港区芝2-28 -8�芝2丁目ビル3階��TEL:(03)5484 -4021

個人情報のお取扱いについて公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会では、個人情報の保護に努めております。詳細は、当協会のプライバシーポリシー(http://www.logistics.or.jp/privacy)をご覧ください。お客様にご記入いただきました個人情報は、本講座に関する確認・連絡・受講者名簿の作成および当協会主催の開催催し物のご案内をお送りする際に利用させていただきます。

JILSホームページ http://www.logistics.or.jp

グリーンロジスティクス管理士資格認定講座

公益社団法人

主 催

環境負荷低減とコスト削減を推進する実務リーダーを育成

グリーンロジスティクス管理士資格認定講座

第8期

本講座の特色

2012年9月6日(木) ▼ 2013年3月21日(木)

● 「講義」→「ケーススタディ」→「レポート作成」の3つのステップを通し、 “主体的に考え、行動できる”人材を育成します。

● 自社の物流担当役員へ提出することを前提とした「環境負荷低減計画」が 成果物として完成します。

● 環境問題概論から環境関連法規、さらには輸配送、梱包・包装、リバース ロジスティクス、物流施設の各分野で取り組むべきポイント等について、 わかりやすく解説します。

受講申込規程