国債ロング・ショート2.5戦略ファンド(年2回決算...

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国債ロング・ショート2.5戦略ファンド(年2回決算型) 愛称: イールドハンティング2.5 追加型投信/内外/その他資産/特殊型(ロング・ショート型) ■ 投資信託説明書(交付目論見書)のご請求・お申込みは ■ 設定・運用は 商 号 等/ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第345号 加入協会/日本証券業協会、 一般社団法人日本投資顧問業協会、 一般社団法人投資信託協会 販売用資料 2020年10月 商 号 等/みずほ証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第94号 加入協会/日本証券業協会、 一般社団法人日本投資顧問業協会、 一般社団法人金融先物取引業協会、 一般社団法人第二種金融商品取引業協会

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Page 1: 国債ロング・ショート2.5戦略ファンド(年2回決算 …...国債ロング・ショート2.5戦略とは ファンドの運用プロセス 投資対象国の2年と10年の国債の長短金利差に着目し、そのランキング

国債ロング・ショート2.5戦略ファンド(年2回決算型)愛称 : イールドハンティング2.5追加型投信/内外/その他資産/特殊型(ロング・ショート型)

■ 投資信託説明書(交付目論見書)のご請求・お申込みは ■ 設定・運用は

商 号 等/ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社     金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第345号加入協会/日本証券業協会、     一般社団法人日本投資顧問業協会、      一般社団法人投資信託協会

販売用資料2020年10月

商 号 等/みずほ証券株式会社     金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第94号加入協会/日本証券業協会、     一般社団法人日本投資顧問業協会、     一般社団法人金融先物取引業協会、     一般社団法人第二種金融商品取引業協会

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世界の債券利回り債券運用から期待できるリターンは歴史的にみても低水準であり、債券運用における新しい運用手法の必要性が高まっています。

主要先進国の10年国債利回りの推移 日本国債のイールドカーブ(2020年8月末時点)

期間:1999年12月末~2020年8月末、月次出所:ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社※当ページにおける利回りは、最終利回りです。

日本国債への投資でプラスの利回りを求めるには、現状では年限の長い国債に投資する必要があります。その場合でも、利回りは相対的に低水準です。

世界的に国債の利回りは低下しており、ドイツ、フランスはマイナス利回りとなっています。また、日本もゼロ近辺で推移しています。

10

8

6

4

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0

-200 02 04 06 08 10 12 14 18 2016 (年)

(%)

英国ドイツフランス日本豪州カナダ米国

出所:ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社

残存期間(年)

0.7

0.6

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0.4

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-0.1

-0.2

0 5 10 15 20 25 302

+0.06%

+0.31%

-0.12%

イールドカーブとは?■債券の利回りと残存期間の関係をグラフ化したもので、利回り曲線のことです。■縦軸に利回り、横軸に債券の残存年数(残存期間)をとり、各債券の残存年数と利回りに対応する点をつないで作成しています。

利回り(%)

債券投資の特徴とリスク

債券の特徴債券は、国や地方公共団体、企業などが必要な資金を調達するため、投資家からお金を借りる際に発行する証券(有価証券)のことで、一種の借用証書のようなものです。国が発行する国債、地方公共団体が発行する地方債、企業が発行する社債などがあります。

債券価格の主な変動要因(リスク)債券は通常、満期償還日に額面金額で償還されますが、償還日を迎える前でも、そのときの市場価格で売買できます。債券価格は主に以下の要因で変動します。

海外の債券に投資する場合にともなう為替変動リスク海外の債券に投資する場合には外貨が必要となりますので、為替の影響を受けます。為替相場は、景気や金利などさまざまな要因が絡み合って変動します。為替の変動による価格変動を抑制するために為替ヘッジという方法があります。ただし、その際にヘッジコストがかかる場合があります(通常、ヘッジを行う通貨の短期金利が円の短期金利より高い場合は、金利差相当分のヘッジコストがかかります)。

一般に金利が上がると、債券価格は下落し、金利が下がると、債券価格は上昇するという関係となっており、金利の変動によって、債券の価格は変化します。

金利と債券価格の関係(金利変動リスク)発行体の財務状況が悪化すると、利子や償還金の支払いが遅れたり、支払いができなくなったりすることもあるため、信用力が下がり債券価格は下落します。逆に、財務状況が改善すると、信用力が上がり債券価格は上昇します。

信用力と債券価格の関係(信用リスク)

※上記は、イメージ図です。※上記は、一般的な債券の説明であり、すべてを説明したものではありません。

債券投資家国・地方公共団体・

企業など

金利

金利

債券

債券

債券価格

債券価格

信用力が改善 債券価格が上昇

信用力が悪化 債券価格が下落

$ ¥金利 景気 物価 政治国際収支

為替の変動要因米ドル高

米ドル安 円安

円高

※上記の為替の変動要因は一般的なものを示しており、上記以外にもさまざまな要因で為替は変動します。

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世界の債券利回り債券運用から期待できるリターンは歴史的にみても低水準であり、債券運用における新しい運用手法の必要性が高まっています。

主要先進国の10年国債利回りの推移 日本国債のイールドカーブ(2020年8月末時点)

期間:1999年12月末~2020年8月末、月次出所:ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社※当ページにおける利回りは、最終利回りです。

日本国債への投資でプラスの利回りを求めるには、現状では年限の長い国債に投資する必要があります。その場合でも、利回りは相対的に低水準です。

世界的に国債の利回りは低下しており、ドイツ、フランスはマイナス利回りとなっています。また、日本もゼロ近辺で推移しています。

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-200 02 04 06 08 10 12 14 18 2016 (年)

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英国ドイツフランス日本豪州カナダ米国

出所:ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社

残存期間(年)

0.7

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0 5 10 15 20 25 302

+0.06%

+0.31%

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イールドカーブとは?■債券の利回りと残存期間の関係をグラフ化したもので、利回り曲線のことです。■縦軸に利回り、横軸に債券の残存年数(残存期間)をとり、各債券の残存年数と利回りに対応する点をつないで作成しています。

利回り(%)

債券投資の特徴とリスク

債券の特徴債券は、国や地方公共団体、企業などが必要な資金を調達するため、投資家からお金を借りる際に発行する証券(有価証券)のことで、一種の借用証書のようなものです。国が発行する国債、地方公共団体が発行する地方債、企業が発行する社債などがあります。

債券価格の主な変動要因(リスク)債券は通常、満期償還日に額面金額で償還されますが、償還日を迎える前でも、そのときの市場価格で売買できます。債券価格は主に以下の要因で変動します。

海外の債券に投資する場合にともなう為替変動リスク海外の債券に投資する場合には外貨が必要となりますので、為替の影響を受けます。為替相場は、景気や金利などさまざまな要因が絡み合って変動します。為替の変動による価格変動を抑制するために為替ヘッジという方法があります。ただし、その際にヘッジコストがかかる場合があります(通常、ヘッジを行う通貨の短期金利が円の短期金利より高い場合は、金利差相当分のヘッジコストがかかります)。

一般に金利が上がると、債券価格は下落し、金利が下がると、債券価格は上昇するという関係となっており、金利の変動によって、債券の価格は変化します。

金利と債券価格の関係(金利変動リスク)発行体の財務状況が悪化すると、利子や償還金の支払いが遅れたり、支払いができなくなったりすることもあるため、信用力が下がり債券価格は下落します。逆に、財務状況が改善すると、信用力が上がり債券価格は上昇します。

信用力と債券価格の関係(信用リスク)

※上記は、イメージ図です。※上記は、一般的な債券の説明であり、すべてを説明したものではありません。

債券投資家国・地方公共団体・

企業など

金利

金利

債券

債券

債券価格

債券価格

信用力が改善 債券価格が上昇

信用力が悪化 債券価格が下落

$ ¥金利 景気 物価 政治国際収支

為替の変動要因米ドル高

米ドル安 円安

円高

※上記の為替の変動要因は一般的なものを示しており、上記以外にもさまざまな要因で為替は変動します。

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ファンドの目的

ファンドの特色

国債ロング・ショート2.5戦略マザーファンド(以下「マザーファンド」といいます。)を通じて、実質的に国債先物、日本の短期公社債およびコールローン等へ投資し、中長期的に無担保コール翌日物レートを上回る運用収益の確保を目指します。

日本、米国、英国、ドイツ、フランス、カナダおよび豪州の7ヵ国(以下「投資対象国」といいます。)に上場されている10年国債先物を実質的な取引対象とします。

実質的な外貨建てポジションについては、原則として為替ヘッジを行います。

リスクを抑えた投資

独自開発の計量的手法「国債ロング・ショート2.5戦略」を用いて、長短金利差の観点※から投資対象国の国債先物取引の魅力度を評価します。魅力度が高いと評価する投資対象国の先物を買建て(ロング)、魅力度が低いと評価する投資対象国の先物を売建てる(ショート)ことで、ロング・ショートのポジションを構築します。

1

2

3

信用リスクの抑制

金利リスクの抑制

為替リスクの抑制

※5~6ページの「国債ロング・ショート2.5戦略が長短金利差に着目する理由」をご参照ください。

3

Page 5: 国債ロング・ショート2.5戦略ファンド(年2回決算 …...国債ロング・ショート2.5戦略とは ファンドの運用プロセス 投資対象国の2年と10年の国債の長短金利差に着目し、そのランキング

国債ロング・ショート2.5戦略とは ファンドの運用プロセス投資対象国の2年と10年の国債の長短金利差に着目し、そのランキングに従って国別配分を毎月見直し、金利変動による影響を抑制しながらリターンを追求するロング・ショート型の運用戦略です。

※資金動向、市場動向等によっては、戦略通りの運用ができない場合があります。

(2)国債先物ポートフォリオの国別基本配分(イメージ図)

7位5位 6位6 75

3位1位 2位 321

+100% +75% +75%

-75%-75% -100%

純資産総額に対する割合 純資産総額に対する割合国債先物の買建て

国債先物の売建て+250% -250%

※当ファンドはリターンを追求する目的で、レバレッジを活用します。※長短金利差がまったく同じでランキングが同順位(同率)の場合など、市場および地域分散を考慮して、国別配分を決定することがあります。

※上記の数値を上回る場合も、下回る場合もあります。

(1)投資対象国の長短金利差のランキング(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、カナダ、豪州)

※15ページの「ご参考:修正デュレーションとは?」をご参照ください。

(3)国債先物ポートフォリオの修正デュレーションをおおむねゼロに近づけるよう国別配分を調整します。

(4)原則として、毎月、上記のプロセスにより国別配分を見直し運用収益の確保を目指します。

長短金利差の大きいグループ 中間(投資しません) 長短金利差の小さいグループ

6位6 7位75位54位43位32位21位1

■「国債ロング・ショート2.5戦略」を活用し、透明性の高いポートフォリオを構築します。

投資対象国 : 日本、米国、英国、ドイツ、フランス、カナダ、豪州の7ヵ国

投資対象国の長短金利差のランキングをもとに、国債先物ポートフォリオの国別基本配分を決定

国債先物ポートフォリオの修正デュレーションをおおむねゼロに近づけるよう

国別配分を調整し、ロング・ショートのポジションを構築

海外の国債先物取引にともなう外貨建て部分の為替ヘッジ、日本の短期公社債およびコールローン等への比率を決め、

ポートフォリオを構築

月次リバランス

4

Page 6: 国債ロング・ショート2.5戦略ファンド(年2回決算 …...国債ロング・ショート2.5戦略とは ファンドの運用プロセス 投資対象国の2年と10年の国債の長短金利差に着目し、そのランキング

国債ロング・ショート2.5戦略が長短金利差に着目する理由長短金利差は、外債(円ヘッジ)の収益率に比較的高い影響を与えています。長短金利差が大きい国の債券は、長短金利差が小さい国の債券よりも円ヘッジ後の収益率が高くなる傾向があります。※ 当戦略では、外貨建てポジションには為替ヘッジを行い、為替変動リスクを抑制します。ただし、その際にヘッジコストがかかる場合があります(通常、ヘッジを行う通貨の短期金利が円の短期金利より高い場合は、金利差相当分のヘッジコストがかかります)。

①外債(円ヘッジ)の実質的な利回りの考え方(イメージ図) ②各国国債の収益率(円ヘッジ)と長短金利差との関係

■ヘッジコストは理論上、外債の短期金利と日本の短期金利との差になります。 ■長期金利が高い外債Bよりも、長短金利差が大きい外債Aの方が、円ヘッジ後の利回りの魅力度は高くなります。

■長期的にみた場合、投資対象国の国債の収益率(円ヘッジ)と、長短金利差には関連性がみられます。 ■長短金利差が大きいほど、関連する国債の収益率が高くなる傾向がみられます。

長短金利差: 各国2年国債利回りと10年国債利回りの差の期間平均値収益率(円ヘッジ): 各国国債の円ヘッジベースの年率リターン(FTSE国債インデックス、7-10年)期間:1999年12月末~2020年1月末

※当資料では、あくまで当戦略の長期的なデータを示すことを目的として、設定前(2020年1月末)までのシミュレーションデータを使用しています。※上記は過去のシミュレーション結果を示したものであり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。また、当ファンドの運用実績ではありません。

日本国債長期金利

長短金利差

短期金利

長短金利差

長期金利

短期金利≒ヘッジコスト

外債A 外債B

利回り

魅力度 小魅力度 大

「外債(円ヘッジ)利回り」 ≒ 「日本の短期金利」 + 「外債の長短金利差」

長期金利比較:日本国債 < 外債A < 外債B

長短金利差比較:日本国債 < 外債B < 外債A

5

4

3

2

1

0

長短金利差

収益率(円ヘッジ)

0.0% 0.5% 1.0% 1.5%

米国

フランス

ドイツ

カナダ

英国

日本豪州

(%)

5

Page 7: 国債ロング・ショート2.5戦略ファンド(年2回決算 …...国債ロング・ショート2.5戦略とは ファンドの運用プロセス 投資対象国の2年と10年の国債の長短金利差に着目し、そのランキング

③各国国債の収益率(円ヘッジ)と長短金利差ランキングの関係

■各国国債の収益率(円ヘッジ)と、毎月の長短金利差ランキングには関連性がみられます。 ■ランキングが高いほど、収益率が高くなる傾向がみられます。

■国債ロング・ショート2.5戦略に準じて、毎月の長短金利差によるランキング上位3ヵ国で構成されるポートフォリオと、下位3ヵ国で構成されるポートフォリオのリターンを試算したものです。(上位3ヵ国のポートフォリオは、ランキング1位、2位、3位の国債を「100:75:75」、下位3ヵ国のポートフォリオはランキング5位、6位、7位の国債を「75:75:100」の割合で構成したものとして試算しています。) ■上位3ヵ国ポートフォリオと下位3ヵ国ポートフォリオのリターンには、大きなかい離がみられます。

各月の長短金利差ランキング1~7位の収益率(円ヘッジ)を測定収益率(円ヘッジ): 各国国債の円ヘッジベースの月次リターン(FTSE国債インデックス、7-10年)を

用いて年率リターンを試算期間:1999年12月末~2020年1月末

各ポートフォリオのリターン: 各国国債の円ヘッジベースの月次リターン(FTSE国債インデックス、7-10年)を用いて試算

期間:1999年12月末~2020年1月末、月次

※当資料では、あくまで当戦略の長期的なデータを示すことを目的として、設定前(2020年1月末)までのシミュレーションデータを使用しています。※上記は過去のシミュレーション結果を示したものであり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。また、当ファンドの運用実績ではありません。

④長短金利差によるリターンの違い

6

5

4

3

2

1

0

収益率(円ヘッジ)

1位 2位 3位 4位長短金利差ランキング

5位 6位 7位

(%)700

600

500

400

300

200

100

0

-10000 18 20(年)1614121008060402

長短金利差によるランキング上位3ヵ国で構成されるポートフォリオ 当ファンドが

ねらう収益源の考え方

(%)

長短金利差によるランキング下位3ヵ国で構成されるポートフォリオ

●当ファンドでは、長短金利差によるランキング上位3ヵ国で構成されるポートフォリオを買建て(ロング)、下位3ヵ国で構成されるポートフォリオを売建て(ショート)ます。●先進国間の金利動向には連動性がみられることから、先進国の国債先物をロング・ショートすることで、国債先物ポートフォリオ全体の金利変動リスクを抑制しつつ、ロングおよびショートの両ポジションからのリターンのかい離部分を収益化することを目指します。●売建て(ショート)のポジションは、国債先物ポートフォリオの修正デュレーションをおおむねゼロにするために必要であり、金利変動リスクを抑制する効果が期待できます。

6

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※純資産総額に対する比率です。なお、国別投資配分比率は修正デュレーションをおおむねゼロに近づけるために国別基本配分を調整した後の比率であり、上記比率はマザーファンドの純資産総額を100%として計算した値です。

※上記の比率は当資料作成時点のものです。必要な証拠金額は定期的に見直されますので、投資比率は今後変更される可能性があります。※上記の国別投資配分比率は過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。出所:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社

投資対象および比率

日本の短期公社債約50%~60%

日本のコールローン等約30%~40%約30%~40%

国別投資配分比率(2020年8月末時点)国別基本配分(イメージ図)

豪州100.7%

米国74.8%

フランス74.6%

カナダ0.0%

ドイツ-76.7%

英国-76.6%

日本-102.9%

合計(グロス) : 506.3%合計(ネット) : -6.1%国債先物ポートフォリオの修正デュレーション(国別配分調整後) : 0.17

+100%+75%+75%

-75%-75%-100%

国債先物取引(証拠金)約10%

■海外の国債先物取引には、買建て額/売建て額に対する為替変動の影響はありません。ただし、評価損益部分については、為替変動の影響があります。■国債先物取引を行うための証拠金を外貨で差し入れる場合は、その部分に為替変動の影響があります。

先物と現物との比較(海外の国債に投資する場合)海外の国債先物取引の場合 海外の現物国債取引の場合

国債先物

証拠金

国債先物評価損益

現物国債

現物国債評価損益

為替変動リスクなし

為替変動リスクあり

為替変動リスクあり

為替変動の影響

ファンドの投資対象について(概念図)

各国国債への投資には国債先物取引を活用し、買建て(ロング)と売建て(ショート)のポジションをそれぞれファンドの純資産総額の250%程度構築します。

ファンドにおける為替変動の影響について(概念図)

実質的な外貨建てポジションについては、原則として為替ヘッジを行っており、為替変動リスクを抑制しています。

7

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ファンドの運用状況基準価額および純資産総額の推移

2020年2月 2020年3月 2020年4月 2020年5月 2020年6月 2020年7月 2020年8月日本 -75% -75% -100% -100% -100% -100% -100%

米国 - 75% 75% 75% 75% 75% 75%

英国 -75% -75% -75% -75% -75% - -75%

ドイツ 75% - -75% -75% -75% -75% -75%

フランス 100% 100% 100% 75% 75% 75% 75%

カナダ -100% -100% - - - -75% -

豪州 75% 75% 75% 100% 100% 100% 100%

※国別基本配分比率は、前月末の長短金利差によって決定します。

各月末の国債先物部分の国別投資配分比率

2020年2月 2020年3月 2020年4月 2020年5月 2020年6月 2020年7月 2020年8月

日本 -80.62% -75.72% -105.21% -102.05% -101.88% -103.22% -102.91%

米国 - 71.21% 73.72% 73.14% 72.89% 71.62% 74.76%

英国 -77.07% -73.16% -78.78% -76.21% -76.79% - -76.58%

ドイツ 72.70% - -76.33% -77.57% -80.35% -79.62% -76.68%

フランス 97.71% 90.17% 97.49% 75.40% 73.38% 75.61% 74.61%

カナダ -101.52% -96.43% - - - -77.00% -

豪州 71.67% 63.49% 77.77% 101.39% 100.66% 100.21% 100.71%

※ 国別投資配分比率は、ファンド全体の修正デュレーションをおおむねゼロに近づけるために国別基本配分を調整しています。

※比率は、マザーファンドの純資産総額を100%として計算した値です。

※基準価額は1万口当たり、信託報酬控除後です。※当ファンドは、2020年8月末現在において分配を行っておりません。※ファンドの騰落率は税引前分配金を再投資した場合の数値です。※ファンドの購入時には購入時手数料、換金時には税金等の費用がかかる場合があります。※騰落率は実際の投資家利回りとは異なります。

資産別構成比率

資産 2020年8月末時点日本の短期公社債 47.1%日本のコールローン等 41.3%国債先物取引(証拠金) 11.6%

※比率はマザーファンドの純資産総額を100%として計算した値です。※コールローン等には現金等も含まれています。

※上記は過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

各月の国債先物部分の国別基本配分比率

10,200

10,000

9,800

9,600

9,400

9,200

9,000

600

500

400

300

200

100

02020年2月 2020年6月 2020年7月 2020年8月2020年5月2020年4月2020年3月

(円) (億円)純資産総額(右軸) 基準価額(左軸)

騰落率(2020年8月末時点)1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 設定来-0.42% 0.27% -3.40% -3.76%

8

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国債ロング・ショート2.5戦略のリターン(シミュレーション)

世界的な金融危機局面においても円ベースの価額下落リスクを抑制しています。

累積リターンの推移(円ベース)300

250

200

150

100

50

01999年12月

2019年12月

2001年12月

2003年12月

2005年12月

2007年12月

2009年12月

2011年12月

2013年12月

2015年12月

2017年12月

国債ロング・ショート2.5戦略 欧州債務危機

リーマン・ショック

1999年12月末を100として指数化

リターンとリスクの概要(円ベース、2020年1月末時点)年率リターン 年率リスク 投資効率(リターン/リスク)

過去1年 4.82% 5.31% 0.91過去3年 6.01% 5.12% 1.18過去5年 3.43% 5.90% 0.58過去10年 5.21% 6.66% 0.78過去15年 5.35% 7.22% 0.74

1999年12月末来 5.37% 7.23% 0.74最大ドローダウン -12.04%

上記の「最大ドローダウン」は、過去の月末ベースの最高の数値からの下落率のうち最大のもので、月末基準で最悪のタイミングで投資していたと仮定した場合の下落率を示します。※ 当資料では、あくまで当戦略の長期的なデータを示すことを目的として、設定前(2020年1月末)までのシミュレーションデータを使用しています。※ 上記のシミュレーションは、投資者のみなさまに当ファンドの運用についてご理解いただくために、当ファンドが投資する各市場の代表的な指数を使用して試算した結果(想定上の取引コストを控除済、信託報酬控除前)であり、実在するポートフォリオの値ではありません。上記は過去のものおよびシミュレーションの結果であり、将来の運用成果などを約束するものではありません。当ファンドの実際の運用においては、売買コスト等や信託報酬等、運用資産の規模、設定解約にともなう資金流出入、実際に行うリバランスのタイミングなどによる影響などが生じます。そのため、当ファンドの運用成果は、上記シミュレーションとは異なります。

※ 上記で使用した指数は、19ページの「当資料で使用した指数について」をご参照ください。なお、使用した指数は、当ファンドのベンチマークではありません。※期間:1999年12月末~2020年1月末、月次出所:ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社

シミュレーションⅠ

9

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保有期間別リターン(円ベース)を見ると、保有期間1年の場合、国債ロング・ショート2.5戦略は230回中215回がプラスとなり、保有期間3年の場合は、すべてプラスとなっています。

1年間保有した場合のリターン(年率、円ベース) 3年間保有した場合のリターン(年率、円ベース)

25.0

20.0

15.0

10.0

5.0

0.0

-5.0

-10.01999年12月

2003年12月

2007年12月

2011年12月

2015年12月

2019年12月

リターンがプラスになった回数 : 215回/230回  

(%)平均 5.77%最大 21.04%最小 -5.44%

1999年12月

2003年12月

2007年12月

2011年12月

2015年12月

2019年12月

12.0

10.0

8.0

6.0

4.0

2.0

0.0

リターンがプラスになった回数 : 206回/206回  

(%)平均 5.81%最大 10.14%最小 1.17%

※期間中の各月末時点の1年前または3年前から、同一の戦略に投資した場合のそれぞれの年率のリターンを試算しています。※当資料では、あくまで当戦略の長期的なデータを示すことを目的として、設定前(2020年1月末)までのシミュレーションデータを使用しています。※ 上記のシミュレーションは、投資者のみなさまに当ファンドの運用についてご理解いただくために、当ファンドが投資する各市場の代表的な指数を使用して試算した結果(想定上の取引コストを控除済、信託報酬控除前)であり、実在するポートフォリオの値ではありません。上記は過去のものおよびシミュレーションの結果であり、将来の運用成果などを約束するものではありません。当ファンドの実際の運用においては、売買コスト等や信託報酬等、運用資産の規模、設定解約にともなう資金流出入、実際に行うリバランスのタイミングなどによる影響などが生じます。そのため、当ファンドの運用成果は、上記シミュレーションとは異なります。

※上記で使用した指数は、19ページの「当資料で使用した指数について」をご参照ください。なお、使用した指数は、当ファンドのベンチマークではありません。※ 期間:1999年12月末~2020年1月末、月次出所:ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社

シミュレーションⅡ

10

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シミュレーションⅢ国債ロング・ショート2.5戦略と主要資産との相関は低く、特に株式とはおおむね無相関となっているため、当戦略を組み合わせて保有すると投資効率が上がり、分散効果が期待できます。主要資産との相関係数

国債ロング・ショート2.5戦略

日本株式 外国株式(円ベース)

世界債券(円ベース)

世界債券(円ヘッジ)

国債ロング・ショート2.5戦略

1.00 0.04 -0.06 0.15 0.41

日本株式 1.00 0.72 0.38 -0.31

外国株式(円ベース) 1.00 0.57 -0.38

世界債券(円ベース) 1.00 0.11

世界債券(円ヘッジ) 1.00

※ 当資料では、あくまで当戦略の長期的なデータを示すことを目的として、設定前(2020年1月末)までのシミュレーションデータを使用しています。

※ 上記のシミュレーションは、投資者のみなさまに当ファンドの運用についてご理解いただくために、当ファンドが投資する各市場の代表的な指数を使用して試算した結果(想定上の取引コストを控除済、信託報酬控除前)であり、実在するポートフォリオの値ではありません。上記は過去のものおよびシミュレーションの結果であり、将来の運用成果などを約束するものではありません。当ファンドの実際の運用においては、売買コスト等や信託報酬等、運用資産の規模、設定解約にともなう資金流出入、実際に行うリバランスのタイミングなどによる影響などが生じます。そのため、当ファンドの運用成果は、上記シミュレーションとは異なります。

※ 上記で使用した指数は、19ページの「当資料で使用した指数について」をご参照ください。なお、使用した指数は、当ファンドのベンチマークではありません。

※期間:1999年12月末~2020年1月末、月次出所: ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式

会社

組み合わせ保有例

国債ロング・ショート2.5戦略

日本株式 外国株式(円ベース)

世界債券(円ベース)

世界債券(円ヘッジ)

日本株式50%+国債ロング・ショート2.5戦略

50%

外国株式(円ベース)50%+国債ロング・ショート2.5戦略

50%リスク(年率) 7.23% 17.18% 18.47% 6.80% 2.94% 9.44% 9.70%リターン(年率) 5.37% 1.58% 5.12% 4.58% 2.59% 3.90% 5.80%投資効率

(リターン/リスク) 0.74 0.09 0.28 0.67 0.88 0.41 0.60

※組み合わせ保有例は、保有比率を月次でリバランスすることを前提としております。

国債ロング・ショート2.5戦略6

5

4

3

2

1

00 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20(%)

(%)外国株式(円ベース)50%

+国債ロング・ショート2.5戦略50%

日本株式50%+国債ロング・ショート2.5戦略50%

世界債券(円ヘッジ)

世界債券(円ベース)

外国株式(円ベース)

日本株式

リスク・リターンの比較(年率、円ベース)

リターン

リスク(注) リスクは月次リターンの標準偏差を年率換算しています。標準偏差とは、平均的なリターンからどの程度値動きが

かい離するか、値動きの振れ幅の度合いを示す数値です。

11

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ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)のご紹介 ■ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、1978年に設立され、3.05兆米ドル※(約330兆円、2020年6月末時点、1米ドル=107.74円で換算)の運用資産を有する世界有数の運用会社です。 ■グローバルネットワークに蓄積された豊富なデータおよび経験によって培われた先端テクノロジーをポートフォリオ運用に活用することで、効率的かつ柔軟性に優れた運用を行います。

順位 運用会社 運用資産総額(兆円※※)

1 ブラックロック 663

2 バンガード・グループ 540

3 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ 279

4 フィデリティ・インベストメンツ 269

5 アリアンツ・グループ 249

6 JPモルガン・チェース 221

7 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン 191

8 アムンディ 190

9 キャピタル・グループ 186

10 アクサ・グループ 181出所:ペンションズ・アンド・インベストメンツ/ウイリス・タワーズワトソン『グローバル500調査』のデータをSSGAが円換算※※1米ドル=111円(2018年12月末時点)で換算

写真:SSGA米国ボストン本社

グローバル運用資産総額ランキング(2018年12月末時点)

※ 運用資産残高には、約695億米ドル(2020年6月末時点)のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・ディストリビューターズ・エルエルシー(以下「SSGA FD」)が取り扱っているSPDR ETFの残高を含みます。SSGA FDはSSGAの関連会社です。

当ファンドはステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)の日本拠点に在籍するインベストメント・ソリューションズ・グループが運用を担当します。当グループは、世界中の投資家が抱える運用課題を解決するために、自ら運用モデルや投資手法を考案しながら具体的なソリューション(解決策)を提供し、実際のファンド運用まで担っています。日本拠点には、ファンド運用を実際に担当するポートフォリオ・マネージャーとともに専任のリサーチ担当者を配置し、世界で50名を超えるメンバーと戦略開発や投資判断の面で密接に協働しています。当ファンドで実践する運用戦略は、低金利環境にある国債市場において、利回りと収益向上を目的に提供されているソリューションの一つです。

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ご参考 : ロング・ショート戦略とは? ■ロング・ショート戦略とは、相対的に投資魅力度の高い資産を買建て(ロング)、相対的に投資魅力度の低い資産を売建てる(ショート)投資手法をいいます。 ■当ファンドでは、投資魅力度の高い国の10年国債先物を買建てる「ロングポジション」(価格が上昇することで利益が出て、価格が下落することで損失が生じる)だけではなく、投資魅力度の低い国の10年国債先物の売建て「ショートポジション」(価格が上昇することで損失が生じ、価格が下落することで利益が出る)を組み合わせることで、金利変動リスクを抑制しながら市場の方向性(上昇/下落)に関わらず利益を得ようとする投資戦略です。

国債先物価格上昇時(金利下落時)の損益

A国債先物は買建てなので5%の益ですが、B国債先物は売建てなので2%の損となり、全体では3%の益となります。

A国債先物は買建てなので2%の益ですが、B国債先物は売建てなので5%の損となり、全体では3%の損となります。

A国債先物は買建てなので5%の損ですが、B国債先物は売建てなので2%の益となり、全体では3%の損となります。

「買建て」と「売建て」のイメージ ロング・ショート戦略の損益のイメージ

買建ての場合「買建て」とは、国債先物を買うことをいいます。後で売ることで、買値と売値の差額のみ決済します。

売建ての場合「売建て」とは、国債先物を売ることをいいます。後で買うことで、売値と買値の差額のみ決済します。

※上記のイメージ図は、一般的なロング・ショート戦略をご理解いただくことを目的に作成したものであり、すべてを説明したものではありません。また、当ファンドの運用成果などを保証するものではありません。※ロングとショートの双方で損失が生じた場合は、通常想定される以上に当ファンドの運用成果が影響を被る可能性があります。

ロング・ショート戦略の損益 = 買建て国債先物の損益 + 売建て国債先物の損益

取引時点 決済時点

利益

損失

買建て 転売

上昇

下落

価格

取引時点 決済時点

損失

利益

売建て 買戻し

上昇

下落

価格

5%の価格上昇⬆5%の益⬆

A国債先物

2%の価格上昇⬆2%の損⬇

B国債先物

3%の益全体

買建て

A国債先物

売建て

B国債先物

※当イメージ図では説明を簡略化させるため、買建てと売建ての各投資額は同額としています。

2%の価格上昇⬆2%の益⬆A国債先物

5%の価格上昇⬆5%の損⬇

B国債先物 3%の損

全体

例 A国債先物を買建て/B国債先物を売建て

2%の価格下落⬇2%の損⬇

A国債先物

5%の価格下落⬇5%の益⬆

B国債先物

3%の益全体

5%の価格下落⬇5%の損⬇

A国債先物

2%の価格下落⬇2%の益⬆B国債先物

3%の損

全体

国債先物価格下落時(金利上昇時)の損益

A国債先物は買建てなので2%の損ですが、B国債先物は売建てなので5%の益となり、全体では3%の益となります。

損益がプラスになる例

損益がマイナスになる例

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ご参考 : 先物取引とは? ■先物取引とは、「将来に行われる取引について、今の時点で原資産(国債先物であれば国債が原資産)の価格を約束すること」です。 ■先物取引は、商品、為替、株式、債券などさまざまな資産で行われます。当ファンドで用いる国債先物は、取引所に上場されており、流動性が高く、機関投資家を中心にさまざまな投資家が取引しています。 ■先物取引は、他のデリバティブ取引同様、証拠金制度を採用しており、少ない金額で大きな取引(レバレッジ)を行うことができます。ポジションに対して数%の証拠金を差し入れることで取引ができます。ただし、必要な証拠金額は、取引所や種別などによって異なり、 定期的に見直されます。 ■決済は、通常、反対売買をして差額を 授受する差金決済方式なので、多くの資金を必要としません。 ■債券先物に投資することは、同年限の現物債券に投資することとほぼ同様な経済効果が見込めることから、現物債券投資の代替手段としても利用されています。

※上記は、先物取引の概要であり、すべてを網羅したものではありません。

レバレッジ(テコの原理)のイメージ図

少ない資金でも

大きな取引が可能に

投資信託における先物取引の活用(イメージ)投資信託では、例えば現物債券へ投資を行う場合には元手となる資金が必要になるため、投資比率を高めた場合、それに応じてファンドが保有する現金が減少します。現物債券の組入比率が100%となった場合、現金はゼロとなります。ここで、現物債券に代えて債券先物取引を用いて投資を行う場合、先物取引で必要となる証拠金は、現物債券の購入資金と比べて少額ですむため、現金がファンドの中に残ることになります。

■現物債券取引の場合

保有資産(運用資産) 購入資金

■債券先物取引の場合

保有資産(運用資産)

余裕資金(現金)

証拠金

■債券先物取引の活用証拠金を2倍差し入れると保有資産(運用資産)も2倍にすることができます。

保有資産(運用資産)

保有資産(運用資産)

余裕資金(現金)

証拠金証拠金

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ご参考 : 修正デュレーションとは? ■デュレーションとは、債券投資における元本の平均回収期間を示すものです(単位は「年」)。債券を保有することによって利子および元本(=キャッシュフロー)を受け取ることのできるまでの期間を加重平均したものです。 ■一方、修正デュレーションとは、金利変動による債券価格の感応度を示す指標です。修正デュレーションは利回り1%の変化に対して債券価格がどの程度変化するのかを示します。 ■例えば、修正デュレーションが1の場合、金利が1%上昇すると債券価格はおおむね1%下落することとなります。修正デュレーションが大きいということは、金利変動リスクが大きいことを示します。

ご参考 : 7ヵ国のイールドカーブ(2020年8月末時点)

金利と債券、修正デュレーションの関係(イメージ図)

金利の上昇

債券価格の下落

修正デュレーションの大きい債券

修正デュレーションの小さい債券

金利変動リスク小 大

豪州

フランス

英国

日本

カナダ

ドイツ

米国

3210-1

2年 10年 20年 30年

2年と10年の金利差 : 0.18%

0.06-0.12

3210-1

2年 10年 20年 30年

2年と10年の金利差 : 0.40%

0.34-0.07

3210-1

2年 10年 20年 30年

2年と10年の金利差 : 0.48%

-0.11

-0.60

3210-1 2年 10年 20年 30年

2年と10年の金利差 : 0.78%

1.030.25

3210-1

2年 10年 20年 30年

2年と10年の金利差 : 0.59%

0.720.14

3210-1

2年 10年 20年 30年

2年と10年の金利差 : 0.27%

-0.40-0.66

3210-1

2年 10年 20年 30年

2年と10年の金利差 : 0.38%

0.660.28

イールドカーブとは?■債券の利回りと残存期間の関係をグラフ化したもので、利回り曲線のことです。

■縦軸に利回り、横軸に債券の残存年数(残存期間)をとり、各債券の残存年数と利回りに対応する点をつないで作成しています。

出所 : ブルームバーグ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社

(%) (%)

(%) (%)

(%) (%)

(%)

15

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ファンドの投資リスク当ファンドは、主にマザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に主要先進国の10年国債先物等に投資を行いますが、主として以下に掲げる要因等により基準価額が

大きく変動する場合があり、その運用成果(損益)はすべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみなさまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。なお、投資信託は預貯金とは異なります。当ファンドの主なリスクおよび、留意点は以下のとおりですが、当ファンドのリスクおよび留意点を完全に網羅してはいませんのでご注意ください。また、ファンドのリスクは以下に

限定されるものではありません。

金利変動リスク公社債等の価格は、一般に金利が上昇した場合には下落し、金利が下落した場合には上昇します(価格の変動幅は、残存期間、発行体等により異なります。)。したがって、金利が上昇した場合、当ファンドが実質的に保有する公社債等の価格が下落し、基準価額が下落する要因となります。また、国債先物取引も一般的な公社債等と同様に金利変動の影響を受けるため、金利の変動により基準価額が下落する場合があります。

信用リスク 一般に、公社債や短期金融商品等の発行体にデフォルト(債務不履行)が生じた場合、またはデフォルトが予想される場合には、当該公社債等の価格は大幅に下落することになります。したがって、組入公社債等にデフォルトが生じた場合、またデフォルトが予想される場合には、基準価額が下落する要因となります。

為替変動リスク 当ファンドの主要投資対象である先進国の国債先物の投資にともなって発生した為替変動リスク等は為替ヘッジを行いますが、為替変動による影響を完全に回避することはできません。

デリバティブ取引のリスク

当ファンドは主要先進国の国債先物に投資を行い、それにともなって発生した為替変動リスクを為替先渡取引を用いてヘッジします。国債先物や為替先渡取引等デリバティブ取引は、投資目的を効率的に達成するために用いられ、または価格変動の影響を回避する目的で用いられますが、その取引にはコストとリスクがともない、その目的が達成される保証はありません。デリバティブ取引は、一般に少額の証拠金・担保金等を差入れることで、より大きな金額の取引を行います。当ファンドでは、原則として、国債先物のロングとショートのポジションをそれぞれファンド純資産総額の250%程度構築して維持します。それにより、いわゆるレバレッジがかかることになり、市場価格の変動が増幅されて大きな影響を被る可能性があります。また、デリバティブ取引の相手方が破たんするなどして、契約が履行されずに損失を被るリスクがあります。このような事態が生じた場合には当ファンドの運用成果に影響を与えます。

ロング・ショート戦略のリスク

当ファンドは、定量的なプロセスを通じて、国債先物のロング(買建て)とショート(売建て)のポジションを構築する戦略により投資収益を追求しますが、当戦略がその目的を達成できる保証はありません。買建てた国債先物の価格が、売建てた国債先物の価格より値下がりした場合、もしくは、売建てた国債先物の価格が買建てた国債先物の価格より値上がりした場合等には損失が発生し、それにともない、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。また、買建てた国債先物が値下がりし、売建てた国債先物が値上がりする等、逆の動きにより双方で損失が出る場合には、基準価額の下落が大きく拡大する可能性があります。

<分配金に関する留意事項> ●投資信託の分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。なお、分配金の有無や金額は確定したものではありません。 ●分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合があります。その場合、 当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。 ●投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部ないし全部が、実質的には元本の一部払い戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、 分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。

当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。

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お申込みメモ(みずほ証券でお申込みの場合)※ご購入の際は、投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

購入・換金の申込受付日 原則として、申込不可日を除きいつでも購入・換金のお申込みができます。

購 入 単 位 分配金受取コース  1万口以上1口単位 1万円以上1円単位分配金再投資コース 1万円以上1円単位

購 入 価 額 購入申込受付日の翌営業日の基準価額(基準価額は1万口当たりで表示しています)

換 金 単 位 1口以上1口単位

換 金 価 額 換金申込受付日の翌営業日の基準価額

換 金 代 金 原則として換金申込受付日から起算して5営業日目からお支払いします。

購入・換金申込不可日 原則として、申込日が米国、英国、ドイツ、フランス、カナダもしくは豪州いずれかの証券取引所または銀行の休業日に該当する日には、購入・換金のお申込みの受付を行いません。

換 金 制 限 信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口換金には制限を設ける場合があります。

購 入 ・ 換 金申 込 受 付 の 中 止お よ び 取 消 し

取引所における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情(投資対象国における非常事態(金融危機、デフォルト、重大な政策変更、クーデター等政変、テロリズム、戦争、天災地変等)による市場の閉鎖または流動性の極端な減少ならびに資金の受渡しに関する障害等)があるときは、委託会社の判断により、購入・換金のお申込みの受付の中止および取消しを行う場合があります。

信 託 期 間 2030年1月21日まで(2020年2月3日設定)

繰 上 償 還 受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合または下回ることが明らかとなった場合、受益者のため有利であると認める時、またはやむを得ない事情が発生した時は、償還することがあります。

決 算 日 毎年1月20日、7月20日(休業日の場合は翌営業日)

収 益 分 配 年2回の決算時に収益分配方針に基づき収益の分配を行います。ただし、委託会社の判断により分配を行わない場合があります。

課 税 関 係課税上は株式投資信託として取り扱われます。公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度(NISA)、未成年者少額投資非課税制度(ジュニアNISA)の適用対象です。配当控除および益金不算入制度は適用されません。

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お客さまにご負担いただく手数料等について(みずほ証券でお申込みの場合)

●お客さまが直接的に負担する費用ご購入時

購入時手数料

購入金額に応じて、購入価額に以下の手数料率を乗じて得た額とします。購入時手数料は、商品や投資環境の説明および情報提供等、ならびに購入に関する事務手続き等にかかる費用の対価として、販売会社に支払われます。1億円未満 1.65%(税抜1.5%)1億円以上3億円未満 1.1%(税抜1.0%)3億円以上 ありません。

ご換金時

換金時手数料 ありません。

信託財産留保額 ありません。

●お客さまが間接的に負担する費用

運 用 管 理 費 用( 信 託 報 酬 )

信託報酬の総額は、日々のファンドの純資産総額に年率0.99%(税抜0.90%)の信託報酬率を乗じて得た額とします。ファンドの信託報酬は、日々計上され、毎計算期間末(当日が休業日の場合は翌営業日とします。)または信託終了のときに、信託財産から支払います。〈信託報酬率の配分(税抜)〉

支払先 内訳(年率) 役務の内容委託会社 0.425% 信託財産の運用等の対価

販売会社 0.450% 交付運用報告書等各種書類の送付、口座内でのファンドの管理、購入後の情報提供等の対価

受託会社 0.025% 運用財産の管理、委託会社からの指図の実行等の対価

その他の費用・手 数 料

その他の費用・手数料として、以下の費用等がファンドから支払われます。これらの費用等は、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を表示することができません。• 組入有価証券等の売買の際に発生する売買委託手数料• 外国での資産の保管等に要する費用• その他信託事務の処理に要する諸費用• 投資信託振替制度に係る手数料および費用• 法定書類等の作成等に要する費用• 監査にかかる費用等

上記の手数料等の合計額等については、投資家のみなさまがファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することはできません。

ファンドの費用

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その他注意事項【委託会社その他の関係法人】

委託会社 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社 信託財産の運用指図を行います。

受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 信託財産の保管・管理業務等を行います。

販売会社 みずほ証券株式会社 募集の取扱いおよび販売、投資信託説明書(目論見書)・運用報告書の交付、収益分配金の再投資、収益分配金、一部解約金および償還金の支払いに関する事務等を行います。

【投資信託および当資料に関する留意点について】● 当資料は、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社が作成した販売用資料です。● 当資料は、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社が信頼できると判断したデータにより作成していますが、その内容の完全性、正確性について、同社が保証するものではありません。また、掲載データは過去のものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。

● 当資料における内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更される場合があります。● 投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建て資産には為替変動リスクもあります)を投資対象としているため、お客さまの資産が当初の投資元本を割り込み、損失が生じることがあります。●投資信託は1. 預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加えて、証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象にもなりません。

2. 購入金額については元本保証および利回り保証のいずれもありません。3. 投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなります。

● お申込みに際しては、販売会社からお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

【当資料で使用した指数について】●国債ロング・ショート2.5戦略のリターン(シミュレーション)で使用した指数は次のとおりです。投資対象国(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、カナダ、豪州)のFTSE国債インデックス(7-10年、円ヘッジベース)

●主要資産との相関係数で使用した指数は次のとおりです。日本株式:東証株価指数(TOPIX)(配当込み)、外国株式(円ベース):MSCI KOKUSAI指数(為替ヘッジなし、円ベース)、世界債券(円ベース):FTSE世界国債インデックス(為替ヘッジなし、円ベース)、世界債券(円ヘッジ):FTSE世界国債インデックス(為替ヘッジあり、円ベース)

【指数の著作権】●MSCIの各指数は、MSCI Inc.が開発、計算した株式指数です。同指数に関する著作権、知的財産その他の一切の権利は、MSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。

●FTSE世界国債インデックスは、FTSE Fixed Income LLCにより運営されている債券インデックスです。FTSE Fixed Income LLCは、本ファンドのスポンサーではなく、本ファンドの推奨、販売あるいは販売促進を行っておりません。このインデックスのデータは、情報提供のみを目的としており、FTSE Fixed Income LLCは、当該データの正確性および完全性を保証せず、またデータの誤謬、脱漏または遅延につき何ら責任を負いません。このインデックスに対する著作権等の知的財産その他一切の権利はFTSE Fixed Income LLCに帰属します。

●東証株価指数(TOPIX)(配当込み)は、東京証券取引所第一部に上場されているすべての株式の時価総額を指数化したものです。同指数は、株式会社東京証券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、㈱東京証券取引所が有しています。

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