ソナス・ファベール社 新製品発売のご案内...2020/06/05 ·...
TRANSCRIPT
株式会社ノア
東京都文京区音羽1丁目 1番 7号 正進社ホールディングスビル 4F
2020年 6月吉日
ソナス・ファベール社
新製品発売のご案内
お客様各位
拝啓 時下ますますご健勝にお過ごしのこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、
厚く御礼申し上げます。
弊社ではこの度、イタリア/ソナス・ファベール社より、新たなコレクションである“Olympica NOVA(オリンピカ・ノ
ヴァ)”を発売致します。
2013 年に発売し長い間大変ご好評をいただきました“Olympica(オリンピカ)・シリーズ”の全てをリ・デザイン
したコレクションです。キャビネット・デザインやサウンド・コンセプトは“オリンピカ”を踏襲しながら、同社がこれ
まで手掛けてきた数々のコレクションから得た経験や感性、技術を駆使し、“オリンピカ”へのトリビュートとして
生まれ変わった最新モデルです。
つきましては添付の資料をご高覧賜り、ご試聴ならびにご検討いただければ幸いに存じます。
敬具
記
以上
■ブランド名 Sonus faber (ソナス・ファベール/イタリア)
■製品名 Olympica NOVAⅤ(オリンピカ・ノヴァ Ⅴ)
Olympica NOVA Ⅲ(オリンピカ・ノヴァ Ⅲ)
Olympica NOVA Ⅰ(オリンピカ・ノヴァ Ⅰ)
※ NOVA Ⅰ推奨スピーカー・スタンド
Stand Olympica NOVA(スタンド・オリンピカ・ノヴァ)*既発売
■希望小売価格(ペア・税別) Olympica NOVA Ⅴ:1,950,000円
Olympica NOVA Ⅲ:1,400,000円
Olympica NOVA Ⅰ: 780,000円
※Stand Olympica NOVA:100,000円(既発売)
■発売日 2020年(令和 2年) 6月 5日
伝統と革新を融合した、新たな“OLYMPICA”
Sonus faber(ソナス・ファベール / イタリア)より 2013年に発売された“OLYMPICA(オリンピカ)”
シリーズは 現在の同社チーフ・サウンドデザイナーである「Paolo Tezzon(パオロ・テッツォン)」氏
が手掛けたモデルです。イタリアを代表する建築家「Andrea Palladio(アンドレア・パラディオ:1508
年~1580年」。彼がヴィチェンツァに贈った屋内型劇場の傑作、「Teatro Olimpico(テアトロ・オリン
ピコ)」は、ルネサンス期の建築としては非常に優れた音響設計として名高く、その名を冠したコレ
クションは同社の伝統と革新技術が融合され新たな息吹を感じさせる作品として高い評価を獲得し
ました。
“オリンピカ”コレクション発売から 7年の時が経ち、その間同社より数々の新たなモデルが送り出
されてきました。日本国内のみならず世界中で高く評価され続けた背景には、Made In Italyならでは
の意匠を凝らしたデザイン、熟練したクラフトマンシップ、絶えず先進的でありながら築き上げた伝
統へのトリビュートを続けてきた事などの拘りがあるからこそ、確固たるブランドとしての地位を築
き上げたのです。永きにわたり同じ信念を持ち続けた同社がこの度発売する新たなコレクションは、
“Olympica Nova(オリンピカ・ノヴァ)”シリーズ。 NOVAはラテン語で「新しい」を意味してお
り、本機は初代“オリンピカ”のデザインやサウンド・コンセプトを継承しながら、積み上げてきた
経験や感性、技術を結実させたソナス・ファベールからの新たな提案となります。
OLYMPICA Ⅲ
New:Olympica Nova Ⅴ
フロント・バッフルに剛性を高める
金属フレームを採用。
New:Olympica Nova Ⅲ
■卓越した技術によって実現できたキャビネット・デザイン
キャビネット側面は同社の上位コレクション“Homage Tradition(オマージュ・トラディション)”や
“AidaⅡ(アイーダ)”などにも採用されているプライウッド構造を継承。厚みの違うシート状の木材
を木目の角度を交互に 90 度変えて 8 層に積層させ、プレス機で加圧しながら美しくも強靭さを兼ね
備えた曲面を造形しています。側板表面はウォルナット突板半光沢仕上げとし、そのウォルナット突
板同士の接合部にはクリア・メイプルをダンピング素材として挟み込み使用しています。美しいウォ
ルナットの木目に白いラインを施したような印象的なデザインアクセントを持たせながら、異種木材
の組み合わせによって木の響きを活かしつつ不要振動を排除するソナス・ファベールならではの木工
加工技術がふんだんに盛り込まれています。また、キャビネット内部には補強リブを入念に配置する
ことで振動を減衰させドライバー・ユニット全体のパワーを万全に受け止めます。
●一新されたフロント・バッフル部
フロント・バッフルはキャビネット部と同じ突板仕上げにデザインを
一新。ソナス・ファベール伝統のレザー張りバッフルは「ツィーター」、
「ミッド・レンジ(ミッド・ウーファー)」専用のバッフルとして採
用、全てが職人による手作業で組み上げられています。またレザーを
張ることにより、美的配慮だけでなくバッフルの共振を制御する音質
面への効果を絶大に発揮します。
ドライバー・ユニットを装着する独立バッフルには金属フレームを採
用。複雑な音楽信号や大きな音量であっても歪の少ない正確な駆動を
することで、各ドライバー・ユニットのパフォーマンスを最大限に活
かし、またキャビネットの個性も十二分に引き出すことが可能です。
●独創的な左右非対称キャビネット
ソナス・ファベールが開発した、弦楽器の原型となるリュートをオ
マージュした「リュート・シェイプ」、竪琴形状をした進化系「ラ
イラ・シェイプ」などの長所を融合させた左右非対称型新デザイン
「エンハンスド・ライラ・シェイプ」を継承。“オリンピカ”コレク
ションで新開発されたこのデザインは、内部並行面をなくすことで
キャビネット内の定在波の発生を抑制し、且つ内部共振の大幅な低
減を実現します。
バスレフシステム簡略図
New:Olympica Nova Ⅲ
■革新的構造のバスレフシステム
バスレフポートをキャビネット斜め後方に垂直方向の直線的ポートとして配し、内部並行面のないキ
ャビネット形状と最適な吸音材配置をすることにより、ドライバー・ユニットの背圧は全てキャビネ
ット内で渦を巻くような螺旋の動きをしながらポートから排出されます(下図参照)。左右のスピー
カー位置を入れ替えてポートの出口を外側もしくは内側に向けることにより、リスニングルームによ
って異なる様々な条件下に応じた低域のレスポンス、音楽の空間表現や定位感を最適に調整する事が
できます。
“オリンピカ”ではポート出口に多孔ステンレススチール・プレートのリフ
レクター板を設けることで、気流の反射・拡散を制御していましたが、
新シリーズでは“オマージュ・トラディション”にも搭載されているアルミ
ニウム押し出し成型のリフレックス・ポートを設けた“Stealth Ultra Reflex
(ステルス・ウルトラフレックス)”機構を踏襲。
歪の原因ともなるポートから排出される気流の乱れを波状のポート出口
構造で最適化しノイズを極限まで抑制することにより、低域の再現性をよ
り向上させます。
■剛性に優れたアルミニウム素材を使用
天然の木材を使用して作られたキャビネットにCNC加工したアルミニウムプレートを取り付け、
キャビネットの上下を挟み込む独自構造「エキソ・スケルトン・クランプ」。
キャビネットをダンピングさせ振動成分を抑制するとともに、天
然木ならではの豊かな鳴りと適度に引き締まった低音の再生を
実現します。脚部にも新規設計のスチール製の堅牢なスパイクを
採用。同社ならではの美しい木製キャビネットの音響特性を引き
出すため、悪影響を及ぼす床面からの不要な共振や振動成分をキ
ャビネットに滞留させず、接地面に効率的に逃がすことで、より
淀みのないナチュラルな音楽を奏でることができます。
《左図参照》
ユニットの背圧は渦
を巻くような螺旋の
動きをしながら、
バスレフポートから
排出されます。
“旧 オリンピカ”
リフレクター板
“オリンピカ・ノヴァ”
リフレックス・ポート
■専用設計のドライバー・ユニット
《ミッド・レンジ》M15 XTR2-04
セルロース・パルプ、カポック、ケナフなどの
自然繊維を空気乾燥させ、独自にダイアフラム
に調合した 150mm径ペーパーコーン。ムービ
ングコイルは銅クラッド・アルミニウム巻線
(CCAW)で構成、特製銅合金によりムービン
グ・マスが低減する事でダイナミクスが向上。
銅リングを備えたアルミニウム製フェーズプ
ラグによりドライバー・ユニットのインパルス
応答を改善しながら相互変調歪みを低減、ダン
パーには高耐久なBIMAX特殊素材を使用。
バスケットは強靭なアルミニウム・ダイキャス
トフレームにより、淀みのないナチュラルなサ
ウンドを発揮します。
《ツィーター》H28 XTR3
28mm径シルク・ソフトドーム・ツィーター。
強靭なアルミニウム・ダイキャストのフレーム
に搭載されたソフトドーム・ツィーターの頂点
を部分的にダンピングさせ、ダイアフラムの逆
相挙動を抑制します。高域の透明感、伸びやか
さをより発揮させる独自の「DAD(Damped
Apex Dome)テクノロジー」。
磁気駆動回路にネオジム・キャップを設ける事
で細部のダイナミクスが向上。
《ミッド・ウーファー》MW15 XTR2-04
150mm径ペーパーコーンを使用。ミッド・レン
ジと同様の構造を採用。センターキャップは、
独自の繊維素材をコーティングさせることで、
歪み制限を低減、広い帯域の音楽信号でも最適
な再現をすることが可能です。また、ムービン
グコイルも専用設計にて銅クラッド・アルミニ
ウム巻線(CCAW)で構成、磁界の応答性を維
持しながらドライバーの可動範囲を広げ、低域
再現の最適化を図りました。ダンパーは高耐久
な BIMAX 特殊素材で、バスケットは強靭なア
ルミニウム・ダイキャストフレーム。
《ウーファー》W18XTR2-12
“オマージュ・トラディション”のために新開
発された駆動システムを基に設計された、独自
のサンドウィッチ構造 180mm 径ペーパーコー
ン。セルロース・パルプのシート 2枚の間にシ
ンタクティック・フォームを挟み込む構造は、
軽量で高い応答性かつ高剛性を実現し重厚か
つ引き締まった低域を再現。また、特に中・高
域との音色のつながりに配慮した設計として
います。ダンパーは高耐久なBIMAX特殊素材
で、バスケットは強靭なアルミニウム・ダイキ
ャストフレーム。
■高品位クロスオーバー・ネットワーク
“オリンピカ・ノヴァ”コレクションは、同社初の Clality Cap 社(UK)と共同設計によって生まれたカス
タムメイドのコンデンサなど、高品位なパーツをふんだんに使用しています。
回路は“オマージュ・トラディション”や“アイーダⅡ”にも採用されている「パラクロス・トポロジー(位
相幾何学)」に基づく設計となっています。各ドライバー・ユニットの振幅 / 位相特性、空間 / 時間特性を最
適化する一方、低周波数のインピーダンスを最適に制御してアンプとのマッチングに配慮しています。また、
高周波干渉を抑え、トランジェント特性を改善させることで、ノイズフィルターを押し下げる独自の設計に
より、本機のポテンシャルを存分に発揮することができます。
Olympica Nova Ⅴ
中/高域 クロスオーバー・ネットワーク
Olympica Nova Ⅲ
中/高域 クロスオーバー・ネットワーク
Olympica Nova Ⅰ
クロスオーバー・ネットワーク
形式 2ウェイ 2スピーカー バスレフ方式 ブックシェルフ型
使用ドライバー・ユニット 高域 “H28 XTR3” 28mm アローポイントDAD シルク・ソフトドーム型
中低域 “MW15 XTR2-04” 150mm コーン型(ナチュラル・ファブリック)
周波数特性 45~35,000Hz (ステルス・ウルトラフレックス含む)
出力音圧レベル 87dB/W/m
公称インピーダンス 4Ω
クロスオーバー周波数 2,500Hz
推奨アンプ出力 35~250W(クリッピングなし)
最大入力電圧 20Vrms
スピーカー端子 バイワイヤリング対応端子(HIGH / LOW)
外形寸法 W200mm×D395mm×H355mm (本体部、突起部含む)
W282mm×D395mm×H1080mm (Stand Olympuca Nova装着時)
本体重量 10kg/本:本体部
17kg/本:Stand Olympica Nova 装着時
希望小売価格(税別) 780,000 円(ペア):本体部
100,000 円(ペア):Stand Olympica Nova
正面 背面
Specification
Olympica Nova Ⅰ
(ストリング・グリル装着時)
形式 3ウェイ 4スピーカー バスレフ方式 フロアスタンド型スピーカー
使用ドライバー・ユニット 高域 “H28 XTR3” 28mm アローポイントDAD シルク・ソフトドーム型
中域 “M15 XTR2-04” 150mm コーン型(ナチュラル・ファブリック)
低域 “W18XTR2-12” 180mm コーン型 × 2
(セルロース / シンタクチックフォーム・サンドウィッチ構造)
周波数特性 35~35,000Hz (ステルス・ウルトラフレックス含む)
出力音圧レベル 90dB/W/m
公称インピーダンス 4Ω
クロスオーバー周波数 250Hz / 2,500Hz
推奨アンプ出力 50~300W(クリッピングなし)
最大入力電圧 22Vrms
スピーカー端子 バイワイヤリング対応端子(HIGH / LOW)
外形寸法 W380mm×D460mm×H1105mm (本体部、突起部含む)
本体重量 35kg/本
希望小売価格(税別) 1,400,000 円(ペア)
Specification
Olympica Nova Ⅲ
正面 背面 (ストリング・グリル装着時)
形式 3ウェイ 5スピーカー バスレフ方式フロアスタンド型スピーカー
使用ドライバー・ユニット 高域 “H28 XTR3” 28mm アローポイントDAD シルク・ソフトドーム型
中域 “M15 XTR2-04” 150mm コーン型(ナチュラル・ファブリック)
低域 “W18XTR2-12” 180mm コーン型 × 3
(セルロース / シンタクチックフォーム・サンドウィッチ構造)
周波数特性 32~35,000Hz (ステルス・ウルトラフレックス含む)
出力音圧レベル 90dB/W/m
公称インピーダンス 4Ω
クロスオーバー周波数 250Hz / 2,500Hz
推奨アンプ出力 60~400W(クリッピングなし)
最大入力電圧 22Vrms
スピーカー端子 バイワイヤリング対応端子(HIGH / LOW)
外形寸法 W425mm×D530mm×H1175mm (本体部、突起部含む)
本体重量 46kg/本
希望小売価格(税別) 1,950,000 円(ペア)
背面 (ストリング・グリル装着時)
Specification
Olympica Nova Ⅴ
正面
■“Olympica Nova” ギャラリー
セントラルホールディングス株式会社 会社案内central-hd.co.jp/company/companybrochure2.pdf会社概要 COMPANY 社名 セントラルホールディングス株式会社
ICT施工の普及拡大に向けた取組 - mlit.go.jp...4回 3回 2回 1回 【1,450社】 【971社】 【399社】 【727社】 (107社) 経験社数 (873社) は約3.6 倍