オートフラッシュc セパレート形 - lixil...(182) r1 fl fl φ66 最大407 (130) (110) 156...

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大便器自動洗浄システム オートフラッシュC セパレート形 自動フラッシュバルブ OKC-50 (壁給水形) OKC-53 (床給水形) OKC-510 (床給水形) OKC-510K (壁給水形) OKC-5110 (壁給水形) OKC-5114(156) (床給水形) OKC-5115(156) (床給水形) OKC-581(22P) (埋込形) OKC-581 (ボックス付、埋込形) 施工説明書 このたびは当社商品をお買い求めいただき、誠にありがとうございました。 ●この商品は、オートフラッシュCセパレート形操作部 (別売)と組み合わせて使用します。この施工説明書とオート フラッシュCセパレート形操作部の施工説明書を合わせて、よくお読みのうえ正しく本商品を施工してください。 ●施工後は必ず試運転を行ってください。 ●お客さまに必ず本書と取扱説明書および保証書をお渡しください。お渡しするときは、使用方法をご説明ください。 商品・施工方法についてのお問い合わせは、 (株)INAX お客さま相談センター 商品相談窓口 ナビダイヤル TEL 0570-017173 平日 「9:00~19:00」 対応、土日・祝日 「10:00~18:00」 対応(年末年始、夏期休暇は除く) ※ナビダイヤルは、PHS・IP電話などからはご利用できません。TEL 0562-31-0793をご利用ください。

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Page 1: オートフラッシュC セパレート形 - LIXIL...(182) R1 FL FL φ66 最大407 (130) (110) 156 12 (219) 37 16 125 740 φ31.75 (182) R1 FL FL φ66 最大407 448 140 104 120 35

大便器自動洗浄システム

オートフラッシュC セパレート形

自動フラッシュバルブOKC-50 (壁給水形)OKC-53 (床給水形)OKC-510 (床給水形)OKC-510K (壁給水形)OKC-5110 (壁給水形)OKC-5114(156) (床給水形)OKC-5115(156) (床給水形)OKC-581(22P) (埋込形)OKC-581 (ボックス付、埋込形)

施工説明書

このたびは当社商品をお買い求めいただき、誠にありがとうございました。●この商品は、オートフラッシュCセパレート形操作部(別売)と組み合わせて使用します。この施工説明書とオートフラッシュCセパレート形操作部の施工説明書を合わせて、よくお読みのうえ正しく本商品を施工してください。

●施工後は必ず試運転を行ってください。●お客さまに必ず本書と取扱説明書および保証書をお渡しください。お渡しするときは、使用方法をご説明ください。

商品・施工方法についてのお問い合わせは、 (株)INAX お客さま相談センター 商品相談窓口 ナビダイヤル TEL 0570-017173

平日 「9:00~19:00」 対応、土日・祝日 「10:00~18:00」 対応(年末年始、夏期休暇は除く)

※ナビダイヤルは、PHS・IP電話などからはご利用できません。TEL 0562-31-0793をご利用ください。

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安全上の注意 (必ずお守りください。)

●施工前に、この「安全上の注意」をよくお読みのうえ、正しく施工してください。●ここに示した注意事項は、状況によって重大な結果に結び付く可能性があります。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってください。●施工完了後、正常に作動することを確認するとともに、取扱説明書にそってお客さまに使用方法、お手入れの仕方を説明してください。●この施工説明書は取扱説明書と共にお客さまで保管頂くよう依頼してください。

強い力や衝撃を与えないでください。※故障・水漏れの原因になります。

凍結の恐れがある場所では使用しないでください。※故障・事故・水漏れの原因になります。

本体の通水路には抵抗となるようなオリフィスなどをつけないでください。※洗浄性能への悪影響や水漏れの恐れがあります。

自動フラッシュバルブ本体は重いため取扱いには十分注意してください。※落とすと、自動フラッシュバルブ本体や衛生陶器が破損して水漏れし、家財などを濡らす財産損害発生の恐れがあります。また、ケガをする恐れがあります。

ピストンの掃除をする際は、止水栓または元栓を閉めてから行ってください。※水が噴き出し、家財などを濡らす財産損害発生の恐れがあります。※この作業の前に必ず漏電遮断器が切ってあることを確認してください。

取付接続部に腐食・ひび割れ等のないことを十分確かめた上、取り付けてください。※故障・水漏れの原因になります。

トイレ用洗剤、住宅用洗剤、漂白剤、ベンジン、シンナー、クレゾールは使用しないでください。※感電・火災の原因になります。

タバコや灰皿などの火気類を近づけないでください。※火災の原因になります。

注意浴室など湿気の多い場所には設置しないでください。※感電・火災の原因になります。

水や洗剤をかけないでください。※電気製品ですので、感電・火災の原因になります。

配線を乱暴に扱わないでください。※火災の原因になります。

電源配線や中継ケーブルをはさんだり、傷付けたりしないでください。※故障・感電の原因になります。

万一の際の危険防止のため、電源の一次側に次の漏電遮断器を設置してください。・高感度高速形(定格感度電流15mA以下、動作時間0.1秒以下)※故障や漏電のときに感電する恐れがあります。

直流電源や異電圧の電源での使用は避けてください。※火災の原因になります。

電源線を差込形コネクタに差し込むときは、根元まで十分差し込んでください。※火災の原因になります。※この作業の前に必ず漏電遮断器が切ってあることを確認してください。※電源を接続する場合、接続点は自己融着テープで絶縁処理を行ってください。

修理技術者以外の人は絶対に分解したり、修理、改造を行わないでください。※故障・感電の原因になります。

警告

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険な状態が生じることが想定されます。

取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うかまたは物的損害のみが発生する危険な状態が生じることが想定されます。

用語および記号の説明

警告

この表示は、してはいけない「禁止」の記号です。

この表示は、必ず実行していただく「強制」の記号です。

注意

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仕様

本体部

■露出形

品名

品番

カバー寸法

埋込部

給水圧力

電源

電磁弁駆動電圧

給水口径

使用温度範囲

使用水

自動フラッシュバルブ(露出形) 自動フラッシュバルブ(埋込形)

OKC-50/OKC-53

OKC-581/OKC-581(22P)OKC-510/OKC-510K

OKC-5110

OKC-5114(156)/OKC-5115(156)

130(幅)x110(奥行)x219(高さ)mm 448(幅)x20(奥行)x398(高さ)mm

- 410(幅)x120(奥行)x358(高さ)mm

0.07MPa(流動時)(瞬間流動1.7L/秒)以上

※S-203U/S-233(汚物流し)の場合は、0.1MPa以上

※C-26U/C-35/C-35Kの場合は、0.08MPa以上

0.75MPa(静水圧)

AC100V, 50/60Hz

DC6V

25A(ねじサイズR1)

0~40℃(ただし凍結の恐れのある場所では使えません)

上水

最低必要水圧

最高水圧

■埋込形

商品をダンボール箱から取り出す際、フラッシュバルブ本体を持ってください。※センサーや電源コードを持って取り出すと、断線や変形などの故障の原因となります。次の部品があることを確認してください。

※品番によっては、図と現品の形状が一部異なることがあります。

その他給水・洗浄管部

バキュームブレーカー

ワン座(露出形の場合)

洗浄管 給水管

カバー

取付け前に

1. 部品の確認

鍵(OKC-581の場合)

スリップワッシャー(白)(OKC-50/53の場合)

パッキン

袋ナット

※OKC-581(22P)にボックスはありません。

パッキン(青)

自動フラッシュバルブ本体

施工説明書

ACアダプター

ボックス

ACアダプター

自動フラッシュバルブ本体

ねじ(2個)

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取付け前に (つづき)

2. 取付条件の確認

●自動フラッシュバルブは衛生陶器の種類に応じた製品を選定してください。●自動フラッシュバルブと操作部をつなぐ中継ケーブルは必ず中継ケーブル(操作部に付属)をご使用ください。●現場手配の電線管、電線管コネクタ、スイッチボックス、電源線、プレート、ゴムブッシュは必ず以下のものをご使用ください。

この商品は、操作部(別売)と組み合わせて使用します。操作部の施工説明書と合わせてご覧ください。

●水道工事と電気工事は、工程を十分打ち合わせの上で、行ってください。●ACアダプターは必ず専用のものを使ってください。●給水管内のゴミを洗い流してください。自動フラッシュバルブ本体を取付ける前に、配管内のゴミ・砂・水垢・配管用接着剤等の異物を完全に洗い流してください。●給水は必ず上水道に接続してください。中水道や工業用水、井戸水などを使用すると電気部品や機械部品の耐久性が低下して、故障の原因となります。

電線管 合成樹脂製可とう電線管(JIS C8411 呼び16)

電線管コネクタ 合成樹脂製可とう電線管用付属品(JIS C8412 呼び16)

スイッチボックス JIS C 8340 1個用スイッチボックスカバー付

電源線 600Vビニール絶縁電線またはケーブル(φ1.6~φ2)(単線)

プレート 松下電器産業(株)製 フルカラーステンレス埋込コンプ(WN 9613)相当

ゴムブッシュ タキゲン製造(株)製 難燃性膜付グロメット(SG 34A)相当

商品図

OKC-50(壁給水形)

(130)

12012

(219)

37

125

最大349

φ31.75

最大150

(182)

(110)75

WL

φ66

R1

3. その他

●給排水芯間距離120mm以外は、下記品番の芯間変更用ユニオンをご購入の上、施工の前にお取替えください。(「オプション品(別売)」を参照ください。)

OKC-5114(156)(床給水形)

OKC-581(ボックス付、埋込形)

OKC-581(22P)(埋込形)

OKC-5115(156)(床給水形)

(130) (110)

156 12

(219)

37

16

125

640

φ31.75

(182)

R1

FL FL

φ66

最大407

(130) (110)

156 12

(219)

37

16

125

740

φ31.75

(182)

R1

FL FL

φ66

最大407

448

140104 120

35

250

200

398

φ31.75

358

60

60

60R1

WL

扉吊元

120 150

φ31.75

最大360

Rc1

OKC-510K(壁給水形)

(130)

12012

(219)

37

125

最大230

φ31.75

(182)

(110) 75

WL

φ66

R1

OKC-5110(壁給水形)

(130)

12012

(219)

37

125

最大342

φ31.75

(182)

(110) 100WL

φ66

R1

OKC-53(床給水形)

OKC-510(床給水形)

(130)

(130)

120 12

(219)

37

16

125

635

最大349

φ31.75

(182)

(110) 75

WL

FL FL

φ66

最大150

φ3.8x25

R1

(130) (110)

120 12 (219)

37

16

125

310

φ31.75

(182)

R1

FL FL

φ66

給排水 芯間距離

給排水芯間距離(mm) 100 156

品番 A-5040 (100) A-5040 (156)

●通水検査をしていますので水が残っている可能性がありますが、商品には問題ありません。

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カバー

ねじ

ねじ

ACアダプター 止水栓

電磁弁

水量調節スピンドル

自動フラッシュバルブ本体

バキュームブレーカー 給水管

ユニオン

ブラケット

洗浄管

手動洗浄ボタン

露出形の施工方法

カバーの取付け

洗浄水量の設定について

8

電源の投入 9

中継ケーブル・ 電源線の接続

5

6

スイッチ ボックス の取付け

1

水勢の調節・ 水漏れ確認付け

7

バキュームブレーカーの取付け 3

自動フラッシュバルブ本体の取付け 4

給水管・洗浄管の取付け 2

完成図

※ 品番によっては、図と現品の形状が一部異なることがあります。

洋風便器とセットする場合

和風便器とセットする場合

A寸法=450~700 (mm)H寸法=350±30 (mm)W寸法=150±30 (mm)*

各部のなまえ

手動洗浄ボタン

止水栓

ACアダプター

水量調節スピンドル 電磁弁

自動フラッシュバルブ本体

バキュームブレーカー 洗浄管

ユニオン

給水管

(埋込形は裏面をご覧ください。)

■埋込形

■露出形

A寸法=450~700 (mm)

H寸法=600±30 (mm)

W寸法=300±30 (mm)

AWL

FL

WL

W H

WL

WL

FL

H

A

W

A

WL

W

H

WL

FL

注意

指定した寸法を外れると、センサーが正しく感知せず、誤動作する場合があります。

* C-35, 35Kの場合は200±30 (mm)

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施工方法 (露出形のつづき)

●壁から自動フラッシュバルブ本体の中心までの距離が100mm以上(標準セット位置が100mm以上)の場合は自動フラッシュバルブ本体の背面に取り付けてください。

●壁から自動フラッシュバルブ本体の中心までの距離が100mm未満(標準セット位置が60・75mmタイプ)の場合は壁と自動フラッシュバルブ本体とのすき間が狭く、配線の引き回しやスイッチボックスに配線を収納しにくいため、自動フラッシュバルブ本体の近傍に取り付けてください。

3中継ケーブルをクランプに通し、ボックスカバー(現場手配)に取り付けます。

4中継ケーブル、電源線をゴムブッシュ(現場手配)に通し、プレートを取り付けます。※ゴムブッシュは中継ケーブル・電源線が通るように中央を十文字にカットしてください。

1電線管コネクタ(現場手配、2個)で電線管(現場手配、2個)とスイッチボックス(現場手配、1個)を接続します。※ 現場手配部品については「取付け前に」を参照ください。

2中継ケーブル、電源線(現場手配)を電線管に通し、図のようにスイッチボックス内にそれぞれ引き込みます。

電線管(現場手配)

プレート (現場手配)

クランプ

中継ケーブル

電源線(現場手配)

スイッチボックス(現場手配)

ゴムブッシュ (現場手配)30cm位

ボックスカバー(現場手配)

電線管コネクタ(現場手配)

正面

スイッチボックス

270

100未満

単位:mm

ワン座

17

配線の出口位置

注意

●万一の際の危険防止のため、電源の一次側に漏電遮断器(感度電流15mA以下、動作時間0.1秒以下)を設置し、切っておいてください。

●中継ケーブル、電源線はプレートからあらかじめ30cm位引き出しておいてください。●中継ケーブルのコネクタ1個側が、操作部側になるように引き回してください。●中継ケーブルは、コネクタ1個側を電線管に通してください。(コネクタ2個側は、電線管を通りません。)

スイッチボックスの取付位置

注意

スイッチボックスは配線の露出長さを短くするため、できるだけ自動フラッシュバルブの近くに設けてください。スイッチボックスの取付位置は給水管、ワン座などに支障がない場所を選び、また意匠などはあらかじめ現場と調整の上、決めてください。

スイッチボックスの取付け1

中継ケーブル

スイッチボックス

電線管コネクタ (現場手配)

電線管(現場手配)

電源線

40

270

310

17

給水中心からスイッチボックスの中心

正面

100以上

単位:mm

スイッチボックス

ワン座

配線の出口位置

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施工方法 (露出形のつづき)

1給水管・洗浄管を所定の位置に接続します。

2給水管に止水栓を取り付けます。

3キャップを外し、止水栓をマイナスドライバーで閉めます。

4洗浄管にバキュームブレーカーの袋ナット、スリップワッシャー、パッキンを挿入します。

止水栓

給水管

給水管・洗浄管の取付け2

パッキン

スリップワッシャー(白)

洗浄管

袋ナット

パッキン

ツバ

袋ナット

洗浄管

自動フラッシュバルブ本体にパッキンとバキュームブレーカーを取り付けます。※ 自動フラッシュバルブ本体を落とさないように注意してください。落とすと破損します。

バキュームブレーカーの取付け3

4

2止水栓と自動フラッシュバルブ本体を固定します。

●このときユニオンにパッキンが付いているか、確認してください。

3洗浄管と自動フラッシュバルブ本体を固定します。

自動フラッシュバルブ本体の取付け4

バキュームブレーカー

袋ナット

洗浄管

止水栓

自動フラッシュ バルブ本体

パッキン

モーターレンチ

モーターレンチ

ブラケット 取り外す

止めねじ

止めねじ

1ブラケットの止めねじ4本をゆるめ、ブラケットをスライドして外します。

自動フラッシュバルブ本体

モーターレンチ

バキューム ブレーカー

パッキン(青)

差込み式の洗浄管 ツバ付の洗浄管

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1電源線(現場手配)の被覆を15mm±1mmむき、差込形コネクタの外側端子穴に芯線を奥まで確実に差し込みます。

※ 電源を接続する場合、接続点は自己融着テープで絶縁処理を行ってください。

※ 必ず付属の差込形コネクタを使用してください。

差込形 コネクタ

ACアダプター

電源線 (現場手配)

3ブラケットを自動フラッシュバルブ本体に固定します。※ このとき、クランプが壁側になるように注意してください。

4ブラケットの上にACアダプターをのせます。

施工方法 (露出形のつづき)

中継ケーブル・電源線の接続5

奥まで差してください。芯線が露出していると、感電する恐れがあります。

差込形コネクタ

電源線

15mm±1mm

電源線

電源線 (現場手配)

クランプ

ACアダプター

ブラケット

ブラケット

クランプ

電源線(現場手配)

裏面へつづく

5中継ケーブルをコネクタの色に従って、青色コネクタと白色コネクタに接続します。

中継ケーブル

白色コネクタ

中継ケーブル

青色コネクタ

中継ケーブル

2電源線をブラケットのクランプに固定します。

注意

●中継ケーブルの延長は行わないでください。故障の原因になります。5m以上の中継ケーブルが必要な場合は、中継ケーブル(10m)(品番:A-4977-10)を別途手配してください。

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施工方法 (露出形のつづき)

取り付ける衛生陶器に応じて洗浄水量を設定することにより、高い節水効果が得られます。「衛生陶器のタイプと設定方法」に従い、必ず操作部の「洗浄水量スイッチ」と自動フラッシュバルブの「水量調節スピンドル」の両方を設定してください。洗浄水量は目安です。確実に洗浄できるか必ず確認し、適正な洗浄水量に設定してください。

表示シールを参考にしながら、マイナスドライバーで設定します。

●衛生陶器のタイプと設定方法

操作部で設定します。操作部の施工説明書をご覧ください。

このマークを表示に 合わせてください。

水量調節スピンドル

表示シール

水量調節スピンドルの設定

洗浄水量の設定6

衛生陶器品番

C-5RT

C-11R

C-13R

C-22PURC

C-852B

C-4R

C-5KR

C-5R

C-51

C-415

C-111T

C-43

C-35

C-35K

C-5K

S-203U

S-233

●衛生陶器品番の確認方法下図を参考にして、確認してください。

水量調節スピンドルの丸印を表示ラベルの表示に、マイナスドライバーで合わせます。水量ラベルの表示は、衛生陶器によって異なります。○に合わせる ....... 右に回す●に合わせる ....... 工場出荷状態

(全開から右に一周目)

センサースイッチの場合 タッチスイッチの場合

自動フラッシュバルブ本体の水量調節スピンドル位置洗浄水量スイッチ番号

洗浄水量スイッチの設定方法

左まわしで全開

3(13L)

1(10L)

2(8L)

2(大10L/小8L)

3(大8L/小6L)

4(16L)

5(大16L/小16L)

○マークの位置に合わせる。

1(大13L/小13L)

出荷設定より変更なし

出荷設定より変更なし

センサースイッチの場合 タッチスイッチの場合

※S-203、C-5FTは取り付けできません。

4(大13L/小8L)

…… 陶器品番確認位置

洋風便器 和風便器 汚物流し

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操作部が接続されていることを確認したら、電源を入れます。※ 初期洗浄機能が「入」になっている場合は、大洗浄が1回行われます。

電源の投入9ON

施工方法 (露出形のつづき)

1止水栓が閉まっていることを確認し、元栓を開けてください。

2手動洗浄ボタンを押しながら止水栓を開け、水勢を調節します。

●水勢の調節使用場所の水圧・配管条件により水勢が変化しますので、水勢調節スピンドルを回転させて適正な調節をしてください。右に回転 ......水勢が弱くなる。左に回転 ......水勢が強くなる。

3この時、水はねがなく、洗浄水が鉢全体に回り、接続部(下図の矢印 参照)や自動フラッシュバルブ本体に水漏れなどの異常がないことを止水時と流水時にご確認ください。

4止水栓のキャップをはめます。※ 洗浄水が止まらない場合は、輸送時のゆれにより、電磁弁が開いている可能性がありますので、一旦電源を投入してください。一度電磁弁が開き、また閉じます。電磁弁が閉じたことを確認したら、電源を切ってください。

水勢の調節・水漏れ確認7配線をかみ込まないように、十分注意しながらカバーをかぶせ、カバーの背面下側の穴から電源線と中継ケーブルを通し、ねじで固定します。余分な配線をスイッチボックス内に収納します。

背面下側

電源線

配線

中継 ケーブル

ねじ

スイッチボックス

ねじ カバー

カバーの取付け8

カバー 背面下側の穴 カバーに

はさまない

カバー

● 底面プレート両側がカバーの内側にあることを確認してください。

自動フラッシュ バルブ本体

カバー

底面プレート

キャップ

手動洗浄ボタン

マイナスドライバー

押す

止水栓 (水勢調節スピンドル)

注意

スイッチボックスを横壁など本体から離れた場所に取り付ける場合は、市販のモールなどで配線を覆い、配線を保護してください。

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埋込形の施工方法 (露出形は表面をご覧ください。)

電線管・電線管コネクタの取付け 2

中継ケーブル・電源線の接続 5電源の投入 9

ふたの取付け 8

下地壁の埋戻し(湿式工法の場合のみ)4

洗浄水量の設定 6

ボックスの取付け 1

自動フラッシュバルブ 本体の取付け

3

水勢の調節・ 水漏れ確認

7

4はつった壁にボックスを収め、位置を合わせます。ボックスは、壁穴の中心に合わせます。

5ボックスを介物(スペーサ)またはモルタルで仮固定します。

ボックス

単位:mm

介物(スペーサ)※ボックスの下端面と  給水管ソケットとの  すき間が0~20

ボックスの取付け11ねじ(4本)を外し、ふたを取り外します。

湿式工法の場合

430以上

25A (給水管ソケット)

60±5(仕上げ面より)

90以上 (仕上げ面より)

420以上

130以上 (仕上げ面より)

単位:mm

40以上

120

25

2下地壁に取付位置を示す中心線の墨出しをし、はつり部を決めます。

3墨出しした寸法に合わせて下地壁をはつります。

ボックス

ふた

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施工方法 (埋込形のつづき)

(つづき)

●軽量間柱(スタッド)固定の場合ボックスの両側面及びスタッドに穴をあけ、全ねじボルト・ナット(現場手配)で所定の位置に固定します。

●背面壁(コンクリート)固定の場合ボックスの背面に穴をあけ、アンカーボルト・ナット(現場手配)で所定の位置に固定します。

電線管・電線管コネクタの取付け

1ボックスの穴(上面:1か所、両側面:各1か所)を利用して、中継ケーブル用と電源線用の電線管コネクタ(2個)と電線管(2本)を取り付けます。

2電線管から中継ケーブル(操作部に付属)と電源線(1本)をボックスに引き込みます。※ 現場手配部品については「取付け前に」を参照ください。

注意

●中継ケーブルと100V電源線は必ず別々の電線管に通してください。

●万一の際の危険防止のため、電源の一次側に次の漏電遮断器を設置してください。高感度高速形(定格感度電流15mA以下、動作時間0.1秒以下)

●中継ケーブルのコネクタ1個側が、操作部側になるように引き回してください。

●中継ケーブルは、コネクタ1個側を電線管に通してください。(コネクタ2個側は、電線管を通りません。)

全ねじボルト・ナット(現場手配)

スタッド

ボックス

アンカーボルト・ナット(現場手配)

ボックス

電源線

電線管

電線管

電線管コネクタ

電線管コネクタ

中継ケーブル(操作部に付属)

1 2乾式工法の場合 1給水管(25A、現場手配)を所定の寸法で立ち上げ、

継手(現場手配)を接続します。

注意

給水管は銅管です。異種金属接触による腐食を防止するため、銅管以外と接続する場合は、必ず絶縁継手をご使用ください。

自動フラッシュバルブ本体の取付け

2付属の給水管を継手に接続後、止水栓を接続します。

3バキュームブレーカーを自動フラッシュバルブ本体に接続します。

4自動フラッシュバルブ本体のユニオンにパッキンを入れ、止水栓に袋ナットで締め付けます。

5洗浄管をバキュームブレーカーに差し込み、袋ナットで締め付けます。

洗浄管 継手(現場手配)

止水栓

給水管

給水管(現場手配)

袋ナット

バキューム ブレーカー

ユニオン

袋ナット

パッキン(黒)

パッキン(青)

自動フラッシュバルブ本体

3

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施工方法 (埋込形のつづき)

下地壁の埋戻し(湿式工法の場合のみ)

1ボックスの周囲をモルタルで埋め戻します。

2下地壁にモルタルを下塗りし、タイルを張ります。

3ボックス内の水を拭き取ります。

タイル

下地

ボックス

モルタル下地

張付けモルタル

5~15

単位:mm

水量調節スピンドル

4洗浄水量を設定します。設定方法は「露出形の施工方法」の「 6 洗浄水量の設定」を参照してください。

洗浄水量の設定6中継ケーブル、電源線を接続します。

1電源線はクランプに通します。そしてACアダプターからの差込形コネクタと接続し、クランプに固定させます。取付けについては、露出形の施工方法の「5 中継ケーブル・電源線の接続の設定」を参照してください。

※ クランプの取付け位置は、電源線の取り回しがよい位置に固定してください。

2中継ケーブルをコネクタの色に従って、青色コネクタ(ACアダプター)と白色コネクタ(自動フラッシュバルブ本体)に接続します。

中継ケーブル・電源線の接続5

ACアダプター

自動フラッシュバルブ本体

差込形 コネクタ

クランプ 青色コネクタ

白色コネクタ

電源線

中継 ケーブル

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施工方法 (埋込形のつづき)

水勢の調節・水漏れ確認

1乾式工法の場合のみ前面パネルを取り付け、400mm×400mmの開口部を設けます。

2ねじ(4本)でふたを前面パネルに固定します。

3ふたと壁面の間を全周白セメントか非酢酸系のシール剤でシールします。

ふたの取付け

4ふたを付属の鍵で施錠します。

400

400

ねじ

単位:mm

前面パネル

ふた

1止水栓が閉まっていることを確認し、元栓を開けてください。

2手動洗浄ボタンを押しながら止水栓を開け、水勢を調節します。

●水勢の調節使用場所の水圧・配管条件により水勢が変化しますので、水勢調節スピンドルを回転させて適正な調節をしてください。右に回転 ......水勢が弱くなる。左に回転 ......水勢が強くなる。

3この時、水はねがなく、洗浄水が鉢全体に回り、接続部(下図の矢印 参照)や自動フラッシュバルブ本体に水漏れなどの異常がないことを止水時と流水時にご確認ください。

4洗浄水が止まらない場合は、輸送時のゆれにより、電磁弁が開いている可能性がありますので、一旦電源を投入してください。一度電磁弁が開き、また閉じます。電磁弁が閉じたことを確認したら、電源を切ってください。

手動洗浄ボタン

止水栓 (水勢調節スピンドル)

7 8

ON

操作部が接続されていることを確認したら、電源を入れます。※ 初期洗浄機能が「入」になっている場合は、大洗浄が1回行われます。

電源の投入9

注意

酢酸系のシール剤はふたを傷めますので使用しないでください。

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取付け完了後の確認

センサースイッチの場合

※確認は操作部とセットで行ってください。

感知表示ランプ(赤)が消灯しない場合

センサー窓から5cm以内に1~2秒手をかざすと、洗浄水が流れることをご確認ください。ただし、1度洗浄しますと、ムダな洗浄を防ぐため、その後10秒間は再洗浄できませんのでご注意ください。

センサーが使用者を感知すると感知表示ランプ(赤)が点灯します。6秒以上点灯させた後立ち去ると、感知表示ランプ(赤)が消灯し、10秒後洗浄水が流れることをご確認ください。洗浄開始から10秒間、洗浄表示ランプ(緑)が点灯します。

押ボタンを押すと、洗浄水が流れることをご確認ください。ただし、1度洗浄しますと、ムダな洗浄を防ぐため、その後10秒間は再洗浄できませんのでご注意ください。

使用者に操作方法がわかるように、お取付けの設定状態に合ったシールを選び、操作部付近の壁面に貼り付けてください。(センサーの場合)

タッチスイッチの場合

点灯

センサー窓

5cm位

点灯

トイレブースの壁や衛生陶器を感知していますので、感知距離の再設定が必要となります。設定方法は操作部の施工説明書を参照してください。ドアを開けたままでセンサーの感知表示ランプ(赤)が点灯する場合にも、感知距離の再設定を行ってください。それでも感知表示ランプ(赤)が点灯している場合には、ムダな洗浄を防ぐために自動洗浄タイミングを「自動洗浄なし」に設定してください。設定方法は操作部の施工説明書を参照してください。

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点検項目

取付けが完了した後、次の項目を確認してください。

4 洗浄水量の確認洗浄水量が少ないときや、設定通りの洗浄水量が出ない場合は、次の項目を確認してください。

●洗浄水量は正しく設定されていますか?

→「露出形の施工方法」の「 6 洗浄水量の設定」参照→「埋込形の施工方法」の「 6 洗浄水量の設定」参照

●止水栓は開いていますか?

→「露出形の施工方法」の「 7 水勢の調節・水漏れ確認」参照→「埋込形の施工方法」の「 7 水勢の調節・水漏れ確認」参照

●ピストンのゴミつまりはないですか?

→ピストンの掃除をします。掃除方法は取扱説明書を参照してください。

<露出形>

<埋込形>

2

1

3

4

3

1

2

4

1 配線の確認コネクタおよび中継ケーブル・電源線が接続されているか、カバーを取って確認してください。

●コネクタは確実に接続していますか?●中継ケーブル・電源線は確実に接続していますか?

→「露出形の施工方法」の「 5 中継ケーブル・電源線の接続」参照→「埋込形の施工方法」の「 5 中継ケーブル・電源線の接続」参照

2 ガタツキの確認ガタツキがないか確認してください。

●自動フラッシュバルブ本体、止水栓はしっかり取り付けていますか?

→「露出形の施工方法」の「 4 自動フラッシュバルブ本体の取付け」参照→「埋込形の施工方法」の「 3 自動フラッシュバルブ本体の取付け」参照

3 水漏れの確認水漏れがないか確認してください。

●接続部はしっかり締め付けていますか?

→「露出形の施工方法」の「 4 自動フラッシュバルブ本体の取付け」参照→「埋込形の施工方法」の「 3 自動フラッシュバルブ本体の取付け」参照

PMF-1070 (05112)

●芯間変更用ユニオン品番

オプション品(別売)

※同梱の取扱説明書は、必ずお客様にお渡しください。

オートフラッシュC本体

芯間変更用ユニオン

ユニオンだけを交換することにより芯間距離を100mmや156mmへ変更が可能です。

■■■■■ 芯間変更用ユニオン 

給排水芯間距離(mm) 100 156

品番 A-5040(100) A-5040(156)価格 ¥3,500(税込)¥3,500(税込)