メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9...

12
メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファン受けの摩耗寿命がありまので、定期的しいファン交換することが必要 となりまバッテリ交換には品に交換することをおめしまただし、使用環境寿命くなる場合ありまので、めの交換って下さい。 交換ファンHF5D44b ・ファン方法は、お上げ店または担当会社にご相談下さい。 ・ファン交換用は、お客様でのご負担となりま冷却ファン交換方法 注意 冷却ファンや通風孔棒や指を入れないで下さい。 けがや感電のおれがありま冷却ファンの交換は専門技術者が行って下さい。 感電のおれがありま冷却ファン交換方法には、項のバッテリ交換に、(装置した状態でう通常ファ ン交換コールドスワ)と(装置出力に、ファン交換スワがあ りま。ただし、作業中に入力停電が合た場合、出力停れがありま負荷機器可能な 場合は、(コールドスワ手順ファン交換って下さい。に(スワは、作業となりまので教育を受けたンテス専門技術者以外絶対ないで下さい。

Upload: others

Post on 27-Sep-2020

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

9

Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

となります。2度目のバッテリ交換時には新品に交換することをお薦めします。 ただし、使用環境に応じて寿命が短くなる場合もありますので、早めの交換を行って下さい。

交換ファン型式 HF5D4450b

・ファンの購入方法については、お買い上げ店または保守担当会社にご相談下さい。 ・ファンの交換費用は、お客様でのご負担となります。

冷却ファン交換方法

! 注意

・冷却ファンや通風孔に棒や指を入れないで下さい。 けがや感電のおそれがあります。 ・冷却ファンの交換は専門の技術者が行って下さい。 感電のおそれがあります。

冷却ファンの交換方法には、前項のバッテリ交換と同様に、(1)装置を停止した状態で行う通常のファ

ン交換(コールドスワップ)と(2)装置の出力を停止させずに、ファン交換を行うホットスワップがあ

ります。ただし、作業中に入力停電が合った場合、出力停止する恐れがあります。負荷機器が停止可能な

場合は、(1)コールドスワップによる手順でファン交換を行って下さい。特に(2)ホットスワップで

は、活線作業となりますので教育を受けたメンテナンス専門の技術者以外は絶対に行わないで下さい。

Page 2: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

10

(1)通常ファン交換(コールドスワップ)手順 ! 注意

・感電防止のため、交換作業に入る前に以下の操作を必ず実行して下さい a)装置前面操作部の運転スイッチ⑥を操作し、装置を停止して下さい。

b)UPSの交流入力プラグ⑭を電源コンセントから引き抜いて下さい。 (M-SPS030S/M-SPS030Rは入力ブレーカー⑯を OFFにしてください。) さらにUPSの交流出力コンセント⑪⑫に接続されている負荷機器のプラグを引き抜いて下さ

い。(入力線からの充電防止と負荷機器側からの逆充電防止) c)フィンガーガード取付ネジ○25(1カ所)をゆるめてフィンガーガード○26を取り外す。 d)冷却ファン○27と接続しているコネクタ○28を外す。 e)冷却ファン取り付けネジ○29(4カ所)を外す。 f)新しい冷却ファンを逆の順序で組み込む。(e→d→c) g)UPSの交流入力プラグ⑭を電源コンセントに差込み、運転スイッチ⑥を操作し、UPSを起動させ

る。ファンの回転と風向きを確認し、排気方向であれば正常です。 以上で交換作業は完了です。 (2)出力無停電ファン交換(ホットスワップ)手順

! 危険

・教育を受けたメンテナンス専門の技術者以外は作業禁止。 ・感電防止用のゴム手袋着用。 ホットスワップは、装置の交流出力を停止させずにファンの交換をするため、活線作業となります。

感電のおそれがあります。

a)メンテナンススイッチ⑰(MAINTENANCE)を約3秒間押し、バッテリリプレース状態に切り換える。(運転表示灯①(RUN/緑)が点灯およびバッテリコンディション⑤(BATTERY CONDITION/橙)が点滅) b)フィンガーガード取付ネジ○25(1カ所)をゆるめてフィンガーガード○26を取り外す。 c)冷却ファン○27と接続しているコネクタ○28を外す。 d)冷却ファン取り付けネジ○29(4カ所)を外す。 e)新しい冷却ファンを逆の順序で組み込む。(d→c→b) f)冷却ファンのコネクタ(25)を差し込む。ファンの回転と風向きを確認し、排気方向であれば正常です。 g)メンテナンススイッチ⑰(MAINTENANCE)を約1秒間押し、バッテリリプレース状態から通常運転に戻す。(運転表示灯①(RUN/緑)が点灯し、バッテリ充電量/バッテリアラーム表示灯⑤((BATTERY CONDITION/橙)が消灯(但し、バッテリ充電量/バッテリアラーム表示灯⑤((BATTERY CONDITION/緑)が点灯/点滅/消灯のいずれか) 以上で交換作業は完了です。

Page 3: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

11

注)作業は、30分以内で済ませて下さい。装置内部の温度センサーが動作することがあります。 注)バッテリリプレース中に入力停電または運転スイッチ⑥をOFFすると、出力は停止します。 注)負荷機器の停止が可能な場合は、通常のファン交換(コールドスワップ)による作業を行っ

て下さい。

Page 4: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

12

Ⅳ.各部名称とはたらき 本装置の各部の名称と主なはたらきを説明します。

No

名称 主なはたらき

① 運転(RUN) 本装置が運転しているときに点灯(緑)します。 ② 故障(ALARM) 本装置内部に故障が発生したときに点灯(橙)します。 ③ 過負荷(OVER LOAD) 給電の容量が定格仕様を超えたときに点灯(橙)します。 ④ バックアップ運転

(BACK UP) バックアップ運転しているときに点灯(橙)します。

表示灯

バッテリ充電量/ バッテリアラーム (BATTERY CONDITION)

バッテリが正常なときは、点灯(緑)の種類(消灯・点滅・点灯)

によって、充電量を示します。 バッテリが異常なときは、点灯(橙)します。

⑥ 運転/停止(│) 本装置の運転/停止を行うスイッチです。 約 1秒以上押すたびに運転/停止を切り換えます。

⑦ ブザーストップ/リセット (RESET)

ブザーを停止させるためのスイッチです。 また、障害復旧後に本スイッチを 3秒間以上押し続けることによって、障害状態をリセットできます。

スイッチ

バッテリチェック (BATTERY CHECK)

手動でバッテリチェックを行うためのスイッチです。

⑨ 通風孔 本装置内部を換気します。 ⑩ 冷却ファン 本装置内部を冷却します。風向きは排気方向です。 ⑪ 通常交流出力コンセント 接続機器のプラグを接続します。

本装置の運転開始とほぼ同時に交流電圧を出力します。 ⑫ 遅延交流出力コンセント 接続機器のプラグを接続します。

本装置運転開始の約 5秒後に交流電圧を出力します。 ⑬ ブレーカ 接続機器の容量が UPSの最大定格を超えると、ブレーカがトリ

ップしてこのボタンが飛び出します。リセットするときには、接

続機器を停止させた後、このボタンを押し込んで下さい。 ⑭ 交流入力プラグ

(M-SPS014S/M-SPS014Rのみ) 入力電源に接続します。

⑮ 交流入力端子台 (M-SPS030S/M-SPS030Rのみ)

入力電源に接続します。

⑯ 入力ブレーカ (M-SPS030S/M-SPS030Rのみ)

本装置の主電源を投入するスイッチです。また、接続機器の容量

が UPSの最大定格を超えるとトリップします。 ⑰ メンテナンススイッチ バッテリを電源ラインから切り離す為のスイッチです。

約1秒間押すとバッテリリプレース状態になります。

Page 5: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

13

① ② ③ ④ ⑤ ⑥

⑪⑩

① ② ③ ④ ⑤ ⑥

⑧⑦

⑫ ⑪⑭

⑬ ⑩

M-SPS014S

M-SPS014R

Page 6: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

14

① ② ③ ④ ⑤ ⑥

⑧⑦

⑫ ⑪

⑯⑩

M-SPS030R

Page 7: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

15

M-SPS014SA11W

Page 8: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

16

Page 9: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

17

M-SPS014RA11W

Page 10: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

18

Page 11: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

19

M-SPS030RA11W

Page 12: メンテナンスマニュアル Ⅲ.冷却ファンの交換メンテナンスマニュアル 9 Ⅲ.冷却ファンの交換 冷却ファンはその軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファンに交換することが必要

メンテナンスマニュアル

20