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事例カタログ FUJITSU Software LiveTalk / Microsoft Translator Text API / Microsoft Azure導入事例

イベント全セッションのプレゼンテーショントークを翻訳・英語字幕を表示言葉の壁をなくし、様々な人が参加・体験できるイベント実現の一歩を踏み出す

日本マイクロソフト株式会社 様

■ Microsoft Tech Summit 2017構成

日本マイクロソフト講演者

変換ケーブル

1会場ごとの環境画面合成

(資料入力と字幕入力を合成)

音声認識エンジン 翻訳エンジンAmiVoiceクラウド Microsoft Cognitive Services

– Translator Text API

FUJITSU Software LiveTalk

MicrosoftAzure

日本語発話

英語翻訳 映像装置

■ 開催期間 :2017/11/08-09 ■ 開催場所: ウェスティンホテル東京 (マルチトラック)

http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/casestudies/ms-techsummit/

   

商品名 FUJITSU Software LiveTalk / Microsoft Translator Text API / Microsoft Azure

■ イベントでの全講演のリアルタイム翻訳・英語字幕表示 の実現

■ 講演者のプレゼンテーショントークをリアルタイムに翻訳し 字幕表示することで、講演者・参加者の高い評価を獲得

課 題 効 果

 日本マイクロソフト株式会社では、2016年からITプロフェッショナル向けの技術カンファレンス「Microsoft Tech Summit」を開催しています。2017年11月の Tech Summitでは、約100のセッション全てを翻訳して英語字幕表示にする計画を立てました。そして、Microsoft Azure上で動作する翻訳サービスMicrosoft Translator Text APIと富士通のダイバーシティ・コミュニケーションツールFUJITSU Software LiveTalkを組み合わせて、プレゼンテーションの英語字幕表示を実現しました。 現在、海外のイベントでは様々な国の方や聴覚障がい者がセッションに参加できるように、講演の字幕表示が一般的になっています。今回のイベントで字幕が講演者・参加者にも好評だったことから、マイクロソフトではグローバルアクセシビリティ向上の取り組みの一環としても、講演の翻訳・字幕表示を拡大していく考えです。

プレゼンテーションPC

講演画面

事例カタログ FUJITSU Software LiveTalk / Microsoft Translator Text API / Microsoft Azure導入事例

Copyright 2018 FUJITSU LIMITED

導入背景

「Microsoft Tech Summit 2017」の全セッションの翻訳と英語字幕表示を計画 日本マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)は、現在、プロダクティビティ(生産性)ツール、クラウドサービス、AIなどのテクノロジを活用した、顧客のデジタルトランスフォーメーション推進を施策の中心に据えています。そのために、スマートフォンやIoTデバイスとの連動のような様々な協調や接続性、データの有効活用などすべてのつながりに対して、テクノロジを提供していきます。その基本的なコンセプトはインテリジェントクラウドとインテリジェントエッジという2つの言葉で、クラウド側にもエッジ側にもインテリジェンスを組み込んでいきます。そしてその中心になるのがAIです。 同社は2018年の注力テーマのひとつとして、働き方改革に取り組んでいます。日本マイクロソフト株式会社 執行役員 最高技術責任者 兼 マイクロソフト ディベロップメント株式会社 代表取締役 社長 榊原 彰氏が語ります。「働き方改革の実現には、どこにいても仕事ができるようにしなくてはいけませんし、働いている様子を見える化して、改善につなげていかなければなりません。そのための作業の自動化や生産性の高い仕事を実現するために、AIツールからSkype for Business、Office製品まですべてクラウドで提供できるようにしました。社内も完全フリーアドレスで、勤務時間はコアタイムを撤廃して、自分の裁量により都合のよい時間に都合のよい場所で仕事ができるようにしました。その結果、女性社員の離職率が減り、社内の紙の使用量も削減することができました」。 マイクロソフトはこうした最新のテクノロジをインフラエンジニア、アーキテクト、IT戦略に関わる人たちなどのITプロフェッショナルに広く伝えるために、2016年から「Microsoft Tech Summit」を開催しています。日本マイクロソフト コマーシャルソフトウェアエンジニアリング本部 テクニカルエバンジェリズム部 部長 井上 大輔氏が語ります。「米国では毎年9月頃に、セッション数1,000以上で数万人が参加する『Microsoft Ignite』(以下、Ignite)というイベントを開催しています。Tech Summitはその中から一番よいものを選んで提供するのですが、Igniteを始め、海外のマイクロソフトのイベントはプレゼンテーション画面にすべて字幕が入っています。そこで今回、Tech Summitでも字幕を入れ、日本語セッションをリアルタイムで英語に翻訳するようにしたいと考えました」。

日本マイクロソフト株式会社執行役員 最高技術責任者兼マイクロソフト ディベロップメント株式会社代表取締役 社長 榊原 彰氏

日本マイクロソフト株式会社セントラルマーケティング本部エクスペリエンス マーケティング部加藤 公博氏

導入の経緯

Microsoft TranslatorとFUJITSU Software LiveTalkを組み合わせ、リアルタイムでの翻訳と字幕を表示 マイクロソフトは2回目となる「Microsoft Tech Summit 2017」でMicrosoft Azure上で動作する翻訳サービスMicrosoft Translator Text API(以下、Translator)と富士通の「FUJITSU Software LiveTalk(以下、LiveTalk)」(開発元:富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、以下、富士通SSL)を組み合わせて使うことにしました。そして、100を超えるセッション全ての講演をリアルタイムで翻訳して、英語で字幕表示することにしたのです。 LiveTalkは発話者の発言を音声認識し、即座に翻訳・テキスト変換することで、発言内容を複数端末にリアルタイムで翻訳・表示するダイバーシティ・コミュニケーションツールであり、マイクロソフトMVP(Most Valuable Professional)アワードプログラムで表彰された富士通SSLの技術者により開発されています。 日本マイクロソフト セントラルマーケティング本部 エクスペリエンス マーケティング部 加藤 公博氏が語ります。「技術カンファレンスでTranslatorを利用するのは初めてでしたが、技術カンファレンスであればこそ、マイクロソフトの技術をフルに活用したいという思いがありました。今までTranslatorはデモを行ったり、機能を紹介したりしていましたが、今回実際にセッションで体験してもらいたいと考えました」。 一方で、マイクロソフトはパートナー企業が持っているテクノロジも参加者に体験してもらい、パートナーとの共創で生み出される新たな世界を実感できるようにすることを目指しました。そこで、採用したのがLiveTalkでした。「これまで他のイベントでデモを行った実績があり、パフォーマンスなども評価できていましたので、TranslatorとLiveTalkを組み合わせることでよりよい翻訳ができると考えました」(加藤氏)。

日本マイクロソフト株式会社

東京都港区港南2-16-3品川グランドセントラルタワー

代表取締役 社長 平野 拓也1986年 2 月4億 9950万円2,150 名(2017年7月1日現在)

https://www.microsoft.com/ja-jp/

本 社 所 在 地

代 表 者設       立資   本   金従 業 員 数事 業 内 容

お客様プロフィール

導入の効果と今後の展望

ソフトウエアおよびクラウドサービス、デバイスの営業・マーケティング

ホ ー ム ペ ー ジ

事例カタログ FUJITSU Software LiveTalk / Microsoft Translator Text API / Microsoft Azure導入事例

2018年 3月Copyright 2018 FUJITSU LIMITED

●このカタログには、環境に配慮した用紙、植物油インキ、有害な廃液を出さない水なし印刷方式を採用しています。

お問い合わせ先

富士通コンタクトライン (総合窓口) 0120-933-200 受付時間 9:00~ 17:30(土・ 日 ・ 祝日を除く)富士通株式会社 〒 105-7123 東京都港区東新橋 1-5-2 汐留シティセンター

http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/casestudies/ms-techsummit/

日本マイクロソフト株式会社コマーシャルソフトウェアエンジニアリング本部 テクニカルエバンジェリズム部部長 井上 大輔氏

システム概要

事前に富士通と調整し、プレゼンテーションの字幕表示スペースを確保。講演者や参加した英語話者から高評価 今回、Tech Summit直前にWindows 10 Fall Creators Updateがあり、日本語OSの標準フォントの1つとして、「UDデジタル教科書体」をサポートしました。LiveTalkはそれをすぐにサポートしたため、Tech Summitの参加者にWindows 10の最新アップデートを体験してもらうこともできました。 字幕を出すにあたっては、事前にLiveTalkの開発元である富士通SSLと調整し、プレゼンテーションの字幕表示スペースを確保して、講演者のプレゼンテーション資料作成に負担がかからないようにしました。「当初はプレゼンテーション資料と字幕の文字がかさなってしまって、講演しにくい人がいるのではないかと懸念しました。しかし、やりにくいという講演者もおらず、スムーズに字幕を表示することができました」(井上氏)。 またマイクロソフトにも、英語話者で日本語がわからない社員がいますが、どのセッションも英語の字幕が出るので、非常に喜ばれたそうです。「日本語がわからない参加者や社員は、今までは通訳を用意している特定のセッションしか参加できませんでした。今回はどのセッションでも自由に参加することができ、壁がなくなったと好評でした」(加藤氏)。 今回は、昨年と比較し、イベント前だけでなくイベント終了後も、SNS上でのTech Summit に関するツイートが大変多く、参加者から様々なサービスやテクノロジへの言及がなされていました。

イベントへのアクセシビリティ改善に大きな一歩。誰でもどんな時でもどんな場所でもスピーディにアクセスできるイベントコンテンツの提供を目指す 今までイベントはローカルでドメスティックなものでしたが、TranslatorやLiveTalkをうまく使うことで、今回のように日本語がわからない方や聴覚に障がいがある方も参加できるようになりました。マイクロソフトでは今までTranslatorを翻訳のために使ってきましたが、単純な翻訳だけでなく、あらゆる人がイベントに参加することができるようにする上で、LiveTalkとの組み合わせはイベントへのアクセシビリティ改善に大きな一歩となります。 マイクロソフトでは、これからのイベントではアクセシビリティが今までにも増して、重要になると考えています。「日本のプレゼンテーションは事前に何回もトレーニングしたり、レビューしたりするので、コンテンツにバラツキがなく、完成度が非常に高いので、何とかして海外にも伝えたいと考えています。リアルタイム翻訳で字幕が表示できるようになると、一気に日本語圏以外の地域にも拡がっていくと期待しています」(井上氏)。 またイベントの講演をWebサイトに音声付の動画コンテンツとして公開しているケースが増えています。Translator とLiveTalkを用いて音声を日本語や英語で文字化して、動画配信と同時に配信することで、電車の中などの人が多いところにおいても、あらゆる人にリアルタイムに視聴していただくことができるようになります。マイクロソフトではそうした形で、どんな時でもどんな場所からでもイベントコンテンツに簡単かつスピーディにアクセスできるようにしたいと構想しており、そこで大きな役割を果たすLiveTalkへの期待が高まっています。