エレクトロ×ロックのパイオニア、new breedが 渾身の新作 ...new...

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出演決定 !! エレクトロ × ロックのパイオニア、NEW BREED が 渾身の新作『the PIONEERS of SENSATION』をリリース !! 「色んな感情が入っているし、初心も忘れていないし、大人な部分も出ている。 大人も聴ける、レンジの広いロックになっていると思います。」 Toyo(Vo) Tama(Gt) Tommie-B(Ba) Mark(Dr) インタビュアー:MAY-E -『the PIONEERS of SENSATION』は冒頭から凄まじいパワーを放つアルバムになりましたね。 ヘヴィな部分はさらにヘヴィに尖っている印象を受けました。具体的にどのようなサウンドを目指しま したか? Tama:音に関しては、実はバンド内でけっこう揉めたんです。僕自身、ブラック・メタルなんかのア ンダーグランドな音が大好きなんですが、最近のバンドって、そういうブラック・メタルの要素を持っ ているバンドってなかなかいないじゃないですか。カルチャー自体が根付いていないっていうのもある んでしょうけど、皆、デスコア止まりっていうか。だから、今作では他のバンドにはないブラック・メ タルの要素を取り入れたかったんです。それが Cameron Mizell のプロデュースによって最新鋭のサ ウンドに仕上がったことは、とても嬉しく思いますね。 -つまりブラック・メタルを取り入れるかどうかでバンド内で揉めたってことですか? Tama:そうです。まず、リスナーがついて来れるのかどうかが心配でしたね(笑)。ブラック・メタルっ て、音だけじゃなく文化的に尖っている部分もあるので……。メインストリームの音楽にブラック・メ タルを取り入れること自体がナンセンスなんじゃないのかとか、色々話合いましたよ。だけど、それで もやってみたい気持ちが強かったんです。最終的には、メンバー全員が納得のいく音に仕上げることが 出来たと思います。 -そうですね。NEW BREED のサウンドにブラック・メタルを取り入れること自体、勇気のいることだっ たと思うのですが、Toyo さんはそれに対してどんな考えでしたか? Toyo:ただただ心配でしたね(笑)。僕はやっぱりポップな音楽や切ない曲が好きなので。ましてや、 これまでにブラック・メタル風のシャウトとかもやったことがなかったですし。だけど、楽曲は Tama が作っているんですが、メロディが入ってきたところでちゃんと NEW BREED らしさが見えてきたん です。叫んでいて尖っているブラック・メタルのエクストリーム性があるからこそ、歌メロに入った瞬 間の広がりが感じられるっていうのかな。今は自分が思っていた以上に相性は良かったな、と思ってい ます。 -おっしゃる通り、今作はヘヴィではありますがメロディがさらに際立っているように感じました。今 作のプロデューサーはアメリカの Cameron Mizell ですが、彼を起用することにした決め手となる作 品はありますか? Tama:一昨年の春頃、前作『Heart racing moments for all Lovers and Haters』のレコーディ ングの前に、“ミックスのイメージとしてこんな感じの音がいいんじゃない?”って Mark が持ってきた ものが、JAMIE'S ELSEWHERE の『They Said A Storm Was Coming』でしたね。 Tommie-B:出たばっかりの頃だったよね。 Mark:そう。それが、バンド・サウンドの生っぽさとエレクトロがバランス良くミックスされていたの で、“これを参考にしたいね”って話をしていたんです。そのアルバムで、僕は初めて Cameron の名 前を知りました。 Tama:暫くして 2nd アルバムの制作会議で ZESTONE RECORDS の Tag 氏から Cameron の プロディース契約がとれたと聞かされて一同唖然としましたよ。超過密スケジュールで絶対無理だと聞 いていたんで。改めて ZESTONE の影響力がいかに世界と日本のスクリーモ・シーンの架け橋になっ ているかが分かる瞬間でもありました。 -へえ、そうだったんですか。インストの部分でダブステップを取り入れるなど、新たなテイストも伺 えますね。 Tama:はい。今作でまた違った形のエレクトロニクスを提案できたんじゃないかなと思っています。 僕自身、映画音楽とかがすごく好きなんですよ。なので、シンフォニックなアプローチなんかは、そう いうものに影響された部分もあるかもしれないですね。ダブステップも取り入れてはいるんですが、そ れは今作だけになると思います。 -なるほど。NEW BREED が理想とする形でロックとエレクトロを融合させているバンドは、他にい ますか? Tama:進むベクトルは違いますが CROSSFAITH はメタルとエレクトロを融合させた完成型の 1 つ だと思っています。逆にロック以外の色んな音楽を聴いて、こういうかっこよさをロックに持ってきた いなぁと思うことはあります。もうメンバー皆、いい歳なので、それぞれ今まで聴いてきたものをバン ドに反映させて他のバンドにはない音楽が表現していきたいと思っていますね。 -NEW BREED のエレクトロって、いわゆるスクリーモのバンドが取り入れているようなエレクトロ インタビューの続きは 激ロックウェブサイトをチェック!!>>GEKIROCK.COM とは違って、ENTER SHIKARI や HADOUKEN! なんかのニュー・レイヴ勢のエレクトロに近いも のを感じるんですよね。 Tama:そうですね。ニュー・レイヴもそうですし、ニュー・レイヴの元となっている 80 年代のニュー・ ウェイヴもそうですね。実際、僕は 80 年代の音楽がすごく好きなんですよ。あと、結成当初はラウド、 ミクスチャーが全盛だったので、ミクスチャーからの影響もあります。今の音楽って、要所要所に脈 略がなくて突然切り替わる様な曲が多いじゃないですか。そういう“なんちゃって”な音楽とは違って、 ミクスチャーって、それまでにあった文化をちゃんと音に反映させているバンドが多かったように思う んです。僕らのエレクトロの取り入れ方も、そういったジャンルからの影響が少なからずあるように思 います。あとは、映画音楽やクラシックも好きですよ。 -メンバー皆さんの豊かなバック・グラウンドとキャリアがあって、多角的な見方の出来るアルバムに 仕上がっていると思うのですが、特に聴きどころとなるポイントを教えていただきたいです。 Tommie-B:そうですねぇ、「A Little Bit Of Bitterness」から次の曲の繋がりに、昔からのファ ンの方にだけわかる、サプライズ的な仕掛けがあります。ほんの少しですけど(笑)。また、ベースに ついて言うと、「I promise you a WORLD where you could be QUEEN」の 2 回目の A メロ でジャズ・アレンジの部分があるのですが、そこは実際にアップライト・ベースを使って弾いています。 あと、今作は速い曲が多いんですよ。いつもは 5 弦ベースを使っているんですけど、太い弦で速く刻む のが物理的に無理だったので、「Slip, Drown, Fade」では、あえて細いゲージの弦を張ってオクター ブ上でブラック・メタル風に弾いたりしています。 Tama:僕は「ADDICTION」のギター・ソロですね。Yngwie Malmsteen なんかの 80 年代のギター・ オリエンテッド・ロックって、ギターを始めたばかりのキッズだったら絶対に憧れる存在だと思うんで すが、今作ではそういう憧れに少しでも近づきたいと思って長いギター・ソロを取り入れてみました。 ギター・ヒーローが弾いているように聴こえればいいんですけど(笑)。 Mark:こういうジャンルでギター・ソロを弾くバンドって今はもう減ってきちゃっているんで、それが バンドの個性にもなっているのかなと思いますね。 -確かに、ギター・ソロが今作の個性のひとつになっていますよね。Mark さんはいかがでしょうか。 Mark:僕は、「I promise you a WORLD where you could be QUEEN」と「drawing lines for friendship」ですね。曲順が決まったあとに、この曲がアルバムの後半だったことがもったい ないなと思ったほど、特に気に入っている2曲です。ただ、好きなバンドのアルバムでも後半ダレちゃ うこともあったりしますけど、このアルバムはそうはならないんじゃないかと思います。あとは、 「ADDICTION」かな。ドラムを叩いていて思うんですが、これはかなり難しいです。今まで DREAM THEATER とか MESHUGGAH とかたくさんコピーしてきましたけど、それよりもぜんぜん難しかっ たですね。なのでドラマーの方には「ADDICTION」をコピーしてもらって、Youtube に上げてもら えると嬉しいですね(笑)。 -そうなったら面白いですね! Toyo さんはいかがでしょうか。 Toyo:今作では、特に歌詞に力を入れました。色んな想いを込めて曲を作っていますが、前作から、 バンドはもちろん個人としても成長したと思います。客観的に見れるようになりました。日々の感情だっ たり、想いを寄せる人に対する歌だったり、そういう表現力は前作よりも青臭さがなくなってはいるん じゃないかと思います。 ロック・バンドのサウンドにエレクトロが取り込まれることは、 テクノロジーが進んだ今となってはごく自然な流れのように思え るが、日本のラウドロック・シーンでいち早くそれを取り入れてい たパイオニアとも呼べる日本のバンドが、この NEW BREED だ。 Cameron Mizell (JAMIE'S ELSEWHERE、 I SEE STARS 他) をプロデューサーに迎えて制作された 2nd アルバムは、NEW BREED らしい煌びやかで重厚なグルーヴを展開しつつ、激昂 ヴォーカルで幕を開けるハイブリッドなメタル・ナンバーから メインストリームを向いたポップ・ナンバー、さらにはスパイ ス的にブレンドされたダブステップまで、留まる事など知らな いと言わんばかりにいくつもの新機軸が盛り込まれた渾身の一 枚だ。これぞ、キャリアの成せる技。(MAY-E) NEW BREED the PIONEERS of SENSATION 2012.6.6 ON SALE!! LABEL : ZESTONE RECORDS GENRE : ELECTRO ROCK FOR FANS OF : CROSSFAITH, GARI, JAMIE'S ELSEWHERE

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出演決定!!

エレクトロ×ロックのパイオニア、NEW BREED が渾身の新作『the PIONEERS of SENSATION』をリリース !!

「色んな感情が入っているし、初心も忘れていないし、大人な部分も出ている。大人も聴ける、レンジの広いロックになっていると思います。」

Toyo(Vo) Tama(Gt) Tommie-B(Ba) Mark(Dr) インタビュアー:MAY-E

-『the PIONEERS of SENSATION』は冒頭から凄まじいパワーを放つアルバムになりましたね。

ヘヴィな部分はさらにヘヴィに尖っている印象を受けました。具体的にどのようなサウンドを目指しま

したか?

Tama:音に関しては、実はバンド内でけっこう揉めたんです。僕自身、ブラック・メタルなんかのア

ンダーグランドな音が大好きなんですが、最近のバンドって、そういうブラック・メタルの要素を持っ

ているバンドってなかなかいないじゃないですか。カルチャー自体が根付いていないっていうのもある

んでしょうけど、皆、デスコア止まりっていうか。だから、今作では他のバンドにはないブラック・メ

タルの要素を取り入れたかったんです。それが Cameron Mizell のプロデュースによって最新鋭のサ

ウンドに仕上がったことは、とても嬉しく思いますね。

-つまりブラック・メタルを取り入れるかどうかでバンド内で揉めたってことですか?

Tama:そうです。まず、リスナーがついて来れるのかどうかが心配でしたね(笑)。ブラック・メタルっ

て、音だけじゃなく文化的に尖っている部分もあるので……。メインストリームの音楽にブラック・メ

タルを取り入れること自体がナンセンスなんじゃないのかとか、色々話合いましたよ。だけど、それで

もやってみたい気持ちが強かったんです。最終的には、メンバー全員が納得のいく音に仕上げることが

出来たと思います。

-そうですね。NEW BREED のサウンドにブラック・メタルを取り入れること自体、勇気のいることだっ

たと思うのですが、Toyo さんはそれに対してどんな考えでしたか?

Toyo:ただただ心配でしたね(笑)。僕はやっぱりポップな音楽や切ない曲が好きなので。ましてや、

これまでにブラック・メタル風のシャウトとかもやったことがなかったですし。だけど、楽曲は Tama

が作っているんですが、メロディが入ってきたところでちゃんと NEW BREED らしさが見えてきたん

です。叫んでいて尖っているブラック・メタルのエクストリーム性があるからこそ、歌メロに入った瞬

間の広がりが感じられるっていうのかな。今は自分が思っていた以上に相性は良かったな、と思ってい

ます。

-おっしゃる通り、今作はヘヴィではありますがメロディがさらに際立っているように感じました。今

作のプロデューサーはアメリカの Cameron Mizell ですが、彼を起用することにした決め手となる作

品はありますか?

Tama:一昨年の春頃、前作『Heart racing moments for all Lovers and Haters』のレコーディ

ングの前に、“ミックスのイメージとしてこんな感じの音がいいんじゃない?”って Mark が持ってきた

ものが、JAMIE'S ELSEWHERE の『They Said A Storm Was Coming』でしたね。

Tommie-B:出たばっかりの頃だったよね。

Mark:そう。それが、バンド・サウンドの生っぽさとエレクトロがバランス良くミックスされていたの

で、“これを参考にしたいね”って話をしていたんです。そのアルバムで、僕は初めて Cameron の名

前を知りました。

Tama:暫くして 2nd アルバムの制作会議で ZESTONE RECORDS の Tag 氏から Cameron の

プロディース契約がとれたと聞かされて一同唖然としましたよ。超過密スケジュールで絶対無理だと聞

いていたんで。改めて ZESTONE の影響力がいかに世界と日本のスクリーモ・シーンの架け橋になっ

ているかが分かる瞬間でもありました。

-へえ、そうだったんですか。インストの部分でダブステップを取り入れるなど、新たなテイストも伺

えますね。

Tama:はい。今作でまた違った形のエレクトロニクスを提案できたんじゃないかなと思っています。

僕自身、映画音楽とかがすごく好きなんですよ。なので、シンフォニックなアプローチなんかは、そう

いうものに影響された部分もあるかもしれないですね。ダブステップも取り入れてはいるんですが、そ

れは今作だけになると思います。

-なるほど。NEW BREED が理想とする形でロックとエレクトロを融合させているバンドは、他にい

ますか?

Tama:進むベクトルは違いますが CROSSFAITH はメタルとエレクトロを融合させた完成型の1つ

だと思っています。逆にロック以外の色んな音楽を聴いて、こういうかっこよさをロックに持ってきた

いなぁと思うことはあります。もうメンバー皆、いい歳なので、それぞれ今まで聴いてきたものをバン

ドに反映させて他のバンドにはない音楽が表現していきたいと思っていますね。

-NEW BREED のエレクトロって、いわゆるスクリーモのバンドが取り入れているようなエレクトロ

インタビューの続きは激ロックウェブサイトをチェック!!>>GEKIROCK.COM

とは違って、ENTER SHIKARI や HADOUKEN! なんかのニュー・レイヴ勢のエレクトロに近いも

のを感じるんですよね。

Tama:そうですね。ニュー・レイヴもそうですし、ニュー・レイヴの元となっている 80 年代のニュー・

ウェイヴもそうですね。実際、僕は 80 年代の音楽がすごく好きなんですよ。あと、結成当初はラウド、

ミクスチャーが全盛だったので、ミクスチャーからの影響もあります。今の音楽って、要所要所に脈

略がなくて突然切り替わる様な曲が多いじゃないですか。そういう“なんちゃって”な音楽とは違って、

ミクスチャーって、それまでにあった文化をちゃんと音に反映させているバンドが多かったように思う

んです。僕らのエレクトロの取り入れ方も、そういったジャンルからの影響が少なからずあるように思

います。あとは、映画音楽やクラシックも好きですよ。

-メンバー皆さんの豊かなバック・グラウンドとキャリアがあって、多角的な見方の出来るアルバムに

仕上がっていると思うのですが、特に聴きどころとなるポイントを教えていただきたいです。

Tommie-B:そうですねぇ、「A Little Bit Of Bitterness」から次の曲の繋がりに、昔からのファ

ンの方にだけわかる、サプライズ的な仕掛けがあります。ほんの少しですけど(笑)。また、ベースに

ついて言うと、「I promise you a WORLD where you could be QUEEN」の 2 回目の A メロ

でジャズ・アレンジの部分があるのですが、そこは実際にアップライト・ベースを使って弾いています。

あと、今作は速い曲が多いんですよ。いつもは 5 弦ベースを使っているんですけど、太い弦で速く刻む

のが物理的に無理だったので、「Slip, Drown, Fade」では、あえて細いゲージの弦を張ってオクター

ブ上でブラック・メタル風に弾いたりしています。

Tama:僕は「ADDICTION」のギター・ソロですね。Yngwie Malmsteen なんかの 80 年代のギター・

オリエンテッド・ロックって、ギターを始めたばかりのキッズだったら絶対に憧れる存在だと思うんで

すが、今作ではそういう憧れに少しでも近づきたいと思って長いギター・ソロを取り入れてみました。

ギター・ヒーローが弾いているように聴こえればいいんですけど(笑)。

Mark:こういうジャンルでギター・ソロを弾くバンドって今はもう減ってきちゃっているんで、それが

バンドの個性にもなっているのかなと思いますね。

-確かに、ギター・ソロが今作の個性のひとつになっていますよね。Mark さんはいかがでしょうか。

Mark:僕は、「I promise you a WORLD where you could be QUEEN」と「drawing lines

for friendship」ですね。曲順が決まったあとに、この曲がアルバムの後半だったことがもったい

ないなと思ったほど、特に気に入っている2曲です。ただ、好きなバンドのアルバムでも後半ダレちゃ

うこともあったりしますけど、このアルバムはそうはならないんじゃないかと思います。あとは、

「ADDICTION」かな。ドラムを叩いていて思うんですが、これはかなり難しいです。今まで DREAM

THEATER とか MESHUGGAH とかたくさんコピーしてきましたけど、それよりもぜんぜん難しかっ

たですね。なのでドラマーの方には「ADDICTION」をコピーしてもらって、Youtube に上げてもら

えると嬉しいですね(笑)。

-そうなったら面白いですね! Toyo さんはいかがでしょうか。

Toyo:今作では、特に歌詞に力を入れました。色んな想いを込めて曲を作っていますが、前作から、

バンドはもちろん個人としても成長したと思います。客観的に見れるようになりました。日々の感情だっ

たり、想いを寄せる人に対する歌だったり、そういう表現力は前作よりも青臭さがなくなってはいるん

じゃないかと思います。

ロック・バンドのサウンドにエレクトロが取り込まれることは、テクノロジーが進んだ今となってはごく自然な流れのように思えるが、日本のラウドロック・シーンでいち早くそれを取り入れていたパイオニアとも呼べる日本のバンドが、この NEW BREED だ。Cameron Mizell(JAMIE'S ELSEWHERE、I SEE STARS他)をプロデューサーに迎えて制作された 2nd アルバムは、NEW BREED らしい煌びやかで重厚なグルーヴを展開しつつ、激昂ヴォーカルで幕を開けるハイブリッドなメタル・ナンバーからメインストリームを向いたポップ・ナンバー、さらにはスパイス的にブレンドされたダブステップまで、留まる事など知らないと言わんばかりにいくつもの新機軸が盛り込まれた渾身の一枚だ。これぞ、キャリアの成せる技。(MAY-E)

NEW BREEDthe PIONEERS of SENSATION2012.6.6 ON SALE!!

LABEL : ZESTONE RECORDSGENRE : ELECTRO ROCKFOR FANS OF : CROSSFAITH, GARI,JAMIE'S ELSEWHERE