パートナーvol.100...

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2019 年12月1日 Vol.100 情報誌パートナーは、清水市民活動センターの前身、 清水NPO・ボランティア市民センターによる第1号 (平成14年発行)から数えて100号となります。今まで、 紙面を通じて多くの方と知り合い、さまざまな市民活動 団体・セクターとのネットワークを広げてきました。 掲載された記事を読み返していくと、定年退職後の社 会貢献活動として市民活動を紹介する内容から、活動の 継続のための人材育成の課題の顕在化やソーシャルビジ ネスへの展開などNPOを取り巻く世界も常に変化して いることがわかります。 99号では高校生の地域貢献活動を紹介しましたが、大 学生の社会参加からさらに若い世代を巻き込んだ地域・ 学校の取組みも盛んになり、さまざまな世代が関わる仕 組みが作られようとしています。 一方で、NPOが関わる社会課題は多様化、複雑化し、 静岡市も推進しているSDGsの取組みに見られるように、 グローバル化が進んでいます。 これからも静岡のNPOの「今」を伝える紙面づくり に向け、努力してまいります。 令和元年12月 静岡市清水市民活動センター ありがとう! 100清水NPO・ボランティア市民センター(JR清水駅前) 開設一周年 初のフルカラー 静岡市清水市民活動センター 開設十周年 静岡市清水市民活動センター 移転オープン!(港町) 紙面リニューアル -1- 特定非営利活動法人 NPOサポート・しみず 指定管理者 静岡市清水市民活動センター 発   行 〒424-0943 静岡市清水区港町2-1-1 Tel 054-340-1010 Fax054-351-5530 [email protected] http://shimizu-s-center.org

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  • 2019年12月1日 Vol.100

     情報誌パートナーは、清水市民活動センターの前身、

    清水NPO・ボランティア市民センターによる第1号

    (平成14年発行)から数えて100号となります。今まで、

    紙面を通じて多くの方と知り合い、さまざまな市民活動

    団体・セクターとのネットワークを広げてきました。

     掲載された記事を読み返していくと、定年退職後の社

    会貢献活動として市民活動を紹介する内容から、活動の

    継続のための人材育成の課題の顕在化やソーシャルビジ

    ネスへの展開などNPOを取り巻く世界も常に変化して

    いることがわかります。

     99号では高校生の地域貢献活動を紹介しましたが、大

    学生の社会参加からさらに若い世代を巻き込んだ地域・

    学校の取組みも盛んになり、さまざまな世代が関わる仕

    組みが作られようとしています。

     一方で、NPOが関わる社会課題は多様化、複雑化し、

    静岡市も推進しているSDGsの取組みに見られるように、

    グローバル化が進んでいます。

     これからも静岡のNPOの「今」を伝える紙面づくり

    に向け、努力してまいります。

    令和元年12月 静岡市清水市民活動センター

    ありがとう!

    100号

    ◀清水NPO・ボランティア市民センター(JR清水駅前)

    ▶開設一周年

    ▶初のフルカラー

    ▶静岡市清水市民活動センター開設十周年

    ◀静岡市清水市民活動センター移転オープン!(港町)

    ◀紙面リニューアル

    -1--4-

    特定非営利活動法人NPOサポート・しみず

    指定管理者

    静岡市清水市民活動センター発   行

    〒424-0943 静岡市清水区港町2-1-1Tel 054-340-1010 Fax054-351-5530

    [email protected]://shimizu-s-center.org

  • ▲法被がお祭り感を演出

    ▲(写真左から)大賞「清水おやこ劇場」「清水日本語交流の会」 審査員特別賞「清水区観光ボランティアガイドの会」「YEC」「任意活動団体YokaYoka」

    ▲静岡大学地域創造学環のみなさんによる ヒアリング風景

    ▲自分たちの活動について、熱く語りました

    ▲まずは自己紹介。思い出の給食の話で盛り上がり ました。脱脂粉乳の話に大学生も興味津々…

    ▲軽食を囲みながら講演を聴くスタイルは、 まるでディナーショー?これもセンターならでは!?

    ▲「静岡学生NGOあおい」「POPOLO」「県大環境サークルCO-CO」の 活動について、木下さんにSDGsの視点で解説していただきました

    ▲着席スタイルの交流は初の試み。誕生月ごとに 分かれて座りました

    ▲交流後は、パンフレット裏のビンゴシートに 団体シールを貼ってもらいます

    ▲シールによる投票

    ▲チーム受付ズ! ▲のれんが入口を飾ります

    清水市民活動センター13周年記念事業清水市民活動センター13周年記念事業

    市民活動FESTA市民活動FESTA20192019

    団体概要や活動の紹介パネルが大集合!今年は、50の力作がエントリー。投票の結果、大賞2団体、審査員特別賞3団体が決定しました。

    パネル展

    「しずおかSDGsネットワーク」代表の木下聡さんをお迎えして、市民活動とSDGsのつながりについてお話していただきました。

    SDGsトーク

    よりあい処

    インスタフレーム

    令和元年11月10日㈰

    副実行委員長の前田です。さて、どちらが本物のシズラでしょうか?

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  • 輪くぐり、カエル釣り、のれんがお出迎え!階段にはカラフルなSDGs関連の展示。

    ▲(写真左から)大賞「清水おやこ劇場」「清水日本語交流の会」 審査員特別賞「清水区観光ボランティアガイドの会」「YEC」「任意活動団体YokaYoka」

    ▲まずは自己紹介。思い出の給食の話で盛り上がり ました。脱脂粉乳の話に大学生も興味津々…

    実行委員長の網谷です!実行委員会のメンバーで楽しい企画を考えました。

    ▲インスタ映え~「#みんなの縁日」で拡散! ▲謎のアフロ集団…いいえ、実行委員です

    ▲やきそば、チョコバナナ、タピオカetc. 縁日でおなじみのメニューが並びました

    ▲小さなお子さんにも、射的や輪投げなど昔懐かしの遊びは大好評♪ 射的で狙うのは、精巧に作られた恐竜の折り紙でした!

    ▲交流後は、パンフレット裏のビンゴシートに 団体シールを貼ってもらいます

    ▲かわいい巫女さんが待ってます

    ▲笑顔の授賞式!

    ▲SDGsアイコンと活動写真▲のれんが入口を飾ります ▲お客さん呼び込み中♪

    エントランス階段展示

    団体のブースを回るとシールがもらえて、ビンゴカードが完成します。景品は、団体の活動に参加できる権(団体賞)など…リーチ続出でおおいに盛り上がりました!

    団体名ビンゴ

    応援チケット(10円×10枚綴り)をお買い上げ頂き、応援したい団体のBOXにイン♪チケットは、あっという間に完売しました。

    ドネーション(寄付)

    神社ではおみくじを引くことができます。館内に隠された13匹のシズラを捜す「隠れシズラ」もこっそり同時開催♪

    シズラ神 社

    18のブースが出展。各ブースを回り、活動について説明を受けました。普段はなかなかできない他団体との交流の場です。

    ブース出 展

    屋台 射的

    輪投げ アフロ

    侍、見参!

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  • NPOワンポイント

    事業のご案内

    令和元年12月29日㈰~令和2年1月3日㈮の6日間は休館です。会議や印刷でセンターを利用される団体はご注意ください。

    ※上記のほか、1月は15日㈬も休館となります。

    年末年始休館日のお知らせ

    活動計算書作成のチェックポイント 年が明けると決算準備の時期になります。NPO法人が毎年所轄庁に提出する活動計算書は内閣府のホームページで

    公開されます。作成にあたっては、次の点について確認をすることをお勧めします。

    ●活動計算書の形式

    「法人名」「会計期間」「単位」は記載してありますか?

    ●経常収益について

    ①「受取会費」、②「受取寄附金」、③「受取助成金等」、④「事業収益」、⑤「その他収益」に区分してありますか?

    ●経常費用について

    「事業費」と「管理費」に区分し、それぞれを「人件費」と「その他経費」に区分していますか?

    ●当期正味財産増減額について

    当期正味財産増減額は、「収益」から「費用」を引いた額になっていますか?

    ●次期繰越正味財産額について

    次期繰越正味財産額は、「当期正味財産増減額」と「前期繰越正味財産額」の合計額と一致していますか?

    基本的なことを押さえた上で書類を作成することは、矛盾のない決算書類をつくることにつながります。

    また、監査にあたる監事の方もこれらの項目を念頭におき業務をすすめてください。

    その39 ここは、JR東海道線と静岡鉄道が並行して走

    る静岡市清水区内の跨線橋です。

     車は通ることができない人専用の橋ですが、実

    はそれ以外にも通っているものがあるのです。

     この地域はもともと丘陵地帯でしたが、明治19年

    鉄道を通すために切通し工事がおこなわれました。

     周辺の農地は日本平から発する谷津沢川の水を

    農業用水としていましたが、その工事により下流

    の灌漑用水の確保が必要になりました。そこで、

    線路を跨いだ形で水を流すための水路橋が造られ

    ました。それがこの谷津川水路橋です。

     昭和に入り、静岡鉄道の敷設により切通しは拡

    幅され、水路橋が延長されました。さらに狐ヶ崎

    駅開設と企業進出などによって人口の増加したた

    め、水路の上に歩道を載せた橋に変わりました。

     現在は平成元年に造られた3代目の橋が人と水

    を通しています。橋の上から覗き込むと、大きな

    鉄の樋を伝う水の流れを見ることができます。

    NPO法人の「解散手続き」講座

     NPO法人の運営が困難になった時、「活動そ

    のものをやめてしまう」「任意団体として再出発

    する」などいくつかの選択肢がありますが、法人

    を解散するには正式な手続きが必要です。

     この講座では、解散総会の準備から法人解散ま

    での流れを、事例を交え具体的に解説します。

    1月11日㈯ 13:30~15:00清水市民活動センター 第1会議室NPO法人の解散、清算の手続き、事例紹介200円/1団体(資料代)10団体

    日 時

    場 所

    内 容

    受講料

    定 員

    1/11㈯

    静鉄・狐ヶ崎駅

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