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ラボ型 油中パーティクルカウンター HIAC 8011+ (プラス)

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ラボ型 油中パーティクルカウンターHIAC 8011+(プラス)

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50年の実績に裏打ちされた確かな性能 ラボ型最新モデルより簡単に、さらに精度よく

7インチカラーディスプレイキーパッド

サンプルチャンバー

スターラー付きサンプルステージ

サービスドレイン

ドレインパン加圧・減圧コントロールバルブ

1962年

1985年

HIAC 8012 System・センサー HRLD 400 HC・サンプラー HIAC SDS・カウンター 8000A

HIAC 8011 System・センサー HRLD/MC-05・サンプラー ABS2・カウンター 8000A

2014年HIAC 8011+

Leon D. Carver.

レオン・カーヴァーは、1960年代に急速に発展したパーティクルカウンター産業の先駆者の一人でした。彼は南カリフォルニアで高精度の製品を開発しました。一人でスタートしたビジネスが後に成長し、我々が今日よく知る業界標準ブランドである「HIAC(ハイアック)」へと進化しました。HIACパーティクルカウンターは、もともと航空宇宙産業での水力学的なアプリケーションのために開発され、レーザーパーティクルカウンターは、油圧油中に存在する粒子サイズと数をカウントするために使用されました。

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インテリジェント スクリーンガイドにより、必要な情報を使用者に通知します

サンプルマネジメントシステムによって、再現性が高い正確な測定が可能に

・ 自動診断を行い、推奨する是正措置を通知・ 設定項目および測定間誤差に対する自動アラート機能を搭載・ HRLD Smartセンサーは、修理や校正期限アラート機能を搭載

・ 加圧サンプリングにより気泡の影響を軽減・ システム化された減圧脱泡システムにより測定精度を向上・ サンプルフローの自動調整により再現性を向上

起動時自動診断

サンプルチャンバー(加圧/減圧/スターラーユニット)

石油化学工業 射出成形工場 海洋産業

センサー校正アラート

コントロールバルブ

様々な産業で品質管理にご使用いただいています

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手間なく簡単、より多くのサンプルをより短時間で測定可能

・ ワンボタンサンプリングで1分以内に測定結果を表示・ 最大20件のサンプルレシピを簡単作成、保存可能・ 5ステップ以内でサンプルレシピを作成可能

母国語でストレスススススなななななくくくくくく測測測測測定定定定定定定・・運運運用用用用でででできききまままますすすす

・ 日本語を含む7ヶ国語に対応・ エラーメッセージも日本語で表示

ペーパーレス機能を搭載し、PPPPDFやややExxxcccelファイルでデーータタタをを取取得、印刷ステップを省略できます

・ PDFもしくはExcelファイルでレポートを作成可能・ 埋め込み型Webブラウザによりオンラインレポート・承認が可能・ USBメモリーやLANケーブル経由でデータをエクスポート可能・ 外付けプリンターオプションにより、紙への印刷も可能

ホーム画面 レシピ設定画面

装置クリーニングやサンプル調製の時間を節約できます

・ 高粘度サンプルを希釈せずに測定可能(<425 cSt)・ 自動洗浄、フラッシング機能搭載・ センサーコンタミネーションアラートにより、測定前にコンディションを確認できます

メンテナンス画面

規定数に到達するまで洗浄を継続

規定量洗浄

バックフラッシュにより詰まりを解消

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静置(5~ 10秒)サンプル中に気泡が無いことを確認する。静置時間が長いと大きな微粒子が沈降し均一拡散が損なわれる。

超音波分散処理(約1分)超音波槽の水面はサンプルの半分以上が浸る必要がある。粘度 10~ 50 cSt の場合25~ 35秒、50 cSt以上の場合、さらに長い時間かける必要がある。必ず目視で気泡が抜けたことを確認する。

ハンドシェイク(約2分)高粘度サンプルは、より長い時間処理する。ISO11171 Annex E, Section E4, 2010/2016では、メカニカルシェイカーで少なくとも1分間処理することを推奨している。

超音波分散処理(約1分)超音波槽の水面はサンプルの半分以上が浸る必要がある。通常は1分間で十分だが、高粘度サンプルは、必要に応じより長時間処理する。ISO11171 Annex E, Section E4, 2010/2016 では少なくとも30秒間処理することを推奨している。

トレーニング不要の簡単 5ステップ(サンプルセットアップ)

標準的なサンプル調製手順

1 チャンバーリリースハンドルを反時計回りに回してロックを解除2 ブレイクスイッチを押してサンプルプラットフォームをローディングポジションへ3 サンプルをセット(スターラーを使用する場合はスターラーバーを投入)4 サンプルプラットフォームをサンプルチャンバーにセット5 チャンバーリリースハンドルを時計回りに回してロック  ▼ 測定開始

標準的なサンプル調製手順を左図に示します。示した手順はあくまで一例であり、サンプルごとに調製法を検討する必要があることにご注意ください。溶液中の汚染物質(不溶性微粒子)がサンプル容量の0.3%を超えた場合、外観が「濁った」ように見えます。経験則上、このようなサンプルを希釈せずに測定した場合、パーティクルカウンターの測定上限にヒットし計測できないか、不正確な測定結果が示されることがあります。油圧システムの汚染度を調べる場合、どのようにサンプルを詐取してくるのかが非常に重要になります。動く状態にある作動油を採取する必要があることから、当社では、30分以上システムを稼働させた後に採取することを推奨しています。

清浄なフタ付の容器にサンプルを採取もし同一の容器を使用して次のサンプルを採取する場合は、容器を念入りに洗浄し、清浄であることを確認する必要がある。

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HIAC HRLDセンサー & MC-05センサー

センサー仕様

HIAC HRLDは、多様な溶液中の粒子を 1.2µm~ 600µmのワイドレンジで測定できる光遮蔽方式高性能センサーです。油圧作動油、燃料、水のみならず、様々な溶媒に対応しています。また、HIAC MC-05センサーは、2つの測定原理(光遮蔽法および光散乱法)を組み合わせることで0.5µm~350µmの測定を実現したサブミクロン対応センサーです。HIAC 光遮蔽センサーに搭載しているレーザー光源は、振動に対する不感性、堅牢性およびレーザー安定性を有しているため、高精度かつ高い再現性をもった粒子計測を行うことができます。

センサー適合溶媒グループ

グループ1 HRLD-100 / 100HC / 150 / 400 / 400HC

グループ2 HRLD-150JA / 600JS / MC-05

作動油・ストッダード溶剤(ヘキサン)・ジェット燃料(JP4,JP5)・リン酸エステル・ケロシン・精製水・注射用水・ディーゼル油・アルコール

グループ1溶媒に加え、アルデヒド・香料・塩酸・水酸化アンモニウム・ケトン・硫酸・水酸化ナトリウム・エステル・リン酸・過酸化水素

モデル HRLD-100 HRLD-100HC HRLD-150 HRLD-150JA HRLD-400 HRLD-400HC HRLD-600JS MC-05

校正

ISO-MTD 可 可 可 可 不可 不可 不可 不可

ACFTD*1 可 可 可 可 可 可 可 不可

PSL 可 可 可 可 可 可 可 可

測定範囲 4 µm(c)~100 µm(c)*2 1.2 ~150 µm 2.0 ~ 400 µm 2.0 ~ 600 µm 0.5 ~ 350 µm

最大粒子個数濃度 (同時通過損失 <10%)

10,000個 / mL 18,000個 / mL 10,000個 /

mL18,000個 /

mL6,000個 /

mL9,000個 /

mL

フローセルサイズ (µm) 400 × 1,000 400 × 400 160 × 1,000 400 × 1,000 400 × 400 400 × 400 600 × 1,000

流量(mL / 分) 20 ~ 100 10 ~ 50 20 ~ 100 10 ~ 50 30 ~ 200 ~ 60

校正流量 (mL / 分) 60 20 10 / 25 60 20 100 25 / 60

レーザー出力 5 mW 50 mW

レーザー波長 780 nm 810 ~ 852 nm

測定方法 光遮蔽法 光遮蔽法光散乱法

*1 ACFTDは、2018年 12月31日をもって終了いたします。*2 4 µm(c) < 2 µm

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基本情報

光遮蔽法HIAC 8011+は、潤滑油、作動油、燃料等の汚染粒子や注射剤、輸液の出荷前検査で広く使用されている光遮蔽式液中パーティクルカウンターです。光遮蔽法は、光遮断法とも呼ばれ、明視野における影を測定しています。照射された薄いシート状のレーザー光は、セルを通過し、反対側にある検出器(PIN - ダイオード)で直接検出されます。ビーム中に粒子が存在しない場合、検出器は最大強度のシグナル(10ボルト)を生成し、ベースラインを形成します。ビーム中に汚染粒子が存在すると、粒子が光を散乱・吸収し、検出器に入る光の一部がカットされ、減衰パルスを生成します。検出器が検出しているこの遮蔽効果は、粒子の断面に比例しており、シグナル面積の変動およびパルス数から汚染粒子の粒子径および個数を測定しています。

HIAC 8011+で使用される校正用粒子ACFTDAir Cleaner Fine Test Dustは、ACFTD または、AC Fine Test Dustとも呼ばれ、油圧業界で最も広く用いられていた測定用ダストです。このダストは、当初、ゼネラルモーターズのAC Spark Plug Division(後のAC Rochester Division)が販売していたもので、粒子径は約0~ 100µmでした。ACFTDの連続した粒度分布とその不規則な粒子形状は、油圧系オイルに見られる典型的な汚染物質の代表的試料と考えられていたため、1969年~ 1970年頃に行われた、光散乱式液中パーティクルカウンターの校正方法開発に使用されました。また、ACFTDの分布が ISO-4402で標準化されたこともあり、液中パーティクルカウンターの業界標準校正物質となりました。しかしながら、新しいNISTトレーサブルな ISO-11171(1999)校正基準の導入によりISO-4402は選択肢の一つになりましたが、依然として多くの業種で使用されています。

ISO-MTDISO-MTDは、液中パーティクルカウンターの校正に用いる一次校正液と二次校正用懸濁液に用いられるNISTトレーサブルな乾燥ダストです。ISO-MTD は、ISO-11171-1999のリリースにより、多くの業種で使用されるようになりました。本基準に従い、一次校正参照用標準SRM-2806または ISO-11171標準の Annex Fに従って産生された二次校正用懸濁液を用いて液体前方散乱パーティクルカウンターを校正するためのガイダンスがあります。SRM 2806aのオリジナルバッチは2010年に終売となり、後継のSRM 2806bが特性評価され、現在はNISTから入手できます。

PSLポリスチレンラテックスビーズは、広範囲をカバーした数多くの粒子が販売されています。非常に均一な球形粒子であるPSLは、様々な計測器の校正用標準粒子として採用されており、HIAC 8011+の校正に使用しているPSLは、NISTトレーサブルです。

安心の校正サービスISO-11171およびJIS B 9932(油圧―液体用自動粒子計数器の校正方法)では、定期的な校正を推奨しており、この校正周期について 1年を超えてはならない(The time interval between successive calibrations shall not exceed one year)と記載されています。弊社では、日本国内のテクニカルセンターにおいて、米国本社から認証を受けた専門の技術者がNISTトレーサブルな校正懸濁液を使用し、国際規格に則り校正を行っております。

光遮蔽式パーティクルカウンターの粒子検出機構 粒子径によるシグナルの違い

時間

電圧

レーザー光源 PIN - ダイオード

センサー イメージ図

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規格 ISO 11171:1999 ISO 11171:2010/2016

一次校正用懸濁液 ISO-MTD / ISO 12103-A3 NIST SRM 2806

各試験項目手順への準拠 必須 任意

最低粒子カウント数 設定なし 各チャンネル5,000粒子以上

50 µm以上の粒子 ASTM F658-87参照 SO 21501-3参照

同時通過損失 0%濃度分析必須(UFTDの使用可)

0%濃度分析任意(RM 8632の使用必須)

流量 設定なし ±3%

流量限界 UFTDの使用可 RM 8632の使用必須

分解能(10 µm) < 10% < 15%RL-RR < 5%

粒子計数精度 UFTDの使用可 RM 8632の使用必須

ISO 11171の変遷1999年 12月に ISO 11171:1999 Hydraulic fluid powerーCalibration of automatic particle counters for liquids(日本工業規格 JIS B9932油圧―液体用自動粒子計数器の校正方法)が発行され、NISTトレーサブルな標準粒子や機器による校正方法が規定されました。長らく使用されてきた ISO4402:1991 Hydraulic fluid power - Calibration of automatic - countins truments for particles suspended in liquids - Method using classified AC Fine Test Dust contaminantとの大きな違いは、安定的に使用できるNISTトレーサブルな標準粒子を使用することに加え、パーティクルカウンターの性能について規定している点です。ISO 11171は、2010年および2016年に改訂され現在に至っています。

ISO 11171:2010では以下の大幅な改定が行われました。

第3版 ISO 11171:2016では、SRM2806aのオリジナルバッチと後継のSRM2806bの換算式(dc=0.898db)についての記載および粒子計数器校正の要約(Table3-APC calibration summary)の改訂が加えられています。

1 各試験項目の決められた手順に従う義務がなくなった

2 APC(Automatic Particle Counter ― 自動粒子計測器)の校正において、変化が発見されるようガイダンスが提供された

3 いずれのチャンネルセッティングにおいても、統計的に妥当な計測値を得るために最低5,000粒子がカウントされる必要があると明確に条件に盛り込まれた

4 0%濃度サンプルを分析する必要性がなくなった

5 流量固定タイプと流量可変タイプの計測器を区別し、流量固定タイプは連続して流量を±3%以内で流す必要があり、流量可変タイプは、同じく連続して流量を±3%以内で流す必要があるのに加え、稼働流量と流量リミット値の区別をつけた

6 D.12で規定したNISTトレーサブルな 10 µmを使用した分解能の合格基準を 10%から15%に変更したほか、RRおよびRLの差の絶対値が5%を超えてはならないと定めた

7 E.3で規定した粒子精度の確認についてRM 8632を使用することを義務づけた

8 Annex Hに校正曲線の作成法を追加した

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対応レポート規格

ISO-4406 : 19991 mL当たりの4 µm、6 µm、10 µm、14 µm、21 µm、25 µm、30 µm、38 µm、70 µm(c)の累積個数を表示し、合わせて ISO-4406クラスコードも表示します。

GOST 17216 2001 および ASTM D7619-121 mL当たりの4 µm(c)、6 µm(c)、14 µm(c)の累積個数を表示し、合わせて ISO-4406クラスコードも表示します。

NAS 1638

DEFSTAN 91-911 mL当たりの4 µm(c)、6 µm(c)、14 µm(c)、21 µm(c)、25 µm(c)、30 µm(c)の累積個数を表示し、合わせて ISO-4406クラスコードも表示します。

ISO-4406クラスコードは、4 µm (c) 、6 µm (c)、14 µm (c)の ISOコードを表示しています。

100 mL当たりの5 µm 、15 µm 、25 µm 、50 µm 、100 µmの区間個数を表示し、NAS1638クラスコードも表示します。NASクラスは、それぞれの該当粒径範囲において最も低いクラスがレポートされます。ISO-MTDで校正されたセンサーを使用した場合、ACFTD粒径に変換されます。

ISO4406クラスコード例 (24/22/19)

1 mL当たりの粒子数(個/mL)ISOコード

超え 以下

80,000 160,000 24

40,000 80,000 23

20,000 40,000 22

10,000 20,000 21

5,000 10,000 20

2,500 5,000 19

1,300 2,500 18

640 1,300 17

320 640 16

160 320 15

80 160 14

40 80 13

20 40 12

10 20 11

5 10 10

2.50 5 9

1.30 2.50 8

0.64 1.30 7

0.32 0.64 6

クラス特定の粒子径範囲における最大粒子数( /100mL)

5-15 15-25 25-50 50-100 >100

00 125 22 4 1 0

0 250 44 8 2 0

1 500 89 16 3 1

2 1000 178 32 6 1

3 2,000 356 63 11 2

4 4,000 712 126 22 4

5 8,000 1,425 253 45 8

6 16,000 2,850 506 90 16

7 32,000 5,700 1,012 180 32

8 64,000 11,400 2,025 360 64

9 128,000 22,800 4,050 720 128

10 256,000 45,600 8,100 1,440 256

1 1 512,000 91,200 16,200 2,880 512

12 1,024,000 182,400 32,400 5,760 1,024

粒子径 粒子数 ISO 4406コード範囲 ISOコード

4 µm(c) 151,773 80000~160000 24

4.6 µm(c) 87,210 - -

6 µm(c) 38,363 20000~40000 22

10 µm(c) 8,229 - -

14 µm(c) 3,339 2500~5000 19

21 µm(c) 1,048 - -

38 µm(c) 112 - -

68 µm(c) 2 - -

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SAE AS4059100mL当たりの4 µm、6 µm、14 µm、21 µm、38 µm、70 µm(c)の累積個数を表示し、合わせてSAE AS4059クラスコード も表示します。

NAVAIR 01-1A-17100 mL当たりの5 µm、10 µm、25 µm、50 µm、100 µmの区間個数を 100 mL当たりで表示し、合わせてNAVAIR 01-1A-17クラスコードも表示します。ISO-MTDで校正されたセンサーを使用した場合、ISO-MTD粒径に変換されます。

カスタムレポート選択した校正レンジで 1~ 18チャネルの粒径での個数(累積または差分)を表示できます。生データ(Raw Counts)または1 mL当たりの濃度で表示が可能です。

粒子径範囲(µm)

100 mL当たりの粒子数(個/100 mL)

クラス

0 1 2 3 4 5 6

5-10 2,700 4,600 9,700 24,000 32,000 87,000 128,000

10-25 670 1,340 2,680 5,360 10,700 21,400 42,000

25-50 93 210 380 780 1,510 3,130 6,500

50-100 16 28 56 110 225 430 1,000

>100 1 3 5 11 21 41 92

サイズコード A B C D E F

ACFTD >1 µm >5 µm >15 µm >25 µm >50 µm >100 µm

ISO-MTD >4 µm(c) >6 µm(c) >14 µm(c) >21 µm(c) >38 µm(c) >70 µm(c)

クラス

000 195 76 14 3 1 0

00 390 152 27 5 1 0

0 780 304 54 10 2 0

1 1,560 609 109 20 4 1

2 3,120 1217 217 39 7 1

3 6,250 2,432 432 76 13 2

4 12,500 4,864 864 152 26 4

5 25,000 9,731 1,731 306 53 8

6 50,000 19,462 3,462 612 106 16

7 100,000 38,924 6,924 1,224 212 32

8 200,000 77,849 13,849 2,449 424 64

9 400,000 155,698 27,698 4,898 848 128

10 800,000 311,396 55,396 9,796 1,696 256

11 1,600,000 622,782 110,792 19,592 3,392 512

12 3,200,000 1,245,584 221,584 39,184 6,784 1,024

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■ 日本薬局方「一般試験法6.07注射剤の不溶解微粒子試験法」第一法(光遮蔽粒子計測法)に準拠

■ 有機溶媒・酸・アルカリの各種サンプルにも対応■ 最少0.1 mLのサンプルをバイアルから直接測定可能■ JP/USP/EP等の各国薬局方へ準拠■ FDA 21 CFR Part11対応ソフトウエア(PharmSpec3)

特 長

光遮蔽方式のグローバルスタンダード光遮蔽粒子計数法のパイオニアであるHIACの9703+は、医薬・製薬業界を中心としたラボタイプ製品の一つです。オプションである小バイアル用クランプを用いることで、1 mLのバイアルから“そのまま測定”することも可能な画期的なシステムです。

HIAC 9703+H

ラボ型 液中パーティクルカウンター

HIAC 9703+

■ 外部ポンプ、サンプラーを必要としない完全携帯型モデル■ ボトルおよびオンライン測定に対応■ 水分センサーオプションにより油中の水分(相対湿度)を検出■ 清浄度規格ISO 4406 / NAS 1638 / SAE AS4059 / NAVAIR 01-1A-17 /GOST 17219 / ASTM D7619-12 / DEFSTAN 9591 に対応

特 長

ポンプ内蔵により完全携帯性を実現した最新型パーティクルカウンターカウンター・センサー・サンプラー・バッテリーをオールインワンにした待望の完全携帯性を実現しました。さらにオプションで水分センサーを付けることができます。作動油・潤滑油のみならず燃料、水、グリコールに対応しています。

HIAC PODS+

ポータブル型 液中パーティクルカウンター

HIAC PODS+

■ 作動油・潤滑油・鉱物・合成油等の汚染度をリアルタイムでモニタリング■ コストパフォーマンスに優れ、多様な組み合わせが可能■ ISO-4406 / NAS 1638 / SAE 4059清浄度コードに基づくディスプレイ表示およびレポート作成可能

特 長

作動油の汚染度をリアルタイムにモニタリング作動油の汚染度をリアルタイムでモニタリングするシステムです。コストパフォーマンスに優れ、多様な組み合わせが可能です。データを外部出力する機能も標準装備しており、多彩なデータ収集が可能です。

ROC (ロック)HIAC

オンライン型 油中パーティクルカウンター

HIAC ROC(ロック)

HIACシリーズ ラインアップ

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B90057 2018.10-500 (L)

HIAC 8011+ 仕様チャネル数 18測定粒子径範囲 0.5 ~ 600 µm (使用するセンサーによって異なります)校正 • ISO-MTD (MIL-H-5606、HRLD-400を除く)

• ACFTD (MIL-H-5606)2018年 12月31日終了• PSL標準粒子(水、グリコール)

• ISO11171(MIL-H-5606、HRLD-400およびMC-05を除く) • ISO-MTDおよびACFTD(MIL-H-5606、HRLD-100およびHRLD-150)粘度範囲 1~ 425 cSt(使用するセンサーによって異なります)溶液流量 10 ~ 100 mL/分 (使用するセンサーによって異なります)サンプル容量 5 ~ 100 mL(自動 / 1 mL刻みで任意に設定)ターボリューム(風袋容量) 0.1 ~ 100 mL(0.1 mL刻みで任意に設定できます)※サンプル総量が 1,056 mL/分を超えない範囲で設定できます

流量精度 最大 ±2.5%使用圧力 最大90 psi (620.5 kPa)適応流体 • MIL-H-5606、MIL-H-83282、Shell TellisTM(高度精製基油を使用した油圧作動油)

• Eastman SkydorolTM(リン酸エステル系航空機用難燃性油圧作動油) • ICL FyrquelTM(リン酸エステル系合成作動油/発電所スチームタービン用作動油)

• Mobil ZerolTM(直鎖型アルキルベンゼン) • Marston Bentley HW 540、Mobil CoolanolTM(ケイ酸エステル) • ストッダード溶剤、ジェット燃料(JP4, JP5) • ケロシン(灯油)、ディーゼル油、ミネラルオイル、エーテル、エステル、アルコール、アルデヒド類 • ケトン類、芳香族、水接液部材 ステンレス鋼(303, 304, 316)、クロームメッキ真鍮、BK-7ガラス、パーフルオロエストマー(FFKM)、 テフロンTM(FEP, PFA, PTFE)、クライトックスTM GPL205グリースサンプル攪拌方式 マグネチックスターラー脱泡方式 減圧(バキュームポンプオプションが必要になります)圧力源 圧縮空気設備もしくはポンプオプションレポート規格 • ISO-4406:1999 • NAS 1638 • SAE AS4059 • NAVAIR 01-1A-17 • DEFATAN 91-19 • GOST 17216-2001

• ASTM D7619-12 • カスタムレポート • 粒子濃度 (個数/mL) • カウント数データ容量 最大3,000測定USBデータ出力 pdfもしくはtsv (レシピ、レポート、装置設定を入力 / 出力可能)Webサーバー接続 可能(LANポート使用)プリンタ接続 オプションのUSBサーマルプリンタが必要になります装置設定の入力 / 出力 USBでレシピ、装置設定表示言語 日本語、英語、中国語、ドイツ語、フランス語、 スペイン語、イタリア語寸法(幅 × 奥行 × 高さ) 382 × 408 × 717 mmセンサーの校正 年 1回の校正を推奨します重量 26.4 kg通信ポート LAN、USB × 2(前面および背面)ディスプレイ 7インチカラーディスプレイ(タッチスクリーンではありません)廃液センサー オプションのフロートセンサーを使用することで廃液コンテナの満水アラームを使用できます洗浄プログラム バックフラッシュ洗浄、設定カウント以下まで洗浄、定量洗浄電源 100 ~ 230 VAC、50/60 Hz、最大 0.8 A(装置のみ)、最大 5.2 A(外部コンプレッサー使用時)ポンプ電源 100 VAC、115 VAC、230 VAC、50/60 Hz、最大 4.4 A設置環境 • 動作環境温度:10~ 40℃ • 保管環境温度:-35~ 65℃

• 相対湿度:10~ 80%(結露なきこと) • 高度:2,000mまで装置保護等級 IP30*1

設置カテゴリ/過電圧カテゴリ II汚染度/汚損度 2感電保護クラス/絶縁クラス I

測定方法 光遮断法光源 Class 3B 半導体レーザー、780 nm、最大 5 mWサンプル温度 最大 65℃設置環境 • 動作環境温度:7 ~ 52 ℃ • 動作環境湿度:30 ~ 95 % (結露なきこと) • 保管環境温度:0 ~ 71 ℃ • 保管環境湿度:0 ~ 98 %(結露なきこと)レーザー保護クラス I設置カテゴリ/過電圧カテゴリ III汚染度/汚損度 1感電保護クラス/絶縁クラス I寸法(幅 × 奥行 × 高さ) 203.2 × 38.1 × 38.1 mm重量 0.5 kg

測定方法 光遮断法および光散乱法光源 Class 3B 半導体レーザー、810 ~ 852 nm、最大 50 mWサンプル温度 最大 65℃設置環境 • 動作環境温度:7 ~ 52 ℃ • 動作環境湿度:30 ~ 95 % (結露なきこと) • 保管環境温度:0 ~ 71 ℃ • 保管環境湿度:0 ~ 98 %(結露なきこと)レーザー保護クラス I設置カテゴリ/過電圧カテゴリ III汚染度/汚損度 1感電保護クラス/絶縁クラス I寸法(幅 × 奥行 × 高さ) 247.7 × 57.2 × 63.5 mm重量 0.9 kg

  注意    正しく安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ず「取扱説明書」をお読みください。

HRLD センサー MC-05 センサー

IP等級は、IEC(InterNational Electrotechnical Commission)規格IEC60529に基づいた電気機械器具の防水、防塵保護等級です。第一特性(人体・固形物体に対する保護)および第二特性(水の侵入に対する保護)がコード化されています。IP30は、直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない構造であることを示しています。

*1

Beckman CoulterおよびBeckman Coulterロゴは、Beckman Coulter, Inc.の商標です。仕様等につきましては予告なしに変更する場合があります。