クリスタルx gl-5100希硫酸液浸漬試験 Ⅱクリスタルx...
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経緯経緯
前に5%の希硫酸浸漬長期試験を行い、
良好な結果を得た事から、最も金属腐食の高いとされる20~50%希硫酸を用いてより過酷な試験を行なう事とした。
尚、T プラントメーカー殿では、脱硫装置等の耐強酸・耐
高熱用として、本剤の10%希硫酸長期浸漬試験を行なった結果、異常が無かった事が報告された。
試験概要試験概要
試験片 :SUS板(SUS-303)直径50mm ×0.8mmtにGL-5100 を30μ試験片の片面に塗布する。 4枚
※試験はGL-5100が塗布した面と、裏面の塗布しない面の
差を観る為に片面塗布とした。
希硫酸液 :高純度硫酸液 20%・清水80%(20%希硫酸液)100cc 同 30%・清水70%(30%希硫酸液)100cc 同 40%・清水60%(40%希硫酸液)100cc
同 50%・清水50%(50%希硫酸液)100cc
試験期間:平成18年1月25日~平成18年2月3日
10日間浸漬
GLGL--5100 5100 希硫酸液浸漬試験希硫酸液浸漬試験
平成18年1月25日 20%・30%・40%・50%希硫酸液100ccを、ガラス容器に入れ GL-5100を塗布した試験片を夫々の容器に浸漬する。 数時間でGL-5100を塗布していない裏面の基材SUS材が、強酸により侵
食され容器の希硫酸液が濃い青緑色に変色した。
■ 平成18年1月29日
試験開始後5日目で容器より試験片を取り出す。 GL-5100 塗布面の状態は、全く異常は認められない。 塗布していない裏面は、基材のSUSが強酸の為にかなり侵されている。 特に、30%希硫酸液のものは基材のSUSが侵食された為か試験片が
薄くなっていた。
■ 平成18年2月3日 10日間の浸漬試験を完了する。
裏面のSUS基材が最も酷く侵食(腐食)している30%浸漬の塗布面(クリスタルXGL-5100)は、目視・顕微鏡拡大確認で異常は認められないが、塗布した下面が
侵されないかをカッターで塗布面を削り取り確認するが、全く異常は認められない。
塗布状態もカッターで容易に削り取れない程、金属密着が良い事をも確認出来た。
又、ピンホールをも認められない事は浸漬中にも確認出来たが、塗布面を削り下
面の状態を確認したが全く異常が無い事が判明した
考 察考 察
新しく開発したGL-5100の試験では、5%~50%の過酷な希硫酸浸漬試験で全く問題無い事が実証された。
従来、一液のみで使用する無機コーティング剤はピンホールが出易く、叉クラックを生じ易く耐酸性コーティング剤として適応するものが無かった。
しかし、GL-5100は無機系にもかかわらずピンホールが出ない様に化学的に処理し、且つ、乾燥・硬化する際のポーラスな部分をも解消出来た事から、浸透漏洩をも防ぐ事が出来た。
GL-5100は当試験及びTプラント会社殿の実証試験によって耐強酸、耐高温にも優れている事が確証出来た。
無機シリカ系コーティング剤無機シリカ系コーティング剤
クク リリ スス タタ ルル XX 日本特許 日本特許18383521838352
米国特許米国特許50914685091468
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