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中野ふくし倶楽部 ご一緒しましょう コミュニティづくりを! 秋の梨狩りとひたち海浜公園 9 22 ( ) 今年も ジャズ&ディナー中野の未来を語りあいましょう 12 20

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第 33号 NPO 法人 中野ふくし倶楽部通信 2013 年 7 月 8 日 NPO 法人 中野ふくし倶楽部 発行責任者 北風敦子 編集者 田中芳樹 中野区中央 4-53-7 YHN ビル 101 TEL 03-3384-5616 「中野ふくし倶楽部」は、主に中野区に暮らす人々の福祉の向上と子どもたちの豊かな育ちに貢献することを目的としています。

ご一緒しましょう コミュニティづくりを!

講師の山田さんは、保育問題を議会でずっと問題にしてきた杉並の区議さん。みずからも1児+9月にもうひとり(予定)のパパさん。その実体験も交えながらのお話でした。 まず保育園待機児の実態。認可保育所の定員数、入所数、待機数などの数字を示しながら、深刻な実態と、これほどの社会問題になったわけが話されました。 子どもをかかえ、孤独なたたかいを強いられる母親たちの生の声を聞いてください…「いつもいつも、保育園の心配がついて回った。本当に苦しかった。ナイーブになっているときは涙も出た。貴重な育休の一年間を、ずっと不安を抱えて過ごした。」「同じ待機児童の保護者同士で仲良くなったとしても、結局は、保育園入園をめぐるライバルの関係。知らない情報が出されると、家に帰り、すぐに入園を申し込む。同じ苦労を共有しながらも、お互いが競い合わされている。なぜ、友人同士で、こんなつらい思いをしなければならないのか。」 こんな中で声をあげた杉並の母親たち。ツイッターなどで連絡を取り合い、区役所に集まって区議会へ要請、異議申し立てへ。次第にマスコミでも取り上げられるようになり、今や政治問題のひとつになってきました。 秋の梨狩りとひたち海浜公園

9月 22日(日) 「コキア」をみる日帰り旅行 参加ご希望の方はあおぞら事務所まで 参加費、時間など追ってお知らせします!

6 月 27 日、区長は新たに 112 人定員の認可保育園を南台に建設することを表明した。来年 11月開園予定。これまでも増築や分園増設などはしてきたが、認可園の新設は 30 年ぶり。それでも待機児童は今年 4 月の区の発表でも 147 人で、この数年では最多。「認可保育園の増設を」の区民の声が行政を動かしつつある。 さらに、行政が待機児数のカウント方法を変え、実態より少ない数字になっているという問題、認可保育園と認証保育園の歴然とした違いなど詳しく話されました。 中野区では、定員増加数が23区では最低の71人です。中野でも母親たちが署名運動に取り組んでいます。「冬空の下で 20 箇所以上も保育所をまわった。つらかった。」「無認可保育園の実態を一人で調べています。」など、参加されたお母さんからも切実な声が出ました。 いま、希望の保育園に入れなかった親たちが「保活」を始める時期です。これからが大事。まずは行政に情報の公開を求めていくこと、待機児童の定義、認可保育園の定員、増設の計画等々、やれることはいっぱいあります。当事者であるお母さんたちだけでなく、世代を越えた運動と支援が必要なことを痛感しました。

5 月 19 日

今年も ジャズ&ディナーで

中野の未来を語りあいましょう

12月 20日(金) 中野サンプラザにて

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第 33号 NPO 法人 中野ふくし倶楽部通信 2013 年 7 月 8 日

5月 13日 第 13回理事会 5月 18日 連続講座 「保育園待機児問題を考える」 講師:山田耕平さん 5月 27日 スキルアップ研修 「認知症の基本知識と共感的理解」 6月 2日 第 15期定期総会 第 1回理事会 6月 25日 スキルアップ研修 「高齢者に多い疾病について」

中野ふくし倶楽部日誌中野ふくし倶楽部日誌中野ふくし倶楽部日誌中野ふくし倶楽部日誌

理事長 大畑 きぬ代 イタリアの大事な友人フランコがアルツハイマーになって、妻と娘がホトホト困っているというので 6月下旬見舞いに行きました。私を分かる時もありましたが、「日本?」と言う感じ。それでも 2日目 3日目となると慣れてきたのか、顔を見ると手を出して「散歩しよう」と立ち上がり、庭を散歩して、その間に「フランコはいい人生だね」というと、「ママは僕を本当に可愛がってくれた」と言いました。イタリアは認知症を“家族”で抱えており、ヘルパーさんは99%がルーマニア人という、家族に負担が大きすぎる実態でした。ボロ-ニャ、ミラノと北上すると認知症対応をしているホームが増えており、家族の顔が和らいで見えました。フランコは妻も識別できない状態にあり、もう会えない人ですが、私にイタリアの市民運動を教えてくれた大切な人です。 認知症になっても、家族にとってその人の大切さは変わりません。たくさんのご家族の気持ちに思いを馳せ、日本に戻ってきました。

お元気ですか?

4 月から月に 1度、「デイルームあおぞら」を会場にして「土曜午後のおしゃべりカフェ」をはじめました。地域にチラシを配り、気軽に来られる場所として計画し、とりくみました。チラシを配るだけですので、来て下さるか心配でしたが、毎回新しい方が参加してくださり、会を重ねるごとに本音の話が出るようになってきました。 日頃ストレスや介護でご苦労されている方が主人公。一人ひとり悩んでいる事や困っていることは様々ですが、聴いてくれる人がいて思いっきり話したら又元気が出る!そんな場を目ざして続けています。 これからもっと法律的なことや専門的なことが出てきた場合、専門家の方の力を借りて解決してもらうことも出てくるかもしれません。 同じ地域に住んでいる人同士、力になることがあれば何か手助けしたい。小さなとりくみですが、地道に続けていきたいと思っています。 [北風敦子]

こんな集まり あります 6 月 2日(日)第 15 期定期総会が開かれました。11 人 1団体の参加で成立し、総括と方針を議論しました。 「プラスアルファとは具体的にどういうことか、もう少し具体化を」など、積極的な意見が出されました。事業の運営についても率直な意見が出されました。 総括と方針は全員一致で採択され、新しい理事を選んで総会は終了しました。

次回おしゃべりカフェは

7 月 13 日(土)午後 1 時から

デイルームあおぞらにて

まちかどスケッチ 田中芳樹 公園でおもしろそうな乗り物を見つけました。清掃の道具を積んで走り回っています。ここでも高齢者が元気で働いています。