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技術トピックス
150 富士ゼロックス テクニカルレポート No.25 2016
* 見出し中の日付は当社ニュースリリース日または受賞日です。
富士ゼロックスサービスリンク社員が、マイクロソフトからMVPを5年連続受賞
「プロジェクト」部門全世界60名の受賞者の1人に 2015年1月26日
「デジタル印刷機における薄紙転写搬送技術」が日本印刷学会「技術賞」受賞
カラー・オンデマンド・パブリッシングシステム「VersantTM 2100 Press」「VersantTM 80 Press」に搭載
2015年3月26日
「デジタル印刷機における薄紙転写搬送技術」が、このたび、一般
社団法人日本印刷学会(東京都中央区、佐藤利文会長)が選定する
「2015年度 日本印刷学会 技術賞注1」を受賞しました。本技術
は、2014年に発売したカラー・オンデマンド・パブリッシングシ
ステム、VersantTM 2100 Press(バーサント2100プレス)と
VersantTM 80 Press(バーサント80プレス)に搭載しています。
52g/m2の薄紙から印刷できる幅広い用紙対応力と、多種にわた
る用紙において毎分100枚/80枚注2の生産性を両立することが
難しいとされてきた転写ロール方式により実現したことが、評価
されました。
注1:日本印刷学会 技術賞:印刷技術の発展に顕著な貢献をした新技術に対し日本印刷
学会が毎年表彰するも。2011年の「ベルトロール型高速定着技術」に次ぎ、二度
めの受賞です。
注2:Versant 2100 Pressの場合、A4非コート紙、52g/m2~300g/m2で100ペー
ジ/分。350g/m2走行時は80ページ/分。Versant 80 Pressの場合、A4非コー
ト紙、52~220g/m2で80ページ/分
VersantTM 2100 Press
当社の関連会社富士ゼロックスサービスリンクの齋藤嗣朗が、マ
イクロソフトコーポレーションから世界のIT技術のエキスパート
に贈られる「Most Valuable Professional(MVP)」を2015
年1月1日受賞いたしました。受賞したカテゴリは、事業の最適化
と正確なプロジェクト管理を支援するMicrosoft Office のアプ
リケーションツール「Microsoft Project」に関する分野で、世界
で60名のMVP受賞者のうち、日本では齋藤含め5名の受賞となり
ました。齋藤はこの1年間、このカテゴリにおいて先導的な役割を
継続的に実践していることが高く評価され、今回を含め、5年連続
の受賞となっています。
Microsoft MVPアワード:マイクロソフトの製品やテクノロジーに関する豊富な知識と経験を持ち、オンラインまたはオフ
ラインのコミュニティやメディアなどを通して、その優れた能力を幅広いユーザーと共有している最優秀技術者に贈られる特
別な賞で、技術コミュニティに参加している1億人を超すユーザーのうち、MVP受賞者は世界で約4000名です。
※ Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
(左から)富士ゼロックスサービスリンク
三宅社長、齋藤嗣朗
VersantTM 80 Press
技術トピックス
富士ゼロックス テクニカルレポート No.25 2016 151
解析および設計技術が高く評価され日本画像学会「技術賞」「研究奨励賞」の2賞を受賞
2015年6月17日
日本画像学会より、カラー複合機ApeosPort/ DocuCentre-IV
C2270/C3370/C4470/C5570シリーズなどに搭載されている
「高信頼ロングライフゼログラフィドラムユニット」に対して2014
年度表彰『技術賞』を、受賞しました。新規開発した解析技術によっ
て従来明確でなかった感光体の摩耗メカニズムを解明し、その成果か
ら新たな2層ブレードなどを用いたゼログラフィドラムユニットとし
て商品化し、高いロングライフ性能を実現しています。ユニットライ
フの大幅な延長、信頼性の向上を実現することでお客様の利便性を高
め、CO2排出量削減にも大きく寄与した点が、高く評価されました。
また同学会の年次大会“Imaging Conference Japan 2014”の講
演「定着ニップ通過後の用紙カール量予測シミュレーション技術の構
築」に対して、最優秀発表に与えられる『研究奨励賞』を、受賞しま
した。重要な品質である定着後の用紙カールに関して、含水率分布や
曲率履歴を考慮した高度な力学モデルを開発し、用紙カールを高精度
に予測できる汎用性の高いシミュレーション技術として確立した点
が、高く評価されました。
(左から)勅使川原フェロー、デバイス開発
本部 織田康弘、新井和彦、研究技術開発本
部 中山信行、デバイス開発本部 小笠原 正
「技術賞」を受賞した皆さん
日本画像学会長の東京工業大学 半那教授
(右)から賞状を受け取る研究技術開発本部
安藤正登(左)
全国発明表彰で弊社の低温定着トナーが「発明賞」に輝く!
2015年6月17日
平成27年度全国発明表彰(公益社団法人発明協会主催)において、当
社の「新規な結晶性ポリエステル樹脂を用いた低温定着トナー(特許
第4729950号)」が、「発明賞」を受賞しました。受賞した発明は、
複合機やプリンターで使用されているEA-Ecoトナーに関するもの
で、業界最高レベルの低温定着性能と画像保管性の両立を達成し、消
費電力の約7割を占める定着装置部分の省エネやCO2排出量の低減に
貢献しています。全国レベルでの発明表彰における当社の受賞は、平
成25年度に続いて今回が二度めとなります。
(左から)表彰式に参加した坂東フェロー、
化成品開発部 水谷則之、知的財産部 的場
正通、遠藤充彦
全国発明表彰:我が国の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、独創性に富む優れた発明などを表彰する制度で、
発明賞は、科学技術的に秀でた進歩性を有し、実施効果が顕著で科学技術の向上および産業の発展に寄与する発明などに対して
授与される賞です。
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技術トピックス
152 富士ゼロックス テクニカルレポート No.25 2016
関東地方発明表彰で特別賞「日本弁理士会会長奨励賞」を受賞!
2015年11月13日
平成27年度関東地方発明表彰(公益社団法人発明協会主催)におい
て、当社の「「体感待ち時間ゼロ」を実現する人検知技術(特許第
5278583号)」が、「日本弁理士会会長奨励賞」をはじめて受賞し
ました。受賞した発明は“Smart WelcomEyes®”(スマート・ウエ
ルカム・アイズ)に関するもので、複合機に近づくユーザーを検知し、
スリープ状態からコピーやスキャンを開始するまでユーザーが「体感
待ち時間ゼロ」で使用できる機能を業界ではじめて実現させたもので
す。この発明表彰における当社の特別賞の受賞は、平成25年度の「特
許庁長官奨励賞」に続いて二度めです。
さらに、上記の特別賞にあわせて、栗原社長が受賞発明の「実施功績賞」を受賞したほか「発明奨励賞」
を次の2つの発明で受賞しています。
【発明奨励賞】
高信頼ロングライフ感光体システム(特許第5487632号)
デバイス開発本部 新井和彦、湯浅宏一郎、織田康弘、研究技術開発本部 中山信行、長尾太介、高橋良輔
Wide-NIP化を実現する定着技術(特許第4543670号)
モノ作り技術本部 大森健司、堤 洋介、木村 潤、商品開発本部 河野将行
地方発明表彰:1921年に公益社団法人である日本発明協会により創設され、地域産業にいかに貢献しているかという観点
から、優れた技術やデザインを生み出した技術者・研究開発者を顕彰するものです。
※ Smart WelcomEyes®は、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
J.D. パワー “カラーコピー機
顧客満足度No.1”
J.D. パワー “カラープリンター
顧客満足度No.1<ビジネスユーザー>”
カラーコピー機、カラープリンターともに富士ゼロックスが6年連続で業界No.1を受賞
2015年8月13日
顧客満足度に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関であ
る株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックが発表した「2015年
日本カラーコピー機顧客満足度調査SM」および「2015年カラープリ
ンター顧客満足度調査SM」において、「商品」「コスト」「営業・導入
対応」「保守サービス」の4つのファクターで総合的に高い評価を得
て、顧客満足度ランキング第1位を受賞いたしました。
出典1:J.D. パワー2010-2015年日本カラーコピー機顧客満足度調査SM。2015年
調査は従業員30名以上の企業6,688社から回答を得た結果による。
出典2:J.D. パワー2010-2015年日本カラープリンター顧客満足度調査SM。2015
年調査は従業員30名以上の企業2,396社から回答を得た結果による。以上の
詳細はJ.D. パワー社ホームページをご参照ください。
http://japan.jdpower.com/
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(左から)受賞式に出席した商品開発本部
馬場基文、知的財産部 的場正通
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富士ゼロックス テクニカルレポート No.25 2016 153
高速デジタルカラー複合機4機種が省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞
業界最多、13回めの省エネ大賞受賞 2016年1月28日
オフィス向けフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-Vシリーズ」
2機種注1および「DocuCentre-Vシリーズ」2機種注2の計4機種が、
「国際エネルギースタープログラム」で定められた消費電力の基準値
に対し約30%におさえながら、利便性も両立した商品であることが
評価され、一般財団法人「省エネルギーセンター」主催、経済産業省
後援の平成27年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)におい
て「省エネルギーセンター会長賞」を受賞いたしました。当社が省エ
ネ大賞を受賞した回数は、今回で13回めとなり、業界最多です。
注1:ApeosPort-V C7776/C6676 PFS-PC
注2:DocuCentre-V C7776/C6676 PFS-PC
* 見出し中の日付は当社ニュースリリース日または受賞日です。
富士ゼロックスサービスリンク社員が、マイクロソフトからMVPを6年連続受賞
「プロジェクト」部門全世界59名の受賞者の1人に 2016年1月1日
当社の関連会社富士ゼロックスサービスリンクの齋藤嗣朗が、マイク
ロソフトコーポレーションから世界のIT技術のエキスパートに贈ら
れる「Most Valuable Professional(MVP)」を2016年1月1日
受賞いたしました。受賞したカテゴリは、事業の最適化と正確なプロ
ジェクト管理を支援するMicrosoft Officeのアプリケーションツー
ル「Microsoft Project」に関する分野で、世界で59名のMVP受賞
者のうち、日本では齋藤含め4名の受賞となりました。齋藤はこの1
年間、このカテゴリにおいて先導的な役割を継続的に実践しているこ
とが高く評価され、今回を含め、6年連続の受賞となっています。
Microsoft MVPアワード:マイクロソフトの製品やテクノロジーに関する豊富な知識と経験を持ち、オンラインまたはオフ
ラインのコミュニティやメディアなどを通して、その優れた能力を幅広いユーザーと共有している最優秀技術者に贈られる特
別な賞で、技術コミュニティに参加している1億人を超すユーザーのうち、MVP受賞者は世界で約4000名です。
※ Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
(左から)商品開発本部 岸本 一、岡林康
人、藤巻役員、総務部 山本俊輔、商品開
発本部 安藤 良、CS品質本部 冨田和史