gel gel 2d - アールテックr-tech.japan-web.jp/image/gel_2d.pdfはじめに gelを...
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はじめに
GEL を⽤いた線量変換プログラムは単独動作します。
特に Install プログラムなどは⽤意してありません、実⾏ファイルをPCのデスクトップ上にコピ
ーして使⽤可能です。
1︓プログラム名 GEL_2D.exe
2︓アイコンは左図のようなビーカーのアイコンです。
3︓PCの動作環境に限定があります。
デスクトップ表⽰の⼤きさが横 1640x 縦 600 以上の表⽰が必要です。
メモリは4GB以上あれば動作します。
4︓MRI DICOM画像を扱いますが、メモリを極⼒使⽤しない⽅針の為、予め使⽤するし
使⽤する MRI データのマトリクスサイズ、ピクセル拡⼤率を調べておいてください。
GEL線量変換へのSTEP
1︓起動の前に
STEP1︓デスクトップ上にあるアイコン(右図)をクリックします
STEP2︓以下のMRI画像の書式の問い合わせが表⽰されます、予め Image‐J などで調べて
おいてください。
上図のような使⽤するMRIデータの規格を⼊⼒します。
TE1/TE2 の値は施設ごとに異なりますので、上図を参照してください。
この値はOKボタンで保存され、次回の起動時に引き継がれます。
⼊⼒が完了したらOKボタンを押して次へ進みます。
起動及び初期設定
新規テーブル作成は上段の Make Gel Table を選択
既にテーブルがある場合は下段の Check Dose Table を選択します。
テーブル作成か、既にテーブルがある場合の処理
使⽤しているMRIの画像書式の⼊⼒が完了、OKボタンで次へ移⾏します。
新規のテーブル作成は①の Make GEL Table ボタンを押します。
既にテーブルが作成されており、線量変換を⾏う場合は②の Check Dose Table ボタンを押して下
さい。
線量変換は TE1,TE2 の⼆種類のMRI画像があれば既に作成してある、テーブルを⽤いて線量マ
ップに変換が可能です。
必要に応じて、ボタンを押して下さい。
テーブルの作成(起動画⾯からの選択)
②
①
新規テーブル作成ボタンを押すと画⾯が移⾏します。
STEP1︓TE1,TE2 ECHOTime の異なる⼆種類の画像を読みこみます。
Open Table Image ボタンを押して下さい。
TE1 Image ボタンを押してファイルの指定を⾏います。
TE2 Image ボタンを押してファイルの指定を⾏います。
TE1,TE2の何れも指定が完了したらOKボタンを押します。
STEP2︓OKボタンを押すと指定した⼆種類のMRI画像が読み込まれます。
画像下の左右スクロールで表⽰レベルの変更が可能です。
テーブルの作成
STEP1︓cGy の欄に対応する線量をキーボードから⼊⼒してゆきます。
最初は必ず、0cGyが必要です。
STEP2︓キーボードの上下キーで⼊⼒ポントを変えて必要な投与した線量を⼊⼒してゆきま
す。
単位は cGy でお願いします。
線量テーブルの数は最低でも4点の値が必要です(0も⼊れて五点)
テーブルの作成
画像の読み込みが完了したら、対応する線量を⼊⼒します。
STEP1︓右側のグリッド左側の数字0〜4 等の項をマウスで指定します。
これから、収集したい線量値を左番号の上を押して指定します。
横⼀列に緑⾊が表⽰されます。
STEP2︓左画像の上を左マウスで押さえながら⽬的の場所まで移動させます。
リアルタイムに TE1,TE2,R2(Dose Info)が表⽰されます。
STEP3︓次の線量を指定して同様にマウスを押さえながら、R2データを取得して⾏きま
す。
STEP4︓異なった(次の画像)画像を読み込むには、再度 Open Table Image ボタンを押して
指定しなおします。
テーブルの作成
⼊⼒した線量に対応する領域の取得
前記で保存されたテーブルが正常に読み出しが可能か否かを調べておくと便利です。
Open Dose Table ボタンを押して保存したテーブルを参照できます。
上図のようにグラフが表⽰されれば問題ありません。
*近似式でカーブル連続データを参照できますが必ずしも綺麗に表⽰されなくても問題ありませ
ん。
注意事項︓DoseInfo(R2)の値は線量と共に増加している必要があります。
増加していない場合はキーボードで修正しておいてください。
これで線量テーブルの作成は完了です。
次は実射へと移⾏します。
テーブルの作成
保存した線量テーブルが正しくセットされているか、調べる
STEP1︓実射のMRIデータより線量変換するには起動画⾯を確認した後、
STEP2︓下図の案内が表⽰されたら下段の Check Dose Table ボタンを押して下さ
い。
これで実射の線量変換ページへ移⾏します。
実射のMRI画像から線量分布の変換を⾏う
画⾯が移⾏します。
STEP1︓最初に異なったECHOタイムの⼆種類のMRIデータを読み込みます。
左側に⼆種類の、同⼀⾯のMRI画像が表⽰されているはずです。
この⼆枚のMRI画像からR2画像の⽣成そしてテーブルでの線量画像を
作成する事になります。
STEP2︓Table Open ボタンを押して、R2からの線量変換を⾏う為の前⾴で作成し
たテーブルを読み込みます。
テーブルの読み込みと同時に R2 画像、線量(cGy)画像が⽣成されます。
R2 画像は左側、cGy 画像は右側になります。
実射のMRI画像から線量分布の変換を⾏う
線量変換が完了しても障害陰影(空中による︖︖)の為にRTPSとの検証では問題に
なってしまいます。
必要部分を切り抜く処理へ移⾏します。
STEP1︓Area Cut ボタンを押して障害陰影の除去処理へ進みます。
上図の様に切り抜き画⾯が表⽰されたら切り抜きの開始を⾏います。
STEP2︓マウスを左画像の上まで移動し、切り抜きの開始位置まで進みます。
STEP3︓切抜きの開始位置にマウスが移動したら、左マウスを押して、開始位置を
指定します。
STEP4︓次に⽬部位を囲むように、マウスを移動、左マウスを押す、次へ移動、左
マウスを押す、、繰り返してゆきます。
指定の最後は右マウスを⼀回押します。
障害陰影の除去
STEP5︓切抜き(障害陰影を捨てる)を実⾏するには Calculation ボタンを押して下
さい。
STEP6︓やり直しの場合は右側のリサイクルアイコンを押して下さい。
STEP7︓これで必要な領域のみが表⽰されていれば、最後の取得データの保存へ進
みます。
STEP8︓Save CSV File ボタンを押して任意の場所へ結果のCSVファイルとして保存
できます。
CSVの書式は左図のようになっております。
Y個数、X個数、分解能(DPI)の次にデータ郡が並びます、データ郡は cGy の単位
です。
評価は検証プログラムによって異なりますので各検証システムのメーカに問合わせ下さ
い。
ここでは DD‐System の DD‐IMRT での取り扱いに説明します。
STEP1︓検証の RTPS データ(左側)は通常は DICOPM RT_Dose ファイルを設定し、
計画を読みこみます。
STEP2︓対象(右側)は ASCII DD‐Format(*.CSV)を選択します。
STEP3︓前記の障害陰影が除去された CSV ファイルを読み込みます。
途中、上図のような線量変換を⾏いますか︖の問合わせがあります、NOを選択してく
ださい。
(既に cGy に変換されていますので)
これで、通常の GFCHROMIC Film 等と同様な処理が可能になります。
評価(RTPS との評価)
線量変換テーブルが読み込まれれば、R2 の値をキーボードで⼊⼒して、Check Dpose ボ
タンを押して下さい。
読み込まれたテーブルで線量変換の整合性を検証することが可能です。
R2 ⼜は cGy 画像かを選択後、Aアイコンを押してファイルを作成する(出⼒)事が出来
ます、必要に応じて利⽤してください。
評価(線量カーブとR2の整合性の検証)
その他、R2画像の CSV ファイル出⼒