CSS Nite ビギナーズ：Web 解析 2013/2/2

Google アナリティクスを活用しよう！

セミナー事前資料

１．Google アナリティクスの設置方法

Google アナリティクスを未設置の方は、まず Google 自体のアカウントを準備し、その上で、Google アナリティクス公式サイトか

ら申し込みます。

www.google.com/analytics

申込みは、上記 URL にアクセスし、サイト URL など数項目を入れればすぐに完了します。そしてその後、表示されますトラッ

キングコードと呼ばれる解析用プログラムをコピーし、あなたのサイトの全てのページに貼り付け、サーバーにアップロードすれば設

置完了です。WordPress などのブログであれば、テンプレートと呼ばれるデザインのひな形に貼り付け保存するだけで OK です。

貼り付ける箇所は、いずれも </head> の直前が良いでしょう。

詳しい設置方法は動画で紹介してあります。ご覧ください。http://www.kagua.biz/cssnite2013webanalytics.html

２．Google アナリティクスの基本構造

Google アナリティクスは、そもそも Google 全

体のアカウントの下位に位置します。その上で、

Google アナリティクスアカウント（以後 GA アカウ

ント）と呼ばれる、Google アナリティクスの全体

的な設定などを行うアカウントの管理下に置か

れます。これは複数持つことが出来ます。

さらに、その GA アカウントごとに、ウェブサイト

やアプリを管理できます。計測のために登録しま

すWebサイトやアプリは、Webプロパティと呼ばれ、

１つの Web プロパティに対して１つの解析コード

（トラッキングコード）が発行されます。

そして、どのように計測するのか、どうレポート

表示させるのかといった解析専用の設定情報を

プロファイルと言います。これは１つの Web プロパ

ティ（サイトやアプリ）に対して複数持つことが可

能です。

このプロファイルに、サイト内検索の設定や目標設定を行います。

ですから、Google アナリティクスを始める際には、最低でも、１つの GA アカウント、Web プロパティ、プロファイルが生成されるこ

とになります。

３．サイト運営の基礎用語

Googleアナリティクスを理解するには、そもそもWebマーケティングやサイト運営の基礎知識が不可欠です。以下は必須単語で

すのでしっかり理解しておきましょう。また、別な表現もよく存在します（ヘルプと一般的な用語で乖離があるなど）ので、柔軟に

覚えることも大切です。

・リーチ サイトに集客するためには、より多くの人に目につかなくてはなりません。どれくらい露出したかをさします。

・トラフィック 流入経路をさします。Google などの検索結果から来たのか、ツイッターなどソーシャル経由で来たのか、広

告、メルマガ、自社媒体・・・、流入の質を考えるときに総称としてトラフィックということが多いです。

・訪問 サイトに訪れ、ページを見て、離脱する、といったサイト内での一連のユーザーの行動。単にアクセスした、と

いう場合はランディングと呼びます。その見始めのページは、ランディングページと言います。

・ページ遷移 回遊ともいいます。ユーザーはあなたのサイトをいろいろと見て回ってくれたのか、回遊せず1ページだけ見て

離脱してしまったのか（直帰）、とても重要なテーマです。平均何ページ見たか、という指標を平均ＰＶといい、

Google アナリティクスでは「訪問別ページビュー」と表されます。

・コンバージョン Google アナリティクスでは、目標（ゴール）と表現されます。あなたのサイトにおけるゴールと言えます。具体

的には、例えば問い合わせが欲しいサイトで、問い合わせ完了ページが見られる＝見込み客への変貌、と

なりコンバージョン 1 とカウントできます。

問い合わせをしてくれる、メルマガ登録をしてくれる、買ってくれる（E コマースについてはトランザクションという

指標もよく使われます。これは売上件数を指します）など、あなたのビジネスにおいて、より有利な状態への

変化、それをコンバージョンと理解すれば良いでしょう。「あの広告うったらコンバージョン上がった！」などと使

います。Google アナリティクスでは、目標設定をすることで、コンバージョンをカウントできるようになります。

文責：カグア！管理人 吉田喜彦

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