gxg gv æ xfþ n&ã · 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 (ポイント) (年/月)...

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-9.3% -3.7% 2.1% -13.7% -10.0% -5.6% -30% -20% -10% 0% 10% 20% 30% 米国 欧州 オーストラリア シンガポール 香港 日本 リート年間騰落率 (2015/1/30~2016/1/29) -4.1% -5.3% 1.0% -1.2% -5.1% 1.9% -15% -10% -5% 0% 5% 10% 15% 米国 欧州 オーストラリア シンガポール 香港 日本 リート月間騰落率 (2015/12/31~2016/1/29) 70 80 90 100 110 120 130 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 リート指数の推移 2014/12/312016/1/292014/12/31100として指数化) 米国 オーストラリア 欧州 シンガポール 香港 日本 情報提供用資料 【グローバルリート市場の見通し】 ○米国:資産価値の拡大期待などを背景に持ち直す展開に ○欧州:緩和的な金融政策の継続を背景に底堅い展開に ○オーストラリア:商業施設の収益が安定的に推移し堅調な展開に ○アジア:リートの業績の安定性が見直され下値を固める展開に ○日本:長期金利の低下などを背景に堅調な展開に (出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成 ※リート指数 日本:東証REIT指数 欧州:FTSE EPRA/NAREIT Developed Europe指数 オーストラリア:S&P/ASX 200 A-REIT指数 米国:Dow Jones U.S. Select REIT指数 シンガポール: FTSE Straits Times Real Estate Investment Trust Index 香港: Hang Seng REIT Index (年/月) ※日本は2014/12/30~2016/1/29、2014/12/30を100として指数化 ※日本は2015/12/30~2016/1/29

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Page 1: GxG GV æ XFþ N&ã · 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 (ポイント) (年/月) 1月の月間騰落率 -4.1% 80 100 120 140 160 180 200 220 07/1 08/1 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1

-9.3%

-3.7%

2.1%

-13.7%

-10.0%

-5.6%

-30% -20% -10% 0% 10% 20% 30%

米国

欧州

オーストラリア

シンガポール

香港

日本

リート年間騰落率(2015/1/30~2016/1/29)

-4.1%

-5.3%

1.0%

-1.2%

-5.1%

1.9%

-15% -10% -5% 0% 5% 10% 15%

米国

欧州

オーストラリア

シンガポール

香港

日本

リート月間騰落率(2015/12/31~2016/1/29)

70

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14/12 15/3 15/6 15/9 15/12

リート指数の推移(2014/12/31~2016/1/29、2014/12/31を100として指数化)

米国

オーストラリア

欧州

シンガポール

香港

日本

情報提供用資料

【グローバルリート市場の見通し】

○米国:資産価値の拡大期待などを背景に持ち直す展開に

○欧州:緩和的な金融政策の継続を背景に底堅い展開に

○オーストラリア:商業施設の収益が安定的に推移し堅調な展開に

○アジア:リートの業績の安定性が見直され下値を固める展開に

○日本:長期金利の低下などを背景に堅調な展開に

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

※リート指数 日本:東証REIT指数 欧州:FTSE EPRA/NAREIT Developed Europe指数 オーストラリア:S&P/ASX 200 A-REIT指数 米国:Dow Jones U.S. Select REIT指数 シンガポール: FTSE Straits Times Real Estate Investment Trust Index 香港: Hang Seng REIT Index

(年/月)

※日本は2014/12/30~2016/1/29、2014/12/30を100として指数化

※日本は2015/12/30~2016/1/29

Page 2: GxG GV æ XFþ N&ã · 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 (ポイント) (年/月) 1月の月間騰落率 -4.1% 80 100 120 140 160 180 200 220 07/1 08/1 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1

上旬はISM製造業景況指数などの主要な経

済指標が市場予想を下回ったことや、世界

銀行が2016年の世界経済成長率の見通しを

引き下げたことなどから、景気に対する慎

重な見方が強まり、軟調に推移した。中旬

も12月の住宅着工件数が市場予想を下回っ

たことが嫌気されたほか、証券会社がホテ

ル系リートの事業環境に対して弱気な見通

しを示したことなどから、リートの業績の

先行き不透明感が拡がり下落した。下旬は

10-12月期の実質国内総生産(GDP)の成長

率(速報値)が市場予想を下回り、米国の

追加利上げに対する警戒感が後退したほか、

日本銀行が追加金融緩和策を発表したこと

を受けて世界的に長期金利が低下し、リー

トの資金調達コストの減少による業績改善

期待が高まったことなどから上昇した。

米国リート市場は、リートの業績が堅調

に推移していることや、リートの資産価値

の拡大期待などを背景に持ち直す展開にな

ると考える。主要リートの業績は、内需主

導の景気回復による堅調な事業環境を背景

として、拡大基調が続いている。リートの

収益力を表す1口当たりのFFOは、市場予想

では2016年通期も増加基調を維持する見通

しである。また、海外の機関投資家を中心

に米国の商業用不動産に投資する動きが活

発であり、不動産価格は上昇基調で推移し

ている。世界的な低金利環境下で相対的に

高い利回りが見込めることなどから、今後

も海外の機関投資家からの投資が期待され

る。このため、不動産価格は底堅く推移す

るとみられ、リートの資産価値の拡大期待

が高まると考える。

■本資料は、投資環境に関する情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものではありません。■本資料は、当社が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■投資信託の取得の申込みに当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、投資判断はお客様ご自身で行っていただきますようお願いします。

1

資産価値の拡大期待などを背景に持ち直す展開に

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

1月の市況 今後の見通し

米国リート市場

(2013/12/31~2015/6/30)

米国リート指数の推移 (Dow Jones U.S. Select REIT指数、2014/12/31~2016/1/29)

米国の商業用不動産の価格指数の推移

(月次:2007年1月~2015年11月)

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

200

220

240

260

280

300

14/12 15/3 15/6 15/9 15/12

(ポイント)

(年/月)

1月の月間騰落率 -4.1%

80

100

120

140

160

180

200

220

07/1 08/1 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1

オフィスビル 商業施設 産業施設

(年/月)

(ポイント)

※2000年12月を100として指数化

Page 3: GxG GV æ XFþ N&ã · 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 (ポイント) (年/月) 1月の月間騰落率 -4.1% 80 100 120 140 160 180 200 220 07/1 08/1 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1

上旬は中国経済の先行きに対する懸念が

拡がったことや、サウジアラビアとイラン

が国交を断絶して中東情勢が悪化したこと

などから、投資家のリスク回避的な動きが

強まり下落した。中旬も欧州中央銀行(ECB)

が不良債権比率の高い銀行に審査請求をし

たとの報道などを受けて、金融システムへ

の不安が拡がり、リートの資金調達コスト

が上昇するとの懸念が高まったことから、

下落基調が続いた。下旬はECB総裁が追加金

融緩和に前向きな発言をしたことや、英中

央銀行総裁が利上げに対して慎重な姿勢を

示したことなどから、欧州主要国の長期金

利が低下したことに加え、日本銀行が追加

金融緩和を発表したことを受けて、投資家

のリスク回避的な姿勢が後退し上昇した。

欧州リート市場は、リートの業績が堅調

に推移していることや緩和的な金融政策が

景気の下支えとなることから、底堅い展開

になると予想する。ユーロ圏では、景気回

復を背景に雇用情勢の改善が続いており、

企業の雇用拡大や所得増加による個人消費

の回復がオフィスビルや商業施設の賃貸需

要に好影響を与えると思われ、リートの業

績を下支えする要因になると考える。イギ

リスでは、好調な経済を背景に商業用不動

産の賃貸需要が新規供給を上回る状況が続

いており、良好な需給環境を背景に賃料は

上昇基調を辿るとみられ、リートの業績は

堅調に推移すると予想する。また、低イン

フレを背景に欧州では緩和的な金融政策の

継続が見込まれることも支援材料となろう。

■本資料は、投資環境に関する情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものではありません。■本資料は、当社が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■投資信託の取得の申込みに当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、投資判断はお客様ご自身で行っていただきますようお願いします。

2

緩和的な金融政策の継続を背景に底堅い展開に

(年/月)

1月の市況 今後の見通し

欧州リート市場

欧州リート指数の推移 (FTSE EPRA/NAREIT Developed Europe指数)

(2014/12/31~2016/1/29)

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

ユーロ圏の小売売上高と失業率の推移

(月次:2007年1月~2015年11月)

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

92

94

96

98

100

102

104

106

6.0

7.0

8.0

9.0

10.0

11.0

12.0

13.0

07/1 08/1 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1 16/1

失業率〔左目盛〕

小売売上高指数(2010年を100として指数化)〔右目盛〕

(年/月)

(%)

(ポイント)

1600

1800

2000

2200

2400

2600

14/12 15/3 15/6 15/9 15/12

(ポイント)

(年/月)

1月の月間騰落率 -5.3%

Page 4: GxG GV æ XFþ N&ã · 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 (ポイント) (年/月) 1月の月間騰落率 -4.1% 80 100 120 140 160 180 200 220 07/1 08/1 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1

上旬は商品市況の急落や世界的な金融市

場の混乱が嫌気されたほか、大手家電販売

店が事実上の経営破綻を発表し、同店舗が

入居する商業施設に投資するリートの業績

の先行き不透明感が拡がったことなどから

下落した。中旬は大手リートによる中堅

リートへの買収案件が当局に承認されたこ

とや、中国の政府系ファンドがオーストラ

リアのリートの買収に関心を示していると

報じられたことなどを受けて、業界再編へ

の期待が高まり反発した。下旬は商品市況

が反発して関連企業の業績回復期待が高

まったことや、日本銀行がマイナス金利の

導入を含む追加金融緩和を発表したことな

どが好感され上昇した。

オーストラリアリート市場は、商業施設

に投資するリートの業績が安定的に推移し

ていることから、底堅い展開になると予想

する。中国景気の悪化を背景に資源関連産

業への依存度が高い一部地域で経済の減速

が続く一方、これまでの金融緩和効果に加

え、原油安や住宅価格の上昇による可処分

所得の増加を背景に個人消費は底堅く推移

している。また、豪ドル安を背景に外国人

観光客が増加していることなどから、商業

施設の店舗売上高は回復傾向が継続すると

思われ、底堅いテナント需要が続くと考え

る。こうした良好な事業環境を背景に商業

施設に投資するリートの業績は安定的に推

移すると予想する。

■本資料は、投資環境に関する情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものではありません。■本資料は、当社が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■投資信託の取得の申込みに当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、投資判断はお客様ご自身で行っていただきますようお願いします。

3

商業施設の収益が安定的に推移し堅調な展開に

オーストラリアリート指数の推移 (S&P/ASX 200 A-REIT指数、2014/12/31~2016/1/29)

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

1月の市況 今後の見通し

オーストラリアリート市場

小売売上高と消費者信頼感指数の推移 (月次:2010年1月~2016年1月)

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

1000

1100

1200

1300

1400

14/12 15/3 15/6 15/9 15/12

(ポイント)

(年/月)

1月の月間騰落率 +1.0%

70

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100

110

120

130

140

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

7.0

10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1 16/1

小売売上高(前年同期比)〔左目盛〕 消費者信頼感指数〔右目盛〕

(年/月)

(%)

※小売売上高は2015年11月まで

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香港では、上旬は11月の小売売上高が市

場予想を下回ったことや、中国の株式市場

や人民元が急落したことなどから投資家心

理が悪化し下落した。中旬にかけても金融

市場の変動性が高まったことが嫌気され軟

調に推移した。下旬は主要国の金融緩和へ

の期待が高まったことなどから上昇した。

シンガポールでは、上旬は中国経済の先行

きへの不安が強まり、投資家心理が悪化し

たことなどから下落した。中旬もインドネ

シアでテロ事件が発生し、地政学的リスク

が高まったことなどから、弱含む展開と

なった。下旬はシンガポールの大手リート

の決算が概ね堅調な内容であったことや、

日本銀行による追加金融緩和の発表を受け

てアジア各国の長期金利が低下し、投資家

心理が改善したことなどから上昇した。

アジアリート市場は、リートの業績の安

定性が見直され、徐々に下値を固める展開

になると予想する。香港では、中国人民元

の先安感が強まる中、中国本土企業による

香港のオフィスビルへの投資が活発化して

いることから、商業用不動産価格は底堅く

推移しており、香港リートが保有する資産

価格の安定化に寄与するとみられ、リート

市場の下支え要因になると予想する。世界

銀行の調査によると、シンガポールでは法

人税率の低さや契約執行の容易さなどから

ビジネス環境への評価は最高水準を堅持し、

グローバル企業のアジア統括拠点として欠

かせなくなっている。こうした優位性を背

景に今後も安定的な不動産需要が見込まれ

ることから、商業用不動産に投資するリー

トの堅調な業績が続くと考える。

■本資料は、投資環境に関する情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものではありません。■本資料は、当社が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■投資信託の取得の申込みに当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、投資判断はお客様ご自身で行っていただきますようお願いします。

4

リートの業績の安定性が見直され下値を固める展開に

香港リート指数の推移

(Hang Seng REIT Index 2014/12/31~2016/1/29)

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

1月の市況 今後の見通し

アジアリート市場

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

シンガポールリート指数の推移 (UBS Singapore Investors Index SGD Version TR)

(2013/12/31~2015/5/29)

シンガポールリート指数の推移 (FTSE Straits Times Real Estate Investment Trust Index)

(2014/12/31~2016/1/29)

(出所)Bloombergデータを基に岡三アセットマネジメント作成

600

700

800

900

14/12 15/3 15/6 15/9 15/12

(ポイント)

(年/月)

1月の月間騰落率 -1.2%

5000

5500

6000

6500

7000

14/12 15/3 15/6 15/9 15/12

(ポイント)

(年/月)

1月の月間騰落率 -5.1%

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■本資料は、投資環境に関する情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものではありません。■本資料は、当社が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■投資信託の取得の申込みに当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、投資判断はお客様ご自身で行っていただきますようお願いします。

5

長期金利の低下などを背景に堅調な展開に

Jリート指数の推移 (東証REIT指数、2014/12/30~2016/1/29)

(出所)QUICKデータを基に岡三アセットマネジメント作成

東京都心5区オフィスビル平均空室率 (月次:2012年1月~2015年12月)

1月の市況 今後の見通し

Jリート市場

(出所)三鬼商事データを基に岡三アセットマネジメント作成

Jリート市場は、公募増資の発表が相次い

だことによる需給悪化懸念に加え、世界経

済の先行きに対する懸念から、下落して始

まった。東京都心5区のオフィスビル空室率

が更に改善していることが示されたものの

相場の反発をサポートするには至らず、世

界的にリスク回避的な動きが続く中で、J

リート市場は下落基調で推移した。その後、

ECBのドラギ総裁が追加の金融緩和を示唆し

たことによって内外株式市場が反発したこ

とが支援材料となり、Jリート市場は持ち直

す動きとなった。月末には、日本銀行が金

融政策決定会合においてマイナス金利導入

を決定したことを受け、Jリート市場は大幅

に上昇した。

(注)東京都心5区…千代田区、中央区、港区、

新宿区、渋谷区

Jリート市場は、堅調な展開になると予想

する。オフィス市況の改善基調が続いている

ことから、Jリートの事業環境は良好と考え

られる。加えて、日本銀行がマイナス金利導

入を決定したことを受け、10年債利回りが

0.1%以下の水準に低下していることから、J

リートの分配金利回りの相対的な魅力度が高

まっていることが支援材料になると考える。

また、長期金利の低下は、Jリートの資金調

達費用を軽減させる効果があることから、J

リートの業績回復への期待が高まると考えら

れる。

なお、物流施設へ投資するラサールロジ

ポート投資法人が2月17日に新規に上場する

予定である。

(作成:グローバル・エクイティ運用部)

1500

1600

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1800

1900

2000

14/12 15/3 15/6 15/9 15/12

(ポイント)

(年/月)

1月の月間騰落率 +1.9%

3.5

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4.5

5.0

5.5

6.0

6.5

7.0

7.5

8.0

8.5

9.0

9.5

10.0

12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7

(%)

(年/月)

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上記のリスクや費用につきましては、一般的な投資信託を想定しております。各費用項目の料率は、委託会社である岡三アセットマ

ネジメント株式会社が運用するすべての公募投資信託のうち、最高の料率を記載しております。投資信託のリスクや費用は、個別

の投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前に、個別の投資信託の「投資信託説明書(交付目論見書)」の

【投資リスク、手続 ・手数料等】をご確認ください。

<本資料に関するお問合わせ先>

カスタマーサービス部 フリーダイヤル 0120-048-214 (9:00~17:00 土・日・祝祭日・当社休業日を除く)

皆様の投資判断に関する留意事項

【投資信託のリスク】

投資信託は、株式や公社債など値動きのある証券等(外貨建資産に投資する場合は為替リスクがあります。)に投資しますので、基準価額は変動します。従って、投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元

本を割り込むことがあります。投資信託は預貯金と異なります。投資信託財産に生じた損益は、すべて投資者の皆様に帰属し

ます。

【留意事項】 • 投資信託のお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はありません。

• 投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。

また、登録金融機関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。

• 投資信託の収益分配は、各ファンドの分配方針に基づいて行われますが、必ず分配を行うものではなく、また、分配金の金額も

確定したものではありません。分配金は、預貯金の利息とは異なり、ファンドの純資産から支払われますので、分配金が支払わ

れると、その金額相当分、基準価額は下がります。分配金は、計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合があるため、

分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。また、投資者の購入価額によっては、

分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分

配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。

【お客様にご負担いただく費用】 お客様が購入時に直接的に負担する費用

購入時手数料 :購入価額×購入口数×上限3.78%(税抜3.5%)

お客様が換金時に直接的に負担する費用

換金時手数料 :公社債投信 1万口当たり上限108円(税抜100円)

その他の投資信託にはありません

信託財産留保額:換金時に適用される基準価額×0.3%以内

お客様が信託財産で間接的に負担する費用

運用管理費用(信託報酬)の実質的な負担

:純資産総額×実質上限年率2.052%(税抜1.90%)

※ 実質的な負担とは、ファンドの投資対象が投資信託証券の場合、その投資信託証券の信託報酬を含めた報酬のことをいいま

す。なお、実質的な運用管理費用(信託報酬)は目安であり、投資信託証券の実際の組入比率により変動します。

その他費用・手数料

監 査 費 用:純資産総額×上限年率0.01296%(税抜0.012%)

※ 上記監査費用の他に、有価証券等の売買に係る売買委託手数料、投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要す

る諸費用、海外における資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息、借入金の利息等を投資信託財

産から間接的にご負担いただく場合があります。

※ 監査費用を除くその他費用・手数料は、運用状況等により変動するため、事前に料率・上限額等を示すことはできません。

●お客様にご負担いただく費用につきましては、運用状況等により変動する費用があることから、事前に合計金額若しくはその上限

額又はこれらの計算方法を示すことはできません。

【岡三アセットマネジメント】

商 号:岡三アセットマネジメント株式会社

事 業 内 容:投資運用業、投資助言・代理業及び第二種金融商品取引業

登 録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第370号

加 入 協 会:一般社団法人 投資信託協会/一般社団法人 日本投資顧問業協会

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