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IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料
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演習演習演習演習 6....ENPTUI
このセクションでは、5250 ホスト・アプリケーションで提供されている ENPTUI に関して、HATS
でどのように対応しているのかを体験します。
なお、この演習のみ、使用するホスト・アプリケーションが異なります。演習 0 の D)に今回使用す
る ENPTUI のエミュレーターのイメージをまとめています。エミュレーターでの ENPTUI サポートを
事前に確認しておく場合は、演習 0 の D)を参照してください。
<目次>
A) ENPTUI サポートプロジェクトの作成
B) ENPTUI サポートのテスト
C) まとめ
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A) ENPTUIサポートプロジェクトサポートプロジェクトサポートプロジェクトサポートプロジェクトのののの作成作成作成作成
ENPTUI サポートのための設定を HATS プロジェクトに含める場合、HATS プロジェクトの
新規作成の際に ENPTUI をサポートするよう設定することが必要です。ENPTUI をサポートす
る HATS を新規作成します。
1) HATS プロジェクトを新規作成しますので、「HATS へようこそ」ページの「最初のプロジ
ェクトの作成」→「『プロジェクトを作成』ウィザードを起動するにはここをクリックします」
リンクをクリックしてください。「HATS へようこそ」ページが表示されていない場合は、メ
ニューから「HATS」→「HATS ウェルカム・ページを開く」を選択し、「HATS へようこそ」
ページを開いてください。
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2) 「プロジェクトの作成」ウィザードが表示されます。「HATS プロジェクト」ページでは下記
のように設定してください。 (演習 1 での設定内容とほぼ同等です。)
設定項目 設定値
名前 ENPTUI
デプロイメント
デプロイメント環境 Web
ターゲット・サーバー WebSphere Application Server v8.0
エンタープライズ・アプリケーション・プロジ
ェクト
ENPTUI_EAR8
モバイル装置用にオプションを最適化 チェックなし
管理コンソール・サポートを追加 チェックあり
設定ができたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
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3) 「接続設定」ページでは、下記のように設定してください。
今回は ENPTUI サポートが必要ですので、一番下の「グラフィカル・インターフェース
DDS キーワード (ENPTUI) レンダリング・サポートの追加」にチェックを入れます。
設定項目 設定値
ホスト名 (別紙の「ハンズオン環境の説明および
注意事項」参照)
タイプ 5250
ポート 23
コード・ページ 930 日本 (拡張カタカナ)
画面サイズ 24 x 80
グラフィカルグラフィカルグラフィカルグラフィカル・・・・インターフェースインターフェースインターフェースインターフェース DDS キーワキーワキーワキーワ
ードードードード(ENPTUI)レンダリングレンダリングレンダリングレンダリング・・・・サポートサポートサポートサポートのののの追加追加追加追加
チェックチェックチェックチェックありありありあり
設定ができたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
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4) 次の「プロジェクト・テーマ」ページでは、外観と振る舞いのテーマで「標準」を選択しま
す。「次へ」ボタンをクリックしてください。
5) 「デフォルト・テンプレート」は Finance.jsp などを選択してください。最後に「終了」ボタ
ンをクリックしてください。
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6) しばらくすると、ワークベンチの「HATS プロジェクト」ビューに先ほど作成した HATS プ
ロジェクトが追加され、ワークベンチ中央にはプロジェクト設定ファイルが表示されま
す。
7) ENPTUI サポート追加による違いを見るために、プロジェクト設定ファイルの内容を確
認します。すでに開かれているENPTUIプロジェクトのプロジェクト設定ファイルの「レン
ダリング」タブ→「デフォルト・レンダリング」を開いてください。
下記のように、「ENPTUI」で始まる 6 つの項目が追加されています。これは画面上に
ENPTUI のコンポーネントが表示されている際の、デフォルト・レンダリングでの表示方
法です。
余力のある方で ENPTUI サポートなしの状態と比較したい場合は、演習 1 などで作成
した HATS プロジェクトのプロジェクト設定ファイルと比較してください。
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B) ENPTUIサポートサポートサポートサポートののののテストテストテストテスト
ENPTUI が HATS においてどのようにサポートされているのかを確認します。
1) HATS アプリケーションを開始します。先ほど手順 A)で作成した ENPTUI プロジェクト
を選択し、右クリック→「サーバーでデバッグ」を選択してください。
2) HATS アプリケーションが開始したら、ホスト・アプリケーションにサインオンをします。
この演習では他の演習と異なるユーザーID/パスワードを使用します。「~ENPTUI ハ
ンズオン環境の説明、および注意事項 ~」に記載されているユーザーID/パスワード
を使用してください。プログラム・メッセージの表示画面が表示されたら、[enter]キーを
押下してください。
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3) サインオンすると、下記のようなホスト画面が表示されます。
4) ここでは、「プログラム」→「選択フィールド」をマウスでクリックしてください。
選択フィールドが選択されていることを確認し、[enter]キーを押下してください。
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5) 複数選択フィールドが表示されます。
「複数選択フィールド 1」および「複数選択フィールド 2」の両方のチェックボックスにチェ
ックを入れ、[enter]キーを押下してください。
6) 次に、単一選択フィールドが表示されます。「単一選択 A」もしくは「単一選択 B」のいず
れかを選択し、[enter]キーを押下してください。
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7) 得意先名の一覧が、スクロールバーとともに表示されます。スクロールバーの動きを
確認してください。
なお HATS における ENPTUI のスクロールは、エミュレーターでの ENPTUI スクロール
バーと同じです。つまり、Web アプリケーション等で良く見られるスクロールとは異なり、
スクロールするごとにホストからデータを取得し、ブラウザが更新されることになりま
す。
8) 先ほどの手順 7) (上記画像参照)で表示されていた画面上では、エミュレーターでは
ボタンで表示される「ウインドウ消去」がリンクとして表示されています。一方、デバッグ
端末では、「ウインドウ消去」部分はボタンのように見えます。
このままでも使用可能ですが、表示方法をよりエミュレーターに近づけるため、このボ
タン部分をブラウザ上でもボタンで表示するよう、設定を変更します。
9) 設定変更を行う前に、一度サインオフをします。「ウインドウ消去」リンクをクリックしてく
ださい。
10) メニュー画面で「終了」→「サインオフ」を選択し、 [enter]キーを押下します。サインオ
ン画面に戻ります。
最後に画面の下のほうにある、「切断」ボタンをクリックしてください。
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11) ENPTUI プロジェクトのプロジェクト設定ファイルを開きます。
12) 「レンダリング」タブの「デフォルト・レンダリング」を選択してください。
13) レンダリング・セットのうち、「ENPTUI アクション」のウィジェットを変更します。
「ENPTUI アクション」を選択し、「編集」ボタンを押下してください。
14) この HATS プロジェクトには、画面キャプチャーが登録されていません。そのため、下
記のようなポップアップが表示されます。これから「ウインドウ消去」ボタンが表示され
ている画面(手順 7)の画面)までナビゲートして画面キャプチャーを取得しますので、
「はい」を押下してください。
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15) 「ホスト端末」が起動されます。ホスト端末は HATS プロジェクトに登録されている接続
先に接続されます。このセクションの手順 2)でサインオンしたときと同様に、「~
ENPTUI ハンズオン環境の説明、および注意事項 ~」に記載されているユーザー
ID/パスワードを使用してサインオンをしてください。
16) 「プログラム」→「選択フィールド」を選択し、[enter]キーを押下してください。
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17) 「複数選択フィールド 1」および「複数選択フィールド 2」の両方にチェックを入れ、
[enter]キーを押下してください。
18) 「単一選択 A」または「単一選択 B」のいずれかを選択し、[enter]キーを押下してくださ
い。
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19) 得意先一覧が表示されているこの画面の画面キャプチャーを取得します。「画面キャ
プチャーを作成」ボタン をクリックして下さい。
20) 画面キャプチャーの名前として、「window」などと入力し、最後に「終了」ボタンを押下
してください。
21) 以上でホスト端末での作業は終了です。ホスト画面上の「ウインドウ消去」ボタンをクリ
ックし、メニュー画面へ戻ります。
22) ホスト画面上のメニューから「終了」→「サインオフ」を選択し、[enter]キーを押下しま
す。サインオン画面が表示されたらホスト端末を閉じてください。
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23) ワークベンチに戻ります。再度「ENPTUI アクション」を選択し、「編集」ボタンを押下して
ください。
24) 「デフォルト・レンダリング項目の編集」ウィザードが表示されます。「デフォルト・レンダ
リング項目の編集」ページでは何も変更しませんので、そのまま「次へ」ボタンをクリッ
クしてください。
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25) 「画面領域」ページもデフォルトのままで何も変更しませんので、このまま「次へ」ボタン
をクリックしてください。
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26) 次の「レンダリング・オプション」ページでは、使用するウィジェットを変更します。ウィザ
ード下左側の「ウィジェット」欄でデフォルトは「リンク」が選択されていますが、「ボタン」
を選択してください。下右側の「ウィジェットのプレビュー」欄もこれにあわせてリンクか
らボタン形式に変更されます。
最後に「終了」ボタンをクリックしてください。
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27) プロジェクト設定ファイルに戻ると、「ENPTUI アクション」のウィジェットが「リンク」から
「ボタン」に変更されています。保管ボタンをクリックするなどして、変更を保管してくだ
さい。
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28) 再度 HATS アプリケーションを開始します。
29) 得意先一覧の画面まで進んでください。最初に HATS アプリケーションとして表示した
ときと異なり、「ウインドウ消去」ボタン部分がボタン形式で表示されます。
30) 最後にサインオフし、ホスト接続を切断してください。
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C) まとめまとめまとめまとめ
この演習で触れたように、HATS では ENPTUI を含む画面の表示にも対応しています。
ENPTUI サポートの有無は、HATS プロジェクト作成時の設定項目によって異なりますので、
プロジェクト作成の前に ENPTUI サポートの必要性の有無を判断しておくことが必要です。