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HP Latex 360での両面印刷
WHITE PAPER | ONYX 11
onyxgfx.com/ja
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HP Latex 360プリンタはONYX RIPが両面印刷を行うために使用できるオプションを提供します。ONYXソフトウェアは自動および手動
での両面印刷をサポートしています。このドキュメントでは、両面印刷を行うためのONYXソフトウェアのセットアップ方法を説明します。
両面印刷用のRIP設定
ONYX RIPソフトウェアでは、両面印刷を使用する前にプリ
ンタを設定する必要があります。選択したオプションは自動、
および手動での両面印刷を設定することができます。これら
はメディアプロファイルのモード、またはクイックセットでグローバ
ルに設定することができます。モードで設定を変更すると、変
更したモードを使用するすべてのジョブに影響を与えます。ク
イックセットを使用すると、クイックセットを使って開いたジョブ
に変更した設定を適用します。モードは変更されません。こ
れは片面のジョブが同じメディアとモードの使用ができるように
なります。
まず「プリンタの設定」をクリックします。[メディア]タブを選び、
両面印刷に使用するメディアプロファイルをハイライトします。
[モードオプション]ボタンクリックします。新しいウィンドウでモー
ドをハイライトし、[オプション]をクリックします。
「モードオプション」ウィンドウで[両面印刷]ボタンをクリックします。「両面印刷」ダイ
アログで、[両面印刷にこのモードを使用]を有効にします。デフォルトでは、[B面は
[180度に回転]が設定されています。必要に応じて[反転印刷]と[180度に回転]
オプションを切り替えます。各オプションが切り替えられると、両面がどのように互い
に関連して見えるかを示すために、右下の画像を更新します。
ONYXは異なるモードでそれぞれの面をプリントする機能を提供します。少なくとも
1つの面は前のウィンドウで選択したモードで印刷する必要があります。これは[A
面]もしくは[B面]のいずれかになります。必要なモードは[このモード - ・・・]フィー
ルドで表示されます。両面印刷オプションを設定したら、[OK]をクリックします。
モードを直接変更すると、グローバル設定となります。変更したモードを使用する
すべてのジョブは、B面のコピーが作成されます。
希望するモードが常に両面印刷で使用しない場合は、クイックセットが必要になり
ます。「プリンタの設定」をクリックしてダイアログを開きます。[クイックセット]タブで、[新
規]をクリックします。必要な設定を特定し、クイックセットの名前を入力します。
「クイックセットの編集」ウィンドウで、[プリンタからメディアと用紙サイズを取得]オプショ
ンを無効にします。[メディアグループ]、[メディア名]、[印刷モード]を選択し、[印刷オ
プション]ボタンをクリックします。
図1: [モード] オプションの下にある両面印刷
図2: 両面印刷のインターフェース
図3: 可能性のあるB面の異なる出力
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「印刷オプション」ウィンドウは、両面印刷のためのオプションをリストします。
[両面印刷]のセクションで、[A面]を選択します。[A面]が選択される
と、[B面]作成のためのオプションが表示されます。必要に応じて[反転印
刷]と[180度に回転]オプションを有効にします。[OK]をクリックして続行し
ます。
B面のオプションは、手動両面印刷のために使用します。これについては
後でこのドキュメントで説明します。
両面印刷を行うためクイックセットを使用すると、ユーザはそれぞれの面に
対してモードを特定することはできません。この状況では、A面およびB面
の両方とも同じモードを使用します。
上記にリストされた自動ワークフローのいずれかを使用すると、検証しなければならない1
つのオプションがあります。RIP-QueueでHP Latex 360プリンタをハイライトし、右上にある
情報ボタンをクリックします。
インクレベルとプリンタの状況を表示するウィンドウが現れます。[ジョブ]タブに行き、[両面
印刷]の下にある[設定]をクリックします。デフォルトでは、コントロールとB面に必要な値は
[RIP-Queueのジョブ設定を使用]で設定し、自動的にB面のジョブを作成して印刷しま
す。デフォルト値は自動両面印刷を実行するように設定する必要があります。
ONYXソフトウェアを設定した後に、カスタムクイックセットもしくは変更したモードを使って
ジョブをロードします。最初の面の印刷開始時に、「@B」の最後とともに2つ目のジョブが
RIP-Queueに表示されます。B面のジョブがRIPされ、そのあと保留状態に変わります。
プリントオペレータはB面を印刷するためにメディアの裏面を再ロードする必要があります。メディアが再ロードされたら、プリンタはB面
のプリント準備ができたことになります。
メディアをB面用に再ロードした場合、ジョブは保留を解除されポップアップメッセージが表示されます。ユーザは[OK]をクリック、またはカ
ウントダウンタイマーがB面の印刷を開始するまで待つことができます。
手動両面印刷
手動両面印刷は、B面がA面とは異なるイメージの場合に使用します。ユーザはB面用にジョブを反転することができるので、ジョブの
順序を追跡する必要があります。回転印刷や反転印刷のすべての設定は、クイックセットで行う必要があります。
ジョブ設定を[手動でB面を作成して印刷]に設定します。これはプリンタ情報ボタンをクリックすると見つけられます。[ジョブ]タブをクリック
し、[両面印刷]をクリックします。変更を行ったあと、[OK]をクリックします。
次に2つのクイックセットを作成します。最初のクイックセットはA面用
で、2つ目のクイックセットはB面用です。A面のクイックセットで[印刷オプ
ション]をクリックします。[両面印刷]セクションで[A面]を選び、[OK]をク
リックします。B面においては、[印刷オプション]に行き[B面]を選択しま
す。[反転印刷]および[180°に回転]のオプションは、B面が選択されて
いる時は使用できません。これらはメイン「クイックセットの編集」で設定
する必要があります。[OK]をクリックします。「クイックセットの編集」ダイア
ログで、必要に応じて[左右反転印刷]と [回転]の[180°]を有効にし
ます。設定が完了したら、[OK]をクリックします。
図4: 両面印刷にクイックセットを使用
図5: ジョブ設定にアクセスする“情報”ボタン
図6: ジョブ設定 – [手動でB面を作成して印刷]
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A面のクイックセット使ってA面用のジョブをロードします。マークはイメージとともに印刷されます。B面のクイックセット使ってB面用のジョ
ブをロードします。B面を印刷する前に、プリント出力がプリンタに正しくロードされていることを確認します。クイックセットで指定しない限
り、B面用のジョブは保留にされることはありません。
手動両面印刷において、B面は「@B」の指定はありません。ジョブがプリンタに送信される際に、プリンタはB面であることを識別しています。
ヒントとコツ
すべての両面ジョブは、生成したカット、レジストレーションおよびクロップマークといったONYXのオプションを使用する必要があるというわ
けではありません。これらのいずれかを使用すると、プリントの両面が正しく配置されません。
双方向通信は、HP Latex 360にとっては重要です。セキュリティソフトウェア、またはネットワークポリシーが、時折この通信を妨害しま
す。双方向通信に使用する必要なポートは、「80」、「8085」、「8090」です。「Port 9100」は印刷に必要です。これらのポートが開い
ていることを確認します。
両面印刷のヘルプドキュメントは、「ヘルプ」メニューを選んでRIP-Queueで見ることができます。「アクティブプリンタのヘルプ」を選び、
「HP Latex 360」をクリックします。「HP Latex 360とONYXソフトウェアの使用」ついての追加情報とビデオは、www.onyxgfx.com/ja,
www.onyxgfx.comでご覧ください。