民主党情報通信議員連盟ヒアリング資料

2010年11月24日

日本電信電話株式会社

「光の道」（無線・固定）を実現

ＩＣＴ利活用と設備競争で

２０１５年頃目途に実現を目指す

1

無線でも固定でも

自宅で外出中も自宅でも（ユビキタス）

外出生活時間（睡眠時間を除く）

自宅

2Samsung社提供

無線でインターネット利用が定着

3

無線

固定

2000年 2010年

携帯

スマートフォン

タブレットＰＣ

デスクトップＰＣ

ノートＰＣ

Samsung社提供

無線を一層便利に

既に全国で利用可能（可住地カバー）

既に１．２億ユーザ

超高速化（光ファイバー並へ）周波数の効率的利用を

4

「光の道」を実現

ホーム・

オフィス

教育

行政

医療

校内ＬＡＮ整備率

所得税の電子申告率

電子カルテ導入率

（診療所のみ）

インターネット人口普及率

（固定）約７５％

約８１％

約４０％

約８％

利用シーン

約７３％

約９４％

約６０％

約２６％

約７２％

約８７％

約５０％

約９４％

約７６％

約１００％

約８０％

約８５％

参考指標

※企業のネット利用率は約９９％

≒

ギャップ

ＩＣＴ利活用で利用率向上

教育･医療・行政サービスの利活用を加速 ⇒ 利用率向上

5

「光の道」を実現

ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ人口普及率：総務省「通信利用動向調査」、米・英・韓はITU「Measuring the information society the ICT development index」校内LAN整備率：文科省「学校教育における情報教育の実態等に関する調査結果」所得税の電子申告率：国税庁「e-Taxの利用状況について」、米・英・韓は各社報道より。電子カルテ導入率：IT戦略本部「医療・社会保障分野のIT戦略」

ＩＣＴ利活用による

社会経済的課題の解決＆

経済成長への貢献

日本

米国ＧＤＰ（名目）

１９９０年 ２０００年 ・・・ ２０２０年

中国

インド

6

事業者の切磋琢磨でここまで充実

無線ブロードバンド

無線ブロードバンド

ＮＴＴドコモ

ＫＤＤＩソフトバンクｅモバイル

固定ブロードバンド

固定ブロードバンド

うち光ユーザ

ＮＴＴ東西

ＣＡＴＶ電力系ソフトバンクｅアクセスＫＤＤＩ

ＮＴＴ東西

電力系ＫＤＤＩ

これまで３兆円の投資

ユーザ数は年率５割増（2004→09年度）

これまで５兆円の投資ユーザ数

５,５００万

３,２００万２,４００万

３００万

１,７００万

５００万２００万４００万２００万１５０万

１,４００万

２００万１５０万

7（出典）無線ブロードバンド（３Ｇ携帯）はTCA公表値（2010年10月末時点）、固定ブロードバンドは総務省公表値及び当社調べ（2010年6月末時点）

他

他

固定ブロードバンドユーザは３,４００万

固定ブロードバンドは、既に７割の世帯が利用ＡＤＳＬは、１,４００万がピーク

8２００１年 ２０１０年

ユーザ数

固定ブロードバンド：３,４００万

光＋ＣＡＴＶ：２,４００万

9

電力系事業者は全国で光を展開

（出典）グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース ケイ・オプティコム社ヒアリング資料（2010年4月20日）より抜粋

累積総投資額 2兆1,000億円

光ケーブル物量 45万km

ＣＡＴＶは９割の世帯へ接続可能メタル・光のほかＣＡＴＶケーブルが多くの世帯に設備構築

☞ＣＡＴＶ事業者は、全世帯の約９０％に接続可能（実際のサービス提供世帯は約６７％※）

（出典）グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース ジュピターテレコム社ヒアリング資料（2010年11月9日）より抜粋 10

※出典：総務省 ケーブルテレビの現状

総世帯数 4,900万世帯接続可能世帯数 4,423万世帯

0%

20%

40%

60%

80%

東京都

神奈川県

大阪府

千葉県

滋賀県

埼玉県

愛知県

京都府

静岡県

福井県

兵庫県

奈良県

富山県

岐阜県

三重県

11

固定ブロードバンドは設備競争により普及

（出典）総務省公表値（2010年6月末時点）

ＣＡＴＶ

光光＜ＣＡＴＶ光＜ＣＡＴＶ

固定ブロードバンド合計（光・ＣＡＴＶ・ＤＳＬ）

【世帯普及率】

・ ・ ・ ・ ・

日本のブロードバンド利用は世界トップ水準

（出典） 無線ブロードバンド（３Ｇ）人口普及率：World Cellular Information Service (Informa社） （2010年6月）固定ブロードバンドの世帯普及率：ITU発表資料（2009年）、光ブロードバンド普及率：各国規制機関等 （2009年9月末、日本は2010年3月） 12

無線ブロードバンド無線ブロードバンド

【３Ｇ携帯人口普及率】

日本 米 英仏 独

65%

87%

48%

30% 32%

94%

韓

国民の約９割が利用

固定ブロードバンド固定ブロードバンド

【世帯普及率】

71%75%

64%

72%

0.2% 0.04% 0%4%

67%

36%

日本

87%

44%光

世帯の約７割が利用

米 英仏 独韓

投資と研究開発の積み重ね

投資 ８兆円以上・無線 ５兆円※1

・光 ３兆円※2 他

研究開発・コストダウン

・サービス性向上

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

13※1：2001～2010年度（予定）の設備投資額合計 ※2：2001～2010年度（予定）の設備投資額合計（光アクセスのみ）

ＮＴＴ東西のコスト削減努力

２０００年度

5.4兆円

（兆円）

２００９年度

大幅なコスト削減▲約２兆円

営業収益 営業費用

５．５兆円

3.7兆円 ３．６兆円

ＮＴＴ東

ＮＴＴ西

ＮＴＴ西

ＮＴＴ東

営業費用営業収益

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

14

光ファイバコストの削減

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

約７５％

ダウン

１７,６００円

４,６００円

（円／芯）

２０００年度 ２００９年度15

※

※ダークファイバの１芯あたりの実績コスト（ＮＴＴ東日本）

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

16

光サービス料金の値下げ～お客様により使い易く～

※ ISP料金を含む

（円）

９,９００円（戸建て）

６,２００円（戸建て）

２０００年度 ２００９年度

約４０～５０％ダウン３,５００円

（マンション）

７,６００円（マンション）

オープン化は世界で最も徹底

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

～光もメタルも世界一オープン化～

17

日本 アメリカ イギリス ドイツ フランス 韓国

メタル

ドライ

カッパあり あり あり あり あり あり

回線共用（ラインシェア

リング）

あり あり→なし（2003年に撤廃）

あり あり あり あり

光 あり あり→なし（2003年に撤廃）

なし あり→なし（2005年に撤廃）

なし なし※

※ 2004年以降構築する光ケーブルはアンバンドル義務の対象外

【諸外国における固定系アクセスのアンバンドル義務の有無】

ファイヤーウォールを強化・徹底

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

18

設備部門営業部門

顧客情報管理システム

ファイヤーウォールの強化・徹底

業務分離

監督・監査体制の徹底

システム遮断

☞ 営業部門と設備部門の業務分離

☞ 情報システムの徹底した遮断

☞ 監督・監査体制の徹底

他事業者情報× ○閲覧 閲覧

サービスを充実・普及◎インターネット接続サービス

◎映像サービス・携帯電話専門テレビ（”ＢｅｅＴＶ”）

・地上デジタル放送再送信（”ひかりＴＶ”） 等

◎携帯電話向け行動支援サービス・生活情報配信（”ｉコンシェル”） 例：鉄道運行情報、天気予報

・ニュース配信（”ｉチャネル”）

◎ユーザサポート・パソコン設定、遠隔サポート 等

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

19・・・

ひかりＴＶ

ｉコンシェル

ディジタルデバイド解消への地道な貢献

・山間地や

・離島で、

自治体敷設の光ファイバを借り受けてサービス提供

☞公設民営（ＩＲＵ方式）

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

20

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

都市部での創意工夫

例：マンション内の狭隘配管や地中の狭隘管路に⇒細経ケーブルの開発で対応

21

光ファイバ(従来) 光ファイバ(細径低摩擦)

ディジタルデバイド解消への地道な貢献

細径化：断面積

従来比１/２低摩擦化：動摩擦係数

従来比１/５

災害時における駆付けと復旧～ＤＮＡとして～

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

地 震 台 風

22

自衛隊等との防災合同訓練

２４時間体制で一元監視

昼夜を問わずインフラを見守り続けて

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

23

グループ一丸で国際会議を後方支援

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

☞ 通信インフラの防備・特別保守（回線バックアップ、パトロール）

☞ サイバーテロに対する特別監視

オペレーションセンタ

サイバー攻撃の防御

24

雪中での電柱の維持管理

地道なメンテナンス

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

25

鉄塔の維持管理

道路拡幅工事に伴う電柱の移転

地道なメンテナンス

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

26

撤去

移転

ＩＣＴ利活用を全国で後方支援

ＩＣＴ利活用支援・行政サービス

・教育

・医療

・観光 等

ベンチャー支援・ベンチャーファンド

・ベンチャーフォーラム

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

医師／保健師医師／保健師 住 民住 民

遠隔保健指導

27

全国の自治体における様々なＩＣＴ利活用を支援

28

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

これまでのＩＣＴ利活用の取組み

【取り組み事例】

医 療教 育行 政

電子カルテ

地域医療連携

遠隔保健指導

遠隔授業

校内ＬＡＮ（ＰＣ、電子黒板）

緊急連絡網システム

電子申請・電子納税

遠隔監視（水道、道路）

災害情報配信

交 通 観 光

観光地映像のライブ配信

デマンド交通システム（低廉なドアｔｏドア送迎）

環 境

環境センシング（花粉情報等）

今後の更なる取組み

☞ 教育・医療等のＩＣＴ利活用促進・「フューチャースクール」事業への参画

・ＮＴＴグループとしての独自の取り組み～ 「フューチャースクール」とのシナジー発揮

☞ 光のEducational Discount （学校向け割引）

の拡大・超高速の１Gbps光サービスの割引等

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

29

地方のデバイド解消への今後の取組み

例：光（ONU/OLT）の提供可能距離の延長

＋無線の活用 （研究開発中）

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

OLT（Optical Line Terminal）：NTT局内に設置の光加入者線終端装置ONU（Optical Network Unit）：お客様宅内に設置の光加入者線終端装置

ＮＴＴ局舎

ONU

現在最大７km

OLT

30

最大２０km超

31

他社に先駆けた無線の超高速化

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

◎携帯の超高速化

◎公衆無線ＬＡＮの拡充で補完～都心部・地下鉄・地下街～

２０１０年 ２０１５年

最大７５Ｍｂｐｓ*＝光並み

２０１４年目途

最大１００Ｍｂｐｓ

世界標準のＬＴＥサービス（他社に２年程度先行して商用化）

７Ｍｂｐｓ

*一部屋内

グローバルスタンダード案 ガラパゴス案

切磋琢磨（設備競争） アクセス専門会社新設

無線and／or固定 光中心

全世帯に強制ユーザの選択の自由

32

ＩＣＴ利活用と設備競争で

２０１５年頃目途に

「光の道」を実現

～無線と固定のポテンシャルの最大化～

このためにも、ＩＣＴ利活用推進（電子政府等）、周波数の有効利用、自治体への基盤整備支援をお願いいたします。

33

グローバル展開

☞ グローバル企業のＩＣＴ化支援

☞ 日本のコンテンツの海外展開支援

☞ 新興国の成長機会の活用

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

34

収 益

Dimension Data社 ４０億USドルKeane社 ８億USドル

２０億USドル

４０億USドル

２００７年度 ２０１０年度（E）

１００億USドル

２０１２年度（E）２０１１年度（E）

８０億USドル

グローバル企業のＩＣＴ化支援

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

35

グローバル展開

日本のコンテンツの海外展開支援

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

31ヶ国・地域へ

36

グローバル展開

グローバル展開

新興国の成長機会の活用

ＮＴＴグループの取り組み （実績と今後）

契約数の推移（世界合計）

契約数の推移（世界合計）

10固 定

モバイル

５億1999年

９億

億契約

2010年(見込み）

50

５３億

１２億

インドでモバイル顧客獲得

インドでモバイル顧客獲得

0.4

0.6

0.8

インドＴＴＳＬ／ＴＴＭＬ加入者数

2009/4 2010/8

億契約

37

契約数８０００万突破（2010年10月時点）

（出典） ITU World Telecom/ICT Indicators

情報通信市場のパラダイムシフト～ブロードバンド化・モバイル化・グローバル化が進展～

ネットワークネットワーク

ＮＴＴＫＤＤＩ

ソフトバンク

Apple, Samsung, Nokia 等

国内通信キャリア

電話

多様なグローバルプレイヤープレイヤープレイヤー

1990年代 2000年代

市場市場 コンテンツ・アプリケーション

コンテンツ・アプリケーション

コンテンツ・アプリケーション

ユーザ端末ユーザ端末

38

Google, Amazon, Microsoft 等

ハード／ソフト事業者が情報通信市場を席捲

原則自由・事後規制へ転換

◎ユーザの利便性

◎国際競争力

◎イノベーション・

投資インセンティブ

39

ＮＴＴグループは、これからも

世界最高水準のブロードバンド・ユビキタス環境と

安心・安全、便利なサービスを提供し続け、

いつまでもお客様に信頼される企業として

お役に立ち続けます。

ＮＴＴグループは、これからも

世界最高水準のブロードバンド・ユビキタス環境と

安心・安全、便利なサービスを提供し続け、

いつまでもお客様に信頼される企業として

お役に立ち続けます。

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