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I-jet® I-jet ® ユーザガイド Advanced RISC Machines Ltd ARM ® コア用 I-jet-1-J

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I-jet®

I-jet® ユーザガイド

Advanced RISC Machines Ltd ARM® コア用

I-jet-1-J

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版権事項© 2012 IAR Systems AB.

IAR Systems AB が事前に書面で同意した場合を除き、このドキュメントを複製することはできません。このドキュメントに記載するソフトウェアは、正当な権限の範囲内でインストール、使用、およびコピーすることができます。

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Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。

Adobe および Acrobat Reader は、Adobe Systems Incorporated の登録商標です。

その他のすべての製品名は、その所有者の商標または登録商標です。

改版情報

初版 : 2012 年 9 月

部品番号 : I-jet-1-J

内部参照 : IMAE

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目次はじめに ................................................................................................................ 5

I-jet インサーキット デバッグプローブ ............................................ 5要件 ................................................................................................................. 6サポートされている ARM コアファミリ ........................................... 7サポートされているオペレーティングシステム ............................. 7接続 ................................................................................................................. 7

I-jet の操作 ........................................................................................................... 9

設定とインストール .................................................................................. 9ソフトウェア ..................................................................................... 9プローブの設定 ................................................................................. 9

ターゲットシステムの接続 ..................................................................... 9電源投入のシーケンス ..................................................................... 9評価ボードの起動 ........................................................................... 10

技術仕様 .............................................................................................................. 11

モデル仕様 .................................................................................................. 11バージョン履歴 ......................................................................................... 12ターゲットインタフェース ................................................................... 13

JTAG/SWD - MIPI-20 ...................................................................... 13JTAG/SWD - MIPI-10 ...................................................................... 15

インジケータ ............................................................................................. 16USB ................................................................................................... 16DBG (JTAG) ..................................................................................... 16

TPWR (ターゲット電源) ............................................................. 16

アダプタ ...................................................................................................... 17ARM-20 アダプタ ............................................................................ 17ADA-MIPI20-TI14 アダプタ ........................................................... 20ADA-MIPI20-cTI20 アダプタ ......................................................... 24

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4I-jet®

ユーザガイド

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はじめにこの章では、I-jet インサーキット デバッグプローブの概要について説

明します。具体的には以下の項目を解説します。

● I-jet インサーキット デバッグプローブ

● 要件

● サポートされている ARM コアファミリ

● サポートされているオペレーティングシステム

● 接続

I-jet インサーキット デバッグプローブI-jet はインサーキット デバッグ プローブで、JTAG または SWD 接続を介してターゲットボードに接続し、USB ポート経由でホストの PC に接続します。また、I-jet は異なるツールベンダによって、デバッグプローブ、デバッグアダプタ、JTAG インサーキットエミュレータなどの別名で呼ばれています。

図 1: I-jet インサーキットデバッグプローブ

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要件

I-jet®

ユーザガイド

一般的な JTAG デバッグのほかに、I-jet にはターゲットボードに電源を供給し、リアルタイムでプログラムを実行中に十分な精度で電力プロファイルを提供する機能があります。この機能を Power デバッグといいます。

図 2: 通信の概要

Cortex-M デバイスをデバッグするために、I-jet は SWO (Serial Wire Output) をサポートしています。これは、プログラムの実行をトレースし、コードに事前定義されたポイントで変数を送信するときに使用できます。I-jet は、リアルタイムでプログラムの実行をよりよく把握するために、プログラムカウンタや変数、電力測定データをホスト PC にストリームします。

要件I-jet は、IAR Embedded Workbench® IDE に付属の IAR C-SPY® デバッガにより制御される必要があります。

C-SPY デバッガ

C-SPY ドライバ

USB 接続

I-jet

JTAG/SWD

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はじめに

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サポートされている ARM コアファミリ以下のコアがサポートされています。

● ARM7● ARM9● ARM11● Cortex-M● Cortex-R● Cortex-A

サポートされているオペレーティングシステムI-jet は以下のオペレーティングシステムで使用できます。

● Windows 7 (64 ビット )● Windows 7 (32 ビット )● Windows Vista● Windows XP

接続以下のインタフェースがサポートされています。

● JTAG● SWD/SWO

I-jet は前面パネルに MIPI-20 コネクタを装備しています。I-jet には MIPI-20および MIPI-10 のケーブルと、レガシーな ARM-20 アダプタが付属しています。

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接続

I-jet®

ユーザガイド

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I-jet の操作この章では、I-jet の操作について説明します。具体的には以下の項目

を解説します。

● 設定とインストール

● ターゲットシステムの接続

I-jet を使用したデバッグの詳細は、『ARM 用 C-SPY® デバッグガイド』

を参照してください。

設定とインストール

ソフトウェア

I-jet には、ARM 用 IAR Embedded Workbench をインストールする必要があります。

プローブの設定

I-jet では、特殊なドライバソフトウェアをインストールする必要はありません。I-jet のすべてのドライバは、ARM 用 IAR Embedded Workbench のインストールに含まれています。

ドライバを手動でインストールする必要がある場合、\Program Files\IAR Systems\Embedded Workbench x.x\arm\drivers\jet\

USB\32-bitまたは 64-bit(使用するシステムに応じて異なります)に移動します。dpinst.exeアプリケーションを起動します。こうすることで、ドライバがインストールされます。

同じ PC 上における複数の I-jet プローブの使用については、『ARM 用 C-SPY® デバッグガイド』を参照してください。

ターゲットシステムの接続

電源投入のシーケンス

ターゲットの電源が I-jet から供給されない場合、特別な電源投入シーケンスに従う必要はありません。I-jet を電源の投入された実行中のターゲットボードに接続して、デバッグを開始してください。

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ターゲットシステムの接続

I-jet®

ユーザガイド

ホットプラグの状態にある場合、ターゲットGNDとUSBホストのGNDは同じ電位にある必要があります。GND の電位差による破損を防ぐため、PC とターゲットボードの電源を同じコンセントまたは共通のデスクトップ電源コードに接続するようにしてください。

評価ボードの起動

評価ボードの準備ができている場合は、20 ピンの 0.1 インチピッチの JTAGコネクタの 19 ピンまたは小さい 0.05 インチピッチの MIPI-20 コネクタの11/13 ピンから I-jet を介してボードを起動できます。I-jet から過電流防止の状態で、最高 400 mA までターゲットに電源を供給できます。ほとんどの IARシステムズの評価キットには、この方法で電源を供給可能な評価ボードが含まれています。

注 : コンパイル後ダウンロードを開始して初めて、ターゲットボードにI-Jet から電源が供給され、その前には電源は供給されません。

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技術仕様この章では、I-jet インサーキットデバッガの技術仕様について説明し

ます。具体的には以下の項目を解説します。

● モデル仕様

● バージョン履歴

● ターゲットインタフェース

● インジケータ

● アダプタ

モデル仕様I-jet の仕様は以下のとおりです。

USB 速度 480 Mbps (USB 2.0)

USB 接続 Micro-B

JTAG 接続 MIPI-20、MIPI-10

付属アダプタ ARM-20

I-jet デバッグインタフェース JTAG および SWD

JTAG/SWD 最大クロック 32 MHz

サポートする SWO プロトコル Manchester および UART

SWO 最大クロックスピード 60 MHz

ターゲット供給電力 最大 420 mA(4.4 V-5 V 時)

過負荷保護 520 mA (± 1%)

ターゲット電力測定の分解能 ~160 μA

ターゲット電力測定の速度 最高 200 ksps (キロサンプル / 秒)

JTAG 電圧範囲 (自動検出) 1.8 V ~ 5 V (± 10%)

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バージョン履歴

I-jet®

ユーザガイド

I-jet の前面パネルには、20 ピンの MIPI コネクタ(0.05 インチ × 0.05 インチピッチ)があります。また、2 つのケーブルも含まれています。

● 6 インチのケーブル(両端に 20 ピンの MIPI コネクタ、20 ピン MIPI ヘッダを持つ Cortex-M ターゲット用)。両端のピン 7 には白いプラグの目印があります。

● 6インチのケーブル。一方の端に I-jetへの接続用 20ピンのMIPIコネクタと、もう一方の端に 10 ピンの MIPI コネクタ(10 ピンのヘッダを持つCortex-M ターゲットへの接続用)。両端のピン 7 には白いプラグの目印があります。

バージョン履歴I-jet のバージョンは以下のとおりです。

JTAG VTref 測定分解能 ~2 mV

VTref からの流出電流 < 50 μA

Version A 最初のバージョン

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技術仕様

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ターゲットインタフェースこのセクションでは、ピン出力、信号、コネクタについて説明します。

JTAG/SWD - MIPI-20

I-jet には 20 ピンの MIPI ヘッダを持つ Cortex-M ターゲット用に、両端に 20ピンの MIPI コネクタを持つ 6 インチのケーブルがついています。両端のピン7 には白い誤挿入防止キーがあります。

図 3: MIPI-20 コネクタ

以下は MIPI-20 ピンの定義です。

ピン 信号 型 説明

1 VTref 入力 ターゲットの基準電圧。ターゲットに電源が投入さ

れているかをチェックするために I-jet で使用され、

入力コンパレータにロジックレベルの参照を作成す

るとともに、ターゲットへの出力ロジックレベルを

制御します。通常はターゲットボードの Vdd に接続

します。

2 SWDIO/TMS I/O、出力 ターゲット CPU の JTAG モード設定入力。このピン

はターゲット上でプルアップする必要があります。

通常はターゲット CPU の TMS に接続します。

4 SWCLK/TCK 出力 ターゲット CPU への JTAG クロック信号。このピン

は、ターゲットボードの定義された状態にプルアッ

プすることをお勧めします。通常はターゲット CPUの TCK に接続します。

表 1: MIPI-20 ピンの定義

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ターゲットインタフェース

I-jet®

ユーザガイド

* 未使用ピン。

ピン 3、5、9、15、17、19 は、I-jet の GND に接続された GND ピンです。またこれらは、ターゲットシステムの GND に接続します。

6 SWO/TDO 入力 ターゲット CPU の JTAG データ出力。通常はター

ゲット CPU の TDO に接続します。SWD の使用時

は、このピンは Serial Wire Output トレースポート

として使用されます。(オプション:SWD 通信の場

合は必須ではありません)。

-- -- -- このピン(通常はピン 7)は存在しません。

8 TDI 出力 ターゲット CPU の JTAG データ入力。このピンは、

ターゲットボードの定義された状態にプルアップす

ることをお勧めします。通常はターゲット CPU の

TDI に接続します。TDI を供給しない CPU の場合 (SWD のみのデバイス)、このピンは使用しません。

SWD の使用時は、I-jet はこのピンの信号を無視し

ます。

10 nRESET I/O ターゲット CPU のリセット信号。通常はターゲッ

ト CPU の RESET ピンに接続します。これは通常、

nRST、nRESET、RESET と呼ばれます。

11 TgtPwr 出力 このピンは、5 V の電圧を I-jet からターゲットハー

ドウェアに供給する際に使用します。

12* TRACECLK 入力 入力トレースクロック。

13 Tgt Pwr 出力 このピンは、5 V の電圧を I-jet からターゲットハー

ドウェアに供給する際に使用できます。

14* TRACEDATA[0] 入力 入力トレースデータピン 0。

16* TRACEDATA[1] 入力 入力トレースデータピン 1。

18* TRACEDATA[2] 入力 入力トレースデータピン 2。

20* TRACEDATA[3] 入力 入力トレースデータピン 3。

ピン 信号 型 説明

表 1: MIPI-20 ピンの定義

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技術仕様

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JTAG/SWD - MIPI-10

I-jet には、片側に 20 ピンの MIPI コネクタ(I-jet への接続用)と、もう一方に 10 ピンのヘッダを持つ Cortex ターゲットへの接続用に 10 ピンの MIPI コネクタを持つ 6 インチのケーブルが付属しています。両端のピン 7 には白い誤挿入防止キーがあります。

図 4: MIPI-10 コネクタ

以下は MIPI-10 ピンの定義です。

ピン 信号 型 説明

1 VTref 入力 ターゲットの基準電圧。ターゲットに電源が投入され

ているかをチェックするために I-jet で使用され、入力

コンパレータにロジックレベルの参照を作成するとと

もに、ターゲットへの出力ロジックレベルを制御しま

す。通常はターゲットボードの Vdd に接続します。

2 SWDIO/TMS I/O、出力 ターゲット CPU の JTAG モード設定入力。このピンは

ターゲット上でプルアップする必要があります。通常

はターゲット CPU の TMS に接続します。SWD の使用

時は、このピンは Serial Wire Output トレースポートと

して使用されます。(オプション。SWD 通信の場合は

必須ではありません)。

3 GND GND ターゲットシステムの GND に接続します。

4 SWCLK/TCK 出力 ターゲット CPU への JTAG クロック信号。このピンは、

ターゲットボードの定義された状態にプルアップする

ことをお勧めします。通常はターゲット CPU の TCKに接続します。

5 GND GND ターゲットシステムの GND に接続します。

6 SWO/TDO 入力 ターゲット CPU の JTAG データ出力。通常はターゲッ

ト CPU の TDO に接続されます。

-- -- -- このピン(通常はピン 7)は存在しません。

表 2: MIPI-10 ピンの定義

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インジケータ

I-jet®

ユーザガイド

インジケータI-jet の前面には 3 つの LED インジケータがあります。このセクションでは、インジケータとそのステータスについて説明します。

USB

DBG (JTAG)

TPWR (ターゲット電源)

8 TDI 出力 ターゲット CPU の JTAG データ入力。このピンは、

ターゲットボードの定義された状態にプルアップする

ことをお勧めします。通常はターゲット CPU の TDI に接続します。TDI を供給しない CPU の場合 (SWD の

みのデバイス)、このピンは使用しません。SWD の使

用時は、I-jet はこのピンの信号を無視します。

ピン 信号 型 説明

表 2: MIPI-10 ピンの定義

インジケータのステータス 説明

オフ USB 電源なし。

緑が点灯 初期状態または転送なし。

緑の点滅 I-jet から、または I-jet への USB 転送。

赤の点滅 USB エニュメレーション。

赤が点灯 USB がエニュメレーションしなかったか、ハードウェアの

破損。

表 3: USB インジケータのステータス

インジケータのステータス 説明

オフ JTAG ヘッダの VTref が低すぎる。

緑 VTref が 1.8 V またはそれ以上。

緑の点滅 JTAG/SWD の通信アクティビティを示します。

表 4: JTAG インジケータのステータス

インジケータのステータス 説明

オフ ターゲットへの電源が I-jet により供給されていない。

緑 ターゲットへの電源が I-jet により供給されている。

黄色 ワーニング。ターゲットへの電源が 420 mA を超えている。

表 5: TPWR インジケータのステータス

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技術仕様

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アダプタ

ARM-20 アダプタ

I-jet には ARM-20 アダプタが付属しています。これは、MIPI-20 I-jet ケーブルをレガシーな ARM-20 (0.1 インチ × 0.1 インチピッチ)の JTAG ヘッダに変換します。以下はアダプタの回路図です。

図 5: MIPI-20 - ARM-20 JTAG アダプタ回路図

赤 エラー。過電流の上限 (520 mA) が検出され、保護のために

ターゲットへの電源をオフにした。

インジケータのステータス 説明

表 5: TPWR インジケータのステータス

底部

(メス)

上部

(オスヘッダ)

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アダプタ

I-jet®

ユーザガイド

以下は ARM-20 アダプタのピンの定義です。

ピン I-jet の方向 名前 説明

nTRST 出力 テストロジック

リセット

テストリセット。TAP コントローラのステート

マシンをリセットするアクティブ LOW の信号

です。

TCK 出力 テストクロック TCK はすべての JTAG トランザクションを同期

します。TCK はスキャンチェインのすべての

JTAG デバイスに接続します。TCK はモジュー

ルのスタックを下に流れ、それぞれの JTAG デ

バイスに接続します。ただし、TCK を他のク

ロックと同期するデバイスがスキャンチェイン

にある場合、すべての下流デバイスはそのプロ

セッサの RTCK 信号に接続されます。

TMS 出力 テストモード

選択

TMS はタップコントローラステートマシンの移

行を制御します。TMS は、信号がモジュールス

タックを通る際、スキャンチェインのすべての

JTAG デバイスに接続します。

TDI 出力 テストデータ

入力

TDI はテストデータの入力信号で、スキャン

チェインの最初のデバイスの TDI 入力に送られ

ます。

TDO 入力 テストデータ

出力

TDO は、テストデータ入力信号 TDI の戻り経路

です。複数デバイスの JTAG チェインでは、最

初のデバイスの TDO が次のデバイスの TDI に接続し、最後のデバイスの TDO は JTAG ヘッダ

の TDO に接続されます。

RTCK 入力 TCK リターン RTCK は、同期側のデバイスがデータを取得す

るまでクロックが先に進まないように、サンプ

ルされたクロックを JTAG 機器に戻すメカニズ

ムです。適応クロックモードでは、TCK を変更

する前に I-jet が RTCK のエッジを検出する必要

があります。複数デバイスの JTAG チェインで

は、デバイスからの RTCK 出力は下流デバイス

の TCK 入力に接続されます。

スキャンチェインに同期するデバイスがない場

合、RTCK 信号を使用する必要はなく、ター

ゲットボードに接地されます。

表 6: ARM-20 ピンの定義

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技術仕様

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I-jet MIPI20 コネクタのピン 17 のプルダウン抵抗 (R2) は、レガシーなARM-20 アダプタが使用されているか I-jet が判別するためのものです。他のアダプタには、必要な場合に I-jet が識別できるように異なる抵抗値を用いています。 このピンが直接 GND に接続されている場合は、アダプタが使用されておらず、MIPI ケーブルが I-jet とターゲットボードの間で直接接続されていることを示します。

ARM-20 ヘッダ情報(ターゲットボード用)

ARM-20 ヘッダは Tyco Electronics 製です 部品番号は 103308-5 です。詳しくは、メーカの Web ページ(http://www.te.com/catalog/pn/en/103308-5?RQPN=103308-5) を参照してください。

VTref 入力 電圧ターゲット

基準

これはターゲットの基準電圧です。ターゲット

に電源が通っていることを示します。通常 VTrefはターゲットハードウェアの Vdd から供給さ

れ、直列の抵抗を持っている場合があります

(ただし、これは推奨しません)。

VTref は I-jet によって使用され、ターゲットの電

源がアクティブかどうかを検出し、レベルトラ

ンスレータの JTAG 信号電圧基準を設定します。

nSRST I/O システムリ

セット

アクティブ LOW なオープンコレクタ信号。デ

バイスおよびターゲットボードをリセットする

ために、I-jet で使用されます。

I-jet はこの信号線を検知して、デバイスがいつ

リセットされたかを判断します。

Vsupply 出力 -- このピンは未接続 (NC) です。

DBGRQ 出力 -- このピンは未接続 (NC) です。

DBGACK/TRGPWR

出力 ターゲット電源 このピンは SW の制御下で、ターゲットボード

に 5 V の電源を供給するために使用されます。

デバッグ中に電源アダプタを排除するために、

5 V DC ボード入力へのジャンパーシャントを通

じて供給されます。このピンで I-jet により供給

される最大電流は、約 420 mA です。供給され

る電流が ~500 mA に達すると、保護のために電

源がオフになります。

ピン I-jet の方向 名前 説明

表 6: ARM-20 ピンの定義

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アダプタ

I-jet®

ユーザガイド

ADA-MIPI20-TI14 アダプタ

ADA-MIPI20-TI14 アダプタは、多くの OMAP、DaVinci や他の TMS320、TMS470、TMS570 ターゲットボードで使用される、Texas Instruments の 14 ピン JTAG インタフェースへの I-jet の標準 MIPI-20 ケーブルピン出力に適合します。

このアダプタは、I-jet MIPI-20 ケーブルに接続するための MIPI-20 オスヘッダが上部に、TI-14 形式のメスヘッダ(ソケット)が下部にあります。TI-14 JTAGヘッダは 14 ピンの 2 列、0.1 インチ × 0.1 インチ (2.54 mm × 2.54 mm)ピッチのコネクタで、キー(プラグ)は間違った接続を防ぐためにポジション 6 にあります。キープラグがない場合、TI-14 コネクタのピン 1 にある白い矢印で正しい方向がわかります。

図 6: ADA-MIPI20-TI14 アダプタ

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技術仕様

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以下はアダプタの回路図です。

図 7: ADA-MIPI20-TI14 アダプタ回路図

以下はターゲット TI-14 JTAG ヘッダのピン出力です。ピン 6 は、正しい方向を示すために使用されていません。

図 8: ターゲット TI-14 JTAG ヘッダのピン出力

以下は TI14 ヘッダのピン定義です。

ピン I-jet の方向 名前 説明

nTRST 出力 テストロ

ジックリ

セット

デバイス中のすべてのテストとデバッグロジックを

IEEE 1149.1 TAP とともにリセットする、アクティブ

LOW の信号です。

表 7: TI14 のピン定義

(底部)

(上部)テストポイント

アダプタ ID

nTRST

GND

KEYGNDGNDGND

EMU1

TMSTDIPD

TDO

TCK_RET

TCKEMU0

1 23 45 6

7

9

8

1011 12

13 14

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アダプタ

I-jet®

ユーザガイド

TCK 出力 テストク

ロック

これは、IEEE 1149.1 TAP ステートマシンとロジックを

稼動するときに使用されるテストクロックです。

TMS 出力 テストモー

ド選択

IEEE 1149.1 TAP ステートマシンの次の状態を指示し

ます。

TDI 出力 テストデー

タ入力

デバイスへの IEEE 1149.1 スキャンデータ入力です。

TDO 入力 テストデー

タ出力

デバイスからの IEEE 1149.1 スキャンデータ出力です。

RTCK 入力 TCK リ

ターン

適応クロックモードでのみ使用します。I-jet は RTCKをモニタして、次の TCK を送信するタイミングを決

定します。

PD 入力 電圧ター

ゲット基準

ターゲットデバイスの I/O 電圧に接続する必要があり

ます。I-jet によって使用され、ターゲットの電源がア

クティブかどうかを検出し、レベルトランスレータの

JTAG 信号電圧基準を設定します。

EMU0 I/O エミュレー

ション 0デバイスによっては、EMU ピンがブートモードや他

の機能をサポートしています。I-jet はこのピンを使用

しませんが、これは MIPI20 コネクタの

TRACEDATA[2] ピンに送られます。正しくブートする

ためには、このピンはターゲット上でプルアップする

必要があります。

EMU1 I/O エミュレー

ション 1デバイスによっては、EMU ピンがブートモードや他

の機能をサポートしています。I-jet はこのピンを使用

しませんが、これは MIPI20 コネクタの

TRACEDATA[3] ピンに送られます。正しくブートする

ためには、このピンはターゲット上でプルアップする

必要があります。

ピン I-jet の方向 名前 説明

表 7: TI14 のピン定義

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UCSARM-4:3

技術仕様

23

以下は ADA-MIPI20-TI14 アダプタを上から見た寸法です。

図 9: ADA-MIPI20-TI14 アダプタの上面

以下は ADA-MIPI20-TI14 アダプタの側面図です。

図 10: ADA-MIPI20-TI14 アダプタの側面

TI14 ヘッダ情報(ターゲットボード用)

TI14 ヘッダは Samtec USA 製です。モデル番号は TSM-17-DV です。詳しくは、メーカの Web サイト(http://samtec.com/technical_specifications/overview.aspx?series=TSM) を参照してください。

A 18.9 mm (0.74 インチ)

B 17.7 mm (0.7 インチ)

C 19.4 mm (0.76 インチ)

D 1.8 mm (0.07 インチ)

E 11.0 mm (0.43 インチ)

F 17.8 mm (0.7 インチ)

G 0.5 mm (0.19 インチ)

H 5.1 mm (0.2 インチ)

I 9.1 mm (0.36 インチ)

ターゲットへ

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アダプタ

I-jet®

ユーザガイド

ADA-MIPI20-CTI20 アダプタ

ADA-MIPI20-cTI20 アダプタは、一部の新しい OMAP、DaVinci や他のTMS320、TMS470、TMS570 ターゲットボードで使用される、Texas Instruments のコンパクト 20 ピン JTAG インタフェースへの I-jet 標準 MIPI-20ケーブルピン出力に適合します。

このアダプタは、I-jet MIPI-20 ケーブルに接続するための MIPI-20 オスヘッダが上部に、cTI-20 形式のメスヘッダ(ソケット)が下部にあります。cTI-20 JTAG ヘッダは 20 ピンの 2 列、高密度 0.05 インチ × 0.1 インチ

(1.27 mm × 2.56 mm)ピッチのコネクタで、キー(プラグ)は間違った接続を防ぐためにポジション 6 にあります。プラグがない場合、cTI-20 コネクタのピン 1 にある白い矢印で方向がわかります。

図 11: ADA-MIPI20-cTI20 アダプタ

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UCSARM-4:3

技術仕様

25

以下はアダプタの回路図です。

図 12: ADA-MIPI20-cTI20 アダプタ回路図

以下は cTI20 のピン定義です。

ピン I-jet の方向 名前 説明

nTRST 出力 テストロ

ジックリ

セット

デバイス中のすべてのテストとデバッグロジック

を IEEE 1149.1 TAP とともにリセットする、アク

ティブ LOW の信号です。

TCK 出力 テストク

ロック

これは、IEEE 1149.1 TAP ステートマシンとロジッ

クを稼動するためのテストクロックです。

TMS 出力 テストモー

ド選択

IEEE 1149.1 TAP ステートマシンの次の状態を指示

します。

表 8: cTI20 のピン定義

(底部)

(上部)テストポイント

アダプタ ID

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アダプタ

I-jet®

ユーザガイド

TDI 出力 テストデー

タ入力

デバイスへの IEEE 1149.1 スキャンデータ入力。

TDO 入力 テストデー

タ出力

デバイスからの IEEE 1149.1 スキャンデータ出力。

RTCK 入力 TCK リ

ターン

適応クロックモードでのみ使用します。I-jet はRTCK をモニタして、次の TCK を送信するタイミ

ングを決定します。

PD 入力 電圧ター

ゲット基準

ターゲットデバイスの I/O 電圧に接続する必要が

あります。I-jet によって使用され、ターゲットの

電源がアクティブかどうかを検出し、レベルトラ

ンスレータの JTAG 信号電圧基準を設定します。

EMU0 I/O エミュレー

ション 0デバイスによっては、EMU ピンがブートモードや

他の機能をサポートしています。I-jet はこのピン

を使用しませんが、これは MIPI20 コネクタの

TRACEDATA[2] ピンに送られます。正しくブート

するためには、このピンはターゲット上でプル

アップする必要があります。

EMU1 I/O エミュレー

ション 1デバイスによっては、EMU ピンがブートモードや

他の機能をサポートしています。I-jet はこのピン

を使用しませんが、これは MIPI20 コネクタの

TRACEDATA[3] ピンに送られます。正しくブート

するためには、このピンはターゲット上でプル

アップする必要があります。

nRESET I/O システムリ

セット

アクティブな LOW オープンコレクタ信号。デバ

イスおよびターゲットボードをリセットするため

に、I-jet で使用できます。

I-jet はこの信号線を検知して、ユーザーやウォッ

チドッグタイマによってボードがいつリセットさ

れたかを判断します。

ピン I-jet の方向 名前 説明

表 8: cTI20 のピン定義

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UCSARM-4:3

技術仕様

27

以下はターゲット cTI20 JTAG ヘッダのピン出力です。ピン 6 は、正しい方向を示すために使用されていません。

図 13: ターゲット cTI20 JTAG ヘッダのピン出力

以下は、ADA-MIPI20-cTI20 アダプタを上から見た寸法です。

図 14: ADA-MIPI20-cTI20 アダプタの上面

A 18.9 mm (0.74 インチ)

B 17.7 mm (0.7 インチ)

C 19.4 mm (0.76 インチ)

D 1.8 mm (0.07 インチ)

J 6.0 mm (0.24 インチ)

K 12.8 mm (0.50 インチ)

TMSTDI

TVD (PD)TDO

TCKRTNTCK

EMU0nSYSRST

EMU2 (NC)EMU4 (NC)

nTRST

TDISKEY

GND

GND

GND

EMU1

GND

EMU3 (NC)

GND

1 2

3 4

5 6

7 8

9 10

11 12

13 14

15 16

17 18

19 20

ターゲットへ

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UCSARM-4:3

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アダプタ

I-jet®

ユーザガイド

以下は ADA-MIPI20-cTI20 アダプタの側面図です。

図 15: ADA-MIPI20-cTI20 アダプタの側面

cTI20 ヘッダ情報(ターゲットボード用)

cTI20 ヘッダは Samtec USA 製です。モデル番号は FTR-110-51-S-D-06 です。詳しくは、メーカの Web サイト(http://www.samtec.com/technical_specifications/overview.aspx?series=FTR) を参照してください。

G 0.5 mm (0.19 インチ)

H 5.1 mm (0.2 インチ)

I 9.1 mm (0.36 インチ)