id#16高速スイッチング運転の 状況と今後のr&d - photon...
TRANSCRIPT
ID#16 高速スイッチング運転の
状況と今後の R&D
ID#16 高速スイッチング運転の
状況と今後の R&D
と、度重なる不具合と不手際に
対するお詫び
バンプシステムの概要 B23
B22
B21
B20
B19
B18
B17B
16
B15B
14
B13
B12
B11
B10
B09
B08
B06
B05
B04
B01
B28
B27
B26
B25
B24
B03
B02
B07
Q222
Q043 Q051
Q052
Q061 Q062
Q071 Q072
Q081
Q082
Q091
Q092
Q101
Q
102
Q111
Q11
2
Q12
1
Q122
Q12
3Q
124
Q13
1
Q13
2
Q14
1
Q14
4
Q15
1Q
152
Q15
3Q
154
Q01
1Q
012
Q01
3Q
014Q
021
Q023Q
032
Q033Q
041
Q042
Q231 Q232
Q241
Q26
2
Q26
3
Q26
4Q27
1
Q27
2Q28
1
Q28
3
Q261
Q251 Q252
Q242
Q221
Q212 Q211
Q202 Q201
Q192 Q191
Q183
Q182
Q181Q
173
Q172Q
163
Q161
RF
RF
B
Q
RF
INJ
ID
:
:
:
:
:
Bending ma gnet
Quadrupole ma gnet
RF–cavi t y
Inje ction
Inse rtion Devi ce
ID02
ID16
ID14
ID13
ID19
ID28
INJ
Q031
Q13
3
Q171
Q27
3Q28
2
Q024
Q022
ID03ID
04
ID05
Q14
2Q
143
Q162
Q164
Q28
4
ID15
ID17
ID18
ID01
9.2 m
1.5 m
5.7 m
5.1 m
概要
・ ユーザー運転中に（特別モードと言うことはなく、通常の運転モードの一環と
して）スイッチングを行っている。
・ 当初は特に問題はなかったが、ここのところ、よく分からない不具合が何度か
発生した。ここでは、それらの報告（とお詫び）を行う。
2012 年 4 月 12 日 9:00 18 日 21:00
2012 年 5 月 10 日 9:00 14 日 8:30
2012 年 5 月 16 日 8:30 17 日 9:00
2012 年 5 月 21 日 11:00 22 日 8:30
2012 年 5 月 28 日 8:30 20:30
2012 年 5 月 30 日 21:00 31 日 9:00
2012 年 6 月 26 日 8:30 27 日 20:30
2012 年 6 月 28 日 8:30 20:30
2012 年 10 月 16 日 8:30 20:30
2012 年 10 月 24 日 9:00 20:30
2012 年 11 月 3 日 8:30 4 日 8:30
2012 年 11 月 11 日 20:30 12 日 8:30
2012 年 11 月 21 日 21:00 22 日 9:00
2012 年 11 月 29 日 21:00 ～ 12 月 2 日 8:30
2012 年 12 月 20 日 8:30 21 日 9:00
2013 年 1 月 17 日 21:00 18 日 20:00
2013 年 1 月 23 日 9:00 24 日 9:00
2013 年 2 月 14 日 21:00 15 日 8:30
2013 年 2 月 15 日 20:30 17 日 8:30
2013 年 2 月 17 日 20:30 18 日 8:30
2013 年 2 月 18 日 20:30 21 日 20:30
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
前回打合（2012.4.4）からの経過：スイッチング運転の履歴
2012.11.30 10Hz でビーム大変動。100mA 削れる
・ 任意波形発生器の位相ずれを疑う。スイッチング開始のトリガーを BMC の T で無造
作に分岐していたのを、TTL FANOUT できちんと分岐させる。
・ ちょっとだけスイッチング ON（振幅 5%）でビーム振動の様子を確認してから、振
幅 100%まで立ち上げる様に手順を変更。
2013.1.23 ビーム落とす（操作ミス）
・ パネル複雑化しすぎだと周囲から大不評。担当者の立ち上げ調整用のパネルをその
まま運転に使っていたのをやめる。
・ そもそもビームを振ってみて判断するのはよくないとの意見あり。オシロスコープ
を借りて、はり付けておくことにする。
・ 速い BPM の解析プログラムが制御サーバを落とす。→SAD を 64bit で再コンパイル
して解決。
2013.2.15 スイッチング OFF の際、軌道が DC 的に軌道大きく変動
・ スイッチング ON に関しては、問題なくなったと思ったら、今度は OFF か。
・ 任意波形発生器が正しく設定されていなかった様だが、再現しない。何度か試す
が、うまくいくので、OFF 時もオシロスコープで確認する様にする。
トラブルと不具合、対処
・ 最初は問題なかった。
・ だんだん壊れてきている？
・ 放射線の影響か？
・ 16 番は垂直方向ミニマムアパーチャでリングトンネル直下も特に上流部分は放射線が強
い。まさにそこに制御系を並べている。実際、ネットワークケーブルが変色したり、プ
チプチやケーブルのビニール被覆がパキャパキャになって粉々になったりする。
・ これは放射線の影響に違いない。
↓
・ 制御系の場所を安全なところにするしかないだろう。下流側に制御系を組み直す手配を
始めた。（ラックを確保、任意波形発生器５台発注、30m の BNC ケーブル 10 本発注……）
↓
・ ４月の立ち上げには間に合わなかったので、そのまま立ち上げようとしたが、そもそも
絶不調。フィードフォワードはかからないし、速い BPM は読めないし、任意波形発生器
は設定がほぼ半々で失敗する………
・ フィードフォワード用の DSP 故障で交換。
・ 速い BPM 系再起動、計算機再起動でも改善しない。
・ 結局、 がいけなかった。
根本的に……
ラックマウントキットも買ったし、気合い入
れて奮発したつもりだったのに……
制御ネットの古物（といっても数年前だしギ
ガビット対応だし、更新された物よりこっち
の方が安定な場合もある優れものだが……）
・ オシロで、スイッチング ON/OFF 時、アッテネータを抜いて電源設定に行く前に波形、電
圧をチェックしている。
・ 速い BPM 系のデータ解析 SAD スクリプトは常時回していてもサーバが落ちなくなった。
・ 下流側制御系を構築中で、メインの５台のバンプキッカー制御系については、アイソレ
ーションアンプと BIN 電源があれば、上流側を崩さずにそのまま移せる。（下流側には、
ステアリング＆フィードフォワードの電源と制御系があるので、本当は近い方が都合が
よい。建設時は場所がなかった……）
・ ネットワークハブを普通の（家庭でも使うような）物から、1台 7万円の業務用の物に交
換。（制御ネット更新時に更新されて使わなくなった前代の基幹ハブを流用。現在、新し
いハブを注文中。）
・ちょこちょこ試す限りでは、不具合はなくなった……様に見える……
・不具合等でユーザーの皆様にはご迷惑をおかけ致しました。（今後ともできるだけ迷惑に
ならないように頑張ります。）
現状
・ 横すべりモードの導入が予定されている。
・ スイッチングシステムとして特別対応する点はない。
・ チューンの補正をする必要があるので、データ取り、プログラムの改変が必要。
・ON/OFF 時の軌道変動の抑制
・光軸確認や軌道調整の手順やプログラム整備
今後の R&D