～プローブ情報による安全・環境への取り組み～honda motor co., ltd. confidential...

Honda Motor Co., Ltd. CONFIDENTIAL 1

Hondaのテレマティクスへの取り組み～プローブ情報による安全・環境への取り組み～

本田技研工業株式会社参事インターナビ事業室

室長今井武

CS875375

テキストボックス

資料５－１

2

インターナビのコンセプトとサービスインターナビのコンセプトとサービス

FUNFUNFUN

安全・安心安全・安心安全・安心環境環境環境

もっと快適なドライブのためにもっと快適なドライブのためにもっと快適なドライブのために

より安全で安心してドライブするためにより安全で安心してドライブするためにより安全で安心してドライブするために環境への負荷を減らすために環境への負荷を減らすために環境への負荷を減らすために

ウェザーウェザー防災ナビ防災ナビ省燃費ﾙｰﾄ省燃費ﾙｰﾄエコアシストエコアシストｴｺﾗﾝｷﾝｸﾞｴｺﾗﾝｷﾝｸﾞ ECOECO効果効果QQQQコールコール

地図更新地図更新渋滞回避渋滞回避駐車場情報駐車場情報ドライブ情報ドライブ情報インターネットインターネット

リンクリンク

ドライバーの快適なカーライフを実現するため、ドライバーの快適なカーライフを実現するため、

より安全で環境にも配慮したドライブ情報サービス・ネットワークより安全で環境にも配慮したドライブ情報サービス・ネットワーク

2002年10月より開始

Copyright © Honda Motor Co., Ltd.

3

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

110

120

130

10月2002年

11月12月1月2003年

2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2004年







2月3月4月5月6月7月8月

[万人]

会員数 120万人（2010年8月末現在）

主要道ﾘｱﾙﾀｲﾑ配信主要道ﾘｱﾙ主要道ﾘｱﾙﾀｲﾑ配信ﾀｲﾑ配信

インターナビウェザーインターナビウェザーインターナビウェザー

車線別情報車線別情報車線別情報

インターナビ交通情報インターナビ交通情報インターナビ交通情報

フローティングカーフローティングカーフローティングカー

渋滞予測渋滞予測渋滞予測

出発時刻アドバイザー出発時刻アドバイザー出発時刻アドバイザー

地震情報地震情報地震情報

ﾘﾝｸｱｯﾌﾟﾌﾘｰﾘﾝｸｱｯﾌﾟﾌﾘｰﾘﾝｸｱｯﾌﾟﾌﾘｰ

地域安全情報地域安全情報地域安全情報

業界初業界初

世界初世界初

業界初業界初

世界初世界初

世界初世界初

世界初世界初

業界初業界初

世界初世界初

豪雨予測情報豪雨予測情報豪雨予測情報

新技術・新サービスを継続的に投入

エコアシストエコアシストエコアシスト

インターナビ会員数と進化マップインターナビ会員数と進化マップ

世界初世界初

GoogleｻｰﾁGoogleGoogleｻｰﾁｻｰﾁ業界初業界初

20092004 20052003 2006 2007 200802 2010Copyright © Honda Motor Co., Ltd.

4

安全・低炭素社会実現に向けた、インターナビの取り組み安全・低炭素社会実現に向けた、インターナビの取り組み

FCDによる最適ルート案内

省燃費ルートの提供

出発時刻アドバイザー

リアルタイム地図更新

豪雨地点・凍結予測

大規模災害時の通行実績マップの公開

道路行政への活用道路行政への活用

渋滞対策

急ブレーキ防止

エコロジカル・ドライブアシスト・システム

走行方法のアドバイス走行方法のアドバイス

「青空Book」プロジェクト

環境について考える環境について考える

実走行燃費実走行燃費

無駄な無駄な燃料消費燃料消費

自動車によるCO2排出量（2億2500万ｔ-CO2 2005年）

エネルギーITS研究会資料（2008年4月）

••渋滞などによる無駄渋滞などによる無駄••走行方法の無駄走行方法の無駄

災害時における情報提供災害時における情報提供

渋滞や走行方法の無駄などによる渋滞や走行方法の無駄などによるCO2CO2削減を目指し削減を目指しインターナビで取り組んでいるテーマインターナビで取り組んでいるテーマ

交通の円滑化交通の円滑化


会員同士で収集した交通情報で、会員同士で収集した交通情報で、VICSVICS情報を補間情報を補間渋滞を避け、目的地へより早いルートを案内渋滞を避け、目的地へより早いルートを案内

インターナビ・フローティングカーデータ（インターナビ・フローティングカーデータ（FCDFCD）による最適ルート案内）による最適ルート案内 2003年10月開始

円滑なドライブへの取り組み円滑なドライブへの取り組み

世界初世界初

自動車ﾒｰｶとして

VICS対象道路

FCD補間道路



http://www.honda.co.jp/internavi/realization/平日：平日： 8585万万Km Km 休日：休日：180180万万KmKm累計：累計： 1111億億KmKm

フローティングカーデータの収集状況フローティングカーデータの収集状況

2010年9月

VICSFCD

FCD収集状況（福岡）



平均車速平均車速平均車速

（km/h）0 10 20 30 40

インターナビ車

普通のナビ車

36.8km/h36.8km/h

30.6km/h30.6km/h

（計算値）

（％）0 5 10 15 20

CO2削減率COCO22削減率削減率

対普通のナビ 15.8％15.8％

効果検証結果（東名阪効果検証結果（東名阪100100ｻﾝﾌﾟﾙのｼﾐｭﾚｰｼｮﾝ）ｻﾝﾌﾟﾙのｼﾐｭﾚｰｼｮﾝ）

VICSVICSととFCDFCD（ﾌﾟﾛｰﾌﾞ）を融合する事で、（ﾌﾟﾛｰﾌﾞ）を融合する事で、約約20%20%早いルート早いルートが出るが出る換算すると換算すると15.815.8％の％のCO2CO2削減効果削減効果があるがある

時間短縮率時間短縮率時間短縮率

（％）0 5 10 15 20

対普通のナビ 19.8％19.8％



8

災害から守るために、気象・災害時における情報提供


9

気象データ気象データ（財）（財）日本気象協会日本気象協会

インターナビ情報センターインターナビ情報センター

現在、静岡県東部に大雨警報が発令

されています

現況・予想データ現況・予想データ

台風進路台風進路雷雨雷雨

雪雪津波津波

気象・災害時における情報提供気象・災害時における情報提供

気象・注意報情報気象・注意報情報

走行に影響を及ぼす可能性のある気象・注意報をカーナビに配信走行に影響を及ぼす可能性のある気象・注意報をカーナビに配信


10

豪雨地点予測表示豪雨地点予測表示豪雨地点予測表示

豪雨・冠水地点予測情報豪雨・冠水地点予測情報（京都大学防災研究所巨大災害研究センター林教授と共同研究）


会員からの投稿情報でDB化

冠水注意地点予測表示冠水注意地点予測表示冠水注意地点予測表示

日本気象協会からの日本気象協会からの1km1kmメッシュ単位の降雨予測情報とメッシュ単位の降雨予測情報と

インターナビ交通情報の通過予定時刻をもとにインターナビ交通情報の通過予定時刻をもとに1010分先の豪雨予測を警告分先の豪雨予測を警告


11

豪雨・冠水地点予測情報豪雨・冠水地点予測情報


会員から投稿頂いた内容（一部抜粋）

【コメント】この一部分だけ水捌けが悪いのかすぐに冠水します。以前台風の後に通った時、マフラー近くまで水がきていました。御注意下さい！

【コメント】常磐線の線路を回避するためここだけ大きく窪んだ道となっており豪雨時には確実に冠水となります

【コメント】高速のICの下をぬける県道。近くに青木川があり、周囲も窪地のようになっている。東海豪雨の時には、１週間近く通行止めが続いた。

福島県いわき市愛知県一宮市東京都瑞穂町



大規模災害時における情報提供大規模災害時における情報提供

岩手・宮城内陸地震2008年6月14日

株式会社ﾊﾟｽｺ提供

13

地震情報地震情報

災害情報作成災害情報作成災害情報作成

ナビルートを監視

目的地設定目的地設定目的地設定

現況情報ルート上にルート上に

地震発生地震発生

発生地域

ナビのルートをサーバへアップ


ルート上に発生した地震情報（震度ルート上に発生した地震情報（震度55弱以上）をカーナビに配信弱以上）をカーナビに配信


地震発生地震発生同時同時

家族にメールが届く家族にメールが届く

安否を連絡安否を連絡

クルマの位置を確認クルマの位置を確認安否連絡のメールが届く安否連絡のメールが届く安否と位置の再確認安否と位置の再確認

地震情報が表示される地震情報が表示される

クルマが、震度クルマが、震度55弱以上の地域内にいる場合弱以上の地域内にいる場合

発生地域

インターナビ防災情報インターナビ防災情報位置情報付き安否連絡位置情報付き安否連絡



15

C 防災推進機構

新潟中越沖地震発生新潟中越沖地震発生（（20072007年年77月月1616日）日）

■クルマでどうしても移動しなくてはならない方の参考に

岩手・宮城内陸地震岩手・宮城内陸地震（（20082008年年66月月1414日）日）

内閣府HP

ホンダ

FCDFCDにより、大規模災害時「通行実績マップ」を生成⇒一般公開により、大規模災害時「通行実績マップ」を生成⇒一般公開



16

大規模地震発生時の道路情報を共有する大規模地震発生時の道路情報を共有する「災害時移動支援情報共有システム」「災害時移動支援情報共有システム」構築、構築、20092009年年99月より運営開始月より運営開始



17

事故・渋滞対策のために、フローティングカー情報の道路行政への活用


18

フローティングカー情報の道路行政への活用フローティングカー情報の道路行政への活用

埼玉県

【埼玉県へ提供するデータ】

○走行速度データ○急ブレーキ多発地点情報

☆カーナビから情報発信◎新規開通した道路を

迅速に地図へ反映◎大雨等による

道路通行止め情報を表示

【Hondaへ提供するデータ】

○県管理道路開通情報○大雨等による

道路通行止め情報

☆ホームページから情報発信◎道路整備後の効果測定◎慢性渋滞ポイントの抽出◎事故防止対策の検討◎高速道路到達エリアマップ作製

活用!

活用!

埼玉県と協定し、フローティングカーデータを埼玉県と協定し、フローティングカーデータを渋滞対策や事故防止など道路行政へ活用渋滞対策や事故防止など道路行政へ活用

2007年12月協定


19

道路整備の効果検証道路整備の効果検証


消防署南交差点

高坂4交差点

道路整備の実施

100

150

200

250

300

350

0:00

2:00

4:00

6:00

8:00

10:00

12:00

14:00

16:00

18:00

20:00

22:00

走行時刻

旅行時間(秒) 整備前244秒

整備後203秒

並行する既存道路の交通流改善効果

バイパス開通

道路整備前後に並行する道路の旅行時間データをFCDから集計し提供


20

慢性渋滞交差点ワースト100

1位 XX交差点2位 YY交差点・・・

提供方法・県下で所要時間の多い交差点ワースト100と計測値を提供・県庁は、このデータを参考に渋滞解消対策の実施を検討

■ 慢性渋滞ポイントの抽出

時刻

所要

時間

各交差点一日の所用時間

慢性渋滞個所の抽出⇒原因調査・対策により渋滞緩和・環境改善慢性渋滞個所の抽出⇒原因調査・対策により渋滞緩和・環境改善



21© 埼玉県

急ブレーキ多発箇所対策前国道254号（和光市）〕

対策後街路樹を剪定して見通しを確保

急ブレーキ多発箇所対策前国道463号（新座市）

対策後路面表示による速度抑制の注意喚起

急ブレーキ回数約7割減少

朝霞県土木整備事務所管内

走行データによる急ブレーキ多発箇所の抽出

現地調査・原因分析（27箇所）

安全対策の検討・実施

対策を完了した16箇所で効果測定

2007年10月1日～10月31日

警察本部と協力

2009年2月6日～3月8日

FCDFCDで急ブレーキポイントの抽出⇒急ブレーキを無くし、事故防止にも貢献で急ブレーキポイントの抽出⇒急ブレーキを無くし、事故防止にも貢献



第3回全国知事会先進政策大賞受賞

22

都心環状線外回りより

都心環状線内回りより

4号新宿線下り

区画線改良前

： 0.20G以上の急減速⇒16回/月

都心環状線外回りより

都心環状線内回りより

4号新宿線下り

区画線改良後

： 0.20G以上の急減速⇒5回/月

【都市内高速の車線改良による安全性向上検証への適用事例】© 首都高速道路株式会社

※ インターナビ急ブレーキデータの減速度は必ず実態より小さい値を示すことから、0.2Gを閾値として分析

※ 通過時間データのサンプル数から、通過台数の母数として発生確率を算出

改良前改良後

サンプル数（対象期間中の三宅坂JCT通過台数）

30,353

（2009年2月）

40,537

（ 2009年4月）

急減速発生回数（0.2G以上） 16回 5回

発生確率 0.05％ 0.01％

都市内高速の車線改良による安全性向上検証への適用事例



フローティングカー情報の道路行政への活用フローティングカー情報の道路行政への活用© 北海道道庁 H21年度

無雪期と有雪期とのブレーキ発生地点の検証事例（北海道）

無雪期有雪期

無雪期の方がブレーキ発生が多い除雪した雪が見通しを悪くして交差点での急ブレーキ発生がある


【都市内高速の車線改良による安全性向上検証への適用事例】国土交通2010年8月

高速道路無料化社会実験による効果検証への適用事例



25

無駄なCO2排出を削減するためのアドバイス


26

出発時刻を変える事で、渋滞を避け、燃料消費量が削減出来る出発時刻を変える事で、渋滞を避け、燃料消費量が削減出来る出発時刻とルートを案内出発時刻とルートを案内（ﾊﾟｰｿﾅﾙ・ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ機能）（ﾊﾟｰｿﾅﾙ・ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ機能）

和光市→横浜に8時に出発6時出発で16%削減可能


「出発時刻アドバイザー」「出発時刻アドバイザー」


27

様々な情報を基に、サーバでルートを計算し配信様々な情報を基に、サーバでルートを計算し配信従来のナビではできない画期的かつ多様なルートを実現従来のナビではできない画期的かつ多様なルートを実現

ルート生成

最速ルート/最速一般道ﾙｰﾄ ETC割引ルート省燃費ルートスマートルートシーニックルート

「インターナビ・ルート」配信技術「インターナビ・ルート」配信技術



28


所要時間：1時間39分距離：68Ｋｍ料金：1900円消費燃料：5.4LCO2排出量：12,512g

所要時間：1時間44分距離：40.2Ｋｍ料金：700円消費燃料：4.6L(-0.8L)CO2排出量：10,621g削減率：17.8%

●「横浜」→「府中」 [ 2008年8月25日（月） 16:50出発 ]

ナビ当初ルート（サーバ接続前）

「省燃費ルート」

「省燃費ルート」実走行結果「省燃費ルート」実走行結果


距離や時間ではなく、燃料消費量の最も少ないルートを案内CO２排出量も削減する環境にやさしいルート

29

安全・低炭素社会実現に向けた、インターナビの取り組み安全・低炭素社会実現に向けた、インターナビの取り組み

FCDによる最適ルート案内

省燃費ルートの提供

出発時刻アドバイザー

リアルタイム地図更新

豪雨地点・凍結予測

大規模災害時の通行実績マップの公開

道路行政への活用道路行政への活用

渋滞対策

急ブレーキ防止

エコロジカル・ドライブアシスト・システム


「青空Book」プロジェクト

環境について考える環境について考える

実走行燃費実走行燃費

無駄な無駄な燃料消費燃料消費

自動車によるCO2排出量（2億2500万ｔ-CO2 2005年）

エネルギーITS研究会資料（2008年4月）

••渋滞などによる無駄渋滞などによる無駄••走行方法の無駄走行方法の無駄

災害時における情報提供災害時における情報提供

渋滞や走行方法の無駄などによる渋滞や走行方法の無駄などによるCO2CO2削減を目指し削減を目指しインターナビで取り組んでいるテーマインターナビで取り組んでいるテーマ

交通の円滑化交通の円滑化


30

エコドライブの上達イメージ・サイクルエコドライブの上達イメージ・サイクル



31

エコアシストの効果エコアシストの効果

エコアシストの効果でエコアシストの効果で約約10%10%の燃費向上の燃費向上が図れることをが図れることを実際の走行データから証明した実際の走行データから証明した

2009年2月～8末までの5000人会員の全ドライブ回数（約170万回）


32

さらに地球環境にやさしく、安全・安心のカーライフのために


33

通信費無料サービスの展開通信費無料サービスの展開

※車検時にＨｏｎｄａ販売店で更新手続きをしていただくことが条件

通信機器標準装備

さらに地球環境にやさしく、安全・安心のカーライフのためのさらに地球環境にやさしく、安全・安心のカーライフのための通信費無料「リンクアップフリー」サービス拡大通信費無料「リンクアップフリー」サービス拡大

CR-Z

インサイト

FITハイブリッドCopyright © Honda Motor Co., Ltd.

34

さらに地球環境にやさしく、安全・安心のカーライフのために

リンクアップフリーの狙いリンクアップフリーの狙い

リンクアックフリーを量販車に適用することでリンクアックフリーを量販車に適用することで““つながるクルマつながるクルマ””を増やし、を増やし、CO2CO2削減の好循環をつくりだす削減の好循環をつくりだす


35

リンクアップフリーで期待される効果-１リンクアップフリーで期待される効果-１

5分毎のリアルタイムFCDが増加し渋滞回避の精度があがる

0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

170

180

190

200

210

220

230

240

250

260

270

280

290

300

ECOドライブ機能活用が増えるさらなるCO2削減が期待できる


CO2削減効果予測

＊ｲﾝﾀｰﾅﾋﾞ交通情報を利用した場合としなかった場合の比較＊ﾘﾝｸｱｯﾌﾟ販売予定台数を乗じて予測

36

リンクアップフリーで期待される効果-2リンクアップフリーで期待される効果-2

5分毎の接続で、ドライバーの自助力を上げるための気象・警報情報をタイムリーに提供できる



さらにCO2削減に向けてさらにCO2削減に向けて

All Rights Reserved, Copyright © 2010 Hitachi Automotive Systems, Ltd.

民間が保有する道路交通情報及び情報の活用状況

－プローブ活用交通情報サービス－

民間が保有する道路交通情報及び情報の活用状況

－プローブ活用交通情報サービス－

日立オートモティブシステムズ株式会社

ＣＩＳ事業部主管技師長

真野宏之

2010/ 10/20

高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部

第2回ＩＴＳに関するタスクフォース

CS875375

テキストボックス

資料５－２

All Rights Reserved, Copyright © 2010 Hitachi Automotive Systems, Ltd. -2-

地球環境問題

・大気汚染ＮＯｘ，ＳＯｘ，ＣＯ

・地球温暖化ＣＯ２

低炭素社会つながる社会

Energy安心・安全

快適・利便環境・効率

・再生可能エネルギーの利用

・省資源

・３Ｇ、ＷｉＭＡＸ，ＬＴＥの利用

・インターネット接続

Network

ユビキタス情報社会

いつでもどこでも最適な情報を入手し

行動できる。

クルマが目指した価値

１．クルマの基本的価値と環境の変化


フレッシュマップ

配信サービス

差分配信技術で

オンライン地図更新

リアルタイム交通情報

サービス

過去・プローブデータ

により渋滞を回避

センタールートガイダンス

サービス

ドライブをオンラインで

アシスト

次世代のクルマ向けＣＩＳ２．０ソリューションを提供

ＩＴ

ＰＰＰＰソリューションの提供

①オンラインで車を管理

車の状態をセンターで一括管理

セキュリティ・予防保守

②ドライブ環境をリアルタイムで配信

最新地図・交通情報・充電スポット等

③ドライブをオンラインでアシスト

渋滞回避ルートガイド

２．日立のカーインフォメーションサービス

ネットナビの提供

観光観光観光観光地図出展：ゼンリン許諾番号【Z10MA台025号】


ユーザのニーズ

カーナビで利用したい機能

空き駐車場案内

渋滞予測機能

GPS連動故障・盗難通報

音楽の録音・再生

社会的ニーズ

! 渋滞の経済損失 12兆円／年

（GDPの2%相当）国土交通省調査結果（2002）

温室効果ガスインベントリオフィス（2004）

発電部門

産業部門

自動車

船舶

航空機

鉄道民生

部門

! 自動車のCO2排出量 2.3億トン／年

（総排出量の18%）

58.2 %

47.8 %

33.8 %

28.2 %

27.0 %

ネット接続による地図更新

マイボイスコム（2006, 13480名）

３．交通情報サービスのニーズ

地図出展：ゼンリン

許諾番号【Z10MA台025号】


日立は、VICS交通情報に加えタクシー・マイカーなどの位置情報（プローブ情報）を活用し、

独自の交通情報処理技術・渋滞予測技術により広範囲かつ高精度な交通情報を提供することで、

クルマ社会の安全性・経済性・快適性を向上させる交通情報ソリューションを提供致します。

タクシー・プローブ情報

日本道路交通情報センター

（VICS情報）

４．日立の交通情報サービス

VICS現況

プローブ現況

予測（～２時間）

統計

交通情報活用経路探索

統計

予測

現況


５．交通情報サービスシステム

（VICS情報）

（タクシプローブ）

ﾌﾟﾛｰﾌﾞ処理

現況

補完

統計統計処理

推定処理

（カーナビ情報）

予測

予測処理

配

信

処

理

メディア提供（統計）ナビへ搭載し渋滞回避ルート検索で利用Webへの提供ﾄﾞﾗｲﾌﾞ計画で利用配車、運行管理センタへの提供配車、運行管理で利用ナビへ提供渋滞回避ルート検索で利用

プローブデータはリンク旅行時間に変換し処理、蓄積

リンク旅行時間：

道路を細分し、それに付けられた番号の道路を通過する時間

観光観光観光観光地図出展：ゼンリン許諾番号【Z10MA台025号】地図出展：ゼンリン許諾番号【Z10MA台025号】


特徴空間座標

特徴空間射影

予測モデル予測座標

予測データ

逆射影

交通情報

履歴

基底ベクトル

主成分分析

特徴空間

６．統計処理

特徴空間による情報集約

0.5 GB

17.850

17.8 7 GB50

特徴空間予測

（曜日・祝日・連休・季節…）

従来手法

（曜日・祝日・連休・季節…）

従来手法

（土・日・平日）

0.4 GB24.9 %３

・だいたいの予測はできるが頭打ち

・連休や季節変化に弱い

誤差率全国サービス向けＤＢサイズ日種


0

500

1000

1500

2000

2500

3000

0:00 3:00 6:00 9:00 12:00 15:00 18:00 21:00 0:00

時刻

所要

時間

[s]

現在時刻 →予測02004006008001000

0:00 3:00 6:00 9:00 12:00 15:00 18:00 21:00 0:00時刻所要時間[s]

実測（VICS）統計予測値リアル予測値現在時刻 →予測

信頼性の高い統計データと現況データの比較により、リアルタイム予測データを生成

平常時：統計データと現況データに差がない

→統計データを予測情報として提供

異常時：統計データと現況データの乖離を検出

→差分情報を上乗せした予測情報を提供

７．予測処理（５分～２時間）

0

0.2

0.4

0.6

15 30 45 60 75 90 105 120

予測対象時間幅［分］

予測

誤差率

統計値現況値予測値

■交通状況の位置・時間変化を

渋滞伝搬現象に基づいてモデル化

■交通状況に時間再現性が無い区間でも

渋滞発生の予測が可能

■予測誤差を従来手法の半分に低減

■ ２時間先の渋滞発生を安定して予測


現況のプローブデータ現況を補完したデータ

プローブデータが収集されなかった区間の交通情報を

リアルタイムに推定し補完する技術

８．プローブデータの推定補完

地図出典：DRM地図出典：DRM

推定補完無し推定補完有り

（カバー率：14％）（カバー率：69％）カバー率拡大

( +55％ )

東京都内での例2008/03/04 (Tue) AM6:00


プローブカー稼働台数

エリアカバー率

[%]

0

20

40

60

80

100

103 104 105 107106

90%

200

400

600

7:00 11:00 15:00 19:00

旅行時間

［ｓ］

プローブデータ

真値

800

リアルタイム補完データの利用により

１０万台でカバー率９０％が可能

補完データ

併用

統計補完（従来手法）

交通状況の変化に速やかに追従

リアルタイム補完

誤差を従来手法の２／３に低減

エリアカバー率９０％の達成には

４００万台のプローブカーが必要

プローブ

データのみ

９．推定補完によるエリアカバー率拡大


１０．タクシープローブ活用交通情報

VICSでカバー仕切れない道路の交通情報を提供（VICS＋プローブ）

都内（２３区）以外の他社タクシープローブデータも合わせ提供

（１３都市１２K台相当）

ＶＩＣＳ＋ＶＩＣＳ＋ＶＩＣＳ＋ＶＩＣＳ＋プローブプローブプローブプローブＶＩＣＳＶＩＣＳＶＩＣＳＶＩＣＳのみのみのみのみ


１１．プローブ交通情報の今後の課題

■プローブエリアの拡大

（１）道路リンクNo.表現の統一

現状VICSリンクでプローブ情報を提供

⇒VICSリンク以外の道路リンクも含めたID統一が必要

（２）プローブカーの普及促進

都市中心部はタクシーでカバーの可能性大も郊外含めた情報拡大が必要

■各種交通情報の共有化

（１）各種交通情報の特性と共有化計算手法の明確化と必要データの定義

（例プローブデータの共有化：交通情報を作成したプローブカー数と

クレンジングの考え方など）

（２）渋滞緩和への総合的な取り組みとプローブ情報活用の位置づけ明確化

（３）ユーザを含めた価値サイクルのモデル創生

～プローブ情報による安全・環境への取り組み～honda motor co., ltd. confidential...

Documents