液晶コントロールターミナル 画面作成ソフト zm-71s · 2005-05-25 ·...

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液晶コントロールターミナル 画面作成ソフト 取扱説明書(機能編) ZM-71S

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Page 1: 液晶コントロールターミナル 画面作成ソフト ZM-71S · 2005-05-25 · ・Windowsは、米国Microsoft Corporationの登録商標です。 ・Pentiumは、米国Intel

液晶コントロールターミナル

画面作成ソフト

取扱説明書(機能編)

改訂2.0版 2002年11月作成

ZM-71S

Page 2: 液晶コントロールターミナル 画面作成ソフト ZM-71S · 2005-05-25 · ・Windowsは、米国Microsoft Corporationの登録商標です。 ・Pentiumは、米国Intel

・本書の内容および本ソフトウェアについては十分注意して作成しておりますが、万一ご不審

 な点、お気付きのことがありましたらお買いあげの販売店、あるいは当社までご連絡くださ

 い。

・本書および本ソフトウェアの内容の一部または全部を、無断で複製することを禁止してい

 ます。

・本書の内容および本ソフトウェアは、改良のため予告なしに変更することがありますので、

 あらかじめご了承ください。

・本ソフトウェアを使用したことによるお客様の損害、および逸失利益、または第三者からの

 いかなる請求につきましても、当社はその責任を負いかねますので、あらかじめご了承くだ

 さい。

おねがい

このたびは、液晶コントロールターミナルZM-300/ZM-42~82シリーズ用画面作成ソフトZM-71Sをお買いあげいただき、まことにありがとうございます。ご使用前に、本書をよくお読みいただきZM-71Sの機能を十分理解したうえ、正しくご使用ください。なお、ZM-71Sの操作については、「ZM-71S取扱説明書(操作編)」を参照願います。

ソフトバージョンについて

本書は、ZM-71SのソフトバージョンがVer.2.0.0.0について記載しています。

・本書では、液晶コントロールターミナルの形名を次のように総称表現しています。

ご注意

本書での表現(シリーズ名)

ZM-42ZM-43ZM-52

ZM-82ZM-70ZM-41ZM-30

ZM-62

ZM-72

ZM-350ZM-360

ZM-370

ZM-380

液晶コントロールターミナルの形名

ZM-352D ZM-362S、ZM-362SA ZM-371T、ZM-371TA、ZM-371S、ZM-371SA ZM-372T、ZM-372TA、ZM-372S、ZM-372SA ZM-381S、ZM-381SA ZM-382S、ZM-382SA ZM-42D、ZM-42L ZM-43T、ZM-43D、ZM-43L ZM-52D、ZM-52HD ZM-62E ZM-72T/TC/TV/TVC、ZM-72TS/TSC/TSV/TSVC ZM-72D/DC ZM-82T/TC/TV/TVC、ZM-82DC ZM-70D、ZM-70TZM-41D、ZM-41L ZM-41D、ZM-41L ZM-30E、ZM-30L、ZM-61E、ZM-61T、ZM-40D、ZM-40L

ZM-300

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お客様へのお願い弊社は別添の登録カードをご返却いただくことにより本契約書に同意いただいた方にのみ、画面作成ソフトZM-71Sを提供致します。

ソフトウェア使用許諾契約書お客様(以下、甲と言う)に対し、シャープマニファクチャリングシステム株式会社(以下、乙と言う)は本契約にもとづき提供するソフトウェア(以下、本ソフトウェアと言う)使用に関する譲渡不能かつ非独占的な権利を下記条項により承諾するものとし、お客様は下記条項にご同意いただくものとします。

1.使用許諾範囲甲は、本契約にもとづき使用許諾されたソフトウェア

を対応機種(裏面参照)のコンピュータシステム(以下、

本システムと言う)1台のみで使用することができま

す。

甲は、乙の書面による同意を得なければ、本契約によ

る使用権の譲渡および第三者への許諾はできません。 

また本契約で定められている場合を除き、本ソフトウェ

アの全部または一部を印刷または複製することはできま

せん。

2.本ソフトウェアの複製1) 甲は、乙から本システムに読み込み可能な形式で提

供された本ソフトウェアの全部または一部を、下記

の場合、本システムに読み込み可能な形で1部まで

複製することができます。

(1) 本ソフトウェアを予備のため保存する目的の場合。

(2) 本システムで甲が使用するため本ソフトウェアを改

良する場合。

2) 甲は、前号にもとづく複製物について保有数並びに

管理場所を記録するものとし、乙より問い合わせが

あればこれに応ずるものとします。

3) 甲が乙から提供された本ソフトウェアそのものはも

とより、甲が複製したソフトウェアも乙の所有物と

なります。但し、本ソフトウェアが記録されている

媒体は甲の所有物となります。

4) 甲は、甲のみが使用する場合に限って、本ソフト

ウェアを改良すること並びに他のソフトウェアと組

み合せて、新たなソフトウェアを作ることができま

す。

5) 甲は、乙から提供された取扱説明書等の印刷物を複

写できません。

3.著作権表示甲は、本ソフトウェアのすべての複製物並びに改良ソ

フトウェアに本ソフトウェアの表示と同様の著作権表示

をしなければなりません。

4.契約の有効期間本契約の有効期間は、甲が本ソフトウェアを受け取っ

た日から解除、解約等によって本契約が終るまでとしま

す。

5.契約解除1) 乙は、甲が本契約のいずれかの条項に違反した時

は、甲に対し何等の通知、催告を行うことなく直ち

に解除することができます。

2) 前号の場合、乙は甲によってこうむった損害を甲に

請求することができます。

3) 甲は解約しようとする日の1ケ月前までに乙に書面

で通知することによって本契約を解除することがで

きます。

6.契約終了後の義務甲は、前項によって本契約が終了した時は、1ケ月以

内に乙から提供を受けた本ソフトウェアのオリジナル及

びすべての複製物(改良ソフトウェアを含む)を破棄した

その旨を証明する文書を乙に送付するか、これらを甲の

費用負担により乙に返還するものとします。但し、乙の

書面による事前の承諾を得た場合は、甲は保存用の複製

物を1部保有することができます。

7.譲渡等の禁止甲は乙の書面により事前の同意を得ることなく本ソフ

トウェアの全部または一部をいかなる形態においても第

三者に譲渡したり、転貸したり若しくは使用させたりす

ることはできません。

8.秘密保持甲は乙から提供された本ソフトウェアに関する情報及

びノウハウを公開若しくは第三者に漏洩しないものとし

ます。

9.限定保証乙は本ソフトウェアに関して、いかなる保証も行いま

せん。従って、甲が本ソフトウェアを使用することに

よって如何なる損害が生じても乙は一切責任を負いませ

ん。但し、本ソフトウェアの提供後1年以内に乙が本ソ

フトウェアの誤りを修正したソフトウェアを発表した時

には、そのソフトウェアまたはそれに関する情報の提供

に最大の努力を払うことを唯一の責任とします。

〒581-8581 大阪府八尾市跡部本町4丁目1番33号

   電話(0729) 91-0681

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Pentium II 450MHz 相当以上 推奨

最小稼働メモリ64MB以上

解像度800×600以上 推奨

1台

1ポート以上

Windows95/98/Me/NT Ver.4.0/2000/XP

Microsoftマウスまたは互換性のあるポインティングデバイス (キーボードのみの操作も可能)

コンピュータ本体

メモリ

ハードディスク容量

ディスプレイ

CD-ROMドライブ

RS-232Cポート

項   目 仕     様

オペレーティング システム

マウス

空き容量 約460Mバイト以上 (最小インストール時:約105Mバイト)

・Windowsは、米国Microsoft Corporationの登録商標です。・Pentiumは、米国Intel Corporationの登録商標です。

■ パソコンの動作環境本ソフトは下記の動作環境を備えているパソコンで使用できます。

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(※マトリックスタイプは使用不可)

2 オーバーラップ スーパーインポーズ ビデオ表示 3 スイッチ 座標出力 4 ランプ 5 データ表示 6 メッセージ表示 7 入力モード パスワード:可変 8 グラフ 9 グラフィック 10 サンプリング 11 時間表示/カレンダ 12 メモ帳 13 マクロ 14 帳票 15 印刷 16 バーコード 1次元 2次元 17 アニメーション 18 ビデオ表示 19 JPEG表示 20 音声再生機能 21 レシピ機能 CFカード 22 データロギング(SRAM / ZM-1REC) CFカード 23 CFカード 24 SRAM 25 メモリカードモード CFカード SRAM ZM-1REC 26 Ethernet機能 画面転送 / PLC接続 E-Mail送信 / Webサーバ 27 E-Mail送信 28 Webサーバ 29 言語切換 多言語切換 表示切換

機能 ZM-72/82 ZM-42

ZM-300シリーズ

高機能品

標準品 ZM-352D

○ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △ × × × ○ ○

○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △ × × × ○ ○

ZM-52HD

○ × △ ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × × ○ × ○ × × △ ○ × △ ○ △ △ × × × × ○

ZM-43/52

○ × × ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × × ○ × ○ × × △ ○ × △ ○ △ △ × × × × ○

○ × × ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ × × × × × ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ × × × × × × × × ○

○ × × ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × × ○ × ○ × × × ○ × × ○ × × × × × × ○

○ × × ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ × × × × × ○ × ○ × × △ ○ × △ ○ × × × × × × ○

ZM-62EZM-42~82シリーズ 章

○:対応 △:オプションで対応 ×:未対応

-ZMシリーズの機能についてーZMシリーズには以下の機能があります。ご使用いただく本体により設定できない機能があります。ご注意ください。詳しくは各機能の章をご覧ください。

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目 次目 次目 次目 次目 次第1章 システム設定

システム設定の内容.......................................................................................... 1-1システム設定を行うには................................................................................... 1-2初期設定項目..................................................................................................... 1-2

■PLCタイプ設定 ......................................................................................................... 1-3■通信パラメータ設定 ................................................................................................... 1-3

[読込エリア]([メイン1]メニュー)........................................................................... 1-4[書込エリア]([メイン1]メニュー)........................................................................ 1-10[□読込/書込エリア GD-80互換]([メイン1]メニュー)................................ 1-14[カレンダ]([メイン1]メニュー)............................................................................. 1-14[カレンダ]メモリに関する注意事項 .......................................................................... 1-15

■編集機種選択 ............................................................................................................ 1-15■本体設定 ................................................................................................................... 1-16

増設メモリ ........................................................................................................................... 1-16バックライト ............................................................................................................................ 1-16ブザー ................................................................................................................................ 1-18システム/モードスイッチ ............................................................................................................... 1-18ブリンク/フラッシュ ................................................................................................................... 1-19タッチスイッチ ............................................................................................................................ 1-19DIOメモリ ............................................................................................................................. 1-19オーバーラップ ........................................................................................................................ 1-19E-Mail ............................................................................................................................... 1-20環境設定 ......................................................................................................................... 1-20

■フォント設定 ............................................................................................................ 1-21言語選択 ......................................................................................................................... 1-21

■モジュラージャック ................................................................................................. 1-22

その他の各機能に関する設定項目 .................................................................. 1-24■ファンクションスイッチ設定................................................................................... 1-24

設定手順 ......................................................................................................................... 1-24設定内容 ......................................................................................................................... 1-24

■バッファリングエリア設定 ...................................................................................... 1-26■メモリカード設定..................................................................................................... 1-26■CFカード設定(ZM-300およびZM-52HDのみ).................................................... 1-26■プリンタ設定 ............................................................................................................ 1-26■ビデオ設定 ............................................................................................................... 1-26■音声設定(ZM-300の高機能品のみ)....................................................................... 1-26■バーコード設定 ........................................................................................................ 1-26■ ZM-Link 設定 ............................................................................................................ 1-26■マクロ設定 ............................................................................................................... 1-26■時間表示フォーマット設定 ...................................................................................... 1-26■SRAM/ 時計設定 ...................................................................................................... 1-27■アトリビュートテーブル .......................................................................................... 1-27■MR400フォーマットテーブル ................................................................................ 1-27■温調 /PLC2Way設定 ................................................................................................ 1-27■ネットワークテーブル設定(Ethernet)................................................................................... 1-27

概 要

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第2章 オーバーラップオーバーラップの概要 ...................................................................................... 2-1

■オーバーラップとは ... ............................................................................................... 2-1■オーバーラップとスクリーン..................................................................................... 2-2■ビデオ入力(ZM-72/82、チャンネル切換専用)......................................................... 2-2

オーバーラップの種類 ...................................................................................... 2-3■ノーマルオーバーラップ ............................................................................................ 2-3■マルチオーバーラップ ............................................................................................... 2-3■コールオーバーラップ ............................................................................................... 2-4■ビデオ入力(ZM-72/82、チャンネル切換専用)......................................................... 2-4

ノーマルオーバーラップ................................................................................... 2-5■設定手順 ..................................................................................................................... 2-5■ノーマルオーバーラップの設定項目 .......................................................................... 2-5■ノーマルオーバーラップの表示・消去方法 ............................................................... 2-7

内部指令 ............................................................................................................................ 2-7外部指令 ............................................................................................................................ 2-7マクロによる指令 ........................................................................................................... 2-8

■ノーマルオーバーラップに関係のあるメモリ............................................................ 2-8

マルチオーバーラップ ...................................................................................... 2-9■設定手順 ..................................................................................................................... 2-9■マルチオーバーラップの設定(マルチオーバーラップ編集)................................................... 2-9■マルチオーバーラップ編集でのマクロ設定 ............................................................. 2-10

設定方法 ......................................................................................................................... 2-10■[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログ(スクリーン)........................................................ 2-11■マルチオーバーラップの表示・消去方法................................................................. 2-13

内部指令 ......................................................................................................................... 2-13外部指令 ......................................................................................................................... 2-13マクロによる指令 ........................................................................................................ 2-14

■マルチオーバーラップに関係のあるメモリ ............................................................. 2-14

コールオーバーラップ .................................................................................... 2-15■設定手順 ................................................................................................................... 2-15■マルチオーバーラップの設定(マルチオーバーラップ編集)................................................. 2-15■[オーバーラッフ(゚コール)]ダイアログ(スクリーン)........................................................ 2-15■コールオーバーラップの表示・消去方法................................................................. 2-16

内部指令 ......................................................................................................................... 2-16外部指令 ......................................................................................................................... 2-16マクロによる指令 ........................................................................................................ 2-16

■コールオーバーラップに関係のあるメモリ ............................................................. 2-16

オーバーラップの性質―システムボタンについて― ..................................... 2-17■システムボタンとは .. .............................................................................................. 2-17

オーバーラップの移動 ................................................................................................ 2-17オーバーラップの消去 ................................................................................................ 2-17システムボタンの設定方法........................................................................................ 2-17

オーバーラップの性質―スーパーインポーズについて― .............................. 2-18■設定方法 ................................................................................................................... 2-18■呼出方法 ................................................................................................................... 2-20

通常のオーバーラップと同様の場合 ....................................................................... 2-20ビデオ表示アイテムからの呼出 ............................................................................... 2-20

■注意事項 ................................................................................................................... 2-20

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ビデオ入力(ZM-72/82ビデオ対応機種/チャンネル切換専用)................... 2-21■設定手順 ................................................................................................................... 2-21■ビデオ設定 ............................................................................................................... 2-21

ZM-72/82の場合 ........................................................................................................ 2-21ZM-300の場合 ............................................................................................................. 2-22

■[オーバーラッフ(゚Video)]ダイアログ ........................................................................... 2-23ZM-72/82の場合 ........................................................................................................ 2-23ZM-300の場合 ............................................................................................................. 2-23

■ビデオ画面の設定(マクロコマンド)...................................................................... 2-24ビデオ画面のデフォルト内容 ................................................................................... 2-24デフォルトを変更するには........................................................................................ 2-25

■ビデオ画面の表示・消去方法................................................................................... 2-27内部指令 ......................................................................................................................... 2-27外部指令 ......................................................................................................................... 2-27マクロによる指令 ........................................................................................................ 2-27

■ビデオ入力に関係のあるメモリ ............................................................................... 2-27

オーバーラップサイズの制限 ......................................................................... 2-28

第 3章 スイッチ概要 ................................................................................................................... 3-1

■スイッチの機能について ............................................................................................ 3-1■スイッチ内ランプについて ........................................................................................ 3-2

注意事項............................................................................................................ 3-3■スイッチの最小単位 ................................................................................................... 3-3■配置 ............................................................................................................................ 3-3■スイッチ出力 .............................................................................................................. 3-4

スイッチの2点押し ....................................................................................................... 3-4■スイッチ領域 .............................................................................................................. 3-5

[スイッチ]ダイアログ ................................................................................... 3-7■[メイン]メニュー ................................................................................................... 3-7■[文字]メニュー..................................................................................................... 3-14■[細かい設定]メニューについて ........................................................................... 3-14■[カラー]メニュー ................................................................................................. 3-16

フローチャート ............................................................................................... 3-17■スイッチONのとき(押す時)................................................................................. 3-17■スイッチOFFのとき(離す時)............................................................................... 3-17

スイッチの機能例 ........................................................................................... 3-18■スクリーン(画面)を切り替える(=スクリーン、リターン)....................................................... 3-18■表示された画面を印刷する(=ハードコピー)............................................................... 3-19■[占有]について..................................................................................................... 3-19■ノーマルオーバーラップを表示する(=オーバーラップ)............................................... 3-20■オーバーラップを消す(=オーバーラップ)...................................................................... 3-21■マルチオーバーラップを表示する(=マルチオーバーラップ) ................................................ 3-22■演算を行う ............................................................................................................... 3-23

注意事項 ......................................................................................................................... 3-24■デジスイッチ ............................................................................................................ 3-25

デジスイッチの設定 .................................................................................................... 3-25カスタムパーツ ............................................................................................................ 3-26注意事項 ......................................................................................................................... 3-27

■スイッチ座標情報(ZM-300機能)........................................................................... 3-27

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第4章 ランプ概要 ................................................................................................................... 4-1[ランプ]ダイアログ....................................................................................... 4-2

■ランプダイアログ....................................................................................................... 4-2[メイン]メニュー ........................................................................................................ 4-2[文字]メニュー ............................................................................................................ 4-5[カラー]メニュー ........................................................................................................ 4-7

描画モード:XOR ............................................................................................. 4-8■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P(No.0001~ 0003):Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P(No.0000~ 0003)の場合................................................ 4-8

文字列 ................................................................................................................................ 4-8カラー ................................................................................................................................ 4-8<例> ................................................................................................................................ 4-9

■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P(No.0000、0004以降):Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P(No.0004以降)の場合................................................... 4-10

文字列 ............................................................................................................................. 4-10カラー ............................................................................................................................. 4-10XORの注意事項............................................................................................................ 4-10

描画モート :゙REP ................................................................................................ 4-11■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P(No.0001~ 0003):Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P(No.0000~ 0003)の場合.............................................. 4-11

文字列 ............................................................................................................................. 4-11カラー ............................................................................................................................. 4-12

■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P(No.0000、0004以降):Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P(No.0004以降)の場合................................................... 4-12

REPの注意事項 ............................................................................................................ 4-12

その他注意事項 ............................................................................................... 4-13

第 5章 データ表示概要 ................................................................................................................... 5-1

■数値表示の概要 .......................................................................................................... 5-1■文字列表示の概要....................................................................................................... 5-2■メッセージ表示の概要 ............................................................................................... 5-3■表形式データ表示の概要 ............................................................................................ 5-3

数値表示............................................................................................................ 5-4■[数値表示]ダイアログ ............................................................................................ 5-4

[メイン]メニュー ........................................................................................................ 5-4[形式]メニュー ............................................................................................................ 5-4[文字属性]メニュー................................................................................................. 5-10[細かい設定]メニュー............................................................................................. 5-12

文字列表示 ...................................................................................................... 5-14■[文字列表示]ダイアログ ...................................................................................... 5-14

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 5-14[形式]メニュー ......................................................................................................... 5-15[文字属性]メニュー................................................................................................. 5-16[細かい設定]メニュー............................................................................................. 5-16

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メッセージ表示 ............................................................................................... 5-17■[メッセージ表示]ダイアログ ............................................................................... 5-17

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 5-17[文字属性]メニュー................................................................................................. 5-17[細かい設定]メニュー............................................................................................. 5-17

表形式データ表示 ........................................................................................... 5-18■表形式データ表示エリア .......................................................................................... 5-18

[表形式データ表示]ダイアログ ............................................................................ 5-18■[表形式データ表示(数値表示)]ダイアログ........................................................ 5-19

[形式 2]メニュー...................................................................................................... 5-19■[表形式データ表示(文字列表示)]ダイアログ .................................................... 5-20

[形式 2]メニュー...................................................................................................... 5-20■[表形式データ表示(メッセージ表示)]ダイアログ ............................................. 5-21

[形式 2]メニュー...................................................................................................... 5-21■[表形式データ表示(作画文字列)]ダイアログ .................................................... 5-22

[文字属性]メニュー................................................................................................. 5-22

注意事項.......................................................................................................... 5-23■スイッチ /ランプ1個にデータ表示1個を重ねる場合............................................. 5-23■スイッチ /ランプ1個にデータ表示複数個を重ねる場合 ......................................... 5-23■スイッチ /ランプ複数個にデータ表示1個を重ねる場合 ......................................... 5-23

第 6章 メッセージ表示(リレー・メッセージ)メッセージの表示方法 ...................................................................................... 6-1

■リレーモードについて ............................................................................................... 6-2■メッセージモードについて ........................................................................................ 6-2

リレーモード..................................................................................................... 6-3■リレーモードの概要 ................................................................................................... 6-3■リレーモードに必要な設定 ........................................................................................ 6-4■メッセージの登録....................................................................................................... 6-4■[リレー]ダイアログ ............................................................................................... 6-5

[メイン]メニュー ........................................................................................................ 6-5[文字属性]メニュー.................................................................................................... 6-7[細かい設定]メニュー................................................................................................ 6-8

■表示領域パーツについて .......................................................................................... 6-10表示領域パーツの概要 ................................................................................................ 6-10表示領域パーツ配置の際の注意点 ........................................................................... 6-10[モード表示領域]ダイアログ ................................................................................ 6-11

■メッセージをロールアップ /ロールダウンする ....................................................... 6-11スイッチパーツ設定上の注意 ................................................................................... 6-11

■メッセージをスイッチ(またはランプ)上に表示させる........................................ 6-11[リレー]ダイアログの設定 .................................................................................... 6-11表示用スイッチの設定 ................................................................................................ 6-12[動作領域:ランプ]の場合 ......................................................................................... 6-12

■メッセージの詳細を表示する(=リレーサブ)........................................................ 6-13リレーサブの概要 ........................................................................................................ 6-13リレーサブに必要な設定............................................................................................ 6-14サブ表示内容の登録 .................................................................................................... 6-14[リレーサブ]ダイアログ ........................................................................................ 6-15[リレー]ダイアログのサブ表示用の設定 ........................................................... 6-17

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リレーサブ用表示領域パーツについて ................................................................... 6-17リレーサブ用ロールアップ/ダウンスイッチについて ...................................... 6-18

■スクリーンコールについて ...................................................................................... 6-19スクリーンコール機能の概要 ................................................................................... 6-19スクリーンコールの場合の[リレー]ダイアログ .............................................. 6-20スクリーンブロックの編集について ....................................................................... 6-20

メッセージモード ........................................................................................... 6-21■メッセージモードの概要 .......................................................................................... 6-21

メッセージNo. を指定する方法について ............................................................... 6-21ブロックNo.を指定する方法について ................................................................... 6-22

■メッセージモードに必要な設定 ............................................................................... 6-23■メッセージの登録..................................................................................................... 6-23■[メッセージ]ダイアログ ...................................................................................... 6-24

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 6-24[文字属性]メニュー................................................................................................. 6-27

■表示領域パーツについて .......................................................................................... 6-27■メッセージをスイッチ(またはランプ)上に表示させる........................................ 6-27■メッセージモードで使用できるその他のスイッチ .................................................. 6-28

ロールアップ、ロールダウン ........................................................................................................... 6-28プラスブロック、マイナスブロック、ブロック呼出 .............................................................................. 6-28

第7章 入力モード概要 ................................................................................................................... 7-1入力モードの種類 ............................................................................................. 7-2データ表示の値をダイレクト変更(=[形式:データ表示])............................. 7-3

■入力対象が数値表示の場合 ........................................................................................ 7-3必要な設定........................................................................................................................ 7-3

■入力の対象が文字列表示の場合 ................................................................................. 7-4必要な設定........................................................................................................................ 7-4

■入力の対象が表形式データ表示の場合 ...................................................................... 7-5必要な設定........................................................................................................................ 7-5

入力対象を切り替えて表示するには(=[形式:ブロック])............................... 7-6必要な設定........................................................................................................................ 7-6

[形式:直接]................................................................................................... 7-7必要な設定........................................................................................................................ 7-7

■データの取り込み手順 ............................................................................................... 7-7

入力ダイアログ設定.......................................................................................... 7-8■形式:データ表示 /ブロックの場合 ........................................................................... 7-8

[メイン]メニュー ........................................................................................................ 7-8[細かい設定]メニュー............................................................................................. 7-15

■形式:直接の場合..................................................................................................... 7-16[メイン]メニュー ..................................................................................................... 7-16[細かい設定]メニュー............................................................................................. 7-19

キーパッド ...................................................................................................... 7-20■パーツファイルから配置 .......................................................................................... 7-20

注意事項 ......................................................................................................................... 7-20■スイッチを1つずつ設定・配置 ............................................................................... 7-21■文字入力キーにグラフィックライブラリを使用する............................................... 7-22

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文字入力スイッチの配置............................................................................................ 7-22グラフィックライブラリ編集 ................................................................................... 7-23■スイッチ機能一覧 .................................................................................................... 7-25

入力対象(数値 /文字列 /表形式データ表示)................................................. 7-26■数値表示 /文字列表示パーツの場合 ......................................................................... 7-26

[メイン]........................................................................................................................ 7-26[形式]............................................................................................................................ 7-26配置 ................................................................................................................................. 7-26

■表形式データ表示パーツの場合 ............................................................................... 7-27[表形式データ表示]................................................................................................... 7-27配置 ................................................................................................................................. 7-27[形式 1]........................................................................................................................ 7-28[形式 2]........................................................................................................................ 7-28

入力表示.......................................................................................................... 7-29[メイン]........................................................................................................................ 7-29[形式]............................................................................................................................ 7-29

[最大値表示]&[最小値表示]..................................................................... 7-30[メイン]........................................................................................................................ 7-30[形式]............................................................................................................................ 7-30

データブロック ............................................................................................... 7-31■必要な設定 ............................................................................................................... 7-31■データブロックダイアログ ...................................................................................... 7-32

[メイン 1]メニュー ................................................................................................. 7-32[メイン 2]メニュー ................................................................................................. 7-33

■表示領域 ................................................................................................................... 7-34注意事項 ......................................................................................................................... 7-34

■スイッチ ................................................................................................................... 7-34注意事項 ......................................................................................................................... 7-34

■データブロック編集(入力対象)............................................................................. 7-34

キーパッドをオーバーラップに配置する ....................................................... 7-35■注意事項 ................................................................................................................... 7-35

オーバーラップ上に設定するもの ........................................................................... 7-35ベース画面上に設定するもの ................................................................................... 7-35

■オーバーラップの呼出 /消去 .................................................................................... 7-36

項目選択.......................................................................................................... 7-37■項目選択スイッチについて ...................................................................................... 7-37■項目選択メモリの設定 ............................................................................................. 7-38

入力対象が数値表示/文字列表示パーツの場合................................................... 7-38入力対象が表形式データ表示パーツの場合........................................................... 7-39

■項目選択メモリの内容 ............................................................................................. 7-40入力対象が数値表示/文字列表示パーツの場合................................................... 7-40入力対象が表形式データ表示パーツの場合........................................................... 7-41

パスワード入力 ............................................................................................... 7-42■必要な設定 ............................................................................................................... 7-42■[入力]ダイアログ ................................................................................................. 7-42■文字列表示(パスワード入力)................................................................................. 7-43

[形式]メニュー ......................................................................................................... 7-43[細かい設定]メニュー............................................................................................. 7-43

■操作方法 ................................................................................................................... 7-43

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第8章 グラフ表示概要 ................................................................................................................... 8-1

■バーグラフの概要....................................................................................................... 8-1■円グラフの概要 .......................................................................................................... 8-2■パネルメータの概要 ................................................................................................... 8-2■統計グラフの概要....................................................................................................... 8-3■トレンドグラフの概要 ............................................................................................... 8-3■閉領域のグラフ化概要 ............................................................................................... 8-3

バーグラフ ........................................................................................................ 8-4■[バーグラフ]ダイアログ ........................................................................................ 8-4

[メイン]メニュー ........................................................................................................ 8-4[設定]メニュー ............................................................................................................ 8-5[表示属性]メニュー.................................................................................................... 8-6[警報設定]メニュー.................................................................................................... 8-7[警報カラー]メニュー................................................................................................ 8-8[警報設定 2]メニュー ................................................................................................ 8-8

■警報を設定した場合の表示例..................................................................................... 8-9

円グラフ.......................................................................................................... 8-10■[円グラフ]ダイアログ .......................................................................................... 8-10

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 8-10[設定]メニュー ......................................................................................................... 8-11[表示属性]メニュー................................................................................................. 8-12[警報設定]メニュー................................................................................................. 8-13[警報カラー]メニュー............................................................................................. 8-14

■警報を設定した場合の表示例................................................................................... 8-14

パネルメータ................................................................................................... 8-15■[パネルメータ]ダイアログ................................................................................... 8-15

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 8-15[設定]メニュー ......................................................................................................... 8-16[表示属性]メニュー................................................................................................. 8-17[警報設定]メニュー................................................................................................. 8-18[警報カラー]メニュー............................................................................................. 8-18

■警報を設定した場合の表示例................................................................................... 8-19

統計グラフ(バー・円).................................................................................. 8-20■必要な設定 ............................................................................................................... 8-20■[統計バーグラフ]・[統計円グラフ]ダイアログ .................................................. 8-20

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 8-20[設定]メニュー ......................................................................................................... 8-21[データ0(~7)属性]メニュー .............................................................................. 8-21

■数値表示(%表示)................................................................................................... 8-22注意事項 ......................................................................................................................... 8-22

トレンドグラフ ............................................................................................... 8-23■[トレンド]ダイアログ .......................................................................................... 8-23

トレンドグラフで設定するメモリ ........................................................................... 8-23[メイン]メニュー ..................................................................................................... 8-23[設定 1]メニュー...................................................................................................... 8-24[設定 2]メニュー...................................................................................................... 8-27[設定 3]メニュー...................................................................................................... 8-28[0]~[15]メニュー ............................................................................................. 8-29

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■[XY軸パラメータ使用する]なしの場合 ...................................................................... 8-30■[XY軸パラメータ使用する]ありの場合 ...................................................................... 8-30■複数のトレンドグラフの非同期表示 ........................................................................ 8-31

設定上の注意点 ............................................................................................................ 8-32

閉領域グラフ................................................................................................... 8-33■[閉領域グラフ]ダイアログ................................................................................... 8-33

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 8-33[表示属性]メニュー................................................................................................. 8-34[警報設定]メニュー................................................................................................. 8-34[警報カラー]メニュー............................................................................................. 8-35

■注意事項 ................................................................................................................... 8-36

第 9章 グラフィック表示グラフィックの表示方法................................................................................... 9-1グラフィックモード.......................................................................................... 9-2

■概要 ............................................................................................................................ 9-2■必要な設定 ................................................................................................................. 9-3■[グラフィック]ダイアログ..................................................................................... 9-4

[指令:内部]の場合.................................................................................................... 9-4[指令:外部]の場合.................................................................................................... 9-5

■表示領域パーツ .......................................................................................................... 9-6モード表示領域ダイアログ........................................................................................... 9-6表示領域のサイズ変更 ................................................................................................... 9-7

■スイッチ ..................................................................................................................... 9-7設定の注意事項 ............................................................................................................... 9-7

グラフィックリレーモード ............................................................................... 9-8■概要 ............................................................................................................................ 9-8■必要な設定 ................................................................................................................. 9-9■[グラフィックリレー]ダイアログ ........................................................................ 9-10■表示領域 ................................................................................................................... 9-15

[モード表示領域]ダイアログ ................................................................................ 9-15

グラフィックの表示色 .................................................................................... 9-16■表示の分類 ............................................................................................................... 9-16■ XOR色..................................................................................................................... 9-17

XOR表示の解消(パターンの透過)................................................................ 9-18■パターン編集 ............................................................................................................ 9-19

透過色設定..................................................................................................................... 9-19注意事項 ......................................................................................................................... 9-20

第10章 サンプリング概要 ................................................................................................................. 10-1サンプリングモードの種類 ............................................................................. 10-1

■トレンドサンプリング ............................................................................................. 10-2必要な設定..................................................................................................................... 10-2

■データサンプリング ................................................................................................. 10-3必要な設定..................................................................................................................... 10-3

■ビットサンプリング ................................................................................................. 10-4必要な設定..................................................................................................................... 10-4

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■リレーサンプリング ................................................................................................. 10-5必要な設定..................................................................................................................... 10-5

■アラーム表示 ............................................................................................................ 10-6必要な設定..................................................................................................................... 10-8

バッファリングエリア .................................................................................... 10-9■[バッファリングエリア設定]ダイアログ ........................................................... 10-10

[情報出力メモリ]..................................................................................................... 10-10[0]~[11]タブ ................................................................................................... 10-11

■バッファリングエリアの使用容量について ........................................................... 10-17■バッファリングエリア設定例................................................................................. 10-18

トレンドサンプリング .................................................................................. 10-19■必要な設定 ............................................................................................................. 10-19■トレンドサンプリング ........................................................................................... 10-19

[メイン]メニュー ................................................................................................... 10-19[設定 1]メニュー.................................................................................................... 10-20[設定 2]メニュー.................................................................................................... 10-22[設定 3]メニュー.................................................................................................... 10-22[0]~[15]メニュー ........................................................................................... 10-23

■トレンドサンプリングの領域とドットの関係........................................................ 10-25■トレンドサンプリングで有効なデータ表示 ........................................................... 10-26

[サンプルカウント表示]....................................................................................................... 10-26[サンプルタイム表示]......................................................................................................... 10-26[サンプルバッファ平均値/MAX/MIN/合計値表示]................................................... 10-27

■トレンドサンプリングで有効なスイッチ............................................................... 10-29設定の注意事項 .......................................................................................................... 10-29スイッチの動作とサンプリング表示の関係......................................................... 10-30

データサンプリング...................................................................................... 10-31■必要な設定 ............................................................................................................. 10-31■[データサンプリング]ダイアログ................................................................................. 10-31■サンプリング表示領域 ........................................................................................... 10-34

[メイン]メニュー ................................................................................................... 10-34[詳細]メニュー ....................................................................................................... 10-35表示領域パーツのサイズ設定 ................................................................................. 10-39

■データサンプリングで有効なデータ表示............................................................... 10-40[サンプルカウント表示]....................................................................................................... 10-40[サンプルタイム表示]について ...................................................................................... 10-40[サンプルバッファ平均値/MAX/MIN/合計値表示]................................................... 10-41

■データサンプリングで有効なスイッチ .................................................................. 10-42設定の注意事項 .......................................................................................................... 10-42スイッチの動作とサンプリング表示の関係......................................................... 10-43

ビットサンプリング...................................................................................... 10-44■必要な設定 ............................................................................................................. 10-44■[ビットサンプリング]ダイアログ ...................................................................... 10-44

[メイン 1]メニュー ............................................................................................... 10-44[メイン 2]メニュー ............................................................................................... 10-47[文字属性On(Off)]メニュー ............................................................................ 10-48

■表示領域パーツ ...................................................................................................... 10-49配置の注意事項 .......................................................................................................... 10-49[モード表示領域]ダイアログ .............................................................................. 10-49

■ビットサンプリングで有効なデータ表示............................................................... 10-50[サンプルカウント表示]....................................................................................................... 10-50

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[サンプルタイム表示]......................................................................................................... 10-50[サンプル状態表示]....................................................................................................... 10-51

■ビットサンプリングで有効なスイッチ .................................................................. 10-52設定の注意事項 .......................................................................................................... 10-52スイッチの動作とサンプリング表示の関係......................................................... 10-53

■印刷 ........................................................................................................................ 10-54サンプルプリント ...................................................................................................... 10-54リアルタイム印刷 ...................................................................................................... 10-55

■[リレーサンプリング]ダイアログ ...................................................................... 10-56[メイン]メニュー ................................................................................................... 10-56

リレーサンプリング...................................................................................... 10-56■必要な設定 ............................................................................................................. 10-56

[文字属性]メニュー............................................................................................... 10-57[細かい設定]メニュー........................................................................................... 10-57

■表示領域 ................................................................................................................. 10-58■リレーサンプリングで有効なスイッチ .................................................................. 10-58

設定の注意事項 .......................................................................................................... 10-58■リレーモードとリレーサンプリングの相違点........................................................ 10-59

メッセージの表示 ...................................................................................................... 10-59設定方法 ....................................................................................................................... 10-60

アラーム表示................................................................................................. 10-62■必要な設定 ............................................................................................................. 10-62■[アラーム表示]ダイアログ................................................................................. 10-62

[メイン]メニュー ................................................................................................... 10-62[文字属性]メニュー............................................................................................... 10-64

■表示領域 ................................................................................................................. 10-65設定の注意事項 .......................................................................................................... 10-65

■アラーム表示で有効なスイッチ ............................................................................. 10-65設定の注意事項 .......................................................................................................... 10-65

■その他の機能 .......................................................................................................... 10-66■アラーム表示に対応した内部メモリ($s)............................................................. 10-67■アラーム表示の場合のビット指令方法 .................................................................. 10-68

時間表示アイテム ......................................................................................... 10-70設定方法 ....................................................................................................................... 10-70時間表示アイテムの設定例...................................................................................... 10-70

第11章 時間表示 /カレンダ概要 ................................................................................................................. 11-1[時間表示]パーツ ........................................................................................ 11-2

■[時間表示]ダイアログ .......................................................................................... 11-2[メイン]メニュー ..................................................................................................... 11-2[文字属性]メニュー................................................................................................. 11-3

[カレンダ]パーツ ........................................................................................ 11-4■パソコン上での表示 ................................................................................................. 11-4■[カレンダ]ダイアログ .......................................................................................... 11-4

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 11-4[年][月][日][時][分][秒]メニュー ......................................................... 11-4[曜日]メニュー ......................................................................................................... 11-6[曜日メッセージ表示]メニュー .................................................................................... 11-6

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SRAM/時計設定 .............................................................................................. 11-7カレンダメモリ設定........................................................................................ 11-7時間表示フォーマット設定 ............................................................................. 11-8

[時間表示フォーマット設定]ダイアログ ........................................................................ 11-8[時間表示]アイテムの設定例 ................................................................................ 11-9

[カレンダ]データの補正............................................................................ 11-10■読込エリアのビットで補正する場合 ...................................................................... 11-10■マクロで補正する場合 ........................................................................................... 11-11■ローカルメイン画面で補正する場合 ...................................................................... 11-12

第 12章 メモ帳概要 ................................................................................................................. 12-1必要な設定 ...................................................................................................... 12-2[メモ帳]ダイアログ..................................................................................... 12-2表示領域.......................................................................................................... 12-2メモ帳機能で有効なスイッチ ......................................................................... 12-3

■スイッチ設定上の注意点 .......................................................................................... 12-3

メモ帳の使用方法 ........................................................................................... 12-4メモ帳データ格納エリア................................................................................. 12-5

■メモ帳格納エリアサイズ .......................................................................................... 12-5■ RAM保存 ................................................................................................................. 12-5■ CFカード保存 ......................................................................................................... 12-5■ SRAM保存 .............................................................................................................. 12-5

[SRAM/ 時計設定]ダイアログ ............................................................................. 12-5

データ保存のタイミング................................................................................. 12-6■SRAM使用時の注意事項 ......................................................................................... 12-6

システムメモリ($s)...................................................................................... 12-6

第 13章 マクロマクロの注意事項 ........................................................................................... 13-1マクロの起動................................................................................................... 13-2マクロコマンド ............................................................................................... 13-3

■マクロコマンド一覧 ................................................................................................. 13-3■四則演算 ................................................................................................................... 13-4■論理演算 ................................................................................................................... 13-5■統計 .......................................................................................................................... 13-6■ BIT 処理 ................................................................................................................... 13-7■変換 .......................................................................................................................... 13-8■転送 ........................................................................................................................ 13-10■比較 ........................................................................................................................ 13-11■マクロ動作 ............................................................................................................. 13-11■ FROM .................................................................................................................... 13-13

設定箇所 ....................................................................................................................... 13-13■プリンタ ................................................................................................................. 13-14■その他..................................................................................................................... 13-15

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コメント ....................................................................................................................... 13-15輝度調整 ....................................................................................................................... 13-15トレンドサンプリング .............................................................................................. 13-15FA-M3ユーザーログ読込 ......................................................................................... 13-16システムコール .......................................................................................................... 13-17

■間接メモリ指定 ...................................................................................................... 13-28

初期マクロ .................................................................................................... 13-30■必要な設定 ............................................................................................................. 13-30■マクロ設定 ............................................................................................................. 13-30

[全般]メニュー ....................................................................................................... 13-30

グローバルマクロ ......................................................................................... 13-31■必要な設定 ............................................................................................................. 13-31■マクロ設定 ............................................................................................................. 13-31

[全般]メニュー ....................................................................................................... 13-31■マクロの実行 .......................................................................................................... 13-31

イベントタイママクロ .................................................................................. 13-32■必要な設定 ............................................................................................................. 13-32■マクロ設定 ............................................................................................................. 13-32

[イベントタイママクロ]メニュー ........................................................................................ 13-32■注意事項 ................................................................................................................. 13-32

インターバルタイマ...................................................................................... 13-33■必要な設定 ............................................................................................................. 13-34■インターバルタイマ設定 ........................................................................................ 13-34■インターバルタイマ例 ........................................................................................... 13-37

(1)5秒間押し続けないと画面が切り替わらないスイッチ .......................... 13-37(2)グラフィックのONと同時にその絵を移動させる .................................. 13-38

マクロモード................................................................................................. 13-40■必要な設定 ............................................................................................................. 13-40■マクロモード設定................................................................................................... 13-40

第 14章 帳票概要 ................................................................................................................. 14-1帳票の印刷 ...................................................................................................... 14-2

■読込エリアのビット指令 .......................................................................................... 14-2印刷手順 ......................................................................................................................... 14-2

■マクロによる指令..................................................................................................... 14-3印刷手順 ......................................................................................................................... 14-3

印刷された帳票画面について ......................................................................... 14-4

第 15章 印刷概要 ................................................................................................................. 15-1プリンタ設定................................................................................................... 15-2

■メイン....................................................................................................................... 15-2■シリアルポート ................................................................................................................... 15-4

ハードコピー................................................................................................... 15-5サンプルプリント ........................................................................................... 15-5

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帳票印刷.......................................................................................................... 15-5(株)サトー製バーコードプリンタ「MR400」.............................................. 15-6

■メモリカード ............................................................................................................ 15-6■カードスロットのスロットNo.指定とメモリカードのフォーマット...................... 15-6■フォーマットテーブルの種類................................................................................... 15-7

MR400フォーマットテーブル(登録設定).......................................................... 15-7MR400フォーマットテーブル(呼び出し設定).................................................. 15-7

■フォーマットテーブル(登録設定).......................................................................... 15-8設定例 ............................................................................................................................. 15-9

■フォーマットテーブル(呼び出し設定)................................................................. 15-11設定例・1 .................................................................................................................... 15-12設定例・2 .................................................................................................................... 15-12

■マクロ..................................................................................................................... 15-14【MR_REG】................................................................................................................ 15-14【MR_OUT】................................................................................................................ 15-15■バーコードのタイプが「CODE 39」の場合................................................... 15-15

第16章 バーコード概要 ................................................................................................................. 16-1バーコード設定 ............................................................................................... 16-2

■[バーコード設定]ダイアログ ............................................................................... 16-2I/Fメモリ ....................................................................................................................... 16-4

バーコード設定例 ........................................................................................... 16-5配線 ................................................................................................................. 16-6

第 17章 アニメーション(ZM-300シリーズのみ)概要 ................................................................................................................. 17-1アニメーションに必要な設定 ......................................................................... 17-2アニメーションの構造 .................................................................................... 17-3アニメーションの登録 .................................................................................... 17-4

■[アニメーション]エリアについて .................................................................................... 17-4設定方法 ......................................................................................................................... 17-4

■フレーム編集 ............................................................................................................ 17-7■登録した内容をチェックするには ........................................................................... 17-8

[TEST]メニュー ...................................................................................................... 17-8

[アニメーション]ダイアログ ................................................................................... 17-9■[メイン]メニュー ...................................................................................................... 17-9■[アニメーションテーブル]メニュー .................................................................................... 17-12

[表示]について ....................................................................................................... 17-13

アニメーションの注意点............................................................................... 17-16■透過について .......................................................................................................... 17-16

フレームの透過色設定 .............................................................................................. 17-16スクリーンの透過色設定.......................................................................................... 17-17

■レイヤーの構造 ...................................................................................................... 17-18■制限事項 ................................................................................................................. 17-19

アニメーション設定例 .................................................................................. 17-20

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第18章 ビデオ表示(ZM-300の高機能品のみ)概要 ................................................................................................................. 18-1

■ビデオを接続して簡単画像表示 ............................................................................... 18-1■スーパーインポーズ ................................................................................................. 18-2■最大4チャンネルを同時表示可能............................................................................ 18-2■スナップ機能 ............................................................................................................ 18-3■ JPEG表示 ............................................................................................................... 18-4■ダブルクリックによる操作 ...................................................................................... 18-4

ビデオ表示に必要な設定................................................................................. 18-5ビデオ設定 ...................................................................................................... 18-5[ビデオ]ダイアログ ..................................................................................... 18-6

■[メイン]メニュー ................................................................................................. 18-6■[表示]メニュー..................................................................................................... 18-6■[動作]メニュー..................................................................................................... 18-8■[スナップ]メニュー ................................................................................................. 18-11

表示領域について ......................................................................................... 18-13配置時の注意点 .......................................................................................................... 18-13

スイッチ........................................................................................................ 18-13マクロ ........................................................................................................... 18-14

ビデオ画面のデフォルト内容 ................................................................................. 18-14マクロ設定................................................................................................................... 18-15

スーパーインポーズ(オーバーラップ)....................................................... 18-18■設定方法 ................................................................................................................. 18-19■呼出方法 ................................................................................................................. 18-20

通常のオーバーラップと同様の場合 ..................................................................... 18-20ビデオ表示アイテムからの呼出 ............................................................................. 18-20

■注意事項 ................................................................................................................. 18-21

ビデオメニューウィンドウの設定 ................................................................ 18-22■設定手順 ................................................................................................................. 18-22■[ツール]メニューの設定.......................................................................................... 18-23■登録したビデオメニューの確認 ............................................................................. 18-24■呼出方法 ................................................................................................................. 18-24

ビデオ表示をクリック .............................................................................................. 18-24スイッチまたは外部からの指令による呼出......................................................... 18-24

■スーパーインポーズの設定 .................................................................................... 18-24

ビデオ表示の注意点・制限事項.................................................................... 18-25■配置について .......................................................................................................... 18-25

ZM-37*TA(VGAタイプ)の場合 ........................................................................ 18-25ZM-3**SA(SVGAタイプ)の場合 ..................................................................... 18-27

■表示速度について................................................................................................... 18-28VGAタイプ(ZM-37*TA)の場合 ........................................................................ 18-28SVGAタイプ(ZM-3**SA)の場合 ..................................................................... 18-30

■優先順位について................................................................................................... 18-32

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第19章 JPEG表示(ZM-300シリーズのみ)概要 ................................................................................................................. 19-1

■用意したJPEGファイルを簡単表示 ........................................................................ 19-1■ビデオ画像をJPEGファイルとして表示................................................................. 19-2

JPEG表示に必要な設定 .................................................................................. 19-3あらかじめ用意したJPEGファイルを表示する場合 ..................................... 19-4

■表示可能なJPEGファイル ...................................................................................... 19-4■[JPEG表示]ダイアログ ....................................................................................... 19-4■表示領域 ................................................................................................................... 19-5

配置時の注意点 ............................................................................................................ 19-5■スイッチ ................................................................................................................... 19-6■CFカードマネージャー ........................................................................................... 19-6

壁紙として表示する場合................................................................................. 19-7■使用可能なJPEGファイル ...................................................................................... 19-7■[壁紙設定]メニュー([スクリーン設定]ダイアログ)................................................. 19-7■CFカードマネージャー ........................................................................................... 19-8

ビデオ画像を表示する場合 ............................................................................. 19-9■表示可能なJPEGファイル ...................................................................................... 19-9■[JPEG表示]ダイアログ ....................................................................................... 19-9■表示領域 ................................................................................................................... 19-9■スイッチ ................................................................................................................. 19-10

第 20章 音声再生機能概要 ................................................................................................................. 20-1WAVファイルについて ................................................................................... 20-2

■WAVファイルのフォーマット ................................................................................ 20-2■WAVファイル名 ...................................................................................................... 20-2■WAVフォルダ ......................................................................................................... 20-2

音声アイテム................................................................................................... 20-3■必要な設定 ............................................................................................................... 20-3■音声ダイアログ ........................................................................................................ 20-3

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 20-3[再生シーケンス]メニュー .................................................................................... 20-4[詳細]メニュー ......................................................................................................... 20-4

■設定例....................................................................................................................... 20-5[アニメーションテーブル]メニュー ........................................................................................ 20-6

アニメーションとリンクしてWAVファイルを再生する ............................... 20-6■必要な設定 ............................................................................................................... 20-6■アニメーションダイアログ ...................................................................................... 20-6

[メイン]メニュー ..................................................................................................... 20-6

サンプリングとリンクしてWAVファイルを再生する ................................... 20-7■必要な設定 ............................................................................................................... 20-7■バッファリングエリア設定 ...................................................................................... 20-7■メッセージ編集 ........................................................................................................ 20-8

音声設定.......................................................................................................... 20-9音声情報の出力($s)...................................................................................... 20-9

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WAVファイルをCFカードに保存する ......................................................... 20-10■CF カード設定 ....................................................................................................... 20-10■CFカードへの保存 ................................................................................................ 20-10

第 21章 レシピ機能レシピ機能とは? ............................................................................................. 21-1種類 ................................................................................................................. 21-1

■CFカードによるレシピ機能(ZM-300シリーズのみ).................................................. 21-1■メモリマネージャ機能 ............................................................................................. 21-2■SRAMの不揮発性メモリ($L/$LD)によるデータ管理 ......................................... 21-2■ FROM領域を使ったバックアップ機能 ................................................................... 21-2

第 22章 データロギング概要 ................................................................................................................. 22-1格納先について ............................................................................................... 22-2

■種類 .......................................................................................................................... 22-2■認識方法について..................................................................................................... 22-3

設定項目について ........................................................................................................ 22-4

CFカードおよびSRAM領域について ............................................................ 22-5■CFカードの場合...................................................................................................... 22-5

メモリ容量..................................................................................................................... 22-5寿命について ................................................................................................................ 22-5

■SRAMまたはSRAMカセット................................................................................. 22-5メモリ容量..................................................................................................................... 22-5寿命について ................................................................................................................ 22-6

■SRAMメモリカード ................................................................................................ 22-6メモリ容量..................................................................................................................... 22-6寿命について ................................................................................................................ 22-6

■ファイルサイズの計算方法 ...................................................................................... 22-6

CFカードに格納する場合 ............................................................................... 22-7■設定手順 ................................................................................................................... 22-7■バッファリングエリア設定とメモリカード設定 ...................................................... 22-7■キャッシュの設定..................................................................................................... 22-8■ ZMシリーズ本体での設定・取込手順 ........................................................................... 22-8

注意 ................................................................................................................................. 22-8フォーマットについて ................................................................................................ 22-8

■データの取り込み..................................................................................................... 22-9マクロを使用する場合 ................................................................................................ 22-9メモリカードエディタを使用する場合 ................................................................... 22-9

内蔵SRAMまたはSRAMカセットに格納する場合 ..................................... 22-10■設定手順 ................................................................................................................. 22-10■バッファリングエリア設定とメモリカード設定 .................................................... 22-10■内蔵SRAMまたはSRAMカセットのフォーマット .............................................. 22-11

1回目:初期フォーマット ....................................................................................... 22-112回目:メモリカードモードでのフォーマット.................................................. 22-11

■ZMシリーズ本体での設定・取込手順 ......................................................................... 22-12注意 ............................................................................................................................... 22-12

■データの取り込み................................................................................................... 22-12

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ZM-1RECに格納する場合 ............................................................................. 22-13■設定手順 ................................................................................................................. 22-13■バッファリングエリア設定とメモリカード設定 .................................................... 22-13■メモリカードモード ............................................................................................... 22-14■ ZMシリーズ本体での設定・取込手順 ......................................................................... 22-14

注意 ............................................................................................................................... 22-14■データの取り込み................................................................................................... 22-15

第 23章 CFカード(ZM-300シリーズ用)概要 ................................................................................................................. 23-1

■接続 .......................................................................................................................... 23-1■機能 .......................................................................................................................... 23-2

CFカード機能を使用する前に ........................................................................ 23-7■推奨CFカード ......................................................................................................... 23-7■必要な環境 ............................................................................................................... 23-7

パソコンに接続する場合............................................................................................ 23-7ZM-300シリーズに接続する場合 ................................................................................... 23-7

■注意事項 ................................................................................................................... 23-8

CFカードの内容.............................................................................................. 23-9■アクセスフォルダ名の設定 ...................................................................................... 23-9

複数の画面データの保存............................................................................... 23-10■パソコン→CFカードへの書き込み ....................................................................... 23-10■CF→パソコンへの読み出し.................................................................................. 23-12

画面データの自動アップロード.................................................................... 23-13■パソコン→CFカードへの書き込み ....................................................................... 23-13

CFカード側の格納先................................................................................................. 23-13■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-14

書き込み時の注意 ...................................................................................................... 23-14

サンプリングデータの保存(データロギング)............................................ 23-15■画面データファイルの設定 .................................................................................... 23-15

設定項目 ....................................................................................................................... 23-15使用可能なマクロコマンド...................................................................................... 23-16

■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-17注意 ............................................................................................................................... 23-17

■キャッシュについて ............................................................................................... 23-18キャッシュ機能 .......................................................................................................... 23-18キャッシュサイズの調整.......................................................................................... 23-18キャッシュの動作 ...................................................................................................... 23-19アラームサンプルの場合.......................................................................................... 23-19CFカードへの出力条件 ............................................................................................ 23-20

■パソコンへの取り込み方法 .................................................................................... 23-20CSVファイルを作成する場合 ................................................................................. 23-20メモリカードエディタを使用する場合 ................................................................. 23-20

レシピデータの転送...................................................................................... 23-21■CFカード→ZM-300シリーズ ..................................................................................... 23-21

CSVファイルの内容を全て取り込む .................................................................... 23-21CSVファイルの内容の一部を取り込む ................................................................ 23-22

■CFカード←ZM-300シリーズ ..................................................................................... 23-24

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メモリマネージャ機能によるレシピデータの転送 ....................................... 23-25■画面データファイルの設定 .................................................................................... 23-25■ ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-25

CFカード側の格納先................................................................................................. 23-25■パソコンへの取り込み方法 .................................................................................... 23-26

パターン(ビットマップ)ファイルの格納.................................................. 23-27■画面データファイルの設定 .................................................................................... 23-27■CFカードへの取り込み手順.................................................................................. 23-27

CFカード側の格納先................................................................................................. 23-28■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-28

JPEGデータの格納 ....................................................................................... 23-29■画面データファイルの設定 .................................................................................... 23-29

[JPEG]フォルダ .................................................................................................... 23-29JPEGファイル名........................................................................................................ 23-29

■CFカードへの取り込み手順.................................................................................. 23-29CFカード側の格納先................................................................................................. 23-30

■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-30

ビデオ画像の保存 ......................................................................................... 23-31■CFカード側の格納先 ............................................................................................ 23-31

ハードコピーイメージの保存 ....................................................................... 23-31■使用可能なマクロコマンド .................................................................................... 23-31

メモ帳データのバックアップ ....................................................................... 23-32■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-32

保存のタイミング ...................................................................................................... 23-32■CFカード側の格納先 ............................................................................................ 23-32

ゴシックフォントの格納............................................................................... 23-33■画面データファイルの設定 .................................................................................... 23-33■CFカードへの取り込み手順.................................................................................. 23-33

CFカード側の格納先................................................................................................. 23-35■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-35

多言語表示切換 ............................................................................................. 23-36■画面データファイルの設定 .................................................................................... 23-36

設定項目 ....................................................................................................................... 23-36使用可能なマクロコマンド...................................................................................... 23-36

■CFカードへの取り込み手順.................................................................................. 23-37CFカード側の格納先................................................................................................. 23-38

■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-38

音声(WAV)ファイルの格納 ...................................................................... 23-39■画面データファイルの設定 .................................................................................... 23-39

[WAV]フォルダ ..................................................................................................... 23-39WAVファイル名......................................................................................................... 23-39

■CFカードへの取り込み手順.................................................................................. 23-39CFカード側の格納先................................................................................................. 23-40

■ZM-300本体の動作................................................................................................ 23-40

SRAMデータのバックアップ........................................................................ 23-40Webサーバ .................................................................................................... 23-40アトリビュートテーブル............................................................................... 23-41

■アトリビュートテーブルウィンドウ ...................................................................... 23-41起動 ............................................................................................................................... 23-41終了 ............................................................................................................................... 23-41

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■[SMPL_CSV]の場合 .......................................................................................... 23-42設定を確認/変更するには ...................................................................................... 23-42CSVファイル例.......................................................................................................... 23-45

■[LD_RECIPE/LD_RECIPESEL/SV_RECIPE]の場合 ........................................ 23-46登録数について .......................................................................................................... 23-47設定を確認/変更するには ...................................................................................... 23-48

CFカードマネージャー ................................................................................. 23-49■起動と終了 ............................................................................................................. 23-49

起動 ............................................................................................................................... 23-49終了 ............................................................................................................................... 23-49

■CFカードへの書き込み ......................................................................................... 23-50■CFカード内ファイル(BINファイル)の変換 ..................................................... 23-51

BINファイルのプロパティ ....................................................................................... 23-52■その他の機能 .......................................................................................................... 23-53

CFカードコピー ......................................................................................................... 23-53CFカードのバックアップ ........................................................................................ 23-54

CFカードの状態を確認するには($s)......................................................... 23-55■一覧 ........................................................................................................................ 23-55■詳細 ........................................................................................................................ 23-55

第 24章 SRAM概要 ................................................................................................................. 24-1SRAM使用可能機種 ........................................................................................ 24-2SRAM設定手順 ............................................................................................... 24-2SRAMメモリ容量............................................................................................ 24-3

■SRAM領域の内容.................................................................................................... 24-3機能別最大使用可能サイズ........................................................................................ 24-3サイズ計算方法 ............................................................................................................ 24-4

■寿命について ............................................................................................................ 24-5

SRAMの初期フォーマット ............................................................................. 24-5各機能の設定................................................................................................... 24-6

■[SRAM/時計設定]ダイアログ .............................................................................. 24-6■メモリカードエミュレートエリア ........................................................................... 24-7

電源ダウン時のデータの保護について ................................................................... 24-7メモリカードエディタ(別売)の使用について .................................................. 24-7

■メモ帳格納エリア..................................................................................................... 24-7保存のタイミング ........................................................................................................ 24-7システムメモリ($s)について .............................................................................. 24-7電源ダウン時の注意事項............................................................................................ 24-8

■不揮発性メモリ(ワード)/(ダブルワード).......................................................... 24-8ワードとダブルワードの違い ................................................................................... 24-8不揮発性メモリの設定 ................................................................................................ 24-8システムメモリ($s)について .............................................................................. 24-8電源ダウン時のデータの保護について ................................................................... 24-9

ZMシリーズ本体上に出るエラーについて ............................................................ 24-9

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第25章 メモリカードモードメモリカードモードの概要 ............................................................................. 25-2

■メモリマネージャ機能 ............................................................................................. 25-2■データロギング機能 ................................................................................................. 25-3■メモリカードエディタについて ............................................................................... 25-4

格納先の認識方法について ............................................................................. 25-5■メモリマネージャ機能の場合................................................................................... 25-5■データロギング機能の場合 ...................................................................................... 25-6■設定項目について..................................................................................................... 25-6

モジュラージャック .................................................................................................... 25-6SRAM/時計設定 .......................................................................................................... 25-6バッファリングエリア設定........................................................................................ 25-6

SRAMおよびCFカード領域について ............................................................ 25-7■SRAMまたはSRAMカセット................................................................................. 25-7

メモリ容量..................................................................................................................... 25-7寿命について ................................................................................................................ 25-7

■SRAMメモリカード ................................................................................................ 25-8メモリ容量..................................................................................................................... 25-8寿命について ................................................................................................................ 25-8

■CFカードの場合...................................................................................................... 25-8メモリ容量..................................................................................................................... 25-8寿命について ................................................................................................................ 25-8

■ファイルサイズの計算方法 ...................................................................................... 25-9

メモリカードエミュレートエリアのマップ.................................................... 25-9メモリカードモードの設定手順.................................................................... 25-10メモリカード設定 ......................................................................................... 25-11

■[メモリカード]ダイアログ................................................................................. 25-11■メモリカード設定例 ............................................................................................... 25-15

メモリカードモード...................................................................................... 25-16■[メモリカード]ダイアログ................................................................................. 25-16

[メイン]メニュー ................................................................................................... 25-16[文字属性]メニュー............................................................................................... 25-18

■表示領域パーツについて ........................................................................................ 25-18設定上の注意点 .......................................................................................................... 25-18表示領域の機能 .......................................................................................................... 25-18

■メモリマネージャ機能で有効なデータ表示について............................................. 25-19[メモリカードNo][メモリカードファイルNo][メモリカードレコードNo]....................................... 25-19[メモリカードカード名][メモリカードファイル名][メモリカードレコード名]................................... 25-20

■メモリマネージャ機能で有効なスイッチについて ................................................ 25-20スイッチの設定手順 .................................................................................................. 25-20スイッチ設定上の注意点.......................................................................................... 25-21スイッチの動作例 ...................................................................................................... 25-22

■入力キー(入力モード)の設定 ............................................................................. 25-23マルチオーバーラップ上に設定する場合............................................................. 25-23コールオーバーラップ上に設定する場合............................................................. 25-25ノーマルオーバーラップ上に設定する場合......................................................... 25-26ベースに設定する場合 .............................................................................................. 25-27

ZMシリーズ本体での設定・取込手順 ................................................................. 25-27

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第26章 Ethernet機能概要 ................................................................................................................. 26-1

■画面転送 ................................................................................................................... 26-1■PLC、他のZMシリーズとのEthernet 通信................................................................... 26-2...................................................................................................................................... 26-2■ E-Mail 送信 ............................................................................................................... 26-3■Web サーバ .............................................................................................................. 26-4

第 27章 E-Mail 送信概要 ................................................................................................................. 27-1必要な設定 ...................................................................................................... 27-2I/Pアドレス /ゲートウェイ設定 ...................................................................... 27-2

■ネットワークテーブルを使用する場合 .................................................................... 27-2■ネットワークテーブル未使用の場合 ........................................................................ 27-2

E-Mail設定....................................................................................................... 27-3E-Mail送付先設定 ............................................................................................ 27-4

■バッファリングエリア設定 ...................................................................................... 27-4■送付先メールアドレス ............................................................................................. 27-4

メッセージ編集 ............................................................................................... 27-5システムメモリ($s)...................................................................................... 27-5

第 28章 Webサーバ概要 ................................................................................................................. 28-1注意事項.......................................................................................................... 28-4

■ブラウザ設定 ............................................................................................................ 28-4■Webサーバで使用できるファイル一覧................................................................... 28-5

表形式データ表示のモニタ ............................................................................. 28-6■SHTファイルの作成................................................................................................ 28-6

手順 ................................................................................................................................. 28-6■CFカードへの保存 .................................................................................................. 28-8

CFカードマネージャーを使用する場合 ................................................................. 28-8エクスプローラを使用する場合 ............................................................................... 28-9

■Webブラウザからアクセスする ........................................................................... 28-10

メモリアクセス ............................................................................................. 28-11■メモリアクセスの流れ ........................................................................................... 28-11■CGI関数(MemAcs.cgi)....................................................................................... 28-11■メモリアクセスのパラメータ一覧 ......................................................................... 28-12■メモリアクセス例................................................................................................... 28-13

HTMファイルの作成................................................................................................. 28-13CFカードに保存する................................................................................................. 28-14Webブラウザからアクセスする............................................................................. 28-14

JPEGファイル表示 ....................................................................................... 28-16■HTMファイルを使用しない場合 ........................................................................... 28-16■HTMファイルを使用する場合............................................................................... 28-17

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HTMファイルの作成................................................................................................. 28-17CFカードに保存する................................................................................................. 28-18Webブラウザからアクセスする............................................................................. 28-18

第29章 言語切換概要 ................................................................................................................. 29-1

■多言語切換(ZM-300シリーズの場合).......................................................................... 29-1■表示文字切換(ZMシリーズ)........................................................................................ 29-2■多言語画面(ZM-42~ 82シリーズの場合)................................................................... 29-2

言語切換の種類とフォント ............................................................................. 29-3■ZM-300シリース(゙RUN中切換).................................................................................... 29-3

CFカードを使用する場合(多言語切換)............................................................... 29-3CFカードを使用しない場合(表示文字切換)....................................................... 29-3

■ZM-42~ 82シリーズ .................................................................................................... 29-3RUN中に切り換える場合(表示文字切換)............................................................ 29-3画面データを入れ替える場合(多言語画面)........................................................ 29-3

設定方法.......................................................................................................... 29-4■多言語切換(ZM-300シリーズ)の場合 ........................................................................ 29-4■表示文字切換(ZMシリーズ)の場合............................................................................ 29-5■多言語画面(ZM-42~ 82シリーズ)の場合 ................................................................. 29-5

多言語切換 ...................................................................................................... 29-6■フォント設定 ............................................................................................................ 29-6■第 1 言語編集 ............................................................................................................ 29-7■多言語編集 ............................................................................................................... 29-7

多言語ウィンドウで行う場合 ................................................................................... 29-7CSVファイルで編集する場合 ................................................................................. 29-10

■確認方法 ................................................................................................................. 29-13確認手順 ....................................................................................................................... 29-13[言語表示](および言語切換表示)可能項目 ................................................... 29-13

■マクロコマンド[CHG_LANG]............................................................................. 29-14■CFカードマネージャー ......................................................................................... 29-15

カードへの格納方法 .................................................................................................. 29-15カード内の構造 .......................................................................................................... 29-16

■ゴシック・英語 /西欧ゴシック・英語 /西欧明朝を使う場合 ....................................... 29-17手動フォント設定について...................................................................................... 29-17自動フォントについて .............................................................................................. 29-18

表示文字切換................................................................................................. 29-19■フォント設定 .......................................................................................................... 29-19■第 1 言語編集 .......................................................................................................... 29-20■第 2言語以降の編集 ............................................................................................... 29-20■確認方法 ................................................................................................................. 29-20

確認手順 ....................................................................................................................... 29-20[言語表示](および言語切換表示)可能項目 ................................................... 29-20

■マクロコマンド[CHG_LANG]............................................................................. 29-20

多言語画面 .................................................................................................... 29-21■編集方法 ................................................................................................................. 29-21

データの入替方法 ...................................................................................................... 29-21

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付録1 内部メモリ■メモリタイプ ..........................................................................................................付 1-1■システムメモリ ......................................................................................................付 1-2

付録2 処理サイクル ......................................................... 付 2-1【処理サイクル】................................................................................................................. 付 2-1

■ZMシリーズの処理動作...............................................................................................付 2-2■ 1サイクルの処理 ...................................................................................................付 2-4

通信が遅いとき ............................................................................................ 付 2-5■画面作成上の方法...................................................................................................付 2-5■その他.....................................................................................................................付 2-6

付録3 エラーZMシリーズ本体上に出るエラー ....................................................................... 付 3-1

■通信エラー .............................................................................................................付 3-1ネットワークエラーメッセージ ............................................................................. 付 3-3

■チェック .................................................................................................................付 3-6エラー内容と対処方法 .............................................................................................. 付 3-6

■Warning ...............................................................................................................付 3-14■SYSTEM ERROR ................................................................................................付 3-15■タッチスイッチが動作しています .......................................................................付 3-15

画面作成中に パソコン上に出るエラー ..................................................... 付 3-16エラーチェック .......................................................................................... 付 3-16

索 引

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・CD-ROM ・取扱説明書(機能編) ・取扱説明書(操作編) ・ユーザー登録ハガキ

1枚 1冊 1冊 1枚

概   要画面作成ソフトZM-71Sは、液晶コントロールターミナルZM-300シリーズ、および従来機種のZM-42/52/62/72/82シリーズ等の画面作成用ソフトウェアです。なお、上記ZMシリーズとのシステム構成などの詳細は、ZMシリーズのユーザーズマニュアル/取扱説明書を参照願います。

■ パソコンの動作環境  本ソフトは下記の動作環境を備えているパソコンで使用できます。

Pentium II 450MHz 相当以上 推奨

最小稼働メモリ64MB以上

解像度800×600以上 推奨

1台

1ポート以上

Windows95/98/Me/NT Ver.4.0/2000/XP

Microsoftマウスまたは互換性のあるポインティングデバイス (キーボードのみの操作も可能)

コンピュータ本体

メモリ

ハードディスク容量

ディスプレイ

CD-ROMドライブ

RS-232Cポート

項   目 仕     様

オペレーティング システム

マウス

空き容量 約460Mバイト以上 (最小インストール時:約105Mバイト)

■ 製品構成

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アプリケーション・ソフトをパソコンに組み込んで使用できる状態にすることを「セットアップ」と

いいます。画面作成ソフトZM-71Sのセットアップ手順を説明します。

なお、ZM-71SはWindows 95/98/Me/NT Ver.4.0/2000/XPで動作します。

1.Windows 95/98/Me/NT Ver.4.0/2000/XPを起動して、ZM-71SのCD-ROMをパソコンのCD-

ROMドライブにセットします。

2.デスクトップの[マイコンピュータ]アイコ

  ンをダブルクリックして開きます。

3.CD-ROMをセットしたCD-ROMドライブの

  アイコンをダブルクリックして開きます。

4.「setup.exe」をダブルクリックします。

  セットアッププログラムが起動し、次のダイアログボックスが表示されます。

  セットアップ準備が完了すると、以下、表示されるダイアログボックスの指示に従ってセット

  アップしてください。

ラベル面を上にして CD-ROMをセットする

■ セットアップ

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システム設定システム設定システム設定システム設定システム設定システム設定システム設定システム設定システム設定システム設定

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1-1

第1章 システム設定

1

システム設定の内容

PLCタイプ設定�

通信パラメータ設定�

編集機種選択�

本体設定�

フォント設定�

モジュラージャック�

ファンクションスイッチ設定�

バッファリングエリア設定�

メモリカード設定�

CFカード設定�

プリンタ設定�

ビデオ設定�

音声設定�

バーコード設定�

ZM-Link設定�

マクロ設定�

時間表示フォーマット設定�

SRAM/時計設定�

アトリビュートテーブル�

MR400フォーマットテーブル�

PLC2Way設定�

ネットワークテーブル設定�

ZMシリーズの接続先PLC機種を選択する�

通信に必要なパラメータ設定を行う�

ZMシリーズの機種を選択する�

バックライト、ブザーなど本体の設定を行う�

ZMシリーズに表示するフォントなどを設定する�

モジュラージャックの設定を行う�

各画面共通のファンクションスイッチを設定する�

バッファリングエリアを設定する�

メモリカードエミュレート用の設定を行う�

CFカードに関する設定を行う�

プリンタに関する設定を行う�

ビデオ表示に関する設定を行う�

音声出力機能に関する設定を行う�

バーコードリーダーの接続に必要な設定を行う�

ZM-Linkに関する設定を行う�

マクロに関する設定を行う�

時間表示のフォーマットを設定する�

SRAMカセットに関する設定を行う�

CFカード使用時に必要に応じて設定する�

MR400を使用する際に必要となる設定�

PLC2Way機能を使用する際に設定する�

Ethernet/OMRON CS1 DNAで有効な設定�

本章�

P1-3�

P1-3�

P1-15�

P1-16�

P1-21�

P1-22�

P1-24�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

-�

※1

※1 ZM-42/43/52/62/72/82シリーズにはありません� ※2 ZM-300ユーザーズマニュアル�

項目� 内容�参照先�

詳細�

※2�

※2�

-�

-�

操作編 付1�

-�

-�

第10章�

第25章�

第23章�

第15章�

第18章�

第20章�

第16章�

※2�

第13章�

第11章�

第24章�

第23章�

第15章�

※2�

※2

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

システム設定

システム設定は、ZMシリーズがPLCと通信するために必ず設定しなければならない初期設定項目を含むZM本体の設定や、画面データ全体に関する各種設定など、さまざまな設定項目が存在します。

ZM本体に画面データを転送する前に、必ずシステム設定の内容を確認してく

ださい。

システム設定の内容

設定項目は以下のとおりです。

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第1章 システム設定

1-2

システム設定を行うには

ZM-71S上において[システム設定]メニューをクリックします。各種設定項目が表示されるので、任意の設定をクリックします。

初期設定項目

ZM本体側で、システム設定の内容を変更することはできません。

必ず画面データファイルで設定し、転送することによって対応します。

システム設定において、最初に確認すべき設定項目がいくつかあります。

◎PLCタイプ設定◎通信パラメータ設定([読込エリア][書込エリア]含む)◎編集機種選択◎本体設定◎フォント設定◎モジュラージャック

これらの設定は、ZM本体にデータを転送する前に確認が必要な項目です。

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1-3

第1章 システム設定

1■PLCタイプ設定ZMシリーズの機種によって対応PLC機種は異なります。対応PLC機種について、詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』または『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第5章 転送」を参照してください。

[PLCタイプ設定]において、[汎用シリアル]、ネットワーク対応機種

(Ethernet)を選択した場合、別途専用マニュアルがあります。必ずそれらを

参照してください。

なお、これ以降の内容は[汎用シリアル]および上記ネットワーク対応機種以外のPLCを選択した場合について説明します。

■通信パラメータ設定通信パラメータは、ZMシリーズが相手機器と通信するために必要となる設定を行う場所です。この通信パラメータの設定が間違っていると、ZMシリーズと相手機器が正常に通信できないことがあります。必ず、通信前に通信パラメータの設定内容を確認するようにしてください。

ここでは特に注意すべき項目について説明します。◎[読込エリア](P1-4参照)◎[書込エリア](P1-10参照)◎[カレンダ](P1-14参照)

その他の設定項目について、詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』の「3章 シリアル通信」を参照してください。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-4

◎0~7ビット目(フリー)任意のデータをこのエリアに格納すると、同内容のデータが[書込エリア]n(CFMDAT、P1-10参照)にスクリーンの表示動作終了後に書き込まれます。この仕組みを利用して、ウォッチドッグ、表示スキャンの確認を行うことができます。詳しくは次ページの例題を参照してください。

n RCVDAT サブコマンド/データ

アドレス 名称 内容

n+2

SCRN_COM スクリーン状態指令 n+1

SCRN_No スクリーンNo.指令

読込エリア = ZMシリーズ←PLC

動作

ZMシリーズ←PLC

ZMシリーズ←PLC

[読込エリア]([メイン1]メニュー)PLCからZMシリーズに対して、表示や動作に関する命令を出すエリアです。必ず、最低3ワードを連番で占有します。ZMシリーズは常時、この3ワードを読み込み、その内容に従って表示・動作します。

この内容は、ZMシリーズの内部メモリの$s460~462に常に格納されています。内部メモリ($s)について、詳しくは「付録1 内部メモリ」を参照してください。

◆[読込エリア] n(サブコマンド /データ)

0715 0614 0513 0412 0311 0210 0109 0008

フリー

BZ0([0→1]エッジ)

BZ1([0→1]エッジ)

システム予約(設定[0])

カレンダ設定([0→1]エッジ)

システム予約(設定[0])

00 00 0 0 0 00 0 00 0

割付は以下のとおりです。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM運転画面

A-1 A-2 A-3 A-4 A-5

B-1 B-2 B-3 B-4 B-5

C-1 C-2 C-3 C-4 C-5

D-1 D-2 D-3 D-4 D-5

エラー画面を表示しなさい! (読込エリアより指令を送る)

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEMエラー画面

電源部異常 ただちにユニットの 電源をOFFして下さい

エラー画面に切り替わる

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1-5

第1章 システム設定

1ウォッチドッグ

・ PLCとZMシリーズが通信している場合、ZMシリーズが正常に通信していても、PLC側では「正常」という情報が確認できません。そこで、[読込エリア]nの0~7ビット内のデータを強制的に変更し、[書込エリア]nの0~7ビット内に同じ内容が格納されることを確認すれば、ZMシリーズは正常にPLCと通信している、ということが確認できます。この確認動作を「ウォッチドッグ」と呼びます。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM運転画面

A-1 A-2 A-3 A-4 A-5

B-1 B-2 B-3 B-4 B-5

C-1 C-2 C-3 C-4 C-5

D-1 D-2 D-3 D-4 D-5

[読込エリア]n データ変更 (0~7ビット)

[書込エリア]n データ変化 (0~7ビット)

・[読込エリア]nの0~7ビット内の任意データを、PLC側で一定周期(例:約20秒間)でセットした後、[書込エリア]nの0~7ビット内の内容と比較します。[読込エリア]n(0~7ビット)=[書込エリア]n(0~7ビット)であれば、ZMシリーズは正常に動作(通信)していることが確認できたことになります。

表示スキャン確認

PLCから任意のデータを[読込エリア]nの0~7ビット内に格納すると、スクリーンの表示動作終了後に、[書込エリア]nの0~7ビット内に同データを書き込みます。そこで、スクリーンのグラフィック表示などで描画変化指令を出す時に、[読込エリア]nの0~7ビット内のデータも強制的に変更すれば、[読込エリア]n(0~7ビット)=[書込エリア]n(0~7ビット)となった時点で、グラフィック表示も正常に終了している、ということが確認できます。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM運転画面

A-1 A-2 A-3 A-4 A-5

B-1 B-2 B-3 B-4 B-5

C-1 C-2 C-3 C-4 C-5

D-1 D-2 D-3 D-4 D-5

[読込エリア]n データ変更 (0~7ビット)

[書込エリア]n データ (0~7ビット)

+ [A-1]~[A-5]ON表示指令

[A-1]~[A-5]ON表示 正常終了

= [読込エリア]n データ (0~7ビット)

◎8、9ビット目(ブザー)BZ0:[0→1]のエッジで、ワンショットブザーが鳴ります。(ピーッ)BZ1:[0→1]のエッジで、エラーブザーが鳴ります。(ピピピッ)

◎10ビット目(システム予約)現在使用しないエリアなので、必ず[0]に設定します。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-6

◎11ビット目(カレンダ設定)

ZM-300シリーズの内蔵時計、またはZM-43/52/62/72/82シリーズのSRAMカセット

内蔵時計(ZM-43SM/80SM)、ハンディタイプの内蔵時計などを利用する場

合、このビットは無効です。

(内蔵時計について、詳しくは「第24章 SRAM」を参照してください。)

内蔵時計を使わない場合、接続先のPLCがカレンダを内蔵しているかどうかで、このビットの使い方が異なります。

〈カレンダ内蔵のPLCと接続している場合〉カレンダ内蔵のPLCと接続した場合、PLCとの接続時のカレンダデータを自動的に読み込みます。また、カレンダの補正のため、「1回 /1日」のタイミングでPLCのカレンダ情報を読み込み、自動更新します。自動更新のタイミング以外に、PLCからのカレンダのデータを強制的に取り込む場合、この11ビット目の[0→1]のエッジによって、取り込みます。PLC側のカレンダを変更した際などに利用します。

〈カレンダの内蔵されていないPLCと接続している場合〉[通信パラメータ]の[カレンダ]メモリを使って、擬似的にカレンダ領域を設定し、このビットと合わせて利用します。詳しくはP1-14を参照してください。

◎14、15ビット目(システム予約)現在使用しないエリアなので、必ず[0]に設定します。

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1-7

第1章 システム設定

1

◎0~2ビット目(オーバーラップ0~2)(ノーマルオーバーラップ、コールオーバーラップの場合)0~2の各ビットがオーバラップ0~2に対応し、ビットの[0→1]で表示、[1→0]非表示動作となり、オーバーラップ画面の表示 /非表示を制御できます。

(マルチオーバーラップの場合)マルチオーバーラップの[メモリ]を使用してマルチオーバーラップNo.指定を行い、これらのビットの[1](レベル)によってオーバーラップが表示、[0](レベル)によってオーバーラップが消えます。

◎3~7ビット目(システム予約)現在使用しないエリアなので、必ず[0]に設定します。

◎8ビット目(グローバルマクロ実行)このビットの[0→1]のエッジで、[マクロブロック編集]で設定したマクロを1回実行します。対象となるマクロブロックNo.は、[システム設定]の[マクロ設定]の[グローバルマクロメモリ]で設定したメモリから指定します。(「第13章 マクロ」参照)

◎9ビット目(帳票出力)帳票機能を設定した場合に有効となります。このビットの[0→1]のエッジで、帳票ページをプリントアウトします。詳しくは「第14章 帳票」を参照してください。

◎10ビット目(画面ハードコピー)プリンタが接続されている場合に有効となります。このビットの[0→1]のエッジで、ZMシリーズの画面のプリントアウトが開始されます。なお、ハードコピーは、[機能:ハードコピー]スイッチで内部的に処理することも可能です。詳しくは「第15章 印刷」を参照してください。

◆[読込エリア] n+1(スクリーン状態指令)

0715 0614 0513 0412 0311 0210 0109 00080 0 0 0 0

オーバーラップ0

グローバルマクロ実行([0→1]エッジ)

帳票出力([0→1]エッジ)

システム予約(設定[0])

画面ハードコピー([0→1]エッジ)

バックライト(レベル)

スクリーン内部切り替え(レベル)

アナログRGB入力

オーバーラップ1

オーバーラップ2

スクリーン強制切り替え([0→1]エッジ)

データ読込リフレッシュ([0→1]エッジ)

例外として、[レベル]ではなく[エッジ]で認識するケースがあります。詳しくは『第2章 オーバーラップ』P2-13を参照してください。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-8

◎11ビット目(バックライト)[システム設定]の[本体設定]の[バックライト]メニューで、[動作]を[自動1]もしくは[自動2]に設定した場合に、このビットが有効となります。このビットが[1](ONレベル)の時、バックライトは常に点灯します。一方、このビットが[0](OFFレベル)の時には、[自動1]、[自動2]それぞれの条件が成立した時に、バックライトが消えます。詳しくはP1-16を参照してください。

◎12ビット目(アナログRGB入力)詳しくは別途『EU-01取扱説明書』を参照してください。

◎13ビット目(スクリーン内部切り替え)内部スイッチによるスクリーン切り替えを制御する為のビットです。[0]:内部スイッチによるスクリーン切り替えを有効にします。[1]:内部スイッチによるスクリーン切り替えを禁止します。

※この場合の内部スイッチとは、[機能]が[スクリーン]または[リターン]などに設定されて

いるスイッチのことを指します。

◎14ビット目(スクリーン強制切り替え)PLCからスクリーンNo.を指定して画面変更を行う場合で、指定するスクリーンNo.が前に指定したNo.と同じ場合にこのビットを利用します。最初にPLCからスクリーンNo.を指定して画面を変更し、その後、内部スイッチによってスクリーンを切り替えた後、再度、最初にPLCから切り替えたスクリーンに外部指令で戻ろうとした際、外部スクリーンNo.指令のエリア([読込エリア]n+2、後述参照)に、一番最初のスクリーンNo.が格納されたままなので、再指令が無効になります。このような場合に、この14ビット目の[0→1]のエッジによって、読み込みエリアn+2に格納されているスクリーンNo.に強制的に戻ります。

09002

読込エリアn+2  =外部スクリーン指令

09004

09000

5

スクリーンNo. 5

No. 2

スクリーンNo. 2

No. 2

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

内部で画面を切り替えている間は 読込エリアn+2の内容は「5」のまま

再度スクリーンNo. 5に外部指令で戻る 場合は読込エリアn+1の14ビット目を [0→1]に立てる

0 0 0 5

090000900209004

スクリーン強制切り替え(14ビット目)

スクリーンNo. 5

No. 2

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1-9

第1章 システム設定

1

0715 0614 0513 0412 0311 0210 0109 00080 0 0

スクリーンNo.

システム予約(設定[0])

◎0~12ビット目(スクリーンNo.指令)表示するスクリーンNo.を指定します。内部スイッチによってスクリーンを切り替えた場合でも、その後、この外部指令のエリアを使って、PLCからスクリーンを切り替えることが可能です。外部指令による変更が優先されます。

注意

PLCと通信開始時、この[読込エリア]n+2に、液晶コントロールターミナル上に存在しないスクリーンNo.の値が入っている場合、液晶コントロールターミナル上に以下のような「スクリーンNo.異常」というエラーが出て、正常に画面表示しません。

必ず、PLCとの通信前に[読込エリア]n+2の値を確認し、最初に表示させたいスクリーンNo.を入れてください。

◎13~15ビット目(システム予約)現在使用しないエリアなので、必ず[0]に設定します。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

チェック

スクリーンNo異常

◎15ビット目(データ読み込みリフレッシュ)このビットの[0→1]のエッジによって、スクリーンに表示しているデータ内容をすべて高速で再表示します。(データ表示の[処理サイクル]を[低速]に設定した場合でも同様です。[処理サイクル]については「付録2 処理サイクル」を参照してください。)

◆[読込エリア] n+2(スクリーンNo.指令)

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-10

[書込エリア]([メイン1]メニュー)ZMシリーズが表示しているスクリーンNo.やオーバーラップ、ブザーの状態など、[読込エリア]およびZM本体の表示・動作状態を書き込む領域です。3ワードを連番で占有します。ZMシリーズは、PLCと通信中は常にこの3ワードに情報を書き込みます。

n CFMDAT 読込エリア n の内容と同じ

アドレス 名称 内容

n+2

SCRN_COM スクリーン状態 n+1

SCRN_No 表示スクリーンNo.

書込エリア = ZMシリーズ→PLC

動作

ZMシリーズ→PLC

ZMシリーズ→PLC

この内容は、ZMシリーズの内部メモリの$s464~466に常に格納されています。内部メモリ($s)について、詳しくは「付録1 内部メモリ」を参照してください。

◆[書込エリア] n([読込エリア]nの結果が出力する)ZMシリーズが表示動作を終了した時点で、[読込エリア]n(サブコマンド /データ)の内容をPLCに書き込みます。

0715 0614 0513 0412 0311 0210 0109 0008

フリー

BZ0

BZ1

システム予約(設定[0])

カレンダ設定

システム予約(設定[0])

00 00 0 0 0 00 0 00 0

割付は以下のとおりです。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM運転画面

A-1 A-2 A-3 A-4 A-5

B-1 B-2 B-3 B-4 B-5

C-1 C-2 C-3 C-4 C-5

D-1 D-2 D-3 D-4 D-5

バックライトOFFです! (書込エリアに本体の状態を送る)

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

一定時間画面にさわらずに いたのでバックライトOFF

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1-11

第1章 システム設定

1

◎0~2ビット目(オーバーラップ0~2)各オーバーラップの状態を書き込みます。ZMシリーズ上にオーバーラップ0~2のうちの何れかが表示しているならば[1](ON)、表示していなければ[0](OFF)を表します。

例)[読込エリア]n+1のオーバーラップ表示指令ビット(0~2ビット目)によってオーバーラップを外部から表示させた場合、[書込エリア]のこのビットは[1]になります。[機能:オーバーラップ=ON]スイッチによって、内部的にオーバーラップを表示し、[読込エリア]n+1のビットは[0]であっても、このビットは[1]となります。

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

画面  変更

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更 09002

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1

読込エリアn+1から外部指令しても...

画面上のスイッチで内部指令しても...

画面にオーバーラップが表示されると 書込エリアn+1の0~2ビット目がONする

(書込エリア n+1)

0715 0614 0513 0412 0311 0210 0109 00080 0 0 00

オーバーラップ0

グローバルマクロ実行

シリアル増設I/O

プリンタビジィ

システム予約(設定[0])

プリントデータ送信中

バックライト

スクリーン内部切り替え

システム予約(設定[0])

オーバーラップ1

オーバーラップ2

スクリーン強制切り替え

データ読込リフレッシュ

◆[書込エリア] n+1(スクリーン状態)ZMシリーズが表示しているスクリーンの状態を書き込むエリアです。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-12

◎3~6ビット目、12ビット目(システム予約)現在使用していないので、必ず[0]に設定します。

◎7ビット目(シリアル増設 I/O) ZMシリーズに接続しているシリアル増設 I/O(ZM-322ME)の状態を書き込みます。このビットが[0]の時「正常」、[1]の時「異常」を表します。

◎8ビット目(グローバルマクロ実行)[読込エリア]n+1の8ビット目「グローバルマクロ実行」指令のビットの状態を書き込みます。[読込エリア]のビットが[1](ON)の時は[1]、[0](OFF)の時は[0]を表します。

◎9ビット目(プリンタビジィ)ZMシリーズに接続しているプリンタの状態を書き込みます。このビットが[0]の時ノットビジィ状態を、[1]の時ビジィ状態を表します。

◎10ビット目(プリントデータ送信中)ハードコピーまたはサンプルプリントや帳票など、プリント指令が実行された後、このビットにプリントデータの送信状態が書き込まれます。プリントデータ送信開始で[0]→[1]を、送信終了で[1]→[0]を書き込みます。

9ビット目、10ビット目の内容は、内部メモリ$s16にも出力されます。内部メモリ($s)について、詳しくは「付録1 内部メモリ」を参照してください。

◎11ビット目(バックライト)バックライトのON/OFF状態を書き込みます。ZMシリーズのバックライトが[ON]の時に[1]、OFFの時に[0]を示します。例えば、[読込エリア]n+1の11ビット目(バックライト)がOFFになっていても、バックライトが点灯しているならば、このビットは[1]となります。

11ビット目の内容は、内部メモリ$s17にも出力されます。内部メモリ($s)について、詳しくは「付録1 内部メモリ」を参照してください。

◎13ビット目(スクリーン内部切り替え)[読込エリア]n+1の13ビット目の「スクリーン内部切り替え」指令のビットの状態を書き込みます。[読込エリア]のビットが[1](ON)の時は[1]、[0](OFF)の時は[0]を表します。

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1-13

第1章 システム設定

1◎14ビット目(スクリーン強制切り替え)[読込エリア]n+1の14ビット目の「スクリーン強制切り替え」指令のビットの状態を書き込みます。[読込エリア]のビットが[1](ON)の時[1]を、[0](OFF)の時[0]を表します。

◎15ビット目(データ読み込みリフレッシュ)[読込エリア]n+1の15ビット目の「データ読み込みリフレッシュ」指令のビットの状態を書き込みます。[読込エリア]のビットが[1](ON)の時は[1]、[0](OFF)の時は[0]を表します。

◆[書込エリア] n+2(表示スクリーンNo.)

0715 0614 0513 0412 0311 0210 0109 00080 0 0

スクリーンNo.

システム予約(設定[0])

◎0~12ビット目(スクリーンNo.) ZMシリーズが現在表示しているスクリーンのNo.を書き込みます。

◎13~15ビット目(システム予約)現在使用しないエリアなので、必ず[0]に設定します。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-14

[□読込/書込エリア ZM-30互換]([メイン1]メニュー)ZM-30/61シリーズの画面データファイルをZM-300/ZM-42~82シリーズ用の画面データファイルに変換した場合、この項目に自動的にチェックがつきます。ZM-30/61シリーズとZM-300/ZM-42~82シリーズでは、[読込エリア]、[書込エリア]の内容が異なります。チェックありの場合、[読込エリア]、[書込エリア]はZM-300/ZM-42~82シリーズではなく、ZM-30/61シリーズの内容と同じになるので、ご注意ください。

ZM-30/61シリーズの[読込エリア]、[書込エリア]については、『ZM-30/61ユーザーズマニュアル』を参照してください。

[カレンダ]([メイン1]メニュー)ZM-300シリーズの内蔵時計、またはZM-43/52/62/72/82シリーズのSRAMカセット内蔵時計(ZM-43SM/80SM)、ハンディタイプの内蔵時計(「第24章 SRAM」参照)などを使用せず、接続先のPLCがカレンダを内蔵していない場合、この[カレンダ]メモリを使って、擬似的にカレンダ領域を設定し、カレンダとして機能させることが可能です。

手順は以下のとおりです。

①[カレンダ]メモリの先頭に任意のメモリアドレスを設定します。内容は以下のとおりです。

メモリ 内容

n

n+1

n+2

n+3

n+4

n+5

年(BCD 0~99)

月(BCD 1~12)

時(BCD 0~23)

分(BCD 0~59)

日(BCD 1~31)

秒(BCD 0~59)

曜日については上記の内容からZM-300/ZM-42/43/52/62/72/82 シリーズが判断し、自動的に該当する曜日を割り出すので、 特にデータを設定する必要はありません。

②①のカレンダエリアにそれぞれカレンダのデータを格納しておきます。

③[読込エリア]nの11ビット目(カレンダ設定)の[0]→[1]のエッジで、②で入れたカレンダメモリ内の値をカレンダデータとして読み込みます。カレンダ非内蔵型PLCの場合、PLCとの接続時のカレンダデータの自動読み込みや、「1回 /1日」の自動更新を行わないため、時計データに誤差が生じます。定期的にカレンダエリア内に変更データを設定し、この[読込エリア]のカレンダビットを立てることで、正確なカレンダデータを取り込むことをお奨めします。

※定時サンプリングを行っている時に、[読込エリア]nの11ビット目をONして、強制的

に新しいカレンダデータを取り込むと、サンプリングデータの取り込むタイミングが

ずれるため、正常なサンプリングを行わない場合があります。このビットを立てた場

合には、サンプリングもリセットすることをお奨めします。

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1-15

第1章 システム設定

1[カレンダ]メモリに関する注意事項

[通信パラメータ]の[細かい設定]メニューにおいて、[接続形式]を[1:

n]に設定し、カレンダを内蔵しないPLCと接続する場合の注意事項です。

◎[通信パラメータ]の[読込エリア]または[カレンダ]のどちらかを、必ずPLCメモリに設定してください。

◎[読込エリア][書込エリア][カレンダ]を全て内部メモリに設定した場合、初期接続チェックは行わず、ZMシリーズと最初に通信を行ったPLCからカレンダ情報を読み込みます。またPLCとのアクセス時にタイムアウトを検出した場合、ZMシリーズ側では通信エラーにしません。

■編集機種選択ZMシリーズの機種を選択します。

ZM-38xS (800*600)

ZM-37xS (800*600)

ZM-37xT (640*480)

ZM-36xS (800*600)

ZM-35xD (640*480)

ZM-82 (800*600 12.1型)

ZM-72S (800*600 10.4型)

ZM-72 (640*480 10.4型)

ZM-52 (640*480 7.7型)

ZM-42 (320*240 5.7型)

ZM-43 (320*240 5.7型)

ZM-52HD (640*480 7.7型)

ZM-62E (640*480 8.9型)

ZM-381S/381SA/382S/382SA

ZM-371S/371SA/372S/372SA

ZM-371T/371TA/372T/372TA

ZM-362S/362SA

ZM-352D

ZM-82T/82TC/82TV/82TVC

ZM-72TS/72TSC/72TSV/72TSVC

ZM-72T/72TC/72TV/72TVC/72D

ZM-52D

ZN-42D/42L

ZM-43T/43D/43L

ZM-52HD

ZM-62E

32k色

32k色

32k色

32k色

128色

128色

128色

128色

128色

16色、8階調

16色、16色、8階調

128色

2色

編集機種 該当機種 表示色

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-16

■本体設定ZMシリーズ本体に関する設定を行います。使用している機能に必要な設定を行っていないと、再度、この設定を確認し、画面データファイルを転送することになります。[システム設定]の[本体設定]をクリックすると、以下のようなメニューが表示されます。

増設メモリ【サイズ】

ZM-300シリーズの場合:   なし /8MZM-42/43/52/72/82シリーズの場合:なし /2M(メモリ増設1)/4M(メモリ増設1)

                 2M(メモリ増設2)/4M(メモリ増設2)画面データファイルの容量が本体容量を超える場合に、別売オプションの「増設メモリカセット(ZM-300EM)」または「増設メモリ(ZM-4EM、ZM-43EM)」を使用することが可能です。なお、画面編集中に実際のメモリ容量および残量を正確に把握するには、[ツール]→[使用状況一覧]で確認します。

画面データファイルの容量について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「付録1 フォントについて」を参照してください。また、ZM-42/43/52/72/82シリーズの場合の「メモリ増設1」「メモリ増設2」については、別途『ZM-42/43/52/72/82ユーザーズマニュアル』を参照してください。

バックライト【動作】

ZMシリーズ本体のバックライトの動作を設定します。

[常時ON]バックライトは常に点灯状態です。

[自動1][読込エリア]n+1(スクリーン状態指令)の11ビット目(バックライト)が[ON]の時、バックライトは点灯状態になります。この11ビット目(バックライト)が[OFF]の時は、下記の条件が成立した時点から[バックライトOFF時間](次項の[バックライトOFF時間]を参照)経過後に、バックライトが消灯します。条件は以下のとおりです:・[読込エリア]n+1(スクリーン状態指令)の11ビット目(バックライ

ト)が[OFF]・スクリーンの表示に変化なし・タッチスイッチがOFF

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第1章 システム設定

1[自動2][読込エリア]n+1(スクリーン状態指令)の11ビット目(バックライト)が[ON]の時、バックライトは点灯状態になります。この11ビット目(バックライト)が[OFF]の時は、下記の条件全てが成立した時点から[バックライトOFF時間](次項の[バックライトOFF時間]を参照)経過後に、バックライトが消灯します。条件は以下のとおりです:・[読込エリア]n+1(スクリーン状態指令)の11ビット目(バックライ

ト)が[OFF]・タッチスイッチがOFF

[マニュアル]/[マニュアル2][マニュアル]または[マニュアル2]を選択すると、バックライトのON/OFFは、ZMシリーズ本体上の[SYSTEM]+[F・5]キーを押すか、または[読込エリア]n+1の11ビット目のON/OFF(エッジ)によって可能となります。

※[読込エリア]n+1の11ビット目がONしていると、[SYSTEM]+[F・5]キーは効

きません。

[マニュアル]または[マニュアル2]を選択すると[バックライトパワーON時制御](下記参照)の設定が有効になります。

[マニュアル]と[マニュアル2]の違いについては、以下を参照してください。

バックライト消灯時の注意

[自動1][自動2][マニュアル]を選択してバックライト消灯時、ZMシリーズ上のスイッチは無効となり、スイッチの情報もPLCに出力されません。バックライトを点灯する場合は画面にタッチします。最初のタッチはスイッチ情報は出力されません。バックライト消灯の状態が、スイッチを触れることで点灯状態に変化するのみです。スイッチの情報がPLCに書き込まれるのは、バックライトが点灯してから500ms後に押されたスイッチからです。ただし、[マニュアル2]の場合のみ、バックライト消灯時でもスイッチは有効です。

【バックライトOFF時間】(sec)[自動1]もしくは[自動2]を選択した際に有効となります。[自動1]または[自動2]の場合には、バックライトは規定の条件が成立してから、ある一定時間が経過しないと消灯しません。この一定時間をここで設定します。

【バックライトパワーON時制御】[バックライト]の設定で[マニュアル]または[マニュアル2]を選択した場合にのみ有効な項目です。

[OFF]の場合ZMシリーズ電源投入時、バックライトは「OFF」の状態で動作します。[ON]の場合ZMシリーズ電源投入時、バックライトは「ON」の状態で動作します。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-18

【表示】(ノーマル/白黒反転)ZM-42/43シリーズのモノクロタイプにのみ有効な設定です。本体に画面データを表示する時、反転表示させるかどうか設定します。デフォルトは[ノーマル]です。

ブザースイッチを押した際に出るブザー音の長さを設定します。[標準] 100msecの長さ[ショート] 10msecの長さ[OFF] ブザーは鳴りません。

システム/モードスイッチZMシリーズの[SYSTEM]キーおよび[MODE](F・1)キーの動作に関する設定です。

【□システムスイッチ禁止】チェックマーク( )を付けると、RUN中の[SYSTEM]スイッチは禁止され、押してもメニューが表示されません。

システムスイッチ禁止状態を解除するには

画面データはそのままの設定で[SYSTEM]キーをONさせるには、ZMシリーズ本体の[SYSTEM]キーを押しながら[F・7]キー(ZM-42/43の場合は[F・5]キー)を、[切替時間](次ページ参照)だけ押し続けます。ZMシリーズの画面が[ローカルメイン]に変わります。

チェックマークを付けた時点で、次項の[□モードスイッチ禁止]設定は無効になります。

【□モードスイッチ禁止】[F・1]キーは[SYSTEM]キーを押してメニューが表示されると、[MODE]スイッチとして働き、ZMシリーズのRUN←→STOPの切替を行います。[□モードスイッチ禁止]にチェックマークを付けると、RUN中は[MODE]スイッチとして反応しません。RUN中に誤ってSTOP状態([ローカルメイン]画面を表示)になることを避けることができます。

モードスイッチ禁止状態を解除するには

画面データはそのままの設定で[F・1]キー(=MODEスイッチ)をONさせるには、ZMシリーズ本体の[SYSTEM]キーを押してメニューを表示させて、[F・1]キー(=MODEスイッチ)を押しながら[F・7]キー(ZM-42/43の場合は[F・5]キー)を、[切替時間](次ページ参照)だけ押し続けます。ZMシリーズの画面が[ローカルメイン]に変わります。

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第1章 システム設定

1【切替時間】(sec)

切替時間の設定が[0]の場合、誤って[SYSTEM]スイッチを押した後、[F・1](=MODE)スイッチに触れると、すぐ反応してモードの切替が行なわれます。この現象を避けるために、RUNモードからSTOPモードに切り替える際、切替スイッチ[F・1]をある一定時間押し続けないと、切り替わらないように禁止することができます。ここでは押し続ける時間を設定します。([SYSTEM]キー、[MODE]キーの禁止状態を解除する際にもこの時間が有効になります。)

ブリンク/フラッシュブリンク色を設定した時のブリンク時間が変更できます。

【OFF時間】/【ON時間】(×100msec)値が[0]の場合は、約0.5秒間隔のブリンクとなります。

タッチスイッチZM-72/82の「マトリックスタッチスイッチ」対応の機種を使用する場合のみ有効な設定です。マトリックスタッチスイッチを使用する場合は[マトリックススイッチ]を選択します。

DIOメモリZM-300/ZM-42~ 82でシリアル増設 I/Oユニット(ZM-322ME)、ZM-72/82で増設 I/Oユニット(ZM-322M)を使用する際に設定するメモリです。詳しくはZM-300ユーザーズマニュアル、ZM-42~82ユーザーズマニュアルを参照してください。

オーバーラップマルチオーバラップが外部指令で、オーバーラップの配置座標を外部から指定する時の座標指定の単位を選択します。PLCから座標を指定する場合、またはマクロコマンドを使ってマルチオーバーラップの座標を指定する場合に、この選択が関連します。

【配置座標】[ライン/カラム]

マトリックススイッチのZM-72/82と同じく、オーバーラップの配置はラインとカラム単位になります。半角(16×20)ドットが基本グリッドの単位となります。

[ドット]X座標は4ドット、Y座標は1ドット単位でマルチオーバラップの配置座標が指定できます。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-20

E-MailZM-3***A(高機能品)でのみ可能な機能で、アラーム機能で[□E-Mail を使用する]にチェックした時に必要な設定です。詳しくは「第27章 E-Mail 送信」を参照してください。

環境設定以下の項目があります。ZM-30/61互換用とその他、追加設定に分かれます。ZM-30/61互換用設定項目については、ZM-30/61からZM-300、ZM-42~82シリーズ用に画面を変換した場合に自動的に設定される項目です。その他の設定については、各参照ページを確認してください。

連続ブザー音使用する

オーバーラップをレベル動作させる

文字入力モードで1文字目の入力は、文字列をクリアする

バーコードの読み込みデータ数をワード単位で出力する

モード動作:スイッチ/ランプのときメッセージをZM-30/61と同じにする

数値表示:オーバーフロー時、有効桁表示

数値表示:BCDの時、A~F特殊表示

+/-ブロックスイッチ操作時、存在しないテンキーブロックをスキップする

オーバーラップ上に存在するグラフィックリレー原点をスクリーン原点で取り扱う

スイッチ/ランプ:OFFカラーがベースカラーと同じであれば、塗りつぶしを行わない

スイッチが重なったとき、上のスイッチを有効にする

ビットアイテムの動作をZM-30/61と同じにする

グラフィックコールのオフセット処理をZM-30/61と同じにする

コメントを転送する

縦方向文字列を使用する

内部フラッシュロムをバックアップ領域として使用する

ビットサンプルの印刷を表示されている形式で行う

DIO入力メモリビット変換する

JISコードの文字列の場合、文字順序の設定を有効にする

リレー:スクリーンコール時優先順

3Dパーツを使用する

ZM-30/61互換用

操作編「第5章 転送」参照

縦文字[リレー]の[ー]などで有効

「第13章 マクロ」参照

「第10章 サンプリング」参照

詳しくは技術相談窓口まで

ZM-30/61互換用

ZM-352D、ZM-42~82シリーズ用

項   目 内  容

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第1章 システム設定

1

初期設定項目

■フォント設定ZMシリーズ本体に表示する言語を選択します。

【ローカル画面】ZMシリーズ本体の状態をRUNモードからSTOPモードに切り換えると、[ローカルメイン]画面が本体に表示されます。各種設定内容の確認を行うことができる画面です。この画面の言語を選択します。次項の[フォント]を[日本語][日本語32][ゴシック]を選択した場合、この[ローカル画面]では[日本語][英語]どちらでも設定可能です。次項の[フォント]で上記以外の言語を選択した場合、[ローカル画面]は[英語]を選択しなければなりません。

【フォント】以下のフォントをサポートしています。

日本語日本語32

※ 英語 /西欧※ 中国語(繁体字)※ 中国語(簡体字)※ 韓国語

ゴシック英語 /西欧 ゴシック英語 /西欧 明朝

※ただし、西欧言語の特殊文字、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)韓国語を編集す

るには、各言語に対応した IMEをご使用のパソコンにインストールし、各言語を入力

できる環境を準備する必要があります。

詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「付録1 フォントについて」を参照し

てください。

言語選択【切換言語数】/【初期表示言語】詳しくは「第29章 言語切換」を参照してください。

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第1章 システム設定

1-22

■モジュラージャックZMシリーズ本体のモジュラージャックの設定を行います。

【モジュラージャック1】

画面転送はこの[モジュラージャック]によってのみ可能です。

[エディタポート]デフォルトはこれが設定されています。パソコンからのデータ転送用です。オンライン編集、シミュレータも使用可です。PLCとZMシリーズの通信時にパソコンから転送を実行すると、自動的にZMシリーズ側は[ローカルメイン]画面になります。[エディタポート]以外を設定した場合、ZMシリーズ側は手動で[ローカルメイン]画面にしなければ([SYSTEM]+[F・1]キー)転送できません。

[メモリカード]カードレコーダ(ZM-1REC)を接続する場合に設定します。

[バーコード]バーコードリーダーを接続する場合に設定します。

[外部 I/O]シリアル増設 I/O(ZM-322ME)を接続する場合に設定します。

[マルチリンク][通信パラメータ]において[接続形式:マルチリンク2]を選び、ZMシリーズの[自局番]が[1]の場合のみ設定します。[接続形式:マルチリンク2]でPLCと通信する際に、ZMシリーズのマスター局(=自局番:1)のみ、この[モジュラージャック1](または[モジュラージャック2])を[マルチリンク]に設定します。[モジュラージャック1]または[モジュラージャック2]のどちらか一方でのみ設定します。

[温調ネット/PLC2Way]温調ネットワークまたはPLC2Way機能を使用する場合に設定します。詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』を参照してください。

[ZM-Link]ZM-Linkを使用する場合に設定します。詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』の「3章 シリアル通信」を参照してください。

[タッチスイッチ]ZMシリーズのアナログRGB入力対応タイプに有効な設定です。

[ラダーツール][PLCタイプ]で[三菱:QnH(Q)シリーズCPU]を選択した場合のみ有効な設定です。画面転送用ケーブル(ZM-80C)を使ってラダー転送することができます。詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』を参照してください。

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第1章 システム設定

1[プリンタ(シリアルポート)]

シリアルプリンタに接続する場合に有効な設定です。詳しくは「第15章 印刷」を参照してください。

【モジュラージャック2】

PC~ZMシリーズ間の画面転送用には使用できません。

[未使用]デフォルトはこれが設定されています。

[メモリカード]カードレコーダ(ZM-1REC)を接続する場合に設定します。

[バーコード]バーコードリーダーを接続する場合に設定します。

[外部 I/O]シリアル増設 I/O(ZM-322ME)を接続する場合に設定します。

[マルチリンク][接続形式:マルチリンク2]の場合に必ず設定します。内容については前述の【モジュラージャック1】の[マルチリンク]と同じです。

[温調ネットワーク]前述の【モジュラージャック1】の[温調ネットワーク]と同じです。

[ZM-Link]前述の【モジュラージャック1】の[ZM-Link]と同じです。

[タッチスイッチ]前述の【モジュラージャック1】の[タッチスイッチ]と同じです。

[ラダーツール]前述の【モジュラージャック1】の[ラダーツール]と同じです。

[プリンタ(シリアルポート)]前述の【モジュラージャック1】の[プリンタ(シリアルポート)]と同じです。

初期設定項目

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第1章 システム設定

1-24

その他の各機能に関する設定項目

■ファンクションスイッチ設定ZMシリーズの表面シート上に[F1]から[F7](ZM-42/43の場合は[F5])までのファンクションスイッチがあります。ファンクションスイッチは、[SYS]キーによってメニューを表示している間はそれぞれ固定の機能で使われます。メニューが表示されていない状態でPLCと通信時には、この設定は全画面共通となります。

画面共通ではなく、画面によってファンクションスイッチの設定を変更したい場合は、[編集]メニューの[ローカルファンクションスイッチ設定]で各スクリーンごとに設定します。[ローカルファンクションスイッチ設定]が設定されたスクリーンでは、この[システム設定]の[ファンクションスイッチ設定]よりも[ローカルファンクションスイッチ設定]の設定が有効です。

ファンクションスイッチで設定できる機能は制限されているので、ご注意くだ

さい。

設定手順1.[システム設定]の[ファンクションスイッチ設定]をクリックします。[ファンクションスイッチ設定]ダイアログが表示されます。

2.[□ファンクションスイッチ使用]をチェックすると、[F1]~[F7]全てのメニューにおいて、以下の設定が有効となります。

設定内容【機能】

ファンクションスイッチで設定可能な機能は以下の通りです。[なし][スクリーン] No.[オーバーラップ] No. 動作([ON]/[OFF]/[ALT])[ハードコピー][ワード演算] 演算設定[リターン][占有]([接続形式:マルチリンク]時のみ有効)

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第1章 システム設定

1【動作】([モーメンタリ]/[セット]/[リセット]/[オルタネート]/[モーメンタリW])[出力メモリ]ありの場合のみ有効です。[出力メモリ]への書き込み動作を選択します。

【□出力メモリ】ファンクションスイッチを押した時に任意のメモリアドレスに出力情報を書き込む場合、チェックをつけます。出力先のメモリを設定します。その際、出力動作を前項の[動作]で選択しておきます。

【□ONマクロ使用する】ファンクションスイッチを押した時にマクロを実行する場合に設定します。チェックをつけ、[ONマクロ編集 ...]ボタンをクリックします。マクロ編集ウィンドウが表示されるので、必要なマクロコマンドの設定を行います。マクロについて、詳しくは「第13章 マクロ」を参照してください。

【□OFFマクロ使用する】ファンクションスイッチを離した時にマクロを実行する場合に設定します。チェックをつけ、[OFFマクロ編集 ...]ボタンをクリックします。マクロ編集ウィンドウが表示されるので、必要なマクロコマンドの設定を行います。マクロについて、詳しくは「第13章 マクロ」を参照してください。

【□インターロック】ファンクションスイッチそれぞれのインターロックを設定します。チェックをつけると、以下の項目が有効になります。

[メモリ]インターロック用メモリを設定します。

[条件]([ON]/[OFF])前項の[メモリ]で設定した値について、その成立条件を選択します。

[スイッチOFFの時]([有効]/[無効])[動作]を[モーメンタリ(モーメンタリW)]に選択した場合、スイッチOFF動作時のインターロックメモリの有効 /無効を選択します。無効での使用をお奨めします。

その他の設定内容は、通常のスイッチと共通の箇所があるので、詳しくは「第3章 スイッチ」を参照してください。

その他の各機能に関する設定項目

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第1章 システム設定

1-26

■バッファリングエリア設定サンプリングモード使用時に設定します。詳しくは「第10章 サンプリング」を参照してください。

■メモリカード設定メモリカードモード使用時またはデータロギング使用時に設定します。詳しくは「第25章 メモリカードモード」を参照してください。

■CFカード設定(ZM-300およびZM-52HDのみ)CFカード使用時に有効です。ZM-300の場合、詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。ZM-52HDの場合、詳しくは「ZM-52HDユーザーズマニュアル」を参照してください。

■プリンタ設定ZMシリーズ本体からの印刷に関する設定です。詳しくは「第15章 印刷」を参照してください。

■ビデオ設定ビデオ表示機能使用時に設定します。詳しくは「第18章 ビデオ表示」を参照してください。

■音声設定(ZM-300の高機能品のみ)音声再生サンプリングモード使用時に設定します。詳しくは「第20章 音声再生機能」を参照してください。

■バーコード設定バーコードリーダー接続時に設定します。詳しくは「第16章 バーコード」を参照してください。

■ZM-Link設定ZM-Linkを使用する際に設定します。詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』の「3章 シリアル通信」を参照してください。

■マクロ設定初期マクロ、グローバルマクロ、イベントタイママクロを使用する際に設定します。詳しくは「第13章 マクロ」を参照してください。

■時間表示フォーマット設定時間表示アイテム使用時に有効な設定です。詳しくは「第11章 時間表示 /カレンダ」を参照してください。

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1-27

第1章 システム設定

1■SRAM/時計設定SRAMまたは内蔵時計使用時に設定します。詳しくは「第24章 SRAM」を参照してください。

■アトリビュートテーブルCFカードを使用する際に、この設定が必要な場合があります詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

■MR400フォーマットテーブルサトー製バーコードプリンタ「MR400」をZMシリーズに接続する際に必要な設定です。詳しくは「第15章 印刷」を参照してください。

■温調/PLC2Way設定温調ネットワークまたはPLC2Wayを使用する際に設定します。詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』を参照してください。

■ネットワークテーブル設定(Ethernet)Ethernetによるデータの読み書きを行う際、または接続先のPLC機種が[三菱:Net10]もしくは[OMRON:SYSMAC CS1 DNA]を選択した際に有効な設定です。詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』を参照してください。

その他の各機能に関する設定項目

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第1章 システム設定

1-28

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基本機能基本機能基本機能基本機能基本機能基本機能基本機能基本機能基本機能基本機能

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第2章 オーバーラップ

2-1

2オーバーラップ

オーバーラップの概要

■オーバーラップとは ...◎下図のように、画面上にウィンドウ画面を重ねて表示することが可能です。この重ねるウィンドウ画面を「オーバーラップ」と呼びます。

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

画面  変更

画面  変更

画面  変更

トラブル発生

操作BOX異常

押し込み異常

サドル上昇停止

中間ストッパタイミング

カウント異常

タイマー異常 トラブル ガイド

取扱  説明

トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所

取扱説明 目次

グラフ表示..............2 数値表示................3 アラーム表示............4 設定変更................5~7 生産工程一覧............8~9 異常発生................10

▼ ▲

Aライン Bライン Cライン

数値表示 エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

◎ZMシリーズでは、ベース画面1枚あたり同時に最大3枚のオーバーラップを表示することができます。

◎何枚かのオーバーラップ画面が重なり合った場合、一番上に表示させたいオーバーラップ画面に触れることで、そのオーバーラップを前面に持ってくることができます。

オーバーラップの概要

画面  変更

トラブル発生

操作BOX異常

押し込み異常

サドル上昇停止

中間ストッパタイミング

カウント異常

タイマー異常 トラブル ガイド

取扱  説明

トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所

取扱説明 目次

グラフ表示..............2 数値表示................3 アラーム表示............4 設定変更................5~7 生産工程一覧............8~9 異常発生................10

▼ ▲

Aライン Bライン Cライン

数値表示 エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

画面  変更

トラブル発生

操作BOX異常

押し込み異常

サドル上昇停止

中間ストッパタイミング

カウント異常

タイマー異常 トラブル ガイド

取扱  説明

トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所 Aライン Bライン Cライン

数値表示 エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

取扱説明 目次

グラフ表示..............2 数値表示................3 アラーム表示............4 設定変更................5~7 生産工程一覧............8~9 異常発生................10

▼ ▲

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第2章 オーバーラップ

2-2

画面  変更

トラブル発生

操作BOX異常

サドル上昇停止

中間ストッパタイミング

カウント異常

タイマー異常 トラブル ガイド

取扱  説明

押し込み異常

取扱説明 目次

グラフ表示..............2 数値表示................3 アラーム表示............4 設定変更................5~7 生産工程一覧............8~9 異常発生................10

▼ ▲

トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所

画面  変更

トラブル発生

操作BOX異常

押し込み異常

サドル上昇停止

中間ストッパタイミング

カウント異常

タイマー異常 トラブル ガイド

取扱  説明

トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所

取扱説明 目次

グラフ表示..............2 数値表示................3 アラーム表示............4 設定変更................5~7 生産工程一覧............8~9 異常発生................10

▼ ▲

Aライン Bライン Cライン

数値表示 エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

スクリーン

オーバーラップNo. 0

Aライン Bライン Cライン

数値表示 エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

レイヤ ベース画面

オーバーラップNo. 1

オーバーラップNo. 2

■オーバーラップとスクリーンオーバーラップは、1画面(=1スクリーン)あたり、同時に3枚まで表示できます。下図のように、スクリーンの構成要素としてオーバーラップ用のエリア(レイヤ)を確保しています。オーバーラップにはベース画面と同様、No.0~ 255までのディビジョンがあり、ベース画面と同数のスイッチ、ランプなどのパーツを設定することができます。

■ビデオ入力(ZM-72/82、チャンネル切換専用)◎オーバーラップによるビデオ入力機能はビデオ入力対応(オプション)のZM-72、ZM-82で使用します。

◎ビデオで撮った映像をオーバーラップエリアの1つを使ってダイレクトに表示します。

画面  変更

監視画面

1CH 2CH 3CH 4CH

サイズ変更

コントラスト

カラーゲイン

ブライトネス

調整保存

取扱  説明

ただし、システムメモリ$s77に[0]以外の値が入っている場合、一番上に表示されたオーバーラップ上のスイッチ(システムボタン含む)以外は禁止されます。システムメモリ($s)について、詳しくは「付録1 内部メモリ」を参照してください。

メニュー

このオーバーラップ上の スイッチのみ有効

例)$s77=1 の時

ZM-300の場合ビデオ表示機能は、オーバーラップではなく「ビデオ表示」アイテムをお奨めします。詳しくは「第18章 ビデオ表示」を参照してください。ただしチャンネル切換マクロを使用する場合は、オーバーラップのビデオ機能をご使用ください。詳しくはP2-21を参照してください。

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第2章 オーバーラップ

2-3

2

オーバーラップの種類

オーバーラップは表示形態として4種類あります。

オーバーラップ ノーマルオーバーラップ(P2-5を参照)マルチオーバーラップ(P2-9を参照)コールオーバーラップ(P2-15を参照)Video入力(P2-21を参照)

■ノーマルオーバーラップ切り替えがない固定のオーバーラップ画面を表示する場合は、「ノーマルオーバーラップ」を設定します。

スクリーン内のオーバーラップエリア(レイヤ)3つのうちの1つを、ノーマルオーバーラップ用エリアとして使用します。スクリーンに最大3枚のノーマルオーバーラップが使用可能です。

スクリーン

オーバーラップ0(ノーマル)

Aライン Bライン Cライン

数値表示 エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

オーバーラップ1 オーバーラップ2

オーバーラップ0エリアに、「ノーマルオーバーラップ」として 登録するとノーマルオーバーラップが呼び出されます

レイヤ

オーバーラップの種類

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

画面  変更

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更 取扱説明 目次

グラフ表示..............2 数値表示................3 アラーム表示............4 設定変更................5~7 生産工程一覧............8~9 異常発生................10

▼ ▲

0 +/- . CR

1 2 3 CL

4 5 6 ↓

7 8 9 ↑

設定データ変更

設定データ1 000 設定データ2 000 設定データ3 000 設定データ4 000

最大値 999 最小値 000 入力値 000

トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所

マルチオーバーラップ編集

スクリーン

■マルチオーバーラップスクリーン上に表示させるオーバーラップが3種類を超える場合に、「マルチオーバーラップ」を設定します。

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第2章 オーバーラップ

2-4

■コールオーバーラップメニュー画面のように、どのスクリーンにおいても同じオーバーラップ画面が必要な場合、この「コールオーバーラップ」を設定します。一度登録すれば何度でも異なるスクリーンに配置できます。また、メモリの節約にもなります。

■ビデオ入力(ZM-72/82、チャンネル切換専用)ビデオで撮った映像を表示する場合、「Video」を設定します。スクリーン内のオーバーラップエリア(レイヤ)3つのうちの1つを、ビデオ用エリアとして使用します。スクリーンにビデオは1枚のみ設定可能です。「Video」画面に表示する映像はチャンネルを切り替えて4チャンネル表示できます。

ビデオ表示させた場合、必ずスクリーンの最前面に表示されます。ビデオ表示の下に重なっているオーバーラップ画面を一番上に表示させるために、オーバーラップ画面をタッチしても前面に持ってくることはできません。

スクリーン

オーバーラップ0(Video) オーバーラップ1 オーバーラップ2

オーバーラップ0エリアに、「Videoオーバーラップ」として 登録するとVideoオーバーラップが呼び出されます

レイヤ

「画面変更」のオーバーラップは どのスクリーン上にも共通の オーバーラップ画面

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

画面  変更

Cタンク 異常発生

Cタンクの箇所で異常を 検出しました。 至急、機械を停止して、 タンク付近を確認して 下さい。

異常内容

A B C

Bライン生産値

No. 1サーボ  0000 No. 2サーボ  0000 No. 3サーボ  0000 No. 1モータ  0000 No. 2モータ  0000 No. 3モータ  0000

異常発生箇所

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

スクリーン1 スクリーン2 スクリーン3

オーバーラップ

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第2章 オーバーラップ

2-5

2ノーマルオーバーラップ

ノーマルオーバーラップは画面上のオーバーラップレイヤの一つに固定のオーバーラップ画面を表示する場合に使用します。ノーマルオーバーラップを表示するには、オーバーラップNo. 0~ 2の1つを[ノーマル]に設定し、オーバーラップパーツを配置します。

■設定手順ノーマルオーバーラップの配置・編集方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第2章 画面構成」を参照してください。

■ノーマルオーバーラップの設定項目画面上に配置したノーマルオーバーラップをダブルクリックするか、またはクリックしてから[詳細 .属性変更]アイコンをクリックすると、[オーバーラッフ(゚ノーマル)]ダイアログが表示されます。

ノーマルオーバーラップ

【オーバーラップNo】このノーマルオーバーラップが、スクリーンのどのオーバーラップエリア(No. 0~ 2)に呼び出される画面かを設定します。ダイアログを出した時の[オーバーラップNo]は、[オーバーラップ設定]ダイアログにおいてチェックマークをつけたNo.です。

【□項目選択】オーバーラップ上に「入力モード」を使用する際に必要となる設定項目です。詳しくは「第7章 入力」を参照してください。

【□システムボタンを使用する】チェックマークを付ける( )と、オーバーラップに特殊なボタン(=スイッチ)機能が備わります。詳しくはP2-17を参照してください。

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第2章 オーバーラップ

2-6

枠なし ライン

タイル 影つき

ペイント

【□スーパーインポーズ】スーパーインポーズ機能を使用する場合にチェックをつけます。スーパーインポーズ機能について、詳しくはP2-18を参照してください。

【枠タイプ】選択するパーツによって、指定方法は異なります。

◆パーツファイル :Std.z3p/Std.z7p/Parts_j.z3p/Parts_j.z7p 3Dnow_P2.z3p/3DStd.z3p など

No. 0~ 4パーツを選択した場合

【枠タイプ】以下の中から枠のタイプを選択することができます。

枠なし /ライン /ペイント /タイル /影つき

ZM-42~82の場合「スーパーインポーズ機能」は使用できません。ZM-300のみの機能です。

【枠属性】上記の[枠タイプ]で[枠なし]以外を選択した場合に、この設定が可能です。枠の色を設定します。

【領域内属性】枠内部の領域(=オーバーラップ領域)の色・タイルを設定します。

◆パーツファイル :Std.z3p/Std.z7p/Parts_j.z3p/Parts_j.z7p 3Dnow_P2.z3p/3DStd.z3p など

No. 0~ 4パーツ以外を選択した場合

【枠タイプ】/【枠属性】指定できません。

【領域内属性】枠内部の領域(=オーバーラップ領域)の色・タイルを設定します。

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第2章 オーバーラップ

2-7

2

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0読込エリアn+1

オーバーラップNo. 2[0→1]エッジ:ON [1→0]エッジ:OFF オーバーラップNo. 1

オーバーラップNo. 0

MSB LSB

0

各ビットを[0→1]にすると、スクリーン内に配置したオーバーラップNo. 0~No. 2のうち、該当するノーマルオーバーラップが画面に表示します。同様に、各ビットを[1→0]にすると、表示しているオーバーラップの中で、そのビットに該当するノーマルオーバーラップが消えます。

外部指令メモリからの指令によって、画面上に任意のノーマルオーバーラップを表示・消去することができます。

このオーバーラップ指令用メモリは、[通信パラメータ]内の[読込エリア]にあります。読込エリアのn+1(スクリーン状態指令)の0ビット目が「オーバーラップNo. 0」、1ビット目が「オーバーラップNo. 1」、2ビット目が「オーバーラップNo. 2」を、それぞれ制御するビットです。

■ノーマルオーバーラップの表示・消去方法スクリーン上に作成したノーマルオーバーラップを画面上に表示する場合、または表示したオーバーラップを消去する方法には、3通りあります。

内部指令スクリーン上に作成したスイッチによって、画面にオーバーラップを呼び出したり、画面から消去することができます。使用可能なスイッチは以下のとおりです。

オーバーラップ用スイッチについて、詳しくは「第3章 スイッチ」を参照してください。

動作 スイッチ機能 付属設定

ノーマルオーバーラップ表示

ノーマルオーバーラップ消去 オーバーラップ OFF

オーバーラップ ON

09002

読込エリアn+1の0ビット目が0→1

09002

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

Aライン Bライン Cライン Dライン

数値表示 モニタ エラー 詳細

アラーム 表示

画 面 変 更

画面  変更

画面  変更

読込エリアn+1の0ビット目が1→0

ノーマルオーバーラップ

[読込エリア]について、詳しくは「第1章 システム設定」を参照してください。

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第2章 オーバーラップ

2-8

マクロによる指令マクロを使用して、ノーマルーバーラップの表示 /非表示ができます。マクロの[OVLP_SHOW]コマンドを使用します。表示位置指定もできます。([OVLP_POS]コマンドを使用)詳しくは「第13章 マクロ」を参照ください。

■ノーマルオーバーラップに関係のあるメモリ◎項目選択メモリ[□項目選択]チェックありの場合に有効な設定です。入力モードで使用します。詳しくは「第7章 入力」を参照してください。

◎読込エリア(n+1)PLCの指令によりオーバーラップを表示 /非表示する場合に使用します。エッジ認識によってオーバーラップが表示 /非表示します。

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第2章 オーバーラップ

2-9

2

[□システムボタン使用する]、[領域内属性 /フォアカラー・バックカラー・タイル]項目はノーマルオーバーラップダイアログと同様の設定です。P2-17を参照してください。

[□スーパーインポーズ]についてはP2-18を参照してください。

マルチオーバーラップ

マルチオーバーラップは1つのオーバーラップレイヤに複数のオーバーラップを切り替えて表示する場合に使用します。マルチオーバーラップを表示するにはオーバーラップNo. 0~ 2設定の1つを[マルチ]に設定します。マルチオーバーラップ編集エリアに作成・登録したオーバーラップを、スイッチまたは外部機器からNo.指定して表示させます。外部指定の場合は複数のマルチオーバーラップを条件に合わせて表示することが可能です。

■設定手順表示するオーバーラップは、マルチオーバーラップ編集においてノーマルオーバーラップを登録します。マルチオーバーラップの配置・編集方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章 登録項目」を参照してください。

■マルチオーバーラップの設定(マルチオーバーラップ編集)画面上に配置したノーマルオーバーラップをダブルクリックするか、またはクリックしてから[詳細 .属性変更]アイコンをクリックすると、[オーバーラッフ(゚ノーマル)]ダイアログが表示されます。

マルチオーバーラップ

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第2章 オーバーラップ

2-10

【□OFFの時PLCメモリの読込を継続】マルチオーバーラップを選択した場合の設定項目です。

※コールオーバーラップを選択した場合、PLCメモリの読込は継続します。

◆チェックあり(継続する)オーバーラップをスクリーン上に表示させた後、オーバーラップを消去した状態でも、そのオーバーラップ上のアイテムのPLCへの読込は継続されます。再度同じオーバーラップを表示した時、情報を常に読み込んでいるため、そのオーバーラップの表示が高速に行われます。ただし、オーバーラップを表示していない時のスクリーン表示が遅くなります。

◆チェックなし(継続しない)一度読み込まれたオーバーラップを消去する時に、その情報も全て消去するため、再度同じオーバーラップを表示する場合、オーバーラップの表示が多少遅くなります。ただしオーバーラップを表示していない時のスクリーン表示はスムーズです。

■マルチオーバーラップ編集でのマクロ設定マルチオーバーラップ編集に登録したオーバーラップに、OPENマクロ、CLOSEマクロを設定することができます。マルチオーバーラップが、スクリーン上に表示する時(=OPENマクロ)と消える時(=CLOSEマクロ)に、それぞれ実行します。

設定方法[マルチオーバーラップ編集]にて[編集]→[オープンマクロ編集/クローズマクロ編集]

※オーバーラップの[タイプ:コール]の場合には、オープン、クローズマクロを設定

しても無効となります。

※オープン、クローズマクロを設定したマルチオーバーラップを削除する場合、必ずマ

クロも削除してください。削除しないとエラーとなります。

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第2章 オーバーラップ

2-11

2

 外部 メモリでオーバーラップNo.を指定して表示します。表示位置も外部から指定することができます。マルチオーバーラップのON/OFFは読み込みエリアのn+1、表示するマルチオーバーラップのNo.と座標は次項の[メモリ]で指定します。

動作 スイッチ機能 付属設定

マルチオーバーラップ表示 マルチオーバーラップ オーバーラップNo マルチ(オーバーラップ)No MLIB配置位置

マルチオーバーラップ消去 オーバーラップ OFF

マルチオーバーラップ表示 非表示

マルチオーバーラップの外部指令(2種類のメモリから同時に指令する)

マルチオーバーラップNo. 表示位置

[メモリ](次項参照)n+1 [メモリ](次項参照)n+2、n+3

[読込エリア]n+1 0~2ビット目 ON [読込エリア]n+1 0~2ビット目 OFF

スイッチについて、詳しくは「第3章 スイッチ」を参照してください。

■[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログ(スクリーン)[オーバーラップ]アイコンから[オーバーラップ設定]ダイアログに入り、[マルチ]をクリックすると、[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログが表示されます。

【オーバーラップNo】スクリーン上のどのオーバーラップエリア(No. 0~ 2)に、マルチオーバーラップ編集に登録したオーバーラップを呼び出すか、設定します。初期状態は、[オーバーラップ設定]ダイアログでチェックマークをつけたNo.が設定されています。

【項目選択】オーバーラップ上に「入力モード」を設定した際に有効な設定項目です。詳しくは「第7章 入力」を参照してください。

【指令】スクリーン上にオーバーラップ画面を呼び出したり消去する際の、指令方法を選択します。

 内部 画面上に配置したスイッチで、オーバーラップの表示指令を行います。使用するスイッチは次の通りです。

マルチオーバーラップ

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第2章 オーバーラップ

2-12

【メモリ】内容は以下の通りです。

[メモリ]n+1については、[指令:外部]に設定した場合、[メモリ]n+2、n+3については、[座標指定:あり]に設定した場合に、それぞれ必要となります。

 座標指定 前述の[指令]項目で[外部]を選択した場合、この項目を設定できます。外部指令によってオーバーラップの表示位置を指定します。「指定なし」(チェックボックス□)の場合、オーバーラップは[マルチオーバーラップ編集]で配置した箇所に表示されます。「指定あり」(チェックボックス )の場合、オーバーラップの表示位置は、前述の[メモリ]によって、X座標、Y座標を指定できます。

座標指定の際の座標の単位

ZM-300および標準タイプのZM-42~82の場合、座標指定を「カラム/ライン」または「ドット」単位にするかを設定することができます。ZM-72/82のマトリックススイッチタイプの場合は、「カラム/ライン」固定です。<設定方法> ①[システム設定]の[本体設定]をクリックします。[本体設定]ダイアログが表示されます。②[オーバーラップ]メニューの[配置座標]にて、[ライン/カラム]または[ドット]を選択します。デフォルトは[ライン/カラム]です。

[ドット]の場合、原点座標(0、0)とし、X座標は4ドット、Y座標1ドット単位の座標となります。

表示させるマルチオーバーラップのY座標

ZM→PLC内部、外部

n+3

内  容 指 令 動 作 メモリ

現在画面上に表示しているマルチオーバーラップNo. 表示しない場合は「-1」が入る

n

n+1 表示させるマルチオーバーラップNo. 外部 PLC→ZM

n+2 表示させるマルチオーバーラップのX座標 外部 PLC→ZM

外部 PLC→ZM

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第2章 オーバーラップ

2-13

2

■マルチオーバーラップの表示・消去方法スクリーン上に作成したマルチオーバーラップを画面上に表示する場合、または表示したオーバーラップを消去する方法には、3通りあります。

内部指令[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログにおいて、[指令:内部]を選択した場合、オーバーラップはスイッチ[機能:マルチオーバーラップ]によって画面に呼び出し、スイッチ[機能:オーバーラップ=OFF]によって画面から消去することができます。

外部指令[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログにおいて、[指令:外部]を選択した場合、[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログの[メモリ]n+1からの指令および[読込エリア]n+1によって、画面上に表示・消去することができます。

[メモリ]n+1によって、マルチオーバーラップ編集でのNo.を指定し、[読込エリア]n+1の0、1、2ビットのON/OFFによって表示 /非表示を制御できます。

外部からマルチオーバーラップを表示する場合の留意点

ノーマル、コールオーバーラップとは異なり、外部からマルチオーバーラップを表示した後、スクリーンを切り替えて、また戻っても、ビットがONしているオーバーラップNo.のマルチオバーラップは表示しています。レベルではなくエッジで認識する場合

スイッチ[機能:オーバーラップ=OFF]で消去することができます。この時、ビットはONしていても、オーバーラップがOFFできるため、再度表示するには、一度ビットをOFFしてからONする必要があります。この場合のみ、[読込エリア]n+1の各ビットはエッジで認識します。

マルチオーバーラップ

動作 スイッチ機能 付属設定

マルチオーバーラップ表示 マルチオーバーラップ オーバーラップNo マルチ(オーバーラップ)No MLIB配置位置

マルチオーバーラップ消去 オーバーラップ OFF

09002

オーバーラップ用[メモリ]n+1でNo.指定

09304

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

Aライン塗装工程

カウント

タイマー

000,000 回

00 sec.

エラー内容

塗装機

画面  変更

画面  変更

読込エリアn+1の0ビット目を0→1トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所 3

トラブルガイド

異常内容一覧

異常内容詳細

異常発生場所

09304 3

マルチオーバーラップ編集No. 3

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第2章 オーバーラップ

2-14

マクロによる指令マクロを使用して、マルチオーバーラップの表示ができます。マクロの[SET_MOVLP]コマンドを使用します。詳しくは「第13章 マクロ」を参照ください。

■マルチオーバーラップに関係のあるメモリ◎項目選択メモリ([オーバーラッフ(゚ノーマル)]ダイアログ)オーバーラップ上に入力モードを使用し、[□項目選択]チェックありの場合に有効な設定です。詳しくは「第7章 入力」を参照してください。

◎メモリ([オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログ)[指令:外部]の場合に必ず設定するエリアです。

◎読込エリア(n+1の0~2ビット目)PLCの指令によりマルチオーバーラップを表示 /非表示する場合に使用します。これらのビットはレベル認識となります。例外として、非表示をスイッチ[機能:オーバーラップ=OFF]で行った後で表示命令を出す場合のみ、エッジ認識となります。

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第2章 オーバーラップ

2-15

2

【オーバーラップNo】スクリーン上のどのオーバーラップエリア(No. 0~ 2)に、マルチオーバーラップ編集に登録したオーバーラップを呼び出すか、設定します。初期状態は、[オーバーラップ設定]ダイアログでチェックマークをつけたNo.が設定されています。

コールオーバーラップ

マルチオーバーラップは一つのオーバーラップレイヤに複数のマルチオーバーラップ画面を切り替えて表示する事ができますが、コールオーバーラップは一つに固定されます。

コールオーバーラップを表示するにはオーバーラップレイヤ(オーバーラップNo. 0~ 2)の1つを[コール]に設定します。マルチオーバーラップ編集に作成・登録したオーバーラップNo.をオーバーラップレイヤに設定します。スイッチまたはPLCから表示のON/OFF制御ができます。

■設定手順表示するオーバーラップは、マルチオーバーラップ編集においてマルチオーバーラップを登録します。オーバーラップの配置・編集方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章 登録項目」を参照してください。

■マルチオーバーラップの設定(マルチオーバーラップ編集)詳しくはP2-9を参照してください。

オーバーラップの[タイプ:コール]の場合には、マクロを設定しても無効となります。

また、オープン、クローズマクロを設定したマルチオーバーラップを削除する場合、必

ずマクロも削除してください。削除しないとエラーとなります。

■[オーバーラッフ(゚コール)]ダイアログ(スクリーン)[オーバーラップ]アイコンから[オーバーラップ設定]ダイアログに入り、[コール]をクリックすると、[オーバーラッフ(゚コール)]ダイアログが表示されます。

コールオーバーラップ

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第2章 オーバーラップ

2-16

MLIBマーク

マルチオーバラップ

動作 スイッチ機能 付属設定

コールオーバーラップ表示

コールオーバーラップ消去 オーバーラップ OFF

オーバーラップ ON

スイッチについて、詳しくは「第3章 スイッチ」を参照してください。

【項目選択】オーバーラップ上に「入力モード」を設定した際に有効な設定項目です。詳しくは「第7章 入力」を参照してください。

【MLIB配置位置】オーバーラップの配置位置を指定します。配置位置とオーバーラップの関係は右図のように、マークの左隅角がオーバーラップの左隅となります。

■コールオーバーラップの表示・消去方法コールオーバーラップを画面上に表示する場合、または表示したオーバーラップを消去する方法には、3通りあります。

内部指令スクリーン上に作成したスイッチによって、画面にオーバーラップを呼び出したり、画面から消去することができます。使用可能なスイッチは以下のとおりです。

外部指令メモリからの指令によって、画面上に任意のコールオーバーラップを表示・消去することができます。ノーマルオーバーラップと同じ方法です。P2-7を参照してください。

マクロによる指令マクロを使用して、コールオーバーラップの表示、消去、移動ができます。マクロの[OVLP_SHOW]、[OVLP_POS]コマンドを使用します。詳しくは「第13章 マクロ」を参照ください。

■コールオーバーラップに関係のあるメモリ◎項目選択メモリ([オーバーラッフ(゚ノーマル)]ダイアログ)オーバーラップ上に入力モードを使用し、[□項目選択]ありの場合に有効な設定です。

◎読込エリア(n+1)PLCの指令によりコールオーバーラップを表示 /非表示する場合に使用します。エッジを認識することによってオーバーラップが表示 /非表示します。

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第2章 オーバーラップ

2-17

2

オーバーラップ

外周をブリンク(=点滅)させたまま スクリーン上の別の位置を押すと...

押した位置を左上隅にしてオーバーラップが その位置に移動する(ブリンク状態解除)

スイッチメッシュ 2 × 2サイズ内を 続けて2回押すと...

オーバーラップ

ピッ!  ピッ!

オーバーラップが画面から消える

オーバーラップの性質―システムボタンについて―

スクリーン上に表示する時のタイプが「ノーマルオーバーラップ」、「コールオーバーラップ」、「マルチオーバーラップ」の場合、表示するオーバーラップに共通した機能―システムボタン機能―があります。

■システムボタンとは ..オーバーラップに設定可能なボタン機能で、2つの働きがあります。

オーバーラップの移動オーバーラップ左上隅(スイッチメッシュ2×2個分相当)を1回押すと、オーバーラップの外周がブリンク(=点滅)し始めます。ブリンク状態のまま、スクリーン上の別の箇所を1回押すと、押した箇所がオーバーラップの左上隅と一致するように、オーバーラップが移動して表示します。(移動後、ブリンク表示は解除されます。)

移動する際、移動先の箇所が画面からはみ出てしまう位置の場合は、はみ出さないようZMシリーズ本体が自動的に位置を修正してオーバーラップを移動します。

ブリンク表示(=移動OKの状態)を解除するには、オーバーラップの先に押した左上隅とほぼ同じ位置をもう一度押します。

オーバーラップの消去画面上に表示したオーバーラップの左上隅(スイッチメッシュ2×2個分相当)をダブルタッチ(=1回目押してから1秒以内にもう1回押す)すると、オーバーラップは消えます。

システムボタンの設定方法システムボタン機能は、[ノーマルオーバーラップ]ダイアログの[ システムボタン使用する]で設定します。

オーバーラップの性質ーシステムボタンについてー

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第2章 オーバーラップ

2-18

オーバーラップの性質―スーパーインポーズについて―

例えば、ZM-371TA/372TA(VGA)で画面全体(640×480ドット)に、ビデオ表示アイテムによるビデオ画面を表示している場合、ビデオ表示が一番上に表示されるため、スクリーン上のスイッチなどは操作できません。ビデオ表示したままでスイッチを操作したい場合、「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップをビデオ表示の上に呼び出すことが可能です。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

◎「スーパーインポーズ」は、ノーマル、マルチ、コールのどのオーバーラップでも設定可能です。

◎「スーパーインポーズ設定」の「ブレンド値」によって、オーバーラップの透過レベルを調整することができます。

※透過色、ブレンド値は、各スクリーンの[スクリーン設定]で設定します。

■設定方法◎オーバーラップパーツのダイアログを表示すると、[□スーパーインポーズ]という設定項目があります。チェックマークをつけると「スーパーインポーズ」ありで設定されます。

ZM-42~82の場合スーパーインポーズは使用できません。

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第2章 オーバーラップ

2-19

2

ビデオ

オーバーラップ (スーパーインポーズ)

オーバーラップ上に[透過色]に設定された 色(例:黒色)を使うと(例:スイッチOFFカラー) 背景にある画面表示(例:ビデオ表示)を そのまま表示します

カラー調整

◎スクリーン上のノーマルオーバーラップの場合、[ スーパーインポーズ]に設定すると、[スーパーインポーズ設定]が有効になります。クリックすると、[スクリーン設定]ダイアログが表示されます。

コールオーバーラップ、マルチオーバーラップの場合は、[コール]または[マルチ]を設定したスクリーンの[編集]メニューの[スクリーン設定]をクリックし、[スーパーインポーズ設定]メニューをクリックします。

【透過色】スーパーインポーズ機能では、システムの構造上、必ず1色、ビデオ表示にオーバーラップが重なった時に、透過される色が存在します。その色を設定する必要があります。ビデオ画像がそのまま透過されて表示するのを避けるには、オーバーラップ上に使用していない色を1色、ここで設定してください。

【ブレンド値】(0(淡)~255(濃))ビデオ表示に対してオーバーラップがブレンドされる割合を設定します。[0]に近いほどブレンドされてオーバーラップは淡く表示され、[255]に近いほど、通常のオーバーラップに近い状態で表示します。

この設定は1スクリーンに対してそれぞれ1種類だけ設定できます。

各オーバーラップごとに設定を変えることはできません。

オーバーラップの性質ースーパーインポーズについてー

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第2章 オーバーラップ

2-20

【□クリック時、操作画面を表示(スーパーインポーズ)】この項目にチェックを付けると、ビデオ画像をクリックした時に、指定されたオーバーラップを表示します。

◎[オーバーラップNo]表示するオーバーラップのNo.を設定します。

■注意事項[ スーパーインポーズ]のオーバーラップは、1スクリーンに1枚のみ設定可能です。同時に複数の[ スーパーインポーズ]のオーバーラップが表示した場合は、最初に表示したオーバーラップのみ、スーパーインポーズが有効になります。

■呼出方法

通常のオーバーラップと同様の場合[ スーパーインポーズ]に設定した場合も、[□スーパーインポーズ]の場合の呼出方法と同じです。各オーバーラップのタイプ(ノーマル、コール、マルチ)によって、呼出方法は異なるため、各タイプによる呼出方法を参照してください。

ビデオ表示アイテムからの呼出ビデオ表示アイテムの設定によっては、ビデオ表示をクリックすると、[ スーパーインポーズ]のオーバーラップを呼び出すことが可能です。

ただし、上記の方法はオーバーラップのタイプが[ノーマル]または[コー

ル]の場合に限ります。

クリックするビデオ表示アイテムの[詳細]アイコンから[ビデオ]ダイアログが表示されます。[動作]メニューをクリックして、以下の設定を行います。

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第2章 オーバーラップ

2-21

2

オーバーラップ設定 [オーバーラップ]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ システム設定 ビデオ設定

タイプ:[Video] [オーバーラップ(Video)]ダイアログ

■ビデオ設定

ZM-72/82の場合以下のダイアログを設定します。

このダイアログの設定は、[オーバーラップ]アイコン→[オーバーラップ設定:Video]→[オーバーラッフ(゚Video)]ダイアログにおいて[ビデオ設定]ボタンからも入ることができます。

【ビデオ入力】([NTSC]/[PAL])使用するビデオの入力信号を種類を選択します。

ビデオ入力(ZM-

72/

82ビデオ対応機種/チャンネル切換専用)

ビデオ入力(ZM-72/82ビデオ対応機種 /チャンネル切換専用)

◎ビデオ入力対応(オプション)のZM-72、ZM-82で使用します。

ZM-300の場合のビデオ機能について。詳しくは「第18章 ビデオ表示」を

参照してください。

◎ただし、ZM-300の場合でも、ビデオ表示中にチャンネル切換を行ったり、サイズを切り換えたい場合は、このオーバーラップのビデオ入力を使用します。

◎ZM-72/82の場合、ビデオ入力はオーバーラップレイヤの1つを[Video]に設定することで対応します。

■設定手順

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第2章 オーバーラップ

2-22

ZM-300の場合以下のダイアログを設定します。

このダイアログの設定は、[オーバーラップ]アイコン→[オーバーラップ設定:Video]→[オーバーラッフ(゚Video)]ダイアログにおいて[ビデオ設定]ボタンからも入ることができます。

【ビデオ入力】([NTSC]/[PAL])使用するビデオの入力信号の種類を選択します。

【AUTO時のスナップファイル制限回数】(0~255)CFカードにビデオのスナップ画像を取り込む際、[AUTO]指定を選択すると、自動的に画像が連番でCFカード内に保存されます。その際の保存回数を設定します。詳しくは「第18章 ビデオ表示」を参照してください。

【スナップファイルの制限回数を超えたとき】([停止]/[連続])前項の[AUTO時のスナップファイル制限回数]を超えた際に、どのように処理するかを選択します。[停止]時には、回数を超えたらスナップ動作は停止します。[連続]時には、回数を超えた場合、再び最初の名前から自動で上書き保存します。スナップ動作について、詳しくは「第18章 ビデオ表示」を参照してください。

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第2章 オーバーラップ

2-23

2

■[オーバーラッフ(゚Video)]ダイアログ

ZM-72/82の場合

ビデオ画面

VIDEO

マーク

【オーバーラップNo】Video画面が、スクリーンのどのオーバーラップエリア(No. 0~ 2)に呼び出されるか、設定します。ダイアログを出した時の[オーバーラップNo]は、[オーバーラップ設定]ダイアログにおいてチェックマークをつけたNo.です。

【配置位置】ビデオ画面の配置位置を指定します。配置位置とビデオ画面の関係は、右図のようにマークの左隅角がビデオ画面の左隅となります。

ZM-300の場合ダイアログの設定項目はほとんど、[ビデオ表示]アイテムの[ビデオ]ダイアログと同じです。詳細は、「第18章 ビデオ表示」を参照してください。

ここでは、ビデオ表示アイテムとは異なる設定項目について説明します。

◆[メイン]メニュー【オーバーラップNo】

Video画面が、スクリーンのどのオーバーラップエリア(No. 0~ 2)に呼び出されるか、設定します。ダイアログを出した時の[オーバーラップNo]は、[オーバーラップ設定]ダイアログにおいてチェックマークをつけたNo.です。

【配置位置】ビデオ画面の配置位置を指定します。配置位置とビデオ画面の関係は、先のZM-72/82の場合の例を参照してください。

◆[表示]メニュー【表示チャンネル数】[1]固定です。ただし、マクロコマンド[VIDEO]の[SEL_CH]によって、表示チャンネルを切り換えることが可能です。

ビデオ入力(ZM-

72/

82ビデオ対応機種/チャンネル切換専用)

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第2章 オーバーラップ

2-24

■ビデオ画面の設定(マクロコマンド)ビデオ画面のサイズや色調整は、ビデオ用マクロによって設定します。マクロによる設定を行わない場合、ビデオ画面は、ZM-72/82の場合はデフォルトで、ZM-300の場合は[オーバーラッフ(゚Video)]ダイアログで設定した内容はそのまま、それ以外の「輝度」「コントラスト」「色の濃さ」はデフォルトで表示されます。マクロ実行時にはマクロが優先されます。

ビデオ画面のデフォルト内容

    項  目�

サイズ�

表示チャンネル�

ディザ処理�

(ビデオ画質の向上・補正)�

輝度�

コントラスト�

色の濃さ�

   デフォルト値�

320×240�

1(CH1)�

1(あり)�

�ZM-300:128、ZM-72/82:171�

ZM-300:128、ZM-72/82:24�

ZM-300:128、ZM-72/82:44

    種  類�

160×120、320×240�

640×480、640×240�

CH1、CH2、CH3、CH4�

0(なし)、1(あり)�

0(暗)~255(明)�

0(弱)~255(強)�

0(淡)~255(濃)�

デフォルトの設定内容は以下のとおりです。

◎ビデオの表示状態は、内部メモリのシステムメモリ($s)に出力されます。出力内容は以下のとおりです。

アドレス�$s170�$s171�$s172�$s173�$s174

    内容�Video チャンネルNo.�Video ディザ�Video 輝度�Video コントラスト�Video 色の濃さ��

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第2章 オーバーラップ

2-25

2

デフォルトを変更するにはマクロを使って変更します。ビデオ表示のサイズ、チャンネルNo.、輝度、コントラスト、色の濃さなどを設定できます。マクロコマンドの[Video]を選択すると、以下のような[Video]ダイアログが表示します。

◆コマンド選択の場合○SIZE(160×120、340×240、640×480、640×240)ビデオウィンドウのサイズを指定します。

○SEL_CH(1~4)入力ポートのチャンネルNo.を指定します。

○DITHER(ON、OFF)ZM-72/82でのみ有効なマクロです。ビデオ画質の向上、補正を行います。

○BRIGHT(0~255)ビデオ画質の輝度を指定します。

○CONTRAST(0~255)ビデオ画質のコントラストを指定します。

○COLOR(0~255)ビデオ画質の色合いを指定します。

○VIDEO_INF(SAVE、DEFAULT)現在のビデオの表示状態を記憶させる、またはデフォルト表示に戻すことができます。[SAVE]を選べば、ZMシリーズの電源が万が一落ちた場合でも[SAVE]コマンドで保存した表示状態を保持するので、再度ビデオ表示した場合に前と同じ状態で表示します。[DEFAULT]を実行すると、表示状態をデフォルトに戻します。このコマンドを実行すると1秒間ほどZMシリーズが停止する事があります。

○例題 チャンネルNo. = 2(CH2) サイズ =640×480ドット

に変更するマクロはVideo SEL_CH 2 → CH2指定Video SIZE 640*480 → サイズ指定Video_INF SAVE → 変更条件をメモリに記憶

となります。

ビデオ入力(ZM-

72/

82ビデオ対応機種/チャンネル切換専用)

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第2章 オーバーラップ

2-26

◆メモリ指定の場合設定内容は以下のとおりです。

F0メモリ n n+1

     設定値 0 : 160X120, 1 : 320X240, 2 : 640X480, 3 : 640X240 1~4 0 : OFF, 1 : ON 0~255 0~255 0~255 0 : SAVE, 1 : DEFAULT

コマンド名 SIZE SEL_CH DITHER BRIGHT CONTRAST COLOR VIDEO_INF

コマンドNo. 0 1 2 3 4 5 6

Video MEMORY F0 (= n)

コマンドNo. 設定値

○例題 チャンネルNo. = 2(CH2) サイズ =640×480ドット

に変更するマクロはマクロコマンド[Video MEMORY]において[F0]を[$u00100]とした場合、それぞれ以下のようになります。

 チャンネルNo.を 2に指定$u00100=1(W) → コマンド(SEL_CH)選択$u00101=2 (W) → 2CH選択Video MEMORY $u00100 → コマンド実行

 ウィンドウサイズ変更$u00100=0(W) → コマンド(SIZE)選択$u00101=2 (W) → 640×480ドット選択Video MEMORY $u00100 → コマンド実行

 メモリに記憶$u00100=6(W) → コマンド(Video_INF)選択$u00101=0(W) → SAVE選択Video MEMORY $u00100 → コマンド実行

となります。

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第2章 オーバーラップ

2-27

2

■ビデオ画面の表示・消去方法スクリーン上にビデオ画面を表示する、または表示したビデオ画面を消去する方法には、3通りあります。

内部指令スクリーン上に作成したスイッチ([機能:オーバーラップ])によって、画面にビデオ画面を呼び出したり、画面から消去することができます。スイッチはノーマルオーバーラップと同じです。P2-7を参照してください。

外部指令メモリからの指令によって、画面上にビデオ画面を表示・消去することができます。ノーマルオーバーラップと同じ方法です。P2-7を参照してください。

マクロによる指令マクロを使用して、ビデオの表示、消去、移動ができます。マクロの[OVLP_SHOW]、[OVLP_POS]コマンドを使用します。詳しくは「第13章 マクロ」を参照ください。

■ビデオ入力に関係のあるメモリ◎読込エリア(n+1)PLCの指令によりオーバーラップを表示 /非表示する場合に使用します。

ビデオ入力(ZM-

72/

82ビデオ対応機種/チャンネル切換専用)

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第2章 オーバーラップ

2-28

オーバーラップサイズの制限

◎1スクリーンに表示できるノーマル、コール、マルチオーバーラップにはサイズの制限があります。

◎1スクリーンに配置したノーマル、コールオーバーラップと表示するマルチオーバーラップ(何枚もマルチオーバーラップを表示する場合は表示する最大サイズのもの)を足したサイズが次のオーバーラップの最大サイズを越えないように設定してください。

ZM-52D

ZM-42/43

ZM-72T*

ZM-72TS* ZM-82T*

921,600614,400

ZM-62E

機 種

307,200

76,800

480,000

画面 最大サイズ

オーバーラップ 最大サイズ

(単位バイト)

ZM-72D、ZM-52HD

エリア1: 368,640 エリア2: 307,200

合計: 675,840

153,600

オーバーラップ 最大サイズ(Video使用時)

エリア1: 88,576 エリア2: 1,047,424

合計: 1,136,000

合計: 256,000

エリア1: 88,576 エリア2: 740,224

合計: 828,800

*ビデオを設定したスクリーンでの、その他のオーバーラップサイズ

256,000

ZM-352D、ZM-371T/TA ZM-372T/TA(640×480)

ZM-3**S(800×600) 480,000

307,200

合計: 1,136,000

合計: 921,600ZM-300

ZM-42~82

(ベース画面)

640

480

448

400

オーバーラップNo. 2

オーバーラップNo. 0

640×480=307,200(①)

448×400=179,200(②)

448

400

オーバーラップNo. 1

448×400=179,200(③)

①(=307,200)≦307,200

②+③(=358,400)≦368,640

◇ノーマル、コール、マルチオーバーラップの計算方法(単位ドット)オーバーラップサイズ=オーバーラップ幅×オーバーラップ高さ  

◇エリア1/2は不連続なエリアです。オーバーラップのサイズによっては、合計値以内であっても、オーバーラップを設定できない場合があります。この場合、本体でのエラーは「データにエラーがあります No.54」と表示されます。マルチオーバーラップの場合はオーバーラップは無効となり、表示されません。制限を越える場合、オーバーラップのサイズを小さくしてください。

〈例〉 ZM-52の場合以下のようなノーマルオーバーラップ3枚であれば、合計サイズが範囲内であるため、問題ありません。

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第3章 スイッチ

3-1

3

スイッチ

概要

■スイッチの機能についてI. PLCメモリや内部メモリにビットの[ON]、[OFF]情報を送ることができます。

II. スイッチを押すことで、以下のような画面処理を行うことができます。A.表示するスクリーンを切り換える

B.オーバーラップを表示させる

C.設定した演算を行い、その処理結果をメモリに書き込む

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

オーバーラップ

オーバーラップ 表示

オーバーラップ

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

スクリーン1

動画表示

画面 変更

Z Z Z

ラベラー

Z

排出装置

ハード コピー

OK

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

PLC

M 0~15

M16~31

M32~47

..........

PLCメモリ

オーバーラップ

ON情報

ONする

概要

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ワード演算

65+36=

PLC

09000

09100

09200

..........

PLCメモリ

65+36=101

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第3章 スイッチ

3-2

スイッチ スイッチ スイッチ

PLC

M 0~15

M16~31

M32~47

..........

PLCメモリ

ONする

スイッチ

スイッチ

停 止 運転準備 運 転

F1

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F7

SYSTEM

POWER

動画表示

画面 変更

Z Z Z

ラベラー

Z

排出装置

ハード コピー

OK

動画表示

画面 変更

Z Z Z

ラベラー

Z

排出装置

ハード コピー

OK

F1

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F3

F4

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F6

F7

SYSTEM

POWER

オーバーラップ

PLC

M 0~15

M16~31

M32~47

..........

PLCメモリ

ON情報

ONする

オーバーラップ

オーバーラップ 表示

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

D.ハードコピーを実行する ...など

III. I と IIの動作を同時に行うこともできます。

IV. スイッチを押したとき、離したとき、それぞれにマクロ機能を持たせることができます。

■スイッチ内ランプについて◎スイッチの入・切をスイッチ内ランプで表示させます。スイッチを押したときにON色で表示し、離すとOFF色で表示します。

◎ON/OFF色の表示を外部から指令することもできます。

◎外部からスイッチ内ランプの表示を指令する場合、最大8つのパターン(および8つの色)で表示できます。<例>3パターンの場合

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第3章 スイッチ

3-3

3

この部分を押した時 スイッチNo. 0

スイッチNo. 1 スイッチNo. 1

スイッチNo. 0

14ドット 18ドット

ZM-300/ZM-82/72/52

一画面あたり の最大個数

最小単位

768

ZM-42/43

192

注意事項

注意事項

スイッチを人命や機器の破損にかかわるところや、緊急用の非常スイッチ機

能として、使用しないでください。

■スイッチの最小単位スイッチの最小単位は18ドットX14ドットです。配置最大個数は、ZMシリーズの機種によって異なります。下図参照。

■配置

2個以上のスイッチを配置するとき、スイッチを重ねて配置しないでくださ

い。

◎どうしても重ねて配置しなくてはいけない場合スイッチの重なりはエラーとして検出されません。先に配置したスイッチが有効になります。配置順の確認は[表示]→[アイテム一覧]で行えます。(アイテム一覧 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第1章」参照)

<例>スイッチNo. 0、スイッチNo. 1の順にスイッチを配置した場合

◎オーバーラップ上にスイッチを配置する場合以下の2つの条件が重なった場合、「エラー:動作領域設定」となります。どちらか1つ条件を回避して設定してください。・スイッチのXサイズが最小単位・スイッチメッシュに対してオーバー

ラップの位置を半角文字1つ分ずらす

Xサイズ最小

半角ずらす

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第3章 スイッチ

3-4

F1

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SYSTEM

POWER

スイッチ

同時に2点押すと中心のスイッチが動作する

スイッチの2点押しアナログ抵抗膜方式のZMシリーズでスイッチの2点押しをする場合[ファンクションスイッチ]をご使用ください。「ファンクションスイッチ」と「スクリーン上のスイッチ」の2点押しの場合、上記症状は発生しません。(ファンクションスイッチ 「第1章 システム設定」参照)

◆マトリックススイッチのZM-72TCM/DM/DCM、ZM-82TCMの場合スイッチの1出力 /2出力をスクリーン単位で設定することができます。[編集]→[スクリーン設定]→[スクリーン設定]ダイアログの[スイッチ出力]で[1出力]または[2出力]を設定します。

◎スイッチの1点出力([1出力]を選択した場合)押したスイッチのON/OFF動作を実行します。同時に2個以上のスイッチを押した場合は、スイッチとして機能しません。

◎スイッチの2点出力([2出力]を選択した場合)押したスイッチのON/OFF動作を実行します。2個のスイッチを同時に押した場合も、各スイッチのON/OFF動作を実行します。同時に3個以上スイッチを押した場合は、スイッチとして機能しません。

※ただし、画面上のスイッチ以外の領域を押し

ている場合は、[1出力]、[2出力]に関わら

ず、スイッチを押しても動作しません。

■スイッチ出力

ZM-300シリーズ、ZM-42~82シリース(゙標準品)のスイッチは「アナログ抵抗膜方

式」です。

スクリーン上を同時に2点以上押した場合、押した点の中心が出力されます。

このとき、中心にスイッチがあると、そのスイッチが動作することがありま

す。スクリーン上を同時に2点以上押さないよう

注意してください。

なお、マトリックススイッチ対応のZM-72/82シリー

ズでは、上記の症状は発生しません。

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第3章 スイッチ

3-5

3

◎タッチ領域[詳細表示]メニューで[詳細表示:領域]をクリックすると、下図のように配置したスイッチパーツに点線の矩形が表示されます。この点線部分がスイッチのタッチ領域です。このタッチ領域を押すと、スイッチは反応して動作を行います。スイッチ全体の外形をスイッチのパーツ領域と呼びます。タッチ領域が含まれないパーツ領域部分を押しても何の反応もしません。

DIV No.

■スイッチ領域◎[表示環境]ダイアログの[詳細表示]メニュー[表示]→[表示環境設定 /表示環境一括設定]→[表示環境]ダイアログが表示されます。

メモリ

タッチ領域

パーツ領域

◎[詳細表示]の[DIV No.]を選択した場合は、以下のように各スイッチの左下にそのスイッチのDIV Noが表示されます。[メモリ]を選択すると、スイッチの下に設定された[出力メモリ]、[ランプメモリ]が表示されます。[DIV No.]と[領域]または[メモリ]と[領域]のように、2項目を同時に選択することもできます。([DIV No.]と[メモリ]は同時に選択できません。)

注意事項

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第3章 スイッチ

3-6

スイッチグリッド

◎[表示環境]ダイアログの[グリッド]メニューをクリックします。[□グリッド表示]にチェックマーク( )を付け、[グリッドタイフ :゚スイッチ]に設定すると、画面上に下図のようなスイッチグリッドが表示されます。

◎[ スイッチの配置をスイッチグリッドで行う]デフォルト設定で、[表示環境]ダイアログの[グリッド]メニューでは、[ スイッチの配置をスイッチグリッドで行う]が選択されています。スイッチは[スイッチ]グリッドに沿って移動・拡大されます。

[□スイッチの配置をスイッチグリッドで行う](チェックなし)の場合スイッチはドット単位で移動・拡大ができます。

スイッチをスイッチグリッドに関係なく、自由に配置したり、拡大・縮小を

行うには、[□スイッチの配置をスイッチグリッドで行う](チェックなし)に設定しま

す。

マトリックススイッチのZM-72/82の場合は[□スイッチの配置をスイッチグリッドで行う](チェックなし)に設定すると、スイッチ領域(動作領域)の位置が以下のようにずれるので、注意して移動・拡大・縮小を行ってください。

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第3章 スイッチ

3-7

3

[スイッチ]ダイアログ

■[メイン]メニュー

【OFF/ON/P3/P4/P5/P6/P7/P8】スイッチパーツのプレビュー画面を表示します。

【パーツ選択】パーツを変更する場合にクリックします。(パーツの変更 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【□出力メモリ】スイッチを押したという動作情報を、メモリに書き込む場合にチェックします。出力メモリを設定します。内部メモリ、メモリカードを選択した場合、PLCメモリを選択した場合より処理速度が速くなります。

◇PLCメモリを選択した場合・[出力メモリ]のタイプがビット書き込み可能か不可能かによって、次項の[出力動作]の設定が異なります。

・ビット書き込み可能なメモリか否かは、ご使用のPLCマニュアルで確認してください。

スイッチダイアログ

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第3章 スイッチ

3-8

スイッチ動作        出力処理動作

セット スイッチを押した時、指定したメモリビットをONします。(離してもON状態)

リセット スイッチを押した時、指定したメモリビットをOFFします。(離してもOFF状態)

モーメンタリ スイッチを押した時、指定したメモリビットをONにし、離した時OFFにします。(押している間ON状態)

オルタネート スイッチを押す度に指定したメモリビットの[ON][OFF]を反転します。

モーメンタリW

【□ランプメモリ】◆[□ランプメモリ]の場合スイッチを押すと、自動的にスイッチ内ランプが内部処理で点灯します。スイッチから手を離すと、ランプは消灯します。押した時にONカラー、離すとOFF カラーになります。

◆[ ランプメモリ]の場合[ランプメモリ]の設定が有効になります。[ランプメモリ]の「ON」「OFF」により点灯(ONカラー)、消灯(OFFカラー)します。この場合、スイッチパーツが「3ノッチ」ならば、OFF→ ON→ P3(パターン3)の3パターンで、スイッチ内ランプを変化させることができます。同様に8パターンまでスイッチ内ランプを表示することができます。

※パーツのノッチ数により、ビット使用数が異なります。( P4-3参照)

[ランプメモリ]を設定( の状態)し、[ランプメモリ]のビットによって指令する場合

のみ、「P3~P8」(3~8ノッチ)のスイッチパーツが有効です。

複数のスイッチを配置する場合、処理速度を速くするため、[ランプメモリ]は連番で設定することをお奨めします。

【出力動作】

[ 出力メモリ]に設定した場合に有効な項目です。[出力メモリ]に対する書き込み動作を選択します。[モーメンタリ(モーメンタリW)]、[セット]、[リセット]、[オルタネート]から選択します。

◎出力動作一覧

◎[モーメンタリ]と[モーメンタリW]スイッチを押したときの出力動作は、[モーメンタリ]、[モーメンタリW]どちらを選択しても同様です。ただし、メモリのタイプによって処理が異なります。

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第3章 スイッチ

3-9

3

《[モーメンタリW]を設定した場合》動作結果を直接、[出力メモリ]に1ワード書き込みます。(他のビットは保障されないでクリアされます。)従って、[出力メモリ]は必ず1ワード確保してください。

◎ビット書み込み可能なメモリの場合、[モーメンタリ]または[モーメンタリW]どちらに設定してもかまいませんが、ビット書み込み不可能なメモリの場合は、スイッチの処理を高速に行うため、[モーメンタリW]を設定することを推奨します。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

①D100  のデータを読み込む

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1

②D100-10  をONしてD100に書き込む

0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

<例>出力メモリ「D100-10」に設定した場合

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

M10のONを書き込む

<例>出力メモリ「M10」に設定した場合

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

◆ビット書き込み可能なメモリを指定した場合[モーメンタリ]または[モーメンタリW]どちらを設定しても、以下のように動作結果を直接、[出力メモリ]のビットに書き込みます。

◆ビット書き込み不可能なメモリを指定した場合ZMシリーズはスイッチの各動作をビット単位で処理するため、[出力メモリ]でビット書き込みが不可能なメモリを設定した場合、[モーメンタリ]と[モーメンタリW]で、処理が異なります。

《[モーメンタリ]を設定した場合》①[出力メモリ]の1ワードを読み込みます。②[出力動作]を反映させた結果を[出力メモリ]1ワードに書き込み

ます。(他のビットは保証されます。)

型式:ZM-72**M、ZM-82TCM(マトリクス方式)の場合[スクリーン設定]→[スイッチ出力]で[2出力]を選択。[モーメンタリW]で[出力メモリ]の割付が同一ワード内の場合はスイッチの同時2点出力は保障されません。[モーメンタリ]を使用してください。(スイッチ出力:P3-4参照)

スイッチダイアログ

D100-10 をONして1ワード書き込む

0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

<例>出力メモリ「D100-10」に設定した場合

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ZM-30/61シリーズのスイッチメモリはモーメンタリWの処理をしています。ZM-30/61シリーズからデータを変換した場合、[モーメンタリW]に設定することをお奨めします。

ビット書き込み可能か否かについては、各PLCのマニュアルを参照してください。

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第3章 スイッチ

3-10

【描画モード】[XOR](反転タイプ)または[REP](置き換えタイプ)を選択します。

(XOR P4-8、REP: P4-11参照)

【機能】スイッチを押したときに、どのような働きをもたせるか設定します。

[変更]ボタンをクリックすると、[スイッチ機能]ダイアログが表示されます。

○通常 :単独で使用できる機能です。○入力 :[入力]モードとリンクして使用します。○サンプル :[サンプリング]モードとリンクして使用します。○メモリカード :[メモリカード]モードとリンクして使用します。○メモ帳 :[メモ帳]モードとリンクして使用します。○表形式データ:[入力]モードで表形式データ表示を入力対象とする場合

[入力モード]とリンクさせて使用します。○デジスイッチ:[デジスイッチ]を作成するとき使用します。○ビデオ :[ビデオ機能]とリンクして使用します。○JPEG :JPEGファイルの呼出 /削除を行います。

◎各スイッチ機能一覧表◇各機能の内容は次頁の通りです。◇「リンクするパーツ」がない場合は、スイッチ単独で設定した機能の動作をします。「リンクするパーツ」がある場合は、該当するパーツとリンクさせないと設定した機能の動作を行いません。

◇詳しくは参照頁で確認してください。

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第3章 スイッチ

3-11

3

◎通  常 機能なし スクリーン ハードコピー オーバーラップ マルチオーバーラップ   ワード演算 プラスブロック マイナスブロック ロールアップ ロールダウン ブロック呼出 モード 項目選択 リターン リセット 占有 CFカードフォーマット

  ――― 指定したメモリのビットNo.をON/OFFする スクリーンNo. 指定したスクリーンNo.の画面に切り替わる   ――― 表示画面を印刷する ON/OFF/ALT/ICON の設定 オーバーラップNo. ノーマル・マルチオーバーラップの制御 マルチNo オーバーラップNo  マルチオーバーラップ配置位置 マルチオーバーラップの制御 WORD演算ダイアログ メモリデータの演算   ――― 表示ブロック+1   ――― 表示ブロック-1   ――― アップスクロール   ――― ダウンスクロール ブロックNo. 表示ブロック変更 表示順序 各機能に対応したメッセージが表示される   ――― 同スイッチ内にデータが配置されていれば、 入力選択スイッチとなる   ――― 1つ前に表示していた画面へ戻る   ――― サンプルバッファの内容をクリアする   ――― 接続形式をマルチリンクにした場合のみ 設定でき、1:1で通信します   ――― CFカード内のサンプリングファイルを フォーマットします

名  称

付属設定項目 内  容

P3-18 P3-19 P3-20 P3-22 P3-23

リンクする パーツ

参照

メッセージモード グラフィックモード データブロックエリア ビットサンプリング データサンプリング トレンドサンプリング アラーム表示 メモリカードモード メモ帳 JPEG表示 リレーモード リレーサブ メッセージモード ビットサンプリング データサンプリング トレンドサンプリング リレーサンプリング アラーム表示 メモリカードモード

メッセージモード データブロックエリア グラフィックモード メモ帳

第6章 第9章 第7章 第10章 第10章 第10章 第10章 第25章 第12章 第19章 第6章 第6章 第6章 第10章 第10章 第10章 第10章 第10章 第25章

第6章 第7章 第9章 第12章

第6章 第6章 第10章

第7章 第10章 P3-19 第22章

ビットサンプリング データサンプリング トレンドサンプリング アラーム表示 メモリカードモード

第10章 第10章 第10章 第10章 第25章

リレーモード メッセージモード リレーサンプリング

入力モード

スイッチダイアログ

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第3章 スイッチ

3-12

◎入 力 文字入力 書込    クリア 符号反転 スペース バックスペース DEL +1 -1 → ← ↑ ↓ ≪ ≫ 漢字変換 グラフィックライブラリ ZM-30/61互換HEXキー ZM-30/61互換HEXキー切替

  ――― スイッチ内に配置された文字を入力する   ――― 入力結果をメモリへ書き込む   ――― 入力値をクリアする   ――― 入力値の符号を反転する(数字入力時有効)   ――― 半角スペースを入力する(文字入力時有効)   ――― バックスペース(文字入力時有効)   ――― カーソル上の1文字削除(文字入力時有効)   ――― カーソル上の1桁+1する(数字入力時有効)   ――― カーソル上の1桁-1する(数字入力時有効)   ――― カーソル右移動 (文字入力時有効)   ――― カーソル左移動 (文字入力時有効)   ――― カーソル項目移動【-1】   ――― カーソル項目移動【+1】   ――― フォーカス項目移動【画面-1】   ――― フォーカス項目移動【画面+1】   ――― 漢字変換モードとなる グラフィックライブラリ GNoとNo GLIB読み出しによる文字変更

ZM-30/61シリーズ画面を変換した場合に使用

第7章

入力モード

(DELキーは

  アラーム表示

  で使用可能)

(第10章)

◎サンプル グラフリターン 表示切替    サンプルプリント 表示順切替

  ――― 最新サンプリングデータに戻る   ――― 表示内容をON/OFFで切り換える   ――― サンプルバッファの内容を印刷する 表示順を発生順/最新のものから表示で切り替える

ビットサンプリング データサンプリング トレンドサンプリング アラーム表示

ビットサンプリング データサンプリング

ビットサンプリング リレーサンプリング アラーム表示

ビットサンプリング アラーム表示

第10章

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第3章 スイッチ

3-13

3

◎メモリカード ファイル選択 レコード選択    カードNo編集 カード名編集 ファイル名編集 レコード名編集 カードフォーマット データ転送ZM>PLC データ転送ZM<PLC

  ――― リスト領域にファイルを表示しファイル選択状態になる   ――― リスト領域にレコードを表示しレコード選択状態になる マルチNo 指定したマルチオーバーラップがオープンし、編集モードになる マルチNo 指定したマルチオーバーラップがオープンし、編集モードになる マルチNo ファイル編集モードとなり、同スイッチが点灯状態となる マルチNo レコード編集モードとなり、同スイッチが点灯状態となる   ――― メモリカードのフォーマットを実行する   ――― 選択したレコードを「PLC」に転送する   ――― 選択したレコードを「PLC」から転送する

第25章

メモリカードモード

◎メモ帳 ペン色 ペンの太さ    直線 領域削除 全削除

ペンの色 ペンの色を選択 ペンの太さ ペンの太さ選択(1ドット、2×2ドット)   ――― 直線   ――― 選択した領域のメモ帳を削除   ――― スクリーン上のすべてのメモ帳を削除

第12章

メモ帳

◎表形式データ表示 カーソル移動右 カーソル移動左 表移動+ 表移動-

  ――― 表内でカーソルを右に移動   ――― 表内でカーソルを左に移動   ――― 表の移動+   ――― 表の移動-

第7章 入力モード

(表形式データ表示)

◎デジスイッチ デジスイッチ+ デジスイッチ- デジスイッチ 符号反転

対象桁(1~17) 対象桁の値を+1 対象桁(1~17) 対象桁の値を-1   ――― 数値表示の符号を反転する

第3章 デジスイッチ

スイッチダイアログ

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第3章 スイッチ

3-14

■[文字]メニューランプダイアログと同じです。( 「第4章 ランプ」参照)

■[細かい設定]メニューについて

◎ビデオ ポーズ リスタート

Auto/CH1/CH2/CH3/CH4 リンク先のビデオ表示を静止画像にする Auto/CH1/CH2/CH3/CH4 リンク先のビデオ表示の静止状態を解除する

第18章 ビデオアイテム

◎JPEG ファイル削除 ファイル呼出

――― JPGファイルを削除する JP/VD(0~32767) 指定したNo.のJPRGファイルを呼び出す

第18章 第19章

ビデオアイテム

JPEG表示

【□ONマクロ使用する】スイッチを押したときにマクロを実行させる場合、チェックマーク( )を付けます。[ONマクロ編集]ボタンが有効になります。

(マクロ 「第13章 マクロ」参照)

【□OFFマクロ使用する】押したスイッチを離すときにマクロを実行させる場合、チェックマーク( )を付けます。[OFFマクロ編集]ボタンが有効になります。

(マクロ 「第13章 マクロ」参照)

【□インターロック使用】スイッチにインターロック機能を付ける場合、チェックマーク( )を付けます。インターロック成立の[条件]によって設定項目が異なります。

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第3章 スイッチ

3-15

3

スイッチのフローチャートP3-17

スイッチダイアログ

◆ビットのON/OFFを条件とする場合【メモリ】

インターロック用のメモリを設定します。

【条件】前項の[メモリ]の条件を選択します。[ON]の場合: [メモリ]OFFでスイッチ動作禁止

    [メモリ]ONでスイッチ動作許可[OFF]の場合: [メモリ]OFFでスイッチ動作許可

    [メモリ]ONでスイッチ動作禁止

【スイッチOFFの時】([有効]or[無効])[出力動作:モーメンタリ/モーメンタリW]の場合に有効な設定です。スイッチOFFの時(=スイッチから手を離す)に、前項の[条件]を判断するかしないかを設定します。[有効]:スイッチOFF時にも[条件]を判断します。

 条件が不成立の場合、手を離してもスイッチはOFFしません。[無効]:スイッチOFF時には[条件]を判断しません。

【□エラーブザー使用する】条件不成立時にスイッチを押した場合、エラー音を鳴らすか鳴らさないかを設定します。[□エラーブザー使用する]の場合 :ブザーは鳴りません[ エラーブザー使用する]の場合 :「ピピピ」とブザーが鳴ります

OFFのとき ONのとき

◎スイッチOFFの時 有効

・出力メモリ M0 ・出力動作 モーメンタリ ・インターロック  メモリ M1  条件 ON

条件成立

条件不成立

条件成立 条件成立

◎スイッチOFFの時 無効 条件成立

無効

ON

OFF

ランプON描画

ランプOFF描画

条件成立 無効

ON

ランプON描画

ON

ランプON描画

OFF

ランプOFF描画

ON

ランプON描画

OFF

ランプOFF描画

ON

ランプON描画

スイッチダイアログ OFF

M1

M1

M1

M1

出力メモリ M0はONのまま

出力メモリ M0はOFF

出力メモリ M0はOFF

出力メモリ M0はOFF

制御盤

Vシリーズ

制御盤

Vシリーズ

押す 離す

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第3章 スイッチ

3-16

◆比較式を条件とする場合【データ長】

条件値のデータ長を設定します。ワード / ダブルワード

【条件】演算を選択します。

【スイッチOFFの時】[条件:ON/OFF]を選択した場合と同じです。( P3-15参照)

【定数表示形式】条件式で設定する[定数A/B]の形式を設定します。DEC(符号有り) / DEC(符号なし) / BCD

【条件1/2】比較の条件となる符等号を設定します。なし /< /<= / = / !=

【定数A/B】条件となる値を設定します。

【メモリ】比較値のメモリを設定します。

【□エラーブザー使用する】条件不成立時にスイッチを押した場合、ブザー音を鳴らすか鳴らさないかを設定します。[□エラーブザー使用する]の場合 :ブザーは鳴りません[ エラーブザー使用する]の場合 :「ピピピ」とブザーが鳴ります

【□ブザー音をOFFする】スイッチを押した際にブザー音鳴らすか鳴らさないかを設定します。チェック( )すると、ブザー音は鳴りません。

【□MLIB配置位置指定する】

[機能:マルチオーバーラップ]の場合に有効です。( P3-22参照)

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

■[カラー]メニューランプダイアログと同じです。( 「第4章 ランプ」(P4-7)参照)

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第3章 スイッチ

3-17

3

スイッチON

インターロック

ランプON描画 ブザーON

ブザーON

出力動作

ランプON描画

ON マクロ

機能実行

ON マクロ

終了

ブザー

ランプ

ランプ

ON マクロ 継続?

インターロック 条件

内部

外部

外部

鳴る

鳴らさない

不成立

成立

あり

なし

A

B

しない

する

スイッチOFF

インターロック

ランプOFF描画

出力動作

ランプOFF描画

OFF マクロ

終了

ランプ

ランプ

インターロック 条件

内部

内部

外部

不成立

成立

あり

なし

外部

スイッチOFFのとき 無効

有効

◆モーメンタリ/モーメンタリW

※「出力動作」や「マクロ」は設定が「あり」の場合に実行します。

※BのマクロはAが「SWRET」コマンドで終了した場合、次のコマンドから実行します。マクロコマンドについては第13章参照

※ONマクロ実行後にスイッチの機能が実行されます。ただし、「SET_SCRN」「SET_MOVLP」「OVLP_SHOW」「OVLP_POS」コマンドに限り、スイッチ機能実行後にこれらのマクロコマンドが実行されます。

フローチャート

■スイッチONのとき(押す時)

フローチャート

■スイッチOFFのとき(離す時)

スイッチOFF

ランプOFF描画

OFF マクロ

終了

ランプ

内部

外部

◆セット/リセット/オルタネート

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第3章 スイッチ

3-18

スイッチの機能例

■スクリーン(画面)を切り替える(=スクリーン、リターン)[機能:スクリーン]または[機能:リターン]のスイッチを使用します。

◎[機能:スクリーン]付属設定項目として[スクリーンNo]を設定します。スイッチを押すと、指定した[スクリーンNo]の画面に切り替えます。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

スクリーン1

スイッチを押す

スクリーンNo. 0

スクリーン1

スクリーンNo. 1

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWERリターン

スイッチを押す

スクリーン8

スイッチを押す

スクリーンNo. 8

リターン

スクリーンNo. 1スクリーン8

スクリーン1

スイッチを押す

スクリーンNo. 0

スクリーン1

リターン

スイッチを押す

リターン

◎[機能:リターン]スイッチを押すと、現在表示しているスクリーンの1つ前に表示していたスクリーンに戻ります。8ステップ前まで戻ることが可能です。ただし、外部指令によって表示させたスクリーンの「リターン」スイッチは無効です。

※[リターン]スイッチによって表示されたスクリーン(画面)の表示状態は、スクリーンの

初期状態(スクロールスイッチを押して、設定領域に表示された内容をスクロールし

たり、ブロックスイッチなどの内部スイッチでブロックを切り換える前の状態)とな

ります。

※スクリーンが切り替わるときは、一度すべてのスイッチを無効[OFF]にして、ス

イッチ出力を[OFF]にしてください。これは、スクリーンが切り替わった際に、た

またま押した箇所にスイッチが配置してあった場合、発生する可能性のある誤動作を

防ぐためです。

スイッチ機能を使用せずに、PLCからスクリーン切替を行う方法もあります。

( 「第1章システム設定」参照)

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第3章 スイッチ

3-19

3

■表示された画面を印刷する(=ハードコピー)[機能:ハードコピー]のスイッチを使用します。スクリーン(画面)上に[機能:ハードコピー]のスイッチを設定します。そのスイッチを押すと、表示している画面が印刷されます。印刷中も、画面上のその他の動作は機能します。

動画表示

画面 変更

Z Z Z

ラベラー

Z

排出装置

ハード コピー

OK

動画表示

画面 変更

Z Z Z

ラベラー

Z

排出装置

ハード コピー

OK

スイッチを押す

ハード コピー

[ハードコピー]スイッチでの印刷の場合、このスイッチもプリントアウトします。スイッチを印刷したくない場合は、外部からの命令によって印刷する方法があります。

( 「第1章システム設定」参照)

■[占有]について1)[システム設定]→[通信パラメータ]→[細かい設定]メニューにおいて、[接続形式:マルチリンク]を選択した場合のみ、スイッチの[機能]で[占有]を設定することができます。

2)マルチリンクとは、複数の液晶コントロールターミナル(以下、ZM)と1台のPLCが通信している状態(n:1)です。[占有]スイッチを押すと、そのZM1台だけの通信となり、PLCと1:1の関係になります。他のZMは停止した状態になります。また、停止状態のZMの画面左上には、下図のような「他局占有中」というメッセージが表示されます。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

他局占有中

3)[占有]スイッチを押すと、スイッチ内ランプが点灯します。(スイッチ内の[ランプメモリ]を設定しても、必ず点灯します。)再度[占有]スイッチを押すと、スイッチ内ランプが消えます。占有状態は解除され、複数のZMとPLCが通信し始めます。

スイッチの機能例

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第3章 スイッチ

3-20

ダブルタッチとは、パーツを一度押してから1秒以内に、もう一度押すことです。ポンポンとリズムよく押してください。

■ノーマルオーバーラップを表示する(=オーバーラップ)◎[機能:オーバーラップ]のスイッチを使用します。付属設定項目として「動作」と[オーバーラップNo]の設定があります。

◆「動作」[ON]、[OFF]、[ALT]、[ICON]から設定します。

スイッチ動作 オーバーラップ動作

ON スイッチを押すと指定No.のオーバーラップが表示されます。

  OFF 表示されている指定No.のオーバーラップが消えます。

  ALT 一度押すと指定No.のオーバーラップが表示され、もう一度押すと指定No.のオーバーラップが消えます。

  ICON ①スイッチ移動

・一度押すとスイッチの外周がブリンク(反転)します。ブリンク状態で移動モードとなります。

・ブリンク状態でスクリーン上の任意の位置を押すと、押した位置にスイッチが移動します。押した位置が、画面からはみ出る位置の場合、自動修正されます。

・移動モードを解除する場合は、再度スイッチを押します。

②オーバーラップ表示

・ダブルタッチすると、スイッチが消え、指定No.のオーバーラップが表示されます。

・指定No.のオーバーラップが消えると、再びスイッチが表示されます。

・オーバーラップの設定で[ システムボタン使用する](=使用する)の場合は、オーバーラップの左隅をダブルタッチするとオーバーラップが消えます。

・[□システムボタン使用する](=使用しない)の場合は、[機能:オーバーラップ=OFF、オーバーラップNo]のスイッチを作成します。そのスイッチでオーバーラップを消します。

◆[オーバーラップNo]1画面あたりオーバーラップは最大3枚同時に表示できます。何番目のオーバーラップに対するスイッチなのか区別するために、[オーバーラップNo]を設定します。

◎オーバーラップには、ノーマル・コール・マルチオーバーラップの3種類があります。[機能:オーバーラップ]のスイッチは、ノーマル・コールオーバーラップを表示するためのスイッチです。マルチオーバーラップを表示させる場合は、次項「■マルチオーバーラップを表示する」を参照してください。

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第3章 スイッチ

3-21

3F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

動画表示

画面 変更

Z Z Z

ラベラー

Z

排出装置

OK

画面 変更

動画表示

画面 変更

Z Z Z

ラベラー

Z

排出装置

OK

画面変更

取扱 説明

運転 画面

手動 操作

データ 表示

グラフ 画面

動画 表示

(1)

(2)

画面 変更

スイッチを 押す

スイッチを 再度押す

<例1>[機能:オーバーラップ=ALT]の場合

<例2>オーバーラップの表示と同時に、スイッチを押した、という動作情報をPLCに送信する場合

[機能:オーバーラップ=ON]スイッチに、[出力メモリ]を設定します。[出力動作]は[モーメンタリ(W)]、[セット]または[オルタネート]を選択します。

スイッチ機能を使用せずに、PLCなど外部より表示させる方法もあります。

(オーバーラップ 「第2章 オーバーラップ」参照)

■オーバーラップを消す(=オーバーラップ)◎[機能:オーバーラップ=OFF]のスイッチを使用します。ノーマル・コール・マルチオーバーラップ全てに有効です。付属設定項目として「動作」と[オーバーラップNo]の設定があります。

◆「動作」[OFF]を選択します。

◆[オーバーラップNo.]1画面あたりオーバーラップは最大3枚表示できます。何番目のオーバーラップに対するスイッチなのか区別するために、[オーバーラップNo]を設定します。

スイッチ機能を使用せずに、PLCなど外部より消す方法もあります。

(オーバーラップ 「第2章 オーバーラップ」参照)

スイッチの機能例

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第3章 スイッチ

3-22

■マルチオーバーラップを表示する(=マルチオーバーラップ)◎[機能:マルチオーバーラップ]のスイッチを使用します。付属設定項目として[オーバーラップNo]、[マルチNo]、[配置位置]の設定があります。

◆[オーバーラップNo]1画面あたりオーバーラップは最大3枚同時に表示できます。何番目のオーバーラップに対するスイッチなのか区別するために、各[オーバーラップ]スイッチに[オーバーラップNo]を設定します。

◆[マルチNo]マルチオーバーラップの場合、実際のオーバーラップ画面はスクリーン上ではなく、マルチオーバーラップ編集上で作成・登録します。マルチオーバーラップ編集に登録した中の、どのオーバーラップ画面を呼び出すのかを[マルチNo]で設定します。

◆[配置位置]マルチオーバーラップ編集上のオーバーラップ画面を、スクリーンに表示させる際の、表示位置を設定します。

[スイッチ]ダイアログの[細かい設定]メニューで行います。[ MLIB配置位置指定する]の場合[配置位置]ボタンが有効になります。[配置位置]ボタンをクリックし、マウスカーソルを表示させます。

オーバーラップ座標

◎ZM-42~82の場合(0,0)を原点とし、X方向に4ドット、Y方向は1ドット間隔

画面上の任意の位置クリックすると、画面上にMLIBマークが表示されます。このマークの位置がオーバーラップ画面の左上に相当します。

[□MLIB配置位置指定する]の場合マルチオーバーラップ編集と同じ位置にオーバーラップが表示されます。

スイッチ機能を使用せずに、PLCなど外部より表示させる方法もあります。

(オーバーラップ 「第2章 オーバーラップ」参照)

MLIB

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第3章 スイッチ

3-23

3

■演算を行うスイッチを押すと、設定した演算を実行させることができます。

[スイッチ]ダイアログの[メイン]メニューで[機能:ワード演算]を設定します。[WORD演算]メニューが表示されます。内容は以下のとおりです。

【モード】[転送]、[加算]、[減算]、[乗算]、[除算]、[OR]、[AND]、[XOR]が設定できます。詳しくは下表を参照してください。

【演算形式】前項の[モード]で、[加算]、[減算]、[乗算]、[除算]を選択した場合に有効な項目です。演算のときの形式(指定したメモリに書き込まれる形式)を[BCD]にするか[DEC]にするか選択します。

【演算メモリ】(=[A])演算メモリを設定します。

A

B

C

 内 容

演算メモリ[A]を被演算メモリ[B]に転送します。

演算メモリ[A]と被演算メモリ[B]を四則演算し、

結果を出力メモリ[C]に書き込みます。

除算の時、出力メモリ[C]に商を、出力メモリ[C

+1]に余りを出力します。

  モード

転送(A→B)

加算(A+B→C)

減算(A-B→C)

乗算(A*B→C)

除算(A÷B→C)

OR(A∪B→C)

AND(A∩B→C)

XOR(A@B→C)

演算メモリ[A]と被演算メモリ[B]を論理演算し、

結果を出力メモリ[C]に書き込みます。

スイッチの機能例

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第3章 スイッチ

3-24

【被演算メモリ】(=[B])被演算メモリを設定します。

【出力先メモリ】(=[C])[モート :゙転送]以外の場合に有効です。演算結果を出力するメモリを設定します。

【比較式】ワード演算を実行するための条件を設定します。

◆[なし]の場合スイッチを押したとき必ず演算が実行されます。

◆[=、≠、<、>、≦、≧]の場合条件式 :[比較メモリ][比較式][定数]成立時 :ワード演算実行不成立時:ワード演算未実行

【比較メモリ】比較値が格納されるメモリを設定します。

【定数】定数を指定します。

<例>比較式 :<比較メモリ :09000定数 :500 の場合

(条件式) = [比較メモリ][比較式][定数]= 09000、09001 <    500

09000、09001が500未満のときに演算が実行されます。

注意事項◎演算実行後に外部から[出力先メモリ](=[C])の値を変更した場合は、外部からの入力値が優先されます。

◎液晶コントロールターミナルの演算処理の順序は下記のとおりです。①[演算メモリ]、[被演算メモリ]を読み出す。②演算処理③演算結果を[出力メモリ]に書き込む。

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第3章 スイッチ

3-25

3

■デジスイッチ[数値表示]パーツと[スイッチ]パーツを使って簡単にデジスイッチが作成できます。

デジスイッチの設定◎スイッチ【ディビジョンNo】

関連する数値表示と同一ディビジョンNo.を設定します。

【機能】[デジスイッチ]メニュー・デジスイッチ+ :対象桁の値を+1する・デジスイッチ- :対象桁の値を -1する・符号反転 :符号を反転する

◎数値表示【ディビジョンNo】

関連するスイッチと同一ディビジョンNo.を設定します。

【表示機能】[デジスイッチ]を選択します。

【□桁上げ /桁下げを行う】◆チェックなしの場合指定桁のみが切り替わります。

◆チェックありの場合桁上げ・桁下げを行います。

・[細かい設定]で[警報]を選択すると、設定値の最大・最小値の設定が可能です。

・[演算を使用する]および[レンジを指定する]も設定可能です。

3+

- -

2+

- -

1+

- -

4 数値表示[表示機能:デジスイッチ]

スイッチ[機能:デジスイッチ]

スイッチの機能例

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第3章 スイッチ

3-26

<例:桁上げなし>◇符号なし、または符号ありで+値の場合1桁目の「+」キーを押すと、「129」→「120」1桁目の「-」キーを押すと、「120」→「129」

◇符号ありで-値の場合1桁目の「+」キーを押していくと以下のように変化していきます。  「-008」→「-009」→「000」→「001」→「002」スイッチ(スイッチ機能:デジスイッチ符号反転)を使用して、符号を切り替えてください。

<例:桁上げあり>◇符号なし、または符号ありで+値の場合「+」キーを押すと、「129」→「130」「-」キーを押すと、「120」→「119」

◇符号ありで-値の場合「+」キーを押すと、「-129」→「-128」「-」キーを押すと、「-129」→「-130」

カスタムパーツ弊社より、デジスイッチを登録したカスタムパーツ「ファイル名:Digital_SW.Z3F」を供給しています。ZM-42~82シリーズの場合は 「Digital_SW.Z7F」ファイルです。

◎使用方法1.[ツール]→[カスタムパーツ]→[ファイルを開く]を選択し、「Digital_SW.Z3F」ファイルを開きます。配置したいデジスイッチをスクリーン編集画面上へドラッグします。

2. デジスイッチが選択されている状態で、右クリックし、[一括変更]を選択します。

3.[一括変更]ダイアログが表示されます。【□ディビジョンNo一括変更】をチェックし、使用していないディビジョンNo.を設定します。

4. 数値表示のメモリを変更するには、変更したい数値表示の位置で、ダブルクリックすると、[数値表示]ダイアログが表示されます。

0 +

- -

2 +

- -

1 +

3桁目のみが0、1、2、3・・・9、0、1 の順に切り替わります。

1桁目のみが0、9、8、7・・・2、1、0 の順に切り替わります。

0 +

- -

2 +

- -

1 +

桁上がり

桁下がり

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第3章 スイッチ

3-27

3

注意事項同一ディビジョンNo.の数値表示(機能:デジスイッチ)が複数個存在した場合、一番先(アイテム一覧で先頭に配置されたもの)に配置されたアイテムが動作対象になります。

■スイッチ座標情報(ZM-300機能)現在のタッチスイッチ情報がシステムメモリ$s900~902に出力されます。画像処理装置などと連動する場合に便利です。

◎$s900タッチスイッチ状態

◎$s901X座標(絶対座標)

◎$s902Y座標(絶対座標)

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

$s900

0:スイッチOFF 1:スイッチON

1:ドラッグ中

未使用

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

X: 320 Y: 300

スイッチの機能例

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第3章 スイッチ

3-28

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第4章 ランプ

4-1

4

ランプ

概要◎ビットのON/OFFに対応して点灯 /消灯する機能が[ランプ]です。

パターン1 パターン2 パターン3

待機中 実行中 完了

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

PLC

M 0~15

M16~31

M32~47

..........

LAMP

ON情報

PLCメモリ

ONOFF

概要

白 黄 水 緑

紫 赤 青 黒

◎ビットをONした時の色、OFFした時の色を、それぞれ設定できます。OFFの時に表示する文字列、ONの時に表示する文字列を別々に設定することもできます。([描画モート :゙REP]の場合)

◎「待機中」→「実行中」→「完了」のように、3パターンの絵と色で変化するランプ表示も可能です。(=「3ノッチ」、「P3」)

◎同様に最大8パターン(=「8ノッチ」、「P8」)の絵と色で変化するランプ表示も可能です。

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第4章 ランプ

4-2

[ランプ]ダイアログ

■ランプダイアログ

[メイン]メニュー

【OFF/ON/P3/P4/P5/P6/P7/P8】ランプパーツのプレビュー画面を表示します。

【パーツ選択】パーツを変更する場合にクリックします。(パーツの変更 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【機能】◆ノーマル他のパーツと関係なく、単独でランプパーツを使用します。

◆モード[リレー]または[メッセージ]モードとリンクして、ランプ上にメッセージを表示します。

【表示順序】機能:モードにした場合に有効な設定です。ランプ上にメッセージを表示する時の順番を設定します。(メッセージ表示 「第6章 メッセージ表示」参照)

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第4章 ランプ

4-3

4

【ランプメモリ】ランプを点灯させるためのメモリを指定します。選択したパーツのノッチ数によってビット使用数が異なります。ノッチ数の確認は[ランプ]ダイアログの以下の箇所で確認できます。

描画 OFF ON P3 P4 P5 P6 P7 P8

ノッチ数 n 0 1 - - - - - -

n+1 0 0 1 - - - - -

n+2 0 0 0 1 - - - -

n+3 0 0 0 0 1 - - -

n+4 0 0 0 0 0 1 - -

n+5 0 0 0 0 0 0 1 -

n+6 0 0 0 0 0 0 0 1

ランプメモリ:n(ビット)

0:ビットOFF、1:ビットON、-:ビットON/OFF無視

2ノッチ 3ノッチ

4ノッチ 5ノッチ

6ノッチ 7ノッチ

8ノッチ

◆ノッチ数と[ランプメモリ]の関係は以下のようになります。

<例>下図のような3ノッチのランプを配置した場合

ノッチ数の異なるランプを混在して複数個配置し、各[ランプメモリ]を連番で割

り付ける場合、[ランプメモリ]の設定には十分注意してください。ノッチ数によっ

て使用するビット数は異なります。

複数のランプを配置する場合、処理速度を速くするために[ランプメモリ]は連番で設定することをお奨めします。

OFF ON P3

ランプメモリ:M100

M100=1

P3

M101=1F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

﹇ランプ﹈ダイアログ

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第4章 ランプ

4-4

【描画モード】◆XOR(反転タイプ)ランプメモリONの時、枠カラー /文字カラーをXOR色で表示します。( P4-8参照)

◆REP(置き換えタイプ)[カラー]メニューで設定した通りの色で表示します。( P4-11参照)

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

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第4章 ランプ

4-5

4

[文字]メニュー

【No. 0~No. 3】ランプパーツ1個あたり、最大4行まで文字列が表示できます。各行No.のボックスの上でマウスをクリックすると、テキスト入力用のカーソルが表示されます。文字列はランプパーツのXサイズに合わせて入力できます。

[描画モート :゙REP]の場合、ON/OFF/P3/P4/P5/P6/P7/P8で異なる文字を表示できます。ランプのプレビュー表示を切り替えて設定してください。

【文字属性】各[No.]ごとに文字属性を変更することができます。文字属性を設定してから各No.に文字列を入力してください。内容は以下のとおりです。

[文字種]文字の種類を以下の4種類から選択します。通常 :普通の字体で表示します。1/4 :8×8ドットの文字で表示します。

 ※但し、全角(2バイトコード)では使用できません。

強調 :強調文字で表示します。(拡大係数1:1のときのみ可)彫刻 :影付きの文字で表示します。

[フォアカラー/バックカラー]文字の色を設定します。

1234フォアカラー

バックカラー

﹇ランプ﹈ダイアログ

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第4章 ランプ

4-6

[□透過]文字のバックカラーを透過するかしないかを設定します。

[□斜体]文字を斜体にするかしないかを設定します。例)[□斜体](=なし) [ 斜体](=あり) 12345  12345

[回転](ノーマル/左 90゚/180゚/右 90゚)文字の回転を[ノーマル、左90、180、右90]から選択します。

[方向](→ /↓ /← /↑)文字の描画方向を[→、↓、←、↑]から選択します。

[拡大](X、Y共に1~8)文字の拡大係数を設定します。

【テキスト】テキストファイルから文字列を読み込んで使用することができます。[テキスト]ボタンをクリックすると、ファイル読込用ダイアログが開くので、読み込むテキストファイルを指定します。( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第3章」参照)

【文字のセンタリング】ランプ上の文字列をセンタリングします。

その他[編集(E)]→[位置あわせ(W)]→[スイッチ /ランプのセンタリング]でもセンタリング可能です。( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第1章」参照)

【文字のコピー】OFF(またはON/P3/P4/P5/P6/P7/P8)で設定した文字列とその属性をON(P3~P8)にコピーします。

A A

A A

→ 12345

← 54321 ←

5 4 3 2 1

1 2 3 4 5

1234フォアカラー バックカラー □透過 □透過

1234フォアカラー

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第4章 ランプ

4-7

4

[カラー]メニュー◆パーツファイル :Std.Z3P / Std.Z7P(No.0001~ 0003)

:Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P(No.0000~0003) の場合

【枠カラー】【ONカラー】【OFFカラー】各カラーを設定します。

【枠タイプ】(枠なし /タイプ1/タイプ2/タイプ3)[パーツ選択]スイッチでパーツ一覧を開かなくても0~3のパーツ変更が可能です。

◆パーツファイル :Std.Z3P / Std.Z7P(No.0000、0004以降):Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P(No.0004以降) の場合

【ON/OFF/P1/P2/P3/P4/P5/P6/P7】タブを切り替えて、各カラーを設定します。

﹇ランプ﹈ダイアログ

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第4章 ランプ

4-8

描画モード:XOR

■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P(No.0001~ 0003)

 :Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P

(No.0000~ 0003) の場合

文字列ランプ上に文字列を設定する場合、OFFとONは同じ文字列を表示します。[文字]メニュー[No.0~ 3]に設定します。

カラー◎OFF枠カラー /ONカラー /OFFカラー[カラー]メニューで設定します。設定した色で表示します。( P4-7参照)

◎OFF文字カラー[文字]メニューの[文字属性]で設定します。設定した色で表示します。( P4-5参照)

◎ON枠カラーON時の枠の色は設定できません。以下のようにXORで自動描画されます。

◎ON文字カラーON時の枠の色は設定できません。以下のようにXORで自動描画されます。ON時の文字列はOFF時の文字列と同じです。

枠カラー

ONカラー

OFFカラー XOR

XOR=ON枠カラー

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第4章 ランプ

4-9

4★[OFFカラー:黄色]  [ONカラー:赤色]  [枠カラー:白色]の場合のON時の枠の色は?

★[OFFカラー:黄色]  [ONカラー:赤色]  [OFF文字色:青色]の場合のON時の文字色は?

水色=ON文字カラー

OFFカラー(黄色) (設定)

ONカラー(赤色) (設定)

緑色 C

OFF文字色(青色) (設定)

XORする

XORする

黒 青 赤 紫 緑 水 黄 白

黒 青 赤 紫 緑 水 黄 白 黒

青 黒 紫 赤 水 緑 白 黄 青

赤 紫 黒 青 黄 白 緑 水 赤

紫 赤 青 黒 白 黄 水 緑 紫

緑 水 黄 白 黒 青 赤 紫 緑

水 緑 白 黄 青 黒 紫 赤 水

黄 白 緑 水 赤 紫 黒 青 黄

白 黄 水 緑 紫 赤 青 黒 白

A

C

B D

C

黒 青 赤 紫 緑 水 黄 白

黒 青 赤 紫 緑 水 黄 白 黒

青 黒 紫 赤 水 緑 白 黄 青

赤 紫 黒 青 黄 白 緑 水 赤

紫 赤 青 黒 白 黄 水 緑 紫

緑 水 黄 白 黒 青 赤 紫 緑

水 緑 白 黄 青 黒 紫 赤 水

黄 白 緑 水 赤 紫 黒 青 黄

白 黄 水 緑 紫 赤 青 黒 白

A

C

BD

C

紫色=ON枠カラー

OFFカラー(黄色) (設定)

ONカラー(赤色) (設定)

緑色 C

枠カラー(白色) (設定)

XORする

XORする

A

B

D

A

B

D

文字カラー

ONカラー

OFFカラー XOR

XOR=ON文字カラー

描画モードX

OR

[作画文字列]をランプに重ねて配置した場合も同じです。

<例>

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第4章 ランプ

4-10

■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P

(No.0000、0004以降)

 :Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P

(No.0004以降 ) の場合

文字列ランプ上に文字列を設定する場合、OFFとONは同じ文字列を表示します。[文字]メニュー[No.0~ 3]に設定します。

カラー◎OFFカラー[カラー]メニュー(OFF)で設定します。設定した色で表示します。( P4-7参照)

◎ONカラー[カラー]メニュー(ON)で設定したカラーと上記OFFカラーのXOR色で表示します。プレビューで確認してください。

◎P3~P8カラーONカラーの場合と同様に、各タブで設定したカラーとOFFカラーのXOR色で表示します。

[作画文字列]をランプに重ねて配置した場合も、同じです。

XORの注意事項ZM-300シリース(゙32K色)とZM-52/72/82シリース(゙128色)ではカラーパレットが

異なるため、基本の8色以外は、同じ色を設定してもXOR色が異なります。

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第4章 ランプ

4-11

4

停止中

OFF時 [文字種:通常]

ON時 [文字種:強調]

...のように文字属性も変更できます

描画モート :゙REP

■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P(No.0001~ 0003)

 :Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P

(No.0000~ 0003) の場合

文字列[描画モート :゙REP]のランプ上に文字列を設定する場合、文字列の設定方法は2通りあります。

◆OFF時とON時で別々の文字列を表示する場合◎OFF文字列[文字]メニュー(OFF)で[No.0~ 3]に設定します。

◎ON文字列[文字]メニュー(ON)で[No.0~ 3]に設定します。

◆OFF時とON時の文字列を同じにする場合◎OFF文字列[文字]メニュー(OFF)で[No.0~ 3]に設定します。

◎ON文字列[文字]メニュー(ON)には何も設定しません。ON時には、OFF文字列が同じ文字属性で表示されます。

描画モードR

EP

異常 異常

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第4章 ランプ

4-12

カラー◎枠カラー(ON/OFF)/ONカラー /OFFカラー[カラー]メニューで設定します。設定した色で表示します。枠カラーはON/OFF同じ色です。( P4-7参照)

◎OFF文字カラー[文字]メニュー(OFF)の[文字属性]で設定します。設定した色で表示します。( P4-5参照)

◎ON文字カラー[文字]メニュー(ON)の[文字属性]で設定します。設定した色で表示します。

■パーツファイル:Std.Z3P / Std.Z7P

(No.0000、0004以降)

 :Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P

(No.0004以降 ) の場合

パーツNo.0~ 3の場合とほぼ同じです。( P4-12参照)<異なる点>◎ ON枠カラー /ONカラー[カラー]メニュー(ON)で設定します。設定した色で表示します。OFF枠カラーと異なる色を設定できます。

◎P3~P8の場合も各プレビュー画面で設定した色で表示します。

REPの注意事項◎OFF時の文字色と[ONカラー]を同じ色に設定した場合、ランプON時に文字列は表示されません。

◎作画の[文字列]で入力した文字列の場合、ランプON時には文字列は表示されません。ランプが一度ONすると、次にOFFにしてもスクリーンを切り替えない限り、文字列は表示されません。

一度ON表示すると文字列は表示されません 画面を開き直すと再び文字列が表示されます

RUN

RUN作画の文字列を重ねる

RUN

初期OFF状態 ON状態 OFF状態

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第4章 ランプ

4-13

4

◎1スクリーンに2個以上のランプを配置するとき、重ねて配置しないでください。どうしても重ねて配置しなくてはいけない場合は、以下の動作をふまえて、画面を作成してください。

その他注意事項◎ランプの数1画面あたり最大768個(ZM-42/43の場合は192個)のランプパーツが作成できます。( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

REP

REP

XOR

XOR

XOR

XOR

M0=0

M1=0

M0=1

M1=0

XOR

XOR

M0=1

M1=1

XOR

XOR

M0=0

M1=1

REP

REP

M0=0

M1=0

M0=1

M1=0

REP

REP

M0=1

M1=1

REP

REP

M0=0

M1=1

REP

※ REPの場合は必ず最後に変化 (0→1または1→0)したパーツが 上に表示されます。 上図の状態のときにM0=0になると 下図の表示になります。

※ XORの場合は重なり合った部分の 色がXOR色になります。

REPM0=0

M1=1

M0 M1

M0 M1

M0 M1

M0 M1

M0 M1

注意事項

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第4章 ランプ

4-14

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第5章 データ表示

5-1

5

データ表示

概要PLCのメモリのデータをリアルタイムに表示する機能が「データ表示」です。データ表示は数字を表示する「数値表示」、文字を表示する「文字列表示」、メッセージを表示する「メッセージ表示」の3つに分類されます。表形式になった「表形式データ表示」を設定することもできます。

■数値表示の概要◎PLCから読み込んだデータを[DEC(符号なし)]、[DEC(符号あり-表示)]、[DEC(符号あり+-表示)]、[HEX]、[OCT(8進)]、[BIN(2進)]、[実数(浮動小数点)]の形式で画面にリアルタイムに表示します。

◎表示するデータの値が、一定の範囲を越えたり下回ったとき、その表示色を変えることができます。より的確な状況判断ができます。

◎読み込んだデータに、ZM側で一定の値を加えたり掛けたりして、演算結果を表示することができます。

PLC

.................

PLCメモリ

ZMシリーズ

1234512345

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

目標数

実績数

100

80

目標数を超えると 実績数の表示色が変わる

目標数

実績数

100

150

概要

PLC

.................

PLCメモリ

ZMシリーズ

789-211

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

読み込んだデータ「789」に、下記の演算をZM側で行い、結果を表示します[-1000]+[789]×[1]=-211

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第5章 データ表示

5-2

実績 %表示 商品A 350 42.94%商品B 209 25.64%商品C 156 19.14%商品D 100 12.26%

生産品目別

統計グラフ 数値表示

リンク関係

■文字列表示の概要◎読み込んだデータを、ANKコードならば半角文字、シフトJISコードならば全角文字でリアルタイムに表示します。

ZMシリーズ

PLC

.................

PLCメモリ

あいうえお あいうえお

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

◎文字列表示は、上図のように単独で表示する場合と、他のパーツとリンクした内容を表示する場合があります。下図のように、[入力]モードで設定した文字キーを押したとき、キーの文字は入力対象となる[文字列表示]パーツに入力されます。これは[文字列表示]パーツと[入力]モードがリンクされているからです。

文字表示B

文字入力画面

abcdefgh

文字表示A ABCDEFGH

文字表示D opqrstuv

文字表示C OPQRSTUV

E J N S X & d

D I M R W % c

C

H L Q V # c

B G K P U Z b

i n

r

ENTER クリア

h m

s

+BK -BK

g l q v z DEL BS

f k p u y ↓ ↑

A F K O T Y a e j o t x ← →

w *

文字列表示

入力モードで設定した 文字入力キーの入力対象となります

リンク関係

◎数値表示は単独で表示する場合と、他のパーツとリンクした内容を表示する場合があります。下図のように、統計グラフの%を表示するには、[数値表示]パーツを[統計グラフ]パーツとリンクさせます。統計グラフのデータが変化すると、同時に%表示の値も自動的に変化します。

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第5章 データ表示

5-3

5

■メッセージ表示の概要◎表示メッセージをメッセージ編集に登録します。メモリにメッセージの登録No.を指定すると、該当するメッセージがリアルタイムで表示されます。

AA A A A A B B B B B B CCCCCC DDDDDD E E E E E E F F F F F F GGGGGG HHHHHH I I I I I I J J J J J J K K K K K K QQQQQQ

No.0 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10 No.20

メッセージ編集

PLC

.................

PLCメモリ

ZMシリーズ

10 KKKKKK

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

◎画面上の自由な位置に、1行のメッセージを表示します。

■表形式データ表示の概要◎複数のデータ表示を簡単に表形式で配置します。◎データ表示は数値表示、文字列表示、メッセージ表示、作画文字列から選択できます。

◎任意の複数のデータ表示の属性を一度に変更できます。◎平均値、最大値、最小値、合計を表示することもできます。◎入力モードの対象として設定することもできます。

AAAAAA

JJJJJJ

DDDDDD

100

120

130

50

150

100

120

60

120

180

160

40

130

190

100

150

200

200

150

20

140

158

132

64

No.1

1

2

3

4

No.2 No.3 No.4 No.5 平均

概要

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第5章 データ表示

5-4

数値表示

■[数値表示]ダイアログ

[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】設定したメモリの内容を画面上に数値表示します。

[形式]メニュー【表示機能】

◎なし[メモリ]のデータをそのまま表示します。

◎なし以外他のパーツとリンクすることで、設定した機能を持った数値表示となります。詳しくは各リンクパーツの章を参照してください。

表示機能 付属データ リンクするパーツ 参照

なし

入力表示

最大値表示

最小値表示

入力対象

統計グラフ%表示

サンプルカウント表示

サンプルタイム表示

メモリカードNo

メモリカードファイルNo

メモリカードレコードNo

サンプルバッファ平均値表示

サンプルバッファMAX表示

サンプルバッファMIN表示

サンプルバッファ合計値表示

デジスイッチ

選択順

統計グラフ内No

サンプルバッファワードNo.

サンプルバッファNo.

入力

(数値)

統計グラフ

トレンドサンプリング

データサンプリング

ビットサンプリング

メモリカード

トレンドサンプリング

データサンプリング

スイッチ

本章

第7章

第8章

第10章

第25章

第10章

第3章 桁上げ/桁下げ

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第5章 データ表示

5-5

5DEC

---

---

機種

表示

HEX/OCT/BIN

下位からの数値

010<例> データ長:1ワード    桁数 :3桁    入力値:1010

数値表示

表示形式

DEC

HEX

OCT

BIN

桁数

1~10

1~8

1~11

1~32

小数点

0~9

【選択順】[表示機能:入力対象]の場合のみ有効になります。(入力対象 「第7章入力モード」参照)

【桁数】数値表示の桁数を設定します。右表のように、後述の[表示形式]によって最大桁数が異なります。小数点がある場合は、小数点を省いた桁数を設定します。 <例>99.9 → [桁数:3]

設定した桁数以上の数値が入った場合

【小数点】小数点を設定します。小数点がない場合は0を設定します。

【表示形式】[入力形式]で選択したコードで読み込んだデータを、画面上に表示する形式を設定します。

◆DEC(符号なし)

◆DEC(符号あり -表示)

n+1 n

1ワード:1~5桁 (0~65535:10進数)

上位ワード 下位ワード

2ワード:1~10桁 (0~4294967295:10進数)

MSB LSB

n+1 n

1ワード:1~5桁 (-32768~32767:10進数)

上位ワード 下位ワード

2ワード:1~10桁 (-2147483648~2147483647:10進数)

MSB LSB

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第5章 データ表示

5-6

◆DEC(符号あり +-表示)

◆HEX

◆OCT

◆BIN(2進)

n+1 n

1ワード:1~6桁 (0~177777:8進数)

2ワード:1~11桁 (0~37777777777:8進数)

MSB LSB

87 8086 8185 84 83 828889810

n+1 n

1ワード:1~16桁 (0~11111111111111111:2進数)

2ワード:1~32桁 (0~11111111111111111111111111111111:2進数)

MSB LSB

231

230

229

228

227

226

225

224

223

222

221

220

219

218

217

216

215

214

213

212

211

210

29

28

27

26

25

24

23

22

21

20

n+1 n

1ワード:1~4桁 (0~FFFF:16進数)

2ワード:1~8桁 (0~FFFFFFFF:16進数)

MSB LSB

167 160166 161165 164 163 162

n+1 n

1ワード:1~5桁 (-32768~+32767:10進数)

上位ワード 下位ワード

2ワード:1~10桁 (-2147483648~+2147483647:10進数)

MSB LSB

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第5章 データ表示

5-7

5

スペース

実数(浮動小数点)は、[IEEE32Bit単精度実数形式]で扱われます。他形式を扱うPLCの場合、正しく表示されないため実数を使用できません。各社PLCマニュアルで確認してください。

  コード形式  1ワード表示範囲      2ワード表示範囲

DEC(符号なし) 0~65535 0~4294967295

DEC(符号あり-表示) -32768~ 32767 -2147483648~2147483647

DEC(符号あり±表示) -32768~+32767 -214748648~+2147483647

HEX 0~FFFF 0~FFFFFFFF

OCT 0~177777 0~37777777777

BIN 0~1111111111111111 0~11111111111111111111111111111111

数値表示

【入力形式】PLCのメモリ内容を読み込む際のコード形式を設定します。◇BCD◇BIN◇実数(浮動小数点) :IEEE32Bit単精度実数形式

範囲:±9.9E-32 ~ ±9.9E32

末尾1桁は四捨五入されます。

【データ長】使用するメモリのデータ長を選択します。[1ワード]=ワード[2ワード]=ダブルワード

前述の[表示形式]によって1ワードまたは2ワードの表示範囲が異なりま

す。下表を確認の上、十分注意して選択してください。

◇[表示形式]と表示範囲

【□ゼロサプレス】ゼロサプレス表示を「する」か「しない」かを設定します。ゼロサプレス表示をする場合は、チェックマーク( )を付けます。

例)数値データ「000123」の場合 [ ゼロサプレス](右詰め) → 123 [□ゼロサプレス] → 000123 と表示します。

【左詰め /右詰め】前項で[ ゼロサプレス]の場合、[左詰め /右詰め]の設定が有効です。数値データを左詰めで表示するか、右詰めで表示するかを選択します。

例)[5]桁の数値表示で「123」の場合左詰め → 123右詰め →  123

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第5章 データ表示

5-8

【□レンジを指定する】PLCが読み込んだデータ【入力範囲】を、設定したレンジ【表示範囲】に応じて自動換算し表示します。温度や回転数などの表示で、PLCが取り込んだデータに対する補正計算のためのプログラムを省くことができます。

【入力範囲】PLC側の入力範囲を設定します。

【表示範囲】液晶コントロールターミナルで表示する範囲を設定します。

[PLCメモリ値]×[表示範囲:最大値]がダブルワードより大きくなる時、

正確な値が表示されませんので注意してください。

例)数値表示[入力範囲:0~4,000]、[表示範囲:0~100]に設定した場合、PLCメモリ(09000、09001)の値が2000の時、液晶コントロールターミナルには50と表示されます。

例)入力モード[入力範囲:0~4,000]、[表示範囲:0~100]に設定した場合、テンキーで25と入力すると、(09000、09001)には1,000が書き込まれます。

◆入力モード使用の際の注意点

 入力モードで使用する場合、誤差が生じます。

 入力範囲が表示範囲より大きい時、入力値は保証されます。

入力範囲と表示範囲を比較する際、表示範囲に小数点が含まれる場合は、小数

点を取った値で比較してください。

例)[入力範囲:0~10000][表示範囲:0.00~ 500.00]の場合、表示範囲は

0~50000と換算され、入力範囲<表示範囲となり、入力値は保証されませ

ん。

4000

100

00

PLC��

ZM-42~82

100

0

1000010000

250

10000

入力値(ZM-42~82)�[表示範囲]�

PLC�[入力範囲]�

◎入力範囲>表示範囲  入力値は保証される� ◎入力範囲<表示範囲  入力値は保証されない�

100

00 0

入力値(テンキーで入力)�[表示範囲]�

入力値(ZM-42~82)�[表示範囲]�

PLC�[入力範囲]��

入力値(テンキーで入力)�[表示範囲]�

100

2525

2500200

20 0

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第5章 データ表示

5-9

5

◎[数値表示]パーツの[数値表示 /細かい設定]を設定した場合について◇[演算を使用する]入力値に演算を行った結果を表示します。入力値にオフセットを付加する場合などに使用します。

◇[警報]最大値・最小値は表示された値で比較されます。

例)[入力範囲:0~4000]、[表示範囲:0~50]、[警報 /最大値:40]、[警報 /最小値:10]に設定した場合、PLCメモリ(09000、09001)の値が3200で上限警報、800で下限警報となります。

数値表示

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第5章 データ表示

5-10

[文字属性:彫刻]の場合、[透過]の設定はできませんが、状態は[ 透過]

と同じ描画となります。

背面に塗り矩形がないと、前回の文字が残るので、注意してください。

◆背面に塗り矩形のあるパーツの場合

[ 透過]に設定しても、ZM上で値が変化したとき、塗り矩形が先に描画した文字を

消してからフォアカラーを描画するので、常に最新の数値が表示されます。

ZM-42~82の場合

◆透過禁止パーツの場合

[ 透過]に設定すると、ZM上で数値表示の値が変化したとき、前の数値(=先に描

画した文字)が残ったまま描画します。

[□透過]に設定すると、値が変化しても、前の数値をバックカラーでクリアしてから

フォアカラーを描画するので、値は残りません。

[文字属性]メニュー【文字種】

文字の種類を以下の4種類から選択します。通常 :普通の字体で表示します。1/4 :8×8ドットの文字で表示します。

 ※但し、全角(2バイトコード)では使用できません。

強調 :強調文字で表示します。(拡大係数1:1のときのみ可)彫刻 :影付きの文字で表示します。

【□透過】文字のバックカラーを透過するかしないかを設定します。

1234

12345678

1234

5678

フォアカラー バックカラー

数字が変化した場合 数字が変化した場合

□透過 □透過 フォアカラー

1234

5678

1234

5678

フォアカラー バックカラー

塗り矩形

数字が変化した場合 数字が変化した場合

□透過 □透過

フォアカラー

塗り矩形

マクロを使用して、数値表示の属性を変更することができます。[CHG_DATA] コマンド

また、表示/非表示もできます。[DSP_DATA] コマンド

「第14章マクロ」を参照ください。

1234フォアカラー バックカラー □透過 □透過

1234フォアカラー

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第5章 データ表示

5-11

5

背面に塗り矩形のある数値表示パーツの場合、作画した塗り矩形のカラーに

[数値表示/文字属性] ダイアログの「バックカラー」を合わせ、「透過なし」

に設定することをお奨めします。

透過ありに設定した場合、数値表示が変化した際にちらつきが生じます。ま

た、表示速度も遅くなります。

【□斜体】文字を斜体にするかしないかを設定します。

例) [□斜体](=なし) [ 斜体](=あり) 12345  12345

【文字サイズ】(半角 /全角)文字を半角で表示するか全角で表示するかを指定します。

【回転】文字の回転を[ノーマル、左90、180、右90]から選択します。

【方向】文字の描画方向を[→、↓、←、↑]から選択します。

【□文字間隔】文字の間隔をドット単位(範囲:0~64)で設定します。

【拡大 X/Y】(X、Y共に1~8)文字の拡大係数を設定します。

【フォアカラー/バックカラー】文字の色を設定します。

1234フォアカラー

バックカラー

A A

A A

→ 12345

← 54321 ←

5 4 3 2 1

1 2 3 4 5

数値表示

9 6文字間隔

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第5章 データ表示

5-12

<例>PLCから読み込んだデータ を「789」とします。

◇[入力形式:BCD]で、マイナス表示を行いたい場合(本来は「BCD」にマイナスの値は存在しない)[表示形式]で[DEC(符号あり-表示)]または[DEC(符号あり+-表示)]を選択します。

[オフセット値]+ (データ) [×] [乗算値] = 表示データ  [0] + (789) [×]  [-1] = -789

または[-1000]+  (789) [×]   [1] = -211

◇乗算を行う場合[オフセット値]+ (データ) [×] [乗算値] = 表示データ [1000] + (789) [×]   [1] = 1789 [0] + (789) [×]  [100] = 78900

◇小数点ありで除算を行う場合[形式]メニューで[小数点:2]と設定した場合、ZM側に読み込まれるデータは「7.89」です。

[オフセット値]+ (データ) [÷] [除算値] = 表示データ [0] + (7.89) [÷]  [100] = 0.0789画面には、小数点第2位を切り捨てて「0.07」と表示します。

[細かい設定]メニュー【□演算を使用する】[メイン]メニューで設定した[メモリ]のデータを液晶コントロールターミナル(ZM)で演算し、演算結果を表示する場合に選択( )します。[ 演算を使用する]にすると、以下のように演算設定項目が設定可能になります。

Y

X0

オフセット値

Y = 100 + 2X

100 オフセット

オフセット値とはメモリ値を演算する時の原点となる値です。  例えば

◎乗算値または除算値を入力◎定数

×または/(÷)の選択

◎オフセット値を入力◎定数

[メイン]メニューの[メモリ]で設定したメモリ値(読み込みデータ)

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第5章 データ表示

5-13

5

数値表示

◇小数点なしで除算を行う場合[オフセット値]+ (データ) [÷] [除算値] = 表示データ [0] + (789) [÷] [-100] = -7.89小数点以下が切り捨てられ、画面上に「-7」と表示します。

[オフセット値]+ (データ) [÷] [除算値] = 表示データ [200] + (789) [÷]  [100] = 207.89小数点以下が切り捨てられ、画面上に「207」と表示します。

演算を使用する場合、演算結果を表示するため、[表示形式]、[桁数]、[小数

点]などの設定には十分注意してください。

【□警報】[ 警報]を設定すると、表示させたデータの値が一定の範囲を越えたり下回ったとき、表示色を変えることができます。以下のように、各設定項目が有効になります。

◆[最大]最大値を設定します。警報値が固定の場合は定数を選択し、変動する場合はメモリを選択します。

◆最大値カラ(ーフォアカラー/バックカラー)最大値を越えた場合の警報色を設定します。ブリンクを選択すると値が点滅します。

◆[最小]最小値を設定します。警報値が固定の場合は定数を選択し、変動する場合はメモリを選択します。

◆最小値カラ(ーフォアカラー/バックカラー)最小値を下回った場合の警報色を設定します。ブリンクを選択すると値が点滅します。

[メイン]メニューで[表示機能:入力対象]を選択した場合は、[ 警報]に

設定すると、入力モードで数値を入力する際の、最大値・最小値を設定する箇

所になります。ここで設定した内容が、数値の入力可能範囲となります。

数値入力については「第7章 入力モード」を参照してください。

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

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第5章 データ表示

5-14

09500 09502 09504

H3231 H3433 H4241

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

1234AB

文字列表示

■[文字列表示]ダイアログ

[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】ここで設定したメモリの内容を画面上に文字列表示します。

処理は半角、全角によって異なります。半角文字: 1/2ワード(=1バイト) ANKコード全角文字: 1ワード(=2バイト) シフトJISコード

<例>[メモリ09500 バイト数 6]の文字列表示(09500、09501):H3231、(09502、09503):H3433、(09504、09505):H4241を入力すると、液晶コントロールターミナルには1234ABと表示されます。

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第5章 データ表示

5-15

5

(09500、09501):H3231、(09502、09503):H0033、(09504、09505):H4241を入力すると、液晶コントロールターミナルには123と表示されます。null(00)のコードが入力された場合、以降のコードは表示されませんので注意してください。スペースを入れる場合はスペースコード(20)を入れてください。

文字列表示

表示機能 付属データ リンクするパーツ 参照

なし

入力表示

入力対象

サンプル状態表示

メモリカード名

メモリカードファイル名

メモリカードレコード名

パスワード入力

選択順

入力(文字)

入力(文字)

ビットサンプリング

メモリカード

入力(文字)

本章

第7章

第10章

第25章

第7章

パスワード0(~3)

09500 09502 09504

H3231 H0033 H4241

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

123

[形式]メニュー【表示機能】

◎なし[メモリ]のデータをそのまま表示します。

◎なし以外他のパーツとリンクすることで、設定した機能を持った数値表示となります。詳しくは各リンクパーツの章を参照してください。

【選択順】[表示機能:入力対象]の場合のみ有効になります。(入力対象 「第7章入力モード」参照)

【バイト数】文字列表示の文字数を設定します。1バイトで半角文字1文字分です。半角文字を1画面に設定できる範囲は使用するZMシリーズの機種によって異なります。( ZMの各ユーザーズマニュアル参照)

【左詰め /右詰め】文字列を左詰めで表示するか、右詰めで表示するかを選択します。

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第5章 データ表示

5-16

[文字属性]メニュー文字の属性を設定します。設定項目については、数値表示の[文字属性]メニュー(P5-10)を参照してください。

[細かい設定]メニュー【処理サイクル】

処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

【□JIS/ASCII】(半角 /全角)ZM-30/61シリーズの画面データを、ZM-300/ZM-42~82シリーズ用に変換した場合に使用します。

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第5章 データ表示

5-17

5

メッセージ表示

■[メッセージ表示]ダイアログ

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】1ワード使用します。設定したメモリの内容に対応するメッセージを画面上に表示します。

メッセージNo.の指定は「絶対番地」で指定してください。範囲は0~6143

です。

(絶対番地 第6章参照)

メッセージの登録は[メッセージ編集]で行います。(メッセージ編集 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

[文字属性]メニュー文字属性を設定します。設定項目については、数値表示の[文字属性]メニュー(P5-10)を参照してください。

[細かい設定]メニュー【処理サイクル】

処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

【□JIS/ASCII】(半角 /全角)ZM-30/61シリーズの画面データをZMシリーズ用に変換した場合に使用します。

メッセージ表示

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第5章 データ表示

5-18

表形式データ表示

■表形式データ表示エリア

[表形式データ表示]ダイアログ

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【行数】行数を設定します。

【列数】列数を設定します。

【□罫線表示あり】罫線を表示「する」か「しない」かを設定します。罫線を表示する場合は、チェックマーク( )を付けます。

【罫線色】罫線の色を設定します。

【バックカラー】表示エリアの色を設定します。

【選択順】/【項目選択】/【インクリメント方向】[表示機能:入力対象]の場合のみ有効になります。( 第7章 入力モード 参照)

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

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第5章 データ表示

5-19

5

12345 12345 1234512345 12345 1234512345 12345 1234512345 12345 1234512345 12345 12345

1234512345123451234512345

12345 12345 1234512345 09200 0920612345 09202 0921012345 09204 0921212345 12345 12345

1234512345123451234512345

先頭メモリ:09200  メモリ インクリメント:↓

選択したデータ表示のメモリを 次のように変更します。

■[表形式データ表示(数値表示)]ダイアログ

表形式データ表示の編集方法については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」を参照

してください。

[形式2]メニュー

表形式データ表示

【表示機能】○なし[メモリ]の値を表示します

○入力対象入力モードで使用します。( 第7章 入力モード 参照)

○平均値表示 /MAX表示 /MIN表示 /合計表示指定行(列)のデータの平均値 /MAX/MIN/合計値を、液晶コントロールターミナルで計算し表示します。

【□メモリ インクリメント】複数のデータ表示を選択した場合のみ有効になります。「→、↓」どちらの方向に連番でメモリを割り付けるかを選択します。

【先頭メモリ】先頭のメモリを設定します。

【左詰め /右詰め /中央】[ ゼロサプレス]の場合に有効です。データの配置を左詰め、右詰め、中央から選択します。

【スタート X/Y】【エンド X/Y】[表示機能]を「平均値表示、MAX表示、MIN表示、合計表示」のいずれかに設定した場合に有効です。選択範囲[スタートX/Y]と[エンドX/Y]を設定します。

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第5章 データ表示

5-20

<例>5行、3列の[表形式データ表示(数値表示)]の場合、下図のような番地となります。

上記項目以外についてはP5-4を参照してください。

■[表形式データ表示(文字列表示)]ダイアログ

表形式データ表示の編集方法については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」を参照

してください。

[形式2]メニュー

X:1,Y:1 X:2,Y:1 X:3,Y:1X:1,Y:2 X:2,Y:2 X:3,Y:2X:1,Y:3 X:2,Y:3 X:3,Y:3X:1,Y:4 X:2,Y:4 X:3,Y:4X:1,Y:5 X:2,Y:5 X:3,Y:5

12345 12345 1234512345 12345 1234512345 12345 1234512345 12345 1234512345 12345 12345

選択した範囲の平均値を表示する数値表示  表示機能:平均値表示  スタート「X:2,Y:1」エンド「X:2,Y:4」

選択

【□メモリ インクリメント】複数のデータ表示を選択した場合のみ有効になります。「→、↓」どちらの方向に連番でメモリを割り付けるかを選択します。

【先頭メモリ】先頭のメモリを設定します。

上記項目以外についてはP5-14を参照してください。

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第5章 データ表示

5-21

5

表形式データ表示

■[表形式データ表示(メッセージ表示)]ダイアログ

表形式データ表示の編集方法については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」を参照

してください。

[形式2]メニュー

【□メモリ インクリメント】複数のデータ表示を選択した場合のみ有効になります。「→、↓」どちらの方向に連番でメモリを割り付けるかを選択します。

【先頭メモリ】先頭のメモリを設定します。

上記項目以外についてはP5-17を参照してください。

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第5章 データ表示

5-22

■[表形式データ表示(作画文字列)]ダイアログ

表形式データ表示の編集方法については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」を参照

してください。

[文字属性]メニュー

【文字列】文字列を入力します。

【文字配置】文字列の配置を左詰め、右詰め、中央から選択することができます。

上記項目以外はについて、数値表示の[文字属性]メニュー(P5-10)を参照してください。

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第5章 データ表示

5-23

5

注意事項スイッチ /ランプ上にデータ表示を重ねる場合の注意事項を説明します。

■スイッチ/ランプ1個にデータ表示1個を重ねる場合以下の条件で作成することをお奨めします。

【条件1】スイッチ /ランプ描画モード:REP

【条件2】データ表示以下のパーツを使用します。パーツファイル :Std.Z3P / Std.Z7P(No.0000~ 0001)

:Parts_j.Z3P / Parts_j.Z7P(No.0000~ 0009)

上記条件と異なる設定の場合、正常に表示できないことがあります。

■スイッチ/ランプ1個にデータ表示複数個を重ねる場合上記注意【条件1/2】で設定した場合、データ表示が複数個であっても正常に表示できます。

■スイッチ/ランプ複数個にデータ表示1個を重ねる場合パーツの属性により正常に表示できません。

1234 1234 1234 1234

ランプOFF ランプON

1234 1234

ランプOFF ランプON

◆描画モードREP

◆描画モードXOR

1234

ランプOFF ランプON

1234 XOR色で反応する

データが片方のランプに隠れる

1234 1234

ランプOFF ランプON

注意事項

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第5章 データ表示

5-24

このページは、ご自由にお使いください。

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6-1

第6章 メッセージ表示

6

メッセージ表示(リレー・メッセージ)

メッセージ表示は、あらかじめ登録しておいた何種類かの固定の文章(=メッセージ)を、PLCからのビットのONやメッセージのNo.指定によって画面に表示させたり、切り替えることができます。

メッセージの表示方法

メッセージを表示する機能は目的・用途に応じて何通りかに分かれます。

メッセージの表示方法

メッセージ表示

ビットのON/OFFによる

表示の指令方法は?

メッセージのNo.を指定

現在の状態のみ

表示させる

過去の状態を履歴

として残す

表示の形態は?

1行のメッセージを

複数の箇所で表示させる

複数行のメッセージを

同じ領域に表示させる

表示の形態は?

表示の順番は? 表示の位置は?

固定 移動させる優先順 発生順

リレーモード リレーサンプリング データ表示のメッセージ表示

ビットサンプリング

グラフィックライブラリのデータ表示

メッセージモード

第10章参照

P6-3参照 第10章参照

第5章参照 第9章参照

P6-21参照

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第6章 メッセージ表示

6-2

■リレーモードについて◎PLCのビットのON/OFFによってメッセージを画面上に表示させたり消去させたりする機能です。複数のビットがONになった場合は、メッセージは優先順位が高い方から表示されます。

◎メッセージに対する詳細表示(=サブ表示)を同時に表示させることもできます。(リレーサブ)サブ表示は文章による表示もグラフィック(絵)による表示も可能です。

◎サブ表示を画面単位で表示させることもできます。(スクリーンコール)

■メッセージモードについてメッセージの登録エリア(=メッセージ編集)に登録されているメッセージの行No.を指定して画面にメッセージを表示させます。メッセージの表示形態は何通りかに分かれます。

メッセージモード

1行1行を対象とする

表示の指令対象は?

ブロックを対象とする

登録したメッセージを

連続して表示させる

登録したメッセージを

別々に表示させる

表示の形態は?

ページブロック ダイレクトブロック

ブロックの種類は?

[形式:ページ]

[動作選択:メッセージ]

P6-21参照

[形式:ダイレクト]

[動作選択:メッセージ]

P6-22参照

[形式:ページ]

[動作選択:ブロック]

P6-22参照

[形式:ダイレクト]

[動作選択:ブロック]

P6-23参照

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

09100の5ビット目に該当する メッセージが表示される

09100の5ビット目をONする

0910009102

エラー発生

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6-3

第6章 メッセージ表示

6

◎リレーモードのメッセージに対する詳細表示(=サブ表示)を同時に表示させることもできます。サブ表示は文章による表示もグラフィック(絵)による表示も可能です。リレーモード1ビット分のデータに対して、最大4個までサブ表示を関連づけることができます。(リレーサブ)

Cタンクの箇所で異常を 検出しました。 至急、機械を停止して、 タンク付近を確認して 下さい。

リレーモードのメッセージ

上記のメッセージに 関連した詳細内容 (文章によるもの)

A B C上記のメッセージに 関連した詳細内容 (図によるもの)

Aタンク 異常発生

Bタンク 異常発生

Cタンク 異常発生

リレーモード

■リレーモードの概要◎PLCのビットのON/OFFによってメッセージを画面上に表示させたり消去させたりする機能です。複数のビットがONになった場合には、メッセージは優先順(P6-6参照)で表示されます。

◎複数のビットがONになり、該当するメッセージが画面の表示領域上に収まらない場合は、「ロールアップ」、「ロールダウン」スイッチを使用して、メッセージをスクロールすることができます。

◎ONのビットがOFFになると、そのビットに当たるメッセージは消え、その他のメッセージは詰めて表示されます。

09100の0、2、3ビット目がON

「ロールアップ」スイッチを押す 隠れていたメッセージが くり上がって表示される

09100の1ビット目がON

0910009102

0910009102

B B B B B BC C C C C C

A A A A A A

D D D D D D

B B B B B BC C C C C C

A A A A A A

D D D D D D

B B B B B B ▲

▲ ▲

▼ ▼

B B B B B BC C C C C C

A A A A A A B B B B B BC C C C C C

▲ ▲

▼ ▼

ビットのOFFによってメッセージ(例では「AAAAAA」)が消え、1行詰めて表示される

リレーモード

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第6章 メッセージ表示

6-4

◎詳細表示を画面単位で表示させることもできます。(スクリーンコール)

Bラインデータ Aラインデータ

Bラインデータ

Dラインデータ

Gラインデータ

表示されたメッセージの中から、 1箇所、任意のメッセージを押す

No. 1サーボ  0000 No. 2サーボ  0000 No. 3サーボ  0000 No. 1モータ  0000 No. 2モータ  0000 No. 3モータ  0000

PLCのビットのONによって、 メッセージが表示される

メッセージ(例:「Bラインデー タ」)に関連したスクリーンが 呼び出される

■メッセージの登録表示するメッセージは全て[メッセージ編集]に登録します。[メッセージ編集]は[スクリーン編集]とは別の編集エリアで、メッセージのみを登録するエリアです。[メッセージ編集]に登録したメッセージは[リレー]モードだけでなく、[メッセージ]モードやデータ表示(=メッセージ表示)でも使用します。

メッセージ編集の構造、メッセージの登録方法など、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章 登録項目」を参照してください。

■リレーモードに必要な設定

リレーモードアイテムバー [リレーモード]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ 登録項目 メッセージ

メッセージNo. 0(~255) グループNo. 0(~23)

※[メッセージ]の登録方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の  「第4章 登録項目」を参照してください。

↓P6-10

↓P6-11

↓P6-11

↓P6-5

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6-5

第6章 メッセージ表示

6

[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

設定するスクリーン上で他のモードが登録されていないディビジョンNo.を設定します。通常、自動的に現在編集中のディビジョンNo.(画面右上隅に表示)が指定されます。

【メモリ】登録したメッセージを画面に表示させるための指令用メモリです。メッセージに対するメモリの割り振りはビット対応となり、先頭メモリ以降は[実行リレー数](後述の項目参照)と同じ数だけ自動的に割り振られます。

【スタートメッセージ GNo&No】リレーモードで表示させるメッセージを登録した「メッセージ編集」の、先頭メッセージのグループNo.とメッセージ(行)No.を設定します。このメッセージから始まって[実行リレー数]分のメッセージが、前項の[メモリ]に1ビットずつ連番で割り付けられます。

■[リレー]ダイアログリレーモードを使用する際に必ず設定するダイアログです。リレーモードアイテムバー内の[詳細]アイコンをクリックすると表示されます。

リレーモード

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第6章 メッセージ表示

6-6

表示するメッセージの優先順位について

リレーモードで表示するメッセージには、全て優先順位が付いています。優先順位は、前述の[メモリ]で割り付けたメモリビットを基準に、ビットNo.の小さいものほど高く、ビットNo.の大きいものほど低くなります。リレーモードによってメッセージが画面に表示される際、優先順位の高いメッセージが先、低いものが後に表示されます。

例)

発生順表示

メッセージを優先順ではなく、発生順に表示させる[リレーサンプリング]もありま

す。 詳しくは、「第10章 サンプリング」を参照してください。

【実行リレー数】(1~512)リレーモードで使用するリレーの数(=メッセージを割り付ける時のビットの総数)を設定します。最大512まで設定可能です。

【動作領域】ビットのON/OFFで表示するメッセージを、画面上のどこに表示させるか設定します。

領域 :画面上に配置した表示領域パーツの上に表示します。スイッチ :画面上に配置したスイッチパーツの上に表示します。

スイッチは[機能:モード]に設定します。各スイッチには付属設定として[表示順序]があり、どのスイッチに何番目のリレーメッセージを表示するか指定できます。[表示順序]が全て同じ場合は、スイッチを配置した順にメッセージが表示します。

ランプ :画面上に配置したランプパーツの上に表示します。ランプは[機能:モード]に設定します。各ランプにはスイッチの場合と同様、付属設定として[表示順序]を設定します。

Aタンク 異常発生 Bタンク 異常発生 Cタンク 異常発生 Aライン 一時停止 Bライン 一時停止 Cライン 一時停止

M10 M11 M12 M22 M23 M24

優先順位 高い

低い

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6-7

第6章 メッセージ表示

6

【1リレー行数】(1~24)前述の[動作領域:領域]の場合のみ設定が可能です。表示領域パーツ上で1リレー(=1ビット)あたり何行の連続したメッセージを表示するのか、その行数を設定します。

【補助動作】◆なしリレーモードのみを使用します。

◆サブ表示表示したそれぞれのリレーメッセージ1ビット分に対して、補足的な表示を対応させる場合に選択します。関連するモードとして[リレーサブ]モードを設定します。

◆スクリーンコール表示したそれぞれのリレーメッセージ1ビット分に対して、詳細な内容が書かれた1画面を対応させる場合に選択します。関連する設定として、[登録項目]→[スクリーンブロック編集]を設定します。◇ブロックNo[補助動作:スクリーンコール]の場合のみ設定可能です。リレーメッセージの内容に対応するスクリーンブロックの先頭No.を指定します。

[文字属性]メニュー【文字種】

通常:一般的な文字強調:字体が強調(=太字)彫刻:影付き

【□透過】表示するメッセージに「透過」を行うか、行わないかを設定します。透過にする際はチェックマーク( )を付けます。

【□斜体】表示するメッセージの字体を斜体にするか、しないかを設定します。斜体にする際はチェックマーク( )を付けます。

【拡大 X/Y】(X:1~8、Y:1~8)(ゴシックの場合[ポイント](8~72))メインメニューで[動作領域:領域]の場合に有効な項目です。表示するメッセージの文字の拡大係数を設定します。Y拡大係数が「1」の場合、文字1行当たりのYサイズは、半角文字1個分と同じです。

【フォアカラー/バックカラー】表示するメッセージの文字カラーを設定します。

リレーモード

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第6章 メッセージ表示

6-8

リレー情報出力メモリ  内容   n RLYCT  n+1 SELNO  n+2 RLYNO

[細かい設定]メニュー【□リレー情報出力】

リレーモードにおいて、画面上で表示・選択されたメッセージに関する情報を、メモリに出力するかしないかを設定します。出力する際には出力先の先頭メモリを設定します。しない場合 :□リレー情報出力する場合 : リレー情報出力 先頭メモリnメモリの割り付けは右のようになります。

◆n(RLYCT:ONリレー総数)現在ONしているビットの総数を書き込みます。

◆n+1(SELNO:選択リレーNo.)[メイン]メニューで、[補助動作:サブ表示]に設定した場合、カーソルで選択したリレーメッセージが、そのとき画面上に表示されているメッセージの中で(優先順位の一番高いものを1番目とした場合に)、何番目にあたるメッセージかを書き込みます。

優先順位

[メイン]で[メモリ]を指定すると、各メッセージにメモリが連番で割り付けられます。優先順位は、そのメモリビットNo.の小さいメッセージほど高くなります。

[補助動作:なし]の場合は、画面上に表示されたメッセージの中で、一番先頭のメッセージが優先順位(1~)の何番目にあたるメッセージかを書き込みます。

優先順位の高い方から数えて1番目= 2番目= 3番目= 4番目= 5番目=

A A A A A A B B B B B B G G G G G G O O O O O O X X X X X X n+1 =「4」

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6-9

第6章 メッセージ表示

6

◆n+2(RLYNO:ONリレーNo.)[メイン]メニューにおいて、[補助動作:サブ表示]に設定した場合、カーソルで選択したリレーメッセージが、このリレーモードに用いているメッセージの中で([スタートメッセージNo]を「0」として)、何番目のメッセージにあたるかを書き込みます。

[補助動作:なし]の場合は、画面上に表示されたメッセージの中で、先頭のメッセージが、[スタートメッセージNo]を「0」として何番目にあたるかを書き込みます。

【処理サイクル】ZMシリーズとPLCとの通信時に、ZMシリーズ側からPLC内のデータを読みにいくサイクルを設定します。詳しくは「付録2 処理サイクル」を参照してください。

1番目= 6番目= 9番目= 13番目= 14番目=

B B B B B B G G G G G G J J J J J J N N N N N N O O O O O O

a a a a a a b b b b b b c c c c c c A A A A A A B B B B B B C C C C C C D D D D D D E E E E E E F F F F F F G G G G G G H H H H H H I I I I I I J J J J J J K K K K K K L L L L L L M M M M MM N N N N N N O O O O O O P P P P P P

スタートメッセージ 0番目= 1番目= 2番目= 3番目= 4番目= 5番目= 6番目= 7番目= 8番目= 9番目= 10番目= 11番目= 12番目= 13番目= 14番目=

n+2 =「13」 リレーモードの対象

リレーモード

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第6章 メッセージ表示

6-10

表示領域パーツを配置した後は、パーツをダブルクリックするか、もしくはハンドルで選択状態にしてから[詳細・属性変更]アイコンをクリックします。表示領域パーツのダイアログが表示されます。

■表示領域パーツについて

表示領域パーツの概要[リレー]ダイアログの[メイン]メニューで[動作領域:領域]に設定した場合、必ず表示領域パーツを設定します。ビットのONによって画面に表示されたメッセージは、表示領域パーツ上に表示されます。ただし、表示領域パーツのみを配置しても何の機能も持ちません。元の[リレー]ダイアログと関連づけるための設定が必要です。

関連づけは「ディビジョン」によって行われます。[リレー]ダイアログと同

じディビジョンNo.に設定することで、リレーモード用の表示領域パーツとし

て認識します。

表示領域パーツ配置の際の注意点配置した表示領域パーツは、任意のサイズに変更することができます。リレーモードでは、表示領域パーツのYサイズによって、画面に表示されるメッセージの行数が異なります。サイズ設定の際には気をつけてください。

表示領域パーツのYサイズは、最低でも[1リレー行数]×[Y拡大係数]行分を

確保しなければなりません。

表示領域パーツのYサイズを確認するには、[表示]メニューの[表示環境設定](または[表示環境一括変更]をクリックして、[表示環境]ダイアログにおいて[□メッセージ表示]にチェックすると、スクリーン上で表示領域上にメッセージがどのように表示するか、確認することができます。

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6-11

第6章 メッセージ表示

6

[モード表示領域]ダイアログ【ディビジョンNo】

元となる[リレー]ダイアログのディビジョンNo.と同じNo.を設定します。これにより、リレーモード用パーツとして関連づけられます。

【領域内属性】 フォアカラー/バックカラー/タイル領域内の属性を設定します。

■メッセージをロールアップ/ロールダウンする表示させたメッセージの数が表示領域に収まらない場合、隠れたメッセージをスクロールアップ、スクロールダウンして、画面に表示させることができます。使用するのはスイッチパーツです。

スイッチパーツ設定上の注意【ディビジョンNo】

どのモードとリンクされるロールアップ・ロールダウンスイッチかを識別できるように、リンク先のリレーダイアログと同じディビジョンNo.を設定します。

【機能】スイッチの機能(働き)を設定します。[機能:ロールアップ/ロールダウン]を選択します。リレーモードアイテムバーから選択したスイッチならば、デフォルトで[機能]が[ロールアップ]または[ロールダウン]になります。

■メッセージをスイッチ(またはランプ)上に表示させるビットのONによるメッセージを、表示領域パーツではなく、画面上に配置したスイッチまたはランプの上に表示させることができます。[リレー]ダイアログでの[動作領域:スイッチ(またはランプ)]の設定、およびスイッチパーツ(またはランプパーツ)が必要です。

リレーモード

[リレー]ダイアログの設定【動作領域】[スイッチ](または[ランプ])を選択します。

[動作領域:スイッチ(またはランプ)]の場合、リレーモードの[1リレー行数]、[拡大]

は[1]固定になります。

Aタンク 異常発生

Bタンク 異常発生

Cタンク 異常発生

Aライン 一時停止

Bライン 一時停止

Cライン 一時停止

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第6章 メッセージ表示

6-12

表示用スイッチの設定【ディビジョンNo】

リンクされるリレーモードと同じディビジョンNo.を設定します。

【機能】[機能:モード]を選択します。リレーモードアイテムバーから選択したスイッチならば、デフォルトで[機能:モード]になります。付属設定項目として[表示順序]を設定します。

【表示順序】メッセージをスイッチ上に表示させる際に、どのスイッチから順番にメッセージを表示するのか、番号で設定します。全て同じ場合は、スイッチを配置した順にメッセージが表示します。

[動作領域:ランプ]の場合リレーモードアイテムバー内のアイコンからランプパーツを呼び出し、画面上に配置するまでは、スイッチの場合と同じです。配置したランプは自動的に[機能:モード]となります。ランプパーツで注意する設定は以下の通りです。

【ディビジョンNo】リンクされるリレーモードと同じディビジョンNo.を設定します。

【機能】[機能:モード]を選択します。リレーモードアイテムバーから選択したランプならば、デフォルトで[機能:モード]になります。付属設定項目として[表示順序]を設定します。

【表示順序】メッセージをランプ上に表示させる際に、どのランプから順番にメッセージを表示するのか、番号で設定します。全て同じ場合は、ランプを配置した順にメッセージが表示します。

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6-13

第6章 メッセージ表示

6

◎サブ表示は、1ビット分のデータに対して最大4個までリンクできます。あるメッセージに関して、文章による補足、箇条書きによる補足、グラフィックによる補足などを同時に表示させることができます。

ビットのONによるメッセージ =リレーモード

A B C

Aタンク 異常発生

Bタンク 異常発生

Cタンク 異常発生

左のメッセージに関連した 詳細内容(図によるもの) =リレーサブ

Cタンクの箇所で異常を 検出しました。 至急、機械を停止して、 タンク付近を確認して 下さい。

リレーモードのメッセージ

上記のメッセージに 関連した詳細内容 (文章によるもの)

A B C上記のメッセージに 関連した詳細内容 (図によるもの)

Aタンク 異常発生

Bタンク 異常発生

Cタンク 異常発生

リレーモード

■メッセージの詳細を表示する(=リレーサブ)ビットのONによって画面に表示されたメッセージ(=リレー)に対し、詳細のメッセージを表示させる機能がリレーサブです。元になる[リレー]モードの設定も必要です。

必ず[リレー]ダイアログで[補助動作:サブ表示]に設定します。

リレーサブの概要◎リレーモードと併用しないと機能しません。リレーモードの1ビット分のデータに対して、文字列や絵のサブ表示を呼び出します。例えば、エラーメッセージに対して、そのエラーが発生した箇所を絵で表示させることができます。

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第6章 メッセージ表示

6-14

リレーサブに必要な設定

サブ表示内容の登録表示するサブ表示は[ページブロック]、[ダイレクトブロック]または[グラフィックライブラリ]に登録します。各編集エリアは[スクリーン編集]とは別の編集エリアにあります。

ページブロック、ダイレクトブロック、グラフィックライブラリの登録方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章 登録項目」を参照してください。

リレーサブアイテムバー [リレーサブ]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ 登録項目 ページブロック または ダイレクトブロック ブロックNo. 0(~1023)

※[ページブロック]、[ダイレクトブロック]、[グラフィックライブラリ]の   登録方法について、詳しくは『リファレンスマニュアル(操作編)』の  「第4章 登録項目」を参照してください。

ブロックNo. 0(~1023)

登録項目 グラフィックライブラリ

グラフィックNo. 0(~255) グループNo. 0(~9)

または

リレーモードアイテムバー [リレーモード]アイコン ◎ スクリーン編集

↓P6-10

↓P6-11

↓P6-11

↓P6-17

↓P6-17

↓P6-18

↓P6-15

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6-15

第6章 メッセージ表示

6

[リレーサブ]ダイアログリレーモードとリレーサブモードを関連づける設定が[リレーサブ]ダイアログです。リレーサブアイテムバーから[詳細]アイコンをクリックします。[リレーサブ]ダイアログが表示されます。

◆メインメニュー【ディビジョンNo】

設定するスクリーンで他のモードが登録されていないディビジョンのNo.を設定します。通常、自動的に現在編集中のディビジョンNo.(画面右上隅に表示)を指定します。

【リンクディビジョンNo】[リレーサブ]モードは[リレー]モードと関連づけされることで成立します。元の[リレー]モードを登録したディビジョンNo.を設定します。これによって[リレーサブ]と[リレー]はリンクされます。

【ブロック】サブ表示をどの形態で表示させるのか選択します。

◇ページブロック「ページブロック」を使用してメッセージを表示させます。

◇ダイレクトブロック「ダイレクトブロック」を使用してメッセージを表示させます。

◇グラフィックライブラリ「グラフィックライブラリ」を使用してグラフィックを表示させます。

リレーモード

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第6章 メッセージ表示

6-16

【ブロックNo】[ブロック:ページ/ダイレクト]を選択したときに有効な項目です。1ビットのリレーに、サブ表示用のページブロックまたはダイレクトブロックを1ブロックずつ割り付ける際の、先頭ブロックNo.を設定します。先頭ブロックNo.はリレーの[スタートメッセージNo]に対応し、それ以降のブロックも同様にそれ以降のリレーメッセージに対応します。

【グラフィックライブラリ GNo&No】[ブロック:グラフィックライブラリ]を選択したときのみ有効です。1ビットのリレーモードメッセージに、サブ表示用グラフィックを1枚づつ割り付ける際の、先頭グラフィックのグループNo.及びグラフィックNo.を設定します。先頭グラフィックNo.はリレーの[スタートメッセージNo]に、それ以降のグラフィックNo.も同様にそれ以降のメッセージNo.に連番で対応します。

◆文字属性メニュー[ブロック]において、[ページブロック]もしくは[ダイレクトブロック]を選択したときのみ有効な設定項目です。

【文字種】/【□透過】/【□斜体】/【フォアカラー/バックカラー】これらの設定項目について、詳しくはP8-7を参照してください。

【拡大 X/Y】(X : 1~ 8倍  Y : 1~ 8倍)表示させる文字の大きさを設定します。

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6-17

第6章 メッセージ表示

6

リレーサブ用表示領域パーツについてサブ表示用のメッセージまたはグラフィックは、リレーサブ用に設定された表示領域パーツ上に表示されます。表示領域パーツの設定方法について、詳しくはP6-10を参照してください。

【補助動作】[サブ表示]を選択します。これによって、リレーで表示させるメッセージには、補足表示としてリレーサブモードが付属します。

[リレー]ダイアログのサブ表示用の設定以下の設定項目に注意してください。

【動作領域】[領域]でも[スイッチ]でも[ランプ]でもかまいません。ただし[領域]の場合は、リレーを表示させる表示領域パーツにスイッチ機能が自動的に備わります。これは、後述の[補助動作]項目が[サブ表示]もしくは[スクリーンコール]に設定されたときのみ有効です。

表示領域パーツのスイッチ機能

リレーメッセージを表示領域上に表示させた場合、[リレーサブ]モードのサブ表示の内容を呼び出すには、リレーの1ビット分のメッセージをカーソルで選択する必要があります。ZMシリーズでは表示領域パーツに自動的にスイッチ機能が備わるため、直接メッセージの表示されている箇所を押せば、メッセージ上にカーソルが移動します。(ロールアップ/ロールダウンスイッチでも選択は可能です。)

Cタンクの箇所で異常を 検出しました。 至急、機械を停止して、 タンク付近を確認して 下さい。

Aタンク 異常発生

Bタンク 異常発生

Cタンク 異常発生

(リレー) (リレーサブ)

リレーモード

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第6章 メッセージ表示

6-18

リレーサブ用ロールアップ/ダウンスイッチについて[リレーサブ]ダイアログで、[ブロック:ページブロック/ダイレクトブロック]を設定した場合のみ有効な付属スイッチです。サブ表示のメッセージが表示領域を越えた場合に使用するロールアップ /ダウンスイッチです。

【ディビジョンNo】どのモードとリンクされたロールアップ・ロールダウンスイッチか識別できるように、リンク先のリレーサブダイアログと同じディビジョンNoに設定します。

【機能】スイッチの機能(働き)を設定します。[機能:ロールアップ/ロールダウン]を選択します。リレーサブアイテムバーから選択したスイッチならば、デフォルトで[機能]が[ロールアップ]または[ロールダウン]になります。

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6-19

第6章 メッセージ表示

6

■スクリーンコールについて

スクリーンコール機能の概要表示されたリレーメッセージに対して、関連する内容をあらかじめ別の画面に登録します。リレーメッセージを押すと、関連した内容の画面に切り換わります。この機能を「スクリーンコール」と呼びます。より詳細な内容を画面単位で作成・登録し、呼び出すことができます。

Bラインデータ Aラインデータ

Bラインデータ

Dラインデータ

Gラインデータ

表示されたメッセージの中から、 1箇所、任意のメッセージを押す

No. 1サーボ  0000 No. 2サーボ  0000 No. 3サーボ  0000 No. 1モータ  0000 No. 2モータ  0000 No. 3モータ  0000

PLCのビットのONによって、 メッセージが表示される

メッセージ(例:「Bラインデー タ」)に関連したスクリーンが 呼び出される

Eライン目標値

No. 1 000 No. 2 000 No. 3 000 No. 4 000

A B C

Cタンク異常発生

制御盤上の 非常停止ボタン が押されました。 確認後、リセット して下さい。

制御盤非常停止

Eライン目標値

Cタンク異常発生

制御盤非常停止

呼び出すスクリーンには全種類のモードを設定できます。さまざまな機能を利用した補足表示が可能です。

リレーモード

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第6章 メッセージ表示

6-20

スクリーンコールの場合の[リレー]ダイアログ【動作領域】[領域]でも[スイッチ]でも[ランプ]でもかまいません。[領域]にした場合は、メッセージを表示させる表示領域パーツ自体に、スイッチ機能が自動的に備わります。これは、後述の[補助動作]項目が[スクリーンコール](もしくは[サブ表示])に設定された時のみ有効です。

表示領域パーツのスイッチ機能

スクリーンコール機能によるリレーメッセージを表示領域上に表示させた場合、表示領域パーツには自動的にスイッチ機能が備わります。直接メッセージの表示されている箇所を押すと、スクリーンコール機能が働き、画面が切り替わります。

【補助動作】[スクリーンコール]を選択します。付属設定項目として[スクリーンブロック]を設定します。

【スクリーンブロック】[補助動作:スクリーンコール]を選択した際に必要な設定です。リレーの先頭メッセージに対応するスクリーンブロックの先頭No.を指定します。

スクリーンブロックの編集について◆スクリーンブロックの概要リレーモードの[補助動作:スクリーンコール]を利用する際にスクリーンブロックの編集が必要になります。

◎リレーモードの内容に合わせて、あらかじめ補足用画面を作成します。登録されたスクリーンを、リレーメッセージの登録順番に対応する順番で再登録したものを「スクリーンブロック」と呼びます。これにより、リレーモードによるメッセージの順番どおりに、関連した補足画面が割り付けられます。

◎「スクリーンブロック」に用いられるスクリーンには、通常のスクリーンと同じ機能を設定できます。ただし、スクリーン上に[メッセージ]モード([ページブロック]または[ダイレクトブロック]を利用している場合)、[グラフィック]モード、[データブロックエリア]モードを使用する場合は、元のリレーメッセージに、どのメッセージやグラフィック、データブロックなどが対応するのか、先頭No.を設定する必要があります。

◆[スクリーンブロック]の編集方法詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章 登録項目」を参照してください。

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6-21

第6章 メッセージ表示

6

メッセージモード

■メッセージモードの概要メッセージモードでのメッセージの表示方法は、以下のように分類されます。

メッセージモード

制御盤非常停止 操作BOX非常停止 方転カウント カウントストップ 押込異常 中間ストッパ異常 サドル上昇停止 サドル最終上昇停止 キャリローラースタート

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8

4行分

Yサイズ 4行分

カウントストップ 押込異常 中間ストッパ異常 サドル上昇停止

=No. 3 =No. 4 =No. 5 =No. 6

先頭メッセージNo.3から順に 4行分(=メッセージNo. 6まで) が画面に表示されます

09100、09101に「3」を指定

0910009102

3

メッセージ編集

メッセージモード

1行1行を対象とする

表示の指令対象は?

ブロックを対象とする

登録したメッセージを

連続して表示させる

登録したメッセージを

別々に表示させる

表示の形態は?

ページブロック ダイレクトブロック

ブロックの種類は?

[形式:ページ]

[動作選択:メッセージ]

P6-21参照

[形式:ダイレクト]

[動作選択:メッセージ]

P6-22参照

[形式:ページ]

[動作選択:ブロック]

P6-22参照

[形式:ダイレクト]

[動作選択:ブロック]

P6-23参照

メッセージNo.を指定する方法についてメッセージモードにおいて[動作選択:メッセージ]に設定した場合、表示させるメッセージのNo.を必ず指定することになります。

A[形式:ページ]の場合表示させる先頭メッセージの行No.を指定します。画面には、指定したNo.のメッセージを先頭に、領域の範囲内で何行か連続して表示します。詳しくはP6-25を参照してください。

A B

C D

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第6章 メッセージ表示

6-22

B[形式:ダイレクト]の場合メッセージ表示領域の、1行あたり1メモリが自動的に割り付けられます。割り付けられたメモリによって表示させるメッセージNo.を指定します。画面には、行別のメモリから指定されたメッセージが表示されます。詳しくはP6-25を参照してください。

ブロックNo.を指定する方法についてメッセージモードにおいて[動作選択:ブロック]に設定した場合、表示させるメッセージを登録した「ページブロック」または「ダイレクトブロック」のNo.を指定します。

C[形式:ページ]の場合メッセージ編集に登録したメッセージを「ページブロック」に登録します。画面には呼び出されたページブロックが表示します。ページブロックの呼出方法には内部指令と外部指令の2つがあります。詳しくはP6-25を参照してください。

サイズ 3行分

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8

制御盤非常停止 操作BOX非常停止 方転カウント カウントストップ 押込異常 中間ストッパ異常 サドル上昇停止 サドル最終停止 キャリローラースタート

=No. 2

=No. 7

=No. 0

方転カウント

サドル最終停止

制御盤非常停止

3行それぞれにメッセージNo.指令用の メモリが連番で割り当てられる

09102 72

0

09100

091042行目のメモリ

3行目のメモリ

1行目のメモリ

メッセージ編集

09100 09101

09102 09103

09104 09105

09102 09103

09104 09105

09100 09101

ページブロックNo. 0

  制御盤側 非常停止 制御盤上の非常停止ボタンが 押されました。 リセットして下さい。

09100、09101に「0」を指定

メッセージグループNo.3

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8 No. 9 No.10 No.11

  制御盤側 非常停止 制御盤上の非常停止ボタンが 押されました。 リセットして下さい。   操作BOX側 非常停止 操作BOX上の非常停止ボタン が押されました。 リセットして下さい。

  制御盤側 非常停止 制御盤上の非常停止ボタンが 押されました。 リセットして下さい。

ページブロックNo. 0

操作BOX上の非常停止ボタン が押されました。 リセットして下さい。

0910009102

0

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6-23

第6章 メッセージ表示

6

■メッセージモードに必要な設定

D[形式:ダイレクト]の場合登録したメッセージを「ダイレクトブロック」に登録します。画面には呼び出されたダイレクトブロックを表示します。ダイレクトブロックの呼出方法には内部指令と外部指令の2つがあります。詳しくはP6-25を参照してください。

ダイレクトブロックNo. 0

    一般仕様 スイッチ   縦24×横40 表示カラー   16色 通信ポート RS232C/RS422 入力電源   AC85~235

09100、09101に「0」を指定

0910009102

0

メッセージグループNo. 2

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8 No. 9 No.21 No.22

    ハード仕様

ダイレクトブロックNo. 0ダイレクトブロックNo. 1

ダイレクトブロックNo. 2

  液晶コントロール     一般仕様      項目      内容     ハード仕様 入力電源   AC85~235 表示カラー   16色 表示領域  640×480ドット FUNCスイッチ   8点 スイッチ   縦24×横40 プリンタポート 1ポート 通信ポート RS232C/RS422

    一般仕様 スイッチ   縦24×横40 表示カラー   16色 通信ポート RS232C/RS422 入力電源   AC85~235

No. 1 No. 9 No. 6 No.22 No. 5

メッセージモード

◎ 登録項目 ページブロック または ダイレクトブロック ブロックNo. 0(~1023)

※[メッセージ]、[ページブロック]、[ダイレクトブロック]の   登録方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の  「第4章 登録項目」を参照してください。

ブロックNo. 0(~1023)

メッセージモードアイテムバー [メッセージモード]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ 登録項目 メッセージ

メッセージNo. 0(~255) グループNo. 0(~23)

■メッセージの登録表示するメッセージは全て一度[メッセージ編集]に登録します。[メッセージ編集]に登録したメッセージは、[動作選択:ブロック]の場合、[ページブロック]、[ダイレクトブロック]といった形態に登録します。

メッセージ、ページブロック、ダイレクトブロックの構造、登録方法など、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章 登録項目」を参照してください。

↓P6-27

↓P6-27

↓P6-28

↓P6-24

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第6章 メッセージ表示

6-24

■[メッセージ]ダイアログメッセージモードを使用する際に必ず設定するダイアログです。メッセージモードアイテムバー内の[詳細]アイコンをクリックすると表示されます。

[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

他のモードが登録されていないディビジョンのNo.を設定します。通常、自動的に現在編集中のディビジョンNo.(画面右上に表示)が指定されます。

【動作領域】画面上のどこにメッセージを表示させるか設定します。

領域 :画面上に配置した表示領域パーツの上に表示させます。スイッチ :画面上に配置したスイッチパーツの上に表示させます。

スイッチは[機能:モード]に設定します。各スイッチには付属設定として[表示順序]があります。どのスイッチに何行目のメッセージを表示させるか、指定できます。[表示順序]が全て同じ場合は、スイッチを配置した順にメッセージが表示されます。

ランプ :画面上に配置したランプパーツの上に表示させます。ランプは[機能:モード]に設定します。各ランプにはスイッチの場合と同様、付属設定として[表示順序]を設定します。

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6-25

第6章 メッセージ表示

6

【形式】[ページ]または[ダイレクト]を選択します。後項の[動作選択]との組み合わせによって、メッセージを表示させる形式が異なります。

【動作選択】メッセージを表示させる状態を選択します。前項の[形式]で[ページ]、[ダイレクト]のどちらを選択したかによって、表示状態は異なります。

◆メッセージ [形式:ページ]の場合 表示させる先頭メッセージの行No.を[メモリ](後述)から指定します。画面には指定したNo.のメッセージを先頭に、領域の範囲内で何行か連続して表示します。

 [形式:ダイレクト]の場合 画面のメッセージ表示領域の、1行あたり1メモリが自動的に割り付けられます。割り付けられたメモリから、それぞれ表示させるメッセージNo.を指定します。画面には、行別のメモリで指定されたメッセージが表示されます。

◆ブロック [形式:ページ]の場合 画面上にページブロックを表示させます。指令方法は「内部指令」と「外部指令」の2つがあります。(次項の[指令]参照)

 [形式:ダイレクト]の場合 画面上にダイレクトブロックを表示させます。指令方法は「内部指令」と「外部指令」の2つがあります。(次項の[指令]参照)

【指令】前述の[動作選択:ブロック]の場合に有効となる設定です。ブロックの呼出方法を選択します。

◆内部画面上に配置した[機能:プラスブロック/マイナスブロック/ブロック呼出]スイッチによって、ページブロックまたはダイレクトブロック表示を切り替えます。

◆外部後述の[メモリ]で直接ページブロックまたはダイレクトブロックのNo.を指定して、該当するブロックを表示します。

メッセージモード

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第6章 メッセージ表示

6-26

【メッセージGNo】前述の[動作選択:メッセージ]の場合に有効な設定です。

◆[ メッセージGNo(=あり)]の場合画面に表示させるメッセージを登録したグループNo.を指定します。表示できるメッセージは、指定したグループ内のメッセージに限られます。

◆[□メッセージGNo(=なし)]の場合表示させるメッセージの「絶対番地」アドレスを指定します。1グループだけでなく、複数のグループのメッセージを表示できます。

【メモリ】前述の[動作選択:メッセージ]の場合、または[動作選択:ブロック]で[指令:外部]の場合に、必ず設定します。メッセージNo.もしくはブロックNo.を指定してメッセージを画面に表示させる時の、指令用メモリとなります。メモリの内容は以下の通りです。

[メモリ]を先頭から何ワード使用するかは、[メッセージ]ダイアログの設定によって異なります。

◎[形式:ページ]&[動作選択:メッセージ]の場合→1ワード

◎[形式:ダイレクト]&[動作選択:メッセージ]の場合→表示領域のYサイズを表示文字のY拡大係数で割った値がワード数になります。[メモリ]を先頭に連番で割り付けられます。

◎[動作選択:ブロック]&[指令:外部]の場合→1ワード

【初期ブロック】/【最大ブロック】/【最小ブロック】前述の[動作選択:ブロック]で[指令:内部]の場合に、必ず設定します。

◆初期ブロック画面を開いて一番最初に表示させるページブロック、もしくはダイレクトブロックのNo.を設定します。

◆最大ブロック表示させるページブロックもしくはダイレクトブロックの、最大No.を設定します。

◆最小ブロック表示させるページブロックもしくはダイレクトブロックの中の、最小No.を設定します。

メッセージ編集の「絶対番地」について、『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章登録項目」P4-26を参照してください。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00メモリ n

MSB LSB

メッセージNo. 0~6143 またはブロックNo. 0~1023

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6-27

第6章 メッセージ表示

6

■メッセージをスイッチ(またはランプ)上に表示させるメッセージモードで表示させるメッセージを、表示領域パーツ上ではなく、画面上に配置したスイッチまたはランプ上に表示させることができます。

[メッセージ]ダイアログでは、[動作領域:スイッチ(またはランプ)]に設定します。配置したスイッチ(またはランプ)については、[機能:モード]に設定します。互いに同じディビジョンNo.に設定することで、スイッチパーツ(またはランプパーツ)がメッセージモード用の領域エリアとして認識されます。

詳しくはP6-11を参照してください。

■表示領域パーツについて[メッセージ]ダイアログの[メイン]メニューで、[動作領域:領域]に設定した場合、表示領域パーツを設定します。メッセージは領域に表示されます。

表示領域パーツは、[メッセージ]ダイアログとの関連づけによって、メッセージモードに付属するパーツとして機能します。※関連づけは「ディビジョン」によって行われます。表示領域パーツを[メッセージ]

ダイアログと同じディビジョンNo.に設定することで、メッセージモード用の表示領

域パーツであることを認識します。

表示領域パーツについて、詳しくはP6-10を参照してください。

【処理サイクル】ZMシリーズとPLCとの通信時の、ZMシリーズ側からPLC内のデータを読みにいくサイクルを設定します。詳しくは「付録2 処理サイクル」を参照してください。

[文字属性]メニュー詳しくはP6-7を参照してください。

メッセージモード

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第6章 メッセージ表示

6-28

■メッセージモードで使用できるその他のスイッチメッセージモードの付属スイッチとして、以下のスイッチがあります。

ロールアップ、ロールダウン[メッセージ]ダイアログにおいて、[動作選択:ブロック]を選択した場合に有効なスイッチです。画面上に表示したページブロックまたはダイレクトブロックのメッセージが、領域上からはみ出る場合に使用します。現在表示しているブロックをスクロールします。

プラスブロック、マイナスブロック、ブロック呼出[メッセージ]ダイアログにおいて、[動作選択:ブロック]で[指令:内部]の場合に有効なスイッチです。画面に表示したページブロックまたはダイレクトブロックを切り替えるときに使用します。

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第7章 入力モード

7-1

7

入力画面

数値1

数値2

数値3

数値4

文字列1

最大値

最小値

入力値

0

9999

0

0.0

0.00

AAAA

0

0

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

入力モード

概要◎キーパッドで数値データ、文字列(ANK、シフトJISコード)データを入力し、指定したメモリに書き込む動作を、入力モードと呼びます。

◎入力モードでは数値入力と文字列入力を同じ画面で行うことができます。数値入力と文字列入力の違いは、入力対象のデータ表示が ...

数値入力の場合 → 数値表示パーツ文字列入力の場合 → 文字列表示パーツ

となる点です。

◎入力モードを構成する要素は以下の項目です。・入力対象となる数値表示、文字列表示、表形式データ表示パーツ・入力するスイッチパーツ(=キーパッド)・入力対象の数値表示パーツ、文字列表示パーツと入力キーとなるスイッチ

を関連付けるための[入力]ダイアログ

◎必要なときだけキーパッドを表示することができます。(キーパッドをオーバーラップに配置する P7-35参照)

◎必要なデータ表示のみカーソル移動を行うことができます。(項目選択 P7-37参照)

◎文字列表示パーツを使用してパスワード入力画面が簡単に作成できます。(パスワード入力 P7-42参照)

概要

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第7章 入力モード

7-2

入力モードの種類入力モードは、方法、対象アイテム、編集手順などによって、いろいろな種類に分かれます。大きく分類すると以下のように分かれます。それぞれの参照先のページで確認してください。

入力モード

入力キーで入力した値を直接書き込む

入力の方法は?

PLC側で入力データの属性、取込

のタイミングなどを制御する書込先のデータ表示は?

ベースまたは

オーバーラップ上

キーパッドは?

ベースに配置

常に表示される

オーバーラップに配置

必要時のみ表示される

P7-35参照P7-20参照

データブロックエリア上

形式:ブロック P7-6参照

その他の特殊機能

特定のデータ表示のみ

データ入力する

P7-37参照

形式:直接 P7-7参照

パスワード入力

P7-42参照

形式:データ表示 P7-3参照

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第7章 入力モード

7-3

7

データ表示の値をダイレクト変更(=[形式:データ表示])画面上に配置した数値表示 /文字列表示 /表形式データ表示に、キーパッドから直接値を入力し、変更します。

■入力対象が数値表示の場合◎数値入力(=テンキー入力)画面上に数値を入力するためのキーパッドを配置し、入力対象となる数値表示を配置します。画面から数値データを入力することで、メモリに数値データを直接書き込みます。

必要な設定◎[パーツ]→[入力]

数値表示

入力画面

1111

0910009076

2222

 数値表示パーツの設定 メモリ    09100、09101 桁数   4 表示形式 DEC(符号なし)

PLCメモリ

入力値

2222

PLC

文字列表示 AAAA

入力キーは数値入力として 動作します

09100、09101の値が   1111→2222    に書き替わる

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 ENT

を押すと入力した数値が

PLCのメモリに書き込まれる

ENT

入力モードの種類

入力ダイアログP7-8

最小値表示P7-30

最大値表示P7-30

入力表示P7-29

入力対象(数値表示)P7-26

キーパッドP7-20

必ず設定必要に応じて設定

新規:

既存:

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第7章 入力モード

7-4

文字列表示

漢字入力画面

あい亜愛

PLC漢字を入力する手順 1.      キーを押す。文字列表示の領域に****が表示される。

2.   キーを押す。文字列表示の領域に「亜唖娃阿」が表示される。

3.     キーで希望の文字を検索する。 ← →

4.希望の文字を選択して     キーを押すと漢字が選択できる。

ENTER

82A0シフトJISコード

文字 い

82A2

889F

88A4

5.再度、     キーを押すと漢字が入力される。 ENTER

を押すと

入力した文字に対応する シフトJISコードで PLCのメモリに書き込まれる

ENTER

う く す つ ぬ ふ む ゆ る ん & DEL BS

い き し ち に ひ み ゃ り を % ↓ ↑

え け せ て ね へ め ゅ れ ! CLR +BK -BK

あ か さ た な は ま や ら わ * ← →

漢字入力 ENTERお こ そ と の ほ も よ ろ

PLCメモリ

0910009102 A082

A082

A488 9F88

漢字入力

文字列表示パーツの設定 メモリ    09100、09101 桁数   8 表示機能 入力対象

■入力の対象が文字列表示の場合◎入力対象が文字列表示の場合は、キーパッドは文字入力キーとして動作します。キーパッド上に配置された文字のコードキーパッド上に配置された文字のコードキーパッド上に配置された文字のコードキーパッド上に配置された文字のコードキーパッド上に配置された文字のコードを、メモリに直接書き込みます。コードは下記のようになります。

半角文字→ANK(ASCII+カナ)全角文字→シフトJISコード

◎キーパッドをパソコンのキーボードのように配置して文字入力を行うと、いろいろな文字入力が可能となります。また、下図のように漢字変換入力も可能となり、幅広い文字入力が可能となります。

※漢字変換変換可能な文字はJIS第1水準のみです。「音読み」でひらがなを打つと、候

補の漢字を検索できます。

必要な設定◎[パーツ]→[入力]

入力ダイアログP7-8

入力表示P7-29入力対象(文字列表示)P7-26

キーパッドP7-20必ず設定必要に応じて設定

新規:

既存:

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第7章 入力モード

7-5

7

入力画面

7 8 9 -

4 5 6 +

1 2 3 CLR

0 ENT

← →

↓ No.

1

2

3

4

5

現在値

162

644

151

758

60

目標値

170

800

140

900

50

限界値

150

600

100

600

20

入力値 145

カーソルが横に移動

表形式データ表示

■入力の対象が表形式データ表示の場合◎入力対象が表形式データ表示の場合は、表形式データ表示の数値または文字列を入力することができます。キーパッドは入力対象が文字列なら文字入力キー、数値ならテンキーとして動作します。

◎入力対象が表形式データ表示の場合は、[機能:カーソル移動右]や[機能:表移動+]のスイッチが有効になります。

必要な設定◎[パーツ]→[入力]

◎[パーツ]→[データ表示]→[表形式データ表示]

入力対象(数値表示/文字列表示)P7-26

入力モードの種類

入力ダイアログP7-8

最小値表示P7-30

最大値表示P7-30

入力表示P7-29

キーパッドP7-20必ず設定必要に応じて設定

新規:

既存:

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第7章 入力モード

7-6

入力対象を切り替えて表示するには(=[形式:ブロック])入力対象の数値表示や文字列表示が多く、一度に表示できない場合、データブロックを使用します。スクリーン上にはデータブロックエリアを配置し、入力対象は「データブロック」に登録します。ブロックNo.を切り替えることで、多くの入力対象を表示することができます。

必要な設定◎[パーツ]→[入力]

◎[パーツ]→[データブロックエリア]P7-31

  ※上図[入力]アイテムバー内のデータブロックエリアと同じです。

◎[登録項目]→[データブロック]→[データブロック編集]

(データブロック編集 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

入力画面

最大値

最小値

入力値

0

9999

0

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

数値1

数値2

数値3

数値4

文字列1

0.0

0.00

AAAA

0

0

データブロックNo. 0

↓ ↑

データブロックNo. 2

V4T

V4C

V4B

V4W

V4S

9955

8844

7733

6622

5511

データブロックNo. 1

データ1

データ2

データ3

データ4

1111

2222

3333

4444

データブロックNo. 0

数値1

数値2

数値3

数値4

文字列1

0.0

0.00

AAAA

0

0

ブロックの切替用スイッチ

データブロックエリア

新規:

既存:

入力ダイアログP7-8

最小値表示P7-30

最大値表示P7-30

入力表示P7-29入力対象P7-26

キーパッドP7-20必ず設定必要に応じて設定

データブロックエリアP7-31

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第7章 入力モード

7-7

7

[形式:直接]入力するデータの形式、桁数、小数点などをメモリから指定します。数値を書き込む場合、データの書き込み先は[情報出力メモリ]n+2、n+3となります。文字列を書き込む場合、[情報出力メモリ]n+2から順に、文字列の桁数分だけ書き込みます。

必要な設定◎[パーツ]→[入力]

■データの取り込み手順データの取り込み手順は以下のようになります。

[指令メモリ]n、n+1に「表示形式」「桁数」「小数点」などを指定する

任意の数値をキーパッドで入力後、[書込]キーを押す

[情報出力メモリ]n+2、n+3の数値データを取り込む

[情報出力メモリ]nの15ビット目(書き込み完了)をOFFにする

指定した「表示形式」「桁数」「小数点」に該当する「入力表示」が

表示される

[指令メモリ]nの15ビット目(クリア)をONにする

「入力表示」上の値が「0」になることを確認する

[指令メモリ]nの15ビット目(クリア)をOFFにする

再び「入力表示」が表示されることを確認する

[情報出力メモリ]nの15ビット目(書き込み完了)がONになったことを

確認する

同様に[情報出力メモリ]n+2、n+3に入力した数値データが書き込まれた

ことを確認する

[情報出力メモリ]nの14ビット目(入力動作)がON(可能)であることを確認する

★:[指令メモリ] ☆:[情報出力メモリ]

新規:

既存:

入力モードの種類

入力ダイアログP7-16入力表示P7-29

キーパッドP7-20

必ず設定必要に応じて設定

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第7章 入力モード

7-8

【ディビジョンNo】(0~255)ディビジョンNo.を設定します。入力モードは1ディビジョンに1個の設定です。入力モードで使用するパーツは、同じディビジョンNo.に設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

入力モードは1スクリーン最大4個(ベース、オーバーラップ0~2)まで設定可能で

す。

【形式】◆データ表示:ベース /オーバーラップに配置したデータ表示(表示機能:入力対象)にテンキーからデータを書き込みます。

◆ブロック:データブロックに配置したデータ表示(表示機能:入力対象)にテンキーからデータを書き込みます。

 入力ダイアログ設定

■形式:データ表示/ブロックの場合

[メイン]メニュー

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第7章 入力モード

7-9

7

【指令メモリ】入力モードをコントロールするメモリです。後項の[入力項目選択]設定が[内部 /外部]によって内容が異なります。

【□書込許可ビットを使用する】□チェックなし[指令メモリ]15ビット目(書込許可ビット)の状態に関係なく常にキーパッド入力が可能です。

チェックあり[指令メモリ]15ビット目(書込許可ビット)でキーパッドの禁止 /許可を指定します。

◆[入力項目選択:内部]の場合

書き込み許可  0:書き込み不許可  1:書き込み許可

カーソル移動  0:手動  1:自動

入力エリア選択  0:不可  1:可能

13ビット目が[1]のとき 入力エリア選択(0~3) ビットNo. 形式

データ表示 ブロック 1 0

ベース

オーバーラップ0

オーバーラップ1

オーバーラップ2

データブロックエリアNo. 0

データブロックエリアNo. 1

データブロックエリアNo. 2

データブロックエリアNo. 3

0

0

1

1

0

1

0

1

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0指令メモリ n

MSB LSB

○入力エリア選択(13ビット)アップ /ダウンスイッチでカーソル移動する場合のカーソル移動範囲を指定します。

0: 以下の順番でエリア移動します。①ベース画面②オーバーラップ0③オーバーラップ1④オーバーラップ2

1: 1つのエリアに固定されます。エリアの指定は0~1ビット目で行います。

○カーソル移動(14ビット)[書込]キーを押した後、カーソルを自動的に次の項目に移動するかしないかを指定します。

0: [書込]キーを押しても、カーソルの場所は変化しない。1: [書込]キーを押すと、カーソルは次の項目に移動する。

入力ダイアログ(=﹇形式 :

データ表示/

ブロック﹈)

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第7章 入力モード

7-10

○選択順No.(0~9ビット)[指令メモリ]nの12ビット目が[0]の場合

データ表示(機能:入力対象)の選択順No.を指定します。

[指令メモリ]nの12ビット目が[1]の場合表形式データ表示の選択順No.を指定します。

使用するビット数は[DEC]、[BCD]の場合で異なります。

[DEC]の場合:0~7ビット

[BCD]の場合:0~9ビット

○入力エリア選択(10、11ビット)入力対象が配置されているエリアを選択します。

○書き込み許可(15ビット)

[ 書込許可ビットを使用する]の場合に有効です。0: 禁止

[機能:ロールアップ/ロールダウン]のスイッチのみ受け付けます。その他の入力キーは動作せず、押すと「ピピピッ!」というエラー音が出ます。

1: 許可入力キーは正常に動作します。

◆[入力項目選択:外部]の場合

BCDを採用しているPLCメーカーはSHARP JW シリーズOMRON C シリーズFUJI H シリーズKOYO S シリーズです。

書き込み許可  0:書き込み不許可  1:書き込み許可

データ表示:選択順No.(0~255) 表形式データ表示:選択順No.(0~255)

入力エリア選択(0~3)

ビットNo. 形式

データ表示 ブロック 11 10

ベース

オーバーラップ0

オーバーラップ1

オーバーラップ2

データブロックエリアNo. 0

データブロックエリアNo. 1

データブロックエリアNo. 2

データブロックエリアNo. 3

0

0

1

1

0

1

0

1

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

MSB LSB

0 0指令メモリ n

入力対象データ選択  0:データ表示  1:表形式データ表示

行選択(1~20)

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

MSB LSB

0指令メモリ n+1

0 00

列選択(1~25)

※指令メモリnの12ビット目が[1]の場合 (=対象が表形式データ表示の場合)に有効なアドレス

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第7章 入力モード

7-11

7

書き込み完了  0:未書き込み  1:書き込み完了

入力動作  0:不可  1:可能

入力データ

入力対象データ選択順No.(0~255)

入力エリア選択(0~3)

ビットNo. 形式

データ表示 ブロック 11 10

ベース

オーバーラップ0

オーバーラップ1

オーバーラップ2

データブロックエリアNo. 0

データブロックエリアNo. 1

データブロックエリアNo. 2

データブロックエリアNo. 3

0

0

1

1

0

1

0

1

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0

MSB LSB

0情報出力メモリ n

ブロックNo.(0~1023)

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

00n+1

0

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+2

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+m

【情報出力メモリ】入力モードの状態をZMシリーズが書き込みます。[入力]ダイアログ[細かい設定]の[□行 /列を出力する]の設定によって書込内容が異なります。

◆[□行 /列を出力する]の場合

○入力対象データ選択(12ビット)入力対象が、データ表示か表形式データ表示かを選択します。

0: データ表示1: 表形式データ表示

○書き込み許可(15ビット)

[ 書込許可ビットを使用する]の場合に有効になります。キーパッドの禁止 /許可を指定します。

0: キーパッドは動作せず、押すと「ピピピッ!」というエラー音が出ます。

1: キーパッドは正常に動作します。

○行選択 /列選択(n+1)[指令メモリ]nの12ビット目が[1]の場合のみ有効です。指定した行No.(1~20)、列No.(1~25)にカーソルが表示されます。

入力ダイアログ(=﹇形式 :

データ表示/

ブロック﹈)

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第7章 入力モード

7-12

○選択順No.(0~9ビット)現在選択されている入力対象の選択順No.または、表形式データの選択順No.を書き込みます。使用ビット数は[DEC]、[BCD]によって異なります。

[DEC]の場合:0~7ビット[BCD]の場合:0~9ビット

○入力エリア選択(10、11ビット)現在選択中の入力エリアのNo.を書き込みます。

○入力対象データ選択(12ビット)[入力]ダイアログの[細かい設定]メニューで[ 行 /列を出力する]の場合のみ有効です。

0: データ表示選択中1: 表形式データ選択中

入力データ

ブロックNo.(0~1023)

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

00n+2

0

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+3

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+m

行番号(1~20)

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0n+1

0 00

列番号(1~25)

書き込み完了  0:未書き込み  1:書き込み完了

入力動作  0:不可  1:可能

入力エリア選択(0~3) ビットNo. 形式

データ表示 ブロック 1 0

ベース

オーバーラップ0

オーバーラップ1

オーバーラップ2

データブロックエリアNo. 0

データブロックエリアNo. 1

データブロックエリアNo. 2

データブロックエリアNo. 3

0

0

1

1

0

1

0

1

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0情報出力メモリ n

MSB LSB

表形式データ表示選択順No.(0~255)

入力対象データ選択  0:データ表示  1:表形式データ表示

◆[ 行 /列を出力する]の場合

BCDを採用しているPLCメーカーはSHARP JW シリーズOMRON C シリーズFUJI H シリーズKOYO S シリーズです。

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第7章 入力モード

7-13

7

○入力動作(14ビット)ベース、オーバーラップ0~2上の入力モードの中で、現在画面の一番上に表示されている入力モードの動作状況を書き込みます。

0: 入力不可1: 入力可能

○書き込み完了(15ビット)[書込]キーを押すと、データをメモリに書き込み、次にこのビットを[1](=ON)にします。カーソルが他の項目に移らない限り、ビットはONのままです。

○行番号 /列番号(n+1)

[入力]ダイアログの[細かい設定]メニューが[ 行 /列を出力する]の場合のみ有効です。現在選択中の表形式データ表示内の行番号と列番号を出力します。

○ブロックNo.[形式:ブロック]の場合のみ有効です。表示中のブロックNo.を書き込みます。

○入力データ次項で、[書込先メモリ:出力メモリ]に設定した場合に、入力値が書き込まれます。・数値入力の場合:2ワード使用・文字列入力の場合:(バイト数 /2)ワード使用

文字列表示の1桁は半角文字を基準とします。2文字で1ワードとなります。使用ワード数は桁数を1/2して、余りがある場合は+1ワードとします。例)3桁→2ワード  と計算します。

入力ダイアログ(=﹇形式 :

データ表示/

ブロック﹈)

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第7章 入力モード

7-14

【□リバースする】カーソルで選択されている入力対象のデータ表示をリバース(反転表示)します。

入力対象のデータ表示パーツのY拡大係数が4(64ドット)より大きい場合、

正常に表示しません。

【書込先メモリ】「書込」キーを押した場合の、データの書き込み先を指定します。◆ダイレクト入力対象のメモリ

◆出力メモリ(=[情報出力メモリ])数値入力の場合:[情報出力メモリ]n+2、n+3文字列入力の場合:[情報出力メモリ]n+2~(バイト数 /2)ワード分

【入力項目選択】入力対象選択方法を指定します。◆内部スイッチ[機能:↓ /↑]でカーソル移動・選択します。[入力]ダイアログと[機能:↓ /↑]スイッチのディビジョンは同じNo.にします。

◆外部[指令メモリ]で選択順No./入力エリア /入力対象データを外部から設定・選択します。

【□ZM-30互換】ZM-30/61シリーズの画面データをZMシリーズ用に変換した場合に使用します。

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第7章 入力モード

7-15

7

[細かい設定]メニュー

【□グラフィック使用する】[機能:文字入力]のスイッチにグラフィックライブラリで登録した文字列を使用するかしないかを設定します。

何種類もの文字列(数字、アルファベット大文字、小文字、ひらがなetc.)を画面上で

入力する場合、スイッチが多くなって画面上のスペースが足りない可能性があります。

グラフィックライブラリを使用すれば、1つのスイッチで複数の文字列を切り替えて使

用することができます。

[ グラフィック使用する]の場合【スタートグラフィック GNo&No】/【エンドグラフィック GNo&No】

使用するグラフィックライブラリの範囲を設定します。複数のグラフィックライブラリを使用する場合、グラフィックの切替は、スイッチ[機能:入力:グラフィックライブラリ]または[機能:プラスブロック/マイナスブロック]で行います。

【□初期値を0にする】データ表示[表示機能:入力表示]が配置されている場合に有効です。◆[ 初期値を0にする]の場合「書込」キーを押すと同時に入力表示の内容が ...数値入力の場合 →0文字列入力の場合 →スペース ...でクリア表示されます。

◆[□初期値を0にする]の場合入力表示には入力対象のデータ表示の値が表示されます。

【□行 /列を出力する】

入力対象が表形式データ表示の場合有効です。( P7-27参照)

【処理サイクル】

処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

注意文字入力キーに配置する文字をグラフィックライブラリで作成する場合は、[スイッチ]ダイアログにおいて[描画モート :゙XOR]に設定します。

入力ダイアログ(=﹇形式 :

データ表示/

ブロック﹈)

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第7章 入力モード

7-16

■形式:直接の場合

表形式データ表示では使用できません。

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】(0~255)ディビジョンNo.を設定します。入力モードは1ディビジョンに1個の設定です。入力モードで使用するパーツは、同じディビジョンNo.に設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

入力モードは1スクリーン最大4個(ベース、オーバーラップ0~2)まで設定可能で

す。

【形式】◆直接入力するデータの形式、桁数、小数点などを[指令メモリ]から指定します。[情報出力メモリ]にテンキーからデータを書き込みます。

<使用ワード数>数値データの場合 :[情報出力メモリ]n+2、n+3文字列データの場合:[情報出力メモリ]n+2から順に文字列の桁数分

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第7章 入力モード

7-17

7

表示形式 0:DEC(符号なし) 1:DEC(符号あり-表示) 2:DEC(符号あり+-表示) 3:HEX 4:OCT 5:BIN 6:文字列

入力桁数 BCD:1~8 DEC:1~10 HEX:1~8 OCT:1~11 BIN:1~32 文字列:1~80

小数点 BCD:0~7 DEC:0~9

1:クリア

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0指令メモリ n

MSB LSB

0

書き込み形式 0:DEC 1:BCD

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0n+1

【指令メモリ】入力するデータの形式、桁数、小数点などを指定します。

○表示形式(n 0~2ビット)入力値の表示形式を指定します。

○書き込み形式(n 4ビット)入力値を[情報出力メモリ]n+2~に書き込む時の入力形式を指定します。[BCD] の場合、書き込む値が「-」のときには「0」を書き込みます。[BCD]を指定する際は十分注意してください。

○クリア(n 15ビット)データ表示(機能:入力表示)の内容をクリアします。  0:  入力表示上のデータはそのまま残ります。  1:  データが数値の場合は、「0」でクリアします。     データが文字列の場合は、ANKの「スペース(20H)」で     クリアします。入力動作は禁止されます。

○入力桁数(n+1  0~7ビット)入力値の桁数を指定します。設定範囲は「0~80」です使用ビットNo.は[DEC]か[BCD]かで異なります。

[DEC]の場合:0~6ビット[BCD]の場合:0~7ビット

○小数点(n+1  8~11ビット)少数点の位置を指定します。数値表示の最大桁数は[DEC]10桁( 「第5章データ表示」参照)なので、小数点の設定範囲は「0~9」です。

ビットNo.表示形式

DEC(符号なし)

DEC(符号あり-表示)

DEC(符号あり+-表示)

HEX

OCT

BIN

文字列

02

0

0

0

0

1

1

1

01

0

0

1

1

0

0

1

00

0

1

0

1

0

1

0

BCDを採用しているPLCメーカーはSHARP JW シリーズOMRON C シリーズFUJI H シリーズKOYO S シリーズです。

入力ダイアログ(=﹇形式 :

直接﹈)

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第7章 入力モード

7-18

○表示形式、書き込み形式(0~2ビット、4ビット)[指令メモリ]で指定した内容を書き込みます。

○入力動作(14ビット)入力モードの動作状況を書き込みます。ベース、オーバーラップ0~2上の入力モードの中で、現在画面の一番上に表示されている入力モードのみ、このビットが[1](=実行可能)になります。一番上ではない入力モードの場合は、このビットが[0](=実行不可)になります。  0:入力不可 状態  1:入力可能 状態

○書き込み完了(15ビット)[書込]キーが押された時、ビット[1](=ON)になります。

○入力桁数、小数点(n+1  0~7ビット、8~11ビット)[指令メモリ]で指定した内容を書き込みます。

入力データ

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+2

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+m

文字列表示の1桁は半角文字を基準とします。2文字で1ワードとなります。使用ワード数は桁数を1/2して、余りがある場合は+1ワードとします。例)3桁→2ワード  と計算します。

【情報出力メモリ】入力モードの状態をZMシリーズが書き込みます。

入力動作 0:不可 1:可能

1:書き込み完了

表示形式 0:DEC(符号なし) 1:DEC(符号あり-表示) 2:DEC(符号あり+-表示) 3:HEX 4:OCT 5:BIN 6:文字列

入力桁数 BCD:1~8 DEC:1~10 HEX:1~8 OCT:1~11 BIN:1~32 文字列:1~80

小数点 BCD:0~7 DEC:0~9

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0情報出力メモリ n

MSB LSB

0

書き込み形式 0:DEC 1:BCD

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0n+1

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第7章 入力モード

7-19

7

○入力データ(n+2~n+m)[書込]キーが押された時、入力値を書き込みます。

<使用ワード数>数値データの場合 :[情報出力メモリ]n+2、n+3文字列データの場合 :[情報出力メモリ]n+2から順に文字列の桁数分

[細かい設定]メニュー[形式:データ表示]の場合と同じです。

P7-15参照

入力ダイアログ(=﹇形式 :

直接﹈)

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第7章 入力モード

7-20

 キーパッド数値・文字列を入力するためのスイッチです。配置の方法は以下の2通りあります。◎パーツファイルのキーパッド一覧から選択・配置( P7-20参照)◎必要な機能のスイッチを1つずつ設定・配置( P7-21参照)◎グラフィックライブラリを使用する文字列入力を行う場合、キーの種類が多く、1画面に収まらない場合があります。この場合、グラフィックライブラリに文字列を登録し、グラフィック切替でスイッチ上の文字列を変更します。画面の枚数と、スイッチ数を節約できます。( P7-22参照)

■パーツファイルから配置

配置方法については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照

注意事項【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。必ず[入力]ダイアログと同じディビジョンNo.に設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

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第7章 入力モード

7-21

7

■スイッチを1つずつ設定・配置1. スイッチダイアログを開きます。

2.[メイン]【ディビジョンNo.】

必ず[入力]ダイアログと同じディビジョンNo.に設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【機能】必要な機能を設定します。スイッチ機能一覧 P7-25参照

3.[文字]【No.0~ 3】

入力したい数値 /文字を設定します。文字入力の場合、全角 /半角によって書き込まれるコードが異なります。

上記以外の設定項目については「第3章 スイッチ」を参照してください。

4. 画面に配置します。

キーパッドの配置

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第7章 入力モード

7-22

■文字入力キーにグラフィックライブラリを使用する

スイッチは、パーツファイル[Parts_j.Z3P / Std.Z3P](ZM-300シリーズ)、

[Parts_j.Z7P / Std.Z7P](ZM-42~82シリーズ)から選択してください。

文字入力スイッチの配置1. スイッチダイアログを開きます。

2.[メイン]【ディビジョンNo.】

必ず[入力]ダイアログと同じディビジョンNo.に設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【描画モード】必ず[XOR]を設定します。

【機能】必ず[文字入力]を設定します。

3.[文字]【No.0~ 3】

空欄にします。

上記以外の設定については「第3章 スイッチ」を参照してください。

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第7章 入力モード

7-23

7

グラフィックライブラリ編集1.[登録項目]→[グラフィックライブラリ][グラフィックライブラリ]ダイアログを表示します。

2.[入力]ダイアログの[細かい設定]で設定した[スタートグラフィックGNo. No.]を入力します。グラフィックライブラリ編集画面が表示されます。

3.[表示]→[表示環境設定]→[詳細表示]で[ ベース画面表示]にチェックを付けて、文字入力スイッチを配置したスクリーンを設定します。

4. 表示されたスイッチ上に、作画文字を配置します。スイッチからはみ出して配置すると、文字入力キーの機能が無効になります。(センタリング 次頁参照)OFFセットの位置は画面左上隅に設定してください。

5.[エンドグラフィックGNo. No.]まで順に文字列を配置します。

(グラフィックライブラリ編集 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

キーパッドの配置

ベース画面に「文字入力」キーを配置する

2.「スタートグラフィックGno. No.」を開く 3.ベース画面を表示する

4.スイッチ上に作画文字列を配置する

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第7章 入力モード

7-24

◆文字のセンタリング(グラフィックライブラリ使用)

グラフィックライブラリ上の作画文字をスイッチの真ん中にくるようセンタリングします。

1. スクリーン編集を開いた状態で、[表示]→[表示環境(一括)設定]をクリックします。[表示環境]ダイアログが表示されます。

2.[□グラフィックライブラリ表示]にチェックします。

3.[入力キー表示No.]をクリックします。

4. 入力モードで使用する「スタートグラフィックNo.」を設定します。

5.[OK]をクリックし、スクリーン編集に戻ります。画面に設定したグラフィックライブラリが表示されます。

6. クリック&ドラッグでスイッチを全て選択します。

7.[編集]→[位置合わせ]→[スイッチ・ランプのセンタリング]をクリックします。センタリング完了です。

8.「エンドグラフィック」まで3.~ 8.の手順を繰り返します。

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第7章 入力モード

7-25

7

文字入力

書込

クリア

符号反転

スペース

バックスペース

DEL

+1

-1

漢字変換

グラフィックライブラリ

プラスブロック

マイナスブロック

カーソル移動右

カーソル移動左

表移動+

表移動-

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

グラフィック

ライブラリNo.

なし

なし

なし

なし

なし

なし

スイッチ上の文字列に対応する数値、文字列コードを

入力します

入力したデータを指定のメモリへ転送します

入力したデータをクリアします

入力したデータの符号を反転します(数値入力)

半角スペースを入力します(文字列入力)

カーソルの前1文字を削除します(文字列入力)

カーソル上の1文字を削除します(文字列入力)

カーソル上の1桁を+1します(数値入力)

カーソル上の1桁を-1します(数値入力)

カーソルを左移動します

カーソルを右移動します

カーソルを対象の選択順No.から-1して移動します

カーソルを対象の選択順No.から+1して移動します

入力対象のエリアを+1移動します

入力対象のエリアを-1移動します

漢字変換モードにします(文字列入力)*JIS第1水準のみ

指定されたグラフィックライブラリを表示します

入力対象ブロック/グラフィックライブラリNo.を+1して表示します

入力対象ブロック/グラフィックライブラリNo.を-1して表示します

入力対象の表形式データ表示内でカーソルを右に移動

します

入力対象の表形式データ表示内でカーソルを左に移動

します

複数の入力対象の表形式データ表示間でカーソルを

+1移動します

複数の入力対象の表形式データ表示間でカーソルを

-1移動します

機能 付属データ 動作内容 スイッチの

「リピート機能」スイッチを押し続けるとスイッチの動作を繰り返して行うことを言います。リピート機能の設定については内部メモリ($s)で設定することもできます。詳しくは「第15章 内部メモリ」P15-11を参照してください。

■スイッチ機能一覧キーパッドで使えるスイッチ機能は以下になります。

スイッチ機能一覧

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第7章 入力モード

7-26

 入力対象(数値/文字列 /表形式データ表示)テンキーパッドで入力した値を書き込む数値表示 /文字列表示 /表形式データ表示を設定・配置します。

■数値表示/文字列表示パーツの場合入力対象が数値表示 /文字列表示の場合の重要な設定項目について説明します。その他の設定項目については「第5章データ表示」を参照してください。

[メイン]【ディビジョンNo】

任意のディビジョンNo.を設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】任意のアドレスを設定します。[書込]キーを押すと、このアドレスに直接データが書き込まれます。

[形式]【表示機能】[入力対象]に設定します。[入力]モードの対象データとして関連付けされます。

【選択順】入力対象を選択・認識するための順番を表すNo.です。[表示機能:入力対象]を選択すると有効になります。

◆[入力]ダイアログで[入力項目選択:内部]カーソルは、このNo.順に移動します。カーソルで選択中の入力対象の選択順No.が[情報出力メモリ]に出力されます。

◆[入力]ダイアログで[入力項目選択:外部][指令メモリ]で指定したNo.の入力対象にカーソルが表示され、[情報出力メモリ]にも出力されます。

配置設定した数値表示を画面に配置します。ベース画面、オーバーラップ0~2のどこにでも配置できます。

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第7章 入力モード

7-27

7

■表形式データ表示パーツの場合入力対象が表形式データ表示の場合の重要な設定項目について説明します。その他の設定項目については「第5章データ表示」を参照してください。表形式データ表示の編集方法については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」を参照してください。

[表形式データ表示]

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

表形式データ表示の特殊機能を使用する場合は、必ず[入力]モードとは別のディビジョンNo.を設定します。詳しくは次ページを参照してください。

【選択順】入力対象の表形式データ表示が複数ある場合、優先順位を決めるNo.です。

【□項目選択】[入力]ダイアログで[入力項目選択:内部]の場合に有効です。特定の入力対象にのみカーソル移動させる場合に、チェックします。

【インクリメント方向】(→ /↓)[入力]ダイアログ[指令メモリ]nの14ビット目(カーソル移動)がONの場合に有効な設定です。スイッチ[機能:書込]を押したときのカーソル移動方向を設定します。スイッチ[機能:↓ /↑]を押したときは「↓」方向にカーソル移動します。

配置上記ダイアログで[OK]をクリックし、表形式データ表示を画面に配置します。ベース画面、オーバーラップ0~2のどこにでも配置できます。

入力対象

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第7章 入力モード

7-28

表形式データ表示内の各データの設定については、以下のとおりです。

[形式1]数値入力の場合は「数値表示」、文字列入力の場合は「文字列表示」を選択します。

[形式2]【表示機能】[入力対象]に設定します。[入力]モードの対象データとして関連付けされます。

【メモリ】任意のアドレスを設定します。[書込]キーを押すと、このアドレスに直接データが書き込まれます。

◇表形式データ表示の特殊機能◇

表形式データ表示(表示形式:入力対象)の1行1列目を作画文字列に設定すると、自

動的に1行目がスイッチ機能を持ちます。

表の1行目を押すと、その表の先頭入力対象にカーソルが移動します。

表形式データ表示が、入力モードと同じディビジョンNo.に設定された場合、

またはデータブロックに配置された場合(=[入力]ダイアログにおいて[形

式:ブロック]の場合)は、1行目のスイッチ機能は無効になります。

入力画面

7 8 9 -

4 5 6 +

1 2 3 CLR

0 ENT

← →

No.

1

2

3

4

5

現在値

162

644

151

758

60

目標値

170

800

140

900

50

限界値

150

600

100

600

20

入力値 10

表の1行目を押すと、別の表に表示中の カーソルが、押された表の先頭に移動します

No.

1

2

3

A

10

52

45

B

425

754

433

C

700

100

300

D

1615

1554

1225

このスイッチと同じ働き

表移動+ 表移動-

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第7章 入力モード

7-29

7

 入力表示[入力表示]とは[表示機能:入力表示]のデータ表示パーツです。キーパッドからの入力値を一時的に表示し、[書込]キーを押すことで[入力対象]メモリに書き込みます。[入力表示]を設定しない場合は、[入力対象]上に入力値が表示されます。

以下に[入力表示]の重要な設定項目について説明します。その他の設定項目については「第5章データ表示」を参照してください。

[メイン]【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。必ず[入力]ダイアログと同じディビジョンNo.に設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

[形式]【表示機能】

必ず[入力表示]を選択します。

【桁数】[入力対象]のデータ表示の中で[桁数]または[バイト数]が一番大きいパーツと比較して ...

[入力表示]>[入力対象] ...となるように設定します。[入力表示]<[入力対象]の場合、入力表示よりも大きい桁数の数値

を選択した際に、パーツから値がはみ出します。

【小数点】[入力対象]の[桁数]および[小数点]が全て同じ設定の場合、[入力表示]の[小数点]も同じ設定にします。各[入力対象]ごとに[桁数]、[小数点]が異なる場合 ...

入力対象に[小数点]あり:1入力対象に[小数点]なし:0 を設定します。

【表示形式】[入力対象]の数値表示データの[表示形式]が全て同じ設定ならば、[入力表示]の[表示形式]も同じ設定にします。各[入力対象]ごとに[表示形式]が異なる場合は、最も表示が長くなる入力対象に合わせます。

入力表示

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第7章 入力モード

7-30

 [最大値表示]&[最小値表示]

数値入力の場合のみ設定可能です。文字列入力の場合は設定できません。

入力対象の数値表示に「警報」が設定されている場合、最大値 /最小値を表示します。

以下に[最大値表示][最小値表示]の重要な設定項目について説明します。その他の設定項目については「第5章データ表示」を参照してください。

[メイン]【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。必ず[入力]ダイアログと同じディビジョンNo.に設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

[形式]【表示機能】

必ず[最大値表示]または[最小値表示]を選択します。

【桁数】[入力対象]のデータ表示の中で[桁数]または[バイト数]が一番大きいパーツと比較して ...

[最大値表示]または[最小値表示]>[入力対象]...となるように設定します。[最大値表示]または[最小値表示]<[入力対象]の場合は、範囲表示よりも大きい桁数の数値を対象とした際に、パーツから値がはみ出します。

【小数点】[入力対象]の[桁数]および[小数点]が全て同じ設定の場合、[最大値表示][最大値表示]の[小数点]も同じ設定にします。各[入力対象]ごとに[桁数]、[小数点]が異なる場合 ...

入力対象に[小数点]あり:1入力対象に[小数点]なし:0 を設定します。

【表示形式】[入力対象]の数値表示データの[表示形式]が全て同じ設定ならば、[最大値表示][最小値表示]の[表示形式]も同じ設定にします。各[入力対象]ごとに[表示形式]が異なる場合は、最も表示が長くなる入力対象に合わせます。

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第7章 入力モード

7-31

7

 データブロック

スクリーン上にデータブロックエリアを配置し、入力対象は「データブロック」に登録します。ブロックNo.を切り替えることで、多くの入力対象を表示することができます。データブロックは、1スクリーンあたり最大4個設定できます。ベース画面に4個設定した場合、オーバーラップ0~2には設定できません。

■必要な設定◎[パーツ]→[データブロックエリア]

◎[登録項目]→[データブロック]→[データブロック編集]入力対象を「データブロック編集」に登録します。(データブロック 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

入力画面

最大値

最小値

入力値

0

9999

0

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

数値1

数値2

数値3

数値4

文字列1

0.0

0.00

AAAA

0

0

データブロックNo. 0

↓ ↑

データブロックNo. 2

V4T

V4C

V4B

V4W

V4S

9955

8844

7733

6622

5511

データブロックNo. 1

データ1

データ2

データ3

データ4

1111

2222

3333

4444

データブロックNo. 0

数値1

数値2

数値3

数値4

文字列1

0.0

0.00

AAAA

0

0

ブロックの切替用スイッチ

データブロックエリア

データブロック

表示領域P7-34

データブロックダイアログP7-32

ブロック切替スイッチP7-34

新規:

既存:

必ず設定必要に応じて設定

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第7章 入力モード

7-32

■データブロックダイアログ

[メイン1]メニュー

【ディビジョンNo】(0~255)ディビジョンNo.を設定します。1ディビジョンには1個のデータブロックエリアのみ設定できます。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【指令】データブロックの表示を切り替える方法を指定します。◆内部スイッチ[機能:プラスブロック/マイナスブロック/ブロック呼出]で切り替えます。[データブロックエリア]ダイアログと、ブロック切替のスイッチのディビジョンを同じNo.にしなければ、スイッチは効きません。

◆外部後項の[ブロックNo.読込メモリ]でブロックNo.を指定します。

【ブロックNo.読込メモリ】[指令:外部]にした場合、有効になりす。ブロックNo.を指定するメモリを設定します。

【初期ブロック】/【最小ブロック】/【最大ブロック】[指令:内部]にした場合、有効になります。◆初期ブロック:画面を開いたときに最初に表示するブロックNo.◆最小ブロック:使用するブロックの中で一番小さいブロックNo.◆最大ブロック:使用するブロックの中で一番大きいブロックNo.

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第7章 入力モード

7-33

7

[メイン2]メニュー

【□情報出力メモリ】◆チェックあり現在表示されているデータブロックのNo.が書き込まれます。

【□項目選択】◆チェックあり[項目選択]用メモリを設定します。

【ワード数】

[ 項目選択]の場合に有効になります。必ず設定してください。項目選択の詳しい使用方法については、P9-32を参照してください。

【□ZM-30互換】ZM-30/61シリーズの画面データをZMシリーズ用に変換した場合に使用します。

【選択順】1画面上には最大4個までデータブロックを設定できます。複数のデータブロックを配置した場合の、データブロックの優先順を設定します。

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

データブロック

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第7章 入力モード

7-34

■表示領域「データブロック編集」で配置した入力対象を画面に表示するための領域を設定します。

注意事項【ディビジョンNo.】

ディビジョンNo.を設定します。[データブロックエリア]ダイアログと同じディビジョンに設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

■スイッチ[データブロックエリア]ダイアログで、[指令:内部]に設定した場合、データブロックNo.を切り替えるスイッチが必要です。

注意事項【ディビジョンNo.】

ディビジョンNo.を設定します。[データブロックエリア]ダイアログと同じディビジョンに設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

[機能]プラスブロック / マイナスブロック / ブロック呼出(入力モードのスイッチ機能 7-25参照)

■データブロック編集(入力対象)入力対象は、必ず「データブロック」上に配置します。ベース画面、オーバーラップ0~2には配置できません。

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第7章 入力モード

7-35

7

キーパッドをオーバーラップに配置するスクリーン上に入力対象を配置し、キーパッドをオーバーラップに配置すると、必要なときだけキーパッドを表示することができます。

■注意事項各パーツはオーバーラップ上に設定するものと、ベース画面上に設定するものがあります。正しく設定してください。設定内容については参照ページをご覧ください。

オーバーラップ上に設定するもの◎[入力]ダイアログ( P7-8)◎キーパッド( P7-20)◎入力表示( P7-29)◎最大値表示 /最小値表示( P7-30)

上記パーツは全て同じディビジョンNo.に設定してください。

ベース画面上に設定するもの◎入力対象( P7-26)

数値入力

数値表示1

数値表示2

数値表示3

1111

2222

3333

最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

オーバーラップNo. 0

オーバー ラップ

◆通常(オーバーラップ非表示)

◆入力時(オーバーラップ表示)

数値入力

数値表示1

数値表示2

数値表示3

1111

2222

3333

最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

オーバーラップNo. 0

オーバー ラップ

最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT キーパッドをオーバーラップに配置する

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第7章 入力モード

7-36

■オーバーラップの呼出/消去入力モードでキーパッドをオーバーラップに配置した場合、[機能:書込]スイッチを押した際に、オーバーラップを消去することができます。オーバーラップ呼出用スイッチを、入力対象のデータ表示を囲むような位置に配置します。

[書込]キーを押してもオーバーラップを表示させたままにするには、◎内部メモリの$s76に[0]以外を設定する

(内部メモリ 「付録内部メモリ」参照)◎オーバーラップ呼出用スイッチを入力対象と重ねないで独立した箇所に配置する。

の2通りの方法があります。

数値入力

数値表示1

数値表示2

数値表示3

1111

2222

3333

最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

オーバーラップNo. 0

各呼出スイッチを配置

「ENT」キーを押すとオーバーラップが消える

数値入力

数値表示1

数値表示2

数値表示3

1111

2222

3333

最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

オーバーラップNo. 0

オーバー ラップ

呼出スイッチ

「ENT」キーを押しても消えない

数値入力

数値表示1

数値表示2

数値表示3

1111

2222

3333

最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT最大値 最大値

最小値 最小値

入力値 入力値

0

0

9999

7 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

オーバー ラップ

オーバーラップ ベース画面

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第7章 入力モード

7-37

7

項目選択◎入力対象のデータを選択する際に、カーソルを特定の入力対象のみに移動させることができます。カーソルの動きをロックすることで、入力対象の選択を禁止します。この機能を「項目選択」と呼びます。

◎項目選択は、[入力]ダイアログで[形式:データ表示 /ブロック]、[入力項目選択:内部]の場合に有効です。

◎項目選択を使う場合には、外部から指令する[項目選択メモリ]を使用する方法( P7-38)と、ZMシリーズの内部スイッチで操作する[機能:項目選

択]スイッチを使用する方法( 次項)があります。

■項目選択スイッチについて[機能:項目選択]のスイッチを使用する場合、入力対象を囲む位置にスイッチを配置します。スイッチを押すと、その上にカーソルが移動されます。

[機能:項目選択]のスイッチは、[入力]ダイアログと同じ編集レイヤー(ベース、

オーバーラップ0~2)に存在しない場合、全く機能しません。

「数値2」と「文字列1」への 入力を禁止できます

入力画面

数値1

数値2

数値3

数値4

文字列1

最大値

最小値

入力値

0

9999

0

0.0

0.00

AAAA

0

07 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENT

スイッチを押した箇所にカーソルが移動する

数値1

数値2

数値3

数値4

文字列1

最大値

最小値

入力値

0

9999

0

0.0

0.00

AAAA

0

07 8 9 △

4 5 6 ▽

1 2 3 CLR

0 . +- ENTスイッチ

項目選択

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第7章 入力モード

7-38

■項目選択メモリの設定[項目選択メモリ]とは、項目選択の命令を出すためのメモリです。設定する箇所は、入力対象の種類と配置した場所によって異なります。

入力対象が数値表示/文字列表示パーツの場合◆ベース画面に配置◎[編集]→[スクリーン設定]→[スクリーン設定]ダイアログ

【□項目選択メモリ】チェックして[項目選択メモリ]を設定します。

◆オーバーラップ(ノーマル)に配置◎入力対象を配置したオーバーラップをダブルクリック

→[オーバーラッフ(゚ノーマル)]ダイアログ【□項目選択】

チェックして[項目選択メモリ]を設定します。

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第7章 入力モード

7-39

7

入力対象が表形式データ表示パーツの場合◎[表形式データ表示]ダイアログ【□項目選択】チェックして[項目選択メモリ]を設定します。

表形式データ表示の場合は、配置場所

に関係なく、[表形式データ表示]ダイ

アログで設定します。

◆データブロックに配置した場合◎[データブロックエリア]ダイアログ→[メイン2]【□項目選択】

チェックして[項目選択メモリ]を設定します。

【ワード数】項目選択メモリの使用ワード数を設定します。

◆オーバーラップ(コールまたはマルチ)に配置◎[オーバーラッフ(゚コール/マルチ)]ダイアログ

【□項目選択】チェックして[項目選択メモリ]を設定します。

項目選択

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第7章 入力モード

7-40

ビットNo. 入力対象の選択順No.

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02項目選択メモリ n

MSB LSB

15 14 13 01 00

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18n+1

31 30 29 17 16

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+m ビットNo.

入力対象の選択順No.

m×16m×16+15

↑ データブロックNo. 0

1

2

3

4

0タンクA

タンクB 2222

タンクC 3333

タンクD 4444

タンクE 5555

1111

選択順No

無視されます 選択順Noに対応

1111   ↓ 3333  ↓ 5555   ↓ 1111

データ表示は以下の順番で移動します

例)以下のような場合 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1

項目選択メモリ nMSB LSB

0 0 0 0 1

■項目選択メモリの内容[項目選択メモリ]は、次のように[入力対象]の[選択順]No.と関連付けされます。

入力対象が数値表示/文字列表示パーツの場合

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第7章 入力モード

7-41

7

入力対象が表形式データ表示パーツの場合表形式データ表示の列数によって割付が異なります。

表形式データ表示それぞれの[選択順]No.は、この場合関係ありません。

行番号、列番号については、[表示機能:入力対象]のデータ表示があってもなくても同

じ番号となります。

作画文字列のみの行・列であっても必ず番号が付けられます。

◆1~16列の場合1~16列の場合は1行あたり1ワード使用します。総使用ワード数は、[行数]ワードです。

◆17~20列の場合17行以上の場合は1行あたり2ワード使用します。総使用ワード数は、[2×行数]ワードです。

ビットNo.

1行目

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00項目選択メモリ n

MSB LSB

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+1

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+m

ビットNo.

2行目

ビットNo.

m行目

16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

列番号

ビットNo.

1行目

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n

MSB LSB

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+2

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+p

ビットNo.

2行目

ビットNo.

m行目

16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

列番号

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00項目選択メモリ n+1

MSB LSB

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+3

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+q

20 19 18 17

項目選択

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第7章 入力モード

7-42

パスワード入力入力モードを使って、簡単にパスワード入力画面を作成することができます。

▲ 987

▼ 654

CLR321

ENT+/-.0

例)文字列表示    メモリ:09300、09301    表示機能:パスワード入力   [細かい設定]メニュー    パスワード0:1999    パスワード1:1231    パスワード2:(なし)    パスワード3:(なし)

▲ 987

▼ 654

CLR321

ENT+/-.0

「1999」と入力すると... (09300、09301) = 0

「1231」と入力すると... (09300、09301) = 1

「2000」と入力すると... (09300、09301)= -1

■必要な設定◎[パーツ]→[入力]

■[入力]ダイアログ入力モードの設定は[形式:データ表示]の場合と全く同じ設定にします。( P7-8参照)

入力ダイアログP7-8文字列表示7-43

キーパッドP7-20

新規:

既存:

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第7章 入力モード

7-43

7

■文字列表示(パスワード入力)パスワードを入力する文字列表示を配置します。

[形式]メニュー【表示機能】[パスワード入力]を選択します。この選択によって[細かい設定]メニューにパスワード入力用の設定項目が追加されます。

[細かい設定]メニュー【パスワード】

パスワードを設定することができます。(最大半角32文字)パスワードが4種類以下の場合は「固定」、4種類以上の場合は「可変」を選択します。

【固定】パスワード0(~3)正解パスワードを設定します。

【可変】(ZM-300シリーズのみ)□パスワード0(~3)チェックを付けて、[メモリ]を設定します。このメモリに正解パスワードを設定します。

上記以外の設定項目については「第5章データ表示」を参照してください。

■操作方法◎入力モードと同じように、キーパッドでパスワードを入力します。◆パスワード一致した場合パスワードNo.0(~3)が[メモリ]に格納されます。

◆パスワード不一致の場合「-1」が[メモリ]に格納されます。

◎[メモリ]に格納された結果は次にパスワードが入力されるまでクリアされません。必要に応じてユーザー側でクリアします。

パスワード入力

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第7章 入力モード

7-44

このページは、ご自由にお使いください。

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第8章 グラフ表示

8-1

8

グラフ表示

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

PLC

.................

PLCメモリ

ZMシリーズ

7000

0 100%50

0 10050

0 10050

基準点 概要

概要メモリの値をグラフで表示する機能が[グラフ表示]です。状況の変化を視覚的にとらえることができます。

◎グラフ表示の種類バーグラフ円グラフパネルメータ統計グラフ(バー)(円)トレンドグラフ閉領域グラフ

■バーグラフの概要◎メモリの値を棒グラフで表示します。

基準点を決めて、その基準点からメモリまでの値を表示することもできます。

◎メモリの値が一定の範囲を越えたり下回った時、グラフの表示色を変えて表示することができます。状況がより的確に判断できます。

下図のように分割色で表示することもできます。

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第8章 グラフ表示

8-2

基準点

■円グラフの概要◎始点を基準に、時計回りにメモリの値を表示します。

また、基準点を決めて、その基準点からメモリの値までを表示することもできます。

◎メモリの値が一定の範囲を越えたり下回った時、グラフの表示色を変えて表示することもできます。状況がより的確に判断できます。

また、分割色で表示することもできます。

■パネルメータの概要◎メモリの値をアナログメータのように表示します。

◎針の進行方向[右周り /左周り]の選択ができます。

◎メモリの値が一定の範囲を越えたり下回った時、針の色を変えて表示することもできます。

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第8章 グラフ表示

8-3

8

15 %

25 %

20 %

10 %

30 %

%表示

統計グラフ 数値表示 リンク関係

0

20

40

60

80

100

データを折れ線グラフで表示する機能には「トレンドサンプリング」もあります。詳しくは「第10章 サンプリングモード」を参照してください。

概要

■統計グラフの概要◎複数メモリに格納されている各データの割合を、グラフ化して画面に表示します。

◎[統計グラフ]にはバーと円の2種類があります。a. バーグラフ 横バー(→)または縦バー(↑)を選択できます。b. 円グラフ

◎1個の統計グラフは最大8分割できます。

◎統計グラフの個々のデータが全データの何%かを、数値で表示することもできます。この場合、[統計グラフ]と[数値表示]はリンクします。

■トレンドグラフの概要◎連続したメモリの値を折れ線グラフ、矩形波で表示します。

◎折れ線のデータの目安になる線を引くことで、より的確な状況を判断することができます。

◎最大16本のトレンド(折れ線グラフ)が表示できます。

◎マイナスの値もグラフ表示できます。

■閉領域のグラフ化概要◎タンクのような自由な領域をグラフ表示することができます。

◎一定の範囲を越えたり下回った時、グラフの表示色を変えて表示することもできます。

1234

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第8章 グラフ表示

8-4

バーグラフ

■[バーグラフ]ダイアログ

[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】設定したメモリの内容をリアルタイムにグラフ表示します。これ以降、このメモリの内容を「現在値」と呼びます。

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第8章 グラフ表示

8-5

8

0 50

50 0

0

50 0

50

0 50

50 0

0

50 0

50

◇標準 ◇偏差

[設定]メニュー

【データ長】[メイン]メニューの[メモリ]で設定したメモリのデータ長を選択します。

[1ワード]=ワード [2ワード]=ダブルワード

【形式】形式を選択します。標準 :最小値から最大値に向かって現在値を表示します。偏差 :バーグラフの「基準点」を決めて、その基準点から現在値まで

を表示します。

【方向】グラフの描画方向を[→、←、↑、↓]から選択します。

【スケール値】グラフの表示範囲となる最小値と最大値を入力します。マイナス値を入力することもできます。

【目標値】/【基準値】前述の[形式]において、[標準]を選択した場合は[目標値]となります。[偏差]を選択した場合は[基準値]となります。値が変化する場合はメモリを設定し、固定の場合は定数を設定します。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[目標値]を設定する必要はあり

ません。

バーグラフ

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第8章 グラフ表示

8-6

[表示属性]メニュー

現在値 目標値

枠カラー

領域内属性

実行カラー 目標値カラー

◇標準

現在値 目標値

枠カラー

領域内属性

実行カラー

◇偏差

【領域内属性】グラフ内のカラーを設定します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

【目標値カラー】[設定]メニューで[形式:標準]を選択した場合に設定します。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[目標値カラー]を設定する必要はあ

りません。

【□枠】バーグラフの枠を表示するか表示しないかを設定します。枠を表示する場合はチェックマーク( )を付けます。

【枠カラー】[ 枠表示]に設定した場合に有効です。グラフの枠の色を選択します。

【実行カラー】現在値のカラーを選択します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[実行カラー]を設定する必要はあり

ません。

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第8章 グラフ表示

8-7

8

[警報設定]メニュー

【□警報】[ 警報](=あり)にすると、現在値が一定の範囲を越えた場合、グラフの表示色を変えることができます。

【上限値】・【下限値】/【範囲値】・【基準値】[設定]メニューの[形式]において、[標準]を選択した場合は[上限値]・[下限値]となります。[偏差]を選択した場合は、[範囲値]・[基準値]となります。

[上限値]・[下限値]警報の範囲の下の値が[下限値]、上の値が[上限値]です。

[範囲値]・[基準値][基準値]は基準となる値を入力します。[範囲値]は基準値からの幅で、左右あわせて警報値幅となります。

【□マーク表示】上限値と下限値にマーク( )をつける場合に選択( )します。

【マークカラー】[ マーク表示]に設定すると有効になります。マークの色を選択します。

【位置】

[ マーク表示]に設定すると有効になります。マークの位置を上(左)または下(右)どちらに配置するかを設定します。

バーグラフ

スケールを表示する場合は、以下の位置をさけてください。マークカラーが設定した色と異なる、またはマーク表示しない、という症状が起きる可能性があります。マーク表示はXORで描画されます。

A

A

A A横バー 縦バー

A=2ドット

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第8章 グラフ表示

8-8

【□セパレート表示】現在値までの色を、次の[警報カラー]メニューの[下限色]+[範囲内色]+[上限色]のように、それぞれの色で分割して表示する場合にチェック( )します。( P8-9表示例参照)

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

[警報カラー]メニュー

【上限色】現在値が上限値を越えた場合の色

【下限色】下限値に満たない場合の色

【範囲内色】下限値から上限値間の色

[フォアカラー]、[バックカラー]を選択します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

[警報設定2]メニュー[警報設定]メニューにおいて[ 警報]に設定した場合に表示されるメニューです。警報表示を、3色以上設定する場合に設定します。設定内容は[警報設定]メニュー、[警報カラー]メニューと同じです。

※ただし、[形式:偏差]の場合は、今までどおり、警報表示は3色までしか設定でき

ません。

警報表示5色

上限カラー

上限2カラー

下限カラー

下限2カラー

範囲内カラー

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第8章 グラフ表示

8-9

8

■警報を設定した場合の表示例◆[形式:標準]、[ 警報]の場合

50 150 250 350 450

現在値

50 150 250 350 450

50 150 250 350 450

現在値

50 150 250 350 450

現在値 基準値

基準値

基準値

基準値

50 150 250 350 450

現在値

50 150 250 350 450

現在値

50 150 250 350 450

上限値 下限値

下限色 範囲内色 上限色 領域内属性 A:範囲値

A AA A

A A

基準値 現在値

A A

A A基準値

A A

A A

[方向:→]

カラー表示 単色 カラー表示 セパレート マーク表示あり

50 150 250 350 450

現在値 上限値 下限値

50 150 250 350 450

現在値 上限値 下限値

50 150 250 350 450

現在値 上限値 下限値

50 150 250 350 450

現在値 上限値 下限値

50 150 250 350 450

現在値 上限値 下限値

50 150 250 350 450

現在値 上限値 下限値

50 150 250 350 450

現在値 上限値 下限値

下限色 範囲内色 上限色 領域内属性 [方向:→]

カラー表示 単色 カラー表示 セパレート マーク表示あり

◆[形式:偏差]、[ 警報]の場合

バーグラフ

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第8章 グラフ表示

8-10

 円グラフ

■[円グラフ]ダイアログ

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】設定したメモリの内容をリアルタイムにグラフ表示します。これ以降、このメモリの内容を「現在値」と呼びます。

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第8章 グラフ表示

8-11

8

[設定]メニュー

【データ長】[メイン]メニューの[メモリ]で設定したメモリのデータ長を選択します。

[1ワード]=ワード [2ワード]=ダブルワード

【形式】形式を選択します。標準 :最小値から最大値に向かって現在値を表示します偏差 :円グラフの「基準値」を決めて、その基準値から現在値までを

表示します。

【スケール値】グラフの表示範囲となる最小値と最大値を入力します。マイナス値を入力することもできます。

【目標値】/【基準値】前述の[形式]において、[標準]を選択した場合は[目標値]となります。[偏差]を選択した場合は[基準値]となります。値が変化する場合はメモリを設定し、固定の場合は定数を設定します。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[目標値]を設定する必要はありま

せん。

◇標準 ◇偏差

基準値

円グラフ

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第8章 グラフ表示

8-12

現在値

目標値

枠カラー

領域内属性

実行カラー

目標値カラー

[表示属性]メニュー

【領域内属性】グラフ内のカラーを設定します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

【目標値カラー】[設定]メニューで[形式:標準]を選択した場合に設定します。目標値の[フォアカラー]を選択します。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[目標値カラー]を設定する必要はあ

りません。

【□枠】バーグラフの枠を表示するか表示しないかを設定します。枠を表示する場合はチェックマーク( )を付けます。

【枠カラー】[ 枠表示]に設定した場合に有効です。グラフの枠の色を選択します。

【実行カラー】現在値のカラーを選択します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[実行カラー]を設定する必要はあり

ません。

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第8章 グラフ表示

8-13

8

[警報設定]メニュー

【□警報】[ 警報](=あり)にすると、現在値が一定の範囲を越えた場合、グラフの表示色を変えることができます。

【上限値】【下限値】(または【範囲値】、【基準値】)[設定]メニューの[形式]において、[標準]を選択した場合は[上限値]・[下限値]となります。[偏差]を選択した場合は、[範囲値]・[基準値]となります。

[上限値]・[下限値]警報の範囲の下の値が[下限値]、上の値が[上限値]です。

[範囲値]・[基準値][基準値]は基準となる値を入力します。[範囲値]は基準値からの幅で、左右あわせて警報値幅となります。

【□マーク表示】上限値と下限値にマーク( )をつける場合に選択( )します。

【マークカラー】[ マーク表示]に設定すると有効になります。マークの色を選択します。

【□セパレート表示】現在値までの色を、次の[警報カラー]メニューの[下限色]+[範囲内色]+[上限色]のように、それぞれの色で分割して表示する場合にチェック( )します。( P8-14表示例参照)

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

スケールを表示する場合は、以下の位置をさけてください。マークカラーが設定した色と異なる、またはマーク表示しない、という症状が起きる可能性があります。マーク表示はXORで描画されます。

A円

A=角度は1/3 半径は r+2ドットの位置

円グラフ

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第8章 グラフ表示

8-14

[警報カラー]メニュー【上限色】

現在値が上限値を越えた場合の色(次頁の表示例を参照)

【下限色】下限値に満たない場合の色(次頁の表示例を参照)

【範囲内色】下限値から上限値間の色(次頁の表示例を参照)

[フォアカラー]、[バックカラー]を選択します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

■警報を設定した場合の表示例◆[形式:標準]、[ 警報]の場合

◆[形式:偏差]、[ 警報]の場合

現在値

上限値 下限値

現在値

上限値 下限値

現在値

上限値 下限値

現在値 現在値

上限値 下限値

現在値

上限値 下限値

現在値

上限値 下限値

下限色 範囲内色 上限色 領域内属性

A:範囲値

○カラー表示 単色

○カラー表示 セパレート

○マーク表示あり

A A

A A

A A

A A

A A

A A

A A

上限値 下限値

現在値

上限値 下限値 現在値 上限値 下限値 上限値 下限値

現在値

上限値 下限値 現在値 上限値 下限値

現在値

上限値 下限値

現在値

上限値 下限値

現在値

下限色 範囲内色 上限色 領域内属性

○カラー表示 単色

○カラー表示 セパレート

○マーク表示あり

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第8章 グラフ表示

8-15

8

パネルメータ

■[パネルメータ]ダイアログ

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】設定したメモリの内容をリアルタイムにグラフ表示します。これ以降、このメモリの内容を「現在値」と呼びます。

パネルメータ

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第8章 グラフ表示

8-16

[設定]メニュー

【データ長】[メイン]メニューの[メモリ]で設定したメモリのデータ長を選択します。

[1ワード]=ワード [2ワード]=ダブルワード

【進行方向】針の進行方向を設定します。右回り /左回り

【スケール値】グラフの表示範囲となる最小値と最大値を入力します。マイナス値を入力することもできます。

【目標値】目標値を設定します。値が変化する場合はメモリを設定し、固定の場合は定数を設定します。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[目標値]を設定する必要はありま

せん。

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第8章 グラフ表示

8-17

8

[表示属性]メニュー

【領域内属性】グラフ内のカラーを設定します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

【目標値カラー】目標値の[フォアカラー]を選択します。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[目標値カラー]を設定する必要はあ

りません。

【□枠】パネルメータの枠を表示するか表示しないかを設定します。枠を表示する場合はチェックマーク( )を付けます。

【枠カラー】[ 枠]に設定した場合に有効な項目です。グラフの枠の色を選択します。

【針の色】現在値を示す針の色を選択します。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[針の色]を設定する必要はありま

せん。

現在値 目標値

枠カラー

領域内カラー

針の色

目標値カラー

パネルメータ

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第8章 グラフ表示

8-18

[警報設定]メニュー

【□警報】[ 警報](=あり)にすると、現在値が一定の範囲を越えた場合、針の表示色を変えることができます。

【上限値】【下限値】警報の範囲の下の値が[下限値]、上の値が[上限値]です。

【マークカラー】マークの色を選択します。

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

[警報カラー]メニュー【上限色】

現在値が上限値を越えた場合の色

【下限色】下限値に満たない場合の色

【範囲内色】下限値から上限値間の色

[フォアカラー]、[バックカラー]を選択します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

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第8章 グラフ表示

8-19

8

下限色 範囲内色 上限色

現在値

上限値 下限値

50

100

150

200250

300

350

400

450

現在値

上限値 下限値

現在値

上限値 下限値

50

100

150

200250

300

350

400

450 50

100

150

200250

300

350

400

450

■警報を設定した場合の表示例

パネルメータ

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第8章 グラフ表示

8-20

統計グラフ(バー・円)

■必要な設定◎[パーツ]→[グラフ表示]→[統計グラフ]

統計バーグラフ

「%表示」は以下の方法でも設定できます。

◎[パーツ]→[データ表示]→[数値表示]→[形式]

→[表示機能:統計グラフ%表示]

■[統計バーグラフ]・[統計円グラフ]ダイアログ

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】統計グラフで使用するメモリの先頭メモリを設定します。1個の統計グラフで必要なメモリは連番で割り付けられます。使用ワード数は、以下のように計算します。

使用メモリ数=[データ長]×[分割]

統計円グラフ

%表示(P8-22)

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第8章 グラフ表示

8-21

8

【方向】統計バーグラフの場合に、縦バー(↑)、横バー(→)を選択します。※統計円グラフでは設定できません。

【データ長】グラフで使用するメモリのデータ長を選択します。ここで設定する[データ長]によって使用メモリ数が異なります。(使用メモリ数 P8-20参照)

[1ワード]=ワード [2ワード]=ダブルワード

【枠カラー】統計グラフの枠の色を設定します。

【分割】(2~8)統計グラフの分割数を設定します。ここで設定する[分割]数によって使用メモリ数が異なります。(使用メモリ数 P8-20参照)

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

[データ0(~7)属性]メニュー◎分割した各データの属性を設定します。◎[設定]メニューの[分割]の数によって、メニューの数が異なります。

【フォアカラー】【バックカラー】【タイル】統計グラフのデータの色を選択します。

[設定]メニュー

統計グラフ(バー・円)

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第8章 グラフ表示

8-22

■数値表示(%表示)数値表示でグラフ内データの「%表示」ができます。

注意事項[メイン]メニュー【ディビジョンNo.】

ディビジョンNo.を設定します。必ず、統計グラフパーツと同じディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

[形式]メニュー【表示機能】「統計グラフ%表示」を設定します。

【統計グラフ内No.】統計グラフパーツで設定した「データ属性」のNo.を設定します。分割数が4の場合は0~3を設定した数値表示パーツが4個必要です。

上記以外の設定項目については「第5章データ表示」を参照してください。

15 %

25 %

20 %

10 %

30 %

%表示

統計グラフ 数値表示 リンク関係

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第8章 グラフ表示

8-23

8

トレンドグラフ

■[トレンド]ダイアログ

トレンドグラフで設定するメモリ  コントロールメモリ=1ワード トレンド1本   使用メモリ数=[データ長]×[トレンド数]

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【コントロールメモリ】トレンドグラフの表示を制御するメモリです。内容は以下のとおりです。

①実行トレンド数

◇実行トレンド数(表示させるトレンドの数)を設定します。◇[コントロールメモリ]で実行トレンド数を指定すると、No.[0(~15)]メニューで設定した[メモリ]の内容を、実行トレンドの数だけ読み込み、表示します。実行トレンド数が増加するたびに同じ動作を行います。(減少する場合は別の操作を行います。)

トレンドグラフ

0015 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 010 0 0

①実行トレンド数(0~800) ②再描画(0→1)

③再描画クリア(0→1)

コントロールメモリ

コントロールメモリで現在使用していないビットはすべて[0]に設定してください。

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第8章 グラフ表示

8-24

②再描画◇エッジ(0→1の変化)によって、設定した実行トレンド数分だけ再描画します。

◇領域をクリアしないため、前に描画したトレンドの上に描画します。

③再描画クリア◇エッジ(0→1の変化)によって、設定した実行トレンド数分だけ再描画します。

◇領域をクリアした後、トレンドを描画します。

◎再描画する際の注意点◇再描画する場合、「②再描画」または「③再描画クリア」のどちらかのビットで、再描画してください。

◇再描画した後、次の再描画までの時間が短い場合、「再描画」ビットまたは「再描画クリア」ビットのエッジがたっても、再描画されない場合があります。

◇一旦表示されたトレンドデータは、値が変化しても再描画の命令を行わない限り、最新の内容を表示しません。

【□リンク使用する】チェックする( )と、[リンクディビジョンNo]が設定可能となります。( P8-31参照)

[設定1]メニュー

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第8章 グラフ表示

8-25

8

【□XY軸パラメータ使用する】X軸のポイントピッチを等間隔で設定するか、各ポイント間を任意に変更できるようにするか、選択します。

◇[□XY軸パラメータ使用する]の場合描画するために必要なポイントピッチは液晶コントロールターミナル側で計算します。ポイントピッチとメモリ割付についてはP8-30を参照してください。

◇[ XY軸パラメータ使用する]の場合トレンドグラフの座標原点から、各ポイントの間隔をユーザーが直接ドット数で指定します。ポイントピッチとメモリ割付についてはP8-30を参照してください。

【□矩形波を描画する】チェックする( )と、矩形波のグラフになります。

線種は実線や点線を選んでください。

【方向】トレンドを描画する方向を[→、←、↑、↓]から選択します。

トレンドグラフ

□矩形波を描画する □矩形波を描画する

ポイントピッチ

実行トレンド数:6

ポイント 座標原点

方向:→

最大ポイント数=トレンド数

Y

Y

Y

Y

X X

X X

座標原点

「↑方向」 「→方向」 「↓方向」 「←方向」

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第8章 グラフ表示

8-26

【トレンド数】(3~800)トレンドの最大ポイント数を設定します。

【領域内属性】トレンドグラフを表示する領域の表示色を設定します。[フォアカラー]、[バックカラー]、[タイル]を設定します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

【一括設定】トレンド(折れ線)のNo. 0~ 15の[データ長]、[グラフ最大値]、[グラフ最小値]を同じ設定にする場合に、[一括設定]を行うと便利です。

後述のNo.[0]~[15]メニューで[ トレンドを表示する]に設定されている

No.のみを[一括設定]の対象とします。

①No.[0]~[15]メニューで、トレンド表示するNo.だけ[ トレンドを表示する]に設定します。

②[設定1]メニューに戻り、[一括設定]の[設定]ボタンをクリックします。[一括設定]ダイアログが表示されます。

③以下の項目を設定します。【データ長】

トレンド表示されるデータのデータ長を設定します。[1ワード]=ワード [2ワード]=ダブルワード

【グラフ最大値】【グラフ最小値】データ値計算用の最大値・最小値を設定します。

④[OK]ボタンをクリックします。No.[0]~[15]メニューで、[ トレンドを表示する]に設定したメニューだけ、[データ長][グラフ最大値][グラフ最小値]がそれぞれ設定されます。

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

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第8章 グラフ表示

8-27

8

[設定2]メニュー

【□上限ライン表示】【□下限ライン表示】トレンドグラフの領域上に、目安となる線を2本まで表示することができます。目安線を1本引く場合は、[□上限ライン表示]、[□下限ライン表示]のどちらかにチェックマーク( )を付けます。目安線を2本引く場合は両方ともにチェックマーク( )を付けます。目安線を引かない場合はチェックマークを付けません(□)。[ 上限ライン表示]、[ 下限ライン表示]に設定すると、以下の項目が有効になります。

【上限値】(または【下限値】)上限(または下限)ラインをトレンドグラフのどこに引くか設定します。

【上限カラー】(または【下限カラー】)上限ライン(または下限ライン)の色を設定します。

トレンドグラフ

0X

Y

方向:→�

下限ライン�

上限ライン�

目安となる線を2本以上引きたい場合や、格子線を引きたい場合

①[グラフィックライブラリ編集]ウィンドウで格子や目安となる線を作画します。②[スクリーン編集]へ戻ります。③トレンドグラフをクリックし、ハンドルが表示されている状態で、[配置されたパーツを変更します]アイコンをクリックします。④[配置されたパーツの変更]ウィンドウが表示されます。ここで[グラフィックコール]アイコンをクリックし、グラフィックライブラリを設定します。⑤[配置されたパーツの変更]ウィンドウを終了し、[スクリーン編集]へ戻ります。

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第8章 グラフ表示

8-28

【データ長】[上限値]または[下限値]で使用するメモリのデータ長を設定します。

[1ワード]=ワード     [2ワード]=ダブルワード

【スケール最大値】【スケール最小値】トレンドグラフ上に上限ライン・下限ラインを引くための計算用のスケール値を設定します。マイナスの値もできます。

例)トレンドグラフの中心に1本目安の線を引く場合以下のように設定します。[ 上限ライン表示]  [上限値:1][スケール最大値:2][スケール最小値:0]中心に1本線が表示されます。

トレンドグラフの[グラフ最小値]~[グラフ最大値]が[0]~[1000]の場合でも、あくまで目安線を引くための設定が[スケール最大値]・[スケール最小値]です。上記のように[0][1][2]のような数値を設定すれば十分に計算ができます。

[設定3]メニュー【□上限ライン2表示】【□下限ライン2表示】

上限ライン、下限ラインをさらに2本追加表示できます。

[□上限ライン2表示]、[□下限ライン2表示]をそれぞれクリックすると、設定可能となります。[データ長]、[スケール最大値 /最小値]などの属性は[設定2]メニューで行います。設定内容は[設定2]メニューの[上限ライン表示]、[下限ライン表示]と同じです。

上下限4本表示の場合�

(上限ライン)�

(上限ライン2)�

(下限ライン)�

(下限ライン2)�

Max 2

Min 0

1

上限・下限ライン表示�どちらで設定してもかまいません�

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第8章 グラフ表示

8-29

8

[0]~[15]メニュー

【□トレンドを表示する】トレンドグラフ1個あたり最大16本のトレンドを描画できます。トレンド表示を行うNo.のメニューにおいて、チェックを付けます。

【メモリ】このメモリの内容を読み込み、トレンド表示します。[設定1]メニューの[トレンド数]、次項の[データ長]の設定により使用メモリ数が異なります。

【線カラー】線(または点)の色を選択します。

【線種&点】折れ線グラフの折れ線のタイプを選択します。線:6種類 /点:6種類から選択できます。

【データ長】1ポイント分のデータ長を設定します。

[1ワード]=ワード [2ワード]=ダブルワード

【グラフ最大値】【グラフ最小値】グラフ表示範囲の最大値・最小値を設定します。

[グラフ最大値]、[グラフ最小値]ともに同じ値に設定したままで本体にデータを転送す

るとエラーになります。必ず正しく設定してください。

[グラフ最大値]・[グラフ最小値]をメモリ(定数以外)に設定した場合、[グラフ最大値 /

最小値]を読み込み、変更するタイミングはグラフ表示時及び再描画及び再描画クリ

アを行う時です。

トレンドグラフ

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第8章 グラフ表示

8-30

■[□XY軸パラメータ使用する]の場合◎描画するために必要なポイントピッチは液晶コントロールターミナル側で計算します。計算方法は以下の通りです。

ポイントピッチ(ドット数)=トレンドグラフのXサイズ(ドット)÷([トレンド数]-1)

(余りが生じないように補正して計算します)

◎メモリについて[設定1]メニューの[トレンド数]、[0]~[15]メニューの[データ長]の設定によってメモリ割付が異なります。

例えば、[トレンド数:11]、[メモリ:09100]、[データ長:1ワード]ならば、メモリは09100~09125を使用します。

■[ XY軸パラメータ使用する]の場合◎描画するために必要な軸データ(座標原点から、各ポイントの間隔)はユーザーが直接ドット数で指定します。

◎メモリについて[設定1]メニューの[トレンド数]、[0]~[15]メニューの[データ長]の設定によってメモリ割付が異なります。各ポイントそれぞれのメモリの後に、軸データ用メモリが割り付けられます。

例えば、[トレンド数:11][メモリ:09100][データ長:2ワード]ならば、メモリは09100~09153を使用します。

A

B

C

D

E

F

ポイントピッチ

Yサイズ

0

↑ Y

X→ Xサイズ

n+0 n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+m

ポイント0 データ ポイント1 データ ポイント2 データ ポイント3 データ ポイント4 データ ポイント5 データ ポイントm データ

ワード n+0 n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+m

ポイント0 データ ポイント1 データ ポイント2 データ ポイントm データ

ダブルワード

メモリ設定:n

0

1

2

3

4 5

軸データ

座標原点

n+0 n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+m

ポイント0 トレンドデータ ポイント0 軸データ ポイント1 トレンドデータ ポイント1 軸データ ポイント2 トレンドデータ ポイント2 軸データ ポイントm トレンドデータ ポイントm 軸データ

データ長:ワード n+0 n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+m

ポイント0 トレンドデータ ポイント0 軸データ ポイント1 トレンドデータ ポイント1 軸データ ポイントm トレンドデータ ポイントm 軸データ

データ長:ダブルワード

メモリ設定:n

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第8章 グラフ表示

8-31

8

■複数のトレンドグラフの非同期表示一つのトレンドグラフに対して[コントロールメモリ]は1ワードのため、折れ線は全て同じタイミングで同じポイント分だけ描画されます。

複数の折れ線を異なるタイミングで描画するには、[トレンド]ダイアログ→[メイン]メニュー→[□リンク使用する]( P8-24)を使用します。このチェックによって、重なりあった2枚以上のトレンドグラフをリンクさせ、[コントロールメモリ]の優先順位を決めることができます。

例えば、以下のように2個のトレンドグラフを描画させる場合 ...

ディビジョンNo:0 コントロールメモリ:09120 処理サイクル:高速

ディビジョンNo:1 コントロールメモリ:09140 □リンク使用する  リンクディビジョンNo:0 処理サイクル:高速

①09120、09121=H0009(トレンド数) ②09140、09141=H0009(トレンド数) ③09140、09141=K5(トレンド数)  09120、09121=H8007 (再描画クリア&トレンド数)

(=親トレンドグラフ)

(=子トレンドグラフ)

親トレンドグラフで 9ポイントまで描画する

子トレンドグラフで 9ポイントまで描画する

子トレンドグラフを5ポイント に変更し、親トレンドグラフで 7ポイントに変更&再描画クリア 命令を同時に出す この時に子トレンドの5ポイント もはじめて描画される

トレンドグラフ

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第8章 グラフ表示

8-32

領域内属性:青色 領域内属性:水色 (=親トレンドグラフ) (=子トレンドグラフ)

重ねると[青色]が表示される

設定上の注意点1. リンクさせる場合、1枚のトレンドグラフを「親」、それ以外のトレンドグラフを「子」と考えます。「子」側のトレンドグラフで、[□リンク使用する]にチェックし、[リンクディビジョンNo]において「親」の[ディビジョンNo]を設定します。これにより、「子トレンドグラフ」の「再描画」&「再描画クリア」命令は無視され、「親」トレンドグラフの[コントロールメモリ]からのみ受付可能となります。

2. 重なるトレンドグラフは全て[処理サイクル:高速]に設定してください。

3. 画面上に表示されるトレンドグラフの領域属性は「親」トレンドグラフのみです。「子」トレンドグラフの領域属性は表示されません。また「子」トレンドグラフの上下限ラインも無視されます。

4.「親」トレンドグラフは、「前へ移動 /後ろへ移動」アイコンを使用して、「子」トレンドグラフの下に配置するようにしてください。上に配置すると正常にリンクされません。

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第8章 グラフ表示

8-33

8

閉領域グラフ

■[閉領域グラフ]ダイアログ

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】ここで設定したメモリの内容をリアルタイムにグラフ表示します。これ以降、このメモリの内容を「現在値」と呼びます。

【方向】グラフの描画方向を[→、←、↑、↓]から選択します。

【データ長】[メイン]メニューの[メモリ]で設定したメモリのデータ長を選択します。

[1ワード]=ワード [2ワード]=ダブルワード

【スケール値】グラフの表示範囲となる最小値と最大値を入力します。マイナス値を入力することもできます。

トレンドグラフ

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第8章 グラフ表示

8-34

[表示属性]メニュー

【領域内属性】グラフ内のカラーを設定します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

【実行カラー】現在値のカラーを選択します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

※[警報設定]メニューで[警報]を設定した場合、[実行カラー]を設定する必要はあり

ません。

[警報設定]メニュー

領域内属性

現在値

領域内属性

実行カラー

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第8章 グラフ表示

8-35

8

現在値

下限値

上限値

現在値

下限値

上限値 現在値

下限値

上限値

現在値

下限値

上限値 現在値

下限値

上限値

現在値

下限値

上限値

下限色 範囲内色 上限色 領域内属性 [方向:↑]

カラー表示 単色

カラー表示 セパレート

【□警報】[ 警報](=あり)にすると、[メモリ]に格納されているデータ値が、一定の範囲を越えた場合、グラフの表示色を変えることができます。

【上限値】・【下限値】警報の範囲の下の値が[下限値]、上の値が[上限値]です。

【□セパレート表示】現在値までの色を、次の[警報カラー]メニューの[下限色]+[範囲内色]+[上限色]のように、それぞれの色で分割して表示する場合に選択( )します。

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

[警報カラー]メニュー【上限色】

現在値が上限値を越えた場合の色

【下限色】下限値に満たない場合の色

【範囲内色】下限値から上限値間の色

[フォアカラー]、[バックカラー]を選択します。[バックカラー]は[タイル]でパターン0(=一番左)以外を選択したときに有効となります。

以下のような中抜きのグラフの場合[セパレート表示]はできません。

閉領域グラフ

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第8章 グラフ表示

8-36

スクリーンの背景色を タイル「3」に設定

本体上 エディタ上

<例>

■注意事項◎スクリーンの背景色またはオーバーラップ表示領域にタイルパターンを使用している(タイルパターン「0」以外の設定)場合、そのウィンドウに閉領域グラフを配置しても正常に描画しません。同様にタイルパターンを使った作画上に閉領域グラフを配置した場合、正常描画しないことがあります。

◎閉領域グラフを描いた線カラーとスクリーンの背景色が同じ場合、正しく描画されません。

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第9章 グラフィック表示

9-1

9P9-2参照

グラフィックの表示方法

グラフィック表示

ZMシリーズは、あらかじめ登録しておいた何種類かのグラフィックを、ビットのONやグラフィックのNo.指定によって画面に表示させたり、切り替えることができます。

グラフィックの表示方法グラフィックを表示する機能は、目的・用途に応じて何通りかに分かれます。

グラフィック表示

表示の指令方法は?

ビットON時のみ

表示させる

ビットOFF時と

ON時に絵を

表示させる

固定 移動させる

グラフィックリレー

[形式:1グラフィック]

P9-8参照

ビットのON/OFFによる グラフィックのNo.を指定

表示の形態は? 表示の状態は?

内部スイッチによる切替

グラフィックリレー

[形式:2グラフィック]

グラフィックモード

[指令:外部]

(パラメータあり)

グラフィックモード

[指令:外部]

グラフィックモード

[指令:内部]

P9-8参照

P9-2参照

P9-2参照

パーツとして

表示させる

ランプパーツ

第4章参照

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9-2

第9章 グラフィック表示

09200、09201=「0」によって 「グラフィックNo. 0」が表示 Y座標用メモリ09204、09205に「100」を指定する

00

100X座標用のメモリ

Y座標用のメモリ 09202

009200

092040920209200

09204

グラフィックはY方向にのみ 100ドット移動する

100ドット

09200、09201に「5」を指定する

グラフィックNo.「5」が表示される

0920009202

5

グラフィックNo. 5 F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

 グラフィックモード

■概要◎グラフィックライブラリに登録した図形や文字を、グラフィックNo.指定で表示することができます。[指令:外部]

◎グラフィックNo.指定で図形や文字を表示させる場合、表示させた図形や文字を移動・変形させることも可能です。

この場合、「グラフィックライブラリ」の図形に、移動・変形を行うための「パラメータ」の指定を行います。「パラメータ」を設定することによって、動画・変形用の指令メモリが確保されます。(パラメータの指定方法 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

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第9章 グラフィック表示

9-3

9

◎内部の切替スイッチによって、表示の切替を指令することも可能です。[指令:内部]

グラフィックモードアイテムバー グラフィック表示

登録項目 グラフィックライブラリ グラフィックライブラリ編集

「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照

パーツ

グラフィックモード

「プラスブロック」スイッチを押す

グラフィックNo. 5 グラフィックNo. 6

グラフィックNo. 5グラフィックNo. 4

「グラフィックNo. 6」が 画面に表示される

「マイナスブロック」スイッチを押す

「グラフィックNo. 4」が 画面に表示される

新規:

既存:

グラフィックP9-4

スイッチP9-7

表示領域P9-6

必ず設定必要に応じて設定

■必要な設定

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9-4

第9章 グラフィック表示

■[グラフィック]ダイアログ【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【指令】グラフィックライブラリに登録したグラフィック(=図形、文字など)を画面に表示させる指令方法を選択します。

◆内部スクリーン上に配置した内部切替スイッチ(=[プラスブロック]、[マイナスブロック]スイッチなど)を使って、グラフィックの表示切替を行います。表示させたグラフィックを移動・変形させることはできません。

◆外部登録した各グラフィックの登録No.を、外部機器(=PLC)から指定して画面上に表示させる方法です。指令用のメモリを設定します。表示させたグラフィックを移動・変形させたりすることができます。

【処理サイクル】「付録2 処理サイクル」参照

[指令:内部]の場合【初期グラフィック GNo&No】

画面が開いたとき、最初に表示するグラフィックが登録されているグループNo.とグラフィックNo.を指定します。[最大グラフィック]と[最小グラフィック]の範囲内で設定します。

【最大グラフィック GNo&No】画面に表示させるグラフィックの中で、登録先のNo.の一番大きいグラフィックのグループNo.とグラフィックNo.を設定します。

【最小グラフィック GNo&No】画面に表示させるグラフィックの中で、登録先のNo.の一番小さいグラフィックのグループNo.とグラフィックNo.を設定します。

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第9章 グラフィック表示

9-5

9

[指令:外部]の場合【メモリ】

グラフィックNo.を指定するためのメモリを設定します。

指定するグラフィックNo. は、後述の[□グラフィック]の設定によって異なります。

メモリの内容は以下のとおりです。

D300 グラフィックNo.指定用メモリD301 中心X座標変更用メモリD302 中心Y座標変更用メモリ

[パラメータ:2]なので2ワードを確保

【パラメータ】グラフィックに動画・変形などの操作を加える場合に必要です。各グラフィックに設定されているパラメータの総数を指定します。この総数と各パラメータのNo.によって、指令用メモリのワード数と割り付けが決まります。(パラメータの設定 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

<例>◎グラフィックライブラリ編集で円に以下のパラメータを設定します。[動作:動画][中心X:相対+入力 パラメータNo. 1][中心Y:相対+入力 パラメータNo. 2]

◎[グラフィック]ダイアログで、次のように設定します。[指令:外部][メモリ :D300][パラメータ:2(パラメータNo. 1とNo. 2を指定したから)]

メモリの割り付けと内容は以下のようになります。

グラフィックモード

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00メモリ n

MSB LSB

[□グラフィック]の場合:グラフィックNo. 0~255

[□グラフィック]の場合:グラフィックNo. 0~2559

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00n+1

MSB LSB

パラメータNo. 0用

(パラメータを設定した場合)

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9-6

第9章 グラフィック表示

【□グラフィック】◆[ グラフィック]の場合[GNo](グループNo.= 0~9)を設定します。画面に表示できるグラフィックは、指定したグループNo.内のグラフィックに限られます。[メモリ]には1グループ内のグラフィックNo.(0~255)を指定します。

◆[□グラフィック]の場合表示させるグラフィックのNo.を「絶対番地」で指定します。1つのグループに限らず、グラフィックを指定することができます。[メモリ]には全グラフィックNo.(0~2559)を設定します。

「絶対番地」でのグラフィックNo.は、以下に示すとおりです。

グループNo.を個別に指定する場合 絶対番地の場合グループNo.  グラフィックNo.  グループNo. グラフィックNo.   0 0000~0255   (なし)  0000~0255   1 0000~0255  0256~0511   2 0000~0255  0512~0767   3 0000~0255  0768~1023   4 0000~0255  1024~1279   5 0000~0255  1280~1535   6 0000~0255  1536~1791   7 0000~0255  1792~2047   8 0000~0255  2048~2303   9 0000~0255  2304~2559

■表示領域パーツグラフィックを表示する領域です。[指令:内部]の場合は、必ず、グラフィックを表示領域パーツ上に表示させます。

[指令:外部]の場合は、表示領域パーツがなくてもグラフィックを表示でき

ます。ただし、絵を切り替えた際に前回の絵が残ることがあります。

モード表示領域ダイアログ【パーツ選択】

パーツファイルから表示領域パーツを選択します。

【ディビジョンNo】[グラフィック]ダイアログの[ディビジョンNo]と同じNo.を設定します。これにより、グラフィックモード用パーツとして関連づけされます。

【領域内属性】(フォアカラー/バックカラー/タイル)表示領域のカラーを設定します。

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第9章 グラフィック表示

9-7

9

スクリーン編集 グラフィックライブラリ編集 表示領域パーツ

オフセット位置は表示領域パーツ左上隅

OFF

OFF

【□表示領域を透過する】グラフィックモードでは使用しません。チェックを付けないでください。

表示領域のサイズ変更配置した表示領域パーツは、グラフィックモード用の表示領域に合ったサイズに変更する必要があります。グラフィックライブラリ上の「オフセット」の位置が、スクリーン上の表示領域パーツの左上隅に相当します。この位置に配慮して、表示領域パーツのサイズを決めてください。

グラフィックモード

■スイッチスイッチでグラフィックを切り替えます。[グラフィック]ダイアログで、[指令:内部]の場合のみ使用できます。

設定の注意事項【ディビジョンNo】

必ず[グラフィック]ダイアログと同じディビジョンNo.を設定します。

【機能】使用できる機能は、以下のとおりです。

[プラスブロック]表示したグラフィックを次のグラフィックに切り替えます。

[マイナスブロック]表示したグラフィックを前のグラフィックに切り替えます。

[ブロック呼出]付属設定項目として[ブロックNo]があります。(この場合、グラフィックモードなので、[グラフィックNo](=絶対番地No P9-6参照)の意味です。)スイッチを押すと、指定したNo.のグラフィックを呼び出します。

「プラスブロック」スイッチを押す

グラフィックNo. 5 グラフィックNo. 6

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9-8

第9章 グラフィック表示

 グラフィックリレーモード

■概要グラフィックライブラリに登録した図形や文字を、ビットのON/OFFによって画面上に表示・非表示させる機能です。形式は2通りあります。

◎[形式:1グラフィック]の場合ビットON時のみ、ビットに該当するグラフィックを画面に表示させ、OFF時にはグラフィックを消します。

◎[形式:2グラフィック]の場合ビットのONとOFFそれぞれにグラフィックを割り付けます。OFF時にはOFFのグラフィック、ON時にはONのグラフィックを表示させます。

1ビット目に該当する絵を 画面に表示する スクリーン上

09200の1ビット目がONすると...

09200

1ビット目がONの時の絵に切り替わる

スクリーン上

09200の1ビット目がON

09200

09200の1ビット目がOFF

09200

OFFの時の絵が画面に表示された状態

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第9章 グラフィック表示

9-9

9

グラフィックリレー ◎ パーツ

◎ 登録項目 グラフィックライブラリ グラフィックライブラリ編集

グラフィックモードアイテムバー

「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照

■必要な設定グラフィックリレーモードを使用する場合は、以下の設定手順を参照してください。

◎[1グラフィック][2グラフィック]共に、表示させた図形や文字を移動・変形させることが可能です。この場合、「グラフィックライブラリ」の図形に、移動・変形を行うための「パラメータ」の指定を行います。「パラメータ」を設定することによって、動画・変形用の指令メモリが確保されます。(パラメータの指定方法 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

X方向に100ドット移動する

09200の1ビット目がON

09200

09202、09203に「100」を指定する

0920009202 100 X座標用メモリ

グラフィックリレーモード

グラフィックP9-10

表示領域P9-15

必ず設定必要に応じて設定

新規:

既存:

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9-10

第9章 グラフィック表示

■[グラフィックリレー]ダイアログ

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】グラフィックライブラリに登録したグラフィック(=図形、文字など)を画面に表示させるための指令メモリです。ここで指定したメモリビットが後述の[スタートグラフィック GNo&No]に割り付けられます。使用メモリ数、メモリの割付は、次項の[形式][リレー数][パラメータ]によって異なります。詳しくは、後述の[スタートグラフィック]を参照してください。

【形式】グラフィックを表示させる方法を選択します。

◆[1グラフィック]の場合メモリビットがONするとグラフィックが表示し、OFFすると消えます。

◆[2グラフィック]の場合メモリビットがOFFならばOFFに相当するグラフィックを、ビットがONするとONに当たるグラフィックを表示します。ビットがOFFでもONでも、必ずグラフィックが表示されます。

【モード】ビットのON/OFFでグラフィックを切り替える際の、表示の状態について指定します。前項で[形式:2グラフィック]を選択した時のみ有効です。[形式:1グラフィック]の場合は「XOR」固定になります。

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第9章 グラフィック表示

9-11

9

グラフィックライブラリ編集 スクリーン(背景色:青色)上に表示させる

楕円の塗りつぶし フォアカラ :ー黄色

楕円の[フォアカラ :ー黄色]がスクリーンの[青色]に反応して[白色]に変わる

ビットがOFFのときOFFのグラフィックを表示

ビットがONのときOFFのグラフィックを消してからONのグラフィックを表示

再度ビットがOFFのときONのグラフィックを消してからOFFのグラフィックを表示

グラフィックリレーモード

◆[XOR]ビットOFF時はOFFのグラフィックを表示します。ビットがONすると、一旦OFFのグラフィックを消してからONのグラフィックを表示します。再度ビットがOFFになると、同様に一旦ONのグラフィックを消してからOFFのグラフィックを表示します。

[XOR]の場合、表示させるグラフィックはスクリーンのベース画面(表示領域)の色に反応します。従って、表示されたグラフィックは、編集時に指定した色ではなく、ベースの色と反応した色(=XOR色)で表示されます。

XOR色 P9-17参照

ZM-300シリース(゙32K色)とZM-52/72/82シリース(゙128色)ではカラーパレットが

異なるため、基本8色以外は、同じ色を設定してもXOR色が異なります。

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9-12

第9章 グラフィック表示

画面上にグラフィックが表示される時、まず、背面に描いた塗り矩形が前回のグラフィックの上に重なります。その上にグラフィックが表示されます。前回のグラフィックはクリアされます。

[モート :゙REP]の場合でも、表示させるグラフィックに[動作:動画]の

「パラメータ」を設定した場合は、グラフィックはXOR色で表示されます。

グラフィックライブラリ編集

〈背面〉  矩形の塗りつぶし  色:(ベースと同じ色)

グラフィックNo. 0=ON時の絵 グラフィックNo. 1=OFF時の絵

〈前面〉  円の塗りつぶし  色:任意

〈背面〉  矩形の塗りつぶし  色:(ベースと同じ色)

〈前面〉  三角形の塗りつぶし  色:任意

スクリーン

ビットがOFFなのでOFFの絵を表示

ビットがONになると...

まずOFFの絵の上に ONの絵の背面の矩形を 上書きする

背面の矩形の上に 前面に描いた円を 上書きする

先のOFFの絵が消えて ONの絵が表示されたように見える

ただし、上書きするため、場合によっては前回のグラフィックが残ったまま

になることがあります。

◆[REP]ビットOFF時は、OFFのグラフィックを表示します。ビットがONすると、OFFのグラフィックの上にONのグラフィックを重ねて表示します。再度ビットがOFFになると、同様にONのグラフィックを残して、OFFのグラフィックを上書きします。グラフィックはベース画面の色と反応することなく、設定どおりの色で表示されます。

ビットがOFFのときOFFのグラフィックを表示

ビットがONのときOFFのグラフィックの上からONのグラフィックを上書き表示

再度ビットがOFFのときONのグラフィックの上からOFFのグラフィックを上書き表示

残像をクリアする方法として、グラフィックを登録する際に、グラフィックよりもひとまわり大きい塗り矩形などを、グラフィックの背面に描きます。

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第9章 グラフィック表示

9-13

9

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 0009201、09200のビットNo.

MSB LSB

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

MSB LSB

11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0グループNo. 0の グラフィックNo. (ビットON)

22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0

23 21 19 17 15 13 11 9 7 5 3 1

09201、09200のビットNo.

グループNo. 0の グラフィックNo. (ビットON)

(ビットOFF)

[リレー数:12]のため、0~11ビット目までの計12個の ビットに12個のグラフィックが割り付けられる

[リレー数:12]のため、0~11ビット目までの計12個の ビットに24個のグラフィックが割り付けられる

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 0009201、09200のビットNo.

MSB LSB

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

MSB LSB

… … … 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3グループNo. 0の グラフィックNo. (ビットON)

… … 29 27 25 23 21 19 17 15 13 11 9 7 5 3

… … 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4

09201、09200のビットNo.

グループNo. 0の グラフィックNo. (ビットON)

(ビットOFF)

【スタートグラフィック GNo&No】表示するグラフィックの中で、先頭となるグラフィックのグループNo.、グラフィックNo.を指定します。使用メモリ数、メモリの割付は、[形式]、[リレー数]の設定によって異なります。

<例>[メモリ:09200]、[スタートグラフィック:GNo. 0 No. 3]の場合

◆[形式:1グラフィック]の場合

(09200、09201)の8ビット目がON:グラフィックNo. 11表示(09200、09201)の3ビット目がON:グラフィックNo. 6表示

◆[形式:2グラフィック]の場合

(09200、09201)の4ビット目OFF:グラフィックNo. 12表示       ON:グラフィックNo. 11表示

(09200、09201)の9ビット目OFF:グラフィックNo. 22表示       ON:グラフィックNo. 21表示

【リレー数】(1~ 512)この機能で使用するリレーの数(=グラフィックを割り付けるビットの総数)を設定します。<例>[メモリ:09200]、[スタートグラフィック:GNo. 0 No. 0]、[リレー数:12]の場合

◆[形式:1グラフィック]の場合

グラフィックリレーモード

◆[形式:2グラフィック]の場合

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9-14

第9章 グラフィック表示

【処理サイクル】「付録2 処理サイクル」参照

【パラメータ】グラフィックを動画・変形させる場合に必要な項目です。表示させる各グラフィックに設定されているパラメータの総数を指定します。この総数と各パラメータのNo.によって、指令用メモリのワード数と割り付けが決まります。<例>[メモリ:09200][形式:1グラフィック][スタートグラフィック:GNo. 1 No. 4][リレー数:20][パラメータ:4]...の場合、[メモリ]の割り付けと内容は以下のとおりです。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 0009201、09200のビットNo.

MSB LSB

15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4グループNo. 1の グラフィックNo. (ビットON)

ビット(リレー)16個分

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 0009203、09202のビットNo.

23 22 21 20グループNo. 1の グラフィックNo. (ビットON)

19 18 17 16

ビット(リレー)4個分 [リレー数:20]のため、  (09200、09201)の16個+(09202、09203)の4個=計20個の  ビットに20個のグラフィックが割り付けられる

09200、09201 グラフィックリレー動作用(リレー16個に必要)09202、09203 グラフィックリレー動作用(リレー4個に必要)09204、09205 パラメータNo. 1用09206、09207 パラメータNo. 2用09210、09211 パラメータNo. 3用09212、09213 パラメータNo. 4用

計20個=[リレー数]

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第9章 グラフィック表示

9-15

9

[□表示領域を透過する]の設定が有効なのは、属性が領域部分のみの表示領

域パーツ(「Parts_j.z3(7)p」「Std.z3(7)p」のNo. 0のパーツ)です。

グラフィックリレーモード

スクリーンNo. 0 スクリーンNo. 6

グラフィックライブラリ 表示領域パーツ

[モード表示領域]ダイアログにおいて [□表示領域を透過する]の場合 [□表示領域を透過する]の場合

■表示領域グラフィックライブラリ編集に登録したグラフィックを、自由な位置に表示させることができます。グラフィックライブラリ上のオフセットアイコンの位置が、表示領域パーツの左上隅に相当します。

表示領域パーツがなくてもグラフィックリレーは正常に動作します。ただし、

その場合、表示されるグラフィックの位置はグラフィックライブラリ編集で

登録したOFFセットの位置がスクリーンの左上隅になります。

[モード表示領域]ダイアログ【ディビジョンNo】[グラフィックリレー]ダイアログの[ディビジョンNo]と同じNo.を設定します。これでグラフィックリレーモード用パーツとして関連づけられます。

【領域内属性】(フォアカラー/バックカラー/タイル)表示領域パーツの領域の属性を設定します。

【□表示領域を透過する】表示領域パーツの属性が透過されます。表示領域パーツの背景にある作画データなどが隠れるのを避ける場合に、チェックします。

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9-16

第9章 グラフィック表示

「透過色」設定付きのパターンを使用すると、「モード:XOR」の場合でも作成したとおりの色で表示できます。詳しくはP9-18を参照してください。

《グラフィックモード》

《グラフィックリレーモード》

指令:内部

形式:1グラフィック

指令:外部

形式:2グラフィック

グラフィックライブラリにおいて

パラメータ 動作:置換

パラメータ 動作:動画

REP

REP XOR

モード:REP

モード:XOR

パラメータ 動作:置換

パラメータ 動作:動画

XOR XOR

XOR XOR

REP XOR

スクリーンにおいて

グラフィックの登録

グラフィックモードの設定

グラフィックの登録 グラフィック リレーモードの設定

グラフィックライブラリにおいて

スクリーンにおいて

XOR

グラフィックの表示色

■表示の分類画面上にグラフィックを表示する場合、2つの表示形態に分かれます。

◆XOR グラフィックの色をベースの色と反応させて表示します。◆REP グラフィックの色を設定した通りに表示します。

表示形態が「XOR」になるか「REP」になるかは、グラフィックを表示するモードの設定内容やパラメータの設定内容によって異なります。下表を参照してください。

グラフィックが「ペイント」の場合は、XOR描画の表示ができません。

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第9章 グラフィック表示

9-17

9

「異なる色が反応して別の色になる」というのは、コードとコードがXORによって別のコードになることを指します。

<例> 青と白のXOR色 青 0000000000011111(001F) 白 0111111111111111(7FFF)      XOR ↓ 黄 0111111111100000(7FE0)

黒 青   赤   紫   緑   水   黄   白  

黒 黒   青   赤   紫   緑   水   黄   白  

青 青   黒   紫   赤   水   緑   白   黄  

赤 赤   紫   黒   青   黄   白   緑   水  

紫 紫   赤   青   黒   白   黄   水   緑  

緑 緑   水   黄   白   黒   青   赤   紫  

水 水   緑   白   黄   青   黒   紫   赤  

黄 黄   白   緑   水   赤   紫   黒   青  

白 白   黄   水   緑   紫   赤   青   黒  

重ね書きする絵の色(8色の場合)

ベース画面の絵の色( 色の場合)

8

コードHEX

0000

001F

7C00

7C1F

03E0

03FF

7FE0

7FFF

グラフィックの表示色

XOR色の仕組み

例えば基本8色のカラーには、以下のような識別コードがあります。

■XOR色グラフィックを「XOR」で表示する時、グラフィックの色はベース(表示領域)の色と反応します。この反応した色を「XOR色」と呼びます。基本8色のXOR色の組み合わせは以下のとおりです。

基本8色のコードはZMシリーズ全て同じコードです。それ以外のコードはZM-300シリーズとZM-42~82シリーズで異なります。

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9-18

第9章 グラフィック表示

XOR表示の解消(パターンの透過)グラフィック表示における「動画」などは、必ず「XOR表示」を行うため、背景色が黒色以外の場合は作成した色と同じ色を表示させることができません。また、「XOR表示」では必ずベースの色と反応するため、複雑な背景で動画を行うと、背景の描画が変化するたびに色が変化します。

「透過色」付きのパターンをグラフィックとして動画設定すると、背景色が変化する画面でも思いどおりの色でグラフィックを移動させることができます。

CHECKER

背景に影響されることなく表示される

元のパターン

透過色

背景に影響されることなく表示される

背景に色が反応してしまう

CHECKER

背景に色が反応してしまう

元のパターン

この機能は必ずパターン(「透過色」付き)を使用します。

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第9章 グラフィック表示

9-19

9

■パターン編集パターン編集で、画面に表示させない色を[透過色]として設定します。

「透過色」とは、パターンを画面に配置した際に、実際の登録サイズどおりでは長方形で表示されてしまうため、表示させる必要のない箇所を隠すための設定です。[透過色]は1パターンにつき1色のみ設定可能です。

例えば、以下のようなパターンの場合、周囲の色を[透過色]に設定すると、表示された際に周囲の色は透過されて背景の色が表示されます。

透過色設定[パターン編集]ウィンドウにおいて[変形(C)]→[透過色設定(T)]をクリックします。[透過色設定]ダイアログが表示されます。[□透過色あり]をチェックし、透過するカラーを選択します。

パターン  透過色 (□透過色:赤)

画面に表示される場合

背景 赤 黒 鶯

XOR表示の解消

その他パターンの編集方法については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」を参照してください。

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9-20

第9章 グラフィック表示

注意事項◆パターン編集パターンに透過色を使用する場合以下の制限事項があります。

上記制限を越えた場合は、自動的に「透過色」が無効となり、パターンは背景とのXOR色で表示します。

◆[グラフィック]モード必ず[グラフィック]ダイアログにおいて[指令:外部]に設定します。何種類かのグラフィックを切り替えて表示させる際は、表示領域パーツを配置することをおすすめします。

◆[グラフィックリレー]モード◎[形式:1グラフィック]の場合通常はXOR表示となる設定が、「透過色」付きパターンを表示させることによって、登録したとおりの色で表示できます。

◎[形式:2グラフィック]、[モート :゙XOR]の場合2種類のグラフィックを切り替える場合は、[形式:2グラフィック]に設定します。[モード]は必ず[XOR]に設定します。「透過色」付きパターンを「REP」で表示した場合、正常に表示されない可能性があります。

「透過色」付きパターンを「グラフィックモード」または「グラフィックリレーモー

ド」で動画に使用する場合、そのパターンを互いに重ねて表示させると、表示が乱れ

ます。「透過色」付きパターンは重ねないように動画させてください。

なお、動画の「透過色」付きパターンを、作画の[パターン]で配置された「透過

色」付きパターンに重ねた場合、正常に表示されます。

ZM-300/ZM-52/72/82

4,088ドット

64個

256Kbyte

ZM-42/43

4,088ドット

32個

64Kbyte

1パターンサイズ

1スクリーン最大個数

1スクリーン総使用量

*パターンサイズ=「Xサイズ」X「Yサイズ」 *総使用量=パターンサイズX2(byte)

80ドット

50ドット 80×50=4,000<4,088ドット

このパターンは「透過色」が有効

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10-1

10

第10章 サンプリング

概要

サンプリングモードの種類

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

バッファリングエリア

バッファNo. 0

バッファNo. 1

バッファNo. 2

バッファNo. 3

バッファNo. 4

バッファNo. 5

バッファNo. 6

バッファNo. 7

バッファNo. 8

バッファNo. 9

バッファNo. 10

バッファNo. 11

最大32Kワード 12分割可能

ZMシリーズ内のバッファに格納された データの履歴を表示させる

サンプリング

概要ZMシリーズ本体には「バッファリングエリア」というバッファ領域が確保されています。ZMシリーズとPLCの通信時に、このバッファ内にPLCのデータの履歴を格納し、その内容を表示させる機能を「サンプリングモード」と呼びます。

サンプリングモード

メッセージ

データの形態は?

・データ(数値または文字列)

・温調/PLC2Wayテーブルのデータ

現在の状態のみ表示させる

過去の状態を履歴として残す

表示の形態は?

グラフで表示させる 数値(または文字列)で表示させる

表示の形態は?

リレーサンプリング ビットサンプリング データサンプリング

P10-3参照

トレンドサンプリング

P10-2参照P10-4参照P10-5参照

発生と解除の時間を表示させる

アラーム表示

P10-6参照

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第10章 サンプリング

10-2

00

400

サンプリング(トレンド)

メニュー

グラフ リターン

一頁 UP

一頁 DWN

ロール UP

ロール DWN プリント リセット

■トレンドサンプリング

◎指定したバッファNo.の中に格納されたデータをトレンドグラフ(折れ線グラフ)/矩形波で表示します。

◎1個の表示領域上に最大16本トレンドが表示できます。

◎データが更新されると、表示も瞬時に更新されます。

◎画面が切り替わってもZMシリーズの指定バッファNo.内にサンプリングデータが保存されます。

◎ユーザー側でバッファリングエリアをクリアしない限りサンプリングデータは保存されています。ただし格納先が内部バッファの場合は、電源OFF/ローカルメイン画面表示 /「RESTART」マクロの実行でクリアされます。

必要な設定◎[システム設定]→[バッファリングエリア設定]( P10-9参照)

◎[パーツ]→[サンプリング]→[トレンドサンプリング]( P10-19参照)

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10-3

10

第10章 サンプリング

No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8

102  150  191  250  303  408  515  787 111  156  196  255  310  410  526  712 108  159  199  254  311  412  533  742 106  145  198  253  312  411  555  798 113  148  188  252  313  407  548  742 111  140  180  251  314  406  521  739 115  153  193  248  315  411  569  746 113  142  183  253  313  403  577  786 118  158  198  248  313  418  598  741

サンプリング(データ)

メニュー

グラフ リターン

+ ブロック

- ブロック

ロール UP

ロール DWN プリント リセット

■データサンプリング

◎指定したバッファNo.内に格納されたデータを数値または文字列形式で表示します。

◎1個の表示領域に最大16個までデータを表示できます。

◎データが更新されると、表示も瞬時に更新されます。

◎画面が切り替わってもZMシリーズの指定バッファNo.内にサンプリングデータが保存されます。

◎ユーザー側でバッファリングエリアをクリアしない限りサンプリングデータは保存されています。ただし格納先が内部バッファの場合は、電源OFF/ローカルメイン画面表示 /「RESTART」マクロの実行でクリアされます。

必要な設定◎[システム設定]→[バッファリングエリア設定]( P10-9参照)

◎[パーツ]→[サンプリング]→[データサンプリング]( P10-31参照)

概要(データサンプル)

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第10章 サンプリング

10-4

サンプリング(ビット)

<ON / OFF>

メニュー

グラフ リターン

+ ブロック

- ブロック

ロール UP

ロール DWN

表示 切替 プリント リセット

<ON>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

<ON>

<OFF>

06-04 11:55:25 Bタンク温度低下

06-04 11:59:55 Bタンク温度低下

06-04 11:59:55  カウント数 6

表示順 切替

■ビットサンプリング

◎ビットのON/OFFによって、対応するメッセージと時間情報をバッファに格納し、画面上に表示します。

◎データが更新されると、表示も瞬時に更新されます。

◎画面が切り替わってもZMシリーズの指定バッファNo.内にサンプリングデータが保存されます。

◎ユーザー側でバッファリングエリアをクリアしない限りサンプリングデータは保存されています。ただし格納先が内部バッファの場合は、電源OFF/ローカルメイン画面表示 /「RESTART」マクロの実行でクリアされます。

必要な設定◎[システム設定]→[バッファリングエリア設定]( P10-9参照)

◎[登録項目]→[メッセージ]→[メッセージ編集]( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

◎[パーツ]→[サンプリング]→[ビットサンプリング]( P10-44参照)

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10-5

10

第10章 サンプリング

BBBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCCCCAAAAAAAAAAAA

サンプリング(リレー)

メニュー

ロール UP

ロール DWN

表示順 切替

■リレーサンプリング

◎ビットのONによって、その時間と対応するメッセージを発生した順に表示します。

◎ビットのOFFによって、対応するメッセージが消えます。現在発生しているエラーのみを画面で確認できます。

◎現在の状態を表示するだけなので、バッファ内に履歴を保存しません。

必要な設定◎[システム設定]→[バッファリングエリア設定]( P10-9参照)

◎[登録項目]→[メッセージ]→[メッセージ編集]( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

◎[パーツ]→[サンプリング]→[リレーサンプリング]( P10-56参照)

概要(リレーサンプル)

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第10章 サンプリング

10-6

■アラーム表示◎ビットのON/OFFによって、対応するメッセージと時間情報をバッファに格納し、画面上に表示します。ビットサンプリングと同じことができ、さらに以下のこともできます。

*第2ローラー異常 16:15:43 16:21:12  第1センサー異常 16:15:51 ****  第2センサー異常 16:15:52 ****

アラーム表示 メニュー

ロール UP

ロール DWN

表示順 切替

リターン 表示 切替

削除 -

ブロック +

ブロック

第2ローラー異常    02/11/15 16:15:43 02/11/15 16:21:12 第1センサー異常    02/11/15 16:15:51 第2センサー異常    02/11/15 16:15:52

発生時間 解除時間

エラーが解除されていない場合は 時間の代わりに*マークが表示されます

○発生時間と解除時間

第2ローラー異常 第1センサー異常                  000:00:08 第2センサー異常                  000:00:01

時間差表示 ○時間差表示

第2センサー異常                      1 第1センサー異常                      3 第2ローラー異常                      5

発生頻度 ○発生頻度総計表示

回数の少ないものが上、多いものが下に表示されます 同じ回数の場合は、最新のエラーメッセージから順に表示されます

第2センサー異常                   000:00:41 第1センサー異常                   000:00:42 第2ローラー異常                   000:00:50

発生時間総計 ○発生時間総計表示

各エラーが発生していた総計時間を表示します 時間の短いものが上、長いものが下に表示されます 同じ時間の場合は最新のエラーメッセージから順に表示されます

各エラー間の発生時の時間差が表示されます

第2ローラー異常                   000:01:50 第1センサー異常                   000:00:42 第2ローラー異常               

発生時間 ○発生時間表示

各エラーが発生していた時間を表示します エラーの発生順に上から表示されます

◎発生と解除時間を1行に表示できます。その他発生時間の差、発生頻度、時間の総計なども演算し、表示できます。

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10-7

10

第10章 サンプリング

正常運転ビット(※異常が発生したらOFFにする) ON

OFF

OFF

OFF

異常No. 1用ビット(1次要因)

異常No. 2用ビット

異常No. 3用ビット

異常No. 1とそれ以外を区別することができる

①第2ローラー異常(1次要因)= コンベア停止

②第1センサー異常 ③第2センサー異常

①が原因で②および③が異常となってしまった。 こういう場合の①を「1次要因」と呼ぶ。

(進行方向)

S:正常運転ビット(※異常が発生したらOFFにする)

ON

OFF

OFF

OFF

A1:第2ローラー異常用ビット(1次要因)

A2:第1センサー異常用ビット

A3:第2センサー異常用ビット

SA1 A2 A3

回路図にすると...

◎エラーの種類を、「一次要因」と「その他」に区別して表示できます。ビットのON/OFFを監視中に、あるビットのON(一次要因)によって、二次的、三次的にビットがONする場合があります。この場合、最初にONしたビットと、それ以降にONしたビットとを区別することができ、原因となっているビットを特定することが可能となります。

例)ベルトコンベアのエラーの場合

概要(アラーム表示)

 第2ローラー異常             02/11/15 16:15:43  第1センサー異常             02/11/15 16:15:51  第2センサー異常             02/11/15 16:15:52

1次要因マーク

エラーメッセージを表示した際に、1次要因にだけ「*」マークを付けることで、それ以外のエラーと区別することができます。

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第10章 サンプリング

10-8

◎メッセージによって、バッファに保存する、しないの設定ができます。他のモードで使用しているメッセージを一緒に使う場合に便利です。

◎「DEL」キーで、表示領域からメッセージを削除できます。このとき履歴はバッファに残っています。

◎マクロを使用して液晶コントロールターミナルの内部メモリに、自動運転時間や稼働率などのアラーム情報(演算結果)を格納できます。

必要な設定◎[システム設定]→[バッファリングエリア設定]( P10-9参照)

◎[登録項目]→[メッセージ]→[メッセージ編集]( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

◎[パーツ]→[サンプリング]→[アラームサンプリング]( P10-62参照)

発生時間 解除時間

[DEL]キーを押すとカーソルで選択されたメッセージが消去されます

第2ローラー異常    02/11/15 16:15:43 02/11/15 16:21:12 第1センサー異常    02/11/15 16:15:51 02/11/15 16:21:54 第2センサー異常    02/11/15 16:15:52 02/11/15 16:21:55

↑ ↓ - + DELRET RESETDisplay Change

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10-9

10

第10章 サンプリング

バッファリングエリア◎バッファリングエリアとは、サンプリングデータを保存するためのエリアで、[システム設定]→[バッファリングエリア設定]で設定します。

◎ZMシリーズ本体のバッファリングエリアの容量は最大32Kワードです。その他SRAM/CFカードの場合は設定やカードの容量によって異なります。

◎バッファリングエリアは12分割できます。各バッファごとに、異なるデータを異なる方法でサンプリングできます。

◎データの格納先はZMシリーズ本体の内部バッファ /SRAM/CFカードから選択できます。

バッファリングエリア

バッファNo. 0

バッファNo. 1

バッファNo. 2

バッファNo. 3

バッファNo. 4

バッファNo. 5

バッファNo. 6

バッファNo. 7

バッファNo. 8

バッファNo. 9

バッファNo. 10

バッファNo. 11

サイズ :最大32Kワード (内部バッファの場合) 12分割可能

発生 08-03 12:30:15 モード異常 解除 08-03 13:00:55 モード異常 発生 08-03 14:28:34 メモリ異常 発生 08-03 14:30:26 CPU異常 解除 08-03 15:10:05 メモリ異常 解除 08-03 15:10:07 CPU異常 発生 08-03 18:09:19 電源異常 解除 08-03 20:55:42 電源異常

トレンドサンプリング用

ビットサンプリング用

バッファリングエリア設定

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第10章 サンプリング

10-10

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

F1 F0 D T F1 F0 D T F1 F0 D T F1 F0 D T

バッファNo. 0バッファNo. 1バッファNo. 2バッファNo. 3バッファNo. 4バッファNo. 5バッファNo. 6バッファNo. 7バッファNo. 8バッファNo. 9バッファNo. 10バッファNo. 11

n

情報出力メモリ

n+1n+2

MSB LSB

T:入力トリガの状態を出力します。D:指定のバッファ内にデータが存在します。F0:指定のバッファの使用容量が90%以上です。F1:指定のバッファの容量が満杯です。

情報出力メモリ 内  容   n バッファ情報No. 0~ 3  n+ 1 バッファ情報No. 4~ 7  n+ 2 バッファ情報No. 8~ 11

■[バッファリングエリア設定]ダイアログ

[情報出力メモリ]バッファリングエリアNo.0~ 11全てに共通な設定で、バッファリングエリアの情報が書き込まれます。

◎使用ワード数使用ワード数は設定により異なります。(1~3ワード)

◎メモリ内容[情報出力メモリ]=n

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10-11

10

第10章 サンプリング

読込エリア

サンプルコントロール

サンプリングデータ

n:読込エリア

使用バッファ ~No. 3

サンプルコントロール

サンプリングデータ

サンプルコントロール

サンプリングデータ

n n+1 n+2 n+3

n n+1 n+2 n+3 n+4

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5

使用バッファ ~No. 7 使用バッファ ~No. 11

読込エリア 読込エリア

任意に設定 任意に設定 任意に設定

[0]~[11]タブ【□サンプルバッファ使用する】

使用するバッファNo.にチェックを付けて、設定します。使用しないバッファNo.はチェックなしにしてください。

設定項目は以下になります。

【□メモリ指定】チェックなし:サンプリングデータメモリは読込エリアからの連番になります。

チェックあり:サンプリングデータメモリを任意に指定できます。

チェックありの場合、チェックなしの場合と比べてPLCへの読込回数が多くなるため、処理速度が遅くなります。処理速度を上げるためにはチェックなしにすることをお奨めします。

◆[メモリ指定]を選択しない場合(□の状態)サンプリングデータ用メモリは以下のように「サンプルコントロールメモリ」(読込エリアn+3~)以降に続いて割り当てられます。

読込エリア

サンプルコントロール

サンプリングデータ

n:読込エリア

使用バッファ ~No. 3

サンプルコントロール

サンプリングデータ

サンプルコントロール

サンプリングデータ

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+8

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+8

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+8

使用バッファ ~No. 7 使用バッファ ~No. 11

読込エリア 読込エリア

◆[メモリ指定]を選択した場合( の状態)サンプリングデータ用メモリを任意に指定できます。 バ

ッファリングエリア設定

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第10章 サンプリング

10-12

R:リセット

このビットが[1]の間、指定先のバッファNo.の内容をクリアし、サンプリング

を行いません。[0]でサンプリングを実行します。

([サンプリング方式:リレーサンプル]の場合、このビットは無効です。)

T:トリガ

[サンプリング方式:ビット同期]の場合に有効となります。[0→1]のエッジで指定先

のバッファNo.のデータをサンプリングします。

S:正常運転ビット

[サンプリング方式:アラーム機能]の場合に有効となります。

アラーム表示を制御するためのビットです。エラービットがOFFの間、このビッ

トをONします。エラービットがONになった時点でこのビットをOFFします。

このビットがOFFの間に、一番最初にONしたエラービットが「1次要因」のエ

ラーとして認識され、その他のエラーと区別されます。

(アラーム機能 P10-62を参照)

U:サンプル稼働中ビット /スタートビット

【サンプリング方式:アラーム機能】以外で、[ スタートビット使用する]にチェックした場合

 ONでサンプリングを開始し、OFFでサンプリングを停止します。

【サンプリング方式:アラーム機能】の場合

 サンプリング開始から終了までの間、このビットをONします。

※このビットをONしないと、エラービットがONしてもエラーメッセージは表示

 されません。

※サンプルコントロールメモリのワード数は使用するバッファNo.の数によって異な

ります。(前述の[メモリ指定]の図を参照してください。)

[□サンプルバッファ使用する]の場合は、[読込エリア]n+3~は自由に使用できます。

※サンプルコントロールメモリでは現在使用していないビットはすべて[0]に設定し

てください。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

U S R T U S R T U S R T U S R T

バッファNo. 0バッファNo. 1バッファNo. 2バッファNo. 3バッファNo. 4バッファNo. 5バッファNo. 6バッファNo. 7バッファNo. 8バッファNo. 9バッファNo. 10バッファNo. 11

=読込エリア n+3

サンプルコントロールメモリ

n+4n+5

MSB LSB

サンプルコントロールメモリ

[バッファリングエリア設定]において[ サンプルバッファ使用する]に設定した場合、[システム設定]の[通信パラメータ]で設定した[読込エリア]n+3から連番で最大3ワードが「サンプルコントロールメモリ」となります。前述の[メモリ指定]の設定にかかわらず、サンプルコントロールメモリは固定で[読込エリア]n+3~に割り付けられます。

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10-13

10

第10章 サンプリング

◆定時サンプル設定した周期(=[サンプリング時間])ごとにサンプリングします。対象サンプリングモード:データ /トレンドサンプリング

◆ビットサンプル各ビットのON/OFFのエッジでサンプリングします。対象サンプリングモード:ビットサンプリング

◆リレーサンプル各ビットのONでサンプリングします。ビットがOFFするとバッファリングエリア内からデータは削除されます。バッファリングエリア内には、常にONしているビットの内容のみ格納されます。対象サンプリングモード:リレーサンプリング

◆アラーム機能サンプルコントロールメモリの「正常運転ビット」および「サンプル稼働中ビット」による制御と、各ビットのON/OFFのエッジでサンプリングします。対象サンプリングモード:アラーム表示

◆温調ネット/PLC2温調ネット/PLC2Wayテーブルのデータを定期読込でサンプリングします。対象サンプリングモード:温調ネット/PLC2

( 「ZM-300ユーザーズマニュアル」参照)

【サンプリング方式】以下の6つの方式があります。指定した[サンプリング方式]で格納されたデータの履歴は、各方式に対応するサンプリングモードで表示されます。

◆ビット同期サンプルコントロールメモリの「トリガ」ビットのOFF→ONのエッジでサンプリングします。対象サンプリングモード:データ /トレンドサンプリング

各バッファに対応する のビットのON/OFFのエッジ

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

U S R T U S R T U S R T U S R T

バッファNo. 0バッファNo. 1バッファNo. 2バッファNo. 3バッファNo. 4バッファNo. 5バッファNo. 6バッファNo. 7バッファNo. 8バッファNo. 9バッファNo. 10バッファNo. 11

=読込エリア n+3

サンプルコントロールメモリ

n+4n+5

MSB LSB

バッファリングエリア設定

サンプリング方式  対応サンプリングモード

 ビット同期  データサンプリング

 定時サンプル  トレンドサンプリング

 ビットサンプル  ビットサンプリング

 リレーサンプル  リレーサンプリング

 アラーム機能  アラーム表示

温調ネット/PLC2  温調ネット/PLC2

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第10章 サンプリング

10-14

① 内部メモリ$s177~435(サンプルバッファワード演算)には、32ワードまでの結果のみを反映します。

② ZM-42/43で「マルチリンク2」または「温調ネット/PLC2Way」接続した場合、アラーム表示のみ、最大32ワードになります。

【サンプリング時間】(0~65535 sec)サンプリングする周期(時間)を設定します。[サンプリング時間:0 sec]の場合は毎サイクルごとにサンプリングを行います。時間を設定した場合はその間隔でサンプリングを行います。

【サンプリング時間】を0秒や1秒など短い時間に設定した場合、PLCへの読み込み回数が多くなるので、作成された画面データによっては、ZMシリーズの処理速度は遅くなります。この場合、前述の【□メモリ指定】(P10-11参照)を設定しないことをお奨めします。

【サンプル回数】サンプリングによってバッファリングエリア内にデータが格納される回数を設定します。

サンプル回数は必ずサンプリングモードの表示領域で表示できる行数より多い数を設定してください。リンクするスイッチ(ロールアップ、リセットなど)が効かなくなります。

【格納先】サンプリングするデータの格納先を設定します。

◆内部バッファ(最大容量:32Kワード)ZMシリーズの内部バッファに格納します。ZMシリーズがSTOP状態(電源OFF、ローカルメイン画面表示)になると、データがクリアされます。

【ワード数】(最大128 ワード)サンプリングデータの総ワード数を設定します。ここで設定したワード数分のメモリが連番で必要です。[サンプリング方式]が[ビットサンプル]、[リレーサンプル]または[アラーム機能]の場合には、1ワードで16ビット分のサンプリングを行います。

読込エリア n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+8・ ・ ・

サンプルコントロールメモリ

バッファNo. 0でサンプリングするメモリ

バッファNo. 1でサンプリングするメモリ

    <メモリ割付例> バッファNo. 0 バッファNo. 1 [□メモリ指定] [□メモリ指定] [ワード数:3] [ワード数:2]

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10-15

10

第10章 サンプリング

◆SRAMSRAM領域に格納します。ZMシリーズがSTOP状態(電源OFF、ローカルメイン画面表示)になってもデータは保持されます。SRAMの種類は以下になります。ZM-300シリース :゙本体内蔵SRAMオプションZM-300SMオプション市販メモリカード SRAM(ZM-1REC)

ZM-43~82シリース(゙オプション):市販メモリカード(ZM-1REC/本体内蔵カードインターフェース)ZM-80SM、ZM-43SM本体内蔵SRAM(ZM-62Eのみ)

【出力ファイルNo.】(0~15)SRAMエリア内の[ファイルNo]を設定します。( 「第22章データロギング」参照)

◆CFカードCFカードに格納します。ZMシリーズがSTOP状態(電源OFF、ローカルメイン画面表示)になってもデータは保持されます。ZM-300シリーズ、ZM-52HDで設定できます。

【出力ファイルNo.】(0~15)SRAMエリア内の[ファイルNo]を設定します。( 「第22章データロギング」参照)

【満杯処理】設定した[サンプリング回数]を越えた場合の処理を設定します。◆停止[サンプリング回数]を越えた場合はサンプリングを停止します。

◆連続[サンプリング回数]を越えた後もサンプリングを続行し、古いデータから自動的に捨てていきます。

【□演算を使用する】[サンプリング方式:ビット同期 /定時サンプル]の場合に有効です。バッファリングエリア内に格納されたデータの[サンプルバッファ平均値 /MAX/MIN/合計値表示]を表示させる場合に、必ずチェックします。( P10-27、10-41参照)

バッファリングエリア設定

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第10章 サンプリング

10-16

【メッセージGNo.】[サンプリング方式]が[アラーム機能]の場合に有効です。エラービットに対応して表示されるメッセージのグループNo.を指定します。メッセージグループNo.の先頭行から順に割り付けられます。

【□スタートビットを使用する】[サンプリング方式]が[アラーム機能]以外の場合に有効です。サンプリングの開始・停止・リスタートをユーザー側で制御することができます。サンプルコントロールメモリ[U:稼働ビット](03、07、11、15ビット)ON :サンプリング開始OFF :サンプリング停止

【音声を使用する】[サンプリング方式]が[ビットサンプル/リレーサンプル/アラーム機能]の場合に有効です。異常ビットのONで音声を再生します。

( 「第20章音声再生機能」参照)

【音声を連続で再生する】[□音声使用する]にチェックした場合に有効になります。異常ビットがONの間音声が連続で再生されます。

( 「第20章音声再生機能」参照)

【E-Mail を使用する】[サンプリング方式]が[ビットサンプル/リレーサンプル/アラーム機能]の場合に有効です。重要なアラームビットのON/OFFによってメールを送信します。

[送付先]メールの送付先を設定します。

( 「第27章E-Mail 送信」参照)

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

U S R T U S R T U S R T U S R T

バッファNo. 0バッファNo. 1バッファNo. 2バッファNo. 3バッファNo. 4バッファNo. 5バッファNo. 6バッファNo. 7バッファNo. 8バッファNo. 9バッファNo. 10バッファNo. 11

=読込エリア n+3

サンプルコントロールメモリ

n+4n+5

MSB LSB

U:稼働ビット

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10-17

10

第10章 サンプリング

■バッファリングエリアの使用容量についてバッファリングエリアの使用容量は[サンプリング方式]、[格納先]によって異なります。以下の計算式で容量計算してください。

(ワード数 + 2)× サンプル回数

3 × サンプル回数

ビット同期

定時サンプル

ビットサンプル

3 × サンプル回数 アラーム機能

(単位:ワード)

1)温調ネット/PLC2Wayのワード数とは[バッファリングエリア設定]の[テーブルNo.]で設定した  [温調ネット/PLC2Wayテーブル[No.]]で使用しているメモリのワード数です。

温調ネット/PLC2Way1)

(ワード数 + 2)× サンプル回数

(ワード数 +2)× サンプル回数

◆格納先:内部バッファ(最大32Kワード)

◆格納先:SRAM/CFカード  「第22章データロギング」を参照してください。

48 × ワード数 リレーサンプル

サンプリング方式 計算式

バッファリングエリア設定

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第10章 サンプリング

10-18

■バッファリングエリア設定例バッファリングエリアを以下のように設定します。

バッファリングエリアのサイズは以下のとおりです。バッファNo. 0=3×1000=3000バッファNo. 1=48×3=144バッファNo. 3=(8+2)×1500=15000バッファNo. 4=(4+2)×500=3000 計21,144ワード

バッファNo. 0[情報出力メモリ:09500] バッファNo. 1[ サンプルバッファ使用する]

[ サンプルバッファ使用する] [□メモリ指定]

[□メモリ指定] [サンプリング方式:リレーサンプル]

[サンプリング方式:ビットサンプル] [ワード数:3]

[ワード数:2] [サンプリング時間:0]sec

[サンプリング時間:0]sec

[サンプル回数:1000]

[格納先:内部バッファ]

[満杯処理:連続]

バッファNo. 2[□サンプルバッファ使用する]

バッファNo. 3[ サンプルバッファ使用する] バッファNo. 4[ サンプルバッファ使用する]

[□メモリ指定] [□メモリ指定]

[サンプリング方式:定時サンプル] [サンプリング方式:ビット同期]

[ワード数:8] [ワード数:4]

[サンプリング時間:1]sec [サンプル回数:500]

[サンプル回数:1500] [格納先:内部バッファ]

[格納先:内部バッファ] [満杯処理:連続]

[満杯処理:連続] [□演算を使用する]

[□演算を使用する]

[読込エリア]n+3以降のメモリ内容は以下のようになります。

 n+3 サンプルコントロールメモリ

 n+4 サンプルコントロールメモリ

 n+5 バッファNo. 0  データ0(ビット0~15)

 n+6  データ1(ビット16~31)

 n+7 バッファNo. 1  データ0(ビット0~15)

 n+8  データ1(ビット16~31)

 n+9  データ2(ビット32~47)

 n+10 バッファNo. 3  データ0

 n+11  データ1

 n+12  データ2

 n+13  データ3

 n+14  データ4

 n+15  データ5

 n+16  データ6

 n+17    データ7

 n+18 バッファNo. 4  データ0

 n+19  データ1

 n+20    データ2

 n+21    データ3

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10-19

10

第10章 サンプリング

トレンドサンプリング

■必要な設定

■トレンドサンプリング

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNoを設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【バッファNo】使用するバッファリングエリアNo.を設定します。( P10-9参照)サンプリングデータメモリはこの[バッファNo]によって決まります。

【バッファ状況参照】[バッファNo]で指定されたバッファNo.の[バッファリングエリア設定]ダイアログが表示され、設定内容を確認・再設定することができます。

※トレンドサンプリングの場合、[サンプリング方式]が[ビット同期]または[定時サンプル]

に設定されているか必ず確認してください。

データを折れ線グラフで表示させる機能には[トレンドグラフ]もあります。

トレンドサンプリング

トレンドサンプリングP10-19

スイッチP10-29

サンプルタイム表示P10-26

サンプルカウント表示P10-26必ず設定必要に応じて設定

新規:

既存:表示領域のダブルクリック

平均値/MAX/MIN/合計値表示P10-27

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第10章 サンプリング

10-20

[設定1]メニュー

【□矩形波を描画する】チェックする( )と、矩形波のグラフになります。線種は実線や点線を選んでください。

【方向】トレンドの描画方向を[→、←、↑、↓]の中から設定します。

【トレンド数】トレンドの最大ポイント数(=X軸の目盛り数)を設定します。設定範囲はZMシリーズの編集機種によって異なります。

320×240ドットの場合:3~320640×480ドットの場合:3~640800×600ドットの場合:3~800※トレンドサンプリングパーツのXサイズ(ドット)よりも大きい値を設定すると、ト

レンドは正常に描画されません。

□矩形波を描画する� □矩形波を描画する�

Y

Y

Y

Y

X X

XX

座標原点�

「↑方向」�「→方向」� 「↓方向」�「←方向」�

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10-21

10

第10章 サンプリング

【領域内属性】(フォアカラー/バックカラー/タイル)トレンドサンプリングを表示する領域の表示色を[フォアカラー]、[バックカラー]、[タイル]から設定します。[バックカラー]は[タイル]でNo. 0(一番左)以外を選択したときに有効となります。

【□ペンレコ表示】ペンレコ表示の場合にチェックします。

【一括設定】[設定]ボタンから一括設定を行うと、[ トレンドを表示する]に設定されているトレンドNo. の[データ長]、[グラフ最大値]、[グラフ最小値]を一度に同じ設定にすることができます。

一括設定の設定手順

①[トレンドサンプリング]ダイアログのNo.[0]~[15]メニューにおいて、トレ

ンド表示させるNo.メニューで[ トレンドを表示する]に設定します。

②[設定1]メニューに戻り、[一括設定]の[設定]ボタンをクリックします。[一括

設定]ダイアログが表示されます。

【データ長】(1ワード/2ワード)

 データ長を[1ワード]、[2ワード]から選択します。

【グラフ最大値】【グラフ最小値】

 各トレンドのグラフ最大値・最小値を設定します。( P10-23参照)

③ 上記の2項目について設定します。

④ 設定が終わったら[OK]ボタンをクリックします。No.[0]~[15]メニューで

[ トレンドを表示する]に設定されているNo.の[データ長]、[グラフ最大値]、[グラフ最

小値]がそれぞれ設定した内容になります。

トレンドサンプリング

□ペンレコ表示 □ペンレコ表示

・サンプリング回数<トレンド数  最新データは左端から右端へ移動 ・サンプリング回数>トレンド数  最新データは右端

<例> トレンドサンプリング設定  方向 :→  トレンド数 :11

最新データは常に右端

最新データ

最新データ

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第10章 サンプリング

10-22

スケール最大値

スケール最小値

上限値

下限値

[設定2]メニュー目安となる線を引くための設定を行います。

【□上限ライン表示】【□下限ライン表示】目安線を1本表示させる場合は[□上限ライン表示]、[□下限ライン表示]のどちらかにチェックマークを付けます。目安線を2本表示させる場合は両方にチェックマークを付けます。

【上限値】【下限値】上限ライン、下限ラインをどの位置に表示させるかを設定します。

【上限カラー】【下限カラー】上限ライン、下限ラインのカラーを設定します。

【データ長】上 /下限値で使用するメモリ長が[1ワード]か[2ワード]かを選択します。

【スケール最大値】【スケール最小値】トレンドサンプリングの領域に上限ライン、下限ラインを表示させるためのスケール値を設定します。マイナス設定も可能です。

[設定3]メニュー目安となる線を追加する際に設定します。

【□上限ライン2表示】【□下限ライン2表示】【上限値2】【下限値2】

[設定2]メニューと同じです。

[データ長]、[スケール最大値 /最小値]は[設定2]メニューと共通です。

注意[スケール最大値]、[スケール最小値]ともに同じ値に設定したままで本体にデータを転送するとエラーになります。

上限ライン

下限ライン

上限ライン2

下限ライン2

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10-23

10

第10章 サンプリング

[0]~[15]メニュー各トレンドごとに描画の属性や最大値・最小値の設定を行います。

【□トレンドを表示する】チェックマークを付けると、そのNo.のトレンドの描画やデータ長などを設定する項目が表示されます。内容は以下のとおりです。

【線カラー】トレンドの表示色を設定します。

【線種&点】トレンドを線で描画するか、点で描画するかを選択します。線は6種類、点は6種類あります。

【データ長】トレンドデータのメモリ長を[1ワード]または[2ワード]から選択します。

【グラフ最大値】【グラフ最小値】サンプリングデータの最大値 /最小値を設定します。

※[グラフ最大値]、[グラフ最小値]ともに同じ値に設定したままで本体にデータを転送 するとエラーになります。

※[グラフ最大値]・[グラフ最小値]をメモリ(定数以外)に設定して、RUN中に値を変更した場合、トレンドサンプリングに反映するタイミングはグラフ表示時及びマクロ「TREND_REFRESH」が実行された時です。

(TREND_REFRESH 「第13章マクロ」参照)

トレンドサンプリング

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第10章 サンプリング

10-24

【サンプルバッファワードNo】[バッファリングエリア設定]で設定した[ワード数]の中で、何ワード目に当たるデータを表示させるのかを指定します。

<例>[バッファリングエリア設定]において[ワード数:8]に設定

バッファリングエリア内の3ワード目のサンプリングデータを表示させる場合、[サンプルバッファワードNo:2]に設定します。

上記のように[トレンドサンプリング]ダイアログにおいて[データ長]が異なっても、対応するアドレスNo.は同じです。

アドレス

1ワード

2ワード

3ワード

4ワード

5ワード

6ワード

7ワード

8ワード

◇[データ長:1ワード]

0

1

2

3

4

5

6

7

アドレス

1ワード

2ワード

3ワード

4ワード

5ワード

6ワード

7ワード

8ワード

◇[データ長:2ワード]

0

2

4

6

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10-25

10

第10章 サンプリング

<例>トレンドサンプリングにおいてXサイズ:270(ドット)[トレンド数]:10 ...の場合270(ドット)÷(10-1)=30

ポイントピッチは30ドットとなります。

[トレンド数]を設定した後でトレンドグラフパーツのサイズを調整すると、余りが出ないように自動的に調節しながら拡大・縮小されます。配置・サイズ変更後に[トレンド数]を変更すると、計算上余りが出る可能性があります。余ったドット数分がトレンドサンプリングが描画されない空白領域となります。

<例2>トレンドサンプリングにおいてXサイズ:278(ドット)[トレンド数]:50 ...の場合278(ドット)÷(50-1)=5・・・余り33

ポイントピッチは5ドット、余り33ドットが空白領域となります。

■トレンドサンプリングの領域とドットの関係トレンドを描画するためのポイントピッチは以下のようにZMシリーズ側で自動的に計算します。

ポイントピッチ(ドット数)=Xサイズ(ドット)÷([トレンド数]―1)

(ポイントピッチの最小単位は1ドットです。)

A

B

C

D

E

Fポイントピッチ�

Yサイズ�

0

↑�Y

X→�Xサイズ�

ポイントピッチ�

Yサイズ�

0

↑�Y

X→�Xサイズ�

空白領域�

トレンドグラフのXサイズを確認する際は、[表示(V)]の[アイテム一覧(I)]を使用すると便利です。

トレンドサンプリング

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第10章 サンプリング

10-26

◇通常 ◇選択している場合 06-04 11:50:13  06-04 11:33:15

最後にサンプリング されたデータの サンプリング時間を 表示する

選択されたデータの サンプリング時間を 表示する

■トレンドサンプリングで有効なデータ表示

[サンプルカウント表示]サンプリングの回数、またはカーソル選択中のトレンドデータが何番目にサンプリングされたデータかを表示します。(カーソル表示方法 P10-29参照)

99 5

トレンドサンプリングされたデータが 何個あるのかを表示する

選択されたデータが 何番目にサンプリングされたデータかを表示する

◇通常 ◇選択している場合

◆注意事項【ディビジョンNo】

必ず[トレンドサンプリング]と同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】必ず[サンプルカウント表示]を選択します。

上記以外の設定項目については「第5章データ表示」参照してください。

[サンプルタイム表示]最終サンプリング時間、またはカーソル選択中のトレンドデータをサンプリングした時間を表示します。(カーソル表示方法 P10-29参照)

方向:→ 方向:→

◆注意事項【ディビジョンNo】

必ず[トレンドサンプリング]と同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】必ず[サンプルタイム表示]を選択します。

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10-27

10

第10章 サンプリング

平均値

最大値

最小値

合計値

782

864

559

5049

バッファリング エリア内の1データ を常に演算する

[サンプルバッファ平均値/MAX/MIN/合計値]の内容を内部メモリに格納することもできます。詳しくは「第14章マクロ」を参照してください。

トレンドサンプリング

【桁数】[桁数]で指定した値によって時間は以下のように表示されます。8桁未満 表示しない8桁以上14桁以下 「時:分:秒」15桁以上 「月-日 時:分:秒」

上記以外の設定項目については「第5章データ表示」参照してください。

[サンプルバッファ平均値 /MAX/MIN/合計値表示]バッファリングエリアに格納されている各データの、平均値、最大値、最小値、合計値を表示することができます。ZMシリーズ内で自動的に演算された結果は常にダブルワードで記憶されます。結果はZMシリーズ本体でのみ保管され、画面上に表示できます。

◆設定の注意事項【ディビジョンNo】

必ず[トレンドサンプリング]と同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】[サンプルバッファ平均値表示]、[サンプルバッファMAX表示]、[サンプルバッファMIN表示]、[サンプルバッファ合計値表示]から任意の機能を選択します。

【桁数】正常に表示できるのは2ワード以内のデータです。演算対象となるバッファデータを考慮して任意の桁数を設定します。

【サンプルバッファワードNo】演算する際の元のバッファ内のデータNo.を指定します。[トレンドサンプリング]ダイアログでの[サンプルバッファワードNo]と同じ意味になります。

【サンプルバッファNo】表示させるバッファリングエリアのNo.を指定します。[トレンドサンプリング]ダイアログでの[バッファNo]と同じ意味です。

4種類([サンプルバッファ平均値表示]、[サンプルバッファMAX表示]、[サンプルバッファMIN

表示]、[サンプルバッファ合計値表示])の数値表示は、演算元の[バッファリング

エリア設定]において[□演算を使用する]に必ずチェックマークを付けま

す。チェックを付けなければ、正常に演算・表示を行いません。

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第10章 サンプリング

10-28

◆動作の注意事項・演算結果はサンプリング開始時から現在までのデータを対象とします。

したがって[バッファリングエリア設定]において[満杯処理:連続]に設定した場合、実際の値を計算した値と表示された演算結果が異なる可能性があります。

・[サンプルバッファ平均値表示]、[サンプルバッファ合計値表示]の場合、演算結果(2ワード)がオーバーフローすると正確な値が計算されない場合があるので注意してください。(オーバーフロー:データが2ワードを越えるような状態)

・[バッファリングエリア設定]において[格納先:SRAM]を選択し、ZM-1REC(カードレコーダ)を使ってサンプリングデータを格納する場合、[バッファリングエリア設定]において[□演算を使用する]にチェックマークを付けると、本体のSTOP→RUNへの切替時間が遅くなります。これは、演算処理を行うためにZM-1RECからデータを読み込む作業が入るからです。読み込み中は本体画面上に「サンプル演算処理中」というメッセージが表示され、[メモリカード設定]の[I/F メモリ]nの15ビット目(サンプル演算処理)がONになります。

メモリカードを抜き差しする際も同様に読み込みに時間がかかる可能性があります。ZM-1RECを使用せず、カードインターフェースにサンプリングデータを格納する場合は、読込処理に時間はかかりません。

平均値

最大値

最小値

合計値

782

864

559

5049

ここを表示するのに 時間がかかります。

チェック

サンプル演算処理中

起動時

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10-29

10

第10章 サンプリング

■トレンドサンプリングで有効なスイッチサンプリングされたデータを表示する際に、表示内容をスクロールさせたり、一旦リセットするような機能をスイッチによって行うことができます。

設定の注意事項【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。必ず[トレンドサンプリング]と同一ディビジョンに設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【機能】スイッチの機能を設定します。トレンドサンプリングにおいて使用できるスイッチの機能は以下のとおりです。

トレンドサンプリング

ロールアップ 新しいトレンド方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつ

スクロールし、表示させる。

ロールダウン 古いトレンド方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつ

スクロールし、表示させる。

プラスブロック 新しいトレンド方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

マイナスブロック 古いトレンド方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

グラフリターン 点滅中の[グラフリターン]スイッチを押すと、最新のトレンドサンプ

リングの表示に戻る。

[グラフリターン]スイッチの点滅は解除され、選択も解除される。

リセット 1回押すとスイッチが点灯し、2秒以内に再度押すと該当する

バッファリングエリアをクリアする。

クリア後すぐにまたサンプリングを再開する。

2秒以内に再度押されない場合は、スイッチは消灯し、リセット

は無効となり解除される。

機能 内 容

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第10章 サンプリング

10-30

スイッチの動作とサンプリング表示の関係トレンドサンプリングを設定しているスクリーンに切り替わった時、最新データから1ページ分のトレンドサンプリングが表示されます。バッファリングエリアの内容がトレンドサンプリングで表示しきれないデータ数の場合、隠れたデータを表示するため、[ロールアップ]、[ロールダウン]、[プラスブロック]、[マイナスブロック]、[グラフリターン]のスイッチを使用します。

スイッチの動作は以下のとおりです。①[ロールアップ]、[ロールダウン]、[プラスブロック]、[マイナスブロック]スイッチのいずれかのスイッチを押します。

②現在表示されているトレンドの中央が選択されます。(点線=選択カーソルが1本表示される)[グラフリターン]スイッチはブリンク(スイッチのON色とOFF色が交互に反転表示)し始めます。

サンプリング(トレンド) メニュー

06-04 11:50:13カウント 5

グラフ リターン

一頁 UP

一頁 DWN

ロール UP

ロール DWN リセット

選択カーソル

③前述の「トレンドサンプリングで有効なデータ表示について」の[サンプルカウント表示]、[サンプルタイム表示]が設定してある場合は、選択されたトレンドのサンプリング時間と何番目にサンプリングされたトレンドデータかが表示されます。(選択しない場合は最新のサンプリングされたトレンドの時間とサンプリング数を表示します。)

④反転している[グラフリターン]スイッチを押すと、最新のトレンドサンプリングデータの箇所に戻ります。

カーソルで選択された箇所のデータを表示させることも可能です。その場合、マクロコマンドを使用します。詳しくは「第13章 マクロ」を参照してください。

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10-31

10

第10章 サンプリング

 データサンプリング

■必要な設定

■[データサンプリング]ダイアログ

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【バッファNo】使用するバッファリングエリアNo.を設定します。( P10-9参照)サンプリングデータを指定するメモリはこの[バッファNo]によって決まります。

【バッファ状況参照】[バッファリングエリア設定]における各[バッファNo]の設定内容を確認・再設定することができます。このボタンをクリックします。前項の[バッファNo]で指定されたバッファNo.の[バッファリングエリア設定]ダイアログが表示されます。

※データサンプリングの場合、[サンプリング方式]が[ビット同期]または[定時サンプル]に

設定されているか必ず確認してください。

データサンプリング

サンプルタイム表示P10-40

スイッチP10-42

サンプルカウント表示P10-40表示領域P10-34

必ず設定必要に応じて設定

データサンプリングP10-31

新規:

既存:

平均値/MAX/MIN/ 合計値表示P10-41

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第10章 サンプリング

10-32

【プリント用メッセージ】データサンプリングはバッファ内のデータを印刷できます。プリント用のタイトル文字列(ヘッダ)をあらかじめ[メッセージ編集]で登録しておくと、印刷実行時に、サンプリングデータの先頭に登録したメッセージを印刷することができます。プリント用メッセージを登録したグループNo.と行No.を設定します。

メッセージの登録

◎ 指定された先頭行が印刷用のタイトルとなります。タイトルが複数行にまたがる場

合、その行の最終文字に半角の「¥」と記述すると、次の行もタイトルとして処理

されます。ただし最終文字「¥」は印刷されません。

◎ 登録されたメッセージは、改ページごとにヘッダとして印刷されます。

◎ タイトルの次の行で、「カウント」、「タイム」および「サンプリングデータ」を印刷

する位置を決めます。設定は半角大文字の「C」、「T」、半角の「0」~「7」の文字

で行います。

C :サンプルカウント表示印刷位置

T :サンプルタイム表示印刷位置

0~15 :データNo. 0~ 15の印刷位置

C、T、0~15の位置の基準は、画面上に配置した[サンプルカウント表示]、[サンプルタイム表

示]、[データサンプリング]で設定された形式に依存します。これらの数値表示が[ ゼロ

サプレス]で[ 右詰め]の場合は、「ゼロサプレスあり」の「下位桁」基準で表示されま

す。[ ゼロサプレス]で[ 左詰め]の場合は、「上位桁」基準で表示し、[□ゼロサプレ

ス]の場合は「ゼロサプレスなし」で表示されます。

※C(カウント)、T(タイム)の位置を指定しても、スクリーンに[サンプルカウント表示]、

[サンプルタイム表示]が配置されていなければ、印刷されません。

<例>プリント用メッセージをメッセージ編集のGNo.2 No.0に登録します。

サンプリング        ---ライン1---  ---ライン2---¥ カウント   時間     No.1   No.2   No.3   No.4

サンプリング    ---ライン1---  ---ライン2--- カウント   時間     No.1   No.2   No.3   No.4

C

T 0 1 2 3

1 2 3 4 50

06-04 13:14:20 06-04 13:34:20 06-04 13:54:20 06-04 13:74:20 06-04 15:14:20

1234 2457 1240 4563 9997

4562 2346 6548 7683 8764

1111 3464 5648 6713 8127

224 456 984 777 265

メッセージ「GNo.2」編集

下図のような印刷イメージとなります

タイトル

印刷位置

[□ゼロサプレス] [ 左詰め]の場合

C 0

0 12345

1

12345

T

0

[□ゼロサプレス] [ 左詰め]の場合

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10-33

10

第10章 サンプリング

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0メモリn

MSB LSB

プリントアウト指令(0→1)

データサンプリング

印刷実行方法

◎[機能:サンプルプリント]スイッチを押す。

◎[プリント指令メモリ]のビットを[ON]にする。

【□プリント指令メモリ】プリントアウトを外部から指令する場合にチェックマークを付けます。指令用のメモリを設定します。

[プリント指令メモリ]では現在使用していないビットはすべて[0]に設定してく

ださい。

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第10章 サンプリング

10-34

■サンプリング表示領域サンプリングデータを表示するための領域です。

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。必ず[データサンプリング]ダイアログと同じディビジョンに設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【フォアカラー】【バックカラー】【タイル】領域の表示色を設定します。[バックカラー]は[タイル]でNo. 0(一番左)以外を選択したときに有効となります。

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10-35

10

第10章 サンプリング

[詳細]メニュー◎[サンプリング表示領域]上には、最大16個のデータを表示させることができます。各データ表示ごとに属性を設定することができます。

◎数値表示と文字列表示の設定が可能です。表示させるNo.にチェックマークを付けると、[データ]ボタンと[文字列]ボタンが有効になります。該当するボタンをそれぞれクリックすると、[データ]ダイアログまたは[文字列]ダイアログが表示されます。

◆[データ]ダイアログの場合<形式>メニュー

データサンプリング

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第10章 サンプリング

10-36

【桁数】右表のように[表示形式]によって桁数の表示範囲が異なります。小数点がある場合は、小数点を省いた桁数を設定します。<例>99.9  →  3桁

【小数点】小数点第何位のデータを表示させるかを設定します。必要ない場合は[0]を設定します。

【表示形式】次項の[入力形式]で読み込んだデータを表示させる際のコード形式を設定します。[DEC(符号なし)]、[DEC(符号あり-表示)]、[DEC(符号あり+-表示)]、[HEX]、[OCT]、[BIN(2進)]から選びます。

【入力形式】PLCのメモリ内容を読み込む際のコード形式を設定します。[BCD]、[DEC]

【データ長】使用するメモリの[データ長]がワード([1ワード])かダブルワード([2ワード])かを選択します。

※[表示形式]によって[1ワード]または[2ワード]の表示範囲が異なります。特に[1ワー

ド]と[2ワード]の境界は[表示形式]の表示範囲を確認した上で十分注意して選択

してください。

【ゼロサプレス】「ゼロサプレス表示」をする場合にチェックマークを付けます。次項の[右詰め /左詰め]の項目が有効になります。

【右詰め /左詰め】数値データを左詰めにするか、または右詰めにするかを選択します。

【サンプルバッファワードNo】[バッファリングエリア設定]で設定した[ワード数]で、何ワード目のデータを表示させるのかを指定します。詳しくはP10-24の[トレンドサンプリング]の例を参照してください。

表示形式   桁数 小数点 DEC   1~10    0~9 HEX   1~8  ─ OCT   1~11  ─ BIN   1~32  ─

表示形式  1ワード表示範囲   2ワード表示範囲DEC(符号なし) 0~65535 0~4294967295DEC(符号あり-表示) -32768~32767 -2147483648~2147483647DEC(符号あり±表示) -32768~+32767 -214748648~+2147483647HEX 0~FFFF 0~FFFFFFFFOCT 0~177777 0~37777777777BIN 0~1111111111111111 0~11111111111111111111111111111111

[表示形式]と表示範囲

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10-37

10

第10章 サンプリング

【サンプルカウント】ZM-30/61の画面データを変換した場合に使用します。変換データ以外の場合は使用しないでください。

<文字属性>メニュー【文字種】[通常]、[1/4]、[強調]、[彫刻]から選択します。通常 :[半角 /全角]で指定した数字で表示します。1/4 :1/4(8×8ドット)サイズで表示する。

※ただし、全角(2バイトコード)では使用できません。

強調 :強調数字で表示します。彫刻 :[バックカラー]を[フォアカラー]の影として表示します。

【フォアカラー】【バックカラー】表示させる数値表示の[フォアカラー]、[バックカラー]を設定します。

【□透過】【□斜体】透過させる際、または斜体の文字タイプにする場合、チェックマークを付けます。

【文字サイズ】文字の表示を[半角]または[全角]から選択します。

文字の拡大係数は1×1で固定です。

<細かい設定>メニュー【□演算を使用する】

チェックマークを付けると、読み込んだデータにZMシリーズ側で演算を行い、その演算結果を表示させることができます。[ 演算を使用する]に設定すると演算用の設定項目(オフセット値、乗算[×]/除算[÷]、乗除算値)が有効になります。

※演算を使用する場合、演算結果を表示することになるため、[表示形式]・[桁数]・

[小数点]などの設定には十分注意してください。

【□警報】表示させたデータ値がある一定の範囲を越えたり下回った時、その表示色を変えたい場合にチェックします。

【最大】【最小】[ 警報]の場合、必ず最大・最小値を設定します。

【最大値カラー】【最小値カラー】[最大]の値を越えた場合の警報色(最大値カラー)、[最小]の値に満たない場合の警報色(最小値カラー)を選択します。「ブリンク」を選択するとデータ値が点滅します。

オフセット値とはメモリ値を演算する時の原点となる値です。

Y

X0オフセット

オフセット値

Y = 100 + 2X

100

データサンプリング

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第10章 サンプリング

10-38

◆[文字列]ダイアログの場合<形式>メニュー

【バイト数】文字列表示の文字数を設定します。[1]バイトで半角1文字分です。

【右詰め】【左詰め】文字列を右詰めで表示させるか左詰めで表示させるかを選択します。

【サンプルバッファワードNo】[バッファリングエリア設定]で設定した[ワード数]の中で、何ワード目のデータを表示させるのかを指定します。詳しくはP10-28の[トレンドサンプリング]の例を参照してください。

<文字属性>メニュー

文字の拡大係数は1×1で固定です。

【文字種】[通常]、[1/4]、[強調]、[彫刻]から選択します。各文字種についてはP10-37を参照してください。

【□透過】表示させる文字列に「透過」を行うか行わないかを選択します。「透過する」場合はチェックマークを付けます。

【□斜体】表示させる文字列に「斜体」をかけるかかけないかを選択します。「斜体」文字にする場合はチェックマークを付けます。

【フォアカラー】【バックカラー】表示させる文字列の色を設定します。[ 透過]の場合、[バックカラー]は設定しません。

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10-39

10

第10章 サンプリング

表示領域パーツのサイズ設定[サンプリング表示領域]に何行データが表示できるかを確認できます。以下の設定を行います。

①[表示(V)]→[表示環境設定(E)]をクリックします。[表示環境]ダイアログが表示されます。

②[グリッド]メニューを選択し、以下の項目を設定します。[ グリッド表示] [グリッドタイフ :゚半角]

右図のように画面に半角グリッドが表示されます。[サンプリング表示領域]はX・Y座標ともドット単位で拡大・縮小できます。サンプリングデータの表示数や表示行に考慮して拡大・縮小を行ってください。

下図のように、[サンプリング表示領域]のデータの表示位置を変更する場合は、各データをクリックします。ハンドルが表示されたら、その状態で左右に移動することができます。[サンプリング表示領域]を越えた位置に移動させる場合は[サンプリング表示領域]を拡大してから移動させます。

データサンプリングのサンプリング表示領域上で、どのデータ表示をどのNo.か分かるように、各データ表示の左下にデータ表示番号を表示できます。

◎ 設定箇所[表示(V)]→[表示環境設定(E)]→[表示環境/詳細表示]ダイアログの[詳細表示]で[DIVNo.]を選択します。

下図のように[サンプリング表示領域]上のデータを選択(ハンドルが表示されます)し、[削除]アイコンをクリックすると、データではなく[サンプリング表示領域]パーツが削除されるので注意してください。

データサンプリング

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第10章 サンプリング

10-40

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】

必ず[データサンプリング]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】必ず[サンプルタイム表示]を選択します。

5 2

サンプリングされたデータが何個あるのかを表示する 選択されたデータが 何番目にサンプリングされたデータかを表示する

◇通常 ◇選択している場合

102  150  191  250  303  408  515 111  156  196  255  310  410  526 108  159  199  254  311  412  533 106  145  198  253  312  411  555 113  148  188  252  313  407  548

102  150  191  250  303  408  515 111  156  196  255  310  410  526 108  159  199  254  311  412  533 106  145  198  253  312  411  555 113  148  188  252  313  407  548

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】

必ず[データサンプリング]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】必ず[サンプルカウント表示]を選択します。

上記以外の設定については「第5章データ表示」を参照してください。

[サンプルタイム表示]について最終サンプリング時間または選択したデータがサンプリングされた時間を表示します。カーソル選択する方法については、後述の「データサンプリングで有効なスイッチ」を参照してください。

06-04 11:50:13 06-04 11:33:15最後にサンプリングされたデータの サンプリング時間を表示する

選択されたデータの サンプリング時間を表示する

◇通常 ◇選択している場合

102  150  191  250  303  408  515 111  156  196  255  310  410  526 108  159  199  254  311  412  533 106  145  198  253  312  411  555 113  148  188  252  313  407  548

102  150  191  250  303  408  515 111  156  196  255  310  410  526 108  159  199  254  311  412  533 106  145  198  253  312  411  555 113  148  188  252  313  407  548

■データサンプリングで有効なデータ表示

[サンプルカウント表示]サンプリングデータの総数、またはカーソル選択中のデータが何番目にサンプリングされたデータかを表示します。カーソル選択する方法については、後述の「データサンプリングで有効なスイッチ」を参照してください。

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10-41

10

第10章 サンプリング

【桁数】[桁数]で指定した値によって時間は以下のように表示されます。 8桁未満 表示しない 8桁以上14桁以下 「時:分:秒」 15桁以上 「月-日 時:分:秒」

上記以外の設定については「第5章データ表示」を参照してください。

[サンプルバッファ平均値 /MAX/MIN/合計値表示]バッファリングエリアに格納されている各データの、平均値、最大値、最小値、合計値を表示することができます。ZMシリーズ内で自動的に演算された結果は常にダブルワードで記憶されます。

102  150  191  250  303  408  515 111  156  196  255  310  410  526 108  159  199  254  311  412  533 106  145  198  253  312  411  555 113  148  188  252  313  407  548

平均値

最大値

最小値

合計値

106

113

102

530

バッファリングエリア内の 1データを常に演算する

[サンプルバッファ平均値/MAX/MIN/合計値]をマクロでシステムメモリ($s)に格納できます。詳しくは「第13章 マクロ」を参照してください。

データサンプリング

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】

必ず[データサンプリング]と同一ディビジョンに設定します。【表示機能】[サンプルバッファ平均値表示]、[サンプルバッファMAX表示]、[サンプルバッファMIN表示]、[サンプルバッファ合計値表示]から任意の機能を選択します。

【桁数】正常に表示できるのは2ワード以内のデータです。演算対象となるバッファデータを考慮して任意の桁数を設定します。

【サンプルバッファワードNo】演算する際の元のバッファ内のデータNo.を指定します。[データサンプリング]ダイアログでの[サンプルバッファワードNo]と同じ意味になります。

【サンプルバッファNo】表示させるバッファリングエリアのNo.を指定します。[データサンプリング]ダイアログでの[バッファNo]と同じ意味です。

4種類([サンプルバッファ平均値表示]、[サンプルバッファMAX表示]、[サンプルバッファMIN

表示]、[サンプルバッファ合計値表示])の数値表示は、演算元の[バッファリング

エリア設定]において[□演算を使用する]に必ずチェックマークを付けま

す。チェックを付けなければ、正常に演算・表示を行いません。

◆動作上の注意事項P10-28参照

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第10章 サンプリング

10-42

■データサンプリングで有効なスイッチサンプリングされたデータを表示する際に、表示内容をスクロールさせたり、一旦リセットするような機能をスイッチによって行うことができます。

設定の注意事項【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。必ず[トレンドサンプリング]と同一ディビジョンに設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【機能】スイッチの機能を設定します。データサンプリングにおいて使用できるスイッチの機能は以下のとおりです。

ロールアップ 新しいデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスク

ロールし、表示させる。

ロールダウン 古いデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスクロー

ルし、表示させる。

プラスブロック 新しいデータ方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

マイナスブロック 古いデータ方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

グラフリターン 点滅中の[グラフリターン]スイッチを押すと、最新のデータサンプリング

の表示に戻る。

[グラフリターン]スイッチの点滅は解除され、選択も解除される。

リセット 1回押すとスイッチが点灯し、2秒以内に再度押すと該当する

バッファリングエリアをクリアする。

クリア後すぐにまたサンプリングを再開する。

2秒以内に再度押されない場合は、スイッチは消灯し、リセットは

無効となり解除される。

サンプル 指定されたバッファリングエリアに格納された全データをプリンタ

プリント に出力する。

内 容機能

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10-43

10

第10章 サンプリング

③前述の「データサンプリングで有効なデータ表示について」の[サンプルカウント表示]、[サンプルタイム表示]が設定してある場合は、選択されたデータのサンプリング時間と何番目にサンプリングされたデータかが表示されます。(選択しない場合は最新のサンプリングされたデータの時間とサンプリング数を表示します。)

④反転している[グラフリターン]スイッチを押すと、最新のデータサンプリングのデータの箇所に戻ります。

スイッチの動作とサンプリング表示の関係データサンプリングを設定しているスクリーンに切り替わった時、最新データから1ページ分のデータサンプリングが表示されます。バッファリングエリアの内容がデータサンプリングで表示しきれないデータ数の場合、隠れたデータを表示できるようにするため、[ロールアップ]、[ロールダウン]、[プラスブロック]、[マイナスブロック]、[グラフリターン]のスイッチを使用します。

スイッチの動作は以下のとおりです。①[ロールアップ]、[ロールダウン]、[プラスブロック]、[マイナスブロック]スイッチのいずれかのスイッチを押します。

②現在表示されている[サンプリング表示領域]の中央のデータが選択されます。(選択カーソルが表示される。)[グラフリターン]スイッチはブリンク(スイッチのON色とOFF色が交互に反転表示)し始めます。

サンプリング(データ)

メニュー

グラフ リターン

一頁 UP

一頁 DWN

ロール UP

ロール DWN

プリント 出力 リセット

102  150  191  250  303  408  515  787 111  156  196  255  310  410  526  712 108  159  199  254  311  412  533  742 106  145  198  253  312  411  555  798 113  148  188  252  313  407  548  742 111  140  180  251  314  406  521  739 115  153  193  248  315  411  569  746 113  142  183  253  313  403  577  786 118  158  198  248  313  418  598  741

06-04 11:50:13カウント 5

カーソルで選択された箇所のデータを表示させることも可能です。その場合、マクロコマンドを使用します。詳しくは「第14章 マクロ」を参照してください。

データサンプリング

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10-44

第10章 サンプリング

   ビットサンプリング

■必要な設定

サンプルカウント表示P10-50

サンプルタイムP10-50

スイッチP10-52表示領域P10-49

必ず設定必要に応じて設定

状態表示P10-51

新規:

既存: ビットサンプリングP10-44

■[ビットサンプリング]ダイアログ

[メイン1]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【バッファNo】使用するバッファリングエリアNo.を設定します。( P10-9参照)サンプリングデータを指定するメモリはこの[バッファNo]によって決まります。

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10-45

第10章 サンプリング

10

【バッファ状況参照】[バッファリングエリア設定]における各[バッファNo]の設定内容を確認・再設定することができます。このボタンをクリックします。前項の[バッファNo]で指定されたバッファNo.の[バッファリングエリア設定]ダイアログが表示されます。

※ビットサンプリングの場合、[サンプリング方式:ビットサンプル]に設定されているか必ず確

認してください。

【スタートメッセージ GNo&No】指定したバッファNo.のビットに対応させるメッセージを「メッセージ編集」にあらかじめ登録しておきます。メッセージを登録したグループNo.と行No.を設定します。(メッセージ編集 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

【領域内表示】ビットサンプリングの内容を表示させる時、ビットのON/OFF 状態を表示する形式を [なし]、[TYPE0]、[TYPE1]から選択します。◆なし状態は表示しません。

◆TYPE0半角文字で<ON>、<OFF>を表示します。

ビットサンプリング

<ON>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇 領域内表示(TYPE0)

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

◆TYPE1◎ビットがONした時に表示する文字([TYPE0]では<ON>)とOFFした時に表示する文字([TYPE0]では<OFF>)を自由に指定できます。メッセージ編集で「ON」、「OFF」にかわる文字列を登録し、[ON/OFF] の変化した状態を登録した文字で表示させます。

◎[領域内表示:TYPE1]に設定すると[スタートメッセージ GNo&No]が有効になります。「メッセージ編集」に登録した際のグループNo.(GNo)と行No.を設定します。[スタートメッセージ]で指定したNo.が[ON]の時、次の行No.が[OFF]の時の表示文字となります。

<例>[スタートメッセージ GNo&No:1&0]の場合

発生

解除

発生

解除

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

領域内表示(TYPE1)

No. 0 発生 No. 1 解除

メッセージGNo. 1編集

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10-46

第10章 サンプリング

発生

解除

発生

解除

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

No. 0 発生 No. 1 解除 No. 2 No. 3 発生/解除 No. 4 発生 No. 5 解除

メッセージGNo. 1編集 状態表示(TYPE1) 発生/解除

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

状態表示(なし)

[状態表示]は[文字列表示]パーツで表示します。[ビットサンプリング]ダイアログとリンクする[文字列表示]パーツ([表示機能:サンプル状態表示])を配置していない場合は、[状態表示]を設定していても表示しません。(文字列表示 「第5章データ表示」参照)

右図のようなイメージで表示します

【状態表示】表示領域上に表示されるメッセージが、ビットON時のサンプリング内容か、OFF時のサンプリング内容か、ON/OFF両方のサンプリング内容かを表示領域の外に示す方法を選択します。◆なし状態は表示しません。

◆TYPE0半角文字で<ON/OFF>、<ON>、<OFF>を表示します。

◆TYPE1[状態表示:TYPE1]に設定すると[スタートメッセージ GNo&No]が有効になります。ここで指定したNo.に登録された状態表示用のメッセージが、画面上に表示されます。設定したグループNo.(GNo)のスタートメッセージNo.が[ON/OFF]、次の行が[ON]、その次の行が[OFF]時の表示メッセージとなります。<例>[スタートメッセージ GNo&No:1&3]の場合

<ON>

<ON / OFF>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

状態表示(TYPE0)

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10-47

第10章 サンプリング

10

【□リアルタイム印刷を行う】詳しくはP10-55を参照してください。

【初期状態表示】このモードが最初に表示する時の状態表示を以下の3種類から選択します。◆ON-OFFサンプリングされたビットのON/OFFすべての内容を表示します。

◆ONサンプリングされたビットのONの内容を表示します。

◆OFFサンプリングされたビットのOFFの内容を表示します。

上図のようなイメージで表示します

[メイン2]メニュー

【□時間表示】サンプリングした時間を表示する場合にチェックマークを付けます。「月-日 時:分:秒」を表示することができます。文字数は半角15文字固定となります。

発生

解除

発生

解除

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

◇ 時間表示を選択した場合 半角15文字固定

月-日

時:分:秒

発生

解除

発生

解除

Aタンク温度上昇

Cタンク温度低下

Cタンク温度低下

Aタンク温度上昇

◇ 時間表示を選択しない場合

ビットサンプリング

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10-48

第10章 サンプリング

【□プリント指令メモリ】バッファデータのプリントアウトを外部から指令する場合にチェックします。(詳しくはP10-54を参照してください。)

【優先順位表示】ビットサンプリングによるメッセージの表示順序を選択します。 発生順に表示 :発生順に上から表示させます。 最新のものから表示 :最新のものから順に上から表示させます。

[文字属性On(Off)]メニュー

【ON フォアカラー/バックカラー】【OFF フォアカラー/バックカラー】メッセージの文字色をビットON時、OFF時それぞれで指定します。

【□透過】透過の設定をします。「透過する」場合は、チェックマークを付けます。

【文字種】[通常] 半角 /全角で指定した通常の文字列で表示します。[強調] 強調文字で表示します。[彫刻] 彫刻タイプの文字で表示します。

文字の拡大係数は1×1固定です。

【□斜体】斜体をかける場合にチェックマークを付けます。

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10-49

第10章 サンプリング

10

■表示領域パーツサンプリングデータを表示する領域です。

配置の注意事項配置した表示領域パーツは任意のサイズに変更できます。メッセージの文字列の拡大係数は「1」固定です。表示領域パーツのサイズを設定する際、何文字表示させるのか注意して設定してください。

表示領域パーツのサイズ設定の目安として、[半角]グリッドを使用すると便

利です。(グリッド表示 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

[モード表示領域]ダイアログ

【ディビジョンNo】[ビットサンプリング]ダイアログの[ディビジョンNo]と同一ディビジョンに設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【領域内属性】表示領域パーツの表示色を設定します。[バックカラー]は[タイル]でNo.0(一番左)以外を選択したときに有効となります。

【□表示領域を透過する】ビットサンプリングには無効な設定です。チェック「なし」にします。

ビットサンプリング

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10-50

第10章 サンプリング

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】[ビットサンプリング]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】[サンプルカウント表示]を選択します。

上記以外の設定については「第5章データ表示」を参照してください。

[サンプルタイム表示]サンプリング時間や、カーソル選択中のメッセージのサンプリング時間を表示します。カーソル選択する方法については、後述の「ビットサンプリングで有効なスイッチ」を参照してください。

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】[ビットサンプリング]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】[サンプルタイム表示]を選択します。

4

<ON>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

2

<ON>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

サンプリングされたメッセージが 何個あるのかを表示する

選択されたメッセージが何番目に サンプリングされたメッセージかを表示する

◇通常 ◇選択している場合

06-04 11:50:13 06-04 11:33:15

<ON>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

<ON>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

最後にサンプリングされたメッセージの サンプリング時間を表示する

選択されたメッセージの サンプリング時間を表示する

◇通常 ◇選択している場合

■ビットサンプリングで有効なデータ表示

[サンプルカウント表示]サンプリングメッセージ数や、カーソル選択中のメッセージが何番目にサンプリングされたかを表示します。カーソル選択する方法については、後述の「ビットサンプリングで有効なスイッチ」を参照してください。

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10-51

第10章 サンプリング

10

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】[ビットサンプリング]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】[サンプル状態表示]を設定します。

【バイト数】[ビットサンプリング]ダイアログにおける[状態表示]の設定内容によって異なります。[状態表示:なし]の場合は[サンプル状態表示]が無効となります。[状態表示:TYPE0]の場合は[バイト数:8]に設定してください。[状態表示:TYPE1]の場合は表示させるメッセージの中で[ON/OFF]状態に該当するメッセージのバイト数分だけ設定します。

上記以外の設定については「第5章データ表示」を参照してください。

【桁数】[桁数]で指定した値によって時間は以下のように表示されます。 8桁未満 表示しない 8桁以上14桁以下 「時:分:秒」 15桁以上 「月-日 時:分:秒」

上記以外の設定については「第5章データ表示」を参照してください。

[サンプル状態表示]ビットサンプリングで表示されたメッセージが、どの状態(ON、OFF、ON/OFF)かを示します。[サンプル状態表示]は、内容の設定を[ビットサンプリング]ダイアログの[状態表示](P10-46)で、表示位置・属性を[文字列表示]パーツ([表示機能:サンプル状態表示])で、それぞれ設定します。

<ON>

<ON / OFF>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

この表示領域の内容を表示します

ビットサンプリング

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第10章 サンプリング

■ビットサンプリングで有効なスイッチサンプリングされた内容を表示する際に、表示内容をスクロールさせたり、一旦リセットするような機能をスイッチによって行うことができます。

設定の注意事項【ディビジョンNo】[ビットサンプリング]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【機能】スイッチの機能を設定します。ビットサンプリングにおいて使用できるスイッチの機能は以下のとおりです。

 機能   内容   

ロールアップ  次のデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスクロー

 ルし、表示させる。

ロールダウン  前のデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスクロー

 ルし、表示させる。

プラスブロック  次のデータ方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

マイナスブロック  前のデータ方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

グラフリターン  点滅中の[グラフリターン]スイッチを押すと、最新のビットサンプリング

 の表示に戻る。

 [グラフリターン]スイッチの点滅は解除され、選択も解除される。

表示切替  表示内容を一回押すごとにON/OFF、ON、OFFの3種類で切り替え

 る。

サンプルプリント 指定されたバッファリングエリアに格納された全データをプリンタに

 出力する。

リセット  1回押すとスイッチが点灯し、2秒以内に再度押すと該当するバッ

 ファリングエリアをクリアする。

 クリア後すぐにまたサンプリングを再開する。

 2秒以内に再度押されない場合は、スイッチは消灯し、リセットは無

 効となり解除される。

表示順切替 1回押すごとに、表示内容の順番を発生順と最新順に切り替える。

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10-53

第10章 サンプリング

10

スイッチの動作とサンプリング表示の関係ビットサンプリングを設定しているスクリーンに切り替わった時、最新データから1ページ分のビットサンプリングデータが表示されます。バッファリングエリアの内容がビットサンプリングで表示しきれない数の場合、隠れたメッセージを表示できるようにするため、[ロールアップ]、[ロールダウン]、[プラスブロック]、[マイナスブロック]、[グラフリターン]のスイッチを使用します。また[表示切替]、[表示順切替]スイッチを使って、表示状態を切り替えることもできます。

スイッチの動作は以下のとおりです。

①[ロールアップ]、[ロールダウン]、[プラスブロック]、[マイナスブロック]スイッチのいずれかのスイッチを押します。

②表示領域パーツの中央のメッセージが選択されます。(カーソルで反転表示する。)[グラフリターン]スイッチがブリンク(スイッチのON色とOFF色が交互に反転表示)し始めます。

③前述の「ビットサンプリングで有効なデータ表示について」の[サンプルカウント表示]、[サンプルタイム表示]が設定してある場合は、選択されたメッセージのサンプリング時間と何番目にサンプリングされたメッセージかが表示されます。(選択しない場合は最新のサンプリングされたメッセージの時間とサンプリング数を表示します。)

④前述の「ビットサンプリングで有効なデータ表示について」の[サンプル状態表示]が設定してある場合は、表示切替で切り換えた状態を表示します。(初期状態表示は[ビットサンプリング]ダイアログの[メイン2]メニューの[初期状態表示]で設定した内容を表示します。)

ビットサンプリング

<例>[状態表示:TYPE1]の場合

<ON / OFF>  <ON>  <OFF>

サンプリング(ビット)

<ON / OFF>

メニュー

グラフ リターン

+ ブロック

- ブロック

ロール UP

ロール DWN

表示 切替 プリント リセット

<ON>

<OFF>

<ON>

<OFF>

06-04 11:32:10 Aタンク温度上昇

06-04 11:33:15 Aタンク温度上昇

06-04 11:40:25 Cタンク温度低下

06-04 11:50:13 Cタンク温度低下

<ON>

<OFF>

06-04 11:55:25 Bタンク温度低下

06-04 11:59:55 Bタンク温度低下

06-04 11:40:25  カウント数 3 

表示順 切替

表示 切替

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10-54

第10章 サンプリング

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0メモリn

MSB LSB

プリントアウト指令(0→1)

■印刷ビットサンプリングのデータを印刷します。印刷にはバッファ内のデータを全て印刷する形式(サンプルプリント)、サンプリング実行時に実行データのみ印刷する形式(リアルタイム印刷)があります。

サンプルプリントバッファのデータを全て印刷します。

[印刷実行タイミング]・スイッチ(機能:サンプルプリント)を押す・プリント指令メモリ(15ビット目)0→1で実行 (プリント指令メモリ P10-48参照)

[プリント指令メモリ]では現在使用していないビットはすべて[0]に設定してください。

バッファリングエリアにはON/OFF全ての情報が保存されています。このうち現在表示中の状態で印刷することもできます。

ZM-42~82シリーズの場合、本体プログラムVer.1.450以降で対応しています。

◆設定[システム設定]→[本体設定]→[環境設定]【□ビットサンプリングの印刷を表示されている形式で行う】をチェックします。

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第10章 サンプリング

10

リアルタイム印刷ビットが変化するたびに、その変化した内容だけを印刷していきます。メッセージは連続して印刷されます。

◆設定[ビットサンプリング]ダイアログの[メイン2]メニューで設定を行います。

【□リアルタイム印刷を行う】( P10-47参照)チェックを付けます。

【□時間表示】チェックなしの場合は時間データを印刷しません。チェックありの場合は時間データ付きで印刷します。

【初期状態表示】(ON-OFF/ON/OFF)どのビットの変化でリアルタイム印刷を行うかが決まります。[ON-OFF]の場合はビットがONでもOFFでも変化するたびに印刷します。[ON]の場合はONした時のみ、[OFF]の場合はOFFした時のみ、それぞれ印刷を行います。※画面上の表示とは無関係です。

例) [ 時間表示] [ リアルタイム印刷を行う][初期状態表示:ON-OFF]の場合

◆制限事項最大4個まで[ リアルタイム印刷を行う]のビットサンプリングモードが設定可能です。※ただし、必ず異なる[バッファNo]を設定してください。

4個以上の[ リアルタイム印刷を行う]のビットサンプリングモードを設定したり、ビットサンプリングモードの[バッファNo]が同じNo.になっていると、ZMシリーズ本体において「データにエラーがあります Error:72」になります。注意してください。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ビットサンプリング

1ビット=ON

① 1ビット分の ONメッセージを印刷

ビットサンプリング

1ビット=OFF 2ビット=ON

② 1ビット分のOFFメッセージ 2ビット分のONメッセージ を印刷

<OFF>  08-20 13:25:40 空パレット不足 <OFF>  08-20 14:05:13 サドル上昇停止 <ON>   08-24 16:59:54 制御盤側非常停止 <OFF>  08-24 17:01:05 制御盤側非常停止 <ON>   08-24 17:01:05 操作BOX非常停止 <ON>   08-24 17:01:05 押し込み異常

ビットサンプリング

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10-56

第10章 サンプリング

 リレーサンプリング

■必要な設定

■[リレーサンプリング]ダイアログ

[メイン]メニュー

リレーモードの[メイン]メニューの設定項目とほぼ同じ設定項目です。異なる項目のみ説明します。その他の設定項目については「第6章 メッセージ表示」を参照してください。

◆リレーモードと異なる設定項目【バッファNo】

使用するバッファNo.を設定します。サンプリングされるデータを指定するビットはこの[バッファNo]によって決まります。

表示領域ランプP10-58

スイッチP10-58

表示領域スイッチP10-58表示領域P10-58

○ ○ ○

必ず設定どれか1つを必ず設定必要に応じて設定

リレーサンプリングP10-56

新規:

既存:

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10-57

第10章 サンプリング

10

【バッファ状況参照】[バッファリングエリア設定]における各[バッファNo]の設定内容を確認・再設定することができます。このボタンをクリックします。前項の[バッファNo]で指定されたバッファNo.の[バッファリングエリア設定]ダイアログが表示されます。

※リレーサンプリングの場合、[サンプリング方式:リレーサンプル]に設定されているか必ず確認

してください。

【メモリ】&【実行リレー数】(リレーモード)[リレー]ダイアログにおける[メモリ]と[実行リレー数]は、[リレーサンプリング]ダイアログには存在しませんが、考え方はリレーモードと同じです。これらは[バッファリングエリア設定]で指定した[バッファNo]の設定で決まります。[メモリ]は、[□メモリ指定]を設定するかしないかによって異なります。設定によって決まる各メモリのビットに[スタートメッセージ GNo&No]のメッセージが対応します。[実行リレー数]は[バッファリングエリア設定]の[ワード数]によって決まります。詳しくは「リレーモードとリレーサンプリングの相違点」(P10-59)を参照してください。

【□時間表示を行う】チェックマークを付けると、メッセージと一緒に発生した時間を表示させることができます。(詳しくはP12-49を参照してください。)

[文字属性]メニュー表示させるメッセージの文字の属性を設定します。[文字属性]メニューについてはリレーモードの設定内容と同じです。「第8章 メッセージ表示」を参照してください。

[細かい設定]メニュー【□リレー情報出力】

リレーモードと同じ設定内容になります。「第6章 メッセージ表示」を参照してください。

【優先順位表示】リレーサンプリングによるメッセージの表示順序を選択します。 発生順に表示 :発生順に上から表示させます。 最新のものから表示 :最新のものから順に上から表示させます。

リレーサンプリング

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第10章 サンプリング

■表示領域サンプリングメッセージを表示するエリアです。表示領域 /スイッチ /ランプから選択できます。

◆配置の注意事項【ディビジョンNo.】[リレーサンプリング]ダイアログの[ディビジョンNo]と同じNo.に設定します。

■リレーサンプリングで有効なスイッチリレーサンプリングでは、サンプリングされた内容を表示する際に、表示内容をスクロールさせる機能をスイッチによって行うことができます。

設定の注意事項【ディビジョンNo】[リレーサンプリング]と同一ディビジョンに設定します。

【機能】スイッチの機能を設定します。リレーサンプリングにおいて使用できるスイッチの機能は以下のとおりです。

  機能   内容

ロールアップ 次のデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスクロール

し、表示させる。

ロールダウン 前のデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスクロール

し、表示させる。

モード [リレーサンプリング]ダイアログにおいて[動作領域:スイッチ]の場合

に有効となる。表示領域パーツのかわりにメッセージを表示させるエリ

アとなります。

表示順切替 1回押すごとに、表示内容の順番を発生順と最新順に切り替える。

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第10章 サンプリング

10

■リレーモードとリレーサンプリングの相違点

メッセージの表示◎表示順序の相違◆リレーモード優先順位の高いものから表示されます。(登録先のメッセージNo.の小さいものほど優先順位が高くなります。)

◆リレーサンプリング発生した時間順(またはその逆)で表示されます。

リレーサンプリング メニュー

A A A A A A B B B B B B CCCCCC DDDDDD E E E E E E F F F F F F GGGGGG HHHHHH I I I I I I J J J J J J K K K K K K QQQQQQ

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8 No. 9 No. 10 No. 20

09100の0ビット目= 1ビット目= 2ビット目= 3ビット目= 4ビット目= 5ビット目= 6ビット目= 7ビット目= 8ビット目= 9ビット目= 10ビット目=

20ビット目=

メッセージグループ

優先順位が高い

A A A A A A B B B B B B F F F F F F DDDDDD CCCCCC E E E E E E

ロール UP

ロール DWN

リレーモード メニュー

A A A A A A B B B B B B CCCCCC DDDDDD E E E E E E F F F F F F

ロール UP

ロール DWN

<例>以下の順にビットがONされた場合09100の0ビット目=ON

1ビット目=ON5ビット目=ON3ビット目=ON2ビット目=ON4ビット目=ON

◎時間表示◆リレーモード発生した時間は表示できません。

◆リレーサンプリング以下のように、発生した時間をメッセージと一緒に表示させることができます。

リレーサンプリング

半角15文字固定

月-日

06-04 11:33:15 AAAAAA 06-04 11:33:15 BBBBBB 06-04 11:33:15 FFFFFF 06-04 11:33:15 DDDDDD 06-04 11:33:15 CCCCCC 06-04 11:33:15 EEEEEE

時:分:秒

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第10章 サンプリング

設定方法◎[メモリ]と[実行リレー数]について登録したメッセージをPLCのビットに割り付ける際の、PLCの先頭メモリ及び使用ビット数を設定する実行リレー数の設定方法は以下のとおりです。

◆リレーモード[リレー]ダイアログの[メモリ]で直接メモリを設定します。メモリの割り振りはビット対応で行われ、先頭メモリビット以降については、[実行リレー数]と同じ数だけ自動的に割り振られます。

<例>[メモリ]:09100[スタートメッセージ GNo&No]:0&0[実行リレー数]:40[1リレー行数]:1上記のように設定した場合、メッセージはメモリ09100~09105に割り振られます。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

09101、09100ビットNo.

MSB LSB

15メッセージNo.

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16

09103、09102ビットNo.

MSB LSB

31メッセージNo.

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

39 38 37 36 35 34 33 32

09105、09104ビットNo.

MSB LSB

メッセージNo.

◆リレーサンプリング指定したバッファリングエリアNo.によって決まります。

◇[□メモリ指定]の場合は「サンプルコントロールメモリ」の後に続いて割り当てられたメモリを「スタートメモリ」とします。

読込エリア

サンプルコントロール

サンプリングデータ

n:読込エリア

使用バッファ ~No. 3

サンプルコントロール

サンプリングデータ

サンプルコントロール

サンプリングデータ

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+8

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+8

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7 n+8

使用バッファ ~No. 7 使用バッファ ~No. 11

読込エリア 読込エリア

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第10章 サンプリング

10

◇[ メモリ指定]の場合は設定したメモリを「スタートメモリ」とします。

メモリの割り振りはビット対応で行われ、先頭メモリビット以降については、[ワード数]だけ自動的に割り振られます。

<例>[バッファリングエリア設定]ダイアログにおいて

[ メモリ指定]:09100[ワード数]:3

[リレーサンプリング]ダイアログにおいて[バッファNo] :0[スタートメッセージ GNo&No]:0&0[1リレー行数] :1

上記のように設定した場合、09100~09105のビットに対応し[実行リレー数]は自動的に48([ワード数]×16)となります。

◎処理サイクルの設定◆リレーモード[リレー]ダイアログの[細かい設定]メニューの[処理サイクル]において[リフレッシュ]、[高速]、[低速]から設定します。

◆リレーサンプリング[バッファリングエリア設定]ダイアログの[サンプリング時間]において時間を設定します。「0」secにした場合は、毎サイクルの読み込みとなります。時間を設定した場合は、その間隔で読み込みます。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

09101、09100ビットNo.

MSB LSB

15メッセージNo.

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16

09103、09102ビットNo.

MSB LSB

31メッセージNo.

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

39 38 37 36 35 34 33 32

09105、09104ビットNo.

MSB LSB

メッセージNo. 47 46 45 44 43 42 41 40

リレーサンプリング

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第10章 サンプリング

 アラーム表示

■必要な設定

■[アラーム表示]ダイアログ

[メイン]メニュー

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。

(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【バッファNo】使用するバッファリングエリアNo.を設定します。( P10-9参照)サンプリングデータを指定するメモリはこの[バッファNo]によって決まります。

【□1次要因のみを表示する】エラーメッセージのうち、1次要因のものだけ表示する場合にチェックします。

アラーム表示P10-62

スイッチP10-65

表示領域P10-65

必ず設定必要に応じて設定

新規:

既存:

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10-63

第10章 サンプリング

10

アラーム表示

【□1次要因マークを表示する】1次要因に該当するエラーメッセージの左端に1次要因マーク(*)を表示する場合にチェックします。

【□スクリーン表示する】【スクリーンNo】チェックマークを付けると、【スクリーンNo】の設定が可能です。設定された[スクリーンNo]は、[バッファリングエリア設定]で指定された[メッセージGNo]の先頭メッセージから順に連番でリンクします。エラー発生時に、表示されたエラーメッセージに触ると、リンク先のスクリーンNo.に画面が切り替わります。エラー内容の詳細を説明する場合に便利な機能です。

【表示モード】[発生時刻]/[発生時刻と解除時刻]/[時間差表示][発生頻度総計表示]/[発生時間総計表示]/[発生時間表示]選択されたモードによって、エラーメッセージに添付される時間情報が異なります。[時間差表示][発生時間総計表示][発生時間表示]の場合、表示される単位は時間です。

【日時表示状態】[日付のみ]/[時間のみ]/[日付と時間]前項の[表示モード]で[発生時刻]または[発生時刻と解除時刻]を選択した場合に有効な設定です。デフォルト(画面を開いた時点)の日時の表示状態を選択します。

【日付表示】前項の[日時表示状態]で[日付のみ]または[日付と時間]を選択した場合に有効な設定です。日付を表示する際の表示フォーマットを選択します。

【時刻表示】時間表示の表示フォーマットを選択します。[表示モード]が[発生時刻]/[発生時刻と解除時刻]の場合と[時間差表示]/[発生時間総計表示]/[発生時間表示]の場合で、選択項目が異なります。

[スクリーンNo:5]に設定        先頭メッセージから2番目の「第1センター異常」を押す

第2ローラー異常    16:15:43 16:21:12 第1センサー異常    16:15:51 16:21:54 第2センサー異常    16:15:52 16:21:55

↑ ↓ - + RET

第1センサー異常

[スクリーンNo:5]から2番目のスクリーンNo. 6が表示される

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10-64

第10章 サンプリング

【表示順序】[表示モード]において何を選択したかによって、意味が異なります。◇昇順[表示モード]が[発生時刻]/[発生時刻と解除時刻]/[時間差表示]の場合は、古いエラーが上に、新しく発生したエラーが下に表示されます。[表示モード]が[発生頻度総計表示]/[発生時間総計表示]の場合は、総計の少ないものが上に、多いものが下に表示されます。

◇降順[表示モード]が[発生時刻]/[発生時刻と解除時刻]/[時間差表示]の場合は、新しく発生したエラーが上に、古いエラーが下に表示されます。[表示モード]が[発生頻度総計表示]/[発生時間総計表示]の場合は、総計の多いものが上に、少ないものが下に表示されます。

[文字属性]メニュー【文字種】[通常]、[強調]、[彫刻]から選択します。

通常 :[半角 /全角]で指定した数字で表示します。強調 :強調数字で表示します。彫刻 :[バックカラー]を[フォアカラー]の影として表示します。

【□透過】【□斜体】透過させる際、または斜体の文字タイプにする場合、チェックマークを付けます。

【フォアカラー】【バックカラー】表示させる数値表示の[フォアカラー]、[バックカラー]を設定します。バックカラーは[タイル]でNo.0(一番左)以外を選択したときに有効になります。

【文字サイズ】文字の表示を[半角]または[全角]から選択します。

文字の拡大係数は1×1で固定です。

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10-65

第10章 サンプリング

10

■表示領域サンプリングメッセージを表示する領域です。

設定の注意事項【ディビジョンNo】[アラーム表示]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【領域内属性】領域の表示色を設定します。[バックカラー]は[タイル]でNo.0(一番左)以外を選択したときに有効になります。

【□表示領域を透過する】アラーム表示には無効な設定です。チェック「なし」にします。

■アラーム表示で有効なスイッチ

設定の注意事項【ディビジョンNo】[アラーム表示]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【機能】スイッチの機能を設定します。アラーム表示モードにおいて使用できるスイッチの機能は以下のとおりです。

 機能   内容

ロールアップ 次のデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスクロールし、

表示させる。

ロールダウン 前のデータ方向へ1つ進み、表示しきれない場合は1つずつスクロールし、

表示させる。

プラスブロック 次のデータ方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

マイナスブロック 前のデータ方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。

グラフリターン 点滅中の[グラフリターン]スイッチを押すと、最新のビットサンプリングの表示

に戻る。[グラフリターン]スイッチの点滅は解除され、選択も解除される。

表示切替 [日時表示状態]が[日付のみ]または[時間のみ]の場合に有効なスイッ

チです。表示内容を一回押すごとに日付表示、時間表示を切り替える。

リセット 1回押すとスイッチが点灯し、2秒以内に再度押すと該当するバッファリン

グエリアをクリアする。クリア後すぐにまたサンプリングを再開する。

2秒以内に再度押されない場合は、スイッチは消灯し、リセットは無効となり

解除される。

表示順切替 1回押すごとに、表示内容の順番を発生順と最新順に切り替える。

DEL カーソルで選択されたアラームメッセージを削除する。[表示モード]が

[発生時刻]または[発生時刻と解除時刻]の場合のみ有効となる。

アラーム表示

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10-66

第10章 サンプリング

OFFライン1停止用ビット

OFFライン1保守点検用ビット

 発生時刻   解除時刻

ライン1停止 15:42:20 15:43:50 ライン1停止 15:44:20 15:45:50 ライン1停止 15:46:30 15:47:20

ライン1保守点検用ビットを「記憶しない」に設定した場合、 ライン1保守点検用ビットの履歴は保存されません。 よって、次のように表示もされません。

ライン1停止 15:42:20 15:43:50 ライン1保守点検 15:43:59 15:44:10 ライン1停止 15:44:20 15:45:50 ライン1保守点検 15:46:00 15:46:20 ライン1停止 15:46:30 15:47:20

ライン1停止用ビットおよびライン保守点検用ビットを 「記憶する」に設定した場合

■その他の機能各ビットのメッセージの重要度によって記憶する・しないを選択できます。

例)

◆設定箇所[登録項目]→[メッセージ編集]ウィンドウにおいて[表示(V)]の[表示切り替え(D)]をクリックすると表示が切り替わります。

「No.」、「リレーNo.」、「記憶」の表示する・しないを[表示(V)]の[行No(G)]、[リレーNo(R)]、[記憶(M)]で選択することができます。(右図参照)

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10-67

第10章 サンプリング

10

■アラーム表示に対応した内部メモリ($s)アラーム表示機能に関連した内部メモリは以下のとおりです。※ただし、以下の内容はマクロコマンド[SET_BUFNo]を実行しなければシステムメ

モリ内に出力されません。

①自動運転時間($s436、437)=「正常運転ビット」ON時間&「サンプル稼働中ビット」ON時間

②自動運転停止時間($s438、439)=「正常運転ビット」OFF時間&「サンプル稼働中ビット」OFF時間

③稼働時間合計= ①+②

④稼働率($s443)= ① /③×100

※$s443には小数点第1位までの値が入ります。

例)$s443=585の場合、稼働率は「58.5」になります。

⑤計画停止時間($s440、441)= 「サンプル稼働中ビット」OFF時間

正常運転ビット(S)

OFF異常用ビット

サンプル稼働中ビット(U) OFF

サンプリング監視中

U2

サンプリング監視中

OFF T1 T2 T3 T4

t1 t2

U1 U3

① = T1 + T2 + T3 + T4

② = t1 + t2

③ = ① + ②

④ = ① / ③ × 100

⑤ = U1 + U2 + U3

アドレス($s ) 内容

  436 自動運転時間(L)

  437 自動運転時間(H)

  438 自動運転停止時間(L)

  439 自動運転停止時間(H)

  440 計画停止時間(L)

  441 計画停止時間(H)

  442 停止回数 ⑧

  443 稼働率(XX.X) ④

  456 バッファNo. 0~ 11 正常運転ビット   ⑥

  457

  458 バッファNo. 0~ 11 サンプル稼働中ビット ⑦

アラーム表示

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10-68

第10章 サンプリング

$s45615 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 S S S S S S S S S S S S

バッファNo. 0 正常運転ビット

MSB LSB

No. 1No. 2

No. 3No. 4No. 5No. 6No. 8No. 9No. 10No. 11

No. 7

$s45815 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 U U U U U U U U U U U U

バッファNo. 0 サンプル稼働中ビット

MSB LSB

No. 1No. 2

No. 3No. 4No. 5No. 6No. 8No. 9No. 10No. 11

No. 7

■アラーム表示の場合のビット指令方法[バッファリングエリ設定]において、【メモリ指定】が[あり]か[なし]かによって、ビットの割付が異なってきます。

◆[□メモリ指定]の場合[読込エリア:D00000] [バッファNo:0] [□メモリ指定][書込エリア:D00050] [サンプリング方式:アラーム機能][ワード数:3]

これらの時間を画面上に表示させるには、[時間表示]アイテムを使うことを

おすすめします。( P10-70参照)

⑥バッファNo. 0~ 11 正常運転ビット($s456)バッファNo. 0~ 11までの正常運転ビットの状態を書き込みます。

⑦バッファNo. 0~ 11 サンプル稼働中ビット($s458)バッファNo. 0~ 11までのサンプル稼働中ビットの状態を書き込みます。

⑧停止回数($s442)サンプリング中の装置の停止回数(正常運転ビットのOFF回数)を書き込みます。

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10-69

第10章 サンプリング

10

アラーム表示

読込エリア

サンプルコントロール

サンプリングデータ (2ワード分=[ワード数:2])

読込エリア メモリ指定

(使用バッファNo. 0のみの場合)

n n+1 n+2 n+3 n

D00000 D00001 D00002 D00003 D00100 D00101

読込エリア n+3 =D00003サンプルコントロールメモリ

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

U S R T U S R T U S R T U S R T

バッファNo. 0バッファNo. 1バッファNo. 2バッファNo. 3

MSB LSB

メモリ指定 n =D00100 n+1 =D00101

サンプリングデータメモリ

D00003-02:正常運転ビット(S) ON

OFF

OFF

D00100-01:異常用ビット(1次要因)

D00100-11:異常用ビット

D00101-03:異常用ビット

D00003-03:サンプル稼働中ビット(U)

OFF

サンプリング監視中

サンプリング停止中 (例:昼休み)

サンプリング監視中

OFF

① サンプル稼働中ビットON    ↓ ② エラービットON     &   正常運転ビットOFF    ↓ ③ すべてのエラービットOFF    ↓ ④ 正常ビットON

読込エリア

サンプルコントロール

サンプリングデータ (3ワード分=[ワード数:3])

読込エリア

(使用バッファNo. 0のみの場合)

n n+1 n+2 n+3 n+4 n+5 n+6 n+7

D00000 D00001 D00002 D00003 D00004 D00005 D00006 D00007

読込エリア n+3 =D00003サンプルコントロールメモリ

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

U S R T U S R T U S R T U S R T

バッファNo. 0バッファNo. 1バッファNo. 2バッファNo. 3

MSB LSB

読込エリア n+4 =D00004 n+5 =D00005 n+6 =D00006

サンプリングデータメモリ

D00003-02:正常運転ビット(S) ON

OFF

OFF

D00004-12:異常用ビット(1次要因)

D00005-04:異常用ビット

D00006-00:異常用ビット

D00003-03:サンプル稼働中ビット(U)

OFF

サンプリング監視中

サンプリング停止中 (例:昼休み)

サンプリング監視中

OFF

① サンプル稼働中ビットON    ↓ ② エラービットON     &   正常運転ビットOFF    ↓ ③ すべてのエラービットOFF    ↓ ④ 正常ビットON

◆[ メモリ指定]の場合[読込エリア:D00000] [バッファNo:0] [ メモリ指定:D00100][書込エリア:D00050] [サンプリング方式:アラーム機能][ワード数:2]

正常運転ビットがOFFの間に最初にONしたビットを、「1次要因」として認識します。一度OFFされてから再度ONしたビットは「1次要因」にはなりません。

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10-70

第10章 サンプリング

 時間表示アイテムこのアイテムを使うと、前述の[アラーム表示]モードにおいてシステムメモリ($s)に格納される時間情報が簡単に表示できます。

設定方法「時間表示」アイコンをクリックします。「時間表示」ダイアログが表示されます。

【ディビジョンNo.】「時間表示」パーツを配置するディビジョンNo.を設定します。

【表示モード】[秒を時分秒で表示]を選択します。

 ※[カレンダ表示]については、「第11章カレンダ」を参照してください。

【メモリ】秒データが格納されているアドレスを指定します。

※アドレスは先頭メモリから2ワード連番で確保されます。

[メモリ]で指定できる値の範囲は「0~3599999」秒(=999:59:59)です。この範囲を超えると、正常に時間表示されません。

【時刻表示】[100:30]または[100:30:20]を選択します。

例)[表示モード:秒を時分秒で表示][メモリ:09100][時刻表示:100:30:20]

09100、09101=9045(09102、09103=0) の場合9045秒=150分45秒=2時間30分45秒

したがって本体で「002:30:45」と表示されます。

時間表示アイテムの設定例例えばアラーム発生中に、$s438~439(=自動運転停止時間)をマクロを使って数値表示させた際に、「$s438=5320」だったとします。これを[時間表示]アイテムで[秒を時分秒で表示]に設定して表示させると、「$s438=001:28:40」と表示されるため、一目で「1時間28分40秒」かかったということがわかります。

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第11章 時間表示/カレンダ

11-1

11時間表示/カレンダ

概要画面に「年、月、日、時、分、秒(曜日)」のカレンダを表示します。使用するカレンダデータによって、設定や補正方法が異なります。下表を参照してください。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

2002/4/117:50:30

概要

使用パーツ

PLCカレンダ ZMシリーズカレンダ

電源投入時

自動補正

PLCのカレンダを 自動で読込表示

ZMシリーズのカレンダを 表示

ZM-300: 2002/4/1 9:0:0を表示 ZM-42~82: 1998/5/5 9:0:0を表示

日付変更時にPLCの カレンダを自動読込

・時間表示 または

・カレンダ

RUN中 ZMシリーズCPUクロック

ユーザーフォーマット

補正

カレンダなし

・時間表示

時間表示パーツで 設定したメモリの データを読込表示

必要な設定 SRAMカレンダ設定 カレンダメモリ設定 時間表示フォーマット設定

ZMシリーズCPUクロック ZMシリーズCPUクロック

・PLCカレンダを補正し  読込エリアのビットON     または ・マクロ:SET_CLND

・ローカルメイン画面 または

・マクロ:SET_CLND

・カレンダメモリをセットし  読込エリアのビットON

○PLCカレンダ :PLCがCPUに持っているカレンダ ○ZMシリーズカレンダ :ZMシリーズ本体のカレンダ  SRAMカセット(ZM-43SM/80SM)を使用していないZM-42~82シリーズは使用不可 ○カレンダなし :PLCにカレンダがなく、SRAMカセットもないZM-42~82シリーズの場合 ○ユーザーフォーマット :PLCにユーザー独自のフォーマットでカレンダを作成している場合

電源OFF時 バックアップ

○ × × ×

・時間表示 または

・カレンダ

・時間表示 または

・カレンダ

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第11章 時間表示/カレンダ

11-2

 [時間表示]パーツ◎[パーツ]→[時間表示]をクリックします。

時間表示パーツは「曜日」の表示ができません。

曜日を表示する場合は「カレンダ」パーツを使用してください。

■[時間表示]ダイアログ

[メイン]メニュー【ディビジョンNo.】[時間表示]パーツを配置するディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【表示モード】◎カレンダ表示◎秒を時分秒で表示

ここでは、【表示モード】を[カレンダ表示]にした場合について説明します。

【秒を時分秒で表示】にした場合の設定方法についてはP10-70を参照してください。

【□システムカレンダを使用する】チェックマークを付けた場合PLCカレンダ、ZMシリーズカレンダ、カレンダメモリのデータを使用します。西暦、年号などの表示形式が自由に設定でき、拡大・縮小も簡単に行えます。

□チェックマークを付けない場合ユーザーフォーマットのカレンダを使用します。[時間表示フォーマット設定]が必要です。( P11-8参照)

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第11章 時間表示/カレンダ

11-3

11【メモリ】ユーザーフォーマットのカレンダを使用する場合に設定します。[時間表示フォーマット設定](P11-8)に基づいてメモリのデータを読み込みます。

【日時表示状態】【日付表示】【時刻表示】それぞれ表示状態を選択します。

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2 処理サイクル」参照)

[文字属性]メニュー【文字種】

◎通常 [文字サイズ]で指定した数字で表示します。◎強調 強調文字で表示します。(拡大係数がX:1、Y:1の場合のみ)

【□斜体】表示データを斜体にしたい場合にチェックを付けます。

【文字サイズ】半角表示か全角表示かの指定をします。

【回転】文字の回転を[ノーマル、左90、180、右90]から選択します。

【方向】文字の描画方向を[→、←、↑、↓]から選択します。

【文字間隔】文字間隔をドット単位(範囲:0~64)で設定します。

【拡大 X/Y】文字の拡大係数(範囲:1~8)を設定します。

【フォアカラー/バックカラー】文字の色を設定します。

﹇時間表示﹈パーツ

→ 1996

← 6991 ←

6 9 9 1

1 9 9 6

ノーマル 1998

左90

81 9 9

180 8991

右90 81 9 9

9 6文字間隔

1234フォアカラー

バックカラー

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第11章 時間表示/カレンダ

11-4

 [カレンダ]パーツカレンダパーツは、時分秒のパーツ、年月日のパーツ、2段表示などがあり、“:”や“-”の飾り文字も含んで1つのパーツになっています。

■パソコン上での表示

■[カレンダ]ダイアログ

[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。[カレンダ]は1ディビジョンに1個の制限があります。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

[年][月][日][時][分][秒]メニュー年は西暦、時間は24時間制で表示します。ZMシリーズ本体で表示させたい情報のタブをクリックし以下項目を設定します。

【□表示する】チェックします。

年 月 日 時 分 秒 曜日

YYまたはYYYY MM DD hh mm ss SUN

(登録した内容を表示)

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第11章 時間表示/カレンダ

11-5

11

AAフォアカラー バックカラー

1996

フォアカラー バックカラー

□透過 □透過

1996

﹇カレンダ﹈パーツ

→ 1996

← 6991 ←

6 9 9 1

1 9 9 6

【文字種】文字の種類を[通常、1/4、強調、彫刻]から選択します。通常 :[半角 /全角]で指定した数字で表示します。1/4 :8×8ドットの文字で表示します。

※但し、全角(2バイトコード)では使用できません。

強調 :強調数字で表示します。(拡大係数1:1のときのみ可)

彫刻 :影付きの文字で表示します。

【□透過】文字のバックカラーを透過するかしないかを設定します。

【□斜体】文字を斜体にするかしないかを設定します。斜体にする場合に、チェックします。<例>

なし あり1996     1996

【方向】文字の描画方向を[→、←、↑、↓]から選択します。

【文字間隔】文字間隔をドット単位(範囲:0~64)で設定します。

【回転】文字の回転を[ノーマル、左90、180、右90]から選択します。

【文字サイズ】半角表示 /全角表示を指定します。

ノーマル 1998

左90

81 9 9

180 8991

右90 81 9 9

9 6文字間隔

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第11章 時間表示/カレンダ

11-6

【桁数】年の場合のみ有効です。年の表示は2桁で表示するか4桁表示をするかを指定します。<例>1996年の場合  2桁は「96」、4桁「1996」と表示します。

【フォアカラー/バックカラー】文字の色を設定します。

【□ゼロサプレス】ゼロサプレス表示「する」か「しない」かを設定します。ゼロサプレス表示する場合にチェックします。[年]の[桁数]が4桁表示の場合は無効です。

<例>1月を表示する場合ゼロサプレスあり → 1ゼロサプレスなし → 01 と表示します。

【左詰め /右詰め】前項で[ ゼロサプレス]の場合、[左詰め /右詰め]の設定が有効です。データを左詰めにするか、または右詰めにするかの設定をします。

<例>1月の場合左詰め → 1右詰め →  1 は表示2桁分

[曜日]メニュー曜日を表示する場合に設定します。

【表示する】チェックします。年月日時分秒メニューの項目と同様に順次設定します。

[曜日メッセージ表示]メニュー曜日の表記を設定します。前項の[曜日]メニューで[ 表示する]にした場合に有効です。

表示する曜日にチェックを付けます。□X曜日……………非表示X曜日……………表示

文字を入力します。半角で最大13文字(全角で最大6文字)入力できます。

1234フォアカラー

バックカラー

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第11章 時間表示/カレンダ

11-7

11SRAM/時計設定ZMシリーズ内蔵のカレンダを使用する場合に必ず設定します。この設定によって電源OFF時もカレンダを保持できます。

◎[システム設定]→[SRAM/時計設定]ダイアログ

必ずバックアップ電池をセットしてください。

電池については「ZM-300ユーザーズマニュアル」を参照してください。

カレンダメモリ設定PLCにカレンダがなく、SRAMカセットを使用しないZM-42~82シリーズの場合に設定します。

◎「システム設定」→「通信パラメータ」ダイアログ[カレンダ]にカレンダデータを設定するためのメモリを設定します。

SRAM/

時計設定

メモリ 内容

n

n+1

n+2

n+3

n+4

n+5

年(BCD 0~99)

月(BCD 1~12)

時(BCD 0~23)

分(BCD 0~59)

日(BCD 1~31)

秒(BCD 0~59)

◎メモリの割付

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第11章 時間表示/カレンダ

11-8

15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

年(00~99) 月(1~12) 日(1~31) 時(0~23) 分(0~59) 秒(0~59)

ーーーーーー

【0000】 【0005】

時間表示フォーマット設定カレンダデータのフォーマットをユーザーで設定できるので、PLCにユーザー独自のフォーマットを持つカレンダがある場合に使用すると便利です。

[時間表示]パーツの設定は「表示モード:カレンダ表示」「□システムカレンダを使用する」に設定します。

[時間表示フォーマット設定]ダイアログ◎[システム設定]→[時間表示フォーマット設定]をクリックします。【 フォーマットを指定する】をチェックします。

【読み込みワード数】(1~6)「時間表示」ダイアログの「メモリ」で設定したメモリを先頭に、読み込みワード数分のデータを読み込みます。

【データ区切り】PLCから読み込む際の、データの区切りがバイトかワードかの設定をします。

◎ワード

◎バイト

15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

年(00~99) 月(1~12) 日(1~31) 時(0~23) 分(0~59) 秒(0~59)

【0000】 【0002】

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第11章 時間表示/カレンダ

11-9

11

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

2月1日10時40分

09100 09102 09104

2 1 10

09100 09102

0201 1040

2月1日10時

表示モード :カレンダ表示 メモリ :09100

フォーマットを指定する 読み込みワード数 :3 データ区切り :ワード コード形式 :BCD 0000 :月 0001 :日 0002 :時

<例1>

[時間表示]ダイアログ [時間表示フォーマット設定]

フォーマットを指定する 読み込みワード数 :2 データ区切り :バイト コード形式 :BCD 0000 :月 日 0001 :時 分

<例2>

[時間表示]ダイアログ

表示モード :カレンダ表示 メモリ :09100

[時間表示フォーマット設定]

【コード形式】◎BCD/DEC PLCから読み込む際のコード形式がBCDかDECかの設定をします。

【0000】~【0005】◎年 /月 /日 /時 /分 /秒 各メモリのデータ内容を設定します。

[時間表示]アイテムの設定例

時間表示フォーマット設定

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第11章 時間表示/カレンダ

11-10

[カレンダ]データの補正カレンダにずれが生じた場合はカレンダ補正を行います。使用しているカレンダデータによって補正手順は異なります。P11-1表の補正欄を確認の上、正しく補正を行ってください。

■読込エリアのビットで補正する場合【カレンダ機能があるPLC】

①各PLCの説明書に従って、PLCのカレンダメモリを補正します。②[通信パラメータ]で設定した[読込エリア]nの11ビット目(カレンダ設定)をセット(0→1)します。ZMシリーズがPLCのカレンダデータを読み込みます。

【カレンダ機能がないPLC】①[システム設定]の[通信パラメータ]の[カレンダ]メモリに正しいカレンダデータを設定します。

②[通信パラメータ]で設定した[読込エリア]nの11ビット目(カレンダ設定)をセット(0→1)します。設定したカレンダデータを読み込みます。

<例>

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

2002 4 10 12 30 0

2002年4月1日 9時00分00秒

2002 4 10 12 30 0

2002年4月10日 12時30分00秒

09100 09102 09104 09106 09110 09112

09100 09102 09104 09106 09110 09112

カレンダの読み出し

カレンダメモリ:09100~09115 読込エリア :09000~09005

09100、09101=2002 09102、09103=4 09104、09105=10 09106、09107=12 09110、09111=30 09112、09113=0

②読込エリア  (09000、09001)の  11ビット目をONする

①データを設定する

09000

の場合

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第11章 時間表示/カレンダ

11-11

11■マクロで補正する場合マクロを使用してカレンダの補正ができます。①未使用のメモリを6ワード確保します。②①の先頭メモリから順に「年月日時分秒」を正しく設定します。③スイッチのONマクロ等で、[SET_CLND]を実行します。使用しているカレンダにメモリのカレンダデータを書込ます。補正したカレンダデータを読み込みます。

<例>PLCカレンダの補正

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

$u0 $u1 $u2 $u3 $u4 $u5

0 0 0 0 0 0

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

$u0 $u1 $u2 $u3 $u4 $u5

2002 4 1 15 0 30

2000年2月1日 10時40分00秒

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

$u0 $u1 $u2 $u3 $u4 $u5

2002 4 1 15 0 30

2000年2月1日 10時40分00秒

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

$u0 $u1 $u2 $u3 $u4 $u5

2002 4 1 15 0 30

2002年4月1日 15時00分30秒

PLCのカレンダを 書き換える

カレンダ

2000年2月1日 10時40分00秒

①内部メモリ  $u0000~0005を使用

$u0000=2002 $u0001=4 $u0002=1 $u0003=15 $u0004=0 $u0005=30

③マクロを実行する

[ONマクロ編集]  SYS(SET_CLND) $u0000

②データを設定する

2000年2月1日 10時40分00秒

2002年4月1日 15時00分30秒

カレンダの読み出し

カレンダデータ補正

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第11章 時間表示/カレンダ

11-12

■ローカルメイン画面で補正する場合ローカルメイン画面の[SRAM/時計]設定画面で設定できます。設定方法は、「ZM-300ユーザーズマニュアル 第2章」を参照してください。

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12-1

第12章 メモ帳

12

1ドット 2ドット 直線 領域削除 全削除

青色 赤色 紫色 緑色 水色 黄色 白色 藍色 空色 小豆色

伝 言 板

概要

メモ帳概要

この機能の特長は以下のとおりです。

マトリックススイッチ対応のZM-72/82の場合、メモ帳は使用できません。

◎伝言板機能現場での伝言板として毎日変更する伝達事項を記述することができます。交代制などの現場でオペレーターの連絡用にメモとして利用できます。

◎ペン入力専用のペンを用いて画面に文字を書き込むため、どんな場合でも簡単に使用できます。

◎最大8枚のメモ帳各画面共通のメモ帳領域を使用します。最大8枚まで登録可能です。

◎SRAM領域に保存内蔵またはアクセサリのSRAMに、メモ帳格納エリアを確保すれば、電源を切っても内容が保存されます。

◎CFカードを使用すれば、SRAM領域を使用しなくても保存可能です。

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第12章 メモ帳

12-2

必要な設定

[メモ帳]ダイアログP12-2

スイッチP12-3

表示領域P12-2 必ず必要必要に応じて設定

[メモ帳]ダイアログメモ帳機能を使用する際に必ず設定するダイアログです。

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。他のモードが登録されていないディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

メモ帳機能は1スクリーンに1個しか設定できません。

表示領域メモ帳の領域を設定します。

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。必ず[メモ帳]ダイアログのディビジョンNo.と同じNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【領域内属性】領域の色を設定します。

【□表示領域を透過する】「グラフィックリレー」モードで有効な設定です。チェックなしにします。

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12-3

第12章 メモ帳

12

メモ帳機能で有効なスイッチ

■スイッチ設定上の注意点【ディビジョンNo】

ディビジョンNo.を設定します。必ず[メモ帳]ダイアログと同じディビジョンNo.に設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【機能】スイッチの機能を設定します。メモ帳機能で使用できるスイッチの機能は以下のとおりです。

メモ帳機能で有効なスイッチ

ペンの色を選択します。

ペンの太さを選択します。

ペンの状態を選択します。オルタネート方式のスイッチです。

ON:直線

OFF:フリー

メモ帳領域の選択部分を削除します。

オルタネート方式のスイッチです。

ON:表示領域上で矩形選択した箇所を削除します。

OFF:削除不可

表示中のメモ帳内容を削除します。

最大8枚分のメモ帳の領域を次の画面に切り替えます。

最大8枚分のメモ帳の領域を前の画面に切り替えます。

特定No.のメモ帳を表示します。

ペン色

ZM-300:32K色

ZM-52/72/82:128色

ペンの太さ

(1ドット/2ドット)

直線

領域削除

全削除

プラスブロック

マイナスブロック

ブロック呼出

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第12章 メモ帳

12-4

メモ帳の使用方法以下のような画面を作成した場合について説明します。

①画面を開いた直後は次の設定になっています。ペンの太さ:1ドットペンの色 :白ペンの状態:フリー変更したい場合は各設定のスイッチを押して変更します。

②表示領域上で任意のメッセージを書き込みます。

1ドット 2ドット 直線 領域削除 全削除

青色 赤色 紫色 緑色 水色 黄色

書き込む際には専用のペンを使ってください。

③書き込んだ内容を取り消す場合は、[全削除]スイッチを押します。④部分的に削除する場合は、[領域削除]スイッチを押して(ON表示)、表示領域上の削除する箇所を囲みます。内容が削除されます。削除が終わったら[領域削除]スイッチを押して解除(OFF表示)します。

⑤直線を描く場合は[直線]スイッチを押します。(ON表示)表示領域上で端から端にペンを動かすと直線が引かれます。直線を解除する際は再度[直線]スイッチを押します(OFF表示)。

⑥[+]スイッチを押すと新しいメモ帳領域が表示されます。(最大8枚まで)[-]スイッチで前のメモ帳領域に戻ります。

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12-5

第12章 メモ帳

12

メモ帳データ格納エリアメモ帳データは本体のRAM、SRAMエリア、CFカードに保存できます。RAMに保存した場合、本体の電源OFFや、ローカルメインの表示でデータが消去されます。電源OFF時にもデータを保持するにはSRAMエリア、またはCFカードを使用してください。

■メモ帳格納エリアサイズ

■RAM保存必要な設定はありません。

■CFカード保存必要な設定はありません。CFカードを本体に挿してください。ただし、[SRAM/時計設定]でメモ帳エリアを設定して、CFカードを挿した場合はSRAMエリアに格納されます。

■SRAM保存SRAM領域に保存する場合、[SRAM/時計設定]ダイアログの設定が必要です。

[SRAM/時計設定]ダイアログ【SRAM】(ZM-300のみ設定可)

本体内蔵のSRAMを使用する場合は「内蔵」、アクセサリのSRAMカセットを使用する場合は「カセット」を選択をします。

【メモ帳格納エリア】SRAMで、メモ帳用の格納エリアサイズを設定します。上表を参考に、範囲内のサイズを設定します。

その他の設定については「第1章システム設定」を参照してください。

メモデータ格納エリア

機種 全機種

RAM

64k

ZM-300

内蔵

32,624

ZM-62E

カセット

SRAM(※1)

3,952

CFカード

ZM-300SM, ZM-80SM, ZM-43S

282,000

ZM-300, ZM-52HD

制限なし(※2)容量

(ワード)

※1 SRAMエリアをメモ帳のみで使用した場合の最大容量です。 SRAMエリアの分割方法等については「第1章システム設定」を参照してください。※2 CFカードの空き容量によって異なります。

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第12章 メモ帳

12-6

データ保存のタイミングメモ帳のデータを[メモ帳エリア]に保存するタイミングは以下の時です。・[機能:プラスブロック/マイナスブロック]スイッチでページを切り替える時・スクリーンを切り替える時・RUNモードから[ローカルメイン]画面に切り替えた時(SRAMのみ)

容量不足により保存ができない場合は、警告音と共にメモ帳の表示領域がブリンクします。メモを削除して減らしてください。メモ帳エリアの残量はシステムメモリ$s108、109に格納されます。

■SRAM使用時の注意事項・データを保存する前に、電源がダウンした場合はデータが消去されます。・データ保存中に電源がダウンすると全てのデータが消えることがあります。

データの保存状況はシステムメモリ$s720に格納されます。

システムメモリ($s)システムメモリ$sにメモ帳情報が格納されます。

メモ帳格納領域の残量(単位:バイト)

アドレス($s)106 107

内 容

SRAMエリア保存結果0:正常保存1:データにエラーがあり、前回の内容は消えてしまった

0:保存可1:保存領域不足で保存不可

720

727

メモリタイプ

←ZM

ZMシリーズから情報が書き込まれます

メモ帳No.(0~7)

ページ7ページ6

ページ5ページ4

ページ3ページ2

ページ1ページ0

0:データ未登録

1:データ登録

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

108 109

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第13章 マクロ

13-1

13

マクロの注意事項

マクロ

マクロの注意事項◎マクロ機能は符号付きDECで演算します。

◎1マクロ編集は最大1,024ライン(命令)まで設定可能です。

◎マクロの最大実行数は160,000ラインです。ループマクロなどを使用して何度も同じマクロを実行し、最大実行数を越えた場合は強制終了されます。

◎複数のMOVコマンドで、PLCメモリを使用する場合、PLCメモリにその都度アクセスするので処理速度が遅くなります。以下のような注意が必要です。<例> ラインNo. 0  09200、09201=$u200(W)

ラインNo. 1  09202、09203=$u201(W)ラインNo. 2  09204、09205=$u202(W)ラインNo. 3  09206、09207=$u203(W)ラインNo. 4  09210、09211=$u204(W)

ラインNo. 0で 09200、09201にZMシリーズの内部メモリの内容を書き込み、以下4ラインで同様に、09202から09211までに内部メモリの内容を順番に書き込むため、計5回の書込動作が行われたことになり、その分だけ処理時間がかかります。一方、以下のようにBMOVコマンドを使うと、内容は上記のマクロと全く同じであるのに、書込動作は1回で済みます。

ラインNo. 0  09200、09201=$u200 C:5(BMOV)

これによって、処理速度が速くなるだけでなく、マクロコマンドの行数の削減にもなります。このように、マクロでは、同じ処理を行う場合でも考え方によってコマンドの内容が単純にも複雑にもなり得ます。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

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第13章 マクロ

13-2

マクロの起動ZMシリーズ独自のコマンドを使ってプログラムを組む機能がマクロです。以下のパーツで設定 /実行できます。

◇スクリーン①OPENマクロ :スクリーンを開いたとき1回実行②CLOSEマクロ :スクリーンを閉じるとき1回実行③CYCLEマクロ :スクリーンが開いている間中繰り返し実行

◇マルチオーバーラップ①OPENマクロ :マルチオーバーラップを表示したとき1回実行②CLOSEマクロ :マルチオーバーラップを消したとき1回実行

◇スイッチ①ONマクロ :スイッチに指が触れたとき1回実行②OFFマクロ :スイッチから指が離れたとき1回実行

◇ファンクションスイッチ①ONマクロ :ファンクションスイッチに指が触れたとき1回実行②OFFマクロ :ファンクションスイッチから指が離れたとき1回実行

◇初期マクロZMシリーズがPLCと通信を開始する前にマクロブロック編集のマクロを1回実行します。( P13-30参照)

◇グローバルマクロ読み込みエリアのマクロ実行ビットが0→1(エッジ)でマクロブロック編集のマクロを実行できます。( P13-31参照)

◇イベントタイママクロ表示されている画面に関係なく、常時設定時間ごとにマクロブロック編集のマクロを実行します。( P13-32参照)

◇インターバルタイマインターバルタイマが設定されたスクリーンが表示された場合、設定内容に従ってタイマアップする際に、マクロブロック編集のマクロを実行します。( P13-33参照)

◇マクロモードマクロモードが設定されている画面が表示された場合、設定メモリの状態でマクロを実行します。( P13-40参照)①ONマクロ :メモリのビットが0→1(エッジ)になったとき②OFFマクロ :メモリのビットが1→0(エッジ)になったとき

注意

コールオーバーラップではOPEN/CLOSEマクロは使用できません。

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第13章 マクロ

13-3

13

マクロコマンド

■マクロコマンド一覧

コマンド名 ADD SUB MUL DIV MOD

    内  容 加算  F0=F1+F2 減算  F0=F1-F2 乗算  F0=F1×F2 除算  F0=F1/F2 余り  F0=F1%F2

◎四則演算(P13-4) コマンド名 CALL JMP LABEL FOR NEXT RET SWRET WAIT

    内  容 マクロブロックコール CALL F0 ジャンプ JMP F0 ラベル LB F0 FOR~NEXT間ループ FOR F0 : NEXT マクロ処理終了 RET スイッチ機能実行 SWRET ZM-41/70シリーズ用

◎マクロ動作(P13-11)

コマンド名 AND OR XOR SHL SHR

    内  容 論理積 F0=F1&F2 論理和 F0=F1|F2 排他的論理和 F0=F1^F2 左シフト F0=F1<<F2 右シフト F0=F1>>F2

◎論理演算(P13-5)

コマンド名 BSET BCLR BINV

    内  容 BIT ON F0(ON) BIT OFF F0(OFF) BIT反転 F0(INV)

◎BIT処理(P13-7)

コマンド名 MR_OUT MR_REG OUT_PR

     内  容 MR400呼び出し設定実行 MR400登録設定実行 プリンタ専用コマンド実行

◎プリンタ(P13-14)

コマンド名 MAX MIN AVG SUM

     内  容 最大値 F0=MAX(F1 C:F2) 最小値 F0=MIN(F1 C:F2) 平均値 F0=AVG(F1 C:F2) 合計  F0=SUM(F1 C:F2)

◎統計(P13-6)

コマンド名 VIDEO VIDEO2

    内  容 第2章参照 第18章参照

◎ビデオ

コマンド名 ; BRIGHT PLC_ULR SYS TREND REFRESH

    内  容 コメント 輝度調整 BRIGHT F0 FA-M3のユーザーログの読込 システムコール トレンドサンプリングのスケール可変

◎その他(P13-15)

コマンド名 CMP TST

    内  容 条件比較 IF(F0=F1)F2 論理積比較 IFZ(F0&F1)F2

◎比較(P13-11)

コマンド名 HDCOPY LD_RECIPE LD_RECIPESEL SMPL_BAK SMPL_CSV SMPL_SAVE SV_RECIPE

     内  容 ハードコピー レシピの書込 レシピ(一部分)の書込 サンプリングファイルのバックアップ サンプリングファイルのCSV変換 サンプリングデータの保存 CSVファイル作成

◎CFカード (第23章CFカード/ZM-52HD仕様書参照)

コマンド名 BCD BIN CWD CVP CVB SWAP CHR CVFD CVDF

     内  容 BCD変換 F0=F1 BCD BIN変換 F0=F1 BIN 1→2ワード F0=F1 D<-W DEC→PLC変換 F0=F1 PLC<- PLC→DEC変換 F0=F1 <-PLC MSB、LSB変換 F0 C:F1 文字列→CODE変換 F0=” 実数→DEC F0(D)<-F1(F) F2 DEC→実数 F0(F)<-F1(D) F2

◎変換(P13-8)

コマンド名 MOV BMOV FILL

     内  容 転送 F0=F1 ブロック転送 F0=F1 C:F2(BMOV) 一括転送 F0=F1 C:F2(FILL)

◎転送(P13-10)

コマンド名 FROM_RD FROM_WR

    内  容 FROMの読込 FROM_RD F0 F1 FROMへ書込 FROM_WR F0 F1

◎FROM領域のバックアップ(P13-13)

コマンド名 TEMP_READ TEMP_WRITE TEMP_CTL

    内  容 温調器データ読み込み 温調器データ書き込み 温調器の制御

◎温調ネットワーク

コマンド名 SEND EREAD EWRITE

     内  容 ネットワーク間のデータの転送 ネットワーク間のデータの読込 ネットワーク間のデータの書込

◎Ethernet(ZM-80NU/80NU2ユーザーズマニュアル)

※ ZM-42~82では設定できません。

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-4

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

ADD:加算 F0=F1+F2

■四則演算◎ADDF1とF2を足し算した結果をF0に書き込みます。

◎SUBF1からF2を引き算した結果をF0に書き込みます。

◎MULF1とF2を符号付きでかけ算した結果をF0に書き込みます。

◎DIVF1とF2を符号付きで割り算し、商をF0に書き込みます。

◎MODF1とF2を符号付きで割り算し、余りをF0に書き込みます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

SUB:減算 F0=F1-F2

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

MUL:乗算 F0=F1×F2

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

DIV:除算 F0=F1/F2

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

MOD:余り F0=F1%F2

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第13章 マクロ

13-5

13内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

AND:論理積 F0=F1&F2

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

OR:論理和 F0=F1|F2

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

XOR:排他的論理和 F0=F1^F2

■論理演算◎ANDF1とF2の16または32ビットを1ビット毎に論理積を実行し、結果をF0に書き込みます。

◎ORF1とF2の16または32ビットを1ビット毎に論理和を実行し、結果をF0に書き込みます。

◎XORF1とF2の16または32ビットを1ビット毎に排他的論理和を実行し、結果をF0に書き込みます。

◎SHLF1データをF2回左へシフトし、結果をF0に書き込みます。

◎SHRF1データをF2回右へシフトし、結果をF0に書き込みます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

SHL:左シフト F0=F1《 F2

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

SHR:右シフト F0=F1 》 F2

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-6

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

MAX:最大値 F0=MAX(F1 C:F2) C:最大512ワード

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

MIN:最小値 F0=MIN(F1 C:F2) C:最大512ワード

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

AVG:平均値 F0=AVG(F1 C:F2) C:最大512ワード

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

SUM:合計 F0=SUM(F1 C:F2) C:最大512ワード

■統計◎MAXF1からF2ワード数分の中での最大値をF0に書き込みます。F2がメモリの場合はメモリの値がワード数となります。

◎MINF1からF2ワード数分の中での最小値をF0に書き込みます。F2がメモリの場合はメモリの値がワード数となります。

◎AVGF1からF2ワード数分の中での平均値をF0に書き込みます。F2がメモリの場合はメモリの値がワード数となります。

◎SUMF1からF2ワード数分の中の合計をF0に書き込みます。F2がメモリの場合はメモリの値がワード数となります。

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第13章 マクロ

13-7

13

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

BCLR:BITリセット F0(OFF)

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

BINV:BIT 反転 F0(INV)

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

BSET:BIT SET F0(ON)

■BIT処理1ビット単位での読出 /書込ができないメモリを使用する場合の動作は以下のようになります。1. ビット指定されている1ワードを読み込みます。2. 読み込んだ1ワードの指定したビットをON、OFF、反転動作し、元々の値をOR処理します。

3. OR処理された1ワードをPLCに書き込みます。

1.の動作を行なった後、シーケンスプログラムで同じワード内のビットを変化しても、3.の動作で1.の状態を書き込むため、注意してください。

◎BSETF0で指定したビットメモリをONします。

◎BCLRF0で指定したビットメモリをOFFします。

◎BINVF0で指定したビットメモリを反転します。

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-8

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

BIN:BIN変換 F0=F1 BIN

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CWD:1→2ワード変換 F0=F1 D<-W

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CVP:PLC互換に変換 F0=F1 PLC<-

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CVB:BINデータに変換 F0=F1 <-PLC

■変換◎BCDF1のバイナリデータをBCDに変換してF0に書き込みます。

◎BINF1のBCDデータをBINに変換してF0に書き込みます。

◎CWDF1のワードデータを符号拡張し、Wワードに変換してF0に書き込みます。

◎CVPF1のBINデータをPLC固有のデータに変換してF0に書き込みます。主に安川、富士のPLCの場合に使用します。

◎CVBF1のPLC固有データをBINに変換してF0に書き込みます。主に安川、富士のPLCの場合に使用します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

BCD:BCD変換 F0=F1 BCD

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第13章 マクロ

13-9

13

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CHR:文字→CODE変換 F0=’文字列’

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CVFD:実数→DEC変換 F0(D) <- F1(F) F2F2:変換スケール(-32~+32)

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CVDF:DEC→実数変換 F0(F) <- F1(D) F2F2:変換スケール(-32~+32)

※変換スケール  0.0001234567を10進に変換する場合、F2が「+10」であれば  1234567に変換します。  変換する場合の10の指数部を設定します。

◎SWAPF0メモリからF1で指定したワード数分ワードの上位、下位を入れ替えます。

◎CHR(’’)の間に書かれた文字列をシフトJISコードに変換してF0に書き込みます。

◎CVFD実数(浮動小数点)を10進(DEC)に変換します。

◎CVDF10進(DEC)を実数に変換します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

SWP:LSB←→MSB F0=C:F1(SWAP)マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-10

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

MOV:転送 F0=F1

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

BMOV:ブロック転送 F0=F1 C:F2(BMOV)F1+0F1+1F1+2 F1+F2

F0+0F0+1F0+2 F0+F2

F2ワード ブロック転送

F0とF1は1ラインで同時にPLCメモリを使用する ことはできません。 どちらかを内部メモリに設定してください。

■転送◎MOVF1データをF0に転送します。

◎BMOVF1メモリからF2で指定したワード数(最大4,096ワード)分、F0にブロック転送します。

◎FILLF1データをF0メモリからF2ワード数(最大4,096ワード)分に書き込みます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

FILL:一括転送 F0=F1 C:F2(FILL)

F1

F0+1F0+2F0+3

F0+F2

F2ワード 一括転送

123123123123123123123

123

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第13章 マクロ

13-11

13

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CALL:マクロブロックNo.指定 CALL F0

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

CWP:条件比較 IF(F0(条件)F1)LBF2○条件 == 等しい ! = 等しくない < 小さい > 大きい <= 小さいか等しい >= 大きいか等しい

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

TST:0比較 IFZ(F0&F1)LBF2○条件  IFZ  0の場合  IFNZ  0以外の場合

マクロコマンド

■比較◎CMPF0とF1を符号付きで条件比較して条件が成立すればF2ラベルへジャンプします。

◎TSTF0とF1のANDの結果を0と比較して条件が成立すればF2ラベルへジャンプします。

■マクロ動作◎CALLF0で指定したマクロブロックNo.を実行します。

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第13章 マクロ

13-12

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

LABEL:ラベルNo. LABEL F0

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

JMP:無条件ジャンプ JMP LBF0

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

FOR:FOR~NEXT FOR F0FOR 10 $u0000=$u0000+1 FOR $u0100 $u0001=$u0001-1 NEXT $u0002=$u0000+$u0001 NEXT

メモリ$u0100に設定 した回数ループする

10回ループする

◎JMPF0のラベルへ無条件にジャンプします。

◎LABEL(0~127)[CMP][TST][JMP]のジャンプ先を示します。

◎FOR/NEXTF0で指定した回数(最大65,535回)FOR/NEXT間をループします。

◎RETマクロ処理を終了します。CALLで呼び出されたマクロブロックの場合は呼び出し元に戻ります。

◎SWRETスイッチのONマクロに使用します。通常スイッチにONマクロがある場合は、ONマクロを実行後、スイッチの機能を実行します。しかし、ONマクロに(SWRET)命令があると、マクロ処理を中断し、スイッチの機能を実行後、(SWRET)命令の後からマクロを実行します。

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第13章 マクロ

13-13

13

■FROMZMシリーズ本体の画面データ用のFP-ROM(フラッシュメモリ)空間において、残ったエリアをPLCメモリ、内部メモリ、メモリカードのデータのバックアップ用の領域として使用することができます。最大16Kワードまでデータバックアップ用領域として使用できます。※画面データ使用可能容量が128Kbyte少なくなります。注意してください。

◎FROM_WRF0メモリからF1で指定したワード数(最大16Kワード)分、FP-ROMに書き込みます。

◎FROM_RDFP-ROMからF0メモリへ、F1で指定したワード数(最大16Kワード)分読み込みます。

① FP-ROMへの書き込み可能回数は10万回です。

([FROM_WR]コマンドを1回でも実行すると、ワード数に関わりなく1

回と数えます。)

したがって、バックアップデータは電源投入後に読み込み、電源消灯前に

書き込みを行うような使い方をお奨めします。

②サイクルマクロなど毎サイクルで[FROM_WR]/[FROM_RD]コマンド

を実行しないでください。

③ FP-ROMへの書き込みは多少時間(約3~5秒)がかかります。

設定箇所[システム設定(A)]→[本体設定(S)]→[環境設定] で[□内部フラッシュロムをバックアップ領域として使用する]をチェックします。

マクロコマンド

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

FROM_RD:FROMからの読み込み FROM_RD F0 F1

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

FROM_WR:FROMへの書き込み FROM_WR F0 F1

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第13章 マクロ

13-14

■プリンタZMシリーズ本体に接続したプリンタへコマンドを送ります。

◎MR_OUT/MR_REG(株)サトー製バーコードプリンタMR-400を接続した場合に使用します。使用方法については「第15章 印刷」を参照してください。

◎OUT_PRF0メモリからF1バイト数分のデータをプリンタに送信します。

コマンドは各プリンタにより異なります。

ZMシリーズ本体はコマンド送信時に、コマンドの有効/無効のチェックを行いま

せん。

プリンタのマニュアルを参照し正しく設定してください。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

OUT_PR:プリンタへコマンド出力 OUT_PR F0 F1

CBMマニュアル:コマンド表より 印字及びピッチ単位の紙送り :1BH4AHn(紙送りn/360インチ) オートカッター駆動パーシャルカット :1BH6DH プリンタに送るコード 1BH 4AH 96H 1BH 6DH

例)CBM(293)プリンタで紙送りとオートカットを実行する

※リトルエンディアン 2バイト以上の数値データを転送するとき、1バイト毎に分割します。 この分割したデータを最下位バイトから順に記録/送信する方式

リトルエンディアン方式で設定する

マクロ $u100=4A1BH $u101=1B96H $u102=006DH

OUT_PR $u100 5

n=150

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第13章 マクロ

13-15

13

■その他

コメント◎(;) コメント注釈行として使用します。コマンドの処理はありません。

輝度調整◎BRIGHTZM-300シリーズTFT表示器(ZM-362S/362SAを除く)の輝度を128段階で調節します。

※ただし、輝度を低くして使用すると、バックライトの寿命が多少短くなりますので、

ご注意ください。

また、輝度を低くしたままZMシリーズの電源をOFFすると、バックライトが点灯しない

ことがありますので、ご注意ください。

トレンドサンプリング◎TREND REFRESHトレンドサンプリングにのみ有効なマクロコマンドです。トレンドサンプリングに上限または下限ライン表示を設定し、その[グラフ最大値 /最小値][スケール最大値 /最小値]に[メモリ]を設定した場合、値を変更するたびにグラフをリフレッシュする必要が出てきます。このマクロを実行すると、スケール可変後の表示がリフレッシュされます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード �

F0�F1�F2

使用可能デバイス�

TREND REFRESH F0:F1F0�F1

レイヤ(0~3)�ディビジョンNo.(0~255)�

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード �

F0�F1�F2

使用可能デバイス�

BRIGHT F0F0  0:最大輝度�

�127:最低輝度�

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-16

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1 F2

使用可能デバイス

PLC_ULR F0 F1F0 F1

メモリ情報の定義:2ワード使用 格納先メモリ  ユーザーログの登録数を読み込む場合:2ワード使用  ユーザーログを読み込む場合:9ワード使用

F0メモリ(→ZM) F0+0 F0+1

上位:局番(1~31)    [接続形式]が[1:n]の場合のみ必要 下位:CPU No.-1(0~3)    例)CPU No. 1の場合は「0」を定義する 読み込むデータを定義する  [-1] :ユーザーログの登録数の読込   [0] :最新のユーザーログの読込 [1~63]:n番目のユーザーログの読込

F1メモリ(←ZM)

F1+0 登録数(DEC) ユーザーログの登録数を読み込む場合

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3 F1+4 F1+5 F1+6 F1+7 F1+8

ヘッダ [0]:正常 [-1](HEX FFFF):異常 年(ASCII) 月(ASCII) 日(ASCII) 時(ASCII) 分(ASCII) 秒(ASCII) メインコード(DEC) サブコード(DEC)

ユーザーログを読み込む場合

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3 F1+4 F1+5 F1+6 F1+7 F1+8

0 HEX 3939 (=99) HEX 3031 (=10) HEX 3931 (=19) HEX 3131 (=11) HEX 3032 (=20) HEX 3433 (=34) DEC 1 DEC 23

例)99/10/19 11:20:34 +1 +23 の場合のフォーマットは以下のとおりです:

※1 登録数は特殊レジスタZ105にも格納されています。

※2 F0+1メモリで指定された    ユーザーログにデータが    存在しない、もしくは通信    にエラーがある場合、[-1]    が格納されます

FA-M3ユーザーログ読込◎PLC_ULR横河電機製PLCのFA-M3を使用の際にのみ有効なコマンドです。PLCで設定した「ユーザーログ」を取り込むことが可能です。

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第13章 マクロ

13-17

13F0のボックスをクリックすると右図のようなシステムコール一覧が表示されます。

システムコールSET_SCRNSET_MOVLPOVLP_SHOWOVLP_POSGET_MSGGET_XYSET_BZGET_TIMESTA_TIMECHK_TIMEGET_CLNDSET_CLNDSET_BUFNOGET_SMPLGET_SCURGET_BUFDSP_DATACHG_DATA STA_LISTRGB_CHGSET_RGBSET_BKLTRESTARTCONTRASTCHG_LANGGET_STATUS_FLSET_DSWOUT_ENQ

内  容スクリーンの設定マルチオーバラップの設定オーバラップ表示/非表示オーバラップ位置指定メッセージグループ内のメッセージの取得円周上の座標取得ブザーのON/OFFシステム時間の取得タイマ開始タイマのチェックカレンダの取得カレンダの設定バッファ内情報の取得サンプリングデータの取得サンプリングカーソルポイント取得アラーム機能の情報取得数値表示の表示/非表示数値表示の属性変更帳票の印刷アナログRGB入力用アナログRGB入力用バックライト制御再接続コントラスト調整(STN表示器)言語切換FL-Net情報取得デッドマンスイッチ使用/未使用(ZM-52HD)・汎用シリアル通信の割り込み ・Aリンク+Net10通信のネットワーク指定

*☆

*☆

[*]:  ・「初期マクロ」および「スクリーンのCLOSEマクロ」では実行できません。 ・マクロ編集のシート1つに対して最初の1回のみ有効で、コールした時点では実行せず、  シート内のマクロが終了した時点で実行します。[☆]: ・「スクリーンのOPENマクロ」では実行できません。

システムコール表現 SYS F0 F1動作 ZMシリーズのシステム内情報を取得、システムへ動作要求を行いま

す。動作はF0で指示し、F1で指定した内部メモリで行います。

◎SET_SCRN指定したNo.のスクリーンを表示します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

スクリーンNo.指定 (SET_SCRN)F1

コマンド名

F1+0 表示するスクリーンNo.

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-18

◎SET_MOVLPマルチオーバーラップを表示します。(ただし、マルチオーバーラップ設定は内部指令に限ります。)表示したマルチオーバーラップをマクロで消去する際は、次項の[OVLP_SHOW]を用います。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

マルチオーバラップ設定 (SET_MOVLP)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3

表示するオーバラップNo. マルチオーバラップNo. 配置するX座標 配置するY座標

◎OVLP_SHOWノーマル、コールオーバーラップに有効なコマンドです。(ただし、オーバーラップOFFに限り、内部指令のマルチオーバーラップでも有効です。)オーバーラップのON/OFF命令を実行すると、オーバーラップが表示 /消去されます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

オーバラップON/OFF(OVLP_SHOW)F1

コマンド名

F1+0 F1+1

表示するオーバラップNo. 0:OFF  1:ON

◎OVLP_POSノーマル、コール、内部指令のマルチオーバーラップ、それぞれで有効なコマンドです。オーバーラップの位置を指令します。[システム設定]→[本体設定]→[オーバーラップ]において、座標の指定単位を[カラム /ライン]か[ドット]か選択できます。(カラム /ライン 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

オーバラップ位置変更 (OVLP_POS)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2

移動するオーバラップNo. 移動先X座標 移動先Y座標

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第13章 マクロ

13-19

13

◎GET_MSGメッセージNo.F1のメッセージ1行をF1+1メモリを先頭にしたメモリにシフトJISコードで格納します。

◎GET_XY半径・角度・中心座標からX/Y座標を求めます。

◎SET_BZZMシリーズ本体のブザーを制御します。ソフトでのブザーの設定内容は、初期接続時のみ有効となります。

◎GET_TIMEZMシリーズの電源投入時から10msec単位で+1するタイマ値を取得します。タイマ値は符号なしのダブルワードのデータとなり、時間はF1メモリにダブルワードのデータで格納されます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード

F0 F1

使用可能デバイス

10msecのシステム時間取得 (GET_TIME)F1

コマンド名

F1+0 F1+1

符号なしでWワードでカウント します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

メッセージ→内部メモリ (GET_MSG)F1

コマンド名

F1+0 F1+1

ロードするメッセージNo. 書き込み先メモリNo.

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0F1

使用可能デバイス

円周上の任意点のXY座標(絶対座標)(GET_XY)F1

コマンド名

F1+0F1+1F1+2F1+3 F1+4 F1+5

半径角度(0.1度単位)中心X座標中心Y座標計算結果 X座標(←ZM)計算結果 Y座標(←ZM)

0

角度

半径

計算結果

X,Y座標

中心座標

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

ブザー制御 (SET_BZ)F1

コマンド名

F1+0 F1+1

動作指定  0:ノーマル 1:エラー 2:ブザー音変更 0:標準 1:ショート 2:なし ※

※[F1+0]が[2]の場合のみ有効なエリアです。

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-20

◎STA_TIME/CHK_TIMESTA_TIMEでタイマ動作を開始します。タイマは10msecインターバルのシステムタイマを使用します。CHK_TIMEを使用してタイムアップを確認します。タイマベースは10msecとします。

「タイマタイプ」と「タイムアップ時間」を設定し、[STA_TIME]をコールします。システムは「タイマスタート時間」つまり現在の時間をシステム時間として設定し、「タイムアップフラグ」を[0]クリアします。[CHK_TIME]のシステム処理は、「タイマスタート時間」「タイムアップ時間」を用いて、タイムアップであれば「タイムアップフラグ」を[1]に設定します。呼出元は[CHK_TIME]をコール後、「タイムアップフラグ」を確認することにより、タイムアップを認識することが可能となります。

「タイマタイプ:1」の場合は、タイムアップであれば[タイマスタート時間]を更新します。

タイマスタート時間=タイマスタート時間+タイムアップ時間この処理により、タイムアップが設定された時点で、自動的に次の時間となるため、インターバルタイマとして使用することが可能となります。「タイマタイプ:0」の場合は[STA_TIME]で[タイマスタート時間]をクリアする必要があります。

 ※タイマタイプ1

[CHK_TIME]でタイムアップであればタイムアップフラグを[1]に設定し、「タイマ

スタート時間」を更新します。タイムアップでなければ[0]を設定します。

例)500msec間隔のパルスを作成します。 $u00210は500msecでインクリメントします。

オープンマクロ $u00201=1 (W) タイマータイプを指定 $u00202=50 (W) タイマアップ時間500msec SYS (STA_TIME) $u00200

サイクルマクロ SYS (CHK_TIME) $u00200 IF($u00200) != 0) LB00 RET ; $u00210=$u210+1

500ミリ 500ミリ 500ミリ

LB00

「インターバルタイマ」P13-33を利用するとタイマが簡単に設定できます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

タイマー設定 (STA_TIME/CHK_TIME)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3

タイムアップフラグ(←ZM) タイマタイプ タイムアップ時間 タイマスタート時間(←ZM)

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第13章 マクロ

13-21

13

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

バッファNo.設定 (SET_BUFNo)F1

コマンド名

F1+0 バッファNo.0~11

◎SET_CLNDF1メモリから8ワードの値をシステムカレンダに設定します。またカレンダ内蔵のPLCと接続した場合、PLCのカレンダ設定も行います。

◎SET_BUFNOサンプルバッファ平均値 /最大値 /最小値 /合計値をシステムメモリ$s180-434に取得します。(システムメモリ 付録「内部メモリ」参照)コマンド実行前にシステムメモリ($s177)にバッファNo.を設定してください。

◎GET_CLNDカレンダの値を取得します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0F1

使用可能デバイス

カレンダを取得(GET_CLND)F1

コマンド名

F1+0F1+1 F1+2 F1+3 F1+4F1+5F1+6

年 (4桁)月日時分秒曜日(ZM-41/70では有効、ZM-42~82では無効)

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0F1

使用可能デバイス

カレンダを設定(SET_CLND)F1

コマンド名

F1+0F1+1 F1+2 F1+3 F1+4F1+5F1+6F1+7

年 (4桁、2桁、ZM-41/70は4桁固定)月日時分秒曜日(ZMシリーズ内部で自動計算するため無効)PLC局番(1:n接続時)

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-22

◎GET_SMPL1サンプルデータをユーザーメモリに格納します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

サンプリングデータ取り込み (GET_SMPL)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2

n+0 n+1 n+2 n+m

時間データ0 時間データ1 サンプルデータ サンプルデータ

サンプルバッファNo. サンプルNo. 格納先の先頭メモリNo. n

※格納先の先頭メモリNo. n  格納データのフォーマットは「サンプリング方式」によって異なります。

指定された サンプルNo.の

バッファ数のデータ

時間データ

時間データ0

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

月:1~12 日:1~31 時:0~23

時間データ1

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

分&秒(単位:sec)

[時間データ1]÷[60]=[A]余り[B] [A]:分 [B]:秒

◆[ビット同期][定時サンプル][温調ネット/PLC2Way]の場合

◆[ビットサンプル]の場合

n+0 n+1 n+2

時間データ0 時間データ1 サンプルビットNo. 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0:OFF 1:ON

サンプルビットNo.

[ビット同期]の場合と同じです。

◆[リレーサンプル]の場合(ON情報のみ取得可能)

n+0 n+1 n+2

時間データ0 時間データ1 サンプルリレーNo. 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0固定 サンプルリレーNo.

[ビット同期]の場合と同じです。

◆[アラーム機能]の場合

n+0 n+1 n+2

時間データ0 時間データ1 サンプルビット情報

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

1:アラーム発生後に電源OFFした場合 ビットNo.(0~511)

時間データ1

時間データ(ダブルワード)

時間データ0

1970年1月1日からのグリニッジ時間が格納されます。

0:解除 1:発生

1:1次要因

1:[DEL]キーで削除した場合

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第13章 マクロ

13-23

13

◎GET_SCURサンプルモードで表示しているカーソルポイントを格納します。カーソルが表示していない場合は、最新のサンプルポイントを格納します。※[サンプリング方式:アラーム機能]の場合使用できません。

【F1+0】、【F1+1】サンプリングモードを設定したウィンドウNo.とDIVNo.を設定します。

【F1+2】カーソルの表示状態を格納します。[0]: カーソル非表示

[F1+3、4]にはサンプリングの最新情報を格納します。[1]: カーソル表示

[F1+3、4]にはカーソルの情報を格納します。

【F1+3】GET_SMPLのサンプルNo.で使用する値を格納します。

【F1+4】取得したカーソルポイントが前回取得したものと同じかどうかの比較を行うために使用します。カーソルポイントが変化しない場合でも、カーソルアドレスが変化していれば、取り出すデータは変化しています。カーソルポイントが変化した場合でも、カーソルアドレスが変化していなければ、取り出すデータは変化していません。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

サンプリングのカーソルポイント (GET_SCUR)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3 F1+4

ウィンドウNo. DIV No.0~255 カーソル状態 カーソルポイント(←ZM) カーソルアドレス(←ZM)

ウィンドウNo. 0:ベース 1:オーバラップ0 2:オーバラップ1 3:オーバラップ2

(←ZM)

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-24

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

数値表示の表示/非表示 (DSP_DATA)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2

ウィンドウNo.0~7 DIV No.0~255 0:非表示 1:表示

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード

F0 F1

使用可能デバイス

数値表示の属性変更 (CHG_DATA)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3 F1+4

ウィンドウNo.0~7 DIV No.0~255 表示形式 フォア/バックカラー 桁数/小数点

◎DSP_DATA数値のデータ表示の表示/非表示を行います。これは該当するDIVNo.のすべての数値データ表示を表示/非表示にします。

◎CHG_DATA指定するディビジョンNo.の数値のデータ表示の属性変更を行います。

・ウィンドウNo.(0~7)とは0:ベース1:オーバーラップNo.02:オーバーラップNo.1

◎GET_BUFアラーム表示で使用するメッセージで、「記憶しない」に設定したメッセージNo.を取り出します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

アラームマスク情報取得 (GET_BUF)F1

コマンド名

メッセージグループNo.  アラームマスク情報(各メッセージ行に対応)(←ZM) F1+1 0ビット :メッセージ0行目 1ビット :メッセージ1行目 2ビット :メッセージ2行目 F1+16 15ビット :メッセージ255行目

F1+0 F1+1 F1+16

「F1+0」メモリにメッセージグループNo.を設定すると、 「F1+1」~「F1+16」にマスクしたメッセージNo.を格納します。 

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第13章 マクロ

13-25

13

3:オーバーラップNo.24:データブロックNo.05:データブロックNo.16:データブロックNo.27:データブロックNo.3

・表示形式0:符号なし 1:符号あり 2:符号あり(+表示) 3:HEX4:OCT 5:BIN上記以外、形式は変更しません。

・フォアカラー:bit 0~ 7 バックカラー:bit 8~ 15

・桁数:0~7ビット 33桁以上または0の場合は桁数の変更はされません。小数点:8~15ビット 11以上は小数点の変更はされません。

 このコマンドを使用する場合、前述の[DSP_DATA]コマンドを併用します。例)ベース画面のDIVNo.1のデータ表示の属性を変更します。

形式  DEC→HEX 桁数  4桁→3桁 文字カラー 白→緑 に変更する場合のマクロは

$u0031=1 (w)    →DIV No. 1$u0032=0 (w)    →非表示指定SYS (DSP_DATA) $u30 →数値非表示動作$u0021=1 (w)    →DIV No. 1 $u0022=3 (w)    →形式 HEX指定$u0023=H0004  →フォアカラー緑 バックカラー黒SYS (CHG_DATA) $u20 →表示属性変更$u32=1 →表示指定SYS (DSP_DATA) $u30 →数値表示動作

◎STA_LIST帳票を出力するコマンドです。詳しくは「第14章帳票」を参照してください。

1415 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

フォアカラー バックカラー

0~127色指定 ブリンク

0~127色指定 ブリンク

32Kで画面作成した場合でもCHG_DATAで指定できる色は128色+ブリンクです。

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-26

このマクロコマンドは、「サイクルマクロ」、「インターバルタイマ」、「イベントタイママクロ」など、常時実行するマクロでは使用しないでください。また、バックライトON命令をスイッチのONマクロで実行するという設定は、(バックライトOFF条件からいって)無意味なので避けてください。

◎RESTARTF1メモリで設定した時間後にZM-42~82を再接続します。F1の範囲:0~60(sec)を指定します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

コントラスト調整 (CONTRAST)F1

コマンド名

0:UP  1:DOWN  2:CENTERUP/DOWN幅(F1+0メモリが“2”のときは無効)

F1+0 F1+1

※1

※1 UP/DOWN幅は100段階です。CENTERを行った後、 UP/DOWNはそれぞれ50段階となります。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

再接続 (RESTART)F1

コマンド名

【RESTART】マクロを実行すると、内部メモリのデータは消えるので、注意してください。

注意

◎RGB_CHG / SET_RGBアナログRGB入力対応のZM-72を使用する場合に設定するコマンドです。

◎SET_BKLTバックライトを制御するコマンドです。[バックライト]の設定が[常時ON]以外の場合に有効な命令です。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

バックライト制御 (SET_BKLT)F1

コマンド名

F1+0 F1+1

動作指定  0:OFF 1:ON 2:バックライトOFF時間変更 バックライトOFF時間(単位:sec)

※1 ※2

※1 動作指定[0]および[1]は、[バックライト]が[常時ON]以外の時に有効です。   [2]は[バックライト]が[自動1]または[自動2]の時のみ有効です。    エディタでの設定内容は、初期接続時のみ有効となります。 ※2 [F1+0]が[2]の時のみ有効なエリアです。

◎CONTRASTSYSTEMスイッチでコントラスト調整を行う代わりに、ユーザー画面上でコントラスト調整を行うことがきます。コントラスト調整は表示デバイスがSTN機種のみ可能です。再度立ち上がり時には、最後に設定した値が反映されます。

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第13章 マクロ

13-27

13

◎CHG_LNG言語切換を行うコマンドです。詳しくは「第29章フォント」を参照してください。

◎GET_STATUS_FLFLーNet情報取得するコマンドです。詳しくは別途『ZM-80NU/80NU2ユーザーズマニュアル』を参照してください。

◎SET_DSWZM-52HDのデッドマンスイッチの使用 /未使用を設定するコマンドです。詳しくは別途『ZM-52HDユーザーズマニュアル』を参照してください。

◎OUT_ENQ

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

<汎用シリアルの場合>割り込み設定

(OUT_ENQ)F1

コマンド名

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3 F1+4

ENQ No(10H~2FH) 転送データフォーマット 0:数値 1:文字 転送データ数 F1+1=0の場合:ワード数 F1+1=1の場合:バイト数 先頭アドレスNo. 0:ノンウエイト 次のマクロ実行 1:ウエイト 送信の完了後、次のマクロ実行

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3

常時0 ネットワーク指定:2 システムコード ネットワークNo.

(例) 文字列表示$u200が「ABCD」と表示している場合 このデータをホストに送る

F1+1=0(数値)の場合 $u00100=0010H $u00101=0 $u00102=2 $u00103=200 $u00104=0 SYS(OUT_ENQ) $u00100

$u00100=0010H $u00101=1 $u00102=4 $u00103=200 $u00104=0 SYS(OUT_ENQ) $u00100

3431343234333434H 41424344H

F1+0 F1+1 F1+2 F1+3 F1+4

F1+1=1(文字)の場合

ホストの 受信データ

<Aリンク+Net10の場合>ネットワーク指定

このマクロはスクリーンのオープンマクロ以外で使用しないでください。 使用した場合は実行した時点でネットワーク切り替えが行われるため、 通信エラーが発生します。

マクロコマンド

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第13章 マクロ

13-28

■間接メモリ指定◎間接メモリ指定に使用するメモリは内部ユーザーメモリ固定とします。

◎間接メモリの指定

15 MSB 8 7 LSB 0n+0 n+1 n+2 n+3

  モデル メモリタイプ 00 局番

 モデル 拡張コード

n+0 n+1 n+2 n+3 n+4

メモリタイプ 00 局番

メモリNo.(アドレス)下位 メモリNo.(アドレス)上位

15 MSB 8 7 LSB 0

n+0 n+1 n+2

  02H レコード内ワードアドレス    レコードNo.

ファイルNo15 MSB 8 7 LSB 0

●内部メモリ  PLCメモリ(16ビット以内)  温調メモリ(16ビット以内)

●PLCメモリ(16~32ビット)  温調メモリ(16~32ビット)

●メモリカード

○拡張コード  三菱PLCのSPUメモリのスロットNo. と横河PLCのCPUNo.を指定する場合に設定します。 <例>   三菱 スロットNo.0の時:00   三菱 スロットNo.1の時:01   横河 CPUNo.1の時:00   横河 CPUNo.2の時:01    ○局番  1:1、マルチリンクの場合 :未使用  マルチドロップの場合 :PLCの局番を指定  温調器の場合 :温調器の局番を指定

○モデル・メモリタイプ(HEX)

16ビット 03

32ビット 83

お使いのメモリによって、異なります。 『ZMの各ユーザーズマニュアル』の使用可 能メモリのTYPE Noを設定します。

お使いのメモリによって、異なります。 『温調ネットワーク』の使用可能メモリの タイプ Noを設定します。

モデル メモリタイプ

00 01 02 03

内部メモリ

PLCメモリ

温調メモリ

01

81

00

$u $s $L $LD

16ビット

32ビット

○ファイルNo./レコード内ワードアドレス/レコードNo.   「第25章メモリカードモード」のメモリカードマップを参照してください。

00

00拡張コード メモリNo.(アドレス)

注意

横河または安川のPLCの場合、「メモリNo.(アドレス)」に「-1」した値を指定します。

例) アドレス  400 → 399   25 → 24

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第13章 マクロ

13-29

13

◎PLCメモリのワードにアクセスする場合、拡張コードを使用しないメモリにおいてもn+2ワードは常に[0]とします。

<例>三菱PLC D165をアクセスする場合(マクロ)

$u100=0100H モデル:01(PLCメモリ) メモリタイプ:00$u101=0165 メモリNo:165$u102= 0000 拡張コード:なし$u200= *$u100

(実行結果)$u200にD165のデータが転送されます。

◎三菱Mリレー等のビットアドレス方式のメモリにアクセスする場合、下記の方法で「メモリNo.」を設定します。

「メモリNo.」=M(アドレス)/16 

<例>M20にアクセスする場合(マクロ)

$u100=0106H モデル:01(PLCメモリ) メモリタイプ:06$u101=0001 メモリNo=20÷16=1...4$u102= 0000 拡張コード:なし$u200= *$u100

(実行結果)$u200にM16~31のデータが転送されます。$u200の4ビット目が、M20のビットになります。

間接メモリ指定

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第13章 マクロ

13-30

初期マクロZMシリーズ本体が、PLCと通信を始める前に1回だけ実行するマクロです。

■必要な設定◎[システム設定]→[マクロ設定]→[全般]◎[登録項目]→[マクロブロック編集]( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

■マクロ設定

[全般]メニュー

【初期マクロ】実行する[マクロブロック編集」のNo.を設定します。実行しない場合は「-1」(デフォルト)を設定します。

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第13章 マクロ

13-31

13

グローバルマクロ表示しているスクリーンに関係なく、ビットのONでマクロを実行します。

■必要な設定◎[システム設定]→[マクロ設定]→[全般]◎[登録項目]→[マクロブロック編集]( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

■マクロ設定

[全般]メニュー

【グローバルマクロメモリ】実行する[マクロブロック」のNo.を格納するためのメモリを設定します。

■マクロの実行グローバルマクロを実行するビットは[読み込みエリア] (n+1)メモリの8ビット目です。[0→1](エッジ)で実行します。(読込エリア 「第1章システム設定」参照)

初期マクロ

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第13章 マクロ

13-32

イベントタイママクロ表示しているスクリーンに関係なく一定時間毎にマクロを実行します。

■必要な設定◎[システム設定]→[マクロ設定]→[イベントタイママクロ]◎[登録項目]→[マクロブロック編集]( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

■マクロ設定

[イベントタイママクロ]メニュー【イベントタイマNo】(□0~7)

最大8個のイベントタイママクロの設定ができます。チェックを付けて設定します。

【サイクルタイム(Sec)】(0~3600)通信開始から設定時間が経過する度にマクロを実行します。

【マクロNo】実行する[マクロブロック編集]のNo.を指定します。

■注意事項1)複数のイベントタイママクロのタイマが同時にタイムアップした場合[イベントタイマNo]の小さいものから優先的に実行されます。前のイベントタイママクロが処理されてから、次のイベントタイママクロが

処理されます。

2)イベントタイママクロ内で同一PLCメモリにアクセスする場合イベントタイママクロNo. 0でPLCメモリを内部メモリに読み込み、それ以降のイベントタイママクロメモリで、先の内部メモリを参照するように設定すると、処理能力が向上します。基本的にPLCメモリに対するアクセスを極力抑える方が全体の処理能力を向上させることにつながります。

スクリーンの処理サイクルについて、詳しくは「付録2処理サイクル」を参照してください。

イベントタイママクロNo. 0

イベントタイママクロNo. 1

サイクルマクロ

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第13章 マクロ

13-33

13

 インターバルタイマインターバルタイマには、以下のような種類があります。

◎画面がオープンした時点から任意の時間がタイムアップするごとに特定のマクロを実行する。

画面オープン時

マクロ実行中

タイムアップ時間

マクロ実行中

タイムアップ時間

任意のメモリのビットON中

マクロ実行中

タイムアップ時間

時間

マクロ

時間

マクロ

時間

マクロ

メモリ

マクロ実行中

タイムアップ時間

任意のメモリのビットON中

時間

マクロ

メモリ

◎任意のビットがONになった時点から、任意の時間がタイムアップするごとに特定のマクロを実行する。(ビットのON時のみ有効。)

◎画面オープン時またはビットのON時から任意の時間がタイムアップした時に特定のマクロを1回だけ実行する。

インターバルタイマ

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第13章 マクロ

13-34

■必要な設定◎[パーツ]→[インターバルタイマ]→[インターバルタイマ設定]◎[登録項目]→[マクロブロック編集]( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

■インターバルタイマ設定

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。他のモードが登録されていないディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【マクロブロックNo】[タイムアップ時間](次項参照)ごとに実行するマクロブロックNo.を設定します。(マクロブロック 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

【タイムアップ時間】(×100msec)マクロブロックを実行する間隔を設定します。画面がオープンした時点から[タイムアップ時間]ごとに実行します。[タイムアップ時間:0]の場合、毎サイクル実行します。

ただし[□スタートメモリ指定](次項参照)を設定した場合は、画面がオープンして

から[タイムアップ時間]が過ぎてもタイマは働きません。(詳しくは次項参照。)

【□スタートメモリ指定】[スタートメモリ]を指定する場合にチェックします。[1]の間:[タイムアップ時間]毎にマクロを実行します。[0]の間:[タイムアップ時間]をカウントせず、マクロは実行しません。

注意

[タイムアップ時間]は画面の内容によって、多少ずれることがあります。

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第13章 マクロ

13-35

13

ONマクロブロック実行

マクロブロックNo

タイムアップ時間

マクロブロックNo

タイムアップ時間

ビットON

時間

マクロ

時間

マクロ

スタートメモリ ビットOFF

ONマクロブロック実行

◆[□スタートメモリ指定]の場合

◆[ スタートメモリ指定]の場合

【□実行後停止する】1回だけマクロを実行する場合にチェックします。[タイムアップ時間]が経過してマクロを実行した後、タイマが停止します。

【□ONマクロブロックNo】インターバルタイマ起動時に、マクロを実行する場合にチェックします。実行するマクロブロックNo. を指定します。このマクロブロックの実行のタイミングは、[□スタートメモリ指定]の設定によって異なります。

◆[□スタートメモリ指定]の場合画面オープン直後、インターバルタイマが起動した時点でONマクロを実行します。

画面オープン時

マクロブロックNo

タイムアップ時間

マクロブロックNo

タイムアップ時間

ビットON

時間

マクロ

時間

マクロ

スタートメモリ ビットOFF

◆[ スタートメモリ指定]の場合[スタートメモリ]のビットが[1]になった時点でONマクロを実行します。

インターバルタイマ

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第13章 マクロ

13-36

マクロブロックNo

タイムアップ時間

ビットON

時間

マクロ

スタートメモリ ビットOFF

ONマクロブロック実行 OFFマクロブロック実行

【□OFFマクロブロックNo】[ スタートメモリ指定]がチェックありの場合のみ有効な項目です。[スタートメモリ]が[1→0]に変わる際にマクロを実行する場合にチェックします。実行するマクロブロックNo. を指定します。

マクロで使用した内部メモリなどの内容をクリアする場合に使用すると便利です。

【処理サイクル】ZMシリーズ側からPLC内のデータを読みにいくサイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

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第13章 マクロ

13-37

13

■インターバルタイマ例

(1)5秒間押し続けないと画面が切り替わらないスイッチ

【スクリーン編集】(例:スクリーンNo. 0)◎スイッチ ◎インターバルタイマモード[出力メモリ:M100]  [ディビジョンNo:0][出力動作:モーメンタリ]    [マクロブロックNo:0]

 [タイムアップ時間:50](=5秒) [ スタートメモリ指定:M100] [□実行後停止する] [□ONマクロブロックNo] [□OFFマクロブロックNo] [処理サイクル:低速]

スイッチを押すとM100がONします。M100がONになってから5秒後にマクロブロックNo. 0が実行されます。

【マクロブロック編集】(例:マクロブロックNo. 0)ラインNo. 0 $u00100= 1ラインNo. 1 SYS (SET_SCRN) $u00100

スクリーンNo. 1を表示するシステムコール命令です。

上記の設定の場合、スクリーンNo. 0上のスイッチを一瞬押しても画面は切り替わりません。スイッチを5秒間押し続けると、スクリーンNo. 1に切り替わります。

スクリーンNo. 1

スクリーンNo. 1

5秒間押し続ける

マクロブロックNo. 0実行=スクリーンNo. 1呼出

タイムアップ時間=5秒間

M100=ON

時間

マクロ

スイッチの[出力メモリ] OFF

インターバルタイマ

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第13章 マクロ

13-38

(2)グラフィックのONと同時にその絵を移動させるスイッチを押すとグラフィックライブラリの絵がONします。同時に画面左隅に表示されたグラフィックは、右方向に向かって移動し始めます。スイッチを押すとグラフィックがOFFします。もう一度ONすると、グラフィックは最後に表示された位置に再びONし、右方向に移動します。

【スクリーン編集】◎グラフィックリレーモード ◎インターバルタイマモード[ディビジョンNo:0]  [ディビジョンNo:1][メモリ:$u100-00]  [マクロブロックNo:1][形式:1グラフィック]  [タイムアップ時間:0][スタートグラフィック GNo&No:0&0]  [ スタートメモリ指定:$u100-00][リレー数:1]  [□実行後停止する][パラメータ:1]  [□ONマクロブロックNo][処理サイクル:低速]  [□OFFマクロブロックNo]

   [処理サイクル:低速]◎スイッチ[出力メモリ:$u100-00] [出力動作:オルタネート][ランプメモリ:$u100-00]

スイッチを押すと$u100-00がON/OFFする。(インターバルタイマ) $u100-00がONすると、グラフィックライブラリの0:0の絵が表示されるのと同 時に、毎サイクルごとに[マクロブロックNo:1]が実行される。(グラフィックリレー) [パラメータ]が設定されているので、$u101は自動的にパラメータ用メモリとなる。

$u100-00=ON

スイッチの[出力メモリ] OFF

$u100-00=ON

グラフィックリレー

グラフィックが画面上に表示

マクロブロックNo. 1=毎サイクル実行

マクロ

グラフィックのX方向のパラメータを変更

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第13章 マクロ

13-39

13

【グラフィックライブラリ編集】(例:GNo. 0&No. 0)以下のようなグラフィックを配置後、X方向のパラメータを指定する。

【マクロブロック編集】(例:マクロブロックNo. 1)ラインNo. 0 $u00101= $u00101+1(W)ラインNo. 1 IF($u00101=640)LB00(W)ラインNo. 2 RETラインNo. 3 LB00:ラインNo. 4 $u00101= 0(W)

グラフィックの始点Xのパラメータ内容を変更するマクロです。X軸最大640ドットまでインクリメントさせ、再度0にクリアしてからインクリメントを行っています。この加算内容によってグラフィックが右から左に移動します。

上記の設定を終えたら、画面をZMシリーズに転送して確認します。

グラフィックライブラリ 0:0パターンNo. 0

 <パラメータ指定>[動作:動画][始点X:相 + 1]    (相対座標 +入力 1)

インターバルタイマ

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第13章 マクロ

13-40

 マクロモードスクリーン、マルチオーバーラップに設定できます。ビットの0→1(エッジ)でONマクロ、1→0(エッジ)で、OFFマクロを実行させる機能です。ただし、スクリーン(マルチオーバーラップ)のオープン時はレベルで実行します。( 【スタート時OFFマクロを実行する】参照)連続ビットの使用で、それぞれ最大32のON/OFFマクロを設定できます。

■必要な設定◎[パーツ]→[マクロ]→[マクロモード設定]

■マクロモード設定

【ディビジョンNo】ディビジョンNo.を設定します。設定するスクリーン上で他のモードが登録されていないディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】マクロを実行させるメモリを設定します。

【リレー数】(1~32)マクロ実行の対象となるビット数を設定します。このリレー数は、[ONマクロ]、[OFFマクロ]共通です。

(例)[リレー数:10]と設定した場合、[ONマクロ]は最大[10]、[OFFマクロ]も最大[10]まで設定可能です。前項の[メモリ]は[10]ビット確保する必要があります。

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第13章 マクロ

13-41

13

【スタート時OFFマクロを実行する】マクロモードを設定したスクリーンまたはマルチオーバーラップが開いたときのマクロ動作を設定します。

◇[ スタート時OFFマクロを実行する]の場合[メモリ]のビットがON状態であれば[ONマクロ]を実行し、OFF状態であれば[OFFマクロ]を実行します。

◇[□スタート時OFFマクロを実行する]の場合[メモリ]のビットがON状態であれば[ONマクロ]のみ実行します。

【ONマクロ...】[リレー数]で設定した数の[ONマクロ]を設定することができます。①編集する番号を[ONマクロ...]項目右の数値ボックスに入力します。②[ONマクロ...]をクリックすると、その番号のマクロモードONの編集画面が表示されます。マクロの編集画面を閉じると[マクロ]ダイアログの設定に戻ります。

【OFFマクロ...】上記の[リレー数]で設定した数の[OFFマクロ]を設定することができます。①編集する番号を[OFFマクロ...]項目右の数値ボックスに入力します。②[OFFマクロ...]をクリックすると、その番号のマクロモードOFFの編集をすることができます。マクロの編集画面を閉じると[マクロ]ダイアログの設定に戻ります。

【処理サイクル】処理サイクルを設定します。( 「付録2処理サイクル」参照)

マクロモード

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第13章 マクロ

13-42

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14

第14章 帳票

14-1

概要◎帳票とは、PLCと通信中のZMシリーズ本体がPLCメモリ(内部メモリ /メモリカードメモリ /温調器メモリ /PLC2メモリ)のデータを数値表示や文字列表示の帳票形式で印刷する機能です。この機能によって、ZMシリーズの画面上に現れていないメモリのデータも、リアルタイムで印刷することができます。

帳票

◎印刷画面のフォーマットは、ZMシリーズ画面データファイル内の「帳票」で作成します。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

PLC

ZMシリーズ

...帳票用画面がプリントアウトされる   印刷画面上のデータ値は、   印刷実行時のPLC内の値を示す

現在のPLC内のデータ値を、ZMシリーズ からリストで印刷することが可能です 「帳票」の指令ビットをONすると、 該当するリスト画面が印刷されます

「帳票出力」のビットをONすると...

帳票印刷

Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン

1   2  3  4   5   6 101  95  98 110 102  96 330 324 332 336 329 331 201 194 190 189 199 203 553 542 546 551 540 547 20  30  24  16  35  29 120 111 113 117 110 116

プリンタ

Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン

1   2  3  4   5   6 ABC 123 123 123 123 123 ABC 123 123 123 123 123 ABC 123 123 123 123 123 ABC 123 123 123 123 123 ABC 123 123 123 123 123 ABC 123 123 123 123 123

データ表示  (数値表示)

データ表示  (文字列表示)

線または矩形

帳票編集については「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」を参照してくだ

さい。

概要

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第14章 帳票

14-2

帳票の印刷設定した帳票画面を実際にZMシリーズ本体から印刷する時、2通りの方法があります。

■読込エリアのビット指令[読込エリア]n+1の9ビット目に帳票出力ビットがあります。[0→1]のエッジによって、帳票を印刷します。

印刷手順①[先頭ページ指定メモリ]nに先頭ページとなる帳票No.を設定します。(先頭ページ指定メモリ 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第4章」参照)

②[先頭ページ指定メモリ]n+1に出力ページ数を設定します。

[先頭ページ指定メモリ]n+1に「0」を設定した場合、帳票印刷は行われません。

③[読込エリア]n+1の9ビット目を[0→1]にします。

④帳票印刷が開始されます。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

PLC④帳票画面No.「3」から「1」ページ分が  プリントアウトされます

Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン

1   2  3  4   5   6 101  95  98 110 102  96 330 324 332 336 329 331 201 194 190 189 199 203 553 542 546 551 540 547 20  30  24  16  35  29

帳票ページNo. 3

0902409026

090223

読込エリアn+1の9ビット目  =帳票出力を[0→1]にすると...

09024:先頭ページ指定=「3」 09026:出力帳票数=「1」         を指定して...

1

<例>  読込エリア=09000  先頭ページ指定メモリ=09024 の場合

①②

0900209004

09000

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14

第14章 帳票

14-3

■マクロによる指令マクロコマンド[STA_LIST]で、「帳票出力」を印刷します。

◎ STA_LIST

印刷手順①F1+0メモリに先頭ページとなる帳票No.を設定します。

②F1+1メモリに出力ページ数を設定します。

③マクロコマンド[STA_LIST]を実行します。

④帳票印刷が開始されます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0 F1

使用可能デバイス

帳票プリントアウト (STA_LIST)F1

コマンド名

F1+0 F1+1

印刷開始帳票No. 印刷帳票数

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

④帳票画面No.「3」から「1」ページ分が  プリントアウトされます

Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン

1   2  3  4   5   6 101  95  98 110 102  96 330 324 332 336 329 331 201 194 190 189 199 203 553 542 546 551 540 547 20  30  24  16  35  29

帳票ページNo. 3

先頭ページ指定 出力ページ数 マクロ実行 

<例>  F1=$u100で、  帳票画面No.3を印刷する場合

① $u100=3 ② $u101=1 ③ STA_LIST $u100

帳票印刷

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第14章 帳票

14-4

-----------------------------------  No. 0 データ値 -----------------------------------  No. 1 データ値 -----------------------------------  No. 2 データ値 -----------------------------------  No. 3 データ値 -----------------------------------

 No. 0 データ値  No. 1 データ値  No. 2 データ値  No. 3 データ値

<例>ZM-71Sの〔帳票ページ編集〕内で    以下のような画面を作成すると...

ZMシリーズ本体からの帳票印刷では 以下のように画面が印刷されます

 No. 0 データ値  No. 1 データ値  No. 2 データ値  No. 3 データ値

 No. 0 データ値  No. 1 データ値  No. 2 データ値  No. 3 データ値

<例>キャラクタグラフィックを使用するの項目に    チェックマークを使用すると

ZMシリーズ本体からの帳票印刷では 以下のように画面が印刷されます

 No. 0 データ値  No. 1 データ値  No. 2 データ値  No. 3 データ値

 No. 0 データ値  No. 1 データ値  No. 2 データ値  No. 3 データ値

帳票画面が登録されていない場合は、そのページNo.を指定しても出力はされ

ません。

<例>読込エリア=09000

先頭ページ指定メモリ= 09024   ...として

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

PLC

Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.14Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.12Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.11Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.10

帳票No. 10No. 11

No. 12No. 13

No. 14

(未登録)

09024、09025(先頭ページ指定)=10 09026、09027(出力帳票ページ数)= 5 ...を指定して... 09002、09003の9ビット目(帳票出力)を                 [0→1]にすると...

[帳票ページ編集]内に、左図のように  帳票画面を登録しておいて...

Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.14Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.12Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.11Aライン Bライン Cライン Dライン Eライン Fライン Gライン Hライン Iライン Jライン

1   2  3  4   5   6 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123 123

帳票ページNo.10

帳票No. 10~12とNo. 14を印刷します 未登録画面は印刷しないので、結果として 「4」ページ分だけ出力します

印刷された帳票画面について帳票で印刷する画面上の文字や直線は、全てテキストとして認識されます。従って、ZM-71Sでのイメージと、実際に印刷された画面のイメージは、多少異なります。

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15-1

15

第15章 印刷

概要

印刷

概要ZMシリーズがRUNのとき、表示中のスクリーンや内部バッファ情報を、接続したプリンタから印刷できます。

接続可能なプリンタについては「ZMの各ユーザーズマニュアル」を参照して

ください。

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

コピー

ビットサンプリング データサンプリング

ハードコピー ①

<OFF>  08-20 13:25:40 空パレット不足 <OFF>  08-20 14:05:13 サドル上昇停止 <ON>   08-24 16:59:54 制御盤側非常停止 <OFF>  08-24 17:01:05 制御盤側非常停止 <ON>   08-24 17:01:05 操作BOX非常停止 <ON>   08-24 17:01:05 押し込み異常

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

帳票 ③

A

B

C

D

E

F

1 2 3 4 5

サンプルプリント

コピー

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

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第15章 印刷

15-2

プリンタ設定◎[システム設定]→[プリンタ設定]で設定します。

■メインZMシリーズと接続するプリンタの設定をします。

【種類】接続するプリンタの制御コードを選択します。PR201 モノクロ / PR201 カラー / ESC-P モノクロ / ESC-P カラー / CBM292/293 / MR-400

PR201 カラー/ESC-P カラー を選択した場合、画面が32K色(128色)で作成され

ていても、印刷は16色になります。

【□プリント中ビットを出力する】ZMシリーズ本体は、プリント指令を受けたとき、データ送信開始で[0→1]を、送信終了で[1→0]を出力しますが、印刷データが少量の場合、信号が出力されないことがあります。データ量に関係なく、必ずビット出力したい場合にチェックします。

書き込みエリアn+1の10ビット目

内部メモリの$s16の0ビット目

書込エリアn+115 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 00

0:終了(待機) 1:プリントデータ送信中

MSB LSB

0

$s1615 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00

MSB LSB

0:終了(待機) 1:プリントデータ送信中

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15-3

15

第15章 印刷

【ポート】プリンタケーブルを接続するポートを選択します。◎パラレルポート(プリンタポート)プリンタのパラレルインターフェースと接続する場合に選択します。ZMシリーズの「プリンタ」ポートを使用します。

◎シリアルポート(MJポート)プリンタのシリアルインターフェースと接続する場合に選択します。

【モジュラー参照】ZMシリーズ背面の「MJ1/2」のどちらを使用するか選択します。

【印刷方向】用紙に対する画面の印刷方向を設定します。横出力 /縦出力

縦出力の場合、用紙に対して画面が90゚回転した形で印刷されます。

【白黒反転】反転:白と黒を反転して印刷しますノーマル:本体の表示と同じ状態で印刷します

【MR400 I/Fメモリ】バーコードプリンタMR-400を選択した場合に有効になります。印刷を外部指令で行う場合に設定します。メモリ内容は以下のとおりです。

マクロのMR_OUTで、フォーマット呼び出し設定No.を指定し、印字することもできます。(参照P15-15)

A A

横出力 縦出力

◎コントロールメモリ (n)

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 00

印刷指令

MSB LSB

0 0 000 0 00 0 0

0:待機 1:印刷実行

MR400 I/Fメモリ

n

n+1

コントロールメモリ

フォーマットテーブルNo指定メモリ (呼び出し設定:1~256)

内  容

◎フォーマットテーブルNo指定メモリ(n+1)

印刷したいフォーマットテーブル(呼び出し設定)のNo.を設定します。

※印刷が終了すると自動でOFFします。

プリンタ設定

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第15章 印刷

15-4

■シリアルポート[メイン]メニューで「シリアルポート」を選択した場合に有効になります。プリンタのシリアルインターフェースと、ZMシリーズMJポート間の通信パラメータを設定します。

【ボーレート】ボーレートを設定します。4800 / 9600 / 19200 / 38400 / 57600 / 76800 / 115K BPS

【パリティ】パリティを設定します。なし /奇数 /偶数

【データ長】データ長を設定します。7ビット / 8ビット

【ストップビット】1ビット / 2ビット

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15-5

15

第15章 印刷

ハードコピー現在表示中の画面を印刷します。

[機能:ハードコピー]のスイッチで印刷します。

サンプルプリントサンプリングの内部バッファデータを印刷します。印刷方法については、「第10章サンプリングモード」を参照してください。

帳票印刷帳票で設定したデータを印刷します。帳票の設定については、「第14章帳票」を参照してください。

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

コピー

コピー

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

ビットサンプリング データサンプリング

<OFF>  08-20 13:25:40 空パレット不足 <OFF>  08-20 14:05:13 サドル上昇停止 <ON>   08-24 16:59:54 制御盤側非常停止 <OFF>  08-24 17:01:05 制御盤側非常停止 <ON>   08-24 17:01:05 操作BOX非常停止 <ON>   08-24 17:01:05 押し込み異常

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

A

B

C

D

E

F

1 2 3 4 5

印刷

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第15章 印刷

15-6

(株)サトー製バーコードプリンタ「MR400」(株)サトー製のバーコードプリンタ「MR400」を接続し、バーコードをプリントアウトする場合の設定です。

(株)サトー製バーコードプリンタ「MR400シリーズ」の取扱説明書およびコ

マンドリファレンスをご理解いただいた上で、本機能をご使用くださいますよ

うお願い致します。

■メモリカード本機能を使用する場合、「MR400」にメモリカードが必要です。メモリカードの種類、および取付については「MR400シリーズ」の取扱説明書を参照してください。

■カードスロットのスロットNo.指定と

メモリカードのフォーマットメモリカードを使用するために、MR400でメモリカードスロットのNo.設定とメモリカードのフォーマットを行います。

①「MR400」の電源をOFF状態で、「MR400」背面のカードスロットにメモリカードを差し込みます。

②「MR400」前面のLINEキーを押しながら電源をONします。前面パネルに USER MODE と表示されます。

③LINEキーとFEEDキーを同時に押します。ADVANCED MODE と表示されます。

④再度、LINEキーとFEEDキーを同時に押します。CARD MODE と表示されます。

⑤FEEDキーを押し、表示を CARD DRIVE NO/ 1 2 にします。ここでモリカードスロットのスロットNo.を設定します。(LINEキーで選択、FEEDキーで決定となります。)このDRIVE NOがメモリカードのスロットNo.になります。

⑥FEEDキーで各項目を決定していき、 CARD FORMAT/ YES NO で、YESを選択しフォーマットします。エラーが表示しなければ、フォーマット完了です。

⑦CARD MODEを終了するために、プリンタの電源を切ります。

◎後述する[MR400フォーマットテーブル(登録設定)]の編集を行って画面データを転送した場合は、必ずフォーマットが必要です。メモリカードのフォーマットは上記手順の他に、ZMシリーズ本体から「MR400」の制御コマンドを出力して行うこともできます。(参照P15-14<例1>)

◎全角文字を印刷する場合は、MR400の「漢字コード切換」の設定を必ず「JIS」にしてください。

メモリカードのフォーマットとは、フロッピーディスクの初期化と同じ意味です。

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15-7

15

第15章 印刷

■フォーマットテーブルの種類フォーマットテーブルには次の2つの種類があります。

このテーブルに[MR-400]のコマンドを登録することによって、思いどおり

のフォーマットやデータで印刷することができます。

二次元バーコードの印字は未対応です。

MR400フォーマットテーブル(登録設定)印刷のフォーマットを設定します。

この設定は[MR_REG]マクロを使用してメモリカードに書き込みます。一度メモリカードに書き込みを行えば、「登録設定」で変更を行うまで実行する必要はありません。

MR400フォーマットテーブル(呼び出し設定)[登録設定]のフォーマットを利用し、印刷データのみを変更し、印刷します。変更データの格納先、形式等を設定します。

印刷は[MR_OUT]マクロの実行で行います。

フォーマットテーブルで使用しているフォーマットとは、MR400での印字桁数・印字位置・印字文字種・バーコードなどを設定することです。 1234512345

123456

0123456789012

ABCDEFGHI

フィールドNo.1フィールドNo.2

フィールドNo.3

フィールドNo.1フィールドNo.2フィールドNo.3

66666

4953103125773

JKLMNOPQR5555555555

バーコードプリンタM

R400

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第15章 印刷

15-8

■フォーマットテーブル(登録設定)◎[システム設定]→[MR400フォーマットテーブル]→[登録設定]

フォーマットテーブル(登録設定)はNo.1~ 128まで設定できます。

【OK】フォーマットテーブル設定を終了します。

【キャンセル】フォーマットテーブル編集をキャンセルします。

【コピー】現在開いているフォーマットテーブルを指定したテーブルNo.にコピーします。

【ジャンプ】他のフォーマットテーブルNo.を開きます。

【戻る】前のフォーマットテーブルにNo.に戻ります。

【次へ】次のフォーマットテーブルNo.に進みます。

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15-9

15

第15章 印刷

◇フォーマットテーブルにおける記述

1234512345 123456

フィールドNo.1フィールドNo.2

フィールドNo.3

<A>

<CC>2

<YS>,10

</N>,1,10

<V>10<H>50

<B>2020801234567890

</N>,2,5

<V>100<H>50<L>0202<P>2

<X22>,12345

</N>,3,6

<V>200<H>300<L>0101<P>2

<X22>,123456

<Z>

フィールドNo.1に 登録するデータ

登録設定No.と合わせることを お奨めします。

フィールドNo.2に 登録するデータ

フィールドNo.3に 登録するデータ

<データ送出開始指定>

<使用カードスロットの指定>スロット番号

<フォーマット登録指定>,フォーマット登録No

<フィールド登録指定>,フィールドNo、印字桁数

<印字縦位置指定>ドット数<印字横位置指定>ドット数

<バーコード指定>バーコードの種類、バー幅の拡大率、バー天地寸法(ドット)、データ

<X22文字指定>,データ

<データ送出終了指定>

◇エスケープ・シーケンスにおける記述

設定例下図のフォーマットで印刷する場合

バーコードプリンタM

R400

合わせることを

お奨めします。

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第15章 印刷

15-10

<X22>,12345

1BX22,12345

¥1BX22,12345

「エスケープ・シーケンス」の冒頭に置くエスケープ文字(ESC)は 「MR400」では“<>”で表し、16進数(HEX)で“1B(H)”です。 フォーマットテーブルでは、“¥”がHEXデータを意味します。 したがって、“1B(H)”は“¥1B”となります。 また、文字として“¥”を記述する場合は“¥¥”と入力します。

エスケープ・シーケンス

エスケープ・シーケンス (HEX表示)

フォーマットテーブル

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15-11

15

第15章 印刷

■フォーマットテーブル(呼び出し設定)◎[システム設定]→[MR400フォーマットテーブル]→[呼び出し設定]フォーマットテーブル(呼び出し設定)はNo.1~ 128まで設定できます。

【メモリカードスロット】No.1 / No.2MR400で設定したカードスロットのドライブNo.を選択します。

【メモリ】各フィールドデータの格納先が、メモリの場合にチェックします。

【OK】フォーマットテーブル設定を終了します。

【キャンセル】フォーマットテーブル編集をキャンセルします。

【コピー】現在開いているフォーマットテーブルを指定したテーブルNo.にコピーします。

【ジャンプ】他のフォーマットテーブルNo.を開きます。

【戻る】前のフォーマットテーブルにNo.に戻ります。

【次へ】次のフォーマットテーブルNo.に進みます。

バーコードプリンタM

R400

フォーマットテー

ブルNo.

フィールドNo.

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第15章 印刷

15-12

設定例・1<フィールドNo.1に「ABCDE」と固定文字を印字する場合>

設定例・2<メモリに格納されているデータをフィールドNo.2に印字する場合>

フィールドNo.2の[□メモリ]をチェックします。[詳細]ボタンから[詳細]ダイアログを設定します。

◇タイプで文字列を選択

【メモリ】印刷データが格納されているメモリの先頭アドレスを設定します。

【バイト数】【メモリ】のアドレスを先頭として、指定したバイト数分のデータを順に出力します。例)半角でABCDEFと印字させたい場合は、シフトJISコードで次のように指定します。  D100  4241HEX  D101  4443HEX  D102  4645HEX

【□スタート・エンドコード付加する】バーコードのタイプ「CODE 39」を使用する際に設定します。( P15-15参照)

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15-13

15

第15章 印刷

◇タイプで数値を選択

数値を選択した場合、BINデータを文字列(JISコード)に変換して出力します。

<例>

 D100に数値0100(BIN)が入っている場合、文字列0100(="100")と印字します。

【メモリ】指定したメモリの内容を数値として印字します。

【桁数】表示形式にあわせた桁数を指定します。

【小数点】小数点以下の桁数を設定します。

【表示形式】DEC-、HEX、OCT、DEC、BINから選択できます。なお、DEC-は、±符号ありの10進数で表示します。

【ゼロサプレス】ゼロサプレス表示をする、しないを指定します。ゼロサプレスをチェックすると、サプレスされたゼロを桁数まで、スペースで埋めます。

【データ長】使用するメモリのデータ長を設定します。

【文字】印刷の文字が全角か半角かを指定します。

全角の場合は、フォーマット登録で、そのフィールドが、漢字フィールドでな

ければなりません。

【□スタート・エンドコード付加する】バーコードのタイプ「CODE 39」を使用する際に設定します。( P15-15参照)

バーコードプリンタM

R400

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第15章 印刷

15-14

■マクロフォーマットテーブル(登録設定 /呼び出し設定)で設定した内容をMR400に書込、または印刷するためのマクロコマンドです。

【MR_REG】F1で設定した「フォーマットテーブル(登録設定No.)」の内容を、メモリカードに書き込みます。

◆例1<以下のコマンドをNo22に設定した場合>

[MR_REG 22]マクロを実行すると、メモリカードのフォーマットが行えます。

◆例2<以下のコマンドをNo.1に設定した場合>

スイッチのONマクロに[MR_REG 1]を設定し、実行します。1回目:MR400のメモリカードにフォーマット登録します。2回目:登録内容が印字され、フォーマットを確認することができます。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0

使用可能デバイス

MR_REG:MR400フォーマットテーブル登録設定No.の実行

MR_REG F1

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15-15

15

第15章 印刷

【MR_OUT】

F1で設定した「フォーマットテーブル(呼び出し設定No.)」の内容を印字します。

◆例1<[MR_OUT 50]マクロを実行した場合>MR400フォーマットテーブル「呼び出し設定No.50」の内容を印字します。

■バーコードのタイプが「CODE 39」の場合「CODE 39」では、バーコードの初めと終わりに“*”のコードがあります。

フォーマットテーブル作成では、以下の2箇所で“*”の処理をします。

◎[MR400フォーマットテーブル(登録設定)]の設定フォーマット登録指定の印字桁数は*を含んだ桁数を設定します。例えば以下のような場合、10文字+2で12桁を設定します。

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード 

F0

使用可能デバイス

MR_OUT: MR400フォーマットテーブル呼び出し設定No.の実行

MR_OUT F1

バーコードプリンタM

R400

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第15章 印刷

15-16

◎[MR400フォーマットテーブル(呼び出し設定)]の設定◇タイプで文字列を選択

【バイト数】*を含むバイト数を設定します。

【□スタート・エンドコード付加する】・チェックあり [メモリ]のデータに*が含まれていない時・チェックなし [メモリ]のデータに*が含まれている時

◇タイプで数値を選択

【□スタート・エンドコード付加する】 ・チェックあり [メモリ]のデータに*が含まれていない時 ・チェックなし [メモリ]のデータに*が含まれている時

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第16章 バーコード

16-1

16

バーコード

概要バーコードリーダからのデータを読み取り、必要なデータをZMシリーズ内部でASCIIコードに変換して指定したメモリに格納します。バーコードからの様々な情報が、即座に転送できます。また、読み込んだバーコードデータをZMシリーズに表示することもできます。

◎ZMシリーズはハンドシェイクなし(たれながしモード)で使用します。(バーコードリーダとZMシリーズとの間で同期はとりません。)

◎バーコードリーダはZMシリーズのモジュラージャック1(または2)に接続します。

◎ZM-300シリーズでは「2次元バーコードリーダ」と接続、データの読み取りが可能です。

◎接続に際してのお願いバーコードリーダとZMシリーズ間の接続ケーブルは、ご使用されるバーコードリーダによって変わります。そのため、仕様に合った変換ケーブルをユーザー側で作成して頂きます。(P16-6参照)

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

4902580302447

PI !

バーコードで読み出したデータをZMシリーズを介してPLCに転送する

PLC

バーコードリーダ

4902580302474コードNo.

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

概要

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第16章 バーコード

16-2

バーコード設定バーコードリーダとZMシリーズ間の通信設定は「バーコード設定」ダイアログで行ないます。ご使用になるバーコードリーダのマニュアルを参照して、その仕様に合わせて設定してください。

■[バーコード設定]ダイアログ[システム設定]→[バーコード設定]を選択すると、[バーコード設定]ダイアログが表示されます。

【□バーコード使用する】バーコードリーダを使用する場合にチェックします。バーコードリーダを使用するために必要な以下の項目が表示されます。

【モジュラー参照】「モジュラージャック」ダイアログを参照できます。バーコードリーダを接続するモジュラー1(または2)を選択します。

【タイプ】バーコードリーダのタイプを以下のタイプから設定します。①JAN(UPC、EAN)② ITF(Interleaved 2 of 5)③CODABAR(NW-7)④CODE39⑤ANY(2次元バーコード:ZM-300シリーズのみ接続可能)

【ボーレート】伝送速度を設定します。2400 / 4800 / 9600 / 19200BPS

【パリティ】パリティを設定します。なし /偶数 /奇数

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第16章 バーコード

16-3

16

【チェックデジット】チェックデジットを設定します。なし /削除しない /削除する

【I/Fメモリ】バーコードデータなどを格納するメモリの先頭アドレスを設定します。

(メモリの詳細 P16-4参照)

【ビット長】ビット長を設定します。7ビット / 8ビット

【ストップビット】ストップビットを設定します。1ビット / 2ビット

【ターミネータ】ターミネータを設定します。STX/ETX / CR・LF

【□スタート/エンドコードを使用する】[タイフ :゚CODE39]を選択したときに有効な設定です。バーコードを読み取る際のスタート・エンドコードの“*”の処理について設定します。

・チェックあり [I/Fメモリ]にスタート・エンドコードを付けたデータを保存します

・チェックなし [I/Fメモリ]にスタート・エンドコードを省いたデータを保存します

バーコード設定

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第16章 バーコード

16-4

I/FメモリI/Fメモリの割付は以下の通りです。

(1)フラグ /読み込みデータ数

①通信エラー(14ビット目)バーコードリーダとZMシリーズ間の通信でエラーが発生した場合に、このビットが[1]になります。バーコードと、ZM-71S[バーコード設定]の通信パラメータが同じ設定になっているか、配線が正しいかを確認してください。

②読み込み完了(12ビット目)バーコードリーダからのデータを受信し、[I/Fメモリ]に書き込み終了後、このビットが[1]になります。[1]になったことを確認して次のデータを取り込んでください。また、次にバーコードデータを読み込むときのために、データを取り込んだ後はビットを[0]にしてください。

③読み込みデータ数バーコードリーダが読み込んだデータのバイト数(データ数)を書き込みます。

(2)読み込みデータ読み込んだバーコードデータをASCIIコードに変換し格納します。読み込んだバイト数分だけ格納します。(文字の最終に“0”――NULLコード――を付属します。)

フラグ/読み込みデータ数

読み込みデータ

n

n+1

n+m

.

.

.

.

.

.

.

内 容 メモリ

◆タイプ:JAN/ITF/CODABAR/CODE39

フラグ

読み込みデータ

n

n+1

n+m

.

.

.

.

.

内 容 メモリ

◆タイプ:ANY

n+2

読み込みデータ数

0123456789101112131415

0000

③読み込みデータ数 (バイト数:0~256)

②読み込み完了

◆タイプ:JAN/ITF/CODABAR/CODE39

n

0123456789101112131415

0000

②読み込み完了

①通信エラー

◆タイプ:ANY

n

③読み込みデータ数(バイト数:0~2048) n+1

00 00 00 00 00

①通信エラー

現在使用していないビットは、すべて[0]に設定してください。

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第16章 バーコード

16-5

16

バーコード設定例バーコードリーダで読み込んたデータをPLCに格納し、ZMシリーズの画面上に表示させるには...

◎設定手順[バーコード設定]と[文字列表示]の設定を行ないます。1.[システム設定(A)]→[バーコード設定(C)]をクリックすると[バーコード設定]ダイアログが表示されます。ご使用になるバーコードリーダのマニュアルを参照して、[バーコード設定]ダイアログの項目を順次設定します。( P16-2参照)本例では[I/Fメモリ]を「09110」とします。

2. 読み込んだバーコードの内容を表示するのに文字列表示を設定します。[文字列表示]アイコンをクリックすると[文字列表示]ダイアログが表示されます。ダイアログの項目を順次設定します。( 「第5章 データ表示」の文字列表示参照)

◇設定上の注意①バーコードデータは[/IFメモリ]n+1(2次元バーコードの場合n+2)より格納されるので、表示する[文字列表示]のメモリは、本例では「09112」と設定します。

②バイト数は読み取るバーコードの文字数に設定します。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

4902580302474

PI !

バーコードリーダ

コードNo.4902580302474

ここにバーコードNo.が表示されます。

4902580302474  を読み込む

PLC

メモリD0111より 4902580302474 が格納

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

4902580302474

PI !

バーコードリーダ

コードNo.4902580302474

4902580302474  を読み込む

文字列表示メモリ 09112

バーコード設定のI/Fメモリ

09110、09111

09112、09113

09114、09115

09116、09117

09120、09121

09122、09123

09124、09125

09126、09127

フラグ/読み込みバイト数

H3934

H3230

H3835

H3330

H3230

H3734

H0034

読み込みデータ

13バイト使用しているので 「13」となる

バーコード設定例

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第16章 バーコード

16-6

配線ZMシリーズのモジュラージャック(MJ1・2)とバーコードリーダを接続するための配線について説明します。◎モジュラージャックのピン配列と信号名下図に示すようなピンNo.と信号名になります。

◎弊社製ケーブル(ZM-80BC)長さ 2mモジュラープラグ付き

赤: 0V橙: RD

黄: SD

茶:+5V

1234

5678

ピン番号 1 2 3 4 5 6 7 8

信号名 +SD/RD -SD/RD +5V +5V 0V 0V RD SD

MJ1/2

12345678

RS-485+データ RS-485-データ 外部供給+5V MAX 150mA

RS-232C受信データ RS-232C送信データ

SG

内容

本体側

◎接続に際しての注意CTS、RTS制御を行っているバーコードリーダの場合は、CTS、RTS間をジャンパーしなければ正常に動作しない場合があります。◆ZM-41/70(液晶コントロールターミナル旧シリーズ)で使用したバーコードリーダの場合下図のような配線を行います。

PIN No 1 2 3 4 5 6 7 8 9

信号名 CTS RXD TXD RTS

SG

+5V

赤: 0V

橙: RXD黄: TXD

茶:+5V

12345678

※CTS-RTS間

 ジャンパーします。

DSUB 9PIN(凹)

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特殊機能特殊機能特殊機能特殊機能特殊機能特殊機能特殊機能特殊機能特殊機能特殊機能

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第17章 アニメーション

17-1

17

概要

ビットのON ビットのOFF

1フレーム

◎対象グラフィックは[フレーム編集]というエリアにドットで描画します。例えば、ビットマップデータを取り込んでアニメーションに使用、ということが簡単にできます。

◎アニメーションとして表示される絵を背景の色に反応させず、登録どおりに表示させることが可能です(透過色設定時)。この場合、アニメーションの絵が重なって表示しても、色が反転したり、表示が乱れることはありません。

背景色には反応せず

アニメーションが重なっても問題なし

アニメーション(ZM-300シリーズのみ)

ZM-300シリーズでは、アニメーションが簡単に作成できます。ここではZM-300シリーズのアニメーション機能について、詳しく説明します。

ただし、ZM-352Dはアニメーションが使用できませんので、ご注意ください。

概要

◎設定したビットのONで絵を表示、OFFで消去します。動作は同じ位置で絵を切り換えて表示する場合でも、移動する場合でも簡単に設定できます。

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第17章 アニメーション

17-2

◎アニメーション機能は、PLC側で複雑なプログラムを作成する必要がありません。ZM-300シリーズ側の設定だけで簡単にアニメーションが作成できるため、スクリーンセーバーや、ロゴ表示など、遊び心のある画面を、設計者に負担をかけることなく取り入れることができます。

アニメーションに必要な設定

[アニメーション]ダイアログ [アニメーション]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ 登録項目 アニメーション

フレームNo. 0(~1022) アニメーションNo. 0(~1023)

※アニメーションの登録方法について、詳しくはP17-4を参照してください。

P17-9

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第17章 アニメーション

17-3

17

①横に歩いて行く

②前に歩いて行く

◎[登録項目]→[アニメーション]においてアニメーションの登録

◎スクリーンにおいてアニメーション設定

○アニメーションNo. 0(=①に使用するコマを登録)  フレーム:No. 0~No. 1  再生秒数:1秒 (1秒間にフレームNo. 0と1を切り換えて表示する) ○アニメーションNo. 1(=②に使用するコマを登録)  フレーム:No. 2~No. 3  再生秒数:1秒 (1秒間にフレームNo. 2と3を切り換えて表示する)

アニメーションNo. 0の設定に従って フレームNo. 0、No. 1を登録する

フレームNo. 0 フレームNo. 1

アニメーションNo. 1の設定に従って フレームNo. 2、No. 3を登録する

フレームNo. 2 フレームNo. 3

横にトコトコ歩く絵 →

前にトコトコ歩く絵 →

[アニメーション]アイコンからアニメーションの設定に入ります。 登録したアニメーションを、PLCのどのメモリのONで表示させるか、 また、画面のどこからどこまで動かすのか、などを設定します。

アニメーションNo. 0

アニメーションNo. 1

P17-4

P17-9

アニメーションの構造

例えば、以下のようなアニメーションを作成した場合、画面データは以下のように構成されています。

アニメーションの構造

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第17章 アニメーション

17-4

アニメーションの登録

アニメーション用の描画は、[登録項目]メニューの[アニメーション]において定義・登録します。何コマ分の描画をどの程度の速さでアニメーションに利用するのかを定義し、実際の再生イメージをチェックすることも可能です。

■[アニメーション]エリアについて[登録項目]メニューをクリックし、[アニメーション]をクリックします。以下のような[アニメーション]ウィンドウが表示します。

設定方法1. ツリーの[Animation]を右クリックし、[新規追加]をクリックします。2. 以下のような[アニメーション VIEW]ダイアログが表示されます。

[アニメーションNo. 0]の設定から始まります。

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第17章 アニメーション

17-5

17

【アニメーションNo.】(0~1023)現在編集しているアニメーションNo.が表示されます。上下ボタンをクリックすると他のアニメーションNo.の設定に入れます。ボタンを使わずに直接数値を入力することもできます。

【 使用する】チェックありのアニメーションNo.は設定されたことになります。設定を抹消する場合はチェックを外します。

【スタートフレーム No.】/【エンドフレーム No.】(0~1022)このアニメーションに使用するフレームの範囲(数)を設定します。

フレーム

アニメーションで使われるコマ1枚1枚のことを指します。ドット描画で登録していきます。

フレームの登録に関して、詳しくはP17-7を参照してください。

【再生秒数】(×100msec)前項の[スタートフレーム No.]、[エンドフレーム No.]で指定したフレームを切り替えて表示する際に、その切り替える周期(速さ)を設定します。

例) [スタートフレーム No.] [5][エンドフレーム No.] [9][再生秒数] [30](×100msec)

アニメーションは以下のように切り替わります。

フレームNo. 0 フレームNo. 1 フレームNo. 2 フレームNo. 3

【TEST】メニューフレームを登録後、実際のアニメーションの動きをチェックすることができます。詳しい使用方法については、P17-8を参照してください。

フレームNo. 5 フレームNo. 6 フレームNo. 7 フレームNo. 8 フレームNo. 9

30×100msec=3秒間で切り替わる

連続の場合は3秒後にまた繰り返す

アニメーションの登録

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第17章 アニメーション

17-6

3. 設定を終えたら[閉じる]ボタンをクリックします。[アニメーション]ウィンドウに戻ります。

4.[Animation]をダブルクリックします。2.で定義したアニメーションNo.分のフォルダが表示されます。

再度、[アニメーション VIEW]ダイアログに入る場合は、該当する[Animation No. xxxx]フォルダを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

5. 各[Animation No. xxxx]のフォルダをダブルクリックすると、設定した数だけのフレームフォルダが表示されます。

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第17章 アニメーション

17-7

17

右クリックメニューについて

[アニメーション]ウィンドウ上で、[Animation]フォルダを右クリックした場合、[Animation No. xxxx]フォルダを右クリックした場合、[Frame No. xxxx]を右クリックした場合で、それぞれメニューが異なります。

■フレーム編集[アニメーション]ウィンドウ上の[Animation No. xxxx]内に登録された[Frame No. xxxx]をダブルクリックします。[フレーム編集]ウィンドウが表示されます。

フレームは0~1022まで最大1023個登録することができます。

アニメーションの登録

[Animation]フォルダ

[Animation No. xxxx]フォルダ

[Frame No. xxxx]フォルダ

ダブルクリック

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第17章 アニメーション

17-8

[TEST]メニュー【PLAY】

クリックすると、設定したフレームが[再生秒数]の時間内で表示されます。

【PAUSE】[PLAY]ボタンをクリックして、再生中に表示を一時停止する場合にクリックします。

【STOP】クリックすると、再生中または一時停止中の表示状態を終了します。

【□繰り返し再生】[PLAY]ボタンで再生すると、通常は1回だけ再生します。この項目にチェックすると、設定したフレームが連続して再生されます。

フレームにはサイズなどに制限事項があります。詳しくはP17-19を参照して

ください。

フレームの編集・登録方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第4章 登録項目」を参照してください。

■登録した内容をチェックするにはフレームの編集・登録を終えたら、実際にアニメーションがどのように切り替わるか、[アニメーション VIEW]ダイアログ上で確認することができます。

[アニメーション]ウィンドウの[Animation No. xxxx]を右クリックし、[プロパティ]をクリックすると、[アニメーション VIEW]ダイアログが表示します。

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第17章 アニメーション

17-9

17

■[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

1ディビジョンにアニメーションを1個登録できます。

アニメーションはベース上にのみ設定可能です。

オーバーラップ上には登録できないのでご注意ください。

【指令メモリ】登録したアニメーションNo.をスクリーンに表示させるためのメモリです。メモリの内容は以下のとおりです。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0

MSB LSB

システム予約(設定[0]) アニメーション表示/非表示 ①

再生一時停止/再開 ②

移動一時停止/再開 ③

00 00 0 00

[アニメーション]ダイアログ

登録した各アニメーションNo.の描画は、次にスクリーン上で[アニメーション]ダイアログの設定によって、実際にどこからどこまで移動するのか、描画を表示する起動メモリはどのアドレスにするか、などを定義します。スクリーン編集上の[アニメーション]アイコンをクリックします。[アニメーション]ダイアログが表示します。

①アニメーション表示 /非表示(0ビット目)このビットの[1](ON)で、該当するアニメーションNo.の描画が表示します。[0](OFF)で消えます。

﹇アニメーション﹈ダイアログ

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第17章 アニメーション

17-10

②再生一時停止 /再開(1ビット目)このビットのONによって、現在再生中のアニメーションが一時停止状態になります。OFFにすると停止が解除されて再生が始まります。

アニメーションテーブルによる移動([ アニメーションテーブル使用する])の場合、一時停止したアニメーションは停止していた位置から移動を再開します。

アニメーションNo.の設定に従って フレームが切り替わる

再生中

1ビット目ON

再生停止

1ビット目がONした時点での フレームを表示したまま停止する

移動中

2ビット目ON =移動停止

2ビット目OFF =移動再開

2ビット目OFF

メモリ指令によって座標位置を指定して移動している([□アニメーションテーブル使用する]

かつ[座標: メモリで指定])場合、再開時の指令メモリの値に従った位置で始まります。

移動中

2ビット目ON =移動停止

移動再開

2ビット目OFF 2ビット目OFF

OFFした時点でメモリに指定された座標 の位置から移動が開始する

このビットは0ビット目(アニメーション表示/非表示)がONの時のみ有効となり

ます。

③移動一時停止 /再開(2ビット目)このビットのONによって、現在移動中のアニメーションが一時停止状態になります。OFFにすると移動が始まります。

このビットは0ビット目(アニメーション表示/非表示)がONの時のみ有効となり

ます。

【□アニメーションを連続で再生する】定義したアニメーションNo.の再生を、1回だけ行うか、連続して行うかを設定します。

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第17章 アニメーション

17-11

17

【□アニメーションテーブル使用する】アニメーションNo.の指定や表示位置などを、アニメーションテーブルを使って設定するか、使わないで設定するか選択します。ZM-300シリーズ内で全ての動きを制御するのであれば、アニメーションテーブルを使用することをお奨めします。メモリによる指令を行ってアニメーションNo.の指定や移動の位置を設定するのであれば、アニメーションテーブルは使用できません。

[ アニメーションテーブル使用する]の場合、[アニメーションテーブル]メニューの設定を行います。(次ページ参照)[□アニメーションテーブル使用する]の場合、以下の項目が設定可能となります。

◆アニメーションNo.【□メモリで指定】

チェックなしの場合は、使用するアニメーションのNo.を[No.]で設定します。チェックありの場合は、アニメーションNo.を指定するためのメモリを設定します。

◆座標【□メモリで指定】

チェックなしの場合は、使用するアニメーションを表示する座標位置(ドット単位)を[X][Y]で設定します。チェックありの場合は、座標位置を指定するためのメモリを、X座標用、Y座標用それぞれで設定します。

【処理サイクル】(リフレッシュ/高速 /低速)ZM-300シリーズとPLCとの通信時に、ZM-300シリーズ側からPLC内のディビジョンを読みにいくサイクルを設定します。詳しくは「付録1 処理サイクル」を参照してください。

﹇アニメーション﹈ダイアログ

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第17章 アニメーション

17-12

【アニメーションNo.】表示するアニメーションNo.を設定します。

【□音声を使用する】アニメーションの再生と同時に音声ファイル(拡張子[*.WAV])を再生することができます。使用する場合はチェックします。以下の項目が有効になります。

【WAVファイルNo.】リンクさせる音声ファイルのNo.を指定します。

使用可能な音声ファイルについて、詳しくは「第20章 音声再生機能」を参照してください。

【□音声を連続で再生する】アニメーションが再生している間ずっと音声ファイルを再生する場合にチェックします。

■[アニメーションテーブル]メニュー

[メイン]メニューにおいて[ アニメーションテーブル使用する]に設定した場合のみ有効

なメニューです。

アニメーションをZM-300シリーズだけで制御する場合に、このアニメーションテーブルを使えば、簡単にアニメーションが作成できます。アニメーションテーブルは、アニメーション1個あたり最大16テーブルまで設定可能です。各No.のタブメニューを開くと各設定項目が表示されます。

【□使用する】開いたNo.のアニメーションテーブルを使用する場合にチェックします。チェックすると以下の設定項目が有効になります。

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第17章 アニメーション

17-13

17

【□移動する】表示されたアニメーションを移動させるのであればチェックします。チェックしない場合は、次の[表示]内の[座標]で指定された座標位置にアニメーションが表示します。チェックした場合、以下の項目が有効になります。

【移動パターン】[なし] :直線による軌跡を移動します。[円(右回り)]:右回りの円による軌跡を移動します。[円(左回り)]:左回りの円による軌跡を移動します。

【ポイント数】([移動パターン:なし]の場合 2~32)【分割数】/【 真円にする】([移動パターン:円(右 /左回り)]の場合 2~31)移動する際の座標ポイントの数、または円周の分割数を設定します。

移動する座標の指定について、詳しくは次の[表示]メニューを参照してください。

[表示]について【再生秒数】/【移動秒数】(×100msec)[□移動する]の場合は、表示位置でアニメーションが再生し続ける時間を設定します。[ 移動する]の場合は、設定されたアニメーションNo.をどのくらいの時間内で移動させるか指定します。

【項目】/【座標】前述の[□移動する]をチェックした場合、[項目]および[座標]が、その設定した[移動パターン]の内容に従った項目分だけ、自動的に有効になります。[座標]の設定は、キーボードから直接数値を入力することも、マウスで移動位置をクリックして指定することも可能です(次ページ参照)。

【 新規設定】座標をマウスで指定する(次ページ参照)場合に有効な設定です。まだ座標の設定がされていない場合にはチェックがつきます。既に座標が指定されている場合はチェックがつきません。

例)直線の場合 ポイント数:6 円の場合 分割数:20

1

23

4 5

6

12

3

4

5

6

7

891011

1213

14

15

16

1718

19 20

﹇アニメーション﹈ダイアログ

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第17章 アニメーション

17-14

【座標をマウスで指定】[ 新規設定]の場合

このボタンをクリックすると、画面上に以下のようなマウスカーソルが表示されます。

[移動パターン:なし]の場合は、連続直線を描画するつもりで、画面上の任意の位置をクリックしていくと、順番に座標が決まっていきます。ダブルクリックで決定し、元のダイアログに戻ります。クリックした回数分だけ[ポイント数]が自動的に設定されます。

32ポイントまでいくと自動的にマウス指定は終了します。

[移動パターン:円]の場合は、さらに[ 真円にする]のチェックのあり /なしによって描画方法が異なります。

[ 真円にする]の場合

始点 2ポイント目

3ポイント目

4ポイント目

クリック

ダブルクリック

終点

クリック

クリック

クリック

:起点

:終点

時計回り

反時計回り

:起点 :終点

[□真円にする]の場合円弧による軌跡となります。

右クリックすると、元の[アニメーション]ダイアログに戻ります。

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第17章 アニメーション

17-15

17

[□新規設定]の場合このボタンをクリックすると、画面上に既に配置された移動座標の軌跡を選択することができます。位置を変更したい場合は、ドラッグすれば移動・変更が可能です。右クリックで元のダイアログに戻ります。

軌跡をエディタ上で確認するには

[表示]メニューの[表示環境設定]または[表示環境一括変更]をクリックします。[表示環境]ダイアログが表示されます。[詳細表示]メニューに[□アニメーションの軌跡表示]という項目があります。

チェックありにして[OK]をクリックすると、元のスクリーン上に、作画の直線、連続直線、円または円弧に似た線が表示されます。

チェックなしにすると、スクリーンからこれらの線が消えます。

アニメーションの軌跡

﹇アニメーション﹈ダイアログ

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第17章 アニメーション

17-16

アニメーションの注意点

■透過について登録したアニメーション用の絵(フレーム)は、絵のまわりの表示する必要のないエリアを隠すことができます。

フレームの透過色設定1.[登録項目]の[アニメーション]において、[フレーム編集](P17-7参照)を開きます。

2. 各フレームの必要のないエリアを、必要なエリアとは異なる色で塗りつぶしておきます。

3.[変形]の[透過色設定]をクリックします。[□透過色あり]にチェックを入れ、[透過色]で2.で塗りつぶした時に使用した色を選択します。

フレームは透けて 背景の作画が表示

フレームは透けて 背景の作画が表示

これでフレームの周りの色は「透過色」となり、スクリーン上に表示した時に、その部分は背景が透けて表示されます。

例) 見えなくてよい箇所を 絵に使わない[赤色]で塗る

赤色

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第17章 アニメーション

17-17

17

スクリーンの透過色設定アニメーションでは、各フレームごとに設定可能な透過色以外に、システムの構造上、スクリーンに対しても1色、透過色が設定されています。デフォルトは以下の色です。

もし、スクリーン上で表示されるフレームにこの色を使用していた場合、その色の部分が表示されないで、背景が透けて表示されます。

その場合は使用していない任意の色を[透過色]として設定してください。手順は以下のとおりです。

1. アニメーションが表示されるスクリーンを開きます。2.[編集]メニューの[スクリーン設定]をクリックします。[スクリーン設定]ダイアログが表示されます。

3.[アニメーション]タブを表示させます。[透過色]を選択します。

この色がフレームの [透過色]

この色がスクリーンの [透過色]と同じ色

ZM-300本体上

スクリーンの[透過色]と同じ色 の部分まで透過されてしまう

アニメーションの注意点

フレームに使用していない色を選択する

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第17章 アニメーション

17-18

①ベース   または  ビデオ(表示チャンネル2個以上) ②オーバーラップ

   または  ビデオ(表示チャンネル2個以上)

③アニメーション

④ビデオ(表示チャンネル1個のみ) ⑤オーバーラップ (スーパーインポーズ)

■レイヤーの構造

アニメーションは、ベース画面にのみ配置可能です。

アニメーションはベース上に配置しますが、実際にはベースとは異なるエリアに存在します。画面の構造については、下図を参照してください。

上図からわかるように、アニメーション表示中にオーバーラップを表示する場合、表示するオーバーラップは、必ず「スーパーインポーズ:あり」に設定してください。「スーパーインポーズ:なし」に設定した場合、オーバーラップよりも前面にアニメーションが表示されます。

ただし、「スーパーインポーズ:あり」のオーバーラップは1スクリーンに1

個のみ表示可能です。

また、1チャンネルのみ表示しているビデオ表示がアニメーションと同じ画面上に設定されている場合、ビデオ表示がアニメーションよりも前面に表示されるので、ご注意ください。

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第17章 アニメーション

17-19

171フレームあたり

80ドット

120ドット

サイズ:横(W)×縦(H)=9,600ドット以内

1スクリーンあたり フレーム個数(最大):32

※フレームの色は[32k色][128色][16色][8色]

 どの場合でも同じ制限です。

例)120W×80Hドット=9600ドット

同じフレームを同じスクリーンに 同時に表示させている場合、 個数は1個とみなされます。

■制限事項◎フレームのサイズ制限について1フレームあたり容量が128Kバイト以内ならば、幅800ドット、高さ600ドットまで設定可能です。

◎最大動作数制限について1スクリーンあたりにアニメーションダイアログの設定は256個まで可能です。ただし、同時に表示できる数は最大64個までです。65個目以降のアニメーション表示は、ビットをONしても無視されます。

◎アニメーションの登録アニメーションはベースにのみ設定可能です。オーバーラップ上には配置できません。

◎アニメーションを高速表示するためにはアニメーションを高速に表示する場合、使用するフレームのサイズおよび1スクリーンあたりの個数に制限があります。

アニメーションの注意点

この制限をどちらか一方でも超えた場合、高速なアニメーションで表示しませんので、ご了承ください。

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第17章 アニメーション

17-20

10秒間で横に移動する

8秒間で縦に移動する

◎アニメーションの登録([登録項目]→[アニメーション])

◎スクリーンにおいてアニメーション設定

○アニメーションNo. 0(=横移動用コマを登録)  フレーム:No. 0~No. 1  再生秒数:1秒 (1秒間にフレームNo. 0と1を切り換えて表示する) ○アニメーションNo. 1(=縦移動用コマを登録)  フレーム:No. 2~No. 3  再生秒数:1秒 (1秒間にフレームNo. 2と3を切り換えて表示する)

アニメーションNo. 0の設定に従って フレームNo. 0、No. 1を登録する

フレームNo. 0 フレームNo. 1

アニメーションNo. 1の設定に従って フレームNo. 2、No. 3を登録する

フレームNo. 2 フレームNo. 3

横にトコトコ歩く絵 →

前にトコトコ歩く絵 →

[メイン]メニュー  [指令メモリ:D100]  [□アニメーションを連続で再生する]  [□アニメーションテーブルを使用する]

09100の0ビット目ONで表示

ここまで移動したら終了し、絵は消える

(ZM-300シリーズ機種:VGAの場合)

 [1]タブメニュー   [アニメーションNo.:1]   [□移動する] [移動パターン:なし]           [ポイント数:2]   [移動秒数:80](×100msec)   [座標] [X0:400]        [Y0:50]        [X1:400]        [Y1:480]

[アニメーションテーブル]メニュー  [0]タブメニュー   [アニメーションNo.:0]   [□移動する] [移動パターン:なし]           [ポイント数:2]   [移動秒数:100](×100msec)   [座標] [X0:0]        [Y0:50]        [X1:400]        [Y1:50]

(0、50) (400、50)

(400、480)

アニメーション設定例

以下のような動きのアニメーションについて説明します。

アニメーションNo.の登録、およびスクリーンでの[アニメーション]ダイアログの設定は以下のような設定になります。

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第18章 ビデオ表示

18-1

18

概要

■ビデオを接続して簡単画像表示◎NTSC/PAL信号(VGA)を、ZM-300(高機能品)の画面に表示します。ビデオ表示アイテムを設定するだけで簡単にビデオ画面を表示することができます。

概要

ビデオ表示(ZM-300の高機能品のみ)

ビデオ入力対応機種(ZM-300の高機能品)にビデオ入力対応ユニット(オプション)を接続することで、ビデオ表示が可能になります。

ZM-300(高機能品)用ビデオ入力対応ユニットは以下の型式になります:・ZM-301EU(ビデオ入力+音声出力)

ZM-300(標準タイプ)ではビデオ入力はできません。

ZM-72/82互換およびZM-72/82の場合のビデオ表示については、「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

接続したビデオの映像をZM上に表示

◎VGAタイプ(ZM-371TA/372TAのみ)とSVGAタイプ(ZM-362SA/37*SA/38*SA)共にビデオ表示が可能です。

VGAタイプに比べると、SVGAタイプは多少ビデオの表示スピードが遅くなります。あらかじめご了承くださるよう、お願い致します。

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第18章 ビデオ表示

18-2

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

■スーパーインポーズビデオ表示の上に、オーバーラップで作成した、スイッチ・文字列など通常のZMの操作画面を重ねて表示した場合に、ビデオ表示が隠れないように重ねた操作画面を透けて表示させることができます。(スーパーインポーズ)

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

例1)4チャンネル表示

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

例2)2チャンネル表示

■最大4チャンネルを同時表示可能◎1画面に最大4チャンネルまで表示させることが可能です。(選択:1/2/4チャンネル)

◎1チャンネル表示に比べると、4チャンネルまたは2チャンネル表示は多少表示スピードが遅くなります。その際、優先順位を指定し、処理スピードを調節することが可能です。(優先表示指定)

1チャンネルのみ表示中に、チャンネルを別のチャンネルに切り換える場合は、オーバーラップによる「ビデオ表示」をご使用ください。詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

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第18章 ビデオ表示

18-3

18◎ストロボスナップスナップ実行時に、ビデオ画面をストロボ撮影のようにコマ送り(計16コマ)で取り込みます。

表示中の画像をストロボスナップ (CFカードセット時はカードに画像を保存)

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ビデオ表示

ストロボスナップ実行!

1コマあたり160×120ドットサイズで計16コマ

■スナップ機能表示中のビデオ画面を静止画で表示することができます。静止画にした画像はCFカードに保存することも可能です。ビデオ画面をダブルクリック、またはマクロコマンドでスナップを実行します。スナップには2種類あります。

◎シングルスナップスナップ実行時に、表示中のビデオ画面を1枚取り込みます。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

表示中の画像をスナップ (CFカードセット時は  カードに画像を保存) ビデオ表示

スナップ実行!

概要

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第18章 ビデオ表示

18-4

■JPEG表示CFカードにJPEGファイルとして取り込んだスナップ画像を、再度、画面上に表示することができます。CFカード使用時に、スナップを実行すると、自動的にCFカード内の決められたフォルダに、ビデオスナップ画像がJPEGファイルとして名前を付けられて保存されます。それをスクリーン上の「JPEG表示」アイテムを使って呼び出して表示します。詳しくは「第19章 JPEG表示」を参照してください。

96M

B

CompactFlash Card

96M

B

CompactFlash Card

スクリーン切替

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ビデオ表示 F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

スナップ画像表示

CFカードに保存されたスナップ画像 (JPEGファイル)を「JPEG表示機能」 を使って表示します

CFカード

保存

■ダブルクリックによる操作表示されたビデオ画像をダブルクリックすると、任意の動作を実行するように設定が可能です。

画面をダブルクリック

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ビデオ表示 F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

拡大表示を行う

例)拡大表示の場合

(再度ダブルクリックすると、元のサイズに戻ります)

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第18章 ビデオ表示

18-5

18

ビデオ表示に必要な設定

ビデオアイテムバー [ビデオ]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ システム設定 ビデオ設定

ビデオ設定

以下のダイアログを設定します。

このダイアログの設定は、[ビデオ]アイコン→[詳細]アイコン→[ビデオ]ダイアログにおいて[ビデオ設定]ボタンからも入ることができます。

【ビデオ入力】([NTSC]/[PAL])使用するビデオの入力信号を種類を選択します。

【AUTO時のスナップファイル制限回数】(0~255)CFカードにビデオのスナップ画像を保存する際、[AUTO]指定を選択する(P18-12)と、自動的に連番でCFカード内に画像が名前を付けられて保存されます。その際の保存回数を設定します。

【スナップファイルの制限回数を超えたとき】([停止]/[連続])前項の[AUTO時のスナップファイル制限回数]を超えた際に、どのように処理するかを選択します。[停止]時には、回数を超えたらスナップ動作は停止します。[連続]時には、回数を超えた場合、再び最初の名前から自動で上書き保存しながら保存を継続します。

スナップ動作について、詳しくはP18-12を参照してください。

ビデオ表示に必要な設定

→P18-13→P18-13

→P18-6

(P18-5)

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第18章 ビデオ表示

18-6

◎[表示チャンネル数:4]の場合

[ビデオ]ダイアログ

■[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

ディビジョン1個につき、[ビデオ表示]アイテム1個が配置可能です。ビデオを表示するための表示領域パーツとリンクさせるのに必要な設定です。

■[表示]メニュー【表示チャンネル数】[ビデオ表示]アイテムにリンクされた表示領域パーツ上に、ZM-300(高機能品)に接続されたビデオのうち、何個のチャンネルを同時に表示するか設定します。なお、チャンネル1個あたりの表示サイズは、[表示サイズ]で設定します。

◎[表示チャンネル数:1]の場合

◎[表示チャンネル数:2]の場合

160×120 320×240 640×480

640×240

160×120 320×240 640×240

160×120 320×240

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第18章 ビデオ表示

18-7

18

【チャンネル選択】([領域1]/[領域2]/[領域3]/[領域4])どの表示領域にどのチャンネルのビデオ表示をするか指定します。前項の[表示チャンネル数]の数によって、設定する領域も変わります。

【表示サイズ】([160*120]/[320*240]/[640*480]/[640*240])チャンネル1個分の表示ドットサイズを選択します。サイズは画面上に配置した表示領域パーツの左上隅を原点とした場合のサイズです。

例)[表示チャンネル数:1][表示サイス :゙320*240]の場合

◎[表示チャンネル数:4]の場合

◎[表示チャンネル数:1]の場合 ◎[表示チャンネル数:2]の場合

領域1 領域1 領域2

領域1 領域2

領域3 領域4

領域1

または

領域2

表示領域パーツについて、詳しくはP18-13を参照してください。

表示領域パーツはZM-300(高機能品)本体上では表示されません。ビデオを表示す

る位置をエディタ上で決めるために配置するだけです。

画面からはみでるサイズを選んだ場合、ZM-300(高機能品)本体上では、はみでた

状態で表示します。

[表示チャンネル数:2][表示サイス :゙320*240]の場合

表示領域

320

240

表示領域

320

240

320

﹇ビデオ﹈ダイアログ

ビデオ表示中に、表示サイズを変更する場合は、[拡大]表示機能(ただし640×480ドット固定)を使用するか、またはオーバーラップによる「ビデオ表示」をご使用ください。オーバーラップによる「ビデオ表示」について、詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

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第18章 ビデオ表示

18-8

◎[拡大 /リサイズ]ダブルクリックで拡大表示(サイズ:640×480ドット)、再度ダブルクリックすると元の表示サイズに戻ります。

■[動作]メニュー【ダブルクリック時の動作】

ビデオ表示中に、ビデオ画像をダブルクリックすると、以下の動作を実行できます。

ダブルクリック動作は、[表示チャンネル数]が[2]以上の場合、ダブルクリックした箇

所に表示されている1チャンネル分に対してのみ行います。

◎[なし]特に動作はありません。

◎[優先表示指定(フォーカス指定)][表示]メニューにおいて、[表示チャンネル数]が[2]以上の場合に有効な設定項目です。同じ表示領域上に2チャンネルまたは4チャンネル表示をした場合、[□優先表示指定](次ページ参照)を[あり]に設定していなければ、各チャンネルの表示は平等のスピードで行われます。

拡大したい方のビデオ表示をダブルクリック

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ビデオ表示 F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ダブルクリックした方を拡大表示 (再度ダブルクリックすると、元の表示に戻ります)

通常はどちらも同じコマ数で表示

CH1 CH2

CH1 CH2

ダブルクリックする

CH1 CH2

ダブルクリックされたチャンネルの表示が 優先される(=コマ数が多くなる) CH1はダブルクリック前よりも表示が 遅くなる(=コマ数が少なくなる)

この[優先表示指定(フォーカス指定)]を選択すると、表示されているチャンネルのどれかをダブルクリックすると、そのチャンネルが優先的(=コマ数が他のチャンネルに比べて多い=多少表示が速い)に表示されます。

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第18章 ビデオ表示

18-9

18

◎[シングルスナップ]ダブルクリックでスナップを実行します。画像取り込み中はビデオ表示は静止画像になり、取り込み完了と同時に静止状態が解除されます。

◎[ストロボスナップ]ダブルクリックでストロボスナップを実行(ビデオ表示はストロボ表示が終了後にそのまま静止画像)します。再度ダブルクリックすると、静止状態が解除され、元のビデオ表示に戻ります。

ストロボスナップについて

対象となるビデオ画像を、ストロボ撮影のようにコマ送りで取り込みます。ZMの画面全体にコマ送りした画像を表示します。ビデオ画像は160×120ドットサイズ単位で、計16枚分ストロボスナップし、16枚を1画像(640×480ドット)として処理します。

なお、ストロボスナップ実行中は、他の操作やマクロは受け付けません。ストロボスナップ終了時に操作してください。

【拡大表示位置】([センタリング][右上][左下])ビデオ表示をSVGA機種(ZM-381SA/382SA、ZM-371SA/372SA、ZM-362SA)で使用した場合に有効な設定です。拡大表示(ダブルクリックまたはマクロ[ZOOM]による)を実行した際、SVGA機種では、ビデオ表示サイズが640×480ドットになるため、ベースが一部表示されます。この場合のビデオ表示位置を指定します。

1 2 3 4

5 6 7 8

9 10 11 12

13 14 15 16

ストロボスナップの順番

[センタリング]

ビデオ拡大表示

[右上]

ビデオ拡大表示

[左下]

ビデオ拡大表示

﹇ビデオ﹈ダイアログ

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第18章 ビデオ表示

18-10

【□優先表示指定】スクリーン上にビデオ表示を何個か配置する際に有効な設定です。複数のビデオ画面を表示する場合、1個の場合に比べてビデオ表示が遅くなります。この設定によって優先指定すれば、そのチャンネルの表示は、他のチャンネルよりも速く表示することができます。優先表示指定は、1スクリーンにつき、1チャンネルのみ有効となります。

エラー表示画面 CH1

CH3 CH4

CH1

CH2

[表示チャンネル数:4] [□優先表示指定:CH2]

[表示チャンネル数:1] [□優先表示指定:CH1]

[表示チャンネル数:1] [□優先表示指定]

:優先表示中 CH2

【□クリック時、操作画面を表示(スーパーインポーズ)】

この機能を使用する場合、前述の[ダブルクリック時の動作]は使用できません。

この項目にチェックを付けると、ビデオ画像をクリックした時に、指定されたオーバーラップをビデオ表示の上に表示します。呼び出すオーバーラップに[スーパーインポーズ]を設定しておけば、ビデオ表示したままで操作画面用のオーバーラップを表示させることができます。[スーパーインポーズ」についてはP18-18を参照してください。)

◎[オーバーラップNo]表示するオーバーラップのNo.を設定します。

マルチオーバーラップは呼び出せません。ノーマルまたはコールオーバーラッ

プのみ呼び出し可能です。

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第18章 ビデオ表示

18-11

18スナップした画像は、[Snap]フォルダ内に、「VDxxxxx.jpg」(0~最大32767まで)というファイル名で保存されます。

シングルスナップの場合もストロボスナップの場合も、1枚のJPEGファイルとして保存されます。

■[スナップ]メニュー

スナップとCFカード

スナップおよびストロボスナップは、ZM-300(高機能品)本体にCFカードがセットされている場合はCFカード内に格納されます。CFカードはセットした時点で、以下のようなフォルダをその画面データ専用に作成します。

ファイルへの保存は、この[スナップ]メニューにおいて、[スナップファイル名]を[AUTO指定]にするか[カスタム]にするかで異なります。詳細は次ページを参照してください。

Bitmap

Sram

CardDspFontHdcopyJpegMemoRecipeSampleSnap

WavWebserv

Dat0000(アクセスフォルダ)※

CFカード

Test(アクセスフォルダ)※

Demo(アクセスフォルダ)※

※アクセスフォルダ名は  各画面データファイルごとに  任意の名前を設定できます

VD00000.jpg

VD00005.jpg

﹇ビデオ﹈ダイアログ

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第18章 ビデオ表示

18-12

【スナップファイル名】CFカードをZM-300(高機能品)本体にセットしている場合のみ有効な設定です。

[AUTO指定](0~254)選択すると、スナップファイルは自動的に「VD00000.jpg」から連番で保存されます。[AUTO時のスナップファイル制限回数]([システム設定]→[ビデオ設定])分まで実行した場合、次は、最初に戻って[VD00000.jpg]に上書き保存していきます。

[カスタム]([ファイルNo])(0~32767)必ず[ファイルNo]を設定します。スナップファイルは指定したNo.の「VDxxxxx.jpg」に保存されます。既に存在する場合は上書き保存します。

[AUTO]は[AUTO時のスナップファイル制限回数]([システム設定]→[ビデオ設定])で指定した回数だけ自動的にファイルを作成します。一方、[カスタム]は指定したNo.にだけ書き込みます。

例)次のように設定します:・[スナップファイル名:AUTO指定] ・[スナップファイル名:カスタム] [AUTO時のスナップファイル制限回数:10]  [ファイルNo:30]

VD00000.jpg VD00001.jpg VD00002.jpg VD00008.jpg VD00009.jpg

VD00030.jpg

連番で作成

制限回数まで 作成したら 先頭に戻って 上書き

常に指定した ファイルNo.に 上書き

[AUTO]と[カスタム]のスナップ設定が混在する画面データの場合、[AUTO]のファイルが[カスタム]のファイルに上書きしないためには、[カスタム]で指定する[ファイルNo]は、[AUTO時のスナップファイル制限回数]の範囲外で、かつ最大ファイルNo.[32767]以内に設定してください。

なお、[AUTO]の場合、最後にスナップした時のNo.がシステムメモリ$s932に格納されています(P18-14参照)。

【ストロボスピード】(×100ms)ストロボスナップを実行する場合に有効な設定です。連続してスナップする際の、そのスピードを設定します。

JPEG表示について

CFカードに保存されたスナップ画像(ファイル名:VDxxxxx.jpg)は、「JPEG表示」機能によって、再度ZM-300(高機能品)上に表示させることが可能です。詳しくは「第19章 JPEG表示」を参照してください。

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第18章 ビデオ表示

18-13

18

表示領域について

ビデオ表示には表示領域パーツが必要です。先の[ビデオ]ダイアログと同じディビジョンに配置することで、ビデオ表示用表示領域としてリンクされます。

配置時の注意点表示領域のサイズは、エディタが自動的に[ビデオ]ダイアログで設定された[表示サイズ]と[表示チャンネル数]から判断し、拡大・縮小されて配置されます。

スイッチ

ビデオ表示用のスイッチは2種類あります。どのビデオ表示アイテムにリンクするスイッチか識別するため、[ビデオ表示]ダイアログの[ディビジョンNo]と各[スイッチ]の[ディビジョンNo]は同じNo.にしてください。

表示領域について

機 能 付属設定

Auto

CH1~CH4

Auto

CH1~CH4

内   容

優先表示されているチャンネルの表示を静止画像にする

指定されたチャンネルの表示を静止画像にする

優先表示されているチャンネルが静止中の場合に静止状態を解除する

指定されたチャンネルが静止中の場合に静止状態を解除する

ポーズ中に拡大表示はできません。 2チャンネル以上表示されていて、優先表示指定されていない 場合は実行されません。 [Auto]時の優先表示について、詳しくはP18-17を参照して ください。

ポーズ

リスタート

※2

※2

※1

※1 ※2 ※3

※3

※3

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第18章 ビデオ表示

18-14

◎内部メモリのシステムメモリ($s)に、ビデオの表示状態が出力されます。出力内容は以下のとおりです。

マクロ

ビデオ画面の動作や色調整などをマクロで設定することができます。マクロによる設定を行わない場合、ビデオ画面はデフォルトの設定で表示されます。

ビデオ画面のデフォルト内容

アドレス $s910 $s911 $s912

$s913、914 $s915 $s916 $s917

$s918、919 $s920 $s921 $s922

$s923、924 $s925 $s926 $s927

$s928、929 $s930 $s931 $s932 $s933 $s934

      内  容 ビデオ CH1 輝度 ビデオ CH1 コントラスト ビデオ CH1 色の濃さ (システム予約) ビデオ CH2 輝度 ビデオ CH2 コントラスト ビデオ CH2 色の濃さ (システム予約) ビデオ CH3 輝度 ビデオ CH3 コントラスト ビデオ CH3 色の濃さ (システム予約) ビデオ CH4 輝度 ビデオ CH4 コントラスト ビデオ CH4 色の濃さ (システム予約) ビデオステータス (システム予約) AUTO ファイルNo. フォーカス CH No.(優先表示) 表示領域をタッチしたCH No.

    項  目

輝度

コントラスト

色の濃さ

デフォルト値

16

16

16

   種  類

0(暗)~31(明)

0(弱)~31(強)

0(淡)~31(濃)

○$s930(ビデオステータス)

0715 0614 0513 0412 0311 0210 0109 0008

1:スナップ中

1:スナップファイル満杯

システム予約(設定[0])

1:ビデオボードエラー発生

0 00 0 0 0 000 0

※0ビット目(スナップ中)について  CFカードに保存時は、VGA(640×480ドット)サイズで約4~5秒かかります。

0 0 0

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第18章 ビデオ表示

18-15

18

○$s932スナップで[AUTO指定]を選択している際に有効です。最後にスナップされた時のファイルNo.が格納されます。スナップの[AUTO指定]について、詳しくはP18-12を参照してください。

○$s933現在、優先表示指定されているCHのNo.(1~4)を格納します。何も優先指定されていない場合は「-1」を格納します。

○$s934表示領域をタッチした箇所にあるCHのNo.(1~4)を格納します。デフォルトでは「1」が格納されています。

マクロ設定ビデオ表示アイテムで使用可能なマクロは、コマンド名が[VIDEO2]のタイプになります。マクロウィンドウにおいて、[ライン]ダイアログを表示します。[コマンド]ボタンをクリックします。[コマンド]ダイアログが表示されるので、[コマンド]欄から[VIDEO2]を選択し、[OK]をクリックします。

[F0]ボタンをクリックすると、[VIDEO2]における各マクロコマンドが表示されます。

マクロ

マクロコマンド[VIDEO]は、オーバーラップ[タイプ:Video]の場合のみ使用可能です。詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

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第18章 ビデオ表示

18-16

◆コマンド選択の場合◎SNAP([Auto]/[CH(1~4)]、[ファイルNo.(AUTO/0~ 32767)])シングルスナップを実行します。CFカード使用時にはスナップ画像の保存方法も指定できます。画面にビデオ表示されていない場合、このコマンドは無視されます。

◎STROBE([Auto]/[CH(1~4)]、[ファイルNo.(AUTO/0~ 32767)])ストロボスナップを実行します。CFカード使用時にはスナップ画像の保存方法も指定できます。画面にビデオ表示されていない場合、このコマンドは無視されます。

◎RE_SIZE拡大表示(ビデオ表示をダブルクリック、またはマクロのZOOMコマンドによる)またはストロボスナップによって拡大表示されたビデオ画面を元のサイズに戻します。このコマンドを実行しなくても、拡大表示をダブルクリックすると元に戻ります。

◎ZOOM([Auto]/[CH(1~4))ビデオ画面を拡大表示(640×480ドット)します。このコマンドが連続して実行された場合、前回の動作は自動的に解除されます。

◎BRIGHT([Auto]/[CH(1~4)]、[輝度(0~31)])ビデオ画質の輝度調整を行います。

◎CONTRAST([Auto]/[CH(1~4)]、[コントラスト(0~31)])ビデオ画質のコントラスト調整を行います。

◎COLOR([Auto]/[CH(1~4)]、[色の濃さ(0~31)])ビデオ画質の色合い調整を行います。

◎VIDEO-INF([Auto]/[CH(1~4)、[SAVE]/[DEFAULT])現在のビデオの表示状態を記憶させる、またはデフォルト表示に戻すことができます。[SAVE]を選べば、ZM-300(高機能品)の電源が万が一落ちた場合でも[SAVE]コマンドで保存した表示状態を保持するので、再度ビデオ表示した場合に前と同じ状態で表示します。[DEFAULT]を実行すると、表示状態をデフォルトに戻します。

◎PAUSE([Auto]/[CH(1~4)])選択されたチャンネルのビデオ表示を一時停止します。停止している間はサイズの変更はできません。

◎RESTART([Auto]/[CH(1~4)])PAUSEにより停止したビデオ表示を再開します。

◎DELETE(ファイルNo.(0~32767))スナップ機能によりCFカードに保存されたJPEGファイル(ファイル名:VDxxxxx.jpg)を削除します。

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第18章 ビデオ表示

18-17

18

使用可能デバイス

Video2 MEMORY F0

F0

PLCメモリ 内部メモリ 定数 メモリカード 間接指定

n

n+1

n+2

コマンドNo.

CH No./ファイルNo.

設定値

F0メモリ

      設定値 0~32767(ファイルNo.)/-1(AUTO) 0~32767(ファイルNo.)/-1(AUTO) 0~2(センタリング/右上/左下:SVGA時のみ) 0~31 0~31 0~31 0 : SAVE, 1 : DEFAULT

コマンド名 SNAP STROBE RE_SIZE ZOOM BRIGHT CONTRAST COLOR VIDEO_INF PAUSE RESTART DELETE

コマンドNo. 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

   CH No./ファイルNo. 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 1~4(CH)-1(AUTO) 0~32767(ファイルNo.)

◆メモリ指定の場合設定内容は以下のとおりです。

マクロ

◆AUTOについてマクロ指定において、[AUTO]設定がチャンネルNo.(CH)とファイルNo.に対して設定できます。

◇チャンネルNo.が[AUTO]指定されている場合[SNAP][STROBE][RESIZE][ZOOM][BRIGHT][CONTRAST][COLOR][VIDEO_INF][PAUSE][RESTART]

1.[ZOOM]中であれば、そのCHを対象とします。2.優先表示指定中の場合は、そのCHを対象とします。3.1.も 2.も当てはまらない場合は、表示CH数によって異なります。実際に表示しているCH数が1CHのみの場合は、そのCHが対象となります。表示しているCH数が複数の場合は、上記のコマンドは実行されません。

◇ファイルNo.が[AUTO]指定されている場合[SNAP][STROBE]

ファイルが存在しない場合は[0]から、既に存在している場合は存在している中で最大No.の次から(ただし[AUTO時のスナップファイル制限回数]の範囲内で)、インクリメントしてコマンドを実行します。制限回数まで到達したら、[スナップファイルの制限回数を超えたとき]の設定が[停止]ならばそれ以上はコマンドを実行せず、[継続]ならば[0]に戻って実行します。

[AUTO時のスナップファイル制限回数]および[スナップファイルの制限回数を超えたとき]については、P18-5を参照してください。

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第18章 ビデオ表示

18-18

スーパーインポーズ(オーバーラップ)

例えば、ZM-371TA/372TA(VGA)で画面全体(640×480ドット)にビデオ画面を表示している場合、スクリーン上のスイッチなどは操作できません。ビデオ表示はそのままでスイッチを操作したい場合、「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップをビデオ表示の上に呼び出すことが可能です。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

「スーパーインポーズ」なしのオーバーラップをビデオ表示の上に表示すると、ビデオ画像は静止します。

◎「スーパーインポーズ」は、ノーマル、マルチ、コールのどのオーバーラップでも設定可能です。

◎「スーパーインポーズ」で「ブレンド」設定を使用すれば、オーバーラップの透過レベルを調整することができます。

※ただし、透過色やブレンド値は、スクリーン上でのみ設定可能です。

マルチやコールなど、マルチオーバーラップ([登録項目])に登録されたオーバー

ラップの場合、実際に表示されるスクリーン上でブレンド値等の設定をする必要があ

ります。

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第18章 ビデオ表示

18-19

18

■設定方法◎オーバーラップパーツのダイアログを表示すると、[□スーパーインポーズ]という設定項目があります。チェックをつけると「スーパーインポーズ」ありで設定されます。

◎スクリーン上のノーマルオーバーラップの場合、[ スーパーインポーズ]に設定すると、[スーパーインポーズ設定]が有効になります。クリックすると、[スクリーン設定]ダイアログが表示されます。

コールオーバーラップ、マルチオーバーラップの場合は、[コール]または[マルチ]を設定したスクリーンの[編集]メニューの[スクリーン設定]をクリックし、[スーパーインポーズ設定]メニューをクリックします。

ビデオ

オーバーラップ (スーパーインポーズ)

オーバーラップ上に[透過色]に設定された 色(例:黒色)を使うと(例:スイッチOFFカラー) 背景にある画面表示(例:ビデオ表示)を そのまま表示します

カラー調整

スーパーインポーズ(オーバーラップ)

上記と同じダイアログ

【透過色】スーパーインポーズ機能では、システムの構造上、必ず1色、ビデオ表示にオーバーラップが重なった時に、透過される色が存在します。その色を設定する必要があります。ビデオ画像がそのまま透過されて表示するのを避けるには、オーバーラップ上に使用していない色を1色、ここで設定してください。

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第18章 ビデオ表示

18-20

【ブレンド値】(0(淡)~255(濃))ビデオ表示に対してオーバーラップがブレンドされる割合を設定します。[0]に近いほどブレンドされてオーバーラップは淡く表示され、[255]に近いほど、通常のオーバーラップに近い状態で表示します。[255]の場合は[スーパーインポーズ]なしと同じ状態です。

この設定は1スクリーンに対してそれぞれ1種類だけ設定できます。

各オーバーラップごとに設定を変えることはできません。

■呼出方法

通常のオーバーラップと同様の場合[ スーパーインポーズ]に設定した場合も、[□スーパーインポーズ]の場合の呼出方法と同じです。各オーバーラップのタイプ(ノーマル、コール、マルチ)によって、呼出方法は異なるため、各タイプによる呼出方法(第2章)を参照してください。

ビデオ表示アイテムからの呼出ビデオ表示アイテムの設定によっては、ビデオ表示をクリックすると、[ スーパーインポーズ]のオーバーラップを呼び出すことが可能です。

ただし、上記の方法はオーバーラップのタイプが[ノーマル]または[コー

ル]の場合に限ります。

クリックするビデオ表示アイテムの[詳細]アイコンから[ビデオ]ダイアログが表示されます。[動作]メニューをクリックして、以下の設定を行います。

【□クリック時、操作画面を表示(スーパーインポーズ)】この項目にチェックを付けると、ビデオ画像をクリックした時に、指定されたオーバーラップを表示します。

◎[オーバーラップNo]表示するオーバーラップのNo.を設定します。

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第18章 ビデオ表示

18-21

18

■注意事項◎[スーパーインポーズ]ありのオーバーラップは、1スクリーンに1枚のみ設定可能です。同時に複数の[スーパーインポーズ]ありのオーバーラップが表示した場合は、最初に表示したオーバーラップのみ、[スーパーインポーズ]が有効になります。

◎[スーパーインポーズ]ありのオーバーラップ上に、ビデオ表示アイテムを設定することはできません。オーバーラップ上にビデオアイテムを配置する場合は、[スーパーインポーズ]なしに設定してください。

スーパーインポーズ(オーバーラップ)

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第18章 ビデオ表示

18-22

ビデオメニューウィンドウ No. xxxx◎ マルチオーバーラップ編集

◎ ツール ビデオメニュー追加

(ビデオメニューを表示するスクリーンを開く)

開いたスクリーンに[コール]オーバーラップを自動的に設定

マルチオーバーラップNo. xxxxにビデオメニューを自動的に追加

ビデオメニューのデザインを 変更する場合

デザイン・サイズ変更

ビデオメニューの表示位置を 変更する場合

ビデオメニューを呼び出す設定

[オーバーラップ(コール)]ダイアログ [オーバーラップ]アイコン ◎ スクリーン編集

[MLIB配置位置]ボタン

ビデオアイテムバー [ビデオ]アイコン ◎ スクリーン編集

詳細

[パーツ]バー内

配置位置を変更

[動作]メニュー

□クリック時、操作画面を表示(スーパーインポーズ) または

[スイッチ]アイコン ◎ スクリーン編集

[機能:オーバーラップ] (動作):ON/ALT

オーバーラップNo.

ビデオメニューを透過させる場合(スーパーインポーズ)

[スクリーン設定] [編集] ◎ スクリーン編集

[スーパーインポーズ設定]メニュー 透過色

ブレンド値

ビデオメニューウィンドウの設定

弊社でご用意した、画質調整(輝度、コントラスト、色合い)やスナップなどの機能が揃ったオーバーラップ画面を、簡単に設定することができます。

■設定手順

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第18章 ビデオ表示

18-23

18

■[ツール]メニューの設定ビデオメニューはマルチオーバーラップ編集に自動的にオーバーラップパーツを作成し、それを[コール]オーバーラップとして呼び出す設定です。ビデオメニューの登録は[ツール]メニューで行います。

①ビデオメニューを表示するスクリーンをあらかじめ開いておきます。②[ツール]→[ビデオメニュー追加]をクリックします。以下のような[ビデオメニュー追加]ダイアログが表示します。

③任意のマルチオーバーラップNo.を指定して[OK]をクリックします。以下のような確認ダイアログが表示されます。

④[OK]をクリックします。これで登録は完了です。

スクリーン上の[パーツ]バーには③の確認メッセージで表示されたオーバーラップNo.の[コール]オーバーラップ用アイコンが登録されます。

また、スクリーンの左上隅には、オーバーラップの配置位置を示す「MLIB」マークが表示されます。

ビデオメニューは[マルチオーバーラップ編集]のオーバーラップパーツとして登録されます。詳しくは次項を参照してください。

マルチオーバーラップ編集No.

スクリーン編集のオーバーラップNo.

ビデオメニューウィンドウの設定

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第18章 ビデオ表示

18-24

■登録したビデオメニューの確認設定したビデオメニューはマルチオーバーラップ編集に登録されます。前項の③で指定したマルチオーバーラップ編集を開きます。以下のようなビデオメニューが登録されています。

オーバーラップのデザインやサイズ、色などを変更したい場合は、ユーザーで自由に変更してください。編集方法については、通常のオーバーラップ、スイッチ、作画アイテムと同じです。詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』を参照してください。

■呼出方法登録したビデオメニューを呼び出すには、2通りの方法があります。

ビデオ表示をクリックビデオ表示中に、表示領域をクリックするだけで、ビデオメニューを表示させることができます。詳しくはP18-20を参照してください。

スイッチまたは外部からの指令による呼出通常のコールオーバーラップを設定した場合の呼び出し方法と同じです。詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

■スーパーインポーズの設定登録したビデオメニューは「スーパーインポーズ」ありで設定されています。スーパーインポーズのブレンド値や透過色を変更する場合は、そのスクリーン編集上の[スクリーン設定]において、[スーパーインポーズ設定]メニューを見直してください。

詳しくはP18-18を参照してください。

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第18章 ビデオ表示

18-25

18

ビデオ表示の注意点・制限事項

■配置について◎1スクリーンに4個までビデオ表示アイテムが配置可能です。

◎ベースにもオーバーラップにも設定可能です。ただし、オーバーラップ上に配置した場合、オーバーラップの左上にビデオ表示用の表示領域パーツを配置すると、オーバーラップの「システムボタン」(「第2章 オーバーラップ」参照)を設定しても無効となります。また、「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップ上にはビデオ表示アイテムを配置することはできません。

ビデオ表示の注意点・制限事項

ビデオ(2ch表示)

アニメーション

ビデオ(1ch表示)

ZM-371TA/372TA(VGAタイプ)の場合◎アニメーション表示とビデオ表示を同時に表示する場合、ビデオ表示が1チャンネルのみ表示している場合、または2チャンネル以上表示している時に拡大表示(またはマクロの[ZOOM]コマンド実行)もしくはスナップ(シングル、ストロボ共に)を実行した場合は、アニメーション表示よりもビデオ表示が上に表示します。シングルスナップ時にはスナップした画像を取り込んでいる間、ストロボスナップの場合は、ストロボ表示を解除するまで、ビデオ表示が上に表示します。また、ビデオ表示を2チャンネル以上表示している時はアニメーション表示が上に表示されます。

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第18章 ビデオ表示

18-26

スーパーインポーズあり

この状態でアニメーションを 表示するとビデオ表示が乱れる

◎スクリーンに1チャンネルのみで、かつ[表示サイズ]が[640×240ドット]サイズのビデオ表示を配置している場合、「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップまたはアニメーション表示のどちらかを表示させた時点で、ビデオ表示が乱れるので、「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップまたはアニメーション表示は使用しないでください。

◎スクリーンに1チャンネルのみで、かつ[表示サイズ]が[320×240ドット]または[160×120ドット]サイズのビデオ表示を配置している場合、「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップとアニメーション表示を同時に表示させると、ビデオ表示が乱れるので、同時に使用しないでください。

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第18章 ビデオ表示

18-27

18

ZM-3**SA(SVGAタイプ)の場合アニメーション表示とビデオ表示を同時に表示する場合、通常はアニメーション表示の方が上に表示されます。ただし、拡大表示(またはマクロの[ZOOM]コマンド実行)もしくは2チャンネル以上表示している時に拡大表示(またはマクロの[ZOOM]コマンド実行)もしくはスナップ(シングル、ストロボ共に)を実行した場合は、アニメーション表示よりもビデオ表示が上に表示します。シングルスナップ時にはスナップした画像を取り込んでいる間、ストロボスナップの場合は、ストロボ表示を解除するまで、ビデオ表示が上に表示します。

ビデオ

アニメーション

オーバーラップ

ビデオ表示の注意点・制限事項

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第18章 ビデオ表示

18-28

・ 1ch表示

◎:高速    △:低速   ×:静止   -:(特に表示に関係なし)

・ 1ch表示 + オーバーラップ(スーパーインポーズ)

◎ -

・ 1ch表示 + オーバーラップ(ビデオ表示に重ならない)

◎ -

・ 1ch表示 + オーバーラップ(ビデオ表示に重なる)

× -

・ 1ch表示(ベース) + 1ch表示(オーバーラップ:ベースのビデオ表示に重ならない)

△ △

・ 2ch(以上)表示

△ ↓

拡大表示(ZOOM)またはストロボスナップ

・ 2ch(以上)表示 + オーバーラップ(スーパーインポーズ)

△ -

A

B

■表示速度についてビデオの表示速度は、ZM-300(高機能品)のタイプ、また表示方法によって異なります。

VGAタイプ(ZM-371TA/372TAのみ)に比べると、SVGAタイプ(ZM-3**SA)は多少ビデオの表示スピードが遅くなります。また、どちらのタイプでもチャンネル数が多くなるにつれ、表示速度も遅くなります。

以下、タイプ別に表示方法による速度の違いについて説明します。設定によるビデオの表示速度の違いを、便宜上「◎:高速」「○:やや高速」「△:低速」「-:静止」に分けて説明します。

VGAタイプ(ZM-371TA/372TA)の場合

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第18章 ビデオ表示

18-29

18

A)オーバーラップがベースのビデオ表示に重なった場合、ベースのビデオ表示は静止画像になり、ビデオ表示としての機能がストップします。

※ただし、ビデオ表示上に「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップを表示した場

合は、ビデオ表示が静止することなく、表示前と同じ速度を保ちます。

メニュー

運転 検査 モニタ

設定 エラー ヘルプ

オーバーラップがビデオ表示に重なった 場合、ビデオ表示は静止画像になる

静止する

オーバーラップON

この時点で高速表示

この時点でビデオは両方とも低速表示

B)ベースに1チャンネルのビデオ表示が設定され、かつオーバーラップ上にもビデオ表示アイテムを配置した場合、オーバーラップが表示されるまでは1チャンネル表示としてビデオ表示は高速表示されます。

オーバーラップが表示した時点で、そのオーバーラップがベースのビデオ表示に重ならなければ、2チャンネル表示となるため、表示のコマ数が減り、低速表示されます。

ビデオ表示の注意点・制限事項

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第18章 ビデオ表示

18-30

A)オーバーラップがベースのビデオ表示に重なった場合、ベースのビデオ表示は静止画像になり、ビデオ表示としての機能がストップします。

※ただし、ビデオ表示上に「スーパーインポーズ」ありのオーバーラップを表示した場

合は、ビデオ表示が静止することなく、表示前と同じ速度を保ちます。

B)ベースに1チャンネルのビデオ表示が設定され、かつオーバーラップ上にもビデオ表示アイテムを配置した場合、オーバーラップが表示されるまでは1チャンネル表示として表示されます。

オーバーラップが表示した時点で、そのオーバーラップがベースのビデオ表示に重ならなければ、2チャンネル表示となるため、表示の速度が落ちます。

※2チャンネルよりも3チャンネル、3チャンネルよりも4チャンネルの方が必然的にコ

マ数が減り、表示も低速となります。

SVGAタイプ(ZM-3**SA)の場合

・ 1ch表示

○:やや高速   △:低速   ×:静止   -:(特に表示に関係なし)

・ 1ch表示 + オーバーラップ(スーパーインポーズ)

○ -

・ 1ch表示 + オーバーラップ(ビデオ表示に重ならない)

○ -

・ 1ch表示 + オーバーラップ(ビデオ表示に重なる)

× -

・ 1ch表示(ベース) + 1ch表示(オーバーラップ:ベースのビデオ表示に重ならない)

△ △

・ 2ch(以上)表示

△ ↓

拡大表示(ZOOM)またはストロボスナップ

・ 2ch(以上)表示 + オーバーラップ(スーパーインポーズ)

△ -

A

B

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第18章 ビデオ表示

18-31

18

ビデオ表示の注意点・制限事項

エラー表示画面 CH1

CH2

[表示チャンネル数:1] [□優先表示指定:CH1]

[表示チャンネル数:1] [□優先表示指定:CH2]

あとから登録(配置)された方が優先される

■優先順位についてスクリーン上にビデオ表示を何個か配置する際に、処理の優先順位を設定することができます(優先表示指定)。2個以上、ビデオ画面を表示する際に、優先表示するチャンネルがあれば、ビデオ表示アイテムの[優先表示指定]で、優先させるチャンネルNo.を指定します。ただし、1スクリーンに複数のビデオ表示アイテムが設定がされていた場合は、最後に画面に登録した、または最後に表示したビデオ表示で設定された優先指定が有効となります。

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第18章 ビデオ表示

18-32

このページは、ご自由にお使いください。

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第19章 JPEG表示

19-1

19

概要

JPEG表示(ZM-300シリーズのみ)

CFカード内にあらかじめ用意したJPEGファイルを、ZM-300シリーズに表示したり、またビデオ表示した画像をJPEGファイルとして取り込んだ後、再表示することも可能です。

JPEG表示には必ずCFカードが必要です。

ZM-352DはJPEG表示が使用できませんので、ご注意ください。

JPEGファイルを表示するには、[JPEG表示]アイテムを使用します。

概要

■用意したJPEGファイルを簡単表示◎あらかじめ用意したJPEGファイルをCFカードに格納すると、ZM-300シリーズにCFカードを差しただけで、JPEGファイルを読み取り、画面上の設定に応じて対象ファイルを表示します。

◎JPEGファイルは、ファイル名を指定して呼び出す方法と、ファイルNo.を指定して呼び出す方法、さらにはPLCからファイルNo.を指定して呼び出す方法があります。

ZM-300シリーズ

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

JPEGファイル 96M

B

CompactFlash Card

CFカード

CFカードに格納したJPEG ファイルを画面上に表示可能

96M

B

CompactFlash Card

PLC

CFカードから データを読込

09100、09101=5 09100、09101=2

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

エラー詳細

JP00005.JPGが表示される

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

エラー詳細

JP00002.JPGが表示される

サイズの大きいJPEGファイルの場合、表示するまでに多少時間がかかります。あらかじめご了承ください。

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第19章 JPEG表示

19-2

◎JPEG画像をZM-300シリーズの背景として、壁紙に指定することも可能です。

■ビデオ画像をJPEGファイルとして表示◎スナップ機能によってCFカードに保存したビデオ画像を、JPEGファイルとして表示することができます。

◎ファイルNo.を指定する方法と、PLCからファイルNo.を指定する方法があります。

96M

B

CompactFlash Card

96M

B

CompactFlash Card

CFカード

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ビデオ表示

表示中の画像をカードに保存

スナップ実行!

ビデオ映像を 画面に表示

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

JPEG表示

ZM-300シリーズ

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWERJPEGファイル 96M

B

CompactFlash Card

CFカード

CFカードに格納したJPEG ファイルを壁紙に指定

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第19章 JPEG表示

19-3

19

JPEG表示に必要な設定

CFカードに(画面データを)書き込む [CFカードマネージャー] ◎[ファイル]メニュー

◎ JPEGファイルを用意 ¥ZM71S¥JPEG に保存

◆用意したJPEGファイルを表示する場合

ビデオアイテムバー [ビデオ]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ システム設定 ビデオ設定

JPEG表示アイテムバー [JPEG表示]アイコン ◎ スクリーン編集

[スクリーン設定] [編集]メニュー [壁紙設定]

または

◆ビデオ画像を表示する場合

JPEG表示アイテムバー [JPEG表示]アイコン ◎ スクリーン編集

→P18-13→P18-13

→P18-6

(P18-5)

(P19-7)

→P19-5→P19-6

→P19-4

JPEG表示に必要な設定

→P19-9→P19-10

→P19-9

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第19章 JPEG表示

19-4

あらかじめ用意したJPEGファイルを表示する場合

■表示可能なJPEGファイル◎No.で指定する場合JPxxxxx.JPG(xxxxx:0~32767)

◎ファイル名で指定する場合xxxxxxxx.JPG(xxxxxxxx:半角英数字8文字)

それぞれ用意したJPEGファイルは、ZM-71Sがインストールされている¥ZM71S¥JPEGフォルダの中に格納しておきます。

■[JPEG表示]ダイアログ【ディビジョンNo.】

ディビジョン1個につき、[JPEG表示]アイテム1個が配置可能です。JPEGを表示するための表示領域パーツなどとリンクさせるのに必要となる設定です。

【□メモリ】メモリでJPEGファイルのNo.を指定して表示する場合にチェックを入れます。JPEG表示を可変させる場合に便利です。有効なJPEGファイルは、「JPxxxxx.JPG」のファイル名のタイプです。「xxxxx」の部分をNo.として認識します。

【□ビデオスナップファイルの表示】ビデオ画像を表示する場合にチェックを付けます。この場合はチェックしません。

96M

B

CompactFlash Card

PLC

09000=2

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

JPEG表示

JP00002.JPGが表示される

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

JPEG表示

JP00000.JPGが表示される 09000=0

JP00000.JPG JP00001.JPG JP00002.JPG

[メモリ:09000]の場合

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第19章 JPEG表示

19-5

19

【ファイル指定 ファイルNo.】(JP)/【ファイル名】[□メモリ]の場合に有効な設定です。指定したファイルNo.またはファイル名を固定で表示します。[ファイルNo.]を選んだ場合は「JPxxxxx.JPG(xxxxx:0~32767)」のタイプ、[ファイル名]選んだ場合は「xxxxxxxx.JPG(xxxxxxxx:半角英数字8文字)」のタイプを対象とします。表示させるJPEGのファイルNo.またはファイル名を指定してください。

【処理サイクル】ZMシリーズとPLCとの通信時に、ZMシリーズ側からPLC内のデータを読みにいくサイクルを設定します。詳しくは「付録2 処理サイクル」を参照してください。

■表示領域JPEG表示には表示領域パーツが必要です。先の[JPEG表示]ダイアログと同じディビジョンに配置することで、JPEG表示用表示領域としてリンクされます。

配置時の注意点表示領域は、JPEGファイルが表示されるだけのサイズが必要です。小さく配置した場合は、JPEGファイルが欠けて表示されます。JPEGファイルよりも大きく配置した場合は、はみ出る部分の表示領域が見えるので、背景の色に合わせることをお奨めします。

同じサイズの場合

JPEGファイルよりも小さいサイズの場合

JPEGファイルよりも大きいサイズの場合 背景色に合わせた色にしてください

あらかじめ用意したJPEGファイルを表示する場合

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第19章 JPEG表示

19-6

■スイッチJPEG表示用のスイッチは4種類あります。どのJPEG表示アイテムにリンクするスイッチか識別するため、[JPEG表示]ダイアログの[ディビジョンNo]と各[スイッチ]の[ディビジョンNo]は同じNo.にしてください。

機 能

プラスブロック

マイナスブロック

ファイル呼出

付属設定

(JP/VDファイル)No.

          内   容

表示しているNo.の次のNo.のJPEGファイルを呼び出す

表示しているNo.の前のNo.のJPEGファイルを呼び出す

指定したNo.のJPEGファイルを呼び出す

対象ファイル

JPxxxxx.JPG

JPxxxxx.JPG

JPxxxxx.JPG

※[機能:ファイル削除]スイッチはビデオ画像のJPEGファイル(VDxxxxx.JPG)にのみ有効です。

■CFカードマネージャーJPEG表示の設定を終えたら、画面データファイルをZM-300シリーズ本体に転送します。さらにCFカードマネージャーで必要なデータ(JPEGファイル)をCFカードに書き込み、ZM-300シリーズ本体にそのカードをセットする必要があります。

CFカードマネージャーを使って、JPEGファイルをCFカードに書き込む手順について、詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

CFカードにJPEGファイルを書き込んだら、ZM-300シリーズ本体にCFカードをセットしてください。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

JPEGファイル (¥ZM71S¥JPEG内)

96M

B

CompactFlash Card

CFカード

画面データファイル

ZM-71Sの[転送]より

ZM-71Sの [CFカードマネージャー]より

ZM-300にセット

完了 ZM-300シリーズ

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第19章 JPEG表示

19-7

19

壁紙として表示する場合

■使用可能なJPEGファイルxxxxxxxx.JPG(xxxxxxxx:半角英数字8文字)

用意したJPEGファイルは、ZM-71Sがインストールされている¥ZM71S¥JPEGの中に格納しておきます。

■[壁紙設定]メニュー([スクリーン設定]ダイアログ)壁紙として使用する場合、各スクリーンの[スクリーン設定]([編集]メニューより)にある[壁紙設定]メニューで設定します。

【□壁紙を使用する】壁紙を使用する場合には、チェックマークを付けます。

以下の設定項目が有効になります。

【ファイルの種類】(パターン /JPEG)JPEGファイルを指定する場合は[JPEG]を選択します。

パターンを壁紙に指定することも可能です。詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「第2章 画面構成」を参照してください。

【ファイル名】JPEGファイルの名前を入力します。

【位置指定】[中央に表示]

壁紙として表示する場合

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第19章 JPEG表示

19-8

[並べて表示]

[隅に表示](左上 /左下 /右上 /右下)

設定を終えたら[OK]をクリックします。画面上に設定した壁紙イメージが表示されます。

■CFカードマネージャー壁紙設定を終えたら、画面データファイルをZM-300シリーズ本体に転送します。さらにCFカードマネージャーで必要なデータ(JPEGファイル)をCFカードに書き込み、ZM-300シリーズ本体にそのカードをセットする必要があります。

CFカードマネージャーを使って、JPEGファイルをCFカードに書き込む手順について、詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

CFカードにJPEGファイルが書き込んだら、ZM-300シリーズ本体にCFカードをセットしてください。

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

JPEGファイル (¥ZM71S¥JPEG内)

96M

B

CompactFlash Card

CFカード

画面データファイル

ZM-71Sの[転送]より

ZM-71Sの [CFカードマネージャー]より

ZM-300にセット

完了 ZM-300シリーズ

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第19章 JPEG表示

19-9

19

ビデオ画像を表示する場合

■表示可能なJPEGファイルVDxxxxx.JPG(xxxxx:0~32767)

ビデオ表示機能によってスナップされたビデオ画像は、CFカード内の¥SNAPの中に自動的に格納されています。

■[JPEG表示]ダイアログ【ディビジョンNo.】

ディビジョン1個につき、[JPEG表示]アイテム1個が配置可能です。JPEGを表示するための表示領域パーツなどとリンクさせるのに必要となる設定です。

【□メモリ】メモリでJPEGファイルのNo.を指定して表示する場合にチェックを入れます。JPEG表示を可変させる場合に便利です。有効なJPEGファイルは、「VDxxxxx.JPG」のファイル名のタイプです。「xxxxx」の部分をNo.として認識します。

【□ビデオスナップファイルの表示】ここにチェックを付けます。これで自動的に、「VDxxxxx.JPG」タイプのファイルのみ表示するという認識になります。

【ファイル指定 ファイルNo.】(VD)[□メモリ]の場合に有効な設定です。指定したファイルNo.を固定で表示します。「VDxxxxx.JPG(xxxxx:0~32767)」のタイプを対象とします。表示させるJPEGのファイルNo.を指定してください。

【処理サイクル】ZMシリーズとPLCとの通信時に、ZMシリーズ側からPLC内のデータを読みにいくサイクルを設定します。詳しくは「付録2 処理サイクル」を参照してください。

■表示領域P19-5を参照してください。

ビデオ画像を表示する場合

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第19章 JPEG表示

19-10

■スイッチJPEG表示用のスイッチは4種類あります。どのJPEG表示アイテムにリンクするスイッチか識別するため、[JPEG表示]ダイアログの[ディビジョンNo]と各[スイッチ]の[ディビジョンNo]は同じNo.にしてください。

機 能

プラスブロック

マイナスブロック

ファイル呼出

ファイル削除

付属設定

(JP/VDファイル)No.

          内   容

表示しているNo.の次のNo.のJPEGファイルを呼び出す

表示しているNo.の前のNo.のJPEGファイルを呼び出す

指定したNo.のJPEGファイルを呼び出す

表示しているJPEGファイルを削除する

対象ファイル

VDxxxxx.JPG

VDxxxxx.JPG

VDxxxxx.JPG

VDxxxxx.JPG

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20-1

20

第20章 音声再生機能

概要

音声再生機能

概要

ビットのON/OFFでWAVファイルを再生します。

再生には必ず外部スピーカーが必要です。

◆対応機種・ZM-3**A(高機能品)+オプションユニット(ZM-30*EU)

◆以下の機能とリンクさせて音声を再生することができます。◎ローカル再生(スクリーン単位で再生する)・音声アイテム・アニメーション

◎グローバル再生(サンプリングのビットで再生する)・ビットサンプリング・リレーサンプリング・アラーム機能

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

音声

O NOFF

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第20章 音声再生機能

20-2

WAVファイルについて

■WAVファイルのフォーマットZM-300(高機能品)で再生可能なWAVファイルは以下のフォーマットになります。

PCM方式サンプリングレート:8kHz量子化ビット :8ビットモノラル

【ファイルサイズ】画面データの一部として転送する場合:128kbyte以下CFカードに保存する場合:制限なし

■WAVファイル名ZM-300(高機能品)本体で読み取り可能なWAVファイルのファイル名は以下になります。これ以外の名前のファイルは再生できません。

WA□□□□ .WAV (□□□□:0000~1023)

■WAVフォルダ使用するWAVファイルは、ZM-71Sがインストールされている¥ZM71S¥WAVフォルダに保存してください。画面転送時に一緒に転送されます。

ここに保存する

CFカード使用時は、画面転送ではCFカードに転送されません。CFカードマネージャを使用してください。( P20-10参照)

WAVファイルNo.

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20-3

20

第20章 音声再生機能

音声アイテム

各スクリーンごとに音声を再生します。

■必要な設定◎[パーツ]→[音声]→[音声]ダイアログ設定◎WAVファイルの保存( P20-2参照)

■音声ダイアログ

[メイン]メニュー【ディビジョンNo.】

ディビジョンNo.を設定します。(ディビジョンNo. 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照)

【メモリ】(1ビット使用)再生シーケンス( 次頁参照)で設定したWAVファイルを再生 /停止するメモリを設定します。再生[0→1]停止[1→0](ファイルが再生途中であっても停止します。)

【□連続で再生する】再生シーケンス( 次頁参照)で設定したWAVファイルを繰り返し再生する場合にチェックします。

【再生優先順位】スクリーンに複数の音声アイテムが設定されている場合の、再生優先順位を設定します。複数ビットが同時にONした場合、優先順位の高いアイテムのWAVファイルが再生されます。ただし、サンプリングとのリンクによるWAVファイルが再生されると、サンプリングの音声が優先されるため、音声アイテムの再生は停止します。

音声アイテム

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第20章 音声再生機能

20-4

[再生シーケンス]メニュー「メイン」メニューで設定したメモリビットのONによって再生するWAVファイルを設定します。

【□0】~【□15】再生ファイル数に合わせてチェックします。[メイン]メニューで設定したメモリビットのONで再生するWAVファイルNo.を登録します。(WAVファイルNo. P20-2参照)最高16WAVファイルを連続で再生できます。

【ファイルNo.】再生するWAVファイルNo.が固定の場合に選択します。WAVファイルNo.を設定します。(WAVファイルNo. P20-2参照)

【メモリ】再生するWAVファイルを変更する場合に選択します。WAVファイルNo.を格納するメモリを設定します。

[再生シーケンス]メニューで[メモリ]を選択した場合は、必ず[音声設定]を

行ってください。P20-9参照

[詳細]メニュー【処理サイクル】

処理サイクルを設定します。( 「付録2 処理サイクル」参照)

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20-5

20

第20章 音声再生機能

■設定例音声アイテムのダイアログを以下のように設定します。

[WAVファイル] :[ファイル内容]WA0000.WAV :エラーWA0001.WAV :が発生しましたWA0002.WAV :○○WA0003.WAV :××WA0004.WAV :△△

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

M 0~15

......

PLCメモリ

ON情報

..

D100 3

エラー××が発生しました。

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

M 0~15

......

PLCメモリ

ON情報

..

D100 2

エラー○○が発生しました。

音声アイテム

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第20章 音声再生機能

20-6

アニメーションとリンクしてWAVファイルを再生する

アニメーションテーブルを使用している場合に限り、アニメーション機能とリンクしてWAVファイルを再生できます。ただし、サンプリングとのリンクによるWAVファイルが再生されると、サンプリングの音声が優先されるためアニメーションの再生は停止します。アニメーションについての詳しい説明は第17章を参照してください。

■必要な設定◎[アニメーション]機能◎WAVファイルの保存( P20-2参照)

■アニメーションダイアログ

[メイン]メニュー【□アニメーションテーブル使用する】

チェックします。

[アニメーションテーブル]メニュー【0~15】

音声を再生するテーブルNo.のタブにチェックを付けます。

【□音声を使用する】チェックします。

【WAVファイルNo.】WAVファイルNo.を設定します。(WAVファイルNo.

P20-2参照)

【□音声を連続で再生する】[WAVファイルNo.]で設定した音声ファイルを繰り返し再生する場合にチェックします。

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20-7

20

第20章 音声再生機能

サンプリングとリンクしてWAVファイルを再生する

[サンプリング方式]がビットサンプル /リレーサンプル /アラーム機能の場合、ビットのON/OFFに合わせてWAVファイルの再生ができます。

■必要な設定◎[登録項目]→[メッセージ]→[メッセージ編集]( P20-8参照)◎[システム設定]→[バッファリングエリア設定]→[バッファリングエリア設定]ダイアログ(次項参照)

◎サンプリング設定(ビットサンプル /リレーサンプル /アラーム機能)(サンプリング 「第10章サンプリング」参照)

◎WAVファイルの保存( P20-2参照)

■バッファリングエリア設定音声を再生するバッファリングエリアNo.のタブで以下の設定をします。その他の設定については第10章を参照してください。

【□音声使用する】チェックします。

【□音声を連続で再生する】「メッセージ編集」で設定したWAVファイルを繰り返し再生する場合にチェックします。

サンプリング

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第20章 音声再生機能

20-8

■メッセージ編集メッセージ編集では、異常ビットに対応するメッセージの登録と、メッセージに対する音声ファイル設定します。

[メッセージ編集]の表示が上図と異なる場合は、[表示]→[表示切り替え]をクリックします。

【音声】音声を再生するメッセージにチェックを付けます。

【WAVファイルNo.】WAVファイルNo.を設定します。(WAVファイルNo. P20-2参照)

【再生優先順位】WAVファイルの再生優先順位を設定します。音声再生ビットが複数同時にONした場合、優先順位の高いWAVファイルが再生されます。

D8-00

D8-01

D8-14

D8-15

WA0005.WAV

WA0006.WAV

<例1>  上図の設定で、優先順位が同じビットがONした場合は、後でONしたビットの音声ファイルを再生します。

<例2>  上図の設定で、優先順位が異なるビットがONした場合は、優先度の高いビットの音声ファイルを再生します。

D8-01

WA0002.WAV

WA0001.WAV WA0002.WAV

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20-9

20

第20章 音声再生機能

音声設定

画面転送時に¥ZM71S¥WAVフォルダ内のWAVファイルを全て転送する場合にチェックします。

◎[システム設定]→[音声設定]→[音声設定]ダイアログ

[音声アイテム]→[再生シーケンス]で[メモリ]を選択した場合は、必ず

チェックしてください。

音声情報の出力($s)

音声情報が内部メモリ($s)に出力されます。

◎アドレス$s1000再生中のWAVファイルが再生終了するまでの秒数が格納されます。

音声設定

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第20章 音声再生機能

20-10

WAVファイルをCFカードに保存する

通常、WAVファイルは画面データの一部として本体に転送されます。このとき、○画面データ容量が減る○WAVファイル容量は128Kbyte以下

のような制限があるため、WAVファイルを画面データとは別に、CFカードに保存することができます。必要な設定は「CFカード設定」です。

■CFカード設定◎[システム設定]→[CFカード設定]をクリックします。

【□WAVファイルをCFカードへ格納する】チェックします。

その他の設定については「第23章CFカード」を参照してください。

■CFカードへの保存CFカードへの保存は「CFカードマネージャ」を使用します。( 「第23章CFカードマネージャ」参照)

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第21章 レシピ機能

21-1

21

レシピ機能

レシピ機能

レシピ機能とは?

PLC側で必要なデータを常時保持するためには、容量の問題など様々な制約があります。そこで、PLCの外部記憶装置として、ZMシリーズ自体、またはZMシリーズのアクセサリ側にデータの保管領域を設けることで、必要な時に必要な数のデータを読み書きすることが可能です。このような機能を「レシピ機能」と呼びます。

種類

ZMシリーズのレシピ機能は4種類あります。

◎CFカードによるレシピ機能◎メモリマネージャ機能◎SRAMの不揮発性メモリ($L、$LD)によるデータ管理◎FROM領域を使ったバックアップ機能

■CFカードによるレシピ機能(ZM-300シリーズのみ)Windows上などで作成したCSVファイルを、マクロコマンドを使って読み書きすることができます。

RESET

disc

96M

B

CompactFlash Card

PLCCFカードに データを読み書き

ZM-300シリーズ

カードのデータを PLCに転送したり PLCのデータをカードに 書き込むことも可能

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

CSVファイルとして管理

5516 4450 5465 8845 6548 7894 5478

生産データA 生産データA-1 生産データA-2 生産データA-3 生産データA-4 生産データA-5 生産データA-6

設定値1 設定値2 設定値3 設定値4 設定値5

545 889 65 548 55

データNo. 5

詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

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第21章 レシピ機能

21-2

■メモリマネージャ機能SRAMまたはCFカードから必要なときに必要なデータを取り出したり、逆にPLCのデータをSRAMまたはCFカードに記憶させることもできます。「SRAM領域」または「CFカード」は最大16個の「ファイル」に分割されます。ファイル1個あたり最大4095個の「レコード」に分割されます。各レコードに「データ」が格納されます。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

メモリカード

PLC

レコード  0

レコード  1

レコード  2

レコード  3

レコード4093

レコード4094

レコード0

レコード1

レコード2

レコード3

レコード4

データ0

データ1

データ2

データ3

データ4

160

491

3209

200

8821

データ0

データ1

データ2

3000

120

7700

19000

19002

19004

19006

19010

160

491

3209

200

8821

49050

49052

49054

3000

120

7700

最大16分割が可能

1レコード=最大4096ワード まで登録可能

1ファイル=最大4095個の       レコードに分割可能

ZMシリーズ

メモリカード モード

ファイル 0

ファイル 1

ファイル 2

ファイル 3

ファイル 4

ファイル 5

ファイル14

ファイル15

または内蔵SRAM またはSRAMカセット

またはCFカード

詳しくは「第25章 メモリカードモード」を参照してください。

■SRAMの不揮発性メモリ($L/$LD)によるデータ管理SRAMカセット(型式:ZM-300SM、ZM-80SM、ZM-43SM、容量:512Kバイト)または内蔵SRAM内に、電源が落ちても内容が保持できるように、不揮発性(=データが保持できる)内部メモリ($L/$LD)のエリアを確保することができます。

詳しくは「第24章 SRAM」を参照してください。

■FROM領域を使ったバックアップ機能マクロを使って、画面データ保管領域であるFROM領域に、データをバックアップすることが可能です。

詳しくは「第13章 マクロ」を参照してください。

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第22章 データロギング

22-1

22

概要

データロギング

概要

◎サンプリング(「第10章 サンプリング」参照)によってZMシリーズの内部バッファに格納されたデータは、ZMシリーズの電源が落ちた時点で全て抹消されます。しかし、内部バッファの代わりに「SRAM」または「CFカード」にサンプリングデータを格納すると、万一停電などでZMシリーズの電源が落ちても、電源再投入時に停電前の状態が再現できます。

PLC

サンプリングモード使用時に有効

PLCからのサンプリングデータを CFカード内に格納します

停電などで運転が停止 しても、メモリカード に入ったデータは残る

CFカード ZMシリーズ

または内蔵SRAM またはSRAMカセット

またはZM-1REC

16MBCompactFlash

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

トレンドサンプリング

電源

◎格納先によって、設定手順、取込方法は異なります。

◎「SRAM」または「CFカード」に格納されたサンプリングデータは、パソコンに取り込んで他のアプリケーションで利用することもできます。「SRAM」に格納する場合は、メモリカードソフトを使用します。「CFカード」に格納する場合は、メモリカードソフトを使用する以外にも、マクロによってZM-300本体上でCSVファイル形式に変換できるため、パソコンからCFカードを読めば、すぐにテキスト編集ソフトやExcelなどで編集可能です。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

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第22章 データロギング

22-2

ZM-300

ZM-72/82

ZM-52

ZM-42

ZM-43

ZM-52HD

ZM-62E

標準

メモリカードソケット付

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

×

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

SRAMメモリカード カセット

○(ZM-300SM)

○(ZM-80SM)

×

○(ZM-43SM)

×

×

○(ZM-80SM)

○(ZM-80SM)

CFカード

×

×

×

×

×

×

液晶コントロールターミナル (シリーズ)

SRAM

内蔵

○(64kバイト)

×

×

×

×

○(8Kバイト)

×

×

格納先について

■種類データロギングは、 ZMシリーズでSRAMまたはCFカードが使用可能な環境にある場合に対応可能な機能です。ZMシリーズで使用可能なSRAMの種類およびCFカードは以下のとおりです。

・CFカード市販のCFカードをご購入ください。(弊社推奨品についてはP22-5を参照してください。)

・SRAMカセット(型式:ZM-300SM、ZM-80SM、ZM-43SM)容量は512Kバイトです。※FROMカセット(型式:ZM-300EM、ZM-4EM、ZM-43EM)使用時にはSRAMカ

セットは使用できません。

・内蔵SRAMZM-300シリーズには標準で64Kバイト、ZM-62Eには8KバイトのSRAMが内蔵されています。どちらも電池をセットする必要があります。

・SRAMメモリカード(型式:市販メモリカード SRAM)容量の指定が必要です。256K、512K、1M、2M、4M(バイト)が市販されています。本体のタイプによって、別途カードレコーダ(型式:ZM-1REC)が必要になる場合と、メモリカード単体で使用可能な場合があります。

本体のタイプと使用可能な格納先は以下のとおりです。(○:使用可能 ×:使用不可能 △:特定機種で使用可能)

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第22章 データロギング

22-3

22

ZM-300の場合

ZM-72/82の場合

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

×

×

システム設定

格納先

×

×

×

内部バッファ

SRAMカセット

内蔵SRAM

(エラー)

CFカード

ZM-43/52の場合

バッファリングエリア設定

格納先

内部バッファ

SRAM

SRAM

SRAM

SRAM

CFカード

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

×

×

システム設定

格納先

×

×

×

内部バッファ

SRAMカセット

(エラー)

バッファリングエリア設定

格納先

内部バッファ

SRAM

SRAM

SRAM

SRAM

メモリカードソケット (SRAMメモリカード)

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

×

×

システム設定

格納先

×

×

×

内部バッファ

SRAMカセット

(エラー)

(エラー)

バッファリングエリア設定

格納先

内部バッファ

SRAM

SRAM

SRAM

SRAM

■認識方法について使えるSRAMが何種類か存在する上、ZM-300ではCFカードも使用できるため、設定によってその格納先の認識が決まります。格納先の設定は、機能およびZMシリーズの種類によって異なります。以下を参照してください。

格納先について

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第22章 データロギング

22-4

ZM-62Eの場合

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

×

システム設定

格納先

×

×

×

内部バッファ

内蔵SRAM

(エラー)

バッファリングエリア設定

格納先

内部バッファ

SRAM

SRAM

SRAM

設定項目について【モジュラージャック】[システム設定]の[モジュラージャック]をクリックします。[モジュラージャック]ダイアログにおいて、[モジュラージャック1]または[モジュラージャック2]のどちらかを[メモリカード]に設定すると、ZM-1REC(カードレコーダ)を使ってSRAMメモリカードを使用することができます。

【SRAM/時計設定】[システム設定]の[SRAM/時計設定]をクリックします。[SRAM/時計設定]ダイアログにおいて[□メモリカードエミュレートエリア]にチェックを付けると、内蔵SRAMまたはSRAMカセットが使用可能になります。[ワード数]の設定も忘れずに行ってください。

SRAM/時計設定またはSRAMカセット設定について、詳しくは「第24章 SRAM」を参照してください。

【バッファリングエリア設定】[システム設定]の[バッファリングエリア設定]をクリックします。[バッファリングエリア設定]ダイアログが表示されます。[格納先]を[SRAM]または[CFカード]に設定します。それぞれSRAMまたはCFカードが格納先として認識されます。

バッファリングエリアの各設定項目について、詳しくは「第10章 サンプリング」を参照してください。

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第22章 データロギング

22-5

22

CFカードおよびSRAM領域について

■CFカードの場合

メモリ容量推奨カード(CompactFlash 準拠のCFカード)とその容量は以下のとおりです。

メモリカードエミュレートエリア

メモ帳格納エリア

不揮発性ワードメモリエリア $L

SRAMエリア

ヘッダ領域(128ワード)

ヘッダ領域(32ワード)

不揮発性ダブルワードモリエリア $LD

ヘッダ領域(32ワード)

ヘッダ領域(16ワード)

ヘッダ領域(1024ワード)

ZM-300内蔵  :32Kワード

SRAMカセット :256Kワード

ZM-62E    :4Kワード

   :メモリマネージャ機能

    /データロギング機能で使用

CF

カードおよびS

RAM

領域について

 メーカー名

TDK

Kodak

サンディスク

アイ・オー・データ機器

  型式

TC032HS

KPCN-32

SDCFB-64-505

PCCF-H128MS

PCCF-xxxMS

容量

32MB

32MB

64MB

128MB

(xxx:16、32、48、64、    96、128、192)

16~192MB

TM

寿命についてCFカードには書込回数に制限があります。約30万回の寿命となります。ご注意ください。

■SRAMまたはSRAMカセット

メモリ容量・ZM-300に標準で内蔵のSRAM領域は32Kワード(64Kバイト)です。・ZM-300またはZM-43~82にSRAMカセットを装着した場合、256Kワー

ド(512Kバイト)のSRAM領域が確保されます。・ZM-62EのSRAM内蔵機種のSRAM領域は4Kワード(8Kバイト)です。

それぞれSRAM内のメモリ容量は以下のようになります。

SRAMでは必ず「ヘッダ情報」として一定ワード数が使用されます。それ以外にも各領域ごとに必ず「ヘッダ情報」が確保されています。メモリカードモードに使用できる領域は「メモリカードエミュレートエリア」です。設定しない領域のヘッダ情報を容量の対象にする必要はありません。メモリ容量の詳しい計算方法については、「第24章 SRAM」を参照してください。

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第22章 データロギング

22-6

データファイル  ビット同期  定時サンプル  ビットサンプル  アラーム機能  温調ネット/PLC2

(レコード名バイト数÷2+データ数)×レコード数 (ワード数+2)×サンプル回数 (ワード数+2)×サンプル回数 3×サンプル回数 3×サンプル回数+15+ワード数×96 (ワード数+2)×サンプル回数

バッファリングファイル

(単位:ワード)

*1)

*1) 温調ネット/PLC2の「ワード数」とは[バッファリングエリア設定]の[テーブルNo.]で設定した  [温調ネット/PLC2Wayテーブル[No.]]で使用しているメモリのワード数です。

*2)

*2) [リレーサンプル]はバッファリングファイルとして使用できません。

■SRAMメモリカード

メモリ容量256K、512K、1M、2M、4Mバイトまであります。ヘッダ情報として使われる領域は、各メモリカード共に同じです。

カード情報

ファイル情報

ファイル 0

ファイル 1

ファイル 2

ファイル 3

ファイル 4

ファイル 15

0

1023 1024

全ファイルのサイズ

ヘッダ情報(1024ワード)

寿命についてSRAM領域は電池の寿命に依存します。電池の寿命は容量によって異なります。弊社技術相談窓口までご相談ください。実際に電池の電圧が低下したかどうかを確認するには、[システム設定]→[メモリカード設定]→[I/Fメモリ](第25章参照)を確認してください。

■ファイルサイズの計算方法

寿命についてSRAM領域は電池の寿命に依存します。電池の寿命は約5年です。実際に電池の電圧が低下したかどうかを確認するには、システムメモリ$s167を確認してください。

$s16715 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

1:FROM 2Mbyte(ZM-43~82) 2:FROM 4Mbyte(ZM-43~82) 3:SRAM 512Kbyte(ZM-43~82/ZM-300) 4:FROM 8Mbyte(ZM-300)

メモリカセット情報予約(設定:0)

メモリカセット情報予約 (設定:0)

MSB LSB

0:電池正常 1:電池電圧低下 2:電池未挿入

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第22章 データロギング

22-7

22

CFカードに格納する場合

サンプリングモードは既に設定してあるという前提で、データロギングのために必要な設定手順を述べます。サンプリングモードについて、詳しくは「第10章 サンプリング」を参照してください。

■設定手順設定箇所は以下のとおりです。

I/F メモリ タイプ バッファリングファイル

No. 0(~15) ◎ システム設定 メモリカード設定

◎ システム設定 バッファリングエリア設定

サンプルバッファ使用する No. 0(~11)

格納先 出力ファイルNo.

なし あり CFカード

n(0~15)

◎ システム設定 CFカード設定 キャッシュを使用する

一致するNo.の[タイプ]を自動設定します

なし あり(※)

※保存のタイミングによって、マクロコマンド[SMPL_SAVE]の設定が必要です

取り込んだサンプリングデータをパソコンに取り込む場合

◎ マクロ SMPL_CSV

アトリビュートテーブル(自動作成)

バッファリングファイルを自動的にフォーマットする あり なし

◎ パーツ スイッチ 機能:CFカードフォーマット(バッファ)

サンプリングに関するフォーマットが異なる場合に必要 (注1)

注1:このスイッチはCFカード内の¥Sample内の「Smpxxxx.bin」ファイルだけを    フォーマットします。CFカード全体をフォーマットするわけではありません。    ただし、もしサンプリングに関するフォーマットが一致していても、    メモリマネージャ機能によるデータファイルのフォーマットが異なる場合は    メモリカードモードの[機能:カードフォーマット]を実行しなければサンプリングを    行いません。このフォーマットの場合、データファイルもサンプリングファイルも    どちらもフォーマットを行います。

■バッファリングエリア設定とメモリカード設定CFカードを使用する場合、必ず[バッファリングエリア設定]において、[格納先:CFカード]に設定します。この時、設定する[出力ファイルNo.]をエディタが判断して、該当する[メモリカード設定]の[No.]を割り出し、[タイフ :゚バッファリングファイル]を自動的に設定します。

CF

カードに格納する場合

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第22章 データロギング

22-8

■キャッシュの設定CFカードにデータを書き込む場合、CFカードの書込回数の制限を考慮して、ZMシリーズ内の「キャッシュ」にデータを蓄積し、キャッシュ満杯時あるいは必要時のみCFカードに蓄積分を一括で書き込む、という動作にすることができます。設定は[システム設定]の[CFカード設定]で行います。

キャッシュについて、詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

■ZMシリーズ本体での設定・取込手順データロギングを開始するためには、本体で以下のような操作を行います。

注意◎CFカードに格納されたデータは、リセットを行わない限り、保存されます。(ただしCFカードのフォーマットを行った場合は例外です。)

◎CFカードをZM-300シリーズから外すと、一時的にサンプリングは停止し、データの取り込みを行いません。画面上にサンプリングデータを表示させている場合は画面からデータが消えます。再度CFカードをセットすると、過去に取り込んだ履歴が表示され、再びサンプリングを開始します。

フォーマットについて挿入したCFカードのフォーマットが異なる場合、[システム設定]の[CFカード設定]において[ バッファリングファイルを自動的にフォーマットする]に設定していると、CFカードを差した時点で自動的にサンプリングファイルをフォーマットするか、または既にサンプリングファイル(Smpxxxx.bin)が存在する場合は上書きします。[システム設定]の[CFカード設定]において[□バッファリングファイルを自動的にフォーマットする]に設定した場合は、[機能:CFカードフォーマット(バッファ)]スイッチを押してサンプリングファイルをフォーマットする必要があります。

ZMシリーズとPLCを接続する

サンプリング開始

RUNした時点から、サンプリングが可能な状態となり、 データロギングとして機能する

※CFカード内にCSVファイルとしてデータを取り込む場合

マクロ[SMPL_CSV]実行

[□バッファリングファイルを自動的にフォーマットする]の場合 [□バッファリングファイルを自動的にフォーマットする]の場合

サンプリングに関するフォーマットが同じ サンプリングに関するフォーマットが異なる

自動フォーマット実行 フォーマット実行

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第22章 データロギング

22-9

22

※ただしサンプリングファイルだけでなく、メモリマネージャ機能用のデータファイル

もCFカードに設定している場合、データファイルのフォーマットが異なっていると

サンプリングは開始しません。

この場合、一度、データファイル、サンプリングファイル共にフォーマットする[機

能:カードフォーマット]スイッチを押して、フォーマットを実行する必要があります。

[CFカードフォーマット]スイッチと[カードフォーマット]スイッチの違いについて

[CFカードフォーマット]スイッチはサンプリングファイルにのみ有効なスイッチです。サンプリングのフォーマットをチェックし、違う場合に違うサンプリングファイル(Smpxxxx.bin)だけをフォーマットします。従って、このスイッチを押した時に、既にフォーマットの同じサンプリングファイルが存在し、サンプリング中の場合には、データをクリアすることはありません。(ただしスイッチはフォーマットをしてもしなくても「ピッ!」と鳴ります。)なお、サンプリングファイルだけでなく、メモリマネージャ機能(第25章参照)も使用している場合、メモリマネージャ機能で使用しているレシピデータは、このスイッチでフォーマットされることはありません。ただ、サンプリングのフォーマットが一致するまで、メモリマネージャ機能の表示ができません。一致した時点でメモリマネージャ画面も正常に機能します。

一方、[カードフォーマット]スイッチは、押すとフォーマットが一致していてもいなくてもCFカードの[CARD]フォルダの内容を(サンプリングファイルもメモリマネージャ機能も)全てフォーマット&リセット(クリア)します。

■データの取り込みCFカードに取り込んだサンプリングデータは、2種類の方法でパソコンに取り込むことが可能です。

マクロを使用する場合ZM-300シリーズ本体側でマクロ「SMPL_CSV」を実行することで、サンプリングデータをCSV形式に変換することができます。パソコンからこのCFカードを読めば、すぐにテキスト編集ソフトやExcelなどで編集可能です。マクロについて、詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

メモリカードソフトを使用する場合CFカードに取り込まれたサンプリングファイル(BINファイル)を拡張子[*mcd]ファイルに変換することで、「メモリカードソフト」でデータを取り込むことが可能です。ファイルの変換はZM-71Sの「CFカードマネージャ」上で行います。変換方法など、詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

CF

カードに格納する場合

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第22章 データロギング

22-10

内蔵SRAMまたはSRAMカセットに格納する場合

サンプリングモードは既に設定してあるという前提で、データロギングのために必要な設定手順を述べます。サンプリングモードについて、詳しくは「第10章 サンプリング」を参照してください。

■設定手順設定箇所は以下のとおりです。

■バッファリングエリア設定とメモリカード設定内蔵SRAMまたはSRAMカセットを使用する場合、必ず[バッファリングエリア設定]において、[格納先:SRAM]に設定します。この時、設定する[出力ファイルNo.]をソフトが判断して、該当する[メモリカード設定]の[No.]を割り出して、[タイフ :゚バッファリングファイル]を自動的に設定します。

I/F メモリ タイプ バッファリングファイル

No. 0(~15)

メモリカードモードアイテムバー [メモリカードモード]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ システム設定 メモリカード設定

メイン ディビジョンNo メモリ

詳細(メモリカード)

フォーマットスイッチ

◎ システム設定 バッファリングエリア設定

サンプルバッファ使用する No. 0(~11)

格納先 出力ファイルNo.

なし あり SRAM

n(0~15)

◎ システム設定 SRAM/時計設定 メモリカードエミュレートエリア

一致するNo.の[タイプ]を自動設定します

ワード数 なし あり

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第22章 データロギング

22-11

22

■内蔵SRAMまたはSRAMカセットのフォーマット内蔵SRAMまたはSRAMカセットを使用する場合、必ずフォーマットを2回行います。1回目のフォーマットは、ZMシリーズ本体の[ローカルメイン]画面から行うSRAMの初期フォーマットです。[システム設定]の[SRAM/時計設定]において設定した[メモリカードエミュレートエリア]を確保するために、行います。2回目のフォーマットは、PLCとRUN状態で行うフォーマットです。この場合は「メモリカードモード」での[機能:カードフォーマット]スイッチを画面に配置しておく必要があります。

1回目:初期フォーマットZMシリーズをSTOP状態にする([SYS]キー+[F1]キー)と[ローカルメイン]画面が表示します。画面上の[SRAM/時計]または[カセット調整]スイッチを押すとSRAMのフォーマットを行う画面に切り替わります。ここでSRAMのフォーマットを行ってください。詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』の「2章 本体操作方法」を参照してください。

初期フォーマットを行わないと、ZMシリーズ上で「データにエラーがあります 

Error: 161(または163)」が発生しRUNできません。

[SRAM/時計設定]に関する設定を変更した場合は、再度、フォーマットが必

要です。その際、データは抹消されます。

2回目:メモリカードモードでのフォーマット初期フォーマットを行った後は、[メモリカード設定]で設定した内容にSRAMをフォーマットしなければ使用できません。そのため、メモリカードモードの[メモリカード]ダイアログの設定および[機能:カードフォーマット]スイッチが必要となります。

メモリカードモードでのSRAMのフォーマットは[機能:カードフォーマット]スイッ

チでしか行えません。

[メモリカード設定]および[バッファリングエリア設定]を変更した場合は、

再度フォーマットする必要があります。その際、データは抹消されます。

[メモリカード]ダイアログの設定と[機能:カードフォーマット]スイッチが同じディビジョンに設定されていれば、特にデータロギングと同じ画面に設定する必要はありません。[メモリカード]ダイアログの設定内容について、詳しくは「第25章 メモリカードモード」を参照してください。

内蔵S

RAM

またはS

RAM

カセットに格納する場合

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第22章 データロギング

22-12

■ZMシリーズ本体での設定・取込手順データロギングを開始するためには、本体で以下のような操作を行います。

ZMシリーズとPLCを接続する

メモリカードモードのフォーマットを行う

サンプリング開始

フォーマットスイッチ(メモリカードモード)を設定した画面を開き、 フォーマットスイッチを押す

フォーマットが行われた時点から、サンプリングが可能な状態となり、 データロギングとして機能する

画面データをZMシリーズ本体に転送する

初期フォーマットを行う

ZMシリーズをSTOP状態([ローカルメイン]画面表示)にして、 SRAMのフォーマットを実行する

注意SRAMに格納されたデータは、リセットまたは再度フォーマットを行わない限り、保存されます。(ただしSRAMが電池切れの場合にはデータが消える可能性があります。)

■データの取り込みSRAMメモリカードに取り込んだサンプリングデータをパソコンに取り込むには、「メモリカードソフト」を使用します。

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第22章 データロギング

22-13

22ZM-1RECに格納する場合

サンプリングモードは既に設定してあるという前提で、データロギングのために必要な設定手順を述べます。サンプリングモードについて、詳しくは「第10章 サンプリング」を参照してください。

■設定手順設定箇所は以下のとおりです。

■バッファリングエリア設定とメモリカード設定SRAMメモリカード(ZM-1REC/メモリカードソケット)を使用する場合、必ず[バッファリングエリア設定]において、[格納先:SRAM]に設定します。この時、設定する[出力ファイルNo.]をソフトが判断して、該当する[メモリカード設定]の[No.]を割り出して、[タイフ :゚バッファリングファイル]を自動的に設定します。

I/F メモリ タイプ バッファリングファイル

No. 0(~15)

メモリカードモードアイテムバー [メモリカードモード]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ システム設定 メモリカード設定

メイン ディビジョンNo メモリ

詳細(メモリカード)

フォーマットスイッチ

◎ システム設定 バッファリングエリア設定

サンプルバッファ使用する No. 0(~11)

格納先 出力ファイルNo.

なし あり SRAM

n(0~15)

◎ システム設定 モジュラージャック モジュラージャック2(モジュラージャック1) メモリカード(※)

※ZM-1RECを使用しないで、メモリカードソケット(ZM-72/82 オプション型式にて対応)  にSRAMメモリカードを挿入して使用する場合は、この設定は必要ありません。

一致するNo.の[タイプ]を自動設定します

ZM-1REC

に格納する場合

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第22章 データロギング

22-14

■メモリカードモードSRAMメモリカード(ZM-1REC/メモリカードソケット)を使用する場合、[メモリカード設定]で設定した内容にSRAMメモリカードをフォーマットしなければ使用できません。そのため、メモリカードモードの[メモリカード]ダイアログの設定および[機能:カードフォーマット]スイッチが必要となります。

SRAMメモリカードのフォーマットは[機能:カードフォーマット]スイッチでしか行

えません。

[メモリカード設定]および[バッファリングエリア設定]を変更した場合は、

再度フォーマットする必要があります。その際、データは抹消されます。

[メモリカード]ダイアログの設定と[機能:カードフォーマット]スイッチが同じディビジョンに設定されていれば、特にデータロギングと同じ画面に設定する必要はありません。[メモリカード]ダイアログの設定内容について、詳しくは「第25章 メモリカードモード」を参照してください。

■ZMシリーズ本体での設定・取込手順実際にデータロギングを起動させるためには、本体で以下のような操作を行います。

ZMシリーズとPLCを接続する

フォーマット実行

サンプリング開始

フォーマットスイッチ(メモリカードモード)を設定した画面を開き、 フォーマットスイッチを押す

フォーマットが行われた時点から、サンプリングが可能な状態となり、 データロギングとして機能する

注意◎SRAMメモリカードに格納されたデータは、リセットまたは再度フォーマットを行わない限り、保存されます。(ただしSRAMが電池切れの場合にはデータが消える可能性があります。)

◎SRAMメモリカードをZMシリーズから外すと、一時的にサンプリングは停止し、データの取り込みを行いません。画面上にサンプリングデータを表示させている場合は画面からデータが消えます。再度メモリカードをセットすると、過去に取り込んだ履歴が表示され、再びサンプリングを開始します。

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第22章 データロギング

22-15

22

■データの取り込みSRAMメモリカードに取り込んだサンプリングデータをパソコンに取り込むには、「メモリカードソフト」を使用します。

ZM-1REC

に格納する場合

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第22章 データロギング

22-16

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第23章 CFカード

23-1

23

概要

CFカード(ZM-300シリーズ用)

ZM-52HD(ハンディタイプ)で対応可能なCFカード機能については別途

『ZM-52HDユーザーズマニュアル』をご参照ください。

概要

■接続ZM-300シリーズではCFカードインターフェースが標準実装されています。CFカードを差して、色々な機能に対応させることができます。

未フォーマットのCFカードを本体に差して、本体をRUN(通信)状態にする、またはSTOP状態で「ローカルメイン」画面から「カード転送メニュー」画面に切り換えると、自動的にCFカード内に以下のようなフォルダを作成します。(例:アクセスフォルダ名[Dat0000]の画面ファイルが入ったZM-300に差した場合)

96M

B

CompactFlash Card

PLC

CFカードを挿入

ZM-300シリーズ

データの読込/書込に対応

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

トレンドサンプリング

→ ←

Bitmap

Sram

CardDspFontHdcopyJpegMemoRecipeSampleSnap

WavWebserv

Dat0000(アクセスフォルダ) CFカード

各フォルダ内容について、詳しくはP23-9を参照してください。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

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第23章 CFカード

23-2

■機能CFカードを使った機能は以下のとおりです。

◎複数の画面データの保存( P23-10参照)CFカードの中に複数の画面データを保管できるため、必要に応じて画面データを入れ替えることが可能です。

◎画面データの自動アップロード( P23-13参照)CFカードを差しただけで、自動的に内容を認識し、そのカード内の画面データファイルをZM-300シリーズ本体で表示できます。オペレータの手をわずらわせることなく、画面データの入れ替えが可能となります。

◎サンプリングデータの保存(データロギング)( P23-15参照)エラーや数値などの履歴データを保存することができます。あらかじめ格納したサンプリングデータをマクロを使ってCSVファイルに変換すれば、Excelなどのアプリケーションソフトで簡単に編集できます。

ABC

96M

B

CompactFlash Card

CFカード

ZM-300シリーズ

複数の画面データの保管が可能 必要な画面データを選択し、 本体に転送できます

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

画面データ B

RESET

disc

96M

B

CompactFlash Card

PLCCFカードから データを読込

ZM-300シリーズ

サンプリングデータが 書き込まれる

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

トレンドサンプリング

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

パソコン上で編集可能

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第23章 CFカード

23-3

23

◎レシピデータの転送( P23-21参照)Windows上などで作成したCSVファイルを、マクロコマンドを使って読み込んだり書き込んだりすることができます。

◎メモリマネージャ機能によるレシピデータの転送( P23-25参照)ZM-42~82互換のメモリマネージャ機能を使ったレシピ転送も可能です。従来の方法に慣れているユーザーや、メモリカードエディタを使用するユーザーにお奨めです。

◎パターン(ビットマップ)ファイルの格納( P23-27参照)画面データファイルにパターンを多く使用する場合、ファイルサイズが大きくなります。CFカードを使用し、パターンデータをCFカード内に保管しておくと、パターンをCFカードから参照し、表示します。これにより画面データの容量を節約することができます。

◎JPEGデータの格納( P23-29参照)ZM-300シリーズの画面上に、JPEGデータを表示することができます。表示するJPEGデータは必ずCFカードに格納します。

RESET

disc

96M

B

CompactFlash Card

PLCCFカードに データを読み書き

ZM-300シリーズ

カードのデータを PLCに転送したり PLCのデータをカードに 書き込むことも可能

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

CSVファイルとして管理

5516 4450 5465 8845 6548 7894 5478

生産データA 生産データA-1 生産データA-2 生産データA-3 生産データA-4 生産データA-5 生産データA-6

設定値1 設定値2 設定値3 設定値4 設定値5

545 889 65 548 55

データNo. 5

ZM-300シリーズ

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

JPEGファイル 96M

B

CompactFlash Card

CFカード

CFカードに格納したJPEG ファイルを画面上に表示可能

概要

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第23章 CFカード

23-4

◎ハードコピーイメージの保存( P23-31参照)マクロを使用してハードコピーのイメージ画像をJPEGデータとしてCFカードに格納することができます(ただし、ZM-352Dの場合はBINファイルで格納)。現場でプリンタとの接続が困難な場合、ハードコピーする画面をCFカードに保管しておき、後でまとめてパソコンから印刷、という手順も可能になる便利な機能です。

◎ビデオ画像の保存( P23-31参照)ビデオ表示機能対応のZM-300シリーズの場合、ビデオキャプチャしている画像をスナップ機能によって静止画像として保存することができます。保存した画像データはJPEGデータとしてCFカードに格納されます。

96M

B

CompactFlash Card

CFカード

ZM-300シリーズ

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

ビデオ表示

表示中の画像をカードに保存 (JPEGファイル)

スナップ実行!

ビデオ画像を カードに保存

RESET

disc

96M

B

CompactFlash Card

PLC

CFカードにJPEGデータ として取り込みます

ZM-300シリーズ

マクロコマンドにより ハードコピーイメージを保存

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

トレンドサンプリング

パソコンで管理・印刷が可能

トレンドサンプリング

トレンドサンプリング

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第23章 CFカード

23-5

23

◎メモ帳データのバックアップ( P23-32参照)メモ帳機能を使用した際に、ZM-300シリーズの電源を落としてもメモ帳データを保存しておくことができます。保存したメモ帳データは、ソフト側でビットマップファイルに変換することも可能です。

◎ゴシックフォントの格納( P23-33参照)ゴシックフォントを使用した場合、画面データの容量が大きくなります。ゴシックフォントの中でも特に容量の大きな「手動フォント」タイプだけをCFカードに格納することができます。これにより画面データの容量を節約することができます。

◎多言語表示切換( P23-36参照)あらかじめ必要な言語で編集された文字列を画面データに登録しておけば、日本語と中国語簡体字、日本語と韓国語と中国語繁体字の切り換え、といった多言語の表示切り換えが、本体上で簡単に行えます。CFカードには、切り換え用のフォントを格納しておきます。マクロによって切り換えが命令された際に、CFカードから表示する言語を読み出し、表示します。

RESET

disc マクロコマンドにより 画面データはそのままに言語(フォント)だけを切替

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

あらかじめ必要なフォントを CFカードに格納

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

日本語 中国語簡体字

日本語 中国語繁体字 韓国語

概要

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第23章 CFカード

23-6

◎音声(WAV)ファイルの格納( P23-39参照)ZM-300(高機能品)で可能な音声出力機能では、音声(WAV)ファイルを画面データに取り込んで音声を出力することができます。WAVファイルを画面データに取り込む場合、WAVファイル分の画面データの容量が取られることになります。CFカードにWAVファイルを取り込んで使用すれば、画面容量の節約になります。

◎SRAMデータのバックアップ

( 『ZM-300ユーザーズマニュアル』「2章 本体操作方法」参照)内蔵SRAMまたはSRAMカセットを使用していて、SRAM用の電池交換時に、万一SRAM内のデータが抹消される心配がないように、CFカードにデータのバックアップを取ることができます。

◎Webサーバ( 「第28章 Webサーバ」参照)ZM-300シリーズと LANで接続しているパソコンのWebブラウザから、ZM-300(高機能品)上に表示しているデータ表示の内容や表示画面の画像をモニターすることが可能です。WebブラウザからアクセスするファイルをCFカードにあらかじめ格納しておきます。

RESET

disc

96M

B

CompactFlash Card スピーカー�

CFカード�

音声再生用ビットがONした時点で�CFカードから音声ファイルを呼び出し、再生する�

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

アラーム表示�

パソコンより音声ファイルを取り込み�

WAVファイルNo. 0

WAVファイルNo. 1

WAVファイルNo. 2

安全プラグ�安全プラグが�はずれています�

LAN RESET

disc

96M

B

CompactFlash Card

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

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第23章 CFカード

23-7

23

CFカード機能を使用する前に

■推奨CFカードCompactFlash 準拠のCFカードが使用できます。推奨カードは以下のとおりです。

ZM-300シリーズに接続する場合ZM-300シリーズではCFカードインターフェースは標準実装されています。CFカード以外に特別に用意する必要はありません。

C F R M

96MB

RESET

disc

CFカード

CFカードリーダーライターを通じて パソコンにCFカードのデータを取り込み またはパソコンのデータをCFカードに 書き込み

CFカードリーダーライター

96M

B

CompactFlash Card

CFカードを挿入

ZM-300シリーズ

データの読込/書込に対応

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

トレンドサンプリング

→ ←

TM

 メーカー名

TDK

Kodak

サンディスク

アイ・オー・データ機器

  型式

TC032HS

KPCN-32

SDCFB-64-505

PCCF-H128MS

PCCF-xxxMS

容量

32MB

32MB

64MB

128MB

(xxx:16、32、48、64、    96、128、192)

16~192MB

■必要な環境

パソコンに接続する場合パソコンからCFカードにデータを格納する場合、またはZM-300シリーズに差して色々なデータを取り込んだCFカードの内容をパソコンで確認する場合は、ZM-71Sをインストールしてあるパソコンに接続可能なCFカードリーダーライターが必要です。

CFカードを使用する前に

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第23章 CFカード

23-8

■注意事項CFカードを使用する場合、以下の点に注意してください。

◎万一ディスクエラーとなり、データの読み出し /書き込みができなくなった場合はWindowsにてスキャンディスクを実行し、ディスクを復旧させてください。それでも復旧しない場合は、CFカードのフォーマットを行ってください。(スキャンディスク、Windowsの操作についてはWindowsのマニュアルを参照してください。)

◎上記のようなエラーが起きた際、万一データを復旧できなかった場合に備えて、バックアップは定期的に行ってください。

◎CFカードにアクセスしている途中で・ZM-300シリーズの電源OFF/リセット・CFカードの抜き差しを行った場合、CFカード内のデータが破壊される可能性があります。稼働中でのCFカードの抜き差しは、CFカードへ転送中ではないことを確認の上行ってください。

※ただし、「ローカルメイン」画面ではカードの抜き差しが可能です。

◎CFカードの書き込み可能回数は約30万回です。このため、短い周期でCFカードへの書き込みを行うと寿命に影響があります。サンプリングデータの保存に使用する場合はサンプリング時間の設定に注意してください。(P23-18参照)また、サイクルマクロで常時書き込みするような使用は避けてください。

◎書き込むデータの容量がCFカードのメモリ容量を超えないように注意してください。特に、あらかじめ決まった領域を確保して使用する機能ではなく、ZM-300シリーズからのデータを必要時に書き込んでいくような機能(画面データの保存、ハードコピーイメージの保存、レシピデータの保存など)の場合に気をつけてください。なお、CFカードの空き容量の確認方法については、P23-55を参照してください。

◎ZM-300シリーズ本体にCFカードの機能を使った画面データが入っている場合、必ずCFカードを差してから、その画面を動作させてください。

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第23章 CFカード

23-9

23

CFカードの内容

CFカードにパソコンからZM-300シリーズの画面データを書き込んだり、ZM-300シリーズ本体からデータを書き込む場合、CFカードには自動的にフォルダが作成されます。各フォルダ名とその中に作成されるファイル、および目的については以下のとおりです。

Dat0000(アクセスフォルダ:ユーザーで自由に設定可能) CFカード

Bitmap Card Dsp Font Hdcopy Jpeg Memo Recipe Sample Snap Sram Wav Webserv

Bmpxxxx.bin Dsp0000.bin xxxxx.ftd Memxxxx.bin Recxxxx.csv Vdxxxxx.jpg Srm0000.bin Waxxxx.wav

ZM-300 ← CF

ZM-300 ← CF

ZM-300 ← CF

ZM-300 ← CF

ZM-300 ← CF

パターン(ビットマップ)データを格納して 画面データ容量を節約します ZM-42~82互換のメモリマネージャ機能を使った場合 のレシピデータがZM-300から書き込まれます 画面データが読み込まれたり書き込まれたり します ゴシックフォントまたは多言語を格納して 画面データ容量を節約します ハードコピーイメージがJPEGファイル形式でZM-300 から書き込まれます(ZM-352Dのみ:BINファイル) 画面上に表示するJPEGファイルを格納します (ZM-352Dを除く) ZM-300で描かれたメモ帳の内容が格納されます レシピデータが読み込まれたり書き込まれたりします データロギングの履歴データが格納されます ビデオでスナップされた画像が格納されます SRAM内データのバックアップデータが格納されます 音声出力用WAVファイルを格納して 画面データ容量を節約します Webブラウザからアクセスするファイルを格納します

xxxxx.jpg Jpxxxxx.jpg

ZM-300 ← CF ZM-300 → CF

ZM-300 ← CF ZM-300 → CF

ZM-300 ← CF ZM-300 → CF

フォルダ名 (固定) 内  容 ファイル名 データ方向

P23-27 P23-25 P23-10 第29章 P23-31 P23-29 P23-32 P23-21 P23-15 P23-31 P23-6 P23-39 第28章

参照ページ/章

Dspdef(画面データ自動アップロード用フォルダ:固定フォルダ名)

Dsp (その他のフォルダは「アクセスフォルダ」の場合と同様)

Dspdef.bin ZM-300 ← CF本体のディップスイッチを設定後、CFカードを本体に 挿入すると、自動的にこのフォルダ内の画面データを 読み込みます

内  容 ファイル名 データ方向

P23-13

参照ページ

Hdxxxx.jpg Hdxxxx.bin

Mcmhead.bin Mcmxxxx.bin

*.sht、*.html *.txtなど

Smpxxxx.bin Smpxxxx.csv

フォルダ名 (固定)

ZM-300 ← CF ZM-300 → CF

ZM-300 → CF (ZM-300 ← CF)

ZM-300 → CF (ZM-300 ← CF)

ZM-300 → CF (ZM-300 ← CF)

※1

ZM-300 → CF (ZM-300 ← CF)

※1 ※2

※2

※2

※1 ※2

Webサーバで使用している時のみ ZM-300本体で作成されたファイルに限る

■アクセスフォルダ名の設定CFカード内に作成されるアクセスフォルダの名前は、画面データファイルで指定したフォルダ名です。設定箇所は[システム設定]の[CFカード設定]において指定します。(半角英数字8文字まで)

CFカードの内容

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第23章 CFカード

23-10

複数の画面データの保存

CFカードの中に複数の画面データを保管できるため、必要に応じて画面データを入れ替えることが可能です。

ここではパソコン←→CFカード間のデータの読み書き方法について説明します。CFカード→ZM-300シリーズ本体への書き込み、ZM-300シリーズ本体→CFカードへの読み出しについて、詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』の「2章 本体操作方法」を参照してください。

■パソコン→CFカードへの書き込み以下の手順で行います。

1. ZM-71Sを起動します。2. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。

以下のようなダイアログが表示されます。

3. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

CFカードマネージャーとは?

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。詳しくはP23-49を参照してください。

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第23章 CFカード

23-11

23

4. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

【変換するファイルのパス】[参照]をクリックして、CFカードへ書き込むファイルを選択します。ファイルの種類は拡張子が[*.Z37]です。

【BINファイルのファイルコメント】CFカードに書き込んだ画面データファイル(Dsp0000.bin:BINファイル)にコメントを付ける場合に入力します。

【□初期画面データに指定する】「画面データの自動アップロード」(P23-13参照)を行う場合にチェックを入れます。

5. 設定が終了したら[OK]をクリックします。CFカード内のユーザーフォルダの[Dsp]フォルダに、画面データファイルが「Dsp0000.bin」(BINファイル)という名前で保存されます。

CFカード内に複数の画面データを書き込むと、以下のようなフォルダ構成になります。

BitmapCardDsp

FontHdcopy

Dat0000(アクセスフォルダ) CFカード

Dsp0000.bin

. . . . .

BitmapCardDsp

FontHdcopy

File01(アクセスフォルダ)

Dsp0000.bin

. . . . .

画面データファイル

複数の画面データの保存

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第23章 CFカード

23-12

■CF→パソコンへの読み出しZM-300シリーズ本体からCFカードに書き込んだ画面データをパソコンに取り込みます。データはBINファイルで書き込まれているので、変換作業が必要となります。手順は以下の通りです。

1. ZM-71Sを起動します。2. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。

CFカードのドライブを指定するダイアログが表示されます。3. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリック

します。CFカードマネージャーが起動します。4. ZM-300シリーズから画面データを書き込んだユーザーフォルダの[Dsp]

フォルダの中に「Dsp0000.bin」(BINファイル)が入っていることを確認します。

5. 4.の[Dsp0000.bin]を右クリックします。以下のようなメニューが表示されるので、[BINファイルを戻す]をクリックします。

6. 以下のようなダイアログが表示されます。保存場所とファイル名を指定して[保存]をクリックします。

以上で画面データファイルの取り込みは終了です。

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第23章 CFカード

23-13

23

画面データの自動アップロード

CFカードをZM-300シリーズに差すだけで、自動的にそのカード内の画面データファイルをZM-300シリーズ本体に書き込みます。オペレータの手をわずらわせることなく、画面データの入れ替えが可能となります。

■パソコン→CFカードへの書き込み以下の手順で行います。

1. ZM-71Sを起動します。2. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。

ドライブ指定用ダイアログが表示されます。3. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリック

します。CFカードマネージャーが起動します。

CFカードマネージャーとは?

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。詳しくはP23-49を参照してください。

4. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

5. [変換するファイルのパス]で、[参照]をクリックして、自動アップロードするファイル(拡張子[*.Z37])を選択します。

6. 次に[□初期画面データに指定する]に必ずチェックを入れます。

7. 設定が終了したら[OK]をクリックします。

CFカード側の格納先CFカード内の自動アップロード用データは、通常のユーザーフォルダ内ではなく、以下のような[Dspdef]フォルダ内の[Dsp]フォルダに格納されます。

格納先 :¥Dspdef¥Dspファイル名:Dspdef.bin(BINファイル形式)

画面データの自動アップロード

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第23章 CFカード

23-14

■ZM-300本体の動作CFカードにデータを格納したら、以下の手順で本体にデータを取り込みます。

1. ZM-300の電源を切ります。2. 本体のディップスイッチのDIPSW1をONに設定します。3. CFカードをZM-300本体に挿入します。4. ZM-300の電源を入れます。

本体には、しばらく「Loading from CF Card.」とメッセージが表示された後で、CFに格納した画面データが書き込まれます。

書き込み時の注意◎自動アップロード用の画面データファイルはCFカード1枚につき、1データしか格納できません。

◎自動アップロード後にCFカードを抜き、再度電源を入れると、本体上で「Insert CF Card in ZM-300.」と表示されて、正常に立ち上がりません。CFカードを差すか、またはディップスイッチのDIPSW1をOFFして、再度電源を投入してください。

◎一旦、自動アップロードを行うと、先にZM-300本体に書き込まれていた画面データ(I/Fドライバ、フォントなど含む)は、全て自動アップロード用画面データに書き変わります。CFカードを抜き、ディップスイッチDIPSW1の設定をOFFに戻しても、先に本体に書き込まれていたデータは上書きされてなくなりますので、ご注意ください。

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第23章 CFカード

23-15

23

サンプリングデータの保存(データロギング)

エラーや数値などの履歴データを保存することができます。あらかじめ格納したサンプリングデータを、マクロを使ってCSVファイルに変換すれば、Excelなどのアプリケーションソフトで簡単に編集できます。

■画面データファイルの設定

設定項目設定箇所は以下のとおりです。

I/F メモリ タイプ バッファリングファイル

No. 0(~15) ◎ システム設定 メモリカード設定

◎ システム設定 バッファリングエリア設定

サンプルバッファ使用する No. 0(~11)

格納先 出力ファイルNo.

なし あり CFカード

n(0~15)

◎ システム設定 CFカード設定 キャッシュを使用する

一致するNo.の[タイプ]を自動設定します

なし あり(※)

※保存のタイミングによって、マクロコマンド[SMPL_SAVE]の設定が必要です

取り込んだサンプリングデータをパソコンに取り込む場合

◎ マクロ SMPL_CSV

アトリビュートテーブル(自動作成)

バッファリングファイルを自動的にフォーマットする あり なし

◎ パーツ スイッチ 機能:CFカードフォーマット(バッファ)

サンプリングに関するフォーマットが異なる場合に必要 (注1)

注1:このスイッチはCFカード内の¥Sample内の「Smpxxxx.bin」ファイルだけを    フォーマットします。CFカード全体をフォーマットするわけではありません。    ただし、もしサンプリングに関するフォーマットが一致していても、    メモリマネージャ機能によるデータファイルのフォーマットが異なる場合は    メモリカードモードの[機能:カードフォーマット]を実行しなければサンプリングを    行いません。このフォーマットの場合、データファイルもサンプリングファイルも    どちらもフォーマットを行います。

アトリビュートテーブルとは?

BIN形式のファイルをCSVファイル形式に変換するには、表示形式、ワード/ダブルワードの情報がないと変換できません。そのため、これらの情報をV-SFTの[アトリビュートテーブル]で設定します。ただし、サンプリングデータをCFカードに格納する場合、マクロコマンド[SMPL_CSV]を設定した時点で自動的に必要なアトリビュートテーブルは作成されます。アトリビュートテーブルについて、詳しくはP23-41を参照してください。

サンプリングデータの保存(データロギング)

[機能:CFカードフォーマット(バッファ)]スイッチと[機能:カードフォーマット]スイッチの違いについて、詳しくは「第22章 データロギング」P22-9を参照してください。

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第23章 CFカード

23-16

使用可能なマクロコマンド◎[SMPL_SAVE]キャッシュ領域に格納されているサンプリングデータを、任意のタイミングでCFカードに格納する場合に、このコマンドを使用します。キャッシュについて、詳しくはP23-18を参照してください。

格納先 :¥Sampleファイル名:Smpxxxx.bin(xxxx= 0~11:バッファNo.)

◎[SMPL_BAK]CFカード内のサンプリングデータ(¥Sample¥Smpxxxx.bin)のバックアップを取ります。

格納先 :¥Sample¥(日付フォルダ)例)2002/4/2にバックアップを取った場合¥Sample¥020402というフォルダにバックアップファイルを格納します。

既に同じフォルダ名がある場合は「¥Sample¥020402 1」のように作成します。

ファイル名:Smpxxxx.bin(xxxx= 0~11:バッファNo.)

使用可能デバイス

SMPL_CSV F0

F0

PLCメモリ 内部メモリ 定数 メモリカード 間接指定

F0 バッファNo.

使用可能デバイス

SMPL_BAK F0

F0

PLCメモリ 内部メモリ 定数 メモリカード 間接指定

F0 バッファNo.

◎[SMPL_CSV]CFカード内のサンプリングデータ(¥Sample¥Smpxxxx.bin)をCSVファイルに変換して、同じ格納先に保存します。

格納先 :¥Sampleファイル名:Smpxxxx.csv(xxxx= 0~11:バッファNo.)

 (xxxxは変換前のBINファイルと同じNo.)

CFカード内のサンプリングデータをExcelなどで取り込む場合、必ずこの

[SMPL_CSV]マクロをZM-300本体で実行してください。

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第23章 CFカード

23-17

23

■ZM-300本体の動作ZM-300本体では、CFカードを差してRUN状態になった時から、自動的にサンプリングデータを格納できる状態になります。

データをCFカードに書き込むタイミングは、画面データファイルの設定で

キャッシュをどのように設定しているかによって決まります。

詳しくは後述の「■キャッシュについて」を参照してください。

注意◎CFカードに格納されたサンプリングデータは、サンプルリセットを行わない限り、保存されます。(ただしCFカードのフォーマットを行った場合は例外です。)

◎CFカードをZM-300から外すと、一時的にサンプリングは停止し、データの取り込みを行いません。画面上にサンプリングデータを表示させている場合は画面からデータが消えます。再度CFカードをセットすると、過去に取り込んだ履歴が表示され、再びサンプリングを開始します。

◎挿入したCFカードのフォーマットが異なる場合、[システム設定]の[CFカード設定]において[ バッファリングファイルを自動的にフォーマットする]に設定していると、CFカードを差した時点で自動的にサンプリングファイル(¥Sample内の「Smpxxxx.bin」)をフォーマットします。また、既に「Smpxxxx.bin」が存在する場合は上書きします。[システム設定]の[CFカード設定]において[□バッファリングファイルを自動的にフォーマットする]に設定した場合は、[機能:CFカードフォーマット(バッファ)]スイッチを押してサンプリングファイルをフォーマットする必要があります。

※ただしサンプリングファイルだけでなく、メモリマネージャ機能用のデータファイル

もCFカードに設定した場合(P23-25参照)、データファイルのフォーマットが異

なっているとサンプリングは開始しません。

一度、データファイル、サンプリングファイル共にフォーマットする[機能:カードフォー

マット]スイッチを押して、フォーマットを実行する必要があります。

[機能:CFカードフォーマット(バッファ)]スイッチと[機能:カードフォーマット]スイッチの違いにつ

いて、詳しくは「第22章 データロギング」P22-9を参照してください。

サンプリングデータの保存(データロギング)

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第23章 CFカード

23-18

■キャッシュについて

キャッシュ機能CFカードはフラッシュメモリを使用しているため、書込回数に寿命があります。この寿命とは、CFカード全体の書込回数ではなく、セクタ(512バイト)と呼ばれる単位毎の書込回数です。寿命がきた場合、そのセクタを含むファイル(一部分)にアクセスできなくなります。サンプリングで頻繁にCFカードの書換を行うと寿命が早くなり、アクセスできなくなるため注意が必要です。

[システム設定]の[CFカード設定]において、[ キャッシュを使用する]にした場合、各バッファNo.に対してキャッシュメモリが用意されます。CFカードへの出力条件(後述「CFカードへの出力条件」参照)が成立するまでは、このメモリにサンプリングデータを一時保存するため、CFカードへの書込回数を抑えることができます。

キャッシュメモリは揮発性メモリのため、電源OFF、またはCFカードを抜い

た場合はデータが消失します。このため、電源をOFF、またはカードを抜く前

にマクロコマンド[SMPL_SAVE]を実行し、キャッシュデータを保存してく

ださい。

キャッシュサイズの調整[バッファリングエリア設定]の[サンプリング方式][ワード数][サンプル回数]により、サンプルバッファサイズが決まります。(「第10章 サンプリング」参照)また、[サンプリング時間]、[サンプル回数]によりCFカードへ出力する時間間隔が決まります。これらを参考にキャッシュサイズを調整し、書込回数を抑えるようにしてください。キャッシュサイズは256ワード~2048ワードまで設定可能です。

<参考>CFカード寿命 約30万回◎書込時間:5分毎、24時間フル稼働の場合 約3年◎書込時間:3分毎、24時間フル稼働の場合 約1.8年

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第23章 CFカード

23-19

23

キャッシュの動作◎キャッシュサイズ>サンプルバッファサイズの場合

◎キャッシュサイズ<サンプルバッファサイズの場合

定時サンプル

1サンプル :8ワード(サンプルワード数6+2) サンプル回数 :30回 キャッシュサイズ :256ワード

サンプルバッファサイズ 8×30=240ワード

1 2 240

キャッシュサイズ 256ワード

サンプル回数満杯時に240ワードをCF カードに保存します。 サンプル周期10秒の場合、300秒(5分) に1回CFカードに保存します。

定時サンプル

1サンプル :8ワード(サンプルワード数6+2) サンプル回数 :50回 キャッシュサイズ :256ワード

サンプルバッファサイズ 8×50=400ワード

1 2 256

キャッシュ 1回目 256ワード サンプル回数満杯時に256ワードをCF

カードに保存します。 次にサンプルバッファサイズ満杯時に 144ワードをCFカードに保存します。 以後この動作を繰り返します。

キャッシュ 2回目 144ワード

アラームサンプルの場合アラームサンプルの場合、「稼働時間」「発生頻度」「発生時間」の情報も格納します。これらのデータは、キャッシュメモリとは別のメモリに常時格納されていますが、キャッシュからCFカードへの出力条件成立時にキャッシュデータと一緒にCFカードに出力されます。

サンプリングデータの保存(データロギング)

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第23章 CFカード

23-20

CFカードへの出力条件①指定したキャッシュサイズ満杯時②バッファリングエリア設定での[サンプル回数]満杯時③マクロコマンド[SMPL_SAVE]実行時④マクロコマンド[SMPL_CSV]実行時⑤サンプリングモードの[機能:リセット]スイッチを押した時⑥サンプルコントロールメモリの[R:リセット]ビットがONになった時⑦RUN→STOP([ローカルメイン]画面)へ移行した時

③⑦の場合、全てのバッファリングエリア(No. 0~ 11)のデータがCFカードに保存さ

れます。その他の場合、各バッファリングエリアのデータのみCFカードに保存されま

す。

⑤⑥の場合は、リセットされた内容が「Smpxxxx.bin」に出力され、リセット直前まで

のデータは自動的に日付のバックアップフォルダ(P23-16参照)に格納されます。

■パソコンへの取り込み方法CFカードに取り込んだサンプリングデータは、2種類の方法でパソコンに取り込むことが可能です。

CSVファイルを作成する場合ZM-300シリーズ本体側でマクロ「SMPL_CSV」を実行することで、サンプリングデータをCSV形式に変換して保存することができます。CFカードの¥Sample内に、「Smpxxxx.csv(xxxx= 0~11:バッファNo.)」ファイルが作成されます。これを、パソコン上のExcelなどで開けば、データの確認が可能です。

メモリカードエディタを使用する場合CFカードに取り込まれたBINファイルを拡張子[*mcd]ファイルに変換することで、「メモリカードソフト」でデータを取り込むことが可能です。ファイルの変換は「CFカードマネージャ」上で行います。手順についてはP23-26を参照してください。

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第23章 CFカード

23-21

23

レシピデータの転送

Windows上などで作成したCSVファイルをマクロコマンドを使って、読み込んだり書き込んだりすることができます。

■CFカード→ZM-300シリーズCFカードの¥Recipeフォルダ内にあるCSVファイルのデータを、ZM-300シリーズの内部メモリに書き込みます。

CSVファイルの内容を全て取り込む◆CSVファイルの準備取り込むCSVファイルをパソコン側で準備し、ZM-300シリーズに使用するCFカードに保存しておきます。

格納先 :¥Recipeファイル名:Recxxxx.csv(xxxx= 0~9999)

この時、対象となるCSVファイルに何ワード分のデータが存在するのか、確認した上で

使用してください。

◆画面データファイルでの設定項目

◎ システム設定 アトリビュートテーブル No.

◎ マクロ LD_RECIPE

項目 レシピ (自動作成)※

※CSVファイルを取り込む場合、必ず[アトリビュートテーブル]を設定します。

設定内容について、詳しくはP23-46を参照してください。

◆使用可能なマクロコマンド[LD_RECIPE]

使用可能デバイス

LD_RECIPE F0 F1

F0

PLCメモリ 内部メモリ 定数 メモリカード 間接指定

F1

F0

F1

書込先メモリアドレス

CSVファイルNo.

レシピデータの転送

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第23章 CFカード

23-22

CSVファイルの内容の一部を取り込むCFカードの¥Recipeフォルダ内にあるCSVファイルの列、行(アトリビュートテーブルで定義)を指定して、そのデータをZM-300シリーズの内部メモリに書き込みます。

◆CSVファイルの準備取り込むCSVファイルをパソコン側で準備し、ZM-300シリーズに使用するCFカードに保存しておきます。

格納先 :¥Recipeファイル名:Recxxxx.csv(xxxx= 0~9999)

この時、対象となるCSVファイルに何ワード分のデータが存在するのか、確認した上で

使用してください。

◆取り込み例$u200~にRec0001.csvファイルの内容を全て取り込む場合

 ↓[LD_RECIPE $u200 1]マクロを実行

CFカードから データを書き込み

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

データ管理 $u200 $u201 $u202 $u203 $u204 $u205 $u206 $u207 $u208 $u209 $u210 $u211 $u212 $u213 $u214 $u215 $u216 $u217 $u218 $u219 $u220 $u221 $u222 $u223 $u224 $u225 $u226 $u227 $u228 $u229 $u230 $u231 $u232 $u233 $u234

0 1 2 3 4 5 6 10 11 12 13 14 15 16 100 101 102 103 104 105 106 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 10000 10001 10002 10003 10004 10005 10006

96M

B

CompactFlash Card

BitmapCardDspFontHdcopyJpegMemoRecipe

Sample

Dat0000(ユーザーフォルダ) CFカード

Rec0000.csv

Rec0001.csv

Rec0002.csv

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

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第23章 CFカード

23-23

23

◎ システム設定 アトリビュートテーブル No.

◎ マクロ LD_RECIPESEL

項目 レシピ (自動作成)※

◆画面データファイルでの設定項目

※CSVファイルを取り込む場合、必ず[アトリビュートテーブル]を設定します。

設定内容について、詳しくはP23-46を参照してください。

◆使用可能なマクロコマンド[LD_RECIPESEL] 使用可能デバイス

LD_RECIPESEL F0 F1

F0

PLCメモリ 内部メモリ 定数 メモリカード 間接指定

F1

F0

F1

書込先メモリアドレス

書込元CSVファイル指定用メモリ

n

n+1

n+2

n+3

n+4

CSVファイルNo.

スタート行No.

スタート列No.

行数

列数

F1メモリ

◆取り込み例

CFカードから データの一部分を書き込み

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

データ管理 $u300 $u301 $u302 $u303 $u304 $u305

12 13 14 102 103 104

96M

B

CompactFlash Card

BitmapCardDspFontHdcopyJpegMemoRecipe

Sample

Dat0000(ユーザーフォルダ)

CFカード

Rec0000.csv

Rec0001.csv

Rec0002.csv

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

CFカード内のRec0001.csvのデータの一部を内部メモリ$u300に取り込む場合

     ↓ $u100=1(ファイルNo. 1) $u101=2(スタート行No. 2) $u102=3(スタート列No. 3) $u103=2(行数2) $u104=3(列数3) LD_RECIPE $u300 $u100

列No.(1~)

行 No.

(1~)

レシピデータの転送

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第23章 CFカード

23-24

■CFカード←ZM-300シリーズZM-300シリーズの内部メモリのデータを、CFカードの¥RecipeフォルダにCSVファイルとして保存します。(あらかじめCSVファイルを準備しておく必要はありません。)

◆画面データファイルでの設定項目

◎ システム設定 アトリビュートテーブル No.

◎ マクロ SV_RECIPE

項目 レシピ (自動作成)※

※CSVファイルを作成する場合、必ず[アトリビュートテーブル]を設定します。

設定内容について、詳しくはP23-46を参照してください。

◆使用可能なマクロコマンド[SV_RECIPE] 使用可能デバイス

SV_RECIPE F0 F1 F2

F0

PLCメモリ 内部メモリ 定数 メモリカード 間接指定

F1

F0

F1

F2

書込元メモリアドレス

ワード数

保存先CSVファイルNo.

F2

◆CFカード側の格納先上記のマクロ実行後、CFカードの以下のフォルダにCSVファイルが保存されます。

格納先 :¥Recipeファイル名:Recxxxx.csv(xxxx= 0~9999)

◆取り込み例

内部メモリの データを CFカードに 書き込み

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

データ管理

96M

B

CompactFlash Card BitmapCardDspFontHdcopyJpegMemoRecipe

Sample

Dat0000(ユーザーフォルダ)

CFカード

Rec0000.csv

Rec0001.csv

Rec0002.csv

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

… … … … … … … … … … … …

内部メモリ$u500から5ワード分をCFカード内のRec0002.csvに保存する場合

     ↓ SV_RECIPE $u500 5 2

$u500 $u501 $u502 $u503 $u504

111 222 333 444 555

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第23章 CFカード

23-25

23

メモリマネージャ機能によるレシピデータの転送

ZM-42/43/52/62/72/82互換のメモリマネージャ機能を使ったレシピ機能です。

■画面データファイルの設定設定箇所は以下のとおりです。

I/F メモリ タイプ データファイル

No. 0(~15) ◎ システム設定 メモリカード設定

メモリカードモードアイテムバー [メモリカードモード]アイコン ◎ スクリーン編集

[詳細]ダイアログ 各パーツ (表示領域、編集/選択用スイッチ) スイッチ[機能:カードフォーマット]

使用する前に必ず一度[メモリカード]設定 の設定内容に従ったフォーマットを行うこと

メモリカード設定、メモリカードモードについて、詳しくは「第25章 メモリカードモード」を参照してください。

■ZM-300本体の動作ZM-300本体では、CFカードを差してRUN状態で[機能:カードフォーマット]スイッチを押してフォーマットを実行した時点から、データの転送が可能です。

CFカード側の格納先CFカード内のメモリマネージャデータは、以下に格納されます。

格納先 :¥Cardファイル名:Mcmhead.bin(BINファイル形式)

Mcmxxxx.bin(xxxx:メモリカード設定No. 0~ 15)

メモリマネージャ機能によるレシピデータの転送

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第23章 CFカード

23-26

■パソコンへの取り込み方法データファイルをパソコンで確認するには、メモリカードソフトが必要となります。

MCDファイルを開く

MCDファイルの編集→保存

CFカードマネージャにおいてMCD→BIN変換

CSVファイルに変換したり、CSVファイルを読み込むことも可能 メモリカードソフト上でデータを書き換えることも可能

「Mcmhead.mcd」ファイルを「Mcmhead.bin」ファイルと 「Mcmxxxx.bin」ファイルに分割して変換する

CFカードマネージャにおいてBIN→MCD変換

「Mcmhead.bin」ファイルと「Mcmxxxx.bin」ファイルが 合体して「Mcmhead.mcd」ファイルに変換される

ZM-71S

「Mcmhead.bin」ファイルを拡張子[*.mcd]ファイルに変換

「Mcmhead.mcd」ファイルを開く データファイルが確認可能

CFカードを本体にセット

データファイルを読み込む

ZM-71S

メモリカードソフト

メモリカードソフト

ZM-300

[Mcmhead.bin]→[Mcmhead.mcd]ファイル、[Mcmhead.mcd]→[Mcmhead.bin]、[Mcmxxxx.bin]ファイルへの変換方法についてはP23-51を参照してください。

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第23章 CFカード

23-27

23

パターン(ビットマップ)ファイルの格納

画面データファイルにパターンを多く使用する場合、容量を多く取る可能性があります。CFカードを使用し、パターンデータをCFカード内に保管しておくと、パターンをCFカードから参照し、表示します。これにより画面データの容量を節約することができます。

■画面データファイルの設定設定箇所は以下のとおりです。

◎ システム設定 CFカード設定 CFカードへセーブするパターンの範囲 (先頭)No.

(終了)No.

■CFカードへの取り込み手順以下の手順で行います。

1. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。以下のようなダイアログが表示されます。

2. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

CFカードマネージャーとは?

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。詳しくはP23-49を参照してください。

パターン(ビットマップ)ファイルの格納

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第23章 CFカード

23-28

3. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

4. [変換するファイルのパス]において、[参照]ボタンをクリックし、CFカードへ書き込む[*.Z37]ファイルを選択します。

5. 設定が終了したら[OK]をクリックします。

CFカード側の格納先パターンデータはCFカード内の以下に格納されます。

格納先 :¥Bitmapファイル名:Bmpxxxx.bin(xxxx:パターンNo.)

■ZM-300本体の動作ZM-300本体に、上記手順によってパターンデータを格納したCFカードを差します。画面を表示すると、格納したパターンデータが表示します。

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第23章 CFカード

23-29

23

JPEGデータの格納

ZM-300シリーズの画面上にJPEGデータを表示することができます。表示するJPEGデータは必ずCFカードに格納します。

■画面データファイルの設定設定箇所は以下のとおりです。

 ◎使用するJPEGファイルを¥ZM71S¥JPEGに格納しておく

[JPEG]フォルダ使用するJPEGファイルは、ZM-71Sがインストールされている¥ZM71S¥JPEGに保存してください。

JPEGファイル名ZM-300(高機能品)本体で読み取り可能なJPEGファイルのファイル名は以下のとおりです。

No.指定の場合 :Jpxxxxx.JPG(xxxxx:0~32767)ファイル名指定の場合 :xxxxxxxx.JPG(xxxxxxxx:半角英数字8文字)

■CFカードへの取り込み手順以下の手順で行います。

1. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。以下のようなダイアログが表示されます。

2. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

JPEGデータの格納

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第23章 CFカード

23-30

3. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

4. [変換するファイルのパス]において、[参照]ボタンをクリックし、JPEG表示機能を使用している[*.Z37]ファイルを選択します。

5. 設定が終了したら[OK]をクリックします。

CFカード側の格納先JPEGファイルはCFカード内の以下に格納されます。

格納先 :¥Jpegファイル名:Jpxxxxx.jpgまたはxxxxxxxx.jpg

■ZM-300本体の動作ZM-300本体に、前述の手順によってJPEGファイルを格納したCFカードを差します。RUN状態でCFカード内のJPEGファイルが表示されます。

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第23章 CFカード

23-31

23

ビデオ画像の保存

ビデオ表示機能対応のZM-300シリーズの場合、ビデオキャプチャしている画像をスナップ機能によって静止画像として保存することができます。保存したデータはJPEGデータとしてCFカードに格納されます。

■CFカード側の格納先ビデオ画像はCFカード内の以下に格納されます。

格納先 :¥Snapファイル名:VDxxxxx.jpg(xxxx:0~32767)

シングルスナップの場合もストロボスナップの場合も、1枚のJPEGファイルとして保存されます。

ハードコピーイメージの保存

マクロを使用してハードコピーのイメージ画像をJPEGファイルとして格納することができます。

■使用可能なマクロコマンド[HDCOPY]

このマクロを実行した時に本体上で表示しているスクリーンの画像を、JPEGファイルにしてCFカードに保存します。

格納先 :¥Hdcopyファイル名:Hdxxxx.jpg(ZM-352D以外)

Hdxxxx.bin(ZM-352Dの場合)(xxxx= 0~1023:スクリーンNo.)

注意既に同じファイル名がある場合は上書きします。

ZM-352Dの場合、BINファイルで格納されます。画像データとして利用するために、CFカードマネージャにおいて、ビットマップファイルに変換することができます。詳しくはP23-49を参照してください。

ビデオ画像の保存

ZM-300シリーズのうち、高機能品のみビデオ表示機能に対応できます。高機能品にオプションユニットZM-301EUを装着することによって、ビデオ表示機能対応となります。

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第23章 CFカード

23-32

メモ帳データのバックアップ

メモ帳機能を使用した際に、ZM-300シリーズの電源を落としてもメモ帳データを保存しておくことができます。

■ZM-300本体の動作CFカードを差してRUN状態でメモ帳を使用した場合には、自動的にCFカードにメモ帳データを格納します。

[システム設定]の[SRAM/時計設定]において、[□メモ帳格納エリア]に

チェックがされている場合は、ZM-300本体にCFカードをセットしていても

SRAMまたはSRAMカセットにメモ帳データは格納されます。

保存のタイミング実際にデータをCFカードに書き込むタイミングは、以下のとおりです。

◎[機能:プラスブロック][機能:マイナスブロック][機能:ブロック呼出]スイッチを使ってメモ帳の表示を切り替えた時

◎画面の切替を行った時◎RUN→STOP([ローカルメイン]画面)に切り替えた時

■CFカード側の格納先メモ帳データはCFカード内の以下に格納されます。

格納先 :¥Memoファイル名:Memxxxx.bin(xxxx:0~7:メモ帳ページNo.)

保存したメモ帳データ(Memxxxx.bin)は、CFカードマネージャでビットマップファイルに変換できます。変換方法についてはP23-51を参照してください。

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第23章 CFカード

23-33

23

ゴシックフォントの格納

ゴシックフォントを使用した場合、画面データの容量が大量に使用される可能性があります。ゴシックフォントの中でも特に容量の多い「手動フォント」タイプをCFカードに格納することができます。これにより画面データの容量を節約することができます。

ゴシックフォントとは?

ZMシリーズが表示できるフォントの種類で、WindowsのTrue Typeフォント(MSゴシック)相当のなめらかな表示が可能なフォントタイプです。きれいな表示が可能な分、デフォルト言語の[日本語32]に比べると容量が多くなるフォントです。詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「付録1 フォントについて」を参照してください。

■画面データファイルの設定設定箇所は以下のとおりです。

手動フォントをCFカードへ格納する

◎ システム設定 CFカード設定

◎ システム設定 フォント設定

フォント:ゴシック

フォント:英語/西欧 ゴシック

フォント:英語/西欧 明朝

[フォント]メニュー

※必要なポイント数にチェックをつけます  (手動フォント設定が必要な機能については『ZM-71S取扱説明書(操作編)』   の「付録1 フォントについて」を参照してください)

[手動フォント設定]メニュー ※

■CFカードへの取り込み手順以下の手順で行います。

1. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。以下のようなダイアログが表示されます。

ゴシックフォントの格納

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第23章 CFカード

23-34

2. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

CFカードマネージャーとは?

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。詳しくはP23-49を参照してください。

3. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

4. [変換するファイルのパス]において、[参照]ボタンをクリックし、ゴシックフォントを使用している[*.Z37]ファイルを選択します。

5. 設定が終了したら[OK]をクリックします。

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第23章 CFカード

23-35

23

CFカード側の格納先ゴシックフォントの手動フォントはCFカード内の以下に格納されます。

格納先 :¥Fontファイル名:Fnt006.ftd(ゴシックの場合)

 Fnt008.ftd(英語 /西欧 ゴシックの場合) Fnt009.ftd(英語 /西欧 明朝の場合)

ただし、格納できるフォントサイズは最大6Mです。

■ZM-300本体の動作ZM-300本体に、前述の手順によって手動フォントデータを格納したCFカードを差します。手動フォントを使った画面を表示すると、CFカードからフォントを参照し、表示します。

ゴシックフォントの格納

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第23章 CFカード

23-36

多言語表示切換

あらかじめ必要な言語で編集された文字列を画面データに登録しておけば、日本語と中国語簡体字、日本語と韓国語と中国語繁体字の切り換え、といった多言語の表示切り換えが、本体上で簡単に行えます。CFカードには、切り換え用のフォントを格納しておきます。マクロによって切り換えを命令した時に、CFカードから表示する言語を読み出し、表示します。

■画面データファイルの設定

設定項目設定箇所は以下のとおりです。

多言語の設定について、詳しくは「第29章 言語切換」を参照してください。

使用可能なマクロコマンド◎[CHG_LANG]初期表示言語(画面データファイルで設定)を他の言語に切り換えるには、このマクロを実行します。

◎ 登録項目 多言語

◎ システム設定 フォント設定

切換言語数:(2以上)

フォント

  第1言語(~第x言語):(各フォント)

初期表示言語

[フォント]メニュー

第1言語以外を登録します

使用可能デバイス

SYS(CHG_LANG) F1

F1

PLCメモリ 内部メモリ 定数 メモリカード 間接指定

F1 言語No.(0~7)

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第23章 CFカード

23-37

23

■CFカードへの取り込み手順以下の手順で行います。

1. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。以下のようなダイアログが表示されます。

2. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

CFカードマネージャーとは?

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。詳しくはP23-49を参照してください。

3. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

多言語表示切換

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第23章 CFカード

23-38

4. [変換するファイルのパス]において、[参照]ボタンをクリックし、多言語表示切換を使用している[*.Z37]ファイルを選択します。

5. 設定が終了したら[OK]をクリックします。

CFカード側の格納先ゴシックフォントの手動フォントはCFカード内の以下に格納されます。

格納されるのは、[第1言語]以外に設定されているフォントです。

格納先 :¥Fontファイル名:Fnt_jpn.ftd(日本語の場合)

 Fnt_jpn2.ftd(日本語32の場合) Fnt_eng.ftd(英語 /西欧の場合) Fnt_chn.ftd(中国語(簡体字)の場合) Fnt_twn.ftd(中国語(繁体字)の場合) Fnt_kor.ftd(韓国語の場合) Fnt006.ftd、Fnt0062.ftd(ゴシックの場合) Fnt008.ftd、Fnt0082.ftd(英語 /西欧 ゴシックの場合) Fnt009.ftd、Fnt0092.ftd(英語 /西欧 明朝の場合)

■ZM-300本体の動作ZM-300本体に、前述の手順によって第1言語以外のフォントを格納したCFカードを差します。起動直後は、初期表示言語を表示します。その後、言語切り換え用マクロ([CHG_LANG])を実行し、画面を切り換えることによって、該当するフォントを表示します。

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第23章 CFカード

23-39

23

音声(WAV)ファイルの格納

ZM-300(高機能品)で可能な音声出力機能では、音声(WAV)ファイルを画面データに取り込んで音声を出力することができます。WAVファイルを画面データに取り込む場合、WAVファイル分の画面データの容量が取られることになります。CFカードにWAVファイルを取り込んで使用すれば、画面容量の節約になります。

■画面データファイルの設定設定箇所は以下のとおりです。

[WAV]フォルダ使用するWAVファイルは、ZM-71Sがインストールされている¥ZM71S¥WAVに保存してください。

WAVファイルをCFカードへ格納する

◎ システム設定 CFカード設定

◎ 使用する音声ファイルを¥ZM71S¥WAVに格納しておく

WAVファイル名ZM-300(高機能品)本体で読み取り可能なWAVファイルのファイル名は以下のとおりです。

WAxxxx.WAV(xxxx:0~1023)

■CFカードへの取り込み手順以下の手順で行います。

1. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。以下のようなダイアログが表示されます。

DataJpegParts

Wav

Webserv

Zm71s

. . . . .

Tpa

WA0000.wavWA0001.wavWA0002.wav

音声(WAV)ファイルの格納

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第23章 CFカード

23-40

2. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

CFカードマネージャーとは?

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。詳しくはP23-49を参照してください。

3. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

4. [変換するファイルのパス]において、[参照]ボタンをクリックし、音声出力機能を使用している[*.Z37]ファイルを選択します。

5. 設定が終了したら[OK]をクリックします。

CFカード側の格納先音声(WAV)ファイルはCFカード内の以下に格納されます。

格納先 :¥Wavファイル名:Waxxxx.wav

■ZM-300本体の動作ZM-300本体に、前述の手順によって音声ファイルを格納したCFカードを差します。RUN状態で音声を再生させると、CFカード内の音声ファイルを参照し、音声を出力します。

SRAMデータのバックアップ

操作はZM-300本体から行います。詳しくは、ZM-300ユーザーズマニュアルの「2章 本体操作方法」を参照してください。

Webサーバ

詳しくは「第28章 Webサーバ」を参照してください。

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第23章 CFカード

23-41

23

アトリビュートテーブル

ZM-300シリーズの画面データファイルにおいて、以下の設定がある場合、必ず[アトリビュートテーブル]において、扱うデータを定義しなければなりません。

◎マクロコマンド[SMPL_CSV]を使用する場合マクロコマンドについて、詳しくはP23-16を参照してください。

◎マクロコマンド[LD_RECIPE][LD_RECIPESEL][SV_RECIPE]を使用する場合マクロコマンドについて、詳しくはP23-21を参照してください。

■アトリビュートテーブルウィンドウ

起動[システム設定]→[アトリビュートテーブル]をクリックします。[CF Attribute]ウィンドウが表示されます。

終了ウィンドウ左上のアイコンをクリックし、[閉じる]をクリックします。またはウィンドウ右上の[X]ボタンをクリックします。

アトリビュートテーブル

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第23章 CFカード

23-42

■[SMPL_CSV]の場合画面データファイルに[SMPL_CSV]マクロが設定されている場合、[SMPL_CSV]のために必要なアトリビュート設定は、画面データファイルを転送時または保存時に自動的に設定されます。

例)以下のようなトレンドサンプリングを設定した場合

バッファリングエリア設定[バッファNo.] 0[サンプリング方式] 定時サンプル[ワード数] 2[格納先] CFカード[出力ファイルNo] 2

トレンドサンプリング[データ長] 1

設定を確認/変更するには自動的に設定されたアトリビュート設定を確認、変更する手順は以下のとおりです。

1. 確認 /変更を行う行を選択します。

CF Attribute No.

「0」 =「Smp0000.bin」にトレンドサンプリングが格納される、という意味

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第23章 CFカード

23-43

23

2. [編集]→[アトリビュート設定]、または右クリックから[アトリビュート設定]をクリックします。[アトリビュート設定]ダイアログが表示されます。表示されるダイアログは、バッファリングエリア設定での[サンプリング方式]によって異なります。

◎[定時サンプル][ビット同期][温調ネット/PLC2]の場合

[フォーマット]メニューワード数分の設定内容が表示されます。タイプ、小数点、ワード数などを設定します。

【すべて同じ】現在選択している内容に一括設定します。【削除】現在選択している部分をデフォルト([DEC符号なし][小数点:0][1ワード])に設定します。【設定】現在選択している部分の変更箇所がダイアログ上に更新して表示されます。

[表示形式]メニュー日付、時間の表示形式を設定します。

アトリビュートテーブル

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第23章 CFカード

23-44

◎[ビットサンプル]の場合

[表示形式]メニュー日付、時間の表示形式を設定します。

◎[アラーム機能]の場合

[表示形式]メニュー日付、時間の表示形式を設定します。

3. 設定を終えたら[OK]をクリックします。元の[CF Attribute]ウィンドウに戻ります。

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第23章 CFカード

23-45

23

CSVファイル例アトリビュート設定に従って本体で実行された[SMPL_CSV]により作成された各CSVファイルです。

◎[ビット同期]、[定時サンプル]の場合

◎[ビットサンプル]の場合

◎[アラーム機能]の場合

アトリビュートテーブル

CF Attribute No.

CF Attribute No.

CF Attribute No.

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第23章 CFカード

23-46

■[LD_RECIPE/LD_RECIPESEL/SV_RECIPE]の場合[LD_RECIPE][LD_RECIPESEL][SV_RECIPE]マクロを使用する場合、アトリビュートテーブルの設定が必要です。

画面データファイルに[LD_RECIPE][LD_RECIPESEL][SV_RECIPE]マクロが設定されている場合、画面データファイルの保存時または転送時に、アトリビュート設定が自動的に固定フォーマットで設定されます。

保存または転送時、以下のようなダイアログが表示されます。

[はい]をクリックすると、[CF Attribute]ウィンドウが表示され、該当する項目が固定で設定されます。[いいえ]をクリックすると、自動設定はされません。ユーザーで設定してください。

設定内容は以下のとおりです。

① コメント :各行のコメントを設定します。② 項目 :[レシピ]を選択します。③ 項目No. :CSVファイルNo.(0~9999)を設定します。④ サンプリングタイフ :゚(空欄)⑤ 登録数 :データの数を設定します。取り込む、または書き込む

 CSVファイルの列数となります。⑥ ワード数 :[アトリビュート設定](P23-48参照)の設定内容に

 よって自動的に設定されます。⑦ 0~4096 :[アトリビュート設定]ダイアログ(P23-48参照)で

 設定します。

①  ② ③   ④ ⑤  ⑥ ⑦

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第23章 CFカード

23-47

23

例2)以下のようなデータ(各1ワード)をイメージどおりに[SV_RECIPE]マクロで取り込む場合

[登録数:9]と設定します。

登録数について[登録数]および[ワード数]は自動設定の場合、固定で共に[10]と設定されます。[登録数]とは、CSVファイルでの列数を指します。

例1)以下のようなCSVファイルを扱う場合

[登録数]は[5]と変更する必要があります。

扱うデータのトータルワード数(上記の例では[90]ワード)や行数(上記の例では[10]行)は、アトリビュート設定で設定する必要はありません。

1184 7898 1856 1654 4484 1121 1523 1187 1165 1140

5545 6655 5585 5454 5748 5125 5546 5546 5120 5154

115 118 114 119 116 114 119 115 113 112

254 269 289 236 227 221 245 206 208 229

6000 6001 6002 6003 6004 6005 6006 6007 6008 6009

10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

4484 1165 1189 5264 9848 1651 1195 6548 315 158

0 1111 2222 3333 4444 5555 6666 7777 8888 9999

4375 1565 2215 2314 1958 4987 8748 7895 1688 1951

9列

10行

アトリビュートテーブル

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第23章 CFカード

23-48

設定を確認/変更するには自動的に設定されたアトリビュート設定を確認、変更する手順は以下のとおりです。

1. 確認 /変更を行う行を選択します。

2. [編集]→[アトリビュート設定]、または右クリックから[アトリビュート設定]をクリックします。[アトリビュート設定]ダイアログが表示されます。

[フォーマット]メニューワード数分の設定内容が表示されます。タイプ、小数点、ワード数などを設定します。

【すべて同じ】現在選択している内容に一括設定します。【削除】現在選択している部分をデフォルト([DEC符号なし][小数点:0][1ワード])に設定します。【設定】現在選択している部分の変更箇所がダイアログ上に更新して表示されます。

3. 設定を終えたら[OK]をクリックします。元の[CF Attribute]ウィンドウに戻ります。

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第23章 CFカード

23-49

23

CFカードマネージャー

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。

■起動と終了

起動1. ZM-71Sを起動します。2. [ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。

以下のようなダイアログが表示されます。

3. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

終了[CFカードマネージャ]ウィンドウの左上隅のアイコンをクリックし、[閉じる]をクリックします。またはウィンドウ右上隅の[X]ボタンをクリックします。

CFカードマネージャー

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第23章 CFカード

23-50

■CFカードへの書き込みCFカードの各機能において、あらかじめCFカードにデータを格納する必要がある場合、CFカードへの書き込みをCFカードマネージャーを使って行います。手順は以下のとおりです。

1. [ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

【変換するファイルのパス】[参照]をクリックして、CFカードへ書き込むファイルを選択します。ファイルの種類は拡張子が[*.Z37]です。

【BINファイルのファイルコメント】CFカードに書き込んだ画面データファイル(Dsp0000.bin:BINファイル)にコメントを付ける場合に入力します。

【□初期画面データに指定する】「画面データの自動認識」(P23-13参照)を行う場合にチェックを入れます。

2. 設定が終了したら[OK]をクリックします。CFカード内のユーザーフォルダの[Dsp]フォルダに、画面データファイルが「Dsp0000.bin」(BINファイル)として保存されます。同時に、画面データファイルの設定に従って、CFカード内の各フォルダに、特定の拡張子のファイルが書き込まれます。

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第23章 CFカード

23-51

23

■CFカード内ファイル(BINファイル)の変換ZM-300シリーズ本体からCFカードに書き込まれたBINファイルを取り込み、認識可能なファイル形式に変換します。変換可能なBINファイルは以下のとおりです。

ファイル 格納先フォルダ  変換後の拡張子Bmpxxxx.bin   ¥Bitmap .bmpMcmhead.bin   ¥Card .mcdDsp0000.bin   ¥Dsp .z37Hdxxxx.bin   ¥Hdcopy .bmpMemxxxx.bin   ¥Memo .bmp

手順は以下のとおりです。

1. 変換するファイルを選択します。

2. [ファイル]の[BINファイルを戻す]または右クリックメニューから[BINファイルを戻す]をクリックします。

3. [名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。任意のファイル名を指定し、[保存]をクリックします。

4. 変換後のファイルが指定された箇所に作成されます。

または

CFカードマネージャー

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第23章 CFカード

23-52

BINファイルのプロパティ各BINファイルの情報を、変換前に確認することができます。

例)◎Bmpxxxx.bin、Memxxxx.binの場合ビットマップのイメージが表示されます。

◎Dsp0000.binの場合[詳細]メニューではファイルの種類、バージョンなどが確認できます。

◎その他のBINファイル[全般]メニューにおいて、[ファイル]→[CFカードへ書き込む]を実行した際に入力した[コメント]が表示されます。

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第23章 CFカード

23-53

23

■その他の機能

CFカードコピー1. [ファイル]→[CFカードコピー]をクリックします。

2. CFカードのドライブを選択して、[OK]をクリックします。

3. 以下のダイアログが表示されます。[OK]をクリックします。

4. パソコンからCFカードを取り出し、コピー先のCFカードを挿入します。[OK]をクリックします。

5. 以下のダイアログが表示されます。[OK]をクリックします。

6. コピーが終了すると以下のダイアログが表示されます。

CFカードマネージャー

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第23章 CFカード

23-54

CFカードのバックアップCFカードのデータのバックアップを取ることができます。保存先は自由に選択できます。

1. [ファイル]→[CFカードのバックアップ]をクリックします。

2. [コピー先のフォルダ]ダイアログが表示されるので、[参照]をクリックし、データをコピーする場所を選択します。

例)CドライブのMy Documentに保存する場合

3. [OK]をクリックします。以下のダイアログが表示されます。

4. [OK]をクリックします。CFカードのデータがコピー先にコピーされます。終了すると以下のダイアログが表示されます。

5. エクスプローラでコピーされていることを確認してください。

CFカードのデータをハードディスクにコピーする場合、エクスプローラ上でのコピー、ペーストでも可能です。

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第23章 CFカード

23-55

23

CFカードの状態を確認するには($s)

ZM-300シリーズに差しているCFカードの状態や空き容量などの情報は、システムメモリ($s)に格納されます。内容は以下のとおりです。

■一覧

■詳細◎$s497CFカードへのアクセス結果を出力します。

出力No.   内  容 4 カード未実装 5 フォーマットエラー 6 カードサイズが小さい 7 カードタイプが異なる12 カード書込エラー15 ディスクエラー(オープン失敗)16 カード読込エラー

◎$s498~499CFカードのメモリ残量をKバイト単位で出力します。

CFカードの状態を確認するには($s)

アドレス 内   容 メモリタイプ$s497 CFカードのエラー状態$s498 CFカード残量(Kバイト) ←ZM$s499

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第23章 CFカード

23-56

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第24章 SRAM

24-1

24

概要

SRAM

概要

ZMシリーズでは機種によってSRAMカセット(型式:ZM-300SM、ZM-80SM、ZM-43SM、容量:512Kバイト)を使用することができます。また、SRAMカセットを使用しなくても、内蔵SRAMとしてZM-300は64Kバイト、ZM-62Eは8Kバイトを持っています。このSRAMによって以下のようなバックアップ機能が使用可能となります。

◎メモリカードエミュレートエリアPLCの外部記憶装置(メモリマネージャ機能)またはサンプリングデータのバックアップ(データロギング機能)として使用可能です。

◎内部メモリのバックアップZMシリーズの電源を切ると、内部メモリ$uの内容は全て[0]になります。そこで、電源が落ちても内容が保持できるように、SRAMに不揮発性(=データが抹消されない)内部メモリ($L、$LD)のエリアを確保することができます。

◎メモ帳の保存メモ帳機能を使った場合、メモ帳に記述した内容は、ZMシリーズの電源を落とすと抹消されます。そこで、SRAM内にメモ帳データをバックアップできるようにしました。

電池をセットしなければ、電源OFF時のデータのバックアップ機能は使用で

きません。

電池をセットすることで、ZM-300シリーズ、ZM-62E、ZM-52HDでは、上記のSRAMによるバックアップ機能のほかに、時計機能を使用することもできます(ZM-52HDは時計機能のみ)。詳しくは「第11章 時計表示/カレンダ」を参照してください。

PLC

停電などで運転が 停止しても、SRAM 内のデータは残る

ZMシリーズ

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

トレンドサンプリング

SRAMカセットまたは内蔵SRAM

メモリカードエミュレートエリア

メモ帳格納エリア

不揮発性メモリエリア

電源

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

SRAMカセットまたは内蔵SRAMが使用可能な機種については次ページを参照してください。

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第24章 SRAM

24-2

SRAM使用可能機種

SRAMカセット(型式:ZM-300SM、ZM-80SM、ZM-43SM、容量:512Kバイト)または内蔵SRAMが使用可能なZMシリーズは以下のとおりです。

ZM-300�

ZM-72/82�

ZM-52�

ZM-42�

ZM-43�

ZM-52HD�

ZM-62E

カセット�

○(ZM-300SM)�

○(ZM-80SM)�

○(ZM-80SM)�

�

○(ZM-43SM)�

�

�

液晶コントロールターミナル�(シリーズ)�

SRAM

内蔵�

○(64kバイト)�

�

�

�

�

�

○(8Kバイト)�

時計機能�

○�

○(ZM-80SM)�

○(ZM-80SM)�

�

○(ZM-43SM)�

○�

△�

SRAM設定手順

SRAMの設定は[システム設定]の[SRAM/時計設定]で行います。

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第24章 SRAM

24-3

24

SRAMメモリ容量

◎ZM-300シリーズに標準で内蔵のSRAM領域は32Kワード(64Kバイト)です。◎ZM-300シリーズまたはZM-43~82シリーズにSRAMカセットを装着した場合、256Kワード(512Kバイト)のSRAM領域が確保されます。

◎ZM-62EのSRAM内蔵機種のSRAM領域は4Kワード(8Kバイト)です。

■SRAM領域の内容SRAMの内容は以下のとおりです。

メモリカードエミュレートエリア

メモ帳格納エリア

不揮発性ワードメモリエリア $L

SRAMエリア

ヘッダ領域(128ワード)

ヘッダ領域(32ワード)

不揮発性ダブルワードモリエリア $LD

ヘッダ領域(32ワード)

ヘッダ領域(16ワード)

ヘッダ領域(1024ワード)

 《最大使用可能ワード数》

ZM-300内蔵  :32,640ワード

SRAMカセット :262,016ワード

ZM-62E    :3,968ワード

A

B

C

D

機能別最大使用可能サイズ各機能のヘッダ情報を差し引いたエリア(A~D)ごとの最大使用可能サイズ、およびトータルの最大使用可能サイズは以下のとおりです。

ZM-300内蔵

A メモリカードエミュレートエリア

B

メモ帳格納エリア C

不揮発性ワードメモリエリア D

不揮発性ダブルワードメモリエリア

A+B+C+D+各ヘッダ領域 (トータル使用可能サイズ)

SRAMカセット ZM-62E

31,616ワード

32,624ワード

32,608ワード

32,608ワード

32,640ワード

260,992ワード

262,000ワード

261,984ワード

261,984ワード

262,016ワード

2,944ワード

3,952ワード

3,936ワード

3,936ワード

3,968ワード

SRAMの種類 機能

SRAM

メモリ容量

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第24章 SRAM

24-4

サイズ計算方法SRAMでは必ず「ヘッダ情報」として一定ワード数が使用されます。それ以外にも「各機能別ヘッダ情報」が確保されています。

SRAMエリア

メモリカードエミュレートエリア

メモ帳格納エリア

不揮発性ワードメモリエリア $L

ヘッダ領域(128ワード)

ヘッダ領域(32ワード)

不揮発性ダブルワードモリエリア $LD

ヘッダ領域(32ワード)

ヘッダ領域(16ワード)

ヘッダ領域(1024ワード)

A

B

C

D

◎サイズ計算方法(ワード)=128+(A+1024)+(B+16)+(C+32)+(D+32)

設定しない領域のヘッダ情報を容量の対象にする必要はありません。

例1)以下の設定の場合A[メモリカードエミュレートエリア:40000]B[メモ帳格納エリア:20000]C[不揮発性メモリ(ワード):40000]D[不揮発性メモリ(ダブルワード):40000]

128+(1024+40000)+(16+20000)+(32+40000)+(32+40000)=141232141232≦ 262144(256Kワード)

SRAMで141,232ワード使用するのでSRAMカセットで対応可能です。

例2)以下の設定の場合A[メモリカードエミュレートエリア:244448]C[不揮発性メモリ(ワード):16512]

128+(1024+244448)+(32+ 16512)= 262144262144=262144(256Kワード)

SRAMで262,144ワード使用するのでSRAMカセットの容量以内です。

メモリカードエミュレートエリアは、使用方法によってサイズ計算方法が異なります。詳しくは「第25章 メモリカードモード」を参照してください。

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第24章 SRAM

24-5

24

■寿命についてSRAM領域は電池の寿命に依存します。電池の寿命は約5年です。実際に電池の電圧が低下したかどうかを確認するには、システムメモリ$s167を確認してください。

SRAMの初期フォーマット

SRAMカセットまたは内蔵SRAMを使用する場合、必ず使用する前にZMシリーズ本体の[ローカルメイン]画面でSRAMのフォーマットを行います。フォーマット方法について、詳しくは『ZM-300ユーザーズマニュアル』の「2章 本体操作方法」を参照してください。

フォーマットを行わないと、ZMシリーズ上で「データにエラーがあります 

Error: 161(または163)」が発生し、RUNできません。

SRAM

の初期フォーマット

$s16715 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

1:FROM 2Mbyte(ZM-43~82) 2:FROM 4Mbyte(ZM-43~82) 3:SRAM 512Kbyte(ZM-43~82/ZM-300) 4:FROM 8Mbyte(ZM-300)

メモリカセット情報予約(設定:0)

メモリカセット情報予約 (設定:0)

MSB LSB

0:電池正常 1:電池電圧低下 2:電池未挿入

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第24章 SRAM

24-6

各機能の設定

■[SRAM/時計設定]ダイアログ

【□内蔵時計を使用する】ZMシリーズに内蔵されている時計機能を使用する場合にはチェックを入れます。なお、時間表示に関して、詳しくは「第11章 時間表示 /カレンダ」を参照してください。

【SRAM】[内蔵]/[カセット]ZM-300シリーズ使用時に有効な設定です。内蔵SRAMを使用するのか、SRAMカセット(ZM-300SM)を使用するのかを選択します。

【□メモリカードエミュレートエリア】詳しくは次ページを参照してください。

【□メモ帳格納エリア】詳しくは次ページを参照してください。

【□不揮発性メモリ(ワード)】/【不揮発性メモリ(ダブルワード)】詳しくはP24-8を参照してください。

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第24章 SRAM

24-7

24

アドレス($s) 108 109

727

        内  容 0:正常保存 1:データにエラーあり 前回の内容は抹消 0:通常 1:保存領域が足りない

メモリタイプ

720

メモ帳格納領域の残量

←ZM(ZMシリーズから  情報が書き  込まれます)

■メモリカードエミュレートエリアPLCの外部記憶装置(メモリマネージャ機能)またはサンプリングデータのバックアップ(データロギング機能)として使用可能です。この機能は、SRAMだけでなく、ZM-1REC(SRAMメモリカード)やCFカードでも対応することができます。そのため、画面データの設定とZMシリーズに装着されたアクセサリによって、どのアクセサリにデータが格納されるかが決まります。詳しくは「第25章 メモリカードモード」、「第22章 データロギング」または「第23章 CFカード」を参照してください。

電源ダウン時のデータの保護についてメモリカードエミュレートエリアに書き込み中、電源がダウンした場合、バッファリングファイルは電源ダウン直前のデータを保障しますが、データファイルは保障できません。

メモリカードエディタ(別売)の使用についてメモリカードエディタ(別売)を使用して、メモリカードエミュレートエリアに格納したデータをパソコンで読み込んだり、表計算ソフトなどで編集し、編集したデータをメモリカードエミュレートエリアに書き込んだりすることができます。

■メモ帳格納エリアメモ帳の格納エリアとして使用します。

保存のタイミングメモ帳の内容を[メモ帳格納エリア]に保存するタイミングは以下の時です。・[機能:プラスブロック/マイナスブロック]スイッチでページを切り替える時・スクリーンを切り替える時・RUNモードから[ローカルメイン]画面に切り替えた時

保存できる領域を超えた場合、メモ帳の表示領域がブリンクし、同時に$s727に[1]を書き込み、保存できないことを警告します。メモを削除して減らしてください。メモ帳の格納エリアの残量は$s108、$s109で確認できます。

システムメモリ($s)についてメモ帳格納エリアに関連するシステムメモリ($s)は次のとおりです。

各機能の設定

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第24章 SRAM

24-8

デバイス名 詳細 TYPE 設定可能範囲 $L ワード領域 2 0~261983(最大) $LD ダブルワード領域 3 0~261983(最大)

*マクロで$L、$LDを間接指定するときに使用します。  尚、$L、$LDを間接指定するときのモデルは次のように指定してください。    $L/$LD0~65535:00     $L/$LD65536~261983:80

n+0 n+1 n+2 n+3 n+4

80(モデル)  TYPE メモリNo.(アドレス)下位 メモリNo.(アドレス)上位 00(なし) ビット指定 00(なし)  00(なし)

n+0 n+1 n+2 n+3

00(モデル)  TYPE メモリNo.(アドレス)下位  00(なし) ビット指定 00(なし)  00(なし)

MSB LSBMSB LSB

アドレス($s)

722 723

725 726

          内  容 最後に書き込みを行った$Lアドレスの書き込み結果 [0]:正常  [1]:異常 電源投入時、$s721が[1:異常]の際に 最後に書き込みを行った$Lアドレス 最後に書き込みを行った$LDアドレスの書き込み結果 [0]:正常  [1]:異常 電源投入時、$s724が[1:異常]の際に 最後に書き込みを行った$LDアドレス

メモリタイプ

721

←ZM(ZMシリーズから  情報が書き  込まれます)

724

電源ダウン時の注意事項電源がダウンした時、直前にメモ帳のページに書き込んだデータは消えてしまいます。また、保存中に電源がダウンすると、メモ帳の内容が全て消えてしまうことがあります。電源投入時にシステムメモリ$s720で保存状態を確認してください。

■不揮発性メモリ(ワード)/(ダブルワード)不揮発性ワードメモリ領域および不揮発性ダブルワードメモリ領域として使用することができます。

ワードとダブルワードの違い電源ダウン時に、指定されたアドレスのみ(=ワード)を保証するか、そのアドレスから2ワード分(=ダブルワード)を保証するかの違いです。詳しくは後述の「電源ダウン時のデータの保護について」を参照してください。

不揮発性メモリの設定画面作成ソフトZM-71S上で不揮発性メモリを設定する場合、ワードメモリ領域を使用する場合は、[内部メモリ]で[$L]、ダブルワードメモリを使用する場合は、[$LD]を選択します。使用できる範囲は設定したアドレス空間となります。

システムメモリ($s)について不揮発性メモリ(ワードおよびダブルワード)に関連するシステムメモリ($s)は次のとおりです。

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第24章 SRAM

24-9

24

電源ダウン時のデータの保護について$L、$LDにデータを書き込み中、停電が起きた場合は、書き込みを行う直前のデータ値は保障されます。($Lの場合、先頭1ワード、$LDの場合、先頭から2ワードのデータまで、書き込みを行う直前のデータ値が保障されます。)文字列の書き込み時およびマクロの[BMOV]コマンドなどで複数ワード同時に書き込みを行う処理の場合は、保障されません。

※2ワードデータのアクセスは$LDを使用するようにしてください。書き込みが正常に

できたかどうかは、システムメモリのアドレス$s721~$s726 を確認してください。

ZMシリーズ本体上に出るエラーについて

SRAMに関係するZMシリーズ本体上に出るエラーについては、「付録3 エラー一覧」を参照してください。

ZMシリーズ

本体上に出るエラーについて

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第24章 SRAM

24-10

このページは、ご自由にお使いください。

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第25章 メモリカードモード

25-1

25

メモリカードモード

メモリカードモード

メモリカードモードは、ZMシリーズでSRAMまたはCFカードが使用可能な環境にある場合に対応可能な機能です。ZMシリーズで使用可能なSRAMの種類およびCFカードは以下のとおりです。

・SRAMカセット(型式:ZM-300SM、ZM-80SM、ZM-43SM)容量は512Kバイトです。※FROMカセット(型式:ZM-300EM、ZM-4EM、ZM-43EM)使用時にはSRAMカ

セットは使用できません。

・内蔵SRAMZM-300シリーズには標準で64Kバイト、ZM-62Eには8KバイトのSRAMが内蔵されています。どちらも電池をセットする必要があります。

・SRAMメモリカード(型式:市販メモリカード SRAM)容量の指定が必要です。256K、512K、1M、2M、4M(バイト)をご用意しています。別途カードレコーダ(型式:ZM-1REC)が必要になる場合と、メモリカード単体で使用可能な場合があります。

・CFカード市販のCFカードをご購入ください。(弊社推奨品についてはP25-8を参照してください。)

本体のタイプと使用可能な格納先は以下のとおりです。(○:使用可能 ×:使用不可能)

ZM-300

ZM-72/82

ZM-52

ZM-42

ZM-43

ZM-52HD

ZM-62E

標準

メモリカードソケット付

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

×

○(+ ZM-1REC)

○(+ ZM-1REC)

SRAMメモリカード カセット

○(ZM-300SM)

○(ZM-80SM)

×

○(ZM-43SM)

×

×

○(ZM-80SM)

○(ZM-80SM)

CFカード

×

×

×

×

×

×

液晶コントロールターミナル (シリーズ)

SRAM

内蔵

○(64Kバイト)

×

×

×

×

○(8Kバイト)

×

×

使用するSRAMの認識順序について、詳しくはP25-5を参照してください。

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第25章 メモリカードモード

25-2

メモリカードモードの概要

メモリカードモードには、「メモリマネージャ機能」と「データロギング機能」の2つの機能があります。

■メモリマネージャ機能PLCの外部記憶装置として、SRAMまたはCFカードから必要なときに必要なデータを取り出したり、逆にPLCのデータをSRAMまたはCFカードに記憶させることもできます。「SRAM」または「CFカード」のメモリカードエミュレートエリアは最大16個の「ファイル」に分割されます。ファイル1個あたり最大4095個の「レコード」に分割されます。各レコードに「データ」が格納されます。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

PLC

レコード  0

レコード  1

レコード  2

レコード  3

レコード4093

レコード4094

レコード0

レコード1

レコード2

レコード3

レコード4

データ0

データ1

データ2

データ3

データ4

160

491

3209

200

8821

データ0

データ1

データ2

3000

120

7700

D100

D101

D102

D103

D104

160

491

3209

200

8821

D450

D451

D452

3000

120

7700

最大16分割が可能

1ファイル=最大4095個の       レコードに分割可能

ZMシリーズ

ファイル 0

ファイル 1

ファイル 2

ファイル 3

ファイル 4

ファイル 5

ファイル14

ファイル15

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

メモリカード

1レコード=最大4096ワード まで登録可能

メモリカード モード

または内蔵SRAM またはSRAMカセット

またはCFカード

「レコード」単位で、データをPLCから「SRAM領域」または「CFカード」に呼び出したり、「SRAM領域」または「CFカード」からPLCに呼び出します。大容量のデータを記憶できるので、従来のようにPLC側に大容量のメモリを確保する必要がありません。

CFカードを使用する場合、メモリカードモードを使わないレシピ機能も設定可能です。詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

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第25章 メモリカードモード

25-3

25PLC

サンプリングモード使用時に有効

PLCからのサンプリングデータを 自動的にメモリカード内の 「バッファリングファイル」に 格納します

停電などで運転が停止 しても、メモリカード に入ったデータは残る

メモリカード ZMシリーズ

トレンドサンプリング

フォー マット

または内蔵SRAM またはカセット またはCFカード

電源

■データロギング機能サンプリングを使用する場合に効果的な機能です。サンプリングによってZMシリーズの内部バッファに格納されたデータは、ZMシリーズの電源が落ちた時点で抹消されます。しかし、内部バッファの代わりに「SRAM」または「CFカード」のメモリカードエミュレートエリアにサンプリングデータを格納すると、万一停電などでZMシリーズの電源が落ちても、電源再投入時に停電直前の状態が再現できます。

CFカードを使用する場合、フォーマット方法が異なります。詳しくは「第22章 データロギング」を参照してください。

データロギング機能について、詳しくは「第22章 データロギング」を参照してください。

メモリカードモードの概要

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第25章 メモリカードモード

25-4

■メモリカードエディタについてメモリカードソフトを使用すれば、メモリマネージャ機能またはデータロギング機能によってSRAMまたはCFカードに取り込まれたデータをパソコン側に読み込んだり、またパソコンで編集・入力したデータをSRAMに書き込み、メモリマネージャ機能で利用することが可能です。

メモリカード

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

PLC

ファイル 0

ファイル 1

ファイル 2

ファイル 3

ファイル 4

ファイル 5

ファイル14

ファイル15

レコード0

レコード1

レコード2

レコード3

レコード4

データ0

データ1

データ2

データ3

データ4

160

491

3209

200

8821

データ0

データ1

データ2

3000

120

7700

D100

D101

D102

D103

D104

160

491

3209

200

8821

D450

D451

D452

3000

120

7700

レコード0

レコード1

レコード2

メモリカードソフト

パソコン

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

… … … … … …

メモリマネージャ機能

ZMシリーズ

またはカセット

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

メモリカード モード

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第25章 メモリカードモード

25-5

25

格納先の認識方法について

メモリカードモードに対応できるSRAMが何種類か存在する上、ZM-300ではCFカードも使用できるため、設定によってその認識が決まります。格納先の設定は、機能およびZMシリーズの種類によって異なります。以下を参照してください。(○:設定あり ×:設定なし -:無効)

■メモリマネージャ機能の場合

ZM-300の場合

ZM-62Eの場合

ZM-72/82の場合

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

×

×

システム設定

格納先

×

×

SRAMカセット

内蔵SRAM

CFカード

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

×

システム設定

格納先

×

×

SRAMカセット

メモリカードソケット (SRAMメモリカード)

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

システム設定

格納先

SRAMカセット

ZM-43/52の場合

ZM-1REC (SRAMメモリカード)

SRAM/時計設定

メモリカードエミュレートエリア

モジュラージャック

メモリカード

SRAMカセット

装着

×

システム設定

格納先

内蔵SRAM

格納先の認識順位について

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第25章 メモリカードモード

25-6

■データロギング機能の場合「第22章 データロギング」を参照してください。

■設定項目について

モジュラージャック[システム設定]の[モジュラージャック]をクリックします。[モジュラージャック]ダイアログにおいて、[モジュラージャック1]または[モジュラージャック2]のどちらかを[メモリカード]に設定すると、ZM-1REC(カードレコーダ)を使ってSRAMメモリカードを使用することができます。

SRAM/時計設定[システム設定]の[SRAM/時計設定]をクリックします。[SRAM/時計設定]ダイアログにおいて[□メモリカードエミュレートエリア]にチェックを付けると、内蔵SRAMまたはSRAMカセットが使用可能になります。[ワード数]の設定も忘れずに行ってください。

SRAM/時計設定またはSRAMカセット設定について、詳しくは「第24章 SRAM」を参照してください。

バッファリングエリア設定[システム設定]の[バッファリングエリア設定]をクリックします。[バッファリングエリア設定]ダイアログが表示されます。[格納先]を[SRAM]または[CFカード]に設定します。それぞれSRAMまたはCFカードが格納先として認識されます。

バッファリングエリアの各設定項目について、詳しくは「第10章 サンプリング」を参照してください。

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第25章 メモリカードモード

25-7

25

SRAMおよびCFカード領域について

■SRAMまたはSRAMカセット

メモリ容量・ZM-300に標準で内蔵のSRAM領域は32Kワード(64Kバイト)です。・ZM-300またはZM-43~82にSRAMカセットを装着した場合、256Kワー

ド(512Kバイト)のSRAM領域が確保されます。・ZM-62EのSRAM内蔵機種のSRAM領域は4Kワード(8Kバイト)です。

それぞれSRAM内のメモリ容量は以下のようになります。

メモリカードエミュレートエリア

メモ帳格納エリア

不揮発性ワードメモリエリア $L

SRAMエリア

ヘッダ領域(128ワード)

ヘッダ領域(32ワード)

不揮発性ダブルワードモリエリア $LD

ヘッダ領域(32ワード)

ヘッダ領域(16ワード)

ヘッダ領域(1024ワード)

ZM-300内蔵  :32Kワード

SRAMカセット :256Kワード

ZM-62E     :4Kワード

   :メモリマネージャ機能

    /データロギング機能で使用

SRAMでは必ず「ヘッダ情報」として一定ワード数が使用されます。それ以外にも各領域ごとに必ず「ヘッダ情報」が確保されています。メモリカードモードに使用できる領域は「メモリカードエミュレートエリア」です。設定しない領域のヘッダ情報を容量の対象にする必要はありません。メモリ容量の詳しい計算方法については、「第24章 SRAM」を参照してください。

寿命についてSRAM領域は電池の寿命に依存します。電池の寿命は約5年です。実際に電池の電圧が低下したかどうかを確認するには、システムメモリ$s167を確認してください。

このエリアのマップについてはP25-9を参照してください。

SRAM

およびC

F

カード領域について

$s16715 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

1:FROM 2Mbyte(ZM-43~82) 2:FROM 4Mbyte(ZM-43~82) 3:SRAM 512Kbyte(ZM-43~82/ZM-300) 4:FROM 8Mbyte(ZM-300)

メモリカセット情報予約(設定:0)

メモリカセット情報予約 (設定:0)

MSB LSB

0:電池正常 1:電池電圧低下 2:電池未挿入

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第25章 メモリカードモード

25-8

■SRAMメモリカード

メモリ容量256K、512K、1M、2M、4Mバイトまであります。ヘッダ情報として使われる領域は、各メモリカード共に同じです。

カード情報

ファイル情報

ファイル 0

ファイル 1

ファイル 2

ファイル 3

ファイル 4

ファイル 15

0

1023 1024

全ファイルのサイズ

ヘッダ情報(1024ワード)

寿命についてSRAM領域は電池の寿命に依存します。電池の寿命は容量によって異なります。弊社技術相談窓口までご相談ください。実際に電池の電圧が低下したかどうかを確認するには、[システム設定]→[メモリカード設定]→[I/Fメモリ]を確認してください。詳しくはP25-11を参照してください。

■CFカードの場合

メモリ容量推奨カード(CompactFlash 準拠のCFカード)とその容量は以下のとおりです。

TM

 メーカー名

TDK

Kodak

サンディスク

アイ・オー・データ機器

  型式

TC032HS

KPCN-32

SDCFB-64-505

PCCF-H128MS

PCCF-xxxMS

容量

32MB

32MB

64MB

128MB

(xxx:16、32、48、64、    96、128、192)

16~192MB

寿命についてCFカードには書込回数に制限があります。約30万回の寿命となります。ご注意ください。

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第25章 メモリカードモード

25-9

25

カード情報

ファイル情報

ファイル 0

ファイル 1

ファイル 2

ファイル 3

ファイル 4

ファイル 15

0

1023 1024

ファイル0のサイズ ファイル1のサイズ ファイル2のサイズ ファイル3のサイズ ファイル4のサイズ ファイル15のサイズ

全ファイルのサイズ

タイプ:データファイルの場合

レコード名(Max. 16ワード) データ(Max. 4096ワード) レコード名(Max. 16ワード) データ(Max. 4096ワード) レコード名(Max. 16ワード) データ(Max. 4096ワード)

レコードNo. 1

レコードNo. n (Max. 4094)

アドレス0 アドレス4111(Max.)

レコードNo. 0

■ファイルサイズの計算方法

データファイル  ビット同期  定時サンプル  ビットサンプル  アラーム機能  温調ネット/PLC2

(レコード名バイト数÷2+データ数)×レコード数 (ワード数+2)×サンプル回数 (ワード数+2)×サンプル回数 3×サンプル回数 3×サンプル回数+15+ワード数×96 (ワード数+2)×サンプル回数

バッファリングファイル

(単位:ワード)

メモリカードエミュレートエリアのマップ

メモリカードエミュレートエリアのマップ

ヘッダ情報を除くと、メモリカードおよびメモリカードエミュレートエリア用の領域は以下のような割付で分割されます。

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第25章 メモリカードモード

25-10

メモリカードモードの設定手順

メモリカードモードアイテムバー [メモリカードモード]アイコン ◎ スクリーン編集

◎ システム設定 メモリカード設定

タイプ:データファイル No. 0(~15) I/F メモリ

※メモリカードモードを使用する際、必ず使用前に格納先となるSRAMまたはCFカー

ドをフォーマットしなければなりません。

フォーマットは[機能:カードフォーマット]スイッチを使ってのみ実行できます。

メモリカードモードに関する設定を変更した場合には、再度フォーマットを行います。

その際、データは抹消されます。

上記以外にも、データの格納先によって必要となる設定があります。

◎内蔵SRAMまたはSRAMカセットに格納する場合[システム設定]→[SRAM/時計設定]→[□メモリカードエミュレートエリア]:チェックあり→[ワード数]:必要な容量を確保する

◎CREC(SRAMメモリカード)に格納する場合[システム設定]→[モジュラージャック]→[モジュラージャック1]または[モジュラージャック2]:[メモリカード]

◎CFカードに格納する場合特に設定は必要ない

↓P25-18

↓P25-19

↓P25-20(※)

↓P25-19

↓P25-20

↓P25-19

↓P25-16

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第25章 メモリカードモード

25-11

25

メモリカード設定

メモリカードモードを使用する場合、必ず[メモリカード設定]を行い、メモリカード内のファイル分割数や各ファイルの定義を設定します。この設定に従ってメモリカード(もしくはメモリカードエミュレートエリア)がフォーマットされます。

■[メモリカード]ダイアログ[システム設定]の[メモリカード設定]をクリックします。[メモリカード]ダイアログが表示されます。

I/F メモリ 内容  n  CFM_STAT n+ 1  CFM_ERRNo n+ 2  CFM_CARDNo n+ 3  CFM_FILENo n+ 4  CFM_RECDNo n+ 5  CFM_TRFIN

設定内容は以下のとおりです。

【I/F メモリ】メモリカードに関する状態を書き込むメモリです。先頭メモリのアドレスを設定します。メモリの内容は以下のとおりです。

n([CFM_STAT])、n+1([CFM_ERRNo])は、メモリカードモードを設定しない場合でも、常に最新の情報を書き込みます。その他のメモリは、現在表示しているスクリーン上にメモリカードモードが設定されている場合のみ有効となります。

メモリカード設定

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第25章 メモリカードモード

25-12

エラーNo. 内容

  1 メモリカード I/Fボードに異常がある。  2 メモリカードレコーダが接続されていない。  3 ZMシリーズとレコーダの間の通信にエラーがある。  4 メモリカードが実装されていない。  5 メモリカードのフォーマットが設定データと違う。

(またはメモリカードがフォーマットされていない。)  6 メモリカードの容量が設定データより小さい。  7 使用できないタイプのメモリカードが実装されている。  10 フラッシュメモリのメモリカードに書き込もうとした。  11 メモリカードのライトプロテクトがONになっている。  12 メモリカードへの書き込みにエラーがある。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

MSB LSB

バッテリ電圧 エラー サンプル演算処理

詳細

メモリカードに関するエラーが発生すると[1]になります。エラーの詳細はn+1([CFM_ERRNo])に格納されます。

必ず[0]に設定してください。

メモリカードのバッテリ電圧が低下すると[1]になります。速やかにバッテリを交換してください。

必ず[0]に設定してください。

データロギング機能で[バッファリングエリア設定]が[ 演算を使用する]の場合に有効なビットです。メモリカード内のデータを読む際、バッファ内の値を演算処理中ならば[1]になります。

   内容

エラー

未使用

バッテリ電圧

未使用

サンプル演算処理

ビットNo.

  0

 1~6

  7

 8~14

  15

A. n(CFM_STAT)

B. n+1(CFM_ERRNo)n([CFM_STAT])の0ビット目が[1](=エラー発生中)の場合に、発生したエラーの詳細を示すNo.が n+1([CFM_ERRNo])に格納されます。エラーNo.の内容は次のとおりです。

C. n+2(CFM_CARDNo)現在実装されているメモリカードのNo.を格納します。

D. n+3(CFM_FILENo)選択中または転送を行ったファイルのNo.を格納します。

E. n+4(CFM_RECDNo)選択中または転送を行ったレコードのNo.を格納します。

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第25章 メモリカードモード

25-13

25

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0

MSB LSB

フォーマット中 ② エラー ①

ZM→PLC転送中

PLC→ZM転送中

フォーマット完了 ④

ZM→PLC転送完了

PLC→ZM転送完了

0

詳細

フォーマット中やデータ転送中にエラーが発生すると[1]になります。この場合、②「フォーマット中」、③「転送中」のビットは[1]のままです。④「フォーマット完了」、⑤「転送完了」のビットは[0]のまま変化しません。

必ず[0]に設定してください。

フォーマット実行中は[1]となります。

転送実行中は[1]となります。

転送実行中は[1]となります。

必ず[0]に設定してください。

フォーマットが完了した時点で[1]になります。

転送完了時に[1]となります。転送対象となるファイルとレコードのNo.は n+3([CFM_FILENo])とn+4([CFM_RECDNo])で確認できます。転送確認後はこのビットをクリアしてください。

転送完了時に[1]となります。転送対象となるファイルとレコードのNo.は n+3([CFM_FILENo])とn+4([CFM_RECDNo])で確認できます。転送確認後はこのビットをクリアしてください。

    内容

エラー

未使用

フォーマット中

ZMシリーズ→PLC転送中

PLC→ZMシリーズ転送中

未使用

フォーマット完了

ZMシリーズ→PLC転送完了

PLC→ZMシリーズ転送完了

ビットNo.

  0

 1~8

  9

  10

  11

  12

  13

  14

  15

F.  n+5(CFM_TRFIN)フォーマット、およびZMシリース(゙=SRAM領域またはCFカード)とPLC間のデータ転送の状態を書き込むエリアです。内容は以下のとおりです。

メモリカード設定

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第25章 メモリカードモード

25-14

【タイプ】メモリカードを構成する各々の「ファイル」のタイプを設定します。以下の3つから選択します。

◆[未使用]ファイルは使用しません。

◆[データファイル]メモリマネージャ機能を使用する際のファイルのタイプです。

◆[バッファリングファイル]データロギング機能を使用する際のファイルのタイプです。

以下、[タイフ :゚データファイル]を選択した際に有効となる設定項目です。

【レコード数】(1~4095)各ファイル内を構成する「レコード」の数を設定します。

【レコード名バイト数】(0~32)レコードに付ける名前の最大文字数を設定します。レコード名を表示・編集する際はここで設定した値を参照します。

【データ数】(1~4096)レコードに格納するデータ数をワード単位で設定します。

【メモリ】メモリカードとPLC間でデータ転送を行う際の、PLC側のデータ格納先となるエリアの先頭アドレスを設定します。

【□温調ネット/PLC2Way使用する】温調ネットワークまたはPLC2Wayを使用する際に有効です。詳しくは別途、各関連マニュアルを参照してください。

【転送形態】メモリカードとPLCの間でデータ転送を行う場合、転送対象となる最小単位は「レコード」です。各レコードに格納されているデータを転送する際に、[データのみ]を転送するか、または[データ+レコード名]を転送するかを選択します。

以上で1ファイルの設定が終了します。次のファイルを設定する際は、続けてNo. のタブメニューをクリックし、同様にダイアログの設定を行います。

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第25章 メモリカードモード

25-15

25

■メモリカード設定例以下のように[メモリカード設定]を行った場合、メモリカード内の分割状態とPLC側のメモリ割付は、下図のようになります。

<ファイルNo. 0> <ファイルNo. 1>[タイフ :゚データファイル] [タイフ :゚データファイル][レコード数:3] [レコード数:2][データ数:5] [データ数:2][レコード名バイト数:8] [レコード名バイト数:4][メモリ:D130] [メモリ:D505][□温調ネット/PLC2Way使用する] [□温調ネット/PLC2Way使用する][転送形態:データのみ] [転送形態:データ+レコード名]

メモリカード

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

run

stop

PLC

ファイル 0

ファイル 1

ファイル 2

ファイル 3

ファイル 4

ファイル 5

ファイル14

ファイル15

レコード 0

データ0

データ1

データ2

データ3

データ4

レコード 1

データ0

データ1

データ2

データ3

データ4

レコード 2

データ0

データ1

データ2

データ3

データ4

レコード0名前

レコード0名前

データ0

データ1

レコード1名前

データ0

データ1

ファイル 0

ファイル 1

レコード1名前

D130

D131

D132

D133

D134

D505

D506

D507

PLCメモリ

D508

レコード名用メモリ

データ用メモリ

メモリカード設定

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第25章 メモリカードモード

25-16

メモリカードモード

■[メモリカード]ダイアログ

[メイン]メニュー【ディビジョンNo】

1ディビジョンに1個のメモリカードモードしか設定できません。ベース、オーバーラップ0~2それぞれにメモリカードモード1個が設定可能です。

【メモリ】ZMシリース ・゙PLC間でデータの転送を行う際にPLC側のデータ格納先となるメモリの先頭アドレスを指定します。内容は以下のとおりです。

メモリ    メモリ名   動作内容 n  RCV_FLAG モードの動作指示n+1  RCV_FILENo ファイルNo.指定  PLC→ZMn+2  RCV_RECDNo レコードNo.指定

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0

MSB LSB

レコードロック レコード名編集禁止

ファイルロック

ファイル選択形式

クイック選択

ZM→PLC転送

PLC→ZM転送

0

ファイル名編集禁止

カードNo./名編集禁止

フォーマット禁止 データ転送禁止

00

詳   細

レコード名の編集を禁止します。

ファイル名の編集を禁止します。

カードNo.及びカード名の編集を禁止します。

メモリカードのフォーマットを禁止します。

メモリカード・PLC間のデータの転送を禁止します。

必ず[0]に設定してください。

レコード選択スイッチを禁止します。

ファイル選択スイッチを禁止します。

表示領域パーツ上において[0]:[タイフ :゚データファイル]のファイルのみ表示させます。[1]:全ファイルを表示させます。

   内  容

レコード名編集禁止

ファイル名編集禁止

カードNo./名編集禁止

フォーマット禁止

データ転送禁止

未使用

レコードロック

ファイルロック

ファイル選択形式

ビットNo.

  0

  1

  2

  3

  4

 5~7

  8

  9

  10

メモリカードモードは1スクリーン最大4個まで設定可能です。

A. n(RCV_FLAG)

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第25章 メモリカードモード

25-17

25

B. n+1(RCV_FILENo)[RCV_FLAG](n)の9ビット目(=ファイルロック)、または8ビット目(=レコードロック)が[1]の時に有効となる、PLCからファイルNo. を指定するエリアです。画面上のスイッチではなくPLCからファイルを選択する場合に、このエリアにファイルNo.を指定します。

※PLCから指定したNo.に当たるファイルが[タイフ :゚未使用]もしくは[タイフ :゚バッファリン

グファイル]の場合、そのファイルは選択されません。

C. n+2(RCV_RECDNo)[RCV_FLAG](n)の8ビット目(=レコードロック)が[1]の時に有効となる、PLCからレコードNo. を指定するエリアです。画面上のスイッチではなくPLCからレコードを選択する場合に、このエリアにレコードNo.を指定します。レコード選択スイッチの場合と異なり、このアドレスからレコードNo.を指定した場合は、そのNo.のレコードが表示領域パーツの先頭から順に表示されます。

【入力キー表示場所】OVLP0(=オーバーラップ0)/OVLP1/OVLP2/ベースカードNo.、カード名、ファイル名、レコード名の編集を行うための入力キーを配置する場所を、オーバーラップ0~2、ベースから選択します。編集用入力キー(入力モード)は、ベース、オーバーラップ0~2のうちの1箇所にしか設定できません。

【処理サイクル】ZMシリーズとPLCとの通信時に、ZMシリーズ側からPLC内のデータを読みにいくサイクルを設定します。詳しくは「付録2 処理サイクル」を参照してください。

メモリカードモード

   詳細

必ず[0]に設定してください。

[1]にした上で14ビット目または15ビット目を[1]にすると、ZMシリーズ本体でレコード選択を完了した時点で各方向への転送を実行します。

必ず[0]に設定してください。

[0→1]のエッジでZMシリース(゙=メモリカード)からPLCへのデータ転送を実行します。転送完了で[I/F メモリ]n+5[CFM_TRFIN]の14ビット目がONします。転送完了後はこのビットをクリアしてください。

[0→1]のエッジでPLCからZMシリース(゙=メモリカード)へのデータ転送を実行します。転送完了で[I/F メモリ]n+5[CFM_TRFIN]の15ビット目がONします。転送完了後はこのビットをクリアしてください。

    内容

未使用

クイック選択

未使用

ビットNo.

  11

  12

  13

ZMシリーズ→PLC転送14

PLC→ZMシリーズ転送15

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第25章 メモリカードモード

25-18

レコード選択

カードNo. 0 ファイルNo. レコー

カード名 ハッコウ ファイル名 レコー

0. セイサンスウ 1. モクヒョウスウ 2. SR-003 3. TU-008

ファイル選択 ファイル選択 0. TUA 1. TUB 2. TUC 3. TUD 4. TUE 5. TUF 6. TUG

レコード選択

カードNo. 0 ファイルNo. 3 レコー

カード名 ハッコウ ファイル名 TU-008 レコー

■表示領域パーツについてメモリマネージャ機能ではメモリカード内の「ファイル」および「レコード」を表示させることができます。表示箇所には表示領域パーツを使用します。

設定上の注意点表示領域パーツは、[メモリカード]ダイアログとのリンクによってメモリマネージャ用の表示領域として機能します。関連づけは[ディビジョンNo]によって行われます。表示領域パーツを[メモリカード]ダイアログの設定と同じ[ディビジョンNo]に設定することで、メモリカードモードと関連づけられます。

表示領域パーツの設定・編集について、詳しくは「第6章 メッセージ表示」P6-10を参照してください。

表示領域の機能◆ファイル・レコード表示表示領域パーツ上には各ファイル、レコードがリストで表示されます。ファイル・レコードが表示領域に収まらない場合は、同一ディビジョンに設定した[機能:ロールアップ/ダウン]または[機能:プラスブロック/マイナスブロック]スイッチによって、スクロールさせることができます。

◆ファイル・レコード選択表示させたファイル・レコードを選択する場合は、表示領域上のファイルまたはレコードを押します。この場合、表示領域パーツには自動的にスイッチ機能が備わっているため、押された箇所が反応し、選択されます。スイッチのYサイズは、表示される文字の[Y]拡大係数で決まります。

[文字属性]メニュー表示領域上にファイルやレコードのNo.や名などを表示させる際の、文字属性を設定します。詳しくは「第6章 メッセージ表示」P6-7を参照してください。

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第25章 メモリカードモード

25-19

25

■メモリマネージャ機能で有効なデータ表示についてメモリマネージャ機能には、メモリカードのNo.と名前を表示させる[メモリカードNo]、[メモリカード名]、メモリカード内のファイルやレコードのNo.を表示させる[メモリカードファイルNo]、[メモリカードレコードNo]、名前を表示させる[メモリカードファイル名]、[メモリカードレコード名]があります。No.表示には数値表示パーツ、名前表示には文字列表示パーツが使われます。

[メモリカードNo][メモリカードファイルNo][メモリカードレコードNo]◆概要メモリマネージャ機能において現在使用中または選択中のカードやファイル、レコードに付けられたNo.を表示します。

カードNo. 12 ファイルNo. 3 レコードNo. 6

カード名 ECM ファイル名 モクヒョウチ レコード名 SDY-K

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】

必ず[メモリカード]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】数値表示の機能を設定します。[メモリカードNo]、[メモリカードファイルNo]、[メモリカードレコードNo]の中からいずれかを選択します。メモリカードモードアイテムバーから選択したパーツであれば、デフォルトで上記のいずれかの機能が選択されます。

【桁数】◎[表示機能:メモリカードNo]の場合カードNo.の範囲は0~255のため、桁数の範囲は「1~3」桁

◎[表示機能:メモリカードファイルNo]の場合ファイルNo.の範囲は0~15のため、桁数の範囲は「1~2」桁

◎[表示機能:メモリカードレコードNo]の場合レコードNo.の範囲は0~4094のため、桁数の範囲は「1~4」桁

上記以外の桁数にすると正確なNo.が表示されません。

メモリカードモード

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第25章 メモリカードモード

25-20

◆設定上の注意点【ディビジョンNo】

必ず[メモリカード]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。

【表示機能】文字列表示の機能を設定します。[メモリカード名]、[メモリカードファイル名]、[メモリカードレコード名]の中からいずれかを選択します。メモリカードモードアイテムバーから選択したパーツであれば、デフォルトで上記のいずれかの機能が選択されます。

【バイト数】カード名、ファイル名、レコード名ともに0~32まで設定可能です。各カード、ファイル、レコードの名前にあわせて設定します。

※[メモリカードレコード名]については、[メモリカード設定]において各ファイルごとに設定

した[レコード名バイト数]にあわせて設定します。

■メモリマネージャ機能で有効なスイッチについてメモリマネージャ機能では、メモリカード内のファイルやレコードを画面上で選択したり、PLCのデータをメモリカードに転送するような機能をスイッチによって行うことができます。

スイッチの設定手順メモリカードモードのみで使用するスイッチと、その他の機能でも使用するスイッチの、計2通りの設定手順があります。

カードNo. 12 ファイルNo. 3 レコードNo. 6

カード名 ECM ファイル名 モクヒョウチ レコード名 SDY-K

[メモリカードカード名][メモリカードファイル名][メモリカードレコード名]◆概要メモリマネージャ機能において現在使用中または選択中のカードやファイル、レコードに付けられた名前を表示します。

[機能]:(各機能を設定) ◎[スイッチ]アイコン

◎[メモリカードモード]アイコン フォーマットスイッチ メモリカードモードアイテムバー

各種メモリカードスイッチ

※[機能]はユーザーが必ず設定します。

※[機能]は自動的に設定されます。

②~⑧(次ページ参照)

⑨~⑬(次ページ参照)

①(次ページ参照)

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第25章 メモリカードモード

25-21

25

カードフォーマット

ファイル選択

レコード選択

カードNo編集カード名編集

ファイル名編集

レコード名編集

データ転送ZM>PLC

データ転送PLC>ZM

ロールアップロールダウンプラスブロックマイナスブロックリセット

メモリカードを[メモリカード設定]の設定内容に合わせてフォーマットする。※データロギング機能(ただし格納先はCFカード以外)の場合も必ず使用する。

表示領域上にメモリカード内のファイルが表示されると、このスイッチが点滅する。この状態で表示領域上のファイルを押すと、押された箇所のファイルが選択される。ファイルが選択された状態で有効なスイッチです。ファイル選択直後、またはファイル選択状態でこのスイッチを押すと、スイッチが点滅し、表示領域上にレコードが表示される。この状態で表示領域上のレコードを押すと、押された箇所のレコードが選択される。点滅はそのままとなる。付属設定項目:マルチNo/MLIB配置位置これらのスイッチを押すと、カードのNo./名前の編集に入る。編集用入力キー(入力モード)をベースに設定した場合は、自動的に入力キーが許可される。オーバーラップ上に設定した場合は、オーバーラップ画面の呼出スイッチとなる。同時に入力キーも許可する。※付属設定項目の[マルチNo]と[MLIB配置位置]は、入力キー(入力モード)をマルチ

オーバーラップ編集上に設定した場合のみ有効です。

付属設定項目:マルチNo/MLIB配置位置押すとスイッチがON表示になる。同時に画面上の[ファイル選択]スイッチが点滅し、ファイル選択が可能になる。このスイッチがON表示のままファイルを選択すると、選択されたファイルの名前編集に入る。スイッチはオルタネート動作のため、1度押すとON表示、再度押すとOFF表示になる。(ファイル名やレコード名の編集中はスイッチは無効。)※付属設定項目の[マルチNo]と[MLIB配置位置]は、入力キー(入力モード)をマルチ

オーバーラップ編集上に設定した場合のみ有効です。

付属設定項目:マルチNo/MLIB配置位置押すとスイッチがON表示になる。その状態のままレコードを選択すると、選択されたレコードの名前編集に入る。スイッチはオルタネート動作のため、1度押すとON表示、再度押すとOFF表示になる。(ファイル名やレコード名の編集中はスイッチは無効。)※付属設定項目の[マルチNo]と[MLIB配置位置]は、入力キー(=入力モード)をマルチ

オーバーラップ編集上に設定した場合のみ有効です。

レコードが選択された状態で有効なスイッチです。選択されたレコード内のデータを、メモリカードからPLCに転送する。転送先のメモリアドレスは[メモリカード設定]ダイアログの該当ファイルNo.のメニューにおいて設定した[メモリ]となる。レコードが選択された状態で有効なスイッチです。選択されたレコード内に、PLC内のデータを転送する。転送元のメモリアドレスは[メモリカード設定]ダイアログの該当ファイルNo.のメニューにおいて設定した[メモリ]となる。転送されるデータの範囲は[データ数]と同じ数分のワード数です。表示領域上のファイル /レコードを次の方向へ1つずつスクロールし、表示させる。表示領域上のファイル /レコードを前の方向へ1つずつスクロールし、表示させる。表示領域上のファイル /レコードを次の方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。表示領域上のファイル /レコードを前の方向へ1ページ分スクロールし、表示させる。[メモリカード設定]の[I/F メモリ]n+1に「11」または「12」が格納された場合に、このスイッチを押すとn+1の内容を「0」にクリアする。(nのエラービットはONのまま。)

スイッチ設定上の注意点【ディビジョンNo】

必ず[メモリカード]ダイアログと同一ディビジョンに設定します。【機能】

スイッチの機能を設定します。メモリカードモードにおいて使用できるスイッチの機能は以下のとおりです。

メモリカードモード

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第25章 メモリカードモード

25-22

ファイル選択

0. セイサンスウ 1. モクヒョウスウ 2. SR-003

[ファイル名編集]スイッチを押すと [ファイル選択]スイッチがブリンクする

ブリンク表示 [ファイル名編集]スイッチはON表示のまま

ファイル名編集

ファイル選択

ファイル名編集

0. セイサンスウ 1. モクヒョウスウ 2. SR-003

ファイル名   セイサンスウ

イ ウ エ ア カ キ ク オ コ サ シ ケ セ ソ ン ス

ファイルを選択するとファイル名編集に入る

レコード選択

0. セイサンスウ 1. モクヒョウスウ 2. SR-003

[レコード名編集]スイッチを押す (スイッチはON表示となる)

レコード名編集

レコード選択

レコード名編集

B C DA

F G HE

レコード名を選択すると、レコード名編集に入る ([レコード名編集]スイッチはONのまま)

0. TUA 1. TUB 2. TUC

ブリンク表示

レコード名    TUA

ファイル選択

レコード選択

0. セイサンスウ 1. モクヒョウスウ 2. SR-003 3. TU-008

[ファイル選択]スイッチがブリンク表示 している時、表示領域上にファイルが 表示される

ブリンク表示

ファイル選択 0. TUA 1. TUB 2. TUC 3. TUD 4. TUE 5. TUF 6. TUG

[レコード選択]スイッチがブリンク表示 している時、表示領域上にレコードが 表示される

レコード選択

ブリンク表示

スイッチの動作例◆[ファイル選択]、[レコード選択]スイッチの場合

◆[ファイル名編集]スイッチの場合

◆[レコード名編集]スイッチの場合

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第25章 メモリカードモード

25-23

25

■入力キー(入力モード)の設定メモリマネージャ機能では、カードNo.やファイル名などを画面上で自由に編集・変更することができます。この場合、必ず[入力]モードを設定します。

入力キーを配置できる箇所はオーバーラップ上またはベース上です。オーバーラップの場合は、[ノーマル]、[コール]、[マルチ]のいずれかを選択します。

メモリカードモード1個に対して入力キーは1箇所にしか配置できません。

マルチオーバーラップ上に設定する場合[カードNo編集]スイッチや[ファイル名編集]スイッチを押すと、自動的にマルチオーバーラップ編集に登録した「入力キー付きオーバーラップ画面」を呼び出します。編集が終わると自動的にオーバーラップ画面を閉じる、という編集操作が可能です。この場合、[マルチオーバーラップ編集]において、[入力]モードを含むオーバーラップ画面を登録する必要があります。

カードNo.   120

スクリーン上

カードNo.編集

オーバーラップNo. 0=マルチ

カードNo. 120

マルチオーバーラップ編集上

◆設定手順

メモリカードモードアイテムバー [メモリカードモード]アイコン ◎ スクリーン編集

詳細(入力)

[タイプ:マルチ] [オーバーラップ]アイコン ◎ スクリーン編集 オーバーラップ(マルチ)

[オーバーラップ]アイコン ◎ マルチオーバーラップ編集

入力モードアイテムバー [入力モード]アイコン [編集レイヤの切替:OVLP0]

オーバーラップ(ノーマル)

メイン  形式:メモリカード

メモリカードモード

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第25章 メモリカードモード

25-24

◆マルチオーバーラップ編集での設定についてオーバーラップパーツを配置した後、オーバーラップ上に必ず入力モードを設定します。入力モードで必要な設定は以下のとおりです。

上記の設定は全て必要な設定です。1つでも欠けると入力モードは正しく機能

しません。ご注意ください。

◎[キーパッド]アイコン(=入力キー)入力モードアイテムバーの[キーパッド]アイコンをクリックします。任意のキーパッドパーツを選択・配置します。

※設定した入力キースイッチは全て、後述の[入力]ダイアログの[ディビジョンNo]と

同一ディビジョンに設定します。

◎[入力表示]アイコン(=入力表示)入力モードアイテムバーの[入力表示]アイコンをクリックします。プルダウンメニューが表示されるので、カードNo.編集用のオーバーラップの場合は[数値表示]パーツ、名前編集用のオーバーラップの場合は[文字列表示]パーツを、それぞれ選択・配置します。

※設定した[入力表示]パーツは全て、後述の[入力]ダイアログの[ディビジョンNo]

と同一ディビジョンに設定します。

[入力表示]パーツが数値表示の場合、[桁数]は[メモリカードNo表示]パーツの[桁数]と同じにします。同様に、[入力表示]パーツが文字列表示の場合、[バイト数]は[メモリカード名表示]/[メモリカードファイル名表示]/[メモリカードレコード名表示]パーツの各[バイト数]と同じにします。

◎[入力]ダイアログ必ず入力キーと同じ編集エリア上で同じディビジョンに設定します。注意する設定項目は以下のとおりです。

【ディビジョンNo】キーパッド、入力表示パーツと同じディビジョンに設定します。

【形式】[メモリカード]を選択します。メモリカードモードに対応した入力モードになります。

カードNo.   120

[入力表示][キーパッド]

[詳細]

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第25章 メモリカードモード

25-25

25

コールオーバーラップ上に設定する場合設定内容は前述の「マルチオーバーラップ上に設定する場合」とほぼ同じです。異なる点は以下のとおりです。

◆スクリーン上での設定について◎[オーバーラップ設定]タイプを[コール]にします。[MLIB配置位置]の設定もあります。スクリーンでの[オーバーラップ設定]について、詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

◆スクリーン上での設定について以下の2箇所で設定が必要です。

◎[オーバーラップ設定]スクリーンにマルチオーバーラップ編集のオーバーラップを呼び出すため、必ずスクリーン上で[オーバーラップ]設定をします。(必ずタイプは[マルチ]にします。)スクリーン上での[オーバーラップ設定]について、詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

◎メモリカードモードの設定○[メモリカード]ダイアログの[入力キー表示場所][OVLP0]、[OVLP1]、[OVLP2]の中から、スクリーン上で[マルチ]に設定したオーバーラップのエリアを1つ選択します。メモリカードモード1個に対して編集用入力キーの配置は1箇所のみです。(メモリカードモードで使用する入力キーの場所を、ベースとオーバーラップとに使い分けることはできません。)

[入力キー配置場所]を[OVLP0]~[OVLP2]に設定し、[OK]をクリックす

ると、自動的に[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログが表示されます。必要な場合は

設定を行い、必要がなければ[キャンセル]をクリックします。

○メモリカードモード専用スイッチ[カードNo編集]/[カード名編集]/[ファイル名編集]/[レコード名編集]入力キーをマルチオーバーラップに配置した場合、上記のスイッチはマルチオーバーラップの呼出スイッチになります。各スイッチの付属設定項目として、[マルチNo]と[MLIB配置位置]があります。設定方法は[機能:マルチオーバーラップ]スイッチと同じです。

この項目が関連する

メモリカードモード

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第25章 メモリカードモード

25-26

メモリカードモードアイテムバー [メモリカードモード]アイコン ◎ スクリーン編集

詳細(入力)

入力モードアイテムバー [入力モード]アイコン [編集レイヤの切替:OVLP0~2]

オーバーラップ(ノーマル)

メイン  形式:メモリカード

[タイプ:ノーマル] [オーバーラップ]アイコン ◎ スクリーン編集

◎メモリカードモードの設定○[メモリカード]ダイアログの[入力キー表示場所][OVLP0]、[OVLP1]、[OVLP2]の中からスクリーン上で[コール]に設定したオーバーラップを1個だけ選択します。

○メモリカードモード専用スイッチ [カードNo編集]/[カード名編集]/[ファイル名編集]/[レコード名編集]上記のスイッチは、コールオーバーラップの呼出スイッチになります。各スイッチの付属設定項目の[マルチNo]と[MLIB配置位置]は、この場合無効となります。

ノーマルオーバーラップ上に設定する場合[カードNo編集]スイッチや[ファイル名編集]スイッチを押すと、自動的に「入力キー付きオーバーラップ画面」を呼び出します。編集を終えると自動的にオーバーラップ画面を閉じる、という編集操作が可能です。スクリーンに入力モードを含むオーバーラップを登録する必要があります。

◆設定手順

◆スクリーン上の設定について◎ノーマルオーバーラップ画面の登録前述のマルチオーバーラップ画面と同様に入力モードを設定します。

◎メモリカードモードの設定○[メモリカード]ダイアログの[入力キー表示場所][OVLP0]、[OVLP1]、[OVLP2]の中からノーマルオーバーラップと同じNo.を 1つだけ選択します。

[入力キー配置場所]を[OVLP0]~[OVLP2]に設定し、[OK]をクリックす

ると、自動的に[オーバーラッフ(゚マルチ)]ダイアログが表示されます。この場合は

[キャンセル]をクリックします。

○メモリカードモード専用スイッチ [カードNo編集]/[カード名編集]/[ファイル名編集]/[レコード名編集]入力キーをオーバーラップ上に配置した場合、上記のスイッチは、オーバーラップ画面の呼出スイッチになります。各スイッチの付属設定項目として、[マルチNo]と[MLIB配置位置]があります。この場合は設定内容は無効となります。

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第25章 メモリカードモード

25-27

25

ベースに設定する場合[カードNo編集]スイッチや[ファイル名編集]スイッチを押すと、入力キーの使用が許可されます。[入力]モードと[メモリカード]モードが同じスクリーン上に設定されます。以下の設定が必要です。

◆入力モードの設定入力モードを設定します。設定はオーバーラップ上の場合と同じです。

◆メモリカードモードの設定以下の設定項目に注意します。

◎[メモリカード]ダイアログの[入力キー表示場所][ベース]を選択します。

◎メモリカードモード専用スイッチ[カードNo編集]/[カード名編集]/[ファイル名編集]/[レコード名編集]上記のスイッチは入力モードの許可を出すスイッチとなります。各スイッチの付属設定項目の[マルチNo]と[MLIB配置位置]の設定内容は無効となります。

ZMシリーズ本体での設定・取込手順

実際にメモリマネージャ機能を起動させるには、本体で以下の操作を行います。

ZMシリーズとPLCを接続する

メモリカードモードのフォーマットを行う

メモリマネージャ機能 使用可能

フォーマットスイッチ(メモリカードモード)を設定した画面を開き、 フォーマットスイッチを押す

フォーマットが行われた時点から、メモリマネージャ機能が 使用可能な状態になる

画面データをZMシリーズ本体に転送する

うまく機能しない場合は、画面データファイルで設定した[メモリカード設定]の[I/Fメモリ](P25-11参照)で状態を確認し、エラー対処してください。

ZMシリーズ本体での設定・取込手順

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第25章 メモリカードモード

25-28

このページは、ご自由にお使いください。

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26-1

26

第26章 Ethernet機能

概要

Ethernet機能POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

ZMシリーズをEthernetに接続する場合は I/Pアドレス /ゲートウェイの設定が必

要です。必ずネットワーク管理者にご相談ください。

概要ZMシリーズのEthernet機能は、以下の4つになります。ただし、使用する本体やネットワークユニット(ZM-80NU/80NU2)の「あり /なし」によって使用できる機能に制限があります。下表をご覧ください。

■画面転送LAN上のパソコンで画面データのダウンロード /アップロードができます。( 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第5章転送」参照)

ZM-43/52/ 72/82シリーズ

ZM-3*** (標準品)

ZM-3***A (高機能品)

画面転送 E-Mail送信 Webサーバ

内蔵LANポート ZM-80NU/80NU2

○ ○

○ ×

○ ×

機能 本体+オプション PLC通信

○ ○

ZM-80NU/80NU2

ZM-80NU/80NU2

○ ×

×

×

×

LAN

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

ZM-71S

液晶コントロール ターミナル

液晶コントロール ターミナル

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第26章 Ethernet機能

26-2

■PLC、他のZMシリーズとのEthernet通信PLCのEthernetユニットや他のZMシリーズと接続することができ、10Mbpsの高速通信が可能になります。また、VBなどでプログラムを作成すれば、パソコンからZMシリーズのデータ収集も行えます。( 「ZM-300ユーザーズマニュアル 第4章」参照)

◆PLC機種三菱電機 QnAシリーズ、QnHシリーズ横河電機 FA-M3、FA-M3R

LAN

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

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26-3

26

第26章 Ethernet機能

概要

LAN

E-mail

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

ビットサンプリングリレーサンプリングアラーム機能

メールサーバ

OFFO N

■E-Mail送信サンプリングのエラービットON/OFFでE-Mail を送信できます。( 「第27章 E-Mail 送信」参照)

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第26章 Ethernet機能

26-4

■WebサーバZM-300(高機能品) シリーズの内部メモリ、ZM-300(高機能品) シリーズと接続されているPLCメモリ、温調器メモリ、メモリカードメモリをLAN上のパソコンのWebブラウザでモニタできます。( 「第28章 Webサーバ」参照)

LAN

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

CF

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27-1

27

第27章 E-Mail

概要

E-Mail送信

Ethernet LAN

E-mail

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

ビットサンプリングリレーサンプリングアラーム機能

メールサーバ

OFFO N

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

ZM-300シリーズをEthernetに接続し、E-Mail送信する場合は I/Pアドレス /ゲー

トウェイの設定が必要です。必ずネットワーク管理者にご相談ください。

概要

ビットのON/OFF状態に合わせてE-Mail を送信します。現場から離れていてもラインの異常を知ることができます。

◆対応機種・ZM-300の高機能品(内蔵LANポート使用)

◆環境条件LAN上にメールサーバがある

◆E-Mail の送信が可能なモード・サンプリングモード (ビットサンプリング /リレーサンプリング /アラーム機能)

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第27章 E-Mail

27-2

必要な設定

◎E-Mail 設定( P27-3参照)

◎E-Mail 送付先設定( P27-4参照)

◎メッセージ編集( P27-5参照)

◎I/Pアドレス /ゲートウェイ設定( 次項参照)

I/Pアドレス /ゲートウェイ設定

E-Mail 送信を行うには、必ず I/Pアドレス /ゲートウェイの設定が必要です。ゲートウェイの設定がない場合、画面転送時に本体で「warning:208」が表示されます。

■ネットワークテーブルを使用する場合Ethernet上の他のZMシリーズやパソコンとの間でデータの送受信を行う場合、必ずネットワークテーブルの設定が必要です。ネットワークテーブルでは、ZMシリーズとEthernet通信する全てのノードの I/Pアドレスやデフォルトゲートウェイの設定をします。この場合、ネットワークテーブル上の何番が自局の設定になるかを本体のローカルメイン画面で設定します。(ネットワークテーブル設定 「ZM-300ユーザーズマニュアル 第4章」参照)(ローカルメイン画面 「ZM-300ユーザーズマニュアル 第2章」参照)

■ネットワークテーブル未使用の場合ネットワーク上のZMシリーズやパソコンとの間でデータの送受信を行わずに単体で動作させ、E-Mail の送信のみ行う場合、「ネットワークテーブル設定」は必要ありません。この場合、本体のローカルメイン画面で「I/Pアドレス /ゲートウェイ」を設定します。(ローカルメイン画面 「ZM-300ユーザーズマニュアル 第2章」参照)

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27-3

27

第27章 E-Mail

E-Mail 設定

[システム設定]→[本体設定]をクリックします。[本体設定]ダイアログが表示されます。[E-Mail]のタブをクリックします。

【SMTP IP アドレス】ネットワーク上のメールサーバーの IPアドレスを設定します。

【送付元メールアドレス】送信元のメールアドレスを設定します。ZM-300専用のアカウントをメールサーバーで用意し、そのアドレスを設定することをお奨めします。

【送信者名】送信者名を設定します。受信メールの「送信者」欄に表示されます。

【件名】件名を設定します。受信メールの「件名」欄に表示されます。

【送付先メールアドレス】(最大8個)メールの送付先を登録します。ZM-300(高機能品)本体から送信するメールアドレス全てを登録します。

[追加]新規でアドレスを登録します。

[変更]選択中のアドレスを変更します。

[削除]選択中のアドレスを削除します。

E-Mail

設定

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第27章 E-Mail

27-4

E-Mail送付先設定

E-Mail の送信先をバッファリングエリアで設定します。各サンプリング毎に送信先を設定できます。

■バッファリングエリア設定E-Mail 送信で必要な設定のみ説明します。その他の設定については「第10章サンプリングモード」をご覧ください。

【□E-Mail 使用する】E-Mail を送信するバッファリングエリア設定でチェックを付けます。

【送付先】E-Mail の送付先を設定します。

■送付先メールアドレスE-Mail の送付先を設定します。

左側に、登録済のメールアドレスが表示されます。送付先のアドレスを選択し、「>>」ボタンで右側に登録します。

[E-Mail 設定][本体設定]の[E-Mail]設定を参照できます。

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27-5

27

第27章 E-Mail

システムメモリ($s)

システムメモリ($s)にE-Mail の送信情報が出力されます。

◎アドレス$s1005E-Mail 送信要求を連続で受けた場合、送信待ちの件数(0~16)が格納されます。ZM-300(高機能品) シリーズ内部に貯めておけるE-Mail件数は最大16件です。16件を越えた場合は切り捨てられます。

◎アドレス$s1006E-Mail のエラー情報を格納します。

メッセージ編集

メッセージ編集では、異常ビットに対応するメッセージの登録と、どのメッセージでE-Mail 送信を行うかを設定します。

◎[登録項目]→[メッセージ]をクリックします。メッセージ編集画面が表示されます。

E-Mail を送信するメッセージの[E-Mail 欄]にチェックを付けます。

[メッセージ編集]の表示が上図と異なる場合は、[表示]→[表示切り替え]をクリックします。

メッセージ編集 「ZM-71S取扱説明書(操作編)第2章」参照

エラーNo. 内容

0

1

2

3

正常

E-Mailアドレス異常

SMTPサーバーログオン異常

SMTPサーバーログオフ異常

メッセージ編集

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第27章 E-Mail

27-6

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28-1

28

第28章 Webサーバ

概要

WebサーバPOWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

ZM-300シリーズをEthernetで接続する場合は I/Pアドレス /ゲートウェイの設定

が必要です。必ずネットワーク管理者にご相談ください。

◆対応機種・ZM-300(高機能品) シリース(゙内蔵LANポート使用)

◆必要なもの・WebブラウザからアクセスするHTMファイル等が保存されているCF

カード

概要◎ZM-300(高機能品) シリーズの内部メモリ、ZM-300(高機能品) シリーズと接続されているPLCメモリ、温調器メモリ、メモリカードメモリをLAN上のパソコンのWebブラウザでモニタできます。

LAN

SYSTEM

F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7

POWER

CF

インターネット経由のアクセスはできません。「注意事項」P28-4参照

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第28章 Webサーバ

28-2

◎表形式データ表示を使用すると、ZM-71SでSHTファイル( P28-5参照)が作成できます。ユーザーでモニタ用のファイルを作成する必要がありません。( P28-6参照)

◆ ZM-71S画面

◆Webブラウザ画面

ただし、このSHTファイルは表形式データ表示を表示するだけのシンプルなファイルです。タイトルの表示や、モニタ自動更新を行う場合は、ユーザーでSHTファイルに追加する必要があります。

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28-3

28

第28章 Webサーバ

◎WebブラウザからZM-300(高機能品) シリーズへデータの書き込み、モニタが可能です。ZM-300(高機能品) シリーズに内蔵されているCGI関数(MemAcs.cgi)を使用します。( P28-11参照)ただし、この場合のHTMファイルはユーザーで作成する必要があります。

◎ZM-300(高機能品) シリーズでは、画面のハードコピー、ビデオ画像をCFカードにJPEG形式で保存できます。これらのCFカード内にあるJPEGデータをWebブラウザで表示できます。生産現場のZM-300(高機能品) シリーズを介して、離れた監視室からライン機械の稼働状況が確認できます。( P28-16参照) 概

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第28章 Webサーバ

28-4

注意事項

■ブラウザ設定Webサーバ機能はLAN内のみ使用可能です。グローバル IPアドレスによるインターネット経由のアクセスはできません。WebブラウザのLAN設定で、必ず「設定を自動的に検出する」と「プロキシサーバを使用する」のチェックを外してください。

<例>Windows98 Internet Explorerの場合

1. Internet Explorerを起動します。

2.[ツール]→[インターネットオプション]をクリックします。[インターネットオプション]ダイアログが表示されます。

3.[接続]タブをクリックします。

4.[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]で「LANの設定」ボタンをクリックします。[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]ダイアログが表示されます。

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28-5

28

第28章 Webサーバ

拡張子

htm sht txt gif jpg, jpe

text / html text / html text / plain image / gif image / jpeg

HTMLドキュメント SHTファイル(SSI有り) テキストファイル GIFイメージ JPEGイメージ

MIMEのタイプ/サブタイプ 説明

注意事項

5.[□プロキシサーバーを使用する][□設定を自動的に検出する]のチェックをはずして「OK」をクリックします。

■Webサーバで使用できるファイル一覧Webサーバ機能を使用する場合、パソコンのWebブラウザからZM-300(高機能品) シリーズのCFカードにアクセスします。Webブラウザからアクセス可能なファイルは以下のファイルです。

上記ファイルのファイル名は半角8文字以内(0~9、A~Z)、拡張子は3文

字で作成してください。これ以外のファイル名、拡張子にした場合Webブラ

ウザからアクセスできません。

SSI(Server Side Include)

HTMLドキュメントに現在時刻などの動的情報を組み込む方法の1つです。

<!--#exec cgi="xxx.cgi"-->、<!--#echo var="DATE_LOCAL"-->のように表記されま

す。

SSIが存在するファイルをSHT/SHTMファイルと呼びます。

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第28章 Webサーバ

28-6

表形式データ表示のモニタZM-300(高機能品)シリーズの画面にある表形式データ表示をWebブラウザでモニタできます。WebブラウザでモニタするためのSHTファイルはZM-71Sで作成できます。また、表形式データを使用することでメモリ割付の自由度も高くなります。

■SHTファイルの作成ZM-71Sから、SHTファイルを作成します。

手順1. ZM-71Sの画面上に表形式データ表示を配置します。

2. 表形式データ1つをクリックしてハンドルが表示された状態にします。複数の表形式データ表示がある場合、1つずつ順番に作成してください。

3.[編集]→[表形式データ表示編集]→[ブラウザファイル作成]をクリックします。

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28-7

28

第28章 Webサーバ

4.[ブラウザファイル名指定]ダイアログが表示されます。ファイル名を入力します。

上記ファイルのファイル名は半角8文字(0~9、A~Z)です。

これ以外の文字を使用した場合、アクセスできません。

5. ZM-71Sがインストールされている「̃¥ZM71S¥Webserv」フォルダ内に、2つのファイルが作成されます。◇(ファイル名).shtWebブラウザ上で表示するためのファイル

◇(ファイル名).txt表形式データ表示のテーブルデータファイル

<例>

6. 画面データを保存します。

表形式データ表示のモニタ機能は、SSIを使用しているため、SHTファイルに

なります。HTMファイルは使用できません。

表形式データ表示のモニタ

ファイル名を「AAA」にした場合

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第28章 Webサーバ

28-8

■CFカードへの保存パソコンのWebブラウザからモニタするために、「̃¥ZM71S¥Webserv」フォルダに作成されたSHTファイルをCFカードに保存します。保存方法はCFカードマネージャーを使用する方法と、エクスプローラを使用する方法があります。

CFカードマネージャーを使用する場合1.ZM-71Sの[ファイル]→[CFカードマネージャー]をクリックします。

2.[CFカードドライブ]選択のダイアログが表示されます。CFカードのドライブを選択します。

3.「CFカードマネージャー」が起動します。

4.[ファイル]→[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]のダイアログが表示されます。CFカードに書き込みする画面データを選択します。

5. CFカード内にアクセスフォルダが作成されます。このときに「̃¥ZM71S¥Webserv」フォルダに作成されたSHTファイル「○○ .sht」、「○○ .txt」の2ファイルが、CFカード「¥アクセスフォルダ¥WEBSERV」フォルダに格納されます。

ただし、この場合、「̃¥ZM71S¥Webserv」フォルダ内のファイルが全てCF

カードに保存されます。必要ないファイルがある場合、削除してください。

(CFカードマネージャー 「第23章CFカード」参照)

画面データファイルの「CFカード設定」

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28-9

28

第28章 Webサーバ

エクスプローラを使用する場合1. Windowsでエクスプローラを起動します。

2. CFカードドライブを指定します。

3. Webサーバ機能を使用する画面データの[CFカード設定]→[アクセスフォルダ名]のフォルダがあるか確認します。(アクセスフォルダ名

「第23章CFカード参照」)

◆フォルダがある場合「̃¥ZM71S¥Webserv」フォルダに作成された「○○ .sht」、「○○ .txt」の2ファイルをCFカードの「¥アクセスフォルダ¥WEBSERV」フォルダにコピーします。

◆フォルダがない場合1.「アクセスフォルダ名」と同じ名前のフォルダを新規作成します。2.1.で作成した「アクセスフォルダ」内に「WEBSERV」フォルダを新規作成します。

3.「̃¥ZM71S¥Webserv」フォルダに作成された「○○ .sht」、「○○ .txt」の2ファイルをCFカードの「¥アクセスフォルダ¥WEBSERV」フォルダにコピーします。

表形式データ表示のモニタ

画面データファイルの「CFカード設定」

ここにコピーする

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第28章 Webサーバ

28-10

■WebブラウザからアクセスするCFカードを挿入したZM-300(高機能品) シリーズに、Webブラウザからアクセスします。

1.Ethernet上のパソコンでWebブラウザを起動します。

2.[アドレス]欄で以下の様に、ZM-300(高機能品) シリーズのI/Pアドレス、SHTファイルを指定します。

http://(IPアドレス)/WEBSERV/(ファイル名).sht

3. Webブラウザ上に表形式データ表示が表示されます。

IPアドレス:192.168.1.51

SHTファイル名:AAAの場合

http://192.168.1.51/WEBSERV/AAA.sht

CFカード

AAATEST(アクセスフォルダ)

DAT0000

BITMAP

CARD

DSP

FONT

HDCOPY

JPEG

MEMO

RECIPE

SAMPLE

SNAP

SRAM

WAV

WEVSERV

VD0000.jpg VD0001.jpg  :

CCC.htm DDD.htm AAA.sht  :

◎Webサーバ機能では、アクセスフォルダがルートになります。 ◎本章ではHTMファイルはWevservフォルダに格納してあることを前提にしています。

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28-11

28

第28章 Webサーバ

メモリアクセスWebブラウザからZM-300(高機能品) シリーズの内部メモリや接続されているPLC、温調器などの任意のメモリにアクセス(リード /ライト)できます。この場合、表(P28-12)に記載されているような各パラメータを設定してZM-300(高機能品) シリーズに送信するためのHTM(SHT)ファイルをユーザーで作成していただく必要があります。このHTM(SHT)ファイルから、ZM-300(高機能品) シリーズで用意されているCGI関数(MemAcs.cgi)を指定することで任意メモリにアクセス(リード /ライト)可能となります。

■メモリアクセスの流れメモリアクセスの手順は以下になります。

■CGI関数(MemAcs.cgi)「MemAcs.cgi」はZM-300(高機能品)に接続されている機器のメモリをリード /ライトするために用意されているCGI関数です。SHTファイルなどで、パラメータを指定して、このCGI関数を起動します。CGIは受け取ったパラメータ値によってリード /ライトを判断し、リードの場合は、モニタテーブルをWebブラウザに返信し、ライトの場合は書き込み結果をWebブラウザに返信します。

パソコン

Webブラウザ

①ZM-300(高機能品)のIPアドレス、  HTMファイルを指定アクセスメモリ  のパラメータを送信

②受信

③CGI起動

④パラメータを元に  内部、PLCメモリなどへ  アクセスする

⑤アクセス結果を表示する  HTMファイルを作成、出力

ZM-300(高機能品)

CGI

⑥受信

⑦HTMファイルを  Webブラウザに返信

⑧受信したHTMファイルを  表示

メモリアクセス

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第28章 Webサーバ

28-12

パラメータ名

MEM_ACSTYPE MEM_MODEL MEM_TYPE MEM_ADDR MEM_EXP MEM_TRMNO MEM_WCNT MEM_TBL_LINE MEM_TBL_COLMN MEM_UPDT_TIME   MEM_WR_DATA MEM_WRTYPE MEM_DSPTYPE MEM_KETA MEM_DCPT MEM_DLEN MEM_INPUT

内容

メモリアクセスタイプ メモリモデル メモリタイプ 内部メモリ PLCメモリ(ZMの各ユーザーズマニュアル 参照) 温調器メモリ メモリカードメモリ ファイルNo メモリアドレス  アクセスする先頭メモリアドレス(32ビットアドレス対応) 拡張コード  必要な機種のみ設定。その他は0にする マルチドロップ接続時のPLC局番 アクセスするメモリのワード数 表の行数 表の列数 更新周期(単位:秒)※0の場合更新しません。 書き込みデータ [MEM_WCNT]で設定したワード数分のデータを「,」(カンマ) 区切りで設定する。 書き込みデータの形式 メモリ表示形式 メモリ値表示桁数 メモリ値小数点 メモリデータ長 入力形式

0:メモリリード 1:メモリライト 0:ユーザー 1:PLCメモリ 2:メモリカードメモリ 3:温調メモリ

0:DEC 1:HEX 2:OCT 3:BIN 0:DEC 1:DEC(符号あり-表示) 2:DEC(符号あり+-表示) 3:HEX 4:OCT 5:BIN 1~32 0~10 0:1ワード 1:2ワード 0:DEC 1:BCD

0:ユーザ- 1:システム 2:不揮発性メモリ($L) 3:不揮発性メモリ($LD)

W R

○ ○

○ ○

○ ○

○ ○

○ ○

○ ○ ○ ○

× ○

× ○ × ○

○ ×

○ ×

× ○

× ○

× ○

○ ○

× ○

W:メモリライト時使用 R:メモリリード時使用

データ長 1ワード:1~128 データ長 2ワード:1~64

■メモリアクセスのパラメータ一覧CGI関数(MemAcs.cgi)を起動するために必要なパラメータは以下の通りです。「パラメータ名」、「パラメータ値」は正しく設定してください。指定に誤りがある場合、MemAcs.cgiは認識できないため、正常に動作しません。

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28-13

28

第28章 Webサーバ

■メモリアクセス例

HTMファイルの作成ラジオボタンやコンボボックスを使用して、リード /ライトのパラメータを設定するHTMファイルを作成し、「̃¥ZM71S¥Webserv」フォルダに保存します。

上記例だけではメモリアクセスできません。P28-12のパラメータ一覧表を参考にリード(ライト)に必要なパラメータを全て設定するようなファイルを作成してください。

<HTML>�<BODY>��<FORM METHOD="GET" ACTION="../MemAcs.cgi">��<DT>アクセス方法�<DD> �<INPUT TYPE="radio" NAME="MEM_ACSTYPE" VALUE=0 CHECKED>読込み<BR>�<INPUT TYPE="radio" NAME="MEM_ACSTYPE" VALUE=1>書込み�����<DT>アクセスメモリ名�<DD>�<SELECT SIZE=1 NAME="MEM_MODEL">�<OPTION VALUE=0 SELCTED>内部メモリ�<OPTION VALUE=1>PLC メモリ�<OPTION VALUE=2>メモリカードメモリ�<OPTION VALUE=3>温調メモリ�</SELECT>���<DT>先頭メモリアドレス �<DD> �<INPUT TYPE="text" SIZE=6 MAXLENGTH=20 NAME="MEM_ADDR" VALUE=100><BR> �����<INPUT TYPE="submit" NAME="submitname" VALUE="転送">�<INPUT TYPE="reset" VALUE="入力クリア">�����</FORM>��<BR>��<FONT SIZE=4>¦<A HREF="./index.htm">戻る</A>¦</FONT>��</BODY>�</HTML>�

入力フォームの開始�これはこのままご使用下さい�

ラジオボタンメニュー�

コンボボックス�

入力したデータの送信�

キーボード入力�

<例>�

メモリアクセス

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第28章 Webサーバ

28-14

CFカードに保存する作成したHTMファイルをCFカードに保存します。保存方法については、P28-8を参照してください。

WebブラウザからアクセスするパソコンでWebブラウザを起動して、ZM-300(高機能品) シリーズに挿入したCFカードにアクセスします。アクセス方法については、P28-10を参照してください。

1. 作成したHTMファイルが表示されます。

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28-15

28

第28章 Webサーバ

2. 各入力ボックスでアクセスメモリのパラメータを設定し、「ZM書込」ボタンを押します。ZM-300(高機能品) シリーズは次のようなHTMファイルを作成してWebブラウザに送信します。

◆メモリアクセスタイプが「0:メモリリード」の場合

◆メモリアクセスタイプが「1:メモリライト」の場合

アクセス結果によって

メッセージが変化します。

メモリアクセス

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第28章 Webサーバ

28-16

JPEGファイル表示ZM-300(高機能品) シリーズでは、ビデオ画像を「CFカード¥アクセスフォルダ¥SNAP」フォルダに、画面のハードコピーイメージを「CFカード¥アクセスフォルダ¥HDCOPY」フォルダにJPEGファイルで保存できます。WebサーバではこれらのJPEGファイルをWebブラウザで表示できます。

表示方法は、HTMファイルを使用しない方法と、HTMファイルを使用する方法があります。HTMファイルを使用する場合はユーザーでHTMファイルを作成する必要があります。

■HTMファイルを使用しない場合HTMファイルを使用しない場合、Webブラウザから直接「フォルダ名 /ファイル名」を指定してJPEGファイルを表示します。

Webブラウザのアドレス欄に以下の形式で入力します。http://(IPアドレス)/(フォルダ名)/(ファイル名).jpg

<例>

IPアドレス:192.168.1.51

HDCOPYフォルダのHD0000.jpg

を表示する場合

http://192.168.1.51/HDCOPY/HD0000.jpg

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28-17

28

第28章 Webサーバ

<HTML> <META HTTP-EQUIV="refresh" CONTENT="5;URL=DDD.htm"> <HEAD><TITLE>JPEG Monitor</TITLE></HEAD> <BODY> <CENTER> <H1>1号機</H1> <P> <IMAGE SRC="../SNAP/VD0000.jpg"> </P> </CENTER> </BODY>            </HTML>     

JPEGファイルの格納先/ファイル名

画像の上部に表示する表題 

<HTML> <META HTTP-EQUIV="refresh" CONTENT="5;URL=CCC.htm"> <HEAD><TITLE>JPEG Monitor</TITLE></HEAD> <BODY> <CENTER> <H1>2号機</H1> <P> <IMAGE SRC="../SNAP/VD0001.jpg"> </P> </CENTER> </BODY>            </HTML>     

画像の上部に表示する表題 

更新周期 次に表示するファイル名 自動更新コマンド

◎DDD.htm

◎CCC.htm

ページのタイトル

JPEGファイルの格納先/ファイル名 画像の表示

更新周期 次に表示するファイル名 自動更新コマンド

画像の表示

■HTMファイルを使用する場合HTMファイルを使用する場合、JPEGファイル表示の他にタイトルの表示なども可能です。HTMのRefreshを使用すると、定期更新処理も行えます。

HTMファイルの作成<例>ビデオのスナップ画像をWebブラウザに表示し、定期更新表示するHTMファイルを作成します。

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第28章 Webサーバ

28-18

CFカードに保存する作成したHTMファイルをCFカードに保存します。保存方法については、P28-8を参照してください。

WebブラウザからアクセスするパソコンでWebブラウザを起動して、ZM-300(高機能品) シリーズに挿入したCFカードにアクセスします。

Webブラウザのアドレス欄に以下の形式で入力します。http://(IPアドレス)/WEBSERV/(ファイル名).htm

CFカード

AAATEST(アクセスフォルダ)

DAT0000

BITMAP

CARD

DSP

FONT

HDCOPY

JPEG

MEMO

RECIPE

SAMPLE

SNAP

SRAM

WAV

WEVSERV

1つ上のフォルダへ移動

VD0000.jpg VD0001.jpg  :

CCC.htm DDD.htm AAA.sht  :

../SNAP/VD0000.jpgファイル名

フォルダ指定

前ページのHTMファイル例ではファイルの格納場所を ../SNAP/VD0000.jpgとしています。 これは相対パスによる指定方法です。 ファイルの指定方法にはこの他にも絶対パス指定方法があります。

Webサーバ機能では、 アクセスフォルダがルートになります。 HTMファイルはWevservフォルダに 格納してあることを前提にしています。

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28-19

28

第28章 Webサーバ

5秒後

5秒後

JPEG

ファイル表示

IPアドレス:192.168.1.51

WEBSERVフォルダのCCC.htmを表示する場合

http://192.168.1.51/WEBSERV/CCC.htm

<例>

最初にVD0000.JPGが表示されます。その後5秒経過するごとにVD0001.JPGとVD0000.JPGの表示を繰り返します。

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第28章 Webサーバ

28-20

このページは、ご自由にお使いください。

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29-1

第29章 言語切換

29

言語切換

ZMシリーズで表示する画面はそのままで、フォントだけを切り換えて表示することが可能です。

ZMシリーズ本体で表示可能なフォントの種類、各国語の編集方法など、フォントに関して、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「付録1 フォントについて」を参照してください。

概要

■多言語切換(ZM-300シリーズの場合)同一画面データファイルで、RUN中に各国語の切換が可能です。

◎CFカードを使用することで、日本語←→中国語(簡体字)、日本語←→韓国語←→中国語(繁体字)、のように、画面データはそのままで文字だけを入れ替えることが可能になります。

◎RUN中にマクロ(CHG_LANG)を実行した上で画面を切り替えれば、言語が切り替わって表示します。

◎最大8種類の言語間での切換が可能です。

RESET

disc マクロコマンドにより�画面データはそのままに言語(フォント)だけを切替�

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

あらかじめ必要なフォントを�CFカードに格納�

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

96M

B

CompactFlash Card

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

POWER

日本語� 中国語簡体字�

日本語� 中国語繁体字�韓国語�

概要

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

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第29章 言語切換

29-2

■表示文字切換(ZMシリーズ)同一画面データファイルで、RUN中に表示文字の切換ができます。

◎フォントとしては1種類の言語であっても、例えば、英語←→日本語のように、表示文字を切り換えて表示することが可能です。

Good Morning

第1言語(日本語32)の画面� 第2言語(日本語32)の画面�

おはよう�Japanese 英語�

◎RUN中にマクロ(CHG_LANG)を実行した上で画面を切り替えれば、表示文字が切り替わります。

◎最大8種類の文字列切換が可能です。

■多言語画面(ZM-42~82シリーズの場合)同一画面データファイルで、多言語の登録が可能です。ただしRUN中に切換はできません。必要な場面ごとに、該当する言語で設定した画面データを転送し直すことで、言語切換が可能です。画面データを保管する際に、言語の違いによって複数の画面データを管理する必要がなくなります。

画面データとしては1種類のみ�RESET

disc

日本語� 中国語繁体字�

転送時に[初期表示言語]の設定を変える�

[初期表示言語:中国語(繁体字)]�[初期表示言語:日本語32]�

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29-3

第29章 言語切換

29

言語切換の種類とフォント

言語切換の種類(4種類)によって切換できる言語が異なります。

■ZM-300シリース(゙RUN中切換)

CFカードを使用する場合(多言語切換)

日本語 日本語32 英語/西欧 中国語(繁体字) 中国語(簡体字) 韓国語 ゴシック 英語/西欧 ゴシック 英語/西欧 明朝

切換可能フォント 切換使用例

日本語 →   中国語   → スペイン語 (日本語32)(中国語(簡体字)) (英語/西欧)    台湾語    → 日本語 → ハングル文字 (中国語(繁体字))(日本語32) (韓国語)   日本語 →  ドイツ語 (ゴシック)(英語/西欧 ゴシック)

上段と下段のフォント を切り換えることは 不可能です

CFカードを使用しない場合(表示文字切換)

日本語 日本語32 英語/西欧 中国語(繁体字) 中国語(簡体字) 韓国語 ゴシック 英語/西欧 ゴシック 英語/西欧 明朝

フォント 切換対象文字列 日本語←→英語 日本語←→英語 各西欧言語←→英語 中国語(繁体字)←→英語 中国語(簡体字)←→英語 韓国語←→英語 日本語←→英語 各西欧言語←→英語 各西欧言語←→英語

各フォントを切り換える ことは不可能です

■ZM-42~82シリーズ

RUN中に切り換える場合(表示文字切換)

日本語 日本語32 英語/西欧 中国語(繁体字) 中国語(簡体字) 韓国語 ゴシック 英語/西欧 ゴシック 英語/西欧 明朝

切換可能フォント 切換使用例

日本語 →   中国語   → スペイン語 (日本語32)(中国語(簡体字)) (英語/西欧)    台湾語    → 日本語 → ハングル文字 (中国語(繁体字))(日本語32) (韓国語)   日本語 →  ドイツ語 (ゴシック)(英語/西欧 ゴシック)

上段と下段のフォント を切り換えることは 不可能です

日本語 日本語32 英語/西欧 中国語(繁体字) 中国語(簡体字) 韓国語 ゴシック 英語/西欧 ゴシック 英語/西欧 明朝

フォント 切換対象文字列 日本語←→英語 日本語←→英語 各西欧言語←→英語 中国語(繁体字)←→英語 中国語(簡体字)←→英語 韓国語←→英語 日本語←→英語 各西欧言語←→英語 各西欧言語←→英語

各フォントを切り換える ことは不可能です

画面データを入れ替える場合(多言語画面)

言語切換の組み合わせ

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第29章 言語切換

29-4

設定方法

切換方法によって、多少設定が異なります。各参照ページをご覧ください。◎多言語切換(ZM-300シリーズ)の場合 以下◎表示文字切換(ZMシリーズ)の場合 P29-5◎多言語画面の場合 P29-5

■多言語切換(ZM-300シリーズ)の場合以下の手順が必要です。

CHG_LANG◎ マクロ

◎ システム設定 フォント設定

多言語[n]設定 多言語 ◎ 登録項目

[エクスポート] フォント設定 システム設定

CSVファイル編集(第2言語以降)

または

[インポート] フォント設定 システム設定

第2言語以降編集

切換言語数 :[2]以上 フォント 第1~n言語 :それぞれ選択 初期表示言語 :n

CFカードに(画面データを)書き込む [CFカードマネージャー] ◎[ファイル]メニュー

※ゴシックでの切換の場合はP29-17を参照してください

※日本語OS上で外国語(英語以外)を登録しているデータにはこの方法は使用しないでください

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29-5

第29章 言語切換

29

■表示文字切換(ZMシリーズ)の場合以下の手順が必要です。

CHG_LANG◎ マクロ

◎ システム設定 フォント設定

多言語[n]設定 多言語 ◎ 登録項目

[エクスポート] フォント設定 システム設定

CSVファイル編集(第2言語以降)

または

[インポート] フォント設定 システム設定

第2言語以降編集

切換言語数 :[2]以上 フォント 第1~n言語 :同一フォントを選択 初期表示言語 :n

■多言語画面(ZM-42~82シリーズ)の場合以下の手順が必要です。

◎ システム設定 フォント設定

多言語[n]設定 多言語 ◎ 登録項目

[エクスポート] フォント設定 システム設定

CSVファイル編集(第2言語以降)

または

[インポート] フォント設定 システム設定

第2言語以降編集

切換言語数 :[2]以上 フォント 第1~n言語 :それぞれ選択 初期表示言語 :n

(データ完成) 本体に転送する直前

◎ システム設定 フォント設定

初期表示言語 :n ←本体に表示する言語を設定

本体に転送

※ゴシックでの切換の場合はP29-17を参照してください

※日本語OS上で外国語(英語以外)を登録しているデータにはこの方法は使用しないでください

設定方法

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第29章 言語切換

29-6

多言語切換

■フォント設定[システム設定]の[フォント設定]をクリックします。[フォント設定]ダイアログが表示されます。

多言語切換の場合のフォントの設定手順は以下のとおりです。

1. 最初に[切換言語数]で切り換える言語数を設定します。(1~8)

2.[フォント]を選択します。[第1言語]が表示されていることを確認して、第1言語を設定します。

3. 次に[第1言語]の箇所のプルダウンメニューを表示させると、先の[切換言語数]で設定した数字分だけ、メニューが表示します。[第2言語]をクリックして選択します。

4. 同様に[第n言語]まで選択しておきます。5.[初期表示言語]では、第1言語から第n言語までの言語のうち、どの言語をZM-300シリーズの電源投入直後のRUN画面で表示するかを設定します。

6. 設定を終えたら[OK]をクリックします。

先に言語番号を選択する 次にそれに該当するフォントを選択する

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29-7

第29章 言語切換

29

【インポート】/【エクスポート】/【 []あり】多言語の編集をCSVファイルで行う場合に利用します。詳しくは後述の「■多言語編集 /CSVファイルで編集する場合」を参照してください。

■第1言語編集第1言語は元となる画面データファイルを作成する時の言語です。通常どおりの画面作成をすることで作画文字列、スイッチ・ランプ文字列、メッセージ編集などフォントに関わるテキストは全て第1言語として編集されます。

■多言語編集第1言語の編集作業が終わったら、次に第2言語以降の文字列の編集を行います。元となる第1言語の文字列に相当する第2言語(以降)を編集していきます。編集方法は2通りあります。

多言語ウィンドウで行う場合[登録項目]の[多言語]をクリックします。[多言語[0]設定]ウィンドウが表示されます。

第1言語は表示のみです。第2言語以降を編集します。

1ウィンドウあたり1000行まで登録可能です。超える場合は次のウィンドウに入ります。

マウスを置いた箇所のセルの行No.がステータスバー上に表示されます

多言語切換

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第29章 言語切換

29-8

第 2言語以降の任意の欄をクリックすると、テキスト入力用カーソルが表示され、編集可能状態となります。該当するフォントに合った文字列を入力します。第2言語の文字列の長さはできるだけ第1言語の文字列と同じ長さにしてください。長さが違うと、文字列が重なったり、画面全体のバランスが悪くなります。

日本語Windows上で各国語編集を行う方法について、詳しくは『ZM-71S取扱説明書(操作編)』の「付録1 フォントについて」を参照してください。

ただし、日本語Windows上の多言語ウィンドウ上で中国語(繁体字)、中国語(簡体

字)、韓国語を編集する際、必ずWindows98またはWindowsMeで高電社製「Chinese

Writer(GBまたはBIG5)Version 5.0」以上、または「Korean Writer Version 4.0」以

上を使って編集してください。

Windows2000またはNT4.0では編集不可能です。

◆便利な編集方法編集した各言語をコピーして、他の欄に貼り付けることが可能です。

◎コピー1.[多言語[0]設定]ウィンドウを開きます。2.[編集]メニューの[コピー]をクリックします。以下のような[コピー]ダイアログが表示されます。

【対象言語】コピー元の言語を選択します。

【開始位置】(0~(設定文字数-1))コピー元の先頭行を指定します。

【コピー数】(1~(設定文字数-[開始位置]))コピーを行う行数を指定します。

3.必要な設定を行い、[OK]をクリックするとコピーされます。[キャンセル]をクリックするとコピーされません。

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第29章 言語切換

29

◎貼り付け1.[編集]メニューの[貼り付け]をクリックします。以下のような[貼り付け]ダイアログ表示されます。

【対象言語】コピー先(貼り付け先)の言語を選択します。

【開始位置】(0~(設定文字数-1))コピー先(貼り付け先)の先頭行を指定します。

2. 必要な設定を行い、[OK]をクリックすると、貼り付けられます。[キャンセル]をクリックすると、貼り付けは行いません。

[貼り付け]が可能な文字列は、貼り付け先の言語で表示可能な文字列に限り

ます。

多言語切換

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第29章 言語切換

29-10

CSVファイルで編集する場合

この方法は、第1言語が英語で登録されているファイルに、使用OSで表示可能な文字

列を追加登録する場合に適しています。

例えば日本語OSの場合は、[英語/西欧 ゴシック](西欧言語省く)←→[ゴシック]の

切換用データで[ゴシック]部分を登録するには有効です。

[日本語32]←→[中国語(簡体字)]などの切換用データでは使用しないでください。

◆設定手順1.[システム設定]→[フォント設定]→[エクスポート]2. Excelなどのアプリケーションを使用してCSVファイルの編集3.[システム設定]→[フォント設定]→[インポート]

◆[エクスポート]について第1言語によって編集された画面データファイルをCSVファイルに変換します。[ []あり]で[エクスポート]を実行すると、文字列の前に“[”、後ろに“]”を付けて変換します。[システム設定]の[フォント設定]において[エクスポート]をクリックします。CSVファイルを指定するダイアログが表示されるので、任意のファイル名を指定して、[開く]をクリックします。

変換されると、文字列は以下のような形式でCSVファイルに出力されます。

項 目 書   式

スクリーン SCRN[No]:[レイヤ]:[Item Name][DivNo.],[第1言語],[第2言]・・・,[第8言語]

メッセージグループ MSG[グループNo.]:[行No.],[第1言語],[第2言語]・・・,[第8言語]

グラフィックライブラリ GLIB[グループNo.]:[No.],[ItemName],[第1言語],[第2言語]・・・,[第8言語]

マルチオーバーラップ MLIB[No.]:[ItemName][DivNo.],[第1言語],[第2言語]・・・,[第8言語]

データブロック DBLK[No.]:[ItemName][DivNo.],[第1言語],[第2言語]・・・,[第8言語]

帳票 DST[No.]:[ItemName],[第1言語],[第2言語]・・・,[第8言語]

スクリーンライブラリ SLIB[No.]:[ItemName][DivNo.],[第1言語],[第2言語]・・・,[第8言語]

No.→0000~1023(グラフィックライブラリの場合:000~255)、レイヤ→<表1>参照、 Item Name→<表2>参照、DivNo.→000~255、 グループNo.→00~23(グラフィックライブラリの場合:0~9)、行No.→000~255

<項目別 CSVファイル出力形式>

  項目表示

ベース

オーバーラップ0

オーバーラップ1

オーバーラップ2

出力表記

B00

OV0

OV1

OV2

<表1 レイヤ>

スイッチ SW ○ × ○ × × ○

ランプ LP ○ × ○ × × ○

表形式データ表示 GLID ○ × ○ ○ × ○

カレンダ CAL ○ × ○ × × ○

作画文字列 STR ○ ○ ○ ○ ○ ○

作画マルチテキスト MSTR ○ ○ ○ ○ × ○

項目表示 出力表記 スクリーン データ ブロック

グラフィック ライブラリ

マルチ オーバーラップ 帳票

スクリーン ライブラリ

*:[DivNo]なし

*

*

<表2 Item Name>

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29-11

第29章 言語切換

29

例1)以下のような画面をエクスポートでCSVファイルに変換し、  ExcelでそのCSVファイルを開いた場合

ZM-71S上の Excel 文字列 (書式:標準) 123 123 0123 123 +BK #NAME?

全角

全角・半角 どちらでも

半角として

文字列として判断しない ゼロサプレスとなる

インポートする際には、文字列の[]をエディタで自動的にはずして取り込みます。

チェックしなかった場合、以下のような文字列は、ExcelなどCSV対応ソフトで開くと

正常にインポートされませんので、注意してください。

Switch and Lamps

AUTO

1 2 3 4

MANUAL RUN STOP NEXT

A B CSCRN0000:B00:STR [Switch and Lamps] []SCRN0000:B00:SW000 [AUTO] []SCRN0000:B00:SW000 [MANUAL] []SCRN0000:B00:SW000 [RUN] []SCRN0000:B00:SW000 [STOP] []SCRN0000:B00:SW000 [NEXT] []SCRN0000:B00:LP000 [1] []SCRN0000:B00:LP000 [2] []SCRN0000:B00:LP000 [3] []SCRN0000:B00:LP000 [4] []

CSVファイル に変換

ZMシリーズ画面 Excelで開いた場合 第1言語

SCRN0000:B00:STR,[Switch and Lamps],[]SCRN0000:B00:SW000,[AUTO],[]SCRN0000:B00:SW000,[MANUAL],[]SCRN0000:B00:SW000,[RUN],[]SCRN0000:B00:SW000,[STOP],[]SCRN0000:B00:SW000,[NEXT],[]SCRN0000:B00:LP000,[1],SCRN0000:B00:LP000,[2],SCRN0000:B00:LP000,[3],SCRN0000:B00:LP000,[4],

CSVファイル

例 2)テキストエディタで編集する場合

   変換対象文字

,(カンマ)

"(ダブルコーテーション)

0x0d0x0a(改行)

      変換後

文字列の前後に「"」を付ける

"を""にする 文字列の前後に「"」を付ける

「0x0d0x0a」を「0x0a」にする   ( )   ( ) 文字列の前後に「"」を付ける

   例題(変換前→変換後)

abc, def → "[abc, def]"

abc "def" ghi → "[abc ""def"" ghi]"

abc 「0x0d0x0a」def     ↓ "[abc「0x0a」def]"

エクスポート後のテキストエディタによる編集時の注意事項

文字列に以下の文字が含まれていた場合、CSVファイル(テキストファイル)では以下のように変換します。

多言語切換

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第29章 言語切換

29-12

エクスポートできない機能の文字列

1.「アラーム表示」および「時間表示」アイテムの[日付表示]と[時刻表示]で設定する形式、マクロコマンド[CHR(F0='文字列 ')]で設定する文字列は変更することができません。

2. シミュレータスイッチ・ランプのコメント表示に文字列が表示されますが、第1言語のみ対応します。

◆CSVファイルの編集ExcelでCSVファイルを開き、第1言語に対応した第2言語の文字列を次のセルに入力します。[フォント設定]で[ []あり]の場合、入力する際は“[”と“]”の間に文字列を入れます。第2言語の文字列の長さはできるだけ第1言語の文字列と同じ長さにしてください。長さが違うと、文字列が重なったり、画面全体のバランスが悪くなったりします。

A B C D�SCRN0000:B00:STR� [Switch and Lamps] [スイッチとランプ]�SCRN0000:B00:SW000� [AUTO]� [自動]�SCRN0000:B00:SW000� [MANUAL]� [手動]�SCRN0000:B00:SW000� [RUN]� [] SCRN0000:B00:SW000� [STOP]� [] SCRN0000:B00:SW000� [NEXT]� []�SCRN0000:B00:LP000� [1]� []�SCRN0000:B00:LP000� [2]� []�SCRN0000:B00:LP000� [3]� []�SCRN0000:B00:LP000� [4]� []

Excelで開いた場合

第1言語

第2言語の文字列

“[”と“]”の間に文字列を入力する

網掛けの箇所は編集しないでください。編集すると、インポートできなくなり

ます。注意してください。

編集終了後Excelで保存します。保存するファイルの種類は、CSV(カンマ区切り)(*.csv)です。保存の際、「*.csvには、CSV(カンマ区切り)と互換性のない機能が含まれている可能性があります。この形式でブックを保存しますか?」というメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。

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29-13

第29章 言語切換

29

◆[インポート]についてCSVファイルをZMシリーズ画面データファイル用文字列として取り込みます。インポートする際には、第1言語を検索し、それと同じ文字列に、第2言語を割り当てます。インポートしたCSVファイルの文字列はZMシリーズの画面に取り込まれ、登録されます。

[システム設定]の[フォント設定]において[インポート]をクリックします。CSVファイルを指定するダイアログが表示されるので、エクスポートした後に編集したCSVファイルを指定し、[開く]をクリックします。これでインポートが実行されます。

■確認方法画面編集中、各言語を画面上に表示し、イメージを確認することができます。

確認手順1.[表示]の[表示環境設定]または[表示環境一括変更]をクリックします。[表示環境]ダイアログが表示されます。[詳細表示]の[言語表示]を設定します。

【言語表示】(1~(切換言語数))表示させる言語No.を設定します。

2.[OK]をクリックすると、設定した言語で表示します。

[言語表示](および言語切換表示)可能項目スクリーン、グラフィックライブラリ、マルチオーバーラップ、データブロック、メッセージ、帳票、スクリーンライブラリ

スイッチとランプ

1 2 3 4

例)

運転 自動 手動 停止 次画面

多言語切換

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第29章 言語切換

29-14

■マクロコマンド[CHG_LANG]◎RUN開始直後のデフォルト表示は[フォント設定]ダイアログの[初期表示言語]で設定した言語が表示します。

◎RUN中に画面の言語表示を切り換える場合は、マクロの[SYS]コマンド内の[CHG_LANG]で言語を切り換えます。ただし、マクロが実行され、言語が切り換わるタイミングはスクリーンが切り替わるタイミングです。

【CHG_LANG】

内部メモリ PLCメモリ 定数 メモリカード 間接指定 Wワード �

F0�F1

使用可能デバイス�

CHG_LANG:言語切換� SYS(CHG_LANG) F1

コマンド名�

F1   言語No.(0~7)�

[フォント設定]の[切換言語数]および[表示環境]ダイアログの[言語表

示]の設定範囲は[1]~[8]ですが、[CHG_LANG]の範囲は[0]~[7]

となります。注意してください。

例)スクリーン切替スイッチのONマクロを使用して、表示言語を設定します。「Japanese」スイッチを押すと、次の画面に切り替わり、日本語画面を表示します。「Korean」スイッチを押すと、次の画面に切り替わり、韓国語画面を表示します。

第2言語の画面�第1言語の画面�

どちらの言語を使用しますか?�

Which language do you prefer?�

Japanese Korean

スクリーンNo. 0

スクリーンNo. 1

スイッチ「Japanese」�・機能 スクリーンNo. 1�・ONマクロを使用する �   ONマクロ編集� $u00100=0 (W)�� SYS (CHG_LANG) $u00100��

スイッチ「Korean」�・機能 スクリーンNo. 1�・ONマクロを使用する �   ONマクロ編集� $u00100=1 (W)�� SYS (CHG_LANG) $u00100��

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29-15

第29章 言語切換

29

■CFカードマネージャーZM-300シリーズにおいて多言語切換を行うためには、第2言語以降のフォントファイルをCFカードに格納し、本体にそのCFカードをセットする必要があります。

カードへの格納方法第2言語以降のフォントの格納方法は以下のとおりです。

1. 多言語の設定を終えたZM-300の画面データファイルにおいて、[システム設定]の[CFカード設定]をクリックします。

[CFカード]ダイアログが表示されます。2.[アクセスフォルダ名]において、任意のフォルダ名を決めておきます。(半角英数字8文字以内)このフォルダ名がフォントを格納するCFカード側で、どのZM-300の画面データについてのフォントなのかを識別する役割を果たします。

3. 2.を設定したZM-300の画面データファイルを保存しておきます。4. パソコンにCFカードをセットしておきます。5.[ファイル]の[CFカードマネージャー]をクリックします。以下のようなダイアログが表示します。

6. 現在CFカードを挿入しているドライブを指定して、[OK]をクリックします。CFカードマネージャーが起動します。

CFカードマネージャーとは?

CFカードにZM-300シリーズで使用するデータを書き込んだり、CFカード内のデータを取り込んで各ファイル形式に変換するためのアプリケーションです。詳しくは「第23章 CFカード」を参照してください。

多言語切換

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第29章 言語切換

29-16

7.[ファイル]の[CFカードへ書きこむ]をクリックします。[CFカードに書き込む]ダイアログが表示されます。

8.[変換するファイルのパス]において、[参照]ボタンをクリックし、多言語設定を行ったZM-300の画面データファイル(拡張子[*.Z37])を選択します。

9. 設定が終了したら、[OK]をクリックします。

カード内の構造フォントは以下のように格納されます。

格納先 :¥Fontファイル名:Fnt_jpn.ftd(日本語の場合)

 Fnt_jpn2.ftd(日本語32の場合) Fnt_eng.ftd(英語 /西欧の場合) Fnt_chn.ftd(中国語(簡体字)の場合) Fnt_twn.ftd(中国語(繁体字)の場合) Fnt_kor.ftd(韓国語の場合) Fnt006.ftd、Fnt0062.ftd(ゴシックの場合) Fnt008.ftd、Fnt0082.ftd(英語 /西欧 ゴシックの場合) Fnt009.ftd、Fnt0092.ftd(英語 /西欧 明朝の場合)

格納されるのは[第1言語]以外のフォントです。

このCFカードを多言語切換の画面データを転送したZM-300本体にセットすれば、多言語切換機能が有効になります。

BitmapCardDsp

FontHdcopy

File01(=アクセスフォルダ名)

Dsp0000.bin

. . .

第2言語以降

Bitmap

Sram

CardDspFont

HdcopyJpegMemoRecipeSampleSnap

WavWebserv

Dat0000(=アクセスフォルダ名) CFカード

Fnt_chn.ftd Fnt_kor.ftd

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第29章 言語切換

29

■ゴシック・英語/西欧ゴシック・英語 /西欧明朝を使う場合多言語切換では、[ゴシック][英語 /西欧 ゴシック][英語 /西欧 明朝]間でフォントを切り換えて表示することが可能です。設定手順については、[日本語32]などを使った多言語切換の場合とほとんど同じです(P29-4参照)。ただし、[ゴシック][英語 /西欧 ゴシック][英語 /西欧 明朝]フォント(以下ゴシックフォントと称す)を使用した多言語切換には、以下のような設定上の注意がありますので、ご注意ください。

手動フォント設定についてゴシックフォントでは、自動設定されるフォントと手動で設定しなければならないフォントが存在します。

詳しくは『リファレンスマニュアル(操作編)』の「付録1 フォントについて」を参照してください。

手動設定フォントは、[システム設定]→[フォント設定]→[手動フォント設定]メニューで設定を行います。多言語切換で使用する場合、各言語(第1言語と~第8言語)で[手動フォント設定]メニューの内容が変わります。

例えば、[第1言語:ゴシック]、[第2言語:英語 /西欧 ゴシック]に設定した場合、以下のようにメニューが変わります。

多言語切換

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第29章 言語切換

29-18

ただし、第1言語(ゴシック)の各ポイントの[□半角]の設定内容は、そのまま第2言語(英語 /西欧 ゴシック)の各設定内容に反映されるので、どちらかで設定を変更すると、もう一方の設定内容も変更されます。ご注意ください。

自動フォントについて多言語切換で使用する場合、第1言語では自動設定フォントは画面データ転送時に自動的に本体へ転送されますが、第2言語以降では自動設定フォントが認識されません。第2言語以降の場合、自動設定フォントは全て手動設定フォントとみなし、[手動フォント設定]メニューで設定してください。

[□半角]は全て第2言語と共通ですここを変更すると、第2言語側も変更されます

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29-19

第29章 言語切換

29

表示文字切換

この場合、設定方法は前述の「多言語切換」とほぼ同じです。ただし、CFカードを使わないため、異なるフォントでの切換は不可能です。従って、[フォント設定]において[第1言語][第2言語]などを設定する際に、全て同じフォントを指定することが前提となります。

設定した[フォント]がZMシリーズ本体に1種類だけダウンロードされます。[フォント]は「ローカルメイン」画面の「FONT」で確認可能です。

■フォント設定表示文字切換の場合のフォントの設定手順は以下のとおりです。

1. 最初に[切換言語数]で表示文字を切り換える数を設定します。(1~8)

2.[フォント]を選択します。[第1言語]が表示されていることを確認して、第1言語を設定します。

3. 次に[第1言語]の箇所のプルダウンメニューを表示させると、先の[切換言語数]で設定した数字分だけ、メニューが表示します。[第2言語]をクリックし、[第1言語]と同じフォントを選択します。

4. 同様に[第[n]言語](n=2~8)まで選択します。5.[初期表示言語]では、第1言語から第[n](n=2~8)言語までの言語のうち、どの言語をZMシリーズの電源投入直後のRUN画面で表示するかを設定します。

6. 設定を終えたら[OK]をクリックします。

【インポート】/【エクスポート】/【 []あり】多言語の編集をCSVファイルで行う場合に利用します。詳しくはP29-10を参照してください。

2002-4 -1  09:23:30

SYSTEM PROG. VER. 1.000

FONT VER.1.300/1.000/1.000 HA Gothic

I/F DRV VER.1.210 MELSEC AnA/N/U

ローカルメイン ZM-371TA

システム情報

  機種: コメント:

画面データ情報 容量:5505024

異常処理:停止 タイムアウト:0 50 sec

表示文字切換

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第29章 言語切換

29-20

■第1言語編集第1言語は元となる画面データファイルを作成する時の言語です。通常どおりの画面作成をすることで作画文字列、スイッチ・ランプ文字列、メッセージ編集などフォントに関わるテキストは全て第1言語として編集されます。

■第2言語以降の編集第1言語の編集作業が終わったら、次に第2言語以降の文字列の編集を行います。元となる第1言語の文字列に相当する第2言語(以降)を編集していきます。編集方法は多言語切換の場合の編集方法と同じです。詳しくはP29-7を参照してください。

■確認方法画面編集中、各言語を画面上に表示し、イメージを確認することができます。

確認手順1.[表示]の[表示環境設定]または[表示環境一括変更]をクリックします。[表示環境]ダイアログが表示されます。[詳細表示]の[言語表示]を設定します。

【言語表示】(1~(切換言語数))表示させる言語No.を設定します。

2.[OK]をクリックすると、設定した言語で表示します。

[言語表示](および言語切換表示)可能項目スクリーン、グラフィックライブラリ、マルチオーバーラップ、データブロック、メッセージ、帳票、スクリーンライブラリ

■マクロコマンド[CHG_LANG]詳しくはP29-14を参照してください。

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29-21

第29章 言語切換

29

多言語画面

同一画面データファイルで、多言語の登録が可能です。

ただしRUN中に切換はできません。

必要な場面ごとに、該当する言語で設定した画面データを転送し直すことで、言語切換が可能です。画面データを保管する際に、言語の違いによって複数の画面データを管理する必要がなくなります。

■編集方法編集方法は前述の「多言語切換」とほぼ同じです。ただし、マクロは使えません。言語の切換はRUN中には行えないため、毎回、言語の異なるデータを転送し直す必要があります。手順は以下のとおりです。

データの入替方法1. 多言語の設定を終えた画面データファイルを開きます。2.[システム設定]の[フォント設定]において、[初期表示言語]をこれから本体で表示する言語に設定します。

[初期表示言語]に選んだ言語が[日本語]、[日本語32]、[ゴシック]以外の

フォントである場合は、必ず[ローカル画面]を[英語]に設定してください。

3.[OK]をクリックして、画面データを保存します。4. 本体に画面データを転送します。設定した初期表示言語を使った画面が本体に転送されます。

多言語画面

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第29章 言語切換

29-22

このページは、ご自由にお使いください。

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付 録付 録付 録付 録付 録付 録付 録付 録付 録付 録

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付録1 内部メモリ

付1-1

内部メモリ

付付付付付11111

内部メモリ内部メモリはユーザーが使用できるZMシリーズ内のメモリです。ZMシリーズ内部で処理を行うため、PLCとのデータ伝送が必要ない動作に使用すると、より高速な通信が可能になります。

■メモリタイプ内部メモリには以下の2種類のタイプがあります。

◎ユーザーメモリ($u / $L / $LD)ユーザーが自由に使用でき、読み込み /書き込み可能なメモリです。使用可能範囲 $u:0~16383(16384ワード)

$L:ユーザー設定$LD:ユーザー設定

◎システムメモリ($s)システム用のメモリで、読み込み /書き込み可能なメモリです。マクロ等でシステムとの入出力で使用します。未使用のエリアは、将来使用する可能性があるので、使用しないでください。使用可能範囲 $s:0~1023(1024ワード)

 注意事項

1)内部メモリは通信パラメータで設定する数値形式(コード)に関係なく、常に「符号付きDEC」として動作します。(数値形式を個別に設定する項目は除きます。)

2)文字処理は[システム設定]の[通信パラメータ]で設定する[文字処理]の設定に依存します。

3)$u、$sは揮発性メモリです。ローカルメイン画面を表示したり、電源を切る(リセットする)とデータは消えます。

4)$L、$LDは不揮発性メモリです。電源を切ってもデータは保持されます。$L、$LDの使用にはZM-300シリーズ本体内蔵のSRAM、またはアクセサリZM-300SM(ZM-80SM、ZM-43SM)を使用し、[SRAM/時計設定]が必要です。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

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付録1 内部メモリ

付1-2

■システムメモリシステムメモリ$sの内容一覧を下表に示します。

表中の[メモリタイプ]の意味◎←ZM本体から情報が書き込まれます

◎→ZMユーザーで定義・設定します

アドレス 内  容 メモリタイプ  0 スクリーンNo.  1  2 オーバーラップ0 表示状態 0:OFF 1:ON  3 オーバーラップ0 表示位置X  4 オーバーラップ0 表示位置Y  5 オーバーラップ0 マルチオーバーラップNo.  6 オーバーラップ1 表示状態 0:OFF 1:ON  7 オーバーラップ1 表示位置X  8 オーバーラップ1 表示位置Y  9 オーバーラップ1 マルチオーバーラップNo.

10 オーバーラップ2 表示状態 0:OFF 1:ON11 オーバーラップ2 表示位置X12 オーバーラップ2 表示位置Y13 オーバーラップ2 マルチオーバーラップNo.141516 プリンタ状態17 バックライト状態181920 バッファ0 設定バッファリング数21 バッファ0 バッファリング数22 バッファ0 実行バッファリング数23 バッファ1 設定バッファリング数24 バッファ1 バッファリング数25 バッファ1 実行バッファリング数26 バッファ2 設定バッファリング数27 バッファ2 バッファリング数28 バッファ2 実行バッファリング数29 バッファ3 設定バッファリング数30 バッファ3 バッファリング数31 バッファ3 実行バッファリング数32 バッファ4 設定バッファリング数33 バッファ4 バッファリング数

←ZM

←ZM

←ZM

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付録1 内部メモリ

付1-3

内部メモリ

付付付付付11111

*1 スイッチONマクロ設定時有効

アドレス 内  容  メモリタイプ34 バッファ4 実行バッファリング数35 バッファ5 設定バッファリング数36 バッファ5 バッファリング数37 バッファ5 実行バッファリング数38 バッファ6 設定バッファリング数39 バッファ6 バッファリング数40 バッファ6 実行バッファリング数41 バッファ7 設定バッファリング数42 バッファ7 バッファリング数43 バッファ7 実行バッファリング数44 バッファ8 設定バッファリング数45 バッファ8 バッファリング数46 バッファ8 実行バッファリング数47 バッファ9 設定バッファリング数48 バッファ9 バッファリング数49 バッファ9 実行バッファリング数50 バッファ10 設定バッファリング数51 バッファ10 バッファリング数52 バッファ10 実行バッファリング数53 バッファ11 設定バッファリング数54 バッファ11 バッファリング数55 バッファ11 実行バッファリング数565758596061626364 スイッチ機能 リピート設定   *165 スイッチ機能 リピート禁止設定 *166 スイッチONマクロ リピート設定 *1676869707172 システムコールの結果73 スイッチ機能の結果747576 テンキーのオーバーラップ自動OFF 禁止設定

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→ZM

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付録1 内部メモリ

付1-4

アドレス 内      容 メモリタイプ77 オーバーラップの排他機能 設定787980 汎用シリアル スイッチ出力0 出力コード0~1581 汎用シリアル スイッチ出力1 出力コード16~3182 汎用シリアル スイッチ出力2 出力コード32~4783 汎用シリアル スイッチ出力3 出力コード48~6384 汎用シリアル スイッチ出力4 出力コード64~7985 汎用シリアル スイッチ出力5 出力コード80~9586 汎用シリアル スイッチ出力6 出力コード96~11187 汎用シリアル スイッチ出力7 出力コード112~12788 汎用シリアル スイッチ出力8 出力コード128~14389 汎用シリアル スイッチ出力9 出力コード144~15990 汎用シリアル スイッチ出力10 出力コード160~17591 汎用シリアル スイッチ出力11 出力コード176~19192 汎用シリアル スイッチ出力12 出力コード192~20793 汎用シリアル スイッチ出力13 出力コード208~22394 汎用シリアル スイッチ出力14 出力コード224~23995 汎用シリアル スイッチ出力15 出力コード240~25596979899

100 PLCのカレンダ状態101 PLCへのカレンダ書込 設定102103104 マクロ実行によるPLCのエラー処理105 ($s104が0以外:エラー処理結果を書き込む)106 メモ帳 表示ページNo.107 メモ帳 データ あり /なし108 メモ帳 格納領域の残量(下位) 単位:バイト109 メモ帳 格納領域の残量(上位)110 マルチリンク /マルチリンク2接続時 自局番111112113114 1:n接続時 PLCダウン情報(局番32~47)115 1:n接続時 PLCダウン情報(局番48~63)116 1:n接続時 PLCダウン情報(局番64~79)117 1:n接続時 PLCダウン情報(局番80~95)118 1:n接続時 PLCダウン情報(局番96~111)119 1:n接続時 PLCダウン情報(局番112~127)

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→ZM

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付録1 内部メモリ

付1-5

内部メモリ

付付付付付11111アドレス 内   容 メモリタイプ

120 1:n接続時 PLCダウン情報(局番128~143)121 1:n接続時 PLCダウン情報(局番144~159)122 1:n接続時 PLCダウン情報(局番160~175)123 1:n接続時 PLCダウン情報(局番176~191)124 1:n接続時 PLCダウン情報(局番192~207)125 1:n接続時 PLCダウン情報(局番208~223)126 1:n接続時 PLCダウン情報(局番224~239)127 1:n接続時 PLCダウン情報(局番240~255)128 1:n接続時 PLCダウン情報(局番0~15)129 1:n接続時 PLCダウン情報(局番16~31)130131132 サイクルタイム133134135136137138139140141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160 カレンダ 年161 カレンダ 月162 カレンダ 日

←ZM

←ZM

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付録1 内部メモリ

付1-6

アドレス 内   容 メモリタイプ163 カレンダ 時164 カレンダ 分165 カレンダ 秒166 カレンダ 曜日167 SRAM情報168 グリニッジ時間(下位)169 グリニッジ時間(上位)170 オーバーラップVideo 選択CH番号171 オーバーラップVideo ディザ172 オーバーラップVideo BRIGHT173 オーバーラップVideo CONTRAST174 オーバーラップVideo COLOR175176177 サンプルバッファNo.選択178 オーバーフローフラグ179 オーバーフローフラグ180 バッファ ワード0 平均値(下位)181 バッファ ワード0 平均値(上位)182 バッファ ワード0 最大値(下位)183 バッファ ワード0 最大値(上位)184 バッファ ワード0 最小値(下位)185 バッファ ワード0 最小値(上位)186 バッファ ワード0 合計値(下位)187 バッファ ワード0 合計値(上位)188 バッファ ワード1 平均値(下位)189 バッファ ワード1 平均値(上位)190 バッファ ワード1 最大値(下位)191 バッファ ワード1 最大値(上位)192 バッファ ワード1 最小値(下位)193 バッファ ワード1 最小値(上位)194 バッファ ワード1 合計値(下位)195 バッファ ワード1 合計値(上位)196 バッファ ワード2 平均値(下位)197 バッファ ワード2 平均値(上位)198 バッファ ワード2 最大値(下位)199 バッファ ワード2 最大値(上位)200 バッファ ワード2 最小値(下位)201 バッファ ワード2 最小値(上位)202 バッファ ワード2 合計値(下位)203 バッファ ワード2 合計値(上位)

204~ 211 バッファ ワード3 平均値、最大値、最小値、合計値 212~219 バッファ ワード4 平均値、最大値、最小値、合計値

←ZM

→ZM

←ZM

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付録1 内部メモリ

付1-7

内部メモリ

付付付付付11111アドレス 内      容 メモリタイプ

220~ 227 バッファ ワード5 平均値、最大値、最小値、合計値 228~ 235 バッファ ワード6 平均値、最大値、最小値、合計値 236~ 243 バッファ ワード7 平均値、最大値、最小値、合計値 244~ 251 バッファ ワード8 平均値、最大値、最小値、合計値 252~ 259 バッファ ワード9 平均値、最大値、最小値、合計値 260~ 267 バッファ ワード10 平均値、最大値、最小値、合計値 268~ 275 バッファ ワード11 平均値、最大値、最小値、合計値 276~ 283 バッファ ワード12 平均値、最大値、最小値、合計値 284~ 291 バッファ ワード13 平均値、最大値、最小値、合計値 292~ 299 バッファ ワード14 平均値、最大値、最小値、合計値 300~ 307 バッファ ワード15 平均値、最大値、最小値、合計値 308~ 315 バッファ ワード16 平均値、最大値、最小値、合計値 316~ 323 バッファ ワード17 平均値、最大値、最小値、合計値 324~ 331 バッファ ワード18 平均値、最大値、最小値、合計値 332~ 339 バッファ ワード19 平均値、最大値、最小値、合計値 340~ 347 バッファ ワード20 平均値、最大値、最小値、合計値 348~ 355 バッファ ワード21 平均値、最大値、最小値、合計値 356~ 363 バッファ ワード22 平均値、最大値、最小値、合計値 364~ 371 バッファ ワード23 平均値、最大値、最小値、合計値 372~ 379 バッファ ワード24 平均値、最大値、最小値、合計値 380~ 387 バッファ ワード25 平均値、最大値、最小値、合計値 388~ 395 バッファ ワード26 平均値、最大値、最小値、合計値 396~ 403 バッファ ワード27 平均値、最大値、最小値、合計値 404~ 411 バッファ ワード28 平均値、最大値、最小値、合計値 412~ 419 バッファ ワード29 平均値、最大値、最小値、合計値 420~ 427 バッファ ワード30 平均値、最大値、最小値、合計値 428~ 435 バッファ ワード31 平均値、最大値、最小値、合計値

436 アラーム機能 自動運転時間(下位)437 アラーム機能 自動運転時間(上位)438 アラーム機能 自動運転停止時間(下位)439 アラーム機能 自動運転停止時間(上位)440 アラーム機能 計画停止時間(下位)441 アラーム機能 計画停止時間(上位)442 アラーム機能 停止回数443 アラーム機能 稼働率(XX.X)444445446447448449450451

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付録1 内部メモリ

付1-8

アドレス 内      容 メモリタイプ452453454455456 アラーム機能 正常運転ビット457458 アラーム機能 稼働計画ビット459460 読込エリア n(RCVDAT)461 読込エリア n+1(SCRN_COM)462 読込エリア n+2(SCRN_No)463464 書込エリア n(CFMDAT)465 書込エリア n+1(SCRN_COM)466 書込エリア n+2(SCRN_No)467468 メモリカードのカードNo.469 メモリカードのカード名470 メモリカードのファイルNo.0名471 メモリカードのファイルNo.1名472 メモリカードのファイルNo.2名473 メモリカードのファイルNo.3名474 メモリカードのファイルNo.4名475 メモリカードのファイルNo.5名476 メモリカードのファイルNo.6名477 メモリカードのファイルNo.7名478 メモリカードのファイルNo.8名479 メモリカードのファイルNo.9名480 メモリカードのファイルNo.10名481 メモリカードのファイルNo.11名482 メモリカードのファイルNo.12名483 メモリカードのファイルNo.13名484 メモリカードのファイルNo.14名485 メモリカードのファイルNo.15名486487488489490 ZM-52HD キースイッチ /デッドマンスイッチ設定491 ZM-52HD 各スイッチのアンサーバック492 ZM-52HD バックアップ電池(ZM-300BT)の状態493494

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付録1 内部メモリ

付1-9

内部メモリ

付付付付付11111アドレス 内      容 メモリタイプ

495496497 CFカードエラー状態498 CFカード残容量(下位) 単位:キロバイト499 CFカード残容量(上位)500501502503504505506507508509510511512513514 Ethernet マクロ ウェイト要求515 Ethernet マクロ ウェイト要求実行結果516517518 Ethernet 状態519520 ネットワークテーブル0状態521 ネットワークテーブル1状態522 ネットワークテーブル2状態

617 ネットワークテーブル97状態618 ネットワークテーブル98状態619 ネットワークテーブル99状態620 FL-Net 自ノード番号621 FL-Net 自ノード 領域1データ先頭アドレス622 FL-Net 自ノード 領域1データ先頭サイズ623 FL-Net 自ノード 領域2データ先頭アドレス624 FL-Net 自ノード 領域2データ先頭サイズ625 FL-Net 上位層状態626 FL-Net プロトコルバージョン627 FL-Net FAリンク状態628 FL-Net 自ノード状態629 FL-Net ステータス

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付録1 内部メモリ

付1-10

アドレス 内      容 メモリタイプ630 FL-Net参加ノードテーブル情報631 FL-Net参加ノードテーブル情報632 FL-Net参加ノードテーブル情報

642 FL-Net参加ノードテーブル情報643 FL-Net参加ノードテーブル情報645 FL-Net参加ノードテーブル情報646 FL-Net リフレッシュサイクル時間647 FL-Net 参加ノードNo648 FL-Net 上位層の状態649 FL-Net 領域1データ先頭アドレス650 FL-Net 領域1データサイズ651 FL-Net 領域2データ先頭アドレス652 FL-Net 領域2データサイズ653 FL-Net FAリンクの状態654 FL-Net 最小許容フレーム間隔655656657658659660

700 言語切替 表示言語No.701702703704705706707708709710 内蔵時計カレンダ情報 年711 内蔵時計カレンダ情報 月712 内蔵時計カレンダ情報 日713 内蔵時計カレンダ情報 時714 内蔵時計カレンダ情報 分715 内蔵時計カレンダ情報 秒716 内蔵時計カレンダ情報 曜日717

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付録1 内部メモリ

付1-11

内部メモリ

付付付付付11111アドレス 内      容  メモリタイプ

718719720 SRAM メモ帳 保存情報721 SRAM 内部メモリ$L保存結果722 SRAM 内部メモリ$L最新書込アドレス(下位)723 SRAM 内部メモリ$L最新書込アドレス(上位)724 SRAM 内部メモリ$LD保存結果725 SRAM 内部メモリ$LD最新書込アドレス(下位)726 SRAM 内部メモリ$LD最新書込アドレス(上位)727 メモ帳保存オーバーフロー728 FROM_RD/FROM_WRマクロ実行結果729 温調ネットワーク / PLC2Way マクロ実行結果730 温調器 / PLC2Way 局番00 状態731 温調器 / PLC2Way 局番01 状態732 温調器 / PLC2Way 局番02 状態

758 温調器 / PLC2Way 局番28 状態759 温調器 / PLC2Way 局番29 状態760 温調器 / PLC2Way 局番30 状態761 温調器 / PLC2Way 局番31 状態762 温調ネット/ PLC2Way 定期読込 中断設定763 温調ネット/ PLC2Way TEMP_RD/TEMP_WRマクロ強制実行設定764765

780 CFカード BMPファイルロード情報(ZM-300、ZM-52HD)781 CFカード JPEGファイルロード情報(ZM-300)782 CFカード WAVファイルロード情報(ZM-300)783 CFカード FONTファイルロード情報(ZM-300)784 CFカード HTMLファイルロード情報(ZM-300)785786787789790791792793794795796

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付録1 内部メモリ

付1-12

アドレス 内      容 メモリタイプ797798799800 予約801 予約802 予約803 予約804 予約805 予約806807808809810

900 タッチスイッチ状態出力 901 タッチスイッチX座標出力 902 タッチスイッチY座標出力 903904905906907908909910 ビデオ CH1 輝度911 ビデオ CH1 コントラスト912 ビデオ CH1 色の濃さ913914915 ビデオ CH2 輝度916 ビデオ CH2 コントラスト917 ビデオ CH2 色の濃さ918919920 ビデオ CH3 輝度921 ビデオ CH3 コントラスト922 ビデオ CH3 色の濃さ923924925 ビデオ CH4 輝度926 ビデオ CH4 コントラスト

……

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付録1 内部メモリ

付1-13

内部メモリ

付付付付付11111アドレス 内      容 メモリタイプ

927 ビデオ CH4 色の濃さ928929930 ビデオ ステータス931932 Auto File No.933 フォーカスCH934 選択中のビデオエリアCH935936937938939940941942945946947

1000 音声再生 再生残り秒数10011002100310041005 EーMail 送信 送信待ち件数1006 EーMail 送信 エラー情報1007100810091010

102110221023

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……

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付録1 内部メモリ

付1-14

◎アドレス$s20~55サンプルバッファの状態を格納します。

◎アドレス$s17現在のバックライト状態を格納します。

◎アドレス$s0現在、表示しているスクリーンNo.を格納します。

◎アドレス$s2~13現在のオーバーラップ状態を格納します。

◎アドレス$s16現在のプリンタ状態を格納します。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

n+0(表示状態)

オーバーラップ登録 0:なし 1:あり

表示状態 0:表示 1:非表示

n+1(X座標)

X座標表示 ドット:0~799    カラム/ライン:0~99

n+2(Y座標)

Y座標表示 ドット:0~599    カラム/ライン:0~29

n+3(マルチオーバーラップNo.)

マルチオーバーラップNo. マルチオーバーラップラップ以外の場合は[-1]

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

n+0(プリンタ状態)

0:印刷待機  1:印刷中

プリンタ状態 0:READY 1:BUSY

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

n+0(バックライト状態)

0:OFF 1:ON

n+0

n+1

n+2

バッファNo.0~11

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付録1 内部メモリ

付1-15

内部メモリ

付付付付付11111◎アドレス$s64

リピート機能のないスイッチに対して、リピート機能を追加することができます。スイッチのONマクロでアドレス$s64に[0]以外を設定します。

◎アドレス$s65リピート機能のあるスイッチに対して、リピート機能を禁止することができます。スイッチのONマクロでアドレス$s65に[0]以外を設定します。

◎アドレス$s66スイッチのONマクロをリピートします。ONマクロでアドレス$s66に[0]以外を設定します。例)スイッチのONマクロを下記のように設定します。  $u100=$u100+1

$s66=1RET

 $u100はスイッチを押している間インクリメントされます。

スイッチONマクロの実行前に、アドレス$s64~66はシステムで[0]にク

リアします。ユーザーは必要に応じて[1]を設定してください。

スイッチの機能リピートをマクロにより行っても、機能動作が動作不能の場合

はリピートは禁止します。

(例えば、+ブロックでブロックが範囲最大値に達した場合など)

◎アドレス$s72マクロコマンド[システムコール:SYS]の結果を格納します。

[0] :正常終了[0以外](通常-1):エラー(2回目のスクリーン設定など)

◎アドレス$s73スイッチのONマクロで「SWRET」コマンドを使用した場合、スイッチ機能の動作結果を格納します。

[0] :正常終了[0以外](通常-1):エラー

スイッチ機能の結果によって、次の動作が異なる場合に使用します。

◎アドレス$s76入力モードにおいて、キーパッドがオーバーラップ上に配置されている場合に、[ENT]キーを押すと同時にオーバーラップを消去することができます。その機能を禁止させる場合にこのアドレスを使用します。

[0] :オーバーラップ自動OFF[0以外] :オーバーラップ自動OFF禁止

詳しくは「第7章 入力モード」を参照してください。

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付録1 内部メモリ

付1-16

◎アドレス$s77[0]以外を入力すると、オーバーラップの排他機能が設定されます。詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

◎アドレス$s80~95汎用シリアル通信で使用します。<設定>①機種:汎用シリアル②スイッチ出力メモリでこのアドレスを指定します。③スイッチ動作:モーメンタリ<動作>①アドレスとビットをスイッチNo.に変換し、書き込みエリア(n+2,n+3)に格納します。

②スイッチ割り込みが許可されていれば、ホストに対して割り込み動作を行います。

◎アドレス$s100、101カレンダに関するメモリです。$s100:PLC(カレンダ内蔵タイプ)側のカレンダ状態を書き込みます。

[0]:正常[1]:異常(正常にカレンダ情報を読まなかった場合)

$s101:$s100=1の場合、PLCへのカレンダ書込を許可 /禁止します。[0]  :カレンダ書込禁止[0以外]:常時カレンダ書込可

  エラーを検出していてもエラー処理は行いません。

◎アドレス$s104、105PLCとの通信時に、マクロコマンドでPLCに書込動作を行った場合のエラー処理を設定します。<例>MOVEコマンドで書込先メモリを間接のPLCメモリに設定していた場合、間接指定したメモリがPLC側のメモリ範囲を超えると、「通信エラー」が発生します。このエラーを回避するために使用します。$s104:[0]:

マクロの書込命令は、結果を待たずに次のコマンドに移ります。書込時にエラーが発生した場合には、エラー処理を行います。処理は[通信パラメータ]の[通信異常処理](停止 /継続)の設定内容に依存します。

[0以外]:マクロの書込命令を出した後、必ずその動作の終了結果を受けてから次のコマンドに移ります。書込時にエラーが発生した場合には、エラー処理を行わず、結果を$s105に格納します。[0]の場合と比べて、処理に時間がかかります。

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付録1 内部メモリ

付1-17

内部メモリ

付付付付付11111$s105:$s104≠0の場合、マクロ書込エラーの結果が格納されます。

[0] :正常[0以外] :異常

◎アドレス$s106~109メモ帳機能の情報を格納します。

$s106:現在表示されているメモ帳のページNo.(0~7)を格納します。

$s107:メモ帳の各ページ(最大8枚)にデータが登録されているか未登録かという情報を格納します。

$s108、109:メモ帳格納領域の残量が格納されます。(単位:バイト)

◎アドレス$s110[接続形式:マルチリンク]または[接続形式:マルチリンク2]の場合に、ZMシリーズの自局番を格納します。

◎アドレス$s128、129、114~127接続形式[1:n]の場合、PLCとの通信においてタイムアウトを検出した局番に該当するビットに[1]セットし、以後同スクリーンではこのPLCとは通信は行いません。また表示画面が変化した時、このすべてのビットを[0]にクリアし、画面に設定されたPLCと通信を行います。

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

$s128

局番00局番15

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

$s129

局番16局番31

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

$s114

局番32局番47

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

$s127

局番240局番255

ページ7ページ6

ページ5ページ4

ページ3ページ2

ページ1ページ0

0:データ未登録 1:データ登録

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

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付録1 内部メモリ

付1-18

◎アドレス$s132現在表示しているスクリーンのサイクルタイムを格納します。(単位:10msec)1サイクルについては「付録2 処理サイクル」を参照してください。

◎アドレス$s160~166通信開始時にPLC(ZM-300内蔵カレンダ)から読み込んだカレンダが格納されています。

◎アドレス$s167増設メモリカセット(ZM-300EM等)の情報が格納されます。

◎アドレス$s168~169グリニッジ時間が格納されます。

◎アドレス$s170~174ビデオウィンドウ(オーバーラップVideo)の使用チャンネルNo.、輝度、コントラスト、色の濃さ等の情報が書き込まれています。詳しくは「第2章 オーバーラップ」を参照してください。

◎アドレス$s177数値表示の[サンプルバッファ平均値表示 /MAX表示 /MIN表示 /合計]をシステムメモリ$s180~435に格納できます。その際、ここにバッファNo.を設定し、マクロコマンド(SET_BUFNO)を実行します。

◎アドレス$s178、179マクロコマンド(SET_BUFNO)を実行し、「サンプルバッファ合計値」がオーバフローした場合、サンプルワードNo.0~ 31に対応したビットが1となります。

◎アドレス$s180~435

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

$s178

ワード00ワード15

15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

$s179

ワード16ワード31

$s16715 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

0:未実装 1:FROM 2Mbyte(ZM-43~82) 2:FROM 4Mbyte(ZM-43~82) 3:SRAM 512Kbyte(ZM-43~82/ZM-300) 4:FROM 8Mbyte(ZM-300)

メモリカセット情報予約(設定:0)

メモリカセット情報予約 (設定:0)

MSB LSB

0:電池正常 1:電池電圧低下 2:電池未挿入

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付録1 内部メモリ

付1-19

内部メモリ

付1◎アドレス$s180~435

マクロコマンド(SET_BUFNO)の実行結果が格納されます。

◎アドレス$s436~443、456、458アラーム機能の情報を格納します。詳しくは「第10章 サンプリング」を参照してください。

◎アドレス$s460~462読込エリアの情報を格納します。読込エリアについては「第1章 システム設定」を参照してください。

◎アドレス$s464~466書込エリアの情報を格納します。書込エリアについては「第1章 システム設定」を参照してください。

◎アドレス$s468~485メモリカード情報(カードNo./カード名 /ファイル名)を任意のメモリ(n)に読み込み /書き込みます。

マクロコマンド[転送:MOV]を使用します。

読込:[n=$s468(~485)]を実行し、メモリnをモニタします。書込:[$s468(~485)=n]を実行すると、メモリn(~n+16)のデー

 タがメモリカードに書き込まれます。

※$s468~485のデータは常に0です。

<例>①$u100=$s468メモリカードのカードNo.(1ワード分)を$u100に書き込みます。

②$u101=$s469メモリカードのカード名(32文字分)を$u101~$u116に書き込みます。(カード名が32文字未満の設定であっても32文字分書き込みます。)

③$u117=$s470メモリカードのファイル名(32文字分)を$u117~$u132に書き込みます。(ファイル名が32文字未満の設定であっても32文字分書き込みます。)

◎アドレス$s490~492ZM-52HDに関する情報が格納されます。( 「ZM-52HDユーザーズマニュアル」参照)

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付録1 内部メモリ

付1-20

◎アドレス$s497CFカードへのアクセス結果を出力します。

◎アドレス$s498~499CFカードの残り容量をKbyte単位で格納します。

◎アドレス$s514~619Ethernet通信に関する設定を行ったり、情報が格納されます。詳しくは別途『ZM-300ユーザーズマニュアル』または『ZM-80NU/80NU2ユーザーズマニュアル』を参照してください。

◎アドレス$s620~654FL-Net通信に関する情報が格納されます。詳しくは別途『ZM-80NU/80NU2ユーザーズマニュアル』を参照してください。

◎アドレス$s700言語切換機能を使用時に、現在表示中の「表示言語No.(0~7)」が格納されます。言語切換については「第29章 言語切換」を参照してください。

◎アドレス$s720ZM-300シリーズの本体内蔵SRAM、またはアクセサリZM-300SM(ZM-80SM、ZM-43SM)を使用し、メモ帳データを保存した場合の保存結果を格納します。

[0]:正常[1]:データにエラーがあり、消去された

◎アドレス$s721ZM-300シリーズの本体内蔵SRAM、またはアクセサリZM-300SM(ZM-80SM、ZM-43SM))を使用し、内部メモリ$Lに書込を行った場合の書込結果を格納します。

[0]:正常[1]:異常

◎アドレス$s722~723電源投入時に$s721=1の場合、最後に書込を行った$LDアドレスを格納します。

4�

6�

7�

12�

15�

16

カード未実装�

カードサイズが小さい�

カードタイプが異なる�

カード書込エラー�

ディスクエラー(オープン失敗)�

カード読込エラー�

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付録1 内部メモリ

付1-21

内部メモリ

付1◎アドレス$s724

ZM-300シリーズの本体内蔵SRAM、またはアクセサリZM-300SM(ZM-80SM、ZM-43SM)を使用し、内部メモリ$LDに書込を行った場合の書込結果を格納します。

[0]:正常[1]:異常

◎アドレス$s725~726電源投入時に$s724=1の場合、最後に書込を行った$LDアドレスを格納します。

◎アドレス$s727メモ帳データの容量が、保存可能な大きさかどうかを格納します。

[0]:正常[1]:保存領域不足

◎アドレス$s728マクロコマンドFROM_RD/FROM_WRの実行結果を格納します。

[0] :正常[-1] :NG

◎アドレス$s729~763温調ネットワーク / PLC2Way機能に関する情報が格納されます。PLC2Wayについては別途『ZM-300ユーザーズマニュアル』を参照してください。

◎アドレス$s780~784CFカードに関する情報が格納されます。詳しくは「第23章CFカード」を参照してください。

◎アドレス$s800~805MODBUSスレーブ通信に関する情報が格納されます。詳しくは別途『ZM-300ユーザーズマニュアル』を参照してください。

◎アドレス$s900(ZM-300シリーズのみ)タッチスイッチ情報を格納します。

◎アドレス$s901(ZM-300シリーズのみ)現在押されているタッチスイッチのX座標を格納します。

◎アドレス$s902(ZM-300シリーズのみ)現在押されているタッチスイッチのY座標を格納します。

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付録1 内部メモリ

付1-22

◎アドレス$s910~930、932~934(ZM-300の高機能品のみ)ビデオアイテムの情報を格納するエリアです。詳しくは「第18章 ビデオ表示」を参照してください。

◎アドレス$s1000(ZM-300の高機能品のみ)音声再生機能実行中、再生ファイルの残り秒数を格納します。詳しくは「第20章 音声再生機能」を参照してください。

◎アドレス$s1005~1006(ZM-300の高機能品のみ)E-Mail 送信に関する情報を出力します。詳しくは「第27章E-mail送信」を参照してください。

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付2-1

付録2 処理サイクル

付付付付付22222

処理サイクルZMシリーズとPLCが通信する際のスクリーン表示のスピードは、スクリーンに配置したパーツの数(主にPLCに対して読み込むメモリの数)に依存します。

表示しているスクリーンのパーツの数が多い場合は、スクリーン全体の表示スピードは遅くなり、スイッチの反応も遅くなります。この場合、リアルタイムに表示したいデータ(高速)と、表示が遅くてもよいデータ(低速)を区別して設定すると、スクリーン表示のスピードがアップします。この設定は各アイテムのダイアログの[処理サイクル]項目で行います。              

【処理サイクル】PLCメモリの読み込みタイミングを設定します。

◆リフレッシュ・スクリーンオープン時の1サイクル・読込エリア(n+1)の15ビット目(データ読込リフレッシュ)の

OFF→ON(エッジ)

◆高速・毎サイクル

◆低速・数サイクルに1回( P付2-2「ブロック化」参照)・スクリーンオープン時の1サイクル・読込エリア(n+1)の15ビット目(データ読込リフレッシュ)の

OFF→ON(エッジ)

<例外事項>①スクリーンオープン時の1サイクル目と、読込エリア(n+1)の15ビット目OFF→ON(エッジ)時は、処理サイクルの設定に関係なく、スクリーン内すべてのデータを読み込みます。この動作により、スクリーンオープン時にすべてのデータが表示されます。

②メモリを「内部」または「メモリカード」に設定した場合は、設定に関係なく処理サイクルは「高速」となります。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

処理サイクル

読込エリアは[通信パラメータ]設定で行います。(「第1章システム設定」参照)

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付録2 処理サイクル

付2-2

◎高速で設定されたデータは1サイクルで全ブロックを読み込みます。

◎低速で設定されたデータは1サイクルで1ブロックを読み込みます。次の1サイクルで次の1ブロックを読み込みます。

■ZMシリーズの処理動作ZMシリーズの処理動作は以下の通りです。

◎ZMシリーズはPLCから読み込むスクリーンデータを解析し、連続したメモリをブロック化して読み込み動作を行います。

◆ブロック化

◎ブロック化は[処理サイクル]別に行われます。([処理サイクル] 付2-1参照)

◎ブロック化の条件・ メモリアドレスが「5ワード以上」離れていないこと。・[受信スライスレベル]のワード数以内であること。(受信スライスレベルは[編集]→[スクリーン設定]で確認できます。)

上記2条件を満たすデータの集まりがブロックです。ブロック数は画面上で使用されているメモリによって異なります。

<例>

受信スライスレベル:50 の場合

D100 D101 D102 D148 D149 D150 D155 D160 D170 D180

連番<5ワード

4ワード<5ワード

11ワード≦50ワード

4ワード<5ワード

1ワード≦50ワード

ブロック1

ブロック2

1ワード≦50ワード

50ワード≦50ワード

ブロック3

ブロック4

画面上で使用されているメモリ

未使用

未使用

未使用

未使用

9ワード≧5ワード

9ワード≧5ワード

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付2-3

付録2 処理サイクル

付付付付付22222

◎読み込みエリアn+1の15ビット目のONを検出した場合、次のサイクルは設定に関係なく全てのデータを読み込みます。

◎表示動作と表示に必要なメモリの読み込みは、2本のプログラムで同時に行っています。

◎スイッチ等の書き込み処理はブロックの読み込み処理の間で常に行われます。[スクリーン設定]の[受信スライスレベル]の設定が小さいほど、スイッチ反応が速くなりますが、表示スピードが遅くなることもあります。カットアンドトライで最適の受信スライスレベルを設定してください。

◎表示スピードを考えると、PLCのスキャンタイムが速い場合には、[受信スライスレベル]は小さくし、遅い場合には大きくすることをお奨めします。

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロック1 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロック2 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロックn 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

1サイクル 1サイクル 1サイクル 1サイクル

低速 ブロック1 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロック1 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロック2 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロック1 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

1サイクル 1サイクル

1サイクル

1サイクル

低速 ブロック1 読み込み

低速 ブロックn 読み込み

リフレッシュ ブロック1 読み込み

リフレッシュ ブロックt 読み込み

読込エリア n+1

15ビット目

0→1検出

このサイクルは全データを読み込む

スキャンタイムとは、PLCがラダープログラムを0ステップから演算実行していき、再度0ステップを実行するまでの時間です。

ZMシリーズ

の処理動作

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付録2 処理サイクル

付2-4

■1サイクルの処理最初に[通信パラメータ]の[読込エリア]で設定した読込エリアメモリを読み込みます。次に表示しているスクリーン内に設定されたアイテムのメモリデータを読み込み描画し、すべての設定データに対してこの動作が行われた時点で、表示スクリーンが完成します。この一連の動作を1サイクルとします。下図を参照してください。

サイクルスタート

n = 0

[イベントタイマ]No. n が存在する

[イベントタイマ]No. n タイマアップ

[イベントタイマ]No. n 実行

n = n + 1

n < 8

1. スクリーン設定のPLCメモリ転送実行 2. 読込エリア3ワードをシステムメモリ  ($s460~)に転送

サイクルマクロ実行

サイクルエンド

読込エリアn(RCVDAT)処理

読込エリアn+1(SCRN_COM)処理

読込エリアn+2(SCRN_No)処理

高速ブロック1 処理

高速ブロック2 処理

高速ブロック3 処理

高速ブロックm 処理

低速ブロックn 処理

YES

YES

YES

NO

NO

NO

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロック1 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

読込エリア 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロック2 読み込み

高速 ブロック1 読み込み

高速 ブロックm 読み込み

低速 ブロックn 読み込み

1サイクル 1サイクル 1サイクル

<注意事項>◎書込エリアは読込エリアの処理とは別に処理されるため、上記の図では存在しません。

◎スクリーンオープン時の1サイクルは、画面に配置されているパーツのデータを全て読み込み、スクリーンオープンマクロも実行されるため上図とは多少異なります。

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付2-5

付録2 処理サイクル

付付付付付22222

通信が遅いとき通信を速くする方法を以下に示します。

■画面作成上の方法◎1スクリーンで使用するPLCメモリをなるべく連番で割り付けます。

↓ブロック数の減少によってサイクルタイムが短くなります。

◎各パーツの「処理サイクル」設定スクリーン全データ量、データの種類やその機能の性質など考慮して、データの[処理サイクル]を変更します。

<例>◇入力モードでZMシリーズからデータを書き込むだけで、PLC側からの変更がない「データ表示」や、ほとんど変化しない「データ表示」は「リフレッシュ」にします。

◇ PLCのデータ変化に対して、ZMシリーズの表示反応が遅くてもよい「データ表示」は「低速」にします。

◇速く表示させたい「データ表示」は「高速」にします。

◎マクロマクロ機能を使用している場合、マクロでのPLCへのアクセス回数を減らします。

<例>[MOV]コマンドで

ラインNo.0 D200=$u200(W)ラインNo.0 D201=$u201(W)ラインNo.0 D202=$u202(W)ラインNo.0 D203=$u203(W)ラインNo.0 D204=$u204(W)

と設定した場合、PLCへ5回書き込みますが、[BMOV]コマンドを使用すると、ラインNo.0 D200=$u200 C:5(BMOV)

と1行で設定できます。PLCへの書き込みも1回となります。

通信が遅いとき

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付録2 処理サイクル

付2-6

◎サンプリングサンプリング機能を使用している場合、「バッファリングエリア設定」での「□メモリ指定」のチェックをはずして、「読込エリア(n+3)」以降のメモリをサンプリングデータメモリとします。

↓ブロック数の減少によってサイクルタイムが短くなります。

◎マルチリンク /マルチリンク2マルチリンク /マルチリンク2接続をしている場合、接続しているZMシリーズを全てRUN状態にします。

↓通信ダウンしている局番への復帰確認を行う必要がなくなります。

■その他◎ボーレートの設定(シリアル通信)ZMシリーズとPLC間のボーレートを速くします。ZMシリーズでは最高115kbpsをサポートしています。PLC側でサポートされている範囲内で大きくします。

◎Ethernet通信Ethernet通信はボーレート10Mbpsです。シリアル通信より高速に通信できます。[Ethernet通信可能なPLC]

三菱電機(株)製 QnAシリーズ、QnHシリーズ横河電機(株)製 FA-M3、FA-M3R

◎PLC側の設定として、ラダープログラムのスキャンタイムを短くします。

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付録3 エラー一覧

付3-1

付付付付付33333

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

通信エラー タイムアウト

スクリーンNo : 受信コード :

R E T R Y

F1

F2

F3

F4

F5

F6

SYSTEM通信エラー

タイムアウト

エラーメッセージ タイムアウト パリティ フレーミング オーバーラン チェックコード

     内  容 PLCに送信要求を出しても 時間内に返答がない パリティチェックでエラーと なった ストップビットは[1]で なければならないのに[0] を検出した 1キャラクタ受信後、内部処理が 完了前に次の1キャラクタを受信 した PLCのレスポンスでチェック コードが正しくなかった

       対  策 ①通信パラメータのチェック ②ケーブルの配線チェック ③ノイズによるデータ化けの可能性あり  ノイズ対策をしてください ①ケーブルの配線チェック ②ノイズによるデータ化けの可能性あり  ノイズ対策をしてください ①通信パラメータのチェック ②ケーブルの接触不良、配線チェック ③ノイズによるデータ化けの可能性あり  ノイズ対策をしてください ①通信パラメータのチェック ②ノイズによるデータ化けの可能性あり  ノイズ対策をしてください ①通信パラメータのチェック ②ノイズによるデータ化けの可能性あり  ノイズ対策をしてください

備 考

1

1

1

1

1

2

2

2

2

2

※一度も正常に通信せずに上記のエラーが出た場合は、主に「備考」欄:「1」をご覧  ください。  正常通信中に、突然上記のエラーが出た場合は、「備考」欄:「2」をご覧ください。

エラーエラーには以下の2通りがあります:(1)ZMシリーズ本体上に出るエラー(2)画面作成中にパソコン上に出るエラー

ZMシリーズ本体上に出るエラーZMシリーズ本体上に表示されるエラーメッセージには以下の5種類があります:

①通信エラー②チェック③Warning④SYSTEM ERROR⑤タッチスイッチが動作しています

■通信エラー

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

ZMシリーズ本体上に出るエラー

[通信パラメータ]の[細かい設定]の[通信異常処理]を[継続]に設定した場合は上のような画面になります。

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付録3 エラー一覧

付3-2

<対策> ①リンクユニットの設定を確認してください  (設定後はPLCの電源を一度OFFしてください) ②エディタの[システム設定]の[通信パラメータ設定]の設定を確認してください ③時々エラーが発生する場合は、ノイズ等による通信エラーが考えられます

※上記の対策内容を確認しても解決できない場合は、技術相談窓口までご連絡ください。

エラーメッセージ 異常コードを受信 しました ブレーク メモリオーバー (三菱CPU適用) 該当CPUなし (三菱CPU適用) フォーマット コンペア (HIDIC S10適用) NAK (A・B製PLC適用) TNS不一致 (A・B製PLC適用) 通信エラー カウントエラー (三菱CPUおよび  Qリンクユニット適用) コマンドエラー (三菱CPUおよび  Qリンクユニット適用) 該当カセットなし (三菱ACPU適用) パスワードエラー (三菱QCPU適用) チェックI/Fドライバ (シミュレータ用  I/Fドライバ適用)

     内  容 PLCのCPUがリンクユニット に送ったエラーコード PLC側のSD(TXD)がLOW レベルになったままである 接続中のPLCのメモリ範囲を 超えたアドレスを指定した 現在サポートしているPLCに 該当するCPUがない 受信したデータが規定のコー ドと異なっていた 送信データと受信データが 異なっていた NAKコードを受信した 送信TNSデータと受信TNS データが不一致であった 不明な通信エラーを検出した 期待したデータ数がカウント 値と異なっていた レスポンスのコードが期待 したコードと異なっていた 現在サポートしているメモリ カセットに該当するカセット がない 適合するパスワードがない パソコン(シミュレータ)に 通信要求を出しても設定時間 内に応答がなかった

        対  策 CPUのエラーコードを調べて対策してください PLC側SD(TXD)ZMシリーズ側RD(RXD)の結 線を確認してください 設定したメモリの種類と範囲を確認してくださ い ご使用のCPUにZMシリーズが対応しているか確認 してください 下記の①②③を確認してください 下記の①②③を確認してください 下記の①②③を確認してください 下記の①②③を確認してください 下記の①②③を確認してください 下記の①②③を確認してください 下記の①②③を確認してください 技術相談窓口までご連絡ください 技術相談窓口までご連絡ください シミュレータを使用しないのであれば、I/Fドラ イバをPLC用に転送し直してください

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付録3 エラー一覧

付3-3

付付付付付33333

ネットワークエラーメッセージ

ZMシリーズ本体上に出るエラー

  エラーメッセージ

Ethernet Error:XXXX  

  エラーメッセージ

I/Fユニット異常

要求コードデータ異常

要求データ異常

特殊リレーへのワード書込

(三菱 Aシリーズ)  

  エラーメッセージ

I/Fユニット異常

占有局数設定エラー

ネットワーク I/Oアクセスエ

ラー

局番設定エラー

特殊リレーへのワード書き込

◎ CC-LINK

◎MELSECNET/10

    対     策

エラーNo.の内容および対策について

は「第4章 ネットワーク通信 /エ

ラー表示」を参照してください。

    対     策

技術相談窓口までご連絡ください。

特殊リレーへのワード書き込みは行い

ません。

    

     対     策

技術相談窓口までご連絡ください。

占有局数の設定を合わせてください。

画面データで使用しているネットワー

ク I/Oのメモリを確認してください。

設定可能な局番に変更してください。

特殊リレーへのワード書き込みは行え

ません。

     内     容

システムメモリ$s518にEthernetの状態が

格納され、0(正常)以外のコードが入った

場合にエラーとなります。

XXXX : エラーNo.

     内     容

NET/10用 I/Fユニットに異常があります。

NET/10からの要求コマンドが異常です。

NET/10からの要求データが異常です。

特殊リレー(M9000~)ワード書込をしよ

うとしました。(注意:NET/10で接続して

いる場合、特殊リレーへはビット書込のみ

可能)

     

     内     容

CC-LINK用 I/Fユニットに異常があります。

画面データ内通信パラメータの占有局数と、

スイッチによる占有局数の設定が異なって

います。

設定されている入出力ワード数の範囲外へ

アクセスしようとしました。

スイッチによる局番の設定が設定可能範囲

(1~64)ではありません。

特殊リレー(M9000~)へワード書き込み

をしようとしました。

注)CC-LINKで接続している場合、特殊リ

レーへはビット書き込みのみ可能。

 

◎Ethernet

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付録3 エラー一覧

付3-4

   内     容

OPCN-1用 I/Fユニットに異常があります。

スイッチによる局番の設定が設定可能範囲

(1~127)ではありません。

ネットワーク上でマスタ局との接続が成立

していません。

設定されている入出力ワード数の範囲外へ

アクセスしようとしました。

①PLC側のOPCN-1通信に関するMax_int

設定時間(子局に対する通信監視時間)以

下。

②ZM-71Sのタイムアウト時間が経過

(タイムアウト時間はZM-71S[システム設

定]→[通信パラメータ設定]にて設定)

①②の条件がそろった場合にエラー表示し

ます。

特殊リレー(M9000~)へワード書き込み

をしようとしました。

注)OPCN-1で接続している場合、特殊リ

レーへはビット書き込みのみ可能。

◎OPCN-1

エラーメッセージ

I/Fユニット異常

局番が範囲外です

ネットワーク接続エラー

ネットワーク I/Oアクセスエ

ラー

レスポンス待ち

 

特殊リレーへのワード書き

込み

(三菱 Aシリーズ)

     対     策

技術相談窓口までご連絡ください。

設定可能な局番に変更してください。

マスタ局(PLC)の状態を確認してく

ださい。ネットワーク回線の接続を確

認してください。

画面データで使用しているネットワー

ク I/Oのメモリを確認してください。

PLC側で設定できるMax_int設定が大

きい場合(無限など)、PLCからのレ

スポンスが正常か異常かの判断ができ

ません。

Max_intの範囲内でPLCからのレスポ

ンスがあればエラーメッセージは消え

ます。

特殊リレーへのワード書き込みは行え

ません。

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付録3 エラー一覧

付3-5

付付付付付33333

◎T-LINK

◎PROFIBUS-DP

  エラーメッセージ

Tリンクボード異常

ネットワーク I/Oアクセスエ

ラー

通信エラー受信コード22

通信エラー受信コード36

  エラーメッセージ

タイムアウト

     内     容

T-LINK用 I/Fユニットに異常があります。

設定されている入出力ワード数の範囲外へ

アクセスしようとしました。

PLCローダがアクセス中で、ZM-300の処

理ができない。(主にPLCローダからのプ

ログラム転送中など)

モニタ登録点数が足りない。

     内     容

ZM-300とPROFIBUS-DPをRUNさせる

と、「チェック」という文字が表示された

後、2~3秒後に「タイムアウト」が表示

される。

ZM-300とPROFIBUS-DPをRUNさせる

と、一瞬画面が表示した(=通信した)後

で「タイムアウト」が表示される。

     対     策

技術相談窓口までご連絡ください。

画面データで使用しているネットワー

ク I/Oのメモリを確認してください。

PLVCローダの処理終了を待って、ZM-

300画面上の[RETRY]スイッチを押

してください。

モニタ登録点数 /台数以内になるように

修正してください。モニタ登録機能に

つきましては、使用しているPLCの

ユーザーズマニュアルを参照してくだ

さい。

     対     策

ZM-300側の[自局番]の設定と

「SIMATIC Manager」側の[ZM-300

series]の[Address]の設定が一致し

ていない可能性があります。確認した

上で再設定してください。

ZM-300のスクリーン上に設定した

[DB]アドレスがPLC側で存在しない

(メモリオーバー)可能性があります。

確認してください。

ZMシリーズ本体上に出るエラー

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付録3 エラー一覧

付3-6

エラー内容と対処方法項目Noと項目内Noでエラーの起きた場所を確認し、エラーNoでエラーの内容を確認し、修正します。

Error : XX(XX : XXX)       項目内No(P付3-7参照)    項目No(P付3-7参照) エラーNo(P付3-8参照)

(Warning)

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

チェック

スクリーンNo異常

■チェック

通信エラー チェック I/Fドライバ

チェック

  エラーメッセージ

スクリーンNo異常

データにエラーがあります

Error : XX(XX : XXX)

通信エラー

チェック I/Fドライバ

    内  容

受信したスクリーンが設定さ

れてない

作成データに誤りがあります

パソコンに通信要求を出して

も設定時間内に応答がなかっ

      対  策

PLCから指示したスクリーンが登録

されていません。

「読込エリア」のn+2メモリに存在

しないスクリーンNo.が入っていま

す。

エラー内容と対処方法については以

下の「◎エラー内容と対処方法」を

参照してください。

シミュレータ用の I/Fドライバ

(UNIPLC)が転送されています。

シミュレータを使用しないのであれ

ば、転送時に「シミュレータを使用

する」のチェックをはずして転送し

直してください

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付録3 エラー一覧

付3-7

付付付付付33333

◇項目No項目Noはエラーを検出した編集画面または場所を示します。 0:ヘッダ1:ネットテーブル2:バッファリングエリア3:バーコード4:メモリカード5:外字166:外字327:メッセージグループ8:ドットパターン9:グラフィックライブラリ10:ページブロック11:ダイレクトブロック12:スクリーンブロック13:マクロブロック14:データブロック15:帳票ページ16:マルチオーバーラップ17:スクリーン18:ファンクションスイッチ19:スクリーンライブラリ20:拡張データ21:温調ネットワーク22:拡張フォント23:アラームマスクデータ24:SRAMカセット25:ビットマップエリア26:CFアトリビュートテーブル27:プリントフォーマット28:タグテーブル29:スレーブ通信メモリテーブル30:WAVファイルテーブル31:アニメーションテーブル50:PLCプログラム データチェック70:オプションドライバなし90:RUN中エラー検出

◇項目内No項目内Noはエラーを検出した編集画面のNo.を示します。・メッセージの場合はメッセージグループNo.を表示します。・グラフィックライブラリの場合はライブラリのリニアNo.を表示します。

グラフィックグループNo.× 256+グループ内No.

ZMシリーズ本体上に出るエラー

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付録3 エラー一覧

付3-8

◇エラーNo【注意】エラーNo.に「*」が付いているエラーは通常発生しないエラーです。表示された場合には技術相談窓口までご連絡ください。

3

10

11

12

13

15

17

18

20

21

22

*23

24

28

画面データのバージョンとZMシリーズ本体のSTSTEM PROG. VER.が合っていません。

装着してある I/Fボードと通信のドライバソフトが異なります。

I/FドライバとデータのPLC機種が一致していません。

I/Fドライバとデータのバージョンが合っていません。

I/FドライバとZMシリーズ本体のバージョンが合っていません。

ZMシリーズ本体の表示言語と作成データの言語が一致していません。

ネットワーク I/O No.異常設定された I/O No.が使用可能範囲を超えています。

[1:n]接続の時、 [読込エリア]、[書込エリア]、[カレンダ]のメモリ設定が全て内部メモリになっています。

バッファリングエリアの最大容量32Kワードを超えています。(内部バッファ)

ビットサンプルの最大ワーク容量128ワードを超えています。

サンプリングモードで指定している[バッファNo]が設定されていません。

メモリカードファイルNo.エラー

バッファリングエリア設定で[格納先:SRAM/CFカード]を選択すると[出力ファイルNo]が設定可能となります。その[出力ファイルNo]を重複して設定しています。または[格納先:SRAM/CFカード]に設定してあるのに、[メモリカード設定]において[タイフ :゚バッファリングファイル]に設定していません。

モジュラージャック1/2の設定が同じ機能設定になっています。

ZM-71SからSYSTEM PRG. を転送してください。直らない場合は、ZM-71SのVer.とSTSTEM PROG. VER.を確認後、技術相談窓口までご連絡ください。

再度ドライバを確認して転送してください。

PLCの機種を確認し、再度 I/Fドライバを転送してください。

ZM-71SのVer.と I/F DRV VER.を確認後、技術相談窓口までご連絡ください。

I/F DRV VER.とSTSTEM PROG. VER.を確認後、技術相談窓口までご連絡ください。

本体機種と作成データの言語を確認後、再設定してください。

使用可能範囲No.に再設定してください。

[読込エリア]または、[カレンダ]のメモリ設定をPLCメモリに設定してください。

バッファリングエリア設定の容量が32Kワード内になるように、再設定してください。

[サンプリング方式:ビットサンプル]に設定したバッファの[ワード数]の総数が128ワード内になるように、再設定してください。

[システム設定]の[バッファリングエリア設定]で該当するバッファを再設定してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

バッファリングエリア設定で[出力ファイルNo]を確認、再設定してください。

または[メモリカード設定]を確認してください。

[モジュラージャック]設定を確認、再設定してください。

内  容 対処方法エラーNo.ZM-300 ※

※ ZM-42/43/52/62/72/82

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付録3 エラー一覧

付3-9

付付付付付33333

 ◎

内  容 対処方法エラーNo.

登録してあるアイテム数が多すぎます。

メモリを使用するアイテム数が規定数を超えています。

スクリーンに設定されたスイッチまたはランプが768個(ZM-300/ZM-52/72/82)、192個(ZM-42/43)を超えています。オーバーラップ上のスイッチまたはランプも数に含みます。

メモリを使用するアイテムが使用するワークメモリの規定量を超えています。

1画面データの総量が128kbyteをオーバーしています。 

グループバイトカウントエラー

認識フラグエラー

機能 ITEMエラー

機能 ITEMエンドエラー

グループ ITEMエンドエラー

オフセット範囲オーバー

メモリ設定エラー(使用できないメモリ /メモリ範囲をオーバー)

スクリーンLIB上の、設定制限のあるアイテムのディビジョンNo.が、スクリーン上で重複している。

オーバーラップNo.異常「0~2」以外になっている。

コールオーバーラップの設定において、マルチオーバーラップ編集に登録してない[オーバーラップNo]を設定しています。

オーバラップの使用メモリ容量が大きすぎます。(第2章オーバーラップ参照)

マルチオーバーラップヘッダエラー

グラフィック未定義コマンドエラー

グラフィック ITEMエラー

グラフィック実行エラー

スイッチ機能エラー

スイッチの動作領域に誤りがあります。

統計グラフ%表示No.オーバー

マルチデータオーバー

アイテムを減らしてください。

アイテムを減らしてください。

スイッチまたはランプの数を減らしてください。

データを減らしてください。

データを減らしてください。

技術相談窓口までご連絡ください。

設定したメモリを確認してください。

ディビジョンNo.が重複しないように設定を確認してください。

オーバーラップNo.を確認、再設定してください。

マルチオーバーラップ編集で登録してある[オーバーラップNo]を設定してください。

オーバラップのサイズを小さくしてください。

技術相談窓口までご連絡ください。

スイッチの動作領域を再設定してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

3031

32

33

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 ◎

ZMシリーズ本体上に出るエラー

ZM-300 ※

※ ZM-42/43/52/62/72/82

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付録3 エラー一覧

付3-10

データブロック(最大4カ所作成可)の選択順No.が重複しています。

データ表示エレメントNo.エラー

トレンドグラフまたはトレンドサンプリングの設定において、スケールまたはグラフが正しく設定されていません。

内円の半径が0です。

トレンド数が≦0です。

1リレー(1ビット)で表示する行数分の表示領域が確保されていません。

画面より大きいパターンサイズを設定しています。

帳票:列 /行オーバー

閉領域グラフのパーツが64Kバイト(ZM-42/43は32Kバイト)を超えています。

ビットサンプリングの[ リアルタイム印刷を行う]の設定が4個を超えています。または同じ[バッファNo]を設定した[ リアルタイム印刷を行う]指定のビットサンプリングが2個以上あります。

ビデオアイテム設定数エラービデオアイテムが1スクリーンに4個以上あります。(スクリーンライブラリも含む)

アニメーションアイテムをベース画面以外(スクリーンライブラリ等)に配置しています。

画面データの機種が異なります。32K色対応の本体に128色用のデータを転送しています。または128色対応の本体に32K色用のデータを転送しています。

マクロ:未定義コマンドエラー

マクロ:FOR―NEXT命令の数があっていません。

マクロ:同じラベルNo.のコマンドがあります。

マクロ:ジャンプ先のラベルがありません。

マクロ:メモリ不正使用

マクロ:未定義システムコール

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*80

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*85

データブロックの選択順No.を確認、再設定してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

ダイアログの[スケール最大値]・[スケール最小値]もしくは[グラフ最大値]・[グラフ最小値]項目を正しく設定してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

リレーダイアログで設定した[1リレー行数]項目を確認し、表示領域を拡大してください。

パターンを再設定してください。

帳票の列 /行を確認し、再設定してください。

パーツのサイズを小さくしてください。

制限に従って[ リアルタイム印刷を行う]の設定を行ってください。解決しない場合は、ZM-71SのVer.と、SYSTEM PROG. VER.を確認後、技術相談窓口までご連絡ください。

ビデオアイテムの設定数を確認し、減らしてください。

アニメーションアイテムはベース画面に設定してください。

ZM-71SからSYSTEM PROG.を転送してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

FOR―NEXT命令を修正してください。

マクロ:ラベルを再設定してください。

マクロ:ジャンプ先ラベルを変更もしくはラベルを設定してください。

マクロを変更してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

内  容 対処方法エラーNo.

◎ ◎

◎ ◎

×

×

×

ZM-300 ※

※ ZM-42/43/52/62/72/82

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付録3 エラー一覧

付3-11

付付付付付33333

ZMシリーズ本体上に出るエラー

登録されてないスクリーンライブラリを使用しています。

スイッチ /ランプ ビットマップ未登録

多言語初期表示文字列No.エラー

多言語メッセージグループカウントエラー

多言語切替文字列数エラー

MR400フォーマットテーブル文字列コードエラー

MR400フォーマットテーブル文字列サイズエラー

多言語フォント設定エラー

汎用シリアル入力モードがZM-30互換になっています。

汎用シリアルシステムメモリ設定エラー

接続形式設定エラー

ネットワーク I/Oサイズ設定エラー

ネットワークテーブル設定エラー

[接続形式:マルチリンク2]の際に、[モジュラージャック1(または2)]の設定で[マルチリンク]を選択していません。

[マルチリンク2]での局番異常です。[自局番]または[総数]の値が[1]~[4]を超えています。

【Ethernet】ネットワークバイトエラー

【Ethernet】自局のテーブルが設定されていません。

【Ethernet】ネットワークテーブルがない、または異なっています。

スクリーンライブラリのNo.を確認してください。

以下の項目を確認してください。・ビットマップ名の指定がない。・3Dパーツの使用数が1023(最大)を 超えている。・パーツのサイズが大きすぎる。・「PARTS」フォルダ内にビットマップ が存在しない。

技術相談窓口までご連絡ください。

文字列中で「¥」の後に不当なコードがあります。

文字列のトータルサイズが大き過ぎます。

第1言語のフォントの再転送するか、画面データを再転送してください。

入力モードのZM-30互換のチェックをはずしてください。

マクロの間接指定などで、範囲外のメモリにアクセスしていないか確認してください。

[通信パラメータ]の[接続形式]の設定を確認してください。

[通信パラメータ]の[ネットワークI/O通信]のワード数の設定を確認してください。

ネットワークテーブルの設定を確認してください。

[モジュラージャック1(または2)]で[マルチリンク]を設定してください。

[自局番]または[総数]の値を[1]~[4]に設定してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

I/Fユニットの局番を確認の上、ネットワークテーブル編集で自局が設定されているか確認してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

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内  容 対処方法エラーNo.

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ZM-300 ※

※ ZM-42/43/52/62/72/82

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付録3 エラー一覧

付3-12

内  容エラーNo. 対処方法

【Ethernet】IPアドレスNo.異常です。

【Ethernet】ポートNo.異常です。

【FL-net】FL-netデータ異常です。

【温調ネット/PLC2Way】本体の温調 /PLC2WayドライバとSYSTEM PROG.が合っていません。

【温調ネット/PLC2Way】マルチリンク2の設定があります。(通信パラメータ設定)

【温調ネット/PLC2Way】温調 /PLC2Wayドライバがありません。

【温調ネット/PLC2Way】温調ネット/PLC2Wayテーブルが未設定です。

【温調ネット/PLC2Way】モジュラーの設定がありません。

【温調ネット/PLC2Way】温調ネット/PLC2Wayテーブルが重複しています。

【温調ネット/PLC2Way】温調ネット/PLC2Wayテーブル内設定メモリ異常です。

【温調ネット/PLC2Way】温調器 /PLC2Wayの機種と温調 /PLC2Wayドライバが合っていません。

FROMのデータが未登録です。本体環境設定で「 内部フラッシュロムをバックアップ領域として使用する」になっているのにdefault.dtmファイルが転送されていません。または、温調ネットで「 局番テーブルを使用する」になっているのに局番テーブルがありません。

本体環境設定の「 内部フラッシュロム・・・」と、温調ネットで「 局番テーブル・・・」にチェックがついています。

【温調ネット/PLC2Way】局番テーブルの局番が重複しています。

SRAM領域の合計サイズが使用範囲を超えています。カセット:256Kワード内蔵:32Kワード

ネットワークテーブル編集で IPアドレスの設定を確認してください。

ネットワークテーブル編集でポートNo.の設定を確認してください。

[通信パラメータ]の[FL-Net]の設定を確認してください。

本体のSYSTEM PROG.VER.が温調ネット/PLC2Way対応バージョンかどうかを確認し、SYSTEM PROG.のバージョンアップをしてください。

温調ネット/PLC2Wayとマルチリンク2を同時に使用することはできません。

温調 /PLC2Wayドライバを転送してください。

温調ネット/PLC2Wayテーブル設定を確認、設定してください。

温調 /PLC2Way設定のモジュラー設定を確認してください。

バッファリングエリア設定でテーブルNo.が重複していないか確認、再設定してください。

技術相談窓口までご連絡ください。

ローカルメイン画面→拡張情報で確認後、画面データまたは温調 /PLC2Wayドライバを転送してください。

チェックありの場合、チェックなしの場合と比べてローカルメイン画面の画面データ容量が128Kbyte少なくなります。確認してください。チェックあり /なしどちらも同じ容量の場合、技術相談窓口までご連絡ください。

両方の機能を同時に使用できません。どちらか一方のチェックをはずして再度画面転送してください。

マクロ「FROM_WR」による局番テーブルの書換は、局番が重複しないように設定してください。

[SRAM/時計設定]を確認してください。

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付録3 エラー一覧

付3-13

付付付付付33333

ZMシリーズ本体上に出るエラー

SRAM領域がフォーマットされていません。

SRAM領域のデータと本体プログラムのバージョンが合っていません。

「SRAM/時計設定」とSRAM領域のフォーマットが合っていません。

画面データの「モジュラージャック」で[ラダーツール]を選択しているのにZMシリーズ本体内にラダー通信プログラムが存在しません。

画面データで設定したPLCの機種とラダー通信プログラムの機種が一致していません。

画面データの「モジュラージャック」設定で[ラダーツール]を設定していないのに、本体にラダー通信プログラムが格納されています。

画面データの「モジュラージャック」設定で[ラダーツール]に設定し、[通信パラメータ]の[接続形式]を1:1以外に設定しています。(「ラダー転送」は1:1のみ対応です。)

I/FドライバがUNIPLCになっています。(「ラダー転送」はシミュレータに対応していません)。 

MODBUSスレーブ通信のプログラムがありません。

画面データの「モジュラージャック」設定で[スレーブ通信]を設定していないのに、本体にスレーブ通信プログラムが格納されています。

画面データの「モジュラージャック」設定で「スレーブ通信」と「ZM-Link」の設定があります。

トータルバイトカウントエラー

[システム設定]→[本体設定]→[タッチスイッチ]の設定が違います。

マトリックススイッチタイプのZM-72/82では使用できないアイテム(=メモ帳機能)が存在します。

ローカルメイン画面の「SRAM/時計」画面でフォーマットを行ってください。電池電圧が低下していないか確認してください。

SYSTEM PRG.のバージョンを確認後、技術相談窓口までご連絡ください。

ローカルメイン画面の「SRAM/時計」画面でフォーマットを行ってください。

「ラダー転送」を行わない場合[モジュラージャック1(または2)]の設定で[ラダーツール]のチェックを外します。

「ラダー転送」を行う場合ラダー通信プログラム[MelQHCpQ.lcm]を本体へ転送します。

画面データで設定したPLCの機種のラダー通信プログラムを転送してください。(三菱QnHCPUポート(Q)のみ対応) 

画面データの「モジュラージャック」設定で[ラダーツール]を設定してください。

「ラダー転送」を行わない場合は[モジュラージャック1(または2)]の設定で[ラダーツール]を外してください。

「ラダー転送」を行う場合は[通信パラメータ]の[接続形式]を[1:1]にしてください。

画面データを転送する際に転送ダイアログで「シミュレータを使用する」のチェックを外して画面転送してください。

画面データを転送しなおしてください。

「モジュラージャック」設定で「スレーブ通信」を設定してください。

「スレーブ通信」と「ZM-Link」は同時に使用できません。

技術相談窓口までご連絡ください。

使用する本体に合った[タッチスイッチ]タイプを選択してください。

アイテム(=メモ帳)の設定を削除してください。

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エラーNo.

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内  容 対処方法

ZM-300 ※

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付録3 エラー一覧

付3-14

■Warning転送中にローカルメインで以下のようなエラーを表示する場合があります。このWarningエラーは警告メッセージです。警告内容は前述の「◎エラー内容と対処方法」(P付3-6)を参照し、確認してください。なお、エラー内容の項目No. 200以降がこのWarningメッセージとなります。

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEMローカルメイン ローカルメイン

システム情報 システム情報

画面データ情報 画面データ情報

容量: 容量:

  機種:三菱AnU/ANA/AnNシリーズ コメント:

異常処理:停止  タイムアウト:0.50sec   リトライ:3

 接続形式:1:1   ボーレイト:19200 信号レベル:RS232C    データ:7    局番:0      ストップ:1             パリティ:偶数             送信遅延:0msec

SYSTEM PROG. VER.1.230

FONT VER.1.010/1.030/1.000    JAPANESE 32

I/F DRV VER. 1.200  MELSEC AnA/N/U

1998- 9- 1 07:23:30

Editor : MJ1 I/O テスト 

メモリー カード

ZM-72

786432

Warning : 211(18:1023)

ZM-42~82ZM-300

2002-4 -1  21:52:36

SYSTEM PROG. VER. 1.000

FONT VER.1.300/1.000/1.000   JAPANESE 32

I/F DRV VER.1.250   MELSEC QnH Q   CPU Port

Editor:MJ1

 接続信号:1:1 信号レベル:RS232C    局番:0

ボーレイト:19200   データ:7  ストップ:1  パリティ:偶数  送信遅延: 0msec

ローカルメイン ZM-371TA

システム情報

  機種:YOKOGAWAFA-M3 コメント:

画面データ情報 容量:5111808

SRAM/時計

Ethernet

カード転送 メニュー

I/O テスト

異常処理:リトライ  タイムアウト:0.50 sec   リトライ:3

Ethernet Information 伝送速度:10BASE-T   局番:192.168.1.68 PORT:10000 MAC:0050FF000035

データにエラーがあります Warning:207

警告メッセージ

×

×

×

内  容エラーNo. 対処方法

204

205

206

207

208

画面データで設定された手動設定フォントが転送されていません。自動設定フォントに該当する文字列ならば正常に表示しますが、存在しない文字列の場合は、12ポイントフォントで仮表示します。

SRAMカセットが装着されていません。

オプションユニット「ZM-30*EU」が装着されていません。

オプションユニット「ZM-301EU」が装着されていません。

ゲートウェイの設定がありません。

「手動フォント設定」を確認し、画面データを再転送してください。

SRAMカセットを装着してください。

オプションユニット「ZM-30*EU」を装着してください。

オプションユニット「ZM-301EU」を装着してください。

E-Mail機能を使用する場合は必ずネットワークテーブル(Ethernet)でゲートウェイの設定を行ってください。

ZM-300 ※

※ ZM-42/43/52/62/72/82

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付録3 エラー一覧

付3-15

付付付付付33333

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

SYSTEM ERROR : 32TEA : XXXXXXXX R0 : XXXXXXXX R4 : XXXXXXXX R8 : XXXXXXXX R12 : XXXXXXXX

EXPEVT : XXXXXXXX R1 : XXXXXXXX R5 : XXXXXXXX R9 : XXXXXXXX R13 : XXXXXXXX

SSR : XXXXXXXX R2 : XXXXXXXX R6 : XXXXXXXX R10 : XXXXXXXX R14 : XXXXXXXX

SPC : XXXXXXXX R3 : XXXXXXXX R7 : XXXXXXXX R11 : XXXXXXXX R15 : XXXXXXXX

POWER

F1

F2

F3

F4

F5

F6

F7

SYSTEM

Check

タッチスイッチが動作しています 画面から手を離してください

■タッチスイッチが動作していますタッチスイッチが押された状態で電源を投入すると本体上に以下のようなエラーを表示します。画面から手を離してください。

■SYSTEM ERROR装置本体のシステムで異常(システムが暴走した場合に発生する)を検出した場合、ZMシリーズ本体上に以下のようなエラーを表示します。

ERROR : XX

ZMシリーズ本体上に出るエラー

1 :ウォッチドッグタイマエラー11 :スイッチテーブルエラー30 :表示要求満杯エラー31 :メモリアロケート システムエラー32 :一般例外 /MMUアドレス システムエラー33 :RTOSシステムエラー34 :メモリエラー35 :不正メモリエラー

原因として次の3点が考えられます。技術相談窓口までご連絡ください。(1)ノイズ等による本体内プログラムの暴走(2)本体のハードウェア異常(3)本体内プログラム不良

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付録3 エラー一覧

付3-16

エラーチェック編集中のファイルのエラーをチェックします。メニューバーで[ツール(I)]→[エラーチェック(F)]を選択します。

◇エラーがない場合「エラーはありません」とメッセージを表示します。

◇エラーがある場合下記のようなエラーの一覧を表示します。

◇詳細項目を選択してダブルクリックすると詳細ウインドウが表示されます。内容に応じて対処してください。

ダブルクリックで詳細を表

示します。

画面作成中にパソコン上に出るエラー画面作成でルール違反になると下記のようなメッセージが表示されます。メッセージにしたがって処理を行ってください。

また、メニューバーで[ツール(T)]→[エラーチェック(F)]を実行すると、画面作成データにエラーがある場合は、エラー一覧と処理方法を表示します。

例)ディビジョンに2つのモードを設定しようとした場合

例)ベース画面、オーバーラップのレイヤに複数の入力モードを設定しようとした場合

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索 引索 引索 引索 引索 引記号記号記号記号記号

$L ............................................................24-8, 付 1-1$LD..........................................................24-8, 付 1-1$s......................................................................付 1-1$u......................................................................付 1-11グラフィック....................................................9-10, 9-131サイクル ........................................................ 付 2-41次要因..............................................................10-622グラフィック....................................................9-10, 9-13

AAAAAADD.....................................................................13-4AND.....................................................................13-5AUTO ..........................................18-5, 18-12, 18-17AVG.....................................................................13-6

BBBBBBCD.............................................................5-7, 13-8BCLR...................................................................13-7BIN...............................................................5-7, 13-8BIN(2進).............................................................5-6BINV ....................................................................13-7BINファイル .....................................................23-51BIT処理(マクロ)...............................................13-7BMOV................................................................13-10BRIGHT.................................................13-15, 18-16BSET ...................................................................13-7

CCCCCCALL .................................................................13-11CFカード(ZM-300シリーズ用)..............................23-1

CFカードマネージャー ..............................23-49JPEGデータの格納 ....................................23-29アトリビュートテーブル.............................23-41音声(WAV)ファイルの格納 ....................23-39概要...............................................................23-1画面データの自動アップロード..................23-13画面データの保存 .......................................23-10ゴシックフォントの格納.............................23-33多言語表示切換...........................................23-36データロギング...........................................23-15内容...............................................................23-9ハードコピーイメージの保存......................23-31パターン(ビットマップ)ファイルの格納 .....23-27ビデオ画像の保存 .......................................23-31メモ帳データのバックアップ......................23-32メモリマネージャ機能................................23-25レシピデータの転送....................................23-21

CFカードフォーマット..........................................22-9, 23-15CGI関数 ............................................................28-11CHG_DATA ......................................................13-24CHG_LANG ..........................................23-36, 29-14CHG_LNG .........................................................13-27CHK_TIME ........................................................13-20CHR.....................................................................13-9CMP...................................................................13-11COLOR..............................................................18-16CompactFlash .....................................................23-7CONTRAST...........................................13-26, 18-16CVB .....................................................................13-8CVDF...................................................................13-9CVFD...................................................................13-9CVP .....................................................................13-8CWD....................................................................13-8

DDDDDDEC(符号あり +-表示).................................5-6DEC(符号あり -表示).....................................5-5DEC(符号なし)...................................................5-5DELETE ............................................................18-16DIOメモリ.................................................................1-19DIV.......................................................................13-4DSP_DATA .......................................................13-24Dspdef ...............................................................23-13

EEEEEE-Mail送信 ................................................26-3, 27-1Ethernet機能.......................................................26-1

E-Mail送信....................................................26-3PLC、他のZMシリーズとのEthernet通信 .......26-2Webサーバ ...................................................26-4画面転送 .......................................................26-1

FFFFFFA-M3ユーザーログ読込..................................13-16FILL ...................................................................13-10FOR/NEXT ........................................................13-12FROM................................................................13-13FROM_RD ........................................................13-13FROM_WR........................................................13-13

GGGGGGET_BUF .........................................................13-24GET_CLND .......................................................13-21GET_MSG ........................................................13-19GET_SCUR.......................................................13-23GET_SMPL .......................................................13-22

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GET_STATUS_FL ............................................13-27GET_TIME .......................................................13-19GET_XY.............................................................13-19

HHHHHHDCOPY ...........................................................23-31HEX .......................................................................5-6HTM/HTML .........................................................28-5

IIIIII/Pアドレス ........................................................27-2

JJJJJJIS/ASCII ...................................................5-17, 5-16JMP ...................................................................13-12JPEG ...................................................................28-5JPEG表示(ZM-300シリーズのみ).........................19-1

壁紙...............................................................19-7ビデオ画像....................................................19-9用意したJPEGファイル ..............................19-4

JPEGファイル表示 ..........................................28-16

LLLLLLABEL ...............................................................13-12LD_RECIPE ......................................................23-21LD_RECIPESEL ...............................................23-23

MMMMMMAX.....................................................................13-6MemAcs.cgi ......................................................28-11MIN......................................................................13-6MLIB配置位置.....................................................3-16MOD ....................................................................13-4MOV...................................................................13-10MR_OUT ...........................................................15-15MR_OUT/MR_REG ..........................................13-14MR_REG ...........................................................15-14MR400.................................................................15-6

フォーマットテーブル..................................15-7MR400 I/Fメモリ ......................................................15-3MR400フォーマットテーブル ...........................15-7

登録設定 .......................................................15-8呼び出し設定 ..............................................15-11

MUL.....................................................................13-4

NNNNNNTSC...................................................................18-5

OOOOOOCT.......................................................................5-6OR .......................................................................13-5OUT_ENQ .......................................................13-27OUT_PR............................................................13-14

OVLP_POS .......................................................13-18OVLP_SHOW ...................................................13-18

PPPPPPAL .....................................................................18-5PAUSE ....................................................17-8, 18-16PLC_ULR ..........................................................13-16PLCタイプ設定.....................................................1-3

RRRRRRE_SIZE ...........................................................18-16REP ...........................................................4-11, 9-16RESTART..............................................13-26, 18-16RET ...................................................................13-12RGB_CHG ........................................................13-26

SSSSSSET_BKLT.........................................................13-26SET_BUFNO.....................................................13-21SET_BZ ............................................................13-19SET_CLND........................................................13-21SET_DSW .........................................................13-27SET_MOVLP.....................................................13-18SET_RGB..........................................................13-26SET_SCRN .......................................................13-17SHL .....................................................................13-5SHR.....................................................................13-5SHT/SHTML ..............................................28-5, 28-6SMPL_BAK .......................................................23-16SMPL_CSV .......................................................23-16SMPL_SAVE .....................................................23-16SMTP IP アドレス ....................................................27-3SNAP.................................................................18-16SRAM ..................................................................24-1

概要...............................................................24-1寿命...............................................................24-5使用可能機種 ................................................24-2初期フォーマット .........................................24-5設定.....................................................24-2, 24-6メモリ容量....................................................24-3

SRAM/時計設定...............................11-7, 24-6, 24-9不揮発性メモリ.............................................24-8メモ帳格納エリア .........................................24-7メモリカードエミュレートエリア.................24-7

SSI(Server Side Include)..................................28-5STA_LIST................................................13-25, 14-3STA_TIME ........................................................13-20STOP...................................................................17-8STROBE............................................................18-16SUB .....................................................................13-4SUM.....................................................................13-6SV_RECIPE ......................................................23-24SWAP..................................................................13-9

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SWRET..............................................................13-12SYSTEM ERROR .......................................... 付 3-15

TTTTTTEST..........................................................17-8, 17-5TREND REFRESH............................................13-15TST....................................................................13-11TYPE0 ...................................................10-45, 10-46TYPE1 ...................................................10-45, 10-46

VVVVVVIDEO-INF ........................................................18-16VIDEO2 .............................................................18-15

WWWWWWarning ..........................................................付 3-14WAVファイル.....................................................20-2Webサーバ ...............................................26-4, 28-1

JPEGファイル表示 ....................................28-16表形式データ表示 .........................................28-6メモリアクセス...........................................28-11

XXXXXXOR ..................................................4-8, 9-16, 13-5XOR色.................................................................9-17XY軸パラメータ ..............................................8-25, 8-30

ZZZZZZOOM................................................................18-16

アアアアアアクセスフォルダ名............................................23-9アトリビュートテーブル.......................23-15, 23-41アニメーション ...................................................17-1

アニメーションテーブル ..............................................17-12概要...............................................................17-1構造...............................................................17-3設定例 .........................................................17-20注意点 .........................................................17-16登録...............................................................17-4

【TEST】................................................17-5【エンドフレーム No.】...................................17-5【スタートフレーム No.】...................................17-5【再生秒数】...........................................17-5フレーム編集 .......................................17-7

アラーム表示...........................................10-6, 10-621次要因 ......................................................10-62時間表示アイテム .......................................10-70スイッチ......................................................10-65内部メモリ..................................................10-67

イイイイイ一括設定............................................................10-21移動パターン ..........................................................17-13

移動秒数............................................................17-13イベントタイママクロ.............................13-2, 13-32印刷......................................................................15-1

サンプルプリント .........................................15-5帳票印刷........................................................15-5バーコードプリンタ「MR400」.....................15-6ハードコピー ................................................15-5プリンタ設定 ................................................15-2

インターバルタイマ................................13-2, 13-33【実行後停止する】.......................................13-35【スタートメモリ指定】.............................................13-34【タイムアップ時間】.............................................13-34

ウウウウウウォッチドッグ.......................................1-5, 付 3-15

エエエエエエラー............................................................... 付 3-1

SYSTEM ERROR .................................... 付 3-15Warning....................................................付 3-14タッチスイッチが動作しています............ 付 3-15チェック .................................................... 付 3-6通信エラー................................................. 付 3-1

エラーチェック ..............................................付 3-16円グラフ...............................................................8-10

【基準値】...........................................................8-11【セパレート表示】................................................8-13標準...............................................................8-11偏差...............................................................8-11【目標値】........................................................8-11

エンドフレーム No. ......................................................17-5

オオオオオオーバーラップ ...........................................1-19, 2-1

オーバーラップサイズの制限 .......................2-28コールオーバーラップ..................................2-15システムボタン.............................................2-17スーパーインポーズ......................................2-18ノーマルオーバーラップ ................................2-5ビデオ入力....................................................2-21マルチオーバーラップ.....................................2-9

オルタネートスイッチ出力動作 ...........................................3-8

音声再生機能.......................................................20-1WAVファイルについて.................................20-2WAVファイルをCFカードに保存する.......20-10アニメーションとリンク...............................20-6音声アイテム ................................................20-3

再生シーケンス....................................20-4音声情報の出力($s)....................................20-9音声設定........................................................20-9サンプリングとリンク..................................20-7

音声情報の出力($s)..........................................20-9音声設定..............................................................20-9

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カカカカカカードフォーマット ..................................22-9, 22-11, 22-14書込エリア................................................................1-10稼働時間合計.....................................................10-67稼働率................................................................10-67壁紙......................................................................19-7画面データの自動アップロード.........................23-13カレンダ....................................................11-1, 11-4

補正.............................................................11-10カレンダメモリ ...................................................11-7環境設定..............................................................1-20間接メモリ指定 .................................................13-28

キキキキキキーパッド ..........................................................7-20

オーバーラップに配置...........................................7-35基準値 .........................................................8-5, 8-11輝度調整............................................................13-15キャッシュ ..............................................22-8, 23-18

ククククク矩形波 .....................................................8-25, 10-20グラフィック表示 .................................................9-1

XOR表示の解消(パターンの透過)..............9-18グラフィックの表示色..................................9-16

REP......................................................9-16XOR .....................................................9-16

グラフィックモード .......................................9-2グラフィックリレーモード.............................9-8

グラフィックモード..............................................9-2【パラメータ】.........................................................9-5【指令】..............................................................9-4

外部........................................................9-4内部........................................................9-4

絶対番地..........................................................9-6グラフィックリレーモード ...................................9-8

【パラメータ】........................................................9-14【モード】

REP .....................................................9-12XOR .....................................................9-11

【形式】1グラフィック ..............................................9-132グラフィック ..............................................9-13

【表示領域を透過する】..................................9-15【リレー数】.........................................................9-13

グラフ表示.............................................................8-1円グラフ........................................................8-10概要.................................................................8-1統計グラフ(バー・円)................................8-20トレンドグラフ.............................................8-23バーグラフ......................................................8-4

パネルメータ ................................................8-15閉領域グラフ ................................................8-33

繰り返し再生.......................................................17-8グローバルマクロ....................................13-2, 13-31

ケケケケケゲートウェイ.......................................................27-2計画停止時間.....................................................10-67言語切換..............................................................29-1

種類とフォント.............................................29-3設定方法 .......................................................29-4多言語画面........................................29-2, 29-21多言語切換..........................................29-1, 29-6表示文字切換 ....................................29-2, 29-19

ココココココールオーバーラップ ........................................2-15高速 .................................................................. 付 2-1項目選択..............................................................7-37コントロールメモリ.............................................................8-23

サササササ最小グラフィック...........................................................9-4再生シーケンス ...................................................20-4再生秒数............................................................17-13最大グラフィック ..........................................................9-4[最大値表示]&[最小値表示]..........................7-30再描画..................................................................8-24再描画クリア.......................................................8-24座標をマウスで指定..........................................17-14サンプリング.......................................................10-1

概要...............................................................10-1種類...............................................................10-1

アラーム表示............................10-6, 10-62データサンプリング.................10-3, 10-31トレンドサンプリング..............10-2, 10-19ビットサンプリング..................10-4, 10-44リレーサンプリング.................10-5, 10-56

サンプリング方式.....................................................10-13サンプルカウント表示...........................10-26, 10-40, 10-50サンプル稼働中ビット ......................................10-12サンプルコントロールメモリ............................10-12サンプル状態表示...................................................10-51サンプルタイム表示.............................10-26, 10-40, 10-50サンプルバッファ平均値 /MAX/MIN/合計値.....10-27, 10-41サンプルバッファワードNo ................................10-36, 10-24サンプルプリント ...................................10-54, 15-5

シシシシシ時間表示....................................................11-1, 11-2

SRAM/時計設定 ...........................................11-7【システムカレンダを使用する】....................11-2

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補正.............................................................11-10時間表示アイテム..............................................10-70時間表示フォーマット ........................................11-8システム/モードスイッチ......................................................1-18システムカレンダ................................................11-2システムコール .................................................13-17システム設定.........................................................1-1

PLCタイプ設定 ..............................................1-3通信パラメータ設定........................................1-3

書込エリア ................................................1-10読込エリア.............................................1-4

ファンクションスイッチ設定 .......................1-24フォント設定 ................................................1-21編集機種選択 ................................................1-15本体設定 .......................................................1-16

DIOメモリ .................................................1-19E-Mail ...................................................1-20オーバーラップ .............................................1-19環境設定 ..............................................1-20システム/モードスイッチ.......................................1-18増設メモリ.................................................1-16タッチスイッチ.................................................1-19バックライト.................................................1-16ブザー ....................................................1-18ブリンク/フラッシュ ..........................................1-19

モジュラージャック......................................1-22システムボタン ...................................................2-17システムメモリ($s)...........................付 1-1, 付 1-2四則演算..............................................................13-4実行トレンド数 ...................................................8-23実数(浮動小数点)................................................5-7自動運転時間.....................................................10-67自動運転停止時間 .............................................10-67受信スライスレベル......................................... 付 2-2状態表示............................................................10-46初期グラフィック ..........................................................9-4初期状態表示.....................................................10-47初期フォーマット....................................22-11, 24-5初期マクロ ..............................................13-2, 13-30処理サイクル....................................................付 2-1

1サイクル.................................................. 付 2-4高速 ........................................................... 付 2-1低速 ........................................................... 付 2-1リフレッシュ ........................................................ 付 2-1

シリアルポート ....................................................15-3, 15-4指令メモリ........................................................7-9, 7-17シングルスナップ...........................................................18-9

ススススススーパーインポーズ......................2-18, 18-2, 18-18スイッチ................................................................3-1

概要 ................................................................3-1

機能例 ...........................................................3-18オーバーラップ .............................................3-20スクリーン ....................................................3-18占有......................................................3-19ハードコピー...............................................3-19マルチオーバーラップ .......................................3-22リターン ......................................................3-18ワード演算 ..............................................3-23

スイッチ座標情報 .........................................3-27スイッチダイアログ........................................3-7

【機能】..................................................3-10【出力動作】.............................................3-8【ランプメモリ】...............................................3-8【OFFマクロ】.............................................3-14【ONマクロ】...............................................3-14【インターロック】.............................................3-14

注意事項 .........................................................3-3スイッチ出力 .........................................3-4スイッチの最小単位 ..............................3-3スイッチ領域 .........................................3-5配置........................................................3-3

デジスイッチ ................................................3-25フローチャート.............................................3-17

数値表示................................................................5-4【ゼロサプレス】......................................................5-7【レンジを指定する】...........................................5-8【入力形式】......................................................5-7【表示機能】......................................................5-4【表示形式】......................................................5-5

スクリーンNo異常 .......................................... 付 3-6スクリーンコール................................................6-19

概要...............................................................6-19スクリーンブロック......................................6-20

スタート/エンドコード......................................................16-3スタートビット .....................................10-12, 10-16スタートフレーム No. ......................................................17-5ストロボスナップ...........................................................18-9ストロボスピード.......................................................18-12スナップ .................................................................18-11スナップ機能.......................................................18-3

シングルスナップ .........................................18-3ストロボスナップ .........................................18-3

スナップファイル名.......................................................18-12AUTO指定 ..................................................18-12カスタム.............................................................18-12

セセセセセ正常運転ビット .................................................10-12絶対番地................................................................9-6セット....................................................................3-8セパレート表示 ........................................8-8, 8-13, 8-35ゼロサプレス ................................................................5-7先頭ページ指定メモリ................................................14-2

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ソソソソソ増設メモリ................................................................1-16

タタタタタ多言語画面 ..............................................29-2, 29-21多言語切換 ................................................29-1, 29-6タッチスイッチ................................................................1-19タッチスイッチが動作しています.................. 付 3-15

チチチチチチェック...........................................................付 3-6チェック I/Fドライバ.......................................付 3-6チェックデジット ..........................................................16-3帳票 .....................................................................14-1

帳票の印刷....................................................14-2帳票印刷..............................................................15-5

ツツツツツ通信エラー .......................................................付 3-1通信パラメータ設定..............................................1-3

テテテテテデータサンプリング.......................................10-3, 10-31

【サンプルカウント】....................................10-37【サンプルバッファワードNo】...................................10-36スイッチ......................................................10-42【プリント指令メモリ】...........................................10-33【プリント用メッセージ】.........................................10-32

データにエラーがあります .............................. 付 3-6データ表示 ...........................................................5-1

概要.................................................................5-1数値表示 .........................................................5-4注意事項........................................................5-23表形式データ表示 .........................................5-18メッセージ表示 ............................................5-17文字列表示....................................................5-14

データファイル ...........................................................25-14データブロック ...................................................7-31データロギング .............................25-3, 22-1, 23-15

概要...............................................................22-1格納先 ...........................................................22-2領域...............................................................22-5

CFカード...................................22-5, 22-7SRAMまたはSRAMカセット.....22-5, 22-10SRAMメモリカード.................22-6, 22-13

低速 ..................................................................付 2-1デジスイッチ.......................................................3-25転送(マクロ)...................................................13-10

トトトトト透過色................................................................18-19透過色設定 ..........................................................9-19統計(マクロ).....................................................13-6

統計グラフ(バー・円).......................................8-20トリガ................................................................10-12トレンドグラフ ...................................................8-23

【XY軸パラメータ使用する】................................8-25【矩形波を描画する】......................................8-25【コントロールメモリ】..................................................8-23【リンク使用する】...............................................8-24非同期表示....................................................8-31

トレンドサンプリング ............................10-2, 10-19【サンプルバッファワードNo】...................................10-24【矩形波を描画する】....................................10-20スイッチ......................................................10-29【□ペンレコ表示】.......................................10-21ポイントピッチ...........................................10-25

トレンド数................................................................8-26

ナナナナナ内蔵時計..............................................................24-6内部メモリ .......................................................付 1-1

メモリタイプ ............................................. 付 1-1システムメモリ($s)........................ 付 1-1ユーザーメモリ($u / $L / $LD)...... 付 1-1

ニニニニニ入力項目選択

外部...............................................................7-10内部.................................................................7-9

入力対象..............................................................7-26入力表示..............................................................7-29入力モード.............................................................7-1

概要.................................................................7-1キーパッド....................................................7-20形式

直接........................................................7-7データ表示.................................................7-3ブロック ......................................................7-6

項目選択........................................................7-37[最大値表示]&[最小値表示]....................7-30種類.................................................................7-2データブロック.............................................7-31入力ダイアログ設定........................................7-8入力対象........................................................7-26入力表示........................................................7-29パスワード入力.............................................7-42

ノノノノノノーマルオーバーラップ.......................................2-5ノッチ数................................................................4-3

ハハハハハバーグラフ.............................................................8-4

【基準値】..........................................................8-5【セパレート表示】..................................................8-8

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【標準】..............................................................8-5【偏差】..............................................................8-5【目標値】..........................................................8-5

バーコード...........................................................16-1設定例 ...........................................................16-5バーコード設定.............................................16-2配線...............................................................16-6

ハードコピー.......................................................15-5ハードコピーイメージの保存............................23-31パスワード入力 ...................................................7-42パターンの透過 ...................................................9-18

透過色設定....................................................9-19バックライト................................................................1-16バッファリングエリア ........................................10-9

【演算を使用する】.......................................10-15【格納先】......................................................10-14【サンプリング時間】...........................................10-14【サンプリング方式】...........................................10-13【サンプル回数】................................................10-14サンプルコントロールメモリ......................10-12[情報出力メモリ].......................................10-10【満杯処理】..................................................10-15【□メモリ指定】................................................10-11【ワード数】......................................................10-14

バッファリングファイル ...................................................25-14パネルメータ ......................................................8-15パラメータ..........................................................9-5, 9-14パラレルポート(プリンタポート)........................................15-3

ヒヒヒヒヒ比較(マクロ)...................................................13-11ビットサンプリング................................10-4, 10-44

サンプルプリント .......................................10-54【時間表示】..................................................10-47【状態表示】..................................................10-46【初期状態表示】...........................................10-47スイッチ......................................................10-52【プリント指令メモリ】...........................................10-48【優先順位表示】...........................................10-48リアルタイム印刷 .......................................10-55【領域内表示】...............................................10-45【リレー情報出力】.............................................10-57

ビデオ入力 ..........................................................2-21ビデオ表示(ZM-300の高機能品のみ)...............18-1

[ビデオ]ダイアログ....................................18-6概要...............................................................18-1スーパーインポーズ....................................18-18スイッチ......................................................18-13注意点・制限事項 .......................................18-25マクロ .........................................................18-14

VIDEO2 .............................................18-15ビデオメニューウィンドウ ...............................18-22非同期表示 ..........................................................8-31

描画モードREP ..............................................................4-11XOR ................................................................4-8

表形式データ表示 ...............................................5-18作画文字列....................................................5-22数値表示........................................................5-19メッセージ表示.............................................5-21文字列表示....................................................5-20

表示文字切換...........................................29-2, 29-19標準..............................................................8-5, 8-11表示領域を透過する............................................9-15秒を時分秒で表示 .............................................10-70

フフフフフファンクションスイッチ設定..............................1-24フォーマット.......................................................22-8

CFカードフォーマット ...............................................22-9カードフォーマット ............................22-9, 22-11, 22-14初期フォーマット .......................................22-11

フォント設定.......................................................1-21不揮発性メモリ ...................................................24-8ブザー....................................................................1-18ブリンク/フラッシュ .........................................................1-19プリンタ(マクロ)............................................13-14プリンタ設定 ......................................................15-2プリント指令メモリ ....................................................10-48フレーム編集 ......................................................17-7ブレンド値 ............................................................18-20ブロック化 ....................................................... 付 2-2分割 ....................................................................8-21

ヘヘヘヘヘ閉領域グラフ.......................................................8-33変換(マクロ).....................................................13-8偏差 .............................................................8-5, 8-11編集機種選択.......................................................1-15ペンレコ表示.....................................................10-21

ホホホホホポイントピッチ .................................................10-25本体設定..............................................................1-16

ママママママクロ..................................................................13-1

イベントタイママクロ................................13-32インターバルタイマ....................................13-33間接メモリ指定...........................................13-28グローバルマクロ .......................................13-31初期マクロ..................................................13-30注意事項 .......................................................13-1マクロコマンド

FA-M3ユーザーログ読込...................13-16FROM ................................................13-13輝度調整 ............................................13-15

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コメント.............................................13-15システムコール..................................13-17四則演算...............................................13-4転送....................................................13-10統計......................................................13-6比較....................................................13-11BIT処理 ...............................................13-7プリンタ.............................................13-14変換......................................................13-8マクロ動作 .........................................13-11論理演算...............................................13-5

マクロコマンド一覧......................................13-3マクロ動作 ........................................................13-11マクロモード...........................................13-2, 13-40マルチオーバーラップ ..........................................2-9

メメメメメメッセージ表示(データ表示)............................5-17メッセージ表示(リレー・メッセージ)...............6-1

メッセージモード .........................................6-21リレーモード ..................................................6-3

メッセージモード ...............................................6-21概要...............................................................6-21

A[形式:ページ]..................................6-21B[形式:ダイレクト].................................6-22C[形式:ページ]..................................6-22D[形式:ダイレクト]................................6-23

メッセージダイアログ..................................6-24メモ帳..................................................................12-1

格納エリア....................................................12-5システムメモリ.............................................12-6スイッチ .......................................................12-3保存タイミング.............................................12-6

メモ帳格納エリア................................................24-7メモリカードエディタ ........................................25-4メモリカードエミュレートエリア.............24-7, 25-9メモリカードモード................................25-1, 25-16

SRAMおよびCFカード領域........................25-7格納先の認識方法 .........................................25-5設定手順 .....................................................25-10データロギング機能......................................25-3メモリカードエディタ..................................25-4メモリカードエミュレートエリア.................25-9メモリカード設定 .......................................25-11メモリマネージャ機能..................................25-2

メモリマネージャ機能 ............................23-25, 25-2

モモモモモモーメンタリ

スイッチ出力動作 ...........................................3-8目標値 ...............................................8-5, 8-11, 8-16モジュラージャック............................................1-22文字列表示 ..........................................................5-14

ユユユユユユーザーメモリ($u / $L / $LD)...................... 付 1-1優先順位表示.........................................10-48, 10-57

ヨヨヨヨヨ読込エリア...................................................................1-4

ラララララランプ....................................................................4-1

概要.................................................................4-1注意事項 .......................................................4-13ノッチ数 .........................................................4-3描画モード

REP......................................................4-11XOR .......................................................4-8

ランプダイアログ ...........................................4-2

リリリリリリアルタイム印刷..................................10-47, 10-55リサイズ....................................................................18-8リセット

スイッチ出力動作 ...........................................3-8リフレッシュ ..............................................................付 2-1リレーサブ ..........................................................6-13

【ブロック】..........................................................6-15【リンクディビジョンNo】........................................6-15概要...............................................................6-13

リレーサンプリング................................10-5, 10-56スイッチ......................................................10-58【優先順位表示】...........................................10-57リレーモードとの違い................................10-59

リレー情報出力.......................................................10-57リレー数 ...................................................................9-13リレーモード.........................................................6-3

概要.................................................................6-3発生順表示......................................................6-6優先順位..................................................6-6, 6-8リレーダイアログ ...........................................6-5

リンク使用する.........................................................8-24

レレレレレレコード数..............................................................25-14レコード名バイト数 ...................................................25-14レシピ................................................................23-21レシピ機能 ..........................................................21-1

CFカード......................................................21-1FROM領域 ...................................................21-2SRAMの不揮発性メモリ($L/$LD)..............21-2メモリマネージャ .........................................21-2

レンジ........................................................................5-8

ロロロロロ論理演算(マクロ)..............................................13-5

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12・1

改訂履歴

版 作成年月 改 訂 内 容

初 版 1999年5月

版、作成年月は表紙の右上に記載しております。

改訂2.0版

2002年11月 ・ソフトバージョン(V2.0)の内容(ZM-300対応)を反映 ・ZM-71S取扱説明書は、「機能編」と「操作編」に分冊する。

Page 731: 液晶コントロールターミナル 画面作成ソフト ZM-71S · 2005-05-25 · ・Windowsは、米国Microsoft Corporationの登録商標です。 ・Pentiumは、米国Intel

仙 台 営 業 所 �東日本営業部�中 部 営 業 部 �豊 田 営 業 所 �西日本営業部�広 島 営 業 所 �福 岡 営 業 所 �

〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�

984-0002�162-8408�454-0011�471-0833�581-8581�731-0113�816-0081

仙 台 市 若 林 区 卸 町 東 3 丁 目 1 番 2 7 号 �東 京 都 新 宿 区 市 谷 八 幡 町 8 番 地 �名 古 屋 市 中 川 区 山 王 3 丁 目 5 番 5 号 �豊 田 市 山 之 手 8 丁 目 1 2 4 番 地 �大 阪 府 八 尾 市 跡 部 本 町 4 丁 目 1 番 3 3 号 �広 島 市 安 佐 南 区 西 原 2 丁 目13 番 4 号 �福 岡 市 博 多 区 井 相 田 2 丁 目 1 2 番 1 号 �

(022)�(03)�(052)�(0565)�(0729)�(082)�(092)�

288-9275�3267-0466�332-2691�29-0131�91-0682�875-8611�582-6861

〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�〒�

札幌市西 区 二 十 四 軒 1 条 7 丁 目 3 番 1 7 号 �仙 台 市 若 林 区 卸 町 東 3 丁 目 1 番 27 号 �宇 都 宮 市 不 動 前 4 丁 目 2 番 41 号 �前 橋 市 問 屋 町 1 丁 目 3 番 7 号 �

東 京 都 北 区 田 端 新 町 2 丁 目 2 番 12 号 �

横 浜 市 磯 子 区 中 原 1 丁 目 2 番 23 号 �静 岡 県 静 岡 市 清 水 鳥 坂 1 1 7 0 �名 古 屋 市 中 川 区 山 王 3 丁 目 5 番 5 号 �石川県石川郡野々市町字御経塚町1096の1�

大 阪 市 平 野 区 加 美 南 3 丁 目 7 番 19 号 �

岡 山 県 都 窪 郡 早 島 町 大 字 矢 尾 8 2 8 �広 島 市 安 佐 南 区 西 原 2 丁 目 13 番 4 号 �高 松 市 朝 日 町 6 丁 目 2 番 8 号 �松 山 市 高 岡 町 1 7 8 の 1 �福 岡 市 博 多 区 井 相 田 2 丁 目 12 番 1 号 �

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札 幌�仙 台�宇 都 宮 �前 橋�東京フィールド   �  サポートセンター�横 浜�静 岡�名 古 屋 �金 沢�大阪フィールド   �  サポートセンター�岡 山�広 島�高 松�松 山�福 岡�

シャープドキュメントシステム(株)�

お客様へ……お買いあげ日、販売店名を記入されますと、修理などの依頼のときに便利です。�

お買いあげ日�

販 売 店 名 �

      年        月        日�

電話(  )     局     番�

本      社� 大阪府八尾市跡部本町4丁目1番33号��

〒581-8581

● 修理・消耗品についてのお問い合わせ先�

● 商品に関するお問い合わせ先/ユーザーズマニュアルの依頼先�

・上記の所在地、電話番号などは変わることがあります。その節はご容赦願います。�

シャープマニファクチャリングシステム(株)�

技術センター�技術センター�技術センター�技術センター�

技術センター�技術センター�技術センター�技術センター�

技術センター�技術センター�技術センター�技術センター�技術センター�

063-0801�984-0002�320-0833�371-0855�114-0012�

235-0036�424-0067�454-0011�921-8801�547-8510�

701-0301�731-0113�760-0065�791-8036�816-0081

(011)�(022)�(028)�(027)�

(03)�

(045)�(0543)�(052)�(076)�

(06)�

(086)�(082)�(087)�(089)�(092)�

641-0751�288-9161�634-0256�252-7311�

3810-9963�

753-9540�44-5621�332-2671�249-9033�

6794-9721�

292-5830�

874-6100�823-4980�973-0121�572-2617

● インターネットホームページによるシャープ制御機器の情報サービス�http://www.sharp.co. jp/sms/

0JUMANUALZ7S1�02K 0.1 O②�2002年11月作成�