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Newsletterは国際 交流推進センター が発行する学生支 援に関する情報誌 です Newsletter Vol.5 目次: ディズニー国際カレッジ・プログラム 体験談 人文社会学部 久積 泉さん “Build your own world!!” ディズニー国際カレッジ・プログラム。瞬く間に過ぎて行った10ヶ月、立ち止まることもなく、 ひたすらもがき、走り続けた時間でした。 最初の目的地は、ノースカロライナ州立大学(UNCG)の付属語学学校、インターリンクでし た。 授業は結構ハードで、毎日出される宿題をこなすだけでも十分力になっていくのが分か りました。でも特に刺激を受けたのは、同期の日本人の学生達でした。宿題はもちろん、留学 生向けのパーティー、ジムで開かれる無料のズンバやヨガ講座、英会話グループなど、どんな ことにも参加し、少しでも英語に触れる機会を増やし、楽しんでいました。町に娯楽が少ない 静かな学校で楽しく過ごせたのも、こうした友達たちの影響が大きかったと思います。 ディズニーに着いてからは、働くことの大変さを実感しました。私たちはあまり良い労働条件 で働いていたとは言えず、時には理不尽だと思うこともありました。私の場合は、途中で仕事 場が変わった時のことでした。最初のトレーニングからつたない英語で四苦八苦し、体力勝負 で毎日へとへとに疲れ、やっと職場の人間関係も良くなってきて、これから仕事が楽しくなりそ うと思った矢先の異動だったので、とても悔しく、残念でした。 でもどこへ行っても、一生懸命やっていれば認めてくれる人が現れるものです。英 語で働くというのは初めはとても難しく、早く仕事に慣れることが大事だと思ってい ました。そうして一生懸命に働く人を見て笑う人はいませんでした。 ディズニーワールド到着時に他の研修生と(久積さん:前方左端) 名古屋市立大学 国際交流推進センター International Exchange Promotion Center Newsletter 10/1/2009 発行 Vol.7 目次: ディズニー国際カレッ ジ・プログラム体験談 1 UNSW選択制臨床実習 体験談 2 ハルリム大学医学研修生 3 協定校留学生紹介 4 ディズニー国際カレッ ジ・プログラム説明会 6 UNSW交換留学説明会 6 Summer Events総集編 6 ディズニー国際カレッジ・プログラム 出発前オリエンテーション 7 TOEIC IP実施のお知らせ 7 Talk Timeのご案内 7 10月・11月の主な行事 8

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Page 1: International Exchange Promotion Center 名古屋市立大学 ......International Exchange Promotion Center Vol.7 10/1/2009 発行 目次: ディズニー国際カレッ ジ・プログラム体験談

Newsletterは国際

交流推進センター

が発行する学生支

援に関する情報誌

です

名古屋市立大学 国際交流推進センター International Exchange Promotion Center

Newsletter

6/1/2009 発行 Vol.5

目次:

ディズニー国際カレッジ・プログラム 体験談

人文社会学部 久積 泉さん

“Build your own world!!”

ディズニー国際カレッジ・プログラム。瞬く間に過ぎて行った10ヶ月、立ち止まることもなく、

ひたすらもがき、走り続けた時間でした。

最初の目的地は、ノースカロライナ州立大学(UNCG)の付属語学学校、インターリンクでし

た。 授業は結構ハードで、毎日出される宿題をこなすだけでも十分力になっていくのが分か

りました。でも特に刺激を受けたのは、同期の日本人の学生達でした。宿題はもちろん、留学

生向けのパーティー、ジムで開かれる無料のズンバやヨガ講座、英会話グループなど、どんな

ことにも参加し、少しでも英語に触れる機会を増やし、楽しんでいました。町に娯楽が少ない

静かな学校で楽しく過ごせたのも、こうした友達たちの影響が大きかったと思います。

ディズニーに着いてからは、働くことの大変さを実感しました。私たちはあまり良い労働条件

で働いていたとは言えず、時には理不尽だと思うこともありました。私の場合は、途中で仕事

場が変わった時のことでした。最初のトレーニングからつたない英語で四苦八苦し、体力勝負

で毎日へとへとに疲れ、やっと職場の人間関係も良くなってきて、これから仕事が楽しくなりそ

うと思った矢先の異動だったので、とても悔しく、残念でした。 でもどこへ行っても、一生懸命やっていれば認めてくれる人が現れるものです。英

語で働くというのは初めはとても難しく、早く仕事に慣れることが大事だと思ってい

ました。そうして一生懸命に働く人を見て笑う人はいませんでした。

ディズニーワールド到着時に他の研修生と(久積さん:前方左端)

名古屋市立大学 国際交流推進センター International Exchange Promotion Center

Newsletter

10/1/2009 発行 Vol.7

目次:

デ ィ ズ ニ ー 国 際 カ レ ッ

ジ・プログラム体験談 1

UNSW選択制臨床実習

体験談 2

ハルリム大学医学研修生 3

協定校留学生紹介 4

デ ィ ズ ニ ー 国 際 カ レ ッ

ジ・プログラム説明会 6

UNSW交換留学説明会 6

Summer Events総集編 6

ディズニー国際カレッジ・プログラム

出発前オリエンテーション 7

TOEIC IP実施のお知らせ 7

Talk Timeのご案内 7

10月・11月の主な行事 8

Page 2: International Exchange Promotion Center 名古屋市立大学 ......International Exchange Promotion Center Vol.7 10/1/2009 発行 目次: ディズニー国際カレッ ジ・プログラム体験談

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Newsletter

写真上段:シドニーオペラハウス前(鬼

澤さん:左端)

写真下段左から:UNSW Library、シド

ニー近郊のジェノラン洞窟、パームビー

チ沿いの岩石彫刻

2

新しい職場はホテルなどがあるリゾートでしたので、対応するのはパークで遊び終

わったお客さんが主でした。シーズンになると日本人観光客も多く、ある日、小さい女の

子が頭をぶっておでこを切るという事件がありました。家族の方も英語がつたなかったの

で、私は通訳として彼らをお手伝いしました。大した傷でもなく、すぐに病院に送り届け

て、私たちの任務が終わった時、皆にとても感謝されました。日本語が話せる人が他に

いなかっただけなのですが、その時、「私はちゃんと必要とされる場所に来たのだな。あ

の異動は意味のあるものだったんだな。」と思えてうれしくなりました。

“Build your own world.” どんなところへ行っても、自分次第。留学は特に色々な人と

接する機会の多い時間を過ごせますが、海外に飛び立ち、自分自身を成長させることに

よって、どんどん新しい世界が広がるものだと思います。 (ディズニー国際カレッジ・プログラムの説明は本誌6ページに掲載)

UNSW医学部の基幹病院の一

つであるPrice of Wales Hospitalを

中心に1ヶ月、眼科学で臨床実習

をしました。オーストラリアでは現

在、眼科や整形外科、放射線科な

どの専門性の高い科は非常に人

気があり、トレーニングを開始するためには卒業後か

らの激しい競争に勝ち残り、更に研究でも結果を残

す必要があるようです。そのため、眼科医1年目で35

歳を超えるというのも普通のようです。

実習は、覚悟していたことですが、英語でのディス

カッション漬けの毎日でした。「Shun、この写真はどう

考える?」と、勉強会では学生の私にもどんどん質問

がきます。オーストラリアが多民族国家だからなので

しょうか。スタッフは皆、私を海外から来た英語を母国

語としない“日本人”ではなく、共に学び合う一員とし

て扱ってくれました。中国系、シンガポール、マレー

シア、インド、そして欧米と、国籍も違えば育ってきた

環境も違う医師たち。またそういう人々と過ごしている

と、医学そして英語は本当に世界共通なのだと改め

て気づかされました。

疾患は多岐に渡り、角膜移動手術、強い紫外線に

より細胞の線維化増殖を起こすことで生じると考えら

れている翼状片の切除手術など、テキストで見たこと

があるけれど初めて目にする疾患や手術も多く、非

常に興味深く感じました。

長いようであっという間の

1 ヶ 月 で し た が、多 く の

方々のご支援の下、忘れ

られることのできない経験

ができたことを感謝してい

ます。

UNSW選択制臨床実習 体験談

医学部 小椋 俊太郎さん

UNSW選択制臨床実習 体験談

医学部 上田 悟郎さん

職場の人と一緒に。仕事は夜中

まで続くこともある。

2009年6月22日から7月17日までの4週間、シドニー

にあるニューサウスウェールズ大学(UNSW)に留学

し、Prince of Wales Hospital (POWH)での臨床実習

に参加させて頂きました。私はⅠ型小児糖尿病の患

児が参加するサマーキャンプに学生ボランティアとし

て参加しているので、小児糖尿病における膵島移植

を研究しているPOWHで、移植について勉強したい

と思い、今回の留学に応募しました。

POWHでは‘Diabetes Transplant Unit’という移植

チームに入り教授からご指導を頂きました。実習は、

膵島移植の現在の問題点である、移植後の膵島細

胞の破壊を防ぐための研究や幹細胞から膵島細胞

を作り出す研究、移植した患者さんのその後の経過

などについて勉強しました。実際に研究所も案内し

てもらい、実験に使う器具や凍結された幹細胞なども

見ることができました。

移植という日本ではなかなか見ることのできない治

療法をオーストラリアで学ぶことができ、大変勉強に

なりました。貴重な体験を

得る機会を与えて頂いた

木村教授をはじめ、多くの

先生方には大変感謝して

います。

Prince of Wales Hospital前にて

UNSW選択制臨床実習 UNSWとの交流協定により、医学部6年生がUNSWの

関連病院で4週間のクリニカル・クラークシップを行

うプログラム。

医学部6年生の選択制臨床実習の選択4週間と同等の

ものと認められます。

写真上:病院の職員とともに(小椋さん:右前)

写真下:手術風景

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Vol.7

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ハルリム大学 医学研修生

7月13日~8月7日の4週間、医学部では、韓国の協定校ハルリム大学より2名の

医学部生を受け入れ、臨床実習を行いました。

ペ・クンヒュンさんは消化器外科、キム・ドンヒュンさんは視覚科学にて、担当教

官のもとそれぞれ学びました。

二人の医学部での臨床実習の体験談をご紹介します。

ペ・クンヒュン (Kun-Hyung Bae)

この4週間、名古屋市立大学病院で研

修できたことをとても誇りに思っていま

す。正直言うと、交換留学生として選ば

れた時には嬉しかった反面、初めての海

外留学ということで不安もありました。しか

し今は、名古屋市立大学での研修も、日

本での生活もとても満足しています。私

はここで本当に多くの医学の知識を身に

つけることができました。でも一番大切な

ことは、多くの素晴らしい友人や先生方

に出会うことができ、さらには本当の日本

というのを体験できたことです。ハルリム

大学の学生として、大変感謝していま

す。

残念なことにもうお別れを言う時が来て

しまいました。でもお別れは言いたくない

ので、「また会いましょう」と言うことにしま

す。今度は名古屋市立大学の学生が私

たちの大学病院に学びに来てくれるのを

待っています。

それではまた、その時お会いましょう。

キム・ドンヒュン(Dong-Hyun Kim)

私は将来眼科医になりたいので、名古

屋市立大学病院での研修も視覚科学を

選択しました。病院では、手術を見学し

たり、外来検診を回ったり、フルオレセイ

ン蛍光眼底造影検査、PDT(光線力学的

療法)や小児眼科も見学しました。

研修初日、担当教官の野崎先生が、2

週間後に豚の目の白内障手術をさせてく

れるとおっしゃいました。韓国では学生は

先生の手術を見学するだけですから、本

当にうれしかったです。それからというも

の、手術を見学するたびにノートにとっ

て、イメージトレーニングをしました。他の

先生方も熱心に教えてくれました。

数日後、野崎先生の手術のアシスタン

トをさせてもらえることになりました。しかし

眼科の手術は初めてだったので、どうし

たらよいのか分からず手術の間ずっと顕

微鏡をのぞきこんでいました。このことが

あった後、私は手術中のアシスタントの

仕事をきちんと確認し、誰かに言われる

前に「手術のアシスタントをさせてもらっ

ても良いですか。」と先生に聞くようにし、

患者さんにも拙い日本語で確認していま

した。アシスタントをする度に、自信と達

成感が増していきました。そして最後に

は名古屋市立大学病院の視覚科学のメ

ンバーになれたような気がしました。

7月29日水曜日、ついに初めての豚の

目の白内障手術の日がやってきました。

全力を尽くしましたが、水晶体嚢の摘出

はとても難しかったです。それでも、白内

障手術を経験した医学生など韓国では

私だけでしょう!

日本での研修は私にとって本当にチャ

レンジでした。でも最後は自分の力を信

じる自信がつきました。この経験は、この

先私の人生を正しく導く手助けとなり、医

者としての将来を決める上でとても役立

つことでしょう。

視覚科学の先生方、本当にありがとうご

ざいました。

白井医学研究科長・医学部長とと

もに(左:ぺ・クンヒュンさん、右:

キム・ドンヒュンさん)

名市大生の

留学・海外体験フェア

「留学・海外体験者とこれから

海外へ行きたい人との交流会」

日時:

11月12日(木)16:30~18:00

概要:

第1部 9:00-15:00

資料・写真・スライドの展示

(国際交流推進センター)

第2部 16:20-17:30

体験者発表・ブース形式の交流会

(1号館 204教室)

「留学・海外体験フェア」で自

分の体験を話してくれる人を募

集します。この夏休みに留学や

ボランティア活動などで海外に

行った人、自分の体験談を話し

てみませんか。

興味のある人は、国際交流推進

センターまでご連絡ください。

国際交流推進センター

Ph: 052(872)5163

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Newsletter

Welcome to NCU! - 協定校留学生 紹介

ニューサウスウェールズ大学

The University of New South Wales (UNSW)

ニューサウスウェールズ大学(UNSW)

オーストラリア・シドニー市

UNSWのメインキャンパスは、シドニー市中心から徒歩で15分程のところにあるケンシントンとい

う町に位置しています。UNSWは300以上の学部・学科、600以上の大学院・研究科を提供しており、

38ヘクタールの広大な敷地には各学部の建物や研究所が並んでいます。

UNSWとの交流協定に基づき、毎年相互の大学で1、2名の留学生を交換し合っています。

本学の協定校オーストラリアのニューサウスウェールズ大学とドイツのルートヴィクスハーフェン経済大学東アジアセ

ンターから6名の留学生が来日しました。彼らは今学期から1年間、本学で勉強する予定です。

それでは新しい留学生たちをご紹介します。

『海外見聞録』 国際交流推進センターのホームページに、UNSW交

換留学体験者の長谷川さんが綴るブログ『海外見聞

録』が掲載されています。

長谷川さん自身のUNSWでの留学経験や現地での大

学生活について。名市大の協定校留学生たちの紹

介、さらには、現在留学中の名市大生からの現地速

報など情報も満載です。ぜひご覧ください。 http://www.nagoya-cu.ac.jp/koryucenter/index.html

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みなさん、はじめまし

て。オーストラリアから

来たジェシー・ノーブル

と申します。

2005年に10ヶ月間、長

崎県で留学していたの

で、今回は2回目です。

今年は日本語が上手にな

りたいので、みなさんに

会うのを本当に楽しみに

しています。ぜひ、一緒

に遊びましょう。よろしくお願いします。

は じ め ま し て。ケ ン・

ユーエンと申します。

UNSWの3年生で、オース

トラリアで生まれた中国

人です。

中学校からずっと日本語

を勉強していますが、ま

だまだ上達したいと思っ

ていますので、皆さん、

よろしくお願いします。

ジェシー・ノーブルさん

Jesse Noble

ケン・ユーエンさん

Ken Yuen

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Vol.7

ルートヴィクスハーフェン経済大学 東アジアセンター

Ludwigshafen University of Applied Sciences

ルートヴィクスハーフェン経済大学 東アジアセンター

ドイツ・ルートヴィクスハーフェン市

ライン川流域に工業都市として栄えるルートヴィクスハーフェン市。ルートヴィクスハーフェン経

済大学は全学約4000人。また東アジアセンターには日本科と中国科があり、現地の学生がビジネス学

を中心に学んでいます。

本学の経済学部と学部間交流協定を締結しており、毎年2、3名の学生が、経済学部に日本語や日本

文化を学ぶため留学に来ています。

5

Finally I could fulfill my dream and come to Japan! はじめまして。アントン

です。“トニー”と呼ん

でください。

たくさん日本語を勉強し

たいです。そしてたくさ

んの日本人の友達を作り

たいです。

よろしくお願いします。

はじめまして。ドイツか

ら来たエリザベトです。

5年間、日本語を勉強し

てきましたが、会話の方

は ま だ 練 習 不 足 で、

ちょっとだめなんです。

留学中に、会話の練習を

たくさんしたいと思って

います。

よろしくお願いします。

イングマーです。ドイツ

から来ました。

日本で、たくさん日本語

の勉強をするつもりで

す。名古屋はとても面白

い場所だと聞いていま

す。日本語はまだ2年間

しか勉強していないの

で、皆さんどうか助けて

ください。

よろしくお願いします。

はじめまして。矢野龍一

です。“ルイ”と呼んで

ください。

ずっとドイツに住んでい

ますから、日本語がまだ

ペラペラ話せないので、

名市大で勉強するのが楽

しみです。新しい友達も

たくさん作りたいです。

どうぞよろしくお願いし

ます。

アントン・アイブルさん

Anton Eibl エリザベト ハインツさん

Elisabeth Heinz

イングマー・シュタインバッハさん

Ingmar Steinbach

リュウイチ・ヤノさん

Ryuichi Yano

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Newsletter

ディズニー国際カレッジ・プログラム説明会

2009年7月2日(木) 7月2日(木)、人文社会学部棟にて

ディズニー国際カレッジプログラム説明

会が行われました。この説明会は経済

学部・人文社会学部の全学年を対象と

したもので、今年度の参加は17名。そ

のうち経済学部生が3名、人文社会学

部が14名となりました。また学年別では、1年生が15名、

その他の学年が2名と大多数を1年生が占めました。

ディズニー国際カレッジプログラムは、アメリカ・フロリ

ダ州にあるウォルト・ディズニーワールドで、世界各国の

学生とインターンシップ経験ができるプログラムです。

(インターンシップは有給です。)プログラムは8ヶ月から

13ヶ月で、UNCGセメスターコース、インターリンク語学

集中コース、Direct to Disneyコースの3つのコースがあ

り、各々のコースにより期間が異なります。上記最初の2

つのコースが、ノースカロライナ大学(UNCG)及びその

付属語学学校で大学の授業や英語研修を受けた後、

インターンシップを行うのに対し、Directコースは、英語

研修などを行わず、直接インターンシップを始めるもの

ですが、その分申し込みには高い英語力が求められま

す。本年度は、8名の学生がこのプログラムに参加予定

となっています。

UNSW交換留学説明会

2009年7月9日(木)

今回行われた説明会は、経済学部・

人文社会学部を対象に2011年度の交

換留学生を募集するものです。留学派

遣期間は2011年2月から同年11月下旬

を予定していますが、このUNSW交換

留学には、応募資格に高い英語力が

求められ、留学生の選考にはTOEFLやIELTSなどのス

コアの提示が設定されています。応募時期が始まる来

年6月頃までに、十分な英語力を身につけ、課題となっ

ている英語試験のスコアを取得することが今回の説明

会の目的でもあります。

当日の説明会は募集要項の説明から始まり、UNSW

留学体験者の体験談、UNSWから交換留学生として8月

まで在学していたラウ・シンニンさんによるUNSWの施

設・留学サポート機関の説明、そして今回の課題となる

TOEFL・IELTSの説明と続きました。

留学体験談の中で、「現地の大学は、教科書など毎

回の授業で読む量もとても多くて大変。それに授業など

ではディスカッションが行われることが多い。でも学生は

皆自分の意見や考えをしっかりと持っていて、とてもた

めになるし勉強になる。」と勉強の大変さとは違う現地の

授業の一面を語っていました。

7月から9月にかけて様々なイベントが開

催されました。ダイジェストでご紹介します。

Summer Events 総集編

7月3日(金)

Super Summer Concert 2009 - Love, Peace and Rock & Roll ネイティブの先生と学生

たちがチャリティーコン

サートを開催。皆で熱唱

しました。

8月3日(月)

ラウ・シンニンさん送別会 学生ボランティアがUNSW交換留学生、シ

ンニンさんの送別会を開きました。

7月10日(金)

Talk Time Party!! Tall Time前期最終日に、終了

パーティーを行いました。

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Page 7: International Exchange Promotion Center 名古屋市立大学 ......International Exchange Promotion Center Vol.7 10/1/2009 発行 目次: ディズニー国際カレッ ジ・プログラム体験談

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Vol.7

TOEICテストには公開テストと団体受

験制度TOEIC IPの2つの受験制度があ

ります。IPテストは企業や大学が、社内

英語研修、学生の英語能力測定などに

利用しており、公開テストで発行される

「公式認定書」は発行されませんが、試

験後2週間程度で「個人成績表」が送ら

れてきます。

本学での、第2回TOEIC IPテスト実施

の詳細は右記の通りです。自分の英語

力を図る目的や公開テストのための模

擬練習等に活用してください。

第2回 TOEIC IPの実施

試験日時:2009年12月2日(水)

16:30~19:00

会場:滝子(山の畑)キャンパス

1号館 203号室

受験料:4,000円

申込先:滝子(山の畑)キャンパス生協

申込期間:2009年11月2日(月)~

11月25日(水)

問合せ:TOEIC IPに関するお問い合

わせは国際交流推進センターまで

TOEIC IP実施のお知らせ

Talk Time

Talk Time のご案内

Anybody want to practice English with us?

開催日時:12:20 - 12:55 月曜日~金曜日

開催場所:国際交流推進センター

1号館(人文社会学部棟)1階

「今は外国人と話す自信がないけれど、いつかは・・」 Talk Timeは、英会話レッスンではありません。英語や異文化をより身

近に感じてもらうための時間です。英語を話す自信がなくても、お昼ご

はんを食べながら、ネイティブの先生や他の学生の話を聞いているだけ

でも大丈夫。まずは第一歩を。

*月曜日から金曜日のお昼休みに毎日行います。(休暇期間を除きます) *ネイティブの先生が日替わりで担当します。

*英語レベルは問いません。 *全学部・学年が対象です。

ディズニー国際カレッジ・プログラム

出発前オリエンテーション 2009年9月10日(木)

今年10月に渡米するディズニー国際

カレッジ・プログラム参加学生を対象に、

出発前オリエンテーションが行われまし

た。オリエンテーションは、このプログラ

ムを運営するNPO法人WILの方による、

渡航前準備や現地での語学学校、ディ

ズニーワールドでのインターンシップな

どの詳しい説明から始まりました。

その後、帰国したばかりの第二期生の

体験談や、第二期生と第三期生が数人

のグループに分かれて、「なぜディズ

ニーはホスピタリティーとして成功したの

か」というテーマで話し合いました。話し

合いの中で学生は、「ディズニーの充実

した社員教育によるもの」、「現実とかけ

離れた『夢の国』を作り上げるという徹底

した姿勢では」などと、様々な意見を交

わしました。

7

グループワークで活発な意見交

換を交わす第二期生と第三期生

10月5日(月)

スタート!!

Page 8: International Exchange Promotion Center 名古屋市立大学 ......International Exchange Promotion Center Vol.7 10/1/2009 発行 目次: ディズニー国際カレッ ジ・プログラム体験談

Newsletter Vol.7

2009年10月1日発行

発行元 名古屋市立大学 国際交流推進センター

〒467-8501 名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1

電話/Fax: 052(872)5163 Email: [email protected]

URL: http://www.nagoya-cu.ac.jp/koryucenter/index.html

編集あとがき

Newsletter

場所:滝子(山の畑)キャンパス

1号館(人文社会学部棟)1F

開館時間:月曜日~金曜日 9時から17時

(原則として休業期間も開館します)

電話番号:052(872)5163

Schedule 10月・11月の主な行事

学生ボランティア募集

国際交流推進センターでは、一緒に国際交流や留学に関す

る催しを企画・運営してくれる学生を募集しています。

自分の留学経験を他の学生とシェアしたい人、海外からの

留学生と交流したい人など、興味のある人はぜひセンター

までお問い合わせください。

お知らせ

国際交流推進センター 場所・開館時間

国際交流推進センターホームページ開設

国際交流推進センターのホームページが開設されました。

本学の留学情報や留学生からの現地レポート、留学経験者

によるブログなど情報満載です。ぜひご覧ください。

http://www.nagoya-cu.ac.jp/koryucenter/index.html

10月

10月5日(月) Talk Time 後期スタート 国際交流推進センター(12:20~12:55)

11月

11月2日(月) 第2回TOEIC IP申込み開始

| 試験日:2009年12月2日(水)

11月25日(水) 申込先:滝子(山の畑)キャンパス生協

11月12日(木) 名市大生の留学・海外体験フェア 第1部 国際交流推進センター(9:00~15:00)

第2部 1号館 204教室(16:20~17:30)

*学生ポータルでもスケジュールが確認できます

新学期が始まり、季節もすっかり秋になりました。秋

は協定校への留学シーズンでもあります。すでに9月

にはパリ第13大学、トリノ工科大学、クィーンズ大学

ISC、バックネル大学へ学生たちが飛び立ちました。ま

た10月にはディズニー国際カレッジ・プログラム参加

学生たちが出発します。現地での健闘を祈ります。

国際交流推進センターでは、Talk Timeを再開しま

す。将来の留学に向けて、生きた英語を身につける

チャンスです。ぜひチャレンジしてみてください。