(日本製革製履物の海外pr等のための海外見本市出展) 事業実 … ·...
TRANSCRIPT
平成28年度 皮革産業振興対策調査等(日本製革製履物の海外PR等のための海外見本市出展)
<theMICAM 9月展 JAPAN BOOTH>
事業実施報告書
2016 MICAM Japan Office
Hall 7 (COSMOPOLITAN )G03 G05 H02 H06
Date:2016/9/3(SAT)-9/6(TUE)
Venue:FIERA MILANO
目次
I. 「theMICAM」 JAPAN BOOTH実施概要 02
I-1. 事業内容 03
I-2. 開催概要 06
I-3. 運営体制 07
I-4. JAPAN BOOTHコンセプト 08
II. 「theMICAM」 JAPAN BOOTH実施レポート <9月展> 09
II-1. 事前PR 09
II-2. MICAM JAPAN BOOTH概要 11
II-3. バイヤー誘引とセールスサポート 12
II-4. テーマコーナー 13
II-5. 会場配布物 16
II-6. 会場MAP・会場レイアウト 18
II-7. スケジュール 21
II-8. JAPAN BOOTHレイアウト 22
II-9. 記録写真 23
II-10. アンケート 30
II-11. 出展社ヒアリング 51
II-12. メディア/SNSへの掲載実績 54
III. 総評 59
2
■日本の皮革産業は輸入に押され厳しい状況• 国内市場は縮小傾向
過去、10年の間に生産額は約5割減となるなど、急速に縮小を続けている。• 2010年より中国や途上国からの安価な革製履物輸入が急速に拡大。• 10年の間、国内生産の縮小幅と輸入の拡大幅がほぼ同様で、日本の市場規模自体には大きな変化はない。• 国内生産の減少を輸入で補う、もしくは輸入の増加におされて国内生産が減少していると推測される。
①日本製 独立系ブランドデザイン性と質のバランスが優れており、海外デザイナーズブランドとは強みが明確に異なる。昨今は厳しい状況が続いている(トレンドを踏まえたベーシックな製品が求められている)。
②日本製 企業系メーカー国内のマーケットニーズを上手く把握しきれていない。ベーシックなモノづくりと質が強みで、売り場での存在感は強いが、廉価な外国製品との価格競争で、全体の売上げは下降傾向。
③海外から見た日本の革靴生産現場海外から見て、日本での革靴生産は殆ど知られていない。世界の市場では、中国等が大量で廉価な商品の生産、もしくはイタリア、イギリス等がクリエイティブ、アルチザンを交えた高レベルに生産するなど、独自のポジショニングが確立されている。
■日本の革靴製品市場に、今後、何が必要か。日本は、世界一厳しい消費者の国であり、世界一質の高いものづくりが出来る。均一的な商品の量産、管理を含めた安全性などは世界一の分野でもあるが、日本製品全体のマーケット縮小により、革靴業界全体が製品、生産ともに共倒れの状況にある。
↓国内の革製履物生産が縮小傾向の中、今後海外市場の開拓と日本の革製履物の輸出促進に向け海外市場において、日本の革製履物の強みをより具体的に今一度明確化し、情報発信していくことが重要。
↓
「日本の革靴=Made in JAPANブランド」の確立が必要。
4
I-1. 事業内容
日本の革製履物に関する市場与件
日本革製履物の市場状況 (日本製革製履物関係者弊社独自ヒアリング)
5
1. 事業内容
theMICAM/JAPANブースの傾向
JAPANブース 展開コンセプト
JAPAN SHOWROOMを更に深化し、
セールスレップとなるJAPANブースを目指す。
海外展示会の合同出展=JAPANブースという捉え方を拡張し、日本の優れた革製履物(ブランド)を販売する、「セールスレップ*機能を加えるブース」という考え方のもと、商談・セールスの場とし
て、ブース構成~商談サポート、アフターセールス支援に至るまで一貫した取り組みを行う。
■theMICAMの傾向• 来場者の減少トレンドが続いていたが、2016年2月展では増加に転じる。ファッションにおける地位確立を目指すイタ
リア政府の後押しもあり、MICAMはさらにモダンで国際的な展示会に生まれ変わる途上にある。
■JAPANブースの傾向(2014年8月~)• アンケート回答者数(商談・問い合わせのある来場者)は増加トレンド。バイヤー・プレスなど、どの職種業種もまんべ
んなく増加。• 約半数の来場者は日本革靴を知らないものの、わずかずつではあるが、日本製履物の取り扱い経験率や展示会等で
の認知率は伸長。• いずれの回も約7割の来場者が日本革靴の取り扱いを希望。その理由を見ると、希望者はデザイン・品質を評価、非
希望者は価格が影響。価格面を含め、バイヤーニーズを満たした出展事業者の選定が重要。• いずれの回も日本製の靴の技術力は高い評価。• いずれの回も日本製の靴のデザイン力は高い評価。• ブースの構造・デザイン・デモンストレーションにより、集客~アプローチ~商品説明までの流れが構築できている。• 接客レベルの高さが商談件数が増加につながっている。JAPANブースへのリピーターが増加している。継続的にレベルの
高い出展を行うことでJAPANブランドが徐々に浸透しつつある。
※日本版セールスレップはメーカーからの視点と販売先の双方の視点で商品、販売、販売促進、技術を理解し、助言・指導が出来ることが重要。これまでマーケティングは販売に関わる活動が重んじられてきたが、それではまだ販売の領域。セールスレップは、製品から目利きし、かつ販売先の視点を重視することから活動を始める。すなわち「つくられたものを売るのではなく、売れるものをつくる」という発想で、メーカー企業と製品開発や改良を進めてゆく必要がある。わが国ではセールスレップは経営マネージメントを身につけ、企業間取引に習熟した人材を育成することで、営業のみならず、事業戦略、販売戦略、販売促進戦略、商品開発戦略などに精通した人材が輩出されて浸透、定着化してきた歴史がある。また、現在では、セールスレップの持つ高いマーケティングスキルや専門知識を活用し、科学的な営業手法に基づく営業人材の育成に力を注いでいる企業も多く見られるようになっている。わが国では「製品開発の企画段階、あるいはプロトタイプにおけるセールスレップの取り組み」等において、「全国プロトタイプ(試作品)取扱いのための統一基準」が策定されている。これによりメーカー企業が「作ってしまってから売れない」というリスクを軽減し、より社会の要望に見合った製品開発を行なうことが可能となっている。セールスレップの持つスキルによって、製品のテストマーケティングの調査を実施するなど、売り手側の視点による売れない問題点、売るための要件等を明確にしている。このようにわが国では現在、日本版セールスレップのノウハウを活用することで、優れた営業人材の育成の浸透が図られている。
日本人の感性や技術を生かした特徴ある優れた日本製革製履物の展示・PR を行うとともに、海外市場での販路開拓の可能性及び課題について評価分析を行う
「デザイン力」 × 「品質力」 × 「商談力」
バイヤーの買付動向が変化しつつある中、ファッションビジネスにおける、ショールームで行われているようなセールスサービスを提供していくことが、海外のファッションセールスにおいては必要。
小間位置 Hall 7 (COSMOPOLITAN) G03 G05 H02 H06
施工期間 2016年8月29日(月)~ 9月2日(金)14:00まで
展示品の陳列作業のみ 19:00まで
撤去期間 9月8日(木)18:30 まで
出展事業社 計6社
6
I-2. 開催概要
「theMICAM」 開催概要
「theMICAM」 会場
開催名称 theMICAM
開催日時 2016年9月3日(土)~ 6日(火)
開場時間: (来場者) 9月3日~5日 9:30~19:009月6日 9:30~16:00
(出展社搬入日:9月2日 12:00~15:00)
開催場所 FIERA MILANO 住所: Strada Statale del Sempione, 28-20017 Rho (Milano)TEL/FAX: 02-49971 / 02-4997-7379URL: http://www.fieramilano.com
主 催 AIMPES Servizi S.r.l.
展示対象 紳士&婦人靴(子供向けを含む)
総来場者 32,112名 (内 15,697名イタリア国外から)(2015年2月展)30,801名 (内 16,480名イタリア国外から)(2015年9月展)32,703名 (内 16,343名イタリア国外から)(2016年2月展)44,668名 (内 26,543名イタリア国外から)(2016年9月展)
出展者数 1,516社 (内 629社イタリア国外から)(2015年2月展)1,443社 (内 602社イタリア国外から)(2015年9月展)1,456社 (内 635社イタリア国外から)(2016年2月展)
「JAPANブース」 概要
I-3. 運営体制
7
運営体制図
本事業は、主管部局である経済産業省製造産業局生活製品課のもと、株式会社アサツー ディ・ケイが受託事業者として全体事業を統括。出展社との窓口業務を株式会社ADKアーツと連携、そしてセールスサポートとしてアッシュ・ペー・フランス株式会社と連携し、事務局を運営。
運営体制について
主管
経済産業省製造産業局生活製品課
MICAM JAPAN BOOTH 事務局
株式会社アサツー ディ・ケイ
株式会社ADKアーツ<セールスサポート・主催者窓口>
アッシュ・ペー・フランス株式会社
<渡航・宿泊手配サポート担当>近畿日本ツーリスト株式会社
グローバルビジネス支店
<輸送担当>株式会社ブルーライン
MICAM JAPAN BOOTH
アドバイザー
8
JAPAN BOOTH 展開コンセプト
I-4. JAPAN BOOTHコンセプト
コミュニケーションビジュアル案
JAPANブースへの買い付けを目的とするバイヤーが徐々に増えつつあることを考慮し、コミュニケーションビジュアルは昨年度のものを踏襲します。日本の国旗も彷彿させる、ドットのモチーフで日本らしい品質・デザインの良さのイメージ起点を構築します。
ドットのモチーフは、シンプルで分かり易く、均一で緻密な精度の高い印象的な日本のデザイン性を表現。80年代から90年代前半にファション業界に旋風を起こし、業界全体の流れを形成した日本ブランド。世界的に著名な“コム・デ・ギャルソン”や“草間彌生”が生み出す『ドット』のイメージは、今なお洗練された日本ブランドのイメージと強くつながっています。
JAPAN SHOWROOMを更に深化し、
セールスレップとなるJAPANブースを目指す。
※セールスレップについてはP4を参照。
海外展示会の合同出展=JAPANブースという捉え方を拡張し、日本の優れた革製履物(ブランド)を販売する、「セールスレップ*機能を加えるブース」という考え方のもと、商談・セールスの場として、
ブース構成~商談サポート、アフターセールス支援に至るまで一貫した取り組みを行う。
10
1回目の内容
メールマガジン
H.P.FRANCEのネットワークを使ったメルマガを8月25日、8月31日、合計2回配信し、バイヤーやメディアに効果的なアプローチを行った。
1回目の内容
II-1. 事前PR
11
II-2.MICAM JAPAN BOOTH概要
theMICAM・来場者数:計 44.668人(その内26.543人はイタリア国外の来場者数。)・出展社数:計 1.478社 (その内651社はイタリア国外出展者数)
MICAM JAPAN BOOTH・合計8,446名 (テーマコーナーでの集客数とブース内来場者数をカウントした総来場者数)
※カウント方法:カウンターで①実演中、②実演以外 にて10分間テーマコーナー、ジャパンブース訪問をカウント。その数字を基礎に初日~3日目は①4時間、②4.5時間で、最終日は①2時間、②4.5時間で算出し、①+②で一日あたりの来場者数とする。
9月3日(土)①285/h×4=1,140 ②192/h×4.5=864 計2,004名9月4日(日)①330/h×4=1,320 ②237/h×4.5=1,066 計2,386名9月5日(月)①345/h×4=1,380 ②248/h×4.5=1,116 計2,496名9月6日(火)①294/h×2=588 ②216/h×4.5=972 計1,560名
合計8,446名
※パンフレット配布数:1,000部
【ご参考:2016年2月展の来場者数:合計7,182名】
来場者数について
12
II-3.バイヤー誘引とセールスサポート
theMicam オフィシャル オンラインカタログ
theMicam主催者が提供しているオンラインカタログを利用し、6社の全ブランドと社名を登録。バイヤーの誘引を図りました。
ブランド名もしくは社名で検索可能。また、「Japan Booth」でも検索可能。
13
II-4.テーマコーナー
日本製産技術のデモンステレーション企画
日本人による靴デザイン画より、イタリア人靴職人、日本人靴職人とのコラボレーション企画で、日本・イタリアの靴づくりの違いを可視化したデモンストレーション。
靴づくりの技量はもちろん、MICAMに来場するバイヤー等に日本の靴づくりのユニークさが伝えられる靴職人を選定
イタリア靴職人はミラノに近い、靴産業のメッカより人選
⇒ 日本の靴づくりの技術力・品質力とともにオリジナリティを訴求。
日本・イタリアの靴づくりの違いを可視化
<デザインの解釈・使用する革・木型・技法・道具まですべてが違う>
日本の靴づくりの技術力・品質力とともにオリジナリティを訴求
欧州市場で知名度を持つ日本靴ブランドの製品デザイン
【日本のデザイン力】シューズデザイン画
日本流の靴づくり(手縫い)(デザインの解釈~技法)
【日本の技術力・品質力】
イタリア流の靴づくり(手縫い)(デザインの解釈~技法)
【イタリアの技術力・品質力】
MIHARA YASUHIRO
同等の技術でも全く違う靴に▼
違いに気付き・楽しむプレゼンテーション
日本人靴職人
イタリア人靴職人
14
ミラノコレクション、パリコレクションに参加し、欧州市場で知名度を持つ日本のシューズデザイナーのデザイン画を起用し、日本のデザイン力を示す。
○○○○
○○○○
株式会社ソスウ
三原 康裕(ミハラ ヤスヒロ)
2000年、S/Sレディースウェアコレクションを発表。メンズコレクションをスタート。プーマとのコラボレーションで、プーマ・バイ・ミハラヤスヒロ(PUMA by MIHARAYASUHIRO)を発表。このコラボレーションスニーカーは世界各国でも販売され、世界的に名が知られるようになる。2005年A/W、ミラノコレクションに初参加。2007年A/Wから、発表の場をパリに移す。パリでの最初のコレクションでは「詩が聞こえる服」と高く評価される。2009年、レディースラインを東京コレクションにて発表。過去のシューズデザインより1点を起用。
II-4.テーマコーナー
15
・実演のコアタイム:13:00-16:00*日本人靴職人の横尾氏は終日製作作業実施(適宜休憩)*イタリア人靴職人はGiancarlo Corti氏と作業別の複数のイタリア人職人が実演。*イタリア人職人の工程については、アトリエに持ち帰る会場外での製作作業も併用。
1日目
9/3
つり込み
↓
スクイ縫い
↓
中詰め
スクイ縫い 中詰め
パターン
製作
パターン
2日目
9/4
本底加工
↓
ダシ縫い
(片足)
本底加工
手作業
Roberto Caparra
3日目
9/5
ダシ縫い
(完成)
↓
コバ決め
コバ決め
色塗り
Andrea Gatti
4日目
9/6
ヒール
積み上げ
↓
磨き
(完成)
ヒール積み上げ 完成
仕上げ
Andrea Gattiヒール積み上げ
Corti Aldo oppure Chiara Ferriolo
デモンストレーション内容
II-4.テーマコーナー
16
II-5.会場配布物
パンフレット(英) 1000部
来場者がとりやすく、持ち運びやすい仕様のパンフレットを制作。各出展者様の製品写真、会社情報などを掲載。
仕様:140 x 140 mm (表面4色/裏面1色) 8 枚つづり
各社PR用事前配布 60部(10部✕6社)プレスルームへの設置 100部
プレスルームへの設置
17
トートバッグ(メディア配布用+アンケート回答者向け)
プレスキット
斬新なデザインのバッグは、歩く広告塔となって、各展示会の会場内はもとより、同シーズンに開催される他国の展示会にも移動するバイヤー・プレスに活用。
メディア関係者、アンケート回答者に対し、人気のトートバッグを配布。在庫は受付で管理。
300個(アンケート用250個)
【配布物】・トートバッグ・プレスリリース(英・伊/A4サイズ)*基本は英語、求めに応じ伊語配布
・JAPAN BOOTH パンフレット・広報素材データ(各ブランドの製品、素材写真や各出展社ブランドブックのデータ等をUSBで配布)
メディア関係者にはプレスキットを配布。ブース内受付での配布に加え、MICAMプレスオフィスにも設置。
50セット
II-5.会場配布物
II-6. 会場MAP・会場レイアウト
JAPAN
BOOTH
Hall 7 (COSMOPOLITAN) G03 G05 H02 H06
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
JAPAN BOOTH G03 G05 H02 H06
前回と同位置で出展。
34
II-7. スケジュール
35
TIME 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00
8/29全体
8/30全体
8/31全体
9/1全体
9
月2
日(金)
全体
出展社
9
月3
日(土)
全体
出展社
9
月4
日(日)
全体
出展社
9
月5
日(月)
全体
出展社
9
月6
日(火)
全体
出展社
9/7全体
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
搬出・
撤去
基礎ブース設営
後片付け
準備
後片付け
準備
後片付け
準備
準備
※8:30入場開始
(関係者)
※9:15~朝礼
総領事館訪問
※9:15~朝礼
theMICAM
theMICAM
theMICAM
theMICAM
搬出・撤去
出展者様搬入
陳列作業
スタッフMTG
後片付け
総領事
ブース訪問
ファッション
ショー
ファッション
ショー
ファッション
ショー
22
各出展社様に、通路に面した展示台が1台づつ割り当て、その他ブース内に、集合展示用のメインディスプレイスペースを設置。出展位置は昨年度継続出展者を同じ位置として、紳士~ユニセックスとしました。
II-8. JAPAN BOOTHレイアウト
※順不同、敬称略
No. 事業者名 ブランド名
①株式会社アマン産業
(Aman Corporation Ltd.)
②85デザインズ(85designs)
③株式会社 DJB
(DJB CO., LTD.)
④株式会社ブリースデザイン
(BREATH DESIGN CO.,LTD)
⑤株式会社モデルシューズ
(MODEL SHOES CO., LTD.)
⑥株式会社イーオ(IO CO. ,LTD.)
③ ④
①
② ⑤
⑥
①
② ③
④
⑤
⑥
29
ThaMICAM 主催 ファッションショー
初日から3日間実施されるThaMICAM 主催 ファッションショーにエントリー(希望出展社のみ)、株式会社 ディージェービー (Chaka)の商品が選考され、ランウェイに登場。
II-9. 記録写真/各社展示イメージ
II-10. アンケート
30
ブース来場者へのアンケート実施
※来場者へのアンケートは英語・イタリア語の両面になっております。
<アンケート内容>(日本語)
アンケートに協力していただいた方には、ノベルティとしてトートバッグを配布。
32
ブース来場者へのアンケートによる総評
◎日本製履物への認知はまだ低いが、「知っている会社、ブランドがある」が前回2016年2月展の14%から22%と上昇した。◎技術力とデザイン性について高いとイメージを持っている。◎価格競争力については、良い・普通とイメージを持っている。◎ビジネス相手としては、約75%が良いと魅力を感じている。
◎ジャパンブース訪問回数は、2回・5回以上で35%となっている。◎ジャパンブースは通りがかりの訪問が多い。
◎テーマコーナーは、高い評価を得た。
◎ジャパンブース訪問後の技術力イメージは、89%から92%と上昇した。◎ジャパンブース訪問後のデザイン力イメージは、92%から95%と上昇した。◎ジャパンブース訪問後の価格競争力は、55%から65%に上昇した。◎ジャパンブース訪問後のビジネス相手としての魅力は75%から75%と変化なし。ジャパンブース訪問後に非常に良い、良いで高いスコアーを維持している。
◎日本製履物の取り扱い意向は、85%であった。◎今後の製品情報などの案内意向は、78%であった。
II-10. アンケート
33
ブース来場者アンケート集計結果
質問1 日本製の靴について、次のどれに当てはまりますか?
1全く知らない 69 34.3%
2知っているが、見たことはない 20 10.0%
3見本市や売り場で見たことがある 59 29.4%
4知っている会社、ブランドがある 44 21.9%
5過去に取り扱ったことがある 1 0.5%
6現在、取り扱っている 8 4.0%
34.3%
10.0%29.4%
21.9%
0.5% 4.0%
全く知らない
知っているが、見たことはない
見本市や売り場で見たことがある
知っている会社、ブランドがある
過去に取り扱ったことがある
現在、取り扱っている
質問1
II-10. アンケート
34
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
① 技術力
1非常に良い 91 48.9%
2良い 76 40.9%
3普通 18 9.7%
4悪い 1 0.5%
5かなり悪い 0 0.0%
48.9%
40.9%
9.7%
0.5% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-①
II-10. アンケート
35
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
② デザイン力
1非常に良い 110 60.8%
2良い 56 30.9%
3普通 13 7.2%
4悪い 1 0.6%
5かなり悪い 1 0.6%
60.8%
30.9%
7.2%
0.6%
0.6%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-②
II-10. アンケート
36
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
③ 価格競争力
1非常に良い 34 20.6%
2良い 57 34.5%
3普通 58 35.2%
4悪い 14 8.5%
5かなり悪い 2 1.2%
20.6%
34.5%
35.2%
8.5%
1.2%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-③
II-10. アンケート
37
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
④ ビジネス相手としての魅力
1非常に良い 53 34.6%
2良い 63 41.2%
3普通 34 22.2%
4悪い 3 2.0%
5かなり悪い 0 0.0%
34.6%
41.2%
22.2%
2.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-④
II-10. アンケート
38
ブース来場者アンケート集計結果
質問3 日本ブースの訪問回数は?
1初めて 93 55.0%
22回目以上 52 30.8%
35回目以上 24 14.2%
55.0%30.8%
14.2%
初めて
2回目以上
5回目以上
質問3
II-10. アンケート
39
ブース来場者アンケート集計結果
質問4 何を見て日本ブースに来場されましたか?
1MICAM HP 35 17.9%
2JAPAN BOOTH HP 6 3.1%
3メールマガジン 12 6.1%
4出展者からの案内 15 7.7%
5通りがかり 112 57.1%
6その他 16 8.2%
17.9%
3.1%
6.1%
7.7%
57.1%
8.2%
MICAM HP
JAPAN BOOTH HP
メールマガジン
出展者からの案内
通りがかり
その他
質問4
II-10. アンケート
40
ブース来場者アンケート集計結果
質問5 テーマコーナーをご覧になった印象をお教えください。
1非常に良い 101 55.8%
2良い 65 35.9%
3普通 13 7.2%
4悪い 2 1.1%
5かなり悪い 0 0.0%
55.8%35.9%
7.2%
1.1% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問5
II-10. アンケート
41
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
① 技術力
1非常に良い 112 56.3%
2良い 78 39.2%
3普通 9 4.5%
4悪い 0 0.0%
5かなり悪い 0 0.0%
56.3%
39.2%
4.5%
0.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-①
II-10. アンケート
42
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
② デザイン力
1非常に良い 122 63.9%
2良い 58 30.4%
3普通 9 4.7%
4悪い 2 1.0%
5かなり悪い 0 0.0%
63.9%
30.4%
4.7%
1.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-②
II-10. アンケート
43
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
③ 価格競争力
1非常に良い 49 27.1%
2良い 67 37.0%
3普通 49 27.1%
4悪い 15 8.3%
5かなり悪い 1 0.6%
27.1%
37.0%
27.1%
8.3%
0.6%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-③
II-10. アンケート
44
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
④ ビジネス相手としての魅力
1非常に良い 46 31.7%
2良い 64 44.1%
3普通 25 17.2%
4悪い 5 3.4%
5かなり悪い 5 3.4%
31.7%
44.1%
17.2%
3.4%3.4%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-④
II-10. アンケート
45
ブース来場者アンケート集計結果
質問7 興味を持った出展社はありますか?(複数回答可)
1mythography 41 12.4%
2R85 36 10.9%
3CHAKA 52 15.8%
4HANTS&hants 21 6.4%
5Flower MOUNTAIN 110 33.3%
6AHHI CHOI 70 21.2%
0 20 40 60 80 100 120
mythography
R85
CHAKA
HANTS&hants
Flower MOUNTAIN
AHHI CHOI
質問7
II-10. アンケート
46
ブース来場者アンケート集計結果
質問8 日本の靴を取り扱ってみたいと思いますか? その理由も教えてください。
1はい 151 84.4%
2いいえ 28 15.6%
84.4%
15.6%
はい
いいえ
質問8
その理由(自由記載)・美しい・品質がよい・デザインと技術のバランスがいい・快適で独自性がある・スタイルがいい・クールである
II-10. アンケート
47
ブース来場者アンケート集計結果
質問9 ご所属の業種をお教えください。
1Shoe retailer 96 59.3%
2Leather goods retailer 8 4.9%
3Textile/clothing retailer, boutique 6 3.7%
4Sports goods retailer 0 0.0%
5Department store 6 3.7%
6Wholesaler 8 4.9%
7Buying offices 9 5.6%
8 Importer 5 3.1%
9Representative-Agent 19 11.7%
10Press 5 3.1%
11Other 0 0.0%
96
8
6
0
6
8
9
5
19
5
0
0 20 40 60 80 100 120
Shoe retailer
Leather goods retailer
Textile/clothing retailer,…
Sports goods retailer
Department store
Wholesaler
Buying offices
Importer
Representative-Agent
Press
Other
質問9
II-10. アンケート
48
ブース来場者アンケート集計結果
質問10 現在主に取り扱っている靴は、どの国から調達していますか。(複数回答可)
1イタリア 75 45.5%
2スペイン 19 11.5%
3その他のEU諸国 22 13.3%
4トルコを含む中東 7 4.2%
5中国 14 8.5%
6日本 9 5.5%
7その他の東アジア諸国 2 1.2%
8その他のアジア諸国(東南アジア・中央アジア等) 0 0.0%
9USA 4 2.4%
10その他の北米・中米 0 0.0%
11ラテンアメリカ諸国 10 6.1%
12アフリカ諸国 1 0.6%
13その他 2 1.2%
0 20 40 60 80
イタリア
スペイン
その他のEU諸国
トルコを含む中東
中国
日本
その他の東アジア諸国
その他のアジア諸国(東南アジア・中央アジア等)
USA
その他の北米・中米
ラテンアメリカ諸国
アフリカ諸国
その他質問10
II-10. アンケート
49
ブース来場者アンケート集計結果
質問11 他に視察・来場される展示会をお教えください。(複数回答可)
1GDS 44 24.2%
2プルミエールクラス(チュイルリー) 29 15.9%
3WHO'S NEXT 36 19.8%
4プルミエールクラス(ポルト・ド・ベルサイユ) 23 12.6%
5ソールコマース 8 4.4%
6プラットフォーム 7 3.8%
7その他 35 19.2%
44
29
36
23
8
7
35
0 10 20 30 40 50
GDS
プルミエールクラス(チュイルリー)
WHO'S NEXT
プルミエールクラス(ポルト・ド・ベルサイユ)
ソールコマース
プラットフォーム
その他
質問11
II-10. アンケート
50
ブース来場者アンケート集計結果
質問12 今後、製品情報などをご案内させて頂いてもよろしいでしょうか。
1はい 143 78.6%
2いいえ 39 21.4%
78.6%
21.4%
はい
いいえ
質問12
II-10. アンケート
52
ヒアリング結果
株式会社アマン産業・商談数・国:8件(イタリア、ドイツ、オランダ、オーストラリア、香港、韓国)・興味、評価ポイント:バンダナシューズ/サンダル、着物サンダル/スニーカー。ユニークな素材使い、Vibramソール
・来場者からの要望:レディースサイズも展開してほしい。・取引の見込み会社数:オーダー済 1社(ドイツ/バンダナサンダル、着物サンダル、シャワーサンダル/17足)オーダー見込み 1社(香港)・良かった点/悪かった点:MICAM来場者の客層、出展サンプルの傾向がつかめたこと・テーマコーナーについて:イタリア人の実演が目立ちすぎてテーマコーナーだけに人だかりができてしまい、JAPANブースのアピールにはつながらなかった様に感じた。
85 Designs・商談数・国:2件(イギリス、アメリカ)・興味、評価ポイント:スクラッチシリーズのスニーカー。履いていくうちに穴が開いて下のレザーが見えるというコンセプト自体に興味をもつ方が多くいた。・来場者からの要望:上記スクラッチシリーズのコンセプトに基づいた物の数を増やしてほしい。FOB価格に対するシビアな意見が多かった。・取引の見込み会社数:アメリカのマイアミにある百貨店が前向きに検討中・良かった点/悪かった点:ブランドの強み、やるべきこと、突き詰めていくコンセプトなどが明確になったことは良かった。価格に対するシビアな意見が多かったので、見合うデザインにしていくことが課題になると感じた。・コンシェルジュや通訳は率先してアテンドに回ってくれたりと、非常に頼りがいがあった。
(株)DJB・商談数・国:11件(イギリス、中国、シンガポール、南アフリカ、ニュージーランド、韓国、ベルギー、フランス、アメリカ、ドバイ)・興味、評価ポイント:スニーカー、カジュアルシューズ、履きやすさ、デザイン性。・来場者からの要望:値段のバリエーションがほしい。・取引の見込み会社数:5社。イギリス(60足)、ベルギー(48足)・良かった点/悪かった点:ファッション性、履き心地/クラッシック・テーマコーナーについて:職人は最高でした。
II-11. 出展社ヒアリング
53
ヒアリング結果
株式会社ブリースデザイン・商談数・国:20名(イタリア、スペイン、ポルトガル、イギリス、ギリシャ、トルコ、ドバイ、韓国、中国、日本、シンガポール、インドネシア、オランダ、ベルギー、フランス、ウクライナ)・興味、評価ポイント:商品構成は全体的に評価された。特にプリントのデザイン、和のモチーフ、履き心地、プライス、統一したブランドの全体像について高く評価された。・来場者からの要望:エレガント、スポーツの中間。サンプルのサイズが色々ほしい。パッケージを見たい。・取引の見込み会社数:18社/計約1500足(イタリア、スペイン、ギリシア、フランス、ウクライナ、シンガポール、ドバイ、中国、ベルギー)/スニーカー(メンズ、レディース)・良かった点/悪かった点:前回との比較で今回は、来客が多かっただけでなく、その場で受注をしていただけたことが良かった。/サンプルのサイズを色々取り揃えて、フィッテイングができる様に改善すべき。パッケージ、TAGなどの付属品の情報を準備する。・テーマコーナーについて:横尾氏の本格派靴職人の手仕事、イタリアの職人による美しい色付け、とても良い共演だと思います。横尾氏の手製のエプロン、作業イス、イタリアの職人の塗料が入ったカラフルな瓶など、仕事道具への美意識とこだわりに感銘を受けました。
株式会社モデルシューズ・商談数・国:スイス、アメリカ、ドバイ、イタリア、エストニア・興味、評価ポイント:スリッポンのグラフィック、モカシン、サンダル・来場者からの要望:カタログが必要・取引の見込み会社数:5社・良かった点/悪かった点:履く心地、グラフィック、色/ブランディングができていない、認知度が低い・テーマコーナーについて:ブースへの興味を引くことに役立っている
株式会社イーオ・商談数・国:40件(イタリア、イギリス、フランス、スペイン、ニュージーランド、韓国、香港、台湾、日本、南アフリカ)・興味、評価ポイント:インクジェットプリントレザー作品で、モードなところが高く評価された。・来場者からの要望:価格をFOBからDPPにしてもらいたい。・取引の見込み会社数:イタリア(エージェントが見つかり、今後広がりそう)スイス(高級地区のショップから30足受注(FOB100ユーロ前後の商品))・良かった点/悪かった点:連続出展(JAPANブース)で認知度が高いと感じた。また空間作りや、設営、接客スタッフが素晴らしかった。・テーマコーナーについて:日伊の職人による実演は通行客の足を止め、集客につながったっと思う。
II-11. 出展社ヒアリング
54
http://www.laprovinciadifermo.com/ 2016/9/5
II-12. メディア/SNSへの掲載実績
(概要)ロシアやウクライナのバイヤーが戻ってきた。2月のミカム展のリスタイリングの件などMICAM全体の話が展開。日本に関する内容も掲載。「世界がMICAMに注目しています。初日はポルトガルの首相、先ほどは日本の総領事が来場。どんなことを求められてますか?」という質問に対して、〈ピロッティ会長〉むしろこちらからのリクエストの話をしています。税金に関して、イタリアと日本双方で同じ条件でビジネスする必要があり、私はその障害を取り除くように、はっきりとリクエストしました。ただし、超えないとならないLobby(圧力団体や圧力活動)があります。でもあきらめません。〈事務局長〉アメリカと日本が結んだ協定と同じような協定が結べる事を期待しています。鞄業界は免除されている税なので、靴も同じ条件になって欲しいと思います。
イタリア現地新聞のオンラインサイトhttp://www.laprovinciadifermo.com/index.php/fermo2/economiafermo/2985-micam
55
www.corriere.it / 2016/9/9
イタリア2大新聞 「CORRIERE DELLA SERA」 のオンラインメディアhttp://www.corriere.it/moda/news/16_settembre_08/micam-donne-tacchi-spillo-uomini-la-stringata-ritorno-classico-rivisitato-c9df16ae-75d4-11e6-803b-30079bff37cd.shtml
II-12. メディア/SNSへの掲載実績
57
MICAM、MIPEL ジャパンブース訪問(平成28年9月3日)http://www.milano.it.emb-japan.go.jp/culture/partecipazioni2016.html
在ミラノ日本国総領事館 ブログ / 2016/9/3
II-12. メディア/SNSへの掲載実績
59
III.総評
事務局業務について
[募集、応募]
・平成26年度から事務局業務を担当しているが、自社製品をどのように見せると効果的に見え
るかなどよく考えられており、回を重ねるごとに出展希望事業者の提出資料のクオリティが上がって
おり、当事業への真摯な取り組み意図を感じた。
[出展者説明会]
・出展事業者6社の内、初出展の事業者が3社であり、出展者説明会の前からMICAM展に
対する意欲を感じた。当日は地方からの事業者を含め、全社(6社)とも出席し、明るく、賑
やかな雰囲気の中で良いスタートができた。
MICAMジャパンブースのテーマや戦略について共有し、アドバイザー、コンシェルジュとの会話をメ
インとする説明会であり、事務的な書類記入方法などについては簡略に伝えたのは効率的だった
が、出展者が提出する素材に関しての説明が少し足りなく、後で何回も再提出を依頼することが
あったので改善の余地がある。
[連絡・調整業務]
・資料提出や確認事項などに対しての反応が非常に速く、出展事業者の海外ビジネスへの真
摯な取り組みと意欲が伺えた。MICAM主催者提供サービスのファッションショーに採用された事
業者が、1社のみだったのは残念であるが、ファッションショーエントリーに積極的に参加していること
からも、出展事業者の海外ビジネスへの強い意欲が感じられる。今回はファッションショーでは主
催者との間で問題が起きなかったが、事業者によっては、海外での取引や輸送段取りに慣れてい
ないため、事務局がどこまでフォローすべきかの線引は必要だが、アドバイザーとの連携をとりフォロ
ーしていくことは必要と思われる。
[広報資料収集]
・製品の制作と出展準備に追われている中で、広報用資料の提出準備がかなり負担になってい
ると考えられる。今回は撮り方を指定した写真があり、期限までに回収することは困難を極めた。
この写真の再提出を数回依頼しているうちに、自由でよい写真まで同じようなカットになった事業
者がいたのは残念である。しかしながら、PR活動やパンフやウェブサイト制作に協力が必須である
ことから、出展準備とバランスのとれた効率的な段取りを検討すべき。
60
III.総評
ブース施工について
[期間中ブース什器]
準備より撤去まで特に不具合なく、実施できた。
セールスサポートについて(セールスサポートスタッフ坪内氏)
今回のMICAM JAPAN BOOTHはみなさんが感じられたようにかなり内容が良かったと思います。オーガナイザー、出展者、セールスサポートスタッフ共にチームワーク、雰囲気の良いとても活気のあるJAPAN BOOTH AW2016でした。とにかく販売するということに視点を置いているので、そのポイントからの感想を書かせてください。ADK、HPFチームが担当されるようになってから、テーマコーナー、ブースの作り方など、きちんと見せ、しっかり販売のできるJAPAN BOOTHを作るために、よく研究され回を重ねるごとに内容が良くなってきていると思います。以前はブースに人が来ない理由としてブースの場所が悪いとか、他の展示会が同時に開催されているとか、常に内容が悪かった理由をどこかに見つけていましたが、今のメンバーでのオーガナイズになり、特に今回はブースのポジションなど全く問題にもなっていないほど、多くのバイヤーが訪ねてきて商談もできたと思います。今回はMICAM JAPAN BOOTHに実際に商材を求めに来ているバイヤーもけっこういました。これは前回の出展者が良かったという事にもなってくると思います。「他と比べてこのブースには面白いもの(商品)が沢山ある」と言われた時には何年か前には想像もできないことだったので、とても嬉しかったです。
内容が良かった理由まず第1に出展ブランドのレベルが高いという事が挙げられると思います。ここが悪いといくら他を良くしてもJAPAN BOOTHを成功させるのは難しいです。出展中約半数のブランドはデザイン的に海外でも認められ、値段的にも購入できる価格だったので、そのブランドを中心に販売につながったところが多かったと思います。きちんとした作りのオーソドックスな靴はいくら技術が優れていてもイタリアにはいくつもこういったメーカーがあるので、靴の本場イタリアにそういったブランドも持ってきても、送料、関税がかかる分値段が高くなり、足の形も日本人と西洋人とは違うということもあってイタリア製のものに比べると販売する上で障害が多いと思います。日本製品をヨーロッパで販売するには日本人にしかできない技術、デザインの提案や、そのブランドにしかできないニッチな商品で勝負していくことが必要だと思います。また値段的にも高い商品は特に今の市場では販売しにくいです。
第2に販売員が良かったこと、私はこれまで毎回色々なところで販売員を探していたのですが、販売のプロはこの時期セールスキャンペーンが始まっているため仕事をしているので、なかなか良いスタッフを見つけることができませんでした、しかし今回はたまたまこの時期に仕事をしていないセールスを専門にしているスタッフが見つかりお手伝い願いました。一人は以前DONNA KARANのヨーロッパマーケットの責任者、もう一人はTOM FORDの小物担当セールスマンで靴やバックを販売しているスタッフでした。バイヤーへの声のかけ方、商品の説明、オーダーの取り方、何を取っても素晴らしかったと思います。今回お願いした2人はプロの中でもかなり仕事のできる方です。そのうちの一人は赤嶺さんが個人的にお願いされたCHAKAブランド専門のスタッフでしたが、他のブランドの事も一緒に見てくれて、とても助かりました。
61
III.総評
セールスサポートについて
2人とも、販売専門ということ以外にもよく気がつき、頭も切れる2人でしたので、それを理由に販売にもつながったと思います。坪内氏ともう一人は日本語(英語も含む)できるイタリア人であるが、バイヤー等の対応を優先すれば、その他は日本語ができなくてもイタリア語、英語ができ、販売力のあるスタッフをブースに置いている方が重要。今回のセールスサポートスタッフの起用は成功につながった。その他、販売スタッフのチームワークがとてもよく、複数で商談があった時もうまくみんなで助け合って商談を進めることができたと思います。一般的に海外の展示会での日本ブースはブースの中にたくさんの日本人がいて、みんな真面目にお客さんが来るのを構えているというのがイメージです。ブース内は常に静かで、みんな起立し日本人の真面目さの出た良いところでもあるのですが、逆に言えば、外人にとっては非常に入りにくいブースになってしまいます。一番初めの時からこのことは話していたので、第一回目からそういう雰囲気のないラフでとても入りやすいブースになっていると思います。ブース内に兎に角人が入ってこないといけないので、今の状況は非常に良いと思います。
今回はかなり多くのブランドが関税、送料も含めたDDPプライスを準備されていました。ヨーロッパのお客様にはその方が値段が明確なので、今後日本サイドで出展者みんなに事前にDDPプライスを用意するようにお伝え願いたいです。逆に日本からの卸値FOBだと最終的にお店がいくらで買うかわからず、日本からの輸入にも慣れていないので、ヨーロッパのお店はそれが理由で購入しないことがかなりの確率で出てくると思います。
日本人デザイナー(三原康弘氏)のシューズデザインを事前にイタリア人と日本人靴職人のコラボレーションを実施。事前からデザイン画からデザインを解釈し、パターン作成し、素材を選定、靴の姿にしていく実演を企画。イタリア人をキャスティングしたこととで、集客となり、ブース内に人が流入していくことで成功となった。日本人、イタリア人の靴職人の道具、素材、靴のパーツなどの展示にも興味を持ち、話かけてくることで更に集客となる光景があった。
テーマコーナーについて
平成28年度 皮革産業振興対策調査等(日本製革製履物の海外PR等のための海外見本市出展)
<theMICAM 2月展 JAPAN BOOTH>
事業実施報告書
2016 MICAM Japan Office
Hall 7 (COSMOPOLITAN )G03 G05 H02 H06
Date:2017/2/12(SUN)-2/15(WED)
Venue:FIERA MILANO
目次
I. 「theMICAM」 JAPAN BOOTH実施概要 65
I-1. 事業内容 65
I-2. 開催概要 67
I-3. 運営体制 68
I-4. JAPAN BOOTHコンセプト 69
II. 「theMICAM」 JAPAN BOOTH実施レポート <2月展> 70
II-1. 事前PR 71
II-2. MICAM JAPAN BOOTH概要 72
II-3. バイヤー誘引とセールスサポート 74
II-4. テーマコーナー 75
II-5. 会場配布物 78
II-6. 会場MAP・会場レイアウト 81
II-9. スケジュール 85
II-10. 記録写真 86
II-14. アンケート 92
II-15. 出展社ヒアリング 113
II-16. メディア/SNSへの掲載実績 118
III. 総評 119
63
■日本の皮革産業は輸入に押され厳しい状況• 国内市場は縮小傾向
過去、10年の間に生産額は約5割減となるなど、急速に縮小を続けている。• 2010年より中国や途上国からの安価な革製履物輸入が急速に拡大。• 10年の間、国内生産の縮小幅と輸入の拡大幅がほぼ同様で、日本の市場規模自体には大きな変化はない。• 国内生産の減少を輸入で補う、もしくは輸入の増加におされて国内生産が減少していると推測される。
日本の革製履物に関する市場与件
①日本製 独立系ブランドデザイン性と質のバランスが優れており、海外デザイナーズブランドとは強みが明確に異なる。昨今は厳しい状況が続いている(トレンドを踏まえたベーシックな製品が求められている)。
②日本製 企業系メーカー国内のマーケットニーズを上手く把握しきれていない。ベーシックなモノづくりと質が強みで、売り場での存在感は強いが、廉価な外国製品との価格競争で、全体の売上げは下降傾向。
③海外から見た日本の革靴生産現場海外から見て、日本での革靴生産は殆ど知られていない。世界の市場では、中国等が大量で廉価な商品の生産、もしくはイタリア、イギリス等がクリエイティブ、アルチザンを交えた高レベルに生産するなど、独自のポジショニングが確立されている。
■日本の革靴製品市場に、今後、何が必要か。日本は、世界一厳しい消費者の国であり、世界一質の高いものづくりが出来る。均一的な商品の量産、管理を含めた安全性などは世界一の分野でもあるが、日本製品全体のマーケット縮小により、革靴業界全体が製品、生産ともに共倒れの状況にある。
↓国内の革製履物生産が縮小傾向の中、今後海外市場の開拓と日本の革製履物の輸出促進に向け海外市場において、日本の革製履物の強みをより具体的に今一度明確化し、情報発信していくことが重要。
↓
「日本の革靴=Made in JAPANブランド」の確立が必要。
日本革製履物の市場状況 (日本製革製履物関係者弊社独自ヒアリング)
65
I-1. 事業内容
theMICAM/JAPANブースの傾向
日本人の感性や技術を生かした特徴ある優れた日本製革製履物の展示・PR を行うとともに、海外市場での販路開拓の可能性及び課題について評価分析を行う
「デザイン力」 × 「品質力」 × 「商談力」
バイヤーの買付動向が変化しつつある中、ファッションビジネスにおける、ショールームで行われているようなセールスサービスを提供していくことが、海外のファッションセールスにおいては必要。
JAPANブース 展開コンセプト
66
JAPAN SHOWROOMを更に深化し、
セールスレップとなるJAPANブースを目指す。
1. 事業内容
海外展示会の合同出展=JAPANブースという捉え方を拡張し、日本の優れた革製履物(ブランド)を販売する、「セールスレップ*機能を加えるブース」という考え方のもと、商談・セールスの場とし
て、ブース構成~商談サポート、アフターセールス支援に至るまで一貫した取り組みを行う。
■theMICAMの傾向• 来場者の減少トレンドが続いていたが、ファッションにおける地位確立を目指すイタリア政府の後押しもあり、MICAMは
さらにモダンで国際的な展示会に生まれ変わる途上にある。
■JAPANブースの傾向(2014年8月~)• アンケート回答者数(商談・問い合わせのある来場者)は増加トレンド。バイヤー・プレスなど、どの職種業種もまんべ
んなく増加。• 約半数の来場者は日本革靴を知らないものの、わずかずつではあるが、日本製履物の取り扱い経験率や展示会等で
の認知率は伸長。• いずれの回も約7割の来場者が日本革靴の取り扱いを希望。その理由を見ると、希望者はデザイン・品質を評価、非
希望者は価格が影響。価格面を含め、バイヤーニーズを満たした出展事業者の選定が重要。• いずれの回も日本製の靴の技術力は高い評価。• いずれの回も日本製の靴のデザイン力は高い評価。• ブースの構造・デザイン・デモンストレーションにより、集客~アプローチ~商品説明までの流れが構築できている。• 接客レベルの高さが商談件数が増加につながっている。JAPANブースへのリピーターが増加している。継続的にレベルの
高い出展を行うことでJAPANブランドが徐々に浸透しつつある。
※日本版セールスレップはメーカーからの視点と販売先の双方の視点で商品、販売、販売促進、技術を理解し、助言・指導が出来ることが重要。これまでマーケティングは販売に関わる活動が重んじられてきたが、それではまだ販売の領域。セールスレップは、製品から目利きし、かつ販売先の視点を重視することから活動を始める。すなわち「つくられたものを売るのではなく、売れるものをつくる」という発想で、メーカー企業と製品開発や改良を進めてゆく必要がある。わが国ではセールスレップは経営マネージメントを身につけ、企業間取引に習熟した人材を育成することで、営業のみならず、事業戦略、販売戦略、販売促進戦略、商品開発戦略などに精通した人材が輩出されて浸透、定着化してきた歴史がある。また、現在では、セールスレップの持つ高いマーケティングスキルや専門知識を活用し、科学的な営業手法に基づく営業人材の育成に力を注いでいる企業も多く見られるようになっている。わが国では「製品開発の企画段階、あるいはプロトタイプにおけるセールスレップの取り組み」等において、「全国プロトタイプ(試作品)取扱いのための統一基準」が策定されている。これによりメーカー企業が「作ってしまってから売れない」というリスクを軽減し、より社会の要望に見合った製品開発を行なうことが可能となっている。セールスレップの持つスキルによって、製品のテストマーケティングの調査を実施するなど、売り手側の視点による売れない問題点、売るための要件等を明確にしている。このようにわが国では現在、日本版セールスレップのノウハウを活用することで、優れた営業人材の育成の浸透が図られている。
小間位置 Hall 7 (COSMOPOLITAN) G03 G05 H02 H06
施工期間 2017年2月7日(火)~ 2月11日(土)14:00まで
展示品の陳列作業のみ 19:00まで
撤去期間 2月17日(金)18:30 まで
出展事業社 計6社
67
I-2. 開催概要
「theMICAM」 開催概要
「theMICAM」 会場
開催名称 theMICAM
開催日時 2017年2月12日(日)~ 15日(水)
開場時間: (来場者) 2月12日~14日 9:30~19:002月15日 9:30~16:00
(出展社搬入日:2月11日 12:00~15:00)
開催場所 FIERA MILANO住所: Strada Statale del Sempione, 28-20017 Rho (Milano)TEL/FAX: 02-49971 / 02-4997-7379URL: http://www.fieramilano.com
主 催 AIMPES Servizi S.r.l.
展示対象 紳士&婦人靴(子供向けを含む)
総来場者 32,703名 (内 16,343名イタリア国外から)(2016年2月展)44,668名 (内 26,543名イタリア国外から)(2016年9月展)44,610名 (内 26,505名イタリア国外から)(2017年2月展)
出展者数 1,456社 (内 635社イタリア国外から)(2016年2月展)2016年9月展は未発表1,405社 (内 610社イタリア国外から)(2017年2月展)
「JAPANブース」 概要
I-3. 運営体制
68
運営体制図
本事業は、主管部局である経済産業省製造産業局生活製品課のもと、株式会社アサツー ディ・ケイが受託事業者として全体事業を統括。出展社との窓口業務を株式会社ADKアーツと連携、そしてセールスサポートとしてアッシュ・ペー・フランス株式会社と連携し、事務局を運営。
運営体制について
主管
経済産業省製造産業局生活製品課
MICAM JAPAN BOOTH 事務局
株式会社アサツー ディ・ケイ
株式会社ADKアーツ
<セールスサポート・主催者窓口>アッシュ・ペー・フランス株式会社
<渡航・宿泊手配サポート担当>近畿日本ツーリスト株式会社
グローバルビジネス支店
<輸送担当>株式会社ブルーライン
MICAM JAPAN BOOTH
アドバイザー
69
JAPAN BOOTH 展開コンセプト
I-4. JAPAN BOOTHコンセプト
コミュニケーションビジュアル案
JAPANブースへの買い付けを目的とするバイヤーが徐々に増えつつあることを考慮し、コミュニケーションビジュアルは昨年度のものを踏襲します。日本の国旗も彷彿させる、ドットのモチーフで日本らしい品質・デザインの良さのイメージ起点を構築します。
ドットのモチーフは、シンプルで分かり易く、均一で緻密な精度の高い印象的な日本のデザイン性を表現。80年代から90年代前半にファション業界に旋風を起こし、業界全体の流れを形成した日本ブランド。世界的に著名な“コム・デ・ギャルソン”や“草間彌生”が生み出す『ドット』のイメージは、今なお洗練された日本ブランドのイメージと強くつながっています。
JAPAN SHOWROOMを更に深化し、
セールスレップとなるJAPANブースを目指す。
海外展示会の合同出展=JAPANブースという捉え方を拡張し、日本の優れた革製履物(ブランド)を販売する、「セールスレップ*機能を加えるブース」という考え方のもと、商談・セールスの場として、
ブース構成~商談サポート、アフターセールス支援に至るまで一貫した取り組みを行う。
※セールスレップについてはP4を参照。
73
II-2.MICAM JAPAN BOOTH概要
theMICAM・来場者数:計 44,610人(その内26,505人はイタリア国外の来場者数。)・出展社数:1,405社(その内26,505人はイタリア国外の来場者数。)
MICAM JAPAN BOOTH・パンフレット配布数:1,000部
来場者数について
74
II-3.バイヤー誘引とセールスサポート
theMicam オフィシャル オンラインカタログ
theMicam主催者が提供しているオンラインカタログを利用し、6社の全ブランドと社名を登録。バイヤーの誘引を図りました。
ブランド名もしくは社名で検索可能。また、「Japan Booth」でも検索可能。
75
II-4.テーマコーナー
日本製産技術のデモンステレーション企画
<参考>
日本人による靴デザイン画より、イタリア人靴職人、日本人靴職人とのコラボレーション企画です。日本・イタリアの靴づくりの違いを可視化したデモンストレーションを行います。
靴づくりの技量はもちろん、MICAMに来場するバイヤー等に日本の靴づくりのユニークさが伝えられる靴職人を選定
イタリア靴職人はミラノに近い、靴産業のメッカより人選
⇒ 日本の靴づくりの技術力・品質力とともにオリジナリティを訴求。
日本・イタリアの靴づくりの違いを可視化
<デザインの解釈・使用する革・木型・技法・道具まですべてが違う>
日本の靴づくりの技術力・品質力とともにオリジナリティを訴求
欧州市場で知名度を持つ日本靴ブランドの製品デザイン
【日本のデザイン力】シューズデザイン画
日本流の靴づくり(手縫い)(デザインの解釈~技法)
【日本の技術力・品質力】
イタリア流の靴づくり(手縫い)(デザインの解釈~技法)
【イタリアの技術力・品質力】
MIHARA YASUHIRO
同等の技術でも全く違う靴に▼
違いに気付き・楽しむプレゼンテーション
76
日本人靴職人
イタリア人靴職人
ミラノコレクション、パリコレクションに参加し、欧州市場で知名度を持つ日本のシューズデザイナーのデザイン画を起用し、日本のデザイン力を示す。
○○○○
○○○○
株式会社ソスウ
三原 康裕(ミハラ ヤスヒロ)
2000年、S/Sレディースウェアコレクションを発表。メンズコレクションをスタート。プーマとのコラボレーションで、プーマ・バイ・ミハラヤスヒロ(PUMA by MIHARAYASUHIRO)を発表。このコラボレーションスニーカーは世界各国でも販売され、世界的に名が知られるようになる。2005年A/W、ミラノコレクションに初参加。2007年A/Wから、発表の場をパリに移す。パリでの最初のコレクションでは「詩が聞こえる服」と高く評価される。2009年、レディースラインを東京コレクションにて発表。過去のシューズデザインより1点を起用。
Nabe 代表渡邊浩志/わたなべひろし/HIROSHI WATANABE
福島県出身。
文化服装学院ファッション工芸科卒業後、1999年、フィレンツェにて靴工房に弟子入り
帰国後、靴メーカーに入社。
同時期に巻田工房入学。3年目に巻田工房アシスタントとなる。
2009年、鎌倉にてオリジナルブランドNabeのショップをオープンする。
2014年度から巻田工房講師へ
Giancarlo Corti(ジャンカルロ・コルティ)
会計士の資格を得て卒業後、家族経営の靴工場 “Calzaturificio
Cortina di Corti Mario e c snc” で職業(職人)生活を開始。
この工場では、父、弟 、叔父、いとこで経営していた。今までの製造ブ
ランドは、“Cortina”、“Mauri”、 “Artioli”、“Romano
Martegani”など多数。“Romano Martegani”の靴工場のマネージ
ャーをつとめ、手仕事で新しい靴のコレクションを製作。
II-4.テーマコーナー
77
デモンストレーション内容
1日目
2/12
2日目
2/13
GIANCARLO CORTI &ANDREA GATTI
3日目
2/14
4日目
2/15
磨き
(完成)
担当者 CHIARA FERRIOLO
ANDREA GATTI
パターン制作
靴の組み立て
ANDREA GATTI
アッパー色付け
つり込み
↓
つり込み完成
↓
掬い縫い
コルク詰め
↓
底貼り
出し縫い
↓
コバ決め
ヒール仕上げ
↓
仕上げ
・実演のコアタイム:13:00-16:00*日本人靴職人の渡邊氏は終日製作作業実施(適宜休憩)。*イタリア人靴職人のGiancarlo Corti氏は4日間いるが、作業工程により複数のイタリア人職人が実演。
*イタリア人職人の工程については、アトリエに持ち帰る会場外での製作作業も併用。
II-4.テーマコーナー
78
II-5.会場配布物
パンフレット(英) 1000部
来場者がとりやすく、持ち運びやすい仕様のパンフレットを制作。各出展者様の製品写真、会社情報などを掲載。
仕様:140 x 140 mm (表面4色/裏面1色) 8 枚つづり
各社PR用事前配布 60部(10部✕6社)プレスルームへの設置 100部
79
トートバッグ(メディア配布用+アンケート回答者向け)
プレスキット
斬新なデザインのバッグは、歩く広告塔となって、各展示会の会場内はもとより、同シーズンに開催される他国の展示会にも移動するバイヤー・プレスに活用。
メディア関係者、アンケート回答者に対し、人気のトートバッグを配布。在庫は受付で管理。
300個(アンケート用250個)
【配布物】・トートバッグ・プレスリリース(英/A4サイズ)60部・JAPAN BOOTH パンフレット・広報素材データ(各ブランドの製品、素材写真や各出展社ブランドブックのデータ等をUSBで配布、50セット)
メディア関係者にはプレスキットを配布。ブース内受付での配布に加え、MICAMプレスオフィスにも設置。
50セット
II-5.会場配布物
JAPAN
BOOTH
Hall 7 (COSMOPOLITAN) G03 G05 H02 H06
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
Hall 5⇒
JAPAN BOOTH G03 G05 H02 H06
前回と同位置で出展。
31
II-6. 会場MAP・会場レイアウト
II-7. スケジュール
32
TIME 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00
2/7 全体
2/8 全体
2/9 全体
2/10 全体
2
月11
日(土)
全体
出展社
2
月12
日(日)
全体
出展社
2
月13
日(月)
全体
出展社
2
月14
日(火)
全体
出展社
2
月15
日(水)
全体
出展社
2/16 全体
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
基礎ブース設営 7:30AM-8:00PM
搬出・
撤去
基礎ブース設営
後片付け
準備
後片付け
準備
後片付け
準備
準備
※8:30入場開始
(関係者)
※9:15~朝礼
総領事館訪問
※9:15~朝礼
theMICAM
theMICAM
theMICAM
theMICAM
搬出・撤去
出展者様搬入
陳列作業
スタッフMTG
後片付け
総領事
ブース訪問
ファッション
ショー
ファッション
ショー
ファッション
ショー
84
各出展社様に、通路に面した展示台が1台づつ割り当て、その他ブース内に、集合展示用のメインディスプレイスペースを設置。出展位置は昨年度継続出展者を同じ位置として、紳士~ユニセックスとしました。
II-8. JAPAN BOOTHレイアウト
③ ④
①
② ⑤
⑥
①
② ③
④
⑤
⑥
※順不同、敬称略
No. 事業者名 ブランド名
①株式会社アマン産業
(Aman Corporation Ltd.)
②株式会社アポロ
(APOLLO Co., Ltd.)
③株式会社 DJB
(DJB CO., LTD.)
④株式会社ブリースデザイン
(BREATH DESIGN CO., LTD)
⑤株式会社 Jay Jay Japan(Jay Jay Japan Inc.)
⑥株式会社 リーガルコーポレーション(REGAL CORPORATION)
91
ThaMICAM 主催 ファッションショー
初日から3日間実施されるThaMICAM 主催 ファッションショーにエントリー(希望出展社のみ)、株式会社 ディージェービー (Chaka)、株式会社 ブリースデザイン(Flower MOUNTAIN)の商品が選考され、ランウェイに登場。
II-9. 記録写真/各社展示イメージ
II-10. アンケート
92
ブース来場者へのアンケート実施
※来場者へのアンケートは英語・イタリア語の両面になっております。
<アンケート内容>(日本語)
アンケートに協力していただいた方には、ノベルティとしてトートバッグを配布。
94
ブース来場者へのアンケートによる総評
アンケート総数:205件
◎日本製履物への認知はまだ低いが、「知っている会社、ブランドがある」が前回2016年9月展とほぼ同じの20%と変化なし。◎技術力とデザイン性について高いとイメージを持っているがやや下降した。◎価格競争力については、良い・普通とイメージを持っているがやや下降した。◎ビジネス相手としても、やや加工した。
◎ジャパンブース訪問回数は、2回・5回以上で45%となっている。◎ジャパンブースは通りがかりの訪問が多い。
◎テーマコーナーは、高い評価を得た。
◎ジャパンブース訪問後の技術力イメージは、非常によいが65%と高いスコアとなった。◎ジャパンブース訪問後のデザイン力イメージは、非常によりが62%と高いスコアとなった。◎ジャパンブース訪問後の価格競争力は、65%から46%に下降した。◎ジャパンブース訪問後のビジネス相手としての魅力は75%から69%とやや下降した。ジャパンブース訪問後に非常に良い、良いで高いスコアーを維持しているが、今回は価格にたいしての評価が低くなった。
◎日本製履物の取り扱い意向は、98%と高いスコアとなった。◎今後の製品情報などの案内意向は、80%であった。
II-10. アンケート
95
ブース来場者アンケート集計結果
質問1 日本製の靴について、次のどれに当てはまりますか?
1全く知らない 69 41.6%
2知っているが、見たことはない 18 10.8%
3見本市や売り場で見たことがある 59 35.5%
4知っている会社、ブランドがある 33 19.9%
5過去に取り扱ったことがある 1 0.6%
6現在、取り扱っている 11 6.6%
34.3%
10.0%29.4%
21.9%
0.5%4.0%
全く知らない
知っているが、見たことはない
見本市や売り場で見たことがある
知っている会社、ブランドがある
過去に取り扱ったことがある
現在、取り扱っている
43.2%
4.5%
34.2%
14.1%
3.5% 0.5%
全く知らない
知っているが、見たことはない
見本市や売り場で見たことがある
知っている会社、ブランドがある
過去に取り扱ったことがある
現在、取り扱っている
<2016年2月展> <2016年9月展>
41.6%
10.8%35.5%
19.9%
0.6%
6.6%全く知らない
知っているが、見たことはない
見本市や売り場で見たことがある
知っている会社、ブランドがある
過去に取り扱ったことがある
現在、取り扱っている
質問1
II-10. アンケート
96
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。
(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
① 技術力
1非常に良い 55 33.1%
2良い 63 38.0%
3普通 12 7.2%
4悪い 3 1.8%
5かなり悪い 0 0.0%
48.9%
40.9%
9.7%
0.5% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
39.2%
47.6%
12.0%
1.2% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
33.1%
38.0%
7.2%
1.8% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-①
II-10. アンケート
97
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
② デザイン力
1非常に良い 59 35.5%
2良い 51 30.7%
3普通 17 10.2%
4悪い 5 3.0%
5かなり悪い 0 0.0%
60.8%
30.9%
7.2% 0.6% 0.6%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
49.4%
39.2%
10.8%
0.6% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
35.5%
30.7%
10.2%
3.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-②
II-10. アンケート
98
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
③ 価格競争力
1非常に良い 14 8.4%
2良い 36 21.7%
3普通 39 23.5%
4悪い 10 6.0%
5かなり悪い 2 1.2%
20.6%
34.5%
35.2%
8.5%
1.2%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
13.2%
41.1%
39.1%
6.0% 0.7%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
8.4%
21.7%23.5%
6.0%
1.2%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-③
II-10. アンケート
99
ブース来場者アンケート集計結果
質問2 本日ご来場いただくまでの、日本製の靴に対する印象をお教えください。(1で「全く知らない」とお答えになられた方も、イメージでけっこうですのでお答えください)
④ ビジネス相手としての魅力
1非常に良い 16 9.6%
2良い 45 27.1%
3普通 24 14.5%
4悪い 4 2.4%
5かなり悪い 6 3.6%
34.6%
41.2%
22.2%
2.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
29.4%
43.7%
22.2%
3.2%1.6%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
9.6%
27.1%
14.5%
2.4%3.6%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問2-④
II-10. アンケート
100
ブース来場者アンケート集計結果
質問3 日本ブースの訪問回数は?
1初めて 124 74.7%
22回目以上 58 34.9%
35回目以上 19 11.4%
55.0%30.8%
14.2%
初めて
2回目以上
5回目以上61.7%
25.8%
12.4%
初めて
2回目以上
5回目以上
<2016年2月展> <2016年9月展>
74.7%
34.9%
11.4%
初めて
2回目以上
5回目以上
質問3
II-10. アンケート
101
ブース来場者アンケート集計結果
質問4 何を見て日本ブースに来場されましたか?
1MICAM HP 53 31.9%
2JAPAN BOOTH HP 4 2.4%
3メールマガジン 5 3.0%
4出展者からの案内 21 12.7%
5通りがかり 95 57.2%
6その他 17 10.2%
17.9%3.1%
6.1%
7.7%57.1%
8.2%MICAM HP
JAPAN BOOTH HP
メールマガジン
出展者からの案内
通りがかり
その他
24.3%
1.4%
4.7%
58.4%
0.5%10.7% MICAM HP
メールマガジン
出展者からの案内
通りがかり
Modapelle AD
その他
<2016年2月展> <2016年9月展>
31.9%
2.4%
3.0%
12.7%
57.2%
10.2%
MICAM HP
JAPAN BOOTH HP
メールマガジン
出展者からの案内
通りがかり
その他
質問4
II-10. アンケート
102
ブース来場者アンケート集計結果
質問5 テーマコーナーをご覧になった印象をお教えください。
1非常に良い 115 69.3%
2良い 59 35.5%
3普通 8 4.8%
4悪い 1 0.6%
5かなり悪い 0 0.0%
55.8%35.9%
7.2% 1.1% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
45.5%
46.1%
8.4%
0.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
69.3%
35.5%
4.8%
0.6% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問5
II-10. アンケート
103
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
① 技術力
1非常に良い 107 64.5%
2良い 75 45.2%
3普通 10 6.0%
4悪い 1 0.6%
5かなり悪い 0 0.0%
56.3%
39.2%
4.5% 0.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
53.4%38.7%
7.4%
0.5% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
64.5%
45.2%
6.0%
0.6% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-①
II-10. アンケート
104
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
② デザイン力
1非常に良い 103 62.0%
2良い 69 41.6%
3普通 14 8.4%
4悪い 4 2.4%
5かなり悪い 0 0.0%
63.9%
30.4%
4.7%1.0% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い60.7%
33.3%
6.0%0.0%
0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
62.0%41.6%
8.4%
2.4% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-②
II-10. アンケート
105
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
③ 価格競争力
1非常に良い 27 16.3%
2良い 50 30.1%
3普通 44 26.5%
4悪い 8 4.8%
5かなり悪い 9 5.4%
27.1%
37.0%
27.1%
8.3%
0.6%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
22.6%
44.2%
27.9%
5.3% 0.0%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
16.3%
30.1%
26.5%
4.8%
5.4%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-③
II-10. アンケート
106
ブース来場者アンケート集計結果
質問6 来場後、製品を実際にご覧になって、日本製の靴に対する印象をお教えください。
④ ビジネス相手としての魅力
1非常に良い 41 24.7%
2良い 58 34.9%
3普通 25 15.1%
4悪い 7 4.2%
5かなり悪い 18 10.8%
31.7%
44.1%
17.2%
3.4% 3.4%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
32.4%
36.3%
20.9%
5.5%4.9%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
<2016年2月展> <2016年9月展>
24.7%
34.9%
15.1%
4.2%
10.8%
非常に良い
良い
普通
悪い
かなり悪い
質問6-④
II-10. アンケート
107
ブース来場者アンケート集計結果
質問7 興味を持った出展社はありますか?(複数回答可)
1mythography 35 21.1%
2Flower MOUNTAIN 80 48.2%
3Henri en Vargo 50 30.1%
4Johnny & Jessy 68 41.0%
5CHAKA 45 27.1%
6REGAL 39 23.5%
0 20 40 60 80 100
mythography
Flower MOUNTAIN
Henri and Vargo
Johnny & Jessy
CHAKA
REGAL
質問7
II-10. アンケート
108
ブース来場者アンケート集計結果
質問8 日本の靴を取り扱ってみたいと思いますか? その理由も教えてください。
1はい 162 97.6%
2いいえ 25 15.1%
84.4%
15.6%
はい
いいえ
83.6%
16.4%
はい
いいえ
<2016年2月展> <2016年9月展>
97.6%
15.1%
はい
いいえ
質問8
その理由(自由記載)・素材、品質がいい・美しい・とりあえず試してみたい・デザインと技術のバランスがいい・快適で独自性がある・オリジナリティーたある。
II-10. アンケート
109
ブース来場者アンケート集計結果
質問9 ご所属の業種をお教えください。
1Shoe retailer 67 40.4%
2Leather goods retailer 8 4.8%
3Textile/clothing retailer, boutique 13 7.8%
4Sports goods retailer 4 2.4%
5Department store 3 1.8%
6Wholesaler 5 3.0%
7Buying offices 8 4.8%
8 Importer 5 3.0%
9Representative-Agent 11 6.6%
10Press 7 4.2%
11Other 0 0.0%
67
8
13
4
3
5
8
5
11
7
0
0 20 40 60 80
Shoe retailer
Textile/clothing retailer, boutique
Department store
Buying offices
Representative-Agent
Other
質問9
II-10. アンケート
110
ブース来場者アンケート集計結果
質問10 現在主に取り扱っている靴は、どの国から調達していますか。(複数回答可)
1イタリア 62 37.3%
2スペイン 15 9.0%
3その他のEU諸国 33 19.9%
4トルコを含む中東 6 3.6%
5中国 14 8.4%
6日本 3 1.8%
7その他の東アジア諸国 5 3.0%
8その他のアジア諸国(東南アジア・中央アジア等) 3 1.8%
9USA 6 3.6%
10その他の北米・中米 1 0.6%
11ラテンアメリカ諸国 1 0.6%
12アフリカ諸国 2 1.2%
13その他 2 1.2%
0 20 40 60 80
イタリア
その他のEU諸国
中国
その他の東アジア諸国
USA
ラテンアメリカ諸国
その他質問10
II-10. アンケート
111
ブース来場者アンケート集計結果
質問11 他に視察・来場される展示会をお教えください。(複数回答可)
1GDS 50 30.1%
2プルミエールクラス(チュイルリー) 15 9.0%
3WHO'S NEXT 29 17.5%
4プルミエールクラス(ポルト・ド・ベルサイユ) 22 13.3%
5ソールコマース 4 2.4%
6プラットフォーム 10 6.0%
7その他 57 34.3%
50
15
29
22
4
10
57
0 20 40 60
GDS
プルミエールクラス(チュイルリー)
WHO'S NEXT
プルミエールクラス(ポルト・ド・ベルサイユ)
ソールコマース
プラットフォーム
その他
質問11
II-10. アンケート
112
ブース来場者アンケート集計結果
質問12 今後、製品情報などをご案内させて頂いてもよろしいでしょうか。
1はい 133 80.1%
2いいえ 42 25.3%
80.1%
25.3%
はい
いいえ
質問12
II-10. アンケート
114
ヒアリング結果
FLOWER MOUNTAIN前回、前々回は来場者が多く忙しかったが今回は少なかった。その理由として、今シーズンはイタリアのディストリビューターにコレクションを先に送り、ディストリビューターがMICAM前から販売をしており、バイヤーが先に商品を見ていたので、展示会には来なかった、という事がある。JAPAN BOOTHがホール7で入り口から遠いのでバイヤーがブースまで来にくい。コレクションの評判は良く、やっていることは間違っていないと思った。バイヤーやエージェントと話をすることができ、次のシーズンのアイディアも浮かんできた。価格は現状のままで大丈夫。バイヤーやエージェントからの報告として、デザインは良いが、色を増やした方が良いと言われ、自身でもそう思った。フィッティングの評価は高かった。
CHAKA1日目は来場者がまあまあいたが、日を追うによって少なくなってきた。展示会は金曜日から始まった方が良い。JAPAN BOOTHは顧客がつき始めてきた。MICAMで知り合ったお客さんで、MICAM以外でもオーダーをくれる客も増えた。今回の販売について、香港、イタリア継続のお客さんからのオーダー有り。イタリアブランドFORNARINA元社長とのコラボの可能性。
HENRI (*コメントは前回MICAM JAPAN BOOTHの他のブランドで販売を担当したDominiqueから)
来場者は前回に比べ少なかった。展示会に入ってきた人はみんな立ち止まって商品を見ていた。多くの色々な国の来場者がコレクションに興味を持っていた 。クオリティーは高く。デザインも来場者は気に入っていた。サンプルサイズは37にした方が良い。39サイズだと大きずぎる。ハーフサイズを入れた方が良い。出展された商品の革に傷がつきやすい。
MYTHOGRAPHY思ったよりも来場者が少なく、名刺交換も少なかった。コレクション自体は気に入ってくれたバイヤーが多かった。2度出展してどのようなものがこちらのバイヤーに気に入られるのかがよくわかった。パッチワークのスニーカーの人気が高かった。価格は、高いといっているバイヤーも大丈夫なバイヤーもいた。今後は革製の靴を販売して行きたい。コレクションの大きさはこれで良いと思う。
JHONNY & JESSY2日目はまあまあだったが、1、3、4日目は来場者が少なかった。今回のコレクションはファスナーでアッパーを変える事ができるというところは同じだが、オーソドックスなスタイルの商品を紹介したが、これまで通りポップなイメージにした方が良いかもしれない。
II-11. 出展社ヒアリング
115
ヒアリング結果
REGAL1年ぶりの出展だが、1年前と比較してかなり来場者が少なかった。JAPAN BOOTH 全体にも自身のブランドのブースにも来場者が少なかった。今紹介している商品はこちらの市場にあっていない。価格が高い。現在はたくさんある会社内の様々なブランドから選んだ靴をJAPAN BOOTHで紹介しているが、もう少しコレクションをしぼり込み、アイデンティティーをもたせたコレクションを紹介した方が良いと思う。政策的に値段を落とした方が良い。
日伊の職人による実演は通行客の足を止め、集客につながったと思う。
II-11. 出展社ヒアリング
117
在ミラノ日本国総領事館 ブログ / 2017/02/13
MICAM、MIPEL ジャパンブース訪問(平成29年2月13日)http://www.milano.it.emb-japan.go.jp/culture/partecipazioni2017.html#micammipel
II-12. メディア/SNSへの掲載実績
119
III.総評
ブース来場者へのアンケートによる総評(9月展、2月展両方を通して。)
◎日本製履物への認知はまだ低いが、「知っている会社、ブランドがある」が増加。◎技術力とデザイン性について高いとイメージを持っているが9月展時より、2月展時の方が低い。◎価格競争力については、良い・普通とイメージを持っているが9月展時より、2月展時の方が低い。◎ビジネス相手としてのイメージについては、良い・普通とイメージを持っているが9月展時より、2月展時の方が低い。
◎ジャパンブース訪問回数は、2回・5回以上で約40%となっている。◎ジャパンブースは通りがかりの訪問が多い。
◎テーマコーナーは、高い評価を得た。
◎ジャパンブース訪問後の技術力イメージは、非常によいが高いスコアとなった。◎ジャパンブース訪問後のデザイン力イメージは、非常によりが高いスコアとなった。◎ジャパンブース訪問後の価格競争力は、高いスコアとなった。◎ジャパンブース訪問後のビジネス相手としての魅力は高いスコアとなった。◎一年を通して、9月展時の評価の方が、2月展時の評価より高いスコアであった。◎価格競争力に関しては、評価が高いと努力が必要。
◎日本製履物の取り扱い意向は、約90%と高いスコアとなった。◎今後の製品情報などの案内意向は、約80%であった。
120
III.総評
事務局業務について
[募集、応募]
・平成26年度から事務局業務を担当しているが、自社製品をどのように見せると効果的に見え
るかなどよく考えられており、回を重ねるごとに出展希望事業者の提出資料のクオリティが上がって
おり、当事業への真摯な取り組み意図を感じた。
[出展者説明会]
・当日は、6社中5社が出席し、明るく、賑やかな雰囲気の中で良いスタートができた。
MICAMジャパンブースのテーマや戦略について共有し、アドバイザー、コンシェルジュとの会話をメ
インとする説明会であり、事務的な書類記入方法などについては簡略に伝えたのは効率的だった
が、出展者が提出する素材に関しての説明が少し足りなく、後で何回も再提出を依頼することが
あったので改善の余地がある。
[連絡・調整業務]
・資料提出や確認事項などに対しての反応が非常に速く、出展事業者の海外ビジネスへの真
摯な取り組みと意欲が伺えた。9月展はMICAM主催者提供サービスのファッションショーに採用
された事業者が、1社のみだったが、2月展は2社となった。エントリーシート提出まで時間のない
中、積極的な参加で、海外ビジネスへの強い意欲が感じられた。
[広報資料収集]
・出展決定から、広報資料の提出期限までの期間が非常に短い中、出展者の方々には迅速に
対応していただき、制作物もスケジュール通りに作成することができた。
ただし、製品の制作と出展準備に追われている中で、広報用資料の提出準備がかなり負担に
なっていることについては、今後もバランスを検討していくべき。PR活動やパンフやウェブサイト制作
に協力が必須であることから、出展準備とバランスのとれた効率的な段取りを検討すべき。
121
III.総評
ブース施工について
不具合ないので 特にトラブルなく、運用できた。
セールスサポートについて(セールスサポートスタッフ坪内氏)
今回のMICAM JAPAN BOOTHはどうだったか?フィレンツェ、ミラノ、パリなどで開催されるメンズ、レディースの多くの展示会に出展者としてまたビジターとして参加していますが、一般的にここ5年ほど展示会の来場者が減り、オーダーの量もかなり少なくなっています。テロの影響もあってか、特にパリの展示会でそう言ったことが目立ちます。3月はじめにパリで行われたレディースファッションの展示会TRANOIでもこれまで4会場あったのが2会場に減り、予想通り展示会に活気がなく、オーダーの入りもそれほど良くありませんでした。イタリアの展示会に関してですが、実際にオーダーが成立しているかは別問題として、フィレンツェで行われるメンズの展示会PITTI UOMO、ミラノのメンズ及びレディースの展示会WHITEの入場者は依然として多く、展示会の活気がかなりあります。色々自分なりに考えた答えとして、近年ファッション業界では物が売れておらず、たくさん販売できる可能性はあるが、逆に全く売れない可能性もある新しいブランドを探すよりも、それほど売れないとしてもある程度の販売が見込まれる、これまで購入してきた継続ブランドの方を優先的に買っていると思われます。新しいものを探す場である展示会は、そう言った理由で入場者が減り、オーダーの量も減っているものと予想されます。しかし、それでも1度でたくさんのブランドを見ることのできる展示会は重要なので、全くなくなるものではないと思います。上記のように現在はどこも展示会にとっては大変な時期で、なくなっている展示会も多くあります。そこを持ちこたえることができる展示会は、他の競争相手が少なくなっていることもあって、きちんと継続していけると思います。このような問題で、MICAM全体への入場者は減っていると思いますが、オープンでいろいろなところから入ってくることができ、ブースの前で職人が物作りをしていて来場者の興味をそそるJAPAN BOOTHには、周りの出展ブースと比べると多くの来場者があったと思います。JAPAN BOOTHの出展ブランドはイタリアでは知られていないので、この入りやすいブース作りというのは重要な事だと思います。また、ここ何シーズンかでJAPAN BOOTHのテーストがある程度確立されて来たので、パビリオン1や2など集客が多く私たちのスタイルにも近いパビリオンに移動したらもっと多くの来場者があると思います。
前回のMICAM JAPAN BOOTHに比べて今回はどうだったか?前回は出展ブランドFLOWER MOUNTAINのディストリビューターが初めてこのブランドを担当し、販売もMICAMの時期から始まったようだったので、ディストリビューターが多くのバイヤーをJAPAN BOOTHに呼んできたということもあり、たくさんのバイヤーがブースに入ってきたが、今シーズンは展示会前からディストリビューターがこのブランドの販売を始めており、もうすでにバイヤーがこのブランドのコレクションを見ていた、ということもあってこのブランド目当てにしているバイヤーが減り、JAPAN BOOTHへのバイヤー の入場が減った。JAPAN BOOTHへの入場者が減ったものの、FLOWER MOUNTAINだけではなく、他のブランドを見ている入場者が増えていた。
122
III.総評
セールスサポートについて(セールスサポートスタッフ坪内氏 /つづき)
出展ブランドについてどう思ったか?上記にもあるように、FLOWER MOUNTAIN目当てのバイヤーは前回よりも減ったものの、多くの入場者がこのブランドに興味を持っていた。前回のJAPAN BOOTHは全て同じようなテーストのコレクションで固まっていたため、展示会全体の統一感があり、バイヤーもこのMICAM JAPAN BOOTHのアイデンティティーがわかりやすかったと思う。今回は正統派の革靴メーカーのREGALが加わったが、それほど入場者は興味を持っていなかったように思う。とても品質の高いブランドだが、そのままヨーロッパ市場に持ってきたとしても、イタリアにも似たような靴がたくさんあり、ヨーロッパのブランドは日本の靴と違い送料も高くなく関税もかからないので、値段的にイタリアの商材に負けてしまう。また作りの良い靴だとしても、靴で一番大切な要素の一つである履き心地は、国によって足の形も違うので、同じ国で買った靴の方が履き心地が良く、どうしてもヨーロッパ製の靴に負けてしまう。このタイプのクラッシックな靴では、特に履き心地が重要とされるので、日本ブランドを海外で販売していく場合、こういった商材よりも、他の国にない日本独自の優れた製法を使ったものや、デザイン性で日本の靴を押し出していかないといけないと思う。実際、カジュアルテーストの強いブランドは展示会中実際にオーダーが入ったり、多く商談があった。
MICAM JAPAN BOOTHの内容を高めるために(セールスサポートスタッフ坪内氏)
1,ブースJAPAN BOOTHは多くの入り口があるのでブース内に入りやすく、中も明るいイメージなので、初めての入場者でも気軽に入ってこれるブースだと思う。また、他の展示会のJAPAN BOOTHでよく見られる、日本ブース特有の改まりすぎて入りにくい雰囲気ではないということは、海外のビジターにブースに入ってもらうためにはとても重要なことだと思う。展示会では新しさが必要になってくるので、次回のテーマコーナは、これまで何度かやって来た職人が靴づくりの実践をするというのではなく、何か他の企画を考えた方が良いと思う。
2, 出展ブランドのセレクション出展ブランドのテーストを絞り込み、JAPAN BOOTHがどのようなブースか来場者にわかりやすくさせ、JAPAN BOOTHのアイデンティティーを強くしなければならない。これに関してはここ何年かで、ある程度JAPAN BOOTHの雰囲気というものができてきたと思う。上記にあるように、イタリアブランドの強い部分であるクラッシックな靴で勝負するよりも、日本人が強いカジュアルライクのコレクションを多く集めた方が良いと思う。
3,販売販売スタッフは何シーズンか探してきて、やっと豊富な経験と販売力を持ち、責任感があり、まとまりのあるスタッフが揃ってきた。実際にこのスタッフがいることで、入場者に全ての出展ブランドそれぞれのコレクションをきちんと説明することでき、販売にも繋がっていっていると思う。また、オーガナイザーADKは販売スタッフに対して大きな信頼をしていだでき、とてもやりやすい状況で仕事ができている。スタッフ同士も同じメンバーで何度かやってきているので、仕事がかなりやりやすくなっていると思う。
123
III.総評
MICAM JAPAN BOOTHの内容を高めるために(セールスサポートスタッフ坪内氏/つづき)
4, 準備今回2度目の出展というブランドがあったが、1度出展したこともあり、前回と比べかなりきちんと展示会の準備をしていた。日本と海外とは売れるものも異なるが、このブランドは1度目どんな靴がこちらで好まれるかよくわかっていないところがあったが、今回はある程度売れるものも理解していて、実際に販売につながった。初めての出展ブランドは、どうしてもヨーロッパでの販売の仕方がわからないところもあるので、展示会前に出展ブランドにしっかり情報を提供しておいた方が良いと思う。展示会前、これまで来場したことのある入場者にメールで連絡を入れているが、メールアドレスがかなり違っていて戻ってくるメールが多いので、メールアドレスのコンピュータへの書き込みはイタリア人にやらせた方が良いと思う。
124
III.総評
セールスサポートについて (Silvia Faccioli)
今回のMICAM JAPAN BOOTHはどうだったか?今回のジャパンブースは、明るい 雰囲気のブースでしたが、展示会が一般的に人が少なかったので、にぎやかな感じになりにくかったです。
前回のMICAM JAPAN BOOTHに比べて今回はどうだったか?残念ながら、前回よりも今回のジャパンブースの方が入場者が少なく静かでした。立ち寄って頂いた方は皆商品を高く評価していましたが、オーダーが少なかったです。
出展ブランドについてどう思ったか?出展ブランド全体のコレクションは、トラッドラインから個性のある履物まで カーバされていたので、とても良かったです。なかには、今流行りの靴があったり、そうかと思えば流行にはまったく関係のないものがあったり、全体のコレクションのイメージがつかみにくく販売しにくいブランドがありました。フラワー・マウンテンの場合、前回のコレクションより、今回は色展開が少なくて落ち着いて過ぎたみたいです。Johnny&Jessyも、色展開と柄が少ない気がしました。
MICAM JAPAN BOOTHの内容を高めるために(Silvia Faccioli)
テーマコーナーのお勧め:「靴の職人」のアイディアはとても良いと思いますので、次回は普通の靴よりも、日本の下駄と草履を作れる職人を紹介してみたらどうでしょうか?テーマは、日本の伝統的な靴から現在の靴まで、とか。日本はずっと昔から、伝統的な文化とつながりがある、とか。
1,ブースジャパンブースなので、イタリアと外国の来場者は日本的な雰囲気を見つけることを期待しているかもしれません。商品を隠さずに、例えば受付を一番奥よりも、一番前においてみて下さい。受付のところで、入るお客さんの名刺を集め、ギフトで日本の和菓子/せんべい/お茶などを配ってみて下さい。アンケートの件=大事なことだと理解していますが、喜んで記入する人は少ないです。出来るだけ短くしてください。
2, 出展ブランドのセレクションブランドの選択は、大丈夫だと思っております。
3,販売出展者は、常に協力的に販売スタッフに対して接客で必要なインフォメーションを与えてくれ、とても仕事をしやすい環境でした。
4, 準備いつものように、先に販売スタッフと通訳さんに商品に関する情報、値段表、出荷方法などを提供してください。お客様に教えるブランドのHPはたまに読みにくい、日本語しかのっていない、分かりにくい英語があるので、事前に確認してください。
125
III.総評
セールスサポートについて (Laura Capena)
今回のMICAM JAPAN BOOTHはどうだったか?日本の文化や製品が興味を引くため、いつものように日本ブースは潜在的な顧客だけでなく、ブロガー、ジャーナリスト、通りがかりの人々など多くの人々を魅了していたと思います。
前回のMICAM JAPAN BOOTHに比べて今回はどうだったか?昨年よりかなり人が少なかったです。
出展ブランドについてどう思ったか?Henri en Vargo以外、取り扱ったことのあるブランドでした。Flower MountainとChakaはいつものように商談がうまくいっていたと思います。現代的で、強いアイデンティティと正しい価格観を持っていると思います。この2つのブランドは、 2016年のMicamエディションで「International」になり、成長したと感じました。Johnny&Jessy(面白い)とMithopgraphy(独特)は、彼らの専門性や価格帯はあまり実売的ではありませんが、人々が日本に期待しているものと一致していたと思います。RegalとHenri en VargoはMade in Japanの製造能力と品質をウリにしましたが、イタリアの職人技は世界的にもよく知られていますので、イタリアでは既視感がありました。リーガルは、特別な“呼吸”ソールシステムのおかげで注目を集めていたと思います。伝統と技術の融合は常に高く評価されています。
MICAM JAPAN BOOTHの内容を高めるために (Laura Capena)
1,ブースブースはミニマルで、白い家具は靴を強調していますが、ややわかりづらかったと思います。日本の象徴的なものを加えるなどしてみてはよかったのではないかと思います。また、ノベルティーが常に同じなので、靴を入れるためのバッグなど便利なものを用意している他のブランドを参考にしても良いかもしれません。一般的に食べ物の配布は喜ばれるので、検討しても良いかもしれません。日本の文化やファッション、新しい日本のトレンドに関する映像を流すのも良いと思う。
2, 出展ブランドのセレクションクラシックとスポーツウェア、伝統とイノベーション、さまざまなスタイルで、平均価格の異なるブランドの品揃えはバランスが取れていたと思います。
3,販売Flower MountainとChakaはいつも通り商談がうまくいっていましたが、他のブランドは受注が少なかったと思います。ホール7と5にある他のブランドは平均価格が低いため、これらのエリアを訪れる顧客が扱う製品と合わなかったのではないかと思います。
4, 準備例年通り、すべてきちんと準備されていました。
126
III.総評
2016年度通じた出展者のセールスについて
株式会社イーオ(9月出展)
◎MICAMジャパンブース出展後の商談についてどのようなことをされましたか?出展後5,6件からルックブック、条件表が欲しいということで送付した。その後DDPでの提案をしましたが金額が1足170€オーバーするので 、EU圏のお店には厳しい感じがしました。その際ヒアリングするとやはりDDPで100€~120€までに抑えてほしいという要望が有ったので、次回はその範囲内でクウォリティ―を落とさず提案できればと思います!
◎MICAMジャパンブース出展後の成約即数・金額など以下の項目についてお教えください。成約で来た国日本東京のネット会社 60足 600,000円
東京の靴小売り 300足 2,400,000円(OEMでの注文)
◎現在も継続している商談についてお教えください。日本東京のネット会社
東京の靴小売り
株式会社リーガルコーポレーション(2月出展)
◎MICAMジャパンブース出展後の商談についてどのようなことをされましたか?展示会で得たコンタクトへサンクスメールを発信、内3社へ再度商品情報/条件表を添えたメールを送る。別途、香港百貨店の再訪(2年前に当MCIAM展でコンタクトを得た後、当社香港会社経由で受注)については香港へ通知した。
◎MICAMジャパンブース出展後の成約即数・金額など以下の項目についてお教えください。只今現在、残念ですが、上記社からの返信が無く、具体的な商談にはつながっておりません。香港百貨店(The Sincere Company Ltd.)とは弊社香港会社からMICAM出展品を含む秋冬新製品を紹介、商談を進めていますが受注には至っておりません。
127
III.総評
2016年度通じた出展者のセールスについて
株式会社アポロ(2月出展)
◎MICAMジャパンブース出展後の商談についてどのようなことをされましたか?今回、エージェントの方に現地接客をお願いさせて頂きました。ですので、坪内さんから送られた名刺を基に、ラインシートを添付したサンキューメールを送りらせて頂きました。ただ、その情報が届いたのが3月15日でしたので、出遅れたアプローチとなり、出来れば記憶が鮮明な時にノック出来ればなと感じました。(本来の受注締め切り日2/28)
◎MICAMジャパンブース出展後の成約即数・金額など以下の項目についてお教えください。ございません。
◎現在も継続している商談についてお教えください。ございません。
今回、MICAMに参加させて頂きまして、どうもありがとうございました。結果、個人的に思ったことは、やはり、やるからにはブランドの専属スタッフが行かなくては!と改めて思いました。目の前で起こっている出来事ではないので、温度感もわからず、お客様の熱もわからないまま...せっかくの貴重な舞台をご用意して下さったのに、もったいないまま終わった感じがしてなりません。言語問題もございますが、弊社スタッフが立ち、ちゃんとLIVE感を味わい、責任を負うべきだと感じました。そして、日本でご協力くださった武石様を筆頭に事務局の皆様、MICAM現地でご協力くださった沢山の方々に感謝いたしております。貴重な経験を、どうもありがとうございました。
株式会社DJB(9月・2月出展)
◎MICAMジャパンブース出展後の商談についてどのようなことをされましたか?◎MICAMジャパンブース出展後の成約即数・金額など以下の項目についてお教えください。
国名 都市名 店舗名 成約足数 金額(DDP)
Italy SAVONA GREIGE 13 $1,200.00
Italy MILANO PELLINI 8 $760.00
Italy VENETO NUMERO 10 $1,090.00
Italy MILANO DADA' 8 $640.00
Italy COMO TESSABIT 10 $960.00
Italy PAVIA LABORATORI 10 $900.00
Italy BRESCIA PENEROPE 10 $950.00
Hong Kong Hong Kong TWIST 154 $19,410.00
223 $25,910.00
商談中
国名 都市名 店舗名
USA Philadelphia Anthropologie
USA San Fransisco CIELO
128
III.総評
2016年度通じた出展者のセールスについて
株式会社アマン産業(9月・2月出展)
◎MICAMジャパンブース出展後の商談についてどのようなことをされましたか?・出展後、サンキューメールとともにルックブック、価格表を送付しました。
◎MICAMジャパンブース出展後の成約即数・金額など以下の項目についてお教えください。・成約できた国、都市、対象者:米国ロサンゼルス AMERICAN RAG CIE・成約できた足数、金額:30足、US$2,800.00(FOB)
◎現在も継続している商談についてお教えください。・イタリア Padova 卸売業者(WORK IN BRANDS)(サンプル現物を送り、商談継続中)
株式会社ブリースデザイン(9月・2月出展)◎MICAMジャパンブース出展後の商談についてどのようなことをされましたか?→各国、各地のエージェントがそれぞれの担当地域で受注活動を進行。それらの活動のバックアップをしておりました。
◎MICAMジャパンブース出展後の成約即数・金額など以下の項目についてお教えください。→4月頭がオーダーの最終締め切りで、今現在正確な状況を把握していない状況です。成約国・都市 :おそらくEU主要国(イタリア・スペイン・ドイツ・ポルトガル・オランダ・ベルギー・他)、
イギリス、シンガポール、韓国、アメリカ、中国 ETC…の主要都市の専門店・アパレル店。足数・金額 : おそらく5万足 EUR 200万くらいと予測します。
おかげさまで販売網が広がり多くの国・都市に広がりを見せております。実際の商談は各地のエージェントが行っており正確な詳細は今現在詳しく把握できておりません。
◎現在も継続している商談についてお教えください。→現在、エージェントが各地に12社ありそれを束ねるエージェントが3社ございます。販売の規模が広がり細かな状況が把握できないため、解答が難しい次第です。おそらく数十件の単位で進行していると思います。