宿泊業,飲食サービス業 72 ( 5.1 %) 53 ( 3.7 %) 19 (...

43
- 9 - Ⅲ 調査結果の分析 1 集計事業所、労働者の構成 (1) 集計事業所数 集計対象となった事業所は 1,414 事業所で、このうち中小企業は 1,109 事業所(78.4%)、大企業は 305 事業所(21.6%)となっている。(第2表) また、集計事業所の労働組合組織状況は、労働組合「有」の割合が 21.2%となっている。規模別にみる と、労働組合「有」の割合が中小企業は 11.0%、大企業は 58.4%と大企業の方が高くなっている。(第3表) 第2表 産業別・規模別集計事業所数内訳 第3表 労働組合組織状況 単位:事業所 1,414 ( 100.0 %) 1,109 ( 78.4 %) 305 ( 21.6 %) 鉱業,採石業,砂利採取業 5 ( 0.4 %) 2 ( 0.1 %) 3 ( 0.2 %) 194 ( 13.7 %) 175 ( 12.4 %) 19 ( 1.3 %) 270 ( 19.1 %) 259 ( 18.3 %) 11 ( 0.8 %) 電気・ガス・熱供給・水道業 11 ( 0.8 %) 10 ( 0.7 %) 1 ( 0.1 %) 情報通信業 14 ( 1.0 %) 13 ( 0.9 %) 1 ( 0.1 %) 運輸業,郵便業 86 ( 6.1 %) 69 ( 4.9 %) 17 ( 1.2 %) 卸売業,小売業 245 ( 17.3 %) 184 ( 13.0 %) 61 ( 4.3 %) 金融業,保険業 58 ( 4.1 %) 25 ( 1.8 %) 33 ( 2.3 %) 不動産業,物品賃貸業 15 ( 1.1 %) 13 ( 0.9 %) 2 ( 0.1 %) 学術研究,専門・技術サービス業 37 ( 2.6 %) 28 ( 2.0 %) 9 ( 0.6 %) 宿泊業,飲食サービス業 72 ( 5.1 %) 53 ( 3.7 %) 19 ( 1.3 %) 生活関連サービス業,娯楽業 41 ( 2.9 %) 27 ( 1.9 %) 14 ( 1.0 %) 教育,学習支援業 40 ( 2.8 %) 33 ( 2.3 %) 7 ( 0.5 %) 医療,福祉 222 ( 15.7 %) 147 ( 10.4 %) 75 ( 5.3 %) 複合サービス事業 21 ( 1.5 %) - ( - %) 21 ( 1.5 %) サービス業(他に分類されないもの) 83 ( 5.9 %) 71 ( 5.0 %) 12 ( 0.8 %) ※( )内は、全体に占める割合 中 小 企 業 単位:事業所 組合有 組合無 組合有 組合無 組合有 組合無 事業所数 1,405 298 1,107 1,102 121 981 303 177 126 割合(%) (100.0) (21.2) (78.8) (100.0) (11.0) (89.0) (100.0) (58.4) (41.6) 未回答の事業所があるため、必ずしも全体の集計事業所数と一致しない。 産業計 中 小 企 業 区 分

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- 9 -

Ⅲ 調査結果の分析

1 集計事業所、労働者の構成

(1) 集計事業所数

集計対象となった事業所は 1,414 事業所で、このうち中小企業は 1,109 事業所(78.4%)、大企業は 305

事業所(21.6%)となっている。(第2表)

また、集計事業所の労働組合組織状況は、労働組合「有」の割合が 21.2%となっている。規模別にみる

と、労働組合「有」の割合が中小企業は 11.0%、大企業は 58.4%と大企業の方が高くなっている。(第3表)

第2表 産業別・規模別集計事業所数内訳

第3表 労働組合組織状況

単位:事業所

区 分

産 業 計 1,414 ( 100.0 %) 1,109 ( 78.4 %) 305 ( 21.6 %)

 鉱業,採石業,砂利採取業 5 ( 0.4 %) 2 ( 0.1 %) 3 ( 0.2 %)

 建 設 業 194 ( 13.7 %) 175 ( 12.4 %) 19 ( 1.3 %)

 製 造 業 270 ( 19.1 %) 259 ( 18.3 %) 11 ( 0.8 %)

 電気・ガス・熱供給・水道業 11 ( 0.8 %) 10 ( 0.7 %) 1 ( 0.1 %)

 情報通信業 14 ( 1.0 %) 13 ( 0.9 %) 1 ( 0.1 %)

 運輸業,郵便業 86 ( 6.1 %) 69 ( 4.9 %) 17 ( 1.2 %)

 卸売業,小売業 245 ( 17.3 %) 184 ( 13.0 %) 61 ( 4.3 %)

 金融業,保険業 58 ( 4.1 %) 25 ( 1.8 %) 33 ( 2.3 %)

 不動産業,物品賃貸業 15 ( 1.1 %) 13 ( 0.9 %) 2 ( 0.1 %)

 学術研究,専門・技術サービス業 37 ( 2.6 %) 28 ( 2.0 %) 9 ( 0.6 %)

 宿泊業,飲食サービス業 72 ( 5.1 %) 53 ( 3.7 %) 19 ( 1.3 %)

 生活関連サービス業,娯楽業 41 ( 2.9 %) 27 ( 1.9 %) 14 ( 1.0 %)

 教育,学習支援業 40 ( 2.8 %) 33 ( 2.3 %) 7 ( 0.5 %)

 医療,福祉 222 ( 15.7 %) 147 ( 10.4 %) 75 ( 5.3 %)

 複合サービス事業 21 ( 1.5 %) - ( - %) 21 ( 1.5 %)

 サービス業(他に分類されないもの) 83 ( 5.9 %) 71 ( 5.0 %) 12 ( 0.8 %)

※( )内は、全体に占める割合

規 模 計 中 小 企 業 大 企 業

単位:事業所

計 組合有 組合無 計 組合有 組合無 計 組合有 組合無

事業所数 1,405 298 1,107 1,102 121 981 303 177 126

割合(%) (100.0) (21.2) (78.8) (100.0) (11.0) (89.0) (100.0) (58.4) (41.6)

※ 未回答の事業所があるため、必ずしも全体の集計事業所数と一致しない。

産業計

大 企 業規 模 計 中 小 企 業区 分

- 10 -

(2) 集計労働者数

ア 男女別・産業別構成

集計対象となった一般労働者数(以下「集計労働者」という)は 20,783 人で、男性が 13,805 人

(66.4%)、女性が 6,978 人(33.6%)となっている。

産業別では、「製造業」が 23.3%と最も多くなっている。(第4表)

第4表 集計労働者の男女別・産業別構成

イ 規模別構成

集計労働者の構成を規模別にみると、中小企業が 16,079 人(77.4%)、大企業が 4,704 人(22.6%)と

なっている。産業別にみると、「情報通信業」、「製造業」で中小企業の割合がそれぞれ 93.6%、92.4%と

高く、「複合サービス事業」、「鉱業,採石業,砂利採取業」で大企業の割合がそれぞれ 100.0%、63.5%

と高くなっている。(第5表)

第5表 集計労働者の規模別構成

集 計 数 構 成 比 男 性 女 性

人 % 人 人 % %

産 業 計 20,783 100.0 13,805 6,978 66.4 33.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 74 0.4 67 7 90.5 9.5

 建 設 業 3,222 15.5 2,809 413 87.2 12.8

 製 造 業 4,849 23.3 3,490 1,359 72.0 28.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 179 0.9 163 16 91.1 8.9

 情報通信業 250 1.2 192 58 76.8 23.2

 運輸業,郵便業 1,463 7.0 1,333 130 91.1 8.9

 卸売業,小売業 2,953 14.2 2,092 861 70.8 29.2

 金融業,保険業 757 3.6 418 339 55.2 44.8

 不動産業,物品賃貸業 171 0.8 117 54 68.4 31.6

 学術研究,専門・技術サービス業 564 2.7 421 143 74.6 25.4

 宿泊業,飲食サービス業 458 2.2 246 212 53.7 46.3

 生活関連サービス業,娯楽業 463 2.2 234 229 50.5 49.5

 教育,学習支援業 527 2.5 259 268 49.1 50.9

 医療,福祉 3,289 15.8 860 2,429 26.1 73.9

 複合サービス事業 371 1.8 205 166 55.3 44.7

 サービス業(他に分類されないもの) 1,193 5.7 899 294 75.4 24.6

男女別構成比区   分 男 性 女 性

集計数 構成比 集計数 構成比 集計数 構成比

人 % 人 % 人 %

産 業 計 20,783 100.0 16,079 77.4 4,704 22.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 74 100.0 27 36.5 47 63.5

 建 設 業 3,222 100.0 2,848 88.4 374 11.6

 製 造 業 4,849 100.0 4,498 92.8 351 7.2

 電気・ガス・熱供給・水道業 179 100.0 163 91.1 16 8.9

 情報通信業 250 100.0 234 93.6 16 6.4

 運輸業,郵便業 1,463 100.0 1,168 79.8 295 20.2

 卸売業,小売業 2,953 100.0 2,224 75.3 729 24.7

 金融業,保険業 757 100.0 351 46.4 406 53.6

 不動産業,物品賃貸業 171 100.0 133 77.8 38 22.2

 学術研究,専門・技術サービス業 564 100.0 408 72.3 156 27.7

 宿泊業,飲食サービス業 458 100.0 337 73.6 121 26.4

 生活関連サービス業,娯楽業 463 100.0 291 62.9 172 37.1

 教育,学習支援業 527 100.0 385 73.1 142 26.9

 医療,福祉 3,289 100.0 1,983 60.3 1,306 39.7

 複合サービス事業 371 100.0 - - 371 100.0

 サービス業(他に分類されないもの) 1,193 100.0 1,029 86.3 164 13.7

中 小 企 業 大 企 業区  分

規模計

- 11 -

ウ 年齢別構成

集計労働者の平均年齢は、全労働者平均で 43.4 歳(男性 44.1 歳、女性 42.0 歳)となっている。

規模別にみると中小企業が 43.9 歳(男性 44.6 歳、女性 42.2 歳)、大企業が 41.8 歳(男性 42.0 歳、

女性 41.4 歳)となっており、平均年齢は、中小企業の方が大企業よりも高くなっている。(第1表)

集計労働者の年齢別構成をみると、中小企業、大企業とも 40 歳代の割合が高くなっている。(第1図)

第1図 集計労働者の年齢別構成

エ 勤続年数

集計労働者の平均勤続年数は 12.4 年(男性 13.4 年、女性 10.6 年)となっている。

規模別にみると、大企業(13.3 年)の方が中小企業(12.2 年)よりも長くなっている。産業別にみると、

「鉱業,採石業,砂利採取業」が 16.6 年と最も長く、「宿泊業,飲食サービス業」が 8.3 年と最も短くなってい

る。(第6表)

第6表 集計労働者の平均勤続年数

0.7

9.4

10.2

9.4

11.0

14.5

13.6

12.1

11.1

5.8

2.2

1.0

5.6

7.7

9.7

11.3

14.5

13.3

11.5

11.2

9.1

5.1

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

19歳以下

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65歳以上

中小企業 16,079人

男性

11,006人

女性

5,073人

1.0

8.9

10.9

10.1

12.5

14.7

13.9

12.2

10.0

4.5

1.3

0.8

7.3

10.9

11.8

12.0

14.7

13.0

9.5

12.0

6.3

1.7

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

19歳以下

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65歳以上

大企業 4,704人

男性

2,799人

女性

1,905人

単位:年

計 男 女 計 男 女 計 男 女

産 業 計 12.4 13.4 10.6 12.2 13.0 10.4 13.3 14.9 10.9

 鉱業,採石業,砂利採取業 16.6 16.5 17.4 13.9 13.6 X 18.2 18.3 17.4

 建 設 業 14.0 14.1 13.1 13.7 13.8 13.0 16.1 16.3 14.5

 製 造 業 13.4 13.9 12.2 13.2 13.7 12.1 16.2 16.4 15.2

 電気・ガス・熱供給・水道業 11.4 11.2 12.9 11.9 11.8 12.9 5.8 5.8 -

 情報通信業 10.9 11.6 8.8 11.0 11.8 8.5 9.5 8.3 13.3

 運輸業,郵便業 13.0 13.1 11.6 11.7 11.7 11.4 17.9 18.5 12.2

 卸売業,小売業 14.2 15.1 12.0 13.8 14.7 11.4 15.7 16.6 13.8

 金融業,保険業 14.2 16.3 11.6 13.9 15.6 11.4 14.5 17.0 11.8

 不動産業,物品賃貸業 12.9 13.2 12.3 12.0 12.5 10.8 16.2 16.5 15.8

 学術研究,専門・技術サービス業 13.5 14.0 12.1 12.4 12.8 11.4 16.4 16.8 14.8

 宿泊業,飲食サービス業 8.3 8.6 7.8 8.3 9.0 7.6 8.1 7.8 8.4

 生活関連サービス業,娯楽業 8.8 10.1 7.5 8.3 9.5 7.2 9.8 11.2 8.1

 教育,学習支援業 9.5 10.5 8.6 9.6 10.2 9.2 9.2 11.0 5.9

 医療,福祉 8.9 8.7 9.0 8.6 8.2 8.7 9.4 9.4 9.4

 複合サービス事業 15.6 18.2 12.4 - - - 15.6 18.2 12.4

 サービス業(他に分類されないもの) 10.6 10.7 10.2 10.6 10.8 9.9 10.7 10.2 12.1

区  分規 模 計 中 小 企 業 大 企 業

- 12 -

(3) 障害者雇用

障害者を雇用している事業所は、中小企業 219 事業所、大企業 97 事業所で、これらは全体のそれぞれ

19.7%、31.8%となっている。(第7表)

常用労働者 54,641 人のうち障害者は中小企業で 425 人、大企業で 212 人となっており、これらは全体の

それぞれ 1.1%、1.2%となっている。(第8表)

第7表 産業別・規模別障害者雇用事業所数内訳

第8表 産業別・規模別障害者の雇用状況

単位:事業所

規 模 計

事業所数 事業所数 雇用事業所数 割合 事業所数 雇用事業所数 割合

% %

産 業 計 1,414 1,109 219 19.7 305 97 31.8

 鉱業,採石業,砂利採取業 5 2 - - 3 2 66.7

 建 設 業 194 175 25 14.3 19 6 31.6

 製 造 業 270 259 76 29.3 11 5 45.5

 電気・ガス・熱供給・水道業 11 10 1 10.0 1 1 100.0

 情報通信業 14 13 2 15.4 1 - -

 運輸業,郵便業 86 69 16 23.2 17 5 29.4

 卸売業,小売業 245 184 23 12.5 61 18 29.5

 金融業,保険業 58 25 3 12.0 33 3 9.1

 不動産業,物品賃貸業 15 13 1 7.7 2 1 50.0

 学術研究,専門・技術サービス業 37 28 3 10.7 9 2 22.2

 宿泊業,飲食サービス業 72 53 6 11.3 19 4 21.1

 生活関連サービス業,娯楽業 41 27 6 22.2 14 3 21.4

 教育,学習支援業 40 33 3 9.1 7 2 28.6

 医療,福祉 222 147 32 21.8 75 39 52.0

 複合サービス事業 21 - - - 21 6 28.6

 サービス業(他に分類されないもの) 83 71 22 31.0 12 - -

中 小 企 業 大 企 業区 分

規 模 計

常 用労働者数

常 用労働者数

うち障害者数

割合常 用

労働者数うち

障害者数割合

人 人 人 % 人 人 %

産 業 計 54,641 37,367 425 1.1 17,274 212 1.2

 鉱業,採石業,砂利採取業 103 27 - - 76 2 2.6

 建 設 業 5,439 4,633 27 0.6 806 14 1.7

 製 造 業 14,009 11,490 165 1.4 2,519 26 1.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 296 276 4 1.4 20 1 5.0

 情報通信業 580 543 8 1.5 37 - -

 運輸業,郵便業 3,351 2,659 23 0.9 692 5 0.7

 卸売業,小売業 8,528 4,702 38 0.8 3,826 48 1.3

 金融業,保険業 1,361 607 3 0.5 754 12 1.6

 不動産業,物品賃貸業 420 322 2 0.6 98 1 1.0

 学術研究,専門・技術サービス業 980 791 3 0.4 189 3 1.6

 宿泊業,飲食サービス業 1,951 1,285 7 0.5 666 7 1.1

 生活関連サービス業,娯楽業 1,145 700 34 4.9 445 3 0.7

 教育,学習支援業 1,561 897 4 0.4 664 4 0.6

 医療,福祉 10,366 5,347 68 1.3 5,019 75 1.5

 複合サービス事業 1,146 - - - 1,146 11 1.0

 サービス業(他に分類されないもの) 3,405 3,088 39 1.3 317 - -

中  小  企  業区  分

大   企   業

注1: 第8表中の常用労働者は、調査事業所に雇用される全ての常用労働者数を計上しているため、   本調査の集計対象となった調査労働者数(25,217人)以外の労働者も含む。注2: 割合については単純計算であり、障害者の法定雇用率とは一致しない。

- 13 -

2 所定内賃金

(1) 所定内賃金の概況

所定内賃金は 261,927 円で、前年に比べ 6,380 円(2.5%)増加している。

男女別にみると、男性が 284,140 円で前年に比べ 6,780 円(2.4%)の増加、女性が 217,983 円で前年に

比べ 4,810 円(2.3%)の増加となっている。男女間賃金格差(男性の所定内賃金を 100 とした場合の女性

の所定内賃金)は 76.7 となっている。(第9表)

第9表 所定内賃金

第2図 所定内賃金及び対前年比の年次別推移(産業計、規模計)

(2) 規模別所定内賃金

所定内賃金を規模別にみると、中小企業が 253,880 円、大企業が 289,434 円で、規模間賃金格差(大企

業の男女計所定内賃金を 100 とした場合の中小企業の男女計所定内賃金)は 87.7 となっている。(第 10 表)

第 10 表 規模別所定内賃金

30年 29年

円 円 円 %

男 女 計 261,927 255,547 6,380 2.5 - -

男 性 284,140 277,360 6,780 2.4 100.0 100.0

女 性 217,983 213,173 4,810 2.3 76.7 76.9

男女間賃金格差区 分

対前年増減額

対前年増減率

29年30年

30年 29年対前年増減額

対前年増減率

30年 29年対前年増減額

対前年増減率

30年 29年

円 円 円 % 円 円 円 %

男 女 計 253,880 247,830 6,050 2.44 289,434 280,565 8,869 3.16 87.7 88.3

男 性 274,685 267,860 6,825 2.55 321,319 313,608 7,711 2.46 85.5 85.4

女 性 208,744 204,387 4,357 2.13 242,586 234,653 7,933 3.38 86.0 87.1

区 分

中 小 企 業 大 企 業 規模間賃金格差

- 14 -

(3) 産業別所定内賃金

所定内賃金を産業別にみると、最も高いのは中小企業が「金融業,保険業」、大企業が「教育,学習支

援業」となっている。最も低いのは中小企業が「生活関連サービス業,娯楽業」、大企業が「宿泊業,飲食サ

ービス業」となっている。(第 11 表)

第 11 表 産業別所定内賃金

第3図 産業間格差の状況(産業計=100)

区  分 規 模 計 中小企業 大 企 業

円 円 円

産 業 計 261,927 253,880 289,434

 鉱業,採石業,砂利採取業 319,704 267,084 349,933

 建 設 業 291,338 282,661 357,407

 製 造 業 246,932 241,285 319,303

 電気・ガス・熱供給・水道業 269,689 273,441 231,461

 情報通信業 270,378 271,036 260,750

 運輸業,郵便業 266,259 254,345 313,429

 卸売業,小売業 265,333 260,363 280,496

 金融業,保険業 317,127 303,391 329,002

 不動産業,物品賃貸業 263,202 257,052 284,727

 学術研究,専門・技術サービス業 294,883 292,056 302,278

 宿泊業,飲食サービス業 211,533 213,124 207,102

 生活関連サービス業,娯楽業 228,587 208,886 261,920

 教育,学習支援業 295,032 263,316 381,024

 医療,福祉 243,017 233,240 257,862

 複合サービス事業 272,155 - 272,155

 サービス業(他に分類されないもの) 239,012 237,275 249,914

- 15 -

(4) 男女別所定内賃金

男性の所定内賃金(284,140 円)を 100 とした場合の女性の所定内賃金(217,983 円)は、規模計では

76.7 となっている。

規模別にみると、中小企業で 76.0、大企業で 75.5 であり、産業別にみると、最も賃金格差が大きいのは、

中小企業が「金融業,保険業」、大企業が「鉱業,採石業,砂利採取業」となっている。(第 12 表、第4図)

第 12 表 男女別所定内賃金

第4図 男女間賃金格差の年次別推移

年齢勤続年数

所定内賃 金

年齢勤続年数

所定内賃 金

年齢勤続年数

所定内賃 金

年齢勤続年数

所定内賃 金

年齢勤続年数

所定内賃 金

年齢勤続年数

所定内賃 金

歳 年 円 歳 年 円 歳 年 円 歳 年 円 歳 年 円 歳 年 円

産  業  計 44.1 13.4 284,140 42.0 10.6 217,983 76.7 44.6 13.0 274,685 42.2 10.4 208,744 76.0 42.0 14.9 321,319 41.4 10.9 242,586 75.5

 鉱業,採石業,砂利採取業 45.1 16.5 331,199 51.7 17.4 209,686 63.3 52.7 13.6 268,617 X X X X 40.6 18.3 368,450 50.0 17.4 194,395 52.8

 建 設 業 44.9 14.1 303,093 44.8 13.1 211,385 69.7 45.2 13.8 293,738 45.1 13.0 209,392 71.3 42.6 16.3 372,180 41.5 14.5 230,504 61.9

 製 造 業 43.4 13.9 268,992 44.2 12.2 190,280 70.7 43.6 13.7 262,967 44.4 12.1 187,657 71.4 41.1 16.4 336,237 41.1 15.2 243,361 72.4

 電気・ガス・熱供給・水道業 41.8 11.2 275,498 42.1 12.9 210,506 76.4 41.9 11.8 280,291 42.1 12.9 210,506 75.1 40.8 5.8 231,461 - - - -

 情報通信業 38.8 11.6 283,586 35.9 8.8 226,655 79.9 39.0 11.8 284,569 35.7 8.5 225,925 79.4 35.5 8.3 268,833 38.5 13.3 236,500 88.0

 運輸業,郵便業 48.4 13.1 273,392 45.8 11.6 193,118 70.6 49.1 11.7 260,383 46.7 11.4 192,574 74.0 45.5 18.5 324,848 42.2 12.2 195,293 60.1

 卸売業,小売業 43.3 15.1 288,181 40.8 12.0 209,818 72.8 44.0 14.7 281,716 40.8 11.4 206,334 73.2 41.4 16.6 308,873 40.8 13.8 219,320 71.0

 金融業,保険業 42.3 16.3 372,980 38.8 11.6 248,258 66.6 44.0 15.6 345,175 40.2 11.4 242,613 70.3 40.5 17.0 400,519 37.8 11.8 252,376 63.0

 不動産業,物品賃貸業 44.4 13.2 277,794 39.1 12.3 231,585 83.4 42.8 12.5 270,527 37.7 10.8 223,364 82.6 51.2 16.5 309,176 42.4 15.8 251,110 81.2

 学術研究,専門・技術サービス業 44.3 14.0 315,203 42.5 12.1 235,061 74.6 44.7 12.8 314,003 42.8 11.4 236,139 75.2 43.4 16.8 317,950 41.5 14.8 230,635 72.5

 宿泊業,飲食サービス業 42.7 8.6 237,746 41.0 7.8 181,115 76.2 41.5 9.0 239,920 39.9 7.6 183,480 76.5 45.7 7.8 232,170 44.3 8.4 173,839 74.9

 生活関連サービス業,娯楽業 43.4 10.1 261,774 38.1 7.5 194,676 74.4 44.9 9.5 242,419 37.9 7.2 176,485 72.8 41.1 11.2 292,189 38.4 8.1 227,913 78.0

 教育,学習支援業 46.4 10.5 354,344 39.2 8.6 237,712 67.1 46.3 10.2 310,025 39.5 9.2 227,535 73.4 46.4 11.0 434,793 37.9 5.9 282,088 64.9

 医療,福祉 39.9 8.7 259,268 42.0 9.0 237,264 91.5 40.3 8.2 255,722 41.3 8.7 226,450 88.6 39.5 9.4 263,345 43.2 9.4 255,442 97.0

 複合サービス事業 42.8 18.2 304,939 37.7 12.4 231,669 76.0 - - - - - - - 42.8 18.2 304,939 37.7 12.4 231,669 76.0

 サービス業(他に分類されないもの) 46.4 10.7 250,751 42.3 10.2 203,117 81.0 47.3 10.8 248,594 42.4 9.9 202,557 81.5 41.0 10.2 264,361 41.7 12.1 206,575 78.1

大  企  業

男   性 女   性

格差

区 分

中 小 企 業

格差

女   性男   性

規 模 計

男   性 女   性

格差

- 16 -

[参 考]

賃金階級別に労働者の分布をみると、男性は幅広く分散したなだらかな山型の分布となっている。

一方、女性では 14~20 万円台に集中している山型の分布となっている。(第5図)

第5図 賃金総額階級別労働者構成(産業計、規模計)

- 17 -

(5) 年齢別所定内賃金

所定内賃金を年齢別にみると、男性は、中小企業、大企業ともに 55~59 歳が最も高くなっており、女性

は、中小企業で 50~54 歳、大企業で 55~59 歳が最も高くなっている。また、男性に比べ女性の年齢別賃

金格差は小さくなっている。

規模別にみると男女とも大企業の方が、年齢別賃金格差が大きい傾向にある。(第 13 表、第6図)

第 13 表 年齢別所定内賃金

第6図 所定内賃金の年齢別推移

所定内賃金 賃金格差 所定内賃金 賃金格差 所定内賃金 賃金格差 所定内賃金 賃金格差 所定内賃金 賃金格差 所定内賃金 賃金格差

円 円 円 円 円 円

19歳以下 178,823 89.5 162,280 88.6 179,252 91.0 159,555 89.2 176,829 84.8 167,322 85.7

20~24歳 199,865 100.0 183,165 100.0 196,960 100.0 178,876 100.0 208,620 100.0 195,297 100.0

25~29歳 228,516 114.3 201,655 110.1 223,569 113.5 196,609 109.9 242,259 116.1 214,305 109.7

30~34歳 249,302 124.7 209,767 114.5 242,607 123.2 203,075 113.5 270,906 129.9 226,305 115.9

35~39歳 275,121 137.7 218,772 119.4 269,044 136.6 209,613 117.2 297,725 142.7 240,157 123.0

40~44歳 299,438 149.8 225,467 123.1 288,420 146.4 215,747 120.6 341,989 163.9 251,017 128.5

45~49歳 321,760 161.0 226,720 123.8 305,576 155.1 211,385 118.2 386,897 185.5 266,742 136.6

50~54歳 330,574 165.4 238,067 130.0 315,637 160.3 227,468 127.2 402,044 192.7 265,907 136.2

55~59歳 335,022 167.6 239,804 130.9 315,984 160.4 226,887 126.8 404,397 193.8 277,941 142.3

60~64歳 273,851 137.0 201,617 110.1 270,627 137.4 194,108 108.5 292,404 140.2 227,374 116.4

65歳以上 237,325 118.7 213,378 116.5 233,371 118.5 211,630 118.3 284,436 136.3 221,463 113.4

※ 「賃金格差」とは、「20~24歳」の所定内賃金を100とした場合の年齢階級間の格差をいう。

大  企  業

男  性 女  性区 分

中 小 企 業

男  性 女  性

規  模  計

男  性 女  性

- 18 -

※女性の中小企業における大学院卒、大企業における中学卒及び大学院卒はサンプル数が少ないため、未掲載とする。

50

80

110

140

170

200

~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

中小企業・女性

中学卒

高校卒

専門学校

短大・高専卒

大学卒

(歳)

50

80

110

140

170

200

~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

大企業・女性

(歳)

50

100

150

200

250

300

19

20~

24

25~

29

30~

34

35~

39

40~

44

45~

49

50~

54

55~

59

60~

64

65~(歳)

大企業・男性

50

100

150

200

250

300

19

20~

24

25~

29

30~

34

35~

39

40~

44

45~

49

50~

54

55~

59

60~

64

65~(歳)

中小企業・男性

中学卒

高校卒

専門学校

短大・高専卒

大学卒

大学院卒

(6) 学歴別所定内賃金

所定内賃金を学歴別にみると、中小企業、大企業とも学歴が高くなるほど所定内賃金が高くなる傾向に

ある。(第 14 表)

高校卒の所定内賃金を 100 とした場合の学歴間賃金格差をみると、中小企業、大企業とも大学卒との差

が大きくなっている。(第7図)

第 14 表 学歴別所定内賃金

第7図 学歴間賃金格差の年齢別推移

単位:円

男 性 女 性 男 性 女 性 男 性 女 性 男 性 女 性 男 性 女 性 男 性 女 性

規 模 計 251,090 170,765 275,145 202,894 270,582 232,450 293,158 229,519 318,060 234,995 382,147 307,613

中小企業 251,205 168,620 268,681 196,042 269,966 218,325 285,418 221,614 302,386 230,641 336,949 255,368

19歳以下 202,633 139,174 178,813 162,026 170,650 - - - - - - -

20~24歳 199,177 166,062 194,168 167,042 191,370 178,343 200,295 178,652 215,368 202,466 X -

25~29歳 238,409 170,219 218,582 178,518 220,548 196,101 214,216 194,518 229,662 215,981 252,730 222,588

30~34歳 234,474 186,814 237,852 182,236 235,946 200,649 242,470 206,060 256,547 231,653 285,326 X

35~39歳 263,103 213,448 259,527 190,981 262,891 210,010 282,797 220,314 290,777 233,641 346,508 X

40~44歳 283,217 188,534 279,378 193,516 289,453 229,952 304,139 237,467 313,972 242,491 337,949 269,937

45~49歳 266,921 165,085 293,847 197,452 311,159 232,993 338,418 241,578 361,194 244,052 370,260 X

50~54歳 284,053 159,021 303,928 210,456 326,218 261,248 330,333 253,811 377,928 268,952 568,026 -

55~59歳 269,630 169,720 302,837 212,752 348,989 262,296 333,784 255,610 371,121 261,502 438,676 X

60~64歳 234,626 154,125 262,648 183,362 272,653 238,603 265,359 213,995 320,141 279,174 386,588 -

65歳以上 220,878 163,129 223,593 215,085 242,806 206,777 247,598 257,167 313,534 X 410,750 -

大 企 業 249,027 179,975 310,510 224,235 272,961 263,410 312,533 253,028 349,698 230,641 422,374 363,123

19歳以下 - 176,829 167,322 - - - - - - - -

20~24歳 - X 211,106 183,187 201,664 199,205 186,148 181,626 212,036 206,581 - -

25~29歳 X X 245,460 199,960 232,142 218,430 221,321 203,052 249,063 221,472 242,760 252,463

30~34歳 X X 255,539 204,186 246,907 237,073 248,486 217,100 294,035 235,510 274,769 -

35~39歳 269,772 X 283,031 206,305 269,719 260,193 300,056 247,635 322,794 257,316 359,092 343,226

40~44歳 X 244,493 329,513 217,350 294,144 266,854 332,224 283,739 376,912 274,507 426,355 374,487

45~49歳 343,255 180,097 345,354 236,243 335,737 292,979 370,397 284,335 441,849 333,335 516,388 459,435

50~54歳 278,335 - 367,988 238,064 338,196 310,744 364,870 273,647 486,231 334,600 556,493 X

55~59歳 X - 393,012 262,332 332,610 311,867 438,435 268,348 439,879 326,115 568,794 X

60~64歳 208,670 177,685 253,153 205,706 236,431 259,229 341,894 295,902 358,700 - 707,279 -

65歳以上 142,577 146,880 218,860 247,630 - 267,775 X - 457,468 X 594,086 -

大 学 院 卒区 分

中 学 卒 高 校 卒 専門学校 短大・高専卒 大 学 卒

- 19 -

(7) 職種別所定内賃金

所定内賃金を職種別にみると、中小企業、大企業ともに「管理」が高く、次いで「事務・技術」、「生産」の

順になっている。(第 15 表、第8図)

第 15 表 職種別所定内賃金

第8図 職種別賃金の年齢別推移

単位:円

男 性 女 性 男 性 女 性 男 性 女 性

規 模 計 386,860 310,592 280,389 222,717 250,335 181,377

中小企業 369,247 295,376 272,594 214,911 246,587 177,088

19歳以下 - - 170,932 157,591 181,406 161,225

20~24歳 188,739 - 199,103 183,858 195,826 164,957

25~29歳 240,608 190,706 227,901 201,850 219,204 179,460

30~34歳 295,796 264,728 249,938 207,496 231,906 180,873

35~39歳 329,621 263,033 274,832 214,790 253,866 181,747

40~44歳 351,187 266,070 291,604 224,657 265,105 180,012

45~49歳 378,041 275,962 309,328 220,077 270,889 183,125

50~54歳 394,165 311,611 314,035 235,832 274,438 185,054

55~59歳 401,745 310,348 317,734 235,302 270,399 180,971

60~64歳 364,699 296,456 274,637 202,083 228,181 160,648

65歳以上 346,780 402,302 226,020 197,200 203,814 146,223

大 企 業 446,910 338,835 297,206 240,627 280,182 203,479

19歳以下 - - 176,513 168,769 177,032 165,151

20~24歳 X - 207,814 198,495 210,625 183,054

25~29歳 274,168 292,476 242,918 214,461 238,553 200,447

30~34歳 315,944 274,842 272,429 227,399 254,936 204,867

35~39歳 364,551 287,100 289,476 245,515 284,023 204,148

40~44歳 393,632 319,591 331,523 247,472 320,841 229,940

45~49歳 465,421 372,372 365,931 262,673 300,930 213,281

50~54歳 494,596 337,037 365,188 265,118 305,484 214,680

55~59歳 476,425 357,234 370,756 259,463 361,729 234,467

60~64歳 466,319 305,981 278,663 235,440 211,748 156,277

65歳以上 601,050 X 302,201 249,222 166,844 134,602

管   理 事務・技術 生   産区 分

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

~19 20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

(円)

(歳)

中小企業・男性

管理 事務・技術 生産

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

~19 20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

(円)

(歳)

中小企業・女性

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000

700,000

~19 20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

(円)

(歳)

大企業・男性

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

~19 20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

(円)

(歳)

大企業・女性

- 20 -

(8) 勤続年数別所定内賃金

所定内賃金は、男女とも概ね勤続 35~39 年まで年数が増えるに従って高くなっている。

勤続年数0年を 100 とした場合の勤続年数別所定内賃金をみると、男女とも大企業の方が増加幅は大き

くなっている。(第 16 表、第9図)

第 16 表 勤続年数別所定内賃金

第9図 所定内賃金の勤続年数別推移

所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差

円 円 円 円 円 円

0 年 216,234 100.0 182,097 100.0 214,725 100.0 178,008 100.0 222,957 100.0 195,452 100.0

1 年 229,520 106.1 188,918 103.7 227,406 105.9 183,200 102.9 239,013 107.2 205,335 105.1

2 年 231,862 107.2 194,610 106.9 231,979 108.0 188,063 105.6 231,231 103.7 212,863 108.9

3~ 4年 241,965 111.9 199,251 109.4 241,465 112.5 194,679 109.4 244,291 109.6 214,792 109.9

5~ 9年 258,231 119.4 212,824 116.9 256,674 119.5 203,723 114.4 264,414 118.6 233,379 119.4

10~14年 281,211 130.0 218,805 120.2 276,343 128.7 209,843 117.9 302,593 135.7 243,125 124.4

15~19年 301,453 139.4 238,884 131.2 292,735 136.3 228,552 128.4 339,068 152.1 263,184 134.7

20~24年 333,701 154.3 249,337 136.9 316,128 147.2 236,739 133.0 399,883 179.4 279,539 143.0

25~29年 354,397 163.9 265,920 146.0 330,436 153.9 245,226 137.8 416,678 186.9 314,798 161.1

30~34年 361,955 167.4 267,652 147.0 343,282 159.9 251,284 141.2 431,782 193.7 311,994 159.6

35~39年 373,394 172.7 276,427 151.8 343,468 160.0 261,082 146.7 437,799 196.4 327,988 167.8

40年以上 316,034 146.2 306,957 168.6 297,476 138.5 310,524 174.4 377,164 169.2 296,256 151.6

区 分

中 小 企 業 大  企  業

男  性 女  性 男  性 女  性

規  模  計

男  性 女  性

- 21 -

(9) 標準労働者の所定内賃金

標準労働者(学校卒業後直ちに就職し、同一企業に継続して勤務しているとみなされる者)について、

年齢 20~24 歳の者の所定内賃金を 100 とした場合の年齢階級別の格差をみると、大企業の方が年齢によ

る賃金格差が比較的大きくなっている。(第 17 表)

第 17 表 標準労働者の所定内賃金(男性)

※ 標準労働者

年齢から勤続年数を引いた数が、最終学歴「高校卒」の場合は 18、「高専・短大卒」の場合は 20、「大学・大

学院卒」の場合は 22 又は 23(大学院卒は除かれる。)となる者としている。

単位:円

所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差

規 模 計 295,524 - 295,412 - 328,794 -

中小企業 273,027 139.9 270,496 135.9 301,658 140.0

19歳以下 180,891 92.7 - - - -

20~24歳 195,165 100.0 199,007 100.0 215,393 100.0

25~29歳 227,710 116.7 223,905 112.5 233,001 108.2

30~34歳 252,503 129.4 250,193 125.7 268,013 124.4

35~39歳 277,035 141.9 285,934 143.7 320,876 149.0

40~44歳 308,525 158.1 306,701 154.1 354,206 164.4

45~49歳 321,191 164.6 342,479 172.1 405,786 188.4

50~54歳 349,251 179.0 345,045 173.4 441,529 205.0

55~59歳 346,551 177.6 349,338 175.5 421,767 195.8

60~64歳 315,261 161.5 361,700 181.8 X X

65歳以上 345,745 177.2 - - - -

大企業 351,628 165.4 336,761 187.7 356,950 167.8

19歳以下 178,209 83.8 - - - -

20~24歳 212,594 100.0 179,431 100.0 212,777 100.0

25~29歳 262,078 123.3 224,115 124.9 255,552 120.1

30~34歳 288,197 135.6 224,480 125.1 X X

35~39歳 332,325 156.3 257,193 143.3 356,438 167.5

40~44歳 385,099 181.1 388,948 216.8 413,311 194.2

45~49歳 404,564 190.3 381,393 212.6 468,589 220.2

50~54歳 444,456 209.1 514,739 286.9 543,468 255.4

55~59歳 453,447 213.3 532,848 297.0 472,602 222.1

60~64歳 294,770 138.7 333,182 185.7 X X

65歳以上 X - - - - -

注 「賃金格差」とは、20~24歳の所定内賃金を100とした場合の年齢階級間の格差をいう。

大学卒

区 分

高校卒 短大・高専卒

- 22 -

第 17 表 標準労働者の所定内賃金(女性)

単位:円

所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差所定内賃 金

賃金格差

規 模 計 230,121 - 228,199 - 230,040 -

中小企業 212,817 123.8 218,880 122.6 223,854 110.1

19歳以下 160,381 93.3 - - - -

20~24歳 171,961 100.0 178,598 100.0 203,247 100.0

25~29歳 188,073 109.4 206,624 115.7 218,526 107.5

30~34歳 194,216 112.9 222,358 124.5 234,368 115.3

35~39歳 216,070 125.7 228,563 128.0 250,001 123.0

40~44歳 233,975 136.1 262,154 146.8 275,112 135.4

45~49歳 246,117 143.1 294,102 164.7 X X

50~54歳 263,865 153.4 283,824 158.9 - -

55~59歳 296,224 172.3 336,740 188.5 X X

60~64歳 X X X X X X

65歳以上 X X - - - -

大企業 258,399 136.4 263,891 137.9 237,886 115.5

19歳以下 166,705 88.0 - - - -

20~24歳 189,438 100.0 191,357 100.0 205,886 100.0

25~29歳 207,020 109.3 204,811 107.0 223,578 108.6

30~34歳 228,640 120.7 239,820 125.3 246,723 119.8

35~39歳 235,843 124.5 243,777 127.4 293,674 142.6

40~44歳 257,276 135.8 308,424 161.2 325,917 158.3

45~49歳 304,589 160.8 313,689 163.9 339,895 165.1

50~54歳 304,478 160.7 X X X X

55~59歳 363,240 191.7 X X X X

60~64歳 X X - - - -

65歳以上 - - - - - -

注 「賃金格差」とは、20~24歳の所定内賃金を100とした場合の年齢階級間の格差をいう。

区 分

高校卒 短大・高専卒 大学卒

- 23 -

3 初任給

平成 30 年度の確定初任給は、高校卒事務・技術 163,866 円、高校卒生産 163,935 円、専門学校卒事務・

技術 175,945 円、専門学校卒生産 161,939 円、短大・高専卒事務・技術 168,964 円、短大・高専卒生産

168,965 円、大学卒事務・技術 199,173 円、大学卒生産 184,719 円、大学院卒事務・技術 212,970 円、大学

院卒生産 206,133 円となっている。

また、短大・高専卒(73 人)のうち県外短大・高専卒は 11 人(15.1%)、大学卒(334 人)のうち県外大学卒は

152 人(45.5%)、大学院卒(21 人)のうち県外大学院卒は 12 人(57.1%)であった。(第 18 表)

第 18 表 初任給

事務・技術 人数 生産 人数 事務・技術 人数 生産 人数 事務・技術 人数 県外 生産 人数 県外

規 模 計 163,866 97 163,935 215 175,945 189 161,939 46 168,964 59 8 168,965 14 3

対前年増減率(%) 5.3% 1.1% -0.1% 1.4% 0.4% 3.1%

中 小 企 業 161,075 64 163,440 160 167,330 121 160,097 38 167,248 50 6 168,217 12 3

 鉱業,採石業,砂利採取業 - - - - - - - - - - - - - -

 建 設 業 171,573 22 180,670 27 172,033 6 172,180 5 X 1 - X 2 -

 製 造 業 161,924 16 161,844 93 164,467 3 161,572 12 177,776 5 1 172,819 5 -

 電気・ガス・熱供給・水道業 X 2 X 1 - - - - - - - - - -

 情報通信業 - - - - 174,071 14 - - X 2 1 - - -

 運輸業,郵便業 X 1 144,105 5 - - - - X 1 1 X 1 1

 卸売業,小売業 159,319 11 160,975 8 167,200 5 X 2 172,390 5 - X 1 -

 金融業,保険業 - - - - 196,667 3 - - 180,233 3 - - - -

 不動産業,物品賃貸業 X 1 X 1 - - - - - - - - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 X 2 - - X 1 - - - - - - - -

 宿泊業,飲食サービス業 - - 153,600 7 X 2 162,033 3 X 1 - - - -

 生活関連サービス業,娯楽業 147,167 3 X 1 144,347 4 - - - - - - - -

 教育,学習支援業 - - - - 168,333 3 X 1 164,833 6 - - - -

 医療,福祉 128,500 5 X 1 182,393 43 X 1 160,314 25 2 - - -

 複合サービス事業 - - - - - - - - - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) X 1 157,281 16 146,162 37 156,143 14 X 1 1 158,000 3 2

大 企 業 169,279 33 165,375 55 191,275 68 170,689 8 178,496 9 2 X 2 -

 鉱業,採石業,砂利採取業 - - X 1 - - - - - - - - - -

 建 設 業 186,460 10 176,067 6 X 1 - - X 1 - X 1 -

 製 造 業 X 2 165,576 33 - - X 2 - - - X 1 -

 電気・ガス・熱供給・水道業 - - - - - - - - - - - - - -

 情報通信業 - - - - - - - - - - - - - -

 運輸業,郵便業 - - X 2 - - - - - - - - - -

 卸売業,小売業 164,000 5 161,875 8 173,011 7 174,250 4 173,367 3 - - - -

 金融業,保険業 - - - - - - - - - - - - - -

 不動産業,物品賃貸業 - - - - - - - - - - - - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 X 2 X 1 - - - - - - - - - -

 宿泊業,飲食サービス業 X 2 147,000 3 X 1 - - - - - - - -

 生活関連サービス業,娯楽業 - - - - - - X 2 - - - - - -

 教育,学習支援業 - - - - - - - - - - - - - -

 医療,福祉 151,606 5 - - 196,790 55 - - 185,500 3 1 - - -

 複合サービス事業 152,877 6 X 1 155,873 3 - - X 2 1 - - -

 サービス業(他に分類されないもの) X 1 - - X 1 - - - - - - - -

区  分

高  校  卒 専 門 学 校 卒 短 大 ・ 高 専 卒

- 24 -

事務・技術 人数 県外 生産 人数 県外 事務・技術 人数 県外 生産 人数 県外

規 模 計 199,173 282 129 184,719 52 23 212,970 18 10 206,133 3 2

対前年増減率(%) 3.7% -1.8% 3.7% 皆増

中 小 企 業 192,458 161 62 179,689 36 16 203,367 7 3 206,133 3 2

 鉱業,採石業,砂利採取業 - - - - - - - - - - - -

 建 設 業 196,320 25 10 191,167 3 3 X 2 1 X 1 1

 製 造 業 189,998 25 8 193,600 13 4 193,400 3 2 X 2 1

 電気・ガス・熱供給・水道業 - - - - - - - - - - - -

 情報通信業 199,963 27 13 X 1 - - - - - - -

 運輸業,郵便業 X 1 - - - - - - - - - -

 卸売業,小売業 198,742 26 6 X 2 - - - - - - -

 金融業,保険業 189,686 14 8 - - - - - - - - -

 不動産業,物品賃貸業 X 1 - - - - - - - - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 198,255 12 5 - - - X 2 - - - -

 宿泊業,飲食サービス業 X 1 - X 1 - - - - - - -

 生活関連サービス業,娯楽業 X 1 1 X 1 - - - - - - -

 教育,学習支援業 193,423 7 3 - - - - - - - - -

 医療,福祉 179,079 14 6 - - - - - - - - -

 複合サービス事業 - - - - - - - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 166,091 7 2 164,100 15 9 - - - - - -

大 企 業 208,107 121 67 196,038 16 7 219,081 11 7 - - -

 鉱業,採石業,砂利採取業 - - - - - - - - - - - -

 建 設 業 211,025 24 15 - - - X 1 1 - - -

 製 造 業 211,406 12 10 192,500 3 2 225,049 8 4 - - -

 電気・ガス・熱供給・水道業 - - - - - - - - - - - -

 情報通信業 X 2 1 - - - - - - - - -

 運輸業,郵便業 X 2 1 - - - - - - - - -

 卸売業,小売業 196,767 6 3 196,250 12 4 - - - - - -

 金融業,保険業 202,627 22 16 - - - - - - - - -

 不動産業,物品賃貸業 - - - - - - - - - - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 159,350 4 1 - - - X 1 1 - - -

 宿泊業,飲食サービス業 X 1 1 - - - - - - - - -

 生活関連サービス業,娯楽業 X 2 1 - - - - - - - - -

 教育,学習支援業 X 2 1 - - - X 1 1 - - -

 医療,福祉 229,751 36 15 - - - - - - - - -

 複合サービス事業 170,073 8 2 - - - - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) - - - X 1 1 - - - - - -

大  学  院  卒

区  分

大  学  卒

- 25 -

4 実労働日数、総実労働時間数

(1) 実労働日数

平成 30 年7月の実労働日数は、中小企業が 21.8 日、大企業が 21.0 日となっている。

産業別では、中小企業、大企業ともに「宿泊業,飲食サービス業」で最も多くなっている。(第 19 表)

(2) 総実労働時間数

平成 30 年7月の総実労働時間数は、中小企業が 177.8 時間、大企業が 170.4 時間となっている。産業

別では、中小企業が「運輸業,郵便業」、大企業が「建設業」で最も長くなっている。(第 19 表)

第 19 表 月間実労働日数、総実労働時間数

  (   )は前年の数値

規 模 計 21.6 176.1 165.5 10.6

( 21.6 ) ( 175.5 ) ( 164.5 ) ( 11.0 )

中小企業計 21.8 177.8 167.2 10.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 22.7 181.5 168.2 13.3

 建 設 業 22.5 180.6 171.1 9.5

 製 造 業 21.7 179.3 166.6 12.7

 電気・ガス・熱供給・水道業 20.7 160.9 155.3 5.6

 情報通信業 20.7 170.6 165.4 5.2

 運輸業,郵便業 22.6 195.4 171.4 24.0

 卸売業,小売業 22.0 176.8 167.9 8.9

 金融業,保険業 20.8 163.0 156.7 6.3

 不動産業,物品賃貸業 21.4 181.2 165.8 15.4

 学術研究,専門・技術サービス業 20.8 172.5 161.7 10.8

 宿泊業,飲食サービス業 22.9 186.6 175.7 10.9

 生活関連サービス業,娯楽業 22.0 177.8 168.5 9.3

 教育,学習支援業 21.4 168.7 163.8 4.9

 医療,福祉 21.1 166.6 163.5 3.2

 複合サービス事業 - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 22.1 178.8 166.9 11.9

大企業計 21.0 170.4 159.5 10.9

 鉱業,採石業,砂利採取業 20.9 172.3 153.4 18.9

 建 設 業 21.5 189.2 166.9 22.3

 製 造 業 20.4 171.3 151.9 19.4

 電気・ガス・熱供給・水道業 20.3 162.5 162.5 0.0

 情報通信業 20.9 168.1 165.4 2.8

 運輸業,郵便業 20.8 183.9 159.9 24.0

 卸売業,小売業 21.3 172.8 162.5 10.3

 金融業,保険業 20.4 161.8 151.8 10.0

 不動産業,物品賃貸業 21.0 171.6 159.1 12.4

 学術研究,専門・技術サービス業 20.6 169.2 156.2 13.1

 宿泊業,飲食サービス業 22.8 184.4 165.2 19.2

 生活関連サービス業,娯楽業 21.6 175.0 164.8 10.3

 教育,学習支援業 21.5 171.5 164.4 7.0

 医療,福祉 20.8 163.9 160.0 3.8

 複合サービス事業 20.6 159.3 154.7 4.6

 サービス業(他に分類されないもの) 21.2 173.4 161.5 11.9

時間

所定外労働時間数

総 実 労 働 時 間 数

時間

区  分

日 時間

所定内労働時間数

実労働日数

- 26 -

5 所定労働時間

(1) 日・週所定労働時間

1日の所定労働時間の平均は7時間45分、1週の所定労働時間の平均は39時間16分となっている。

規模別に見ると、中小企業は1日あたり7時間 45 分、1週あたり 39 時間 26 分、大企業は1日あたり7時

間 45 分、1週あたり 38 時間 42 分となっている。

また、産業別に見ると、1日あたり、1 週あたりともに「情報通信業」が最も長い。(第 20 表)

第 20 表 日所定・週所定労働時間

日所定 週所定 日所定 週所定 日所定 週所定

時間:分 時間:分 時間:分 時間:分 時間:分 時間:分

産業計 7:45 39:16 7:45 39:26 7:45 38:42

 鉱業,採石業,砂利採取業 7:33 38:11 X X 7:31 37:38

 建 設 業 7:42 40:03 7:40 40:04 7:58 39:52

 製 造 業 7:47 39:27 7:47 39:29 7:44 38:43

 電気・ガス・熱供給・水道業 7:41 38:28 7:39 38:19 X X

 情報通信業 8:00 40:09 8:00 40:09 X X

 運輸業,郵便業 7:45 39:35 7:44 39:41 7:49 39:14

 卸売業,小売業 7:40 38:50 7:37 38:49 7:47 38:54

 金融業,保険業 7:31 37:18 7:40 38:21 7:24 36:30

 不動産業,物品賃貸業 7:48 39:49 7:49 39:59 X X

 学術研究,専門・技術サービス業 7:48 39:17 7:48 39:17 7:48 39:17

 宿泊業,飲食サービス業 7:42 39:23 7:44 39:50 7:37 38:07

 生活関連サービス業,娯楽業 7:40 38:09 7:44 38:23 7:32 37:43

 教育,学習支援業 7:49 39:10 7:51 39:20 7:40 38:24

 医療,福祉 7:55 39:30 7:56 39:34 7:53 39:22

 複合サービス事業 7:37 38:16 - - 7:37 38:16

 サービス業(他に分類されないもの) 7:43 39:20 7:39 39:18 8:05 39:31

規模計 中小企業 大企業区 分

- 27 -

(2) 1日の所定労働時間

1日の所定労働時間別の事業所の割合をみると、8時間の事業所が 52.8%と最も高くなっている。(第 21

表、第 10 図)

第 21 表 1日の所定労働時間

第 10 図 1日の所定労働時間別事業所割合

6:30 7:00 7:30 8:01

~ ~ ~ ~ 8:00 ~

6:29 6:59 7:29 7:59

規 模 計 7:45 1.3 0.4 8.7 35.9 52.8 0.9

(7:38)

中小企業計 7:45 1.3 0.4 8.3 36.3 52.9 0.9

(7:36)

 鉱業,採石業,砂利採取業 X 100.0

 建 設 業 7:40 0.6 11.5 50.6 36.8 0.6

 製 造 業 7:47 0.8 5.8 45.6 47.1 0.8

 電気・ガス・熱供給・水道業 7:39 30.0 30.0 40.0

 情報通信業 8:00 100.0

 運輸業,郵便業 7:44 1.4 8.7 43.5 43.5 2.9

 卸売業,小売業 7:37 3.9 0.6 11.6 33.1 49.2 1.7

 金融業,保険業 7:40 20.0 52.0 28.0

 不動産業,物品賃貸業 7:49 7.7 23.1 69.2

 学術研究,専門・技術サービス業 7:48 3.6 39.3 57.1

 宿泊業,飲食サービス業 7:44 1.9 9.4 28.3 60.4

 生活関連サービス業,娯楽業 7:44 3.7 3.7 25.9 66.7

 教育,学習支援業 7:51 3.0 24.2 72.7

 医療,福祉 7:56 2.8 11.7 84.8 0.7

 複合サービス事業 -

 サービス業(他に分類されないもの) 7:39 2.8 2.8 11.3 35.2 46.5 1.4

大企業計 7:45 1.3 0.7 10.2 34.8 52.5 0.7

(7:44)

 鉱業,採石業,砂利採取業 7:31 33.3 66.7

 建 設 業 7:58 5.3 94.7

 製 造 業 7:44 9.1 63.6 27.3

 電気・ガス・熱供給・水道業 X 100.0

 情報通信業 X 100.0

 運輸業,郵便業 7:49 5.9 35.3 58.8

 卸売業,小売業 7:47 1.6 9.8 39.3 47.5 1.6

 金融業,保険業 7:24 6.1 60.6 24.2 9.1

 不動産業,物品賃貸業 X 50.0 50.0

 学術研究,専門・技術サービス業 7:48 66.7 33.3

 宿泊業,飲食サービス業 7:37 5.3 36.8 57.9

 生活関連サービス業,娯楽業 7:32 7.1 35.7 57.1

 教育,学習支援業 7:40 85.7 14.3

 医療,福祉 7:53 1.3 20.0 78.7

 複合サービス事業 7:37 4.8 66.7 28.6

 サービス業(他に分類されないもの) 8:05 8.3 33.3 50.0 8.3

区 分

1日の所定労働時間別事業所割合

平均所定労働時間

単位:%、(   )は前年の数値

- 28 -

(3) 週所定労働時間

週所定労働時間の平均は、39 時間 16 分となっている。

週所定労働時間別の事業所の割合をみると、40 時間の事業所が 54.8%と最も高くなっている。また、週

所定労働時間が 40 時間を超える事業所割合は中小企業のほうが多くなっている。(第 22 表、第 11 図)

週所定労働時間の平均を労働組合の有無別にみると、中小企業、大企業とも労働組合の有る事業所の

方が短くなっている。(第 23 表)

第 22 表 週所定労働時間

単位:%、(   )は前年の数値

38:00 40:01 42:00 44:01

~ ~ 40:00 ~ ~ 44:00 ~

37:59 39:59 41:59 43:59

産  業  計 39:16 19.6 20.0 54.8 1.1 0.9 0.6 3.0

(38:47)

中小企業計 39:26 15.7 22.1 55.1 1.4 1.1 0.8 3.7

(38:49)

 鉱業,採石業,砂利採取業 X 50.0 50.0

 建 設 業 40:04 12.8 32.0 36.0 3.5 4.1 1.7 9.9

 製 造 業 39:29 16.0 32.8 44.5 1.6 1.2 3.9

 電気・ガス・熱供給・水道業 38:19 40.0 20.0 40.0

 情報通信業 40:09 92.3 7.7

 運輸業,郵便業 39:41 11.6 23.2 60.9 1.4 2.9

 卸売業,小売業 38:49 18.8 20.4 54.1 2.2 0.6 1.1 2.8

 金融業,保険業 38:21 44.0 24.0 32.0

 不動産業,物品賃貸業 39:59 15.4 76.9 7.7

 学術研究,専門・技術サービス業 39:17 21.4 21.4 53.6 3.6

 宿泊業,飲食サービス業 39:50 9.4 9.4 73.6 1.9 5.7

 生活関連サービス業,娯楽業 38:23 22.2 14.8 63.0

 教育,学習支援業 39:20 24.2 3.0 72.7

 医療,福祉 39:34 8.8 6.8 82.3 0.7 0.7

 複合サービス事業 -

 サービス業(他に分類されないもの) 39:18 17.1 24.3 54.3 1.4 2.9

大企業計 38:42 33.6 12.5 53.9 0.3

(38:40)

 鉱業,採石業,砂利採取業 37:38 100.0

 建 設 業 39:52 5.3 94.7

 製 造 業 38:43 18.2 54.5 27.3

 電気・ガス・熱供給・水道業 X 100.0

 情報通信業 X 100.0

 運輸業,郵便業 39:14 23.5 17.6 58.8

 卸売業,小売業 38:54 37.7 11.5 49.2 1.6

 金融業,保険業 36:30 90.9 9.1

 不動産業,物品賃貸業 X 50.0 50.0

 学術研究,専門・技術サービス業 39:17 11.1 55.6 33.3

 宿泊業,飲食サービス業 38:07 21.1 15.8 63.2

 生活関連サービス業,娯楽業 37:43 28.6 71.4

 教育,学習支援業 38:24 42.9 42.9 14.3

 医療,福祉 39:22 16.2 8.1 77.0

 複合サービス事業 38:16 66.7 33.3

 サービス業(他に分類されないもの) 39:31 41.7 58.3

区   分平均所定労働時間

週 所 定 労 働 時 間 別 事 業 所 割 合

- 29 -

第 11 図 週所定労働時間別事業所割合

第 23 表 労働組合有無別週所定労働時間

労組有 労組無 労組有 労組無

産 業 計 38時間47分 39時間31分 38時間23分 39時間8分

区 分中小企業 大 企 業

- 30 -

(4) 変形労働時間制の採用状況

変形労働時間制を採用している事業所の割合は 69.7%で、規模別にみると、中小企業は 70.5%、大企

業は66.6%となっている。また、全体の40.9%が「1年単位の変形労働時間制」を採用している。(第24表、

第 12 図)

第 24 表 変形労働時間の形態別事業所

単位:%

1ヶ月単位 1年単位 フレックスタイム その他

% % % %

産  業  計 100.0 69.7 27.8 40.9 2.8 1.4 30.3

中小企業計 100.0 70.5 21.7 47.5 2.3 1.7 29.5

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 100.0 100.0

 建 設 業 100.0 75.4 6.9 69.7 1.1 24.6

 製 造 業 100.0 77.2 11.6 65.6 1.9 22.8

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 60.0 60.0 10.0 40.0

 情報通信業 100.0 30.8 23.1 7.7 7.7 69.2

 運輸業,郵便業 100.0 82.6 24.6 59.4 2.9 1.4 17.4

 卸売業,小売業 100.0 65.2 21.2 37.0 3.3 5.4 34.8

 金融業,保険業 100.0 32.0 16.0 16.0 4.0 68.0

 不動産業,物品賃貸業 100.0 53.8 30.8 23.1 46.2

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 25.0 3.6 21.4 75.0

 宿泊業,飲食サービス業 100.0 69.8 37.7 20.8 5.7 9.4 30.2

 生活関連サービス業,娯楽業 100.0 70.4 14.8 48.1 3.7 3.7 29.6

 教育,学習支援業 100.0 69.7 21.2 51.5 3.0 30.3

 医療,福祉 100.0 76.2 51.0 24.5 1.4 1.4 23.8

 複合サービス事業 -

 サービス業(他に分類されないもの) 100.0 67.6 26.8 45.1 1.4 32.4

大企業計 100.0 66.6 49.8 16.7 4.9 0.3 33.4

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 66.7 66.7 33.3

 建 設 業 100.0 47.4 21.1 21.1 5.3 52.6

 製 造 業 100.0 81.8 36.4 27.3 27.3 18.2

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 100.0 100.0

 情報通信業 100.0 100.0

 運輸業,郵便業 100.0 94.1 47.1 41.2 5.9 5.9

 卸売業,小売業 100.0 75.4 55.7 23.0 3.3 24.6

 金融業,保険業 100.0 24.2 24.2 75.8

 不動産業,物品賃貸業 100.0 100.0

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 77.8 66.7 11.1 11.1 22.2

 宿泊業,飲食サービス業 100.0 94.7 68.4 15.8 5.3 5.3 5.3

 生活関連サービス業,娯楽業 100.0 71.4 57.1 21.4 28.6

 教育,学習支援業 100.0 42.9 42.9 57.1

 医療,福祉 100.0 72.0 64.0 10.7 1.3 28.0

 複合サービス事業 100.0 71.4 57.1 9.5 23.8 28.6

 サービス業(他に分類されないもの) 100.0 41.7 33.3 25.0 58.3

変形労働時間制なし

事業所計区 分

変 形 労 働 時 間 制 あ り

注:複数の変形労働時間制を採用している事業所があるため、内訳の合計と「変形労働時間制あり」の合計は必ずしも一致しない。

- 31 -

第 12 図 変形労働時間制の採用状況

注: 複数の変形労働時間制を実施している事業所があるため、内訳の合計と「変形労働時間制あり」の合計は

必ずしも一致しない。

採用あり,

70.5

1か月単位,

21.7

1年単位, 47.5

フレックスタ

イム, 2.3

その他, 1.7

採用なし,

29.5

中小企業

採用あり,

66.6

1か月単位,

49.8

1年単位, 16.7

フレックスタ

イム, 4.9

その他, 0.3

採用なし,

33.4

大企業

- 32 -

6 休 日

(1) 週休制の概況

何らかの週休2日制を採用している事業所の割合は 88.6%となっている。

対象事業所全体の 47.6%が「完全週休2日制」を採用しているが、規模別、産業別でみると「完全週休2

日制」の採用率に大きく差がある。(第 25 表、第 13 図)

何らかの週休2日制の適用を受ける労働者は、全労働者の 89.1%となっている。また、「完全週休2日制」

の適用を受ける労働者は、全体の 56.9%となっている。(第 26 表)

労働組合の有無別にみると、何らかの週休2日制の採用率は、中小企業では労働組合の有る事業所で

80.0%、無い事業所で87.9%となっている。一方、大企業では労働組合の有る事業所で95.7%、無い事業

所で 91.3%となっている。(第 27 表)

第 25 表 週休制の形態別事業所割合(産業別)

単位:%

計 完 全 月3回 隔 週 月2回 月1回

規 模 計 100.0 88.6 47.6 13.7 11.9 12.9 2.5 11.4

中小企業計 100.0 87.1 39.1 15.0 14.6 15.4 3.0 12.9

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 100.0 50.0 50.0

 建 設 業 100.0 83.6 15.0 7.1 30.0 27.9 3.6 16.4

 製 造 業 100.0 88.2 31.0 28.3 11.2 16.0 1.6 11.8

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 100.0 85.7 14.3

 情報通信業 100.0 100.0 90.9 9.1

 運輸業,郵便業 100.0 76.1 32.6 6.5 15.2 10.9 10.9 23.9

 卸売業,小売業 100.0 88.7 33.3 19.3 16.7 14.7 4.7 11.3

 金融業,保険業 100.0 100.0 85.7 9.5 4.8

 不動産業,物品賃貸業 100.0 80.0 40.0 10.0 10.0 20.0 20.0

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 100.0 81.0 9.5 4.8 4.8

 宿泊業,飲食サービス業 100.0 81.6 23.7 15.8 18.4 18.4 5.3 18.4

 生活関連サービス業,娯楽業 100.0 75.0 43.8 12.5 18.8 25.0

 教育,学習支援業 100.0 87.0 69.6 4.3 13.0 13.0

 医療,福祉 100.0 91.0 68.5 10.8 4.5 6.3 0.9 9.0

 複合サービス事業 -

 サービス業(他に分類されないもの) 100.0 83.6 36.1 8.2 23.0 14.8 1.6 16.4

大企業計 100.0 94.0 78.2 9.0 2.1 3.8 0.9 6.0

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 100.0 100.0

 建 設 業 100.0 100.0 93.3 6.7

 製 造 業 100.0 100.0 88.9 11.1

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 100.0 100.0

 情報通信業 100.0 100.0 100.0

 運輸業,郵便業 100.0 91.7 41.7 25.0 16.7 8.3 8.3

 卸売業,小売業 100.0 93.0 72.1 9.3 2.3 9.3 7.0

 金融業,保険業 100.0 100.0 100.0

 不動産業,物品賃貸業 100.0 100.0 100.0

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 100.0 88.9 11.1

 宿泊業,飲食サービス業 100.0 81.8 18.2 45.5 9.1 9.1 18.2

 生活関連サービス業,娯楽業 100.0 91.7 66.7 8.3 8.3 8.3 8.3

 教育,学習支援業 100.0 100.0 100.0

 医療,福祉 100.0 90.0 84.0 4.0 2.0 10.0

 複合サービス事業 100.0 100.0 81.0 19.0

 サービス業(他に分類されないもの) 100.0 80.0 60.0 20.0 20.0

注1 「その他」とは週休1日制、週休1日半制など、何らかの形での週休2日制でないものをいう。

区   分何らかの週休2日制

その他事業所

注2 本調査では、「1年単位の変形労働時間制」を採用している事業所については、年間   休日日数をもとに週休制の形態を区分している。(例:「年間休日総数105日以上」の場合   「完全週休2日制」と区分している。)

- 33 -

第 26 表 週休制の形態別適用労働者の割合

第 13 図 完全週休2日制の規模別採用事業所割合

第 27 表 労働組合の有無別週休制の採用状況(事業所割合)

単位:%

計 完 全 月3回 隔 週 月2回 月1回

規模計 100.0 89.1 56.9 11.3 8.9 10.2 1.7 10.9

中小企業 100.0 86.8 45.1 14.4 12.3 12.7 2.3 13.2

大 企 業 100.0 93.8 81.4 4.8 2.0 5.1 0.5 6.2

その他

適用労働者

区 分 合 計何らかの週休2日制

単位:%

計 完 全 月3回 隔 週 月2回 月1回

労組有 100.0 80.0 52.2 5.6 10.0 8.9 3.3 20.0

労組無 100.0 87.9 37.5 16.2 15.0 16.3 2.9 12.1

労組有 100.0 95.7 80.0 8.6 2.1 5.0 0.0 4.3

労組無 100.0 91.3 75.0 9.8 2.2 2.2 2.2 8.7

その他

大企業

区 分 合 計何らかの週休2日制

中小企業

- 34 -

(2) 休日数

平均年間休日数は、105.4 日となっており、規模別にみると、中小企業が 102.8 日、大企業が 114.9 日で、

大企業の方が 12.1 日多くなっている。

産業別にみると、休日が最も多いのは中小企業が「情報通信業」「金融業・保険業」で 117.2 日、大企業

が「製造業」で 130.0 日となっている。(第 28 表)

第 28 表 年間休日数

(3) 特別休日(年末年始等)の平均休日数

各時季における平均休日数は、年末年始が中小企業で 4.4 日、大企業で 2.9 日、ゴールデンウィークが

中小企業で 2.9 日、大企業で 1.5 日、夏季期間の休日(お盆休みを含む)が中小企業で 3.2 日、大企業で

1.5 日となっており、各休暇とも中小企業のほうが大企業よりも平均休日数が多くなっている。(第 29 表)

第 29 表 特別休日の平均日数

年間休日数 事業所数 年間休日数 事業所数 年間休日数 事業所数

産業計 105.4 1,405 102.8 1,101 114.9 304

 鉱業,採石業,砂利採取業 111.2 5 X 2 119.3 3

 建 設 業 102.8 193 100.7 174 122.1 19

 製 造 業 106.7 269 105.7 258 130.0 11

 電気・ガス・熱供給・水道業 103.5 11 103.3 10 X 1

 情報通信業 117.5 14 117.2 13 X 1

 運輸業,郵便業 103.1 86 98.9 69 120.4 17

 卸売業,小売業 98.7 244 93.9 183 113.0 61

 金融業,保険業 118.8 58 117.2 25 120.1 33

 不動産業,物品賃貸業 106.3 15 104.6 13 X 2

 学術研究,専門・技術サービス業 112.7 37 116.1 28 102.2 9

 宿泊業,飲食サービス業 94.2 72 90.4 53 104.7 19

 生活関連サービス業,娯楽業 103.4 39 104.1 25 102.3 14

 教育,学習支援業 108.2 37 109.7 31 100.7 6

 医療,福祉 112.4 221 110.6 146 116.1 75

 複合サービス事業 113.9 21 - - 113.9 21

 サービス業(他に分類されないもの) 103.2 83 100.6 71 118.8 12

規 模 計 中小企業 大企業区 分

単位:日、事業所

単位:日

年末年始 ゴールデンウィーク夏季期間の休日

(お盆休みを含む) 年末年始 ゴールデンウィーク夏季期間の休日

(お盆休みを含む) 年末年始 ゴールデンウィーク夏季期間の休日

(お盆休みを含む)

産 業 計 4.1 2.6 2.8 4.4 2.9 3.2 2.9 1.5 1.5

 鉱業,採石業,砂利採取業 3.6 3.8 1.2 X X X 4.0 3.3 0.0

 建 設 業 5.8 4.2 4.4 6.1 4.5 4.6 3.1 2.2 2.1

 製 造 業 5.3 3.9 4.4 5.4 3.9 4.4 4.5 4.4 4.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 2.6 0.8 1.4 2.9 0.9 1.5 X X X

 情報通信業 5.2 3.4 3.2 5.1 3.1 3.5 X X X

 運輸業,郵便業 3.5 2.2 2.5 3.7 2.1 2.7 2.6 2.3 1.9

 卸売業,小売業 3.6 2.5 2.8 3.8 2.7 3.0 3.0 1.9 2.3

 金融業,保険業 3.8 1.3 0.9 4.1 1.4 1.5 3.6 1.2 0.5

 不動産業,物品賃貸業 3.3 1.6 2.7 3.1 1.5 2.7 X X X

 学術研究,専門・技術サービス業 4.4 3.1 2.6 5.2 4.1 3.0 2.1 0.0 1.4

 宿泊業,飲食サービス業 1.3 0.5 0.9 1.2 0.6 1.0 1.3 0.4 0.8

 生活関連サービス業,娯楽業 1.8 0.5 0.7 2.0 0.7 0.9 1.5 0.2 0.3

 教育,学習支援業 5.0 2.2 3.4 5.0 2.6 3.4 4.9 0.3 3.1

 医療,福祉 2.8 1.5 1.2 3.1 1.9 1.4 2.3 0.9 0.8

 複合サービス事業 3.8 2.2 1.6 - - - 3.8 2.2 1.6

 サービス業(他に分類されないもの) 4.4 2.7 3.0 4.4 2.8 3.1 4.5 1.8 2.8

区 分

規  模  計 中小企業 大企業

- 35 -

7 休暇制度

(1) 年次有給休暇の付与・取得状況

年次有給休暇の付与日数(繰り越し分は除く)の平均は、全体で 16.3 日となっている。また、取得日数は

6.9 日で、取得率は 42.3%となっている。取得率を産業別にみると「鉱業,採石業,砂利採取業」が最も高く、

「宿泊業,飲食サービス業」が最も低くなっている。(第 30 表)

労働組合の有無別にみると、年次有給休暇の付与日数は、労働組合の有る事業所では中小企業で

17.1 日、大企業で 17.2 日となっており、いずれも労働組合の無い事業所より多くなっている。(第 31 表)

第 30 表 年次有給休暇の付与・取得状況

第 31 表 労働組合の有無別年次有給休暇の付与・取得状況

付与日数

取得日数

取得率付与日数

取得日数

取得率付与日数

取得日数

取得率

日 日 % 日 日 % 日 日 %

産 業 計 16.3 6.9 42.3 16.1 6.7 41.6 16.6 7.4 44.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 18.4 14.8 80.4 17.0 11.5 67.6 18.8 16.0 85.1

 建 設 業 17.3 6.9 39.9 17.3 6.7 38.7 17.2 8.5 49.4

 製 造 業 16.6 8.1 48.8 16.5 8.0 48.5 17.9 9.0 50.3

 電気・ガス・熱供給・水道業 18.5 10.2 55.1 18.8 10.3 54.8 15.6 9.6 61.5

 情報通信業 16.1 7.8 48.4 16.2 7.7 47.5 15.4 8.9 57.8

 運輸業,郵便業 16.8 5.4 32.1 17.0 5.2 30.6 15.9 6.2 39.0

 卸売業,小売業 16.3 5.8 35.6 15.7 4.8 30.6 17.0 7.0 41.2

 金融業,保険業 18.0 9.3 51.7 17.1 8.5 49.7 18.6 9.9 53.2

 不動産業,物品賃貸業 16.0 7.7 48.1 15.6 7.2 46.2 17.7 9.8 55.4

 学術研究,専門・技術サービス業 17.8 9.7 54.5 17.4 9.5 54.6 18.8 10.2 54.3

 宿泊業,飲食サービス業 12.1 2.6 21.5 12.0 3.1 25.8 12.4 1.8 14.5

 生活関連サービス業,娯楽業 15.4 4.7 30.5 15.0 4.2 28.0 16.2 5.5 34.0

 教育,学習支援業 16.7 7.4 44.3 16.0 8.4 52.5 18.7 4.7 25.1

 医療,福祉 15.6 7.6 48.7 15.7 7.5 47.8 15.6 7.7 49.4

 複合サービス事業 18.6 7.6 40.9 - - - 18.6 7.6 40.9

 サービス業(他に分類されないもの) 14.7 5.9 40.1 14.5 5.4 37.2 16.0 9.2 57.5

大 企 業

区  分

規 模 計 中 小 企 業

区 分 付与日数 取得日数 取 得 率

日 日 %

規模計 16.3 6.9 42.3

労組有 17.2 7.8 45.3

労組無 16.0 6.6 41.3

中小企業 16.1 6.7 41.6

労組有 17.1 7.7 45.0

労組無 16.0 6.5 40.6

大企業 16.6 7.4 44.6

労組有 17.2 7.8 45.3

労組無 15.8 6.9 43.7

- 36 -

(2) 特別休暇

特別休暇制度を導入している事業所は 91.4%で、うち夏季休暇が 27.9%、病気休暇が 21.5%、リフレッ

シュ休暇が 13.5%、ボランティア休暇が 7.7%、教育訓練休暇が 3.5%、骨髄ドナー休暇が 2.3%となってい

る。(第 32 表)

第 32 表 特別休暇の導入状況

注1 「夏季休暇」とは、一般的に7月~9月の夏季の期間に与えられる休暇(休日を含む)をいう。

注2 「病気休暇」とは、本人が業務外の私傷病によって就労できない場合に認められる休暇をいう。

注3 「リフレッシュ休暇」とは、労働者の勤続年数の節目に(10 年、20 年等)、心身のリフレッシュを目的として与

えられる休暇をいう。

注4 「ボランティア休暇」とは、労働者が行う社会貢献活動を企業が支援するための休暇をいう。

注5 「教育訓練休暇(自己啓発のための休暇)」とは、労働者個人が、各種の教育訓練の受講や免許資格取得

等の自己啓発を行うために、取得できる休暇をいう。

注6 「骨髄ドナー休暇」とは、骨髄バンクを介した骨髄等提供のために入院をしたり、骨髄バンクにドナー登録

を申し出るために必要な検査を受ける場合に与えられる休暇をいう。

単位:%

規 模 計 91.4 27.9 21.5 13.5 7.7 3.5 2.3 87.1

中小企業 89.6 27.9 16.4 8.8 2.7 3.4 1.1 84.8

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 50.0 - - - - - 50.0

 建 設 業 89.1 34.3 14.3 8.6 2.3 6.9 - 84.0

 製 造 業 86.5 27.0 13.1 5.8 0.8 1.2 0.4 82.2

 電気・ガス・熱供給・水道業 90.0 20.0 30.0 40.0 40.0 20.0 - 90.0

 情報通信業 92.3 53.8 7.7 15.4 7.7 7.7 - 84.6

 運輸業,郵便業 94.2 21.7 10.1 11.6 1.4 - 1.4 85.5

 卸売業,小売業 85.9 23.4 11.4 7.1 1.1 2.2 0.5 80.4

 金融業,保険業 96.0 32.0 28.0 24.0 12.0 - - 92.0

 不動産業,物品賃貸業 100.0 23.1 15.4 30.8 - - - 92.3

 学術研究,専門・技術サービス業 96.4 46.4 25.0 - 3.6 3.6 - 92.9

 宿泊業,飲食サービス業 84.9 3.8 11.3 3.8 - 1.9 - 81.1

 生活関連サービス業,娯楽業 81.5 3.7 11.1 11.1 - 7.4 - 77.8

 教育,学習支援業 90.9 36.4 36.4 15.2 9.1 6.1 6.1 90.9

 医療,福祉 98.6 27.2 27.2 12.9 4.8 6.8 4.1 96.6

 複合サービス事業 - - - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 87.3 45.1 19.7 2.8 2.8 - 1.4 77.5

大企業 97.7 28.2 40.0 30.5 25.9 3.6 6.9 95.7

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 - 66.7 100.0 100.0 - 66.7 100.0

 建 設 業 100.0 52.6 63.2 15.8 5.3 - - 100.0

 製 造 業 100.0 18.2 36.4 45.5 18.2 9.1 - 100.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 - - - - - - 100.0

 情報通信業 100.0 - - - - - - 100.0

 運輸業,郵便業 100.0 11.8 29.4 70.6 35.3 - - 94.1

 卸売業,小売業 98.4 26.2 26.2 18.0 8.2 - 1.6 95.1

 金融業,保険業 100.0 21.2 51.5 87.9 84.8 - 6.1 100.0

 不動産業,物品賃貸業 100.0 - 50.0 50.0 - - - 100.0

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 44.4 44.4 55.6 55.6 11.1 - 100.0

 宿泊業,飲食サービス業 78.9 - 31.6 10.5 - - - 78.9

 生活関連サービス業,娯楽業 92.9 21.4 14.3 7.1 28.6 - - 92.9

 教育,学習支援業 100.0 42.9 42.9 28.6 14.3 - 14.3 100.0

 医療,福祉 98.7 25.3 53.3 21.3 17.3 10.7 14.7 97.3

 複合サービス事業 100.0 71.4 33.3 - 42.9 4.8 14.3 90.5

 サービス業(他に分類されないもの) 100.0 41.7 25.0 25.0 16.7 - 8.3 100.0

骨髄ドナー

休暇

特別休暇制度

を導入している

事業所区    分 その他

教育訓練休暇(自己啓発

のための休暇)

ボランティア

休暇夏季休暇 病気休暇

リフレッシュ

休暇

- 37 -

8 育児・介護休業制度

(1) 育児休業制度

ア 育児休業制度の規定状況

育児休業制度を労働協約、就業規則等で定めている事業所の割合は、中小企業で 89.7%、大企業

で 100.0%となっている。このうち中小企業では 2.5%、大企業では 7.5%が休業中の全期間又は一部期

間有給となっている。

取得可能な休業期間は、中小企業、大企業ともに「2歳に達するまで(法定どおり)」が最も多くなって

いる。(第 33 表、第 14 図)

第 33 表 育児休業制度の規定状況

単位:%

2歳に

達するまで

(法定どおり)

2歳以上

3歳に達するまで

3歳以上

小学校就学までその他

規 模 計 91.9 81.9 4.4 0.9 12.8 3.7

中小企業 89.7 81.8 2.7 0.7 14.8 2.5

 鉱業,採石業,砂利採取業 50.0 100.0 - - - -

 建 設 業 87.4 80.4 2.0 - 17.6 3.3

 製 造 業 87.6 82.8 0.4 1.8 15.0 1.8

 電気・ガス・熱供給・水道業 90.0 77.8 22.2 - - 11.1

 情報通信業 84.6 100.0 - - - -

 運輸業,郵便業 95.7 81.8 1.5 - 16.7 3.0

 卸売業,小売業 85.9 80.4 2.5 0.6 16.5 1.3

 金融業,保険業 100.0 88.0 4.0 - 8.0 -

 不動産業,物品賃貸業 92.3 100.0 - - - 8.3

 学術研究,専門・技術サービス業 96.4 88.9 3.7 - 7.4 11.1

 宿泊業,飲食サービス業 79.2 88.1 2.4 - 9.5 -

 生活関連サービス業,娯楽業 85.2 82.6 - - 17.4 4.3

 教育,学習支援業 90.9 80.0 6.7 - 13.3 3.3

 医療,福祉 98.6 79.2 6.3 0.7 13.9 2.8

 複合サービス事業 - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 93.0 75.8 3.0 1.5 19.7 1.5

大企業 100.0 82.3 9.8 1.6 6.2 7.5

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 100.0 - - - 100.0

 建 設 業 100.0 94.7 5.3 - - -

 製 造 業 100.0 54.5 9.1 9.1 27.3 -

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 100.0 - - - -

 情報通信業 100.0 100.0 - - - -

 運輸業,郵便業 100.0 70.6 17.6 - 11.8 5.9

 卸売業,小売業 100.0 77.0 9.8 4.9 8.2 11.5

 金融業,保険業 100.0 93.9 6.1 - - 24.2

 不動産業,物品賃貸業 100.0 100.0 - - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 44.4 44.4 - 11.1 -

 宿泊業,飲食サービス業 100.0 100.0 - - - 5.3

 生活関連サービス業,娯楽業 100.0 85.7 7.1 - 7.1 -

 教育,学習支援業 100.0 71.4 28.6 - - -

 医療,福祉 100.0 86.7 8.0 1.3 4.0 4.0

 複合サービス事業 100.0 81.0 14.3 - 4.8 -

 サービス業(他に分類されないもの) 100.0 66.7 8.3 - 25.0 -

有給事業所

育児休業制度

を定めている事業所

区    分

休  業  期  間

- 38 -

第 14 図 育児休業制度

イ 育児休業制度の利用状況

① 育児休業制度利用者の事業所割合

平成 29 年7月1日から平成 30 年6月 30 日までの1年間に出産した者(配偶者が出産した男性を含

む)がいた事業所について、育児休業制度の利用者(予定含む)がいた事業所の割合は 62.3%で、

規模別にみると、中小企業は 61.2%、大企業は 65.2%となっている。(第 34 表)

第 34 表 育児休業制度利用者の事業所数

② 育児休業制度利用者の労働者割合

平成 29 年7月1日から平成 30 年6月 30 日までの1年間に出産した者(配偶者が出産した男性を含

む)がいた事業所について、育児休業制度の利用者(予定含む)の割合を男女別にみると、男性は

3.8%、女性は 95.7%となっている。(第 35 表)

第 35 表 育児休業制度利用者の労働者数

中小企業

大企業

89.7

10.3

規定の有無

規定あり

規定なし

100.0

0.0

81.8

2.7

0.7

14.8 休業期間

2歳に達するまで

(法定どおり)

2歳以上

3歳に達するまで

3歳以上

小学校就学まで

その他

82.3

9.8 1.6 6.2

7.5

92.5

単位:%

2.5

97.5

金銭の支給状況

有給

無給

単位:事業所、( )内:%

区   分

規 模 計 470 ( 100.0 ) 293 ( 62.3 ) 177 ( 37.7 )

中小企業 338 ( 100.0 ) 207 ( 61.2 ) 131 ( 38.8 )

大 企 業 132 ( 100.0 ) 86 ( 65.2 ) 46 ( 34.8 )

出産者がいた

(配偶者が出産した男性を含む)

事業所

育児休業制度の

利用者がいた

事業所(予定含む)

育児休業制度の

利用者がいなかった

事業所

単位:人、( )内:%

規 模 計 555 ( 100.0 ) 21 ( 3.8 ) 534 ( 96.2 ) 554 ( 100.0 ) 530 ( 95.7 ) 24 ( 4.3 )

中小企業 339 ( 100.0 ) 16 ( 4.7 ) 323 ( 95.3 ) 366 ( 100.0 ) 355 ( 97.0 ) 11 ( 3.0 )

大 企 業 216 ( 100.0 ) 5 ( 2.3 ) 211 ( 97.7 ) 188 ( 100.0 ) 175 ( 93.1 ) 13 ( 6.9 )

育児休業制度を利用した

女性労働者(予定含む)

育児休業制度を利用しなかった

女性労働者

女     性

育児休業制度を利用した

男性労働者(予定含む)

育児休業制度を利用しなかった

男性労働者

男     性

出産した女性労働者計

区  分 配偶者が出産した

男性労働者計

- 39 -

(2) 育児参加のための独自の休暇制度の利用状況

ア 育児参加のための独自の休暇制度の規定状況

育児参加のための独自の休暇制度(配偶者出産立会い休暇、子の行事参加休暇等、自身又は配偶

者の出産及び子の育児を理由として取得できる休暇制度で、法定の「年次有給休暇」、「育児時間」、

「育児休業」、「子の看護休暇」以外のもの)を労働協約、就業規則等で定めている事業所の割合は、中

小企業で 14.2%、大企業で 23.0%となっている。

休暇を取得可能な期間は、中小企業、大企業ともに「1歳に達するまで」が最も多くなっている。

(第 36 表)

第 36 表 育児参加のための独自の休暇制度の規定状況

単位:%

1歳に達する

まで

1歳以上2歳に

達するまで

2歳以上3歳に

達するまで3歳以上

規 模 計 16.1 63.0 12.3 7.0 17.6

中小企業 14.2 66.2 16.6 6.4 10.8

 鉱業,採石業,砂利採取業 - - - - -

 建 設 業 17.1 66.7 23.3 3.3 6.7

 製 造 業 11.6 63.3 23.3 6.7 6.7

 電気・ガス・熱供給・水道業 10.0 100.0 - - -

 情報通信業 23.1 66.7 - - 33.3

 運輸業,郵便業 15.9 72.7 9.1 18.2 -

 卸売業,小売業 14.1 69.2 11.5 7.7 11.5

 金融業,保険業 24.0 83.3 - - 16.7

 不動産業,物品賃貸業 7.7 100.0 - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 14.3 50.0 25.0 - 25.0

 宿泊業,飲食サービス業 9.4 60.0 20.0 20.0 -

 生活関連サービス業,娯楽業 14.8 100.0 - - -

 教育,学習支援業 15.2 20.0 40.0 20.0 20.0

 医療,福祉 15.6 60.9 17.4 4.3 17.4

 複合サービス事業 - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 11.3 75.0 - - 25.0

大企業 23.0 55.7 2.9 8.6 32.9

 鉱業,採石業,砂利採取業 - - - - -

 建 設 業 36.8 85.7 - - 14.3

 製 造 業 18.2 - - - 100.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 - - - - -

 情報通信業 100.0 - - - 100.0

 運輸業,郵便業 41.2 57.1 - - 42.9

 卸売業,小売業 14.8 66.7 11.1 - 22.2

 金融業,保険業 33.3 90.9 9.1 - -

 不動産業,物品賃貸業 - - - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 55.6 - - 20.0 80.0

 宿泊業,飲食サービス業 10.5 50.0 - - 50.0

 生活関連サービス業,娯楽業 14.3 50.0 - - 50.0

 教育,学習支援業 14.3 100.0 - - -

 医療,福祉 17.3 46.2 - 23.1 30.8

 複合サービス事業 28.6 33.3 - 33.3 33.3

 サービス業(他に分類されないもの) 33.3 50.0 - - 50.0

区    分育児参加のための

独自休暇制度を定

めている事業所

取 得 可 能 期 間

- 40 -

イ 育児参加のための独自の休暇制度の利用状況

① 育児参加のための独自の休暇制度利用者の事業所割合

育児参加のための独自休暇制度がある事業所で、平成 29 年7月1日から平成 30 年6月 30 日まで

の1年間に育児参加のための独自休暇制度の利用者がいた事業所の割合は 16.7%で、規模別にみ

ると、中小企業は 14.6%、大企業は 21.4%となっている。(第 37 表)

第 37 表 育児参加のための独自の休暇制度利用者の事業所数

② 育児参加のための独自の休暇制度利用割合

平成 29 年7月1日から平成 30 年6月 30 日までの1年間に育児参加のための独自休暇制度の利用

者がいた事業所について、利用者の割合を男女別にみると、男性は 7.9%、女性は 5.8%となっている。

(第 38 表)

第 38 表 育児参加のための独自の休暇制度利用者数

単位:事業所、( )内:%

区   分

規 模 計 227 ( 100.0 ) 38 ( 16.7 ) 189 ( 83.3 )

中小企業 157 ( 100.0 ) 23 ( 14.6 ) 134 ( 85.4 )

大 企 業 70 ( 100.0 ) 15 ( 21.4 ) 55 ( 78.6 )

育児参加のための独自休暇制度

がある事業所

育児参加のための独自休暇制度

の利用者がいた事業所

育児参加のための独自休暇制度

の利用者がいなかった事業所

単位:人、( )内:%

規 模 計 555 ( 100.0 ) 44 ( 7.9 ) 511 ( 92.1 ) 554 ( 100.0 ) 32 ( 5.8 ) 522 ( 94.2 )

中小企業 339 ( 100.0 ) 23 ( 6.8 ) 316 ( 93.2 ) 366 ( 100.0 ) 20 ( 5.5 ) 346 ( 94.5 )

大 企 業 216 ( 100.0 ) 21 ( 9.7 ) 195 ( 90.3 ) 188 ( 100.0 ) 12 ( 6.4 ) 176 ( 93.6 )

育児参加のための独自休業制度を利用した女性労

働者(予定含む)

育児参加のための独自休業制度を利用しなかった

女性労働者

女     性

育児参加のための独自休業制度を利用した男性労

働者(予定含む)

育児参加のための独自休業制度を利用しなかった

男性労働者

男     性

出産した女性労働者計

区  分 配偶者が出産した

男性労働者計

- 41 -

(3) 介護休業制度

ア 介護休業制度の規定状況

介護休業制度を労働協約、就業規則等で定めている事業所の割合は、中小企業で 83.9%、大企業

で98.7%となっている。このうち中小企業では2.6%、大企業では3.0%が休業中の全期間または一部期

間有給となっている。

取得可能な休業期間は、中小企業、大企業ともに「通算93日まで(法定どおり)」が最も多くなっている。

(第 39 表、第 15 図)

第 39 表 介護休業制度の規定状況

単位:%

通算93日まで

(法定どおり)

93日を超え

6か月以内

6か月を超え

1年未満1年以上 その他

規 模 計 87.1 87.7 2.8 3.8 2.1 3.6 2.7

中小企業 83.9 92.8 1.7 1.6 1.0 2.9 2.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 50.0 100.0 - - - - -

 建 設 業 82.3 92.4 2.1 1.4 - 4.2 2.8

 製 造 業 81.1 95.2 1.0 1.0 1.4 1.4 1.4

 電気・ガス・熱供給・水道業 90.0 66.7 11.1 11.1 11.1 - 11.1

 情報通信業 84.6 100.0 - - - - -

 運輸業,郵便業 88.4 96.7 - - 1.6 1.6 3.3

 卸売業,小売業 79.9 90.5 2.0 2.7 0.7 4.1 0.7

 金融業,保険業 100.0 76.0 - 4.0 12.0 8.0 4.0

 不動産業,物品賃貸業 84.6 90.9 - - - 9.1 -

 学術研究,専門・技術サービス業 89.3 96.0 4.0 - - - 12.0

 宿泊業,飲食サービス業 75.5 95.0 2.5 2.5 - - -

 生活関連サービス業,娯楽業 81.5 90.9 - - - 9.1 -

 教育,学習支援業 84.8 82.1 10.7 3.6 - 3.6 3.6

 医療,福祉 93.2 94.9 1.5 2.2 - 1.5 5.9

 複合サービス事業 - - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 84.5 95.0 - - - 5.0 -

大企業 98.7 71.8 6.3 10.6 5.6 5.6 3.0

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 100.0 - - - - 100.0

 建 設 業 94.7 88.9 - 5.6 - 5.6 -

 製 造 業 100.0 45.5 9.1 9.1 36.4 - -

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 100.0 - - - - -

 情報通信業 100.0 100.0 - - - - -

 運輸業,郵便業 94.1 56.3 - - 12.5 31.3 6.3

 卸売業,小売業 98.4 70.0 6.7 6.7 6.7 10.0 6.7

 金融業,保険業 100.0 9.1 21.2 54.5 15.2 - -

 不動産業,物品賃貸業 100.0 100.0 - - - - -

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 44.4 11.1 44.4 - - -

 宿泊業,飲食サービス業 94.7 94.4 - - - 5.6 -

 生活関連サービス業,娯楽業 100.0 85.7 - 7.1 - 7.1 -

 教育,学習支援業 100.0 85.7 14.3 - - - -

 医療,福祉 100.0 93.3 2.7 - 1.3 2.7 -

 複合サービス事業 100.0 76.2 14.3 4.8 - 4.8 -

 サービス業(他に分類されないもの) 100.0 75.0 - 16.7 8.3 - 8.3

区    分介護休業制度を

定めている事業所

休 業 期 間有給

事業所

- 42 -

第 15 図 介護休業制度

イ 介護休業制度の利用状況

介護休業制度を労働協約、就業規則等に定めている事業所で、平成 29 年7月1日から平成 30 年6

月 30 日までの1年間に介護休業制度の利用者がいた事業所の割合は 2.8%で、規模別にみると、中小

企業で 2.8%、大企業で 3.0%となっている。(第 40 表)

第 40 表 介護休業制度利用者の事業所数

中小企業

大企業

83.9

16.1

規定の有無

規定あり

規定なし

98.7

1.3

92.8

1.7 1.6

1.0 2.9 休業期間

通算93日まで

(法定どおり)93日を超え

6か月以内6か月を超え

1年未満1年以上

その他

71.8

6.3

10.6

5.6 5.6

2.6

97.4

金銭の支給状況

有給

無給

3.0

97.0

単位:%

単位:事業所、( )内:%

区 分

規 模 計 1,231 ( 100.0 ) 35 ( 2.8 ) 1,196 ( 97.2 )

中小企業 930 ( 100.0 ) 26 ( 2.8 ) 904 ( 97.2 )

大 企 業 301 ( 100.0 ) 9 ( 3.0 ) 292 ( 97.0 )

介護休業制度の規定事業所計

介護休業制度の利用者がいた事業所

介護休業制度の利用者がいなかった事業所

- 43 -

9 仕事と家庭の両立のための支援制度

働きながら育児や介護をする労働者に対する支援制度のある事業所の割合は、育児については 75.2%、

介護については 72.0%となっている。(第 41 表)

第 41 表 仕事と家庭の両立のための支援制度

【育児に関するもの】

単位:%

短時間

勤務制度

フレックス

タイム制度

勤務時間の

繰上げ・

繰下げ

経費の

援助措置

再雇用

制度

所定外労働

の免除

転勤・

配置転換

の際の配慮

子の看護

休暇制度

配偶者の

出産直後の

休暇

事業所内

託児所

規 模 計 75.2 89.3 5.5 44.5 1.5 11.8 72.5 24.7 74.2 26.9 1.6

中小企業 69.9 87.0 5.6 46.9 1.0 10.5 68.7 22.5 69.8 20.7 0.8

 鉱業,採石業,砂利採取業 50.0 100.0 - - - - 100.0 - 100.0 - -

 建 設 業 60.0 85.7 3.8 53.3 1.0 10.5 57.1 19.0 68.6 16.2 -

 製 造 業 67.2 89.1 8.0 45.4 0.6 8.0 70.1 14.9 64.4 14.4 -

 電気・ガス・熱供給・水道業 90.0 88.9 11.1 22.2 - - 55.6 22.2 44.4 55.6 -

 情報通信業 84.6 90.9 27.3 63.6 - - 72.7 36.4 54.5 27.3 -

 運輸業,郵便業 76.8 90.6 3.8 41.5 - 9.4 81.1 22.6 67.9 20.8 3.8

 卸売業,小売業 64.7 84.9 5.0 52.1 0.8 9.2 68.9 26.9 68.1 17.6 1.7

 金融業,保険業 96.0 87.5 - 41.7 - 4.2 91.7 25.0 87.5 45.8 -

 不動産業,物品賃貸業 69.2 55.6 - 55.6 - - 55.6 55.6 77.8 - -

 学術研究,専門・技術サービス業 75.0 95.2 4.8 47.6 - - 71.4 19.0 61.9 33.3 -

 宿泊業,飲食サービス業 64.2 85.3 2.9 35.3 - 14.7 67.6 14.7 70.6 11.8 -

 生活関連サービス業,娯楽業 48.1 100.0 7.7 61.5 - 15.4 76.9 30.8 61.5 15.4 -

 教育,学習支援業 72.7 83.3 - 50.0 - 8.3 75.0 16.7 75.0 25.0 -

 医療,福祉 89.7 88.5 5.3 48.9 2.3 17.6 66.4 29.8 82.4 26.0 1.5

 複合サービス事業 - - - - - - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 64.8 78.3 6.5 30.4 4.3 15.2 67.4 23.9 63.0 30.4 -

大企業 94.4 95.5 5.2 38.2 2.8 15.3 82.6 30.6 86.1 43.8 3.8

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 100.0 33.3 66.7 66.7 - 100.0 - 100.0 100.0 -

 建 設 業 84.2 100.0 - 62.5 - 12.5 93.8 37.5 100.0 50.0 -

 製 造 業 90.9 80.0 20.0 30.0 10.0 10.0 90.0 - 100.0 60.0 -

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 100.0 - - - - - - - 100.0 -

 情報通信業 100.0 100.0 - - - - 100.0 100.0 100.0 - -

 運輸業,郵便業 94.1 93.8 6.3 37.5 - 18.8 62.5 6.3 68.8 25.0 -

 卸売業,小売業 90.2 100.0 9.1 40.0 1.8 27.3 85.5 29.1 83.6 40.0 3.6

 金融業,保険業 100.0 100.0 3.0 36.4 6.1 36.4 100.0 36.4 100.0 69.7 -

 不動産業,物品賃貸業 100.0 100.0 50.0 50.0 - - 50.0 50.0 100.0 - -

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 100.0 - 11.1 - - 77.8 11.1 88.9 55.6 11.1

 宿泊業,飲食サービス業 94.7 77.8 11.1 50.0 - 27.8 50.0 16.7 55.6 22.2 -

 生活関連サービス業,娯楽業 92.9 100.0 7.7 15.4 - 15.4 61.5 46.2 61.5 30.8 -

 教育,学習支援業 100.0 100.0 - 28.6 - - 85.7 - 85.7 42.9 -

 医療,福祉 96.0 95.8 - 37.5 - 2.8 86.1 40.3 88.9 37.5 11.1

 複合サービス事業 100.0 95.2 - 38.1 9.5 9.5 85.7 42.9 95.2 42.9 -

 サービス業(他に分類されないもの) 91.7 81.8 9.1 45.5 - - 81.8 27.3 90.9 63.6 -

区     分支援制度あり

採用している制度(複数回答)

- 44 -

【介護に関するもの】

単位:%

短時間

勤務制度

フレックス

タイム制度

勤務時間の

繰上げ・

繰下げ

経費の

援助措置

再雇用

制度

所定外労働

の免除

転勤・

配置転換

の際の配慮

介護休暇

制度

規 模 計 72.0 87.0 5.2 42.3 1.1 11.8 70.4 23.8 74.4

中小企業 66.2 86.1 5.2 45.6 1.0 10.5 67.8 22.2 71.7

 鉱業,採石業,砂利採取業 50.0 100.0 - - - - 100.0 - 100.0

 建 設 業 57.1 86.0 3.0 53.0 - 11.0 57.0 21.0 66.0

 製 造 業 62.2 90.1 8.1 45.3 1.2 8.1 70.8 14.3 67.7

 電気・ガス・熱供給・水道業 90.0 88.9 11.1 44.4 - - 55.6 22.2 55.6

 情報通信業 76.9 90.0 30.0 60.0 - - 80.0 40.0 60.0

 運輸業,郵便業 73.9 84.3 3.9 39.2 - 9.8 78.4 19.6 68.6

 卸売業,小売業 63.0 87.9 3.4 50.0 0.9 9.5 68.1 26.7 68.1

 金融業,保険業 96.0 83.3 - 45.8 - 4.2 70.8 20.8 87.5

 不動産業,物品賃貸業 61.5 62.5 - 50.0 - - 62.5 62.5 87.5

 学術研究,専門・技術サービス業 71.4 90.0 5.0 50.0 - - 70.0 15.0 55.0

 宿泊業,飲食サービス業 58.5 87.1 3.2 35.5 - 16.1 77.4 12.9 77.4

 生活関連サービス業,娯楽業 51.9 85.7 7.1 57.1 - 14.3 64.3 28.6 64.3

 教育,学習支援業 66.7 81.8 - 50.0 - 9.1 72.7 18.2 77.3

 医療,福祉 85.6 84.8 5.6 44.0 1.6 16.0 64.8 29.6 85.6

 複合サービス事業 - - - - - - - - -

 サービス業(他に分類されないもの) 59.2 76.2 4.8 26.2 4.8 16.7 66.7 23.8 69.0

大企業 93.1 89.4 5.3 33.8 1.4 15.1 77.1 27.8 81.3

 鉱業,採石業,砂利採取業 100.0 100.0 33.3 66.7 - - 100.0 - 100.0

 建 設 業 89.5 100.0 - 64.7 - 11.8 94.1 35.3 88.2

 製 造 業 90.9 80.0 20.0 20.0 10.0 10.0 90.0 - 100.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 100.0 100.0 - - - - - - -

 情報通信業 100.0 100.0 - - - - 100.0 100.0 100.0

 運輸業,郵便業 94.1 87.5 6.3 37.5 - 18.8 56.3 6.3 62.5

 卸売業,小売業 86.9 88.7 9.4 39.6 1.9 26.4 75.5 26.4 84.9

 金融業,保険業 100.0 75.8 3.0 21.2 - 36.4 78.8 30.3 78.8

 不動産業,物品賃貸業 100.0 50.0 50.0 - - - 50.0 50.0 100.0

 学術研究,専門・技術サービス業 100.0 100.0 - 11.1 - 11.1 66.7 11.1 77.8

 宿泊業,飲食サービス業 94.7 83.3 11.1 50.0 - 27.8 38.9 11.1 44.4

 生活関連サービス業,娯楽業 85.7 100.0 8.3 16.7 - 8.3 66.7 33.3 66.7

 教育,学習支援業 100.0 85.7 - 28.6 - - 85.7 - 85.7

 医療,福祉 94.7 94.4 - 31.0 - 2.8 84.5 38.0 85.9

 複合サービス事業 100.0 95.2 - 33.3 9.5 9.5 85.7 42.9 95.2

 サービス業(他に分類されないもの) 83.3 80.0 10.0 40.0 - - 90.0 30.0 90.0

区     分支援制度あり

採用している制度(複数回答)

- 45 -

10 賃金の支払い形態

賃金の支払い形態は「月給制」の労働者の割合が 68.8%と最も多くなっている。規模別にみても、中小企

業、大企業ともに「月給制」が最も多く、それぞれ 69.4%、67.4%となっている。(第 42 表)

第 42表 賃金の支払い形態(労働者割合)

注 「時給制」:時間単位で賃金を決める方式

「月給制」:月単位で賃金を決める方式

「日給制」:日単位で賃金を決める方式

「年俸制」:年単位で賃金を決める方式

単位:%

時給制 日給制 月給制 年俸制 その他 時給制 日給制 月給制 年俸制 その他 時給制 日給制 月給制 年俸制 その他

産 業 計 24.1 6.0 68.8 1.0 0.2 22.0 7.7 69.4 0.7 0.2 28.5 2.2 67.4 1.7 0.1

 鉱業,採石業,砂利採取業 - 10.7 89.3 - - - 14.8 85.2 - - - 9.2 90.8 - -

 建 設 業 3.4 12.3 83.5 0.8 - 3.7 13.9 81.7 0.7 - 1.4 3.2 93.9 1.5 -

 製 造 業 14.9 6.6 78.1 0.3 0.1 16.0 8.0 75.6 0.3 0.1 10.2 0.4 89.2 0.3 -

 電気・ガス・熱供給・水道業 3.0 7.4 87.5 0.3 1.7 3.3 8.0 86.6 0.4 1.8 - - 100.0 - -

 情報通信業 11.6 - 85.3 3.1 - 12.3 - 84.7 2.9 - - - 94.6 5.4 -

 運輸業,郵便業 17.2 9.1 73.5 0.1 0.1 18.2 11.0 70.6 0.1 0.1 13.4 1.9 84.7 - -

 卸売業,小売業 40.4 2.7 55.3 1.2 0.4 26.4 4.7 67.6 0.5 0.8 57.6 0.2 40.1 2.2 -

 金融業,保険業 9.6 0.7 85.8 2.7 1.1 13.5 1.6 76.9 5.4 2.5 6.5 - 93.0 0.5 -

 不動産業,物品賃貸業 29.0 4.3 65.2 1.4 - 37.3 - 60.9 1.9 - 2.0 18.4 79.6 - -

 学術研究,専門・技術サービス業 6.0 2.4 90.3 0.9 0.3 5.3 2.0 91.2 1.1 0.4 9.0 4.2 86.8 - -

 宿泊業,飲食サービス業 68.4 1.7 29.5 0.3 0.2 65.8 2.6 31.1 0.4 0.2 73.6 - 26.4 - -

 生活関連サービス業,娯楽業 43.0 6.6 49.2 0.3 1.0 45.6 9.0 45.4 - - 38.9 2.7 55.1 0.7 2.7

 教育,学習支援業 32.5 1.1 62.1 4.2 - 35.3 1.8 60.5 2.3 - 28.8 0.2 64.3 6.8 -

 医療,福祉 23.9 3.8 70.7 1.5 0.1 25.4 3.3 70.9 0.3 - 22.3 4.3 70.5 2.8 0.1

 複合サービス事業 21.5 2.9 75.7 - - - - - - - 21.5 2.9 75.7 - -

 サービス業(他に分類されないもの) 41.3 14.2 42.8 1.6 0.1 43.0 14.4 40.8 1.7 0.1 25.2 12.0 62.1 0.6 -

区     分規  模  計 中小企業 大企業

- 46 -

11 パートタイム労働者の賃金等

(1) 集計労働者数

集計対象となったパートタイム労働者数は 4,434 人で、うち男性は 932 人(21.0%)、女性は 3,502 人

(79.0%)で、女性の方が多くなっている。

(2) 平均年齢、勤続年数

パートタイム労働者の平均年齢は 49.8 歳、勤続年数は 6.6 年となっている。

(3) 総実労働時間数

パートタイム労働者の平成 30 年7月の総実労働時間数は 108.5 時間で、その内訳は所定内労働時間

106.6 時間、所定外労働時間 1.9 時間となっている。(第 43 表)

(4) 所定内賃金

パートタイム労働者の月間所定内賃金は、105,125 円となっている。

また、月間所定内賃金を、月間所定内労働時間数で除した1時間当たりの所定内賃金は 986 円となって

いる。産業別に1時間当たりの所定内賃金をみると、「学術研究,専門・技術サービス業」が 1,179 円と最も

高く、「不動産業,物品賃貸業」が 887 円と最も低くなっている。(第 44 表)

第 43 表 パートタイム労働者の月間総実労働時間数

第 44 表 パートタイム労働者の1時間当たりの所定内賃金

所定内労働時間数

所定外労働時間数

日 時間 時間 時間

産  業  計 19.4 108.5 106.6 1.9

 鉱業,採石業,砂利採取業 - - - -

 建 設 業 19.7 119.0 116.7 2.3

 製 造 業 20.2 122.9 120.0 2.9

 電気・ガス・熱供給・水道業 17.7 128.0 128.0 0.0

 情報通信業 19.1 97.8 97.1 0.8

 運輸業,郵便業 19.5 114.9 110.3 4.6

 卸売業,小売業 20.1 109.7 108.0 1.7

 金融業,保険業 18.8 120.0 118.1 1.9

 不動産業,物品賃貸業 18.9 119.1 117.1 2.0

 学術研究,専門・技術サービス業 18.5 121.3 118.4 2.9

 宿泊業,飲食サービス業 18.9 98.5 96.0 2.5

 生活関連サービス業,娯楽業 19.1 114.4 111.0 3.4

 教育,学習支援業 18.1 93.9 93.2 0.8

 医療,福祉 18.8 104.2 103.7 0.5

 複合サービス事業 20.8 117.9 113.4 4.5

 サービス業(他に分類されないもの) 19.3 102.0 100.0 2.0

実労働日数総実労働時間数

区  分

区  分1時間当たりの所定内賃金

産業間賃金格差

産  業  計 986 100.0

 鉱業,採石業,砂利採取業 - -

 建 設 業 1,101 111.6

 製 造 業 916 92.9

 電気・ガス・熱供給・水道業 1,121 -

 情報通信業 1,036 105.0

 運輸業,郵便業 920 93.3

 卸売業,小売業 971 98.5

 金融業,保険業 1,060 107.4

 不動産業,物品賃貸業 887 90.0

 学術研究,専門・技術サービス業 1,179 119.5

 宿泊業,飲食サービス業 916 92.8

 生活関連サービス業,娯楽業 913 92.5

 教育,学習支援業 1,104 111.9

 医療,福祉 1,091 110.6

 複合サービス事業 1,054 106.9

 サービス業(他に分類されないもの) 918 93.0

- 47 -

特 別 集 計

~ 就業形態別集計 ~

本調査では、一般労働者を「正社員」及び「その他労働者」に区分して調査をしており、これら2就業形態に

「パートタイム労働者」を含め集計した。就業形態別結果は以下のとおりである。

常用労働者

一般労働者 正社員

その他労働者 パートタイム労働者

1 常用労働者等の人数、割合

(1) 全労働者

(2) 集計労働者

2 一般労働者及びパートタイム労働者

(1) 勤続年数

(2) 平均年齢

(3) 所定内賃金及び時給単価

(4) 男女間所定内賃金格差

(5) 労働時間

ア 所定内労働時間

イ 所定外労働時間

※ 2人以下はX(秘匿)

※ 表中において一般労働者は「一般」、その他労働者は「その他」、パートタイム労働者は「パート」と表現す

る。

- 48 -

1 常用労働者等の人数、割合

(1) 常用労働者に占める正社員、その他労働者、パートの人数、割合と派遣労働者

集計事業所(1,414 事業所)の全ての常用労働者に占める「正社員」の割合は 68.3%、「その他労働者」

の割合は 11.4%、「パートタイム労働者」の割合は 20.2%となっている。また、「派遣労働者」は 1,340 人で、

派遣労働者がいる事業所の割合は 13.4%となっている。(表1)

表1 全常用労働者に占める正社員、その他労働者、パートの割合と派遣労働者数

(2) 集計対象の常用労働者の状況

集計対象事業所(1,414 事業所)の常用労働者から一定の割合で抽出した集計対象の常用労働者

(25,217 人)のうち、「正社員」は 18,402 人(73.0%)、「その他労働者」は 2,381 人(9.4%)、「パートタイム労働

者」は 4,434 人(17.6%)となっている。(表2)

表2 集計対象の常用労働者に占める正社員、その他労働者、パートの割合

労働者割合

労働者割合

労働者割合

人 人 % 人 % 人 % 人 事業所 %

産 業 計 54,641 37,335 68.3 6,254 11.4 11,052 20.2 1,340 190 13.4

 鉱業,採石業,砂利採取業 103 85 82.5 18 17.5 0 0.0 0 0.0

 建 設 業 5,439 4,942 90.9 345 6.3 152 2.8 41 17 8.8

 製 造 業 14,009 11,116 79.3 1,581 11.3 1,312 9.4 553 52 19.3

 電気・ガス・熱供給・水道業 296 241 81.4 42 14.2 13 4.4 4 2 18.2

 情報通信業 580 479 82.6 64 11.0 37 6.4 1 1 7.1

 運輸業,郵便業 3,351 2,535 75.6 366 10.9 450 13.4 62 10 11.6

 卸売業,小売業 8,528 4,598 53.9 854 10.0 3,076 36.1 50 23 9.4

 金融業,保険業 1,361 1,039 76.3 117 8.6 205 15.1 0 0.0

 不動産業,物品賃貸業 420 262 62.4 33 7.9 125 29.8 6 3 20.0

 学術研究,専門・技術サービス業 980 832 84.9 75 7.7 73 7.4 24 4 10.8

 宿泊業,飲食サービス業 1,951 582 29.8 157 8.0 1,212 62.1 25 4 5.6

 生活関連サービス業,娯楽業 1,145 518 45.2 276 24.1 351 30.7 1 1 2.4

 教育,学習支援業 1,561 873 55.9 182 11.7 506 32.4 20 8 20.0

 医療,福祉 10,366 6,786 65.5 1,295 12.5 2,285 22.0 148 55 24.8

 複合サービス事業 1,146 803 70.1 264 23.0 79 6.9 2 1 4.8

 サービス業(他に分類されないもの) 3,405 1,644 48.3 585 17.2 1,176 34.5 403 9 10.8

割合区 分

派遣労働者数

派遣労働者がいる

事業所数

パート

常用労働者数

一般労働者

正社員 その他

労働者割合

労働者割合

労働者割合

人 人 % 人 % 人 %

産 業 計 25,217 18,402 73.0 2,381 9.4 4,434 17.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 74 61 82.4 13 17.6 0.0

 建 設 業 3,276 3,067 93.6 155 4.7 54 1.6

 製 造 業 5,455 4,398 80.6 451 8.3 606 11.1

 電気・ガス・熱供給・水道業 182 157 86.3 22 12.1 3 1.6

 情報通信業 268 241 89.9 9 3.4 18 6.7

 運輸業,郵便業 1,611 1,270 78.8 193 12.0 148 9.2

 卸売業,小売業 3,984 2,682 67.3 271 6.8 1,031 25.9

 金融業,保険業 886 699 78.9 58 6.5 129 14.6

 不動産業,物品賃貸業 235 155 66.0 16 6.8 64 27.2

 学術研究,専門・技術サービス業 611 516 84.5 48 7.9 47 7.7

 宿泊業,飲食サービス業 1,069 369 34.5 89 8.3 611 57.2

 生活関連サービス業,娯楽業 642 341 53.1 122 19.0 179 27.9

 教育,学習支援業 731 430 58.8 97 13.3 204 27.9

 医療,福祉 4,301 2,762 64.2 527 12.3 1,012 23.5

 複合サービス事業 384 311 81.0 60 15.6 13 3.4

 サービス業(他に分類されないもの) 1,508 943 62.5 250 16.6 315 20.9

区 分パート

常用労働者数

一般労働者

正社員 その他

- 49 -

2 一般労働者及びパートタイム労働者

(1) 勤続年数

「その他労働者」及び「パートタイム労働者」は、「正社員」よりも勤続年数が短くなっている。(表3)

表3 勤続年数(就業形態別・規模別)

(2) 平均年齢

「その他労働者」及び「パートタイム労働者」は、「正社員」よりも平均年齢が高くなっている。 (表4)

表4 平均年齢(就業形態別・規模別)

単位:年

規模計 中小 大 規模計 中小 大 規模計 中小 大

産 業 計 12.7 12.4 14.0 10.2 10.7 9.3 6.6 6.6 6.5

 鉱業,採石業,砂利採取業 17.4 15.5 18.7 12.7 0.7 16.3 - - -

 建 設 業 13.9 13.7 16.2 15.0 14.9 15.4 6.8 6.2 22.0

 製 造 業 13.5 13.2 17.1 12.9 13.4 7.5 8.2 8.2 7.7

 電気・ガス・熱供給・水道業 11.0 11.6 5.8 14.0 14.0 - 12.3 12.3 -

 情報通信業 10.9 11.0 9.7 11.1 11.8 6.0 4.5 4.5 -

 運輸業,郵便業 13.2 11.6 19.0 11.6 12.0 9.5 7.2 7.3 7.0

 卸売業,小売業 14.3 13.7 16.5 13.7 15.1 12.4 7.3 7.3 7.3

 金融業,保険業 14.3 14.1 14.5 12.5 12.3 13.3 9.9 7.1 10.9

 不動産業,物品賃貸業 13.8 12.2 20.6 4.7 6.3 3.7 9.3 9.3 -

 学術研究,専門・技術サービス業 13.5 12.3 16.7 13.9 13.0 14.8 8.4 7.7 10.1

 宿泊業,飲食サービス業 8.8 9.1 7.8 5.8 3.8 8.6 5.0 5.2 4.7

 生活関連サービス業,娯楽業 9.7 8.7 12.2 6.4 6.5 6.3 5.8 5.6 6.2

 教育,学習支援業 10.7 10.8 10.6 4.2 4.8 2.6 5.3 5.6 3.8

 医療,福祉 9.2 8.9 9.8 7.3 7.0 7.6 5.5 5.7 5.2

 複合サービス事業 16.8 - 16.8 9.5 - 9.5 5.2 - 5.2

 サービス業(他に分類されないもの) 11.2 11.2 11.3 8.4 8.3 9.1 6.4 6.3 7.1

パート区   分 正社員 その他

一般

単位:歳

規模計 中小 大 規模計 中小 大 規模計 中小 大

産 業 計 42.5 43.0 40.6 50.4 51.7 47.8 49.8 50.2 48.7

 鉱業,採石業,砂利採取業 43.1 51.3 37.8 58.2 66.7 55.7 - - -

 建 設 業 44.3 44.6 41.4 56.4 58.3 50.9 46.9 46.8 50.0

 製 造 業 42.7 42.9 40.6 52.0 52.5 46.2 50.5 50.5 51.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 39.5 39.3 40.8 58.5 58.5 - 49.0 49.0 -

 情報通信業 37.5 37.6 35.7 55.2 56.5 45.0 39.0 39.0 -

 運輸業,郵便業 46.9 47.6 44.2 56.7 57.3 53.8 54.0 56.4 48.7

 卸売業,小売業 42.0 42.5 40.4 48.3 51.9 44.6 46.6 47.8 44.8

 金融業,保険業 39.6 40.8 38.7 53.3 53.2 53.6 48.3 48.5 48.2

 不動産業,物品賃貸業 41.3 40.4 45.1 56.5 60.3 54.2 50.6 50.6 -

 学術研究,専門・技術サービス業 42.8 43.4 41.1 54.5 54.4 54.7 50.9 51.8 48.6

 宿泊業,飲食サービス業 40.6 40.6 40.4 47.5 41.7 55.6 45.8 45.5 46.5

 生活関連サービス業,娯楽業 39.7 40.3 38.3 43.8 46.3 42.1 51.2 50.6 52.4

 教育,学習支援業 42.6 42.0 44.3 43.2 44.5 39.1 48.0 48.9 44.2

 医療,福祉 40.3 40.3 40.4 47.6 45.9 49.8 52.3 51.9 52.9

 複合サービス事業 39.6 - 39.6 45.3 - 45.3 54.3 - 54.3

 サービス業(他に分類されないもの) 43.5 44.0 40.3 52.6 54.5 43.7 58.0 57.7 60.1

一般

正社員 その他パート

区   分

- 50 -

(3) 所定内賃金及び1時間当たりの所定内賃金

「正社員」の1時間当たりの所定内賃金を 100 とした場合の賃金格差は、「その他労働者」は 75.6、「パー

トタイム労働者」は 60.6 となっている。その他労働者では「鉱業,採石業,砂利採取業」、パートタイム労働

者では「金融業,保険業」で最も賃金格差が大きくなっている。(表5)

表5 所定内労働時間、所定内賃金、1時間当たりの所定内賃金及び賃金格差

(就業形態別・規模計)

(4) 男女別所定内賃金格差

「その他労働者」及び「パートタイム労働者」の男女間所定内賃金格差は、「正社員」よりも小さくなっている。(表6)

表6 男女間所定内賃金格差(就業形態別・規模別)

単位:円、時間

賃金格差

賃金格差

産 業 計 166.1 270,225 1,627 160.8 197,800 1,230 75.6 106.6 105,125 986 60.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 161.4 344,848 2,136 146.5 201,721 1,377 64.4 - - - -

 建 設 業 171.0 293,218 1,715 163.1 254,127 1,558 90.9 116.7 128,465 1,101 64.2

 製 造 業 165.7 253,221 1,528 163.6 185,609 1,134 74.2 120.0 109,938 916 60.0

 電気・ガス・熱供給・水道業 157.1 276,662 1,761 147.4 219,925 1,492 84.8 128.0 143,506 1,121 63.7

 情報通信業 165.7 271,545 1,638 156.3 239,130 1,530 93.4 97.1 100,522 1,036 63.2

 運輸業,郵便業 169.5 275,836 1,627 166.1 203,237 1,224 75.2 110.3 101,398 920 58.9

 卸売業,小売業 167.2 272,917 1,632 160.6 190,275 1,185 72.6 108.0 104,898 971 59.5

 金融業,保険業 154.5 326,287 2,111 148.7 206,724 1,390 65.8 118.1 125,112 1,060 50.2

 不動産業,物品賃貸業 165.0 269,166 1,631 158.1 205,430 1,299 79.6 117.1 103,896 887 54.4

 学術研究,専門・技術サービス業 160.4 299,789 1,869 157.6 242,152 1,536 74.8 118.4 139,629 1,179 63.1

 宿泊業,飲食サービス業 175.8 223,731 1,273 161.0 160,957 999 78.5 96.0 87,947 916 71.9

 生活関連サービス業,娯楽業 168.8 243,810 1,444 162.2 186,040 1,147 79.4 111.0 101,300 913 63.2

 教育,学習支援業 164.5 308,350 1,874 161.3 235,993 1,463 78.1 93.2 102,862 1,104 58.9

 医療,福祉 163.0 251,684 1,544 157.5 197,596 1,255 72.8 103.7 113,151 1,091 70.7

 複合サービス事業 153.9 287,652 1,869 158.9 191,832 1,208 64.6 113.4 119,562 1,054 56.4

 サービス業(他に分類されないもの) 167.1 254,653 1,524 162.6 180,016 1,107 72.2 100.0 91,748 918 60.2

※ 表5の「賃金格差」とは、正社員の一時間当たりの所定内賃金を100とした場合の格差をいう。

区   分1時間

当たりの所定内賃金

所定内労働時間

所定内賃 金

一般

正社員 その他

所定内労働時間

所定内賃 金

1時間当たりの

所定内賃金

所定内労働時間

所定内賃 金

1時間当たりの

所定内賃金

パート

規模計 中小 大 規模計 中小 大 規模計 中小 大

産  業  計 77.9 77.1 77.2 82.4 78.3 88.4 100.6 97.2 109.1

 鉱業,採石業,砂利採取業 X X - 94.2 0 93.4 - - -

 建 設 業 70.7 72.1 63.5 57.6 58.0 57.1 64.6 65.6 X

 製 造 業 71.3 71.9 77.2 80.0 80.3 74.4 87.0 86.5 98.9

 電気・ガス・熱供給・水道業 89.1 87.2 - 51.5 51.5 - - - -

 情報通信業 82.0 81.4 92.1 50.1 54.1 - X X -

 運輸業,郵便業 69.7 72.9 60.5 84.5 82.8 89.4 100.3 92.3 117.6

 卸売業,小売業 75.2 75.0 77.1 73.3 63.1 84.8 105.6 106.5 104.1

 金融業,保険業 67.4 73.0 63.1 65.7 60.8 93.8 79.0 74.2 80.4

 不動産業,物品賃貸業 84.8 84.2 76.1 65.3 X 74.7 95.6 95.6 -

 学術研究,専門・技術サービス業 76.8 76.9 78.2 61.1 58.2 64.9 67.5 76.0 62.8

 宿泊業,飲食サービス業 78.0 77.4 80.8 94.2 93.9 89.1 98.7 101.4 98.1

 生活関連サービス業,娯楽業 74.0 72.4 86.0 89.3 91.2 88.4 98.6 90.5 112.6

 教育,学習支援業 66.4 72.7 65.7 71.4 76.7 61.9 94.9 88.4 126.1

 医療,福祉 92.0 90.4 95.7 101.1 91.0 115.3 128.8 132.7 132.0

 複合サービス事業 78.6 - 78.6 81.7 - 81.7 110.3 - 110.3

 サービス業(他に分類されないもの) 79.2 78.9 83.9 92.2 92.9 94.6 77.6 77.4 80.7

※ 表6の「賃金格差」とは、それぞれの就業形態及び規模において、男性の所定内賃金を100とした場合の格差をいう。

区  分

一般パート

正社員 その他

- 51 -

(5) 労働時間

ア 所定内労働時間

「パートタイム労働者」の所定内労働時間は、「正社員」の 64%程度となっている。

産業別に見ると、所定内労働時間が最も長いのは正社員では「宿泊業,飲食サービス業」、その他労

働者では「運輸業,郵便業」、パートタイム労働者では「電気・ガス・熱供給・水道業」となっている。(表7)

表7 所定内労働時間(就業形態別・規模別)

イ 所定外労働時間

「パートタイム労働者」の所定外労働時間は、「正社員」の 17%程度となっている。

産業別に見ると、所定外労働時間が最も長いのは正社員、その他労働者、パートタイム労働者におい

て「運輸業,郵便業」となっている。(表8)

表8 所定外労働時間(就業形態別・規模別)

単位:時間

規模計 中小 大 規模計 中小 大 規模計 中小企業 大企業

産  業  計 166.1 167.8 159.8 160.8 162.1 158.0 106.6 106.5 106.9

 鉱業,採石業,砂利採取業 161.4 170.4 155.6 146.5 150.7 145.3 - - -

 建 設 業 171.0 171.5 166.7 163.1 161.3 168.0 116.7 116.6 X

 製 造 業 165.7 166.8 151.1 163.6 163.9 159.5 120.0 119.2 131.4

 電気・ガス・熱供給・水道業 157.1 156.5 162.5 147.4 147.4 - 128.0 128.0 -

 情報通信業 165.7 165.7 166.1 156.3 156.5 X 97.1 97.1 -

 運輸業,郵便業 169.5 172.2 159.2 166.1 166.2 165.3 110.3 108.5 113.9

 卸売業,小売業 167.2 168.5 162.6 160.6 159.3 161.9 108.0 106.9 109.6

 金融業,保険業 154.5 157.8 152.0 148.7 149.4 146.2 118.1 105.9 122.4

 不動産業,物品賃貸業 165.0 166.4 158.4 158.1 152.8 161.3 117.1 117.1 -

 学術研究,専門・技術サービス業 160.4 161.9 156.1 157.6 158.6 156.5 118.4 117.0 121.9

 宿泊業,飲食サービス業 175.8 176.6 172.8 161.0 170.3 148.1 96.0 95.1 98.3

 生活関連サービス業,娯楽業 168.8 170.1 165.7 162.2 160.6 163.4 111.0 116.6 98.3

 教育,学習支援業 164.5 164.9 163.6 161.3 159.0 168.3 93.2 96.2 80.1

 医療,福祉 163.0 163.8 161.7 157.5 161.5 152.4 103.7 103.0 105.1

 複合サービス事業 153.9 - 153.9 158.9 - 158.9 113.4 - 113.4

 サービス業(他に分類されないもの) 167.1 167.7 162.4 162.6 163.4 158.9 100.0 101.2 91.9

区   分

一般パート

正社員 その他

単位:時間

規模計 中小 大 規模計 中小 大 規模計 中小企業 大企業

産  業  計 11.0 10.9 11.6 7.5 7.8 6.8 1.9 1.6 2.6

 鉱業,採石業,砂利採取業 18.4 13.1 21.9 9.3 14.7 7.7 - - -

 建 設 業 11.1 9.7 23.0 8.9 6.1 16.9 2.3 2.3 X

 製 造 業 13.6 13.1 19.7 9.4 8.9 16.5 2.9 2.4 9.6

 電気・ガス・熱供給・水道業 5.8 6.5 0.0 0.2 0.2 - 0.0 0.0 -

 情報通信業 5.3 5.4 2.9 0.1 0.0 X 0.8 0.8 -

 運輸業,郵便業 25.0 25.1 24.5 17.5 17.0 20.4 4.6 1.1 12.3

 卸売業,小売業 9.6 9.1 11.3 5.6 5.3 5.8 1.7 1.6 1.8

 金融業,保険業 8.8 7.0 10.3 1.6 1.5 1.7 1.9 1.9 1.9

 不動産業,物品賃貸業 15.0 15.9 10.9 11.7 3.3 16.7 2.0 2.0 -

 学術研究,専門・技術サービス業 12.0 11.1 14.6 5.3 6.5 4.0 2.9 2.7 3.3

 宿泊業,飲食サービス業 14.2 11.1 24.9 8.5 10.0 6.2 2.5 2.1 3.4

 生活関連サービス業,娯楽業 10.8 9.8 13.1 6.6 7.1 6.3 3.4 4.0 1.9

 教育,学習支援業 6.1 5.8 6.8 2.8 1.1 8.0 0.8 0.8 0.5

 医療,福祉 3.7 3.4 4.2 2.2 2.0 2.3 0.5 0.4 0.6

 複合サービス事業 4.1 - 4.1 7.4 - 7.4 4.5 - 4.5

 サービス業(他に分類されないもの) 11.7 11.5 13.1 12.7 13.6 8.3 2.0 1.2 7.9

区   分

一般パート

正社員 その他