ポロッとiot ~歴史は物で作られる~

18
ポロッ!とIoT ~歴史は物で作られる~

Upload: sunao-kumura

Post on 18-Jul-2015

356 views

Category:

Internet


0 download

TRANSCRIPT

ポロッ!とIoT~歴史は物で作られる~

くむら すなお @aroundfourty

・メカトロニクスの学校を卒業後

 組込み機器(人工透析機や航空計器など)の開発

・アプリ開発会社を4名で起業

・株式会社FLAMA入社

  →ソフトウェア開発部 校長(部長)

IoTとは?

Internet of Thingsの略語。

物とインターネットを利用して、

大量のデータ(ビッグ・データ)をクラウドに収集し、

人の役に立つ情報をアウトプット

コンピューターができること

入力 計算 出力

・キーボードで文字を入力・音声を入力・センサーで温度を入力等

・ディスプレイにグラフを表示・検索結果を表示・ヒーターの温度コントロール等

デジタル化(二値化)されたデータを人の役に立つ情報に変換

IoT入力

入力

入力

入力

入力

・機械学習(人工知能)

出力(人の役に立つ情報)

センサー、カメラ、マイク、RFID等を搭載した億単位のデバイス

クラウド(サーバー)

環境

インターネット

ウェアラブル・デバイス 例1Withingshttp://www.withings.com/

加速度センサー    ↓人の動きを検出       ↓よく眠れているかグラフによる可視化    ↓健康管理

ウェアラブル・デバイス 例2

Google Glasshttps://www.google.com/glass/start/

音声で操作できるメガネ型コンピュータ      ↓GPSや写真などを建設現場などの情報を管理者に伝える。  

ウェアラブル・デバイス 例3

Emotivehttp://emotiv.com/

脳波センサー   ↓考えるだけでモノを動かせる(訓練が必要)   ↓ネットに接続することでモノの遠隔操作も可能に。

とんかつを切るためにトンカチを使うか?

・IoTはツールです。

・「目的」を明確にし、その目的に関連する

 「データ」の収集が必要。

 目的に関連する大量のデータ(ビッグデータ)を集めることで傾向が見えてくる。    ある事象が起きる確率の算出、ヒット曲の傾向(群)の見える化など。

IoTの活用事例(研究段階)

日立製作所 中央研究所より

データと情報

「データ」はただのデータです。

「データ」を人の役に立つように変換したモノが

「情報」です。

ビッグデータ活用の原則

・原則1 目的:

  向上すべきアウトカム(業績)を明確にする

・原則2 データ:

アウトカムに関連するデータをヒト・モノ・カネにわたり広く取得する

・原則3 発見:

仮説に頼らず、コンピューターに業績向上策を、データから逆推定させる 日立製作所 中央研究所より

IoTの市場予測

・世界IoT市場は、2013年の1兆3千億ドルから、

 2020年(5年後)には3兆400億ドルに拡大

 2013年~2020年の年間平均成長率は13%になると予測。

・2020年のIoT向けデバイスの接続数は300億台に。

2014/11 IDC Japan株式会社調べ

HTTPとMQTT その1通信プロトコル=通信のルール、取り決め

現在のインターネットの通信にはHTTPが多く使われている。

ただし、ある一つのデータを送るだけでも

HTTPのデータ量は多い

HTTPとMQTT その2

MQTT(MQ Telemetry Transport)IBM社が開発した軽量な通信プロトコル

HTTPよりも少ないデータ量で、データの

送受信が可能。

大量のデバイスのデータをやりとり可能に。

人工知能

歴史は物で作られる!人々の想いによって。

SF映画のような世界へ

ご清聴ありがとうございました。