iphoneアプリ開発swift講座無料セミナー(appcre.com)
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自己紹介 桑村 治良 (くわむらはるよし)
音楽雑誌の編集者からアプリエンジニアに転身したクリエイター。神奈川県三 浦市に在住し、地域に根ざしながらアプリも多数リリースしている。主宰する
アプリレーベルonTheHammockでは、街ナビアプリ『FM ヨコハマ藤田-穂積の
ズッシリスカ 横須賀 / 逗子案内』、三浦半島の野菜直売所紹介アプリ『三浦の
おやさい』などをリリース。
書籍『世界一受けたいiPhoneアプリ開発の授業[iOS 8 & Xcode 6 & Swift対応]』
・プログラミング経験のない方を対象にした
学習書
・アプリ開発ツールXcodeの使い方と開発言
語Swiftの基礎を学びながら実践的なアプ
リ開発を紹介する内容
・各著者がアプリ開発スクールで講師をして
おり、何度も講座をやってきたなかで得た
経験やノウハウを本書に詰め込みました。
・最新プログラミング言語Swiftに対応してい
ます。
iOSアプリを開発するためのプログラミング言語
・これまでiOSアプリ/Macアプリを開発に使用されてきたプログラミング言語Objective-Cは1983年に開発された言語。
・Objective-Cは言語として古く、少々扱いにくかった。
・Swiftは昨年発表された最も新しいプログラミング言語の1つ
・Swiftはプログラム言語ランキングで急上昇。開発者コミュニティーのStack Overflowの「Developer Survey」で、最も愛される開発言語の座を獲得した。
プログラミング言語「Swi%」の特徴
AppleはSwiftの発表に際して「モダン、安全、高速、インタラクティブ」を大きな特徴として挙げた。
特徴
・モダン:比較的新しいプログラミング言語の仕様を参考にして開発された。JavaScriptやRubyなどを学習した人には使いやすい。
・安全:プログラムの記述ミスによって生まれるバグが起こりにくい文法になっている。アプリを起動してクラッシュするリスクなが少ない。
・高速:これまでiPhoneアプリ開発に用いられてきたプログラミング言語Objective-Cよりも高速になり、リアルタイムで記述したコードの処理結果を確認できる。
・インタラクティブ:これまでプログラムで記述した結果は実機で確認したり、シミュレータを起動しなくてはいけなかったが、アプリ開発ツールXcodeのPlaygroundという機能を使えば、リアルタイムで処理結果を確認することができる。
Swi%は進化中の言語
・「WWDC 2015」において、プログラミング言語「Swift 2.0」が発表された(現在はSwift1.2)。Swift2.0はオープンソースでリリースされる。
・Swift2.0はさらに高速になり、機能も追加される。
・Swift 2.0では、新しいバージョンのSwiftでも古いバージョンのSwiftでもコンパイルできるようになる。
・Swift2.0ではOSXやiOSだけでなく、Linuxでも動作する。サーバサイドのOSとして普及しているLinuxで使えるようになる。オープンソース化によって、iOSやOS Xだけではない拡がりが期待できる。
・仕様変更によって、記述したコードにエラーが出たりする。
・まだ、現場の主力はObjective-Cであり、これからSwiftに移行していく。
アプリ開発の流れ
iOSのアプリ開発は基本的に下記の流れで開発していきます。
1.Xcodeプロジェクト作成
2.アプリ基本設定(アプリアイコン、画面の傾き、アイコンラベル)
3.画面デザイン
4.プログラミング
5.シュミレーターで動作確認
6.実機で動作確認(※ iOS Developer Programへの加入が必要 有料)
7.アプリ申請
8.リリース
設定
次の画面で下記のとおりに入力して「Next」ボタンをクリックしてください。
入力項目 入力内容
Product Name GrowingTree Oranization Name アカウント名(任意) Oranization Identifier com.swifttest(任意) Language Swift Device iPhone Use Core Data チェックしない
作成するアプリ GrowingTree
画面をタップすると木が成長していくアプリ
下記より「GrowingTreeプロジェクトファイル」をダウンロードできます。 http://appcre.net/freeschool
ダウンロードした素材をXcodeに取り込む
1.ダウンロードした素材をナビゲータエリアにドラッグ&ドロップします。 2.オプション画面が表示されるのでDestinetionの「Copy Items if needed」にチェックします。
プログラミングのための準備1
1.画面右上のAssistantEditorをクリックして、右側にViewController.swiftを表示します。 2.「0」と入力したラベルの上で「control」をViewController.swift上にドラッグ&ドロップします。 3.Connectionが表示されるのでNameを「countLabe」と入力して「Connect」をクリックします。
プログラミングのための準備2
1.画面右上のAssistantEditorをクリックして、右側にViewController.swiftを表示します。 2.下に配置した地面の画像の上で「control」をViewController.swift上にドラッグ&ドロップします。 3.Connectionが表示されるのでNameを「tree」と入力して「Connect」をクリックします。
雨の画像を配置
1. ライブラリペインのMediaライブラリから「rain.png」を画面の下に貼り付けます。
2. インスペクタペインのAttributeペインのDrawingの「Hidden」にチェックを入れます(これで配置したrain.pngが隠れます)。
3. シミュレータを起動して確認しましょう。
プログラミングのための準備3
1.画面右上のAssistantEditorをクリックして、右側にViewController.swiftを表示します。 2.rain.pngの上で「control」をViewController.swift上にドラッグ&ドロップします。 3.Connectionが表示されるのでNameを「rain」と入力して「Connect」をクリックします。
プログラミング 画面にタッチして画像を表示
1.ViewController.swiftに画面のタッチを検出するプログラミングを記述します。 2.touchesBeganメソッドを入力補完を用いて記述してください。touchesBeganと入力すれば自動的に記述したいコードが表示されます。
3.codeとある部分に「rain.hidden = false」とコードを記述します。これは「雨の画像のhidden(隠す)設定をしない」という意味のコードです。
4.シミュレータを起動して画面にタッチすると雨の画像が表示されます。
プログラミング タッチを離すと画像を隠す
1. タッチを離すと実行するメソッドを記述します。 2.touchesEndedメソッドを入力補完を用いて記述してください。touchEndedと入力すれば自動的に記述したいコードが表示されます。
3.codeとある部分に「rain.hidden = true」とコードを記述します。これは「雨の画像のhidden(隠す)設定を行う」という意味のコードです。
4.シミュレータを起動して画面にタッチを離すと雨の画像が消えます。
プログラミング タッチした数をカウントする
1. 変数「touchCount」を宣言します。初期値に0を入力します。
2.touchesBeginメソッドに画面がタッチされるごとにtouchCountの数を1つづつ足されるコードを記述します。
3.ラベルを管理するcountLabelにtouchCountの値を表示させます。 countLabel.text = “\(touchCount)”と入力してください。 ※バックスラッシュは[option]+¥で入力
プログラミング 10回雨を降らせたら木を成長させる
1. 変数「touchCount」が10になったら、木の画像を差し替えます。 touchBeganメソッドのなかにある条件の時に実行するif文を用いてコードを記述します。 if touchCount == 10 { } と記述してください。これは「もしtouchCount変数の値が10と等しい場合」という意味です。
2.If文の{ }内にtree.image = UIImage(named:”step2”)と記述してください。これはtree変数の画像を「step2.png」画像に変更するという意味です。
プログラミング 雨の量ごとに木を成長させる
1. さきほどのif文を使って雨の量ごとに木を成長させましょう。
2. 70回タップしたら画像を「step1.png」に戻しましょう。そしてtouchCountの値は0にします。
さらにアプリをグレードアップさせるためには…
1. 画面をタップする時に音が鳴る方がいい!
2. 木が成長したときにメッセージが表示されるといい!
3. 木が成長したときに特別な音が鳴るといい!
4. 木が成長したときにアニメーションがあるとリッチ!
7/30から始まるiPhoneアプリ開発Swi%講座に来れば、もっと面白いアプリを作ることができます!
お申し込みはアプリクエイターズラボ「アプクリ」サイトから。 http://appcre.ne
講座は全 10 回 (1コマ 2.5時間)。
前半ではSwiftの基礎や、アプリ開発ツールXcodeを使った初級~中級レベルのアプリ開発を学びます。
講座の後半では、受講者がそれぞれiPhoneアプリの企画を考え、その企画を元にしたオリジナルアプリの開発を行います。
講座は前半のみの受講も可能。受講料は全講座75,600(税込)、前半5回の基礎講座のみの受講は54,000円(税込)となります。