it部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

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IT部門担当者特化型 総合マッチングサイト 2014/3/1 1

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Page 1: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

IT部門担当者特化型 総合マッチングサイト

2014/3/1

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Page 2: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

調査内容/回答

ITシステム投資の 重要性

極めて重要

15.7% 極めて重要

75.3%

IT投資増減の 見通し

増える傾向

39.8% 増える傾向

80.4%

企画背景(1):日本のIT投資への消極性

▼日米企業におけるIT投資積極性の違い

2013年10月9日発表 一般社団法人 電子情報技術産業協会 「ITを活用した経営に対する日米企業の相違分析」調査結果より

→IT投資への消極性から、ビジネスモデルのイノベーションや業務の効率化が行われず、 国際競争力強化に遅れが生じている現状。

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Page 3: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

▼課題のボトルネック

▼消極性の要因となるIT部門の課題

貴社の強みであるITノウハウに軸を置いた

「IT部門担当者特化型・総合マッチングサイト」 をご提案いたします。

【ITソリューションの氾濫】 →現在市場には様々なIT製品、サービス があふれており、効果的な施策の把握が 困難。

【「一般論」的情報の不足】 →「費用の相場感」や「通常の運用」といった、 いわゆる“普通“が何たるかがあいまいで、 導入効果試算、適切な比較検討が難しい。

情報不足 が原因となり、積極的な IT投資に至っていない。 情報過多

企画背景(2):消極性の要因分析

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Page 4: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

企画概要:IT部門担当者特化型総合マッチングサイト

IT部門担当者

▼コンテンツ

・質問、情報収集 ・コンサルティング依頼 ・アウトソーシング

IT部門担当者の「悩み」を解決するコンテンツ

Q&A コミュニティ

IT戦略 コンテスト

クラウド ソーシング

製品開発 ファンディング

より能動的なIT投資を誘発するコンテンツ

・回答 ・業務受注 ・IT投資提案 ・資金調達

ITノウハウ保持者

→上記コンテンツの提供により、IT部門担当者の情報収集の円滑化に始まり、実際の業務 アウトソース発注や、SIer・ベンダーもメリットを享受できる場を創出する。

貴社従業員様、 企業のIT部門担当、 フリーのITコンサル ・技術者 などを想定

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Page 5: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

コンテンツおよびターゲット コンテンツ 概要 ターゲット マネタイズ

Q&A コミュニティ

・IT部門担当者の軽度な質問を、回答者が無償で解決するQ&Aコミュニ ティ。 ・本マッチングサイトの入口として、IT部門担当者の認知を得るための位 置づけで提供を行うことを想定。 ・回答を促し、かつ、後述のコンテンツ使用につなげるためのポイント付 与等のインセンティブ施策を実施する。

【質問者】 ・IT部門担当者 【回答者】 ・情報発信欲のあるIT部門担当者 ・仕事につなげたいITコンサル、 技術者

バナー広告 など

クラウド ソーシング

・IT部門担当者が、対価を払う前提で以下のような情報提供依頼や業 務発注を実施。 ーIT戦略の選択における比較検討時に必要となる外部情報 の調査レポート。 ー短時間の業務アウトソーシング ※受注者側は、職務経歴や所有スキル等の登録を本サイトに行うこと を前提とし、クオリティの担保を図る。

【発注者】 ・IT部門担当者 ・人手不足のSIer、ベンダー 【受注者】 ・フリーのコンサル、SE ・工数余剰のSIer、ベンダー

受注手数料

IT戦略 コンテスト

・企業の下記に関するアイデア募集をコンテスト形式で行うためのプラッ トフォームを提供し、コンテスト開催のための費用を売り上げる。 ・コンテストへの参加は無償とし、コンテスト受賞による賞金インセンティ ブや、クラウドソーシングにおける受注者としての優遇を提供し、質の 高い応募を促す。 (募集アイデア例) ・現行運用フロー改善、既存ビジネスのIT化アイデア募集 など。

【開催者】 ・アイデアを得たい企業 【参加者】 ・意欲的なIT部門担当者 ・仕事につなげたいITコンサル、 技術者

募集者側からの開催費用収入

製品開発 ファンディング

・ベンダーやSIerが新たな製品、サービスの企画プレゼンを行う場をサイ ト上に提供。これを通じて資金調達を行うIT関連に特化したクラウド ファンディングサービス。 ※単なる金銭的資金調達にとどまらず、製品開発プロジェクトに必要と なる技術・スキルを持った「人的リソース」を調達できる仕組みを想定。

【調達者】 ・資金不足の企業、個人 ・人的リソース不足の企業、個人 【投資家】 ・投資するサービスにニーズの ある企業、個人

調達資金の手数料

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Page 6: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

補足:本提案にかけた思い

貴社が経営方針として掲げる、 『お客様と長期的な信頼関係を築き、お客様にとってなくてはならない企業になる』 手段の一つとして、本提案をさせていただきました。

IT部門担当者

IT部門担当者特化型 総合マッチングサイト

課題解決のインフラを提供し、 双方にとって、「なくてはならない企業」へ

IT戦略の 悩みを解決

SIer、ベンダー、個人

業務受注

情報提供

資金調達

以上、初回提出資料。 6

Page 7: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

追加課題提出 「製品開発ファンディングにおける

アイデア盗用の防止策」

2014/3/17

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Page 8: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

アイデア盗用の要因分析と対応策

アイデア盗用発生

悪意のある 情報閲覧者の 混入リスク

不作為(出来心) レベルでの盗用リスク

情報の開示過多による盗用リスク

閲覧者の スクリーニング等 による混入防止

規約等での 注意喚起・啓蒙の

実施

開示情報の工夫と 適切な公開が可能な 仕組みを整備

閲覧者起因

調達者起因

対応策 発生要因

→上記の発生要因ごとに対応策を講じることで、アイデア盗用リスクを最小限に抑えること をご提案いたします。

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→p.9

→p.11

→p.10

Page 9: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

情報閲覧者(出資者)のスクリーニングによる防止

施策(案) 概要 段階に応じた内容変更(案)

①出資者情報の 取得

・サービス運営者が、出資者となる登録ユーザーの情報を把握することで、悪意のある情報閲覧者が容易に混入してこないように防止をする。 ・なお、取得する情報に関しては、サービスの成長段階に応じて最適なものを選択し、初期フェーズでは参加者拡大を第一に考えて最小限に留め、成長期以降に徐々にしっかりとスクリーニングできる情報を取得していくような内容変更を想定。

【初期~成長期】 ・名前、連絡先等、最低限の情報 ・段階に応じて職業、所属会社等 を追加していく 【成熟期】 ・後述③の施策に活用できるよう、取得情報を段階に分けて設定

②ファンディング 参加登録コストの

設定 (出資金プリペイド)

・ある程度のユーザー数となり、ファンディングが活発になってきた段階で、ファンディング参加登録のコスト設定を行う。 (参加コスト設定案) ・ファンディング参加の意思=出資意思を測るため、利用料といった形ではなく、「出資用資金のプリペイド」形式で初期登録時のコストを設定する。 Ex.登録コスト支払い額を1,000円と設定した場合、その1,000円は登録後に そのまま出資金として全額使用できる。

【初期】 ・設定せず、集客を第一とする 【成長期】 ・低額での参加登録を設定 【成熟期】 ・後述③の施策を行うため、松竹梅程度にレベル分けした参加登録コスト設定を行う

③出資者の ランク設定

による閲覧制限

・p10にて記載の「情報開示の工夫」と連動し、出資者のランクを以下のような形で設定し、閲覧可能な情報に制限をかけることで、「アイデア盗用目的のユーザー」を排除する。 ↓以下の基準からユーザーのロイヤリティを測り、ランク付け

<ランク> <閲覧範囲> <登録情報> <出資金プリペイド> <過去出資額> 松 全て 多い 多い 多い 竹 ¦ ¦ ¦ ¦ 梅 限定的 少ない 少ない 少ない

【初期】 ・閲覧制限等は行わず、ファンディングの活性化を第一とする 【成長期】 ・ロイヤリティの高いユーザーを増やすため、「プレミアム情報」を設定 【成熟期】 ・松竹梅程度に分けた閲覧制限を実施

悪意のある(盗用目的での)情報閲覧者を排除し、かつ、質の高い出資者を確保するため、ファンディング運営 において以下の施策を実施。

→ユーザー数や調達実施数などを指標として定め、「開始直後」~「拡大」~「質向上」等の 各フェーズの優先度に応じて上記施策の内容変更や組み合わせにより対応していく。

※あくまで上記施策は案であり、実際はユーザー獲得活動と盗用防止活動をバランスよく、慎重に行っていく。

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Page 10: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

情報開示の工夫による防止

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調達者側に対しても、「盗用のリスクを抑えた形での情報開示」を行っていただけるよう、盗用リスクの高低に応じた 対応を行う。

調達額と模倣難度に応じた情報開示ガイドラインの設定

少 多

調達額

模倣難度 高

真似されにくい アイデアで、実現コストも高い →全体へ開示

真似されやすい アイデアで、実現コストも低い →限定的な公開

真似されにくいアイデアだが、実現コストが低い →ある程度限定した 公開

真似されやすいアイデアだが、実現コストが高い →ある程度限定した 公開

竹②

竹①

公開 ユーザー ランク

アイデア性質/ガイドライン要旨

・凡庸なアイデアかつ、実現のためのコストが少ないため、盗用のリスクが非常に高い。 【開示ユーザー】 ・ロイヤリティの高いユーザーに限定。 【開示情報】 ・アイデアを端的に伝えるような開示ガイドラインを設定。

・真似されにくいが、実現コストが低い(竹①)、もしくは、真似されやすいが実行にあたって高コストである(竹②)の製品に関しては、ある程度盗用のリスクは抑えられている。 【開示ユーザー】 ・中程度のロイヤリティを持ったユーザー。 【開示情報】 ・ある程度具体的な情報を開示するガイドラインを設定。

・真似するのが難しいアイデアや技術に裏打ちされた製品で、実現コストが高いため、盗用のリスクがあまりない。 【開示ユーザー】 ・新規参加者も含めた全ユーザー。 (場合によっては非登録者) 【開示情報】 ・特段情報開示に限定は求めない。

→上記の基準による開示ユーザー/開示情報の制限だけではなく、「一定額を出資すると 追加で情報開示が行われ、更なる出資を促す」という出資段階毎の情報開示等を視野 に入れ、アイデアに応じた情報開示ガイドラインを整備していく。

Page 11: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

規約等での防止および法的整備の進捗

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登録ユーザーに対し、一般的なクラウドファンディングにおいて実施されている規約等の提示と注意喚起によって、 アイデア盗用防止を図っていく。

【参考】米国でのクラウドファンディングに関する法整備及び日本での立法の動き

規約(案) 第●条 禁止条項 1.xxxxxxxxxxx 2.xxxxxxxxxxx ●.本サービスに掲載されている製品開発アイデア情報を 盗用、剽窃する行為。

第●条 秘密保持 1.xxxxxxxxxxx 2.xxxxxxxxxxx ●.登録者は、本サービスに掲載されている製品開発アイデア情報を 秘密情報として保持し、第三者に開示または漏洩しない。 ●.登録者は、調達者から秘密情報の破棄を求められた際は、 直ちに秘密情報を破棄するものとする。

【概要】 ・米国において2012年にJOBS法と呼ばれるクラウドファンディングを含めた企業の資金調達の容易化を促進する ための法律が制定され、各種法整備が進んできている。 ・これを受け、日本においても資金調達の円滑化策が金融審議会にて議論されており、金融庁は平成26年の 第186回国会(常会)において「金融商品取引法」の改正案を提出する予定とされている。

(参考)国立国会図書館 「調査と情報」 投資型クラウドファンディングの動向 2014.3.14

クラウドファンディングを取り巻く種々の課題に関して、米国での立法 を皮切りに、日本においても本格的な議論と法整備が始まりつつある。

Page 12: It部門担当者とs ierをつなぐインフラ的総合マッチングサイト

最後に:製品開発ファンディングのSWOT分析

以上。 12

Strength・強み Opportunity・機会

・ITサービスにおける実績、ノウハウによる知見。 ・製品開発ファンディングのプラットフォームを 自社内にて開発可能な要員。

・クラウドファンディングに対する今後の法的 バックアップの可能性の高さ。 ・クラウドファンディング自体が成長途上であり、 まだ今回のような“特定分野特化型”サービスが 存在せず、先行者利益を享受できる可能性。

Weakness・弱み Threat・驚異

・クラウドファンディングのプラットフォーム構築のノウハウの希薄さ。 ※この部分については、他社も同様。

・他社による同コンセプトサービスのリリースによる シェア先取り。

貴社がIT製品開発ファンディングを事業として展開した場合のSWOT分析を記載いたします。

→上記要素から、今後の公的なバックアップの潮流を意識しつつ、“特化型クラウド ファンディング”のパイオニアとしてサービスを確立することで、他社の追随を許さない 差別化されたポジションを得られると考えております。