jaグループ 稲作生産者向けチラシ 改定3 - zen-noh合、増加面積に応じて1.5...

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  • 飼料用米・米粉用米の複数年契約に取組みましょう

    全国の稲作生産者の皆さまへ

    在庫量が安定し、主食用の米価は回復も・・・

    飼料用米・米粉用米に大きな需要!

    *転換作物:飼料用米、米粉用米、加工用米、新市場開拓用米、麦、大豆、高収益作物等

    国の飼料用米・米粉用米に関連する政策支援

    水田農業をめぐる情勢

    水田活用の直接支払交付金

    戦略作物助成

    複数年契約加算

    転換作物拡大加算 地域農業再生協単位で、主食用米が減少し、転換作物*の面積が元年度より増加した場

    合、増加面積に応じて1.5万円 /10aを配分

    より安定的な生産・供給にシフトするため、飼料用米・米粉用米の実需者との複数年契約(3年以上)に基づいた生産に1.2万円/10aを配分

    水田を活用して飼料用米、米粉用米を生産する農業者に対し、収量に応じて5.5万円~10.5万円 /10aを交付

    支援内容

    2年産米の取組次第では、生産過剰となり、再び米価が下落する恐れがあります。

    需要動向

    (注)農林水産省の情勢資料及び日本米粉協会の資料を基に作成

    飼料用米

    米粉用米

    最も大きな需要(120万トン規模)が存在するなか、生産量が減少傾向。

    国内や欧米でのグルテンフリー食品の普及による需要増(2年産需要量(予測値)3.9万トン)も、生産量が追い付かず。

    品目

    主食用米需要の減少幅は拡大傾向

    700H8/9 14/15 20/21 26/27 30/R1

    (万トン)

    (年)

    750

    800

    850

    900

    950

    913907

    886

    912

    872

    895

    862

    865852

    838

    855

    824814

    820813

    781

    787

    783766

    754

    740735

    944

    最近は▲10万トン/年程度

    近年は▲8万トン/年程度

    0

    50

    100

    150

    200

    250(万トン)(円/60kg)

    ※相対価格より税・包装代控除。元年産米の平均価格の対象期間は当年9月~2年2月。(農水省公表資料のもと、JAグループで算出)

    24年産米平均価格

    元年産米平均価格

    10,50024年

    11,500

    12,500

    13,500

    14,500

    15,500

    16,500

    180

    15,561

    14,286

    14,369

    224 220 226204 199

    190 189

    102781

    25年102787

    26年101783

    27年100765

    28年103754

    29年100740

    30年98734

    R元年99727

    作況指数年間需要量

    14,431

    13,093

    12,045

    10,927

    13,353

    在庫量と価格には相関関係がみられ、在庫量が少なければ価格は高く、在庫量が多くなるほど価格は低くなる傾向にあります。

    元年産は作況99の影響もあり、結果的に在庫量は30年産水準にとどまっています。適正在庫水準は

    180万トン程度

  • JA・全農グループで責任を持って複数年契約を結び付けます!

    生産者JA・全農等連合会

    実需者

    農業者別一覧

    飼料用米・米粉用米の疑問にお答えします。

    周りに畜産農家や米粉メーカーは少ないけれど、本当に複数年を希望する販売先を確保できるのかなあ。

    Q

    飼料用米はJA系統飼料会社(くみあい飼料)をはじめとしたユーザー、米粉用米は穀粉メーカーなど十分な需要があるので、JA・全農グループで責任を持って結び付きを進めてまいります。

    A

    台風などによる作柄の影響が生じた場合や区分管理での生産で見込み通りの収量が取れなかった場合は不安だなあ。

    Q

    JA・全農とユーザーとの契約において、作柄の影響などが生じた場合の調整規定を設けます。また、作柄の影響等により出荷数量が減少しても、複数年契約に係る交付額が減少するということはありません。

    A

    どのように複数年契約に取組めば、産地交付金の助成が受けられますか。Q

    JAから配布される出荷契約書の該当欄に取り組む内容(面積・数量・単収等)の記入をお願いします。また、2年産米の取組内容は営農計画書等の該当欄にもご記入願います。なお、飼料用米については生産者においても生産性向上のための取組(施設の共同利用・多収品種の導入等)が必要となります。詳しくは、最寄りのJAや地域農業再生協議会へお問い合わせください。

    A

    令和2年度の水田活用の直接支払交付金(産地交付金)において、新たに飼料用米・米粉用米の実需者との複数年契約に基づいた生産に対して1.2万円/10aの追加配分が行われます。

    計画的に飼料用米・米粉用米を活用するためにも、安定的に供給してほしい。

    ユーザーからのニーズに応えて安定的に供給するために、複数年契約に取り組んでみよう。

    飼料用米飼料用米

    飼料用米・米粉用米の複数年契約に対する支援

    加算の対象契約

    複数年契約(3年以上)

    国への提出資料

    出荷契約(複数年等)

    米粉用米

    米粉パン

    米粉パン

    ※生産者への助成要件については、地域農業再生協議会へお問い合わせ下さい。