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JICA マレーシアの動き(2014 年 7 月号) 【7 月の主な予定】 ▼生物多様性保全のためのパーム油産業によるグリーン経済の推進プロジェクト キックオフ式典の開催 SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力)「生物多様性保全のための パーム油産業によるグリーン経済の推進プロジェクト」のキックオフ式典を 7 月 18 日にサバ州コタキナバルで開催する予定です。合わせて、同プロジェクト概要等 の説明を行うワークショップも開催します。 【6 月の主な活動】 ★ 社会分野 海上保安実務能力及び教育訓練制度向上プロジェクト 6 月 19 日に本プロジェクトの第 1 回合同調 整委員会が開催され、開始後 1 年のプロジェ クトの成果、また今後の予定について確認し、 マレーシア海上法令執行庁 (MMEA) 副長 官 Dato’ Ahmad Puzi Ab Kahar と JICA 運営 指導調査団 石間聡孝団長との間で、協議 議事録の署名、交換を行いました。 本プロジェクトでは、MMEA の実務能力強 化と共に、MMEA による他国に対する教育訓 練プログラムの提供を予定しており、今年の 9 月にはジブチ沿岸警備隊から研修員を 6 名受け入れる予定です。

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  • JICAマレーシアの動き(2014年 7月号)

    【7月の主な予定】

    ▼生物多様性保全のためのパーム油産業によるグリーン経済の推進プロジェクト

    キックオフ式典の開催

    SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力)「生物多様性保全のための

    パーム油産業によるグリーン経済の推進プロジェクト」のキックオフ式典を 7 月 18

    日にサバ州コタキナバルで開催する予定です。合わせて、同プロジェクト概要等

    の説明を行うワークショップも開催します。

    【6月の主な活動】

    ★ 社会分野

    ▼ 海上保安実務能力及び教育訓練制度向上プロジェクト

    6月 19日に本プロジェクトの第 1回合同調

    整委員会が開催され、開始後 1年のプロジェ

    クトの成果、また今後の予定について確認し、

    マレーシア海上法令執行庁 (MMEA) 副長

    官 Dato’ Ahmad Puzi Ab Kahar と JICA運営

    指導調査団 石間聡孝団長との間で、協議

    議事録の署名、交換を行いました。

    本プロジェクトでは、MMEA の実務能力強

    化と共に、MMEAによる他国に対する教育訓

    練プログラムの提供を予定しており、今年の

    9 月にはジブチ沿岸警備隊から研修員を 6

    名受け入れる予定です。

  • ▼ 障害者の社会参加支援サービスプロジェクト(フェーズ2)

    6 月 23 日に障害者の社会参加支援サービスプロジェクト(フェーズ2)の合同調

    整委員会を行い、これまでのプロジェクト成果の確認と 2016 年 9 月に終了するま

    での予定、並びにこれまでに挙がっている課題の解決に向けた具体的な対応策

    について関係者間で話し合いました。

    ▼第三国研修:「CLM向け税務行政」の閉講式 6/13

    6月13日にセランゴール州バンギにあるマ

    レーシア税務大学校(MTA)で、第三国研修

    「CLM 向け税務行政」の閉講式が行われま

    した。同閉講式には、MTA 学校長 Mr.

    Adzhar bin Sulaiman、MTA 国際研修・税務

    教育センター長Mr.Nik Abdullah Sani Bin Nik

    Mohamed、マレーシア外務省政策・戦略企

    画課長 Ms. Sharifah Ezneeda Wafa Syed

    Zulkarnain Wafa, 在マレーシア日本大使館

    森田書記官、在マレーシア各国大使館から

    の代表者、JICA マレーシア事務所佐藤所

    長等が出席しました。

    本研修は、3か国(カンボディア、ラオス、ミ

    ャンマー)から計 15 名の研修員が、マレー

    シアからは 5名の研修員が参加し、2014年

    6月 2日から 6月 13日まで実施されました。

    本年の研修では課税ベースの拡大をテー

    マとして、国税電子申告・納税システム、職

    員研修、徴収制度、情報管理等に関する事

  • 項について研修を行いました。日本の税務大学校から谷口総務課長、山元教授、

    井上教育官が派遣され、職員研修、徴収制度、無申告者の把握等について講義

    しました。最後に、研修の成果を基に、各国からそれぞれのアクション・プランを取

    りまとめ、発表を行いました。

    ▼第三国研修:「カンボジア・ラオス向け開発計画及びプロジェクト管理」6/9-20

    JICAは、マレーシア外務省(MFA)、マレーシア公務員研修所(INTAN)と協力し

    て、カンボジア・ラオスの経済開発を担う行政官の能力強化のための第三国研修

    を実施しました。3年目となる今年は、去年と同じく両国から15名、合計30名が参

    加しました。

    参加者は、開発計画やプロジェクト管理に関する講習を受けるとともに、ジョホー

    ル州及びマラッカ州にあるプロジェクトサイトなどを訪問し、マレーシアの国家開発

    計画や日本の政府開発援助について実践的に学びました。

  • ★ 草の根技術協力事業

    ▼「北海道フード特区・フードバレーとかち 海外展開支援を兼ねた東南アジア食

    産業人材育成」 SMIDEX2014出展 6/4-6/6

    帯広商工会議所(代表:高橋勝坦会頭)は、

    JICA 草の根技術協力事業「北海道フード特

    区・フードバレーとかち 海外展開支援を兼ね

    た東南アジア食産業人材育成」を通じて、

    SMIDEX2014(中小企業展示商談会)に出展

    しました。

    マレーシア国際貿易産業相(MITI)と中小企

    業公社(SME Corp)が主催する SMIDEX は今

    年で4回目を迎え、毎年国内外を問わず多く

    の企業が出展し、商品展示や商談の機会を

    提供してきました。帯広商工会議所からは食品 (上下 SMIDEX2014 の様子)

    企業6社が出展しました。試食品は好評で、

    来訪者との交流や商談のきっかけとなりまし

    た。

    一行は、在マレーシア日本国大使館宮川大使

    への表敬訪問、関係機関や企業を招いた交流

    会の他、ハラル開発公社(HDC)でのセミナー、

    並びにハラル工場とハラルパークを視察しまし

    た。

    (交流会の様子) (ハラル工場の見学)

  • <ボランティアの帰国>

    左から

    桐井 博子 (平成 24 年1次隊、サラワク、青少年活動)

    河合 泉 (平成 24 年1次隊、サバ、福祉施設運営アドバイザー)

    <新着任ボランティアの紹介>

    川崎 一平(青年海外協力隊) 白鳥 史野(青年海外協力隊)

    平成 26年度 1 次隊 平成 26年度 1 次隊

    ペラ 作業療法士 ケダ 障害児・者支援

    国際協力機構(JICA)マレーシア事務所 Suite 29.03, Level 29, Menara Citibank,

    165, Jalan Ampang, 50450 Kuala Lumpur

    Tel :( 60-3)21668900 Fax :( 60-3)21665900

    発行責任者:JICAマレーシア事務所所長 佐藤 恭仁彦

    編集責任者:JICAマレーシア事務所 伊神 秀夫