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JILPT 調査シリーズ No.123 2014 年 8 月

雇用調整の実施と雇用調整助成金の 活用に関する調査

独立行政法人 労働政策研究・研修機構 The Japan Institute for Labour Policy and Training

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ま え が き

平成 20 年(2008 年)9月にリーマン・ショックが発生してから、6年弱が経過した。この

間にわが国は、ふたつの大きな経済変動を立て続けに蒙った。リーマン・ショックによる世

界的金融危機を契機とした経済の急激な収縮と、それから完全には回復し切らない 2011 年3

月に発生した東日本大震災のふたつである。震災は、被災地に甚大な被害をもたらしたこと

はもとより、サプライ・チェーンの寸断や消費抑制、電力不足等から全国の事業所にも広く

影響が及んだ。いずれも、事業活動の急激な落込みによる雇用面への厳しい影響が懸念され

たところである。

このための政策対応の一環として、事業活動の縮小を余儀なくされた場合であっても、で

きる限り雇用を維持する取組みを行う事業主を支援する雇用調整助成金制度の積極的な活用

が図られ、実際にも小規模事業所を含めた広範な事業所において当該助成金が活用された。

その結果、失業率は上昇したものの、あれだけの大きなショックがあったにもかかわらず、

それまでの水準の範囲内にとどまったことにみられるように、マクロ指標でみて、この間の

雇用失業情勢の底割れと多くの人々の雇用が失われることを防いだものということができ

る。また、そこには、厳しい状況の下であっても、いや、厳しい状況であるからこそ、でき

る限り雇用を守り、従業員を守ろうとされる雇用主の皆様のご努力があり、それを支える助

成であるというこの制度の趣旨が活かされた結果であると考えられる。

しかし一方、雇用調整助成金には労働力の移動を妨げ、停滞産業に人を滞留させる側面が

あるのではないかといった指摘もある。そうした面も含めて、この間における雇用調整助成

金の効果等について検証する調査研究を、厚生労働省からの全面的なご協力をいただきなが

ら、当機構として行うこととし、平成 24 年 10 月以降、外部の学識経験者の参加も得て研究

会を設置し、調査研究を進めてきたところである。

この調査シリーズは、この調査研究の一環として、昨年6月から7月にかけて全国の事業

所を対象として実施させていただいたアンケート調査の結果データをとりまとめたものであ

る。忙しい業務の中、また、少なからず厳しい状況にあるにもかかわらず、この調査の趣旨

をご理解いただき、ご回答いただいた事業主の皆様に深く感謝を申し上げる。

この調査シリーズが、関係者をはじめ多くの皆様に活用されることを期待したい。

2014 年 8 月

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

理事長 菅 野 和 夫

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執 筆 担 当 者

氏 名 所 属(執筆時点)

梅澤 眞一 労働政策研究・研修機構統括研究員 全編

浅尾 裕 労働政策研究・研修機構特任研究員/統括研究員 (加筆)

何 芳 労働政策研究・研修機構臨時研究協力員 付属統計表

(注)

この調査シリーズの本編は、梅澤が大半を執筆し、それに浅尾が加筆したものである。梅

澤は、平成 26 年3月まで標記のとおり統括研究員であったが、厚生労働省に出向戻りとなり、

同年4月1日に新潟労働局長に就任した。浅尾は、同年3月まで労働政策研究・研修機構の

研究所長の職にあったが、定年退職・再雇用により、同年4月標記のとおりとなり、本件業

務を引き継いだ。何芳は、巻末付属統計表のほか、データ加工及びそれに伴う本編中の図表

の作成を担当した。

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目 次

第1章 調査の概要(調査の目的、実施方法等).................................. 1

第1節 調査の目的 ........................................................ 1

第2節 調査の対象、方法、回収状況等 ...................................... 2

(1) 調査の名称 ....................................................... 2

(2) 調査対象、対象者数及び抽出の方法 ................................. 2

(3) 調査の実施方法 ................................................... 3

(4) 調査票の回収と有効回答 ........................................... 3

第3節 本研究における受給事業所・非受給事業所の取扱い .................... 3

<コラム>この間の雇用調整助成金制度における要件緩和について .............. 6

第2章 調査結果の概要 ...................................................... 7

第1節 回答事業所の属性 .................................................. 7

(1) 設立年の分布 ..................................................... 7

(2) 産業構成 ......................................................... 7

(3) 従業員規模 ....................................................... 8

第2節 事業活動水準の変動の状況とその要因 ................................ 9

(1) 調査対象期間を通じた事業活動水準の推移 ........................... 9

(2) リーマン・ショック後の事業活動水準の状況 ......................... 12

(3) 東日本大震災後の事業活動水準の状況 ............................... 20

(4) リーマン・ショック、東日本大震災の直後以外の時期に事業活動が

もっとも低くなった事業所におけるその状況について ................. 28

(5) リーマン・ショック以降における事業活動水準の変化の要因 .......... 29

第3節 リーマン・ショック以後の従業員数と労働時間の変動 .................. 36

(1) 従業員数の増減状況 ............................................... 36

(2) 従業員の減少割合(リーマン・ショック後) ........................... 41

(3) 従業員の減少割合(東日本大震災後) ................................. 46

(4) 労働時間の減少割合(リーマン・ショック後) ......................... 48

(5) 労働時間の減少割合(東日本大震災後) ............................... 51

第4節 雇用調整の実施状況 ................................................ 54

(1) 雇用調整の実施割合 ............................................... 54

(2) 雇用調整の実施方法 ............................................... 57

<コラム>雇用調整実施事業所割合の長期的推移 ........................ 58

(3) 雇用調整を実施するに至った事業活動縮小の原因 ..................... 60

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(4) 雇用調整を実施した目的 ........................................... 63

第5節 雇用調整助成金の活用実態 .......................................... 65

(1) 雇用調整助成金の活用状況 ......................................... 65

(2) 雇用調整助成金を活用した理由 ..................................... 68

(3) 雇用調整助成金の活用の実態(休業の場合:対象労働者、その選定方法).. 70

(4) 雇用調整助成金の活用の実態(教育訓練の場合:対象労働者の選定

方法、訓練の重点、実施日数、実施目的と訓練の内容)................. 74

第6節 雇用調整助成金に関する評価と要望 .................................. 77

(1) 雇用調整助成金の効果 ............................................. 77

(2) 雇用調整助成金のよい点・よくない点 ............................... 79

(3) 雇用調整助成金に関する要望 ....................................... 84

第7節 その他 ............................................................ 85

(1) キャリア形成促進助成金の活用状況 ................................. 85

(2) 今後の雇用見通し ................................................. 86

第3章 雇用調整助成金の受給事業所と非受給事業所の比較 ...................... 88

第1節 雇用調整助成金を受給した事業所の受給期間、時系列推移、受給率と

事業活動水準別の受給状況 -業務データとのマッチングデータから- .. 88

(1) 受給事業所数の推移 ............................................... 88

(2) 累積受給月数別事業所数の分布 ..................................... 89

(3) 事業活動水準別にみた受給状況 ..................................... 90

(4) 年々の事業活動水準別の比較 ....................................... 91

第2節 事業活動の状況 .................................................... 93

(1) 事業活動の縮小 ................................................... 93

(2) 事業活動の急激な低下 ............................................. 94

(3) 事業活動の低下の強さと速度 ....................................... 95

(4) 事業活動の低下の背景 ............................................. 96

第3節 余剰労働力の調整方法(従業員の削減と労働時間の削減の度合).......... 98

(1) 雇用調整実施割合 ................................................. 98

(2) リーマン・ショック後の従業員と労働時間の減少(削減)状況 ........ 98

(3) 東日本大震災後の従業員と労働時間の減少(削減)状況 .............. 99

(4) 従業員数減少と労働時間減少とのクロス集計結果 .................... 100

(5) 雇用調整の実施目的 ............................................... 102

第4節 雇用調整助成金の受給の効果 ........................................ 102

(1) 事業所の主観的評価 ............................................... 102

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(2) 今後の雇用見通し ................................................. 105

<コラム>事業所の廃止率の比較 ...................................... 106

第4章 まとめと若干の考察 .................................................. 107

基礎集計結果表 .............................................................. 111

付・「雇用調整の実施と雇用調整助成金の活用に関する調査」調査票 ............... 201

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第1章 調査の概要(調査の目的、実施方法等)

第1節 調査の目的

この調査シリーズは、リーマン・ショック以降の大きな経済変動下において、企業による

雇用調整とそれへの主な政策対応である雇用調整助成金1の活用の実態を把握することを目

的とした調査研究の一環として、独立行政法人労働政策研究・研修機構(以下「機構」とい

う。)が実施したアンケート調査の結果データの概要をとりまとめたものである。

この調査研究は、リーマン・ショック以降の不況下において、雇用調整助成金が広範にわ

たり、かつ、予算規模の上でも極めて大規模に活用された状況を受けて、その効果はもとよ

り問題点を含めて評価・検証しておくための調査研究を、厚生労働省(担当:職業安定局雇

用開発課(現:雇用開発企画課))からの全面的なご協力をいただきながら、当機構において

実施することとしたものである。調査研究に当たっては、外部の学識経験者にもご参加いた

だき研究会(メンバー表参照)を組織して進めてきており、この調査も研究会での議論を踏

まえつつ調査票を設計し、実施されたものである。今後、今回のアンケート調査結果データ

等について、研究会メンバーによりさらに詳細な分析を行うこととしている。

雇用調整助成金の活用実態と政策的意義に関する研究会メンバー表

※所属は、平成 25 年 12 月開催の第5回研究会の時点のものである。

(委 員)

阿部 正浩 中央大学経済学部教授

有賀 健 京都大学経済研究所教授

奥西 好夫 法政大学経営学部教授

川上 淳之 学習院大学 学長付兼国際研究交流センター准教授

神林 龍 一橋大学経済研究所准教授

脇坂 明 学習院大学経済学部教授 (以上、五十音順にて。敬称略)

(事務局)

浅尾 裕 労働政策研究・研修機構研究所長

梅澤 眞一 労働政策研究・研修機構統括研究員

何 芳 労働政策研究・研修機構臨時研究協力員

(オブザーバー)

厚生労働省(職業安定局雇用開発課の担当者等)

1 雇用調整助成金制度は、平成 20 年 12 月以降、大企業を対象とした「雇用調整助成金」と、中小企業を対象と

した「中小企業緊急雇用安定助成金」とにそれぞれ分離されたが、助成率等一部に違いはあるものの、制度の

骨格はほとんど同じである。以下この「調査シリーズ」において、原則として、両制度を総称して「雇用調整

助成金」ということとする。なお、平成 25 年度になって、中小企業緊急雇用安定助成金は再び雇用調整助成

金に統合され、1本化された。

-1-

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今回のアンケート調査の概要は、次節に示すとおりである。この調査の主な目的が当該期

間において雇用調整助成金を受給した事業所(以下「受給事業所」という。)におけるその活

用実態を明らかにするとともに、雇用調整助成金の給付を受けていない事業所(以下「非受

給事業所」という。)との比較を行うことにあることから、回答事業所において、受給事業所

と非受給事業所とが同程度のウェイトとなるようめざした。以下に報告するように結果とし

ては、ほぼ6:4の割合となり、やや受給事業所のウェイトが高くはなったものの、目的と

する分析は十分可能なデータが得られている。なお、第2章(調査結果の概要)では、今回

の回答事業所全体によるデータを示すこととなるが、それは必ずしもその間におけるわが国

事業所全体の平均像ではなく、あくまでも今回の調査への回答事業所の状況を示すものであ

ることは留意する必要がある。とりわけ、雇用調整のための一時的休業を実施した事業所を

相当に多く含むこととなっており、それに関するデータに関しては十分留意してみる必要が

ある2。ただし、この面を留意するならば、全体の傾向を一定程度反映したものとなっている

と考えてもよいであろう。

また、アンケート調査の内容については、業務上のデータ等により入手可能な項目は極力

省略し、事業活動の推移とその要因、雇用調整の実施状況など、業務上のデータでは得られ

ない項目を多く盛り込んで実施した。

第2節 調査の対象、方法、回収状況等

(1)調査の名称

「雇用調整の実施と雇用調整助成金の活用に関する調査」

(2)調査対象、対象者数及び抽出の方法

調査対象事業所数は 15,000 事業所とした。うち、受給事業所、非受給事業所それぞれ 7,500

所ずつを対象とすることとした。具体的には、次のような方法で対象事業所を選定した。

受給事業所については、リーマン・ショック以降に雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安

定助成金を含む。1ページの脚注1参照。)の支給を受けた全国の事業所の中から無作為に抽

出された 7,500 の事業所データ(調査票送付のための宛名ラベルを作成するのに必要な情報

のみ)を厚生労働省から提供を受けた3。また、非受給事業所については、その選定のために、

厚生労働省より全国の雇用保険適用事業所のデータ(平成 25 年1月末時点のもの。以下「雇

用保険台帳データ」という。)提供を受け、それを母集団として機構が抽出した。(本章では

2 詳細は今後検討することとしたいが、この間に雇用調整助成金を活用した事業所は、全体の 6%程度であると

推定される。すなわち、実際には 6%程度である受給事業所が、この調査の回答事業所では 60%程度占めてい

ると考えられる。 3 提供を受けた事業所のデータは、このアンケート調査を実施した時点では、当該 7,500 事業所のほか若干の予

備分のみであったため、それ以外の事業所については、非受給事業所として抽出した事業所が受給事業所でな

いことの確認は完全にはできなかった。そこで、調査時点では可能な範囲での区分で調査を実施し、その後、

雇用調整助成金の全受給事業所データの提供を受けることができたので、回収された調査票について、事後に

受給の有無を確認して 終的に受給事業所と非受給事業所に区分けする方法を採った。 終的な受給・非受給

別の事業所数については第3節で記述するとおりである。

-2-

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前者を「受給事業所サンプル」、後者を「その他サンプル」と称することとする。)

その他サンプルの抽出に当たっては、当該母集団事業所の所在都道府県(47 区分)、産業

(大分類=20 区分)、規模(被保険者数1~29 人、30~99 人、100~299 人、300 人以上の4

区分)別の分布構造を踏まえた層化無作為抽出法に従い、かつ、抽出過程で、上記の受給事

業所サンプルに含まれる事業所が抽出された場合には、それ以外の事業所が抽出されるまで

抽出を続けた4。

(3)調査の実施方法

調査は、平成 25 年6月下旬、上記(2)で抽出した対象事業所に対して、機構が調査票

を直接郵送し、回収する方法により実施した。調査票は、巻末に掲出してあるので、参照さ

れたい。

(4)調査票の回収と有効回答

当初、調査票の回収は7月中旬までを予定していたが、調査対象事業所から「提出には時

間がかかるが、ぜひ協力したい」旨の連絡が多数寄せられたことから、期限後も受け付け、

結果として平成 25 年9月 27 日をもって調査票回収を締め切った。有効回答数は以下の通り

であった。

有効回答総数 5,952 有効回収率 39.7%

うち 受給事業所サンプル 3,479

その他サンプル 2,466

不明5 7

第3節 本研究における受給事業所・非受給事業所の取扱い

以上のように回収されたが、雇用調整助成金の受給・非受給をめぐって、集計作業を進め

るに当たっていくつか確認ないし検討すべき問題点があった。

第一に、調査実施手順の上で、上述のような事情(前頁脚注3を参照されたい。)があっ

たために、回収されたケースのうち「その他サンプル」については、調査実施後に厚生労働

省より提供を受けた、平成 20 年度以降雇用調整助成金を受給したすべての事業所データ(以

下「雇調金業務データ」又は単に「業務データ」という。)と照合して、受給・非受給を確認

した。

第二に、アンケート調査においても問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けたかどうか」

4 産業分類は、平成 19 年 11 月改定の日本標準産業分類大分類に従った。その際、雇用保険適用事業所であって

も、本調査の目的から、調査対象にはそぐわない公務部門(外国関連の施設を含む。)、地方自治体の関連組織

や公営の病院、図書館などの施設、各種の地域協議会や労働組合などの団体などについては、サンプルを抽出

する母集団から除外した。なお事業所の抽出に当たっては、統計ソフトの機能を利用して乱数を発生させ、労

働保険適用事業所番号を用いて、無作為に抽出した。 5 アンケート調査は、調査票に整理番号を付した上で、発送・回収・集計の一連の作業を実施したが、回収され

た調査票の中には整理番号が不明とせざるを得ない状態のものがあり、事業所の特定ができず、受給・非受給

の確認ができないケースがあった。

-3-

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を尋ねており、そこでの回答と業務データとを照合したところ、調査票への回答では非受給

としている事業所が業務データでは受給している場合がかなりあり、一方で、回答では受給

したとされていても業務データにはその記録がない場合もあった。このことは、受給サンプ

ル、その他サンプルいずれにおいても確認された6。

第三に、この問 10 については、問7(雇用調整の実施の有無とあった場合のその方法を

尋ねている)への回答で、2008 年から 2013 年までの間に少なくともいずれかの年において

雇用調整を実施したとする事業所が、問8、問9に回答した後に、この問 10 にも回答しても

らう設計としていた7。ところが回収された調査票には、問7で全く雇用調整を実施しなかっ

たと回答している事業所で問 10 に答えたものが一部存在したほか、問7に回答しなかった事

業所(無回答)で問 10 に回答しているものもあった。

したがって、第二、第三の問題点から、問 10 の回答結果をそのまま受給・非受給の区分

として使うことは躊躇されたところである。こうした状況を受けて、集計のあり方について

研究会においても検討が行われた。その結果、 終的に本調査研究においては、業務データ

で受給が確認できた(または、確認できなかった)ことを以って「受給事業所」(または「非

受給事業所」)とすることとした。すなわち、受給事業所とは、業務データに当該事業所のデ

ータが存在している事業所のことであり、また非受給事業所とは、業務データの中に当該事

業所が存在しない事業所のことと、それぞれ定義した。

以上の結果、本研究で用いる受給・非受給の区分によるそれぞれの事業所数は、次のよう

になった。

受給事業所 3,612( 60.8)

非受給事業所 2,333( 39.2)

小 計 5,945(100.0)

※このほか、受給・非受給の区分ができない回答事業所が 7 所あった。

なお、こうした定義上の問題のほかに、いわゆるデータ・クリーニング過程を通じて、デ

ータを不明扱いとして集計することとしたものもあるが、それはその都度注記している8。

6 問 10 は、受給・非受給の確認とともに、調査票における設問の流れとして、受給事業所のみに回答を求める

設問に誘導することを目的としたものである。したがって、問 10 で受給していないと回答した事業所は、そ

れ以降の受給事業所向けの設問には回答(=データ)がないことには留意する必要がある。 7 問8は雇用調整実施の原因となった事業縮小の原因を、問9は雇用調整を実施した目的をそれぞれ尋ねている。 8 例えば、業務データで雇用調整助成金の支給の事実が確認された事業所のうち、39 所についてはデータに問題

が確認された。すなわち、雇用調整助成金の申請に係る「判定基礎期間」(支給決定に当たって支給対象の基

礎となる期間(通常は1ヶ月以内)のこと)が 32 日以上となっていたり、マイナスになっていたりしたもの

があった。こうした場合、種々の事情があるものと推測されるが、今回の集計用のデータ・セットの中では、

データ・クリーニング作業過程において基本的に無効(該当部分が無回答)扱いとした。ただし、これらの事

業所は、業務データで確認された受給事業所であることは間違いないので、設問の内容によって、集計に含め

る方が望ましいと考えられた場合には、これらを含めて集計した。集計に含めるかどうかは設問ごとに判断し

た。その場合は、原則として以下の図表の脚注において、それぞれ注記している。

-4-

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【参考】回答事業所における受給・非受給に関するデータ状況

受給・非受給の事業所の定義については、 終的に上記の通り、業務データに存在が確認

できた事業所を受給事業所としたが、次の図表1は、その結果を整理したものである。

表にあるように、業務データに当該事業所が存在し、かつ、事業所も「雇調金を受給した」

と回答した事業所は 2,868 所であった。また、業務データの中に事業所が存在せず、かつ、

問 10 で「雇調金は受けなかった」(「雇調金というものを知らない」を含む。)と回答した事

業所又は問7でいずれの年にも「雇用調整をしなかった」と回答した事業所は 1,931 所であ

った。これらの事業所は、事業所側の認識と客観的な業務データ上の記録が一致している。

その一方で、「雇用調整助成金を受給した」と回答しているが業務データに存在しない事業所

や「受給しなかった」としているが業務データに存在した事業所などがあった9。

図表1 受給、非受給を区別する基準で整理した回答事業所全体の構造

受給事業所 非受給事業所

「受給」と回答 2,868 2,868

「非受給」と回答 77 77

わからない、無回答(うち問7で「雇用調整実施なし」)

667(593)

667(593)

「受給」と回答 113 113

「非受給」と回答 384 384

わからない、無回答(うち問7で「雇用調整実施なし」)

1,836(1,547)

1,547(1,547)

289( 0)

「受給」と回答 4 4

「非受給」と回答 1 1

わからない、無回答(うち問7で「雇用調整実施なし」)

2(2)

2(2)

5,952(2,142)

2,8681,931

(1,547)1,153(595)

5,952所

「なし」

確認不能

合計(回答事業所数)

区分不能

[ 7所]

本研究での受給・非受給の取

扱い

受給事業所

[3,612所]

非受給事業所

[2,333所]

業務データの記録と事業所の認識が一致

業務データにおける受給記録の有

調査票問10への回答

業務データの記録と事業所の認

識が不一致又は不明

該当事業所数

「あり」

9 そのような結果となった背景を完全に把握することはできないが、データ集計でできる範囲において、例えば、

業務データ上受給記録があってアンケート調査回答上「受給していない」と回答している事業所について、受

給した期間を集計したところ、直近の 2012 年は 15.9%であったものの、2011 年は 43.5%、2010 年は 52.9%、

2009 年は 68.1%となっており、受給したときからの時間の経過が影響していることが可能性の一つとして挙げ

られる。なお、事業所規模別の構成を集計してみたが、全体における構成と大きな違いはみられず、事業所規

模が影響していることを示唆するような結果とはなっていない。

-5-

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【コラム】この間の雇用調整助成金制度における要件緩和について

雇用調整助成金は、雇用保険法第 62 条の「雇用安定事業」の一つとして同条第 1 項第1号に

掲げられた事業であり、具体的な要件等は雇用保険法施行規則第 102 条の 3 に規定されて実施さ

れている。

※雇用保険法第 62 条第1項第1号・・・「景気の変動、産業構造の変化その他の経済上の理由により事業

活動の縮小を余儀なくされた場合において、労働者を休業させる事業主その他労働者の雇用の安定を図

るために必要な措置を講ずる事業主に対して、必要な助成及び援助を行うこと。」

制度及びリーマン・ショック後の対応等としてとられた要件緩和等の概要は、次のとおりであ

る。

①「経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされた」として、支給対象となる事業主の要

件は、当該事業所の 近 3 ヶ月の売上高又は生産量が前年同期比 10%以上減少していることで

ある。ただし、リーマン・ショック後の対応等として、平成 20 年 12 月から 24 年 9 月まで原

則 5%以上とする等の要件緩和が行われていた。

②①の事業主が「労働者を休業させ」たときは、支払われた休業期間中の賃金(=休業手当)の

大企業は1/2、中小企業は2/3が助成金として支給される。ただし、平成 21 年 2 月から

25 年3月までは、助成率がそれぞれ2/3、4/5とするなどの助成率のかさ上げが行われた。

③支給限度日数が労働者1人当たり1年間 100 日、3年間で 150 日とされている。ただし、平成

21 年 6 月から 24 年 9 月までは3年間 300 日に拡大されていた。

④休業と併せて教育訓練が実施された場合には、一定の教育訓練費が支給される。教育訓練費の

助成額についても、リーマン・ショック後の対応等として、一定期間増額措置がとられていた。

なお、現在においては、こうした緩和措置はすべて廃止され、元に戻されている。

-6-

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第2章 調査結果の概要

第1節 回答事業所の属性

アンケート調査票では、実質的な調査項目に先立って、問1と問2において、回答事業所

の設立時期と産業・業種を尋ねている。

(1)設立年の分布

回答事業所の設立年をみると、1970 年以前(32.6%)、1971 年~1990 年(35.5%)、1991

年以降(31.9%)でほぼ3等分されている(図表2-1-1)10。なお、リーマン・ショック

の以降にほぼ対応するとして 2009 年以降の設立をみると 199 所(3.3%)、同様に東日本大震

災以降として 2011 年以降の設立をみると 101 所(1.7%)であった。ほとんどの事業所が、

リーマン・ショック以前からあった事業所である。

図表2-1-1 回答事業所の設立年

設立年 事業所数 割合(%)

1950年以前 477 8.0

1951~1970年 1,465 24.6

1971~1990年 2,110 35.5

1991~2000年 920 15.5

2001~2010年 878 14.8

2011年以降 101 1.7

不明 1 0.0

合計 5,952 100.0

(2)産業構成

回答事業所の産業構成をみると、製造業が 39.8%、約 4 割を占めている。次いで建設業が

15.2%となっている。また、製造業の中の業種をみると、金属製品(製造業の 19.0%)、その

他の製造業(同 12.5%)、輸送用機械器具(同 7.4%)、電気機械器具(7.2%)などが多くな

っている(図表2-1-2)。

産業構成を、総務省統計局「平成 24 年経済センサス・活動調査」(以下「センサス」とい

う。)における全国の民営事業所の産業構成(大分類)と比較すると、センサスでは製造業の

割合は 9.0%、建設業は 6.6%であり、これら二つの産業は、今回の調査の方がそのウェイト

がかなり高くなっている。このほか、同様の傾向がみられるのは、運輸業、郵便業(今回調

査が 4.3%に対してセンサスでは 2.5%)や情報通信業(同 3.4%対 1.2%)などであった。後

述するように、これらの産業では相対的に多くの事業所で雇用調整が実施された産業である

ということができ、雇用調整実施事業所を多く含むように調査対象を選定した今回調査の特

10 回答事業所のうち 211 所は、調査上無回答であった。これらについては、雇用保険台帳データの設立年月日に

よりデータを補充した。なお、整理番号不明の1所は、「不明」とした。次の産業分類についても、同様に、

無回答等を雇用保険台帳データに基づき補充した。

-7-

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徴が現れているといえる。なお、繰り返しになるが、以下に示す調査結果は、回答事業所の

状況を示したものであり、とりわけ回答事業所計のデータは、全国の事業所の平均的な姿を

示すものではないことに留意する必要がある。

図表2-1-2 回答事業所の産業構成

①産業大分類 ②製造業の業種構成

産業分類 事業所数 割合(%)(参考)

経済センサス製造業の業種 事業所数 割合(%)

農業、林業、漁業 39 0.7 0.6 食料品 87 3.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0.2 0.0 飲料・たばこ・飼料 6 0.3

建設業 902 15.2 6.6 繊維工業 109 4.6

製造業 2,366 39.8 9.0 木材・木製品(家具を除く) 80 3.4

電気・ガス・熱供給・水道業 45 0.8 0.1 家具・装備品 46 1.9

情報通信業 200 3.4 1.2 パルプ・紙・紙加工品 42 1.8

運輸業、郵便業 253 4.3 2.5 印刷・同関連業 79 3.3

卸売業 339 5.7 化学工業 46 1.9

小売業 285 4.8 石油製品・石炭製品 4 0.2

金融業、保険業 61 1.0 1.6 プラスチック製品 138 5.8

不動産業、物品賃貸業 87 1.5 7.0 ゴム製品 24 1.0

学術研究、専門・技術サービス業 293 4.9 4.0 なめし革・同製品・毛皮 4 0.2

宿泊業 35 0.6 窯業・土石製品 80 3.4

飲食サービス業 78 1.3 鉄鋼業 155 6.6

生活関連サービス業、娯楽業 148 2.5 8.8 非鉄金属 74 3.1

教育、学習支援業 50 0.8 3.0 金属製品 449 19.0

医療、福祉 346 5.8 6.6 はん用機械器具 32 1.4

複合サービス事業 56 0.9 0.6 生産用機械器具 141 6.0

その他サービス業 307 5.2 6.5 業務用機械器具 50 2.1

その他 53 0.9 - 電子部品・デバイス電子回路 59 2.5

合計 5,952 100.0 100.0 電気製品器具 171 7.2

情報通信機械器具 20 0.8

輸送用機械器具 175 7.4

その他の製造業 295 12.5

合計 2,366 100.0

(注)「経済センサス」は、総務省統計局「平成24年経済センサス・活動調査」に

  よる事業所の産業構成(%)である。

25.8

13.1

(3)従業員規模

今回の調査では、従業員規模に関する調査項目を特に設定しなかったが、2013 年4月1日

現在の従業員数を尋ねた(問5-1)結果から従業員規模別の事業所数を集計すると、図表

2-1-3のようになった。これをみると、1~9 人規模の事業所が 44.8%と多くを占め、こ

れに 10~29 人規模の 27.9%を合わせると 72.7%となる。このように、30 人未満の事業所が

回答事業所の7割を超えており、小規模事業所からの回答が大きなウェイトを占める調査と

なっている11。

図表2-1-3 事業所規模別の構成

合計 0人1~9

人10~29人 30~49人 50~99人

100~299人

300~999人

1,000人以上

無回答

事業所数 5,952 29 2,667 1,661 490 343 223 58 11 470

割合(%) 100.0 0.5 44.8 27.9 8.2 5.8 3.7 1.0 0.2 7.9

11 ただし、経済センサス(平成 24 年)によれば、全国の事業所で 30 人未満の割合は 94.0%となっている。

-8-

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第2節 事業活動水準の変動の状況とその要因

(1)調査対象期間を通じた事業活動水準の推移

調査票の問3-1では、2008 年から 2012 年までの年平均の事業活動水準を尋ねている

(2007 年の事業活動水準を 100 とした指数により回答)。各年の水準を 10 ポイントずつのカ

テゴリー別に集計した結果、図表2-1-1(A・B)のとおりとなった。

図表2-2-1(A) 事業活動水準の推移(2007 年平均=100)

事業活動水準 事業所数 割合(%) 事業所数 割合(%) 事業所数 割合(%) 事業所数 割合(%) 事業所数 割合(%)

50以下 241 4.2 657 11.6 632 11.1 643 11.3 680 12.0

51~60 184 3.2 474 8.4 463 8.2 473 8.3 424 7.5

61~70 373 6.6 666 11.7 684 12.1 643 11.3 622 11.0

71~80 635 11.2 784 13.8 823 14.5 847 14.9 750 13.2

81~90 949 16.7 845 14.9 823 14.5 753 13.3 714 12.6

91~100 1,930 34.0 1,220 21.5 1,130 19.9 1,038 18.3 1,078 19.0

101~110 536 9.5 288 5.1 343 6.0 386 6.8 390 6.9

111~120 199 3.5 136 2.4 155 2.7 190 3.4 230 4.1

121以上 223 3.9 189 3.3 219 3.9 304 5.4 375 6.6

無回答 401 7.1 412 7.3 399 7.0 394 6.9 408 7.2

合計 5,671 100.0 5,671 100.0 5,671 100.0 5,671 100.0 5,671 100.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

(注)設立が 2007 年以前の事業所を対象として集計した。なお、設立年が不明の1所も、回答状況から 2007

年以前の設立であることが明らかであるので、含めて集計した(以下同じ)。

図表2-2-1(B) 事業活動水準の推移(2007 年平均=100)

0

5

10

15

20

25

30

35

40

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

%

50以下

51~60

61~70

71~80

81~90

91~100

101~110

111~120

121以上

注:図表2-2-1(A)のデータをもとに、無回答を除いて割合を

計算し、水準別の推移がわかるよう折れ線グラフにした。

-9-

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リーマン・ショックの影響により事業活動水準が大幅に低下した事業所の増加を反映して、

2009 年には、「50 以下」をはじめ「51~60」、「61~70」の割合が大幅に増加(生産状況とし

ては大幅減少)したほか、「71~80」も緩やかに増加した。その後、2010 年から 2012 年にか

けて、「51~60」と「61~70」は横ばいから緩やかに減少で推移した。さらに、「50 以下」に

至っては、横ばいから却って 2011 年、2012 年と微増で推移した。これは、多くは「51~60」

や「61~70」であった事業所が、東日本大震災もあってその後の業況悪化で「50 以下」に移

行してきたものと考えられる。一方、2007 年水準に比べ 10%未満の事業活動の低下にとどま

っている「91~100」の割合は、もっとも多くを占めており、2009 年まで大幅に低下した後、

さらに減少を続けた後、2012 年には微増となった。「91~100」の割合が 2009 年から 2011 年

にかけて減少を続けた動きは、一部の事業所の事業活動が減少して「71~80」なったのかど

うかなど、事業所ごとの事業活動がどのような推移をみせたのかについては、今後の分析課

題としたい。

一方、「101~110」、「111~120」、「121 以上」の割合は、2009 年に減少となった後、緩やか

に増加を続けている。生産水準が相対的に高い事業所は、リーマン・ショックで一旦は割合

が減少したが、その後緩やかに上昇してきており、2007 年水準を上回る業績回復をみせてい

る事業所は、全体として徐々に増加してきている。とはいえ、2012 年でもこれらの事業所の

割合は 17.6%(無回答を除いて計算した場合 18.9%)と2割に満たないことには留意しなけ

ればならない。

以上のように、一部には、生産水準が緩やかに回復してきていると思われる事業所も確実

に存在するが、より多くの企業は 90 水準を下回り、特に 70 を下回る企業の増加もみられて

いる。総じて 2012 年までは大きな改善はみられなかったといえる12。また、いわゆる二極化

の状況も窺われている。

以上の動きを産業別にみてみよう13。リーマン・ショック後、いずれの産業でも事業活動

に影響はあったものの、データをみる限り、影響度は産業によってばらつきがみられる。総

じて、建設業や製造業、情報通信業、卸売業などでは、事業活動が急激に低下した事業所が

多かった一方、金融保険業、医療・福祉、サービス業では影響は比較的少なかった。小売業

や不動産業などでも、影響があった事業所は相対的には少なかった。

具体的に産業別にグラフにしてみてみよう。多次元のデータを産業分類ごとにすべて示す

12 2007 年以前設立の事業所のデータから、各年の事業活動量(2007 年=100)の平均を求めると、次の表のとお

りとなった。回答事業所の平均としては、2009 年には 2007 年水準に比べ2割程度事業活動水準が落ち込んだ

後、緩やかに回復してきているものの、2012 年段階では 2007 年に比べなお 5%程度低い水準にとどまってい

る。

2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

平均値 100.0 92.4 82.0 84.7 87.7 94.9

標準偏差 - 42.82 37.29 109.50 154.86 498.13

事業所数 5671 5270 5259 5272 5277 5263 13 ここでの記述の元となったデータは、巻末の付属統計表をご覧頂きたい。

-10-

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のは、紙幅の制約から難しいため、ここでは回答事業所数の多い3つの産業(建設業、製造

業、小売業)と、サンプル数は少ないが東日本大震災で相対的に大きな打撃を受けたものと

思われる宿泊業を取り上げてみたい(図表2-2-2)14。

これら4産業を比較してみると、産業によって、かなり違った動きとなっていることがわ

かる。もっとも厳しい動きと思われるのは製造業で、2009 年に「50 以下」の占める事業所割

合が大きく増加(生産状況としては大幅減少)し、その次に悪い区分となる「51~60」、「61

~70」、「71~80」など、同じく生産水準がかなり大幅に低下した事業所の割合も、2009 年に

大きく増加した後、2010 年以降ほとんど変化がない(折れ線グラフが平行線となっており、

一旦悪化した生産状況が、そのまま続いているかのように動きとなっている)。

これとかなり似た動きとなっているのが建設業である。「50 以下」が 2009 年に大きく増加

した後、高止まりしている(事業活動としては低下したまま)ほか、「61~70」あたりの、大

きく事業活動が落ち込んだ事業所の割合も、割合が増加した後、ほとんど減っていない。製

造業と異なるのは、「91~100」の占める割合があまり大きく低下していないことであるが、

「111~120」や「121 以上」の占める割合が特に 2011 年以降、堅調に増加を続けて、割合自

体も製造業よりやや高いこと、また「71~80」や「81~90」の占める割合は製造業よりもや

や少ないことなどをみると、2007 年からの変化だけでいうと、製造業ほどには悪化していな

いかもしれない。

小売業でも、2009 年以降、「50 以下」の占める割合はかなり増加を続けているほか、内需

関連産業であることを反映して、「51~60」の割合は 2011 年(の東日本大震災を受けて)に

かなり大きく増加している。内需関連産業であるだけに、「91~100」の動きにみられるよう

に、大きく景況が悪化した事業所の割合は、たとえば製造業ほど多くはないが、101 を超え

る各指数区分の回復力も弱いようにみえ、回復過程は極めて緩やかにみえる。

後に宿泊業についてみると、上記の特に製造業、建設業などと比べると、増減パターン

ないし事業活動が悪化した時期の点で異なる動きとなっている。すなわち、宿泊業では 2010

年まで、「50 以下」、「51~60」、「61~70」などの極端に低い事業活動水準(売上げ)となっ

14 先の脚注と同様に、これらの産業における事業活動活動水準の事業所平均値等を掲げておく。

2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

平均値 100.0 89.2 74.7 78.3 81.4 82.7

標準偏差 - 50.62 44.94 45.93 54.76 65.52

事業所数 2328 2218 2220 2223 2225 2215

平均値 100.0 91.5 84.0 80.9 83.2 87.3

標準偏差 - 25.64 28.49 34.31 45.43 42.03

事業所数 877 804 798 800 803 799

平均値 100.0 92.4 88.0 88.0 86.0 86.9

標準偏差 - 17.18 22.71 27.66 30.65 33.43

事業所数 262 238 238 237 237 237

平均値 100.0 91.9 87.6 83.2 76.9 78.4

標準偏差 - 11.00 14.31 15.30 21.75 20.32

事業所数 35 29 29 29 29 29

製造業

建設業

小売業

宿泊業

-11-

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た事業所はほとんどみられなかったが、2011 年に「50 以下」や「61~70」の割合がかなり増

加し、さらに 2012 年には「50 以下」が 17.2%と増加が続いた。宿泊業では、東日本大震災

で大きく事業活動が低下した企業が多いとみられているが、そうした事業活動水準の変動パ

ターンを示している。そうした変動パターン自体は、小売業に似たところとなっている。

図表2-2-2 事業活動水準の推移(4つの産業別)

0

5

10

15

20

25

30

35

2008年

(N=803)2009年

(N=797)2010年

(N=799)2011年

(N=802)2012年

(N=798)

% 建設業

50以下

51~60

61~70

71~80

81~90

91~100

101~110

111~120

121以上0

5

10

15

20

25

30

35

2008年

(N=2,218)2009年

(N=2,220)2010年

(N=2,223)2011年

(N=2,225)2012年

(N=2,215)

%製造業

50以下

51~60

61~70

71~80

81~90

91~100

101~110

111~120

121以上

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

2008年

(N=238)2009年

(N=238)2010年

(N=237)2011年

(N=237)2012年

(N=237)

%小売業

50以下

51~60

61~70

71~80

81~90

91~100

101~110

111~120

121以上

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

2008年

(N=29)2009年

(N=29)2010年

(N=29)2011年

(N=29)2012年

(N=29)

%宿泊業

50以下

51~60

61~70

71~80

81~90

91~100

101~110

111~120

121以上

(注)事業活動水準は 2007 年平均を 100 とした指数。無回答を除いた構成比である。

(2)リーマン・ショック後の事業活動水準の状況

次に、事業活動の急激な低下があったかどうかを尋ねた。急激な低下があったとする事業

所には、事業活動の水準がもっとも低かった時の時期とその水準を併せて尋ねた(問3-2)。

まず、リーマン・ショック後において、事業活動に急激な低下があったとする事業所は

60.6%、なかったとする事業所は 36.7%、無回答が 2.6%であった(図表2-2-3)。

事業活動の急激な低下があったとする事業所を産業別にみると、リーマン・ショック後、

-12-

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いずれの産業でも急激な低下が「あった」とする事業所がみられる中で、「あった」とする事

業所の占める割合は、産業によってかなりばらつきがみられる。総じて、建設業や製造業、

情報通信業、卸売業などでは、急激な低下が「あった」とする事業所割合が相対的に高く、

一方、金融保険業、医療・福祉、サービス業では少なかった。小売業や不動産業などでも、

金融保険業や医療・福祉ほどではないが相対的に少なかった(図表2-2-4)。

図表2-2-3 リーマン・ショック後の事業活動の急激な低下の有無

事業活動の急激な低下の有無 事業所数 割合(%)

あった 3,472 60.6

なかった 2,104 36.7

無回答 151 2.6

合計 5,727 100.0 注:設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した15。

図表2-2-4 リーマン・ショック後の事業活動の急激な低下の有無(産業別)

31.4 66.7

53.2 76.8

59.1 71.1

61.2 63.1

47.4 21.1

45.4 48.2

62.9 51.6

45.2 16.3 18.1

42.6 50.2

32.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

農業、林業、漁業(N=35)鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=9)

建設業(N=882)製造業(N=2,338)

電気・ガス・熱供給・水道業(N=44)情報通信業(N=190)

運輸業、郵便業(N=242)卸売業(N=328)小売業(N=268)

金融業、保険業(N=57)不動産業、物品賃貸業(N=86)

学術研究、専門・技術サービス業(N=276)宿泊業(N=35)

飲食サービス業(N=64)生活関連サービス業、娯楽業(N=135)

教育、学習支援業(N=49)医療、福祉(N=293)

複合サービス事業(N=54)その他サービス業(N=291)

その他(N=50)

あった なかった 無回答

注:設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。

15 第1節(図表1-1参照)で示したように、回答事業所の中には、リーマン・ショックや東日本大震災の後に

事業所が設立されたところもある。このため、集計にあたっては、それぞれ質問ごとに適切と思われる設立時

期を設定して集計した。

-13-

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次に製造業を業種別にみてみる。ほとんどの業種で、事業活動の急激な低下が「あった」

とする事業所は6割を超えている中で、特に鉄鋼、非鉄、金属など素材産業と機械関連の各

業種では、ほぼ8割を超えており、特に影響が大きかった模様である。これに対して、食料

品や飲料・たばこ・飼料など内需関連の製造業では、事業活動の急激な低下があったとする

事業所は半分前後で、相対的に少なくなっている(図表2-2-5)。

図表2-2-5 リーマン・ショック後の事業活動の急激な低下の有無(製造業業種別)

34.2 50.0

72.0 67.5

73.3 66.7

60.8 69.6

0.0 80.4

95.8 50.0

68.4 81.3 79.7 82.6

78.1 92.2

78.0 82.8 83.1 85.0

90.1 68.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

食料品(N=82)飲料・たばこ・飼料(N=6)

繊維工業(N=107)木材・木製品(家具を除く)(N=80)

家具・装備品(N=45)パルプ・紙・紙加工品(N=42)

印刷・同関連業(N=79)化学工業(N=46)

石油製品・石炭製品(N=4)プラスチック製品(N=138)

ゴム製品(N=24)なめし革・同製品・毛皮(N=4)

窯業・土石製品(N=79)鉄鋼業(N=155)

非鉄金属(N=74)金属製品(N=443)

はん用機械器具(N=32)生産用機械器具(N=141)業務用機械器具(N=150)

電子部品・デバイス電子回路(N=58)電気製品器具(N=166)

情報通信機械器具(N=20)輸送用機械器具(N=171)その他の製造業(N=292)

あった なかった 無回答

注:設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。

さらに、事業活動の急激な低下があったとする事業所割合を事業所規模別にみてみると、

規模が大きくなるほど、事業活動の急激な低下が「あった」とする事業所の割合が高くなっ

ている(図表2-2-6)。

次に、事業活動の急激な低下があったと答えた事業所に、事業活動がもっとも低かった時

の時期とその時の水準について尋ねた(問3-2後段)。時期については、リーマン・ショッ

クと東日本大震災の直後それぞれ1年間の中で、何月頃に事業活動がもっとも低かったかを

-14-

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図表2-2-6 リーマン・ショック後の事業活動の急激な低下の有無

(事業所規模別)

57.5

61.6

64.9

65.4

70.1

73.7

81.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1~9人(N=2,532)

10~29人(N=1,618)

30~49人(N=481)

50~99人(N=335)

100~299人(N=217)

300~999人(N=57)

1,000人以上(N=11)

あった なかった 無回答

(注)設立日が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。

また、従業員総数が「0人」と答えた事業所を除いて集計した。以下、事業所規

模別データの集計に当たっては、同様とした。

尋ねたものである。ここでは、リーマン・ショック後の1年間のうちで、いつがもっとも低

かったかをみると、2009 年1月以降に割合が高まって、おおよそ同年1月から5月頃にかけ

て集中している(図表2-2-7)。

図表2-2-7 リーマン・ショック後、事業活動

水準がもっとも低くなった時期

も低い時期 事業所数 割合(%)

2008年9月 80 2.3

2008年10月 99 2.9

2008年11月 136 3.9

2008年12月 218 6.3

2009年1月 421 12.1

2009年2月 473 13.6

2009年3月 301 8.7

2009年4月 376 10.8

2009年5月 445 12.8

2009年6月 218 6.3

2009年7月 150 4.3

2009年8月 325 9.4

無回答 230 6.6

合計 3,472 100.0 (注)設立が 2008 年 8 月以前で、かつ「リーマン・ショック後に

事業活動に急激な低下があった」と答えた事業所について集計

した。10%以上の値を示している月には網掛けを施した。

-15-

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産業別にみると、事業活動がもっとも低かった時期は、産業によって少しばらつきがみら

れる(図表2-2-8)。回収された回答数の少ない産業もあるので、一定数以上、回答サン

プル数があった産業に着目してみてみると、製造業や建設業、卸売業などのように、2009 年

1月から5月頃にかけての時期を多く挙げる産業がある一方で、小売業などでは、2009 年2

月に高い割合を示している以外は、各月にばらついている。また、情報通信業では 2009 年4

月から同8月くらいにかけて、幅広い期間にわたって回答が分散しているほか、運輸業・郵

便業や学術研究、専門技術サービスなどでは、2009 年1月から同8月にかけて、より広範に

ばらついた結果となっている。

一般に、2月や8月が事業閑散期になっている産業も一部にあるが、上記のいくつかの産

業では、その回答結果にはこうした現実(季節変動性)が反映されている可能性もあるかも

しれない。ともあれ、製造業とは異なる動きとなっており、注目される。

一方、製造業の中を業種別にみると、ごく一部、内需型業種である食料品・飲料等で、時

期がばらつく結果となっているほかは、どの業種もおおよそ 2009 年1月から5月くらいにか

けてにもっとも事業活動水準が低くなった時期が集中している(図表2-2-9)。

図表2-2-8 リーマン・ショック後、事業活動水準がもっとも低くなった時期(産業別)

(%)

合計2008年

9月10月 11月 12月

2009年1月

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月

産業計(N=3,241) 100.0 2.5 3.1 4.2 6.7 13.0 14.6 9.3 11.6 13.7 6.7 4.6 10.0

農業、林業、漁業(N=8) 100.0 0.0 12.5 12.5 0.0 12.5 12.5 12.5 12.5 0.0 0.0 25.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=5) 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 20.0 0.0 40.0 0.0 0.0 0.0 20.0

建設業(N=431) 100.0 3.2 3.7 3.5 8.6 13.0 13.0 6.5 12.3 16.9 7.9 3.2 8.3

製造業(N=1,717) 100.0 2.0 2.9 2.6 6.0 13.5 14.1 11.5 11.9 13.9 6.8 5.1 9.8

電気・ガス・熱供給・水道業(N=24) 100.0 4.2 0.0 12.5 8.3 8.3 8.3 0.0 12.5 8.3 8.3 12.5 16.7

情報通信業(N=121) 100.0 4.1 1.7 5.0 5.8 7.4 5.0 8.3 21.5 10.7 7.4 5.8 17.4

運輸業、郵便業(N=136) 100.0 0.7 3.7 8.1 6.6 14.0 17.6 8.1 8.1 17.6 2.2 2.9 10.3

卸売業(N=190) 100.0 2.6 4.2 6.8 5.8 12.6 15.3 9.5 7.9 16.8 5.8 3.2 9.5

小売業(N=121) 100.0 5.8 4.1 8.3 9.9 9.1 24.8 4.1 8.3 5.8 6.6 5.8 7.4

金融業、保険業(N=10) 100.0 0.0 0.0 0.0 20.0 20.0 0.0 20.0 0.0 10.0 10.0 0.0 20.0

不動産業、物品賃貸業(N=33) 100.0 3.0 3.0 15.2 6.1 9.1 12.1 6.1 9.1 6.1 6.1 3.0 21.2

学術研究、専門・技術サービス業(N=121) 100.0 0.0 1.7 6.6 9.1 14.0 10.7 6.6 13.2 14.0 5.8 5.0 13.2

宿泊業(N=21) 100.0 14.3 4.8 0.0 23.8 9.5 19.0 9.5 4.8 0.0 9.5 4.8 0.0

飲食サービス業(N=29) 100.0 6.9 6.9 3.4 6.9 6.9 37.9 3.4 0.0 10.3 10.3 3.4 3.4

生活関連サービス業、娯楽業(N=59) 100.0 5.1 5.1 3.4 1.7 20.3 23.7 11.9 6.8 6.8 8.5 3.4 3.4

教育、学習支援業(N=6) 100.0 33.3 0.0 16.7 16.7 16.7 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉(N=43) 100.0 2.3 7.0 4.7 2.3 32.6 16.3 2.3 7.0 2.3 7.0 2.3 14.0

複合サービス事業(N=20) 100.0 0.0 0.0 10.0 10.0 10.0 15.0 0.0 15.0 25.0 5.0 5.0 5.0

その他サービス業(N=136) 100.0 0.7 0.7 8.8 5.9 8.1 17.6 5.1 13.2 16.2 6.6 4.4 12.5

その他(N=10) 100.0 0.0 0.0 0.0 20.0 10.0 20.0 10.0 10.0 0.0 10.0 0.0 20.0 (注)設立が 2008 年 8 月以前で、かつ、「リーマン・ショック後に事業活動に急激な低下があった」と答

えた事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて算出した。10%以上の値を示している月

には網掛けを施した。

-16-

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図表2-2-9 リーマン・ショック後、事業活動水準がもっとも低くなった時期

(製造業業種別)

(%)

合計2008年

9月10月 11月 12月

2009年1月

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月

製造業業種計(1,717) 100.0 2.0 2.9 2.6 6.0 13.5 14.1 11.5 11.9 13.9 6.8 5.1 9.8

食料品、飲料等(N=28) 100.0 10.7 7.1 0.0 7.1 7.1 25.0 7.1 7.1 3.6 14.3 0.0 10.7

繊維工業(N=73) 100.0 1.4 5.5 4.1 8.2 12.3 5.5 11.0 6.8 13.7 8.2 12.3 11.0

木材・家具(N=83) 100.0 3.6 7.2 2.4 3.6 16.9 12.0 8.4 6.0 13.3 7.2 4.8 14.5

パルプ・紙・紙加工品(N=26) 100.0 3.8 7.7 0.0 11.5 7.7 34.6 3.8 3.8 7.7 3.8 7.7 7.7

印刷・同関連業(N=44) 100.0 6.8 2.3 9.1 0.0 15.9 11.4 9.1 9.1 15.9 6.8 6.8 6.8

化学・石油・石炭製品(N=31) 100.0 0.0 0.0 0.0 6.5 19.4 32.3 9.7 0.0 12.9 6.5 3.2 9.7

プラスチック・ゴム(N=130) 100.0 2.3 3.1 5.4 8.5 13.1 20.8 9.2 13.1 11.5 6.2 3.1 3.8

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=56) 100.0 0.0 3.6 1.8 1.8 19.6 12.5 17.9 10.7 14.3 7.1 3.6 7.1

鉄鋼業(N=121) 100.0 1.7 0.8 1.7 7.4 12.4 7.4 14.9 17.4 14.0 4.1 7.4 10.7

非鉄金属・金属製品(406) 100.0 1.5 3.2 1.0 7.4 15.0 15.3 12.1 9.9 14.0 7.1 4.7 8.9

はん用・生産用・業務用機械器具(N=190) 100.0 1.1 2.1 1.6 2.1 7.4 8.4 10.5 12.6 21.6 9.5 8.9 14.2

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=194) 100.0 2.6 0.5 2.6 5.7 12.4 12.4 12.4 16.5 13.9 5.7 3.6 11.9

輸送用機械器具(N=146) 100.0 1.4 2.1 2.7 6.2 15.8 18.5 13.0 16.4 12.3 2.1 2.1 7.5

その他の製造業(N=189) 100.0 1.6 3.2 4.8 6.3 13.8 13.2 10.6 12.7 11.1 9.0 4.2 9.5 (注)設立が 2008 年 8 月以前で、かつ、「リーマン・ショック後に事業活動に急激な低下があった」と答

えた事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて算出した。10%以上の値を示している月

には網掛けを施した。

後に事業規模別にみると、産業別にみた際に一定程度みられたばらつきは影を消し、特

に 49 人以下の各区分の小規模事業所では、2009 年1月から5月頃に集中している。恐らく

小規模事業所には製造業が多く含まれていて、そうした産業構成の影響が色濃く出たのでは

ないかと思われる。一方、300~999 人規模の事業所の中には、2009 年6~8月頃がもっとも

低かったとする事業所も多く、総じて規模が大きい事業所では、 低水準の時期はややばら

つく傾向がみられる(図表2-2-10)。

図表2-2-10 リーマン・ショック後、事業活動水準がもっとも低くなった時期

(事業所規模別)

(%)

事業所規模別 合計2008年

9月10月 11月 12月

2009年1月

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月

事業所規模合計(N=2,983) 100.0 2.3 3.1 4.2 6.8 12.9 14.3 9.5 11.7 13.8 6.8 4.7 9.8

1~9人(N=1,339) 100.0 3.1 0.0 0.0 7.4 14.3 13.2 7.9 10.5 11.7 8.4 5.8 9.7

10~29人(N=950) 100.0 1.8 0.0 0.0 6.5 11.9 13.8 11.3 11.8 15.4 5.7 4.2 9.8

30~49人(N=294) 100.0 2.0 0.0 0.0 8.2 11.9 15.0 8.5 15.0 15.6 5.8 3.4 9.5

50~99人(N=211) 100.0 0.9 0.0 0.0 4.3 14.2 18.5 10.0 11.4 18.5 4.3 0.9 10.4

100~299人(N=143) 100.0 2.1 0.0 0.0 5.6 6.3 16.8 14.7 15.4 14.0 3.5 3.5 13.3

300~999人(N=39) 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 12.8 28.2 5.1 17.9 7.7 12.8 10.3 2.6

1,000人以上(N=7) 100.0 0.0 0.0 0.0 14.3 14.3 28.6 28.6 14.3 0.0 0.0 0.0 0.0 (注)設立が 2008 年 8 月以前で、かつ、「リーマン・ショック後に事業活動に急激な低下があった」と答

えた事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて算出した。10%以上の値を示している月

には網掛けを施した。

-17-

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次に、事業活動水準がもっとも低かった時のその水準を尋ねた。2007 年時点の事業活動水

準を 100 とした時の水準として答えてもらったものだが、その結果は「50 以下」とする事業

所が 42.9%を占めてもっとも多く、次いで「61~70」(11.5%)、「51~60」(11.2%)の順で

続いている。みられるように、リーマン・ショック後、多くの事業所がリーマン・ショック

前の事業活動水準の半分程度になっていたことが示されている16(図表2-2-11)。

図表2-2-11 リーマン・ショック後、事業活動水準が

もっとも低くなった時の水準

(2007=100)

2007年を100として も低かった時期の事業活動水準

事業所数 割合(%)

50以下 1,482 42.9

51~60 385 11.2

61~70 398 11.5

71~80 334 9.7

81~90 223 6.5

91~100 104 3.0

101~110 9 0.3

111~120 0 0.0

121以上 4 0.1

無回答 513 14.9

合計 3,452 100.0 (注)設立が 2007 年以前で、「リーマン・ショック後に事業活動に急

激な低下があった」と答えた事業所について集計した。10%以上

の値を示す区分については網掛けを施した。

これを産業別にみると、建設業や製造業では「50 以下」まで低下したとする事業所が5~

6割を占めるが17、それ以外の産業では「50 以下」まで低下したとする事業所は3~4割に

止まり、80 台前後に止まったとする事業所もかなり多く、建設業や製造業以外の産業では、

事業活動の減少幅は相対的にはやや小さかったことが窺える(図表2-2-12)。

次に製造業を業種別にみてみよう。ほとんどすべての業種で「50 以下」がもっとも多くの

割合を占めており、事業活動水準は大幅に減少したことがみて取れる。唯一、食料品、飲料

等製造業では「71~80」とする事業所が 28.6%を占めてもっとも多く、これについで「81~

90」(23.8%)、「91~100」(19.0%)などとなっており、大幅に減少した事業所は相対的に少

ない(図表2-2-13)。

16 内閣府「国民経済計算」によって実質 GDP の動きをみると、2009 年(暦年)は前年比 5.5%減となっている。 17 経済産業省「鉱工業生産統計」によって鉱工業生産指数をみると、2009 年は前年比 21.9%減と大幅減となっ

ている。

-18-

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図表2-2-12 リーマン・ショック後、事業活動水準がもっとも低かった時の水準(産業別)

(%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

産業計(N=2,939) 100.0 50.4 13.1 13.5 11.4 7.6 3.5 0.3 0.0 0.1

農業、林業、漁業(N=8) 100.0 62.5 0.0 12.5 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=4) 100.0 25.0 0.0 50.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業(N=396) 100.0 50.0 12.6 15.2 12.4 6.3 2.3 0.5 0.0 0.8

製造業(N=1,572) 100.0 62.7 12.2 11.4 7.4 4.2 2.0 0.1 0.0 0.1

電気・ガス・熱供給・水道業(N=21) 100.0 38.1 9.5 33.3 14.3 0.0 4.8 0.0 0.0 0.0

情報通信業(N=114) 100.0 40.4 15.8 16.7 14.9 8.8 3.5 0.0 0.0 0.0

運輸業、郵便業(N=119) 100.0 21.0 23.5 22.7 22.7 8.4 1.7 0.0 0.0 0.0

卸売業(N=167) 100.0 35.3 16.8 12.6 18.0 12.6 4.2 0.6 0.0 0.0

小売業(N=98) 100.0 26.5 12.2 14.3 21.4 16.3 9.2 0.0 0.0 0.0

金融業、保険業(N=8) 100.0 12.5 12.5 12.5 12.5 25.0 25.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業(N=29) 100.0 44.8 10.3 10.3 20.7 13.8 0.0 0.0 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業(N=112) 100.0 43.8 14.3 11.6 9.8 13.4 7.1 0.0 0.0 0.0

宿泊業(N=16) 100.0 12.5 0.0 18.8 31.3 31.3 6.3 0.0 0.0 0.0

飲食サービス業(N=27) 100.0 11.1 14.8 22.2 18.5 25.9 7.4 0.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業(N=51) 100.0 13.7 11.8 17.6 27.5 23.5 5.9 0.0 0.0 0.0

教育、学習支援業(N=7) 100.0 0.0 28.6 0.0 0.0 14.3 42.9 14.3 0.0 0.0

医療、福祉(N=41) 100.0 9.8 4.9 9.8 17.1 29.3 24.4 4.9 0.0 0.0

複合サービス事業(N=19) 100.0 31.6 5.3 36.8 10.5 10.5 5.3 0.0 0.0 0.0

その他サービス業(N=122) 100.0 31.1 17.2 17.2 14.8 10.7 8.2 0.8 0.0 0.0

その他(N=8) 100.0 62.5 0.0 12.5 0.0 12.5 12.5 0.0 0.0 0.0 (注)設立日が 2007 年以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算し直した。各産

業とも、構成比がもっとも高い区分に網掛けをした。

図表2-2-13 リーマン・ショック後、事業活動水準がもっとも低かった時の水準

(製造業業種別)

(%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

製造業業種計(N=1,572) 100.0 62.7 12.2 11.4 7.4 4.2 2.0 0.1 0.0 0.1

食料品、飲料等(N=21) 100.0 9.5 4.8 14.3 28.6 23.8 19.0 0.0 0.0 0.0

繊維工業(N=67) 100.0 52.2 7.5 19.4 6.0 13.4 0.0 1.5 0.0 0.0

木材・家具(N=66) 100.0 56.1 10.6 12.1 10.6 7.6 3.0 0.0 0.0 0.0

パルプ・紙・紙加工品(N=24) 100.0 33.3 16.7 16.7 20.8 4.2 8.3 0.0 0.0 0.0

印刷・同関連業(N=40) 100.0 25.0 15.0 17.5 22.5 12.5 7.5 0.0 0.0 0.0

化学・石油・石炭製品(N=26) 100.0 50.0 19.2 19.2 7.7 0.0 3.8 0.0 0.0 0.0

プラスチック・ゴム(N=117) 100.0 61.5 12.8 10.3 6.8 6.0 2.6 0.0 0.0 0.0

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=55) 100.0 47.3 12.7 20.0 10.9 5.5 3.6 0.0 0.0 0.0

鉄鋼業(N=110) 100.0 60.0 16.4 10.9 3.6 5.5 3.6 0.0 0.0 0.0

非鉄金属・金属製品(371) 100.0 66.0 12.7 13.7 6.2 1.3 0.0 0.0 0.0 0.0

はん用・生産用・業務用機械器具(N=175) 100.0 79.4 8.0 6.3 4.0 1.7 0.6 0.0 0.0 0.0

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=185) 100.0 69.7 13.0 6.5 7.6 1.6 1.6 0.0 0.0 0.0

輸送用機械器具(N=138) 100.0 72.5 13.0 4.3 5.8 3.6 0.7 0.0 0.0 0.0

その他の製造業(N=177) 100.0 58.8 11.3 13.6 7.3 5.1 2.8 0.6 0.0 0.6

(注)設立日が 2007 年以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算し直した。各産

業とも、構成比がもっとも高い区分に網掛けをした。

-19-

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後に事業所規模別にみると、すべての事業所規模別で「50 以下」とする事業所が4~5

割を占めてもっとも多くなっており、全般的に生産が大きく減少したことが窺える(図表2

-2-14)。

図表2-2-14 リーマン・ショック後、事業活動水準がもっとも低かった時の水準

(事業所規模別)

(%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

事業所規模合計(N=2,711) 100.0 50.7 13.1 13.3 11.4 7.7 3.4 0.3 0.0 0.1

1~9人(N=1,209) 100.0 53.6 11.9 12.2 11.2 7.5 3.1 0.2 0.0 0.2

10~29人(N=870) 100.0 50.9 14.1 13.8 10.0 7.1 3.3 0.6 0.0 0.1

30~49人(N=265) 100.0 48.3 10.9 15.1 14.0 8.7 3.0 0.0 0.0 0.0

50~99人(N=197) 100.0 44.2 17.8 12.7 12.2 9.1 4.1 0.0 0.0 0.0

100~299人(N=127) 100.0 39.4 15.0 15.0 13.4 10.2 7.1 0.0 0.0 0.0

300~999人(N=35) 100.0 42.9 11.4 17.1 22.9 5.7 0.0 0.0 0.0 0.0

1,000人以上(N=8) 100.0 50.0 12.5 25.0 0.0 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 (注)設立日が 2007 年以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。各規模に

おいて、構成比がもっとも高い区分に網掛けを施した。

(3)東日本大震災後の事業活動水準の状況

次に、東日本大震災後において、事業活動の急激な低下があったかどうか、また急激な低

下があった場合の時期とその時の活動水準がどうか、みてみよう(問3-2(2))。

まず事業活動の急激な低下の有無については、44.0%の事業所が急激な低下が「あった」

と答えている。この他、「なかった」が 52.1%、無回答が 3.9%であった(図表2-2-15)。

このように、急激な低下は過半数に近い多くの事業所が経験している。ただし、リーマン・

ショック後の時期と比べると、その割合は 15 ポイント程度少ない。

これを産業別にみてみよう。事業活動の急激な低下があった事業所の割合は、産業別には

製造業も割合は高いが(48.9%。同じく「無回答」を含めた時の割合。以下同じ)、それより

も宿泊業(71.4%)や飲食サービス(57.8%)、生活関連サービス・娯楽業(53.2%)、小売業

(52.0%)など第三次産業で割合が高かった。このように、東日本大震災の経済への影響は、

内需関連の第三次産業の事業所で、より多く事業活動の急激な低下がみられたという特徴が

図表2-2-15 東日本大震災後の事業活動の急激な低下の有無

事業活動の急激な低下の有無 事業所数 割合(%)

あった 2,576 44.0

なかった 3,052 52.1

無回答 229 3.9

合計 5,857 100.0 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。

-20-

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図表2-2-16 東日本大震災後の事業活動の急激な低下の有無(産業別)

43.2 33.3

39.4 48.9

40.0 35.9

48.6 47.0

52.0 19.7

36.1 37.2

71.4 57.8

53.2 34.0

25.4 40.0 39.6

25.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

農業、林業、漁業(N=37)鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=9)

建設業(N=893)製造業(N=2,360)

電気・ガス・熱供給・水道業(N=45)情報通信業(N=198)

運輸業、郵便業(N=249)卸売業(N=332)小売業(N=277)

金融業、保険業(N=61)不動産業、物品賃貸業(N=86)

学術研究、専門・技術サービス業(N=285)宿泊業(N=35)

飲食サービス業(N=71)生活関連サービス業、娯楽業(N=141)

教育、学習支援業(N=50)医療、福祉(N=323)

複合サービス事業(N=55)その他サービス業(N=298)

その他(N=52)

あった なかった 無回答

(注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所(5,857 事業所)について集計した。

みられる(図表2-2-16)。

次に製造業を業種別にみてみよう。前述のように、製造業は全体として、リーマン・ショ

ック後と比べると東日本大震災後においては、事業活動の急激な低下が生じた事業所の割合

は、やや少なくなっている。こうした中で割合が相対的に高いのは、輸送用機械器具製造業

(70.1%)、印刷・同関連業(60.8%)、食料品・飲料等(56.0%)、プラスチック・ゴム(53.1%)、

繊維工業(52.3%)などとなっている。リーマン・ショック後の状況とは逆に、内需関連の

食料品・飲料等製造業で割合が高くなっているのが一つの特徴といえる。(図表2-2-17)。

事業所規模別にみると、100 人未満の規模では、事業活動の急激な低下を経験した事業所

の割合にはあまり違いがみられないが、100 人を超える規模になると、規模が大きくなるほ

ど事業活動の急激な低下があったとする事業所の割合が高くなっている(図表2-2-18)。

-21-

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図表2-2-17 東日本大震災後の事業活動の急激な低下の有無(製造業業種別)

56.0 52.3

46.0 50.0

60.8 44.0

53.1 36.9

49.0 43.3

39.5 53.6

70.1 45.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

食料品、飲料等(N=91)

繊維工業(N=109)

木材・家具(N=126)

パルプ・紙・紙加工品(N=42)

印刷・同関連業(N=79)

化学・石油・石炭製品(N=50)

プラスチック・ゴム(N=162)

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=84)

鉄鋼業(N=155)

非鉄金属・金属製品(522)

はん用・生産用・業務用機械器具(N=223)

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=250)

輸送用機械器具(N=174)

その他の製造業(N=293)

あった なかった 無回答

(注)設立が 2011 年 2 月以前の製造業の事業所(2,360 事業所)について集計した。

図表2-2-18 東日本大震災後の事業活動の急激な低下の有無

(事業所規模別)

43.4

44.3

41.6

43.5

50.0

55.2

63.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1~9人(N=2,611)

10~29人(N=1,648)

30~49人(N=483)

50~99人(N=340)

100~299人(N=222)

300~999人(N=58)

1,000人以上(N=11)

あった なかった 無回答

(注)設立が 2011 年 2 月以前で、かつ、従業員数が「0 人」でない事業所(5,373

事業所)について集計した。

次に、東日本大震災後の1年間で、いつがもっとも事業活動水準が低かったか尋ねたとこ

ろ、2011 年3月から5月までの3ヶ月に集中していた(割合は 2011 年3月から順に全体の

12.4%、19.8%、17.5%)。リーマン・ショック後の状況と比較すると、影響が出た時期は比

較的短期間に集中していたという特徴がある。逆に言えば、短期間で急回復した事業所も多

かったものと思われる(図表2-2-19)。

-22-

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産業別にみると、事業活動水準がもっとも低かった時期はかなり違いがみられる。 初の

3~4ヶ月くらいに集中しているのは、建設業や製造業、情報通信業、運輸業・郵便業、卸

売業、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス・娯楽業、その他サービス業などで、一

方、不動産業や医療・福祉などでは、ある程度ばらつきがみられている(図表2-2-20)。

図表2-2-19 東日本大震災後、事業活動水準

がもっとも低くなった時期

も低い時期 事業所数 割合(%)

2011年3月 320 12.4

2011年4月 511 19.8

2011年5月 452 17.5

2011年6月 214 8.3

2011年7月 146 5.7

2011年8月 203 7.9

2011年9月 106 4.1

2011年10月 80 3.1

2011年11月 57 2.2

2011年12月 71 2.8

2012年1月 157 6.1

2012年2月 131 5.1

無回答 128 5.0

合計 2,576 100.0 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。10%

以上の値を示している箇所には網掛けを施した。

図表2-2-20 東日本大震災後、事業活動水準がもっとも低くなった時期(産業別)

(%)

合計2011年

3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2012年1月

2月

産業計(N=2,448) 100.0 13.1 20.9 18.5 8.7 6.0 8.3 4.3 3.3 2.3 2.9 6.4 5.4

農業、林業、漁業(N=15) 100.0 33.3 33.3 0.0 0.0 13.3 0.0 6.7 13.3 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=3) 100.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0

建設業(N=324) 100.0 10.5 15.4 17.6 14.2 9.3 8.0 4.6 4.0 1.5 2.5 6.2 6.2

製造業(N=1,107) 100.0 9.0 21.7 21.7 8.5 6.7 8.3 4.2 2.8 2.4 3.3 7.0 4.2

電気・ガス・熱供給・水道業(N=16) 100.0 6.3 18.8 18.8 6.3 12.5 18.8 6.3 6.3 6.3 0.0 0.0 0.0

情報通信業(N=68) 100.0 2.9 27.9 19.1 11.8 5.9 4.4 4.4 7.4 2.9 1.5 4.4 7.4

運輸業、郵便業(N=115) 100.0 11.3 22.6 26.1 7.8 3.5 7.0 0.9 1.7 0.9 0.9 13.0 4.3

卸売業(N=152) 100.0 9.9 20.4 23.0 9.9 5.3 6.6 5.9 2.0 2.6 2.0 7.9 4.6

小売業(N=135) 100.0 20.7 19.3 9.6 4.4 3.7 13.3 4.4 3.0 2.2 3.7 6.7 8.9

金融業、保険業(N=10) 100.0 30.0 30.0 0.0 10.0 0.0 10.0 0.0 0.0 10.0 0.0 10.0 0.0

不動産業、物品賃貸業(N=30) 100.0 16.7 13.3 10.0 6.7 6.7 16.7 3.3 6.7 3.3 3.3 0.0 13.3

学術研究、専門・技術サービス業(N=103) 100.0 15.5 17.5 15.5 10.7 7.8 5.8 6.8 4.9 3.9 1.9 3.9 5.8

宿泊業(N=24) 100.0 45.8 41.7 8.3 0.0 4.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

飲食サービス業(N=41) 100.0 48.8 22.0 7.3 0.0 0.0 9.8 2.4 2.4 0.0 0.0 0.0 7.3

生活関連サービス業、娯楽業(N=72) 100.0 27.8 26.4 8.3 2.8 1.4 4.2 5.6 5.6 2.8 2.8 6.9 5.6

教育、学習支援業(N=16) 100.0 37.5 12.5 0.0 6.3 0.0 12.5 12.5 0.0 6.3 0.0 6.3 6.3

医療、福祉(N=74) 100.0 24.3 13.5 8.1 6.8 4.1 13.5 8.1 0.0 0.0 4.1 5.4 12.2

複合サービス事業(N=21) 100.0 23.8 19.0 14.3 19.0 0.0 4.8 0.0 9.5 4.8 0.0 0.0 4.8

その他サービス業(N=111) 100.0 13.5 26.1 18.9 7.2 1.8 7.2 0.9 3.6 3.6 7.2 3.6 6.3

その他(N=11) 100.0 27.3 18.2 9.1 9.1 0.0 27.3 0.0 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。10%以上の値を示している箇所には網掛けを施

した。

-23-

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図表2-2-21 東日本大震災後、事業活動水準がもっとも低くなった時期(製造業業種別)

(%)

合計2011年

3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2012年1月

2月

製造業業種計(1,107) 100.0 9.0 21.7 21.7 8.5 6.7 8.3 4.2 2.8 2.4 3.3 7.0 4.2

食料品、飲料等(N=48) 100.0 31.3 20.8 12.5 8.3 6.3 0.0 2.1 4.2 0.0 0.0 4.2 10.4

繊維工業(N=54) 100.0 5.6 22.2 13.0 5.6 5.6 14.8 7.4 1.9 9.3 1.9 13.0 0.0

木材・家具(N=56) 100.0 5.4 16.1 19.6 12.5 10.7 16.1 0.0 0.0 1.8 0.0 8.9 8.9

パルプ・紙・紙加工品(N=20) 100.0 20.0 15.0 10.0 0.0 20.0 10.0 5.0 0.0 0.0 10.0 5.0 5.0

印刷・同関連業(N=45) 100.0 4.4 28.9 20.0 6.7 8.9 13.3 2.2 2.2 0.0 2.2 6.7 4.4

化学・石油・石炭製品(N=21) 100.0 0.0 14.3 14.3 4.8 0.0 14.3 0.0 19.0 4.8 0.0 14.3 14.3

プラスチック・ゴム(N=82) 100.0 6.1 32.9 26.8 8.5 6.1 9.8 1.2 0.0 0.0 2.4 3.7 2.4

なめし革・同製品・毛皮・窯業。土石製品(N=30) 100.0 3.3 20.0 26.7 6.7 16.7 3.3 3.3 6.7 3.3 0.0 10.0 0.0

鉄鋼業(N=73) 100.0 6.8 15.1 15.1 16.4 11.0 9.6 6.8 2.7 0.0 1.4 9.6 5.5

非鉄金属・金属製品(213) 100.0 8.9 17.8 23.0 8.9 6.6 7.0 5.2 3.8 1.9 7.0 7.5 2.3

はん用・生産用・業務用機械器具(N=87) 100.0 6.9 18.4 24.1 11.5 5.7 8.0 3.4 0.0 3.4 3.4 8.0 6.9

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=131) 100.0 8.4 19.1 18.3 7.6 4.6 13.0 5.3 3.8 3.1 5.3 5.3 6.1

輸送用機械器具(N=117) 100.0 7.7 35.0 32.5 5.1 4.3 0.9 1.7 0.9 5.1 0.9 3.4 2.6

その他の製造業(N=130) 100.0 13.1 20.0 22.3 7.7 4.6 6.2 7.7 3.8 1.5 3.1 7.7 2.3 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。10%以上の値を示している箇所には網掛けを施

した。

製造業を業種別にみると、多くの業種では 初の3~4ヶ月くらいに集中しており、中で

も部品生産の企業が被災して、供給ストップから生産活動に大きな影響があった自動車製造

業(輸送用機器)、あるいはプラスチック・ゴム製造業では、2011 年4~5月に事業所全体

の6割前後の回答が集中している。しかし、繊維産業、木材・家具、パルプ・紙・紙加工品

製造業、印刷・同関連業、化学・石油・石炭製品製造業などでは、活動水準がもっとも低か

った時期はある程度幅を持っている。これらの中には、産業全般に不況が拡散していく過程

で、間接的に不況の影響を受けた事業所もあるであろうし、パルプ・紙・紙加工品製造業な

どのように、製造工場が被災して長期間にわたり生産・出荷ができなかった事業所もあるこ

とが窺われる(図表2-2-21)。

後に事業所規模別の状況をみると、活動水準がもっとも低かった時期は上でみたような

ばらつきはあまりみられず、おおよそ 2011 年3~5月の時期に集中する結果となっている

(図表2-2-22)。

次に、東日本大震災後、事業活動がもっとも低下した時期における活動水準をみる18。

もっとも多かったのは「50 以下」まで低下したとする事業所で、全体の 29.6%を占める。

次いで「71~80」(14.3%)、「61~70」(13.9%)、「51~60」(11.7%)などとなっている19。

事業活動の落込みの程度は、総じてリーマン・ショック後の状況ほど大きくないが、それで

も 2010 年平均の事業活動水準の半分近くの水準まで落ちた、とする事業所もかなりあったこ

18 ここでは直前の 2010 年=100 となっていることに注意(2007 年ではない)。 19 内閣府「国民経済計算」によって実質国内総生産(GDP)の動きをみると、前述の通り 2009 年(暦年)は

前年比 5.5%減となった後、2010 年は同 4.8%増で完全には回復せず、その後 2011 年は同 0.5%減と再び減少

した。

-24-

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図表2-2-22 東日本大震災後、事業活動水準がもっとも低くなった時期(事業所規模別)

(%)

事業所規模別 合計2011年

3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2012年1月

2月

事業所規模合計(N=2,247) 100.0 13.0 20.9 18.3 8.9 6.1 7.8 4.5 3.3 2.3 3.1 6.4 5.4

1~9人(N=1,070) 100.0 12.9 20.0 13.5 9.7 7.0 9.2 4.9 3.7 3.0 3.4 7.1 5.7

10~29人(N=701) 100.0 12.4 19.0 23.5 9.7 5.3 6.7 5.0 3.0 1.3 2.9 5.7 5.6

30~49人(N=193) 100.0 16.1 17.6 26.4 5.2 5.7 6.7 2.6 3.1 1.6 3.6 5.7 5.7

50~99人(N=144) 100.0 13.9 29.2 18.1 5.6 5.6 5.6 4.2 2.1 2.8 2.8 4.9 5.6

100~299人(N=105) 100.0 10.5 31.4 18.1 5.7 5.7 8.6 2.9 1.9 1.9 1.9 8.6 2.9

300~999人(N=29) 100.0 17.2 31.0 24.1 10.3 0.0 3.4 3.4 6.9 0.0 0.0 3.4 0.0

1,000人以上(N=5) 100.0 0.0 80.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0 (注)設立が 2011 年 2 月以前で、かつ、従業員数が「0 人」でない事業所について集計した。10%以上の

値を示している箇所には網掛けを施した。

図表2-2-23 東日本大震災後、事業活動水準

がもっとも低かった時の水準

2010年を100として も低かった時期の事業活動水準

事業所数 割合(%)

50以下 761 29.6

51~60 301 11.7

61~70 359 13.9

71~80 369 14.3

81~90 289 11.2

91~100 156 6.1

101~110 17 0.7

111~120 13 0.5

121以上 14 0.5

無回答 295 11.5

合計 2,574 100.0 (注)設立が 2010 年以前で、かつ、「東日本大震災後に事業活動

に急激な低下があった」と答えた事業所について集計した。

構成比がもっとも高い区分に網掛けをした。

とがわかる(図表2-2-23)。

産業別にはどうか。多くの産業で「50 以下」がもっとも低い水準であった、といった結果

となっている。中でも、(サンプル数は少ないが)宿泊業では「50 以下」とした事業所が全

体の 58.3%を占めている。一方、卸売業や医療・福祉などでは、事業活動の低下の程度の軽

かった事業所が相対的に多かった模様である(図表2-2-24)。

次に製造業を業種別にみてみよう。製造業の場合には、全体では「50 以下」が 35.2%を占め

てもっとも多く20、業種別にみてもほとんどの業種で「50 以下」がもっとも多くを占めている。

なかでも、はん用・生産用・業務用機器製造や電子部品・電気・情報通信機器製造では、4

20 経済産業省「鉱工業生産統計」における鉱工業生産指数は、前述のように 2009 年は前年比 21.9%減となった

が、その後、2010 年は同 15.6%増で完全には回復せず、その後 2011 年は東日本大震災の影響で前年比 2.8%

減と再び減少している。

-25-

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図表2-2-24 東日本大震災後、事業活動水準がもっとも低かった時の水準(産業別)

(%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

産業計(N=2,279) 100.0 33.4 13.2 15.8 16.2 12.7 6.8 0.7 0.6 0.6

農業、林業、漁業(N=11) 100.0 54.5 0.0 9.1 27.3 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=3) 100.0 0.0 33.3 0.0 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業(N=300) 100.0 45.3 12.0 14.7 13.3 6.7 6.7 0.7 0.7 0.0

製造業(N=1.037) 100.0 35.2 15.0 16.6 15.4 10.5 4.7 0.8 0.7 1.1

電気・ガス・熱供給・水道業(N=11) 100.0 27.3 9.1 18.2 27.3 9.1 0.0 9.1 0.0 0.0

情報通信業(N=67) 100.0 34.3 9.0 16.4 19.4 13.4 7.5 0.0 0.0 0.0

運輸業、郵便業(N=105) 100.0 23.8 12.4 16.2 17.1 17.1 13.3 0.0 0.0 0.0

卸売業(N=138) 100.0 12.3 12.3 23.2 17.4 25.4 8.7 0.7 0.0 0.0

小売業(N=125) 100.0 30.4 15.2 13.6 16.0 14.4 10.4 0.0 0.0 0.0

金融業、保険業(N=11) 100.0 27.3 18.2 9.1 9.1 27.3 9.1 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業(N=26) 100.0 38.5 7.7 23.1 19.2 7.7 3.8 0.0 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業(N=99) 100.0 32.3 12.1 15.2 19.2 18.2 3.0 0.0 0.0 0.0

宿泊業(N=24) 100.0 58.3 12.5 0.0 8.3 16.7 0.0 0.0 4.2 0.0

飲食サービス業(N=38) 100.0 26.3 15.8 18.4 18.4 7.9 10.5 0.0 2.6 0.0

生活関連サービス業、娯楽業(N=63) 100.0 31.7 11.1 17.5 12.7 20.6 3.2 3.2 0.0 0.0

教育、学習支援業(N=15) 100.0 20.0 20.0 0.0 0.0 26.7 20.0 0.0 6.7 6.7

医療、福祉(N=72) 100.0 9.7 6.9 15.3 20.8 18.1 26.4 1.4 1.4 0.0

複合サービス事業(N=21) 100.0 33.3 9.5 4.8 33.3 9.5 4.8 0.0 0.0 4.8

その他サービス業(N=105) 100.0 37.1 9.5 10.5 18.1 13.3 8.6 1.9 0.0 1.0

その他(N=8) 100.0 37.5 0.0 0.0 37.5 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 (注)設立が 2010 年以前で、かつ、「東日本大震災後に事業活動に急激な低下があった」と答えた事業所

について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。各産業とも、構成比がもっとも高い区分

に網掛けをした。

割を超える事業所が「50 以下」となったとしており、生産活動が大幅に低下した事業所が多

かったことを示している。部品メーカーの被災で、一時期、生産ストップとなった自動車製

造業(輸送用機器)では「50 以下」は 36.6%であった。ただし、繊維工業、印刷・同関連業、

化学・石油・石炭製品などは「81~90」がもっとも多く、あまり大きな落ち込みにならずに

済んだ事業所も一定程度あった模様である(図表2-2-25)。

後に事業所規模別にみると、50 人未満事業所や 1,000 人以上事業所では、「50 以下」を中心

に、事業活動水準が大きく低下した事業所割合が高くなっているが、50 人以上 999 人以下の

各規模区分では、「50 以下」よりは低下の程度は緩やかであった、とする事業所が多くなっ

ており、事業活動水準の低下の程度は、全体として少しばらつきのある状態となっている(図

表2-2-26)。

-26-

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図表2-2-25 東日本大震災後、事業活動水準がもっとも低かった時の水準(製造業業種別)

(%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

製造業業種計(N=1,037) 100.0 35.2 15.0 16.6 15.4 10.5 4.7 0.8 0.7 1.1

食料品、飲料等(N=42) 100.0 38.1 11.9 11.9 14.3 14.3 9.5 0.0 0.0 0.0

繊維工業(N=49) 100.0 32.7 12.2 14.3 8.2 22.4 8.2 0.0 2.0 0.0

木材・家具(N=46) 100.0 39.1 6.5 13.0 21.7 13.0 4.3 0.0 0.0 2.2

パルプ・紙・紙加工品(N=18) 100.0 33.3 5.6 16.7 27.8 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0

印刷・同関連業(N=42) 100.0 26.2 14.3 11.9 21.4 19.0 4.8 2.4 0.0 0.0

化学・石油・石炭製品(N=20) 100.0 10.0 20.0 20.0 20.0 25.0 5.0 0.0 0.0 0.0

プラスチック・ゴム(N=76) 100.0 39.5 15.8 15.8 17.1 7.9 2.6 0.0 1.3 0.0

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=30) 100.0 26.7 20.0 16.7 13.3 16.7 6.7 0.0 0.0 0.0

鉄鋼業(N=68) 100.0 29.4 19.1 16.2 17.6 8.8 7.4 1.5 0.0 0.0

非鉄金属・金属製品(207) 100.0 29.0 16.9 21.7 16.9 7.2 2.4 1.9 1.4 2.4

はん用・生産用・業務用機械器具(N=76) 100.0 42.1 10.5 23.7 10.5 6.6 1.3 1.3 0.0 3.9

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=127) 100.0 44.9 13.4 14.2 11.0 11.0 4.7 0.0 0.0 0.8

輸送用機械器具(N=112) 100.0 36.6 19.6 14.3 14.3 8.9 2.7 0.9 1.8 0.9

その他の製造業(N=124) 100.0 38.7 14.5 13.7 16.1 7.3 9.7 0.0 0.0 0.0 (注)設立が 2010 年以前で、かつ問 3-2(2)で「東日本大震災後に事業活動に急激な低下があった」と

答えた事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算し直した。各業種とも、構成比が

もっとも高い区分に網掛けをした。

図表2-2-26 東日本大震災後、事業活動水準がもっとも低かった時の水準(事業所規模別)

(%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

事業所規模合計(N=2,103) 100.0 33.4 12.8 15.6 16.6 12.7 6.8 0.8 0.6 0.6

1~9人(N=1,002) 100.0 39.8 12.3 16.4 14.4 10.4 5.8 0.2 0.4 0.4

10~29人(N=655) 100.0 30.4 12.8 14.8 18.6 13.0 7.3 1.7 0.8 0.6

30~49人(N=175) 100.0 28.0 10.9 14.3 24.0 11.4 9.1 0.6 0.6 1.1

50~99人(N=138) 100.0 19.6 16.7 17.4 13.0 20.3 9.4 1.4 0.7 1.4

100~299人(N=101) 100.0 19.8 17.8 12.9 18.8 21.8 5.9 1.0 1.0 1.0

300~999人(N=26) 100.0 26.9 3.8 19.2 11.5 34.6 3.8 0.0 0.0 0.0

1,000人以上(N=6) 100.0 33.3 16.7 16.7 16.7 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 (注)設立が 2010 年以前で、かつ問 3-2(2)で「東日本大震災後に事業活動に急激な低下があった」と

答えた事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算し直した。各事業所規模とも、構

成比がもっとも高い区分に網掛けをした。

-27-

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(4)リーマン・ショック、東日本大震災の直後以外の時期に事業活動がもっとも低くなっ

た事業所におけるその状況について

これまで、リーマン・ショック後および東日本大震災後、それぞれ1年間において事業活

動が 低水準を迎えた際の状況について概観してきた。

しかし事業所によっては、様々な理由でこれら経済変動の後の1年間以内ではなく、ほか

の時期に事業活動の 低水準を経験した事業所もあるかもしれない。そこで、調査票ではそ

うした事業所については、別に尋ねたところである(問3-3)。本項では以下、そうした事

業所の状況について結果をみておきたい。

まず、こうした条件に該当する事業所は 676 所(回答事業所全体の 11.3%)であり、多く

はない。回答事業所のほぼ9割は、リーマン・ショック後および東日本大震災後の、それぞ

れ1年以内に事業活動の 低水準を経験している。

その点を確認した上で、リーマン・ショック後および東日本大震災後、1年以内ではなく、

それ以外の時期に事業活動がもっとも低かった当該事業所について、まずいつそうした 低

水準を迎えたのかについて、リーマン・ショック直後からの1年間および東日本大震災発生

後からの1年間を除いた、今回のアンケート調査時点までの期間を、ほぼ半年ごとの単位で

区分して集計した(図表2-2-27)。みられるように、東日本大震災の直前の 2010 年 10

月から 2011 年2月の時期、および東日本大震災発生から2年以上が経過した 2013 年4月以

降の時期については、不況からかなり回復してきたからか、該当する事業所数はやや少なめ

となっているが、それ以外の区分では、いずれもほぼ同じ割合となっており、ほぼ万遍なく、

ばらついた状況となっている。

また、その時の事業活動の水準を尋ねた(図表2-2-28)。2007 年時点の水準を 100 と

した指数で、もっとも多くの割合を占めるのは「50 以下」で全体の 59.5%を占めている。こ

の結果は、リーマン・ショック後に 低水準を迎えたとする事業所が回答した「50 以下」が

42.9%(図表2-2-11 参照)という結果よりも、むしろ厳しいくらいの状況である。

図表2-2-27 リーマン・ショック、東日本大震災の

直後1年間以外で、事業活動水準がも

っとも低くなった事業所における、事

業活動水準がもっとも低かった時期

も低かった時期 事業所数 割合(%)

2009年9月~2010年3月 128 18.9

2010年4月~9月 122 18.0

2010年10月~2011年2月 57 8.4

2012年3月~9月 167 24.7

2012年10月~2013年3月 130 19.2

2013年4月~ 72 10.7

合計 676 100.0

-28-

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図表2-2-28 リーマン・ショック、東日本大震災の

直後1年間以外で、事業活動水準がも

っとも低くなった事業所におけるもっ

とも低かった事業活動水準

2007年を100として も低かった時期の事業活動水準

事業所数 割合(%)

50以下 392 59.5

51~60 84 12.7

61~70 76 11.5

71~80 31 4.7

81~90 25 3.8

91~100 10 1.5

101~110 0 0.0

111~120 2 0.3

121以上 2 0.3

無回答 37 5.6

合計 659 100.0 (注)設立が 2007 年以前の事業所について集計した(このため、

集計数は図表2-4-1より少なくなっている)。

以上のデータ結果を、前節までのデータ結果と考え合わせると、2008 年末のリーマン・シ

ョック以後、リーマン・ショックや東日本大震災で事業活動に影響があった事業所は、多く

の場合には、その直後から生産活動が急激に低下した事業所が多いと思われるが、そうした

パターンばかりでなく、不況が拡がる過程で、ややタイムラグを伴って経済的影響を受けた

事業所や、リーマン・ショックや東日本大震災で一旦事業活動が低下した後、長期にわたっ

て業況が回復せず、生産の停滞・低迷が長引いた事業所も一部にあったものと想像される。

それだけ厳しい不況であったことが窺われる。

(5)リーマン・ショック以降における事業活動水準の変化の要因

次に、事業活動水準の変化をもたらした要因についてみていく(問4)。影響した要因と

して、「リーマン・ショック」、「東日本大震災」、「円相場変動」、「取引先の海外シフト」、「業

界全体の動向」、「業界内での相対的競争力ポジション」の6項目を挙げ、それぞれについて、

マイナスに影響したのか、ほとんど影響がなかったのか、逆にプラスに影響したか、どちら

とも言えないか、の4つのいずれかに該当するかを尋ねた。

結果をみると、「リーマン・ショックの影響」については、マイナスに影響した(74.8%)

とする事業所がもっとも多く、次いで「業界全体の動向」が「下降傾向・不況期にある」

(57.0%)、「東日本大震災」がマイナスに影響した(50.2%)、などとする事業所が多くなっ

ている。

一方、「円相場変動の影響」や「取引先の海外シフト」、「業界内での相対的な競争力ポジ

ション」については、回答結果は事業所によって3つに分かれている。まず「円相場変動の

-29-

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影響」については、マイナスに影響した21(35.8%)とする事業所がもっとも多いものの、円

高がプラスに働く産業もあり、プラスに影響した(28.9%)とする事業所もかなりみられる

ほか、どちらとも言えない(27.9%)という事業所もかなり存在する。また「取引先の海外

シフト」については、プラスに影響(31.8%)とマイナスの影響(31.1%)に完全に分かれ

ており、どちらとも言えないとする事業所も 25.5%を占めている。「業界内での相対的な競

争力ポジション」についても、「業界の中で横ばいである」(33.6%)がもっとも多いが、「業

界の中で弱くなった」(26.6%)と「どちらとも言えない」(28.5%)も、それぞれかなりの

割合を占め、回答は割れている(図表2-2-29)。

図表2-2-29 リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化の要因(産業計)

(%)

マイナスに影響 74.8 50.2 35.8 31.1 下降傾向・不況期にある 57.0 業界の中で弱くなった 26.6

プラスに影響 10.6 25.7 28.9 31.8 横ばい傾向にある 19.6 業界の中で横ばいである 33.6

ほとんど影響なかった 0.4 3.9 1.9 1.3 上昇傾向・好況期にある 3.9 業界の中で強くなった 4.9

どちらとも言えない 9.8 16.9 27.9 25.5 どちらとも言えない 14.1 どちらとも言えない 28.5

無回答 4.4 3.3 5.6 10.2 無回答 5.4 無回答 6.4

合計(N=4,158) 100.0 100.0 100.0 100.0 合計(N=4,158) 100.0 合計(N=4,158) 100.0

f.業界内での相対的な競争力ポジションe.業界全体の動向d.取引先の海外シフト

c.円相場変動の影

b.東日本大震災の影響

a.リーマン・ショックの影響

(注)リーマン・ショック後、あるいは東日本大震災後に、事業活動の急激な低下が「あった」と答えた

事業所に加えて、上記(4)でみた事業所を含めて、その全体について集計した。各要因とも、構成

比がもっとも高い区分に網掛けをした。

以上の状況を産業別にみてみよう。なお、ここでは分析する変数が多次元であり、産業別

比較は単純な作業にならないため、取り上げる産業を絞ることとする。特に「リーマン・シ

ョックの影響」と「東日本大震災の影響」に着目して、外需依存度の高い産業と内需型産業

という点から製造業と小売業を取り上げるほか、回収サンプル数がかなり少なく、統計的に

安定した結論を導くことが難しい点はあるが、東日本大震災後、地震や東電福島第一原発事

故の影響を大きく受けたとされる宿泊業を取り上げてみた。

まず製造業についてみると、「リーマン・ショックの影響」は 84.5%と圧倒的にマイナス

に影響した、とする事業所が多く、「業界全体の動向」が「下降傾向・不況期にある」(59.8%)

とする事業所がこれに次いで多かった。これに対して、「東日本大震災」、「円相場変動の影響」、

「取引先の海外シフト」については、マイナスに影響したとするのがもっとも多い(順に

49.0%、43.3%、43.9%)ものの、プラスに影響したとする事業所や、どちらとも言えないと

21 リーマン・ショック後や東日本大震災後の時期は、リーマン・ショックによるドル安や南欧諸国の財政債務問

題に端を発したユーロ安などを背景に、円相場は基本的に円高であった。つまり「円相場変動の影響」とは、

基本的に当時の円高のことを意味する。それに注意して以下の調査結果をお読み頂きたい。

-30-

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する事業所も一定割合を占めている。「業界内での相対的な競争力ポジション」についても、

「業界の中で横ばいである」(33.8%)がもっとも多いが、どちらとも言えない(28.8%)や

「業界の中で弱くなった」(28.2%)もかなりの割合を占めており、分かれている。

ただし、みられるように、製造業における、これらリーマン・ショックや円相場のマイナ

スの影響は、産業平均の値よりも割合が高くなっているほか、「取引先の海外シフト」がマイ

ナスに影響したとする割合も産業平均より高くなっており、製造業の特徴が出ているものと

思われる(図表2-2-30)。

図表2-2-30 リーマン・ショック以降における事業活動水準の変化の要因(製造業)

(%)

マイナスに影響 84.5 49.0 43.3 43.9 下降傾向・不況期にある 59.8 業界の中で弱くなった 28.2

プラスに影響 5.6 25.9 23.5 24.4 横ばい傾向にある 19.6 業界の中で横ばいである 33.8

ほとんど影響なかった 0.2 4.0 2.2 1.5 上昇傾向・好況期にある 3.0 業界の中で強くなった 4.3

どちらとも言えない 6.5 18.2 26.5 23.5 どちらとも言えない 13.4 どちらとも言えない 28.8

無回答 3.2 2.9 4.5 6.7 無回答 4.2 無回答 5.0

合計(N=1,982) 100.0 100.0 100.0 100.0 合計(N=1,982) 100.0 合計(N=1,982) 100.0

e.業界全体の動向 f.業界内での相対的な競争力ポジションa.リーマン・

ショックの影響b.東日本大震災の影響

c.円相場変動の影

d.取引先の海外シフト

(注)図表 2-2-29 の注と同じ。

これに対して小売業では、もっとも高い割合を占めたのは「業界全体の動向」が下降傾向・

不況期にあること(64.2%)で、次いで「東日本大震災」がマイナスに影響したこと(59.7%)、

「リーマン・ショックの影響」がマイナスに影響したこと(55.7%)などが高くなっている。

これに対して、「取引先の海外シフト」ではプラスに影響した(36.4%)がもっとも多く、「業

界内での相対的な競争力ポジション」では「業界の中で弱くなった」(33.0%)が、また「円

相場変動の影響」ではマイナスに影響した(32.4%)が、それぞれもっとも多くの割合を占

めているものの、図表にあるように、他の影響の仕方(プラスでなくマイナス、あるいは、

どちらともいえない)も、それぞれかなりの割合を占めており、事業所によって分かれてい

る。

第2節(2)、(3)でみたように、小売業ではリーマン・ショックや東日本大震災の後、事業活

動の水準が急激に低下した事業所の割合は相対的には低かった。そうした業界の全般的状況

も関係しているかもしれないが、小売業の事業活動に影響を及ぼした要因としては、リーマ

ン・ショックや東日本大震災よりも、業界全体の動向が低下傾向であることが、もっとも多

く共通して挙げられている。さらに割合は低いが、「業界内での相対的な競争力ポジション」

が横ばいでなく、弱くなっていることを挙げているのも、他の産業ではみられない、小売業

の特徴と言える。なお、東日本大震災のマイナスの影響は産業平均よりも高く、一方、リー

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マン・ショックのマイナスの影響は逆に産業全体よりも低くなっている。これも小売業の特

徴と言えよう(図表2-2-31)。

図表2-2-31 リーマン・ショック以降における事業活動水準の変化の要因(小売業)

(%)

マイナスに影響 55.7 59.7 32.4 18.8 下降傾向・不況期にある 64.2 業界の中で弱くなった 33.0

プラスに影響 18.2 15.3 27.3 36.4 横ばい傾向にある 15.3 業界の中で横ばいである 27.8

ほとんど影響なかった 1.1 6.3 4.0 2.3 上昇傾向・好況期にある 2.8 業界の中で強くなった 8.5

どちらとも言えない 17.0 14.8 29.0 29.5 どちらとも言えない 9.7 どちらとも言えない 22.2

無回答 8.0 4.0 7.4 13.1 無回答 8.0 無回答 8.5

合計(N=176) 100.0 100.0 100.0 100.0 合計(N=176) 100.0 合計(N=176) 100.0

a.リーマン・ショックの影響

b.東日本大震災の影響

c.円相場変動の影

d.取引先の海外シフト

e.業界全体の動向 f.業界内での相対的な競争力ポジション

(注)図表 2-2-29 の注と同じ。

後に宿泊業の場合をみてみよう。宿泊業における事業活動の変化要因としては、「東日

本大震災」がマイナスに影響したこと(89.3%)と、「リーマン・ショックの影響」がマイナ

スに影響したこと(82.1%)が圧倒的に割合が高く、次いで「業界全体の動向」が下降傾向・

不況期にあること(57.1%)が高くなっている。みられるように、宿泊業では東日本大震災

のマイナスの影響が、もっとも多くの事業所に共通して原因に挙げられているが、それと並

んで注目したいことは、リーマン・ショックも原因として高い割合を占めていることである。

リーマン・ショック後、海外や国内の主としてビジネス客が大幅に減少したとされるが、そ

うしたことを踏まえた回答結果のように思われる。なお「円相場変動の影響」について、プ

ラスに影響、マイナスに影響と拮抗しつつも「どちらとも言えない」が 39.3%を占めてもっ

とも多かったこと、また、「取引先の海外シフト」についても、同じく「どちらとも言えない」

(35.7%)が「ほとんど影響ない」(32.1%)より高かったことなどは、宿泊業が、ビジネス

図表2-2-32 リーマン・ショック以降における事業活動水準の変化の要因(宿泊業)

(%)

マイナスに影響 82.1 89.3 28.6 10.7 下降傾向・不況期にある 57.1 業界の中で弱くなった 28.6

プラスに影響 14.3 3.6 32.1 0.0 横ばい傾向にある 21.4 業界の中で横ばいである 39.3

ほとんど影響なかった 0.0 3.6 0.0 32.1 上昇傾向・好況期にある 7.1 業界の中で強くなった 7.1

どちらとも言えない 3.6 3.6 39.3 35.7 どちらとも言えない 14.3 どちらとも言えない 25.0

無回答 0.0 0.0 0.0 21.4 無回答 0.0 無回答 0.0

合計(N=28) 100.0 100.0 100.0 100.0 合計(N=28) 100.0 合計(N=28) 100.0

e.業界全体の動向 f.業界内での相対的な競争力ポジションa.リーマン・

ショックの影響b.東日本大震災の影響

c.円相場変動の影

d.取引先の海外シフト

(注)図表 2-2-29 の注と同じ。

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客、個人客など、幅広い経済的要因の影響を受ける客層を幅広く対象として事業を行ってい

る、この業界の特性が出ている調査結果のように感じられる(図表2-2-32)。

以上、リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化に影響を与えた6つの要因について、

回答状況を概観した。これらは項目ごとに影響度を尋ねる設問であったが、調査票では、こ

の後、これら各種要因の中でもっとも大きな影響を及ぼした要因は何かを尋ねている(問4

付問)。

それによると、もっとも多くを占めたのは「リーマン・ショックの影響」で 30.7%となっ

ている。次いで「東日本大震災の影響」(16.5%)、「業界全体の動向」(14.3%)が多くなっ

ており、「取引先の海外シフト」(8.4%)、「円相場変動の影響」(6.1%)、「業界内での相対的

な競争力ポジション」(3.0%)などは少ない(図表2-2-33)。

図表2-2-33 リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化

にもっとも大きな影響を与えた要因

事業所数 割合(%)

  a.リーマン・ショックの影響 1278 30.7

  b.東日本大震災の影響 688 16.5

  c.円相場変動の影響 253 6.1

  d.取引先の海外シフト 349 8.4

  e.業界全体の動向 595 14.3

  f.業界内での相対的な競争力ポジション 126 3.0

  g.その他 296 7.1

  無回答 573 13.8

合計 4158 100.0

(注)集計対象事業所は、図表 2-2-29 と同じ。

これを産業別にみると、約半数の産業では、「リーマン・ショックの影響」がもっとも高い

としているが、他の要因が多く挙げられている産業もみられる。先にみた宿泊業では「東日

本大震災の影響」が 69.2%を占めてもっとも高く、しかもこの割合は、産業全体の中でもも

っとも高くなっている。このほか、小売業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業、

医療福祉などの第三次産業でも、それぞれ「東日本大震災の影響」がもっとも多くを占め、

割合も3~5割程度とかなり高くなっている(図表2-2-34)。

次いで製造業を業種別にみてみよう。図表2-2-35 にみられるように、多くの業種では

「リーマン・ショックの影響」がもっとも高い割合を占めているが、若干の例外もみられる。

第一に、内需関連業種である食料品、飲料等製造業では、「東日本大震災の影響」が 48.1%

を占めてもっとも高い。第二に、大手企業の製紙工場が東日本大震災で被災をして、一時期、

紙供給が滞ったパルプ・紙・紙加工品では、「東日本大震災の影響」が 32.1%を占めて同業

種ではもっとも高い割合を占めている。因みに、東日本大震災直後、部品等の供給ショック

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図表2-2-34 リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化にもっとも大きな影響を

与えた要因(産業別)

(%)

合計

a.リーマン・ショックの影響

b.東日本大震災の影響

c.円相場変動の影響

d.取引先の海外シフト

e.業界全体の動向

f.業界内での相対的な競争力

ポジション

g.その他

産業計(N=3,585) 100.0 35.6 19.2 7.1 9.7 16.6 3.5 8.3

農業、林業、漁業(N=13) 100.0 23.1 61.5 7.7 0.0 0.0 0.0 7.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=7) 100.0 14.3 14.3 14.3 14.3 28.6 0.0 14.3

建設業(N=469) 100.0 29.2 23.2 4.9 1.3 27.5 3.6 10.2

製造業(N=1.756) 100.0 38.7 13.4 8.3 16.1 13.9 3.0 6.7

電気・ガス・熱供給・水道業(N=25) 100.0 48.0 4.0 8.0 4.0 20.0 0.0 16.0

情報通信業(N=143) 100.0 53.1 14.7 2.8 6.3 16.1 2.1 4.9

運輸業、郵便業(N=152) 100.0 38.8 19.7 14.5 6.6 11.8 1.3 7.2

卸売業(N=220) 100.0 38.2 17.7 8.6 7.7 15.9 6.4 5.5

小売業(N=140) 100.0 24.3 29.3 5.7 2.1 17.9 5.7 15.0

金融業、保険業(N=15) 100.0 26.7 20.0 0.0 0.0 6.7 13.3 33.3

不動産業、物品賃貸業(N=41) 100.0 34.1 17.1 4.9 2.4 24.4 4.9 12.2

学術研究、専門・技術サービス業(N=162) 100.0 37.0 24.1 4.3 3.1 22.8 2.5 6.2

宿泊業(N=26) 100.0 19.2 69.2 0.0 0.0 7.7 0.0 3.8

飲食サービス業(N=42) 100.0 11.9 52.4 9.5 0.0 7.1 4.8 14.3

生活関連サービス業、娯楽業(N=67) 100.0 26.9 40.3 1.5 0.0 19.4 3.0 9.0

教育、学習支援業(N=14) 100.0 7.1 35.7 0.0 0.0 21.4 21.4 14.3

医療、福祉(N=92) 100.0 4.3 30.4 5.4 0.0 22.8 7.6 29.3

複合サービス事業(N=26) 100.0 34.6 42.3 3.8 3.8 7.7 3.8 3.8

その他サービス業(N=159) 100.0 42.1 25.2 4.4 7.5 11.3 3.1 6.3

その他(N=16) 100.0 31.3 18.8 6.3 6.3 25.0 6.3 6.3 (注)リーマン・ショック後または東日本大震災後に、事業活動の急激な低下が「あった」と答えた事業

所に加えて、上記(4)でみた事業所を含めて、その全体について集計した。構成比は「無回答」を

除いて計算し直した。各産業とも、構成比がもっとも高い項目に網掛けを施した。

を受けて同じく大幅な生産減少となった自動車製造業(輸送用機器)でも、「東日本大震災の

影響」は割合がもっとも高いわけではないが、20.1%とかなり高い割合を占めている。第三

に、リーマン・ショックと東日本大震災以外の要因の中では、製造業では相対的に「取引先

の海外シフト」の占める割合が高い(産業平均で 9.7%に対して製造業計では 16.1%)こと

が特徴となっており、プラスチック・ゴム製造業や機械関連業種では 20%前後の割合を占め

ている(図表2-2-35)。

後に事業所規模別にみると、いずれの規模でも「リーマン・ショックの影響」が3割強

を占めて、もっとも高い割合となっている。一方、「東日本大震災の影響」は、大規模事業所

でも小規模事業所でも、ほぼ等しく 20%前後を占めており、特徴的に感じられる。なお、「業

界全体の動向」を挙げる事業所(規模計で 16.5%)は大規模事業所ではあまりなく、総じて

規模の小さい事業所ほどより多く挙げる傾向がみられる。1~9人規模では 18.6%の事業所

が挙げ、東日本大震災の影響(19.3%)に匹敵する割合となっている。小規模事業所では、

業況の厳しさはより業界が持つ構造的な要因に左右されているものと捉えられていることが

窺われる(図表2-2-36)。

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図表2-2-35 リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化にもっとも大きな影響を

与えた要因(製造業業種別)

(%)

合計

a.リーマン・ショックの影響

b.東日本大震災の影響

c.円相場変動の影響

d.取引先の海外シフト

e.業界全体の動向

f.業界内での相対的な競争力

ポジション

g.その他

製造業業種計(N=1,756) 100.0 38.7 13.4 8.3 16.1 13.9 3.0 6.7

食料品、飲料等(N=54) 100.0 5.6 48.1 11.1 1.9 14.8 3.7 14.8

繊維工業(N=78) 100.0 37.2 12.8 10.3 11.5 21.8 2.6 3.8

木材・家具(N=75) 100.0 38.7 13.3 6.7 1.3 18.7 8.0 13.3

パルプ・紙・紙加工品(N=28) 100.0 14.3 32.1 10.7 14.3 17.9 3.6 7.1

印刷・同関連業(N=52) 100.0 21.2 15.4 1.9 3.8 46.2 3.8 7.7

化学・石油・石炭製品(N=35) 100.0 48.6 11.4 5.7 2.9 17.1 8.6 5.7

プラスチック・ゴム(N=133) 100.0 29.3 15.8 11.3 24.8 14.3 1.5 3.0

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=60) 100.0 38.3 11.7 0.0 15.0 16.7 3.3 15.0

鉄鋼業(N=119) 100.0 46.2 10.1 12.6 10.1 12.6 3.4 5.0

非鉄金属・金属製品(N=398) 100.0 44.5 7.3 8.3 19.1 14.3 1.8 4.8

はん用・生産用・業務用機械器具(N=185) 100.0 47.0 8.6 6.5 22.7 6.5 3.8 4.9

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=199) 100.0 39.7 13.1 10.1 18.1 9.5 4.0 5.5

輸送用機械器具(N=144) 100.0 36.1 20.1 8.3 22.9 5.6 0.7 6.3

その他の製造業(N=196) 100.0 38.3 14.3 6.6 11.7 15.3 3.1 10.7

(注)図表 2-2-34 と同じ。

図表2-2-36 リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化にもっとも大きな影響を

与えた要因(事業所規模別)

(%)

合計

a.リーマン・ショックの影響

b.東日本大震災の影響

c.円相場変動の影響

d.取引先の海外シフト

e.業界全体の動向

f.業界内での相対的な競争力

ポジション

g.その他

事業所規模合計(N=3,332) 100.0 35.8 19.4 7.1 9.7 16.5 3.4 8.1

1~9人(N=1,519) 100.0 34.4 19.3 5.8 8.6 18.6 4.0 9.3

10~29人(N=1,036) 100.0 34.9 19.1 7.4 11.1 15.7 3.3 8.4

30~49人(N=322) 100.0 36.0 18.0 9.9 10.9 16.1 2.8 6.2

50~99人(N=236) 100.0 42.4 22.9 8.1 10.2 11.0 0.8 4.7

100~299人(N=163) 100.0 41.7 19.6 8.6 9.2 12.3 3.7 4.9

300~999人(N=47) 100.0 38.3 25.5 8.5 6.4 12.8 4.3 4.3

1,000人以上(N=9) 100.0 66.7 11.1 11.1 11.1 0.0 0.0 0.0

(注)図表 2-2-34 と同じ。

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第3節 リーマン・ショック以後の従業員数と労働時間の変動

(1)従業員数の増減状況

前節までの事業活動の変動に関する質問に続き、調査票の問5と問6では、事業所の労働

者の増減状況や採用・離職の状況(以上、問5)、さらに、余剰人員が生じた事業所を対象と

して、労働投入量をどう調整したかを把握する観点から、従業員数と労働時間の減少規模を

尋ねている(問6)。

まず問5-1では、2013 年4月時点での従業員数とその内訳(正社員、パートタイム、フ

ルタイム有期社員、定年後嘱託社員、派遣労働者別にそれぞれの人数)を記入してもらうと

ともに、リーマン・ショック発生前と比べたときの現在の従業員数の増減状況を尋ねた。

2013 年4月時点での従業員数については、これまでも事業所規模別の基礎データとして紹

介してきているので、ここでは増減状況を中心にみることとする。

まず、従業員総数の増減状況をみると、「ほぼ横ばい」(34.7%)がもっとも多く、ついで

「やや減った」(17.6%)、「かなり減った」(11.9%)、「やや増えた」(10.2%)などとなって

いる。総じて、増減別には減ったとする事業所の方が若干多くなっている(なお、無回答が

19.3%ある)。

これを雇用形態別にみると、正社員は上記とほぼ同様の状況となっている(順に「ほぼ横

ばい」が 35.8%、「やや減った」が 18.1%、「かなり減った」が 11.1%、「やや増えた」が 10.2%。

なお無回答は 18.5%)。これに対して、それ以外の雇用形態の場合には、「無回答」割合がか

なり多いほか、「当時も現在も雇用していない」とする割合も2割前後を占めているため、デ

ータをみる場合には、やや注意が必要である。

まずパートタイムについては、無回答 39.8%のほか、「ほぼ横ばい」が 27.6%、「当時も現

在も雇用していない」が 10.9%、「やや増えた」が 7.3%、「やや減った」が 7.1%、「かなり

減った」が 4.4%となっており、雇用している事業所の中では「やや増えた」と「やや減っ

た」の事業所割合がほぼ拮抗している。

次にフルタイム有期社員について、無回答(63.1%)、雇用していない(19.2%)が非常に

多くなっているが、これ以外では、「ほぼ横ばい」が 9.5%、「やや増えた」が 2.7%、「やや

減った」が 2.1%となっている。あまり意味ある比較にはならないが、雇用している事業所

の中では、総じて「やや増えた」と「やや減った」の事業所割合がほぼ拮抗している。

定年後嘱託社員についても、無回答(58.3%)、雇用していない(15.4%)が非常に多くな

っているが、それ以外では、「ほぼ横ばい」が 13.3%、「やや増えた」が 7.7%、「やや減った」

が 2.4%となっており、増えたとする事業所がやや多くなっている。

後に派遣労働者についてみると、同じく無回答(65.2%)、雇用していない(20.4%)が

非常に多いが、それ以外をみると、「ほぼ横ばい」が 6.1%、「やや増えた」が 2.1%、「やや

減った」が 1.8%、「かなり減った」が 3.4%となっており、総じて、減ったとする事業所が

やや多くなっている(図表2-3-1)。

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図表2-3-1 リーマン・ショック以降の従業員数の増減状況(雇用形態別)

(%)

2008年8月頃と比較したときの直接雇用している従業員数計の増減状況

従業員計 正社員 パートタイム

フルタイム有期社員

定年後嘱託社員

派遣労働者

かなり増えた 2.6 2.2 1.6 0.8 1.1 0.6

やや増えた 10.2 10.2 7.3 2.7 7.7 2.1

ほぼ横ばい 34.7 35.8 27.6 9.5 13.3 6.1

やや減った 17.6 18.1 7.1 2.1 2.4 1.8

かなり減った 11.9 11.1 4.4 1.9 1.0 3.4

分からない 1.3 1.2 1.3 0.7 0.7 0.5

当時も現在も雇用していない 2.5 2.8 10.9 19.2 15.4 20.4

無回答 19.3 18.5 39.8 63.1 58.3 65.2

合計(N=5,727) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

(注)設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。

さてここで、従業員数の増減状況は、事業活動の状況によって異なると思われることから、

以上の結果を事業活動水準別に集計し直してみた。従業員数としては、ここでは従業員総計

のデータを用いた。また事業活動水準としては、2007 年を 100 とした 2008 年以降 2012 年ま

での5年間の事業活動水準(問3-1の記入数値)を用いて、「1度でも 70%未満」となっ

たか22、「1度でも 70%以上 80%未満」、「1度でも 80%以上 90%未満」、「1度でも 90%以上

100%未満」、「いずれの年も 100%以上」であったかの5区分を設けたほか、前節までの分析

を通じて、事業所の事業活動水準はこの間、長期にわたってかなり大幅に低下していたこと

が判明したことを踏まえて、極めて低い事業活動水準として、「2回以上 40%未満あり」と

「2回以上 60%未満あり」の区分も設けて、総計7区分で集計をし、相互に比較をしてみた

(以下、本稿中では図表中とも、それぞれの区分は区分①、区分②・・・、区分⑥、区分⑦

などと呼ぶ。)。

図表2-3-2をみると、まず、区分①から⑤までの区分について、増減状況の全体構造

をみてみよう。事業活動水準がもっとも高い⑤の事業所グループから、事業活動水準がもっ

とも低いと考えられる①23にかけて、区分が変わるごとに、従業員総数は「やや増えた」お

22 本稿では以下、事業所活動水準別の分析に当たっては、ここにあるように 2008 年から 2012 年までの5年間に、

「一度でも」ある範囲の水準にあったかどうかで、区分する方法を採った。本来は、用いる事業活動水準のデ

ータとしては、リーマン・ショック後の時点のデータ、あるいは東日本大震災後の時点のデータのみを用いて

分類・集計するのが普通であり、妥当であろう。ところが、今回、アンケート調査で得られたデータは、問3

-1の回答、すなわち、2007 年を 100 とした時の 2008 年から 2012 年までの、各年とも数値1つのみである。

問題は、リーマン・ショックの影響が事業所に及び、また東日本大震災後の影響を受け始めるのは、産業や事

業所によってタイムラグが異なると思われる点で、このため、リーマン・ショック後の状況を分析するのに、

例えば 2009 年の事業活動データを用いるのが 適とは、必ずしも言い切れないのではなのか、ということで

ある。また東日本大震災後の状況を分析する場合にも、2011 年のデータを用いるのが妥当なのか、2012 年の

方がいいのではないか、の点については必ずしも判断し切れないということである。こうした問題があるので、

やむを得ず次善の方法として、当該5年間で「一度でも」ある範囲の水準にあったかどうかで、区分する方法

を採ったものである。 23 ①は実際には、少なくとも1年間、 低水準が 70 を下回った事業所、というに過ぎず、その他の年は、ある

いは急回復して 90 台前後の指数になっていたかもしれない。つまり、定義上、必ずしも区分①の事業所の方

-37-

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よび「ほぼ横ばい」の割合がかなり少なくなって、一方「やや減った」がやや多く、「かなり

減った」はかなり多くなる、といった構造になっている。つまり事業活動水準が低い事業所

ほど、従業員はあまり増えず、むしろ減少したとする事業所が多くなっている。

さらに、事業活動水準が一層低いと思われる区分⑥や⑦の事業所をみてみよう。それによ

ると、⑥、⑦では「やや増えた」および「ほぼ横ばい」の割合がさらに少なく、また「やや

減った」と「かなり減った」は逆にさらに多くなっている。ちなみに、⑥と⑦の合計を①か

ら⑤までの合計と比較してみると、⑥と⑦の合計では、「ほぼ横ばい」、「やや減った」、「かな

り減った」はそれぞれ 27.9%、25.2%、35.6%を占めており、①から⑤までの区分の合計(順

に 42.4%、22.2%、15.2%)と比べて、従業員が大きく減少した事業所がより多い構造とな

っている(図表2-3-2)。

図表2-3-2 リーマン・ショック以降の従業員計(直接雇用)の増減状況(事業活動水準別)

(2007 年=100) (%)

①一度でも70%未満あり

②一度でも70%~80%未満あり

③一度でも80%~90%未満

あり

④一度でも90%~100%未満あり

⑤いずれの年も

100%以上

⑥2回以上40%未満あり

⑦2回以上60%未満あり

かなり増えた 3.1 1.9 3.2 1.9 3.5 7.6 0.7 1.4 0.5

やや増えた 12.7 9.0 10.9 13.7 15.6 23.0 5.7 7.6 5.1

ほぼ横ばい 42.4 32.8 43.9 48.2 55.1 55.9 27.9 23.7 29.4

やや減った 22.2 26.3 25.6 22.9 19.5 6.9 25.2 19.4 27.3

かなり減った 15.2 25.5 11.8 8.0 3.1 2.1 35.6 43.6 32.8

分からない 1.4 1.2 2.0 1.9 0.6 1.9 1.5 1.4 1.5

当時も現在も雇用していない 3.0 3.3 2.6 3.4 2.5 2.6 3.3 2.8 3.4

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 4,330 1,978 659 585 486 622 820 211 609

2008年8月頃と比較したときの直接雇用している従業員数計の増減状況

①~⑤の合計

⑥~⑦の合計

(注)1.設立日 2007 年以前の事業所について集計。

2.②の集計では①の事業所を除いている。③の集計は①と②の事業所を除いている。④の集計は

①~③の事業所を除いている。

3.⑦の集計には、⑥の事業所を除いている。

次に、リーマン・ショック以降、正社員採用のために求人をしたかどうか尋ねた(問5-

2)。みられるように、先の従業員数の調査と同様、無回答が多い(およそ全体の2割弱を占

める)ので注意が必要であるが、それを含めた割合として、求人をしている事業所は回答事

業所全体の3~4割程度を占めており、求人をしなかった事業所の方がやや多くなっている。

ただし、求人をした事業所割合は、2008 年の 25.8%から徐々に増加をしており24、2012 年は

41.3%となっている(図表2-3-3)。

が②の事業所より、事業活動水準が総じて低く、区分②の事業所の方が③の事業所より事業活動水準が低かっ

た、などとは必ずしも言えないことに注意が必要である。 24 求人をした事業所の割合は、リーマン・ショック後の 2009 年や東日本大震災のあった 2011 年にも、一貫して

増加傾向で推移している。

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図表2-3-3 リーマン・ショック以降、正社員採用のための求人の有無

(%)

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

求人をした 25.8 25.8 31.6 36.9 41.3

求人をしなかった 54.0 54.3 50.8 47.1 44.4

無回答 20.2 19.9 17.7 16.0 14.3

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 5,727 5,808 5,851 5,899 5,939 (注)2008 年(リーマン・ショック後)は設立が 2008 年 8 月以前の事業所を用いて、ま

た 2009 年~2012 年の集計は、それぞれ各年以前に設立した事業所を用いて集計した。

続いて雇用の増減状況の背景をみるために、その主たる要因となる正社員採用数、正社員

の離職者数、そしてその内数としての定年退職者数をそれぞれ尋ねた(問5-3)。

調査票では、その該当する人数そのものを尋ねたが、回答事業所には大企業もあれば小零

細企業もあり、採用・離職者の数自体をそのまま比較してもあまり意味はない。そこでここ

では、採用・離職の数を各事業所の 2013 年4月現在の従業員総数(問5-1で記入された数

値)で除して、従業員総数に対する相対的な増減率に直してその実態をみることとした25。

まず正社員採用数の対従業員総数の比率をみると、2008 年から 2012 年にかけて、採用数

がゼロとする事業所の割合が 54.9%から 42.6%へと減る一方、「5~10%未満」であった事

業所割合は 9.9%から 13.0%へ増加したほか、「10~15%未満」も 6.1%から 9.4%へ緩やかに

増加した。「5%未満」も 10.4%から 12.1%へと微増(ないし 2009 年以降でみるとほぼ横ば

い)ではあるが、堅調に推移している。みられるように、正社員の採用率は緩やかに回復し

ている(図表2-3-4)。

一方、正社員の離職の動きはどうか。図表2-3-5をみると、2008 年から 2012 年にか

けて、離職者数がゼロであったとする事業所の割合が 54.4%から 40.5%へと減る一方、離職

者の対従業員総数比率が「5%未満」であった事業所が 12.9%から 15.8%へ、また「5~10%

未満」であった事業所割合が 11.1%から 15.0%へと、ともに高水準の中で増加し、さらに「10

~15%未満」も 6.8%から 10.2%へと同程度の増加を示している。

以上みられるように、正社員の採用率は緩やかに回復傾向にある一方、正社員の離職率も

比較的高い水準の中、増加傾向で推移している。ちなみに、事業所ごとに前者から後者を引

いた正社員の増減幅(純流入)を当該事業所の従業員総数で除して、その変化率(純流入率)

を事業所全体で集計して変化率の分布を取ってみた。これは正社員の増減のみの変化率では

あるが、その結果、変化なしが全体の半分前後の割合を占めてもっとも多く、正社員が増加

した事業所と減少した事業所は、若干増加した事業所が多い構造となっている。増減幅とし

25 従業員数は 2013 年4月時点のものであるのに対して、採用・離職者のそれぞれの数は 2008 年から 2012 年ま

での各年の該当する数値である。そうした意味で、ここに用いている数値(比率)は、あくまでも相対的な採

用と離職の程度を表しているものであることに留意されたい。

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図表2-3-4 リーマン・ショック以降、正社員の採用数の対従業員総数の比率

(%)

(正社員の採用者数/2013年4月時点の従業員計)×100

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

0 54.9 54.8 49.6 45.0 42.6

5%未満 10.4 12.8 12.4 12.6 12.1

5~10%未満 9.9 9.0 11.2 12.3 13.0

10~15%未満 6.1 6.0 7.0 8.6 9.4

15~20%未満 2.4 2.5 3.3 3.7 4.0

20~25%未満 2.1 1.8 2.3 2.7 3.0

25~50%未満 4.4 3.7 5.1 6.0 6.6

50~75%未満 2.5 2.5 2.4 2.5 2.8

75~100%未満 1.5 1.6 1.7 1.9 1.6

100%以上 5.8 5.4 5.1 4.7 4.9

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 3,697 3,748 3,944 4,111 4,209

(注)直接雇用している従業員計およびリーマン・ショック後の正社員の採用者数に基づき作成。

図表2-3-5 リーマン・ショック以降、正社員の離職者数の対従業員総数比率

(%)

(正社員の離職者数/2013年4月時点の従業員計)×100

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

0 54.4 47.5 44.9 42.1 40.5

5%未満 12.9 13.3 15.3 15.5 15.8

5~10%未満 11.1 12.6 13.5 14.1 15.0

10~15%未満 6.8 7.6 9.0 10.4 10.2

15~20%未満 3.4 4.0 3.7 4.1 4.2

20~25%未満 2.6 2.7 2.6 3.3 3.4

25~50%未満 4.6 7.1 7.0 6.6 6.6

50~75%未満 2.4 2.9 2.2 2.3 2.7

75~100%未満 0.4 0.4 0.4 0.5 0.3

100%以上 1.4 1.9 1.4 1.2 1.4

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 3,019 3,187 3,338 3,474 3,569 (注)直接雇用している従業員計およびリーマン・ショック後の正社員の離職者数に基づき作成。

ては、総じて大きな変化はない中で、「5~10%未満」増加した事業所割合と「10~15%未満」

増加した事業所割合が 2008 年から 2012 年にかけて微増となっているほか、「5%未満」減少

している事業所割合が微増している(図表2-3-6)。

後に正社員の定年退職者数を、対従業員総数の比率でみると、退職率は5%程度からせ

いぜい 10%前後である中で、同じくこのところ増加傾向で推移していることがわかる(図表

2-3-7)。

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図表2-3-6(参考表)正社員数の増減幅の従業員総数に対する比率

(%)

雇用の変化 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

25%以上 6.8 6.3 6.8 6.3 6.8

15~25%未満 1.5 1.5 1.7 2.4 2.5

10~15%未満 2.8 2.5 2.5 3.5 4.2

5~10%未満 5.3 3.7 6.3 5.4 6.4

0~5%未満 9.0 8.0 8.7 9.4 9.4

変わらない 0% 56.7 52.3 50.4 50.7 48.0

0~-5%未満 6.1 7.6 8.9 8.5 8.2

-5~-10%未満 4.0 5.5 5.4 5.0 4.9

-10~-15%未満 1.9 3.7 3.1 3.3 3.6

-15~-25%未満 2.4 3.2 2.3 2.0 2.1

-25%以上 3.4 5.7 3.9 3.5 3.9

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 2,890 2,998 3,139 3,292 3,376

増えた

減った

(注)雇用の変化=(正社員の採用者数-正社員の離職者数)/2013 年 4 月時点従業員計×100

図表2-3-7 リーマン・ショック以降、正社員の離職者のうち定年退職した人数の

対従業員総数比率

(%)

(正社員の定年退職者数/2013年4月時点の従業員計)×100

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

0 83.2 80.3 79.6 77.9 75.2

5%未満 11.1 11.6 12.6 13.5 14.0

5~10%未満 2.7 3.8 3.6 4.3 5.4

10~15%未満 1.4 2.2 1.7 2.2 2.6

15~20%未満 0.6 0.7 0.6 0.5 0.6

20~25%未満 0.2 0.5 0.6 0.4 0.4

25~50%未満 0.6 0.6 0.9 0.9 1.0

50~75%未満 0.2 0.2 0.2 0.2 0.5

75~100%未満 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

100%以上 0.1 0.1 0.2 0.2 0.3

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 2,452 2,527 2,559 2,634 2,739 (注)直接雇用している従業員計およびリーマン・ショック後の正社員の定年退職者数に基づき作成。

(2)従業員の減少割合(リーマン・ショック後)

次に問6では、余剰人員が発生したとする事業所を対象として、労働投入量の調整の実態

を尋ねた。具体的には、従業員数と労働時間のそれぞれについて、どの程度減少させたかを

尋ねたものである26。以下では、従業員数と労働時間の別に、リーマン・ショック後の時期

と東日本大震災後の時期に、どの程度、従業員数または労働時間を減少させたかをみていく

が、ここでは、まずそれに先立って全体状況を概観しておきたい(図表2-3-8)。

26 調査票では、余剰労働力が発生しなかった事業所には、当該問6は飛ばして先に進んでもらうよう設計してあ

った。しかし実際には、余剰労働力が発生した事業所か否かは、調査票上で結果的に確認をすることができな

かった。その結果、本問に無回答であった事業所は、本当に余剰労働力が発生しなかったから回答しなかった

のか、それとも、通常の無回答事業所なのかが区別できない。やむを得ず、これらはすべて「無回答」に分類

することとし、結果の紹介も「無回答」を含めて表示することとした。

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図表2-3-8 リーマン・ショック後および東日本大震災後における、従業員数

および従業員1人当たり月間労働時間の減少幅(全体状況の概観)

(%)

リーマン・ショック時

東日本大震災時リーマン・ショック時

東日本大震災時

50%以上 3.1 1.6 4.3 2.7

25~50%未満 5.7 2.7 9.8 5.2

10~25%未満 7.7 4.4 11.7 7.7

5~10%未満 4.6 3.3 6.0 5.4

0~5%未満 5.1 5.2 3.4 4.5

減らさなかった 39.7 48.3 31.2 40.5

無回答 34.2 34.4 33.7 33.9

合計 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 5,727 5,857 5,727 5,857

従業員数の減少割合 月間労働時間の減少割合

(注)リーマン・ショック時の集計は、設立が 2008 年 8 月以前の事業所を用い、東日本大

震災時の集計は、設立が 2011 年 2 月以前の事業所を用いた。

無回答が回答の3割強を占めているが、その上で同表をみていくと、第一に、全体の3~

4割の事業所では、従業員数であれ月間労働時間数であれ、「減らさなかった」として大きな

割合を占めている。第二に事業所の実態をみると、当然ではあるが、従業員数の減少より月

間労働時間の減少割合の方が高い(リーマン・ショック後、労働時間を「50%以上」または

「25~50%未満」減少させ、調整を行った事業所の割合は、それぞれ 4.3%と 9.8%であった

が、従業員数を減少させた割合はそれぞれ 3.1%と 5.7%に止まった。また、東日本大震災後、

労働時間を「50%以上」または「25~50%未満」減少させた事業所の割合は、それぞれ 2.7%

と 5.2%となっており、従業員数の減少割合である 1.6%と 2.7%よりも多い)。第三に、リー

マン・ショック後の時期と東日本大震災後の時期を比較すると、従業員数の減少であれ月間

労働時間の減少であれ、いずれもリーマン・ショック後の時期の方が、より多くの事業所が

減少したとしている。企業の雇用調整をもたらした影響度という点では、やはりリーマン・

ショックの方が大きかったことを現していると考える。

以上、全体構造を概観した上で、以下ではまずリーマン・ショック後における従業員の減

少割合について、その状況をみていく(問6-1)。なお、割合は無回答を除いて計算してい

る。

リーマン・ショック後の従業員数の減少幅をみると、「減らさなかった」が 60.3%で、減

少させたのは「10~25%未満」が 11.7%を占めてもっとも多く、次いで「25~50%未満」(8.7%)、

「0~5%未満」(7.7%)、「5~10%未満」(7.0%)の順となっており、「50%以上」は 4.6%で

あった。

次に産業別に、減少程度の高い産業をみると、第一に製造業や情報通信業、その他サービ

ス業などでは、「減らさなかった」事業所の割合が5割前後と低く(つまり、従業員を減らし

た事業所が多い)、代わって「50%以上」や「25~50%未満」減らしたとする割合が相対的に

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かなり高く、従業員の減少規模の相対的に大きい産業となっている。なお運輸業・郵便業は、

「減らさなかった」割合は 54.7%と相対的に低い(つまり、同じく従業員を減らした事業所

が相対的に多い)ものの、従業員を減らしたとする事業所についてその程度をみると、「0~5%

未満」(13.8%)、「5~10%未満」(10.7%)などと、減少の程度が比較的緩やかな事業所が多

く、特徴ある結果となっている。

第二に、飲食サービスなど第三次産業でも従業員をかなり減らしており、後述する東日本

大震災後の場合と異なり、リーマン・ショック後の時期は、産業界は一様に厳しい対応を迫ら

れたことがみて取れる。

第三に、建設業、卸売業、小売業などでは、「減らさなかった」割合が7割前後を占めて

高いが、その割に「50%以上」や「25~50%未満」減らしたとする事業所割合も相対的に高

くなっており、事業所によるばらつきが比較的大きい産業と言える(図表2-3-9)。

図表2-3-9 リーマン・ショック後における従業員の減少割合(産業別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%未満

0~5%未満

減らさなかった

産業計(N=3,769) 100.0 4.6 8.7 11.7 7.0 7.7 60.3

農業、林業、漁業(N=14) 100.0 0.0 14.3 7.1 7.1 0.0 71.4

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=5) 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 80.0

建設業(N=534) 100.0 3.0 6.7 8.2 4.9 6.6 70.6

製造業(N=1,760) 100.0 6.4 10.7 14.3 8.1 9.4 51.0

電気・ガス・熱供給・水道業(N=25) 100.0 0.0 8.0 12.0 0.0 4.0 76.0

情報通信業(N=140) 100.0 5.7 15.0 16.4 7.1 7.1 48.6

運輸業、郵便業(N=159) 100.0 1.3 6.9 12.6 10.7 13.8 54.7

卸売業(N=209) 100.0 2.4 4.8 9.1 7.2 8.6 67.9

小売業(N=145) 100.0 3.4 4.8 7.6 3.4 4.1 76.6

金融業、保険業(N=29) 100.0 0.0 3.4 6.9 3.4 10.3 75.9

不動産業、物品賃貸業(N=44) 100.0 4.5 9.1 13.6 4.5 4.5 63.6

学術研究、専門・技術サービス業(N=177) 100.0 5.6 7.9 9.6 10.2 4.0 62.7

宿泊業(N=26) 100.0 0.0 7.7 3.8 0.0 19.2 69.2

飲食サービス業(N=37) 100.0 0.0 5.4 16.2 5.4 0.0 73.0

生活関連サービス業、娯楽業(N=77) 100.0 0.0 2.6 5.2 5.2 3.9 83.1

教育、学習支援業(N=18) 100.0 0.0 0.0 16.7 0.0 5.6 77.8

医療、福祉(N=133) 100.0 1.5 1.5 3.0 0.8 1.5 91.7

複合サービス事業(N=32) 100.0 3.1 6.3 9.4 0.0 3.1 78.1

その他サービス業(N=182) 100.0 6.0 12.1 11.0 8.8 3.8 58.2

その他(N=23) 100.0 0.0 0.0 13.0 4.3 4.3 78.3 (注)設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算している。「減

らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

次に製造業を業種別にみると、製造業全体では「10~25%未満」(14.3%)や「25~50%未

満」(10.7%)が多くの割合を占めており、総じてどの業種でも高い率で従業員を減らしたと

している中で、第一に電子部品・電気・情報通信機器製造業や輸送用機器製造業では、「減ら

さなかった」割合がそれぞれ 39.5%、39.9%と相対的に少なく(つまり、従業員を減らした

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事業所が多い)、「10~25%未満」、「25~50%未満」および「50%以上」減らしたとする事業

所の割合が、電子部品・電気・情報通信機器製造業では順に 18.4%、13.2%、12.1%、輸送

用機器製造業でも順に 19.6%、13.8%、7.2%と、いずれも従業員の減少の程度が非常に高く

なっている。ただし、一方で輸送用機器製造業では、「0~5%未満」とする事業所も 13.8%

を占めており、事業所によるばらつきも大きい。

第二に、非鉄金属・金属製品、はん用・生産用・業務用機器あたりが、これに次いで減少

の程度が高くなっている(「10~25%未満」、「25~50%未満」、「50%以上」の割合をみると、

非鉄金属・金属製品では順に 14.5%、12.5%、6.0%、はん用・生産用・業務用機器では順に

11.8%、12.4%、8.4%)。

第三に、内需型業種の食料品・飲料等製造業では、「減らさなかった」割合が 67.2%と相

対的に高く、減少幅も「0~5%未満」(13.1%)、「5~10%未満」(8.2%)などがもっとも

高い割合であるなど、減少の程度は低い(図表2-3-10)。

事業規模別にみると、1,000 人以上を除き、規模が高いほど「減らさなかった」割合が低

くなっている27(つまり、従業員を減らした事業所が多くなっている)。減少割合別の分布を

みても、「0~5%未満」や「5~10%未満」では、規模が高いほど割合が高い傾向がみられ

る。ただし、減少割合が 10%を超えると、規模間による差はあまりみられない(図表2-3

-11)。

図表2-3-10 リーマン・ショック後における従業員の減少割合(製造業業種別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

製造業業種計(N=1,760) 100.0 6.4 10.7 14.3 8.1 9.4 51.0

食料品、飲料等(N=61) 100.0 1.6 3.3 6.6 8.2 13.1 67.2

繊維工業(N=79) 100.0 2.5 13.9 10.1 8.9 7.6 57.0

木材・家具(N=87) 100.0 9.2 8.0 10.3 3.4 9.2 59.8

パルプ・紙・紙加工品(N=30) 100.0 3.3 6.7 10.0 3.3 16.7 60.0

印刷・同関連業(N=51) 100.0 5.9 7.8 15.7 11.8 9.8 49.0

化学・石油・石炭製品(N=37) 100.0 2.7 2.7 13.5 10.8 10.8 59.5

プラスチック・ゴム(N=131) 100.0 3.1 9.9 22.9 11.5 6.9 45.8

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=61) 100.0 6.6 4.9 13.1 16.4 8.2 50.8

鉄鋼業(N=119) 100.0 5.9 10.1 12.6 10.9 12.6 47.9

非鉄金属・金属製品(399) 100.0 6.0 12.5 14.5 7.5 7.8 51.6

はん用・生産用・業務用機械器具(N=178) 100.0 8.4 12.4 11.8 7.9 10.7 48.9

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=190) 100.0 12.1 13.2 18.4 8.4 8.4 39.5

輸送用機械器具(N=138) 100.0 7.2 13.8 19.6 5.8 13.8 39.9

その他の製造業(N=199) 100.0 5.0 9.0 10.6 5.5 7.5 62.3 (注)設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算している。「減

らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

27 なお「0~5%未満」の区分では、1~9人規模や 10~29 人規模では事業所割合がかなり低くなっている。「減

らさなかった」とする事業所割合は、これら小規模事業所は6~7割を占めて、かなり多いことを考え合わせ

ると、これは単に、小規模事業所は従業員が少ない分、「0~5%未満」などという微調整はできないことを示

しているだけかもしれない。指摘だけしておく。

-44-

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図表2-3-11 リーマン・ショック後における従業員の減少割合(事業所規模別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

事業所規模合計(N=3,481) 100.0 4.4 8.7 11.6 7.0 7.4 60.9

1~9人(N=1,578) 100.0 5.8 9.3 8.0 3.6 3.0 70.3

10~29人(N=1,113) 100.0 3.8 7.5 13.4 7.8 7.1 60.4

30~49人(N=337) 100.0 3.3 8.9 16.9 11.0 13.1 46.9

50~99人(N=243) 100.0 1.2 9.9 17.3 15.6 16.0 39.9

100~299人(N=161) 100.0 3.7 9.9 13.0 10.6 23.0 39.8

300~999人(N=42) 100.0 2.4 9.5 16.7 11.9 21.4 38.1

1,000人以上(N=7) 100.0 0.0 0.0 14.3 14.3 14.3 57.1 (注)設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算している。「減

らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

後に、事業活動水準別に従業員の減少割合をみてみたい(図表2-3-12)。

例えば、事業活動水準が高い区分⑤(2007 年を 100 とした水準でいずれの年も 100 を超え

た事業所)をみると、従業員を減らさなかった事業所割合は高く、従業員を減らしたとして

も、「0~5%未満」や「5~10%未満」程度の減少幅に止まった事業所が多い。これに対し

て、事業活動水準が低い区分①から③(2007 年を 100 とした水準で「90 未満」の年が1年以

上あった事業所)にかけての事業所では、「10~25%未満」とか「25~50%未満」減らしたと

する事業所の割合が高くなっている。さらに、区分⑥「2回以上 40%未満あり」や区分⑦「2

回以上 60%未満あり」の事業所になると、「25~50%未満」や「50%以上」減らしたとする

事業所が1~2割程度占めるに至っている。

なお、「2回以上 40%未満あり」や「2回以上 60%未満あり」とする事業所でも、その4

割は従業員を減らしていない。注目しておきたい。

図表2-3-12 リーマン・ショック後における従業員の減少割合(事業活動水準別)

(%)

リーマン・ショック時の従業員数減少割合

①一度でも70%未満

②一度でも70%~80%

未満

③一度でも80%~90%

未満

④一度でも90%~

100%未満

⑤いずれの年も100%

以上①~⑤計

⑥2回以上40%未

⑦2回以上60%未満

⑥~⑦計

50%以上 8.2 1.5 1.1 0.6 1.3 4.8 20.0 11.6 13.6

25~50%未満 13.0 8.3 4.6 2.8 1.0 8.9 17.8 17.0 17.1

10~25%未満 14.5 13.3 10.7 9.9 2.3 12.1 8.9 16.1 14.4

5~10%未満 8.0 8.2 8.4 7.1 0.8 7.2 4.4 6.2 5.8

0~5%未満 7.2 10.6 9.2 8.0 5.4 7.8 3.9 7.4 6.5

なし 49.2 58.1 66.0 71.7 89.1 59.2 45.0 41.8 42.5

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 1,827 540 477 325 387 3,556 180 584 764

2007年を100とした時の2008年~2012年の事業活動水準

(注)1.設立が 2007 年以前の事業所についての集計である。

2.②の集計では①の事業所を除いている。③の集計は①と②の事業所を除いている。④の集計は

①~③の事業所を除いている。

3.⑦の集計には、⑥の事業所を除いている。

4.「減らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

-45-

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(3)従業員の減少割合(東日本大震災後)

次に東日本大震災後について、従業員の減少状況をみてみよう。

産業全体では、73.6%(無回答を除く割合)の事業所は「従業員を減らさなかった」とし

ており、リーマン・ショック後(図表2-3-9で 60.3%)と比べて高くなっている(つま

り、従業員を減らした事業所割合は少ない)。一方、減少幅を区分別にみると、「0~5%未満」

は 7.9%、「5~10%未満」が 5.1%、「10~25%未満」が 6.7%、「25~50%未満」が 4.2%、「50%

以上」が 2.5%となっており、減少させた事業所では、かなりの程度減少させた事業所もあ

り、事業所によるばらつきが大きい。

こうした状況は、産業別にみても総じてほぼ同様のことが言え、従業員の削減状況は特定

の産業に多くみられるというよりは、事業所によってかなりばらつきがみられる。

その中で、飲食サービスについては、従業員を「減らさなかった」割合は 59.5%と相対的

に低く(つまり、従業員を減らした事業所が多い)、11.9%の事業所が「25~50%未満」減ら

し、「10~25%未満」も 9.5%を占めるなど、減少割合も高くなっている。一方、運輸業、郵

便業や、(サンプル数は少ないが)宿泊業では、従業員を「減らさなかった」割合は相対的に

低く(両産業はそれぞれ 67.1%と 61.5%)、従業員を減らしているが、減少幅自体は「0~5%

未満」など減少程度の低い事業所が中心となっている(図表2-3-13)。

図表2-3-13 東日本大震災後における従業員の減少割合(産業別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

産業計(N=3,843) 100.0 2.5 4.2 6.7 5.1 7.9 73.6

農業、林業、漁業(N=15) 100.0 20.0 0.0 0.0 6.7 0.0 73.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=5) 100.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 80.0

建設業(N=537) 100.0 2.0 4.3 6.7 4.1 6.5 76.4

製造業(N=1,757) 100.0 2.4 4.0 7.1 5.4 9.5 71.7

電気・ガス・熱供給・水道業(N=25) 100.0 0.0 8.0 8.0 8.0 0.0 76.0

情報通信業(N=145) 100.0 0.7 4.8 9.0 5.5 8.3 71.7

運輸業、郵便業(N=170) 100.0 2.4 2.9 7.6 7.6 12.4 67.1

卸売業(N=212) 100.0 1.4 3.3 6.1 6.6 8.0 74.5

小売業(N=154) 100.0 1.9 5.8 7.8 2.6 3.9 77.9

金融業、保険業(N=32) 100.0 0.0 6.3 9.4 3.1 6.3 75.0

不動産業、物品賃貸業(N=45) 100.0 2.2 6.7 4.4 6.7 4.4 75.6

学術研究、専門・技術サービス業(N=185) 100.0 2.2 4.9 7.0 4.3 7.6 74.1

宿泊業(N=26) 100.0 7.7 3.8 3.8 7.7 15.4 61.5

飲食サービス業(N=42) 100.0 7.1 11.9 9.5 4.8 7.1 59.5

生活関連サービス業、娯楽業(N=83) 100.0 3.6 3.6 4.8 4.8 3.6 79.5

教育、学習支援業(N=18) 100.0 0.0 5.6 5.6 0.0 16.7 72.2

医療、福祉(N=147) 100.0 2.7 2.0 1.4 3.4 2.0 88.4

複合サービス事業(N=30) 100.0 3.3 0.0 0.0 10.0 3.3 83.3

その他サービス業(N=190) 100.0 4.7 5.3 7.4 4.2 6.3 72.1

その他(N=25) 100.0 0.0 0.0 8.0 4.0 0.0 88.0 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

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次に製造業を業種別にみてみよう。製造業全体では、従業員を「減らさなかった」割合は

71.7%であるが、この中で「食料品、飲料等」や「パルプ・紙・紙加工品」、「印刷・同関連業」、

輸送用機器製造業などでは、「減らさなかった」割合がそれぞれ 59.7%、60.7%、61.7%、

63.6%と、相対的に低くなっている(つまり、従業員を減らした事業所が多い)。いずれも、

津波の被災や東電福島第一原発事故の影響で、出荷停止・製造加工品の供給ストップとなっ

た業種であり、雇用の調整を相対的により多く迫られたものと考えることができる(図表2

-3-14)。

図表2-3-14 東日本大震災後における従業員の減少割合(製造業業種別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

製造業業種計(N=1,757) 100.0 2.4 4.0 7.1 5.4 9.5 71.7

食料品、飲料等(N=62) 100.0 6.5 3.2 11.3 9.7 9.7 59.7

繊維工業(N=82) 100.0 1.2 8.5 9.8 6.1 9.8 64.6

木材・家具(N=84) 100.0 4.8 3.6 11.9 3.6 7.1 69.0

パルプ・紙・紙加工品(N=28) 100.0 3.6 0.0 21.4 3.6 10.7 60.7

印刷・同関連業(N=47) 100.0 0.0 6.4 10.6 8.5 12.8 61.7

化学・石油・石炭製品(N=36) 100.0 0.0 2.8 2.8 5.6 11.1 77.8

プラスチック・ゴム(N=131) 100.0 0.8 0.8 6.1 6.9 13.7 71.8

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=61) 100.0 0.0 1.6 3.3 4.9 14.8 75.4

鉄鋼業(N=116) 100.0 0.9 4.3 4.3 5.2 12.9 72.4

非鉄金属・金属製品(401) 100.0 2.2 5.5 5.0 3.7 5.5 78.1

はん用・生産用・業務用機械器具(N=176) 100.0 0.6 4.5 6.3 5.1 7.4 76.1

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=190) 100.0 4.7 2.1 7.9 5.8 11.1 68.4

輸送用機械器具(N=140) 100.0 3.6 4.3 7.9 5.7 15.0 63.6

その他の製造業(N=203) 100.0 3.0 3.4 7.4 5.9 7.4 72.9 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

さらに事業所規模別にみると、30~49 人、50~99 人、100~299 人、300~999 人規模の事

業所では、「0~5%未満」など減少程度は低いが、従業員を減らしたとする事業所が相対的に

多くなっている(図表2-3-15)。

後に事業活動水準別にみると、東日本大震災後においては、事業活動水準が区分⑥「2

回以上 40%未満」、⑦「2回以上 60%未満」、①「一度でも 70%未満」または②「一度でも

70~80%未満」など、事業活動水準が極めて低い事業所の場合には、削減幅もやや多くなっ

ているが、事業活動水準がそれより高かった場合は、雇用削減は実施したとしても、せいぜ

い「0~5%未満」程度であり、それ以上、削減幅が大きい事業所はみられない。なお、⑥「2

回以上 40%未満」、⑦「2回以上 60%未満」であった事業所でも、その6割は従業員を「減

らさなかった」としていることには、ここでも注目しておきたい(図表3-3-16)。

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図表2-3-15 東日本大震災後における従業員の減少割合(事業所規模別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

事業所規模合計(N=3,557) 100.0 2.4 4.0 6.7 5.0 7.5 74.4

1~9人(N=1,627) 100.0 3.2 6.0 6.1 3.0 3.5 78.2

10~29人(N=1,130) 100.0 2.3 2.7 7.5 5.8 7.5 74.2

30~49人(N=338) 100.0 1.5 3.0 8.0 8.0 13.0 66.6

50~99人(N=249) 100.0 0.4 2.0 4.8 10.4 15.7 66.7

100~299人(N=162) 100.0 1.2 0.6 6.2 6.2 16.7 69.1

300~999人(N=44) 100.0 0.0 0.0 9.1 6.8 31.8 52.3

1,000人以上(N=7) 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

図表2-3-16 東日本大震災後における従業員の減少割合(事業活動水準別)

(%)

東日本大震災時の従業員数減少割合

①一度でも70%未満

②一度でも70%~80%

未満

③一度でも80%~90%

未満

④一度でも90%~

100%未満

⑤いずれの年も100%

以上①~⑤計

⑥2回以上40%未

⑦2回以上60%未満

⑥~⑦計

50%以上 3.6 1.5 1.5 0.3 1.0 2.4 5.7 3.3 3.8

25~50%未満 6.1 4.1 1.7 0.9 1.8 4.2 6.3 6.7 6.6

10~25%未満 9.0 7.8 4.4 4.3 1.6 6.9 10.8 11.2 11.1

5~10%未満 5.3 5.8 7.9 3.1 1.6 5.1 1.7 6.6 5.4

0~5%未満 8.1 8.0 9.2 10.5 3.7 8.0 8.5 7.8 7.9

なし 67.9 72.9 75.4 80.8 90.3 73.3 67.0 64.4 65.0

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 1,817 539 479 323 383 3,541 176 579 755

2007年を100とした時の2008年~2012年の事業活動水準

(注)1.設立が 2007 年以前の事業所についての集計である。

2.②の集計では①の事業所を除いている。③の集計は①と②の事業所を除いている。④の集計は

①~③の事業所を除いている。

3.⑦の集計には、⑥の事業所を除いている。

4.「減らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

(4)労働時間の減少割合(リーマン・ショック後)

次に労働時間の減少状況についてみてみよう(問6-2)。

まずリーマン・ショック後の状況はどうか。産業全体では「25~50%減」(無回答を除き

14.7%)、「10~25%減」(17.7%)などと、かなり多くの事業所が労働時間を減らした。労働

時間を「減らさなかった」とするのは全体の 47.0%に過ぎない。

産業別にみると、もっとも労働時間を減らしたのは製造業で、「50%以上」(10.6%)、「25

~50%減」(22.6%)、「10~25%減」(23.6%)などと、大幅に減らしており、労働時間を「減

らさなかった」のは 27.5%に過ぎない。次いで労働時間を減らしたのは運輸業・郵便業で「25

~50%減」(13.8%)、「10~25%減」(22.6%)、「5~10%」(11.3%)などと高い割合になっ

ており、労働時間を「減らさなかった」のは 43.4%となっている。一方、医療福祉、生活関

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連サービス業などでは、労働時間を「減らさなかった」事業所割合は多い(それぞれ、92.5%

と 80.2%)。(図表2-3-17)

図表2-3-17 リーマン・ショック後における労働時間の減少割合(産業別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

産業計(N=3,796) 100.0 6.5 14.7 17.7 9.0 5.1 47.0

農業、林業、漁業(N=13) 100.0 0.0 15.4 7.7 0.0 0.0 76.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=4) 100.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0 75.0

建設業(N=538) 100.0 3.5 8.9 12.3 8.4 5.6 61.3

製造業(N=1,770) 100.0 10.6 22.6 23.6 10.2 5.5 27.5

電気・ガス・熱供給・水道業(N=26) 100.0 3.8 3.8 19.2 15.4 0.0 57.7

情報通信業(N=142) 100.0 2.1 13.4 12.7 11.3 4.9 55.6

運輸業、郵便業(N=159) 100.0 2.5 13.8 22.6 11.3 6.3 43.4

卸売業(N=210) 100.0 1.4 8.1 17.1 10.5 4.3 58.6

小売業(N=148) 100.0 2.0 5.4 9.5 5.4 2.7 75.0

金融業、保険業(N=29) 100.0 0.0 6.9 0.0 3.4 6.9 82.8

不動産業、物品賃貸業(N=47) 100.0 2.1 2.1 8.5 4.3 4.3 78.7

学術研究、専門・技術サービス業(N=180) 100.0 6.7 6.7 16.1 4.4 5.0 61.1

宿泊業(N=25) 100.0 0.0 8.0 12.0 12.0 4.0 64.0

飲食サービス業(N=38) 100.0 2.6 5.3 2.6 10.5 2.6 76.3

生活関連サービス業、娯楽業(N=81) 100.0 1.2 3.7 3.7 8.6 2.5 80.2

教育、学習支援業(N=18) 100.0 0.0 0.0 0.0 5.6 0.0 94.4

医療、福祉(N=134) 100.0 0.7 1.5 2.2 1.5 1.5 92.5

複合サービス事業(N=32) 100.0 3.1 6.3 6.3 0.0 12.5 71.9

その他サービス業(N=178) 100.0 4.5 9.0 16.9 10.1 6.2 53.4

その他(N=24) 100.0 0.0 0.0 12.5 8.3 4.2 75.0 (注)設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

次に製造業を業種別にみる。まず、「減らさなかった」割合が極端に低い業種(つまり、

労働時間を減らした事業所が多い)として、輸送用機器(16.4%)、プラスチック・ゴム

(16.8%)、はん用・生産用・業種用機械器具(17.2%)、非鉄金属・金属製品(21.0%)、電

子部品・電気・情報通信機器(21.7%)の各製造業が挙げられる。いずれも「50%以上」労

働時時間を減らした事業所割合が 15%前後を占め、「25~50%未満」や「10~25%未満」減

少させた事業所もそれぞれ3割弱を占めるなど、極めて大幅に労働時間を削減している。こ

れに対して、内需関連の食料品、飲料等では、リーマン・ショック後の時期は 70.0%の事業

所が労働時間を「減らさなかった」としており、労働時間の調整は比較的小幅にとどまって

いる(図表2-3-18)。

次いで事業所規模別にみてみよう。事業所規模が大きくなるほど、「減らさなかった」と

する事業所割合は低くなる(つまり、労働時間を減らす事業所が多い)が、減少幅をみると、

「5~10%」や「0~5%未満」など減少幅の小さいものが多い。こうした事業所規模間比較

-49-

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図表2-3-18 リーマン・ショック後における労働時間の減少割合(製造業業種別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

製造業業種計(N=1,770) 100.0 10.6 22.6 23.6 10.2 5.5 27.5

食料品、飲料等(N=60) 100.0 0.0 3.3 11.7 11.7 3.3 70.0

繊維工業(N=80) 100.0 3.8 17.5 23.7 12.5 7.5 35.0

木材・家具(N=92) 100.0 1.1 17.4 23.9 8.7 5.4 43.5

パルプ・紙・紙加工品(N=30) 100.0 6.7 13.3 10.0 13.3 10.0 46.7

印刷・同関連業(N=50) 100.0 4.0 4.0 24.0 14.0 6.0 48.0

化学・石油・石炭製品(N=36) 100.0 2.8 8.3 22.2 8.3 11.1 47.2

プラスチック・ゴム(N=131) 100.0 7.6 29.0 26.7 13.7 6.1 16.8

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=58) 100.0 5.2 19.0 22.4 10.3 8.6 34.5

鉄鋼業(N=113) 100.0 14.2 20.4 19.5 9.7 8.0 28.3

非鉄金属・金属製品(409) 100.0 12.5 24.9 24.0 12.7 4.9 21.0

はん用・生産用・業務用機械器具(N=180) 100.0 17.8 29.4 24.4 7.2 3.9 17.2

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=189) 100.0 14.3 28.6 24.3 6.3 4.8 21.7

輸送用機械器具(N=140) 100.0 14.3 28.6 28.6 7.1 5.0 16.4

その他の製造業(N=202) 100.0 9.4 18.8 24.3 9.9 4.5 33.2 (注)設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

図表2-3-19 リーマン・ショック後における労働時間の減少割合(事業所規模別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

事業所規模合計(N=3,512) 100.0 6.3 14.7 18.0 8.9 5.0 47.0

1~9人(N=1,604) 100.0 7.6 13.9 14.0 6.7 4.1 53.7

10~29人(N=1,118) 100.0 5.8 15.5 19.8 8.8 5.2 45.0

30~49人(N=339) 100.0 5.9 14.5 20.1 15.3 5.9 38.3

50~99人(N=239) 100.0 3.8 14.2 28.5 11.7 6.3 35.6

100~299人(N=162) 100.0 3.7 16.0 23.5 12.3 7.4 37.0

300~999人(N=43) 100.0 2.3 27.9 23.3 9.3 14.0 23.3

1,000人以上(N=7) 100.0 0.0 0.0 57.1 14.3 14.3 14.3 (注)設立が 2008 年 8 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

の特徴は、減少程度は別として、構造としては先にみた従業員の減らし方(図表2-3-11、

2-3-15)に似た側面がある(図表2-3-19)。

後に、以上みた労働時間の減らし方を事業活動水準別にみてみたい。

図表2-3-20 をご覧頂きたい。まず事業活動水準が低かった事業所ほど、労働時間を「減

らさなかった」事業所割合が少なくなっている(つまり、労働時間を減らした事業所が多い)。

特に、事業活動水準が区分①「一度でも 70%未満」や区分⑥「2回以上 40%未満」、⑦「2

回以上 60%未満」であった事業所では、労働時間を「減らさなかった」事業所割合はそれぞ

れ 31.3%、34.2%、26.7%と少なく、「50%以上」、「25~50%未満」または「10~25%未満」

労働時間を減らした事業所の割合は、それぞれ1~2割を占めてかなり高くなっている。こ

れに対して、事業活動水準が高かった区分⑤(「いずれの年でも 100%以上」)の事業所では、

その 85.5%の事業所が労働時間を「減らさなかった」としている。

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図表2-3-20 リーマン・ショック後における労働時間の減少割合(事業活動水準別)

(%)

リーマン・ショック時の労働時間減少割合

①一度でも70%未満

②一度でも70%~80%

未満

③一度でも80%~90%

未満

④一度でも90%~

100%未満

⑤いずれの年も100%

以上①~⑤計

⑥2回以上40%未

⑦2回以上60%未満

⑥~⑦計

50%以上 10.9 3.3 1.3 1.8 1.8 6.7 20.7 13.9 15.5

25~50%未満 21.3 13.4 8.0 6.7 3.4 15.1 16.3 24.7 22.7

10~25%未満 22.5 19.8 17.3 10.1 4.7 18.3 16.3 23.0 21.4

5~10%未満 9.0 11.4 12.0 10.1 3.1 9.3 8.7 7.4 7.7

0~5%未満 4.9 6.4 5.5 7.0 1.6 5.0 3.8 4.4 4.3

減らさなかった 31.3 45.7 56.0 64.2 85.5 45.7 34.2 26.7 28.5

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 1,848 551 475 327 387 3,588 184 592 776

2007年を100とした時の2008年~2012年の事業活動水準

注1)設立が 2007 年以前の事業所についての集計である。

2)②の集計では①の事業所を除いている。③の集計は①と②の事業所を除いている。④の集計は①~

③の事業所を除いている。

3)⑦の集計には、⑥の事業所を除いている。

4)「減らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

(5)労働時間の減少割合(東日本大震災後)

東日本大震災後においては、労働時間を「減らさなかった」とする割合が 61.3%を占めて

おり、リーマン・ショック後の状況と比べると、労働時間を減らさなかった事業所が多くな

っている。減らした事業所でも、「10~25%未満」が 11.7%、「5~10%未満」が 8.2%、「25

~50%未満」が 7.9%、「0~5%未満」が 6.8%、「50%以上」が 4.0%となっており、減少の

程度は緩やかとなっている。

産業別にみても、多くの産業で労働時間を減らさなかった事業所割合が高くなっている。

そうした中で労働時間を大きく減らしたのは、サンプル数が少ないが宿泊業(「50%以上減」

は同 16.7%、「25~50%減」は 20.8%、「10~25%減」は 12.5%)、それと製造業、運輸業・

郵便業など一部の産業にとどまっている。製造業では、「25~50%未満」が 10.2%、「10~25%

未満」が 15.1%、「5~10%未満」が 10.0%をそれぞれ占め、「減らさなかった」とするのは

51.8%にとどまっており、かなり大幅に労働時間を減らしたとする事業所が多い。運輸業・

郵便業でも「減らさなかった」とするのは 52.1%にとどまっている。ただし、労働時間の削

減の程度別にみると、削減程度の緩やかな事業所が相対的に多くみられる(図表2-3-21)。

次に、製造業の業種別の状況をみてみたい。

製造業では総じて、多くの業種で労働時間を減らしたが、その中で特に労働時間を減らし

た事業所割合の高い業種としては、パルプ・紙・紙加工品、輸送用機器、プラスチック・ゴム

などを挙げることができる(「減らさなかった」事業所割合は、それぞれ順に 33.3%、35.2%、

42.6%と低い。)。このうち、労働時間の削減率の区分別にみると、輸送用機器製造業は、確

かにかなり高い割合で労働時間を削減した事業所が多く、またプラスチック・ゴム製造業でも、

かなり削減しているものと思われるが、パルプ・紙・紙加工品製造業については、「50%以上」

減らした事業所が 13.3%占める一方で、「0~5%未満」に止まったとする割合も 13.3%とな

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図表2-3-21 東日本大震災後における労働時間の減少割合(産業別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

産業計(N=3,872) 100.0 4.0 7.9 11.7 8.2 6.8 61.3

農業、林業、漁業(N=15) 100.0 20.0 13.3 0.0 0.0 0.0 66.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=4) 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 25.0 75.0

建設業(N=549) 100.0 4.2 6.2 9.8 7.8 5.1 66.8

製造業(N=1,763) 100.0 4.3 10.2 15.1 10.0 8.7 51.8

電気・ガス・熱供給・水道業(N=26) 100.0 7.7 0.0 15.4 7.7 0.0 69.2

情報通信業(N=149) 100.0 2.0 5.4 5.4 6.0 6.7 74.5

運輸業、郵便業(N=167) 100.0 3.6 6.6 13.8 12.0 12.0 52.1

卸売業(N=213) 100.0 1.9 3.8 13.6 10.3 4.7 65.7

小売業(N=157) 100.0 5.1 6.4 7.6 4.5 5.7 70.7

金融業、保険業(N=31) 100.0 0.0 9.7 0.0 3.2 6.5 80.6

不動産業、物品賃貸業(N=49) 100.0 0.0 4.1 2.0 6.1 2.0 85.7

学術研究、専門・技術サービス業(N=186) 100.0 3.2 7.0 8.6 5.4 6.5 69.4

宿泊業(N=24) 100.0 16.7 20.8 12.5 4.2 0.0 45.8

飲食サービス業(N=43) 100.0 7.0 14.0 7.0 0.0 2.3 69.8

生活関連サービス業、娯楽業(N=84) 100.0 4.8 3.6 8.3 9.5 2.4 71.4

教育、学習支援業(N=18) 100.0 5.6 0.0 0.0 0.0 0.0 94.4

医療、福祉(N=148) 100.0 2.0 2.7 3.4 0.7 2.7 88.5

複合サービス事業(N=32) 100.0 6.3 6.3 3.1 3.1 9.4 71.9

その他サービス業(N=188) 100.0 4.8 8.0 10.6 6.9 3.7 66.0

その他(N=26) 100.0 0.0 0.0 3.8 7.7 0.0 88.5 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

図表2-3-22 東日本大震災後における労働時間の減少割合(製造業業種別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

製造業業種計(N=1,763) 100.0 4.3 10.2 15.1 10.0 8.7 51.8

食料品、飲料等(N=64) 100.0 6.3 9.4 15.6 10.9 9.4 48.4

繊維工業(N=82) 100.0 3.7 12.2 13.4 9.8 9.8 51.2

木材・家具(N=87) 100.0 6.9 9.2 18.4 10.3 5.7 49.4

パルプ・紙・紙加工品(N=30) 100.0 13.3 10.0 20.0 10.0 13.3 33.3

印刷・同関連業(N=49) 100.0 2.0 10.2 14.3 14.3 6.1 53.1

化学・石油・石炭製品(N=36) 100.0 5.6 5.6 8.3 2.8 16.7 61.1

プラスチック・ゴム(N=129) 100.0 3.1 17.1 14.7 14.0 8.5 42.6

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=59) 100.0 1.7 6.8 15.3 11.9 10.2 54.2

鉄鋼業(N=114) 100.0 1.8 10.5 14.0 11.4 9.6 52.6

非鉄金属・金属製品(404) 100.0 1.5 8.9 13.4 9.7 8.2 58.4

はん用・生産用・業務用機械器具(N=177) 100.0 4.0 6.2 15.8 9.6 5.1 59.3

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=188) 100.0 7.4 9.0 15.4 6.9 11.7 49.5

輸送用機械器具(N=142) 100.0 8.5 21.1 19.0 9.2 7.0 35.2

その他の製造業(N=202) 100.0 4.5 6.9 15.3 10.4 9.4 53.5 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

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っている。むしろばらつきが大きい特徴が見出せる。同じ業種でも、東日本大震災の被災で

生産ストップとなった企業の関連事業所と、そうでない事業所とで、その後の状況には違い

が生じていたことを示すデータのように思われる(図表2-3-22)。

事業所規模別に労働時間の減少状況をみると、大規模事業所ほど労働時間をより多く減ら

している傾向がみられる。ただし、大規模事業所では、「0~5%未満」に止まった事業所が

1~2割を占めるなど、減少程度が緩やかな労働時間の減少が相対的に多くなっている(図

表2-3-23)。

後に事業活動水準別に集計してみた。ここでも、事業活動水準が低かった事業所ほど労

働時間を減らす事業所が多く、かつ「25~50%未満」や「10~25%未満」など削減率の高い

事業所割合が多くなっている(図表2-3-24)。

図表2-3-23 東日本大震災後における労働時間の減少割合(事業所規模別)

(%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

事業所規模合計(N=3,586) 100.0 4.1 7.6 11.5 8.1 6.8 61.9

1~9人(N=1,646) 100.0 5.5 9.2 9.5 6.5 4.4 64.9

10~29人(N=1,139) 100.0 2.7 7.0 13.2 7.8 7.6 61.7

30~49人(N=342) 100.0 2.9 5.0 12.3 12.6 9.9 57.3

50~99人(N=245) 100.0 3.7 4.5 12.2 13.5 7.8 58.4

100~299人(N=163) 100.0 3.1 6.7 16.0 7.4 12.3 54.6

300~999人(N=44) 100.0 4.5 9.1 13.6 6.8 25.0 40.9

1,000人以上(N=7) 100.0 0.0 0.0 28.6 28.6 14.3 28.6 (注)設立が 2011 年 2 月以前の事業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて計算した。「減ら

さなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

図表2-3-24 東日本大震災後における労働時間の減少割合(事業活動水準別)

(%)

東日本大震災時の労働時間減少割合

①一度でも70%未満

②一度でも70%~80%

未満

③一度でも80%~90%

未満

④一度でも90%~

100%未満

⑤いずれの年も100%

以上①~⑤計

⑥2回以上40%未

⑦2回以上60%未満

⑥~⑦計

50%以上 5.6 2.4 3.1 1.8 1.8 4.0 7.9 7.9 7.9

25~50%未満 10.6 7.8 5.4 4.3 2.1 7.9 7.9 13.2 12.0

10~25%未満 15.0 12.7 9.4 8.0 5.7 12.2 13.6 16.3 15.7

5~10%未満 9.0 9.0 9.8 7.3 4.6 8.5 10.7 8.1 8.7

0~5%未満 6.6 8.5 9.8 8.3 1.3 6.9 7.9 6.5 6.9

減らさなかった 53.2 59.7 62.3 70.3 84.6 60.4 52.0 47.9 48.9

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 1,828 553 478 327 389 3,575 177 582 759

2007年を100とした時の2008年~2012年の事業活動水準

注1)集計は設立日 2007 年以降の事業所を除いている。

2)②の集計では①の事業所を除いている。③の集計は①と②の事業所を除いている。④の集計は①~

③の事業所を除いている。

3)⑦の集計には、⑥の事業所を除いている。

4)「減らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

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第4節 雇用調整の実施状況

(1)雇用調整の実施割合

以上、雇用の増減状況や採用・離職の状況、余剰労働力の調整の状況(従業員と労働時間

の削減)などをみてきたが、調査票の問7ではこれらを受けて、リーマン・ショック以降、

2008 年から 2013 年までの各年において雇用調整を実施したかどうか、実施した場合にはど

のような方法を採ったかについて尋ねている28。

まず雇用調整の実施割合は以下の図表2-4-1の通りである。2009 年に実施割合が

35.4%となってもっとも高くなり、その後 2011 年まで3割を超える水準が続いた後、2012

年以降低下する形となっている。

図表2-4-1 雇用調整の実施状況:実施の有無

(%)

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

雇用調整を実施した 16.4 35.4 33.6 32.1 26.1 20.0

雇用調整を実施しなかった 63.3 49.9 52.0 53.3 58.2 62.9無回答 20.4 14.7 14.4 14.5 15.6 17.1合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0事業所数 5,952 5,952 5,952 5,952 5,952 5,952

これを産業別にみてみよう。まず、無回答を除いた上で「雇用調整を実施した」の割合を

計算し直すと、図表2-4-2が得られる。その上で、やや込み入ったグラフにはなるが、

産業間比較をするため、「雇用調整を実施した」の割合を折れ線グラフにして描いてみた(図

表2-4-3)。

これによると、第一に、2009 年はリーマン・ショックの影響を反映して、ほぼすべての産

業で雇用調整の実施割合が前年より増加した。その結果、2009 年における雇用調整の実施割

合は、製造業(64.9%)、情報通信業(49.2%)、運輸業・郵便業(41.1%)などで特に高くな

っている。第二に、その後、雇用調整の実施割合は多くの産業では、2010 年に一旦横ばいか

若干の低下となった後、2011 年に東日本大震災の影響を受けて再び増えているが、建設業や

宿泊業、生活関連サービス業・娯楽業では、2010 年、2011 年と上昇となっており、2009 年

から数えると3年続けて上昇となっている(2011 年は、それぞれ 36.5%、45.2%、24.6%)。

第三にこの結果、2011 年に雇用調整実施割合の高い産業は、製造業(50.5%)、情報通信業

(46.7%)、宿泊業(45.2%)、運輸業・郵便業(37.1%)、建設業(36.5%)などとなってい

る。第四に、2012 年、2013 年はほぼすべての産業で割合は下がっており、雇用調整は落ち着

きをみせている。

28 2008 年については「秋以降」(リーマン・ショック以降の意図による)、2013 年については「現在」との注釈

を付けている。

-54-

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図表2-4-2 雇用調整の実施割合(産業別)

(%)

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

産業計 20.6 41.5 39.2 37.6 31.0 24.1

農業、林業、漁業 8.0 11.5 15.4 21.4 24.1 13.8

鉱業、鉱石業、砂利採取業 0.0 25.0 25.0 14.3 14.3 14.3

建設業 13.4 25.8 36.1 36.5 28.9 20.6

製造業 33.7 64.9 55.6 50.5 43.9 36.0

電気・ガス・熱供給・水道業 18.4 29.0 26.3 20.5 18.0 12.8

情報通信業 15.5 49.2 52.4 46.7 30.9 16.3

運輸業、郵便業 20.2 41.1 40.7 37.1 29.0 20.5

卸売業 11.6 32.3 34.6 34.9 27.9 22.2

小売業 6.7 16.7 16.7 22.8 18.7 15.0

金融業、保険業 8.7 8.7 6.5 10.9 10.9 10.9

不動産業、物品賃貸業 8.7 21.3 23.6 20.6 15.5 8.6

学術研究、専門・技術サービス業 14.1 30.2 31.8 30.0 21.9 15.9

宿泊業 17.2 32.3 34.4 45.2 28.1 23.3

飲食サービス業 5.1 5.1 9.8 18.2 14.9 9.1

生活関連サービス業、娯楽業 7.6 9.3 12.5 24.6 16.4 10.5

教育、学習支援業 0.0 8.9 6.7 17.4 13.3 8.9

医療、福祉 3.6 1.1 1.4 5.9 3.6 2.9

複合サービス事業 12.2 20.0 27.7 24.4 22.2 14.3

その他サービス業 17.9 33.2 29.0 30.3 25.4 23.8

その他 2.4 11.9 11.6 15.6 13.3 9.1

雇用調整を実施した

(注)実施割合は、「無回答」を除いて計算した。

図表2-4-3 雇用調整実施割合グラフ(産業別)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

産業計 農業、林業、漁業

鉱業、鉱石業、砂利採取業 建設業

製造業

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業

運輸業、郵便業 卸売業

小売業

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

金融業、保険業 不動産業、物品賃貸業

学術研究、専門・技術サービス業 宿泊業

飲食サービス業

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業

医療、福祉 複合サービス事業

その他サービス業

(注)本図表は、図表4-1-2をそのままグラフ化したものである。ただし、「その他」の産業は割愛した。

-55-

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次に、製造業を業種別にみてみる。

図表2-4-4をみると、製造業では 2009 年に多くの業種が雇用調整を実施して、実施割

合は急上昇し、その後、2010 年は横ばいから緩やかに低下し、2011 年もごく一部の業種を除

き引き続き緩やかに低下しており、2012 年、2013 年は低下が続いている。こうした結果、第

一に 2009 年29には、はん用・生産用・業種用機械器具(73.9%)、輸送用機器(73.7%)、電

子部品・電気・情報通信機器(72.2%)、非鉄金属・金属製品(71.3%)などの各製造業で、

雇用調整の実施割合は極めて高い割合となっている。第二に、2011 年に上昇となったのは、

輸送用機器(2011 年は 62.4%)、プラスチック・ゴム(同 51.4%)、食料品・飲料等(同 32.1%)

の各製造業である。第三に、食料品・飲料等については、内需関連業種であるため他の製造

業各業種と比べると雇用調整の実施割合はかなり低いが、東日本大震災で大きく影響を受け

た結果、雇用調整の実施割合は、2008 年から 2011 年にかけてずっと上昇を続けた(図表2

-4-4)。

図表2-4-4 雇用調整実施割合(製造業業種別)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

製造業業種計 食料品、飲料等

繊維工業 木材・家具

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

パルプ・紙・紙加工品 印刷・同関連業

化学・石油・石炭製品 プラスチック・ゴム

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

なめし革・同製品・毛皮・窯業。土石製品鉄鋼業

非鉄金属・金属製品

はん用・生産用・業務用機械器具

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

電子部品・電気・情報通信機械器具

輸送用機械器具

その他の製造業

(注)実施割合は「無回答」を除いて計算し直した。

29 データについては、巻末の付属統計表も参照されたい。

-56-

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後に事業所規模別に雇用調整の実施割合をみてみよう。

規模別にみた雇用調整の実施割合は、総じて規模の大きい事業所ほど雇用調整を実施して

いる。ちなみに、2009 年における雇用調整の実施割合をみると、もっとも高いのは 1,000 人

以上規模で 72.7%、次いで 300~999人規模(63.2%)、50~99人(59.4%)、100~299人(57.9%)、

30~49 人(48.3%)、10~29 人(45.6%)、1~9人(32.9%)などとなっている。また、5

年間を通じた雇用調整実施割合の変動パターンは、これまでみてきた産業別、製造業業種別

の変動パターンとほぼ同じとなっており、2010 年に一旦、低下した後、2011 年にかけて、横

ばいから一部の規模では若干上昇となっている。その後 2012 年、2013 年は、1,000 人以上規

模が 2012 年に上昇しているのを除き、いずれも低下となっている(図表2-4-5)。

図表2-4-5 雇用調整実施割合(事業所規模別)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

事業所規模計

1~9人

10~29人

30~49人

50~99人

100~299人

300~999人

1,000人以上

(%)

(注)実施割合は「無回答」を除いて計算した。

(2)雇用調整の実施方法

次に雇用調整の方法について尋ねた。

雇用調整の方法別の実施割合は、年によって若干変動する面はあるが、「一時休業(一時帰

休)(1日単位)」が圧倒的に多く、雇用調整を実施した事業所のおおむね 60~70%に相当す

る高い割合となっている。次いで「残業規制」が 30%前後を占めて多く、これに次いで「休

日の振替、夏季休暇等の休日・休暇の増加」が 20%強、「一時休業(一時帰休)(時間単位)」、

「新規学卒採用の削減・停止」、「中途採用の削減・停止」がおおよそ 20%弱を占めてほぼ並

んでいる。そのほか、「正社員以外の雇い止め」、「希望退職の募集、解雇」、「配置転換」、「臨

時、パートタイム労働者の再契約停止・解雇」がそれぞれ5~8%程度を占めている(図表

2-4-6)。

-57-

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【コラム】雇用調整実施事業所割合の長期的推移

事業所における雇用調整の実施状況に関する統計としては、四半期ごとに実施される厚生労働

省「労働経済動向調査」がもっともよく利用される。ここでは、そのデータにより、雇用調整の

実施状況を長期的に振り替えるとともに、リーマン・ショック以降の雇用調整の特徴を整理して

おこう。なお、データの留意点として次ページの図表の脚注を参照されたい。

わが国において、石炭鉱業など個別産業レベルではなく、経済の全般的な問題として雇用調整

が注目されるようになったのは、(第一次)石油危機に伴う急激な経済縮小が生じた時期以降で

あると考えてよいと思われる。この調査シリーズの中心テーマである「雇用調整助成金」(当初

は「雇用調整給付金」と呼ばれた)も、この時期、昭和 50 年年初に施行・実施された。そこで、

石油危機直後の昭和 49 年以降の雇用調整の実施状況に関するデータをみたのが、次のページの

【コラム図表】である。

上段①のグラフのもっとも上で推移しているグラフが雇用調整を実施した事業所の割合であ

る。これから、経済変動とともに大きく循環的なプロフィールを描いていることがみてとれる。

図表には、それぞれの循環変動のピークの時期を表示している。今回のリーマン・ショック後の

時期をみれば、平成 21 年4~6月期がピーク(49%)となっており、また、東日本大震災後に

小さな山があり、そのピークは平成 23 年4~6月期(39%)であった。

図表には、雇用調整の方法のうち主なものの実施割合の推移を併せて描いている。詳細な解説

は省略しておきたいが、雇用調整の方法のうち「残業規制」がもっとも多くの事業所で実施され、

また、その推移も全体の雇用調整実施割合の推移とほぼ相似しているといってよいほどとなって

いる。その中で「一時休業」の実施割合をみると(下段②の実線グラフ)、今回の時期において、

ピークの平成 21 年4~6月期には 14%となるなど、多くの事業所で実施されたことがみてとれ

る。これを過去と比べれば、石油危機の際の平成 50 年4~6月期の 16%にせまる割合であった

ことがわかる。他の時期では、平成 5 年から 6 年にかけても比較的高まった時期があったが(ピ

ーク平成 6 年1~3月期:5%)、今回はそれをはるかに上回る実施割合となっている。

全体を通してみると、今回の時期の雇用調整の実施状況は、石油危機の際の時期とよく似たパ

ターンを示していたといえそうである。危機発生直後に雇用調整の実施割合が急激に高まり(グ

ラフが立っているような勾配となっている)、「臨時季節労働者の雇い止め」や「希望退職の募集・

解雇」なども早い段階から実施割合が高まったが、その後「一時休業」の実施割合は高い状態が

続くが、「希望退職の募集・解雇」の実施は沈静に向かっている。

一方、石油危機の際に比べて今回の時期においては、雇用調整が実施されている期間が長かっ

たことがみてとれる。リーマン・ショックに続いて東日本大震災に襲われたことが影響している

と考えられるが、さらなる検討は今後の課題としたい。

-58-

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項目

軸の

「年

」は

、各

年の

1~

3月

期(昭

和49年

のみ

1~

6月

期)を

指し

示し

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る。

  

デー

タ:厚

生労

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働経

済動

向調

査」

  

  

(注

) 

30人

以上

事業

所を

対象

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査で

あり

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た、

昭和

49年

時点

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製造

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昭和

49年

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1~

6月

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昭和

50年

1~

3月

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、「臨

時休

業」と

して

調査

され

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0

10

20

30

40

50

60

70

【コ

ラム

図表

】雇

用調

整実

施事

業所

割合

の推

移(四

半期

)①

雇用

調整

実施

割合

計残

業規

制臨

時季

節等

の再

契約

停止

・解

昭和

50年

4~

6月

昭和

57年

10~

12月

昭和

62年

1~

3月平

成5年

7~

9月

平成

11年

1~

3月

平成

14年

1~

3月

平成

21年

4~

6月

平成

23年

4~

6月

024681

01

21

41

61

8

雇用

調整

実施

事業

所割

合の

推移

(四

半期

)②

希望

退職

者の

募集

・解

雇一

時休

-59-

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図表2-4-6 実施した雇用調整の方法(雇用調整実施事業所)

(上段:事業所数、下段:構成比(%))

合計

残業規制

休日の振替

、夏季

休暇等の休日・休

暇の増加

中途採用の削減・

停止

新規学卒採用の削

減・停止

配置転換

出向

一時休業

(一時帰

)(1日単位

一時休業

(一時帰

)(時間単位

正社員以外の雇い

止め

希望退職の募集

解雇

臨時

、パー

トタイ

ム労働者の再契約

停止・解雇

その他

無回答

974 410 242 231 203 84 19 477 154 122 124 99 28 16

100.0 42.1 24.8 23.7 20.8 8.6 2.0 49.0 15.8 12.5 12.7 10.2 2.9 1.6

2,108 731 503 377 344 131 45 1,499 379 197 236 177 55 17

100.0 34.7 23.9 17.9 16.3 6.2 2.1 71.1 18.0 9.3 11.2 8.4 2.6 0.8

1,997 591 451 317 337 113 38 1,342 373 145 137 97 63 20

100.0 29.6 22.6 15.9 16.9 5.7 1.9 67.2 18.7 7.3 6.9 4.9 3.2 1.0

1,913 529 433 276 309 98 36 1,281 406 150 118 107 71 23

100.0 27.7 22.6 14.4 16.2 5.1 1.9 67.0 21.2 7.8 6.2 5.6 3.7 1.2

1,556 447 338 236 266 105 46 947 288 119 114 77 57 23

100.0 28.7 21.7 15.2 17.1 6.7 3.0 60.9 18.5 7.6 7.3 4.9 3.7 1.5

1,191 388 262 205 222 98 32 677 225 102 69 59 40 22

100.0 32.6 22.0 17.2 18.6 8.2 2.7 56.8 18.9 8.6 5.8 5.0 3.4 1.82013年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

(3)雇用調整を実施するに至った事業活動縮小の原因

雇用調整の実施に至った事業活動の縮小の原因については、多くの事業所が「リーマン・

ショックなどの影響」(無回答を含めた数値で、産業計で 56.8%)と「主要な取引先企業の

経営不振による受注の減少」(45.3%)を挙げている。また、割合はやや低くなるが、「東日

本大震災の直接・間接の影響」とする事業所も 27.6%存在する(図表2-4-7)。

以上の状況は産業別にみても大きな差異はない。雇用調整を実施するに至った事業活動の

縮小の原因については、多くの産業では「リーマン・ショックなどの影響」と「主要な取引

先企業の経営不振による受注の減少」を挙げており、一部に「東日本大震災の直接・間接の

影響」を挙げるものがみられる。

そうした全般的な傾向の中で、小売業や生活関連サービス業・娯楽業ではこの3つの要因

のうち、「東日本大震災の直接・間接の影響」がもっとも割合が高くなっているほか、サンプ

ル数が少ないが、飲食サービス業や宿泊業でも、同じく「東日本大震災の直接・間接の影響」

がもっとも割合が高い要因となっている。

なお、同じくサンプル数が少ないが、不動産業・物品賃貸業や教育・学習支援業では、「中

長期的な要因による事業活動の縮小」がもっとも割合が高くなっており、他の産業と比べて

特徴ある結果となっている(図表2-4-8)。

続いて製造業を業種別にみてみたい。

製造業では全体では、雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因として、上にみ

たのと同様に、「リーマン・ショックなどの影響」(66.3%)と「主要な取引先企業の経営不

振による受注の減少」(47.8%)が高く、次いで「東日本大震災の直接・間接の影響」(27.3%)、

「主要な取引先企業の海外生産シフト」(26.0%)、「中長期的な要因による事業活動の縮小」

-60-

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「主要な取引先企業の海外生産シフト」(26.0%)、「中長期的な要因による事業活動の縮小」

(16.8%)、「東日本大震災後の円高の影響」(14.8%)などとなっている。

図表2-4-7 雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因

(複数回答)

事業所数 割合(%)

リーマン・ショックなどの影響 1,817 56.8

東日本大震災の直接・間接の影響 883 27.6

東日本大震災後の円高の影響 350 10.9

中長期的な要因による事業活動の縮小 607 19.0

主要な取引先企業の経営不振 1,451 45.3

自社の海外展開の一環としての国内事業の再編 54 1.7

主要な取引先企業の海外生産シフト 546 17.1

その他 214 6.7

分からない 57 1.8

無回答 68 2.1

合計 3,200 100.0 (注)2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と

回答した事業所について集計した。なお、割合が 30%以上のものには網掛

けを施した。

図表2-4-8 雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因(産業別)

(複数回答) (%)

リー

マン・シ

クなどの影響

東日本大震災の直

接・間接の影響

東日本大震災後の

円高の影響

中長期的な要因に

よる事業活動の縮

小 主要な取引先企業

の経営不振

自社の海外展開の

一環としての国内

事業の再編

主要な取引先企業

の海外生産シフト

その他

分からない

産業計(N=3,132) 58.0 28.2 11.2 19.4 46.3 1.7 17.4 6.8 1.8

農業、林業、漁業(N=9) 22.2 44.4 0.0 11.1 33.3 0.0 0.0 22.2 11.1

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=1) 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業(N=383) 40.5 24.3 5.5 30.3 45.2 0.5 3.1 14.6 3.4

製造業(N=1,764) 66.3 27.3 14.8 16.8 47.8 2.6 26.0 3.8 1.0

電気・ガス・熱供給・水道業(N=13) 38.5 23.1 15.4 23.1 84.6 0.0 15.4 7.7 0.0

情報通信業(N=134) 66.4 21.6 3.7 12.7 59.0 0.7 10.4 3.7 0.7

運輸業、郵便業(N=129) 49.6 31.8 10.1 16.3 52.7 0.8 9.3 5.4 3.1

卸売業(N=167) 59.9 29.3 7.2 19.8 46.7 1.8 10.2 9.6 0.6

小売業(N=85) 31.8 36.5 7.1 27.1 30.6 0.0 5.9 8.2 5.9

金融業、保険業(N=7) 14.3 0.0 0.0 28.6 42.9 0.0 0.0 28.6 0.0

不動産業、物品賃貸業(N=29) 41.4 20.7 6.9 41.4 27.6 3.4 0.0 13.8 3.4

学術研究、専門・技術サービス業(N=132) 58.3 29.5 9.1 22.0 45.5 0.0 3.0 9.8 1.5

宿泊業(N=22) 40.9 59.1 9.1 9.1 9.1 0.0 0.0 4.5 0.0

飲食サービス業(N=16) 18.8 62.5 6.3 12.5 12.5 0.0 6.3 12.5 12.5

生活関連サービス業、娯楽業(N=43) 25.6 58.1 4.7 18.6 16.3 2.3 4.7 11.6 2.3

教育、学習支援業(N=11) 9.1 27.3 9.1 36.4 9.1 0.0 0.0 9.1 18.2

医療、福祉(N=30) 16.7 26.7 6.7 30.0 3.3 0.0 0.0 33.3 10.0

複合サービス事業(N=16) 56.3 37.5 6.3 31.3 43.8 0.0 12.5 0.0 6.3

その他サービス業(N=132) 58.3 29.5 5.3 18.2 56.8 0.0 11.4 9.1 1.5

その他(N=9) 11.1 22.2 0.0 0.0 33.3 0.0 11.1 33.3 0.0 (注)2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集

計した。割合は、「無回答」を除いて算出した。なお、割合の高い順から3番目までの理由(ただし

30%以上のものに限る)には網掛けを施した。

-61-

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業種別にも、総じてほぼ同様の傾向となっているが、その中でまず輸送用機器製造業では、

「東日本大震災の直接・間接の影響」が 53.8%と、製造業平均を大きく上回る割合となって

いる。また食料品・飲料等製造業では、「東日本大震災の直接・間接の影響」が 53.3%を占

めて、事業活動縮小のもっとも大きな原因となっている。さらに印刷・同関連業では、「主要

な取引先企業の経営不振による受注の減少」(54.7%)に次いで、製造業平均では割合が低い

「中長期的な要因による事業活動の縮小」が 47.2%を占めて、2番目に割合が高くなってい

る(図表2-4-9)。

図表2-4-9 雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因(製造業業種別)

(複数回答) (%)

リー

マン・

ショ

ックなどの

影響

東日本大震災の

直接・間接の影

響 東日本大震災後

の円高の影響

中長期的な要因

による事業活動

の縮小

主要な取引先企

業の経営不振

自社の海外展開

の一環としての

国内事業の再編

主要な取引先企

業の海外生産シ

フト

その他

分からない

製造業業種計(N=1,764) 66.3 27.3 14.8 16.8 47.8 2.6 26.0 3.8 1.0

食料品、飲料等(N=30) 16.7 53.3 10.0 30.0 33.3 0.0 6.7 6.7 0.0繊維工業(N=77) 62.3 31.2 14.3 29.9 51.9 2.6 29.9 1.3 1.3木材・家具(N=92) 54.3 26.1 13.0 21.7 57.6 0.0 9.8 5.4 2.2パルプ・紙・紙加工品(N=29) 37.9 31.0 10.3 24.1 51.7 0.0 24.1 3.4 0.0印刷・同関連業(N=53) 41.5 26.4 15.1 47.2 54.7 1.9 9.4 7.5 0.0化学・石油・石炭製品(N=34) 64.7 20.6 17.6 11.8 26.5 0.0 8.8 2.9 0.0プラスチック・ゴム(N=125) 78.4 36.8 15.2 11.2 33.6 2.4 38.4 5.6 0.0なめし革・同製品・毛皮・窯業。土石製品(N=61) 57.4 16.4 11.5 27.9 26.2 0.0 11.5 3.3 1.6鉄鋼業(N=112) 59.8 21.4 17.0 13.4 48.2 5.4 19.6 2.7 1.8非鉄金属・金属製品(409) 70.7 19.8 14.4 15.6 53.5 3.2 29.3 3.4 0.7はん用・生産用・業務用機械器具(N=185) 70.3 15.1 13.0 14.6 53.0 2.2 30.8 2.7 0.5電子部品・電気・情報通信機械器具(N=212) 70.8 29.2 16.0 11.8 50.0 1.9 25.9 4.7 2.4輸送用機械器具(N=145) 84.8 53.8 17.9 11.7 33.8 6.2 32.4 2.8 0.0その他の製造業(N=200) 59.5 29.5 15.0 14.5 51.5 1.5 27.0 4.0 1.5 (注)2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集

計した。割合は、「無回答」を除いて算出した。なお、割合の高い順から3番目までの理由(ただし

30%以上のものに限る)には網掛けを施した。

後に、事業所規模別に事業活動縮小の原因をみる。

図表2-4-10 にみられるように、全体の傾向はこれまでみてきたものと大きく変わらな

いものの、小規模事業所では「リーマン・ショックなどの影響」と並んで「主要な取引先企

業の経営不振による受注の減少」なども、同じく事業活動の縮小原因に挙げられている。1

~9人規模などでは、「リーマン・ショックなどの影響」が 50.8%、「主要な取引先企業の経

営不振による受注の減少」が 53.2%と、むしろ後者の方が、より大きな原因となっているほ

どである。これに対して大規模事業所では、圧倒的に「リーマン・ショックなどの影響」が

占める割合が高くなっており、一方、「主要な取引先企業の経営不振による受注の減少」は相

対的に低い。

-62-

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図表2-4-10 雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因(事業所規模別)

(複数回答) (%)

リーマン・

ョックなどの

影響

東日本大震災の

直接・間接の影

響 東日本大震災後

の円高の影響

中長期的な要因

による事業活動

の縮小

主要な取引先企

業の経営不振

自社の海外展開

の一環としての

国内事業の再編

主要な取引先企

業の海外生産シ

フト

その他

分からない

事業所規模合計(N=2,893) 58.0 28.1 11.0 19.3 46.3 1.7 17.3 6.8 1.8

1~9人(N=1,172) 50.8 25.8 10.0 22.2 53.2 1.7 14.9 7.5 2.410~29人(N=962) 59.4 27.9 11.4 17.9 44.0 1.6 18.2 7.6 1.630~49人(N=301) 64.1 26.6 9.6 16.9 41.9 1.3 21.9 4.3 1.050~99人(N=240) 71.7 34.6 15.4 20.8 39.2 1.7 19.2 4.6 1.3100~299人(N=165) 66.7 35.2 10.3 10.9 35.2 1.8 20.0 6.7 1.2300~999人(N=44) 70.5 43.2 15.9 9.1 25.0 4.5 11.4 2.3 0.01,000人以上(N=9) 77.8 33.3 0.0 22.2 33.3 0.0 11.1 0.0 0.0 (注)2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集

計した。割合は、「無回答」を除いて算出した。なお、割合の高い順から3番目までの理由(ただし

30%以上のものに限る)には網掛けを施した。

(4)雇用調整を実施した目的

次に、雇用調整を実施したもっとも重要な目的を尋ねた(問9。単一回答)。それによると、

「事業縮小がどのくらい継続するかわからなかったが、その見通しがつくまでの当面の措置

として実施」したとするのが 47.4%を占めてもっとも多く、次いで「一時的な事業縮小に伴

い、予想される回復までの間の雇用・労働面の調整として実施」が 36.9%と多くなっている。

「この機会に、雇用面における中長期的な課題を改善する一環として実施」は 7.3%、「なん

ともいえない」は 5.4%、無回答が 2.9%であった。

この問いは、事業主がどういう将来見通しの中で雇用調整に取り組んでいたのか、また、

雇用・労務面の調整として、どのくらいの時間的スパンで考えていたのか、あたりを尋ねよ

うとしたものである。総体としては、現状がどの程度長く続くかはわからない中で雇用調整

に取り組んだ場合が多く、基本的に見通しがつくまでの当座の措置として取り組んでいた、

といった結果となっている(図表2-4-11)。

こうした状況を産業別、事業所規模別にみてみた。総じてこうした傾向に違いはみられな

いが、サンプル数は少ないものの、一部の産業では「この機会に、雇用面における中長期的

な課題を改善する一環として実施」がかなりの割合を占めた。例えば金融業・保険業(この

割合は 57.1%)、医療・福祉(同 41.4%)、飲食サービス業(37.5%)、不動産・物品賃貸業

(33.3%)などの第三次産業である。これらの産業では、短期的・一時的な調整ではなく、

中長期的な課題に対応したとする回答であった。また小規模事業所では、「事業縮小がどのく

らい継続するかわからなかったが、その見通しがつくまでの当面の措置として実施」の方

が「一時的な事業縮小に伴い、予想される回復までの間の雇用・労働面の調整として実施」

より割合が高くなっているが、規模が大きくなると逆に「一時的な事業縮小に伴い、予想さ

れる回復までの間の雇用・労働面の調整として実施」の方が割合が高くなっている。これは、

-63-

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大規模事業所では、雇用調整の必要がいつまで続くかは、ある程度見通しながら取り組んで

いる場合が相対的に多いことを示すものではないか、と思われる(図表2-4-12 および2

-4-13)。

図表2-4-11 雇用調整を実施したもっとも重要な目的

事業所数 割合(%)一時的な事業縮小に伴い、予想回復までの間の実施 1,181 36.9事業縮小がいつまでか分からないが見通しがつくまで実施 1,518 47.4雇用面で中長期的な課題を改善する一環として実施 233 7.3なんともいえない 174 5.4無回答 94 2.9

合計 3,200 100.0 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と

回答した事業所について集計した。

図表2-4-12 雇用調整の実施目的(産業別)

(%)

合計

一時的な事業縮小に伴

、予想回復までの間

の実施

事業縮小がいつまでか

分からないが見通しが

つくまで実施

雇用面で中長期的な課

題を改善する一環とし

て実施

なんともいえない

産業計(N=3,106) 100.0 38.0 48.9 7.5 5.6

農業、林業、漁業(N=9) 100.0 33.3 44.4 11.1 11.1

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=1) 100.0 0.0 100.0 0.0 0.0

建設業(N=383) 100.0 37.1 47.5 5.2 10.2

製造業(N=1,744) 100.0 40.3 50.8 5.1 3.8

電気・ガス・熱供給・水道業(N=13) 100.0 38.5 38.5 15.4 7.7

情報通信業(N=131) 100.0 38.2 51.9 5.3 4.6

運輸業、郵便業(N=129) 100.0 42.6 40.3 7.8 9.3

卸売業(N=167) 100.0 35.9 49.7 10.2 4.2

小売業(N=85) 100.0 27.1 48.2 18.8 5.9

金融業、保険業(N=7) 100.0 14.3 14.3 57.1 14.3

不動産業、物品賃貸業(N=30) 100.0 20.0 40.0 33.3 6.7

学術研究、専門・技術サービス業(N=131) 100.0 32.8 45.8 13.7 7.6

宿泊業(N=22) 100.0 50.0 36.4 9.1 4.5

飲食サービス業(N=16) 100.0 18.8 31.3 37.5 12.5

生活関連サービス業、娯楽業(N=41) 100.0 39.0 46.3 12.2 2.4

教育、学習支援業(N=11) 100.0 27.3 36.4 27.3 9.1

医療、福祉(N=29) 100.0 10.3 34.5 41.4 13.8

複合サービス事業(N=16) 100.0 50.0 18.8 18.8 12.5

その他サービス業(N=132) 100.0 32.6 53.0 6.1 8.3

その他(N=9) 100.0 33.3 44.4 0.0 22.2 (注)2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集

計した。割合は、「無回答」を除いて算出した。なお、割合の高い順から3番目までの理由(ただし

30%以上のものに限る)には網掛けを施した。

-64-

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図表2-4-13 雇用調整の実施目的(事業所規模別)

(%)

合計

一時的な事業縮小に

伴い

、予想回復まで

の間の実施

事業縮小がいつまで

か分からないが見通

しがつくまで実施

雇用面で中長期的な

課題を改善する一環

として実施

なんともいえない

事業所規模計(N=2,869) 100.0 38.3 48.7 7.5 5.5

1~9人(N=1,155) 100.0 32.5 52.6 8.9 6.010~29人(N=960) 100.0 39.4 47.5 7.7 5.430~49人(N=298) 100.0 46.0 43.6 6.0 4.450~99人(N=239) 100.0 43.5 47.3 5.0 4.2100~299人(N=165) 100.0 46.7 42.4 3.0 7.9300~999人(N=43) 100.0 48.8 41.9 9.3 0.01,000人以上(N=9) 100.0 66.7 33.3 0.0 0.0

(注)2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答した

事業所について集計した。割合は、「無回答」を除いて算出した。なお、割合の高い

順から3番目までの理由(ただし 30%以上のものに限る)には網掛けを施した。

第5節 雇用調整助成金の活用実態

(1)雇用調整助成金の活用状況

次に問 10 の回答結果についてみてみよう。

調査票では問 10 から問 15 まで、雇用調整助成金の活用の有無や活用状況(休業や教育訓

練の具体的な実施方法など)について尋ねており、まず問 10 では、雇用調整助成金を活用し

たかどうかを尋ねている。

本問の回答事業所 3,200 所30の内訳をみると、「雇用調整助成金31の支給を受けた」とする

のは 88.9%(2,846 事業所)で、ほかに「雇用調整助成金は知っていたが、支給は受けなか

った」が 5.4%、「雇用調整助成金というものを知らない」が 4.1%、「活用したかどうかわか

らない」が 1.2%などとなっている(図表2-5-1)。

この集計結果は、調査票(問 10)への回答をそのまま集計したものであり、第1章第3節

で述べたように、雇用調整助成金の受給事業所かどうかについて、厚生労働省の業務データ

で確認できる事業所と異なっている32。ここでは、調査への回答結果をそのまま紹介してお

きたい。なお、業務データをベースとした区分による集計は、第3章で行っている。

受給状況を産業別および事業所規模別にみてみると、まず産業別には、一部の産業では「雇

30 第1章第3節でも述べたように、調査票の設計上、問7で雇用調整について、2008 年から 2013 年までの間に

少なくともいずれかの年で雇用調整を実施した、と回答した事業所が、問8以降に進む(実施していない事業

所は問 16 に飛ぶ)ようになっている。これを踏まえて、問 10 の集計では、問7で 2008 年から 2013 年までの

間に少なくとも1年以上雇用調整を実施した、と回答した事業所を集計対象にした。つまり図表5-1-1で

無回答とあるのは、これらの集計対象事業所のうちで問 10 に記入のなかった事業所のことである。 31 表中は「雇調金」と表記した。 32 第1章でみたように、業務データのベースでは、回答事業所のうち受給事業所は 3,612 所となっている。

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用調整助成金は知っていたが、支給は受けなかった」や「雇用調整助成金というものを知ら

ない」とする事業所が多い。回答数がある程度大きい産業についてみると、小売業で「雇用

調整助成金というものを知らない」が 21.1%を占めている。産業によっては、雇用調整助成

金があまり周知されていない可能性があるといえる(図表2-5-2)。

図表2-5-1 雇用調整助成金の活用の有無

事業所 割合(%)雇調金の支給を受けた 2,846 88.9雇調金は知っていたが、支給は受けなかった 172 5.4雇調金というものを知らない 132 4.1活用したかどうか分からない 37 1.2無回答 13 0.4合計 3,200 100.0

(注)2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答した事業所について集計した。

図表2-5-2 雇用調整助成金の活用の有無(産業別)

(%)

産業分類

合計

雇調金の支給を

受けた

雇調金は知

って

いたが

、支給は

受けなか

った

雇調金というも

のを知らない

活用したかどう

か分からない

産業計(N=3,187) 100.0 89.3 5.4 4.1 1.2

農業、林業、漁業(N=9) 100.0 66.7 0.0 33.3 0.0鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=2) 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0建設業(N=402) 100.0 89.6 5.5 3.7 1.2製造業(N=1,789) 100.0 95.0 3.0 1.2 0.8電気・ガス・熱供給・水道業(N=14) 100.0 78.6 21.4 0.0 0.0情報通信業(N=135) 100.0 94.1 3.7 2.2 0.0運輸業、郵便業(N=131) 100.0 91.6 4.6 0.8 3.1卸売業(N=166) 100.0 84.3 9.6 6.0 0.0小売業(N=90) 100.0 63.3 12.2 21.1 3.3金融業、保険業(N=7) 100.0 28.6 28.6 28.6 14.3不動産業、物品賃貸業(N=30) 100.0 66.7 10.0 20.0 3.3学術研究、専門・技術サービス業(N=133) 100.0 81.2 10.5 7.5 0.8宿泊業(N=22) 100.0 77.3 18.2 4.5 0.0飲食サービス業(N=16) 100.0 43.8 18.8 37.5 0.0生活関連サービス業、娯楽業(N=43) 100.0 72.1 11.6 14.0 2.3教育、学習支援業(N=11) 100.0 45.5 27.3 27.3 0.0医療、福祉(N=28) 100.0 39.3 14.3 46.4 0.0複合サービス事業(N=16) 100.0 75.0 6.3 6.3 12.5その他サービス業(N=133) 100.0 78.9 12.0 6.8 2.3その他(N=10) 100.0 60.0 0.0 30.0 10.0

(注)平成 20 年~25 年の間に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答した事

業所について集計した。構成比は「無回答」を除いて算出した。なお、「雇調金は知ってい

たが、支給は受けなかった」および「雇調金というものを知らない」について、20%以上の

値を示している区分に網掛けを施した。

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また事業所規模別にみると、大規模事業所ほど雇用調整助成金の受給割合が高く、一方、

小規模事業所では受給していない事業所の割合がわずかながら高いほか、「雇用調整助成金と

いうものを知らない」とする割合もやや高くなっている。小規模事業所への制度の周知がさ

らに必要であることを示唆しているといえる(図表2-5-3)。

図表2-5-3 雇用調整助成金の活用の有無(事業所規模別)

(%)

合計

雇調金の支給を

受けた

雇調金は知

って

いたが

、支給は

受けなか

った

雇調金というも

のを知らない

活用したかどう

か分からない

事業所規模計(N=2,940) 100.0 89.1 5.4 4.3 1.2

1~9人(N=1,190) 100.0 86.3 6.1 6.5 1.110~29人(N=986) 100.0 89.7 5.4 3.5 1.430~49人(N=302) 100.0 92.4 4.3 2.3 1.050~99人(N=242) 100.0 93.4 4.1 1.2 1.2100~299人(N=167) 100.0 91.6 4.8 1.8 1.8300~999人(N=44) 100.0 95.5 4.5 0.0 0.01,000人以上(N=9) 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0

(注)平成 20 年~25 年の間に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答した事業所について集計した。

雇用調整助成金の支給を受けなかった事業所に対しては、その理由を尋ねた(付問 10-1。

複数回答)。なお、この質問への回答数は全部で 172 と多いとはいえない。図表2-5-4で

は産業別に集計したが、以下では産業計のデータ結果のみみておきたい。

それによると、「雇用調整助成金の対象となる休業等はしなかったから」が 68.0%を占め

て圧倒的に多く、他には「手続きが面倒だったから」が 20.3%、「休業等は実施したものの

規模が些少で、わざわざ雇用調整助成金を受給するまでもなかったから」が 15.7%などとな

っている。「売上高等の減少が助成金の要件に達していなかった」というのも 10.5%あった。

従前、しばしば指摘された「助成金の活用が金融機関や取引先に知られると融資を受ける

際に弊害となる」は 0.6%と、ほとんどなかった。一方、行政依存体質になることを懸念し

たり、独立性を重視する経営方針であることなどが関係したりしているかと考えられたが、

「助成金を一度使うと経営上、助成金に依存しがちになる」は 7.0%、「行政機関からの支援

は望まない経営方針である」も 2.9%で、ともに低い割合であった(図表2-5-4)。

-67-

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図表2-5-4 雇用調整助成金の支給を受けなかった理由(複数回答)

(%)

雇用調整助成金の

対象となる休業等

はしなかっ

たから

売上高等の減少が

助成金の要件に達

していなかっ

ハロ

ワー

ク等に

申請したが対象外

といわれた

休業等の実施規模

が些少で助成金を

受給までもない

手続きが面倒だっ

たから

助成金活用が金融

機関等に知られる

と融資の際に弊害

助成金を一度使う

と経営上、

助成金

に依存するから

行政機関からの支

援は望まない経営

方針であるから

その当時は雇用調

整助成金というも

のを知らなかっ

その他

わからない

無回答

産業計(N=172) 68.0 10.5 4.7 15.7 20.3 0.6 7.0 2.9 6.4 7.6 2.9 0.0

建設業(N=22) 54.5 4.5 9.1 18.2 18.2 0.0 0.0 0.0 9.1 18.2 4.5 0.0製造業(N=54) 64.8 11.1 1.9 18.5 25.9 1.9 11.1 3.7 3.7 5.6 0.0 3.7電気・ガス・熱供給・水道業(N=3) 100.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0情報通信業(N=5) 60.0 40.0 20.0 40.0 40.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0運輸業、郵便業(N=6) 33.3 0.0 16.7 0.0 50.0 0.0 16.7 0.0 0.0 16.7 16.7 0.0卸売業(N=16) 87.5 6.3 0.0 6.3 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0小売業(N=11) 72.7 9.1 0.0 36.4 27.3 0.0 0.0 0.0 36.4 0.0 9.1 0.0金融業、保険業(N=2) 100.0 50.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0不動産業、物品賃貸業(N=3) 33.3 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0学術研究、専門・技術サービス業(N=14) 78.6 7.1 7.1 7.1 21.4 0.0 7.1 7.1 0.0 7.1 7.1 0.0宿泊業(N=4) 25.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0飲食サービス業(N=3) 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0生活関連サービス業、娯楽業(N=5) 80.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 0.0 0.0教育、学習支援業(N=3) 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0医療、福祉(N=4) 50.0 0.0 0.0 50.0 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0 25.0 0.0 0.0複合サービス事業(N=1) 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0その他サービス業(N=16) 87.5 25.0 0.0 18.8 12.5 0.0 12.5 6.3 0.0 6.3 0.0 0.0 (注)平成 20 年~25 年の間に少なくともいずれかの年は「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、「雇用

調整助成金は知っていたが、支給は受けなかった」と回答した事業所について集計した。割合が 30%

以上を占める項目には網掛けを施した。

(2)雇用調整助成金を活用した理由

雇用調整助成金を活用した理由についてみてみよう(問 11)33。

受給した事業所計では、「円滑な雇用調整を図るため」(65.5%)と「助成金がなければ実

施できない休業等が実施できる」(55.3%)が多く、次いで「助成金の要件緩和により使いや

すくなった」(25.8%)、「同業の他の事業所も活用していた」(22.5%)、「社会保険労務士等

から積極的に勧められた」(11.1%)などとなっている。

こうした傾向はどの産業でもほぼ共通してみられる。なお、「助成金の要件緩和により使

いやすくなったため」については、総じて割合はあまり高くなかった(図表2-5-5)。

また、事業所規模別にみると、各規模とも「円滑な雇用調整を図るため」がもっとも多く

なっているなど規模計と同様の傾向にあるが、当該理由や「助成金の要件緩和により使いや

すくなった」は規模が大きいほど、「助成金がなければ実施できない休業等が実施できる」は

逆に規模が小さいほど、総じて指摘割合が高くなる傾向がみてとれる(図表2-5-6)。

33 問 11 以降問 15 までは、調査票の設計上、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所のみ

が回答されている。

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図表2-5-5 雇用調整助成金の活用理由(産業別、複数回答)

(%)

円滑な雇用調整を図

るため

助成金がなければ実

施できない休業等が

実施できる

労働組合や従業員か

ら要望があ

たため

助成金の要件緩和に

より使いやすくな

たため

助成金の要件緩和に

より助成額が増えた

ため

同業の他の事業所も

活用していたため

助成金活用が知られ

ても金融機関からの

融資弊害なし

社会保険労務士等か

ら積極的に勧められ

たため

労働局等の行政機関

から勧められたため

業界団体等から勧め

られたため

その他

無回答

産業計(N=2,846) 65.5 55.3 2.3 25.8 5.1 22.5 3.0 11.1 2.8 4.3 2.4 0.6

農業、林業、漁業(N=6) 100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=2) 100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業(N=360) 63.3 53.6 1.4 22.5 2.2 23.1 4.7 13.6 3.3 5.0 3.6 1.1

製造業(N=1,699) 66.8 56.0 2.7 27.0 5.9 24.6 2.2 10.5 2.5 4.0 2.4 0.4

電気・ガス・熱供給・水道業(N=11) 63.6 36.4 0.0 27.3 0.0 36.4 9.1 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0

情報通信業(N=127) 63.8 55.9 1.6 28.3 7.9 27.6 1.6 7.1 1.6 3.9 0.8 0.0

運輸業、郵便業(N=120) 69.2 54.2 3.3 29.2 3.3 16.7 3.3 13.3 3.3 10.0 2.5 2.5

卸売業(N=140) 62.9 52.9 1.4 24.3 3.6 22.1 5.0 12.9 3.6 2.1 2.9 1.4

小売業(N=57) 64.9 50.9 1.8 17.5 1.8 10.5 1.8 12.3 1.8 3.5 1.8 1.8

金融業、保険業(N=2) 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業(N=20) 60.0 35.0 0.0 20.0 5.0 20.0 5.0 5.0 0.0 0.0 5.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業(N=108) 55.6 55.6 0.9 25.0 5.6 15.7 5.6 13.9 3.7 3.7 1.9 0.0

宿泊業(N=17) 58.8 52.9 0.0 0.0 5.9 17.6 0.0 23.5 11.8 17.6 0.0 0.0

飲食サービス業(N=7) 42.9 57.1 0.0 28.6 0.0 0.0 28.6 14.3 0.0 14.3 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業(N=31) 51.6 67.7 3.2 22.6 9.7 3.2 3.2 9.7 3.2 6.5 0.0 0.0

教育、学習支援業(N=5) 80.0 60.0 0.0 20.0 0.0 0.0 20.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉(N=11) 45.5 72.7 0.0 36.4 0.0 0.0 9.1 27.3 9.1 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業(N=12) 91.7 41.7 8.3 16.7 0.0 8.3 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業(N=105) 66.7 60.0 2.9 27.6 4.8 15.2 3.8 4.8 3.8 2.9 1.9 0.0

その他(N=6) 66.7 33.3 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。複数回答のため、合計は 100 に

はならない。割合が 30%以上を占める項目には網掛けを施した。

図表2-5-6 雇用調整助成金の活用理由(事業所規模別、複数回答)

(%)

円滑な雇用調整を図

るため

助成金がなければ実

施できない休業等が

実施できる

労働組合や従業員か

ら要望があ

たため

助成金の要件緩和に

より使いやすくな

たため

助成金の要件緩和に

より助成額が増えた

ため

同業の他の事業所も

活用していたため

助成金活用が知られ

ても金融機関からの

融資弊害なし

社会保険労務士等か

ら積極的に勧められ

たため

労働局等の行政機関

から勧められたため

業界団体等から勧め

られたため

その他

無回答

事業所規模計(N=2,620) 65.5 55.2 2.3 26.1 5.2 22.9 3.1 11.0 2.7 4.2 2.4 0.5

1~9人(N=1,027) 59.8 55.9 2.7 21.3 3.9 24.1 2.3 13.2 2.2 4.6 2.2 0.7

10~29人(N=884) 66.7 55.9 1.8 26.2 5.0 25.8 3.6 11.8 3.1 4.1 2.3 0.3

30~49人(N=279) 71.0 54.8 1.8 31.5 7.5 18.3 3.2 8.6 1.8 6.5 3.6 0.4

50~99人(N=226) 72.6 54.0 3.5 33.6 8.4 19.0 4.0 7.1 3.5 2.7 2.7 0.4

100~299人(N=153) 71.2 56.2 0.7 34.6 7.2 15.0 3.9 3.9 3.9 2.0 1.3 0.0

300~999人(N=42) 78.6 33.3 2.4 31.0 4.8 14.3 0.0 2.4 0.0 2.4 2.4 0.0

1,000人以上(N=9) 77.8 22.2 0.0 33.3 0.0 11.1 0.0 0.0 22.2 0.0 11.1 11.1 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、問 10 で「雇用調

整助成金の支給を受けた」と回答し、かつ、従業員計の人数を回答した事業所について集計した。複

数回答のため、合計は 100 にはならない。割合が 30%以上を占める項目には網掛けを施した。

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(3)雇用調整助成金の活用の実態(休業の場合:対象労働者、その選定方法)

続いて、雇用調整助成金の活用の実態に関する調査結果をみてみよう(問 12~14)。そこ

では、雇用調整助成金を活用して休業または教育訓練を実施した際の雇用調整助成金の対象

労働者の実態や選定方法、教育訓練の場合の実施状況について尋ねている。

まず、雇用調整助成金を活用して休業・教育訓練を実施した場合に、対象労働者に非正社

員が含まれていたかどうかを尋ねた。回答結果によると、「含まれていた」とする事業所は

40.0%、「含まれていなかった」とする事業所は 38.7%、無回答が 21.3%であった。無回答の

割合がかなりあるので、全体の状況は必ずしも把握しきれないが、少なくとも非正社員が含

まれている事業所は存在すること、また一方、含まれていない事業所もかなり存在すること

が明らかとなった。

非正社員を種類別に詳しくみると、回答があった中では「パート・アルバイト」が含まれ

ていた、とする事業所が 27.8%(割合は同じく無回答を含む合計を 100 とした割合)を占め

て高い。「有期社員(嘱託を除く)」が含まれていたとするのは 11.2%、「嘱託社員」は 12.8%、

「臨時的雇用」は 3.1%であった。一方、「含まれていない」とする割合は、いずれの非正社

員形態でも2割強で大きな差はみられない(図表2-5-7)。

図表2-5-7 休業等の対象に非正社員が含まれていたか

(%)

総計パート・アル

バイト

有期社員(嘱託を除

く)嘱託社員 臨時的雇用

含まれていた 40.0 27.8 11.2 12.8 3.1

含まれていない 38.7 24.2 23.6 23.4 27.0

無回答 21.3 48.0 65.2 63.8 69.9

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 2,846 2,846 2,846 2,846 2,846 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、

かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集

計した。

これを産業別にみるが、多次元のデータとなるので産業分類ごとにすべて示すのは、紙幅

の制約から難しいため、ここでは、雇用調整助成金の受給事業所として回答事業所数が多く

得られた製造業(1,699 所)と建設業(360 所)に絞ってまとめてみた34。

まず製造業では、非正社員が「含まれていた」とする割合は 50.0%、「含まれていない」

は 29.0%となっており、(無回答を含む計を 100 にした数値ではあるが)非正社員が含まれ

ている割合は、若干ではあるが産業平均より高くなっている。無回答は 21.1%であった。

「含まれていた」について、非正社員の種類別にみても、「パート・アルバイト」が 36.4%、

34 非正規に関しては、第三次産業についてもみることが求められるが、今後の課題としておきたい。

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「有期社員(嘱託を除く)」が 13.4%、「嘱託社員」が 17.2%、「臨時的雇用」が 4.1%と、同

じくいずれも産業平均よりやや高くなっている(図表2-5-8)。

一方、建設業では「含まれていた」が 16.4%、「含まれていない」が 57.5%、無回答が 26.1%

となっている。特に無回答の割合が高いわけでもない中で、「含まれていた」とする割合は極

めて低い。そうした状況は、「パート・アルバイト」(7.8%)、「有期社員(嘱託を除く)」(5.6%)、

「嘱託社員」(2.8%)、「臨時的雇用」(0.8%)についても同様である。みられるように、雇

用調整助成金の活用に当たって非正社員を助成金の対象に含めるか否かは、産業によって、

やや状況は異なっていることが窺われる(図表2-5-9)。

図表2-5-8 休業等の対象に非正社員が含まれていたか(製造業)

(%)

総計パート・アル

バイト

有期社員(嘱託を除

く)嘱託社員 臨時的雇用

含まれていた 50.0 36.4 13.4 17.2 4.1

含まれていない 29.0 20.0 19.6 19.0 23.8

無回答 21.1 43.6 67.0 63.8 72.1

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 1,699 1,699 1,699 1,699 1,699 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回

答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所に

ついて集計した。

図表2-5-9 休業等の対象に非正社員が含まれていたか(建設業)

(%)

総計パート・アル

バイト

有期社員(嘱託を除

く)嘱託社員 臨時的雇用

含まれていた 16.4 7.8 5.6 2.8 0.8

含まれていない 57.5 30.3 27.2 27.8 28.6

無回答 26.1 61.9 67.2 69.4 70.6

合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

事業所数 360 360 360 360 360 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回

答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所に

ついて集計した。

次に、雇用調整助成金を活用して休業を実施した事業所に対して、対象となる労働者をど

のようにして選んだか、その状況について尋ねた(問 13)。

まず産業全体でみると、「ほぼ全員を休業の対象としたため、選んでいない」(63.4%)が

群を抜いて多く、それ以外は、「業務量が減少している特定の部署を対象として休業させた」

(12.5%)、「特定の従業員を対象とせずに、多くの従業員を順番に休業させるようにした」

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(12.2%)、「原則として特定の従業員を対象として休業させた」(6.7%)などと、どれも少

ない。なお無回答は 5.2%であった(図表2-5-10)。休業による雇用調整は、事業所全体

で対応するか、もしくは業務量が減っている部署について実施した事業所がほとんどである。

産業別にみても、こうした対応は多くの産業で同様の状況となっている。その中でやや異

なる様相をみせているのは、一つは情報通信業で、もっとも多かった回答は「業務量が減少

している特定の部署を対象として休業させた」で 29.1%を占め、次いで「原則として特定の

従業員を対象として休業させた」(26.0%)となっており、「ほぼ全員を休業の対象としたた

め、選んでいない」は 15.7%にとどまっている。こうした背景は必ずしも明らかではないが、

専門技術的職業であるだけに、あるいは知識・技能の高い従業員には優先的に働いてもらい、

特定の従業員ないし部署を中心に雇用調整・休業を実施していることが考えられる35。もう

図表2-5-10 雇用調整助成金を活用した休業の対象従業員の選定方法(産業別)

(%)

合計

ほぼ全員を休業の対

象としたため

、選ん

でいない

特定の従業員でな

、多くの従業員を

順に休業させた

業務量が減少してい

る特定部署を対象に

休業させた

原則として特定の従

業員を対象として休

業させた

無回答

産業計(N=2,846) 100.0 63.4 12.2 12.5 6.7 5.2

農業、林業、漁業(N=6) 100.0 33.3 0.0 50.0 16.7 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=2) 100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0

建設業(N=360) 100.0 61.7 16.1 11.1 5.8 5.3

製造業(N=1,699) 100.0 70.7 11.1 10.2 4.1 3.9

電気・ガス・熱供給・水道業(N=11) 100.0 72.7 9.1 9.1 0.0 9.1

情報通信業(N=127) 100.0 15.7 7.9 29.1 26.0 21.3

運輸業、郵便業(N=120) 100.0 45.0 28.3 17.5 5.8 3.3

卸売業(N=140) 100.0 64.3 14.3 13.6 3.6 4.3

小売業(N=57) 100.0 61.4 10.5 14.0 7.0 7.0

金融業、保険業(N=2) 100.0 50.0 0.0 0.0 0.0 50.0

不動産業、物品賃貸業(N=20) 100.0 50.0 0.0 20.0 15.0 15.0

学術研究、専門・技術サービス業(N=108) 100.0 54.6 10.2 14.8 15.7 4.6

宿泊業(N=17) 100.0 64.7 5.9 11.8 5.9 11.8

飲食サービス業(N=7) 100.0 57.1 14.3 14.3 14.3 0.0

生活関連サービス業、娯楽業(N=31) 100.0 64.5 6.5 3.2 19.4 6.5

教育、学習支援業(N=5) 100.0 80.0 0.0 0.0 0.0 20.0

医療、福祉(N=11) 100.0 72.7 0.0 9.1 18.2 0.0

複合サービス事業(N=12) 100.0 50.0 8.3 16.7 16.7 8.3

その他サービス業(N=105) 100.0 43.8 10.5 25.7 16.2 3.8

その他(N=6) 100.0 50.0 16.7 0.0 16.7 16.7 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。構成比のもっとも大きい項目に

網掛けを施した。

35 「原則として特定の従業員を対象として休業させた」がやや高いという点では、学術研究、専門・技術サービ

ス業も同様の傾向がみられ、15.7%と情報通信業に次ぐ高い割合を示している。やはり事業・業務の専門性か

ら、満遍なく休業させることが少ないことが窺われる。

-72-

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一つは、運輸業・郵便業で、「ほぼ全員を休業の対象としたため、選んでいない」は 45.0%

と産業平均よりやや低く、次いで高いのは「特定の従業員を対象とせずに、多くの従業員を

順番に休業させるようにした」(28.3%)で、「業務量が減少している特定の部署を対象とし

て休業させた」(17.5%)は第三順位であった。みられるように、回答は各項目に広く分散す

る傾向があるようにみえ、その中で、しかし態様としては、雇用調整を事業所全体で対応し

ようとしているように窺える(図表2-5-10)。

事業所規模別にみると、先にみた各項目の大小関係に違いはみられないが、「ほぼ全員を休

業の対象としたため、選んでいない」の割合は、規模が大きくなるとやや少ない傾向がみら

れる。確かに大企業において、全員を対象に雇用調整・休業を実施するのは、現実問題とし

てあまり実際的でないと想像できる。このためむしろ、「業務量が減少している特定の部署を

対象として休業させた」が 20%前後を占めて、他の事業所規模と比べるとやや多くなってい

る。大規模事業所では、事業活動が低迷する特定部署を対象に雇用調整を実施する場合が少

なくないと考えられる。ただし、大規模事業所であっても、もっとも高い割合を占めたのは

「ほぼ全員を休業の対象としたため、選んでいない」であり、雇用調整には事業所全体で対

応するところが多く、雇用に関する一定の経営理念や管理方針が窺われる。さらにまた、特

定の従業員に関して実施するといった方法は、ほとんど採られていない。こうした点はきち

んと注目しておきたい(図表2-5-11)。

問 13-1 で「原則として特定の従業員を対象として休業させた」と答えた事業所について、

その際の休業の仕方をみると(問 13-2/複数回答)、62.8%の事業所は「業務量が減少し

た特定の労働者を中心に休業させた」と答えている。これに対して、「若手の社員を中心に休

図表2-5-11 雇用調整助成金を活用した休業の対象従業員の選定方法

(事業所規模別) (%)

合計

ほぼ全員を休業の対

象としたため

、選ん

でいない

特定の従業員でな

、多くの従業員を

順に休業させた

業務量が減少してい

る特定部署を対象に

休業させた

原則として特定の従

業員を対象として休

業させた

無回答

事業所規模計(N=2,620) 100.0 63.7 12.0 12.7 6.6 4.9

1~9人(N=1,027) 100.0 69.9 10.1 8.4 7.8 3.8

10~29人(N=884) 100.0 62.0 15.0 12.8 6.4 3.7

30~49人(N=279) 100.0 57.7 15.4 15.1 6.1 5.7

50~99人(N=226) 100.0 58.0 8.4 20.4 5.8 7.5

100~299人(N=153) 100.0 57.5 8.5 22.9 2.6 8.5

300~999人(N=42) 100.0 42.9 7.1 21.4 4.8 23.8

1,000人以上(N=9) 100.0 55.6 0.0 33.3 11.1 0.0 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、

問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。構成比の

もっとも大きい項目に網掛けを施した。

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業させた」(2.6%)、「ベテランの社員を中心に休業させた」(7.3%)、「非正規社員を中心に

休業させた」(5.2%)、「業績が悪い社員を中心に休業させた」(3.7%)などというのは、相

対的に少ない。このように、属性等で特定の従業員を選ぶことは少なく、基本的には業務量

が減少した業務の担当者という基準で対象労働者を選んでいるといえる(図表2-5-12)。

図表2-5-12 特定の従業員を休業させた事業所における休業の実施方法

(複数回答)

合計

業務量が減少した特

定の労働者を中心に

休業させた

若手の社員を中心に

休業させた

ベテランの社員を中

心に休業させた

非正規職員を中心に

休業させた

業績が悪い社員を中

心に休業させた

どちらともいえない

その他

無回答

事業所数 191 120 5 14 10 7 13 20 2

割合(%) 100.0 62.8 2.6 7.3 5.2 3.7 6.8 10.5 1.0 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、

かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答し、さらに問 13-1 の休業

の選定について「原則として特定の従業員を対象として休業させた」と回答した事

業所について集計した。

(4)雇用調整助成金の活用の実態(教育訓練の場合:対象労働者の選定方法、訓練の重点、

実施日数、実施目的と訓練の内容)

次に、雇用調整助成金を活用して、休業に併せて教育訓練を実施した場合のその状況をみ

てみよう(問 14 および問 14-1から 14-6まで)36。

まず、問 14-1で、雇用調整助成金を活用して教育訓練をした際の、対象従業員の選び方

について集計した(単一回答)。無回答(67.4%)以外でもっとも多かったのは、「ほぼ全員

を教育訓練の対象としたために、選んでいない」(17.8%/無回答を除いた割合 54.6%)、で、

次いで「原則として特定の従業員を対象に教育訓練を実施した」(6.7%/20.6%)、「業務量

が減少している特定の部署を対象とした教育訓練を実施した」(4.8%/14.6%)、「特定の従

業員を対象とせずに、多くの従業員を順番に教育訓練を受けさせるようにした」(3.3%/

10.2%)などとなっている。数値上、わずかな差異ではあるが、前にみた休業の場合と異な

り教育訓練の場合には、効果を上げるためもあって、特定の従業員に焦点を絞って実施する

傾向が窺われる(図表2-5-13)。

36 まず、初めに、以下の(問 14 関連の)集計結果で無回答が非常に多くなっている点である。調査票上、問 14

に到達した回答者で、雇用調整助成金を活用しての教育訓練を実施していない事業所は、問 15 に飛ぶように

設計されている。しかしながら、結果としてこのように多くなっている無回答の中には、教育訓練を実施して

いない事業所がかなり含まれている可能性がある。調査票上教育訓練を実施したかどうかを確認する問を設け

なかったために、当面ここでは、すべてを無回答に含めて集計しなければならなかった。今後、業務データで

確認するなど、何らかの修正を検討していきたい。

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図表2-5-13 雇用調整助成金を活用した教育訓練の対象従業員の選定方法

合計

ほぼ全員を教育訓練

の対象としたため

選んでいない

特定でなく多くの従

業員を順に教育訓練

を受けさせた

業務量減少の特定部

署を対象として教育

訓練を実施

原則として特定の従

業員を対象に教育訓

練を実施した

無回答

事業所数 2,846 507 95 136 191 1,917

割合(%) 100.0 17.8 3.3 4.8 6.7 67.4 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と

回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業

所について集計した。

続いて、「原則として特定の従業員を対象に教育訓練を実施した」と答えた事業所(191 所)

に対して、どのように教育訓練を実施したかを尋ねた結果をみると(問 14-2。なおこの問

いは単一回答)、「若手の社員を中心に教育訓練した」(24.1%)、「スキルが不足している社員

を中心に教育訓練した」(同じく 24.1%)、および「スキルは十分だが、さらなるスキル向上

を図らせたい社員を中心に教育訓練した」(23.0%)が高く、これらに次いで「業務量が減少

した特定の労働者を中心に教育訓練した」(13.1%)などとなっている。若手の教育やスキル

不足を補う訓練が重点的に実施されている(図表2-5-14)。

図表2-5-14 特定の従業員を選んだ事業所における教育訓練の実施方法

合計

業務量が減少した特

定の労働者を中心に

教育訓練した

若手の社員を中心に

教育訓練した

ベテランの社員を中

心に教育訓練した

スキルが不足してい

る社員を中心に教育

訓練した

スキルは十分だが更

に向上させたい社員

を教育訓練

どちらともいえない

その他

無回答

事業所数 191 25 46 5 46 44 12 12 1

割合(%) 100.0 13.1 24.1 2.6 24.1 23.0 6.3 6.3 0.5 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答し、さらに、問 14-1 で「原則として特定の従業員を対象に教育

訓練を実施した」と回答した事業所について集計した。

教育訓練の実施場所については(問 14-3)、無回答が 67.6%占める中で、「事業所内」が

17.7%(無回答を除いた割合 54.7%)、「事業所外」が 8.3%(25.7%)、「事業所内と外の両方」

が 6.4%(19.6%)となっている(図表2-5-15)。

また、教育訓練を実施した日数についてみると(問 14-4)、延べ人日がもっとも多かっ

た月で、1人当たり「2~4日」であったとする事業所がもっとも多く(13.4%/無回答を

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除いた割合 41.6%)、次いで「5~10 日」(5.8%/17.9%)、「1日」(5.0%/15.5%)、「16 日

以上」(4.9%/15.3%)などとなっている。1ヶ月当たり数日間というのが一般的のようで

あるが、半月を超える長い教育訓練を実施している事業所もある模様である(図表2-5-

16)。

図表2-5-15 雇用調整助成金を活用した教育訓練の実施場所

合計 事業所内 事業所外 事業所内と外の両方

無回答

事業所数 2,846 504 237 181 1,924

割合(%) 100.0 17.7 8.3 6.4 67.6 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回

答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所

について集計した。

図表2-5-16 雇用調整助成金を活用した教育訓練に係る、延べ人日のもっとも多い

月における1人当たり実施日数(複数回答)

合計 1日 2~4日 5~10日 11~15日 16日以上 わからない 無回答

事業所数 2,846 142 382 164 52 140 59 1,928

割合(%) 100.0 5.0 13.4 5.8 1.8 4.9 2.1 67.7 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。

教育訓練関係の 後に、その目的および具体的な教育訓練の内容をみると、まず、目的に

ついては(問 14-5)、無回答が 67.5%ある中で、「既存分野の専門的知識を高めるため」(23.3%

/71.5%)がもっとも多く、次いで「日常業務の技術の確認のため」(14.5%/44.5%)、「助

成金が活用できるため」(12.5%/38.3%)が比較的多い。「新規分野進出のための専門知識

を高めるため」などは 6.4%(19.7%)にとどまっている。

人材育成、教育訓練を目的にした助成金とはいえ、事業所の立場からは、事業活動の大幅

低下に当たって助成を受けるものであるだけに、多くの場合、教育訓練を企画する場合にも、

現在の事業・業務体制を前提に、主として既存の知識・技能を確認するような内容のものを

企画している模様であり、この機会に新しい専門知識を身に付けさせる、といった取組みは

あまりないものと思われる。なお、「これまで計画的な教育訓練が実施できなかったため」と

する事業所が 9.3%(28.7%)あったことは、注目しておきたい(図表2-5-17)。

具体的な教育訓練の内容を尋ねた結果をみると(問 14-6)、「担当している業務に必要な

知識や技能に関するもの」が 22.3%(71.2%)ともっとも多く、次いで「事業所内の他の業

務に必要な知識や技能に関するもの」(11.9%/38.0%)となっている。なお、担当業務関連

より割合は低いが、「事業所内のより高度な業務に必要な知識や技能に関するもの」も 11.1%

(35.5%)を占めている(図表2-5-18)。

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図表2-5-17 雇用調整助成金を活用した教育訓練の実施目的(複数回答)

合計

既存分野の専門的知識

を高めるため

新規分野進出のための

専門知識を高めるため

日常業務の技術の確認

のため

これまで計画的な教育

訓練が実施できなか

たため

助成金が活用できるた

め 従業員から以前より要

望があ

ったため

休業より助成額が高

ったため

景気が回復した後に自

事業所に戻

ってきて欲

しか

った

その他

無回答

事業所数 2,846 662 182 412 266 355 38 57 70 29 1,920

割合(%) 100.0 23.3 6.4 14.5 9.3 12.5 1.3 2.0 2.5 1.0 67.5 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。

図表2-5-18 雇用調整助成金を活用して実施した教育訓練の内容(複数回答)

合計

担当している業務に

必要な知識や技能に

関するもの

事業所内の他の業務

に必要な知識や技能

に関するもの

事業所内のより高度

な業務に必要な知識

や技能

語学

、パソコン・ソ

フトなど一般的な知

識や技能

将来のキ

ャリアア

プのための教育訓練

等 その他

無回答

事業所数 2,846 634 339 316 101 173 27 1,955

割合(%) 100.0 22.3 11.9 11.1 3.5 6.1 0.9 68.7 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。

第6節 雇用調整助成金に関する評価と要望

(1)雇用調整助成金の効果

次に、事業所に雇用調整助成金の効果等の評価と要望を尋ねた結果をみてみよう。

まず、雇用調整助成金を活用した(している)事業所に対して、仮に雇用調整助成金の支

給が受けられなかったとした場合、どうなっていたと思うか尋ねている(複数回答)。

これによると、産業計では、「事業活動の縮小の下で休業が実施できず、より多くの雇用

を削減(解雇)するための措置をとらざるを得なかったと思う」とするものが 54.4%を占め

てもっとも多く、次いで「休業ができなかったり、その規模が小さくなったりした分の雇用

を減らすこととなった結果、その後事業が回復したときに従業員の確保が難しくなっていた

と思う」(33.5%)、「休業は実施したと思うが、規模がかなり小さなものにせざるを得ず、そ

の分、後で雇用を削減するための措置をとらざるを得なかったと思う」(29.2%)などが多く

なっている。このほか、「休業等を織り交ぜながらの円滑な雇用削減ができなくなり、労使関

係が悪化するなど、かなり厳しい事態をまねいたと思う」が 18.8%、「他に資金面の手当を

しながら雇用調整を実施し、雇用を維持しつつ経済変動を何とか乗り切れたと思う」が 15.9%、

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「休業は実施できたが、教育訓練までは実施できなかったと思う」が 12.4%などとなってい

る(図表2-6-1)。

みられるように、雇用調整助成金を受給した事業主は、雇用調整助成金の効果について総

じて、休業そのものを実施可能にした、ないし十分な規模で実施可能にした、と捉えている

とともに、雇用調整助成金は雇用調整を円滑にした、と捉えていることがわかる。「雇用調整

助成金がなくても何とか雇用を維持できた」と回答したのは、受給事業所の中では、前記の

「雇用を維持しつつ経済変動を何とか乗り切れた」とした事業所(15.9%)と「当時の厳し

い状況下で他の企業に追随して支給申請を行ったが、今から考えると支給を受けずとも、経

営の立て直し・雇用の維持はできたように思う」とした事業所(2.4%)があったに過ぎない。

次に産業別にみてみよう。一定数以上、サンプル数のある産業についてみたが、産業間で

違いはほとんどみられない。わずかに卸売業や小売業で、産業計で第二順位の意見であった

「休業ができなかったり、その規模が小さくなったりした分の雇用を減らすこととなった結

果、その後事業が回復したときに従業員の確保が難しくなっていたと思う」(33.5%=再掲)

図表2-6-1 仮に雇用調整助成金の支給を受けられなかった場合、どうなっていたか

(産業別、複数回答) (%)

より多くの雇用を削

減するための措置を

たと思う

休業は実施したと思

うが

後で雇用削減

をしたと思う

休業はできたが

育訓練まではできな

たと思う

雇用減の結果

事業

回復時の社員確保が

難しいと思う

労使関係が悪化する

厳しい事態をま

ねいたと思う

雇用を維持しつつ経

済変動を何とか乗り

切れたと思う

支給なくとも

経営

立直し・雇用維持は

できたと思う

その他

無回答

産業計(N=2,846) 54.4 29.2 12.4 33.5 18.8 15.9 2.4 2.8 3.0

農業、林業、漁業(N=6) 66.7 16.7 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=2) 100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業(N=360) 49.2 30.6 9.7 39.2 22.2 18.3 2.8 2.2 3.1

製造業(N=1,699) 54.7 31.9 14.8 33.5 19.1 16.5 2.2 2.7 2.6

電気・ガス・熱供給・水道業(N=11) 54.5 45.5 18.2 18.2 9.1 27.3 0.0 0.0 0.0

情報通信業(N=127) 52.8 17.3 11.8 37.8 16.5 16.5 1.6 4.7 2.4

運輸業、郵便業(N=120) 56.7 25.8 5.8 40.8 25.8 16.7 1.7 3.3 4.2

卸売業(N=140) 50.0 25.7 9.3 24.3 12.9 15.7 3.6 2.9 2.9

小売業(N=57) 49.1 17.5 10.5 15.8 15.8 14.0 0.0 3.5 3.5

金融業、保険業(N=2) 100.0 50.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業(N=20) 55.0 20.0 0.0 30.0 0.0 15.0 0.0 0.0 15.0

学術研究、専門・技術サービス業(N=108) 58.3 19.4 10.2 32.4 13.9 7.4 4.6 4.6 4.6

宿泊業(N=17) 58.8 35.3 5.9 47.1 17.6 0.0 0.0 5.9 11.8

飲食サービス業(N=7) 57.1 14.3 0.0 42.9 42.9 14.3 0.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業(N=31) 54.8 19.4 6.5 29.0 3.2 22.6 3.2 3.2 0.0

教育、学習支援業(N=5) 60.0 0.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 0.0 0.0

医療、福祉(N=11) 27.3 36.4 0.0 9.1 18.2 0.0 9.1 9.1 18.2

複合サービス事業(N=12) 58.3 16.7 16.7 16.7 16.7 8.3 16.7 0.0 0.0

その他サービス業(N=105) 70.5 26.7 5.7 32.4 19.0 10.5 1.9 1.9 1.9

その他(N=6) 33.3 16.7 0.0 16.7 33.3 16.7 0.0 0.0 0.0 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。30%以上の値を示しているもの

には網掛けを施した。なお、表頭の表示は、調査票の設問文を一部省略している。

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が、それぞれ 24.3%、15.8%と低くなっている(両産業内でいずれも第三順位)。また情報通

信業、小売業および学術研究・専門・技術サービス業で、産業計では第三順位であった「休

業は実施したと思うが、規模がかなり小さなものにせざるを得ず、その分、後で雇用を削減

するための措置をとらざるを得なかったと思う」(28.7%=再掲)が、それぞれ 17.3%、17.5%、

19.4%とやや低くなっている程度である(図表2-6-1)。

事業所規模別にみても、上述と大幅に異なる点はない。その中で、やや目立った違いとし

て、第一に、100 人以上の大規模事業所では、産業計で第一順位であった「事業活動の縮小

の下で休業が実施できず、より多くの雇用を削減(解雇)するための措置をとらざるを得な

かったと思う」の割合がやや小さくなり、代わって「休業は実施したと思うが、規模がかな

り小さなものにせざるを得ず、その分、後で雇用を削減するための措置をとらざるを得なか

ったと思う」や「他に資金面の手当をしながら雇用調整を実施し、雇用を維持しつつ経済変

動を何とか乗り切れたと思う」など他の項目が相対的に高くなっている。なお、1,000 人以

上規模は回答事業所数が特に少ないので、留意する必要がある。

第二に、「休業は実施できたが、教育訓練までは実施できなかったと思う」は、規模が大き

くなるに従って割合が高くなっている。大規模事業所では、教育訓練を実施しながら雇用調

整助成金を活用している場合が少なくなかったことが窺える(図表2-6-2)。

図表2-6-2 仮に雇用調整助成金の支給を受けられなかった場合、どうなっていたか

(事業所規模別) (%)

より多くの雇用を削

減するための措置を

たと思う

休業は実施したと思

うが

、後で雇用削減

をしたと思う

休業はできたが

、教

育訓練まではできな

たと思う

雇用減の結果

、事業

回復時の社員確保が

難しいと思う

労使関係が悪化する

、厳しい事態をま

ねいたと思う

雇用を維持しつつ経

済変動を何とか乗り

切れたと思う

支給なくとも

、経営

立直し・雇用維持は

できたと思う

その他

無回答

事業所規模計(N=2,620) 53.7 29.6 12.0 33.9 18.8 16.0 2.6 2.9 2.7

1~9人(N=1,027) 52.7 28.2 8.7 30.8 19.0 17.1 2.7 3.7 3.3

10~29人(N=884) 55.7 28.8 12.9 36.0 19.3 16.3 2.3 2.9 2.9

30~49人(N=279) 58.1 32.6 14.3 35.5 16.5 16.5 3.2 1.4 1.8

50~99人(N=226) 55.8 35.8 17.3 36.7 19.0 11.9 2.2 0.4 1.3

100~299人(N=153) 44.4 30.7 14.4 35.3 19.0 8.5 2.6 3.9 2.0

300~999人(N=42) 45.2 16.7 21.4 38.1 19.0 21.4 2.4 2.4 2.4

1,000人以上(N=9) 0.0 44.4 22.2 22.2 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 (注)2008 年~2013 年の少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、かつ、問 10 で「雇

用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した。30%以上の値を示しているもの

には網掛けを施した。なお、表頭の表示は、調査票の設問文を一部省略している。

(2)雇用調整助成金のよい点・よくない点

次いで、雇用調整助成金の評価として、よい点とよくない点を尋ねた結果をみてみよう(問

16)。なお、以下は、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」とした事業所だけでなく、

-79-

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基本的にすべての事業所が回答の対象となっている。

まず「良い点」については、「助成金のおかげで従業員を解雇せずにすむ」とするものがも

っとも多く 55.1%を占め、次いで「景気後退は短期間で終わる。その割に景気後退期に解雇

し、景気回復後、改めて採用等を行うのは経営的にコストが大きい。そうしたコストを負わ

ずに済む効率的な雇用確保手段であること」(21.1%)、「負担があまり大きくなく、休業・教

育訓練が実施できる」(21.1%)などとなっている。無回答は 17.3%、「特にない」は 15.9%

であった(図表2-6-3)。

産業別にみると、ややばらつきがみられる。製造業と情報通信業では、産業別にはもっと

も高い7割の事業所が「助成金のおかげで従業員を解雇せずにすむ」を挙げ、次いで「負担

があまり大きくなく、休業・教育訓練が実施できる」の割合も高くなっている(特に情報通

信業では 35.0%)。これに対して、やや回答事業所数が少ないが、金融業・保険業や不動産

業・物品賃貸業では、「助成金のおかげで従業員を解雇せずにすむ」を挙げた事業所は2割前

後に止まり、もっとも多い回答はともに「特にない」(それぞれ 39.3%、42.5%)であって、

図表2-6-3 雇用調整助成金の「良い点」(産業別、複数回答)

(%)

助成金のおかげで従

業員を解雇せずにす

む 解雇

、また採用とい

うコストなしで済む

雇用確保手段

手続き等が簡便で活

用しやすい

負担があまり大きく

なく休業・教育訓練

が実施できる

その他

特にない

無回答

産業計(N=5,952) 55.1 21.1 9.9 21.1 2.0 15.9 17.3

農業、林業、漁業(N=39) 35.9 10.3 5.1 12.8 0.0 23.1 33.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=9) 44.4 33.3 11.1 33.3 0.0 22.2 0.0

建設業(N=902) 53.8 19.3 9.9 22.7 1.8 17.1 16.4

製造業(N=2,366) 70.6 28.1 12.4 25.6 1.9 7.7 8.9

電気・ガス・熱供給・水道業(N=45) 33.3 17.8 4.4 13.3 4.4 20.0 31.1

情報通信業(N=200) 70.0 23.5 12.0 35.0 1.5 8.0 7.5

運輸業、郵便業(N=253) 56.9 25.7 11.9 19.0 2.4 16.2 16.6

卸売業(N=339) 47.8 20.1 10.0 20.6 2.1 18.9 20.1

小売業(N=285) 29.8 10.2 4.9 11.2 2.5 27.7 32.3

金融業、保険業(N=61) 18.0 4.9 1.6 3.3 0.0 39.3 37.7

不動産業、物品賃貸業(N=87) 23.0 8.0 10.3 8.0 3.4 42.5 24.1

学術研究、専門・技術サービス業(N=293) 51.2 17.1 10.2 17.7 2.4 21.5 17.4

宿泊業(N=35) 57.1 20.0 0.0 25.7 0.0 17.1 14.3

飲食サービス業(N=78) 28.2 14.1 2.6 11.5 3.8 14.1 43.6

生活関連サービス業、娯楽業(N=148) 41.9 11.5 9.5 12.8 2.7 20.9 28.4

教育、学習支援業(N=50) 22.0 12.0 4.0 8.0 0.0 32.0 38.0

医療、福祉(N=346) 20.2 6.9 2.3 9.8 2.6 33.8 38.2

複合サービス事業(N=56) 35.7 17.9 3.6 17.9 3.6 25.0 28.6

その他サービス業(N=307) 52.1 18.9 8.8 18.2 1.6 17.9 19.2

その他(N=53) 24.5 5.7 5.7 13.2 0.0 24.5 41.5 (注)割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

-80-

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無回答を含め、回答がある程度分散している。また、小売業や飲食サービス業でも「助成金

のおかげで従業員を解雇せずにすむ」は3割弱で、無回答を含め、回答が分散している(同

じく図表2-6-3)。これらの産業では、事業活動の急激な低下の度合いが緩やかであった

り、雇用調整助成金の受給事業所がやや少なかったりしていることと関連があるかもしれな

い。

次に製造業を業種別にみると、総じて大きな違いはみられないが、その中で食料品・飲料

等製造業と化学・石油・石炭製品製造業では、「助成金のおかげで従業員を解雇せずにすむ」

がそれぞれ 47.3%および 52.0%と、製造業の中ではやや低くなっている(図表2-6-4)。

図表2-6-4 雇用調整助成金の「良い点」(製造業業種別、複数回答)

(%)

助成金のおかげで従

業員を解雇せずにす

む 解雇

、また採用とい

うコストなしで済む

雇用確保手段

手続き等が簡便で活

用しやすい

負担があまり大きく

なく休業・教育訓練

が実施できる

その他

特にない

無回答

製造業業種計(N=2,366) 70.6 28.1 12.4 25.6 1.9 7.7 8.9

食料品、飲料等(N=93) 47.3 17.2 4.3 10.8 4.3 16.1 24.7

繊維工業(N=109) 78.9 29.4 17.4 29.4 1.8 6.4 8.3

木材・家具(N=126) 70.6 21.4 17.5 20.6 0.8 7.1 11.9

パルプ・紙・紙加工品(N=42) 66.7 31.0 4.8 14.3 4.8 9.5 9.5

印刷・同関連業(N=79) 58.2 24.1 12.7 24.1 0.0 10.1 17.7

化学・石油・石炭製品(N=50) 52.0 28.0 16.0 38.0 4.0 4.0 14.0

プラスチック・ゴム(N=162) 67.3 28.4 10.5 24.1 1.9 9.3 8.6

なめし革・同製品・毛皮・窯業、土石製品(N=84) 81.0 23.8 13.1 27.4 2.4 6.0 4.8

鉄鋼業(N=155) 70.3 36.8 9.7 25.8 1.3 7.1 5.8

非鉄金属・金属製品(523) 74.4 25.4 12.4 25.2 2.5 6.5 7.1

はん用・生産用・業務用機械器具(N=223) 74.0 33.6 12.1 33.6 1.8 4.9 5.8

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=250) 72.4 32.4 11.2 27.2 0.8 8.4 6.8

輸送用機械器具(N=175) 75.4 34.9 15.4 25.1 1.1 7.4 5.1

その他の製造業(N=295) 67.1 23.7 12.9 24.7 2.0 9.5 12.2 (注)割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

また、事業所規模別にみると、「助成金のおかげで従業員を解雇せずにすむ」と「景気後退

は短期間で終わる。その割に景気後退期に解雇し、景気回復後、改めて採用等を行うのは経

営的にコストが大きい。そうしたコストを負わずに済む効率的な雇用確保手段であること」

とするのは、総じて大規模事業所ほど多く、前者は6割強を、また後者は3割強を占めてい

る(図表2-6-5)。

-81-

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図表2-6-5 雇用調整助成金の「良い点」(事業所規模別、複数回答)

(%)

助成金のおかげで従

業員を解雇せずにす

む 解雇

、また採用とい

うコストなしで済む

雇用確保手段

手続き等が簡便で活

用しやすい

負担があまり大きく

なく休業・教育訓練

が実施できる

その他

特にない

無回答

事業所規模計(N=5,453) 55.5 21.6 9.8 21.4 2.0 15.9 16.7

1~9人(N=2,667) 50.2 15.1 8.5 17.0 2.0 19.2 21.4

10~29人(N=1,661) 58.1 25.3 10.4 23.7 2.3 12.9 15.2

30~49人(N=490) 63.7 30.4 12.2 26.5 1.4 15.1 8.4

50~99人(N=343) 67.1 32.4 13.7 32.4 1.5 12.0 7.3

100~299人(N=223) 62.3 32.7 10.8 27.4 0.4 9.0 9.0

300~999人(N=58) 62.1 34.5 8.6 27.6 3.4 10.3 5.2

1,000人以上(N=11) 36.4 36.4 9.1 18.2 9.1 9.1 0.0 (注)割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

次に、雇用調整助成金について「よくない点」を尋ねた結果をみてみよう。

それによると、「特にない」とするものがもっとも多い(産業計で 40.7%)中で、「不正受

給の温床になりやすい」(14.7%)、「非効率な企業を温存することになる」(8.6%)、「私の事

業所が属している業種では活用しにくい」(8.0%)、「助成金が特定業種に活用しやすいもの

となっており、不公平である」(7.1%)などとなっている。

産業別にみると、「私の事業所が属している業種では活用しにくい」との指摘が、運輸業・

郵便業(18.2%)、「教育・学習支援業」(18.0%)、「飲食サービス業」(16.7%)、宿泊業(14.3%)、

「医療・福祉」(13.3%)、「生活関連サービス業、娯楽業」(12.8%)、「複合サービス」(12.5%)

や鉱業(11.1%)でやや多くなっている。前述のように、小売業やサービス業など第三次産

業では、雇用調整助成金の受給割合が相対的少なく(図表2-5-2参照)、関連性が窺われ

る。また、業態として専門性が重視されると思われる情報通信業、卸売業、学術研究・専門・

技術サービス業などでは、「非効率な企業を温存することになる」との回答がやや高い割合を

占めていた(それぞれ順に 15.0%、13.3%、12.3%)(図表2-6-6)。

また、製造業を業種別にみると、「不正受給の温床になりやすい」(製造業計で 17.1%)が

多くの業種で 10%台後半から 20%台の割合を占めていたほか、「非効率な企業を温存するこ

とになる」については、印刷・同関連業が 19.0%を占めていたのをはじめ、多くの業種で 10%

台前半の割合を占めていた(図表2-6-7)。

事業規模別にみても、ほぼ同様の傾向となっている(図表2-6-8)。

-82-

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図表2-6-6 雇用調整助成金の「良くない点」(産業別、複数回答) (%)

助成金が特定業種で

活用しやすく

、不公

平である

私の事業所が属して

いる業種では活用し

にくい

産業構造の転換を遅

らせる

非効率な企業を温存

することになる

不正受給の温床にな

りやすい

その他

特にない

無回答

産業計(N=5,952) 7.1 8.0 3.5 8.6 14.7 3.6 40.7 26.4

農業、林業、漁業(N=39) 5.1 5.1 0.0 2.6 5.1 2.6 48.7 38.5

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=9) 0.0 11.1 0.0 11.1 0.0 0.0 55.6 22.2

建設業(N=902) 8.0 9.5 1.4 5.8 14.3 2.8 43.7 26.3

製造業(N=2,366) 5.4 3.8 5.2 11.2 17.1 4.9 43.6 21.1

電気・ガス・熱供給・水道業(N=45) 8.9 13.3 2.2 4.4 15.6 0.0 33.3 35.6

情報通信業(N=200) 9.5 7.0 4.5 15.0 23.5 2.5 44.5 15.5

運輸業、郵便業(N=253) 9.5 18.2 2.0 7.1 13.4 2.4 39.5 23.3

卸売業(N=339) 8.3 10.3 5.9 13.3 17.7 0.6 34.5 26.3

小売業(N=285) 8.4 10.2 1.4 3.2 10.2 1.8 34.4 40.0

金融業、保険業(N=61) 1.6 9.8 1.6 6.6 1.6 3.3 39.3 41.0

不動産業、物品賃貸業(N=87) 6.9 10.3 2.3 4.6 17.2 3.4 43.7 29.9

学術研究、専門・技術サービス業(N=293) 7.8 10.2 3.4 12.3 14.7 4.1 36.2 24.6

宿泊業(N=35) 8.6 14.3 0.0 5.7 17.1 11.4 40.0 20.0

飲食サービス業(N=78) 5.1 16.7 0.0 0.0 5.1 0.0 33.3 46.2

生活関連サービス業、娯楽業(N=148) 12.2 12.8 0.7 2.0 12.2 3.4 34.5 33.1

教育、学習支援業(N=50) 6.0 18.0 0.0 4.0 8.0 0.0 32.0 38.0

医療、福祉(N=346) 9.5 13.3 1.4 3.2 8.4 3.5 33.8 39.9

複合サービス事業(N=56) 5.4 12.5 0.0 7.1 7.1 3.6 35.7 33.9

その他サービス業(N=307) 7.8 6.5 3.3 6.5 12.1 3.9 39.7 29.6

その他(N=53) 11.3 3.8 5.7 7.5 5.7 1.9 34.0 45.3 (注)無回答以外の項目で、割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

図表2-6-7 雇用調整助成金の「良くない点」(製造業業種別、複数回答)

(%)

助成金が特定業種で

活用しやすく

、不公

平である

私の事業所が属して

いる業種では活用し

にくい

産業構造の転換を遅

らせる

非効率な企業を温存

することになる

不正受給の温床にな

りやすい

その他

特にない

無回答

製造業業種計(N=2,366) 5.4 3.8 5.2 11.2 17.1 4.9 43.6 21.1

食料品、飲料等(N=93) 9.7 5.4 2.2 6.5 10.8 6.5 34.4 38.7

繊維工業(N=109) 7.3 3.7 7.3 12.8 12.8 2.8 42.2 21.1

木材・家具(N=126) 7.1 3.2 4.8 7.1 12.7 3.2 39.7 30.2

パルプ・紙・紙加工品(N=42) 0.0 7.1 2.4 14.3 21.4 4.8 35.7 23.8

印刷・同関連業(N=79) 3.8 7.6 12.7 19.0 13.9 3.8 44.3 21.5

化学・石油・石炭製品(N=50) 6.0 0.0 8.0 10.0 22.0 6.0 36.0 26.0

プラスチック・ゴム(N=162) 4.9 4.9 3.1 11.1 17.9 4.3 43.2 21.6

なめし革・同製品・毛皮・窯業。土石製品(N=84) 6.0 2.4 4.8 9.5 10.7 4.8 56.0 13.1

鉄鋼業(N=155) 3.2 2.6 4.5 10.3 17.4 1.9 40.6 27.1

非鉄金属・金属製品(523) 6.3 2.5 6.1 12.2 22.8 5.2 40.0 19.5

はん用・生産用・業務用機械器具(N=223) 6.7 4.0 4.9 14.8 17.9 5.8 47.5 14.3

電子部品・電気・情報通信機械器具(N=250) 3.2 4.8 4.4 12.0 17.2 5.2 47.6 15.2

輸送用機械器具(N=175) 3.4 2.9 4.6 8.0 17.1 7.4 49.1 19.4

その他の製造業(N=295) 5.1 5.4 4.7 9.2 12.5 5.1 45.8 23.4 (注)無回答以外の項目で、割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

-83-

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図表2-6-8 雇用調整助成金の「良くない点」(事業所規模別、複数回答)

(%)

助成金が特定業種で

活用しやすく

、不公

平である

私の事業所が属して

いる業種では活用し

にくい

産業構造の転換を遅

らせる

非効率な企業を温存

することになる

不正受給の温床にな

りやすい

その他

特にない

無回答

事業所規模計(N=5,453) 6.9 7.9 3.5 8.7 14.8 3.7 41.1 25.7

1~9人(N=2,667) 7.0 8.5 2.4 6.6 13.1 3.2 40.2 30.0

10~29人(N=1,661) 7.0 8.1 4.1 9.0 15.2 3.7 41.1 25.0

30~49人(N=490) 8.8 8.6 5.7 14.1 18.2 4.1 41.0 17.3

50~99人(N=343) 4.7 5.0 6.7 14.0 18.1 3.8 43.7 16.6

100~299人(N=223) 4.5 4.5 2.2 10.3 18.4 7.6 44.4 16.6

300~999人(N=58) 6.9 1.7 0.0 8.6 20.7 3.4 51.7 12.1

1,000人以上(N=11) 0.0 0.0 0.0 18.2 18.2 0.0 63.6 9.1 (注)無回答以外の項目で、割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

(3)雇用調整助成金に関する要望

雇用調整助成金に対する要望を尋ねた結果をみてみよう(問 17)。

まず、回答事業所全体では、「提出書類を減らして欲しい」(36.4%)がもっとも多く、次

いで「経済情勢に合わせて臨機応変に要件緩和をして欲しい」(30.9%)、「要件をできるだけ

図表2-6-9 雇用調整助成金に関する要望(産業別、複数回答)

(%)

事務処理を早くして欲

しい

提出書類を減らして欲

しい

要件をできるだけ緩和

して欲しい

経済情勢に合わせて臨

機応変に要件緩和をし

て欲しい

要件変更等の周知を速

やかに行

って欲しい

自社の事業の特性にも

使いやすいものにして

欲しい

その他

無回答

産業計(N=5,952) 15.1 36.4 26.4 30.9 11.1 9.4 6.1 26.8

農業、林業、漁業(N=39) 7.7 28.2 12.8 12.8 2.6 10.3 7.7 48.7鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=9) 0.0 66.7 55.6 33.3 22.2 22.2 0.0 11.1建設業(N=902) 14.0 37.1 27.7 31.5 8.5 11.6 6.1 25.2製造業(N=2,366) 17.8 46.6 31.6 38.5 13.4 5.9 4.6 16.7電気・ガス・熱供給・水道業(N=45) 22.2 48.9 24.4 24.4 4.4 11.1 4.4 31.1情報通信業(N=200) 26.0 46.5 29.5 45.0 18.0 9.0 5.0 11.5運輸業、郵便業(N=253) 15.4 32.4 34.8 33.2 9.9 16.2 4.7 23.3卸売業(N=339) 8.3 29.5 23.0 31.3 11.8 9.4 5.6 31.3小売業(N=285) 12.6 22.8 17.9 16.5 7.4 11.9 7.0 47.7金融業、保険業(N=61) 3.3 6.6 11.5 11.5 3.3 13.1 11.5 52.5不動産業、物品賃貸業(N=87) 10.3 19.5 13.8 16.1 9.2 10.3 9.2 43.7学術研究、専門・技術サービス業(N=293) 14.0 29.4 18.8 27.6 12.6 10.9 9.6 29.7宿泊業(N=35) 17.1 40.0 37.1 40.0 17.1 11.4 5.7 22.9飲食サービス業(N=78) 9.0 14.1 14.1 10.3 6.4 14.1 7.7 52.6生活関連サービス業、娯楽業(N=148) 14.2 24.3 20.9 24.3 10.1 17.6 8.1 36.5教育、学習支援業(N=50) 8.0 18.0 10.0 14.0 4.0 12.0 10.0 58.0医療、福祉(N=346) 9.8 18.8 13.6 11.0 6.1 13.0 11.3 49.7複合サービス事業(N=56) 5.4 16.1 19.6 17.9 3.6 8.9 5.4 48.2その他サービス業(N=307) 18.6 30.6 25.7 24.4 12.1 10.1 5.5 31.9その他(N=53) 3.8 11.3 13.2 15.1 1.9 7.5 11.3 54.7 (注)無回答を除く項目のうち、割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

-84-

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緩和して欲しい」(26.4%)、「事務処理を早くして欲しい」(15.1%)などとなっている。無

回答は 26.8%であった(図表2-6-9)。

産業別には、雇用調整助成金の受給割合の高い産業では、上記とほぼ同様の傾向の回答結

果となっているが、受給割合が低い飲食サービス業、教育・学習支援業、医療福祉(図表2

-5-2参照)では、無回答が多くなっているとともに要望は多項目に分散している。

また事業所規模別にみると、規模が大きいほど提出書類の削減、臨機応変な要件緩和など

に対する要望が多くなっている(図表2-6-10)。

図表2-6-10 雇用調整助成金に関する要望(事業所規模別、複数回答)

(%)

事務処理を早くして

欲しい

提出書類を減らして

欲しい

要件をできるだけ緩

和して欲しい

経済情勢に合わせて

臨機応変に要件緩和

をして欲しい

要件変更等の周知を

速やかに行

って欲し

い 自社の事業の特性に

も使いやすいものに

して欲しい

その他

無回答

事業所規模計(N=5,453) 15.3 36.3 26.5 31.0 11.1 9.4 6.4 26.4

1~9人(N=2,667) 13.2 31.5 22.3 26.1 8.9 10.5 6.9 33.310~29人(N=1,661) 14.9 36.8 28.8 34.7 11.8 8.7 6.1 22.930~49人(N=490) 19.0 42.9 30.6 35.1 13.1 10.4 6.3 17.850~99人(N=343) 21.9 45.8 32.9 39.4 17.5 5.8 5.5 14.9100~299人(N=223) 21.5 53.4 36.3 36.3 15.7 7.6 4.0 11.7300~999人(N=58) 27.6 62.1 36.2 39.7 20.7 1.7 1.7 10.31,000人以上(N=11) 18.2 45.5 36.4 45.5 27.3 0.0 18.2 0.0 (注)無回答以外の項目で、割合が 30%以上を占めるものには網掛けを施した。

第7節 その他

調査票の 後では2つの質問を行った。

(1)キャリア形成促進助成金の活用状況

まず問 18 では「キャリア形成促進助成金」の活用状況を尋ねた。この質問は、雇用調整

助成金を活用しての教育訓練(問 14)と並んで、企業が従業員の教育訓練にどう取り組んで

いるかを調べる一環で尋ねたものである。特に「キャリア形成促進助成金」は、入社直後の

若年層の育成やグローバル化に対応した職業能力の促進のため、労働者のキャリア形成を図

ることを目的とした事業である37。

調査結果をみると、ここでは事業所規模別の集計結果のみ掲げると、事業所規模計では「活

用している」とする事業所は 6.5%、「活用していない」は 88.5%、無回答が 5.0%であった。

規模が大きいほど活用割合が高くなっており、1,000 人以上規模では 18.2%の事業所が活用

している(図表2-7-1)。

37 本助成金は、入社直後から一定年齢までの若年労働者の人材育成や、健康、環境等の重点分野での人材育成、

さらには海外関連業務などグルーバル化に対応した人材育成など、政策課題に挙げられる人材育成を促進して

いく目的で創設されたもので、労働者のキャリア形成に資する、そうした職業訓練等に取り組む事業主の皆さ

んに支給される助成制度である。

-85-

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図表2-7-1 キャリア形成促進助成金の活用状況(事業所規模別)

(%)

活用している 活用していない 無回答

事業所規模計(N=5,453) 6.5 88.5 5.0

1~9人(N=2,667) 4.1 89.8 6.1

10~29人(N=1,661) 6.4 88.9 4.7

30~49人(N=490) 10.6 86.7 2.7

50~99人(N=343) 13.4 84.3 2.3

100~299人(N=223) 13.0 84.3 2.7

300~999人(N=58) 19.0 79.3 1.7

1,000人以上(N=11) 18.2 63.6 18.2

(2)今後の雇用見通し

後の問である問 19 では、今後の従業員数の見通しを尋ねた。それによると、「現状維持」

(56.3%)がもっとも多く、次いで「増加する」(15.8%)、「わからない」(14.8%)、「減少す

る」(7.5%)などとなっている。産業別には、同じく「現状維持」がもっとも多いが、これ

に次ぐ割合は「増加する」とする産業と「わからない」とする産業とに分かれている(図表

2-7-2)。

また、事業所規模別にみても、「現状維持」がもっとも多く、次いで多いのは「増加する」

であるが、1~9人規模のみは、「分からない」が2位となっている(図表2-7-3)。

図表2-7-2 今後の従業員数の見通し(産業別)

(%)

合計 大幅に増加する

増加する 現状維持である

減少する 大幅に減少する

わからない

無回答

産業計(N=5,952) 100.0 0.4 15.8 56.3 7.5 0.5 14.8 4.7

農業、林業、漁業(N=39) 100.0 2.6 15.4 53.8 0.0 0.0 17.9 10.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業(N=9) 100.0 0.0 33.3 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業(N=902) 100.0 0.1 16.7 57.6 5.1 0.6 15.2 4.7

製造業(N=2,366) 100.0 0.1 12.3 58.3 9.6 0.6 15.1 4.0

電気・ガス・熱供給・水道業(N=45) 100.0 2.2 22.2 42.2 4.4 0.0 22.2 6.7

情報通信業(N=200) 100.0 2.5 49.5 33.5 2.0 0.5 10.5 1.5

運輸業、郵便業(N=253) 100.0 0.4 15.8 53.4 9.5 0.4 16.6 4.0

卸売業(N=339) 100.0 0.0 13.6 58.1 8.3 0.6 15.9 3.5

小売業(N=285) 100.0 0.4 15.4 53.7 10.9 0.4 12.3 7.0

金融業、保険業(N=61) 100.0 0.0 8.2 49.2 4.9 0.0 16.4 21.3

不動産業、物品賃貸業(N=87) 100.0 0.0 13.8 62.1 4.6 0.0 14.9 4.6

学術研究、専門・技術サービス業(N=293) 100.0 1.0 22.9 52.6 5.1 0.0 14.7 3.8

宿泊業(N=35) 100.0 0.0 2.9 74.3 8.6 0.0 11.4 2.9

飲食サービス業(N=78) 100.0 0.0 19.2 41.0 7.7 0.0 25.6 6.4

生活関連サービス業、娯楽業(N=148) 100.0 0.0 10.8 63.5 6.1 1.4 11.5 6.8

教育、学習支援業(N=50) 100.0 0.0 20.0 66.0 4.0 0.0 8.0 2.0

医療、福祉(N=346) 100.0 1.4 14.5 63.0 3.8 0.0 9.5 7.8

複合サービス事業(N=56) 100.0 1.8 19.6 41.1 8.9 0.0 23.2 5.4

その他サービス業(N=307) 100.0 0.0 20.8 50.5 6.8 0.3 17.3 4.2

その他(N=53) 100.0 0.0 5.7 64.2 3.8 0.0 15.1 11.3 (注)割合がもっとも高い項目から2つ(同率の場合は3つの場合もある)に網掛けを施した。

-86-

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図表2-7-3 今後の従業員数の見通し(事業所規模別)

(%)

合計 大幅に増加する

増加する 現状維持である

減少する 大幅に減少する

わからない

無回答

事業所規模計(N=5,453) 100.0 0.4 16.0 57.0 7.4 0.4 14.7 4.2

1~9人(N=2,667) 100.0 0.1 12.0 58.7 6.0 0.3 17.8 5.1

10~29人(N=1,661) 100.0 0.5 19.4 55.8 7.7 0.4 12.4 3.8

30~49人(N=490) 100.0 0.8 21.2 55.3 10.6 0.8 8.8 2.4

50~99人(N=343) 100.0 0.3 16.6 58.6 7.6 1.2 13.4 2.3

100~299人(N=223) 100.0 1.8 25.1 48.4 11.7 0.0 9.4 3.6

300~999人(N=58) 100.0 0.0 19.0 48.3 15.5 1.7 15.5 0.0

1,000人以上(N=11) 100.0 0.0 0.0 63.6 27.3 0.0 0.0 9.1 (注)割合がもっとも高い項目から2つに網掛けを施した。

-87-

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第3章 雇用調整助成金の受給事業所と非受給事業所の比較

第2章では、今回のアンケート調査結果を調査票の流れに沿ってその概要をみてきた。そ

れを通じて、わが国においてリーマン・ショック後、そして東日本大震災後の不況の中で、

企業がどこまで事業活動の低下の影響を受け、どの程度雇用調整を実施したか、その全体像

はある程度概観できたと思われる。

そこで本章では、今回のアンケート調査の本来の目的である雇用調整助成金の機能、効果

の実態に焦点を絞って、以上みてきたいくつかの基本的なデータについて、雇用調整助成金

を受給した事業所と受給していない事業所の別に集計を行い、両者の比較を行ってみたい。

こうした比較を通じて、雇用調整助成金を受給している事業所はどういう事業所なのか、そ

して、雇用調整の実施に当たって雇用調整助成金がどう活用され、その後、事業所の生産や

雇用の増減・回復には、どのような差が見られるか、等々について整理したい。ただし、受

給事業所と非受給事業所との比較分析は、この調査研究の主要課題であり、詳細は今後行っ

ていくこととし、ここでは、受給・非受給の事業所別の単純な集計と比較にとどめておきた

い。

以下の受給・非受給の事業所の区分は、第 1 章で述べたように、厚生労働省から提供を受

けた業務データをベースとした区分を用いる。また、ここでは、2008 年 12 月から 2013 年 3

月まで(52 ヶ月)のいずれかの期間、雇用調整助成金を受給した事業所を「受給事業所」な

いし「雇調金受給経験あり」の事業所とし、当該期間に受給実績のない事業所を「非受給事

業所」ないし「雇調金受給経験なし」の事業所として、以下、集計結果を示すこととしたい。

そこで、まず第1節では、業務データに基づき、受給事業所における雇用調整助成金の受

給状況とその特徴を概観し、その上で受給・非受給の事業所別に今回の調査結果をみていく

こととしたい。

第1節 雇用調整助成金を受給した事業所の受給期間、時系列推移、受給率と事業活動水

準別の受給状況 -業務データとのマッチングデータから-

(1)受給事業所数の推移

まず受給事業所数のトレンドをみると、平成 21 年9月頃にかけて急増した後、同 22 年9

月頃にかけて高水準が続き、その後、緩やかに逓減したが、同 23 年前半にかけて再び小さく

増加し、その後、再び緩やかに逓減して現在に至っている。こうした事業所数の動きは、厚

生労働省が別途公表している数値(全国の集計データ)の動きとほぼ同様の動きとなってい

る(図表3-1-1)38。

38 ここでは、アンケート調査回答事業所のうちで雇用調整助成金を受給した事業所の状況をみているが、結果的

には、当該期間における受給事業所全体から無作為に抽出した事業所の状況をみていることとなっている。し

たがって、ある確率的誤差を伴いながら、受給事業所全体の動向を総じて反映していると考えられる。ただし、

受給・非受給が層化抽出であるので、以下でみる全事業所に占める受給事業所の割合である受給率に関しては

この限りでなく、その絶対水準は非常に高めに出ていることには留意が必要である。(第1章の脚注2参照)

-88-

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図表3-1-1 雇用調整助成金の受給事業所数の時系列推移

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51

(事業所数)

平成21年(2009) 平成22年(2010) 平成23年(2011) 平成24年(2012) 25年

22年5月(1,811)

23年2月(1,400)

23年5月(1,550)

25年3月(876)

(注)データ期間は平成 20 年 12 月~25 年3月。受給事業所かどうかは、業務データ・ベース。

(2)累積受給月数別事業所数の分布

次に、受給月数(累計)別に事業所数をみると、累計 12 ヶ月、同 24 ヶ月、36 ヶ月、48

ヶ月のところで、事業所数がいわば塊として大きく集中していることがわかる。その上で、

累積受給月数別の事業所数は 12 ヶ月単位に区切ってみると、 初の 12 ヶ月から 12 ヶ月ごと

に徐々に事業所数が減っている傾向がみて取れる(図表3-1-2)。

図表3-1-2 雇用調整助成金の受給事業所の受給期間(累積)別事業所数

0

50

100

150

200

250

1ヶ月

2ヶ月

3ヶ月

4ヶ月

5ヶ月

6ヶ月

7ヶ月

8ヶ月

9ヶ月

10ヶ月

11ヶ月

12ヶ月

13ヶ月

14ヶ月

15ヶ月

16ヶ月

17ヶ月

18ヶ月

19ヶ月

20ヶ月

21ヶ月

22ヶ月

23ヶ月

24ヶ月

25ヶ月

26ヶ月

27ヶ月

28ヶ月

29ヶ月

30ヶ月

31ヶ月

32ヶ月

33ヶ月

34ヶ月

35ヶ月

36ヶ月

37ヶ月

38ヶ月

39ヶ月

40ヶ月

41ヶ月

42ヶ月

43ヶ月

44ヶ月

45ヶ月

46ヶ月

47ヶ月

48ヶ月

49ヶ月

50ヶ月

51 ヶ月

52ヶ月

(事業所数)

(注)調査へのの有効回答事業所のうち、事業所設立日が平成 19 年(2007 年)以前であり、業務データ上

平成 20~24 年度に雇用調整助成金を受給したと確認でき、かつ、受給月等のデータが利用可能な 3,511

所について集計した。

-89-

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ちなみに、累積受給期間を1年ごとに区切って事業所の構成比をみると、受給期間が1年

以内であった事業所が 42.7%、1年を超え2年以内が 26.1%、2年を超え3年以内が 17.3%、

3年を超え4年以内が 12.8%、4年を超える事業所は 1.1%となっている。およそ7割近く

の事業所が、2年以内の受給であったといえる。

(3)事業活動水準別にみた受給状況

以上を概観した上で、若干の分析作業として、事業活動水準の違いによって受給事業所の

受給月数や期間中の受給率(とその変動の仕方)がどう違うかをみてみた。

まず、当該期間においてもっとも落ち込んだ年の事業活動水準別に受給事業所数の時系列

データを集計してみた(図表3-1-3)。これによると、事業所数の上では「1度でも 40

未満」と「1度でも 40~60 未満」であった受給事業所が、相対的に大きな部分を占めていた

ことがわかる39。なお、平成 19 年の事業活動水準を 100 としている。

図表3-1-3 雇用調整助成金の受給事業所数の時系列推移(事業活動水準別)

0

100

200

300

400

500

600

700

12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

①一度でも40未満 ②一度でも40~60未満

③一度でも60~80未満 ④一度でも80~100未満

(事業所数)

平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 25年

(注)1.事業所の設立が平成 19 年(2007 年)以前の事業所を対象に集計した。

2.②の集計では①の事業所を除いている。③の集計は①と②の事業所を除いている。④の集計は

①~③の事業所を除いている。

3.データ期間は平成 20 年 12 月~25 年 3 月である。

39 ここでは、事業活動水準の捉え方については、2008~2012 年についてそれぞれ回答された指数のうち「一つ

でも○○未満がある」かどうかでグループ分けを行っている。

-90-

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また、平成 20 年 12 月から同 25 年3月までの 52 ヶ月の間における雇用調整助成金の累積

受給月数をみると、12 ヶ月以下の割合でみて「一度でも 40 未満」が 34.5%、「一度でも 40

~60 未満」が 37.2%、「一度でも 60~80 未満」が 41.8%、「一度でも 80~100 未満」が 51.0%

と、もっとも落ち込んだときの落ち込みの程度が小さかった事業所ほど 12 ヶ月以下の受給期

間で終了している割合が高くなっている。1年超や2年超の割合をみてもほぼ同様の傾向を

見て取ることができるが、その中で、「一度でも 40 未満」と「一度でも 40~60 未満」との間

のみ逆転しているのが目に付く。例えば、2年超の割合をみると、それぞれ 31.2%、35.9%

と大きな差とはいえないものの、後者の方が受給期間の長い事業所が多くなっている40(図

表3-1-4)。

図表3-1-4 受給事業所の累積受給月数階級別構成比(事業活動水準別)

15.9

15.3

22.2

27.9

18.6

21.9

19.6

23.1

14.6

12.1

12.3

8.6

19.7

14.8

13.2

12.8

7.2

7.6

8.3

6.7

10.3

11.9

9.4

8.5

5.4

6.1

6.5

4.8

8.3

10.4

8.6

7.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

①一度でも40未満

②一度でも40~60未満

③一度でも60~80未満

④一度でも80~100未満

6ヶ月以下 7~12ヶ月 13~18ヶ月 19~24ヶ月

25~30ヶ月 31~36ヶ月 37~42ヶ月 43~52ヶ月

(注)1.設立日が平成 19 年(2007 年)以前の事業所について集計。

2.②の集計では①の事業所を除いている。③の集計は①と②の事業所を除いている。④の集計

は①~③の事業所を除いている。

(4)年々の事業活動水準別の比較

次に、受給事業所数を事業所総数(受給・非受給にかかわりない事業所総数)で除して、

いわゆる受給率を算出してみた(図表3-1-5の脚注3参照)41。あくまで回答事業所の

中でではあるが、それぞれの月においてそのうちの何パーセントが雇用調整助成金受給して

いたかを示す数値である。ここでは、事業活動水準の区分は、それぞれの年における事業活

40 詳細な検討は今後の課題としたいが、「一度でも 40 未満」のようにあまりに大きな落ち込みがあったときは、

休業による雇用調整以外のより厳しい方法がより多く採られたのではないかとの仮説が考えられる。一方で、

「一度でも 40~60 未満」の事業所について、リーマン・ショックおよび東日本大震災の 2 重の影響を受けた

ところが相対的に多かった可能性など、他の仮説も考えられる。 41 前述(脚注 38)のとおり、この受給率の絶対水準には統計的な意味はなく、事業活動水準別の相互比較や時

系列の推移に注目されたい。。

-91-

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図表3-1-5 受給率の時系列推移(事業活動水準別)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

平成21年 平成22年 平成23年 平成24年

2007年の40未満 2007年の40~60未満 2007年の60~80未満

2007年の80~100未満 合計

(%)

(注)1.設立が平成 19 年(2007 年)以前である事業所を対象として集計した。

2.グラフは、平成 21~24 年の各年について、各事業所のその年の活動水準指数(平成 19 年=100)

の区分に組み替えて集計したものである。

3.受給率は、年間を通じてそれぞれの活動水準別に区分した事業所総数に対する、当月の受給事

業所の比率である。

動水準(指数/平成 19 年=100)により事業所を区分けしている(図表3-1-5)42。

この受給率をみると、平成 21 年中は、事業活動指数が 40 未満と 40~60 未満のグループ

が、同年の前半から急速に上昇し、年末には6割近くに達した。一方、事業活動指数がそれ

よりは小さな低下にとどまった事業所でも、水準は相対的に低く、上昇のテンポも緩やかで

あるが、年間を通じて受給率は上昇を続けた。同 22 年に入っても、「40~60 未満」や「60~

80 未満」では年前半にやや逓増傾向がみられた後、各グループとも年後半には緩やかな減少

傾向に転じたが、総じて年間を通じて受給率は高い水準で推移した。同 23 年に入ると、前半

にかけて、東日本大震災の影響とみられるが、受給率はいずれのグループでも再び上昇した。

特に事業活動指数が 40 未満の事業所では、上昇幅が大きかった。その後、同年年央以降、事

業活動指数が 40 未満の事業所では高止まりが続いたが、他のグループでは再び緩やかな減少

に向かい、平成 24 年末にかけて受給率は、40 未満の事業所も含めて、総じて低下傾向で推

移している43。

42 ここでは、各年の事業活動水準指数で、年ごとに事業活動指数別の事業所のグループ分けを行ったことから、

各暦年の間(前年の 12 月と当年の1月)の間は、事業所のグループが接続していなため、グラフも接続させ

て描かなかった。 43 図表3-1-5において、平成 24 年 12 月時点の受給率は、事業活動指数が「40 未満」が 28.6%、「40~60

未満」が 30.5%、「60~80 未満」が 24.9%、「80~100 未満」が 15.0%となっている。

-92-

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なお、ここでも「40 未満」の事業所と「40~60 未満」の事業所とで、受給率が後者の方

が高いという「逆転現象」がみてとられる。

第2節 事業活動の状況

以上の雇用調整助成金受給状況の推移を踏まえ、今回の調査結果に戻って、業務データを

ベースとした受給・非受給事業所別の単純な集計結果をみていくこととしたい44。この節で

は、事業活動の変動を中心として、非受給事業所と対比した受給事業所における特徴をみて

いく。

(1)事業活動の縮小

雇用調整助成金受給・非受給の事業所別に事業活動水準(指数:2007 年=100)の推移を

比較すると、当然のことながら、受給事業所の方で活動水準の低い事業所の割合が高くなっ

ている。例えば、2009 年をとってみると、80 未満の事業所の割合は非受給事業所では 16.4%

であるのに対して受給事業所では 49.2%、およそ半数に達している、などである(図表3-

2-1)。また、事業活動水準を示す指数の平均値をとってみると、非受給事業所の落ち込み

は小さく、2011 年には平均で 100 に戻しているのに対して、受給事業所では、2008 年には

10%程度、2009 年には 15%程度、前年比での落ち込みがあり、その後も平均として回復は緩

やかなものにとどまっていることが窺われる(図表3-2-2)。

図表3-2-1 事業活動水準(指数:2007 年=100)の推移

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

<受給経験あり事業所> <受給経験なし事業所>

1.6

5.8

4.6

4.8

5.7

4.8

15.3

14.6

14.5

13.3

16.3

28.1

29.4

28.0

25.6

40.9

30.1

29.5

28.3

27.5

30.6

14.8

16.4

19.0

22.1

5.8

5.8

5.5

5.3

5.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

40未満 40~60未満 60~80未満 80~100未満 100以上 無回答

1.2

1.6

2.1

2.0

2.6

1.5

3.6

4.2

4.7

5.6

6.4

11.2

13.3

15.2

14.4

32.4

31.3

27.9

25.2

23.5

41.7

35.9

37.1

38.0

39.6

16.8

16.4

15.3

14.8

14.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

40未満 40~60未満 60~80未満 80~100未満 100以上 無回答

44 念のため確認しておくと、ここでの「受給事業所」とは 2008 年 12 月~2013 年 3 月の間に雇用調整助成金の

支給を受けたことのある事業所であり、受給した期間は特定していないことには留意が必要である。したがっ

て、受給事業所であっても特定の,、例えば 2009 年に雇用調整助成金を受給していたとは限らない。その時点

で現に受給していた事業所を取り出しての分析は、今後の課題としておきたい。

-93-

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図表3-2-2 事業活動水準指数(2009 年=100)の平均値の推移

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

90.2

76.6 78.2 80.5 83.5

96.2 92.2

97.3 101.2

116.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

110.0

120.0

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

受給経験あり 受給経験なし

(2)事業活動の急激な低下

次に、リーマン・ショックおよび東日本大震災の2度の経済変動において、事業活動の急

激な低下のあった事業所割合は、雇用調整助成金の受給事業所と非受給事業所でどう違うか

みてみた45(図表3-2-3、図表3-2-4)。受給事業所では、リーマン・ショック後で

は7割を超える事業所が、また東日本大震災後では5割弱の事業所が「急激な低下があった」

と答えており、非受給事業所(「急激な低下があった」とする事業所は、いずれの時期も4割

弱)よりも割合が高くなっている。当然ではあるが、生産活動の急激な低下があった事業所

の方が、より多く雇用調整助成金を受給している46。

図表3-2-3 リーマン・ショック後の事業活動の急激な低下の有無

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

74.3

37.9

23.6

58.5

2.1

3.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

雇調金受給経験あり(N=3,571)

雇調金受給経験なし(N=2,149)

あった なかった 無回答

(注)設立が 2008 年(平成 20 年)8 月以前の事業所について集計した。

45 より厳密には、リーマン・ショック後、東日本大震災後それぞれの時期に雇用調整助成金を受給した事業所に

限って分析する必要があるが、ここではおおまかな傾向を示すことを意図しており、今後の課題にしたい。 46 「急激な低下」かどうかの判断は、各回答事業所に委ねていることに留意されたい。ここでは、急激な低下が

あったとする事業所の方で、雇用調整助成金を活用した割合が高かったことに注目している。

-94-

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図表3-2-4 東日本大震災後の事業活動の急激な低下の有無

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

48.4

36.8

48.0

58.8

3.6

4.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

雇調金受給経験あり(N=3,604)

雇調金受給経験なし(N=2,246)

あった なかった 無回答

(注)設立が平成 23 年(2011 年)2 月以前の事業所について集計した。

(3)事業活動の低下の強さと速度

雇用調整助成金の受給の有無別に、リーマン・ショック後に事業活動が も低くなった時

期とその水準(図表3-2-5)、東日本大震災後に事業活動がもっとも低くなった時期とそ

の水準(図表3-2-6)をみてみよう。

事業活動水準が も低下した時期をみると、リーマン・ショック後の場合、受給事業所、

非受給事業所ともに年明けの 2009 年1月・2月がもっとも事業活動が低下したとするとこ

ろが 10%を超え多くなるが、非受給事業所では3月には 10%を切るのに対して、受給事業所

では同年5月頃まで 10%を上回っている。非受給事業所に比べ受給事業所は、ややタイムラ

グを伴って大きな影響が出たこと、厳しい影響を受けた期間も相対的により長かったことが

窺われる。一方、東日本大震災後については、事業活動がもっとも低下した時期の分布には

総じて大きな違いはみられてない47。

また、もっとも落ち込んだ時の事業活動水準をみると、既にみてきたようにリーマン・シ

ョック後の方が事業活動に与えた影響はより大きく、リーマン・ショック後と東日本大震災

後とでは、前者の時期の方が相対的に落ち込みの大きい事業所の割合が高いといった違いが

みられる。しかし、それを別とすれば、両時期とも非受給事業所に比べて受給事業所では、

より多くの事業所が事業活動指数「50以下」(リーマン・ショック後は 29.4%に対して 56.3%、

東日本大震災後では 25.5%に対して 37.0%)となるなど、より大幅に低下している。

47 とはいえ、非受給事業所に比べ受給事業所に方が、もっとも事業活動が低下した時期がやや後にきている傾向

がわずかながらみられる。

-95-

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図表3-2-5 リーマン・ショック後、事業活動水準がもっとも低くなった時期

とその時の水準(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

①事業活動水準がもっとも低くなった時期 (%)

合計2008年

9月10月 11月 12月

2009年1月

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月

雇用調整助成金受給経験あり(2,512) 100.0 1.7 2.8 3.1 6.4 12.7 13.7 10.4 12.4 15.0 6.8 5.0 10.0

雇用調整助成金受給経験なし(725) 100.0 5.2 3.7 8.0 7.9 13.9 17.7 5.5 8.8 9.2 6.5 3.4 10.1

②その時の事業活動水準 (%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

雇用調整助成金受給経験あり(2,286) 100.0 56.3 13.2 12.8 9.8 5.7 1.8 0.1 0.0 0.1

雇用調整助成金受給経験なし(650) 100.0 29.4 12.8 16.2 16.8 14.3 9.5 0.9 0.0 0.2

(注)設立が①については平成 20 年(2008 年)8 月、②については平成 19 年以前で、かつ、「リーマン・

ショック後に事業活動に急激な低下があった」と答えた事業所を集計した。割合は、無回答を除いて

算出した。10%以上の値を示している月に網掛けを施した。

図表3-2-6 東日本大震災後、事業活動水準がもっとも低くなった時期

とその時の水準(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

①事業活動水準がもっとも低くなった時期 (%)

合計2011年

3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2012年1月

2月

雇用調整助成金受給経験あり(1,667) 100.0 10.6 22.3 20.6 8.7 6.4 7.2 4.3 3.1 2.5 2.9 7.0 4.4

雇用調整助成金受給経験なし(777) 100.0 18.4 17.8 13.6 8.9 5.1 10.7 4.4 3.7 1.9 3.0 5.1 7.3

②その時の事業活動水準 (%)

合計 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上

雇用調整助成金受給経験あり(1,564) 100.0 37.0 14.2 16.2 15.0 11.4 4.3 0.8 0.4 0.8

雇用調整助成金受給経験なし(711) 100.0 25.5 11.0 14.8 19.0 15.6 12.4 0.7 1.0 0.1

(注)設立が①については平成 23 年(2011 年)2 月、②については平成 22 年以前で、かつ、「東日本大震

災後に事業活動に急激な低下があった」と答えた事業所を集計した。割合は、無回答を除いて算出し

た。10%以上の値を示している月に網掛けを施した。

(4)事業活動の低下の背景

リーマン・ショック以後の4~5年間における事業活動の変化に も大きな影響を与えた

要因を、雇用調整助成金の受給の有無別に集計し直してみると、受給事業所と非受給事業所

では回答の構造に違いがみられる(図表3-2-7)。まず も割合が高い要因について、受

給事業所ではリーマン・ショックの影響が 40.1%を占めて も多く、非受給事業所(22.7%)

よりもかなり高くなっている。一方、非受給事業所では、「東日本大震災の影響」(26.1%)

が も高くなっている(受給事業所では 16.8%で第二順位)。また、「業界全体の動向」につ

いては、受給事業所が 15.2%、非受給事業所が 20.8%で、非受給事業所でやや高い。「取引

先の海外シフト」は、受給事業所が 11.8%、非受給事業所が 3.6%とかなり格差がある。

-96-

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図表3-2-7 リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化に最も大きな影響を与えた要因

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

(%)

合計

a.リーマン・ショックの影

b.東日本大震災の影響

c.円相場変動の影響

d.取引先の海外シフト

e.業界全体の動向

f.業界内での相対的な競争力ポジショ

g.その他

雇用調整助成金受給経験あり(2,668) 100.0 40.1 16.8 6.6 11.8 15.2 2.6 6.9

雇用調整助成金受給経験なし(912) 100.0 22.7 26.1 8.3 3.6 20.8 6.3 12.2 (注)リーマン・ショック後もしくは東日本大震災後に、事業活動の急激な低下が「あった」と答えた事

業所、又は問 3-3 で、問 3-2 以外で事業活動水準がもっとも低かったとして、その時期を答えた事

業所について集計した。割合は「無回答」を除いて計算した。割合が も高い項目に網掛けを施した。

図表3-2-8は、雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因(複数回答)を受

給事業所、非受給事業所の別にみたものであるが、ここにおいても受給事業所では「リーマ

ン・ショックなどの影響」が 60.8%と非受給事業所(35.8%)よりかなり高く、また「主要

な取引先企業の経営不振」(47.3%)も非受給事業所(38.1%)より高くなっている。「東日

本大震災の直接・関節の影響」は両者で大きな差はない。「主要な取引先企業の海外生産シフ

ト」は、受給事業所(18.5%)の方が非受給事業所(8.3%)よりかなり高くなっている。一

方、「中長期的な原因による事業活動の縮小」は、逆に非受給事業所(26.9%)の方が受給事

業所(18.5%)より高くなっている。

みられるように、雇用調整助成金の受給事業所の場合、非受給事業所とは経営・事業環境

が異なる状況が窺える。そして、その内容は景気の影響を直接受けての雇用調整という面も

あれば、他企業との経営関係の中で連鎖的に事業活動が縮小し、雇用調整を余儀なくされた

場合、さらには事業所(ないし当該業界)自体の構造的要因が原因となっている場合もある

ことがみて取れる。こうした原因の違いをきちんと把握する必要があると考える。

図表3-2-8 雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因

(雇用調整助成金の受給経験の有無別、複数回答)

(%)

リー

マン・

クなどの

影響

東日本大震災の

直接・間接の影

響 東日本大震災後

の円高の影響

中長期的な要因

による事業活動

の縮小

主要な取引先企

業の経営不振

自社の海外展開

の一環としての

国内事業の再編

主要な取引先企

業の海外生産シ

フト

その他

分からない

雇用調整助成金受給経験あり(2,778) 60.8 28.8 11.5 18.5 47.3 1.6 18.5 5.9 1.5

雇用調整助成金受給経験なし(349) 35.8 24.1 8.9 26.9 38.1 2.6 8.3 13.8 4.6

(注)平成 20 年(2008 年)~同 25 年(2013 年)に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と

回答した事業所について集計。複数回答のため、合計は 100 にならない。割合は、「無回答」を除い

て計算した。なお、割合が 30%以上を示している区分に網掛けを施した。

-97-

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第3節 余剰労働力の調整方法(従業員の削減と労働時間の削減の度合)

ここでは、雇用調整の実施状況を簡単にみた後で、調査の問6の結果から、リーマン・シ

ョック後および東日本大震災後において、余剰人員が生じた場合の従業員数と労働時間数の

減少(削減)の大きさを受給・非受給の事業所別に比較してみたい。

(1)雇用調整実施割合

まず、従業員数や労働時間の削減を含む雇用調整の実施状況を簡単にみておこう。雇用調

整助成金の受給を受けて一時休業等を実施すること自体が雇用調整に当たることから、当然

ではあるが、2008 年以降受給事業所では多くの企業で雇用調整が実施されている一方、非受

給事業所ではおおよそ 10%弱の事業所が雇用調整を実施しているにとどまっている(図表3

-3-1)。

図表3-3-1 雇用調整実施割合(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

0

10

20

30

40

50

60

70

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

雇用調整助成金受給経験あり

雇用調整助成金受給経験なし

(注)実施割合は、「無回答」を除いて計算した。

(2)リーマン・ショック後の従業員と労働時間の減少(削減)状況

リーマン・ショック後に余剰人員が発生した事業所において、従業員数および労働時間

をどの程度減少させたかをみると48、まず、従業員数については、「減らさなかった」とする

事業所の割合は、非受給事業所で 78.9%に対して受給事業所では 52.7%と受給事業所の方が

かなり多くなっている。また、減少の大きさも、受給事業所では 25~50%未満が 10.5%、10

~25%未満が 13.9%とそれぞれ二桁となるなど、相対的に減少幅の大きかったところが多く

なっている。次に、労働時間数についてみると、「減らさなかった」とする事業所の割合(受

給事業所:33.4%/非受給事業所:80.4%)は、従業員数の場合以上に乖離が大きくなって

いるとともに、減少幅も大きなところがさらに多くなっている(図表3-3-2)。

48 労働時間については、調査票上で「月間労働時間は従業員1人当たり何パーセントくらい減少しましたか」と

質問されている。これに沿って回答されているとすれば、所定外労働時間(残業時間)の削減分なども含まれ

ていると考えられる。

-98-

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図表3-3-2 リーマン・ショック後における従業員数・労働時間の減少割合

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

①従業員数 (%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

雇用調整助成金受給経験あり(2,675) 100.0 5.5 10.5 13.9 8.4 9.1 52.7

雇用調整助成金受給経験なし(1,088) 100.0 2.3 4.5 6.5 3.5 4.3 78.9

②労働時間数 (%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

雇用調整助成金受給経験あり(2,688) 100.0 8.4 19.1 22.4 10.9 5.8 33.4

雇用調整助成金受給経験なし(1,102) 100.0 1.5 4.1 6.2 4.5 3.3 80.4

(注)設立が平成 20 年(2008 年)8 月以前の事業所について集計した。割合は、「無回答」を除いて計算

した。「減らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

(3)東日本大震災後の従業員と労働時間の減少(削減)状況

東日本大震災後についてみても、ほぼ同様の傾向がみられるものの、受給・非受給の事業

所の間における違いの程度は、相対的に小さくなっている。例えば、従業員数では、「減らさ

なかった」の割合は、受給事業所が 69.5%、非受給事業所が 83.1%と両者の乖離幅は 13.6%

ポイントとリーマン・ショック後の場合(26.2%ポイント)よりもかなり小さくなっている。

また、従業員数の減少幅についても、一部を除きそれほど大きな乖離は総じてみられないと

いえる。また、労働時間数でも同様の動きがみられている(図表3-3-3)。

図表3-3-3 東日本大震災後における従業員数・労働時間の減少割合

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

①従業員数 (%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

雇用調整助成金受給経験あり(2,692) 100.0 2.7 4.9 7.4 5.9 9.6 69.5

雇用調整助成金受給経験なし(1,145) 100.0 2.0 2.4 5.2 3.1 4.1 83.1

②労働時間数 (%)

合計 50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満0~5%未満

減らさなかった

雇用調整助成金受給経験あり(2,702) 100.0 5.3 10.0 14.4 10.3 7.9 52.1

雇用調整助成金受給経験なし(1,164) 100.0 1.0 3.1 5.4 3.5 4.2 82.7

(注)設立が平成 23 年(2011 年)2 月以前の事業所について集計した。割合は、「無回答」を除いて計算

した。「減らさなかった」以外の区分で 10%以上のものについては、網掛けを施した。

-99-

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(4)従業員数減少と労働時間減少とのクロス集計結果

余剰労働力が生じたときに、従業員数で調整するのか労働時間で調整するのかが問題とな

る。したがって、それぞれを別々にみるだけでなく両者をクロスしてみることが必要である。

まず、リーマン・ショック後についての集計結果を示す(図表3-3-4)。受給事業所

(図表の①)と非受給事業所(同②)の結果を比較しつつみると49、従業員数、労働時間数

いずれも減らさなかったとする事業所は、受給事業所が 25.1%、非受給事業所が 72.5%と、

後者の割合が前者のそれの3倍程度となっている。これらの事業所は、実際のところ、この

時期においては特段の調整を必要とするほどの余剰労働力は発生していなかったということ

ができる。

表では、従業員数の減少率と労働時間の減少率とが同じカテゴリーの幅に属する、表の対

角線に並んだセルに網掛を施している。それよりも下側のセルは従業員数の減少率より労働

時間の減少率が大きい事業所の割合を示し、上側のセルは従業員数の減少率より労働時間の

減少率が小さい事業所の割合を示している。受給事業所では下側のセルの合計が 40.7%であ

るのに対して、上側のそれは 17.0%となっており、労働時間削減により重点を置いた事業所

の方が2倍以上多くなっている。一方、非受給事業所について同様に計算すると、労働時間

削減重点事業所が 8.9%であるのに対して、従業員数削減重点事業所が 11.9%とそれほど大

きな差ではないものの、後者の方が多くなっている。事業活動が縮小したとき、従業員数(雇

用数)の削減よりも当面労働時間の削減による雇用調整を支援するという雇用調整助成金の

本旨が活かされたことが窺われる。

東日本大震災後についても、詳論は割愛するが、受給事業所では労働時間削減重点事業所

が 32.6%、従業員数削減重点事業所が 11.9%となっているのに対して、非受給事業所ではそ

れぞれ 8.6%、9.6%となっており、同様の動きがみられている(図表3-3-5)。

49 従業員数及び労働時間数のいずれにも回答のあった事業所を対象として集計しているので、合計欄の数値が図

表3-3-2とは合致しない部分があることに留意されたい。

-100-

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図表3-3-4 リーマン・ショック後における従業員数・労働時間の減少割合クロス集計

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

①受給事業所(N=2,610) (%)

50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満5%未満

減らさなかった

50%以上 2.8 1.0 0.7 0.2 0.1 0.5 5.4

25~50%未満 0.8 4.9 2.4 0.7 0.3 1.5 10.6

10~25%未満 0.8 2.7 5.8 1.9 0.6 2.3 14.1

5~10%未満 0.4 1.5 2.1 2.1 1.0 1.4 8.4

0~5%未満 0.6 1.3 1.9 1.3 1.6 2.5 9.3

なし 2.7 7.7 9.7 4.8 2.3 25.1 52.3

計 8.2 19.1 22.5 11.0 5.9 33.3 100.0

従業員減少割合

労働時間減少割合

②非受給事業所(N=1,060) (%)

50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満5%未満

減らさなかった

50%以上 0.5 0.1 0.6 0.0 0.0 0.9 2.1

25~50%未満 0.4 1.7 0.8 0.2 0.1 1.5 4.6

10~25%未満 0.1 0.6 2.5 1.3 0.2 2.1 6.7

5~10%未満 0.1 0.2 0.5 0.9 0.7 1.2 3.6

0~5%未満 0.1 0.3 0.2 0.2 1.2 2.3 4.2

なし 0.4 1.3 1.7 1.8 1.1 72.5 78.8

計 1.5 4.2 6.1 4.4 3.3 80.5 100.0

従業員減少割合

労働時間減少割合

(注)設立が平成 20 年(2008 年)8 月以前の事業所について集計した。割合は、「無回答」を除いて計

算した。

図表3-3-5 東日本大震災後における従業員数・労働時間の減少割合クロス集計

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

①受給事業所(N=2,621) (%)

50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満5%未満

減らさなかった

50%以上 1.5 0.5 0.2 0.1 0.0 0.3 2.6

25~50%未満 0.5 1.9 0.9 0.3 0.2 1.1 5.0

10~25%未満 0.3 1.2 2.9 1.1 0.3 1.6 7.5

5~10%未満 0.3 0.5 0.8 2.3 0.8 1.3 5.9

0~5%未満 0.3 0.9 1.8 1.2 2.3 3.1 9.7

なし 2.1 5.1 7.7 5.4 4.5 44.6 69.3

計 5.1 10.1 14.4 10.4 8.1 52.0 100.0

従業員減少割合

労働時間減少割合

②非受給事業所(N=1,119) (%)

50%以上25~50%

未満10~25%

未満5~10%

未満5%未満

減らさなかった

50%以上 0.9 0.2 0.2 0.0 0.0 0.8 2.1

25~50%未満 0.0 1.1 0.5 0.2 0.1 0.6 2.5

10~25%未満 0.1 0.4 1.7 0.4 0.4 2.2 5.3

5~10%未満 0.0 0.2 0.4 0.8 0.6 1.1 3.1

0~5%未満 0.0 0.1 0.4 0.5 1.1 2.1 4.2

なし 0.1 1.1 2.1 1.5 1.8 76.3 82.8

計 1.1 2.9 5.3 3.5 4.0 83.2 100.0

従業員減少割合

労働時間減少割合

(注)設立が平成 23 年(2011 年)2 月以前の事業所について集計した。割合は、「無回答」を除いて計

算した。

-101-

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(5)雇用調整の実施目的

雇用調整の実施目的を受給事業所、非受給事業所の別にみると、受給事業所は事業回復な

いしその見通しがつくまで調整したとする割合が非受給事業所よりかなり高い。一方、「中長

期的な課題改善の一環」として実施したとする割合は、非受給事業所が 26.2%であるのに対

して、受給事業所では 5.2%と少ない(図表3-3-5)。

図表3-3-6 雇用調整の実施目的(雇用調整助成金の受給経験の有無別、複数回答)

(%)

合計

一時的な事業縮小

に伴い

、予想回復

までの間の実施

事業縮小がいつま

でか分からないが

見通しがつくまで

実施

雇用面で中長期的

な課題を改善する

一環として実施

なんともいえない

雇用調整助成金受給経験あり(N=2,754) 100.0 39.5 50.5 5.2 4.8

雇用調整助成金受給経験なし(N=347) 100.0 25.4 36.0 26.2 12.4 (注)平成 20 年(2008 年)~同 25 年(2013 年)に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と

回答した事業所について集計。複数回答のため、合計は 100 にならない。構成比は「無回答」を除い

て計算した。なお、割合が 30%以上を示している区分に網掛けを施した。

第4節 雇用調整助成金の受給の効果

(1)事業所の主観的評価

雇用調整助成金を受給した効果について、まず、事業所がどのように考えているかをみる

こととしたい。これに関してもっとも的確な設問は、上述の第2章第6節の(1)でみたと

ころであるが、問 15(「仮に雇用調整助成金の支給を受けられなかったとしたら、どのよう

になっていたと思われますか」)である。しかしながら、この設問は、調査設計上、問 10 で

「雇用調整助成金の支給を受けた」とした事業所のみが回答することとなっている。したが

って、業務データに基づいて区分した受給事業所とは範囲が異なっていることには留意しな

ければならない。そのことを前提として、データを再掲すれば図表3-4-1のとおりであ

る。雇用調整助成金の支給を受けられなかったとすると、少なくとも半数を超える事業所が

より多くの雇用削減をする結果となったと回答している。また、「業績回復時に社員確保が困

難」を挙げる事業所が3分の1程度あった。一方、雇用調整助成金がなくとも雇用維持しつ

つ「乗り切れた」とする事業所は、2割を下回っている。

-102-

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図表3-4-1 仮に雇用調整助成金の支給を受けられなかった場合どうなっていたか

(複数回答)

54.4

29.2

12.4

33.5

18.8

15.9

2.4

2.8

3.0

0 10 20 30 40 50 60

より多くの雇用を削減するための措置をとったと思う

休業は実施したと思うが、後で雇用削減をしたと思う

休業はできたが、教育訓練まではできなかったと思う

雇用減の結果、事業回復時の社員確保が難しいと思う

労使関係が悪化する等、厳しい事態をまねいたと思う

雇用を維持しつつ経済変動を何とか乗り切れたと思う

支給なくとも、経営立直し・雇用維持はできたと思う

その他

無回答

(注)平成 20 年(2008 年)~同 25 年(2013 年)に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計した

(N=2,846)。複数回答のため、合計は 100 にならない。(図表2-6-1のデータの再掲)

次に、雇用調整助成金の「よい点」、「よくない点」を尋ねた結果を受給事業所、非受給事

業所別にみてみよう、なお、受給・非受給事業所の別は、再び業務データに基づいて区分し

たものである。

「よい点」を尋ねた結果をみると、非受給事業所で無回答が多いことを念頭においた上で、

「従業員を解雇せずにすむ」とする割合が受給事業所では 77.0%であるのに対して、非受給

事業所では 21.0%にとどまっている。そのほか、「よい点」を挙げる割合は、受給事業所が

非受給事業所をかなり上回っている。なお、よい点は「特にない」とする事業所は非受給事

業所では 32.4%であるのに対して、受給事業所では 5.1%と少なくなっている。ほとんどの

受給事業所は、雇用調整助成金の受給した結果を高く評価している(図表3-4-8)。

図表3-4-2 雇用調整助成金の「よい点」

(雇用調整助成金の受給経験の有無別、複数回答) (%)

助成金のおかげで

従業員を解雇せず

にすむ

解雇

、また採用と

いうコストなしで

済む雇用確保手段

手続き等が簡便で

活用しやすい

負担があまり大き

くなく休業・教育

訓練が実施できる

その他

特にない

無回答

雇用調整助成金受給経験あり(N=3,612) 77.0 29.1 13.8 28.9 1.7 5.1 5.1

雇用調整助成金受給経験なし(N=2,333) 21.0 8.8 3.8 9.0 2.5 32.4 36.0

-103-

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「よくない点」を尋ねた結果をみると、無回答および「特にない」の割合が高いこともあ

って、各選択肢を挙げた割合が特に高いものはないが、受給事業所では「不正受給の温床に

なりやすい」(16.8%)や「非効率な企業を温存することになる」(10.2%)を挙げるところ

が相対的に多くなっている。雇用調整助成金の目的や機能に関してではなく、制度の副作用

に対する懸念があげられているといえる。また、非受給事業所では「不正受給の温床になり

やすい」(11.6%)とともに、「私の事業所が属している業種では活用しにくい」(11.6%)も

比較的多く指摘されている。

図表3-4-3 雇用調整助成金の「よくない点」

(雇用調整助成金の受給経験の有無別、複数回答) (%)

助成金が特定業種

で活用しやすく

不公平である

私の事業所が属し

ている業種では活

用しにくい

産業構造の転換を

遅らせる

非効率な企業を温

存することになる

不正受給の温床に

なりやすい

その他

特にない

無回答

雇用調整助成金受給経験あり(N=3,612) 6.2 5.6 4.2 10.2 16.8 4.1 45.6 18.5

雇用調整助成金受給経験なし(N=2,333) 8.5 11.6 2.4 6.3 11.6 2.7 33.0 38.6

雇用調整助成金に関する要望を尋ねた結果もみておこう。受給事業所からは、「提出書類を

減らして欲しい」(47.6%)、「経済情勢に合わせて臨機応変に要件緩和をして欲しい」(41.3%)、

「要件をできるだけ緩和して欲しい」(33.6%)といった項目が多く指摘されている。いずれ

も、より活用しやすくなることを求める要望であり、この面からも雇用調整助成金が評価さ

れていることが窺われる。非受給事業所では、半数が無回答であるので、各項目の指摘割合

は小さいものの、受給事業所と同様、上記の3項目の指摘が相対的に多くなっているほか、

「自社の事業の特性に応じたものにして欲しい」との指摘が 12.0%あった(図表3-4-4)。

図表3-4-4 雇用調整助成金に関する要望

(雇用調整助成金の受給経験の有無別、複数回答) (%)

事務処理を早くして

欲しい

提出書類を減らして

欲しい

要件をできるだけ緩

和して欲しい

経済情勢に合わせて

臨機応変に要件緩和

をして欲しい

要件変更等の周知を

速やかに行

って欲し

い 自社の事業の特性に

も使いやすいものに

して欲しい

その他

無回答

雇用調整助成金受給経験あり(N=3,612) 18.5 47.6 33.6 41.3 13.4 7.8 4.5 12.0

雇用調整助成金受給経験なし(N=2,333) 9.9 19.0 15.3 14.7 7.4 12.0 8.7 49.7

-104-

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(2)今後の雇用見通し

図表3-4-5は、今後の従業員数の見通しを受給・非受給の事業所別にみたものである。

これによれば、受給事業所の中には調査時点で現に雇用調整助成金を受給中のところも含ま

れており、受給事業所の方が非受給事業所よりも減少方向の割合がわずかに高いきらいがみ

られるものの、「現状維持」(受給事業所:57.1%/非受給事業所:55.2%)や「増加する」(同

15.8%/16.0%)などをはじめとして、両グループ間で大きな違いはみられないといえる。

詳細な分析は、今後の課題としたいが、受給事業所の多くは、雇用調整助成金の受給後には、

再び安定した雇用状況を取り戻していることが窺われる。

図表3-4-5 今後の従業員数の見通し(受給の有無別)

(%)

合計 大幅に増加する

増加する

現状維持である

減少する

大幅に減少する

わからない

無回答

雇用調整助成金受給経験あり(N=3,612) 100.0 0.4 15.8 57.1 8.0 0.6 15.3 2.9

雇用調整助成金受給経験なし(N=2,333) 100.0 0.4 16.0 55.2 6.6 0.3 14.0 7.5

-105-

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<コラム>事業所の廃止率の比較

厚生労働省より提供を受けた雇用保険適用事業所のデータを用いて、雇用調整助成金の受給

事業所と非受給事業所の別に、事業所の廃止率を比較してみた(図表参照)。2008 年4月時点に

存在し、又はそれ以降に開設された適用事業所を対象として、それらの事業所が 2013 年1月末

時点で廃止となっていた割合(廃止率)を試算したところ、受給事業所では 8.1%、非受給事業

所では 19.0%となった。産業別にみても、雇用調整助成金の受給事業所の方が非受給事業所よ

りも低かった。この差が、雇用調整助成金の受給の有無のみによるものということはできず、

慎重な検討が求められるが、雇用調整助成金の雇用維持効果の一面を窺わせるデータではない

かと考えられる。

※雇用保険適用事業所データでは、事業所の廃止に関しても記録・保管されている。もちろん事業所の廃

止のすべてが、倒産などいわゆる廃業に当たるわけではないので留意が必要とされるが、事業所の廃止

率が確認できる貴重なデータである。

<コラム>図表 事業所の廃止率(試算)

(雇用調整助成金の受給経験の有無別)

(%)

産業大分類受給経験あり(N=148,700)

受給経験なし(N=2,355,452)

農業、林業 4.76 15.22

漁業 6.25 17.07

鉱業、採石業、砂利採取業 7.34 22.89

建設業 7.64 20.59

製造業 7.41 22.07

電気・ガス・熱供給・水道業 14.58 15.65

情報通信業 12.60 26.89

運輸業、郵便業 6.14 18.14

卸売業、小売業 8.48 20.32

金融業、保険業 9.77 18.71

不動産業、物品賃貸業 10.07 19.32

学術研究、専門・技術サービス 10.65 20.67

宿泊業、飲食サービス業 8.70 21.91

生活関連サービス業、娯楽業 7.18 18.55

教育、学習支援業 11.17 13.35

医療、福祉 2.96 9.90

複合サービス業 7.21 8.93

サービス業(他に分類されないもの) 11.34 18.11

分類不能の産業 15.29 22.64

合計 8.11 19.04 (注)雇用保険事業所データ(平成 25 年(2013 年)1 月時点のデー

タ)から試算。平成 20 年(2008 年)4 月時点で存在していた、

又はそれ以降に起業した事業所について集計。廃止率は、2013

年 1 月時点の状況に基づき計算。

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第4章 まとめと若干の考察

以上で、今回の調査結果データの紹介を終えることとしたいが、ここで、簡単なまとめと

若干の考察をしておきたい。

今回の事業所アンケート調査は、リーマン・ショック後の厳しい経済・雇用情勢の下で、

政策の重要な柱であり、また、実際にも広範に活用され、そして、この間の雇用面の安定に

大きな役割を果たしたとされる雇用調整助成金について、その活用の実態を整理するととも

に、効果及び問題点を評価・検証するために基礎となる調査研究の一環として、実施された

ものである。調査から得られたデータは、さらに今後、他の関連データとともに、詳細に分

析されることとなるが、それを前提としながらも、前章までの調査結果の概観を通じて確認

されたいくつかの重要な点を整理すると、次のような点を挙げることができるように思われ

る。

①厚生労働省「労働経済動向調査」により雇用調整の実施状況を長期的に振り返ってみたと

ころ、今回の雇用調整は(第一次)石油危機の際のそれに匹敵する規模であったといえる

が、それだけ今回のリーマン・ショックが経済活動に与えた影響の大きさが窺われる。調

査でも、雇用調整助成金の受給事業所の4分の3がリーマン・ショック後に事業活動の大

きな低下があったとしており、未受給事業所でも4割近くがそうした事業活動の低下があ

ったとしている。また、その影響は、一部の産業分野を除き、広範な産業分野に及ぶとと

もに、タイムラグを伴いながら波及していったことが窺われており、長期にわたって雇用

調整の実施が行われることにつながった。

②リーマン・ショック後の経済収縮からようやく立ち直りかけたとき、東日本大震災がわが

国経済を襲い、再び厳しい状況に陥ったことも、今回の雇用調整過程を長期のものにした

大きな要因であった。しかも、リーマン・ショック後には比較的軽微な影響にとどまって

いた産業分野にも震災は大きな影響を与えた。その一方で、特に厳しい影響を受けた地域

的に限定された一部の産業分野を別とすれば、震災の影響はその直後の時期的に集中した

期間が中心であったこともあって、経済や雇用面への影響としてはリーマン・ショック後

ほどの深さと広がりは示されずに済んだ面もあった。

③このような長期にわたり雇用調整が実施される中にあって雇用調整助成金が活用されたが、

事業所ごとのその受給期間をみると、1年以内が4割強、1年超2年以内が4分の1とせ

いぜい2年以内が7割近くを占めており、多くの場合、メリハリの利いた活用が行われた

ことが窺われる。ただ一方で、3年を超えて受給した事業所も 14%程度ある。多くが、リ

ーマン・ショックと大震災との影響を二つながら受けた事業所であるとも思われるが、長

期にわたり、ただ単に休業が実施されていたのであるとすれば、そのことの政策的意味は

議論されてよいと思われる。

④素朴かつ単純なものではあるが、受給事業所と非受給事業所とを比較した結果からは、事

-107-

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業活動面でより厳しい事業所において雇用調整助成金が活用されていることはもとより、

余剰労働力の調整が受給事業所ではより労働時間削減に重点を置いてなされているのに

対して、未受給事業所ではより人員数削減に重点を置いたものになっている傾向がみられ

ており、雇用調整助成金の趣旨が活かされた活用と効果が確認された。また、非受給事業

所では中長期的な課題への対応の一環として雇用調整が実施された事業所も少なくない

のに対して、受給事業所では、そうした目的での実施は少なくなっている。

⑤今後の雇用見通しをみると、若干の違いはみられるものの、受給事業所と非受給事業所と

の間で大きな違いはみられず、「増加する」とする割合も遜色ない。多くの事業所では、

雇用調整助成金を活用した雇用調整を通して、雇用面の定常性を取り戻していることが窺

われる。また、それらは、結果として残存した事業所のみについていえるとの論点もある

が、受給事業所と非受給事業所との間で「廃止率」を試算して比較したところ、「廃止率」

は受給事業所の方が低くなっており、必ずしもその論点は支持されないといえる。

⑥受給事業所は、雇用調整助成金の雇用維持効果を高く評価している。しかし一方で、その

懸念される点も指摘している。ただし、その多くが「不正受給」や「非効率企業の温存」

といった、活用の副作用に対する懸念であり、同時に、雇用調整助成金については、より

機動的に一層活用しやすいものにするよう要望もされている。今後、指摘の副作用面への

対応のあり方を検討、議論されることが望まれる。

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備考:付属統計表について

上段には実数、下段には構成比(%)を掲載した。

データをみるに当たっての留意点は、次のとおり。

1)設立年について

設立年について、211 事業所が調査票に対して無回答であった。そのうちの 1 所は整理番号不明な

事業所であるので、この1所の設立年は無回答のままとしたが、この 1 所を除いた 210 所については、

事業所台帳の設立年情報を利用して、設立年情報を補完した。

また、設立日不明の 1 所について、問 3 の 2007 年の水準を 100 としたときの各年の事業活動水準に

対して回答していることから、2007 年以前に設立したと認識することにした。したがって、設立日が

2007 年以前、2008 年 8 月以前、2011 年 2 月以前の事業所についての集計では、この 1 所を含めた。

2)産業と業種について

産業について、調査票に対して無回答(51 所)、複数回答(83 所)が存在した。これらについて、

事業所台帳の産業分類(中分類)情報等を利用して、産業分類のデータの補完を行った。

3)事業所規模について

事業所規模は、問 5-1 の「直接雇用している従業員計」の回答に基づき、集計した。無回答の事業

所のほか、「0 人」と回答した 29 所を以下の付属統計表では無回答と合わせて集計した。

4)雇用調整助成金の受給経験について

付属統計表の表側項目である雇用調整助成金受給経験の有無については、厚生労働省から提供を受

けた「雇用調整助成金」(「中小企業緊急雇用安定助成金」を含む。)に関する行政業務データに基づき

受給経験の有無を判別した区分を用いた。その際、事業所番号不明により受給経験の有無が不明とな

っている 7 事業所は、集計から除いた。

なお、雇用調整助成金受給経験の有無の取扱につては、本文第1章第3節を参照されたい。

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問1 設立年

TOTAL 1950年以前 1951~1970年 1971~1990年 1991~2000年 2001~2010年 2011年以降 不明

TOTAL 5,952 477 1,465 2,110 920 878 101 1100.0 8.0 24.6 35.5 15.5 14.8 1.7 0.0

産業

農業、林業、漁業 39 2 10 6 9 9 3 0100.0 5.1 25.6 15.4 23.1 23.1 7.7 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 2 4 2 1 0 0 0100.0 22.2 44.4 22.2 11.1 0.0 0.0 0.0

建設業 902 51 212 391 145 92 10 1100.0 5.7 23.5 43.3 16.1 10.2 1.1 0.1

製造業 2,366 262 759 882 254 201 8 0100.0 11.1 32.1 37.3 10.7 8.5 0.3 0.0

電気・ガス・熱供給・水道業 45 1 15 19 3 7 0 0100.0 2.2 33.3 42.2 6.7 15.6 0.0 0.0

情報通信業 200 1 7 57 65 68 2 0100.0 0.5 3.5 28.5 32.5 34.0 1.0 0.0

運輸業、郵便業 253 11 86 74 37 41 4 0100.0 4.3 34.0 29.2 14.6 16.2 1.6 0.0

卸売業 339 42 112 102 46 30 7 0100.0 12.4 33.0 30.1 13.6 8.9 2.1 0.0

小売業 285 31 50 85 55 56 8 0100.0 10.9 17.5 29.8 19.3 19.6 2.8 0.0

金融業、保険業 61 11 14 13 13 10 0 0100.0 18.0 23.0 21.3 21.3 16.4 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 87 3 19 28 21 15 1 0100.0 3.4 21.8 32.2 24.1 17.2 1.1 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 293 3 26 122 67 67 8 0100.0 1.0 8.9 41.6 22.9 22.9 2.7 0.0

宿泊業 35 7 11 10 5 2 0 0100.0 20.0 31.4 28.6 14.3 5.7 0.0 0.0

飲食サービス業 78 4 7 22 14 24 7 0100.0 5.1 9.0 28.2 18.0 30.8 9.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 148 4 24 51 32 30 7 0100.0 2.7 16.2 34.5 21.6 20.3 4.7 0.0

教育、学習支援業 50 4 15 15 9 7 0 0100.0 8.0 30.0 30.0 18.0 14.0 0.0 0.0

医療、福祉 346 15 31 92 72 111 25 0100.0 4.3 9.0 26.6 20.8 32.1 7.2 0.0

複合サービス事業 56 5 11 12 11 16 1 0100.0 8.9 19.6 21.4 19.6 28.6 1.8 0.0

その他サービス業 307 13 44 109 53 79 9 0100.0 4.2 14.3 35.5 17.3 25.7 2.9 0.0

その他 53 5 8 18 8 13 1 0100.0 9.4 15.1 34.0 15.1 24.5 1.9 0.0

事業所規模

1~9人 2,667 157 521 956 485 486 62 0100.0 5.9 19.5 35.8 18.2 18.2 2.3 0.0

10~29人 1,661 108 472 605 246 217 13 0100.0 6.5 28.4 36.4 14.8 13.1 0.8 0.0

30~49人 490 60 156 158 60 49 7 0100.0 12.2 31.8 32.2 12.2 10.0 1.4 0.0

50~99人 343 49 103 114 37 37 3 0100.0 14.3 30.0 33.2 10.8 10.8 0.9 0.0

100~299人 223 38 65 70 26 23 1 0100.0 17.0 29.1 31.4 11.7 10.3 0.4 0.0

300~999人 58 13 20 14 6 5 0 0100.0 22.4 34.5 24.1 10.3 8.6 0.0 0.0

1,000人以上 11 6 4 1 0 0 0 0100.0 54.5 36.4 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 46 124 192 60 61 15 1100.0 9.2 24.8 38.5 12.0 12.2 3.0 0.2

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 327 1,011 1,354 509 402 9 0100.0 9.1 28.0 37.5 14.1 11.1 0.2 0.0

雇調金受給経験なし 2,333 149 451 754 411 476 92 0100.0 6.4 19.3 32.3 17.6 20.4 3.9 0.0

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問 3 2007 年の事業活動水準を 100 としたときの 2008 年~2012 年の事業活動水準 (設立日が 2007 年以前の事業所について集計)

TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 5,671 241 184 373 635 949 1,930 536 199 223 401100.0 4.3 3.2 6.6 11.2 16.7 34.0 9.5 3.5 3.9 7.1

産業

農業、林業、漁業 35 1 1 1 4 1 13 3 2 2 7100.0 2.9 2.9 2.9 11.4 2.9 37.1 8.6 5.7 5.7 20.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 3 2 4 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 33.3 22.2 44.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 877 34 32 71 123 149 256 58 30 51 73100.0 3.9 3.6 8.1 14.0 17.0 29.2 6.6 3.4 5.8 8.3

製造業 2,328 143 119 196 304 416 648 211 92 89 110100.0 6.1 5.1 8.4 13.1 17.9 27.8 9.1 4.0 3.8 4.7

電気・ガス・熱供給・水道業 42 0 0 4 9 9 14 3 0 0 3100.0 0.0 0.0 9.5 21.4 21.4 33.3 7.1 0.0 0.0 7.1

情報通信業 186 3 2 8 21 35 55 28 15 11 8100.0 1.6 1.1 4.3 11.3 18.8 29.6 15.1 8.1 5.9 4.3

運輸業、郵便業 237 4 3 10 22 54 97 19 4 3 21100.0 1.7 1.3 4.2 9.3 22.8 40.9 8.0 1.7 1.3 8.9

卸売業 327 11 7 16 30 63 120 38 12 11 19100.0 3.4 2.1 4.9 9.2 19.3 36.7 11.6 3.7 3.4 5.8

小売業 262 7 1 15 23 42 108 32 8 2 24100.0 2.7 0.4 5.7 8.8 16.0 41.2 12.2 3.1 0.8 9.2

金融業、保険業 57 1 0 0 4 4 23 8 1 2 14100.0 1.8 0.0 0.0 7.0 7.0 40.4 14.0 1.8 3.5 24.6

不動産業、物品賃貸業 86 9 1 3 9 6 41 4 3 4 6100.0 10.5 1.2 3.5 10.5 7.0 47.7 4.7 3.5 4.7 7.0

学術研究、専門・技術サービス業 274 7 8 19 24 39 110 28 8 18 13100.0 2.6 2.9 6.9 8.8 14.2 40.1 10.2 2.9 6.6 4.7

宿泊業 35 1 0 0 4 6 13 5 0 0 6100.0 2.9 0.0 0.0 11.4 17.1 37.1 14.3 0.0 0.0 17.1

飲食サービス業 62 0 1 3 9 15 24 6 0 1 3100.0 0.0 1.6 4.8 14.5 24.2 38.7 9.7 0.0 1.6 4.8

生活関連サービス業、娯楽業 132 1 1 3 12 21 59 16 5 0 14100.0 0.8 0.8 2.3 9.1 15.9 44.7 12.1 3.8 0.0 10.6

教育、学習支援業 49 1 0 0 0 5 29 6 1 0 7100.0 2.0 0.0 0.0 0.0 10.2 59.2 12.2 2.0 0.0 14.3

医療、福祉 287 3 0 3 8 21 161 36 7 9 39100.0 1.0 0.0 1.0 2.8 7.3 56.1 12.5 2.4 3.1 13.6

複合サービス事業 52 2 1 2 4 4 27 3 1 2 6100.0 3.9 1.9 3.8 7.7 7.7 51.9 5.8 1.9 3.9 11.5

その他サービス業 284 12 6 14 22 47 110 28 9 15 21100.0 4.2 2.1 4.9 7.8 16.5 38.7 9.9 3.2 5.3 7.4

その他 50 1 1 2 1 8 22 4 1 3 7100.0 2.0 2.0 4.0 2.0 16.0 44.0 8.0 2.0 6.0 14.0

事業所規模

1~9人 2,497 134 84 164 302 405 861 194 71 101 181100.0 5.4 3.4 6.6 12.1 16.2 34.5 7.8 2.8 4.0 7.2

10~29人 1,608 65 52 105 164 268 539 155 68 70 122100.0 4.0 3.2 6.5 10.2 16.7 33.5 9.6 4.2 4.4 7.6

30~49人 476 14 13 25 48 88 166 66 26 13 17100.0 2.9 2.7 5.3 10.1 18.5 34.9 13.9 5.5 2.7 3.6

50~99人 333 6 11 24 36 60 113 50 7 11 15100.0 1.8 3.3 7.2 10.8 18.0 33.9 15.0 2.1 3.3 4.5

100~299人 215 4 6 11 23 33 74 32 12 9 11100.0 1.9 2.8 5.1 10.7 15.3 34.4 14.9 5.6 4.2 5.1

300~999人 57 3 5 3 7 6 18 10 0 1 4100.0 5.3 8.8 5.3 12.3 10.5 31.6 17.5 0.0 1.8 7.0

1,000人以上 11 0 0 0 1 4 1 3 0 1 1100.0 0.0 0.0 0.0 9.1 36.4 9.1 27.3 0.0 9.1 9.1

無回答 474 15 13 41 54 85 158 26 15 17 50100.0 3.2 2.7 8.6 11.4 17.9 33.3 5.5 3.2 3.6 10.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,549 184 158 283 466 655 1,024 315 140 147 177100.0 5.2 4.5 8.0 13.1 18.5 28.9 8.9 3.9 4.1 5.0

雇調金受給経験なし 2,115 56 25 90 166 293 906 221 58 76 224100.0 2.6 1.2 4.3 7.8 13.9 42.8 10.4 2.7 3.6 10.6

2007年の事業活動水準を100とした時の2008年の事業活動水準

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TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 5,671 657 474 666 784 845 1,220 288 136 189 412100.0 11.6 8.4 11.7 13.8 14.9 21.5 5.1 2.4 3.3 7.3

産業

農業、林業、漁業 35 1 1 1 4 2 9 6 1 2 8100.0 2.9 2.9 2.9 11.4 5.7 25.7 17.1 2.9 5.7 22.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 1 2 2 2 0 1 0 0 0100.0 11.1 11.1 22.2 22.2 22.2 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0

建設業 877 83 72 97 144 120 173 38 22 49 79100.0 9.5 8.2 11.1 16.4 13.7 19.7 4.3 2.5 5.6 9.0

製造業 2,328 439 287 353 326 334 321 68 37 55 108100.0 18.9 12.3 15.2 14.0 14.3 13.8 2.9 1.6 2.4 4.6

電気・ガス・熱供給・水道業 42 3 2 5 10 4 9 3 2 1 3100.0 7.1 4.8 11.9 23.8 9.5 21.4 7.1 4.8 2.4 7.1

情報通信業 186 14 12 27 30 26 40 11 7 11 8100.0 7.5 6.5 14.5 16.1 14.0 21.5 5.9 3.8 5.9 4.3

運輸業、郵便業 237 11 14 34 39 49 56 8 2 3 21100.0 4.6 5.9 14.3 16.5 20.7 23.6 3.4 0.8 1.3 8.9

卸売業 327 21 23 42 53 67 62 20 9 8 22100.0 6.4 7.0 12.8 16.2 20.5 19.0 6.1 2.8 2.4 6.7

小売業 262 14 11 18 38 47 73 18 11 8 24100.0 5.3 4.2 6.9 14.5 17.9 27.9 6.9 4.2 3.1 9.2

金融業、保険業 57 0 1 2 4 4 19 9 0 2 16100.0 0.0 1.8 3.5 7.0 7.0 33.3 15.8 0.0 3.5 28.1

不動産業、物品賃貸業 86 9 3 8 11 9 33 3 1 2 7100.0 10.5 3.5 9.3 12.8 10.5 38.4 3.5 1.2 2.3 8.1

学術研究、専門・技術サービス業 274 22 20 27 23 48 76 22 8 13 15100.0 8.0 7.3 9.9 8.4 17.5 27.7 8.0 2.9 4.7 5.5

宿泊業 35 2 0 1 4 8 11 3 0 0 6100.0 5.7 0.0 2.9 11.4 22.9 31.4 8.6 0.0 0.0 17.1

飲食サービス業 62 1 2 6 12 14 17 4 0 3 3100.0 1.6 3.2 9.7 19.4 22.6 27.4 6.5 0.0 4.8 4.8

生活関連サービス業、娯楽業 132 2 3 7 20 26 40 9 7 4 14100.0 1.5 2.3 5.3 15.2 19.7 30.3 6.8 5.3 3.0 10.6

教育、学習支援業 49 1 0 0 2 9 18 8 0 4 7100.0 2.0 0.0 0.0 4.1 18.4 36.7 16.3 0.0 8.2 14.3

医療、福祉 287 3 2 7 16 25 140 31 17 8 38100.0 1.1 0.7 2.4 5.6 8.7 48.8 10.8 5.9 2.8 13.2

複合サービス事業 52 2 2 3 5 5 20 6 1 3 5100.0 3.8 3.8 5.8 9.6 9.6 38.5 11.5 1.9 5.8 9.6

その他サービス業 284 26 16 23 37 42 82 18 10 9 21100.0 9.2 5.6 8.1 13.0 14.8 28.9 6.3 3.5 3.2 7.4

その他 50 2 2 3 4 4 21 2 1 4 7100.0 4.0 4.0 6.0 8.0 8.0 42.0 4.0 2.0 8.0 14.0

事業所規模

1~9人 2,497 321 221 295 334 360 547 110 54 69 186100.0 12.9 8.9 11.8 13.4 14.4 21.9 4.4 2.2 2.8 7.4

10~29人 1,608 172 134 192 219 237 318 85 49 77 125100.0 10.7 8.3 11.9 13.6 14.7 19.8 5.3 3.0 4.8 7.8

30~49人 476 50 33 59 70 86 111 29 8 13 17100.0 10.5 6.9 12.4 14.7 18.1 23.3 6.1 1.7 2.7 3.6

50~99人 333 27 32 38 45 62 67 25 11 9 17100.0 8.1 9.6 11.4 13.5 18.6 20.1 7.5 3.3 2.7 5.1

100~299人 215 23 11 22 28 34 57 14 5 10 11100.0 10.7 5.1 10.2 13.0 15.8 26.5 6.5 2.3 4.7 5.1

300~999人 57 5 2 8 12 8 13 3 1 1 4100.0 8.8 3.5 14.0 21.1 14.0 22.8 5.3 1.8 1.8 7.0

1,000人以上 11 0 0 3 1 4 0 1 1 0 1100.0 0.0 0.0 27.3 9.1 36.4 0.0 9.1 9.1 0.0 9.1

無回答 474 59 41 49 75 54 107 21 7 10 51100.0 12.4 8.7 10.3 15.8 11.4 22.6 4.4 1.5 2.1 10.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,549 563 405 520 559 523 512 124 55 103 185100.0 15.9 11.4 14.7 15.8 14.7 14.4 3.5 1.5 2.9 5.2

雇調金受給経験なし 2,115 92 69 144 224 321 707 164 81 86 227100.0 4.3 3.3 6.8 10.6 15.2 33.4 7.8 3.8 4.1 10.7

2007年の事業活動水準を100とした時の2009年の事業活動水準

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TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 5,671 632 463 684 823 823 1,130 343 155 219 399100.0 11.1 8.2 12.1 14.5 14.5 19.9 6.1 2.7 3.9 7.0

産業

農業、林業、漁業 35 2 1 3 4 3 10 3 1 1 7100.0 5.7 2.9 8.6 11.4 8.6 28.6 8.6 2.9 2.9 20.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 1 3 1 1 2 0 0 0100.0 11.1 0.0 11.1 33.3 11.1 11.1 22.2 0.0 0.0 0.0

建設業 877 127 79 112 107 111 153 50 23 38 77100.0 14.5 9.0 12.8 12.2 12.7 17.4 5.7 2.6 4.3 8.8

製造業 2,328 339 238 342 396 341 329 120 55 63 105100.0 14.6 10.2 14.7 17.0 14.6 14.1 5.2 2.4 2.7 4.5

電気・ガス・熱供給・水道業 42 2 3 10 6 7 8 1 2 1 2100.0 4.8 7.1 23.8 14.3 16.7 19.0 2.4 4.8 2.4 4.8

情報通信業 186 18 19 30 35 22 28 10 7 9 8100.0 9.7 10.2 16.1 18.8 11.8 15.1 5.4 3.8 4.8 4.3

運輸業、郵便業 237 10 16 26 44 39 58 17 1 7 19100.0 4.2 6.8 11.0 18.6 16.5 24.5 7.2 0.4 3.0 8.0

卸売業 327 26 26 46 48 56 61 20 9 15 20100.0 8.0 8.0 14.1 14.7 17.1 18.7 6.1 2.8 4.6 6.1

小売業 262 19 9 26 35 41 63 19 11 14 25100.0 7.3 3.4 9.9 13.4 15.7 24.0 7.3 4.2 5.3 9.5

金融業、保険業 57 2 1 3 3 4 16 8 3 2 15100.0 3.5 1.8 5.3 5.3 7.0 28.1 14.0 5.3 3.5 26.3

不動産業、物品賃貸業 86 12 6 6 8 13 28 2 1 3 7100.0 14.0 7.0 7.0 9.3 15.1 32.6 2.3 1.2 3.5 8.1

学術研究、専門・技術サービス業 274 32 24 22 32 41 73 15 6 17 12100.0 11.7 8.8 8.0 11.7 15.0 26.6 5.5 2.2 6.2 4.4

宿泊業 35 1 3 2 4 10 9 0 0 0 6100.0 2.9 8.6 5.7 11.4 28.6 25.7 0.0 0.0 0.0 17.1

飲食サービス業 62 1 4 10 8 13 16 4 1 2 3100.0 1.6 6.5 16.1 12.9 21.0 25.8 6.5 1.6 3.2 4.8

生活関連サービス業、娯楽業 132 7 4 8 20 30 29 7 5 8 14100.0 5.3 3.0 6.1 15.2 22.7 22.0 5.3 3.8 6.1 10.6

教育、学習支援業 49 1 0 0 5 10 15 2 5 4 7100.0 2.0 0.0 0.0 10.2 20.4 30.6 4.1 10.2 8.2 14.3

医療、福祉 287 3 2 9 21 26 121 37 14 15 39100.0 1.0 0.7 3.1 7.3 9.1 42.2 12.9 4.9 5.2 13.6

複合サービス事業 52 1 4 4 6 4 18 6 1 2 6100.0 1.9 7.7 7.7 11.5 7.7 34.6 11.5 1.9 3.8 11.5

その他サービス業 284 28 20 17 34 44 80 20 6 15 20100.0 9.9 7.0 6.0 12.0 15.5 28.2 7.0 2.1 5.3 7.0

その他 50 0 4 7 4 7 14 0 4 3 7100.0 0.0 8.0 14.0 8.0 14.0 28.0 0.0 8.0 6.0 14.0

事業所規模

1~9人 2,497 370 222 321 338 316 489 123 53 85 180100.0 14.8 8.9 12.9 13.5 12.7 19.6 4.9 2.1 3.4 7.2

10~29人 1,608 141 121 200 255 229 312 112 49 70 119100.0 8.8 7.5 12.4 15.9 14.2 19.4 7.0 3.1 4.4 7.4

30~49人 476 32 34 60 75 71 113 40 16 19 16100.0 6.7 7.1 12.6 15.8 14.9 23.7 8.4 3.4 4.0 3.4

50~99人 333 16 26 35 49 66 72 20 16 17 16100.0 4.8 7.8 10.5 14.7 19.8 21.6 6.0 4.8 5.1 4.8

100~299人 215 10 12 14 36 45 49 18 6 13 12100.0 4.7 5.6 6.5 16.7 20.9 22.8 8.4 2.8 6.0 5.6

300~999人 57 2 5 2 9 14 9 5 3 4 4100.0 3.5 8.8 3.5 15.8 24.6 15.8 8.8 5.3 7.0 7.0

1,000人以上 11 0 0 0 2 4 2 2 0 0 1100.0 0.0 0.0 0.0 18.2 36.4 18.2 18.2 0.0 0.0 9.1

無回答 474 61 43 52 59 78 84 23 12 11 51100.0 12.9 9.1 11.0 12.4 16.5 17.7 4.9 2.5 2.3 10.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,549 513 374 530 600 525 492 163 72 104 176100.0 14.5 10.5 14.9 16.9 14.8 13.9 4.6 2.0 2.9 5.0

雇調金受給経験なし 2,115 116 89 153 222 296 638 180 83 115 223100.0 5.5 4.2 7.2 10.5 14.0 30.2 8.5 3.9 5.4 10.5

2007年の事業活動水準を100とした時の2010年の事業活動水準

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TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 5,671 643 473 643 847 753 1,038 386 190 304 394100.0 11.3 8.3 11.3 14.9 13.3 18.3 6.8 3.4 5.4 7.0

産業

農業、林業、漁業 35 5 1 3 2 3 7 5 0 2 7100.0 14.3 2.9 8.6 5.7 8.6 20.0 14.3 0.0 5.7 20.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 1 0 3 2 2 0 1 0 0100.0 0.0 11.1 0.0 33.3 22.2 22.2 0.0 11.1 0.0 0.0

建設業 877 130 93 87 119 89 140 49 41 55 74100.0 14.8 10.6 9.9 13.6 10.1 16.0 5.6 4.7 6.3 8.4

製造業 2,328 310 228 313 413 338 319 140 68 96 103100.0 13.3 9.8 13.4 17.7 14.5 13.7 6.0 2.9 4.1 4.4

電気・ガス・熱供給・水道業 42 2 3 7 8 4 10 0 2 4 2100.0 4.8 7.1 16.7 19.0 9.5 23.8 0.0 4.8 9.5 4.8

情報通信業 186 20 12 28 27 34 24 9 7 16 9100.0 10.8 6.5 15.1 14.5 18.3 12.9 4.8 3.8 8.6 4.8

運輸業、郵便業 237 11 12 23 45 48 46 20 5 7 20100.0 4.6 5.1 9.7 19.0 20.3 19.4 8.4 2.1 3.0 8.4

卸売業 327 27 26 40 55 42 61 25 16 14 21100.0 8.3 8.0 12.2 16.8 12.8 18.7 7.7 4.9 4.3 6.4

小売業 262 27 23 20 32 26 58 25 9 17 25100.0 10.3 8.8 7.6 12.2 9.9 22.1 9.5 3.4 6.5 9.5

金融業、保険業 57 2 1 2 3 5 17 8 0 5 14100.0 3.5 1.8 3.5 5.3 8.8 29.8 14.0 0.0 8.8 24.6

不動産業、物品賃貸業 86 12 8 7 8 10 27 2 1 5 6100.0 14.0 9.3 8.1 9.3 11.6 31.4 2.3 1.2 5.8 7.0

学術研究、専門・技術サービス業 274 29 21 34 36 41 55 21 6 18 13100.0 10.6 7.7 12.4 13.1 15.0 20.1 7.7 2.2 6.6 4.7

宿泊業 35 4 2 6 4 5 6 1 0 1 6100.0 11.4 5.7 17.1 11.4 14.3 17.1 2.9 0.0 2.9 17.1

飲食サービス業 62 2 4 13 11 9 14 4 0 2 3100.0 3.2 6.5 21.0 17.7 14.5 22.6 6.5 0.0 3.2 4.8

生活関連サービス業、娯楽業 132 11 5 16 20 19 25 9 3 9 15100.0 8.3 3.8 12.1 15.2 14.4 18.9 6.8 2.3 6.8 11.4

教育、学習支援業 49 2 1 0 4 9 17 1 2 7 6100.0 4.1 2.0 0.0 8.2 18.4 34.7 2.0 4.1 14.3 12.2

医療、福祉 287 8 4 11 21 23 112 32 15 24 37100.0 2.8 1.4 3.8 7.3 8.0 39.0 11.1 5.2 8.4 12.9

複合サービス事業 52 4 4 3 4 4 17 6 3 1 6100.0 7.7 7.7 5.8 7.7 7.7 32.7 11.5 5.8 1.9 11.5

その他サービス業 284 36 23 25 24 37 67 27 9 16 20100.0 12.7 8.1 8.8 8.5 13.0 23.6 9.5 3.2 5.6 7.0

その他 50 1 1 5 8 5 14 2 2 5 7100.0 2.0 2.0 10.0 16.0 10.0 28.0 4.0 4.0 10.0 14.0

事業所規模

1~9人 2,497 375 245 290 365 290 449 141 64 96 182100.0 15.0 9.8 11.6 14.6 11.6 18.0 5.6 2.6 3.8 7.3

10~29人 1,608 129 121 194 258 220 286 112 68 107 113100.0 8.0 7.5 12.1 16.0 13.7 17.8 7.0 4.2 6.7 7.0

30~49人 476 35 28 47 81 84 90 39 21 35 16100.0 7.4 5.9 9.9 17.0 17.7 18.9 8.2 4.4 7.4 3.4

50~99人 333 21 24 37 47 52 66 29 12 28 17100.0 6.3 7.2 11.1 14.1 15.6 19.8 8.7 3.6 8.4 5.1

100~299人 215 13 7 13 31 31 50 30 11 18 11100.0 6.0 3.3 6.0 14.4 14.4 23.3 14.0 5.1 8.4 5.1

300~999人 57 3 5 5 7 8 15 2 4 4 4100.0 5.3 8.8 8.8 12.3 14.0 26.3 3.5 7.0 7.0 7.0

1,000人以上 11 0 0 1 1 4 3 1 0 0 1100.0 0.0 0.0 9.1 9.1 36.4 27.3 9.1 0.0 0.0 9.1

無回答 474 67 43 56 57 64 79 32 10 16 50100.0 14.1 9.1 11.8 12.0 13.5 16.7 6.8 2.1 3.4 10.6

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,549 512 358 486 616 507 455 201 85 156 173100.0 14.4 10.1 13.7 17.4 14.3 12.8 5.7 2.4 4.4 4.9

雇調金受給経験なし 2,115 128 115 156 231 244 582 185 105 148 221100.0 6.1 5.4 7.4 10.9 11.5 27.5 8.8 5.0 7.0 10.4

2007年の事業活動水準を100とした時の2011年の事業活動水準

-115-

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TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 5,671 680 424 622 750 714 1,078 390 230 375 408100.0 12.0 7.5 11.0 13.2 12.6 19.0 6.9 4.1 6.6 7.2

産業

農業、林業、漁業 35 2 2 2 3 4 7 4 2 1 8100.0 5.7 5.7 5.7 8.6 11.4 20.0 11.4 5.7 2.9 22.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 0 2 1 2 3 0 1 0100.0 0.0 0.0 0.0 22.2 11.1 22.2 33.3 0.0 11.1 0.0

建設業 877 120 67 84 100 96 154 49 55 74 78100.0 13.7 7.6 9.6 11.4 10.9 17.6 5.6 6.3 8.4 8.9

製造業 2,328 341 216 316 358 324 327 141 75 117 113100.0 14.6 9.3 13.6 15.4 13.9 14.0 6.1 3.2 5.0 4.9

電気・ガス・熱供給・水道業 42 4 1 7 7 6 12 1 1 2 1100.0 9.5 2.4 16.7 16.7 14.3 28.6 2.4 2.4 4.8 2.4

情報通信業 186 14 17 21 28 24 32 13 7 22 8100.0 7.5 9.1 11.3 15.1 12.9 17.2 7.0 3.8 11.8 4.3

運輸業、郵便業 237 12 11 27 44 33 50 18 11 9 22100.0 5.1 4.6 11.4 18.6 13.9 21.1 7.6 4.6 3.8 9.3

卸売業 327 32 32 36 43 48 51 32 13 20 20100.0 9.8 9.8 11.0 13.1 14.7 15.6 9.8 4.0 6.1 6.1

小売業 262 30 15 26 28 29 54 25 13 17 25100.0 11.5 5.7 9.9 10.7 11.1 20.6 9.5 5.0 6.5 9.5

金融業、保険業 57 4 1 0 5 4 16 5 3 5 14100.0 7.0 1.8 0.0 8.8 7.0 28.1 8.8 5.3 8.8 24.6

不動産業、物品賃貸業 86 18 4 8 3 8 27 3 3 6 6100.0 20.9 4.7 9.3 3.5 9.3 31.4 3.5 3.5 7.0 7.0

学術研究、専門・技術サービス業 274 24 18 34 27 42 63 16 10 24 16100.0 8.8 6.6 12.4 9.9 15.3 23.0 5.8 3.7 8.8 5.8

宿泊業 35 5 1 3 5 4 9 2 0 0 6100.0 14.3 2.9 8.6 14.3 11.4 25.7 5.7 0.0 0.0 17.1

飲食サービス業 62 4 4 8 13 7 14 5 1 3 3100.0 6.5 6.5 12.9 21.0 11.3 22.6 8.1 1.6 4.8 4.8

生活関連サービス業、娯楽業 132 14 4 14 17 23 20 10 4 12 14100.0 10.6 3.0 10.6 12.9 17.4 15.2 7.6 3.0 9.1 10.6

教育、学習支援業 49 1 1 0 6 5 20 2 2 6 6100.0 2.0 2.0 0.0 12.2 10.2 40.8 4.1 4.1 12.2 12.2

医療、福祉 287 13 3 13 19 16 119 28 14 26 36100.0 4.5 1.0 4.5 6.6 5.6 41.5 9.8 4.9 9.1 12.5

複合サービス事業 52 6 3 3 3 4 16 3 4 4 6100.0 11.5 5.8 5.8 5.8 7.7 30.8 5.8 7.7 7.7 11.5

その他サービス業 284 35 21 15 34 32 70 26 11 21 19100.0 12.3 7.4 5.3 12.0 11.3 24.6 9.2 3.9 7.4 6.7

その他 50 1 3 5 5 4 15 4 1 5 7100.0 2.0 6.0 10.0 10.0 8.0 30.0 8.0 2.0 10.0 14.0

事業所規模

1~9人 2,497 395 223 284 321 292 457 130 84 130 181100.0 15.8 8.9 11.4 12.9 11.7 18.3 5.2 3.4 5.2 7.3

10~29人 1,608 129 105 180 228 212 304 118 73 136 123100.0 8.0 6.5 11.2 14.2 13.2 18.9 7.3 4.5 8.5 7.6

30~49人 476 39 28 44 71 64 105 40 26 37 22100.0 8.2 5.9 9.2 14.9 13.5 22.1 8.4 5.5 7.8 4.6

50~99人 333 24 19 41 49 44 69 35 8 29 15100.0 7.2 5.7 12.3 14.7 13.2 20.7 10.5 2.4 8.7 4.5

100~299人 215 13 9 14 34 30 43 32 11 18 11100.0 6.0 4.2 6.5 15.8 14.0 20.0 14.9 5.1 8.4 5.1

300~999人 57 4 3 4 5 9 14 5 6 3 4100.0 7.0 5.3 7.0 8.8 15.8 24.6 8.8 10.5 5.3 7.0

1,000人以上 11 0 0 2 0 3 2 2 1 0 1100.0 0.0 0.0 18.2 0.0 27.3 18.2 18.2 9.1 0.0 9.1

無回答 474 76 37 53 42 60 84 28 21 22 51100.0 16.0 7.8 11.2 8.9 12.7 17.7 5.9 4.4 4.6 10.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,549 518 325 468 537 485 498 214 116 199 189100.0 14.6 9.2 13.2 15.1 13.7 14.0 6.0 3.3 5.6 5.3

雇調金受給経験なし 2,115 160 98 153 213 227 579 176 114 176 219100.0 7.6 4.6 7.2 10.1 10.7 27.4 8.3 5.4 8.3 10.4

2007年の事業活動水準を100とした時の2012年の事業活動水準

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問 3-2(1) リーマン・ショック後の事業活動の急激な低下の有無 (設立日が 2008 年 8 月以前の事業所について集計)

TOTAL あった なかった 無回答

TOTAL 5,727 3,472 2,104 151100.0 60.6 36.7 2.6

産業

農業、林業、漁業 35 11 23 1100.0 31.4 65.7 2.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 6 3 0100.0 66.7 33.3 0.0

建設業 883 470 385 28100.0 53.2 43.6 3.2

製造業 2,338 1,796 504 38100.0 76.8 21.6 1.6

電気・ガス・熱供給・水道業 44 26 17 1100.0 59.1 38.6 2.3

情報通信業 190 135 52 3100.0 71.1 27.4 1.6

運輸業、郵便業 242 148 84 10100.0 61.2 34.7 4.1

卸売業 328 207 111 10100.0 63.1 33.8 3.0

小売業 268 127 132 9100.0 47.4 49.3 3.4

金融業、保険業 57 12 40 5100.0 21.1 70.2 8.8

不動産業、物品賃貸業 86 39 42 5100.0 45.4 48.8 5.8

学術研究、専門・技術サービス業 276 133 140 3100.0 48.2 50.7 1.1

宿泊業 35 22 13 0100.0 62.9 37.1 0.0

飲食サービス業 64 33 25 6100.0 51.6 39.1 9.4

生活関連サービス業、娯楽業 135 61 69 5100.0 45.2 51.1 3.7

教育、学習支援業 49 8 39 2100.0 16.3 79.6 4.1

医療、福祉 293 53 230 10100.0 18.1 78.5 3.4

複合サービス事業 54 23 28 3100.0 42.6 51.9 5.6

その他サービス業 291 146 135 10100.0 50.2 46.4 3.4

その他 50 16 32 2100.0 32.0 64.0 4.0

事業所規模

1~9人 2,532 1,455 1,022 55100.0 57.5 40.4 2.2

10~29人 1,618 996 577 45100.0 61.6 35.7 2.8

30~49人 481 312 162 7100.0 64.9 33.7 1.5

50~99人 335 219 106 10100.0 65.4 31.6 3.0

100~299人 217 152 64 1100.0 70.0 29.5 0.5

300~999人 57 42 15 0100.0 73.7 26.3 0.0

1,000人以上 11 9 2 0100.0 81.8 18.2 0.0

無回答 476 287 156 33100.0 60.3 32.8 6.9

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 2,652 844 75100.0 74.3 23.6 2.1

雇調金受給経験なし 2,149 815 1,258 76100.0 37.9 58.5 3.5

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問 3-2(1) リーマン・ショック後の 1 年間、事業活動水準が最も低かった時期 (設立日が 2008 年 8 月以前で、かつ、問 3-2(1)で「リーマン・ショック後に事業活動に急激な低下があった」

と答えた事業所について集計)

TOTAL 2008年9月 10月 11月 12月 2009年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 無回答

TOTAL 3,472 80 99 136 218 421 473 301 376 445 218 150 325 230100.0 2.3 2.9 3.9 6.3 12.1 13.6 8.7 10.8 12.8 6.3 4.3 9.4 6.6

産業

農業、林業、漁業 11 0 1 1 0 1 1 1 1 0 0 2 0 3100.0 0.0 9.1 9.1 0.0 9.1 9.1 9.1 9.1 0.0 0.0 18.2 0.0 27.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 6 0 0 0 0 1 1 0 2 0 0 0 1 1100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 16.7 16.7 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 16.7 16.7

建設業 470 14 16 15 37 56 56 28 53 73 34 14 36 38100.0 3.0 3.4 3.2 7.9 11.9 11.9 6.0 11.3 15.5 7.2 3.0 7.7 8.1

製造業 1,796 34 49 44 103 231 242 197 205 239 117 88 168 79100.0 1.9 2.7 2.4 5.7 12.9 13.5 11.0 11.4 13.3 6.5 4.9 9.4 4.4

電気・ガス・熱供給・水道業 26 1 0 3 2 2 2 0 3 2 2 3 4 2100.0 3.8 0.0 11.5 7.7 7.7 7.7 0.0 11.5 7.7 7.7 11.5 15.4 7.7

情報通信業 135 5 2 6 7 9 6 10 26 13 9 7 21 14100.0 3.7 1.5 4.4 5.2 6.7 4.4 7.4 19.3 9.6 6.7 5.2 15.6 10.4

運輸業、郵便業 148 1 5 11 9 19 24 11 11 24 3 4 14 12100.0 0.7 3.4 7.4 6.1 12.8 16.2 7.4 7.4 16.2 2.0 2.7 9.5 8.1

卸売業 207 5 8 13 11 24 29 18 15 32 11 6 18 17100.0 2.4 3.9 6.3 5.3 11.6 14.0 8.7 7.2 15.5 5.3 2.9 8.7 8.2

小売業 127 7 5 10 12 11 30 5 10 7 8 7 9 6100.0 5.5 3.9 7.9 9.4 8.7 23.6 3.9 7.9 5.5 6.3 5.5 7.1 4.7

金融業、保険業 12 0 0 0 2 2 0 2 0 1 1 0 2 2100.0 0.0 0.0 0.0 16.7 16.7 0.0 16.7 0.0 8.3 8.3 0.0 16.7 16.7

不動産業、物品賃貸業 39 1 1 5 2 3 4 2 3 2 2 1 7 6100.0 2.6 2.6 12.8 5.1 7.7 10.3 5.1 7.7 5.1 5.1 2.6 17.9 15.4

学術研究、専門・技術サービス業 133 0 2 8 11 17 13 8 16 17 7 6 16 12100.0 0.0 1.5 6.0 8.3 12.8 9.8 6.0 12.0 12.8 5.3 4.5 12.0 9.0

宿泊業 22 3 1 0 5 2 4 2 1 0 2 1 0 1100.0 13.6 4.5 0.0 22.7 9.1 18.2 9.1 4.5 0.0 9.1 4.5 0.0 4.5

飲食サービス業 33 2 2 1 2 2 11 1 0 3 3 1 1 4100.0 6.1 6.1 3.0 6.1 6.1 33.3 3.0 0.0 9.1 9.1 3.0 3.0 12.1

生活関連サービス業、娯楽業 61 3 3 2 1 12 14 7 4 4 5 2 2 2100.0 4.9 4.9 3.3 1.6 19.7 23.0 11.5 6.6 6.6 8.2 3.3 3.3 3.3

教育、学習支援業 8 2 0 1 1 1 0 0 1 0 0 0 0 2100.0 25.0 0.0 12.5 12.5 12.5 0.0 0.0 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 25.0

医療、福祉 53 1 3 2 1 14 7 1 3 1 3 1 6 10100.0 1.9 5.7 3.8 1.9 26.4 13.2 1.9 5.7 1.9 5.7 1.9 11.3 18.9

複合サービス事業 23 0 0 2 2 2 3 0 3 5 1 1 1 3100.0 0.0 0.0 8.7 8.7 8.7 13.0 0.0 13.0 21.7 4.3 4.3 4.3 13.0

その他サービス業 146 1 1 12 8 11 24 7 18 22 9 6 17 10100.0 0.7 0.7 8.2 5.5 7.5 16.4 4.8 12.3 15.1 6.2 4.1 11.6 6.8

その他 16 0 0 0 2 1 2 1 1 0 1 0 2 6100.0 0.0 0.0 0.0 12.5 6.3 12.5 6.3 6.3 0.0 6.3 0.0 12.5 37.5

事業所規模

1~9人 1,455 42 42 63 99 192 177 106 140 157 113 78 130 116100.0 2.9 2.9 4.3 6.8 13.2 12.2 7.3 9.6 10.8 7.8 5.4 8.9 8.0

10~29人 996 17 28 47 62 113 131 107 112 146 54 40 93 46100.0 1.7 2.8 4.7 6.2 11.3 13.2 10.7 11.2 14.7 5.4 4.0 9.3 4.6

30~49人 312 6 8 7 24 35 44 25 44 46 17 10 28 18100.0 1.9 2.6 2.2 7.7 11.2 14.1 8.0 14.1 14.7 5.4 3.2 9.0 5.8

50~99人 219 2 8 6 9 30 39 21 24 39 9 2 22 8100.0 0.9 3.7 2.7 4.1 13.7 17.8 9.6 11.0 17.8 4.1 0.9 10.0 3.7

100~299人 152 3 5 2 8 9 24 21 22 20 5 5 19 9100.0 2.0 3.3 1.3 5.3 5.9 15.8 13.8 14.5 13.2 3.3 3.3 12.5 5.9

300~999人 42 0 0 1 0 5 11 2 7 3 5 4 1 3100.0 0.0 0.0 2.4 0.0 11.9 26.2 4.8 16.7 7.1 11.9 9.5 2.4 7.1

1,000人以上 9 0 0 0 1 1 2 2 1 0 0 0 0 2100.0 0.0 0.0 0.0 11.1 11.1 22.2 22.2 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 22.2

無回答 287 10 8 10 15 36 45 17 26 34 15 11 32 28100.0 3.5 2.8 3.5 5.2 12.5 15.7 5.9 9.1 11.9 5.2 3.8 11.2 9.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,652 42 71 78 160 319 345 260 312 378 170 125 252 140100.0 1.6 2.7 2.9 6.0 12.0 13.0 9.8 11.8 14.3 6.4 4.7 9.5 5.3

雇調金受給経験なし 815 38 27 58 57 101 128 40 64 67 47 25 73 90100.0 4.7 3.3 7.1 7.0 12.4 15.7 4.9 7.9 8.2 5.8 3.1 9.0 11.0

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問 3-2(1)2007 年の事業活動水準の平均を 100 とした時にリーマン・ショック後の最も低かった時

期の事業活動水準 (設立日が 2007 年以前で、かつ、問 3-2(1)で「リーマン・ショック後に事業活動に急激な低下があった」と

答えた事業所について集計)

TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 3,452 1,482 385 398 334 223 104 9 0 4 513100.0 42.9 11.2 11.5 9.7 6.5 3.0 0.3 0.0 0.1 14.9

産業

農業、林業、漁業 11 5 0 1 2 0 0 0 0 0 3100.0 45.5 0.0 9.1 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 27.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 6 1 0 2 0 1 0 0 0 0 2100.0 16.7 0.0 33.3 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3

建設業 469 198 50 60 49 25 9 2 0 3 73100.0 42.2 10.7 12.8 10.4 5.3 1.9 0.4 0.0 0.6 15.6

製造業 1,791 986 191 179 116 66 31 2 0 1 219100.0 55.1 10.7 10.0 6.5 3.7 1.7 0.1 0.0 0.1 12.2

電気・ガス・熱供給・水道業 25 8 2 7 3 0 1 0 0 0 4100.0 32.0 8.0 28.0 12.0 0.0 4.0 0.0 0.0 0.0 16.0

情報通信業 134 46 18 19 17 10 4 0 0 0 20100.0 34.3 13.4 14.2 12.7 7.5 3.0 0.0 0.0 0.0 14.9

運輸業、郵便業 147 25 28 27 27 10 2 0 0 0 28100.0 17.0 19.0 18.4 18.4 6.8 1.4 0.0 0.0 0.0 19.0

卸売業 207 59 28 21 30 21 7 1 0 0 40100.0 28.5 13.5 10.1 14.5 10.1 3.4 0.5 0.0 0.0 19.3

小売業 125 26 12 14 21 16 9 0 0 0 27100.0 20.8 9.6 11.2 16.8 12.8 7.2 0.0 0.0 0.0 21.6

金融業、保険業 12 1 1 1 1 2 2 0 0 0 4100.0 8.3 8.3 8.3 8.3 16.7 16.7 0.0 0.0 0.0 33.3

不動産業、物品賃貸業 39 13 3 3 6 4 0 0 0 0 10100.0 33.3 7.7 7.7 15.4 10.3 0.0 0.0 0.0 0.0 25.6

学術研究、専門・技術サービス業 131 49 16 13 11 15 8 0 0 0 19100.0 37.4 12.2 9.9 8.4 11.5 6.1 0.0 0.0 0.0 14.5

宿泊業 22 2 0 3 5 5 1 0 0 0 6100.0 9.1 0.0 13.6 22.7 22.7 4.5 0.0 0.0 0.0 27.3

飲食サービス業 32 3 4 6 5 7 2 0 0 0 5100.0 9.4 12.5 18.8 15.6 21.9 6.3 0.0 0.0 0.0 15.6

生活関連サービス業、娯楽業 61 7 6 9 14 12 3 0 0 0 10100.0 11.5 9.8 14.8 23.0 19.7 4.9 0.0 0.0 0.0 16.4

教育、学習支援業 8 0 2 0 0 1 3 1 0 0 1100.0 0.0 25.0 0.0 0.0 12.5 37.5 12.5 0.0 0.0 12.5

医療、福祉 51 4 2 4 7 12 10 2 0 0 10100.0 7.8 3.9 7.8 13.7 23.5 19.6 3.9 0.0 0.0 19.6

複合サービス事業 23 6 1 7 2 2 1 0 0 0 4100.0 26.1 4.3 30.4 8.7 8.7 4.3 0.0 0.0 0.0 17.4

その他サービス業 142 38 21 21 18 13 10 1 0 0 20100.0 26.8 14.8 14.8 12.7 9.2 7.0 0.7 0.0 0.0 14.1

その他 16 5 0 1 0 1 1 0 0 0 8100.0 31.3 0.0 6.3 0.0 6.3 6.3 0.0 0.0 0.0 50.0

事業所規模

1~9人 1,442 648 144 148 136 91 37 3 0 2 233100.0 44.9 10.0 10.3 9.4 6.3 2.6 0.2 0.0 0.1 16.2

10~29人 994 443 123 120 87 62 29 5 0 1 124100.0 44.6 12.4 12.1 8.8 6.2 2.9 0.5 0.0 0.1 12.5

30~49人 308 128 29 40 37 23 8 0 0 0 43100.0 41.6 9.4 13.0 12.0 7.5 2.6 0.0 0.0 0.0 14.0

50~99人 219 87 35 25 24 18 8 0 0 0 22100.0 39.7 16.0 11.4 11.0 8.2 3.7 0.0 0.0 0.0 10.1

100~299人 151 50 19 19 17 13 9 0 0 0 24100.0 33.1 12.6 12.6 11.3 8.6 6.0 0.0 0.0 0.0 15.9

300~999人 42 15 4 6 8 2 0 0 0 0 7100.0 35.7 9.5 14.3 19.0 4.8 0.0 0.0 0.0 0.0 16.7

1,000人以上 9 4 1 2 0 1 0 0 0 0 1100.0 44.4 11.1 22.2 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 11.1

無回答 287 107 30 38 25 13 13 1 0 1 59100.0 37.3 10.5 13.2 8.7 4.5 4.5 0.3 0.0 0.3 20.6

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,640 1,288 302 293 225 130 42 3 0 3 354100.0 48.8 11.4 11.1 8.5 4.9 1.6 0.1 0.0 0.1 13.4

雇調金受給経験なし 807 191 83 105 109 93 62 6 0 1 157100.0 23.7 10.3 13.0 13.5 11.5 7.7 0.7 0.0 0.1 19.5

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問 3-2(2) 東日本大震災後の事業活動の急激な低下の有無 (設立日が 2011 年 2 月以前の事業所について集計)

TOTAL あった なかった 無回答

TOTAL 5,857 2,576 3,052 229100.0 44.0 52.1 3.9

産業

農業、林業、漁業 37 16 21 0100.0 43.2 56.8 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 3 6 0100.0 33.3 66.7 0.0

建設業 893 352 503 38100.0 39.4 56.3 4.3

製造業 2,360 1,153 1,124 83100.0 48.9 47.6 3.5

電気・ガス・熱供給・水道業 45 18 25 2100.0 40.0 55.6 4.4

情報通信業 198 71 121 6100.0 35.9 61.1 3.0

運輸業、郵便業 249 121 114 14100.0 48.6 45.8 5.6

卸売業 332 156 164 12100.0 47.0 49.4 3.6

小売業 277 144 124 9100.0 52.0 44.8 3.2

金融業、保険業 61 12 43 6100.0 19.7 70.5 9.8

不動産業、物品賃貸業 86 31 48 7100.0 36.0 55.8 8.1

学術研究、専門・技術サービス業 285 106 173 6100.0 37.2 60.7 2.1

宿泊業 35 25 9 1100.0 71.4 25.7 2.9

飲食サービス業 71 41 28 2100.0 57.7 39.4 2.8

生活関連サービス業、娯楽業 141 75 61 5100.0 53.2 43.3 3.5

教育、学習支援業 50 17 30 3100.0 34.0 60.0 6.0

医療、福祉 323 82 227 14100.0 25.4 70.3 4.3

複合サービス事業 55 22 28 5100.0 40.0 50.9 9.1

その他サービス業 298 118 168 12100.0 39.6 56.4 4.0

その他 52 13 35 4100.0 25.0 67.3 7.7

事業所規模

1~9人 2,611 1,133 1,381 97100.0 43.4 52.9 3.7

10~29人 1,648 730 850 68100.0 44.3 51.6 4.1

30~49人 483 201 270 12100.0 41.6 55.9 2.5

50~99人 340 148 182 10100.0 43.5 53.5 2.9

100~299人 222 111 109 2100.0 50.0 49.1 0.9

300~999人 58 32 26 0100.0 55.2 44.8 0.0

1,000人以上 11 7 4 0100.0 63.6 36.4 0.0

無回答 484 214 230 40100.0 44.2 47.5 8.3

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,604 1,745 1,729 130100.0 48.4 48.0 3.6

雇調金受給経験なし 2,246 827 1,320 99100.0 36.8 58.8 4.4

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問 3-2(2) 東日本大震災後の 1 年間、事業活動水準が最も低かった時期 (設立日が 2011 年 2 月以前で、かつ、問 3-2(2)で「東日本大震災に事業活動に急激な低下があった」と答え

た事業所について集計)

TOTAL 2011年3月  4月 5月 6月  7月 8月 9月  10月 11月 12月 2012年1月 2012年2月 無回答

TOTAL 2,576 320 511 452 214 146 203 106 80 57 71 157 131 128100.0 12.4 19.8 17.5 8.3 5.7 7.9 4.1 3.1 2.2 2.8 6.1 5.1 5.0

産業

農業、林業、漁業 16 5 5 0 0 2 0 1 2 0 0 0 0 1100.0 31.3 31.3 0.0 0.0 12.5 0.0 6.3 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 6.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 3 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0100.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0

建設業 352 34 50 57 46 30 26 15 13 5 8 20 20 28100.0 9.7 14.2 16.2 13.1 8.5 7.4 4.3 3.7 1.4 2.3 5.7 5.7 8.0

製造業 1,153 100 240 240 94 74 92 47 31 27 37 78 47 46100.0 8.7 20.8 20.8 8.2 6.4 8.0 4.1 2.7 2.3 3.2 6.8 4.1 4.0

電気・ガス・熱供給・水道業 18 1 3 3 1 2 3 1 1 1 0 0 0 2100.0 5.6 16.7 16.7 5.6 11.1 16.7 5.6 5.6 5.6 0.0 0.0 0.0 11.1

情報通信業 71 2 19 13 8 4 3 3 5 2 1 3 5 3100.0 2.8 26.8 18.3 11.3 5.6 4.2 4.2 7.0 2.8 1.4 4.2 7.0 4.2

運輸業、郵便業 121 13 26 30 9 4 8 1 2 1 1 15 5 6100.0 10.7 21.5 24.8 7.4 3.3 6.6 0.8 1.7 0.8 0.8 12.4 4.1 5.0

卸売業 156 15 31 35 15 8 10 9 3 4 3 12 7 4100.0 9.6 19.9 22.4 9.6 5.1 6.4 5.8 1.9 2.6 1.9 7.7 4.5 2.6

小売業 144 28 26 13 6 5 18 6 4 3 5 9 12 9100.0 19.4 18.1 9.0 4.2 3.5 12.5 4.2 2.8 2.1 3.5 6.3 8.3 6.3

金融業、保険業 12 3 3 0 1 0 1 0 0 1 0 1 0 2100.0 25.0 25.0 0.0 8.3 0.0 8.3 0.0 0.0 8.3 0.0 8.3 0.0 16.7

不動産業、物品賃貸業 31 5 4 3 2 2 5 1 2 1 1 0 4 1100.0 16.1 12.9 9.7 6.5 6.5 16.1 3.2 6.5 3.2 3.2 0.0 12.9 3.2

学術研究、専門・技術サービス業 106 16 18 16 11 8 6 7 5 4 2 4 6 3100.0 15.1 17.0 15.1 10.4 7.5 5.7 6.6 4.7 3.8 1.9 3.8 5.7 2.8

宿泊業 25 11 10 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1100.0 44.0 40.0 8.0 0.0 4.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4.0

飲食サービス業 41 20 9 3 0 0 4 1 1 0 0 0 3 0100.0 48.8 22.0 7.3 0.0 0.0 9.8 2.4 2.4 0.0 0.0 0.0 7.3 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 75 20 19 6 2 1 3 4 4 2 2 5 4 3100.0 26.7 25.3 8.0 2.7 1.3 4.0 5.3 5.3 2.7 2.7 6.7 5.3 4.0

教育、学習支援業 17 6 2 0 1 0 2 2 0 1 0 1 1 1100.0 35.3 11.8 0.0 5.9 0.0 11.8 11.8 0.0 5.9 0.0 5.9 5.9 5.9

医療、福祉 82 18 10 6 5 3 10 6 0 0 3 4 9 8100.0 22.0 12.2 7.3 6.1 3.7 12.2 7.3 0.0 0.0 3.7 4.9 11.0 9.8

複合サービス事業 22 5 4 3 4 0 1 0 2 1 0 0 1 1100.0 22.7 18.2 13.6 18.2 0.0 4.5 0.0 9.1 4.5 0.0 0.0 4.5 4.5

その他サービス業 118 15 29 21 8 2 8 1 4 4 8 4 7 7100.0 12.7 24.6 17.8 6.8 1.7 6.8 0.8 3.4 3.4 6.8 3.4 5.9 5.9

その他 13 3 2 1 1 0 3 0 1 0 0 0 0 2100.0 23.1 15.4 7.7 7.7 0.0 23.1 0.0 7.7 0.0 0.0 0.0 0.0 15.4

事業所規模

1~9人 1,133 138 214 144 104 75 98 52 40 32 36 76 61 63100.0 12.2 18.9 12.7 9.2 6.6 8.7 4.6 3.5 2.8 3.2 6.7 5.4 5.6

10~29人 730 87 133 165 68 37 47 35 21 9 20 40 39 29100.0 11.9 18.2 22.6 9.3 5.1 6.4 4.8 2.9 1.2 2.7 5.5 5.3 4.0

30~49人 201 31 34 51 10 11 13 5 6 3 7 11 11 8100.0 15.4 16.9 25.4 5.0 5.5 6.5 2.5 3.0 1.5 3.5 5.5 5.5 4.0

50~99人 148 20 42 26 8 8 8 6 3 4 4 7 8 4100.0 13.5 28.4 17.6 5.4 5.4 5.4 4.1 2.0 2.7 2.7 4.7 5.4 2.7

100~299人 111 11 33 19 6 6 9 3 2 2 2 9 3 6100.0 9.9 29.7 17.1 5.4 5.4 8.1 2.7 1.8 1.8 1.8 8.1 2.7 5.4

300~999人 32 5 9 7 3 0 1 1 2 0 0 1 0 3100.0 15.6 28.1 21.9 9.4 0.0 3.1 3.1 6.3 0.0 0.0 3.1 0.0 9.4

1,000人以上 7 0 4 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2100.0 0.0 57.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 14.3 0.0 0.0 0.0 28.6

無回答 214 28 42 40 15 9 27 4 6 6 2 13 9 13100.0 13.1 19.6 18.7 7.0 4.2 12.6 1.9 2.8 2.8 0.9 6.1 4.2 6.1

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,745 177 371 344 145 106 120 72 51 42 48 117 74 78100.0 10.1 21.3 19.7 8.3 6.1 6.9 4.1 2.9 2.4 2.8 6.7 4.2 4.5

雇調金受給経験なし 827 143 138 106 69 40 83 34 29 15 23 40 57 50100.0 17.3 16.7 12.8 8.3 4.8 10.0 4.1 3.5 1.8 2.8 4.8 6.9 6.0

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問 3-2(2) 2010 年の事業活動水準の平均を 100 とした時に東日本大震災後の最も低かった時期の事

業活動水準 (設立日が 2010 年以前で、かつ、問 3-2(2)で「東日本大震災後に事業活動に急激な低下があった」と答えた

事業所について集計)

TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 2,574 761 301 359 369 289 156 17 13 14 295100.0 29.6 11.7 13.9 14.3 11.2 6.1 0.7 0.5 0.5 11.5

産業

農業、林業、漁業 16 6 0 1 3 1 0 0 0 0 5100.0 37.5 0.0 6.3 18.8 6.3 0.0 0.0 0.0 0.0 31.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 3 0 1 0 2 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 33.3 0.0 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 351 136 36 44 40 20 20 2 2 0 51100.0 38.7 10.3 12.5 11.4 5.7 5.7 0.6 0.6 0.0 14.5

製造業 1,153 365 156 172 160 109 49 8 7 11 116100.0 31.7 13.5 14.9 13.9 9.5 4.2 0.7 0.6 1.0 10.1

電気・ガス・熱供給・水道業 18 3 1 2 3 1 0 1 0 0 7100.0 16.7 5.6 11.1 16.7 5.6 0.0 5.6 0.0 0.0 38.9

情報通信業 71 23 6 11 13 9 5 0 0 0 4100.0 32.4 8.5 15.5 18.3 12.7 7.0 0.0 0.0 0.0 5.6

運輸業、郵便業 121 25 13 17 18 18 14 0 0 0 16100.0 20.7 10.7 14.0 14.9 14.9 11.6 0.0 0.0 0.0 13.2

卸売業 156 17 17 32 24 35 12 1 0 0 18100.0 10.9 10.9 20.5 15.4 22.4 7.7 0.6 0.0 0.0 11.5

小売業 144 38 19 17 20 18 13 0 0 0 19100.0 26.4 13.2 11.8 13.9 12.5 9.0 0.0 0.0 0.0 13.2

金融業、保険業 12 3 2 1 1 3 1 0 0 0 1100.0 25.0 16.7 8.3 8.3 25.0 8.3 0.0 0.0 0.0 8.3

不動産業、物品賃貸業 31 10 2 6 5 2 1 0 0 0 5100.0 32.3 6.5 19.4 16.1 6.5 3.2 0.0 0.0 0.0 16.1

学術研究、専門・技術サービス業 106 32 12 15 19 18 3 0 0 0 7100.0 30.2 11.3 14.2 17.9 17.0 2.8 0.0 0.0 0.0 6.6

宿泊業 25 14 3 0 2 4 0 0 1 0 1100.0 56.0 12.0 0.0 8.0 16.0 0.0 0.0 4.0 0.0 4.0

飲食サービス業 41 10 6 7 7 3 4 0 1 0 3100.0 24.4 14.6 17.1 17.1 7.3 9.8 0.0 2.4 0.0 7.3

生活関連サービス業、娯楽業 75 20 7 11 8 13 2 2 0 0 12100.0 26.7 9.3 14.7 10.7 17.3 2.7 2.7 0.0 0.0 16.0

教育、学習支援業 17 3 3 0 0 4 3 0 1 1 2100.0 17.6 17.6 0.0 0.0 23.5 17.6 0.0 5.9 5.9 11.8

医療、福祉 81 7 5 11 15 13 19 1 1 0 9100.0 8.6 6.2 13.6 18.5 16.0 23.5 1.2 1.2 0.0 11.1

複合サービス事業 22 7 2 1 7 2 1 0 0 1 1100.0 31.8 9.1 4.5 31.8 9.1 4.5 0.0 0.0 4.5 4.5

その他サービス業 118 39 10 11 19 14 9 2 0 1 13100.0 33.1 8.5 9.3 16.1 11.9 7.6 1.7 0.0 0.9 11.0

その他 13 3 0 0 3 2 0 0 0 0 5100.0 23.1 0.0 0.0 23.1 15.4 0.0 0.0 0.0 0.0 38.5

事業所規模

1~9人 1,131 399 123 164 144 104 58 2 4 4 129100.0 35.3 10.9 14.5 12.7 9.2 5.1 0.2 0.4 0.4 11.4

10~29人 730 199 84 97 122 85 48 11 5 4 75100.0 27.3 11.5 13.3 16.7 11.6 6.6 1.5 0.7 0.5 10.3

30~49人 201 49 19 25 42 20 16 1 1 2 26100.0 24.4 9.5 12.4 20.9 10.0 8.0 0.5 0.5 1.0 12.9

50~99人 148 27 23 24 18 28 13 2 1 2 10100.0 18.2 15.5 16.2 12.2 18.9 8.8 1.4 0.7 1.4 6.8

100~299人 111 20 18 13 19 22 6 1 1 1 10100.0 18.0 16.2 11.7 17.1 19.8 5.4 0.9 0.9 0.9 9.0

300~999人 32 7 1 5 3 9 1 0 0 0 6100.0 21.9 3.1 15.6 9.4 28.1 3.1 0.0 0.0 0.0 18.8

1,000人以上 7 2 1 1 1 0 1 0 0 0 1100.0 28.6 14.3 14.3 14.3 0.0 14.3 0.0 0.0 0.0 14.3

無回答 214 58 32 30 20 21 13 0 1 1 38100.0 27.1 15.0 14.0 9.3 9.8 6.1 0.0 0.5 0.5 17.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,745 578 222 254 234 178 68 12 6 12 181100.0 33.1 12.7 14.6 13.4 10.2 3.9 0.7 0.3 0.7 10.4

雇調金受給経験なし 825 181 78 105 135 111 88 5 7 1 114100.0 21.9 9.5 12.7 16.4 13.5 10.7 0.6 0.8 0.1 13.8

-122-

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問3-3 リーマン・ショック以降これまでの期間で、問3-2以外で、事業活動の水準が最も低か

った時期

TOTAL 2009年9月~2010年3月

2010年4月

~9月

2010年10月

~2011年2月

2012年3月

~9月

2012年10月

~2013年3月2013年4月

~無回答

TOTAL 5,952 128 122 57 167 130 72 5,276100.0 2.2 2.1 1.0 2.8 2.2 1.2 88.6

産業

農業、林業、漁業 39 0 1 0 1 0 0 37100.0 0.0 2.6 0.0 2.6 0.0 0.0 94.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 0 0 0 0 9100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

建設業 902 25 29 9 23 2 5 809100.0 2.8 3.2 1.0 2.5 0.2 0.6 89.7

製造業 2,366 66 50 26 80 75 31 2,038100.0 2.8 2.1 1.1 3.4 3.2 1.3 86.1

電気・ガス・熱供給・水道業 45 3 1 1 2 0 1 37100.0 6.7 2.2 2.2 4.4 0.0 2.2 82.2

情報通信業 200 4 9 3 5 1 2 176100.0 2.0 4.5 1.5 2.5 0.5 1.0 88.0

運輸業、郵便業 253 3 5 1 7 7 4 226100.0 1.2 2.0 0.4 2.8 2.8 1.6 89.3

卸売業 339 3 7 2 13 12 7 295100.0 0.9 2.1 0.6 3.8 3.5 2.1 87.0

小売業 285 4 2 4 6 9 2 258100.0 1.4 0.7 1.4 2.1 3.2 0.7 90.5

金融業、保険業 61 0 0 0 0 1 0 60100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.6 0.0 98.4

不動産業、物品賃貸業 87 3 2 0 5 0 1 76100.0 3.4 2.3 0.0 5.7 0.0 1.1 87.4

学術研究、専門・技術サービス業 293 10 10 3 6 2 3 259100.0 3.4 3.4 1.0 2.0 0.7 1.0 88.4

宿泊業 35 0 0 1 2 1 1 30100.0 0.0 0.0 2.9 5.7 2.9 2.9 85.7

飲食サービス業 78 0 1 0 3 0 2 72100.0 0.0 1.3 0.0 3.8 0.0 2.6 92.3

生活関連サービス業、娯楽業 148 1 2 0 0 6 1 138100.0 0.7 1.4 0.0 0.0 4.1 0.7 93.2

教育、学習支援業 50 1 0 0 0 0 1 48100.0 2.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.0 96.0

医療、福祉 346 0 1 3 5 2 4 331100.0 0.0 0.3 0.9 1.4 0.6 1.2 95.7

複合サービス事業 56 2 0 0 1 1 1 51100.0 3.6 0.0 0.0 1.8 1.8 1.8 91.1

その他サービス業 307 2 2 4 5 10 6 278100.0 0.7 0.7 1.3 1.6 3.3 2.0 90.6

その他 53 1 0 0 3 1 0 48100.0 1.9 0.0 0.0 5.7 1.9 0.0 90.6

事業所規模

1~9人 2,667 67 55 32 80 51 41 2,341100.0 2.5 2.1 1.2 3.0 1.9 1.5 87.8

10~29人 1,661 39 37 7 50 35 15 1,478100.0 2.4 2.2 0.4 3.0 2.1 0.9 89.0

30~49人 490 6 12 2 12 17 3 438100.0 1.2 2.4 0.4 2.4 3.5 0.6 89.4

50~99人 343 6 7 6 8 8 1 307100.0 1.7 2.0 1.7 2.3 2.3 0.3 89.5

100~299人 223 3 3 2 1 7 3 204100.0 1.3 1.3 0.9 0.4 3.1 1.3 91.5

300~999人 58 1 0 0 2 0 0 55100.0 1.7 0.0 0.0 3.4 0.0 0.0 94.8

1,000人以上 11 0 0 0 0 0 0 11100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

無回答 499 6 8 8 14 12 9 442100.0 1.2 1.6 1.6 2.8 2.4 1.8 88.6

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 108 92 41 126 93 49 3,103100.0 3.0 2.5 1.1 3.5 2.6 1.4 85.9

雇調金受給経験なし 2,333 19 30 16 41 37 23 2,167100.0 0.8 1.3 0.7 1.8 1.6 1.0 92.9

-123-

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問3-3 リーマン・ショック以降これまでの期間で、問3-2以外で、事業活動の水準が最も低か

った時期の 2007 年を 100 としたときの事業活動水準 (設立日が 2007 年以前で、かつ、問 3-3(リーマン・ショック以降これまでの期間で、問 3-2 以外で、事業活動

の水準が最も低かった時期についての質問)で回答のあった事業所について集計)

TOTAL 50以下 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~110 111~120 121以上 無回答

TOTAL 659 392 84 76 31 25 10 0 2 2 37100.0 59.5 12.8 11.5 4.7 3.8 1.5 0.0 0.3 0.3 5.6

産業

農業、林業、漁業 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 93 61 16 5 4 2 0 0 0 0 5100.0 65.6 17.2 5.4 4.3 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 5.4

製造業 326 207 38 37 10 7 4 0 2 1 20100.0 63.5 11.7 11.4 3.1 2.1 1.2 0.0 0.6 0.3 6.1

電気・ガス・熱供給・水道業 8 6 0 1 0 0 0 0 0 0 1100.0 75.0 0.0 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 12.5

情報通信業 21 12 2 6 1 0 0 0 0 0 0100.0 57.1 9.5 28.6 4.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

運輸業、郵便業 24 8 5 3 5 1 0 0 0 0 2100.0 33.3 20.8 12.5 20.8 4.2 0.0 0.0 0.0 0.0 8.3

卸売業 43 22 7 7 1 5 0 0 0 0 1100.0 51.2 16.3 16.3 2.3 11.6 0.0 0.0 0.0 0.0 2.3

小売業 27 14 4 2 5 2 0 0 0 0 0100.0 51.9 14.8 7.4 18.5 7.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

金融業、保険業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 11 9 0 1 0 0 1 0 0 0 0100.0 81.8 0.0 9.1 0.0 0.0 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 34 19 3 3 2 3 1 0 0 1 2100.0 55.9 8.8 8.8 5.9 8.8 2.9 0.0 0.0 2.9 5.9

宿泊業 5 3 0 1 0 0 1 0 0 0 0100.0 60.0 0.0 20.0 0.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0

飲食サービス業 4 1 1 0 0 0 1 0 0 0 1100.0 25.0 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0

生活関連サービス業、娯楽業 10 0 3 4 1 0 0 0 0 0 2100.0 0.0 30.0 40.0 10.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0

教育、学習支援業 2 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0100.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 12 5 0 3 1 2 1 0 0 0 0100.0 41.7 0.0 25.0 8.3 16.7 8.3 0.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 5 1 0 3 0 1 0 0 0 0 0100.0 20.0 0.0 60.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 27 20 3 0 1 2 0 0 0 0 1100.0 74.1 11.1 0.0 3.7 7.4 0.0 0.0 0.0 0.0 3.7

その他 5 2 1 0 0 0 0 0 0 0 2100.0 40.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 40.0

事業所規模

1~9人 315 207 31 31 13 12 3 0 0 0 18100.0 65.7 9.8 9.8 4.1 3.8 1.0 0.0 0.0 0.0 5.7

10~29人 179 98 30 23 12 4 3 0 1 1 7100.0 54.7 16.8 12.8 6.7 2.2 1.7 0.0 0.6 0.6 3.9

30~49人 51 28 6 7 1 3 1 0 0 0 5100.0 54.9 11.8 13.7 2.0 5.9 2.0 0.0 0.0 0.0 9.8

50~99人 36 17 7 6 3 2 1 0 0 0 0100.0 47.2 19.4 16.7 8.3 5.6 2.8 0.0 0.0 0.0 0.0

100~299人 18 7 2 3 1 2 2 0 1 0 0100.0 38.9 11.1 16.7 5.6 11.1 11.1 0.0 5.6 0.0 0.0

300~999人 3 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0100.0 33.3 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0

1,000人以上 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 57 34 7 6 1 2 0 0 0 0 7100.0 59.7 12.3 10.5 1.8 3.5 0.0 0.0 0.0 0.0 12.3

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 501 316 59 55 22 12 5 0 2 2 28100.0 63.1 11.8 11.0 4.4 2.4 1.0 0.0 0.4 0.4 5.6

雇調金受給経験なし 157 75 25 21 9 13 5 0 0 0 9100.0 47.8 15.9 13.4 5.7 8.3 3.2 0.0 0.0 0.0 5.7

-124-

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問 4 事業活動水準の変化背景 (問 3-2 で、リーマン・ショック後、あるいは東日本大震災後に、事業活動の急激な低下が「あった」と答えた

事業所、及び問 3-3(問 3-2 以外で事業活動水準が最も低かった時期)に対して回答のあった事業所につい

て集計)

TOTAL マイナスに影響した

ほとんど影響なかった

プラスに影響した

どちらとも言えない

無回答

TOTAL 4,158 3,111 439 18 407 183100.0 74.8 10.6 0.4 9.8 4.4

産業

農業、林業、漁業 17 8 3 0 3 3100.0 47.1 17.6 0.0 17.6 17.6

鉱業、鉱石業、砂利採取業 7 5 1 0 1 0100.0 71.4 14.3 0.0 14.3 0.0

建設業 576 377 79 4 83 33100.0 65.5 13.7 0.7 14.4 5.7

製造業 1,982 1,675 111 4 129 63100.0 84.5 5.6 0.2 6.5 3.2

電気・ガス・熱供給・水道業 29 22 1 0 5 1100.0 75.9 3.4 0.0 17.2 3.4

情報通信業 155 128 9 0 11 7100.0 82.6 5.8 0.0 7.1 4.5

運輸業、郵便業 177 136 13 1 15 12100.0 76.8 7.3 0.6 8.5 6.8

卸売業 255 193 29 0 24 9100.0 75.7 11.4 0.0 9.4 3.5

小売業 176 98 32 2 30 14100.0 55.7 18.2 1.1 17.0 8.0

金融業、保険業 18 12 4 0 1 1100.0 66.7 22.2 0.0 5.6 5.6

不動産業、物品賃貸業 52 29 9 3 8 3100.0 55.8 17.3 5.8 15.4 5.8

学術研究、専門・技術サービス業 181 125 24 2 18 12100.0 69.1 13.3 1.1 9.9 6.6

宿泊業 28 23 4 0 1 0100.0 82.1 14.3 0.0 3.6 0.0

飲食サービス業 51 28 8 0 13 2100.0 54.9 15.7 0.0 25.5 3.9

生活関連サービス業、娯楽業 92 58 16 0 13 5100.0 63.0 17.4 0.0 14.1 5.4

教育、学習支援業 17 5 10 0 1 1100.0 29.4 58.8 0.0 5.9 5.9

医療、福祉 107 28 53 0 22 4100.0 26.2 49.5 0.0 20.6 3.7

複合サービス事業 31 22 6 0 3 0100.0 71.0 19.4 0.0 9.7 0.0

その他サービス業 187 128 24 2 21 12100.0 68.5 12.8 1.1 11.2 6.4

その他 20 11 3 0 5 1100.0 55.0 15.0 0.0 25.0 5.0

事業所規模

1~9人 1,797 1,253 222 8 227 87100.0 69.7 12.4 0.4 12.6 4.8

10~29人 1,182 916 116 3 109 38100.0 77.5 9.8 0.3 9.2 3.2

30~49人 357 297 27 1 18 14100.0 83.2 7.6 0.3 5.0 3.9

50~99人 255 214 18 1 13 9100.0 83.9 7.1 0.4 5.1 3.5

100~299人 173 145 12 1 7 8100.0 83.8 6.9 0.6 4.0 4.6

300~999人 48 43 3 0 1 1100.0 89.6 6.3 0.0 2.1 2.1

1,000人以上 9 9 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 337 234 41 4 32 26100.0 69.4 12.2 1.2 9.5 7.7

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,999 2,491 184 10 206 108100.0 83.1 6.1 0.3 6.9 3.6

雇調金受給経験なし 1,153 616 254 8 201 74100.0 53.4 22.0 0.7 17.4 6.4

リーマン・ショックの影響

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TOTAL マイナスに影響した

ほとんど影響なかった

プラスに影響した

どちらとも言えない

無回答

TOTAL 4,158 2,088 1,069 162 701 138100.0 50.2 25.7 3.9 16.9 3.3

産業

農業、林業、漁業 17 16 0 0 1 0100.0 94.1 0.0 0.0 5.9 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 7 2 3 1 1 0100.0 28.6 42.9 14.3 14.3 0.0

建設業 576 259 149 29 114 25100.0 45.0 25.9 5.0 19.8 4.3

製造業 1,982 972 514 79 360 57100.0 49.0 25.9 4.0 18.2 2.9

電気・ガス・熱供給・水道業 29 12 10 1 5 1100.0 41.4 34.5 3.4 17.2 3.4

情報通信業 155 68 59 0 23 5100.0 43.9 38.1 0.0 14.8 3.2

運輸業、郵便業 177 96 37 10 23 11100.0 54.2 20.9 5.6 13.0 6.2

卸売業 255 141 53 10 45 6100.0 55.3 20.8 3.9 17.6 2.4

小売業 176 105 27 11 26 7100.0 59.7 15.3 6.3 14.8 4.0

金融業、保険業 18 6 5 0 6 1100.0 33.3 27.8 0.0 33.3 5.6

不動産業、物品賃貸業 52 23 22 2 3 2100.0 44.2 42.3 3.8 5.8 3.8

学術研究、専門・技術サービス業 181 91 52 6 25 7100.0 50.3 28.7 3.3 13.8 3.9

宿泊業 28 25 1 1 1 0100.0 89.3 3.6 3.6 3.6 0.0

飲食サービス業 51 34 6 3 8 0100.0 66.7 11.8 5.9 15.7 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 92 58 25 1 6 2100.0 63.0 27.2 1.1 6.5 2.2

教育、学習支援業 17 9 6 0 1 1100.0 52.9 35.3 0.0 5.9 5.9

医療、福祉 107 49 38 0 16 4100.0 45.8 35.5 0.0 15.0 3.7

複合サービス事業 31 17 6 3 5 0100.0 54.8 19.4 9.7 16.1 0.0

その他サービス業 187 96 49 3 31 8100.0 51.3 26.2 1.6 16.6 4.3

その他 20 9 7 2 1 1100.0 45.0 35.0 10.0 5.0 5.0

事業所規模

1~9人 1,797 885 442 57 348 65100.0 49.2 24.6 3.2 19.4 3.6

10~29人 1,182 592 327 48 187 28100.0 50.1 27.7 4.1 15.8 2.4

30~49人 357 170 96 19 59 13100.0 47.6 26.9 5.3 16.5 3.6

50~99人 255 136 66 14 33 6100.0 53.3 25.9 5.5 12.9 2.4

100~299人 173 102 34 10 25 2100.0 59.0 19.7 5.8 14.5 1.2

300~999人 48 33 10 1 3 1100.0 68.8 20.8 2.1 6.3 2.1

1,000人以上 9 6 1 0 2 0100.0 66.7 11.1 0.0 22.2 0.0

無回答 337 164 93 13 44 23100.0 48.7 27.6 3.9 13.1 6.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,999 1,510 759 113 529 88100.0 50.4 25.3 3.8 17.6 2.9

雇調金受給経験なし 1,153 574 309 49 171 50100.0 49.8 26.8 4.2 14.8 4.3

東日本大震災の影響

-126-

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TOTAL マイナスに影響した

ほとんど影響なかった

プラスに影響した

どちらとも言えない

無回答

TOTAL 4,158 1,489 1,200 80 1,158 231100.0 35.8 28.9 1.9 27.8 5.6

産業

農業、林業、漁業 17 7 2 0 5 3100.0 41.2 11.8 0.0 29.4 17.6

鉱業、鉱石業、砂利採取業 7 2 5 0 0 0100.0 28.6 71.4 0.0 0.0 0.0

建設業 576 127 200 2 202 45100.0 22.1 34.7 0.3 35.1 7.8

製造業 1,982 859 465 43 525 90100.0 43.3 23.5 2.2 26.5 4.5

電気・ガス・熱供給・水道業 29 9 7 0 10 3100.0 31.0 24.1 0.0 34.5 10.3

情報通信業 155 34 69 4 41 7100.0 21.9 44.5 2.6 26.5 4.5

運輸業、郵便業 177 91 31 2 38 15100.0 51.4 17.5 1.1 21.5 8.5

卸売業 255 103 53 10 76 13100.0 40.4 20.8 3.9 29.8 5.1

小売業 176 57 48 7 51 13100.0 32.4 27.3 4.0 29.0 7.4

金融業、保険業 18 9 4 0 4 1100.0 50.0 22.2 0.0 22.2 5.6

不動産業、物品賃貸業 52 12 24 1 11 4100.0 23.1 46.2 1.9 21.2 7.7

学術研究、専門・技術サービス業 181 50 70 3 46 12100.0 27.6 38.7 1.7 25.4 6.6

宿泊業 28 8 9 0 11 0100.0 28.6 32.1 0.0 39.3 0.0

飲食サービス業 51 15 14 1 20 1100.0 29.4 27.5 2.0 39.2 2.0

生活関連サービス業、娯楽業 92 20 33 3 28 8100.0 21.7 35.9 3.3 30.4 8.7

教育、学習支援業 17 2 13 0 1 1100.0 11.8 76.5 0.0 5.9 5.9

医療、福祉 107 18 64 1 19 5100.0 16.8 59.8 0.9 17.8 4.7

複合サービス事業 31 7 14 0 10 0100.0 22.6 45.2 0.0 32.3 0.0

その他サービス業 187 54 66 2 56 9100.0 28.9 35.3 1.1 29.9 4.8

その他 20 5 9 1 4 1100.0 25.0 45.0 5.0 20.0 5.0

事業所規模

1~9人 1,797 582 544 25 527 119100.0 32.4 30.3 1.4 29.3 6.6

10~29人 1,182 431 352 20 322 57100.0 36.5 29.8 1.7 27.2 4.8

30~49人 357 143 92 9 98 15100.0 40.1 25.8 2.5 27.5 4.2

50~99人 255 99 68 8 72 8100.0 38.8 26.7 3.1 28.2 3.1

100~299人 173 75 41 10 45 2100.0 43.4 23.7 5.8 26.0 1.2

300~999人 48 27 9 0 11 1100.0 56.3 18.8 0.0 22.9 2.1

1,000人以上 9 4 2 1 2 0100.0 44.4 22.2 11.1 22.2 0.0

無回答 337 128 92 7 81 29100.0 38.0 27.3 2.1 24.0 8.6

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,999 1,158 769 58 866 148100.0 38.6 25.6 1.9 28.9 4.9

雇調金受給経験なし 1,153 328 429 22 291 83100.0 28.4 37.2 1.9 25.2 7.2

円相場変動の影響

-127-

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TOTAL マイナスに影響した

ほとんど影響なかった

プラスに影響した

どちらとも言えない

無回答

TOTAL 4,158 1,294 1,324 56 1,061 423100.0 31.1 31.8 1.3 25.5 10.2

産業

農業、林業、漁業 17 2 4 0 6 5100.0 11.8 23.5 0.0 35.3 29.4

鉱業、鉱石業、砂利採取業 7 0 3 0 4 0100.0 0.0 42.9 0.0 57.1 0.0

建設業 576 64 242 0 183 87100.0 11.1 42.0 0.0 31.8 15.1

製造業 1,982 871 484 29 465 133100.0 43.9 24.4 1.5 23.5 6.7

電気・ガス・熱供給・水道業 29 6 6 1 12 4100.0 20.7 20.7 3.4 41.4 13.8

情報通信業 155 45 62 3 35 10100.0 29.0 40.0 1.9 22.6 6.5

運輸業、郵便業 177 50 52 5 42 28100.0 28.2 29.4 2.8 23.7 15.8

卸売業 255 85 75 5 63 27100.0 33.3 29.4 2.0 24.7 10.6

小売業 176 33 64 4 52 23100.0 18.8 36.4 2.3 29.5 13.1

金融業、保険業 18 1 11 0 3 3100.0 5.6 61.1 0.0 16.7 16.7

不動産業、物品賃貸業 52 6 31 1 8 6100.0 11.5 59.6 1.9 15.4 11.5

学術研究、専門・技術サービス業 181 37 74 4 45 21100.0 20.4 40.9 2.2 24.9 11.6

宿泊業 28 3 9 0 10 6100.0 10.7 32.1 0.0 35.7 21.4

飲食サービス業 51 4 17 1 18 11100.0 7.8 33.3 2.0 35.3 21.6

生活関連サービス業、娯楽業 92 14 33 0 26 19100.0 15.2 35.9 0.0 28.3 20.7

教育、学習支援業 17 2 11 1 2 1100.0 11.8 64.7 5.9 11.8 5.9

医療、福祉 107 7 60 1 24 15100.0 6.5 56.1 0.9 22.4 14.0

複合サービス事業 31 7 14 0 8 2100.0 22.6 45.2 0.0 25.8 6.5

その他サービス業 187 53 65 1 49 19100.0 28.3 34.8 0.5 26.2 10.2

その他 20 4 7 0 6 3100.0 20.0 35.0 0.0 30.0 15.0

事業所規模

1~9人 1,797 496 605 14 465 217100.0 27.6 33.7 0.8 25.9 12.1

10~29人 1,182 393 364 19 301 105100.0 33.2 30.8 1.6 25.5 8.9

30~49人 357 123 116 6 81 31100.0 34.5 32.5 1.7 22.7 8.7

50~99人 255 104 72 4 65 10100.0 40.8 28.2 1.6 25.5 3.9

100~299人 173 59 55 5 46 8100.0 34.1 31.8 2.9 26.6 4.6

300~999人 48 18 14 2 13 1100.0 37.5 29.2 4.2 27.1 2.1

1,000人以上 9 2 5 0 2 0100.0 22.2 55.6 0.0 22.2 0.0

無回答 337 99 93 6 88 51100.0 29.4 27.6 1.8 26.1 15.1

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,999 1,094 876 38 753 238100.0 36.5 29.2 1.3 25.1 7.9

雇調金受給経験なし 1,153 198 445 18 307 185100.0 17.2 38.6 1.6 26.6 16.0

取引先の海外シフト

-128-

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TOTAL 下降傾向・不況期にある

横ばい傾向にある

上昇傾向・好況期にある

どちらとも言えない

無回答

TOTAL 4,158 2,371 814 164 586 223100.0 57.0 19.6 3.9 14.1 5.4

産業

農業、林業、漁業 17 10 0 0 3 4100.0 58.8 0.0 0.0 17.6 23.5

鉱業、鉱石業、砂利採取業 7 3 2 1 1 0100.0 42.9 28.6 14.3 14.3 0.0

建設業 576 299 98 39 98 42100.0 51.9 17.0 6.8 17.0 7.3

製造業 1,982 1,186 388 59 266 83100.0 59.8 19.6 3.0 13.4 4.2

電気・ガス・熱供給・水道業 29 18 4 2 3 2100.0 62.1 13.8 6.9 10.3 6.9

情報通信業 155 70 49 8 23 5100.0 45.2 31.6 5.2 14.8 3.2

運輸業、郵便業 177 97 40 5 23 12100.0 54.8 22.6 2.8 13.0 6.8

卸売業 255 170 46 5 23 11100.0 66.7 18.0 2.0 9.0 4.3

小売業 176 113 27 5 17 14100.0 64.2 15.3 2.8 9.7 8.0

金融業、保険業 18 9 6 0 3 0100.0 50.0 33.3 0.0 16.7 0.0

不動産業、物品賃貸業 52 26 12 1 9 4100.0 50.0 23.1 1.9 17.3 7.7

学術研究、専門・技術サービス業 181 97 33 16 26 9100.0 53.6 18.2 8.8 14.4 5.0

宿泊業 28 16 6 2 4 0100.0 57.1 21.4 7.1 14.3 0.0

飲食サービス業 51 27 8 1 12 3100.0 52.9 15.7 2.0 23.5 5.9

生活関連サービス業、娯楽業 92 54 18 2 9 9100.0 58.7 19.6 2.2 9.8 9.8

教育、学習支援業 17 6 6 2 2 1100.0 35.3 35.3 11.8 11.8 5.9

医療、福祉 107 52 26 4 19 6100.0 48.6 24.3 3.7 17.8 5.6

複合サービス事業 31 16 7 2 5 1100.0 51.6 22.6 6.5 16.1 3.2

その他サービス業 187 96 34 9 34 14100.0 51.3 18.2 4.8 18.2 7.5

その他 20 6 4 1 6 3100.0 30.0 20.0 5.0 30.0 15.0

事業所規模

1~9人 1,797 1,077 287 57 256 120100.0 59.9 16.0 3.2 14.2 6.7

10~29人 1,182 676 258 50 154 44100.0 57.2 21.8 4.2 13.0 3.7

30~49人 357 187 92 15 49 14100.0 52.4 25.8 4.2 13.7 3.9

50~99人 255 144 50 12 41 8100.0 56.5 19.6 4.7 16.1 3.1

100~299人 173 74 48 14 32 5100.0 42.8 27.7 8.1 18.5 2.9

300~999人 48 27 7 7 6 1100.0 56.3 14.6 14.6 12.5 2.1

1,000人以上 9 6 2 0 1 0100.0 66.7 22.2 0.0 11.1 0.0

無回答 337 180 70 9 47 31100.0 53.4 20.8 2.7 13.9 9.2

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,999 1,749 583 126 414 127100.0 58.3 19.4 4.2 13.8 4.2

雇調金受給経験なし 1,153 617 231 38 171 96100.0 53.5 20.0 3.3 14.8 8.3

業界全体の動向

-129-

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TOTAL 業界の中で弱くなった

業界の中で横ばいである

業界の中で強くなった

どちらとも言えない

無回答

TOTAL 4,158 1,104 1,398 205 1,184 267100.0 26.6 33.6 4.9 28.5 6.4

産業

農業、林業、漁業 17 4 2 0 6 5100.0 23.5 11.8 0.0 35.3 29.4

鉱業、鉱石業、砂利採取業 7 1 4 0 2 0100.0 14.3 57.1 0.0 28.6 0.0

建設業 576 142 192 34 157 51100.0 24.7 33.3 5.9 27.3 8.9

製造業 1,982 558 669 85 570 100100.0 28.2 33.8 4.3 28.8 5.0

電気・ガス・熱供給・水道業 29 10 5 2 10 2100.0 34.5 17.2 6.9 34.5 6.9

情報通信業 155 32 63 4 51 5100.0 20.6 40.6 2.6 32.9 3.2

運輸業、郵便業 177 42 68 8 44 15100.0 23.7 38.4 4.5 24.9 8.5

卸売業 255 72 95 10 65 13100.0 28.2 37.3 3.9 25.5 5.1

小売業 176 58 49 15 39 15100.0 33.0 27.8 8.5 22.2 8.5

金融業、保険業 18 5 6 0 5 2100.0 27.8 33.3 0.0 27.8 11.1

不動産業、物品賃貸業 52 10 14 4 18 6100.0 19.2 26.9 7.7 34.6 11.5

学術研究、専門・技術サービス業 181 42 62 17 47 13100.0 23.2 34.3 9.4 26.0 7.2

宿泊業 28 8 11 2 7 0100.0 28.6 39.3 7.1 25.0 0.0

飲食サービス業 51 8 14 4 20 5100.0 15.7 27.5 7.8 39.2 9.8

生活関連サービス業、娯楽業 92 23 31 3 25 10100.0 25.0 33.7 3.3 27.2 10.9

教育、学習支援業 17 5 9 0 2 1100.0 29.4 52.9 0.0 11.8 5.9

医療、福祉 107 21 45 5 28 8100.0 19.6 42.1 4.7 26.2 7.5

複合サービス事業 31 7 10 3 9 2100.0 22.6 32.3 9.7 29.0 6.5

その他サービス業 187 52 47 8 68 12100.0 27.8 25.1 4.3 36.4 6.4

その他 20 4 2 1 11 2100.0 20.0 10.0 5.0 55.0 10.0

事業所規模

1~9人 1,797 563 508 60 522 144100.0 31.3 28.3 3.3 29.0 8.0

10~29人 1,182 278 436 67 346 55100.0 23.5 36.9 5.7 29.3 4.7

30~49人 357 73 137 28 100 19100.0 20.4 38.4 7.8 28.0 5.3

50~99人 255 50 108 13 76 8100.0 19.6 42.4 5.1 29.8 3.1

100~299人 173 27 76 18 47 5100.0 15.6 43.9 10.4 27.2 2.9

300~999人 48 9 20 4 14 1100.0 18.8 41.7 8.3 29.2 2.1

1,000人以上 9 0 8 0 1 0100.0 0.0 88.9 0.0 11.1 0.0

無回答 337 104 105 15 78 35100.0 30.9 31.2 4.5 23.2 10.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,999 812 1,023 146 864 154100.0 27.1 34.1 4.9 28.8 5.1

雇調金受給経験なし 1,153 290 373 59 318 113100.0 25.2 32.4 5.1 27.6 9.8

業界内での相対的な競争力ポジション

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付問 4-1 リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化に最も大きな影響を与えた要因 (問 3-2 で、リーマン・ショック後、あるいは東日本大震災後に、事業活動の急激な低下が「あった」と答えた

事業所、及び問 3-3 で、問 3-2 以外で事業活動水準が最も低かった時期に対して回答のあった事業所につい

て集計)

TOTALa.リーマ

ン・ショックの影響

b.東日本

大震災の影響

c.円相場

変動の影響

d.取引先

の海外シフト

e.業界全

体の動向

f.業界内での

相対的な競争力ポジショ

g,その他 無回答

TOTAL 4,158 1,278 688 253 349 595 126 296 573100.0 30.7 16.5 6.1 8.4 14.3 3.0 7.1 13.8

産業

農業、林業、漁業 17 3 8 1 0 0 0 1 4100.0 17.7 47.1 5.9 0.0 0.0 0.0 5.9 23.5

鉱業、鉱石業、砂利採取業 7 1 1 1 1 2 0 1 0100.0 14.3 14.3 14.3 14.3 28.6 0.0 14.3 0.0

建設業 576 137 109 23 6 129 17 48 107100.0 23.8 18.9 4.0 1.0 22.4 3.0 8.3 18.6

製造業 1,982 680 235 145 282 244 53 117 226100.0 34.3 11.9 7.3 14.2 12.3 2.7 5.9 11.4

電気・ガス・熱供給・水道業 29 12 1 2 1 5 0 4 4100.0 41.4 3.4 6.9 3.4 17.2 0.0 13.8 13.8

情報通信業 155 76 21 4 9 23 3 7 12100.0 49.0 13.5 2.6 5.8 14.8 1.9 4.5 7.7

運輸業、郵便業 177 59 30 22 10 18 2 11 25100.0 33.3 16.9 12.4 5.6 10.2 1.1 6.2 14.1

卸売業 255 84 39 19 17 35 14 12 35100.0 32.9 15.3 7.5 6.7 13.7 5.5 4.7 13.7

小売業 176 34 41 8 3 25 8 21 36100.0 19.3 23.3 4.5 1.7 14.2 4.5 11.9 20.5

金融業、保険業 18 4 3 0 0 1 2 5 3100.0 22.2 16.7 0.0 0.0 5.6 11.1 27.8 16.7

不動産業、物品賃貸業 52 14 7 2 1 10 2 5 11100.0 26.9 13.5 3.8 1.9 19.2 3.8 9.6 21.2

学術研究、専門・技術サービス業 181 60 39 7 5 37 4 10 19100.0 33.1 21.5 3.9 2.8 20.4 2.2 5.5 10.5

宿泊業 28 5 18 0 0 2 0 1 2100.0 17.9 64.3 0.0 0.0 7.1 0.0 3.6 7.1

飲食サービス業 51 5 22 4 0 3 2 6 9100.0 9.8 43.1 7.8 0.0 5.9 3.9 11.8 17.6

生活関連サービス業、娯楽業 92 18 27 1 0 13 2 6 25100.0 19.6 29.3 1.1 0.0 14.1 2.2 6.5 27.2

教育、学習支援業 17 1 5 0 0 3 3 2 3100.0 5.9 29.4 0.0 0.0 17.6 17.7 11.8 17.6

医療、福祉 107 4 28 5 0 21 7 27 15100.0 3.7 26.2 4.7 0.0 19.6 6.5 25.2 14.0

複合サービス事業 31 9 11 1 1 2 1 1 5100.0 29.0 35.5 3.2 3.2 6.5 3.2 3.2 16.1

その他サービス業 187 67 40 7 12 18 5 10 28100.0 35.8 21.4 3.7 6.4 9.6 2.7 5.3 15.0

その他 20 5 3 1 1 4 1 1 4100.0 25.0 15.0 5.0 5.0 20.0 5.0 5.0 20.0

事業所規模

1~9人 1,797 523 293 88 130 282 61 142 278100.0 29.1 16.3 4.9 7.2 15.7 3.4 7.9 15.5

10~29人 1,182 362 198 77 115 163 34 87 146100.0 30.6 16.8 6.5 9.7 13.8 2.9 7.4 12.4

30~49人 357 116 58 32 35 52 9 20 35100.0 32.5 16.2 9.0 9.8 14.6 2.5 5.6 9.8

50~99人 255 100 54 19 24 26 2 11 19100.0 39.2 21.2 7.5 9.4 10.2 0.8 4.3 7.5

100~299人 173 68 32 14 15 20 6 8 10100.0 39.3 18.5 8.1 8.7 11.6 3.5 4.6 5.8

300~999人 48 18 12 4 3 6 2 2 1100.0 37.5 25.0 8.3 6.3 12.5 4.2 4.2 2.1

1,000人以上 9 6 1 1 1 0 0 0 0100.0 66.7 11.1 11.1 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 337 85 40 18 26 46 12 26 84100.0 25.2 11.9 5.3 7.7 13.6 3.6 7.7 24.9

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,999 1,070 449 177 315 405 69 183 331100.0 35.7 15.0 5.9 10.5 13.5 2.3 6.1 11.0

雇調金受給経験なし 1,153 207 238 76 33 190 57 111 241100.0 18.0 20.6 6.6 2.9 16.5 4.9 9.6 20.9

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問 5 事業所規模(2013 年 4 月 1 日現在の直接雇用している従業員計に基づき集計) (無回答には従業員数が 0 人の事業所 29 所も含む)

TOTAL 1~9人 10~29人 30~49人 50~99人 100~299人 300~999人 1,000人以上 無回答

TOTAL 5,952 2,667 1,661 490 343 223 58 11 499100.0 44.8 27.9 8.2 5.8 3.7 1.0 0.2 8.4

産業

農業、林業、漁業 39 27 9 1 0 0 0 0 2100.0 69.2 23.1 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 5.1

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 4 4 1 0 0 0 0 0100.0 44.4 44.4 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 902 490 251 53 24 9 0 0 75100.0 54.3 27.8 5.9 2.7 1.0 0.0 0.0 8.3

製造業 2,366 824 748 229 191 130 33 7 204100.0 34.8 31.6 9.7 8.1 5.5 1.4 0.3 8.6

電気・ガス・熱供給・水道業 45 31 9 2 1 0 1 0 1100.0 68.9 20.0 4.4 2.2 0.0 2.2 0.0 2.2

情報通信業 200 63 62 26 17 11 2 0 19100.0 31.5 31.0 13.0 8.5 5.5 1.0 0.0 9.5

運輸業、郵便業 253 66 84 40 12 17 4 2 28100.0 26.1 33.2 15.8 4.7 6.7 1.6 0.8 11.1

卸売業 339 173 94 23 17 10 1 1 20100.0 51.0 27.7 6.8 5.0 2.9 0.3 0.3 5.9

小売業 285 168 55 13 15 8 4 0 22100.0 58.9 19.3 4.6 5.3 2.8 1.4 0.0 7.7

金融業、保険業 61 46 7 0 0 2 1 1 4100.0 75.4 11.5 0.0 0.0 3.3 1.6 1.6 6.6

不動産業、物品賃貸業 87 61 15 3 0 0 0 0 8100.0 70.1 17.2 3.4 0.0 0.0 0.0 0.0 9.2

学術研究、専門・技術サービス業 293 194 55 10 6 3 2 0 23100.0 66.2 18.8 3.4 2.0 1.0 0.7 0.0 7.8

宿泊業 35 8 10 5 1 2 1 0 8100.0 22.9 28.6 14.3 2.9 5.7 2.9 0.0 22.9

飲食サービス業 78 42 18 4 1 1 1 0 11100.0 53.8 23.1 5.1 1.3 1.3 1.3 0.0 14.1

生活関連サービス業、娯楽業 148 80 35 6 7 1 1 0 18100.0 54.1 23.6 4.1 4.7 0.7 0.7 0.0 12.2

教育、学習支援業 50 14 18 8 3 2 0 0 5100.0 28.0 36.0 16.0 6.0 4.0 0.0 0.0 10.0

医療、福祉 346 176 100 25 19 4 1 0 21100.0 50.9 28.9 7.2 5.5 1.2 0.3 0.0 6.1

複合サービス事業 56 32 9 6 0 2 0 0 7100.0 57.1 16.1 10.7 0.0 3.6 0.0 0.0 12.5

その他サービス業 307 131 72 30 27 20 6 0 21100.0 42.7 23.5 9.8 8.8 6.5 2.0 0.0 6.8

その他 53 37 6 5 2 1 0 0 2100.0 69.8 11.3 9.4 3.8 1.9 0.0 0.0 3.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,349 1,106 348 263 181 49 10 306100.0 37.3 30.6 9.6 7.3 5.0 1.4 0.3 8.5

雇調金受給経験なし 2,333 1,314 554 142 80 42 9 1 191100.0 56.3 23.7 6.1 3.4 1.8 0.4 0.0 8.2

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問 5-1 2013 年 4 月 1 日現在の従業員数(リーマン・ショック以前と比較した増減状況) (設立日が 2008 年 8 月以前の事業所について集計)

TOTAL かなり増えた

やや増えた

ほぼ横ばい

やや減った

かなり減った

分からない

当時も現在も雇用していない

無回答

TOTAL 5,727 148 584 1,987 1,005 682 75 142 1,104100.0 2.6 10.2 34.7 17.5 11.9 1.3 2.5 19.3

産業

農業、林業、漁業 35 0 1 15 4 5 0 0 10100.0 0.0 2.9 42.9 11.4 14.3 0.0 0.0 28.6

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 5 1 1 0 0 2100.0 0.0 0.0 55.6 11.1 11.1 0.0 0.0 22.2

建設業 883 16 82 340 158 91 22 19 155100.0 1.8 9.3 38.5 17.9 10.3 2.5 2.2 17.6

製造業 2,338 60 236 722 472 335 15 53 445100.0 2.6 10.1 30.9 20.2 14.3 0.6 2.3 19.0

電気・ガス・熱供給・水道業 44 0 1 17 6 3 0 1 16100.0 0.0 2.3 38.6 13.6 6.8 0.0 2.3 36.4

情報通信業 190 14 33 41 38 41 2 5 16100.0 7.4 17.4 21.6 20.0 21.6 1.1 2.6 8.4

運輸業、郵便業 242 6 29 68 57 31 4 9 38100.0 2.5 12.0 28.1 23.6 12.8 1.7 3.7 15.7

卸売業 328 3 38 126 54 33 7 7 60100.0 0.9 11.6 38.4 16.5 10.1 2.1 2.1 18.3

小売業 268 11 25 88 41 22 3 10 68100.0 4.1 9.3 32.8 15.3 8.2 1.1 3.7 25.4

金融業、保険業 57 0 3 28 6 3 2 3 12100.0 0.0 5.3 49.1 10.5 5.3 3.5 5.3 21.1

不動産業、物品賃貸業 86 1 3 35 13 9 2 5 18100.0 1.2 3.5 40.7 15.1 10.5 2.3 5.8 20.9

学術研究、専門・技術サービス業 276 10 24 110 48 27 1 8 48100.0 3.6 8.7 39.9 17.4 9.8 0.4 2.9 17.4

宿泊業 35 0 1 16 6 5 0 0 7100.0 0.0 2.9 45.7 17.1 14.3 0.0 0.0 20.0

飲食サービス業 64 1 5 27 10 6 0 0 15100.0 1.6 7.8 42.2 15.6 9.4 0.0 0.0 23.4

生活関連サービス業、娯楽業 135 2 13 47 21 11 1 3 37100.0 1.5 9.6 34.8 15.6 8.1 0.7 2.2 27.4

教育、学習支援業 49 0 8 26 6 3 1 1 4100.0 0.0 16.3 53.1 12.2 6.1 2.0 2.0 8.2

医療、福祉 293 10 35 148 19 6 7 4 64100.0 3.4 11.9 50.5 6.5 2.1 2.4 1.4 21.8

複合サービス事業 54 3 5 19 6 3 0 0 18100.0 5.6 9.3 35.2 11.1 5.6 0.0 0.0 33.3

その他サービス業 291 10 38 88 35 45 6 11 58100.0 3.4 13.1 30.2 12.0 15.5 2.1 3.8 19.9

その他 50 1 4 21 4 2 2 3 13100.0 2.0 8.0 42.0 8.0 4.0 4.0 6.0 26.0

事業所規模

1~9人 2,532 10 147 994 385 243 53 113 587100.0 0.4 5.8 39.3 15.2 9.6 2.1 4.5 23.2

10~29人 1,618 46 208 562 323 189 13 20 257100.0 2.8 12.9 34.7 20.0 11.7 0.8 1.2 15.9

30~49人 481 30 74 145 100 67 4 1 60100.0 6.2 15.4 30.1 20.8 13.9 0.8 0.2 12.5

50~99人 335 27 48 85 58 71 1 0 45100.0 8.1 14.3 25.4 17.3 21.2 0.3 0.0 13.4

100~299人 217 22 49 37 46 40 0 1 22100.0 10.1 22.6 17.1 21.2 18.4 0.0 0.5 10.1

300~999人 57 4 17 9 15 9 0 0 3100.0 7.0 29.8 15.8 26.3 15.8 0.0 0.0 5.3

1,000人以上 11 3 0 3 4 0 0 0 1100.0 27.3 0.0 27.3 36.4 0.0 0.0 0.0 9.1

無回答 476 6 41 152 74 63 4 7 129100.0 1.3 8.6 31.9 15.5 13.2 0.8 1.5 27.1

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 93 364 1,078 749 554 37 81 615100.0 2.6 10.2 30.2 21.0 15.5 1.0 2.3 17.2

雇調金受給経験なし 2,149 55 220 907 255 126 38 60 488100.0 2.6 10.2 42.2 11.9 5.9 1.8 2.8 22.7

リーマン・ショック以前と比較した2013年4月1日時点の直接雇用している従業員計

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TOTAL かなり増えた

やや増えた

ほぼ横ばい

やや減った

かなり減った

分からない

当時も現在も雇用していない

無回答

TOTAL 5,727 126 585 2,052 1,036 636 71 162 1,059100.0 2.2 10.2 35.8 18.1 11.1 1.2 2.8 18.5

産業

農業、林業、漁業 35 0 1 11 5 3 0 2 13100.0 0.0 2.9 31.4 14.3 8.6 0.0 5.7 37.1

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 6 2 1 0 0 0100.0 0.0 0.0 66.7 22.2 11.1 0.0 0.0 0.0

建設業 883 12 74 335 160 89 19 17 177100.0 1.4 8.4 37.9 18.1 10.1 2.2 1.9 20.0

製造業 2,338 58 252 788 470 315 13 55 387100.0 2.5 10.8 33.7 20.1 13.5 0.6 2.4 16.6

電気・ガス・熱供給・水道業 44 0 1 19 5 5 0 1 13100.0 0.0 2.3 43.2 11.4 11.4 0.0 2.3 29.5

情報通信業 190 13 32 44 39 39 2 7 14100.0 6.8 16.8 23.2 20.5 20.5 1.1 3.7 7.4

運輸業、郵便業 242 5 25 80 51 34 2 8 37100.0 2.1 10.3 33.1 21.1 14.0 0.8 3.3 15.3

卸売業 328 2 37 126 70 32 6 9 46100.0 0.6 11.3 38.4 21.3 9.8 1.8 2.7 14.0

小売業 268 9 20 97 41 16 3 13 69100.0 3.4 7.5 36.2 15.3 6.0 1.1 4.9 25.7

金融業、保険業 57 0 2 27 4 3 2 2 17100.0 0.0 3.5 47.4 7.0 5.3 3.5 3.5 29.8

不動産業、物品賃貸業 86 0 3 27 19 8 1 7 21100.0 0.0 3.5 31.4 22.1 9.3 1.2 8.1 24.4

学術研究、専門・技術サービス業 276 7 23 107 49 24 3 9 54100.0 2.5 8.3 38.8 17.8 8.7 1.1 3.3 19.6

宿泊業 35 0 1 11 13 5 1 0 4100.0 0.0 2.9 31.4 37.1 14.3 2.9 0.0 11.4

飲食サービス業 64 2 6 32 9 5 0 1 9100.0 3.1 9.4 50.0 14.1 7.8 0.0 1.6 14.1

生活関連サービス業、娯楽業 135 2 13 46 15 11 0 4 44100.0 1.5 9.6 34.1 11.1 8.1 0.0 3.0 32.6

教育、学習支援業 49 0 7 23 9 1 2 2 5100.0 0.0 14.3 46.9 18.4 2.0 4.1 4.1 10.2

医療、福祉 293 9 34 139 34 6 9 6 56100.0 3.1 11.6 47.4 11.6 2.1 3.1 2.1 19.1

複合サービス事業 54 1 10 22 3 2 0 2 14100.0 1.9 18.5 40.7 5.6 3.7 0.0 3.7 25.9

その他サービス業 291 5 38 94 35 36 6 13 64100.0 1.7 13.1 32.3 12.0 12.4 2.1 4.5 22.0

その他 50 1 6 18 3 1 2 4 15100.0 2.0 12.0 36.0 6.0 2.0 4.0 8.0 30.0

事業所規模

1~9人 2,532 5 138 989 366 227 49 130 628100.0 0.2 5.5 39.1 14.5 9.0 1.9 5.1 24.8

10~29人 1,618 44 197 575 361 184 13 21 223100.0 2.7 12.2 35.5 22.3 11.4 0.8 1.3 13.8

30~49人 481 22 76 160 103 67 3 3 47100.0 4.6 15.8 33.3 21.4 13.9 0.6 0.6 9.8

50~99人 335 19 54 100 72 60 1 1 28100.0 5.7 16.1 29.9 21.5 17.9 0.3 0.3 8.4

100~299人 217 22 54 53 42 34 1 0 11100.0 10.1 24.9 24.4 19.4 15.7 0.5 0.0 5.1

300~999人 57 6 16 13 13 8 0 0 1100.0 10.5 28.1 22.8 22.8 14.0 0.0 0.0 1.8

1,000人以上 11 1 1 5 3 1 0 0 0100.0 9.1 9.1 45.5 27.3 9.1 0.0 0.0 0.0

無回答 476 7 49 157 76 55 4 7 121100.0 1.5 10.3 33.0 16.0 11.6 0.8 1.5 25.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 85 367 1,154 766 519 29 80 571100.0 2.4 10.3 32.3 21.5 14.5 0.8 2.2 16.0

雇調金受給経験なし 2,149 41 218 895 270 115 42 81 487100.0 1.9 10.1 41.7 12.6 5.4 2.0 3.8 22.7

リーマン・ショック以前と比較した2013年4月1日時点の正社員

-134-

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TOTAL かなり増えた

やや増えた

ほぼ横ばい

やや減った

かなり減った

分からない

当時も現在も雇用していない

無回答

TOTAL 5,727 93 416 1,581 404 253 72 626 2,282100.0 1.6 7.3 27.6 7.1 4.4 1.3 10.9 39.8

産業

農業、林業、漁業 35 0 1 10 1 2 0 1 20100.0 0.0 2.9 28.6 2.9 5.7 0.0 2.9 57.1

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 2 1 0 1 0 5100.0 0.0 0.0 22.2 11.1 0.0 11.1 0.0 55.6

建設業 883 9 31 181 19 10 14 142 477100.0 1.0 3.5 20.5 2.2 1.1 1.6 16.1 54.0

製造業 2,338 38 186 664 232 141 28 231 818100.0 1.6 8.0 28.4 9.9 6.0 1.2 9.9 35.0

電気・ガス・熱供給・水道業 44 1 2 13 1 2 0 3 22100.0 2.3 4.5 29.6 2.3 4.5 0.0 6.8 50.0

情報通信業 190 2 6 37 8 10 3 41 83100.0 1.1 3.2 19.5 4.2 5.3 1.6 21.6 43.7

運輸業、郵便業 242 3 14 78 18 8 2 27 92100.0 1.2 5.8 32.2 7.4 3.3 0.8 11.2 38.0

卸売業 328 5 24 103 14 8 5 40 129100.0 1.5 7.3 31.4 4.3 2.4 1.5 12.2 39.3

小売業 268 8 23 85 19 13 3 16 101100.0 3.0 8.6 31.7 7.1 4.9 1.1 6.0 37.7

金融業、保険業 57 0 4 19 6 1 2 7 18100.0 0.0 7.0 33.3 10.5 1.8 3.5 12.3 31.6

不動産業、物品賃貸業 86 2 7 14 2 2 1 11 47100.0 2.3 8.1 16.3 2.3 2.3 1.2 12.8 54.7

学術研究、専門・技術サービス業 276 3 16 62 12 5 0 36 142100.0 1.1 5.8 22.5 4.3 1.8 0.0 13.0 51.4

宿泊業 35 0 6 15 4 4 1 0 5100.0 0.0 17.1 42.9 11.4 11.4 2.9 0.0 14.3

飲食サービス業 64 2 3 27 14 6 0 2 10100.0 3.1 4.7 42.2 21.9 9.4 0.0 3.1 15.6

生活関連サービス業、娯楽業 135 3 17 33 11 6 0 8 57100.0 2.2 12.6 24.4 8.1 4.4 0.0 5.9 42.2

教育、学習支援業 49 0 10 21 2 2 0 1 13100.0 0.0 20.4 42.9 4.1 4.1 0.0 2.0 26.5

医療、福祉 293 11 39 124 15 9 7 15 73100.0 3.8 13.3 42.3 5.1 3.1 2.4 5.1 24.9

複合サービス事業 54 1 2 13 4 1 0 7 26100.0 1.9 3.7 24.1 7.4 1.9 0.0 13.0 48.1

その他サービス業 291 5 23 61 18 23 4 36 121100.0 1.7 7.9 21.0 6.2 7.9 1.4 12.4 41.6

その他 50 0 2 19 3 0 1 2 23100.0 0.0 4.0 38.0 6.0 0.0 2.0 4.0 46.0

事業所規模

1~9人 2,532 14 110 582 112 81 33 286 1,314100.0 0.6 4.3 23.0 4.4 3.2 1.3 11.3 51.9

10~29人 1,618 32 148 522 118 69 22 148 559100.0 2.0 9.1 32.3 7.3 4.3 1.4 9.2 34.5

30~49人 481 13 48 159 52 27 7 46 129100.0 2.7 10.0 33.1 10.8 5.6 1.5 9.6 26.8

50~99人 335 9 37 117 33 29 2 35 73100.0 2.7 11.0 34.9 9.9 8.7 0.6 10.4 21.8

100~299人 217 15 29 72 35 17 2 21 26100.0 6.9 13.4 33.2 16.1 7.8 0.9 9.7 12.0

300~999人 57 1 12 20 8 6 0 7 3100.0 1.8 21.1 35.1 14.0 10.5 0.0 12.3 5.3

1,000人以上 11 1 3 3 3 0 0 1 0100.0 9.1 27.3 27.3 27.3 0.0 0.0 9.1 0.0

無回答 476 8 29 106 43 24 6 82 178100.0 1.7 6.1 22.3 9.0 5.0 1.3 17.2 37.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 52 239 928 284 191 39 424 1,414100.0 1.5 6.7 26.0 8.0 5.3 1.1 11.9 39.6

雇調金受給経験なし 2,149 41 177 650 120 62 33 199 867100.0 1.9 8.2 30.2 5.6 2.9 1.5 9.3 40.3

リーマン・ショック以前と比較した2013年4月1日時点のパートタイム

-135-

Page 143: JILPT 調査シリーズ No - 独立行政法人 労働政策研 …...JILPT 調査シリーズ No.123 2014年8月 雇用調整の実施と雇用調整助成金の 活用に関する調査

TOTAL かなり増えた

やや増えた

ほぼ横ばい

やや減った

かなり減った

分からない

当時も現在も雇用していない

無回答

TOTAL 5,727 47 155 546 122 108 38 1,097 3,614100.0 0.8 2.7 9.5 2.1 1.9 0.7 19.2 63.1

産業

農業、林業、漁業 35 0 0 3 0 2 0 4 26100.0 0.0 0.0 8.6 0.0 5.7 0.0 11.4 74.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 1 0 0 0 1 7100.0 0.0 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 11.1 77.8

建設業 883 3 14 76 16 10 9 180 575100.0 0.3 1.6 8.6 1.8 1.1 1.0 20.4 65.1

製造業 2,338 24 65 234 64 55 13 494 1,389100.0 1.0 2.8 10.0 2.7 2.4 0.6 21.1 59.4

電気・ガス・熱供給・水道業 44 0 0 6 0 0 0 4 34100.0 0.0 0.0 13.6 0.0 0.0 0.0 9.1 77.3

情報通信業 190 6 12 27 5 6 3 42 89100.0 3.2 6.3 14.2 2.6 3.2 1.6 22.1 46.8

運輸業、郵便業 242 1 9 18 10 3 1 50 150100.0 0.4 3.7 7.4 4.1 1.2 0.4 20.7 62.0

卸売業 328 0 7 29 2 2 2 62 224100.0 0.0 2.1 8.8 0.6 0.6 0.6 18.9 68.3

小売業 268 0 4 26 2 2 1 40 193100.0 0.0 1.5 9.7 0.8 0.7 0.4 14.9 72.0

金融業、保険業 57 0 3 6 0 1 0 9 38100.0 0.0 5.3 10.5 0.0 1.8 0.0 15.8 66.7

不動産業、物品賃貸業 86 1 3 8 1 1 0 16 56100.0 1.2 3.5 9.3 1.2 1.2 0.0 18.6 65.1

学術研究、専門・技術サービス業 276 1 8 18 2 4 0 51 192100.0 0.4 2.9 6.5 0.7 1.4 0.0 18.5 69.6

宿泊業 35 0 2 6 1 1 0 9 16100.0 0.0 5.7 17.1 2.9 2.9 0.0 25.7 45.7

飲食サービス業 64 0 0 6 1 0 1 12 44100.0 0.0 0.0 9.4 1.6 0.0 1.6 18.8 68.8

生活関連サービス業、娯楽業 135 2 6 5 2 1 0 19 100100.0 1.5 4.4 3.7 1.5 0.7 0.0 14.1 74.1

教育、学習支援業 49 0 1 7 1 1 1 8 30100.0 0.0 2.0 14.3 2.0 2.0 2.0 16.3 61.2

医療、福祉 293 1 9 29 2 3 2 45 202100.0 0.3 3.1 9.9 0.7 1.0 0.7 15.4 68.9

複合サービス事業 54 2 3 4 2 1 0 8 34100.0 3.7 5.6 7.4 3.7 1.9 0.0 14.8 63.0

その他サービス業 291 6 8 33 10 13 4 40 177100.0 2.1 2.7 11.3 3.4 4.5 1.4 13.7 60.8

その他 50 0 1 4 1 2 1 3 38100.0 0.0 2.0 8.0 2.0 4.0 2.0 6.0 76.0

事業所規模

1~9人 2,532 2 22 141 15 18 12 397 1,925100.0 0.1 0.9 5.6 0.6 0.7 0.5 15.7 76.0

10~29人 1,618 10 46 147 27 22 10 300 1,056100.0 0.6 2.8 9.1 1.7 1.4 0.6 18.5 65.3

30~49人 481 3 21 68 17 12 3 115 242100.0 0.6 4.4 14.1 3.5 2.5 0.6 23.9 50.3

50~99人 335 13 26 54 21 17 0 76 128100.0 3.9 7.8 16.1 6.3 5.1 0.0 22.7 38.2

100~299人 217 11 22 51 15 15 8 40 55100.0 5.1 10.1 23.5 6.9 6.9 3.7 18.4 25.3

300~999人 57 2 10 18 6 6 0 6 9100.0 3.5 17.5 31.6 10.5 10.5 0.0 10.5 15.8

1,000人以上 11 2 0 4 3 0 1 1 0100.0 18.2 0.0 36.4 27.3 0.0 9.1 9.1 0.0

無回答 476 4 8 63 18 18 4 162 199100.0 0.8 1.7 13.2 3.8 3.8 0.8 34.0 41.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 34 105 341 102 82 25 750 2,132100.0 1.0 2.9 9.5 2.9 2.3 0.7 21.0 59.7

雇調金受給経験なし 2,149 13 50 205 20 25 13 344 1,479100.0 0.6 2.3 9.5 0.9 1.2 0.6 16.0 68.8

リーマン・ショック以前と比較した2013年4月1日時点のフルタイム有期社員

-136-

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TOTAL かなり増えた

やや増えた

ほぼ横ばい

やや減った

かなり減った

分からない

当時も現在も雇用していない

無回答

TOTAL 5,727 65 441 762 140 60 41 880 3,338100.0 1.1 7.7 13.3 2.4 1.0 0.7 15.4 58.3

産業

農業、林業、漁業 35 0 2 1 0 1 1 4 26100.0 0.0 5.7 2.9 0.0 2.9 2.9 11.4 74.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 1 1 0 0 0 1 6100.0 0.0 11.1 11.1 0.0 0.0 0.0 11.1 66.7

建設業 883 2 42 95 18 8 10 159 549100.0 0.2 4.8 10.8 2.0 0.9 1.1 18.0 62.2

製造業 2,338 41 253 390 91 40 17 313 1,193100.0 1.8 10.8 16.7 3.9 1.7 0.7 13.4 51.0

電気・ガス・熱供給・水道業 44 0 0 7 0 0 0 5 32100.0 0.0 0.0 15.9 0.0 0.0 0.0 11.4 72.7

情報通信業 190 0 7 14 3 2 2 55 107100.0 0.0 3.7 7.4 1.6 1.1 1.1 29.0 56.3

運輸業、郵便業 242 2 38 37 10 2 0 28 125100.0 0.8 15.7 15.3 4.1 0.8 0.0 11.6 51.7

卸売業 328 6 23 52 4 1 5 42 195100.0 1.8 7.0 15.9 1.2 0.3 1.5 12.8 59.5

小売業 268 2 13 23 1 0 0 44 185100.0 0.7 4.9 8.6 0.4 0.0 0.0 16.4 69.0

金融業、保険業 57 1 1 6 1 0 0 10 38100.0 1.8 1.8 10.5 1.8 0.0 0.0 17.5 66.7

不動産業、物品賃貸業 86 2 4 7 2 0 0 18 53100.0 2.3 4.7 8.1 2.3 0.0 0.0 20.9 61.6

学術研究、専門・技術サービス業 276 1 7 17 0 0 0 60 191100.0 0.4 2.5 6.2 0.0 0.0 0.0 21.7 69.2

宿泊業 35 2 5 12 0 0 0 3 13100.0 5.7 14.3 34.3 0.0 0.0 0.0 8.6 37.1

飲食サービス業 64 0 1 4 0 0 0 13 46100.0 0.0 1.6 6.3 0.0 0.0 0.0 20.3 71.9

生活関連サービス業、娯楽業 135 0 5 14 1 0 0 17 98100.0 0.0 3.7 10.4 0.7 0.0 0.0 12.6 72.6

教育、学習支援業 49 0 1 11 0 0 1 7 29100.0 0.0 2.0 22.4 0.0 0.0 2.0 14.3 59.2

医療、福祉 293 3 14 28 2 0 1 45 200100.0 1.0 4.8 9.6 0.7 0.0 0.3 15.4 68.3

複合サービス事業 54 1 4 3 1 0 0 11 34100.0 1.9 7.4 5.6 1.9 0.0 0.0 20.4 63.0

その他サービス業 291 2 19 37 5 5 3 39 181100.0 0.7 6.5 12.7 1.7 1.7 1.0 13.4 62.2

その他 50 0 1 3 1 1 1 6 37100.0 0.0 2.0 6.0 2.0 2.0 2.0 12.0 74.0

事業所規模

1~9人 2,532 7 50 175 14 13 15 390 1,868100.0 0.3 2.0 6.9 0.6 0.5 0.6 15.4 73.8

10~29人 1,618 18 136 236 45 16 15 223 929100.0 1.1 8.4 14.6 2.8 1.0 0.9 13.8 57.4

30~49人 481 10 81 97 18 9 3 71 192100.0 2.1 16.8 20.2 3.7 1.9 0.6 14.8 39.9

50~99人 335 6 54 98 19 8 1 49 100100.0 1.8 16.1 29.3 5.7 2.4 0.3 14.6 29.9

100~299人 217 13 59 58 16 6 3 20 42100.0 6.0 27.2 26.7 7.4 2.8 1.4 9.2 19.4

300~999人 57 2 13 21 5 3 0 3 10100.0 3.5 22.8 36.8 8.8 5.3 0.0 5.3 17.5

1,000人以上 11 3 2 6 0 0 0 0 0100.0 27.3 18.2 54.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 476 6 46 71 23 5 4 124 197100.0 1.3 9.7 14.9 4.8 1.1 0.8 26.1 41.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 52 330 526 118 54 22 560 1,909100.0 1.5 9.2 14.7 3.3 1.5 0.6 15.7 53.5

雇調金受給経験なし 2,149 13 110 235 22 6 19 317 1,427100.0 0.6 5.1 10.9 1.0 0.3 0.9 14.8 66.4

リーマン・ショック以前と比較した2013年4月1日時点の定年後嘱託社員

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TOTAL かなり増えた

やや増えた

ほぼ横ばい

やや減った

かなり減った

分からない

当時も現在も雇用していない

無回答

TOTAL 5,727 35 120 348 102 192 29 1,166 3,735100.0 0.6 2.1 6.1 1.8 3.4 0.5 20.4 65.2

産業

農業、林業、漁業 35 0 0 0 0 1 0 4 30100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.9 0.0 11.4 85.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 0 0 0 0 1 8100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 11.1 88.9

建設業 883 1 10 38 4 5 7 201 617100.0 0.1 1.1 4.3 0.5 0.6 0.8 22.8 69.9

製造業 2,338 21 60 157 69 146 14 484 1,387100.0 0.9 2.6 6.7 3.0 6.2 0.6 20.7 59.3

電気・ガス・熱供給・水道業 44 1 0 6 1 0 0 5 31100.0 2.3 0.0 13.6 2.3 0.0 0.0 11.4 70.5

情報通信業 190 2 5 9 6 4 2 58 104100.0 1.1 2.6 4.7 3.2 2.1 1.1 30.5 54.7

運輸業、郵便業 242 1 6 13 3 6 0 53 160100.0 0.4 2.5 5.4 1.2 2.5 0.0 21.9 66.1

卸売業 328 1 8 31 3 4 1 64 216100.0 0.3 2.4 9.5 0.9 1.2 0.3 19.5 65.9

小売業 268 0 1 13 1 0 0 46 207100.0 0.0 0.4 4.9 0.4 0.0 0.0 17.2 77.2

金融業、保険業 57 0 0 6 0 2 0 9 40100.0 0.0 0.0 10.5 0.0 3.5 0.0 15.8 70.2

不動産業、物品賃貸業 86 1 2 1 1 0 0 18 63100.0 1.2 2.3 1.2 1.2 0.0 0.0 20.9 73.3

学術研究、専門・技術サービス業 276 2 3 18 3 2 1 58 189100.0 0.7 1.1 6.5 1.1 0.7 0.4 21.0 68.5

宿泊業 35 0 1 3 3 2 1 9 16100.0 0.0 2.9 8.6 8.6 5.7 2.9 25.7 45.7

飲食サービス業 64 1 2 2 1 0 0 13 45100.0 1.6 3.1 3.1 1.6 0.0 0.0 20.3 70.3

生活関連サービス業、娯楽業 135 0 3 5 3 1 0 20 103100.0 0.0 2.2 3.7 2.2 0.7 0.0 14.8 76.3

教育、学習支援業 49 0 0 4 0 0 0 9 36100.0 0.0 0.0 8.2 0.0 0.0 0.0 18.4 73.5

医療、福祉 293 1 5 18 0 1 1 49 218100.0 0.3 1.7 6.1 0.0 0.3 0.3 16.7 74.4

複合サービス事業 54 2 1 3 0 1 0 9 38100.0 3.7 1.9 5.6 0.0 1.9 0.0 16.7 70.4

その他サービス業 291 1 13 18 4 17 1 50 187100.0 0.3 4.5 6.2 1.4 5.8 0.3 17.2 64.3

その他 50 0 0 3 0 0 1 6 40100.0 0.0 0.0 6.0 0.0 0.0 2.0 12.0 80.0

事業所規模

1~9人 2,532 2 16 106 11 15 10 411 1,961100.0 0.1 0.6 4.2 0.4 0.6 0.4 16.2 77.4

10~29人 1,618 10 32 96 24 38 6 325 1,087100.0 0.6 2.0 5.9 1.5 2.3 0.4 20.1 67.2

30~49人 481 2 18 35 18 22 1 124 261100.0 0.4 3.7 7.3 3.7 4.6 0.2 25.8 54.3

50~99人 335 4 19 40 14 32 3 77 146100.0 1.2 5.7 11.9 4.2 9.6 0.9 23.0 43.6

100~299人 217 14 18 33 8 37 5 42 60100.0 6.5 8.3 15.2 3.7 17.1 2.3 19.4 27.6

300~999人 57 1 4 9 7 14 2 6 14100.0 1.8 7.0 15.8 12.3 24.6 3.5 10.5 24.6

1,000人以上 11 0 0 2 0 7 1 1 0100.0 0.0 0.0 18.2 0.0 63.6 9.1 9.1 0.0

無回答 476 2 13 27 20 27 1 180 206100.0 0.4 2.7 5.7 4.2 5.7 0.2 37.8 43.3

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 26 89 217 82 173 19 781 2,184100.0 0.7 2.5 6.1 2.3 4.8 0.5 21.9 61.2

雇調金受給経験なし 2,149 9 31 131 20 19 10 381 1,548100.0 0.4 1.4 6.1 0.9 0.9 0.5 17.7 72.0

リーマン・ショック以前と比較した2013年4月1日時点の派遣労働者

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問 5-2 リーマン・ショック後、新規学卒、中途採用を問わず正社員採用のための求人の有無

TOTAL 求人をした

求人をしなかった

無回答求人をした

求人をしなかった

無回答求人をした

求人をしなかった

無回答求人をした

求人をしなかった

無回答求人をした

求人をしなかった

無回答

TOTAL 5,952 1,493 3,126 1,333 1,506 3,169 1,277 1,849 2,985 1,118 2,181 2,789 982 2,456 2,641 855100.0 25.1 52.5 22.4 25.3 53.2 21.5 31.1 50.2 18.8 36.6 46.9 16.5 41.3 44.4 14.4

産業

農業、林業、漁業 39 3 25 11 2 26 11 7 22 10 7 24 8 7 25 7100.0 7.7 64.1 28.2 5.1 66.7 28.2 17.9 56.4 25.6 18.0 61.5 20.5 17.9 64.1 17.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 2 7 0 2 7 0 2 7 0 2 7 0 4 5 0100.0 22.2 77.8 0.0 22.2 77.8 0.0 22.2 77.8 0.0 22.2 77.8 0.0 44.4 55.6 0.0

建設業 902 189 494 219 214 476 212 231 475 196 289 446 167 357 411 134100.0 21.0 54.8 24.3 23.7 52.8 23.5 25.6 52.7 21.7 32.0 49.4 18.5 39.6 45.6 14.9

製造業 2,366 603 1,267 496 587 1,306 473 792 1,172 402 958 1,056 352 1,034 1,007 325100.0 25.5 53.6 21.0 24.8 55.2 20.0 33.5 49.5 17.0 40.5 44.6 14.9 43.7 42.6 13.7

電気・ガス・熱供給・水道業 45 8 24 13 9 24 12 8 24 13 13 21 11 13 22 10100.0 17.8 53.3 28.9 20.0 53.3 26.7 17.8 53.3 28.9 28.9 46.7 24.4 28.9 48.9 22.2

情報通信業 200 95 73 32 96 78 26 103 76 21 108 71 21 120 67 13100.0 47.5 36.5 16.0 48.0 39.0 13.0 51.5 38.0 10.5 54.0 35.5 10.5 60.0 33.5 6.5

運輸業、郵便業 253 78 122 53 77 127 49 88 120 45 112 102 39 129 92 32100.0 30.8 48.2 20.9 30.4 50.2 19.4 34.8 47.4 17.8 44.3 40.3 15.4 51.0 36.4 12.6

卸売業 339 85 185 69 85 183 71 94 183 62 117 163 59 132 155 52100.0 25.1 54.6 20.4 25.1 54.0 20.9 27.7 54.0 18.3 34.5 48.1 17.4 38.9 45.7 15.3

小売業 285 46 160 79 47 160 78 57 162 66 61 162 62 77 155 53100.0 16.1 56.1 27.7 16.5 56.1 27.4 20.0 56.8 23.2 21.4 56.8 21.8 27.0 54.4 18.6

金融業、保険業 61 12 33 16 12 32 17 13 32 16 16 31 14 15 32 14100.0 19.7 54.1 26.2 19.7 52.5 27.9 21.3 52.5 26.2 26.2 50.8 23.0 24.6 52.5 23.0

不動産業、物品賃貸業 87 10 60 17 13 59 15 16 56 15 18 55 14 20 55 12100.0 11.5 69.0 19.5 14.9 67.8 17.2 18.4 64.4 17.2 20.7 63.2 16.1 23.0 63.2 13.8

学術研究、専門・技術サービス業 293 69 165 59 56 176 61 81 165 47 91 161 41 101 159 33100.0 23.5 56.3 20.1 19.1 60.1 20.8 27.6 56.3 16.0 31.1 54.9 14.0 34.5 54.3 11.3

宿泊業 35 17 11 7 17 11 7 18 10 7 21 11 3 19 11 5100.0 48.6 31.4 20.0 48.6 31.4 20.0 51.4 28.6 20.0 60.0 31.4 8.6 54.3 31.4 14.3

飲食サービス業 78 22 30 26 23 28 27 28 29 21 28 33 17 32 30 16100.0 28.2 38.5 33.3 29.5 35.9 34.6 35.9 37.2 26.9 35.9 42.3 21.8 41.0 38.5 20.5

生活関連サービス業、娯楽業 148 36 65 47 37 67 44 45 60 43 53 58 37 55 55 38100.0 24.3 43.9 31.8 25.0 45.3 29.7 30.4 40.5 29.1 35.8 39.2 25.0 37.2 37.2 25.7

教育、学習支援業 50 19 25 6 17 27 6 19 26 5 17 27 6 25 22 3100.0 38.0 50.0 12.0 34.0 54.0 12.0 38.0 52.0 10.0 34.0 54.0 12.0 50.0 44.0 6.0

医療、福祉 346 100 156 90 119 145 82 130 145 71 143 144 59 168 134 44100.0 28.9 45.1 26.0 34.4 41.9 23.7 37.6 41.9 20.5 41.3 41.6 17.1 48.6 38.7 12.7

複合サービス事業 56 6 39 11 9 36 11 9 37 10 12 36 8 15 33 8100.0 10.7 69.6 19.6 16.1 64.3 19.6 16.1 66.1 17.9 21.4 64.3 14.3 26.8 58.9 14.3

その他サービス業 307 84 156 67 78 169 60 93 159 55 106 150 51 121 142 44100.0 27.4 50.8 21.8 25.4 55.0 19.5 30.3 51.8 17.9 34.5 48.9 16.6 39.4 46.3 14.3

その他 53 9 29 15 6 32 15 15 25 13 9 31 13 12 29 12100.0 17.0 54.7 28.3 11.3 60.4 28.3 28.3 47.2 24.5 17.0 58.5 24.5 22.6 54.7 22.6

事業所規模

1~9人 2,667 309 1,665 693 315 1,662 690 414 1,641 612 513 1,611 543 598 1,572 497100.0 11.6 62.4 26.0 11.8 62.3 25.9 15.5 61.5 22.9 19.2 60.4 20.4 22.4 58.9 18.6

10~29人 1,661 462 857 342 479 869 313 610 777 274 741 696 224 824 659 178100.0 27.8 51.6 20.6 28.8 52.3 18.8 36.7 46.8 16.5 44.6 41.9 13.5 49.6 39.7 10.7

30~49人 490 222 194 74 217 207 66 262 169 59 302 141 47 350 110 30100.0 45.3 39.6 15.1 44.3 42.2 13.5 53.5 34.5 12.0 61.6 28.8 9.6 71.4 22.4 6.1

50~99人 343 192 115 36 190 118 35 213 106 24 233 89 21 253 74 16100.0 56.0 33.5 10.5 55.4 34.4 10.2 62.1 30.9 7.0 67.9 25.9 6.1 73.8 21.6 4.7

100~299人 223 146 57 20 146 61 16 152 62 9 172 41 10 183 34 6100.0 65.5 25.6 9.0 65.5 27.4 7.2 68.2 27.8 4.0 77.1 18.4 4.5 82.1 15.2 2.7

300~999人 58 50 6 2 48 9 1 53 4 1 50 7 1 51 6 1100.0 86.2 10.3 3.4 82.8 15.5 1.7 91.4 6.9 1.7 86.2 12.1 1.7 87.9 10.3 1.7

1,000人以上 11 11 0 0 10 1 0 9 2 0 11 0 0 10 1 0100.0 100.0 0.0 0.0 90.9 9.1 0.0 81.8 18.2 0.0 100.0 0.0 0.0 90.9 9.1 0.0

無回答 499 101 232 166 101 242 156 136 224 139 159 204 136 187 185 127100.0 20.2 46.5 33.3 20.2 48.5 31.3 27.3 44.9 27.9 31.9 40.9 27.3 37.5 37.1 25.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,004 1,889 719 973 1,948 691 1,195 1,815 602 1,449 1,644 519 1,623 1,530 459100 27.8 52.3 19.91 26.94 53.93 19.13 33.08 50.2 16.67 40.12 45.51 14.37 44.93 42.36 12.71

雇調金受給経験なし 2,333 487 1,232 614 531 1,216 586 653 1,164 516 731 1,139 463 832 1,105 396100 20.87 52.81 26.32 22.76 52.12 25.12 27.99 49.89 22.12 31.33 48.82 19.8 35.66 47.36 16.97

2012年2008年 2009年 2010年 2011年

-139-

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問 5-3 リーマン・ショック後、正社員として、新規学卒、中途採用を問わず各年に採用した人数

TOTAL 0 0~5%未満

5~10%未満

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 2,030 383 367 227 89 79 162 91 54 215 2,255100.0 34.1 6.4 6.2 3.8 1.5 1.3 2.7 1.5 0.9 3.6 37.9

産業

農業、林業、漁業 39 12 0 2 1 0 0 0 0 2 2 20100.0 30.8 0.0 5.1 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 5.1 5.1 51.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 3 0 1 0 0 0 0 1 1 0 3100.0 33.3 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 11.1 11.1 0.0 33.3

建設業 902 321 31 51 31 13 5 28 13 3 48 358100.0 35.6 3.4 5.7 3.4 1.4 0.6 3.1 1.4 0.3 5.3 39.7

製造業 2,366 817 213 166 99 19 27 46 25 23 73 858100.0 34.5 9.0 7.0 4.2 0.8 1.1 1.9 1.1 1.0 3.1 36.3

電気・ガス・熱供給・水道業 45 18 1 1 1 0 1 1 5 0 3 14100.0 40.0 2.2 2.2 2.2 0.0 2.2 2.2 11.1 0.0 6.7 31.1

情報通信業 200 45 12 26 14 12 9 12 6 3 7 54100.0 22.5 6.0 13.0 7.0 6.0 4.5 6.0 3.0 1.5 3.5 27.0

運輸業、郵便業 253 69 25 16 12 5 4 1 1 5 12 103100.0 27.3 9.9 6.3 4.7 2.0 1.6 0.4 0.4 2.0 4.7 40.7

卸売業 339 122 20 22 17 9 5 9 6 3 10 116100.0 36.0 5.9 6.5 5.0 2.7 1.5 2.7 1.8 0.9 2.9 34.2

小売業 285 102 11 6 8 5 3 6 4 2 8 130100.0 35.8 3.9 2.1 2.8 1.8 1.1 2.1 1.4 0.7 2.8 45.6

金融業、保険業 61 29 1 5 1 1 0 1 0 0 1 22100.0 47.5 1.6 8.2 1.6 1.6 0.0 1.6 0.0 0.0 1.6 36.1

不動産業、物品賃貸業 87 34 1 2 1 0 0 1 4 0 5 39100.0 39.1 1.1 2.3 1.1 0.0 0.0 1.1 4.6 0.0 5.7 44.8

学術研究、専門・技術サービス業 293 116 6 9 11 7 6 18 5 1 11 103100.0 39.6 2.0 3.1 3.8 2.4 2.0 6.1 1.7 0.3 3.8 35.2

宿泊業 35 5 0 4 2 1 1 0 2 0 0 20100.0 14.3 0.0 11.4 5.7 2.9 2.9 0.0 5.7 0.0 0.0 57.1

飲食サービス業 78 21 3 4 2 1 1 6 1 0 3 36100.0 26.9 3.8 5.1 2.6 1.3 1.3 7.7 1.3 0.0 3.8 46.2

生活関連サービス業、娯楽業 148 47 3 6 5 0 3 5 4 2 10 63100.0 31.8 2.0 4.1 3.4 0.0 2.0 3.4 2.7 1.4 6.8 42.6

教育、学習支援業 50 13 9 4 3 1 0 1 1 1 1 16100.0 26.0 18.0 8.0 6.0 2.0 0.0 2.0 2.0 2.0 2.0 32.0

医療、福祉 346 107 24 23 10 6 6 13 5 6 9 137100.0 30.9 6.9 6.6 2.9 1.7 1.7 3.8 1.4 1.7 2.6 39.6

複合サービス事業 56 21 1 3 0 1 0 3 1 0 3 23100.0 37.5 1.8 5.4 0.0 1.8 0.0 5.4 1.8 0.0 5.4 41.1

その他サービス業 307 108 22 13 7 7 4 11 6 2 9 118100.0 35.2 7.2 4.2 2.3 2.3 1.3 3.6 2.0 0.7 2.9 38.4

その他 53 20 0 3 2 1 4 0 1 0 0 22100.0 37.7 0.0 5.7 3.8 1.9 7.5 0.0 1.9 0.0 0.0 41.5

事業所規模

1~9人 2,667 1,202 0 0 57 20 26 99 64 24 175 1,000100.0 45.1 0.0 0.0 2.1 0.7 1.0 3.7 2.4 0.9 6.6 37.0

10~29人 1,661 568 64 165 92 44 34 45 24 25 34 566100.0 34.2 3.9 9.9 5.5 2.6 2.0 2.7 1.4 1.5 2.0 34.1

30~49人 490 130 96 92 30 8 9 12 2 4 3 104100.0 26.5 19.6 18.8 6.1 1.6 1.8 2.4 0.4 0.8 0.6 21.2

50~99人 343 86 106 50 26 10 7 5 1 1 2 49100.0 25.1 30.9 14.6 7.6 2.9 2.0 1.5 0.3 0.3 0.6 14.3

100~299人 223 41 83 42 19 6 2 0 0 0 0 30100.0 18.4 37.2 18.8 8.5 2.7 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 13.5

300~999人 58 3 25 16 3 1 1 1 0 0 1 7100.0 5.2 43.1 27.6 5.2 1.7 1.7 1.7 0.0 0.0 1.7 12.1

1,000人以上 11 0 9 2 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 81.8 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,209 287 264 157 59 51 95 48 33 134 1,275100.0 33.5 7.9 7.3 4.3 1.6 1.4 2.6 1.3 0.9 3.7 35.3

雇調金受給経験なし 2,333 817 96 103 70 30 28 67 43 21 80 978100.0 35.0 4.1 4.4 3.0 1.3 1.2 2.9 1.8 0.9 3.4 41.9

2008年の正社員の採用者数/2013年4月時点の従業員計×100

-140-

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 2,053 478 339 224 93 66 137 94 61 203 2,204100.0 34.5 8.0 5.7 3.8 1.6 1.1 2.3 1.6 1.0 3.4 37.0

産業

農業、林業、漁業 39 10 0 0 3 1 0 2 0 2 2 19100.0 25.6 0.0 0.0 7.7 2.6 0.0 5.1 0.0 5.1 5.1 48.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 3 0 0 0 1 0 0 1 1 0 3100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 11.1 0.0 0.0 11.1 11.1 0.0 33.3

建設業 902 297 36 58 34 16 12 26 15 7 51 350100.0 32.9 4.0 6.4 3.8 1.8 1.3 2.9 1.7 0.8 5.7 38.8

製造業 2,366 838 273 131 83 26 20 39 26 23 65 842100.0 35.4 11.5 5.5 3.5 1.1 0.8 1.6 1.1 1.0 2.7 35.6

電気・ガス・熱供給・水道業 45 17 0 1 2 0 0 1 4 0 4 16100.0 37.8 0.0 2.2 4.4 0.0 0.0 2.2 8.9 0.0 8.9 35.6

情報通信業 200 55 16 25 24 8 3 9 6 2 4 48100.0 27.5 8.0 12.5 12.0 4.0 1.5 4.5 3.0 1.0 2.0 24.0

運輸業、郵便業 253 71 31 19 7 5 1 1 2 5 12 99100.0 28.1 12.3 7.5 2.8 2.0 0.4 0.4 0.8 2.0 4.7 39.1

卸売業 339 124 31 17 13 2 6 6 7 6 7 120100.0 36.6 9.1 5.0 3.8 0.6 1.8 1.8 2.1 1.8 2.1 35.4

小売業 285 95 12 9 8 5 2 9 5 2 5 133100.0 33.3 4.2 3.2 2.8 1.8 0.7 3.2 1.8 0.7 1.8 46.7

金融業、保険業 61 29 1 3 0 0 2 2 0 0 1 23100.0 47.5 1.6 4.9 0.0 0.0 3.3 3.3 0.0 0.0 1.6 37.7

不動産業、物品賃貸業 87 35 1 0 1 3 1 1 3 0 5 37100.0 40.2 1.2 0.0 1.2 3.4 1.2 1.2 3.4 0.0 5.7 42.5

学術研究、専門・技術サービス業 293 126 13 15 8 5 5 6 3 3 12 97100.0 43.0 4.4 5.1 2.7 1.7 1.7 2.1 1.0 1.0 4.1 33.1

宿泊業 35 7 1 2 2 0 1 1 1 0 0 20100.0 20.0 2.9 5.7 5.7 0.0 2.9 2.9 2.9 0.0 0.0 57.1

飲食サービス業 78 22 4 3 2 3 1 3 2 0 2 36100.0 28.2 5.1 3.8 2.6 3.9 1.3 3.8 2.6 0.0 2.6 46.2

生活関連サービス業、娯楽業 148 44 5 5 5 2 2 7 4 2 10 62100.0 29.7 3.4 3.4 3.4 1.4 1.4 4.7 2.7 1.4 6.8 41.9

教育、学習支援業 50 13 9 4 2 1 0 1 0 1 2 17100.0 26.0 18.0 8.0 4.0 2.0 0.0 2.0 0.0 2.0 4.0 34.0

医療、福祉 346 104 23 27 16 9 3 17 8 5 9 125100.0 30.1 6.6 7.8 4.6 2.6 0.9 4.9 2.3 1.4 2.6 36.1

複合サービス事業 56 22 3 2 1 0 0 1 2 0 3 22100.0 39.3 5.4 3.6 1.8 0.0 0.0 1.8 3.6 0.0 5.4 39.3

その他サービス業 307 118 19 14 12 4 6 4 5 2 9 114100.0 38.4 6.2 4.6 3.9 1.3 2.0 1.3 1.6 0.7 2.9 37.1

その他 53 23 0 4 1 2 1 1 0 0 0 21100.0 43.4 0.0 7.5 1.9 3.8 1.9 1.9 0.0 0.0 0.0 39.6

事業所規模

1~9人 2,667 1,194 0 0 68 23 32 89 69 31 166 995100.0 44.8 0.0 0.0 2.5 0.9 1.2 3.3 2.6 1.2 6.2 37.3

10~29人 1,661 577 78 173 97 48 23 40 21 26 30 548100.0 34.7 4.7 10.4 5.8 2.9 1.4 2.4 1.3 1.6 1.8 33.0

30~49人 490 155 124 72 28 10 5 3 3 2 3 85100.0 31.6 25.3 14.7 5.7 2.0 1.0 0.6 0.6 0.4 0.6 17.3

50~99人 343 87 123 52 17 8 4 3 1 2 3 43100.0 25.4 35.9 15.2 5.0 2.3 1.2 0.9 0.3 0.6 0.9 12.5

100~299人 223 37 109 29 12 4 1 2 0 0 0 29100.0 16.6 48.9 13.0 5.4 1.8 0.5 0.9 0.0 0.0 0.0 13.0

300~999人 58 3 34 12 2 0 1 0 0 0 1 5100.0 5.2 58.6 20.7 3.4 0.0 1.7 0.0 0.0 0.0 1.7 8.6

1,000人以上 11 0 10 1 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 90.9 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,251 366 230 144 52 37 67 47 38 123 1,257100.0 34.6 10.1 6.4 4.0 1.4 1.0 1.9 1.3 1.1 3.4 34.8

雇調金受給経験なし 2,333 797 112 109 80 41 29 70 47 23 80 945100.0 34.2 4.8 4.7 3.4 1.8 1.2 3.0 2.0 1.0 3.4 40.5

2009年の正社員の採用者数/2013年4月時点の従業員計×100

-141-

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TOTAL 0 0~5%未満

5~10%未満

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,957 489 440 277 129 92 199 93 68 200 2,008100.0 32.9 8.2 7.4 4.7 2.2 1.6 3.3 1.6 1.1 3.4 33.7

産業

農業、林業、漁業 39 10 1 1 0 1 2 3 0 2 3 16100.0 25.6 2.6 2.6 0.0 2.6 5.1 7.7 0.0 5.1 7.7 41.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 3 0 0 0 0 1 0 1 1 0 3100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 11.1 0.0 11.1 11.1 0.0 33.3

建設業 902 298 45 45 50 25 12 31 11 5 50 330100.0 33.0 5.0 5.0 5.5 2.8 1.3 3.4 1.2 0.6 5.5 36.6

製造業 2,366 752 262 227 108 46 35 68 24 26 62 756100.0 31.8 11.1 9.6 4.6 1.9 1.5 2.9 1.0 1.1 2.6 32.0

電気・ガス・熱供給・水道業 45 19 2 0 1 0 0 2 3 1 3 14100.0 42.2 4.4 0.0 2.2 0.0 0.0 4.4 6.7 2.2 6.7 31.1

情報通信業 200 57 19 35 14 7 5 8 4 2 5 44100.0 28.5 9.5 17.5 7.0 3.5 2.5 4.0 2.0 1.0 2.5 22.0

運輸業、郵便業 253 66 32 24 8 4 2 5 6 4 12 90100.0 26.1 12.6 9.5 3.2 1.6 0.8 2.0 2.4 1.6 4.7 35.6

卸売業 339 125 31 19 19 4 8 5 8 6 6 108100.0 36.9 9.1 5.6 5.6 1.2 2.4 1.5 2.4 1.8 1.8 31.9

小売業 285 101 13 8 10 7 2 7 1 3 10 123100.0 35.4 4.6 2.8 3.5 2.5 0.7 2.5 0.4 1.1 3.5 43.2

金融業、保険業 61 28 4 1 4 1 2 2 1 0 1 17100.0 45.9 6.6 1.6 6.6 1.6 3.3 3.3 1.6 0.0 1.6 27.9

不動産業、物品賃貸業 87 29 1 3 1 1 0 5 3 1 6 37100.0 33.3 1.2 3.4 1.2 1.2 0.0 5.7 3.4 1.2 6.9 42.5

学術研究、専門・技術サービス業 293 123 9 12 7 7 7 18 7 2 13 88100.0 42.0 3.1 4.1 2.4 2.4 2.4 6.1 2.4 0.7 4.4 30.0

宿泊業 35 7 1 2 1 1 2 1 1 0 0 19100.0 20.0 2.9 5.7 2.9 2.9 5.7 2.9 2.9 0.0 0.0 54.3

飲食サービス業 78 22 5 2 5 3 1 4 1 3 1 31100.0 28.2 6.4 2.6 6.4 3.8 1.3 5.1 1.3 3.8 1.3 39.7

生活関連サービス業、娯楽業 148 55 3 4 5 2 2 6 6 3 7 55100.0 37.2 2.0 2.7 3.4 1.4 1.4 4.1 4.1 2.0 4.7 37.2

教育、学習支援業 50 13 7 11 3 0 0 0 0 1 2 13100.0 26.0 14.0 22.0 6.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.0 4.0 26.0

医療、福祉 346 103 25 21 20 16 6 19 8 5 7 116100.0 29.8 7.2 6.1 5.8 4.6 1.7 5.5 2.3 1.4 2.0 33.5

複合サービス事業 56 20 3 4 1 1 0 3 2 0 2 20100.0 35.7 5.4 7.1 1.8 1.8 0.0 5.4 3.6 0.0 3.6 35.7

その他サービス業 307 107 23 17 20 3 4 9 5 3 9 107100.0 34.9 7.5 5.5 6.5 1.0 1.3 2.9 1.6 1.0 2.9 34.9

その他 53 19 3 4 0 0 1 3 1 0 1 21100.0 35.8 5.7 7.5 0.0 0.0 1.9 5.7 1.9 0.0 1.9 39.6

事業所規模

1~9人 2,667 1,183 0 0 92 39 41 141 68 38 160 905100.0 44.4 0.0 0.0 3.4 1.5 1.5 5.3 2.5 1.4 6.0 33.9

10~29人 1,661 523 76 237 125 69 35 48 20 26 33 469100.0 31.5 4.6 14.3 7.5 4.2 2.1 2.9 1.2 1.6 2.0 28.2

30~49人 490 133 119 98 29 10 9 5 4 3 3 77100.0 27.1 24.3 20.0 5.9 2.0 1.8 1.0 0.8 0.6 0.6 15.7

50~99人 343 74 132 61 18 9 6 4 1 1 3 34100.0 21.6 38.5 17.8 5.2 2.6 1.7 1.2 0.3 0.3 0.9 9.9

100~299人 223 42 112 38 10 1 0 1 0 0 0 19100.0 18.8 50.2 17.0 4.5 0.4 0.0 0.4 0.0 0.0 0.0 8.5

300~999人 58 1 40 6 3 1 1 0 0 0 1 5100.0 1.7 69.0 10.3 5.2 1.7 1.7 0.0 0.0 0.0 1.7 8.6

1,000人以上 11 1 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 9.1 90.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,181 362 317 172 76 56 101 47 41 116 1,143100.0 32.7 10.0 8.8 4.8 2.1 1.6 2.8 1.3 1.1 3.2 31.6

雇調金受給経験なし 2,333 772 127 123 105 53 36 97 46 27 84 863100.0 33.1 5.4 5.3 4.5 2.3 1.5 4.2 2.0 1.2 3.6 37.0

2010年の正社員の採用者数/2013年4月時点の従業員計×100

-142-

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,851 519 504 353 152 110 247 103 77 195 1,841100.0 31.1 8.7 8.5 5.9 2.6 1.9 4.1 1.7 1.3 3.3 30.9

産業

農業、林業、漁業 39 13 1 2 1 1 0 0 2 2 1 16100.0 33.3 2.6 5.1 2.6 2.6 0.0 0.0 5.1 5.1 2.6 41.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 4 0 0 0 1 0 0 0 2 0 2100.0 44.4 0.0 0.0 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 22.2 0.0 22.2

建設業 902 290 36 58 53 22 25 48 13 8 45 304100.0 32.2 4.0 6.4 5.9 2.4 2.8 5.3 1.4 0.9 5.0 33.7

製造業 2,366 688 298 249 142 63 43 77 30 26 67 683100.0 29.1 12.6 10.5 6.0 2.7 1.8 3.3 1.3 1.1 2.8 28.9

電気・ガス・熱供給・水道業 45 18 1 3 1 0 2 3 1 2 3 11100.0 40.0 2.2 6.7 2.2 0.0 4.4 6.7 2.2 4.4 6.7 24.4

情報通信業 200 48 23 26 17 14 5 12 3 0 5 47100.0 24.0 11.5 13.0 8.5 7.0 2.5 6.0 1.5 0.0 2.5 23.5

運輸業、郵便業 253 60 32 35 12 4 1 10 4 5 12 78100.0 23.7 12.6 13.8 4.7 1.6 0.4 4.0 1.6 2.0 4.7 30.8

卸売業 339 104 34 28 24 10 3 16 7 5 7 101100.0 30.7 10.0 8.3 7.1 2.9 0.9 4.7 2.1 1.5 2.1 29.8

小売業 285 98 13 12 12 5 7 4 4 6 6 118100.0 34.4 4.6 4.2 4.2 1.8 2.5 1.4 1.4 2.1 2.1 41.4

金融業、保険業 61 25 3 2 4 2 2 1 0 0 1 21100.0 41.0 4.9 3.3 6.6 3.3 3.3 1.6 0.0 0.0 1.6 34.4

不動産業、物品賃貸業 87 36 2 1 2 0 1 2 5 0 5 33100.0 41.4 2.3 1.1 2.3 0.0 1.1 2.3 5.7 0.0 5.7 37.9

学術研究、専門・技術サービス業 293 120 13 14 17 4 6 17 6 2 10 84100.0 41.0 4.4 4.8 5.8 1.4 2.0 5.8 2.0 0.7 3.4 28.7

宿泊業 35 6 3 2 3 3 1 0 2 0 0 15100.0 17.1 8.6 5.7 8.6 8.6 2.9 0.0 5.7 0.0 0.0 42.9

飲食サービス業 78 21 2 7 5 4 0 4 4 0 1 30100.0 26.9 2.6 9.0 6.4 5.1 0.0 5.1 5.1 0.0 1.3 38.5

生活関連サービス業、娯楽業 148 53 8 4 9 1 2 5 5 5 9 47100.0 35.8 5.4 2.7 6.1 0.7 1.4 3.4 3.4 3.4 6.1 31.8

教育、学習支援業 50 18 5 6 2 0 1 0 1 1 1 15100.0 36.0 10.0 12.0 4.0 0.0 2.0 0.0 2.0 2.0 2.0 30.0

医療、福祉 346 99 22 35 22 11 5 27 8 8 12 97100.0 28.6 6.4 10.1 6.4 3.2 1.4 7.8 2.3 2.3 3.5 28.0

複合サービス事業 56 20 4 0 4 1 3 2 0 1 3 18100.0 35.7 7.1 0.0 7.1 1.8 5.4 3.6 0.0 1.8 5.4 32.1

その他サービス業 307 108 18 18 23 5 2 16 5 4 7 101100.0 35.2 5.9 5.9 7.5 1.6 0.7 5.2 1.6 1.3 2.3 32.9

その他 53 22 1 2 0 1 1 3 3 0 0 20100.0 41.5 1.9 3.8 0.0 1.9 1.9 5.7 5.7 0.0 0.0 37.7

事業所規模

1~9人 2,667 1,161 0 0 130 42 55 160 85 42 156 836100.0 43.5 0.0 0.0 4.9 1.6 2.1 6.0 3.2 1.6 5.8 31.3

10~29人 1,661 479 86 288 158 77 42 65 15 30 33 388100.0 28.8 5.2 17.3 9.5 4.6 2.5 3.9 0.9 1.8 2.0 23.4

30~49人 490 113 133 105 32 22 7 14 1 4 2 57100.0 23.1 27.1 21.4 6.5 4.5 1.4 2.9 0.2 0.8 0.4 11.6

50~99人 343 62 132 69 18 9 5 7 1 1 3 36100.0 18.1 38.5 20.1 5.2 2.6 1.5 2.0 0.3 0.3 0.9 10.5

100~299人 223 34 118 37 12 2 1 0 1 0 0 18100.0 15.3 52.9 16.6 5.4 0.9 0.4 0.0 0.4 0.0 0.0 8.1

300~999人 58 1 40 5 3 0 0 1 0 0 1 7100.0 1.7 69.0 8.6 5.2 0.0 0.0 1.7 0.0 0.0 1.7 12.1

1,000人以上 11 1 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 9.1 90.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,069 421 351 224 94 70 137 41 42 116 1,047100.0 29.6 11.7 9.7 6.2 2.6 1.9 3.8 1.1 1.2 3.2 29.0

雇調金受給経験なし 2,333 777 98 153 129 58 40 110 62 35 79 792100.0 33.3 4.2 6.6 5.5 2.5 1.7 4.7 2.7 1.5 3.4 33.9

2011年の正社員の採用者数/2013年4月時点の従業員計×100

-143-

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TOTAL 0 0~5%未満

5~10%未満

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,792 510 548 395 170 128 277 116 66 207 1,743100.0 30.1 8.6 9.2 6.6 2.9 2.2 4.7 2.0 1.1 3.5 29.3

産業

農業、林業、漁業 39 12 0 0 5 1 2 2 2 1 1 13100.0 30.8 0.0 0.0 12.8 2.6 5.1 5.1 5.1 2.6 2.6 33.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 2 0 0 2 1 0 0 0 1 1 2100.0 22.2 0.0 0.0 22.2 11.1 0.0 0.0 0.0 11.1 11.1 22.2

建設業 902 272 32 79 60 35 26 52 20 8 43 275100.0 30.2 3.5 8.8 6.7 3.9 2.9 5.8 2.2 0.9 4.8 30.5

製造業 2,366 672 300 256 153 66 43 79 36 24 67 670100.0 28.4 12.7 10.8 6.5 2.8 1.8 3.3 1.5 1.0 2.8 28.3

電気・ガス・熱供給・水道業 45 17 1 3 0 2 0 2 2 2 4 12100.0 37.8 2.2 6.7 0.0 4.4 0.0 4.4 4.4 4.4 8.9 26.7

情報通信業 200 45 19 29 27 12 7 11 4 2 4 40100.0 22.5 9.5 14.5 13.5 6.0 3.5 5.5 2.0 1.0 2.0 20.0

運輸業、郵便業 253 59 25 30 19 6 7 10 7 3 12 75100.0 23.3 9.9 11.9 7.5 2.4 2.8 4.0 2.8 1.2 4.7 29.6

卸売業 339 106 29 39 24 9 4 16 7 4 9 92100.0 31.3 8.6 11.5 7.1 2.7 1.2 4.7 2.1 1.2 2.7 27.1

小売業 285 92 18 14 14 4 6 15 2 3 8 109100.0 32.3 6.3 4.9 4.9 1.4 2.1 5.3 0.7 1.1 2.8 38.2

金融業、保険業 61 26 4 1 2 1 3 3 0 0 1 20100.0 42.6 6.6 1.6 3.3 1.6 4.9 4.9 0.0 0.0 1.6 32.8

不動産業、物品賃貸業 87 31 1 1 6 0 2 5 3 0 6 32100.0 35.6 1.1 1.1 6.9 0.0 2.3 5.7 3.4 0.0 6.9 36.8

学術研究、専門・技術サービス業 293 123 11 16 14 7 9 14 9 1 12 77100.0 42.0 3.8 5.5 4.8 2.4 3.1 4.8 3.1 0.3 4.1 26.3

宿泊業 35 6 4 1 2 1 0 0 2 0 0 19100.0 17.1 11.4 2.9 5.7 2.9 0.0 0.0 5.7 0.0 0.0 54.3

飲食サービス業 78 22 5 4 5 3 1 6 3 1 1 27100.0 28.2 6.4 5.1 6.4 3.8 1.3 7.7 3.8 1.3 1.3 34.6

生活関連サービス業、娯楽業 148 51 6 9 7 0 3 7 3 4 11 47100.0 34.5 4.1 6.1 4.7 0.0 2.0 4.7 2.0 2.7 7.4 31.8

教育、学習支援業 50 11 8 8 4 0 0 3 1 1 1 13100.0 22.0 16.0 16.0 8.0 0.0 0.0 6.0 2.0 2.0 2.0 26.0

医療、福祉 346 108 14 31 31 10 9 29 12 4 14 84100.0 31.2 4.0 9.0 9.0 2.9 2.6 8.4 3.5 1.2 4.0 24.3

複合サービス事業 56 18 3 4 1 2 1 3 0 1 3 20100.0 32.1 5.4 7.1 1.8 3.6 1.8 5.4 0.0 1.8 5.4 35.7

その他サービス業 307 98 29 20 18 9 4 17 2 6 9 95100.0 31.9 9.4 6.5 5.9 2.9 1.3 5.5 0.7 2.0 2.9 30.9

その他 53 21 1 3 1 1 1 3 1 0 0 21100.0 39.6 1.9 5.7 1.9 1.9 1.9 5.7 1.9 0.0 0.0 39.6

事業所規模

1~9人 2,667 1,153 0 0 150 50 54 177 89 34 164 796100.0 43.2 0.0 0.0 5.6 1.9 2.0 6.6 3.3 1.3 6.1 29.9

10~29人 1,661 448 94 301 157 84 59 76 22 26 37 357100.0 27.0 5.7 18.1 9.5 5.1 3.6 4.6 1.3 1.6 2.2 21.5

30~49人 490 103 116 124 47 19 10 16 4 4 3 44100.0 21.0 23.7 25.3 9.6 3.9 2.0 3.3 0.8 0.8 0.6 9.0

50~99人 343 56 131 78 30 11 2 7 1 1 3 23100.0 16.3 38.2 22.7 8.7 3.2 0.6 2.0 0.3 0.3 0.9 6.7

100~299人 223 32 117 38 10 5 3 0 0 0 0 18100.0 14.4 52.5 17.0 4.5 2.2 1.3 0.0 0.0 0.0 0.0 8.1

300~999人 58 0 41 7 1 1 0 1 0 1 0 6100.0 0.0 70.7 12.1 1.7 1.7 0.0 1.7 0.0 1.7 0.0 10.3

1,000人以上 11 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,032 403 393 249 105 77 145 51 44 110 1,003100.0 28.6 11.2 10.9 6.9 2.9 2.1 4.0 1.4 1.2 3.0 27.8

雇調金受給経験なし 2,333 756 107 155 146 65 51 132 65 22 96 738100.0 32.4 4.6 6.6 6.3 2.8 2.2 5.7 2.8 0.9 4.1 31.6

2012年の正社員の採用者数/2013年4月時点の従業員計×100

-144-

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問 5-3 リーマン・ショック後、正社員として、新規学卒、中途採用を問わず各年に離職した人数

TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,642 388 334 205 103 80 140 71 13 43 2,933100.0 27.6 6.5 5.6 3.4 1.7 1.3 2.4 1.2 0.2 0.7 49.3

産業

農業、林業、漁業 39 10 0 1 0 0 0 0 0 0 1 27100.0 25.6 0.0 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.6 69.2

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 7100.0 11.1 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 77.8

建設業 902 264 23 42 28 14 8 28 15 1 7 472100.0 29.3 2.6 4.7 3.1 1.6 0.9 3.1 1.7 0.1 0.8 52.3

製造業 2,366 618 215 156 93 43 37 47 24 5 19 1,109100.0 26.1 9.1 6.6 3.9 1.8 1.6 2.0 1.0 0.2 0.8 46.9

電気・ガス・熱供給・水道業 45 17 1 1 0 0 2 3 0 0 0 21100.0 37.8 2.2 2.2 0.0 0.0 4.4 6.7 0.0 0.0 0.0 46.7

情報通信業 200 43 20 23 10 13 3 11 5 1 1 70100.0 21.5 10.0 11.5 5.0 6.5 1.5 5.5 2.5 0.5 0.5 35.0

運輸業、郵便業 253 59 26 18 11 4 4 6 0 0 1 124100.0 23.3 10.3 7.1 4.3 1.6 1.6 2.4 0.0 0.0 0.4 49.0

卸売業 339 105 24 21 10 7 4 9 2 1 1 155100.0 31.0 7.1 6.2 3.0 2.1 1.2 2.7 0.6 0.3 0.3 45.7

小売業 285 77 6 5 8 1 3 4 2 1 2 176100.0 27.0 2.1 1.8 2.8 0.4 1.1 1.4 0.7 0.4 0.7 61.8

金融業、保険業 61 26 3 0 2 0 1 1 0 0 0 28100.0 42.6 4.9 0.0 3.3 0.0 1.6 1.6 0.0 0.0 0.0 45.9

不動産業、物品賃貸業 87 25 0 3 1 0 0 3 0 0 1 54100.0 28.7 0.0 3.4 1.2 0.0 0.0 3.4 0.0 0.0 1.1 62.1

学術研究、専門・技術サービス業 293 94 5 10 8 9 5 10 4 1 3 144100.0 32.1 1.7 3.4 2.7 3.1 1.7 3.4 1.4 0.3 1.0 49.1

宿泊業 35 4 2 5 2 0 1 1 1 0 0 19100.0 11.4 5.7 14.3 5.7 0.0 2.9 2.9 2.9 0.0 0.0 54.3

飲食サービス業 78 19 3 1 4 2 1 0 3 0 0 45100.0 24.4 3.9 1.3 5.1 2.6 1.3 0.0 3.9 0.0 0.0 57.7

生活関連サービス業、娯楽業 148 45 2 4 3 0 2 2 2 1 4 83100.0 30.4 1.4 2.7 2.0 0.0 1.4 1.4 1.4 0.7 2.7 56.1

教育、学習支援業 50 15 5 5 4 0 0 0 2 0 1 18100.0 30.0 10.0 10.0 8.0 0.0 0.0 0.0 4.0 0.0 2.0 36.0

医療、福祉 346 102 20 18 9 6 6 8 3 2 1 171100.0 29.5 5.8 5.2 2.6 1.7 1.7 2.3 0.9 0.6 0.3 49.4

複合サービス事業 56 16 2 3 1 1 0 3 1 0 0 29100.0 28.6 3.6 5.4 1.8 1.8 0.0 5.4 1.8 0.0 0.0 51.8

その他サービス業 307 88 26 14 10 3 2 4 5 0 1 154100.0 28.7 8.5 4.6 3.3 1.0 0.7 1.3 1.6 0.0 0.3 50.2

その他 53 14 5 3 1 0 1 0 2 0 0 27100.0 26.4 9.4 5.7 1.9 0.0 1.9 0.0 3.8 0.0 0.0 50.9

事業所規模

1~9人 2,667 949 0 0 59 24 29 75 50 7 41 1,433100.0 35.6 0.0 0.0 2.2 0.9 1.1 2.8 1.9 0.3 1.5 53.7

10~29人 1,661 476 73 157 69 49 40 53 17 3 0 724100.0 28.7 4.4 9.5 4.2 3.0 2.4 3.2 1.0 0.2 0.0 43.6

30~49人 490 121 98 62 32 17 7 5 3 2 2 141100.0 24.7 20.0 12.7 6.5 3.5 1.4 1.0 0.6 0.4 0.4 28.8

50~99人 343 62 97 61 26 8 2 2 0 1 0 84100.0 18.1 28.3 17.8 7.6 2.3 0.6 0.6 0.0 0.3 0.0 24.5

100~299人 223 32 82 40 15 5 2 3 1 0 0 43100.0 14.4 36.8 17.9 6.7 2.2 0.9 1.4 0.4 0.0 0.0 19.3

300~999人 58 2 28 13 4 0 0 2 0 0 0 9100.0 3.5 48.3 22.4 6.9 0.0 0.0 3.5 0.0 0.0 0.0 15.5

1,000人以上 11 0 10 1 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 90.9 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 950 300 244 150 75 55 94 48 8 30 1,658100.0 26.3 8.3 6.8 4.2 2.1 1.5 2.6 1.3 0.2 0.8 45.9

雇調金受給経験なし 2,333 689 88 90 55 28 25 45 23 5 13 1,272100.0 29.5 3.8 3.9 2.4 1.2 1.1 1.9 1.0 0.2 0.6 54.5

2008年の正社員の離職者数/2013年4月時点の従業員計×100

-145-

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,513 423 402 243 128 85 225 93 13 62 2,765100.0 25.4 7.1 6.8 4.1 2.2 1.4 3.8 1.6 0.2 1.0 46.5

産業

農業、林業、漁業 39 9 0 0 2 0 1 1 1 0 0 25100.0 23.1 0.0 0.0 5.1 0.0 2.6 2.6 2.6 0.0 0.0 64.1

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 7100.0 11.1 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 77.8

建設業 902 247 35 48 31 16 12 36 13 1 8 455100.0 27.4 3.9 5.3 3.4 1.8 1.3 4.0 1.4 0.1 0.9 50.4

製造業 2,366 544 241 196 107 56 36 84 40 4 29 1,029100.0 23.0 10.2 8.3 4.5 2.4 1.5 3.6 1.7 0.2 1.2 43.5

電気・ガス・熱供給・水道業 45 16 0 1 0 1 0 2 1 0 2 22100.0 35.6 0.0 2.2 0.0 2.2 0.0 4.4 2.2 0.0 4.4 48.9

情報通信業 200 46 18 25 13 8 5 11 4 4 2 64100.0 23.0 9.0 12.5 6.5 4.0 2.5 5.5 2.0 2.0 1.0 32.0

運輸業、郵便業 253 57 29 25 5 12 3 4 1 0 1 116100.0 22.5 11.5 9.9 2.0 4.7 1.2 1.6 0.4 0.0 0.4 45.8

卸売業 339 102 20 23 21 4 8 9 4 0 3 145100.0 30.1 5.9 6.8 6.2 1.2 2.4 2.7 1.2 0.0 0.9 42.8

小売業 285 68 9 11 5 4 3 7 2 0 2 174100.0 23.9 3.2 3.9 1.8 1.4 1.1 2.5 0.7 0.0 0.7 61.1

金融業、保険業 61 24 2 2 1 1 0 2 0 0 0 29100.0 39.3 3.3 3.3 1.6 1.6 0.0 3.3 0.0 0.0 0.0 47.5

不動産業、物品賃貸業 87 22 0 1 3 0 1 4 2 1 1 52100.0 25.3 0.0 1.1 3.5 0.0 1.1 4.6 2.3 1.1 1.1 59.8

学術研究、専門・技術サービス業 293 90 8 13 8 7 4 21 6 0 3 133100.0 30.7 2.7 4.4 2.7 2.4 1.4 7.2 2.0 0.0 1.0 45.4

宿泊業 35 6 1 4 1 1 2 2 0 0 0 18100.0 17.1 2.9 11.4 2.9 2.9 5.7 5.7 0.0 0.0 0.0 51.4

飲食サービス業 78 18 5 3 2 1 0 2 1 1 0 45100.0 23.1 6.4 3.8 2.6 1.3 0.0 2.6 1.3 1.3 0.0 57.7

生活関連サービス業、娯楽業 148 39 3 5 7 0 2 11 3 0 2 76100.0 26.4 2.0 3.4 4.7 0.0 1.4 7.4 2.0 0.0 1.4 51.4

教育、学習支援業 50 16 6 4 5 0 0 1 0 0 1 17100.0 32.0 12.0 8.0 10.0 0.0 0.0 2.0 0.0 0.0 2.0 34.0

医療、福祉 346 102 19 23 16 10 2 8 7 1 2 156100.0 29.5 5.5 6.6 4.6 2.9 0.6 2.3 2.0 0.3 0.6 45.1

複合サービス事業 56 17 3 1 1 1 1 4 1 0 1 26100.0 30.4 5.4 1.8 1.8 1.8 1.8 7.1 1.8 0.0 1.8 46.4

その他サービス業 307 71 21 15 14 5 4 16 6 1 5 149100.0 23.1 6.8 4.9 4.6 1.6 1.3 5.2 2.0 0.3 1.6 48.5

その他 53 18 3 1 1 1 1 0 1 0 0 27100.0 34.0 5.7 1.9 1.9 1.9 1.9 0.0 1.9 0.0 0.0 50.9

事業所規模

1~9人 2,667 900 0 0 85 26 30 133 68 8 56 1,361100.0 33.7 0.0 0.0 3.2 1.0 1.1 5.0 2.6 0.3 2.1 51.0

10~29人 1,661 426 79 209 95 56 38 65 16 3 3 671100.0 25.7 4.8 12.6 5.7 3.4 2.3 3.9 1.0 0.2 0.2 40.4

30~49人 490 109 109 78 27 18 10 12 4 1 3 119100.0 22.2 22.2 15.9 5.5 3.7 2.0 2.4 0.8 0.2 0.6 24.3

50~99人 343 49 109 59 21 20 2 10 4 0 0 69100.0 14.3 31.8 17.2 6.1 5.8 0.6 2.9 1.2 0.0 0.0 20.1

100~299人 223 28 86 44 13 6 3 3 0 1 0 39100.0 12.6 38.6 19.7 5.8 2.7 1.3 1.3 0.0 0.4 0.0 17.5

300~999人 58 1 31 10 2 2 2 2 1 0 0 7100.0 1.7 53.4 17.2 3.4 3.4 3.4 3.4 1.7 0.0 0.0 12.1

1,000人以上 11 0 9 2 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 81.8 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 842 328 301 172 92 63 164 64 12 39 1,535100.0 23.3 9.1 8.3 4.8 2.5 1.7 4.5 1.8 0.3 1.1 42.5

雇調金受給経験なし 2,333 669 95 101 71 36 22 61 29 1 21 1,227100.0 28.7 4.1 4.3 3.0 1.5 0.9 2.6 1.2 0.0 0.9 52.6

2009年の正社員の離職者数/2013年4月時点の従業員計×100

-146-

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,499 511 452 299 125 87 232 73 12 48 2,614100.0 25.2 8.6 7.6 5.0 2.1 1.5 3.9 1.2 0.2 0.8 43.9

産業

農業、林業、漁業 39 8 1 0 2 0 1 4 0 0 2 21100.0 20.5 2.6 0.0 5.1 0.0 2.6 10.3 0.0 0.0 5.1 53.8

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 7100.0 11.1 0.0 0.0 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 77.8

建設業 902 224 40 61 49 22 16 52 14 1 10 413100.0 24.8 4.4 6.8 5.4 2.4 1.8 5.8 1.6 0.1 1.1 45.8

製造業 2,366 560 292 211 117 51 29 73 28 4 14 987100.0 23.7 12.3 8.9 4.9 2.2 1.2 3.1 1.2 0.2 0.6 41.7

電気・ガス・熱供給・水道業 45 15 1 1 1 3 1 2 1 0 1 19100.0 33.3 2.2 2.2 2.2 6.7 2.2 4.4 2.2 0.0 2.2 42.2

情報通信業 200 41 24 18 20 11 4 17 4 0 2 59100.0 20.5 12.0 9.0 10.0 5.5 2.0 8.5 2.0 0.0 1.0 29.5

運輸業、郵便業 253 53 35 30 12 1 4 7 1 0 2 108100.0 20.9 13.8 11.9 4.7 0.4 1.6 2.8 0.4 0.0 0.8 42.7

卸売業 339 94 22 29 23 6 5 11 1 2 3 143100.0 27.7 6.5 8.6 6.8 1.8 1.5 3.2 0.3 0.6 0.9 42.2

小売業 285 65 12 14 7 4 3 5 3 1 1 170100.0 22.8 4.2 4.9 2.5 1.4 1.1 1.8 1.1 0.4 0.4 59.6

金融業、保険業 61 23 3 1 1 1 4 1 0 0 0 27100.0 37.7 4.9 1.6 1.6 1.6 6.6 1.6 0.0 0.0 0.0 44.3

不動産業、物品賃貸業 87 19 1 2 6 2 1 3 3 0 1 49100.0 21.8 1.1 2.3 6.9 2.3 1.1 3.5 3.5 0.0 1.1 56.3

学術研究、専門・技術サービス業 293 94 14 13 11 6 7 19 6 0 5 118100.0 32.1 4.8 4.4 3.8 2.0 2.4 6.5 2.0 0.0 1.7 40.3

宿泊業 35 4 3 4 4 1 1 0 1 0 0 17100.0 11.4 8.6 11.4 11.4 2.9 2.9 0.0 2.9 0.0 0.0 48.6

飲食サービス業 78 18 4 3 2 2 1 3 1 2 1 41100.0 23.1 5.1 3.8 2.6 2.6 1.3 3.8 1.3 2.6 1.3 52.6

生活関連サービス業、娯楽業 148 45 3 6 3 5 4 6 0 0 2 74100.0 30.4 2.0 4.1 2.0 3.4 2.7 4.1 0.0 0.0 1.4 50.0

教育、学習支援業 50 18 3 6 2 0 1 0 1 0 0 19100.0 36.0 6.0 12.0 4.0 0.0 2.0 0.0 2.0 0.0 0.0 38.0

医療、福祉 346 95 26 26 20 7 1 15 2 1 3 150100.0 27.5 7.5 7.5 5.8 2.0 0.3 4.3 0.6 0.3 0.9 43.4

複合サービス事業 56 20 2 2 3 0 0 3 2 0 0 24100.0 35.7 3.6 3.6 5.4 0.0 0.0 5.4 3.6 0.0 0.0 42.9

その他サービス業 307 83 23 24 15 1 3 11 3 1 1 142100.0 27.0 7.5 7.8 4.9 0.3 1.0 3.6 1.0 0.3 0.3 46.3

その他 53 19 2 1 1 1 1 0 2 0 0 26100.0 35.8 3.8 1.9 1.9 1.9 1.9 0.0 3.8 0.0 0.0 49.1

事業所規模

1~9人 2,667 910 0 0 118 39 45 156 61 8 47 1,283100.0 34.1 0.0 0.0 4.4 1.5 1.7 5.9 2.3 0.3 1.8 48.1

10~29人 1,661 410 93 251 116 61 31 60 8 2 1 628100.0 24.7 5.6 15.1 7.0 3.7 1.9 3.6 0.5 0.1 0.1 37.8

30~49人 490 101 142 75 34 15 5 8 1 2 0 107100.0 20.6 29.0 15.3 6.9 3.1 1.0 1.6 0.2 0.4 0.0 21.8

50~99人 343 49 131 65 20 7 2 6 3 0 0 60100.0 14.3 38.2 19.0 5.8 2.0 0.6 1.7 0.9 0.0 0.0 17.5

100~299人 223 28 104 47 9 2 3 0 0 0 0 30100.0 12.6 46.6 21.1 4.0 0.9 1.3 0.0 0.0 0.0 0.0 13.5

300~999人 58 1 32 12 2 1 1 2 0 0 0 7100.0 1.7 55.2 20.7 3.4 1.7 1.7 3.4 0.0 0.0 0.0 12.1

1,000人以上 11 0 9 2 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 81.8 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 847 395 333 198 82 56 155 44 8 30 1,464100.0 23.4 10.9 9.2 5.5 2.3 1.6 4.3 1.2 0.2 0.8 40.5

雇調金受給経験なし 2,333 648 116 119 101 43 31 77 29 4 18 1,147100.0 27.8 5.0 5.1 4.3 1.8 1.3 3.3 1.2 0.2 0.8 49.2

2010年の正社員の離職者数/2013年4月時点の従業員計×100

-147-

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TOTAL 0 0~5%未満

5~10%未満

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,462 539 489 360 143 114 230 79 18 40 2,478100.0 24.6 9.1 8.2 6.0 2.4 1.9 3.9 1.3 0.3 0.7 41.6

産業

農業、林業、漁業 39 9 1 2 0 1 1 1 1 0 0 23100.0 23.1 2.6 5.1 0.0 2.6 2.6 2.6 2.6 0.0 0.0 59.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 6100.0 22.2 0.0 0.0 0.0 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 66.7

建設業 902 221 47 54 62 26 22 49 16 4 6 395100.0 24.5 5.2 6.0 6.9 2.9 2.4 5.4 1.8 0.4 0.7 43.8

製造業 2,366 534 314 231 153 49 41 73 19 6 10 936100.0 22.6 13.3 9.8 6.5 2.1 1.7 3.1 0.8 0.3 0.4 39.6

電気・ガス・熱供給・水道業 45 16 1 2 1 1 0 2 1 0 0 21100.0 35.6 2.2 4.4 2.2 2.2 0.0 4.4 2.2 0.0 0.0 46.7

情報通信業 200 42 19 23 23 7 10 14 2 0 2 58100.0 21.0 9.5 11.5 11.5 3.5 5.0 7.0 1.0 0.0 1.0 29.0

運輸業、郵便業 253 48 34 35 19 7 5 5 1 2 1 96100.0 19.0 13.4 13.8 7.5 2.8 2.0 2.0 0.4 0.8 0.4 37.9

卸売業 339 88 29 30 24 8 3 13 7 0 3 134100.0 26.0 8.6 8.8 7.1 2.4 0.9 3.8 2.1 0.0 0.9 39.5

小売業 285 65 12 13 10 5 3 8 5 1 0 163100.0 22.8 4.2 4.6 3.5 1.8 1.1 2.8 1.8 0.4 0.0 57.2

金融業、保険業 61 25 2 3 0 1 1 4 0 0 0 25100.0 41.0 3.3 4.9 0.0 1.6 1.6 6.6 0.0 0.0 0.0 41.0

不動産業、物品賃貸業 87 24 2 4 4 1 1 1 5 0 3 42100.0 27.6 2.3 4.6 4.6 1.1 1.1 1.1 5.7 0.0 3.4 48.3

学術研究、専門・技術サービス業 293 99 13 15 14 8 3 18 5 0 3 115100.0 33.8 4.4 5.1 4.8 2.7 1.0 6.1 1.7 0.0 1.0 39.2

宿泊業 35 3 2 4 3 1 2 1 0 0 1 18100.0 8.6 5.7 11.4 8.6 2.9 5.7 2.9 0.0 0.0 2.9 51.4

飲食サービス業 78 19 3 4 3 3 2 2 2 0 1 39100.0 24.4 3.8 5.1 3.8 3.8 2.6 2.6 2.6 0.0 1.3 50.0

生活関連サービス業、娯楽業 148 44 5 4 6 3 2 8 3 0 1 72100.0 29.7 3.4 2.7 4.1 2.0 1.4 5.4 2.0 0.0 0.7 48.6

教育、学習支援業 50 16 7 5 2 0 1 1 1 0 1 16100.0 32.0 14.0 10.0 4.0 0.0 2.0 2.0 2.0 0.0 2.0 32.0

医療、福祉 346 92 21 30 16 15 11 17 6 4 5 129100.0 26.6 6.1 8.7 4.6 4.3 3.2 4.9 1.7 1.2 1.4 37.3

複合サービス事業 56 16 2 5 3 2 0 1 1 1 1 24100.0 28.6 3.6 8.9 5.4 3.6 0.0 1.8 1.8 1.8 1.8 42.9

その他サービス業 307 81 22 23 16 4 5 10 3 0 2 141100.0 26.4 7.2 7.5 5.2 1.3 1.6 3.3 1.0 0.0 0.7 45.9

その他 53 18 3 2 1 1 0 2 1 0 0 25100.0 34.0 5.7 3.8 1.9 1.9 0.0 3.8 1.9 0.0 0.0 47.2

事業所規模

1~9人 2,667 916 0 0 131 43 49 164 64 11 39 1,250100.0 34.3 0.0 0.0 4.9 1.6 1.8 6.1 2.4 0.4 1.5 46.9

10~29人 1,661 388 95 287 163 70 45 52 14 5 1 541100.0 23.4 5.7 17.3 9.8 4.2 2.7 3.1 0.8 0.3 0.1 32.6

30~49人 490 97 144 84 33 17 7 6 0 2 0 100100.0 19.8 29.4 17.1 6.7 3.5 1.4 1.2 0.0 0.4 0.0 20.4

50~99人 343 38 135 69 20 11 9 6 1 0 0 54100.0 11.1 39.4 20.1 5.8 3.2 2.6 1.7 0.3 0.0 0.0 15.7

100~299人 223 23 126 33 11 2 3 0 0 0 0 25100.0 10.3 56.5 14.8 4.9 0.9 1.3 0.0 0.0 0.0 0.0 11.2

300~999人 58 0 29 15 2 0 1 2 0 0 0 9100.0 0.0 50.0 25.9 3.4 0.0 1.7 3.4 0.0 0.0 0.0 15.5

1,000人以上 11 0 10 1 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 90.9 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 803 430 367 238 92 83 150 42 9 20 1,378100.0 22.2 11.9 10.2 6.6 2.5 2.3 4.2 1.2 0.3 0.6 38.2

雇調金受給経験なし 2,333 656 109 122 122 51 31 79 37 9 20 1,097100.0 28.1 4.7 5.2 5.2 2.2 1.3 3.4 1.6 0.4 0.9 47.0

2011年の正社員の離職者数/2013年4月時点の従業員計×100

-148-

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 1,445 563 536 364 148 121 235 97 11 49 2,383100.0 24.3 9.5 9.0 6.1 2.5 2.0 4.0 1.6 0.2 0.8 40.0

産業

農業、林業、漁業 39 10 0 3 2 0 1 2 1 0 0 20100.0 25.6 0.0 7.7 5.1 0.0 2.6 5.1 2.6 0.0 0.0 51.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 1 1 1 0 0 0 0 0 6100.0 0.0 0.0 11.1 11.1 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 66.7

建設業 902 232 43 82 60 23 24 38 18 2 11 369100.0 25.7 4.8 9.1 6.7 2.5 2.7 4.2 2.0 0.2 1.2 40.9

製造業 2,366 514 312 250 151 57 40 72 32 4 16 918100.0 21.7 13.2 10.6 6.4 2.4 1.7 3.0 1.4 0.2 0.7 38.8

電気・ガス・熱供給・水道業 45 19 1 1 1 0 1 2 0 0 0 20100.0 42.2 2.2 2.2 2.2 0.0 2.2 4.4 0.0 0.0 0.0 44.4

情報通信業 200 42 28 29 12 10 9 6 5 0 4 55100.0 21.0 14.0 14.5 6.0 5.0 4.5 3.0 2.5 0.0 2.0 27.5

運輸業、郵便業 253 50 30 36 20 8 4 8 3 1 1 92100.0 19.8 11.9 14.2 7.9 3.2 1.6 3.2 1.2 0.4 0.4 36.4

卸売業 339 88 30 26 26 9 4 20 6 0 4 126100.0 26.0 8.8 7.7 7.7 2.7 1.2 5.9 1.8 0.0 1.2 37.2

小売業 285 59 19 10 13 4 10 12 5 0 1 152100.0 20.7 6.7 3.5 4.6 1.4 3.5 4.2 1.8 0.0 0.4 53.3

金融業、保険業 61 22 2 1 2 2 4 1 0 0 0 27100.0 36.1 3.3 1.6 3.3 3.3 6.6 1.6 0.0 0.0 0.0 44.3

不動産業、物品賃貸業 87 25 2 4 0 1 1 5 3 0 1 45100.0 28.7 2.3 4.6 0.0 1.1 1.1 5.8 3.5 0.0 1.1 51.7

学術研究、専門・技術サービス業 293 94 12 15 18 4 6 15 9 1 4 115100.0 32.1 4.1 5.1 6.1 1.4 2.0 5.1 3.1 0.3 1.4 39.3

宿泊業 35 6 2 3 2 1 0 2 0 0 0 19100.0 17.1 5.7 8.6 5.7 2.9 0.0 5.7 0.0 0.0 0.0 54.3

飲食サービス業 78 23 4 5 2 5 0 3 3 0 0 33100.0 29.5 5.1 6.4 2.6 6.4 0.0 3.8 3.8 0.0 0.0 42.3

生活関連サービス業、娯楽業 148 39 13 6 7 1 3 8 1 0 3 67100.0 26.4 8.8 4.1 4.7 0.7 2.0 5.4 0.7 0.0 2.0 45.3

教育、学習支援業 50 15 6 8 1 0 0 2 0 0 0 18100.0 30.0 12.0 16.0 2.0 0.0 0.0 4.0 0.0 0.0 0.0 36.0

医療、福祉 346 96 24 29 23 11 7 24 3 1 3 125100.0 27.8 6.9 8.4 6.6 3.2 2.0 6.9 0.9 0.3 0.9 36.1

複合サービス事業 56 21 2 3 1 0 1 2 1 1 0 24100.0 37.5 3.6 5.4 1.8 0.0 1.8 3.6 1.8 1.8 0.0 42.9

その他サービス業 307 74 32 21 20 8 6 12 6 1 0 127100.0 24.1 10.4 6.8 6.5 2.6 2.0 3.9 2.0 0.3 0.0 41.4

その他 53 16 1 3 2 3 0 1 1 0 1 25100.0 30.2 1.9 5.7 3.8 5.7 0.0 1.9 1.9 0.0 1.9 47.2

事業所規模

1~9人 2,667 907 0 0 151 53 62 153 84 7 48 1,202100.0 34.0 0.0 0.0 5.7 2.0 2.3 5.7 3.2 0.3 1.8 45.1

10~29人 1,661 389 107 309 141 72 44 63 11 2 1 522100.0 23.4 6.4 18.6 8.5 4.3 2.7 3.8 0.7 0.1 0.1 31.4

30~49人 490 85 149 100 36 13 6 11 1 1 0 88100.0 17.3 30.4 20.4 7.4 2.7 1.2 2.2 0.2 0.2 0.0 18.0

50~99人 343 42 145 71 20 9 4 7 1 0 0 44100.0 12.2 42.3 20.7 5.8 2.6 1.2 2.0 0.3 0.0 0.0 12.8

100~299人 223 21 120 43 13 1 3 1 0 0 0 21100.0 9.4 53.8 19.3 5.8 0.4 1.3 0.4 0.0 0.0 0.0 9.4

300~999人 58 1 33 11 3 0 2 0 0 1 0 7100.0 1.7 56.9 19.0 5.2 0.0 3.4 0.0 0.0 1.7 0.0 12.1

1,000人以上 11 0 9 2 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 81.8 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 793 427 398 243 105 74 134 56 9 27 1,346100.0 22.0 11.8 11.0 6.7 2.9 2.0 3.7 1.6 0.2 0.7 37.3

雇調金受給経験なし 2,333 649 136 138 121 43 47 101 40 2 22 1,034100.0 27.8 5.8 5.9 5.2 1.8 2.0 4.3 1.7 0.1 0.9 44.3

2012年の正社員の離職者数/2013年4月時点の従業員計×100

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問 5-3 リーマン・ショック後、正社員として、新規学卒、中途採用を問わず各年に退職した人数

TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 2,039 271 65 35 14 6 15 4 1 2 3,500100.0 34.3 4.6 1.1 0.6 0.2 0.1 0.3 0.1 0.0 0.0 58.8

産業

農業、林業、漁業 39 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 31100.0 20.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 79.5

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8100.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 88.9

建設業 902 294 17 9 9 5 2 2 0 0 0 564100.0 32.6 1.9 1.0 1.0 0.6 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 62.5

製造業 2,366 785 174 36 18 5 4 11 2 1 2 1,328100.0 33.2 7.4 1.5 0.8 0.2 0.2 0.5 0.1 0.0 0.1 56.1

電気・ガス・熱供給・水道業 45 18 1 0 0 0 0 0 0 0 0 26100.0 40.0 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 57.8

情報通信業 200 104 1 0 0 0 0 0 0 0 0 95100.0 52.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 47.5

運輸業、郵便業 253 76 26 5 1 1 0 0 1 0 0 143100.0 30.0 10.3 2.0 0.4 0.4 0.0 0.0 0.4 0.0 0.0 56.5

卸売業 339 117 17 5 1 2 0 1 0 0 0 196100.0 34.5 5.0 1.5 0.3 0.6 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 57.8

小売業 285 88 2 0 1 0 0 0 0 0 0 194100.0 30.9 0.7 0.0 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 68.1

金融業、保険業 61 26 3 0 0 0 0 0 0 0 0 32100.0 42.6 4.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 52.5

不動産業、物品賃貸業 87 25 0 1 0 0 0 0 0 0 0 61100.0 28.7 0.0 1.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 70.1

学術研究、専門・技術サービス業 293 113 2 2 1 1 0 1 0 0 0 173100.0 38.6 0.7 0.7 0.3 0.3 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 59.0

宿泊業 35 7 4 1 0 0 0 0 0 0 0 23100.0 20.0 11.4 2.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.7

飲食サービス業 78 26 0 0 0 0 0 0 0 0 0 52100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 66.7

生活関連サービス業、娯楽業 148 51 0 0 0 0 0 0 0 0 0 97100.0 34.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.5

教育、学習支援業 50 21 3 0 0 0 0 0 0 0 0 26100.0 42.0 6.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 52.0

医療、福祉 346 137 5 4 2 0 0 0 0 0 0 198100.0 39.6 1.4 1.2 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 57.2

複合サービス事業 56 22 3 0 0 0 0 0 0 0 0 31100.0 39.3 5.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 55.4

その他サービス業 307 101 10 2 2 0 0 0 1 0 0 191100.0 32.9 3.3 0.7 0.7 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 62.2

その他 53 19 3 0 0 0 0 0 0 0 0 31100.0 35.8 5.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 58.5

事業所規模

1~9人 2,667 953 0 0 17 11 3 14 3 1 2 1,663100.0 35.7 0.0 0.0 0.6 0.4 0.1 0.5 0.1 0.0 0.1 62.4

10~29人 1,661 625 31 46 15 2 3 1 1 0 0 937100.0 37.6 1.9 2.8 0.9 0.1 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 56.4

30~49人 490 218 56 9 3 1 0 0 0 0 0 203100.0 44.5 11.4 1.8 0.6 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 41.4

50~99人 343 144 70 5 0 0 0 0 0 0 0 124100.0 42.0 20.4 1.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 36.2

100~299人 223 85 72 4 0 0 0 0 0 0 0 62100.0 38.1 32.3 1.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 27.8

300~999人 58 14 31 1 0 0 0 0 0 0 0 12100.0 24.1 53.4 1.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.7

1,000人以上 11 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,296 218 47 25 8 5 6 3 1 2 2,001100.0 35.9 6.0 1.3 0.7 0.2 0.1 0.2 0.1 0.0 0.1 55.4

雇調金受給経験なし 2,333 740 53 18 10 6 1 9 1 0 0 1,495100.0 31.7 2.3 0.8 0.4 0.3 0.0 0.4 0.0 0.0 0.0 64.1

2008年の正社員の退職者数/2013年4月時点の従業員計×100

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 2,029 294 96 55 17 13 15 5 0 3 3,425100.0 34.1 4.9 1.6 0.9 0.3 0.2 0.3 0.1 0.0 0.1 57.5

産業

農業、林業、漁業 39 8 0 2 0 0 0 0 0 0 0 29100.0 20.5 0.0 5.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 74.4

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8100.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 88.9

建設業 902 290 21 14 10 4 2 4 2 0 0 555100.0 32.2 2.3 1.6 1.1 0.4 0.2 0.4 0.2 0.0 0.0 61.5

製造業 2,366 764 207 50 28 8 6 8 1 0 2 1,292100.0 32.3 8.7 2.1 1.2 0.3 0.3 0.3 0.0 0.0 0.1 54.6

電気・ガス・熱供給・水道業 45 17 1 1 0 0 0 0 0 0 0 26100.0 37.8 2.2 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 57.8

情報通信業 200 100 4 2 0 0 0 0 0 0 0 94100.0 50.0 2.0 1.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 47.0

運輸業、郵便業 253 81 18 10 2 1 0 0 0 0 0 141100.0 32.0 7.1 4.0 0.8 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 55.7

卸売業 339 115 11 7 8 1 1 0 0 0 0 196100.0 33.9 3.2 2.1 2.4 0.3 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 57.8

小売業 285 86 3 2 0 1 1 0 0 0 0 192100.0 30.2 1.1 0.7 0.0 0.4 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 67.4

金融業、保険業 61 26 2 0 1 0 0 0 0 0 0 32100.0 42.6 3.3 0.0 1.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 52.5

不動産業、物品賃貸業 87 27 1 0 0 0 0 0 0 0 1 58100.0 31.0 1.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.1 66.7

学術研究、専門・技術サービス業 293 115 0 2 0 1 0 1 0 0 0 174100.0 39.2 0.0 0.7 0.0 0.3 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 59.4

宿泊業 35 9 2 1 0 0 0 0 0 0 0 23100.0 25.7 5.7 2.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.7

飲食サービス業 78 25 2 0 0 0 0 0 0 0 0 51100.0 32.1 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.4

生活関連サービス業、娯楽業 148 53 0 1 1 0 0 0 0 0 0 93100.0 35.8 0.0 0.7 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 62.8

教育、学習支援業 50 20 2 2 0 0 0 0 0 0 0 26100.0 40.0 4.0 4.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 52.0

医療、福祉 346 147 3 1 2 0 0 0 1 0 0 192100.0 42.5 0.9 0.3 0.6 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 55.5

複合サービス事業 56 24 0 0 0 0 0 2 0 0 0 30100.0 42.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.6 0.0 0.0 0.0 53.6

その他サービス業 307 101 14 1 3 0 2 0 0 0 0 186100.0 32.9 4.6 0.3 1.0 0.0 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 60.6

その他 53 20 3 0 0 1 1 0 1 0 0 27100.0 37.7 5.7 0.0 0.0 1.9 1.9 0.0 1.9 0.0 0.0 50.9

事業所規模

1~9人 2,667 954 0 0 30 11 9 12 5 0 3 1,643100.0 35.8 0.0 0.0 1.1 0.4 0.3 0.4 0.2 0.0 0.1 61.6

10~29人 1,661 623 33 56 21 6 4 3 0 0 0 915100.0 37.5 2.0 3.4 1.3 0.4 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 55.1

30~49人 490 216 53 24 3 0 0 0 0 0 0 194100.0 44.1 10.8 4.9 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 39.6

50~99人 343 141 82 8 1 0 0 0 0 0 0 111100.0 41.1 23.9 2.3 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 32.4

100~299人 223 84 77 8 0 0 0 0 0 0 0 54100.0 37.7 34.5 3.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 24.2

300~999人 58 11 38 0 0 0 0 0 0 0 0 9100.0 19.0 65.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 15.5

1,000人以上 11 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,264 243 76 43 13 7 7 3 0 1 1,955100.0 35.0 6.7 2.1 1.2 0.4 0.2 0.2 0.1 0.0 0.0 54.1

雇調金受給経験なし 2,333 762 51 20 12 4 6 8 2 0 2 1,466100.0 32.7 2.2 0.9 0.5 0.2 0.3 0.3 0.1 0.0 0.1 62.8

2009年の正社員の退職者数/2013年4月時点の従業員計×100

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 2,036 323 91 44 15 16 24 6 0 4 3,393100.0 34.2 5.4 1.5 0.7 0.3 0.3 0.4 0.1 0.0 0.1 57.0

産業

農業、林業、漁業 39 10 0 2 0 0 0 1 0 0 0 26100.0 25.6 0.0 5.1 0.0 0.0 0.0 2.6 0.0 0.0 0.0 66.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0 6100.0 11.1 0.0 11.1 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 66.7

建設業 902 292 22 13 10 3 3 5 0 0 1 553100.0 32.4 2.4 1.4 1.1 0.3 0.3 0.6 0.0 0.0 0.1 61.3

製造業 2,366 776 216 49 22 7 6 10 1 0 1 1,278100.0 32.8 9.1 2.1 0.9 0.3 0.3 0.4 0.0 0.0 0.0 54.0

電気・ガス・熱供給・水道業 45 17 1 1 0 0 0 1 1 0 0 24100.0 37.8 2.2 2.2 0.0 0.0 0.0 2.2 2.2 0.0 0.0 53.3

情報通信業 200 98 6 0 0 1 0 0 0 0 0 95100.0 49.0 3.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 47.5

運輸業、郵便業 253 80 23 7 3 0 0 1 1 0 0 138100.0 31.6 9.1 2.8 1.2 0.0 0.0 0.4 0.4 0.0 0.0 54.5

卸売業 339 111 21 5 2 1 0 3 0 0 2 194100.0 32.7 6.2 1.5 0.6 0.3 0.0 0.9 0.0 0.0 0.6 57.2

小売業 285 85 5 2 0 0 1 1 0 0 0 191100.0 29.8 1.8 0.7 0.0 0.0 0.4 0.4 0.0 0.0 0.0 67.0

金融業、保険業 61 25 2 0 1 0 1 0 0 0 0 32100.0 41.0 3.3 0.0 1.6 0.0 1.6 0.0 0.0 0.0 0.0 52.5

不動産業、物品賃貸業 87 26 1 1 1 0 0 0 0 0 0 58100.0 29.9 1.1 1.1 1.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 66.7

学術研究、専門・技術サービス業 293 118 0 2 1 0 0 0 0 0 0 172100.0 40.3 0.0 0.7 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 58.7

宿泊業 35 8 3 1 0 0 0 0 0 0 0 23100.0 22.9 8.6 2.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.7

飲食サービス業 78 28 0 0 0 0 0 0 0 0 0 50100.0 35.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 64.1

生活関連サービス業、娯楽業 148 53 2 0 0 0 1 1 0 0 0 91100.0 35.8 1.4 0.0 0.0 0.0 0.7 0.7 0.0 0.0 0.0 61.5

教育、学習支援業 50 19 2 2 0 0 0 0 0 0 0 27100.0 38.0 4.0 4.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 54.0

医療、福祉 346 144 3 2 1 0 2 0 0 0 0 194100.0 41.6 0.9 0.6 0.3 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 56.1

複合サービス事業 56 22 2 0 1 0 0 0 1 0 0 30100.0 39.3 3.6 0.0 1.8 0.0 0.0 0.0 1.8 0.0 0.0 53.6

その他サービス業 307 102 11 3 2 2 2 1 1 0 0 183100.0 33.2 3.6 1.0 0.7 0.7 0.7 0.3 0.3 0.0 0.0 59.6

その他 53 21 3 0 0 0 0 0 1 0 0 28100.0 39.6 5.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.9 0.0 0.0 52.8

事業所規模

1~9人 2,667 965 0 0 27 11 12 23 6 0 4 1,619100.0 36.2 0.0 0.0 1.0 0.4 0.4 0.9 0.2 0.0 0.1 60.7

10~29人 1,661 610 48 68 15 4 4 1 0 0 0 911100.0 36.7 2.9 4.1 0.9 0.2 0.2 0.1 0.0 0.0 0.0 54.8

30~49人 490 218 59 15 1 0 0 0 0 0 0 197100.0 44.5 12.0 3.1 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 40.2

50~99人 343 146 86 3 0 0 0 0 0 0 0 108100.0 42.6 25.1 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 31.5

100~299人 223 84 84 4 1 0 0 0 0 0 0 50100.0 37.7 37.7 1.8 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 22.4

300~999人 58 13 35 1 0 0 0 0 0 0 0 9100.0 22.4 60.3 1.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 15.5

1,000人以上 11 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,270 269 66 34 9 11 18 3 0 1 1,931100.0 35.2 7.4 1.8 0.9 0.2 0.3 0.5 0.1 0.0 0.0 53.5

雇調金受給経験なし 2,333 763 54 25 10 6 5 6 3 0 3 1,458100.0 32.7 2.3 1.1 0.4 0.3 0.2 0.3 0.1 0.0 0.1 62.5

2010年の正社員の退職者数/2013年4月時点の従業員計×100

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 2,051 356 113 59 13 10 23 5 0 4 3,318100.0 34.5 6.0 1.9 1.0 0.2 0.2 0.4 0.1 0.0 0.1 55.7

産業

農業、林業、漁業 39 7 1 0 1 0 0 0 0 0 0 30100.0 17.9 2.6 0.0 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 76.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8100.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 88.9

建設業 902 279 36 12 14 4 1 4 1 0 2 549100.0 30.9 4.0 1.3 1.6 0.4 0.1 0.4 0.1 0.0 0.2 60.9

製造業 2,366 787 218 69 21 6 5 12 1 0 1 1,246100.0 33.3 9.2 2.9 0.9 0.3 0.2 0.5 0.0 0.0 0.0 52.7

電気・ガス・熱供給・水道業 45 18 1 0 0 0 0 0 0 0 0 26100.0 40.0 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 57.8

情報通信業 200 100 4 0 1 0 0 1 0 0 0 94100.0 50.0 2.0 0.0 0.5 0.0 0.0 0.5 0.0 0.0 0.0 47.0

運輸業、郵便業 253 76 35 11 3 1 0 0 0 0 0 127100.0 30.0 13.8 4.3 1.2 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 50.2

卸売業 339 115 19 11 6 1 0 1 1 0 0 185100.0 33.9 5.6 3.2 1.8 0.3 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0 54.6

小売業 285 85 6 2 4 0 1 2 0 0 1 184100.0 29.8 2.1 0.7 1.4 0.0 0.4 0.7 0.0 0.0 0.4 64.6

金融業、保険業 61 25 2 0 1 0 0 1 0 0 0 32100.0 41.0 3.3 0.0 1.6 0.0 0.0 1.6 0.0 0.0 0.0 52.5

不動産業、物品賃貸業 87 28 0 0 2 0 0 0 0 0 0 57100.0 32.2 0.0 0.0 2.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.5

学術研究、専門・技術サービス業 293 116 3 1 1 0 1 0 0 0 0 171100.0 39.6 1.0 0.3 0.3 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 58.4

宿泊業 35 9 2 1 0 0 0 0 0 0 0 23100.0 25.7 5.7 2.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.7

飲食サービス業 78 28 2 0 0 0 0 0 0 0 0 48100.0 35.9 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 61.5

生活関連サービス業、娯楽業 148 55 3 1 0 0 0 0 0 0 0 89100.0 37.2 2.0 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 60.1

教育、学習支援業 50 22 1 1 0 0 0 0 0 0 0 26100.0 44.0 2.0 2.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 52.0

医療、福祉 346 155 8 1 1 0 1 1 1 0 0 178100.0 44.8 2.3 0.3 0.3 0.0 0.3 0.3 0.3 0.0 0.0 51.5

複合サービス事業 56 23 1 1 0 0 0 0 0 0 0 31100.0 41.1 1.8 1.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 55.4

その他サービス業 307 102 11 2 4 0 1 1 1 0 0 185100.0 33.2 3.6 0.7 1.3 0.0 0.3 0.3 0.3 0.0 0.0 60.3

その他 53 20 3 0 0 1 0 0 0 0 0 29100.0 37.7 5.7 0.0 0.0 1.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 54.7

事業所規模

1~9人 2,667 975 0 0 37 9 9 21 5 0 4 1,607100.0 36.6 0.0 0.0 1.4 0.3 0.3 0.8 0.2 0.0 0.1 60.3

10~29人 1,661 629 47 86 20 3 1 2 0 0 0 873100.0 37.9 2.8 5.2 1.2 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 52.6

30~49人 490 217 74 18 1 1 0 0 0 0 0 179100.0 44.3 15.1 3.7 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 36.5

50~99人 343 140 90 5 0 0 0 0 0 0 0 108100.0 40.8 26.2 1.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 31.5

100~299人 223 81 95 3 1 0 0 0 0 0 0 43100.0 36.3 42.6 1.3 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 19.3

300~999人 58 9 39 1 0 0 0 0 0 0 0 9100.0 15.5 67.2 1.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 15.5

1,000人以上 11 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,268 285 87 42 9 7 15 3 0 3 1,893100.0 35.1 7.9 2.4 1.2 0.2 0.2 0.4 0.1 0.0 0.1 52.4

雇調金受給経験なし 2,333 780 71 26 17 4 3 8 2 0 1 1,421100.0 33.4 3.0 1.1 0.7 0.2 0.1 0.3 0.1 0.0 0.0 60.9

2011年の正社員の退職者数/2013年4月時点の従業員計×100

-153-

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TOTAL 0 0~5%未

5~10%未

10~15%未満

15~20%未満

20~25%未満

25~50%未満

50~75%未満

75~100%未満

100%以上 無回答

TOTAL 5,952 2,060 383 148 71 17 11 27 13 0 9 3,213100.0 34.6 6.4 2.5 1.2 0.3 0.2 0.5 0.2 0.0 0.2 54.0

産業

農業、林業、漁業 39 9 1 1 1 0 0 1 0 0 0 26100.0 23.1 2.6 2.6 2.6 0.0 0.0 2.6 0.0 0.0 0.0 66.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 8100.0 0.0 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 88.9

建設業 902 290 42 19 14 3 2 6 1 0 2 523100.0 32.2 4.7 2.1 1.6 0.3 0.2 0.7 0.1 0.0 0.2 58.0

製造業 2,366 778 225 88 29 4 6 9 6 0 5 1,216100.0 32.9 9.5 3.7 1.2 0.2 0.3 0.4 0.3 0.0 0.2 51.4

電気・ガス・熱供給・水道業 45 19 2 1 0 0 0 0 0 0 0 23100.0 42.2 4.4 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 51.1

情報通信業 200 102 6 3 1 0 0 0 0 0 0 88100.0 51.0 3.0 1.5 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 44.0

運輸業、郵便業 253 79 36 8 4 1 0 0 0 0 0 125100.0 31.2 14.2 3.2 1.6 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 49.4

卸売業 339 111 22 5 9 4 1 3 1 0 0 183100.0 32.7 6.5 1.5 2.7 1.2 0.3 0.9 0.3 0.0 0.0 54.0

小売業 285 86 8 3 3 1 0 5 1 0 0 178100.0 30.2 2.8 1.1 1.1 0.4 0.0 1.8 0.4 0.0 0.0 62.5

金融業、保険業 61 25 2 0 1 2 1 0 0 0 0 30100.0 41.0 3.3 0.0 1.6 3.3 1.6 0.0 0.0 0.0 0.0 49.2

不動産業、物品賃貸業 87 27 1 2 0 0 0 0 0 0 0 57100.0 31.0 1.1 2.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.5

学術研究、専門・技術サービス業 293 114 2 1 3 2 1 1 0 0 1 168100.0 38.9 0.7 0.3 1.0 0.7 0.3 0.3 0.0 0.0 0.3 57.3

宿泊業 35 10 0 2 0 0 0 0 0 0 0 23100.0 28.6 0.0 5.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.7

飲食サービス業 78 28 1 2 0 0 0 0 0 0 0 47100.0 35.9 1.3 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 60.3

生活関連サービス業、娯楽業 148 56 6 0 1 0 0 0 0 0 1 84100.0 37.8 4.1 0.0 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.7 56.8

教育、学習支援業 50 19 3 1 0 0 0 0 0 0 0 27100.0 38.0 6.0 2.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 54.0

医療、福祉 346 157 8 4 2 0 0 0 1 0 0 174100.0 45.4 2.3 1.2 0.6 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 50.3

複合サービス事業 56 23 1 1 1 0 0 1 1 0 0 28100.0 41.1 1.8 1.8 1.8 0.0 0.0 1.8 1.8 0.0 0.0 50.0

その他サービス業 307 107 16 5 2 0 0 1 1 0 0 175100.0 34.9 5.2 1.6 0.7 0.0 0.0 0.3 0.3 0.0 0.0 57.0

その他 53 20 1 1 0 0 0 0 1 0 0 30100.0 37.7 1.9 1.9 0.0 0.0 0.0 0.0 1.9 0.0 0.0 56.6

事業所規模

1~9人 2,667 979 0 0 44 12 11 25 13 0 9 1,574100.0 36.7 0.0 0.0 1.6 0.4 0.4 0.9 0.5 0.0 0.3 59.0

10~29人 1,661 624 60 125 25 5 0 2 0 0 0 820100.0 37.6 3.6 7.5 1.5 0.3 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 49.4

30~49人 490 209 93 15 2 0 0 0 0 0 0 171100.0 42.7 19.0 3.1 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 34.9

50~99人 343 150 90 5 0 0 0 0 0 0 0 98100.0 43.7 26.2 1.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 28.6

100~299人 223 86 92 2 0 0 0 0 0 0 0 43100.0 38.6 41.3 0.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 19.3

300~999人 58 12 37 1 0 0 0 0 0 0 0 8100.0 20.7 63.8 1.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 13.8

1,000人以上 11 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 499 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 499100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,267 300 115 48 9 8 12 6 0 6 1,841100.0 35.1 8.3 3.2 1.3 0.3 0.2 0.3 0.2 0.0 0.2 51.0

雇調金受給経験なし 2,333 790 83 33 23 8 3 15 7 0 3 1,368100.0 33.9 3.6 1.4 1.0 0.3 0.1 0.6 0.3 0.0 0.1 58.6

2012年の正社員の退職者数/2013年4月時点の従業員計×100

-154-

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問 6-1 従業員数の減少幅(リーマン・ショック直後の1年間) (設立日 2008 年 8 月以前の事業所について集計)

TOTAL 50%以上25~50%未

10~25%未

5~10%未

0~5%未

満なし 無回答

TOTAL 5,727 175 329 442 262 290 2,271 1,958100.0 3.1 5.7 7.7 4.6 5.1 39.7 34.2

産業

農業、林業、漁業 35 0 2 1 1 0 10 21100.0 0.0 5.7 2.9 2.9 0.0 28.6 60.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 0 0 1 4 4100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 11.1 44.4 44.4

建設業 883 16 36 44 26 35 377 349100.0 1.8 4.1 5.0 2.9 4.0 42.7 39.5

製造業 2,338 113 189 252 143 165 898 578100.0 4.8 8.1 10.8 6.1 7.1 38.4 24.7

電気・ガス・熱供給・水道業 44 0 2 3 0 1 19 19100.0 0.0 4.5 6.8 0.0 2.3 43.2 43.2

情報通信業 190 8 21 23 10 10 68 50100.0 4.2 11.1 12.1 5.3 5.3 35.8 26.3

運輸業、郵便業 242 2 11 20 17 22 87 83100.0 0.8 4.5 8.3 7.0 9.1 36.0 34.3

卸売業 328 5 10 19 15 18 142 119100.0 1.5 3.1 5.8 4.6 5.5 43.3 36.3

小売業 268 5 7 11 5 6 111 123100.0 1.9 2.6 4.1 1.9 2.2 41.4 45.9

金融業、保険業 57 0 1 2 1 3 22 28100.0 0.0 1.8 3.5 1.8 5.3 38.6 49.1

不動産業、物品賃貸業 86 2 4 6 2 2 28 42100.0 2.3 4.7 7.0 2.3 2.3 32.6 48.8

学術研究、専門・技術サービス業 276 10 14 17 18 7 111 99100.0 3.6 5.1 6.2 6.5 2.5 40.2 35.9

宿泊業 35 0 2 1 0 5 18 9100.0 0.0 5.7 2.9 0.0 14.3 51.4 25.7

飲食サービス業 64 0 2 6 2 0 27 27100.0 0.0 3.1 9.4 3.1 0.0 42.2 42.2

生活関連サービス業、娯楽業 135 0 2 4 4 3 64 58100.0 0.0 1.5 3.0 3.0 2.2 47.4 43.0

教育、学習支援業 49 0 0 3 0 1 14 31100.0 0.0 0.0 6.1 0.0 2.0 28.6 63.3

医療、福祉 293 2 2 4 1 2 122 160100.0 0.7 0.7 1.4 0.3 0.7 41.6 54.6

複合サービス事業 54 1 2 3 0 1 25 22100.0 1.9 3.7 5.6 0.0 1.9 46.3 40.7

その他サービス業 291 11 22 20 16 7 106 109100.0 3.8 7.6 6.9 5.5 2.4 36.4 37.5

その他 50 0 0 3 1 1 18 27100.0 0.0 0.0 6.0 2.0 2.0 36.0 54.0

事業所規模

1~9人 2,532 91 146 126 57 48 1,110 954100.0 3.6 5.8 5.0 2.3 1.9 43.8 37.7

10~29人 1,618 42 84 149 87 79 672 505100.0 2.6 5.2 9.2 5.4 4.9 41.5 31.2

30~49人 481 11 30 57 37 44 158 144100.0 2.3 6.2 11.9 7.7 9.1 32.8 29.9

50~99人 335 3 24 42 38 39 97 92100.0 0.9 7.2 12.5 11.3 11.6 29.0 27.5

100~299人 217 6 16 21 17 37 64 56100.0 2.8 7.4 9.7 7.8 17.1 29.5 25.8

300~999人 57 1 4 7 5 9 16 15100.0 1.8 7.0 12.3 8.8 15.8 28.1 26.3

1,000人以上 11 0 0 1 1 1 4 4100.0 0.0 0.0 9.1 9.1 9.1 36.4 36.4

無回答 476 21 25 39 20 33 150 188100.0 4.4 5.3 8.2 4.2 6.9 31.5 39.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 148 280 371 224 243 1,409 896100.0 4.1 7.8 10.4 6.3 6.8 39.5 25.1

雇調金受給経験なし 2,149 25 49 71 38 47 858 1,061100.0 1.2 2.3 3.3 1.8 2.2 39.9 49.4

リーマン・ショック直後の1年間に従業員数の減少幅

-155-

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問 6-1 従業員数の減少幅(東日本大震災直後の1年間) (設立日が 2011 年 2 月以前の事業所について集計)

TOTAL 50%以上25~50%未

10~25%未

5~10%未

0~5%未

満なし 無回答

TOTAL 5,857 95 160 259 195 305 2,829 2,014100.0 1.6 2.7 4.4 3.3 5.2 48.3 34.4

産業

農業、林業、漁業 37 3 0 0 1 0 11 22100.0 8.1 0.0 0.0 2.7 0.0 29.7 59.5

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 1 0 0 0 0 4 4100.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 44.4 44.4

建設業 893 11 23 36 22 35 410 356100.0 1.2 2.6 4.0 2.5 3.9 45.9 39.9

製造業 2,360 42 70 124 94 167 1,260 603100.0 1.8 3.0 5.3 4.0 7.1 53.4 25.6

電気・ガス・熱供給・水道業 45 0 2 2 2 0 19 20100.0 0.0 4.4 4.4 4.4 0.0 42.2 44.4

情報通信業 198 1 7 13 8 12 104 53100.0 0.5 3.5 6.6 4.0 6.1 52.5 26.8

運輸業、郵便業 249 4 5 13 13 21 114 79100.0 1.6 2.0 5.2 5.2 8.4 45.8 31.7

卸売業 332 3 7 13 14 17 158 120100.0 0.9 2.1 3.9 4.2 5.1 47.6 36.1

小売業 277 3 9 12 4 6 120 123100.0 1.1 3.2 4.3 1.4 2.2 43.3 44.4

金融業、保険業 61 0 2 3 1 2 24 29100.0 0.0 3.3 4.9 1.6 3.3 39.3 47.5

不動産業、物品賃貸業 86 1 3 2 3 2 34 41100.0 1.2 3.5 2.3 3.5 2.3 39.5 47.7

学術研究、専門・技術サービス業 285 4 9 13 8 14 137 100100.0 1.4 3.2 4.6 2.8 4.9 48.1 35.1

宿泊業 35 2 1 1 2 4 16 9100.0 5.7 2.9 2.9 5.7 11.4 45.7 25.7

飲食サービス業 71 3 5 4 2 3 25 29100.0 4.2 7.0 5.6 2.8 4.2 35.2 40.8

生活関連サービス業、娯楽業 141 3 3 4 4 3 66 58100.0 2.1 2.1 2.8 2.8 2.1 46.8 41.1

教育、学習支援業 50 0 1 1 0 3 13 32100.0 0.0 2.0 2.0 0.0 6.0 26.0 64.0

医療、福祉 323 4 3 2 5 3 130 176100.0 1.2 0.9 0.6 1.5 0.9 40.2 54.5

複合サービス事業 55 1 0 0 3 1 25 25100.0 1.8 0.0 0.0 5.5 1.8 45.5 45.5

その他サービス業 298 9 10 14 8 12 137 108100.0 3.0 3.4 4.7 2.7 4.0 46.0 36.2

その他 52 0 0 2 1 0 22 27100.0 0.0 0.0 3.8 1.9 0.0 42.3 51.9

事業所規模

1~9人 2,611 52 98 99 48 57 1,273 984100.0 2.0 3.8 3.8 1.8 2.2 48.8 37.7

10~29人 1,648 26 30 85 65 85 839 518100.0 1.6 1.8 5.2 3.9 5.2 50.9 31.4

30~49人 483 5 10 27 27 44 225 145100.0 1.0 2.1 5.6 5.6 9.1 46.6 30.0

50~99人 340 1 5 12 26 39 166 91100.0 0.3 1.5 3.5 7.6 11.5 48.8 26.8

100~299人 222 2 1 10 10 27 112 60100.0 0.9 0.5 4.5 4.5 12.2 50.5 27.0

300~999人 58 0 0 4 3 14 23 14100.0 0.0 0.0 6.9 5.2 24.1 39.7 24.1

1,000人以上 11 0 0 0 0 0 7 4100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 63.6 36.4

無回答 484 9 16 22 16 39 184 198100.0 1.9 3.3 4.5 3.3 8.1 38.0 40.9

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,604 72 132 199 159 258 1,872 912100.0 2.0 3.7 5.5 4.4 7.2 51.9 25.3

雇調金受給経験なし 2,246 23 28 59 36 47 952 1,101100.0 1.0 1.2 2.6 1.6 2.1 42.4 49.0

東日本大震災直後の1年間に従業員数の減少幅

-156-

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問 6-2 従業員 1 人あたりの月間労働時間の減少幅(リーマン・ショック直後の1年間) (設立日 2008 年 8 月以前の事業所について集計)

TOTAL 50%以上25~50%未

10~25%未

5~10%未

0~5%未

減らさなかった

無回答

TOTAL 5,727 245 559 672 343 192 1,785 1,931100.0 4.3 9.8 11.7 6.0 3.4 31.2 33.7

産業

農業、林業、漁業 35 0 2 1 0 0 10 22100.0 0.0 5.7 2.9 0.0 0.0 28.6 62.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 0 1 0 3 5100.0 0.0 0.0 0.0 11.1 0.0 33.3 55.6

建設業 883 19 48 66 45 30 330 345100.0 2.2 5.4 7.5 5.1 3.4 37.4 39.1

製造業 2,338 187 400 418 181 97 487 568100.0 8.0 17.1 17.9 7.7 4.2 20.8 24.3

電気・ガス・熱供給・水道業 44 1 1 5 4 0 15 18100.0 2.3 2.3 11.4 9.1 0.0 34.1 40.9

情報通信業 190 3 19 18 16 7 79 48100.0 1.6 10.0 9.5 8.4 3.7 41.6 25.3

運輸業、郵便業 242 4 22 36 18 10 69 83100.0 1.7 9.1 14.9 7.4 4.1 28.5 34.3

卸売業 328 3 17 36 22 9 123 118100.0 0.9 5.2 11.0 6.7 2.7 37.5 36.0

小売業 268 3 8 14 8 4 111 120100.0 1.1 3.0 5.2 3.0 1.5 41.4 44.8

金融業、保険業 57 0 2 0 1 2 24 28100.0 0.0 3.5 0.0 1.8 3.5 42.1 49.1

不動産業、物品賃貸業 86 1 1 4 2 2 37 39100.0 1.2 1.2 4.7 2.3 2.3 43.0 45.3

学術研究、専門・技術サービス業 276 12 12 29 8 9 110 96100.0 4.3 4.4 10.5 2.9 3.3 39.9 34.8

宿泊業 35 0 2 3 3 1 16 10100.0 0.0 5.7 8.6 8.6 2.9 45.7 28.6

飲食サービス業 64 1 2 1 4 1 29 26100.0 1.6 3.1 1.6 6.3 1.6 45.3 40.6

生活関連サービス業、娯楽業 135 1 3 3 7 2 65 54100.0 0.7 2.2 2.2 5.2 1.5 48.2 40.0

教育、学習支援業 49 0 0 0 1 0 17 31100.0 0.0 0.0 0.0 2.0 0.0 34.7 63.3

医療、福祉 293 1 2 3 2 2 124 159100.0 0.3 0.7 1.0 0.7 0.7 42.3 54.3

複合サービス事業 54 1 2 2 0 4 23 22100.0 1.9 3.7 3.7 0.0 7.4 42.6 40.7

その他サービス業 291 8 16 30 18 11 95 113100.0 2.7 5.5 10.3 6.2 3.8 32.6 38.8

その他 50 0 0 3 2 1 18 26100.0 0.0 0.0 6.0 4.0 2.0 36.0 52.0

事業所規模

1~9人 2,532 122 223 224 108 65 862 928100.0 4.8 8.8 8.8 4.3 2.6 34.0 36.7

10~29人 1,618 65 173 221 98 58 503 500100.0 4.0 10.7 13.7 6.1 3.6 31.1 30.9

30~49人 481 20 49 68 52 20 130 142100.0 4.2 10.2 14.1 10.8 4.2 27.0 29.5

50~99人 335 9 34 68 28 15 85 96100.0 2.7 10.1 20.3 8.4 4.5 25.4 28.7

100~299人 217 6 26 38 20 12 60 55100.0 2.8 12.0 17.5 9.2 5.5 27.6 25.3

300~999人 57 1 12 10 4 6 10 14100.0 1.8 21.1 17.5 7.0 10.5 17.5 24.6

1,000人以上 11 0 0 4 1 1 1 4100.0 0.0 0.0 36.4 9.1 9.1 9.1 36.4

無回答 476 22 42 39 32 15 134 192100.0 4.6 8.8 8.2 6.7 3.2 28.2 40.3

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,571 225 514 603 293 156 897 883100.0 6.3 14.4 16.9 8.2 4.4 25.1 24.7

雇調金受給経験なし 2,149 17 45 68 50 36 886 1,047100.0 0.8 2.1 3.2 2.3 1.7 41.2 48.7

リーマン・ショック直後の1年間に従業員1人あたりの月間労働時間の減少幅

-157-

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問 6-2 従業員 1 人あたりの月間労働時間の減少幅(東日本大震災直後の1年間) (設立日が 2011 年 2 月以前の事業所について集計)

TOTAL 50%以上25~50%未

10~25%未

5~10%未

0~5%未

減らさなかった

無回答

TOTAL 5,857 156 306 453 319 263 2,375 1,985100.0 2.7 5.2 7.7 5.5 4.5 40.5 33.9

産業

農業、林業、漁業 37 3 2 0 0 0 10 22100.0 8.1 5.4 0.0 0.0 0.0 27.0 59.5

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 0 0 0 1 3 5100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 11.1 33.3 55.6

建設業 893 23 34 54 43 28 367 344100.0 2.6 3.8 6.0 4.8 3.1 41.1 38.5

製造業 2,360 75 180 266 176 153 913 597100.0 3.2 7.6 11.3 7.5 6.5 38.7 25.3

電気・ガス・熱供給・水道業 45 2 0 4 2 0 18 19100.0 4.4 0.0 8.9 4.4 0.0 40.0 42.2

情報通信業 198 3 8 8 9 10 111 49100.0 1.5 4.0 4.0 4.5 5.1 56.1 24.7

運輸業、郵便業 249 6 11 23 20 20 87 82100.0 2.4 4.4 9.2 8.0 8.0 34.9 32.9

卸売業 332 4 8 29 22 10 140 119100.0 1.2 2.4 8.7 6.6 3.0 42.2 35.8

小売業 277 8 10 12 7 9 111 120100.0 2.9 3.6 4.3 2.5 3.2 40.1 43.3

金融業、保険業 61 0 3 0 1 2 25 30100.0 0.0 4.9 0.0 1.6 3.3 41.0 49.2

不動産業、物品賃貸業 86 0 2 1 3 1 42 37100.0 0.0 2.3 1.2 3.5 1.2 48.8 43.0

学術研究、専門・技術サービス業 285 6 13 16 10 12 129 99100.0 2.1 4.6 5.6 3.5 4.2 45.3 34.7

宿泊業 35 4 5 3 1 0 11 11100.0 11.4 14.3 8.6 2.9 0.0 31.4 31.4

飲食サービス業 71 3 6 3 0 1 30 28100.0 4.2 8.5 4.2 0.0 1.4 42.3 39.4

生活関連サービス業、娯楽業 141 4 3 7 8 2 60 57100.0 2.8 2.1 5.0 5.7 1.4 42.6 40.4

教育、学習支援業 50 1 0 0 0 0 17 32100.0 2.0 0.0 0.0 0.0 0.0 34.0 64.0

医療、福祉 323 3 4 5 1 4 131 175100.0 0.9 1.2 1.6 0.3 1.2 40.6 54.2

複合サービス事業 55 2 2 1 1 3 23 23100.0 3.6 3.6 1.8 1.8 5.5 41.8 41.8

その他サービス業 298 9 15 20 13 7 124 110100.0 3.0 5.0 6.7 4.4 2.3 41.6 36.9

その他 52 0 0 1 2 0 23 26100.0 0.0 0.0 1.9 3.8 0.0 44.2 50.0

事業所規模

1~9人 2,611 90 151 157 107 72 1,069 965100.0 3.4 5.8 6.0 4.1 2.8 40.9 37.0

10~29人 1,648 31 80 150 89 86 703 509100.0 1.9 4.9 9.1 5.4 5.2 42.7 30.9

30~49人 483 10 17 42 43 34 196 141100.0 2.1 3.5 8.7 8.9 7.0 40.6 29.2

50~99人 340 9 11 30 33 19 143 95100.0 2.6 3.2 8.8 9.7 5.6 42.1 27.9

100~299人 222 5 11 26 12 20 89 59100.0 2.3 5.0 11.7 5.4 9.0 40.1 26.6

300~999人 58 2 4 6 3 11 18 14100.0 3.4 6.9 10.3 5.2 19.0 31.0 24.1

1,000人以上 11 0 0 2 2 1 2 4100.0 0.0 0.0 18.2 18.2 9.1 18.2 36.4

無回答 484 9 32 40 30 20 155 198100.0 1.9 6.6 8.3 6.2 4.1 32.0 40.9

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,604 144 269 388 278 214 1,409 902100.0 4.0 7.5 10.8 7.7 5.9 39.1 25.0

雇調金受給経験なし 2,246 12 36 63 41 49 963 1,082100.0 0.5 1.6 2.8 1.8 2.2 42.9 48.2

東日本大震災直後の1年間に従業員1人あたりの月間労働時間の減少幅

-158-

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問 7 雇用調整実施の有無(2008 年(秋以降))

TOTAL 実施しなかった 実施した 無回答

TOTAL 5,952 3,766 974 1,212100.0 63.3 16.4 20.4

産業

農業、林業、漁業 39 23 2 14100.0 59.0 5.1 35.9

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 6 0 3100.0 66.7 0.0 33.3

建設業 902 616 95 191100.0 68.3 10.5 21.2

製造業 2,366 1,249 636 481100.0 52.8 26.9 20.3

電気・ガス・熱供給・水道業 45 31 7 7100.0 68.9 15.6 15.6

情報通信業 200 142 26 32100.0 71.0 13.0 16.0

運輸業、郵便業 253 162 41 50100.0 64.0 16.2 19.8

卸売業 339 237 31 71100.0 69.9 9.1 20.9

小売業 285 208 15 62100.0 73.0 5.3 21.8

金融業、保険業 61 42 4 15100.0 68.9 6.6 24.6

不動産業、物品賃貸業 87 63 6 18100.0 72.4 6.9 20.7

学術研究、専門・技術サービス業 293 207 34 52100.0 70.7 11.6 17.7

宿泊業 35 24 5 6100.0 68.6 14.3 17.1

飲食サービス業 78 56 3 19100.0 71.8 3.8 24.4

生活関連サービス業、娯楽業 148 110 9 29100.0 74.3 6.1 19.6

教育、学習支援業 50 44 0 6100.0 88.0 0.0 12.0

医療、福祉 346 268 10 68100.0 77.5 2.9 19.7

複合サービス事業 56 36 5 15100.0 64.3 8.9 26.8

その他サービス業 307 202 44 61100.0 65.8 14.3 19.9

その他 53 40 1 12100.0 75.5 1.9 22.6

事業所規模

1~9人 2,667 1,735 314 618100.0 65.1 11.8 23.2

10~29人 1,661 1,072 276 313100.0 64.5 16.6 18.8

30~49人 490 316 108 66100.0 64.5 22.0 13.5

50~99人 343 198 99 46100.0 57.7 28.9 13.4

100~299人 223 131 71 21100.0 58.7 31.8 9.4

300~999人 58 32 20 6100.0 55.2 34.5 10.3

1,000人以上 11 6 4 1100.0 54.5 36.4 9.1

無回答 499 276 82 141100.0 55.3 16.4 28.3

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 2,023 858 731100.0 56.0 23.8 20.2

雇調金受給経験なし 2,333 1,739 114 480100.0 74.5 4.9 20.6

2008年(秋以降)雇用調整実施の有無

-159-

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問 7 雇用調整実施の有無(2009 年)

TOTAL 実施しなかった 実施した 無回答

TOTAL 5,952 2,971 2,108 873100.0 49.9 35.4 14.7

産業

農業、林業、漁業 39 23 3 13100.0 59.0 7.7 33.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 6 2 1100.0 66.7 22.2 11.1

建設業 902 540 188 174100.0 59.9 20.8 19.3

製造業 2,366 739 1,367 260100.0 31.2 57.8 11.0

電気・ガス・熱供給・水道業 45 27 11 7100.0 60.0 24.4 15.6

情報通信業 200 91 88 21100.0 45.5 44.0 10.5

運輸業、郵便業 253 126 88 39100.0 49.8 34.8 15.4

卸売業 339 197 94 48100.0 58.1 27.7 14.2

小売業 285 190 38 57100.0 66.7 13.3 20.0

金融業、保険業 61 42 4 15100.0 68.9 6.6 24.6

不動産業、物品賃貸業 87 59 16 12100.0 67.8 18.4 13.8

学術研究、専門・技術サービス業 293 178 77 38100.0 60.8 26.3 13.0

宿泊業 35 21 10 4100.0 60.0 28.6 11.4

飲食サービス業 78 56 3 19100.0 71.8 3.9 24.4

生活関連サービス業、娯楽業 148 107 11 30100.0 72.3 7.4 20.3

教育、学習支援業 50 41 4 5100.0 82.0 8.0 10.0

医療、福祉 346 280 3 63100.0 80.9 0.9 18.2

複合サービス事業 56 36 9 11100.0 64.3 16.1 19.6

その他サービス業 307 175 87 45100.0 57.0 28.3 14.7

その他 53 37 5 11100.0 69.8 9.4 20.8

事業所規模

1~9人 2,667 1,476 722 469100.0 55.3 27.1 17.6

10~29人 1,661 799 669 193100.0 48.1 40.3 11.6

30~49人 490 230 215 45100.0 46.9 43.9 9.2

50~99人 343 126 184 33100.0 36.7 53.6 9.6

100~299人 223 88 121 14100.0 39.5 54.3 6.3

300~999人 58 21 36 1100.0 36.2 62.1 1.7

1,000人以上 11 3 8 0100.0 27.3 72.7 0.0

無回答 499 228 153 118100.0 45.7 30.7 23.6

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,253 1,940 419100.0 34.7 53.7 11.6

雇調金受給経験なし 2,333 1,715 165 453100.0 73.5 7.1 19.4

2009年雇用調整実施の有無

-160-

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問 7 雇用調整実施の有無(2010 年)

TOTAL 実施しなかった 実施した 無回答

TOTAL 5,952 3,098 1,997 857100.0 52.0 33.6 14.4

産業

農業、林業、漁業 39 22 4 13100.0 56.4 10.3 33.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 6 2 1100.0 66.7 22.2 11.1

建設業 902 482 272 148100.0 53.4 30.2 16.4

製造業 2,366 917 1,147 302100.0 38.8 48.5 12.8

電気・ガス・熱供給・水道業 45 28 10 7100.0 62.2 22.2 15.6

情報通信業 200 88 97 15100.0 44.0 48.5 7.5

運輸業、郵便業 253 131 90 32100.0 51.8 35.6 12.7

卸売業 339 193 102 44100.0 56.9 30.1 13.0

小売業 285 190 38 57100.0 66.7 13.3 20.0

金融業、保険業 61 43 3 15100.0 70.5 4.9 24.6

不動産業、物品賃貸業 87 55 17 15100.0 63.2 19.5 17.2

学術研究、専門・技術サービス業 293 176 82 35100.0 60.1 28.0 11.9

宿泊業 35 21 11 3100.0 60.0 31.4 8.6

飲食サービス業 78 55 6 17100.0 70.5 7.7 21.8

生活関連サービス業、娯楽業 148 105 15 28100.0 70.9 10.1 18.9

教育、学習支援業 50 42 3 5100.0 84.0 6.0 10.0

医療、福祉 346 286 4 56100.0 82.7 1.2 16.2

複合サービス事業 56 34 13 9100.0 60.7 23.2 16.1

その他サービス業 307 186 76 45100.0 60.6 24.8 14.7

その他 53 38 5 10100.0 71.7 9.4 18.9

事業所規模

1~9人 2,667 1,444 775 448100.0 54.1 29.1 16.8

10~29人 1,661 843 608 210100.0 50.8 36.6 12.6

30~49人 490 254 194 42100.0 51.8 39.6 8.6

50~99人 343 169 148 26100.0 49.3 43.1 7.6

100~299人 223 113 99 11100.0 50.7 44.4 4.9

300~999人 58 30 24 4100.0 51.7 41.4 6.9

1,000人以上 11 6 5 0100.0 54.6 45.5 0.0

無回答 499 239 144 116100.0 47.9 28.9 23.2

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,349 1,828 435100.0 37.3 50.6 12.0

雇調金受給経験なし 2,333 1,747 164 422100.0 74.9 7.0 18.1

2010年雇用調整実施の有無

-161-

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問 7 雇用調整実施の有無(2011 年)

TOTAL 実施しなかった 実施した 無回答

TOTAL 5,952 3,174 1,913 865100.0 53.3 32.1 14.5

産業

農業、林業、漁業 39 22 6 11100.0 56.4 15.4 28.2

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 6 1 2100.0 66.7 11.1 22.2

建設業 902 479 275 148100.0 53.1 30.5 16.4

製造業 2,366 1,005 1,024 337100.0 42.5 43.3 14.2

電気・ガス・熱供給・水道業 45 31 8 6100.0 68.9 17.8 13.3

情報通信業 200 96 84 20100.0 48.0 42.0 10.0

運輸業、郵便業 253 139 82 32100.0 54.9 32.4 12.7

卸売業 339 190 102 47100.0 56.0 30.1 13.9

小売業 285 183 54 48100.0 64.2 18.9 16.8

金融業、保険業 61 41 5 15100.0 67.2 8.2 24.6

不動産業、物品賃貸業 87 58 15 14100.0 66.7 17.2 16.1

学術研究、専門・技術サービス業 293 180 77 36100.0 61.4 26.3 12.3

宿泊業 35 17 14 4100.0 48.6 40.0 11.4

飲食サービス業 78 54 12 12100.0 69.2 15.4 15.4

生活関連サービス業、娯楽業 148 92 30 26100.0 62.2 20.3 17.6

教育、学習支援業 50 38 8 4100.0 76.0 16.0 8.0

医療、福祉 346 287 18 41100.0 82.9 5.2 11.9

複合サービス事業 56 34 11 11100.0 60.7 19.6 19.6

その他サービス業 307 184 80 43100.0 59.9 26.1 14.0

その他 53 38 7 8100.0 71.7 13.2 15.1

事業所規模

1~9人 2,667 1,492 726 449100.0 55.9 27.2 16.8

10~29人 1,661 868 582 211100.0 52.3 35.0 12.7

30~49人 490 263 181 46100.0 53.7 36.9 9.4

50~99人 343 176 140 27100.0 51.3 40.8 7.9

100~299人 223 109 102 12100.0 48.9 45.7 5.4

300~999人 58 28 27 3100.0 48.3 46.6 5.2

1,000人以上 11 6 5 0100.0 54.6 45.5 0.0

無回答 499 232 150 117100.0 46.5 30.1 23.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,407 1,739 466100.0 39.0 48.2 12.9

雇調金受給経験なし 2,333 1,764 170 399100.0 75.6 7.3 17.1

2011年雇用調整実施の有無

-162-

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問 7 雇用調整実施の有無(2012 年)

TOTAL 実施しなかった 実施した 無回答

TOTAL 5,952 3,466 1,556 930100.0 58.2 26.1 15.6

産業

農業、林業、漁業 39 22 7 10100.0 56.4 17.9 25.6

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 6 1 2100.0 66.7 11.1 22.2

建設業 902 526 214 162100.0 58.3 23.7 18.0

製造業 2,366 1,118 875 373100.0 47.3 37.0 15.8

電気・ガス・熱供給・水道業 45 32 7 6100.0 71.1 15.6 13.3

情報通信業 200 121 54 25100.0 60.5 27.0 12.5

運輸業、郵便業 253 152 62 39100.0 60.1 24.5 15.4

卸売業 339 207 80 52100.0 61.1 23.6 15.3

小売業 285 191 44 50100.0 67.0 15.4 17.5

金融業、保険業 61 41 5 15100.0 67.2 8.2 24.6

不動産業、物品賃貸業 87 60 11 16100.0 69.0 12.6 18.4

学術研究、専門・技術サービス業 293 203 57 33100.0 69.3 19.5 11.3

宿泊業 35 23 9 3100.0 65.7 25.7 8.6

飲食サービス業 78 57 10 11100.0 73.1 12.8 14.1

生活関連サービス業、娯楽業 148 102 20 26100.0 68.9 13.5 17.6

教育、学習支援業 50 39 6 5100.0 78.0 12.0 10.0

医療、福祉 346 295 11 40100.0 85.3 3.2 11.6

複合サービス事業 56 35 10 11100.0 62.5 17.9 19.6

その他サービス業 307 197 67 43100.0 64.2 21.8 14.0

その他 53 39 6 8100.0 73.6 11.3 15.1

事業所規模

1~9人 2,667 1,597 594 476100.0 59.9 22.3 17.8

10~29人 1,661 968 461 232100.0 58.3 27.8 14.0

30~49人 490 293 145 52100.0 59.8 29.6 10.6

50~99人 343 187 123 33100.0 54.5 35.9 9.6

100~299人 223 122 85 16100.0 54.7 38.1 7.2

300~999人 58 33 21 4100.0 56.9 36.2 6.9

1,000人以上 11 5 6 0100.0 45.5 54.5 0.0

無回答 499 261 121 117100.0 52.3 24.2 23.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,674 1,385 553100.0 46.3 38.3 15.3

雇調金受給経験なし 2,333 1,787 169 377100.0 76.6 7.2 16.2

2012年雇用調整実施の有無

-163-

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問 7 雇用調整実施の有無(2013 年)

TOTAL 実施しなかった 実施した 無回答

TOTAL 5,952 3,745 1,191 1,016100.0 62.9 20.0 17.1

産業

農業、林業、漁業 39 25 4 10100.0 64.1 10.3 25.6

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 6 1 2100.0 66.7 11.1 22.2

建設業 902 575 149 178100.0 63.7 16.5 19.7

製造業 2,366 1,249 702 415100.0 52.8 29.7 17.5

電気・ガス・熱供給・水道業 45 34 5 6100.0 75.6 11.1 13.3

情報通信業 200 144 28 28100.0 72.0 14.0 14.0

運輸業、郵便業 253 167 43 43100.0 66.0 17.0 17.0

卸売業 339 217 62 60100.0 64.0 18.3 17.7

小売業 285 198 35 52100.0 69.5 12.3 18.2

金融業、保険業 61 41 5 15100.0 67.2 8.2 24.6

不動産業、物品賃貸業 87 64 6 17100.0 73.6 6.9 19.5

学術研究、専門・技術サービス業 293 212 40 41100.0 72.4 13.7 14.0

宿泊業 35 23 7 5100.0 65.7 20.0 14.3

飲食サービス業 78 60 6 12100.0 76.9 7.7 15.4

生活関連サービス業、娯楽業 148 111 13 24100.0 75.0 8.8 16.2

教育、学習支援業 50 41 4 5100.0 82.0 8.0 10.0

医療、福祉 346 303 9 34100.0 87.6 2.6 9.8

複合サービス事業 56 36 6 14100.0 64.3 10.7 25.0

その他サービス業 307 199 62 46100.0 64.8 20.2 15.0

その他 53 40 4 9100.0 75.5 7.5 17.0

事業所規模

1~9人 2,667 1,702 465 500100.0 63.8 17.4 18.7

10~29人 1,661 1,043 347 271100.0 62.8 20.9 16.3

30~49人 490 320 110 60100.0 65.3 22.4 12.2

50~99人 343 219 89 35100.0 63.9 25.9 10.2

100~299人 223 135 72 16100.0 60.5 32.3 7.2

300~999人 58 40 14 4100.0 69.0 24.1 6.9

1,000人以上 11 7 4 0100.0 63.6 36.4 0.0

無回答 499 279 90 130100.0 55.9 18.0 26.1

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 1,920 1,039 653100.0 53.2 28.8 18.1

雇調金受給経験なし 2,333 1,821 149 363100.0 78.1 6.4 15.6

2013年雇用調整実施の有無

-164-

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問 7 雇用調整の方法(2008 年秋以降、複数回答) (問 7 の雇用調整の実施有無の質問項目で、2008 年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集計)

2008(秋以降) TOTAL 残業規制休日の振替、夏季休暇等の休日・休暇の増加

中途採用の削減・停止

新規学卒採用の削減・停止

配置転換 出向 無回答

TOTAL 974 410 242 231 203 84 19 16100.0 42.1 24.8 23.7 20.8 8.6 2.0 1.6

産業

農業、林業、漁業 2 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 95 25 32 19 21 3 4 1100.0 26.3 33.7 20.0 22.1 3.2 4.2 1.1

製造業 636 304 163 145 132 56 10 11100.0 47.8 25.6 22.8 20.8 8.8 1.6 1.7

電気・ガス・熱供給・水道業 7 1 2 2 3 0 0 0100.0 14.3 28.6 28.6 42.9 0.0 0.0 0.0

情報通信業 26 12 2 10 10 4 0 1100.0 46.2 7.7 38.5 38.5 15.4 0.0 3.8

運輸業、郵便業 41 9 9 12 5 7 1 1100.0 22.0 22.0 29.3 12.2 17.1 2.4 2.4

卸売業 31 13 6 7 7 1 1 0100.0 41.9 19.4 22.6 22.6 3.2 3.2 0.0

小売業 15 4 4 4 3 0 0 0100.0 26.7 26.7 26.7 20.0 0.0 0.0 0.0

金融業、保険業 4 2 0 0 1 0 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 6 1 3 3 1 2 0 0100.0 16.7 50.0 50.0 16.7 33.3 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 34 13 8 9 8 2 1 1100.0 38.2 23.5 26.5 23.5 5.9 2.9 2.9

宿泊業 5 3 1 3 0 0 0 0100.0 60.0 20.0 60.0 0.0 0.0 0.0 0.0

飲食サービス業 3 1 0 0 1 1 0 0100.0 33.3 0.0 0.0 33.3 33.3 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 9 3 1 2 2 0 0 0100.0 33.3 11.1 22.2 22.2 0.0 0.0 0.0

教育、学習支援業 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 10 2 1 2 1 0 0 0100.0 20.0 10.0 20.0 10.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 5 4 1 2 2 0 0 0100.0 80.0 20.0 40.0 40.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 44 13 9 11 6 8 2 0100.0 29.5 20.5 25.0 13.6 18.2 4.5 0.0

その他 1 0 0 0 0 0 0 1100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

事業所規模

1~9人 314 98 93 52 45 8 4 3100.0 31.2 29.6 16.6 14.3 2.5 1.3 1.0

10~29人 276 122 76 73 57 21 8 7100.0 44.2 27.5 26.4 20.7 7.6 2.9 2.5

30~49人 108 50 21 30 32 11 0 2100.0 46.3 19.4 27.8 29.6 10.2 0.0 1.9

50~99人 99 50 22 30 37 17 2 4100.0 50.5 22.2 30.3 37.4 17.2 2.0 4.0

100~299人 71 37 9 16 14 15 3 0100.0 52.1 12.7 22.5 19.7 21.1 4.2 0.0

300~999人 20 15 1 4 2 8 2 0100.0 75.0 5.0 20.0 10.0 40.0 10.0 0.0

1,000人以上 4 3 0 0 0 0 0 0100.0 75.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 82 35 20 26 16 4 0 0100.0 42.7 24.4 31.7 19.5 4.9 0.0 0.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 858 374 227 213 182 80 18 13100.0 43.6 26.5 24.8 21.2 9.3 2.1 1.5

雇調金受給経験なし 114 35 14 18 21 4 1 3100.0 30.7 12.3 15.8 18.4 3.5 0.9 2.6

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2008(秋以降) TOTAL 一時休業(一時帰休)(一日単位)

一時休業(一時帰休)(時間単位)

正社員以外の雇い止め

希望退職の募集、解雇

臨時、パートタイム労働者の再契約停止・解雇

その他 無回答

TOTAL 974 477 154 122 124 99 28 16100.0 49.0 15.8 12.5 12.7 10.2 2.9 1.6

産業

農業、林業、漁業 2 0 0 0 0 0 2 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 95 46 14 12 10 3 4 1100.0 48.4 14.7 12.6 10.5 3.2 4.2 1.1

製造業 636 353 104 77 71 68 14 11100.0 55.5 16.4 12.1 11.2 10.7 2.2 1.7

電気・ガス・熱供給・水道業 7 0 0 1 1 2 0 0100.0 0.0 0.0 14.3 14.3 28.6 0.0 0.0

情報通信業 26 6 1 2 3 2 0 1100.0 23.1 3.8 7.7 11.5 7.7 0.0 3.8

運輸業、郵便業 41 21 10 3 5 3 1 1100.0 51.2 24.4 7.3 12.2 7.3 2.4 2.4

卸売業 31 12 4 4 4 4 4 0100.0 38.7 12.9 12.9 12.9 12.9 12.9 0.0

小売業 15 3 3 2 1 2 0 0100.0 20.0 20.0 13.3 6.7 13.3 0.0 0.0

金融業、保険業 4 0 0 1 1 0 0 0100.0 0.0 0.0 25.0 25.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 6 1 0 0 1 0 0 0100.0 16.7 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 34 9 5 3 10 4 1 1100.0 26.5 14.7 8.8 29.4 11.8 2.9 2.9

宿泊業 5 0 0 0 0 0 1 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 0.0

飲食サービス業 3 1 0 0 0 0 0 0100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 9 4 2 0 1 0 0 0100.0 44.4 22.2 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0

教育、学習支援業 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 10 0 1 4 2 0 0 0100.0 0.0 10.0 40.0 20.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 5 3 1 1 1 1 0 0100.0 60.0 20.0 20.0 20.0 20.0 0.0 0.0

その他サービス業 44 18 9 12 13 10 1 0100.0 40.9 20.5 27.3 29.5 22.7 2.3 0.0

その他 1 0 0 0 0 0 0 1100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

事業所規模

1~9人 314 163 54 25 35 20 8 3100.0 51.9 17.2 8.0 11.1 6.4 2.5 1.0

10~29人 276 133 50 38 35 31 6 7100.0 48.2 18.1 13.8 12.7 11.2 2.2 2.5

30~49人 108 52 13 11 18 11 5 2100.0 48.1 12.0 10.2 16.7 10.2 4.6 1.9

50~99人 99 44 14 18 16 13 1 4100.0 44.4 14.1 18.2 16.2 13.1 1.0 4.0

100~299人 71 34 11 14 11 11 3 0100.0 47.9 15.5 19.7 15.5 15.5 4.2 0.0

300~999人 20 9 1 3 1 3 2 0100.0 45.0 5.0 15.0 5.0 15.0 10.0 0.0

1,000人以上 4 2 0 2 0 0 0 0100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 82 40 11 11 8 10 3 0100.0 48.8 13.4 13.4 9.8 12.2 3.7 0.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 858 448 142 110 104 89 16 13100.0 52.2 16.6 12.8 12.1 10.4 1.9 1.5

雇調金受給経験なし 114 28 12 12 20 10 11 3100.0 24.6 10.5 10.5 17.5 8.8 9.7 2.6

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問 7 雇用調整の方法(2009 年、複数回答) (問 7 の雇用調整の実施有無の質問項目で、2009 年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集計)

2009年 TOTAL 残業規制休日の振替、夏季休暇等の休日・休暇の増加

中途採用の削減・停止

新規学卒採用の削減・停止

配置転換 出向 無回答

TOTAL 2,108 731 503 377 344 131 45 17100.0 34.7 23.9 17.9 16.3 6.2 2.1 0.8

産業

農業、林業、漁業 3 0 1 0 0 0 0 0100.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 1 0 0 1 1 0100.0 0.0 50.0 0.0 0.0 50.0 50.0 0.0

建設業 188 33 53 28 27 4 5 1100.0 17.6 28.2 14.9 14.4 2.1 2.7 0.5

製造業 1,367 559 353 239 228 91 29 11100.0 40.9 25.8 17.5 16.7 6.7 2.1 0.8

電気・ガス・熱供給・水道業 11 3 4 3 3 0 0 0100.0 27.3 36.4 27.3 27.3 0.0 0.0 0.0

情報通信業 88 23 6 24 23 4 1 1100.0 26.1 6.8 27.3 26.1 4.5 1.1 1.1

運輸業、郵便業 88 15 17 17 8 5 1 0100.0 17.1 19.3 19.3 9.1 5.7 1.1 0.0

卸売業 94 26 21 11 15 1 1 0100.0 27.7 22.3 11.7 16.0 1.1 1.1 0.0

小売業 38 4 6 6 4 1 0 1100.0 10.5 15.8 15.8 10.5 2.6 0.0 2.6

金融業、保険業 4 2 0 0 1 0 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 16 2 2 5 3 1 1 0100.0 12.5 12.5 31.3 18.8 6.3 6.3 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 77 28 17 21 16 2 2 1100.0 36.4 22.1 27.3 20.8 2.6 2.6 1.3

宿泊業 10 4 1 4 1 1 0 0100.0 40.0 10.0 40.0 10.0 10.0 0.0 0.0

飲食サービス業 3 0 0 0 0 1 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 11 2 1 2 2 0 0 0100.0 18.2 9.1 18.2 18.2 0.0 0.0 0.0

教育、学習支援業 4 1 0 0 0 1 0 0100.0 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0

医療、福祉 3 0 1 0 0 0 0 0100.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 9 7 2 3 0 1 0 0100.0 77.8 22.2 33.3 0.0 11.1 0.0 0.0

その他サービス業 87 21 16 13 12 16 4 1100.0 24.1 18.4 14.9 13.8 18.4 4.6 1.2

その他 5 1 1 1 1 1 0 1100.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 0.0 20.0

事業所規模

1~9人 722 191 183 83 68 13 10 7100.0 26.5 25.3 11.5 9.4 1.8 1.4 1.0

10~29人 669 236 182 127 106 40 12 5100.0 35.3 27.2 19.0 15.8 6.0 1.8 0.7

30~49人 215 85 50 49 48 21 5 0100.0 39.5 23.3 22.8 22.3 9.8 2.3 0.0

50~99人 184 86 32 47 51 21 4 2100.0 46.7 17.4 25.5 27.7 11.4 2.2 1.1

100~299人 121 55 19 31 36 21 8 0100.0 45.5 15.7 25.6 29.8 17.4 6.6 0.0

300~999人 36 20 3 7 5 11 5 0100.0 55.6 8.3 19.4 13.9 30.6 13.9 0.0

1,000人以上 8 5 2 1 3 0 0 0100.0 62.5 25.0 12.5 37.5 0.0 0.0 0.0

無回答 153 53 32 32 27 4 1 3100.0 34.6 20.9 20.9 17.6 2.6 0.7 2.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,940 678 476 350 313 125 44 13100.0 34.9 24.5 18.0 16.1 6.4 2.3 0.7

雇調金受給経験なし 165 51 25 26 31 6 1 4100.0 30.9 15.2 15.8 18.8 3.6 0.6 2.4

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2009年 TOTAL一時休業

(一時帰休)(一日単位)

一時休業(一時帰休)(時

間単位)

正社員以外の雇い止め

希望退職の募集、

解雇

臨時、パートタイム労働者の再契約停

止・解雇その他 無回答

TOTAL 2,108 1,499 379 197 236 177 55 17100.0 71.1 18.0 9.3 11.2 8.4 2.6 0.8

産業

農業、林業、漁業 3 0 0 0 1 0 1 0100.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 33.3 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 1 0 0 0 0 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 188 135 27 18 14 3 6 1100.0 71.8 14.4 9.6 7.4 1.6 3.2 0.5

製造業 1,367 1,050 250 132 145 134 28 11100.0 76.8 18.3 9.7 10.6 9.8 2.1 0.8

電気・ガス・熱供給・水道業 11 4 0 1 1 1 1 0100.0 36.4 0.0 9.1 9.1 9.1 9.1 0.0

情報通信業 88 51 8 3 7 1 6 1100.0 58.0 9.1 3.4 8.0 1.1 6.8 1.1

運輸業、郵便業 88 62 16 6 8 5 3 0100.0 70.5 18.2 6.8 9.1 5.7 3.4 0.0

卸売業 94 62 26 4 7 3 5 0100.0 66.0 27.7 4.3 7.4 3.2 5.3 0.0

小売業 38 21 9 3 4 4 0 1100.0 55.3 23.7 7.9 10.5 10.5 0.0 2.6

金融業、保険業 4 0 0 1 1 0 0 0100.0 0.0 0.0 25.0 25.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 16 6 2 1 6 4 1 0100.0 37.5 12.5 6.3 37.5 25.0 6.3 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 77 42 12 4 15 3 2 1100.0 54.5 15.6 5.2 19.5 3.9 2.6 1.3

宿泊業 10 3 2 0 1 1 1 0100.0 30.0 20.0 0.0 10.0 10.0 10.0 0.0

飲食サービス業 3 1 0 0 0 0 1 0100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 11 4 2 0 3 1 0 0100.0 36.4 18.2 0.0 27.3 9.1 0.0 0.0

教育、学習支援業 4 1 1 0 1 1 0 0100.0 25.0 25.0 0.0 25.0 25.0 0.0 0.0

医療、福祉 3 0 1 1 1 0 0 0100.0 0.0 33.3 33.3 33.3 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 9 5 2 2 1 2 0 0100.0 55.6 22.2 22.2 11.1 22.2 0.0 0.0

その他サービス業 87 48 21 19 19 14 0 1100.0 55.2 24.1 21.8 21.8 16.1 0.0 1.2

その他 5 3 0 2 1 0 0 1100.0 60.0 0.0 40.0 20.0 0.0 0.0 20.0

事業所規模

1~9人 722 520 125 46 68 32 15 7100.0 72.0 17.3 6.4 9.4 4.4 2.1 1.0

10~29人 669 466 119 60 66 52 12 5100.0 69.7 17.8 9.0 9.9 7.8 1.8 0.7

30~49人 215 159 32 17 28 23 7 0100.0 74.0 14.9 7.9 13.0 10.7 3.3 0.0

50~99人 184 134 37 25 34 25 6 2100.0 72.8 20.1 13.6 18.5 13.6 3.3 1.1

100~299人 121 87 26 24 19 19 4 0100.0 71.9 21.5 19.8 15.7 15.7 3.3 0.0

300~999人 36 21 6 8 7 10 3 0100.0 58.3 16.7 22.2 19.4 27.8 8.3 0.0

1,000人以上 8 6 0 2 1 0 1 0100.0 75.0 0.0 25.0 12.5 0.0 12.5 0.0

無回答 153 106 34 15 13 16 7 3100.0 69.3 22.2 9.8 8.5 10.5 4.6 2.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,940 1,443 362 181 197 159 40 13100.0 74.4 18.7 9.3 10.2 8.2 2.1 0.7

雇調金受給経験なし 165 53 16 15 39 18 15 4100.0 32.1 9.7 9.1 23.6 10.9 9.1 2.4

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問 7 雇用調整の方法(2010 年、複数回答) (問 7 の雇用調整の実施有無の質問項目で、2010 年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集計)

2010年 TOTAL 残業規制休日の振替、夏季休暇等の休日・休暇の増加

中途採用の削減・停止

新規学卒採用の削減・停止

配置転換 出向 無回答

TOTAL 1,997 591 451 317 337 113 38 20100.0 29.6 22.6 15.9 16.9 5.7 1.9 1.0

産業

農業、林業、漁業 4 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 1 0 0 1 0 0100.0 0.0 50.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0

建設業 272 42 80 35 34 6 2 4100.0 15.4 29.4 12.9 12.5 2.2 0.7 1.5

製造業 1,147 415 286 185 207 73 26 12100.0 36.2 24.9 16.1 18.0 6.4 2.3 1.0

電気・ガス・熱供給・水道業 10 3 4 4 5 0 0 0100.0 30.0 40.0 40.0 50.0 0.0 0.0 0.0

情報通信業 97 24 6 24 29 8 1 0100.0 24.7 6.2 24.7 29.9 8.2 1.0 0.0

運輸業、郵便業 90 15 12 13 7 7 1 0100.0 16.7 13.3 14.4 7.8 7.8 1.1 0.0

卸売業 102 27 21 13 18 0 1 2100.0 26.5 20.6 12.7 17.6 0.0 1.0 2.0

小売業 38 6 3 6 5 2 0 0100.0 15.8 7.9 15.8 13.2 5.3 0.0 0.0

金融業、保険業 3 1 0 0 0 1 0 0100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 17 4 2 3 2 0 1 0100.0 23.5 11.8 17.6 11.8 0.0 5.9 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 82 26 17 16 15 1 3 1100.0 31.7 20.7 19.5 18.3 1.2 3.7 1.2

宿泊業 11 3 1 4 1 1 0 0100.0 27.3 9.1 36.4 9.1 9.1 0.0 0.0

飲食サービス業 6 0 0 0 0 1 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 15 2 2 3 2 1 0 0100.0 13.3 13.3 20.0 13.3 6.7 0.0 0.0

教育、学習支援業 3 1 1 0 0 0 0 0100.0 33.3 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 4 0 2 0 0 0 0 0100.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 13 6 0 1 3 1 0 0100.0 46.2 0.0 7.7 23.1 7.7 0.0 0.0

その他サービス業 76 16 13 9 8 9 3 0100.0 21.1 17.1 11.8 10.5 11.8 3.9 0.0

その他 5 0 0 1 1 1 0 1100.0 0.0 0.0 20.0 20.0 20.0 0.0 20.0

事業所規模

1~9人 775 171 193 80 64 18 10 9100.0 22.1 24.9 10.3 8.3 2.3 1.3 1.2

10~29人 608 192 156 113 103 28 8 6100.0 31.6 25.7 18.6 16.9 4.6 1.3 1.0

30~49人 194 69 36 40 51 15 3 1100.0 35.6 18.6 20.6 26.3 7.7 1.5 0.5

50~99人 148 59 19 31 50 20 5 2100.0 39.9 12.8 20.9 33.8 13.5 3.4 1.4

100~299人 99 33 10 20 33 15 7 0100.0 33.3 10.1 20.2 33.3 15.2 7.1 0.0

300~999人 24 11 3 3 4 6 4 0100.0 45.8 12.5 12.5 16.7 25.0 16.7 0.0

1,000人以上 5 2 0 1 4 0 0 0100.0 40.0 0.0 20.0 80.0 0.0 0.0 0.0

無回答 144 54 34 29 28 11 1 2100.0 37.5 23.6 20.1 19.4 7.6 0.7 1.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,828 552 430 299 312 107 36 16100.0 30.2 23.5 16.4 17.1 5.9 2.0 0.9

雇調金受給経験なし 164 38 20 17 25 6 2 4100.0 23.2 12.2 10.4 15.2 3.7 1.2 2.4

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2010年 TOTAL一時休業(一時帰休)(一日単位)

一時休業(一時帰休)(時間単位)

正社員以外の雇い止め

希望退職の募集、解雇

臨時、パートタイム労働者の再契約停止・解雇

その他 無回答

TOTAL 1,997 1,342 373 145 137 97 63 20100.0 67.2 18.7 7.3 6.9 4.9 3.2 1.0

産業

農業、林業、漁業 4 1 0 0 1 0 2 0100.0 25.0 0.0 0.0 25.0 0.0 50.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 1 0 0 0 0 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 272 186 44 22 19 8 10 4100.0 68.4 16.2 8.1 7.0 2.9 3.7 1.5

製造業 1,147 827 217 81 60 55 22 12100.0 72.1 18.9 7.1 5.2 4.8 1.9 1.0

電気・ガス・熱供給・水道業 10 4 0 2 1 0 0 0100.0 40.0 0.0 20.0 10.0 0.0 0.0 0.0

情報通信業 97 54 13 2 8 2 12 0100.0 55.7 13.4 2.1 8.2 2.1 12.4 0.0

運輸業、郵便業 90 64 21 7 8 3 1 0100.0 71.1 23.3 7.8 8.9 3.3 1.1 0.0

卸売業 102 63 28 6 6 3 8 2100.0 61.8 27.5 5.9 5.9 2.9 7.8 2.0

小売業 38 17 10 3 6 6 2 0100.0 44.7 26.3 7.9 15.8 15.8 5.3 0.0

金融業、保険業 3 0 0 1 1 0 0 0100.0 0.0 0.0 33.3 33.3 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 17 9 2 0 4 0 0 0100.0 52.9 11.8 0.0 23.5 0.0 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 82 46 15 3 9 4 2 1100.0 56.1 18.3 3.7 11.0 4.9 2.4 1.2

宿泊業 11 3 2 0 1 1 1 0100.0 27.3 18.2 0.0 9.1 9.1 9.1 0.0

飲食サービス業 6 2 0 0 0 3 0 0100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 15 7 1 2 1 2 1 0100.0 46.7 6.7 13.3 6.7 13.3 6.7 0.0

教育、学習支援業 3 1 1 0 0 1 0 0100.0 33.3 33.3 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0

医療、福祉 4 2 0 1 2 0 0 0100.0 50.0 0.0 25.0 50.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 13 7 3 0 1 1 0 0100.0 53.9 23.1 0.0 7.7 7.7 0.0 0.0

その他サービス業 76 46 16 13 8 8 2 0100.0 60.5 21.1 17.1 10.5 10.5 2.6 0.0

その他 5 2 0 2 1 0 0 1100.0 40.0 0.0 40.0 20.0 0.0 0.0 20.0

事業所規模

1~9人 775 533 148 45 48 30 22 9100.0 68.8 19.1 5.8 6.2 3.9 2.8 1.2

10~29人 608 409 111 50 43 31 16 6100.0 67.3 18.3 8.2 7.1 5.1 2.6 1.0

30~49人 194 126 32 14 12 11 8 1100.0 64.9 16.5 7.2 6.2 5.7 4.1 0.5

50~99人 148 100 26 14 16 9 4 2100.0 67.6 17.6 9.5 10.8 6.1 2.7 1.4

100~299人 99 62 18 7 4 4 5 0100.0 62.6 18.2 7.1 4.0 4.0 5.1 0.0

300~999人 24 15 5 1 3 3 0 0100.0 62.5 20.8 4.2 12.5 12.5 0.0 0.0

1,000人以上 5 2 1 1 1 0 1 0100.0 40.0 20.0 20.0 20.0 0.0 20.0 0.0

無回答 144 95 32 13 10 9 7 2100.0 66.0 22.2 9.0 6.9 6.3 4.9 1.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,828 1,311 360 134 108 72 45 16100.0 71.7 19.7 7.3 5.9 3.9 2.5 0.9

雇調金受給経験なし 164 28 11 10 29 25 17 4100.0 17.1 6.7 6.1 17.7 15.2 10.4 2.4

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問 7 雇用調整の方法(2011 年、複数回答) (問 7 の雇用調整の実施有無の質問項目で、2011 年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集計)

2011年 TOTAL 残業規制休日の振替、夏季休暇等の休日・休

暇の増加

中途採用の削減・停

新規学卒採用の削減・

停止配置転換 出向 無回答

TOTAL 1,913 529 433 276 309 98 36 23100.0 27.7 22.6 14.4 16.2 5.1 1.9 1.2

産業

農業、林業、漁業 6 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 1 0 1 0 0 1 0 0100.0 0.0 100.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0

建設業 275 41 73 33 30 4 2 2100.0 14.9 26.5 12.0 10.9 1.5 0.7 0.7

製造業 1,024 356 258 147 181 63 24 15100.0 34.8 25.2 14.4 17.7 6.2 2.3 1.5

電気・ガス・熱供給・水道業 8 3 4 3 5 0 0 0100.0 37.5 50.0 37.5 62.5 0.0 0.0 0.0

情報通信業 84 17 6 16 23 3 2 0100.0 20.2 7.1 19.0 27.4 3.6 2.4 0.0

運輸業、郵便業 82 15 13 11 5 5 2 1100.0 18.3 15.9 13.4 6.1 6.1 2.4 1.2

卸売業 102 29 24 18 21 2 1 1100.0 28.4 23.5 17.6 20.6 2.0 1.0 1.0

小売業 54 9 8 6 6 3 0 1100.0 16.7 14.8 11.1 11.1 5.6 0.0 1.9

金融業、保険業 5 1 0 1 0 1 0 1100.0 20.0 0.0 20.0 0.0 20.0 0.0 20.0

不動産業、物品賃貸業 15 4 3 5 2 0 0 0100.0 26.7 20.0 33.3 13.3 0.0 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 77 16 12 15 15 2 1 1100.0 20.8 15.6 19.5 19.5 2.6 1.3 1.3

宿泊業 14 5 4 2 3 1 0 0100.0 35.7 28.6 14.3 21.4 7.1 0.0 0.0

飲食サービス業 12 1 0 0 1 1 0 0100.0 8.3 0.0 0.0 8.3 8.3 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 30 3 4 3 4 2 0 0100.0 10.0 13.3 10.0 13.3 6.7 0.0 0.0

教育、学習支援業 8 2 1 0 0 1 0 0100.0 25.0 12.5 0.0 0.0 12.5 0.0 0.0

医療、福祉 18 3 2 1 1 0 0 0100.0 16.7 11.1 5.6 5.6 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 11 6 3 2 1 1 0 0100.0 54.5 27.3 18.2 9.1 9.1 0.0 0.0

その他サービス業 80 16 16 12 10 7 4 0100.0 20.0 20.0 15.0 12.5 8.8 5.0 0.0

その他 7 2 1 1 1 1 0 1100.0 28.6 14.3 14.3 14.3 14.3 0.0 14.3

事業所規模

1~9人 726 141 171 80 69 11 6 10100.0 19.4 23.6 11.0 9.5 1.5 0.8 1.4

10~29人 582 164 141 105 89 21 10 5100.0 28.2 24.2 18.0 15.3 3.6 1.7 0.9

30~49人 181 69 42 24 43 15 3 1100.0 38.1 23.2 13.3 23.8 8.3 1.7 0.6

50~99人 140 45 27 22 45 18 5 3100.0 32.1 19.3 15.7 32.1 12.9 3.6 2.1

100~299人 102 44 10 17 32 16 7 1100.0 43.1 9.8 16.7 31.4 15.7 6.9 1.0

300~999人 27 12 4 2 8 6 2 0100.0 44.4 14.8 7.4 29.6 22.2 7.4 0.0

1,000人以上 5 2 1 1 2 0 0 0100.0 40.0 20.0 20.0 40.0 0.0 0.0 0.0

無回答 150 52 37 25 21 11 3 3100.0 34.7 24.7 16.7 14.0 7.3 2.0 2.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,739 481 408 253 280 90 35 18100.0 27.7 23.5 14.5 16.1 5.2 2.0 1.0

雇調金受給経験なし 170 47 24 22 29 8 1 5100.0 27.6 14.1 12.9 17.1 4.7 0.6 2.9

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2011年 TOTAL一時休業(一時帰休)(一日

単位)

一時休業(一時帰休)(時

間単位)

正社員以外の雇い

止め

希望退職の募集、

解雇

臨時、パートタイム労働者の再契

約停止・解雇その他 無回答

TOTAL 1,913 1,281 406 150 118 107 71 23100.0 67.0 21.2 7.8 6.2 5.6 3.7 1.2

産業

農業、林業、漁業 6 4 0 0 0 0 3 0100.0 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 1 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 275 192 43 27 18 10 12 2100.0 69.8 15.6 9.8 6.5 3.6 4.4 0.7

製造業 1,024 734 228 75 51 55 22 15100.0 71.7 22.3 7.3 5.0 5.4 2.1 1.5

電気・ガス・熱供給・水道業 8 3 0 2 0 0 0 0100.0 37.5 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0

情報通信業 84 46 9 4 4 3 12 0100.0 54.8 10.7 4.8 4.8 3.6 14.3 0.0

運輸業、郵便業 82 63 21 5 8 4 0 1100.0 76.8 25.6 6.1 9.8 4.9 0.0 1.2

卸売業 102 60 33 7 8 4 8 1100.0 58.8 32.4 6.9 7.8 3.9 7.8 1.0

小売業 54 28 13 5 6 9 2 1100.0 51.9 24.1 9.3 11.1 16.7 3.7 1.9

金融業、保険業 5 0 0 1 1 0 0 1100.0 0.0 0.0 20.0 20.0 0.0 0.0 20.0

不動産業、物品賃貸業 15 7 1 0 2 2 1 0100.0 46.7 6.7 0.0 13.3 13.3 6.7 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 77 44 17 3 7 2 2 1100.0 57.1 22.1 3.9 9.1 2.6 2.6 1.3

宿泊業 14 7 2 0 2 2 2 0100.0 50.0 14.3 0.0 14.3 14.3 14.3 0.0

飲食サービス業 12 5 1 1 2 1 2 0100.0 41.7 8.3 8.3 16.7 8.3 16.7 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 30 18 6 1 0 1 2 0100.0 60.0 20.0 3.3 0.0 3.3 6.7 0.0

教育、学習支援業 8 3 3 0 0 2 1 0100.0 37.5 37.5 0.0 0.0 25.0 12.5 0.0

医療、福祉 18 8 1 4 4 2 1 0100.0 44.4 5.6 22.2 22.2 11.1 5.6 0.0

複合サービス事業 11 5 2 0 0 0 0 0100.0 45.5 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 80 52 24 14 5 10 1 0100.0 65.0 30.0 17.5 6.3 12.5 1.3 0.0

その他 7 2 2 1 0 0 0 1100.0 28.6 28.6 14.3 0.0 0.0 0.0 14.3

事業所規模

1~9人 726 494 150 51 53 38 22 10100.0 68.0 20.7 7.0 7.3 5.2 3.0 1.4

10~29人 582 382 116 52 31 32 23 5100.0 65.6 19.9 8.9 5.3 5.5 4.0 0.9

30~49人 181 122 37 11 9 8 10 1100.0 67.4 20.4 6.1 5.0 4.4 5.5 0.6

50~99人 140 97 34 10 9 9 5 3100.0 69.3 24.3 7.1 6.4 6.4 3.6 2.1

100~299人 102 69 26 10 3 5 3 1100.0 67.6 25.5 9.8 2.9 4.9 2.9 1.0

300~999人 27 19 7 1 1 3 0 0100.0 70.4 25.9 3.7 3.7 11.1 0.0 0.0

1,000人以上 5 3 1 1 1 0 0 0100.0 60.0 20.0 20.0 20.0 0.0 0.0 0.0

無回答 150 95 35 14 11 12 8 3100.0 63.3 23.3 9.3 7.3 8.0 5.3 2.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,739 1,253 386 132 93 83 56 18100.0 72.1 22.2 7.6 5.4 4.8 3.2 1.0

雇調金受給経験なし 170 25 18 17 25 24 15 5100.0 14.7 10.6 10.0 14.7 14.1 8.8 2.9

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問 7 雇用調整の方法(2012 年、複数回答) (問 7 の雇用調整の実施有無の質問項目で、2012 年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集計)

2012年 TOTAL 残業規制休日の振替、夏季休暇等の休日・休暇の増加

中途採用の削減・停止

新規学卒採用の削減・

停止配置転換 出向 無回答

TOTAL 1,556 447 338 236 266 105 46 23100.0 28.7 21.7 15.2 17.1 6.7 3.0 1.5

産業

農業、林業、漁業 7 0 1 0 0 0 1 0100.0 0.0 14.3 0.0 0.0 0.0 14.3 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 1 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 214 33 57 27 30 6 5 3100.0 15.4 26.6 12.6 14.0 2.8 2.3 1.4

製造業 875 317 203 131 162 71 30 14100.0 36.2 23.2 15.0 18.5 8.1 3.4 1.6

電気・ガス・熱供給・水道業 7 2 2 3 3 0 0 0100.0 28.6 28.6 42.9 42.9 0.0 0.0 0.0

情報通信業 54 10 3 11 16 1 0 0100.0 18.5 5.6 20.4 29.6 1.9 0.0 0.0

運輸業、郵便業 62 13 15 10 6 6 2 0100.0 21.0 24.2 16.1 9.7 9.7 3.2 0.0

卸売業 80 20 19 11 16 4 2 2100.0 25.0 23.8 13.8 20.0 5.0 2.5 2.5

小売業 44 9 8 7 5 4 1 1100.0 20.5 18.2 15.9 11.4 9.1 2.3 2.3

金融業、保険業 5 1 0 1 0 1 0 0100.0 20.0 0.0 20.0 0.0 20.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 11 2 2 5 2 0 1 0100.0 18.2 18.2 45.5 18.2 0.0 9.1 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 57 11 7 10 11 1 0 1100.0 19.3 12.3 17.5 19.3 1.8 0.0 1.8

宿泊業 9 3 2 1 1 1 0 0100.0 33.3 22.2 11.1 11.1 11.1 0.0 0.0

飲食サービス業 10 1 1 1 1 1 0 0100.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 20 3 2 3 2 1 0 0100.0 15.0 10.0 15.0 10.0 5.0 0.0 0.0

教育、学習支援業 6 2 0 0 0 2 0 0100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0

医療、福祉 11 2 2 1 0 0 1 0100.0 18.2 18.2 9.1 0.0 0.0 9.1 0.0

複合サービス事業 10 6 1 2 1 0 0 0100.0 60.0 10.0 20.0 10.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 67 11 13 11 9 6 2 1100.0 16.4 19.4 16.4 13.4 9.0 3.0 1.5

その他 6 1 0 1 1 0 1 1100.0 16.7 0.0 16.7 16.7 0.0 16.7 16.7

事業所規模

1~9人 594 115 152 73 60 11 9 9100.0 19.4 25.6 12.3 10.1 1.9 1.5 1.5

10~29人 461 137 101 83 78 27 11 7100.0 29.7 21.9 18.0 16.9 5.9 2.4 1.5

30~49人 145 49 29 22 32 13 3 2100.0 33.8 20.0 15.2 22.1 9.0 2.1 1.4

50~99人 123 43 19 17 38 17 8 2100.0 35.0 15.4 13.8 30.9 13.8 6.5 1.6

100~299人 85 40 9 13 25 20 10 1100.0 47.1 10.6 15.3 29.4 23.5 11.8 1.2

300~999人 21 10 4 3 6 7 2 0100.0 47.6 19.0 14.3 28.6 33.3 9.5 0.0

1,000人以上 6 2 0 2 2 0 1 0100.0 33.3 0.0 33.3 33.3 0.0 16.7 0.0

無回答 121 51 24 23 25 10 2 2100.0 42.1 19.8 19.0 20.7 8.3 1.7 1.7

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,385 398 312 213 245 92 39 18100.0 28.7 22.5 15.4 17.7 6.6 2.8 1.3

雇調金受給経験なし 169 48 26 22 21 12 6 5100.0 28.4 15.4 13.0 12.4 7.1 3.6 3.0

-173-

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2012年 TOTAL一時休業(一時帰休)(一日

単位)

一時休業(一時帰休)(時

間単位)

正社員以外の雇い止め

希望退職の募集、解雇

臨時、パートタイム労働者の再契約停止・解雇

その他 無回答

TOTAL 1,556 947 288 119 114 77 57 23100.0 60.9 18.5 7.7 7.3 4.9 3.7 1.5

産業

農業、林業、漁業 7 2 0 0 0 0 3 0100.0 28.6 0.0 0.0 0.0 0.0 42.9 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 1 1 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 214 142 35 17 14 4 7 3100.0 66.4 16.4 7.9 6.5 1.9 3.3 1.4

製造業 875 571 174 62 60 45 25 14100.0 65.3 19.9 7.1 6.9 5.1 2.9 1.6

電気・ガス・熱供給・水道業 7 1 0 2 0 0 0 0100.0 14.3 0.0 28.6 0.0 0.0 0.0 0.0

情報通信業 54 29 5 1 3 3 4 0100.0 53.7 9.3 1.9 5.6 5.6 7.4 0.0

運輸業、郵便業 62 38 12 5 4 3 0 0100.0 61.3 19.4 8.1 6.5 4.8 0.0 0.0

卸売業 80 42 19 5 5 3 7 2100.0 52.5 23.8 6.3 6.3 3.8 8.8 2.5

小売業 44 15 8 4 7 4 3 1100.0 34.1 18.2 9.1 15.9 9.1 6.8 2.3

金融業、保険業 5 0 0 1 2 0 0 0100.0 0.0 0.0 20.0 40.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 11 5 0 0 2 1 1 0100.0 45.5 0.0 0.0 18.2 9.1 9.1 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 57 33 11 1 6 0 0 1100.0 57.9 19.3 1.8 10.5 0.0 0.0 1.8

宿泊業 9 4 0 1 0 0 2 0100.0 44.4 0.0 11.1 0.0 0.0 22.2 0.0

飲食サービス業 10 3 1 1 3 3 1 0100.0 30.0 10.0 10.0 30.0 30.0 10.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 20 11 3 2 0 1 1 0100.0 55.0 15.0 10.0 0.0 5.0 5.0 0.0

教育、学習支援業 6 2 3 0 0 1 1 0100.0 33.3 50.0 0.0 0.0 16.7 16.7 0.0

医療、福祉 11 3 1 2 2 2 0 0100.0 27.3 9.1 18.2 18.2 18.2 0.0 0.0

複合サービス事業 10 4 2 0 0 1 0 0100.0 40.0 20.0 0.0 0.0 10.0 0.0 0.0

その他サービス業 67 39 13 14 6 6 1 1100.0 58.2 19.4 20.9 9.0 9.0 1.5 1.5

その他 6 2 1 1 0 0 1 1100.0 33.3 16.7 16.7 0.0 0.0 16.7 16.7

事業所規模

1~9人 594 368 111 45 49 25 20 9100.0 62.0 18.7 7.6 8.2 4.2 3.4 1.5

10~29人 461 280 83 37 27 18 15 7100.0 60.7 18.0 8.0 5.9 3.9 3.3 1.5

30~49人 145 81 20 10 7 6 8 2100.0 55.9 13.8 6.9 4.8 4.1 5.5 1.4

50~99人 123 74 20 6 9 8 4 2100.0 60.2 16.3 4.9 7.3 6.5 3.3 1.6

100~299人 85 55 19 6 6 5 2 1100.0 64.7 22.4 7.1 7.1 5.9 2.4 1.2

300~999人 21 14 4 1 3 4 0 0100.0 66.7 19.0 4.8 14.3 19.1 0.0 0.0

1,000人以上 6 3 1 1 1 0 1 0100.0 50.0 16.7 16.7 16.7 0.0 16.7 0.0

無回答 121 72 30 13 12 11 7 2100.0 59.5 24.8 10.7 9.9 9.1 5.8 1.7

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,385 920 276 102 84 59 41 18100.0 66.4 19.9 7.4 6.1 4.3 3.0 1.3

雇調金受給経験なし 169 25 11 16 30 18 16 5100.0 14.8 6.5 9.5 17.8 10.7 9.5 3.0

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問 7 雇用調整の方法(2013 年、複数回答) (問 7 の雇用調整の実施有無の質問項目で、2013 年に「雇用調整を実施した」と回答した事業所について集計)

2013年 TOTAL 残業規制休日の振替、夏季休暇等の休日・休

暇の増加

中途採用の削減・停

新規学卒採用の削減・停止

配置転換 出向 無回答

TOTAL 1,191 388 262 205 222 98 32 22100.0 32.6 22.0 17.2 18.6 8.2 2.7 1.8

産業

農業、林業、漁業 4 0 0 0 0 0 1 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 1 0 0 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 149 26 39 24 27 5 6 1100.0 17.4 26.2 16.1 18.1 3.4 4.0 0.7

製造業 702 273 163 120 137 62 16 13100.0 38.9 23.2 17.1 19.5 8.8 2.3 1.9

電気・ガス・熱供給・水道業 5 3 1 1 2 1 1 0100.0 60.0 20.0 20.0 40.0 20.0 20.0 0.0

情報通信業 28 7 1 5 8 1 0 1100.0 25.0 3.6 17.9 28.6 3.6 0.0 3.6

運輸業、郵便業 43 11 9 8 3 6 2 1100.0 25.6 20.9 18.6 7.0 14.0 4.7 2.3

卸売業 62 19 16 13 15 2 2 0100.0 30.6 25.8 21.0 24.2 3.2 3.2 0.0

小売業 35 7 7 5 6 4 0 2100.0 20.0 20.0 14.3 17.1 11.4 0.0 5.7

金融業、保険業 5 3 2 0 0 0 0 0100.0 60.0 40.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 6 2 1 6 2 1 1 0100.0 33.3 16.7 100.0 33.3 16.7 16.7 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 40 10 6 8 10 2 0 2100.0 25.0 15.0 20.0 25.0 5.0 0.0 5.0

宿泊業 7 3 2 1 0 0 0 0100.0 42.9 28.6 14.3 0.0 0.0 0.0 0.0

飲食サービス業 6 1 1 1 1 1 0 0100.0 16.7 16.7 16.7 16.7 16.7 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 13 2 1 1 1 1 0 0100.0 15.4 7.7 7.7 7.7 7.7 0.0 0.0

教育、学習支援業 4 2 0 0 1 1 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 25.0 25.0 0.0 0.0

医療、福祉 9 5 3 0 0 2 1 1100.0 55.6 33.3 0.0 0.0 22.2 11.1 11.1

複合サービス事業 6 3 0 1 0 1 0 0100.0 50.0 0.0 16.7 0.0 16.7 0.0 0.0

その他サービス業 62 10 10 11 9 8 2 0100.0 16.1 16.1 17.7 14.5 12.9 3.2 0.0

その他 4 1 0 0 0 0 0 1100.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 25.0

事業所規模

1~9人 465 116 126 60 54 17 8 7100.0 24.9 27.1 12.9 11.6 3.7 1.7 1.5

10~29人 347 114 76 73 68 20 11 8100.0 32.9 21.9 21.0 19.6 5.8 3.2 2.3

30~49人 110 39 19 16 27 19 4 4100.0 35.5 17.3 14.5 24.5 17.3 3.6 3.6

50~99人 89 33 14 17 31 14 2 2100.0 37.1 15.7 19.1 34.8 15.7 2.3 2.2

100~299人 72 33 6 13 15 16 5 0100.0 45.8 8.3 18.1 20.8 22.2 6.9 0.0

300~999人 14 7 1 2 3 4 1 0100.0 50.0 7.1 14.3 21.4 28.6 7.1 0.0

1,000人以上 4 2 0 2 2 0 0 0100.0 50.0 0.0 50.0 50.0 0.0 0.0 0.0

無回答 90 44 20 22 22 8 1 1100.0 48.9 22.2 24.4 24.4 8.9 1.1 1.1

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,039 333 240 188 202 78 29 17100.0 32.1 23.1 18.1 19.4 7.5 2.8 1.6

雇調金受給経験なし 149 55 22 16 20 19 3 5100.0 36.9 14.8 10.7 13.4 12.8 2.0 3.4

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2013年 TOTAL一時休業(一時帰休)(一

日単位)

一時休業(一時帰休)(時間

単位)

正社員以外の雇い止め

希望退職の募集、解雇

臨時、パートタイム労働者の再契約停止・解雇

その他 無回答

TOTAL 1,191 677 225 102 69 59 40 22100.0 56.8 18.9 8.6 5.8 5.0 3.4 1.8

産業

農業、林業、漁業 4 2 0 0 0 0 1 0100.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 1 1 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 149 85 28 12 8 4 6 1100.0 57.0 18.8 8.1 5.4 2.7 4.0 0.7

製造業 702 433 139 53 30 34 16 13100.0 61.7 19.8 7.6 4.3 4.8 2.3 1.9

電気・ガス・熱供給・水道業 5 2 1 2 0 1 0 0100.0 40.0 20.0 40.0 0.0 20.0 0.0 0.0

情報通信業 28 11 4 0 3 1 2 1100.0 39.3 14.3 0.0 10.7 3.6 7.1 3.6

運輸業、郵便業 43 27 8 5 4 2 0 1100.0 62.8 18.6 11.6 9.3 4.7 0.0 2.3

卸売業 62 33 15 7 4 2 6 0100.0 53.2 24.2 11.3 6.5 3.2 9.7 0.0

小売業 35 10 4 3 4 3 3 2100.0 28.6 11.4 8.6 11.4 8.6 8.6 5.7

金融業、保険業 5 0 0 0 1 1 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 20.0 20.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 6 1 0 0 1 1 0 0100.0 16.7 0.0 0.0 16.7 16.7 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 40 23 7 2 3 1 0 2100.0 57.5 17.5 5.0 7.5 2.5 0.0 5.0

宿泊業 7 0 0 1 2 1 2 0100.0 0.0 0.0 14.3 28.6 14.3 28.6 0.0

飲食サービス業 6 2 1 1 0 2 1 0100.0 33.3 16.7 16.7 0.0 33.3 16.7 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 13 6 2 2 1 0 0 0100.0 46.2 15.4 15.4 7.7 0.0 0.0 0.0

教育、学習支援業 4 1 1 0 0 0 0 0100.0 25.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 9 2 2 1 1 0 1 1100.0 22.2 22.2 11.1 11.1 0.0 11.1 11.1

複合サービス事業 6 1 1 0 0 1 1 0100.0 16.7 16.7 0.0 0.0 16.7 16.7 0.0

その他サービス業 62 35 11 13 7 5 1 0100.0 56.5 17.7 21.0 11.3 8.1 1.6 0.0

その他 4 2 1 0 0 0 0 1100.0 50.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 25.0

事業所規模

1~9人 465 281 96 39 30 17 19 7100.0 60.4 20.7 8.4 6.5 3.7 4.1 1.5

10~29人 347 189 61 32 14 14 10 8100.0 54.5 17.6 9.2 4.0 4.0 2.9 2.3

30~49人 110 58 18 7 6 6 6 4100.0 52.7 16.4 6.4 5.5 5.5 5.5 3.6

50~99人 89 49 14 6 7 6 1 2100.0 55.1 15.7 6.7 7.9 6.7 1.1 2.2

100~299人 72 40 12 6 3 7 1 0100.0 55.6 16.7 8.3 4.2 9.7 1.4 0.0

300~999人 14 7 0 0 3 2 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 21.4 14.3 0.0 0.0

1,000人以上 4 2 1 1 1 0 0 0100.0 50.0 25.0 25.0 25.0 0.0 0.0 0.0

無回答 90 51 23 11 5 7 3 1100.0 56.7 25.6 12.2 5.6 7.8 3.3 1.1

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 1,039 645 209 89 50 47 26 17100.0 62.1 20.1 8.6 4.8 4.5 2.5 1.6

雇調金受給経験なし 149 30 14 12 19 12 14 5100.0 20.1 9.4 8.1 12.8 8.1 9.4 3.4

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問 8 雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因(複数回答) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年のいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し

た事業所について集計)

TOTAL

リーマン・ショックなどの影響による事業活動

の縮小

東日本大震災の直接・間接の影響による事業活動の縮小

東日本大震災後の円高の影響による事業活動の縮小

中長期的な要因による事業活動の縮小

主要な取引先企業(顧

客)の経営不振による受注

の減少

自社の海外展開の一環としての国内事業の再編に伴う事業活動の縮小

主要な取引先企業(顧客)が海外生産シフトしたことによる受注の減少

その他分からな

い無回答

TOTAL 3,200 1,817 883 350 607 1,451 54 546 214 57 68100.0 56.8 27.6 10.9 19.0 45.3 1.7 17.1 6.7 1.8 2.1

産業

農業、林業、漁業 10 2 4 0 1 3 0 0 2 1 1100.0 20.0 40.0 0.0 10.0 30.0 0.0 0.0 20.0 10.0 10.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0

建設業 402 155 93 21 116 173 2 12 56 13 19100.0 38.6 23.1 5.2 28.9 43.0 0.5 3.0 13.9 3.2 4.7

製造業 1,795 1,169 482 261 296 843 45 459 67 18 31100.0 65.1 26.9 14.5 16.5 47.0 2.5 25.6 3.7 1.0 1.7

電気・ガス・熱供給・水道業 14 5 3 2 3 11 0 2 1 0 1100.0 35.7 21.4 14.3 21.4 78.6 0.0 14.3 7.1 0.0 7.1

情報通信業 135 89 29 5 17 79 1 14 5 1 1100.0 65.9 21.5 3.7 12.6 58.5 0.7 10.4 3.7 0.7 0.7

運輸業、郵便業 131 64 41 13 21 68 1 12 7 4 2100.0 48.9 31.3 9.9 16.0 51.9 0.8 9.2 5.3 3.1 1.5

卸売業 168 100 49 12 33 78 3 17 16 1 1100.0 59.5 29.2 7.1 19.6 46.4 1.8 10.1 9.5 0.6 0.6

小売業 90 27 31 6 23 26 0 5 7 5 5100.0 30.0 34.4 6.7 25.6 28.9 0.0 5.6 7.8 5.6 5.6

金融業、保険業 7 1 0 0 2 3 0 0 2 0 0100.0 14.3 0.0 0.0 28.6 42.9 0.0 0.0 28.6 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 30 12 6 2 12 8 1 0 4 1 1100.0 40.0 20.0 6.7 40.0 26.7 3.3 0.0 13.3 3.3 3.3

学術研究、専門・技術サービス業 133 77 39 12 29 60 0 4 13 2 1100.0 57.9 29.3 9.0 21.8 45.1 0.0 3.0 9.8 1.5 0.8

宿泊業 22 9 13 2 2 2 0 0 1 0 0100.0 40.9 59.1 9.1 9.1 9.1 0.0 0.0 4.5 0.0 0.0

飲食サービス業 16 3 10 1 2 2 0 1 2 2 0100.0 18.8 62.5 6.3 12.5 12.5 0.0 6.3 12.5 12.5 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 43 11 25 2 8 7 1 2 5 1 0100.0 25.6 58.1 4.7 18.6 16.3 2.3 4.7 11.6 2.3 0.0

教育、学習支援業 11 1 3 1 4 1 0 0 1 2 0100.0 9.1 27.3 9.1 36.4 9.1 0.0 0.0 9.1 18.2 0.0

医療、福祉 31 5 8 2 9 1 0 0 10 3 1100.0 16.1 25.8 6.5 29.0 3.2 0.0 0.0 32.3 9.7 3.2

複合サービス事業 16 9 6 1 5 7 0 2 0 1 0100.0 56.3 37.5 6.3 31.3 43.8 0.0 12.5 0.0 6.3 0.0

その他サービス業 134 77 39 7 24 75 0 15 12 2 2100.0 57.5 29.1 5.2 17.9 56.0 0.0 11.2 9.0 1.5 1.5

その他 10 1 2 0 0 3 0 1 3 0 1100.0 10.0 20.0 0.0 0.0 30.0 0.0 10.0 30.0 0.0 10.0

事業所規模

1~9人 1,198 595 302 117 260 624 20 175 88 28 26100.0 49.7 25.2 9.8 21.7 52.1 1.7 14.6 7.3 2.3 2.2

10~29人 990 571 268 110 172 423 15 175 73 15 28100.0 57.7 27.1 11.1 17.4 42.7 1.5 17.7 7.4 1.5 2.8

30~49人 303 193 80 29 51 126 4 66 13 3 2100.0 63.7 26.4 9.6 16.8 41.6 1.3 21.8 4.3 1.0 0.7

50~99人 242 172 83 37 50 94 4 46 11 3 2100.0 71.1 34.3 15.3 20.7 38.8 1.7 19.0 4.6 1.2 0.8

100~299人 167 110 58 17 18 58 3 33 11 2 2100.0 65.9 34.7 10.2 10.8 34.7 1.8 19.8 6.6 1.2 1.2

300~999人 44 31 19 7 4 11 2 5 1 0 0100.0 70.5 43.2 15.9 9.1 25.0 4.6 11.4 2.3 0.0 0.0

1,000人以上 9 7 3 0 2 3 0 1 0 0 0100.0 77.8 33.3 0.0 22.2 33.3 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0

無回答 247 138 70 33 50 112 6 45 17 6 8100.0 55.9 28.3 13.4 20.2 45.3 2.4 18.2 6.9 2.4 3.2

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,829 1,689 799 319 513 1,315 45 515 164 41 51100.0 59.7 28.2 11.3 18.1 46.5 1.6 18.2 5.8 1.5 1.8

雇調金受給経験なし 366 125 84 31 94 133 9 29 48 16 17100.0 34.2 23.0 8.5 25.7 36.3 2.5 7.9 13.1 4.4 4.6

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問 9 雇用調整の実施目的 (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年のいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し

た事業所について集計)

TOTAL一時的な事業縮小に伴い、予想回復ま

での間の実施

事業縮小がいつまでか分からないが見通

しがつくまで実施

雇用面で中長期的な課題を改善する一環として実施

なんともいえない

無回答

TOTAL 3,200 1,181 1,518 233 174 94100.0 36.9 47.4 7.3 5.4 2.9

産業

農業、林業、漁業 10 3 4 1 1 1100.0 30.0 40.0 10.0 10.0 10.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 1 0 0 1100.0 0.0 50.0 0.0 0.0 50.0

建設業 402 142 182 20 39 19100.0 35.3 45.3 5.0 9.7 4.7

製造業 1,795 703 886 89 66 51100.0 39.2 49.4 5.0 3.7 2.8

電気・ガス・熱供給・水道業 14 5 5 2 1 1100.0 35.7 35.7 14.3 7.1 7.1

情報通信業 135 50 68 7 6 4100.0 37.0 50.4 5.2 4.4 3.0

運輸業、郵便業 131 55 52 10 12 2100.0 42.0 39.7 7.6 9.2 1.5

卸売業 168 60 83 17 7 1100.0 35.7 49.4 10.1 4.2 0.6

小売業 90 23 41 16 5 5100.0 25.6 45.6 17.8 5.6 5.6

金融業、保険業 7 1 1 4 1 0100.0 14.3 14.3 57.1 14.3 0.0

不動産業、物品賃貸業 30 6 12 10 2 0100.0 20.0 40.0 33.3 6.7 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 133 43 60 18 10 2100.0 32.3 45.1 13.5 7.5 1.5

宿泊業 22 11 8 2 1 0100.0 50.0 36.4 9.1 4.5 0.0

飲食サービス業 16 3 5 6 2 0100.0 18.8 31.3 37.5 12.5 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 43 16 19 5 1 2100.0 37.2 44.2 11.6 2.3 4.7

教育、学習支援業 11 3 4 3 1 0100.0 27.3 36.4 27.3 9.1 0.0

医療、福祉 31 3 10 12 4 2100.0 9.7 32.3 38.7 12.9 6.5

複合サービス事業 16 8 3 3 2 0100.0 50.0 18.8 18.8 12.5 0.0

その他サービス業 134 43 70 8 11 2100.0 32.1 52.2 6.0 8.2 1.5

その他 10 3 4 0 2 1100.0 30.0 40.0 0.0 20.0 10.0

事業所規模

1~9人 1,198 375 608 103 69 43100.0 31.3 50.8 8.6 5.8 3.6

10~29人 990 378 456 74 52 30100.0 38.2 46.1 7.5 5.3 3.0

30~49人 303 137 130 18 13 5100.0 45.2 42.9 5.9 4.3 1.7

50~99人 242 104 113 12 10 3100.0 43.0 46.7 5.0 4.1 1.2

100~299人 167 77 70 5 13 2100.0 46.1 41.9 3.0 7.8 1.2

300~999人 44 21 18 4 0 1100.0 47.7 40.9 9.1 0.0 2.3

1,000人以上 9 6 3 0 0 0100.0 66.7 33.3 0.0 0.0 0.0

無回答 247 83 120 17 17 10100.0 33.6 48.6 6.9 6.9 4.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,829 1,089 1,392 142 131 75100.0 38.5 49.2 5.0 4.6 2.7

雇調金受給経験なし 366 88 125 91 43 19100.0 24.0 34.2 24.9 11.7 5.2

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問 10 リーマン・ショック以降に実施した雇用調整に関する雇用調整助成金の活用状況 (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年のいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し

た事業所について集計)

TOTAL 雇調金の支給を受けた

雇調金は知っていたが、支給は受けなかった

雇調金というものを知らな

活用したかどうか分から

ない無回答

TOTAL 3,200 2,846 172 132 37 13100.0 88.9 5.4 4.1 1.2 0.4

産業

農業、林業、漁業 10 6 0 3 0 1100.0 60.0 0.0 30.0 0.0 10.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 2 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 402 360 22 15 5 0100.0 89.6 5.5 3.7 1.2 0.0

製造業 1,795 1,699 54 21 15 6100.0 94.7 3.0 1.2 0.8 0.3

電気・ガス・熱供給・水道業 14 11 3 0 0 0100.0 78.6 21.4 0.0 0.0 0.0

情報通信業 135 127 5 3 0 0100.0 94.1 3.7 2.2 0.0 0.0

運輸業、郵便業 131 120 6 1 4 0100.0 91.6 4.6 0.8 3.1 0.0

卸売業 168 140 16 10 0 2100.0 83.3 9.5 6.0 0.0 1.2

小売業 90 57 11 19 3 0100.0 63.3 12.2 21.1 3.3 0.0

金融業、保険業 7 2 2 2 1 0100.0 28.6 28.6 28.6 14.3 0.0

不動産業、物品賃貸業 30 20 3 6 1 0100.0 66.7 10.0 20.0 3.3 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 133 108 14 10 1 0100.0 81.2 10.5 7.5 0.8 0.0

宿泊業 22 17 4 1 0 0100.0 77.3 18.2 4.5 0.0 0.0

飲食サービス業 16 7 3 6 0 0100.0 43.8 18.8 37.5 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 43 31 5 6 1 0100.0 72.1 11.6 14.0 2.3 0.0

教育、学習支援業 11 5 3 3 0 0100.0 45.5 27.3 27.3 0.0 0.0

医療、福祉 31 11 4 13 0 3100.0 35.5 12.9 41.9 0.0 9.7

複合サービス事業 16 12 1 1 2 0100.0 75.0 6.3 6.3 12.5 0.0

その他サービス業 134 105 16 9 3 1100.0 78.4 11.9 6.7 2.2 0.7

その他 10 6 0 3 1 0100.0 60.0 0.0 30.0 10.0 0.0

事業所規模

1~9人 1,198 1,027 73 77 13 8100.0 85.7 6.1 6.4 1.1 0.7

10~29人 990 884 53 35 14 4100.0 89.3 5.4 3.5 1.4 0.4

30~49人 303 279 13 7 3 1100.0 92.1 4.3 2.3 1.0 0.3

50~99人 242 226 10 3 3 0100.0 93.4 4.1 1.2 1.2 0.0

100~299人 167 153 8 3 3 0100.0 91.6 4.8 1.8 1.8 0.0

300~999人 44 42 2 0 0 0100.0 95.5 4.5 0.0 0.0 0.0

1,000人以上 9 9 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 247 226 13 7 1 0100.0 91.5 5.3 2.8 0.4 0.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,829 2,752 45 13 16 3100.0 97.3 1.6 0.5 0.6 0.1

雇調金受給経験なし 366 90 126 119 21 10100.0 24.6 34.4 32.5 5.7 2.7

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問 10-1 産業別雇用調整助成金の支給を受けなかった理由(複数回答) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金は知っていたが、支給は受けなかった」と回答した事業所について

集計)

TOTAL

雇用調整助成金の対象となる休業等はしなかった

から

売上高等の減少が助成金の要件に達していなかった

ハローワーク等に申請したが対象外といわれ

休業等の実施規模が些少で助成金を

受給までもない

手続きが面倒だったから

助成金活用が金融機関等に知られると融資の際に弊害

助成金を一度使うと経営上、助成金に依存する

から

行政機関からの支援は望まない経営方針であ

るから

その当時は雇用調整助成金というものを知らなかった

その他 わからない 無回答

TOTAL 172 117 18 8 27 35 1 12 5 11 13 5 2100.0 68.0 10.5 4.7 15.7 20.3 0.6 7.0 2.9 6.4 7.6 2.9 1.2

産業

農業、林業、漁業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 22 12 1 2 4 4 0 0 0 2 4 1 0100.0 54.5 4.5 9.1 18.2 18.2 0.0 0.0 0.0 9.1 18.2 4.5 0.0

製造業 54 35 6 1 10 14 1 6 2 2 3 0 2100.0 64.8 11.1 1.9 18.5 25.9 1.9 11.1 3.7 3.7 5.6 0.0 3.7

電気・ガス・熱供給・水道業 3 3 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0

情報通信業 5 3 2 1 2 2 0 1 0 0 0 0 0100.0 60.0 40.0 20.0 40.0 40.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

運輸業、郵便業 6 2 0 1 0 3 0 1 0 0 1 1 0100.0 33.3 0.0 16.7 0.0 50.0 0.0 16.7 0.0 0.0 16.7 16.7 0.0

卸売業 16 14 1 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0100.0 87.5 6.3 0.0 6.3 12.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

小売業 11 8 1 0 4 3 0 0 0 4 0 1 0100.0 72.7 9.1 0.0 36.4 27.3 0.0 0.0 0.0 36.4 0.0 9.1 0.0

金融業、保険業 2 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 50.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 3 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0100.0 33.3 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 14 11 1 1 1 3 0 1 1 0 1 1 0100.0 78.6 7.1 7.1 7.1 21.4 0.0 7.1 7.1 0.0 7.1 7.1 0.0

宿泊業 4 1 0 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0100.0 25.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0

飲食サービス業 3 2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0100.0 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 5 4 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0100.0 80.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 0.0 0.0

教育、学習支援業 3 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0100.0 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 4 2 0 0 2 1 0 0 0 1 1 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 50.0 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0 25.0 0.0 0.0

複合サービス事業 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 16 14 4 0 3 2 0 2 1 0 1 0 0100.0 87.5 25.0 0.0 18.8 12.5 0.0 12.5 6.3 0.0 6.3 0.0 0.0

その他 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

事業所規模

1~9人 73 42 3 5 16 24 0 7 3 6 7 3 0100.0 57.5 4.1 6.9 21.9 32.9 0.0 9.6 4.1 8.2 9.6 4.1 0.0

10~29人 53 33 8 2 5 7 1 3 2 1 5 1 2100.0 62.3 15.1 3.8 9.4 13.2 1.9 5.7 3.8 1.9 9.4 1.9 3.8

30~49人 13 12 1 1 0 1 0 0 0 1 1 0 0100.0 92.3 7.7 7.7 0.0 7.7 0.0 0.0 0.0 7.7 7.7 0.0 0.0

50~99人 10 10 1 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0100.0 100.0 10.0 0.0 10.0 10.0 0.0 10.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

100~299人 8 6 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0100.0 75.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 12.5 0.0

300~999人 2 2 1 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 50.0 0.0 50.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

1,000人以上 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 13 12 2 0 4 1 0 1 0 3 0 0 0100.0 92.3 15.4 0.0 30.8 7.7 0.0 7.7 0.0 23.1 0.0 0.0 0.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 45 33 8 2 7 8 0 3 0 2 3 1 1100.0 73.3 17.8 4.4 15.6 17.8 0.0 6.7 0.0 4.4 6.7 2.2 2.2

雇調金受給経験なし 126 84 10 6 19 26 1 9 5 9 10 4 1100.0 66.7 7.9 4.8 15.1 20.6 0.8 7.1 4.0 7.1 7.9 3.2 0.8

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問 11 産業別雇用調整助成金を活用した理由(複数回答) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL円滑な雇用調整を図るため

助成金がなければ実施できない休業等が実施

できる

労働組合や従業員から要望

があったため

助成金の要件緩和により使いやすくなっ

たため

助成金の要件緩和により助成額が増えたため

同業の他の事業所も活用していたため

助成金活用が知られても金融機関からの融資弊害なし

社会保険労務士等から積極的に勧められたた

労働局等の行政機関から勧められた

ため

業界団体等から勧められた

ため

その他 無回答

TOTAL 2,846 1,864 1,573 66 734 145 641 86 317 79 121 67 17100.0 65.5 55.3 2.3 25.8 5.1 22.5 3.0 11.1 2.8 4.3 2.4 0.6

産業

農業、林業、漁業 6 6 2 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0100.0 100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 360 228 193 5 81 8 83 17 49 12 18 13 4100.0 63.3 53.6 1.4 22.5 2.2 23.1 4.7 13.6 3.3 5.0 3.6 1.1

製造業 1,699 1,135 952 46 458 101 418 38 179 42 68 40 7100.0 66.8 56.0 2.7 27.0 5.9 24.6 2.2 10.5 2.5 4.0 2.4 0.4

電気・ガス・熱供給・水道業 11 7 4 0 3 0 4 1 2 0 0 0 0100.0 63.6 36.4 0.0 27.3 0.0 36.4 9.1 18.2 0.0 0.0 0.0 0.0

情報通信業 127 81 71 2 36 10 35 2 9 2 5 1 0100.0 63.8 55.9 1.6 28.3 7.9 27.6 1.6 7.1 1.6 3.9 0.8 0.0

運輸業、郵便業 120 83 65 4 35 4 20 4 16 4 12 3 3100.0 69.2 54.2 3.3 29.2 3.3 16.7 3.3 13.3 3.3 10.0 2.5 2.5

卸売業 140 88 74 2 34 5 31 7 18 5 3 4 2100.0 62.9 52.9 1.4 24.3 3.6 22.1 5.0 12.9 3.6 2.1 2.9 1.4

小売業 57 37 29 1 10 1 6 1 7 1 2 1 1100.0 64.9 50.9 1.8 17.5 1.8 10.5 1.8 12.3 1.8 3.5 1.8 1.8

金融業、保険業 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 20 12 7 0 4 1 4 1 1 0 0 1 0100.0 60.0 35.0 0.0 20.0 5.0 20.0 5.0 5.0 0.0 0.0 5.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 60 60 1 27 6 17 6 15 4 4 2 0100.0 55.6 55.6 0.9 25.0 5.6 15.7 5.6 13.9 3.7 3.7 1.9 0.0

宿泊業 17 10 9 0 0 1 3 0 4 2 3 0 0100.0 58.8 52.9 0.0 0.0 5.9 17.6 0.0 23.5 11.8 17.6 0.0 0.0

飲食サービス業 7 3 4 0 2 0 0 2 1 0 1 0 0100.0 42.9 57.1 0.0 28.6 0.0 0.0 28.6 14.3 0.0 14.3 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 16 21 1 7 3 1 1 3 1 2 0 0100.0 51.6 67.7 3.2 22.6 9.7 3.2 3.2 9.7 3.2 6.5 0.0 0.0

教育、学習支援業 5 4 3 0 1 0 0 1 1 0 0 0 0100.0 80.0 60.0 0.0 20.0 0.0 0.0 20.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 11 5 8 0 4 0 0 1 3 1 0 0 0100.0 45.5 72.7 0.0 36.4 0.0 0.0 9.1 27.3 9.1 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 12 11 5 1 2 0 1 0 3 0 0 0 0100.0 91.7 41.7 8.3 16.7 0.0 8.3 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 105 70 63 3 29 5 16 4 5 4 3 2 0100.0 66.7 60.0 2.9 27.6 4.8 15.2 3.8 4.8 3.8 2.9 1.9 0.0

その他 6 4 2 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0100.0 66.7 33.3 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0

事業所規模

1~9人 1,027 614 574 28 219 40 247 24 136 23 47 23 7100.0 59.8 55.9 2.7 21.3 3.9 24.1 2.3 13.2 2.2 4.6 2.2 0.7

10~29人 884 590 494 16 232 44 228 32 104 27 36 20 3100.0 66.7 55.9 1.8 26.2 5.0 25.8 3.6 11.8 3.1 4.1 2.3 0.3

30~49人 279 198 153 5 88 21 51 9 24 5 18 10 1100.0 71.0 54.8 1.8 31.5 7.5 18.3 3.2 8.6 1.8 6.5 3.6 0.4

50~99人 226 164 122 8 76 19 43 9 16 8 6 6 1100.0 72.6 54.0 3.5 33.6 8.4 19.0 4.0 7.1 3.5 2.7 2.7 0.4

100~299人 153 109 86 1 53 11 23 6 6 6 3 2 0100.0 71.2 56.2 0.7 34.6 7.2 15.0 3.9 3.9 3.9 2.0 1.3 0.0

300~999人 42 33 14 1 13 2 6 0 1 0 1 1 0100.0 78.6 33.3 2.4 31.0 4.8 14.3 0.0 2.4 0.0 2.4 2.4 0.0

1,000人以上 9 7 2 0 3 0 1 0 0 2 0 1 1100.0 77.8 22.2 0.0 33.3 0.0 11.1 0.0 0.0 22.2 0.0 11.1 11.1

無回答 226 149 128 7 50 8 42 6 30 8 10 4 4100.0 65.9 56.6 3.1 22.1 3.5 18.6 2.7 13.3 3.5 4.4 1.8 1.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 1,809 1,525 65 706 136 624 84 303 73 119 67 13100.0 65.7 55.4 2.4 25.7 4.9 22.7 3.1 11.0 2.7 4.3 2.4 0.5

雇調金受給経験なし 90 52 46 1 25 8 17 2 14 6 2 0 4100.0 57.8 51.1 1.1 27.8 8.9 18.9 2.2 15.6 6.7 2.2 0.0 4.4

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問 12 休業などの対象に非正社員は含まれるか(非正社員総計) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL 含まれていた

含まれていない

無回答

TOTAL 2,846 1139 1,101 606100.0 40.0 38.7 21.3

産業

農業、林業、漁業 6 1 3 2100.0 16.7 50.0 33.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 1 1 0100.0 50.0 50.0 0.0

建設業 360 59 207 94100.0 16.4 57.5 26.1

製造業 1,699 849 492 358100.0 50.0 29.0 21.1

電気・ガス・熱供給・水道業 11 1 5 5100.0 9.1 45.5 45.5

情報通信業 127 15 90 22100.0 11.8 70.9 17.3

運輸業、郵便業 120 30 65 25100.0 25.0 54.2 20.8

卸売業 140 55 60 25100.0 39.3 42.9 17.9

小売業 57 19 25 13100.0 33.3 43.9 22.8

金融業、保険業 2 1 1 0100.0 50.0 50.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 20 5 12 3100.0 25.0 60.0 15.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 30 52 26100.0 27.8 48.1 24.1

宿泊業 17 11 3 3100.0 64.7 17.7 17.6

飲食サービス業 7 1 5 1100.0 14.3 71.4 14.3

生活関連サービス業、娯楽業 31 9 15 7100.0 29.0 48.4 22.6

教育、学習支援業 5 1 4 0100.0 20.0 80.0 0.0

医療、福祉 11 1 9 1100.0 9.1 81.8 9.1

複合サービス事業 12 5 5 2100.0 41.7 41.7 16.7

その他サービス業 105 39 47 19100.0 37.1 44.8 18.1

その他 6 6 0 0100.0 100.0 0.0 0.0

事業所規模

1~9人 1,027 217 510 300100.0 21.1 49.7 29.2

10~29人 884 352 348 184100.0 39.8 39.4 20.8

30~49人 279 147 91 41100.0 52.7 32.6 14.7

50~99人 226 153 47 26100.0 67.7 20.8 11.5

100~299人 153 121 24 8100.0 79.1 15.7 5.2

300~999人 42 35 5 2100.0 83.3 11.9 4.8

1,000人以上 9 8 0 1100.0 88.9 0.0 11.1

無回答 226 106 76 44100.0 46.9 33.6 19.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 1100 1,066 586100.0 40.0 38.7 21.3

雇調金受給経験なし 90 38 33 19100.0 42.2 36.7 21.1

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問 12 休業などの対象に非正社員は含まれるか(パート・アルバイト) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL 含まれていた

含まれていない

無回答

TOTAL 2,846 792 688 1,366100.0 27.8 24.2 48.0

産業

農業、林業、漁業 6 1 1 4100.0 16.7 16.7 66.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 1 1100.0 0.0 50.0 50.0

建設業 360 28 109 223100.0 7.8 30.3 61.9

製造業 1,699 618 340 741100.0 36.4 20.0 43.6

電気・ガス・熱供給・水道業 11 1 3 7100.0 9.1 27.3 63.6

情報通信業 127 10 50 67100.0 7.9 39.4 52.8

運輸業、郵便業 120 18 39 63100.0 15.0 32.5 52.5

卸売業 140 35 28 77100.0 25.0 20.0 55.0

小売業 57 13 15 29100.0 22.8 26.3 50.9

金融業、保険業 2 1 1 0100.0 50.0 50.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 20 1 9 10100.0 5.0 45.0 50.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 22 31 55100.0 20.4 28.7 50.9

宿泊業 17 9 3 5100.0 52.9 17.6 29.4

飲食サービス業 7 0 4 3100.0 0.0 57.1 42.9

生活関連サービス業、娯楽業 31 8 8 15100.0 25.8 25.8 48.4

教育、学習支援業 5 1 3 1100.0 20.0 60.0 20.0

医療、福祉 11 1 7 3100.0 9.1 63.6 27.3

複合サービス事業 12 1 5 6100.0 8.3 41.7 50.0

その他サービス業 105 20 30 55100.0 19.0 28.6 52.4

その他 6 4 1 1100.0 66.7 16.7 16.7

事業所規模

1~9人 1,027 155 258 614100.0 15.1 25.1 59.8

10~29人 884 250 220 414100.0 28.3 24.9 46.8

30~49人 279 91 75 113100.0 32.6 26.9 40.5

50~99人 226 106 44 76100.0 46.9 19.5 33.6

100~299人 153 80 35 38100.0 52.3 22.9 24.8

300~999人 42 26 6 10100.0 61.9 14.3 23.8

1,000人以上 9 3 3 3100.0 33.3 33.3 33.3

無回答 226 81 47 98100.0 35.8 20.8 43.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 764 674 1,314100.0 27.8 24.5 47.7

雇調金受給経験なし 90 28 13 49100.0 31.1 14.4 54.4

-183-

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問 12 休業などの対象に非正社員は含まれるか(有期社員(嘱託を除く)) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 では「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL 含まれていた

含まれていない

無回答

TOTAL 2,846 319 671 1,856100.0 11.2 23.6 65.2

産業

農業、林業、漁業 6 0 2 4100.0 0.0 33.3 66.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 1 1 0100.0 50.0 50.0 0.0

建設業 360 20 98 242100.0 5.6 27.2 67.2

製造業 1,699 227 333 1,139100.0 13.4 19.6 67.0

電気・ガス・熱供給・水道業 11 0 2 9100.0 0.0 18.2 81.8

情報通信業 127 7 53 67100.0 5.5 41.7 52.8

運輸業、郵便業 120 13 38 69100.0 10.8 31.7 57.5

卸売業 140 8 28 104100.0 5.7 20.0 74.3

小売業 57 5 13 39100.0 8.8 22.8 68.4

金融業、保険業 2 0 1 1100.0 0.0 50.0 50.0

不動産業、物品賃貸業 20 1 10 9100.0 5.0 50.0 45.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 7 35 66100.0 6.5 32.4 61.1

宿泊業 17 2 5 10100.0 11.8 29.4 58.8

飲食サービス業 7 0 4 3100.0 0.0 57.1 42.9

生活関連サービス業、娯楽業 31 4 9 18100.0 12.9 29.0 58.1

教育、学習支援業 5 0 4 1100.0 0.0 80.0 20.0

医療、福祉 11 0 7 4100.0 0.0 63.6 36.4

複合サービス事業 12 2 2 8100.0 16.7 16.7 66.7

その他サービス業 105 21 26 58100.0 20.0 24.8 55.2

その他 6 1 0 5100.0 16.7 0.0 83.3

事業所規模

1~9人 1,027 26 228 773100.0 2.5 22.2 75.3

10~29人 884 65 218 601100.0 7.4 24.7 68.0

30~49人 279 35 77 167100.0 12.5 27.6 59.9

50~99人 226 63 54 109100.0 27.9 23.9 48.2

100~299人 153 64 33 56100.0 41.8 21.6 36.6

300~999人 42 27 7 8100.0 64.3 16.7 19.1

1,000人以上 9 4 2 3100.0 44.4 22.2 33.3

無回答 226 35 52 139100.0 15.5 23.0 61.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 313 660 1,779100.0 11.4 24.0 64.6

雇調金受給経験なし 90 6 10 74100.0 6.7 11.1 82.2

-184-

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問 12 休業などの対象に非正社員は含まれるか(嘱託社員) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 では「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL 含まれていた

含まれていない

無回答

TOTAL 2,846 364 666 1,816100.0 12.8 23.4 63.8

産業

農業、林業、漁業 6 0 2 4100.0 0.0 33.3 66.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 1 1100.0 0.0 50.0 50.0

建設業 360 10 100 250100.0 2.8 27.8 69.4

製造業 1,699 292 323 1,084100.0 17.2 19.0 63.8

電気・ガス・熱供給・水道業 11 0 2 9100.0 0.0 18.2 81.8

情報通信業 127 0 54 73100.0 0.0 42.5 57.5

運輸業、郵便業 120 13 39 68100.0 10.8 32.5 56.7

卸売業 140 16 23 101100.0 11.4 16.4 72.1

小売業 57 5 12 40100.0 8.8 21.1 70.2

金融業、保険業 2 1 1 0100.0 50.0 50.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 20 2 9 9100.0 10.0 45.0 45.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 5 34 69100.0 4.6 31.5 63.9

宿泊業 17 2 6 9100.0 11.8 35.3 52.9

飲食サービス業 7 0 4 3100.0 0.0 57.1 42.9

生活関連サービス業、娯楽業 31 4 9 18100.0 12.9 29.0 58.1

教育、学習支援業 5 1 3 1100.0 20.0 60.0 20.0

医療、福祉 11 0 7 4100.0 0.0 63.6 36.4

複合サービス事業 12 1 3 8100.0 8.3 25.0 66.7

その他サービス業 105 11 33 61100.0 10.5 31.4 58.1

その他 6 1 1 4100.0 16.7 16.7 66.7

事業所規模

1~9人 1,027 25 231 771100.0 2.4 22.5 75.1

10~29人 884 80 211 593100.0 9.0 23.9 67.1

30~49人 279 55 72 152100.0 19.7 25.8 54.5

50~99人 226 71 52 103100.0 31.4 23.0 45.6

100~299人 153 66 37 50100.0 43.1 24.2 32.7

300~999人 42 22 8 12100.0 52.4 19.0 28.6

1,000人以上 9 6 1 2100.0 66.7 11.1 22.2

無回答 226 39 54 133100.0 17.3 23.9 58.9

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 355 653 1,744100.0 12.9 23.7 63.4

雇調金受給経験なし 90 9 12 69100.0 10.0 13.3 76.7

-185-

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問 12 休業などの対象に非正社員は含まれるか(臨時的雇用) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL 含まれていた

含まれていない

無回答

TOTAL 2,846 89 768 1,989100.0 3.1 27.0 69.9

産業

農業、林業、漁業 6 0 2 4100.0 0.0 33.3 66.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 1 1100.0 0.0 50.0 50.0

建設業 360 3 103 254100.0 0.8 28.6 70.6

製造業 1,699 69 405 1,225100.0 4.1 23.8 72.1

電気・ガス・熱供給・水道業 11 0 2 9100.0 0.0 18.2 81.8

情報通信業 127 0 54 73100.0 0.0 42.5 57.5

運輸業、郵便業 120 2 44 74100.0 1.7 36.7 61.7

卸売業 140 3 28 109100.0 2.1 20.0 77.9

小売業 57 1 15 41100.0 1.8 26.3 71.9

金融業、保険業 2 0 1 1100.0 0.0 50.0 50.0

不動産業、物品賃貸業 20 0 10 10100.0 0.0 50.0 50.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 2 34 72100.0 1.9 31.5 66.7

宿泊業 17 0 8 9100.0 0.0 47.1 52.9

飲食サービス業 7 0 4 3100.0 0.0 57.1 42.9

生活関連サービス業、娯楽業 31 2 9 20100.0 6.5 29.0 64.5

教育、学習支援業 5 0 4 1100.0 0.0 80.0 20.0

医療、福祉 11 0 7 4100.0 0.0 63.6 36.4

複合サービス事業 12 1 3 8100.0 8.3 25.0 66.7

その他サービス業 105 6 33 66100.0 5.7 31.4 62.9

その他 6 0 1 5100.0 0.0 16.7 83.3

事業所規模

1~9人 1,027 4 234 789100.0 0.4 22.8 76.8

10~29人 884 18 228 638100.0 2.0 25.8 72.2

30~49人 279 5 91 183100.0 1.8 32.6 65.6

50~99人 226 23 71 132100.0 10.2 31.4 58.4

100~299人 153 14 60 79100.0 9.2 39.2 51.6

300~999人 42 12 14 16100.0 28.6 33.3 38.1

1,000人以上 9 2 3 4100.0 22.2 33.3 44.4

無回答 226 11 67 148100.0 4.9 29.6 65.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 87 755 1,910100.0 3.2 27.4 69.4

雇調金受給経験なし 90 2 12 76100.0 2.2 13.3 84.4

-186-

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問 13-1 産業別雇用調整助成金を活用した休業の対象従業員の選定 (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 では「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL

ほぼ全員を休業の対象としたため、選ん

でいない

特定の従業員でなく、多くの従業員を順に休業させた

業務量が減少している特定部署を対象に休業させた

原則として特定の従業員を対象として休

業させた

無回答

TOTAL 2,846 1,805 346 357 191 147100.0 63.4 12.2 12.5 6.7 5.2

産業

農業、林業、漁業 6 2 0 3 1 0100.0 33.3 0.0 50.0 16.7 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 1 0 1 0 0100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0

建設業 360 222 58 40 21 19100.0 61.7 16.1 11.1 5.8 5.3

製造業 1,699 1,201 189 173 70 66100.0 70.7 11.1 10.2 4.1 3.9

電気・ガス・熱供給・水道業 11 8 1 1 0 1100.0 72.7 9.1 9.1 0.0 9.1

情報通信業 127 20 10 37 33 27100.0 15.7 7.9 29.1 26.0 21.3

運輸業、郵便業 120 54 34 21 7 4100.0 45.0 28.3 17.5 5.8 3.3

卸売業 140 90 20 19 5 6100.0 64.3 14.3 13.6 3.6 4.3

小売業 57 35 6 8 4 4100.0 61.4 10.5 14.0 7.0 7.0

金融業、保険業 2 1 0 0 0 1100.0 50.0 0.0 0.0 0.0 50.0

不動産業、物品賃貸業 20 10 0 4 3 3100.0 50.0 0.0 20.0 15.0 15.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 59 11 16 17 5100.0 54.6 10.2 14.8 15.7 4.6

宿泊業 17 11 1 2 1 2100.0 64.7 5.9 11.8 5.9 11.8

飲食サービス業 7 4 1 1 1 0100.0 57.1 14.3 14.3 14.3 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 20 2 1 6 2100.0 64.5 6.5 3.2 19.4 6.5

教育、学習支援業 5 4 0 0 0 1100.0 80.0 0.0 0.0 0.0 20.0

医療、福祉 11 8 0 1 2 0100.0 72.7 0.0 9.1 18.2 0.0

複合サービス事業 12 6 1 2 2 1100.0 50.0 8.3 16.7 16.7 8.3

その他サービス業 105 46 11 27 17 4100.0 43.8 10.5 25.7 16.2 3.8

その他 6 3 1 0 1 1100.0 50.0 16.7 0.0 16.7 16.7

事業所規模

1~9人 1,027 718 104 86 80 39100.0 69.9 10.1 8.4 7.8 3.8

10~29人 884 548 133 113 57 33100.0 62.0 15.0 12.8 6.4 3.7

30~49人 279 161 43 42 17 16100.0 57.7 15.4 15.1 6.1 5.7

50~99人 226 131 19 46 13 17100.0 58.0 8.4 20.4 5.8 7.5

100~299人 153 88 13 35 4 13100.0 57.5 8.5 22.9 2.6 8.5

300~999人 42 18 3 9 2 10100.0 42.9 7.1 21.4 4.8 23.8

1,000人以上 9 5 0 3 1 0100.0 55.6 0.0 33.3 11.1 0.0

無回答 226 136 31 23 17 19100.0 60.2 13.7 10.2 7.5 8.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 1,743 336 348 186 139100.0 63.3 12.2 12.7 6.8 5.1

雇調金受給経験なし 90 58 10 9 5 8100.0 64.4 11.1 10.0 5.6 8.9

-187-

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問 13-2 特定の従業員を休業させた事業所の休業の仕方 (問 7 で 2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、問 10 で「雇用調整助

成金の支給を受けた」と回答し、かつ、問 13-1 の休業の選定について「原則として特定の従業員を対象として

休業させた」と回答した事業所について集計)

TOTAL

業務量が減少した特定の労働者を中心に休業さ

せた

若手の社員を中心に休業さ

せた

ベテランの社員を中心に休業させた

非正規職員を中心に休業さ

せた

業績が悪い社員を中心に休業させた

どちらともいえな

その他 無回答

TOTAL 191 120 5 14 10 7 13 20 2100.0 62.8 2.6 7.3 5.2 3.7 6.8 10.5 1.0

産業

農業、林業、漁業 1 0 0 1 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 21 14 1 0 0 1 4 1 0100.0 66.7 4.8 0.0 0.0 4.8 19.0 4.8 0.0

製造業 70 40 0 7 4 0 5 12 2100.0 57.1 0.0 10.0 5.7 0.0 7.1 17.1 2.9

電気・ガス・熱供給・水道業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

情報通信業 33 24 1 0 2 3 1 2 0100.0 72.7 3.0 0.0 6.1 9.1 3.0 6.1 0.0

運輸業、郵便業 7 4 0 1 2 0 0 0 0100.0 57.1 0.0 14.3 28.6 0.0 0.0 0.0 0.0

卸売業 5 4 0 0 0 0 0 1 0100.0 80.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 0.0

小売業 4 3 0 0 0 1 0 0 0100.0 75.0 0.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0

金融業、保険業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 3 1 0 1 0 0 1 0 0100.0 33.3 0.0 33.3 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 17 11 3 2 0 1 0 0 0100.0 64.7 17.6 11.8 0.0 5.9 0.0 0.0 0.0

宿泊業 1 0 0 0 1 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

飲食サービス業 1 0 0 1 0 0 0 0 0100.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 6 5 0 0 0 0 0 1 0100.0 83.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0

教育、学習支援業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 2 1 0 1 0 0 0 0 0100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 2 1 0 0 0 1 0 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 17 12 0 0 1 0 2 2 0100.0 70.6 0.0 0.0 5.9 0.0 11.8 11.8 0.0

その他 1 0 0 0 0 0 0 1 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0

事業所規模

1~9人 80 53 2 8 2 2 6 6 1100.0 66.3 2.5 10.0 2.5 2.5 7.5 7.5 1.3

10~29人 57 37 2 1 3 4 2 7 1100.0 64.9 3.5 1.8 5.3 7.0 3.5 12.3 1.8

30~49人 17 10 0 1 2 0 2 2 0100.0 58.8 0.0 5.9 11.8 0.0 11.8 11.8 0.0

50~99人 13 5 1 1 1 1 3 1 0100.0 38.5 7.7 7.7 7.7 7.7 23.1 7.7 0.0

100~299人 4 3 0 0 1 0 0 0 0100.0 75.0 0.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0

300~999人 2 1 0 0 1 0 0 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0

1,000人以上 1 0 0 0 0 0 0 1 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0

無回答 17 11 0 3 0 0 0 3 0100.0 64.7 0.0 17.6 0.0 0.0 0.0 17.6 0.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 186 117 5 13 10 6 13 20 2100.0 62.9 2.7 7.0 5.4 3.2 7.0 10.8 1.1

雇調金受給経験なし 5 3 0 1 0 1 0 0 0100.0 60.0 0.0 20.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0

-188-

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問 14-1 雇用調整助成金を活用した教育訓練の対象従業員の選定 (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL

ほぼ全員を教育訓練の対象としたため、選んでいない

特定でなく多くの従業員を順に教育訓練を受けさせた

業務量減少の特定部署を対象として教育訓練を

実施

原則として特定の従業員を対象に教育訓練を実施した

無回答

TOTAL 2,846 507 95 136 191 1,917100.0 17.8 3.3 4.8 6.7 67.4

産業

農業、林業、漁業 6 0 0 0 0 6100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 0 0 0 2100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

建設業 360 53 12 8 27 260100.0 14.7 3.3 2.2 7.5 72.2

製造業 1,699 357 58 62 104 1,118100.0 21.0 3.4 3.7 6.1 65.8

電気・ガス・熱供給・水道業 11 3 0 0 1 7100.0 27.3 0.0 0.0 9.1 63.6

情報通信業 127 12 2 32 28 53100.0 9.4 1.6 25.2 22.0 41.7

運輸業、郵便業 120 14 5 2 4 95100.0 11.7 4.2 1.7 3.3 79.2

卸売業 140 21 3 4 5 107100.0 15.0 2.1 2.9 3.6 76.4

小売業 57 8 3 1 5 40100.0 14.0 5.3 1.8 8.8 70.2

金融業、保険業 2 0 0 0 1 1100.0 0.0 0.0 0.0 50.0 50.0

不動産業、物品賃貸業 20 1 0 1 2 16100.0 5.0 0.0 5.0 10.0 80.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 18 3 11 8 68100.0 16.7 2.8 10.2 7.4 63.0

宿泊業 17 3 1 0 0 13100.0 17.7 5.9 0.0 0.0 76.5

飲食サービス業 7 0 0 0 0 7100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 0 3 1 3 24100.0 0.0 9.7 3.2 9.7 77.4

教育、学習支援業 5 1 0 0 0 4100.0 20.0 0.0 0.0 0.0 80.0

医療、福祉 11 0 0 0 0 11100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

複合サービス事業 12 3 0 2 0 7100.0 25.0 0.0 16.7 0.0 58.3

その他サービス業 105 13 4 10 3 75100.0 12.4 3.8 9.5 2.9 71.4

その他 6 0 1 2 0 3100.0 0.0 16.7 33.3 0.0 50.0

事業所規模

1~9人 1,027 140 17 23 35 812100.0 13.6 1.7 2.2 3.4 79.1

10~29人 884 176 37 45 66 560100.0 19.9 4.2 5.1 7.5 63.4

30~49人 279 58 10 16 28 167100.0 20.8 3.6 5.7 10.0 59.9

50~99人 226 53 9 14 23 127100.0 23.5 4.0 6.2 10.2 56.2

100~299人 153 29 8 15 17 84100.0 19.0 5.2 9.8 11.1 54.9

300~999人 42 6 2 11 3 20100.0 14.3 4.8 26.2 7.1 47.6

1,000人以上 9 2 0 0 0 7100.0 22.2 0.0 0.0 0.0 77.8

無回答 226 43 12 12 19 140100.0 19.0 5.3 5.3 8.4 61.9

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 493 89 130 185 1,855100.0 17.9 3.2 4.7 6.7 67.4

雇調金受給経験なし 90 14 6 6 6 58100.0 15.6 6.7 6.7 6.7 64.4

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問 14-2 特定の従業員を選んだ事業所の教育訓練の実施方法 (問 7 で 2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」と回答し、問 10 で「雇用調整助

成金の支給を受けた」と回答し、かつ、問 14-1 で「原則として特定の従業員を対象に教育訓練を実施した」と

回答した事業所について集計)

TOTAL

業務量が減少した特定の労働者を中心に教育訓練した

若手の社員を中心に教育訓

練した

ベテランの社員を中心に教育訓練

した

スキルが不足している社員を中心に教育

訓練した

スキルは十分だが更に向上させたい社員を教育訓練

どちらともいえな

その他 無回答

TOTAL 191 25 46 5 46 44 12 12 1100.0 13.1 24.1 2.6 24.1 23.0 6.3 6.3 0.5

産業

農業、林業、漁業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 27 1 7 0 8 9 1 1 0100.0 3.7 25.9 0.0 29.6 33.3 3.7 3.7 0.0

製造業 104 6 34 2 19 27 7 8 1100.0 5.8 32.7 1.9 18.3 26.0 6.7 7.7 1.0

電気・ガス・熱供給・水道業 1 0 0 0 0 0 0 1 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0

情報通信業 28 14 1 1 10 1 0 1 0100.0 50.0 3.6 3.6 35.7 3.6 0.0 3.6 0.0

運輸業、郵便業 4 2 0 0 1 1 0 0 0100.0 50.0 0.0 0.0 25.0 25.0 0.0 0.0 0.0

卸売業 5 0 2 0 2 0 1 0 0100.0 0.0 40.0 0.0 40.0 0.0 20.0 0.0 0.0

小売業 5 0 0 0 1 3 1 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 20.0 60.0 20.0 0.0 0.0

金融業、保険業 1 0 0 0 0 1 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 2 0 0 0 1 0 1 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0

学術研究、専門・技術サービス業 8 2 2 2 1 0 0 1 0100.0 25.0 25.0 25.0 12.5 0.0 0.0 12.5 0.0

宿泊業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

飲食サービス業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 3 0 0 0 1 2 0 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 33.3 66.7 0.0 0.0 0.0

教育、学習支援業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

医療、福祉 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

複合サービス事業 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

その他サービス業 3 0 0 0 2 0 1 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 66.7 0.0 33.3 0.0 0.0

その他 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

事業所規模

1~9人 35 5 8 0 6 10 5 1 0100.0 14.3 22.9 0.0 17.1 28.6 14.3 2.9 0.0

10~29人 66 4 21 1 16 14 3 7 0100.0 6.1 31.8 1.5 24.2 21.2 4.5 10.6 0.0

30~49人 28 6 5 0 7 9 0 0 1100.0 21.4 17.9 0.0 25.0 32.1 0.0 0.0 3.6

50~99人 23 3 5 1 7 3 2 2 0100.0 13.0 21.7 4.3 30.4 13.0 8.7 8.7 0.0

100~299人 17 2 3 1 8 3 0 0 0100.0 11.8 17.7 5.9 47.1 17.7 0.0 0.0 0.0

300~999人 3 0 0 0 1 1 1 0 0100.0 0.0 0.0 0.0 33.3 33.3 33.3 0.0 0.0

1,000人以上 0 0 0 0 0 0 0 0 00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

無回答 19 5 4 2 1 4 1 2 0100.0 26.3 21.1 10.5 5.3 21.1 5.3 10.5 0.0

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 185 24 43 5 46 43 12 12 0100.0 13.0 23.2 2.7 24.9 23.2 6.5 6.5 0.0

雇調金受給経験なし 6 1 3 0 0 1 0 0 1100.0 16.7 50.0 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 16.7

-190-

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問 14-3 雇用調整助成金を活用した教育訓練の実施場所 (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL 事業所内 事業所外 事業所内と外の両方 無回答

TOTAL 2,846 504 237 181 1,924100.0 17.7 8.3 6.4 67.6

産業

農業、林業、漁業 6 0 0 0 6100.0 0.0 0.0 0.0 100.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 0 0 2100.0 0.0 0.0 0.0 100.0

建設業 360 37 49 13 261100.0 10.3 13.6 3.6 72.5

製造業 1,699 313 141 125 1,120100.0 18.4 8.3 7.4 65.9

電気・ガス・熱供給・水道業 11 2 1 1 7100.0 18.2 9.1 9.1 63.6

情報通信業 127 53 7 13 54100.0 41.7 5.5 10.2 42.5

運輸業、郵便業 120 17 6 2 95100.0 14.2 5.0 1.7 79.2

卸売業 140 13 15 5 107100.0 9.3 10.7 3.6 76.4

小売業 57 4 5 6 42100.0 7.0 8.8 10.5 73.7

金融業、保険業 2 0 0 0 2100.0 0.0 0.0 0.0 100.0

不動産業、物品賃貸業 20 4 1 0 15100.0 20.0 5.0 0.0 75.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 31 3 6 68100.0 28.7 2.8 5.6 63.0

宿泊業 17 3 0 1 13100.0 17.6 0.0 5.9 76.5

飲食サービス業 7 0 0 0 7100.0 0.0 0.0 0.0 100.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 5 1 1 24100.0 16.1 3.2 3.2 77.4

教育、学習支援業 5 1 0 0 4100.0 20.0 0.0 0.0 80.0

医療、福祉 11 0 0 0 11100.0 0.0 0.0 0.0 100.0

複合サービス事業 12 3 1 2 6100.0 25.0 8.3 16.7 50.0

その他サービス業 105 15 7 6 77100.0 14.3 6.7 5.7 73.3

その他 6 3 0 0 3100.0 50.0 0.0 0.0 50.0

事業所規模

1~9人 1,027 110 71 29 817100.0 10.7 6.9 2.8 79.6

10~29人 884 171 93 61 559100.0 19.3 10.5 6.9 63.2

30~49人 279 61 28 23 167100.0 21.9 10.0 8.2 59.9

50~99人 226 55 15 28 128100.0 24.3 6.6 12.4 56.6

100~299人 153 40 13 16 84100.0 26.1 8.5 10.5 54.9

300~999人 42 14 2 6 20100.0 33.3 4.8 14.3 47.6

1,000人以上 9 2 0 0 7100.0 22.2 0.0 0.0 77.8

無回答 226 51 15 18 142100.0 22.6 6.6 8.0 62.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 480 232 177 1,863100.0 17.4 8.4 6.4 67.7

雇調金受給経験なし 90 24 5 4 57100.0 26.7 5.6 4.4 63.3

-191-

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問 14-4 雇用調整助成金を活用した教育訓練は延べ人日の最も多い月で1人に何日実施(複数回答) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL 1日 2~4日 5~10日 11~15日 16日以上 わからない 無回答

TOTAL 2,846 142 382 164 52 140 59 1,928100.0 5.0 13.4 5.8 1.8 4.9 2.1 67.7

産業

農業、林業、漁業 6 0 0 0 0 0 0 6100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 0 0 0 0 0 2100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

建設業 360 16 43 20 7 15 4 262100.0 4.4 11.9 5.6 1.9 4.2 1.1 72.8

製造業 1,699 98 274 108 29 43 32 1,127100.0 5.8 16.1 6.4 1.7 2.5 1.9 66.3

電気・ガス・熱供給・水道業 11 0 2 2 0 0 0 7100.0 0.0 18.2 18.2 0.0 0.0 0.0 63.6

情報通信業 127 0 6 5 4 52 5 55100.0 0.0 4.7 3.9 3.1 40.9 3.9 43.3

運輸業、郵便業 120 6 8 5 2 1 3 95100.0 5.0 6.7 4.2 1.7 0.8 2.5 79.2

卸売業 140 6 17 3 0 3 4 107100.0 4.3 12.1 2.1 0.0 2.1 2.9 76.4

小売業 57 6 4 3 0 1 2 41100.0 10.5 7.0 5.3 0.0 1.8 3.5 71.9

金融業、保険業 2 0 1 0 0 0 0 1100.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0

不動産業、物品賃貸業 20 0 1 2 1 0 1 15100.0 0.0 5.0 10.0 5.0 0.0 5.0 75.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 4 11 6 3 13 6 67100.0 3.7 10.2 5.6 2.8 12.0 5.6 62.0

宿泊業 17 2 0 1 1 0 0 13100.0 11.8 0.0 5.9 5.9 0.0 0.0 76.5

飲食サービス業 7 0 0 0 0 0 0 7100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 0 1 3 2 1 0 24100.0 0.0 3.2 9.7 6.5 3.2 0.0 77.4

教育、学習支援業 5 0 1 0 0 0 0 4100.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 80.0

医療、福祉 11 0 0 0 0 0 0 11100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

複合サービス事業 12 1 4 0 1 0 0 6100.0 8.3 33.3 0.0 8.3 0.0 0.0 50.0

その他サービス業 105 3 7 6 2 10 2 75100.0 2.9 6.7 5.7 1.9 9.5 1.9 71.4

その他 6 0 2 0 0 1 0 3100.0 0.0 33.3 0.0 0.0 16.7 0.0 50.0

事業所規模

1~9人 1,027 37 75 46 13 28 18 815100.0 3.6 7.3 4.5 1.3 2.7 1.8 79.4

10~29人 884 41 140 50 21 49 23 565100.0 4.6 15.8 5.7 2.4 5.5 2.6 63.9

30~49人 279 11 51 19 7 23 3 170100.0 3.9 18.3 6.8 2.5 8.2 1.1 60.9

50~99人 226 21 44 19 3 15 3 125100.0 9.3 19.5 8.4 1.3 6.6 1.3 55.3

100~299人 153 17 27 12 3 8 4 84100.0 11.1 17.6 7.8 2.0 5.2 2.6 54.9

300~999人 42 1 13 3 1 2 2 20100.0 2.4 31.0 7.1 2.4 4.8 4.8 47.6

1,000人以上 9 0 1 1 0 0 0 7100.0 0.0 11.1 11.1 0.0 0.0 0.0 77.8

無回答 226 14 31 14 4 15 6 142100.0 6.2 13.7 6.2 1.8 6.6 2.7 62.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 141 369 158 50 134 56 1,865100.0 5.1 13.4 5.7 1.8 4.9 2.0 67.8

雇調金受給経験なし 90 1 13 6 2 6 3 59100.0 1.1 14.4 6.7 2.2 6.7 3.3 65.6

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問 14-5 雇用調整助成金を活用した教育訓練の実施目的(複数回答) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL

既存分野の専門的知識を高めるため

新規分野進出のための専門知識を高めるため

日常業務の技術の確認のた

これまで計画的な教育訓練が実施できなかった

ため

助成金が活用できるため

従業員から以前より要望が

あったため

休業より助成額が高かったた

従業員に転職せず、景気が回復した後に自事業所に

戻ってきて欲しかった

その他 無回答

TOTAL 2,846 662 182 412 266 355 38 57 70 29 1,920100.0 23.3 6.4 14.5 9.4 12.5 1.3 2.0 2.5 1.0 67.5

産業

農業、林業、漁業 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

建設業 360 76 8 40 15 39 7 3 7 3 264100.0 21.1 2.2 11.1 4.2 10.8 1.9 0.8 1.9 0.8 73.3

製造業 1,699 409 87 284 193 228 20 39 41 22 1,116100.0 24.1 5.1 16.7 11.4 13.4 1.2 2.3 2.4 1.3 65.7

電気・ガス・熱供給・水道業 11 3 1 2 2 3 1 0 0 0 7100.0 27.3 9.1 18.2 18.2 27.3 9.1 0.0 0.0 0.0 63.6

情報通信業 127 60 41 14 12 29 1 10 12 1 54100.0 47.2 32.3 11.0 9.4 22.8 0.8 7.9 9.5 0.8 42.5

運輸業、郵便業 120 15 4 13 5 6 1 1 3 1 95100.0 12.5 3.3 10.8 4.2 5.0 0.8 0.8 2.5 0.8 79.2

卸売業 140 20 10 18 7 12 2 0 0 1 107100.0 14.3 7.1 12.9 5.0 8.6 1.4 0.0 0.0 0.7 76.4

小売業 57 13 3 4 6 6 1 0 1 0 41100.0 22.8 5.3 7.0 10.5 10.5 1.8 0.0 1.8 0.0 71.9

金融業、保険業 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1100.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0

不動産業、物品賃貸業 20 3 1 2 1 0 0 0 0 0 16100.0 15.0 5.0 10.0 5.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 80.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 32 13 12 8 16 0 0 4 0 67100.0 29.6 12.0 11.1 7.4 14.8 0.0 0.0 3.7 0.0 62.0

宿泊業 17 2 0 3 3 2 1 1 0 0 13100.0 11.8 0.0 17.6 17.6 11.8 5.9 5.9 0.0 0.0 76.5

飲食サービス業 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 6 0 6 3 4 2 2 1 0 24100.0 19.4 0.0 19.4 9.7 12.9 6.5 6.5 3.2 0.0 77.4

教育、学習支援業 5 0 0 0 1 0 0 0 0 0 4100.0 0.0 0.0 0.0 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 80.0

医療、福祉 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

複合サービス事業 12 4 4 1 3 2 2 0 0 0 6100.0 33.3 33.3 8.3 25.0 16.7 16.7 0.0 0.0 0.0 50.0

その他サービス業 105 15 9 11 7 7 0 1 1 1 76100.0 14.3 8.6 10.5 6.7 6.7 0.0 1.0 1.0 1.0 72.4

その他 6 3 1 2 0 1 0 0 0 0 3100.0 50.0 16.7 33.3 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0

事業所規模

1~9人 1,027 145 36 88 49 80 8 13 18 6 815100.0 14.1 3.5 8.6 4.8 7.8 0.8 1.3 1.8 0.6 79.4

10~29人 884 233 70 158 91 120 14 15 31 10 560100.0 26.4 7.9 17.9 10.3 13.6 1.6 1.7 3.5 1.1 63.4

30~49人 279 80 22 47 45 43 4 8 7 6 167100.0 28.7 7.9 16.8 16.1 15.4 1.4 2.9 2.5 2.2 59.9

50~99人 226 68 20 44 35 49 3 7 7 2 126100.0 30.1 8.8 19.5 15.5 21.7 1.3 3.1 3.1 0.9 55.8

100~299人 153 51 11 28 22 23 6 6 2 3 84100.0 33.3 7.2 18.3 14.4 15.0 3.9 3.9 1.3 2.0 54.9

300~999人 42 19 4 7 3 10 0 1 0 0 20100.0 45.2 9.5 16.7 7.1 23.8 0.0 2.4 0.0 0.0 47.6

1,000人以上 9 2 0 1 0 1 0 0 0 0 7100.0 22.2 0.0 11.1 0.0 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 77.8

無回答 226 64 19 39 21 29 3 7 5 2 141100.0 28.3 8.4 17.3 9.3 12.8 1.3 3.1 2.2 0.9 62.4

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 642 179 393 262 344 36 55 67 28 1,859100.0 23.3 6.5 14.3 9.5 12.5 1.3 2.0 2.4 1.0 67.6

雇調金受給経験なし 90 20 3 19 4 11 2 2 3 1 57100.0 22.2 3.3 21.1 4.4 12.2 2.2 2.2 3.3 1.1 63.3

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問 14-6 雇用調整助成金を活用した教育訓練の内容(複数回答) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 で「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL

担当している業務に必要な知識や技能に

関するもの

事業所内の他の業務に必要な知識や技能に関するもの

事業所内のより高度な業務に必要な知識や技能

語学、パソコン・ソフトなど一般的な知識

や技能

将来のキャリアアップのための

教育訓練等その他 無回答

TOTAL 2,846 634 339 316 101 173 27 1,955100.0 22.3 11.9 11.1 3.5 6.1 1.0 68.7

産業

農業、林業、漁業 6 0 0 0 0 0 0 6100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 0 0 0 0 0 0 2100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

建設業 360 73 29 29 7 20 0 269100.0 20.3 8.1 8.1 1.9 5.6 0.0 74.7

製造業 1,699 403 226 197 65 111 24 1,134100.0 23.7 13.3 11.6 3.8 6.5 1.4 66.7

電気・ガス・熱供給・水道業 11 3 2 1 0 0 0 7100.0 27.3 18.2 9.1 0.0 0.0 0.0 63.6

情報通信業 127 49 21 27 5 16 1 57100.0 38.6 16.5 21.3 3.9 12.6 0.8 44.9

運輸業、郵便業 120 15 9 6 3 4 0 97100.0 12.5 7.5 5.0 2.5 3.3 0.0 80.8

卸売業 140 20 10 11 5 7 0 109100.0 14.3 7.1 7.9 3.6 5.0 0.0 77.9

小売業 57 12 4 5 1 0 0 42100.0 21.1 7.0 8.8 1.8 0.0 0.0 73.7

金融業、保険業 2 0 1 0 0 0 0 1100.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0

不動産業、物品賃貸業 20 2 2 1 1 1 0 16100.0 10.0 10.0 5.0 5.0 5.0 0.0 80.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 23 13 20 9 6 1 69100.0 21.3 12.0 18.5 8.3 5.6 0.9 63.9

宿泊業 17 2 1 3 0 1 0 13100.0 11.8 5.9 17.6 0.0 5.9 0.0 76.5

飲食サービス業 7 0 0 0 0 0 0 7100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 6 2 6 0 1 0 24100.0 19.4 6.5 19.4 0.0 3.2 0.0 77.4

教育、学習支援業 5 1 0 0 0 1 0 4100.0 20.0 0.0 0.0 0.0 20.0 0.0 80.0

医療、福祉 11 0 0 0 0 0 0 11100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0

複合サービス事業 12 6 5 1 2 1 0 6100.0 50.0 41.7 8.3 16.7 8.3 0.0 50.0

その他サービス業 105 17 12 6 3 4 1 78100.0 16.2 11.4 5.7 2.9 3.8 1.0 74.3

その他 6 2 2 3 0 0 0 3100.0 33.3 33.3 50.0 0.0 0.0 0.0 50.0

事業所規模

1~9人 1,027 142 66 66 33 23 1 825100.0 13.8 6.4 6.4 3.2 2.2 0.1 80.3

10~29人 884 211 121 111 25 62 11 574100.0 23.9 13.7 12.6 2.8 7.0 1.2 64.9

30~49人 279 83 46 35 10 21 5 170100.0 29.7 16.5 12.5 3.6 7.5 1.8 60.9

50~99人 226 75 41 37 10 25 2 127100.0 33.2 18.1 16.4 4.4 11.1 0.9 56.2

100~299人 153 47 25 21 12 19 1 87100.0 30.7 16.3 13.7 7.8 12.4 0.7 56.9

300~999人 42 16 7 10 1 5 0 21100.0 38.1 16.7 23.8 2.4 11.9 0.0 50.0

1,000人以上 9 2 1 1 1 0 0 7100.0 22.2 11.1 11.1 11.1 0.0 0.0 77.8

無回答 226 58 32 35 9 18 7 144100.0 25.7 14.2 15.5 4.0 8.0 3.1 63.7

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 611 327 305 101 167 27 1,893100.0 22.2 11.9 11.1 3.7 6.1 1.0 68.8

雇調金受給経験なし 90 23 12 11 0 6 0 58100.0 25.6 13.3 12.2 0.0 6.7 0.0 64.4

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問 15 産業別仮に雇用調整助成金の支給を受けられなかった場合の状況(複数回答) (問7の雇用調整実施有無の設問において、2008 年~2013 年に少なくともいずれかの年に「雇用調整を実施した」

と回答し、かつ、問 10 では「雇用調整助成金の支給を受けた」と回答した事業所について集計)

TOTAL

より多くの雇用を削

減するための措置をとったと思

休業は実施したと思うが、後で雇用削減をしたと思

休業はできたが、教育訓練まではでき

なかったと思う

雇用減の結果、事業回復時の社員確保が難しいと思う

労使関係が悪化する等、厳しい事態を

まねいたと思う

雇用を維持しつつ経済変動を何とか乗り切れたと

思う

支給なくとも、経営立直し・雇用維持はできたと思う

その他 無回答

TOTAL 2,846 1,548 832 353 954 535 453 68 80 84100.0 54.4 29.2 12.4 33.5 18.8 15.9 2.4 2.8 3.0

産業

農業、林業、漁業 6 4 1 0 1 0 0 0 0 0100.0 66.7 16.7 0.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

鉱業、鉱石業、砂利採取業 2 2 1 0 1 0 0 0 0 0100.0 100.0 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 360 177 110 35 141 80 66 10 8 11100.0 49.2 30.6 9.7 39.2 22.2 18.3 2.8 2.2 3.1

製造業 1,699 930 542 252 569 325 280 37 46 45100.0 54.7 31.9 14.8 33.5 19.1 16.5 2.2 2.7 2.7

電気・ガス・熱供給・水道業 11 6 5 2 2 1 3 0 0 0100.0 54.5 45.5 18.2 18.2 9.1 27.3 0.0 0.0 0.0

情報通信業 127 67 22 15 48 21 21 2 6 3100.0 52.8 17.3 11.8 37.8 16.5 16.5 1.6 4.7 2.4

運輸業、郵便業 120 68 31 7 49 31 20 2 4 5100.0 56.7 25.8 5.8 40.8 25.8 16.7 1.7 3.3 4.2

卸売業 140 70 36 13 34 18 22 5 4 4100.0 50.0 25.7 9.3 24.3 12.9 15.7 3.6 2.9 2.9

小売業 57 28 10 6 9 9 8 0 2 2100.0 49.1 17.5 10.5 15.8 15.8 14.0 0.0 3.5 3.5

金融業、保険業 2 2 1 0 0 1 0 0 0 0100.0 100.0 50.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0

不動産業、物品賃貸業 20 11 4 0 6 0 3 0 0 3100.0 55.0 20.0 0.0 30.0 0.0 15.0 0.0 0.0 15.0

学術研究、専門・技術サービス業 108 63 21 11 35 15 8 5 5 5100.0 58.3 19.4 10.2 32.4 13.9 7.4 4.6 4.6 4.6

宿泊業 17 10 6 1 8 3 0 0 1 2100.0 58.8 35.3 5.9 47.1 17.7 0.0 0.0 5.9 11.8

飲食サービス業 7 4 1 0 3 3 1 0 0 0100.0 57.1 14.3 0.0 42.9 42.9 14.3 0.0 0.0 0.0

生活関連サービス業、娯楽業 31 17 6 2 9 1 7 1 1 0100.0 54.8 19.4 6.5 29.0 3.2 22.6 3.2 3.2 0.0

教育、学習支援業 5 3 0 1 1 1 1 1 0 0100.0 60.0 0.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 0.0 0.0

医療、福祉 11 3 4 0 1 2 0 1 1 2100.0 27.3 36.4 0.0 9.1 18.2 0.0 9.1 9.1 18.2

複合サービス事業 12 7 2 2 2 2 1 2 0 0100.0 58.3 16.7 16.7 16.7 16.7 8.3 16.7 0.0 0.0

その他サービス業 105 74 28 6 34 20 11 2 2 2100.0 70.5 26.7 5.7 32.4 19.1 10.5 1.9 1.9 1.9

その他 6 2 1 0 1 2 1 0 0 0100.0 33.3 16.7 0.0 16.7 33.3 16.7 0.0 0.0 0.0

事業所規模

1~9人 1,027 541 290 89 316 195 176 28 38 34100.0 52.7 28.2 8.7 30.8 19.0 17.1 2.7 3.7 3.3

10~29人 884 492 255 114 318 171 144 20 26 26100.0 55.7 28.8 12.9 36.0 19.3 16.3 2.3 2.9 2.9

30~49人 279 162 91 40 99 46 46 9 4 5100.0 58.1 32.6 14.3 35.5 16.5 16.5 3.2 1.4 1.8

50~99人 226 126 81 39 83 43 27 5 1 3100.0 55.8 35.8 17.3 36.7 19.0 12.0 2.2 0.4 1.3

100~299人 153 68 47 22 54 29 13 4 6 3100.0 44.4 30.7 14.4 35.3 19.0 8.5 2.6 3.9 2.0

300~999人 42 19 7 9 16 8 9 1 1 1100.0 45.2 16.7 21.4 38.1 19.0 21.4 2.4 2.4 2.4

1,000人以上 9 0 4 2 2 0 3 0 0 0100.0 0.0 44.4 22.2 22.2 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0

無回答 226 140 57 38 66 43 35 1 4 12100.0 62.0 25.2 16.8 29.2 19.0 15.5 0.4 1.8 5.3

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 2,752 1,498 806 340 930 519 434 66 77 78100.0 54.4 29.3 12.4 33.8 18.9 15.8 2.4 2.8 2.8

雇調金受給経験なし 90 46 25 13 23 14 18 2 2 6100.0 51.1 27.8 14.4 25.6 15.6 20.0 2.2 2.2 6.7

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問 16 雇用調整助成金の「良い点」(複数回答)

TOTAL

助成金のおかげで従業員を解雇せずにすむ

解雇、また採用というコストなしで済む雇用確保手段

手続き等が簡便で活

用しやすい

負担があまり大きくなく休

業・教育訓練が実施できる

その他 特にない 無回答

TOTAL 5,952 3,278 1,258 587 1,254 119 944 1,027100.0 55.1 21.1 9.9 21.1 2.0 15.9 17.3

産業

農業、林業、漁業 39 14 4 2 5 0 9 13100.0 35.9 10.3 5.1 12.8 0.0 23.1 33.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 4 3 1 3 0 2 0100.0 44.4 33.3 11.1 33.3 0.0 22.2 0.0

建設業 902 485 174 89 205 16 154 148100.0 53.8 19.3 9.9 22.7 1.8 17.1 16.4

製造業 2,366 1,670 664 293 606 45 183 211100.0 70.6 28.1 12.4 25.6 1.9 7.7 8.9

電気・ガス・熱供給・水道業 45 15 8 2 6 2 9 14100.0 33.3 17.8 4.4 13.3 4.4 20.0 31.1

情報通信業 200 140 47 24 70 3 16 15100.0 70.0 23.5 12.0 35.0 1.5 8.0 7.5

運輸業、郵便業 253 144 65 30 48 6 41 42100.0 56.9 25.7 11.9 19.0 2.4 16.2 16.6

卸売業 339 162 68 34 70 7 64 68100.0 47.8 20.1 10.0 20.6 2.1 18.9 20.1

小売業 285 85 29 14 32 7 79 92100.0 29.8 10.2 4.9 11.2 2.5 27.7 32.3

金融業、保険業 61 11 3 1 2 0 24 23100.0 18.0 4.9 1.6 3.3 0.0 39.3 37.7

不動産業、物品賃貸業 87 20 7 9 7 3 37 21100.0 23.0 8.0 10.3 8.0 3.4 42.5 24.1

学術研究、専門・技術サービス業 293 150 50 30 52 7 63 51100.0 51.2 17.1 10.2 17.7 2.4 21.5 17.4

宿泊業 35 20 7 0 9 0 6 5100.0 57.1 20.0 0.0 25.7 0.0 17.1 14.3

飲食サービス業 78 22 11 2 9 3 11 34100.0 28.2 14.1 2.6 11.5 3.8 14.1 43.6

生活関連サービス業、娯楽業 148 62 17 14 19 4 31 42100.0 41.9 11.5 9.5 12.8 2.7 20.9 28.4

教育、学習支援業 50 11 6 2 4 0 16 19100.0 22.0 12.0 4.0 8.0 0.0 32.0 38.0

医療、福祉 346 70 24 8 34 9 117 132100.0 20.2 6.9 2.3 9.8 2.6 33.8 38.2

複合サービス事業 56 20 10 2 10 2 14 16100.0 35.7 17.9 3.6 17.9 3.6 25.0 28.6

その他サービス業 307 160 58 27 56 5 55 59100.0 52.1 18.9 8.8 18.2 1.6 17.9 19.2

その他 53 13 3 3 7 0 13 22100.0 24.5 5.7 5.7 13.2 0.0 24.5 41.5

事業所規模

1~9人 2,667 1,338 402 228 453 54 511 572100.0 50.2 15.1 8.5 17.0 2.0 19.2 21.5

10~29人 1,661 965 420 172 394 38 215 252100.0 58.1 25.3 10.4 23.7 2.3 12.9 15.2

30~49人 490 312 149 60 130 7 74 41100.0 63.7 30.4 12.2 26.5 1.4 15.1 8.4

50~99人 343 230 111 47 111 5 41 25100.0 67.1 32.4 13.7 32.4 1.5 12.0 7.3

100~299人 223 139 73 24 61 1 20 20100.0 62.3 32.7 10.8 27.4 0.5 9.0 9.0

300~999人 58 36 20 5 16 2 6 3100.0 62.1 34.5 8.6 27.6 3.4 10.3 5.2

1,000人以上 11 4 4 1 2 1 1 0100.0 36.4 36.4 9.1 18.2 9.1 9.1 0.0

無回答 499 254 79 50 87 11 76 114100.0 50.9 15.8 10.0 17.4 2.2 15.2 22.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 2,783 1,051 499 1,043 61 185 185100.0 77.0 29.1 13.8 28.9 1.7 5.1 5.1

雇調金受給経験なし 2,333 491 206 88 209 58 757 841100.0 21.0 8.8 3.8 9.0 2.5 32.4 36.0

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問 16 雇用調整助成金の「良くない点」(複数回答)

TOTAL

助成金が特定業種で活用しやすく、不公

平である

私の事業所が属している業種では活用しにくい

産業構造の転換を遅らせ

非効率な企業を温存することに

なる

不正受給の温床になりやす

いその他 特にない 無回答

TOTAL 5,952 424 476 207 513 877 213 2,420 1,569100.0 7.1 8.0 3.5 8.6 14.7 3.6 40.7 26.4

産業

農業、林業、漁業 39 2 2 0 1 2 1 19 15100.0 5.1 5.1 0.0 2.6 5.1 2.6 48.7 38.5

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 1 0 1 0 0 5 2100.0 0.0 11.1 0.0 11.1 0.0 0.0 55.6 22.2

建設業 902 72 86 13 52 129 25 394 237100.0 8.0 9.5 1.4 5.8 14.3 2.8 43.7 26.3

製造業 2,366 127 91 123 265 405 116 1,031 500100.0 5.4 3.8 5.2 11.2 17.1 4.9 43.6 21.1

電気・ガス・熱供給・水道業 45 4 6 1 2 7 0 15 16100.0 8.9 13.3 2.2 4.4 15.6 0.0 33.3 35.6

情報通信業 200 19 14 9 30 47 5 89 31100.0 9.5 7.0 4.5 15.0 23.5 2.5 44.5 15.5

運輸業、郵便業 253 24 46 5 18 34 6 100 59100.0 9.5 18.2 2.0 7.1 13.4 2.4 39.5 23.3

卸売業 339 28 35 20 45 60 2 117 89100.0 8.3 10.3 5.9 13.3 17.7 0.6 34.5 26.3

小売業 285 24 29 4 9 29 5 98 114100.0 8.4 10.2 1.4 3.2 10.2 1.8 34.4 40.0

金融業、保険業 61 1 6 1 4 1 2 24 25100.0 1.6 9.8 1.6 6.6 1.6 3.3 39.3 41.0

不動産業、物品賃貸業 87 6 9 2 4 15 3 38 26100.0 6.9 10.3 2.3 4.6 17.2 3.4 43.7 29.9

学術研究、専門・技術サービス業 293 23 30 10 36 43 12 106 72100.0 7.8 10.2 3.4 12.3 14.7 4.1 36.2 24.6

宿泊業 35 3 5 0 2 6 4 14 7100.0 8.6 14.3 0.0 5.7 17.1 11.4 40.0 20.0

飲食サービス業 78 4 13 0 0 4 0 26 36100.0 5.1 16.7 0.0 0.0 5.1 0.0 33.3 46.2

生活関連サービス業、娯楽業 148 18 19 1 3 18 5 51 49100.0 12.2 12.8 0.7 2.0 12.2 3.4 34.5 33.1

教育、学習支援業 50 3 9 0 2 4 0 16 19100.0 6.0 18.0 0.0 4.0 8.0 0.0 32.0 38.0

医療、福祉 346 33 46 5 11 29 12 117 138100.0 9.5 13.3 1.4 3.2 8.4 3.5 33.8 39.9

複合サービス事業 56 3 7 0 4 4 2 20 19100.0 5.4 12.5 0.0 7.1 7.1 3.6 35.7 33.9

その他サービス業 307 24 20 10 20 37 12 122 91100.0 7.8 6.5 3.3 6.5 12.1 3.9 39.7 29.6

その他 53 6 2 3 4 3 1 18 24100.0 11.3 3.8 5.7 7.6 5.7 1.9 34.0 45.3

事業所規模

1~9人 2,667 186 228 65 176 350 86 1,073 800100.0 7.0 8.5 2.4 6.6 13.1 3.2 40.2 30.0

10~29人 1,661 117 134 68 149 253 62 682 415100.0 7.0 8.1 4.1 9.0 15.2 3.7 41.1 25.0

30~49人 490 43 42 28 69 89 20 201 85100.0 8.8 8.6 5.7 14.1 18.2 4.1 41.0 17.3

50~99人 343 16 17 23 48 62 13 150 57100.0 4.7 5.0 6.7 14.0 18.1 3.8 43.7 16.6

100~299人 223 10 10 5 23 41 17 99 37100.0 4.5 4.5 2.2 10.3 18.4 7.6 44.4 16.6

300~999人 58 4 1 0 5 12 2 30 7100.0 6.9 1.7 0.0 8.6 20.7 3.4 51.7 12.1

1,000人以上 11 0 0 0 2 2 0 7 1100.0 0.0 0.0 0.0 18.2 18.2 0.0 63.6 9.1

無回答 499 48 44 18 41 68 13 178 167100.0 9.6 8.8 3.6 8.2 13.6 2.6 35.7 33.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 225 204 152 367 607 149 1,647 667100.0 6.2 5.6 4.2 10.2 16.8 4.1 45.6 18.5

雇調金受給経験なし 2,333 198 270 55 146 270 63 770 901100.0 8.5 11.6 2.4 6.3 11.6 2.7 33.0 38.6

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問 17 雇用調整助成金に関する要望(複数回答)

TOTAL事務処理を早くして

欲しい

提出書類を減らして

欲しい

要件をできるだけ緩和して欲しい

経済情勢に合わせて臨機応変に要件緩和をして欲しい

要件変更等の周知を速やかに行って欲しい

自社の事業の特性にも使いやすいものにして欲しい

その他 無回答

TOTAL 5,952 901 2,168 1,572 1,840 658 562 363 1,595100.0 15.1 36.4 26.4 30.9 11.1 9.4 6.1 26.8

産業

農業、林業、漁業 39 3 11 5 5 1 4 3 19100.0 7.7 28.2 12.8 12.8 2.6 10.3 7.7 48.7

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 6 5 3 2 2 0 1100.0 0.0 66.7 55.6 33.3 22.2 22.2 0.0 11.1

建設業 902 126 335 250 284 77 105 55 227100.0 14.0 37.1 27.7 31.5 8.5 11.6 6.1 25.2

製造業 2,366 421 1,103 747 912 318 140 109 395100.0 17.8 46.6 31.6 38.5 13.4 5.9 4.6 16.7

電気・ガス・熱供給・水道業 45 10 22 11 11 2 5 2 14100.0 22.2 48.9 24.4 24.4 4.4 11.1 4.4 31.1

情報通信業 200 52 93 59 90 36 18 10 23100.0 26.0 46.5 29.5 45.0 18.0 9.0 5.0 11.5

運輸業、郵便業 253 39 82 88 84 25 41 12 59100.0 15.4 32.4 34.8 33.2 9.9 16.2 4.7 23.3

卸売業 339 28 100 78 106 40 32 19 106100.0 8.3 29.5 23.0 31.3 11.8 9.4 5.6 31.3

小売業 285 36 65 51 47 21 34 20 136100.0 12.6 22.8 17.9 16.5 7.4 11.9 7.0 47.7

金融業、保険業 61 2 4 7 7 2 8 7 32100.0 3.3 6.6 11.5 11.5 3.3 13.1 11.5 52.5

不動産業、物品賃貸業 87 9 17 12 14 8 9 8 38100.0 10.3 19.5 13.8 16.1 9.2 10.3 9.2 43.7

学術研究、専門・技術サービス業 293 41 86 55 81 37 32 28 87100.0 14.0 29.4 18.8 27.7 12.6 10.9 9.6 29.7

宿泊業 35 6 14 13 14 6 4 2 8100.0 17.1 40.0 37.1 40.0 17.1 11.4 5.7 22.9

飲食サービス業 78 7 11 11 8 5 11 6 41100.0 9.0 14.1 14.1 10.3 6.4 14.1 7.7 52.6

生活関連サービス業、娯楽業 148 21 36 31 36 15 26 12 54100.0 14.2 24.3 20.9 24.3 10.1 17.6 8.1 36.5

教育、学習支援業 50 4 9 5 7 2 6 5 29100.0 8.0 18.0 10.0 14.0 4.0 12.0 10.0 58.0

医療、福祉 346 34 65 47 38 21 45 39 172100.0 9.8 18.8 13.6 11.0 6.1 13.0 11.3 49.7

複合サービス事業 56 3 9 11 10 2 5 3 27100.0 5.4 16.1 19.6 17.9 3.6 8.9 5.4 48.2

その他サービス業 307 57 94 79 75 37 31 17 98100.0 18.6 30.6 25.7 24.4 12.1 10.1 5.5 31.9

その他 53 2 6 7 8 1 4 6 29100.0 3.8 11.3 13.2 15.1 1.9 7.5 11.3 54.7

事業所規模

1~9人 2,667 351 841 596 697 237 279 185 888100.0 13.2 31.5 22.4 26.1 8.9 10.5 6.9 33.3

10~29人 1,661 247 611 478 576 196 144 101 380100.0 14.9 36.8 28.8 34.7 11.8 8.7 6.1 22.9

30~49人 490 93 210 150 172 64 51 31 87100.0 19.0 42.9 30.6 35.1 13.1 10.4 6.3 17.8

50~99人 343 75 157 113 135 60 20 19 51100.0 21.9 45.8 32.9 39.4 17.5 5.8 5.5 14.9

100~299人 223 48 119 81 81 35 17 9 26100.0 21.5 53.4 36.3 36.3 15.7 7.6 4.0 11.7

300~999人 58 16 36 21 23 12 1 1 6100.0 27.6 62.1 36.2 39.7 20.7 1.7 1.7 10.3

1,000人以上 11 2 5 4 5 3 0 2 0100.0 18.2 45.5 36.4 45.5 27.3 0.0 18.2 0.0

無回答 499 69 189 129 151 51 50 15 157100.0 13.8 37.9 25.9 30.3 10.2 10.0 3.0 31.5

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 669 1,720 1,212 1,492 484 280 161 435100.0 18.5 47.6 33.6 41.3 13.4 7.8 4.5 12.0

雇調金受給経験なし 2,333 230 443 356 344 172 281 202 1,159100.0 9.9 19.0 15.3 14.7 7.4 12.0 8.7 49.7

-198-

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問 18 従業員の職業能力の開発向上に向け、キャリア形成促進助成金の活用有無

TOTAL活用して

いる活用していない

無回答

TOTAL 5,952 392 5,226 334100.0 6.6 87.8 5.6

産業

農業、林業、漁業 39 1 32 6100.0 2.6 82.1 15.4

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 2 7 0100.0 22.2 77.8 0.0

建設業 902 96 754 52100.0 10.6 83.6 5.8

製造業 2,366 153 2,104 109100.0 6.5 88.9 4.6

電気・ガス・熱供給・水道業 45 5 35 5100.0 11.1 77.8 11.1

情報通信業 200 33 164 3100.0 16.5 82.0 1.5

運輸業、郵便業 253 13 228 12100.0 5.1 90.1 4.7

卸売業 339 10 311 18100.0 3.0 91.7 5.3

小売業 285 13 244 28100.0 4.6 85.6 9.8

金融業、保険業 61 2 48 11100.0 3.3 78.7 18.0

不動産業、物品賃貸業 87 4 79 4100.0 4.6 90.8 4.6

学術研究、専門・技術サービス業 293 17 265 11100.0 5.8 90.4 3.8

宿泊業 35 3 31 1100.0 8.6 88.6 2.9

飲食サービス業 78 0 73 5100.0 0.0 93.6 6.4

生活関連サービス業、娯楽業 148 1 137 10100.0 0.7 92.6 6.8

教育、学習支援業 50 3 44 3100.0 6.0 88.0 6.0

医療、福祉 346 13 304 29100.0 3.8 87.9 8.4

複合サービス事業 56 4 48 4100.0 7.1 85.7 7.1

その他サービス業 307 17 272 18100.0 5.5 88.6 5.9

その他 53 2 46 5100.0 3.8 86.8 9.4

事業所規模

1~9人 2,667 109 2,396 162100.0 4.1 89.8 6.1

10~29人 1,661 107 1,476 78100.0 6.4 88.9 4.7

30~49人 490 52 425 13100.0 10.6 86.7 2.7

50~99人 343 46 289 8100.0 13.4 84.3 2.3

100~299人 223 29 188 6100.0 13.0 84.3 2.7

300~999人 58 11 46 1100.0 19.0 79.3 1.7

1,000人以上 11 2 7 2100.0 18.2 63.6 18.2

無回答 499 36 399 64100.0 7.2 80.0 12.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 282 3,200 130100.0 7.8 88.6 3.6

雇調金受給経験なし 2,333 110 2,020 203100.0 4.7 86.6 8.7

-199-

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問 19 産業別今後の従業員数の見通し

TOTAL 大幅に増加する

増加する 現状維持である

減少する 大幅に減少する

わからない

無回答

TOTAL 5,952 22 943 3,351 445 28 881 282100.0 0.4 15.8 56.3 7.5 0.5 14.8 4.7

産業

農業、林業、漁業 39 1 6 21 0 0 7 4100.0 2.6 15.4 53.8 0.0 0.0 18.0 10.3

鉱業、鉱石業、砂利採取業 9 0 3 6 0 0 0 0100.0 0.0 33.3 66.7 0.0 0.0 0.0 0.0

建設業 902 1 151 520 46 5 137 42100.0 0.1 16.7 57.6 5.1 0.6 15.2 4.7

製造業 2,366 3 290 1,380 227 15 357 94100.0 0.1 12.3 58.3 9.6 0.6 15.1 4.0

電気・ガス・熱供給・水道業 45 1 10 19 2 0 10 3100.0 2.2 22.2 42.2 4.4 0.0 22.2 6.7

情報通信業 200 5 99 67 4 1 21 3100.0 2.5 49.5 33.5 2.0 0.5 10.5 1.5

運輸業、郵便業 253 1 40 135 24 1 42 10100.0 0.4 15.8 53.4 9.5 0.4 16.6 4.0

卸売業 339 0 46 197 28 2 54 12100.0 0.0 13.6 58.1 8.3 0.6 15.9 3.5

小売業 285 1 44 153 31 1 35 20100.0 0.4 15.4 53.7 10.9 0.4 12.3 7.0

金融業、保険業 61 0 5 30 3 0 10 13100.0 0.0 8.2 49.2 4.9 0.0 16.4 21.3

不動産業、物品賃貸業 87 0 12 54 4 0 13 4100.0 0.0 13.8 62.1 4.6 0.0 14.9 4.6

学術研究、専門・技術サービス業 293 3 67 154 15 0 43 11100.0 1.0 22.9 52.6 5.1 0.0 14.7 3.8

宿泊業 35 0 1 26 3 0 4 1100.0 0.0 2.9 74.3 8.6 0.0 11.4 2.9

飲食サービス業 78 0 15 32 6 0 20 5100.0 0.0 19.2 41.0 7.7 0.0 25.6 6.4

生活関連サービス業、娯楽業 148 0 16 94 9 2 17 10100.0 0.0 10.8 63.5 6.1 1.4 11.5 6.8

教育、学習支援業 50 0 10 33 2 0 4 1100.0 0.0 20.0 66.0 4.0 0.0 8.0 2.0

医療、福祉 346 5 50 218 13 0 33 27100.0 1.4 14.5 63.0 3.8 0.0 9.5 7.8

複合サービス事業 56 1 11 23 5 0 13 3100.0 1.8 19.6 41.1 8.9 0.0 23.2 5.4

その他サービス業 307 0 64 155 21 1 53 13100.0 0.0 20.8 50.5 6.8 0.3 17.3 4.2

その他 53 0 3 34 2 0 8 6100.0 0.0 5.7 64.2 3.8 0.0 15.1 11.3

事業所規模

1~9人 2,667 4 319 1,565 160 8 475 136100.0 0.2 12.0 58.7 6.0 0.3 17.8 5.1

10~29人 1,661 8 323 927 128 6 206 63100.0 0.5 19.4 55.8 7.7 0.4 12.4 3.8

30~49人 490 4 104 271 52 4 43 12100.0 0.8 21.2 55.3 10.6 0.8 8.8 2.4

50~99人 343 1 57 201 26 4 46 8100.0 0.3 16.6 58.6 7.6 1.2 13.4 2.3

100~299人 223 4 56 108 26 0 21 8100.0 1.8 25.1 48.4 11.7 0.0 9.4 3.6

300~999人 58 0 11 28 9 1 9 0100.0 0.0 19.0 48.3 15.5 1.7 15.5 0.0

1,000人以上 11 0 0 7 3 0 0 1100.0 0.0 0.0 63.6 27.3 0.0 0.0 9.1

無回答 499 1 73 244 41 5 81 54100.0 0.2 14.6 48.9 8.2 1.0 16.2 10.8

雇調金受給経験

雇調金受給経験あり 3,612 13 570 2,062 289 21 551 106100.0 0.4 15.8 57.1 8.0 0.6 15.3 2.9

雇調金受給経験なし 2,333 9 373 1,287 155 7 326 176100.0 0.4 16.0 55.2 6.6 0.3 14.0 7.5

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「雇用調整の実施と雇用調整助成金の活用に関する調査」(調査票)

事業所 ID

雇用調整の実施と雇用調整助成金の活用に関する調査 この調査は、リーマン・ショック以降の大きな経済変動の下における、企業の雇用調整とそれに関連

した雇用調整助成金の活用の実態を把握し、雇用調整助成金をはじめ雇用安定に向けた施策のあり方の

検討に資することを目的に、厚生労働省職業安定局雇用開発課(雇用調整助成金を所管)の要請を受け

て、独立行政法人労働政策研究・研修機構(※)が実施するものです。

こうした調査の趣旨をご理解いただき、是非ご協力のほどよろしくお願いいたします。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構 【記入にあたってのお願い】 1 この調査票にご記入いただいた内容はすべて統計的に処理され、回答が他にもれることはありませ

んので、ありのままをご記入ください。

2 ご回答に当たっては、選択肢がある場合は該当する番号を○で囲み、それ以外の場合は適宜ご記入

ください。また、回答方法について、別の記入方法をお願いしている場合はそれに従ってお答えくだ

さい。

3 この調査は、基本的に事業所を単位として行っておりますので、貴事業所の状況についてお答えく

ださい。

4 特にことわりのない場合、平成 25(2013)年6月1日現在の状況についてお答えください。

5 この調査票は、主に人事・労務担当の方にご回答をお願いいたします。

6 ご記入が終わりましたら、同封の当機構宛の返信用封筒を用いて、7月 19 日(金)までに郵便ポ

ストにご投函ください。

■ 調査についてのお問い合わせ (調査実施) 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 〒177-8502 東京都練馬区上石神井 4-8-23 総合政策部門 担当 梅澤眞一(統括研究員) TEL 03-5903-6235 E-mail: 受付時間:土日祝除く 月~金曜日 9:00~12:00 13:00~17:00 ※ 労働政策研究・研修機構は厚生労働省所管の独立行政法人で、労働政策に資する調査研究活動、労

働についての情報収集・提供などの活動を行っております。(URL:http://www.jil.go.jp)

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Ⅰ 貴社の設立年と業種

(設立年月日) 問1 貴事業所はいつ設立されましたか。途中で名称変更等があっても実体として継続している場合は、

元々の設立年月をお答えください。

(西暦で) 年 月

(主な業種)

問2 貴事業所の産業について、主なものを1つ選んでください。(1つに○)

1 農業、林業、漁業 11 不動産業、物品賃貸業

2 鉱業、採石業、砂利採取業 12 学術研究、専門・技術サービス業 3 建設業 13 宿泊業 4 製造業 14 飲食サービス業 5 電気・ガス・熱供給・水道業 15 生活関連サービス業、娯楽業 6 情報通信業 16 教育、学習支援業 7 運輸業、郵便業 17 医療、福祉 8 卸売業 18 複合サービス事業 9 小売業 19 その他サービス業( ) 10 金融業、保険業 20 その他( ) 付問2-1 製造業の場合、どの業種ですか。(1つに○) 1 食料品 10 プラスチック製品 19 業務用機械器具 2 飲料・たばこ・飼料 11 ゴム製品 20 電子部品・デバイス

3 繊維工業 12 なめし革・同製品・毛皮 電子回路 4 木材・木製品(家具を除く)13 窯業・土石製品 21 電気機械器具 5 家具・装備品 14 鉄鋼業 22 情報通信機械器具 6 パルプ・紙・紙加工品 15 非鉄金属 23 輸送用機械器具 7 印刷・同関連業 16 金属製品 24 その他の製造業 8 化学工業 17 はん用機械器具 ( ) 9 石油製品・石炭製品 18 生産用機械器具 Ⅱ 事業活動、従業員数の推移 (リーマン・ショック以降の事業の状況) 問3 リーマン・ショック(平成 20 年(2008 年)9月)以降の貴事業所の事業活動の水準についてお

尋ねします。

問3-1 2007 年の水準を 100 とした時、その後の各年は年平均でどのくらいの水準でしたか。下の空

欄に数字を記入してください。

2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 100

問3-2 リーマン・ショックや東日本大震災の直後から1年以内に事業活動の急激な低下がありまし

たか。 (1) リーマン・ショック後の状況 (1つに○) 1 あった (→下の付問3-2(1)にお答えください)

2 なかった (→(2)にお進みください)

-202-

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付問3-2(1) 貴事業所のリーマン・ショックの直後から1年以内の事業活動の水準を月単位で振り返ると、

水準が も低くなったのはそれぞれいつ頃で、その時の水準はどの程度でしたか。該当する月を○で囲み、その時の事業活動の水準を数字で記入してください(2007 年平均の活動水準=100)。なお、事業活動水準が季節によって大きく変動する事業所の場合には、例年と比較するなどして、できるだけ季節性をならしてお答えください。

(事業活動の水準が も低かった時期) (下記1年間のうち、いずれかの月1つに○)

2008 年 9月 10 月 11 月 12 月 2009 年 1月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月

(その時の事業活動水準)(2007 年の年平均=100 として右欄に数値を記入)

(2) 東日本大震災後の状況 (1つに○) 1 あった (→下の付問3-2(2)にお答えください)

2 なかった (→問4にお進みください)

付問3-2(2) 貴事業所の東日本大震災後の直後から1年以内の事業活動の水準を月単位で振り返ると、水

準が も低くなったのはそれぞれいつ頃で、その時の水準はどの程度でしたか。該当する月を○で囲み、その時の事業活動の水準を数字で記入してください(2010 年の年平均の活動水準=100)。なお、事業活動水準が季節によって大きく変動する事業所の場合には、例年と比較するなどして、できるだけ季節性をならしてお答えください。

(事業活動の水準が も低かった時期) (下記1年間のうち、いずれかの月1つに○)

2011 年 3月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 2012 年 1 月 2 月

(その際の事業活動水準)(2010 年の年平均=100 として右欄に数値を記入)

問3-3 リーマン・ショック(平成 20年(2008 年)9月)以降これまでの期間で、問3-2以外で、

事業活動の水準が も低かった時期があれば、その時期と事業活動の水準をお答え下さい。(事業活

動の水準が も低かった時期が問3-2以外になければ問4にお進み下さい。)

(事業活動の水準が も低かった時期)

(その際の事業活動水準)(2007 年の年平均=100 として右欄に数値を記入)

問4 問3でお答えになった貴事業所の事業活動水準の変化の背景として、以下の a~f の各要因につ

いて当てはまるものをお選びください。(それぞれ 1つに○)

a. リーマン・ショックの影響

1.マイナスに影響した 2.ほとんど影響なかった 3.プラスに影響した 4.どちらとも言えない

b. 東日本大震災の影響

1.マイナスに影響した 2.ほとんど影響なかった 3.プラスに影響した 4.どちらとも言えない

c. 円相場変動の影響

1.マイナスに影響した 2.ほとんど影響なかった 3.プラスに影響した 4.どちらとも言えない

d. 貴事業所が属する会社や貴事業所の取引先の海外シフト(直接投資や海外企業への外注など)の

影響

1.マイナスに影響した 2.ほとんど影響なかった 3.プラスに影響した 4.どちらとも言えない

e. 業界全体の動向(競争相手となる海外企業も含む)

1.下降傾向・不況期にある 2.横ばい傾向にある 3.上昇傾向・好況期にある

4.どちらとも言えない

f. 貴事業所の業界内での相対的な競争力ポジション(競争相手となる海外企業も含む)

1.業界の中で弱くなった 2.業界の中で横ばいである 3.業界の中で強くなった

4.どちらとも言えない

年 月

-203-

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付問4-1 上の問4でお答えになった要因のうち、リーマン・ショック以降の事業活動水準の変化に

も大きな影響を与えた要因は何ですか。a~fの中から一つ選んで下の枠の中にご記入ください。な

お、a~fの中にあてはまる要因がない場合は、gと記入した上で括弧の中にその要因を具体的にご記

入ください。

( )

(従業員数の現状、その変動と余剰人員等の調整) 問5 2013 年 4月1日現在の貴事業所の従業員数についてお尋ねします。

問5-1 正社員、正社員以外の直接雇用している従業員(パート、有期契約社員など)及び派遣労働

者別に、おおよその人数を記入してください。また、リーマン・ショック以前(2008 年8月頃)

と比較した、それぞれの増減の程度をお答えください。

2013 年 4 月

1 日現在の

おおよその

人数

リーマン・ショック以前(2008 年8月頃)と比較

した増減状況(○はそれぞれ一つ)

1.かなり増えた

2.やや増えた

3.ほぼ横ばい

4.やや減った

5.かなり減った

6.わからない

7.当時も現在も

雇用していない

① 直接雇用している従業

員計(②~⑤の合計) 人 1 2 3 4 5 6 7

②正社員 人 1 2 3 4 5 6 7

③パートタイム 人 1 2 3 4 5 6 7

④フルタイム有期社員 人 1 2 3 4 5 6 7

⑤定年後嘱託社員 人 1 2 3 4 5 6 7

⑥派遣労働者 人 1 2 3 4 5 6 7

(注)1.貴事業所における通常の所定労働時間より所定労働時間が短い従業員は、すべて「パートタ

イム」に含めてください。ただし、育児のための短時間勤務をしている従業員は正社員とし

てください。

2.「派遣労働者」は、労働者派遣法に基づき派遣事業者から派遣されて貴事業所で就業してい

る派遣労働者のことをいいます。

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問5-2 リーマン・ショック後、新規学卒、中途採用を問わず正社員採用のための求人をしましたか。

下記の各年ごとに該当する選択肢に○をつけてください(1つの○)。

2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年

1.求人をした 1 1 1 1 1

2.求人をしなかった 2 2 2 2 2

問5-3 リーマン・ショック後、正社員として、新規学卒、中途採用を問わず各年に採用した人数、

離職(解雇を含む。)した人数、及び離職者のうち定年退職した人数をそれぞれ枠の中に記入し

てください(いずれも概数で構いません)。

2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 正社員の採用数 人 人 人 人 人

正社員の離職者数 人 人 人 人 人

うち定年退職者数 人 人 人 人 人

問6 リーマン・ショックと東日本大震災の直後の1年間において生じた余剰労働力について、従業員

数と労働時間でそれぞれどの程度ずつ調整したか、お尋ねします。(余剰労働力が特に生じなかった場合は問7にお進み下さい。)

問6-1 従業員数は実際に何パーセントくらい減らしましたか。正社員だけでなく、直接雇っている

非正社員(パートタイムや有期契約社員など。派遣労働者は除く)を含めた全体をベースとしてお

答えください。(それぞれ1つに○) (リーマン・ショック時)(2008 年9月以降 2009 年8月までの間で も減少幅が大きかったとき)

1 50%以上 2 25~50%未満 3 10~25%未満 4 5~10%未満 5 0~5%未満 6 なし

(東日本大震災時)(2011 年3月以降 2012 年2月までの間で も減少幅が大きかったとき)

1 50%以上 2 25~50%未満 3 10~25%未満 4 5~10%未満 5 0~5%未満 6 なし

問6-2 月間労働時間(注)は従業員1人あたり何パーセントくらい減らしましたか。(同じく正社

員だけでなく、直接雇っている非正社員を含めた全体でお答え下さい。)(それぞれ1つに○) (注)ここでは従業員が実際に働いた実労働時間でお答えください。給与算定に含まれていても、操

業・営業時間の短縮による自宅待機などは、実労働時間には含まれません。

(リーマン・ショック時)(2008 年9月以降 2009 年8月までの間で も減少幅が大きかったとき)

1 50%以上 2 25~50%未満 3 10~25%未満 4 5~10%未満 5 5%未満 6 減らさな

かった

(東日本大震災時)(2011 年3月以降 2012 年2月までの間で も減少幅が大きかったとき) 1 50%以上 2 25~50%未満 3 10~25%未満 4 5~10%未満 5 5%未満 6 減らさな

かった

-205-

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Ⅲ 雇用調整の実施状況

(雇用調整の実施状況と原因) 問7 リーマン・ショック以降の各年において雇用調整を実施しましたか。(1つに○)

また、どのような方法で雇用調整を実施しましたか。(実施した雇用調整については、○はいくつで

も)

2008 年

(秋以降)

2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年

(現在)

雇用調整の実施の有無

1 雇用調整を実施しな

かった

1 1 1 1 1 1

2 雇用調整を実施した

2 2 2 2 2 2

2に○をつけた場合、

実施した雇用調整の方法

(○はいくつでも)

1 残業規制 1 1 1 1 1 1

2 休日の振替、夏季休暇

等の休日・休暇の増加

2 2 2 2 2 2

3 中途採用の削減・停止 3 3 3 3 3 3

4 新規学卒採用の削

減・停止

4 4 4 4 4 4

5 配置転換 5 5 5 5 5 5

6 出向 6 6 6 6 6 6

7 一時休業(一時帰休)

(1日単位)

7 7 7 7 7 7

8 一時休業(一時帰休)

(時間単位)

8 8 8 8 8 8

9 正社員以外の雇い止

9 9 9 9 9 9

10 希望退職の募集、解雇 10 10 10 10 10 10

11 臨時、パートタイム労

働者の再契約停止・解雇

11

11 11 11 11 11

12 その他

12

12

12

12

12

12

※「雇用調整を実施した」を一つでも選択した場合は問8へお進み下さい。すべての年で「雇用

調整を実施しなかった」を選択した場合は問 16へお進み下さい。

-206-

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問8 雇用調整を実施するに至った事業活動の縮小の原因をお伺いします。(○はいくつでも)

1 リーマン・ショックなどの影響による事業活動の縮小

2 東日本大震災の直接・間接の影響による事業活動の縮小

3 東日本大震災後の円高の影響による事業活動の縮小

4 中長期的な要因による事業活動の縮小

5 主要な取引先企業(顧客)の経営不振による受注の減少

6 自社の海外展開の一環としての国内事業の再編に伴う事業活動の縮小

7 主要な取引先企業(顧客)が海外生産シフトしたことによる受注の減少

8 その他( )

9 わからない

問9 雇用調整は、貴事業所にとってどのような目的で実施されましたか。 も重要な目的として、以

下の中から も近いものを選んでください。(○は一つ)

1 一時的な事業縮小に伴い、予想される回復までの間の雇用・労務面の調整として実施

2 事業縮小がどのくらい継続するかわからなかったが、その見通しがつくまでの当面の措置とし

て実施

3 この機会に、雇用面における中長期的な課題を改善する一環として実施

4 なんともいえない

Ⅳ 雇用調整助成金の活用の有無と活用の実態

(雇用調整助成金の活用の有無) 問 10 リーマン・ショック以降に実施された雇用調整に関して、雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安

定助成金を含みます。以下同じ。)を活用されましたか。(○は一つ)

1 雇用調整助成金の支給を受けた ( 問 11 へ)

2 雇用調整助成金は知っていたが、支給は受けなかった ( 付問 10-1へ)

3 雇用調整助成金というものを知らない ( 問 18 へ)

4 活用したかどうかわからない ( 問 16 へ)

付問 10-1 雇用調整助成金の支給を受けなかったのは、何故ですか。(○はいくつでも)

1 雇用調整助成金の対象となるような休業等はしなかったから

2 売上高等の減少程度が雇用調整助成金の要件に達していなかったから

3 ハローワーク等に雇用調整助成金の申請(問い合わせ)をしたが、対象にならないといわ

れたから

4 休業等は実施したものの規模が些少で、わざわざ雇用調整助成金を受給するまでもなかっ

たから

5 手続きが面倒だったから

6 助成金の活用が金融機関や取引先に知られると融資を受ける際に弊害となるから

7 助成金を一度使うと経営上、助成金に依存しがちになるから

8 行政機関からの支援は望まない経営方針であるから

9 その当時は雇用調整助成金というものを知らなかったから

10 その他( )

11 わからない

※ 回答後は、問 16へ

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問 11 雇用調整助成金を活用した理由として当てはまるものはどれですか。(○はいくつでも)

1 円滑な雇用調整を図るため 2 助成金がなければ実施できない休業等が実施できるため 3 労働組合や従業員から要望があったため 4 助成金の要件緩和により使いやすくなったため 5 助成金の要件緩和により助成額が増えたため 6 同業の他の事業所も活用していたため 7 助成金の活用が知られても金融機関からの融資を受ける弊害とならないことがわかったため 8 社会保険労務士等から積極的に勧められたため 9 労働局等の行政機関から勧められたため 10 業界団体等から勧められたため 11 その他( )

問 12 休業等の対象に非正社員(パート・アルバイト、有期契約の社員など)は含まれていましたか。

(1つに○)

(注)労働者派遣事業を実施している事業所における派遣労働者については、有期の雇用契約を

結んでいるなどの労働者を非正規としてご記入ください。

総計 パート・ア

ルバイト 有期社員

(嘱託を除

く)

嘱託社員 臨時的雇用

1 含まれていた 1 1 1 1 1 2 含まれていない 2 2 2 2 2

問 13 雇用調整助成金を活用し、休業を実施した事業主にお伺いします。

(実施していない場合は問 14 へ) 問 13-1 雇用調整助成金を活用した休業(教育訓練が併せて実施された場合を除く。)の対象従業員に

ついては、どのように選ばれましたか。 も近いもの1つに○をつけて下さい

1 ほぼ全員を休業の対象としたため、選んでいない

2 特定の従業員を対象とせずに、多くの従業員を順番に休業させるようにした

3 業務量が減少している特定の部署を対象として休業させた

4 原則として特定の従業員を対象として休業させた →問 13-2 へ

問 13-2 問13-1で4を選んだ事業所について、その際の休業の仕方は次のどれに も近いですか、

1つを選んで下さい。

1 業務量が減少した特定の労働者を中心に休業させた

2 若手の社員を中心に休業させた

3 ベテランの社員を中心に休業させた

4 非正規職員を中心に休業させた

5 業績が悪い社員を中心に休業させた

6 どちらともいえない

7 その他( )

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問 14 雇用調整助成金を活用し、教育訓練を実施した事業主にお伺いします

(教育訓練を実施していない事業所は問 15へ)

問 14-1 雇用調整助成金(教育訓練)を活用した教育訓練の対象従業員については、どのように選

ばれましたか。 も近いもの1つに○をつけて下さい。

1 ほぼ全員を教育訓練の対象としたため、選んでいない

2 特定の従業員を対象とせずに、多くの従業員を順番に教育訓練を受けさせるように

した

3 業務量が減少している特定の部署を対象として休業させた

4 原則として特定の従業員を対象に教育訓練を実施した→ 付問 14-2

問 14-2 問 14-1 で4を選んだ事業所について、その際の教育訓練の実施方法は次のどれに も近

いですか、1つを選んで下さい。

1 業務量が減少した特定の労働者を中心に教育訓練した

2 若手の社員を中心に教育訓練した

3 ベテランの社員を中心に教育訓練した

4 スキルが不足している社員を中心に教育訓練した

5 スキルは十分だが、さらなるスキル向上を図らせたい社員を中心に教育訓練した

6 どちらともいえない

7 その他( )

問 14-3 雇用調整助成金を活用した教育訓練は、事業所内と外のどちらで実施したものですか。(1

つに○) 1 事業所内 2 事業所外 3 事業所内と外の両方

問 14-4 雇用調整助成金を活用した教育訓練は、助成金の対象となる延べ人日の も多い月では、1

人につき何日実施しましたか。(○はいくつでも) 1 1日 2 2~4日 3 5~10 日 4 11~15 日 5 16 日以上 6 わからない

問 14-5 雇用調整助成金を活用した教育訓練は、どのような目的で実施しましたか。(○はいくつで

も) 1 既存分野の専門的知識を高めるため 2 新規分野進出のための専門知識を高めるため 3 日常業務の技術の確認のため 4 これまで計画的な教育訓練が実施できなかったため 5 助成金が活用できるため 6 従業員から以前より要望があったため

7 休業より助成額が高かったため 8 休業をすると、その間に労働者が転職活動などを行い、戻ってこないおそれがあるが、 景気が回復した後に、自事業所に戻ってきて欲しかったため。 9 その他( )

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問 14-6 雇用調整助成金を活用した教育訓練は、どのような内容の教育訓練を実施しましたか。(い

くつでも○) 1 担当している業務に必要な知識や技能に関するもの 2 事業所内の他の業務に必要な知識や技能に関するもの 3 事業所内のより高度な業務に必要な知識や技能に関するもの 4 語学、パソコン・ソフトなど一般的な知識や技能に関するもの 5 将来のキャリアアップのための教育訓練等 6 その他( )

次の問いは、休業・教育訓練・出向のいかんを問わず、雇用調整助成金を活用した(している)事業

所はすべてお答え下さい。 (雇用調整助成金を活用した時の考え方)

問 15 仮に雇用調整助成金の支給を受けられなかったとしたら、どのようになっていたと思われますか。

(○はいくつでも)

1 事業活動の縮小の下で休業が実施できず、より多くの雇用を削減(解雇)するための措置を

とらざるを得なかったと思う

2 休業は実施したと思うが、規模がかなり小さなものにせざるを得ず、その分、後で雇用を削

減するための措置をとらざるを得なかったと思う

3 休業は実施できたが、教育訓練までは実施できなかったと思う

4 休業ができなかったり、その規模が小さくなったりした分の雇用を減らすこととなった結果、

その後事業が回復したときに従業員の確保が難しくなっていたと思う

5 休業等を織り交ぜながらの円滑な雇用削減ができなくなり、労使関係が悪化するなど、かな

り厳しい事態をまねいたと思う

6 他に資金面の手当をしながら雇用調整を実施し、雇用を維持しつつ経済変動を何とか乗り切

れたと思う

7 当時の厳しい状況下で他の企業に追随して支給申請を行ったが、今から考えると支給を受け

ずとも、経営の立て直し・雇用の維持はできたように思う

8 その他( )

ここから先は、雇用調整助成金を知らない事業所を除き、すべての事業所がお答え下さい。 Ⅴ 雇用調整助成金に対する評価等

(雇用調整助成金に対する評価・要望) 問 16 雇用調整助成金の「良い点」、「良くない点」をお答えください。 (1)良い点(○はいくつでも)

1 助成金のおかげで従業員を解雇せずにすむ

2 景気後退は短期間で終わる。その割に景気後退期に解雇し、景気回復後、改めて採用等を行

うのは経営的にコストが大きい。そうしたコストを負わずに済む効率的な雇用確保手段である

こと。 3 手続き等が簡便で活用しやすい 4 負担があまり大きくなく、休業・教育訓練が実施できる 5 その他( ) 6 特にない

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(2)良くない点(○はいくつでも) 1 助成金が特定業種に活用しやすいものとなっており、不公平である 2 私の事業所が属している業種では活用しにくい 3 産業構造の転換を遅らせる 4 非効率な企業を温存することになる 5 不正受給の温床になりやすい

6 その他( ) 7 特にない

問 17 雇用調整助成金に関する要望をお答えください。(○はいくつでも) 1 事務処理を早くして欲しい 2 提出書類を減らして欲しい 3 要件をできるだけ緩和しておいて欲しい 4 経済情勢に合わせて臨機応変に要件緩和をして欲しい

5 要件変更等の周知を速やかに行って欲しい 6 自社の事業の特性にも使いやすいものにして欲しい 7 その他( )

ここから先は、すべての事業所がお答え下さい。 (職業能力の開発と雇用の今後の見通し) 問 18 従業員の職業能力の開発向上に力をいれるため、職業能力開発推進者を選任し、事業内職業能開

発計画及び年間職業能力開発計画を作成するなどして、キャリア形成促進助成金も活用していますか。

(1つに○) 1 活用している 2 活用していない

問 19 今後の従業員数の見通しをお答えください。(1つに○) 1 大幅に増加する 2 増加する 3 現状維持である 4 減少する 5 大幅に減少する 6 わからない

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質問は以上です。 後までにご協力いただきありがとうございました。

ご記入いただきました調査票は、同封の返信用封筒に入れて、 7月 19 日(金)までにご返送ください。

■ なお当機構では、このアンケート調査の分析に加えて、雇用調整助成金の活用実態をより詳しく把

握するために、インタビュー調査を実施したいと考えております。もし、インタビュー調査にご協

力いただける場合には、誠にお手数ではございますが、下記にご連絡先をご記入ください。

事業所名

ご担当部署

ご担当者

電話:

メール:

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JILPT 調査シリーズ No.123 雇用調整の実施と雇用調整助成金の活用に関する調査

発行年月日 2014 年 8 月 28 日

編集・発行 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 〒177-8502 東京都練馬区上石神井 4-8-23 (照会先) 研究調整部研究調整課 TEL:03-5991-5104

印刷・製本 有限会社 太平印刷

C2014 JILPT

*調査シリーズ全文はホームページで提供しております。(URL:http://www.jil.go.jp/)