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デザイナーから技術投資家へ。 そのキャリアの裏側と JOB D.I.Yと言う考え方

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Design


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デザイナーから技術投資家へ。そのキャリアの裏側とJOB D.I.Yと言う考え方

このスライドでは、技術投資家

として活動するぴいすけのキャリア

を元に、デザイナーが本当にデザイン

すべきもの、向き合うものにスポットを

当て、デザインの可能性について

書きました。デザインに携わる人に

とっての、新しいインスピレーションに

なれば幸いです。TECHFUND ぴいすけ

2 0 1 5 . 1 1 . 2 5 Wed

UIだけがデザインじゃない!!

ぴいすけが10年以上実践

してきたデザインをデザイン

すると言う手法について

デザイナーは社会に必要な職業!!

何をデザインするかをしっかり見極める

ビジネスマンも必見のデザインメソッド!!

1. ぴいすけがやってきたこと

2. デザインとは?

3. デザイナーから投資家へ、

そのキャリアの中で感じたこと

4. キャリアの中で見出した

「JOB D.I.Y」と言う考え方

5. このスライドで「伝えたいこと」

2 0 1 5 . 1 1 . 2 5 Wed

What Peaske has done

ぴいすけがやってきたこと

Web promotion

dynabook2009.3/23 – 2009.5

Graphicdesign / Webpranning / Authoring(HTML,CSS,FLASH,Javascript)

Web div. Launch

E.2010.1 – 2010.3

Consulting / Projectmanagement / Graphicdesign / Website / Training

Art direction / Graphic design

CHAUMET2010.6 – 2010.7

Artdirection / Graphicdesign / Webdirection / Cording / Promotionmanagement

Web direction

Keiko and Manabu2010.8

Artdirection / Graphicdesign / Webdirection / Cording / Promotionmanagement

Art direction / Graphic design

KONAMI2010.2 – 2010.8

Artdirection / Graphicdesign

New business Launch

RECRUIT2010.2 – 2010.8

Webdirection / Artdirection / Graphicdesign

General Production

Benefit one2010.9 – 2011.11

Creativedirection / Artdirection / Graphicdesign / webdirection / Promotionmanager

Total creative direction

Ajinomoto2012.10 – 2013.2

Creativedirection / ProjectManagement / Webdirection / Artdirection / Graphicdesign / Cording

Web direction / Web design

Aono-kiseki2012.6 – 2012.7

Creativedirection / Webdirection / Artdirection / Graphicdesign / Cording

Web direction / Web design

HokkaHokka-tei2012.6 – 2012.10

Creativedirection / Artdirection / Graphicdesign

Web direction / Web design

Kani-tsuhan2012.8 – 2012.9

Affliate / Creativedirection / Artdirection / Graphicdesign

10年以上のキャリアの中でいろんなことを経験「PSK」ぴいすけ (英)Peaske 1988年12月22日。A型。長崎県生まれ関西育ち、現在は東京都渋谷区在住。オールラウンドディレクター。起業家。技術投資家。株式会社TECHFUND共同最高経営責任者兼最高クリエイティブ責任者。中学生からデザインを学び、高校生でデザイン・WEBスキルを習得。専門学校入学と同時期に大阪の会社設立参画、その後2社の会社経営に携わる。専門学校を卒業後上京、デザイナーとして働く。当時の仕事に、dynabook(東芝)WEBサイト、SEIKO、JVC、ウイニングイレブンパッケージデザイン、エキからエコキャンペーン、味の素キャンペーンなどがある。その後広告業界からIT業界に転身し、21歳で独立。受託制作、アフィリエイト、システム運用、サービス開発、大学向けデジタルサイネージ事業などを展開。2011年からはクリエイティブディレクターとして企業ブランディング、経営コンサルティングも兼務。現在も複数の企業、個人のクライアントを持つ。2012年、渋谷のスタートアップベンチャーに参画。クリエイティブディレクションを軸とした独自の手法で、制作現場のチームマネジメントなどの業務に携わる。同社の創造開発本部(制作・開発事業部)において、 チーフクリエイティブディレクター 、スクラムマスター、ブランドディレクター、UIUXデザイナー、フロントエンドエンジニアとして働いた後、2014年5月に退職。

2014年からは技術投資団体「TECHFUND」を立ち上げ、技術投資家としてスタートアップへの投資活動をはじめる。

そんな話は置いといて・・・

今回は、ぴいすけの10年以上のキャリアの中から導き出した、デザインの可能性とそこか

ら派生するキャリアデザインについてのお話をします。

過去たくさんのデザインやプロジェクトと向き合ってきたぴいすけが導き出した、デザイナ

ーのこれからの新しい方程式は以下です。

デザイナーキャリアの新しい方程式

デザイン×いろんなこと = 新しい発想

新しい発想×自分のやりたいこと= JOB D.I.Y

この方程式を紐解く前に、

まずはデザインとはなにかについて

おさらいしましょう。

What is design?

デザインとは?

あなたにとってのデザインとは

どういうものですか?

広告的な視覚表現や、グラフィックデザインにはじまり、コミュニケーションを設計すること、

自分のキャリアを設計すること、「ある形を作り上げることそのもの」さえも、デザインと言う

概念でカバーできるように、デザインと言う言葉が持つ意味は多岐に渡り、また人によって捉

え方が違っていたり、イメージするアウトプットが違っていることが印象的です。

あまりに意味が広すぎる”デザイン”と言う概念

視覚的な表現 コミュニケーション手段

グラフィック 広告手法 ものごとの整理 ・・・

Design of Design

人によって捉え方が違っていたり、イメージするアウト

プットが違っている状態のままだと、いつまでたっても

デザイナーの意匠は伝わらない。だから、「人々が考え

るデザインを統一する必要性がある」と言う理論的な考

え方に行き着く。

引用:”情報をアーキテクチャと捉える、デザインの役割

は欲望をエデュケーションすること”

究極的には、デザインのデザインと言う考え方に行き着く。

む・・・難しい!!

(そして、とっても哲学的!)

デザイナーとして、「デザインとはなにか?」と言うことについて考えることはとても重要

なことですが、そもそものデザインと言う考え方が広義すぎることと、哲学的すぎることか

ら、「デザインとはなにか?」と言うことについて考えること自体はオススメしません。

(ただ、デザイナー同士の飲み会の時にこの話題をふっかけるととても盛り上がります!)

デザインとはなにか?の答えは、人生の旅の中で考えてください。

デザインとは何か?は人それぞれ!

だけど、デザインを応用した思考法は

ほとんどの人に共通する!そこで今、

“Design Thinking”と言う考え方

What is design thinking?

ここでのデザインシンキングは、IDEOが提唱

する「人重視」のプロセスと言うデザインシン

キングとは少し異なり、日本語的な「デザイン

思考」のことを指します。

どちらかと言うと、あえてデザイナー的に考え

てみよう!デザイナー的クリエイティビティが必

要だよね!と言うデザインの応用に近いです。

デザインシンキング

これまではクリエイターやデザイナーだけに必要とされていたデザインシンキングは・・・

Creator

CreatorBusinesswoman Businessman

今や、ビジネスサイドの人にも必要とされる能力になっている。

=元々持つ能力やクリエイティビティを活かすことに着目した、「人」重視のプロセス。

ぴいすけも、10年以上前から

デザインシンキングを実践していた

次の章では、ぴいすけの過去のキャリアの中で、デザインをどう応用してきたのかを紹介します。

Designer to Technology investor.

What I have felt through out my career.

デザイナーから技術投資家へ、そのキャリアの中で感じたこと

おさらい

デザイン×いろんなこと = 新しい発想

新しい発想×自分のやりたいこと= JOB D.I.Y

Age : 14 - 18 - 22

14歳からはじまったぴいすけのデザインキャリアですが、その後18歳ではじめての起業に

携わり、22歳で広告業界に違和感を覚えます。なぜかこれまで4年ごとにデザインに対する

価値観や考え方が変化してきました。

デザインに対する考え方が4年ごとに変化。

Design = Art表現

Age : 14

14歳当時のぴいすけにとってのデザインとはまさに、表現そのものでした。この頃はとに

かくいろんなデザインを勉強している時期で、18歳までの4年間の間にグラフィックデザイ

ン、WEBデザイン、アパレルデザイン、建築、イラストレーションにおけるまで様々なデザイ

ンを習得しました。デザインはアイデアを視覚的な形にする手段そのものでした。

デザインとは視覚的な表現そのもの

Age : 18

18歳で起業に携わり、現場のマネジメント側になりましたが、デザイナーとしてのアイデン

ティティは捨てきれず、かと言ってデザイナーの仕事だけでは会社経営が成り立たないと

言う状況になったため、ハイブリッド型のデザイナーになることを決意。この頃からありと

あらゆる手段にデザインを応用すると言うプロセスを実践するようになりました。

立ちはだかるビジネスの壁

問題解決の手段

Design = Solution

Design×Sales

Design×Management

Design×PR

Age : 18

問題解決の手段

Design = Solution企画書や名刺などのデザインにこだわり、顧客満足(UX)重視のセールス。

経営方針などをCI・VIに落とし込んでコミュニケーションコストを削減。

コーポレートサイトなどにこだわり、インバウンド、SNS戦略を仕掛ける。

Age : 20

20歳で上京、憧れの広告業界へ

(デザイナーとして東京への憧れはあった。)

ー結論ー

なんかイメージしてたのと全然違う・・・。

14歳の時からデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、寝ても覚めてもデザインばかりし

てきたぴいすけが、なぜ広告業界に対して違和感を覚えてしまったのか・・・。

ー主たる原因:ヒエラルキー(業界の体質)ー

(原因は市場規模とか、労働集約とか、ビジョンとの乖離などいろいろありますが;)

広告業界のみならず、日本のマーケットの構造は基本的にはヒエラルキーであり、広告業界

はこのヒエラルキーが顕著に現れている。クライアントから広告代理店へ、そしてデザインス

タジオへ。このやりとりの中で本質を見失い、クリエイティビティへ障害が出てしまった。

広告業界ヒエラルキーがもたらす、クリエイティビティへの障害

Client

Agent

Design studio

広告業界ヒエラルキーがもたらす、クリエイティビティへの障害(ぴいすけの例)

Client

Agent

Design studio

クライアントはだれなのか?エンドユーザーなのか発注主なのかがわからなくなり、誰のための仕事かもわからなくなってしまった。

主従関係によるヒエラルキー発注側がリーダーシップを持つことはいいことだが、受発注の関係下では無意識のうちにヒエラルキーが生まれてしまう。同じ目線でエンドユーザーのことを考えたいだけなのに。

受発注の関係が仕事を拘束的に仕事をする以上報酬は必要だが、発注側も受注側もお金の範囲内で仕事をするようになり、工数や提案数がお金に比例してしまう。

Client User

ただただ、純粋に

毎日コンシューマーやユーザーと向き合い、

クリエイティブな仕事がしたかっただけ。

Age : 14 - 18 - 22

22歳:デザインに次なる価値を感じはじめる。

Age : 22

広告業界で働きながら、その業界を俯瞰的に観察し研究した結果、広告業界の構造やカル

チャー自体をデザインできないのか?と言うStructural Design(構造デザイン)に興味を

持ち始め、22歳で実践。よりフレキシブルに組織作りを研究するためその後は連続起業家

として多数の組織やチームの立ち上げに従事。数年に渡り構造デザインを研究した。

Structural Designと言う考え方

Design = Structure仕組み・構造

Age : 14 Design is Art

18 Design is Solution

22 Design is Structure

8年間で、デザインの価値を応用させ、社会のニーズにFitさせることに成功。

クライアントはだれなのか?エンドユーザーなのか発注主なのかがわからなくなり、誰のための仕事かもわからなくなってしまった。

受発注の関係が仕事を拘束的に仕事をする以上報酬は必要だが、発注側も受注側もお金の範囲内で仕事をするようになり、工数や提案数がお金に比例して、その事情が物事の中心になる。

主従関係によるヒエラルキー発注側がリーダーシップを持つことはいいことだが、受発注の関係下では無意識のうちにヒエラルキーが生まれてしまい、同じ目線で仕事ができなくなる。

おさらい

デザイン×いろんなこと = 新しい発想

新しい発想×自分のやりたいこと= JOB D.I.Y

おさらい

デザイン×いろんなこと = 新しい発想 新しい発想×自分のやりたいこと= JOB D.I.Y

デザインにいろんなこと(表現、経営、業界の仕組み自体)を掛け合わせることで、

これまでにはなかった新しい発想を得ることができる!

次の章では、デザインの応用で新しいマーケットや職業を作り出すある考え方についてまとめた。

デザインってすごい!!

JOB D.IY” The way of thinking I value in my career

キャリアの中で見出した「JOB D.I.Y」と言う考え方

これまでのおさらい

デザイン×      = 新しい発想

新しい発想×自分のやりたいこと= JOB D.I.Y

いろんなこと 広視覚的な表現 組織マネジメント コミュニケーション ユーザーインターフェース 文化 セールスや、会社PR 広告業界の仕組み自体

デザインにいろんなこと(表現、経営、業界の仕組み自体)を掛け合わせることで、

自分のキャリアもデザインすると言う発想を持っていた。

これまでのおさらい

デザイン×      = 新しい発想

新しい発想×自分のやりたいこと= JOB D.I.Y

いろんなこと 広視覚的な表現 組織マネジメント コミュニケーション ユーザーインターフェース 文化 セールスや、会社PR 広告業界の仕組み自体

「新しい発想」の過程の中で、新しい文化、考え方、仕組み、ブランドが生まれたので、それを実行

するにあたって、よりFitする職業が必要となり自分自身の職業さえも、デザインする必要があった。

これまでのおさらい

これがJOB D.I.Yと言う考え方。

※”Jon Do It Yourself ”つまり、「自分でできる仕事は自分でやろう」と言う起業論。

JOB D.I.Y

JOB D.I.Yの事例

Technology investment

×idea Passion

Technology

技術投資技術投資事業も、JOB D.I.Yの

一例。技術投資と言う考え方が

できた経緯は「起業家寄り」な

考え方と「作り手としてのクリ

エイティビティ」のふた通りの

経緯があるが、ここでは後者の

「作り手としてのクリエイティビ

ティ」にフォーカスして、いかに

してJOB D.I.Yが行われたかを

紹介する。

もちろん既存の広告業界のシ

ステムでも、コンシューマーや

ユーザーと向き合うことはでき

るが、直接クライアントと仕事

をするレベルの距離感じゃな

いと、ユーザーとの距離もどん

どん離れフィルターがかかる。

広告業界の仕組みをデザインしようとする中で生まれた、技術を投資するという考え方。

Client

Agent

Design studio

ただただ、純粋に

毎日コンシューマーやユーザーと向き合い、

クリエイティブな仕事がしたかっただけ。

変えたかった大きな問題は3つ

Client

Agent

Design studio

クライアントはだれなのか?エンドユーザーなのか発注主なのかがわからなくなり、誰のための仕事かもわからなくなってしまった。

主従関係によるヒエラルキー発注側がリーダーシップを持つことはいいことだが、受発注の関係下では無意識のうちにヒエラルキーが生まれてしまう。同じ目線でエンドユーザーのことを考えたいだけなのに。

受発注の関係が仕事を拘束的に仕事をする以上報酬は必要だが、発注側も受注側もお金の範囲内で仕事をするようになり、工数や提案数がお金に比例してしまう。

その問題に対する仮説

問題 仮説

クライアントはだれなのか?エンドユーザーなのか発注主なのかがわからなくなり、誰のための仕事かもわからなくなってしまった。

受発注の関係が仕事を拘束的に仕事をする以上報酬は必要だが、発注側も受注側もお金の範囲内で仕事をするようになり、工数や提案数がお金に比例して、その事情が物事の中心になる。

主従関係によるヒエラルキー発注側がリーダーシップを持つことはいいことだが、受発注の関係下では無意識のうちにヒエラルキーが生まれてしまい、同じ目線で仕事ができなくなる。

エンドユーザーと向き合うとどうなるか?クライアントだけが知っている事情、文化を共有し同じ目線でユーザーと向き合うとどうなるか?

お金をもらわなければどうなるのか?お金はビジネスにおいては時間であり評価。しかしそのお金がいろんな事情を作り出していることも事実。それでは報酬をお金以外の対価でもらうとどうなるか?

クライアントと同じ目線になるとどうなるか?下請けや、受発注という概念抜きに、物理的にクライアントと同じ経営陣に参画するとどうなるか?

問題あるところには、それを解決するきっかけとなる仮説がある。日頃からこの仮説を管理

できているかどうかで問題提起の重さは変わってくる。

導きだした答え=技術投資の原型

この答えに行き着くまでに「連続起業」「アライアンス」「ジョイントベンチャー」「毎日飲み会」

などいろいろ試したが、最終的には技術投資の原型とも言える”答え”に行き着く。

仮説

クライアントはだれなのか?エンドユーザーなのか発注主なのかがわからなくなり、誰のための仕事かもわからなくなってしまった。

受発注の関係が仕事を拘束的に仕事をする以上報酬は必要だが、発注側も受注側もお金の範囲内で仕事をするようになり、工数や提案数がお金に比例して、その事情が物事の中心になる。

主従関係によるヒエラルキー発注側がリーダーシップを持つことはいいことだが、受発注の関係下では無意識のうちにヒエラルキーが生まれてしまい、同じ目線で仕事ができなくなる。

エンドユーザーと向き合うとどうなるか?クライアントだけが知っている事情、文化を共有し同じ目線でユーザーと向き合うとどうなるか?

お金をもらわなければどうなるのか?お金はビジネスにおいては時間であり評価。しかしそのお金がいろんな事情を作り出していることも事実。それでは報酬をお金以外の対価でもらうとどうなるか?

クライアントと同じ目線になるとどうなるか?下請けや、受発注という概念抜きに、物理的にクライアントと同じ経営陣に参画するとどうなるか?

答え

株主になると経営レベルでコミットできるクライアントだけが知っている事情、文化を共有し同じ目線でユーザーと向き合うとどうなるか?

報酬はお金ではなく株式で引き受けるお金はビジネスにおいては時間であり評価。しかしそのお金がいろんな事情を作り出していることも事実。それでは報酬をお金以外の対価でもらうとどうなるか?

創業パートナーとして参画する下請けや、受発注という概念抜きに、物理的にクライアントと同じ経営陣に参画するとどうなるか?

技術投資スキームの完成

問題 仮説

クライアントはだれなのか?エンドユーザーなのか発注主なのかがわからなくなり、誰のための仕事かもわからなくなってしまった。

受発注の関係が仕事を拘束的に仕事をする以上報酬は必要だが、発注側も受注側もお金の範囲内で仕事をするようになり、工数や提案数がお金に比例して、その事情が物事の中心になる。

主従関係によるヒエラルキー発注側がリーダーシップを持つことはいいことだが、受発注の関係下では無意識のうちにヒエラルキーが生まれてしまい、同じ目線で仕事ができなくなる。

エンドユーザーと向き合うとどうなるか?クライアントだけが知っている事情、文化を共有し同じ目線でユーザーと向き合うとどうなるか?

お金をもらわなければどうなるのか?お金はビジネスにおいては時間であり評価。しかしそのお金がいろんな事情を作り出していることも事実。それでは報酬をお金以外の対価でもらうとどうなるか?

クライアントと同じ目線になるとどうなるか?下請けや、受発注という概念抜きに、物理的にクライアントと同じ経営陣に参画するとどうなるか?

答え

株主になると経営レベルでコミットできるクライアントだけが知っている事情、文化を共有し同じ目線でユーザーと向き合うとどうなるか?

報酬はお金ではなく株式で引き受けるお金はビジネスにおいては時間であり評価。しかしそのお金がいろんな事情を作り出していることも事実。それでは報酬をお金以外の対価でもらうとどうなるか?

創業パートナーとして参画する下請けや、受発注という概念抜きに、物理的にクライアントと同じ経営陣に参画するとどうなるか?

Equity 5-8%

Technology

と徹底的に向き合う 対価として株式を払う 想いを伝える。 起業主として経営をリード 悩んだことは何でも伝える 意思決定は株主総会で

と徹底的に向き合う 対価として株式を引き受ける  =>そして開発や技術支援を実行 起業パートナーとして向き合う 起業主として経営をリード 採用・資金調達、なんでもサポート

起業主(従来のクライアント) パートナー(従来の受注先) 新のクライアント(従来のユーザー)

起業家も幸せ!作り手もやりがいがある!仕組み

=JOB D.I.Y

Technology investment

×idea Passion

Technology

技術投資

起業家から見た技術投資資金調達前の起業家は、お金がない、人脈がない、プロダクトがない、開発力がないと言う八方ふさがりな場合が多く、技術投資はそのボトルネックを全て取り除きつつ事業をスケールさせてくれる。しかもノーギャラで。

技術投資家(作り手)から見た技術投資直近のお金こそもらえないが、将来的にEXITする見込みがある起業家にのみ技術投資を行うので、損得勘定の面でも想い面でもWinWinな関係で作ることができる。また、たくさんの分野の開発を経験する事ができる。

技術投資家です。

自分の職業のニュアンスを伝えるためなら、職業名も自分で決めてしまおう。もちろんニュアンスを伝えるのは大変だが、それもJOB D.I.Yの醍醐味。

JOB D.I.Yした職業に合わせて、自分の職業名もD.I.Y

方程式のまとめ

デザイン×いろんなこと = 新しい発想

新しい発想×自分のやりたいこと= JOB D.I.Y

技術投資家

方程式のまとめ

Technology investment

×idea Passion

Technology

技術投資

デザイン×      = 新しい発想

新しい発想×       =

いろんなこと 広視覚的な表現 組織マネジメント コミュニケーション ユーザーインターフェース 文化 セールスや、会社PR 広告業界の仕組み自体

ただただ、純粋に

毎日コンシューマーやユーザーと向き合い、

クリエイティブな仕事がしたい!!

Technology investor

What I want to tell you this slide

このスライドで「伝えたいこと」

1) デザインの可能性を信じること

2) 既存のシステムを疑うこと

3) 自分らしさを見失わないこと

1) デザインの可能性を信じること

デザインは予想以上にいろんなことに応用できる。人生を生きることも、職業を選択する

ことも、恋愛をすることだって、なにかしらのデザインなのかも知れない。

グラフィックデザインやユーザーインターフェースみたいに、

視覚的な情報整理だけがデザインじゃない。もっとデザインを応用してみよう。

デザインはあなたの人生そのもの、グラフィックやUIだけがデザインじゃない。

2) 既存のシステムを疑うこと

いつも世の中の仕組みを疑ってばかりでは生きていけないけど、

時には既存のシステムをいろんな視点から考えてみるべき。

世の中に受け入れられているシステムは合理的なものばかりで、ロジカルに考えても

いい答えが出ないけど、Design Thinkingしてみたらいい答えが出るかも?

そのシステムは、大人の事情で都合よく作り出されたシステムなのかも?

3) 自分らしさを見失わないこと

自分が何者であるか?と言うことと、自分がまわりからどう見られているかと言うことには

しっかり意識を向けること。アイデンティティはなにか?と言うことに興味を持つこと。

技術投資家と名乗っていても、本質的にはデザイナーでしかないと思っていて、

全ての中心価値にデザインを置いている僕がいるように。

どんなに新しい発想が生まれても、既存システムを疑っても、自分は自分。

「私のクライアントはいつも自分自身だった。

私はずっと自分を喜ばせるために働いてきたんだ。」

自分の人生をデザインして、楽しむこと。