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Copyright 2017-2019 FUJITSU LIMITED FAQ 商標 Oracle と Java は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商 品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 輸出管理規制 本書を輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等をご確認のうえ、必要な手続きをお とりください。 お願い ・本書は予告なしに変更することがあります。 ・本書を無断で他に転用しないようにお願いします。 ・本書に記載したデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責を負いません。 ・本書に掲載した画面ショットは作成時のものであり、変更する可能性があります。 ・Oracle Cloud のドキュメントは本書作成時の URL を表記しています。日本語翻訳版は原本(英語版)が公開されてから 数ヶ月後に公開されるため情報が古い場合があります。このため、原本(英語版)もあわせてご確認ください。

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Page 1: K5 DB powered by Oracle® Cloud FAQ”»面中央のテキストボックスに Oracle Database Client 12.2.0.1.0 と入力し、「検索」 を クリックします。 ④製品の選択

Copyright 2017-2019 FUJITSU LIMITED

FAQ

商標

Oracleと Javaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商

品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

輸出管理規制

本書を輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等をご確認のうえ、必要な手続きをお

とりください。

お願い

・本書は予告なしに変更することがあります。

・本書を無断で他に転用しないようにお願いします。

・本書に記載したデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責を負いません。

・本書に掲載した画面ショットは作成時のものであり、変更する可能性があります。

・Oracle Cloud のドキュメントは本書作成時の URL を表記しています。日本語翻訳版は原本(英語版)が公開されてから

数ヶ月後に公開されるため情報が古い場合があります。このため、原本(英語版)もあわせてご確認ください。

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1. サービス・インスタンスとデータベース関連

UTL_FILEパッケージを利用したファイルの入出力方法

UTL_FILE パッケージを利用してファイルの入出力を行う場合、初期化パラメータ UTL_FILE_DIR を設定し、データベースを再

起動する必要があります。以下に手順を説明します。

(1)初期化パラメータ UTL_FILE_DIRの設定

UTL_FILE_DIR にはデータ授受機能が提供する /u03/K5RDS/ftp/USER_DATA または

/<追加ストレージのマウントポイント>/K5RDS/ftp/USER_DATA を設定します。初期化パラメータの変更は、クライアント環

境の SQL*Plus、または Enterprise Manager Database Control、Enterprise Manager Database Express のい

ずれかで実行してください。

Oracle データベース 12.1 では CDB に接続し UTL_FILE_DIR を設定する必要があります。Oracle データベース 12.2 で

は CDB または PDB で UTL_FILE_DIR を設定することができます。

以下は SQL*Plus から CDB に接続し、パラメータを設定する場合のコマンド例です。

接続記述子はサービス・コンソールの「インスタンス詳細」画面から確認してください。

Oracleデータベース 12.1 または 12.2の場合、「インスタンス詳細」画面の「接続記述子」は、PDBへの接続記述子が表示さ

れています。CDB に接続する場合は、「インスタンス詳細」の「接続記述子」を以下のように置き換えてください。

<接続先 IP>:1521/<PDB名>.<アイデンティティ・ドメイン名>.oraclecloud.internal

<接続先 IP>:1521/<データベース名(SID)>.<アイデンティティ・ドメイン名>.oraclecloud.internal

(2)データベースの再起動

DBaaS Monitor にてデータベースを再起動します。

(3)ファイルの入出力処理の実行

UTL_FILEパッケージを使用した処理を実行し、結果を確認してください。

sqlplus sys/password@接続記述子 as sysdba

SQL> ALTER SYSTEM SET UTL_FILE_DIR='/u03/K5RDS/ftp/USER_DATA'

SCOPE=SPFILE;

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Oracle クライアントの入手方法

Oracle クライアントのバージョンによりダウンロードサイトと入手方法が異なります。

Oracle クライアントのバージョン ダウンロードサイト 説明箇所

11.2.0.4 My Oracle Support

(1)

12.1.0.2

12.2.0.1 Oracle Software Delivery Cloud (2)

以下に、各バージョンの入手方法を説明します。

(1)Oracle クライアント 11.2.0.4 または Oracle クライアント 12.1.0.2の入手方法

①ダウンロードサイトへのアクセス

以下の URL にアクセスし、Oracle アカウント(※1)でサインインします。Oracle クライアントをダウンロードするには CSI の

管理者、またはパッチのダウンロード権限(※2)を持つ Oracle アカウントでサインインしてください。

[11.2.0.4 を入手する場合]

https://updates.oracle.com/download/13390677.html

[12.1.0.2 を入手する場合]

https://updates.oracle.com/download/21419221.html

※1:Oracle アカウントをお持ちでない場合は、Oracle アカウントの作成と CSI の関連付けが必要です。

手順は、オラクル社のナレッジ参照の事前作業と同じです。ユーザーズ・ガイド第1部 「5.2.1 事前作業」を参照くだ

さい。

※2:パッチのダウンロード権限の確認は、以下の My Oracle Support の「マイ・アカウント」画面から確認できます。「マイ

・アカウント」画面へは、My Oracle Support の右上にある「名前」> 「マイ・アカウント」をクリックします。

以降の手順は両バージョンで共通です。ここでは Oracle クライアント 12.1.0.2 を例に説明します。

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②プラットフォームの選択

Platform or Language から適切なプラットフォームを選択し、「View Readme」をクリックすると README が表示

されます。

③Oracle クライアントの特定

README の「Table 1 Installation Types and Associated Zip Files」から「Oracle Database Client」に

対応する zip ファイルを特定します。

④ダウンロード

ブラウザの「戻る」ボタンで②の画面に戻り、zip ファイルをダウンロードします。

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(2) Oracle クライアント 12.2.0.1の入手方法

①ダウンロードサイトへのアクセス

以下の URL にアクセスし、Oracle アカウントでサインインします。Oracle アカウントに特別な権限は必要ありません。

https://edelivery.oracle.com/

Oracleアカウントをお持ちでない場合はOracleアカウントの作成が必要です。Oracleアカウントの作成方法は、ユーザー

ズ・ガイド第1部 「5.2.1.2 Oracle アカウントの作成」を参照ください。

②日本語表記への変更

表示画面右上にある「English」をクリックし、「日本語」を選択すると、日本語表記に変わります。

③製品名の入力

画面中央のテキストボックスに Oracle Database Client 12.2.0.1.0 と入力し、「検索」 を

クリックします。

④製品の選択

検索結果に出力される、REL: Oracle Database Client 12.2.0.1.0 を選択し、画面右上の「選

択したソフトウェア]をクリックします。

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⑤プラットフォームと言語の選択

「プラットフォーム/言語」に表示されるメニューから対象のプラットフォームを選択し、「続行」をクリックします。

⑥オラクル標準の条件および規制の確認

オラクル標準の条件および規制を確認し、「続行」を選択します。

⑦ファイルのダウンロード

ファイル名のリンクをクリックし、ダウンロードしてください。

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Enterprise Manager Database Controlから AWR スナップショットを取得する方法

Enterprise Manager Database Control に SYS または SYSTEM ユーザーでログインし、「サーバー」タブをクリックします。

Enterprise Manager Database Control のログイン方法は、ユーザーズ・ガイド第2部「3.3.3 Enterprise Manager の

使用方法」を参照ください。

(1)自動ワークロード・リポジトリの選択

統計管理配下の「自動ワークロード・リポジトリ」をクリックします。

(2)スナップショット番号の選択

スナップショットの番号をクリックします。

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(3)スナップショットの作成

「作成」をクリックします。

メッセージを確認し「はい」をクリックします。

以下のメッセージが表示されればスナップショットの作成は成功です。

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Enterprise Manager から AWR レポートを作成する方法

Enterprise Manager Database Control と Enterprise Manager Database Express のそれぞれから AWR レポー

トを作成する方法を説明します。

(1)Enterprise Manager Database ControlからAWRレポートを作成する方法

Enterprise Manager Database Control に SYS または SYSTEM ユーザーでログインし、「自動ワークロード・リポジト

リ」画面にアクセスします。「自動ワークロード・リポジトリ」画面へは前述の「Enterprise Manager Database Control から

AWR スナップショットを取得する方法」の(1)を参照ください。

①「AWR レポートの実行」の選択

②スナップショットの選択

スナップショットの開始と終了の番号を指定する場合は「スナップショット別」にチェックをつけ、開始と終了のスナップショット

番号を指定します。指定後に画面右上の「レポートの生成」をクリックします。

「スナップショットの開始」の入力欄の右横にある懐中電灯マークをクリックすると既存スナップショットの一覧画面(次ページ)

が開きます。この一覧画面からスナップショットを選択することもできます。「スナップショットの終了」も同様です。

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③レポートの確認

レポートの生成が完了するとレポート結果が表示されます。結果を確認してください。

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(2)Enterprise Manager Database Expressから AWR レポートを作成する方法

Enterprise Manager Database Express に SYS または SYSTEM ユーザーでログインし、「パフォーマンス・ハブ」から

AWR レポートを作成します。Enterprise Manager Database Express のログイン方法は、ユーザーズ・ガイド第2部

「3.3.3 Enterprise Manager の使用方法」を参照ください。

①「パフォーマンス・ハブ」の選択

「パフォーマンス」配下の「パフォーマンス・ハブ」をクリックします。

②「期間の選択」の選択

「期間の選択」をクリックします。

③レポート作成する期間の選択

レポートを作成する期間を選択し、「OK」をクリックします。

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④時間帯の選択

画面ジョブのスライダーで時間帯を選択し、「AWR レポート」をクリックします。

⑤レポートの保存

メッセージ内容を確認し、問題なければ「はい」をクリックします。

⑥レポートの確認

Enterprise Manager Database Express を実行したクライアント環境にレポートが作成されます。

ファイル名は、awrrpt_日時.html です。

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DB リンクなどでWindows版の Oracle10g SE/11g SE環境から接続するための設定

K5 DB(Oracle)との Oracle Net 通信は暗号化が必須です。Windows 版の Oracle10g SE / Oracle11g SE で

Oracle Net 通信の暗号化に対応するためには以下の設定が必要です。本設定を行わず、K5 DB(Oracle)と接続すると

ORA-12660、ORA-12657 などのエラーが発生します。

[設定方法]

ORACLE_HOME配下のネットワーク暗号化のバイナリを以下の手順で置き換えます。

Oracle10g の場合は、ファイル名に含まれる 11 を 10 と読み替えてください。

(1)orancrypt11.dllの退避

orancrypt11.dll を orancrypt11.dll.bak としてコピーします。

(2) orancrypt11.dllの置き換え

orancrypt11_ee.dll.dbl を orancrypt11.dll としてコピーします。

(3)サービスの再起動

Oracle データベースに関連するサービスを再起動します。

詳細は以下のドキュメントを参照ください。

Oracle Support Document 2330019.1

Oracle RDBMS 11g Standard Edition で Kerberos、ネイティブ・ネットワークの暗号化、TCPS/SSL、RADIUS を

構成すると多種のエラーが発生する

https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=2330019.1

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JDBC ドライバ 12.1.0.2以降を使用した接続に時間がかかる

12.1.0.2以降のOracle JDBCドライバを使用してサービス・インスタンスに接続する場合、11.2.0.4以前のOracle JDBC

ドライバを使用した場合に比べて、物理接続の確立に約 2倍の時間がかかります。これは、12.1.0.2以降の JDBC ドライバに

おいて、セキュリティ強化の目的で認証および暗号化処理に変更が加えられたためです。

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2. ポータル関連

Oracle Cloud ポータルが正しく表示されない場合の対応方法

Internet Explorer で Oracle Cloud ポータルが正しく表示されない場合、インターネットオプションのセキュリティの設定で対

応できる場合があります。

(1)信頼済みサイトの選択

「インターネット オプション」の「セキュリティ」を開き、信頼済みサイトをクリックします。

(2)Web サイトの追加

https://*.oraclecloud.com を入力し「追加」をクリックします。次に「閉じる」をクリックし、(1)の画面を「OK」で閉じます。

(3)Oracle Cloud ポータルのアクセス確認

Oracle Cloud ポータルが正しく表示されるか確認してください。

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3. FTP クライアント関連

動作実績のある FTPクライアント

K5 DB(Oracle)の FTP サービスに対してファイル送受信の動作実績のある FTP クライアントを下表に示します。

注意:下表は動作実績を示すものであり各クライアントソフトの動作を保証するものではありません。参考情報としてご覧くださ

い。また FTP クライアントの動作や操作方法等はヘルプデスクのサポート対象外です。あらかじめご了承ください。

FTP クライアント バージョン

WinSCP 5.5.4

5.7.6

5.9.5

5.11.3

5.13.1

FFFTP 1.98g2

1.99a

lftp 4.0.9

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FTP クライアントで TLS1.2 を設定する方法

2018 年 4月 19日以降に作成したサービス・インスタンスの FTP サービスは、セキュリティ対応強化のために TLS1.1 と 1.2 の

みをサポートします。2018 年 4月 19 日より前に作成したサービス・インスタンスでは、サービス・アップデート(S0062)を適用すると

TLS1.1 と 1.2 のみをサポートするようになります。ここでは、代表的な FTP クライアントであるWinSCP, lftp について TLS1.2 で

接続するための設定方法を説明します。

[WinSCPの設定方法]

FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle○R Cloud ユーザーズ・ガイド 第 2部 サービス・インスタンス編 の

「2.8.1.1 接続設定例」を参照ください。

[lftpの設定方法]

lftp の設定ファイルに以下を追記して保存してください。次回の lftp実行時から TLS1.2 での接続が有効になります。

set ssl:priority "NORMAL:+VERS-TLS1.2"

実行ユーザーごとに設定する場合は、設定ファイルは ~/.lftprc です。lftp の実行サーバー全体で有効にする場合は

/etc/lftp.conf に追記します。設定の詳細については lftp のマニュアルを参照ください。

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タイムゾーンの補正を行う方法

FTPサービスのファイル更新日時のタイムゾーンはGMT(※)です。WinSCP と FFFTPでタイムゾーンを補正する場合は設定が必

要です。設定方法を説明します。

※:サービス・アップデート S0081未適用の場合は、サービス・インスタンスのタイムゾーンです。

[WinSCPの設定方法]

FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle○R Cloud ユーザーズ・ガイド 第 2部 サービス・インスタンス編

の「2.8.1.1 接続設定例」を参照ください。

[FFFTPの設定方法]

(1)ホストの設定

「拡張」をクリックします。

(2)ホストのタイムゾーンの設定

「ホストのタイムゾーン」に FTP サービスのファイル更新日時のタイムゾーンを設定し、「OK」をクリックします。設定したタイムゾー

ンをもとに、FFFTP がクライアント環境のタイムゾーンに補正します。

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FTP クライアントでファイルが表示されない場合の対応方法

Datapump Export/Import や SQL*Loader実行後、出力ファイルが表示されない場合があります。使用する FTP クライア

ントのキャッシュ機能が影響している可能性がありますので、方法 1~3 のいずれかの方法で確認してください。

方法 1:FTP クライアントのキャッシュを無効化する

方法 1 はコマンドラインと設定ファイルを用いる方法があります。

①コマンドラインで無効化する方法

lftp で接続中のセッションのキャッシュを無効化します。

②設定ファイルで無効化する方法

lftpを実行するユーザーのホームディレクトリに .lftprc ファイルを作成し、cache off を指定した上で保存します。

これにより、当該ユーザーが lftp を実行する場合は毎回キャッシュを無効化します。

方法 2:FTP クライアントのキャッシュをクリアする

以下は lftp でキャッシュをクリアにする例です。方法 2 は.lftprc ファイルを用いることはできません。

方法 3: FTP クライアントに再ログインする

lftp などの FTP クライアントに再度ログインし、ファイルの最新状態を確認してください。

lftp> cache off

lftp> cache flush

$ cat .lftprc

cache off

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4. ヘルプデスクに問い合わせる前に

サービス・インスタンスの作成が 「ORA01010802」 エラーで失敗する

バックアップ/リカバリ構成で指定したユーザー名とパスワードに誤りがないかご確認ください。正しいユーザー名とパスワードを指

定してもエラーが発生する場合にはヘルプデスクにお問い合わせください。