kemp technologies社 loadmasterシリーズl7スループット：1.5gbps ssl tps: 2,000...

お客様視点でのソリューションを提案するOPENスクエア

Copyright OPENSQUARE. All rights reserved. OPENSQUARE株式会社OPENスクエア　http://www.opensquare.co.jp

2012/4/1

　　　　　業界最高のコストパフォーマンスを実現　　　　　　　　　　　　　ロードバランサー

　　　　　　　KEMP TECHNOLOGIES社

　　　　　　　　　　　LoadMasterシリーズ

株式会社ＯＰＥＮスクエア http://www.opensquare.co.jp東京都千代田区神田紺屋町１７番　ＳＩＡ神田スクエア２Ｆお問合せ先：　[email protected]

株式会社OPENスクエア　http://www.opensquare.co.jpCopyright OPENSQUARE. All rights reserved.

OPENSQUARE22

製品特徴

高機能負荷分散機能をサポート　・レイヤー４＆７での高速な負荷分散処理　・多彩な負荷分散方式のサポート　・多彩なセッション維持方式のサポート

高い可用性の実現　・フラッシュディスク採用　・全モデルHA構成サポート

全モデルSSLアクセラレーション機能をサポートアプリケーションの最適化機能をサポート　・ＨＴＴＰネットワークパケットの圧縮　・Ｗｅｂコンテンツのキャッシュ

Webインターフェスによる簡単な定義/設定万全のサポート体制ＳＭＢ向けの手頃な価格設定

高性能、高機能、高品質＆低価格を実現したロードバランサー


OPENSQUARE33

適用範囲

中規模ビジネス

小規模ビジネス

多くのメーカから製品が提供されており、多様なシステムで多数の導入実績あります

低価格な製品が数社から提供されていますが、機能が限定されており、将来のシステム拡張に不安があります。

ロードバランサー（負荷分散装置）はネットワークトラフィックを複数のサーバに振り分けることで、サーバの負荷を分散し、システム応答時間を最適にすると同時にシステムの可用性も向上します。ロードバランサーはネットワーク機器の必需品として導入が進んでいます。

低価格で高機能なロードマスターは小中規模ビジネス向けロードバランサーのベストソリューションです。

高機能、高価格

制限された機能、低価格

ロードマスターはエンタープライズからスモールビジネスまでをカバーしたコストフォーマンスに優れたロードバランサーです。

高機能、低価格大規模

ビジネス


OPENSQUARE44

サーバ・ロードバランサー


OPENSQUARE55

製品ラインナップ

L7スループット：1.5GbpsSSL TPS: 2,000

L7スループット：2.9GbpsSSL TPS: 5,000

６月１日販売開始予定

L7スループット：920MbpsSSL TPS: 200

LoadMaster-2200

LoadMaster-2600

LoadMaster-3600

LoadMaster-5300仮想ＬｏａｄＭａｓｔｅｒ

L7スループット：環境に依存SSL TPS: 1,000

L7スループット： 100MbpsSSL TPS: 100

coming soon


OPENSQUARE66

ロードマスター設置の基本的構成

１アーム構成２アーム構成

同じ論理ネットワーク上にロードマスターとサーバを設置します。既存のネットワーク環境を変更しないでロードマスターの設定が可能です。

別々の論理ネットワークにロードマスターとサーバを設置します。ＮＡＴベーストポロジーとも呼ばれます。

バーチャルサービス（クラスター）　・バーチャルＩＰアドレスとポートの組合せで定義　・２５６個のバーチャルサービスを定義可能

クライアントクライアントリアルサーバ

リアルサーバ

リアルサーバ　・実際に処理を行うサーバ　・１０００台までのリアルサーバを定義可能

Ｅｔｈ０

Ｅｔｈ０

Ｅｔｈ１

バーチャルサービスにアクセス

バーチャルサービスにアクセス

リアルサーバにアクセス

リアルサーバにアクセス


OPENSQUARE77

主要機能

　　多彩な負荷分散機能（レイヤー４ & レイヤー７）

７種類の負荷分散方式によりサーバ負荷の平均化を実現

負荷分散方式

適用システムに合わせて、最適な分散方式を簡単に選択、設定することが可能です。

ラウンドロビン従量制ラウンドロビン最小接続従量制最小接続最速応答エージェント型アダプティブ固定従量　（チェインドフェイルオーバー）レイヤー７コンテントスイッチ

インターネット

ロードマスター

アプリケーション

サーバ

設定された負荷分散アルゴリズムにより、トラフィックを適切なサーバへ転送

クライアント

A CB


OPENSQUARE88

主要機能

　　コンテントスイッチング（HTTP、HTTPSサポート）

多彩なルール設定によるWebトラフィックのスイッチング

クライアント


HTTパケットを解析し、ルールにマッチしたトラフィックを該当するサーバーに転送

ルール＃３ルール＃１ルール＃２

コンテントスイッチ

リクエストのHTTPパケットを照合することで、ユーザからのリクエストを特定のサーバへ転送します。

ホスト名ディレクトリー名ファイル名

正規表現により多様なルールの指定が可能です。プレフィックス　　ex. “/content”ポストフィックス ex. “*.gif”通常表現 ex. “/content/*.gif”


サーバ


A B C


OPENSQUARE99

主要機能

　　データ圧縮(HTTP,HTTPS)

データの圧縮によりWebトラフィックを軽減

ユーザより要求されたコンテンツを圧縮してクライアントへパケットを送出

データの圧縮

ロードマスターからクライアントに送信するデータを圧縮することで、ネットワークトラフィックを軽減し、通信効率が改善されます。

ｇｚｉｐ圧縮　　全てのコンテンツをｇｚｉｐで圧縮し　　ます。コンテンツの種類により圧　　縮率は異なります。

ＨＴＴＰヘッダの解釈　　クライアントのブラウザーが圧縮　　機能をサポートしていると判断し　　た場合にデータを圧縮します。そ　　うでない場合は、データの圧縮は　　行ないません。

圧縮




サーバ

クライアント

A B C


OPENSQUARE1010

主要機能

　　データキャッシュ（ＨＴＴＰ，ＨＴＴＰＳ）

静的なコンテンツのキャッシュにより応答時間を短縮

データのキャッシュ

サーバの静的コンテンツをロードマスターにキャッシュすることで、サーバへのリクエスト数、ネットワークトラフィックを減少することができます。

キャッシュメモリー　　ロードマスターに搭載されたメモ　　リーのどれだけをキャッシュ用に　　使用するかを指定できます。

No-cacheリクエスト　　No-cache指定のリクエストは、　　キャッシュのデータを使用しない　　で、サーバに送られます。

ユーザより要求されたコンテンツがキャッシュされている場合、キャッシュデータをクライアントへ送出




サーバ

クライアント

A B C


OPENSQUARE1111

主要機能

　　セッション維持機能

多彩な方法でユーザセッション維持を実現

セッション維持機能により、同じユーザーからのリクエストは同じサーバに転送

セッション維持

クライアントの情報を蓄積して、次のクライアントからのリクエストを同じサーバに転送します。

ソースＩＰアドレスＳＳＬセッションＩＤクッキー

サーバクッキーアクティブクッキー　（ロードマスターでクッキーを生成）

クッキーハッシュＵＲＬハッシュＨＴＴＰホストヘッダーＨＴＴＰクエリーハッシュセレクトヘッダーSuper HTTP

セッションディレクトリー（ＲＤＰ）

ログインユーザＩＤ（ＲＤＰ）




サーバ

クライアント

A B C


OPENSQUARE1212

主要機能

　　各Ethernetポートでの分離ネットワーククラスター

Ethernetポート毎に分離したネットワーク設定が可能

クライアント


アプリケーションサーバ

ネットワーク毎に指定されたリアルサーバへパケットを転送

クライアントクライアント

Eth0Eth1 Eth2

ネットワーククラスター

各Ｅｔｈｅｒｎｅｔポートで別々の論理的ネットワークを構築することで、ロードマスター1台で複数の論理ネットワークをサポートすることができます。

論理ネットワークの分離　　各Ｅｔｈｅｒｎｅｔポートに割当てられ　　た論理ネットワーク内で独立した　　負荷分散を実現

ロードバランサーの統合　　複数のロードバランサーを一台の　　ロードマスターに統合可能


OPENSQUARE1313

主要機能

　　トラフィック管理

NAT

S-NAT

NAT,パケットフィルターリング機能によりセキュリティの強化可能

クライアント

クライアントからのパケット、及び、リアルサーバからの外部へのパケットのアドレスを透過的に変換

パケットフィルター

トラフィック管理

ＮＡＴ，Ｓ－ＮＡＴ機能により透過的なリアルサーバへのアクセス、及び、リアルサーバへの不正アクセスを防止します。

ＮＡＴ（Ｄ－ＮＡＴ）　　クライアントからのパケットの宛先　　ＩＰアドレスをリアルサーバのＩＰア　　ドレスに変換します。

Ｓ－ＮＡＴ　　２アーム形態で設置されたリアル　　サーバから外部のネットワークへ　　のアクセスが可能です。

パケットフィルター　　２アーム形態で設置された　　リアルサーバに対する外部　　からのパケットを遮断します。




サーバ

A B C


OPENSQUARE1414

ＨＡ構成

Ａｃｔｉｖｅ，ＳｔａｎｄｂｙのＨＡ構成を全モデルでサポートしています。

設定情報の同期　Ａｃｔｉｖｅ側で設定された情報は、全　てＳｔａｎｄｂｙ側に自動的に転送され　ます。

セッション情報の同期　パーシステンシー項目に指定　された情報をＳｔａｎｄｂｙ側に自　動的に転送することで、フェイ　ルオーバが発生してもセッ　ションは維持されます。

フェイルオーバー時の通知　フェイルオーバーが発生した場合、　速やかにメールなどで管理者　へ通知します。

主要機能

　　HA(ハイ・アベィラビリティー）構成

ＨＡ構成により、９９．９９９％の稼動率を実現

Ａｃｔｉｖｅ側がＳｔａｎｄｂｙ側にフェイルオーバーしても、セッションを維持し、パケットをサーバに転送

Active Standby




サーバ

クライアント

A B C


OPENSQUARE1515

主要機能

　　SSL通信の高速化


暗号化

復号化

SSL暗号通信

暗号化

復号化

ASICによる高速なSSL通信（一部モデル除く）

ＳＳＬアクセラレーション

全モデルでＳＳＬアクセラレーション機能がサポートされておりますので、高速なＳＳＬ通信が可能です。

ＳＳＬアクセラレーション回路　　ＳＳＬパケットの復号、暗号化を　　をロードマスターに搭載された専　　用回路で処理します。

ＳＳＬオフローデング　　ＳＳＬパケットの暗号、復号化処　　理をロードマスターが肩代わりし　　ますので、サーバの負荷を軽減　　できます。

ポート・フォローウィング　　ＨＴＴＰＳからＨＴＴＰへ通信が　　スイッチした場合でも、セッション　　を維持することを可能にします。

クライアント



サーバ

ロードマスターでデータの暗号化、復号化を高速に実施

サーバでのＳＳＬ処理負荷をオフロード

A B C


OPENSQUARE1616

主要機能

　　インタフェースボンディング（802.1AX／802.3)




サーバ

ネットワークポートやケーブルに故障が発生した時でも、他の経路を経由して通信を継続

クライアント

複数のイーサネットポートを束ねて性能、可能性を向上

SW0 SW1

ISL

ボンデング

ボンディングNICをボンデングすることでネットワークの冗長化、通信帯域幅の拡張ができます。

スイッチ・フォールト・トレランス　　NICをアクティブとスタンバイに　　設定し、アクティブ側のNICで通信　　が出来ない状態になった場合、　　スタンバイ側のNICが通信を引き　　継ぎます。

リンク・アグリゲーション　　複数のNICがネットワーク機器と　　の通信を行いますので、複数の　　リンクを使用することで、全体とし　　て帯域幅を拡大します。

A B C D


OPENSQUARE1717

バーチャルロードマスター（VLM）は、サーバ負荷分散機能を実装し高機能な仮想アプライアンスです。少ない投資でアプリケーションサーバのサービス・レベルを飛躍的に向上させます。

仮想LoadMasterは仮想化プラットフォーム上に仮想サーバとして短時間で簡単に導入することができます。

ハードウェアアプライアンス・モデルと同様にL4＆７ロードバランシング、L7コンテントスイッチ、SSLオフローデング、アプリケーションレベルのヘルスチェック、データの圧縮、キャッシュなどの豊富な機能を備えています。

仮想プラットフォーム

・VLMがサポートしている仮想プラットフォーム　-Micrsoft Hyper-V　-VMWare 　　　ESX/ESXi , VSphere (OVFフォーマット）　　　Server , Workstation , Player （VMDKフォーマット）・VLMのシステム要件　-ディスク容量　：　５１２MB　-メモリー　　　　：　１GB以上・VLMの性能は、稼動するハードウェアの性能に依存します。　　但し、以下の制限があります。　-VLM-100　　 100 SSL TPS、通信速度は100Mbps　-VLM-1000 1,000 SSL TPS　

App

OS

VLM

OS

App

OS

App

OS

App

OS

App

OS

VLM評価版　以下のサイトから評価版のダウンロードが可能です。http://www.kemptechnologies.com/jp/server-load-balancing-appliances/virtual-loadbalancer/vlm-download.html

主要機能

　　仮想環境のサポート



　/　アプリケーションサーバ

クライアント


OPENSQUARE1818

主要機能

　　ウェブユーザインターフェイスによる簡単な設定

使い易いユーザインターフェイスで簡単に各種設定が可能


OPENSQUARE1919

＊1）テスト環境　Dell PowerEdgeR410 Server 1x Intel E5520 Xeon Processer 2GB Allocate RAM, Intel PRO 1000PT DualPort 1GbE NIC, Vmware ESXi v4.0

モデル LM-2200 LM-2600 LM-3600 LM-5300 VLM-100 VLM-1000

10/100/1000-Tポート 4 4 8 6月１日

出荷開始予定

仮想デバイス設定可能

シリアルポート 1 1 1 －－

USBポート 2 2 2 －－

クラスター(VIP)サポート数 256 500 1,000 512

実サーバー　サポート数 1,000 1,000 1,000 1,000

L4負荷分散能力 950Mbps 1.7Gbps 3.4Gbps 100Mbps 927Mbps(*1)

L7負荷分散能力 920Mbps 1.5Gbps 2.9Gbps 100Mbps 927Mbps(*1)

L4最大同時セッション数 1,000,000 2,000,000 4,000,000 2,000,000

L7最大同時セッション数 50,000 100,000 200,000 100,000

最大HTTPリクエスト数（GET/秒） 25,000 69,000 93,000 31,883(*1)

SSLアクセラレーション 200TPS 2,000TPS 5,000TPS 100TPS 249TPS(*1)

電源の２重化 No No No サーバに依存

CPU Single Dual Core Core 2 Duo サーバに依存

外形寸法(ｃｍ) W/D/H 42.6/41.9/4.4 42.7/45.8/4.4 42.7/45.8/4.4 サーバに依存

重量(kg) 6 13 13 サーバに依存

最大消費電力 47W 118W 135W サーバに依存

メモリー（RAM) 1GB 2GB 4GB サーバに依存（最低１G)

製品仕様


OPENSQUARE2020

製品価格

LM-2200－LoadMaster2200 ￥460,000LM-2600－LoadMaster2600 ￥1,290,000LM-3600－LoadMaster3600 ￥1,990,000LM-5300 (2012年６月１日出荷開始予定)－LoadMaster5300 ￥2,990,000

VLM-100－Virtual LoadMaster100 ￥390,000VLM-1000－Virtual LoadMaster1000 ￥840,000

・上記価格には消費税は含まれておりません。・冗長構成の価格は、2台分の価格となります。・製品価格には初年度のスタンダードサポートが含まれます。


OPENSQUARE2121

ロードマスター導入企業

海外　2500社導入

ジョージタウン大学、

Athadasca大学、

Infinite Campus、

Iona大学、

ロスアンジェルスカレッジ、

CAL大学、

ニューメキシコ大学、

ストーニーブルックNY州大学、

JP Morgan Chase Vastera, Inc.

US Department of State

US海岸警備隊、

Ambassadors Internationa

Austin銀行

Noris　Network　（ISP)

Olimpus Winter、

FMOL Health System

Cｈoice Hotels　International

CompuOne　Corporation

Ericsson Nicola

Cheetahmail

MP3 Tunes （音楽配信サービス）

米国カリフォルニア州ロスアンジェルス市

　　　　　　　　　　　　　　　他

国内導入事例　　日本国内でも多くのお客様にご利用頂いております。　　以下にロードマスターが適用されているシステム概要を記載します

国内最大の車のポータルサイト ASPサイト　　グループウェア、介護、自閉症対応などのサービスを　　提供されているサイトで利用　　（Alteon AD3からのリプレイス）社内基幹システム　　基幹システム停止による業務停止対策として、アプリケー

ションサーバの可用性向上に利用社内情報系サービス

社内（約1500名）向けの情報系サービスで利用ホステング会社（３社）　　自社サービスとして利用しているHA構成のロードバランサー

（BIG-IP LTM1500）をロードマスター（HA構成）で置換え。会員向けWebサイト　　旅行会社の会員向けサービスに利用携帯サイト　　Ｅｚｗｅｂ（ＫＤＤＩのauサービス）サイトで利用メール配信サービス　　高速メール配信サービスでＳＭＴＰサーバの負荷分散に利用自治体　　首都圏の自治体のサービスでSSLアクセラレータとして利用東京都交通局国土地理院ゲーム会社（SNSサービスで使用）　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　他


OPENSQUARE2222

マルチサイト・ロードバランサー


OPENSQUARE2323

GEO LoadMaster 役割

『GEO LoadMaster 』は、クリティカルなサービスが稼働しているサーバを地理的に離れた複数の拠点（データセンター、事務所）に分散配置することで、自然災害などによる回避不可能な障害によるサービスの停止を防止します。以下にて<www.example.com>というサイトの名前解決を例に『GEO LoadMaster』がどのように動作するかをご紹介します。

ルート・ネームサーバ

com

NSレコード .com 192.168.Y.X

NSレコード example.com 192.168.Z.X

example.com

Aレコード

www 192.168.X.1www 192.168.X.2www 192.168.X.3www 192.168.X.4www 192.168.X.5

① www.example.comの　IPアドレスを問合せ

② comドメインのDNSサーバ名、　IPアドレスを問合せと回答

① www.example.comの　IPアドレスを問合せ

③ example.comドメインのDNSサーバ名、　IPアドレスを問合せと回答

④ www.example.comの　IPアドレスを問合せ

⑤ www.example.comの　IPアドレスの回答

⑤ www.example.comの　IPアドレスの回答

複数あるIPアドレスから回答するIPアドレスは設定したアルゴリズムにより決定

『GEO LoadMaster』を3台設置した場合、権限移譲として上位のDNSサーバのNSレコードに3台分の『GEO LoadMaster』の情報が登録されます。

上位のDNSサーバに問い合わせるとNSレコードに登録されている3台分の情報をDNSキャッシュサーバは受け取ります。

受け取った複数のNSレコードの情報のうち問合せを行うDNSサーバを決定するのはDNSキャッシュサーバに設定されているアルゴリズムにより決定します。

また、問合せを行ったDNSサーバと通信が出来なかった場合は、次のサーバへ問合せを行います。

DNSキャッシュサーバ


OPENSQUARE2424

GEO LoadMaster 構成例


データセンターA

データセンターC

データセンターBクライアント

GEO LoadMaster

DNSクエリ

DNSレスポンス

Server LoadMaster

Server LoadMaster

死活監視

死活監視

死活監視

死活監視

死活監視

WEBサーバ WEBサーバ

WEBサーバ

HTTP(WEBページアクセス)

データセンターA

データセンターD

GEO LoadMasterSSHでの設定同期


OPENSQUARE2525

GEO LoadMaster 分散方式概要

『GEO LoadMaster』は、クライアントからのDNSクエリに対して定められた分散方式に従ってサーバのIPアドレスをクライアントへ返します。分散方式には以下の6通りがあります。

①ラウンドロビン(Round Robin)

③固定従量(Fixed Weighted)

⑤位置情報(Location Based)

②従量制ラウンドロビン(Weighted Round Robin)

④サーバ負荷(Real Server Load)

⑥地域(Regional)

振り分け先として登録されているサーバの中から順番に返します。全てのサーバのパフォーマンス、リソースが同一の場合に適した分散方式です。

振り分け先として登録されているサーバの中から設定された重みに比例して順番に返します。サーバのパフォーマンス、リソースが異なる場合に適した分散方式です。

振り分け先として登録されているサーバの中から設定された重みの一番高いサーバを返します。また、一番重みの高いサーバがダウンした場合に次に重みの高いサーバがアクティブとなります。

振り分け先としてServer LoadMasterを導入している場合のみ有効な振り分け方式です。Server LoadMasterに登録しているVirtual Serviceの負荷状況を監視して一番負荷の低いものを返します。

クライアントのソースIPアドレスからリアルタイムに緯度・経度の位置情報を割り出して振り分け先として登録されているサーバの中で最も近い位置にあるサーバのIPアドレスを返します。

クライアントのソースIPアドレスからリアルタイムに国、大陸情報を割り出して振り分け先として登録先として登録されているサーバの中から同じ国及び大陸にあるサーバのIPアドレスを返します。

⇒次ページ以降にて上記で紹介した分散方式を図を用いて説明致します。


OPENSQUARE2626

分散方式①

A

　 www.example.comの　IPアドレスを問合せ


GEO LoadMaster


【www.example.com】のAレコードとしてサーバA,B,Cを登録

B C

クライアントからのDNSクエリに対して順番にIPアドレスを返す。

1回目⇒AサーバのIPアドレスを返す2回目⇒BサーバのIPアドレスを返す3回目⇒CサーバのIPアドレスを返す4回目⇒AサーバのIPアドレスを返す5回目⇒BサーバのIPアドレスを返す6回目⇒CサーバのIPアドレスを返す7回目⇒AサーバのIPアドレスを返す

『7回試行時の結果』

A





B C

1回目⇒AサーバのIPアドレスを返す2回目⇒AサーバのIPアドレスを返す3回目⇒AサーバのIPアドレスを返す4回目⇒AサーバのIPアドレスを返す5回目⇒BサーバのIPアドレスを返す6回目⇒BサーバのIPアドレスを返す7回目⇒CサーバのIPアドレスを返す


①ラウンドロビン(Round Robin) ②従量制ラウンドロビン(Weighted Round Robin)

サーバの重みを以下の通りに設定する。サーバA(1000)、サーバB(500)、サーバC(250)クライアントからのDNSクエリに対して設定された重みに比例して順番にIPアドレスを返す。

GEO LoadMaster


OPENSQUARE2727

分散方式②

A





B C

1回目⇒AサーバのIPアドレスを返す2回目⇒AサーバのIPアドレスを返す3回目⇒AサーバのIPアドレスを返す4回目⇒AサーバのIPアドレスを返す5回目⇒AサーバのIPアドレスを返す6回目⇒AサーバのIPアドレスを返す7回目⇒AサーバのIPアドレスを返す


<VS A><VS B><VS C>




【www.example.com】のAレコードとしてServer LoadMasterのVirtual Service A,B,Cを登録。

1回目⇒<VS B>のIPアドレスを返す2回目⇒<VS B>のIPアドレスを返す3回目⇒<VS B>のIPアドレスを返す4回目⇒<VS B>のIPアドレスを返す5回目⇒<VS B>のIPアドレスを返す6回目⇒<VS B>のIPアドレスを返す7回目⇒<VS B>のIPアドレスを返す

『7回試行時の結果』　※VS Bの負荷が一番軽かったと仮定

③固定従量(Fixed Weighted) ④サーバ負荷(Real Server Load)

GEO LoadMasterからVirtual Serviceの稼働状況を監視してクライアントからのDNSクエリに対して一番負荷の軽いVSのIPアドレスを返す。※負荷情報は定期的に取得・更新されます。

サーバの重みを以下の通りに設定する。サーバA(1000)、サーバB(500)、サーバC(250)クライアントからのDNSクエリに対して設定された重みの一番高いサーバのIPアドレスを返す。

GEO LoadMaster GEO LoadMaster

http://www.example.com/


OPENSQUARE2828

A





B C

1回目⇒CサーバのIPアドレスを返す2回目⇒CサーバのIPアドレスを返す3回目⇒CサーバのIPアドレスを返す4回目⇒CサーバのIPアドレスを返す5回目⇒CサーバのIPアドレスを返す6回目⇒CサーバのIPアドレスを返す7回目⇒CサーバのIPアドレスを返す

『7回試行時の結果』　※Cサーバが一番近くにあると仮定





1回目⇒BサーバのIPアドレスを返す2回目⇒BサーバのIPアドレスを返す3回目⇒BサーバのIPアドレスを返す4回目⇒BサーバのIPアドレスを返す5回目⇒BサーバのIPアドレスを返す6回目⇒BサーバのIPアドレスを返す7回目⇒BサーバのIPアドレスを返す

『7回試行時の結果』　※サーバBがクライアントと同一の国あったと仮定

クライアントからのDNSクエリに対してクライアントのソースIPアドレスから緯度・経度を割り出して登録されているサーバの中から一番近い場所にあるサーバのIPアドレスを返します。

分散方式③

⑤位置情報(Location Based) ⑥地域(Regional)

A B C

クライアントからのDNSクエリに対してクライアントのソースIPアドレスから国、大陸情報を割り出して登録されているサーバの中から同一の国、大陸または一番近い国、大陸にあるサーバのIPアドレスを返します。

GEO LoadMaster GEO LoadMaster


OPENSQUARE2929

製品仕様/価格

モデル GEO-LM VLM-GEO10/100/1000-Tポート 4

仮想環境に依存シリアルポート 1

USBポート 2

最大DNSクエリー/秒 15,000

外形寸法(ｃｍ) W/D/H 42.6/41.9/4.4

重量(kg) 6

メモリー（RAM) 1GB

GEO-LM－GEO LoadMaster 　￥890,000

VLM-GEO－Virtual GEO LoadMaster 　　　　￥690,00042.6/41.9/4.4

・上記価格には消費税は含まれておりません。・冗長構成の価格は、2台分の価格となります。・製品価格には初年度のスタンダードサポートが含まれます。


OPENSQUARE3030

GEO LoadMaster　海外導入企業

1.Vulcan inc.　http://www.vulcan.com/TemplateHome.aspx?contentId=1

　マイクロソフトの協同設立者ポール.G.アレンにより1986年に設立された、医療、

　エネルギー、宇宙、IT、エンターテインメント、不動産など５０社で構成されている

　複合企業です。

　＊2台導入、運用中。

２．Northrop Grumman FCU　　https://www.ngfcu.us/home/index.aspx

　　ノースロップグラマンの子会社として設立され、預金・証券・保険・投融資など

　　を行なってい金融会社です。

　　＊VLM版を2台導入、停止が許されない金融関連のシステムで運用中。

３．Domestic & General Insurance PLC　http://www.domgen.com/

　　消費者アプライアンスの保守サービス業

　　＊4台導入、顧客へのサービスレベルを実現。

A.D. Microcircuit ComputerAlcohol Monitoring Systems, Inc.Austin BankBouygues TelecomBrit Systems, Inc.Canadian Web HostingCoSentryCoyote LogisticsDashBoardHosting, Inc.Datastream Connexion - FoodSHIELD ProjectDept of Assist & Rehab Svc.dms Management (Ireland) LimitedeTransmediaFirst Mid-Illinois Bank & TrustFirst State InvestmentsFlushcash, LLCGCOGFIUSA, Inc.Global Hunter SecuritiesHealth & Human Srvcs CommIESiTechnologieslab unitLacrosse FootwearLASD SDNNBPTS - National Board for Professional Teaching StaffNBT Bank NA-NorwichNovatel Wireless, Inc.OFM Netzwerk & Systemtechnik GmbHOptionsXpress, Inc.Pacificnet Hosting Ltd.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その他多数

https://www.ngfcu.us/home/index.aspx

http://www.domgen.com/


OPENSQUARE3131

サポートサービス


OPENSQUARE3232

サポートサービス体制

お客様に安心してLoadMasterを利用して頂けますように、日本全国をカバーした２４時間ｘ３６５日のサポート体制を整えております。また、お客様の様々なご要望に対応できるように各種サポートサービスを用意しております。

設定方法、動作についての質問

障害発生

お客様 OPENスクエア

KEMP Technologies

メーカー技術者

グループ会社

LoadMaster技術者

サポート委託会社

連携／支援

機器障害の連絡、代替機送付及び配達

日本全国24時間・365日対応電

話、E-mail、FAXで

の問い合わせ／対応

機器障害の連絡、代替機送付及び配達

２４時

間x３６５日

サポ

ート契約

時

電話、E-mail、FAXでの問い合わせ／対応


OPENSQUARE3333

サポートサービスメニュー

スタンダードオンサイトオンサイト5 オンサイト365

ハードウェア交換（先出センドバック）配達目標：翌日－－

ハードウェア交換（オンサイト）－配達目標：翌日配達目標：４時間

技術問合せ対応 ◯ ◯ ◯ ◯

ファームウェアのバージョンアップ(*1) ◯ ◯ ◯ ◯

サポートWebの利用 ◯ ◯ ◯ ◯

受付時間平日（月曜～金曜日）　9:00AM～5:00PM(*2) 365日ｘ24時間

＊１）当社サポートWebからダウンロードが可能です。＊２）国の定める祝祭日、当社の定める年末年始の休業日は除きます。

■スタンダードサポート　　製品が故障していると判断された場合、代替機をお送りします。

■オンサイトサポオート　　製品が故障していると判断された場合、翌営業日にオンサイトにて代替機をお届けします。

■オンサイト５サポオート　　製品が故障していると判断された場合、当日（営業日）にオンサイトにて代替機をお届けします。

■オンサイト３６５サポオート　　製品が故障していると判断された場合、当日にオンサイトにて代替機をお届けします。

■プロフェショナル・サービス　　お客様のご要望に合わせて有償にて各種サービスを提供致します。　　１）設定/設置サービス　　２)他社ロードバランサーからの移行サービス


OPENSQUARE3434

KEMPテクノロジー紹介

END

社名：ＫＥＭＰテクノロジー社　（http://www.kemptechnologies.com/）

本社：米国　New York　Yaphank

セールス拠点：米国ニュージャージー市、ワシントンDC、シアトル市、ニューヨーク市、ドイツ国フランクフルト市

会社概要： KEMP Technologies,Inc.は、２０００年から低コスト/高性能のアプリケーション・デリバリーの最適化ならびにサーバ負荷分散装置分野のリーディング・カンパニーであり、世界に向けて優れた製品を提供し続けている企業です。

沿革： 2000年会社設立 2003年12月：オーストリア国ビエナ市のBrain Force Holding社（BFH）とロードバランサーのソフトOEM提供　　　　　

　　　　　　　　　　　契約締結、同時にジョイントソフト開発契約も締結 2004年1月：ロードマスターの第一号機をリリース 2005年9月：BFHよりロードマスターのソフトを買取り 2006年1月：レイヤー４＆７対応、低消費電力のロードマスター１５００をリリース 2007年1月：米国、ヨーロッパにおいてリセラーチャンネルのセールス開始 2008年8月：日本でOPENスクエアが販売開始 2010年3月：Vｉｒｔｕａｌ LoadMasterのリリース 2010年4月：GEO-LMのリリース 2011年1月：LM-2600,LM-3600をリリース 2011年2月：MS ExchangeServer2010の認定試験に合格 2011年4月：LoadMaster Exchangeをリリース 2011年7月：2010 Communications Solutions Product of the Year Award受賞 2012年1月　　　　：VCからの投資、Ray Downesが新CEOに就任

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kemp technologies社 loadmasterシリーズl7スループット：1.5gbps ssl tps: 2,000...

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