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KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノート リリース 5.1 2005 10 部品番号: B19176-02 Oracle Oracle のロゴは Oracle Corporation の登録商標です。記載されているその他の製品名および社名はその製品および会社を識別する目的にのみ使用されてお り、それぞれ該当する所有者の商標です。 Copyright © 2005, Oracle Corporation All Right Reserved

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KeySQL for Microsoft Windows

リリース・ノート

リリース 5.1

2005 年 10 月

部品番号 : B19176-02

Oracle と Oracle のロゴは Oracle Corporation の登録商標です。記載されているその他の製品名および社名はその製品および会社を識別する目的にのみ使用されてお

り、それぞれ該当する所有者の商標です。

Copyright © 2005, Oracle Corporation All Right Reserved

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KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノート リリース5.1 部品番号 : B19176-02 Copyright © 2005, Oracle Corporation. All rights reserved. Printed in Japan. 制限付権利の説明 プログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)の使用、複製または開示は、オラクル社との契約に記され

た制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権に関する法律により保護されています。 当プログラムのリバース・エンジニアリング等は禁止されております。 このドキュメントの情報は、予告なしに変更されることがあります。オラクル社は本ドキュメントの無謬性を保証

しません。 * オラクル社とは、Oracle Corporation(米国オラクル)または日本オラクル株式会社(日本オラクル)を指しま

す。 危険な用途への使用について オラクル社製品は、原子力、航空産業、大量輸送、医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションを用途とし

て開発されておりません。オラクル社製品を上述のようなアプリケーションに使用することについての安全確保は、

顧客各位の責任と費用により行ってください。万一かかる用途での使用によりクレームや損害が発生いたしまして

も、日本オラクル株式会社と開発元であるOracle Corporation(米国オラクル)およびその関連会社は一切責任を

負いかねます。 当プログラムを米国国防総省の米国政府機関に提供する際には、『Restricted Rights』と共に提

供してください。 この場合次のNotice が適用されます。 Restricted Rights Notice Programs delivered subject to the DOD FAR Supplement are "commercialcomputer software" and use,duplication, and disclosure of the Programs,including documentation, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement. Otherwise, Programs delivered subject to the Federal Acquisition Regulations are "restricted computer software" and use, duplication, and disclosure of the Programs shall be subject to the restrictions in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software - Restricted Rights (June, 1987). Oracle Corporation, 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065. このドキュメントに記載されているその他の会社名および製品名は、あくまでその製品および会社を識別する目的

にのみ使用されており、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

2 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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はじめに

この文書は、KeySQL R5. 1 固有の重要な情報を提供します。

KeySQL をご使用になる前に、必ずお読みくださいますようお願い致します。

最新情報の入手について

日本オラクルでは、インターネット開発者向けのあらゆる技術リソースを、

24 時間 365 日提供するコミュニティ・サイト OTN-J(Oracle Technology Network Japan)

を運営しています。OTN-J では、最新の技術情報、オンライン・マニュアル、ソフトウェア・

コンポーネントなどを、無料で入手できます。

http://otn.oracle.co.jp/

動作要件

KeySQL の動作要件に関する最新情報は以下の URL をご参照ください。

http://www.oracle.co.jp/

はじめに 3

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目次

はじめに ........................................................................................................... 3

動作環境 ........................................................................................................... 5

インストール・アンインストールに関して ......................................................... 6 新規インストールの場合 ............................................................................. 6 旧版、早期アクセス版からの移行の場合 ..................................................... 6 Excel へ KeySQL 起動モジュールの追加 ....................................................... 6 アンインストール ....................................................................................... 6

KeySQL R5.0 からの変更点および互換性について .............................................. 7

変更履歴 ........................................................................................................... 9 R4.2 から R5.0 への変更点および互換性について ........................................ 9 バージョン 3.X から R4.X への変更点および互換性について ....................... 9 バージョン 2.5 からバージョン 3.X への変更点および互換性について ........ 12

KeySQL R4.2、R5.0、R5.1 対応データ型一覧表 ................................................. 14

コマンドラインオプション .............................................................................. 15

テーブル一覧の取得方法 ................................................................................. 18

既知の問題 ..................................................................................................... 19 日付データの更新処理について ................................................................. 19 NCHAR / NVARCHAR2 データ型に対する検索 / 更新 ............................... 19 Excel を使用した更新 / 削除 ..................................................................... 19 貼り付け時「クリップボードがオープンできません」の Error が発生する 19 貼り付け時「送信先アプリケーションから否定応答がありました」の Error が発生する

......................................................................................................... 20 その他の注意事項 ..................................................................................... 21

4 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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動作環境

ソフトウェア

オペレーティングシステム:

Microsoft Windows 98 Second Edition、Windows NT4.0 SP5 以降、 Windows 2000、Windows XP Professional (32-bit)、Windows Server 2003(32-bit)

Oracle Net R8.1.7 以降:

ネットワーク経由で Oracle データベースにアクセスする場合には、 Oracle Client (Oracle Net Services)のインストールが必要です。 各 OS によって対応バージョンが異なる場合がありますので、それぞれのバージョンの OS 対応情報をご確認ください。

Microsoft Internet Explorer Version5.5 以上

ハードウェア

メモリ: オペレーティングシステムおよび他のアプリケーションが必要とするメモリ に最低 64M バイトのメモリが必要です。快適に動作させるためには 128M バイト程の メモリが必要です。(取り扱うデータ量によってはこれ以上のメモリを必要とする場合 があります)

ディスク: KeySQL インストール時に約 20MB の空きディスク容量が必要です。

CD-ROM: KeySQL のインストールには、使用するコンピュータに CD-ROM ドライブが接続 されているか、論理ドライブとして利用可能であることが必要です。

動作環境 5

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インストール・アンインストールに関して

Windows の Administrator 権限を持つユーザーでインストールを行うと、 KeySQL R5.1 をインストールしたコンピュータ上の全ローカルユーザーで利用する事が可能で

す。

新規インストールの場合

KeySQL CD をコンピュータの CD-ROM にマウントしてください。インス トーラが自動的に起動されます。インストーラが起動しない場合には CD-ROM のルートディレクトリにある Setup.exe を実行し起動してください。 インストーラの指示に従ってインストール作業を行ってください。

旧版、早期アクセス版からの移行の場合

1. KeySQL R5.1 のインストール前に既存の MAC ファイルと VBA ファイルのバックアップを 行ってください。 KeySQL のインストール時にマクロファイルが消去されてしまう可能性があります。

2. 旧版、早期アクセス版の KeySQL をアンインストールしてください。

3. 再起動後に KeySQL R5.1 のインストールを行ってください。 インストール自体はインストーラの指示に従って行ってください。

4. KeySQL R5.1 のインストール終了後に 1.でバックアップを行った MAC ファイル等を、 ご利用のホームディレクトリ等に配置してください。

Excel へ KeySQL 起動モジュールの追加

インストール時にコンポーネントの選択ダイアログにて、「Excel 起動」にチェックを入れま すと、Excel へ KeySQL 起動ツールバーが追加されます。 KeySQL アイコンをクリックする ことにより、KeySQL が起動されます。

アンインストール

コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」もしくは、 「プログラムの追加と削除」から KeySQL を選択し、削除してください。

インストール時に環境変数の登録を行った場合は、 環境変数「PATH」より、KeySQL インストールフォルダのパスを削除してください。

環境変数の編集方法につきましては、オペレーティングシステムのヘルプをご参照ください。

6 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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KeySQL R5.0 からの変更点および互換性について

新機能

・ルック・アンド・フィールの改善

1)データの貼り付け先ブックとシート名の指定を、リストから選択可能になりました。

2)ワークスペース上の表同士のリレーションを色線で表示に対応しました。

3)初回起動時のアプリケーション(Excel)登録を自動化しました。

4)ローカル別名の設定をプロパティウィンドウからも可能になりました。

5)各設定画面に、設定をデフォルトへ戻すボタンを追加しました。

・プレビュー機能の強化

1)プレビュー画面からの更新機能を追加しました。

2)セルを検索条件リストへドラッグ&ドロップしますと、カラム名と値を

同時に設定するようになりました。

3)プレビュー画面でのデータの並び替えが可能になりました。

4)重複なしの値一覧を表示する「カラムプレビュー」機能を追加しました。

・KeySQL マクロ・Excel マクロの強化

1)KeySQL の出力する VBA マクロにコメントを出力するオプションを追加しました。

2)接続時にログインダイアログを表示するマクロの出力オプションを追加しました。

3)ローカル別名を使用するか、実名を使用するかの選択に対応しました。

・操作チュートリアルの追加

1)Viewlet を使用した動画チュートリアルを用意しました。

2)KeySQL の初回起動時、スタートアップ画面を表示することに対応しました。

・SQL・Oracle 新機能への対応

1)10g からの新機能である「フラッシュバックテーブル」に対応しました。

2)インラインビューに対応しました。

3)NCHAR 型、NVARCHAR 型に対応しました。 (注 1)

(注 1-Oracle8i は検索条件の無い検索のみ対応 )

互換性

KeySQL MAC マクロファイル V3.X 以降で作成したマクロファイルは、変更せずに動作させることが可能です。

KeySQL R5.0 からの変更点および互換性について 7

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Excel VBA マクロプログラム V3.X 以降で作成したマクロプログラムは、変更せずに動作させることが可能です。

8 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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変更履歴

R4.2 から R5.0 への変更点および互換性について

新規機能

1)Excel2003 をサポート Excel2003 を対応アプリケーションに追加しました。

2)TIMESTAMP データ型をサポート TIMESTAMP データ型に対応しました。

3) INTERVAL データ型をサポート INTERVAL データ型に対応しました。

4)Excel から KeySQL を起動 インストール時に「Excel 起動」を選択しますと Excel へ KeySQL 起動アイコンが追加されます。

修正内容

1)無検索更新が失敗する不具合を修正しました。

2)改行コードの含まれる値を Excel へ貼り付け時に表示が乱れる不具合に対応しました。

互換性

KeySQL MAC マクロファイル V3.X 以降で作成したマクロファイルは、変更せずに動作させることが可能です。

Excel VBA マクロプログラム V3.X 以降で作成したマクロプログラムは、変更せずに動作させることが可能です。

バージョン 3.X から R4.X への変更点および互換性について

新規機能

1)Excel2000 をサポート Excel2000 を対応アプリケーションに追加しました。

2)OS認証のサポート OS認証の機能を使用してログインすることができます。 ログイン画面での設は以下の通りです。

ユーザ名 :(何も記述しない)

変更履歴 9

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パスワード :(何も記述しない)

ホスト : TNSNAME

3)パスワード有効期限のサポート ログインする際に、パスワードの有効期限が設定されている場合をサポートしました。

4)ユーザ・インタフェースの改変 メイン画面内のボタンをフラット化しました。

5)Windows2000 対応 Windows2000 に対応しました。

6)マルチユーザー対応 Windows の Administrator 権限で KeySQL R4.2 をインストールして頂くと、 マシン上にアカウントの存在する全ユーザーが利用する事が出来ます。

7)Terminal Service 対応 MS Windows の Terminal Service に対応しました。

変更点

1)表結合条件候補のユーザ登録 表結合を行う際、表結合参照候補から除外したい項目を登録しておくことができます。 また、表結合参照候補に表示されない項目を新たに登録することができます。

2)非表結合検索時のワーニング表示 検索対象列を複数のテーブルから選択した場合、検索処理を行う前に表結合の 有無を確認し、表結合指定がされていない場合はワーニングを表示します。

3)HTML ファイル生成 アプリケーション登録に、新たに HTML 形式ファイル出力がサポートされました。

4)CSV ファイル生成 アプリケーション登録に、新たに CSV 形式ファイル出力がサポートされました。

5)エグゼキュートマクロの自動生成 メイン画面上での設定内容でエグゼキュートマクロがジェネレートできるように なりました。

6)関数ウィザード 検索列や検索条件内で、データベース側に用意されている関数を簡単に設定できる ように、関数ウィザードを搭載しました。

10 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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7)SQL 確認画面 KeySQL がデータベースに対して実行する SQL 文を事前に確認できるプレビューが サポートされました。

8)ダイレクト更新 /削除のサポート 更新/削除を行う際、検索結果を使用せずに処理を行うモードがサポートされました。 このモードを使用することにより、更新/削除を行う場合の事前検索が必要なくな ります。

9)表および列のローカル別名設定 ログイン後に表示される表および列に対して、ローカルに別名を設定できるように なりました。

10)コミット実行制御 更新系の処理を行う際、メイン画面およびマクロから任意のタイミングでコミットが 行えるようになりました。

11)ダイレクトコール(アドイン)のサポート マクロから使用可能な、Excel 97 用のダイレクトコール・モジュールがサポート されました。

12)一括更新/追加/削除 更新系の処理を行う際、クリップボードのサイズを意識せずに処理ができるように なりました。

修正内容

1)エイリアスに日本語を付けた場合、SQL 表示されない不具合を修正しました。

2)"ローカル別名 - 列別名の設定 - 列別名の編集"画面にて"列別名","列実名" をクリックすると、アプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。

3)登録されている表結合候補の除外候補を削除すると、表結合候補が全て 表示されない不具合を修正しました。

4)副問合わせ中に Having 句を利用したクエリをマクロに保存し、再実行しようと すると、マクロの読込みでエラーが発生して実行することができない問題を修正 しました。

5)検索条件に"(EMP.SAL+EMP.SAL)* 2 > 0" のように条件文に ()を設定したクエリを マクロに保存し、再実行しようとすると、マクロの読込みでエラーが発生し実行する ことができない問題を修正しました。

6)テーブルグループ編集画面の表示が、全角、半角の混ざったユーザ名の時に 異常となる問題を修正しました。

変更履歴 11

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7)セルデータ長の変更 KeySQL で扱えるデータ長を 4000 バイトに修正しました。

8)エクセル張付けエラーに対応 エクセル張付け時に発生したクリップボードエラーに対応しました。 但し、KeySQL がクリップボード経由でエクセルに張付けを行っている際に、 Ctrl-C 等のクリップボードを利用するオペレーションを、 別アプリケーションやユーザが行った場合はエラーの発生する場合があります。

互換性

KeySQL マクロ 及び VBA マクロ V3.X 以降の KeySQL で作成したマクロプログラムは、変更せずに動作させること

が可能です。

バージョン 2.5 からバージョン 3.X への変更点および互換性について

1)Excel 接続時のアドインモードの廃止 Excel 接続時に選択可能であったアドインモードでのログインが廃止されました。 新たに、ダイレクトコール・モジュールが追加されましたが、Excel マクロからの 利用のみが可能となっています。

2)Excel VBA マクロプログラム V2.5 を Excel 5.0 マクロプログラムから使用していた場合、Excel VBA マクロに 次の変更が必要です。

KeySQL への DDE 接続先トピックを"SYSTEM"に変更する。 例:V2.5:Cn = DDEInitiate("KEYSQL","EXECUTE") V3.X:Cn = DDEInitiate("KEYSQL","SYSTEM")

KeySQL への DDE コマンドをブランケット(カギ括弧 [ ])で囲む。 例:V2.5:Cn = DDEExecute(Cn,"Fetch()") V3.X:Cn = DDEExecute(Cn,"[Fetch()]")

ダイレクト SQL コマンド"ExecSQL"を"KeyExecSQL"に変更する。 例:V2.5:Cn = DDEExecute(Cn,"ExecSQL(""SQL 文"",...") V3.X:Cn = DDEExecute(Cn,"[KeyExecSQL(""SQL 文"",...)]")

※ V3.X 以降でマクロ生成を行った場合は、上記変更点を盛り込んだものが生成 されます。

※ KeySQL マクロファイル(拡張子 .MAC)に関しての変更はありません。

12 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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3)テーブルグループ編集および選択 テーブルグループ編集および選択機能は、メインシートを全て閉じた状態でないと 使用できなくなりました。

4)フォント設定 フォント設定機能は、ログイン前でなければ使用できなくなりました。

5)項目一覧からの複数ドラッグ メインモードの項目一覧から複数の項目を一度にドラッグすることができなくなり ました。

変更履歴 13

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KeySQL R4.2、R5.0、R5.1 対応データ型一覧表

データ型 R4.2 R5.0、R5.1

CHAR ○ ○

VARCHAR2 ○ ○

NCHAR ○ (注1 ) ○ (注1 )

NVARCHAR2 ○ (注1 ) ○ (注1 )

CLOB × ×

NCLOB × ×

LONG ○ (注2 ) ○ (注2 )

NUMBER ○ ○

DATE ○ ○

TIMESTAMP × ○

TIMESTAMP WITH TIME ZONE × ○

TIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE × ○

INTERVAL YEAR TO MONTH × ○

INTERVAL DAY TO SECOND × ○

RAW ○ ○

LONG RAW ○ (注2 ) ○ (注2 )

BLOB × ×

ROWID ○ ○

UROWID ○ ○

BFILE × ×

注1 既知の問題-NCHAR / NVARCHAR2 データ型に対する検索 / 更新をご参照ください。

注2 検索条件の使用、更新、削除には対応しておりません。

14 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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コマンドラインオプション

KeySQL のコマンドラインオプションを説明します。

※ 各オプションはアルファベットの小文字と大文字のどちらでも構いません。

1) -ct

書式: -ct<テーブル一覧取得種別>

KeySQL の表一覧にリストされる表またはビューの取得方法を指定します。 参照可能な表またはビューを制限したいような場合は、 -ct1 を使用することができます。

下記のオプションを指定しない場合は、データベースのディクショナリを検索することに

より表一覧が取得されます。この場合の使用については別項を参照してください。

-ct1 KEYSQL_OBJECT$という名前のテーブルまたはビューを全件検索 すること表一覧を取得します。KEYSQL_OBJECT$という表(または ビュー)は、列 obj_name に表名(またはビュー名)を、列 obj_owner に オーナー名を持ったものでなければいけません。また、KeySQL は インストール時等に KEYSQL_OBJECT$ を作成するわけではありません ので、このオプションを指定して実行する前に予め上記の列を持った表 またはビューを作成しておく必要があります。

-ct2 KEYSQL_OBJECT$という名前のテーブルまたはビューを検索することで 表一覧を取得します。 -ct1 指定と異なる点は、ログインユーザにより表 またはビューの保持者への条件が付加されることです。 o SYS または SYSTEM でログインしている場合は、 -ct1 指定時と同じに なります。(KEYSQL_OBJECT$を全件検索します) o SYS および SYSTEM 以外でログインしている場合は、SYS また SYSTEM がオーナーである表またはビューが除かれます。(「WHERE OBJ_OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM')」の条件が付加されます)

-ct3 データ・ディクショナリを検索することにより、テーブル、ビューおよび シノニムの一覧を取得します。

SYS または SYSTEM でログインしている場合は、 次の2つの検索文により取得されるオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER != 'NET_CONF' AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

2) SELECT SYNONYM_NAME FROM ALL_SYNONYMS WHERE OWNER != 'NET_CONF' AND TABLE_OWNER != 'NET_CONF'

コマンドラインオプション 15

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SYS および SYSTEM 以外でログインしている場合は、 次の2つの検索文により取得されるオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

2) SELECT SYNONYM_NAME FROM ALL_SYNONYMS WHERE OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND TABLE_OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF')

-ct4 データ・ディクショナリを検索することにより、テーブル、ビュー、および シノニムの一覧を取得します。

SYS または SYSTEM でログインしている場合は、 次の2つの検索文により取得されるオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER != 'NET_CONF' AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

2) SELECT SYNONYM_NAME FROM ALL_SYNONYMS WHERE OWNER != 'NET_CONF'

SYS および SYSTEM 以外でログインしている 次の2つの検索文により取得されるオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

2) SELECT SYNONYM_NAME FROM ALL_SYNONYMS WHERE OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF')

-ct5 データ・ディクショナリを検索することにより、テーブル、ビュー、 およびシノニムの一覧を取得します。

SYS または SYSTEM でログインしている場合は、 次の検索文により取得されるオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER != 'NET_CONF' AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

16 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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SYS および SYSTEM 以外でログインしている場合は、 次の検索文により取得されるオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

2) -d

書式: -d

デバッグモードでの起動であることを指定します。このオプションが指定されると、

KeySQL のコントロールメニューに「デバッグ」というメニュー項目が追加されます。こ

の「デバッグ」というメニュー項目を Enable に(マウスでクリック)することにより、

実行ログが KeySQL の実行時ディレクトリの KEYSQL.LOG というファイルに出力されま

す。

3) -dd

書式: -dd

DDE サーバとして他のアプリケーションから要求されたコマンドやその実行結果をログ

出力します。

4) -df

書式: -df

-d オプションと同じようにデバッグモードでの起動の指定と同時に、起動時にログファ

イル出力を自動的に開始する指定となります。

5) -xg

書式: -xg

テーブルグループ関連の機能が抑止されます。ログイン時に常に表一覧を取得します。ま

た、テーブルグループの使用や登録が行えなくなります。

6) -xt

書式: -xt

起動時に表示されるタイトル画面を表示しなくなります。

コマンドラインオプション 17

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テーブル一覧の取得方法

KeySQL は接続時に、下記の SELECT 文を発行することでテーブル一覧にリストするテーブル (およびビュー等)を取得します。 (コマンドラインオプションでテーブル一覧取得方法を指定した場合については、コマンド ラインオプションの項を参照してください)

o SYS または SYSTEM でログインしている場合は、次の2つの検索文により取得され

るオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER != 'NET_CONF' AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

2) SELECT SYNONYM_NAME FROM ALL_SYNONYMS S WHERE OWNER != 'NET_CONF' AND TABLE_OWNER != 'NET_CONF' AND EXISTS (SELECT B.OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS B WHERE S.TABLE_NAME = B.OBJECT_NAME AND B.OWNER != 'NET_CONF' AND B.OBJECT_TYPE IN ('TABLE','VIEW'))

o SYS および SYSTEM 以外でログインしている場合は、次の2つの検索文により 取得されるオブジェクト。

1) SELECT OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS WHERE OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND OBJECT_TYPE IN ('TABLE', 'VIEW')

2) SELECT SYNONYM_NAME FROM ALL_SYNONYMS S WHERE OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND TABLE_OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND EXISTS (SELECT B.OBJECT_NAME FROM ALL_OBJECTS B WHERE S.TABLE_NAME = B.OBJECT_NAME AND B.OWNER NOT IN ('SYS', 'SYSTEM', 'NET_CONF') AND B.OBJECT_TYPE IN ('TABLE','VIEW'))

18 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

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既知の問題

日付データの更新処理について

日付データを検索/更新する場合には、次の点にご注意ください。

※ 読み込んだ日付の書式をアプリケーション上で変更した場合には、 更新処理を行うことができません。

※ Excel に一度 yyyy/m/d で読み込んだ後、KeySQL 上で日付変更しても、 Excel に反映されません。

NCHAR / NVARCHAR2 データ型に対する検索 / 更新

・接続先が Oracle Database 10g、Oracle9i Database の場合

NCHAR / NVARCHAR2 データ型の列に対する検索 /更新を行う必要がある

場合には、クライアントも必ず Oracle Net Services 9.0.1 以上を使用してください。

・接続先が Oracle8i Database の場合

NCHAR / NVARCHAR2 データ型の列に対しては、検索条件のない検索作業のみが

サポートされます。

(検索条件の設定や更新を行うと、ORA-12704 が発生します。 )

Excel を使用した更新 / 削除

一度検索実行した後にデータを更新 /削除する場合、Excel に貼り付けたデータを 編集する際に行の順番を入れ替えないようにしてください。

※ これは KeySQL が、Excel 貼り付け時に内部バッファにレコードを格納しており、 その内部バッファに保持している行番号を使用して、UPDATE/DELETE 文の WHERE 句を生成するためです。

貼り付け時「クリップボードがオープンできません」の Error が発生する

・KeySQL にて検索実行後 Excel などのアプリケーションが起動し貼り付けが行われる際に、

「クリップボードがオープンできません。このまま実行しますか?」と表示され、

最終的に貼り付けられた件数が正しくない場合があります。

・このエラーは、EXCEL がクリップボードを参照(コピー)中に、KeySQL がクリップボード

を参照(貼り付け)しようとしているために発生しています。

KeySQL のビジーチェックを ON にしてリトライ処理をさせる事によって、

エラーを回避できます。修正箇所・方法は以下の通りです。

・PEXCEL**.INI の項目をエディタを使用して下記のように修正し、KeySQL を再起動させ

てください。

既知の問題 19

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このファイルの場所は C:¥KeySQL¥PEXCEL97.INI というように KeySQL のインストール先

設定によりディレクトリが異なりますので、適宜読み替えてください。

また、この PEXCEL**.INI ファイルの**の部分は使用する Excel のバージョンにより以下の

ように異なりますので注意してください。

Excel97 PEXCEL97.INI

Excel2000 PEXCEL2000.INI

Excel2002 PEXCEL2002.INI

Excel2003 PEXCEL2003.INI

変更箇所は以下の通りです。

Dde.Client.NeedBusyCheck= On *1

Dde.Client.BusyCheckInterval= 500 *2

Dde.Client.BusyCheckAfterWait= 500 *3

Dde.Client.BusyCheckRetryCount= 200 *4

Dde.Client.BusyCheckCommand=[MESSAGE(FALSE)] *5

それぞれの意味は以下の通りです。

*1 アプリケーションのビジーチェックをオンにする設定

*2 ビジーチェックをする周期 (単位 ミリ秒 )

*3 ビジーでなくなってから次のコマンドを出すまでの時間 (単位 ミリ秒 )

*4 リトライ回数

*5 ビジーチェック時のメッセージを表示しないようにする設定

この1行は新規に追加する (*1~*4 は既存行の書き換え )

尚、これらの数値は、クライアントの環境およびデータ量により、

最適値を見つけて設定します。

貼り付け時「送信先アプリケーションから否定応答がありました」の

Error が発生する

・ KeySQL から、Excel ファイルに貼り付ける際に、

「送信先アプリケーションから否定応答がありました」というエラーが発生し、

貼り付けることができない場合があります。

20 KeySQL for Microsoft Windows リリース・ノートリリース 5.1

Page 21: KeySQL for Microsoft Windowsotndnld.oracle.co.jp/document/products/itools/keysql/51/...4. Key SQL R5. 1 のインストール終了後に1.でバックアップを行ったMAC ファイル等を、

・ 原因として、Excel ファイルのブック名、シート名をあわせた文字数が半角 220 文字を超え

た場合に発生します。

・ 回避方法として、ブック名、シート名をあわせた文字数を半角 220 文字以下に設定した

Excel ファイルに一度貼り付けを行い、貼り付け後、ファイル名、シート名を変更してくだ

さい。

その他の注意事項

※ チュートリアルをご利用の際には Internet Explorer か Netscape をご使用ください。

※ 副問い合わせで、主問い合わせと同一のテーブルからの検索を行う場合には、

副問い合わせの検索条件設定画面において、検索対象となるテーブルに

エイリアスを設定してください。

※ Excel マクロにおける注意点

Excel 97 VBA + Windows98 Second Edition の環境下で KeySQL を利用する場合、 マクロの DDEExecute メソッドにて、特定のバイト数(32×整数倍 - 1)の String を指定すると次のステップに進まなくなります。(Windows98 Second Edition の DDE 側の問題です)

例)

63 バイトの場合

DDEExecute Cn,

"[Select(1,""keysqldb.テストテーブル .テストカラム 1"",,""項目名"",,)]"

10 20 30 40 50 60

回避策)

バイト数を変える為に、マクロエラーにならない場所にスペースを1個挿入します。

DDEExecute Cn,

"[Select(1, ""keysqldb.テストテーブル .テストカラム 1"",,""項目名"",,)]"

あるいは

DDEExecute Cn,

"[Select(1,""keysqldb.テストテーブル .テストカラム 1"",,""項目名 "",,)]"

文字数ではなくバイト数であることに注意してください。

既知の問題 21