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取扱説明書
このたびは、Roland MUSIC PLAYER MT-90Uをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
© 2008 ローランド株式会社本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
MT-90U_r_j.book 1ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MT-90U_r_j.book 2ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
安全上のご注意
● この機器およびACアダプターを分解したり、改造したりしないでください。
......................................................................................................
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていないことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。
......................................................................................................
● 次のような場所での使用や保存はしないでください。○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所
......................................................................................................
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設置しないでください。必ず安定した水平な場所に設置してください。
......................................................................................................
● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100Vの電源で使用してください。
......................................................................................................
● 電源コードは、必ず付属のものを使用してください。また、付属の電源コードを他の製品に使用しないでください。
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。
.......................................................................................................
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。
.......................................................................................................
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。
.......................................................................................................
● 次のような場合は、直ちに電源を切って ACアダプターをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービスに修理を依頼してください。
○ ACアダプター本体、電源コード、またはプラグが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
以下の指示を必ず守ってください
取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。
警告
注意
注意の意味について 警告と 図記号の例
● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。
は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
警告 警告
2
安全上のご注意
MT-90U_r_j.book 3ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。
......................................................................................................
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えないでください。
......................................................................................................
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。
......................................................................................................
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。
......................................................................................................
● リチウム電池は、お子様の手の届かないところに置いてください。誤って電池を飲み込んだ場合は、直ちに医師と相談してください。
......................................................................................................
● リチウム電池は、充電、加熱、分解したり、または火や水の中に入れたりしないでください。
......................................................................................................
● CD-ROMを、一般のオーディオ CDプレーヤーで再生しないでください。大音量によって耳を痛めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。
......................................................................................................
● リチウム電池を、日光、炎、または同様の過度の熱にさらさないでください。
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正常な通気が保たれている場所に設置して、使用してください。
......................................................................................................
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってください。また、長時間使用しないときは、ACアダプターをコンセントから外してください。ACアダプターとコンセントの間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因になります。
......................................................................................................
● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き差しするときは、必ずプラグを持ってください。
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。
.......................................................................................................
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置かないでください。
.......................................................................................................
● 濡れた手でACアダプターのプラグを持って、機器本体やコンセントに抜き差ししないでください。
.......................................................................................................
● この機器を移動するときは、ACアダプターをコンセントから外し、外部機器との接続を外してください。
.......................................................................................................
● お手入れをするときには、電源を切って AC アダプターをコンセントから外してください(12ページ)。
.......................................................................................................
● 落雷の恐れがあるときは、早めにACアダプターをコンセントから外してください。
.......................................................................................................
● 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりします。次のことに注意してください(16 ページ)。○ 電池の+と-を間違えないように、指示どお
り入れてください。○ 長時間使用しないときは、電池を取り出して
おいてください。○ 池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘ
アピンなどと一緒に携帯したり、保管したりしないでください。
.......................................................................................................
● 使用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収集のしかたに従って、捨ててください。
.......................................................................................................
● リチウム電池は、必ず指定のもの(型番:CR2025)を使用して、+と-を間違えないように指示どおり入れてください(16 ページ)。
.......................................................................................................
● 使用済みのリチウム電池は、各市町村のゴミ分別収集のしかたに従って、捨ててください。
.......................................................................................................
● 取り外した機能設置端子ネジ、リモコンの電池、電池ケースは、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届かないところへ保管してください。
警告
注意
注意
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MT-90U_r_j.book 4ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
使用上のご注意
電源、電池のセットや交換について● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイ
ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
● ACアダプターを長時間使用するとACアダプター本体が多少発熱しますが、故障ではありません。
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを
持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内などに放置しないでください。変形、変色することがあります。
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないことを確認してからお使いください。
お手入れについて● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く
絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類は、使用しないでください。
修理について● お客様がこの機器や ACアダプターを分解、改造された
場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後 6年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端
子などに過度の力を加えないでください。
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってください。
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各市町村のゴミの分別基準に従ってください。
使用上のご注意
MT-90U_r_j.book 5ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
フロッピー・ディスクの取り扱い● ディスクはフィルムに磁性体を塗布した円盤状の記憶媒
体です。磁性面には非常に高密度でデータが記憶されますので、取り扱いについては次の点に注意してください。
○ 磁性面に触れない○ ホコリの多い場所で使用しない○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
どに放置しない(保存温度:10~ 50℃)○ スピーカーなどの強い磁界を発生する場所やものに
近づけない
● ディスクには、書き込んだデータを誤って消さないように保護するプロテクト・タブがあります。書き込み操作をするとき以外は、プロテクト・タブをプロテクトの位置にしておいてください。
fig.DiskProtect.j.eps
● ディスクのラベルは、しっかりと貼り付けてください。ディスク・ドライブの中ではがれると、ディスクが取り出せなくなります。
● ディスクは、傷めたり、チリ、ホコリなどが付かないよう保管には十分注意してください。チリ、ホコリなどが付いたディスクを使用すると、ディスクが破損したり、ディスク・ドライブの故障の原因になります。
USB メモリーの取り扱い● USBメモリーは、確実に奥まで差し込んでください。
● USBメモリーの端子の部分に触れたり、汚したりしないでください。
● USBメモリーは精密な電子部品で作られていますので、取り扱いについては次の点に注意してください。○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に
帯電している静電気を放電しておく。○ 端子部に手や金属で触れない。○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
どに放置しない(保存温度:0度~ 50度)。○ 水に濡らさない。○ 分解や改造をしない。
CD-ROMの取り扱い● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりし
ないでください。データの読み出しがうまくいかないことがあります。ディスクの汚れは、市販のCD 専用クリーナーでクリーニングしてください。
裏面
プロテクト・タブ
ライト (書き込み可能)
プロテクト (書き込み禁止)
※ GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。
※ Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
※ Windows ® の正式名称は、Microsoft ® Windows ®operating system です。
※ Apple、Macintosh は、米国Apple Inc. の米国及びその他の国における登録商標です。
※ Mac OS は、米国Apple Inc. の登録商標です。
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電
子事業協会(AMEI)の登録商標です。
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ MPEG Layer-3オーディオ圧縮技術は、Fraunhofer IIS社と THOMSONmultimedia 社よりライセンスを得ています。
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MT-90U_r_j.book 6ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
もくじ
安全上のご注意 ............................................................................................................. 2
使用上のご注意 ............................................................................................................. 4
各部の名称と働き.......................................................................................................... 8前面部................................................................................................................................................................................................8
背面部................................................................................................................................................................................................9
リモコン.........................................................................................................................................................................................10
画面について .................................................................................................................................................................................11基本画面.............................................................................................................................................................................11マーク画面.........................................................................................................................................................................1116 トラック画面..............................................................................................................................................................11設定画面.............................................................................................................................................................................11フォルダ選択画面.............................................................................................................................................................11
MT-90Uの使い方..................................................................................................... 12準備をしましょう .........................................................................................................................................................................12
AC アダプターを接続する...............................................................................................................................................12電源を入れる/切る .........................................................................................................................................................13音量を調節する.................................................................................................................................................................14ヘッドホンを接続する .....................................................................................................................................................14ディスプレイの明るさを調節する..................................................................................................................................14マイクを接続する.............................................................................................................................................................15リモコンに電池を入れる..................................................................................................................................................16お使いの楽器と音の高さを合わせる(チューニング).................................................................................................17
聴いてみましょう .........................................................................................................................................................................19USBメモリーを接続する ...............................................................................................................................................19曲を再生する.....................................................................................................................................................................201曲を繰り返して聴く .....................................................................................................................................................22すべての曲を連続して聴く(オール・ソング・プレイ).............................................................................................23
テンポを変えましょう..................................................................................................................................................................24ボタンを押す間隔でテンポを変える(タップ・テンポ).............................................................................................24
メトロノームを鳴らしましょう ..................................................................................................................................................25メトロノームのテンポを変える......................................................................................................................................25メトロノームの音量を変える..........................................................................................................................................26メトロノームの拍子を変える..........................................................................................................................................26
曲に合わせて練習しましょう(トラック・ボタン).................................................................................................................27
カウント音を鳴らして演奏のタイミングを合わせましょう....................................................................................................28
繰り返し練習したいところにマークをつけましょう ...............................................................................................................29マークをつけた位置から再生する..................................................................................................................................30マークを取り消す.............................................................................................................................................................30マーク間を繰り返し再生する..........................................................................................................................................31つけたマークを移動する..................................................................................................................................................32
テンポ変化のない演奏にして練習しましょう ...........................................................................................................................33
調を変えてみましょう..................................................................................................................................................................34
演奏の響きを変えてみましょう(リバーブ効果).....................................................................................................................35
再生時の音質を変えてみましょう(サウンド・コントロール)..............................................................................................37
特定の楽器の演奏を聴いてみましょう.......................................................................................................................................381つのパートだけを再生する(ソロ)............................................................................................................................38特定のパートの音を鳴らさない(ミュート).................................................................................................................39パートに割り当てられた音色名を表示する...................................................................................................................40
もくじ
MT-90U_r_j.book 7ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
オーディオ・データを再生してみましょう...............................................................................................................................41USBメモリーに記録されたオーディオ・データを再生する .....................................................................................42CDドライブ(別売)を接続して音楽CD を再生する................................................................................................42オーディオ・データや音楽CDでカラオケをする(センター・キャンセル)..........................................................43調を変えて再生する(プレイバック・トランスポーズ).............................................................................................43テンポを変えて再生する(タイム・ストレッチ).........................................................................................................44
お気に入りの曲をあつめてリストを作る(ソング・リスト)..................................................................................................45
MT-90Uのさまざまな機能 ..................................................................................... 46メトロノームの設定を変える ......................................................................................................................................................46
カウント音の設定を変える..........................................................................................................................................................47
小節の途中にマークをつける ......................................................................................................................................................48
歌詞表示の設定を変える..............................................................................................................................................................48
歌詞表示を解除する......................................................................................................................................................................48
ランダムな曲順で全曲再生する ..................................................................................................................................................49
SMF 再生時のトラック・ボタンに割り当てるパートを変える(トラック・アサイン).....................................................49
オーディオ・データの再生音量を調節する...............................................................................................................................50
再生する CDの種類を設定する..................................................................................................................................................50
CD の設定を変える......................................................................................................................................................................50
USB メモリーの設定を切り替える............................................................................................................................................51
USB ドライバの設定を切り替える............................................................................................................................................51
製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット).............................................................................................................52
再生/停止をペダル・スイッチで操作する...............................................................................................................................52
MIDI 機器を接続する ...................................................................................................................................................................53
外部オーディオなどに接続する ..................................................................................................................................................53
電子ピアノと接続してお使いの場合 ..........................................................................................................................................53
フロッピー・ディスク・ドライブ(別売)を接続する............................................................................................................54
ミュージックデータをフロッピー・ディスクから USBメモリーにコピーする..................................................................54
CD ドライブ(別売)を接続する...............................................................................................................................................55
ミュージックデータについて ................................................................................... 56MT-90U で使用できるミュージックデータ.............................................................................................................................56
USB メモリーの初期化(フォーマット)..................................................................................................................................57
ミュージックデータをパソコンから USBメモリーにコピーする.........................................................................................58
携帯電話で曲をダウンロードする ..............................................................................................................................................58
資料故障かな?と思ったら..................................................................................................................................................................60
エラー表示/その他の表示..........................................................................................................................................................61
付属曲一覧.....................................................................................................................................................................................62
MIDI インプリメンテンション・チャート.................................................................................................................................63
主な仕様.........................................................................................................................................................................................64
索引.............................................................................................................................. 66
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MT-90U_r_j.book 8ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
各部の名称と働き
fig.frontpanel.eps
1. ディスプレイ操作に応じていろいろな情報を表示します(P.11)。
2. 拍ランプ曲やメトロノームのテンポにあわせて点灯します。
3. [Volume(ボリューム)]つまみ全体の音量を調節します(P.14)。
4. [ (曲)]ボタン
曲を選びます(P.19)。
基本画面を表示させます(P.11)。
5. [ (テンポ)]ボタン
テンポを調節します(P.24)。
6. [-][+]ボタン選んでいる項目の値を変更します。
[-]ボタンと[+]ボタンを同時に押すと、設定ごとの基本の値に戻ります。
7. [ (繰返し)]ボタン
指定した曲や区間を繰返し再生します(P.22、P.31)。
8. [ (マーク)]ボタン
曲中にマークをつけます(P.29)。
マーク画面を表示します(P.11)。
9. [ (カウントイン)]ボタン
曲を再生する前や、曲のイントロの終わりにカウント音を鳴らします(P.28)。
10.[ (メトロノーム)]ボタン
内蔵のメトロノームを鳴らします(P.25)。
11.[Power(電源)]ボタン電源を入れる/切るをします(P.13)。
12.トラック・ボタン次の5つのボタンをトラック・ボタンと呼びます。
曲の演奏パート(トラック)を選んで再生することができます(P.27)。
[R]ボタン
[1]ボタン
[2]ボタン
[3]ボタン
[4]ボタン
13.ヘッドホン端子ヘッドホン(別売)を接続します(P.14)。
14.[ (曲の頭)]ボタン
曲の先頭に戻します。
15.[ (停止)]ボタン
演奏を止めます。
16.[ (再生)]ボタン
演奏を開始します。
17.[ (巻戻し)]ボタン
曲を巻戻します。
18.[ (早送り)]ボタン
曲を早送りします。
19.リモート・センサー専用リモコン(P.16)と、携帯電話の赤外線通信機能(P.58)の受光部です(P.16)。
20.USB 端子USBメモリー、フロッピー・ディスク・ドライブ(別売)や CD-ROMドライブ(別売)を接続します(P.19)。
前面部
1
3 4
7
13
19
11
20
14 15 16
17 18
8 9 10
5 6
2
12
各部の名称と働き
MT-90U_r_j.book 9ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
fig.rearpanel.eps
1. DC In端子付属のACアダプターを接続します(P.12)。
2. Mic(マイク)Mic In(マイク入力)端子
マイク(別売)を接続します(P.15)。
Mic Echo(マイク・エコー)つまみ
マイクのエコーを調節します(P.15)。
Mic Volume(マイク音量)つまみ
マイクの音量を調節します(P.15)。
3. スピーカー・スイッチ内蔵スピーカーからの音をオン/オフします。
4. Output R/L (アウトプット R/L)端子オーディオ・ケーブル(別売)で、電子ピアノなどの外部機器と接続します(P.53)。
5. コード・フック付属のACアダプターのコードを引っかけます(P.12)。
誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、DC In端子に無理な力が加わることを防ぐことができます。
6. MIDI In(ミディ・イン)端子MIDIケーブル(別売)で、外部 MIDI機器と接続します(P.53)。
7. Start/Stop(スタート/ストップ)端子ペダル・スイッチ(別売)を接続して、演奏の再生/停止をペダルで操作することができます(P.52)。
8. USB端子USBケーブルを使って、パソコンと接続します。
パソコンとの間でMIDI データのやりとりをします。
9. 接地(グランド)端子設置条件によっては本体や接続されたマイク、ギターなどの金属部に触れると、違和感を覚えたりざらつくような感じになるときがあります。これは人体にまったく害のない極微量の帯電によるものですが、気になる方は、必要に応じ、接地端子(図参照)を使って外部のアースか大地に接地してご使用ください。接地した場合、設置条件によってはわずかにハム(うなり)が混じる場合があります。なお接続方法がわからないときはローランド・サービスにご相談ください。
接続してはいけないところ・水道管(感電の原因になります)・ガス管(爆発や引火の原因になります)・電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
背面部
1 2
3 45
6 7 8
9
9
各部の名称と働き
MT-90U_r_j.book 10ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
fig.00-rmtctrl.eps
1. [ (繰返し)]ボタン
指定した曲や区間を繰返し再生します。本体前面の
[ (繰返し)]ボタンと同じ働きをします。
2. [ (巻戻し)]ボタン
曲を巻戻します。本体前面の[ (巻戻し)]ボタンと同じ働きをします。
3. [ (早送り)]ボタン
曲を早送りします。本体前面の[ (早送り)]ボタンと同じ働きをします。
4. [ (曲の頭)]ボタン
曲の先頭に戻します。本体前面の[ (曲の頭)]ボタンと同じ働きをします。
5. [ (停止)]ボタン
演奏を止めます。本体前面の[ (停止)]ボタンと
同じ働きをします。
6. [ (再生)]ボタン
演奏を開始します。本体前面の[ (再生)]ボタンと同じ働きをします。
7. SONG[+]/[-]ボタン曲を選びます。
8. TEMPO[+]/[-]ボタン曲のテンポを調節します。TEMPO[+]ボタンを押すとテンポが速くなり、TEMPO[-]ボタンを押すとテンポが遅くなります。
9. VOLUME[+]/[-]ボタン音量を調節します。VOLUME[+]ボタンを押すと音が大きくなり、VOLUME[-]ボタンを押すと音が小さくなります。
リモコンでボリュームを調節すると、本体の[Volume(ボリューム)]つまみの位置と実際の音量は一致しなくなります。本体の[Volume(ボリューム)]つまみを操作すると、本体の[Volume(ボリューム)]つまみの位置と実際の音量は再び一致します。
リモコン
1 2 3
4 5 6
7 8 9
10
各部の名称と働き
MT-90U_r_j.book 11ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
電源を入れたときは、次のような画面が表示されます。fig.S01.eps
他の画面が表示されているときは、[ (曲)]ボタンを 1
回、または数回押すと、基本画面に戻ります。
[ (マーク)]ボタンを押すと表示されます(P.29)。
マークの設定をします。fig.S02.eps
[ (曲)]ボタンを押しながら、[2]ボタンを押すと表
示されます(P.38)。
パートごとの操作をします。
この画面で変更した設定は、基本画面に戻ると解除されます。fig.S03.eps
さまざまな設定をします(P.46)。
ある設定を複数の項目で変更できるときは、画面の右上に矢印が表示されます。
[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押
すと、画面が切り替わり、[-]ボタンまたは[+]ボタンで値を変更します。fig.S04.eps
「E.00」などの、Eで始まる番号が表示されたら、「エラー表示/その他の表示」(P.61)をご覧ください。
本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。
フォルダを選択すると、次のような画面が表示されます。
[ (再生)]ボタンを押すと、そのフォルダの中に移動し
ます。(Fig36.eps 挿入)
フォルダの中で[-]ボタンを押し続けると、「Up」と表示
されます。「Up」と表示された状態で[ (再生)]ボタンを押すと、ひとつ上のフォルダに移動します。
画面について
基本画面
マーク画面
16トラック画面
小節番号 拍子
曲名曲番号
テンポ
小節番号マークAの位置
マークBの位置
小節番号 拍子
各パートの状態
テンポ
設定画面
フォルダ選択画面
前画面あり 項目
値
次画面あり
11
12
MT-90U_r_j.book 12ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MT-90U の使い方
1. 付属の ACアダプターと電源コードを接続します。
2. ACアダプターを、本体背面の DC In 端子に接続します。fig.00-01.eps
AC アダプターは、インジケーター(図参照)のある面が上になるように設置してください。
※ ACアダプターをコンセントに接続すると、インジケーターが点灯します。
3. 下図のように、ACアダプターのコードをコード・フックに引っかけるようにして固定します。
AC アダプターのコードは図のようにコード・フックに固定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、DC In 端子に無理な力が加わることを防ぐことができます。fig.00-01-2.eps
4. 電源コードを、コンセントに差し込みます。
ACアダプター、電源コードは必ず付属のものをお使いください。
準備をしましょう
ACアダプターを接続する
インジケーター コンセントへ
ACアダプター
電源コード
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 13ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
必ず次の手順で電源を入れたり、切ったりしてください。手順を間違えると、誤動作をしたり、スピーカーなどが破損する恐れがあります。
電源を入れる
1. [Volume(ボリューム)]つまみをいちばん左側に回して、音量を最小にします。音量を絞ってから電源を入れてください。
音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。
fig.00-02.eps
2. [Power(電源)]ボタンを押して、MT-90Uの電源を入れます。
適当な音量に調節してください。
本機は、回路保護のため電源を入れてからしばらくは動作しません。
電源を切る
1. [Volume(ボリューム)]つまみをいちばん左側に回して、音量を最小にします。fig.00-02.eps
2. [Power(電源)]ボタンを押して、MT-90Uの電源を切ります。近くのものに当たったり、持ち運びで引っかかったりするのを防ぐため、この機器をご使用にならないときは、USB端子に接続した USBメモリーやフロッピー・ディスク・ドライブを取り外しておいてください。
電源を入れる/切る
Power
13
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 14ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
fig.00-06.j.eps
1. [Volume(ボリューム)]つまみで音量を調節します。右側に回すと音が大きくなり、左側に回すと音が小さくなります。
fig.00-07.eps
1. ヘッドホン端子にヘッドホンを接続します。
本体スピーカーからは音が出なくなります。ヘッドホンからのみ音が出ます。
ヘッドホンの音量は、MT-90U 本体の[Volume(ボリューム)]つまみで調節します。
ヘッドホンはステレオ・タイプのものをお使いください。
ヘッドホンご使用上の注意
• コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。
• 接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホンを壊す恐れがあります。音量を最小にしてから接続してください。
• 過大入力で使用すると、音がひずんで聴こえたり、耳を痛めるだけでなく、ヘッドホンにも無理がかかります。適当な音量でお楽しみください。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを押します。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを何度か押して、画面にLCDContrast と表示させます。
3. [-][+]ボタンで、値を変えます。値を大きくすると、ディスプレイが明るくなります。
値を小さくすると、ディスプレイが暗くなります。
4. 明るさの調節が終わったら、[ (曲)]ボタンを押して基本画面に戻ります。
音量を調節する
ヘッドホンを接続する
ディスプレイの明るさを調節する
小 大
本体前面
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 15ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
マイク端子にマイクを接続して、カラオケをすることができます。fig.00-08.eps
1. 本体背面の Mic In(マイク入力)端子に、マイクを接続します。
2. Mic Volume(マイク音量)つまみを回して、音量を調節します。
3. Mic Echo(マイク・エコー)つまみで、エコーを調節します。
マイクの音量は本体前面の[Volume(ボリューム)]つまみで調節することはできません。
マイクは、ローランド・マイクDR-30 /50(別売)などを使用することができます。ご購入の際には、本機をお買い上げになった販売店にご相談ください。
マイクご使用上の注意
• 夜間や早朝にご使用の際には、音量にご注意ください。
• 本体とマイクを接続するときはマイクの音量を下げてください。音量が大きいとスピーカーから雑音が出ることがあります。
• マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。
• マイクの向きを変える
• マイクをスピーカーから遠ざける
• 音量を下げる
マイクを接続する
MaxMin MaxMin
VolumeEchoInMic
本体背面
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 16ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
1. リモコンの電池ホルダーに挟まれている、透明シートを引き抜きます。fig.00-07.eps
リモコンの電池の替えかた
リモコンの使いかた
リモコンを使うときは、リモート・センサーにリモコンを向けて、動作範囲内で操作してください。
リモコン使用時の注意
• リモコンは、2 つ以上のボタンを同時に操作することができません。
• リモコンの操作可能範囲内であっても、間に障害物があったり、角度が悪いと動作しないことがあります。
• 赤外線を出す機器の近くで使用したり、赤外線を利用した他のリモコンを使用したりすると、誤動作することがあります。
• 電池の寿命は使用状況によって異なります。消耗してくると動作範囲が狭くなりますので、その場合は電池を交換してください。
• 長時間ご使用にならないときは、リモコンから電池を取り出しておいてください。
• スポットライトなどの強い光がリモート・センサーに当たると、リモコンの反応が悪くなることがあります。
• リチウム電池は、必ず指定のもの(型番:CR2025)を使用して、+と-を間違えないように指示どおり入れてください。
リモコンに電池を入れる
1 2
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 17ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
お使いの楽器と MT-90Uの基準ピッチを合わせて、美しい響きで演奏しましょう。
基準ピッチを合わせることを「チューニング」といいます。
基準ピッチとは?
一般的に中央Aの音の高さ(ピッチ)のことを「基準ピッチ」といいます。
オーディオ・データでは使用できません。
fig.00-09.eps
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[1]ボタンを押します。
次のような、チューニング画面になります。fig.00-10.eps
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンで、設定する項目を選びます。
項目名は画面の下段左に表示されています。
3. [-][+]ボタンで、値を変えます。[-]ボタンと[+]ボタンを同時に押すと、元の値に戻ります。
4. [ (再生)]ボタンを押して、チューニング音を鳴らします。
曲を再生しているときは、[ (停止)]ボタンを押して曲を止めてから、[ (再生)]ボタンを押すと、チューニング音が鳴ります。
お手持ちの楽器の音を出して、MT-90U の音とピッチが合っているか確認してください。
お使いの楽器と音の高さを合わせる(チューニング)
表示 解説 値
Tune 基準ピッチを変えます。
基準ピッチを変えます。電源投入時は、「440.0 Hz」に設定されています。
Key チューニング音を変えます。
A3~ A5電源投入時は、「A4」に設定されています。
Sound チューニング音の音色を変えます。
Sine(サイン波)、Oboe(オーボエの音)
1 3
6 5 4 2
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 18ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
5. チューニング音を止めるときは、[ (停止)]ボタンを押します。
チューニング音が止まります。
6. チューニングが終わったら、[ (曲)]ボタンを押します。
基本画面が表示されます。
この設定は、電源を入れ直しても記憶されています。お買い上げ時の設定に戻したい場合は、「製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」(P.52)をご覧ください。
次の操作でも基準ピッチを変えることができます
1. [ (曲)]ボタンを押したまま、[-][+]ボタンを押す。チューニング画面が表示されます。
[ (曲)]ボタンをを押している間はチューニング画面が表示されます。
[-]ボタンを押すとピッチが下がり、[+]ボタンを押すとピッチが上がります。
ボタンを離すと、元の画面が表示されます。
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 19ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MT-90Uの USB端子にUSBメモリーを接続して、USBメモリーに記録されているSMFミュージックデータを聴いてみましょう。
1. MT-90Uの電源を切ります(P.13)。
2. 図のように、USB メモリーを、本体前面の USB端子に接続します。f
USBの延長ケーブルを使う場合は、正しくデータを送るためにできるだけ短いものをお使いください。
本体の電源を入れたまま、USBメモリーの抜き差しをしないでください。本体やUSBメモリー内のデータが失われる可能性があります。
USBメモリーは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また無理な挿入はしないでください。
この機器を移動するときは、USBメモリーを外してください。USBメモリーを接続したまま移動すると、故障の原因になります。
聴いてみましょう
USBメモリーを接続する
MT-90Uには、14曲のデモ曲が内蔵されています。
USBメモリーを接続しなくても、ミュージックデータを再生することができます。
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 20ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
曲を鳴らしたり、止めたりしてみましょう。曲を鳴らすことを「再生」といいます。fig.01-03.eps
歌詞の入ったミュージックデータを再生中に、[ (曲)]ボタンなどを押すと、歌詞が表示されなくなります。歌詞を再び表示させたい場合は、[ (再生)]ボタンを押してください。
1. [ (曲)]ボタンを押します。
画面上段に曲番号と曲名が表示されます。
この画面を基本画面といいます。fig.01-04.eps
2. [-][+]ボタンを押して、曲を選びます。接続されているUSB メモリーやその他の機器の状態によって、曲番号、曲名の表示が変わります。
弱起の曲(1 拍目以外で始まる曲)を再生すると、画面の小節番号は「PU」「1」「2」・・・と表示されます。
曲を再生する
表示 解説
(曲番号:曲名)
USBメモリーなど外部メディアの曲です。
(曲番号の前に i の文字)
内蔵の付属曲です(P.62)。
(曲番号>曲名)
ソング・リストの曲です(P.45)。
フォルダです。[ (再生)]ボタンを押すと、フォルダの中に入ります。
ひとつ上のフォルダを示します。[ (再生)]ボタンを押すと、ひとつ上のフォルダに移動します。
1 2
34
小節の途中で止まっていることを表します
20
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 21ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
3. [ (再生)]ボタンを押します。
曲の再生が始まります。
曲の最後まで再生されると、自動的に曲が止まります。
4. 曲を止めるときは、[ (停止)]ボタンを押します。
小節の途中で曲が止まると、小節番号の前に「+」が表示されます。
別売のローランド・ペダル・スイッチDP-2 を本体背面のStart/Stop 端子に接続すると、ペダルを踏むことで、曲の再生を始めたり止めたりすることができます(P.52)。
巻戻し、早送りfig.01-05.eps
1. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンで聴きたい小節に移動します。
ボタンを1回押すと、1小節移動します。ボタンを押し続けると、連続的に早送り、巻戻しをすることができます。
曲の再生中にも、巻戻しや早送りをすることができます。
曲の再生を始めると、画面左下の小節番号が点滅します。点滅中は、MT-90Uが USBメモリーの演奏データを読み取り中のため、早送りや巻戻しをすることができないことがあります。少しの間お待ちください。
曲の先頭や最後に移動するfig.01-06.eps
1. [ (曲の頭)]ボタンを押すと、曲の先頭へ戻ります。
2. [ (停止)]ボタンを押しながら、[ (早送り)]ボタンを押すと、曲の最後に移動します。
MP3ファイルの場合、再生位置の移動に時間がかかることがありますが、故障ではありません。
早送り 巻戻し
曲の頭に戻る 曲の最後に移動する
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 22ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
fig.01-07.eps
1. [ (曲)]ボタンを押します。
2. [-][+]ボタンを押して、曲を選びます。
3. [ (繰返し)]ボタンを押してランプを点灯させます。
選んでいる曲を繰り返し再生する設定になります。
4. [ (再生)]ボタンを押します。
繰り返し再生が始まります。
5. 繰り返しを解除するときは、[ (繰返し)]ボタンを押してランプを消灯させます。
[ 繰返し]ボタンを押すと、一瞬音が消えます。
1曲を繰り返して聴く
1 23, 5
4
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 23ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
同じフォルダやソング・リストにある、すべての曲を順番に演奏し、最後の曲が終わったら、また1曲目に戻って演奏することができます。このような機能を「オール・ソング・プレイ」といいます。
USBメモリーに登録されている曲順にかかわらず、ランダム(無作為)な順番で曲を演奏することができます。詳しくは、「ランダムな曲順で全曲再生する」(P.49)をご覧ください。
fig.01-08.eps
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[ (再生)]ボタンを押します。
選ばれている曲から、再生が始まります。最後の曲まで再生が終わると、また最初の曲に戻って再生が始まります。
オール・ソング・プレイ中は、画面上段の曲番号と「ALL」の表示が交互に表示されます。fig.01-08-2.eps
2. [ (停止)]ボタンを押すと、曲の再生が止まります。
演奏を止めると、オール・ソング・プレイは解除されます。
すべての曲を連続して聴く(オール・ソング・プレイ)
1
2
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 24ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
テンポが速くて弾くのが難しい曲は、まず弾きやすいテンポにおとして練習し、慣れてきたら少しずつテンポをあげて練習すると効果的です。
テンポを変えても音の高さは変わりません。また、テンポは曲の再生中でも変えることができます。fig.01-09.eps
1. [ (テンポ)]ボタンを押します。
画面のカーソル( )が、テンポ表示に移動します。
オーディオ・データのときには「75%」というように表示されます。数字は75~ 125%の間で変わります。
fig.01-10.eps
2. [-][+]ボタンで、テンポを調節します。[+]ボタンを押すと、1ずつテンポが早くなります。押し続けると、連続的に早くなります。
[-]ボタンを押すと、1ずつテンポが遅くなります。押し続けると、連続的に遅くなります。
3. 元のテンポに戻すときは、[ (テンポ)]ボタンを押しながら[ (曲の頭)]ボタンを押します。
[-][+]ボタンを両方同時に押しても、元のテンポに戻ります。
ボタンを押す間隔でテンポを決めることができます。この機能を「タップ・テンポ」といいます。
オーディオ・データのときには、この機能は使用できません。
1. [ (テンポ)]ボタンを変えたい速さで数回押します。
ボタンを押した間隔でテンポが設定されます。
テンポを変えましょう
ボタンを押す間隔でテンポを変える(タップ・テンポ)
1 23
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 25ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
メトロノームは、ボタン1つで鳴らしたり止めたりすることができます。
テンポ感がつかめないときは、メトロノームを鳴らして練習してみましょう。
メトロノームは、曲の再生中には曲のテンポや拍子で鳴ります。
オーディオ・データのときには、この機能は使用できません。
メトロノームの音色や拍の刻みかたを変えることができます。詳しくは、「メトロノームの設定を変える」(P.46)をご覧ください。
fig.01-11.eps
1. [ (メトロノーム)]ボタンを押して、ランプを点灯させます。
メトロノームが鳴ります。
2. メトロノームを止めるときは、[ (メトロノーム)]ボタンを押してランプを消灯させます。
1. [ (テンポ)]ボタンを押します。
カーソル( )が、テンポ表示に移動します。fig.01-10.eps
2. [-][+]ボタンでテンポを選びます。[-]ボタンと[+]ボタンを同時に押すと、元のテンポに戻ります。
3. [ (メトロノーム)]ボタンを押して、ランプを点灯させます。
選んだテンポでメトロノームが鳴ります。
メトロノームを鳴らしましょう
メトロノームのテンポを変える
1, 2
25
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 26ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
メトロノームの音量設定はカウント音(P.28)の音量にも反映されます。
1. [ (メトロノーム)]ボタンを押したまま、[-][+]ボタンを押します。
[ (メトロノーム)]ボタンを押している間は、次のようなメトロノーム設定画面が表示されます。fig.01-13.eps
[-]ボタンを押すと音が小さくなり、[+]ボタンを押すと音が大きくなります。
ボタンを離すと、元の画面が表示されます。
曲の再生中に拍子をかえることはできません。また、曲を再生すると、メトロノームは曲の拍子で鳴ります。
1. [ (メトロノーム)]ボタンを押しながら、[ (巻戻し)]または[ (早送り)]ボタンを押して、拍子を選びます。
曲を再生しているときは、[ (停止)]ボタンを押して曲を止めてから操作してください。
[ (メトロノーム)]ボタンを押している間は、次のようなメトロノーム設定画面が表示されます。ボタンを離すと、元の画面が表示されます。fig.01-14-2.eps
メトロノームの音量を変える
メトロノームの拍子を変える
選べる拍子2/2、0/4(弱拍の音だけ)、2/4、3/4、4/4、5/4、6/4、7/4、3/8、6/8、9/8、12/8
次の方法でもメトロノームの拍子を変えることができます
1. [ (メトロノーム)]ボタンを押します。
曲を再生しているときは、[ (停止)]ボタンを押して曲を止めてから操作してください。
画面のカーソルが、拍子表示に移動します。fig.01-14.eps
2. [ー][+]ボタンで拍子を選びます。
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MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 27ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MT-90U に付属のピアノ曲は、片手ずつ演奏を再生することができますので、「曲の右手パートに合わせて右手でなぞり弾きをする」「曲の右手パートに合わせて左手を弾く」というように、片手ずつの練習をすることができます。
付属曲は、次のように、5つのトラック・ボタンに割り当てられます。fig.01-15.j.eps
音が割り当てられているトラック・ボタンのランプは、緑色に点灯します。
音が割り当てられないトラック・ボタンは点灯しません。
トラック・ボタンは、曲を一度再生するまでは、すべてのボタンが点灯します。曲を再生すると、音が割り当てられているトラック・ボタンが点灯します。
1. いずれかのトラック・ボタンを押して、ボタンのランプを消灯させます。fig.01-16.j.eps
16 トラック画面(P.11)など、基本画面以外の画面のときに、トラック・ボタンでミュートなどの操作ができないことがあります。
2. [ (再生)]ボタンを押します。
ランプが点灯しているトラック・ボタンの音は鳴りますが、ランプの消灯しているトラック・ボタンの音は鳴りません。
このように、特定のパートの音を一時的に鳴らないようにすることを、「ミュート」といいます。
3. ランプの消灯しているトラック・ボタンを押してランプを点灯させます。
音が鳴ります。fig.01-17.j.eps
4. 曲の再生を止めるときは、[ (停止)]ボタンを押します。
この機能を利用して片手パートずつの練習をしてみましょう。
曲に合わせて練習しましょう(トラック・ボタン)
432 1R
打楽器/効果音 伴奏パート 左手パート 右手パート
432 1R
例:右手パートを練習するときは・・・
ランプを消す
右手パートの音が 鳴らなくなります
432 1R
ランプをつける
右手パートの音が 鳴るようになります
27
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 28ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
カウント音を鳴らしてから曲を再生することを「カウントイン」といいます。
また、曲のイントロの終わりにカウント音を鳴らすこともできます。この機能を「イントロ・カウントダウン」といいます。
曲に合わせて演奏するときなど、カウント音を鳴らすことで、曲と自分の演奏のタイミングを合わせやすくなります。
オーディオ・データのときには、この機能は使用できません。
カウントインとイントロ・カウントダウンのどちらか一方を鳴らすように設定することもできます。詳しくは「カウント音の設定を変える」(P.47)をご覧ください。
イントロのない曲では、イントロ・カウントダウンは鳴りません。
イントロ・カウントダウンは、メロディーの始まりを検出してカウント音を鳴らしています。イントロ・カウントダウンがうまく鳴らないときは、メロディーのトラック(またはパート)の指定を変更してください。詳しくは、「カウント音の設定を変える」(P.47)をご覧ください。fig.01-18.eps
1. [ (カウントイン)]ボタンを押して、ランプを点灯させます。
2. [ (再生)]ボタンを押します。
2小節のカウント音が鳴ったあと曲が再生されます。
イントロのある曲では、イントロの終わりにもカウント音が鳴ります。
3. カウント音を解除するときは、[ (カウントイン)]ボタンを押してランプを消灯させます。
カウントする小節数と音色を変えることができます。「カウント音の設定を変える」(P.47)をご覧ください。
メトロノームの音量設定(P.26)は、カウント音の音量にも反映されます。
カウント音を鳴らして演奏のタイミングを合わせましょう
1, 3
2
28
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 29ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
繰り返し練習したいところにマークをつけておけば、簡単に小節を移動したり、2つのマーク間を自動的に繰り返し演奏をすることができます。
マークは、曲中に 2箇所(A、B)つけることができます。
マークの操作はマーク画面で設定します。マークの操作が終わったら、[ (曲)]ボタンを押して基本画面を表示させておきましょう。fig.02-01.eps
1. [ (マーク)]ボタンを押します。
次のようなマーク画面が表示されます。fig.02-02.eps
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンで、マークをつけたい場所へ移動します。
3. [-]ボタンを押すと、曲中にマーク Aがつきます。
4. 同じように小節を移動して[+]ボタンを押すと、マーク Bがつきます。
マークBは、マーク Aと同じ場所やマークAより前の位置につけることはできません。fig.02-03.eps
曲を再生しながら、[-]ボタンまたは[+]ボタンを押しても、マークをつけることができます。
マークをつけると、[ (マーク)]ボタンのランプが点灯します。
5. [ (曲)]ボタンを押すと、基本画面に戻ります。
通常、マークは選んでいる小節の頭につきますが、小節の途中にマークがつくようにすることができます。「小節の途中にマークをつける」(P.48)をご覧ください。
違う曲を選ぶと、マークは取り消されます。
繰り返し練習したいところにマークをつけましょう
1 3 25 4
小節番号マークAの位置
マークBの位置
29
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 30ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
fig.02-05.eps
1. [ (再生)]ボタンを押して、再生を始めます。
2. [ (マーク)]ボタンを押します。
マーク画面が表示されます。
あらかじめ、マークA、Bを決めておきます。fig.02-03.eps
3. [-]ボタンを押すと、マーク Aに移動して再生します。[+]ボタンを押すと、マークBに移動して再生します。
fig.02-04-2.eps
1. [ (マーク)]ボタンを押します。
マーク画面が表示されます。 2. マーク Aを取り消すときは、[ (マーク)]を押しながら[-]ボタンを押します。
マーク Bを取り消すときは、[ (マーク)]を押しながら[+]ボタンを押します。
マークをつけた位置から再生する
マークを取り消す
3
1
2
小節番号マークAの位置
マークBの位置
1 2[-]ボタンでマークAを[+]ボタンでマークBを 取り消す
30
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 31ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
fig.02-05.eps
[ (カウントイン)]ボタンのランプが点灯しているとき、繰り返しの最初だけカウント音が鳴ります。これを、繰り返しの度に鳴るようにすることができます。「カウント音の設定を変える」(P.47)をご覧ください。
1. [ (マーク)]ボタンを押します。
マーク画面が表示されます。
あらかじめマークA、Bを決めておきます。
2. [ (繰返し)]ボタンを押して、ランプを点灯させます。
繰り返し演奏する設定になります。
3. [ (再生)]ボタンを押して、再生を始めます。
マークAとマーク Bの間を繰り返して演奏します。
マーク間を繰り返し再生する
12
3
マークA だけつけて繰り返し演奏するときは・・・
マークA から曲の最後までを繰り返し再生します。
マークB だけつけて繰り返し演奏するときは・・・
曲の頭からマークB までを繰り返し再生します。
31
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 32ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
fig.02-06.eps
1. [ (マーク)]ボタンを押します。
マーク画面が表示されます。
2. [-]ボタンを押しながら、[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押すと、マークAが移動します。[+]ボタンを押しながら、[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押すと、マークBが移動します。
[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを 1回押すと、前後に1小節ずつ移動します。ボタンを押し続けると、連続して移動します。
オーディオ・データのときは、1秒ずつ移動します。
マークAとマークBを同時に移動する
1. [ (マーク)]ボタンを押したまま、[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押します。
マーク画面が表示され、マークAと Bが同時に移動します。
たとえば、5小節目の頭にマークA、9小節目の頭にマーク Bをつけた場合は・・
•[ (巻戻し)]ボタンを押すと、マーク Aは1小節目の頭に、マークBは 5小節目の頭に移動します。
fig.02-07.j.eps
•[ (早送り)]ボタンを押すと、マークaは9小節目の頭に、マーク bは13小節目の頭に移動します。
fig.02-08.j.eps
オーディオ・データの場合は、小節番号ではなく「秒」が表示されます。
つけたマークを移動する
21
1 5 9 132 3 4 6 7 8 10 11 12 14 15 16小節番号
マークA マークB
1 5 9 132 3 4 6 7 8 10 11 12 14 15 16小節番号
マークA マークB
32
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 33ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
途中でテンポが変化する曲を、一定のテンポにして練習してみましょう。
テンポの変化をなくして、一定のテンポで再生することを「テンポ・ミュート」といいます。fig.02-09.eps
1. [ (テンポ)]ボタンを押しながら、[ (停止)]ボタンを押します。
画面が次のようになり、一定のテンポで再生されます。fig.02-10.eps
弾きやすいテンポに設定して、練習しましょう。
2. テンポ・ミュートを解除するときは、[ (テンポ)]ボタンを押しながら、[ (停止)]ボタンを押します。
[ (テンポ)]ボタンを押しながら、[ (再生)]ボタンを押しても、テンポ・ミュートを解除することができます。
違う曲を選ぶと、テンポ・ミュートは解除されます。
テンポ変化のない演奏にして練習しましょう
次の操作でも、マーク A、B を同時に移動することができます。
1. マーク画面で、[-][+]ボタンを両方押しながら、[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押します。マーク Aとマーク Bが同時に移動します。
1, 2
「=」が表示されなくなります
33
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 34ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
曲を移調して再生することができます。
お手持ちの楽譜とミュージックデータの調が違っていても、MT-90Uの演奏を移調すれば、簡単に音を合わせることができます。
電源を切ったり違う曲を選んだりすると、移調の設定は元に戻ります。
fig.02-11.eps
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[R]ボタンを押します。
次のような画面が表示されます。fig.02-12.eps
2. [-][+]ボタンで移調の値を設定します。-6~+ 5(半音単位)で設定することができます。
[-]と[+]ボタンを同時に押すと、0に戻ります。
たとえば、ニ長調(D)の曲をハ長調(C)に変えたいときは、- 2に設定します。
3. [ (曲)]ボタンを押すと、基本画面に戻ります。
調を変えてみましょう
1 3 2
34
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 35ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
ミュージックデータを再生するときの、リバーブ効果(残響)のかかりかたを選ぶことができます。
ミュージックデータによっては、リバーブ効果のかかりかたを変えることができないものもあります。
リバーブ効果とは?残響のことをリバーブ効果といいます。リバーブ効果がかかっていると、コンサート・ホールで演奏しているような、心地よい響きが得られます。
オーディオ・データには、リバーブ効果をつけることはできません。
fig.02-14.eps
1. [ (曲)]ボタンを押しながら[3]ボタンを押してから、[ (巻戻し)]または[ (早送り)]ボタンを押して、リバーブ設定画面(Reverb Type)と表示させます。fig.02-15.eps
2. [-]ボタンまたは[+]ボタンで、リバーブ効果のかけかたを選びます。
3. [ (曲)]ボタンを押すと、基本画面に戻ります。
違う曲を選ぶと、リバーブの設定は元に戻ります。
演奏の響きを変えてみましょう(リバーブ効果)
表示 解説
Listening 曲の鑑賞などに適したリバーブ効果をかけます。
Normal ミュージックデータに設定されているリバーブ効果のまま、曲を鳴らします。
Lesson 曲の練習をするときなどに適したリバーブ効果をかけます。
3 1 2
35
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 36ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
次の方法でもリバーブ効果を変えることができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押します。
[ (曲)]ボタンを押している間は、リバーブ設定画面が表示されます。
ボタンを離すと、元の画面に戻ります。
36
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 37ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
音の粒だちを良くして、音にメリハリをつけることができます。fig.02-14.eps
1. [ (曲)]ボタンを押しながら[3]ボタンを押してから、[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、画面に Sound Control ON/OFFと表示させます。
2. [-]ボタンまたは[+]ボタンを押して、サウンド・コントロールをオン(ON)にします。
3. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、画面にSound ControlType と表示させます。
4. [-]ボタンまたは[+]ボタンを押して、サウンド・コントロールのタイプを選びます。
5. [ (曲)]ボタンを押すと、基本画面に戻ります。
再生時の音質を変えてみましょう(サウンド・コントロール)
表示 解説
Sharp(シャープ) 低音と高音が強調された音になります。
Clear(クリア) 低音の和音がすっきりと聞こえる音になります。
Power(パワー) 低音が強調された音になります。
5
3
1 2, 4
37
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 38ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
市販の SMFミュージックデータは、通常、16 のパートで構成されており、各パートには 1つ 1つ異なる楽器の音が録音されています。
この 16のパートのうち、特定のパートを選んで再生したり、選んだパートをミュート(消音)することができます。(1つのパートの音だけを再生しないようにすることを、「マイナス・ワン」といいます。)
パートごとの操作は「16トラック画面」で設定します。パートの操作が終わったら、[ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示させておきましょう。ただし、16トラック画面以外の画面を表示させると、ソロやミュートの設定は解除されます。
パートを選んで、そのパートだけを再生することができます。伴奏の楽器の音を選んで聴いたり、練習するときに便利です。
1つのパートだけを再生することを「ソロ」と言います。fig.02-16.eps
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[2]ボタンを押します。
次のような16トラック画面が表示されます。fig.02-17.eps
2. [3]ボタンまたは[4]ボタンで、画面上段の数字を再生したいパートに移動します。
特定の楽器の演奏を聴いてみましょう
1つのパートだけを再生する(ソロ)
表示 解説
● このパートを再生する
○ このパートを再生しない
- 音が入っていない
1 2
43, 5
38
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 39ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
3. [1]ボタンを押します。数字のあるパートだけに「●」が表示され、そのパートの音だけ再生する設定になります。fig.02-18.eps
4. [ (再生)]ボタンを押して、曲を再生します。
選んだパートの音だけを再生されます。
5. ソロを解除するときには、もう一度、[1]ボタンを押します。
すべてのパートの音が鳴るようになります。
パートごとに再生する/しないを設定することができます。
ソロやミュートの設定は、16トラック画面以外の画面を表示させると、解除されます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[2]ボタンを押します。
次のような16トラック画面が表示されます。fig.02-17.eps
2. [3]ボタンまたは[4]ボタンで、画面上段のカーソル( )を再生したいパートに移動します。
3. [2]ボタンまたは[-][+]ボタンで、●(再生する)、○(再生しない)を設定します。[2]ボタンを押すと、●と○が切り替わります。
[-]ボタンを押すと再生しない(○)、[+]ボタンを押すと再生する(●)設定になります。fig.02-20.eps
4. [ (再生)]ボタンを押すと、曲が再生されます。
「○(再生しない)」にしたパートの音は再生されません。そのパートを自分で演奏してみましょう。
特定のパートの音を鳴らさない(ミュート)
39
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 40ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
各パートに割り当てられている音色名を表示することができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[2]ボタンを押します。
16トラック画面が表示されます。
2. [R]ボタンを押すと、音色名が表示されます。fig.02-21.eps
音色名を数秒間表示した後、自動的に元の画面に戻ります。
[3][4]ボタンでカーソルを移動したときも、カーソルのあるパートの音色名が数秒間表示されます。
パートに割り当てられた音色名を表示する
40
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 41ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MT-90Uは、USBメモリーに記録されたオーディオ・データや、市販の音楽 CD(別売のCDドライブ接続時)を再生することができます。
オーディオ・データでは、メトロノームやカウントインの機能は使えません。
再生可能なオーディオ・データ
MT-90U は、以下の種類のオーディオ・データを再生することができます。
MT-90Uで扱うことのできるオーディオ・データの数は、同じフォルダの中で最大 99個です。それ以上のオーディオ・データをUSBメモリーにコピーするときは、新たにフォルダを作成し、各フォルダ内のオーディオ・データが99個以下になるようにしてください。
ファイル名の先頭の文字に「.」(ピリオド)は使えません。一部の文字( ¥ / : , ; * ? " < > ¦ )もファイル名に使えません。また、日本語(漢字/ ひらがな)もファイル名に使えません。ファイル名を付けるときは、アルファベットと数字だけを使用するようにしてください。
WAV形式のファイルには拡張子に「.wav」、MP3 形式のファイルには拡張子に「.mp3」を付けてください。これら以外の拡張子を付けると再生することはできません。
オーディオ・データを再生してみましょう
WAV(拡張子:.wav)
サンプリング周波数 44.1kHz
ビット数 16 ビット
チャンネル数 1(モノラル)/2(ステレオ)
MP3(拡張子:.mp3)
フォーマット MPEG-1 audio layer 3
サンプリング周波数 44.1kHz
ビット・レート 128/160/192/224/256/320kbps
41
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 42ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
1. オーディオ・データが記録された USBメモリーを、本体前面の USB端子に接続します。
フォルダの中のオーディオ・データは、「フォルダ選択画面」(P.11)で選ぶことができます。
2. [ (曲)]ボタンを押します。
画面上段に曲番号と曲名が表示されます。
WAV のとき MP3のとき
3. [-][+]ボタンを押して、曲を選びます。
4. [ (再生)]ボタンを押します。
曲の再生が始まります。
曲の最後まで再生されると、自動的に曲が止まります。
5. 曲を止めるときは、[ (停止)]ボタンを押します。
オーディオ・データの再生中は、拍子、テンポ、小節番号は表示されません。
1. MT-90UにCDドライブを接続します(P.55)。
2. [ (曲)]ボタンを押します。
画面上段に曲番号と曲名が表示されます。
3. [-][+]ボタンを押して、曲を選びます。
4. [ (再生)]ボタンを押します。
音楽CD の再生が始まります。
曲の最後まで再生されると、自動的に次の曲が再生されます。
5. 曲を止めるときは、[ (停止)]ボタンを押します。
音楽CD の再生中は、拍子、テンポ、小節番号は表示されません。
USBメモリーに記録されたオーディオ・データを再生する
CDドライブ(別売)を接続して音楽 CDを再生する
42
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 43ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
オーディオ・データや市販の音楽 CDのボーカル部分の音を小さくして、自分で歌うことができます。好きな曲を使って、カラオケやボーカルの練習をするのに便利です。
曲によっては、ボーカルの音が完全に消えないことがあります。
1. MT-90UにUSBメモリーを接続し、MT-90Uの電源を入れます(P.13)。
2. [ (曲)]ボタンを押します。
画面上段に曲番号と曲名が表示されます。
3. [-][+]ボタンを押して、曲を選びます。
4. [4]ボタンを押して、センター・キャンセル機能をオンにします。センター・キャンセル機能をオンにすると、[4]ボタンのランプが消灯します。
5. [ (再生)]ボタンを押します。
曲を再生すると、メロディーやボーカルの声などの音が小さくなります。メロディー部分を自分で演奏したり歌うことができます。
市販の自動ピアノCDを再生する場合は、ピアノの音が鳴らなくなります。
オーディオ・データでも、ミュージックデータと同様に、曲を移調して再生することができます。
電源を切ったり違う曲を選んだりすると、移調の設定は元に戻ります。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[R]ボタンを押します。
次のような画面が表示されます。fig.02-12.eps
2. [-][+]ボタンで移調の値を設定します。オーディオ・データの場合は、-6 ~ +5(半音単位)で設定することができます。[-]と[+]ボタンを同時に押すと、0に戻ります。
たとえば、ニ長調(D)の曲をハ長調(C)に変えたいときは、- 2に設定します。
3. [ (曲)]ボタンを押すと、基本画面に戻ります。
オーディオ・データや音楽 CDでカラオケをする(センター・キャンセル)
調を変えて再生する(プレイバック・トランスポーズ)
43
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 44ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
オーディオ・データでも、ミュージックデータと同様に、テンポを変えて再生することができます。テンポを変えても音の高さは変わりません。また、テンポはオーディオ・データの再生中でも変えることができます。
テンポは 75~ 125%の間で変えることができます。fig.01-09.eps
1. [ (テンポ)]ボタンを押します。
画面のカーソル( )が、再生速度表示に移動します。fig.01-10.eps
オーディオ・データが選ばれている場合、テンポ表示は再生速度表示になります。電源を切ったり違う曲を選んだりすると、再生速度の設定は100%(元の状態)に戻ります。
2. [-][+]ボタンで、テンポを調節します。[+]ボタンを押すと、1%ずつテンポが早くなります。押し続けると、連続的に早くなります。
[-]ボタンを押すと、1%ずつテンポが遅くなります。押し続けると、連続的に遅くなります。
3. 元のテンポに戻すときは、[ (テンポ)]ボタンを押しながら[ (曲の頭)]ボタンを押します。
[-][+]ボタンを両方同時に押しても、元のテンポに戻ります。
テンポを変えて再生する(タイム・ストレッチ)
13 2
44
MT-90Uの使い方
MT-90U_r_j.book 45ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
USB メモリーに記録されているたくさんの曲の中から、お気に入りの曲を集めて、リストを作ることができます。
お気に入りの曲を探しやすくなるほか、お気に入りの曲を続けて聴くこともできます(オール・ソング・プレイ機能)。
ソング・リストはUSBメモリーに記録されます。
内蔵曲をソング・リストに追加することはできません。また、フロッピー・ディスクに記録されているミュージックデータ(フロッピー・ディスク・ドライブ接続時)や、音楽CDの曲、CD-ROMに記録されている曲(CDドライブ接続時)をソング・リストに追加することはできません。
1. [-][+]ボタンを押して、ソング・リストに追加する曲を選びます。
2. [ (曲)]ボタンを押しながら、[ (停止)]ボタンを押します。
曲がソング・リストに追加されます。
ソング・リストには、99曲まで追加できます。
お気に入りの曲をあつめてリストを作る(ソング・リスト)
1
2
ソング・リストから曲を削除する時は・・・
削除したい曲を選び、[ (曲)]ボタンを押しながら、[ (曲の頭)]ボタンを押します。
45
46
MT-90U_r_j.book 46ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MT-90U のさまざまな機能
メトロノームの音色や音量などの設定を変えることができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[ (メトロ
ノーム)]ボタンを押します。メトロノーム設定画面が表示されます。
fig.03-01.eps
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]
ボタンを押して、設定する項目を選びます。
3. [-][+]ボタンを押して、値を変えます。設定できる値は、それぞれ次のようになります。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。→ 「メトロノームを鳴らしましょう」(P.25)
※3連系の拍子(6/8、9/8、12/8)では、「+Double」を選んだとき、追加音は「+ Tripl」と同じ鳴りかたをします。
→ メトロノームの音色設定は、電源を入れ直しても記憶されています。製品出荷時の設定に戻したい場合は、「製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」(P.52)をご覧ください。
→ メトロノームの音量設定は、カウント音の音量にも反映されます(P.28)。
メトロノームの設定を変える
項目 解説
Volume メトロノームの音量
Beat 拍子
Sound メトロノームの音色
Pattern 拍の刻みかた
項目 値 解説
Volume 0~10
値が大きいほど音が大きくなります。「0」に設定すると、音は鳴りません。電源投入時は「5」に設定されています。
Beat
2/2、0/4、2/4、3/4、4/4、5/4、6/4、7/4、3/8、6/8、9/8、12/8
0/4 を選ぶと、弱拍の音だけ鳴ります。
Sound
Click 通常のメトロノームの音
Elec. 電子メトロノームの音
VoiceJ 日本語の「1」「2」「3」
VoiceE 英語の「1」「2」「3」
Animal 犬と猫の声
Woodblk ウッド・ブロック
Triangle トライアングル&カスタネット
Handclap ハンド・クラップ
Pattern
Normal 通常の鳴り方です。
弱拍が付点 2分音符の間隔で小節頭から刻みます。
弱拍が 2分音符の間隔で小節頭から刻みます。
弱拍が付点 4分音符の間隔で小節頭から刻みます。
弱拍が 4分音符の間隔で小節頭から刻みます。
弱拍が付点 8分音符の間隔で小節頭から刻みます。
弱拍が 8分音符の間隔で小節頭から刻みます。
弱拍が 16分音符の間隔で小節頭から刻みます。
+Doubl追加音が 1拍の裏拍で鳴ります。
+Tripl 追加音が 1拍を3連符で刻みます。
+Shufl 追加音がシャッフルで鳴ります。
項目 値 解説
MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 47ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
カウントイン、イントロ・カウントダウンのカウント音の設定を変えることができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[ (カウン
トイン)]ボタンを押します。カウントイン/ダウン設定画面が表示されます。
fig.03-02.eps
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、設定する項目を選びます。
3. [-][+]ボタンを押して、値を変えます。設定できる値は、それぞれ次のようになります。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。→「カウント音を鳴らして演奏のタイミングを合わせましょう」(P.28)、「マーク間を繰り返し再生する」(P.31)参照
※カウント音の設定は、電源を入れ直しても記憶されています(ただし、「Count Down Trk/Part」の設定を除く)。お買い上げ時の設定に戻したい場合は、「製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」(P.52)をご覧ください。
※基本画面などの小節番号の表示が点滅しているとき(ミュージックデータを読み込み中)、「CountDown Sound」の設定を変えると、もう一度曲の頭から再生されることがあります。
カウント音の設定を変える
項目 解説
Count In/DownMode
カウント音をいつ鳴らすか
Count DownSound イントロ・カウントダウン時のカウント音の音色
Count DownTrk/Part
イントロ・カウントダウン時のメロディーの始まりを検出するトラック(またはパート)の指定
Count InSound カウントイン時のカウント音の音色
Count InMeasure カウントイン時のカウントする小節数
Count InRepeat カウントイン時の繰り返しの設定
項目 値 解説
Count In/DownMode
Both演奏の前とイントロの終わりにカウント音を鳴らします。
Count In 演奏の前にだけカウント音を鳴らします。
CountDown
イントロの終わりにだけカウント音を鳴らします。
CountDownSound
VoiceJ日本語で「1」「2」「3」
VoiceE 英語で「1」「2」「3」
Count DownTrk/Part(この項目は、違う曲を選ぶと値が「Trk3+4」に戻ります。)
Trk3+4
ピアノ曲の右手パートと左手パート電源投入時はこの設定です。
Trk 3 左手
Trk 4 ピアノ曲の右手パート
Part1~16
CountInSound
Sticks スティックで叩いた音
Click ベルの音とクリック音
Elec. 電子音
VoiceJ日本語で「1」「2」「3」
VoiceE 英語で「1」「2」「3」
Animal 犬と猫の声
Woodblk ウッド・ブロック
Triangleトライアングル&カスタネット
Handclap ハンド・クラップ
CountInMeasure
1、2電源投入時は「2」(2小節)に設定されています。
CountInRepeat
First
一番最初だけカウント音を鳴らす電源投入時はこの設定です。
Every 毎回カウント音を鳴らす
項目 値 解説
47
MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 48ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
通常、マークは選んだ小節の頭につきますが、小節の途中(拍の頭)にマークをつける設定に変えることができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[ (マー
ク)]ボタンを押します。次のような画面が表示されます。
fig.03-03.eps
2. [-][+]ボタンを押して、値を変えます。
3. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。小節の途中にマークをつけるとき(「Beat」に設定したとき)は、曲を再生しながらマークをつけてください。
※ 「Beat」に設定してマークをつけると、指定した拍の頭にマークが付きますが、マーク画面(P.29)には小節番号が表示されます。
→ 「繰り返し練習したいところにマークをつけましょう」(P.29)参照
歌詞データを含むミュージックデータの歌詞を表示するときの言語を設定します。
歌詞が正常に表示されないときに、この設定を変えてください。
また、曲名の表示もこの設定が反映されます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]
ボタンを押して、「Lyric Language」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.03-07.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。→ この設定は、電源を入れ直しても記憶されていま
す。お買い上げ時の設定に戻したい場合は、「製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」(P.52)をご覧ください。
※ 設定が「English」のときに、日本語の歌詞や曲名を表示すると文字がうまく表示されないことがあります。また、同様に、設定が「Japanese」のときに、英語の歌詞や曲名を表示すると表示がおかしくなることがあります。
カラオケ用のミュージックデータの中には、歌詞データを含み、画面に歌詞が表示されるものがあります。このようなミュージックデータの歌詞を画面に表示しないようにすることができます。 1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]
ボタンを押して、「Lyric Display」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.03-06.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。歌詞の入ったミュージックデータを再生中に、
[ (曲)]ボタンなどを押すと、歌詞が表示されな
くなります。歌詞を再び表示させたい場合は、
[ (再生)]ボタンを押してください。
小節の途中にマークをつける
表示 解説
Measure 小節の頭にマークがつきます。
Beat 拍の頭にマークがつきます。
歌詞表示の設定を変える
値 解説
Japanese 日本語で表示します。
Englishウムラウトなどの特殊欧文文字を表現することができます。
歌詞表示を解除する
値 解説
ON 歌詞が表示されます(歌詞を含むミュージックデータを再生した場合)。
OFF 歌詞が表示されません。
48
MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 49ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
同じフォルダやソング・リストにある、すべての曲を順に演奏し、最後の曲が終わったら、また1曲目に戻って演奏する機能を「オール・ソング・プレイ」といいます。
「オール・ソング・プレイ」で全曲再生する曲順を、ランダムに(無作為に)することができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、「All Song Play」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.03-06.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。→ 「すべての曲を連続して聴く(オール・ソング・
プレイ)」(P.23)を参照
通常、ローランド・ピアノ・デジタル対応のSMF(「MT-90Uで使用できるミュージックデータ」(P.56))を再生するときは、トラック[3]ボタンに左手パート、トラック[4]ボタンに右手パートが割り当てられます(P.27)。
ただし、SMFの中には、右手パートと左手パートの割り当てが異なるものがあります。
この設定が「Auto」になっているときに、トラック・ボタンで右手パート、左手パートをうまく操作できないときは、「2/1 Part」または「3/4 Part」に設定を変更してください。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、「Track Assign」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.03-06.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。設定を変更したら、もう一度、曲を選びなおしてください。
→ この設定は、電源を入れ直しても記憶されています。お買い上げ時の設定に戻したい場合は、「製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」(P.52)をご覧ください。
ランダムな曲順で全曲再生する
値 解説
Normalディスクに登録されている順番で再生します。
Randomランダム(無作為)な順番で再生します。
SMF再生時のトラック・ボタンに割り当てるパートを変える(トラック・アサイン)
値 解説
Autoミュージックデータによって、自動でトラックに割り当てるパートを設定します。
2/1 Partパート1をトラック[4]、パート2をトラック[3]、パート 3をトラック[1]に割り当てます。
3/4 Partパート4をトラック[4]、パート3をトラック[3]、パート 1をトラック[1]に割り当てます。
49
MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 50ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
SMFミュージックデータとオーディオ・データの再生音量が揃わない場合には、オーディオ・データの再生音量を調節してください。
以下の手順で、オーディオ・データの再生音量を調整することができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを何度か押して、画面にAudio Volumeと表示させます。
3. [-][+]ボタンで、値を変えます。
4. 調節が終わったら、[ (曲)]ボタンを押して
基本画面に戻ります。
CDによっては、ピアノ本体が CDの種類を正しく判別できないものがあります。その場合、手動でCD のタイプを指定することができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、「CD/Audio」の「Type」を表示させます。
fig.d-typeAuto.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]
ボタンを押して、「CD/Audio」の「Sync」を表示させます。
fig.d-sync0.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。
オーディオ・データの再生音量を調節する
値 解説
0~127オーディオ・データの再生音量を調節します。値を大きくすると、音量が大きくなります。
再生する CDの種類を設定する
項目 値 解説
Type
Auto CD の種類を自動判別します。
Type A 一般的な自動ピアノ用のCDは、音声データとMIDI データが入っており、データ形式はCD によって異なります。データ形式がMT-90U の設定と合っていないときは、「ピー」という音が鳴ります。一部の自動ピアノ用CD は再生することができません。
Type B
Stereo市販のオーディオCD(自動ピアノ用CD を除く)
CDの設定を変える
項目 値 解説
Sync 0 ~ 100
自動ピアノ用のCDによっては、ピアノの音と伴奏の音のタイミングがずれることがあります。このようなときにピアノの発音タイミングを調節して、伴奏と合わせることができます。
50
MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 51ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
USBメモリーからのデータの読み込みに時間がかかったり、データがうまく読み込めない場合は、以下の方法でUSB メモリーの設定を切り替えると、改善される場合があります。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、「External Memory」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.03-06.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示させます。→ この設定は、電源を入れ直しても記憶されていま
す。お買い上げ時の設定に戻したい場合は、「製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」(P.52)をご覧ください。
背面にあるUSB 端子を使ってパソコンと接続する場合に、パソコンが使用するUSB ドライバを指定します。
通常は、一般的なパソコンが標準的に持っているドライバを使用する設定(Generic)でお使いください。
MT-90U がパソコンに正しく認識されない場合や、通信エラーが生じるような場合は、オリジナル・ドライバを使用する設定に切り替え、パソコンにドライバをインストールした状態でご使用ください。
オリジナル・ドライバの入手方法、使用方法については、ローランドのホームページ
http://www.roland.co.jp/
をご覧ください。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、「USB Driver」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.03-06.eps
3. [-][+]ボタンを押して、値を選びます。
4. [ (曲)]ボタンを押して、基本画面を表示さ
せます。
5. 電源を入れ直します。→ この設定は、電源を入れ直しても記憶されていま
す。お買い上げ時の設定に戻したい場合は、「製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」(P.52)をご覧ください。
USB メモリーの設定を切り替える
値
Mode1、Mode2
USB ドライバの設定を切り替える
値 解説
Generic
一般的なパソコンが標準的に持っているドライバを使用します。この場合、ドライバのインストールは不要です。通常は、このモードでご使用ください。
Originalローランドが提供するオリジナル・ドライバを使用します。
51
MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 52ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
次の設定は、電源を入れ直しても元の設定には戻りません。これらを製品出荷時の設定に戻すことができます。
製品出荷時の設定に戻すことを、「ファクトリー・リセット」といいます。
記憶される設定
• チューニングの設定(P.17)
• メトロノームの音色(P.46)
• カウント音の設定
(「Count Down Trk/Part」を除く)(P.47) • 歌詞表示の言語設定(P.48)
• USBメモリーの設定(P.51)
• USBドライバの設定(P.51)
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]
ボタンを押して、「Factory Reset」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.03-08.eps
ファクトリー・リセットを中止するときは、
[ (曲)]ボタンを押すと、元の画面に戻ります。
3. [+]ボタンを押します。次の画面が表示され、[ (再生)]ボタンのランプが点滅します。
fig.03-09.eps
ファクトリー・リセットを中止するときは、[ (停止)]ボタンを押してください。
4. [ (再生)]ボタンを押すと、ファクトリー・
リセットが実行されます。
5. 電源を入れ直してください。
ペダル・スイッチ(別売:DP-2)を接続して、ペダルを踏んで曲を再生したり、停止することができます。fig.03-10.eps
1. 本体背面のStart/Stop 端子に、ペダル・スイッチを接続します。
2. ペダルを踏むと演奏がはじまります。
3. もう一度ペダルを踏むと停止します。※ペダルは、ローランド・ペダル・スイッチDP-2 を別途ご用意ください。ご購入される際には、本機をお買い上げになった販売店にご相談ください。
製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)
再生/停止をペダル・スイッチで操作する
本体背面
Roland DP-2 (別売)
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MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 53ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MIDI キーボードや、MIDI パッド・コントローラーなどの外部MIDI機器と接続して、MT-90U の音源(楽器音を内蔵している部分)を使って演奏することができます。
※外部 MIDI機器を接続して MT-90Uを操作する際は、接続する MIDI機器の MIDIの設定をする必要があります。詳しくは、各機器の取扱説明書をご覧ください。
MIDIとは「MIDI」とは「Musical Instrument Digital Interface」の略で、電子楽器やパソコンの間で演奏情報のやりとりをするために作られた、統一規格です。MIDI 端子を持った機器同士をMIDI ケーブルで接続して、データを送ったり受けたりすることができます。
MIDI In(ミディ・イン)端子fig.03-11.eps
別売のMIDI ケーブルで、外部MIDI 機器のMIDI Out端子と接続します。
外部のMIDI 機器から送られてくるMIDI 情報を受信します。MIDI 情報を受信したMT-90U は、音を出す、音色を切り換えるなどをすることができます。
MT-90U とオーディオ機器を接続すると、MT-90U の音をオーディオ機器のスピーカーで鳴らしたり、テープ・レコーダーなどの録音機器で演奏を録音することができます。
接続にはPJ-1M(別売)などのRCA ピン・プラグのケーブルを使用してください。
Output R/L (アウトプット R/L)端子
fig.03-13.eps
別売のオーディオ・ケーブルでオーディオ機器に接続して、MT-90U の音を接続した機器のスピーカーから鳴らすことができます。
MT-90U のスピーカーで音を鳴らさないときは、Speaker(スピーカー)スイッチを「Off」にしてください。
接続の手順
電子ピアノと接続して、電子ピアノのスピーカーから、MT-90Uの音を鳴らすことができます。
※他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。
1. MT-90U背面のOutput 端子と、電子ピアノのInput R/L端子を、オーディオ・ケーブル(別売)で接続します。電子ピアノのスピーカーからもMT-90U の音が出るようになります。
2. MT-90U背面のSpeaker(スピーカー)スイッチを「Off」にします。MT-90U のスピーカーからは音が出なくなります。
Speaker(スピーカー)スイッチを「On」にすると、MT-90U のスピーカーから音が出るようになります。
MIDI 機器を接続する
本体背面
外部オーディオなどに接続する
電子ピアノと接続してお使いの場合
本体背面
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MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 54ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
別売のフロッピー・ディスク・ドライブ(FD-01 シリーズ)をMT-90Uに接続すると、フロッピー・ディスクに記録されたミュージックデータを、MT-90で再生させることができます。fig.connectFloppy.eps
接続の手順
1. MT-90Uの電源を切ります。
2. フロッピー・ディスク・ドライブのUSB ケーブルを、MT-90U前面の USB端子に接続します。
3. MT-90Uの電源を入れます。
4. ミュージックデータが保存されているフロッピー・ディスクを、フロッピー・ディスク・ドライブに挿入します。フロッピー・ディスクに保存されているミュージックデータは、USBメモリー使用時と同じ操作で再生することができます(P.20)。
フロッピー・ディスクに記録されたミュージックデータを、パソコンを使わずにUSB メモリーにコピーすることができます。
1. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。
2. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]
ボタンを何度か押して、画面にBackupFloppy Diskと表示させます。
3. [ (再生)]ボタンを押します。
4. 以下の画面に切り替わります。
この画面は、データのコピーに関してご注意いただきたいことが書かれています。
[ (早送り)]ボタンを押して全文をお読みになる
か、以下の文章をお読みください。
5. [ (早送り)]ボタンを何度か押して、画面に
Backup FDと表示させます。
6. フロッピー・ディスク・ドライブのUSB ケーブルを、MT-90UのUSB メモリー端子に接続します。
7. フロッピー・ディスク・ドライブに、ミュージックデータが記録されたフロッピー・ディスクを入れます。
フロッピー・ディスク・ドライブ(別売)を接続する
ミュージックデータをフロッピー・ディスクから USBメモリーにコピーする
第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用しないでください。あなたが本機を用いて他者の著作権を侵害しても、弊社は一切責任を負いません。
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MT-90Uのさまざまな機能
MT-90U_r_j.book 55ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
8. フロッピー・ディスクが正しく挿入されると、以下の画面が表示されます。[ (再生)]ボタンを押してコピーを始めます。
[ (曲)]ボタン、または[ (停止)]ボタンを押
すとコピーが中止され、基本画面に戻ります。
※ディスク・ドライブの動作中は、ディスクを取り出さないでください。ディスクの磁性面に傷がつき、使用できなくなります。
9. フロッピー・ディスクからの読み込みが終わると、以下の画面が表示されます。MT-90Uからフロッピー・ディスク・ドライブのUSB ケーブルを抜き、USBメモリーを接続してください。
10.USB メモリー接続されると、以下の画面が表示されます。[ (再生)]ボタンを押して書き込みを始めます。
[ (曲)]ボタン、または[ (停止)]ボタンを押
すとコピーが中止され、基本画面に戻ります。
※データの書き込み中はUSB メモリーを抜かないでください。本体やUSB メモリーの内容が失われる場合があります。
11.書き込みが完了すると以下の画面が表示されます。
USBメモリーにフォルダが作られ、フロッピー・ディスクのデータは、このフォルダに書き込まれます。書き込み完了の画面には、作られたフォルダの名前が表示されます。
[ (曲)]ボタンを押すと、基本画面に戻ります。
※「Uncompleted」と表示されたときは、エラーのためバックアップが完了していません。
これでミュージックデータのコピーが完了しました。
市販のCD ドライブを接続して、音楽CDや SMFミュージックデータを保存したCD-ROMを再生することができます。
ローランドが販売しているVIMA 用CD-ROM(VIMATUNES)の曲を再生することもできます。
CD 使用時の注意
• 音楽トラックが追記されたCD-R/RW や、音楽トラック
とデータが混在するCD(CD エクストラ)は、再生できません。
• 市販CD の再生は、正式なCD 規格のロゴマーク
「COMPACT disc DIGITAL AUDIO」が印刷されているもののみ対応しています。
• 著作権保護技術付き音楽ディスク等、CD規格外ディスク
に対しましては、動作および音質の保証はできません。 • 著作権保護技術付き音楽ディスクに関する詳細について
は、ディスクの発売元にお問い合わせください。 • CD に曲を保存したり、CDの曲を削除することはできま
せん。CD をフォーマットすることもできません。
接続の手順
1. MT-90Uと、接続する CD ドライブの電源を切ります。
2. CDドライブに付属されているUSBケーブルを、MT-90UのUSB端子に接続します。
3. MT-90Uの電源を入れます。
4. 接続したCD ドライブの電源を入れます。※CD ドライブをUSBバス・パワーで動作させることはできません。
※CD ドライブの電源の入れかた/切りかた、CDの入れかた/取り出しかたについては、お使いになるCD ドライブの取扱説明書をご覧ください。
※CD ドライブの動作確認情報を、ローランドのホームページでご案内しています。ローランドのホームページhttp://www.roland.co.jp/「サポート」から確認することができます。
作られたフォルダの名前
CDドライブ(別売)を接続する
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MT-90U_r_j.book 56ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
ミュージックデータについて
○ ミュージックデータとは?
ミュージックデータは「どのくらいの音の高さの鍵盤を、どのくらいの長さ、強さで弾いたか」などの、音楽の演奏情報を記録したデータです。これをUSB メモリーにコピーし、USBメモリーを MT-90Uの USB端子に接続すると、USBメモリーから MT-90Uに演奏情報が送られて、そのとおりに曲が再生されます。CDのように音そのものの情報ではないので、特定のパートだけ消したり、音色、テンポ、キーの変更も自由自在です。多彩な活用ができます。
○ ミュージックデータの著作権について
市販のSMF ミュージックデータなどを、個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。権利者に無断でこれらのデータの複製を作ったり、二次的著作物で利用したりしてはいけません。
市販のSMF ミュージックデータなど、既存の著作物をもとにお客様が作成された作品は、個人でお楽しみになる以外は著作権を侵害する恐れがありますので、十分注意してください。作成された作品が第三者の著作権を侵害しても、当社は一切の責任を負いません。
VIMA TUNES
VIMA TUNES とは画像と歌詞の情報を含んだミュージックデータのことで、歌詞付きの曲と映像が同時に楽しめるローランドの規格です。「VIMA TUNES」のマークのついたデータを、同じマークのついた機器で再生すると、接続した外部ディスプレイやテレビの画面に歌詞を表示してカラオケをしたり、スライドショーを楽しむことができます。
本機(MT-90U)では、VIMA TUNES の映像を再生することはできません。
SMF ミュージックデータSMF(スタンダードMIDI ファイル)はミュージックデータの形式をメーカーを越えて標準化することを目的としてつくられたデータ形式です。SMF ミュージックデータは、SMF 形式のミュージックデータの曲集で、鑑賞用、楽器練習用、カラオケ用など幅広いジャンルにわたって発売されています。
SMF with Lyrics
「SMF with Lyrics」は、歌詞を含むSMF ミュージックデータです。「SMF with Lyrics」マークのついたミュージックデータを、MT-90U で再生すると、ディスプレイに歌詞を表示することができます。
MT-90U の音源について
GM
GM(General MIDI)とは、音源のMIDI 機能の仕様を、メーカーを越えて標準化することを目的とした推奨規定です。GM に合致した音源やミュージックデータにはGMマークがついており、GM マークのついたミュージックデータは、GM マークつきの音源であればどれでもほぼ同じ演奏表現ができます。
GM2
GM2 は、より高度な演奏表現と互換性を実現させるために決められた、GM の上位互換の推奨規定です。従来のGMで規定されていなかった音色のエディットやエフェクトなどの動作仕様が細かく規定され、音色も拡張されています。GM2 に対応する音源は、GM、GM2 のどちらのマークのついたミュージックデータも正しく再生できます。なお、GM2 の追加規定を含まない従来のGM を「GM1」と呼んで、両者を区別することがあります。
GS フォーマット
GS フォーマットは、ローランドの音源に関する共通仕様です。GM の仕様に加え、音色数の拡張だけでなく、音色のエディット、エフェクト(リバーブやコーラス)などの機能を細かく規定することにより、互換性を高めています。また将来のニーズにも柔軟に対応できるよう、新しい音色の追加や機能の拡張性についても十分考慮されています。GS フォーマットはGM の上位互換なので、GS ミュージックデータ(GS フォーマットに基づいて作られたミュージックデータ)と同様に、GM スコアも正しく演奏することができます。
XG lite
XG は GM1(General MIDI 1)を元に、音色の拡張方式やエディット方式、エフェクト構成やタイプ等を規定した、ヤマハ株式会社の音源フォーマットです。
XGlite はXG の簡易(ライト)版で、XG のミュージックデータをXGlite マークの付いた音源を使って手軽に再生して楽しむことができます。XGlite ではコントロールできるパラメーターやエフェクトなどに一部制限がありますので、XG のミュージックデータが元のデータと異なって聞こえる場合があります。
MT-90Uで使用できるミュージックデータ
ミュージックデータについて
MT-90U_r_j.book 57ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
USB メモリーをMT-90U で使用できるようにすることを、「初期化(フォーマット)」といいます。USB メモリーとMT-90U の形式が合っていないと、MT-90U で使用することはできません。新しいUSB メモリーを使う場合は、まずMT-90U で初期化(フォーマット)をしてください。
USB メモリーは、ローランドが販売しているものを使用してください。それ以外のUSB メモリーを使用したときの動作は保証できません。
初期化をすると、USB メモリーに保存されている内容はすべて消えてしまいます。使用済みのUSB メモリーを初期化して再度使用するときは、初期化してもよいUSB メモリーかどうかを必ず確認してください。
パソコンでフォーマットされたUSB メモリーは、MT-90Uでは使用できないことがありますので、必ず MT-90Uでフォーマットをしてください。
1. USBメモリーを MT-90Uに接続します。
2. [ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを
押します。ファンクション画面が表示されます。
3. [ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押して、「Format Memory」を表示させます。次のような画面が表示されます。
fig.04-02.eps
4. [+]ボタンを押します。次の画面が表示され、[ (再生)]ボタンのランプが
点滅します。fig.04-03.eps
フォーマットしないときは、[ (曲)]ボタンを数
回押すと、元の画面に戻ります。
5. [ (再生)]ボタンを押すと、フォーマットが
始まります。画面には「Formatting...」と表示されます。
フォーマットが終わると、元の画面が表示されます。
※フォーマット中は、決して電源を切ったり、USBメモリーを抜いたりしないでください。USBメモリーだけでなく、MT-90U の本体が破損するおそれがあります。
USB メモリーの初期化(フォーマット)
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ミュージックデータについて
MT-90U_r_j.book 58ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
お手持ちのミュージックデータをパソコンからUSB メモリーにコピーし、MT-90U で再生することができます。
1. MT-90Uで初期化した USBメモリーを、パソコンに接続します。
2. お手持ちのパソコンで、ミュージックデータをUSBメモリーにコピーします。このUSBメモリーをMT-90U に接続すると、MT-90Uで再生できるようになります。
コピーする際のご注意
• ミュージックデータはSMF 形式で保存してください。
• 各ファイルの名前は半角英数字で8文字以内にしてくだ
さい。 • ファイル名のあとに拡張子「.MID」をつけてください。
拡張子をつけていなかったり、間違っていると、MT-90Uがそのファイルを認識できません。
• SMFフォーマット0にコンバートしてください。フォー
マット1の場合、正常に演奏できないことがあります。 • パソコンから複数のミュージックデータをまとめてコ
ピーした場合、曲順が変わることがあります。指定の曲順にしたいときは、順番に1曲ずつミュージックデータをコピーしてください。
ファイル・サイズの大きすぎるデータは、再生できない場合があります。
MT-90U の不都合によるデータの破壊や消去に対しての修復に関しましては、保証も含めご容赦願います。
i モード、iアプリ対応の携帯電話を使ってダウンロードしたミュージックデータを、赤外線通信機能を通してMT-90Uに接続されているUSB メモリーに保存することができます。また、USBメモリーに保存したミュージックデータを再生することができます。
※ i モード( )、i アプリ( )は
NTT ドコモの登録商標です。
曲をダウンロードする前に、i アプリ「iかなでル」をダウンロードする必要があります。「iかなでル」は携帯サイト「うた&メロ♪ローランド」内にあります。i Menu から「ローランド」で検索してください。
※「うた&メロ♪ローランド」の位置は、予告なく変更されることがあります。
ダウンロードのしかた
1. iモード、i アプリ対応の携帯電話で i アプリ「i かなでル」を起動します。
2. iアプリ「i かなでル」を使って曲をダウンロードします。
3. USBメモリーを MT-90Uに接続します。
4. 携帯電話の赤外線ポートをMT-90Uのリモート・センサーに向けます。携帯電話の赤外線ポートとMT-90U のリモート・センサーが真正面に向き合うようにします。
携帯電話の動作範囲:距離20cm以内/角度30度以内
5. ダウンロードしたデータを、MT-90Uに転送します。データの転送中には、MT-90U の画面に以下のように表示されます。
fig.DUMMY.eps
MT-90U に転送されたデータは、MT-90Uに接続されたUSBメモリーに自動的に保存されます。
※データの転送中、および保存中は、決して電源を切らないでください。データが破壊されるだけでなく、MT-90U の内部メモリーが破壊され、使用できなくなる場合があります。
ミュージックデータをパソコンからUSBメモリーにコピーする
携帯電話で曲をダウンロードする
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ミュージックデータについて
MT-90U_r_j.book 59ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
6. データの保存が終わると以下のように表示されます。
fig.DUMMY.eps
保存が完了すると、転送されたミュージックデータが自動的に再生されます。
ご注意
• 携帯電話の赤外線ポートの位置は機種によって異なりま
す。携帯電話の取扱説明書をご覧ください。 • 携帯電話の赤外線ポートからMT-90U の赤外線ポート
までの距離が長い場合、データの転送ができない場合があります。
• 携帯電話の赤外線ポートとMT-90U の赤外線ポートの
間に障害物があると、データの転送ができない場合があります。
• MT-90U の近くで他の機器を使って赤外線通信をする
と、MT-90U の動作が不安定になることがあります。周辺で操作している赤外線通信を中止するか、他の機器をMT-90Uから遠ざけてください。
• 直接日光が当たっている場所や蛍光灯の真下、赤外線装
置の近くでは正常に通信できないことがあります。 • 携帯電話の赤外線機能を使ってMT-90U にデータを転
送するとき以外は、携帯電話はなるべくMT-90U から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。
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MT-90U_r_j.book 60ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
故障かな?と思ったら
現象 原因/対策 ページ
電源が入らない ACアダプター、電源コードが正しく接続されていますか? P.12
MT-90U の音が出ない
[Volume(ボリューム)]つまみが一番左側になっていませんか? P.14
ヘッドホンを接続していませんか? P.14
スピーカー・スイッチがオフになっていませんか? P.53
MT-90U と他の機器は、正しく接続されていますか? P.53
すべての機器の電源は入っていますか?
リモコンで音量を 0にしていませんか?
音が抜けるMT-90U の最大同時発音数は128 音です。曲を聴きながら演奏していたり、ダンパー・ペダルを多用した曲を演奏していると最大同時発音数に達してしまうことがあります。このとき音が抜けることがあります。
曲が鳴らない
トラック・ボタンのランプが消えていませんか?ランプの消えているトラック・ボタンの音は鳴りません。ボタンを押してランプを点灯させてください。
P.27
USB メモリーに、MT-90U再生可能な曲が入っていますか?
曲がすぐに再生されない
SMF ミュージックデータには、フォーマット0と1という2 つのタイプがあります。フォーマット 1のデータの場合、再生するまでに時間がかかる場合があります。フォーマットのタイプは、お使いになるミュージックデータのブックレットをご覧ください。
ある楽器の音だけが鳴らない特定のパートの音を鳴らない設定にしていませんか? P.27
センター・キャンセル機能がオンになっていませんか? P.43
早送りや巻戻しができない
MT-90U が、USBメモリーから曲を読み込んでいる間は、早送りや巻戻しをすることができません
P.20
曲のサイズが大きい場合は、早送りや巻戻しができない場合があります。
[ (曲の頭)]ボタンを押しても、曲の先頭に戻らない
ミュージックデータの中には、曲の途中で演奏を止める設定になっているものがあります。そのような曲の場合は、[ (曲の頭)]ボタンを押すと、曲が止まる場所に移動します。さらに何回か押すと、曲の先頭に戻ります。
曲の音程、ピッチがずれている曲を移調していませんか? P.34
チューニングの設定は適切ですか? P.17
トラック・ボタンが効かない 16トラック画面を表示していませんか?16トラック画面を表示しているときは、トラック・ボタンは効きません。
P.38
ペダルが効かない、または効きっぱなしになる
ペダルが正しく接続されていますか?ペダル・スイッチのペダル・コードを、本体裏面の Start/Stop端子にしっかり接続してください。
P.52
歌詞表示がおかしい
ミュージックデータの種類によっては、歌詞が正常に表示されない場合があります。
歌詞表示の言語設定を変えると、正常に表示される場合があります。 P.48
歌詞が表示されているときに[ (曲)]ボタンなどを押すと、歌詞が表示
されなくなります。歌詞を再び表示させたい場合は、[ (再生)]ボタンを押してください。
メトロノーム、カウントイン、パート・ミュート/ソロが使えない(効かない)
オーディオ・データを再生するときには、これらの機能は使えません。
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エラー表示/その他の表示
「外部メディア」とは、USBメモリーなどを指します。
エラー・メッセージを消すときは、[ (曲)]ボタンを押してください。
表示 意味
PU弱起の曲(1拍目以外で始まる曲)を再生すると、画面の小節番号が、「PU、1、2・・・」のように表示されます。
Error:2書き込み中にエラーが発生しました。外部メディアのプロテクト・タブが「プロテクト(書き込み禁止)」の位置になっていたり、外部メディアが初期化されていない可能性があります。
Error:10外部メディアが挿入されていません。外部メディアを挿入してから、もう一度操作してください。
Error:11保存先の空き容量が足りません。別の外部メディアを挿入するか、不要なデータを削除して、もう一度操作してください。
Error:14読み込み中にエラーが発生しました。外部メディアが破損している可能性があります。別の外部メディアを挿入して、もう一度操作してください。または、外部メディアを初期化してください。
Error:15 ファイルを読むことができません。MT-90Uが対応していないデータ形式です。
Error:16曲の再生にデータの読み出しが間に合いません。数秒待ってから、もう一度、[ (再生)]ボタンを押すと、曲を再生できることがあります。
Error:18対応していないオーディオ・フォーマットです。対応したオーディオ・ファイルを使用してください。
Error:19 MT-90Uでは再生できない曲データです。
Error:30 MT-90Uの記憶容量が足りません。
Error:40 外部MIDI 機器から一度にたくさんのMIDI データが送られてきたため、MT-90Uで処理できません。外部MIDI 機器から送信されるデータ量を減らしてください。
Error:41 MIDIケーブルが抜けるなどのトラブルがありました。MIDIケーブルを正しく接続してください。
Error:43 MIDI通信でエラーが発生しました。MIDIケーブルや接続している MIDI機器を確認してください。
Error:51システムに異常がある可能性があります。もう一度操作をやり直してください。何度か操作をやり直してもこの表示が出る場合は、サービス・ステーションにご連絡ください。
Error:65 MT-90U前面の USB端子に過大な電流が流れました。外部メディアに異常がないか確認した後、電源を入れ直してください。
61
62
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付属曲一覧
MT-90U には上記の器楽曲が14曲収録されています。テンポを変えたり、音の高さを変えることもできます。
曲を選んで、[ (再生)]ボタンを押すと演奏が始まります。[4]ボタンを押すとメロディーが消えますので、伴奏に合わせ
てメロディーを演奏してみましょう。
これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。
デモ・ソングの演奏データはUSB MIDI OUTからは出力されません。
No. 曲名 メロディー楽器
1 ノクターン 第2番 ピアノ
2 メヌエット(バッハ) ピアノ
3 ガヴォット ピアノ
4 ラ・クンパルシータ アコーディオン
5 峠の我が家 ハーモニカ
6 アルハンブラの想い出 ギター
7 メヌエット(ボッケリーニ) バイオリン
8 白鳥 チェロ
9 聖者の行進 トランペット
10 茶色の小瓶 サックス
11 タイスの瞑想曲 フルート
12 クラリネット・ポルカ クラリネット
13 ロンド リコーダー
14 荒城の月 大正琴
MIDI インプリメンテンション・チャート
MT-90U_r_j.book 63ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
MIDI インプリメンテンション・チャート
ファンクション...
ベーシック チャンネル
モード
ノート ナンバー :
ベロシティ
アフター タッチ
ピッチ・ベンド
コントロール チェンジ
プログラム チェンジ
エクスクルーシブ
コモン
リアル タイム
その他
備考
送 信 受 信 備 考
電源ON時 設定可能
電源ON時 メッセージ 代用
音域
ノート・オン ノート・オフ
キー別 チャンネル別
0, 32 1 5
6, 38 7 10 11 64 65 66 67 84 91 93
98, 99 100, 101
: 設定可能範囲
: ソング・ポジション : ソング・セレクト : チューン
: クロック : コマンド
: オール・サウンド・オフ : リセット・オール・コントローラー : ローカルコントロール : オール・ノート・オフ : アクティブ・センシング : リセット
×
× ×
× ×
×
× ×
×
× × × × × × × × × × × × × × × ×
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○(Reverb) ○(Chorus) ○ ○
*1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1
×
×
× × ×
× ×
× × × × × ×
1-161-16
モード 3 モード 3, 4 (M=1)
○ ○
0-127 0-127
○ ○
○
○ 0-127
*1 *1
○
× × ×
× ×
○(120, 126, 127) ○ × ○(123-125) ○ ×
バンク・セレクト モジュレーション ポルタメント・タイム データ・エントリー ボリューム パンポット エクスプレッション ホールド1 ポルタメント ソステヌート ソフト ポルタメント・コントロール 汎用エフェクト1 汎用エフェクト3 NRPN LSB, MSB RPN LSB, MSB
*1 SysExにより、○×切り換え可能 *2 M≠1の場合もM=1として扱う
Music PlayerModel: MT-90U
Date : Feb. 1, 2008
Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート
**************
**************
モード 1 : オムニ・オン、ポリ
モード 3 : オムニ・オフ、ポリ
○ : あり
× : なし
モード 2 : オムニ・オン、モノ
モード 4 : オムニ・オフ、モノ
プログラム・ナンバー 1-128
*2
×
*1
*1
*1
**************
63
64
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主な仕様
MT-90U:ミュージック・プレーヤー
<再生専用コンポーザー>
● 外部記憶媒体USBメモリー(別売)
フロッピー・ディスク
※読み込みのみ
※別売の3.5インチ フロッピー・ディスク・ドライブ (FD-01 シリーズ)接続時
CD-ROM
音楽CD
※読み込みのみ
※市販のUSB CDドライブ接続時
● 再生可能データSMF フォーマット(0/1)
ローランド・ピアノ・デジタル対応フォーマット(i- フォーマット)
オーディオ・ファイル(WAV 形式、44.1kHz、16ビット・リニア)
MP3ファイル(44.1kHz 128 ~320kbps)
音楽CD
※市販のUSB CDドライブ接続時
● トラック数16トラック
● コントロールリセット、ストップ、プレイ、巻戻し、早送り
リピート、マーカー、ソング、テンポ、+、-、
トラック選択、カウントイン、メトロノーム(MIDI のみ)
センター・キャンセル(オーディオのみ)
● テンポ4分音符=10~500(MIDI のみ)
75~125%(オーディオのみ)
● 分解能120 ティック/4分音符(MIDI のみ)
● トランスポーズトランスポーズ:-6~+5(半音単位)
● 内蔵曲14曲
<音源>
● 最大同時発音数128音(MIDI のみ)
● 音色348音色(ドラムセット 8、効果音セット1含む)
GM2システム/GSフォーマット/ XG lite対応
● マスター・チューン415.3Hz~ 466.2Hz(0.1Hz単位)
● エフェクトリバーブ(MIDI のみ)
コーラス(MIDI のみ)
サウンド・コントロール:シャープ、クリア、パワー
<シーケンサー>
● メトロノーム拍子:2/2、0/4、2/4、3/4、4/4、5/4、6/4、
7/4、3/8、6/8、9/8、12/8
音量調節:11 段階
パターン:11 種類
<その他の機能>赤外線通信機能
マイク・エコー
ソング・リスト
フロッピー・ディスク・バックアップ
<その他>
● 表示器拍ランプ
122 ×32ドット、
グラフィックLCD(バックライト付き)
● 言語日本語(曲名、歌詞)、英語
● 歌詞表示可能(本体表示器)
● コントロールボリューム
マイク・ボリューム
マイク・エコー
スピーカー・スイッチ
● 定格出力5W
● スピーカー10cm x 1
● 接続端子USB端子(前面):USB Aタイプ
USB端子(背面):USB Bタイプ
Output R/L(アウトプット R/L)端子(L、R):RCA ピン・タイプMic ln(マイク入力)端子:標準タイプ
ヘッドホン端子:ステレオ・ミニ・タイプ
MIDI IN(ミディ・イン)端子
Start/Stop(スタート/ストップ)端子
● 電源DC 9 V:AC アダプター
主な仕様
MT-90U_r_j.book 65ページ 2008年7月31日 木曜日 午前11時26分
● 消費電流2000mA
● 外形寸法165mm(幅)x186mm(奥行)x270mm(高さ)
● 質量2.5Kg
● 付属品取扱説明書、保証書、電源コード、ACアダプター、日本語表示シート、リモコン、ユーザー登録カードリチウム電池(CR2025)
● 別売品USBメモリー(M-UF1G)
フロッピー・ディスク・ドライブ(FD-01シリーズ)
ローランド・マイク(DR-10/20)
ペダル・スイッチ(DP-2)※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更
することがあります。
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索引
AALL ............................................................... 23
MMIDI .............................................................. 53
い移調 ............................................................... 34イントロ・カウントダウン ............................... 28
おオーディオ機器を接続 ..................................... 53オール・ソング・プレイ .................................. 23音量 ............................................................... 14
か外部 MIDI機器と接続 ...................................... 53カウント音の音色 ............................................ 47カウントする小節数 ........................................ 47カウントイン .................................................. 28歌詞を表示 ..................................................... 48片手ずつ演奏 .................................................. 27
き基準ピッチ ..................................................... 17基本画面 ......................................................... 11曲を再生 ......................................................... 20
く繰返し ............................................................ 31繰り返し再生 .................................................. 22
せ製品出荷時の設定に戻す .................................. 52
そソロ ............................................................... 38ソング・リスト ........................................ 20, 45
たタップ・テンポ ............................................... 24
ちチューニング .................................................. 17
て電源 ............................................................... 13テンポの変化 .................................................. 33テンポを変えて ............................................... 24テンポ・ミュート ............................................ 33
とトラック ........................................................ 47トラック・アサイン ........................................ 49トラック・ボタン ........................................... 27
は拍の刻み ........................................................ 46早送り .................................................... 14, 21
ひ拍子 .............................................................. 46
ふファクトリー・リセット ................................. 52+ .................................................................. 21
へペダル・スイッチ ........................................... 52ヘッドホン ..................................................... 14ヘッドホンの音量 ........................................... 14
ほボリューム ..................................................... 13
まマーク ................................................. 29 ~ 30マイク ........................................................... 15マイク音量 ..................................................... 15マイク・エコー .............................................. 15マイナス・ワン .............................................. 38巻戻し .................................................... 14, 21
みミュージックデータ ........................................ 56ミュート ................................................. 27, 39
めメトロノーム ................................................. 25メトロノームの音量 ................................. 26, 46メトロノームの音色 ........................................ 46メトロノームの拍子 ........................................ 26
りリバーブ ........................................................ 35